CONNECT -地域と繋がる-:トイレを使う「みんな」へ ひらつかの「みんなのトイレ」情報 完成
巷では一昨年「トイレの神様」がブームになったが、公衆トイレといえば「汚い、臭い、暗い」の3Kのイメージが付きまとう。バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方は以前に比べると浸透してきたが、それでも全ての人にとって利用しやすい環境かといえば未だ十分とは言い難い。
ひらつか市民活動協議会福祉部会は「バリアフリーのトイレマップがあるといい」といった声に注目。関連団体とともに平塚ユニバーサルデザインプロジェクトをスタートさせ、フリーマガジン「ひらつかの『みんなのトイレ』情報」づくりが始まった。同プロジェクトのメンバー氏家さんは「最初はトイレの写真なんてどう撮ればいいのか分からないし大変でした」と笑う。完成した冊子は平塚市を東西南北にわけ、59施設・店舗の多機能トイレ情報が掲載されている。先月25日に発行され、障がい者団体やデイケアサービスなどに配布した。
タイトルになっている「みんなのトイレ」というのは高齢者、身体障がい者、オストメイト、乳幼児を連れている人など、誰もが使用できるバリアフリートイレのこと。同冊子ではみんなのトイレに限らず、障がい者用設備や乳幼児用設備等があるものが掲載されている。健常者が読んでもみんなのトイレを必要とする人たちへの理解が深まる内容。メンバーも「幅広い人たちに見てほしい」と訴えた。
◇問い合わせ:同事務局☎24-5500
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