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ニュース |2022.07.20

熱気あふれる3日間に幕
第70回湘南ひらつか七夕まつり

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第70回湘南ひらつか七夕まつりが7月8日〜10日に開催された。開催時間の短縮や会場区域の縮小、露店出店の自粛要請や食べ飲み歩き禁止など感染防止対策を徹底するとともに、“七夕飾りを愛でる”ことに回帰したまつりには3日間で約80万人が来場。新型コロナウイルスの感染拡大によって止まっていた時計の針が、再び動き始める3日間となった。

 前日7日の安全祈願祭では平塚八幡宮の巫女らが令和八幡楽を披露。神職による祈願が行なわれ、関係者らが無事にまつりが開催されることを祈った。初日は紅谷町まちかど広場での開会式からスタート。好天に恵まれ、落合克宏市長は「(織姫と彦星の)3年ぶりの逢瀬、できるかぎりのもてなしをしたい」とにこやかにあいさつ。福澤正人実行委員長も「本来、人を集めるお祭りに、人を集められなくなり難しい開催になったが、3年ぶりにすばらしい飾りが並んだ」と胸を張った。

落合市長

福澤実行委員長

 

帰ってきた七夕まつり、 人々の顔も晴れやか

 メイン通りである湘南スターモールや紅谷パールロードには約100本の大型の七夕飾りが掲出された。例年、初日の午前中は人もまばらな時間帯だが、多くの家族連れなどがカメラを片手に笑顔で飾り見物に訪れており、七夕が心待ちにされていたことを感じさせる光景だった。パレードには今年の湘南ひらつか織り姫、3年間を務め上げた先代の織り姫が登場。オープンカーに乗って笑顔を振りまく姿を多くの人が眺めていた。また、七夕踊りには400人ほどが参加。“常連”団体も多く、3年分の憂さを晴らすように鮮やかな飾りの下を優雅に踊り練り歩いた。

 

新時代の七夕体験

 今年の見どころは飾りだけにあらず。最新技術を取り入れたメタバース(仮想空間)やプロジェクションマッピングのアトラクションには多くの人が訪れ、「新しい七夕体験」を満喫していた。また、見附台公園では、ドローン体験や各協賛企業などによるファミリー向けイベントを実施。ファミリー層を中心に多くの人でにぎわった。

未来へ続くステージ

 ひらしん平塚文化芸術ホール第ホールにはチーム星舞が登場。森本ジャズ体操教室のダンスチーム、よさこいチームを中心に数々の団体が華麗なステージを披露した。代表の野崎審也さんが「星舞としては21回目の開催。子どもが大人になるほどの年月、ずっと出演し続けてくれる人もいる。この先も続けていきたい」と語るように、変わらないまつりの姿も、いつまでも残ってほしいと思わせてくれた。

今年の七夕特選飾りが ホテルサンライフガーデンに!

 今年の七夕まつりの飾りコンクールで特選を受賞した「平塚市飲食店有志の会」の七夕飾りが、8月8日(月)までホテルサンライフガーデンの正面玄関に展示中。人が集まる場所を懸念して、まつりに来場できなかった人も特選飾りをゆっくりと観覧できる粋な計らいだ。観覧可能時間は9:00から21:00(ライトアップは18:00から)。

 

 3日間天候に恵まれ、大きな事故もなく閉幕した七夕まつり。かつてのような“にぎわい”は、一部来年以降に持ち越しになったが、参加者や関係者の七夕への愛情と工夫が感じられるまつりになった。

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