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ヘッドライン |2019.01.28

知られざるラグビーの魅力今年は日本でW杯開催、市内スクールの活動にも注目

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 2019年、日本でラグビーフットボールのワールドカップが開催される。前回大会では日本代表の大金星やスター選手の登場でにわかにブームが巻き起こったが、ルールやその魅力についてはまだまだ知られていないことも多い。今号では平塚市ラグビースクールの活動を通して、その魅力に迫る。
改めてラグビーとはどんなスポーツか。屈強な選手らが楕円形のボールを奪い合い、体をぶつけ合いながら前進する姿は想像できても、細かいルールを知らない、という人も多いのではないだろうか。
試合時間は前半40分、後半40分。1チーム15人ずつが「ボールを持って走る」「ボールを蹴る」「密集を押し込む」といった方法で前進し、相手陣内の得点エリア(インゴール)を目指す。
インゴール内でボールを地面に着ける「トライ」と、ゴールライン上に立てられた2本の柱の間のクロスバーより上にボールを蹴り入れる「ゴール」により得点が入る。トライは5点、ゴールは状況により2点から3点が得られる。
平塚市とラグビー
平塚市では平成28年に平塚市ラグビーフットボール協会が発足(山下邦夫会長)。それに伴い、3歳から小学6年までの男女を対象とした平塚市ラグビースクールが開校された。現在40人ほどが所属し、毎週日曜日の練習に励んでいる。クラブの目的は「ラグビーフットボールを通じ、スポーツの楽しさを知り、仲間との協調性を養い、優しく素直な心を育て、自身の健康な体を育成すること」。ゆっくりと、だが着実に競技の裾野を広げている。
ルール以上に特徴的なのがその精神性。試合終了後は敵・味方関係なく健闘を称える「ノーサイド」や「One for all. All for one.(1人はみんなのために、みんなは1人のために)」といった考えは、仲間と協力して1つのボールを前進させるというゲーム性と相まって、子どもを成長させる。練習に参加している子どもたちは「トライできると嬉しい」「タックルするのが楽しい」とプレーそのものを楽しみつつも「パスが繋がると気持ちいい」など、仲間と協力して物事に取り組む姿勢を肌で感じている様子だった。
今年はワールドカップも
世界的に見ればラグビーは人気スポーツの1つ。今年、その世界一を決めるワールドカップが日本で行われる。全国12会場に20カ国が出場する今大会、県内では横浜国際総合競技場がその舞台だ。日本代表の試合はもちろん(10/13、対スコットランド)、世界ランキング1位「オールブラックス」で有名なニュージーランド代表(9/21、対南アフリカ)の試合も見られる。さらには準決勝、決勝戦も横浜で開催予定と、盛り上がりに期待がかかる。
高校や大学、社会人の試合がスポーツニュースで注目されることはあっても、まだまだ平塚市ではラグビーに触れる機会は少ない。協会ではスポーツフェスタなどにも積極的に参加し、普及に励んでいる。ワールドカップはラグビーを身近に感じられるまたとないチャンスでもある。ぜひ各々の楽しみ方で魅力に触れてほしい。
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【写真】
1)練習場所はビーチパークなど。海で練習できるのは湘南ならでは
2)スクールメンバー。コーチ陣の人数が多いのも特徴
3)小学校低学年以下は安全のため、腰につけたタグを取り合うタグラグビーで練習する
4)ポジションは大きく、スクラムを組むなど力強いプレーの「フォワード」とスピーディーなプレーの「バックス」に分かれる。実際の試合ではポジションごとのプレーにも注目したい

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