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ニュース |2020.11.25

名産品同士の爽やかな出会い
「大磯のみかんあまざけ」販売中

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 大磯町の名産品である米とみかんのコラボ商品「大磯のみかんあまざけ」が11月10日から販売を開始した。手がけるのは大磯町商工会商業部会長で芦川酒店の店主、芦川博昭さんを中心に地域資源を生かした商品開発に取り組む「大磯産業プロジェクト」。米とみかんという、普通なら出会うことがないであろう2つの名産品が、新たな魅力を生み出した。
 同プロジェクトでは昨年12月、ノンアルコールの「大磯のあまざけ」を発表。初回分の1,600本を2カ月もかからず売り切り、追加発注した第2回分も今年10月までに完売させた。製造元のぶんご銘醸株式会社の担当者も「甘酒の売り上げとしてはかなり稀なケース」と舌を巻くほどで、大磯の新たな名産品としての価値を高めていった。
 同社では地域によって、甘酒と柑橘、桃や梅などと組み合わせた商品を販売していたことから、大磯でも名産品のみかんを使った甘酒の開発に着手。ただ、合わせるのはただのみかんジュースではなく、無加糖のストレートジュース、かつ大磯産を原材料にしたものでなければならない。メンバーらが苦心して探し、おそらく唯一と思われる大磯産みかんのストレートジュースを発見。商品完成にこぎ着けたという。
 もともと、米の豊かな甘味を感じる商品だったが、さらに柑橘のほんのりとした酸味が口中に広がる。芦川さんも「夏場にいいのでは」と太鼓判を押す。芦川酒店をはじめ、大磯町内の約10店舗で販売され、値段は500mlで900円(税込)だ。今後は、甘酒の原材料の米をはるみに切り替えていき(現在はキヌヒカリ)、米の消費を促進することで大磯の里山の風景を残していきたいという。芦川さんが「家族団らんのシーンにあるといいですね」と語る新名産品。ぜひ手にとって味わってほしい。

【写真上】芦川さん(左)とラベルデザインをしたたかしまてつをさん
【写真下】箱入りなのでギフトにも

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