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ヘッドライン |2019.02.01

平塚いちごの季節旬を迎えた地元の特産を楽しむ

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今が旬の果物といえば何といっても「いちご」。平塚市内では昭和初期から栽培が始まり、品種や栽培方法を変えながら高品質のいちごが作られてきた。市が認定する特産品にも選ばれており、青果店やスーパーでも多くの地場産品が出回っている。今週はそんな地元の名産の魅力を大特集。
平塚でいちごの生産が始まったのはおよそ90年も前。戦争による中断があったものの、品種や栽培方法を変えながら、生産が続けられてきた。最初に作られた品種は「福羽いちご」という、実の柔らかい品種。傷をつけないように市場まで運ぶことに苦労したという。現在、平塚市内では20以上の農家が生産に取り組んでいる。市場への出荷を主としていたり、いちご狩りの観光客を受け入れたりと様々なスタイルで生産が続けられており、バラ、トマト、きゅうり、小松菜や、アジ、しらす、シイラなどと共に市の特産品にも選ばれている。
いちごで有名な都道府県といえば栃木県。「とちおとめ」や「スカイベリー」などのブランド品種を生産し、収穫量は2万4,800tにもなる(平成27年)。「あまおう」で有名な福岡県がそれに続く。神奈川県は生産量こそ及ばないが、都心からほど近く交通の便も良いことからいちご狩りの観光客などで県央を中心に賑わっている。
生食から加工品まで、様々な形で消費者の手に届くいちごは、その可愛らしい姿形でもおなじみだが、一般に実だと思っている部分は実は“花托”という部分が大きくなったもの。周りについているつぶつぶが本当の“実”なのだという。栄養面も優秀だ。ビタミンCを豊富に含み、数ある食品のなかでもトップクラス。生食が主なため、熱に弱いビタミンCを効率的に摂取できるという。風邪やインフルエンザが流行りやすい今の時期にはぴったりの食品といえる。
旬は本来であれば春先から初夏。だが現在はハウス栽培が主流のため、市場に出回るのもどんどん早くなっている。とはいえやはり最盛期はこれからの時期。いちご狩りなどの行楽も今がピークだ。ぜひ地元のいちごを味わい、楽しんでほしい。
(2面コンテンツは紙面もしくはウェブ版紙面をごらんください)

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