平塚北RCが創立50周年
1年越しの記念式典を開催

　地域で奉仕活動を展開する平塚北ロータリークラブ（米澤松文会長）は、昨年9月に開催予定で延期となっていた創立50周年記念式典を、６月５日にホテルサンライフガーデン江陽の間で開催した。50周年という大きな節目ながら、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から“少人数・短時間”での実施となった。

　50周年記念事業実行委員長の眞壁佐一会員は、冒頭のあいさつで「50年を振り返り、“温故知新”をテーマに準備してきたが、新型コロナウイルスにより十分な活動もできず、忸怩（じくじ）たる思いもある」としながら「会員がワンチームになって力を発揮するというクラブの良い伝統のおかげで、やりとげることができた」と会員や関係者に感謝を述べた。
　平塚北ロータリークラブは、1970年9月11日に平塚ロータリークラブ（現：鳥山優子会長）を親クラブに創立メンバー26人で誕生(現在は41人が在籍)。以来、半世紀にわたり地域社会の発展に貢献すべくさまざまな奉仕活動を実施してきた。特に、2007年から始めた金目川クリーンキャンペーンは、地域の生活の源でもある金目川を美しく豊かな自然として保全するべく、地元の金目小学校とみずほ小学校、金田小学校や自治会、ボランティア、地元企業と共同で続けてきたものだ。協力者の数は約2,000人にまでのぼり、川の浄化につなげたことが評価されている。

　米澤会長は「50周年を機に原点に戻り、会員が一つになって、地域社会に向けてさまざまな奉仕活動を続けていく」と次の50年へ向けての抱負を語っていた。