ひらつな祭の“3.11”
駅前でのイベントや護摩を開催
東日本大震災から10年となる3月11日に向けて、ひらつな祭に関連したイベントが多数行なわれた。
防災啓発や地域のつながりを醸成することをを目的にしたひらつな祭。緊急事態宣言下ということもあり規模を縮小し、分散開催した。7日、中心商店街では防災体験ゾーンが開かれた。移動薬局車の「モバイルファーマシー」や地震の揺れを体験できる起震車、避難所体験など、防災環境の“今”がそろい、道ゆく人たちは思い思いにそれぞれの催しに参加し防災意識の再確認をしていた。平塚市民プラザでは4日から9日まで、災害学習ゾーンとして展示などを実施。これまでのひらつな祭の歩みを展示したり、被災地への寄せ書きコーナーが設けられたりなどし、多くの人でにぎわっていた。
11日、平塚市岡崎の金剛頂寺では護摩が行なわれた。密を避けるため少人数での開催となったが、震災での犠牲者を悼むとともに復興を祈り、新型コロナウイルス感染症の終息を願った。住職の松岡晋さんは「10年前、本堂で護摩の準備をしていたらグラグラ揺れて」と当時を振り返るとともに、「気持ちはつながっていることを伝えたい」とあいさつ。最後には出席者で黙祷を捧げた。
これらの催しで関係者らが着けていたのが、ひらつな祭が展開中の「希望のオレンジマスクキャンペーン」のマスク。寄付をするとオレンジ色のマスクがもらえるもので、マスクには「#remember311」のシールが貼られる。今後、熊本地震の発生した4月14日までキャンペーンを展開し、集められた寄付金は全額が東日本大震災・熊本地震の被災地に贈られる。
キャンペーンの詳細はひらつな祭のHPで
https://www.hiratsuna.com/
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