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ヘッドライン |2013.03.01

ニュー大磯、幕開け新たな観光の核づくり認定事業で大磯町選出

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 ゆっくりと流れる時間と雄大な自然。ふとした路地に一歩足を踏み入れれば、数多の人々の等身大の人生が息づく。いつの時代も人々は自然と文化の調和したこの土地で、その恩恵を享受してきた。大磯―ここに、新たな1ページが刻まれようとしている。

 横浜、鎌倉、箱根という国際観光地を有する神奈川には、国内外から多くの観光客が訪れるが、その他にもポテンシャルのある魅力的な観光地は数多くある。そういった観光地の中から、横浜、鎌倉、箱根に続く国際観光地を創出するプロジェクトが「新たな観光の核づくり認定事業」だ。同事業は意欲ある企業や市町村等から新たな国際観光地を実現する為の構想等を募集するもの。書面による1次審査、公開プレゼンテーションによる2次審査を経て、優れたものが新たな観光の核づくりの構想として認定される。認定された「新たな観光地」は知事のトップセールスを始めとする積極的なPRにより支援されることとなる。
 18日、同事業の第2回募集の結果が発表され、大山観光振興会等による「大山魅力再発見『平成大山講』プロジェクト~体感!悠久の歴史・安らぎの霊峰大山~」と、大磯町・社団法人大磯町観光協会・大磯町商工会による「三つの舞台を中心にニューツーリズムによる日本一の保養地再生」が認定を受けた。山側の「大磯丘陵」、旧東海道沿いの「邸園文化交流圏」、海沿いの「こゆるぎの浜」を、それぞれ「グリーンパーク」、「邸園文化+地域活動オープンガーデン」、「ブルーパーク、大磯は海水浴の発祥地~湘南の再発見」と銘打ち、「ニューツーリズム=人や自然とのふれあいを重要視した新しい旅行形態」を打ち出し、日本一の保養地再生を目指す。
 大磯町は平安時代末期には相模の国府として、江戸時代には東海道の宿場町として、明治以降は東海道線の開通や日本初の海水浴場の開設により、政財界人や文化人の別荘が建てられる、首都近郊の気候温暖な避暑地・保養地として栄えてきた歴史がある。多くの人に愛された自然環境、培われた歴史・文化環境等は、変わらず平成の世に受け継がれてきている。また、大磯港の再整備や旧吉田邸の県立公園化など、新たな魅力がこれに加わる。長い時をかけ磨かれてきた地域資源に新たに加わる観光資源、これらの資源を活かし、人を惹き付ける「強力なマグネット力」を発信、スローライフの似合う国際保養地を目指す。
長い歴史の中で独自の魅力を確立していった大磯。まだ見ぬ新しい「大磯」は、どれだけの人々を惹き付けるか。【写真提供=大磯町】

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