コネクト:平塚市内通勤リスクマップを寄贈 横浜ゴム平塚製造所が制作
横浜ゴム株式会社平塚製造所(小林一司所長)は23日、昨年11月に実施したイベント「ThinkEcoひらつか2016」の模擬店売り上げなどを取りまとめた寄付金を贈呈するとして平塚市庁舎を訪れた。寄付金は平塚市と災害協定を結んでいる石巻への支援に使われる。この席で同製造所が作成した「平塚市内通勤リスクマップ」も合わせて贈られた。
同マップは交通事故防止活動と社内の団結を目的に、約2400人の社員や関係者が自宅から職場までの通勤経路上で危険と感じる場所から、平塚市内の特にリスクレベルの高い約2500件を抽出し写真や地図と合わせて取りまとめたもの。昨年5月から約8カ月をかけて完成させたという。平塚市の他、平塚警察署などにも贈られ、市内の交通事故防止に関わる情報として役立てられる。
小林製造所長は三島工場や新城工場でも同様のマップを作成しており、実際に提出したマップを元に、危険箇所に歩道橋がかけられたりと各自治体で活用されてきた。とはいえ「平塚市の規模は三島や新城よりも大きく、制作にはかなりの時間を要した」と話す。
同製造所では約1200人が徒歩、約700人が自転車、約400人が車、約170人がバイクで通勤しているという(一部重複あり)。これらのスタッフから集まった危険箇所のデータは9000件以上。制作を担当した安藤克彦課長は「市内は狭い路地なども多く、どこまでの精度を求めるのか悩んだ。十数名のスタッフが実際に現場を見に行ったりした」と苦労を語った。
落合克宏平塚市長は「4年前に年間の交通事故死亡者数0を達成したが、その後は件数こそ減少傾向にあるものの事故は発生している。平塚は自転車事故多発地域に指定されているのでぜひ活用していきたい」と話していた。
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