「Jが目指す未来...
オーレ!ベルマーレ:#836 サポーター
「8ゲートの熱量を7ゲートや1ゲートにも広げていきたいー」。いつだったかゴール裏のコールリーダーに聞いた言葉だ。 2021シーズンも折り返しを迎えた。湘南はリーグ戦で勝ち点21の13位で後半戦に挑むことになる。天皇杯はかろうじて生き残っているが、ルヴァンカップはFC東京に大敗しリタイア。口にこそ出さないが、湘南にとってはリーグ戦あってのカップ戦。まずはJ1残留を果たすことが第一義だ。 コロナ禍で難しいシーズンなのは昨年と変わらないが、良い変化も感じている。 少し古い話になるが、5月26日のホーム川崎戦。この前節までで2連敗を喫し、岐路に立たされた湘南が、今季未だ負けなしの王者を相手にどんな試合をするか。今後を占う上でもターニングポイントたる90分だった。 ご存知の通り、ひいき目かもしれないが湘南は五分以上の戦いをした。スタジアムの雰囲気は、まるでカップ戦の決勝のような、ある種異様ともいえる熱量だった。王者を追い詰める選手たちに、声なきメッセージを送った。サポーターは間違いなくチームの力になっている、それほどの手拍子の渦だった。 チャント(応援歌)を歌ったり、飛んだり跳ねたりするのに比べると、手拍子は参加しやすい応援なのだろう。コロナ禍以前は、8ゲートが盛り上がっていても、スタンド席はなかなかその熱量に追いつかないことが多かったように思う。なかにはじっくりと試合を見たい人もいるわけで、それは仕方のない部分もある。だが手拍子だけしか許されない環境が、一体感を産んだ。8ゲートの熱量が、スタジアム全体のものになった。 奇しくも今年のスローガンは「One BELLMARE」。シーズン後半戦、このパワーは必ず選手の力になるはずだ。
【写真左から】前線で重戦車のごとき活躍をするウェリントン/サイドを主戦場にいくつもチャンスを生み出してきた畑/中盤でゲームをコントロールし、ときには自らゴールを奪う名古
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) 写真提供:湘南ベルマーレ
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