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ニュース |2020.07.17

七夕に代わる「星に願いをプロジェクト」
多くの人の希望を乗せて終了

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 新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされた今年の「湘南ひらつか七夕まつり」。まちの盛り上がりとしても、市民感情としてもぽっかりと空いた穴を埋めるように、7月上旬の期間、時勢に配慮したさまざまなイベントが催された。「#エア七夕平塚」「七夕飾り空いっぱいプロジェクト」などと同時期に中心商店街で行なわれたのが、平塚まちなか活性化隊(まち活・能勢康孝代表)が中心となって開催した「星に願いをプロジェクト」だ。

 6月上旬ごろ「今年の七夕、何もしないでいいのかな」という能勢代表の呼びかけに、まち活が動いた。3密を避けるには? 自分たちが集まるのはいいのか? 誰に協力を求めよう? ネットミーティングなども駆使して、企画を詰めていく。見切り発車的な部分もあったが、市内の小中学生や園児らに、短冊へ願い事を書いてもらい、それをどうにかして掲出しよう。その方向性を固めた。一堂に会するのが難しい分、メンバーらは寸暇を惜しんで行動した。結果として、紅谷町まちかど広場にモニュメントを設置し、そこに短冊を飾るという方法をとった。

 7月1日、まちかど広場でのモニュメント設営が始まった。あいにくの雨模様で作業をするには不向きだが、4日〜8日にかけてモニュメントを設置するには実作業が伴う。野外とはいえ“密”にも配慮しつつ、メンバーも入れ替わり立ち替わりで作業を進めた。時折強まる雨足に苦戦しながらも、高さ2mを超える星型が姿を現し始める。今回の目玉のモニュメントだ。翌2日、3日と設営は続き、大きな星型のモニュメントが2基、まちかど広場に出現。モニュメントには2万枚以上の短冊が飾られ、中央には地元を選挙区にする河野太郎防衛大臣直筆の「夢」「叶」の2文字が掲げられた。また、平塚商工会議所青年部も竹飾りを設置。例年子ども飾りが掲げられるのと同様に華やかなまちかど広場の姿に、道ゆく人も足を止めてモニュメントを眺めていた。

 七夕当日の7日には、平塚八幡宮を招いての祈願祭が執り行なわれた。まち活の事業として始まったこの試みも、平塚市行政、平塚商工会議所、平塚商工会議所青年部、平塚市中心街イベント実行委員会など、多くの団体の協力があった。年始以来、今年はすっかり活躍の場を奪われた相州平塚七夕太鼓保存会も演奏で花を添え、七夕に思いを馳せるひと時となった。

 集められた短冊のお焚き上げは11日、平塚八幡宮で行なわれた。空に舞い上がる火の粉は、人々の願いを星にまで届けてくれただろうか。
 何かしらの形での七夕まつりの開催を願い、多くの人が参加した同プロジェクト。今年はまつりそのものこそ中止になったが、改めて自分たちのまちの誇りとはなんなのか、七夕が自分たちにとってどういう存在なのか見つめ直す機会になったようだ。
 来年、延期になった第70回が開催される。また新しい価値が、七夕に吹き込まれることを期待したい。

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