カテゴリーから選ぶ
カテゴリーから選ぶ
コネクト |2016.09.23

コネクト:4年後の東京大会に向けて あなたにも関わるチャンスが

タグ

0923%e3%80%80%ef%bc%93%e9%9d%a2%e3%82%b3%e3%83%8d%e3%82%af%e3%83%88%ef%bc%91
 この夏、世界を沸かせたオリンピック・パラリンピック。4年後に東京にやってくるこの大イベントには、競技を観戦する以外にも様々な関わり方があるという。リオデジャネイロ五輪に公式ボランティアとして参加した東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年の唐澤あゆみさんに聞いた。

 唐澤さんは埼玉県川口市生まれ。64年の東京オリンピックで使われた聖火台が同市の鋳物職人によるものだったことから、小学生の頃からオリンピックについて学ぶ機会があり興味を持っていたという。そこで大学では五輪に関する研究を行う大津克哉准教授のゼミで学んでいたところ、公式ボランティアの話を持ちかけられた。
 リオに約3週間滞在した唐澤さん。高校卒業後2年あまりハワイに留学し英語が堪能なことから、日本人選手と報道陣との間の通訳をするグループに所属し、卓球で活躍した水谷 隼選手の試合後のインタビューの通訳を担当したこともあった。
 滞在中は現地の家庭にホームステイ。同年代の子供とは英語で会話できたため、その友達とともにバスケットボールやサッカーで遊ぶなど交流も図れたという。
 このような公式ボランティアとして参加することも関わり方の1つ。東京大会に向けては2年後から募集が始まる予定となっている。
 またオリンピックでは競技が実施されるだけでなく、世界の様々な国を知る機会も提供される。その1つが、各国が文化や観光地などをそれぞれ紹介する「ナショナルハウス」。リオでは日本も「ジャパンハウス」を設置、習字や茶道に関する展示が行われたほか、来場者が組紐などの伝統的な文化を実際に体験している様子を唐澤さんも見てきた。
 こうした施設は無料のところも多く、期間中に多くの人が多様な文化に触れるチャンスが提供される。
 唐澤さんは「五輪は参加する選手・コーチのためだけではなく、市民が関わる方法もあるということを自分の体験を元にシェアできたら」と話す。そして2020年の東京大会にも関わる仕事をしたいと進路を模索していく。
 この他にも、平塚市と大磯町は参加国との相互交流や事前キャンプ誘致などを目指して「ホストタウン」に登録している。この取り組みの中で教育や文化に関する交流も予定されており、そうした事業に参加することで、相手国への理解を深めることができる。
 オリンピック・パラリンピックが国内で開催される貴重な機会に、自分も関わることができる。そうすれば、このビッグイベントがもっと身近に感じられるのではないだろうか。

【写真下】ボランティアの際身に付けたポロシャツ/ホストファミリーらと共に

タグ
facebookシェア twitterシェア lineで送る
オンラインマガジン

湘南ローカル情報を日々更新中!

いますぐ使える 最新クーポン

色々な所で使えるお得なクーポンを発行中!

その他のクーポンをもっと見る
湘南ジャーナルDB 湘南のお店情報をまとめて掲載!
湘南ジャーナル まちナビ 最新情報

湘南のお店情報をまとめて掲載!

スタッフブログ

編集部情報を毎週更新でお届けします。

運営からのお知らせ

PAGE TOP