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湘南ノスタルジー |2020.09.02

湘南ノスタルジー
Scene. 1 大磯町 大磯海岸

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大磯の少年たちの遊び場
海岸は自然の宝庫だった

 今年の大磯海岸の海開きは、新型コロナの拡大に伴い中止となった。だが海岸に足を運んでみると、ちらほらと家族連れの姿が。海に入らなくとも大磯の海を思い思いに満喫していた。そんな、人々に愛される大磯海岸の、昭和初期の様子を捉えた絵葉書が残されている。「昔は岩がたくさんあったんだよ」。当時の海岸について話してくれたのは、大磯町内で鮮魚店を営む二梃木(にちょうぎ)英司さん(71)。「岩の間から魚が見えたんだから」。子どもたちの遊び場であった海は岩礁が広がる自然の宝庫だった。しかし、昭和中期の大磯港再整備で、その遊び場はコンクリートで埋められた。「なんであの磯を破壊してしまったのか。今でも悔やまれる」と語る二梃木さん。昭和の頃と比べると海水浴を楽しむ人々の姿も減ってしまった。

残された岩礁に響く子どもの声
そして魚のうまさは変わらない

 今も残る「カブト岩」という岩礁付近では、昭和の時代と同じように子どもの笑顔がはじけていた。時代は変わっても海は子どもにとって最高の遊び場だ。二梃木さんの店「魚金」で干物を購入した。程よくのった油はしつこくなく、さっぱりとした味わい。少し甘めの味付けは白米によく合い、気づけば2杯目をよそっていた。この海岸の自然はまだ残されていて、魚のうまさは今も昔も変わらない。来年の夏は、かつての大磯海岸を上回るようなにぎわいを見せてくれるに違いない。

写真提供:大磯町郷土資料館

編集部撮影

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