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ニュース |2021.03.26

湘南ひらつか七夕まつり2021を開催
事実上の中止決定 代替イベントを今後検討

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 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は26日に会見を開き、今年7月上旬に開催を予定していた「第70回湘南ひらつか七夕まつり」は「湘南ひらつか七夕まつり2021」と位置づけ、大幅に規模を縮小して開催することを発表した。例年のコンテンツを軒並み廃した事実上の中止決定で、昨年から持ち越された「第70回」の冠は、再び来年へ持ち越しとなった。
 七夕まつりは例年、豪華絢爛な大型飾り、織り姫らによるパレード、千人踊り、露天出店など華やかなコンテンツを中心に、3日間で150万人ほどが訪れる平塚市の一大イベントのひとつだ。だが、このコロナ禍で問題になるのが「多くの人が集まることを避けられない」という点。今年も、従来どおりの形での開催は困難と判断した。一方で、実行委員会のなかには「七夕まつりの街『平塚』をなんらかの形で残そう」という声も多く、人や場所、期間を分散して、なんらかの代替事業を今後検討していくという。
 昨年、実行委員会としては事業を中止としたが、七夕への思いを埋めるように、民間の有志団体などが小型の飾りやモニュメントを掲出・設置したり、オンライン上でのイベントを展開したりと「新しいスタイルの七夕まつり」を実施した。
 今年は実行委員会もこれらをバックアップする姿勢を見せており、現段階で詳細は未定だが、七夕の日である7月7日を中心に、7月いっぱい、あるいは前後1カ月間程度など期間を設け、中心商店街で七夕関連の装飾や、関連事業などを行ないたいとしている。また3月に補正予算をつけた「ひらつかスターライトポイント」は七夕に合わせての再販売を検討しており、中心商店街の活性化の一助にしたいとしている。
 福澤委員長は「2年連続の中止は初めてのことで、コロナ禍の状況をみても、本当に来年できるのかという不安もある。なんらかの形で思いを伝えていきたいというのはもちろんだが、考えるべきことも多く複雑な状況」と、苦しげな表情で話した。落合克宏市長は「来年は市政90周年の記念の年を迎える。コロナ対策を一生懸命進めて、開催できるような状況になっていることを祈っている」と語った。

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