プレイバック2021
コロナと過ごす日々

早いものであっという間に2021年も年の瀬。今年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか。今回は私から見た地域と、2021年を振り返ります。SCNとの共同企画「湘南メディアコーペレーション」もチェックしてくださいね!

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では林アナウンサーとともに2021年のニュースを振り返ります。番組は12/21(火)~12/27(月)に放送予定(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
2020年、世界を変えた新型コロナウイルスの勢いは2021年になってもとどまるところを知らず、年明け早々の1月7日には神奈川に緊急事態宣言が発出された。1月全体での平塚市の感染者数は455人と、昨年1年間の感染者数337人(市町村名非公表の19件含む)以上に広がった。とはいえ、その後の感染拡大からすれば序章に過ぎないものだった。 上半期はワクチン接種がいつどのように始まるのかが世間の関心事に。多少の混乱もあったが、約半年をかけて希望者への接種はほぼ完了した。現在では日本国内の2回以上ワクチン摂取率は約80%に達している。しかし、3回目以降の追加接種の必要性が議論され、平塚市でも接種予約が始まるなど、まだまだ接種事業は続いていく見込みだ。
飛び飛びながらほぼ1年間続いた緊急事態宣言、まん延防止等重点措置も9月末をもって解除され、10月からは徐々に飲食店に活気が戻り、イベント開催等も増えていった。そんななか現れたオミクロン株。感染力や重症化率は不透明な部分も多く、予断を許さない状況は続いている。
この1年、オンラインの打ち合わせや取材も当たり前に。記者からすると難しいものだった。人と会って話を聞く、そんな当たり前にできていたことにどれだけ価値があったか、皮肉にもコロナから大いに気づかされることとなった。
イベントは“コロナ仕様”に
平塚の誇る一大イベント、湘南ひらつか七夕まつりは2年連続の中止に。持ち越しとなった70回の記念開催に代わり、市内各地で七夕の灯を絶やさないようにさまざまな取り組みも行なわれた。2022年は平塚市制施行90周年。盛大にとまではいかなくとも、新たな七夕らしさを期待している人も多いのではないだろうか。
2021年は1年遅れのオリンピック・パラリンピックイヤーでもあった。
開催時期が感染拡大と重なったこともあり、開催の是非についてはさまざまな意見があった。個人的には、極限の闘いに挑むアスリートの姿にはとても感動させられた。湘南ベルマーレの谷 晃生選手の活躍も喜ばしかった。
リトアニア共和国の事前キャンプ地だった平塚市では、交流イベントなどはほぼ中止に。だがこの先も良い形で関係性が続いていくことに期待したい。
さてここで突然の宣伝。前駐日リトアニア大使夫人のラサ・バルブオリエネさんと在日リトアニア人コミュニティ代表の前川ダイバさんによるリトアニア料理本『リトアニアのおうちごはん』はお手に取っていただけただろうか。じつはこの本、弊社が編集を担当している。公民館などで無償配布しているのでぜひご覧いただきたい。年末年始、おせちに飽きたらリトアニア料理なんていかがだろうか。
変化する平塚
最終節までもつれたものの、辛くもJ1残留を果たした湘南ベルマーレ。残留までの道は山あり谷あり、特に11月23日のオリベイラ選手の訃報はショッキングな出来事だった。ベルマーレは(今のところ)決して強いチームではないが、来年こそはJ1の台風の目になってもらいたいと毎年思っている。
自民党総裁選に出馬した河野太郎衆議院議員は残念ながら敗戦。とはいえその後の衆議院議員選挙の結果からすると地元からの人気と期待は相当なもの。平塚からの総理大臣誕生にも期待がかかる。
2022年、落合克宏市政は3期目の最終年を迎える。来年3月末には「ひらしん平塚文化芸術ホール」がオープン。北部ではツインシティ計画が粛々と進んでいる。龍城ケ丘プール跡地エリアでは塩害・風害の調査が決定している。さまざまな公共事業に加え、マンションが建設ラッシュだ。平塚の街も大きな転換期を迎えている。
振り返るとやはり2021年はコロナとともにある1年だった。この状況が一気に解決に向かうとは考えにくいが、少しでも豊かな2022年になることを願ってやまない。
皆さまよいお年をお迎えください。



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