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ヘッドライン |2021.09.01

話して 試して
家族で備える防災

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9月1日は防災の日!
この日は関東大震災が発生した日であるとともに、台風シーズンを迎える時期でもある。地震や風水害などに対する心構えを育成しようと、1960年の閣議で防災の日が創設された。本来、災害への備えは、定期的に行なうよりも、日常生活のなかに組み込まれているのがベター。だがそのハードルが高いとすれば、ぜひこういった機会に家庭の防災を見直すきっかけにしてほしい。

 

防災食
大活用術!!

災害時、おそらく食べなければならない非常食。 「でもイマイチおいしくないんだよね……まあ仕方ないか」は 一 昔前の話。 今は普段から食べたい「非常食」もたくさん登場しているのだ。 今回はおいしいアレンジレシピもご紹介。 日々進化する非常食と同様に、考え方もアップデートしよう!

株式会社ヒラボウ 営業部課長
新子 正樹(あたらし まさき)さん

平塚に本社を置く、消防・防災設備の設計・施工、保守点検、防災用品の普及・販売をする総合防災会社。


NPO法人ママプラグ 理事
冨川 万美(とみかわ まみ)さん

東日本大震災の被災地支援活動を機に「アクティブ防災事業」を展開。平塚市の「親子防災」冊子の監修も行なった。

今、備えておきたい災害時の食事とは

非常食というと、「乾パン」「缶詰」「アルファ化米」など、日常ではあまりなじみのないものを連想される方も多いのではないでしょうか。実際、市販のセットに入っている食料は、大抵長期保存の効く、普段はあまり食べないものばかりが目に付きます。
では、本当に災害時の食事はそれでいいのでしょうか。
私たちが、東日本大震災で被災された父母を支援していた際、非常に多く耳にしたのが「備蓄の乾パンを子どもが食べてくれなかった」「アレルギーの子どもが食べるものがなかった」など、食事にまつわる困りごとでした。災害時とはいえ、生活していくのは自分たち。ライフライン(電気・ガス・水道)が止まり、日常生活が困難な中で、どのようにストレス少なく食事ができるのかをシミュレーションしてみましょう。

ローリングストックしていますか?

 「ローリングストック」とは、備蓄を使いながら、使った分を買い足していく。という考え方のことです。つまりは、災害時のためだけに何かを準備するのではなく、日常的に使ったり食べたりしているものを災害時にも使えるようにしておく。というわけです。
 キッチンで①なくなったらすぐに買いに行く②保存が効く−−という食材をピックアップしてみてください。さまざまなものが挙がるのではないでしょうか。例えばわが家の場合、小学生の息子と中学生の娘がいますが、白米、牛乳、お菓子類などは、常備していないと何を言われるか分からないので、切らすわけにはいかないものです。家庭ごとの「うちになくてはならないもの」。それこそがたとえ非常時でも、家族が食べたいものなのです。すると、わが家にとって必要なのは、アルファ化米よりも白米を炊ける準備であり、牛乳が飲めなくなった際にどうするか考えておくことだということになります。

最近の非常食はおいしい!

 災害による停電時、まず食べなければいけないのは冷蔵庫の生鮮食品です。それでも日常生活に戻らないようであれば、いよいよ非常食の出番です。
 一昔前はあまりおいしくないものや、味の濃いものが主流でしたが、最近の非常食は、非常に優れた、おいしい商品がたくさん出回るようになりました。種類も豊富で、スーパーやコンビニで手軽に買えるものもあります。お菓子も立派な非常食になりますし、ゼリー飲料やフリーズドライ食品なども備蓄に向いています。アウトドア用品店に出向けば、登山用のグッズやキャンプ用品、火を使わないで食べられる食品など、ユニークなものも手に入ります。
災害時に我慢して食べたくないものを食べるのではなく、日常的に食べたいものを食べられる準備をしておく。それは難しいことではなく、少しの意識の切り替えで防災力をアップすることにつながります。

「防災ピクニック」をしてみよう!

 季節がよくなったら、ぜひご家族で「防災ピクニック」に出かけてみてください。お弁当の代わりに、非常食を持っていき、何が家族の口に合うか試食してみるのです。既に家に備蓄してあるものを試してみるのも良いでしょうし、新商品を買って感想を述べ合うのも楽しいものです。
 食品だけに関わらず、家にしまい込んでいる防災グッズも試してみましょう。わが家にとって必要なものなのか、使い方を知らずに備えていないか、消費期限切れや時代にあってないもの(携帯の充電池が今の機種にあったものか、着替えはサイズアウトしていないかなど)は入っていないか、などを見直してみるだけで、格段に「使える備蓄」になっていきます。
 防災は、大切だと思いながらも、なかなか腰が重いもの。ですが、日常の延長で考えれば気も楽になります。楽しみながら、わが家にとって必要な食事やグッズを集めてみてくださいね。

防災グッズ販売店がおしえる
防災食 活用レシピ

いざ「防災食を食べよう!」と思っても、そのまま食卓に出すのは少し寂しいもの。 販売店がおいしい防災食レシピを教えちゃいます!

今回レシピ②・④で使用したアルファ化米の販売元「アルファー食品」のサイトにはほかにも多数のアレンジレシピあり!
https://www.alpha-come.co.jp/park/recipe.php

レシピ1
グラタン風ポテトデミパスタ

じゃがいもでボリュームUP!食べ応え十分!


使用食品(2人分)
きのこのパスタ、ジャガイモ(小2個)、挽き肉(60g)、 玉ねぎ、しめじ、ピザ用チーズ

1.ジャガイモの皮をむき、一口大に切ったらレンジ(700W)で約2分30秒加熱する。フライパンにオリーブオイルをひき、挽き肉を炒める。挽き肉が白っぽくなってきたら、玉ねぎ、しめじを入れてさらに炒める。
2.水(1カップ)を入れ一煮立ちさせ、『きのこのパスタ』の中のブロックソースを取り出し、煮立たせた中に入れる。
3.ジャガイモとパスタを加えて混ぜ、軽く塩コショウをして味を整える。
4.パスタが柔らかくなったらグラタン皿に盛り、チーズをかけて、トースターで焼いてできあがり。

 

レシピ2
和風ライスバーガー


いろんな具材で楽しもう!


使用食品
お好きなアルファ化米ごはん、 お好みの具材、片栗粉(大さじ3/4)

1.ご飯の袋の中に片栗粉を入れ、しっかりとよく混ぜる。熱湯を注水線まで注ぎ、食塩(白飯の場合)を入れてしっかり混ぜる。
2.ご飯を4等分し、1cm程度の厚みになるように成形する。フライパンに油をひいて、両面に軽く焦げ目がつくように焼き上げる。
3.お好きな具材をサンドして完成!

 

レシピ3
さらに野菜たっぷり!食べるスープ


味を濃くすればパスタやリゾットにも!

使用食品(2人分)
野菜たっぷりトマトのスープ、鶏肉2枚、玉ねぎ中玉1個 しめじ、キャベツ、ズッキーニ(野菜はなんでもOK)

1.鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクを加えてオイルに香りがついたら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
2.鶏肉を加えて炒め、白っぽくなったらキャベツ、しめじ、ズッキーニも加えてさらに炒める。
3.水1カップを加えて煮こみ、沸騰したらコンソメキューブと野菜たっぷりトマトスープを入れて鶏肉に火が通るまで煮込む。
4.ケチャップと塩コショウで味を整えたらできあがり。(濃さはお好みで)

 

レシピ4
お手軽!本格カレーパエリア風ご飯


アウトドアでも作れます!

使用食品
安心米(ドライカレー)、あさりの缶詰、 トマトペースト、ニンニク

1.フライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクのみじん切りを炒めて香りを出す。あさりの缶詰(中身)、トマトペースト、安心米を入れて、弱火〜中火で1分炒める。
2.缶詰の煮汁、水、塩コショウ少々を入れ、全体を混ぜたら、表面をならし、好みの具材(ウインナーなど)を並べる。
3.アルミホイルで蓋をして、弱火で5〜7分加熱し、火を消して1〜2分蒸らす。お好みでパセリやカットレモンをあしらってできあがり。

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