オーレ!ベルマーレ:#848 最初の一歩と……
(トップ写真)最高の誕生日プレゼントを得た山口監督
もう一月も前の話だが、湘南は4月17日にガンバ大阪の待ち受ける敵地パナスタに乗り込み、待望の今季リーグ戦初勝利を挙げた。開幕から約2カ月、待ちに待った待望の勝ち点3だ。山口 智監督の古巣が相手、さらには彼の44歳の誕生日といろいろなモノが重なったこの日、ようやく2022シーズン最初の一歩を踏み出した。
湘南は前半こそ守勢に回るも後半からギアアップ。それでもゴールは遠かったが後半アディショナルタイムにDF山本脩斗が執念のヘディングで試合を決めた。相手選手との接触による出血もあったが、ベテランの意地がこもった素晴らしいゴールだった。
開幕から下馬評は悪くなく、今年は残留争いから抜け出せるかも、という期待もあったチームだが、ここまでは苦しい戦いを強いられてきた。ライバルチームや世間からの「下位にいるチームのサッカーではない」との評価は果たして妥当なのか疑ったり、「やっぱりここが定位置なのか……」という考えがよぎったりもしたが、ここから飛躍の時を迎えてほしい。
GWの連戦を迎え、4月29日はアウェーで札幌に惜敗。5月3日にはホームに順位差の近い清水を迎えた。スタジアム収容率も100%になり、天候も手伝ってか久々の全席完売。声こそ出せないが、緑と青のコレオグラフィーも美しく選手へエールを贈った。が、結果は1−4の惨敗だった。前節からメンバーを大幅に入れ替え、システムも変更。試合の立ち上がりこそ良いプレーも見られたが前半32分に失点すると立て続けに3失点。後半開始早々に1点を返し、反撃の狼煙をあげるかに見えたがその9分後には追加点を許すと、そのまま長い笛を聞いた。メンバーやシステムが変わったのは事実だが、一度ゲームが始まってしまえばピッチの上で起きたことはピッチの上で解決するしかない。シーズンも約3分の1を終えた。次節以降、自分たちの価値を示せるか。
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