「ひらつか子育て応援プラン」に提言
子ども食堂をテーマに活動　平塚YEG

　平塚商工会議所青年部（平塚YEG・若挾裕樹会長）は12日、平塚市役所を訪れ、落合克宏市長に「ひらつか子育て応援プラン」の実現に向けた提言書を手渡した。
　平塚YEGは2020年度、平塚市の掲げる「ひらつか子育て応援プラン」の基本目標にある「将来を子ども自らが選択できる環境づくり」の実現に向け、子ども食堂をテーマに1年間を通じて複数の事業を行なってきた。そのうちの１つとして、子ども食堂の課題である情報発信・共有ツール不足による認知度の低さを解決するため、平塚市の子ども食堂をわかりやすく紹介するポータルサイトを立ち上げるなどしてきた。
　サイトでは子ども食堂が必要とする支援を発信することで、事業を支援したい地域企業や個人を結びつけるとともに、運営状況を発信することで、地域における認知度アップを狙う。将来的には行政にサイトの運営を委託し、市民サービスの一環として一体化していきたいという。
　若挾会長は「子ども食堂というと、貧困家庭に食事を提供するというようなイメージがあるが、実際はそれだけでなく居場所づくりやコミュニティとして機能している側面もある」とし、サイトのさらなる利活用に期待を寄せた。

ひらつか子ども食堂WEBサイト
http://www.hiratsuka-yeg.jp/hiratsuka_kodomosyokudou/