監督:ジョン・マッデン 脚本:ジョナサン・ペレラ
出演:ジェシカ・チャスティン/マーク・ストロング/ジョン・リスゴー 他
12月30日より、横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開。
バニューシネマパラダイス
|2017.12.15
バニューシネマパラダイス:シーン94『女神の見えざる手』
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『女神の見えざる手』(2017/アメリカ・フランス)
何の予備知識もなく観て、その面白さに圧倒された。ジェシカ・チャスティンといえば、『ゼロ・ダーク・サーティ』で、ビン・ラディン殺害に関与したCIA女性分析官を演じるなど、硬派な役で知られる女優だが、本作で彼女が演じるのは、政府を影で動かすといわれる政治戦略のプロ、ロビイストである。民間人による銃乱射事件が後を絶たないアメリカで、新たな銃規制法案が提出される。ジェシカ演じる切れ者ロビイスト・エリザベスは、これに反対する銃擁護団体から女性の銃の保持を認めるロビー活動で、法案を廃案に持ち込むよう依頼される。しかし、エリザベスは安易に女性の支持層を利用しようとする擁護派に反旗を翻し、規制法案派のロビー会社に転職。銃擁護派議員と元のロビー会社を敵に回して熾烈な情報戦を展開する。あの手この手と知略をめぐらす双方の駆け引きと、個人的なスキャンダルの暴露で窮地に立たされるエリザベスが、最後に仕掛ける大技まで、片時も目が離せない。男前なジェシカもいいが、監督も惚れ込んだ脚本がずば抜けて凄いっ!

文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
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