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コネクト |2017.08.19

コネクト:地域に根付いた「ぷち事業」 5年目迎えたぷちなでしこ

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0818 コネクト01 平塚青年会議所(平塚JC、守屋宣成理事長)が手がけている、社会の仕組みを学ぶ体験型イベント「ぷち事業」。そのはしりとなったなでしこ小学校の児童を対象とした「ぷちなでしこ」が6日の開催で5年目を迎えた。現在では平塚JCの手を離れ、地域住民らが自分たちで企画・運営するものに成長している。
 ぷち事業とは、仕事を見つけ、その仕事をして対価として賃金(仮想通貨)をもらい、支払われた賃金で物品を購入するなどの消費活動をする――というような社会活動・経済活動を学ぶ体験型のイベント。単なる職業体験から一歩踏み込み、実際に経済が循環する「子どものまち」を作る。
 「ぷちなでしこ」は開催当初こそJCの事業の一環として行われていたが、昨年からはJCはほとんど介入せず、地域の人々の手によって作り上げるイベントへとなった。今年度も実行委員会(平井伸幸実行委員長)が設立され、開催に向けて準備を重ねてきた。今年は児童ら150人ほど、協力商店や父兄も合わせれば300人あまりが小さい「まち」を作り上げた。
 今1番のテーマは「いかに子どもが主体となった運営ができるか」と平井さんは話す。なでしこ地区は大企業があるわけでもなく、協力する店舗・施設のほとんどは地元の商店。だからこそ深い結びつきを持つ独自性が育まれつつあるという。「なでしこ地区自体が大きいエリアでもないので、もっと地域を巻き込んでイベントを続けていければ」と平井さん。自分たちの手で運営しているからこそ、子どもたちにはより深く地域のことを知り、結束を強めてほしいと願っている。

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