スターモールが商店街大賞受賞
七夕代替イベントや感染予防対策評価

　湘南ひらつか七夕まつりのメインストリートである湘南スターモール商店街振興組合（常盤卓嗣理事長）が、商連かながわ（升水一義会長）の主催する「第９回かながわ商店街大賞」の商店街部門で大賞を受賞した。８年前にアーケード整備により受賞した準大賞を上回る快挙に常盤理事長は「次の世代に向けて商店街をどうすべきか、考えていきたい」と語った。
　同商店街は地域で最大規模のイベントである七夕まつりの中止を乗り越え、市民活動団体などと協働で代替イベントを実施。伝統の火を次年度以降につなぐべく小型飾りの掲出やモニュメントを設置した。また、除菌水生成機を導入し、商店街に無償配布したほか、オリジナルキャラクターの「湘南ひこ丸くん、ひらつかナナ姫ちゃん」を活用した感染予防対策が高く評価された。
　表彰に訪れた升水会長は「たまたま私が会長のタイミングで、母体となる商店街が大賞を取れてうれしく思う。地域の核となるべくスターモールがリーダーシップを取れたことが評価された」と話した。

【写真】受賞を喜ぶ関係者ら