自然なコミュニケーションを“デザイン”する家とは。
2021年度グッドデザイン賞を受賞した〈レモンホーム〉に注目
“デザイン”を描くことは大切だが、見た目の形や色だけの話ではない。 暮らしに合わせた地域や近隣とのつながり─ いわゆるコミュニケーションデザインを重視するという人もいるはず。 そこで、斬新なアイデアとスタイリッシュさで評判を呼んだ 〈レモンホーム〉の事例を紹介したい。
それぞれの暮らしが シームレスに共生する。
〈レモンホーム〉が藤沢市に建てた全3棟の新築分譲住宅“ガーデンスクエア鵠沼”。この物件が“2021年度グッドデザイン賞”を受賞した。 湘南らしいナチュラルさとモダンさを感じさせる建物。この受賞の大きな理由として、大きく頷く提案があった。
「創業50年を迎えるにあたって、次の50年に向けての準備を社員一丸となって取り組んでいます。 仕事もしながらプライベートも充実させるような街づくり。暮らし方を見つめなおす。そういうコンセプトの分譲・街づくりにチャレンジしようと進めてきました」と〈レモンホーム〉のスタッフたちは語る。
“ガーデンスクエア鵠沼”は3軒の家族がみんなでコミュニケーションを取りながら安心して暮らせる街区・古き良きコミュニティーの形成を目指した。
「時代の変化に伴い、住まい方も変化した、それに合わせた分譲地を形にしたかった」と取締役副社長の阿部健太郎氏。そのため、スペースを有効活用するべく家の垣根をなくし住居と住居の間を“共有スペース”とした。共有スペースの重要な役割は“共生”。何気ない隣人同士のあいさつから始まり、ひと昔前では当たり前だった井戸端会議やモノの貸し借りなどを自然にできるコミュニティーの形成を実現させる、それがこの共有のウッドデッキスペースだった。
「将来にわたって長く残る分譲地を作りたいですね」と阿部氏。 親世帯+子世帯(兄弟家族)や、3世帯の親族が暮らして、受け継がれていく分譲地を考えてのコンセプトも評価された点。
“ガーデンスクエア鵠沼” のプロジェクトにあたり神奈川大学工学研究所客員教授の石田氏に相談をしたところ、〈レモンホーム〉の“共生” に対する思いに賛同を得て、同氏が監修をした。 神奈川大学や石田氏との関係は10年前から続く。地元密着型の企業として〈レモンホーム〉が協賛し、2012年より神奈川大学建築学科とデザインコンペを開催している。コンペは実在する土地で行ない、学生が学んだことをアウトプットする場として提供。未来を担う人材育成に真摯に取り組むとともに、住みやすい家や街づくりを行なうことで社会活動に貢献したいとの思いからだ。
こうした新しい“デザイン”や“アイデア”を生み出す〈レモンホーム〉の今回の受賞には納得である。〈レモンホーム〉といえば、2年連続で平塚市との共同事業を展開し、平塚市における住宅の省エネ化に対する認知度向上と、環境に優しい住宅の普及促進に尽力。高性能住宅を“無料宿泊体験”できる企画を行なうなど、住宅施工の信頼感は絶大だ。地元湘南の生活や環境を理解しつつ、洗練されたデザインやアイデアがあるとなれば、施工依頼を検討しない手はない。
ガーデンスクエア鵠沼の詳細はこちら
https://lemonhome.co.jp/tokusetsu/
レモンホーム株式会社
TEL 0120-374-558
住所 神奈川県平塚市山下1078番1
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