オーレベルマーレ#660:艱難辛苦のその先に
誰が想像しただろう。ベルマーレは開幕から4連勝で、昇格した2009年以来の単独首位に立った。
17日に雨の中行われたアビスパ福岡戦はルーキー岩上の3試合連続弾などで快勝。21日のFC岐阜戦では地元平塚市出身FW馬場の2試合連続、そして新加入DF大野のJ初ゴールで相手を下した。
4連勝はしたものの、岐阜戦では試合終了間際に守備の乱れから失点。試合後の会見で曺監督は「反省すべき点が沢山見えた試合だった」と述べ、勝って兜の緒を締めた。
昨季の主力の退団、債務超過報道、未だ決まらぬユニホームの胸スポンサー問題等々。ピッチ内外の喧噪は止まないが、悲観したところで何も始まらない。
イギリスの首相ウィンストン・チャーチルはこう言った。
悲観主義者はすべての好機の中に困難を見つけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす――。
シーズンはまだ始まったばかり。曺監督も「順位にこだわりはない」と素っ気ない。だが選手、フロント、そしてサポーターといった全ての「湘南主義者」が楽観主義者となることができれば、来るべき幾多の困難を乗り越え、最終節を笑顔で迎えることが出来るに違いない。
本紙編集部 藤井 亮
写真 今井直司



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