「Jが目指す未来...
寒さを吹き飛ばす全力疾走!
つくし幼稚園でマラソン大会を開催
平塚市飯島のつくし幼稚園(尾崎絹子園長)で25日、毎年恒例の「健康マラソン」が開催された。園児ら215人は気温約7度の真冬の空の下、元気いっぱいにコースを走り抜けた。
この試みは「体を動かして、順位は気にせず最後まで走る」をモットーに同園で30年以上にわたって続けられているものだが、新型コロナウイルスの感染拡大をうけて昨年は保護者の観覧に制限をかけて開催した。今年もオミクロン株の感染拡大が続くなかではあるが、ほかの多くの行事が中止になっていることもあり、「とにかく何かしらの行事は実現したかった。屋外での開催ということもあるが、油断はできない。多くの会議を重ねるとともに、体調管理など保護者の皆さまの協力もあって(尾崎圭記副園長)」開催にこぎ着けたという。
コースは飯島の田園地帯を駆け抜ける、年少組700m、年中組800m、年長組900mの距離。途中で転ぶなどして泣き出す子もいたが、泣きながらも先生や保護者の声援を受けながら最後まで走りきり、全園児が完走を果たした。
コロナ禍を受けて同園では、保護者向けの動画配信サービスを開始し、好評を博している。おうち時間向けに先生たちがダンスを踊るものや、イベントの様子などさまざまな動画を撮影してきた。今年も現地での観覧は年長組の保護者に限られたが、配信を通じて子どもの成長を確認することができるという。
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