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ヘッドライン |2022.08.31

9月1日は防災の日!
防災情報をアップデート!

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9月1日は「防災の日」。 日頃おろそかになりがち、でも大切な「防災」について、 改めて考える機会にしませんか?

動画を通じて楽しく啓発
知ってる?「防災ひらつかYouTuber」

平塚市災害対策課 二之宮 智政さん
コロナ禍で外遊び、キャンプに行くことが増えたという。「“制限があるなかで過ごす術を学ぶ”のは防災の観点からも有効ですよ!」

防災のイメージを変えたい

 平塚市災害対策課訓練担当の二之宮智政さんにはもう1つの顔がある。それが「防災ひらつかYouTuber」だ。

 「2020年からのコロナ禍で、地域の防災訓練に人を集められない状況が続いていました。また、どうしても訓練参加者は高齢者が多くなりがちだったので、若い世代にも積極的に発信したかった。堅苦しくとっつきにくい防災のイメージを変えたかったんです」。そんな思いから防災ひらつかYouTuberは誕生した。

 じつは二之宮さんは2代目。「初代はエンタメから実用的なものまでさまざまな見せ方をしてきました。徐々にリアルでの防災訓練も実施できるようになってきましたが、せっかくはじまったことですし、心意気を継いで、動画アップを続けていきたい」と考えている。

 現在アップしている動画は“市の防災事業紹介”や“1分でわかる防災講座”などのシリーズものから、ハザードマップの使い方、コラボ企画など多岐にわたり、チャンネル登録者数は1150人を数える。「少しずつですが見ていただける機会も増えてきたと思います。コメントを読めば励みにもなります」と手応えを感じている。

「防災意識の高さ」も感じるように

 YouTuberではあるが、活動はほかの仕事の合間を縫って行なわれている。「訓練担当の職員は5人いるんですが、全員で意見を出し合って企画を立てます。編集作業も、簡易的なソフトではありますが自分たちで操作を覚えて取り組んでいます」という。「いまだにカメラを向けられると緊張しますし、NGもたくさん出していますが、当初に比べればスムーズに進められるようになったと思いますし、編集技術も成長しているかなと。行政職員が自ら出演するというのもあまりないですから、そんなところも見てもらえるとうれしいです」と笑う。

 もちろん「防災に対するハードルを下げて関心を高める」という大義は忘れていない。

 「いざという時の備えは必要だと多くの人に捉えていただいていると思いますが、お金や手間がかかったりしますから実際にどこまでできているかの程度はまちまちでしょう。ただ、心理的なハードルがあるならそれは取り除きたい。その上で、ゆくゆくは防災訓練に出たりと取り組みを広げるきっかけにしてほしいです」

 二之宮さんは「災害対策課に来て、実際に地域の人と触れ合う機会が増えたことで“防災意識の高さ”は感じます」と話す。「自分もそうですが、お子さんのいる世帯、ファミリー層の関心が高まるのはうれしいです。ハザードマップなど、情報のアップデートもされていますので、ぜひ動画を参考にしてご自身の、ご家族の防災に役立ててください」と呼びかけている。

撮影現場の裏側に密着!

企画

今回の企画は告知動画にしよう

撮影

撮影にはスマホを活用します

全然台本が 覚えられない……

編集

動画編集が仕事になるとは思っていませんでした(笑)

公開

みんな見てね!

チャンネルはこちら
https://www.youtube.com/channel/UCfEaWkgRgZTa87rme4iid8w

 

注目のmovie

災害時の火災の半数以上が電気起因? 感震ブレーカーを導入しよう

東日本大震災における火災で原因が特定されたもののうち、過半数が電気関係の出火でした。地震の揺れに伴う電気機器からの出火はもちろん、停電が復旧した時に発生する火災もあります。そこで効果的なのが「感震ブレーカー」。設定値以上の揺れを感知した際に、自動的にブレーカーを落としてくれます。  災害対策課では平塚市民限定で500円で配布しています。ぜひお問い合わせください。

感電ブレーカーPR動画
https://www.youtube.com/watch?v=fgx7Bpc_9kw

市HP
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bosai/page05_00001.html

 

 

地質学からみた“平塚の防災”

平塚市博物館 野崎 篤学芸員
地質学の分野で博士(学術)を取得。さまざまな方面から地質学の研究を続けるなか、災害対策の一環としての調査にも情熱を注いでいる。

平塚ってどんな土地?

 平塚の地形はざっくり言うと西側は丘陵で東側が平野。その平野は大きな河川に挟まれた土地です。広範囲で何度も川が氾濫してきた歴史が、わずかな地形の起伏や表層の地層などから見て取れます。

 地震に関して言えば、相模湾内を通るフィリピン海プレートと北米プレートの境界で発生する地震はおおよそ200年周期で発生しています。最後に起こったのが1923年の大正関東地震。来年には100年が経つので今から100年後には発生している可能性が高いと言えるでしょう。南海トラフ地震もプレート境界で発生する地震で、ごく近い将来に発生する可能性もあります。一方、丘陵には多くの活断層が見つかっていますが、活断層に起因する地震は周期が長く、過去にいつ発生したかわからないことが多いため予見しにくいのです。

 風水害に関しては記録が多く、戦後も金目川流域では多くの水害が発生しています。現在、水田のエリアはながらく氾濫の被害があった場所と言えるでしょう。また、過去に河川だった場所も土地が低く、洪水被害が発生する可能性はあります。

いかに自分で考えられるか

 こういった地質学的な内容と、市が発行しているハザードマップの情報は大いにリンクする部分があります。あくまでリスクの話であり「こういう準備・行動をすれば被害に合わない」というものはありません。いかに最悪を想定して、自分で考えられるかが重要です。例えば豪雨災害時に、避難所に向かうルートで川を超える必要がある場合、避難所に行くことが正解とは限りません。ハザードマップについては重ね合わせての表示もできるポータルサイトもございますので、ぜひご活用ください。


博物館が調査した地質や災害の記録集(左)と国交省が運営するハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/

 

総合防災会社に聞く 「最旬」防災グッズ

株式会社ヒラボウ 営業部課長 新子正樹さん
物品の販売から保守・点検・施工まで、お任せください!

意外と大事な電気の備え ポータブル電源があると便利です

 スマートフォンやパソコンなどのデバイスは、災害時の情報収集や連絡手段などに欠かせません。ところがこれらは電池が切れるとなんの役にも立たなくなってしまいます。2019年に発生した台風15号の影響を受けた千葉県南部では2週間近く停電が続き、電力確保は大きな問題になりました。そこで、オススメしたいのがポータブル電源、要は大容量の蓄電池です。電力消費の大きい家電の使用が可能だったり、ソーラーパネルで充電ができたりと多機能なものも増えています。ネットでも多くの製品が検索でヒットしますが、安心できる製品をご案内します。一家に一台、あるいは自治会単位での購入などもオススメです。

LB-400C
アウトドアやキャンプにもおすすめ

 

ポータブル蓄電池購入 キャンペーン開催中!

企業や団体向けに、より大容量のモデルもご用意がございます。詳しくはお問い合わせください。
株式会社ヒラボウ ☎︎0463-51-1665

 

台風シーズン前に確認したい プロが語る“屋根と防災”

株式会社いらか 代表取締役 成田 崇さん
屋根に関する資格を多数所有。趣味はサーフィンなどアウトドア全般。

YouTubeチャンネルやってます!
https://www.youtube.com/channel/UCVTvFKGCdOky0zjZc6Jb5cg

訪問営業には要注意! 自撮り棒でセルフチェックを

 近年、雨漏りのリスクなどを騙った屋根修理の訪問営業が増えています。もちろん、実際に雨漏りしている、異音がするなどがあれば修理が必要ですが、一部には悪質な業者もおり、本当に必要な修理なのか判断しなければなりません。一般に、屋根は形状や素材を問わず、20年から30年が修理のタイミングです。壊れる時は「棟」という頂上部分から壊れてくるもので、スレート屋根であれば釘が抜ける、瓦屋根であればしっくいが剝がれ落ちるといった前兆が見られます。自撮り棒などでベランダから撮影した画像をお送りいただければリスク診断できますし、必要に応じて訪問点検もしております。少しでもご自宅の屋根に不安のある人は、ぜひ相談会にお越しください。

ドローン撮影した棟部分。朽ちて崩れつつある

錆びて剝がれた屋根材。こうなると落下の危険も

台風前駆け込み! 屋根相談会

日時:9月9日(金)・10日(土)11:00〜16:00
会場:まちなかベースきちきち(明石町6-17)
予約不要ですが予約していただくとお待ちいただかずにご案内できます
株式会社いらか ☎︎0463-34-3501

 

 

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