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コネクト |2015.02.06

コネクト:もう食べた?剥かないみかん 「湘南みかんぱん」誕生

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 口に含んだ瞬間、ふわっと広がる柑橘の爽やかさ。甘すぎず、一方でしっかりと「あんぱん」としての魅力も持ち合わせている「湘南みかんぱん」が人気を博している。先月21日に行われた逸品研究会のお披露目会に出品され、来場者投票で1位を獲得した同品。そんな「湘南みかんぱん」について製造元であるサンメッセしんわの三浦昌弘さんに話を聞いた。
 みかんぱんは昨年、NPO法人湘南スタイルとの話の中から生まれた商品だという。元々、湘南みかんに関するプロジェクトの一環でドレッシングやジュースなどを作っていたという同法人。三浦さんと「なにか一緒にやりたいよね」と話す中で「海老名のメロンパンに負けない様なみかんぱんを」と意気投合したという。最初は中にみかんクリームを包み、クッキー地を乗せたいわゆるメロンパン型のものもアイディアにはあったそうだが、製造者がサンメッセしんわの利用者なだけにあまりに複雑な工程は不向き。検討を重ねる中、製造も簡単なあんぱん型に決定し、中身の餡やパン生地に摘果みかんを練り込む現在の形に発展させていった。実はみかんぱんはサンメッセしんわ初の完全オリジナル商品。今までも季節毎の惣菜パンを作ってはいたが「チャレンジだった」と三浦さんは振り返る。
 こうしてでき上がったみかんぱん、逸品研究会の試食会ではその完成度に驚きの声が上がったという。お披露目会で逸品アドバイザーから評価された「皮はむかずに食べてネ」というキャッチコピーも顧客の心をつかんだ。現在、みかんぱんを手に入れることができるのは平塚市役所1Fロビーの福祉ショップ「ありがとう」と、毎週月曜日に開店する大門通りの桝屋店頭での移動販売車。その他にベルマーレのフードコートやサンサンマルシェなど、各種イベントでも購入できる。
 市内で確固たる地位を築きつつある湘南みかんぱん。次なる展望を尋ねると三浦さんは「いちごぱんを作ってみました」とニヤリ。小振りのイチゴ一粒を丸ごと包んだ同商品は、いわゆるイチゴ味とは一線を画した瑞々しさで、これもまた新たな逸品の誕生を予感させる。パン作りのノウハウにアイディアのエッセンスを加え創り出される新たなパンにも注目だ。

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