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投稿 |2019.03.25

子育て支援について意見を交わす 市子ども・子育て会議委員募集

平塚市では、市の子ども・子育て支援について審議する「平塚市子ども・子育て会議委員」の公募委員を現在募集している。
 人数は3人以内で、任期は6月1日から2年間。学識経験者や保育教育関係団体の代表者らと共に、年間3~5日程度平日に開催される会議に出席する。対象は住民基本台帳に記録され、かつ1年以上居住している人で75歳以下など。募集期間は4月3日(水)17時まで。
◇問い合わせ=市保育課☎︎21−9842

地域づくりや地域活性化について住民らが語る「地方創生!地域づくりシンポジウム」が17日(日)に二宮町で開催される。
 町と共にこの催しを主催するのは、一色小学校区地域再生協議会。地域の住民や町、二宮団地を管理する県住宅供給公社で作る団体で、地域活性化のため3年前から活動している。これまで、音楽祭の開催、小学校でのヤマユリ一般公開、地域の歴史や自然などをテーマにした講座などの取り組みを行ってきた。
 17日のシンポジウムではまず、まちづくりに詳しい法政大学の名和田是彦教授が「コミュニティの担い手になるために」と題して基調講演を行う。その後は「みんなが町を盛り上げる仕掛け人」のテーマでパネルディスカッション。村田邦子町長や協議会のメンバーら4人が意見を交わす。◇3月17日(日)14時~16時・二宮町民センター大ホール、入場無料。問い合わせ=町地域政策課☎︎71−3311(代)

0315 2面 バイシクルフェス2 平塚競輪場では9日、平成30年度公益財団法人JKAの競輪補助事業として「湘南バイシクル・フェスFINAL」(主催:NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブ)が開催された。今回で13回目の開催となる自転車の祭典は晴天に恵まれ、大勢の家族連れや自転車フリークなど約5,200人の来場者で賑わった。
 当日は、子ども向けの自転車教室や、普段は入ることのできない“聖域”であるレース用バンクでの最新モデル試乗会など、様々な自転車イベントが行われ、参加していた子どもも大人も目を輝かせていた。

0308 オーレ
今年のJ1リーグ、湘南は開幕から2戦ホーム開催という変則カード。2日に行われたホーム東京戦には、関東勢同士の激突ということもあり、初戦に続き多くのサポーターが訪れた。試合は開始17分、松田のFKがオウンゴールを誘い先制するも、前半のうちに逆転を許す。後半に入り、PKでさらに1点を追加されるも、その4分後には意地を見せて1点差に。その後も果敢に相手ゴールを目指すも2−3で悔しい敗戦となった。結果は敗北だが、その内容は湘南の目指す「加速」にブレーキがかかるようなものではなかった。杉岡や齊藤ら若手も随所に光るプレーを見せてくれる。いよいよルヴァンカップの予選も始まった。ギアはローからセカンドへ。シーズンはまだまだこれからだ。
MF齊藤。久保建英とのマッチアップでも闘志あふれるプレーを見せた
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
0308 映画
『半世界』(2018年/日本)
監督・脚本:阪本順治
出演:稲垣吾郎/長谷川博己/池脇千鶴 他
今後の上映は、公式HPをご確認ください。
 掲載する頃には劇場公開を終えているかもしれないが、40〜50代の読者の方には、機会があれば是非観てほしい。稲垣吾郎演じる高村紘は、とある地方都市で親から継いだ製炭所を細々と営む40歳目前の男。中学生になる息子が進学の意欲もなく素行不良の友人とつるんでいる件をめぐって、妻との仲もギクシャクしている。そんな中、幼馴染で海外派遣から戻った自衛隊員の瑛介が帰郷したことで、もう一人の友人で父と共に中古車販売店を経営する光彦をくわえた三人の友情が再燃する。田舎町に根付いて生きている紘と光彦と、郷里を離れ戦地に赴いた瑛介とは明らかに生きる世界が違う。瑛介は紘に向かって「おまえは世界を知らない」となじる。しかし、紘や光彦の抱える家業の継承や親子の確執も「世界」に違いない。瑛介との再会をきっかけに、紘は息子と向き合い始める。紘の「世界」も瑛介の「世界」もどちらも地続きで、見て見ぬ振りをしてはいけない現実なのだ。いい歳をした男が三人揃うとガキに戻る姿に、地元で50歳まで生きてきた僕自身を重ねていた。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

メイン 現在平塚市で実施中のイベント「平塚100人カイギ」の番外編として3日、「ダボス会議」に参加した「世界とつながるダンス教室」を主宰するダンサーの中込孝規さんによる報告会が行われた。市内外から40人ほどが参加し、貴重な体験談に耳を傾けるとともに、グローバル社会に生きる人はどうあるべきかについて議論を交わすなどした。
 ダボス会議とはスイスのダボスで毎年行われる世界経済フォーラム総会のこと。経済や政治の話に止まらず、人々の健康や地球環境等を含めた世界的な課題について議論する場となっており、今年は1月22日から25日に開催された。
 このダボス会議では、世界各地の33歳以下の若者の中から、社会課題の解決に貢献する意志を持つ人々を「グローバルシェイパーズ」として任命しており、中込さんもその1人。今回、各国のグローバルシェイパーズ約8,000人の中から選ばれ、ダボス会議へ参加した。
 中込さんはダボスで得たもの、学んだものなどをエピソードを交えながら披露。中国アリババ社の創業者であるジャック・マー氏とのセッションは「ポジティブな言葉にあふれていた」そうで「新時代のリーダーのあり方を感じた」と振り返る。また、コスタリカのカルロス・アルバラード・ケサーダ大統領とのセッションでは大統領自らの他者から学ぶ姿勢と、自分の国をより良くしたいというパッションに感銘を受けたという。
 中込さんは「そもそも、ダンサーなんて僕しかいないのでものすごく浮いていた」と笑いながらも「僕にも僕自身の価値があるんだと思えた。若くして何社も起業した人や、経済界で活躍する人もたくさんいたが、僕にも自身の意思があり、バックグラウンドがあって、それが価値になる。自分らしいリーダーシップを模索していきたい」と話した。
 その後、中込さんと同じグローバルシェイパーズの小川佳子さんと、東海大学講師の黒崎岳大さんを交えて「グローバル市民とは」をテーマにしたパネルディスカッションや、ワークショップが行われた。各テーブルで活発な議論が交わされる姿に中込さんは「ここに集まってきた人の話も、ダボス会議での話も同じように価値がある。自分が日々どう感じながら行動するかが大切だと思うので、今日がそのきっかけになれば」と話していた。

0308 2面 逸品平塚市を中心とした34店舗の店主らによる「平塚逸品研究会」のお披露目会が先月28日、平塚市役所で行われた。
 今年で10年目を迎えた同会。例年、平塚商工会議所で実施していたお披露目会を、今年は初めて市役所で実施した。同会会長で洋菓子店マ・コピーヌの松元しのぶさんは「一般の人の流れがある場所で開催できて多くの人に知ってもらうきっかけになった思う」と満足げな表情を浮かべた。1年間をかけて検討を重ねた逸品の数々は、新しく開発された商品もあれば、店舗が持つ元々の魅力にスポットが当たったものなど様々。通りがかった人たちは店主と会話しながら逸品の魅力に触れていた。
 現在、同会では今月31日まで「逸品カタログ総選挙」を開催中。参加店舗で配布される応募用紙で投票すると各店舗が用意した賞品が抽選で当たる。詳細は同会HPで。https://www.s-h-i-p.org/

0308 2面 寿考会 社会福祉法人寿考会(里山樹理事長)ではこの4月から二宮町中里で子育て支援の複合施設をオープンする。
 同施設は保育所(6月から認可予定)の「みちる愛児園中里ナーサリー」、町から委託を受けた子育てサロン・一時預かり施設、民設学童保育の「中里キッズクラブ」が1つに集まったもので、0歳から12歳までの子育て支援を1カ所で実現する。二宮、山西、一色と小学校区が分かれている二宮町だが、山西学区は特に保育機能が不足気味。そこで保育所を設置するとともに、近年需要が増えた学童保育や、サロンなどの機能も併設させたという。
 里山理事長は「近年、子どもの数はさほど変わらないのに保育所の利用率が上がっている。また、就業の構造が変わり、両親共働きなのは今や一般的。それにあった支援を目指さなければならい」と考えを語った。各施設の問い合わせは同法人本部☎︎0463−72−1712へ。

ひらつか市民活動センターは、17日(日)に開催する利用団体交流会を前に参加者を募集している。
 来月から崇善地区へ移転する同センター。交流会では、市内を中心に活動する5団体の代表らが「ひらつかの市民活動~これまでとこれから~」と題してパネルディスカッションを実施。その後は参加者同士の交流も予定している。
◇日時:3月17日(日)14時~17時
◇参加費:1人100円(茶菓子代)。10日(日)までに要申し込みで、氏名・団体名・連絡先を記入の上FAX 22−3701もしくはメール:info@hiratsuka-shimin.netで。

1年の中で転入転出等の手続きが最も多く、窓口が混雑することを受け、平塚市役所では今年も土曜、日曜日の休日に窓口の一部を開庁する。開庁は23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)の4日間(8時30分〜12時、13時〜17時)。開庁する窓口は市民課(届出等☎︎21−8772、証明書交付等☎︎21−8773など)、こども家庭課(☎︎21−9844)、保険年金課(国保☎︎21−8775など)、学務課(☎︎35−8118)の4課。他の市町村や関係機関などに確認が必要な手続きについては、一部取り扱いができない場合がある。手続きに必要な書類の確認と併せて、事前に各担当課へ問い合わせを。

 来年度の開業を目指す「大磯港賑わい交流施設」には、農水産物などの販売施設とレストランが入る予定。町では現在、それらの施設で扱う食材などを募集している。
 対象は、町内で水揚げ・収穫・生産される水産物・農産物と、それを使った食品加工品など。申し込み期間は今月15日(金)まで(期間後も随時受け付ける)。詳細は町HPに掲載。◇問い合わせ=町産業観光課☎︎61−5719

メイン
林 敬太さん
ArTec自考力キッズ
私は生まれ育った平塚の中原で子ども向けプログラミング教室の先生をしています。
AIやロボットの進化に伴い、将来の子ども達が就く仕事も今とは全く違うプログラミングやパソコンに特化した、より高度なものになると考えています。これからの未来を支える子どもたちの新たな糧となるような学びの場を今後も広げていきたいです。
林さんが働く教室はこちら▼
平塚市中原1-17-18
林ビル 
tel 0463-33-2588

アーテック 自考力キッズ 検索

0301 オーレ
 いよいよJリーグが開幕した。湘南にとっては2年連続の残留、さらには上位進出を目指す長い戦いの始まりだ。先月23日、ホームに札幌を迎えた湘南。序盤は主導権を握られるも、運動量で負けない湘南は後半に徐々に押し込む時間帯を増やしていき、ついには武富の2ゴールで勝利をあげた。ただ走るだけではない、先を読み、勝負所で加速する新しい湘南スタイルの姿が垣間見られる勝利だった。
 その勝利の喜び以上に、フットボールがある生活が再び始まった喜びもひとしおだ。競技場に向かう道のりではグッズに身を包んだ人々が心躍らせながら歩き、スタジアム周辺ではサッカー談義に花が咲いている。地元にサッカークラブがあるのは特別なことなのだと改めて感じる。今シーズン、湘南はどんな景色を見せてくれるだろうか。
帰って来た男、武富。2ゴールをあげクラブの、監督の、サポーターの期待に見事応えた
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0215 2面 ロータリーIM平塚市、大磯町、二宮町に活動拠点を置く7つのロータリークラブが一堂に会するインターシティーミーティング(清水雅広実行委員長)が9日、平塚プレジールで行われた。
 基調講演のテーマは「食育」。安武郁子さんによる導入講演「食が選べる人は人生が選べる」に続き、食育ジャーナリストの砂田登志子さんが「幸福は口福から」をテーマに講演を行なった。砂田さんはニューヨークタイムズの記者や海外のコンサルティング会社研究員などを歴任。長い海外生活から「日本の国際競争力をあげる根底には食育がある。食を大切に思う気持ちは言葉で、文章で人に伝えて」と訴えた。欧米では“食べたものが人を作る”という考えが一般的。「人を作る食で自立できる人になるよう、幼少期からの教えが重要」と説いた。
 懇親会も行われ、日頃はそれぞれに活動をする各クラブのメンバーらが情報交換などを行なった。

休止している大磯町の中学校給食について、新たな実施方式を検討してきた大磯町立中学校給食検討会が5日、「自校方式が望ましい」と教育長に対し報告した。
 同会は昨年10月から3回実施。この中で、多くの保護者が自校方式を望んでいるとの意見が出た。また、経費の試算によれば自校方式が最も少ないこと、課題はあるものの学校敷地内に給食室が整備可能であることを確認。その結果、自校方式が望ましいとの結論がまとまった。これを受け今月の教育委員会定例会で協議される。

0201私は今
シューズアドバイザー、藤原商会代表
一般社団法人日本フットウエア技術協会理事
藤原岳久さんからのご紹介
高林信康さん
大衆酒場 かくや店主
 平塚明石町で店を構えて8年。中華料理出身なので角煮、ちゃーはんをメインに妻のつくるキッシュなども人気をいただいています。多くの常連様に支えられ、皆様の憩いの場になればと毎日頑張っています。店が休みの日には学生時代から続けているトライアスロンやランニングのレースにお客様を誘い参加。お酒と健康バランスを保つことでよりよい人生になることを伝えられるよう日々精進しています。
0201うちの子
明日奈ちゃん
一升餅でお祝い!一歳、おめでとう!
たっちゃんさん
【投稿募集】
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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
映画連載_190125
『マスカレード・ホテル』(2019年/日本)
監督:鈴木雅之 脚本:岡田道尚
出演:木村拓哉/長澤まさみ 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
一つの場所に集まった人々の人間模様が同時進行するドラマを、同名のクラシック映画に因んで「グランドホテル」形式と呼ぶ。近年では三谷幸喜監督『THE 有頂天ホテル』がこれにあたるが、本作も同じフジテレビ制作による同趣向の作品だ。豪華キャストの顔見世興行のようで、実を言えばさほど期待していなかったのだが、これが面白かった。『有頂天』がそれぞれのエピソードの関連性が薄く「点」としてドラマが展開していくのに対して、本作は「ホテルの中で殺人を企てる犯人と被害者を宿泊客の中から見つけ出す」という命題があることで連続性が途切れない。また、潜入捜査のためホテルマンになりすました刑事の木村拓哉と彼の教育係を凛として演じる長澤まさみ(美脚も見どころ!)とのバディ感も楽しい。松たか子の登場は、木村との共演ドラマ「HERO」への目配せだろうが、木村&長澤コンビとの対比に皮肉が効いていてよい。終盤で描かれる幻想シーンは、僕が大好きな映画『フィッシャー・キング』へのオマージュだろう。『有頂天』以上に、「グランドホテル」形式の血統を感じた。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0118ペット
にゃあみんママさん

シャイなロン君と甘え上手なビビちゃん
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0118コネクト_福澤さん画廊一般社団法人平塚市観光協会の会長を務める福澤正人さんが開いた「湘南画廊」(明石町13−25)が昨年12月、オープンから2年を迎えた。現在は数人の常設展を開くかたわら、貸し画廊としても運営中。入り口正面に展示される絵画は「雲の画家」と呼ばれた日本画家、故・山本瑛幾(えいき)さんの作品だ。同じく画家である娘の和恵さんに父の思い出を語ってもらった。
 山本さんは大正6年、現在の東京都に生まれた。昭和22年に大磯に居を構え、以降は湘南エリアを拠点に創作活動を行ってきた。和恵さん曰く「若い頃は山岳専門で八ヶ岳やらアルプスばかり描いてたみたいです。ところが大磯に来てからは町内、県内の風景を描くようになって。バイクで三浦半島から伊豆半島まで走り回って描いてましたね」と振り返る。
 とりわけ山本さんの心を惹きつけたものは雲。戦時中に軍に入った際も「ずっと雲ばかり見ていた」と当時の仲間が振り返った記録が残る。描かれた絵には不思議と心に残る雲が描かれる。夏の雲であったり、冬の雲であったり、はたまた水田に映る空に浮かぶ雲であったりと様々に表情を変えながらその姿が描かれる。
 画壇で様々な功績を残して来た山本さん。娘の和恵さんとの親娘展も長きに渡って行ってきた。遺作は200点近くにのぼり、大磯町内の施設などでも寄付された絵画を見ることができるという。
 「描くことにはストイックだった」という和恵さん。「人を信用する人で、芸術家なので繊細さもあって、すごく純粋な人でした」と振り返る。「技術的なことは教わってこなかったけど、人間としての考え方、生き方はすごく言われました。私も絵を描くから、人の接し方には気をつける。技術ではなく、そういった教えが絵にも出るのだと感じます」と話す。
 山本さんは晩年、レプリカではなく肉筆の絵をみんなが持つにはあまり単価を高くしたくないという理由で小さい絵を多く描いた。画廊に飾られた絵も小ぶりなものが多い。ぜひ現地を訪れ、その魅力に触れてほしい。

0118うちのコ
胡桃ちゃん
ばぁば、可愛いお帽子
作ってくれてありがとう
ぱんだママさん
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 平塚市は4日、平成30年の火災・救急・救助の件数の速報値を発表した。火災・救助件数は前年に比べて減少しているものの、救急件数は過去最多となっている。
 14,776件で過去最多となった救急件数。件数は前年比476件(約3%)増加した。救急搬送人員、救急支援件数はそれぞれ467人(約3%)、268件(約12%)の増加となっている。救急車を必要とする高齢者の増加なども要因とみられるが、中には急を要さないケースもあるという。担当課では119番の適正利用を呼びかけている。
 火災件数は47件。前年に比べ、27件(約37%)減少した。平成28年の発生件数が50件だったことから、過去3年間で最も少なくはなっている。
 救助件数は184件。そのうち水難救助は9件だった。救助件数全体では前年に比べ7件(約4%)減少したものの、水難救助件数は前年に比べ1件(12%)増加した。

0111 うちの子
悠暉くん
元気に育ってね!
くまさん
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0111 映画
『来る』(2018年/日本)
監督・脚本:中島哲也 脚本:岩井秀人/門間宣裕
出演:岡田准一/黒木華/松たか子 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
正月映画にオカルトを持って来るあたり、興収トップを走る東宝の自信のほどが伺える。と思いきや、監督はあの極悪エンタテインメント『告白』の中島哲也だから、単なるオカルトではない。開巻早々、多少の脅かしはあるが、およそ40分くらいは妻夫木聡と黒木華演じる若夫婦の結婚から子育てに至る日常が展開する。一見、平穏、幸福に満ちた暮らしの中に、子育てを契機に鏡がひび割れるようにピキピキと夫婦の間に亀裂が生じてゆく。圧巻は、イクメン気取りでブログに子煩悩なコメントを書き込みながら目の前の育児に無関心な妻夫木と、従順で温厚な妻に見えて内面にマグマのような憎悪をたぎらせてゆく黒木。子育てをした親ならば、身につまされる。そこに、魔が差す。得体の知れない憎悪が夫婦と子を襲い、スーパー霊媒師松たか子と小松菜奈姉妹でも邪悪な「なにか」を抑えきれず、全国の霊能力者が結集して壮大なお祓いイベントが展開される。出色は柴田理恵演ずる霊媒師。風采の上がらない外見とは裏腹に実は凄腕という「刑事コロンボ」的な異彩を放つ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1221 2面 今村さん清掃(一社)神奈川県建設業協会・平塚支部(佐藤豊明支部長)のメンバーらが12日、「箱根駅伝応援清掃活動」として国道134号の歩道部分の清掃を実施した。テレビなどで全国に発信される駅伝を前に、綺麗な平塚を見せたいという狙いだ。当日はあいにくの冷たい雨ながら34社から約60人が集結。平塚中継所の前後3kmほどのゾーンでゴミを拾い、路上の落ち葉を集めたほか、歩道に飛び出た雑草などを取るなどした。

1221 2面 シンクエコ横浜ゴム株式会社平塚製造所(塚田修一所長)は13日、先月10日に開催した環境イベント「第10回Think Ecoひらつか2018」での収益金90万5,754円を、平塚市と災害協定を結んでいる石巻に送るとして落合克宏市長を訪ねた。寄付は今回で8回目、累計金額は351万9,770円となった。10年で一区切りとされる震災復興だが、現地では復興とは程遠い現状もあるという。塚田所長は「過去最多の約3,400人の来場者の皆様お気持ちをいただいている。今後もしっかり続けていきたい」と話していた。

1面_1221
 2018年も残すところあとわずか。本紙発行エリアでも楽しいことや嬉しいこと、考えさせられることなど多くの話題があった。今週は1市2町の1年間を総復習。あなたの今年1年はどんな年だっただろうか。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、話題のニュースを順位づけした「勝手にランキング」をお送りします。今回の番組は12/24(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
上半期
 平塚市役所の本庁舎がグランドオープンした1月、低利用魚のシイラを活用したバーガーなどが地元企業と漁協の協力で完成した。22日には日本各地で4年ぶりの大雪となり、本エリアでもけが人が出るなどした。
 日本中が平昌五輪のメダルラッシュに沸いた2月、平塚産のいちごの魅力を発信する湘南ストロベリーマルシェが初開催された。二宮では菜の花アートフェスティバルも開催。民間主導の新たなイベントが続々登場した。
 3月。平塚発の米、はるみが2年連続で米の食味ランキング特Aを獲得した。湘南平には愛の南京錠をかけられるモニュメント「ainowa」が設置。名産品・特産品のリニューアルが5年ぶりに行われたのもこの月だ。
 南北朝鮮の首脳会談が世界の耳目を集めた4月。湘南ベルマーレがライザップグループの傘下に入ることが発表された。大磯町の旧吉田茂邸ではブータン外相との会談が実現。虫窪にはリサイクルセンターがオープンした。
 西城秀樹さんの訃報が列島を駆け巡った5月。大磯町のエリザベス・サンダース・ホームが創立から70年を迎えた。平塚ではゆかりの作家、中勘助の文学碑が桃浜公園に完成。文化的な歴史の1ページを彩った。
 大阪を震度6弱の地震が襲った6月。サッカーW杯も盛り上がったが、平塚では地元出身の穂積絵莉選手が二宮真琴選手と女子テニスダブルスで全仏オープン準優勝を成し遂げた。またキックボクシングのK-1 WORLD GPでは村越優汰選手がフェザー級王者に。若い力がスポーツ界で躍進した。
下半期
 15年ぶりに火星が大接近した7月。平塚市博物館ではクラウドファンディングを利用して新たな天体望遠鏡を購入し、多くの人が天体ショーを楽しんだ。平塚市美術館の企画展「金魚絵師 深堀隆介展」は同館の最多来場者数を更新。大磯では明治150年を記念するワインが作られた。
 8月。昨年に引き続き高校生議員によるひらつかスクール議会が開催された。一方、二宮でも同様に若いアイディアをまちづくりに生かす中学生サミットが行われた。
 テニス全米オープンを制覇した大坂なおみ選手のブームが巻き起こった9月。中心商店街の活性化イベント「まちゼミ」の第3回が始まった。平塚八幡宮のぼんぼりまつりに合わせて、参道の2商店街が連動イベントを開催し多くの人で賑わった。また平塚出身の手話パフォーマンスグループ「HANDSIGN」がメジャーデビューを果たした。
 10月。湘南ベルマーレがYBCルヴァンカップで優勝を果たした。創部50周年の年を飾るにふさわしい快挙は地元だけでなく全国のサッカーファンに知れ渡った。また、市内で五輪事前キャンプを実施するリトアニア共和国首相が平塚を訪れ、2020年に向けて交流を深めた。
 11月には昨年に続き平塚駅前地下道で地元アーティストが作品を製作した。大磯・二宮では町長選が行われ、いずれも現職が勝利。大磯では明治記念大磯邸園に多くの人々が訪れ、二宮ではマルシェイベント二宮市が初開催された。
 そして12月も半分が終わり、今年も残すところあと10日。みなさんにとって今年はどんな年だっただろうか。いよいよ来週は年末年始号を発行するのでこちらもお楽しみに。

1214 3面コネクト1
 平塚市総合公園で、そろいのピンクの帽子やTシャツで走っている人を見かけたことがあるだろうか。彼らは「フル百回楽走会」のメンバーで、記録よりもフルマラソンの完走回数を重ねることを目標にしている。100回を超える人がザラにいるというが、なぜそんなにも走れるのだろうか。
 
 全国各地約200人の会員の連絡役として事務局長を長年務めるのが、平塚市に住む吉野孝敏さん(76)。これまでに400回以上フルマラソンを完走している。会員にはそれを上回る500回、600回を達成した70代もいて、最高は1700回を超えるというから驚きである。
 それだけ回数を重ねられるのには訳がある。各地の大きなマラソン大会には通常、完走までの時間制限がある。だから6時間以上かかる人は出場できないことが多い。それならと、この会では「手作り大会」と称して各地で独自に大会を開催。平塚市総合公園では、1周約1.7kmのコースを25周走る大会が、毎週水曜日と最終週の日曜日に行われている。厳密には正確な距離ではないが、「記録を目指すわけじゃない。記録を目指すと無理するから10年で終わっちゃう。うちでは長く走り続けることが目標なんです」と吉野さん。走っているうちに体ができてきて、慣れると月に5回フルを完走できるようになるという。疲れれば歩く程度の速さに落とし、休憩して栄養を取り、自分の体と相談しながらそれぞれのペースでゴールを目指す。
 その時に支えになるのが、仲間の存在。自分より回数の多い人を目標にしたり、声を掛けたりして、互いにエネルギーを分けあう。中でも会員の植田秀夫さん(73)は今年5月に入院した時、水曜になると「みんな走っているだろうな、一緒に走りたいな」とベッドで思っていた。それが病気を早く治そうという意欲になったと振り返る。10月からまた参加するようになり「フル100回いけるかなあ」と笑顔を見せていた。
 吉野さんも「毎週やってるから、ここに来ればみんなと顔を合わせて話ができるのが大きいね」と話す。走ること自体は1人でもできるが、仲間と共に目標を目指すことでより長く続けられるのだろう。もしかしたら自分も走れるようになるかも、そう思わせてくれる会員たちの表情である。

◇フル百回楽走会のHP
http://www1.vecceed.ne.jp/~ageo/fullhyak/fullhyak.htm

1207 私は今
なでしこ幼稚園 園長
灘波由子さんからのご紹介
藤原岳久さん
シューズアドバイザー、藤原商会代表
一般社団法人日本フットウエア技術協会理事
(マラソン自己ベスト 2時間34分28秒)
 私は現在、ランナーにシューズの履き方、選び方、使い方をお伝えするシューズアドバイザーという仕事をしています。自分自身、47歳の今も走り続け、フルマラソンの自己ベストは今年出しました。日本人は真面目で、走ることをやみくもに頑張ってしまいがちですが、シューズでランニングの快適さが変わるということを伝えていきたいですね。まだまだ道半ばですが、生まれ育った湘南で自分の好きなことを職業としてやれることはとても幸せです。
1214 映画
『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(2018年/日本)
監督:吉沢俊一 脚本:福井晴敏
声の出演:榎木淳弥/村中 知/松浦愛弓 他
109シネマズ湘南ほか全国公開中。
1968年生まれの僕は、いわゆるファーストガンダム世代である。にもかかわらず、僕自身はそれほどガンダムに触れては来なかった。そんな僕にガンダムへの入り口を開いてくれたのは同い年の作家で盟友の福井晴敏である。「ガンダムは、俺ら世代が子供の頃に初めて知った戦争なんだよ」と彼は言った。そこで描かれるのは、地球人口が増え過ぎて人類が宇宙へと新たなフロンティアを求めた世界。その実、地球に住む権利を得るのは、ごく一部の特権階級であり、それ以外は宇宙に棄てられた民なのだ。やがて両者は、地球連邦政府と宇宙移民による独立自治を掲げたジオン公国として交戦する。そこに善悪などはない。あるのは互いの正義。それが戦争なのだ。本作は、特異な能力によって多くの人命を救い、かつては“奇蹟の子供達”と呼ばれた一人の男と二人の女が、戦争の道具として利用される運命に抗い、自らの未来を命がけで切り開く物語である。すぐそこに軍靴の音が迫る現代のメタファーでもある。僕はその小説版を担当した。50にして本気でガンダムと向き合った一作。映画館と併せて、ぜひ書店でも。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1214 2面 大磯市100回-01 大磯港を中心に毎月第3日曜日に催されているマーケット「大磯市」が12月の開催で100回の節目を迎える。2010年に産声をあげたこのイベントの仕掛け人の1人、原大祐さんにこれまでを振り返ってもらった。
 「いやあ、結構やりましたね。長かった」と笑う原さん。そもそもこのイベントは港エリアの活性化整備計画のパイロット事業として始まった。「漁港の食堂である『めしや大磯港』ができて、漁協が朝市をやっていて、人が集まる状況ができてきたタイミングでマルシェをやろうとなった」のが始まりだという。2012年には夏季の夜市もスタート。今や大磯や平塚だけでなく、小田原や藤沢などからも人が集まる大磯有数のイベントに成長した。
 「始まって1年半後には1万人来場。テレビや雑誌で取り上げられて、トントン拍子に成長していったと思います」と振り返る。初回の参加店舗は19店舗だったが、現在は1回の開催で約190店舗、パフォーマーなども含めると200以上の参加者が市を盛り上げている。当初の10倍の規模にまで成長したが「やっとちょっと落ち着いてきた感じです。非日常のイベントから、ようやく日常の中に馴染んできたと思います」という。
 当初より「ミナトを開放してチャレンジの場にする」「大磯全体を市にする」という大きなテーマの元で開催を続けてきた大磯市が次に目指すものは何か。「クオリティ・オブ・コミュニティを目指しています。クオリティ・オブ・“ライフ”ではなく“コミュニティ”。個人の暮らしではなく、みんなの大磯暮らしが楽しくなれば」と展望を語る。「前は飽きられないように『何か仕掛けなきゃ。あれもこれもやって』とやってきました。でも頑張りすぎると息切れしちゃいますから」とあくまで自然体で運営に取り組む。「別に100回を目指してやってきたわけでもないですし『やったぜ』とは思いますがあくまで通過点。100回記念の仕掛けも特にないです」と笑う。「これからも粛々とやっていければ。もちろん、ずっとこのまま続けていけるわけではないので、アップデートすべきところはしていきます。今まさにイベント運営を学べるような場所作りができないかと考えています」。大磯暮らしを心から楽しむために、これからも歩み続ける。
第100回大磯市
◇日時:12/16日(日)
    9時〜14時
◇会場:大磯港ほか
【写真下】原 大祐さん
1214 2面 大磯市100回-02

1214 2面 ボクシング 平塚市内のボクシングジム「TEAM 10 COUNT」(鳥海純会長)に所属する松田恵里さん(24)が1日に行われたOPBF東洋太平洋女子アトム級王座決定戦で勝利し、チャンピオンベルトを勝ち取った。松田さんは8月にプロデビューしたばかりで同戦が2戦目。男女通じて日本プロボクシング史上最速の王座獲得を成し遂げた。
 「一応、プロでは2戦目なんですが、アマチュアで7年やってきました。その間は全日本などで優勝できなかったので、史上最速とは言われていますが“念願のベルト”という感じです」と喜ぶ。「ずっとお世話になってきた鳥海会長にチャンピオンになった姿を見せられて、嬉しさとホッとした気持ちが半々。やっと恩返しができた」という。
 ボクシングを始めたのは高校2年生のころ。「兄がやっていて試合を見にいったんです。それがちょうど鳥海会長の引退戦で。そこで『平塚でジムをやる』という話があったのでやってみようと」。幼い頃から空手に親しみ、日本一になったこともある。加えてテニスでも全国大会出場、中学時代は陸上部で活躍。高校に入るとサッカー部で関東大会に出場するなどスポーツ女子だった。「空手やテニスはただただ楽しくて。結果も後からついてきたという感じです」。だがボクサーとしての生活はそれまでのように順風満帆とはいかなかった。アマ戦績は33戦21勝12敗。「アマデビューの時は『空手をやってたしボクシングもいけるだろ』という感じだったんですが、1ラウンドTKO負け。『こんな悔しいことがあるのか』と感じ、ぐんぐんのめり込んでいった」と話す。
 日中はバイトをして夜はジムに行く生活を週に6日。苦しい生活だが試合に繋がると思えば辛さもないという。休みの日には好きなバイクに乗ったり、甘いものを食べ歩いたりと女性らしい一面も。だが闘志は人一倍だ。「当面の目標は来年の春に行われる日本チャンピオンとの統一戦に勝つことです。王座を獲ったことで追われる立場になって未知の世界ですが楽しみです」という。「(1日に)世界戦もあったんですがそのレベルには達してないな、と。チャンピオンにはなりましたがまだまだ上を追う立場でもあります」。
 将来的に目指すのはもちろん「世界チャンピオン」。と同時に「多くの人に試合を見てもらいたいです。女子だって戦うんです。ボクシングの面白さを感じてもらいたい」。平塚から世界を目指す彼女の活躍に期待がかかる。

1214 2面 動画コンテスト表彰 平塚市の魅力を伝える動画を一般から募集した「#hiratsukagood動画コンテスト」の表彰式が9日、ららぽーと湘南平塚で行われた。
 同コンテストには96作品の応募があり、ウェブでの一般投票には5,435票が寄せられた。審査委員会による最終審査の結果、グランプリには角江幸博さんの『パパと娘が作った「#hiratsukagood」動画』が選ばれた。同作は角江さんの幼稚園生の娘による手書きの絵と、総合公園や七夕といった平塚の名所を組み合わせた作品。角江さんは「参加することを目的にしていたので(グランプリ獲得は)驚いている」というが、審査委員長からは「クオリティが高い。満場一致での決定」と講評が送られた。
 準グランプリには近藤亜沙美さんの『この街に住む理由』が、優秀賞には黒木宥冴さんの『みんなのいいね あなたのいいね』が選ばれたほか、7つの特別賞も表彰された。入賞作品は市ホームページで公開中。

1214 2面 税の標語平成5年から全国間税会総連合会が実施している「税の標語」募集で市立金目中学校3年竹下和輝さんの作品「学ぼう知ろう納めよう 僕らも立派な 納税者」が全国で優秀賞に選ばれた。
 全国から約40万点の応募が寄せられた同募集。平塚税務署管内は3,078点、神奈川県では3万3,317点の応募があった。優秀賞は全国で4人が選出。竹下さんは「改めて税のことを考えると知らないことが多い。学ぼうという姿勢が大切」と考えたという。また「消費税に関しては大人も子どもも払うもの。当事者意識を持ちたい」と標語を作り上げた。受賞については「まさか受賞できるとは思っていなかったので驚きも喜びもありました」と話した。
 また、同校からは3年生の本田愛理華さんの作品「税金で 希望あふれる 国づくり」が神奈川県議会議長賞に選ばれた。

1214 1面1
 新年を前に、大磯町の相模國総社六所神社で出雲大社と同じ形の大しめ縄が新調された。関東では珍しい形で、同神社と出雲との古い縁をきっかけに大磯にやってきた。その大しめ縄には神社関係者をはじめ多くの人の思いが込められているという。

六所神社は、2千年以上前に出雲地方から移住した人々が、祖神である櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)らを祀って創建したと伝わる。源頼朝が戦勝祈願や妻の北条政子の安産祈願に訪れたとの記録が残っている。
 その同神社で6日、5年ぶりに拝殿に新しい大しめ縄が掛けられた。長さ4m30cm、一番太い部分は直径約60cmで、重さは250kgほどという。製作したのは島根県飯南(いいなん)町の飯南町注連縄(しめなわ)企業組合。出雲大社の大しめ縄も製作する組合で、同じ「大黒締め」という形のものを同神社へ奉納した。
 出雲と大磯、遠く離れた地になぜ同じ形の大しめ縄が飾られているのだろうか。
大磯と出雲の縁が始まり
 それは、同神社と同じく、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)を御祭神とする松江市の八重垣神社とのつながりがきっかけだった。
 柳田直継宮司(73)夫妻は以前から出雲大社に何度も参拝し、その大しめ縄を見ていた。ただ長さ13m以上、重さ約5tとあまりにも巨大で、神社に同じものを掛けることは考えつかなかったという。
 ところが平成2年、妻の美和さんが八重垣神社を訪れる機会があった。社殿は六所神社と同規模ながら、出雲大社と同じ形の大しめ縄が掛けられていた。大きさは違えども、同じ美しさと迫力を合わせ持つたたずまいに感銘を受け、「完成したばかりの拝殿に飾って氏子をはじめ多くの人に喜んでほしい」と考えるようになった。
 氏子と接することの多い美和さんの提案に、宮司は「良いことだからやってみたらいい」と快諾。美和さんは早速島根に向かい、八重垣神社の宮司の伝手をたどって職人集団に出会った。そして平成3年の初めに製作を依頼。職人たちは春から専用の稲「あかほもち」を栽培し、8月初旬に青いまま刈り取って乾燥させた稲わらを使用。出雲大社が縁結びの神であることから、化粧縄は表から見るとハートに見えるような形に編む。そうして平成3年の暮れ、約1年がかりで完成した大しめ縄が初めて奉納された。
多くの人の寄付で実現
 それと並行して、神社では費用を集めるため参拝者に寄付を呼びかけた。当初「足りなければ自分が出そう」と考えていた美和さんだが、製作や島根からの運搬にかかる必要経費と同じくらいの額が集まった。その後も掛け替えのたび毎回過不足なく寄付が寄せられたといい「不思議なんですが、本当にありがたいことです」と微笑んでいた。今回も、氏子はじめ近隣や関東一円の約300人から寄付が集まり、市井の人々の思いが繋がって掛け替えが実現した。今後一人ずつ宛名を書いて写真入りの礼状を送り感謝を伝えるという。 古いしめ縄は職人が島根に持ち帰り、自然に朽ちていずれ土に還る。その地で育った稲を使って次の大しめ縄を作っていく。ただ高齢化に伴い職人の数は減っているとのことで、美和さんは「後継者を育て、これからも長く作り続けてほしい」と願う。縁結びの御利益があるとも言われる同神社だが、その縁は男女のものだけに限らず人々の間にもある。多くの人や土地との縁を結ぶこの大しめ縄を前に、自分や大切な人の新しい1年の無事を祈る時期がもうじきやってくる。
◇相模國総社六所神社
大磯町国府本郷935 ☎︎71-3737
【写真】
1)掛け替えにあたり神事を行う柳田宮司(中央)
2)ハート形に編んだ化粧縄
3)古いしめ縄は島根に持ち帰る

平塚市教育委員会は10日、平塚市立金目小学校でインフルエンザによる学級閉鎖を決定したことを発表した。今季初めてのインフルエンザによる学級閉鎖となる。
 学級閉鎖の対象となったのは6学年の1クラス。在籍者30人のうち、11人が欠席。うちインフルエンザ患者は7人という。閉鎖期間は11日(火)〜13日(木)の3日間。
 神奈川県感染症発生情報によると、定点あたりの罹患報告数は過去平均よりも少ない件数で推移している。だが横浜市、小田原保健福祉事務所管内では流行開始の目安を超えているとのことで本格的なシーズン到来を前に注意を払いたい。

1207 3面ベルマーレ湘南ベルマーレは1日、名古屋グランパスとのアウェーゲームを引き分け、年間勝ち点41の13位で2018シーズンを終えた。この結果、チームのJ1残留も決定。来季も日本のトップリーグで戦う権利を得た。
 湘南は今年、クラブ創立50周年の節目の年であるとともに、RIZAPグループの傘下に入るなどその体制を大きく変えた。また、YBCルヴァンカップで初優勝を果たし、クラブ史に新たな1ページを加えた。リーグ戦では残留ボーダーラインが例年より高い中、最終節を残し勝ち点40で3クラブが並ぶ残留争いの渦中に巻き込まれていた。年間成績は10勝11分13敗と、まだまだ上位との差は大きいが、若手からベテランまでが躍動するシーズンとなった。
 曺貴裁監督は「選手は本当にミッションを達成した」とコメント。「夢とか自分がこうなりたいという思いを失わせたくないというのは今年1年強く思っていた」と選手として、人間としての成長を求め続ける曺監督らしい発言で今季を振り返った。

1207黒岩知事対話の広場黒岩祐治神奈川県知事が県内各地域で県民との直接意見交換を行う「対話の広場」の湘南版が先月27日、平塚商工会議所で開催された。高校生からシニアまで、幅広い世代から170人以上が参加。年間テーマとして挙げられた「子どもみらいをスマイル100歳に!」に関連し、サブテーマを「子どもから大人まで『健康』でスマイル100歳〜生涯スポーツ社会を考える〜」としてゲストの事例紹介や質疑応答などが行われた。事例発表を行なったのはプロテニスプレイヤー杉山愛さんの母でありコーチでもある杉山芙沙子氏と、東海大体育学部准教授の知念嘉史氏の2人。幼い時期から「楽しんで体を動かす」ことの重要性などに触れた。質疑応答での「高齢者がスポーツを始めるのにいいものは何か」という問いかけに対し黒岩知事は「私自身、56歳から早朝ランニングを始めた。始めるのに遅いことはないのでぜひやってみてほしい」と自身の体験を引き合いに積極的なチャレンジを呼びかけていた。

1207 2面一輪車1一輪車に乗りながら華麗に踊る一輪車ダンス。その全国大会で優勝した東海大学3年の鈴木ちひろさん(21)が、9日に同大学で開催される「DAN DAN DANCE&SPORTS第8回公演」に出演する。
 10月、大学でのバスケットボールの試合のハーフタイムショーにペアで出演した鈴木さん。黒を基調とした衣装をまとい、アップテンポの曲に合わせて軽やかに踊る。スピードを出して回る一輪車に乗ったまま、Y字バランスやフィギュアスケートのビールマンスピンのようなポーズを取ったり、ジャンプしたりと驚きの技を、ペアの相手と息を合わせながら披露していた。
 小3の頃、伊勢原市のクラブで一輪車ダンスに出会い「私がやりたかったのはこれだ」とスタート。クラブに週5回通い、帰宅後も外で練習するほどのめり込んだ。また練習を撮影したビデオを見て改善点を考え、どんどん技を習得し上達していった。
 そうして大会でも上位に入るようになる中で、それまで練習してきたようなアクロバティックな技と技をつなぎ技術を見せるプログラムとは違う、自分のやりたいものが見えてきたという。それは、フィギュアスケートの動きを取り入れた表現力あふれる美しい「演技」。そうしたダンスをするコーチに学びたいと中3の時、自宅から1時間半以上かかる川崎市のクラブに移った。
 そこでは技の完成度を上げるための練習はもちろん、曲調に合わせた振り付けや表現方法なども指導を受け、さらに力を伸ばした。しかし、大会本番ではどうしてもミスが出てしまう。ミスのない演技を目指し、スピードのコントロールなど臨機応変に対処できるように自分で考え、2年前に全日本一輪車競技大会ソロ演技の部で優勝。昨年と今年はペアの部で2連覇した。
 今年9月には、世界的なエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユのサウジアラビアでの特別公演に出演。3週間、全く異なる環境で日本語も通じない中で練習した。本番では絶対失敗できない緊張感はあったが、始めた頃からの憧れの舞台に出られた感動で涙が溢れたという。
 まだマイナーな一輪車ダンスの面白さを多くの人に知ってほしいという鈴木さん。「見る人の心を動かすような演技を目指したい」と日々練習に励んでいる。
◇12月9日(日)17時~・東海大学湘南キャンパス2号館大ホール。入場無料。公共交通機関利用のこと。問い合わせ=同大学チャレンジセンター☎︎50−2504  
【写真】右が鈴木さん / シルク・ドゥ・ソレイユの公演。右から2人目が鈴木さん(鈴木さん提供)
1207 2面一輪車3

1207 2面寺子屋リーフレット主に小中学生を対象に、ボランティアが無償で学習を手伝う平塚市内の学習支援団体11団体を紹介するパンフレットがこのほど完成し、公民館などで配布されている。
 町内福祉村5カ所と市内の6団体を紹介し、内容や開催場所・日時、連絡先などを掲載。作成した平塚子ども学習支援ネットワークの大野 文さんは「学習に関して困っている子どもや親に、広く活動の情報を届けたい」と話している。市内の公民館のほか一部の保育園、高齢者よろず相談センターなどで配布している。

1207 2面YEG駅伝平塚商工会議所青年部(古木紳一郎会長)が毎年12月に開催している「YEGベルマーレカップ2018小学生駅伝競走大会」が1日、Shonan BMW スタジアム平塚で開催された。当日は12月にしては暖かい19℃を辻堂で観測する晴天。男女合わせて82チーム、600人以上の小学生ランナーが総合公園内を駆け抜けた。男子の部では国府津ランナーズが40分20秒で優勝。昨年に続き2連覇を果たした。女子の部では木曜ランナーズが33分29秒で6年ぶりの優勝を果たした。 

1207 3面なでしこの里厚木市を中心に保健・医療・介護・福祉分野で事業を展開している社会医療法人社団三思会(野村直樹理事長)が来年1月に新規開所する、介護老人保健施設「なでしこの里 リハビリひらつか」(平塚市東八幡4-19-3、桐山誠一施設長)の竣工式が先月30日に行われた。
 同施設は鉄筋コンクリート造3階建てで、認知症専門棟のある入所機能に、デイケアやショートステイの機能も併せ持つ。開放的なリハビリ庭園や車椅子が安心してすれ違える広い廊下、在宅介護における家族支援用の家族介護教室など、利用者だけでなく、その家族にとっても頼れる施設は、1月よりサービス開始予定だ。
 桐山施設長は「在宅復帰のための生活リハビリが高齢者のリハビリのあるべき姿」と高齢者が住み慣れた地域で暮らせるよう支援していく方針について力強く語った。
【写真】リハビリ庭園で施設の説明をする野村理事長(左)

メイン_01_外観パース(事業対象地全体)
平塚市は先月29日、(仮称)新文化センターの建設を中心とした「見附台周辺地区整備・管理運営事業(A・Cブロック)」について、大和情報サービス株式会社を代表企業とするグループを最優秀提案に決定した。市民センター大ホールの閉鎖から3年。2022年3月のオープンを目指し、開発が本格的に動き出す。
今年7月13日に募集要項や要求水準書等を公表した事業者募集には2グループからの応募があった。学識経験者等の外部委員などにより構成する選定委員会での審査を経て優先交渉権者は決定された。最優秀提案グループは大和情報サービス株式会社を代表企業に、設計・建設に清水建設株式会社、設計に株式会社安井建築設計事務所東京事務所、建設(造園)・維持管理に湘南造園株式会社、建設(建築)に株式会社エス・ケイ・ディ、維持管理・運営に株式会社神奈川共立、維持管理に日本管財株式会社、運営に株式会社シアターワークショップが名を連ねる。審査内容の詳細は12月中に公表されるという。
コンセプトは「ひらつかみっけ」
 事業コンセプトには見附台の名をもじった「ひらつかみっけ」が挙げられた。(仮称)新文化センターを「みっけホール」、見附台公園、緑地を「みっけパーク」、余剰地活用事業を「みっけダイニング」と名打ち、これらの事業が一体となった相乗効果を狙う。年間を通して「いつも何かやっている」事業展開や、まちに新たな賑わいを生む年間4大フェスティバルなどを提案していくという。
 施設概要に目を向けたい。現在の見附台広場の東側に建設される新センターは最大1,210席の大ホールや、建屋内外をシームレスに繋ぐ多目的ホールを有する。西側は見附台公園として整備され、イベントや有事の際の防災拠点に使われる。現在のセンター跡地には1階層のカフェ、飲食店舗が、錦町駐車場跡地には2階建ての生活関連店舗が建設予定だ。提案の中で「生鮮食品、日用品の調達が容易化」や「災害時の物資提供」との文言があることからスーパーマーケットが入るとみられる。
 中心街との連携も視野に入る。これまで中心街をメインにしていたイベントのサテライト会場としてセンターを利用する、あるいはセンター発信のイベントを中心街側にもっていくなど、運営に関してのアイディアを積極的に発信していきたい考えだ。
市民の意見は
 制度上、事業者は行政の要件を満たしていれば自由な開発ができる。だがそれにより作られるものは本当に市民が必要とし、意見を反映したものなのか、たびたび議論の的になってきた。商工会議所では地元の声を集約し、聞いてもらえる場面を作ろうと早くから訴え続けてきたという。
そこで今回は、優先交渉権者決定後に市民向けの説明会が開かれる。落合克宏平塚市長、常盤卓嗣商工会議所会頭もこれを「平塚方式」とし民間活力を活用する事業の新しい形として期待をかける。一方で事業者側も「設計段階から市民と設計・運営者と一緒に考えて作るプログラム」を施設のコンセプトの1つとして挙げ「市民の意見を吸い上げていきたい」という意向を持っているという。説明会の日程は今月22日(土)と26日(水)の2日間。運用などは別にして、一旦建設が始まってしまえば施設自体を変えることは難しい。より地域に密着し、多くの価値を生む施設にするために声をあげる事実上最後のチャンスであるともいえる。

今後のスケジュール
2018年12月  地元向け説明会、市民説明会(22日、26日)、基本協定の締結

2019年1月  基本契約、施設整備仮契約、指定管理者基本協定締結

2019年3月  施設整備契約、指定管理者の指定に関する議会の議決

2019年4月〜  設計・建設

2022年3月  供用開始
市民説明会
日 時:12月22日(土)14時〜15時30分
    12月26日(水)19時30分〜21時
会 場:平塚市教育会館(浅間町12-41)
出席者:都市整備課、文化・交流課、
    事業提案者(予定)
問い合わせ:都市整備課 ☎︎21-8783
目前に迫る大規模開発
会頭の考えとは?

 1207 2面見附台キリヌキ色々な人と話をして、相当期待値が高いのを感じています。それらの声を届けたいという考えは行政に聞いてもらい、パブリックコメント以外でも話を聞く機会を設けてもらいました。優先交渉権者の決定後も、そういった場を設けてもらえることは非常にありがたいことです。
 大事なのは多くの市民が使ってくれることだと考えています。言い換えると施設の稼働率は非常に重要。そういった意味で大和市の「文化創造拠点シリウス」はとても参考になる施設でした。図書館を中心にホールや子ども向け施設、生涯学習センターなど複合的な施設になっていて、人の動きの中心になっている。午前中はシニア世代が、午後は子育て世代が、夜間は学生などの若者が利用者の中心になっていて、常に何かが動いている状況でした。
 シリウスは中に入っている施設ももちろんですが、何より素晴らしいのは行政や地元がしっかりと自分たちに何が必要なのかを勉強し、検討して事業者に意見を言っている点です。もちろんレクチャーなどはありますが選定委員は必ずしも平塚の現状をよく知っている人とは限らない。文化の拠点として長く使うものですから多くの地域住民に愛されるものになってほしいですね。
平塚商工会議所 常盤卓嗣会頭

1130 コネクト市内唯一の駅、平塚駅。その駅ビルとしてラスカ平塚は1973年に誕生した。45周年の節目を迎え、半世紀に向けたこれからの5年とその先の未来について、ラスカ平塚の丸茂淳店長に話を聞いた。丸茂さんは今年の7月9日、駅ビルのプロフェッショナルとしてラスカ平塚に着任した。過去には山形新幹線開業に伴う開発で立ち上げに参加。アトレや千葉ステーションビル、JR東日本都市開発などを歴任してきたという。

土地に根付いた感覚
 平塚の印象を聞くと「手前味噌な話なんですが」と笑いながら「湘南ステーションビルって響きが良いですよね。グループ内でも一度は働いてみたいと結構人気なんですよ。実際、CS(顧客満足度)やトイレの綺麗さとか、特徴的な面も多いです」という。「スタッフの意識も高い。店内アナウンスのクオリティが高かったり、清掃スタッフがお客様の案内もできたり。各々が自分の業務区分を超えた熱意をもって仕事をしてくれています」と話す。「小さい頃にここを訪れて、その記憶をもって今の仕事に臨んでいる。それは土地柄でもあり、そこが魅力になっていると」。
 今でこそ大型商業施設は市内にも複数あるが、駅ビルといえばやはりラスカだ。ラスカは旧国鉄が出資した第1号。そこで生まれた意識の高さや、特別感は脈々と受け継がれている。

ラスカが目指す“価値”
 「ネットショッピング全盛の時代ではあるんですが、実際の商品に触っていただきショップスタッフと会話をするなど“ものを買う”ことにプラスアルファの体験を付け加えたい」と話す。“モノ消費”から“コト消費”へと時代の流れと共に価値観は変わってきている。「私たちは『生活に潤いを与える』って言い方をするんですが、今はカフェの需要が伸び続けているんです。うちだけで6店舗あります。これも買い物に来るというだけではない“ここで時間を過ごす”という需要の表れと考えています」。平塚は立地上、横浜や都内にも足を運びやすい環境にはある。だが地元でもモノを買う以上の“体験”ができるわけだ。
 また、南館にある託児所にも、新たな価値を感じている。「子どもたちが館内をお散歩するんです。これが良いですよね。お客様に話しかけてもらったりして交流が生まれている。まだ規模は小さいですが、商業施設というものを超えた副次的な効果があるのではと考えています」。

 ラスカでは地元の大学や、企業とも連携し、地域に溶け込んだ経営をしてきた。地域と共に過ごした半世紀。時代が移り変わりゆく中でも、その歴史を積み上げ新しい価値を生み続けている。

【写真】ラスカの屋上で。ここもまた丸茂さんが注目するスポットの1つだ

1130 オーレ
試合前、勝ち点37で並ぶ鳥栖、名古屋、そして湘南。いずれも残留のためには絶対に勝利が欲しいJ1第33節、湘南は浦和をホームに迎えた。浦和は累積警告で柏木陽介を、代表活動中の脳震盪の影響で槙野智章を欠いていたとはいえ、ACL出場へ向け必勝態勢で臨んでくることは明らかだった。試合は浦和のペースで進むも前半20分、梅崎司が抜け出し右足でゴールを決める。後半11分には菊地俊介にゴールが生まれ2点差に。その後1点を返されるもリーグ戦5戦ぶりの勝利を手にした。これで勝ち点40に届き残留争いに一歩リード。かと思いきや鳥栖、名古屋も共に勝利を収め順位は変わらず。いよいよ次節、アウェイで名古屋との直接対決。今季の集大成となる最後の戦いに挑む。
湘南に欠かせない男になった背番号7。真っ赤に染まったアウェイゴール裏へ何を見せたか
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1130 2面 匠の店手作業にこだわり、伝統的な技や高い技術力で製品を自社製造、販売する店舗を平塚市と平塚商工会議所が認定する「ひらつか匠の店」事業において、紅谷町の株式会社中秋蒲鉾店(中村彰伸代表取締役)が今年度の認定店に選ばれた。
 大正12年に創業した同店は、さつま揚げやつみれなど30種類の練り物を今なお手作業で製造している。旬の素材などを使い新しい商品の開発にも取り組んでいる点、良質な商品を提供している点、知名度の高さ、市内外からの集客力などが高く評価され今回の認定に繋がった。
 4代目として店を切り盛りする中村さんは認定を受け「個店の繁栄が駅前の盛り上がりに繋がると思う。今後も手作業の強みを発信していきたい」と抱負を語った。
 大学卒業後、大手企業に就職し岡山県倉敷市で働いていたという中村さんは8年前、祖父の死をきっかけに平塚に戻ってきた。「店が厳しいのはわかっていたが、何とか残したいと考えた」と当時を振り返る。父には「(自店より)よっぽど良い会社にいるだろ。無理して継ぐことはない」と言ってもらえた。だが中村さん自身は「生まれた時から店はあって、なくしちゃいけないなと。いずれは店を継ぐことは考えていた」とおぼろげながらも故郷に帰る覚悟を決めていた。
 店を継ぐため中村さんは日夜さつま揚げづくりの修行に励んだ。「直接指導を受けたわけではないが、毎日店が終わった後に練習してきた」という。素材にもこだわる。「7割ぐらいは豊洲から仕入れたカジキマグロやイトヨリダイなど5〜6種類の魚を混ぜます。残りは地場産の魚。市場価値の低い、小さいイサキなんかを手作業で捌いて使います」。時間はかかるが、店の味を守るため手間は惜しまない。現在は経営のトップとして、従業員らを引っ張っていく立場にもある。「人を使う難しさもあるが、トップが前向きに頑張らないと。誰よりも早く出勤して誰よりも遅く帰る。大変だけどみんな以上に頑張らないと」と奮闘している。
 当面の目標は店舗数の拡大。「母方の祖父の家が八幡にあって、バスも通るし車でも来てもらえそうだし、そこが店にならないかな」と考えているという。今回の認定でまた新たなチャレンジが始まる。「食べて美味しい、見た目に綺麗、口に入れた瞬間、明らかに他とは違うものを目指す。日々精進」と笑顔を見せた。

1130 2面 平商 県立平塚商業高等学校の2年生で作る2チームが、観光をテーマとする全国的なコンテストに相次いで出場し、まちの魅力を伝える提案を発表した。
 市川未歩さん、鈴木琴音さん、大津結菜さんの3人は、8月に福井県大野市の観光プロデュースコンテストで最優秀賞を受賞した。事前に、ターゲットである20代女性へのアンケートや、大野市で実際に観光スポットを回ってリサーチを行った。その結果をもとに「神奈川からの旅行者が同市の朝市で神奈川の名物を販売し、地元の人と交流する」など体験型のプログラムを多く盛り込んだことが評価され、同様の内容を発表した県高等学校生徒商業研究発表大会でも最優秀賞を受賞。県代表として今月21日と22日、静岡市での全国大会で発表を行った。上位入賞はならなかったものの、納得のいく発表ができたという。
 また牛川美玖さんと込山くるみさんの2人は先月、秋田市での「高校生私達のまちの観光魅力アップコンテスト」で、参加16チームのうち3番目となる奨励賞を受賞した。
 これは高校生が自分の住む地域を観光で活性化するアイデアを募るもので、2人は市内のスポットについて改めて情報を集めた。牛川さんは「自分が知らなかった場所を同級生から教わったり、知っている場所でも詳しく調べると面白いことが分かったりした」と振り返った。そしてコンテストで、東海道新幹線を目の前で見られる場所やビーチパーク、それに平塚発祥の食べ物を楽しめる店などを盛り込んだファミリー向けのプランを提案。いわゆる観光地ではない平塚を、観光地らしく提案できたことを評価されたという。
 生徒からは、こうした大会出場の経験から視野が広がったという声が聞かれた。鈴木さんは今回の研究発表を通して「自分の住むまちをよくしようという観光振興の仕事が面白そうなので、将来の進路はそうした方面も考えていきたい」と話していた。
(左から)牛川さん、込山さん、鈴木さん、市川さん

1130 2面 落合市長任期満了に伴い来年4月に行われる平塚市長選挙に現職の落合克宏市長が、3期目を目指し出馬を表明した。27日には会見を開き「選ばれるまち、住み続けるまちの次のステージへ向けてまちづくりを進めていきたい」と述べた。
 落合市長は平成15年に平塚市議会議員に初当選し、市議を2期務めた。その後、平成23年の平塚市長選で初当選。平成27年には2期目の当選を果たした。2期目を振り返り「待機児童を解消できなかった」などの課題をあげながらも「2期目にあげた38項目の約束は総合計画に落とし込んで具体的に進めてきた」と4年の活動を評価した。
 3期目に向けては「ひとづくり」「くらしづくり」「にぎわいづくり」という3つの大テーマのもと、小児医療費助成の所得制限撤廃、健康長寿事業の強化などを掲げた。また、2020年のツインシティまちびらきへ向けたインフラ整備、2022年の新文化センター完成に伴う中心街活性化などを目指すという。

1130 2面 リトアニア差し替え1 東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンであるリトアニア共和国の大使夫人が20日、平塚市で料理教室を開催した。
 これは、市内の公民館で料理教室を開催する平塚市食生活改善推進団体の定例会として行われたもの。 
 まず大使夫人のラサ・ヴァルブオリエネーさんが、同国の代表的な家庭料理2品を自身の母から教わったレシピで披露。その後参加者がグループに分かれて実際に調理し、作った参加者は「パンケーキが香ばしく、ソースのベーコンがきいていて美味しい」と話していた。同団体の江原洋美さんは「機会があればリトアニア料理を広めていけそう」と期待を寄せていた。
 食後にはラサさん手作りのお菓子とハーブティーが振る舞われ、家庭の味と共にその気さくな人柄が伺えるひとときとなった。
1130 2面 リトアニア料理差し替え2

平塚市の落合克宏市長は27日、会見を開き、28日から12月21日まで行われる平塚市議会に提出する補正予算案を発表した。補正後の全会計の累計額は1,900億6,308万2千円となる。
 主なものとして、総合公園内野外トイレの改修事業に4,601万1千円。同公園は野外に7カ所のトイレがあり、利用頻度の高い大池西側、トリム広場北側、ふれあい動物園北、野外ステージ南のトイレの個室拡大、バリアフリー化などを行う。このうちふれあい動物園北のトイレは増築を、野外ステージ南のトイレについては建て替えを予定しているという。また、債務負担行為補正として、平成31年4月1日からの5年間で粗大ゴミ・せん定枝収集運搬業務委託に3,050万円、小動物死体収集運搬及び焼却処理業務委託に1,170万円を追加した。
 このほか、10月1日の台風24号により発生した被害に伴う災害復旧の経費について専決処分の承認を受ける。大野地区、横内地区のこどもの家の修繕、なでしこ小学校、太洋中学校の屋上フェンス修繕、倒木の処理、大神スポーツ広場の土砂片付けなど、一般会計で7,686万7千円を計上した。

1130 3面白川道展3年前亡くなった平塚市出身の作家・白川 道(とおる)の著書や資料を集めた展示が現在、平塚市南図書館で開催されている。
 白川氏は高校卒業まで平塚で暮らした。49歳でデビュー、浮き沈みの多い自らの人生を反映したハードボイルド小説を中心に20冊以上を出版し、そのうち5冊は映画やドラマの原作となった。
 同展では、主催する浜岳郷土史会の会員で高校の同級生でもある花村聡一郎さんら友人が所蔵する著作や写真のほか、担当編集者が手元に残していた直筆の原稿などが展示されている。花村さんは「作品の随所に平塚を感じる風景が描かれており、多くの人に読んでほしい」と話している。◇白川道展:場所=平塚市南図書館、11月30日(金)と毎週月曜休館。12月21日(金)まで。☎︎21−3080
浜岳郷土史会の栗原さん(左)と花村さん(右)

1130 1面6
 平塚市菫平にある「あそびのスタジオ Pepika」は、乳幼児の親子が創る楽しさを体験できる有料のイベントを毎月開催している。自家製野菜たっぷりの参加者向けランチも好評で、子育て中の母親たちの間で少しずつ知られるようになったこのスペース。がんばるお母さんたちを応援したいと、自身も3人の子どもを育てる夫婦が営んでいる。
Pepikaは、彫刻家の石井 誠さん(46)と妻の桂さん(43)夫婦が昨年7月にオープンした。約70㎡の広さで、子どもが赤ちゃんの頃なかなか出かけられなかったことから、小さな子どもを安心して連れて行ける場所を作りたいと始めた。Pepikaの名前は、隣にある誠さんの工房名「ペパーミントデザイン」を元に「ピカッと光るものを」との思いから生まれた造語で、コンセプトは「やってみたいをやってみよう」。主に未就園児の親子向けに、カレンダー作りや、音楽イベント、ベビーマッサージ、また親子連れでも参加できる洋裁やパン教室など、月に数回催しが行われる。
 このうち定番のカレンダー作りは桂さんが講師を務める。美大卒業後に造形教室で教えた経験を生かし「子どもの時にしかない自由な発想で作る楽しさを感じてほしい」といい、参加した親子に歯ブラシや網じゃくしを使って絵の具で色を付ける方法を紹介していた。2歳の子と昨年から通う渡邉笑子さん(33)は「毎回違う技法が入っているのが子どもも楽しいみたいです」と見守っていた。
みんなで囲む食卓
 お昼は出来たてのランチを食べる(別途大人500円、小人300円)。調理は、活動を応援したいという知り合いなどがボランティアで担当。お米とほとんどの野菜は、市内にある桂さんの実家の田畑で栽培されたものを使っている。茅ヶ崎市から来た母親は「他の子の様子を見て子どもが苦手な野菜を食べてくれる」と喜んだ。また2人の子を連れた母親は「座ってご飯が食べられました」と話していた。
 食事の後はプレイタイム。「自分で遊びを創り出してほしい」との思いで桂さんがデザインした内装は、ロフトやボルダリング用の突起のある壁など、子どもがワクワクするような仕掛けにあふれている。はしごを登ってロフトに冒険に行く子、電車ごっこをする子など思い思いに遊んでいる。その合間に母親同士で話す人もいて、ひと息つける時間になっていた。
子育ての環境を豊かに
 桂さんは「手頃な値段でランチを提供しながら安定した運営を続けていくのはなかなか難しい」と苦笑しつつも、「お母さんたちにたまにはゆっくりご飯を味わってほしいので何とか続けていきたい」と話している。
 また、桂さんの実家の田畑をどう引き継いでいくか以前から模索する中で、周りから「農業にもふれてみたい」との声を聞いていた。そこで、田んぼでのどろんこ遊びや稲刈り体験なども開催。今後は野菜作りにも参加してもらうなど「自分たちで作ったものをここで食べるような経験を、もっと共有できるようになれば」と誠さんは強く願う。
 自分たちにできることで、子育てする環境をより豊かにできたらと願う石井さんたち。その思いは少しずつ形になろうとしている。
◇あそびのスタジオPepika
平塚市菫平9-8 ☎︎35-3499
情報はインスタグラムで @pepika_studio

1123 うちのコ
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1123 映画
『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年/アメリカ・イギリス)
監督:ブライアン・シンガー 脚本:アンソニー・マクカーテン
出演:ラミ・マレック/ルーシー・ボイントン 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
公開週の土日で24万5千人を動員、興行収入3億5,400万円の成績でトップを記録した。パンフレットはどこも完売という状態だ。物語は、インドからの移民で空港のバイトで暮らすフレディ青年が生涯の仲間となるブライアン・メイ、ロジャー・テイラーらとの出会いを経て、「クイーン」を結成するところからはじまる。フレディは、ハンデとも思える過剰歯を美しい歌声を生み出す天恵に変えて、奔放な楽曲作りに取り組む。彼らは音楽の方向性を巡って何度も喧嘩する。しかし、喧嘩がいつのまにかリズムとなり、新たな音楽を生み出す。音楽と戯れるような彼らの姿に胸が踊る。一方、私生活では最愛の妻がありながら自らの同性愛に気付くフレディは、時に自暴自棄となり仲間を傷つける。しかし、寂しがり屋のフレディにとって「クイーン」は喧嘩をしても我がままを言っても最後には帰る「家族」なのだ。「クイーン」の中のフレディは甘えん坊の末っ子のようだ。8万人近い聴衆を前にした20分におよぶ圧巻のライブを経て、逃れようのない死がフレディを襲うが、最後には爽快な涙を残す映画である。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1123 2面 大磯町長選中﨑さん任期満了に伴い、18日に投開票が行われた大磯町長選挙で、現職の中﨑久雄氏(76)が新人2人を抑え3選を果たした。
 開票結果は、中﨑氏が5,429票、いずれも無所属新人で元町議会議員の玉虫志保実氏が3,338票、元大磯小学校・中学校PTA会長の飯田修司氏が2,472票。投票率は、41.17%と前回を約5ポイント下回り過去最低となった。玉虫氏と飯田氏は、現在休止している中学校給食を自校方式で実施することなどを訴えたが及ばなかった。
 中﨑氏は3期目に向け、給食の体制整備や大磯港みなとオアシス・駅前の整備を進めるとし、さらには明治記念大磯邸園の利活用について町民の意見を聞きながら検討していきたいと話した。
 また13日告示の町議会議員補欠選挙は、定員2人に対し元職1人、新人1人が立候補したため無投票となった。
 同じく二宮町長選挙は、現職の村田邦子氏(61)が新人2人を抑え再選を果たした。
 開票結果は、村田氏が6,488票、いずれも無所属新人で元町議会議員の添田孝司氏が5,314票、脇 正文氏が1,929票。投票率は56.94%と前回を約4ポイント下回り、無投票となった平成22年を除いて14年以降最低となった。
 村田氏は、町役場庁舎移転について基本構想を今年度中に示し来年度以降具体的に検討するとし、小中学校の統廃合について町民の意見を聞きながら進めたいと話した。
 また同日投開票された二宮町議会議員選挙では、定員14人に対し現職10人、元職1人、新人3人が当選。このうち元職の坂本孝也氏(74)は、町長を平成18年から2期務め前回の町長選挙で村田氏に敗れている。

1123 3面警察訓練大磯警察署は14日、大磯ロングビーチ駐車場で2020年の東京オリンピック・パラリンピックに備えテロなどの発生を想定した訓練を実施した。
 訓練は五輪開催に反対した男が神奈川中央交通西株式会社の路線バスを乗っ取り、爆発物を使ったテロを企てるという想定で行われた。バスジャック犯の男に切りつけられた乗客の救助や、犯人の制圧を警察や消防が連携して実施。その後、男が持っていたカバンが爆発物の恐れがあることから県警の爆発物処理車などが出動し、不審物を回収した。
 訓練の総括として松嶋誠大磯警察署長は昭和35年に吉田茂から大磯署に贈られたという書の言葉「居治不忘乱(治に居て乱を忘れず)」を引き合いに「訓練は想定があるが、テロはいつ起こるかわからない。有事のために訓練を積んでほしい」と話した。

1123 3面東海大まちあるき12月に行われる東海大学体育学部の学生と落合克宏平塚市長による「市長と語ろう!ほっとミーティング」に向けた事前レクチャーが13日、平塚市役所などで行われた。
 この試みは通常市内各地で行われるほっとミーティングの学生版。学生らはシティプロモーション担当、オリンピック・パラリンピック推進課、商業観光課などの各課から、現在市が進めている取り組みについて説明を受けるとともに、美術館、総合公園、駅前商店街などを訪れ、まちの疑問や学生目線での提言を考えるべくまちあるきを実施した。今後、学生らは専攻するスポーツ・レジャーマネジメントの観点から、まちづくりに向けた疑問を洗い出し提言を行なっていく。
 担当する伊藤教授は「学生らは平塚にいながら、生活圏が都内や小田急線沿線で平塚を意識することがあまりない。そこを改めて知るとともに、スポーツ・レジャーの目線からまちづくりに参加してほしい」と期待を述べた。

1123 3面文化財茶室明治時代に建てられた平塚市の原家住宅主屋など4件が、新たに国登録有形文化財として登録される見通しとなった。
 これは市北西部の丘陵地にある農家の建物。主屋、茶室と2階建ての土蔵があり、いずれも明治中期に建てられたもので、県中部の上層農家の伝統的な屋敷構えを形成している。また長屋門は、埼玉県から移築したもので江戸時代後期の建築。市では、今後一般向けに公開を検討しているという。
 また、大磯町の旧吉田茂邸内の3件も同様に登録される見通し。吉田五十八設計のサンルーム(昭和38年建築)と七賢堂(明治36年頃・昭和35年移築)、兜門(昭和29年)で、主屋火災の際に焼失を免れている。
茶室=原家住宅茶室(平塚市提供)
兜門=旧吉田茂兜門
1123 3面文化財兜門

1面記事写真_1123_01
日常の何気ない風景を彩る花や植物。生花からアレンジメントまで様々なものがある中、大磯在住の「はなの仕立て屋Yurari」の高橋静恵さん(53)の創る作品は馬蹄や鹿角などを取り入れ注目を集めている。今号は彼女が生み出すフラワーデザインの世界をご紹介。

 高橋さんの作品の特徴の1つと言えるのが馬蹄や鹿角などを取り入れていること。色とりどりの花はもちろん、植物の葉や実などをあしらった作品は、鮮やかな中にもどこかノスタルジックで叙情的で、素朴な表情も併せ持つ。今の時期は花だけでなく10種ほどの植物を使ったリースや、花材を束ねた壁掛けのスワッグも作る。単に色とりどりの花を押し出したものだけでなく、植物が持つ様々な魅力を引き出している。
 高橋さんは23年前に夫の仕事で縁があったという大磯に移住してきた。「海と山があるところがいいですよね」とにこり。フラワーデザインの世界の扉を叩いたのは12〜13年前。「もうこれが楽しくて楽しくて! 花を触って挿して束ねる、すごく新鮮で今でも覚えています」と振り返る。当時はパリスタイルという、花の鮮やかさを出した、今とは違う作風だった。そして3年前に「小さな仕立て屋」という名で洋服のデザイナーとともに2人展を開いたことをきっかけに「はなの仕立て屋」となったという。
スタイルの確立
 馬蹄を使う作品を作り出したのは意外にもごく最近の話。昨年、展覧会への出展にあたり、西洋ではラッキーアイテムとされる馬蹄がたまたま目に止まり、試しにと使ってみたのがきっかけだった。これが新たな発見だった。「それまではいわゆる一般的なフラワーアレンジメントだった」ものが、馬蹄を使った作品を作るうちに、それらが載った雑誌やInstagramを見た男性からも注文が入るようになり、客層が広がったという。馬蹄は1つのきっかけだったが、今ではハンガーや糸巻きなど、日常にある様々なものも材料に使う。
「花と“何か”を合わせるのがすごい好きなんですね。この間はデッサンに使う石膏像を買って。これをどう仕立てようかワクワクしてます」と目を輝かせる姿はまるで子どものようですらある。
誰かのために「創る」
 作品作りにおける一番の幸せは「誰かのために作る時」だという。注文を受け、その人のイメージを思い描きながら作品を生み出す。注文品でなくとも「どんな人が持って行ってくれるのか考えると楽しみ」という。さらには普段の創作活動以外に、平塚と藤沢で定期的にワークショップも開催している。この時も大切にするもののは変わらない。「みんな作業すると夢中で無言になっちゃうから『楽しい!?』ってつい聞いちゃう」のだとか。
 陶芸家や服飾デザイナーなど、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的にしてきた。現在は「イラストや絵を描く人と一緒にできないか」と目論んでいるそう。また、今は町外で行なっているワークショップも「自宅でできるようになったり、子どもたちに教えられたりする場があるといいかなと思います」と話す。
 花材選び1つとっても「用意されたものにはその用意した誰かの要素が入る」と、週に2回、朝2時から車を走らせ世田谷生花市場に買い付けに向かう。作品作りをしながら、同時に今も花生師の岡本典子さんに師事するなど、フラワーデザインへ情熱を傾け続けている。
創造力の源泉
 とはいえデザイン一辺倒の生活でもない。「1番に考えるのは家族のこと。だから仕立てはもちろん楽しいけれど、マイペースでやっていくのがいい」と話すように、趣味から仕事へと活躍の幅が広がる中でも原点は忘れない。休みの日には家族とどこかへでかけ、新たなインスピレーションを得て再び作品に向かい合う。
 その明るい人柄の一方「ジャンセンが好き」という一面も。ジャン・ジャンセンはフランスで活躍したアルメニア人画家。画風は、明るく華やかというよりはどこか退廃的、厭世的で暗い。また「制作中には必ずジャズをかけるんです。普段から聞くわけではないんですが、なにか心地よくて」とも。見た目には映らない彼女の感覚や感性が、作品にも表れる。
 自分の好きなものを突き詰めていった先に、アイデンティティが生まれる。「私は誰かになれないし、他の誰かは私になれない。育った環境で全然違うのでこのラインナップは私にしか出せないもの」と話す姿からは、今の生活を心から楽しんでいる様子がにじみ出ている。
高橋さんInstagram=@yurari_1121
ラスカ平塚×湘南ジャーナル 45周年コラボ企画
Yurari高橋静恵さんによる
「スワッグワークショップ」開催
◇日時:12月9日(日)
 10時30分〜、13時〜、15時30分〜
◇定員:各回10人
◇参加費:2,000円(材料費込み)

※詳細は本紙8面「イベントインフォ」で

1116 私は今_2
Piano Studio Kado ピアニスト
門光子さんからのご紹介
灘波由子さん
なでしこ幼稚園 園長
 香港で日本人幼稚園教諭、名古屋での幼児英会話講師を経て、15年前に平塚1丁目にある実家の幼稚園に戻りました。3年前から園長になりましたが、子どもと一緒にいることが何よりも楽しく、先代の園長に追いつくにはまだまだ修行が続きそうです。休日はジョギングやピアノを弾いてリフレッシュしています。12月には湘南国際マラソンで4回目のフルマラソンにチャレンジ! 日々頑張る子どもたちに負けないようにベストを尽くします。
1116 ペット
福くん(キジトラ オス・15歳)

仕事をしていると必ずノートの上に寝に来ますが、かわいくてどけられません。
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

1116 コネクト
 平塚市日向岡地区のオリジナルキャラクター「ひなポン」をより多くの人に知ってもらおうと、今年住民の有志が着ぐるみを手作りした。等身大のひなポンを通して、多世代が繋がるまちづくりを目指す。
 日向岡に愛着を持ってほしいと自治会が企画し、地元の中学生がデザインして作ったこのキャラクター。降り注ぐ太陽と緑(自然)豊かな土地柄と、カラフルな家々を表している。2年前からTシャツやうちわ、キーホルダーなど様々なグッズにあしらわれ、地域に溶け込んできた。さらにひなポンを広く知ってもらうため形になるものを作ろうと、自治会の支援組織である「ひなポンクラブ」のメンバー清水浩三さん(65)が声を上げ、サポーターを募って今年夏前に着ぐるみ作りがスタートした。
 予算はほとんどないため、100円均一ショップやホームセンターで手に入る身近な材料を多く使って制作を進めた。頭の部分を担当したのは、昔ハリボテ人形を作った経験があった長尾直昭さん(52)。ビニール製のバランスボールにボール紙を貼り合わせ、中の骨組みには細く切ったプラスチック板を入れて強度を出した。内部は相当暑くなるので、その対策として小さな扇風機が入るポケットを装備。表面の部分はフェルトを縫い合わせ、デザイン通りの形になるよう皆で意見を出し合った。
 8月の夏祭りが迫る中、試行錯誤を続け出来上がった等身大のひなポンは「かわいい」と子どもたちに囲まれ「一緒に写真を」と声をかけられたという。10月には地区レクにも参加し、地元の人だけでなく他の地域の参加者からも好評だった。
 清水さんは「最初は簡単に作れるかと思ったが、協力してくれる人がいなかったらできなかった」と振り返った。
 ひなポンを通じ「子どもから高齢者まで多世代が繋がるきっかけにし、将来成長した子どもたちが戻ってきたい町にしたい」と期待を込めるのが、サポーターの平瀬円香さん。清水さんは「今後より認知度を高めて地域の人に応援してもらい、クラウドファンディングなどで耐久性のある2代目が作れたら」と夢を語っている。

1116 2面 商議所会員大会_2平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は7日、会員企業全社を対象とする会員大会を開催した。市内企業約140社が参加。商議所の組織、役割、活動を改めて知ってもらうことで活用機会を増やすとともに、情報交換など会員相互の交流を目的に行われた。
 基調講演には創業110周年を迎えた株式会社崎陽軒の野並直文取締役社長が招かれた。横浜を発祥とする冷めても美味しい「シウマイ」を販売する同社。売り子であるシウマイ娘や醤油入れ“ひょうちゃん”の秘話などを披露し、笑いも交えながら語る姿に多くの参加者が真剣に耳を傾けた。また、優良従業員、永年勤続従業員として55人が表彰を受けた。
 常盤会頭は「商議所の意義や働きなどを改めて知ってもらえた。優良従業員表彰は参加企業から『うちもやってほしい』という声も多数上がった」と会を振り返るとともに「市内企業の30%ほどしか会員ではない。会員増強に努めたい」と話した。

1116 2面 ハンドサイン湘南ひらつかアンバサダーのボーカル&手話パフォーマーHANDSIGNが8日、平塚市立南原小学校でミニコンサートを行った。
 HANDSIGNはTATSUとSHINGOの2人組で、手話を取り入れたダンスの普及のため市内の小中学校で公演を続けている。この日は約260人の児童らに「友だち」など簡単な手話を紹介し、実話を元にした楽曲『僕が君の耳になる』をダンスと共に披露した。
 公演後は6年生と一緒に給食を食べ、「手話を始めたきっかけは」などの質問に答えたり、披露した曲に出てきた手話を教えたりして交流を楽しんでいた。平澤志帆さん(12)
は「ありがとうなど普段使えそうな手話を知ったので、覚えていけるかな」と笑顔で話した。TATSUさんは「自分たちと一緒に楽しむことで手話に興味を持ってもらえたら」と期待を込めていた。
【写真】(左から)SHINGO、TATSU

1116 2面 チューリップ平塚市内の環境保全を目的に市内を中心とした53事業所によって組織される平塚地区環境対策協議会は7日、イシックス馬入のお花畑でチューリップの植栽を行った。同協議会から約80人のほか、八幡小3年生児童など総勢約160人が参加した。
 今年は平塚が東京五輪に向けたリトアニア共和国の事前キャンプ地に選ばれたことから、日本とリトアニアの国旗状になるように赤、白、黄色などのチューリップの球根4,000球を植えた。今回はこの試みが始まり15回目の節目の年を迎えたことから、ラベンダー苗300株も植栽。また、植え付けの後には河川敷の清掃も実施した。同協議会の小池智夫会長(株式会社パイロットコーポレーション平塚事業所)は「私も小学生のころはこの河川敷で遊んでいたが当時に比べ、今はとても綺麗になった。市民の思いがあってこそ」と整備された河川敷の姿に笑顔を見せていた。
 チューリップは来年3月ごろから開花し、3月末ごろには見ごろを迎えるとみられる。

1116 2面 二宮おとちゃん二宮ブランドキャラクター「おとちゃん」のイメージソング『愛LOVEにのみや♥吾妻山物語』が完成し、11日に披露された。
 吾妻山の吾妻神社に所縁のある弟橘媛命を元に二宮町商工会が作った「おとちゃん」。町外にさらにPRしようと、今年はイメージソング作成に取り組んだ。
 曲を作ったのは夫婦ユニットSun&Moonの山根サトルさん。4年前に家族で二宮に移り住み、妻のゆえさんと共に町内を中心にライブを行っている。曲の歌詞には弟橘媛命の物語を織り交ぜ、「夫婦や家族だけでなく、社会が愛という縁で繋がっている世の中になれば」との思いを込めたという。
 発表したステージでは、2人の歌声に大きな拍手が送られた。またこの曲に合わせてダンスも完成。ダンス教室ジャギーキッズの子どもたちが、おとちゃんと息の合った踊りを披露した。

1116 3面-ガス事業協同組合平塚市ガス事業協同組合(小島康敏理事長)は7日、社会貢献の一環として平塚市社会福祉基金へ10万円を寄付した。同組合からの寄付は今回で21回目。平成2年からみどり基金、文化振興基金などに寄付をはじめ、30年近く寄付を続けている。寄付金はボランティア連絡会への活動助成や、一般市民や専門ボランティアの養成、高齢者等サロン事業や、低所得世帯への慰問金配布などに使われる。小島理事長は「エネルギー事業も厳しいが、長く続けていきたい」と話していた。

1116 3面-博物館・図書館現在閉館中の平塚市博物館が、来月部分的に開館し「平成30年度 かながわの遺跡展」を開催することになった。
 同博物館は、8月に天井部分のモルタルが剥がれ落ちる事故が発生。他にも同様の箇所が見つかり、現在閉館し補修工事を行っている。
 ただ特別展示室については危険が認められないことから、それを会場として同展を開催することに決めた。この期間中(12月1日~31年1月6日まで)建物北側の第2ホールを観覧者用の出入り口とする。
 また、この事故後の緊急点検で安全対策が必要とされた平塚市中央図書館では、修繕のため今月26日から一部を閉鎖する。
 利用できないのは、2階の貸出室と3階の参考室・ホール・特別研究室。閉鎖期間は来月7日(金)まで。1階こども室は利用可能。◇問い合わせ=平塚市博物館☎︎33−5111、平塚市中央図書館☎︎31−0428

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近年、湘南オリーブの栽培が盛んだ。法人、個人を問わず多くの農家が栽培に取り組む中、湘南造園株式会社では中井町を中心に平塚や秦野、愛川などに2500本ほどを栽培している。仕掛けているのは湘南ベルマーレの会長としても知られる眞壁潔社長。湘南の新たな特産品として、また地元に根付いた農業の形として、オリーブ振興はどこへ向かうのか。同社の取り組みを追った。
 中井町の山間部を車で走らせると、山肌に日頃見慣れた広葉樹とは違う、セージグリーンの葉を茂らせた木々が整然と植えられている姿を見ることができる。ここが湘南造園のオリーブ栽培地のひとつ「湘南ファームビレッジ中井オリーブ園」だ。天気がいい日には西に富士山を、相模湾には江ノ島を眺めることもできる。
 同社がオリーブ栽培を始めたのは5年ほど前。商工会を中心に「湘南オリーブ振興協議会」を設置し、栽培を推進していた二宮町に声をかけられ、物は試しと100本ほどを植えたという。国内でオリーブといえば小豆島を代表に瀬戸内地域や熊本が有名だが、西湘エリアもまた適度な降水量と日照時間から栽培には適した場所。眞壁社長は「ここまでになるとは予想外だが見事なもの」と今では自身も栽培にのめり込んでいる。
新しい農業の形に
 実際のところビジネスとして、オリーブにはどういった可能性があるのか。同社では昨年、試験的に小豆島での搾油を行い、知り合いの飲食店などで使用してもらったところ評判を得た。そこで今年はイタリアからオリーブの搾油機を購入。試験的にオイルを搾り、関係者が総出で文字通りの“一番搾り”を見守った。眞壁社長は「マーケットを追っても今の湘南の生産量だと世界には追いつけないし、勝てない。だから、地産地消を大切に計画をしていけばいいと思っている」と話すとともに「若手が興味を持ってくれるような新しい農業の形を作ってゆくことも課題。若者は、農業をやりながら他のマーケティングなどの仕事をやる。給料ではなく、やりがいで仕事をする若者が増えている。その方が楽しいよね」と将来を見据える。
オリーブが生み出す未来
 協議会では現在「湘南オリーブ」ブランドの確立を目指し様々な取り組みを進めている。栽培技術の確立、遊休荒廃農地の解消とともに加工商品の活用、販売のあり方を模索している。眞壁社長は「オリーブへの取り組みは湘南エリア全体でやらないと、と思う。天災の多い日本で生産量を見込むには組合をつくって、みんなで搾り、品質も収穫量も安定させていくのがいいと思っている。自分たちの方針は大切にしながらも、協力しあって進めて行きたい」と話す。
 湘南といえば照りつける日差しに砂浜と、とかく夏のイメージが強い。その一方、西湘エリアには青々とした大自然が広がる丘陵地帯も残る。5年後か、10年後か、山間にそよぐオリーブ畑は欧州のそれにも通じるような湘南の新たな表情を見せてくれるはずだ。その中心になるのが「湘南オリーブ」というブランド。これらのオリーブ振興が湘南の新たな価値を生み出していくと信じ、本紙でも積極的に応援し取り組みを追いかけていきたい。
【写真】
1)収穫は全て手作業。地道な作業だ
2)太陽の光を浴びて輝くオリーブ
3)国内の畑ながら異国のような風景 Ⓒ Nobuo Yano
4)同社の初搾りオイル
5)搾油機の調整に試行錯誤

1109 映画
『女渡世人 おたの申します』(1971年/日本)
監督:山下耕作 脚本:笠原和夫
出演:藤純子/菅原文太/島田正吾/待田京介 他
東映ビデオより、DVDセル&レンタル中。
笠原和夫は、尊敬する脚本家のひとりである。東映に映画宣伝マンとして入社して、後に脚本家へと転向。美空ひばりの主演映画を皮切りに大監督マキノ雅弘作品でも健筆を揮い、『仁義なき戦い』シリーズでは実録路線という新境地を切り開いたパイオニアでもある。映画宣伝マンから脚本家という道のりを経た僕にとって、非常にシンパシーを感じる大先輩だ。このほど、国書刊行会から「笠原和夫傑作選」全三巻の刊行がはじまった。単価が五千円を越えるため懐に厳しいが、持っていない脚本が多い一巻を購入した。表題作は同書収載の一編。藤純子(現・富司純子)演じる女渡世人が博打場で死んだ男の借金回収のため、男の生家である島の網元を訪ねる。そこで、男の母と擬似親子愛を育み、男の父を殺し網元の土地を騙し取ろうとする町の有力者に、怒りの刃を抜き放つ。笠原が描く激しい「劇」の世界を堪能させられる。しかし、藤を慕う渡世人で涼しげな二枚目の待田京介が、普通なら恋仲になりそうなものを、特別出演なみの出番の菅原文太にお株を奪われ悪役に転ぶ姿には、男として同情を禁じ得ない。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1109 コネクト横浜ゴム株式会社平塚製造所が手がける環境とEcoを考えるイベント「Think Eco ひらつか」が10日(土)の開催で10回目の節目を迎える。地球貢献企業になることを宣言し、環境第一に企業努力を続ける横浜ゴムの今を塚田修一平塚製造所長に聞いた。82年の入社後、10年ほどを平塚で過ごし、海外事業所、研究本部、CSRなど様々な部署を転任。「乗用車向けタイヤに関しては一通り全部経験してきた」という彼が描く環境への思いとは。

地域の一員としての責任

 タイヤの開発。それは横浜ゴムの“本業”の1つではあるが、今や“環境への配慮”はそれと対をなさなくてはならない車輪でもある。「今、グローバル企業に求められるものはESG対応。“環境(environment)”“社会(social)”“企業統治(governance)”に責任を持つ企業が投資の対象になるわけです。特に環境負荷低減は重要なファクターです」と話すように、環境対応では業界を牽引する立場であり続けようという強い思いがにじみ出る。「平塚製造所で言えば『水』です。生産活動では金目川水系の地下水も使っていますから、それに関わる環境への影響を真剣に考えます」。生物多様性調査でわざわざ現地に赴くのは、環境に責任を持つという企業姿勢の現れだ。
 地域社会との繋がりも同様に大切な要素だ。「今回のイベントを、もっと多くの人に知ってもらって、製造所に来てほしいですね。エコといっても様々な尺度、側面があります。タイヤができるエコを考えるからこそ『タイヤの転がり実験』のような試みがあり、小さなお子さんに環境のことを知ってほしいから製造所でどんぐり拾いをしてもらって森の大切さをイメージしてもらったり、あるいは小学校に出向いて交通安全教育を行なったり、交通事故のハザードマップを独自に作成したり、色々な活動をしています。イベントでは横浜ゴムが目指す姿の輪郭を感じてもらいたいです」と話す。企業もまた、社会を形成する多様な要素の一員であるというわけだ。

ヒトと生き物を繋ぐ

 平塚市ではこのほど、平成31年度に実施する協働事業として「生物多様性保全推進事業」が採択された。この事業にはもちろん同社も参加している。「早い時期から生物多様性に取り組み始めましたが、一企業ができることは限られています。市内には多くの企業の事業所があるので、もっと色々な企業に関わってもらいたいですね」。
 平塚市の人口は26万人ほどだが、そこに暮らす生物はどれほどの数になるだろう。多様な生き物たちの個性とつながりを守る、そのリーディングカンパニーとして横浜ゴムの挑戦は続く。

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ルヴァン杯優勝という偉業を成し遂げた湘南だが、リーグ戦がピリッとしない。
 ルヴァン杯から中2日で行われたアウェー磐田戦は0−1で敗戦、さらに中2日で今月2日に行われたホーム清水戦は0−0で引き分けだった。リーグ終盤のこの時期にこの過密日程。台風による順延があったとはいえ、リーグの決定はアンフェアに映る。曺監督をして、清水戦後の会見では「この日程の我々に対する不公平さ」と発言。「言い訳をしているわけでも文句を言っているわけでもない」としながらも怒りか、あるいはもどかしさか、やりきれぬ思いを吐露していた。
 そうも言っていられない事情もある。リーグ戦は残り3試合。うち2戦はアウェーでの戦いだ。J1の残留争いはいよいよ熾烈を極めており、勝ち点37で現在14位の湘南に楽観視できる要素はない。湘南にとってはG大阪、浦和という上位陣との対戦も残る。両チームとも優勝争いからは脱落しているものの、1つでも上の順位を目指して過酷な戦いに身を投じている。残留への道のりはそう簡単ではない。
 湘南のタイトル獲得は、1つのマイルストーン、達成したことではある。だが来年もJ1で戦い、真に市民クラブが日本で戦えることを、自分たちのアイデンティティを証明することが今、求められている。

最後まで戦い抜いた選手らに熱い拍手が贈られる。だが結果は苦しいものだった
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1109 2面 二宮市緑あふれる二宮町の東京大学果樹園跡地で10日、クラフト市や自然体験などを通じて同跡地に親しんでもらおうと「二宮市」が開催される。
 平成25年に町が取得した同跡地は約3万7,000㎡。町では活用を検討する中でどのような場所にしたいか、町民が意見を出し合うワークショップを開催してきた。その中で「子どもと共に大人も楽しみ学べる場」というコンセプトがまとまり、昨年度には敷地内をスポーツイベント、自然体験学習、カフェ、果樹園&ドッグランなど7つのゾーンに分ける案が出来上がった。
 今年度は、どのような取り組みを行えばこの場所に魅力を感じられるのかを目に見える形にして示すため、多くの人が集まるイベントを試験的に行おうと「二宮市」を開催することになった。
 このうち出張カミイチは、小田原市で毎月開催されるクラフト市・カミイチの出店者約80店が、ハンドメイドの雑貨やアクセサリーなどを販売。町内の雑貨店・飲食店も10店ほど出店する。
 こども自然体験は、子どもが自由に遊べるイベントをこの場所で毎月開催している「にのみや子ども自然塾」との共催で、緑豊かな敷地内で木工工作や虫取りなどを楽しめる。
 さらに仮設のドッグランも設置され、ペット連れの来場者も自然の中でゆっくりと遊べる。また敷地内に残る学生宿舎など木造建物の外観を見ながら果樹園の歴史を紹介する建物見学ツアーが行われる。町では、誰もが気軽に参加できるので多くの人に足を運んでこの場所を知ってもらいたいとしている。
◇日時=11月10日(土)10時~15時(雨天中止)、会場=東京大学果樹園跡地(二宮町中里518)、問い合わせ=町企画政策課☎︎71−3311(代)
自然が多く残る同跡地

1109 2面 高麗山芸術祭あかりをテーマに町民参加で作り上げる大磯高麗山芸術祭が、10日(土)と11日(日)高来神社で開催される。
 同神社の氏子総代らが制作した竹あかりに加え、町内在住の現代美術作家・石塚沙矢香さんやワークショップ参加者が制作した鏡のオブジェなどを展示。境内が光とアートで彩られる。◇11月10日(土)17時~20時30分・11日(日)11時~20時30分。竹あかり点灯は17時から。光と音楽のパフォーマンスやマルシェ(11日のみ)も。詳細はFacebookで。
石塚さんの作品「ゆくえ」(同芸術祭実行委員会提供)

1109 2面 柔道平塚柔道協会の「平柔スポーツ少年団」が先月21日、都内で行われた第12回VIVA JUDO!杯で準優勝を果たした。同大会は小学校3年〜6年による団体トーナメント戦。先鋒・原田竜惺君(富士見小3年)、次鋒・遠藤旺之介君(岡崎小4年)、中堅・山口賢哉君(吉沢小5年)、副将・宮田陽光君(大井町大井小6年)、大将・本多結さん(厚木市玉川小6年)の5人は決勝までを2失点と順調に勝ち進み決勝へ。惜しくも敗れはしたが、金井一超コーチは「団体戦の良さを出してしぶとく戦えた」と喜んだ。

1109 2面 リトアニアリトアニア共和国カウナス市パネムネ小学校から平塚を訪れていた訪問団が先月31日、市立港小学校でボッチャ体験や習字体験などに参加し、同校の児童らと交流した。
 今回の来日ではエマ・ボルスキテーさん、アウステー・ステルニオニテーさん、ミルダ・バランシューテーさんの3人が小学生として初めて平塚を訪れた。授業のほか、給食を食べたり、校庭で遊んだりする中で、両国の児童は言葉は通じないながらもジェスチャーなどで交流し、国境を越えた新たな友人とのふれあいを楽しんでいた。
 エマさんは交流を「Great and fantastic!」と振り返り、アウステーさんは「日本の人はみなフレンドリーで礼儀正しかった」と話した。ミルダさんは「日本語はとても綺麗で美しいと感じた」と笑顔を見せた。日本の児童もリトアニアに来てほしいか尋ねると「もちろん!」と声を揃え「特にリトアニア語と体育を一緒にやりたい」と話してくれた。

1109 2面 二宮観光大使二宮町出身のミュージシャン石崎紀彦さん(34)とアイドルグループ「星座百景」のメンバー成瀬ららさん(19)の2人が、町の魅力を紹介する二宮町観光親善大使を務めることになり、1日就任式が行われた。
 石崎さんは、ユニット「ふたり」のメンバーとして、東北や熊本など被災地を中心に各地を回りライブを行っている。毎年正月には箱根駅伝を沿道で応援するのが恒例といい「音楽を通して町を知り足を運んでもらえるように」と意気込みを話した。
 また成瀬さんは、アイドルとして活動しつつ、SNSなどで二宮町について発信しており「四季により違う景色が見られる吾妻山が好きです。住んでる人が笑顔になれるよう活動していきたい」と笑顔を見せていた。2人は今後イベントなどに参加して、町の魅力を広く伝えていく。
成瀬さん(左から2人目)、石崎さん(同3人目)

1109 2面 地下道ミュージアム平塚駅前広場地下道の壁面と階段をアートで彩る平塚地下道ミュージアムに新たな作品が完成したとして3日、「続・平塚地下道ミュージアム落成式」がラスカ平塚前の歩道で開催された。
 今回新たに展示に加わったのは横溝さやかさん、杉山彩さん、宮本仁彦さん、岩崎夏子さん、伊藤太郎さん、石川真理恵さん、大和田いずみさんらが描いた7点。横溝さんは協賛事業所を紹介する作品を、他の6人は各々の知り合いや仲間と共作でアートを作り上げた。大和田さんは落成式当日のイベントとしてライブペイントを実施。平塚の海をテーマに、当日集まった子どもたちらと一緒に作品を生み出した。
 平塚まちなか美術館実行委員会の北澤桃子さんは昨年からの活動を踏まえ「まちの人が活動に興味を持ってくれていることが嬉しい」と挨拶。制作費の約200万円は行政のほか、市内事業所30社が協賛することでまかなわれた。

1109 3面漁協_ひらつかタマ三郎Feel SHONAN 平塚実行委員会では17日(土)に「ひらつかタマ三郎漁港まつり」で開催される「地引網体験」「お魚観察会」の参加者を募集している。参加費は大人(中学生以上)1,500円・子ども(小学生以下)500円、未就学児は不可。定員は60人で応募締め切りは11月15日。このほか参加自由の「定置網朝どれ地魚直売会」や「地魚食べよう飲食ブース」「お魚釣り体験会」「燻製体験会」なども開催される。◇問い合わせ:平塚市漁業協同組合0463−21−0146
平塚の漁業PRキャラクター ひらつかタマ三郎

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 伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光など、大磯に居を構えた明治期の政治家らの邸園を整備・保存し地域の観光資源として生かすべく整備が進められている「明治記念大磯邸園」の一部が現在一般公開(12/24まで)されている。平成30年が明治元年(1868年)から起算して満150年の年に当たることを記念しての公開で、国交省が県、町と連携して平成28年から計画してきた。今号は「政界の奥座敷」に今なお残る、元勲らの気配を辿る。
 整備の対象となっているのは、旧伊藤博文邸「滄浪閣」、旧大隈重信邸、旧陸奥宗光邸、旧西園寺公望邸とその庭園、周辺の緑地帯など。現在の一般公開では旧西園寺邸を除く各邸宅の外観、庭園のほか、旧大隈邸、旧陸奥邸の内部を見学することができる。この2邸宅は長く古河電気工業株式会社の所有であったが、9月に国が同社からの寄贈を受けた。今後、土地部分も買い取る方針だという。残り2邸宅や庭園部分などについては平成30年度内を目処に整備の基本計画を策定する予定で、来年度以降、順次整備が進められるとみられる。
大隈邸・陸奥邸の内部
 旧大隈邸・旧陸奥邸の外観、内装には往年の姿が今も残る。今回の公開に向けて設備の更新も行われたが、柱や壁などの主だった部分は当時のまま。窓ガラスには歪みや気泡が特徴の「大正ガラス」が使われている。
 旧大隈邸内には歴史資料を展示。大隈公の肉声が吹き込まれたレコード『憲政における輿論の勢力』を聞くことができるほか、明治天皇から伊藤博文に下賜された杉戸絵などを見ることができる。居室であったとされる「神代の間」には半化石化した杉である「神代杉」が使われており、邸宅が建設された明治30年と変わらぬ姿を見せてくれる。
 明治27年に持病の結核の療養のために建てられた旧陸奥邸は関東大震災で大破してしまい、現在の邸宅は大正13年に古河家により改築されたものだ。浴室には当時から残るというシャワーが現存するほか、庭園に面したモダンな和室には古河家との交流があった横山大観が描いた掛け軸が残る。
新たな観光の核に
 先月23日、明治改元の日でもあるこの日には記念式典が行われた。出席した塚田一郎国交副大臣は「観光や地域振興に繋がるように」と挨拶。中﨑久雄大磯町長は「(大磯は)政財界の重鎮らが競うように愛した場所。物的、精神的な遺産として未来の子どもたちの誇りの場になるようにしたい」と期待を込めた。
 邸宅内部の見学はガイドツアーへの参加が必須で、予約が必要。11月から新たに団体向けに確保してあった枠を解放しているため、日によってはまだ個人でツアーに申し込むこともできそうだ。
 日本の近代化の歴史を伝える貴重な建造物や庭園にぜひ足を運び、明治期からこれまでの大磯が辿ってきた足跡に思いを馳せてほしい。
明治記念大磯邸園
公開期間:12月24日(月)まで
会場:明治記念大磯邸園
(大磯町西小磯85ほか)
開園時間:9時〜16時30分※最終入園は16時まで
休園日:水曜日
(詳細ホームページを確認)
入園料:無料
公開内容:①庭園観覧=会期中自由に観覧可能②邸宅観覧=事前申し込み制、ガイドツアー形式にて観覧可能
問い合わせ:
【邸宅ガイドツアーの事前申し込みに関するお問い合わせ】明治記念大磯邸園 事前予約窓口
☎︎050(8882)0344 (9時〜16時)
【邸宅ガイドツアー当日受付および現地への連絡に関する事】明治記念大磯邸園明治150年記念公開総合案内☎︎080-4126-9122(9時〜16時)
 
ホームページ
https://meiji-ooiso.com/ 
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、邸宅内部や展示品を一部紹介します。今回の番組は11/13(火)から11/19(月)まで放送予定(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

1102 コネクト-1今回で3回目を数える平塚まちゼミが先月21日に終了した。平塚駅北口周辺の中心商店街の39店舗が参加し、期間中55講座が開催。多くの人が参加した。新規に参加した店舗の桶惣商店とanos coffeeの様子を取材した。
 9月26日に行われた桶惣商店のテーマは「魚焼きグリルで、薬膳スープを作ろう!」というもの。近年のガスコンロは魚焼きグリル部分の機能が進化しており、グリル内で専用パンを使って両面焼きができるものが登場している。専用パンに鶏肉やナツメ、きくらげ、しめじ、ネギなどの具材を入れたらあとは火にかけるだけという簡単調理だったが、参加者からは「鶏肉も柔らかく仕上がっている」などと概ね好評な声が。朝晩のレシピを考える手間などを考えると時短料理が作りやすいのは大きなメリットになる。
 創業70年を超える同店はもともと桶屋としてスタート。桶の需要が少なくなった現在は水回りを中心とした家のトラブル全般を手がけるようになったという。同店の宮川光子さんは「お客さんが何を求めているのか知れる機会になったし、ここにこんな店があると知ってもらえるだけでも良かった。次も参加してみたい」と振り返った。
 先月19日にはanos coffeeで「味の違いを実感!コーヒードリップ講座」が開かれた。

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【桶惣商店】調理した薬膳スープ
【anos coffee】コーヒーをドリップする参加者ら

1102 うちのこ
莉乃(りの)ちゃん
机の下は秘密基地!?
危ないから出ておいで〜!
りょうパパさん
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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

1102 2面 アロマオイル01大磯町商工会と相模女子大学が連携して開発してきた摘果みかんのアロマオイル「大磯 frais-Tekka-」が出来上がり、先月30日に完成発表会が行われた。
 完成したオイルは、青いみかんのフレッシュな香りそのままのプレーン、それにローズとユーカリをそれぞれブレンドした3種で、海をイメージした青いボトルにつめられている。 
 町内のみかん農家で、間引き作業で出る摘果みかんを使ってアロマオイルを作り、大磯の特産品にできないか。そう考えた同商工会女性部の部員が中心になり、2年前からこの取り組みをスタートした。大きく動き出したのは昨年8月、町と商工会、中南信用金庫それに横浜銀行が、地域活性化のため連携して創業・事業拡大の支援を行う協定を締結してから。横浜銀行から加工業者の情報提供などのサポートを受けた。また同行とつながりのあった相模女子大学・同大学短期大学部と連携しつつ開発を進め、今年2月に試作品が完成した。
 今年度は、商工会女性部の部員たちが夏に町内のみかん畑で間引き作業を行い、約500kgを採取。そこから500mlのオイルが出来上がった。そしてハーブとアロマの店を営む横山直美さんを中心に、部員たちがどの香りとブレンドするかを試行錯誤。旧吉田茂邸のバラが有名であることからローズを、またかんきつ系と相性の良いユーカリを選んだ。
 このプロジェクトには同大学の学生約40人が参加し、ネーミングとラベルのデザイン案を担当。大磯についてよく知らない人が多かったため、実際に町を訪れ調べた上で考えた。その案を生かし、イラストレーターである商工会の会員が、みかんをモチーフにしたデザインを完成させた。
 今後は、イベントなどで完成したオイルを試してもらい、そこで出た意見をもとに改良を加える予定。商工会女性部の高橋みどり部長は「加工業者の選定や販路の開拓などと共にSNSで情報発信もしていきたい」と話し、来年度の本格的な商品化を目指すという。
【写真】みずみずしい香りのプレーンなど完成した3種のオイル/多くのプロジェクト関係者が集まった完成発表会
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 1102 2面 クライミング土肥さん先月の第3回ユースオリンピック・スポーツクライミング複合で、県立平塚中等教育学校6年の土肥圭太さん(18)が金メダルを獲得し、29日に報告のため落合克宏平塚市長を訪れた。
 スポーツクライミングは、人工の壁に設置されたホールドと呼ばれる突起を掴んで登る競技。土肥さんは、15~18歳の20人が出場する同大会で、速さを競う「スピード」で2位、到達地点の高さを競う「リード」で3位、複数のルートを制限時間以内にいくつ登れたかを競う得意の「ボルダリング」で1位となり、3種目の合計で金メダルを獲得。「オリンピックに向けた重要な大会で、ちゃんと勝ち切れたのは嬉しい」と振り返った。
 2年後の東京オリンピックの強化選手にも選出。出場には、国内の多くの有力選手と互角に戦わなければならない。筋力トレーニングにさらに力を入れるとのことで「代表を目指すことで実力をつけたい」と話していた。

1102 2面 地下道ミュージアム若手芸術家の共同スタジオ「1761studio」と福祉施設「GALLERY COOCA」のメンバーを中心とした平塚まちなか美術館実行委員会が昨年手がけた平塚地下道ミュージアムに、新たな作品が展示され始めた。
 今年は新たに地下道の壁面6カ所に、協賛企業を紹介する作品や、シティプロモーションスローガン「手をつなぎたくなる街」をテーマにした作品が設置された。参加した作家らは各々でテーマを掘り下げ、それぞれのアーティストとつながりがあるメンバーとの共作で作品を完成させた。
 3日には落成イベントを開催。展示作品の解説のほか、スケッチ大会やライブペインティングといった催しが企画されている。この日のライブペインティングの作品も、後日地下道内に展示予定となっている。
続・平塚地下道ミュージアム落成式
◇会場:平塚駅前広場地下道、ラスカ平塚前西側歩道など(雨天時はGALLERY COOCAで内容を
変更して開催)
◇催し:開会式(13時〜)、展示作品解説(13時10分〜)、スケッチ大会(13時30分〜)、ライブペイント、バンド演奏、DJ演奏(14時〜)
◇問い合わせ:市シティプロモーション担当☎︎21−8556

1102 2面 柏原さん講演学生時代に箱根駅伝で活躍し現在はアメリカンフットボールの富士通フロンティアーズのマネージャーを務める柏原竜二さんの講演会が 23日、二宮町立二宮西中学校で開催された。
 この講演は、スポーツを通した社会貢献を目的とする県のかながわアスリートネットワークの事業として行われた。現在、講演や陸上のイベントなどを通じフロンティアーズやアメフトの認知度向上に力を入れている柏原さん。「夢」をテーマに、成長する過程で自分の夢がどんどん変化したことをあげ「いろんな人との出会いや好きなものに興味を持つことで変わっていくもの」と話した。そして、夢を実現するためにやるべきことが目標であり、それを日々考え、夢に挑み続けることが大事だと生徒に呼びかけていた。

1102 2面 中勘助平塚ゆかりの作家中勘助を知る会では10日(土)、「詩人・エッセイストとしての中勘助を知るシンポジウム」を開催する。『銀の匙』の作者として知られる中勘助は7年余りの平塚在住時代に、こと多くの詩を残した。随筆『しづかな流』にはそのエッセンスが多くちりばめられているという。中勘助を研究する研究者などがシンポジストとして参加するので、勘助の世界を味わいに足を運んでみては。◇日時:11月10日(土)14時〜◇会場:升水記念市民図書館◇入場料:無料◇問い合わせ:同会☎︎31−4691(飯尾さん)
【写真】同会会長の大藏律子さん

平塚市は、来年3月から空家バンクの運用を開始するのを前に、現在登録する物件を募集している。
 空家バンクは、空家の売却・賃貸を希望する人の所有する物件を登録し、買いたい・借りたい人が市のウェブサイトで閲覧できるもの。希望する物件があれば、市と協定を結んでいる不動産事業者団体の加盟事業者が双方を仲介する。登録できるのは、市内に所在する空家(所有者は市外在住でも可)、一戸建て住宅、不動産登記簿等により所有関係が確認できるもの。◇問い合わせ=市まちづくり政策課☎︎21−8781

1面記事_メイン
 湘南ベルマーレは先月27日、埼玉スタジアム2002で行われたJリーグYBCルヴァンカップ決勝を横浜F・マリノスと戦い、1−0で勝利し悲願の初優勝を果たした。湘南の国内3大タイトル獲得は1994年の天皇杯以来24年ぶり。親会社の撤退、度重なる昇降格と決して平坦でない道のりを歩み続けたクラブが、創設50周年の節目の年に1つの頂に登り詰めた。
 Jリーグ、天皇杯に並ぶ国内3大タイトルの1つ、ルヴァンカップ(Jリーグカップ)の歴史は実はリーグよりも古く、1992年に始まった。この日の試合は初優勝を目指す湘南と、2001年以来のタイトル奪還を目指す横浜の神奈川ダービー。13時5分、44,242人の観衆が見守る中、運命の90分が幕をあけた。
 まず試合の主導権を握ったのは湘南。立ち上がりから果敢に攻め込み、横浜にリズムを作らせない。前半36分、MF杉岡大暉がPA際から左足を一閃し待望の先制点を奪う。リードして迎えた後半、横浜の逆襲が始まる。しかしGK秋元陽太をはじめ守備陣が奮闘。度重なるピンチにも、チーム一丸となってゴールを守り抜きそのままタイムアップ。悲願の初優勝を果たした。殊勲の杉岡はMVPに選出。チームを率いて7年となる曺貴裁監督はピッチ上で感極まっての男泣き。選手も、スタッフも、サポーターも、ある人は笑い、ある人は涙を流し、誰もが歓喜の瞬間に酔いしれていた。
優勝の喜び
 1999年のフジタ撤退以降、市民クラブとして歩んできた湘南は今年3月、CMで話題のRIZAPグループの傘下となり新たなスタートを切った。そこで発表されたのが2020年までにいずれかの3大タイトル獲得、スタジアム収容率No.1という目標だ。決して簡単な目標ではなかったが見事に1年目で「結果にコミット」した。
 浦和から移籍してきた梅崎司はかつての本拠地で栄冠を手にした。横浜に在籍していた秋元は古巣相手に堂々の試合を見せた。杉岡はもちろん、坂圭祐、金子大毅といったこれからの湘南を、日本のサッカー界を担うニューヒーローが登場した。不屈の精神で磨き上げてきた「湘南スタイル」が1つの実を結んだ瞬間だった。
クラブを支える声
 サポーター団体「El Frente Shonan」でコールリーダーを務める高橋修さんは「結果を残せたことは素直に嬉しい」と優勝の喜びに浸るとともに「勝ち上がったこと自体がクラブとしてもサポーターとしても貴重な経験だった」と振り返る。決戦の地、埼玉スタジアムはホームであるShonan BMW スタジアム平塚の何倍もの大きさ。だがそこに多くのサポーターが集結し、選手に力を与えた。それは湘南が歩んできた道に、時に近づいたり離れたりしながらも多くの人が寄り添ってきた証左でもある。高橋さんは「普段からスタジアムをもっと埋めて、全体で勝利のダンスを踊りたい。その上で、リーグ優勝やACLを目指したい」と飛躍を誓う。
 優勝という偉業。だがこれが今季の結末ではない。来季以降の命運を左右するリーグ戦はますます苛烈さを極めている。チャンピオンとして歩みは今まで以上に険しいものになるだろうが、そんな時より多くの声援が力となってクラブを押し上げていく。緑と青のビッグウェーブが日本のフットボール界の更なる高みを目指す。
Photo U-SKE
メイン)悲願のカップリフト。慣れない優勝に初々しさも残る
2)カップを掲げる高橋さん(左)
3)ルヴァン杯通して実力を出し続けた梅崎
4)20歳の若武者、杉岡
5)選手らも全てを出し尽くしてこの笑顔

1026 ペット
ぶう太(ネザーランドドワーフ 2歳)

仲良し夫婦
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1026 うちのコ
めいちゃん
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めめママさん
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1026 2面 skype交流マイクロソフトが提供するインターネット電話サービス「スカイプ」を利用したリトアニアの子どもたちとの交流集会が17日、平塚市立土沢中学校で行われた。集会には同校の生徒約200人と、アリートゥス市の中等教育学校、ヨードビングギムナジウムの生徒40人ほどが参加。時差6時間、距離にして8,000kmを超えての交流を両校の生徒が楽しんだ。
 この試みは14日からリトアニアを訪れた平塚市の教育視察団に土沢中の英語教諭が参加している縁で実現した。同校の生徒らは事前に周辺地域や学校生活の様子を収めた映像をリトアニアに送っており、ギムナジウムの生徒は「とても楽しいビデオだった。みなさんの活動がよくわかった」と笑顔で話していた。
 質疑応答では「リトアニアの若者で流行っていることは?」「学校行事はどんなものがあるの?」などの質問が投げかけられると、リトアニアの生徒は「サークル活動か、ジムに行ったりする」「夜間学校やコンサート、バレンタインやハロウィンのイベントがある。ぜひ一緒にやりたいね」などと返答していた。ギムナジウムにはアニメや漫画などの日本のポップカルチャーに興味がある生徒らによる、日本語クラブもあるとのことで、リトアニアの生徒が日本語で質問する場面も。日本の寺社に興味があったり、寿司などの日本食を食べたこともあるなど日本に大きく関心を寄せてくれている様子に、土沢中生徒からは時折歓声があがるなど、和気あいあいとした雰囲気の中で交流は行われた。
 集会の司会を務めた髙津陽菜さん(15)と南津光希くん(15)は「準備に時間がかかり、英語も読むのは得意でないので苦労したが、良い経験になった。日本に興味を持ってくれていることが嬉しかった」などと笑顔で交流を振り返った。
EDITOR’S EYE
土沢中の松原政夫校長は「生徒たちが大人になるころには海外へ渡航するハードルがどんどん下がっているはず。こういった試みで国際感覚が養われる」と交流を振り返った。東京五輪では多くのインバウンドが期待されるが、一過性のものではなく、そこで生まれた繋がりが次の世代で活きることが肝要だろう。今の若者が交流の中核を担っていく時代がもうそこまで来ている。

1026 2面 うつわの日大磯町内のギャラリーや飲食店で、多くのうつわに出会える「第8回大磯うつわの日」が、今月26日から3日間開催される。
 今年のテーマは「もてなしのうつわ」。大磯町内や県内を中心とする陶芸、木工などの作家の作品が展示・販売される。参加会場は年々増え、今年は52カ所。このうち初参加の小淘綾窯では、30年以上趣味で陶芸を続ける加藤泰広さん(75)が自らの作品を展示する。自宅の窯で伝統的な志野、織部など美濃焼を中心に、抹茶茶碗やぐい飲みを焼いてきた。土と表面にかける釉薬、窯の温度変化の組み合わせでどのような発色になるか研究することに面白さを感じる加藤さん。「焼き物の好きな人に見てもらえたら」と話している。◇10月26日(金)~28日(日)。パンフレットは大磯駅前のインフォメーションなどで配布。

1026 2面 モルタル現在閉館中の平塚市博物館では、来年1月中の開館を目指して今月末から補修工事が始まることになった。
 同博物館では今年8月、職員用階段で天井部分のモルタルが剥がれ落ちる事故が発生した。ほかにも同様の箇所が見つかったため閉館し、モルタルの安全性の調査と補修の必要な範囲や手法について検討を実施。その結果、今月末から工事を始め来年1月中の開館を目指すことになった。
 またこの事故を受け、市は所有する公共施設の緊急点検を実施。市立の小中学校・幼稚園では、目視や打診による点検でひびや内装の浮きについて確認したところ、緊急に安全対策が必要な箇所はなかったという。ほかの施設でもそうした箇所はなかったものの、福祉会館と青少年会館、中央図書館の3カ所は、長期的には対策が必要と判断。今後修繕を行うことにしている。

1026 2面 清水学園芋掘り平塚市の清水学園付属幼稚園では、園児が保護者と共に季節の味を収穫する恒例の芋掘りが21日に行われた。
 この日は約150組が参加。園から平塚市下吉沢の畑まで20分ほどの道のりでスタンプラリーを行い、コス モスやススキなど身近にある自然を見つけていた。畑では、親子でシャベルで土を掘り起こした後、園児たちが一生懸命に蔓を引っ張って丸々と成長したサツマイモを収穫。保護者や先生に嬉しそうな顔で見せながら、焼き芋や芋ご飯、パウンドケーキなどにして食べたいと声を上げた。
 参加した父親の1人は「子どもが友だちと一緒にどんな話をしているかなど、普段は見られない様子が分かりました」と笑顔で話していた。

1026 2面 着地型観光 平塚版着地型観光検討委員会による「ひらつか旅」の提案発表が20日、紅谷町まちかど広場で開催されたまちかどマルシェ内で行われた。
 同委員会では今年の3月から月に1度のペースでワークショップを実施。平塚の良さを体験する観光コース、プログラムの検討を重ねてきた。当日はひらつか匠の店を中心に観光マップを制作した「工場」グループ、はるみやイチゴなどの農産物や、しらすなどの海産物を提案した「食」グループ、駅南口エリアを実際に周遊した「インスタ」グループ、通年で花を楽しむことをPRの主軸にした「花」グループの4つが模造紙に自分たちの観光プログラムを書き出して展示発表、プレゼンを行った。
 発表した参加者の1人は「これらのプログラムを商品として実践することが大事。実際に企業と連携してツアーを実現したい」と今後の発展に期待を寄せていた。

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平塚に事業所を持つナショナルカンパニーのひとつ、株式会社パイロットコーポレーション。言わずと知れた国際的な筆記具メーカーが今年10月、創業から100年の節目の年を迎えた。創業商品である万年筆は、現在その全てが70周年を迎える平塚事業所で製造されている。中でも日本の伝統工芸である蒔絵を施した最高級ブランド「Namiki」とそれを手がける職人集団「國光会」は国内外から高い評価を得ている。

 パイロットの歴史は万年筆から始まった。創業者の1人である並木良輔は東京高等商船学校の教授で、船での仕事で使う筆記具に不満を持っていたことから、より利便性の高いペンを開発。同窓生の和田正雄の資金提供を受け、1918年「並木製作所」を設立し万年筆の製造、販売を開始した。
 1924年、劣化に強く、艶やかな軸を作るべく、漆を使用した万年筆を開発する。「漆を使うなら、日本の花鳥風月を描いた漆工芸の1つである蒔絵を用いた商品を」との考えから、後に人間国宝となる蒔絵師、松田権六を招聘し作られたのが蒔絵万年筆だ。これが世界的な評価を受け、1931年には松田氏を中心として蒔絵の創作集団「國光会」が結成される。これが現在まで続くNamikiブランドの始まりでもある。
職人集団の技
 國光会には、パイロット社内外合わせ約20人ほどの蒔絵師が在籍する。そのうち社内の職人、千田正樹さんはこの道25年のベテランだ。学生時代の授業をきっかけに漆に興味を持ち、「蒔絵万年筆を作りたい」という思いから同社に入社したのだという。蒔絵は漆を塗り、金粉などを蒔き、塗り重ねた漆を研ぎ出すことを繰り返して絵を描き出す。時にその工程は何百にも及ぶ。1本を完成させるのにかかる時間は3〜4カ月。全ての工程が完璧ということはなく「日々勉強、いつまでも修行が続いている」と話す。
 関 美佐さんは入社後、一旦は別部門に配属されるも蒔絵職人に抜擢され、キャリアは15年になる。「まさか自分が描くとは思ってなかった」と振り返りながらも、先人の作品から学び、自身の作品を高める日々を送る。
 蒔絵万年筆はその繊細さや美しさなどが海外でも高い評価を得ており、中には1本の値段が100万円を超えるものもある。だが2人が声を揃えるのが、万年筆は「使うもの」ということ。「華やかな“工芸品”であると同時に日常で使う“道具”。使っていただいた方が手に馴染み、光沢も長持ちする」のだという。
100年という歴史
 平塚事業所は1948年、払い下げを受けた旧海軍火薬廠の跡地に誕生した。Namikiが作られる工芸室は、当時の火薬廠で使われていたレンガ棟を今でも利用している。同社の原点である純国産万年筆のDNAは平塚の地に連綿と受け継がれている。
 100周年を迎えて製造部長代理の小池智夫さんは「これからも筆記具を作り続けていくことは間違いない。当社のDNAは常に新しいことにチャレンジし続けること」と話す。「事業所の前の県道は『パイロット通り』『パイロット線』と親しみを持って呼ばれています。社名が通称とされていることに誇りを持っているし、いつまでも愛される企業でありたい」という。
 パイロットはその歴史の中で様々なベストセラー筆記具を世に送り出してきた。その1つであり、始まりでもある万年筆は今も平塚から生みだされ続けている。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、蒔絵職人のお2人へのインタビューの様子などをお送りします。今回の番組は10/29(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

1019 2面 リトアニア-01東京五輪に向けて平塚市で事前キャンプを行うリトアニア共和国のオリンピック選手団が2日から14日まで、パラリンピック選手団が9日から15日まで、テストキャンプのため平塚市を訪れた。期間中には同国のサウリウス・スクヴェルネリス首相も来訪。「日本はアジアで1番のパートナー。(事前キャンプやそれまでの交流が)互いを理解する機会になる」と友好関係のさらなる発展に期待を寄せた。
 10日にShonan BMW スタジアム平塚で行われた交流イベントには、市内の小学生ら約550人が参加した。選手団のメンバーらは、綱引きや玉入れ、大縄跳びなどの競技で子どもたちと交流。晴天にも恵まれ、言葉は通じないながらも一緒に写真を撮るなどしながら大いに交流を楽しんでいる様子だった。歓待を受けたスクヴェルネリス首相は「スポーツほど人々を結びつけるものはない。リトアニアに素晴らしい環境を作ってくれて感謝している。人々の心を震わせるアスリートの存在を誇りに思う」と挨拶。初めての平塚について「これ以上ない大歓迎に感動した。姉妹都市化や経済交流など、色々な可能性がある」と満足感を見せた。
 選手らもまた市内各地で様々な交流を行った。13日には総合体育館プールで競泳選手らによるスポーツ教室を実施。2016年世界短水路選手権の男子100m自由形で1位となったシモナス・ビリス選手(24)や、2012年ロンドン五輪女子100m平泳ぎで金メダルを獲得し、平泳ぎの世界記録を持つルタ・メイルタイテー選手(21)など世界最高峰のアスリートが市内の小学生らに直接指導をした。ビリス選手が「言葉の壁はあったが皆フレンドリーで温かかった」とにこやかに話すと、メイルタイテー選手も「食事も美味しく交流も楽しかった。文化の違いはあるがそれを知ることも興味深かった」と滞在を振り返った。平塚のトレーニング環境については「全部がよかった。日本人の親切さに感謝している」と声を揃えつつも、身長196cmのビリス選手は「頭をぶつけることがあってそれが不便かな」と冗談も交えながらリラックスした様子で話してくれた。2年後に向けては、選手同士の交流の加速などに期待を寄せていた。

1019 オーレベルマーレ
スタジアムを埋めた約1万3,000人のサポーターの声援は時間を追うごとに熱量を増して行く。14日に行われたルヴァン柏戦。湘南はPK戦までもつれる死闘の末、初の決勝進出を掴んだ。思えば今年の4月にRIZAP傘下になった際、2020年までに3大タイトル(J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯)のいずれかを獲得するという目標は、まだまだ実感を伴ったものではなかった。世間の評価はJ1全18チームの中でも下の方——というのが正直なところか。1999年の親会社撤退以降、市民クラブにシフトした芽がようやく出始めたのが2010年代だった。チームの哲学は評価されても結果に結びつかないことも多く、資金力不足は常につきまとっていた。まだ何も成し遂げてはいない。だがそんなチームがついに戴冠に手をかけた。湘南が優勝するということは、ただ数あるクラブの1つが優勝するのとは意味が違う。欲しいのはただ頂点からの景色だけだ。
いまやチームに欠かせない金子。ニューヒーローなるか
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
1019 私は今
看板と印刷物 SIGNDESIGN
原田美加子さんからのご紹介
門光子さん
Piano Studio Kado ピアニスト
 平塚の明石町でレッスンやミニライヴの出来るスタジオを主宰しています。5年程前にロルフィングというボディワークと出会い、身体の感じ方についての学びを楽しんでいます。レッスン生の方々が自然な身のこなしで演奏している姿を眺めているのが好きです。平塚近郊は新鮮な食材が手に入り易く、質の高いお料理を作ってがんばっているお店も多く、いつも有難いなぁと感謝しています。私もピチピチした元気な音楽を皆様に届けてゆきます。撮影=戸田和仁

1019 コネクト二宮駅前の商店らによるハロウィンイベント「第一回西湘ハロウィンin二宮」通称「セイハロ」が27日に初開催される。
 仕掛けたのは駅前でシェアオフィス「shareffice THE CAMP」とカフェ&バー「THE CAMP CAFE&BAR」を営む若狭竜児さん(42)。子育てをする場所として、また町がコンパクトなので思ったことをしやすい環境なのではと考え7年前に移住して来た。そこで目にしたのが平日昼間の商店街の閑散ぶり。「もっと街に活気を」と考える中で、近年若手の商店主らが精力的に活動するようになってきたことを機に今回のイベントを立案した。
 主なイベントはインスタグラムを利用した賞金付き仮装コンテストと各商店を回るお菓子ラリー、スタンプラリーの3つ。二宮のお店を知ってもらう、楽しんでもらうため「二宮の人はもちろん、町外の人にも来てもらいたい」と話す。参加店舗は若手の経営者だけではなく、古くから商売を営む人も。二宮が持つポテンシャルに可能性を感じている若狭さんは「外から来た若い人たちが地元の昔からいる人と協働でまちづくりをしていくモデルケースになりたい」とまちづくりのビジョンを語る。その先には平日の二宮を盛り上げるため「横浜に行く、渋谷に行く、というのと同じく、『二宮に行く』という選択肢を持ってほしい」のだという。
 今では日本最大級となった川崎のハロウィンイベントも、始めた当初は百数十人の参加者だったという。今回のハロウィンイベントが、二宮を盛り上げる起爆剤になるか。

エトキ=参加を呼びかける若狭さん

第一回西湘ハロウィンin二宮
日時:10/27(土)13時〜17時
参加費:大人・中高生200円、子ども・幼児100円(2歳未満は無料)
事前申し込み:10/26(金)まで受付中(当日券は数に限りがあるので事前の申し込みがおすすめ)
問い合わせ・申し込み:西湘ハロウィン実行委員会
https://sharefficethecamp.jimdo.com/say-hello-project/

1019 3面 渡辺さん講演会大磯町の和牛繁殖農家・渡辺紗緒里さんを講師に招く「食育セミナー」が、25日(木)に町保健センターで開催されるのを前に、町では参加者を募集している。セミナーでは、渡辺さんが健康な牛を育てるためどのように取り組んでいるかや、安全でおいしい牛肉の選び方などについて講演する。時間は10時から12時、定員は先着30人。町外の人も参加できるが、定員を超えた場合は町内在住の人が優先。見守り保育あり。申し込みは24日まで。◇問い合わせ・申し込み=大磯町スポーツ健康課☎︎61−4100(代)

1019 オーレベルマーレ湘南ベルマーレが悲願のタイトルに王手をかけた。14日、2018JリーグYBCルヴァンカップの準決勝第2戦がホームShonan BMW スタジアム平塚で行われ、湘南はPK5−4で柏レイソルを退けクラブ史上初の決勝進出を決めた。
 今年のルヴァン杯は準々決勝、準決勝をホームアンドアウェイで実施した。10日に行われたアウェイ柏戦は1−1の引き分け。決勝進出チームを決めるにあたり、2試合の勝利数、得失点差に続きアウェイゴール数で決着をつける規定だったことから、引き分けとはいえ敵地でゴールを決めたことは湘南のアドバンテージになっていた。
 試合は文字通り一進一退の攻防だった。21分、湘南の菊地俊介選手が負傷交代。嫌なムードに飲み込まれることなく、28分には石川俊輝選手が先制点を奪う。その後も防戦になることなく攻勢を強めるも後半に入り70分、柏の大谷秀和選手がゴールを決め試合は振り出しに。延長前半に入り93分、坂 圭祐選手がフリーキックの流れから得点し再び柏を突き放すも、延長後半の113分、柏の山崎亮平選手にゴールを奪われ決着はPK戦までもつれ込んだ。
 湘南が先攻したPK戦。両者2人目までを決めたのち、湘南3人目のキッカー梅崎 司選手の蹴ったボールは無情にも枠外へ。だが湘南のサポーターは応援の声をいささかも緩めることはなかった。柏4人目の江坂 任選手が外しPK戦スコアは振り出しに。5人目を互いに決め、6人目、冷静にシュートを決めた湘南高山薫選手に対し、柏山崎選手の放ったボールはゴールの上へ。この瞬間、湘南は決勝進出を掴んだ。
 梅崎選手はピッチに突っ伏して男泣き。サポーターもクラブスタッフも互いに肩を抱き合って喜びを爆発させた。決勝の舞台は10月27日(土)埼玉スタジアム2002。横浜F・マリノスとの神奈川ダービーに挑む。

1019 2面 読書通帳平塚信用金庫(石崎 明理事長)は16日、平塚市図書館に、読書通帳8,000部を寄贈した。この試みは読んだ本を記録することで読書意欲の促進に繋げる狙いで全国的に行われているという。
 今年、設置70周年に当たる同館は6月のシステム更新を機に、利用者が自分で読書履歴を保存できるようになったことから読書通帳の配布について検討を進めてきた。そこで、近年図書の寄贈などを受け、通帳の発行にもノウハウがある同金庫に相談をもちかけたことでこの試みが実現した。通帳には図書館キャラクターの「ぶっくん」と70周年記念キャラクター「ぶくまる」がデザインされている。通帳に20冊分、40冊分を記入して図書館に持参すると表彰状がもらえる。
 通帳の配布は市内4館と移動図書館のあおぞら号。中学生以下の子どもを対象に配布され、配布期間は10月25日(木)から来年の3月31日(日)まで。なくなり次第配布終了となる。

 1019 2面 交通安全教室平塚市は15日、市内保育園、認定こども園の年中・年長児を対象とした交通安全教室を湘南平塚モータースクールで開催した。
 今年で10回目を迎えるこの試みは、自動車教習所のコースを利用することで臨場感あふれる体験ができると父兄にも評判の講習だ。信号の見方や横断歩道の渡り方を学ぶのはもちろん、佐川急便の協力のもとトラック周辺の危険についても学んだ。担当スタッフが「ボールやおもちゃがトラックの下に入っちゃったら大人の人を呼ぼう」などと呼びかけると園児らは元気よく「はーい!」と応じていた。

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 身近な病気となった認知症。内閣府によれば、患者数は7年後の2025年には約700万人と65歳以上の高齢者の5人に1人となると見込まれている。国では“認知症高齢者などにやさしい地域づくり”に向けて、様々な施策を進めている。そのひとつが「認知症カフェ」。本人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し理解し合う場である。平塚市でもこのほど登録事業がスタート。今回は、登録されている4カ所のうち第1号となった平塚市北金目の認知症カフェの活動を紹介する。
 場所は高齢者福祉の相談窓口である「高齢者よろず相談センターひらつかにし」。月に2回、交流や認知症予防のための「よりみちカフェ」が開かれ、住民数人が参加。口や顔などの筋肉を動かす体操をしたり、懐メロを歌ったりしながら、気軽に会話を楽しむ。企画・進行を行うのはボランティア。カフェの活動が始まる前から、センターを地域の人に利用してもらう方法を考える会に参加し、活動の立ち上げにも関わってきた。そのひとり吉田亮三さん(79)は「皆さんと会話するのが楽しくなりました。半分は自分のためですね」と話し、カフェが居場所にもなっているという。
来る人に合わせ増えた活動
 センター裏の畑では、月に1回「よりみち農園」と題して畑仕事が行われている。以前は雑草が伸び放題だったこの場所を、ボランティアの栁川勝正さん(78)が中心になって、除草し畑として整備。昨年夏から季節の野菜を育て始めた。栁川さんは「土とふれ合うことが、認知症や障がいを持つ人にいいのではと思ってお手伝いしている」と話し、草取りや畝作りなど普段の作業も引き受けている。1年間欠かさず通っているという70代の女性は「ここへ来てみんなと話しながら作業するのが楽しい」と笑顔を見せていた。
 同じく月1回の「よりみち木工」は、ある男性の思いがきっかけで始まった。5カ月前に認知症と診断を受けた70代の男性は、昔から木でもの作りをするのが趣味。そこでセンターの認知症地域支援推進員が中心になり、趣味を生かして地域で活躍できる場所として木工の日を始めた。傷んでいた家具を修理したこともあり、男性は「人に喜んでもらえることがうれしいですよ。(木工が)生きがいです」と張り合いを感じている様子だった。今後は、自分らしい作品に取り組んでみようかと職員と相談している。
認知症でも自分らしく暮らす
 認知症になってできないことが増えたとしても、できることがまだたくさんある。支えられるだけでなく人の役に立ちたいと願っている。居場所があれば住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができる。センターの管理者・深堀千晶さんは、カフェの活動を通じそうした理解を広め病気への偏見をなくしていきたいと願っている。そのためには「子どもから高齢者、障がいのある人など誰でも気軽に来てもらいたい」と話す。
 また毎月開催される「介護者カフェ」は、同じ立場の人同士が苦労や喜びを互いに分かち合える場となっている。今後は患者も一緒に参加できる場にしていきたいという。
 こうした場で認知症の人や介護者と交流する機会ができれば、「家族や自分がなったら……」という病気への不安や介護する側のストレスが少し軽くなるかもしれない。誰でも参加できるので、ぜひ近くの認知症カフェに出向いてみては。
「平塚市 認知症カフェ」検索
【写真】
1)農園では現在ブロッコリーと芽キャベツなどを栽培
2)認知症予防のため「よりみちカフェ」に通う参加者とボランティア
3)自分が修理した椅子に座る木工が趣味の男性

平塚市では、妊娠前から妊娠・出産・産後までの女性を対象に、胎児の正常な発育に欠かせない栄養素・葉酸をきちんと摂るよう勧める「ひらつかはぐくみ葉酸プロジェクト」を県内で初めて実施する。そのキックオフトークイベントが、23日(火)に市役所で開催される。パネリストは湘南ひらつか織り姫の2人と(株)DHC研究顧問の医師で、効率的な葉酸の摂取方法などすこやかな妊娠と出産のための知識を学ぶ。時間は12時20分~12時50分。事前申し込み不要。◇問い合わせ=市健康課☎︎55−2111

1012うちのコ
茉莉絵(まりえ)ちゃん
最近お気に入りのポーズ

まりちゃんママさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
1012 映画連載
『クワイエット・プレイス』(2018/アメリカ)
監督・脚本・出演:ジョン・クラシンスキー
脚本:ブライアン・ウッズ/スコット・ベック
出演:エミリー・ブラント/ミリセント・シモンズ 他
TOHOシネマズ海老名ほか全国公開中。
「音を立てたら、即死」というキャッチコピーのホラーという触れ込みだが、グロさはなく、出色のスリラーといえよう。大きな物音を立てると襲ってくる「何か」の襲来で、世界各地で人類は存亡の危機に瀕している。登場するのは、ある一家族のみ。父母を筆頭に中学生くらいの長女をはじめ、長男と幼い次男という家族構成。「何か」の襲来から一年以上が過ぎた頃、母は第四子を身籠もって出産間近である。彼らは人のいなくなったスーパーから薬や食料を調達し、「何か」を回避しながら魚釣りに出たり、終わるアテのないサバイバルな状況をひたすらひっそり生き抜いていく。彼らが大きな音を立てざるを得ない状況に追い込む展開は、「ガキの使いやあらへんで」の“絶対に笑ってはいけいない”企画を彷彿とさせるが、実の夫婦である監督と主演女優が父母を演じたり、長女を実際に聴覚障害者の子役が演じることで、劇中の人物関係に真実味を持たせている。そこで浮き彫りになるのは、守るべきもののある人間の強さと、絆を回復する家族の姿である。鑑賞後、不思議な爽快感の残る一作であった。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1012 2面 諏訪神社記念誌平塚市南原の諏訪神社が創建から300年を迎え、氏子らが地域に残る資料などを元に神社や地域の歴史を記念誌にまとめた。
 享保元年(1716年)に創立されたと伝わる同神社。創建300年を記念する事業を行うべく、昨年2月に氏子や自治会関係者ら42人で実行委員会を立ち上げた。
 委員たちは、昨年5月ごろから記念誌作成のための調査を開始。しかし専属の宮司がおらず、社殿も関東大震災と平塚空襲のため2度失われ、古い資料が残されていなかった。それでも、府川家など地域の旧家に保管されていた神社に関する記録などを発見し、平塚市博物館の学芸員の協力を受けながら読み解いて、年代別の主な出来事をまとめた。
 また同博物館に寄託されていた村絵図を調べ、地域の歴史に大きく関わる金目川の流路の変化など江戸後期以降に地域がどのように変遷してきたかを説明している。例大祭など行事の写真も多く掲載されており、地域の氏神様として親しまれていることが伝わってくる。
 加えて、地元・南原小学校の児童から「諏訪神社のおもいで」をテーマに作文を募集。1~6年生(昨年度)の39人による作文を「小学生感想文集」にまとめた。
 今月1日には委員3人が同小学校を訪れ、完成した記念誌と文集を寄贈した。寺澤 稔校長は「とても貴重な資料。写真も多く、地域の歴史に関する調べ学習に活用したい」と話した。
 作成にあたった委員の嶋崎捷夫さんは「家を建て替えると古い資料は処分される。世代交代が進む中で(資料入手のタイミングが)ギリギリだった」と振り返った。
 実行委員会ではこの記念誌を南原地区全世帯に配布しており、荒川敬之さんは「皆さんに見てもらって地域への愛着を持ってもらえたら」と話している。市内の図書館と公民館にも配布する予定という。
【写真上】(左から)委員の石黒さん、荒川さん、嶋崎さんと寺澤校長
【写真下】諏訪神社参道の石畳も記念事業で改修された
1012 2面 諏訪神社

1012 2面 小倉-2平塚市美術館で企画展「小倉遊亀展」が6日から始まった(11月18日まで)。北鎌倉で創作活動を続けた日本画の巨匠の展覧会は県内では17年ぶり。担当学芸員は「今年も多くの企画展を開催してきたが、芸術の秋の展覧会として目玉と思っている」と話す。
 滋賀県出身の小倉遊亀さん(1895−2000年)は、アンリ・マティスなど近代絵画の影響を受け、明るく慈愛に満ちた作品を制作。様々な画風を取り入れ革新的な日本画を残してきたという。今回は初期から晩年までの作品に加え、愛蔵の陶磁器類や挿絵類など約120点が紹介される。
 1920年に大磯に住む安田靫彦に師事し、1932年に女性初の日本美術院同人(院の序列で最上位)に推挙された。1938年には山岡鉄舟の高弟、小倉鉄樹と結婚し北鎌倉に移住。1990年には同院の第3代理事長に就任した。2000年に105歳でその生涯を閉じるまでに上村松園賞(1954年)、日本芸術院賞(1962年)など数々の受賞歴を持ち、1980年には文化勲章を受章するなど目覚ましい活躍を重ねてきた。
 6日に行われた開会式には孫である小倉健一さん(59)も出席。祖母について「アトリエに家族といえど他人を入れない人で、絵を描く姿はあまり記憶にない」という。「そうして時間をかけて絵を描く人だったが、作品にはそういった深刻さはなく日本画の良さがでている。芸術の世界は流行り廃りもあるが、要素は日本画に全て詰まっている。ぜひ今見ても新しい日本画を見にきてほしい」と話していた。
小倉遊亀展
◇会 期:11/18(日)まで開催中
     9時30分〜17時(入場は16時30分まで)
◇会 場:平塚市美術館(月曜休館)
◇観覧料:一般900円、高大生500円、小中学生無料
◇問い合わせ:同館☎︎35−2111

1012 2面 穂積さん-1今年6月に開催されたテニス全仏オープンダブルスで準優勝を果たした穂積絵莉選手(24)が3日、平塚市長を表敬訪問した。全仏を振り返るとともに「次こそは優勝したい。グランドスラムを獲りたい」と意気込んだ。
 現在も平塚市民である穂積選手は落合克宏平塚市長から名産品であるバラの花束を贈られニッコリ。準優勝の結果について「嬉しい。試合直後は悔しかったけれど、メッセージをたくさんもらえて頑張ってよかったと思った」と率直な思いを語った。テニスは過去1年間の勝敗によるポイントでランキングが決まるため、年の4分の3ほどは海外で転戦する日々。平塚に戻っているのは年に1ヶ月あるかないかだが、帰って来れば地元の友人らと過ごす。「3日前にも友人と会って食事とカラオケに行きました。励まされたりとかそういうのではなく、一番リラックスしている自分がいると感じる」とにこやかに話した。
 9月の全米オープンで女子シングルス優勝を果たした大坂なおみ選手(20)については「衝撃的、すごいとしか言いようがない。まさか日本人がグランドスラムを獲る日がこんなに早く来るとは」と脱帽。「ダブルスで一度対戦したことがあって、その時は私が勝ちました」と笑いを誘いながらも「もう(ランキングが)上すぎて『私も頑張ろう』とかそういう感じでも……」と感服しきりだった。だが2年後に控える東京五輪については「シングルス、ダブルス両方で出たい」と力を込める。落合市長は「市も全体で応援しています」とエールを贈った。
【写真】準優勝のシャーレを手にする穂積さん

1012 2面 消火競技大会平塚市危険物安全協会は5日、平塚市内事業所の自衛消防隊員による消火競技大会を加和楽会グランドで開催した。
 大会には12事業所から84人の自衛消防隊員が参加。競技は屋内消火栓操法で男女の部と小型ポンプ操法の3部に分かれており、それぞれに日頃の訓練の成果を発揮して、消防隊員としての節度や消火にかかった時間などを競った。
 屋内消火栓操法女子の部では湘南ステーションビル株式会社、男子の部では横浜ゴム株式会社平塚製造所、小型ポンプ操法では横浜ゴム株式会社平塚製造所航空部品工場がそれぞれ優勝した。

3面_1012 谷容子任期満了に伴い来年4月に行われる平塚市長選挙に、福祉団体役員の谷容子氏(53)が3日、無所属で出馬することを表明した。
 谷氏は2015年の県議会議員選挙に出馬するも落選。その後、政治の道を目指し活動を続けていたという。その中で「県議では平塚市のためだけに活動することは難しい。市長選への立候補を」といった声が周囲から上がったことから、今年8月ごろに考えを改め出馬への決意を固めた。
 市がPFI(公共サービスの提供に民間の資金やノウハウを用いる手法)により進めている龍城ヶ丘プール跡地、見附台広場の再開発について、「情報が開示されず、近隣住民の思いが反映されていない」として見直しを掲げる。「どこにでも行って、誰とでも話す。それが私のアイデンティティ。市長になっても変えたくない」と話し、子育てや福祉の対策のほか中学校給食問題、神奈川大学の移転問題、経済対策にも力を入れるとしている。
谷 容子氏(本人提供)

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 読書の秋、面白い本を探そうと多くの人が図書館を訪れる。ただ、そうしたくても近くに図書館がなく利用しづらいという人もいる。そんなときに味方になるのが、平塚市のあおぞら号。子どもからお年寄りまで幅広い世代と直接ふれ合いながら、本を読む楽しさを届けている。
 あおぞら号は市民による公募で命名され、36年前の1982年4月に誕生した。多くの本を積めるようマイクロバスの車体を改造して外側と内部に棚を設置。現在、2006年に更新された3代目が運行している。
 4つある図書館から離れた地域の小・中学校や公民館など15カ所のステーションを、基本的に2週間に1度巡回する。棚には、小説やエッセー、料理本や健康に関する実用書、雑誌などと、児童書・絵本を合わせて約2500冊が並ぶ。図書館で予約すると数カ月待つような人気作家の新作が棚に並んでいたり、図書館では貸し出ししない雑誌の最新号が借りられたりするといった特徴がある。
楽しみにする利用者
 利用する人たちは、月に2回の巡回を心待ちにしている。
 一番近い図書館まで車で20分ほどの市立みずほ小学校。昼休みになると大勢の児童があおぞら号に駆け込んでくる。学校の図書室と比べ新しい絵本や児童書が多く並び、幅1mもない車内は本を選ぼうとする子どもたちですし詰め状態。ファンタジーが好きだという6年生の女子児童は「あおぞら号は来てくれるから(図書館に行くのに)親に頼らなくてすむ」と話しながら7冊を借りた。
 担当の職員・中村春菜さん(27)は「利用する小学生の中には、中高生になってから図書館の仕事を体験する『1日図書館員』に積極的に参加する生徒もいて、あおぞら号が図書館に接するきっかけにもなっている」という。
 岡崎地区の福祉村「おかざき鈴の里」も、利用者が多いステーションの1つ。あおぞら号が到着する前から待つ人もいて、時間になると何人もの人が人気作や好みの本がないか棚をチェックする。車を運転しないという女性は「平塚の図書館はバスを乗り継がないと行けない。前は伊勢原の図書館まで歩いていたが、年でもう歩けないので助かります」と笑顔で話していた。「鈴の里」では、体調を理由にステーションに来られない利用者に代わって、予約した本をボランティアが受け取り自宅まで届ける活動も独自に行い、見守りにもなっている。
借り手のニーズに応える
 あおぞら号の大きな特徴の一つに、利用者と職員の距離の近さがある。職員の中村さんは2年前から担当。読みたい本がある場合に提出する「リクエストカード」や会話を通して、毎回のように来る「常連さん」の名前と顔を少しずつ覚えてきた。今では約30人分の好みのジャンルが頭に入っていて、そうした人が読みたいと考えそうな本を購入することもあるという。毎回出発前にはリクエストがあった本に加えて、高齢者が多い場所を回る日は時代小説、子育て世代がよく来る所には育児に関する書籍など、各ステーションのニーズを考えて本を積み込む。こうしたサービスは、借り手と職員が話す機会の多い「あおぞら号ならでは」と中村さんは話す。
 同号は月に数回、市内の幼稚園・保育園やろう学校、高齢者施設などに出向く「出前図書館」も実施し、本を選ぶ機会の少ない人にも喜ばれている。高齢化がさらに進み、運転できずに図書館を利用しづらくなる人が増えれば、移動図書館の必要性は今後ますます高まっていく。
◇問い合わせ=平塚市図書館☎︎31-0415
「平塚 あおぞら号」検索

1005 3面 大磯邸園大磯町の旧伊藤博文邸(滄浪閣)を中心に近隣の歴史的な建物群や緑地などを整備する「明治記念大磯邸園」。明治150年を記念して、一部が今月23日から12月24日まで公開されることになった。
 今回は、旧大隈重信邸と旧陸奥宗光邸の建物内、旧伊藤邸の外観を観覧できる邸宅ガイドツアーを実施。事前申し込み(先着順)が必要で、今月1日から受付が始まっている。また旧大隈・旧陸奥邸の庭園は申し込み不要で、いずれも料金は無料。水曜休園(10月24日を除く)。ガイドツアー申し込み方法は、インターネット・fax・往復はがきなど。同邸園は、旧池田成彬邸(旧西園寺公望邸)も含む約6haを整備する計画。◇問い合わせ=同邸園事前予約窓口☎︎050−8882−0344(事前予約制の大磯町民対象の公開日も。詳細は町旧吉田 茂邸プロジェクトルーム☎︎61−4100(代))
http://www.ktr.mlit.go.jp/showa/ooiso/kinenkoukai/index.htm

1005ペット
狩野 響(かりの ひびき)くん(雑種・5歳)

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1005 私は今
アイシングクッキー教室nico
吉村一美さんからのご紹介
原田美加子さん
看板と印刷物 SIGNDESIGN
平塚市で看板屋を起業して10年が過ぎました。大きな現場はチームを組んで施工しますが、私一人で施工できる現場も多く、お客様との雑談を楽しみにコツコツ作業しています。今年は身体的にキツイ経験もしましたが、この先元気に仕事が出来るように、更に体調管理に力をいれるようになりました。休日は写真を撮ったり、ライブに行ったり、おいしいものを食べたり飲んだり。オンもオフもじっとしていられない性分のようです。
1005 オーレ
台風によって延期された試合は、その代替日も大雨となった。先月26日、現在首位の川崎を迎えての1戦は、天候の影響もあってか勝ち点1を分け合う結果に終わった。試合開始前から降り続いた雨の影響は小さくはなかっただろう。ぬかるんだピッチに難しい判断も増えたとは思う。それでも湘南は湘南らしく90分を戦い抜いて、勝ち点1を積み上げることができた。83分、相手にPKを献上した際はさすがに重い空気も流れたが、この日幾度となくピンチを救ってきた湘南の守護神はゴールラインを割らせることなく試合を終わらせた。この日の雨に、勝ち点の差をいくらか縮めるだけの意味があったとすれば僥倖だったかもしれない。続く戦いは晴天の舗装道路ではなくぬかるんだあぜ道。一歩一歩は小さくとも着実に前に進み残留を目指す。

引き分けの結果に満足はできない。だがこの勝ち点が意味を持つ日は来る。
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1005 2面 ハンドサイン-2平塚市在住の歌、ダンス、手話の2人組パフォーマーグループ「HANDSIGN」が先月29日、メジャーデビュー後、初となる地元での凱旋ライブをラスカ平塚で行った。加えて2人はこの日、平塚市まちづくり財団によるPR大使「湘南ひらつかアンバサダー」を受嘱。あいにくの雨の中、約300人のファンが会場に駆けつけ、新たな一歩の瞬間を見届けた。
 2005年に平塚で結成されたHANDSIGNは、2009年にニューヨークのアポロシアターの人気イベント「アマチュアナイト」で優勝し、翌年に公認パフォーマーとなる。2014年からは神奈川県内の中学高校での公演プロジェクトをスタートさせ、若者への手話の普及に尽力。徐々にテレビや雑誌などのメディアへの露出も増える中、近年では聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」の応援テーマソングを制作したほか、フジテレビのパラスポーツ応援プロジェクトのオフィシャルアーティストに任命された。動画共有サービス「YouTube」に投稿された実話を基にした楽曲『僕が君の耳になる』は230万再生を超える話題に。先月19日、ユニバーサルミュージックからメジャーデビューし、今後ますます活動の幅を広げていくことに期待がかかる。
 地元平塚について2人は「原点になる場所。高校時代から平塚で過ごして、HANDSIGNとしても多岐にわたる活動をしてきた」と口を揃える。リーダーのTATSUさんはアンバサダー受嘱について「七夕をテーマにした曲もあり平塚のPRはずっとしてきた。加えて『手話ダンスのまち』として発信していきたい」と展望を語った。今後は「手話が1つの言語であることを伝えていきたい。ありがとうが英語で『Thank you』であることを多くの人がわかっているように、手話で『ありがとう』を言える世界にしたい」(TATSUさん)、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに何らかの形で関わりたい。育ててもらった平塚に音楽で恩返しができるようにしたい」(SHINGOさん)という。
1005 2面 ハンドサイン-1

1005 2面 野球教室通算868本塁打の世界記録を持つ王貞治さんが理事長を務める世界少年野球推進財団主催の野球教室が先月29日、県立平塚中等教育学校で開かれた。
 同財団は日米を代表するホームランバッターである王貞治さんとハンク・アーロンさんが提唱し「正しい野球を全世界に広げよう」と大会や交流事業などを行ってきた。野球教室はJA全農が特別協賛となり毎年全国各地で開催している。この日は平塚市内から小学生約200人が参加し「スーパーカートリオ」として名を馳せた屋鋪 要さん、巨人OBの川口和久さん、仁志敏久さん、ロッテOBの里崎智也さんらが指導にあたった。
 屋敷さんは「いい走塁で勝てる試合はある。全力で駆け抜け、常に次の塁を狙って」とランナーの心得を指導。仁志さんは実際に子どもたちにボールを打たせながら、身体の動かし方や意識するポイントなどを手取り足取り指導した。王さんも自らバットを手に持ちバッティングの極意を伝授。「みんなの顔がそれぞれ違うように、それぞれに自分の打ち方がある。僕はバットを振った回数では誰にも負けない。続けることで空振りだったものがかするようになり、芯に当てられるようになる」などと語った。
EDITOR’S EYE
 言わずと知れたレジェンド、王貞治さんは囲み取材でも「(自身も)70年野球をやっているが飽きない。『もっと良いことができる』と感じさせる野球を子どもたちに伝えたい。小学生のころは結果より楽しむことが大切」と語った。その眼差しは80歳近い今も野球に夢見る少年そのもの。野球に対する深い愛情と真摯な姿勢がにじみ出ていた。

1005 2面 タブレット-2ICT(情報通信技術)環境の充実を目的に平塚市は市内の中学校全16校にセルラー方式タブレット端末1,240台を導入した。
 端末1台あたりの生徒数は約3.5人で、県内の市(町村除く)では最も高い配備状況となる。導入によりアプリを利用しての授業や、インターネットを使用しての調査など、生徒の主体的な学習が教室、グラウンド、校外と場所にとらわれずにできるようになるという。
 先月28日、江陽中学校2年生の技術科の授業では、ミニ大根栽培の観察記録をまとめるにあたりタブレット端末が活用された。従来のスケッチに代わり、タブレットのカメラを利用。専用のアプリを使うことで現在の状況や今後の育て方などのレポートを端末上でまとめることができ、さらにはそのままクラウド上で課題を提出することも可能。担当の森 要教諭は「子どもたちの反応もよく、様々な活用が考えられる。従来の方法と一長一短はあり使い分けていきたい」と話していた。
EDITOR’S EYE
 授業を受けた生徒の1人は「他の授業でも使ってみたい。数学とか理科で計算が楽になるかな」と話していた。タブレットで計算する是非はさておき、小学校でのプログラミング学習がはじまるなど、授業の内容や進め方はこの先大きく変わっていくのかもしれない。

1005 2面 台風被害先月30日から翌1日未明にかけ、台風24号の影響で各地で記録的な暴風となった。小田原では1日の最大瞬間風速29m/sを記録し、平塚市内でも被害が出た。
 平塚市災害対策課のまとめによれば、強風による転倒で2人が軽傷。建物への被害は6件あった。小中学校20校では倒木やフェンスの転倒など、公園29カ所でも多数の倒木やプレハブ倒壊が発生した。

1005 2面 交通事故なしCP平塚警察署は先月28日、平塚駅前で交通事故“なし”キャンペーンを実施した。
 湘南ひらつか織り姫の城麻美子さんも参加し「事故に気をつけてくださいね」と声をかけながら“なし”にかけた“梨”と啓発チラシなどを配布。用意された500個はあっという間になくなった。
 平塚市内では8月末までに558件の事故が発生(前年比−72件)し、負傷者数は647人(前年比−117人)。減少傾向にあるものの、死亡者数は5人ですでに昨年を上回っている。

 1005 3面 大磯署表彰大磯・二宮地区暴力団排除対策推進協議会を務める三宮(さんのみや)健司会長がこのほど、暴力追放功労者表彰を受けた。
 この表彰は、関東管区内暴力追放運動推進センター連絡協議会が行ったもので先月19日に大磯警察署の松嶋 誠署長から表彰状が手渡された。三宮さんは平成19年に同協議会の会長に就任。以来、建設業の仕事の合間をぬって、町のイベントなどで暴力団追放キャンペーンに参加してきた。松嶋署長は「長年やっていただいてありがとうございます」と感謝の言葉を贈った。三宮さんは「なかなか次に引き受けて下さる方がいなくて」と苦笑しつつ「少しでも暴力団追放運動についてアピールして、これからも貢献を続けていきたい」と答えていた。

1面写真1005_01
 “囲碁のまち”平塚の誇る最大の囲碁イベント「湘南ひらつか囲碁まつり」が第23回として10月14日(日)に紅谷パールロードと西口公園通りをメイン会場に大々的に開催される。北は北海道から南は佐賀県まで、全国から参加者が集まっており、年齢は最高齢が96歳、最年少が6歳と幅広い世代が参加する。当日は多数のプロ棋士が集うほか、さまざまな催しも。この機会に囲碁の魅力に触れてみては。

 「囲碁まつり」といえば「囲碁のまちひらつか」というように、現在では「湘南ひらつか囲碁まつり」は囲碁ファンの注目を集め、性別や年齢、地域を越えた全国的なイベントに成長した。
 碁石と碁盤が紅谷パールロードの端から端までズラリと並ぶ様は圧巻。さわやかな秋空のもと行うプロ棋士との対局は、緊張感のなかにも和やかさが漂い、独特の雰囲気がかもし出される。今年は初の試みとして、県立平塚盲学校の生徒らも参加。「アイゴ」という視覚障がいのある人でも囲碁を楽しめる碁盤を使用しての対局を予定している。
注目の出場棋士は
 注目の出場棋士は、平塚の「木谷道場」で育った二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、小林 覚九段、宇宙流の武宮正樹九段をはじめ、日本棋院からは、高尾紳路九段、趙善津九段など、総勢74名。大勢のプロ棋士が勢揃いするイベントは「囲碁のまちひらつか」ならでは。プロ棋士の打ち筋を間近で見られるチャンスでもある。
 参加者の事前募集はすでに締め切られたが、当日は飛び入り枠が200人分用意される予定だ(飛び入り受け付け11時から12時。定員を超えた場合は抽選。参加費大人1,000円。高校生以下無料)。
各種イベントも
 囲碁まつりでは1000面打ちの他に様々なイベントが用意される。石倉 昇九段による「囲碁入門教室」(アシスタント 日本棋院囲碁大使 戸島 花さん)、トッププロによる「囲碁教室」や「サイン会」、「七路盤大会」、「初心者個別囲碁指導コーナー」、「詰碁ウォーキング」など盛りだくさん。
 バザール会場では、各プロ棋士らのモデルが揃う「棋士扇子」(1,500円)や「囲碁ストラップ」(150円)などのグッズを販売。これから囲碁を始めたい人向けには「囲碁セット」(4,000円)が用意されるほか、中古の碁盤などもこの日限りの特価で並ぶ。
 さらに「漁師鍋」500食の振る舞いや、デキシーランドジャズによる演奏など、囲碁を知らない人でも十分に楽しむことができる。「囲碁のことはわからないし難しそう……」という人も、気軽にお祭り気分で会場に足を運んで囲碁の魅力に触れてみてほしい。
第23回 湘南ひらつか囲碁まつり
協賛セール
①シルクの店「絹衣」
 ●シルクネックカバー
  1,296円→1,000円(税込)
 ●シルク5本指ソックス3足組
  1,188円→1,000円(税込)
 ●シルクシースルーソックス
  (日本製)
  540円→500円(税込)
②喫茶「シャポー」
 ブレントコーヒーor
 アイスコーヒーと
 ティラミスセットで
 通常価格750円or 800円
 当日価格500円で
③喫茶「ポルトボヌール」
 ケーキセット
 ミルクレープ(ショコラorプレーン)
 ロールケーキとホットコーヒーor
 アイスコーヒーのセット
 通常価格800円
 当日価格500円で

0928 2面 稲刈り-1平塚、大磯、二宮エリアで今月中頃から稲刈りが始まった。JA湘南が管轄する同エリア産の米は「湘南そだち米」のブランドで28日(金)からあさつゆ広場などで販売が始まる予定。日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で県下唯一の特A評価を得ている「はるみ」は今シーズン約700tが出荷される見込みだ。
 秋分の日の23日、真田生産組合組合長の古屋忠文さん(68)の田んぼでも稲刈りが行われた。今年から約1.3haの作付けの全てをはるみに切り替えたという。気になる今年の出来栄えはというと「夏の暑さの影響かな、ちょっと量が少ないかも」という。また、猛暑の影響か全体的に収穫が早まっている傾向にあるという。気になる味はというと「まだ食べてないんだよ」とのこと。ここはぜひ自分の舌で味わいたい。
 古屋さんの田んぼでは1平米あたりの株数を少なくし、風通しをよくするなど、収量を犠牲にしても良いものを作るために独自の工夫も凝らしている。「田植えよりやっぱり収穫のほうが楽しいよね」と笑顔を見せる古屋さん。「給食でもはるみを使っているように冷めても美味しいのでお弁当にぴったり」と太鼓判を押す。「いろんな人に食べてもらって、せめて県民みんなに知られるような米になるといいね」と話してくれた。
 28日からの販売はあさつゆ広場のほか、各地のJAの農産物直売所などでも行われる予定だ。
EDITOR’S EYE
 はるみは平成28年、29年と米の食味ランキングで特Aを獲得した平塚生まれの米。昨年に引き続き作付け量も増加傾向にあり、今や平塚、湘南を代表する米になった。「特Aって言っても本当に美味しいの?」という人もいるかもしれないが、家庭のお米として選ばずとも地域の飲食店などで振舞われているケースもあり、実際に食べてみても他のブランド米に引けを取らない。まだ食べたことがないという人、今年の新米は地元のお米はるみを選んでみてはどうだろう。
0928 2面 稲刈り-2

0928 2面 防災ラジオ平塚市は25日、災害時の情報伝達体制強化のため、防災行政用無線の放送内容を聞ける防災ラジオを希望する市民へ有償配布することを発表した。10月1日(月)から申し込みが始まり、12月11日(火)以降に配布される。
 同市では無線のほか、緊急速報メール、ほっとメールひらつか、などで災害情報を発信している。無線は携帯電話やパソコンを持っていない高齢者を含む市内全域へ情報を届けられるが、風雨の影響などで聞こえにくい場合があるという声が市民からあがっていた。防災ラジオはFM湘南ナパサの電波を利用するコミュニティーFM方式を採用しており、J-ALERTや警報・注意報などの放送に連動して自動起動し、情報を最大音量で出力する。
 配布台数は1,000台で、金額は2,500円。申込書は危機管理課窓口や公民館での配布のほか、市HPからダウンロード可能。詳細な要件等は市HPで確認を。

0928 2面 大磯署訓練秋の台風シーズンを前に19日、警察官らによる風水害の際の救助方法を確認する訓練が、大磯ロングビーチで実施された。
 この訓練には、大磯警察署の署員と大磯町・二宮町の防災担当職員ら約20人が参加。水害時に孤立した人などを救助する救命ボートを組み立て、プールに浮かべてスムーズに船を操作する方法を確認した。続いて、警察官が服のまま普段の装備と同じ重さの重りを付けてプールに入った。泳ぎの得意な人でも時折顔が沈みそうになり、指導にあたる県警本部危機管理対策課の警察官は「自分も水に入ってしまうと要救助者を助けるのは非常に難しい」と話し、45ℓのごみ袋やペットボトル、はいていたスボンなど身近にあるものを浮き袋代わりにして使う方法を伝えていた。同署では昨年から、地域を回る署員が救助に使えるようごみ袋の携帯を始めている。

0928 2面 一日大学生平成6年から毎年行われている土屋小学校、土屋公民館と神奈川大学の交流事業「一日大学生」が20日、同大の湘南平塚キャンパスで行われた。
 大学を訪れた同校の5年生19人と6年生15人は、斉藤和巳理学部教授による「人工知能の原理−機械学習のアイディアと方法」と大田博樹経営学部准教授による「目指せ、未来の経営者!」の2つの授業を受けた。経営学の授業ではオリジナルのシミュレーションゲームで実際の経営を体験した。卸、小売、消費者のグループに分けられた児童らは、消費者は商品を多く手に入れることを、卸と小売はゲーム開始時に与えられた資産を増やすことを目的にゲームをスタート。“安く手に入れて高く売る”という商売の原則に基づき、まとめ売りや先着販売など、あの手この手で資産を増やそうと工夫した。
 児童の1人は「楽しい授業だった。お店でものを買うときの感覚がちょっと変わったかも。将来はお店を開いてみたいとちょっとだけ思う」と話していた。

 0928 2面 認知症講演会世界アルツハイマーデーに合わせ、認知症への理解を深めるイベント「みんなの想いを灯そう!」が21日、平塚市の八幡山の洋館で開催された。
 まず、認知症の著書もある湘南いなほクリニックの内門大丈院長が講演。認知症は誰もがなりうる病気だとした上で「症状があっても笑顔で暮らす人もいる。周りにオープンにした方が本人も介護者も負担が軽くなると思う」と話していた。続いて、ギターの弾き語りをする夫婦ユニット「ゆみぞう」のゆみさんが登場。病気のため高次脳機能障害となった夫・けんぞうさんとのエピソードを交えつつ『真っ赤な太陽』など昭和歌謡を参加者と歌った。会場は、「認知症の人が安心して暮らせる社会に」など参加者が書いたメッセージを貼ったライトの明かりに包まれていた。

0928 うちのコ
優羽(ゆうわ)ちゃん
堂羽(とうわ)くん
桜彩(さあや)ちゃん
みんなでお散歩!!

キタさんママ さん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0928 働く人02
礎(いしずえ) まゆみさん
漢方相談 おくすり本舗 スタッフ
 浅間町に移転してきて2カ月が経ち、少しずつ平塚に慣れてきました。私には4人子どもがいるので、妊娠・出産・育児などでお悩みの方や不安をお持ちの方に、私の体験談や失敗談をコミカルに伝えています。また皆様の「頼れる街の漢方専門店」になる為に、健康情報を日々Facebookやブログなどで発信しています。ぜひ一度ご覧ください。
礎さんが働くお店はこちら▼

平塚市浅間町2-10
サニークレスト湘南平塚102
tel 0463-34-3111

「おくすり本舗 平塚」で検索

0928 映画連載
『響 -HIBIKI-』(2018/日本)
監督:月川翔 脚本:西田征史 
出演:平手友梨奈/北川景子/アヤカ・ウィルソン/柳楽優弥/小栗旬 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
昨年末の紅白歌合戦をご覧になった方なら、ご存知だろうが、欅坂46のメンバー三人がパフォーマンス中に過呼吸を起こして倒れた。ただでさえハードな集団ダンスが売りのグループに司会のウッチャンが、参加するというネタだけのために二度も踊らせたのだ。ウッチャンは一回だし、五十代の割にはスタミナもあるだろうが、十代の全力投球の少女たちにはちと過酷過ぎやしないか。倒れた少女のうちの一人が、本作の主人公・鮎喰(あくい)響を演じた平手友梨奈である。グループの中でもその憑依的なパフォーマンス力で人気を博している。響は、読書と小説を書くことだけが生きがいの少女。腕試しのつもりで応募した小説が文壇を騒がせ、芥川・直木賞レースに身を投じてゆく。映像で小説家の才能を描くのは難しい。それ故、本作は無垢でエキセントリックな響が、世界と自分との距離を測りあぐねて足掻く姿を、暴力という自己表現に転じてみせる。飛び蹴りに、CGなしの屋上ダイブ、時折、見せるあどけない素顔も含め、平手という少女の肉体が全力で息衝いている苛烈な青春劇である。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0928 オーレ
  22日、ホームに迎え撃つは今月3回目のセレッソ大阪。ルヴァン杯では湘南が勝利を収めたが、リーグでは低迷する湘南に対し上位をキープしている。何より今年の下位は混戦を極めている。勝ち点7差の中に9チームがひしめいており、湘南と最下位長崎との勝ち点差はわずかに4。湘南の試合数は1試合少ないとはいえ、28節にも降格圏転落もありうる。そんな状況に加えて50周年の記念試合でもあったこの日。再三のピンチをしのぎなんとかスコアレスのまま迎えた87分。後半はほぼ防戦一方であった湘南に大野の左足から値千金のゴールが生まれる。苦しい中で掴みかけた勝利は、正真正銘のラストワンプレーでするりとこぼれていった。各々の心中に去来する想いはあれど下を向いている暇はない。残り7試合。2018年のJ1リーグは待った無しの最終コーナーに突入する。
左足を振り抜くDF大野。勝利は目前だったが……
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0928 3面-ベルマーレ前身となる藤和不動産サッカー部の創立から50周年の節目の年を迎える湘南ベルマーレ(眞壁 潔会長)は22日、OB選手が集まるレジェンドマッチを12月22日(土)に開催することを発表した。
 同クラブは今年、50周年史の販売やホームゲームでのイベントなど、様々な形で記念事業を行ってきた。これらの締めくくりになるレジェンドマッチの対戦カードは藤和不動産、フジタ、ベルマーレOB対日産自動車、横浜F・マリノスOB。どちらもクラブの歴史を作ってきた往年の名選手らが出場する予定だ。湘南からはこの日、名良橋 晃氏、岩本輝雄氏、田坂和昭氏、ベッチーニョ氏、パラシオス氏、アジエル氏の出場が発表された。会見に臨んだ名良橋氏は「やるからには勝ちにこだわって、ピッチ内外で盛り上げていきたい」と語った。
 チケットの発売は11月2日(金)から。試合前日には前夜祭も予定されており、前夜祭付きチケットなども販売される。
【写真】左から名良橋氏、水谷尚人社長、田坂氏

0928 1面1差し替え
関口さんが作るものは、ウールを多く使った暖かみのある作品から、白い糸で編んだ模様が涼やかな印象を与えるものまで、1枚1枚違った表情を見せる。その元になるのは、季節の花や海の波の色、時には街の夜景や色のきれいな鉱石など。それをそのまま再現するのではなく、使われている色を分解して、色や素材の配置を考え再構成するという。横糸で自在に模様や色のグラデーションを作りながら、別の色の糸の束(フリンジ)をいくつも横糸に結びつけて縦のラインを出し、それが合わさって一枚の絵のような作品が生まれる。素材はウールやシルク、化繊の毛糸、さらには和紙から作ったひもなどで、異なる素材と色、編み方で立体感を出している。
「表現者でありたい」
 元々、俳優を志し表現の世界を目指していたこともある関口さん。今の創作活動を始めるきっかけは、5年前にがんの疑いがあると指摘されたことだった。当時息子はまだ2歳前で、半年ほど経過観察が続く間「本当にがんだったらどうしよう」と大きな不安を抱える毎日を送った。その中で生まれてきたのが「表現したものを形に残したい」という思い。そこで、子どもがいても家で1人でできることを考えるうち、ある時タペストリーに出会った。「自分で作ってみたい」と思ったことから独学で取り組もうと、手法を本やインターネットで調べ、「闘病しないで済むならその道に進もう」という願いが、不安でつぶれそうな心を支えていたという。その後腫瘍を切除してがんではなかったことが分かり、3年前から本格的に制作を始めた。
 とは言え、まとまった時間を取ることは難しい。子どもが寝ている夜間に制作し、代わりに昼間に短い時間眠るようにしていた時期もある。今も、時には夫や母ら家族と協力しながら時間を確保。「夏休みは大変でした」と振り返る。
 出来上がったものを自身のインスタグラムで紹介しつつインターネットで販売するうち、セレクトショップや雑貨店のバイヤーの目にとまり都内を始め各地の展示会や百貨店などに出すようになった。昨年は東北から関西まで19カ所に出展。作品を見た人からの「作ってほしい」との声に応えてきて、知りえなかった人と一緒に仕事をするようになり「社会とのつながりが見いだせた」と話す。
10月から教室を開始
 多くの人に作品を見てもらう中で、「作り方を教えてほしい」と言われることが増えてきた。そこで10月から、平塚市内で教室をスタートする。自身の制作と家事・育児とのバランスを考えた上で月2回に設定。糸や色との手遊びを楽しむ人が増えたらと願う。
 今後は、色の組み合わせが面白いものを作りたいという関口さん。日々の暮らしの中にある風景を、自分の中で組み変えて新しい作品を生み出していく。
関口さんのHP
http://asamisekiguchi.com/index.html

(写真)
1)木枠を使い糸を編んでいく
2)温めていた札幌の夜景を作品に
3)波打ち際(左)、あじさい(右)をモチーフに
4)素材感が楽しめる作品
5)色の組み合わせが好きなアメジスト
6)平塚駅前広場地下道にある「天の川」

ペット0921
すしちゃん(雑種)

お口の周りはお醤油ちゃん♫
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0921 はたらくひと
佐藤 則子さん
中華百番 店主
 1945年に両親が創業したお店を3姉妹で力を合わせて切り盛りしてきました。長女として事業承継してからは、先代達の大変さを身にしみて感じています。色々なご縁があり、8月にこちらに移転してきましたが、地域の皆さまに変わらず愛していただけるよう頑張
ります。また、湘南百番寄席(次回は11/17開催)の活動にも力を入れていきたいです!
佐藤さんが働く塾はこちら▼
平塚市四之宮3-11-14
tel 0463-22ー1550
中華百番 ひらロコ 検索

 0921 コネクト02平塚市明石町にある居酒屋「酔心」。ここでは秋の夜長にぴったりの鈴虫の鳴き声が訪れる人を楽しませている。
 同店が鈴虫を飼い始めたのは2年前。お客さんから「鈴虫を飼ってるんだけど増えすぎたからやってみない?」と持ちかけられたのがきっかけだ。一度は育成に失敗するものの、去年改めてチャレンジ。今年5月から孵化しはじめ、幾度かの脱皮を繰り返し7月の終わり頃から涼しげな鳴き声を奏で出したという。現在は店の内外に5つほどの水槽がおかれ、たくさんの鈴虫を見られるとともに、美しい鳴き声のハーモニーを楽しむことができる。
 店主の高桑 勝さん(56)は「最初はお客さんにも『鳴き声の音源をかけてるの? 有線?』なんか言われたりもしましたね」とにこやかに話す。だが実際は生きた鈴虫の音色を楽しめるということで客にも好評だ。
 もともと高桑さんは幼少のころに「親が鈴虫を飼っていた」そうで「餌やりなんかをやらされてましたね。もっとも、当時はイヤイヤでしたけど」と振り返る。「でもちょっと懐かしくてちょっと飼ってみようかなと思ったら、お客さんにも喜んでもらえてありがたいです。自分も飼ってみたいという人には少しわけてあげたりもしています。お子さんの自由研究なんかに使ってもらってるみたいですね」と言う。
 鈴虫は交尾したのち、メスがオスを食べてしまうこともある。そのため動物性のエサである削り節が欠かせない。キュウリやナスなどの野菜類も与えるが「最近は野菜も高くてね。でも、農家の人らが売り物にならないようなものをくれたりして、ありがたいです」と話す。
 鈴虫といえば秋のイメージが強いが、実際は夏の盛りから鳴き始めるため、その鳴き声を楽しめるのもあと少し。「9月いっぱいもつかな。それが終わったらまた来年ですね」。同店は多数の日本酒と海鮮が自慢。まだまだ昼間は暑い日もあるが、日本ならではの秋の風物詩を“味わい”に店を訪ねてみてはどうだろうか。

酔心(すいしん)
住所:平塚市明石町2−6
電話:0463-21-3020

0921 2面 YEG平塚商工会議所青年部(古木紳一郎会長)は11日、9月定例会として2030 SDGs公認ファシリテターの河上伸之輔さんを招いての講演会「『知るは力なり』〜見えない価値が世界を変える〜」を開催した。およそ80人ほどの参加者は、講演やSDGsに関するカードゲームなどを通して新たな価値観への理解を深めた。
 この日のテーマであるSDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標のこと。17の大きな目標と、それを達成するための具体的な169のターゲットから構成され、発展途上国だけ、先進国だけではなく国連加盟国193カ国が全体で取り組む普遍的なものとして日本も積極的に取り組んでいる。神奈川県は国が選定した全国で29の「SDGs未来都市」と、中でも特に先導的な取り組みである10の「自治体SDGsモデル事業」の両方に選定されている。
 17の目標に目を向けると、まず「貧困を無くそう」や「飢餓をゼロに」といった途上国向けの支援がある。次に「産業と技術革新の基盤をつくろう」や「つくる責任つかう責任」といった先進国にも関係のある話題があらわれる。さらには「気候変動に具体的な対策を」や「平和と公正をすべての人に」といったより包括的な目標がでてくる。スケールは大きいがSDGsを元に経団連が行動憲章を改定するなど国内の関心も高まっており「中小企業にとっても中長期的な経営戦略の核にすることが求められている」と河上さんは話す。
 2000年代に成人を迎えた「ミレニアル世代」は価格や機能性よりもデザインやストーリーに、高い給料よりもやりがいになど、今までとは違う価値観を持つのだという。かつての日本では売り手良し・買い手良し・世間良しの「三方良し」を理想としていたが「これがまさにSDGsの考え方」と河上さんは話す。SDGsをビジネスに落とし込んで考えると、自社の利益だけを追求する欧米型経営からの脱却と、「三方良し」の日本型経営への回帰が求められており、中小企業の経営者に対しても「片手間で慈善事業を行う時代からビジネスの本流の中で社会性を向上させるような方針へ」と訴えた。参加者らも身近な具体例を出されたことでSDGsの求めるものに近づけたようで「自社でも取り入れられるか考えてみたい」などの声が上がっていた。

0921 2面 市内最高齢平塚市内での100歳以上の高齢者が過去最多となった。落合克宏平塚市長は14日、市内最高齢となる108歳の女性2人のうち、特別養護老人ホーム富士白苑に入所する岩本みよさんを訪ね長寿を祝った。
 岩本さんは1910年(明治43年)、静岡県に生まれた。昭和34年に平塚市に転居し、平成23年から同施設に入所している。長寿の秘訣は「好き嫌いしないで何でもやること」。落合市長が「ご飯はお肉とかもよく食べますか」との問いには「お魚の方が好きですね」とハキハキと回答。和裁、洋裁、編み物、手芸などが得意で、今でも編み物をして楽しんでいるという。「みんなとおしゃべりするのが楽しい」と108歳を超えてなお快活な姿に、市長も「元気で来年もお会いできますように」と祝っていた。
 今年8月1日の時点で市内の100歳以上の高齢者は146人。白寿(99歳)を迎えた人は64人だった。また、米寿(88歳)を迎えた人数は1,037人で、今回の調査で初めて1,000人を超えた。

0921 2面 鉄道訓練平塚市消防本部は13日、JR東日本旅客鉄道株式会社、JR貨物株式会社と平塚駅電留線内で鉄道テロ災害に対する救出・救護活動を行う訓練を実施した。訓練には関係機関から80人ほどが参加した。
 2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて発生が危惧されている鉄道テロ。訓練は「車内の網棚に放置されたリュックサックから異臭が発生し、多数の乗客が目の痛みや吐き気を訴える」という想定で行われ、関係機関が連携して事態収束に向けて活動した。黄色い防護服を着た署員が、複合ガス検知器で車内を調査する姿は映画やドラマのような物々しさ。実際にこうした事件が発生した場合、換気することで被害が拡大することもある。車内に倒れている乗客を救うか、拡散を防ぐかなど、瀬戸際の判断が必要となるという。
 こうした特殊災害に対する訓練は定期的に行われており、今回は毎年実施している鉄道での訓練がその舞台に選ばれた。 

0921 2面 東京ガス寄付今年7月に平塚市が開催した「ひらつか環境フェア2018」に協賛した東京ガスライフバル湘南茅ケ崎平塚店の柏崎秀夫常務取締役らが14日、寄付金を贈るとして落合克宏市長を訪ねた。
 同フェアは7月21日、22日の2日間、平塚市役所をメイン会場にに三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚と東京ガスライフバル湘南茅ケ崎平塚店の3会場で開催され、3会場で1,665人の来場者を集めた。同店は間伐材でのコースターづくりのワークショップやスーパーボールすくい、フリーマーケットなどのイベントを開催。このうちフリーマーケットでの売り上げ金23,573円全額を寄付した。寄付金は子どもを中心とした市民向けの地球温暖化対策の啓発事業に充てる予定という。
 落合市長は「環境フェアはもちろんパラスポーツフェスタなど、色々とご支援いただいて感謝している」と謝辞を述べ、柏崎常務も「当日はお子さま連れの方も多く、楽しんでいただけたようでよかった」と話していた。

0921 2面 ベルマーレ給食-02湘南ベルマーレ応援メニューコンテストで最優秀賞に選ばれた平塚市立富士見小学校6年生チームの献立が完成したとして18日、湘南ベルマーレ選手らが同校を訪れてのふれあい給食が実施された。
 同コンテストは今年6月に行われたもので、同校6年2組の中川 舞さん、広瀬葵彩さん、林田凛花さんら「湘南ベルマーレ応援団」による「大根性で勝利をつかめ湘南ベルマーレ」献立が最優秀賞に選ばれた。チームカラーの緑をモチーフにした枝豆ごはんや、“勝つ”にかけたカツオの竜田揚げ、大根をつかった大根性みそ汁などが9月に市内28小学校の給食で提供される。
 当日は小林祐介選手、高橋 諒選手が同校を訪れた。枝豆ごはんが気に入ったと言う2人は「一生懸命考えてくれて嬉しい。僕たちも頑張ろうと思う」と話していた。献立を考えた中川さん、広瀬さん、林田さんは「自分たちが作ったものが選ばれてびっくりした。選手が来て『ウワー!』ってなった」などと喜びをあらわにしていた。

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大磯町の安池一雄さんは、90歳の今も現役のスイマー。7月開催の第1回アジアマスターズ水泳選手権大会(名古屋市)において、4種目で金メダルを獲得するなど、これまで数々の大会に出場し優秀な成績を残している。17日は敬老の日。長い人生をどのように健やかに過ごしているのか、お話を伺った。
 大磯の海岸近くで生まれ育った安池さん。子どもの頃から兄弟らと共に、海で泳いで遊んでいたという。その後本格的に水泳を始め、大学時には国体にも出場するなど平泳ぎの選手として活躍した。ところが30歳の頃、中耳炎を患って泳ぐことを止められ、以来40年以上中断していた。その後、75歳で大手物流会社を退職し時間ができたことから、水泳を再開。各地のマスターズの大会に出るようになった。
 ほかの選手の中には80歳を超えると体力が落ちて泳げなくなる人もいたが、自分の体と相談しながら練習を重ねた。昨年こそ病気で欠場したが、そのほかは大きく体調を崩すこともなく、大会に毎年のように出場を続けるうち徐々にメダルを取れるようになり、これまでに200個ほどを獲得したという。
 今回の大会では平泳ぎと背泳ぎのそれぞれ100・200m計4種目で90~95歳の部に出場。同じ部門に出るのは1人か2人とはいえ、特に200m平泳ぎは体力を消耗する。それだけに少し自信はなかったというものの、「金だけ狙って」最後まで泳ぎ切った。「運が良かった」と謙遜するが、背泳ぎが楽になるようオリジナルのフォームを考えるなど、自分で工夫を重ねる。今は週3回プールに通い、30分ほどかけて約500mを泳いでいる。
趣味に忙しい毎日
 誰しも気になるのが、その歳まで元気でいられる秘訣だろう。
 まず毎朝布団の中で、自ら考えた体操を行う。ゆっくりと深呼吸をした後、手足や腰を動かしてストレッチ。これを15分やると朝すっきり起きられるという。また、食事は時間を決め、間食をしない。妻のトシ子さん(85)が作る料理は何でも食べる。「大磯の風土がいいんじゃないかな。青魚をよく食べるし」と言うが、もちろんそれだけではない。
 「遊びで忙しくてね」と話す通り、毎日何かしら予定が入っている。プールとグラウンドゴルフが各週3回、加えていくつもの趣味を持つ。油絵を若い頃に先生について習い、海から見える富士山などの風景画や伊藤若冲の作品をモチーフにした数々の絵を描いてきた。俳句も長年作り続け、旅行先の絶景や普段の暮らしの中での季節の移ろいなどを詠んだ句は、これまでに4,770句。5千句を目標に、まだまだ先を目指す。そのほかカラオケやマージャンもやり、ちょっと空いた時間があれば近くの公園で体操と、とにかく「家でぼーっとしていることはない」というから驚きである。
自分との勝負
 そして、グラウンドゴルフでも水泳でも負けたくないと言うほど、まだまだ気力も充実している。だから練習中「疲れた、やめたい」と思ったことはない。レースの時に少しきついと感じる時があっても、これは自分との勝負だと捉えてがんばれるのだという。「自分にもライバルにも勝ちたい」との思い。元気でいるためには、そうした気持ちの部分も大きく作用するのだろう。
 安池さんの話からは、長い人生で張り合いある日々を過ごすには、趣味やボランティアなど何か自分が「やりたい」と思うものを持つこと、しかもリタイア後でなく若いうちから見つけておくことが大切だと感じる。
 また、いろんな会話のできる場も必要だという。自身は、グラウンドゴルフの後にお茶を飲みながら、人生経験豊かな仲間と話をするひとときが本当に楽しいと笑顔をみせる。
 今月末の大会にも出場を予定し「100歳になっても泳ぎたい」とその意気込みを話す。長い人生だけに、これまでには様々な苦労があったに違いない。それでも今、充実した毎日を送る安池さんの姿は、多くの人に力を届ける。
【写真】
1)若い頃と比べ体つきは変わらないという安池さん
2)大会に出る際の新幹線やホテルは自分で予約
3)以前の作品。新作に向け下絵を制作中

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島田 靖子さん
みやび個別指導学院 平塚西校 オープニングマネージャー
 「集中力がついた。」「本読みが上手くなった。」「計算が速くなった。」塾というきっかけを通じて、お子さまの成長に携われることにやりがいを感じています。お子さまを必ず笑顔で帰すことができるように、私自身も常に全力で、分かりやすい指導を心掛けています。お子さまの成長が、私自身の成長のきっかけにもなります。
島田さんが働く塾はこちら▼
平塚市根坂間365-3
tel 0463-31-2876
みやび個別指導学院 平塚西校 で検索
映画0914
『検察側の罪人』(2018/日本)
監督・脚本:原田眞人 
出演:木村拓哉/二宮和也/吉高由里子/松重豊/酒向芳 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
原田眞人監督(当時は真人)がその名を馳せたのは、90年代ビデオ映画全盛の時代。それ以前、劇場映画作品での評価は、元映画評論家の含蓄で「〜っぽい」映画を作る人程度だったはずだ。ところがビデオ映画の自由度が原田監督のマニアックなセンスを開花させた。木村一八主演の殺し屋アクション『タフ』、ブレイク前夜の役所広司が狂気を秘めた日系ペルー人のタクシー運転手を演じる『KAMIKAZE TAXI』を経て、『金融腐蝕列島・呪縛』で再び劇場映画に返り咲いた。そんな原田監督の最新作『検察側の罪人』は、現在進行形の殺人事件と過去の未解決殺人を巡って、キムタク演じる先輩検事とニノ演じる後輩検事が白熱の言論バトルを展開するミステリー。ところが、キムタクがある私怨からダークサイドに堕ちてからは、『タフ』や『KAMIKAZE TAXi』のようなビデオ映画時代を彷彿させるダーティーヒーロー映画になってゆく。犯人役の酒向芳の「ンッパッ!」という口遊び、松重豊の闇の商売人の軽みと凄み、大倉孝二の人非人な犯罪者像、吉高由里子の裏の顔など、悪を演じる役者陣を見るだけでも楽しい作品だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0914 2面 中原中-1横須賀市で先月開催された、キットから組み立てた水中ロボットを操作して相手チームと競う「水中ロボットコンベンションIn JAMSTEC 2018」ジュニア部門で、平塚市立中原中学校の「チームナカッパ」が初出場ながら3位に入った。
 この大会は、国立研究開発法人海洋研究開発機構などが8年前から開催しているもので、今年の同部門には各地の中学・高校・高等専門学校から14チームが参加した。事前に事務局から各チームに対し水中ロボットのキットと製法のマニュアルが無償で提供される。それを組み立てて改造も加えた機体を使い、プールの中でどれだけ多くの缶を回収できるかを競う内容となっている。
 同中学校から出場したのは、科学部の大江千歳さん(2年)、青木滉成さん(1年)の2人。キットが届いた7月中旬以降、ロボットが動く原理を学びながら、モーターを動かす基盤をハンダ付けするなどして組み立てを進めた。その際に、内部の部品が湿気で壊れないよう乾燥剤を入れたり、缶を拾うための磁石の数を水中で機体が沈まない程度に増やしたりと試行錯誤を重ねたという。 
 大会では、競技の前日に運営関係者からアドバイスを受けることができた。その結果、機体が自在に動くようにプロペラの向きを変えたり、機体が傾かないよう発泡スチロールを取り付けて浮力を調整したりして、より操作しやすくなった。
 当日は大江さんがスムーズに機体を操作して缶を着実に集め、1・2回戦で勝利。力が入ってしまった準決勝では敗れたものの、慶應湘南藤沢中等部・高等部、早稲田実業高校のチームに次ぐ3位に入った。
 青木さんは「自信がなかったがいい成績でびっくりしました」と振り返った。大江さんは「会場で色々教えてもらい理解が深まって楽しかった。人数を増やして来年も出場し、優勝を目指したい」と力を込めていた。
【写真TOP】左から大江さん、青木さん
【写真下】機体の底に付いた磁石で缶を拾う
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0914 2面 美術館平塚市美術館でこの夏開催された「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」の観覧者数が6万6,372人と、開館以来初めて6万人を超えた。
 本物の金魚が泳いでいるかに見える立体作品を中心に、様々な素材に金魚を描いた約200点を展示した同展。夏休みと重なり、親子連れをはじめとする大勢の観覧者が訪れて、展示室は連日賑わった。今にも動き出しそうな様子を、じっくりと見つめる人が列をなしていた。
 これまでの企画展で観覧者が最多だったのは「わたしがえらんだ いわさきちひろ展」(平成21年)の3万9,844人で、それを2万人以上も上回った。同館の草薙奈津子館長は「様々な方が来館してくださって、今後ファンが増えると楽しみです」と話している。

0914 2面 観光写真コンクール第49回湘南ひらつか観光風景写真コンクールで、四季折々の魅力ある風景を紹介する53点が優秀作品として選定された。
 今年の応募は610点。この中から最優秀賞の「推薦」に、二宮町の水野 武さんの「スターモールに豪快な竹飾り」が選ばれた。七夕まつりが佳境になっていくところを撮ったというこの作品は、高くそびえる竹飾りとその下の道路いっぱいに広がった人波を1枚に収めている。このほか、夕映えの平塚海岸や梅雨時にあじさいが咲く様子、花菜ガーデンでチューリップを楽しむ家族など、市民が見つけた地元の良さを撮影した作品が選ばれた。
 優秀作品の展示は、ひらつか市民プラザで来月25日(木)から30日(火)まで。
最優秀賞水野さんの作品(平塚市観光協会提供)

0914 2面 総合公園駐車場「平塚市総合公園駐車場有料化個別計画」に基づき、平塚市総合公園の駐車場が21日(金)から有料化される。
 有料化にあたってのパブリックコメントでは32人、16団体から88件の意見が寄せられた。反対する声もあったが受益者負担の観点から有料化が決まった。実施にあたり未舗装の臨時駐車場が舗装整備されたほか、駐車場の満車・空車情報が分かる表示が園内1カ所、各入り口にそれぞれの満車・空車情報の表示が設置され、空き情報が確認できるようになる。
 料金は入場後2時間以内は無料。3時間までは200円、3時間を超えると1時間につき100円ずつ加算される。最大料金は900円(いずれも普通車の場合)。開場時間は4時〜22時で、出場のみ24時間可能。

0914 2面 まちゼミチラシ 平塚駅周辺の商店主らによる地域活性化事業「平塚まちゼミ」が20日(木)〜10月21日(日)まで開催される。3回目となる今回は39店舗が参加し55講座が開かれる。
 この試みは、商店主が講師となりその道のプロならではの技術や知識を無料、または材料費だけで教える少人数の講座。商店、商品のPRだけでなく、店主を知ってもらうことで地域との繋がりを深める意味合いもあり、全国で350を超える地域で開催されている。平塚では昨年1月〜2月にかけて第1回が開催された。昨年秋には第2回が開催され、参加者の満足度も高く、地域の定番イベントとして定着しつつある。
 今回は特に小学生や親子が対象になる講座が増え、幅広い年齢層から参加できるような内容になっている。詳細は公式Facebookで確認を。また、平塚市のホームページでもチラシのPDFを公開している。

南原公民館を中心に活動する女声合唱団「コーラスワークショップFMK」が、初心者向けのコーラス体験会を今月22日(土)平塚市の八幡山の洋館で開催する。
 幅広い年代の女性が参加するこの団体は主に月3回練習し、市内の合唱祭や地域のイベントなどに毎年出演している。体験会では、発声練習を行った後『糸』などの曲目を合唱で歌う。時間は14時から15時。参加無料、申し込み不要。同会代表・中野順子さんは「みんなで歌う楽しさとハーモニーが合わさった時の喜びを知って頂きたい」と話している。◇問い合わせ=中野さん☎︎080−5067−7063

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今週末、15日から17日の3日間、平塚八幡宮で「ぼんぼりまつり」が開催される。40年以上にわたって続けられるこの催しに近年では参道の2商店会もそれぞれの立場から同調しイベントを行っている。平塚大門会は「ぼんぼり市」を、浜大門通り新光会は「ぼんぼり酒場」をまつり初日の15日に行う。“ぼんぼり”が繋ぐ神社と参道の取り組みとは。
 ぼんぼりまつりは昭和53年、八幡神社が平塚八幡宮(宅野順彦宮司)へ改称したことを機に始まった。同宮では8月に例大祭が行われるが、旧暦の8月にも何かの催しをということから企画されたという。境内に所狭しと並ぶ約400のぼんぼりは、湘南地域で書道、絵画などで活躍する人々や愛好家、つるみね幼稚園の園児を中心とした近隣の子どもたちが揮毫したもの。溢れる橙色の光が幻想的な雰囲気を作り出すとともに、露店や演芸なども行われ、地域のまつりとして愛され続けてきた。
ぼんぼり市とぼんぼり酒場
 そこに賛同する形で始まったのが、今年で10回目を数える平塚大門会(古谷 功会長)の「ぼんぼり市」だ。同会は八幡宮の参道である大門通りに位置し、国道1号によって神社と分断された後も、元日の渡り初めなど表参道として様々な取り組みをしてきた。こちらでも屋台や縁日など、家族や友人と楽しめるようなイベントが行われる。かつては目抜き通りとして栄えたこの地も、今では店舗が減少。小売店を営み、幼い頃から通りを見てきた古谷会長は「通りが賑わうことで出店を考える人が出てくれれば」と参道の再興に期待する。
 昨年からは大門通りのさらに南、22店舗が加盟する浜大門通り新光会(中村彰伸会長)も「ぼんぼり酒場」を始めた。こちらはその名の通り、商店街全体が酒場になる。試み自体はまつりの日に合わせて行われるわけではなく、夏季に毎月行われている「夕暮れ酒場」の9月開催分に“ぼんぼり”の名を冠したもの。夕暮れ酒場には毎回1,000人程度の人出があったという。どちらのイベントにもぼんぼりが掲出され、神社から大門通り、浜大門通りへとぼんぼりの灯りが繋がる。
参道で繋がる思い
 浜大門通りは、南に向かって現在の扇松海岸通りまで繋がっていたが、東海道線の開通によって分断され名前が消えたと見られている。今年になり、かつての浜大門通りの中でも紅谷町に位置する商店街“新光会”が地域活性化を目指し130年振りに“浜大門通り”の名前を復活させたことにも“参道”としての誇りが垣間見られる。曽祖父の代から蒲鉾店を営む中村会長は「この場所が参道だと認識してもらうことが大事。他の商店会と連携した取り組みをしたり、通りの入り口に鳥居を作ったりできれば」と話す。
 神社で始まり、境内だけで完結していたイベントが参道へとその輪を広げている。宅野宮司は「直接の運営はそれぞれだが賛同していただけるのは嬉しい。まつりが地域に広がっていく姿を見て学ぶこともある」とにこやかに話す。
 神社と参道がぼんぼりで繋がる3日間。足を運んで往年の姿に想いを馳せてみてはどうだろう。
ぼんぼりまつり
日時:9月15日(土)〜17日(祝)9時〜21時
※点灯16時
会場:平塚八幡宮
ぼんぼり市
日時:9月15日(土)
17時〜21時
※点灯式は18時、小雨決行
会場:大門通り
ぼんぼり酒場
日時:9月15日(土)
17時〜20時(交通規制は15時〜21時)
会場:浜大門通り
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、まつり当日の現地の様子などをお送りします。今回の番組は9/18(火)〜9/24(月)に放送予定(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真TOP】境内を照らすぼんぼり。昼間とは違う幻想的な雰囲気を見せる(平塚八幡宮提供)
【写真下】今夏行われた夕暮れ酒場の様子(浜大門通り新光会提供)
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0907 ケータイ写真
彩雲
青空の中に虹色の雲を発見!!
なんだか、いい事ありそう?

@なおみさん

【投稿募集】
携帯電話のカメラで撮影した何気ない日常の一コマを掲載しませんか?簡単なタイトルとメッセージ、ニックネームを添えて、下記アドレスまでお送り下さい。toko@shonan-journal.com
0907 私は今
SHOWCASE 代表
福納高志さんからのご紹介
吉村一美さん
アイシングクッキー教室nico
昔からお料理やお菓子作りの好きが高じて、今は子育てをしながらアイシングクッキーやマカロンアートなどの講師として、自宅で教室を開講しています‼︎ 同じ子育てをしているママ達の息抜きの場を作ったり、誌面やSNSを通して情報発信をしたりしています。最近は子育てから少し離れる機会ができたので、ダンスを習ったり、主人のお休みの日には一緒にトレーニングに行ったりと、充実した毎日を過ごしています。

0907 2面 草刈り-01龍城ヶ丘プールの再開発などで住民の声として意見をあげている「ひらつかの海を考える会」では、ここ2カ月ほどプール東側の防砂林内の遊歩道や国道134号沿いの歩道で草刈りのボランティア活動を実施している。今月1日にも会のメンバーや周辺住民など30人ほどの有志が集まり、草刈りに汗を流した。
 Park-PFIを用いた再開発内容に住民の関心が集まっている龍城ヶ丘プール跡地。東側の防砂林部分は簡単な遊歩道が整備されているにも関わらず、雑草が生い茂り、あずまやのベンチが朽ち果て、ゴミなどが不法投棄されるなど、近寄りがたい状況になってしまっていた。また、国道134号の南側歩道も草木が飛び出してしまい、通行の邪魔になっている場所もあった。この状況に立ち上がったのが同会。今ある環境でもしっかりと整備をすることで有効活用ができるはずと、ボランティアで草刈りを始めた。県に申請し、今年6月末ごろからほぼ毎週末、集まれる会員と賛同者で実施。3日の活動でプールの東側エリアはほぼ草刈りを終え、プール跡地から扇の松入り口信号付近までが開通した。今後はプールの西側エリアにも着手したいという。
 草刈りに参加する同会メンバーの1人は「キレイになったことでまちの人も気づいてくれる。通りすがりの人に声をかけてもらえたりもする」と笑顔を見せながらも「限られた予算の中で、優先度が低いのは仕方ない部分もあるとは思うが、もう少し公園として機能するようにベンチとかも直せると本当はいい」と現状を憂える。「どういう形で実るのかはわからないけれど、僕たちは海の良さはわかってるので、色々な人に散歩してもらって魅力に気づいてもらいたい」と今後の展望に期待を寄せた。

0907 2面 地学オリンピック 平塚市在住で栄光学園高校3年生の田中 匠さん(18)が、先月8日から17日にかけてタイのカンチャナブリーで開催された第12回国際地学オリンピックに日本代表として参加し、金メダルを獲得した。今月3日には落合克宏平塚市長を表敬訪問し、喜びの声を伝えた。
 国際地学オリンピックは2007年に第1回が開催された高校生のための地学の国際大会。今年は38の国と地域から139人の高校生が参加した。田中さんは今年3月に茨城県で開催された第10回日本地学オリンピックで総合1位の記録を修め、日本代表4人の内の1人に選出。筆記試験、実技試験の結果総合3位の成績となり、参加者の上位10%に相当する金メダルを獲得した。会期中は国際協力野外調査(ITFI)や、地球システムプロジェクト(ESP)といった各国の高校生同士でグループを作り問題解決に取り組むフィールドワークなども行われた。田中さんが参加した班はESPにおいてバンコクの地盤沈下について解決策を提案し、こちらでも2位の成績を修めた。
 小学校中学年のころにクリスマスプレゼントにもらったという天体望遠鏡が地学との出会いだった。使い方を聞こうと平塚市博物館を訪れ、同時に図書室などで本を読んで調べるうちにのめり込んでいった。今でも天文分野に一番興味を持っており、博物館の天体観察会会員として「星を見る会」をサポートすることもある。
 今回の金メダルについては「博物館のみなさん、学校の先生や先輩、仲間たちとの関係があってこの成績が取れて感謝している。この経験を生かして今後も頑張りたい。将来は天文の研究ができるような進路に進めれば」と話す。落合市長は「大きく日本のためになるように頑張って」と偉業を讃えると共にエールを贈っていた。
EDITOR’S EYE
 田中さんは高校の部活でも物理研究部に所属。気象にも関心を持ち、台風の気圧変化に関する研究などを行なってきた。台風の脅威にさらされることも多い日本だが、将来的に彼の研究が災害対策に寄与することもあるかもしれない。

0907 2面 博物館証言集昭和20年7月に起きた平塚空襲の体験者らによる詳細な証言を集めた『炎の証言第19号』がこのほど発行された。
 平塚市博物館を拠点に活動する「平塚の空襲と戦災を記録する会」では、体験者らに聞き取り調査を行い毎年のように証言集を発行。今回は、当時6~18歳だった11人とシベリア抑留体験者1人の体験をまとめた。中には、目の前に逃げてきた子どもが亡くなったのを目撃した人や、小学校の教室のカーテンで作った包帯をケガ人の手当に使った養護教諭などの体験が紹介されている。編集を担当した末吉菊次郎さん(70)は「80、90代の方の中にはようやく話せるようになったという方もいる」と話し、証言を読むことが戦争や平和について考えるきっかけになればと願っている。
◇問い合わせ=平塚市博物館☎︎33−5111
記録する会の末吉さんと江藤会長

0907 2面 産能大提携大磯町(中﨑久雄町長)と産業能率大学(浦野哲夫学長)は先月29日、地域社会の発展や、学術文化研究の振興、人材育成を目的とした包括協定を締結した。
 調印式で中﨑町長は「東海大、神奈川大に続いて3校目の締結を嬉しく思う。すでにチャレンジフェスタ、旧吉田茂邸事業などで学生の応援をもらっているが、今後も大磯港の再整備、明治150周年記念公園、太平洋岸自転車道の延伸など様々な試みを通じ、町全体をキャンパスとして最大限に生かしてほしい」と挨拶。浦野学長も「実学を中心に指導してきた我々の学生には専門的知見は物足りなくても若い発想力がある。協定の内容を真摯に、忠実に進めていきたい」と応じた。
 また、産能大からはタブレットを利用した旧吉田茂邸来訪者へのアンケートや、プロモーションビデオのサンプルが提案された。これらすでに進んでいる事業も含めて、今年度中に10事業を包括協定の中で進めていく予定だという。

0907 1面4トリミングぼかし
 主に小・中学生を対象に、地域のボランティアが無料または教材費程度で勉強を教える学習支援団体が増えている。平塚市内には以前から活動する団体があるが、ここ数年でさらに広がりを見せ、現在は市民活動団体や各地域の福祉村が実施するものなど10カ所あまりとなっている。先月には、平塚八幡宮での「八幡宮の寺子屋」がスタート。携わる人たちはどのような思いで活動を始めたのか。またすでに実施してきた団体は、どのような課題を抱えているのだろうか。

 月1回の「八幡宮の寺子屋」を主催するのは平塚市のNPO法人未来経験プロジェクト。この団体では子どもが地域の人と繋がりを築ける場を作りたいと考え、子どもだけでも入れる「朝ごはんこども食堂」を平塚市明石町で今年1月から実施している。より小・中学生が集まりやすいようにと、4月には金目公民館で「金目の寺子屋」を開始。同様の活動を市内中心部でもできないかと模索していたところ、平塚八幡宮の宮司らが活動に賛同し場所を提供してくれることになった。
 初日の20日に参加した子どもは地元以外からも含め小・中学生合わせて6人。市役所職員らなどのボランティアが見守る中、持参した問題集などに取り組み、小学2年の女子児童は「みんなでいると楽しくお勉強できた」と笑顔を見せていた。同プロジェクトの堤 園子さんは「小・中学生のほかに、通信制の高校生や高等学校卒業程度認定試験を目指す大人なども受け入れたい」と話している。
学校と協力する寺子屋
 堤さんがこうした活動を始めるにあたり、土台となったのは「子ども学習支援グループ 須賀の寺子屋」での経験だ。この団体は約2年前に設立され、現在は共催となった市立太洋中学校を会場に月2回開催している。
 代表の大野 文さんは、ガールスカウト活動を続け、地域でも自治会など様々な役員を担い、9年前からは保護司として保護観察中の人の更生を支えている。その長年の活動の中で、家庭の事情などで1人で学習することが難しい子どものつまずきを少しずつでも解消できれば、自己肯定感が育つのではと考え、協力してくれる人たちと共に寺子屋を立ち上げた。
 1年を通して開催された昨年度は、20回開催で小学生がのべ97人、中学生が362人参加。小中で時間を分け、いずれもマンツーマンの形で学習に取り組む。
 ボランティアのうち学習支援員は約30人。定年退職後の地元シニア世代のほか、若手の社会人、大学生らが参加し、子どもが何をしたいのか受け入れて寄り添う支援を目指す。中学生については個人の学習記録を付けており、寺子屋での学習内容や生徒が理解できていない点など学校とも情報を共有している。
 子どもによっては寺子屋に通ううち休みがちだった学校にも毎日行けるようになったり、高校に進学した生徒が「学校行ってるよ」と笑顔で声をかけてくれたりすると「寿命が延びるほど嬉しいです」という。何より子どもが持つ大きなパワーが、大人を元気にしてくれると大野さんは力を込める。
より多くの子に学習支援を
 順調に活動を続ける須賀の寺子屋だが、学習支援員や活動資金の確保、さらに教材作りに頭を悩ませる。ほかにも同様の課題を抱える学習支援団体があるという。そこで市内の5団体(当時)が、昨年12月「ひらつか子ども学習支援ネットワーク」を結成。ボランティアや各種助成金についての情報交換、運営の人手が足りない団体のサポートを行っている。
 大野さんは、生き生きと学習に取り組む子どもたちの様子に、大人が少し手助けすれば意欲が持てるようになる子どもがもっといるだろうと感じ、「手を差し伸べないでいるわけにいかない」との思いを強くしている。ネットワークでは、市内でこうした活動がさらに増えるよう、活動を始めたいと考える人の相談も受けている。
 「たくさんの人が関わると子どもの人生が豊かになる」と話す大野さん。地域の大人と子どもが関わる場として、学習支援が大きな役割を果たしている。
◇八幡宮の寺子屋
第1月曜日18時~20時、平塚八幡宮。問い合わせ=堤さんmirai.keiken@gmail.com
◇須賀の寺子屋
第2・第4木曜日16時30分~17時30分(小学生)19時~20時30分(中学生)、太洋中学校体育館。問い合わせ=大野さんsukanoterakoya@gmail.com
【写真】
1)須賀の寺子屋の様子(提供)
2)子どもを笑顔で迎える堤さん
3)ボランティアが作ったカレーをみんなで食べる

0907 3面-チームラボ大磯町は先月29日、「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地ららぽーと湘南平塚店(平野智史店長)」を講師に招いて、初となる「お絵かきタウンペーパークラフト教室」を開催した。
 この試みは同店がコンセプトとしている“学び”を地域に還元しようと行われたもの。大磯町内の放課後子ども教室の児童らを対象に、当日は34人の児童が平面に描いた絵が立体になるという同店のコンテンツを体験した。自動車やバス、家やビルなどを自由に塗り、これをスキャンするとペーパークラフト用の展開図としてプリントされる様子に子どもたちも興味津々。さらに自分たちが作ったクラフトがある街を模造紙上で制作。道路や河川、樹木やバス停などを思い思いに描き、未来のまちを作っていた。
 同店では東京都狛江市の小学校などで出張事業を行った実績も。平野店長は「小学校や幼稚園、保育園など、集まる場所を提供してもらえれば積極的に対応したい」と話していた。

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0831 オーレ
 8月11日以降リーグ戦3連敗、天皇杯も含めて公式戦4連敗と苦しむ湘南は26日、こちらも8月10日以降リーグ3連敗と苦しんでいるFC東京をホームに迎えた。湘南は降格圏がすぐ背後まで迫っておりこれ以上は負けられない状況。一方の東京も、優勝争いのためには負けられない一戦だった。結果はスコアレスドローの痛み分け。勝ち点1を分け合う結果となった。お互いに再三のチャンスを手にしながらゴールを奪うに至らなかった点からすると、キーパーをはじめとするディフェンス陣が踏ん張ったと言える。事実、GK秋元は古巣の東京を相手にスーパーセーブも見せ、ゴールを守り抜いた。こうなるとオフェンス陣に奮起を期待したい。今節も決して得点の期待がなかったわけではない。だがゴールラインを超えるか超えないかは天と地ほどの差があり、それが勝ち点に直結する。これまで実に7試合を戦ってきた8月。欲しいのはただ勝利だけだ。
度重なるピンチにも一歩も引かなかった秋元
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0831 3面クリマサリ県内では平塚市大野地区でのみ栽培され幻の芋とも呼ばれるさつまいも「クリマサリ」の出荷が、27日から始まった。
 細長い形でホクホクとした食感のクリマサリ。甘みの強い品種に押されると共に高齢化で生産者が減少し、今年の栽培面積は昨年より減っている。この日はJA湘南大野支所で目合わせ会が行われ、生産者10人ほどがJAの職員と共に大きさや形が揃っているかどうかをチェックしていた。生産者の原田栄司さん(81)によれば、この夏の猛暑の影響で太めに育ったものが多いという。初日の出荷は1,861kgで、今年も例年通り約14tの生産を見込んでいる。食べ方は、食感を生かす蒸し芋や天ぷら、味噌汁がおすすめだという。10月中旬まで市場やあさつゆ広場、製菓会社へ出荷される。

0831 3面いそべえ 大磯町では、来月からインターネット経由で広く資金調達を行うクラウドファンディングを初めて利用し、町の観光キャラクター「いそべえ」の着ぐるみを作り直す費用を集めることになった。
 いそべえは、町の鳥「アオバト」をモチーフにしたもので、町内をはじめ首都圏でのイベントも含め年間約50日活動。着ぐるみは制作から6年が経過し傷みが目立つようになっている。
 そこで町では、新たな着ぐるみと衣装を制作するため広く費用を集めることにした。方法は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス・ガバメントクラウドファンディング」を利用するか、町役場本庁舎に設置する募金箱へ。目標金額は100万円で、募集の期間は9月3日から11月30日まで。5,000円以上寄付の場合は限定グッズなど返礼品もある。◇問い合わせ=町政策課☎︎61−4100(代)
提供=大磯町

0831 金目中柔道部 広島県立総合体育館で17日から20日にかけて行われた第49回全国中学校柔道大会で、金目中学校の五十嵐健太(男子55kg級、15)さんと平野蒼空(男子73kg級、14)さんが優勝を果たした。女子57kg級では同校の髙橋瑠奈さん(14)が第3位となった。県内でもトップクラスの実力を誇り全国大会でも優秀な成績を残してきた金目中柔道部からついに全国の頂点に立つ選手が輩出された。
 準決勝まで一本勝ちで進んできた五十嵐さんは、父も2人の姉も優秀な成績を収めている柔道一家に生まれ、3歳から柔道を始めた。全国大会に向けて姉と共に練習を重ね「色々とアドバイスをもらったりもした」と振り返る。優勝については家族で喜んだが「父には『あまりいい試合じゃなかった』とダメ出しされた」と笑う。今大会では栄光を手にしたが「まだまだ強いと思う人はたくさんいる。将来は国際大会やオリンピックで優勝できるような選手になる」とその決意を語った。
 内股を得意とする平野さんは小学校1年の時に柔道を始めた。「最初はあまり乗り気ではなかったけど仲のいい先輩がいたので続けられた」と話す。決勝では得意の内股も決め見事に優勝を果たしたものの「関東大会で負けた選手とは対戦できず、リベンジは果たせなかった」と悔しさも見せる。「練習で辛い時はあるけど勝ちたいという気持ちがあるとやる気が出る。高校生になっても全国や世界で戦って一本を取れる選手になりたい」と話し、今回の快挙を「とにかく嬉しいです」と心から喜んでいた。
 2人と対照的に悔しさを隠さないのが髙橋さん。遊びぐらいの気持ちで3〜4歳の頃に柔道を始めた。きつくて嫌になることもあるけれどそれを乗り越えて結果に結びつけてきたという。3位という立派な成績でも「たくさんの人に『おめでとう』と言ってもらえたけれど嬉しくない。この悔しさがあるから次も頑張る。将来は技が切れ、国際大会でも活躍できる選手になりたい」とさらなる飛躍を誓った。
 3人は今後、カデという国際大会にも繋がる大会に出場予定。様々な想いを胸に新たなステージへと飛び立とうとしている。
【写真左から】平野さん、五十嵐さん、髙橋さん

 0831 3面博物館平塚市(落合克宏市長)は22日、市長定例会見の中で6月に発生した大阪府北部地震でブロック塀の倒壊被害があったことから、市内でも費用補助などの安全対策を進めることを発表した。
 一定の要件を満たし、市職員による現地調査で危険度「大」と判定されたブロック塀について、平成32年3月までの間、補助制度等が拡充される。対象となるのは①ブロック塀等倒壊予防策補助制度(建築指導課)において、市民税が非課税世帯の制度の新設、また除去費用の全額かつ上限30万円の補助②狭あい道路整備事業の補償(道路管理課)において、危険なブロック塀等の除去を伴う場合の自主的な道路後退に対する物件補償③いけがき設置奨励補助制度(みどり公園・水辺課)において、危険なブロック塀等を除去し、いけがきを設置する場合の制度を新設 ̄ ̄の3案件だ。
 すでにブロック塀等倒壊予防策補助制度へは11件が申請され、関心の高まりがみられる。並行して啓発活動も行い、住宅密集地などでひび割れを確認した塀の所有者への戸別訪問等も実施していく予定という。

0831 スタジアム湘南ベルマーレ(眞壁 潔会長)は26日、ホームスタジアムとするShonan BMW スタジアム平塚のサイドスタンド(両ゴール裏)の一部に観客席を設置することを発表した。名称は「RIZAPシート」とし、自由席として販売される。
 スタジアムの南北サイドスタンドはこれまでホーム・アウェーのサポーターゾーンで全席立見(2,300席)だった。今回、両サイドスタンドの東西部分4カ所にそれぞれユニット型の観客席354席ずつを設け、サイドスタンドの席数は片側あたり個席708席、立見席1,416席に変わる。これによりスタジアムの総入場可能数も従来の15,732人から15,380人になる。
 平塚市は湘南ベルマーレに対し、都市公園法上の設置許可を与えることになる。工期は10月1日から13日を予定しており、検査を経て10月20日開催のホーム札幌戦から観客席として使用できる見込みという。維持管理等も湘南ベルマーレが行い、工事費は1席あたり10万円、1,416席の設置で約1億4,000万円を想定している。

0831 2面お弁当コンテスト レシピ考案から調理まで行う「中学生自分でつくるお弁当コンテスト」が今年も実施され、23日の決勝ラウンドで平塚市立旭陵中学校のチームが最優秀賞に決まった。
 今年は17チームが参加し、1次審査を通過した5つが決勝ラウンドに出場した。それぞれ、平塚産の魚や野菜、米を使い、季節柄夏バテ防止に役立つ品を加えるなどメニューを工夫。1時間で彩り豊かなお弁当を完成させた。
 最優秀賞に決まった「Y BOYs」の「平塚の恵み弁当」には、地元のアジを使った押し寿司やシラス入りのシュウマイなどが入っている。9月中には「平塚割烹いしけん」がこのメニューを元にしたお弁当を製造しJA湘南あさつゆ広場で販売する予定。時々台所に立つという斎藤優乃介さんは「多くの人に食べてもらえるのは嬉しいです」と喜んでいた。
【写真】波多野雄也さん、斎藤さん、村上優樹さん

0831 高砂部屋 大相撲高砂部屋(東京都墨田区本所)の夏合宿が24日から26日にかけて今年も平塚市総合公園で開催された。25日にはちびっこ相撲やちゃんこ試食会が行われ、多くの人が力士らとの交流を楽しんだ。
 平塚出身の力士、朝弁慶も所属している高砂部屋の夏合宿は今年で25回目を迎える。朝稽古初日となる24日は、日本列島を縦断した台風20号の影響もあってか時折強い風が吹いたり通り雨が強く降るような天候だったが、巨躯の力士らを間近で見ようと市民ら40人ほどが集まり練習を興味深げに眺めたり、カメラを手にその様子を納めたりしていた。朝弁慶は残念ながら手術後のリハビリで練習を欠席した。
 明治初期から続く名門部屋でありながら、現在は幕内力士は朝乃山ただ1人。西前頭五枚目として9月場所に挑む。朝弁慶の再昇進にも期待したい。

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 平塚市の姉妹都市、アメリカ中西部カンザス州にあるローレンス市。大学を中心に発展した学園都市で、平塚市も2つの大学キャンパスを持つという共通点があることから、平成2年に提携を結んだ。市では毎年中高生を派遣し交流を続けており、今年も14人が自分の目で海外の様子を見てみたいとの思いから参加。そのうちの5人に、同市と平塚の比較で見えたものやこの体験からどのような影響を受けたのかについて聞いた。
 ローレンス市には昨年までに483人が派遣された。今年の団員は中高生14人。7月26日から8月5日までの間、一般家庭でホームステイをしながら市民と交流を深めつつ、同市の市長表敬訪問やカンザス大学を始めとする市内の施設の見学などを行った。ホストファミリーに地元の魅力を伝えたり、交歓会では参加者と一緒に七夕踊りを踊ったりして平塚のPRもできたという。
地元との比較で感じたこと
 ローレンスで見たものや体験したことのうち平塚にも取り入れたい点を尋ねると、松本結子さん(高1)は沢山のスポーツが無料で楽しめる「ロック・チョーク・パーク」というスポーツ複合施設を挙げた。また活気のあるダウンタウンがあればと思ったのは大森美咲さん(中2)。古き良き趣を感じる店とおしゃれな店が軒を連ねる賑やかなスポットで「平塚の商店街にも、みんなが集まりたくなるような所ができて元気になればいい」との思いを語った。
 また派遣団のリーダーを務めた加藤ひかるさん(高1)は、自分がカンザス大学のキャラクターのついたTシャツを着ていると現地の人にとても喜んでもらえたことから、彼らの地元愛を強く感じたという。平塚はどうかといえば、キャラクターはあるものの知らない人も多い。今後その知名度を上げていくか、もしくはみんなで新しいものを作って様々なグッズでPRすれば、まちを活気づけていけるのではと加藤さんは考えている。同時に、平塚の魅力を海外の人にしっかり伝えるためにも地元のことを勉強し直す必要があるとも感じたという。
それぞれの収穫
 11日間と短期間の訪問だったが、生徒たちには大きな変化をもたらしたようである。
 人と積極的に話すことも英語も苦手だったという小杉美実さん(高1)は、ホストファミリーが話を理解しようとしてくれ、自分も丁寧に伝えることで「コミュニケーション能力が上がった」と振り返る。2年後のオリンピック・パラリンピックでは「ボランティアとして来日する人に日本の良さを伝え、交流が深まるお手伝いをしたい」と笑顔で話していた。
 また「将来についてまだ決めていないが、職業のバリエーションも広がると思うので英語を話せるようになりたい」(松本さん)、「頑張って将来ローレンスに住めたらいいな」(中2・加藤みさとさん)、「カンザス大に留学して多くの人と仲良くなりたい」(大森さん)と、自分の将来を海外と結びつけて考えるきっかけとなった人がいる。中でも元々国際的な仕事に興味があったというリーダーの加藤ひかるさんは「仕事以外にもボランティアや支援など自分のできることで海外と関われる道もあると改めて気づいた」と話し、今後の選択肢が広がったと感じている。
 現地の人と会話し自分の目で実際に見て感じることが、特に若い世代に大きな影響を与えると実感した。生徒たちは今後、市の様々なイベントのお手伝いをする予定となっている。過去の団員の中には、現在市職員になった人や海外で働く人もいるとのことで、今回の経験で蒔かれた種がこれからどのような形で育っていくのか楽しみである。
【写真】
そろいのTシャツは団員がデザイン(写真=平塚市提供)
【写真下】
左から、加藤ひかるさん、大森さん、小杉さん、加藤みさとさん、松本さ/七夕踊りを一緒に踊って交流(同)/スチュアート・ボリー市長を訪問(同)

0831 3面オリパラ平塚市内のマックスバリュ3店舗、平塚河内店(三宅 勲店長)、平塚真田店(柴田敏之店長)、平塚四之宮店(渡辺 豊店長)は21日、平塚市オリンピック・パラリンピック推進課(木川大成課長)に飲料の寄付をした。品目はそれぞれ緑茶24本入り、スポーツドリンク24本入り、ウーロン茶24本入りを10ケース。テストキャンプでのリトアニア共和国のナショナルチームの選手への提供をはじめ、様々なリトアニア共和国との交流事業等で活用するという。

平塚市は20日から、スマートフォンやパソコンは持っていてもプリンターを持っていない人や、出先で印刷したい人がコンビニエンスストアのマルチコピー機を利用して申請書などの様式を印刷できるサービスを市ウェブサイトにリンクしている。コンビニ各社のプリントサービスを利用するもので、戸籍謄抄本等交付申請書、保育所等入所申込書、市営住宅入居者異動届、開発許可等の申請書等が掲載されている。印刷料金がかかる他、各種登録などが必要な場合もあるので詳細は市のウェブサイトで確認を。
WEB:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/todokede/page-c_00378.html

0824 はたらくひと メイン
金野 芳人さん 
住まいの情報館 平塚駅前店 スタッフ 
今年の2月、平塚駅前に住まいのよろず相談所としてお店をオープンしてはや6カ月。お客様との会話の中で、美味しいお店の紹介や、今まで知らなかった穴場のお店情報をいただく度に、皆様の熱い地元愛を感じています。そんな皆様のお住まいに関する悩みを少しでも解決できればと日々奮闘中です。気軽にお立ち寄りください。
金野さんが働くお店はこちら▼
平塚市紅谷町4-1
牧野ビル2F
フリーダイヤル 0120-346-747
住まいの情報館 平塚 検索
0824 オーレ
19日神戸戦、“イニエスタ効果”もあってか15,351人来場の超満員となったスタジアムで湘南はリーグ3連敗を喫した。内容が悪いわけではなかった。前回ホームの横浜戦、前節アウェー仙台戦も見るべき瞬間はあった。ただあと一歩が遠く、勝ち点は0。それもまた現実だ。特に先制した相手が引いて守ったケース、そこから切り崩すことができない。決定力不足と言ってしまえばその通りではあるが、そこに介入する運や流れの要素があるとすれば、そういったものにも“嫌われた”のかもしれない。こういった状況を打開する「個の力」を持つチームもある。だが湘南は個よりもチームのスタイルを力に、勝利に変えてきた。自分たちのアイデンティティを突き詰めた先に待つ勝利をもう一度掴みにいきたい。
変わらぬパフォーマンスをみせた齊藤未月
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0824 2面 神輿 平塚市中原の日枝神社の神輿がこのほど約30年ぶりに修復され、19日にお披露目式が行われた。
 この神輿は江戸時代末期の作と伝えられる。屋根の上の鳳凰まで含めると高さは2m30cmほどで、屋根に三つ巴紋があったり装飾のため貝殻を小さく切って貼り付ける螺鈿が使われている点が珍しいという。
 前回大きな修理が行われたのは31年前の昭和62年。近年傷みが目立ち始めたことから、2年前に地域の団体を集めて実行委員会を立ち上げた。同神社氏子総代会の原 興平会長によると、多額の費用がかかることもあり最初は修復が必要かどうか意見が分かれていたという。しかし担ぎ手である神輿保存会のメンバーが、自分たちの神輿に誇りを持っていることが次第に伝わってきたこともあり、本格的な修復を行うことを決定。地域の住民や商店、企業に対して寄付を依頼し費用を集めた。
 修復を担当したのは、千葉県市川市で神輿の製作や修復を行う中台製作所。10人ほどの職人が彫刻の修復や金箔、螺鈿、表面の漆塗りなどを新たにやり直すなど様々な工程を分担した。前々回の修復が行われた約60年前の姿に戻したいとの同神社関係者の思いを受け、10カ月かけて新品さながらに蘇らせた。
 19日のお披露目式には、関係者ら60人以上が参加。安全祈願の神事が行われた後、早速保存会の会員が掛け声に合わせて本殿前まで神輿を担ぎ上げた。30年近く担ぎ続けてきた神輿保存会の富山広文会長は「中原の誇りです。地域の子どもが大きくなったら一人でも多くの人に担いでもらい、後世に受け継いでいきたい」と話していた。
 昭和30年代から40年代にかけて、担ぎ手減少のため神輿の出ない時期もあった。それを復活させようと尽力した小川詔三さんも輝く神輿の姿に笑顔を見せ、「中原の人は祭りへの思いが強い」と浄財を寄付してくれた人たちに感謝していた。
 同神社の今年の例大祭は9月16日に行われ、美しい輝きを取り戻した神輿が地区内を練り歩く。
【写真】屋根上の鳳凰も輝きを取り戻した

0824 2面 給食 平塚市が昨年5月に設置した平塚市中学校昼食検討委員会(野口義嗣委員長)が10日、落合克宏平塚市長に「平塚市中学校昼食検討委員会報告書」を提出した。
 同委員会は市民アンケート結果や先進自治体への視察などから、課題や提供方法などについて11回の検討会議を重ねてきた。アンケートの結果からも中学生の親の世代から給食を望む声が多かったことから「計画的かつ着実な方策により完全給食を実施することを望む」と提言。合わせて実施方式は共同調理場方式が望ましいこと、小学校同様の質の高さ、学校や生徒に負担がかからないような方策、家庭における食育の啓発などを求めた。
 提言を受け、落合市長は「今の教育環境を鑑みてしっかりと検討する」と回答。野口委員長は「(学校教育の)課題は昼食だけではない」としながらも「外食、中食も多く、貧困などの問題もある。子供の食育にプラスになるように」と訴えた。

0824 2面 中学生サミット 中学生がグループで議論したアイデアを二宮町のまちづくりに生かそうと、初めての「中学生サミット」が9日に行われた。
 当日、町立二宮西中学校には、町内の2中学校の生徒会役員など1~3年の24人が参加。4つのグループに分かれ、11月に開催される「ふるさとまつり」で町の魅力をPRするための企画を考えた。生徒らは実現の可能性や費用を検討しながら、募金を集める際に金額に応じてグッズがもらえるブース、缶バッジ作成・販売、PR映像の制作・ダンス披露、町の名産品みかんの香りのする石けん作り体験の4つの案をまとめて発表。投票の結果、石けん作り体験が選ばれ、ふるさとまつりへの出店に向けて準備することになった。二宮中3年の西江桜紀さんは、「町の魅力やそれをどう広めるか、考えることに意味がありました」と振り返っていた。

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 「天災は忘れたころにやってくる」といえば有名な防災格言だが、忘れる暇もないほど、地震や風水害などのニュースがテレビや新聞を賑わせている。今年に入ってからも6月の大阪府北部地震、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)など、多くの人命が失われるような大規模災害が続いた。ここ湘南エリアも対岸の火事ではなく、近いうちに南海トラフ地震が高い確率で発生すると指摘され続けている。有事の際への備えはできているだろうか。9月1日の“防災の日”を前に今一度考えたい。
 災害が発生したときに最優先で考えたいのは自分の身を守る方法だ。地震が発生した場合は机の下にもぐり頭を守る、倒れそうな家具や建造物から離れるなど、その時の行動で被害を抑えることができる場合もある。
 正確な情報を集めることも重要だ。平塚市では「防災行政用無線」や「ほっとメールひらつか」といったツールで情報を発信している。気象情報などは一般のものとは別に自治体に特化したものが提供されるのでより精度も高い。
 同時にそれらを正しく活用できる知識も大切だ。例えば「避難準備・高齢者等避難開始」と「避難勧告」では後者の方が緊急度が高い。「避難指示(緊急)」となったらさらに切迫した状況となる。風水害など刻一刻と状況が変わる場合は常に最新の情報を元に行動できるようにしたい。
災害が起こる「その前」に
 では災害が発生する前の段階にすべきこととは。平塚市災害対策課では家具を固定したり、ガラスに飛散防止フィルムを貼るなどの地震に強い家づくりを呼びかけている。同市が特に設置を推奨するのが一定の震度以上での揺れを感知した場合に自動的にブレーカーを落とす感震ブレーカー。これにより災害時に電化製品がショートし、火災に繋がるリスクを低減できる。以前は夜間にブレーカーが落ちてしまうと暗闇の中で避難できないのではないかと、設置の是非が問われたこともあった。そのために足元灯や懐中電灯などを備えるようにも呼びかけている。
 家庭で防災会議を開くことも大切だ。災害が発生した時にどこに集まるのか。避難経路はわかっているのか。安否確認、連絡の手段はどうするのか。市からは地震や洪水、津波などの各種ハザードマップが公開されているので、これに基づいて考えたい。これらの心構えができているだけでも行動には大きな差が出る。
非常持ち出し品の見直しも
 平成28年に発生した熊本地震では支援物資などが物資拠点から避難所まで届かない「ラストワンマイル問題」が課題となった。食料や飲料水は3日から1週間程度を目安に備蓄しておくようにしたい。交通インフラが機能しなくなり、陸の孤島となった場合、国や地方自治体はその復旧に全力を挙げる。有事のときこそ助け合う精神が大切になるが、行政も他人もいつ何時でも自分のためだけに手を差し伸べてくれるわけではない。この最初の数日を自力で乗り切ることが肝要だ。
 使用期限があるようなものの備蓄にはローリングストック法がおすすめだ。保存食などを日常的に消費し、消費したぶんだけを買い足す。水や食料をしまいこんで、いざというときに消費期限が切れていては元も子もない。乾パンなどの食べ慣れないものだけではなく、レトルト品などの食べ慣れた食料も利用することで注目されている。
 同市では災害に備える情報をまとめた『ひらつか防災ガイドブック』を図書館や公民館、市のホームページで公開している。東日本大震災では津波、熊本地震では物流というように災害ごとにトレンドとなるような課題がでてくる。これをすれば絶対に助かるという万能薬はないが、想定外を想定した当事者意識をまずは持つことが最初の備えだ。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、18日に開催された防災フェアの様子をお送りします。今回の番組は8/27(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
ひらつか防災ガイドブック
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/bosai/page-c_01667.html

感震ブレーカー問い合わせ
市災害対策課 ☎︎21-9734
【写真TOP】
非常持ち出し品の一例。あったらいいものでなく、ないと困るものを両手が空くようにリュックなどに準備する
【写真下】
防災フェアでも紹介された感震ブレーカー/井手アナが起震車を体験/非常食も多くの種類がでている

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0817コネクト防災音頭「見るより聞くより踊るもの〜♪」といえばもちろん都はるみさんが歌う『七夕おどり』の冒頭部分。平塚で生まれ育てば、どうしたって避けては通れぬほど様々な場所で聞くことができるだろう。子どものころから耳に馴染んだ音楽は大人になっても覚えているもの。そんなメロディに防災にまつわる歌詞を乗せた「防災音頭」が平塚市内の有志団体「安心・安全を考える会」から生み出された。
 先月末、なでしこ公園で行われた「なでしこ大盆踊り大会」にて初披露された防災音頭。そもそもこの近隣に住む同会のメンバーが、日本舞踊協会神奈川県支部と繋がったことで生まれたのだという。地域の中でなにか企画ができないかと考えている時に同支部のメンバーが「火事は怖いよ119〜♪」といった歌詞を制作。作曲をツテのあるミュージシャンに依頼したという。舞踊協会のメンバーであれば振り付けはお手の物。あれよあれよという間に音頭は完成。大会当日も大いに盛り上がり、平塚発信の新たな名物が産声をあげた。
 同会のメンバーは「今のところは小さい火種だが平塚市から全国に発信していきたい」と意気込む。日本舞踊協会という全国組織、またその神奈川県支部という広域の団体と繋がりがあればこそ、平塚市内、神奈川県下、そして全国各地へと広まることに期待を寄せる。「なでしこ小学校の校長先生と防災教育の大切さを話す機会もあった。盆踊りに限らずできれば地区レクとか運動会とかでやってもらえると嬉しいね」と笑う。中学校の授業でダンスが必修化されて久しい。身近にあるものだからこそより親しみやすいものにブラッシュアップしていきたい考えも持っている。「“防災”っていうとどうもかっちりした文章というか、そういったものの中でしか啓発ができてこなかった。もちろんそれらは大事なことだが、こうして感性に訴えるような、耳馴染みがあるものになることで意識の高揚・啓発に繋げたい」という。
 だがこの『防災音頭』という名前に少し問題がある。実は大原かずみさんという演歌歌手がCD化しているのだ。「まずはちゃんと名前をつけて権利を取らないと。まだまだ道半ばです」。この仮称・防災音頭、全国にその輪を広げられるだろうか。

歌詞:

火事は怖いよ119
燃やしちゃダメダメ119
放火は放火は人の人生狂わせる
それより皆んなで手を繋ぎ
防災音頭で踊りましょ

地震が来たならどうするの?
津波が来たならどうするの?
家族で防災 地域ぐるみで取り組もう
声かけ合って助け合い
防災音頭で踊りましょ

指差し確認119
声を揃えて119
皆んなで皆んなで家を守ろう町を守ろう
神奈川(日本)良いとこ 手を繋ぎ
防災音頭で踊りましょ

もらい火イヤイヤ119
コンロの始末119
美味しい料理はルール守って楽しい我家
声かけ合って助け合い
防災音頭で踊りましょ

0817 2面パワーズかっぱ 女性防災クラブ・平塚パワーズがこのほど、ごみ袋で簡単に作れるかっぱを考案した。今月18日(土)の平塚市総合防災訓練・防災フェアでも紹介する。
 このかっぱは、インターネット上で紹介されているものを元に、パワーズのメンバーが改良したもの。大人用は90ℓのごみ袋を使い、片側を裂いて底から数カ所切り込みを入れる。袋の大きさを変えれば子ども用にもなる。豪雨災害が相次ぐ中、雨の中を避難しなければならない場合もあることから、菅野由美子会長は「持出袋に1人1枚あると安心です」と話している。パワーズの講習会では最近、参加者と共に身近にある材料から災害時に役立つものを作る機会が増えているという。18日に平塚市総合公園で開催される防災フェアでブース出展するパワーズは広く市民の参加を呼びかけている。

0817 2面落花生 平塚市岡崎産の落花生の出荷がピークを迎えている。7月25日に初出荷されて9月中旬ごろまでが旬。枝豆に代わるおつまみとして人気だ。
 3日には最盛期を前に目合わせ会が行われ、品質や形状、病気などをチェックして出荷規格をすり合わせた。JA湘南路地野菜部会岡崎支部の内野重仁支部長は「今年は雨が少なく不安もあったが量が出揃った。品物もきれい」と出来栄えに自信を見せる。JA湘南は県内トップの出荷量で、昨年は約7tが出荷された。落花生の品種は“郷の香”というゆでて食べる品種で、岡崎地区では稲作の転作として昭和後期に栽培が始まり、里芋などとローテーションで栽培している。
 落花生はJA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」で購入可能。地元の旬の味わいを楽しんでみては。

0817 2面リトアニア留学 平塚市の神奈川大学理学部4年の桐ヶ谷友志(ゆうし)さんが、今月末からリトアニア共和国へ留学することになった。2年後のオリンピック・パラリンピックで同国の事前キャンプ地となる平塚市では、若い世代の交流促進に期待している。
 以前から留学を検討していた桐ヶ谷さん。同大でのリトアニア交流イベントで、独立から20数年で経済的成長を遂げている同国に興味を持った。そこで、留学先にヴィリニュス市のミコラス・ロメリス大学を選択。半年ほど滞在し、理科教育に関する研究を行う。湘南ひらつかキャンパスから初の同国への留学生となる桐ヶ谷さんは「会話を大事にする人の温かさや海も山もあり自然の豊かさなど、平塚の魅力を伝えていけたら」と話している。また自身のブログで、現地の様子を伝える予定という。http://ucsoccer186.hatenablog.com/

0817 2面スクール議会 平塚青年会議所(平塚JC、関口雄一理事長)は8日、平塚市役所8階議場で「ひらつかスクール議会」を開催した。当日は22人の高校生議員らが市長に意見をぶつけ、市政へ提言を出した。
 この試みは昨年から行われているもので、前回は七夕、商店街、リトアニアの3つをメインテーマに様々な意見が出された。七夕に関する意見を提言したグループからはその後、参加した高校生を中心に「平塚七夕学生連合」というグループが発足し、今年の七夕まつりで実際に飾りを掲出するなどの活動に結びついている。
 今年は昨年に引き続き「湘南ひらつか七夕まつり」と、新たに「平塚の農業」と「海岸エリア」の3つをテーマに据えた。生徒らはテーマごとに委員会をつくり、先月末ごろからフィールドワークや議論を重ね、市長への質問や提言をまとめてきた。
 七夕を担当した委員会(城所陸樹委員長)では、飾りの掲出で使用した竹が廃棄されている点に着目。バンブーアートを制作し市中に設置。1年を通して七夕を感じられるシンボルとする案などを提案した。城所委員長は「意見が折り合わない部分もあったが、提言に向けて1人1人の意見を尊重するようにした。貴重な体験だったが緊張した」と振り返った。
 農業を担当した委員会(本城 凜委員長)は、平塚産の野菜や、農業を取り巻く環境について、市民への周知が不十分と指摘した。認知度アップに向けて農業体験や写真コンテストなど、イベントの開催などを提言。小さいころから祖母の影響で農業に親しんでいたという本城委員長は「認知度の低さに改めて気付かされた」と話していた。
 海岸の担当委員会(加藤紅音委員長)からはレンタサイクルの活用や海岸全体の案内板の設置が要望にあがった。落合克宏市長は「案内板などはすぐにでも実現できる」と実現に前向きな姿勢を見せた。加藤委員長は「平塚の海がもっと魅力的に、活気のある場所になってほしい」と願っていた。

0817 3面-杉山彩平塚駅北口ロータリーの地下道に壁画を描くプロジェクト「平塚まちなか美術館」のメンバーの1人、杉山 彩さんの個展「杉山彩展 suay drawing 2nd exhibition」が市内のギャラリー1761studioで開催される。
 今年、銀座の画廊で開催したグループ展でドローイング作品を展示した杉山さん。そこでの経験を元に地元平塚で3日間限定、ギャラリーでは初の個展が実現した。今回は「自分が見ている世界は本当にそこにあるものなのか」といったテーマを軸に、目に見えることの不確かさと見えないもののイメージを表現することで「存在」の表現に挑んでいる。
 作品は珈琲染めした和紙や半紙に、鉛筆などで描画したドローイングをコラージュしたもの。木の持つ色味と木目が残り、どこか柔らかい暖かみのある作品に仕上がっている。出展数は20点ほどとのこと。足を運んで見てはどうだろうか。
杉山彩展 suay drawing 2nd exhibition
日時:8/24(金)〜26(日)11時〜19時
会場:1761studio(袖ヶ浜17−60)

0817 1面1
 平塚市で、国産の材料を用い和傘作りの全ての工程を一人で行う杉崎英紀さん(49)。県内では現在一人で、全国的にも数が減る中、日本の伝統を残したいと9年前に公務員から転身した。その魅力を伝えようと活動の幅を広げる中、今月22日から始まるひらつか障がい者福祉ショップ「ありがとう」特別エキシビション「アート×ハート展vol.2」にも協力する。縁のなかった世界に飛び込んだ杉崎さんの思いを伺った。
 和傘と出会ったのは、石川県の金沢だった。小田原市出身で大学卒業後は地元の市役所に就職。しかし、自由に意見を言いづらい環境のため転職を模索するうち、30歳を目前にした頃、組織で働くよりも「自分で何かやってみよう」との思いが高まってきたという。そこで、何を生業とするかを探すため仕事の合間に各地を訪れた。
 旅の途中金沢で、以前から興味のあった和傘の店へ立ち寄った。職人の手作業による逸品に心を動かされ、衝動買いをした。「弟子は取りたくない、自分の代で潰れてもしょうがない」と言いつつも素晴らしい技術を持つその人の存在が心に残り、年に一度は店を訪れていた。作り手の高齢化と後継者不足で、いつかは途絶えてしまうかもしれないと聞くうち「なくしてはいけない、人がいないのなら自分がやってみようか」と杉崎さんは考えるようになった。
 そこで、製法を学ぶ所を探して産地を回り、大分県中津市で和傘作りを継承する有志の会を見つけて何度も頼み込んだ。承諾をもらったところで市役所を退職し、1年半修行した。その後当時住んでいた茅ヶ崎で「湘南和傘 英遊」を立ち上げ。昨年、平塚市に工房を開いた。
円のキャンバス
 竹を細く割いた骨を大分から取り寄せ、組み上げて富山県の五箇山和紙を貼り合わせる。和紙には油を引き、最後に骨の上だけ漆を塗る。たたむと雨に濡れた面が中に折り込まれる仕組みで、そうした気遣いに「日本人らしさ」を感じると言う。作品は、傘を「円のキャンバス」と捉え制約は設けない。だから、伝統的な蛇の目模様から無地と柄模様を組み合わせたもの、さらにはイラストレーターによる絵が描かれているものなど様々な作風に富む。同じものは作らない。そこには「作り手の人となりや生き様が出てしかるべきでは」と語る。
広がる活動
 近年では和傘の良さを広めたいと、製作・販売に加え、イベントの演出も手掛ける。先月には大手町で和傘によるイルミネーションイベントに参加した。また今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の和傘製作指導を担当するなど、活躍の場は広がっている。
 そして、今月開催される福祉作業所で働く障がい者の作品を展示する「アート×ハート展」にも協力。和傘をモチーフにしたフレームを作り、それに絵を貼って作品に仕上げていく。彼らの絵には、自分の発想にないものが出るといい「僕の方が勉強しています」とにこやかに話す。
 公務員時代と比べれば、経済的には苦しい。それでも、自分の作ったものを手に取った人が「こういうのが欲しくて来たんだ」と言い、大切に使ってくれることに喜びを感じている。これからも伝統を守り、出会う人から力をもらいながら作り続ける。
アート×ハート展vol.2
8月22日(水)~31日(金)
11時~17時(最終日は15時まで)
元麻布ギャラリー平塚(平塚市明石町1−1)
☎︎090-8340-3475
http://shonanwagasa.com
「湘南和傘 英遊」検索
【写真TOP】
作品を持つ杉崎さん。この傘には何色ものかがり糸を施してある
【写真下】
製作中の作品。竹の骨を糸で繋ぎ合わせる/和傘ランプシェード作りのワークショップも随時開催/神社に展示した色とりどりの作品(杉崎さん提供)

0803 私は今
湘南ブラジリアン柔術 代表
仲村マルシオさんからのご紹介
福納高志さん
SHOWCASE 代表
  私は徳延神社の近くでバイクのカスタムや修理業をしています。ご近所さんにも良くしてもらい凄く気持ちよく仕事させてもらっています。最近はバイクに乗り始めた息子とお客さんとツーリングしたりして楽しんでいます。
 夜は息子と奥さんと3人でブラジリアン柔術を習っています。趣味もプライベートもやっと楽しめるようになってきたのでますます仕事を頑張ろうと思っています。

先月末、異例ともいえる東から西への進路で日本列島を横断し、西日本豪雨の被災地に影響をもたらした台風12号。27日に関東に接近した際には平塚市内にも被害を与えた。
 被害は人的被害が1件。風で閉まったドアに指を挟み、20代女性が軽傷を負った。建物での被害はなかったが、湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoenで遊泳区域を示すために設置していたブイ16個中5個が流出。再設置が完了するまで、およそ1週間ほど遊泳禁止となる。
 避難所は南原小学校、金田小学校、松延小学校、金目小学校、金旭中学校、金目中学校、県立子ども自立生活支援センターきらりの7カ所が開設され、59人が避難。公民館への自主避難では、富士見、旭南、なでしこ、松原、南原、金田、中原、横内、大野、須賀の10館に37人が避難し、全員無事帰宅した。なお、大磯町と二宮町では人的、建物被害は報告されていないという(情報はいずれも7月31日時点)。

0803 2面 スクール議会平塚青年会議所の事業として開催されている「ひらつかスクール議会」が今年も8日に行われる。
 この試みは今年で2回目。市議会の定数と同じ35人の市内の高校生らが、実際に市役所議場で落合克宏市長らに対して、意見を提言する。今年のテーマは昨年に引き続き七夕と、農業、海岸の3つ。現在は議会本番に向けて意見をまとめている最中だ。昨年は高校生議員の提案の中から、実際に七夕飾りを制作するプロジェクトが行われるなどした。今年も平塚の未来を担う高校生からどのようなアイディアが出るか期待がかかる。
 当日は先着順で一般の傍聴も可能となっているので、ぜひ足を運んでみては。
ひらつかスクール議会
◇日時:8月8日(水)9時〜12時
◇会場:平塚市役所8階 議場
◇見学:平塚市在住、在勤の人を対象に先着順
◇問い合わせ:同会議所☎︎21−6474

 ひらつか演劇鑑賞会は8日(水)、9日(木)の2日間、誰でも自由に無料で演劇を楽しむことができる「市民演劇鑑賞のつどい」を行う。
 同会は1991年に発足した演劇の鑑賞団体。年に6回の演劇鑑賞を通じて文化醸成に努めてきた。ピーク時には約1,600人の会員が所属していたが、現在では300人ほどしかおらず、例年6回開催してきた鑑賞会を5回に減らすなど、会の運営にも影響が出ているという。この状況を受け、会の存在を周知し、市民により演劇に関心を持ってもらおうと演劇イベントの実行委員会(大藏律子実行委員長)を立ち上げた。
 今回は市民劇団として活躍する「劇団きさく座」と「演劇集団群生」により、朗読劇『月光の夏』と『チェーホフ作“三人姉妹”の市民劇団上演奮闘録』の2作品が披露される。料金は無料となっているので足を運んでみては。
市民演劇鑑賞のつどい
◇日時:8月8日(水)18時30分開演
    8月9日(木)13時開演
◇会場:平塚市中央公民館大ホール
◇問い合わせ:同会☎︎24−3265

0803 2面 花火大会湘南の夏の風物詩「湘南ひらつか花火大会」が24日(金)、相模川河口の湘南潮来で行われる。現在、平塚名物のだるまをかたどった「願かけ花火」の協賛者を募集している。
 相州七夕太鼓の演奏から幕を開ける今年の花火大会。19時から20時の間に尺玉やスターマインなど3,000発が打ち上げられる。音楽に合わせて花火を打ち上げるプログラム「ハナビリュージョン」など新たな試みも企画されている。
 花火に願いを託して打ち上げる「願かけ花火」の募集は14日(火)まで。特別観覧エリアへの入場券など特典もついているので申し込みしてみては。
願かけ花火協賛者の募集
◇申込期限:8月14日(火)
◇申込金:2,500円(振込手数料は申込者負担)
◇特典:特別観覧エリア入場券(2人分)、願かけだるま絵(希望者に後日送付)
◇申し込み:郵便局の窓口から申込金振り込み後、平塚市役所本館1階の総合案内や平塚市内の公民館などにある申込書に記入し、郵送またはファクスで平塚市商業観光課まで送付。
◇申込先および問い合わせ先:〒254-8686 平塚市役所商業観光課 ☎︎35-8107、FAX35-8125

0803 2面 防災フェス 「災害に強いまち ひらつか」を目指す平塚市では18日(土)に平塚市総合公園などで市民参加体験型の防災啓発イベント「防災フェア」と、過去におきた災害の教訓を踏まえた「地震対応訓練」の2つを軸とした総合防災訓練を開催する。
 防災フェアでは「楽しく、身近に」防災を体験することをテーマにブースの設置や保存食の炊き出し、起震車体験、消火器体験などが行われる。地震対応訓練では公的機関による物資輸送や救出救助訓練が行われる。崇善小学校では初の試みとして、実際の避難所を開設する、より実践的な訓練も行われるという。
 西日本豪雨の記憶も新しく、地震に限らずいつどんな災害が発生するかはわからない。有事の際の備えに防災に関心を寄せてみてはどうだろう。
総合防災訓練
◇日時:8月18日(土)【中央会場】9時30分〜13時(防災フェア)、10時〜11時(地震対応訓練)、【地域会場】9時〜12時(地震対応訓練)
◇会場:平塚市総合公園(中央会場)、崇善小学校(地域会場)
◇問い合わせ:市災害対策課☎︎21−9734

0803 2面 消防署平塚市少年消防クラブは先月30日、今月1日から3日にかけて行われる「少年消防クラブ交流会(全国大会)」に参加するのを前に、意気込みを消防本部らに報告した。
 同クラブは平成24年に結成され、今年で7年目。これまでに延べ151人が活動し、今年は28人のクラブ員が所属している。全国大会への参加は50クラブ程度と制限があり、今年初めて申し込んだところ参加できることが決まった。3日間でクラブ紹介や対抗合同訓練、避難所体験、クラブ間での交流や活動発表の機会が持たれる。
 平塚からは西澤みのりさん、及川麗美さん、仲谷希美さん、小野田羽琉さん、小沢 望さんの5人が代表として参加。リーダーの西澤さんは「先輩が経験していない全国大会にワクワク、ドキドキしている。リレーや障害物競走を一生懸命練習してきた。入賞目指して頑張る」と意気込んでいた。

0803 1面1
平塚市内を流れる金目川には様々な生き物が生息しているが、見つけても名前が分からないという人も多いのではないか。そのような時に役に立つハンドブックとして今年、東海大学教養学部人間環境学科の卒業生・西巻 肖さんと北野 忠教授による『金目川の魚類』が発行された。地元の川でどのような魚が見られるのか、話を聞いた。
 金目川に住んでいる生き物だけを扱った資料があれば環境教育に役立つのではと考え、北野教授とゼミの学生だった西巻さんが共にこの冊子を作成した。これまでに記録のある60種類を紹介、うち45種については写真と特徴、見ることのできるエリア、見つけやすさなどを記載している。
 この中で、子どもでも捕りやすいのがハゼの仲間・シマヨシノボリ。大きさは6~10㎝で中流から下流まで広い範囲で見られる。「この川では最も個体数の多い魚類の一種」で、石の下に隠れていることが多く、教授は「網をそばに置いて石を動かすと捕まえられます」とコツを紹介する。
 また、水質の良い所を好むカジカ科で県内では絶滅危惧種となっているアユカケは4、5年前から増え出した。その理由は分からないものの、石の下に潜んでじっと獲物を待つ姿がどこかユーモラスである。
 アユも中流から河口まで広い範囲で見られるが、泳ぐのが早いので簡単には捕まえられないという。
 こうした魚がいるのは、川岸から草が垂れ下がっている所や砂地、石の下など。魚によって好む場所が異なるので、多様な環境には様々な種類の生き物がいる可能性が高いという。
背景に水質改善
 現在、多くの魚類が見られるようになったのは、下水道の整備によるところが大きい。高度経済成長期には、全国的に河川の水質が悪化した。県環境科学センターによれば、記録の残る昭和50年代の金目川のBOD(水の汚染を表す指標)は5~6mg/Lとかなり悪かった。しかしその後流域で下水道の整備が進んで水質が改善。現在はBODが1~2mg/Lとなり、市街地を流れる川としてはきれいな水質と言えるという。センターでは金目川について生き物の種類や数を調べる調査は網羅的に行っておらず、比較できるデータはほとんどないものの、調査に携わる人たちの多くは「生き物がかなり戻ってきた」と実感している。
 今回冊子の発行に協力した市民活動団体「金目川水系流域ネットワーク」代表の柳川三郎さん(78)も「子どもの頃ほどではないが、最近は魚のほかテナガエビやモクズガニも増えている」と話す。今後生き物観察会などでこの本を配布したり、小中学校への出前授業などを通じて「子どもへの教育に一層力を入れていきたい」と語っている。
川に行く際は細心の注意を
 北野教授は「金目川は規模が小さいので、場所を選び危ないことをしなければ入りやすい」と話している。とはいえ時として危険な場にもなる川。安全に楽しむには、子どもは必ず保護者や責任ある大人と一緒に行く、ライフジャケットを着ける、雨の後など増水している時は入らない、などのルールを必ず守る必要がある。
 身近な場所にもたくさんの命が息づいている。それを知ることが、豊かな自然を守ろうとの思いにきっと繋がっていく。
◇「金目川の魚類」についての問い合わせ=金目川水系流域ネットワーク柳川さん☎︎090−9203-9751
◇川での注意点は神奈川県HP「河川水難事故を防ぐために」を参照
【写真】
1)毎年生き物観察会が行われる金目観音堂そばの金目川
2)頬に赤色のしま模様があるシマヨシノボリ
3)アユカケ
4)ニホンウナギ(魚はいずれも北野教授の研究室で撮影)
5)写真の魚は全て金目川で採取されたもの

0727 ベルマーレ
 日本中を大いに盛り上げたW杯も終わり、Jリーグの夏が始まった。7月18日、中断明けの初戦の相手は鳥栖。19時キックオフにも関わらず気温は27度、湿度は90%とただ立っているだけでも汗がにじむような日本の夏だ。ウィークデーにも関わらず、世界トップクラスのW杯の興奮そのままにスタジアムには1万人に届くかというサポーターが湘南の勝利を信じて足を運んだ。試合は後半3分、先発の高橋諒の華麗なヒールシュートで先制するも同36分、オウンゴールで引き分けに。勝ち点3にはあと一歩届かなかった。
 その週末、アウェイ神戸戦。試合前、正直なところ湘南は引き立て役としてしか見られてなかったのではないだろうか。スペインの魔術師、アンドレス・イニエスタの出場が明言されてから、神戸サポーターだけでなく、日本中のサッカーファンがその瞬間を待ち望んでいただろう。だってあのイニエスタだ。Jリーグのピッチで彼が見られるなんて誰が想像できただろうか。嬉しいことに試合は湘南が神戸を圧倒した。坂、斉藤といった若い選手が躍動し、90分間をフルに駆け抜けて勝利を納めた。今年の夏は暑い暑いと言われるがそれでも走れるのが湘南だ。上位浮上の準備はできている。
鳥栖戦での坂。CBとしてなくてはならない存在になりつつある
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0727 2面 水害対策大きな被害が出た西日本豪雨など、数十年に一度の規模の豪雨災害がここ数年各地で発生している。平塚市内にも相模川水系と金目川水系の河川が流れており、水害に際しどのように命を守るか備えを改めて確認しておきたい。
 県では、千年に一度程度の想定しうる最大規模の降雨を対象に、洪水浸水想定区域を作成している。それによれば、相模川水系について48時間の総雨量567mmを想定した場合、市内の浸水想定区域は18.4㎢。また金目川水系については、24時間の総雨量396mmを想定した場合に25.2㎢。合わせると市の面積の約64%となる。
 市災害対策課では、水害から身を守る方策として「マイ・タイムライン」の策定を挙げる。これは、災害の発生に備えて住民一人一人が災害時に取るべき行動を「いつ」「何をするか」に着目して時系列でまとめておくもの。市のHPでは、水害の発生が予想される場合、そして「避難準備・高齢者等避難開始」、避難所に速やかに避難を始めるよう呼びかける「避難勧告」、直ちに避難すべき「避難指示(緊急)」の3つの避難情報が出された場合の行動を書き込む表を掲載している。自分の住む地域や年齢、家族に乳幼児や高齢者がいるなど各家庭の状況に応じ、例えば1人で避難できない場合には避難が必要になる前に手伝ってもらうよう家族に電話しておく、非常持ち出し用リュックを準備して玄関に運んでおくなど、具体的に考えておくことで「避難の第一歩が踏み出せるのでは」と同課の榎 堅吾さんは話す。市では今年度、このマイ・タイムラインを策定する図上訓練の実施を計画している。
 また、安全に避難できるよう避難所までの経路やその周辺の様子を事前に確認するため「まちあるき」を行うことも防災に役立つという。
 市が平成21年に作成した「洪水ハザードマップ」は市のHPから閲覧でき、災害対策課で配布もしている。市では、県による上記の想定最大規模の浸水想定区域を反映した、最新版のハザードマップを今年度中に作成する。
◇問い合わせ=市災害対策課☎︎21−9734
【写真】平成26年10月6日撮影(金目川)

0727 2面 高久製パン湘南ひらつか名産品の一つ「弦斎カレーパン」。製造する髙久製パン株式会社(平塚市老松町)は発売以来全国各地の物産展に出店し、今月で全47都道府県への出店を果たした。
 このパンは、平塚に住んだ村井弦斎の明治のベストセラー『食道楽』に書かれたカレーのレシピを元にして2002年に作られたもの。その後横浜市での物産展に出店したところ好評で、年々出店機会が増え昨年は約100カ所で販売を行った。そして最後に残った鳥取県での物産展に今月出店を果たし、47都道府県での販売を成し遂げた。
 同社の髙久直輝代表取締役社長は、各地の物産展でパンを購入した人が、鎌倉観光の際に平塚に寄ってくれたり「七夕まつりぜひ行きます」と声をかけてくれることもあり「平塚のPRにもなっていると思います」と話し、今後はアジアでの販売も視野に入れたいとしている。

 0727 2面 大磯図書館大磯町在住の絵本作家水野はるみさんの手がけた絵本の原画展が、大磯町立図書館で現在開催されている。
 20年ほど前から絵本制作を始めた水野さんは、これまでに月刊の絵本など15冊を手がけてきた。今回の原画展では、そのうち『ばんごはんのごちそうは‥』など3作の原画44点を展示している。作品はユーモラスな作風のものが多く、クスッと笑える場面も随所にあり、子どもと一緒に大人も楽しく読める。絵はアクリル絵の具で細部まで丁寧に描かれており、1枚に5日、1冊仕上げるのに2、3カ月かかるという。水野さんは「まだまだアイデアがありさらに作品を作れたら」と話している。この原画展は8月1日(水)まで。◇問い合わせ=大磯町立図書館☎︎61−3002

0727 2面 建設業協会一般社団法人平塚市建設業協会(佐藤豊明会長)は19日、平塚駅前で社会貢献活動としての清掃活動を行った。同協会は10年以上にわたり同様の奉仕活動を続けてきた。以前は海岸などでも清掃活動を行っていたが、ここ数年は駅前にその舞台を移している。会員ら75人が参加し、1時間ほどの掃除で3t車がいっぱいになるほどのゴミを集めた。佐藤会長は「西日本にボランティアに行きたいところでもあったがまずは身近なところから。続けることに意味がある」と話していた。

 0727 2面 坂田さん現職の中﨑久雄町長の任期満了に伴い、今年11月に行われる大磯町長選に出馬を表明していた元大磯町議会議員の坂田よう子さんが20日、立候補辞退を発表した。坂田さんは平塚記者クラブに向けて「努力を重ねてまいりましたが、私の器量がなく、熟慮の末、町政にかかわることを辞するとの思いに至りました」と書面でコメント。また、今後については「次世代に係わる社会貢献に携わることができれば」としている。

1面記事0727_01
 ここ数日、夜の9時ごろから日付が変わるころまで、南東から南の低い空にひときわ輝く赤い星を見たことがある人はいるだろうか。この星は太陽系で地球の隣に位置する火星。今、地球と火星の公転周期の差から、2つの星の距離が近づいている。今回の大接近は実に15年ぶり。今年を代表する天体ショーのXデーは7月31日だ。

 太陽系の第4惑星、火星は地球の約半分ほどの大きさで、水はなく酸化鉄を多く含んだ大地が広がる赤い星。公転軌道がやや楕円形な点、公転周期が地球の365日に対して687日であることから定期的に地球に近づいたり離れたりしている。遠い時には4億kmほど離れているが、今回の大接近では5759万kmまで接近。最も遠い時に比べて約80倍の明るさになるという。前回は2003年に5576万kmまで接近し、ここまで近付くのは約6万年ぶりとして話題になった。大接近の周期は15年から17年毎のため、次回の大接近は2035年になる。
魅力に迫る特別展
 この天体ショーに向けて平塚市博物館では夏季特別展「火星〜赤い惑星のひみつ」を開催している。火星の基本的な情報はもちろん、飛来した隕石の展示、最新の探査研究の成果、さらに本や映画などの創作物や、明治初頭の浮世絵に描かれた火星なども紹介。様々な側面から赤い星に迫っている。特別展を担当する塚田 健学芸員は「火星は地球に似ている部分もたくさんあり、全く違う部分もたくさんあるとても面白い星」と話す。大地がある点は地球と同様だが、空は日中赤く、夕方に青くなる。重力は地球の40%ほど。水はないが大地の下には氷が……などなど不思議と謎の尽きない火星の魅力に触れてみてはどうだろう。
観測するならぜひ“生”で
 15年ぶりの大接近、せっかくのチャンスなのだから肉眼で火星を見たい。31日(火)には星を見る会が開催される。同館では今回の大接近に向けて新たな天体望遠鏡を購入。今年度初頭からクラウドファンディングで寄付を呼びかけるなどして購入費の一部を賄った。新望遠鏡は従来のものに比べて火星が2倍以上も明るく見られるという。藤井大地学芸員は「今の時代、ネットで検索すれば簡単に精細な天体の写真や映像を見ることができます。でも、肉眼で、今この瞬間に届いている星の光を観るという体験は何ものにも代え難いこと」と天体ショーへ期待を込める。
 最接近の日に火星を綺麗に見るには、もちろん地球が晴れている必要がある。と同時に、火星も晴れている必要があるそう。31日以降もしばらくは同程度の大きさで見られるので、星を見る会に足を運んでみてはどうだろうか。そして博物館に来られない人もぜひ夜中に南東の空を見上げてほしい。ひときわ輝く赤い星こそが火星だ。
関連行事
記念講演会(講堂)
8/4(土)15時30分〜17時「火星探査の最前線」
8/25(土)15時30分〜17時「火星の将来探査技術:火星航空機とその先」
星を見る会
7/31(火)、8/3(金)、8/10(金)、8/17(金)20時〜21時45分
体験学習「火星儀を作ろう」
8/15(水)15時30分〜17時
往復はがきに行事名、氏名、住所、電話番号を記入の上、博物館まで申し込み。8/6(月)消印有効。小学3年生以上、100円
展示解説
8/11(土)、9/2(日)13時〜13時50分、参加無料
その他関連イベントについては博物館のホームページで
http://www.hirahaku.jp/ QRで
☎︎33-5111
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、夏季特別展の見どころや実際の火星の映像などをお送りします。今回の番組は7/30(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真TOP】購入した天体望遠鏡
【写真下】
飛来した隕石/火星移住計画やタコ型火星人についても展示/接近の秘密はこの公転周期のズレ/ここ数日の火星の様子

0720 うちのコ
千華(ちはな)ちゃん
はじめてのスイカ!!
まいきょんさん
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日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

 0720 3面ひまわり相模川河川敷の花畑「イシックス馬入のお花畑」で福島復興ひまわり100本が見ごろを迎えている。
 福島復興ひまわりとは東日本大震災後、福島県内の若手経営者を中心とする“チームふくしま”が「福島県に『復興のシンボル』としてひまわりを植えよう」として始めた活動「福島ひまわり里親プロジェクト」で育てられるひまわりのこと。全国各地で福島産のひまわりを育て、種を収穫して送り返すと福島県内で「復興のシンボル」として育てられる。さらに収穫された種からひまわり油を絞り、福島交通の路線バスのバイオディーゼル燃料として活用される。
 同花畑にはこのほかにも「馬入花畑の会」、緑化活動団体「くす丸君となっちゃん隊」、NPO法人「未来経験プロジェクト」によって多くのひまわりが植えられている。

0720 3面ガラスのうさぎ JR二宮駅南口の「ガラスのうさぎ像」に飾るため町内の小中学生が作った折り鶴に糸を通してまとめる作業が13日、県立二宮高等学校で行われた。
 昭和20年8月5日、同駅で機銃掃射のため父を亡くした高木敏子さんの著書『ガラスのうさぎ』にちなんで建てられた像には、平和への思いを込めて毎年町民らによる千羽鶴が飾られる。このうち、町内の小中学生の折った6千羽以上が同校に集められ、それを家庭科部の生徒10人が1羽ずつ凧糸を通してまとめていった。部員の渕上沙彩さん(3年)は、幼い頃像に飾られた千羽鶴を見つけ母親に尋ねたことがきっかけで戦争の話を聞くようになったと言い「子どもたちがこの鶴を見ることで興味が出てくれれば」と話していた。この千羽鶴は今年も来月1日から15日まで飾られる。

 0720 2面 あきんど1平塚市内の商店主らを中心とした地域活性化団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇代表)と神奈川大学経営学部2年生による連携プロジェクトの成果報告会が16日、ひらつか市民活動センターで行われた。
 このプロジェクトは経営学部2年生の教養演習クラス(山岡義卓准教授)が、地域コミュニティの重要性や役割、課題や解決策について、実際のフィールドワークを通じて学ぶべく、あきんど塾と連携して今年4月から行われてきたもの。
 学生らはこれまでに数回、同塾メンバーの店舗を実際に訪問し、商品、サービスを体験することで店舗PRや業務改善提案などをレポートにまとめてきた。この日はそれを発表する集大成の日だ。柔軟な目線での自由な発表に同塾メンバーからは「気付かされたことがたくさんある。自身の仕事について再認識させられた」「自分自身、わかってはいるけど手が届かない、という部分を的確に指摘された」といった声が聞かれた。発表した学生の中には、授業で設定されたPRシートと業務改善提案に加えて、自作のポップを実際に制作してきた学生もおり、これには多くのあきんど塾メンバーが唸らされていた。
 外部の立場からプロジェクトに参加していたNPO法人ミニシティ・プラスの杉山昇太さんは「中間報告の段階では全体的に“突っ込みどころ満載”といった感じだったが、みなさんよくまとめてきて努力が窺える。プロジェクト自体もメンバーは変わったが2年目に入って、去年と比べても良いものになってきた」と講評した。同様にプロジェクトに参加した神奈川県商業流通課の鈴木博明さんは「現代はコンビニやドラッグストア、ホームセンターでなんでも揃う時代だが、今回の試みを通じて中小企業が豊かな地域社会作りに寄与していることを知ってもらえれば」と話していた。
 山岡准教授は「いくつかは前向きに考えてもらえそうな提案もありホッとしている。学生たちもよく頑張ってくれたのでその頑張りがお店の人たちに少しでも伝わればこの先に繋がるのでは」と授業を振り返った。

0720 2面 見附台マップ平塚市の見附台周辺地区整備・管理運営事業(A・Cブロック)において、要求水準書や事業者選定基準などが募集要項としてまとめられ、事業者の募集が始まった。
 同事業は、現在の見附台周辺地区をAブロック(現見附台広場と見附台公園、市民センターと崇善公民館部分)、Bブロック(現見附町駐車場)、Cブロック(現錦町駐車場)に分け、平成27年4月に耐震性などの問題から閉鎖となった市民センターに代わる「(仮称)新文化センター」を中心とした民間収益施設との複合施設として再整備するもの。PFI(公共施設の整備に民間活力を利用する手法)法に準じて実施され、公共施設の所有と資金調達は平塚市が、設計、建設、維持管理、運営を民間業者が一括して行うDBO(design build operate)方式が採られる。提案の価格上限は132億3,400万円で募集は11月5日まで。11月下旬から12月上旬にかけて選定と基本協定締結が行われ、平成34年3月には新センターがオープンの予定だ。
 各ブロックの整備予定は次の通り。まずAブロックでは、現見附台広場と見附台公園があるA1ブロックに新たなセンターが整備される。音楽、演劇などに対応した大ホールにはオーケストラピットが備えられ、ピット内に座席を設置することで最大1,200席以上の客席が設けられる予定。事業者の提案次第ではあるが「コンパクトで使いやすい」施設を目指し、現センターの1,400席より座席数は減少する方向だ。また、公園部分は現況の面積以上を確保するという。現センター、崇善公民館があるA2ブロック、並びにCブロックにはにぎわい創出に寄与する商業機能、飲食機能を持つ施設を誘致する。なお、保全樹の「くすの木」と見附台緑地は保存される。Bブロックは崇善公民館と市民活動センターの複合施設として先行整備が進んでいる。
 公表された募集要項や事業の進捗については市のホームページで順次公開される。
【写真】見附台広場と公園
【写真下】見附町駐車場。すでに閉鎖されている/以前は平塚町役場があった錦町駐車場

0720 2面 柔道全国少年柔道大会神奈川県選抜チーム予選大会で優勝、準優勝した山口賢哉くん(吉沢小5年)と石川奏汰くん(吉沢小5年)が10月7日に行われる全国大会に神奈川県代表チームとして出場する。県のチーム5人のうち、2人が平塚から輩出された。
 初の全国大会となる2人は同学年で小学校も一緒と、普段は仲が良いが柔道ではライバルの関係。今回はチーム戦ということで「力を合わせて戦い優勝したい」と口を揃えた。2人が所属する神奈川県選抜チームの監督には、平塚柔道協会でコーチを務める金井一超さんが選ばれた。同様に「優勝を目指したい」と意気込んでいる。
 8月26日に行われる全国小学生学年別柔道大会女子45kg超級には本田 結さん(厚木・玉川小6年)が出場。昨年に続き2度目の全国だが、前回は初戦でこの年の優勝者に敗れた。「まずは1勝」と控えめだが1年の練習の成果を発揮すべくリベンジに燃える。

0720 2面 大磯警察相次ぐ振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、中南信用金庫本店営業部(大磯町)の安西若菜さん(27)が12日、松嶋 誠大磯警察署長から感謝状を贈られた。
 安西さんは、先月28日に預金約360万円を引き出すため同店を訪れた80代の女性に対して使途を尋ねたところ、不審な点があったことから上司に相談。その後同署に連絡して警察官が対応し、息子を騙る振り込め詐欺にあっていたことが発覚した。今回は最初に病院の関係者を名乗る者から「息子さんののどに腫瘍ができた」との電話がかかっており、最近はこうしたケースが多いという。同署管内では今年に入ってからの振り込め詐欺被害が8件、被害額は1,243万円に上る。同署HPでは実際にかかっている詐欺の前兆電話の内容を紹介するなどして注意を呼びかけている。

0720 1面空襲1 
太平洋戦争末期、多くの地方都市が米軍機による空襲を受けた。平塚もその一つで、一晩で市中心部が焼け野原となり300人以上が亡くなったといわれる。それから70年以上、その様子を覚えている人が少なくなる中で自らの経験を記録として残しておきたいと考える人がいる。
 平塚空襲は、昭和20年7月16日深夜から17日未明にかけて行われた。米軍のB29爆撃機132機が飛来し、市街地を焼き払うため焼夷弾約40万本を投下。これにより旧平塚市と近隣の町や村を含め8,000戸以上が全焼または半焼し、市内中心部は焼け野原となった。また亡くなった人の数は328人以上という。
 当時について今もよく覚えているのが、平塚市松風町に住む大村みつ子さん(89)。当時16歳で、新宿(現錦町)に漬物と佃煮の店を営む両親と暮らしていた。
 旧制県立平塚高等女学校に通ったものの、授業を受けたのは2年生まで。その後は勤労動員のため日本国際航空工業で働き、器具の研磨などを任されていた。食料も不足し「その日その日を生きるのが精一杯で、自分のやりたいことがあっても考えられなかった」と振り返る。
焼夷弾が降る中を逃げた
 平塚空襲の前には20年3月に東京大空襲、その後も川崎、横浜と続いたことから、夜もモンペの上下を着たまま、枕元には常に防空ずきんを置いていつでも逃げられるようにして布団に入っていた。
 そして7月16日の夜、寝ていたところ自宅の周囲に照明弾が落ちてきて、いきなり昼間のように明るくなった。父親に「母さんを連れて逃げろ」と言われ外に出ると大勢の人が海岸へ向かっており、大村さんたちも同じように避難した。途中松林を通った時、棒状の焼夷弾がシュシュシュシュと不気味な音を上げながら一定の間隔で自分の歩いている周りの砂に突き刺さり「何しろ怖くて、走って逃げた。夢中だった」と言う。後になって、親しくしていた人が焼夷弾の直撃を受け亡くなったと聞いた。自分と母親は「よく助かったと思います。運が良かった」と回想する。
 何とか海岸に掘られていた防空壕に2人で逃げ込み、空襲が収まるのを待った。父親は家を守ろうと残っていたが、裏にあった松竹劇場が燃え始めて火が移り全焼、命こそ助かったが家と店を失った。「どうすることもできずにその様子を見ていたのは辛かった」と話していたという。
 あの時のことは忘れたいし、その後家族とも一度も話したことはない。だが今でもこうして覚えている。「(当時のことを)分かっている人がいなくなったので、残した方がいいかもしれない」との思いから今回話を聞かせてくれた。
記憶の風化を危惧
 こうした体験者の証言を直接聞き取り『市民が探る平塚空襲』『炎の証言』などの冊子にまとめているのが「平塚の空襲と戦災を記録する会」(江藤 巖会長)である。約30年の活動で人づてに体験者を探し出し、約270人の証言を集めてきた。江藤さんによれば、ここ2、3年、体験を記録し残しておきたいとの思いから最近90代の人が「証言したい」と自ら連絡してくるケースも数件あったという。江藤さんは「空襲の記憶が風化することへの危惧があるからではないか」と話す。
 会では小中学生に体験を伝える活動も行うが、その親世代でも平塚空襲の事実さえ知らない人が多いという。遺された記憶を後世に伝えるためにも、空襲当時に自分と同じくらいの年齢だった人の体験談を読むなどして、親世代も若い世代と共に学ぶことを大切にしたい。
関連事業
●平塚空襲展
開催中9~17時/平塚市博物館
●平塚の空襲と戦災を記録する会編の『市民が探る平塚空襲』『炎の証言』は市内図書館で借りられる。◇問い合わせ=平塚市博物館☎︎33−5111
●親と子で考える平和学習会
7月24日(火)二宮町ラディアン
7月26日(木)平塚市中央公民館いずれも9時50分~11時20分
戦争体験者による語りと映画上映。参加無料。◇問い合わせ=中地区教育文化研究所☎︎31−7717
●市民平和の夕べ
8月12日(日)18時30分~20時 平塚市総合公園
灯ろう流しや平和映画の上映など
◇問い合わせ=市行政総務課☎︎21−9754
【写真】昭和20年9月に現在の見附町付近で撮影された写真(米国立公文書館蔵 平塚市博物館提供)
【写真下】空襲の後身を寄せた家では本当によくしてもらったと言う大村さん/大勢の命を奪った焼夷弾(平塚市博物館蔵)/毎年発行の『炎の証言』 8月には最新の19号が出る予定

0713うちのこ
泰寿(やすとし)くん
ご飯おかわり!!!
やすママさん
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0713映画連載
『パンク侍、斬られて候』(2018/日本)
監督:石井岳龍 脚本:宮藤官九郎
出演:綾野剛 / 北川景子 / 豊川悦司 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
朝ドラ「半分、青い。」での怪演も話題だが、最近、トヨエツが面白い。『のみとり侍』では、嫉妬深い女房に浮気防止のうどん粉を股間に塗り込められ、浮気がバレると褌一丁に番傘さして出奔する、大店の婿養子を軽妙かつ助平に演じていた。本作でも怪演はさらにエスカレートしている。彼の役は、とある小藩の筆頭家老でちょっと男色の気もある、内藤帯刀。綾野剛演じる浪人、掛十之進からこの地に新興宗教“腹ふり党”の魔の手が及んでいると知らされた帯刀は、“腹ふり党”征伐の指揮をとることで、ライバルの次席家老を追い落とそうと目論む。ところが、待てど暮らせど、“腹ふり党”は来やしない。帯刀は、掛に命じて自作自演の騒ぎを仕組むが、これが思わぬ暴動へと発展する。浅知恵と言い訳と言い逃れを繰り返し、好みのタイプの掛には色目を使う一方、殿様にまで逆ギレしてみせる暴走っぷりをトヨエツは嬉々として演じる。歳を重ねて、二枚目の主役というポジションから解放されたせいもあるのだろう。のびのびと役を遊んでいるかのような彼の自由さから、僕はこのところ目が離せない。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0713 2面 七夕001 今月6日から8日の3日間にわたって開催された「第68回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。
 今年は直前まで天候が不安視されており、初日には予定されていた「七夕まつり千人パレード」が中止になり、来場者数も25万人と伸び悩んだ。土日は比較的天候にも恵まれ「織り姫と音楽隊パレード」など各種イベントも予定どおり実施。天候の影響こそあったものの3日間で約140万人が平塚の一大イベントを楽しんだ。
 今回は2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会において、平塚市で事前キャンプを行なうリトアニア共和国から、アリートゥス市の副市長やアリートゥス音楽学校のグループ「Rytato」らの公式訪問団が来日。土曜日に行われた「織り姫と音楽隊パレード」や見附台広場の「七夕ステージ」に参加した。リトアニアブースで販売された同国のビールも予定数を完売するなど盛り上がりを見せた。また、お笑い芸人、神奈月さんのステージや3年目を迎えた七夕プロレスも多くの来場者を呼び盛り上げに一役買った。
 まつりの主役である七夕飾りは中心商店街に約570本が掲出された。七夕飾りコンクールでは、中心街の部で(株)片野屋と(株)梅屋の飾りが昼夜ともに特選を受賞。準特選では七夕飾り空いっぱいプロジェクトの飾りが昼夜W受賞となった。地区別の部では平塚市にこにこ園、城島ふれあいの里、平塚市土屋公民館、平塚市松原公民館が1等を獲得。市民飾りの部では“☆元5☆”が、子供飾りの部では山下学童保育会が1等に輝いた。
【写真TOP】片野屋の七夕飾り
【写真下】Rytatoのステージ/ビールの売れ行きに笑顔の関係者/神奈月さんのステージでは多くの来場者がカメラを向けた/七夕プロレス

 0713 2面 大磯高校県立大磯高等学校の生徒が6日、大規模地震発生時にどのように避難所を運営するかをゲームを通して考える「避難所運営ゲーム」(HUG)に取り組んだ。
 同校は海岸そばに建ち町内には山も川もあることから、2年前から災害時のまとめ役として各クラスに防災委員を置いている。
 この日は同委員の生徒約40人が参加。グループに分かれ、それぞれ「視覚障がいのある人が避難」など避難所で起こる様々な出来事が書かれたカードが次々に読み上げられた。生徒たちは「ひらつか防災まちづくりの会」の会員らのサポートを受けながら、避難所である体育館のスペースを地域ごとに分けたり障がいや持病のある人は教室に入ってもらうなど、大勢の被災者をどのように配置するかを検討した。原 朋希さん(3年)は「被災者のペットをどうするか一番迷った。誰をどこに配置するか考えるのが大変でした」と振り返っていた。

0713 2面 リトアニア中原中 七夕まつりに合わせて来日したリトアニア共和国アリートゥス市の音楽学校の生徒が5日、市立中原中学校を訪問し音楽を通じ同世代との交流を行った。
 同校を訪れたのは、国内有数のアリートゥス音楽学校で学ぶ13~17歳の生徒8人。全校生徒を前に、同国の伝統的な弦楽器の「カンクレス」や木管楽器「ベルビーニャ」などと合唱で民族音楽を披露した。その後音楽に合わせ両校の生徒が手を取り合ってリトアニアのダンスに挑戦。曲が進むにつれ笑顔が弾けていた。
 3年の女子生徒は「日本と違う文化に触れてすごく楽しかった」と話した。音楽学校の生徒パウリナ・スモルスカイテーさん(17)は「中学生が積極的にダンスに参加してくれて嬉しい」と笑みを浮かべていた。
【写真】吹奏楽部の練習にも参加した

0713 2面 中学校給食 平塚市内の公立中学校での給食実施を目指す「『平塚にも中学校給食を』市民の会」(岩田新一代表)は10日、平塚市役所を訪れ今年3月末から6月末までの約3カ月間で集めた中学校給食賛同の署名2,159人分を落合克宏市長に手渡した。
 同会は教科書問題を考える市民団体を前身に組織され、2015年ごろから活動してきた。今回集められた署名は学童保育や他の市民団体などに声をかけたほか、平塚駅前や市役所近隣のスーパーマーケットヤオコー前で街頭署名運動を実施したという。
 署名を受け取った落合市長は「平成23年の就任以降、2度検討委員会を設置してきた。前回は改修や耐震補強に予算を割いたため実現できなかったが、今回はこの夏にも一定の方針がまとまる予定。検討を重ねていく」とコメント。会のメンバーらは「まずは検討委の結論に期待。全国的にも広く中学校給食は実施されており、平塚で実現できない理由はない。実現に向けて引き続き頑張っていきたい」と話している。

0713 2面 COCOA清掃活動平塚駅前で2サロンを運営する株式会社COCOA(冨吉裕一代表取締役)のスタッフ14人が七夕まつり2日目の7日朝、パールロード、スターモールなどまつりの主要となる通りの清掃活動を約1時間半かけて行った。「来場した人たちに少しでも平塚のまちを綺麗と思ってほしい」という冨吉さんの発案で今年から開始。晴天の下、汗をびっしょりかいて、溝に挟まった串や吸い殻などをしっかり取り除いているスタッフの姿を見て、商店主らも感心していた。

1面写真_0713_01
 湘南に夏の到来を告げる「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷546、伊丹信一郎総支配人)のオープニングセレモニーが7日に行われた。今シーズンは7日から9月17日(月・祝)まで73日間の営業。新登場の各種イベントはもちろん、恒例となったお得なキャンペーンも行われ、相模湾を望む湘南リゾートが多くの人々で賑わうとみられる。

 直前まで空模様が心配された今年の開業初日だったが、当日は雲の隙間から晴れ間も見えるプール日和となった。気温もぐんぐんと上がる中、10時からは「波のプール」で毎年恒例のオープニングセレモニーを実施。スタッフの掛け声を合図に地域の子どもたちや家族連れ、カップルや友人同士など約600人が歓声と水しぶきを上げながらプールへと駆け出し、初泳ぎと景品付きのボール取りゲームを楽しんだ。
子どもも大人も大満足
 湘南の海が一望できる絶景のスタート地点から、全長140m高低差15mのコースを一気に滑り降りる「ウォータースライダー」をはじめ、本物の海のような波が押し寄せる「波のプール」、また、ボートや浮き輪に乗ってゆったりリゾート気分が味わえる「流れるプール」のほか、最大10mの高所からダイナミックに飛び込めるスリルと開放感満点の「ダイビングプール」など、1日中遊べる楽しいプールの数々は今年も変わらず人気を集めそう。昨年に引き続き波のプールの一部エリアに水上アトラクション「ウォーターパーク」も設置されている。7月中は幼児料金が無料の「キッズフリー」が例年通り実施されているのも見逃せない。
“Fヨコ”の常設ブース登場
 今年は初の試みとして「Fm yokohama 84.7 Mango Beach House in OISO」が登場。7月14日(土)から8月31日(金)の期間中、富士山の雪どけ水を使用したカキ氷や店名の「マンゴー」に由来したメニューなどが楽しめる。16日(月・祝)には「E-ne! 〜good for you〜SPECIAL」と題して公開生放送を実施(12時〜15時)。DJのMITSUMIさん、リポーターの穂積ユタカさんなどお馴染みのメンバーが大磯ロングビーチの夏を盛り上げる。さらに7月17日(火)から8月17日(金)の平日はDJの井手大介さんによる「CATCH OF SUMMER」の生放送(12時〜12時55分)が。毎週金曜日は週替わりのスペシャルDJが訪れるとのことでこちらも見逃せない。
 湘南の夏を贅沢に彩る大磯ロングビーチの夏。毎年訪れる人も、初めて訪れる人も。大切な人と最高の笑顔をつくりに、湘南のシーサイドリゾートへ──。
営業案内 ◇営業期間:9/17(月・祝)まで。9:00A.M.~5:00P.M.◇入場料金:1日券=おとな4,000円、中高生2,800円、小学生・シニア(65歳以上)2,200円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8月中の土日および8/13~8/17は2,000円)◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎︎61−7726(9:00A.M.~5:00P.M.)イベント等の詳細はホームページhttp://www.
princehotels.co.jp/pool/oiso/で。
同プールの協力により、本紙読者限定で期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で25組50名様にプレゼント!
《応募方法》 ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤新聞購読の有無⑥よく利用するSNS⑦本紙以外によく読むフリーペーパー・情報紙⑧本紙で好きなコーナー・その他ご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217 平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「大磯ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】までご応募ください。(件名に「大磯ロングビーチ」を明記ください)ハガキ・メール共に7月24日(火)必着、3営業日以内に発送予定。
※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

0706 私は今
麺処 まるよし
横溝哲司さんからのご紹介
仲村マルシオさん
湘南ブラジリアン柔術 代表
 私は18歳の時にブラジルから来日、実は日本に来てからブラジリアン柔術を学び始め17年になります。最初は小さかった道場も、今では綺麗で広い道場になりました。生徒さんも増え、家族のような仲間たちと護身術をベースに楽しく柔術ライフを送っています。自分の身はもちろん、愛する家族や大切な人を守る1つのツールとしてブラジリアン柔術を体験してみてください。息子がもう少し大きくなったら一緒にできるので楽しみです。
うちのこ0706
あさひくん
ティッシュのイタズラを覚えてますます目が離せない
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 0706 3面幼稚園平塚市私立幼稚園父母の会連合会が3日、子どもの健全な成長に向けた環境作りを求め今年度の要望書を市に提出した。
 この日は同会の鬼塚真由美会長ら6人が落合克宏平塚市長の元を訪問し、市内の私立幼稚園・こども園23園の保護者から寄せられた声をまとめた要望書を手渡した。 この中で平塚市総合公園内のトイレについて、子ども用便器やおむつ交換台の増設、便座の交換を求めた。また公共施設駐車場の有料化について、子育て世代の利用の際無料となる時間の延長を要望。さらに、子育て世代の女性が乳がんを早期発見できるよう乳がん検診対象を30歳からに引き下げることも今年新たに要望に加えた。落合市長は「総合公園トイレの改修は予算に入れている」とし、駐車場料金については有料化の効果を検証しつつ減免に関して検討したいと話していた。

0706_3面_ボーナス 平塚市、大磯町、二宮町ではこのほど、民間企業におけるボーナスである6月期の一般職員の期末・勤勉手当と特別職員・議員の期末手当の支給額が発表された。
 一般職員の支給率は、人事院勧告に基づきいずれの自治体でも前年比0.05カ月増の2.125カ月で、平塚市の場合6月期に関しては3年連続の増加となった。
 平塚市の特別職の支給額に関しては、引き続き財政状況が厳しいことから、市長について10%、副市長7%、教育長・常勤監査委員などその他の特別職5%の減額が継続して行われている。

0706 2面 大磯ワイン 大磯町商工会(重田照夫会長)は先月27日、明治150年を記念したワインが完成したことを発表した。
 この試みは、平成30年が明治元年から起算して満150年に当たることから、旧伊藤博文邸などを中心とした建物、緑地が明治記念大磯邸園として再整備されることを受け、商業事業者も事業に参画し大磯の地域活性化に繋げたいとの思いで企画された。明治の元勲らが多く居を構えた大磯と、文明開化で日本に輸入されたワインのイメージを重ね、今年の初めごろから動き始めたという。主導した芦川博昭商業部会長(芦川酒店)は「大磯には魅力的な自然がたくさんあり、それを理由とした若い移住者も多い。そういった人に歴史の持つ素晴らしさを知ってほしい」と話す。
 ワインは赤と白、各300本を用意。2本入りのギフトカートンも用意された。売上からは1本あたり150円が関連事業に寄付される予定だが、現在のところ具体的な団体や基金などがあるわけではないので大磯町観光協会の預かりとなるという。
 日本最古のブドウ栽培の歴史を持つ山梨県甲州市のシャトー勝沼とのコラボで生み出された味わいは、20年もののヴィンテージをベースに独自のブレンドで作られた。シャトー勝沼の今井英香専務取締役は「ワインといっても気取った感じではなく、家庭料理に合う食中酒として考えた。年代物を混ぜることで厚みを出しつつも、ワインを中心に食卓の会話が弾むような楽しいものにした」と話す。ラベルは大磯在住のイラストレーターたかしまてつをさんが制作。“OISO”と“150”の文字が1つになったポップなデザインを採用し、カジュアルな見た目に仕上げられている。
 商工会では今後、ワインを利用したフェスティバルを開催したいとしているほか、他の商品の開発も検討しているという。明治150年の関連事業として盛り上がりが続きそうだ。
明治150年記念ワイン
◇売価=1本1,620円(税込)、ギフトカートン350円(税込) ◇取り扱い店舗=芦川酒店、大磯三河屋酒店、柳島屋、飯島酒店、和泉常、ファミリーマート大磯店、地場屋ほっこり、久保田酒店、戸塚正商店、大磯迎賓館 ◇問い合わせ=大磯町商工会☎︎61−0871
【写真】ワインを手に笑顔の(左から)今井さん、芦川さん、たかしまさん

0706 2面 定例 平塚市(落合克宏市長)は先月27日、馬入・光と風の花づつみと湘南ひらつかパークゴルフ場のネーミングライツ契約を更新することを発表した。
 馬入・光と風の花づつみは株式会社イシックスが平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間を契約更新。引き続き「イシックス馬入のお花畑」の愛称となる。猪股大輔取締役は「会社があるかぎり協力できるよう頑張りたい。東側の玄関口としてよりよいものに」とコメント。
 湘南ひらつかパークゴルフ場は株式会社木村植物園が平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間を更新。こちらも引き続き「木村植物園湘南ひらつかパークゴルフ場」の愛称となる。木村義広代表取締役は「土屋の財産ということで微力ながらお手伝いしたい。花と緑の会社なので緑化の実践のひとつとしたい」と話した。
 なお、金額は両施設共に年額50万円となっている。

0706 2面 中込さん 今年の七夕まつりでアフリカ・ザンビアとのインターネット中継を企画する「世界とつながるダンス教室」は先月28日、レッスンの中でザンビアの子どもたちとの事前交流を行った。
 GOMEさんこと教室を主宰する中込孝規さんは延べ1万人の子どもたちにダンスを教えながら世界一周の旅をしたという経歴の持ち主。現在は平塚でスクールを開校しながら、折に触れて各国とのダンス交流に力を入れている。この日は通信環境があまりよくなかったが、参加した子どもたちは短い時間ながらも「みるより、きくより、おどるもの」で知られる都はるみさんの『七夕おどり』やヒップホップダンスを披露し交流を楽しんでいた。
 同教室では、7日(土)の16時から見附台広場の七夕ステージでもザンビアとのライブ中継を企画している。一般来場者参加型のイベントとなっており言葉の壁を超えてダンスで世界と繋がることができる。

0706七夕 
いよいよ今週末、平塚の誇る一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」が開幕する。開催期間は7月6日(金)から8日(日)の3日間(10時〜21時、最終日20時まで)。今年も例年通り、様々なイベントやグルメ、七夕飾りが平塚の夏を盛り上げる。
 今年も「夏はじまる」をキャッチフレーズに開催される七夕まつり。七夕飾りは今年も中心商店街に約570本(湘南スターモールには約90本)が掲出され、来場者数は3日間で155万人を見込んでいる。露店についても昨年と同じく約420店が軒を連ねる。昨年に引き続きマナーアップ委員会が設置され、来場者や出展者へのマナー向上を呼びかけるほか、東京五輪のホストタウン、リトアニア共和国の関連イベントやブースも用意される。
プロレス、モノマネライブも
 「七夕おどり千人パレード」(6日10時30分、スターモール)で幕を開ける七夕まつり。同日午後にはリトアニア共和国アリートゥス市音楽学校生徒による演奏が七夕ステージ(13時15分、見附台広場)で行われる。さらに16時からはモノマネ芸人、神奈月が七夕ステージに登場。大爆笑のステージを繰り広げる。翌7日の「織り姫と音楽隊パレード」(10時30分、スターモール)では昨年同様、新旧2代の織り姫がパレードに登場。海上自衛隊横須賀音楽隊や東海大学吹奏楽研究会などに加え、湘南よさこい祭り平塚市長賞受賞団体が花を添える。七夕ステージでは「ワンワンとあそぼうショー」が開催(7日11時30分〜、13時〜)。さらに今年で3回目を迎える「ひらつか七夕プロレス」(7日14時30分〜、見附台広場、観覧無料)が特設リングで開催。今年はアジャコング、松本浩代、志田 光vs.加藤園子、AKINO、関口 翔の6人タッグマッチで行われる。
今年も多くの「市民参加」
 見附台広場では、「七夕たからいち」と題し今年も平塚青年会議所によるイベントスペースが設けられる(3日間)。競輪選手が自転車を漕ぐ力でつくる「チャリ氷」などの飲食ブースのほか、竹を使ったバンブーアート制作体験ブースも登場する。
 また、平塚商工会議所青年部による「BeActive平塚2018」も見附台広場で開催(3日間)。のんびりと休憩できるスペースとなるほか、猿回しや大道芸などのイベントも開催予定。もちろん復興支援イベントとして、売上の一部は石巻市へと寄付される。
 さらに「巨大恐竜ロボット」も見附台広場に登場する。一昨年、復活した恐竜ロボット、今年は“乗れる”ロボットが登場するとのことでフォトスポットとしてもぜひ足を運んでほしい。
 リトアニアブースでは公の場では「おそらく全国初」というリトアニアビールを1,000本限定で販売。また、伝統工芸品やキビナイ(ミートパイ)販売のほか、民族衣装の顔出しパネルも。リトアニアの文化に触れることで2020年が待ちきれなくなること間違いなしだ。
 いよいよ開幕する平塚の夏の風物詩。今年も家族と友人と恋人と年に一度の思い出づくりは七夕まつりで。
交通関係
◎JR=平塚駅北口下車
◎駐車場=相模川河川敷(平塚競輪場東側)に無料駐車場(平塚駅南口までのシャトルバス=大人片道100円、こども50円)、崇善小学校に臨時駐車場(1回1,000円)
◎駐輪場=見附台公園と錦町公園に臨時駐輪場
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局
☎︎0463−35−8107
最新の情報は
湘南ひらつか七夕まつり公式HP=http://www.tanabata-hiratsuka.com/で
主なイベント
6日(金)
10時 開会式(市民プラザ前特設ステージ)
10時30分 七夕おどり千人パレード
11時〜18時30分 七夕たからいち
11時〜18時30分  Be Active平塚2018
7日(土)
10時30分 織り姫と音楽隊パレード
9時30分〜18時30分 七夕たからいち
9時30分〜18時30分 Be Active平塚2018
8日(日)
9時30分〜18時 七夕たからいち
9時30分〜18時 Be Active平塚2018
19時 閉会式(まちかど広場)
ステージイベント
6日(金)
11時 蘭陽印象樂団(台湾)
12時 サウス・バウンド・エレファンツ
12時30分 神奈川県警音楽隊/カラーガード隊
13時15分 Rytato(リトアニア・アリートゥス音楽学校)
14時 ホクレアアイランダース&フラハラウ ナ・レイ・メリア
15時 リンクコーデコンテスト
16時 神奈月モノマネライブ
16時45分 高城ゆり七夕特別ステージ
17時 I♡SHONAN HIRATSUKA 平塚の歌大集合
18時 ex-male.
7日(土)
9時15分 東海大学ソングリーダー部&UKDラフィネス
9時30分 Hikari Ballet
10時 世界とつながるダンス教室
10時30分 県立平塚中等教育学校ダンス部
11時 kau wela
11時30分 ワンワンとあそぼうショーPart1
12時 NKダンスラボラトリー
12時30分 東海大学吹奏楽研究会
13時 ワンワンとあそぼうショーPart2
13時45分 SCN Presents ご当地キャラクター大集合
14時30分 ひらつか七夕プロレス
16時 アフリカと生中継〜みんなで踊ろう七夕おどり〜
16時30分 第19回星舞フェスタ
8日(日)
9時30分 平塚市郷土芸能披露
10時 友好都市郷土芸能披露
10時40分 七夕ウェディング(まちかど広場)
12時15分 第19回星舞フェスタⅡ
13時 野口健環境トークショー
14時 K&Dダンスサークル KEN DANCE SCHOOL
14時30分 第25回七夕の思い出&ぬり絵大賞
15時 キッズ織姫&彦星
15時30分 プリティキッズwithママ
16時 HAND SIGN Live
17時30分 七夕飾りコンクール表彰式
※各イベントの開始時刻は当日の進行状況により変更される場合あり

0629うちのこ
彩葉(いろは)ちゃん
大好きな平塚のいちごをパクリ!
あま〜い!
ほへと母ちゃんさん
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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0629 2面鳥さんの料理教室平塚市内で日本料理店を営む鳥海義晃さん(79)が、自身の作る料理を紹介すると共に日本料理への思いをまとめた本『鳥さんの料理教室』をこのほど自費出版した。
 鳥海さんは、本紙の前身「湘南ホームジャーナル」で平成4年から19年にかけて連載「鳥さんの料理教室」を執筆した。この本はその記事と、明治時代平塚に暮らしていた作家・村井弦斎について書いた文章を再編集したものである。
 本には、連載で紹介された料理から選ばれた筑前煮や鯛めしなど15品ほどを掲載した。中には、弦斎のベストセラー『食道楽』に登場する料理を再現したり、岡崎の里芋といった地元産の食材の素晴らしさを綴ったページも。
 ただ普通の料理本と異なり、調味料など材料の分量が詳しく書かれていない。そこには鳥海さんのこだわりがあるという。「食材は一つ一つ大きさが違うし家によって味付けは異なるから、自分で試行錯誤し良い分量を見つけてほしい」と話し「時間をかけて熟成されたものは旨みがあり体にも良い。調味料にはうんとお金をかけるべきです」と力を込める。
 また、食育の大切さを説いた村井弦斎を「平塚の宝」だと言う。その業績を広く知ってほしいと、『食道楽』の内容や弦斎にまつわるエピソードにもページを割いている。
 80歳を目前にした今も人に任せることなく店に立ち、様々な本を読んでは貪欲に新しい知識を吸収する。当初、料理人は裏方だからと本の出版に乗り気でなかったという鳥海さん。しかし編集作業の間に体調を崩し入院した経験から、健康の大切さを痛感した。そして健康な体を作るには食事が重要だと改めて気づいたという。一方、ここ数十年で日本の食生活は大きく変わっている。だからこの本を通じ、バランスの取れた日本料理の良さを多くの人に知ってもらえたらと願う。さらには、食育の実践にも力を入れていきたいと話している。1冊1,200円(税抜)。
販売店=サクラ書店ラスカ平塚店、横田書店、越地書店、水越書店

0629 2面UAE田植え 東海大学で学ぶアラブ首長国連邦(UAE)からの留学生や同国のカリド・アルアメリ駐日大使らが23日、平塚市での米作り体験に参加し田植えに挑戦した。
 同大使が以前東海大学に留学したことが縁で、市民との交流を進めたいと大使館と市が協議。そこで、市内金田地区の農業者組織「ハッパ会」が実施する「米作り体験隊」の田植えを手伝うことになった。
 この日は一般の家族連れと共に、留学生や大使館のスタッフら24人が参加。裸足になって田んぼに入り、平塚生まれの「はるみ」の苗を植えていた。男子学生は「初めてだが楽しかった。日本の人にはお世話になっているのでお返ししたいと思う」と笑顔を見せた。平塚を「第二の実家」と言う大使は「学生がコミュニティの一員としてボランティアを体験する機会を今後も作っていきたい」と話していた。
【写真】お米をよく食べるという留学生たちと大使(右端)

0629 2面パイロット 6月23日、24日に行われたU-11年代の国際大会「2018 COPA BELLMARE U-11 PILOT INTERNATIONAL TOURNAMENT」に参加した海外クラブ、パルメイラス(ブラジル)とアトレティコ・マドリード(スペイン)の子どもたちが22日、大会の特別協賛社であるパイロットコーポレーション平塚事業所を訪れ筆記具の組み立て体験を行った。
両チームの選手・スタッフ合わせて40人ほどが、こすると消えるボールペン「フリクション」の組み立てを体験。ボールペンで書いた字が消える様子に子どもたちからは驚きの声が上がっていた。
 パルメイラスのヴィニッシウス・マルチンス・デ・リマくん(10)は 「とても興味深い体験だった。またやりたい」と笑顔を見せた。アトレティコのルベン・オエレイヤ・ナダルくん(11)は、将来プロクラブと契約する際は「(パイロットのペンを)使えるといいね」と話してくれた。

 0629 2面ブロック塀ブロック塀の倒壊により小学生が亡くなった大阪北部地震の被害を受け、平塚市と大磯町・二宮町の教育委員会では、各小中学校・幼稚園のブロック塀などについて調査を行った。その結果基準に違反するものはなかったが、平塚市では幼稚園2園で屋外シャワー用の壁について補強や利用中止の措置を行った。またブロック塀などがある8校では今後安全対策を行う。
 一方、自宅の塀などに関して不安を感じる場合、平塚市建築指導課では、まず塀の施工業者や建築士といった専門家に見てもらい、高さや控え壁の設置など建築基準法施行令の基準に適合しているか、またひび割れや傾きがないか確認するよう勧める。
 そして住宅の塀について危険度が大きいと市から判定された場合、一定の要件を満たせば、塀の除去工事費用の一部に対する市の補助金制度を利用することができる。同課には地震発生から25日までに24件の問い合わせがあり、職員が現場の調査にあたっている。制度の詳細は市のHPまたは市建築指導課☎︎21−9732まで。
(写真)春日野中学校にある高さ約1mのブロック塀

 0629 2面JICA平塚市在住の小学校教諭、中島啓二さん(32)が20日、青年海外協力隊ボランティアとしてマダガスカル共和国へ赴任する前に落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 中島さんは小学校教育における授業実施支援および学習ツールの開発支援などの活動をする予定。「アフリカは一番教育への援助を必要としている。環境改善には以前から興味があった」と話すように、マダガスカルでは就学率が70%程度なことに加え、教員側も正規の職員が3割程度しかいないため、現地の教育機関に所属し教員のサポートをする。
 落合市長は「食べ物、気候、文化と違うと思うが健康と安全に気をつけて。戻られたら市内の子どもたちの国際教育にお力添えいただきたい」とエールを贈り、中島さんは「教育カリキュラムを第三者視点で見直すことで国内にも還元したい」と応じた。
(写真)市長と談笑する中島さん

1面写真0629_1
 和菓子と聞くとどんなイメージを持つだろうか。普段から和菓子屋に足を運び、日本の伝統的な味を楽しむ人もいれば、少し古めかしく感じてしまい口にすることが少ない人もいるだろう。平塚、大磯、二宮には老舗の店舗も多く、身近に和菓子の味わいを楽しむ機会がある。今号ではそんな和菓子の魅力に迫りたい。
 もともと和菓子とは明治維新以降に日本に入ってきた洋菓子に対しての言葉であり、その種類は多様。明確な区分があるわけではないが一般に水分含有量によって生菓子、半生菓子、干菓子と分けられ、さらに製法や用途によって区別されることが多い。団子や煎餅、羊かんといった庶民の味から、練り切りなどのように茶席などで出されるものも。もちろん、店によっては看板を背負うような定番の品があったり、土地の風土や環境に馴染んだご当地菓子などもある。
見た目を味わう
 近年の菓子事情を考えるとイベントごとの際にケーキなどの洋菓子の出番は多い。専門店も数多く、SNS映えするような華やかなものや、人目を引くような個性的なものなど、様々な洋菓子が気軽に手に入るようになっている。“スイーツ”という言葉が単に甘味の意味以上になり、流行の先端の洒落たイメージを持ち始めたのもここ数年だ。これらに比べ、ともすると地味なイメージもある和菓子だが、見た目の華やかさでいえば負けていない部分もある。その最たるものが花鳥風月を和菓子の世界に落とし込んだ練り切りだ。市内の和菓子店でつくる平塚市菓子商工組合では毎年2月に菓子展示会を開催しており、各店が技術の粋を尽くした練り切りを展示している。これらを見るだけでも、伝統ある和菓子の魅力の一端に触れられるのではないだろうか。
菓子店舗の想い
 今回取材に協力してくれた弘栄堂は明治40年に創業した老舗店。4代目、三富弘之さんの祖先が馬入の渡しで茶屋か団子屋をやっていたのがルーツとされる。三富さんは製菓の専門学校を卒業後に浅草で修行を積み、以来約30年、和菓子の道を歩んできた。
 業界について「斜陽産業だとは思います」と一言。「それでも贔屓にしてくれるお客さまがいる以上、一生懸命あがいています。材料や製法を吟味して、変えてはいけないところ、変えるべきところを見極めることが大事」と話す。
 「どの店もこだわりを持ってやっています。『この店といえばこれ!』という品があるのは強みですから。そこに込められた想いを感じてもらえると嬉しい。うちが目指すのは平塚のソウルフードですね」
 以前よりも数が減っているとはいえ、市内には多くの和菓子屋があり、スーパーやコンビニで買えるそれとは一味もふた味も違う本物の和菓子の味わいがある。ぜひ専門店に足を運んで、存分に伝統の味を楽しんでほしい。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、井手アナウンサーによる練り切り作り体験の様子をお送りします。今回の番組は7/2(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真】
1 SCN井手アナが練り切り作りに挑戦!
2 練り切りのテーマはあじさい(左)と朝顔
3 悪戦苦闘する井手アナ
4 弘栄堂の定番はちょんまげ最中やかっぱどら焼きなど
5 4代目の弘之さん。和菓子に対する想いを語ってくれた

働く人_01
道海(どうかい) 博久さん
アスエル桃浜整体院 院長
  平塚生まれ平塚育ち。理学療法士として病院等でリハビリに従事し、出会った皆様の応援の下、地元平塚で開院することができました。温かくアットホームな空間を提供し、症状があるときは勿論、予防・維持・美容のためにも「通える整体院」を目指します。施術を通して、今までもこれからも共に暮らしていく地元の皆様の「明日にYELL」を送ります。 
三浦さんが働くお店はこちら▼
平塚市桃浜町25−32
tel 070-4337-7936
https://asyell.jimdo.com
ペット0622
らんらんちゃん(アメリカンショートヘア)

たーまご♫笑
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

コネクト_01 定年後にフィリピンのシキホール島に移住し、リゾートコテージを運営しながら現地の子どもたちの教育環境改善などに尽力する元平塚市小学校教諭の原田淑人(としと)さんが現在、島の子どもたちに鍵盤ハーモニカを教える音楽ボランティアを募っている。
 浜岳地区の中高生によるボランティア団体、浜岳リーダーズクラブ(HLC)では、4年ほど前から使用しなくなった鍵盤ハーモニカをシキホール島に寄贈するなどの支援活動を行なっている。これまでに届けられた鍵盤ハーモニカは350台を超え、徐々にシキホール島の子どもたちに音楽教育が浸透しているという。一方でシキホール島は比較的原始的な打楽器などが主流であり、メロディ楽器という概念があまりないために指導者がいないという悩みを抱えている。原田さんは「現地の学校に10台ずつ配って、物自体は徐々に行き渡ってはいるが先生がいない。音楽の授業ができないと、結局これらの善意も眠ってしまう」と話す。原田さんの教員時代の教え子などのつてから、青山学院大学の学生らがボランティアとして島を訪れてくれていたが、それも昨年でひと段落。現在、急ぎ協力者を募っているのだという。
 原田さんはシキホール島で音楽教育の機運が高まりつつある現在、来年2月ごろには小学校、ハイスクールを対象とした鍵盤ハーモニカコンテストを実現すべく尽力している。すでに原田さんの教え子が1人、今夏にシキホール島へ渡航予定ということで、それ以降の9月から来年1月ごろまで1〜2週間程度の滞在で協力者を募っている。「楽曲はフィリピンの国家と日本の歌、あとは各校が自由に選んだものとなるが少し楽譜が読めれば大丈夫」と原田さん。「南の島でリゾートのついでに協力してくれれば嬉しい」と話す。
 そもそもがお金のない島であるだけに渡航費や滞在費などは原則として自腹になってしまうが、詳細な条件や疑問点、質問などは原田さんと直接やりとりして確認できる。原田さんのフィリピンでの活動についてはテレビ東京系『世界ナゼそこに?日本人』の7月9日の総集編で放送予定とのことなので興味のある人はこちらもチェックしてほしい。

問い合わせ先:原田淑人(としと)さん
メールdagman38@yahoo.co.jp

 0622柔道平塚市柔道協会(奥山晴治会長)は14日、中国南京からの中学生を迎えて柔道交流を行なった。
 この試みはロサンゼルス五輪の柔道で金メダルを獲得した山下泰裕氏が設立したNPO法人柔道教育ソリダリティーの招待で、東海大学を通して実現したもの。男子6人、女子8人の中学生とコーチ陣ら5人が来日し柔道を通じた国際交流を行う中で平塚市柔道協会のもとを訪れた。南京は戦争の記憶から「あまり日本にいい印象を持っている地域ではない」という。だが東海大学柔道部師範の光本健次さんは「青少年のスポーツを通じて、そうした壁が取り除かれる一助になれば」と話している。子どもたちは真剣に練習に取り組む中で、束の間の国際交流を楽しんでいるようだった。
 同NPOは「柔道・友情・平和」を掲げ、柔道の国際的普及振興にむけて用具の支援や外国からの選手受け入れなど、さまざまな形で国際交流を実現している。

0622子ども飾り 来月6日から始まる湘南ひらつか七夕まつりを前に、市内の幼稚園・保育園や小学校の子どもたちによる七夕子ども飾りが、一足早く平塚市の紅谷町まちかど広場で飾られている。
 広場には平塚の四季や海、宇宙といったそれぞれ異なるテーマの21本が掲出されている。色とりどりの花紙やカラーテープで作った吹き流しに折り紙やペットボトル、紙皿などを使って工夫した飾りを付けてあり、中には平塚の名産品をテーマに野菜やダルマ、サッカーボールをモチーフにしたものもある。
 竹の先には、願いが星に届くようにとの思いを込めて子どもたちが書いた短冊が結ばれており、ユニークな飾りに目を留めた人たちが写真に収めていた。

 0622議会今月14日から19日にかけて行われた平塚市議会6月定例会の総括質問の中で、龍城ヶ丘ゾーン整備・管理運営事業や見附台周辺地区整備・管理運営事業などについて質問が相次いだ。
 龍城ヶ丘プール跡地の公園整備は民間事業者が整備費や管理費を一部負担する「Park-PFI事業」として進められている。住民への説明会・意見交換会もこれまでに複数回にわたり行われている関心の高い事業となっている。
 見附台周辺地区の整備については、民間事業者が(仮称)新文化センターや公園、商業施設などを整備するとして進められている。議会には事業費として132億5,000万円の債務負担行為を設定する補正予算案が提出された。新文化センターの大ホールの座席数は、旧市民センターの1,400席に対し、コンパクトで使いやすさに配慮した1,200席とする予定だ。
【写真】現在の市民センター。左奥には緑地帯が広がる

 0622あきんど_1平塚市内の商店主を中心に魅力的な店づくりやまちづくりを考える団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇代表)と神奈川大学経営学部の2年生らによる連携事業が現在進んでいる。18日には学生らによる中間報告会が行われた。
 この事業は同学部の教養演習の一環として昨年から行われているもの。学生らは2〜3人のグループにわかれ各店舗を訪問し、PRシートの作成と課題解決レポートを作成している。店主らは自店の問題点などを学生と共有。若者の自由な視点で課題を解決する方法を探るとともに、よりよい店づくりを学生とともに目指す。
 陶磁器工房器楽を担当する学生は、先月21日に同工房店主の伴健太郎さんを訪問した。まずは店を知ってもらうべく陶芸を体験。慣れない体験に最初は緊張もみられたが、「はじめて陶芸を体験したが楽しかった。この魅力を発信できるように頑張る」と話していた。学生らはこれらの体験と店主とのミーティングから、人手不足、冬季に閑散期を迎えてしまう、などの問題をあげ、解決策として大学生を安価で雇用する策や冬季キャンペーンの実施などを提案した。報告会に参加していた相州長屋店長、内田 潤さんからは「キャンペーンは良いので内容を詰めたら実現できるのでは。雇用策は実際にこの条件で自分が働けると思うか」といった忌憚(きたん)なき意見を受けていた。
 中秋蒲鉾店を担当した学生は、今月6日に同店を訪問。さつま揚げ作りを体験するとともに顧客に若者が少ない現状などの課題をあげた。解決策として試食の実施などを提案するも、連携事業のアドバイザーを務める杉山昇太さんから「なぜ試食を実施していないかはもっと突き詰められる。店のアピールポイントを見失わないよう」とこちらも厳しい意見を浴びていた。
 このほか、鳥仲商店、伊藤金物店、湘南いぶし、相州長屋、東曜印房を訪ねた学生らもそれぞれに進捗を報告した。さまざまな意見を受けながらも、7月の最終発表に向けて学生らはさらなるブラッシュアップを図る。

 0622 2面 村越くん_01市内在住のプロキックボクサー村越優汰選手(23、湘南格闘クラブ)が17日に行われた「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」に出場、見事優勝を果たし第2代王座に輝いた。
 同トーナメントは初代フェザー級王者の武尊選手がタイトルを返上したことで実現したもの。村越選手は1回戦、準決勝とも延長戦までを戦い、都合8Rを戦い抜いて決勝に進出した。決勝の相手は今年3月にK-1系キックボクシングの別タイトル、Krushで同選手が惜しくも敗れた西京春馬選手。西京選手もまた、決勝までに6Rを戦っており、お互いに死力を尽くした戦いとなる中、1Rで西京選手にドクターストップがかかり、リベンジに成功。フェザー級のベルトを腰に巻いた。
 幼少の頃から空手など格闘技に親しみ中学生の時にキックボクシングに出会う。16歳でプロになると19歳で「RISE」という団体でタイトルホルダーになった。昨年末からはK-1に参戦。将来を有望視されている選手の1人だ。
 試合明けの18日、新王者は「リベンジに加えてベルトを獲った。思い描いてた通りになった」と笑顔。「優勝の瞬間は実感がわかなかったですが、時間が経ってベルトが側にあることでチャンピオンなんだと感じる」と振り返った。今後「上の階級に上がった武尊選手といつかは勝負したい」と野心ものぞかせた。一方で地元平塚に対しては「ジムの会長、コーチをはじめ友人やもちろん家族、色々な人に支えられて巻くことができたベルト。最近は若い人だけじゃなく、高齢の方でも声をかけてくれてありがたい。自分が有名になることでキックボクシングに魅力を感じてもらえたら」と感謝の気持ちを述べた。
【写真】決勝を闘う村越選手(右、本人提供)

 0622 2面発達障がい発達障がいや不登校などに悩む子どもの支援のため、教員や保護者らで作る市民活動団体「しえんのまなび舎」が16日、通常よりも学習面でのサポートが必要な子どもへの教え方についての勉強会を開催した。
 この団体の代表は、30年以上にわたって小学校の教員を勤め支援級での経験も長い髙梨聡美さん。様々な課題を持つ子どもの支援のヒントについて、保護者と教員、支援スタッフら多くの人が一緒に学ぶ場を作りたいと周りに呼びかけ、昨年10月に団体を設立した。
 これまで子育て懇談会や勉強会などを開催。懇談会には、小田原や鎌倉など市外からも含めて15人ほどが参加している。会員で支援級に通う子どもがいる濱田麻紀さんは、活動を通じて「子どものことを熱心に考えてくれる先生がたくさんいる」と実感したという。そして「親の悩みに対して、支援の経験のある先生がアドバイスしてくれヒントをもらえた」と話し、保護者と教員らが共に考える機会が新たにできたことを喜んでいる。
 この日ひらつか市民活動センターでは、ひらがなの書き取りで子どものつまずきをチェックするテストについての勉強会が行われた。教員や支援級のスタッフと保護者など21人が参加し、髙梨さんがテストの方法や結果から分かるつまずきの理由を解説した。また小さい「っ」「ゃ」などを含んだ間違えやすい単語を正しく書くための指導法についての説明も行われた。参加した保護者は「子どもがつまずいている部分や、それをどう教えたら良いかが分かった」と話していた。
 髙梨さんは支援の必要な子どもは障がいがあるとは限らず、家庭の状況や不登校など様々な理由で困難を感じている子どももいると話す。また相談機関に連絡することをためらう保護者も多いと感じるという。そこで気軽に話ができる懇談会などの活動を通じて、子ども1人ひとりに合った教育や支援をみんなで探っていきたいと願っている。
 次回の子育て懇談会は、7月13日(金)19時からひらつか市民活動センターで行う。参加料無料。問い合わせ=sien.manabiya@gmail.com、HP:https://sienmanabiya.jimdo.com
【写真】会には学校の先生など多くの人が参加

1-2面対談記事_03
外相として各国を飛び回る河野太郎外務大臣と、平塚市の長として精力的な動きを見せている落合克宏市長との特別対談がこのほど行われました。国政と市政という異なった舞台ながら、行政組織でのリーダーシップの在り方や、学校の英語教育、国際交流などについて熱く意見を交わした両者。彼らが思い描く未来とメッセージを市内ローカルメディアの湘南ジャーナル社とタウンニュース社が共同取材しました。
※6月21日発行の『タウンニュース 平塚版』でも対談の模様を掲載、平塚市の子育て支援や経済政策などについて意見を交わしています
外相就任10カ月
落合 太郎さんの外務大臣就任以来、10カ月が経ちました。これまでになく精力的に活動されている様子がメディアを通じても伝わってきます。地元の私たちも誇りに思っています。これまで何カ国ぐらい回られたのでしょうか。
河野 昨年8月3日の外務大臣就任以来、のべ48カ国・地域を回りました。外相会談(3カ国会談を含む)は150回、電話会談は74回やりました。外国から要人が来日されたときは会談の他に夕食会もやるようにしているのですが、31回になりました(5月31日時点)。
落合 すごい回数ですね。歴代トップのペースではないですか。よく聞かれることかとは思いますが、時差ボケはしないんですか。
河野 しますけど、何カ国も回っているとどこの時差かわからなくなります(笑)
1-2面対談記事_02
判断の基準
落合 ニュースを見ていると、世界中、いろいろな国があるなと思います。民主主義でない国もありますし。日本の外務大臣として、どんな価値基準で諸外国と付き合っているのですか。
河野 民主主義や法の支配、基本的人権といった共通の価値観を持つ国とは価値観に基づいた外交ができます。しかし、一党独裁や軍政の国もありますし、宗教的な価値基準に重きをおいている国もあります。こちらの価値観を押し付けるのではなく、なるべく共有できるところを強調して外交するように努めています。
落合 1つの価値基準だけでは難しいということですね。
河野 民主主義にしても、こちらの価値観と違うからダメというのではなく、一歩ずつ、少しでも前に進んでくれればよいと思ってつきあっていくのが日本流です。こちらから押し付けない、そして相手の立場に立った息の長い援助をやってきたことで、本当に多くの国から日本は信頼されていると感じます。
行政組織の長として
落合 日本の代表として相手の国と交渉するだけでなく、大臣として組織をまとめていかなければならないと思いますが、ご苦労はありますか。
河野 議員と大臣の違うところが2つあります。大臣は、自分の意見ではなく内閣の方針を言わなければならないということ。もう1つは、組織を管理しなければならないことです。意見を外に向かって自由に言えないのはもどかしいところもありますが、政府内の議論は自由にできますし、政府をまとめることができれば、それが国の方針になるわけですから、やりがいがあります。組織の管理という点では、職員のやる気、能力をいかに引き出すか、大臣の責任は重いなと思います。職員はみんなプロですから、できるだけきちんと話を聞くことが大事です。その上で、私の意見を言いますが、それに対して職員が、私が見落としていることや別の視点をきちんと指摘してくれるかどうかで、大臣の判断の厚みが変わってきます。
落合 河野大臣になって、中東に深く関わるようになったり、気候変動に力を入れるようになったり、外交に河野色が出てきましたね。
河野 急ハンドルはきれませんけれど、なるべくこちらの車線を走るようにしようというぐらいのことは随分、言っているつもりです。それでもみんなが納得してくれていないと成果にはつながりません。
1-2面対談記事_01
英語教育の推進
落合 外務省の入省式で英語の必要性を強調されていましたね。
河野 理屈ではなく、世界の共通語は、今、英語です。閣僚会合でもみんな英語でガンガンやります。中には外務省の公用語は英語という国もあります。問題は、日本の英語教育です。高校や大学を卒業しても英語が全く使えません。
落合 2020年の英語教育改革に向けて、平塚市でも取り組みを強化しているところです。「英語を学ぶ」を「英語で学ぶ」にしたいと思います。ネイティブから学ぶことが大切と考え、今年度はAET(外国人指導助手)を増やしましたが、まだまだ足りません。
河野 小中学生が英語力を養うためには、それだけの時間、英語に触れることが大切だと思います。これだけ世の中が国際化しているのに、日本の若者は大きく出遅れています。英語に力を入れようとすると、美しい日本語が大切だと反対する人がいます。数学より美しい日本語だという人はいないのに。英語ができないために日本の若者が世界に出ていけない、世界に出ていこうと考えていないのが現実です。今、沖縄をはじめ米軍の施設のある所に「英語で学ぶ」学校を創ろうとしています。ぜひ、平塚市も突き抜けてほしいと思います。
落合 平塚市では今、オリンピックのホストタウンになったリトアニアとの交流に英語を使おうとしています。港小学校ではリトアニアのカウナス市の小学校と、土沢中学校ではアリートゥス市の中学校と交流を始めます。米国ローレンス市との姉妹都市提携も27年になります。次代を担う子どもたちの交流を深めていきたいと思います。
河野 リトアニアの外務大臣とは4月25日にベルギーでお会いしました。平塚での交流を楽しみにしていたようでした。
落合 支援ありがとうございます。そのことは、太郎さんのツイッターで拝見しました。新聞やテレビでも、外務大臣の動向が取り上げられることが増えたのは、太郎さんの成果だと思います。引き続き、お体に気を付けてご活躍ください。本日はお忙しいところありがとうございました。
河野 ありがとうございました。

0615うちのこ
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 0615コパベル11歳以下を対象とした国際サッカー大会、2018 COPA BELLMARE U-11 PILOT INTERNATIONAL TOURNAMENTが今月23日(土)、24日(日)に開催される。
 毎年国内外から多くのチームが参加する同大会は今年で3回目を迎える。今年は湘南ベルマーレホームタウンのトレセンチーム9チームのほか、国内Jリーグクラブから4チーム、県内招待チームが7チーム参加。海外からはパルメイラス(ブラジル)、アトレティコマドリード(スペイン)、チェジュFC(韓国)といった強豪クラブチームの下部組織が参加する。
 12日には湘南ベルマーレアカデミーダイレクターの浮嶋 敏さんと平塚市サッカー協会の片倉章博さんが落合克宏平塚市長を表敬訪問し開催を報告。落合市長は先日行われたワンネーションカップを引き合いに「子どもたちにとっても海外勢と試合できる機会は素晴らしい」と開催を喜んだ。

 11月に予定されている大磯町長選について、中﨑久雄町長が7日、3期目を目指して立候補する意向を表明した。
 これは大磯町議会6月定例会での一般質問に答えたもの。中﨑氏は平成22年に町長に初当選し、現在2期目。国や県と連携した取組みを成果として形に表すとともに、高齢世代・子ども・子育て世代・働く世代の4つの視点から政策を煮詰め形にしたいとの考えを表明した。
 大磯町長選にはこれまでに、前大磯町議会議員の坂田よう子さんが立候補を表明している。同町長選は11月13日に告示、18日に投開票が行われる。

0615 3面ほっとミーティング「市長と語ろう!ほっとミーティング」が7月25日(水)19時から平塚市立富士見公民館で開催されるのを前に、市では現在参加者を募集している。
 対象は富士見地区に在住・在勤・在学の人で定員15人(超えた場合は抽選)。氏名・住所・電話番号・「子育て」「高齢福祉」「安心安全」の中から関心あるテーマを記入の上、電話かメールで応募する。締め切りは今月25日(月)。◇問い合わせ・応募先=平塚市市民情報・相談課☎︎21−8764

0615 2面 大磯ロングビーチ2 
湘南のシーサイドリゾート、大磯ロングビーチの開業が近づいた。今年は7月7日(土)から9月17日(月・祝)までの全73日間の営業で、恒例となった様々な割引サービスも用意されている。
 オープンの週末、7月7日(土)、8日(日)には「市町村割引デー」を実施する。対象エリアは大磯町、二宮町、平塚市など3市9町で、対象エリアに在住の人は入場料金が正規料金の半額となる。本格的な夏の到来を告げるロングビーチをいち早く、お得に満喫することができる。割引を受けるには身分証明書の持参が必要。
 7月中は定番となった「キッズフリー」を実施。3歳から就学前の幼児は無料で入場することができる。さらに7日(土)〜13日(金)はHAPPY WEEKとしてテント・パラソルが全席無料で利用可能(先着順、予約不可。大磯ヒルズ、プレミアムカバナ、サンラウンジャーは対象外)。小さな子ども連れの人は7月中の利用が狙い目だ。
 この夏も家族と、友達と、恋人と、誰もが笑顔になれる湘南のシーサイドリゾート、大磯ロングビーチへ。市町村民デーの詳細はホームページ(http://www.princehotels.co.jp/pool/oiso/)で確認を。
営業案内 ◇営業期間:7/7(土)〜9/17(月・祝)まで。9:00 A.M.〜5:00 P.M.◇入場料金:1日券(9:00A.M.〜5:00A.M.)=おとな ¥4,000/中・高校生 ¥2,800/小学生・シニア(65才以上) ¥2,200/幼児(3才〜未就学児童) ¥1,000(7月は無料)。2時から割引券(2:00P.M.〜営業終了)=おとな ¥2,400/中・高校生 ¥1,800/小学生・シニア(65才以上) ¥1,200/幼児(3才〜未就学児童) ¥600(7月は無料)。
同プールの協力により、本紙読者限定で期間中いつでも使える
「入場招待券」を抽選で25組50名様にプレゼント!
《応募方法》 ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤新聞購読の有無⑥よく利用するSNS⑦よく読むフリーペーパー・情報紙⑧本紙で好きなコーナー・その他ご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4㈱湘南ジャーナル社「大磯ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】までご応募ください。(件名に「大磯ロングビーチ」を明記ください)ハガキ・メール共に6/26(火)必着。

0615 2面穂積さん 女子テニスダブルスで全仏オープンに出場していた穂積絵里(24)、二宮真琴(24=ともに橋本総業)組が10日、決勝戦で第6シードのバルボラ・クレジコバ、カテリナ・シニアコバ(ともにチェコ)組と対戦し、3−6、3−6で敗れた。平塚出身の穂積選手の地元では、なでしこ公民館で急遽パブリックビューイングが実施され、友人やテニス関係者、近隣住民など約120人がフランスのセンターコートに向けてエールを贈った。
 そうした中この「エリマコ」ペアが快進撃を見せた。ノーシードで4大大会の1つを勝ち上がり、日本人ペアでの4大大会優勝こそならなかったが、日本女子ペア初の準優勝という偉業を成し遂げた。
 決勝では第1セット第1ゲームでブレークに成功するも、その後はチェコペアに圧倒されストレート負け。それでもテニス界を明るくする話題に、平塚市テニス協会の中田 勉会長は「錦織選手が怪我で調子を落としてきたところに新しいヒロインが生まれた。世界のトップとの差はほんのわずか。ウィンブルドン、全米と試合は続くが頑張ってほしい」と悔しさを滲ませながらも2人を讃えた。
 小学校時代からの同級生で、穂積さんが地元にいる際にはよく顔を合わせるという友人らも手製のうちわなどを持って応援。試合後は悔し涙を流す姿も見られたが、「まずはお疲れ様と言ってあげたい。次こそは優勝できる」と労うとともに竹馬の友が成し遂げた快挙に喜びを見せた。
 穂積さんは8歳のころにテニスを始め、平塚市立なでしこ小学校、市立浜岳中学校を卒業。高校進学後の17歳でプロに転向し、16年のリオデジャネイロ五輪にも出場している。

 0615 2面一色小_調整済コンピューターに動きを指示するために使われるプログラムを作成する「プログラミング」の小学生向け体験講座が11日、二宮町立一色小学校で行われた。
 これは2020年にプログラミング教育が小学校で必修化されるのを前に、ITに関する講習会開催などを行う湘南二宮ITクラブ、地域活性化を目指す一色小学校区地域再生協議会が共同で初めて開催したもの。この日は4、5年生20人が参加し、同クラブのメンバー4人が指導にあたった。方法を説明されると、すぐに子どもたちはパソコン上で描いた絵を自在に動かして楽しんでいた。クラゲや昆虫などを描いた5年生の女子児童は「自分で絵の動きを作れて面白かった。またやりたい」と笑顔で話していた。

 0615 2面ソロプチ女性の地位向上と人権擁護に取り組む奉仕団体、国際ソロプチミスト平塚(坂野光江会長)は12日、平塚市役所を訪れ先月26日に開催されたチャリティーコンサートの収益の一部を寄付した。
 来年6月8日に40周年を迎える同団体は実業、専門職業をもつ女性を主体に組織されており、地域社会への貢献、国際理解と親善、平和の推進のために様々な奉仕活動に取り組んでいる。30年以上続いているチャリティーコンサートは毎年多くの人が訪れ、今回はチケットが売り切れるほどの好評を博した。寄付金は社会福祉全般に利用される。節目の年となる40周年に向けては形に残るものとしてメンバーから「からくり時計はどうでしょう」との相談も。実現すれば子どもたちが喜ぶようなモニュメントにもなる。
 寄付金額は10万円。今回で35回目の寄付で累計額は491万円にのぼる。

0615 1面1
 毎年100万人以上の人出で賑わう一大イベント湘南ひらつか七夕まつり。会場の一角で販売されている「ミニ七夕かざり」を見たことがある人もいるだろう。これは30年近く前から、知的障がいのある人たちが中心の就労支援施設「山晃央園」(平塚市夕陽ケ丘)で作られている。昨年から平塚市のふるさと納税返礼品にも選定され、見ているだけで七夕が待ち遠しい気分になる。まつりが近づく中、現在製作が進んでいる。

 竹の持ち手にビニールでできた笹を挿し、金や銀など華やかな色の吹流しや短冊を付けた長さ約80㎝のミニ七夕かざり。平成2年に山晃央園が設立された当初、同園の磯部千代子副理事長が七夕まつりに来た人のお土産として「小さなサイズの飾りを施設で作ってはどうか」と考えた。そこで、材料を扱う店が集まる東京・浅草橋まで足を運んで1軒ずつ回ったがどこでも断られ、笹の部分を希望のサイズで作ってくれる所を何とか1軒見つけたという。
通所者全員で作業を分担
 かざりには本物の竹が使われている。毎年施設に通う人たちが、許可を得た上で河川敷などに生えている竹を切り、30㎝ほどに切り揃える。節をカッターで削ってよく磨き、笹の根元にティッシュペーパーを巻いて太さを調節してから竹の穴に差し込む。作り続けて20年ほどという女性は「引っ張っても抜けないようにする加減が難しい」と話していた。
 これに色や形のバランスを見ながら互いに相談し、花が四方に広がったようなタイプやイルカの絵がついたものなど華やかな飾りを付けていく。真剣な中にも和気あいあいとした雰囲気で、職員の岩田美里さんは「色々な工程があるのでみんなが分担してどこかに携われるんです」と話す。現在2,000本を目指して製作に励んでいる。
障がいのある人に働く喜びを
 磯部さんは、障がいのある子どもの将来を悲観する親に生きる望みを持ってほしいと考え、40年以上前から障がい者就労施設の指導員として勤務していた。そして平成2年に地域作業所の同園を設立。現在は2つの施設に市内や近隣から約40人が通い、湘南ひらつか名産品に認定された「湘南しらすチーズクッキー」を始めとする焼き菓子の製造や文房具の組み立てなど、障がいがあってもその個性に応じて作業に取り組む。作業から出る利益は通所者に支払われており、磯部さんは「働く喜びを持って自立した生活を送ってほしい」と語る。
 現在商店街の2店舗でかざりを販売しており、期間中には会場内の5カ所に同園のブースを設置しかざりや他の製品を販売する。磯部さんは、こうした商店街の人たちの支援もあって30年近く作り続けて来られたと言う。また通所者たちも、自立のための訓練として商店街で買い物をしながら「今年もよろしくお願いします」と挨拶をする。これらはかざり作りを通じ、地域との関わりを深めていくことにもなっている。
 まつりまであと3週間。年によって少しずつ飾りが変わるので、「今年の新作は?」と毎年楽しみにしてくれている人もいる。通所者の男性は「たくさん売れたらうれしい」と買う人と交流して販売するのを心待ちにしている。市内中心部だけでなく地域のお店や家庭でも飾ってもらい、七夕の盛り上げにひと役買えたらと磯部さんは期待する。
 じめじめした梅雨の真っ最中だが、これを飾って一足早く七夕気分を味わってみては。
◇1本1,200円(税込)問い合わせ=山晃央園作業所☎︎23-3264
今月21日(木)22日(金)に平塚市役所本館1階で開催される展示即売会でも販売。
【写真TOP】短冊の裏には願い事を書くことができる
【写真下】ちょうどよい太さになるようティッシュを巻きつける/竹の穴をS字フックに挿すときれいに飾れる

0608 ペット自慢
まりんちゃん(15歳・シーズー)

お花の香りを楽しみながらお散歩しています♪
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0608 映画
『孤狼の血』(2018/日本)
監督:白石和彌 脚本:池上純哉
出演:役所広司 / 松坂桃李 / 真木よう子 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
幼いころ、ヤクザ映画というものに何の関心もなかった。そこには洒落た小道具や巧みな伏線もないと、評価を拒んでいた。高校を卒業してビデオ屋でバイトをしていたころだってそうだ。うちの店にも組関係の方がよく顔を出していた。気のいいお兄ちゃんもいたが、絡んでくる強面もいて、「おい兄ちゃん、網走番外地のビデオあるか?」と聞かれて、「申し訳ありませんが、当店にはないです」と答えたら、「バーカ、あれは歌のタイトルで映画じゃねーよ!」とドヤされた。「いや、映画だよ」とは言い返せなかった。しかし、
せっかくビデオ屋にいるんだからと、『仁義なき戦い』を観てみた。己の不勉強を心底、恥じた。スゴイじゃんか。俺の大好きな群像劇だし、男たちの熱い友情と女たちの漢気がある。小石が雪崩を起こすように事態を悪化させていく様は見事な人間喜劇だし、戦後復興期をしぶとく生き抜く日本人を描いた、反骨精神あふれる社会派ロマンだ。と、一切表題に触れていないが、いま掲げた魂をすべて受け継いで、『シャブ極道』のころのキレた役所広司とヤクザ映画の東映が復権の狼煙を上げた本作は、予備知識なく観るべき娯楽作だ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
dav
莉來(りこ)ちゃん・陽太(ようた)くん
仲良し兄妹☆ 気付いたら一緒に寝てた!!
さっちゃんさん
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0608 働く人_01
山田 直記さん
flower & drink good day オーナー
  両親が生花店をやっていたので自然と自分も花が好きになり、いつか自分でお店を出したいという夢をもちました。色々な花屋で働いた経験を活かして、昨年夢だった花屋「good day」をオープン。少しでも花にふれて
ほしいという想いからカフェスペースも併設。お花とスムージーで皆さまの憩いの場となるようこれからも頑張っていきます。
山田さんが働くお店はこちら▼
平塚市河内519-1 小林ビル1F
tel 0463-45-4572
平塚 good day で検索
0608 働く人_02

 0608 3面大磯署傷害事件を起こして逃走する被疑者を逮捕する想定の緊急配備訓練が先月31日、大磯町内で行われた。
 これは大磯警察署が実施したもので、今年初めて大磯町消防署も参加した。訓練では、警察・消防への通報や警察官の配備が手順通り速やかに行えるか確認。同署の松嶋 誠署長は「やまゆり園での事件もあり失敗のないよう今回出た課題を検討したい」と訓練の狙いを話していた。

0608 3面わんぱく 平塚信用金庫(石崎 明理事長)は青少年の健全育成を目的に毎年実施されている「わんぱく探検隊」に協賛するとして5日、贈呈式を平塚信用金庫本店で行った。寄贈式には実行委員会の内田景子さんらが参加。「大人が企画することに子どもが参加するのではなく、子どもたち自身がやりたいことを企画するように新たに挑戦していく」と話した。石崎理事長も「子どもの社会増は明るい話題。地元の魅力を感じてもらえるように」とエールを送った。

 0608 2面 田植え1県内一の米どころ平塚市内ではこの時期各地で田植えが行われ、水田に青々とした苗がそよいでいる。 
 市内で栽培される米のうち、米の食味ランキングで2年続けて最高の特Aを獲得した平塚生まれの米“はるみ”が人気を集めており年々作付けが増えている。
 農家から稲作を受託する平塚市大島の湘南ライスセンターの水田でも、先月31日小雨の降る中で田植え機を使ってはるみの田植えを行った。磯村 肇代表取締役は「昨年は台風が続けてきたこともあり、稲が倒れてしまって収穫が大変だった。今年は肥料の与え方を調整してやりたい」と話していた。
 はるみは食味が良い事に加え特A効果で、JA湘南あさつゆ広場では昨年収穫した分が先月上旬に売り切れたほど。JA湘南では従来収穫の多かったキヌヒカリからはるみへの切り替えが今年はさらに進むと見ており、集荷量は昨年の522トンから今年は700トン、米全体の8割を見込んでいる。市内では今月中旬まで田植えが続く。
 また市内大神の神田幼稚園でも5日、園児による田植えが行われた。園のそばの約200㎡の水田では、靴下をはいた60人ほどの年長児が順に恐る恐る足を入れ、キヌヒカリの苗を土にぎゅっと押し込むように植えていた。中には足を抜く際にバランスを崩して、手伝いの保護者に抱えられる子も。藤沼 漣くん(5)は「ご飯が大好き。(田んぼに入るのは)ドキドキしたけど気持ちよかった」と笑顔を見せていた。同園では秋に稲刈り、年明けに収穫した米で園児がおにぎりを作る予定。園の担当者は「お米がどのようにできるのか知らない子どもも多い。散歩の際などにお米が育つ様子を見て、それを食べることで食育につながれば」と話していた。
0608 2面 田植え2

 0608 2面 定例平塚市の落合克宏市長は先月30日、定例会見の中で湘南海岸公園龍城ヶ丘ゾーン整備・管理運営事業費として、12億円の債務負担行為補正案を平成30年6月市議会定例会に提出することを発表した。
 現在市では龍城ヶ丘プール周辺を民間事業者による整備・運営を可能にするPark-PFI制度を利用して再整備しようとしている。12億円の使途は公園の整備費として10億円、平成30年から22年間の維持管理費として2億円が充てられるという。整備費のうち、約5億円分は国の交付金を利用する。プールの撤去費用は含まれていないが、民間事業者の提案によるため市の負担はないと考えているという。撤去費用は約4,000万円を見込んでいる。
 市は前日の29日に龍城ヶ丘整備計画の説明会を花水公民館で実施。100人を超える近隣住民が参加し「自然環境が失われるのでは」など不安の声が上がっていた。

0608 2面 織り姫 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人委員長)は先月30日、今年の7月6日から8日にかけて開催される第68回湘南ひらつか七夕まつりにあわせてデビューする湘南ひらつか織り姫のユニホームをお披露目した。
 衣装は昭和54年から39年間にわたり制作を手がけているオートクチュール・ルナ(三留千恵代表)が引き続き提供した。今年は湘南の海をイメージしたマリンブルーと清楚な白色を基調としたドレスを制作。3人の織り姫らは「衣装ができたことで実感が湧いてきた(牧石)」「上品な印象で身体のラインが綺麗にでる(城)」「3人に似合う寒色系で仕上げてもらえた(井上)」などと感想を述べた。
 3人は1カ月後、7月5日の七夕まつり前夜祭で正式にデビューする。

0608 2面 リトアニア 平塚市は先月31日、リトアニア共和国パラリンピック委員会と神奈川県との3者間で、同国のパラリンピックチームが平塚市の施設を中心とした神奈川県内で事前キャンプを実施することについての協定を締結した。
 締結式はリトアニア共和国で実施され、平塚市企画制作部の木川大成オリンピック・パラリンピック推進担当部長が協定書を持参した。平塚市は平成28年10月にリトアニアオリンピックチームが市内での事前キャンプを実施することについて協定を締結。その後、昨年9月に落合克宏平塚市長が同国を訪問した際に、パラリンピック委員会からも平塚市で事前キャンプを実施したいとの意向が示されていたという。
 2016年リオデジャネイロパラリンピックには同国から5種目に13人が出場。3つのメダルを獲得している。

0608 2面 梅収穫 平塚市立大原小学校2年生の22人が、平塚市総合公園の梅林で5日、梅の実の収穫体験を行った。
 園内には140本の梅が植栽されており、実の有効活用のために平成11年度から収穫した実を市内の福祉事業所に配布している。今年も27の事業所、作業所に配布予定だという。今年の梅はやや小ぶりながらもしっかりしており、量も例年並を見込んでいる。大原小の児童らは生活科の“季節を感じる”というテーマの授業の中で、収穫した梅を利用して梅ジュースづくりを行うという。
 児童らは「桃みたいな匂いがする!」「梅のバーゲンセールだ!」などと話しながら市職員らの手を借りて収穫を楽しんでいた。

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 小説『銀の匙』で知られる大正から昭和にかけて活躍した作家、中勘助の功績を伝える文学碑が先月22日、平塚市桃浜町の桃浜公園に完成した。勘助は大正13年、40歳の頃に生涯で初めて家を建てたとされており、その場所が現在の平塚市立浜岳中学校付近だという。7年9ヶ月の平塚での生活は『しづかな流』に多く書かれており、往時の平塚の自然や生活が鮮やかに描かれている。
 文学碑は高さ約1m、幅約1.3mの大きさで真鶴の本小松石を使用。『しづかな流』冒頭の「しづかに時の過ぎてゆくのをみるのは しづかな流をみるやうにしづかである」という一句が勘助の直筆で刻まれている。建設したのは「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」(大藏律子会長)。同会は勘助の功績を文化的遺産として後世に残すべく平成25年に発足し、講演会、文学講座、詩集の発行などの活動を行ってきた。平塚時代をより広く知ってもらうべく、昨年から碑の建設を検討。今年2月に全国に寄付を呼びかけたところ、364人から約165万円が寄せられた。これにひらつか市民活動ファンドより32万円の助成を受け、建立を実現させた。
今も残る勘助の息遣い
 先月22日、勘助の生誕日に行われた竣工式には同会メンバーのほか、落合克宏平塚市長、勘助の妹の孫にあたる土岐勝信さんなど約100人が出席した。大藏会長は「平塚の文化的まちづくりとして将来に何かを残そうと建設を考えた。こうして市民のみなさんと今日を迎えられて嬉しい」と挨拶。落合市長は「市議時代に勘助について質問したこともあり感慨深い。再評価への機運が高まれば」と平塚の魅力の1つになることに期待を寄せた。土岐さんは「親族としても光栄。多くの人が来てますます興盛となるように」と祝った。朗読「糸の会」による詩の朗読も行われ、参加者らは文学に残る平塚の情景に思いを巡らせていた。
関連事業も多数
 『しづかな流』の中には昭和初期のなでしこの花や野鳥といった自然や、物売りや着物などの庶民の生活、地曳や“高麗寺の市”などの様子や愛犬「タゴ」の話が詩や随筆として詩情豊かに描かれている。先月29日には、これらの足跡をたどり、各地で詩を朗読するイベント「中さんの散歩道を歩く!」が行われ、30人ほどの参加者が浜岳中学校敷地内の松林や、尼寺「月湘庵」などを回った。
 黒部丘の和菓子店「杵若」では勘助が愛したキノコ、松露の姿を模した「松露まんじゅう」を制作した。当時、防風林として多くの黒松が植えられ、現在もその名残が多くみられる海岸エリア。昭和の初めは春になると松露がどっさりと採れたそうだが、今は全国的にも希少になってしまったという。
 現在、市内4つの図書館で『しづかな流』を借りて読むことができる。文学という側面から平塚の魅力に迫っては。
1)完成した文学碑。左から土岐さん、大藏会長、落合市長
2)平塚時代の勘助
3)月湘庵は今も地域住民によって保存されている
4)イベントの講師は“知る会”のメンバーが務めた
5)“松露”の文字は大藏会長の直筆

0601 うちのコ
大志(たいし)くん
お水、気持ち良〜い!
ひろっちさん
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0601 コネクト家庭や農家、企業から余った食品を引き取り、必要とする人に配布するフードバンク。全国的に広がりを見せる中、平塚市でも「フードバンクひらつか」が昨年スタートした。今月6日には、食品を集める「フードドライブ」を平塚市役所で実施する同団体。今どのような支援を行っているのだろうか。

 この団体の代表を務めるのは大関めぐみさん(48)。以前から母子家庭の苦しい状況を耳にしており、その子どもたちを支えたいとフードバンクかわさきでボランティアを始めた。その活動の中で、平塚から支援を依頼されることが多いと知り、昨年7月に「フードバンクひらつか」を1人で立ち上げた。
 市内の施設にチラシを貼るなどして物資の寄付を呼びかけると、徐々にお米や乾物、缶詰などの食料が集まり始め、これまでに200件以上の寄付があった。それらを仕分けた上で、市や平塚市社会福祉協議会などを通じて依頼のあった母子家庭や生活困窮者といった支援の必要な家庭や施設、支援団体に対してのべ約150件の配達を行ってきた。届ける家庭によって、乳児がいれば粉ミルク、電気やガスが使えなければすぐに食べられるアルファ米など、必要な物の量や種類が異なるため、それを調整した上で配達するようにしている。現在は、手伝うボランティアや定期的に食料を持ち寄ってくれる人など仲間が10人ほどに増えた。
 配達にかかるガソリン代や経費など、スタッフの負担は小さくない。それでも、大関さんは「届けた人の喜ぶ表情が見られて、寄付して下さった人の思いを食品と共に渡せることが嬉しい」と話す。 
 活動を続ける中、子育て世代から高齢者まで幅広い世代が支援を求めていることに驚きつつ、そうした家庭はまだまだ多いという。より多くの食料を集めたいと考えていたところ、平塚市から家庭で余っている食品を寄付するフードドライブの開催を提案された。4月から月に一度市役所で実施しており、5月には26人から食品285点が集まった。届けに訪れた女性の1人は「食べずに処分するのはもったいないので、役に立つならと思って持って来ました」と話していた。
 6月は6日(水)10時から15時に市役所1階の多目的スペースで行われる。賞味期限が記載され期限が2カ月以上、常温保存がきく未開封の食品に限る。
◇食品提供についての問い合わせ=大関さん☎︎080−6564−2263

【写真】前回のフードドライブの様子。左端が大関さん

0601 私は今
Bar Nadir オーナー
加藤広明さんからのご紹介
横溝哲司さん
麺処 まるよし
「平塚駅前に美味しい醤油ラーメンのお店を出したい」。その想いで7年間ご愛顧いただいた「坦々麺屋 炎」を「麺処 まるよし」として生まれ変わらせました。醤油ラーメンはシンプルであるが故に様々な味わいがあり私自身も最も好きなラーメンです。ごまかしがきかないので最高の一杯を作るために毎日、毎回悩まされますが、同時にそれが楽しみでもあります。疲れた時は趣味のブラジリアン柔術でリフレッシュし、日々ラーメンと向き合っています。
0601ペット
雪丸くん
(柴犬・オス・2歳)

サッカーボールを追いかけたり、飛び立つ鳥を羨ましげに見つめたり、花の香りを楽しんだり、寄り道大好き。
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0601 3面東海大公益社団法人平塚青年会議所(関口雄一理事長)は先月20日、5月例会「学生×地域 未来創造会議」を東海大学湘南キャンパスで開催した。
 同イベントは昨年初めて平塚で実施され、今夏にも開催が予定される「ひらつかスクール議会」への前段的な位置付けで行われた。3部構成で進められ、1部では静岡県立島田商業高校の鈴木 滋教諭から若者のまちづくり参画の事例として「島田フューチャーセンター」の取り組みが紹介された。続いて東海大学の河井孝仁教授がコーディネーターを務めたトークセッションが、また昨年のスクール議会参加者による活動報告などが行われた。
 トークセッションでは「学生にできて大人にできないこと、またその逆はなにか」といった話や「まちづくりの傍観者を当事者に引き込むためには」といった議論が交わされた。

 0601 3面いけばな伝統的なスタイルのいけばなを伝承している古流松光会は先月19日、20日の2日間、ひらつか市民プラザで「いけばな古流松光会継承展〜古典美をいける〜」を開催した。
 この催しは同会の家元が2世家元長尾理君(りくん)さんから3世家元長尾理照(りしょう)さんに継承されたことで開催された。同会のいけばなは300年続く古典を中心としており、今回の展覧会でも8代将軍足利義政が好んだとされる花衣桁飾りなどで古典美を追求した。会期中問い合わせが多かった、花屋で手に入らないような豊富な花材の数々も全て松光会独自で揃えたという。家元を継承した長尾理照さんは「先代の古典に真摯に向き合う姿勢を受け継ぎ、古典の魅力を世間に知ってもらいたい」と抱負を語った。
 同会は今後、秋のいけばな諸流展や目黒雅叙園でのいけばな×百段階段2018などのイベントに参加予定だ。

0601 2面 動画コンテスト 選ばれるまち・住み続けるまちを目指したシティプロモーションに取り組む平塚市では、先月30日から“#hiratsukagood動画コンテスト”を開催し、広く動画作品の応募を呼びかけている。
 平成28年の夏から本格始動したシティプロモーション活動では、当時から流行していた写真共有アプリ“インスタグラム”のハッシュタグ機能を活用し、平塚の魅力、良いところを“#hiratsukagood”として発信してきた。これまでに2万件以上の#hiratsukagoodが投稿されており、一般への認知度も高まってきているという。もともとは行政が発信したハッシュタグだが、それを通じて知り合った人同士で写真展が開かれるなど新たな展開も見られることから、単に行政が発信するのではなく、市民の中からさらなる盛り上がりを生み出したいと今回の動画コンテストは企画された。
 今回は求められるものが写真ではなく動画ということでややハードルも上がるが、担当課の橋本龍太朗さんは「今はスマートフォンで4K動画が撮れる時代なので撮影自体は写真と同じ感覚でできるはず。撮りっぱなしのムービーでもストーリーが感じられれば作品にはなる」と話す。同課の金澤麻優さんは自身もインスタグラムなどで情報収集をする、いわば平塚市がPRしたい世代の1人。今回のコンテストにも「20〜30代の世代が魅力を感じるようなスポットを盛り込んで、地域の人しか知らないような部分をPRしてもらえると嬉しい。自分が出かけるときに美味しいものがあったり、フォトジェニックな場所があったりすると惹きつけられるので、そういった部分にフォーカスしてもらえるとワクワクする作品になるはず」と期待を込める。同時に「市民発信こそが本来のシティプロモーションの形。多くの人に興味を持って参加してもらいたい」と広く市民の参加を呼びかけている。
 募集期間は9月20日(木)24時まで。その後、WEBサイトでの一般投票、11月中の最終審査を経てグランプリが決定される予定。上位作品は副賞として賞金が用意されるほか、新橋駅前のファロシティビジョン、ららぽーと湘南平塚のデジタルサイネージで放映される。詳細な応募要項は特設サイトhttp://hiratsukagood.com/で確認を。同サイトでは動画用にフリー素材の提供や動画制作のアドバイスなどもしている。
【写真】参加を呼びかける担当課の橋本さん(左)と金澤さん
0601 2面 動画コンテスト QR

 0601 2面ONC00115歳以下の世代によるサッカーの国際大会、「ONE NATION CUP 2018 SHONAN」(奥寺康彦実行委員長)が先月21日から26日にかけて開催された。会期中はサッカー以外にも地元中学校との交流など多様なプログラムが組まれ、若い世代の国際交流が広く実現した。ドイツを発祥とする同大会は今回で6回目。今回、初めてアジアでの開催となった。
 初日の21日には平塚競輪場で歓迎会を開催。相州平塚七夕太鼓保存会やよさこいチーム疾風乱舞によるパフォーマンスのほか、柔道や剣道などの演武が行われた。最初はチームごとに集まっていた選手らも次第に打ち解けて互いに写真を撮り合うなどしていた。会期中は地元中学生との交流も多く行われた。23日にはトルコのイズミル・ユース&スポーツクラブが平塚市立金目中学校を訪れた。直前に行われた金目中の修学旅行土産の生八つ橋試食では、最初は怪訝そうな顔をしながらも「美味しい!」という反応を見せる選手もいた。24日にはニュージーランドのウェリントン・フェニックスサッカー・スクールが同市立春日野中学校を訪問。チームによる伝統舞踊ハカが披露されると中学校生徒らからは歓声が上がっていた。各クラス別の交流では選手らの名前に漢字を充てた書道を実施。チームメンバーらはでき上がった作品に満足げな表情を見せていた。
 大会決勝戦は26日に開催され、男女ともにPK戦までもつれ込む熱戦が繰り広げられた。男子はロシアのルチ・エネルギアがウェリントン・フェニックスを、女子は中国の大連U15女子フットボールが日本の湘南選抜女子U15をそれぞれ下し、栄冠を手にした。
【写真TOP】男子決勝
【写真下】女子決勝/一緒によさこいを踊る/和太鼓の試奏に挑戦/筆を使うのも初めての経験だ

0601 2面諏訪神社 平塚市南原の諏訪神社で、氏子や地元の住民らが集まり創建300年を記念する式典が6月3日(日)に開催される。
 同神社は享保元年(1716年)に創立されたと伝わり、以来氏神様として親しまれてきた。現在はお祭りのほか盆踊りや節分など地域の行事にも使われている。その節目の年を祝うため記念事業を行おうと、昨年2月に氏子や自治会関係者ら42人で実行委員会を立ち上げた。
 委員会では、式典に合わせて記念事業の実施も検討。境内にそびえるクスノキの保全と参道の改修、さらに記念冊子の発行などに取り組むことになった。その費用を集めるため、1軒ずつ回り事業を説明して住民や企業から寄付を募ったところ、予想以上の金額が寄せられた。
 クスノキについては、樹木医も交えて保全の方法を検討したが、そばの擁壁が崩れて倒れる危険があることから昨年8月にやむなく伐採した。南原で生まれ育った実行委員長の小林好隆さん(74)は「諏訪神社と言えばこのクスノキでしたから断腸の思いでした」と振り返る。
 また記念冊子は、委員が歴史について調べ始めたところ、専属の宮司がおらず、社殿も関東大震災で全壊した後再建したが第二次世界大戦の際の平塚空襲で全焼。資料がきちんと残されていなかったため、副委員長の石黒孝幸さん(67)は「調査が大変だった」という。それでも、江戸時代の地図や地域の旧家に残る資料が見つかったり平塚市博物館の学芸員から協力を受けて、地域の移り変わりや昔の生活の様子などが少しずつ分かってきた。このため、当初の計画より大幅に増え32ページとなった。並行して、地元の市立南原小学校の児童から神社の思い出を綴った作文を募集し、それも合わせて今年夏頃に発行する予定という。
 小林さんは、地域の人にこの神社がどのようにしてできたのかその歴史を学んでもらい「神社を好きになってもらって地域の中心的な場所として感じてほしい」と願っている。
◇諏訪神社創建300年記念祭式典・祝賀会
6月3日(日)式典11時~・祝賀会12時~問い合わせ=石黒さん☎︎090−9323-7784
えとき)(左から)実行委員会の嶋崎さん、小林さん、石黒さん

0601 1面1
 平塚市黒部丘の住宅街に、1軒の雑貨屋がある。年に数回だけ開くスタイルで、口コミで評判が広がり、初日には開店前から並ぶ人が出ることも。クラフト作家の作品と雑貨を融合させた店を目指してきたスタッフは、今月のオープンを前にして準備に励んでいる。

 青い看板が目印のBluny。ここで3月、6月、10月と12月の年に4回店を開ける(その他不定期にワークショップも開催)。販売するのは、キッチン用品を中心とした生活雑貨と、主に地元の作家による洋服やバッグ、アクセサリーなどの作品。素材は布や皮、石など様々あるが、全体的にナチュラルな雰囲気でまとめられている。
 この店は13年前、平塚市に住む長谷川宏子さんが、子ども同士が同じ幼稚園に通う母親たちと共に「センスの良い雑貨と作品を集めた場所を作りたい」との思いで一からスタートさせたもの。家事や育児と両立するため、店を開く期間を限って営業を始めた。

作り手との関係を大事に

 初めの頃は、手作りのおしゃれな雑貨を持っている知り合いに声をかけるなどして、出品してくれる作家を探していた。そのうちナチュラルなBlunyのテイストを気に入った作家から「自分も出したい」と連絡が来るように。長谷川さんたちは作品だけを送ってもらうのではなく、直接顔を合わせどのような思いでものづくりをしているのか聞いた上で出品してもらっているという。こうして市内を中心に秦野や伊勢原などの30人ほどの作家と繋がりができた。
 スタッフが家事・育児と両立できるように、また作家の製作ペースも考慮しながら試行錯誤を続け、現在は年に4回開店という形になった。それでも、品質の良いものを届けたいとの姿勢は他の雑貨店と変わらず、仕上がりが納得できる作品だけを選んで置いている。「しっかりした品を取り扱うことが長く続けていける理由の一つだと思います」と長谷川さんは力を込める。
みんなで店を育てる
 運営スタッフは、買った人がとても喜んでいればその様子を作家に伝えて励みにしてもらう。またお客から「こんなものが欲しい」という要望が出た時には、作家と相談して作ってもらうこともある。
 当初から加わる作家の清水郁子さんは、ガラス瓶などの破片が波にもまれて角の取れたシーグラスを中心に、貝がらや流木を使ったアクセサリーとオブジェなどを製作している。スタッフから蚊取り線香立てを依頼された際には、シーグラスとガラス皿で作ってみたところ好評だったという。
 同店では、洋服、アクセサリー、クリスマスリースなどのワークショップも開催。参加者に今後どのようなことをやってみたいか聞くことのできる機会になっている。お客とスタッフや作家の距離が近く共にお店を育てているような感覚が持てることも、人気の理由かもしれない。
 自分たちのペースを大切にしつつ「作家さんがものづくりを長く続けられるお手伝いをしたい」と語る長谷川さん。お気に入りの品を探しに出かけてみては。
◇Bluny
平塚市黒部丘28-6
Summer Bluny 2018
6月7日(木)~9日(土)
10時~16時
Bluny ZAKKA&Café 
6月12日(火)・13日(水)
Bluny ZAKKA&workshop
(苔玉作り)6月19日(火)・20日(水)
ブログ/https://bluny.exblog.jp
※コメント欄から連絡可
【写真TOP】空きアパートをナチュラルな雰囲気にリノベーション(前回のBlunyの店内の様子)
【写真下】左が長谷川さん、右が清水さん/服のデザインはシンプルなものが多い/スタッフおすすめの雑貨が並ぶ/木工作家によるテーブルにディスプレイ

0525 3面 朝ごはん子ども食堂01 地域の子どもに食事や居場所を提供する「子ども食堂」。ここ数年で広がりを見せ、支援団体の調査によれば全国で2千カ所を超えている。平塚市中心部でも「朝ごはんこども食堂」がスタートして4カ月。子どもから大人まで地域の繋がりを作る場を目指すというこの取り組みについて聞いた。
 
 この試みは毎月1回、ビル2階の居酒屋を借りて開催されている。料金は大人200円、子ども50円で、この日のメニューはおにぎりと具だくさんの豚汁、肉じゃが。登校途中の小学生や地域の人、学校の先生などが訪れ、知り合い同士はもちろん初めて顔を合わせる人も、おにぎりを頬張っては時折言葉を交わしていた。回を重ねるごとに利用者が増え、この日は用意していた20人分のおにぎりが全てなくなった。
 中心となっている堤 園子さん(42)の背中を押したのは、自分が支えられてきた経験だった。小学生の頃、友だちの母親から「何かあったら助けてあげるから相談しなさいよ」と声をかけられた。それを機に悩みがあると話を聞いてもらうようになり、大人になってからも折に触れ頼りにしてきた。そうした経験が大きな支えになったことから、自分も子どもの味方になれるような人に、さらには子どもが地域の人と繋がりを築ける場を作りたいと考えるようになったという。
 そこで昨年、仲間とNPO法人未来経験プロジェクトを立ち上げ、1月に「朝ごはんこども食堂」がスタートした。知り合いの飲食店主らが調理や配膳の手伝いを申し出てくれ、お米は「平塚の米を食べさせたい」という友人が寄付。多くの人の助けを借りている。
 堤さんは、前の通りを歩く通勤中の人や小中学生に「よかったら来てくださいね」とチラシを配りながら、食堂で朝ごはんを食べて登校する小学生に「いってらっしゃい」と声をかける。「子ども食堂」の名称は子どもだけでも入れるようにとつけたもので、高齢者など地域の幅広い年代の人にも来てほしいと話す。そしてみんなで一緒に朝ごはんを食べることで顔の見える関係を、さらには何かあった時には頼り頼られてお互いが元気になれるような繋がりが、ここから生まれてくれたらと願っている。
◇朝ごはんこども食堂・場所=あおば(平塚市明石町19−24)・毎月第3月曜日・時間=7時~8時15分・料金子ども50円、大人200円。次回は6月18日の予定。
連絡先=NPO法人未来経験プロジェクト
Enail=mirai.keiken@gmail.com
0525 3面 朝ごはん子ども食堂02

0525 映画
『リンキング・ラブ』(2017/日本)
監督・脚本:金子修介 脚本:長谷川隆
出演:田野優花(AKB48)/ 石橋杏奈/西村まさ彦 他
キングレコードよりDVD、Blu-ray発売中。
とにかく楽しい映画である。1991年のバブル終焉間近の日本にタイムスリップした田野優花演じるヒロイン・美唯が両親の離婚によって訪れる我が家の悲劇を回避するため、両親の出会いそのものをプロデュースして、未来を変える筋立て。といえば、お気付きだろうが、まんま『バック・トゥ・ザ・フューチャー』である。しかし、バブル日本の華やかで賑やかで明るい時代を舞台に元祖オタク世代の金子修介監督が料理すると、様相は一変。ヒロインの父親は2次元コンプレックスのオタクで、石橋杏奈演じる母親は正当な美少女。父親の2次コンを直して真っ当な出会いをさせるには、アイドル好きの父親が虜になるほどのアイドルに母親を仕立てること。かくして、美唯のアイドル育成プロジェクトが始動。現代の知識を活かして時代に先駆けてAKB48を結成、母親をセンターに押し上げる。ライトコメディながらも、バブルのバカ騒ぎがから騒ぎに転じる批評もピリリと織り交ぜ、クライマックスで歌う『恋するフォーチューンクッキー』が♪未来はそんな悪くないよと、バブル崩壊後の日本へエールを送る快作だ!
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0525 ペット
ぽん助くん
(ジャンガリアンハムスター)

大好きなトウモロコシを一人じめ(笑)
おうちに持って帰ろうとしてます♥
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0525 オーレ
  リーグ戦で3連敗、降格圏1歩手前という湘南は19日、ホームにジュビロ磐田を迎えW杯による中断前の最後のリーグ戦に臨んだ。結果は野田の公式戦2試合連続ゴールによる虎の子の1点を守りきり、久方ぶりの勝ち点3。ゴールは泥臭く、試合を支配しての勝利というわけではなかった。だがリーグ戦3連敗という結果を選手たちが重く受け止め、それでも下を向かず、自分たちに向き合い続けた結果が実を結んだ。それはとても湘南らしく、だからこそ中断明けの試合に期待をつなぐ勝利だったのではないだろうか。一方でカップ戦は予選トーナメントを通過しプレーオフに進出。6月に仙台とのホームアンドアウェーを戦う。カップ戦はともするとリーグ戦よりも軽視されがちだが試合ができることで得られる経験値は練習の比ではない。GWには辛酸を舐めさせられたがリベンジにも期待したい。
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

 0525 2面視覚障がい者1視覚に障がいを持つ人が駅などで周囲の人に気軽に支援を求められる「視覚障がい者への声かけの道具 幸せの黄色いたすき」を平塚市の鈴木満江さん(70)がこのほど開発した。現在その商品化に向けクラウドファンディングで資金を募っている。
 20年以上にわたり、暮らしの中のちょっとした不便を解消するアイデア品を考案してきた鈴木さん。視覚障がい者が駅のホームから転落する事故が相次ぎ胸を痛めていたことから、それを防ぐための道具を作れないかと考え始めた。
 昨年11月、黄色の布で作ったたすきに「2~3分のサポートお願いします」との言葉を書いた最初の試作品が完成。知人で元パイロットコーポレーション社長の神戸禎夫さん(88)に見せたところ「何年も何十年も残るいい道具」と思ったという。多くの新商品開発を手がけた経験から、文字の部分を縮めてパッと一目で読めるサイズにとアドバイスしたり、たすきの文字を書道家でもある神戸さんが毛筆で書くなど、より良い製品にするため相談に乗ってきた。
 その後素材を丈夫な布のベルトに変え、手すりなどに引っかからないよう端をマジックテープで止める形にするなど改良を重ね、今年3月には鈴木さんが会員となっているNPO法人横浜発明振興会の年間最優秀賞を受賞。これまでに約60人のモニターが試作品を使用し、鈴木さんによれば「知らない人にすぐ声をかけてもらえる」との声が寄せられているという。そこでさらに多くの人に使ってもらえるように商品化を目指し、その資金調達のためクラウドファンディングを利用することにした。22日現在、目標の100万円に対し57万円余りが集まっている。
 国土交通省の調査では、平成21年から26年までの6年間で視覚障がい者が駅のホームから転落した件数が417件にのぼる。鈴木さんは「目の不自由な人は駅のホームで怖い思いをされているそうです。声をかけようか迷う人は多いと思うので、そのきっかけにしてほしい」と話す。神戸さんも「このたすきで1人でも助けられたら」と願っている。◇「幸せの黄色いたすき」のクラウドファンディングのサイト:https://readyfor.jp/projects/16265
期限は来月25日(月)23時。問い合わせ=鈴木さん☎︎090−6509−8078
【写真】(左から)鈴木さん、神戸さん
【写真下】試作品(鈴木さん提供)
0525 2面視覚障がい者2

0525 2面リトアニア 今年2月に着任したゲディミナス・バルブオリス駐日リトアニア共和国特命全権大使が18日、黒岩祐治神奈川県知事を表敬訪問し、平塚市内を中心とした県内のスポーツ施設の視察を行った。夕方からは平塚市観光協会主催の「平塚市リトアニア訪問団7日間の旅」の参加者に対し、大使自らが自国を紹介するレクチャーが行われた。
 レクチャーではリトアニアの国土や言語などの基本情報から文化、食事、歴史や日本との関係性などが語られた。大使は訪問団や聴講していた市職員、ひらつかリトアニア交流推進実行委員会のメンバーに対し身振り手振りを交えながらリトアニアをPR。参加者らも頷きながら真剣に耳を傾けた。
 訪問団は今月30日に日本を発つ。平塚市観光協会会長で訪問団の代表を務める福澤正人さんは「今まで訪れたヨーロッパの国とはまた違う雰囲気があると思う。色々な出会いを楽しみにしている」と抱負を語った。

 0525 2面ビーチバレージャパンビーチバレーボールツアー2018の第3戦「平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯」が6月9日(土)、10日(日)に湘南ベルマーレひらつかビーチパークで開催される。21日には元全日本男子バレーボール代表の越川 優選手と、ビーチバレー女子国内ランキング1位の石井美樹、村上めぐみペアが落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 平塚大会は今年で3度目。昨年同様、荒井商事株式会社が冠協賛して行われる。大会には男女各16チームが参加。今年はビーチサッカーやビーチヨガなどの連携を含んだ総合的なイベントとして実施される。
 また、前週の6月2日(土)には平塚市の小・中学生を対象としたビーチバレー教室(10時〜12時、同会場)も開催される。トップ選手から直接指導を受けられるチャンスだ。詳細、申し込みは運営事務局メールbeach@sgood.jp、もしくは☎︎03-6450-6797(サウンズグッドカンパニー内)まで。

 0525 2面カンザス大学平塚市の姉妹都市アメリカ・カンザス州ローレンス市から訪れ市内に滞在中のカンザス大学の学生が18日、本格的なはんこ彫りを体験した。
 訪問は同大学と交流している神奈川大学の日本語・日本文化研修プログラムとして行われているもので、今年は14人の学生が参加。この日は神奈川大学湘南ひらつかキャンパスではんこ彫りに挑戦した。市内の印章業「東曜印房」の水嶋祥貴さんが講師を務め、事前に学生の名前と読みが似ていて良い意味を持つ漢字をそれぞれチョイス。学生たちは手本を見ながら、専用の刃物で石を削っていた。「朗」の字を丁寧に彫っていたローガンさん(19)は「角をきれいに削るのが難しかった」と話し、出来上がったはんこを和紙に押し満足そうに眺めていた。一行は市内でのホームステイや交流会なども体験し、来月4日まで滞在する。

0525 2面植樹 大磯町の社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホームで19日、ホーム創立70周年と澤田美喜記念館の創立30周年を記念する桜の植樹が行われた。
 これは、これまで園内の草刈りなど清掃を続けてきた三井ボランティアネットワーク事業団のメンバーが提案して実現したもの。この日は、ホームのそばに残る澤田氏の自宅前など敷地内の5カ所に12本が植えられた。認定こども園あおばとでの植樹には、同事業団のメンバーと園の職員や園児、保護者など約40人が参加。2mほどに育った野生の桜2本を園庭に植え、園児たちがスコップで土をかけていた。同事業団の石渡戸征治さんによると5、6年ほどで花を咲かせると言い「桜の成長を見ることが子どもたちの生活の中の潤いになればと思います」と話していた。

1面写真0525_1
 平塚市子育て世代包括支援センター「ひらつかネウボラルーム はぐくみ」(平塚市東豊田448-3、☎︎59-9570)が昨年4月にオープンしてから1年が経った。だがそもそもネウボラとはなんのことで、その場所すら知らない人もいるのではないだろうか。今週は知られざる子育て世代の支援拠点にスポットを当てた。
 改めてネウボラとはフィンランド語で「相談やアドバイスの場」という意味をもつ、妊娠から出産、子どもの就学までの間、母子とその家族を切れ目なく支援することを目的にした拠点のこと。フィンランドでは1920年代に民間の有志の手で始められた支援活動で、現在では国によって制度化され、国内に約800のネウボラがあるという。これらをモデルに日本国内でも妊娠・出産包括的支援事業が各自治体で行われており、これらを例に平塚で始められた事業が「ひらつかネウボラルーム はぐくみ」というわけだ。昨年度は当事者だけでなくパートナーや家族などを含めて3,000人以上がネウボラを訪れた。
ネウボラの4つの仕事
 具体的にはどのような特徴があるのか。まず第1に「専任性」であること。ネウボラのスタッフは事務職だけではなく、保健師や保育士、助産師などのエキスパート。ベテランのスタッフを配置することで、来訪者との短い時間のやり取りでも的確に不安や悩みを解決できるという。次に「専用の部屋」を設けた。他の自治体では役所のカウンターにネウボラとしての機能を持たせているケースもあるが、はぐくみでは明るく、落ち着いた雰囲気に会議室を模様替え。これによってプライバシーが守られた空間を整えている。さらに妊婦全員と個別面談をする「全数面談」を行なっている。平塚で母子手帳が交付される場所ははぐくみだけ。不便にも聞こえるが窓口が一本化されたことで妊娠出産に関する指導や情報提供が確実に行えるようになった。「オープンが平日のみ」というのも特徴。休日に、という要望は多い。だが平日にすることで病院や役所の他部署との連携を迅速かつ緊密にとることができるという。
選ばれるために
 市は2016年から「手を繋ぎたくなる街 湘南ひらつか」をスローガンにシティプロモーションを進めており、落合克宏市長も折に触れて「子育て世代に選ばれるまちに」と訴え続けている。2017年には4歳以下の転入超過数が241人で県内1位となるなど、一定の成果をあげているように見える。もちろん、ネウボラの存在だけがその要因ではなく、むしろそれ以外の要素も大きいだろう。だが耳障りの良い言葉で転入を促し、いざ平塚市民になってみて暮らしにくい、生活しにくいようでは本末転倒。外から平塚に住まいを移した人に5年10年、あるいはそれ以上の長きに渡って平塚を選び続けてもらうには下支えがしっかりしてこそ。一見地道な、あるいは市民サービスとして当然とも取られる日々の活動こそが、平塚が“選ばれるまち”であり続けるためには大切だ。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、井手アナによる妊婦体験の様子や担当課へのインタビューをお送りします。今回の番組は5/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真TOP】通常は男性が行う妊婦体験をSCN井手アナも体験
【写真下】ネウボラでもらえる資料の数々。お父さん向けのものも多/い母子手帳は日本語に加えて8言語を用意している/ネウボラ室内の様子。プライバシー対策も万全/ネウボラがある平塚市保健センター外観

 0525 3面 警察署平塚警察署は19日、Shonan BMW スタジアム平塚で行われた湘南ベルマーレのホームゲームで、暴力団追放のキャンペーンを実施した。
 神奈川県暴力団排除条例は、平成23年に暴力団排除を推進し、安全で安心して暮らすことができる社会の実現に役立つように定められた。このほど、条例が一部改正され、今年7月1日から施行されるのを前に、県内各地で各種キャンペーンが行われている。この度の改正では暴力団員への名義貸し行為の禁止が明文化された。銀行などでは以前から自主規制が行われていたが、条例化したことで排除への機運をより一層高めたい狙いがある。
 キャンペーンに参加した県警本部の担当者は「暴力団に関わる犯罪は1件たりとも見逃さず追放しなければならない。みかじめ料の取り締まりの強化なども行っている」と話していた。

0518 働く人01
鈴木 基子さん
ゴルフステージ湘南 支配人
 父の影響でゴルフを始めて22年、ブリヂストンゴルフアカデミーのインストラクターとしては12年携わっています。今は、皆さんが上達していく姿を見るのが私の一番の楽しみです。新店舗でのレッスンも5月からスタートするので、またまた楽しみが増えそうです。ゴルフをやった事がない方も、私と一緒にゴルフをしましょう‼︎
鈴木さんが働くお店はこちら▼
平塚市大神3347
(湘南グリーンゴルフ内)
tel 0120ー933ー562
ゴルフステージ湘南 検索

0518野崎さん 平塚、大磯、二宮、伊勢原の介護事業者が相互扶助を目的に今年1月に組織した湘南さがみケアサポート事業協同組合(伊藤克之理事長)では、介護職の担い手不足に歯止めをかけるため海外からの人材受け入れなどを目指し活動を展開している。
 財政をはじめ人や施設の社会資源の不足が深刻な介護業界。特に人材不足は顕著で、2025年には団塊の世代が後期高齢者になるにも関わらず介護職の担い手の数は右肩下がり。伊藤理事長は「どの業界もそうだと思うが、建設業、サービス業、介護業界は特に厳しい。100人のキャパシティがある施設でも、人材不足ゆえに80人を定員としているような場所もある」と話す。
 同組合では備品の共同購入、人材サポート育成、研修ノウハウの共有などで連携し、法人としての経営基盤を強固なものにしつつ、実行する集団を目指して活動している。中でも今後は人材育成、特に海外からの技能実習生の受け入れに力を入れていきたい考えだ。14日に行われた総会では定款を変更し、海外技能実習生の受け入れ管理団体としての活動を始めた。まずは7月に2人の医大生などをインターンシップとして受け入れる予定。さらに来期にはカンボジアとベトナムから10人ずつを技能実習生として受け入れる構想だ。長期的には海外の技能実習生の送り出し機関、大学などと連携し、定常的に介護人材を確保したいという。
 伊藤理事長は「目指すのは共存共栄。法人同士は経営的にはライバルでもあるが、協力して介護業界の人材を増やさなければならない。個々の法人でできる試みもあるが、現実的には頭打ち。人材が増えれば過酷な労働条件が緩和され、裾野が広がることで離職者も減るはず。そこを目指していく」と展望を語った。同時に組合員の募集も呼びかける。問い合わせは同組合☎︎32-4500またはE-mailでinfo@jamac.jpまで。
【写真】協同組合のメンバー。前列左から2人目が伊藤理事長

 平塚市はホストタウン相手国として登録されたリトアニア共和国との交流事業の一環として、リトアニア展を22日(火)から25日(金)まで平塚市役所多目的スペースなどで開催する。
 リトアニアの魅力を広く市民に発信しようと始められた同展も今回で6回目。今回は昨年行われたリトアニアナショナルチーム「LTeam」のテストキャンプの様子などのパネル展示や、伝統工芸品、リネン製品、ハーブティーなどの販売が行われる。初めての企画として、市庁舎2階の「れすとらん・かふぇ アルテール」の協力で、料理研究家・口尾麻美さん監修のリトアニア料理を提供する。
 メニューはリトアニアの家庭料理の代表「クグリス」(ポテトグラタン)や、見た目が鮮やかなビーツ色の冷製スープ「シャルティバルシチャイ」などのワンプレート料理。1日40食限定、500円で販売される。
日程:
【展示】5月22日(火)〜25日(金)8時30分〜17時(初日は13時から、最終日は15時30分まで)【販売】23日(水)〜25日(金)10時〜15時30分【レストラン】23日〜25日、11時〜16時(LO15時)
会場:
【展示】【販売】本館1階多目的スペース、【料理提供】本館2階れすとらん・かふぇ アルテール

 0518女性会経営に携わる女性の健全育成のために活動している平塚商工会議所女性会(佐藤則子会長)は9日、平塚市へ子ども用車椅子を寄贈した。寄贈式には佐藤会長ほか、14人の役員らが出席した。
 寄贈された車椅子は平塚市保健センター、子ども発達支援室くれよん、子ども教育相談センター、平塚市民病院で活用される予定。同会は過去4年で83台の大人用車椅子を寄贈してきたが、今回は市側からのリクエストもあり子ども用を寄贈した。チャリティーコンサートやエコキャップ運動など独自の取り組みであげられた収益が購入費に充てられた。
 佐藤会長が自身の孫が骨折した際のエピソードを引き合いに「各施設での利用はもちろん、怪我をした子どもたちへの貸し出しなどにも対応してみては」と伝えると、落合克宏平塚市長も「色々な形で役立てるように検討する。市内の福祉に反映していきたい」と答えた。

 0518 2面渡部さんがん経験者が自らの体験を語る講演会が今月19日(土)、ひらつか市民活動センターで行われる。
 これは、平塚市でがん患者や家族が集うカフェを毎月開いている「はまひるがお がん患者会」が開催するもの。相談員が加わり、情報交換などを行っている。
 今回講演するのは、このカフェに参加していた平塚市職員の渡部 亮さん。プロのスノーボーダーとして国内プロツアーを転戦していたが、舌がんを患う。しかしその後奮起、昨年には全日本スノーボード技術選手権大会で準優勝した。当日はそうした自らの体験について、スライドショーを交えて講演。その後は参加者によるグループトークを予定している。
◇「第4回医療講演会」5月19日(土)14時~ひらつか市民活動センター。参加無料、申し込み不要。◇問い合わせ=ログハウスDo☎︎59−6601

0518 2面マコモタケ
 大磯町で4年前から生産されている野菜マコモタケ。その栽培体験が来月行われるのを前に現在参加者を募集している。
 マコモタケはシャキシャキとした食感で天ぷらや炒め物に向いている。体験では、同町西小磯の水田で①田植えを6月9日(土)10時から(雨天時は翌日に順延)、②収穫・試食会を10月上旬の土曜10時から行う。参加費は①②それぞれ1人500円(小学生以下無料・①にはマコモタケ2本引換券付き)。応募は住所・氏名・電話番号・参加希望人数を記入して61−5372へFAXする。先着80人程度、締め切りは25日(金)。◇問い合わせ=大磯マコモ研究会西方さん☎︎090−5327−2287
【写真】栽培中のマコモタケ(西方さん提供)

0518 1面1
 JR大磯駅前の緑深い森の中にたたずむ児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームは、戦後間もなく故澤田美喜氏が創立した。このホームが今年70周年を、氏の蒐集品などを展示する澤田美喜記念館が30周年を迎え、今月13日に記念の集いが行われた。戦後70年以上が経ち社会の状況が変化する中でホームの必要性は変わってきたものの、子どもが自立できるよう育て上げるという役割は同じという。設立された経緯を振り返ると共に、ホームの昔と今について話を聞いた。
 澤田美喜氏は、三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の孫、三代目の当主岩崎久弥の長女として1901年に生まれた。聖書と出会いキリスト教への信仰を深め、外交官の澤田廉三氏と結婚後は長く海外で生活した。
 終戦後、駐留軍の兵士と日本女性との間に生まれた混血孤児たちを救済するための施設を作ろうと決意。自らが少女時代に療養した大磯の岩崎家別荘が、戦後の財閥解体で財産税として物納していたものを苦労して買い戻し、1948年乳児院エリザベス・サンダース・ホームを創立した。学齢期になると敷地内に聖ステパノ学園小学校、後に同中学校を設立し、1980年に亡くなるまで子どもたちの養育に人生を捧げた。
今も卒園生が集まる
 これまでに2,000人以上の子どもが暮らしたホーム。13日に行われた記念の集いには、施設の関係者や地域の人たちと共に卒園したOBも約50人が参加した。埼玉県に住むOB会会長の森 博さん(62)は今も澤田さんのことを「ママちゃま」と呼ぶ。「生意気盛りの頃は厳しく怒られた」と振り返りつつ、卒園後も会いに来ると「頑張ってる?」と声をかけてくれたと言う。また森さんと同期で名古屋から来た女性(62)は澤田さんとの思い出を語り「普通は個性が目立つと隠さないと、と思うけれど、そんな必要はないということを理屈じゃなく肌で受け取った。ここで育って本当によかった」と笑みを見せた。
 現在は、様々な事情で親と一緒に生活することが困難な家庭の子どもたちのための児童養護施設となっている同ホーム。89人の定員に対し2〜18歳の80人前後が暮らしている。山田和信施設長は、子どもたちにとってホームの形が自分の家庭観のモデルになることから「当たり前の普遍的な家庭の姿を伝えたい。ご家庭の皆さんと同じように子育てするつもりで関わっている」と話し、決して特別な場所ではないと知ってほしいという。
もう一つの事業
 運営する社会福祉法人では、ホームが澤田さんの戦後の事業である一方、戦前の事業が隠れキリシタンの遺物蒐集であると捉えている。敷地内の澤田美喜記念館は、マリア像が隠された観音像や十字架紋の入った椀など自ら集めた約870点を所蔵し一部を展示する。同館の西田恵子館長によれば、こうした品々に祈ることが資金面や偏見などホーム運営で困難に直面した時に心の支えになっていたという。
 ホームについての記録も展示するこの記念館は、一般に公開されている。また聖ステパノ学園「海の見えるホール」はコンサートや講演会の会場として利用でき、地域にも開かれている。
 「情熱と行動力がすごい」(卒園した女性)という澤田さん。その蒔いた種は花を付け、大磯の地で今も咲き続ける。
◇澤田美喜記念館
入館料一般500円、高大生と65歳以上400円、中学生以下無料。10時〜16時、月曜休館(祝日は開館、その場合は翌火曜休館)。問い合わせ=同館☎︎61−4888
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【写真TOP】緑に包まれたエリザベス・サンダース・ホーム
【写真下】澤田美喜氏(澤田美喜記念館提供)/記念館には長崎や熊本を回って集めた品が並ぶ/OB会会長の森さん

0511 オーレ
 4月25日、G大阪戦からのGW戦線は2勝2敗だった。ともに20年以上振りの勝利をおさめたG大阪戦、浦和戦は、湘南が度重なる昇降格を繰り返す中で、一歩ずつでも着実に強くなっていることの証左だろう。同時にホームに柏、仙台を迎えての2連敗では、あくまで湘南は今年J1に昇格したばかりの挑戦者であるという、今の居場所を再認識させられた。
 今季13試合を終えて現在湘南は勝ち点15の13位。中位チームはわずかな勝ち点差の中にひしめき合っており、負ければ降格圏ギリギリ、勝てば1桁順位も見える位置での戦いが続く。
 W杯による中断まで、リーグ戦はあと2試合。できることはそう多くはない。シンプルに、愚直に、昇格組の挑戦者としてもう1度J1リーグに挑みたい。
ホームでの2連敗。選手たちはどう受け止めただろうか
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
映画連載0511
『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017/韓国)
監督:チャン・フン 脚本:オム・ユナ
出演:ソン・ガンホ/トーマス・クレッチマン 他
横浜ブルク13他にて公開中。シネマ・ジャック&ベティ順次公開。
1980年、民主化の波が押し寄せる韓国で、軍事独裁政権の台頭に抗議した学生を中心とした民衆デモが光州を中心にわき起こった。政府はデモを鎮圧すべく軍隊を導入、民間人に多数の死傷者を出す流血の惨事となった。この事実を初めて世界に報道したのが、一人のドイツ人記者である。本作はこのドイツ人記者と彼と共に光州に向かったタクシー運転手の友情を描いた、実話に着想を得ている。ガンホ演じる男やもめで娘を育てる運ちゃんが、金に困って飛びついた儲け話がデモ真っ只中の光州にドイツ人記者を送迎する仕事。出来もしない英語が堪能なフリをしたり、光州が危険と見ればとんぼ返りしようとするしょうもないオッさんが、ドイツ人記者と現地の若者と触れ合ううちに、人としての使命に目覚めていく。客として後部席に乗せたドイツ人が助手席に乗る相棒となっていくまでを笑いと涙を織り交ぜて描く展開もさることながら、現地タクシー運転手たちの漢気溢れる協力による、決死の光州脱出行まで片時も目が離せない。タクシーとは言わず、電車でちょっと遠くに足を運んでも観る価値のある大傑作だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

【1】0511 2面福祉事業所 障がいを持つ人の居場所として就労機会の提供や生活支援を行う福祉事業所の合同説明会が、今月16日(水)にトッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催される。
 養護学校に通う生徒の保護者から卒業後の進路を検討するにあたって、「事業所を選べる機会が欲しい」という声が出たことをきっかけに、平塚市内や近隣の特別支援学校と福祉事業所が連携して始まったこの説明会。昨年は、特別支援学校のほか小中学校の支援級に通う児童生徒・就学前の幼児の保護者など、市内外から約560人が訪れた。就労支援の施設や、入浴など日常生活上の支援を行う施設など様々な事業形態の説明が行われるほか、規模の異なる各事業所のスタッフに対してそれぞれの特色や利用者が日々どのような活動を行っているのかなどを直接聞くことができる。実行委員会のメンバーで、平塚市役所1階のひらつか障がい者福祉ショップ運営協議会「ありがとう」の髙橋眞木さんは「地域に根ざした小規模の所も多くある」と話し、子どもに合った事業所が探しやすく進路を選ぶ最初の一歩になるという。その後夏休みなどに各事業所の見学会に参加する。
 3回目の今年は、平塚市と大磯町、二宮町などから52の事業所が集まる。また会場では、各事業所の活動内容や受け入れる障がいの種類など基本的な情報をまとめた「福祉事業所一覧」を無料で配布する。髙橋さんは「障がいを持つお子さんの保護者は将来に不安を抱えている。学校卒業後にどのような生活を送るのか、小さいうちから情報が得られれば希望につながるのでは」と参加を呼びかけている。
◇5月16日(水)10時~13時30分・トッケイセキュリティ平塚総合体育館。問い合わせ=髙橋さん☎︎090−3815−7541

【2】0511見守り歩数計 平塚市は先月25日、お話し見守り歩数計事業の対象を今年4月から拡大したことを発表した。
 同事業は歩数計機能を活用し介護予防を促進するほか、見守り機能を活用した安否確認などの体制を強化することを目的に平成25年から実施してきたもの。今までは単身世帯と65歳以上の高齢者のみの世帯に属する高齢者を対象としてきたが、近年は共働き世帯が増加し、昼間の長時間、事実上の独居となっている高齢者が増加していた。そのため自宅に1人でいる時間が1日6時間以上、かつ週3日以上となる高齢者がいる世帯も対象に含めたという。
 同時に機器もアップグレードし、未操作で長時間たつと健康相談センターに連絡がいく安否確認アラーム機能が追加されたものになった。機器の利用申請(原則有料)は市内13カ所の平塚市高齢者よろず相談センターで受け付けている。

 今年4月1日時点における平塚市内の認可保育所の待機児童数は34人となった。
 平塚市ではこれまで、保護者が育児休業中の場合は待機児童に含めてこなかった。しかし、育児休業中でも保護者の復職の意思が確認できれば待機児童に含めるとする厚生労働省の新定義を適用したところ、昨年より2人増加となった。内訳は、1・2歳児が各16人、3・4歳児が各1人。
 市保育課ではその背景として、4歳以下の転入超過人数が県内最多の241人となったことや、育児休業中の入所申込者が増えるなど出産後も仕事を続けたいと希望する女性の増加があるとみている。
 市では待機児童解消のため、市内の民間保育園で1年間勤務した保育士に対する交付金制度を新設したほか、昨年度始めた保育士への貸付金制度を継続して、保育士確保を図ることにしている。

【4】0511子育て世帯用住宅 平塚市は5月に行う市営住宅の入居者募集で、子育て世帯用住宅への入居者募集を初めて実施する。
 この試みは月収が一定額以下で住宅に困窮する世帯のうち、子どもの養育の負担が大きい世帯に低額で子育てに適した住宅を期限付きで提供するもの。対象となるのは市営田村宮の前住宅(田村7丁目20)の4戸。間取りは2LDKで全室洋室化などの大幅なリフォームを行なった。いくつかの条件を満たせば、月収により決められた1万7,900円から3万5,200円の範囲(平成30年度)の家賃で市営住宅に入居できる。
 応募は11日(金)から25日(金)までに、市役所本館1階の受付などで配布する申し込み書『入居者募集のしおり』に記載し郵送で申し込む。また、19日(土)、20日(日)の2日間で内覧会も開催される(要予約)。◇問い合わせ:市建築住宅課住宅管理担当☎︎21−8784

【5】0511坂田さん 元大磯町議会議員の坂田よう子さん(53)が8日、今年秋に行われる町長選挙への立候補を表明した。
 坂田さんは大学卒業後、衆議院議員の秘書を務めたのち、平成11年に大磯町議会に初当選。以後5期19年にわたり、町議という立場で町政を監視し、まちづくりに参加してきた。今回、町職員の中途辞職の増加、中学校給食問題に端を発した教育関連、駅周辺、大磯港みなとオアシス事業などのまちづくりなどの問題が将来的な町政運営に影響をもたらすことを危惧して立候補を決めたという。「町民のありのままの声を受け止めたい。町職員に働く意欲を持ってもらう組織づくり、教育の質の向上、邸園文化圏構想に伴うまちづくりなどは喫緊の課題。大磯で生まれ育った感謝と地元愛を抱いての決意」と話した。
 なお、5期目の任期が1年ほど残っているが、同日付で大磯町議会議長に対して議員辞職願を届けた。

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 2年後の東京パラリンピック開催を控え、障がい者スポーツを指すパラスポーツという言葉を耳にする機会が増えてきた。ただ実際には体験したことがない人も多いと思われる。大磯町では「大磯パラスポーツを楽しむ会」(西村英男会長)、二宮町では「東大跡パラスポーツの会」(城所克嘉代表)が毎月活動を続けている。障がいがあっても体を動かしたいとの思いに応えて始まった両会の様子をのぞいてみた。
 

 緑あふれる東京大学二宮果樹園跡地で毎月1回行われる「東大跡パラスポーツの会」には、聴覚や視覚、身体などに障がいのある人とその家族、サポートするボランティアを含め平均して20人以上が参加。円盤を投げ距離や正確さを競うフライングディスク、約70センチのプラスチック製のやりを投げるジャベリックスロー、ソフトボール投げなどを行う。
 同会には、障がい者スポーツ指導員の資格を持つ人が4人おり、投げる時の姿勢や腕の動かし方をアドバイス。これまで町内の障がい者がスポーツ大会に出場する機会はあったものの練習の機会があまりなかったが、指導員の一人は「ここで練習を重ねれば今年は良い成績が期待できる」という。
共生できる社会を目指す
 視覚に障がいのある女性は「ディスクをまっすぐ投げるのは難しいので輪に入った時の喜びは大きいです」と話し「スポーツは好きだけどやる機会がなかった。大会出場などいろんなことを経験して、もっと外に出る生活もいいかなと思った」と、参加をきっかけに気持ちが前向きになった様子だった。
 代表の城所克嘉さん(80)は会の目的に、心と体の健康作りと共生のまちづくりの2つをあげる。その一環として4月からは種目にサッカーも加えた。最初はシュート練習から始め、いずれは様々な障がいを持つ人や健常者がそれぞれにできるプレーをしてチームで戦い、できないことは他の人が補い合うような試合ができたらと考えている。「そうした助け合いがスポーツを通じて社会全体に広がっていけば」と願っている。
参加者の笑顔あふれる
 「大磯パラスポーツを楽しむ会」も毎月1回、世代交流センターさざんか荘の室内競技場で活動している。町内や平塚市、二宮町から障がいのある人やその家族、パラスポーツに興味を持つ人など約10人が参加し、椅子に座り軽いボールを手のひらに当てるバレーボールやキックベースなど、チームで行う種目を多く取り入れる。点が入った時やファインプレーの際には拍手と歓声が上がっていた。自閉症でコミュニケーションが取りづらいという小林孝太郎さん(13)も参加者の一人。一緒に参加する父親は、周りに声をかけられながら楽しんで続けていると話している。
 予算がほとんどないため、高価な用具は代用することが多い。中でもパラリンピック種目のボッチャのボールは、参加者が人工皮革を使って自作。運営に携わる初級障がい者スポーツ指導員の池上直宏さんは、「まず体験してみることが大事。ここがきっかけ作りになれば」と考えている。
 障がいのある人とない人との間の垣根を取り払うために、スポーツの持つ力は大きいと「東大跡」の城所さんは力を込める。それぞれの違いを受け入れて一緒に楽しむことで互いの理解が深まる大きなチャンスである。
◇東大跡パラスポーツの会
毎月第一水曜14時~16時(雨天中止)問い合わせ=城所さん☎︎73−2403
◇大磯パラスポーツを楽しむ会
毎月第2土曜11時~13時
問い合わせ=西村さん☎︎090−3596−7660

0427 映画
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017/アメリカ)
監督:ジェイク・カスダン 脚本:クリス・マッケンナ他
出演:ドウェイン・ジョンソン/カレン・ギラン/ジャック・ブラック 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
スタートボタンを押したら最後、プレイヤーはゲームの世界に吸い込まれ、クリアするまで抜け出せない。呪われたゲームソフト「ジュマンジ」。3つのライフを使い果たせば、待つのは「死」だ。それぞれに問題を抱える高校生の男女4人が、学校に居残りを命じられる。彼らはそこで見つけた「ジュマンジ」の世界に入ってしまい、元の世界に戻るため協力しながら友情を育んでいく。物語の骨子は青春映画の名手ジョン・ヒューズ監督の「ブレックファスト・クラブ」だが、ゲーム内では別人のキャラを割り当てられるのがミソ。ひ弱なオタク少年が筋骨隆々のドウェイン・ジョンソンになったり、ルックス自慢の女子高生がヒゲデブのジャック・ブラックになったりする。女子高生を可憐に演じる芸達者のジャックは安定の面白さだが、デカイ図体でちょっとしたトラブルにおびえたり恋に奥手な純情ぶりを演じてみせるドゥエインには、こんな繊細な芝居も出来るのかと感心させられた。オタクドウェインと美人戦士になったネクラ少女との不器用な恋愛模様にもホロリ。君は自分のままで大丈夫と肯定してくれる映画だ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

  龍城ヶ丘プール跡地の再開発について、市内の複数の団体から市や県などに宛てた要望書が出されている。
  周辺住民ら22人で組織された「平塚の海を考える会」(小川岳史、鈴木雄介共同代表)もそんな団体のひとつ。先月末、県議会議長、市議会議長宛てに陳情書を、平塚市に対し要望書を提出した。内容は主に①植栽による景観維持、防砂・防潮機能維持のため、施設、駐車場、右折レーン等の設置に際する植栽の伐採はしないこと②平塚海岸維持などのために「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」に基づいた浜幅を維持するための動的養浜を継続するよう県の確約を得ること③公園の利便性向上及び利用者の回遊性確保のため、海岸エリア全域を結ぶ導線(生活道路、歩道、サイクルロード等)を整備すること——の3つだ。
 それぞれを紐解いてみたい。①について、今回の整備においては利便施設の設置に関して建ぺい率12%の制限があるが、駐車場整備に関しては制限を受けないという。極端に言えば防砂林を切り開き、広大な駐車場をつくることも可能。同会は独自に防砂林の有無による風速の違いを調べるなどしており、その有益性を訴える。同時に2回の意見交換会を経て、市のスタンスは“樹木の伐採自体は違法ではない”というものだと感じている。開発の青写真が出ていない以上、どの程度の伐採になるかは不透明だが、大規模な開発になり現在残る景観が失われることを危惧している。②と③に関しては開発と直接の関係はないともいえる。だが付近の海岸は波による侵食が進み、砂浜の面積自体も小さくなっている。①にも関連するがこれに防砂林の伐採の影響が加わることで砂浜はもとより国道134号沿いの住宅地にもより深刻な状況になることも考えられる。養浜自体は県の事業であり、市にできることは限られる。だが開発が進み、人が集まる場所になるのであれば、安全面からも継続的な養浜を県に訴え続けることが重要だ。また、今回の開発が“点”になることにも危機感を感じている。海岸エリアの魅力アップに関しては龍城ヶ丘単独ではなく全体の未来を見据えたものでなければならない。同会のメンバーは多くが実際に龍城ヶ丘周辺の住人だ。開発の対象エリアはもちろん、海岸エリア全体がまさに生活の場。だからこそ周辺住民の生活道路であったり、来訪者が徒歩や自転車で行き来する道が整備される重要性を認識している。そのため、要望にもこれらを盛り込んだ。
 「私たちは整備事業に“反対”ではない」とした上で「だけど開発の形というのはハコモノを建てて、店舗をおいて、というだけではない」と話す。「平塚は子育て世代に優しいまちを目指してますよね。であればこそ、首都圏に近い平塚の地に多くの自然の景色が残っていること、これを“価値”だと考えてほしい。市長も開発に関しては『自然環境に配慮して行う』と言ってくれているのでぜひその通りにしてほしいです」と語る。
 今後、市とコンサルティング会社との間で調整した原案がでてくる予定だ。同会ではそれをもとに次の意見交換会に繋げるという。自然の景観を残すには海岸エリアの住民だけでなく、広く平塚市民に開発の現状を知ってもらい、自分たちのまちの課題として考えてもらうことが不可欠。より大きな規模で考えてほしいと訴える。

【1】0427 美術館-2 平塚市美術館で21日から「岡村桂三郎展ー異境へ」が開催されている。今回の展覧会に合わせて描いたという『百眼の魚』をはじめ、2000年代に制作された作品を中心に31点が所狭しと並ぶ。
 近年の岡村さんの作品はバーナーで焦がした杉板を屏風のように組み合わせ、岩絵の具を塗り重ねた上からうろこ状に画材を削り取って描くという特徴がある。大きいものだと高さ3.5m、幅は10m以上にもなり、館内の天井に届きそうなほど巨大。作品の配列は迷路のように入り組んでおり、さながら壁のように迫ってくる絵の中を進むさまは正に“異境”。作品の多くには“目”が描かれており、異彩を放つ独特の雰囲気に拍車をかけている。
 最新作『百眼の魚』は、平塚での展覧会が決まったことから湘南の海に着想を得て描いたという。魚の体表部分には無数の目が描かれており、岡村さんは「制作時に北朝鮮のミサイル問題などがあり、そういった人の欲望に対する批判を込めた」と話す。展覧会は6月24日まで。
 同館では実業家の田口弘氏が収集した現代美術コレクション「21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで」も同時開催(6月17日まで)。コレクションは400点を超え、グローバルに活躍する作家たちの作品からなり、近年の美術の動向を一望することができる。今回はその中から2000年代に制作された作品を中心に約70点が揃う。アンディ・ウォーホル、キース・ヘリング、奈良美智、村上隆、ヨーコ・オノなど著名な作家の作品も一堂に会する。
【1】0427 美術館-1

【2】0427 2面 犬猫ガイドライン 平塚市はこのほど、犬や猫の飼い主となる心構えと正しい飼い方や管理方法などを明示した適正飼育ガイドラインを策定し、市のホームページなどで公開している。
 近年のペットブームにより、犬や猫の飼育を希望する人や、実際に飼う人が増えている。同時に安易な考えでペットを飼い、飼育についての知識不足や身勝手な行為で周囲の人に迷惑をかけるケースも増えているという。昨年度、犬について25件の、猫について185件の苦情やトラブルが同市に寄せられており、特に猫に関連する苦情の件数は平成27年度の74件から倍以上になった。市に入る連絡の多くは野良猫の餌やりに関すること。餌やり自体は違法とは言えないが、ただ餌を与えるだけでその他の管理をしないために、糞害などのトラブルに発展するケースが多いという。
 ガイドラインは市のホームページのほか、公民館、図書館などで閲覧可能。また、6月には概要版が出され自治会回覧とともに、市内動物病院やペットショップに配架を依頼する予定だという。

【3】0427マンホールカード_左のみ使用 平塚市のオリジナルデザインのマンホール蓋を描いたマンホールカードが28日(土)から平塚市観光協会で配布される。
 同カードは下水道の啓発を目的に国土交通省の関連団体である下水道広報プラットホームが作成したもの。カードの作成は平成28年から始まり、今回は第7弾の発表。これでシリーズ累計で301自治体、342種のマンホールがカード化されることになる。マンホールは全国ほぼ全ての自治体に独自のデザインがあり、同市は七夕まつりと湘南の海をデザインしたものを平成13年から使用している。同市は平成29年9月の選考に応募するも落選。今年2月の第7次応募で選ばれた。
 配布は1人につき1枚で28日(土)の10時から。配布枚数は2,000枚で制作費は37,800円だった。問い合わせ:市観光協会☎20−5110︎

【4】0427あきんど 平塚市内の商店主による団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇会長)と神奈川大学経営学部2年生らによる連携事業が始まった。事業は昨年に引き続き2回目。23日には初回の授業が行われた。
 この試みは山岡義卓特任准教授の指導のもと、教養演習を受ける学生16人が、実際に地域で商売をする店舗のPRを行なったり、業務提案をするというもの。今から7月までのおよそ3ヶ月間、学生らは店主らとの話し合いなどを重ね、今年は特に商品提案に重点をおいて提案を進めていく。
 初回授業では神奈川県の商業流通課で30年以上にわたり県内各地の商店街振興に尽力してきた鈴木博明さんを招いての講義が行われた。鈴木さんは「人がいない、金がない、店がない商店街も知恵とネットワークでできることがある」と話し、学生らも真剣に耳を傾けていた。

【5】0427 2面オープンガーデン 季節の草花であふれる住宅や店舗の庭などを見学できる「大磯オープンガーデン」が、今年も4月27日(金)から29日(日・祝)の3日間に町内全域で開催される。
 今回の開催場所は120カ所に。開始から10年以上経ち、手入れされた草花や木々が年毎に育って見ごたえある庭が増えてきたという。またこれに合わせ、町内のカフェやレストラン24店舗でオリジナル限定メニューのスイーツを提供する「大磯アフタヌーンティー」も開催される。
 地図を掲載したパンフレットは1部200円で、バッジ(200円)と共に町観光協会駅前案内所など3カ所で販売している。オープンガーデンは10時から16時で、運営委員会では鑑賞の際にはマナーを守ってほしいと呼びかけている。◇問い合わせ=運営委員会☎︎61−0871
【写真】写真=大磯オープンガーデン運営委員会提供

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毎年5月5日、大磯町で「国府祭」という大きな祭礼が行われる。旧相模国の有力な神社が集うもので、千年以上続くと言われている全国的にも珍しい祭である。今年は天皇陛下の即位30年記念事業として参加する6つの神社全ての大神輿が初めて揃い、これまでにない壮観な光景が見られるという。今回は地元で長きにわたって続いている見所の多いこの祭礼を紹介する。

 始まりは千年以上前、相模国の行政の長である国司が天下泰平と五穀豊穣を神々に祈願したものと言われている。県の無形民俗文化財に指定されており、国府地区の神揃山と逢親場(または大矢場)での祭礼には、一之宮である寒川神社(寒川町)、二之宮の川勾神社(二宮町)、三之宮の比々多神社(伊勢原市)、四之宮の前鳥神社(平塚市)、平塚八幡宮、そしてこれらの神々を合わせて祀る社である総社の六所神社(大磯町)の神輿が集まる。そこでは数多くの神事が執り行われる。
座問答と鷺の舞
 中でも有名なのが「座問答」。「相模国」が成立した際に、寒川神社と川勾神社の間でどちらが一番大きな神社であるかについて論争が起こったといい、この論争の模様が儀式化され神事となって伝わったものである。神様が座る場所を表す虎の毛皮を、両神社が互いに上位に進め上座を譲らず無言の問答が三度続けられた後、比々多神社の宮司が「いずれ明年まで」と仲裁に入って神事が終わるという。
 また逢親場での「鷺の舞」は、平安貴族が高貴な人を迎える際池に舟を浮かべた上で行われていたものであり、六所神社の舞太夫家に代々伝わっていた。全国で数カ所しか残っておらず昭和の頃に一度途絶えてしまったが、同神社から中井町の神社に伝えたと言われる舞が残っており、それを教わった氏子が平成7年に復活させた。また、舟の形をした舞台での舞は全国的にも珍しい。
 ほかにも、粽の入った俵を高く放り上げ破けて出てくる餅を周りに投げる比々多神社の「粽行事」や、神輿の担ぎ手が力をつけるため「力飯」を食べる前鳥神社の「麦振舞神事」などがある。
多くの人の支えで続く
 この大きな祭礼は、3月初旬に6つの神社が集まって打ち合わせを行う「類社会議」という会合から始まり、その後各神社で様々な準備が行われる。
 迎え入れる六所神社では、祭礼前と当日の数々の神事の準備から、こまごまとした手配さらには翌日の清掃まで、祭礼が滞りなく終わるよう80人ほどの役員と経験者が中心になって支えている。神社役員を取りまとめる宮総代代表の鈴木 馨さん(82)は「よそでは立派な祭をやるところもありますが、派手なことをしなくても続けること。それが総社の使命」と力強く静かに語る。
 ここ数年は3つの神社が大神輿と白木の神輿や鉾を、他は白木の神輿を出していたが、今年は天皇陛下即位30年記念事業として6つの大神輿が一堂に会する。それを各神社に呼びかけた六所神社の柳田直継宮司は「国府祭の歴史上初めてではないか。いいお祭りにしてお祝いしようという各神社の思いが今年は特に強い」と話す。
 豪華な大神輿が集まる壮観な光景や珍しい神事を見ながら、昔の人々が作ってきた歴史の上に今の暮らしがあることに思いを馳せてみてはいかがだろうか。
◇5月5日(土・祝) 9時30分~17時、会場=六所神社と神揃山・馬場公園。麦振舞神事は10時30分頃に神揃山ふもとの畑中の斎場、粽行事は11時30分頃、座問答は正午頃にいずれも神揃山、鷺の舞は馬場公園で13時40分・15時頃(時間は全て目安)。雨天決行。◇問い合わせ=大磯町観光協会☎︎61-3300
【写真TOP】各神社の関係者や神輿の担ぎ手など数百人が集まる(大磯町観光協会提供)
【写真下】座問答(同)/鷺の舞(同)/会場の一つである神揃山
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0420 ペット自慢
ながしま ちゃたくん
(ミニチュアシュナウザー オス・1歳)

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0420 オーレ
 いいゲームとはなんだろうか。どんなにボールを支配しても、流麗なパス回しで相手を翻弄しても、ごくごく当たり前の話だが敵よりも多くの得点を取れなければ勝利は得られない。
 ホームに今季負け知らずの広島を迎えた15日。湘南は若干のスタメン変更をしながらも持ち味を活かしたサッカーで広島を追い詰めていく。前半15分にはイジョンヒョプが、同35分には松田がゴールに迫るなど、首位チーム相手に一歩も引かない戦いを見せた。後半にも期待できそう、という気持ちの一方で、自分たちがゲームの流れを掴んでいるときに得点できないことは悪い流れを引き寄せてしまうのではないか——という不安もよぎる。いやいや、そんな気弱でどうする、後半もこの調子で——。そんな期待は後半6分にコーナーキックからパトリックに先制点を許し早くも打ち砕かれる。同16分にはアレンが決定機を逃し、同35分には再びパトリックにダメ押しを決められ敗戦した。
 スタッツを見ればボール支配率、シュート数などほぼ同程度。リーグ最少失点の広島が相手とはいえ、言ってしまえば決定力の差に泣いた。結果以上に気になるのが2試合連続の無得点。決めるべきところで決められなければ勝ち点を手にできない。だが下を向く暇なんてない。過去のJ1でも当たってきた壁をいかに乗り越えるか。
リーグ戦初スタメンのDF坂
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0420 2面 朗読マラソン 朗読の愛好家から初心者までが自分の持ち寄った作品を次々に読み上げる「朗読マラソン」という催しが、今月21日(土)に平塚市の八幡山の洋館で開催される。
 2年前に始まり今回で5回目。市内で活動する朗読グループのメンバー朝倉輝美さんが以前横浜市での催しに参加し、バラエティに富んでいて面白く平塚でも開いてみたいと思っていたという。その後、グループには入っていないが朗読をやってみたいという声を聞くようになり、別のグループの人らに声をかけて「朗読マラソンの会」を立ち上げ、試しにやってみようと始めた。
 いわゆる朗読会は5人程度の小規模のものが多いが、この催しは毎回15人から20人ほどが参加。1人10分以内で、小説や詩、絵本から評論、新聞記事まで自分の好きな作品を読むことができる。中には自作の詩を読み上げた人も。朝倉さんは「普段自分が読まない作家の作品に出会えるし、新しい表現の仕方に気づいて自分の朗読の幅が広がりました」とこれまでを振り返る。
 会のメンバー熊澤秀子さんは「聞く人の顔を見ると反応が分かります。良い作品を皆さんにお届けして少しでも感動してもらえたら嬉しい」と朗読の魅力について語る。
 また林 朋子さんは「声に出して気持ちいい文章と読んで面白い文章は必ずしも一致するわけでなく、例えば文語体の文章は良いリズムがあり声に出すと気持ちがいいんです」と作品の選び方についてアドバイスする。そして「うまく読む必要はなく、声を出してみて楽しいと参加者に思ってもらうことが一番大切」と話している。
 聞くだけの参加も可能。熊澤さんは、こうした場で上手な人の朗読を聞くと聞きやすい発音の方法などが分かるので、「人のを聞くのも大事です」と言う。肩肘張らずに和気あいあいとした雰囲気の中、新しいジャンルや作品そして朗読の楽しみに出会えるかもしれない。
◇第5回朗読マラソンへようこそ◇日時=4月21日(土)13時30分~16時30分(出入り自由)◇場所=八幡山の洋館◇参加費500円(茶菓つき)、朗読希望者は先着15人程度(13時15分より受付)。
◇問い合わせ=朝倉さん☎︎94−8638
【写真】打ち合わせをする朗読マラソンの会のメンバー

0420 2面 外相会談 河野太郎外相は13日、大磯町の旧吉田茂邸にブータンのドルジ外相を招いての外相会談と、トブゲー首相を迎えての夕食会を開催した。
 河野外相が旧吉田邸を外交の場として使用するのは昨年10月、ミクロネシア連邦大統領らを招いて懇談・夕食会を行って以来2度目。大磯町は2020年の東京五輪におけるブータンのホストタウンになっており、そういった背景からも同邸が会場に選ばれた。外相会談は外務省の接見室か飯倉公館で行うのが一般的というが、河野外相は「前回、無事にできたのでチャンスがあれば積極的に使っていきたい。湘南の迎賓館にできれば」と話している。
 ドルジ外相は「歴史的な場所に来られて嬉しい。実りある訪日となった」とコメント。邸宅内には台所がなく、夕食はケータリングだった。中﨑久雄大磯町長は「台所を作るなどして活用を進めたい」と話した。
【写真】河野外相(右)とドルジブータン外相(中央)

0420 2面 女性消防団員 平塚市消防団(二宮敏郎消防団長)に2人の女性が入団した。女性の入団は昭和22年10月に同消防団が発足してから初めて。15日には辞令交付式が行われた。
 入団したのはいずれも市内在勤の団体職員、原 優子さんと飯山敦子さん。2人は第14分団の団員として、近隣の火災予防活動や災害活動に臨む。入団のきっかけは上司に勧められたため。声をかけられた原さんは1人では不安だったために飯山さんを指名し、2人揃っての入団となった。原さんは「(消防団の活動に)少しは興味があったけど、いざやるとなると寝られなくなるくらい不安だった」と話す。「男の人ばかりで不安ですが、できる範囲で頑張りたい」と声を揃える2人。「今後は女性が増えればいいなと思います」と話した。
 全国で約2万5,000人(平成29年10月1日時点)が活躍する女性消防団員だが、割合にすると約3%とまだまだ男性社会だ。女性ならではの目線を活かし、地域に貢献することが期待される。
【写真】辞令交付後、研修を受ける原さん(右)と飯山さん

0420 2面 警察表彰 先月22日に金目川東雲橋付近で、川で溺れた80代男性を救助したとして、平塚警察署(村松康夫署長)は平塚市在住の小野宏之さん(59)を表彰した。
 小野さんは日課であった犬の散歩中、川岸にいた男性を発見。前日の雨で水かさが増えていたこともあり「何してるんだろう。危ないな」と気にかかったという。やがて水の勢いに足を取られたのか男性が流され始め、慌てた小野さんは男性を救助しようと川沿いの道を100mほど走り、川に飛び込んだ。仰向けに流される男性の顔を水面に出し、背中を叩いて「頑張れ、頑張れ!」と声をかけ続けた。男性は低体温症の症状が出ていたものの一命を取り止めた。
 「そのときは必死でしたが、とにかく助かって嬉しかったですね」と小野さん。「正義感の強いほうではない」と謙遜するが、日頃から少年補導員などとして地域の安心安全のために務めている。

DCIM100MEDIADJI_0319.JPG 平塚市の屋根・外装の施工会社株式会社成田屋商店が今月、小型の無人飛行機ドローンによる屋根点検を開始した。
 同社では屋根点検の際、職人が梯子をかけて登るか、約8mのポールに付けたカメラで撮影していた。しかし転落の危険があり、また高い建物や住宅が密集した場所などカメラでは撮影できない場合もあった。
 そこで、ドローン向けソフトウェアを開発する株式会社CLUE(東京都港区)のサービスを導入。同社のサービス利用は県内で初めてとのことで、簡単な操作で屋根全体を撮影できる。成田屋商店では飛行の許可や承認を受けて練習を重ね、今月から使用を始めた。これまで6軒ほどで使用し、以前に比べ安全になった上に時間が半分ほどに短縮。また、その場ですぐ依頼者に屋根の状態を見てもらえるメリットもある。同社の成田 崇さんは「今後さらに必要になるツールだと思います」と話していた。
写真=(株)CLUE提供

0420 3面大磯図書館 大磯町立図書館では、今年小学校に入学した児童が手に取りやすい本を集めた「ステップブック・コーナー」を設置している。
 幼児の頃は大人に本を読んでもらっていた子どもたちに、図書館にある様々な本を紹介して自分で読みたいものを探せるようにと、同図書館ではおすすめの約50冊を選んで「ステップブック」と名付けた。
 入り口すぐの所に設けられたコーナーでは親世代が読んでいた名作から昨年発行されたばかりのものまで、日本や海外の絵本と児童書を展示。このうち『いやいやえん』など代表的な6冊を載せたリストと50冊分の読書記録が書き込める「読書通帳」は、町内2つの小学校1年生に配布されている。同図書館の福地沙綾司書は「自分に合う本に出会うきっかけにしてもらい、図書館が心落ち着く場になれたら」と話している。5月31日(木)まで。

0420 3面災害協定 災害時における応急復旧の協力に関する協定を平塚市ビルメンテナンス業協同組合(熊澤桂一代表理事)と湘南建物管理協同組合(市川智志代表理事)、平塚市の3者で締結するとして、両協同組合の代表者らが13日、市役所を訪れた。
 同市は地震や風水害などの災害発生時に備えて、市内の建物を津波避難ビル(78カ所)や帰宅困難者用一時受入施設(5カ所)として指定している。同協定は、それらの建物が使用された後に、原状回復のために残る2者が清掃などの応急復旧の応援協力を実施する内容だ。平塚市ビルメンテナンス業協同組合は平成24年3月に同様の協定を結んでおり、協会員らが役割分担し有事の際に備えている。この度湘南建物管理協同組合が賛同したとして、改めて3者による協定が結ばれた。
 協定を結ぶにあたり、熊澤代表理事は「より強固な体制で対応ができる」、市川代表理事は「迅速に対応できるよう一生懸命頑張る」と気を引き締めていた。

0420 3面しまむら協定 株式会社しまむら(島村孝征代表取締役会長)は13日、平塚市役所を訪れ地域の見守り活動に関する協定を結んだ。
 同協定は日常業務の移動ルート上で高齢者や障がい者、幼児などをさりげなく見守るという内容。新聞が溜まっている、お金の勘定ができない、つじつまの合わない会話をするなどの異変に気づいた際には市や警察、消防などへ情報提供する。同社は店舗での営業以外にネットスーパーでの宅配サービスなどを実施。さらに今月4日より移動スーパー「とくし丸」での営業を開始しており、約12人のスタッフが実際の活動に従事する。落合克宏市長は「市の高齢化率は26.8%、旭エリアの高村地区では約55%にものぼる」と話すように高齢化社会は同市にとって喫緊の課題であり、すでに宅配サービスの配送中に新聞が溜まっているなどの異変に気付いたケースもあるという。
 島村会長は「地域で仕事をしている人間としてありがたく思っている。何か恩返しをしたかった」と見守り活動への積極的な協力を誓っていた。

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 本紙でも既報の通り先月31日、今年7月6日から8日にかけて開催される第68回湘南ひらつか七夕まつりに合わせてデビューし、1年間平塚市のPRなどに従事する湘南ひらつか織り姫が決定した。選ばれたのは牧石舞弓(まゆみ)さん(18)、城 麻美子(じょう まみこ)さん(24)、井上 和(のどか)さん(22)の3人。今号では湘南ケーブルネットワークと共同で彼女たちの素顔に迫る。
(牧石さん)
フレッシュな新大学生織り姫
 今年度から都内の大学に進学した牧石さん。高校時代の3年間はチアリーディング部に所属し、そこで学んだ弾ける笑顔が彼女の持ち味だ。運動部に所属していた点とは裏腹に実はインドア派。「運動は苦手。編み物をしている時が一番楽しい」という。平塚の好きなところは総合公園。自身の大会や、弟の野球の応援など思い出深い場所という。だがそれ以上に「ちょっと言葉にし辛いんですけど、平塚独特の雰囲気ってありますよね」と逆に問いかけてくる。「市外の高校に通っていたので電車を降りて、改札でSuicaをタッチしたときの雰囲気がすごく好き」という。地元に帰ってきた時に感じるえもいわれぬ安心感には共感する人も多いだろう。父に肩車されて訪れた思い出の七夕まつりを今度はPRする側に回る。「最年少で至らない部分もあると思うけれど、若い私にしかできないことを見つけて行動する」と意気込みは十分だ。
(城さん)
礼儀正しい社会人織り姫
 愛知県で生まれ、中学校に入る頃に平塚に越してきた城さん。はにかむと現れるえくぼがチャームポイントだ。「愛知にいたころは大きいお祭りはなくて、初めて七夕に行ったときは見たことがない露店があったり、規模の大きさに驚いた」という。唯一の社会人ということもあってか、穏やかながらも1本芯の通った凛とした雰囲気を持っている。「仕事柄、どうしたら人に喜んでもらえるかと考えるのが好き。どうすれば平塚に来た人に喜んでもらえるか心がけたい」と織り姫の務めにも真剣に向き合っている。高校時代は茅ヶ崎に通っていた。トラスコ湘南大橋からの海岸線や富士山の眺めが思い出深いという。織り姫に立候補したのは父の勧め。「目立つことが好きではないのに勝手に応募用紙の見本を書いてて(笑)3年ぐらい言われ続けて興味も湧いてきた」と言う。「(織り姫が)この3人で良かったと思ってもらえるような活動をしたい。在住の人には平塚をより好きになってもらえるよう、外から来た人には魅力をしっかり伝えられるよう1年間頑張りたい」と話す。
(井上さん)
語学堪能な国際派織り姫
 平塚生まれ、平塚育ち、今年、大学生活最後の年を迎える井上さん。学部の特徴として、講義は外国語以外も全て英語。昨年はイギリスに単身留学し、身につけた英語力はかなりのレベルだ。興味のある分野は幅広く、牧石さんと同じくチアリーディングをやっていたこともあれば吹奏楽に打ち込んだこともある。小学校のころから習っていたピアノでは中央公民館のステージに立った経験もある。さらには絵を描くのも好きで手作りでポストカードを作ってみたりと気になったことは何にでも挑戦してきた。それだけに「欲張りで好奇心旺盛」と自分の性格を評する。平塚の好きなところは「地元を愛している人が多い」ところ。市外の高校に通っていたため、同級生らの平塚に対するイメージは様々で、つい熱く語ってしまうことも。そんな友人らをまつりに招いて案内したのが七夕の思い出だという。得意の英語で外国人観光客へのPRもお手の物。「自分が平塚を大好きだと思うように、たくさんの人に平塚のことを知ってもらい、好きになってもらいたい」と力を込める。
個性豊かな3人
 個性豊かな三者三様の織り姫。だが平塚を愛し、その魅力を多くの人に伝えたいという点で気持ちは1つだ。彼女たちのデビューは7月5日に行われる七夕の前夜祭。今から魅力溢れる彼女たちに注目してほしい。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、企画「織り姫に10の質問」などをお送りします。今回の番組は4/23(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真】左から牧石舞弓さん、城 麻美子さん、井上 和さん

0413 ペット
ゆめちゃん
(ネザーランドワーフ メス・8歳)

お外は気持ちいいな!
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0413 はたらくひと01
渡邉 未希さん
KNO PHOTO STUDIO カメラマン
 写真を撮りにくるというより、遊びにくる、そんなスタジオを目指してます。慣れない場所は緊張しますよね。だからまずは遊んでもらうんです。おもちゃで遊んだり、走ったり、自由でいられることがこのスタジオのいいところ。そうすると自然な表情が出てくるんです。いつもの笑顔を撮りたい、という方はぜひスタジオに遊びにきてくださいね。
渡邉さんが働くお店はこちら▼
平塚市夕陽ヶ丘59-22
tel 070ー1251ー8100
kno-photo-studio.com
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0413 映画
『リメンバー・ミー(吹替え版)』(2017/アメリカ)
監督:リー・アンクリッチ 脚本:エイドリアン・モリーナ
出演:藤木直人/松雪泰子/石橋陽彩 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
「シロちゃん死んじゃったね」と、幼い息子が思い出したように口にする。数ヶ月前に死んだ我が家のプードルのことだ。糖尿を患い、いつも玄関で寝そべっていた。本作を観ながらそんなことを思い出していた。音楽嫌いの一家で育ったミゲルは、大の音楽好き。年に一度、先祖の魂を迎える“死者の日”に、偶然、自分のご先祖さまが町が生んだ伝説のミュージシャン・デラクルスだと知る。しかも、デラクルスの遺品のギターを持ち出してしまったことで死者の国にさまよい込んでしまう。夜が明けるまでにご先祖さまの許しを得ないとこのまま死者となってしまうのだ。ミゲルは、軽薄そうな死者・ヘクターの助けを借りて、デラクルスに会いに行くのだが……。劇中で繰り返し歌われる「リメンバー・ミー」が、本作のモチーフとなる、旅立つ者と残される者、死者と生者の互いを思いやる愛を唱える。シロを思い出す息子に、僕は言った。「じいじもばあばも、パパもママもみんないつかは死ぬ。だけど、おまえが覚えていてくれる限り、みんなずっとそばにいるよ」
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0413 2面 石の人1 平塚市の柏木利雄さんが、大磯から二宮までの海岸で見つけた趣のある石を展示する「湘南海岸石 あそび心の一人展」が今月21日・22日に二宮町で開かれる。
 25年ほど前、友人の家に飾られていた幅50センチもある石の美しい形に強い印象を受けた柏木さん。それ以来地元の金目川や酒匂川を中心に、時には滋賀から青森まで各地の川を歩いてみたが、面白い形の石にはなかなか出会えなかった。
 そこで約15年前から、石を探す人の少ない大磯や二宮の梅沢海岸に行くように。波に洗われた石は多くが丸みを帯びているが、手にとると山並みや動物、それに仏像のような形などユニークなものがある。色は黒っぽいものが中心だが中には茶色や白の模様が入るなど、形も色も二つとして同じものはない。特に好きなのは、茅葺きの家に似た「茅舎」と呼ばれる形のもので、子どもの頃暮らした麦わら葺きの家を思い出すのだという。今では集められた石が自宅の中と外にぎっしりと並べられており、柏木さんは「数えたことはないが、1,000点以上はあるのでは」と話す。
 珍しい形のものを探すため重要なのは、行くタイミング。台風や低気圧が通過した後や大潮の後は、荒れた波で石がかき回され「石が変わる」という。それも通過した直後と波が落ち着いてからでは様子が異なるので、1日の間に2回行くなど良いものに出会うためには労を惜しまない。2年前には大病を患ったが、退院から5日後にはリハビリのつもりで浜を歩き始めた。どれも同じに見えそうな海岸の石だが、探石暦25年以上、変化のある石はすぐ目につくという。ゴルフのパターを使って自作した道具でひっくり返し、形を確認する。そうして拾った石は外に並べて雨風に晒すと年々色が黒っぽく落ち着いてくるので、その変化も楽しみだという。
 今回は選りすぐりの100点以上を展示。「湘南海岸の石だけを展示するのはこれまで例がないのではないか」と柏木さんは話している。想像力を働かせながら一つ一つ趣のある石の表情を眺めてみては。◇日時=今月21日(土)22日(日)9時~17時(22日は16時まで)、会場=二宮町ラディアン、問い合わせ=柏木さん☎︎58−8234)
【写真TOP】手前が山の形をしたもの、奥が仏像に見える姿石
【写真下】柏木さんの好きな形「茅舎」
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0413 2面 クラウド 平塚市博物館では、この夏の火星大接近に向け新たな望遠鏡を購入することを目的に、インターネット経由で不特定多数の人から資金調達を行うクラウドファンディングを現在実施している。
 今年7月、火星が15年ぶりに地球から約5,800万㎞の距離に近づき、望遠鏡を使ってその表面の様子を観察するチャンスを迎える。
 しかし同博物館の望遠鏡3台は、古いもので購入から30年以上が経過し天体を追尾するための赤道儀などが老朽化しているものも。また前回の火星大接近の際には400人以上が観察会に訪れ、3台では十分な対応が難しかったという。そこで新しい機器の購入を決めたところ、市財政課がクラウドファンディングの活用を提案し、今回市の事業として初めて実施することになった。
 購入する予定の機器は口径35㎝と既存のものより大きく、暗い星も見えやすくなるという。付属品も含めた総額200万円のうち半分の100万円についてこの制度を使って広く寄付を募っている。受付は一口5,000円以上で、寄付者にはその額に応じ7月のお披露目会やプラネタリウムの特別投影への招待などの特典がある。
 同館では、火星最接近の当日を含め7月から8月にかけ4回開催する「星を見る会」で新しい望遠鏡を使用する。天候などの条件が良ければ、赤っぽい色をした表面に黒や白の模様が見えるという。藤井大地学芸員は「今はインターネットなどで火星の写真も見られるが、望遠鏡を使って星の光を自分の目で見る素晴らしさを特に子どもたちにぜひ味わってほしい」と話している。期限は6月29日(金)。詳細は同館のHPを参照。
◇問い合わせ=平塚市博物館☎︎33−5111
0413 2面 クラウド平塚市博物館QRコード

0413 2面 スープ 平塚市が取り組む産業間連携ネットワークでスーパーマーケットの有限会社まじめや、レストランの旬菜屋NoBu、猪俣農園が今年1月に協働で生み出した「野菜を味わうスープ」の第2弾が早くも販売される。
 新製品は目にも緑が鮮やかな「野菜を味わうスープ〜春ー元気が出るほうれん草〜」。猪俣農園の猪俣正治さんが作る機能性野菜のほうれん草「弁天丸」を活用し、旬菜屋NoBuの相原伸美さんとまじめやの石原裕子さんが新玉ねぎと豆乳を合わせて冷やしても温めてもそれぞれの味わいを楽しめるスープに仕上げた。
 販売はまじめや(カップ)と旬菜屋NoBu(単品料理)で今月23日からゴールデンウィークの終わりごろまで。期間限定の商品となるが「普通のほうれん草ではない部分にこだわりがある」と3人は口を揃える。「疲労回復に効果のあるほうれん草で体の調子を整えて」とPRした。
【写真】まじめや 280円(税別)  旬菜屋NoBu 単品480円(税別)

0413 2面 とくし丸 平塚市を中心に展開するスーパーマーケット「しまむらストアー」は4日、移動スーパー「とくし丸」の出発式を同ストアーの旭店で行なった。日用品から生鮮食品まで、約1,000品目が軽トラックに積み込まれており、3つのルートに分かれた周辺地区の100世帯以上を回り買物弱者を支援するとともに見守りも行う。出発式を行なった後、早速1カ所目の販売地点へ。買い物をした女性は「来るのを心待ちにしていた。普通に店舗に行くのと変わらない」とパック寿司やイチゴなどを購入していた。

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 湘南ベルマーレ(眞壁 潔会長)は6日、フィットネスクラブを運営するRIZAPグループ株式会社(瀬戸 健社長)、ユニフォーム胸スポンサーの株式会社三栄建築設計(小池信三社長)との3社共同会見を都内で実施し、RIZAPと三栄建築設計による湘南ベルマーレの経営権取得についての発表を行なった。翌7日のホーム鹿島戦の前にはスタジアムで第三者割当増資に関する記者説明会を実施。水谷尚人湘南ベルマーレ社長ら3社の代表者が今後のクラブ経営、チーム運営などについて語った。
 RIZAPグループの傘下に入り子会社となる湘南ベルマーレだが、具体的にはどのような体制になるのか。RIZAPグループと現在の筆頭株主である三栄建築設計は共同で新会社「株式会社メルディアRIZAP湘南スポーツパートナーズ」を設立。この新会社に対し、三栄建築設計が保有するベルマーレ株を譲渡し、第三者割当てがなされることにより、新会社がベルマーレ株の50.001%を保有する筆頭株主になる。また、取締役の過半数もRIZAPグループから参画することとなり、連結対象になる。眞壁会長ら現在の経営陣は続投し、胸のスポンサーにも変わりはない。正式には15日に開催される湘南ベルマーレの株主総会で決議される見込みだ。
“コミット”の理由は
 「結果にコミットする」というキャッチフレーズで躍進めざましいRIZAPと湘南の出会いはおよそ1年半前。1999年に親会社であったフジタが撤退し、育成型クラブとして歩んできた湘南だが、限られた資金の中でのクラブ運営に主力選手の引き抜きに合うことも多く、結果としてJ1とJ2を行き来する、“エレベータークラブ”と揶揄されてきた。“育成”というアイデンティティは同時に、経営的には決して楽な道のりではなかったことの裏返しでもあった。水谷社長も「選手を引き止めるにあたり提示できる金額はJ1の平均に満たなかった」と苦しい胸の内を明かす。
 しかしその“選手を育てる”という姿勢や哲学こそが、RIZAPの“自分を変える”というコンセプトに合致した。度重なる話し合いがもたれ、筆頭株主である三栄建築設計とRIZAPとの面談も行われた。今回の子会社化で湘南は3年で10億円以上の金銭的な援助を受ける。選手への対価の充実はもちろん、毎年赤字を出し続けていたというユースやジュニアユースといった世代にもさらに力を入れていく。
2020年までにタイトルを
 経営に参画するにあたりRIZAPは2つの大きな目標を掲げた。1つは2020年までにタイトル(J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯)のいずれかを獲得すること、もう1つはスタジアム収容率を1位にすることだ。これらは実際に瀬戸社長と現場の指揮官、曺貴裁監督が話し合い決めたもの。現在の立ち位置からすると簡単な目標ではないが、RIZAPもフィットネスクラブ運営で培ったノウハウをプロ向けに昇華しチームを後押しする。
 一方で湘南には市民クラブとして歩んできた約20年の歴史もある。今や9市11町がホームタウンとなり、300を超える個人・企業がオフィシャルパートナー・サポートコーポレーションとなってクラブを支えてきた。これについて水谷社長は「大前提としてこれまでやってきたことを評価していただいた。これをベースにしていく」と話す。RIZAP側は「クラブとは一心同体。責任企業として務めを全うし、出てきた数字でみなさんに認めていただきたい」と力を込める。 
 藤和不動産サッカー部からフジタ、ベルマーレ平塚、そして湘南ベルマーレとして歩んできた道のりは今年で50年になる。その節目の年に踏み出す新たな一歩が、湘南を次のステージへと導く。

0413 オーレ
 あまりに劇的な幕切れだった。ホームに名門鹿島を迎えての一戦は約14,000もの人々が押し寄せ、その注目度の高さを物語っていた。そして湘南に親会社がつくという意味においても、世間の耳目を集めていた。試合は開始早々に互いに1点を奪うもその後は一進一退の攻防。むしろ押し込まれる時間も多く、肝を冷やすシーンも幾度となくあった。だが湘南は諦めなかった。90+4分、いつ試合終了の笛を聞いてもおかしくない状況でDF山根がプロ初ゴール。値千金の勝ち越し弾でそのまま試合を決めた。あまりに出来過ぎたシナリオに試合後、各メディアは続々と「コミット」の文字が踊る報道をした。それでも言いたい。相手がどこであろうと、この日、この場所で結果にコミットしなければ——。そんな想いが引き寄せた最高の瞬間は神様からのプレゼントではなく、スタジアム全体で掴んだ確かな勝ち点3だ。
スタジアムが1つになった瞬間だった
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0413 3面 高城ゆりさん 歌手の高城ゆりさんが先月、平塚市にプロモーションで訪れた。高城さんは平塚に住むわけでも出身でもない。だが市内企業神田交通のプロモーション用CDを歌った際、『スターダスト☆ひらつか』という曲を収録。これを全国各地で歌ううちに「あの平塚って場所の歌、いいよね」とファンの間で話題になったことから昨年『ひらつか☆スターダスト』として再録。営業に訪れたというわけだ。当日は神田交通の井上蔚美(うつみ)代表と共に市内を行脚。「人気がでると平塚に愛着も湧く。ぜひ平塚市の人にも知ってほしい」と笑顔で話していた。

 平塚市の大腸がん検診は、これまで日程と会場が決まっている集団検診でしか受けられなかったが、今月から市内60カ所の指定医療機関でも受診できるようになった。また胃がんの内視鏡検査も、市内17カ所の指定医療機関で受けられるようになった。今後は指定医療機関の検診実施日のうち希望日に受診が可能となり、市では受診率が向上し、がんの早期発見につながると期待する。大腸がん検診は40歳以上が対象(毎年)で費用は600円(70歳以上は無料)、胃がん内視鏡検査は50~68歳の偶数年齢の人が対象(隔年)で5,000円。◇問い合わせ=市健康課☎︎55−2111 

0406 ペット
小力ちゃん
(トイプードル・メス・3ヶ月)

生まれて初めてのお花見!
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0406 2面 織り姫 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は先月31日、セレクションの結果、第68回湘南ひらつか七夕まつり織り姫の3人が決定したことを発表した。
 織り姫に選出されたのはいずれも平塚市在住の牧石舞弓さん(18、大学生)、城 麻美子さん(24、会社員)、井上 和さん(22、大学生)の3人。織り姫への選出に際し牧石さんは「高校時代に取り組んだチアリーディングの笑顔と元気で平塚を盛り上げたい」、城さんは「SNSなどを通じて知られていない平塚を世界中に発信したい」、井上さんは「学生生活最後の年に平塚に恩返しをしたい」とそれぞれ活躍を誓った。
 今年のセレクションには41人の応募があり、2次審査までを通過した6人が参加したインターネット投票には総数5,296票の投票があった。今年のまつりは7月6日から8日にかけて開催される。
【写真】写真左から牧石さん、城さん、井上さん

0406 2面 吉田邸 先月中頃に来館者が10万人を超えた大磯町の観光スポット、旧吉田茂邸に先月31日、自民党本部から吉田茂元首相の肖像画と写真が寄贈された。
 肖像画は吉田元首相生誕100年の記念事業の一環で昭和53年に描かれたもの。作者は画家の松本弘一氏でサイズはF20号(727mm×606mm)、ソファに座り葉巻を手にした吉田元首相を描いた油彩画だ。長らく党の倉庫に眠っていたものが発見され、同邸宅が1周年を迎えることから自民党の二階俊博幹事長から吉田元首相の孫である麻生太郎副総理に相談したところ「良いことなので」と寄贈される運びになった。二階幹事長は「吉田先生のご活躍を偲びながら偉業を後世に伝えていく」と挨拶。中﨑久雄大磯町長は「しっかりと後世に伝えてまいります」と応じた。
 写真は執務中の姿や自宅でくつろぐ姿などを撮影したもので全32点。肖像画と同様に、旧吉田茂邸で公開している。

0406 2面 商議所 平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は先月28日、平塚市(落合克宏市長)、平塚信用金庫(石崎 明理事長)と連携し、まちぐるみで創業者を支える仕組み「ひらつか創業サポーターズ」を発足させた。
 この試みは平塚市内でより創業しやすい環境づくりを推進するため、市内事業者が「応援企業」となり、創業者が応援企業と取引する際にサービスや割引などを受けられるもの。行政や商議所だけが支援するのではなく、広く民間の事業者も支援に加わるのは全国的にも珍しい取り組みで、県内では初だという。これまでも3者はそれぞれに創業者を支援する取り組みを行ってきたが、この枠組みを広く市内企業に展開することで「事業者からも選ばれるまちに」したい狙いだ。
 会見の中で常盤会頭は「今は60歳以上の経営者の50%が廃業を考える時代。まち全体で創業の風土を作っていく」と話した。◇問い合わせ:同商議所経営支援課☎︎22−2511

0406 2面 リサイクルセンター2 平塚・大磯・二宮ブロックゴミ処理広域化実施計画の中で整備が進められていたリサイクルセンターが大磯町虫窪の大磯町美化センター内に完成し、先月26日に竣工式が行われた。
 地下1階、地上3階の工場棟、平屋建ての計量棟とコンテナ保管庫棟からなる同施設は敷地面積が約8,000㎡、延べ床面積が約3,600㎡、海と雲をイメージした水色と白の外観。総事業費は約17億6,000万円だった。大磯町と二宮町から排出される容器包装プラスチックとペットボトルを圧縮梱包処理するリサイクル施設と、大磯町から排出される可燃ゴミを効率的に輸送する中継施設、及び不燃ゴミなどを選別・保管する、主に3つの機能を有する。加えて環境学習、啓発などのために見学ホールや解説のパネルなども設けられた。
 式典の中で中﨑久雄町長は「今後も1市2町で3R(リデュース、リユース、リサイクル)を推進して行く」と抱負を述べた。

0406 2面 花菜ガーデン 神奈川県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデンで球根ミックス花壇が見ごろを迎えている。
 今年は毎年恒例のチューリップに限らず、ヒヤシンスやスイセン、アネモネなどを混ぜて植えた。これにより移りゆく花壇の表情の変化が長く楽しめるという。植えられているのは73品種、約12万球。品種によっては4月末まで見ごろが続くものもあり、例年より長く、春の花々が楽しめそうだ。園内ではこの他にも、ハナモモ、マグノリア類などの植物も可憐な姿を見せている。
 花菜ガーデンでは今年3月、年間パスポートの料金を改定。季節によって料金がかわる同園を2,300円で楽しめる。バラの季節を前に購入を検討してみてはどうだろうか。

0406 2面 しんわ 進和学園のしんわ本人自治会連合会は先月29日、平塚市などの各団体に寄付金を贈るとして平塚市役所を訪ねた。同会は昭和58年から毎年募金を集めて世界中の各団体に届けている。今回は学園関係者やボランティア、支援者らに募金を呼びかけ、総額60万2,068円の寄付金が集められた。同会の平野悠人会長は「いつも私たちの活動を応援してくれてありがとうございます。世界中の人のために役立てて」と話した。

0406 2面 東京ガス 平塚市は先月28日、東京ガス株式会社神奈川西支店と東京ガスファーストエナジー株式会社東京ガスライフバル湘南茅ヶ崎の2社と、高齢者や障がい者、子どもたちの見守りに関する協定を締結した。点検、修理、検針、ガスの開閉などで実際に住民と接する機会の多い両社のスタッフ80人ほどが、新聞が溜まっている、つじつまの合わない会話をするなど気づきがあった場合に市の窓口や警察、消防へ情報を提供する。落合克宏市長は「“多くの目”で見守りができてありがたい」と見守り活動の充実に期待を寄せた。

0406 1面1
 地域の商店が閉店したり、自動車を運転できず遠くまで買い物に行けないなど、普段の買い物に不便を感じる「買物弱者」。その数は経済産業省の推計によると、平成27年度には約700万人に上るとされた。そうした買い物に困る人の自宅の前まで来てくれる移動スーパー「とくし丸」が今月4日、平塚市内で営業を始めた。ハンドルを握るドライバーは、自らの経験からこうした仕事が必要だと考えたという。この新たなサービスがどのようなものなのか聞いてみた。
 

 移動スーパー「とくし丸」は、事前に登録した個人宅の前に軽トラックが週2回来て、生鮮品を含めた食料品や生活雑貨などを販売する事業。徳島市の企業が運営し、北海道から九州まで全国各地で展開されており、各地域にあるスーパーと提携してその店の商品を販売する仕組みである。
 このほどとくし丸と、平塚市内を中心に11店舗ある地域スーパーしまむらストアーが提携。まずは旭店を拠点に、土屋から吉沢、纒地区などを中心に金目川から西側のエリアを同店の商品を積んだ軽トラックが回る。鮮魚や刺身、肉から惣菜まで400品目約1,000点が積まれており、価格は基本的に商品1点につき店頭価格に10円プラスした額となる。曜日によって異なる3つのルートで約100軒を訪問する予定だ。
被災地での支援活動が元に
 この車に乗るのが販売パートナーの川口倫史さん(46)。以前は蒔絵職人として会社勤めをしていた。東日本大震災の2ヶ月後からボランティアとして宮城・岩手の避難所や仮設住宅を回り、食料やカバン、洗濯機まで要望のあった物資を配達する活動を2年以上続けた。その際高台に建設された仮設住宅の住人が買い物に行けずに不便な思いをしているという話をよく耳にしたという。
 そんな時、テレビで「とくし丸」のことを知った川口さん。将来リタイアした後に、移動販売をやってみたいという思いが生まれた。そのうちに、平塚に住む自分の周りにも、買い物に苦労している高齢者やそうした人を手伝っている人がいるとの話を聞くようになり「60歳になってからだと遅いのではないか、やるなら今だ」と思い立った。
 昨年4月、とくし丸に「平塚でも事業ができないか」と連絡し、会社を退職。それをきっかけに、以前から面識のあったとくし丸としまむらストアーの提携が決まり、川口さんが販売担当の個人事業主となった。
お客に信頼される存在目指す
 販売ルートとなっている平塚市土屋地区には、営業開始を喜ぶ人がいる。安池幸子さん(82)は、近所にあった魚屋や肉屋が閉店したため、普段は近くのコンビニエンスストアに行くものの魚や肉はあまり置いていないので不便を感じていた。夫(86)が運転できるので自分は時折離れたスーパーにも行けるが、近所の人の中にはタクシーで買い物に行く人もいるという。「お刺身など自分で見て好きなものが買えそうなのでよかった」と話している。
 川口さんはこれまでの経験で「人と人とのふれあいを通じ役に立てることが自分にとって一番大事なこと」と感じている。そのため商品を販売するだけでなく、お客との会話を通じ信頼関係を築いていきたいという。そしてちょっとした困り事の相談を受けたり、お客の体調の変化に気づいたりなど「見守り役」のような役割も担いたいと考えている。これはとくし丸の理念でもある。
 しまむらストアーでは、販売パートナーが見つかれば同様に買い物に困る人がいる他の地域でも今後実施していきたいとしている。
◇問い合わせ=しまむらストアー☎︎080-3305-0965(山口さん)
【写真TOP】おじいちゃんおばあちゃん子だったので年配の人との会話には慣れているという川口さん
【写真下】食料品の他トイレットペーパーや洗剤、お線香や乾電池も/冷蔵ケースがあるので鮮魚や刺身、肉なども販売できる

0406 3面 公民館 平塚市土屋公民館(土屋1864−1)は先月30日、文部科学省所管の第70回優良公民館表彰を受賞したとして平塚市役所を表敬訪問した。市内の公民館の受賞は10年ぶり。昭和47年度の崇善公民館、平成8年度の中央公民館、平成18年度の金目公民館、平成19年度の大原公民館に続き5例目となる。同館は地域の小中学校、大学の繋がりが強く、この特徴を生かした事業が評価された。同館の安池直治館長は「地域はもちろん平塚市全体のみなさんのご協力があってこそ」と感謝を述べた。

0406 3面 添田さん 二宮町議会議員の添田孝司氏が先月30日、記者会見を行い今年秋に行われる二宮町長選への出馬を表明した。添田氏は2010年に町議会初当選を果たし現在2期目。2014年からの2年間は議長も務めた。「二宮町の現状として表面的に見える課題はあまりない。そういう意味では難しい選挙」としながらも「ビジョン、哲学が見えない状況で課題に取り組んでいる。町の将来像を示しプロセスの“見える化”の実現」を目指す。特に町庁舎の移転に関しては「議論が全くされていない。決定自体はともあれ過程には問題がある」と語った。

0330 3面吉沢保育園 平塚湘南ライオンズクラブ(LC・安永享滋(たかしげ)会長)は27日、平塚市立吉沢保育園(安藤淳子園長)で花植えのボランティアを行なった。
 同LCは社会奉仕委員会の活動の一環として、1999年頃から市内の幼稚園、保育園での花植えボランティアを実施している。吉沢保育園で行われるのは2002年以来16年振り。同LCのメンバーで造園業を営むガーデンサービス株式会社の小澤智幸さんがパンジーやマリーゴールドなど300株を寄贈。クラブのメンバーと園児らが一緒にプランターや花壇などに花を植えた。
 園児らは「お花畑みたい」「可愛い」などと話しながら夢中で花を植えていた。安永会長は「花のように美しく元気に明るく生活しましょう」とメッセージを送った。

0330 3面ともしびショップ 湘南平大駐車場そばの「ともしびショップ湘南平」が各地の伐採木を使って改装され、25日オープンした。
 この施設は社会福祉法人進和学園が運営するもの。1階のホットケーキ店「湘南リトルツリー」は、都内や県内で不要となって伐採された50種類以上の樹木を加工して柱やドアなどの内装に使っている。テーブルや椅子、カウンターも、それぞれの木の特徴を活かして製作された。またギャラリーや活動スペースとして利用する2階では、地元湘南平で伐採された樹木も多く使用。処分される木が新たに命を吹き込まれ、温かみのある空間を作り上げている。同学園では「地域の人に喜ばれる店を作って、いずれはここで障がいを持つ人の就労を目指したい」と話している。◇問い合わせ=湘南リトルツリー☎34−7041︎

0330 3面着地型観光  平塚市と平塚青年会議所が発起人となり、地域資源を掘り起こす「平塚版着地型観光事業」の検討をはじめた。24日にはキックオフイベントを開催し、講演とワークショップを開催した。
 着地型観光とは、観光客の受け入れ先で作られる地域の魅力を活かした観光商品のこと。都内を中心に出発地で作られる旅行商品「発地型観光」に対して近年注目を集める。湘南NPOサポートセンターの鈴木奏到(かなと)さんの内外からの視点で平塚市の魅力を再発見しようという講演のほか、坂田美保子さんによるワークショップを開催。地域の魅力の洗い出しを行なった。
 イベントにはまちづくりに関心のある一般市民40人ほどが参加。今後検討を重ね、10月には実際にプログラムモデルを作る。来年にはプレイベントを開催し、2020年には東京五輪と関連させて市外から集客できるプランを発信したいという。

0330 3面フリーデン_P5_牧場 養豚から豚肉の加工・流通を始め飲食までを一貫経営で展開する平塚市内の企業、株式会社フリーデン(森 延孝代表取締役社長)が管理するすべての肥育農場がこの度、公益社団法人中央畜産会より「JGAP家畜・畜産物」の認証農場として認証された。同認証は農水省が推進している、欧州を中心に普及してきた農産物の安全性向上や環境保全型農業を目指した農業生産工程管理手法を畜産物にも活かしたもの。きわめて衛生的な生産管理体制となっており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の策定した農産物調達基準を満たす。地元企業の製品が五輪で提供される可能性もある。
【写真】認証を受けた森吉牧場(秋田県)

0330 2面 消防 平塚市消防本部(三野末三夫消防長)は22日、消防団、消防、救急への協力を申し出た市内の各事業所に表示証を交付した。
 交付を受けたのは平塚市消防団協力事業所として株式会社しまむら(島村孝征代表取締役社長)、平塚市消防協力事業所として有限会社内田綜合設備(内田博之代表取締役)、平塚市救急協力事業所として田中貴金属工業株式会社湘南工場(奥田晃彦工場長)の3事業所。消防団協力事業所と消防協力事業所は有事の際に市からの依頼を受けて消防活動に協力。救急協力事業所は日頃の啓発や緊急時の対応にあたることになる。
 三野消防長は「救急においては市民の協力で命が助かったケースもある。また、市内でも台風やゲリラ豪雨など、消防、救急ともに力を貸していただくケースがある」と改めて協力を要請していた。

0330 2面 大隅教授 大磯町は21日、大磯町名誉町民講演会として、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した東京工業大学栄誉教授の大隅良典教授の講演会を大磯プリンスホテルで開催した。会場には町民を中心に小学生から大人まで700人以上が訪れ、ノーベル賞受賞者の言葉に耳を傾けた。
 大隅教授は細胞内にあるタンパク質を細胞内で再分解するリサイクル機能「オートファジー」の仕組みを解明したことでノーベル賞を受賞。1980年代、当時は誰も注目していなかった液胞の研究を始めたことをきっかけに、30年以上の探求を続けて栄誉を手にした。
 研究の話の合間には「“知っている”ことと“解る”ことは違う。わかった気にならず、一歩踏み込んで考えてみてほしい。大事な問題はまだまだいっぱいある」「自分らしく小さな発見を大切に」といったメッセージを送っていた。

0330 2面 柳島 茅ヶ崎市は25日、スポーツ公園として全国初となるPFI事業によって柳島スポーツ公園をオープンした。
 同園は開園から20年間にわたり、特別目的会社「茅ヶ崎スマートウェルネスパーク株式会社」が市からの委託を受けて維持管理、運営を行う。同社は亀井工業ホールディングス株式会社を代表に、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブなど湘南地域で健康関連事業やスポーツプログラムを提供してきた企業、NPOによって構成されている。園内には観覧席約1,300席を有する全天候型の陸上競技場のほか、テニスコートやジョギングコース、スタジオやレストランなどが入ったクラブハウスがある。
 同日にはスポーツ体験や神輿渡御などが行われたオープニングイベントが実施され、新しい交流拠点の門出を祝った。

0330 2面 自転車シェア 大磯町(中﨑久雄町長)は21日、大磯プリンスホテルで自転車シェアリング事業の出発式を開催した。
 同事業は自転車の台数と利用回数で世界最大(3/21時点)の自転車シェアリング事業者「モバイク」の日本法人が主導する。同社は中国の複数都市を中心に事業を拡大し、昨年札幌と福岡でテストを実施。本格的にサービスを開始する場所として大磯が選ばれた。利用にはスマートフォンアプリのダウンロードと登録が必要で、料金の支払いはクレジットカードを必要とする。モバイク専用駐輪場となる「ポート」は大磯町役場、ポートハウスてるがさき、生涯学習館、大磯プリンスホテルの4カ所。4月からは駅前自転車駐車場にも設置され、100台の自転車が用意されるという。
 今後はポートや自転車の台数を順次増やしていく予定。年内に近隣都市を含めて登録者数1万人を目指す。

0330 2面 定例 平塚市(落合克宏市長)は22日、定例会見で5年振りに見直した「湘南ひらつか名産品・特産品」46品目を発表した。昭和60年に最初の認定をして以降、今回が7回目の認定。湘南ひらつか名産品選定委員会(常盤卓嗣委員長)による選定は今年1月18日に行われた。伝統のある商品から若い世代の事業者が生産した商品まで幅広い世代に選んでもらえる商品が揃ったという。
 新しく認定されたのは食品加工品として、湘南ベルマーレカレー(株式会社湘南ベルマーレ)、「湘南トマト工房」トマトジュース(社会福祉法人進和学園しんわルネッサンス)、湘南タコス(レストランサンミッシェル)、やまゆりポークつるし焼き豚(株式会社サイトウミート)、湘南こっこからあげ(有限会社鳥仲商店)、ひらつか七夕ラーメンセット(中華百番)の6品。和菓子として、つりがね最中(山口屋)、ほしにねがいを(有限会社三秀堂)、大番(有限会社中村屋)、ふるさと(有限会社松品堂)の4品。洋菓子として、湘南みかんぱん(社会福祉法人進和学園サンメッセしんわ)、平塚味噌アイス(株式会社塩田商店)、ひらつかリンツァー(BISCUITERIE Ma Copine)、湘南しらすチーズクッキー(特定非営利活動法人山晃央園 山晃央園作業所)の4品。民芸・工芸品として竹宝印 かぐや(有限会社東曜印房)の合計15品。平塚の金アジ、湘南しらす、平塚のシイラ(いずれも平塚漁業協同組合)の3品は特産品に選ばれた。
 今回は、地場産品の使用など選定基準項目を増やし、一次産業の振興にも寄与したものや、6次産業化や産業間連携ネットワークなど、市が支援する事業から生まれた商品なども新たに認定されたという。今後は4月28日(土)、29日(日)に開催される緑化まつりで即売会が行われるほか、5月上旬にはラスカ平塚で名産品紹介即売会が行われる予定だ。

0330 1面1
 市内の各地域にある小学生の野球やサッカー、バレーボールなどのクラブでは、子どもの数が減ってきている。近年、メンバーが揃わず試合出場が難しくなったり、中には人数不足で活動を休止するところも。子どもたちが仲間と共にスポーツを楽しむ場をどう存続させていくか、多くのチームが悩みを抱えている。
 市内で活動する小学生のスポーツ団体のうち、野球とサッカー、バレーボール、剣道は「市スポーツクラブ連合」に加盟している。その会員数を記録が残る平成17年度以降で見ると、平成21年度の3,282人をピークに、今年度は2,327人と大きく減少。少子化が進んでいる上、小学生の中でスポーツクラブ連合の会員となっている子どもの割合が、平成21年度には約23%だったのが今年度は約18%と低下している。
 多くの団体がメンバー減少に悩んでおり、競技によっては、他と合同でチームを組んで試合に出たり人数が揃わず試合に出られない恐れのある団体が出てきている。
 市立大原小学校で毎週末練習する大原フットボールクラブ(大原FC)は、今年度平塚市長杯の低学年の部で優勝、高学年の部で準優勝となったチームである。しかし4月からは全学年合わせてもメンバーは12人。試合に出られるかどうか分からないという。
種目が多様化
 この理由について、スポーツクラブ連合の事務局を務める市スポーツ課の市川 豊さんは、少子化に加えて選択肢が広がったことがあると見ている。ミニバスケットボール、テニス、水泳、体操、近年ではダンスなど、様々なスポーツに取り組める場が増えた上、習い事や学習塾に通うなど子どもの時間の使い方が多様化していると話す。また、保護者が練習時の当番や試合の付き添いなどの負担を心配したり土日が練習や試合で埋まってしまうため、入るのに難色を示すこともあるという。
 会員減少に悩む団体が多い中、2年前から大会への出場を始めたのが「金田ジュニアバレーボールクラブ」。金田地区には男子の「平塚ボーイズ」というバレーボールの団体がある。その練習に参加する女子児童が徐々に増えたことから、休止していた女子のクラブが復活。ただ何か特別なことをしたわけではなく、友だちに声をかけて少しずつ広がったとのこと。その後もほとんどの子が口コミで集まっている。
 入る際に保護者が心配する当番などの負担については、役員になると毎回練習に出なければならない所がある一方で、金田では当番が月に1度、大原FCでは原則ないとのこと。団体によってかなり異なるので、入団前によく検討する必要がありそうだ。
まずは見る機会を
 市スポーツ課の市川さんは、年度が変わるこの時期には体験のできる団体が多いという。また、スポーツに関する情報ポータルサイト『ひらつかスポーツナビ』で団体の紹介や大会の告知を行っており「まずスポーツを見る機会を増やし、そこから体験につなげてほしい」と呼びかけている。
 金田ジュニアの保護者からは、「自分をコントロールする力が身につくなど精神面で成長した」「下の学年の子に教えるなど面倒見がよくなった」など成長が感じられるとの声も聞かれた。子どもの体と心が育っていく時期において、スポーツが与える影響は大きい。地元で仲間と共に上手くなりたいという思いを叶えていくためにどうすれば良いか、競技の枠を超えて知恵を出し合う必要がある。
ひらつかスポーツナビ
http://hiratsuka-sponavi.net
【写真】
1)12人で練習を続ける大原FC
2)練習試合に臨む金田ジュニアバレーボールクラブ
3)第54回平塚市少年野球大会の様子(平塚市提供)

0323 働く人_メイン
横田 晃一さん
つけ麺 愛染 運営 株式会社熱血 代表取締役
 この度平塚の国道129号に当社4店舗目の“つけ麺 愛染”を開店いたしました。平塚は起業前に勤めていた思い出深い場所でもあります。様々な方達に助けていただき、自分の作るラーメンをこの平塚で提供できる日が来たことをとても嬉しく思っています。現場での味作りにもしっかり携わっていき、地域密着で歩んでいけるよう精進してまいります。
横田さんが働くお店はこちら▼
平塚市田村1-8-5
しまむらストアー敷地内
tel 0463ー73ー7226
0323 働く人_外観
0323 映画
『15時17分、パリ行き』(2018/アメリカ)
監督:クリント・イーストウッド 脚本:ドロシー・ブライスカル
出演:スペンサー・ストーン/アンソニー・サドラー/アレク・スカラトス 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で、イスラーム過激派による無差別テロを、アメリカ人の青年3人を中心とした乗客が阻止するという出来事があった。本作はその事実に基づいた映画化。物語は、深い友情で結ばれた3人の少年時代に、事件当日の出来事がカットインする形で進行し、クライマックスで3人の人生が運命の8月21日を迎える。イーストウッドは、この3人の青年役を本人自らに演じさせている。思いついても、なかなか出来ないアイディアだ。演技の問題もあるし、本人が演じる武勇伝など、ただの自慢話とも取られかねない。しかし、イーストウッドは、落ちこぼれ少年だった3人の過去(こちらはプロの子役)を丹念に描くことで、事件性よりも彼らの人生の光射す一瞬に焦点をあて、秀逸な青春映画に仕上げてみせた。かつて、黒澤明は『トラ・トラ・トラ!』で、本物の海軍軍人を主役に起用したが、諸般のトラブルで監督を降板、幻の映画に終わった。黒澤の享年88歳に迫ろうという87歳にして、なお挑戦的な映画を作るイーストウッド、恐るべし。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0323 2面スポーツフェス 子どもから高齢者まで、興味あるスポーツを体験できる「第5回ひらつか市民スポーツフェスティバル」が、25日(日)に平塚市総合公園で開催される。
 今回は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け昨年より関連事業が増えている。このうち、トッケイセュリティ平塚総合体育館でのパラスポーツ体験教室は、車椅子バスケットボール、ボッチャ、5人制サッカー、座って行うシッティングバレーボールの4種目に挑戦できる。14時30分からは手話ダンスグループHAND SIGNのライブも。
 また今年初めて、市民が平塚独自の種目に挑みギネス記録として認定を受ける「ギネス・平塚記録に挑戦」を実施する。実行委員会事務局を務める市まちづくり財団の職員が中心になり、平塚にちなんだ種目を新たに考案。七夕まつりのユニフォームであるアロハシャツを物干し竿に干すタイムを競う「湘南ひらつか七夕アロハランドリーチャレンジ」など3種目が行われ、1位の人にはギネス記録の認定証を贈る(出場者は決定済み)。
 さらに、リオデジャネイロオリンピック柔道男子60kg級銅メダルの高藤直寿選手や陸上の高野 進さんらトップアスリート9人が参加し、体験教室での実技指導や講演を通じて来場者と交流を深める。
 このほか園内では、バスケットボールや卓球、テニスなど一般的な競技に加え、両手にポールを持って歩くノルディックウォーキングや、東京オリンピックの種目となり注目されているスポーツクライミング(小学生対象)といった競技人口の少ないスポーツも体験できる。ゲートボール用のスティックを使ってボールを打つ囲碁ボールや太極拳など、幅広い世代が楽しめる体験教室も。体を動かしやすくなってきたこの季節、前から気になっていたスポーツにぜひチャレンジしてみては。

0323 2面 あいのわ メイン_DSC2178 平塚市は14日、相模湾を一望できる市内有数の観光スポット、湘南平の高麗山公園レストハウス3階の展望スペースに南京錠をかけられるモニュメント「ainowa」を設置した。
 恋人たちが永遠の愛を誓い南京錠をかける「愛の南京錠」発祥の地といわれている湘南平。夜景なども楽しめるロケーションはカップルのデートスポットとして利用されており、1980年代中頃から同公園敷地内の平塚テレビ中継局に南京錠をかける文化が浸透し始めたという。
 同市はこれを資産として活用し、来街者数の増加に繋げるためモニュメントを制作。市のシティプロモーションスローガン「手をつなぎたくなる街」や「人と人との輪」「絆」をイメージした、リングが重なるようなデザインになっており、約350個の南京錠がかけられるようになっている。かけられた南京錠が増えて来た際には、神社などへの奉納や、溶かして大きな南京錠にするなどの活用を考えているという。モニュメントは高さ約2m、幅2.3m、奥行き2mでステンレス製。ベンチも設置されており、常設の撮影台にスマートフォンなどを置いて誰でも気軽に撮影ができるようになっている。市の担当者は「クリスマスシーズンにはLEDでライトアップしたり、色々な利活用が考えられる」とし「カップルはもちろん、家族連れや友達同士でも」とPRしている。
 合わせて施設内の展望レストラン「Flat」ではハート型の南京錠を限定販売中。さらに恋人たちの楽しい時間に彩りを与えようと地元の食材を活かしたメニューを考案。来場を呼びかけた。
 モニュメントが設置のハウスは9時30分から21時30分まで開放されている。

0323 2面 織姫 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は19日、湘南ひらつか七夕まつり織り姫セレクションの1次、2次審査を実施し、一般向けのインターネット投票に参加する6人を決定した。
 選ばれたのは山本 愛さん(19)、石川恵美さん(21)、牧石舞弓さん(18)、池谷夢佳さん(19)、城 麻美子さん(24)、井上 和さん(22)。セレクションには41人の応募があり、当日は32人が参加した。審査委員長の柏手 茂さんは「七夕の織り姫としてふさわしく、担ってもらえる人が選ばれた」と審査結果に自信を見せた。
 現在、七夕まつりの公式HPでは25日(日)24時までインターネット投票を実施中。投票権は1日(24時間)に1票。今年の七夕に花を添える織り姫は誰になるのか。注目が集まる。

0323 2面エリトリア 大磯町内で学ぶエリトリアとブータンの留学生と、両国の料理を食べながら交流する催しが20日、町保健センターで行われた。
 大磯町は、県などと共に2年後のオリンピック・パラリンピックでこの2国のホストタウンとなっている。町では、食を通じてそれぞれの国のことを知ってもらおうと、町食生活改善推進団体の役員と共に、現地の家庭料理を元にして日本人が食べやすいような4品のレシピを作成した。
 この日は同団体のメンバー34人が料理を試作し、星槎国際高等学校湘南で学ぶ5人が参加した。エリトリアの主食でクレープのような「インジェラ」を焼く際には、料理が好きだという留学生のデジェンさんが実演しつつ片言の英語で説明し、拍手も上がっていた。参加した人は「焼き方を直接聞けてよかった。エリトリアに興味が湧きました」と話していた。

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 今から40年近く前、1人の少年が“魔法”にかけられた ──。喫茶シャポー(紅谷町4-7)の3代目、原久一郎さん(43)。またの名を「マジシャンきゅう」。彼にかかった魔法は時を経ても解けることなく、今度は彼がマジシャンとして人々に魔法をかけ続けている。

 原さんとマジックとの出会いは保育園児のころ。通っていた園でマジックショーが行われたが運悪く見ることが叶わなかった。だが出演したマジシャンが顔見知りのおじさんだったため、近くの公園で見せてくれとせがんだという。その時、何もないはずの所から赤いハンカチが出てきた。この時の感動が今も彼を動かす原動力になっている。マジックの魅力について「魔法にかかること」と原さん。タネや仕掛けはあるが、魔法の様に不思議なことが目の前で起これば人は驚き、興奮し、感動を覚える。「絶対にマジシャンになる」と幼心に決めたという。
マジシャンである喜び
 元来、多趣味で色々なことに挑戦してきたが、いよいよ18歳の時に独学でマジックの修行を始めた。種類はカードや身の回りの物を使うテーブルマジックからステージ用の大掛かりなものまで幅広い。「都内のバーやクラブで、覚えては披露しての修行時代が懐かしい」と当時を振り返る。24歳のころ、実家の喫茶店を手伝うために帰郷。だが情熱は衰えることはなく日々の練習に打ち込み続けた。現在は「Mort湘南」を結成し、グループでもステージに立つなど活動の幅を広げている。演じる場所は保育園や小学校、企業のイベントなど様々。今も週末はプロとしてどこかしらの舞台で驚きと感動を届け続けている。喫茶店との“2足のわらじ”については「つらいとは全然思わない。多くの人に喜んでもらう点においては、喫茶店もマジシャンも変わらない」とにこやかに話す。
夢は叶う
 子どものころに描いた夢を叶えた原さん。「夢は必ず叶うと思ってきた。人に強制されたものじゃなく自発的にでてきたもの、それが僕にとってはマジックだった。それこそ“やる気スイッチ”みたいなものがONになれば、人はなんだってできると信じている」とその眼差しは真剣。夢を叶えた今も、好奇心はとどまるところを知らず、現在は「脚本家になりたい」という。「もうやりたいことがどんどんでてくる」と頭を掻くが、どこかそれ自体を楽しむ様に少年のような笑顔を見せる。幼いころにみた夢を追い続けて40年。原さんにかかった魔法はとけることがない。「マジックには夢を与えられた。今度は私がそれを返していかないと」。これからもマジシャンとして多くの人を魅了し続けていく。
喫茶シャポー
TEL 21−1024
住所 平塚市紅谷町4−7
営業時間 8時〜21時
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、井出アナのマジック挑戦の様子などをお送りします。今回の番組は3/26(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

0323 3面ららぽーと 平塚市内の大型商業施設、ららぽーと湘南平塚の北口エントランスにこのほど巨大なウェルカムアートが登場した。
 この壁画は同施設の「photo spot project」の一環として行われたもの。「人が入って遊べる壁画」をコンセプトに、ファミリーやカップル、学生などに同施設に来た記念撮影場所として使ってほしいという思いが込められている。手がけたのは地元出身アーティストのLuiseOno。草花や蝶が描かれ、蝶の前に立つと自分から羽が生えたように写真を撮って遊ぶこともできる。全国のららぽーとの中でも、常設アートを設置するのは初の試みだという。
 同施設の相馬展之(のぶゆき)所長は「第2弾、第3弾と地元や湘南にゆかりのあるアーティストと共同で仕掛けていきたい。当面は夏に向けて、アート以外にも様々なイベントを発信していけたら」と話している。

0316 ペット
小林ゾロくん
(ミニチュアダックスフンド オス・9歳)

小さい頃は病気だったけれど
それを見事に克服して
こんなに立派に育ってくれたね(^^)

これからも元気でいてね!
いつも癒しをありがとう♡

【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0316 3面SBC 理美容のスペシャリストを育成する厚生労働大臣指定養成校、湘南ビューティーカレッジ(井出隆夫校長)の卒業式が13日、平塚市民センターで行われた。同校の卒業式は今回で14回目。今年は6人の生徒が無事卒業の日を迎えた。
 式では6人に卒業証書が手渡されたほか、各種資格や学内表彰も同時に行われた。同校では各種コンテストや地域のイベントへの出展を積極的に行なっているほか、ジェルネイル、メイクアップ、准福祉理美容師の資格、検定の取得にも力を入れている。井出校長からは「体、頭、心の働きの中で“心”が最も大切」とメッセージを贈り、門出の時を祝った。
 答辞の中で、先生への感謝の言葉とともに2年間の思い出が涙ながらに語られると井出校長も思わず目頭を押さえていた。

0316 3面模擬投票 中学生が実際の選挙で使われる投票箱を使って投票を体験する模擬投票が13日、平塚市立神明中学校で行われた。市内の中学校では初めての試み。
 2年前から18歳で選挙権が得られるようになり、市選挙管理委員会では早いうちから選挙について学んでもらおうと市内の中学校や高校に実施を呼びかけている。
 この日は2年生の約180人が参加した。模擬投票では、校長ら4人が「街づくり大臣総選挙」の候補者に扮して、平塚を魅力的なまちにするための公約を説明。それに対して生徒たちが質問した後、投票を行った。中村高斗(ルビ=たかと)さん(14)は投票にあたって「こういうまちになってほしいという思いに一番近くて現実的な見通しを持っている人を選びました」と話していた。

0316 3面吉田邸 旧吉田茂邸(大磯町国府本郷551−1)の入館者数が13日、10万人を超えた。昨年3月のオープン以降、観光の拠点として全国からコンスタントに来訪者があったが、1周年の節目を前に大台に乗った。
 10万人目の来場者は神奈川県藤沢市から訪れた犬塚宣夫さん(65)。中﨑久雄町長自らが出迎え、町の名産品などを詰め合わせた記念品と吉田氏の額装写真、年間パスポートを贈呈した。妻の満子さん(64)と共に驚きつつ、犬塚さんは「月に一度は来て庭の花などを見たいと思います」と笑顔を見せていた。
 今後は展示を定期的に新たにするほか、吉田茂氏を中心に日本の近現代史をテーマにした講演会などの研修事業に力を入れ、リピーターの来館につなげたいとしている。

0316 3面オーレ
 ファンやサポーターはどんな相手であれ期待感を持ってスタジアムに足を運ぶわけだが、今節はその期待がことさら大きかったのではないだろうか。11日に行われたホーム名古屋戦。湘南は名古屋の猛攻をしのぎ0−0のスコアレスドローで勝ち点1を手にした。元ブラジル代表のジョーをはじめタレントを揃え、初戦はG大阪を、前節は磐田を相手に勝利を納め、波に乗っている名古屋。とはいえ同じJ2からの昇格組同士。昨季優勝チームとしての意地もある。ここが1つの分水嶺になるかも……。そんな空気の中、試合はDF陣が奮起。CBのアンドレ バイアをはじめ、団結した守備でジョー、ガブリエル シャビエルといった助っ人外国人に仕事をさせなかった。それだけにあと一歩、攻撃の刃が相手に届けば……。だが今季湘南は負けなし。次こそは、と楽しみがあるからまたスタジアムに足を運ぶ。
体を張った守備を見せるアンドレ バイア
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0316 愛宕神社 平塚市万田の愛宕神社にある神輿が、今から200年前の文政元年(1818年)に建造されたとみられることがわかった。4日、同神社の神輿保存会の愛神会(吉川尚良会長)が発見した芯柱の文字を、元博物館館長の土井浩さんが鑑定。「文政のものでほぼ間違いないでしょう」と語った。
 同会では昨年11月、神輿の点検をしていた際に、神輿の中心部を縦に貫く“芯柱”に「文政元年」の文字があることが話題になった。以前から古い神輿だとは考えられていたが、改めて調べると文政元年は今からちょうど200年前。これを機に同神社の氏子総代である真壁佐一さんの知り合いである土井さんに鑑定を依頼した。
 鑑定当日、多くの保存会メンバーが見守る中、土井さんは神輿内部の文字を確認。芯柱の記載は「干時文政元年戊寅六月吉祥日 相陽高座郡大庭之庄菱沼村 棟梁高橋儀右衛門」というもの。文字は江戸幕府の公用書体だった御家流という書写体で書かれており、意味は「文政元年に高橋儀右衛門という人が菱沼村(現在の茅ヶ崎市)のために神輿を造った」という内容。ほぼ間違いなく200年前の建造物であるとみられる。当初は棟梁の名前の半分は構造上隠れてしまっていたが、神輿を持ち上げ柱のクサビをずらすなどして名前まで確認すると、メンバーらからは感嘆の声も聞かれた。
 菱沼村で作られた神輿が何故万田にあるのか。関係者によると、この神輿は「茅ヶ崎の神輿連中から盗んできた」とか「相模川に流れているのを拾ってきた」という尾ひれがついた話もあるが概ね「茅ヶ崎や寒川のものを譲り受けた」という話が伝わっているという。このことも書かれている内容の裏付けに一役買った。
 吉川さんは「全国の神輿保存会で200年前のものを担いでいるところがどれだけあるか。大事にしないと。後継者も減っているし、これで興味をもってくれる若い人がいるといいね」とやや興奮を隠しきれない様子で話してくれた。土井さんも「200年前のものは決して多くはない、地域の人に大切にされた“神輿”だからこそ、残ったのかも」と話した。
 4月1日9時からは同神社の例大祭が開催される。200年前の息づかいを現代に蘇らせる神輿の勇姿を見られるチャンスが早速おとずれる。
0316 愛宕神社_2

0316 大磯警察署 大磯警察署(松嶋 誠署長)は7日、管内の新聞販売店など5業種10営業所に対し、通報大使の委嘱式を行なった。
 この取り組みは、孤立死・孤独死などの発生を未然に防止するため、民間企業を“通報大使”として任命し、独自に作成した名刺大のカードを配布し、実際に町内を回る各企業の職員らが、異変を感じた際に積極的に警察署へ通報するよう促すもの。管内の新聞販売店5店舗の他、小田原ヤクルト販売株式会社、中南信用金庫本店、二宮郵便局、アジア商事株式会社大和大磯営業所が大使として任命され、松嶋署長から委嘱状が手渡された。各企業合わせて約170人が“地域の目”として活動することになる。
 松嶋署長は「地域の目は細かいところに気づいてくれる。(通報しても)『違ったら申し訳ない』ではなく、遠慮せずにわずかな変化を知らせてほしい」と話していた。

0316 ソロプチミスト 国際ソロプチミスト平塚(坂野光江会長)は8日、平塚市と共催で“国際女性デー”を周知し、男女平等意識を啓発するキャンペーンを平塚市役所で実施した。
 国際女性デーは、1904年3月8日にアメリカで女性たちが婦人参政権を求めるデモ活動をしたのが起源とされている。その後1975年に国連が同日を正式に国際女性デーと定めた。シンボルはミモザの花。イタリアでは女性への感謝を表すのにこの時期に手軽に手に入るミモザを贈るという。キャンペーンでは日頃の活動のパネル展示のほか、啓発リーフレットの配布などが行われた。
 広報委員長の小野みつ子さんは「国際女性デーの存在も、ソロプチミストの活動自体もまだまだ世間一般の理解が浅い。少しでも知ってもらうきっかけになれば」と話していた。

0316 ロータリー 平塚湘南ロータリークラブ(三富正規会長)は12日、ポリオ撲滅のためのチャリティーゴルフ大会を開催した。ロータリーメンバーや関係者など、約300人が参加した。ロータリークラブでは日頃からポリオの撲滅運動に精力的に活動している。当日は会場での募金のほか、ワンオンチャレンジチャリティなどバラエティに富んだ企画が催され、参加費などの収益金から総額70万円が国際ロータリーのロータリー財団に贈られるという。
 一方、大磯ロータリークラブ(新宅文雄会長)は11日、東日本大震災孤児・遺児支援チャリティーコンサートを聖ステパノ学園の“海の見えるホール”で実施した。寄付金とコンサート収益金を合わせた12万7,273円が、同ロータリーの姉妹クラブである「いわき鹿島ロータリークラブ」の元会長である曽我泉美さんが立ち上げたNPO法人「ふくしま東日本大震災孤児・遺児をみまもる会」に寄贈される。

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 町内外から多くの人が訪れる大磯市。ここに今月、小学生が中心のグループ「子どもプロジェクト」の企画した店が出店する。「自分たちでお金を稼いでみたい」との思いから生まれたこの取り組み、何をどのようにやるかを一から考えるからなかなか大変そう。それでも子どもたちは仲間と一緒に思いを実現するプロセスを楽しんでいる。
 このグループを立ち上げたのは、小学生の保護者である大磯町の後藤佳子さん。昨年、16歳でヨット世界一周を成し遂げたオランダ人ラウラ・デッカーさんなど、大きなチャレンジに挑んだ青少年の講演を聞く機会があった。大きく心を動かされた後藤さんは、彼らの親がどのようなサポートをしたのか考え、”チャレンジできる環境を整えること”ではないかと思うように。そして、地域の子どもたちが自分のやりたいことを形にするコミュニティ作りを目指して、このプロジェクトを始めた。
自分たちで考え、決める
 現在町内の小学2~6年生約10人が参加している。昨年11月からほぼ毎週話し合いを重ねる中で、「欲しいものを自分で買うためにお金を稼いでみたい」という意見が多く出た。やるなら人が多く来る場所でと、大磯市への出店を目指すことになった。
 そして話し合いの結果、射的の屋台を出すことに。料金を決めるのも子どもたち。そのために、物の値段が決まる仕組みなど、お店を出す上で必要なことも学んだ。また活動を続けるうち、お店のマーク作りに協力してくれるなど活動をサポートする大人も現れた。
 今月7日には、的を試作して試し打ちをしてみたところ、近い距離にも関わらず意外と弾が穴に入らないことが分かった。後藤さんが「どう思う?」と子どもたちに質問を投げかけると「穴を大きくすれば?」「景品をいいものに変えるとか」と自分なりに考えた答えが返ってくる。話が行き詰まると、後藤さんが「金額を下げてもう1回やってもらうか、そのままにするのか、方針を決めた方がいい」と議論を整理してアドバイス。大人は教えるのではなく、あくまで子どものアイデアを引き出しサポートする役割を担いたいと考えている。
子どもたちの変化
 活動が始まって3カ月あまり。後藤さんの長男幸羽くん(12)は、「アイデアを生み出す能力が上がったし話す力も身についた」と振り返る。渡邉 緑くん(12)は「授業でも恥ずかしがらずに発言できるようになった」と言い、周りの反応を気にせず自由に意見が話せる体験が子どもの変化に繋がっていることが窺える。
 後藤さんは最初から成功しなくてもいい、時間がかかっても考え方を学んでほしいとの思いで見守る。イベントはいよいよ今週末。これまでの活動がどのような成果を生み出すか楽しみだ。
◇今月の大磯市は18日(日)9時~14時、大磯港。子どもプロジェクトは「一石三鳥」として出店。
写真TOP)生涯学習館での準備の様子
写真2)盛り上がった射的の試し射ち
写真3)多くの人で賑わう大磯市(大磯町提供)
写真4)どうすればお客さんが来るか考える
写真5)立ち上げた後藤さん
写真6)屋台のデザインも考え作る

0309 働く人01
冨田 順子さん
学校法人 清水学園 清水学園付属幼稚園 教諭
 つい最近嬉しかったことがありました。ひとつは20年も前の保護者と思いがけずお会いできたこと。もうひとつは、平成23年から書き始めた『しみずっこ新聞』が100号を達成したこと。これからも“しみず愛”溢れる先生達との笑いの絶えない職場で、かわいい“しみずっこ”達と共に頑張っていきたいと思っています。

冨田さんが働く幼稚園はこちら▼
平塚市根坂間645
tel 0463-58-8080
「平塚 清水幼稚園」で検索
0309 オーレ
 今季から年に数回、金曜日夜の試合が組まれている。湘南ベルマーレは2日、昨季のリーグ覇者、川崎フロンターレに挑んだ。思い返せば2016年シーズンも2節はアウェイ川崎。激しい撃ち合いになったこの試合は後半アディショナルタイム、川崎が値千金のゴールを決め4−4の引き分けに終わった。オフェンシブで激しい、そんなイメージの川崎は2年の月日が経ち、老獪にゲームを支配するチャンピオンチームになっていた。リードを許すも攻め手を欠き、押される時間帯も多かった湘南は後半21分、長崎戦でアシストを決めた松田天馬がセットプレーからゴールを奪い、今回は引き分けに持ち込むことに成功した。当時とは別チームとなった川崎にも一歩も引くことなく敵地で勝ち点をあげた湘南。週末、ホームに名古屋を迎えどんな戦いをみせるか。
松田のシュートがゴールネットに突き刺さる
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
0309 映画連載
『ブラックパンサー』(2018/アメリカ)
監督・脚本:ライアン・クーグラー 脚本:ジョー・ロバート・コール
出演:チャドウィック・ボーズマン/マイケル・B・ジョーダン 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
マーベル映画にまた新たなヒーローが誕生した。といっても、正直、さほど関心はなかった。だが、監督があの男泣き映画、『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラーと知って、俄然、興味がわいてきた。未見の方のために付記すれば、『クリード』はあの『ロッキー』の好敵手アポロ・クリードの遺児で少年刑務所あがりの若者と、トレーナーとなったロッキーとの親子にも似た師弟愛を通して、人間の不屈の魂を描いた熱量の高い傑作だ。今作も、生半可なヒーローアクションではない。主人公ブラックパンサーことティ・チャカはアフリカにある架空の小国ワカンダの国王。表向きは、古来の土着信仰を重んじる農業国だが、実は人類発祥の頃、飛来した隕石ヴィブラニウムのエネルギーで莫大な財力と地下に超科学文明を築いていた。資源戦争を避けるため、各国にエージェントを放って世界情勢にも目を配る。その王国を乗っ取ろうと、若き復讐者がティ・チャカを狙う。盛り沢山の見所に、力を持つことの意味と人種間紛争や資源戦争の問題まで踏み込んだ。社会派人間ドラマの顔を持つ大活劇だ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0309 2面リトアニア 2020東京五輪の事前キャンプ地としてリトアニア共和国を迎える平塚市。交流事業の一環として同共和国の農業大臣と駐日大使らが5日、平塚市庁舎を訪れた。
 訪れたのはブロニュス・マルカウスカスリトアニア共和国農業大臣、ゲディミナス・バルブオリス駐日リトアニア共和国特命全権大使ら。市役所を訪れたのち、市内のメビオール株式会社と花と緑のふれあいセンターなどを視察して回った。マルカウスカス農相は「お互いの訪問団が行き来することで交流を深めたい」とコメント。リトアニアは乳製品や小麦の輸出などが盛んで、今後は農業関係のビジネスでも結びつきを強めたいとした。
 来日を記念して、リトアニアで記念樹に指定されている、少なくとも樹齢1500年を超えると考えられているナラの木から株分けした苗木2本が平塚市に贈られた。

0309 2面はるみ 平塚生まれの米はるみが、今年度の「米の食味ランキング」で2年続けて最高の特Aの評価を受けた。
 このランキングは日本穀物検定協会が毎年公表するもの。はるみは、市内のJA全農営農・技術センターで開発され、昨年県内産の米として初めて特Aの評価を受けた。
 今年度は対象の151産地品種のうち、はるみを含む43銘柄が特Aに。この知らせを受け平塚市のJA湘南あさつゆ広場では、週末にはるみを買い求める人が開店前から並び、1日に1t近くの売れ行きがあった。担当者によれば2日時点での在庫は約18tで、今月末には完売しそうな見込みだという。よくはるみを買うという人は「美味しいです」と話していた。同店では4.5kgで1,800円(税込)。JA湘南によると、今年の種子の注文量は昨年より2t増の12.5tで、管内全体の注文量の約3分の2を占めるという。

0309 2面びわっ子 平塚市では、市内在住の小学4年生から中学生(4月時点)までを対象に、自然とふれ合う体験ができる「びわっ子クラブ」の会員を今月14日(水)まで募集している。
 同クラブは、平塚市びわ青少年の家(土屋2710−1)で、今年4月から来年2月までの間に9回程度活動を行う。他の学校・学年の仲間と一緒に、自然の素材を使ったクラフト作りや野菜の植え付けから収穫、野外での調理など、普段経験する機会の少ない活動に取り組む。定員は32人で、応募者多数の場合は初めての人や経験年数の少ない人を優先した上で抽選。参加費2,000円。キャンプなどは別途徴収。申し込みは電話で。
◇問い合わせ=☎︎59−0871(月曜休所)
写真=平塚市提供

0309 2面プリンス 昨年7月にオープンした大磯プリンスホテルの温浴施設「THERMAL SPA S.WAVE」が好評を博している。
 水平線と繋がったようなイメージのインフィニティプールをはじめ、複数のサウナやリラックススペース、バーカウンターなどが設けられた同施設。都心から約1時間で来られるリゾートとして、女性グループやカップルを中心に賑わっている。名古屋から訪れたという女性2人組は「鎌倉旅行のプランに組み込んだ。ネットで見て、ぜひ来たいと思った」と話す。
 現在、18時以降の日帰り利用が可能で、さらに割安になる「冬の夜スパ割」を実施中。海岸線の夜景を楽しみながら1日の疲れを癒しに訪れてみてはどうだろう。
冬の夜スパ割
期間:3月15日まで(日〜木曜日限定)
料金:1人¥2,200(18時以降の入館限定)
問い合わせ:同ホテル☎︎0463-61-1111(代表)

0309 2面大磯警察 大磯警察署は先月23日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして横浜銀行二宮支店の長崎民生さん(67)に感謝状を贈った。長崎さんは同店内のATMを使用していた70代の夫婦に対し、積極的な声かけを行い被害を防いだ。「不倫相手を妊娠させた」と騙る犯人に対し、長崎さんは「2人とも完全に信じきっちゃていました」と振り返る。現在、詐欺の手口は複雑化しておりキャッシュカードを直接取りに来る手口も横行しているとして、同署では注意を呼びかけている。

0309 2面消防表彰 平塚市消防本部は先月26日、水難事故で救助活動を行った市内のしらす漁船丸八丸の杉山 武さん、大久保昭彦さん、杉山芳則さん、石川秀尚さんの4人と、勤務中に倒れた傷病者に救命処置を行った古河電工平塚事業所生産技術部を表彰した。杉山さんらは昨年11月、相模川河口付近で転覆した小型船舶に掴まっていた男性を救出、その4時間後にも転覆したボートにしがみ付いていた男女を救出した。一方、同事業所では昨年11月、心肺停止となった従業員を同部メンバーがAEDを用いて救命した。

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 市内在住のプロキックボクサー村越優汰さん(23)が10日(土)、東京都の後楽園ホールにて開催されるキックボクシングの興行「Krush.86」で、西京春馬さん(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が保持するKrush -58kg王座に挑戦する。キックボクシングの魅力や思い描く未来など、頂点に向けて邁進する若きファイターに話を聞いた。

 そもそも「Krush」とはどういったものなのか。キックボクシングは国内はじめ全世界に多数の団体・興行がある。格闘技に興味がない人でも「K-1」の名前は耳にしたことがあるだろうか。「Krush」はそのK-1系列の興行の1つだ。
 村越さんはもともと、別のキックボクシング団体「RISE」でバンタム級タイトルを保持していたほどの実力者。昨年末にK-1のリングに電撃参戦し3R判定勝ちを収めデビューを飾った。「ちょうど名前が売れてきたころにオファーをもらうことができました。やっぱり知名度が高いだけあって周囲の反響も大きかったです。今回はK-1ではないですが2戦目にしてタイトルマッチを組んでもらえるなんてかなりいい待遇です。Krushでベルトを獲って、またK-1にも挑戦したいです」と意欲をみせる。
16歳でプロに
 幼稚園の頃から極真空手に親しんでいたという村越さん。空手の世界でも全国大会で準優勝するほどの実力をもっていたが「小学生の時は学年毎の試合なので体が大きい相手に悔しい思いもしました」と話す。3人兄弟の末っ子の彼は兄の影響で中学の時にキックボクシングに転向。16歳でプロになると、その道に専念するため通信制の高校を選んだ。現在は実家の塗装店を手伝いながら日々の練習に励んでおり「本当は格闘技だけで食べていきたいですけど……」と笑顔をみせる。19歳でRISEチャンピオンの座を掴んだことは「とりあえず目指していたものになれて達成感はありました。でもまだ上には上がいる。もっと強いチャンピオンにならないと、という気持ちでした」と振り返り、さらなる高みを目指している。
 「殴られるのが好きな人はいないと思うし、毎日の練習はすごく辛くて嫌い。でも試合でお客さんが自分を見てくれる、リング上の空気はなにものにも代え難い」とキックボクシングの魅力を語る。必殺技は相手の肝臓に突き刺す三日月蹴り。「せっかく大きなチャンスをもらえたのでここはしっかりベルトを獲りたいです。この先に進むためにも絶対に勝ちます」と闘志を燃やす。
地元の応援も力に
 一方で「世間の格闘技への関心も徐々に高まっているように感じます。土壌から盛り上げられるように、一番大事なのは地元の人に応援してもらえること。今回も馴染みの店などにポスターを貼ってもらったり、スポンサードしてもらったりしました。格闘技の面白さを知ってほしいし、機会があればぜひ会場に足を運んでほしいです」と笑顔で語ってくれた。
 今回の試合は若干数ながら当日券が販売されることが告知されている(詳細はK-1グループ公式サイトで確認)。またインターネット動画配信サービスAbema TVなどでの生中継も予定されているという。地元出身の若獅子の挑戦をぜひ見届けてほしい。
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0302オーレ
 湘南ベルマーレの新たな挑戦が再び始まった。先月24日、ホームに長崎を迎えて行われた開幕戦には12,000人を超える来場者が訪れ、スタジアムは期待と興奮に包まれた。初戦が長崎という同じ“昇格組”同士の一戦は前半8分にイジョンヒョプのゴールで湘南が先制。16分には同点に追いつかれ、そこから拮抗した展開になるも、後半35分、秋野が直接狙ったフリーキックのこぼれ球を石川が押し込みJ1では初となる開幕戦勝利を手にした。チームは昨年とは大きくメンバーも変わった。特に前線の選手は大きくその顔ぶれを変えたが、新加入の松田が90分にわたり攻守で躍動し、チーム合流から間もないイジョンヒョプがゴールを決めるなど、これから先のシーズンに期待が持てる展開だった。押し込まれる時間帯も当然あったし、細かいミスもあった。だが2018年版の湘南スタイルが確立されるのが今から楽しみだと思わせるには十分な一戦だっただろう。
決勝点を決めた石川
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
0302 はたらくひと
片山 直幸さん
湘南にのみや美海整体院 院長
一人でも多くの腰痛患者様を救いたい。その想いだけで20年ひたむきに施術に精進して参りました。当院では90%以上が脊柱管狭窄症の方です。手術したが良くならない。痛くて眠れない。そんな方々が私の施術で健康なお身体に戻り「先生に出会えて良かった」とおっしゃって頂くと心から幸せな気持ちになります。

片山さんが働くお店はこちら▼
中郡二宮町山西915
tel 0463-71-3032
http://miumiseitaiin.business.site

0302 2面 逸品 平塚逸品研究会(金子榮継会長)によるひらつか逸品発見フェアが先月22日、平塚商工会議所で行われた。
 同フェアは同研究会に所属する店舗が1年間かけて研究・開発してきた“逸品”のお披露目の場。過去最多の38店舗(1店舗欠席)が出店し、多くの来場者が各店自慢の逸品を味わったり体験したりした。同研究会は、店舗への来客を増やすにはそこでしか手に入れられない逸品が必要という思いから、業種や業態の垣根を超えて店主が集まり、意見交換をするなかで店舗の価値を探る取り組みを8年続けてきた。金子会長は「おもてなし・創意工夫・遊び心の3つを大切にして1年間意見を出しあってきた」と胸を張る。
 来場者投票の結果、湘南平展望レストランFlatの「地魚バーガーセット」(フード部門)と東曜印房の「竹宝印かぐや」(ノンフード部門)がグランプリに輝いた。
【写真】東曜印房の水嶋祥貴さん(左)とFlatの相原未沙さん

0302 2面 ヤマト運輸 平塚市(落合克宏市長)は先月23日、「災害時における物資配送等に関する協定」をヤマト運輸株式会社厚木主管支店(本橋秀己主管支店長)と締結した。協定の期間は1年間で自動更新される。
 同協定では地震、風水害などの災害時、またはその発生するおそれがある場合において、平塚市内にあるヤマト運輸4支店の貨物車両69台や従業員296人がスムーズな物資配送や物資拠点施設の円滑な運営のために協力を図るというもの。本橋主管支店長は「熊本地震では物資の支給などで官民の協力が重視されたといわれる。訓練などにも積極的に参加し、地域に貢献したい」と話した。これに対し落合市長も「有事の際、避難所運営の重要度は非常に高い。プロのご協力をいただけるのは心強い」と感謝の意を述べた。
 協定に先駆け、先月15日には図上訓練が実施され、様々な課題が上がっていた。

0302 2面 わくわくマップ スマートフォンなどでいつでも見られる、防災や子育てなどに関する情報を盛り込んだ地図「ひらつかわくわくマップ」の配信が、今月1日から始まった。
 このマップには13の地図が含まれる。このうち「ハザードマップ」について、地震・津波や洪水など個別のものはこれまでもインターネット上でも閲覧できたが、今回はそれらを一つにまとめ特定の地点がどのような災害のリスクがあるか一目で分かるようになっている。また「子育てマップ」には、地域の子育て広場や予防接種実施医療機関、公園、おむつ替えのできるトイレなどを掲載。それをクリックすると、医療機関の診療時間や受けられる予防接種の種類といったその場所に関する情報も表示される。このほか建築確認に必要な都市計画に関する情報も掲載する。
 このマップにはPC版とモバイル版があり、市のHPから閲覧できる。

0302 2面 大磯迎賓館 大磯駅前の旧木下家別邸を利用したイタリアンレストラン「大磯迎賓館」がオープンから5年を迎え、先月18日に謝恩祭を開催した。
 日本最古の国産材を使用したツーバイフォー住宅と考えられている同館。大正モダンの作りで「三角屋敷」として近隣住民から親しまれてきた。5年前からレストラン・結婚式場として運営しており、顧客への感謝を込めて今回の謝恩祭が開かれた。同館の石塚すま子副支配人は5年間を「地産地消にこだわり、地域のたくさんのお客様にお越しいただけた」と振り返った。
 このタイミングで建物の利用契約も更新。石塚さんは「記念日以外にも気軽に利用してもらいたい。海を眺めながら気軽にビールやピッツァを楽しんでもらえれば」と話すとともに「建物を含め、みなさんの思い出作りに華を添えられたら」と意欲をみせている。

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 みかんの皮をむくと爽やかな香りが鼻に抜ける。そのみかんから、リラクゼーションや美容にも使われるアロマオイルを作ろうというプロジェクトが「マチ、カオル。Oiso」。みかんの栽培が盛んな大磯町で町商工会女性部の部員たちが中心となって始め、このたび試作品が完成した。その裏には、横浜銀行や相模女子大学(相模原市)との連携や協力があったとのことで、早ければ年内にも商品化したいという。このオイルが出来上がった経緯とプロジェクトを通じて目指すものについて聞いてみた。
 みかんで作るアロマオイルのアイデアを思いついたのは、同部部長の高橋みどりさん。自らも普段からアロマオイルを使っており、地元大磯のみかんで作れたらと漠然と思っていたという。そんな折、みかん生産者と話す中で、味の良い果実がなるように間引く作業で出る「摘果みかん」の香りがいいと聞いた高橋さん。しかし利用されずに廃棄されてしまうと知り、それなら摘果みかんを使ってはどうだろうかと考えた。
 そして平成28年8月に女性部内でこの取り組みを提案したものの、当時は「難しい」という意見が強かったという。それでも諦めなかったのは、みかん生産者からの「協力するから頑張って」との言葉があったから。アロマオイルについて調べたり、四国でゆずのオイルを作っている例を紹介するなど粘り強く呼びかけているうち、他の部員たちもまとまってきた。そして昨年7月、町内のひじかたかんきつえんで間引きされた約20kgのみかんを譲り受け冷凍保存した。
4者協定で実現に追い風
 それをオイルに加工する業者を探していた中、8月に町と商工会、中南信用金庫それに横浜銀行が、連携して創業・事業拡大の支援を行う旨の協定を締結。それを受け横浜銀行に相談を持ちかけたところ、同行の担当者が高知県四万十町の加工業者を探し出し、連絡・調整を行った。12月、送ったみかんから爽やかな香りあふれる14mlのオイルが完成し、高橋さんは「2年間の思いが製品になり本当に嬉しかった」と振り返った。
 これをどうやって商品にしていくか。検討する中で、他の香りとブレンドする案が浮上。旧吉田茂邸のバラが美しいことから、バラの香りと合わせることになった。町内でハーブとアロマの店「ハーブのじかん」を営む横山直美さんに協力を依頼し、試行錯誤の上、みかんとバラのオイルに蒸留水を加えすっきりとした香りのスプレーを試作した。
多くの人に届けるために
 商品化のためには、アロマオイルを使う側の若い女性のアイデアも必要となることから、横浜銀行は以前から接点のあった相模女子大学に協力を要請。これまで、ブレンドした香りについて学生の意見を聞くなどしてきた。先月15日のプロジェクト報告会では、学生から商品化に向け「大磯に行こうと思えるものにしたい」との意気込みが聞かれた。今後商品のネーミングやパッケージデザイン、新たな香りのブレンドについて学生にアイデアを出してもらうことを考えており、同部では、早ければ今年中の商品化を目指している。
 高橋さんは「大磯といえば海や吉田邸が有名ですが、このオイルを通して、足を延ばせば富士山が見えるみかん山もあるとPRしたい」と話していた。
 町産業観光課によれば、4者協定の枠組みを利用して新たにブランド品を創出した例はこれが初めてということで、担当者は「起業の意欲のある人がこの取り組みを知って次に続いてもらえれば」と期待を込めた。
 実際に商品となって店に並ぶまでには、量産化や販路の開拓など様々な課題が出てくる。それでも、みかんの爽やかな香りがあちらこちらで漂うような香りでの町おこしへの願いを力にして、女性部のメンバーたちは進んでいく。

0223 映画
『羊の木』(2018/日本)
監督:田大八 脚本:香川まさひと
出演:錦戸亮/木村文乃/松田龍平/優香 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
平塚は平穏にみえて剣呑とした気配をはらんだ土地だ。かつてはピアノ殺人事件があった。嬰児のミイラを含む5遺体が発見される事件もあった。ロス疑惑の三浦和義が最後に暮らしたのもこの町だし、神戸で起きた事件の少年Aも更生期間を過ごしたという噂だ。そんな町に暮らす身として、本作は絵空事とは思えない。寂れた港町・魚深市では仮釈放された元受刑者に10年の定住を条件に身許を引き受ける極秘の国家プロジェクトが施行される。送り込まれてきたのは6名。担当となった月末(錦戸)は、彼らの罪状も知らぬまま身の回りの世話をする。そんな中、元受刑者で宅配ドライバーとなった宮腰(松田)とは、年が近いことや月末のバンドに興味を持ったことで心を許していくが、やがて、港で身元不明の水死体があがったことで、元受刑者たちに疑いの目が向けられる……。日常に異物を受け入れることは、自身の倫理と偏見との葛藤だ。わが町はといえば、住民は「平塚ってけっこうヤバくてさ」と自虐的に言ったりするが、その実、焦りもない。来るものを拒まぬ懐深さがあるのだ。魚深はここかもしれない。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

ベルマーレ1面記事写真_180223
 いよいよ今月24日、J1リーグ2018シーズンが開幕する。クラブ創設50周年の節目の年にトップリーグに挑む湘南ベルマーレ。その指揮官は今何を思うのか。今回は湘南ケーブルネットワークとの共同企画で、サポーターと同様に期待に満ち溢れている曺貴裁監督のインタビューを敢行。サポーターならずとも必見の曺ワールドを存分に味わってほしい

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、曺監督のプライベートに迫った特別企画をお送りします。今回の番組は2/26(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
── 本日は宜しくお願いします。まずは現在のチームの状態はいかがでしょうか?
そうですね、今年は4回目の昇格だとか色々言われますけれども新鮮な気持ちで、J1で結果を残すというか、やっぱり自分たちのサッカーを追い求めながらもやるべきことをやっていくとずっと言ってきているので、新戦力も短い練習期間の中でしっかりチームの中に入ろうと努力してくれていますし、既存の選手もよく頑張ってくれていると思います。
── サポーターのみなさんの期待度も高いかと思いますが?
J1に上がったからといって期待度が上がるんですかね(笑)でもハツラツとしたサッカーを観たいというサポーターの方は多いと思うのでその期待には応えたいなと思います。
── キャンプ(スペイン・マラガ)での手応えはいかがでしたか?
時差があったり、移動が大変だったりしましたが、普段当たらないチームと試合をすることで連携も深まりますし、体力的にも戦術的にも色々な成果が出せたんじゃないかと思っています。
── 今の段階で去年までとここが違うな、ここが変わったな、と感じる部分はありますか?
自分たちで自分たちの状況を変えなきゃいけないという、自立心みたいなものは毎年高まっていると感じます。
── 新体制発表会では「ALIVE」を今年のチームスローガンに掲げました。これの意味するところを改めて教えていただけますか?
「Dead or Alive」じゃないけれど、「ALIVE」のイメージは最後死にそうになるけど死なないというか、ギリギリのところでも生きていく姿勢を見せるみたいな。サッカーで言えばラインを割りそうなボールでもしっかり自分たちのものにしていくとか、最後まで足を止めないとか、そういうところが大事で。そこは折につけ選手に伝えるようにしています。
── このスローガン「ALIVE」の中で「湘南スタイルの真髄」という言葉が出てきましたが、今、監督が考える真髄とはどんなものなのか、またその理由について教えてください。
僕が湘南のこと全部わかっているかわからないですけれど……ただ、とにかく楽しまなきゃいけないというか。仕事だから嫌々やるのか、工夫して楽しんでやるのかってどの仕事でもあることだと思いますが、そういう中で本当に仕事に行きたいなという気持ちに選手をさせることも大事だと思っていて。だからサッカーをやっていて自分たちが「やれてるな」とか「成長できているな」という手応えを感じられる、それが勝利につながるというのが真髄だと思っています。どんなサッカーをやるかというのはその次にくることで、選手が満足感を得たり、毎日充実していたり、そういうことが真髄というか中心になっているんじゃないかという気がします。
── 世間でいわれる「湘南スタイル」について、何か気持ちの変化はありますか?
いや、特に1年目から気持ちの変化はないですけど、やっぱり勝負に対してスタイルを出しても負けてばかりじゃ選手は成長を感じられないだろうし。逆に勝つだけでいいのかというとそんなこともない。そのギリギリのところでどっちにどれだけ針を振れるかが大事だというのは最近になってちょっとわかってくるようになりました。全部100%でいくのは難しいのでその時々のチームの状態でどっちに針を振っていくのかが大事だと思います。
── 湘南スタイル、というと「縦に速いサッカー」だったり「攻守の切り替えが速い」だったりと視覚的にわかりやすい部分があったと思います。ただメンバーやカテゴリが変化する中で意味するところが変化したように感じますがいかがでしょうか?
速いサッカーが湘南スタイルだなんて言ったことは多分ないんです。ただ、点を取るためには速く攻めた方がいいに決まっていて。コーナーの守備のカウンターから3人、4人と人数をかけて攻め込む、それが湘南スタイルと言われていますが、サッカーにおいては当たり前のこと。「そのことが面白いと思わないとサッカー選手じゃないよ」っていう話をしているだけですね。
── それが監督のサッカー観ということでしょうか?
というよりサッカーってそういうものだから。パスを何本回しても、(ボール)支配率が9割になっても点数は取れない。ゴールを何点獲ったかを競うスポーツなので。サッカーはとかく戦術のことが語られるけど本質はゴールに入れるかどうか。それをただ単に実践したら速いサッカーになった。逆にそれで苦しんだ部分もありますよ。いつも縦に速くいかなきゃいけないというか、選手もスタジアムの空気を感じてプレーしている部分もあるから。その段階も抜けなきゃいけないなと思います。特別なものじゃない、ごく当たり前のこととして。
── 「ALIVE」の中で、「見ている人と究極に感動を分かち合えるフットボールを目指します。」という部分もあるのですが、湘南のサッカーで誰もが共有できる感動のポイントはどこにあると思いますか?
意味もなく、お客さんにアピールするために走っても、多分人は感動しないと思うんですよ。チームが1つのボールを追いかけて、勝つために無心になって無欲になって、ほとばしるエネルギーをそのボールに、勝負にそそぐことで、人の心は動くと思う。僕からしたらお客さんのためにやるんだけどお客さんのためにやってはいけない。自分たちに酔うこともしないし、自分たちが素晴らしいと過信してしまうこともしない。毎日謙虚に相手を、レフェリーを、全てのものをリスペクトして勝負にこだわってフットボールをすることで究極の感動を分かち合えると思っているので。真剣勝負を楽しんでいる姿を見せたい、という風に思います。
── 昨年頃から結果を追い求めることに対する心境の変化が感じられるように思います。例えば以前はリーグ戦で首位にいるとしても目の前の試合のこと以上はあまり言わなかったのが、優勝や昇格などの長期的な目標に言及するようになったと感じます。このあたりはいかがでしょうか?
変わってきたのか自分では判断つかないですけれど……ただ1つ言えるのは、1−0の時に2点目とりにいけっていう指示は簡単ですけれど、選手が「1点でも絶対守れる(勝ちきれる)」と感じた気持ちには絶対勝てないと思います。だから、選手が本当にどう思っているかを僕が知らない限り無味無臭な指示しかできないと感じていて。そういうところで言うと、勝負に勝つためには何かを削ぎ落として、何かだけで守らなきゃいけないとき、何かだけで攻めなきゃいけないときは当然ある。状況が違うわけだからそれを一緒くたにできないなっていうのは、去年の途中ぐらいから思うようになりました。僕はどちらかといえば理想主義者なんで。理想を追い求めることが一番大事だと今でも思っているけど、現実を乗り越えてはじめて理想があるわけであって、現実を乗り越える力もないのに理想を語っていたらそれは単なる絵空事だなと、その感じは去年ずっと思っていました。
── 例えば先ほどのサッカーを楽しむ、という部分が理想でしょうか?
いや、サッカーを楽しむというのは理想ではなく当たり前のことです。
── それは前提として。
はい。パスを10本相手に触らせないで(通して)クロスから点を取るというのは理想かもしれない。でもそういうわけにいかないから面白い。全部理屈で抑えようとしているけど人生そんなもんじゃない。だからエネルギーが必要だと思っていて。
── そのエネルギーがあるところに感動が生まれるんですね。先ほどの質問、昨年途中ぐらいからというお話でしたけれど、今年で監督としては7年目。これは時間がかかった?
周りには色々言われますけれど僕は7年目という意識は全くないです。だから開き直ってます、逆に(笑)僕の持っている100%をこのチームにそそぐっていうのは約束できますけれど、10年後20年後にチームがどうなっているかをこんな無力な自分が語ることはできないなと去年思いました。そう思うと楽しくなりました(笑)でもそれが未来に繋がるんだとも思っていて。今自分で変えられる現実を変えていかない限り何も生まれない。僕がそういう心境だと皆さんは想像していないと思いますが。
── 「そういう心境」というと?
「7年目だから今までの経験を生かして今年はこういう風にやろう」とか一切そんなことは思っていないです。
── 今年は今年、ということですか?
僕自身が湘南の歴史のようなところに囚われていない。その責任を負ったってやれることは変わらない。言葉にすると熱がこもってないように聞こえるかもしれないですけれど、事実なんですよね。選手には僕が持っているものを100%そそぐけど、それが湘南のためになるかどうかなんてわからない。だからそこに頭を巡らせてもしょうがないなって。全部の人が良くなるように振る舞うなんて無理だと思いますし。
── そのあたりが変わった、気づいた、ということでしょうか?
変わったというか「そんなもんだよな、俺は」という。自虐では全くないですよ。純粋にサッカーを楽しんで、自分がやれることを100%このチームにそそごうと。大事なのは「このチームの監督は俺だ」ということ。僕の一挙手一投足がチームに出るんで、純粋な気持ちを選手にぶつけるのが一番いいと思っている。今まで「絶対こうしなきゃいけない」という義務感とか使命感が僕のなかでも強くて。それが選手の自由度を奪ってしまったというのは実際の反省でもあるんで。
── より純度が上がった。みたいな感じでしょうか?
どうだろうな……その、いい言葉を当てはめようとは思わないけど(笑)今年、単純に楽しいですよ!
── 今までと違う楽しさですか?
全然違う。例えば僕があなたと出会ったとして、昔だったらあなたが3年後にこうなってほしいなと思って付き合ってるけど、(今は)あなたと出会った瞬間にもういなくなると思っている。だから今、出会ったこの瞬間に僕があなたに何を伝えられて、あなたが何を感じるかによって、チームっていうのは生きるか死ぬか決まってくる。だから「ALIVE」なんですよ。理想とかどうしたいとか語るよりも、この1日、この瞬間を大事にするしかないなと思ったんですよ。だからこそそれらを許容して監督を引き受けないと私利私欲とか自分が勝ちたいがために周りを蹴落としていくとかそういう発想にしかならないんで。僕とあなたが知り合って3日で違う選択をしてもいいんです。次に向かえるエネルギーを植え付けられたら3日で十分じゃないですか。だから選手に真剣に言っているだけで。
── その時々の充実感ということですかね。
そう。「もうここにいてもしょうがない」「もう学ぶことはないな」と思ってしまったら、お互いに不幸じゃないですか。今までもうちょっと時間に対するスタンスが長かったんですよ。サッカーチームもそうだし日本の職場もそうかな、“石の上にも3年”じゃないですけれど、「君、そんなこと言うけど新入社員ってそんなもんなんだから3年我慢しなさい」とかね。今はもうそんな時代じゃない。だから人情が大事なんですよ。逆の発想で。そんな時代じゃないからこそ、3日でちゃんと教えなきゃいけないんです。今年入って来た(新井)光とか(松田)天馬とか、「湘南に入ってこれから勉強します」と口では言うけれど、ある意味エゴイストに違うことも考えている。でもそれでいいんですよ。
── 具体的にそういう風に思うきっかけとなった出来事とかありますか?
何か1つ(の出来事)とかじゃなくてここ最近の積み重ねですね。なんていうのかな……僕は純粋な部分もあるけど天邪鬼なところがあるから、「曺さんってどうせこうでしょ? こういうタイプでしょ?」って言われたらすごい嫌。1人でいても全然平気なのに、「1人でいるのキライでしょ」って言われる。なんとなくキャラ立ちしてるから1人で海を歩いてるのは絶対に似合わないと思われているじゃないですか(笑)いつも熱く選手とぶつかって、クラブの将来のために、とか言われるけど、僕そんなに聖人君子じゃないんで。ぼーっと海外ドラマとか見ることもあるし。そういう自分に気づいたうえで、それがなんでここのチームの監督なんだといったら、まず1つは「クラブから求められている」。その中で僕がやれることはなんなのかと考えた時にこのチームをもっと強くしたいな、と思ってるし、このチームをなんとかしたいと思う。だから結論は「俺がエンジョイしないとダメだな」って。100周ぐらい回った結論は俺がサッカーを楽しんで、試合を楽しむ姿勢がないと選手は伸びないだろうなと。だって他のチームでのいいプレーが湘南じゃいいプレーとは限らないからサッカーは面白い。だから僕は湘南に唯一無二のスタイルがあるとは思ってないけど「湘南じゃん!」っていうのがもっと出てこないといけないと思っています。「だってここ湘南でしょ?」っていう。川崎でも横浜でも鹿島でもないんですよ。その言葉をちゃんと深めたい。
── 考え方はシンプルになっている?それとも複雑になっている?
めちゃめちゃ複雑になってます。だけど僕は基本的にはピッチの上のことしかできないですよね。だから、選手はいい意味で僕の力を利用すればいいんですよ。利用しながら自分の力をつけていけばいいだけなんです。
── 2年ぶりにJ1に復帰してのシーズンとなりますが目指す戦い方を改めて教えていただけますか?
まあ言ったけどね(笑)
── そこを要約してもらえると(笑)
その質問、すごい答えにくいんですけど……、「自分たちの良さを出しながら相手の良さを消して一回り強くなった湘南を見せる、そのために走ることが大事です」と言ったらそれが世の中にでるじゃないですか。一方であっているけど、一方で間違っているってわかってるんで……だから本当のこと言えないんですよ、今。隠してるわけじゃなくて僕自身がどうなるか期待しているだけなんでそれを言葉に出すのは難しいんですよ。マスコミ泣かせだけど(笑)だから期待してスタジアムに来て「見てください」という感じです。「今年やりたいサッカーってこうだったんだ」というのが皆さんに伝わるように努力する。それだけはお約束します。サッカーを語るの嫌なんですよ僕。そんなもんじゃないって思ったんです。僕らがスタイルを作ったら、別のチームがそれ以上のものを作ってくる。サッカーっていたちごっこなんですよ。でもそれを繰り返していると本質がブレてくる。だから僕は言葉が必要ないと思ってるんです。それなのに言葉にしたら嘘っぽいじゃないですか。「そんなこと求めてないから適当に」っていうなら言いますよ(笑)でも、僕自身はこのチームに期待感があるから、それをうまく使ってください。「期待感を持った曺監督」みたいな(笑)
── わかりました(笑)最後にサポーターのみなさんにメッセージをお願いします。
応援してもらえるというのは幸せなことです。ただ、僕たちは「ALIVE」というスローガンの元で1年間自分たちが没頭している姿を皆さんにピッチで見せることは約束します。だから選手達や湘南ベルマーレというチームを支えてもらえると嬉しいです。10人になっても9人になっても最後まで勝負を諦めないでゴールを目指し、勝利を貪欲に追いかける姿を選手達と一緒に作っていきたいと思ってますので、新しい湘南にぜひ期待してもらえればと思います。あと、本が2冊出たので暇な時に書店に行って買ってください(笑)
ありがとうございました(笑)
取材協力:ホテルサンライフガーデン

 平塚市と大磯町、二宮町の1市2町はこのほど、それぞれの来年度当初予算案を発表した。
 平塚市は一般会計810億円、特別会計777億3,880万円、企業会計297億4,600万円の総額1,884億8,480万円で平成29年度の当初予算に比べて153億9,680万円(7.6%)の減額となった。KEIRINグランプリ2017を開催したことによる競輪事業特別会計や、制度変更による国民健康保険事業特別会計の減少などから、特別会計が前年度比96億8,280万円(11.1%)の減額になったことや、病院事業会計において新棟の建設工事完了を迎えることにより企業会計が11億6,400万円(3.8%)の減額となったことが主な理由だ。
 一般会計の歳入は、前年度に比べ45億5,000万円(5.3%)減額。市税では固定資産税や市たばこ税の減収はあるが、緩やかな景気回復による法人市民税や個人市民税の増加などにより、全体で3億1,503万円(0.7%)の増収を見込んだ。市税の増額は昨年に引き続き2年連続。歳出は投資的経費について大型事業である新庁舎建設事業の完了や相模小学校移転整備事業が進んだことなどにより、前年度比41億8,572万円(43.7%)の大幅減額となっている。主な施策としてはツインシティ整備推進事業を約1億2,107万円拡充し約14億7,891万円の予算を割り当てた。関連して南北都市軸への新しい公共交通導入事業に約799万円を割いた。また、龍城ヶ丘ゾーンの公園整備に向けた公募設置指針の作成などに約541万円を、見附台周辺地区整備事業に447万円を計上した。
 大磯町は、一般会計が92億8,900万円、特別会計が97億9,700万円の総額190億8,600万円で、前年度より11億7,800万円(5.8%)の減額となった。
 一般会計歳入は、5億6,400万円(5.7%)減額。歳出の重点は、前年度同様子育て、教育などに加えて防災・減災、農業にも置いた。異物混入や残食の多さで現在休止中の中学校給食については、自校方式かセンター方式、または小学校で調理し中学校に届ける親子方式の実現性や費用などについて調査する事業に1,080万円を計上した。このほか(仮称)東部子育て支援センター整備事業などが含まれる。
 二宮町の当初予算案は、一般会計が76億1,000万円、特別会計が76億9,839万円の総額153億839万円で、前年度より約2億9,900万円(1.9%)の減額となった。
 建設から40年経過し耐震性が不十分な役場庁舎については、このたび整備手法調査報告書でラディアン周辺への移転が最善との結論が示された。それを受け、基本構想と基本計画の策定に1,000万円を計上。また、災害時における情報伝達機能の強化などが含まれる。

0223 2面 ひらしん文庫 平塚信用金庫(紅谷町11−19 石崎明理事長)は14日、平塚市内の図書館4館に児童図書78冊を寄贈するとして平塚市役所を訪れた。
 同金庫では子どもたちが読書に親しむことを目的に、5年前から「子ども達の心を育む 子ども読書応援定期預金」キャンペーンを実施している。預金残高の0.0125%(上限100万円)に相当する児童図書を、同金庫が営業する8市1町の図書館に寄贈する、誰もが間接的に社会貢献できる仕組みだ。5回目となる今回は自然科学書などに重点を置き、『ファーブルこんちゅう記』ほか絵本や学習に役立つ辞書・辞典などを贈った。同市に寄贈された図書は累計496冊となる。
 石崎理事長は「多くの人にご理解いただいて実施できている事業。今後も継続して、次の世代もここで暮らしてもらえるように文化事業が盛り上がれば」と話してくれた。

0223 2面 ビーコル給食 プロバスケットボールの横浜ビー・コルセアーズの選手らが平塚市立神田小学校を訪れ、選手がメニューを考えた給食を児童と楽しむ「ふれあい給食」が19日行われた。
 平塚総合体育館がホームアリーナの一つである同チームを応援しようと、今月市内のすべての小学校で選手おすすめのメニューを給食として提供している。
 この日同小学校を訪れたのは、二宮町出身の細谷将司選手と満田丈太郎選手ら4人。ジャンプ力が高く粘り強い守備をする選手をイメージしたオクラと昆布入りのサラダや、体作りのため食事にこだわるという細谷選手が好きな豚汁などを4年生の児童と一緒に味わった。子どもたちは細谷選手から試合でのプレーの様子を聞いて、目を見張っていた。平塚総合体育館での同チームの試合は4月7、8日に行われる。

0223 2面 図上訓練 大地震の発生に備え、必要な物資を輸送するため職員と物流業者が連携する初の図上訓練が、15日に平塚市役所で行われた。
 市では今月ヤマト運輸株式会社との間で、避難所への支援物資配送などを含む「災害時における物資配送等に関する協定」を締結する予定。
 それに先立つ訓練には、同社の社員と職員合わせて約50人が参加した。マグニチュード7の地震が発生して1日が経過した想定のもと、「平塚市総合公園に数百人の避難者」「気温が低下するので毛布が必要」など刻々と情報が寄せられる中、職員が輸送する物資や車両の手配などに当たった。その際には、市と同社との連携方法を確認したり、避難所で物資輸送に重機が使えるルートや置く場所について同社の社員が具体的に助言を行っていた。

 (公財)平塚市生きがい事業団主催の「60歳からのメイクアップセミナー」が27日(火)に開催される。当日は、同事業団女性会員の活動紹介を始め、(株)ファンケルより講師も招かれる。参加費無料。対象は市内在住60歳以上の女性。
◇日時:2月27日(火)13時〜16時◇会場:同事業団2階会議室(西八幡1-3-2-2)◇問い合わせ:同事業団☎0463-33-2335

0223 2面 未病 日本料理を勉強する会「さわらび会」(田中洋子会長)主催による講演会が開催される。当日は、昨年まで同会の日本料理講師を努めてきた割烹貴柳庵の店主、鳥海義晃さんが“食で未病を治す”をテーマに講演する。◇日時:2月28日(水)10時開演◇会場:中央公民館調理室◇参加費500円◇問い合わせ:鳥海さん☎090-
3044-9933(13時〜18時)

0209 うちのコ
啓(けい)くん
寝起き最高!
あーいなさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
うちのこ0216
啓(けい)くん
初めて買ってもらった靴とリュックなかなか似合うぞ!
早く歩けるようになったらいいな……。
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0216 ペット
小林ゾロくん
(ミニチュアダックスフンド・オス・6歳)

これからも一緒に色んな場所に行って
遊ぼうね! だ〜いすき♡
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0216 緑と青
 スペインキャンプの初日、グラウンドでは曺貴裁監督の檄が早速飛んでいた。いささか集中力の欠くプレーを見せた選手に、指揮官はグラウンドの周りを走っておくよう命じた。
 選手に対して厳しい姿勢を取ることは曺監督が採るマネジメントのひとつである。しかしそれは単にそのワンプレーに対する叱責に終わらず、選手の後(のち)の立ち居振る舞いまで見越したものであることを忘れてはいけない。「ああして少し恥ずかしい思いをすることが今の彼には必要で、開き直るきっかけになればと思ってそうしたんだ」と語る指揮官の言葉のあとに選手を見れば、なるほど彼のプレーはそれまでより思い切りが良い。いつ、誰に、どのような言葉をかけるかの奥深さに底はない。
 開幕まであと2週間。密なコミュニケーションを欠かさず、その日へ向かう。
文・吉川真行(湘南ベルマーレ)
0216 私は今
喫茶店 Porte Bonheur オーナー
原 いづみさんからのご紹介
原 久一郎さん
マジシャン(奇術師)
 皆に夢を与えるのが私の流儀。
 1963年創業、平塚駅前の老舗の喫茶店シャポーの3代目にしてMoRT湘南所属の奇術師「マジシャンきゅう」が私の名だ。保育園児の頃、近所のおじさんに手品を見せてもらった時、子供心にも衝撃的だった。「絶対に手品師になろう!」そう誓って18歳の頃、本格的に独学で奇術を学んだ。
 奇術を始めて26年目。今も毎日が勉強である。諦めなければ夢は叶う。なれない職業はない。今でもそう思っている。

0216 2面後藤濶2 明治時代ハワイに移民し日本人労働者のリーダーとして活躍しつつ非業の死を遂げた大磯町出身の後藤 濶をテーマとする講演会「OISO 学び塾Ⅳ」が、今月から2回にわたって行われる。
 後藤 濶は1861年旧国府村生まれ。ハワイ政府と明治政府が結んだ契約に基づく第1回の官約移民として、1885年ハワイ島ホノカアへ渡航した。さとうきび農場で働いた後、日本人向けの雑貨店を開店。成功して日本人社会の指導者になり、農場経営者と日本人労働者の間に入って厳しい労働環境の改善を図ったという。しかし農場主らから反感を買い渡航から4年後の28歳の時、アメリカ人の農場監督らに殺害された。その後長く忘れられていたが現地の日系人を中心に後藤を評価する声が上がり、1994年にはホノカアにその功績を記した記念碑が建てられた。
 講演会で第1回の講師を務めるのが加藤喜規さん。後藤と同じ23歳の時から6年間ハワイに留学した加藤さんは、その経験を振り返る文章を書こうと8年前ハワイについて調べ直した。そこで後藤のことを知り、旧国府村の生まれであったことが分かった。しかし地元に知る人はいない。自分も大磯出身、ハワイに渡った時の年齢も同じで「ほっとけない」との思いが湧き、詳しく調べ始めた。
 海外の研究者と連絡を取り合い、ハワイにある後藤の墓や記念碑を訪れるうち、その生涯を描く映画の計画もあると知った。ハワイでここまでの高い評価を得ているにも関わらず、地元大磯町ではほとんど知られていない。ぜひ後藤のことを知り、誇りに思ってほしいと加藤さんは考えている。
 1回目では、後藤が渡った当時のハワイの社会事情も交じえてその生涯を辿る。2回目では後藤が送った書簡について、NPO法人「雨岳文庫を活用する会」理事の豊 雅昭さんが語る予定。
◇日時=2月24日(土)・3月10日(土)、14時~16時。場所=大磯町郷土資料館。定員40人(町在住・在勤者優先)、参加無料。申し込み=大磯町教育委員会生涯学習課 ☎︎61−4100(代)
【写真】後藤 濶の写真(Ms. Patsy Y. Iwasaki提供)/ホノカアにある記念碑(加藤さん提供)
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0216 2面 リトアニア 今月1日に新たに駐日リトアニア共和国特命全権大使に着任したゲディミナス・バルブオリス氏ら3人が13日、落合克宏平塚市長を訪ね交流の推進について意見交換を行なった。
 「今後、お越しいただく機会も増えると思うのでゆっくり平塚のことを理解して交流を深めていただきたい」と歓待した落合市長。バルブオリス大使は「どうもありがとうございます。よろしくお願いします」と日本語で応じると「着任後、大使としての仕事で最初に行いたかったのが平塚訪問。スポーツ交流は五輪に向けて進んでいくが、農業、商業、文化など多方面からの交流もスタートしている。大使館としてサポートしていきたい」と意欲を語った。
 当日はラサ・バルブオリエネ大使夫人と、駐日リトアニア共和国大使館農業技官のデイヴィダス・クリュチンスカス氏も市庁舎を訪れた。平塚市からはリトアニアカラーのだるまなどが贈られ、新たな交流の船出となった。

0216 2面 ベルマーレ Jリーグ開幕を2週間後に控え、湘南ベルマーレの選手・監督らによる各ホームタウンへの表敬訪問が9日に行われた。平塚市にはキャプテンのFW高山 薫選手とMF梅崎 司選手の2人が訪れ、落合克宏市長に意気込みを語った。
 落合市長から今年のチーム状況を聞かれると梅崎選手は「雰囲気はとてもいい。頑張っています」と回答。個人としても「積み上げてきたスタイルに、ゴールに絡むことで色をつけていきたい」と語った。今年の目標を聞かれた高山選手は「湘南スタイルを積み上げてきたことで、(2015年の)年間8位を超えられると思っている」と自信をのぞかせた。
 落合市長は「今年は競技場の照明をLEDにした。引き続きみなさんがやりやすい環境づくりをしていきたいと思う」とエールを贈っていた。

0216 2面 ドローン 大磯町の西久保地区・虫窪地区で13日、ドローンによる鳥獣害対策現場の調査が行われた。
 同町ではイノシシなどによる農作物の被害が続いており、町と住民が共に対策に取り組んでいる。従来は地上での調査のみで対策用の地図を作成するなどしていたが、ドローンを利用することで、より高精度かつリアルタイムに情報を反映させることができるという。今回の調査は昨年11月の調査につづいて2度目。同地区の約3.0haのエリアを30mから60mの高さから静止画で撮影し、1度目の調査で行われたヤブ刈りや防護策の設置などの対策への効果を確認した。
 今後は撮影した写真などを精査し、さらなる対策に活かしていくという。

0216 2面 ホタル 平塚市内のホタル観賞スポットのひとつでもある金目親水公園内の“ホタル水路”で11日、ホタルの幼虫の放流が行われた。
 この試みは「親水公園ホタル保存会」(米村康信代表)の手によって平成12年から毎年行われているもので、今年は約40人の親子連れが参加。米村さんが育てたホタルの幼虫と、土屋のホタル保存会が育てたもの、合わせてゲンジボタル570匹とヘイケボタル150匹を放流した。米村さんは「10年以上やっているので、放流なしでどれくらいのホタルが飛ぶのか観察したいが、減ってしまってはホタルを楽しみにしているみなさんの期待に背いてしまうので今年も放流した」と話してくれた。
 幼虫は早いもので5月の半ば頃から成虫になり、初夏の風物詩として来場者を楽しませてくれるとみられる。

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 今、湘南平で一軒の建物がリニューアルの真っ最中。大駐車場そばにある「ともしびショップ湘南平」で、社会福祉法人進和学園が喫茶スペースなどを運営していた場所である。伐採され処分される予定だった木が随所に使われていて、中には地元湘南平の木も。作業にはハンディキャップを抱えた進和学園の就労支援施設利用者も加わり、来月の完成を目指している。進和学園の関係者、建築家、工務店や職人など、多くの人がつながって動き出したこの事業への思いについて聞いた。

 この計画が本格的に始まったのは昨年6月。障がいを持つ人の就労の場である同ショップだが、売り上げが伸び悩み2年前には喫茶部門を休止した。運営していた進和学園では、もっと地域の人に来てもらえる魅力ある場所に生まれ変わらせ、就労する人たちが経済的に自立できるように、より多くの収入を得られるような新しい福祉のかたちを目指したいと考えていた。店の再生に、伐採された木を使うというアイデアを掲げたのが進和学園の就業支援団体・(株)研進の加藤ナルミさん。これまで就労支援施設の利用者らと共に、色々な種類の木の実から苗木を育て植樹し多様な森を育てる「いのちの森づくり」に取り組んできた。その中で、様々な理由で伐採された木がそのまま処分されることを知って心を痛め、そうした木を人が集まる場で生かせないかと考えていた。
 そこで、以前からの知り合いだった建築家の湧口善之さんに声をかけた。やむを得ず伐採された街路樹や公園木は通常処分されてしまうが、それを木材に加工し家具や建材として再生することで、街の木のあり方を変えたいと活動している湧口さん。加藤さんの考えに賛同し、都内と県内で伐採された木を使って今回のリノベーションに取り組むことになった。
職員も利用者も店作りに参加
 湧口さんはみんなで一緒に店作りをしたいと考え、同学園の職員や施設利用者などが可能な限り店作りに関わる機会を作っている。
 昨年12月に工事が始まった矢先、現場の近くでも市による伐採が行われていることに気づいた湧口さんは、「もったいない」と伐られた樹木を使いたいと考えた。市に連絡して丸太のまま譲り受け、現場まで運んだ。その際には運搬を職員が手伝ったり、施設の利用者が樹皮を剥くなどして共に作業を行った。
 今月、キッチンに伝統的な工法で土壁を新たに作る際には、湘南平からほど近い進和の施設「しんわやえくぼ」の敷地内に生えている篠竹を伐って壁の下地に使用することにした。そして篠竹をシュロ縄で編んで下地を作る際や、その上に土を塗りこめる作業にも、多くの人が参加。利用者の1人は「土が冷たかったが楽しかった」と笑顔を見せていた。本来はこの上に漆喰を塗る予定だったが、手の跡が残る様子を見た左官職人の湯田勝弘さんは「プロには出せない素朴な味がある」としてそのままにすることに決めた。
人も木も個性を生かす
 今回のリノベーションでは、耐震補強にトイレのバリアフリー化、そして2階をワンルームにするなど内装を全面的に新しくする。エノキやコナラといった湘南平の木は、フリースペースとなる2階の巾木などのほか、海を見渡せるカウンターに生まれ変わる。また1階のホットケーキパーラー「湘南リトルツリー」では内装に加え、伐採された樹木の色や特性を生かして湧口さんが椅子やテーブルを製作する。
 ゆくゆくは施設の利用者もパーラーで働く予定。研進の加藤さんは、進和に様々な個性を持つ人が集まっていることと、伐採木には多くの種類があり中には傷んだ部分もあるもののうまく組み合わせて使っていることとが重なり合うと感じている。新たに命を吹き込まれた椅子とテーブルで美味しいホットケーキを食べることが、障がいを持つ人について知るきっかけになる。この店がそんな場所に生まれ変わるのを楽しみにする人たちの思いがあふれている。
◇湘南リトルツリーの詳細はFacebookで。
【写真TOP】
土壁作りに挑戦
【写真下】
十分利用可能な湘南平の伐採木/完成を楽しみに待つ施設の利用者と職員ら/刈り取った竹の皮を剥いて土壁の土台に使う

0209 映画連載
『スリー・ビルボード』(2017/イギリス・アメリカ)
監督・脚本:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド /ウディ・ハレルソン 他
109シネマズ湘南他、全国にて公開中。
いやぁ、まいった。なんかもうすごくて、降参です。でも、好きだなぁ、この映画! 小さな町で起きた未解決殺人事件を発端に、被害者女性の母が掲げた、警察を批判する三枚の広告看板が、周辺の人々を思わぬ悲劇に巻き込んでいく。言ってしまえばこれだけの話なのだが、とにかく筋が読めないのだ。断っておくと、本作は、ミステリーではない。この作り手は事件の真相などにはハナから興味がない。あるのは、玉突き事故のように巻き込まれていく、けして善人とはいえない人々の業だ。悲しいのに笑えるし、残酷なのに優しい。観ているあいだ、そんなアンビバレンツな感情を揺さぶりつづけられた。一応、物書きを生業としている身としては、ちょっと悔しい気分だ。どうやったら、こんなに底意地が悪く人間くさいドラマを発想出来るのか。特筆すべきは、ジョン・ウェインをイメージして演じたという、主演のフランシス・マクドーマンド姉御の西部のガンマンを彷彿させるカッコよさ。彼女がオスカー主演女優賞を受賞した『ファーゴ』をも凌駕する名演だ。もう一度いうが、とにかく、好きな映画だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0209 2面 ストロベリー1 平塚が持ついちごの魅力を発信するイベント「湘南ストロベリーマルシェ」が10日(土)から12日(月・祝)の3日間、ららぽーと湘南平塚1階「光の広場」で開催される。イベントを手がけるのは市内の老舗和菓子店「杵若」の3代目、加藤 寛さん。ここ数年、数々のマルシェなどのイベントに出店、協力などすることで培われた経験を今回のマルシェにぶつけている。
 「平塚のいちごってとても美味しいのに地元の人でもその魅力に気づかない。気づく機会もなかなかない。それを知ってほしい」と熱っぽく語る加藤さん。今回マルシェを開催するにあたり、“いちご”を中心にすることで新しい価値の創出を目指す。食べ物だけだと「単なるスイーツフェアになってしまう。美味しいはもちろん、カワイイとか愛らしいとか、自分なりにいちごの魅力に触れてほしい」とワークショップのブースも充実させた。和菓子・洋菓子に限らずアクセサリーやクラフトなど、様々なアイディアが実現されている。
 加藤さんは近年、SunSunマルシェや湘南クラフトマーケットなど、地元で行われるマルシェ系のイベントに深く関わってきた。そこでできた繋がりで、自分1人ではできなかったことも形になっているという。「出店者で主婦のクラフト製作者の方がいるんですけど、お子さんたちと協力してガーラントを作ってくれたり」と、自分の仕事として商品を作り販売するだけではなく、共にマルシェを盛り上げよう、成功させようと身を粉にしてくれる仲間の存在に支えられている。
 ゆくゆくはストロベリーマルシェの3日間を「七夕まつりに匹敵するような3日間にしたい」と話す加藤さん。「平塚のイメージって他所の人に聞いてもなかなかパッとしなくてせいぜい七夕程度。5年後か10年後か、“夏の七夕”に対して“冬のストロベリーマルシェ”となれば」と意気込みを語る。平塚が“いちご色”に染まる3日間はいよいよ明日(10日)からだ。
本記事は職業体験に訪れた土沢中学校の生徒2人による記事を本紙編集部が校正したものです。

0209 2面 スタジアム 湘南ベルマーレの新スタジアムとなるサッカー専用スタジアム建設が同チームのホームタウンである近隣市町を含め検討される中、平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)では新スタジアムを中心としたまちづくりに関する意見をまとめ、市への提言をする方向性を明かした。同商議所の「スポーツ・文化・まちづくり特別委員会」(小林誠委員長)では「今後、有識者の意見などを元に考えをまとめたい」としている。
 新スタジアムを巡っては各市町の商議所・商工会のトップを主だったメンバーとした「湘南スタジアム研究会」が一昨年末ごろから議論を重ねてきた。1年間をかけて建設候補地を選定し、昨年12月、市内外の5カ所に「スタジアム建設に適する」という判断を下したという。
 同商議所では選定の結果を受け、地元平塚にスタジアムを残すべく、方向性を定めた。「このまま市外にスタジアムが建設されては平塚市の財産を失う」と小林委員長が話すように、行政や地元の関係者への協力を求め、新スタジアム整備の機運を高めたい考えだ。一方で小林委員長は「このまま単にスタジアム建設推進に声をあげても、サッカーファンのためのもの、湘南ベルマーレのため“だけ”のものでは誰も動かせない。スポーツ文化施設であったり、健康寿命を伸ばすための事業ができたりと、広く公益性を持たせることができると提言することで、名はスタジアムであっても市民のためのもの、まちづくりに寄与できるものであることを示したい」とも話す。また「選ばれた土地には民間の土地も含まれるが、商工会議所としては企業の土地をどうこうすることは経済の面から考えられない」とも話し、市有地にスタジアムを誘致したい考えだ。
 平塚市は現在のところ新スタジアムを建設するのではなく、現在のShonan BMW スタジアムを改修する方向でまちづくりを進めている。昨年はバックスタンドの中央部分に座席を増設し、この冬には競技場の照明のLED化を実施。ホームスタジアムを市内に残したいとしつつも、様々な事情から数十億円とも言われる出費が見込まれる新スタジアムの建設には消極的な考えだ。
【写真】現在ホームスタジアムになっているShonan BMW スタジアム平塚

0209 2面 大磯署 振り込め詐欺の被害に歯止めがかからない中、大磯警察署(松嶋 誠署長)では撃退法を紹介した独自のパトロールカードを配布する取り組みを始めている。
 このカードは、署員が夜間などにパトロールする際に周囲の異常の有無を記入して住宅のポストに入れるもの。以前は県警本部作成のものを使用していたが、昨年11月に署員の意見を取り入れカラーのイラストを使うなど独自にデザイン。多くの相手が電話を切るので被害防止に効果的な一言「あなたは誰?」と言うよう呼びかけている。管内の大磯・二宮町内でこれまで4千部を配布、さらに8千部作成した。同署によれば、昨年は15件・約2,250万円の被害が発生。「電話の前にこのカードを貼ってぜひ詐欺を撃退してほしい」と呼びかけている。

0209 2面 金目中柔道部 昨年の全国大会に多数の選手を排出するなど中学柔道界の強豪となった金目中柔道部。先月27日、28日に神奈川県立武道館で開催された第51回神奈川県中学校柔道大会新人戦においても実力を見せつけた。
 同部では県内で初となる男女団体戦の2年連続アベック優勝のほか、男子50kg級で林 壮馬さん(2年)、同55kg級で五十嵐健太さん(2年)、同66kg級で久保圭介さん(2年)、同90kg級で岸田耕平さん(2年)、女子40kg級で島田栞那さん(1年)、同63kg級で髙橋瑠奈さん(2年)、同70kg級で笹原芽依さん(2年)、同70kg超級で酒井類さん(1年)が優勝。個人戦16階級の内、実に半分で金目中柔道部が勝利を手にした。
 同部を指導する真田州二郎教諭は「どの学校も“打倒金目”という感じで会場中が敵だった」と振り返るとともに「今の1、2年生は各階級に強い子がいる。全国の舞台に行く子もでてくる」と自信を見せた。

0209 3面節分 節分の日である3日、平塚八幡宮で毎年恒例となっている節分祭が行われた。
 今年のゲストとして招かれたのは平塚市出身の大相撲力士の朝弁慶さん(高砂部屋)、同じく平塚市出身の女子プロレスラー松本浩代さん、第67回湘南ひらつか織り姫の3人など。つるみね幼稚園の園児らによって豆まきが行われた後、ゲストらによる豆まきが行われ、来場者らは福を掴み取ろうとステージからまかれた豆に手を伸ばしていた。

0209 3面ひらしん 平塚市役所1階の多目的スペースで1日、地元出身のピアニスト、今井亮太郎さんのミニコンサートが行われた。
 コンサートは平塚信用金庫(石崎 明理事長)から市へ電子ピアノが寄贈されたことで開催されたもの。平塚市庁舎のグランドオープンに際し、同金庫から何を贈るかを市側に打診し、ピアノをリクエストしたという。石崎理事長は「市民の生活文化の向上に寄与できれば」と話し、落合克宏平塚市長も「これを機に市民が足を運ぶ市庁舎になれば」と笑顔を見せた。
 今井さんは『イパネマの娘』など5曲を熱演。用意された座席数を大幅に上回る多くの来客が訪れ、美しい旋律に耳を傾けていた。

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 博物館は専門家がまとめた展示を見に行く場所だと思っている人が多いだろうが、平塚市博物館はそれだけではない。学芸員と共に市民が主体的に調べて学ぶ「ワーキンググループ」という活動にも力を入れる。その日頃の活動の成果を発表する「第19回博物館文化祭」が現在開催されている。中でも天体観察会の会員は、プラネタリウムの投影に挑戦。自分の好きなものに仲間と一緒に取り組んでいる人たちに話を聞いてみた。

 博物館のワーキンググループの数は現在16。市内の祭囃子を学び実際に演奏も行う「お囃子研究会」、平塚に長く住む人から昔の暮らしなどについて聞き冊子にまとめる「聞き書きの会」、古代の道具を復元しその作り方や使い方を研究・体験する「古代生活実験室」など、考古、民俗、歴史、地質、生物、天文までそのテーマは幅広い。それぞれ毎月1、2回集まり、担当する学芸員に基本的な事項や史料の扱い方を教わりながら調査・研究を行っている。
幅広い世代が集う天体観察会
 このうち約60人のメンバーが活動するのが「天体観察会」。定例会では学芸員がその時期の天文現象などについて解説するほか、観測、写真撮影、研究をテーマとするグループに分かれ会員同士で学習を行っている。
 こうして得た知識を広く知ってもらおうと、今月10日(土)に4組の会員がそれぞれ25分間のプラネタリウム投影を行う。その1人、大学で物理や宇宙を学ぶ榊原 俊さん(21)は昨年4月から同会に参加した。今回は、自分がこの1年間に撮影した天体の写真も投影。「将来はプラネタリウムを投影する仕事につきたい」と考え、学芸員から直接教わることで知識をより深めている。
 福田 遥さん(10)は、プラネタリウムが大好きで語りをやってみたいと手を挙げた。ヘラクレス座をテーマに母親の恵子さんと原稿をまとめ、それを活動歴の長い会員に見てもらって仕上げた。恵子さんは「小さな子でもサポートしてくれる大先輩がいてこんなことができるんだと見る人に感じてほしい」と話している。
 そして、そのような先輩会員たちに恵まれていることがこの会の大きな魅力だと話すのが、同じく投影を行う齊藤啓子さん。いくつもの天文サークルを見てきたが「この会には星にとても詳しい人が大勢いて話が面白く刺激になった」と言い、ここでの活動が生きがいのようになっているという。
地域博物館としての役割
 それほどまでに打ち込めるものを見つけてみたいという人には、様々な分野の基礎編とも言える「平塚学講座」がある。長く住んでいても意外と知らない地域の自然や文化について、座学と野外実習で総合的に学べる毎年開催の連続講座である。その中で参加者が興味に応じて各自で調べた内容を、今回の文化祭でも発表・報告する。ここで関心を持ったテーマを扱うグループに参加すれば、より深く学ぶことができるというわけだ。
 「神奈川キノコの会」が新種のキノコを発見するなど、この活動を通じそれまで埋もれていたことが見つかることもある。市民の側も知っていることが増えればより地元を好きになれるし、それが今後まちづくりについて考えるきっかけにもなる。文化祭を担当する藤井大地学芸員はそうした「種」がもっと眠っているはずと考え、「学芸員だけでなく市民の皆さんと一緒に探していけたら」と今後の活動に期待を込める。
 自分がさほど関心のなかったテーマでも、学芸員に直接話を聞くと興味が湧いてくることもある。ワーキンググループへの参加はそうした経験をするチャンス。その活動を気軽に見られる年に一度の文化祭、足を運んでみてはどうだろうか。
◇第19回博物館文化祭
●展示 18日(日)まで
●実演 ・天体観察会会員によるプラネタリウム投影(天体観察会)
 10日(土)15時15分~17時
・太陽黒点を見よう(天体観察会)
 11日(日)10時~12時
・太鼓をたたいて笑顔になろう
 (お囃子研究会)
 17日(土)15時~16時
●活動報告会
 (ワーキンググループから5団体)
 11日(日)13時30分~
 詳細は同館HPを参照。
●問い合わせ
 同博物館☎︎33-5111
【写真上】プラネタリウムを投影する(左から)川合さん、齊藤さん、望月さん、福田さん、榊原さん
【写真下】お囃子研究会のイベントでの演奏(平塚市博物館提供)/平塚学講座の様子(同)

0202 私は今_0202
ボーカリスト
シェリーさんからのご紹介
原 いづみさん
喫茶店 Porte Bonheur(ポルト ボヌール) オーナー
 夢だった喫茶店を開き2月の初旬で半年が経とうとしています。娘達が大きくなったら一緒に喫茶店をやりたいと思い、その夢がやっと叶ったのです。仕事で飲食の経験など無い私が、今こうして店を営業していられるのも私の周りの温かい人達とお客様のおかげだと痛感しています。これからも人と人との繋がりを大切にしていきたいと思います。まだまだ未熟な私達ですが、日々精進してまいりますので、皆様のお越しを心よりお待ちしています。

0202 2面 ボクサー 平塚市内のボクシングジム「TEAM 10 COUNT」に所属する斉藤正樹選手(32)が今月8日、後楽園ホールで行われるダイヤモンドグローブチャンピオンカーニバル日本ライト級タイトルマッチ10Rで吉野修一郎選手(三迫)に挑戦する。
 斉藤選手は32歳にして初めてのタイトルマッチ。念願のベルトを前に気合は十分だ。18歳からボクシングを始めたという斉藤選手。きっかけは当時見たテレビ番組で「この人たちにできるなら自分もできるかな」と思ったことだという。小中高とサッカーに明け暮れていたという斉藤選手だが、高校卒業後はプロを目指してキャリアをスタート。周りの友人には「お前には無理だよ」と茶化されもしたが、今現在、プロとしてのキャリアは10年を超える。
 「練習はつまらないしロードワークはキツい。でも勝った時の喜びが忘れられずにリングに立ち続けている」という斉藤選手。試合に負けた時、その瞬間は全て出し切ったと思っても、次にジムに来れば「もう一歩いけた」と反省する日々を過ごした。年齢的にも周囲の人に引退を勧められることもある。だが「もう一発良いパンチが入れば、もう1ポイント獲れれば、練習でもう一歩追い込めば試合に出せたんじゃないか」と思うと自分を追い込む日々に戻っていった。
 斉藤選手は「日本チャンピオンには日本チャンピオンの景色があると思うんです。それまではランキング1位だろうと4回戦ボクサーだろうと変わらない。でもチャンピオンになれば周りの見る目も変わる」と語る。30歳を超え年齢的にはもうプロとして終わりが近づいている実感もある。結婚して子供もいる。だが自分が頑張れるか頑張れないか、全てが自分に返ってくるこの世界は自分に合っていると感じる。子どもの頃からの負けず嫌いでボクシングを続け、ついに大一番の舞台に立つ。
 相手はアマチュアでも鳴らした本格派でプロ転向後も6戦6勝でチャンピオンへの道を駆け上がって来た。簡単に勝てる相手ではない。だが182cmの高身長から繰り出すリーチの長いパンチを武器に「打ち合いは好きですが自分の長所を生かして勝負する」と斉藤さん。日本チャンピオンという最高の瞬間はもう手に届くところにある。

0202 2面  二宮イベント1 菜の花ウォッチング開催中の二宮町内で、店舗などにアートや手作り品を展示する第2回「湘南二宮 菜の花アートフェスティバル」が3日(土)から始まる。
 菜の花で賑わう時期に、アートで駅前商店街に人を呼び込み商店街の活性化を図ろうと昨年初めて開催されたこのイベント。空き店舗も会場として利用され、多くの人が訪れる様子を見た所有者の中には、それまで諦めていた貸し出しを考えるようになった人も。実際に借り手がついた店舗もあるという。実行委員会委員長の片岡宇一郎さんは「少しでも町おこしの役に立てれば」と話している。
 2回目の今年は店舗のほか、ふたみ記念館や徳富蘇峰記念館など21カ所を会場に町内外から41組が出展する。このうち、彫刻家・西山秀昭さん(56)は一部の作品の材料として、以前JR二宮駅南口に植えられていたものの倒木の危険から伐り倒されたクスノキを使用。南口の象徴として自らが日々眺めていた木を、長い年月で傷んだ部分も「面白い表情が出る」からと捨てずに使い、鳥や仏像をモチーフにした10種類ほどの作品を制作した。会場は南口そばのあさひや添田商店。
 そのほかの会場では、陶芸や木工の作品、婦人服、ニット、手芸の小物、レゴロボットなど様々な手作り品を展示・販売。キッチンカーも4台出店する。今年は、道行く人が分かりやすいようにと各会場の前にポスターを貼った看板や菜の花のプランターが設置される。12日(月・祝)まで。会場の地図が掲載されているパンフレットは、町観光協会や商工会などに設置されている。HPやFacebookでも閲覧可能。◇問い合わせ=実行委員会事務局☎︎71−0421

0202 2面 JC 平塚青年会議所(平塚JC)は先月25日、平塚市内のホテルサンライフガーデンで新年賀詞交歓会を開催した。
 「ONE for ALL, ALL for ONE 〜共に進もう新しい時代へ〜」を2018年度スローガンに掲げ活動をスタートした平塚JC。第60代理事長を務める関口雄一さんが列席者を前にして新年度の抱負を語った。今年は新たなビジョン策定に向け、近年取り組んできた年間を通して七夕が感じられるまちづくり事業と子ども達の職業体験を通した地域の絆づくり事業が節目を迎える。また、学生によるまちづくり事業を通して思いを発信していくという。
 さらに組織の世代交代にも触れ、「組織として世代交代を迎えるが、当事者意識を持って事業に取り組みたい。共に進もう新しい時代へ」と力強く締めた。

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 2013年8月、惜しまれながら76年の歴史に終止符を打った龍城ヶ丘プール。平塚市は現在、このプールの跡地利用について民間事業者が収益施設を建て、公園を整備運営するという方向で検討を重ねている。一方で地域住民からはより良い開発に向けて様々な意見もでてきた。閉鎖から4年以上、閑散とした龍城ヶ丘プール跡地はどのように生まれ変わるのだろうか。
 昨年6月、市は平成28年5月に公表した「海岸エリア魅力アップチャレンジ」のエリアの一部であるこのプールについて、改正された都市公園法で創設された「Park-PFI(公募設置・管理許可制度)」を活用して整備を進めることを発表した。他の自治体に先駆けて事業を進めるべく、全国で初めて、同制度の関連条例改正も行った。Park-PFIは民間活力による都市公園の再生・活性化を推進するために創設されたもので、設計から施工・運営までを一括で行うことで、質の高いサービスを提供することができるというもの。この制度を利用することで、収益施設の設置について従来10年だった設置管理許可期間が20年に延伸できるほか、建ぺい率において10%の上乗せ緩和ができるようになる。また、その収益施設の利益を公園の整備費用に当てることができるようになる。

住民との対話

 昨年11月末、市は地域の住民に向けての事前説明会を行った。公園の面積は龍城ヶ丘プール約7,000㎡を含めた約30,000㎡。そのうちの最大12%(3,600㎡)を便益・管理施設にするというものだ。さらに平成29年度中に公募要項・条件を作成し、その後選定を経て平成32年の開設を目指すという。これに対して地元を中心とした住民が「平塚の海を考える会」を組織。先月18日には、市議を通じて市の担当者との意見交換会を実現させた。地元自治会などおよそ30人ほどが参加した意見交換会では「今ある緑や地形を魅力として生かしてほしい」といった意見や、「ビーチパークや平塚新港、駅南口を結ぶようなインフラ整備、それに伴うレンタサイクルの実現、多くの人が海を訪れられるバリアフリービーチの実現を」といった声があがった。これに対して市の担当者は「収益施設というのを押し出したことで、大規模商業施設ができるような誤解を招いた」としながらも、「あくまで基本は公園。住民のための施設として再整備する」と説明した。また、2020年の東京五輪までに整備を完了する計画に対し「これだけ様々な声がでているのだから時期にはこだわらずにできるだけ意見を取り入れてほしい」との要望も上がった。

意義のある拠点作り

 意見交換会に参加した1人からでた「Park-PFIを使って全国に先駆けて整備するというのが一人歩きしていないか。住民との対話の中でより良いものを作ることで、本当の意味で未来に遺せるものを作ることができる」との声には他の参加者から拍手が送られた。市の担当課では「本当にありがたいこと。事業者の意見もあれば住民の意見もある。そこは大切なものなので、しっかり意見交換をして、ブラッシュアップしたい」と話している。
 プール閉鎖から約4年半。課題は数多いが、まちづくりの拠点として、多くの人に愛されるような施設が生まれることに期待したい。

 全国でインフルエンザの患者数が統計開始以来最多となる中、1市2町でも小中学校などの学級閉鎖が相次いでいる。
 平塚保健福祉事務所管内では、1月15日から21日までの週について、定点あたり報告数が57.27と警報レベルの30を大きく超えている。市内では今年度、1月30日の時点で市立の小中学校・幼稚園で計120件の学級・学年閉鎖が実施されており、昨年同時期と比べ15件増加している。中でも大原小学校では29日、児童245人のうち44人が欠席したため、30日から4日間の学校閉鎖を決めた。学校閉鎖となったのは平成24年2月以来。
 また大磯町でも学級・学年閉鎖が計19件、二宮町でも計12件となっている。各自治体では、帰宅時の手洗いうがい、マスク着用などでの感染予防を呼びかけている。

0202 3面二宮パンマップ 大学生2人が作成に協力した二宮町内のパン屋とカフェを紹介するマップ「にのみやパン*まち散歩」がこのほど完成した。
 協力したのは文教大学国際学部3年の瀨戸優菜さんと内田吉音(ルビ=よしね)さん。10回以上二宮を訪れ町内を徒歩で回り、パン屋8軒とカフェ2軒を取材した。カメラが趣味という内田さんがほとんどの写真を撮影。デザインも「地図はシンプルに」などと見やすくなるようアイデアを2人で提案した。
 こうして完成したA3両面のカラー刷りマップでは、店の特徴やおすすめのパンを紹介している。また取材の途中で見つけた景色の良いスポットも掲載。2人は「お店もスポットもたくさんあるので何度も町に足を運んでもらいたい」と話していた。このマップは観光協会などで配布されるほか同協会のHPでも閲覧できる。
【写真】「二宮は温かくてのどかな雰囲気」と話す内田さん(左)、瀬戸さん(右)

0202 3面飯尾さん 大正から昭和にかけて平塚市の浜岳地区に居を構えた作家、中 勘助をまちの魅力として発信しようとする「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」(大藏律子会長)が12日、平塚市民活動センターで講演会を開催する。
 中 勘助は平塚在住中に、その海岸沿いの暮らしぶりを日記体随筆『しづかな流』に描写している。朝、漁師が網を引く様子や、何気ない風景の描写、平塚八幡宮を訪れたことなどを詩にしたためてきた。事務局の飯尾紀彦さんは「中 勘助の魅力に触れて、平塚が文学のまちでもあることを知ってもらいたい」と話している。
 同会では現在、活動の一環として、彼の住居の近隣であった桃浜公園内に文学碑の建設も計画中だという。
講演
『銀の匙』の作家中勘助の平塚時代
日時:2月12日(月・祝)14時~15時30分
会場:ひらつか市民活動センターA・B会議室
参加費:無料(先着80人)
問い合わせ:事務局☎︎31-4691

0126 緑と青の風
 J1リーグ開幕に向け、チームは1月22日に成田空港を出発し、キャンプのため一路スペイン・マラガへと向かった。当日午後から首都圏を襲った大雪から逃れるように飛び立った一行は約20時間の移動を経て目的地に到着。これから始まるトレーニングを前に、束の間の休息を取っている。
 件の大雪への対応に始まり、キャンプはチームを裏で支えるスタッフの働きがモノを言う。当初出発地の成田へはバスで移動する予定だったが、雪による交通状況への影響をにらみ鉄道利用に急遽変更。また経由地での荷物の運搬や深夜到着となるホテルでの軽食の手配など、勝手の利かぬ海外ながら、施し得る作業は全て行う。戦いはピッチの上だけで行われているのではない。
 夜明けは目前、いよいよマラガでの日々が始まる。表も裏も、熱い時間となろう。

文・吉川真行(湘南ベルマーレ)
0126 うちのこ
琉叶(るうと)くん ・恵生(めい)くん ・晴鈴(はれ)ちゃん
だ〜い好き
2017.12.20に妹が産まれ、
にーちゃん達はデレデレです
まみむめもさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0126 ペット
立川ライチ
(メインクーン・17歳)

我が家に来てくれて本当にありがとう!
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0126 映画
『嘘を愛する女』(2018/日本)
監督・脚本:中江和仁 脚本:近藤希実
出演:長澤まさみ/高橋一生 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
本作は、TSUTAYAクリエイターズプログラムという、オリジナル映画企画募集によってグランプリを受賞した作品の映画化である。実は、僕もある企画で応募していたのだが、残念ながら選から漏れた。そんな因縁もあって気になっていた映画なのだ。完成した作品は、邦画メジャーでは久しい、抑制のきいた大人のラブストーリーに仕上がっていた。婚約中の恋人が、実は名前も経歴もすべて嘘だとしたら……。長澤まさみ演じるヒロイン由加利は、仕事もプライベートもリア充のはずが、この事実をきっかけにどちらにもつまずき、高橋一生演ずる恋人の本当の人生を知る旅をはじめる。物語は、吉田鋼太郎演ずる、うさんくさい私立探偵を狂言回しに、ミステリー仕立てで展開する。前半で早々に高橋が退場すると、あとは長澤の独壇場となる。『モテキ』以降、俄然、大人の色気を放ちはじめた長澤は、作品ごとに空の器になれる女優だと思う。濃い芝居をするわけではないが、腹の据わったクソ度胸で、その場にとけ込んでみせるのだ。ヒロイン映画としての風格十分な逸品だ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0119働く人山本院長
山本 大輔さん
代官町なぎさ通り歯科 院長
平塚駅南口、代官町のなぎさプロムナード沿いに2月から開院することになりました、なぎさ通り歯科の山本です。誰でも安心して治療を受けてもらえるような信頼される歯科医院を目指しています。患者様自身のお口の状態をご理解いただいた上で行う“納得の治療”を何よりも心がけ、市民の皆様の歯の健康を守っていきたいと思います。

-SHOP DATA-
平塚市代官町10-18
ライオンズマンション代官町1F(旧オリジン弁当)
tel 0463-72-8197 

0112_2面_市民病院 平塚市民病院で行われる医療情報を一般に紹介することを目的とした書籍「そばに寄り添い、ともにたたかう平塚市民病院の最新医療」が11日に出版された。
 同書は「平成29年4月1日に神奈川県から指定を受けた救命救急センター」「開設以来、6,000例以上の心臓血管手術を行っている心臓大血管センター」「平塚市の子育て環境を支える周産期医療」などの6つのトピックスに加え、「戦国武将から考える高血圧診療」(腎臓内分泌代謝内科)、「肺がん治療は進歩しています」(呼吸器内科)、「心筋梗塞で死んでたまるか」(循環器内科)、「食物アレルギーは食べて治せ」(小児科)などのテーマによる科別の最新治療のレクチャーなどを掲載。また看護部、薬剤部、栄養科などのチームの紹介ページなどもある。いずれも各科の医長や部長など、実際に現場にいるスタッフらが、ともすると専門用語の羅列になってしまいがちな医療情報を平易にわかりやすく伝えてくれる内容となっている。
 発行元のバリューメディカルは全国の病院で同様の書籍を出版した実績があり、県下では初の出版となる。担当者は「(病院ごとの)地域色を出して情報を提供したい。ホームページや専門書ではなく、本として出すことで理解を深めてほしい」と話している。
 初版は3,000部で、そのうちの2,000冊は平塚市医師会、平塚歯科医師会、平塚中郡薬剤師会に献本される予定。会を通じて地域の診療所やクリニックに配架してもらい、それを読んだ医師や患者に市民病院で提供される医療を選択肢に加えてもらいたい考えだという。また、一般書店や病院内の売店でも販売され、定価は1,200円(税別)、A4版124ページとなっている。企画・出版に関する費用は約734万円だった。
◇問い合わせ:病院総務課☎︎32−0015

0119_2面賀詞交換会_1 平塚市商工会議所(常盤卓嗣会頭)は10日、新年賀詞交歓会をラスカホールで開催した。会員をはじめ行政関係者など約400人が集まり、年初めの交流を行った。
 就任から2度目の年明けを迎えた常盤会頭は“一致団結 前へ”をテーマに掲げた第27期体制の1年目を「無事に70周年を迎えられることができた」と振り返るとともに「実感のあるように平塚の経済の底上げを図っていきたい。引き続き自分たちの考えを会員や行政にしっかり理解してもらうために活動する。会員や部会・委員会から上がった意見については市や県にしっかりと発信していく」と今年の展望を述べた。また、今年の秋には平塚商議所として初となる会員総会を実施したいとし、今後、企画や内容について話し合いを進めていくとした。県内の他市町の商議所・商工会との連携も深めていきたい考えで、縦軸では相模線、横軸では相模湾を活用していきたいと話した。
 来賓として出席した落合克宏市長は挨拶の中で「選ばれるまち、住み続けるまち」を目指すとした。今年は「3年目となる総合計画の重点施策を加速させ、まちに活力と賑わいをもたらす施策を実施する」と語り、具体例として、龍城ヶ丘プール跡地を自然や景観に配慮した公園として整備する計画、ビーチパークへの津波避難施設整備、大神地区で開発が進むツインシティなどを列挙。また、見附台周辺地区(市民センター)の新文化センター整備について2021年完成を目指す考えを示した。
 式典ではこのほか、恒例の年男・年女による鏡開きが行われた。また、活躍の目覚しかった商工業者を2017輝き大賞として紹介し、J2優勝・J1昇格を果たした湘南ベルマーレ、商店主が講師となり講座を開く「まちゼミ」、日本商工会議所最優秀賞を受賞した平塚商工会議所女性会(佐藤則子会長)、全国逸品セレクションでグランプリを獲得した御刃物処 桝屋が選出された。
【写真TOP】常盤卓嗣会頭
【写真下】落合克宏市長

0119_2面武道始式 大磯警察署(松嶋 誠署長)で12日、武道始式が行われ、署員らが日頃の鍛錬の成果を発揮した。中﨑久雄大磯町長、村田邦子二宮町長ら招かれた110人の来賓らは、ときに声援などを贈りながら署員らの演武を観覧した。
 演武では柔道・剣道の高点試合(勝ち抜き戦の一種)と柔道・剣道の五人掛けが行われた。高点試合では出場選手らをユーモアを交えながら紹介し、来賓の笑いを誘っていた。一方で試合中の署員らは真剣に演武に取り組み、序列が下の選手が4人抜き、5人抜きと勝ち進むと一際大きな歓声が上がっていた。五人掛けでは県警の師範を務める竹内刀麻柔道三段と横尾 徹剣道六段が登場、胸を借りる形となった署員らから鮮やかに一本をとる姿には感嘆の声が漏れ聞こえた。
 また、祭囃子・獅子舞の披露や振り込め詐欺の寸劇も行われた。

0112_2面_わかば環境ISO 総合的に環境活動を実施する「わかば環境ISO」制度を設ける平塚市。本年度から新たに参加した大神美里幼稚園(大神2380 平野英雄園長)に15日、落合克宏平塚市長が訪れ、証書を園児に手渡した。
 「わかば環境ISO」は、身近な学校生活から児童・生徒・園児・教職員等が学校(園)ぐるみで環境にやさしい活動を継続して実践し、環境保全に自主的に取り組む姿勢を育むことを目的に、平塚市独自の制度として平成14年度に導入されたもの。同園では共通の取り組み項目である「節電・節水」などに加えて、「年間を通した野菜や植物の栽培」「廃材を利用しての親子の造形活動」などを行ってきた。
 落合市長は「みなさんは電気や水を大切に使って地球に優しい活動ができました。小学校に入っても色々な活動にチャレンジして」とメッセージを送っていた。

0119 1面1
 初めての子育ては、慣れないことばかり。そんな時、同じ悩みを抱える親同士のつながりがあれば、「うちの子だけじゃないんだ」と気づいて気持ちが軽くなることもある。そうしたつながりを持つ場の一つとして、各地に子育てサークルがある。主に未就園児とその親が集い、一緒に遊びながら交流を図るのがねらいだ。その中には、当事者である母親たち自身が中心となって立ち上げ、活動を続ける団体もある。
 
 市内には乳幼児と親が利用できる場として、子育て支援センター(南豊田381)の他4カ所に「つどいの広場」がある。加えて、各地域の民生委員児童委員などが中心となり公民館や福祉村を利用して開かれる子育てサロンもある。どこも多くの親子連れで賑わっており、気軽に集まれる場のニーズが高いことがうかがえるものの、半数ほどが月1回の開催である。
身近に欲しいと立ち上げ
 自宅の近くにもそうした場が作れないかと考えた母親たちで活動を始めた子育てサロンが、平塚市北西部・真田地区の「真田つくしんぼ」。同地区は数年前から住宅地として開発が進み、子育て世帯が増えている。つくしんぼ代表の小野智子さんも、1年半ほど前に引っ越してきた1人。友だちが欲しいと現在2歳の娘を連れて、子育て支援センターや金目公民館での子育てサロンに出かけていた。
 しかし、豊田にある同センターも金目公民館も真田地区からはやや離れており、車でないと行きづらい。また小野さんは月に1度のサロンでは、友だち作りが難しいとも感じていた。
 そこで、近場でも親子が気軽に集まれる場が欲しいと思い、支援センターに相談。そこから紹介された平塚市社会福祉協議会が、地区社協や民生委員らに協力を呼びかけると共に助成金を出して、活動の立ち上げをサポートした。並行して、小野さんが金目のサロンで知り合った母親や近所の人に声をかけてスタッフを集め、昨年5月に「真田つくしんぼ」をスタートした。
 不定期で月に2回開催し、申し込みは不要。現在は20人ほどの親子が参加し、自由遊びを基本に、スタッフが事前に準備した材料で工作に取り組む親子も。昨年末には近くの神社で落ち葉のプールを楽しむなど、豊富な自然と触れ合う季節の遊びも取り入れている。
 4カ月の娘と参加した松本桃子さんは、車の運転ができないため歩いて行けて他の母親たちと話ができる「つくしんぼ」が「ありがたかった」と喜ぶ。小野さんは、まだ住宅が増えている真田地区では「新しい人が近所の人と仲良くなれる場がこれからもあった方がいい」と話し、今後どのように続けるか考えていくという。
母親たちが交代で運営
 一方、発足から20年以上に渡って続いているのが「星の子サークル」。市青少年会館で月3回活動し、現在市内各地から17人が通う会員制の団体である。ここでは、母親たちがグループごとに交代で遊びの内容を決めてその準備を行う決まり。工作や料理などそれぞれ得意なことを生かして活動に取り組んでいる。代表の小林史子さんは、「多少負担はありますが子どもの個性に合わせた活動ができるし、達成感もあります」と、その良さを話していた。
 自ら主体的に、自分も子どもも楽しめる場を作ろうとしているお母さんたち。そこに参加することで、より多くのつながりが生まれてくる。子育てする上でそうした場は不可欠であり、その活動を続けるため周りがサポートしていく必要がある。同時にこうしたサークルやサロンの情報が、子育てを始めた人たちにきちんと届くよう検診など様々な機会を通じて周知することも求められる。
◇地域の子育てサークル・サロンは、市の子育てガイド「くすくす」で(市HPで閲覧可)。そのほかのサークル・サロンについては、各公民館と福祉会館などにある「子育て応援団体!」に掲載。市社協地域福祉推進課☎︎33-3100
【写真TOP】子どもが自由に遊ぶそばでお母さんたちも話ができる真田つくしんぼ
【写真下】つくしんぼ代表の小野さん/絵本の読み聞かせもお母さんが交代で行う星の子サークル

緑と青0112
 あけましておめでとうございます。2018年の幕が開けました。今年は、実測での日本地図を初めて作った伊能忠敬の没後200年の年だそうです。我々も彼のよう、日本全国を舞台に今年も戦ってまいります。
 年末から年始にかけ、選手の加入、退団のお知らせを出しました。それらを元に、チームの今年を皆さん色々と想像されているかと思います。ただ毎年のことではありますが、今年も素晴らしいメンバーが集まったことは間違いありません。彼らが新たなチームの色を作り、それが皆さんの目にどう映るか。それが今から楽しみでなりません。
 今年の舞台はJ1です。こちらも毎年ですが、楽な戦いではありません。それでも我々は、変わらず前に進んでいきます。「歩け、歩け。続けることの大切さ」伊能忠敬が語った言葉の通り。
文・吉川真行(湘南ベルマーレ)
0112 映画
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017/アメリカ)

監督・脚本:ライアン・ジョンソン
出演:マーク・ハミル/キャリー・フィッシャー/デイジー・リドリー他
シネプレックス平塚他にて公開中。
熱狂的なファンを持つシリーズは、宿命的に厳しい批評眼にさらされるものだ。もちろん、本作でも賛否両論がすでに飛び交っている。熱狂的なファンでもない僕としては、結論からいえば肯定派だ。全宇宙を統治せんと目論むファースト・オーダーに対するレジスタンスたちは、救世主となるジェダイの騎士の最後の一人、ルーク・スカイウォーカーを呼び寄せるため、ジェダイと同じフォースという力を持つ女戦士レイをルークのいる星に向かわせる。それを阻止せんとする強敵カイロ・レン。一方、ファースト・オーダーの攻撃を受けるレジスタンス船団のエース・パイロット、ポーは、敵の追尾機能を破壊するため、元敵兵のフィンと女整備士ローズを送り込む。ルーク+レイ+レン、フィン+ローズ、レジスタンス軍、それぞれのドラマがクライマックスの戦闘で一堂に会する。面白いじゃないか!  群像劇好きの僕としては、多方面同時進行のドラマが大好きだ。脚本家視点では、こんな厄介なシリーズの脚本をクレジット上、一人でまとめた監督に賞賛を贈りたい。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0112 2面 二宮町青年部 昨年50周年を迎えた二宮町商工会青年部(宮戸 淳部長)では14日から、来月25日に行われる第33回ふれあい広場で実施するみかんモザイクアート作りの参加者募集を開始する。
 元々ふれあい広場では、地元の商店や企業などが協力し、小学生向けの職業体験を毎年行ってきた。節目となる年を迎えたことを受け、今回限りの記念行事を行うことを考えた時に目をつけたのが地元の名産品である“みかん”。このみかんの皮の表裏を使用したツートンカラーの巨大なモザイクアートを制作する運びとなった。制作するモザイク画は5.4m×3.6mの大きさ。葛飾北斎が富嶽三十六景の中で描いた『相州梅沢』をベースに、同じく二宮を代表する菜の花畑のデザインも取り入れたオリジナルの作品となる予定だ。行政や農家にも協力を求め、およそ80kgが必要と見込まれるみかんの皮の確保にも奔走した。
 参加者にはこちらも名産の落花生の加工品や地元の人気商店の商品など、「二宮ブランド」に認定された商品がプレゼントされる。これも地元にある魅力の1つを、町内の人にはより深く知ってもらい、町外の人にはPRしたいと考えたためだ。
 完成したモザイクアートはどこかの公共施設に展示したいと考えているが現状は交渉中だという。
 プロジェクトの実行委員長を務める三好祐太さんは「北斎が二宮を描いていたことや、地元にブランド商品があることなど、まちを形作る要素をたくさん盛り込んだ」と話している。「町内外問わず多くの人に参加してもらいたい。ぜひ足を運んで」と呼びかけている。
みかんモザイクアート制作
◇日  時:2/25(日)10時〜12時予定
◇会  場:ラディアン イベント広場
◇応募期間:1/14(日)10時〜
◇募集人数:50組200〜400人
◇応募方法:専用フォームより申し込み
 ※申し込みは必ず14日10時以降に行ってください。
  それ以前でも申し込み完了の画面に切り替わりますが、受付はされません。
◇問い合わせ:青年部事務局☎︎71−1082

0112 2面 出初式01 新春を飾る恒例行事、平塚市消防出初式が6日、平塚市総合公園で開催された。式には平塚市消防本部、平塚市消防団など市内の消防関係者580人が参加。消防車両のパレードや部隊員による消防演技などが行われ、来場者からは大きな歓声が上がっていた。
 昨年の火災・救急・救助の件数は火災が74件(前年比24件増)、救助は191件(同22件増)、救急は1万4,300件(同172件増)といずれも前年を上回り、中でも救急の件数は過去最多となった。式典の中で落合克宏平塚市長は、日頃の活動が市民の期待に応えていることを讃えつつ、「火災・救急の件数は前年を上回った。消防を取り巻く環境は複雑・多様化しているが、一致団結して心身の鍛錬、技術の錬成に努めて」とエールを贈った。また、消防団員として35年以上勤務に精励したとして元第7分団分団長を務めた須藤正男さん、元第5分団部長の石井 正さんが表彰されたほか、多数の団員が永年勤続表彰を受賞した。
 演技の部では消防車両のパレード、消防署部隊の演技のほか、平塚古式消防保存会による木遣り・まとい振込み・はしご乗りと平塚市少年消防クラブによる演技も行われた。古式消防の演技では人の力で支えただけの不安定な梯子の上で足をかけてぶら下がったり、背中だけで体を支え手を離すなど技を決めるごとに観客からは大きな歓声と拍手が起こっていた。フィナーレは消防車両や消防団員らによる一斉放水。真っ青に晴れた新春の空に色とりどりの放水が行われるとこの日1番の拍手が観客から贈られていた。

0112新庁舎 平塚市は4日、新庁舎建設工事を終えた平塚市役所で開庁式を行った。
 平塚市役所と平塚税務署が一体となって整備された新庁舎は、全国に先駆けた国との一体的な整備となっている。税務署が同じ庁舎内で業務を行うことで、市の税務部門との連携を図るなど、今後は他都市のモデルケースとしたい狙いもある。式の中で落合克宏平塚市長は「分散していた行政機能を一つにまとめ、防災拠点としての役割を充実させたほか、市民が訪れることの多い窓口を低層階に配置した。多くの市民の皆さまに訪れていただきたい」と挨拶。「選ばれるまち、住み続けるまちに」と決意を新たにした。
 式典後は市長をはじめ部課長級の職員らが来庁者を出迎え、2018年も気持ちを新たに仕事に取り組んでいた。

大磯町は4日、庁舎に隣接する保健センターで賀詞交換会を開催した。
 年頭の挨拶で中﨑久雄町長は昨年1年を振り返り「消失した吉田茂邸の再建や、2年前にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典教授に名誉町民の称号をお贈りできたなど喜ばしい出来事とともに、学校給食問題などもあった」と話した。また今年が明治150年の節目の年に当たることから「明治記念大磯邸園の整備を国・県と連携して進めていきたい」と任期2期目の最終年により町政に邁進することを誓った。
 二宮町では5日、ラディアンホールで新春のつどいが行われた。こちらも任期の最終年となる村田邦子町長は「高齢化や人口減少、公共施設の老朽化、病後児保育、認知症の予防運動などさまざまな取り組みを進める」と決意を語った。

 

0112 3面成人式 平塚市と大磯町、二宮町ではいずれも8日に成人式が行われ、合わせて3,194人が大人の仲間入りをした。
 新成人は平塚市で2,653人、大磯町267人、二宮町274人。トッケイセキュリティ平塚総合体育館で開催された平塚市の成人式では、落合克宏市長が「『輝けハタチ』のテーマのように皆さんが自分らしく社会で輝くため、一歩一歩着実に進んでいただけたら」と挨拶した。その後市内の各中学校などの恩師からのビデオレターが上映され、会場からは歓声が上がっていた。またあちらこちらで友人同士再会を喜ぶ輪ができ、晴れ着姿で記念写真を撮り合う様子が見られた。4月から幼稚園教諭として働くという天野みなみさん(20)は「笑顔を絶やさないような先生になりたい」と抱負を話していた。
【写真】平塚市成人式の実行委員たち

0112 3面大磯漁協 来訪者の町内周遊、人や情報の交流を図るため平成32年のオープンを目指し大磯港に整備する賑わい創出施設について、大磯町は現在指定管理者の募集を行っている。
 同施設は、大磯港に新しく建設する建物に大磯二宮漁業協同組合の施設と共に入る予定で、飲食と物販等の商業機能を併せ持つ。先月27日には、町と漁協とが一体的に整備を行うとする覚書が締結された。
 募集要項の配布は3月19日までで、今月中に事業説明会が2回実施される。申請書の受付は3月12日から19日まで。今年6月には指定管理者が決定する予定で、平成32年4月のオープンを目指す。また町では、指定管理者がテナントで飲食施設などを運営する場合を考え、今月末まで出店意向のある町内の事業者を募集している(出店を保証するものではない)。詳細は町HPで。◇問い合わせ=町産業観光課☎︎61−5719

0112 3面スポーツ団体のつどい 平塚市スポーツ推進委員協議会(首藤幸子会長)、平塚レクリエーション連盟(河野太郎会長)、平塚市体育協会(田中國義会長)、平塚市体育振興連絡協議会(杉山鎭夫会長)、平塚市スポーツクラブ連合(八田 力会長)の市内スポーツ団体5団体が8日、“2018スポーツ団体新年の集い”を開催した。
 今年のホスト団体となった平塚市スポーツ推進委員協議会の首藤会長は「オリンピックに向けてスポーツ団体として力を合わせていきたい」と挨拶した。また、年末年始も国内外を忙しく飛び回っていた河野太郎外相も式典を訪れ「平塚市のスポーツの底上げができる様に」と期待を込めた。
 また、神奈川県体育功労者、平塚市体育功労者及び文部科学大臣表彰を受けた8人が壇上で紹介された。

0112 1面2
 平塚市の中ほどにある金田地区は、実った稲穂が黄金に波打ち輝く様子からついたという名のとおり、住宅街の先に豊かな水田が広がっている。その地区の江戸の様子を今に伝える村史『わが住む里の江戸時代ーかねだー』(発行・金田村史をつくる会)がこのほど完成した。執筆したのは平塚市博物館の元館長・土井 浩さん(73)。話が持ち上がってから40年かかったという金田の村史、どのような経緯で出来上がったのだろうか。
 完成した村史は、金田地区の飯島、寺田縄、入野、長持の4つの集落に暮らす農民が古文書に登場するようになる江戸時代について書かれている。平塚などの市史を参照したり地元の旧家に伝わる文書を読み解くなどして、重い年貢のみならず労働力の提供などの義務も課されていた農民の苦しい暮らしや、同地区の水田開発や氾濫防止のため金目川の流路をどう変えたのかなどについて綴っている。
長年の願い
 村史作りが始まったのは40年ほど前。当時、市立金田小学校の創立100周年の式典開催や記念誌作成が行われ、それに関わった人たちから「村史を作れないか」という声が上がったという。そこで「金田村史をつくる会」を立ち上げ、博物館の学芸員だった土井さんに執筆を依頼した。
 土井さんは金田の住民ではなかったが、同小100周年の記念誌が素晴らしい内容だったことから金田に興味を持った。そこで、その記念誌を発展させた形で書いてみようと考え執筆を引き受けた。
 しかし仕事が忙しい上、どう書いたら良いのか考えがまとまらず手をつけられずにいた。すると数年に一度、同会の代表らが博物館を訪れ「どうでしょうか」と進捗状況を尋ねられるように。「書いています」と答えていたものの、「手土産にもらうウイスキーの瓶がたまっていくのを見るのが苦痛で」と土井さんは苦笑する。
 そして退職後に自宅へも訪問を受けたのが約10年前。書かざるをえないと心を決めて村史作りに取り掛かった。それでも、記念誌を上回るものを書かねばと気負ってしまい、1、2カ月書いては止まるといった具合で筆はなかなか進まなかったという。
 そこで3年前には、土井さんが金田地区地域史研究会の片山興大代表らに声をかけて編集を手伝ってもらうことに。2年余りの間、古文書を読み解き、文章が読みやすくなるよう手を入れ、江戸時代の歴史的事実が現在金田にどう残っているかを教わるなどして、ようやく昨年12月に完成した。中には、寺田縄の「この」という女性が2度離縁をしたエピソードも登場し、忍従が美徳とされた江戸期に闊達でたくましい生き方をした女性として紹介されている。土井さんは、断片的に残る史料を付き合わせて解釈し住んでいた人の生き様を考えることは、難しかったが楽しくもあったと振り返る。
歴史を知り未来へ繋げる
 「金田村史をつくる会」に当初から参加していた現代表の金子 賢さん(85)は、「待ちくたびれました」と笑いながら完成を喜ぶ。村史作りが始まった40年前と比べると、かなり住民が増え地元のことを知らない人も多いと言い、この本で「今住んでいる場所が昔どうだったのか皆さんに知ってもらえば、金田の新しい時代がスタートできるのでは」と思っている。
 執筆した土井さんも博物館にいた頃、歴史を学んで知り得た情報を地域の中でまちづくりに活用できないかと考え「ひらつか囲碁まつり」や「村井弦斎まつり」の立ち上げに関わってきた。その経験から「歴史は過去のことではなく未来への指針だと思います。だからもっと多くの人に歴史を知って考えて欲しい」と力を込める。
 この本を読むと、江戸の農村から連綿とつながる人々の暮らしを垣間見ることができる。金田の住民でなくとも、今の豊かさの礎を作り上げた遠い名もなき祖先の労苦に思いを馳せ、さらには地域の将来について考えていく指針となる可能性を持っている。
◇『わが住む里の江戸時代 ーかねだー』は今後平塚市立小中学校、金田、中央など6公民館に寄贈。1部1,000円で販売も。問い合わせ=土井さん☎︎58−7454
【写真TOP】豊かな水田が広がる金田地区(片山さん提供)
【写真下】金子さん(中央)と土井さん(一番右)、地域史研究会のメンバー/平塚の歴史のことになると話が止まらない土井さん/江戸の暮らしを伝える古文書の写し

0112 3面ひらしん 平塚商工会議所青年部(平塚YEG、牧石高明会長)が2月19日(月)に開催する公開セミナーに協賛するとして、平塚信用金庫(石崎 明理事長)は9日、同青年部へ寄付金を贈呈した。
 毎年恒例となっているセミナーで今回講師を務めるのは鈴木政次氏。国民的アイス「ガリガリ君」の開発者であり育ての親だ。ここ数年は著名人をセミナーに招くことが多かった平塚YEGだが、自身らが経営者の団体ということもあり、原点に立ち返り“経営”をセミナーの軸に据えることに決めた。
 石崎理事長は「若い人が前に出てこれるまちが元気な、活気のあるまちになる。ぜひ頑張ってほしい」とエールを贈っていた。
YEG公開セミナー
鈴木政次氏講演会
日時:2/19(月)19時~
会場:平塚商工会議所大ホール
参加費:無料
定員:250人(先着)
申し込み:所定の用紙でFAXまたはフォームから応募
問い合わせ:22-3939(担当:齋藤)
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0105 私は今
SOUL BAR BOOGIEオーナー
石川雅博(DJ MIKE)さんからのご紹介
シェリーさん
ヴォーカリスト
 海あり山あり太陽がキラキラ眩しいこの湘南平塚に嫁いであっという間の30年。子育てをしながらの競技ダンス選手生活を経て、現在は音楽好きな仲間たちとBrasilバンドやジャズのビッグバンドのVocalとして活動する傍ら、地域イベントの司会もお手伝いしています。出会いに感謝し、みなさまと共に毎日明るく元気でありたいと、これからも笑顔をお届けして参ります。RESTAURANT & BAR SANTANAで不定期にBGMとして歌っています。ぜひお越しを!
0105 ペット自慢
みるく君
(ジャンガリアンハムスター オス・1歳)

帰って来ると、おかえり~って顔を出します!
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0105 2面 定例 平塚市は昨年12月21日、日産自動車株式会社、三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚と共同で、環境に配慮した電気自動車の普及促進を目指し、「日産リーフ」の無料試乗貸し出しを通じた取り組みを実施することを発表した。
 この試みは電気自動車普及に向けて啓発活動を行なっている平塚市、昨年10月に新型日産リーフを発売した日産自動車、来場者の顧客満足度、利便性の向上を考えるららぽーと湘南平塚の3者の考えが一致したことで実現した。
 日産自動車は新型日産リーフの試乗車2台をららぽーと湘南平塚に設置すると共に、顧客が試乗する際にサポートする車両説明員を配置。ディーラーではなく商業施設で試乗ができることで、より気軽に新型リーフを体験してほしい狙いがある。ららぽーとからの試乗では店舗を起点とした一般的な試乗のほか、買い物した品物を自宅に運搬するために利用することも可能になるという。
 平塚市は今後、市内のイベントなどで電気自動車の乗車体験を予定しているほか、平塚市環境事業センターの焼却熱による発電で得た“地産地消の電気”を使用するEV車用急速充電器を市役所に設置し、利便性の向上と共にクリーンエネルギー自動車の普及活動を後押ししたい考えだ。
 日産自動車の石井裕晶理事は「10月にモデルチェンジしたリーフはすでに1万2,000台の受注を受けている。電気自動車は今後、導入から普及の段階に移っていく。グローバルリーダーとして普及に努めたい」と話した。
日産リーフ無料試乗貸し出し
◇日  時:3月31日までの金、土、日、月曜日と祝日
      11時〜18時(受付は10時〜17時)
◇利用方法:ららぽーと湘南平塚1階 「&シュエットギャラリー」前の受付カウンターで予約
◇設置台数:2台
◇利用時間:1時間

0105 2面 空手 空手道競技女子個人形の全国高校選抜大会、全国高校総合体育大会(インターハイ)、国民体育大会の3つの大会で優勝し、高校3冠を達成した石橋咲織さん(18)が先月14日、平塚市役所を訪ね喜びを伝えた。
 5歳から空手を始めた石橋さんは小学校6年生のころにはナショナルチームの練習に参加するほどの実力者。だが高校に入ってからは思うような成績が残せなかった。2年時のインターハイは優勝を目指したものの3位に終わり、国体への出場も逃した。
 昨年は高校生活最後の1年ということもあり「3冠だけを目指した」という石橋さん。昨年3月の全国選抜では大会の1週間前に足を骨折する怪我を負ったものの、「強い意志を持って臨んだ」と振り返る。結果この大会で優勝を手にすると、夏のインターハイ、秋の国体も制し3冠の栄光を手中にした。
 この1年を振り返り「1、2年生の時に成績を残せなかったので結果で恩返しができた」と話す石橋さん。最近ではシニアの国際大会への出場機会も増え、「夢だったものが目標になっていったと思う」と手応えを口にする。
 東京五輪では空手が正式種目となっているが“形”での出場枠は1人。国内大会だけでなく国際大会でも優秀な成績を残す必要があり、同時に「ナショナルチームでの練習では上には上がいると思わされる」と出場には困難な道がある。だが「空手がわからない人を惹きつけられるような形を打ちたいという目標がある。ゴールはないけれど見る人が感動するような形を打っていきたい」と今後の飛躍を誓っていた。

0105 2面 DHC 平塚市は先月21日、株式会社ディーエイチシー(DHC)と健康づくりの推進に係る連携協定を締結した。
 協定は平成28年6月に制定された「平塚市健康づくり推進条例」に基づいて結ばれた。平塚市の健康づくりに関する事業者との連携協定は昨年7月に締結した住友生命保険相互会社に続いて2例目となる。DHCは全国で16の自治体と包括連携協定を締結してきた実績があり、県内では松田町との協定に続いて2例目となる。
 市では3月にDHCの研究者を招いての講演会を予定しているほか、市内のDHC直営店に市の冊子や啓発リーフレットなどを設置して健康づくりを呼びかけていくという。

0105 1面1
 大磯町に住むアーティスト・イチオンによる1枚のCDアルバムが昨年出来上がった。この作品『銀のしずく降る降るまわりに』は、自分たちの欲しい響きを愚直に追い求めてアイヌの音楽にたどり着いたイチオンの2人が、近くに住む1人の男性と知り合ったことをきっかけに世に出ることになった。出会いを大切にしてCDという形に込めた3人の思いを聞いてみた。
 アルバムを再生すると、打楽器の音をベースに呪文にも思えるような控えめの女性ボーカルが流れてくる。呪術的なところもあれば民謡に近い部分もあり、そうかと思えば時折電子音が混じるといった不思議な曲が続く。しかし飽きずに何度も聴いていると耳に残り、そのうちCDを聴いていなくても頭の中で流れ出す。そうした「いつまでも聴いていられる曲」を目指してこのアルバムは作られた。
アイヌ文化と出会う
 イチオンは、楽器演奏と音の電子的加工を担当するアライシアキラさんと、妻でボーカルのキラライラさんによるユニット。2007年までロックバンドにいたものの、演奏する曲に違和感を感じていたアライシさんは、自分が自然に作れるような音楽を探したいと思うようになった。
 そこで、日本の音楽のルーツを探ってみようと各地の民謡や祭りの歌などのCDを聴き始めた。その中でアイヌの音楽を知り、全く違う音律の感覚に「これだ!と思った」というアライシさん。アイヌの曲を作りたいと考え始めた。
 それからキラさんと共にアイヌ文化への理解を深め、その土地の空気を知ることが大事と考えて北海道を3度訪れた。そこで「場が持つ空気感やエナジーを一杯歌に入れよう」と、神話にちなんだ洞爺湖や海辺といった野外でキラさんがアカペラで歌った声を録音。それにアライシさんが後から音を加工して曲を作り上げた。
CD化へ
 しかし当時、2人はこれらの曲をCDとして発売するつもりはなかったという。それを世に出そうと働きかけたのが磯田秀人さん。レコード会社でディレクターを務めるなどこれまで多くの作品制作に携わり、現在町内でCD制作などを行う事務所(株式会社ピンポイント)を経営している。その磯田さんのブログを興味深く読んでいたキラさんがある時、磯田さんが大磯在住と知って3人が顔を合わせるようになった。
 そして親しくなる中で2人の作ったデモ音源を渡された磯田さん。元々音楽というより音響や響きへの関心が強く、同じように響きにこだわるイチオンの曲を何度も聴くうち「深みにはまった」と言い、CD化を2人に持ちかけた。
 アライシさんは、音楽配信サービスが主流となっている今、CDを出しても売れるのか、自分たちの作りたいものを買ってもらえるのか不安もあったという。だが、キラさんの「形にした方が物としての力が生まれるのでは」という声を受けて心が決まった。
 消えつつあるアイヌ語の響きを残したいというアライシさんの思い。その響きに今のサウンドで味付けすることで、アイヌに興味のない人にも広く聴いてもらいたいという磯田さんの思い。親子ほどに年の違う2人の思いが重なり合って13曲入りのアルバムが完成、昨年8月に発売された。
 その後、磯田さんが町内の飲食店やギャラリーなどを回ってCDを売り込み、現在は6店で販売されている。10月には大磯高麗山芸術祭でミニライブを行い、大磯に住んで8年あまりとなるキラさんは「地元の人が楽しんで聴いてくれて、初めて大磯の一員になれたように実感しました」と振り返った。今年も都内や関西など3つのステージに出演することが決まっており、2人は「大磯でもライブができたら」と願っている。
◇販売店などの問い合わせ=(株)ピンポイント☎︎26−6671
【写真TOP】イチオンの2人。アライシさん(左)とキラさん
【写真下】プロデュースした磯田さん/アルバムジャケット

0105 3面ベジタマ1 平塚産のもち米から作られた「ベジタマもなか」を使ったオリジナルもなかのレシピコンテストが先月17日、平塚市の花菜ガーデンで開催された。
 このもなかは、平塚産農産物をPRする「ベジ太」と漁業PRの「ひらつかタマ三郎」のキャラクターがあしらわれており、地産地消を促進するため東海大学と市漁協、市が昨年開発したもの。ベジタマもなかを広く知ってほしいと今回初めてコンテストが行われた。
 家族や友人同士などで応募した21チーム(28レシピ)から11月の書類審査で5チームが選ばれ、この日の実技審査に進出。1時間半の制限時間でそれぞれオリジナルのもなかを作り上げ、市やJA、漁協の関係者に同大学の学生も加わって審査を行った。
 最優秀賞に選ばれたのは、荒瀬瑞絵(みずえ)さん(43)と貫太さん(13)親子による「白い湘南平~野菜のモンブラン~」。もなかにのせた小松菜入りの蒸しパンの上に、ソテーして甘みの出た玉ねぎやマスカルポーネ入りの特製クリームをのせ、さらにジャガイモを裏ごししてモンブランのような形に絞った。いずれも平塚産の野菜を材料にしつつ柔らかな甘みがあり「味がまとまっている」と評価された。小学1年生の頃からお菓子を作っているという貫太さんと二人でレシピを考えた瑞絵さんは「野菜の味が感じられるスイーツができました」と受賞を喜んでいた。
 このほか、平塚での漁獲量が多いサバやしらす、里芋など平塚産の材料を使ったもなかや、牛乳・小麦粉・卵を入れない「豆乳カスタードクリーム」をのせたものなど、甘いスイーツから軽食風まで幅広い世代が楽しめるもなかが誕生した。
 各チームのレシピは、市HPの同コンテストの結果の中で紹介されている。
【写真TOP】コンテスト参加者と審査員
【写真】最優秀賞の「白い湘南平〜野菜のモンブラン〜」

0105 3面大磯署表彰 大磯町の新聞配達員が、配達先の住人の異変に気付き人命救助に貢献したとして、先月21日大磯警察署長から表彰を受けた。
 表彰されたのは、朝日新聞サービスアンカーASA大磯(齋藤龍弥所長)と配達員の堀田和久さん。堀田さんは先月12日午後大磯町内で配達中、住宅のポストに4日分の新聞が溜まっているのを発見。連絡を受けた齋藤所長が大磯署に通報した。署員が駆けつけたところ60歳代の男性が中で倒れているのが見つかり、救急車で搬送された。男性は5日後に亡くなったが、その後男性の親族がお礼を伝えに販売店を訪れたという。堀田さんは「人助けに繋がって喜んでくれる人がいたから良かったなと思います」と笑顔を見せていた。同署の松嶋 誠署長は「小さな変化を見逃さないで通報いただければ」と今後の情報提供を呼びかけていた。
(左から)松嶋署長、齋藤所長、堀田さん

0105 2面 スポーツ写真コンクール ひらつか市民スポーツフェスティバル実行委員会(田中國義実行委員長)が開催しているスポーツ写真コンクール in ひらつか2017の入賞作品8点が決定した。
 「スポーツを楽しもう。スポーツで健康になろう。スポーツでふれあおう」をテーマに寄せられた66点の写真の中から最優秀賞に選ばれたのは平塚市在住の苅田浩一さんの作品『ビーチバレーを楽しむ』。以下優秀賞に2点、入賞に5点が選出された。審査委員長の加藤利雄さんは最優秀賞について「ボールを追うプレーヤー全員の集中力を見事なシャッターチャンスとされた」とコメントしている。
 入賞作品は3月19日(月)から23日(金)の間、平塚市役所の多目的スペースで展示予定。

 県警察本部が主催する「第7回いのちの大切さを学ぶ教室作文コンクール」で、平塚警察署の管内から最優秀となる知事賞(高校生の部)を含め6人が受賞した。
 同コンクールは、犯罪の被害者や家族などの思いを理解することを目的に毎年開催されているもの。今回は県内から1,782点の応募があり、知事賞(高校生の部)に平塚学園高等学校1年の榎本亜沙さんが選ばれた。同校からは他に、市川華凜さん(教育長賞)、浅井美咲さん(生活安全部長賞)、大塚梨央さん(交通部長賞)(いずれも1年)がそれぞれ受賞した。また県立平塚中等教育学校から、いずれも3年の關口夏瑞(せきぐちかみい)さん(教育長賞)、菊地 杏さん(警務部長賞)が受賞。先月19日に村松康夫平塚警察署長から表彰状を手渡された。

 2017年、1市2町では様々な事件や事故、火災が発生した。普段よりも慌ただしい年末年始、注意すべき点を各警察署と消防本部に聞いた。
 今年も平塚警察署、大磯警察署の管内では振り込め詐欺の発生が続いている。警察では金融機関との連携などで防止に務めているが、今年1月から平塚署では45件・約8,600万円(11月30日現在の暫定値)、大磯署では14件・2,200万円(12月17日現在同)の被害が出ている。
1222 10面警察消防 特に最近増えているのが、警察官や金融機関の関係者を名乗ってキャッシュカードを騙し取り、暗証番号も聞き出して現金を引き出す「手交型」と呼ばれる手口。この場合には、従来の振り込め詐欺と異なり金融機関の窓口で職員が現金を引き出そうとする人に声をかけるなどの方法では防げないため、一層の注意が必要となる。
 警察では「キャッシュカードを絶対に他人に渡さないで」と注意を促すと共に、地域の安全を守るには住民の協力が不可欠といい「小さなことでも不審な点があれば警察に連絡してほしい」と呼びかけている。
市内で4件の死亡事故
 平塚署管内では交通事故により4人が死亡し、うち3人が高齢者である(11月30日現在)。市では高齢者の集まりなどに出向いて交通安全教室を開催するなど啓発を行っている。
 また依然として自転車事故の発生が多いことから、19日にはマナーアップを呼びかけようと平塚駅前で「自転車マナー”アップル”キャンペーン」を実施。歩道でなく車道を走ることや左側通行などのルールを周知した。
火災にも注意
 平塚市内では、今年火災による死者が3人(12月17日現在)で、うち2人が高齢者となっている。全国的に見ても、住宅火災による死者数は減少しているものの、高齢者が占める割合が昨年は約7割と増加傾向にある。特に暖房器具が原因の火災で亡くなるケースが多いという。
 家族や親族と会う機会が増えるこれからの時期、振り込め詐欺の被害を防ぐ方法について話し合ったり、高齢者宅で火災が起きやすい状態になっていないか確認するなどして、自分や身近な人が安心して暮らせるよう注意したい。
【写真】織り姫の齋藤さんもアップルキャンペーンに参加

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 平塚市では年明け1月4日8時より、市役所駐車場、文化ゾーン第1〜3駐車場(旧中央図書館駐車場、博物館駐車場、美術館駐車場)の有料化が始まる。現在警察署の隣に設けられている西八幡臨時駐車場は12月28日をもって一般利用終了となる。
 各駐車場は庁舎及び文化ゾーン施設の共通駐車場として相互利用が可能。料金は庁舎などを利用し認証を受けると1時間までは無料、1時間を超えたものについては30分につき100円、4時間を超えると1時間につき200円がかかり、最大料金は1日1,200円となる。認証を受けないと1時間300円、1日最大1,500円となる。
 なお、工事の進捗により予定が変わる可能性があるので詳細は市のHPでご確認を。

1222 映画
『オリエント急行殺人事件』(2017/アメリカ)

監督:ケネス・ブラナー  脚本:マイケル・グリーン
出演:ケネス・ブラナー/ペネロペ・クルス/ジョニー・デップ 他
シネプレックス平塚 他にて公開中。
平日の午後にもかかわらず7割ほど客席が埋まっていた。客層を見ると中高年の夫婦同伴が多い。世代的に鑑賞すべき映画が本作ぐらいという時期もあるが、もう一つの理由は、旧作の映画を観ている方が多いのではなかろうか。驚愕の結末を迎えるミステリーだが、あまりにも有名過ぎて、多くの人が犯人を知っている。では、何を観に来るのか。オリエント急行の豪華な装いと、スター級キャストを容疑者に迎えた犯人探し、そして、事件の先に待つ予想外のハッピーエンドを期待してではないだろうか。いわば、様式美の世界なのだ。主演、監督を務めるケネス・ブラナーは、横移動の列車の動きに対して、陸橋を盾に移動する追跡アクションや、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に見立てた謎解きの舞台など、技がきいている。なかでも出色は、名探偵ポアロのドラマだ。片足で牛の糞を踏めば、バランスが悪いともう一方の足も糞に突っ込んでみせるポアロという偏屈な男の成長を描いたことで、誰もが知る物語を見事な人間ドラマに仕立て直している。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

1-16面 171222
まちに活力とにぎわいを
平塚市 落合 克宏 市長

 「活」を掲げ、まちに活力とにぎわいを呼び込む年とします。年明けにグランドオープンした市庁舎を拠点に、人や企業から「選ばれるまち、住み続けられるまち」を目指し、市総合計画の取り組みを加速させます。
 地域共生社会を目指し、だれもが生活しやすいまちづくりを進めます。また、がんばる事業者を応援するため、地域ぐるみで創業者を支える仕組みづくりや産業間連携を推進します。
 龍城ヶ丘プール跡地は、2020年の東京五輪を目指し、自然や景観に配慮した公園として、民間の力を活用しながら整備を進めます。湘南ベルマーレがJ1に挑むShonan BMWスタジアム平塚は、開幕までに照明をLED化し、新たなステージを盛り上げます。
 新年も皆さまのご多幸を心からお祈り申し上げます。
大磯の「開花」に向けて
大磯町 中﨑 久雄 町長

 2期目の最終年となる平成30年は、明治元年から数えて満150年に当たります。大磯には立憲政治の確立など、国の基本的な形を築いた明治の偉人の多くが居を構えました。平成29年、旧伊藤博文邸等を中心とする建物群や緑地を明治記念大磯邸園(仮称)として整備することが決まり、明治の精神を再認識することで町を活性化する絶好の機会が訪れようとしています。町の誰もが生き生きとした活力に溢れるまちをめざして、これまでの重点施策を継続するとともに、「健康×農業」といった施策をコラボレーションしての展開を考えてまいります。これまで土壌をつくり、種を蒔き、そして決断し、皆さんと一緒に大切に育ててきた大磯の未来が美しく「開花」するよう、より一層町政に励んでまいります。
 新年も皆さまのご多幸を心からお祈り申し上げます。
新しい風とともに
二宮町 村田 邦子 町長

 新しい風がこの町に吹き始めています。平成29年に「きみのふるさとになりたい」というキャッチコピーを作り、「にのみやLOVERS~まちの魅力伝え隊」の方々とともにシティプロモーションに取り組んだ結果、「二宮町、なんかいいね!」と言われる機会が増えています。新年も、この町の魅力である「温かい町民」の方々とともに情報を発信し、新しい仲間をお迎えしながら、「この町に住んで良かった」と実感していただけるようなまちづくりを進めてまいります。また、さまざまな形で検討を進めてまいりました公共施設の再配置や役場庁舎のあり方などについては、平成30年にいよいよ具体的な形で動き出しますが、皆さまの安全・安心を守るため、着実に取り組んでまいります。新年も皆さまにとって良い年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

1215 レストラン01
 現在二期工事を進めている平塚市役所で、2F東側のレストランとコンビニエンスストアが15日(金)から営業を開始する。公募型プロポーザルにより選定された株式会社ポプラが運営する2店舗はプレオープンとして12日から時間を短縮して営業を開始しており、市民の憩いの場としての機能に期待がかかっている。
 「れすとらん・かふぇ アルテール」はフランス語で彦星の名前を冠したレストラン。室内席155席とテラス席32席が用意されている。メニューは日替わり・週替わりの定食メニューの他、平塚産のトマトや小松菜を使った「ひらベジカレー」(450円)や、定番のラーメンやそばなどを販売。1日あたり500食の売り上げを目指す。
 「生活彩家 平塚市役所店」は店舗型のコンビニに比べると小さいスペースながら、弁当や菓子類、日用品などを幅広くラインナップ。各種キャンペーンも継続的に行われるとのことだ。
 2店舗の店長に就任した東京ビジネスサービスの久保俊広さんは「庁舎に用がなくても気軽に立ち寄ってもらえるような店舗運営を」と意気込むとともに「定食のリクエストなど、気軽に声をかけてほしい」とにこやかに話してくれた。現在、オープンを記念してアルテールでは定食の割引や、ドリンク券プレゼント、大盛り無料など日替わりで行われるキャンペーンを実施中。また生活彩家でもおむすび全品100円やお弁当全品50円引き、一部の菓子や飲料の割引販売も実施するという。
れすとらん・かふぇ アルテール
平日(月曜日~金曜日)の庁舎開庁日、11時~16時
生活彩家
平日(月曜日~金曜日)の庁舎開庁日、8時~18時
【写真TOP】
店長の久保さん

1215 2面ケイリン 今年の競輪王座を決める最高峰のレース「KEIRINグランプリ2017シリーズ」が今月28日から、平塚競輪場で開催される。
 同競輪場での開催は6年ぶり。まず28日(木)には、今年のガールズケイリン賞金額上位7人で争われる「ガールズグランプリ」を実施。平塚市出身の尾崎 睦選手も出場する。29日(金)には、競輪選手となって3年以内の選手が出場する「ヤンググランプリ」。そして最終日30日(土)の「KEIRINグランプリ」では、今年のGIレース優勝者と賞金額上位の計9人が優勝賞金1億円を目指してレースを展開する。
 またレース以外にも浅香 唯さんのライブやタレントによるトークショー、お笑いライブも行われる。他にも全国各地のご当地メニューのキッチンカーが出店するなど、競輪ファンでなくとも楽しめる。詳細は同競輪場のHPで。
◇問い合わせ=同競輪場☎︎21−3935
【写真】平塚で開催された平成23年のレース

1215 2面二宮町民会館 二宮町駅前町民会館が、老朽化などを理由に来年3月に廃止されることに決まった。
 同会館は公民館として建設されてから約60年が経過。平成8年の耐震診断で耐震性が低いと診断されている上に老朽化が進み、町ではこのままでは安全な状況で使用することは難しいと判断した。今月開かれた町議会12月定例会で会館廃止の議案が可決されたことから会館の利用を来年3月末までとし、その後はできるだけ速やかにとり壊すことにしている。跡地の利用については、今後検討を進めていくという。
 同会館には現在町観光協会の駅前案内所と特産品販売所「にの屋」が設置されており、移転先を検討している。

1215 2面 メディフェス 全国各地の市民メディアが集まり活動を紹介しあったり、情報を発信する参加型のイベント「第15回市民メディア全国交流集会」が9日、10日に平塚市美術館などで行われ、盛況のうちに幕を閉じた。
 まちの記憶、防災、シティプロモーションをテーマにした3つのメインセッションのほか、細分化された様々なジャンルの19分科会がそれぞれに盛り上がりを見せた。今回のイベントでは九州や仙台などの遠方から自分たちの活動を紹介しに足を運んだ参加者も。それぞれに個性的なメディアとしての機能を果たしている様子に参加者同士も真剣に交流しあっていた。
 メディフェス自体は来年以降、次の開催地に移っていくが、実行委員会のメンバーからは「これだけのメディアが集まって作り上げたイベント。一過性のものにせずに平塚を発信拠点としたメディアの連携が生まれれば」と期待する声も上がった。
【写真】ワークショップで市の魅力を棚卸する参加者

1215 2面美術館 野外に展示されている彫刻作品が本来の輝きを取り戻すよう、洗浄しメンテナンスする作業が、平塚市美術館で11日と12日の2日間行われた。
 これは、同館の周りにあるブロンズ製と鉄製の彫刻9点を対象に年に1度実施されているもの。12日は学芸員資格取得のため同館で実習を行っている大学生8人も参加し、洗浄の専門業者3人と共に作業した。まず作品の表面の汚れを拭き取った後、サビから作品を守りつつできるだけ元の状態を保つために蜜ろうを塗布。最後に、作品の印象を大きく左右するという光沢を調整するため、学生たちは指示を受けながら乾いた布でしっかりと磨きあげた。
 実習に参加した堀井綾香さん(22)は「いろんな角度から離れたり近づいたりしてじっくり作品を見る機会がなかったので、いい経験になりました」と話していた。

1215 3面大磯議会 「明治150年」関連施策の一環として国が県や大磯町と連携して設置する予定の「明治記念大磯邸園(仮称)」について、国が来年度整備に着手し10月には一部の区域の公開を目指していることが、7日の大磯町議会12月定例会で報告された。
 来年が「明治150年」にあたることから、国土交通省では、明治期の立憲政治の確立等に関する歴史的遺産の保存・活用を行い一体的な空間として後世に伝えることを目的に同邸園の設置を検討、来年度予算の概算要求に整備費用を盛り込んだ。
 計画では、町内にある旧伊藤博文邸(滄浪閣)をはじめとして旧大隈重信邸、旧陸奥宗光邸などの建物群と緑地(計約6ha)を対象に整備を行う予定。先月21日には、同邸園の設置と来年10月を目途に一部の建物を含む区域の公開を目指すことが閣議決定された。町では、今後設置に向け国や県と適切な役割分担について協議していくと共に、関連事業の検討を進めていく。
【写真】旧伊藤博文邸(大磯町提供)

Print 平塚市、大磯町、二宮町では8日、12月期の一般職員の期末勤勉手当と特別職員・議員の期末手当を支給した。一般職員の支給率は共に2.225ヶ月で1市2町の足並みが揃った。一方で平塚市の特別職員・市議会議員は前年比で0.05月の増加となった。平塚市では、市長ら特別職に関して、継続して5〜10%の減額措置が取られている。民間に目を向けても、日本経団連から発表された冬のボーナスの妥結状況は全体でマイナス1.19%と低調。世間ではバブル以上の好景気といわれることもあるが、市井の人々の実感とはかけ離れているようだ。

1215 緑と青の風
 1年という時間は長いようで短い。しかし彼にとっての1年は、おそらく他の誰よりもそうであったに違いない。今年3月、右膝を負傷し約7ヶ月の離脱を余儀なくされた高山薫は今季を「あっという間の1年だった」と振り返る。チームは決して順風満帆とはいえなくとも、しかし着実に勝点を積み上げJ2優勝を果たした。その姿を、いつもとは違う立ち位置から見守った高山。復帰へはやる気持ちと対峙しながら、日々をリハビリに費やした。11月の第40節福岡戦で復帰したものの、シーズンは間も無く閉幕。行き場を失くした7ヶ月のエネルギーは、チームが解散した12月の練習場で発散されている。ピッチでの躍動が期待される2018年、開幕までに残された日々は長いようで短い。時間はいつだって彼らにとって「あっという間」だ。
文・吉川真行(湘南ベルマーレ)
1215 うちのこ
盟くん
まんまるおめめがソックリ!
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1面記事写真1215
 2017年も残すところあと2週。楽しいことや嬉しいこと、考えさせられることやちょっと悲しいことまで多くの話題があった。今週は湘南ケーブルネットワークとの共同企画で1市2町の1年間の出来事を総復習。あなたの今年1年はどんな年だっただろうか。良い1年だった人もイマイチだった人も2017年をプレイバック!
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、SCN井手麻実アナウンサーとともに今年1年の話題を勝手にランク付けし、カウントダウン形式で振り返る「2017街の話題・勝手にランキング」をお送りします。今回の番組は12/18(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
上半期
 19年ぶりに日本出身力士が横綱に昇進した1月、平塚駅前の商店街では全国で約260の商店街が行った活性化事業「まちゼミ」がスタート。好評のうちに終了したまちゼミは、11月からは参加店舗を増やし第2回も開催した。二宮では商工会青年部の50周年事業として10年ぶりに花火大会が開催された。
 「プレミアムフライデー」が始まった2月。平塚生まれの米「はるみ」が米の食味ランキングで県下初の特A評価を受けた。大磯町では昨年ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典教授が名誉町民に。また、平塚商工会議所は70周年を迎え、大神には新施設、リフレッシュプラザ平塚が完成した。
 3月。火災によって焼失していた旧吉田茂邸が復元。吉田 茂の孫である麻生太郎副総理らも駆けつけて完成式典が盛大に挙行された。平塚市では県立子ども自立生活支援センターが竣工。また大磯町商工会議所が発足50周年を迎えた。大磯町を中心としたコミュニティ放送「FM湘南マジックウェイブ」の発足もこの月だ。
 一時代を築いたフィギュアスケーター浅田真央さんが引退した4月。七夕の顔、湘南ひらつか織り姫にフレッシュな女子大生トリオが選ばれた。海岸エリアでは新イベント「平塚ビーチフェスタ」が初開催されたほか、Shonan BMWスタジアム平塚のバックスタンドに座席が増設された。
 平塚市博物館の来館者が300万人を突破した5月。リトアニアとの交流推進組織が誕生した。年末にKEIRINグランプリが開催される平塚競輪場ではメインスタンドの改修が完了。競輪事業の活性化に繋がった。
 将棋界の新星、藤井聡太四段が公式戦29連勝を達成し30年ぶりに記録を塗り替えた6月。地域医療を支える済生会湘南平塚病院が平塚市宮の前に移転した。民間団体の平塚あきんど塾は神奈川大の学生らと連携事業を実施。大磯町の石神台地区では町活性化へ住民手作りの動画制作が行われた。
下半期
 7月。3日間晴天で終えた湘南ひらつか七夕まつりには松岡修造さんが来場。まつりの熱気をさらに高めてくれた。また大磯プリンスホテルには新施設「THERMAL SPA S.WAVE」が誕生。大人のリゾートとして新たな価値の発信を開始した。
 卓球の張本智和選手が国際大会で史上最年少優勝を果たした8月。平塚市で高校生議員らが実際に市長に質問や意見を投げかけるひらつかスクール議会が初めて開催された。金目地区ではエリア全体を博物館にする試み「金目エコミュージアム」が10周年。二宮町では図書館が地元中学生らとの懇談会を開催。より使いやすい図書館を目指し取り組みを進めた。
 大磯町の給食食べ残し・異物混入問題が全国的なニュースとなった9月。毎年総合公園で開催されるランニングイベント24時間ゆめリレーが20周年大会を開催した。東海道宿場町を活かしたまちづくりを模索する東海道ブロック会議が平塚で初めて開催されたほか、平塚に本店を構える株式会社玄が110周年を迎えた。
 平塚市で住民票などの各種証明書のコンビニ交付が始まった10月。特A米、はるみの出荷が最盛期を迎えた。湘南ベルマーレはJ2優勝&J1復帰を決めた。平塚商工会議所女性会のエコキャップ回収活動が全国大会で最優秀賞を受賞したほか、平塚駅北口地下道を美術館にする地下道ミュージアムも動き出した。
 11月。平塚駅南口を利用した新イベント「ひらつかパラダイス」が初開催された。全国逸品グランプリでは市内小売店、御刃物処桝屋がグランプリを獲得。オリーブの栽培を推進する二宮町では湘南オリーブフェスタが初開催された。本紙を発行する湘南ジャーナル社の新メディア『PADDLER』が創刊したのもこの月だ。
 そして12月も半分が終わり、将棋界では羽生善治氏が前人未到の永世七冠に到達した。みなさんにとって今年はどんな年だっただろうか。いよいよ来週は年末年始号。こちらもお楽しみに。

1215 映画
『女神の見えざる手』(2017/アメリカ・フランス)
監督:ジョン・マッデン  脚本:ジョナサン・ペレラ
出演:ジェシカ・チャスティン/マーク・ストロング/ジョン・リスゴー 他
12月30日より、横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開。
何の予備知識もなく観て、その面白さに圧倒された。ジェシカ・チャスティンといえば、『ゼロ・ダーク・サーティ』で、ビン・ラディン殺害に関与したCIA女性分析官を演じるなど、硬派な役で知られる女優だが、本作で彼女が演じるのは、政府を影で動かすといわれる政治戦略のプロ、ロビイストである。民間人による銃乱射事件が後を絶たないアメリカで、新たな銃規制法案が提出される。ジェシカ演じる切れ者ロビイスト・エリザベスは、これに反対する銃擁護団体から女性の銃の保持を認めるロビー活動で、法案を廃案に持ち込むよう依頼される。しかし、エリザベスは安易に女性の支持層を利用しようとする擁護派に反旗を翻し、規制法案派のロビー会社に転職。銃擁護派議員と元のロビー会社を敵に回して熾烈な情報戦を展開する。あの手この手と知略をめぐらす双方の駆け引きと、個人的なスキャンダルの暴露で窮地に立たされるエリザベスが、最後に仕掛ける大技まで、片時も目が離せない。男前なジェシカもいいが、監督も惚れ込んだ脚本がずば抜けて凄いっ!
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
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1208 3面テニス01 実業団ソフトテニス選手や専門の指導者が小中学生に指導する「2017 第3回 ヨネックス・Jr.ソフトテニスクリニック」が2日、平塚市軟式庭球場で開催された。
 今回は株式会社ヨネックス女子チームの松口友也監督をはじめ平塚市テニス協会(笠井一栄会長)所属の指導者約50人が指導。参加した平塚市内の小中学生200人以上にウォーミングアップからストローク、サービスやボレー、ないがしろになりがちなクールダウンまでじっくりと指導にあたった。午後には平塚市役所実業団選手と松口監督とのエキビジションマッチも行うなど盛り上がりを見せ、参加した中学生は「技術的な面の考え方が勉強になった。楽しかった」と話していた。

1208 3面ジュニアオリンピック 10月27日〜29日に日産スタジアムで開催された第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会の男子走幅跳で第1位となったとして先月30日、春日野中学校2年の坂田生成(いけな)さんが落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 同大会当日はあいにくの雨。坂田さんは計6回の跳躍の中で最後の試技で6m75cmを記録して逆転優勝を果たした。まだ2年の坂田さんには来年も全国大会や国体のチャンスがある。自己ベスト6m80cmの坂田さんながら自身の伸び代を感じているようで中学校記録の7m40cmを上回る7m60cmを目標にしているという。
 坂田さんは「勝つしかない、という気持ちで跳んだ」と当日を振り返りつつ「来年の全中や国体でも優勝を目指す」と意気込んだ。

1208 2面 七夕 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は先月29日、来年度の第68回湘南ひらつか七夕まつりを7月6日(金)、7日(土)、8日(日)の3日間で開催することを決定、発表した。
 今年度165万人の来場者が訪れた平塚の一大イベントでもある七夕まつり。3日間で開催されるイベントなど、詳細な開催内容については今後、実行委員会内に設置された部門別委員会で検討が行われる。部門別委員会の中には今年新設されたマナーアップ委員会も引き続き設置され、まつりの治安維持やマナー向上などの課題に取り組んで行くという。
 同時に七夕まつりに花を添える「湘南ひらつか織り姫」の募集も開始された。今回もセレクション方式で行われ、市民参加型のインターネット投票なども実施される。

1208 2面 エリトリア 大磯町は先月29日、五輪の事前キャンプ地として同町などを利用するエリトリア・ブータンの2国から陸上選手6人を招き、町立大磯小学校の放課後こども教室の利用児童との交流を実施した。
 交流事業は同町が神奈川県、小田原市、箱根町、星槎グループと協働で進める「SKYプロジェクト」の一環として行われたもの。選手らは先月26日に開催された第7回大阪マラソン出場のために来日。同大会で優勝を納めたカルアブ・セレモネ・ギラガブル選手、3位に入賞したテスファマルヤム・クフレマルヤム・ガシャズギ選手らが児童とのリレー対決などを楽しんだ。
 リレー対決はもちろん、急遽開催となった鬼ごっこや即席のサイン会・フォトセッションも盛り上がり、児童らは物怖じせずに選手らに話しかけ笑顔で交流していた。

1208 2面 湘南Wake Mam 大磯町の子育て中の女性たちが、自分のおすすめ店舗や子どもと参加するイベントなど町の魅力を伝えるフリーペーパー「湘南Wake Mam」をこのほど創刊した。
 これは、中井町や小田原市で多世代交流の場作りなどを行ってきたNPO法人・子育ての輪 Leiが、これから大磯町内にも活動の場を広げられないか検討する中、町内で子育て中の女性らに声をかけて始めたもの。幼稚園児や小学生を持つ母親とLeiの会員の計6人が集まり、取材やイラスト・ロゴ制作などそれぞれに得意な役割を担った。紙面では、おすすめのカフェやお菓子屋、ヨガ教室などを写真と共に紹介。また、大磯城山公園での親子ヨガ体験やみかん狩りのイベントに実際参加した時の体験や参加者の感想も掲載されている。
 記事を担当した加治麻記子さんは「ママたちがそれぞれに活躍している様子をもっと発信していきたい」と話した。大磯の海と山をイメージしてロゴを作った三津谷直子さんは「城山公園や海など自然の中で遊べるものが見つけられ、大磯が子育てに向いていることを伝えたい」と意欲を見せていた。また表紙イラストを描いた岩井美千子さんは、「自分が出産後に大磯に来た当時はフリーペーパーを置いているようなお店に行く余裕がなかったので、これをコンビニなど気軽に行ける所に置けたらと思います」と自分の経験を振り返っていた。
 Leiの磯辺友里さんは「どんどん大磯のママに参加してほしいと思います。さらにママたちが集まっておしゃべりできるような場を作って、そこで出た声を発信していけたら」と活動への参加を呼びかけている。
 「湘南Wake Mam」は、町内の子育て支援総合センターや各保育園・幼稚園などで2,000部が配布される。年4回発行で次回は来年3月の予定。◇問い合わせ=磯辺さん☎︎080−2047−6633

1208 2面 本の福袋 平塚市中央図書館は今月22日から「本の福袋」の貸し出しを初めて行う。
 自分で選ぶ本だけでなく、普段はなかなか手に取らないような本に出会ってもらうことを目的として行われるこの試み。担当職員が自分の得意分野、好きな分野の本を厳選し、袋につめて手書きのキーワードを書いた。大人向け(2冊セット)と子ども向け(3冊セット)がそれぞれ30袋ずつ、計60袋が準備される予定だという。
 この企画の担当職員は「話題になった“文庫X”のようにカバーを隠した本を販売したり、レンタルビデオ店などで貸し出したりすることで新たな作品に触れる機会が生み出されている。近隣の図書館でも同様の試みが行われているので参考にした」と話す。なお、貸し出しには平塚市の図書館カードが必要になる。
本の福袋
◇貸し出し日時:12/22(金)14時から
◇場所:中央図書館1F子ども室・2F貸出室

1208 1面1
 数ある駅伝の中で、最も注目を集めるのがお正月の「東京箱根間往復大学駅伝競走」(関東学生陸上競技連盟主催)いわゆる箱根駅伝だ。その駅伝の3区と4区(復路は7区と8区)を繋ぐ平塚中継所では、平塚市陸上競技協会(市陸協)の面々が重要な役割を担っている。テレビにはほとんど映らないが駅伝に欠かせない存在である。その運営の責任者と、箱根路を走った元ランナーに、箱根に対する思いを聞いた。
 来年の第94回大会で平塚中継所の責任者を務めるのが、現在市陸協理事長の木村新一さん(68)である。箱根に関わり始めたのは30年以上前の昭和59年で、「当時は今のように盛り上がるとは思っていなかった」と振り返る。
 同中継所では、木村さんを含め市陸協の10人が審判員を務める。選手のタイムを計り、タイムと各校の順位を記録し、きちんとタスキが次走者に渡るよう現在の順位を見ながら次走者を呼び出すなど、レースの進行に必要な役割を担っている。中でもタイムを計る計時員は3人が担当し、複数の目で確認して正確を期している。
全力で走る選手のために
 また繰り上げスタートも中継所審判員の大きな仕事の一つである。先頭走者が中継線に到着した時点からストップウォッチで計測を始め、20分を経過すると残りの全走者をスタートさせるルールとなっている。審判員はレースの流れを見ながら繰り上げになりそうな場合に、専用のタスキを用意して待つ。前の走者があと10m、20mのところまで来ていてもきっかり20分でピストルが打たれるので、陸上選手だった木村さんは「気持ちも分かるし、かわいそうだなと思います」と言いつつ、ルール通りに間違いなくレースが運営されるように毎年心を砕く。
 さらに審判員に加え、市陸協や県陸協の数十人が走路員を担当。沿道の観客の飛び出しを防いだり、中継所の前後100m以内で禁止されている校旗や幕を掲出している人に注意するなど、選手の安全を確保するべく留意する。木村さんは「選手が走りやすく無事に事故のないようにとの思いでやっています」と、レースを支える心持ちを語ってくれた。
箱根の経験を糧に
 箱根駅伝をサポートする人たちの中には、実際に走った元選手もいる。市陸協会長や県陸協副会長を歴任した内野慎吾さん(88)は中央大学の選手として2回出場。第24回(昭和23年)では2区を区間2位で走り総合優勝に貢献した。28回(同27年)では9区を走ったものの最後は脱水症状に。フラフラになりながらも必死に中継所に向かったという。「タスキをもらった以上は次の人に渡さないといけない。どんなに苦しくても投げない、諦めない。それが身に染みています」と、駅伝を通じて得た財産を語った。そして、今こうやっていられるのも「内野、内野」と応援してくれた人のおかげと言い、恩返しの気持ちから今も走路員として沿道に立つ。
 また内野さんは視覚障がい者の「走りたい」との思いに応え、伴走や誘導をしながら健常者も共に健康作りをする団体「木曜ランナーズ」を結成し、27年に渡って活動を続ける。現在は小学生のグループもあり、コーチと共に週2回指導にあたっている。そして、子どもたちが練習内容や気づいたことをメモするノート1冊1冊に、内野さんが毎回赤ペンで励ましの言葉などを書き入れる。「子どもの夢や目標を大事に育ててあげたい」と願い、「中には箱根を走りたいという子もいます。子どもの夢や目標を何とか大事に育ててあげたい」と笑う。
 来年の第94回大会には、平塚市にキャンパスのある東海大学と神奈川大学が出場する。両校とも優勝候補と目されており、例年以上に期待が膨らむ。沿道や中継所付近で声援を送る場合は選手が全力を尽くせるよう、ぜひマナーを守って観戦したい。
【写真TOP】
平塚中継所付近に立つ木村さん
【写真下】
練習を見守る内野さん/ノートには内野さん直筆のメッセージが

湘南ひらつかメディフェスポスターA4 日本各地で活動する市民メディアが一堂に集い、自身の活動を紹介し交流するイベント「湘南ひらつかメディフェス2017」(第15回市民メディア全国交流集会)が9日、10日の2日間、平塚市美術館などを会場に開催される。
 メディフェスは2004年の第1回開催以来、北海道から沖縄まで全国各地で開催され市民メディアを繋げてきた。今回は「防災と市民メディア」「まちの記憶を語り継ごう」「シティプロモーション:ひらつかからの提言」の3つのメインセッションを軸に、関連した様々な分科会で各地の市民メディアが発信する。
 参加は無料だが、現在事務局では事前登録を呼びかけている。会場の様子を伝える市民記者や動画撮影者なども募集しており、参加型の試みも用意されているので足を運んでみては。
QRコードに付くえとき)湘南ひらつかメディフェス公式HP

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翡翠(ヒスイ)ちゃん
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1201 3面コネクト 部科学省の調査によれば、昨年度1千人あたりの小中学校の不登校(年間の欠席日数30日以上)児童生徒数が13.5人と、調査開始の平成10年度以降で最も多くなった。そうした不登校の子どもたちを支援する団体の一つが、平塚市のNPO法人「そだちサポートセンター」(錦町)。不登校の出口を探すためのサポートを続けている。
 
 文所長の山下みち子さんは、不登校の要因について友達との関係、勉強が難しい、部活で思うように上手に出来ないなど、子どもたちが学校生活の中で様々な理由でつまづくためと指摘する。そういった子どもの多くは「本当は学校に行きたい」と思いながら行けない葛藤や不安と戦っていると言う。
 同センターではカウンセリングや学習支援を通じて、例えば生活のリズムを整える、センターまで一人でバスで来るなど子どもが自分で決めたことをできるようになり「やれた、出来た」と感じて少しずつ自信を持てるように支えている。
 また学習支援は各科目の教員経験者が担当しているのも大きな特色で、学校に戻った時困らないようにと基本はマンツーマンで教えている。
 19年に渡る活動の中で、約250人が学校へ戻ったり自分の進路を見つけたりした。今年春に同センターの所長を長く務め中心的存在だった小泉 博さんが亡くなった後、現在通っている子に加え巣立っていった子どもたちもが「やめちゃダメだよ」「手伝うから続けて」と言ってくれたという。活動を継続できるか迷っていた山下さんだが、その声を受けて続けることにした。
 
 子どもたちが日々の生活の中で困難を感じつつも、不登校の前段階で何とか乗り越えられるようにするには、それまでの子育てでどのような事を心がければ良いのだろうか。 
 山下さんは、今の子どもたちにとって自分で考え選んで何かを体験し失敗する経験が少ないように感じているという。「親は子どもがつまづかないよう困らないようにと考え、つい足元の石ころを拾ってしまうけれど、困った時にどうするか自分なりに考え学んでおくことが大事だと思います」と話し、多くの経験を通じて時間がかかっても子どもたち自身で考えることが必要ではないかと指摘している。
 
 センターでは、子どもの不登校に悩む保護者が参加できる勉強会を年に3回開催しており、次回は来年2月の予定。山下さんたちは、子どもに元気と笑顔そして自信を取り戻して欲しいとの思いでこれからも活動を続けていく。
◇問い合わせ=同センター☎︎25−6662

エトキ=所長の山下さん

1201 2面-1 湘南ベルマーレ(眞壁 潔会長)のJ2優勝とJ1昇格を祝う優勝祝賀会が先月23日、平塚競輪場で行われた。サポーター、各ホームタウンから首長や経済界の代表、関係者など約1,500人が訪れ栄誉を祝った。
 主催者を代表して落合克宏平塚市長は「J1に定着するように期待している。来年もShonan BMW スタジアムで感動を届けてほしい」とコメント。一方でベルマーレの眞壁会長は、ホームタウンが9市11町に拡大したことに触れ「面積では(横浜)マリノスも(川崎)フロンターレも超えた」と来年の飛躍を誓うとともに「4回昇格して、4回降格した。こんなことはいつまでも繰り返せない。J1の崖に4度挑み、ズルズルと落ちてきた。だが4度も登ればそこには道ができている」とJ1定着への覚悟を見せた。
 続いて今季のダイジェスト映像が流れると来場者からは大きな歓声が。中でも喜びのあまり曺貴裁監督がベンチ内で負傷する映像などには笑いがおきるなど、暖かい雰囲気で祝勝会は進んで行った。さらに監督、選手へのインタビューなども行われ、この日の段階で今季限りでチームを去ることが決まっていたDF坪井慶介選手が「すばらしい時間を与えていただけたなと思います」と3年間を振り返ると、サポーターからチャント(応援歌)や「ありがとう!」といった声援が一際大きく贈られた。
 祝勝会から2日後の25日には曺監督の2018シーズン続投が発表された。2012年の監督就任から来年で7年目。「想いだけでは乗り切ることのできないJ1の舞台で、エネルギーに溢れ躍動し、かつ勝利を追求したフットボールをピッチで表現する、そのチャレンジに選手、スタッフと共に再び挑んでいきます」とコメントしている。
【写真TOP】競輪場のホールに収まらないほどの人が訪れた
【写真下】眞壁 潔会長/曺貴裁監督

1201 2面 サクラ書店 サクラ書店ラスカ平塚店がこのほど、偕成社が主催する「そらの100かいだてのいえ ディスプレイコンクール」で、全国で5店舗だけが選ばれる優秀賞の1つに選ばれた。17日には作者のいわいとしおさんが同店を訪れてワークショップとサイン会を開催する。POP広告制作の中心となった川村浩輝店長代理(45)に話を聞いた。
 『そらの100かいだてのいえ』(いわいとしお作)は縦に開く大迫力の人気絵本『100かいだてのいえ』シリーズの4作目。可愛らしいイラストと縦にめくっていく珍しさ、また数字の勉強にも、と人気の絵本だ。川村さんは受賞に対し「特別賞の直筆サイン色紙とサイン本がもらえたらいいな。くらいのつもりだったので、まさかと驚いたが5店舗に入れて嬉しい」と笑顔で話す。
 POP広告は商品名と価格、キャッチや説明文などを簡単に記した販売促進用の店内広告のこと。書店に限らず、小売店ではおなじみだが、商品によってはPOP広告で売り上げが大きく左右されることもあるという。同店の店内POPはスタッフみんなで作り上げるスタイル。川村さんは「立体をメインで作成する」とのことで今回は同作の主人公、シジュウカラのツピくんと物語のキーとなるひまわりの種などを制作した。一口にPOPといっても様々な工夫が凝らしてあり「今回は(作品が)空の話なので空中に浮いてる吊り下げ型にしました。また、(ラスカ平塚店は)コンパクトな店舗なのでインパクトを出しつつも圧迫感がないように裏側が透けて見える素材を使った」という。
 目的を持って店を訪れると素通りしてしまいがちだが、店内POPには作り手の作品への愛やメッセージが詰まっている。川村さんは「せっかくやっているのでぜひ注目して、商品を手にとってもらえれば」と話してくれた。

1201 2面 タブレット 平塚市は先月22日、市長定例会見の中で市内の小中学校にタブレット端末を導入することを発表した。
 今月1日から、まずは市内小学校10校に520台、教育研究所に貸出用として110台が導入される。合計630台でリース料は111万円。今後順次導入校を増やし、平成34年までに市内の小中学校全校に導入を予定している。これにより従来はパソコン教室内で行われていたICT学習が普通教室、校庭、校外など場所にとらわれず行えるようになる。また、平成32年度から実施される新学習指導要領に準拠したプログラミング教育などへの対応も見据える。
 タブレット端末はセルラー方式で無線LAN環境が整っていない場所でも使用できる。これにより災害時に学校が避難所になった場合など、周辺の状況を撮影し災害対策本部に送るなどの複合的な活用も視野に入れているという。

1201 3面チューリップ 相模川河川敷の「イシックス馬入のお花畑」で先月20日、八幡小学校児童と平塚地区環境対策協議会(中澤和也会長)、馬入花畑の会のメンバーらなど約170人によってチューリップの球根の植栽と清掃活動が行われた。
 この取り組みは市内の54事業所で組織される平塚地区環境対策協議会の活動の一環として行われており、今年で14回目を数える。植えられた球根の数は4,000球で来年の春になると赤やピンク、白のチューリップが河川敷を彩るようになるという。同協議会は市内の環境保全を目的に調査研究会や講習会などのさまざまな事業を展開している。
 植栽に参加した児童の1人は「(相模川河川敷には)野球の練習でよく来るから、来年になったらそのついでに花畑を見にきたい」と話してくれた。

1201 2面 警察 平塚警察署は先月24日、振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして平塚八千代郵便局と平塚信用金庫八幡支店に感謝状を贈呈した。
 八千代郵便局の窪谷功人課長代理は窓口に訪れた80代の女性に対し、貯金引き出しの理由等の確認を行い詐欺を未然に防いだ。詐欺の手口は大手金融機関と架空会社を騙った儲け話だったという。平塚信用金庫八幡支店の小泉景子店頭営業課長と石田朋子さんは夫婦で訪れた70代の顧客に対し、こちらも積極的な声かけを実施して被害を防いだ。「来店時は落ち着いた風だったのでびっくりしたが人の役にたてた」と振り返る。こちらは劇場型の振り込め詐欺で、息子を騙った電話をはじめ、複数の人物から電話があったという。
 平塚署管内で先月23日までの詐欺の認知件数は45件(前年比+18件)、被害額は現金のみで約6,000万円に及ぶ。最近はキャッシュカードを受け取りに来る詐欺が増えているそうで、今後は年末・年度末に向けて還付金型の詐欺への注意を呼びかけている。

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 「にのみやLOVERS~まちの魅力伝え隊~」(LOVERS)は、まちの魅力を発信するため二宮が大好きな人たちが集まって昨年結成された有志の団体だ。先月には移住に関心のある町外の人を対象とするツアーが開催され、メンバーが積極的に参加者と交流。自らが感じる良さをどう外の人に伝えていくか、どこの自治体も抱える課題に、住民と町が共に取り組んでいる様子を取材した。

LOVERSは子育て世代を中心に、町内で生まれ育った人や二宮に移り住んできた人などで構成され、現在22人のメンバーがいる。町では人口減少に対する危機感から、まちの魅力を町内外に発信し移住・定住を促進するシティプロモーションを昨年度本格的に開始した。その際、魅力の発信には実際に住んでいる人の声が必要であると考え、そうした活動に参加する人を募集。昨年11月に「LOVERS」が誕生した。
まちの魅力を再確認
 まず移住促進を図るパンフレット制作に取り組む中で、話し合いを行いアピールできるポイントを洗い出した。当初からのメンバー、國分ふみさん(34)は活動を通じて「子育てするにあたって他と比べると病院や行政サービスなど不便なこともありますが、新しいイベントやお店ができ子育てや生活を楽しもうという人が増えている」と感じ、今後もっと盛り上がっていく町での暮らしを「きっと移住者にも楽しんでもらえる」との思いが生まれてきたという。
 そうした町の雰囲気や良さを、移住に関心のある人とふれ合う中で直接伝えようと、先月19日「第1回二宮町移住・体験・交流イベント」が開催された。
 定員を超える応募があり、抽選で選ばれた横浜や川崎からの子育て世代の家族7組23人が参加。「ふるさとまつり」会場を訪れたりみかん狩りを楽しんだりした中で、LOVERSが最も活躍したのが昼食を兼ねた交流会。地元産の食材を味わってもらおうと、しらす・小松菜入りおにぎりや野菜スティック、豚汁を手作りした。
交流で伝えた町の良さ
 くつろいだ雰囲気の中で、参加者は町内の子どもたちの様子、病院の数や横浜・都内への通勤のしやすさなどをメンバーに質問。生まれてからずっと二宮で暮らす竹田幸恵さん(29)は、中学校も給食があり、図書館が広くて使いやすいことなどを挙げ「子育てするなら二宮でという人は多いですよ」と話していた。また、参加者に「家は駅から近い方がいいですか」と聞かれた國分さんは、「便利さを考えるなら海側ですが、子ども時代を過ごすには自分が育った山側は緑がきれいで空気もおいしいのでおすすめです」と、エリアごとのメリットを伝えていた。
 川崎市から家族5人で参加した鈴木知子さん(39)は、いつかはのびのびと子育てできる場所に移れたらと考えていたと言い、同世代のお母さんと話をして「(二宮に)住むのもいいなと思うようになりました」と笑顔を見せていた。
 こうして、二宮に関心を持つ人を増やそうと努力するLOVERSだが、メンバーの森下茂樹さん(40)は「今の人数ではできることが限られる」と話す。そこで、毎月の会議に出られなくても、今回のようなイベントで手伝いをするなど農家の人やより多くの子育て世代が気軽に参加しやすい組織になればという希望を持っている。そうして「徐々に人が増えて厚みを増していけば、もっと楽しく活動できると思います」と言い、今後他のメンバーと話し合っていきたいとしている。
 町では、年明けの「菜の花ウォッチング」に合わせ2回目の交流イベントを開催する。行ったことのない場所であってもインターネットで多くの情報を集められるご時世ではあるが、こうしたツアーなどでその場所に行き住む人と直接顔を合わせ話をすること、それこそが人の心を大きく動かす力になっていく。
◇問い合わせ=二宮町地域政策課☎︎71−3311(代)
【写真TOP】古民家ふるさとの家で交流
【写真下】イベントの手応えを感じた國分さん/子どもと一緒に参加する竹田さん(左)/歓迎の気持ちを手紙に/おにぎりはメンバー手作り

1124 映画1124
『全員死刑』(2017/日本)

監督・脚本:小林勇貴 脚本:継田淳
出演:間宮祥太朗/毎熊克哉/清水葉月/六平直政 他
小田原コロナシネマワールド他、全国公開中。
座間の9遺体殺人事件は、蜘蛛の捕食を想起させる。犯人の男はSNSという蜘蛛の巣にかかる獲物を待ち受けてパクリと食べる。受動的殺人といおうか、そこに死にたい相手がいたから殺しただけというような、Win-Winの関係で成り立っているあたり、殺人もやけに合理化されたものだと隔世の感がある。誰もが、簡単に殺人者になり得る時代かもしれない。『全員死刑』は、家族全員が殺人に関与したという、実在する犯人の手記を基にした実録犯罪映画である。間宮祥太朗演じる主人公・首塚タカノリは、家族を借金苦から救うため、金銭目的で襲った資産家家族を行きがかり上、皆殺しにしてしまう。あまりの無計画ぶりに、不謹慎だが笑ってしまう事件だ。タカノリは、口ばかりで頼りにならない両親と兄のため、ただ一人殺人に手を染める。見方を変えれば家族孝行な若者だが、その思いやりをもっと違う方法で実らせることは出来なかったものか。結局、どんな金策の手段より、殺人がお手軽だったのだろう。蜘蛛の捕食と較べても、人間の殺生は無意味で愚かしく滑稽なものだ。
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1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
1124オーレ
湘南ベルマーレの2017シーズンが幕を閉じた。19日、ホームに町田ゼルビアを迎えた試合は1−1のドロー。結局、優勝を決めた試合を含め4試合、勝利からは遠ざかった。1年を通してみれば24勝7敗11引き分けで勝ち点は83。1年でのJ1復帰を果たし、2度目のJ2優勝も果たした。これが大満足の結果だったのか、ギリギリ及第点という話なのか見る人によって評価は違うだろうがともあれ来年はJ1の舞台で戦えることになる。近年のベルマーレはJ2では上位の常連として名を連ねつつもJ1に上がると苦戦を強いられる状況が続いていた。サッカーに限らずプロスポーツの宿命ではあるが、今年活躍した選手が来年も活躍する確約はなく、それどころか敵になる可能性だってある。その逆も然りではあるが、数年前の曺貴裁監督の言葉を借りればそろそろJ1に定住したい。それは多くのサポーターの悲願ではないかと思う。クラブとしても徐々に力を蓄え、今年はホームタウンの拡大もした。来年には前身である藤和不動産サッカー部の創立から50周年というアニバーサリーイヤーを迎える。来年はどんな1年になるか。それを想像してアレコレ話すのも楽しいが、節目にふさわしい何か素晴らしいことが起こってくれればと1人のファンとして願わずにはいられない。
試合後にはセレモニーも行われた
TEXT・PHOTO:名久井啓祐(本紙編集部)

1124 3面ラスカ1 17日から19日までの3日間、ラスカ平塚で「ラスカ×大学&平塚ベジタマもなかフェア」が行われた。同フェアは、ラスカ内2店舗の新商品開発を神奈川大学と文教大学の学生13人が、商品コンセプトからラッピングデザイン、市場リサーチに至るまで店舗、ラスカと協働で行なってきた活動の成果として開催。
 期間中も、学生たちが売り場に立って買い物客に商品をアピールしていた。また、初日で売り切れになってしまい、急遽追加製造するほど好評な商品もあり、予想を超える売上に。バレンタインデーでの販売を検討する店舗もでてきて、学生たちが手応えを掴む活動となった。
【写真TOP】
買い物客に大きな声でアピールする学生たち
【写真下】
ベジタマもなかを使った“もなパン”/急遽追加製造した“Grand・P・Chocolat”

1124 2面 警察01 挨拶する斉藤本部長 大磯警察署(松嶋 誠署長)で16日、新庁舎の落成披露式が行われた。県警本部や同署の管轄となる大磯町・二宮町の関係者など約150人が式典に訪れ庁舎の完成を祝った。
 同署は築45年が経過し、老朽化と狭あい化が進んでいたため、平成27年から約16億9,000万円をかけて建て替え工事を進めていた。旧庁舎の駐車場部分に新庁舎が建設され、庁舎北側の旧庁舎部分は一般来庁者向けの駐車場となっている。地上4階建てで、約3100㎡という延べ床面積は旧庁舎の約2.5倍に及ぶという。
 式典で県警本部の斉藤 実本部長は「決意を新たに(職務に)取り組んでほしい」と挨拶。松嶋署長は「(新庁舎を)安全安心の象徴として、治安を守り抜く」と応えた。また、同署に所属する若手警察官も決意表明を述べ、「新庁舎に恥じない仕事をしていく」と気持ちを新たにしていた。式典後には大磯・二宮両町の木であるさざんかとつばきの植樹も行われた。
 同署は明治20年に小田原警察署から分離独立し淘綾郡警察署として発足。法改正などに伴い改称しながら、昭和29年に現在の神奈川県大磯警察署になった。
【写真TOP】挨拶する斉藤本部長
【写真下】松嶋署長/植樹の様子/警察署入り口

1124 2面だるま 150年以上続く平塚市の荒井だるま屋(東八幡)では、師走を前に来年の干支である戌をモチーフにした新作の「干支だるま」作りがピークを迎えている。
 同店の4代目荒井星冠さん(62)は、伝統を守りつつ今の時代に受け入れられるものをも生み出したいと、平成16年の申から干支だるまの製作を開始。来年の戌は和のイメージにしたいと柴犬をモデルにし、50個ほど試作を繰り返してデザインを決めた。当初黄色のみを作っていたが、黒い柴犬を飼うお客からの要望を受け今月に入ってから黒も作るように。合わせて2千個を目標に製作中で、今の時期は深夜まで作業することもあるという。
 同店では、買ってもらうお客に対して感謝すると同時に、良いものを作ってお客にもありがとうと言われるよう「感謝のだるまを作る」という教えを受け継いできた。だから作る時には昔ながらのやり方を守って、店に代々伝わる木型に和紙を貼り、天日で乾燥させている。作業は家族みんなで行い、色は星冠さんと長男の瑠門さん(31)、次男の世藍さん(30)が1つ1つ筆で塗っていく。このためそれぞれに表情が違い、店頭でいくつものだるまを眺めながら品定めするお客もいるという。
 以前は県内に5軒あっただるま屋も、現在は同店を含め2軒のみに。伝統工芸の分野では後継者不足に悩むところも多い中、息子2人も同じ仕事を選んだ。荒井さんは「うちは恵まれてます」と話し、デザインやインターネットを使った販売方法にもこうした若い人たちの感覚を取り入れている。また最近はイベントなどで行う絵付け体験も人気があり、時には都内まで出向くこともあるという。
 荒井さんは「干支だるまをきっかけにして伝統のだるまを身近に感じてもらえたら」との思いを込め、今日も絵筆を握っている。◇問い合わせ=荒井だるま屋☎︎21−6096

1124 2面 太郎さん 平塚市立富士見小学校で18日、富士見地区の自主防災訓練が行われた。防災講話には河野太郎外相が駆けつけ、元防災担当大臣として「熊本地震から見えてきた備え!!」をテーマに講演を行い、近隣の住民300人以上が会場に足を運んだ。
 氏は防災担当大臣だった平成28年に発生した熊本地震を振り返り、自身の体験や国の対応、自治体の対応や避難所の様子など多くの事例を引き合いに講演をおこなった。この先30年で7割の確率で発生するとされる首都直下地震について「発生後、最初の3日間は支援物資を送ることよりも被災地周辺のインフラやライフライン整備を優先することでその後のスムーズな支援を図りたいというのが国の方針。まず最初の3日、自力でなんとかしてほしい」と防災備蓄の重要性を強く訴えた。
 また、温暖化による災害の激甚化などにも触れ、参加者らは真剣に耳を傾けていた。

1124 2面駐車場 有料化の方針が示されていた平塚市総合公園の駐車場について市は15日、料金体系を見直し実施時期を来年9月に延期すると発表した。また馬入ふれあい公園駐車場については当面有料化を見送った。
 この方針案に関してパブリックコメントが今年4月から5月に実施され、団体や個人から計88件の意見が寄せられた。特に料金体系に関しては、有料化自体に反対する意見や料金が高いなどの意見が相次いだ。
 これを受け、市は総合公園駐車場の料金について当初の案では入場後1時間無料としていたが2時間まで無料とし、2時間を超えて3時間まで200円、以降1時間ごと100円とした(上限900円)。休日のみの有料化の要望も多かったが、市は受益者負担を理由に平日・休日同一の料金体系とした。この見直しにより駐車場管理運営事業者の募集時期が遅れることから、有料化の時期は来年9月にずれ込む予定。
 また馬入ふれあい公園については、交通の便が悪いことと採算性に課題があるため当面有料化は実施しないこととしている。

1124 3面郵便 平塚市内の郵便局が夏休みに企画した「ありがとうを伝えよう」コンクールの入賞者らが17日、落合克宏市長を表敬訪問した。
 同コンクールは市内郵便局が取り組む「手紙の書き方体験教室」の一環で行われたもの。家族や友人など、身近な人への感謝の気持ちを絵手紙としてしたためたものを審査した。入賞者は市立吉沢小学校4年の松本色葉(いろは)さん、同富士見小6年の安藤心音(ここね)さん、同みずほ小5年の小林勇太さん、同富士見小3年の齋藤琉希(るき)さん、同松が丘小2年の井實遼人(いじつはると)さん、同富士見小1年の近藤楓路杜(ふじと)さんの6人。
 中でも最優秀賞を受賞した松本さんは「2年前に郵便局長賞をもらえて、今回は最優秀賞で嬉しい」と笑顔で話してくれた。

1124 3面箏 山田流の箏曲家で東京芸術大学教授も務めた故・増渕任一朗(じんいちろう)さんの記念資料室が15日、平塚市内に開設された。
 これは、15年前に亡くなった任一朗さんの多くの資料を次の世代に残したいと、妻の陽子さんが中心となって開いたもの。以前から資料室の開設を考えていたものの、平塚市内に移り住んだ2年前には諦めていた陽子さん。しかし小さな演奏会を行うなど少しずつ地域の人と繋がりができる中で「知恵を借りて歩み始めてみよう」と気持ちが前向きになったという。
 そこで自宅の一角を利用して、演奏記録や愛用の楽器、作曲した楽譜などを展示。15日のオープニングでは任一郎さんが作った曲を陽子さんが演奏し「夫の追い求めた音楽を心の中に留めて頂ければ幸いです」と挨拶した。◇問い合わせ=同資料室☎050−7109−0042(平日10~16時)︎
【写真】任一郎さんの曲を演奏する増渕さん

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 近年、もともと農業に縁のなかった人が就農することが増えている。理由は田舎暮らしへの憧れであったり、食について思うところがあったりと様々。だが現実的に農業を仕事にするとはどういうことだろうか。“ちえんのうえん”代表の瀬下 亮さん(36)は職業として農業を選び、試行錯誤を続ける新規就農者の1人だ。

 小・中学生のころから美術が得意だったという瀬下さん。美術大学院を卒業後、彫刻家を目指しながら美術の教員として勤めていた。転機になったのは2011年の東日本大震災。先行きが見えない社会情勢の中で「教員の仕事がただの食い扶持になっていて。かといって彫刻家になるための行動もできていなかった」と振り返る。その後1年間、被災地に赴き復興支援に携わるなど自分を見つめ直す時間が続いた。
 そんな折に小田原の早川を訪れた瀬下さん。富士山が見える高台のロケーションに「こんなところで仕事がしたい。土地が欲しい。そのためには」と農業を始めることを決める。「当時は野菜の種類もわからない。正直、農業に興味があったわけではない」と笑う。土地が欲しい ── 稚拙といえば稚拙な理由ではあるが目標を定めた瀬下さんはがむしゃらに突き進んだ。指定農家での研修を受け、新規就農の認定を受け、補助金をもらうなど様々に行動し、2015年には小田原で農家として独り立ちする。その経験も生かし今年4月には生まれ育った平塚で就農。そして、何より農業への考え方や取り組み方も、単に“憧れの自分の土地を得る手段の1つ”ではなく、“可能性や将来性を秘めた自身の職業”という風に大きく変わっていった。
市やJAは
 一方で市やJAでは、基本的に新規の就農者よりは親元就農を推進する立場にある。就農する側にとって、農地、農業技術、設備、販路など、引き継げるメリットは大きい。同時にその土地で知れた名前、という部分やJAの組合員であることは周囲の理解も得やすい。では非農家出身の就農希望者は。JAの担当者は「例えば有機農業を志す人がいて、完全無農薬で自分の畑を作ったとする。でも害虫や病気は『ここから先は別の人の土地』なんてこと考えないですから既存の農家と軋轢が生まれることもある。隣で好き勝手やられて行き詰まったら放置なんてケースもありますし」と話す。「もちろん全員ではないです。でも『田舎暮らしに憧れて』というレベルの人は相当いますし、そういう人は就農しても続かない」のだという。市の担当者も「担い手不足は課題なので基本的には非農家の新規就農もバックアップしていきたい。でも始めて1〜2年で辞めますでは意味がないので、ちゃんとその“覚悟”は見ます」と話す。
経営者としての農業
 きっかけはともあれ、瀬下さんは就農を決心して以降「経営としての農業」に楽しさを見出した。屋号の“ちえんのうえん”は“地縁”からきている。「農業は地域に入っていく仕事ですから」と周囲の農家から学び、その中で自分の目指す農業を固めようとしている。「のんびりやっていこうという“遅延”の意味もありますけど」と笑いながらも「まだ伸び代がある業界だと思うのでとにかく試行錯誤しています」と熱っぽく語る。
 その先には作り手と消費者の溝を埋めていきたい、というビジョンも持つようになった。「食のリテラシーっていうんですかね。美味しいものをただ作るのではなく、美味しいタイミングで消費してもらえるように。そのためには作り手も消費者もできることや考えることがある」と話す。
 「経営的視点」を持っているかは新規就農の行く末を大きく左右する。自分の畑を持ち、作物を育て、販売すること。これらの全てを自由にできる農家は経営者でもある。漠然とした憧れではなくビジネスとして農業をとらえた先に日本の農業が目指すべきものがあるのかもしれない。
ちえんのうえん
E-MAIL mail@tien.jp 
瀬下さんが生産している野菜はあさつゆ広場にて販売中!
【写真TOP】収穫したニンジンを手にする瀬下さんと妻の洸子さん。市内3カ所に畑を持つ
【写真下】夫婦二人三脚で農業を営む/様々な農機具を試し合理化を考える/美大出身らしくパッケージデザインも自ら行う

1117 3面 1日大学生01 神奈川大学と土沢中学校の交流事業として毎年開催されている「一日大学生」が13日、同大の湘南ひらつかキャンパスで行われ、同校の生徒ら100人以上がキャンパスライフを疑似体験した。
 この試みは平成23年から毎年行われているもの。今年は理学部の小関祥康(ルビ=おぜきよしやす)教授による「整数論への第一歩」と、経営学部学生による「留学にて学んだこと」の2つの講義を通して大学への理解を深めた。留学経験者である経営学部4年、西谷咲香(ルビ=えみか)さんと同3年柳澤秀斗(ルビ=しゅうと)さんの講義では、実際にカリフォルニア(西谷さん)とマレーシア(柳澤さん)へ留学した体験談を披露。留学の楽しみや苦労したこと、得られたものなどについての話が語られた。
 質疑の時間では「留学先で恋人はできましたか」など中学生らしい質問も飛び出し、生徒らにとって近い年代の2人は時に面白く、時に真剣に授業を行っていた。
【写真上】柳澤さん(左)と西谷さん
1117 3面 1日大学生02

1117 2面 桝屋 全国で一店逸品運動に取り組む団体が一堂に集い、自慢の逸品を紹介する「第6回全国逸品セレクション」が2日に開催され、平塚逸品研究会(会員41店舗)から選抜された「御刃物処 桝屋」(平塚市明石町)の「手打目立銅卸金」がノンフード部門でグランプリを獲得した。
 手打目立銅卸金は職人の手作業で目立て(刃付け)をしたハンドメイド卸金。目の一本一本が包丁の刃のようになっており、組織を壊すことなく繊細で淡雪のような大根おろしを簡単に作ることができる。目がへたっても削り直すことができるため、一生モノとしてはもちろん、子や孫へ受け継いで代々使っていくことも可能。銅の上に抗菌作用が強い錫のメッキを施しており、卸してから時間が経っても劣化しにくいという。また、表面は大根おろし用に、裏面は薬味用にと2種類の使い方ができる。
 同店は元々、現店主の髙橋奈緒子さんの夫、經祺さんが5代目として店を支える傍ら、逸品研究会にも所属し店の魅力を発信しようと試行錯誤していた。だが2年前に奈緒子さんと生まれたばかりの子どもを残して突然の他界。以降は家族や仲間に支えられ、奈緒子さんが店を切り盛りしている。「ツネちゃんは逸品が大好きで。他のことは大変そうにしてても研究会の帰り道だけは『今日はああでこうで……』と楽しそうにしてました」と奈緒子さん。呼び方1つ取っても、今もそこにいるような、亡夫への思いが滲み出る。「その逸品でこうした賞をいただけて、純粋に嬉しかったです」と笑顔を見せる。
 今後は「主人の目標でもあったんですが、平塚の半分の人に店を知ってもらいたい。ツネちゃんは生前、大門通りという通りを小町通り(鎌倉)や仲見世通り(浅草)みたいにしたいって話していました。それが叶うといいな」と思いを馳せる。人当たり良く朗らかな奈緒子さんだが、今でも亡き夫の話になると目には光るものが。奈緒子さんが經祺さん亡き後も、それこそ生前言葉を交わした以上に対話をしてきたことの証だろう。今も店には五代目として、夫として、あるいは父としての經祺さんの息遣いを感じることができる。
【写真】卸金とトロフィーを手にする奈緒子さん

1117 2面 湘南平フォトウェディング1 ウェディングプランナー、カメラマン、レストランといった市内の民間事業者らが協働で手がける「湘南平フォトウェディングプロジェクト」(相原未沙代表)による第1号カップルがこのほど誕生した。
 同プロジェクトでは、湘南平のレストラン「Flat」、市内で司会業やイベントプランニングを手がける「Hearty Time」(竹本有希代表)、スチール撮影の「fastlane」(鈴木圭介さん)が協力し、湘南平を舞台としたウェディングプランの作成や写真撮影、お披露目食事会などをパッケージで提供する。近年、若者の結婚式離れが顕著というが、大きな障害となるのが費用と準備の面倒さ。それを取り除き、湘南平という特別なロケーションながら安価にパーティーを実施することができる。
 第1号カップルの2人は新婦の実家がある山形で挙式披露宴を済ませていたが、平塚の身近な人に結婚の報告をする為にプロジェクトを利用。2回目の披露宴としてしまうと費用もかさみ、ゲストの負担にもなってしまうと考え、同プロジェクトを利用したという。先月22日に行われた食事会には40人以上のゲストが訪れ、山形での式の様子などを上映。新婦の両親も娘の嫁ぎ先である平塚を満喫できたと満足した様子だったという。だがこの日は豪雨で写真撮影だけが日延べに。今月13日に爽やかな秋晴れの下で撮影も完了し、ようやくプロジェクトの完遂に至った。
 第1号カップルの誕生までは、公共の場である湘南平を使用することもあり市の許認可関係などのハードルも多かった。一方で市の産業振興部では業者を超えた横のつながりを支援する産業間連携ネットワークのモデルケースとしてプロジェクトを後押しした。プランナーを務める竹本さんは「ようやくひと段落。ここまでこぎつけたら次も頑張れる」と熱意を見せる。「結婚式や披露宴というと大げさになりがち。自然体で2人の門出をお祝いできるものになれば」と展望を語ってくれた。

1117 2面 防火CP 全国一斉に展開される「平成29年秋季全国火災予防運動」の一環として10日、平塚市消防本部はららぽーと湘南平塚で防火キャンペーンを実施した。
 火災が増える時期を前に、人的被害を軽減するため、住宅用火災警報器の設置と維持管理についての啓発をしたほか、子ども向けに消防服の着装体験などのブースを用意して火災予防のPRを行った。
 平塚市内の火災発生件数はここ数年で減少傾向にあるものの、今年は62件(11/10時点)で昨年1年間の50件をすでに上回っている。担当課の職員は「発生要因で一番多いのは放火。庭先に燃えやすいものを置かないなど、自衛策を取る必要がある」と話す。また、「電気ストーブの火災やタコ足配線になったコンセントからの出火、コンロから衣服に燃え移る着衣着火が増えている」と注意を呼びかけた。

1117 2面清水学園 平塚市の清水学園付属幼稚園で12日、園児の父親有志が企画と準備も行う「おやじまつり」が開催された。
 これは同園の父親交流会が主催するもので、この日は父親17人が参加。集めた段ボールで作った大きな迷路や魚釣り、球転がしなどのゲームコーナーでは、子どもたちの歓声が響いていた。また外の模擬店では焼きそばやポップコーンなどに加え、メンバーの発案で今年初めて焼き鳥を販売。切った肉を一つずつ串に刺す仕込みも全てお父さんたちによるもので、香ばしい焼き鳥は好評だった。交流会に参加して5年目の髙木一磨会長は「以前は地域の知り合いが少なかったが、活動を通してお父さんと仲良くなれる。やって良かったです」と話していた。

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 市民の憩いの場の一つ、湘南平(高麗山公園内)。展望台に上がれば房総から伊豆、富士山まで360°の大パノラマが楽しめる数少ないスポットでありながら、特別な何かがあるわけでなく比較的空いている場所というイメージだった。それが気づくと気持ちの良い景色が広がる場所に。昨年から市の職員が作業を続け、老木など約130本を伐採。展望台でなくても海が一望できるようになり、魅力ある公園へと少しずつ変化している。

湘南平の景観を改善する取り組みが始まった一つのきっかけは、昔の写真だった。平成27年に本格的に市がシティプロモーションに取り組み始める中で、公園の整備や維持管理を行うみどり公園・水辺課は、湘南平を観光資源にできないかと参考資料を集め始めた。そして課員の渡辺航矢さんが、市史編纂室で昭和30年代に撮影された写真を発見。樹木など視界を遮るものがほとんどなく一直線に広がる水平線が見えると共に、大山や富士山も望めるなど360°のパノラマが広がっていたことが分かった。
 しかし実際には、周囲に木が生い茂り枝の間から所々海が見える程度。そこで、昔のように眺望を良くして魅力を作り直し賑わいを取り戻そうと意見がまとまった。
職員の発案で少しずつ改善
 早速、職員10人ほどの「魅力アップチーム」を作り、どうすれば眺めを良くできるか、それを来た人にどうやって楽しんでもらうか、勉強を重ねつつ議論した。
 そして昨年度は、テレビ塔に近い藤棚周辺を整備。樹木を調べると多くは植えられてから数十年経っており、中には病気にかかった木や台風などで倒れそうになるほど傷んだものも。そうした木を伐採したり高い枝を切り落としたり、また植え替えが可能な木は別の場所に移すことで、視界が大きく開けた。十分な予算が取れない中、業者への委託は高木の伐採など必要最低限にし、あとの作業は同チームのメンバーを中心とする職員で実施。公園の管理を行う現場職員と共に、普段はスーツ姿で事務を担当する職員も刈込み鋏を持ち低木の剪定などに取り組んでいる。
 今年度は主に展望台に近い南側の斜面で作業を続ける。同課の木原友生さんは「どこから見るか、視点を大事にしています」と話す。例えばレストハウス2階の「湘南平展望レストランFlat」の店内で実際に椅子に座り、どの木を伐れば江ノ島が見えるか、さらによりSNS映えする写真が撮れるかを店側とも相談したという。
 また眺望を楽しめる場所も増やした。藤棚そばには、元々あるベンチに加え、そこに座る人が海を眺めるのに邪魔にならないよう一段低いベンチを設置。自転車置き場の近くの石段は、海に向かって座れるように。職員がアイデアを出し合って、景色を見ながらゆっくりと時間を過ごしてもらうための工夫を模索している。
来園者に好評
 こうした取り組みは訪れる人たちに好評で「景色が良くなった」との声が聞かれるようになった。レストランFlatでも、今では全席から海が見えるように。店長の相原未沙さんは「お客様から『こんなに眺めが良かったんだ』と感動してもらえます」と喜ぶ。
 また眺望が改善したことで、美しい写真が撮影できるようになったという人もいる。市内の岩本正勝さん(72)は「前は写真を撮る気になれなかった」が、湘南平が変わったと聞いて撮影に通い始めた。特に昨年度旧展望台前の木が伐採され、朝日の当たる富士山が撮れるようになってからは、天候によって富士山が見えそうであれば早朝でも車を走らせるという。
 ほかにも、スマートフォン向けの写真共有アプリ「インスタグラム」に湘南平で撮影した写真が投稿されることも増えてきた。子ども連れのママやロードバイク利用者の写真も目立つようになったそうで、魅力の発信に繋がると期待される。
 とはいえ魅力アップはまだまだ途上とのことで、市では富士山や大山方向の眺望改善のため今後公園北側での伐採を進める予定。インスタ映えする写真が撮れたり景色を楽しめるスポットが増えたりと、「行きたい場所」になりつつある湘南平。今月末には木々も色づき始めるので、一度訪れてみては。
【写真TOP】
湘南平から江ノ島、三浦半島を望む
2)作業するみどり公園・水辺課の職員
3)昭和30年代の湘南平からの写真(平塚市博物館提供)
5)旧展望台からの富士山(岩本さん提供)

これまでの100年、これからの100年
次世代へ繋ぐ環境への取り組み

1110 コネクト 今年、創業から100周年を迎えた横浜ゴム。日本国内のものづくりの一翼を担う企業として挑戦を続ける一方で、平塚製造所においては地域の環境を考えたエコ活動にも力を入れる。
 現在、この平塚製造所の所長を務めるのが中澤和也さん。今年の4月に赴任してくるまでは関連会社の社長に就いていた。「営業畑一筋でやってきたから工場の管理や安全・衛生など今の仕事は勉強の毎日」と話す。先月には平塚製造所の敷地内に新たなビルも建設された。“研究開発センター第二ビル”という名称のこの新社屋について「横浜ゴムの技術を1つに集めた場所」と中澤さん。同社の売り上げの約80%を占めるタイヤ事業はもちろん、航空・宇宙・土木・建築・スポーツなど様々な事業の技術が集まり、横断的に技術交流を行えるような同社の心臓とも呼べる場所だという。「世界各地に工場はありますが、中心的な位置付けが平塚製造所なんです」。
 そんな平塚製造所だが日夜新しいものが生み出されるだけではない。100周年を迎える今年までに50万本の植樹を行う千年の杜プロジェクトが2007年に始まって以来、様々な環境分野の取り組みを行なっており、これらの取り組みを世界的にリードする立場でもある。中澤さんも就任から1年も経たないが「長靴を履いて金目川に行って水質調査をしたり、ビオトープになっているところや市内の滝で生物の調査をしたり、今までにない仕事で面白いですね」とにっこり。これらの取り組みを発表する1年に1度の場所が今年で9回目を迎える「Think Eco ひらつか」だ。企業祭ではあるものの自社製品のPRはほとんどない。環境をメインテーマに据えたこのイベントでは、実際の車を使用したエコタイヤのころがり実験の他、生物多様性座談会やゴミの分別体験、水質チェック体験、ミニ水族館の展示など、様々な取り組みやエコイベントを一般の人に公開・体験してもらう。もちろん恒例となっている千年の杜史跡ツアーや、苗木の無料配布も行われる。「最初始まったころは来場者数700人ぐらいでほとんど社員の身内だったみたいですね。今では3000人ほどの人にお越しいただけているようで、環境への取り組みが少しは市民の皆さんに知ってもらえているのかな」と目を細める。
 30年来履いてきた革靴から長靴に履き替え、環境への取り組みをリードする中澤さん。「第9回ということで平塚の皆様にも定着して来たと思います。今後もますます活動を広げて行きたいので我々がやっていることをぜひ見に来ていただきたい」と来場を呼びかけている。

Think Eco ひらつか 2017
〜テーマは「Eco」みんなで学ぶ・遊ぶ・楽しめる!〜
日時:11/11(土)10時〜14時30分
会場:横浜ゴム株式会社平塚製造所

【写真】新社屋を背にする中澤さん

1110 2面JOCオリンピック教室 オリンピックに出場経験のあるアスリートが、中学2年生を対象に自身の経験を通じてオリンピックの価値を伝えて日常生活に生かしてもらう「JOCオリンピック教室」が10月26・27日の2日間、県立平塚中等教育学校(落合浩一校長)で開催された。
 これは日本オリンピック委員会が平成23年度から全国各地で実施しているもので、平塚市内では今回が初めて。 
 27日は、バルセロナオリンピック競泳(バタフライ)に出場した三好智弘さんが同校を訪れた。最初の運動の時間、生徒は6つのグループに分かれ、手をつなぎ輪になって風船で順にリフティングするゲームに挑戦。その際回数を増やすため話し合い風船のサイズを変えたり高く上げないようにするなどの工夫をして、中には飛躍的に回数が伸びたグループもあった。
 続く座学の時間では、三好さんが「エクセレンス(卓越性)」「フレンドシップ(友情)」「リスペクト(敬意)」の「オリンピックの価値」を紹介。その中で、自身が決して強い選手ではなかった中学生の時、先生に「上へ行こうとするなら人より努力しないと」と言われたのを機に、練習で人より1回だけ多くやる「プラス1の法則」を始めた経験を披露した。それを続けて次第に実力を上げついにはオリンピック出場に繋がったと話し、「水泳だけでなく勉強など日常生活でも生かせる」と生徒たちに実践を勧めていた。またリフティングのゲームを振り返って、良い結果を出すために工夫をするには周りを見て人の話を聞く姿勢が大事であり、それには相手へのリスペクトが必要と指摘した。
 授業を受けた2年3組の府川遥南さん(14)は自分にもできそうだからと「プラス1の法則をやってみようと思います」と話していた。また松木工弥さん(13)は、リフティングの時に「みんなで意見を出し合うと声が出るようになり結果が良くなった」とチームワークの大切さを実感した様子だった。
【写真】右奥が三好さん

1110 2面二宮オリーブ オリーブの栽培が進む二宮町で、ファンを増やすためその楽しみ方を紹介する「湘南オリーブフェスタ」が5日まで行われた。
 これは、オリーブ畑に店舗やセミナールームなどが併設された湘南オリーブの郷(山西2116)で今年初めて開催されたもの。同町でオリーブオイルを生産・販売するユニバーサル農場の見学や、オリーブの盆栽教室、化粧品作りのワークショップなど様々な催しが行われた。このうち4日の試食会には10人が参加し、ユニバーサル農場でこの秋できたばかりのオイルを試飲。手で温めるうちに変化する香りを楽しんだほか、柿にかけると甘みが引き出され参加者から驚きの声が上がっていた。湘南オリーブの郷の松木秀雄さんは、「栽培・収穫やオイル作りのできる観光農園を目指し、オリーブで二宮に人を呼びたい」と意気込んでいた。

1110 2面 地下道ミュージアム 平塚駅前広場地下道で先月半ばから制作が続いていた平塚地下道ミュージアムが完成し、3日に落成式が行われた。
 この試みは建設現場の仮囲いに壁画を制作した平塚まちなか美術館実行委員会と市の協働で実現したもの。制作途中から「暗い地下道が明るくなった」「もっと早くに実現してほしかった」などと市民からの評価が高かった。式典に参加した落合市長は「市民の力を結集して成立した試みと思っている」と感謝の意を述べ、アーティストを代表して挨拶した岩﨑夏子さんは「新たな文化の発見を市民のみなさんとしていきたい」と話していた。
 式典後はアーティストによる作品解説やガールズライブペイントユニットENOWAによるライブペイント、DJ演奏などが行われ、道ゆく人は入れ替わり立ち替わりしながら新しい文化の発信の様を眺めていた。

1110 2面 稲門会2 今月4日、早稲田大学校友会神奈川県支部大会が平塚稲門会(早大OB会の平塚支部、吉野稜威雄会長)の主幹で開催された。会場となった大磯プリンスホテルには、鎌田薫総長をはじめ、県内各稲門会などから総勢360人が集まり、初代総長「大隈重信」についての記念講演や懇親会など約4時間に渡り、盛大に行われた。
 会の終盤には、参加者全員で校歌や応援歌『早稲田の栄光』の大合唱も。壇上には『早
稲田の栄光』の作詞者でもある横浜稲門会顧問、岩崎巌さんや平塚出身で昭和58年度同大学応援部主将を務めた、平塚稲門会の佐藤嘉宏さんらが上がり、指揮。全員が肩を組み、「早稲田 早稲田」の歌声で締め括られた。

1110 3面アクアスロン 照ヶ崎海岸内の特設コースをランニングとスイミングで巡る第1回 大磯・照ヶ崎ビーチアクアスロン大会が5日、大磯町の照ヶ崎海岸で開催された。
 今回が初開催となる同イベントは県が推進するFeel SHONANプロモーションイベント事業の一環として行われた。大会にはショートの部と泳ぐ距離が倍になるロングの部、その他リレー種目などあわせて150人ほどが参加し、晴天のもとそれぞれの記録に挑戦していた。またプロトライアスリートの山下陽裕さんも会場に訪れ、アドバイスを送るなどしていた。
 以前から大磯町内の海ではラフウォータースイムなど海を利用したスポーツイベントが行われてきたが、Feel SHONANの事業に組み込まれたことでより一層大磯の海の魅力を発信できるのではと町の担当者は期待を込めていた。

1110 3面ららぽイルミ 今月3日、ららぽーと湘南平塚でクリスマス・イルミネーションの点灯式が行われた。点灯式では、平塚学園高等学校吹奏楽部によるカウントダウン演奏が披露され、サンタ帽を被った部員たちが楽しげに奏でるクリスマスミュージックで、祝日に集まっていた買い物客たちを賑わせた。
 同施設のクリスマス・イルミネーションは「メインエントランス」のランタンツリーや「空の広場」のグランピングをイメージしたテントツリー、光と音を合わせた噴水ショー「THE MUSIC FOUNTAIN」で平塚の夜空を鮮やかに彩る。また、館内には湘南ベルマーレとのコラボツリーや、海と山をコンセプトにしたツリーもあり、クリスマスムードを盛り上げてくれる。12/25まで毎日17時~23時で点灯(一部は2/14まで)。

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 七夕まつり、囲碁まつり、よさこい祭りなどのビッグイベントからSunSunマルシェ、クラフトマーケットなどの手作り感あふれるものまで毎週様々なイベントが開催されている平塚市。特に近年ではマーケット系のイベントは、近隣エリアまで含めればほぼ毎週どこかしらで開催されているほどの人気をみせている。そしてこのほど平塚に「ひらつかパラダイス」通称「ひらパラ」という新たなイベントが誕生する。このイベントの実行委員長を務めるサーフショップMO3store(松風町)の店主、劔持良輔さん(43)に話を聞いた。

 もともと、平塚市の南側、扇松海岸通りで店舗を開いていた劔持さん。劔持さんは現在は閑静な住宅地となっているこの通りで2006年から2011年まで催された“扇の松の市”というイベントを仕掛けるメンバーの1人だった。「マーケットだったりDJがライブしたりと、若者から高齢の方にまで認知されて色々な関わりが持てた」と振り返る。諸般の事情で今は行われていないこの試みは、現在多いマーケットイベントの基礎を作ったともいえる。だからこそ未だに道で出会う知り合いなどに「またイベントやってよ」と言われることも少なくなかった。
市の協力を得て
 そんな折に劔持さんは平塚市のシティプロモーション課が製作した市のPR動画に出演した。そこで知り合った市の職員と意見を交わす中で、「次にやるなら南口の通り(平塚なぎさプロムナード)で何かできればね」と言ったところ、市の職員らも「私たちも考えていたんです!」と同調。実行委員会が設立され開催への道を歩み出した。だがこのなぎさプロムナード、扱いとしては県道だったために許認可関係が厳しい。かつてはSunSunマルシェもこの通りでの開催を模索したが実現には至らなかった経緯もある。だが平塚市としてもなぎさプロムナードを活かした「歩いて楽しい空間づくり(イベント)の検討」を「ひらつか海岸エリア魅力アップチャレンジ」という中長期ビジョンの中で設定しており、様々なハードルを乗り越えようやく使用許可が下りたのだという。
イベントコンセプト
 今回実行委では“実際に店舗を持つお店”の出店にこだわった。「マーケットイベントだと個人でやってるクラフトの人とかも多いじゃないですか。それはそれでいいことなんですが平塚には実際に店舗を構えている魅力的なお店がたくさんある。地べたにモノが立っていて、実店舗があること。そこにスポットを当てたかった」と劔持さん。さらに「普通はテントを各ブースの出店者が自前で用意するけど、味気ないテントがバラバラに立つのではなく、統一されたパラソルだったら良いなと思って」と、歩道を埋める店舗はみなパラソルを利用する。「海までの散歩道がパラソルで埋まったらイイでしょ?」と笑う。イベントには飲食はもちろん、雑貨販売やサービス業など多種多様な業種がパラソル出店・店舗出店合わせて50店ほどが参加する。さらには夜のみ営業する店舗による“ヒラツカDEナイト”と銘打った付随イベントも開催されるなど、昼間から夜まで丸一日を平塚の南側エリアで楽しむことができる。「本当はステージイベントみたいなことができればよかったんだけどね。それはまた次回のお楽しみかな」と劔持さん。「今後は市に頼るばかりではダメですし、イベントの価値を高めて、人やお金が集まるようにならないと先細りで終わってしまう」とも。「立ち上げるのは勢いでできることもあるけど、何より継続するのが大変なんです」と語る。
 北側エリアに比べると南側エリアは駅のすぐ近くから住宅地が広がる閑静なエリアだ。だがそのメインストリート、なぎさプロムナードはまだまだ多くの価値を生み出せる。11月の青い空。真っ白いプロムナードの道と緑の松。そしてそこに並ぶ白とネイビーのマリンボーダーのパラソル。湘南らしい暮らしのワンカットとして新しい魅力を生み出せるか、あとは当日晴れるのを祈るばかりだ。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、イベント当日の様子などをお送りします。今回の番組は11/14(火)から放送開始(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真TOP】
当日使用するパラソルと劔持さん。SCN井手アナも収録でお邪魔します
【写真下】
駅前からなぎさプロムナードを臨む
事前配布しているパンフレット

1103 オーレ
 本紙今週号の2面に掲載した通り、湘南はついに今年のJ2リーグを制した。だが当日は台風22号の接近に伴うあいにくの豪雨。パロマ瑞穂スタジアムで行われた名古屋対群馬の試合ではあまりの風雨に1時間近く試合が中断するなどのハプニングもあった。この雨が吉と出るか凶と出るか。勝負の90分は引き分けという形で幕を閉じた。この一戦だけをみれば湘南の出来は良いわけではなかった。ほとんど水たまりと化したピッチでボールは止まり、体も思うように動かせない。だがそれでも試合終了のその瞬間まで声援を送り続けたサポーターの気持ちが乗り移ったか、クラブが、サポーターが、一丸となって臨んだ一戦で湘南はJ2優勝を手中にした。湘南は今回が初めてのホームゲームでの優勝ということもあり、喜びもひとしおだっただろう。また、フジタのスポンサー復帰など、新たなステージに入ったことをを予感させる話題もシーズン前から上がっていた。いよいよ来年、湘南ベルマーレの前身である藤和不動産サッカー部の創立50周年を迎える。この記念すべき年にJ1を舞台に戦う権利を手にした喜びをまずは存分に味わいたい。   
いつも難しい顔の曺貴裁監督もこの笑顔
TEXT・PHOTO:名久井啓祐(本紙編集部)

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 全市挙げての一大商業イベント、「第12回 平塚商業まつり いいもんひらつか魅つけ市」が11月5日(日)に開催される。市内外から商店や飲食店など90店舗以上が中心商店街に勢揃いし、日頃の感謝を込めたイチオシ商品やサービスを提供することで、買い物の楽しさや面白さを味わってもらうのが目的だ。一方で参加店もまつりを通し、一層の個性化、魅力化を目指す。
主催=平塚市商店街連合会 共催=平塚商工会議所 主管=平塚商業まつり実行委員会 後援=神奈川県、平塚市、平塚地区食品衛生協会
 今年で12年目を迎え、今まで以上に内容を充実させる同まつり。個人商店や商業団体が自慢の逸品を販売する「一坪いちおしSHOP」をはじめ、地場産農水産物を食材に使った料理や平塚の風土・文化・歴史にちなんだ商品を提供する「MADE IN HIRATSUKAグルメロード」、パフォーマンスを披露する「まちなか音楽フェス」、景品がもらえる「スタンプラリー」や当日使えるお買い物券が当たる「大抽選会」など、楽しい・嬉しい・美味しいが盛りだくさんに揃う。
 一坪いちおしSHOPでは工芸品や地野菜、名産品や近隣各地の美味しいものなどさまざまなジャンルのお店が立ち並ぶ。
 地場産農水産物を使った料理や地元人気グルメが軒を連ねるグルメロード。「あるよ!あったよ!美味いもの」をテーマに、村井弦斎再現料理や学生チャレンジグルメ、地場産米の「はるみ」や地場産小麦「カオリ小麦」を使用した料理などが並ぶ。家族で食べ歩きをするのにもピッタリだ。
 まちなか音楽フェスでは紅谷町まちかど広場をメインステージに、会場内に3つのミニステージを増設。恒例の七夕太鼓やマーチングバンドに加え、ダンス、ブラジリアンバンド、ジャズ演奏など様々なパフォーマンスがまつりに彩りを添える。
 子供たちに人気のスタンプラリーはスタート&ゴールをまちかど広場に移し、チェックポイントも以前の4ヶ所から7ヶ所に増加。会場内をゆっくりくまなく巡ることができる。
 毎年人気の当日出店しているお店で使えるお買い物券(500円分)が当たる抽選会(当選本数=150本、抽選会場=新仲通り北側、時間=11~15時、無くなり次第終了)では、抽選券1枚につき1回抽選ができる。なお、小雨決行だが荒天の場合は11/12(日)に延期される。
◇問い合わせ:平塚商業まつり実行委員会☎︎0463-22-2512(平塚商工会議所内)

1103 2面 ベルマーレ1 サッカーJ2の湘南ベルマーレが先月29日、ファジアーノ岡山をShonan BMW スタジアムに迎えたホームゲームで引き分け、勝ち点を81にのばしたことで今季のJ2リーグ優勝を決めた。前日28日にはアビスパ福岡が東京ヴェルディと引き分けたために湘南は2位以上を確定させ、一足早くJ1昇格が決まっていたが、自分たちの手でさらなる栄冠を掴み取った。
 勝つか引き分けで優勝が決まる状況で臨んだ岡山戦。折り悪く日本列島付近を通過した台風22号の影響もあり、試合開始後も雨脚はどんどん強くなりピッチ全体がほとんど水たまりのような様相だったが、前半の終了間際にジネイ選手のゴールで先制した。終盤、岡山にゴールを決められ同点に追いつかれるも最少失点でしのぎ1対1で引き分けに。ベルマーレは2位のV・ファーレン長崎との勝ち点差を10に広げ、3試合を残してJ2優勝を決めた。
 湘南は2009年、2012年、2014年に続き、4度目のJ1昇格。2012年には現在も湘南を指揮する曺貴裁監督が就任し「湘南スタイル」と呼ばれる攻撃的で、走る意欲に満ち溢れた、アグレッシブで痛快なサッカーを武器にJ1定着を目指し挑んできたが、結果が伴わずJ1とJ2を行ったり来たりする状況が続いていた。
 昨年のJ2降格を受け、今年は「共走」をクラブスローガンに開幕当初から上位をキープ。前半戦は当時首位だった福岡の背中を追う展開だったが、折り返しとなる22節で首位になって以降、一度もその座を明け渡すことはなかった。さらに今年はベルマーレ平塚時代にメインスポンサーだったフジタが18年振りにユニフォームスポンサーに復帰するなど、開幕前から昇格・優勝に向けての機運が高まっていた中、しっかりと結果を残した。
 曺貴裁監督は記者会見の席上で「難しいシーズンだったが、少しは自分も選手と一緒に、勝ちながら成長していくというスタンスのなかに入れた」とシーズンを振り返るとともに「湘南ベルマーレに所属するスタッフ、選手、それから会社の人、アカデミーの子たちなどベルマーレを取り巻くすべての人たちに、この場をお借りして本当におめでとうございますと言いたい」と感謝を述べた。来年以降については「まだ考えていない」とし「今年所属した選手が次のステージで活躍してもらいたいと、本当に強く思っている」と話すに留めた。
 来年はクラブの前身である藤和不動産サッカー部の創立から50周年という節目を迎える湘南。このアニバーサリーイヤーに、日本のトップリーグでの戦いに挑む。

1103 2面 妙圓寺1 “土屋の弁天さん”として地元民はもとより多くの人に愛されている平塚市土屋の妙圓寺(池田正顕住職)で、先月21日から28日にかけて「浴酒供」が行われた。
 浴酒供はその名前の通り、辯財天の化身である秘仏宇賀神王のご尊像にお神酒をご頭頂から注ぐ、という秘法だ。妙圓寺ではもともと毎日の弁天供、巳の日に行われる護摩供を行なっていた。浴酒供はこれらの手法より、位が高いものだという。初めて浴酒供を行なったのは今から3年前。それ以前から池田住職は師から「これだけ立派な宇賀神様であれば浴酒供をやってあげなければ」とは言われていたものの実現には至っていなかった。「8日間連続で行うでしょ。檀家さんがいらっしゃるとなかなか時間的な余裕もなかったりしてね」と池田住職は振り返る。「いろんなタイミングがうまく重なり、今こうしてできていることはありがたい」と話す。浴酒供は真言を唱え印を結び、煩悩を取り払い、仏様に近づいた上で、銘香を入れ、最高の水、最高の米で作るというお神酒を注ぎながら所願成就を祈る。最終日となる結願の座には洞穴内に入りきれないほどの人が集まった。
 「例えば初弁天は比較的華やかな雰囲気だけど、浴酒供は祈りを捧げるという気持ちが大きくまた違う空気ですね」と池田住職。「真剣な中にピリッとした空気や穏やかな空気が流れてとてもいいものだった」と振り返ってくれた。

1103 2面 リンツァー 平塚の新たな手土産として、平塚産の材料を使った焼き菓子「ひらつかリンツァー」が市内の焼き菓子専門店「ビスキュイテリ マ・コピーヌ」(松元しのぶ代表)より販売される。包装紙は同じく市内の福祉施設「スタジオクーカ」所属のアーティスト二見幸徳さんが制作。地元企業がコラボレーションし、新たな平塚名物を目指す。
 もともとオーストリアの伝統菓子であるリンツァートルテをアレンジし販売していたマ・コピーヌ。だが松元さんは「平塚土産になるようなものを考える中で、お菓子はいいものができるがパッケージが良いと思えなかった」と話す。そんな折りにたまたま二見さんの絵を見て一目惚れ。パッケージの依頼を出したのだという。包装紙にはリンツァーの絵に加え、七夕まつりや湘南平の南京錠、湘南海岸の貝殻が描かれ、平塚の名所をPRしている。
 「若者や女性が他所に住む人に自慢できるようなものを作りたかった」と話す松元さん。コラボをきっかけに材料も見直し、地元の材料を取り入れるなどリニューアルした商品は7日からマ・コピーヌ店頭で販売されるほか、12日に開催される「SunSunマルシェ」でも用意される予定だという。
ビスキュイテリ マ・コピーヌ
住所:平塚市西八幡3−5−6
電話:0463−24−1822(日曜月曜定休)

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 本紙『湘南ジャーナル』を発行する湘南ジャーナル社は今年で創業から45年を迎えました。これも偏に読者のみなさま、クライアントのみなさま、地域のみなさまの暖かいご支援とご協力があったからこそと心より感謝申し上げます。このアニバーサリーイヤーに伴い、湘南ジャーナル社は今月1日、新たにWEBマガジン『PADDLER SHONAN』を創刊いたしました。
 平塚市を拠点に地域情報紙を発行する湘南ジャーナル社は朝日新聞の記者であった創業者の故・徳永修一が抱えた郷土愛をベースに1972年に誕生しました。翌年、日本で初めてのカラー4色刷り地域情報紙『湘南ホームジャーナル(現・湘南ジャーナル)』を創刊。以来、平塚市を中心に湘南地域に密着した情報を毎週発信してまいりました。現在は平塚市・大磯町・二宮町の1市2町のご家庭にポスティングで紙面をお届けしており、発行部数は10万5,500部を数えます。
新メディアの目指すもの
 Paddleとは「漕ぐ・漕ぎ出す」といった意味。連想されるのはサーフィンやカヤックなど湘南に馴染みのあるスポーツです。『PADDLER SHONAN』はこの未知の世界へ漕ぎ出すイメージから「漕ぎ出す人」=「自分らしく人生を切り拓いてゆく人」と着想したローカルライフスタイルWEBマガジンです。
 湘南は、東京に近くありながら、豊かな自然のもとにあり、脈々と受け継がれてきた歴史と伝統、ビーチカルチャーに彩られた魅力的な土地です。ここには自分らしい生き方を見つけて暮らす、この土地に根ざした新たな文化や地域づくりに真剣に取り組む人々「THE PADDLER」が暮らしています。『PADDLER SHONAN』は、そんな人たちの生き様や、取り巻く湘南のムーブメントを紹介しながら、生き方の多様性と可能性、この土地の魅力と可能性をより多くの人に伝えたいと考えています。
エリア・コンテンツ
 湘南に暮らす人々や湘南を愛する人にはもちろん、その家族や仲間にも興味を持ってもらえるようボーダレスなメディアを目指す『PADDLER SHONAN』。『湘南ジャーナル』よりも取材エリアを拡大し、鎌倉から小田原の湘南エリア、さらにその周辺の市町村から情報を発信していきます。また、編集チームには、読者層同様に湘南に住んだりプレイグラウンドとしたりするような、この地に心を寄せる業界のプロが集まりました。これらは全てしっかりと取材・撮影・編集を行い読み応えのある記事を作り、湘南の魅力を広く発信していくため。参加スタッフは皆、『PADDLER SHONAN』のビジョンに賛同し、湘南の魅力を伝えたいという意欲に溢れています。
 コンテンツでは人物にスポットを当てたメインコンテンツ「THE PADDLER」を軸に、文化やスポット、ライフスタイル、隠れた逸材など、有名無名を問わず湘南で輝く存在を多種多様に取り上げていきます。気になる第1回目の「THE PADDLER」は熊澤酒造の熊澤茂吉さん。ぜひご覧ください。
 時代が移ろうと、メディアの形が紙であろうとウェブであろうと、弊社が創業時から大切にしてきたミッションは変わりません。「地域に寄り添い、地域に暮らす人々や文化を繋ぎ、湘南の魅力・暮らしの豊かさの向上に貢献すること」。
 『PADDLER SHONAN』も、もちろん『湘南ジャーナル』も、このミッションをしっかりと受け継いでいきます。

うちのこ1027
慎之助くん
これからもどんどん大きくなってね
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vie
佐藤雄鷹さん
vistro vie店長
平塚で生まれ育ち、いつか自然豊かなこの地で、地元の食材を使ったお店を開きたいt思っていました。都内でシェフの経験を積み、地元平塚でお店を持つことができ、とても充実した日々です。毎日オープンキッチンから見るお客様の笑顔は最高の幸せです。次の目標は、平塚から心を豊かにする食を発信し、日本中の方に注目されるシェフになることです。
-SHOP DATA-
平塚市代官町11-34 AFK201(南口徒歩3分)
tel 0463-86-6292

3面 1027うつわのひ 大磯町内のギャラリーや名所などで様々なうつわに触れられる「第7回大磯うつわの日」が、今月27日から開催される。
 今年は「おいしいうつわ」をテーマとし、料理教室やうつわ製作などのイベントも数多く行われる。49カ所の会場のうち、初参加となる「At GALLERY N’CAFE」では、店主でイラストレーターのたかしまてつをさんの作品を展示する。動物をモチーフにした小皿やオブジェなど食卓を和ませる約50点が並ぶ予定。たかしまさんは「この催しを興味のある店に足を運ぶきっかけにしてもらえば」と話している。◇10月27日(金)~29日(日)。パンフレットは大磯駅前(3日間とも)、大磯港(28日と29日の9~12時のみ)のインフォメーションと各会場で配布。詳細はHPでも。

3面 1027YEG 平塚商工会議所青年部(平塚YEG、牧石高明会長)は19日、今年の湘南ひらつか七夕まつり期間中に実施したチャリティーイベントの売上金の一部を同市と災害協定を結んでいる石巻市へ寄付するとして、平塚市役所を訪れた。寄付金の累計額は80万円を超える。来年は再開発の影響で毎年イベントを行ってきた見附町駐車場が使用できなくなる。牧石会長は「現在、平塚青年会議所が使用している見附台広場をシェアするなどしてまつりを盛り上げることができれば」と話していた。

3面 1027台風被害 今月22日に日本列島を横断した台風21号の影響で平塚市内にも被害が出ている。中でも新港では西側の堤防が20mにわたり破損したほか、フィッシャリーナの受付が損壊、漁具等の散乱、ごみの漂着などの被害が出た。また、大神スポーツ広場、馬入ふれあい公園、平塚競輪場駐車場などが冠水被害を受け、公共施設の使用可否について調査をしているという。なお、人的被害、その他の建物被害はなかった。(いずれも23日15時時点)

1027 オーレ
 21日、台風が迫る雨の愛媛戦を1−0で制した湘南は勝ち点を80に乗せ、ついに自力昇格・優勝に王手をかけた。同日の長崎対名古屋が引き分けに、翌22日の福岡対千葉が福岡の敗戦に終わり、福岡・長崎が勝ち点68に、名古屋が勝ち点66になったため、28日の福岡、長崎の結果次第では試合前に昇格・優勝が決まるケースもある。試合後、曺貴裁監督は「次勝てば決まるとか、あと何ポイント取ったらというふうに来週は散々言われる」とコメントしているので言いたいと思うが、とにかく勝ち点を1でも積めば優勝が決まる。となるとそれがいつ、どこでという話だが、ホームでの昇格・優勝はクラブ史上初だという。ここまでお膳立てされたのなら時は次節岡山戦、場所はBMWスタジアムで勝鬨をあげたい。ここ数年はJ1とJ2を行ったり来たりとなかなかトップリーグへの定着がままならない。そんな中、地道に一歩一歩を積み重ねた結果が今、花開こうとしている。
次節、勝利のダンスは今シーズン最高のものになるか
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1027 2面 揺れない船1メイン 東京大学生産技術研究所の北澤研究室(北澤大輔准教授)が技術マネジメント会社の株式会社マネージメント企画(前田輝夫代表取締役社長)と協働で研究開発する、波エネルギーで走る“揺れない船”の実証実験が18日、ひらつかタマ三郎漁港(平塚新港)で行われた。
 “揺れない船”は、実際に人やものが乗船するキャビン部分と海面に接するフロート部分に分かれている。この2つはバネとギア(歯車)で繋がれており、加速度センサーの信号に応じてギアが動くことでキャビンの揺れを1/4以下にすることができるという。同時に波のエネルギーを吸収することで発電も可能。この電気を船の動力に使うことで3割程度の燃料削減も見込む。加えてキャビンを水平に保つ傾斜センサーなど様々な技術が搭載されており、世界的にも先進的な研究という。
 今回の実験船は全長3.3m、全幅2.1mの2人乗りと小型のものだが、将来的にはエネルギー削減が求められている漁船、揺れの抑制が重要な洋上作業船、観光やレジャー用の船などに広く応用が期待される。北澤准教授は「3年後までを目安に実際の船に機能を搭載できれば」と展望を語った。
 今回の実験は、研究開発を行う東京大学生産技術研究所が波力発電関連分野での新産業創出などで平塚市と協力し、平塚海洋エネルギー研究会を設置している縁から実現した。漁業関係者の協力を得て実験船を相模湾沖まで曳航し、揺れの程度やエネルギー効率などをデータ採集した。実際に目に見えるほどの効果もあり、今後の実用化に期待がかかる。
【写真上】“揺れない船”には学生が乗り込み作業を行なった
【写真下】バネ機構で波のエネルギーを吸収する/漁船に引っ張られながら情報を収集する

1027 2面 地下道ミュージアム1 平塚駅前広場地下道の魅力向上のため、パブリックアートで地下道を彩る「平塚地下道ミュージアム」が開設される。現在、来月3日の落成式に向けて、参加アーティストらによるライブペインティングなどが行われている。
 この試みは平塚市袖ケ浜の若手芸術家によるスタジオ「1761studio」と、同市明石町のハンディキャップを持つ人が活躍するギャラリー「GALLERY COOCA」の関係者らが中心となって構成されている「平塚まちなか美術館実行委員会」(北澤桃子実行委員長)と市がコラボレーションしたことで実現したもの。同委員会は昨年、公園通り新仲商店街の建設現場の仮囲いに壁画の制作を行い、市民を中心に反響を得ていた。
 地下道の南北通りを中心に16人のアーティストが作品を展示するほか、地下道駅側の階段が、今年の七夕まつりで公式グッズのデザインを手がけた横溝さやかさんのイラストによってラッピングされた。北澤実行委員長は「作業中の作家に声をかけて頂いたりと、既に反響を感じる。普段、美術館などに行かない人も通勤・通学で通る場所なので新たな気づきなどを感じてもらえたら嬉しい」とコメント。これらの作品は基本的に常設展示となり、3年を目処に補修や絵の架け替えなどを検討したいとしている。
 3日の落成式では作家らによる展示作品の解説やガールズライブペイントユニット「ENOWA」によるライブペイント、DJによる演奏などが行われる予定だ。

1027 2面女性会 北海道札幌市で6日・7日に開かれた「第49回全国商工会議所女性会連合会北海道全国大会」で、平塚商工会議所女性会(佐藤則子会長)が取り組む循環型社会事業が高く評価され、全国416ある女性会の中で最優秀賞(日本商工会議所会頭賞)に輝いた。
 同女性会ではかねてよりエコキャップ回収活動を精力的に実施しており、地域の企業・学校などの協力も得て、ここ4年間で約9トンを回収。この収益金と毎年行っているチャリティコンサートやバザーでの収益金を合わせ、83台の車椅子を平塚市に寄贈してきた。これらの取り組みが「目に見えるボランティア」として好評を得て、評価された形だ。
 さらに前会長の嘉山公子さんは個人でも特別功労者として表彰を受けダブル受賞となった。大きく変革していく時代の中で、地域のオピニオンリーダーとして今後も大いに期待されている。
【写真】表彰を受ける佐藤会長 (同女性会提供)

1027 2面ざる菊 平塚市の長持熊野神社では、地域の人が育てた鉢植えのざる菊を飾る「第5回ざる菊まつり」が来月2日(木)から開催される。
 この催しは「菊花を楽しむ会」が行うもので、最初は会員10人ほどで始めた。その後、毎年初心者を交えて勉強会を開き、今では約50人に。昨年からは隣のしまむらストアー長持店も会場に加わった。今年は赤や黄色、白のほか、白から紫へと色が変わる珍しい品種など500鉢ほどが展示される。また会場には竹灯篭(17時~18時)とぼんぼりが灯され、夜間のライトアップも行われて趣ある空間で菊を眺めることができる。
 このまつりを通じて地域のまとまりもできたと言う同会の田中敏夫さん。「神社と菊を一緒に楽しめるところはあまりないので、ぜひ多くの人に見てもらえたら」と話している。駐車場あり。5日(日)まで。
【写真】去年の様子(森野滋司さん提供)

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 「湘南二宮・ふるさと炭焼き会」(井上光正会長)は、里山の保全活動を続けて17年になる。荒れた山林の木を伐り出しての炭作りや、里山の原風景を残すための活動など様々な事業を行う。現在その中心は林業経験のない元サラリーマン。第二の人生で頑張れることを見つけた人たちが、新たな参加者と力を合わせている。
 この会が発足したのは平成12年4月。高度経済成長期に薪や炭の需要が激減し、林業の担い手が減少したことから、二宮町内には整備もなく放置され荒廃が進む里山が出ていた。当時の古澤吉郎元町長の働きかけもあり、里山に必要な手を入れて再生し環境を保全しようと会が立ち上げられた。
 現在の主な活動内容は炭の製造。町内と中井町の山林で増え過ぎた木や竹を伐り出し、それを使って木炭と竹炭、そして炭焼きの副産物であり入浴剤や害虫の忌避剤として使われる木酢液と竹酢液を作っている。また里山の景観を残すため、高齢化などを理由に使われなくなった田んぼや果樹園を補修・整備し米作りも行う。今年7月には各地の森林・林業に関わる団体が集まる「関東・山梨ブロック林業グループコンクール」の県代表に選ばれ、活動内容を発表するなどその活動が認められている。
より良い方法を求めて工夫
 同会の炭焼き窯があるのは、二宮町一色の林の中。木炭用と竹炭用の2つがあり、その中に木を隙間なく詰める。そして窯の入り口で火を起こし、煙突から出る煙が80℃になると入り口をほぼ塞いで、木は2日半、竹は1日半そのままおくと炭ができる。
 現在35人いる会員の多くが60~70代の退職した元サラリーマン。第二の人生の過ごし方を模索する中で、知り合いに声をかけられたり、会のHPを見たりして加入したという。炭焼きは先輩たちから教わった方法を受け継ぎつつ、より品質の良いものを効率よく作るために改善を重ねている。以前は煙の温度を手のひらの感覚で判断していたが、出来上がりにばらつきが出ないよう、今は温度計を使って1時間ごとに計測。良い炭ができた時の温度変化をグラフにして、それと同様の変化になるよう火の強さや空気の入り口の大きさなどを調整する。ただ事務局の中條 茂さん(68)は「材料となる木は種類も太さもバラバラな上、天候にも影響されるので、同じようにするのは難しい」と話していた。
移住者と地域をつなぐ
 炭焼き会の発足から17年。市民活動団体の中には、高齢化などにより継続が難しくなる団体も少なくない中、炭の販売先を確保している同会には毎年30人前後が参加し、今も月に6~9回集まって定期的に活動を続けている。
 そこに今年、若手が4人入った。そのうち末永 郁さん(36)と川尻哲郎さん(55)は無農薬農業を目指して二宮町に移り住み、地域活動に参加しようと加入した。川尻さんは「斜面で木を伐る作業が大変で、最初は『ボランティアなのになんでここまでやるの』とカルチャーショックでした」と振り返る。しかし会員の紹介で畑を借りられ、人参などの栽培を始めることができた。こうして会の活動は、移住者と地域とのつながりを作り出すことにも役立っている。
 雑木林を切り開いたりチェーンソーを使っての薪割りなど作業はかなりの重労働である。なぜ活動を続けているのか尋ねると、口々に「みんなで“一杯やる”のが楽しいからですね」とニヤリ。昔の肩書きは関係なく、時には作業の改善点や里山の将来への思いをつまみに意見を交わし合う仲間の存在が、活動の原動力になっている。
◇同会の製品は二宮町観光協会売店(☎︎73-1208)などで販売されている。また11月19日(日)の「湘南にのみやふるさとまつり」(会場=ラディアン)にも出店。活動の詳細は同会HPまたは中條さん(☎090-7230-3708︎)まで。
【写真】良い炭ができた時の温度変化のグラフ/同会の製品/里山の景観を残す活動も

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あつひとくん
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大切にしてね
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1020 私は今
美容室çava
杉山なつみさんからのご紹介
鈴木貴紗乃さん
モデル
 私は平塚で生まれ育ち、18歳の頃仕事で東京へ移り住みました。そして昨年平塚へ戻って来ました。小さな頃から当たり前だった広い空、湘南の潮風の心地よさを今、実感しています。
 私の愛犬にとっては初めての地になるのですが、平塚にはドッグランに行かずともビーチがあり、広い公園がたくさんあるので大満足。だそうです。
長い人生、住みたい街はまだまだありますが平塚が私の故郷であり、ここが私のアナザースカイ!

1020 2面学童 保護者が仕事などで不在の小学生に対し適切な生活の場で遊びを主とした健全な育成活動を行う「放課後児童クラブ」。その一つ岡崎学童保育会が10日、市立岡崎小学校の校内へ移転した。
 放課後児童クラブは学童保育とも呼ばれ、市内には現在39のクラブがある。市では社会福祉法人や保護者会などに運営を委託。今年4月現在1年生から6年生までの1647人が放課後や長期休暇に利用し、その32%が1年生である。
 クラブの施設は今年4月時点で、ほぼ半数にあたる19カ所が民間の借家を利用。その他は小学校の余裕教室7カ所、小学校そばに市が建設した専用施設4カ所、市役所分庁舎3カ所、私立こども園1カ所、民間保育園3カ所、民間幼稚園2カ所となっている。
 市では児童の安心安全な居場所の確保を目指し、民間の借家を利用する放課後児童クラブについて、条件を満たす場合に校内への移設を進めており、昨年度までに6校に7つのクラブが移設された。
 今年度は、施設が老朽化したり子どもが増えて手狭になったりしていた岡崎学童保育会と神田相模学童クラブについて、市がそれぞれ岡崎と神田の各小学校へ移設するため整備を実施。岡崎学童が使う部屋は畳敷きになり、児童が体調を崩した際の静養スペースとして区切るためのカーテンレールが取り付けられた。移転で受け入れ人数が増え、3人いた待機児童も解消された。なお神田相模学童は来年4月から移転する。
 市内のクラブのうち6学童で作る平塚市学童保育連絡協議会の伊藤千華会長は「市が建設する専用施設が一番望ましいが、予算や土地確保などの面で難しい中、耐震性もあり安全な学校内移設への働きかけに感謝している。ただクラブは子どもたちの生活の場であることを思うと、今までできていた過ごし方が同じようにできるのか、地域とのつながりが減るのではないかなど子どもの生活が制限されるのではないかとの心配もある。そうした課題の解決には、各学童が学校や地域、市とコミュニケーションをとって進めていく必要があるため、より良い学童保育の実現に向けて一緒に考えていきたい」と話している。
【写真】岡崎小学校内の岡崎学童保育会の部屋

1020 2面高麗山芸術祭 大磯町の高来神社(高麗)を会場に、竹灯りなどのアート作品を音楽と共に楽しむ「大磯高麗山芸術祭」が、今月28日(土)29日(日)に開催される。
 2回目の今年は、実行委員会と高来神社の氏子総代会の共催で行うことに。展示される作品の一つは、同町在住の現代美術作家・石塚沙矢香さんが、光り輝く蛸が千手観音に姿を変えたという「御船祭」の由来から着想し、以前漁で使用した船の周りに様々な形に割った鏡を貼付けるもの。船の入手や運搬には総代会のメンバーが協力した。また製作にあたって手伝いも募り、氏子や近くの住民らが参加している。実行委員会の大塚由美子さんは「地域の人を巻き込むことで今年も開催できる」と喜ぶ。
 実行委では、作品製作やイベントを手伝うサポーターを募集中。また21日10時から、当日飾る竹灯り製作のワークショップを開催。詳細は同芸術祭HPやFacebookページまで。
【写真】鏡を貼り付けている船(左端が石塚さん)

1020 2面JC 公益社団法人平塚青年会議所(守屋宣成理事長)は14日、10月例会の中で、自らが主催し今年の8月に開かれた「ひらつかスクール議会」を振り返った。
 同議会は現役高校生らが議員となり、落合克宏市長に意見や要望を提言する試み。大きく「七夕」「リトアニア」「中心商店街」の3つの委員会にわかれ、若者の目線からまちづくりに切り込んだ。委員らは来場者らに対して提言内容などを報告。それぞれの取り組みは提言に止まらず実際の行動に移していくフェーズにあることを訴え、広く協力を呼びかけるなどしていた。
 また、若者と政治を繋げるNPO法人Youth Createの原田謙介代表理事をコーディネーターにしてのトークセッションも行われた。責任世代である大人に望むこととして「金銭面や人脈で協力してほしい」といった要望が高校生議員たちから上がっていた。

1020 2面大磯給食 異物の混入が相次ぎ大量の残食が出ていた大磯町の中学校給食について、町教育委員会は12日、休止を発表した。16日から生徒全員が弁当持参となっているが、家庭からの弁当の持参が難しい生徒への対応を急ぐ声が上がっている。
 町教委では、問題が明らかになった先月19日以降に希望者の弁当持参を認め、生徒数(約760)人のうち給食を食べる生徒は約35%となっていた。そして今月に入り、業者が調理配送事業の継続が困難であるとの意向を示したことから、町教委は13日での給食休止を決め、11日の説明会で保護者に弁当持参を依頼した。
 16日に行われた町議会の議員全員協議会で、中﨑久雄町長は「給食を食べられない子どもに対して申し訳ない」と陳謝した。議員からは弁当の持参が難しい生徒への対応を急ぐ意見が相次ぎ、町教委から新たな事業者を探していることと共に、現在は地元の業者による弁当販売や登校時の購入を認めるなどの対応を検討していることが報告された。

1020 2面テクノフェア 製品や新たな技術の紹介を行う「湘南ひらつかテクノフェア2017」が、今月26日(木)から28日(土)までの3日間、ひらつかサン・ライフアリーナで開催される。
 今年は91の企業や団体が出展。27日15時からは、各社がプレゼンで製品や事業などを情報発信する「テクノビジネスプロモーション」を開催。また講演、ものづくりやロボットの体験コーナーもある。時間は10時〜17時(28日は16時まで)。◇問い合わせ=平塚商工会議所☎︎22−2512

1020 2面ほっとミーティング 落合市長と市民が直接語り合う「市長と語ろう! ほっとミーティング」が11月22日(水)19時から神田公民館で開催されるにあたり、市では参加者を募集している。
 田村・大神地区に在住・在勤・在学の人が対象で、定員は15人(超えた場合は抽選)。応募方法は、氏名・住所・電話番号・「子育て」「高齢者福祉」「安心安全」の中から関心あるテーマを選び電話かメール(jousou@
city.hiratsuka.kanagawa.jp)で。締め切りは今月27日(金)。◇問い合わせ・申込=市市民情報・相談課☎︎21−8764

1面1020-1
 待ちに待った新米の季節、平塚・大磯・二宮エリアで最も注目を集めている米といえば「はるみ」だと言い切っていいだろう。今年2月には、平成28年度の日本穀物検定協会による「米の食味ランキング」で、5段階のうち最高となる「特A」の評価を県内産の米で初めて受けた。ランキングが発表されるとあっという間に昨年度の収穫分はほぼ完売状態。今号ではそんなはるみの魅力にスポットを当てる。

 この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、収穫の様子やJA職員へのインタビューなどをお送りします。今回の番組は10/23(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 特Aの評価を受けるや否や、大反響を呼んだはるみ。先月29日から始まったJA湘南による新米の発売時には、JA湘南大型農作物直売所あさつゆ広場で1日に約4.5tを売り上げた。販売開始前から問い合わせが来るなど、ランキングの発表から半年経った今もその話題性は健在だ。
 はるみは「湘南の晴れた海」を名前の由来に持つコシヒカリとキヌヒカリの掛け合わせ品種。2016年には神奈川県水稲奨励品種に決定し、それまで県の主力品種であったキヌヒカリの後継品種として普及がすすめられようとしてからわずか1年。食味ランキングに初出品で特Aの認定を受けた。
 食味は甘みがあり、もっちりした食感が特徴。冷めても味が落ちないため、おにぎりなどにもぴったりだという。また、生産者側にとっても、短稈(丈が短い)で倒れにくく、穂発芽(収穫前の種子から芽が出てしまうこと)しにくいといった特徴を持つはるみには大きな期待がかけられた。
生産の現場は
 そんなはるみだが、収穫直前の9月半ばごろに日本列島を襲った台風は農家の頭を悩ませたようだ。倒れにくいという特徴を持つものの、風の影響は予想以上で倒れる稲穂も少なくなかった。はるみの生産量は昨年に比べて多くなったが、それだけに試行錯誤の段階でもあり「まだ栽培のキモのようなものは掴みきれない」と話す生産者もいた。それでも9月下旬には順調に収穫、出荷が進んでいった。食味も期待通りだったようで10月に入っても予想以上の売れ行きをキープ。JA湘南では今年、申し出数量からすると約670tを集荷する予定だという。
 今回取材班では、地域力の強化を目的に発足し、活動の1つとして米作りに取り組む「今里西の会」(斎藤靖彦代表)で稲刈り体験をさせてもらった。現代では田植えから刈り取りまで、その工程の多くで機械を使うのが当たり前だ。だが歴史を紐解けば稲作が始まって何百年もの間は多くが手作業だった。実際に体験するとこれが大変な作業で、日常的に米を消費している裏には多くの人の働きがあることを実感できた。
気になるお味は
 さらに同会の協力のもと、試食会も行わせてもらった。新米ということで炊飯器の目安の水分量より、気持ち水を少なめにセット。それでも炊き上がったはるみはかなりの粘り気を持っていた。実際の食味も前評判通りで、甘みが強く、米の旨味が強く感じられた。といっても変な甘さではなく、口の中に残る余韻も楽しめる。今回は炊きたてをいただいたが、これだけしっかりした味わいであれば冷めても味が落ちにくいというのはその通りなのだろう。取材を通して多くの人にどういう食べ方が美味しいか尋ねてみたが「塩をちょっと振った程度のおにぎり」を勧める人が多かったのも頷ける。
 次回の食味ランキングにも期待したいはるみ。あさつゆ広場では精米4.5kgで1,800円他で販売しており、その場で精米してもらうこともできる。現在は日本全国で様々な品種の米が開発され、栽培され、販売されている。そんな中ではるみが、平塚が全国に誇るブランド米になるのも夢ではないだろう。神奈川に、平塚に住むのであれば一度はその味わいを口にしたいものだ。
【写真】
はるみの新米を前にSCN井手アナウンサーもこの笑顔

1013 映画連載
『アウトレイジ 最終章』(2017/日本)

出演:ビートたけし/西田敏行/大森南朋/ピエール瀧 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
いつの頃からだろう、ビートたけしのお笑いが面白くなくなったのは。漫才ブームの絶頂期、たけしは「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などの不謹慎ネタでお笑いのタブーを打ち破った。「破壊」こそが、たけしの笑いだった。しかし、後発の芸人たちが追随したことで、タブーはスタンダードに変わった。たけしが北野武として、映画監督の道を歩み始めたのはその頃だ。『その男、凶暴につき』は、映画のスタンダードを「破壊」することで、たけし的センスが炸裂した傑作であった。武はたけしの武器であった言葉=セリフをそぎ落とし、映像を武器にした。しかし、その武映画もスタンダードとなった。『アウトレイジ』ではセリフを解禁し、罵声飛び交うヤクザ漫才と「お笑いウルトラクイズ」さながらの殺人バラエティに仕立てた。たけしが武を「破壊」したのだ。ところが、最終章は一味違う。たけし演じる大友は旧世代のヤクザとして暴走、退場していく。「破壊」の後には寂しさが残る。円熟なのか、次なる「破壊」の前の静けさか。やはり武は面白い。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
1013 オーレ
 ホームに水戸を迎えた7日のゲームを野田・高橋のゴールなどで制した湘南ベルマーレがいよいよ昇格に王手をかけた。3位のV・ファーレン長崎がFC町田ゼルビアと1−1で引き分けたため、残り6試合で両チームの勝ち点差は13に広がった。次節15日に湘南が名古屋グランパスに勝ち、長崎がレノファ山口FCに敗れると、湘南の2位以内が確定し、1年でのJ1復帰が決まる。
 この日は後半から投入された野田と高橋の“元名古屋コンビ”が共にゴールをあげ、采配が的中。シーズン当初から在籍し、試合には出場しているもののFWとしてゴールという成果を量産できずに苦しんできた野田は天を仰ぎピッチに膝をついた。対照的なのは高橋。7月に名古屋から移籍してきて以来、この試合が初めての試合出場だった。ピッチに入ってからわずか3分あまり。こぼれ球に飛び込み右足で決めた。87分には相手のオウンゴールもあり、堅実に試合をものにした。
 これで12試合負けなし。このまま昇格、優勝と期待は膨らみ浮き足立つ気持ちもあるが、曺貴裁監督は「最終戦までまだあと6試合もあるわけで、それに向けてやるべきことをしっかりやっていくだけ」と淡々とコメント。地に足はついている。あとは勝ち続けるだけだ。名古屋の次は再びホーム2連戦が待っている。
天を仰ぐ野田。まだまだ彼のゴールをみたい
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

 先月28日に解散したことで実施される第48回衆議院議員総選挙が10日、公示され平塚・茅ヶ崎・大磯・二宮の2市2町を選挙区とする神奈川15区では3人が立候補に名乗りをあげた。
 立候補したのは前職で外務大臣の自民党・河野太郎氏(54)、希望の党から新人の乃木涼介氏(53)、社民党新人の佐々木克己氏(61)の3人。
 小池百合子東京都知事が代表を務める新党が衆院の解散直前に旗揚げされたことで注目を集める今回の選挙。選挙権が18歳に引き下げられて初めての衆院選ということもあり、若者の選挙に対する動向にも注目が集まる。投票日は今月22日で即日開票される。

1013 2面総合教育会議 民意をより反映した教育行政の推進を目的とする「平塚市総合教育会議」の今年度第1回会議が5日開催され、中学校の昼食をテーマに、現状や給食実施にあたっての課題などが報告された。
 会議には落合克宏市長と吉野雅裕教育長、4人の教育委員会委員が参加。まず教育委員会の担当者が、市内の児童・生徒数が減少すると共に県内でも中学校給食を実施する自治体が増えたため、来年度中に中学校昼食の方向性をまとめる「中学校昼食検討委員会」を設置したことを報告。委員からは「給食は食生活のお手本であり将来にわたる教育効果が大きい」といった意見が出された一方で、教委からは給食実施の場合新たな共同調理場建設に40億円以上、加えて各校内での改修も必要との見通しが示された。吉野教育長は「学校の意見を取り入れつつ丁寧に議論する必要がある」と意見を述べた。

1013 2面 交通安全_2 平塚警察署(村松康夫署長)は10日、長年にわたり安全運転に務めたことに対して冨田泰平さんと岩本敏男さんの2人に優良運転者表彰の表彰状を贈った。
 この賞は自動車運転者の模範となり、交通安全に貢献した人に贈られるもの。岩本さんは自身が防犯協会などの活動をしていることもあり「みんなの模範にならなければいけないので交通法規を守って賞をいただけるのは嬉しい」と笑顔を見せた。
 また、同日には先月8日に開催された県民のつどいで防犯や青少年育成の活動などが評価され表彰された高橋克男さん、齋藤茂男さん、早川一実さん、吉川和男さんも平塚署を訪れ、改めて署長から賞状を手渡された。
【写真】左から村松所長、高橋さん、齋藤さん、早川さん、吉川さん、岩本さん/表彰を受ける岩本さんと冨田さん(右)
1013 2面 交通安全_1

1013 2面 消防 平塚市危険物安全協会(中澤和也会長)が主催する第50回消火競技大会が6日、相模川河川敷の加和楽会グランドで行われ、14事業所から25チーム、100人が参加し日頃の鍛錬の成果を発揮した。
 競技は屋内消火栓操法の男子の部・女子の部、小型ポンプ操法の部の3部門で行われた。いずれも自衛消防隊員としての節度や操作の所要時間が審査対象となる。同協会は昭和43年に創立。市内には横浜、川崎に次いで県下では3番目に多い928の危険物許可施設があり、これら危険物災害の防止についての各種事業を展開している。
 屋内消火栓操法男子の部では株式会社パイロットコーポレーション平塚事業所が、女子の部では関西ペイント株式会社開発センターが、小型ポンプ操法の部では横浜ゴム株式会社平塚製造所工業資材工場がそれぞれ優勝した。

1013 2面 空手 ロシア連邦モスクワで来月4日・5日に行われる第1回世界硬式空手道選手権大会に出場する3選手が3日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 出場するのは平塚学園高校3年の笠原希帆さん(18)、会社員の吉岡大弥さん(21)、平塚工科高校2年生の近惣佑太さん(17)の3人。笠原さんは女子18歳以上54kg以下の部、吉岡さんは男子18歳以上75kg以下の部、近惣さんは男子16〜17歳73kg以下の部にそれぞれ出場する。硬式空手とは防具をつけて直接打撃を行う空手の1種。寸止めではないためその試合の激しさも魅力の一つだという。訪問時には組手の練習を実際に披露する一幕もあり、関係者からは驚きの声が上がっていた。
 3人は「日本にトロフィーを持って帰る(笠原)」「優勝を狙っていく(吉岡)」「勝っても負けても自分の力を出す(近惣)」などそれぞれの抱負を語った。

1013 2面 トークライブ-1 大磯生まれで明治大正の人気演歌師・添田唖蝉坊の魅力を語り、その歌を披露する「カンカラ三線演歌師 岡大介トーク&ライブ」が今月23日(月)、大磯城山公園内の旧吉田茂邸「金の間」で開催される。
 添田唖蝉坊(1872~1944)は、明治大正に社会の矛盾を風刺するいくつもの流行歌を世に出した。第64回おおいそ文化祭特別企画として生誕145年にあたる今年、その魅力を広く伝えようと、唖蝉坊の曲を歌い継ぐ演歌師・岡 大介さんを招く。
◇10月23日(月)11時と14時開演の2回。開演前に30分の学芸員による邸内案内。参加費500円(入館料)。各回定員40人、要申し込み。問い合わせ・申し込み=町教育委員会生涯学習課☎︎61−4100(代)。
【写真】会場となる旧吉田茂邸の「金の間」/トーク&ライブに出演する岡 大介さん
1013 2面大磯トーク&ライブ-2

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 県内でも珍しい相模人形部がある県立二宮高等学校。入学前から興味を持ち入ってくる生徒はもちろん、誘われて入った生徒もその面白さを感じて練習を続け、今年は6回目の全国高等学校総合文化祭出場も果たした。今月22日の「第43回二宮町民俗芸能のつどい」に招待芸能として出演する同部の生徒らに話を聞いた。

 相模人形芝居は相模国(県中部から西部)に伝わる人形芝居で、一体の人形を3人で操るのが特徴である。浄瑠璃(三味線を伴奏とする語り物音楽の一種)に合わせて、カシラ(首)と右手は主遣い、左手は左手遣い、両足は足遣いがそれぞれ操作する。県内の高校で同様の部があるのは他に厚木東高等学校だけである。
全国大会目指して部員集め
 部員たちは、日本の伝統文化に触れられると自ら入部してきた生徒が多い。片倉真紘さん(1年)は、小学生の頃相模人形芝居を見た経験があり興味を持っていたところ、高校に同部があったことから入部を決めたという。
 一方で、顧問らの勧誘をきっかけに入った生徒も多い。顧問5年目の小辺江美教諭は、昨年夏に広島県で行われた全国高等学校総合文化祭(総文祭)に派遣され、各地の高校生が伝統芸能に取り組む姿に「全国でも人形芝居をやるところが少ない中、同校も出場してアピールしたい」と考えた。ただ部員は当時3年生と1年生の計4人しかおらず、大会出場には足りない。小辺教諭らは、困っている時に助けてくれそうな生徒に声をかけ部員集めを始めた。
 その思いに応えて入った1人が下澤 光さん(3年)。「体験の時に先輩や先生に丁寧に指導してもらった。何か自分にできることがあればやりたい」と思って入部を決めたという。
 部員たちは少しずつ仲間を増やしながら練習を重ね、昨年12月の県の総文祭で教育長賞を受賞。5年ぶりとなる全国総文祭への出場を決めた。ただこの時使った大道具が全国総文祭では使用できず、同じ演目では出場できない。新しい演目に挑戦するためには最低12人必要で、何としてもさらに部員を増やす必要があった。

相模人形の面白さ

 そして4月、みんなの熱い勧誘が実って新たに5人の1年生を迎え、部員は13人に。ようやく新演目「坂田金時怪童丸物語 下鴨神社の段」に取り組めることになった。ただ8月の全国総文祭まで4ヶ月、人形の振りや道具の動かし方など覚えることが山のようにあった。人形の指には関節があり、一つ一つの振りで細かい動きが表現できる。部長の横川珠悠さん(2年)は「うまくいけば生きているような動きができる」とその魅力を語る。また一体を3人で動かすので、高尾あゆみさん(2年)は、「1人(の動き)がだめだと人形がだめになるから、気を抜けない」と言う一方で、片倉さんは「3人で一緒にやるのが楽しい。足の動きがうまくいかなかったが先輩に手伝ってもらって褒められるようになった」と、3人で心を合わせる楽しさも感じている様子である。
 長年指導にあたるのは、小田原市を活動拠点とする相模人形芝居下中座(国指定重要無形民俗文化財)の林 美禰子座長ら。毎週のように練習に参加し、人形や道具も下中座から貸し出して、同部の活動を大きく支えている。
 そして迎えた8月の宮城県での全国総文祭。本番前も皆で励まし合って練習の成果をそのまま出せたといい、奥野未夢さん(2年)は「終わった時は『できた!』と達成感一杯でした」と振り返る。
 小辺教諭も「林さんたちや入ってくれた部員たちなどいろんな人に助けられました」と話し、多くの人の思いが繋がってようやく実現した全国への出場を喜んでいた。
 22日の「つどい」で同部は全国総文祭での演目「怪童丸物語」を上演する。中には、金太郎(怪童丸)が姫を守ろうと大きなムカデと戦う場面があり、横川さんは「動きがアクティブでやっていても楽しい」と話す。内容も分かりやすいといい、これまで観たことのない人も江戸時代から続くこの伝統芸能に触れてみるきっかけにしてみてはどうだろうか。
◇第43回二宮町民俗芸能のつどい
・日時=10月22日(日)10時~
・会場=二宮町ラディアンホール
・入場無料。招待芸能2団体と祭囃子、雅楽、獅子舞など町内15団体が出演。
・問い合わせ=町教育委員会生涯学習課☎︎72-6912
【写真】この日の練習には部員11人が参加。/全国総文祭での様子(同校提供)

1006 オーレ
 ホームに金沢を迎えた1戦は前回アウェー戦とはうって変わって計6本のゴールが生まれる打ち合いとなった。と言っても、湘南は終始優勢に試合を進めた。まずは開始からわずか10秒あまり、華麗なパスワークから山田直輝がゴールを決めると前半のうちに2ゴールで金沢を突き放す。後半に入ると久々に戦列に復帰した菊地俊介にもゴールが飛び出し、その存在感を鮮烈に残した。金沢は1点を返すも、アンドレバイアにもゴールが生まれ4−1とリードしたまま試合は後半アディショナルタイムへ。だがここで金沢の意地が湘南のゴールを割る。点差と残り時間を考えれば、スマートに試合をクローズしたかった。が、そんなに甘いものではないのか。水を差された感もあるがともあれこれでまた優勝へは一歩近づいた。Xデーはいつか。ぜひホームで歓喜の時を迎えたい。
誰もが待っていた男が帰ってきた
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
1006 オーレ
 ホームに金沢を迎えた1戦は前回アウェー戦とはうって変わって計6本のゴールが生まれる打ち合いとなった。と言っても、湘南は終始優勢に試合を進めた。まずは開始からわずか10秒あまり、華麗なパスワークから山田直輝がゴールを決めると前半のうちに2ゴールで金沢を突き放す。後半に入ると久々に戦列に復帰した菊地俊介にもゴールが飛び出し、その存在感を鮮烈に残した。金沢は1点を返すも、アンドレバイアにもゴールが生まれ4−1とリードしたまま試合は後半アディショナルタイムへ。だがここで金沢の意地が湘南のゴールを割る。点差と残り時間を考えれば、スマートに試合をクローズしたかった。が、そんなに甘いものではないのか。水を差された感もあるがともあれこれでまた優勝へは一歩近づいた。Xデーはいつか。ぜひホームで歓喜の時を迎えたい。
誰もが待っていた男が帰ってきた
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
1006 私は今
無国籍料理&BAR SAD CAFE
同前伸一さんからのご紹介
杉山なつみさん
美容室çava
 生まれ育った平塚で店を構え7年。1人で仕事をしていると世界は狭くなりがちですが、お客様や友人、仲間と対話することで広い世界を見ることが出来ています。
 ともすれば隣の芝生は青いと思いがちですが、私の芝生も青いのだと気付けるのも人との繋がりのおかげです。
 これからもたくさんの人と繋がり、私の小さな世界を大きくしていきたいと思っています。

1006 医療連携 平塚市(落合克宏市長)は1日、医療機関や介護関係者の連携を推進するための相談窓口として「平塚市在宅医療・介護連携支援センター」を平塚栗原ホーム(立野町31−20)内に設置した。これに伴い平塚市、平塚市医師会(久保田亘会長)、平塚歯科医師会(増井峰夫会長)、平塚中郡薬剤師会(今井裕久会長)、平塚市社会福祉協議会(木川康雄会長)の5者によって、相互協力協定の締結式が市役所で行われた。
 同センターは医療や介護の情報収集とともに2者間の連携を図り、医療・介護関係者からの相談を受け付ける窓口。市民からの相談窓口は地域包括支援センター(高齢者よろず相談センター)に1本化するのに対し、あくまで医療・介護の現場で働く人々を下支えする役割だ。市内の病院・診療所や居宅介護支援事務所、介護サービス事業所や薬局などを利用する市民からの相談を受けたそれぞれの事業所の横のつながりをサポートする。センターは市からの委託を受けて社協が運営するが、この運営業務のサポートを医師会・歯科医師会・薬剤師会の三師会と平塚市地域包括ケア推進課が担うことになる。
 これらは、いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる2025年に向け、医療や介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で生活が続けられる地域包括ケアシステムを構築する国の方針に準じて設置された機能。県内でも平成28年12月の段階で10の市町村が同様の機能をもった窓口や機関などを設置。平成29年には20市町村に及ぶ見込みという。
 締結式に出席した面々は「シームレスな連携に努力したい(久保田医師会長)」、「歯科は直接命を救うわけではないかもしれないが、食を通じて生活を守るという部分で貢献したい(増井歯科医師会長)」、「三師会が協調していけるよう情報提供やバックアップをしていく(今井薬剤師会長)」などと抱負を語ってくれた。

1006 2面秋バラツアー1 春だけでなく秋にも見頃を迎える平塚のバラをテーマに、鑑賞に加え料理や食用バラの摘み取り体験も楽しめる「みて・食べる! 秋のバラ満喫ツアー」が初めて、今月30日に開催される。
 市では、女性が一度気に入るとリピーターになったり口コミで良さが広がったりと、波及効果が比較的期待できることから、そのニーズに沿った提案を行って商業、農業などの活性化を図るため、市の産業振興部に所属する女性職員で昨年6月に「なでしこプロジェクト」を立ち上げた。今年度は5人がメンバーとなり、バラのシーズンとしてすっかり定着した春だけでなく、秋もバラの季節であると市民に向けてPRしようと今回のツアーを考案した。
 ツアーは貸切バスを利用。まず湘南平展望レストランFlatで、「ばらジャム」を使った「やまと豚のローストポーク」など特別コースの昼食を味わう。その「ばらジャム」の製造と材料となる無農薬の食用バラを生産する「横田園芸」も訪問。普段はできないハウスの見学と摘み取り体験が楽しめる。その後関東有数の品種数を持つ「花菜ガーデン」で、ボランティアガイドの解説と共にバラを鑑賞する内容となっている。
 企画した職員らは「今回、商業や農業、観光の事業者が連携し普段行けない場所もバス1本で回れるツアーになった」「今まで知らなかった平塚の魅力を再発見してほしい」と参加を呼びかけている。また、好評なら来年の開催も検討したいとしている。
◇日時=10月30日(月)10時30分~15時30分、料金=4,500円、対象=市内および隣接市町村に在住・在勤・在学の人、募集人数=24人、募集期間=10月10日(火)~20日(金)(抽選)、申込先=電話または FAXで(有)ビックパワー☎︎34−2306、FAX31−6701、チラシを市の施設で配布する他、市HPでも詳細が見られる。
1006 2面秋バラツアー1
1006 2面秋バラツアー2

1006 2面コミュニティバス 二宮町で公共交通機関を補完するコミュニティバスに、今月2日から割引システムが導入され、町PRキャラクターのニーノとミーヤが描かれるなど車体も一新された。
 同町では平成14年から同様のバスが運行されているが、近年利用者が減少。昨年度は1日あたり42人と目標の100人を大きく割り込んでいた。そこで、誰でも購入できるタイプと高齢者や子育て世代が購入できるタイプの2種類の割引手形を発売した。町の担当者によれば、子育て世代を対象とするコミュニティバスの割引システムは県内で初めてという。また、運転免許証を返納した町民が1回に限り割引手形を無料で受け取れる制度も開始し、すでに10件ほどの問い合わせがあったという。
 同時に、町内を循環するようにルートを変更したほか、ダイヤも覚えやすくするよう見直した。町の担当者は「多くの人に利用してほしい」と話していた。

1006 2面里山 実りの秋、平塚市土屋で家族連れや大学生らが稲刈りや芋掘りなどで里山を体験する催しが先月30日に行われた。
 これは、里山の体験を通じて自然環境への意識を持ってもらおうと平塚市民・大学交流委員会が「里山をよみがえらせる会(荒井啓三代表)」の協力で毎年開いているもの。神奈川大学と東海大学の学生、それに市内の家族連れなど約150人が参加した。6月の田植えも体験した西村 隼くん(小1)は鎌を上手に使いながら「炊き込みご飯や栗ご飯が食べたい」と話していた。また昨年から日本文化を体験するため神奈川大学の留学生も加わっており、このうちマレーシアから来たマギー・リムさん(22)は「稲を刈るのは難しい。お米を食べる時に感謝の気持ちがわきます」と笑顔を見せていた。

1006 3面前鳥神社 学問と就職の神様として知られる平塚市の前鳥神社(四之宮)で9月28日、年に一度の例祭が厳かに行われた。
 近年は例祭を週末に変更する神社もある中、同神社では明治から150年近く同じ日付で行っている。最も古い部分が1734年建造という社殿には、氏子や崇敬会関係者ら約100人が集まった。修学・学問の神様である菟道稚郎子命(ルビ=うぢのわきいらつこのみこと)らが鎮座する本殿の扉が開けられ、神代春彦宮司が祝詞を上げた。また雅楽保存会の笙(ルビ=しょう)や篳篥(ルビ=ひちりき)などの演奏に合わせて、小学6年生の児童2人による天下泰平を祈る「浦安の舞」が奉納された。
 その後神輿が神社を出発して氏子の家々など地域を巡幸し、夕方に宮入りした。

1006 3面なしCP 先月21日から30日までの10日間で行われた秋の全国交通安全運動に伴い28日、平塚市は平塚警察署や交通安全関係団体などと連携したキャンペーンを平塚駅北口ロータリー付近で展開した。
 同キャンペーンは交通事故“なし”を果物の“梨”にかけ、梨や交通事故防止啓発チラシなどを配布するもの。平塚市は平地が多いことからも自転車人口が多く、自転車と歩行者、自転車とオートバイなどの事故が発生しがちだ。県内でも高い水準で推移しているが、今年は前年よりも減少傾向にあるという。
 当日は湘南ひらつか織り姫の小西絢乃さんもキャンペーンに参加。道ゆく人に笑顔で声をかけながら交通事故防止を呼びかけていた。

1006 3面土屋小轢死 平塚市立土屋小学校の正門前で平成26年10月に児童が車に轢かれて死亡した事件を受け、平塚市が設立した「平塚市学校事故・事件等調査委員会」の第1回会合が先月29日、平塚市役所で開かれた。
 調査委員会は弁護士の影山秀人氏、石野百合子氏、学校支援員の児玉政徳氏、教育法を専門とする国士舘大の堀井雅道准教授、臨床心理士の丸山茂人氏で構成され、堀井准教授が委員長に選出された。今後は事故後の初動態勢や遺族への対応などを検証し、来年度中に報告書にまとめるとしている。堀井委員長は「遺族の意向を踏まえ、事故について検証したい」とコメントした。
 同事件については、遺族が市や県に対して起こした民事訴訟の判決が先月15日に市に対して言い渡された。市は「判決を真摯に受け止め、控訴することなく対応を進めていく」としている。

1006 3面美術館01 平塚市美術館で企画展「片岡球子・面構ー神奈川県立近代美術館コレクションを中心に」が現在開催中だ。
 現在収蔵庫の改修を行なっている県立近代美術館からコレクションの一部を預かっていることから企画された同展。片岡球子は1966年に足利尊氏、義満、義政の3人の幕府将軍を描いた(写真中段)ことを皮切りに、ライフワークの1つとして「面構」シリーズを描き続けてきた。今回展示されている29点も、内26点が「面構」シリーズとなっている。徳川家康などの武将や、葛飾北斎や安藤広重などの浮世絵師などを色鮮やかに描き上げたものが一堂に会した。初期のものは顔自体をユーモラスにデフォルメしており、その印象も強いが、シリーズの後半になると作家とその作品を一枚の中に描き上げたり、華やかな色彩の模様を描いたりとさまざまに変化する様を見ることができる。同館の担当学芸員も「構図や柄、紋様が様々に考えられている。ある意味では一貫しないが、その時々で画風を変えたエネルギッシュさや作品に対する真摯さを見てほしい」と話してくれた。
 また、同館では「神谷明・濱田樹里展」を同時開催(写真下段)。工業デザインを学び、物語の一幕のような立体作品を作り上げてきた神谷明の作品と、インドネシアで生まれた原体験を極彩色でダイナミックに描き出した濱田樹里の作品による不思議な調和を楽しむことができる。
1006 3面美術館02
1006 3面美術館03

1面メイン
 “囲碁のまち”平塚の誇る最大の囲碁イベント「湘南ひらつか囲碁まつり」が第22回として10月8日(日)に紅谷パールロードと西口公園通りをメイン会場に大々的に開催される。今年も北は岩手県から南は福岡県まで、全国から参加者が集まっており、年齢をみても最高齢が96歳、最年少が6歳と幅広い世代が参加する。当日は多数のプロ棋士が集うほか、さまざまな催しも。この機会に囲碁の魅力に触れてみては。
 現在では囲碁まつりといえば「囲碁のまちひらつか」というように「湘南ひらつか囲碁まつり」は囲碁ファンの注目を集め、性別や年齢、地域を越えた全国的に有名なイベントとなっている。碁石と碁盤が紅谷パールロードの端から端までズラリと並んだ様はまさに圧巻の一言。さわやかな秋空のもと、プロ棋士との対局は緊張感のなかにも和やかさが漂い、独特の雰囲気がかもし出される。
注目の出場棋士は
 今年の出場棋士は、平塚の「木谷道場」で育った、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、大竹英雄名誉碁聖、宇宙流の武宮正樹九段などの他に、日本棋院から山下敬吾九段など、総勢77人。平塚市在住で四段のときに名人リーグ入りを果たしたことで飛付昇段し話題となった金沢 真七段や、毎年初戦が平塚で開催されるドコモ杯女流棋聖戦のタイトルホルダー謝依旻女流棋聖らも来場し「囲碁まつり」を盛り上げる。多くのプロ棋士が勢揃いするイベントは「囲碁のまちひらつか」ならでは。多くのプロ棋士とその打ち筋を間近で見ることができるのも嬉しいポイントのひとつだ。
 事前参加者の募集はすでに締め切られたが、当日飛び入り枠が200人分用意される予定だ。腕に自信のある人はもちろん、入門者・初心者の人も参加してみてはどうだろうか。(受け付け11時から12時。定員を超えた場合は抽選。参加費大人1000円。高校生以下500円)
各種イベントも
 囲碁まつりでは1000面打ちの他に様々なイベントが用意される。石倉昇九段による囲碁入門教室、トッププロによる囲碁教室やサイン会、七路盤大会、初心者個別囲碁指導コーナー、詰碁ウォーキングなど盛りだくさん。
 さらに「漁師鍋」500食の振る舞いや、デキシーランドジャズによる演奏、平塚名産品や囲碁グッズの販売など囲碁を知らない方でも十分に楽しむことができる。「囲碁なんて全然わからないし、難しそう……」という人も、この機会にぜひ会場に足を運んで囲碁の魅力に触れてみてほしい。
◇お問い合わせ=(公財)平塚市まちづくり財団 文化事業課
☎0463-32-2237
第22回湘南ひらつか囲碁まつり
協賛セール
①味匠 「あさひ家」=
 ●かき揚げ天ぷらそば又は天ぷらうどん
  当日限定 555円
②Silkの店 「絹衣」=
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  1,188円→1,000円(税込)
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③喫茶「シャポー」=
 ブレンドコーヒー or アイスコーヒー とモンブランケーキセットで 
 通常価格750円 or 800円
 当日価格500円で…
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 花工房Umeya店/季節の花束・鉢物etc
 500円、1,000円 均一セール
 ●600円~700円→500円
 ●1,200円~12300円→1,000円
棋士)
二十四世本因坊秀芳
大竹英雄名誉碁聖
小林 覚 九段
山下敬吾 九段
武宮正樹 九段
金沢 真 七段(平塚市在住)
謝依旻 女流棋聖
【写真】過去の囲碁まつりでの1000面打ちの様子

0929 2面 ライオン3
 平塚を中心に県下から海外まで多数の理髪店、美容サロンなどを経営するライオンファミリーグループを有する株式会社玄が今年で110周年を迎えた。これを記念して19日、ホテルサンライフガーデンで「百獣の王 ライオン110周年記念感謝の集い」が開催された。
 初代店主、井出定次郎氏が立ち上げた理髪店がライオングループの原点。明治から大正、昭和、平成と時代が移りゆく中、様々に事業を拡大し、現在ではヘアスタイリスト育成の養成校や職業訓練校の運営までを手がけている。この式典の日を機に3代目社長を務めた井出隆夫元代表取締役社長は代表取締役会長に就任。息子である井出真太郎さんが新代表取締役社長に就任した。
 式典で井出会長は自身の半生を振り返りながら「若い美容師が夢をみられるよう」と挨拶するとともに「150周年、200周年を目指していく」と決意を語った。井出新社長は「早く行くなら1人で行け。遠くへ行きたいならみんなと行け」というアフリカのことわざを引き合いに「これまで会社を共につくりあげてきた取締役を始めディレクター、店長、スタッフのみんなとならもっと素晴らしい会社にしていけると確信している」と挨拶。「父がつくりあげてきた経営理念や想いをしっかりと遺しながら時代の流れを見極め、永続していける会社に育てていきたい」と展望を語った。
 また、式典では井出会長が作詞を手がけた社歌『誰かのために』や、「鏡の中に笑顔が見える。」といったコーポレートタグラインも発表された。
【写真下】井出隆夫新会長/井出真太郎新社長

DSC_0086 中学校給食への異物の混入や大量の食べ残しが問題となっている大磯町では、町教育委員会が委託業者との契約の見直しについて検討を始めると共に、来月末まで希望者の弁当持参を認めることにした。
 20日に行われた町の会見では、給食が始まった昨年1月から今年7月までの間に毛髪やビニール片などの異物混入が84件あり、うち15件は業者の工場内での混入が明らかであるとの説明がなされた。野島健二教育長は「ご迷惑をおかけしてお詫び申し上げたい」と謝罪した。
 町は22日の町議会決算特別委員会で、顧問弁護士と相談し今後の契約見直しも含めた検討を始めたことを明らかにした。また来月末まで希望する生徒に弁当持参を認めて給食費を返還し、来月からはその分の食材発注を減らす措置も始める。町教委によれば22日現在で約65%が弁当持参を申し出たという。

0929 2面はるみ 県内産の米で初めて、日本穀物検定協会による平成28年度の米の食味ランキングで最高となる特Aを受賞した「はるみ」を含む「湘南そだち米」の出荷が25日から始まった。29日からはJA湘南あさつゆ広場で販売が開始される予定だ。
 今年2月の特A獲得の発表直後から大反響を呼び、手に入りにくい状況が続いていたはるみ。特A評価を得たことから多くの農家が増産に踏み切り、今年は計画量885tの内の約6割がはるみになると見られている。集荷初日には12戸の農家から合計22tが集められ、そのうち19tがはるみ(1等米、2等米含む)だった。
 生産者は「背が高くなりすぎて倒れてしまったものもあったが、奨励品種でもあるのでノウハウを積んでより良いものを作りたい」と話している。

0929 2面1日大学生 平塚市立土屋小学校(五十嵐 透校長)の児童が、すぐそばにある神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで授業を体験する催し「1日大学生」が21日行われた。
 これは、同大学と地域との交流の一環として毎年実施されているもので、今回は5、6年生の合わせて32人が訪れた。
 「植物を使ったクラフトづくり」の授業では、理学部の岩崎貴也特別助教が構内に生えている植物や観察の方法などについて、クイズを交えて説明した。その後児童たちは、構内にある22種類の草花や葉っぱを乾燥させた「押し葉」を使い、思い思いに絵画のような作品を作り上げた。6年生の女子は「葉っぱの表と裏で色が違うので、どれを使うか迷いながら選んだ」「ハート形の葉がかわいいので探して使った。楽しかった」と話していた。

0929 2面畜産共進会 平塚市内の畜産農家が集まって優れた乳牛を選ぶ第65回平塚市畜産共進会が26日、市総合公園で開催された。
 生年月日で分類された8部門に、今年は23頭が出品。牛の骨格や乳房の付き方などをチェックされた。審査の結果、全頭の中で最も優れたグランドチャンピオンには、片倉牧場のピーチ号(2歳)が選ばれた。同牧場の片倉幸一さん(38)は「牛がストレスを感じにくいような環境を作ったり、体調を細かく観察するなどスタッフとやってきた日々の結果です」と話していた。 
 同市は県内有数の畜産地域で、現在は30軒の生産者が約970頭の乳牛を飼育する。ただ後継者不足や飼料代の値上がりなどを理由に生産者の減少が続いている。
【写真】片倉さんとピーチ号

ローズヒル上 社会福祉法人つちや社会福祉会(水島米子理事長)が来月1日に新規開所する、ユニット型特別養護老人ホーム「ローズヒル東八幡」(平塚市東八幡4-19-14、水島圭一施設長)の竣工式が23日に行われた。
 式典には石黒順一平塚副市長をはじめ、県・市議会議員など関係者約130人が出席。冒頭あいさつで水島理事長は「安らぎ、和やかな楽しい日々を過ごしてもらえる“家”にしていきたい」と展望を語った。
 東八幡の住宅街にある同施設は3階建ての耐火木造建築(延床面積4330.83㎡、入所定員96人、ショートステイ定員20人)。周りの住宅に溶け込むような配慮や、木のぬくもりを感じられるような“住宅感覚”が取り入れられており、開放感ある中庭には、入居者が外の光を浴びて明るく過ごせるようにという施設側の思いも込められている。
写真上=冒頭あいさつをする水島理事長
写真下=広々とした中庭
ローズヒル2

DSC_0098 大磯北浜海岸で24日、落書きの多かった高架橋下の壁面に住民らにより色鮮やかな絵が描かれた。
 これは大磯町商工会青年部が20年以上前から海辺の景観を守るため実施しているもので、3年ぶりの今回は個人や家族連れなど12組約50人が参加。2畳弱のスペースに6時間かかって海やアオバト、花火や松といった大磯を象徴するモチーフや風景を描き上げた。このうち中村祐介さん(35)と妻の紗依子さん(34)は「帰ってきて落ち着く場所」という大磯駅の前を、来年生まれる予定の子どもと3人で歩く未来の家族の姿を表現していた。
 今回で海岸の壁画は120枚以上に。青年部の吉川喜徳部長は「ここまできれいになって本当にうれしいです」と喜んでいた。

0929ベルマーレ給食 平塚市では現在市内の公立小学校全校でベルマーレ給食を実施中だ。その皮切りに市立花水小学校に20日、ベルマーレの選手ら5人が訪れ、児童らと給食を食べて交流した。
 メニューには選手らのアイディアが反映されており、ベルマーレのクラブマスコット・キングベルⅠ世が持つ鉾をイメージした「ベルマーレパン」や、サッカーボールと勝ち点3をイメージした「肉団子の甘辛ソースかけ」、海をイメージした「マーレゼリー」が献立に並んだ。6年生の5クラスには、神谷優太選手、下田北斗選手、藤田祥史選手、野田隆之介選手、表原玄太選手の5人が来訪し談笑しながらお昼のひと時を楽しんだ。
 給食を食べた子ども達は「いつもより美味しいかも!」などと話しながらペロリと完食。給食後はふれあい授業も行われた。

ekiden2017_pos3 平塚商工会議所青年部(平塚YEG)などが主催する毎冬恒例の駅伝大会「YEGベルマーレカップ小学生駅伝競走大会」が今年も12月9日(土)に開催されるとして、今月29日から来月16日まで参加者を募集している。
 同大会には湘南ベルマーレホームタウン内の小学校4〜6年生の児童が参加できる。1チームは6人で構成され、総合公園内で指定された1区から6区まで1300m〜2100mを走りタスキを繋いでいく。また、駅伝後はロードレースも行われる。昨年は110チーム、744人の選手が参加した。
 今年で28回を迎える定番イベントに仲間を集めて参加してみては。
YEGベルマーレカップ2017 第28回 小学生駅伝徒競争大会
日時:12月9日(土)雨天決行
※荒天の場合は12月16日(土)に延期
男子駅伝スタート=9時30分
女子駅伝スタート=10時30分
会場:平塚市総合公園内
参加資格:湘南ベルマーレホームタウン内の小学校4、5、6年生
申し込み期限:10月16日(日)
参加費:500円
問い合わせ:事務局☎︎22−3939

1面記事_メイン
 平塚市内に400台以上、大磯町内に97台、二宮町内に45台(※)。これは各地に設置されているAEDの数。2004年から一般市民でも使用できるようになったことから公共施設や人の出入りが多い商業施設、工場などで普及が進んでいる。「9月9日」の語呂合わせで「救急の日」が定められている9月の湘南メディアコーペレーションは「救命救急」にスポットを当てる。 ※届出があったものに限る
 AED(Automated External Defibrillator)とは日本語で自動体外式除細動器といい、心停止の際に機器が自動的に心電図を解析し、心室細動と判断された場合に除細動を行うことができる医療機器のこと。だがAEDはそれを使えば他の処置をしないでもいい“魔法の箱”ではない。AEDはあくまで心室細動状態の心臓を電気ショックにより一時的に静止させることで正常な拍動の再開を促すもので、止まった心臓を再拍動させるわけではない。市の消防署員も「心臓や呼吸が突然止まってしまった場合に最も大切なのは速やかに『心肺蘇生法』いわゆる心臓マッサージ(胸骨圧迫)と人工呼吸を施すこと」と話す。
まずどうする
 傷病者の命を救う一連の行動を「命の連鎖」と呼ぶ。これによるとまず大切なのは「予防」。生活習慣病の改善で急性心筋梗塞や脳卒中のリスクは下げられる。また、お年寄りの場合は入浴中の事故や熱中症の予防が、若者でも運動中における突然死の予防が望まれるという。ではそれでもなお、心停止、呼吸停止の疑いがある人、倒れた人を発見したらどうするか。まずは大声で応援を呼び、119番通報とAEDを手配する。そしてここから一次救命処置がスタートする。
 現在、救急車を手配して現場に到着するまでの全国平均が約8分半、平塚市内では7分20秒ほどという。仮に心臓と呼吸が止まっていたとして救急車が到着するまでの間、何もしなかった場合の救命率は約10%。だがその場に居合わせた人が心肺蘇生を行うことで救命率は約25%と倍以上にあがる。一般に心停止から15秒以内に意識がなくなり、3〜4分そのままの状態が続くと回復が困難になるという。いかにスムーズに心肺蘇生に移れるかが文字通り生死を分けることになる。
実際に体験・学習を
 ここから一次救命処置を行うわけだが、胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使用方法を実際に教えてもらえるのが普通救命講習会だ。平塚市では毎月9日に、大磯町や二宮町でも講習会を適宜実施しており、詳しくは行政のホームページなどで確認できる。今回取材班では実際に救命講習を受講した。救命講習については自動車教習所で行うこともあり、普通免許を持っていれば誰しも一度は経験していることになる。だが月日が経てば記憶も薄れる。また、5年ごとに講習内容も見直されるとのことで受講しておいて損になることはないはずだ。今回の講習でも「そんなこと習ったかな?」ということや「前はこう言う風に習った」というようなことも多かった。講師を務めてくれた中山 紘さんも「定期的に受講することで、知識が定着するとともに情報も更新されます」と話す。
 そういった日頃の啓発もあってか、平塚市内では心肺停止になり救急車が駆けつけたケースの年間約300のうち、200件ほどは胸骨圧迫が施されているそうだ。電気ショックまで至った件数は5件前後だがAEDも使用されているという。だが「これが100%に近づいていけば救える命も増えるのでは」と中山さん。「現在はAEDという名前は普及している。どこにあるのか、使えるのかということのほうが重要度を増してきている」と話す。
 家族や同僚、友人はもちろん、街ですれ違った誰かを助けられるのは自分かもしれない。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、普通救命講習会の様子などをお送りします。今回の番組は10/2(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

0922 映画
『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016/韓国)

監督:ヨン・サンホ  脚本:パク・ジュスク
出演:コン・ユ/チョン・ユミ/キム・スアン 他
109シネマズ湘南他、全国にて公開中。
その昔、『死霊の盆踊り』という邦題の洋画があった。内容があまりにもお粗末なため、奇をてらった題名で酔狂な映画ファンの興趣をそそるという目論見である。本作にも真っ先にそんな匂いを感じた。ところが、予想とは違った。主人公は、妻と別居中のファンドマネージャーの男・ソグ。9歳の娘スアンを妻に会わせるために乗ったソウル発、釜山行きの列車内で、新種のウィルスに感染、ゾンビ化した乗客たちと決死の攻防を繰り広げる。車両ごとに待ち受ける難関をソグたち生存者が突破してみせる展開、パニック状況で育まれる、父娘愛、夫婦愛、姉妹愛など、劇中に巧みにちりばめられた伏線が、アクションにも人間ドラマにも豊かさをもたらしている。さらに関心したのは、徹底した悪役の存在だ。権力を使い自分だけ生き残ろうとするおっさんがいるが、こいつがしぶとく生き残るあたりがまたいい! 悪も貫けば立派な生きざまだ。題名で侮ってはいけない。作り手の知恵と情熱が注がれた上質な娯楽作品だ。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
ペット0922
麦ちゃん
(ミックス メス・2歳)

家族の寵愛を独り占め。チョッピリ図に乗ってる?
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
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夢彩(めい)ちゃん
すくすく育ってね!
この笑顔たまりません!
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日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0922 オーレ
 試合終了の笛が鳴るとともに中継画面に映し出された曺貴裁監督は難しい顔で二度三度頭を掻いた。16日、ホーム讃岐戦は台風の影響で雨が降りしきるゲームだった。前半は試合をうまくコントロールし、32分にはアンドレ バイアの得点で先制する。ところが後半は歯車がかみ合わず、ピンチが続く。結局、勝ち点3は得たもののどことなくすっきりしない勝利となった。これは前回ホーム横浜戦、前節アウェー山口戦と、立て続けに試合終了間際に失点したことにも一因があるだろう。勝ち点は70を超え、2位との勝ち点差は11。俗に残り試合数と勝ち点差が同じくらいあればその順位を維持できる、というようなことが言われるが、内容的にはまだまだ勝って兜の緒を締めなければならない。この先、名古屋や福岡といった上位陣との直接対決も残る。昇格、そして優勝を手にするために戦いは続く。
勝利はした。だが降り続く雨はゲームを難しくしたのかもしれない
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0922東海道会議_1 東京から神奈川にかけての東海道宿場町を通じたまちづくりを目指す東海道シンポジウム連絡会「東京・神奈川ブロック会議」が13日、平塚市民活動センターで開催され、各宿場町の関係者ら約60人が集まった。
 同会議は東海道最初の宿場町、品川宿から10番目の宿場町である箱根宿までの市町職員や、まちづくり活動をしている人々が会してそれぞれの宿場での活動を紹介したり意見交換をしたりするもの。ブロック代表の近藤博昭さんによると「細々ともうすぐ20年ぐらい続くことになる」という。各宿場の持ち回りで会議が開催されており、今回は平塚の商人グループひらつかあきんど塾の内田 潤さんが縁あって前回の小田原開催の会議に出席したことから、平塚・大磯宿の共催という形ではあるが、ひらつかあきんど塾がホスト役を務め開催に至った。
 平塚は東海道の様子をうかがい知ることができるような史跡なども少なく、同会議からも足が遠のいていたという。近藤さんは「久々に平塚で開催できてありがたい」と笑顔で話すとともに「これからも東海道宿場町の一員として活動できれば」と期待を込めた。
 参加した平塚エリアの関係者からは「特色を活かして東海道を切り口に平塚を盛り上げたい」といった声が上がっていた。成功裏に会議を終えた内田さんは「小さな一歩ではあるが平塚にとって大きな一歩になるように、いつかは平塚でも宿場まつりができたら」と展望を語ってくれた。
【写真TOP】各宿場町が手がけるマップやイベントのチラシなど
【写真下】平塚宿の跡/会議の様子

0922 3面リトアニア リトアニア共和国カウナス市の教育関係者8人が、11日から14日にかけて平塚市内の教育関連施設を視察に訪れた。
 14日には市立港小学校を訪問し、授業風景やパラリンピック競技のボッチャ体験を視察するとともに、給食を食べて子ども達と交流した。カウナス市長補佐官のラサ・シュナプスティエネさんは「リトアニアでは親が学校へ送迎し、業者が掃除をするが、日本の子どもは自分の足で学校に向かい、自分たちで掃除をする」と小さい頃から自立心を養う方針に驚いたと話してくれた。
 なお、21日からは落合克宏平塚市長らがリトアニア共和国を訪問し、同国オリンピック委員会ダイナ・グズィネヴィチウテ会長と事前キャンプ実施に向けて意見交換を行う予定だ。

0922 3面観光写真コンクール_推薦『七夕飾り』秦 講記 一般社団法人平塚市観光協会が主催する「第48回湘南ひらつか観光風景写真コンクール」の入賞作品53点が決定した。
 市内外から寄せられた710点の作品の中から、最優秀賞となる「推薦」に選ばれたのは市内在住の秦 講記さんの作品『七夕飾り』。風に揺れる絢爛な飾りとその下を行き交う人々を切り取った1枚だ。秦さんは受賞について「時代の移り変わりと共に竹飾りも変化してきましたが、豪華絢爛な様は健在です。多くの人に見ていただきたいと思います」とコメントを寄せた。
 入賞作品は今後、観光パンフレットやポスター、ウェブサイト、観光カレンダーなどに使用される。また、来月26日から平塚市中央公民館市民ギャラリーで入賞作品展が開催される。

0922 2面ご長寿 18日の「敬老の日」を前に、平塚市の落合克宏市長が15日、市内最高齢107歳の岩本みよさんの元を訪れ、お祝いの言葉を贈った。
 市によれば、市内で100歳を超える人は男性16人、女性111人の合わせて127人(8月1日現在)。昨年より13人増え過去最多となった。
 最高齢は107歳の女性2人。15日、そのうちの1人岩本みよさんの暮らす市内の特別養護老人ホームを落合市長が訪問した。「おめでとうございます」と声をかけられた岩本さんは「テレビで相撲観戦をするのが好き」「食事はいつも楽しみにしていて残さず食べます」などと普段の生活について話した。また長寿の秘訣を尋ねられ、「くよくよ悩まず気にしないことです」とにこやかに答えていた。

0922 2面フレッシュビジネス 高齢者でも食べやすい料理を出したいと起業した主婦が、今月10日「リストランテ Rocco(ロッコ)」を平塚市万田にオープンした。
 開いたのは、平塚市の起業支援事業「フレッシュビジネス」で昨年度認定を受けた藤田美佐さん(50)。飲食店で働きながら、噛む力の弱い高齢者にも食べる楽しみを提供できる店を開きたいと考えていた。
 同店では、肉や野菜を食べ応えを残しつつ小さめに切ったり圧力鍋で煮込んで柔らかくするほか、ショートパスタを使うなどの工夫をしている。特に「朝食をきちんと食べて欲しい」とモーニングにこだわり、数種類の野菜が摂れる和定食を提供する。
 家族総出で壁に漆喰を塗り、娘2人と共に店に立つ藤田さん。「食事作りが面倒な人にも、ここでバランスの取れた食事を食べて欲しい」と話している。
◇問い合わせ=Rocco☎︎74−5965
【写真】左から長女の沙織さん、藤田さん、三女の祐子さん

 大磯町内の中学校2校で実施されている給食について、食べ残しが平均で20%超と不評の声が上がっており、町教育委員会では献立の見直しなど対応を検討している。
 これは現在開会中の同町議会9月定例会で明らかになったもの。同町では昨年1月、業者が調理して各中学校に配送する方式による給食が始まった。しかし野菜や白飯の食べ残しが徐々に増え、今年5月から7月にかけ業者が調査したところ、平均で26%、最も多い日は55%に上ったという。
 献立の作成は町の栄養士が担当。町教委では、パンを取り入れたり、残りがちな野菜を汁物に入れて出すなどメニューの工夫を始めたほか、今は認めていないふりかけの持参についても早急に検討するという。 さらに、給食の中に異物が混入していたことも明らかになった。町教委によれば昨年1月の開始以来、髪の毛やたわしの一部など約100件の報告が上がっているという。
 業務委託先のエンゼルフーズの担当者によると「まず『まずい』『冷たい』という報道について、味付けや温度管理は(町の)栄養士の指示通りに実施している」という。一方で「異物混入の件数は重複も含まれたので80件程度。また、シャーペンの芯の混入などは現場では考えられず、実際に当社起因の異物混入は今回発覚した件数の10分の1程度と考えており、町側もその認識だと聞いている。とはいえ異物混入が発生しているのは事実で、これをゼロに近づける努力は惜しまない。その1つとして本社から品質管理の責任者を工場へ派遣して、改善まで常駐する予定」としている。
 町では、アレルギー以外の理由での弁当持参を来年度以降緩和するかどうか、今後検討を進めることにしている。
【写真】7月中旬に撮影された給食の食べ残し(国府中学校PTA提供)

0922_2daysだJ Jリーグ唯一の提携クラブである湘南ベルマーレ(水谷尚人代表取締役社長)と福島ユナイテッドFC(鈴木勇人代表取締役)が、来月7日、8日にサッカーイベント「2daysだJ+F」を開催するとして13日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 同イベントは2年前から開催している提携イベントのひとつで、今年は湘南対水戸・福島対富山というそれぞれのゲームに加え、湘南ベルマーレフットサルクラブが参加するFリーグ公式戦も行われる。福島の選手らは福島産の桃のPRのためピンク色のユニフォームを着用するなど、いっそうお祭り気分も盛り上がりそうだ。
 試合当日に向けて、クラブは福島の名産品がついてくる「おみや付チケット」や「お得な宿泊プラン」を用意。また当日の会場では福島の地元農家が生産した野菜などを販売する「福島物産展」も開催されるのでサッカーファンならずとも楽しめるイベントになりそうだ。詳細は湘南ベルマーレ公式ホームページでhttp://www.bellmare.co.jp/

0922鉄道訓練 平塚市消防本部は15日、JR平塚駅、相模貨物駅、平塚保線技術センターの職員らと連携しての鉄道災害対応訓練を実施した。
 訓練は東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う「多くの人出」を想定して実施。実際に列車内に多数の乗客を配置し、けが人が助けを求めたり、取り残された人が不安を訴えたりとパニック状況の中、消防機関と鉄道関係者が連携して初動対応、乗客の誘導・救助にあたった。また、車両整備の専門家から電車の構造についての講習会も行われ、参加した消防関係者からは熱心に質問が上がっていた。
 平塚駅・大磯駅駅長の小野俊幸さんは「JRにとって、とても重要な訓練。実際には豪雨かもしれないし雪かもしれない。夜間の可能性もある。シチュエーションを想像して役立てて」と講評した。

0922 1面1
 第二次世界大戦中に杉原千畝氏が多くのユダヤ人を救ったことで知られるリトアニア共和国。その杉原氏が執務を行った旧領事館を修繕するボランティア活動に、平塚市の塗装業・相馬 純さん(36)が参加した。リトアニアは3年後の東京オリンピック・パラリンピックの際、平塚市で事前キャンプを実施することが決まっているが、日本ではまだ馴染みの少ない国である。どのような体験をしてきたのか、相馬さんに話を聞いた。
 相馬さんは、父親が始めた塗装業の2代目。22歳で経営を引き継ぎ、当時3人だった社員が今では10人ほどまで増えた。
 その中で「3K(危険、きつい、汚い)」と言われる塗装業への見方を変えたいとの思いが膨らみ、全国の塗装業者で作るボランティア団体「塗魂ペインターズ」を知って5年前に加入。それ以来国内の被災地など30カ所以上で建物の外壁や公園の遊具に塗料を塗るボランティアを行ってきた。海外で同様の活動をする「塗魂インターナショナル」にも入り2年前にはハワイでの活動に参加。真珠湾で献花を行い平和を祈ったことや、現地の人からとても喜ばれ感謝されたことが心に残ったという。
 今回のリトアニアでの修繕は、「塗魂インターナショナル」の中心メンバーが旧領事館の老朽化を新聞で知ったことから始まった。この領事館で執務した杉原千畝は日本の外交官。第二次世界大戦中にリトアニアに赴任し、ナチスの迫害により逃れてきたユダヤ系を中心とする難民らに対し、外務省からの命令に反してビザを発給、およそ6,000人もの難民を救ったことで知られる。
 相馬さんはこの修繕の話を聞き、すぐに参加を決めた。その時はどこにある国かも知らなかったが、後に平塚市がリトアニアの事前キャンプ地に決まり「縁があるな」と感じていたという。
職人の高い技術で修繕
 今回参加したのは、北海道から鹿児島までの塗装職人や技術者ら約60人。今月3日に記念館のあるカウナス市に入った。
 そこで初めて、使う塗料が日本のペンキと違い、歴史的な建物の修繕に用いられるガラス繊維の入った特殊なものであることが分かった。作業を見守っていた現地の設計士からは「本当にできるのか」という不安が伝わってきたという。しかし、参加者の中でも特に材料に詳しい人が中心となり、施工方法を工夫。5日間で延べ500㎡ほどを塗り終えた。その仕上がりに現地の人たちからは「グレイト!」と声をかけてもらったといい、相馬さんは歴史的に意義のある建物の修復に携われたことが「すごく嬉しかった」と振り返る。また帰国後には知らない人からお礼を言われることもあり、この活動の大きさを日に日に感じている。
着物姿で交流も
 滞在中、昼間は作業、その後も打ち合わせなどで慌しかったが、相馬さんは時間を見つけて町に出た。日本文化を伝えたいとの思いもあり、父親のお気に入りの着物を持参。出発前に母親に教わり現地では一人で着付けに挑戦した。その姿でレセプションやコンサートなどに出かけると、「一緒に写真を」とたくさんの人に囲まれ現地のラジオ局から取材も受けた。こちらが日本人とわかると「よく来てくれた」と声をかけられ、今でも現地で杉原氏が尊敬されていることが印象的だったという。また、一見素っ気ない感じでも話してみるとフレンドリーな人が多いとも感じたという。
 こうして生まれた縁。今後平塚にリトアニアの人が訪れる機会が増えることから、「向こうのことを知っていればこちらから話しかけやすいと思うので、見てきた事をいろんな人に伝えたい。自分がリトアニアでしてもらったように、平塚に来る人が馴染みやすい環境が作れたら」と相馬さん。自分が手伝うことで、草の根の交流が今後広がっていくことを願っている。
【写真】
1)下地を補修する様子(相馬さん提供)
2)着物姿で記念撮影(相馬さん提供)
3)修繕前の杉原千畝記念館(平塚市提供)

0915 2面二宮防災 中学生が地域の人と共に身近な防災について考える今年度の「二宮中学校地区懇談会」が9日開催された。
 懇談会には、同中学校の生徒や保護者、それに地域の自治会関係者らが参加。最初に、学校での安全教育の専門家・矢崎良明鎌倉女子大学講師による講演が行われた。
 この後、参加者は住む地域ごとに11のグループに分かれ、ハザードマップを見ながら土砂崩れなどの発生が予測される危険な箇所や避難所の場所を確認。あるグループでは、中学生から「トンネルが古いので大きな地震の時は崩れないか心配」「地震の際の本部となる建物が斜面にあるので危ないのではないか」などの意見が出された。また地域の人からは、中学生の災害時の役割として「地震後に地域の人の安否確認の手伝いを期待したい」という声が上がり、意見が交わされていた。

0915 2面警察似顔絵 捜査に使う似顔絵の技術を競う競技会が県警察本部で今年7月初めて開催され、平塚警察署刑事第一課鑑識係の島根 彩巡査長(26)が最優秀賞に選ばれた。
 絵を習ったことはなく、2年前鑑識に配属されてから研修で似顔絵の描き方を学んできたという島根巡査長。目撃者が一番覚えている所を特徴的に描くよう心がけ、これまで詐欺などの事件で約60枚を描く中、3件ほどで容疑者の検挙につながったという。話を聞く相手に嫌なことを思い出させるため聞きづらい場合には、「無理に思い出さなくても分かる範囲で大丈夫です」などと大きな負担をかけないように気を配る。
 以前保育園で勤務し、子どもたちを守りたいとの思いから警察官になったという島根巡査長は「目撃者から話をどう聞くか、コミュニケーション力が求められるのでもっと養っていきたい」と話していた。

0915 2面夢リレー 平塚市総合公園を舞台にしたマラソン大会、第20回24時間ゆめリレーin湘南ひらつか2017(株式会社ランナーズ・ウェルネス主催)が9日、10日の2日間で開催された。
 同大会は、決められた時間を個人またはチームで走りぬき、走行距離を競うもの。種目は24時間チームの部・個人の部、12時間個人の部、6時間チームの部・個人の部、4時間チームの部に分かれており、企業内の陸上部のようなセミプロ勢からランニングを楽しむアマチュアまで2000人を超える市民ランナーが汗を流した。
 今年は晴天に恵まれ、20回目を迎えたこともあり「RUN FES」をキーワードに記念大会として開催。走るだけではなく、フードやグッズのブース、ライブやステージアクトなども大会を盛り上げた。

0915 2面将棋 藤井聡太四段の活躍で将棋に注目が集まる中、平塚市で活動する「湘南将棋サークル」には、最近小学生の入会が相次いでいる。
 同サークルの例会は平塚市中央公民館で月3回(主に日曜)開催され、始めて間もない人から五段以上の上級者まで、20~30人ほどが参加する。運営担当の山本弘史さんによれば、昨年までは7、8人だった小学生の会員が今では15人ほどになったという。10日の例会にも子ども8人が参加し、子ども同士の対戦はそばで上級者が見守り、時折指し方を教えていた。中には大人と手合わせし、いい勝負となった子も。2年前から通う若菜孝太郎さん(小4)は、ここで新しい手を知ることもあると言い「将来はプロ棋士になりたい」と意気込んでいた。◇詳細は湘南将棋サークルのHPまたは山本さん☎︎090−6924−7571まで。

0915 2面鈴虫 秋の夜長、鈴虫の声と共に琴の演奏を楽しむ集いが9日、平塚市日向岡の箏曲家・増渕陽子さん(76)宅で行われた。幼少の頃から鈴虫を飼うのが好きだった増渕さん。昨年飼育した虫の卵から今年6月に大量の幼虫が生まれたため、そのうち約600匹を地域の人らに配ったのだという。
 この日は、それを譲り受けた人など20人ほどが参加。まず『荒城の月』などを琴の伴奏で合唱した後、増渕さんが250年ほど前に作られた古典曲『ほととぎす』を演奏した。会場には増渕さんが飼っている1000匹以上にもなる鈴虫の一部が運び込まれ、参加した人たちは琴の音色と涼やかな鈴虫のハーモニーを楽しんだ。増渕さんは「このあたりはあちこちで鳴き声が聞こえます。貴重な虫を大事にしたい」と話していた。

0915 2面ほっとミーティング 落合克宏平塚市長が市民と直接語り合う「市長と語ろう!ほっとミーティング」。市では、10月25日(水)19時から須賀公民館で開催される回の参加者を募集している。
 対象は須賀地区在住・在勤・在学の人で定員15人(超えた場合は抽選)。締め切りは今月22日(金)となっている。
◇問い合わせ=市市民情報・相談課☎︎21−8764

0915 2面江藤さん 平塚在住のバイオリニストで作曲も手がける江藤有希さんの初のホールコンサートが、9月18日(月・祝)14時から大磯町の聖ステパノ学園海の見えるホールで開催される。
 出演は他にチェリスト橋本 歩さん、ギタリスト笹子重治さんで、ブラジル音楽をベースにした爽快な音色を楽しめる。料金は一般3,000円、高校生以下1,500円(就学前の子どもは入場不可)。チケットはチケットぴあで販売中(当日券は13時15分から会場で販売)。◇問い合わせ=山﨑さん☎︎090−4377−2148

1面0915 のコピー
 平成27年に施行された子ども・子育て支援新制度。これに伴い認定こども園の普及が計られ、平塚市内でも5園の私立認定こども園と1園の公立認定こども園が運営されている。一方で、既存の形の幼稚園や保育園も数多くあり、子どもを預ける選択肢は細分化している。今週は中でも幼稚園の現状にスポットを当て、子どもの預け先としての幼稚園について考える。
 まず現状、子どもを預けられる教育機関は大きく3種類に分けることができる。新制度に移行し施設型給付を受ける幼稚園と私学助成を受ける旧制度の幼稚園、そして新制度に移行し、保育園としての機能を併せ持つ認定こども園(幼稚園型、幼保連携型)だ。
 旧制度の幼稚園は従来通り、園ごとに願書を提出し、入園する園を決める。一方、新制度幼稚園・認定こども園に入園するには市町村に認定を申請し、認定証が交付された上で各園との契約を結ぶことになる。なお、保育園に関しては今まで通り、市町村に書類を提出して申し込み、要件に該当していることを市町村が認定したうえで入園できる保育園を調整する。
 同制度では市町村単位で子ども・子育て支援事業計画を定めることを求めており、平塚市でも平成27年度から5年を1期とした事業計画を定めている。現在はこの計画の過渡期のため、新制度・旧制度の幼稚園が並行して存在する。
考え方の一例
 では入園させる側としてはどのような違いがあるのか。保育料に関して、旧制度の幼稚園ではその園ごとに設けられた保育料を納める。これに、所得に応じて課せられる税額(市民税所得割額)や子どもの年齢・人数に応じて就園奨励補助金として補助を受けることができる。一方、新制度幼稚園はどうか。新制度の場合は保育料が一律で定められる。この金額も市民税所得割額や子どもの年齢・人数に応じて定められる。なお、認定こども園に関しても新制度幼稚園と同様に一律で保育料が定められている。
 新制度・旧制度というと、新制度の方が受けられる恩恵が大きいように感じてしまうかもしれない。だが、最初から減額されているか、別途補助金を受け取るかの違いはあるが、概ね家庭の負担は同程度になる。新旧の違いも、古いからダメで新しいから良いというものではなく、個々の幼稚園が目指すビジョンによって、あえて新制度に移行しないという園もある。
幼稚園で保育も
 未だに解決を見ない待機児童問題だが、定員オーバーが問題になる保育園に対して、幼稚園は定員割れしているところが多い。これは2歳以下の子どもは預けられず、時間的な融通が利きづらく共働き世帯・シングルペアレントのニーズにマッチしないことが要因だ。
 だが実際は、満3歳児の受け入れを行う園もあり、預かり延長保育も多くの園で実施されているため時間的な融通は利きやすい。もちろん、場合によっては代わりに送迎をしてくれる人の有無や夏休みなどの長期休暇中の子どもの預かり先の有無など、越えるべきハードルはあるが、仕事を選ぶ幅が広がる可能性は覚えておきたい。また、独自の取り組みとして2歳児保育を始めた幼稚園もでてきており、先の話にはなるが今後他の幼稚園もその流れに追従し、年齢的な枠組みが緩和されていく可能性もある。
 いずれにせよ、文科省が所管し教育機関である幼稚園と、厚労省が所管し保育機関である保育園、その両方の機能を備えるこども園
とではその設立の意義や成り立ち、運営方針に違いもある。各園の特徴や提供しているサービスを吟味し、ライフスタイルに合わせた子どもの預け先の一つとして上手に活用したい。
子ども・子育て支援新制度について
平塚市
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kodomo/page-c_00184.html
大磯町
http://www.town.oiso.kanagawa.jp/kosodate/kosodate/kosodate_shinseido/1431995666515.html
二宮町
http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/kosodate_kyoiku/1452918238791.html

うちのこ0908
橋之助(はしのすけ)くん
小さな歯が生えてきました
ぶーさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0908 オーレ
 今年3月のアウェー金沢戦での負傷で戦列を離れ、ここ数試合で復調してきた藤田征也が1ゴール1アシストの大活躍を見せるも、掴みかけていた勝ち点3はするりと逃げていった。2日に行われたホーム横浜戦。奇しくもこの日は今年18年ぶりにスポンサーとして復帰したフジタを記念した「フジタスペシャルデー」として開催された。だから、というわけではないしドラマにしたって出来過ぎだとも思う。だが事実、この日藤田征也はホームゲームで久々のスタメン出場を果たし、湘南らしいプレーでチームを引っ張った。しかし後半ロスタイムでまさかの失点を喫しそのまま試合終了。悔しい引き分けとなった。来年はフジタの前身、藤和不動産サッカー部の創立から50周年という節目の年を迎える。その時こそJ1の舞台で喜びを分かち合いたい。
右サイドを主戦場に「らしさ」を発揮するも……
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
0908 映画
『ワンダー ウーマン』(2017/アメリカ)

監督:パティ・ジェンキンス 脚本:アラン・ハインバーグ
出演:ガル・ガドット/クリス・パイン 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
ガル・ガドットの美貌に目を奪われたのは、『バットマンVSスーパーマン』である。公開までの隠しネタだったせいか、彼女の正体は宣伝では伏せられていたが、ソフト化のパッケージでは、二人のヒーローをさしおいて、堂々のセンターを勝ち取っている。イスラエル出身で、「世界で最も美しい顔100人」の2位に選ばれた。夫も子供もいるが、スタイルも美貌も衰えていない。その上、本国では兵役経験もあるから、戦うヒロインとしても一本筋が通っている。これだけの逸材を迎えた本作、インディ・ジョーンズやスパイ大作戦をも彷彿させる清々しいヒロイン活劇だ。第一次世界大戦の最中、女神の血を引くダイアナはこの世の争いの元凶・軍神アレスを倒すため、相棒のイギリス諜報部員の男と共に毒ガス兵器開発中のドイツ軍に乗り込む。アレスは誰になりすましているのか? だが、神は無垢ゆえに人の善意を疑わない。アレスとは、誰の心にも潜む憎悪と不信なのだ。相棒とのつかの間の愛に胸焦がし、永遠に終わらぬ戦に臨むダイアナは、神々しく美しい。

kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0908 2面津波避難タワー 大磯町ではこのほど、北浜海岸に建てられた津波避難タワーに併設されたステージの利用募集を開始した。
 今年7月の海開きに合わせて供用開始となった同タワーの1階部分にはステージが設置されている。海水浴場の開設期間中はステージ利用の対象外だったが、先月27日をもって期間が終了したことから、同町では町民に広く利用を呼びかけている。利用にできるのは①5人以上で構成され、過半数が町内在住、在学、在勤の団体②町内に事務所を有する法人やその他団体③町内で開催するスポーツ等の競技大会等の表彰式を行う団体となっている。
 利用希望者は同町産業観光課みなと推進係に利用申込書及び関連書類を提出し承認を受ける必要がある。町では「海岸エリアの活性化につながれば」と期待している。
◇問い合わせ=同課☎︎61-5719

0908 2面南原小 平塚市立南原小学校(林 正人校長)で1日、児童らによる災害時用の備蓄食の試食が初めて行われた。
 この備蓄食は同小学校創立45周年の記念事業の一環として、同小PTAが購入したもの。震度5弱以上の地震の際、保護者が来るまで児童は学校で待機することになっている。ただすぐに児童を引き取ることが難しい場合に備えて、缶パン1缶(保存期間5年半)と500mlのペットボトル2本(同7年)を計280セット備蓄することにした。
 「防災の日」の1日、同小では県内一斉の防災行動訓練「かながわシェイクアウト」の後、缶パンの試食が行われた。「普通のパンみたいに美味しい」「みかんの皮の香りがする」などと児童らに好評だった。
 市教育委員会によれば、東日本大震災後、市内のほとんどの小中学校ではアルファ米など1食分が備蓄されているという。

0908 2面さなだ幼稚園 平塚市の私立さなだ幼稚園(市川俊徳園長)の園児が4日、東海大学湘南キャンパスを訪れ、大学生とふれ合いながら科学ショーや実験を楽しんだ。
 これは、同幼稚園父母の会の依頼により行われたもの。今回協力した工学部応用化学科の秋山泰伸教授によると、学内の実験室に園児を招いてこうした催しを実施するのは初めてという。
 この日は園児93人が参加。まず、液体窒素でバナナを硬く凍らせて釘を打つ様子に目を見張っていた。その後はグループに分かれ、同学科の学生の手伝いを受けながら液体石けんから固形石けんを作るなど様々な実験に取り組んだ。このうち人工イクラのコーナーでは、海藻の成分を含んだ液体に赤く着色した水などを入れるとイクラに似た丸い粒がいくつもでき、園児は触りながら「プニプニしてる」と喜んでいた。

0908 2面 自殺予防 平塚市は先月30日、世界自殺予防デー(9月10日)を中心とする自殺予防週間(同10日〜16日)に先駆け平塚駅周辺で街頭キャンペーンを実施した。
 キャンペーンには平塚市自殺対策会議のメンバーに加え、国際医療福祉大学の学生や、駅北口の地下通路に掲示されている自殺予防啓発ポスターを描いた浜岳中学校・大野中学校の生徒など、合わせて70人程が参加。リーフレットや啓発グッズを道ゆく人に手渡して命の大切さを訴えた。市内では昨年、37人が自殺をしており、平塚市では心に不調を抱え自殺に傾く人々を適切な支援に繋げるゲートキーパーの養成にも力を入れている。
 また、現在市立図書館全4館で命の大切さや尊さをテーマに選んだ図書を紹介する特設コーナーを設置しているほか、17日、24日には「こころと命のサポート映画会」が開催される。

0908 2面ローラーダ−ビー 平塚市の専門学校生・桑本真綾さん(18)が、今月初めて開催された「FIRS世界ローラーダービー選手権大会」に日本代表チームの一員として初出場した。
 ローラーダービーは、ローラーシューズを履いた5人ずつのチーム2つが同時に楕円のトラックを周り、得点役(ジャマー)が相手チームの選手を追い越すことでポイントを重ねるというもの。ジャマーが味方の助けを受け滑りながら相手チームのブロックをかわすなど、スピード感あふれるローラースポーツの一つである。
 桑本さんは中学3年の時、プロのスケートボーダーである兄の透伍さんの練習について行った先で、ローラーダービーの元となったローラーゲームというスポーツを試しにやってみないかと声をかけられた。それまでの習い事はどれも長続きしなかったが、これは違った。転んで傷だらけになりつつ20代から70代の仲間と一緒に滑り方やルールを一から教わる中で、世代に関わらずプレーできる楽しさを感じられた。また、試合ではスピードだけでなく滑るコースを選ぶとっさの判断力や瞬発力も必要なところが面白く、はまっていったという。
 その後、平日の放課後には自宅前で、週末には海老名や都内などで練習を続けて力を付けてきた。昨年はアメリカでの試合にも出場するなど経験も積んだ。
 そして、ローラーゲームをより安全にしたローラーダービーの世界選手権が今年初めて開催されることになり、桑本さんは得点役のジャマーとして代表チームの一員に選ばれた。中国・南京での大会(8月31日~今月5日)には米など4チームが出場し、日本チームは力及ばず4位。しかし桑本さんは「体格の大きな選手と戦うのは思った以上に難しかったが、日本にも小柄さを生かして相手をかわす技術があった」と振り返った。そして、同世代の人にこのスポーツを知ってもらい一緒にプレーしたい、さらに選手層がまだ薄いので今から始めても世界を狙えると呼びかけている。

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 大磯町在住の藤塚松星さん(68)がこのほど、国内トップレベルの木工芸・竹芸作家が多く出品する「第16回伝統工芸木竹展」で最高賞となる「文部科学大臣賞」を受賞した。同展での最高賞はこれで2度目など公募展で入賞多数、海外でも高い評価を受けているが、それに満足することなくさらに新しいことをやりたいと先を見据えている。
 作家名に「星」の字が入る藤塚さん。高校卒業後はサラリーマンとなったものの、小学生の頃からの星好きが高じ、天体観察の時間を確保するため時間が自由になる職業につく必要があると考えた。そこで、手に職をつけようと決意。23歳の時、縁あって竹芸作家のもとに弟子入りした。
 最初は当時注文が多かった竹のランプシェードを作るのを手伝いつつ、師匠が公募展のために作品を作る様子を見てその手法を必死に学んだ。その中で、同じ製品を1ヶ月に100個200個作る職人として関わるよりも、自分がデザインしたこの世に一つしかない物を生み出す作家としての生き方を目指すことを決めた。
独創的な手法を生み出す
 そうは言っても、もちろん簡単なことではない。自分で考えた作品なのに、人のまねだと言われたこともある。そう言われないためには、常に「人がやっていない新しいことをやろう」と必死に考えているという。そのアイデアを探すため、竹芸はもちろん陶芸など他の伝統工芸の作品も数多く見て感性を磨き、時には創作のヒントをもらった。
 そして、今回の受賞作・「彩変化花籃『日月』(さいへんげはなかごじつげつ)」にも使われている「彩変化」など独自の手法を作り出した。これは、通常断面が四角の竹ひごを三角に削り、二色に染めて使うもので、色の変化や陰影が味わえる。また、一本の竹ひごを半分に染め分けて出来上がりが左右非対称になるようなやり方に挑戦したり、従来なかった紫色の作品を作ったりもした。発表した時は、アイデアの斬新さにバッシングを受けたこともあったが「新しいものが受け入れられるには時間がかかる。いいものならいつかは評価される」と信じて、めげずに信念を持って作り続けた。
 そうして気づけば入門以来45年。これまでに日本伝統工芸展など国内の大きな公募展で多くの賞を受賞してきた。また十数年前からは、竹芸がアートとして注目されているアメリカなど海外のギャラリーや美術館にも出品。現在は、ニューヨークのメトロポリタン美術館での展覧会でも作品が展示されるなど、高い評価を得ている。
続ける挑戦
 しかし、60代後半となり体力や集中力の衰えを感じることも。まだまだずっと作品を作り続けたいとは思うものの、あと10年もすれば、さらに体力が落ち創作のエネルギーが弱まるかもしれない。そこで70歳になる2年先を見据え、「それまでにどれだけいい仕事ができるかが勝負。もう一つ新しいことをやりたい」と藤塚さんは考えている。
 そのチャレンジの種が詰まったのが、作業場にある棚の引き出し。中には、作品のイメージや簡単なデッサンを思いついた時に描きつけたメモの束が入っていて、それを眺めながら次作のデザインを思い描く。そうして頭の中に出来上がったイメージを実際に形にしたらどうなるのか、早く見てみたいという思いが、新たな作品作りの原動力になっているという。
 伝統工芸の分野では、後継者がどんどん減少している。藤塚さんも、師匠から教わったことや身につけた技術を誰かに伝えたいという思いはあるが、自身に余裕がなく師匠が弟子の生活を経済的に支える昔のような徒弟関係を作ることは難しいという。それでも、3年後の東京オリンピック・パラリンピックを機にアートとしての竹芸をさらに世界へ発信し、ファンが増えれば、後継者育成につながるかもしれないと期待している。
 
【写真TOP】作業場での藤塚さん
【写真下】今回の受賞作「彩変化花籃『日月』(さいへんげはなかごじつげつ)」/文様が左右非対称の「緋襷文花籠(ひだすきもんはなかご)」/メモの束にはたくさんのアイデアが

うちのこ0825
いとちゃん
プールデビューしました☆
もうすぐ一歳の誕生日です!0901うちのコ
いとちーさん
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3面 0901平塚PV 平塚市は先月25日、来街促進を目的とした動画「ひらつかラブストーリー 〜ずっとぎゅっと、このマチで〜」を制作し、YouTubeで公開を開始した。
 動画は平塚で生まれ育ち、出会った男女が恋人から家族になり思い出を重ねていくというストーリー。市内各地の名所の実写映像に、人気イラストレーター日下部うめかさんが描きおろした人物イラストをCGで重ねている。キャラクターの声優には人気男性声優の小野賢章さんと地元劇団で活躍する水野理紗さんのふたりを起用した。またシナリオは東海大学文芸創作学科を卒業したシナリオライターのふくだりょうこさんが執筆した。
 映像は東京都のグリコビジョン渋谷で今月1日から、三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚1階光の広場で4日から放映される。

3面 0901清水学園 学校法人清水学園(清水 裕理事長)は先月27日、今年度から利用を開始している清水学園付属幼稚園(平塚市根坂間)の新園舎の落成式を開催した。
 昭和20年に洋裁学校として清水学園は設立された。昭和49年、教育をもって地域に貢献する、という思いから、幼児教育を始めたのが同幼稚園のはじまりだ。工事は昨年6月にはじまり、今年3月に新園舎が完成。今年5月には旧園舎を取り壊し全工程が完了した。新園舎は地上3階建。今年度から幼稚園型の認定こども園となったことから、預かり保育を行う部屋を整備し、2階屋上部分には人工芝の庭園が設けられるなどしている。
 清水理事長は「『教育は国家100年の計』という言葉通り、地域の幼児教育の向上に努力していく」と挨拶した。

0901 2面 お弁当-1 市内中学生が中学校へ持参するお弁当を作る「自分で作るお弁当コンテスト」の決勝ラウンドが先月24日、花菜ガーデンで行われ、一次審査を勝ち抜いた5チームの生徒らがお弁当の出来栄えを競った。
 同コンテストは小学校で給食や授業を通して学んだ食育を実践する場として行われているもので今年で8回目を数える。今年は24チームがエントリーし、事前にお弁当作りの基本や地産地消、卵焼き作りなどを学習した。決勝ラウンド当日は制限時間内にお弁当を作り、その出来栄えや調理と片付けの手際などを11人の審査員が審査。2校が同得点となり決選投票が行われるほどの激戦を、土沢中学校の藤田夢未さん(3年)、根本 葵さん(2年)、宮澤亜佑美さん(2年)のチームが制した。夏野菜をふんだんに使用した「なつYAAさい弁当」の売りは夏の梅しらす混ぜご飯。栄養満点で疲労回復効果を狙った。また、おくらの肉巻きは薄くスライスしたニンジンを一緒に巻き、色合いも意識したという。藤田さんは「練習してきた成果がだせた」と笑顔で話し、根本さん、宮澤さんは「また来年も参加したい」と意欲を見せた。
 最優秀賞チームには賞状が贈られたほか、副賞としてフランス料理マリールイーズ(松風町)のフルコース食事券、しまむらストアーのお買いもの商品券などが贈られた。また、「海鮮和家いしけん」(代官町)による作品の市販化(注文販売)が行われる。
【写真】最優秀賞チームの(左から)宮澤さん、藤田さん、根本さん
【写真下】真剣な表情で調理に臨む/優秀賞の金旭中 村田有香さん、石井夕貴さん、植田萌香さんチームの作品/優秀賞の春日野中 山本嘉紋さん、上田蒼之さん、平元 凜さんの作品/入賞の金旭中 高橋みなみさん、田付若菜さん、早﨑爽葉さんの作品/入賞の浜岳中 米澤 雅さん、田尻萌菜さん、伊藤美希さんの作品

0901 2面 マイナンバー 平塚市は先月23日、マイナンバーカードを利用してコンビニエンスストアに設置されているマルチコピー機で住民票の写し等の各種証明書を交付するサービスを10月1日から開始することを発表した。
 取り扱われる証明書は住民票の写し(300円)、印鑑登録証明書(300円)、市民税・県民税証明書(300円)、戸籍全部事項証明書・戸籍個人事項証明書(450円)、戸籍の附票の写し(300円)の5種。政令市を除くと県内自治体で初の試みだ。全国のセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなどマルチコピー機を設置している店舗で利用できる。通勤通学途中などの取得も容易になり、利便性の向上や市役所窓口の混雑の緩和に効果を期待している。
 利用にはマイナンバーカードが必要となるが、市内の普及率は7月末時点で11.64%。落合克宏平塚市長は「カードの普及にも期待したい」と話した。

0901 2面大磯町協定 起業や事業の拡大を目指す個人・企業を支援するため、8月25日に大磯町と大磯町商工会、中南信用金庫、それに株式会社横浜銀行の4者が、連携や協力を行うための協定を締結した。
 これは、金融機関が持つ幅広いネットワークを活用し、商品化支援や販路の開拓・拡大などを図ろうと結ばれたもの。調印式には、中﨑久雄町長のほか大磯町商工会の重田照夫会長、中南信用金庫の鈴木 豊理事長、横浜銀行の川村健一代表取締役頭取が出席した、中﨑町長は「大磯市の出店者など町で働くことに関心を持つ若い人を引き寄せ、町を活性化していきたい」と協定への期待を語った。
 この協定の有効期間は平成30年度末までで、町の担当者は「その間に一つでも事例を生み出したい」と話している。

0901 2面 サップヨガ 大磯ロングビーチで先月22日、タレントで一般社団法人日本サップヨガ協会理事長の田中律子さんが指導する女性限定サップヨガ教室が開催された。
 サップ(SUP)とは、Stand Up Paddleの略称で、サーフボードより大きく浮力の高いボード上で行うマリンアクティビティのこと。この上で行うヨガをサップヨガといい、近年若い女性を中心に反響を呼んでいる。「開放的な場所で太陽の光や風を感じることができるのが室内のヨガにはない最大の魅力」と話す田中さん。不安定なボード上で行うため、体幹トレーニングとしての効果も期待できる。
 教室に参加した伊勢原市在住の女性は「普通のヨガは経験があるがサップは初めてで楽しかった。すごく体幹に効いている感じがする」と満足げ。「機会があればまた参加してみたい」と笑顔で話してくれた。

0901 2面 高砂部屋_若い力士に胸を貸す朝弁慶(写真奥) 平塚出身の力士、朝弁慶が所属する大相撲・高砂部屋(東京都墨田区本所)の夏合宿が先月27日、幕を閉じた。同部屋の夏合宿は今年で24回目を数える。
 「相撲ブームとは言えど、土俵がなければ相撲は取れない。こうして長きにわたり続けられるのは本当に嬉しい」と高砂親方が語る平塚での夏合宿。25日の練習には市民ら約200人が集まり、力士らが汗を流す姿を観覧した。所属力士らが土まみれになりながら汗を流す中、朝弁慶は右膝の怪我の影響もあり軽めの内容。「地元に帰ってこられて嬉しいが、番付を落としたのは申し訳ない。来年は関取として戻ってきたい」と決意を新たにしていた。秋場所からは同部屋の朝乃山関が新入幕を果たす。朝弁慶の再起にも期待したい。
 夏合宿は25日から27日にかけて行われ、26日にはちびっこ相撲や、ちゃんこの試食会なども催された。

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 県内では、ほぼ平塚市大野地区のみで栽培されているクリマサリの出荷が8月28日にスタートした。年々生産量が減っていることなどから「幻の芋」と呼ばれるが、店頭に並ぶ以外にも加工品がいくつも販売されており、地元ではいろいろと味わう機会の多い野菜なのである。
 栗に勝るほど美味しいと名付けられたクリマサリの栽培が始まったのは昭和30年代半ば。しかしその数年後から、工業団地が進出すると共に宅地化が進んで農地が大きく減少した。また高齢化と後継者不足で、生産者は15人ほどに減っている。
 それに加え、クリマサリ自体の特徴も生産量減少の理由とされる。まず形がくねくねとしているため、機械で収穫する際に掘りにくく折れやすいという難点がある。また、今主流のベニアズマなどと比べると甘さ控えめで皮の色も薄いこの芋は、押され気味なのだという。
作り手の責任感
 それでも、栽培を続けるのはなぜだろうか。生産者の一人、農業ひとすじ約60年という原田栄司さん(80)は「一旦作るのを止めてしまったら復活させるのは難しい。親の代から作っているから絶やしたらいけないと思うと、止めたくても止められない」と苦笑しながら、稲藁と米ぬかを混ぜ1年間発酵させた自家製の堆肥を使って大事に育てていると話してくれた。また、砂が多く含まれ水はけが良い土壌を持つこの地区でクリマサリ作りが受け継がれてきたことから相原 清さん(80)も「先輩が作ってくれた大野の名産だから何とかして続けていこうと思う」と話した。
味わいいろいろ
 こうして、細く長く続いてきたクリマサリ。調理法としては、甘みを逃さずホクホクした食感を生かすために丸ごと蒸したり、油との相性がいいので天ぷらにするなどがお勧めだという。
 一方、規格外の活用や地産地消を図るため、いくつもの加工品が登場している。中でも多いのはお菓子。市内の老舗和菓子店・杵若では、クリマサリで作る芋あんを詰めた「ほっくり」(※)と芋羊羹(9月中旬から)を販売している。また社会福祉法人進和学園サンメッセしんわでは、3年前からクリマサリを含む5つの平塚産野菜を用いたおからドーナツ(※)を製造する。
 まだ暑い日が続く中ジェラートでも楽しめるのが、JA湘南あさつゆ広場のあさつゆ工房。優しい甘みとほんのりした芋の香りを感じられるが、特に9月上旬から10月初め頃には生の芋をここで加工して原料にするので、鮮度の良さを味わえる。あさつゆ広場では今後シフォンケーキ(※)も登場するなど、甘いもの好きの人にはうれしい限りである。
 惣菜では、鳥仲商店が平塚産の材料で作るコロッケ「ひらコロ」の1種として、昨年「くりまさりスウィートポテト」を発売した。今年は来週中にも販売が始まる予定だという。それから生産者に人気なのは、平塚酒販協同組合販売の「本格芋焼酎 幻の芋 くりまさり」(※)。原田さんは「この焼酎と蒸した芋での晩酌が、きつい畑仕事に向かうエネルギーの元」だと笑顔を見せる。
 今年は、昨年より少し多い19tの出荷が見込まれている。本当に「幻の芋」になってしまう前に、自分の好みの味を探して味わってみては。
クリマサリはあさつゆ広場、市内のスーパーなどで10月中旬ごろまで販売予定。
杵若☎︎31−2776
サンメッセしんわ☎︎35−3800
あさつゆ広場☎︎59−8304
鳥仲商店☎︎31−0349
※の商品は、あさつゆ広場でも販売。
【写真TOP】
初出荷を迎えたクリマサリ
【写真下】
規格を確認する生産者/あさつゆ工房のジェラート/(左から)おからドーナツとほっくり/焼酎はアルコール分25度と35度の2種類

うちのこ0825
れんくん
わんぱく坊主も寝てる時は天使♫
ふうりんさん
【投稿募集】
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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0825 映画
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(2017/日本)

総監督:新房昭之 脚本:大根仁
声の出演:菅田将暉/広瀬すず/松たか子 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
予告の間に着席すると、夏休みのせいか、後ろの席から予告を話題に話す女子中学生らしき二人組の会話が聞こえた。映画とは本来、こうして場を楽しむものだ。本作は、夏休みの一瞬、中学生の男女が体験する淡く切ない恋と成長の物語。母親の再婚で、人知れず引っ越すことになった少女、なずなは、同級生の男子、典道を巻き込み駆け落ちを決行する。ところが呆気なく頓挫。大人びてみても、子供は一人で人生を選ぶ権利を持てない。典道は、ある方法で「もしもの世界」を作り出し、なずなとの未来をやり直す…。後ろから、女子中学生二人が物語の成り行きに、一喜一憂する囁きが漏れてくる。映画は鮮やかな花火の閃光と共に忘れ得ぬ記憶を少年少女の心に刻んで幕を閉じる。劇場を去っていく女子中学生二人を見送りながら、先ほど、高校生の恋愛映画の予告を観ながら二人が交わしていた会話を思い出した。「18歳まで結婚しちゃいけないんだよ」「私、18歳になったら絶対、結婚する」「うそ?!」「する、絶対」頼もしい気持ちになった。彼女たちには「もしもの未来」がこれからたくさん待っているのだ。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

A4_2 日本国内10カ所の海水浴場・ビーチバレーコートを転戦しその年のナンバーワンを決める「ジャパンビーチバレーボールツアー2017」(公益財団法人日本バレーボール協会主催)の第7戦「平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯」が、26日(土)・27日(日)に湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoenで行われる。地域のスポーツ振興などのため、地元企業の荒井商事株式会社(荒井亮三代表取締役社長)が特別協賛しており、同社の看板商品でもある「ガラナ・アンタルチカ」の名前が冠についている。
 試合は両日ともに9時スタートで観戦は無料。26日は予選と本戦の一部、翌27日には準決勝・決勝が行われる。男子では日本代表にも選ばれている長谷川徳海・越川 優ペアなどが、女子では湘南ベルマーレに所属する石井美樹選手や鈴木悠佳子選手らがエントリーしており、名実ともに日本のトップ選手らの真剣勝負の場となっている。
 同ツアーは2015年まで開催されていた日本バレーボール協会(JVA)主催「JVAビーチバレーボールシリーズA」と日本ビーチバレーボール連盟(JBV)主催「JBVツアー」を発展統合するかたちで新設されたもの。昨年もひらつかビーチパークを会場の1つとして開催しており、多種多様なビーチスポーツを楽しめるビーチパークの一大イベントとして定着しつつある。
 また、前日の25日(金)にはビーチバレー界のレジェンド、エマニュエル・レゴ、レイラ・バロス夫妻を招いてのエキシビジョンマッチを開催予定。15時30分からはサイゲンジさんらによるミニライブも行われる。25日は相模川河口で第67回湘南ひらつか花火大会も行われる。花火の前にプロスポーツの迫力を味わってみては。
◇ジャパンビーチバレーボールツアー2017 第7戦 平塚大会 ガラナ・アンタルチカ杯
日  時:8/26(土)・27(日)各日共に9時〜
会  場:湘南ベルマーレひらつかビーチパークby shonanzoen
観  戦:無料
プレイベント:25日(金)14時30分〜
     エキシビションマッチ、ミニライブ他
※詳細は荒井商事の特設サイトでご確認を。http://www.arai-group.co.jp/beach/

0825 2面二宮町図書館 図書館をより身近な存在に感じてもらい利用増につなげようと、中学生を対象とする見学会と懇談会が二宮町図書館で18日に開かれた。
 これは昨年から始まったもので今年で2回目。同図書館では年間の貸出件数が10年前と比べ3分の2になるなど利用が年々減少する中、利用者を増やす方策を検討している。そこでフリースペースで学習するためラディアンを訪れる多くの中高生に、中にある図書館も居場所として使ってもらえるよう、生の意見を聞こうと開催された。
 今年は、町内の中学校の図書委員など1年から3年までの6人が参加した。まず館内を案内してもらい、普段は入れない書庫や、町にゆかりのある作家の著書など地域資料が展示されているコーナーを見学した。
 続く懇談会では、まず各自のお薦めの本を紹介した後、どうすれば図書館がより利用しやすくなるかを話し合った。特に2階のティーンズコーナーについて様々な要望が相次ぎ、壁に向かって机と椅子が置かれているが、「友達と一緒に『こんな本が面白いよ』と話せるよう椅子を配置してほしい」といった意見や、コーナーが奥まった場所にあるため「ここにあると一目で分かりやすくしては」「本の表紙を出して並べてあると、興味が湧いて手に取りやすい」といった声が上がった。
 また、アニメや映画などの映像をきっかけに原作に興味を持つという生徒も多かったことから、「1階の“こどものほんコーナー”に来る子に向けて2階に映像作品の原作があると表示をしてはどうか」との提案も。 この他にも「調べ物をする際に、どんな本で調べるとよいか相談できたら」との意見には、相談員が「こどものほんコーナー」で調べ物や本探しを手伝う(夏休み期間中は毎日実施)ことを館員が説明した。
 参加した新井友葉さん(二宮中3年)は「自分にとっては、目的もなくふらっと来て、気軽に本を手に取れる場が図書館。本を読める環境を作れば読んでもらえると思います」と話していた。

0825日本舞踊 平塚湘南ロータリークラブ(三富正規会長)が主催する体験型イベント「おどってみよう!! 日本舞踊〜習ってみよう『和』の作法〜」が19日、平塚市中央公民館で行われた。市内の小学生約70人が参加した。
 指導にあたったのは(公社)日本舞踊協会神奈川県支部のメンバーら。小学生らはまず和装での立ち方、座り方、立ち上がり方や歩き方などを学習。吸収が早く、正座する姿はとても大人顔負けのものだった。後半は同支部のメンバーらによる日本舞踊の基本的な動作、演目を学ぶとともに、自らも扇子を使った日本舞踊を踊った。また日本舞踊での桃太郎を鑑賞した際は食い入るように演者の一挙手一投足を見つめていた。
 背筋をピンと伸ばし凛々しく座る子どもたちの姿につられてか、父兄らも思わず背筋が伸びた様子。イベント自体は堅苦しいものではなく子どもたちものびのびと体を動かしていたが、会場内には凛とした空気が漂っていた。

0825 2面江南華道部 県立平塚江南高等学校の華道部が、高校華道日本一を競う「Ikenobo 花の甲子園2017」関東地区(南)大会に今年初出場した。
 20日に都内で開催されたこの大会は、3人1組となり各校が決めたテーマに基づいて作品を仕上げるもので、今年は東京、神奈川、埼玉から10校が参加した。昭和10年創部と長い歴史を持つ同部だが、現部員は今回出場した部長の富松ひかるさん、関 真友子さん、與野夏生さんの2年生3人のみ。1年生がおらず部の存続が危ぶまれることから、「仲間作り」をテーマに掲げ、新しい部員、そして部の将来に対する不安や焦りと未来を、季節の花々で表現した。
 結果は、敢闘賞と全国大会には出場できなかったものの、顧問の栗原 京教諭は「いい経験ができた」と振り返っていた。
提供=栗原さん

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 相模湾に面し、様々な海の幸が楽しめる平塚市。近年、6次産業化の推進や直売施設、直売イベントなどが増加してきたことで、より手軽により多くの方法でその恵みを享受する機会がある。だが一方で実際に自分で魚を釣ったことがあるという人はどれほどいるだろうか。今号では釣船浅八丸(金子大郎社長、千石河岸57-13)の協力のもと、海釣り体験を敢行。数ある海の魅力の1つとして“釣り”にクローズアップする。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」で8/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 浅八丸は平塚新港に数ある船宿のうちの1つ。季節に応じた様々な魚種に合わせて乗合船や仕立船(仲間内での貸切船)を出航しており、現在はカツオ狙いとライトルアーでのカマス、ワカシなど狙い、シロギス狙いの船を出している。各種プランにも力を入れており、グループプランやシニアプラン、学割やレディースプランも用意されている。また、釣具のレンタルも行なっているので「釣りは色々道具を揃えないといけないからハードルが高いのでは……」と敬遠している人でも気軽に楽しめる。釣りたい魚や、スケジュール等、船宿に相談してみてはどうだろうか。
いざ出航
 取材当日(16日)は朝からあいにくの雨。今年は東京でも40年ぶりに20日連続の雨を観測するなど、今ひとつ夏らしくない日々が続いているが、8月ながら風が吹く船上はかなり寒かった。この日の狙いはライトルアーでのカマスやワカシ(ブリの幼魚)。「この天気だと結構難しいかもね」という金子社長の言葉に一抹の不安を抱えつつもいざ出航。
 船の上からの眺めは陸地から見るのとはまた違う発見がある。陸から見ると小さい平塚沖総合実験タワーも迫力の大きさ。釣りに関しては素人同然の取材班は海上にでることも新鮮な体験の1つとなった。肝心の釣果はというと、指導通り竿をしゃくること30分、カマスを釣り上げることができた。この後もビギナーズラックか、計4匹のカマスを釣り上げ、どうにか企画に穴を空けずにすんだ。
自分で捌いて味わう
 こうして釣り上げた魚だが、家庭で調理しようと思っても自分で捌くことにもまたハードルがある。だが3枚おろしができるだけで料理の幅はぐっと広がる。ネット上の動画などで捌き方を見ることもできるのでぜひチャレンジしてほしい。また、自分で捌く体験は食育という面からも重要だ。釣り上げたばかりの魚は当然生きている。釣り針から逃げようと必死にもがくし包丁を入れれば血が流れる。当たり前のことだが、スーパーでは綺麗に下処理されたものや切り身の魚が多いだけにどうしても忘れがちな部分だ。平塚漁協では年に2〜3回程度、各小学校への出張教室を行なっている。同漁協の伏黒哲司さんは「漁師の話を聞き、魚を捌く様を見るだけでも子どもたちにとっては印象に残るみたいですね。身近にある魚ですけれど、自分で捌くとなると敬遠されがち。漁協でも『やってみよう』の入り口を作れるようにしたい」と話す。釣りにでかけ、魚を捌き、食す。普段見ることの少ない部分に触れてこそ、知ることができたり気づけることもある。
 平塚に住んでいれば海産物に触れる機会は多い。食卓に並ぶ魚は身近なものではあるが、自分で釣り上げた魚ともなればその味わいも海への感謝も一段と増してくる。
【写真】
写真TOP)見事取材陣でいち早く魚を釣り上げたSCN井手アナ
写真下)虹ケ浜の沖合1kmに位置する総合実験タワー/今回取材に協力いただいた浅八丸

0818 コネクト01 平塚青年会議所(平塚JC、守屋宣成理事長)が手がけている、社会の仕組みを学ぶ体験型イベント「ぷち事業」。そのはしりとなったなでしこ小学校の児童を対象とした「ぷちなでしこ」が6日の開催で5年目を迎えた。現在では平塚JCの手を離れ、地域住民らが自分たちで企画・運営するものに成長している。
 ぷち事業とは、仕事を見つけ、その仕事をして対価として賃金(仮想通貨)をもらい、支払われた賃金で物品を購入するなどの消費活動をする――というような社会活動・経済活動を学ぶ体験型のイベント。単なる職業体験から一歩踏み込み、実際に経済が循環する「子どものまち」を作る。
 「ぷちなでしこ」は開催当初こそJCの事業の一環として行われていたが、昨年からはJCはほとんど介入せず、地域の人々の手によって作り上げるイベントへとなった。今年度も実行委員会(平井伸幸実行委員長)が設立され、開催に向けて準備を重ねてきた。今年は児童ら150人ほど、協力商店や父兄も合わせれば300人あまりが小さい「まち」を作り上げた。
 今1番のテーマは「いかに子どもが主体となった運営ができるか」と平井さんは話す。なでしこ地区は大企業があるわけでもなく、協力する店舗・施設のほとんどは地元の商店。だからこそ深い結びつきを持つ独自性が育まれつつあるという。「なでしこ地区自体が大きいエリアでもないので、もっと地域を巻き込んでイベントを続けていければ」と平井さん。自分たちの手で運営しているからこそ、子どもたちにはより深く地域のことを知り、結束を強めてほしいと願っている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 平塚市では防災・減災への意識高揚を測るため、19日(土)に平塚総合公園で総合防災訓練と防災フェアを実施する。
 総合防災訓練では弾道ミサイルを想定した県内初の避難訓練を総合体育館で実施。訓練後には県が作成した「弾道ミサイル落下時にとるべき行動例」のビデオを上映する。また、地震の発生時に自主防災組織が行う対応や避難所生活での行動と役割など、実践的な確認が行われる。
 一方、平塚のはらっぱでは防災フェアを実施。保存食の試食会や乾パンのアレンジ料理などが紹介されるほか、起震車体験、消化器体験など、家族づれでも楽しめる内容になっている。
総合防災訓練
日時:8/19(土) 9時15分〜12時30分
会場:トッケイセキュリティ平塚総合体育館
防災フェア
日時:8/19(土) 10時〜14時
会場:平塚総合公園 平塚のはらっぱ
※雨天中止

0818 2面 スクール議会-1メイン 現役の高校生らが“議員”となり市長に質問や提言を行う「ひらつかスクール議会」が7日、平塚市議会議場で開催された。平塚青年会議所(守屋宣成理事長)の主催で初めて行われたこの試み。本物の議会さながらに若い視点からの意見や質問が行政にぶつけられた。
 高校生議員らは「湘南ひらつか七夕まつり」「オリンピック・パラリンピック リトアニアキャンプ地」「中心商店街の魅力アップ」の3テーマについて、事前に学習、調査を行い、質問と提言をまとめあげた。
 七夕まつりの担当委員らは七夕飾りの減少に対して、小学生から大学生までが連携した「平塚七夕学生連合」を結成し飾りを制作してはと提言。落合克宏市長は「連合の飾りが市役所や駅の常設の飾りのように市内各所で見られる未来に期待する」と感想を述べた。
 リトアニアを担当した委員会は、キャンプ地として選手を受け入れるには市民レベルでの交流が不可欠であるとして、親善バスケットボール大会を開催することや、認知度をさらに向上させ関心を持ってもらうことの重要性を訴えた。
 中心商店街の委員らは若者が足を運ぶような商店街にするために、SNSを活用した情報発信の重要性を提言。若者たち自身がアドバイザーとなって、商店街の魅力を発信していきたい。とする意見をあげた。
 当日は傍聴席もほぼ満席という注目度の高さだったスクール議会。リトアニア委員会で質問をした県立平塚中等教育学校5年、森田雄大さんは「今日、質問し提言させてもらったことは言っているだけでは全く意味がなく、いかに実行に移すかが大事。今日を始まりとして色々と提案してこれから先の実施にも積極的に関わりたい」と話し、引き続き若い力が行政に意見できるような体制づくりに期待していた。

0818 2面 金目中柔道部 平塚市立金目中学校の柔道部が、先月29、30日に行われた神奈川県中学校柔道大会で男女団体戦のアベック優勝、個人戦でも5階級で優勝を果たした。今月22日から福岡国際センターで行われる全国大会に挑むべく、日々練習に励んでいる。
 指導する真田州二郎先生が「それこそ“総合優勝”があればうちの部が獲っているぐらい」と話すほどに各階級で快進撃を見せた同部。出場した選手のうち、23人が県でベスト8以上、そのうち18人がベスト4以上、さらにそこから8人が決勝に進むなど、上位に躍進。女子63kg級では準決勝に進んだ4人中3人が同部の生徒。決勝も“同門対決”となるほどだった。強さの秘密を「練習の質」と評する真田さん。所属する生徒らは経験者であっても元々強い子たちではなかった。勝つために3年をかけて心と体、技を鍛え、その成果が花開いた。
 幸いにも近隣には全国区の強豪校である東海大学柔道部などもあり、練習環境が整っている。同時に「協会が若い子どもたちの努力を応援してくれてとても感謝している」と平塚柔道協会(奥山晴治会長)の後援に感謝を述べる。
 男子73kg級で優勝した男子主将の野地鴻介さん(14)と、女子63kg級で優勝した女子主将の岸田桃佳さん(15)も「練習の質はとても高い」と口を揃える。2人とも全国大会での目標を「優勝」と言って憚らないが、その自信は日々の練習こそが根拠だ。同部が全国を相手に躍進することにも自ずと期待がかかる。

0818 2面 落花生 JA湘南路地野菜部会岡崎支部(内野重仁支部長)は2日、生落花生の出荷に伴う目合わせ会を開催した。割れや奇形、未熟などがないかをチェックし、お盆前後に迎える最盛期に備えている。
 同支部からの生落花生の出荷量は県内でもトップクラスで昨年は約10tを出荷した。今年は日照りが強かった影響で株についているさやの量が少なく小粒傾向というが、殻が薄くて中身が大きく味は変わらないという。市内の落花生栽培はさといもなどと同様に水田の転作作物として昭和60年代から栽培が始まった。転作にすることで病気が少ないなどの利点があるという。
 おすすめの食べ方は茹で落花生。塩を入れて20〜25分茹で、そのまま冷ますと塩分が中に染み込みおいしい茹で落花生になるという。JAの直売所「あさつゆ広場」や一部スーパーなどで購入できる。

0818 2面ベジタマもなか 地産地消の普及に向け、平塚産のもち米を原料として開発された「ベジタマもなか」を使ったレシピコンテストが開催されることになり、現在参加者を募集している。
 これは、市民の参加を通じて「ベジタマもなか」のPRを図るため、平塚市民・大学交流事業観光推進部会が行うもの。対象は市内在住・在勤・在学の個人やグループで先着100組。現在参加受付中(今月24日まで)で、11月にレシピと写真による1次審査、12月には実際に調理を行う最終審査が行われる。
 市農水産課では「平塚の地産地消がアピールできるよう自由にレシピを考えてもらえたら」と話している。
 昨年開発された「ベジタマもなか」を使ったスイーツや軽食は、これまでイベントで販売され、学校給食にも提供されている。
◇問い合わせ=市農水産課☎35-8102
【写真】「ベジ太」と「タマ三郎」のデザイン

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 美しい自然や歴史・文化遺産があちらこちらに残る平塚市北西部の金目地区。ここをまるごと博物館にしようという「金目エコミュージアム」が今年の6月で発足10年を迎えた。地元の歴史を掘り起こし、多くのイベントを開催するなど、地域の魅力に光を当ててきたこの取り組み。これまでの活動を振り返ると共に、会員たちがどのような思いで活動を続けてきたのかを紹介する。
 エコミュージアムとは聞き慣れない言葉だが、生態学(Ecology)と博物館(Museum)を組み合わせた造語。地域全体を展示室と考え、点在する寺社や遺跡といった歴史的なスポットと自然の景観、そこで育まれてきた文化やなりわいを展示物に見立て、それに関して調査し学んだ住民を学芸員とする野外博物館のことだ。1960年代にフランスで誕生したもので、国内では山形県朝日町や千葉県南房総市などにもある。
 金目地区では、歴史再発見事業をベースに、市からの働きかけで平成19年に「エコミュージアム金目まるごと博物館」が発足。その後現在の名称に変更し、歴史・文化、自然・景観、産業、イベントの4つの部会で約70人が活動している。
4部会が活発に活動
 「歴史・文化部会」では、地域の発展に影響を与えた金目川の歴史、そして明治から大正にかけ視覚障害者の教育と自立のため尽力した秋山 博や、自由民権運動家として活躍した宮田寅治らなど、地元の偉人の活躍を掘り起こした。
 また江戸時代から俳句が盛んだったという歴史や埋もれていた作品を冊子『金目の俳句』にまとめると共に、金目公民館主催の「子ども夏まつり」に協力して小学生に俳句を指導している。さらに国の重要文化財がある金目観音や塚越古墳、民権家トリオゆかりの地など旧跡や寺社を案内する「ガイドボランティアの会」を作り、地域内外の人に広く伝えてきた。
 「自然・景観部会」は、富士ビュースポットを選定したり、昔ながらの里山の風景が広がる「平氏ヶ入」など美しい景観が残る場所のガイドブックを作成、それらのスポットをめぐるウォーキングイベントも開催した。
 「産業部会」は、金目でさかんな農業の生産者や工場、店舗を紹介する「金目産業マップ」を発行した他、地域の人が生産者から教わって米や野菜を作る「野菜塾」を毎年開講し、参加する人たちのコミュニケーションの場にもなってきた。
 「イベント部会」は、春に桜まつり、秋には収穫祭を開催してエコミュージアムを周知するほか、自然観察会や小学校などへの出前授業で、金目の自然や歴史について伝えている。
これからの10年へ
 地域を上げて活発に活動している金目エコ。その裏には、将来を見据えた「まちづくり」への思いがある。会長の米村康信さんは、自分の住む場所について知ってもらい「びっくりするような所がいっぱいあるのでそれを誇りにして、地域に愛着を感じてほしい」と話し、その愛着が、この地域をより良くして残していくための「まちづくり」に繋がっていけばと願う。だから様々な機会を通じて、金目の魅力を子どもたちをはじめ多くの人に伝えようとしてきた。
 ただ、活動に対する地域の理解はまだまだと米村さんは話す。そこで各地域の高齢者が集まるサロンで講座を始めると共に、今後歴史と自然の両方を楽しめる、より魅力あるウォーキングなどを検討し、「伝える」ことにさらに力を入れていく。
 また活動の担い手が徐々に高齢化しており、新しい人をどう増やすかが大きな課題だと会員は口をそろえる。今後は自治会と連携を進めるほか、北金目・真田地区に増えている子育て世代にうまくアプローチし、活動に参加してもらえたらと期待している。
 自分の身近にある良さに気づかせてもらう機会は、あるようでなかなかない。金目がどれほどいい所かを熱心に語る人たちの姿を通じて、自分の足元にある魅力を探してみようという気持ちが芽生えてくる。
◆10周年記念パネル展
 8月21日(月)~31日(木)
 (初日は午後より、最終日は15時まで)
 平塚市役所本館1階
◆記念式典
 8月27日(日)10時~12時
 平塚市中央公民館
 研究事業活動の発表、東海大学
 江水是仁准教授による特別講演
◇問い合わせ=市教育委員会社会教育課☎35-8124
◇「かなひ(金目)の歴史ガイドブック」などこれまでの出版物は金目公民館で購入もしくは閲覧できる。
◇金目エコに関する情報は平塚市の「ちいき情報局」HPで。
【写真TOP】金目川の桜と富士(富樫正一さん提供)
【写真下】今年4月の桜まつり(米村康信さん提供)/秋山 博の墓所がある寂静寺/小学生に俳句を指導

0804オーレ
 前節、敵地での山形戦を0-3で落とすも、2位福岡も同じく星を落とし、かろうじて首位を守った湘南。この日は3位徳島をホームに迎えた上位対決となったが、お家芸である前線からのプレスを90分通して続けたことで、徳島の細かく繋ぐパスサッカーを封じることに成功。前半からゴールへの意識も高く、終わってみれば13本のシュートを放ち、48分にジネイ、66分に秋野のゴールで2得点。さらに、ここ5試合で14得点をあげていた3位徳島を無得点に抑え、首位をキープした。今季は得点こそ“29”と多いとは言えない数字だが、無失点試合は今節で“14”を数え、その多さが目立つシーズンとなっている。「3点取られても、4点取って勝つ」というかつての暴れん坊の姿とは異なるが、今の湘南の強さを示す数字が表れ始めたのではないだろうか。

持ち前の運動量とゴールへの強い意識で勝利に導いた表原玄太
TEXT:濵田拓郎 PHOTO:湘南ベルマーレ

0804 2面スクール議会 平塚市は先月26日、平塚青年会議所(守屋宣成理事長)の主催で「ひらつかスクール議会」を初開催することを発表した。
 同議会では事前に集められた市内在住・在学の高校生28人が、実際に市政に対する質問や提言を行う。平塚市側も実際の議会と同様に落合克宏市長をはじめ吉野雅裕教育長や関係部長が出席し、答弁するという。高校生らは「湘南ひらつか七夕まつり」「オリンピック・パラリンピック リトアニアキャンプ地」「中心商店街の魅力アップ」の3テーマにグループ分けされ、事前に質問項目と提言書を作成してきた。
 落合克宏市長は「若者がまちを見る視点は斬新。政策に反映できるかは課題もあるが、新たな視点に期待したい」とコメント。当日は一般の傍聴も可能なので足を運んでみては。
ひらつかスクール議会
◎日時 8月7日(月) 10時〜11時30分
◎会場 平塚市役所本館8階 議場

0804 2面横浜ゴム 工場火災を想定した火災消火訓練が先月28日、横浜ゴム株式会社平塚製造所(中澤和也所長)で行われた。
 これは同製造所と平塚市消防本部が合同で実施したもので、中澤所長を本部長とする災害対策本部の社員ら約60人が参加した。危険物を保管する建物から出火したという想定で、まず自衛消防隊が初期消火の訓練を行った。その後、危険物火災に対応できる化学車など消防車6台が出動し消火にあたると共に、ボンベを背負った隊員が建物内から負傷者を救出した。
 同消防本部との合同訓練は数年ぶりとのことで、災害対策本部の安藤克彦さんは「消火栓の場所や何が燃えているかなど、出動してきた消防隊が欲しい情報をスムーズに伝えることが大事だと感じた」と訓練を振り返っていた。

0804 2面コマツ 湘南地区のコマツ及びコマツグループの有志約30人で組織されるバドミントンのコマツチーム(李 鎔勲部長)が先月25日、来年7月に山口県で行われる全日本実業団バドミントン選手権に初出場するとして市長を表敬訪問した。
 同チームは30年来の活動をしてきたが3年前に実業団登録。実業団チームながら選手らは全員フルタイムで勤務し、週末の時間を割いて練習に励んできた。今年5月、県内22チームが集まる神奈川県実業団バドミントン選手権大会で準優勝を果たし、初の出場権を得た。全国から160チームが集まる大会でシングルス3人とダブルス2組の団体戦に出場し、同種目の3部リーグ相当への参加権を得られるベスト32を目指す。
 同部の広田 崇監督兼選手は「工場内でも大反響。平塚を背負って頑張りたい」と語り、落合克宏市長もエールを贈った。

0804 2面フィンスイミング 平塚市岡崎在住の神藤優希さん(17)がロシア連邦トムクスで今月7日まで開催される第15回フィンスイミングユース世界選手権大会に出場するとして先月26日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 フィンスイミングは名前の通り足にフィン(ひれ)をつけて行う競技で、お笑いコンビ、オードリーの春日俊彰さんが世界大会で銀メダルを獲得したことなどで注目を集めた。両足をそろえて履くモノフィンと片足ずつ装着するビーフィンがあり、神藤さんはビーフィンの種目に個人と団体で出場する。0歳のころに水泳をはじめ、9歳でフィンスイミングを本格的に始めた神藤さん。フィンスイミングの魅力を「競泳以上のスピード感」と語り「一度競技をみたら競泳には戻れない」と笑顔を見せる。
 神藤さんは「決勝進出を目標に、マイナー競技なので注目を集められるように頑張りたい」と抱負を述べた。

0804 2面親子将棋教室 藤井聡太四段の活躍で将棋が注目を集める中、小学生親子対象の「親子将棋教室」が7月29・30日に平塚市民センターで開かれた。
 これは、毎年七夕まつりの期間中に親子教室を開く日本将棋連盟平塚支部が参加者を募ったところ、今年は希望者が非常に多かったため追加で開催したもの。
 教室には、平塚市や大磯町の親子約40人が参加。初心者と経験者に分かれて、西尾明六段と斎田晴子女流五段の2人が基本的な駒の動かし方や戦法について解説した。経験者の組は、斎田女流五段との対局にも挑戦。大澤太介くん(4年)は「もっと頑張ってプロになり、いろんな人と勝負したい」と意気込んでいた。
 市内には、平塚市中央公民館で活動する「湘南将棋サークル」などがある。詳細は同団体のHPで。

0804 2面住友生命と協定 平塚市は、住友生命保険相互会社との間で、がん健診の受診率向上と健康づくりの推進に関する包括的連携を始めることになり、先月27日に協定締結式が行われた。
 市は市民や地域団体、事業者と協働して健康づくりを推進するため昨年6月「平塚市健康づくり推進条例」を制定した。今回の協定締結はその後初めてとなる。
 締結式には落合市長と同社の阿川和信湘南支社長らが出席し、市長は「医療費が増加する中、予防に力を入れたい」と話した。6つのがん健診の受診率の平均は、県内平均が40%に対し平塚市が15.3%と低い。市ではこの協定により、同社の職員が顧客を訪問する際にがん健診の情報を提供し受診を勧めてもらうことで、受診率の向上に繋げていきたいとしている。また、他の生命保険会社にも同様の協定締結を呼びかけていくという。

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 夏真っ盛り。暑い日が続く中、エアコンが頼りという人も多いのではないだろうか。ただ使い過ぎると環境にも家計にも負担がかかる。今回はエアコンの使用を減らそうと平塚市内で始まったクールシェアと熱中症や水の事故を防止するため気をつける点などをまとめてみた。楽しい夏になるヒントが見つかるかもしれない。
 
 蒸し暑さが続く時に気をつけたいのが熱中症。今年は、梅雨明け前から最高気温が30度を超える日が続いたこともあり、平塚市と大磯町、二宮町での熱中症の発生件数(疑いも含む)は7月31日現在47件(前年比13件増)。うち重症が2件、中等症19件、軽症26件となっている。平塚市消防局によれば、なりやすい高齢者だけでなくほぼ全ての年代で件数が増えているという。屋内での発生も相次ぎ、中には工場内での作業中に重症となったケースもあった。
 市では熱中症は予防が大事として、炎天下や高温多湿の場での運動・作業は避け、エアコンや扇風機を上手に使って暑さを避けることや、こまめな水分補給を呼びかけている。
節電しながら涼しく
 猛暑の際、家でエアコンをかけるのもよいが、エアコンは夏の家庭の消費電力の半分以上を占める。そこで地球温暖化対策として平塚市で今年から始まったのが、涼しい場所でみんなで過ごすという「ひらつかクールシェア」(9月30日まで)。その中の「まちでクールシェア」は、市内の公共施設や民間商業施設、大学などの「クールシェアスポット」を利用してもらい、家庭でのエアコン使用を抑える取り組みで、今年は34カ所が登録されている。
 このうち平塚市美術館(西八幡)では現在「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を開催中(入場料一般900円など・8月27日まで)。世界最大規模の絵本原画コンクールの出品作や受賞作を集めた同展では絵本も展示されており、子どもから大人まで楽しめる。
 クールシェアは平塚市博物館や各図書館でも実施中。快適に過ごせる上、子どもには自由研究のヒントが見つかるかもしれない。これをきっかけに足を運んでみては。
植物の力も借りて涼しく
 身近な地球温暖化対策として、「グリーンカーテン」が多くの家庭や施設で取り組まれている。ヘチマやアサガオなどのつる性植物を壁面に植え、繁った葉で直射日光を遮るなどして室内の温度の上昇を抑えられる。昨年市の「みどりのカーテンコンテスト」その他団体の部で最優秀賞に選ばれたのが城島公民館と同公民館で活動するボランティア「若葉」のグループ。公民館主事の岩﨑亮裕さんは、横から芽を出すためこまめに芽の先端を切るという。利用者も「あると暑さが全然違うし見た目も涼しい」と話している。
水の事故にも注意
 この時期、海や川に出かける人も多い。数年前には平塚市の海岸付近で小中学生が溺れる事故が発生しており、水遊びの際、どのような点に気をつけるべきかを平塚市消防局に聞いた。 
 まず天気予報と自分の健康状態をチェックし、体調の悪い時は無理をしない。飲酒している場合には絶対水に入らない。そして、川には監視員やライフガードがいないので入らないこと。特に遊泳禁止などの看板がある場所は危険だという。さらに子どもはライフジャケットがあれば必ず着用するようにと呼びかけている。
 
 横浜地方気象台によれば、この後1カ月は平年並みの暑さが続く見込みとのこと。暑さや水の事故に気をつけ、上手に楽しく夏を乗り切ろう。
 
◇ひらつかクールシェア2017のホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kankyo/page67_00014.html
問い合わせ=市環境政策課☎21-9762
【写真TOP】
城島公民館のゴーヤのカーテン
【写真TOP】
なでしこ公園の「波の泉」/風鈴祭開催中の大磯・鴫立庵/平塚市美術館

DSC_0053 小中学生と地域の大人が、様々な防災体験を行い小学校の体育館に宿泊する「第15回防災一泊キャンプ」が、平塚市立旭小学校(御園井英人校長)で22日と23日に開催された。
 これは、同小学校・旭陵中学校の教員やPTA役員と経験者のほか、自治会長など地域の人で作る「旭陵学区教育力ネットワーク推進協議会」が毎年行っているもの。
 小学生と保護者、それにサポーターの中学生や同協議会のメンバーなど合わせて約220人が参加し、まず防災体験に取り組んだ。毎年少しずつ内容を変えており、今年は地震の際の救助体験も盛り込まれた。消防団員が障害物を安全に取り除く方法を指導し、子どもたちは倒れてきた柱などを動かして脚を挟まれていた人形の救助に挑戦。同協議会会長の熊澤 昇さんは「子どもたちも何年か経てば大人になる。救助する側になるかもしれず、そのきっかけにしてもらえたら」と話していた。そのほか応急手当や消火器の使い方、救助に使うロープの結び方などを学び、煙が充満する建物から避難する体験も行った。
 夜は体育館の床にゴザを敷き、グループや家族ごとに段ボールでプライベートスペースを作った。女子中学生は「周りから見えないように安心できる囲まれたスペースを作りたい」と話し、段ボールが倒れないよう補強した。また中川昌史さん(43)は2人の小学生の子どもと共に4回目の参加。体育館の中で少しでも快適に過ごせるようマットを持参するなど工夫し「繰り返しやることで子どももスペース作りに慣れる。何回か参加した方がいいですね」と話した。
 ネットワーク推進協議会の熊澤さんは「普段できない体験を通じ、子どもたちが世代の違う地域の人と交流してほしい」と活動のねらいを語っていた。
【写真】人形を使っての救助体験

0728 2面首長懇談会 神奈川県は毎年、県内を5つの地域に分けてエリア内の首長が知事と意見交換をする首長懇談会を開催している。24日には平塚市役所で湘南地域の懇談会が行われ、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町の首長が一堂に会した。
 落合克宏平塚市長は金目川の治水対策について県に要望をあげた。近年、大雨に伴う氾濫の被害が出ていることについて、「用地買収を伴った対策が必要。整備時期と方針を明確にしてほしい」と求め、県の担当者は「治水の重要性は把握している。」とした。中﨑久雄大磯町長は県道63号の整備など、村田邦子二宮町長は墓地の設置における住宅地からの距離規定などを求めた。
 また、各市町が進めるシティープロモーションの意見交換も行われ、趣向を凝らした取り組みなどが紹介された。

0728 2面願かけ花火 平塚市では、来月25日開催の第67回湘南ひらつか花火大会で夜空を彩る「願かけ花火」の協賛者を募集している。
 この花火は平塚名物のだるま型花火に願いを込めて打ち上げるもので、申込金は一口2,500円。特典として特別観覧エリア入場券2人分などが進呈される。
 希望者は、申込金を振込後に、申込書を郵送・FAXまたはメールで提出する。締め切りは8月15日(火)となっている。
 今年の花火大会は8月25日(金)19時~20時に湘南潮来(相模川河口)で開催(荒天の場合は27日に延期)。スターマインをはじめ約3,000発が打ち上げられる。
◇問い合わせ=市商業観光課☎35-8107

0728 2面短冊奉納 湘南ひらつか七夕まつりの名物のひとつ「七夕願いごと短冊」の奉納祈願式が15日、平塚八幡宮で行われた。
 今年は昨年より5,000枚多い24,000枚が奉納された。祈願式には平塚市商店街連合会の片野副会長と長嶋副会長、平塚市中心街イベント実行委員会の田中委員長らが出席し、短冊に書かれた願いごとが成就するようにと祈っていた。

0728 2面財団 平塚市まちづくり財団は、これまで3カ所に分散していた事務所を1カ所に統合、8月1日から新事務所で業務を開始する。
 文化事業やスポーツ事業、公共施設の管理運営を行う同財団の新事務所(見附町31-10)は、文化事業課のあった市民センターから大磯方向に約100mの場所。同財団総務施設課の担当者は、統合でより業務の効率化が図れると話している。なお各課の電話番号の変更はない。

0804 うちのこ
ゆりなちゃん(左)・あやなちゃん(右)
いっぱい一緒に遊ぼうね♪
チョコミントさん
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 平塚市在住のストリートダンサー、中込孝規さんはもともとは企業に勤めるサラリーマン。ふとしたきっかけで自分の可能性を信じ世界に飛び出し、1年半で18カ国57都市をまわり1万人以上の子どもたちにダンスを教えてきた。さらに日本とアフリカをインターネット中継で繋ぐプロジェクトも実施。それらの経験を元に帰国後、ここ平塚で「世界とつながるダンス教室」を主宰している。
 中込さんがダンスを始めたのは高校生の頃。憧れていた兄の影響だった。当時、中込さんにとってダンスとは自分を認めてもらう手段で、楽しむというよりは上手いか下手か、勝つか負けるかの世界だった。ダンス自体は好きでのめり込んではいたが、周囲のレベルの高さもあり、全国選手権で優勝してもどこか素直に自分を肯定できなかったという。唯一、ダンススクールで講師として子どもたちに教えている時だけは勝負の世界を離れ、純粋にダンスを楽しめる時間だった。とはいえ「ダンスを仕事にするとは思っていなかった」という言葉通り、就職を機にダンスから遠ざかっていく。
初めの一歩
 社会人3年目の終わり頃、転機が訪れる。教育関係の仕事に就いていた中込さんはとある交流会で出会った人に「ダンスを教えたい」ということを話したという。返ってきたのは「やってみたらいいじゃん」という何の変哲もない言葉。だがその言葉に背中を押され中込さんは一歩を踏み出す。オファーをもらっていた人に連絡をとり、レッスンを開講。様々な人の協力を得て成功のうちにレッスンは終了し、中込さんは「やりたいことってできるんだ」と震えるほどの感動を覚えたという。今まで、兄の影響でダンスをはじめ、先輩と一緒に全国優勝して、何かに自分から踏み出したことはなかった。この出来事がはじめて自分が主体的に動いた体験だった。ふと部屋の壁を見るとその昔描いた夢「世界一周」の文字。もう迷いはなかった。
世界へ旅立つ
 2014年、会社を退職した中込さんはいよいよ世界一周の旅へ出る。最初はフィリピンへ語学留学という形でスタート。そこで出会った人にダンスレッスンの話を持ちかけると地元の子どもたちを集めることができた。わずか10人ほどへのレッスンだったが、国や言葉の違いはダンスで乗り越えられるのだと確信した。ダンスを教えながらアジアからアフリカへと各地を転々とする中で、ラオス・ルアンパバーン国際映画祭、ジンバブエ・ハラレ国際芸術祭などのイベントに自身がダンサーとして出演したことも。1年半に及ぶ旅で18カ国57都市、1万人以上の子どもたちにダンスを教えた。
世界と繋がる
 帰国後、中込さんは「ダンスを通じて子どもたちの可能性・世界を広げる」「世界中の子どもたちが友達になれる社会を作りたい」という思いから世界中で講演会やワークショップを開催してきた。その中で、岐阜とルワンダをインターネット中継で繋ぐダンススクールを行った。旅の間も「学生時代に教えていた子とルワンダの子をダンスで繋いでみたら」という考えはあった。この挑戦は大成功に終わり、「イベント後には号泣しました」という程の達成感だった。
 この体験を元に2016年には「日本とアフリカの子ども2000人をインターネットを通じダンスで繋ぐ」という試みで再びアフリカへ。この時はクラウドファンディングを活用し旅の資金を募った。以前の世界一周は自分のためだったが、今回は子どもたちのため。子どもたちを、世界を変えようと旅に出た。ガーナ、ウガンダ、ルワンダの3カ国で活動を行い、インターネット中継で日本と交流。2度目の旅も充実の閉幕となった。

平塚から世界へ

 現在、中込さんは旧知の仲間がいる平塚で「世界とつながるダンス教室」を開いている。週ごとのレッスンに加え、月に1度程度のペースで世界各国との中継交流を行っている。ダンス交流のあとはお互いに「将来の夢は何ですか」「どんなご飯が好きですか」などと質問を投げかける。子どもたちは自然とモニターの前に集まり、名前を呼びあっては笑顔を見せる。「肌の色が違っても、言葉が通じなくても、心は通じ合える」その思いは深まるばかりだ。
 レッスン以外にも講演やイベントで各地を忙しく飛び回る日々。ダンスで繋がる世界は無限に広がり、活動の幅も広がるばかりだ。彼が歩んできた足跡が、日本と世界を繋ぐ架け橋になっていく。
中込さんホームページ
http://gome-takanori.com/

0804 映画
『怪盗グルーのミニオン大脱走』(2017/アメリカ)

監督:ピエール・コフィン/カイル・バルダ 脚本:シンコ・ポール&ケン・ダウリオ
声の出演:笑福亭鶴瓶/松山ケンイチ/生瀬勝久 他 シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
ミニオンとは、フジテレビやユニバーサル映画のタイトル前に登場する、黄色いバナナみたいなフォルムに申し訳程度の髪の毛が生えた奇妙な生物である。本来は、怪盗グルーという悪党の子分だが、マスコット的キャラが受けて今や主役を食う存在だ。かくいう僕も、知ってはいてもそれ以上の興味はなかった。出合いのきっかけは、2歳の息子である。理解不能なミニオン語でドタバタを展開する彼らは、2歳児にもわかる動きですべての感情を表現してくれる。さながら、キートンやチャップリンの無声映画の楽しさだ。息子はミニオンに爆笑しつつ、怪盗グルーにも興味を持ち始めた。僕も息子と同じプロセスを歩んだ。シリーズが一貫して描いているのは「家族」である。孤独な悪党グルーが身寄りのない少女たちと親子になり、ライバルだった女性と夫婦になる。今作では、生き別れだった双子の弟と再会。悪事から足を洗ったグルーを、弟は悪党になりたいと手こずらせる。回を追うごとに、寅さんと柴又ファミリーの様相を呈してきた。あ、そうか! ミニオンの立ち位置は、佐藤蛾次郎扮する源公なのだ。

kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0721 オーレ
 シーズンも折り返し地点を超え後半戦。16日にはホームに東京ヴェルディを迎えた。苦しい時間帯もあったが終わってみれば2−0の勝利。現在湘南は順位の上でこそ首位に立っているが、圧倒的な強さを発揮しているわけではなく、むしろ自分たちのミスや相手のラッキーに泣いたり、不用意なプレーで勝ち点を逃すこともある。それでもこれまでJ2リーグを戦ってこられたのは、いわゆる湘南スタイルという自分たちのサッカーを貫き、深めているからこそだろう。数年前に中心だった選手の中にはチームを去った者もいるし、今在籍しているメンバーにも、戦列を離れている者がいる。ピッチに立つ11人は去年と違い、前節と違う。それでも彼らの間を流れるエネルギーが変わらぬ温度を持っている。J1のチームにも負けない絶対の武器はいつだって変わらない。
この日の試合の口火を切ったアンドレ・バイア
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0721 3面福島の親子との交流会 原発事故の影響が続く福島県内から、子どものいる家族を平塚市に招き滞在してもらう活動を続ける市民団体「福島の親子とともに・平塚」(小嶋倫子代表)では今月29日(土)、招かれた家族と地域との交流会を開催するにあたり、現在参加者を募集している。
 同団体では学校の長期休暇に約1週間ずつ家族連れを受け入れており、この夏も6家族が滞在する予定。小嶋さんは、普段できない外遊びを楽しんでほしいと話す。
 29日の交流会は、10時から金目公民館で行われる。滞在中の家族に福島の現状などについて話を聞いた後、近くの金目川河原で川遊びやスイカ割りなどを楽しむ予定。参加費は大人300円(子ども無料)、27日(木)締め切り。◇問い合わせ・申し込み=小嶋さん☎090-6798-7534
【写真】滞在した子どもが描いた絵

0721 2面あきんど 神奈川大学の山岡義卓特任准教授の教養演習で実施されている、学部の2年生と地元商店主の団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇代表)の連携プロジェクトの成果報告会が15日、ひらつか市民活動センターで行われた。
 報告会には事業に参加した鳥仲商店(黒部丘2−3)、中秋蒲鉾店(紅谷町2−10)、伊藤金物店(紅谷町3−20)、湘南いぶし(四之宮3-19-11)、相州長屋(宝町6−2)、陶磁器工房器楽(田村5−14−1)、東曜印房(明石町1−5)の7店舗の店主らも集まり、学生らがまとめた店舗のPRレポートや問題解決レポートの発表に耳を傾けた。学生らはいずれも中間発表から推敲を重ね、各店主らが唸るようなレポートを作り上げた。
 鳥仲商店を訪れた学生グループは、同店の「若者のマーケットを開拓したい」という課題を、自身の「大学キャンパスの昼食の選択肢が少ない」という問題に結びつけ、「キッチンカーを利用してキャンパスでお弁当の販売を行う」といった解決策を提案。他のグループも学生ならではの視点と、柔軟なアイディアから問題点と解決策を提案し、代表の鈴木さんも「我々の思いを受け止めて真剣に考えてもらえて嬉しかった」と話した。また、参加した商店主からも「これならすぐにでもできるかな、ということもあるので実行に移したい」といった声も上がっていた。
 山岡准教授は「こういった実際の社会にでてのプロジェクトは大学の中だけではできないのであきんどのみなさんには感謝している。学生も商店主さんの真剣な思いに呼応するように、それぞれに与えた課題をこなしてくれた」と評価。今回の事業はこれでひと段落となるが、「実際にこれらの提案を学生主導で進め、企画から実行、振り返りといったサイクルを回せるような授業ができれば」と今後の事業の広がりにも積極的な考えをみせた。

0721 2面ういすたりあ 高齢者がまるで学校の授業のような形で学びながら様々なことを語り合う「藤の花学校」が、平塚市西真土の高齢者介護施設「ういすたりあ」で始まって1年あまりとなる。施設では、地域の高齢者にも広く参加をよびかけている。
 この取り組みが始まったのは、「ういすたりあ」を運営する法人の伊藤克之理事長が、都内にある学校形式のデイサービス施設を知ったことがきっかけ。入居者らの脳の活性化と意欲の向上に役立つと考え、そこでの手法を取り入れ昨年5月から始めた。
 この施設では1時間程度の授業が週に3回ほど行われ、職員やボランティアが先生役を務め、毎回十数人が参加している。訪ねた日は「国語」の授業に80代から90代の9人が出席していて、黒板に向かって座る様子は教室のよう。問題に四字熟語「悪戦苦闘」が出たことから、先生役の石田 忍施設長が「これまでの人生で悪戦苦闘したこと」を質問。参加者は、自治会長を務めた時の経験や自らの仕事で苦労したことを上げていた。石田さんによれば、このように昔のことを思い出すことが脳の活性化に繋がると考えられるという。他に算数、社会の授業もあり、保健体育の時間には簡単な体操を行ったり熱中症の予防法を学んだりするほか、音楽の授業ではボランティアによるフルート演奏などもある。
 毎回参加している84歳の女性は事前に予習を済ませて意欲的に授業に臨んでいる。「家では1人なのでここに来る日が一番の生きがいです」と笑顔を見せ、ここで知り合った女性と打ち解けた様子で話していた。
 石田さんは「自宅にこもりがちな高齢者が、歩いて外に出て人と話すことで刺激になる。そのためにいろんな選択肢があっていいと思います」と言い、普通のデイサービスとは違ったこの取り組みが広がっていけばと話している。
 同施設では、ほぼ毎週土曜日に地域の高齢者にも「学校」を開放している。今月は29日(土)13時30分~14時30分、費用は200円(22日は実施しない)。
◇問い合わせ=☎51-2900

DSC_0047 大磯町での産官学連携による介護予防事業について詳しく知りたいと、WHO(世界保健機関)の幹部が18日、町を視察に訪れた。
 旧吉田茂邸での視察会には、エイジングアンドライフコース部のジョン・ベアード部長のほか中﨑久雄町長や元東海大学教授中村 豊氏ら9人が出席。高齢などが原因で骨や関節などの運動器が衰える「ロコモ」予防のため、運動器の障害について町の特定健診の際に評価する「ロコミル」と、個々に応じた運動を半年間継続する「アンチロコモ教室」について説明が行われた。
 説明を受けたベアード氏は、介護が必要になる前の人を対象に、運動機能の評価と運動、観察をトータルで行う大磯の事業について同様の取り組みはほとんど例がなく「とても先進的」と評価し、今後も続けて長期にわたる事業の結果を発信してほしいと要望。中﨑町長は「町民にとって誇りになります」と喜んでいた。

0721 2面太古の湯 太古の湯 by グリーンサウナ(加川秀男代表取締役会長)が開催する早朝ウォーキングが16日に第100回の節目を迎えた。
 8年前に「同世代の人に健康に対する意識付けを」と、加川さんが日課としていたウォーキングでお花見に出かけるものとしてスタートした同企画。錦町から湘南平を目指す、往復9-10kmのコースだが、「四季の移ろいを感じる景色を見ながら約5時間かけてゆっくり歩けるのと、最後にお風呂で汗を流せるのが気持ちが良い」と好評で、仲間が仲間を呼び、8年ほどで毎月のレギュラー参加者は30人ほどまで増えた。
 初回から参加している安永享滋 さん(83)は「最初は7人で始まったが、色々な人の輪が広がって、人生経験を共有できる仲間が増えた」と振り返り、上間進吾さん(65)は、「加川さんが元気な限り、150、200回と続けたい」と目標を語っていた。

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 大磯プリンスホテル(大磯町国府本郷546、伊丹信一郎総支配人)に15日、新施設「THERMAL SPA S.WAVE」がオープンした。同施設は「日常から解放された、ゆらぎの旅へ」をコンセプトにした温泉、サウナ、プール等の複合施設。この夏、大磯プリンスホテルが夏のリゾートから、通年型のリゾートへと生まれ変わろうとしている。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、スパやレストランの情報や楽しみ方などをお送りします。今回の番組は7/24(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
スパ棟は昨年から行われてきた同ホテルのリニューアル工事の目玉となる施設。14日には報道関係者向けに内覧会、テープカットなどが行われた。出席した同ホテルの赤坂茂好代表取締役社長は「東海道の宿場町や海水浴場、別荘地として栄えた大磯の地をバリューアップしたい」と話し「今、グループ内の色々な施設にスパを作っているがこれほど素晴らしいスパはない」と自信を見せた。スパ棟の事業費は約23億3,000万円。健康志向の30代以降の女性を中心にアクティブシニア、ファミリー層にも訴求していきたい考えで、年間の来場者数は13万人ほどを見込んでいる。
日常からの解放
 スパ棟の3、4階に位置するTHERMAL SPA S.WAVEは、3階が塩分を含む大磯温泉を源泉とした内風呂と露天風呂などを有する温泉フロア、4階が水着を着て利用するスパフロアとなっており、スパフロアは小学生以下の入場を不可としている。最大の特徴は水平線と一体化したような雰囲気の「インフィニティプール」(4階)。早朝の潮風から夕日に染まる空まで、大磯の自然を五感で感じられる。スパフロアにはこれに加えて「パノラミックサウナ」や「岩盤浴」など4種類のサウナやバー、SULA NYCのボディケアやリラクゼーションなどが受けられるトリートメントルーム(別料金)などが設けられ、コンセプトに違わぬ体験ができる大人のための施設となっている。
レストランでも優雅なひと時を
 スパ棟1階にはレストラン「S.DINING」がオープン。これに伴い客室棟のメインダイニングは「中国料理 滄」としてリニューアルした。S.DININGでは夏の間はフラショーを開催しており、ライトアップされたガーデンでのフラを楽しみながら優雅なひと時を過ごすことができそうだ。また、10月末まで芝生の上でリフレッシュできるモーニングヨガを実施中。予約・問い合わせはWEBページからできる。
 同ホテルの新たな魅力になりそうなスパだが、8月末までは主に宿泊者のみ利用可能。日帰りの場合はスパ&ゴルフ、スパ&ランチなどの各種プランで利用することができる。単独での日帰り利用は9月1日からとなっているので少しでも早く新施設を体験したい人はこれらのプランの利用を検討したい。
 生まれ変わった大磯プリンスホテルで、日常から解放されたゆらぎの旅へと出かけてみてはどうだろう。
THERMAL SPA S.WAVE
営業時間 6:00A.M.〜12:00MID
8/31(木)までは宿泊者ならびに各種プラン利用者専用となり、日帰り利用は9/1(金)から。プランについての詳細はお問い合わせを。
問い合わせ
☎︎0463-61-1111(代表)
【写真TOP】
水平線と一体化したかのような雰囲気の「インフィニティプール」
【写真下】
バルセロナ五輪金メダリスト岩崎恭子さんも駆けつけた/太平洋を一望できる「パノラミックサウナ」/プライベートスパも用意されている/1階ロビーにはバースペースも完備

0714 働く人
和田 裕香さん
COCOA JOY スタイリスト
 おかげさまで周りの方々に支えられ、美容師として、また2児の母として子育てに奮闘しながら毎日を送っています。小さな内面の悩み相談や外見のヘアアドバイスなど、お客様に向き合い、「笑顔になってキレイに!」をモットーに、尊敬できる仲間達と一緒にこれからも切磋琢磨して、COCOA JOYを平塚で輝くサロンにしていきたいです。
-SHOP DATA-
平塚市宝町5-2 小泉ビル1F
tel 0463-51-6110
0714 映画連載
『ハクソー・リッジ』(2016/アメリカ・オーストラリア)
監督:メル・ギブソン 脚本:ロバート・シェンカン/アンドリュー・ナイト
出演:アンドリュー・ガーフィールド/テリーサ・パーマー 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
 戦争映画がアクション映画のジャンルから離脱したのは、『プライベート・ライアン』からではないだろうか。開巻早々、ノルマンディー上陸作戦の銃弾と肉片飛び散る悲惨な戦場を目の当たりにした時から、戦争を「血湧き肉躍る」や「手に汗握る」などの慣用句で語ることが不謹慎になってしまった気がする。現在の世界情勢を見渡せば当然の如く、戦争は「いまそこにある危機」である。そこは殺し合いが受勲に値する世界だ。そんな中、第二次世界大戦の沖縄戦、のこぎり(ハクソー)崖ともいわれた前田高地で銃を持たず非戦を貫く米兵がいた。ドスというこの兵士を米国は良心的戦役拒否者と呼び、人権を認めた上で、軍の統率を守るために戦線から離脱させようとする。しかし、彼は衛生兵として、武器も持たず人命救助を決行する。危機の連続を咄嗟の機転で切り抜ける場面ではかつての戦争アクションの醍醐味を堪能させつつ、昨日の友が瞬時に肉塊と化す様には戦争の恐怖をまざまざと刻みつける。戦争映画の娯楽性と悲劇性を両立し得た奇跡のような作品だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0714 2面七夕01
 今月7日から9日の3日間にわたって開催された「第67回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。今年は会期中の3日間とも晴天に恵まれ、「七夕おどり千人パレード」など予定されていたイベントは全て実施。昨年よりも10万人以上多い約167万人が訪れ、平塚の一大イベントを楽しんだ。
 今年は、3年後の東京オリンピック・パラリンピックの際に平塚市で事前キャンプを行うリトアニア共和国から、南部にあるアリートゥス市の公式訪問団が来日。市長らは織り姫と音楽隊パレードに参加し、ダンスチームは千人パレードや七夕ステージなどで創作ダンスを披露して、同国とその文化についてPRした。また2日目には松岡修造さんも来場し清涼飲料水のPR用音頭を踊って、盛り上げに一役買った。
 まつりの主役である七夕飾りは、中心商店街に約500本掲出。今年は大相撲の横綱稀勢の里、将棋の公式戦29連勝の藤井聡太四段など、話題になった人物などが飾られた。恒例の「七夕飾りコンクール」では、中心街夜の部で(株)片野屋と、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」をテーマにした(株)オーイズミダイニングが、昼の部では同じく(株)片野屋と(株)梅屋が特選に選ばれた。また地区別の部では、平塚市しらさぎ保育園、町内福祉村「城島ふれあいの里」、平塚市立土屋・松原の両公民館の合わせて4つが1等に、市民飾りの部ではスイングブラジル子供会、子ども飾りの部では神田保育園がそれぞれ1等となった。
【写真TOP】見附台ステージに多くの人を集めた松岡修造さん
【写真下】リトアニアのダンスチーム「アウスリネー」/女子プロレスも大いに盛り上がった/オーイズミダイニングの直虎の飾り(平塚市提供)

0714 博物館 平塚市博物館(澤村泰彦館長)で15日(土)から9月10日(日)まで、相模川・金目川・酒匂川水系の河川と川原の石をテーマとした地球科学に関する特別展「川原の石のメッセージーひろって学ぶ大地のなりたちー」が開催される。
 同特別展は身近な河川にみられる川原の石や、相模川・金目川・酒匂川流域の岩石、化石、鉱物などから流域の大地の成り立ちをたどるもの。人々の身近にあり、暮らしを支えてきたものでありながら、その存在にスポットライトが当たることはそう多くない「石」。だがそんな川原の石からは地球や日本列島の成り立ちにも関わる歴史を学ぶことができるという。およそ150点の展示品の中には、「神奈川県の石」に選定されており、約500万年前、丹沢が日本本土にぶつかった際にマグマが固まってできた「トーナル岩」や、県の天然記念物にも指定されている「菫青石を含む変成岩」や「ベスブ石」などの貴重な標本も。また、展示されるのは石だけではなく、地形模型やドローン動画、地層の剥ぎ取り標本、調査道具など多岐にわたる。
 関連行事も多数開催されるので、詳細は博物館のホームページで確認を。加えて今年は博物館・美術館・図書館といった文化ゾーンの他の施設とのコラボレーション事業も実施される。こちらは21日(金)から展示が開始されるので博物館以外の施設を回ってみるのも面白い。
◇会期:7/15(土)〜9/10(日)
◇開館時間:9時30分〜17時(8/1(火)〜6(日)はイブニングミュージアムウィークにつき19時まで開館)
◇休館日:月曜日(7/17は開館)、7/18(火)
◇問い合わせ:同館☎︎33−5111
◇ホームページ:http://www.hirahaku.jp/

0714 2面幼稚園父母の会 平塚市私立幼稚園父母の会連合会(須貝祐子会長)の役員が4日、落合克宏市長を訪れ、平塚市総合公園駐車場の無料での利用などを求める要望書を提出した。
 この要望書は、市内の私立幼稚園・こども園23園の保護者の要望をまとめたもの。
 このうち、来年有料化する方向で検討が進む総合公園駐車場については無料化を望む声が多く寄せられたことから、フリーパスポートの発行など無料での利用を求めている。そのほか、老朽化し危険な遊具の交換・新設と砂場のフェンス設置、トイレの衛生面強化といった市内の公園整備や、インフルエンザなど任意予防接種の一部公費補助を求める内容が盛り込まれた。落合市長は「真摯に受け止め検討していきたい」と話していた。

0714 三菱ガス化学 三菱ガス化学株式会社(倉井敏磨代表取締役社長)は5日、平塚市役所を訪れ、自社が開発した化学実験キットを寄贈した。同社は平成20年から10年間、同様の寄贈を行ってきており、平塚市には延べ約22,000個を贈ってきた。
 寄贈品は酸化と還元の授業で使用される「ほかほかカイロを作ろう!」というもの。もともと同社が生産していた脱酸素剤をベースに、10年前に同社の平塚研究所が平塚市教育委員会らと検討を重ね制作したという。現在では、全国の同社の事業所所在地周辺の8都府県10区市町に同キットを寄贈しているとのことで、年間約100校、13,000人ほどの中学生が“平塚発”の実験キットで学習している。
 この日、市庁舎を訪れた広報IR部の西川伸起部長は「理科離れが進む昨今だがこのキットをきっかけに化学に興味を持ってもらえるようになれば嬉しい。10年間続けてきてよかった」とにこやかに語った。

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 湘南に夏の到来を告げる「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷546、伊丹信一郎総支配人)のオープニングセレモニーが8日に行われた。セレモニーでは毎年恒例、スタッフの掛け声を合図に地域の子どもたちや首都圏OLらが歓声と水しぶきを上げながら「波のプール」へと駆け出し、初泳ぎを楽しんだ。

 昭和32(1957)年7月に開業した大磯ロングビーチは今年でついに60周年。これに伴い「60」にちなんだ各種割引などが実施される。今年“60”歳の人や“1960”年生まれ、昭和“60”年生まれの人などの料金が割引になる「ハッピー60」。3人以上の利用で合計年齢が“60”となると入場料が割引になる「合わせて60」。ぴったり“60”人での団体利用がお得な「グループ60」の3種類の記念プライスが用意されているので詳しくはホームページでご確認を。
子どもも大人も大満足
 湘南の海が一望できる絶景のスタート地点から、全長140m高低差15mのコースを一気に滑り降りる「ウォータースライダー」をはじめ、海のように波が押し寄せる「波のプール」、また、ボートや浮き輪に乗ってゆったりリゾート気分が味わえる「流れるプール」のほか、最大10mの高所からダイナミックに飛び込めるスリルと開放感満点の「ダイビングプール」など、1日中楽しめて遊べるプールの数々は今年も変わらず人気を集めている。今年は波のプールの一部エリアに水上アトラクション「インフレータブルウォーターゲーム」が新登場した。7月中は幼児料金が無料の「キッズフリー」が例年通り実施されているのも見逃せない。
宿泊でより一層のリゾート気分を
 今年はリニューアルしたホテルのバリューアップに伴い、宿泊者専用のプールとパラソルのエリアが誕生した。こどもプールとシンクロ&競泳プールは宿泊者専用プールに。また、海外リゾートの様なサンラウンジャーやプレミアムデイベッド・プレミアムカバナを有料で利用できる。さらに上質なパラソルの数々はリゾート気分をより一層盛り上げてくれるに違いない。また、いよいよ今週末15日(土)には大磯プリンスホテルにスパ棟がオープンする。利用のためには宿泊、もしくは各種プランの利用が必要になるが、大磯を夏のリゾートから通年型のリゾートに生まれ変わらせるこちらの新施設も楽しみの1つだ。
 大磯ロングビーチ60周年の夏。毎年訪れる人も、初めて訪れる人も。家族や大切な人と今年最高の笑顔づくりに、水の楽園へ──。
営業案内 ◇営業期間:9/18(月・祝)まで。9:00A.M.~5:00P.M.◇入場料金:1日券=おとな3,800円、中高生2,600円、小学生・シニア(65歳以上)2,100円、幼児(3歳~未就学児童)1,100円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8/11~8/16、8月中の土日は2,000円)◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎︎61−7726(9:00A.M.~5:00P.M.)
チケットプレゼント
同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で読者25組50名様にプレゼント(当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます)。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。7月25日(火)必着、3営業日以内に発送予定。※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

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 工場として使われていた建物を改装したギャラリー「今古今」(大磯町大磯55)。こだわりの食事と共に、長く積み重ねられてきた手仕事のよさを知ってもらうことを目指している。

 築60年以上の電気部品工場だったこの建物。10数年前に廃業後そのままになっていたが、所有者の親族が「地域のために役立てたい」と申し出た。そこに関心を持った様々な職種の人が集まり、平成26年春にリノベーションがスタート。新たにキッチンを設置し、その年の11月、ギャラリーと食堂「日日食堂」が誕生した。食堂の椅子やテーブルの脚は、工場だった当時に使われていたもの。また工場の看板もさりげなく飾られるなど、店のあちらこちらに大切にしてきた人々の思いが残っているかのようである。
 その裏にあるのは「今の暮らしに古い智恵を取り入れて、今の暮らしをよりよいものに変える」という考え。スタッフの坂間洋平さんは、「自然に恵まれ落ち着いた雰囲気を持つ大磯で、これまで培われてきた智恵や経験値を大事に継承していけるような場所にしたい」と話す。
 併設されている「日日食堂」では、港で揚がった魚や無農薬のものを中心とした地場野菜を使い、素材の味を丁寧に引き出した家庭料理を提供する。そしてその料理に合う器に盛り付け、汁ものは漆椀で出す。
 そのお椀を塗っているのが、一角にある工房で作業する漆塗師・森野春彦さん。スペースの仕切りや収納棚の引き戸は、藤沢の旧家から譲り受けた建具で、趣のあるガラス越しに中の様子がよく見える。訪れる人と直接話をする中で、森野さんは器を使う人のことを考えたものづくりができるようになったという。だから、昼時には話しかけられれば対応して、手入れの仕方などを説明する。そうしてずっと使われてきた漆器を、今に繋げようとしている。

 今古今では現在、平塚出身の日本画家・武井好之さんの個展を開催中。幅9mにもなる「Uru」など、沖縄の海を日本画の枠を超えた色使いで描いた作品を中心に、24点を展示している。7月24日(月)まで。
 また今月16日(日)18時からは、平塚在住のバイオリニスト・江藤有希さんのギャラリーライブが行われる。チェロ、ギターと共に、ブラジル音楽をベースにした軽やかな音色を披露する。料金3,500円(フリードリンク・軽食付)。◇問い合わせ・予約=今古今☎71-5741(15時~21時/第1月曜日と毎週火曜日が定休日)

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0707 2面広報おおいそ1 大磯町の広報紙「広報おおいそ」が、第1号から63年、7月号で発行700回を迎えた。記念の700号は通常の号と比べタイトルやレイアウトを変えるなど、町では広報をより読んでもらえるような工夫を模索している。
 第1号「大磯町広報」が発行されたのは、旧大磯町と旧国府町が合併した直後の昭和29年12月25日。紙面では昭和39年の東京オリンピック、昭和54年の旧吉田邸での日米首脳会談開催といった大きな出来事や、左義長などの歴史的行事などを紹介してきた。 
 その間昭和40年に名称が「広報おおいそ」に。形も数回変わり、平成5年5月号から現在のA4版の雑誌型となった。
 ここ数年、表紙のデザインや紙面のレイアウトはある程度決まっていたというが、町ではより読みやすい紙面作りに取り組むことにした。主に広報を担当するのは、政策課広報情報係の山口竣矢さん。同じ職員2年目の山田朋美さんと共に、今年4月から作成にあたっている。その中で意識的に写真を増やし、以前は縦書きだった「情報コーナー」を横書きにしてメールアドレスを見やすくしたほか、見出しの字体を内容に合わせて変えるなど、できるところから少しずつ変えている。
 今回の700号の表紙も通常と異なり、63年前の第1号のタイトルを使って当時の形を再現。ページの角がめくれたようなデザインで「次に繋げる」イメージを盛り込んだといい、見た人からは「驚かされた」との声が上がっているという。
 職員になる前も広報を読んでいたという山口さんは「広報への関心を持ってもらうよう目を引く表紙のレイアウトなどを考えたい」と話す。また山田さんは「今後、取材を行い特集面を作る機会を増やしていけたら」と考えている。
 これまで発行した「広報おおいそ」は町図書館で閲覧できる。
◇問い合わせ=図書館☎61-3002
【写真TOP】町役場に保管されている広報と第700号
【写真下】編集の様子
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0707環境フェア 平塚市はこのほど、今月22日(土)、23日(日)の2日間、平塚市役所本館、三井ショッピングパークららぽーと湘南平塚、東京ガスライフバル湘南茅ヶ崎平塚店の3カ所でひらつか環境フェア2017を開催することを発表した。
 エネルギーや資源を大量に消費・廃棄する現在の生活を見直し、環境に配慮した生活を実践していくためのきっかけづくりの場として催される同イベント。3カ所での同時開催は今回が初めてで、回遊性を持たせるためにクイズラリーなどを企画している。展示だけでなく、太陽光で動くおもちゃの工作教室や入浴剤づくりの体験教室など親子で楽しめるイベントが揃っている。
 同市では今年度から、涼しく過ごせる市内施設をクールシェアスポットとして紹介し(平塚市HPで公開中)、家庭でのエアコン使用を削減する試みも実施する。
【写真】6月の定例会見で発表された

0707海開き_差し替え 大磯町は2日、大磯海水浴場のオープンに伴い式典を開催した。
 今年は海水浴場のある北浜海岸西側に津波避難タワーが完成した。鉄骨造のタワーは海抜11.0mの高さがあり、県が発表していた津波浸水想定7.44mを上回る。避難対象人数は100人となっているが、津波注意報等発表時の避難は海岸の後ろ側の防潮堤より北側に逃げることが大原則。あくまでセーフティーネットとしての利用となる。平時は24時間展望台として解放しているが、海水浴場の監視員らが使用する場合もあるという。県内で同様のタワー設置は藤沢市の湘南海岸公園、湘南港に続く3カ所目となる。
 タワーの地上部分には多目的に利用できるステージを設置。町の担当者としても地域活性化に繋ぎたいと期待している。総工費は約2億円だった。

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 日本の伝統文化や芸能、礼儀作法が世界に注目されるようになって久しい。だが日本に住む自分たちはそんな伝統をどのくらい理解し、あるいは日常生活でどのくらい実践できているだろうか。そんな古き良き伝統を体験できるイベント「おどってみよう!! 日本舞踊」が8月19日(土)に市内外の小学生を対象に平塚市中央公民館で行われる。

 このイベントで体験できることは大きく2つ。1つが浴衣を着て立ち居振る舞いや挨拶を学ぶこと。もう1つが日本の四季を題材にした日本舞踊に挑戦するというものだ。昨年11月に花水小学校と日本舞踊協会の共催で同様のイベントが開催され、小規模なものながら「着物や浴衣を着る機会だと思った」「日本人らしい所作を学んでほしかった」などと参加者や父兄から大きな反響があったという。これを受けて今回、平塚湘南ロータリークラブ(三富正規会長)がイベントを主催し、対象エリアも大きく拡大。県や日本舞踊協会神奈川県支部などの共催として、開催にこぎつけた。
教育的視点を持って
 平塚湘南RCの国際・青少年奉仕プロジェクト委員会として今回のイベントを取りまとめる野崎審也委員長は「近年は日本の伝統文化を身近に感じる機会も少なく、むしろ外国人のほうが浴衣や着物に憧れたりすることも多い」と話す。現代の日本はもはや“西洋化が進んで”という時代ではない。だが確かに和服を着る機会や、日本ならではの礼儀作法を重んじる日常の場面も少なくなってきている。「昔に回帰することを全て良しとするわけではないが、精神性の部分では取り戻し、それらを子どもたちに継承していきたい」。そういった教育的な視点も持ちながらイベントを進めている。
東京五輪に向けて
 また、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、世界中から日本への関心が高まっている現在の環境は、日本文化を世界に発信する大きなチャンスでもある。同事業は文化・芸術の側面から東京2020大会を活性化していく文化オリンピアードの認定も受けた。今後ますます国際交流が増える中「子どもたちの世代が自国の伝統文化を知ることは重要」と野崎さんは考えている。平塚市もリトアニア共和国の事前キャンプ地に決定し、今後民間レベルでの交流もより多く深まると見られる。そう行った背景もあり「参加した子どもたちが外国人と交流する契機になれば」と期待を込める。
 そして「一過性のものでは意味がない。今後、公民館事業や県主催のワークショップなどにつながり、日本文化を見直す機運が高まれば」と話すように、継続的に実施していくことを目指している。日本人として胸を張って諸外国の人と接するためにも改めて自国の文化を見直したい。
日程:8月19日(土)9時30分〜
会場:平塚市中央公民館 小ホール
参加費:無料
対象:小学生
定員:50人(応募者多数の場合は抽選)
申し込み方法:市内小学校を通して配布された申し込み用紙かEメールで応募
締め切り:7月20日(木)
問い合わせ・申し込み先:平塚湘南ロータリークラブ事務局(長谷川)☎︎51−4870、FAX51−4840、Eメールinfo@hiratsuka-shonan-rc.com
【写真】
昨年11月に花水公民館で行われたイベントの様子(平塚湘南RC提供)

0630 ペット
プーくん
(狆(チン) オス・1歳)

お風呂は嫌いですが、
お散歩とヨーグルトが
大好きです!
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0630 うちのこ
由依子ちゃん
パパのおひざ大好き
ハチポンさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0630湘南いぶし_コネクト 湘南ひらつか名産品・特産品の1つにも選ばれているたたみいわし燻製などを製造する「湘南いぶし がんさんの燻製工房」が7月1日から平塚市千石河岸に移転する。工房に加えて販売所も設けられ新たな取り組みを進めていく同工房の現在を、代表取締役を務める杉岡晃太さんに聞いた。
 がんさんの燻製工房は晃太さんの父、杉岡 巌さんが始めた無添加で作る燻製工房。もともと自分の子どもたちに安心安全なものを食べさせたいと始めたものだ。
 今回の移転は、単に手狭になった工房の移転というだけではなく、平塚市漁業協同組合が進める6次産業化推進事業の一環という側面がある。6次産業とは農業や水産業に従事する人が食品加工や流通にも業務展開している形態のこと。晃太さん自身が漁業に従事しているわけではないが、より広い視点で見たときに、地場で揚がった魚をすぐ近くで加工できる、という部分で6次産業の一形態と見ることもできるというわけだ。同じく千石河岸で営業する「平塚漁港の食堂」も同様の取り組みとなる。
 晃太さん自身、平塚で生まれ育つ中で自社の製品に平塚産の魚を使いたいという思いを持っていた。漁港にも近い新天地では、よりタイムリーに生きた情報を得られるのではという期待もある。加えて、アジやサバのようなメジャーな魚だけではなく、シイラやソウダガツオなどの低利用魚に価値を生み出したいという気持ちもある。
 「なるべく長く続けて、平塚の魅力を発信する一端に微力ながらもなれれば」と話す晃太さん。小さい頃から燻製に親しみ、平塚への思いがあったからこそ実現した今回の移転。平塚の魅力を海から発信する新たな拠点の誕生に期待したい。

【写真】
晃太さんと7〜8年選手の燻製機

0630 2面災害講習会 中学生が、災害時に役立つ知識や技能を学ぶ災害対応講習会が27日、平塚市立太洋中学校(栗木雄剛校長)で開催された。
 同校では港地区福祉村と共に12年前から、災害時、要援護者の避難に生徒が協力できるようにと毎年講習会を行ってきた。
 今年は防災により重点を置いた内容にし、学年ごとに応急手当や搬送訓練に加え、消火訓練や段ボールトイレといった防災グッズの紹介を実施。中でも3年生は初めてHUG(避難所運営ゲーム)に取り組んだ。これは、避難所に来る人をどう適切に配置するかを考えるカードゲーム。生徒たちはグループに分かれて議論しながら、幼い子どものいる家族や視覚障がいを持つ人など次々にやってくる避難者に応じた場所を割り当てていた。大木あさひさん(3年)は「避難所はいろんな人が来るので自分も支えられたらいいと思います」と話していた。

0630 2面 育英幼稚園 平塚市万田の育英幼稚園(安藤哲史理事長)で23日、園庭を芝生化するための植樹作業が行われた。
 この試みはJFA(日本サッカー協会)が推進する、子ども達の外遊びを促すために、グラウンドの芝生化を進める「JFAグリーンプロジェクト」の一環で行われたもので、平塚市内の幼稚園では初めての試みとなる。586㎡を芝生化できるだけの2461株の苗が同園に無償で提供された。当日は園児の他にJFAや県・市サッカー協会、湘南ベルマーレの関係者、計60人ほどが田植えの要領で芝生を植樹。現在は50cmほどの間隔が空いた状態だが、2〜3カ月後には一面緑の芝生の園庭になるという。
 JFAでは2008年からこの試みを進めており、芝生化された幼稚園・小学校などのグラウンドは全国で300カ所以上にのぼる。

0630 2面 清水学園戴帽式 湘南平塚看護専門学校(中野裕子学校長)は23日、23期生への戴帽式を行なった。これから新たに83人の2年生が、実際の病院での臨床実習に臨むことになる。
 看護師としての自覚と責任を持つ意味合いを込め、全国の看護学校で行われてきた戴帽式だが、実際の病院では衛生上、実務上の問題などからナースキャップをつけないことも多い。だが同校では現実の患者を相手にする段階に進む看護師としての自覚と責任を持つ意味を込めて、戴帽式を続けているという。2年生らは、ナースキャップを受け取ったのち、ナイチンゲール像からロウソクの灯りを受け取り、誓いの言葉を唱和した。
 なお、近年は男性の看護師も増えてきているとのことで、この日の式典に臨んだ生徒の約1/4にあたる20人ほどが男性だった。

0630 2面みかん 贈答用として人気のハウスみかん「湘南の輝き」の出荷が、26日から始まった。
 「湘南の輝き」は現在大磯・二宮の6軒で栽培。収穫前に水をほとんど与えないなど水と温度を管理することで、糖度12度以上酸度1以下とバランスよい味に仕上げる。
 出荷初日の26日には、大磯町のみかん選果場に生産者やJA職員らが集まり、実をサイズ別に選別して箱詰めを行った。JA湘南ハウスみかん組合長の守屋 隆さんは「実が少し小ぶりですが甘みは強くいい出来です」と話していた。これから9月中旬にかけ例年並みの40tほどの出荷が見込まれる。しまむらストアーなどのスーパーやJA湘南「あさつゆ広場」、選果場でも販売され、1.25㎏入り化粧箱が2,350円(税込)の予定。◇問い合わせ=同選果場☎73-1366(平日8時30分~17時)

0630 2面ボーナス表 平塚市と大磯町、二宮町ではこのほど民間企業での夏の賞与に相当する6月期の一般職員に対する期末・勤勉手当と特別職員・議員の期末手当の支給額が発表された。
 一般職員の支給率は、人事院勧告に基づきいずれの自治体でも前年比0.05カ月増の2.075カ月。 
 平塚市の特別職の支給額については、予算編成で10%削減が行われた昨年度と比べて減額率は緩和されたものの、なお財政状況が厳しいことから、市長については10%、副市長7%、その他の特別職5%の減額がされている。

 7月7日から始まる第67回湘南ひらつか七夕まつりを前に21日、市内の企業などが平塚市役所を訪れ「まつりの開催に役立ててほしい」と寄付金を贈呈した。
 この日、日産車体株式会社から中津川隆則総務部部長が来庁し、落合克宏市長と同まつりの福澤正人実行委員長に対して100万円を寄付した。
 また、平塚市と大磯町、二宮町の建築・土木業者44社で作る平塚建設業協会から佐藤豊明会長らが訪れ、「七夕の盛り上げに尽力したい」と10万円と交通規制箇所などで使うバリケード30基の目録を寄贈した。
 こうした寄付は警備や飾りの掲出などの経費に充てられるという。七夕まつりは来月7日から9日まで開催される。
【写真】日産車体株式会社からの贈呈/平塚建設業協会からの贈呈

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 いよいよ来週末、平塚の誇る一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」が開幕する。開催期間は7月7日(金)から9日(日)の3日間(~21時、最終日20時まで)。今年も例年通り、様々なイベントやグルメ、七夕飾りが平塚の夏を盛り上げる。

 今年も「夏はじまる」をテーマに開催される七夕まつり。七夕飾りは今年も中心商店街に約500本(湘南スターモールには88本予定)が掲出され、来場者数については昨年同様3日間で155万人を見込んでいる。露店についても昨年と同じく約400店が軒を連ねる。また、今年はマナーアップ委員会を新設。来場者や出店者へのマナー向上の呼びかけを強化していくという。
あの大物タレントも!
 「七夕おどり千人パレード」(7日10時30分、スターモール)で幕を開ける七夕まつり。同日午後には昨年、見附台広場に約4000人を集めた「平塚七夕プロレス」(7日15時~、見附台広場、観覧無料)が今年も開催される。元湘南ひらつか織り姫でプロレスラーの松本浩代さんがアジャコング選手とタッグを組み、志田光選手&ラ・マルティージャ選手のペアと対戦する試合をメインイベントに、全3試合が特設リングで行われる。
 翌8日「織り姫と音楽隊パレード」(8日10時30分、スターモール)では昨年に引き続き新旧2代の織り姫がパレードに登場する。さらに、特別招待ステージとして松岡修造さんが来場する「C.C.Lemon盆踊りステージ」が開催(8日9時30分、七夕ステージ)。7月3日から動画を公開する「C.C.Lemon音頭」を歌って踊る予定となっており、七夕まつりにより一層の熱気を注いでくれるに違いない。
今年も多くの「市民参加」
 見附台広場では、「七夕たからいちグランプリ2017」と題し今年も平塚青年会議所による飲食スペースが設けられる(3日間)。昨年と同じく地元飲食店21店舗が集まるグルメイベントだが、今回は来場者投票によりグランプリを決定する。
 また市民センター東側の見附町駐車場では、平塚商工会議所青年部による「Be Active平塚2017〜復幸・支援イベント〜」が開催される。ゲームやグルメが楽しめる食べて・遊んで・くつろげるイベントだ(8日、9日)。
 さらに、こちらも昨年好評を得た「巨大恐竜ロボット」も見附台広場に登場する。昨年、展示終了から10年という節目の年に復活した恐竜ロボットが今年も多くの市民の協賛・寄付金を得て、3日間展示される。
 加えて、市が推進するシティプロモーション活動の一環として行われてきた「#hiratsukagoodフォトキャンペーン」も開催。まつり期間中の写真をハッシュタグとともにインスタグラムへ投稿するよう呼びかけている。
 いよいよ開幕する平塚の夏の風物詩。今年も家族と友人と恋人と年に一度の思い出づくりは七夕まつりで。
交通関係
◎JR=平塚駅北口下車 ◎駐車場=相模川河川敷臨時駐車場 (無料、駅南口までシャトルバス=大人100円・子ども50円)、ららぽーと東側臨時駐車場(1日1,000円) ◎駐輪場=見附台公園と錦町公園に 臨時開設
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局
☎︎0463-35-8107
湘南ひらつか七夕まつり公式HP
http://www.tanabata-hiratsuka.com/index.html
主なイベント
7日(金)
10:00~ 開会式(市民プラザ前交差点特設ステージ)
10:30~ 七夕踊り千人パレード(湘南スターモール)
11:00~19:00 七夕たからいちグランプリ2017(見附台広場)
8日(土)
10:00~18:00 Be Active平塚2017〜復幸・支援イベント〜(見附町駐車場)
10:00~19:00 七夕たからいちグランプリ2017(見附台広場)
10:30~ 織り姫と音楽隊パレード(湘南スターモール)
9日(日)
10:00~ 七夕ウェディング(紅谷町まちかど広場)
10:00~18:00 Be Active平塚2017〜復幸・支援イベント〜(見附町駐車場)
10:00~18:00 七夕たからいちグランプリ2017(見附台広場)
19:00~ 閉会式(紅谷町まちかど広場)
ステージイベントスケジュール
7日(金)
11:00~ 台湾ハーモニカ団体「SIRIUS-天狼星ハモニカ楽団―天狼星口琴樂團」
11:45~ 第67回湘南ひらつか七夕まつり織り姫PR ①
12:00~ コナ・アイランズwithナレイメリア
13:00~ 神奈川県警音楽隊/カラーガード隊
13:45~ 第67回湘南ひらつか七夕まつり織り姫PR ②
14:00~ リトアニアダンス  「Ausrine」
15:00~ 平塚七夕プロレス
16:15~ 第67回湘南ひらつか七夕まつり織り姫PR ③
16:30~ South baund Elephants
17:00~ チロル
17:30~ MILLEA Live
8日(土)
9:30~  C.C.Lemon盆踊りステージ
10:00~ チーム・レインボー
10:30~ mitsu
11:00~ KEN DANCE SCHOOL
11:30~ 鶴亀社中
12:00~ 東海大学体育会ソングリーダー部
12:30~ 東海大学吹奏楽研究会
13:00~ SCN Presents ご当地キャラクター大集合
13:45~ 第66回湘南ひらつか七夕まつり織り姫PR
14:00~ NKダンスラボラトリー
14:30~ とらいチアリーディングチームFILLYS
15:00~ SCN Presents ご当地キャラクター大集合
15:45~ ArtiSTARE フリースタイル フットボール パフォーマンス
16:00~ STUDIO BLACKN
16:30~ 第18回星舞フェスタ(よさこい・ヒップホップダンス 17組)
9日(日)
9:30~  平塚市郷土芸能披露
10:00~ 友好都市郷土芸能披露(花巻市)
10:40~ 友好都市郷土芸能披露(高山市)
11:05~ 友好都市郷土芸能披露(伊豆市)
12:15~ Belly’s Lana
12:45~ 第67回湘南ひらつか七夕まつり織り姫PR
13:00~ 星舞フラフェスタ (フラダンス)
14:00~ アニぱら音楽館~きただにひろし出張ライブ~①
14:30~ 第24回七夕の思い出大賞(湘南リビング新聞社)
15:30~ アニぱら音楽館~きただにひろし出張ライブ~②
16:00~ HAND SIGN Live
17:00~ 七夕飾りコンクール表彰式
17:30~ グルメグランプリ結果発表
※各イベントの開始時刻は当日の進行状況により変更される場合あり
写真提供=平塚市観光協会

映画0623
『22年目の告白−私が殺人犯です−』(2017/日本)
監督・脚本:入江悠 脚本:平田研也 
出演:藤原竜也/伊藤英明/夏帆/仲村トオル 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
 藤原竜也といえば、今や、ものまねネタにもなるほど際立った演技で注目される俳優。『デスノート』シリーズや『カイジ』など、演じるキャラクターも善悪の二項対立では分類しかねる複雑な内面を持つ人物が多い。本作で彼が演じるのは時効成立後、自らの殺人告白本を出版し、マスコミの寵児となる殺人犯。人を食ったキャラは、同じくワーナー製作『藁の盾』で、懸賞金を懸けられて日本国民から命を狙われる連続殺人犯にも通底する。一方、すんでのところで藤原を取り逃がし、時効成立後は復讐しようとする被害者遺族から彼を守らざるをえない状況に置かれる刑事の伊藤英明も、『海猿』以降、定着したマッチョなイメージ通り、正義感と任務の間で葛藤する男臭いキャラを演じてみせる。が、そうした二人の俳優のセルフイメージこそが、本作の大きなミスリードだといってもいい。他にも、胡散臭いおっさんを演じれば右に出る者のない岩松了や生来のポーカーフェイスで、社会派TVキャスターを演じる仲村トオルも、見事なトリックスターぶり。配役そのものが仕掛けを果たす、秀逸なミステリーである!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0623 コネクト 様々なハンディキャップを持つ人が、絵画をはじめとする創作活動を行う福祉施設「studio COOCA(スタジオ クーカ)」(平塚市平塚)。所属するイラストレーター・横溝さやかさん(30)は、細部までこだわったポップな作品で注目を集めているが、そのイラストが「湘南ひらつか七夕まつり」公式グッズに使われることになった。見る人をワクワクさせてくれる絵で、まつりの盛り上げとまちの魅力のPRに一役買う。
 
 横溝さんが本格的に絵を始めた12年前、作品はモノクロばかりだったが、色とりどりのペンを集めるのが好きだったことから勧められて色を塗り始めた。自らが生み出したキャラクターや動物などを主人公に、明るい色使いで日常の様々なシーンを細部に至るまで表現するのが特徴だ。下書きなしで迷いなく線を引き、80本ほどあるペンで色を付け、こつこつと制作を続けてきた。
 昨年、東京の様々なスポットをテーマにした絵がTVなどで紹介されたことをきっかけに、作品が広く知られるように。スポーツ庁の障害者スポーツ団体への支援・協力の認証マークを作成し、また「平塚をPRする一枚を」と七夕まつり実行委員会からも依頼を受けた。
 出来上がったイラストには、掲出された飾りの下を浴衣を着て歩く親子の様子などが描かれ、毎年まつりを楽しみにしているという横溝さん自身の思いが込められている。また海岸を散歩する人や平塚市総合公園で遊ぶ子どもも細かく描写され、平塚のいいところが盛りだくさんの1枚になった。動物好きの横溝さんは、特に「(総合公園の)ふれあい動物園を見てほしい」と言う。
 今回は、そのイラストがデザインされたクリアファイルとマグカップ、ノートが公式グッズとしてまつり会場で初日の7日から販売される。
 さらに、studio COOCAとその作品を展示するカフェGALLERY COOCA(明石町)がそれぞれ初めてスターモールに市民飾りを掲出する予定で、現在制作が進んでいる。
 studio COOCAの中尾大良(ルビ:だいら)さんは「地域の方にもクーカのことをもっと知ってもらうきっかけになれば」と期待する。
 遊び心にあふれたイラストは、じっくり見ると平塚のPRキャラクターが隠れているなど、くすっと笑える仕掛けも。「見ている人に楽しんでもらいたい」との思いで横溝さんは今日もペンを握っている。
◇公式グッズ問い合わせ=七夕まつり実行委員会(市商業観光課)☎35-8107

0623 2面あきんど 平塚市内の商店主を中心に魅力的な店づくりや賑わいのあるまちづくりに貢献する団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇代表)と神奈川大学経営学部2年生が連携したプロジェクトが進行している。現在は学生らが各店舗を訪問し、魅力や課題についてのレポートをまとめている真っ最中。13日には中間報告会が行われた。
 この試みは神奈川大学経営学部の教養演習の一環として行われているもの。5月ごろからあきんど塾に参加する各店舗を学生2〜3人のグループが訪問し、魅力や課題について取材を行なってきた。学生たちは「どうすれば自分たち(のような若い世代)が店舗に足を運ぶか」ということを考えながら、店舗へ様々な提案をしていく。訪問対象となっているのは鳥仲商店(黒部丘2−3)、中秋蒲鉾店(紅谷町2−10)、陶磁器工房器楽(田村5−14−1)、伊藤金物店(紅谷町3−20)、湘南いぶし(四之宮3-19-11)、東曜印房(明石町1−5)、相州長屋(宝町6−2)の7店舗だ。
 中間報告会では学生らの若い視点から見た店舗の魅力や課題について様々な意見が出された。「魅力ある商品開発が途切れず続いている」「店舗を訪れるのにハードルが高かったが今後は利用したい」といったポジティブな意見が聞かれた一方で、「もっと他店の商品との差別化を図っては」といった厳しい声もあがった。報告会に出席した相州長屋の内田 潤店長は「自分たちでは気づかない新鮮な見方をしてもらえている。より具体的な提案に結びつけて」と激励していた。
 あきんど塾代表の鈴木さんは「他市町村では学生たちと連携することで地域の盛り上がりに繋がっている実例がたくさんある。今回のプロジェクトを契機に夕暮れ酒場という催しを企画している。現在は企画段階だが広く周知できるときが楽しみ」と話してくれた。プロジェクトでは7月に最終的な成果報告会を行う。学生らの働きが商店主たちを動かすか、期待がかかる。

0623 2面デフサッカー 今年7月にトルコで行われる聴覚障がい者のための国際スポーツ大会、デフリンピックにサッカー日本代表で出場する東海大学3年の岡田侑也さん(20)が19日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 デフリンピックの歴史はパラリンピックより古く、1924年にパリで第一回大会が行われた。今年は73の地域、国が参加予定で21競技が行われる。岡田さんは昨年開催されたデフサッカーW杯2016に双子の弟の拓也選手とともに出場した経験を持つがデフリンピックへの出場は今回が初めて。オリンピックのサッカーは原則として23歳以下の選手が選ばれるが、デフリンピック代表は年齢制限がないため、聴覚障がい者の中では事実上のA代表として世界に挑む。
 岡田さんは在籍する東海大学サッカー部でも健常者の中でレギュラーの座についており、その実力は本物。ポジションはMFで「攻撃的なポジションならどこでもできる。得意のドリブルを活かしたい」と闘志を燃やしている。

0623 2面JC 公益社団法人平塚青年会議所(平塚JC、守屋宣成理事長)は15日、6月第1例会としてシンポジウム「若者と平塚の未来を創る。」をラスカホールで開催した。現役高校生やJCメンバーの他、地域住民約100人が参加した。
 同会は若者の政治参画意識の向上や地域の魅力を探るべく開催。第1部では若者の政治参画に関わる活動をするNPO法人YouthCreate代表の原田謙介氏を招いて講演会を実施。若者の政治参加への意義を説いた。第2部では原田氏に加えて3人の現役高校生が登壇。今年2月に市内中高生を対象に平塚JCが実施したアンケートを元に平塚の魅力や課題などについて意見を交わした。参加した高校生からは「自分が感じていた以外の平塚の側面を知ることができた」といった声が聞かれた。
 平塚JCは今回のシンポジウムやアンケート結果などをふまえ、8月に「ひらつかスクール議会」を開催する。

0623 2面二宮図書館 二宮町図書館では、町民などから寄せられる「図書館基金」の累計額が今年4月、開始以来約8年で1,000万円を超えた。
 同町では個人からの寄付金200万円を原資に平成21年3月同基金を設立。館内に募金箱を設置すると共に、いわゆる「ふるさと納税」も利用して寄付を募り、今年4月末で累計額が1,070万円余りとなった。
 図書館は2年前に初めて基金を活用、50万円で町民に身近な健康・医療関連図書を購入しコーナーを設けた。昨年度は100万円を使い、10代向けの小説や利用者の要望が多いDVDの購入にあてた。図書購入予算は年間約570万円で、基金が2割ほどを占めている。数回にわたり寄付してきた二宮町出身の諸星 保さん(横須賀市在住)は図書館職員に対して、特に子どもたちに本の持つ力を伝えたいと話していたとのことで、図書館では今後児童向けの書籍も充実していく。
【写真】基金で設置した健康・医療関連図書コーナー

0623 2面子ども飾り 湘南ひらつか七夕まつりの開催に先立ち、中心商店街で最初となる「七夕子ども飾り」が17日、紅谷町まちかど広場に掲出された。 子ども飾りは市内の保育園や小学校、地域の子ども会の児童らが、「海」「天の川」などそれぞれにテーマを決めて製作するもの。この日は子ども会の児童や保護者などが訪れて、スポーツの上達や将来なりたい職業についての願いなどが書かれた色とりどりの短冊を笹に結びつけた後、吹き流しなどの飾りと共にまつり実行委員会の職員が掲出した。昨年と同じ21本がずらりと並び、一足早く七夕気分を盛り上げている。
写真=平塚市提供

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 平塚市が誇る一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」といえば何を思い浮かべるだろうか。夜空を彩る絢爛な七夕飾り? 活気溢れる露店の数々? 何百何千の人が往来を行き交うパレードや千人踊り? いずれも七夕まつりとは切っても切れない存在だが、そんな華やかな表舞台を裏から支える「七夕ボランティア」が今号の主役。市民主導のまつりになった七夕で彼らは何を思い、どんなことをするのだろうか。

 七夕まつりとボランティアの歴史は古く、1964年にまで遡る。当時はボランティアを募っていたわけではなく、ほとんどが自発的に参加してきた有志。青少年団体などが朝のゴミ拾いを始めたのが始まりだった。その後も駅周辺の飲食店関係者や有志の団体が清掃活動などに従事してきたが、正式にボランティアとして市民参加を求めたのは2003年のこと。ちょうど世の中の流れとして市民参加型のまつりに、というような論調がでてきたころ、当時の行政内の実行委員会が参加を呼びかけた。だが2011年、まつり全体の存続すら左右するできごとが起こる。東日本大震災だ。
市民が主導するまつりに
 この年、一時は七夕まつりそのものの開催も危ぶまれた。だが主催者を市から実行委員会に変更するとともに、震災による電力供給の関係から日程・時間・区域など規模を縮小して開催された。このとき組織された一部門が七夕市民サポーターズ委員会。現在までまつりのボランティアの募集・管理などを行なっている。もともと各種団体がボランティア活動を行なってきた背景こそあるが、参加人数は年々増加。集計方法の変更などもあるが昨年は延べ1,000人以上のボランティアが参加するに至った。
 現在、彼らの主な活動は会場内の清掃活動を行う「クリーンボランティア」、来場者への案内を担当する「観光案内ボランティア」、まつりのメインストリートに掲出する飾りの上げ下ろしを手伝う「七夕飾りボランティア」の3部門。これを市内の青年団体である、平塚青年会議所(平塚JC)と平塚商工会議所青年部(平塚YEG)が取りまとめ、まつりの運営を下支えしている。
市外からの協力も
 17日、彼らボランティアに対する事前説明会が平塚商工会議所で行われた。委員長の秋山 智さんをはじめ、JC、YEGのメンバーらが集まり心構えや実際の業務の手順、注意事項などを伝達した。
 今年初めてボランティアに参加するという市内高校に通う2年生の女子生徒に話を聞くと「学校で参加を呼びかけるポスターを見て、まつりの裏でどんなことが行われているか知りたくて参加を決めました」という。去年に続き2回目の参加だという高校2年生の生徒は「去年は雨で人出も少なかったので、今年はいろんな業務ができれば」と意欲を見せる。さらには遠く横浜から参加を決めた人もいる。横浜在住の50代男性は「数年前に仕事を早期退職して、その後各地のボランティアに参加しています。七夕まつりは過去に2回ぐらい来たことがありますが、今は様変わりしましたね」と笑う。「ボランティアの業務も多岐にわたるので楽しみ」と話してくれた。
 多くの市民の手によって運営される現在の七夕まつり。市民サポーターズ委員会に限らず、他の委員会も多くは市民の有志の手によって成り立っている。彼らのようにまつりを裏から支えている人たちの存在があるからこそ、毎年100万人を超える人が訪れる関東でも屈指のまつりが開催できると考えると、まつりに対する意識も少し変わるのではないだろうか。
ボランティアに関する問い合せ
同実行委☎︎22-2510(平塚商議所内)
【写真】
昨年以前のボランティアの様子(委員会提供)
【写真下】
会場を回りゴミを集める(委員会提供)/説明会の様子/委員長の秋山さん

0616 2面 LB左上 湘南の誇る夏のリゾート、大磯ロングビーチのオープンまで1ヶ月を切った。今年の営業は7月8日(土)から9月18日(月・祝)までの全73日間。開業から60周年のメモリアルイヤーということでそれらにちなんだ料金プランなども用意されている。
 60周年記念の料金プランは3種類。今年60才を迎える人(1957年生まれ)、1960年生まれ、昭和60年生まれの人の料金が2,100円になる「ハッピー“60”」。7月と9月の平日限定で3人以上のグループで年齢の合計が60の場合に料金が割引になる「あわせて“60”」。ぴったり60人の団体利用で1人当たりの料金が1,100円になる「グループ“60”」。さらにハッピー“60”では6のつく日は1,900円で入場できる。
 また、7月は幼児(3才〜未就学児童)の入場料金が無料となる「キッズフリー」を実施。小さい子どもを持つファミリーは7月中の利用がお得だ。入場料が半額になる「市町村割引デー」も実施される。平塚、大磯、二宮の対象日は7月8日、9日の2日間。かつこの2日間は県内のプリンスホテル所在市町(横浜市、鎌倉市、箱根町)在住者の料金が半額になる「開業60周年お世話サマー」も実施される。
 この夏も家族と、友達と、恋人と、誰もが笑顔になれる湘南のシーサイドリゾート大磯ロングビーチへ――。
《営業期間》7/8(土)〜9/18(月・祝)
《営業時間》9:00A.M.~5:00P.M.
《料  金》おとな=3,800円
     中高校生=2,600円
     小学生・シニア=2,100円
     幼児=1,100円
詳細な料金プランなどは大磯ロングビーチのホームページへ
http://www.princehotels.co.jp/pool/oiso
【チケットプレゼント】
同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で読者25組50名様にプレゼント(当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます)。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。6月27日(火)必着、3営業日以内に発送。※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

 0616ヨット_1来月タイのパタヤで開催されるジュニアヨットの世界大会「OPTIMIST世界選手権2017」に出場する市立春日野中学校2年の池田海人さん(14)が8日、落合克宏市長を表敬訪問した。
 池田さんは今年3月に行われたナショナルチーム最終選考会で1位となり、世界選手権派遣のワールドチーム5人に選ばれた。池田さんが操るヨットはOPの愛称で親しまれるオプティミストディンギーという1人用のもの。国際セーリング連盟が承認する最も小さいクラス(全長2.31m、全幅1.13m)で15歳以下が乗る。
 幼少の頃から父の影響でヨットに親しんでいた池田さんは過去にもヨーロッパ選手権などの国際大会への出場経験があるが、世界選手権への出場は初めて。大会には世界中からトップクラスの選手が集まり、参加人数は約60カ国、300人ほどになるとみられている。池田さんは「初めての世界選手権だが上位を目指したい」と抱負を述べ、落合市長も笑顔でエールを贈った。
 「将来はオリンピックに」と語る池田さん。オプティミストディンギーは年齢制限があるため、今後はレーザー級などの大型のヨットに乗り換えることになる。体力的に成長途中で大人と同等の戦いに挑むため東京五輪出場は難しそうだが目指すはその先。世界選手権での躍進はもちろん、地元出身のオリンピアンの誕生にも期待がかかる。
写真提供:池田さん
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0616ららぽ警察 神奈川県警察本部生活安全総務課、平塚警察署、日本ロックセキュリティ協同組合神奈川支部(菅原 眞支部長)などが連携した防犯キャンペーンが9日、ららぽーと湘南平塚で行われた。
 キャンペーンは防犯性能の高い建物錠の普及促進などの全国一斉広報啓発日「ロックの日」に実施。県警の防犯ヒーロー「絆」大使トラセンジャーも訪れ、空き巣等の犯罪被害防止を訴えながら買い物客などに対して防犯啓発品1000セットが配布された。県下では減少傾向にある犯罪全体の件数に対し、空き巣被害は増加しているという。
 菅原理事長は「鍵とピッキングの関係はイタチごっこではあるが、鍵の性能という意味ではほとんどピークにきている。旧式の鍵は狙われやすいので見直すきっかけになれば」と話している。

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 大磯町の石神台地区の魅力を紹介する動画が作成され、今月9日から町のHPで公開されている。地区の暮らしを伝えるモデル動画として、町の委託を受け住民と協力しながら学生が撮影した。自然に囲まれ町並みも美しいものの、町内一の高齢化に悩む同地区。そこにもっと新しい住民を呼び込みたいとの思いが動画作りに繋がった。
 町のPRなどのためすでに紹介動画を14本制作している大磯町。より住民に近い視点から暮らしを伝えようと、地区にスポットを当てたモデル動画を作ることになった。そこで、町内の区長連絡協議会で会長を務める石神台の尾白佳隆区長(64)に話を持ちかけたところ、ぜひにと応えたという。
 その理由について尾白さんは、「若い子育て世代を誘致して地域を活性化したい」と語る。開発から30数年。子どもたちは成長して家を離れ、働き盛りだった親世代は多くが65歳を超えて、高齢の夫婦や1人暮らしの世帯が多くを占めるようになってきた。高齢化率は50%を超え町内一。空き家もここ数年で増え、町内の730軒のうち40軒ほどあるという。
 その一方、自治会活動は活発で子どもぐるみで参加出来る行事も多い。また防犯団体「石神台ガーディアン」が、パトロールをはじめ様々な活動に取り組み空き巣や車上荒らしの被害を激減させるなど、地域を上げて住みやすいまちづくりに力を入れている。そうした特色を動画を通じて理解してもらえば、若い世代が移ってきてくれるのではと尾白さんらは考えた。
学生と役員が協力して
 作成にあたったのは、県立大磯高等学校SF研究部の卒業生による団体「SF-ken」で、これまでにも町の紹介動画を数本作ってきた。監督の大学2年生、志田小鼓音さん(22)らは内容について石神台自治会の役員らと打ち合わせを重ね、1年間にわたり行事などを撮影した。
 そして出来上がったのが約4分半の『ほっとする町 石神台』。芋掘り、ハロウィンなどの行事に幅広い世代の住民が参加し交流する様子や、「最近引っ越してきたが、皆さん親切で楽しく過ごしている」といった子育て世代の声も紹介されている。またガーディアンのメンバーも安全な町であるとアピールするほか、志田さんが住民おすすめのスポットで撮ったカットも盛り込んだ。
 9日には、自治会の役員会で完成した動画を披露。自らも出演した高木敏宏さん(51)は、「ハロウィンで子どもの生き生きとした姿を見たりガーディアンの活動を知った」と、地域のよさを改めて感じた様子だった。区長の尾白さんは、動画で「落ち着いたのどかな雰囲気が伝わる」と話しつつ「町にもう少し活気がほしい。これがそのスタートラインになれば」と期待する。
広がりを期待
 町では、各地区にもそれぞれ魅力的なイベントがあるので、こうした方法があることを知ってもらい取り組みが広がっていけばと話している。動画作りで外部への発信ができるのはもちろんのこと、住み手がその地域の良さを再認識するきっかけになることで、活性化のため動く人材を増やすことにも役立つのではないだろうか。
『ほっとする町 石神台』は大磯町のHPで公開中。
【写真TOP】
役員会でのお披露目
【写真下】
『ほっとする町 石神台』より/同地区からの眺め/撮影時の様子(SF-ken小澤大輔さん提供)

ペット0609
kaiくん
(柴犬・1歳10ヶ月)

休憩しよう!!って言うとベンチにスタンバイするよ!
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平塚市出縄570
tel 0463-67-6342
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0609 映画
『メッセージ』(2016/アメリカ)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 脚本:エリック・ハイセラー 
出演:エイミー・アダムス/ジェレミー・レナー 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
「彼ら」は遠い宇宙から世界各地に飛来し、人類にメッセージを送るが、その言語は解読不能である。解読役に選ばれたのが、エイミー・アダムス演じる言語学者のルイーズとジェレミー・レナー演じる物理学者のイアン。開巻早々、ルイーズは「人類の最大の武器は言語」だといい、イアンは「否、数学」だと切り返す。二人は互いの考えを理解し合い、「彼ら」とのコンタクトのために協力する。一方で、「彼ら」を人類の脅威とみなした某国が開戦しようとする動きの中、ルイーズとイアンは真意を知ろうと命がけの対話をする。二人の会話で、互いの言語を理解すると相手の言語で夢を見たり思考したり出来るようになるという、仮説が語られる。その反対に、異なる言語を持つもの同士が、主義、思想の違いから不信や畏れを抱き、諍いをはじめるのが今の世界だ。海外では、立て続けにテロが勃発している。そんな風潮に乗じて、我が国では国際組織犯罪防止条約の名の下に、共謀罪が成立しようとしている。気をつけなくてはならないのは、不信や畏れが自由を奪い、同族間にも異なる言語を生むことの危険性だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0609済生会 社会福祉法人恩賜財団済生会湘南平塚病院が7月1日から、ららぽーと湘南平塚などを含む「ららシティ湘南平塚」の一画に移転する。今月24日(土)には一般向けの内覧会を実施する予定だ。
 同院は1934年に済生会平塚臨時診療所として開設した。以来関連施設とともに地域の保健、医療、福祉の向上に尽力してきた。新病棟は現在の約1.7倍の面積(7,800㎡から1万3,200㎡に拡張)を有し、病床数も114床から176床に増床する。同院のコンセプトはプライマリーケアの充実とQOLの向上。すなわち診療科以外の諸相談も受け付け、患者が望む生活のために手助けできるような病院を目指すというものだ。診療科は内科、整形外科、リウマチ科などで現在と変更はない。
 8月からは回復期リハビリテーション病棟が新設され、一般急性期の治療を行いつつ、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟を併せ持つ市内唯一の病院となる。予防医学の面では検診センターが新設されるという。西部の市民病院、中央エリアの共済病院と連携しつつ、東部エリアの拠点としての運営が期待される。
 現在の病院建屋は介護老人保健施設湘南苑を拡充する予定ということだが、新病院と連携しながら地域の包括支援を行なっていく予定だ。
 内覧会は24日(土)9時30分〜11時30分。開院後はゆっくり見られない病院内を見学できる。なお、同院では公共交通機関を利用するよう呼びかけている。
◇問い合わせ=同院☎︎31-0520(代)

0609ビーチバレー JVA日本バレーボール協会が主宰するジャパンビーチバレーボールツアー2017の第7戦が8月26日、27日の二日間、湘南ベルマーレひらつかビーチパークで行われるとして6日、今期よりビーチバレーに転向した元全日本男子バレー代表の越川 優選手とプロビーチボーラーの長谷川徳海選手らが落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 同ツアーは先月の東京大会から全国10カ所を転戦するもので、その内の1大会を昨年から市内企業の荒井商事株式会社の特別協賛を受けて平塚で開催している。平塚のビーチは一般への浸透度合いこそまだまだだが国内でも有数のビーチバレー場としてトップ選手らも数多く訪れている。ビーチバレー歴10年になるという長谷川選手も「始めたころから白鳥(勝浩)・朝日(健太郎)を追いかけて平塚でプレーしていた。コートが平らでシャワーなどの設備も充実していて好きなところ」と話す。一方で今期ビーチバレーに転身した越川選手は「基本的な技術など屋内のバレーの経験が活かせる。フロアーの違い、風などの自然環境はとにかく慣れるしかない。やる以上はこの先の東京五輪での金メダルを目指していく」と抱負を語った。
 平塚大会は8月26日、27日の共に9時から試合が開始される。前日の25日にはプレイベントとしてエキシビションマッチなども行われる。日本トップクラスのプレーを見るチャンスだ。
【写真】笑顔でガッツポーズをする越川選手(左)と長谷川選手

0609織り姫 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は先月31日、来月7日〜9日に開催されるまつりの概要を発表した。合わせて今年の織り姫のユニフォームも披露された。
 今年はメイン会場となる湘南スターモールに88本の飾りが掲出されるのをはじめとして、市内全域に約2,000本の七夕飾りが掲出され市内を七夕カラーに染める。毎年恒例となっているオープンカーパレードや平塚青年会議所によるグルメグランプリも開催。昨年見附台広場に約4,000人もの観客を集め好評を得た七夕プロレスや、同広場への巨大恐竜ロボットの展示は今年も実施される予定だ。
 また、新たにまつり全般のマナーアップ委員会が設置される。試みの1つとして露店エリアを拡大することで人の目を増やし、若者をはじめとする来場者による迷惑行為自粛を呼びかけるという。

0609第一三共 第一三共プロファーマ株式会社平塚工場(四之宮1−12−1)で5日、危険物安全週間(4日〜10日)に合わせて災害対応訓練が行われた。
 訓練には同社社員と市内消防機関のほか、平塚市危険物安全協会の会員らも参加し、人数は5団体で約200人にのぼった。施設内の建屋4階からの出火を想定した訓練の内容は自衛消防団による初期消火、119番通報、避難誘導のほか、消防機関による放水、救出など。講評の中で同社脇山尚樹工場長は「内部の訓練ではできない経験だった」とし、三野末三夫消防長は「各自で検証してあってはならない本番に今日の訓練が活かせるように」と訴えた。
 危険物許可施設は全国で毎年5,000以上の施設が廃止され減少傾向にあるが、平塚市は県内で横浜市(約5,000施設)、川崎市(約4,500施設)に次ぐ957施設を有する。

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 市民活動を支援するため市が運営してきた「ひらつか市民活動センター」(八重咲町3-3 JAビルかながわ2F)が、3年後の民営化に向け今年4月から市とNPO法人湘南NPOサポートセンターとの協働運営へと切り替わった。横浜市や茅ヶ崎市など県内の他の14自治体でも、同様の施設が民間によって運営されている。センターは新しいやり方を通じてどのような支援に力を入れようとしているのか。

 ひらつか市民活動センターは平成15年に開設された。会議室などを備え、活動の拠点としての役割を持つほか、担い手や資金不足に悩む市民活動団体の相談に乗ったり、関心のある人を各種団体に繋げるためのイベントを実施するなどの支援を行ってきた。
 しかしセンターの機能として重要な、連携できる団体同士や行政・企業を繋ぐ「コーディネート機能」については、不十分と指摘されていた。その強化を始めとしてセンターをさらに活性化するため、市は民営化する方針を平成27年度に決定。まず今年4月からNPO法人と協働での運営を始め、これまでの運営方法や団体の情報を引き継ぎながら段階的にNPOのスタッフを増やし、3年後に民営化する予定となっている。
同じ立場で団体をサポート
 公募で運営のパートナーになったのは「NPO法人湘南NPOサポートセンター」(坂田美保子理事長)。平成22年に設立され会員は約30人で、これまで他の市民活動団体の相談に応じながら、活動を広報するための印刷物作成や、資金の必要な団体が助成金を受ける支援などを行ってきた。その経験と築いた団体とのネットワーク、それに自分たちも同じような悩みを抱えながら活動してきたという当事者としての体験も活かしつつ、相談やコーディネートなどに取り組む。特に、活動の継続に必要な人材や資金を集めるには活動の内容を広く知ってもらうための情報発信も重要で、そうしたサポートにも力を入れたいという。
 理事長の坂田さんは、以前食品の安全性に関する活動をしていた際に、団体の知名度がないため行政になかなか話も聞いてもらえず苦労したという。その経験から「団体が力をつけて周囲の信頼を得ながら活動できるように支援したい」との思いを持っている。
 市民活動センターではこのほか、税理士などの専門家による相談窓口の設置や、一つのテーマを深く掘り下げて学ぶ団体向けの講座などを今年度中に開始する予定。また来年度以降はSNSなどを活用した情報発信を強化していく。
 一方、センターの開館日や時間、会議室などの利用方法は今までどおりで、毎年開催してきた「センターまつり」などの事業も引き続き行われる。
今月18日に交流会
 活動センターでは、今後の運営や事業内容について広く知ってもらうため「協働運営スタート交流会」を6月18日(日)に開催する。利用団体や市民活動に関心のある人に参加してほしいと呼びかけている。
 市民活動団体は、福祉や環境、まちづくり、防災など日々の生活に関わる幅広い問題に取り組んでいる。協働運営・民営化をきっかけに多くの団体が活発に活動できれば、より暮らしやすい社会へと繋がっていくと期待が持てる。
協働運営スタート交流会
日時:6/18(日)13時30分~16時
会場:ひらつか市民活動センター
参加無料で要申し込み、定員50人。6/14(水)締め切り。
問い合わせ:同センター☎21-7517

【写真TOP】ひらつか市民活動センター窓口
【写真下】湘南NPOサポートセンターのメンバー/団体の活動の場に出向く坂田さん(左)

0609 3面神田 平塚市の私立神田幼稚園(金子 誠園長)で5日、初めて園児が田植え体験を行った。
 食育の一環としてこれまで野菜の栽培・収穫体験を行ってきた同園では、米作りにも挑戦しようと園理事の1人が所有する近くの水田を借り受けた。田植えには、年長の園児75人が参加。保護者や職員らが見守る中恐る恐る足を入れ、苗が倒れないよう気をつけながら植えていった。足が抜けずバランスを崩しそうになったり、泥の感触が「気持ちよかった」と声を上げる子も。
 同園では園児が今後の稲の生育の様子を時折観察して、9月中旬に稲刈りを行い年明けにはみんなで味わう予定になっている。菅谷真未ちゃん(5)は「カレーにして食べたい」と笑顔を見せた。保護者の1人は「田植えはなかなか体験できないのでありがたいです」と喜んでいた。

0609 3面草野球 湘南平塚草野球リーグ連盟(鈴木幸雄理事長)は先月28日、日頃使用している大神スポーツ広場野球場のゴミ拾い・草刈りを実施した。
 当日は連盟のメンバー70人あまりが参加し、集められたゴミや雑草はゴミ袋30袋以上。同連盟では春と秋の年に二回、草刈りに限らず石拾いなどの活動を市と調整しながら行なっているが、現在同施設は管理事務所が入り普段の管理を行っているため「だいぶ楽にはなった」そうだ。
 副理事長を務める池谷 仁さんは「いつもグラウンドを利用しているので恩返し的な意味合いもある」とニコリ。一方で約20年の歴史がある同リーグも今では野球人口の減少に悩まされているという。「若い人が入ってこないのはちょっと寂しいよね。興味がある人は近所のチームを探してみて」と話してくれた。

0609 3面梅収穫 梅が収穫の時期を迎えた6日、平塚市総合公園の梅林を近くの市立大原小学校の児童が訪れ収穫体験を行った。
 約140本が植えられた梅林では、2年生の児童51人が、公園職員らに手伝ってもらいながら高い枝に手を伸ばして実を取っていた。同小では収穫した実を使って、生活科の授業で地域の人に教わりながら梅ジュースを作るという。渡邉暖乃(わたなべのの)さん(7)は「前に飲んだ梅ジュースがおいしかったので、いっぱい作りたいと思いたくさん実を取った。作るのが楽しみ」とビニール袋一杯になった実を見せた。
 公園の担当者によれば、今年は昨年より出来が良く300㎏近くが収穫できたとのこと。残りの実は市内の福祉事業所など20カ所に配布され、ジュースや梅干しに加工される。

0602 うちのこ
恭平(きょうへい)くん
何が見えるかな?
ちーさん
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0602 2面図書切り取り 図書館での学校史などの切り取り被害が各地で相次いでいるが、平塚市と大磯町でも同様の被害が出ている。
 平塚市が市内の4つの図書館で学校史や学校記念誌約100冊を調べたところ、中央図書館にあった市立豊田小学校の記念誌1冊で地域の寺の説明などが記載された1ページが引きちぎられていることが分かった。
 また大磯町立図書館本館でも、県立小田原城内高等学校記念誌1冊から1ページが切りとられていた。なお二宮町図書館では被害は確認されなかった。
 いずれの図書館でも学校史などは書庫や事務室などに移動させたものの、希望があれば閲覧はできるという。平塚市では利用マナーについて注意を喚起すると共に、館内の見回りや資料の点検を強化することにしている。
【写真】平塚市中央図書館で被害にあった記念誌

0602 2面湘南レッド 輝く太陽をイメージした生食用の赤玉ねぎ「湘南レッド」の出荷が、大磯町で先月29日から始まった。
 同町は温暖な気候や土壌が湘南レッドの栽培に適しており、他の地域に先駆けて栽培を始めて県内でも有数の生産地に。現在13軒の生産者が市場に出荷している。
 出荷初日の29日にはJA湘南大磯支所で「目合わせ会」が行われ、生産者とJA職員、市場関係者20人ほどが参加。出荷用に選別するためのサイズや、直射日光で退色しやすい外皮の状態などを確認した。生産者の蓑島格造さん(79)は今年の出来に満足した様子で「スライスして水にさらすと甘みが出ます」と話していた。この日の出荷量は約700㎏。今月中旬から下旬にかけてピークを迎え、県内のスーパーなどで販売される。

0602 2面市役所食堂 平塚市は、今年末に完成予定の市役所・平塚税務署庁舎内で、来庁者と職員向けの食堂・売店を運営する事業者を今月2日から募集している。
 新庁舎本館2階の東側に設置される食堂は面積が450㎡ほどで、座席数はテラス席32席を含む192席。隣接する売店は広さ約60㎡で、契約期間は来年1月から平成34年3月末までの4年3ヶ月の予定。使用料は合わせて年額約228万円の予定となっている。
 申込期間は今月2日(金)から15日(木)までで、応募資格は食堂運営または給食業務もしくは小売業での3年以上の実績を有することなど。詳細や応募方法は2日以降市HPの実施要領で閲覧出来る。担当課では「多くの来庁者に利用してもらえるような提案が出れば」と話している。
◇問い合わせ=市庁舎管理課☎21-9608

0602 2面ベルマーレ 湘南ベルマーレは先月29日、11歳以下のサッカー大会「2017 COPA BELLMARE U-11」を今月24日(土)・25日(日)に馬入ふれあい公園サッカー場で開催するとして落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 大会には平塚、小田原、藤沢、相模原など県下11市の選抜チームや、Jリーグクラブのジュニアチーム、国内外の招待チームが参加する。海外からはブラジル・スペイン両国の名門、SEパルメイラスとビジャレアルCF、ラオス選抜と中国から上海申鑫を招待した。当日はフードコートやイベントブースなども設置されるとのことで、家族や友人とさまざまな楽しみ方ができそうだ。
 落合市長は「ベルマーレの育成が地元を代表する選手を育ててくれる。これを応援し裾野を広げていきたい」とエールを贈っていた。

 0602 2面ごみアプリ平塚市は、ごみ収集日や分別の仕方についてスマートフォンで手軽に調べられる無料アプリ「さんあ~る」の配信を今月1日から始めた。
 市では各世帯へ、収集日や出し方について記載したごみカレンダーを配布すると共に、同様の内容をHPで周知してきた。しかしごみ出しの際のトラブルが依然として生じていることから、知りたい情報を手軽に入手出来るようにとアプリ配信を始めることになった。
 主な機能として、自分の住む地域を設定するとごみ収集日が分かる「ごみ出しカレンダー」、ごみの品目から分け方と出し方を調べる検索など市のHPと同様の内容に加えて、収集日をアラームで知らせる機能も。市の担当者は「ごみのルールについて手元ですぐ見てもらえるような環境を作っていきたい」と話している。
【写真】市が発行したチラシ

0602 2面大磯女性消防団員
 大磯町消防団にこの4月、女性2人が入団した。団員の高年齢化が進む中、団の活性化に繋がると期待されている。
 入団したのは、飯田美果さん(44)と島野麗敏さん(35)の2人。飯田さんは募集の告知を見て興味を持ちつつも迷っていたところ、同級生に説得されて入団を決めた。生まれも育ちも大磯で知り合いや友人が多く、町の人たちを守るために「役に立てることがあれば」と意気込んでいる。一方島野さんは、元競輪選手で7月にデビュー戦を控えるプロボクサー、普段は水泳のインストラクターという異色の経歴の持ち主。結婚を機に2年前から町内に住んでおり「何か地域に貢献できないか」と考えて応募したという。
 2人は団本部に配属され、今後火災予防の広報活動や高齢者宅を訪問しての防火指導などにあたる予定となっている。
【写真】(左から)島野さん、飯田さん

DSC_9968_メイン_メインスタンド全景左奥が第1コーナー棟
 平塚市が建設を進めていた平塚競輪場のメインスタンドがこのほど完成し、先月24日に報道陣に公開された。新スタンドは旧スタンドの老朽化に伴い、50年ぶりに建て替えられたもの。新たにキッズルームやロイヤル席、350インチの大型モニターを設置したシアターエリアなどを設けた。落合克宏市長は「実際に競輪場に来場してもらえる、業界を牽引できるような施設にしたい」と期待を込めた。
 今回新たに建設されたのはメインスタンドと第1コーナー棟の2カ所。鉄骨造り(一部鉄筋コンクリート)の5階建(第1コーナー棟は3階建)で延べ床面積1万1,580.36㎡。総事業費は約46億円でそのほとんどを競輪事業の積立金で賄った。旧スタンドが高さ16m、面積9,314.11㎡、収容人数6,600人だったのに対し、新スタンドは高さ23m、面積1万1,580.36㎡と大型化する一方、収容人数は6,000人と減少させコンパクトなスタンドを目指したという。
一時避難所としても機能
 各フロアの設備に目を向けると1階には一般席の他、キッズルームや子ども用トイレ、授乳室を完備。小さい子どもを持つファミリーでも気軽に訪れることができるようになり、2階には車いす席も新設された。3階は特別観覧席(入場料1,000円)516席を完備。空調の効いた室内でゆったりと観戦することができる。4階にはロイヤル席(入場料5,000円)32席を設置。タブレット端末を利用してキャッシュレスで車券を購入できる在席投票システムを導入するなど、ロイヤルの名前にふさわしい設備も整えられている。なお5階は審判競技関係フロアとなっている。
 メインスタンドと同様に建設を進めていた第1コーナー棟(記者席、来賓席などとして使用)は津波などの災害発生時には一時避難場所としても活用できるように整備された。競輪場南側の道路から外階段を使い直接屋上まで登れるようになっており、有事の際にはおよそ1,000人を収容できる。また、防災倉庫が設置されるほか、停電時には発電設備で電力をまかなうことも可能と災害時の拠点としての機能も併せ持つ。
競輪事業を牽引したい
 報道向け発表で落合市長は「競輪業界全体を見渡しても、実際に競輪場に来るというケースは多くない。やはり実際に訪れてほしいという思いがある。競輪とともに様々な楽しみを提供し、業界を牽引できるような施設に」と話した。一方で公営とはいえ、ギャンブルという後ろ暗いイメージも拭い去れていない面については「公営ギャンブルというだけではなくサイクルスポーツとして盛り立てたい」と展望を語った。平塚市の友好都市である伊豆市の「伊豆ベロドローム」が東京五輪の自転車競技場として正式に採用されたこともあり、施設の概要は全く違う(ベロドロームは屋内で木製トラック)が平塚競輪場が練習会場になりうる可能性などもあるということだ。
 新スタンドは4日の地元住民内覧、10日の竣工記念式典を経て、15日の第68回高松宮記念杯の場外発売から利用が開始される。本場開催は19日からのFⅠジャパンカップ。生まれ変わった競輪場が平塚の新たなランドマークになりうるか期待が持たれる。
レース・イベント情報はHPで
http://www.shonanbank.com/
【写真】
メインスタンド全景。左奥が第1コーナー棟
【写真下】
シアターエリア/メインスタンド4Fからの眺望/メインスタンドとは逆に昭和25年から使われ続けた鐘は現役だ/特別観覧席

3面 ソロプチ 平塚市を中心に活動する奉仕団体、国際ソロプチミスト平塚(坂野光江会長)は先月24日、4月22日に開催されたチャリティーコンサートの収益の一部を平塚市社会福祉基金に寄付するとして市庁舎を訪問した。
 ソロプチミストとは実業及び専門的職業を持つ女性を主体とする奉仕団体で、「人権擁護」と「女性の地位向上」に努め、地域社会への貢献、国際理解と親善、平和の推進のために活動している。今年は200人以上が訪れたというコンサートの収益から10万円を寄付した。過去33回の寄付金総額は471万円に上るという。
 オリンピックイヤーとなる2020年には創立40周年を迎えるとのことで、会員らはますますの飛躍を誓っていた。

3面 葛川 「ゴミゼロ」の語呂合わせとなる先月30日、大磯プリンスホテルでは新入社員を中心としたスタッフ27人がホテル北側を流れる葛川の清掃を行った。
 同様の試みは毎年研修の一環として行われているもの。昨年は雨の影響で実施できなかったため、今年で34回目になるという。芝刈り機や竹箒などを手にしたスタッフらがゴミ拾いや芝刈りを行った結果、およそ2tトラック2台分ほどのゴミが集められた。清掃に参加した新入社員の須田卓朗さん(22)は「大磯には小さい頃から家族で訪れていて親しみがある。今年はスパもできて雰囲気が変わっていくのでぜひ来てもらいたい」と話していた。
 なお、大磯ロングビーチは来月8日、スパ施設は来月15日に開業予定だ。

0526 3面コネクト2 平塚市の「フォーラム トンボの棲むまちづくり」が、初心者にも分かりやすい『ひらつかトンボ入門図鑑』を発行した。この図鑑を観察の入門書として多くの人に活用してほしいとの期待が込められている。

 このフォーラムには、自然保護活動を行う団体などや幼稚園、大学に加え個人が参加している。市内のトンボの生育状況を知り環境保全策を検討・実施するため、2年前から調査を実施。馬入水辺の楽校や土屋地区、金目川流域、総合公園などで見られる種類と数を調べた。その一環として、子どもたちに自然とふれ合ってほしいと開催した「トンボと遊ぼう平塚」に多くの親子連れが参加。それを受け、初心者にも使いやすい図鑑を作ろうという声が上がったという。
 冊子では、平塚やその周辺で見られる約50種をカラー写真で紹介。その特徴やよく似た種類の見分け方が分かりやすく示され、生息する場所や見られる時期などについては平塚ならではの情報が盛り込まれている。このほかトンボの探し方や、生息するために必要な環境についても解説されている。
 フォーラムのこれまでの調査では、県内で生息が確認されているおよそ75種のうち49種のトンボ類が記録された。ただ今後も調査精度を高める必要があるとしながら、市内のトンボ類は種数、個体数が減少傾向にあることが分かったという。事務局を務める「馬入水辺の楽校の会」会長の臼井勝之さんも「子どもの頃は赤とんぼが空を埋め尽くすぐらい飛んでいましたが、今ではあまり見られなくなりました」と話している。減少に歯止めをかけるには、川や池、湿地などトンボが住む環境を守る必要があることから、フォーラム事務局は昆虫が生息できる池を整備する活動にも取り組んでいる。また企業や学校の敷地内に池の設置を呼びかけていきたいとしている。
 今年も7月2日(日)に土屋地区で「トンボと遊ぼう平塚」が開催される(雨天中止)。参加者にはこの図鑑を配る予定。参加費100円、対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)で定員20人(先着順)。申し込みは往復はがきで、締め切り6月23日。◇問い合わせ=市みどり公園・水辺課☎21-9852

【写真上】トンボや昆虫の住む池を整備する様子(昨年8月)
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0526 映画0526
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017/アメリカ)
監督・脚本:ジェームズ・ガン 
出演:クリス・プラット/ゾーイ・サルタナ/カート・ラッセル 他
シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
 マーベルヒーローの中では、完全にダークホースだった前作のヒットで、早くも続編が公開された。宇宙泥棒・スターロードこと地球人のピーター・クイルが、ひょんなことから宇宙のならず者たちと銀河系を救ったのが前作。育ての親の宇宙海賊・ヨンドゥから、実の父親は宇宙人だと知らされたクイルだが、今回は父親を名乗る男・エゴが現れる。クイルをある大事業の後継者にしたいエゴは彼を自分の惑星に招く。一方、残された仲間とヨンドゥには、追跡者や裏切り者による危機が次々と迫る。話の構造は、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』と似ている。サブキャラが活躍する一方、主人公のドラマがまったく動かない。シナリオ上は大きな欠点だ。それでも、この作品に愛着を感じるのは、芯がぶれていないからだ。クイルをはじめキャラたちは皆、さまざまな形の「家族」に縛られ、救われ、時に命を賭けて守ろうとする。「家族」とは、この世で一番厄介で心強いものだ。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0526 2面 スパ棟外観イメージ
 大磯プリンスホテル(国府本郷546、伊丹信一郎総支配人)は16日、現在建設中の温泉・スパ施設の名称および開業日が決定したことを発表した。客室棟の隣に新設する「スパ棟」は、1階にホテルフロント、レストランバー「S.DINING」を、3、4階に温泉・スパ施設「THERMAL SPA S.WAVE」を設置し、7月15日にオープンする。なお、オープンから8月31日までは宿泊客、および各種プランの利用者専用で、9月1日から一般の客も受け入れるとのことで地元民にとっては今から9月が待ち遠しい。
 海を一望できるロケーションを最大限に活かした「THERMAL SPA S.WAVE」は“日常から解放されたゆらぎの場所”をコンセプトとし、3階に温泉エリア、4階にスパエリアが設けられる。温泉エリアには大磯温泉を源泉とした露天風呂と内風呂を男女それぞれに配置。貸切専用のプライベートスパも2室設けられる。スパエリアには海と一体化したような雰囲気の「インフィニティプール」をはじめ、岩盤浴や各種サウナ、リラクゼーションエリアなどを備える。1階のレストラン「S.DINING」では地元の食材を活かした料理を提供。これに伴い、現在客室棟にあるレストランは「中国料理 滄」としてリニューアルされる。新施設は温泉にスパに食事にと一日中楽しめる場所になるという。
 大磯プリンスホテルでは今後も「由緒ある別荘地という歴史的な背景をもつ大磯ならではの現代的なリゾートスパを設置し、都心から近い『大人のリゾート』としての機能を強化していく」としている。◇問い合わせ=大磯プリンスホテル ☎︎0463-61-1111(代表)
【写真TOP】スパ棟 外観イメージ
【写真下】インフィニティプールイメージ0526 2面かなガーデン
0526 2面 インフィニティプールイメージ

0526 2面かなガーデン
 「ローズフェスティバル2017〜春〜」(6月4日まで)開催中の平塚市の花菜ガーデン(寺田縄496-1)。バラが見頃を迎え、多くの人で賑わっている。
 同園のバラ園は、5,500㎡の広さに関東有数の1,500品種、約2,300株が植えられ、平日は3,000人、土日には5,000人以上が来場する。今年は天候の関係で、同フェスティバルの前半と後半で咲く種類が異なり、期間中たっぷりバラが楽しめそう。同園によれば後半の見頃は今週末で、湘南の海をイメージしたつるバラやイングリッシュローズのエリアが、色とりどりのバラであふれる見込み。31日(水)までは、通常より30分早く8時30分から開園する。 またローズマーケットも開催中で、バラの苗や切り花、関連の資材などを販売中。実物を見て、選び方や育てる際のポイントなどを業者に相談しながら購入できる。29日まで。◇問い合わせ=同園☎73-6170
【写真】5/19撮影

0526 2面三谷のきつね
 平塚市大野地区に伝わる昔話を元にした絵本「三谷のいたずらきつね」を制作した高村忠夫さんらが18日、落合克宏市長を表敬訪問した。
 この昔話は、昔大野にあった三つの山に住んでいた狐のうち、1匹がある時いたずらで騒動を起こしたというあらすじ。昨年完成した「松が丘地区郷土誌」に掲載されたが、もっと地域の子どもたちに知ってもらうためにと絵本を作ることになった。
 制作にあたった高村さんは、絵本作りはもちろん描いた絵を多くの人に見てもらうのも初めて。昔の人の衣服や髪型に関する資料がなく描くのに苦労したと言いながらも、温かみのあるユーモラスな絵で親しみやすい作品に仕上げた。「こんな物語があるんだなという子が増えてくれたら物語も喜ぶかな」と期待していた。
 この絵本は50冊発行され松が丘地区の小学校や病院などの他、中央図書館にも置かれている。
【写真】絵本を描いた高村さん

0526 2面べじたまもなか
 平塚産のもち米を使って開発された「ベジタマもなか」が18日、市立崇善小学校(相原浩志校長)で給食として提供された。
 平塚産農産物や平塚の漁業のPRキャラクター「ベジ太」と「ひらつかタマ三郎」があしらわれたこのもなかは、地産地消の推進のため東海大学と市漁協、市が昨年開発。今月市内の全小学校28校で順次、みたらし風のたれをからめたじゃがいももちと共に提供されている。
 食べた児童は「あんこが苦手なので最中はあまり食べないが、これなら食べられる」「サクサクしておいしい」と話していた。
 市では来月4日(日)の湘南ひらつか魚まつり朝市(魚市場・8時~10時)でオリジナルの「ベジタマもなか」の試験販売を行うと共に、これを活用して商品を作りたい店舗や企業を募集している。
◇問い合わせ=市農水産課☎35-8102

0526 2面カンザス大
 平塚市の姉妹都市・アメリカのカンザス州ローレンス市にあるカンザス大学の学生らが22日、落合市長を訪ね交流を深めた。
 一行は1~3年生の学生4人と引率の職員の計5人で、同大と交流している神奈川大学の日本研究プログラムに参加するため今月17日に来日。ホームステイで一般家庭での生活を経験したり、はんこ彫りやお茶・書道の体験を通じて日本文化について学んだりした。
 アニメをきっかけに日本文化に関心を持ったというコッカー・ドルーさん(3年)は「人々のおもてなし精神は期待以上でした」と話していた。また、動画で茶道の所作を見てきたというリ・シャンユさん(2年)は実際に体験してみて「ずっとよかった」と笑顔に。落合市長は「日本や平塚を好きになって、いつか再び訪れてほしい」と話していた。一行は6月5日まで日本に滞在し、田植え体験も行う予定となっている。

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 「ファブラボ」という言葉を聞いたことがあるだろうか? ファブラボは、デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワークのこと。神奈川大学湘南ひらつかキャンパス(平塚市土屋2946)では、この市民工房を全国に先駆けて大学内に設置。さまざまなアイディアを実現する場所として多くの学生や市民が利用している。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、学生たちの制作物や活動の様子をお送りします。今回の番組は5/29(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 ファブラボのファブ(Fab)とは「Fabrication(ものづくり)」と「Fabulous(素晴らしい)」という2つの意味が込められた造語。レーザーカッターや3Dプリンタ、木工・金工機器などアナログからデジタルまでの様々な機材を配備している。最先端の機器を揃えた工房というだけであれば日本に数多くあるだろうが、「ファブラボ」を名乗るためには「一般市民に開かれていること」「ファブラボ憲章の理念に基づき運営されていること」「共通の推奨機材を備えていること」「国際規模のネットワークに参加すること」という4つの条件をクリアする必要がある。ただ機材があるだけでも、ただオープンな空間であるだけでもない、最先端の工具を備え、「(ほぼ)あらゆるものを作り出せる環境」として一般に開かれた工房でなければならないというわけだ。
大学内にある意義
 同大学ではもともと、2014年10月からKU Fab Studioという工房を学内に備えていた。だが昨年4月、国際的なファブラボネットワークに集う人々との新たな繋がりを求めリニューアル。大学のキャンパス内に設置される初めてのファブラボとして現在週に2回の一般開放日(今学期は月曜・土曜)を設け、多くの人が自分のアイディアを実現する場所として利用している。このファブラボ、工房というだけに工学系の学部の持ち物かと思いきや経営学部内に設置されている。その理由を同学部の道用大介准教授に聞くと「ビジネスや製品のアイディアを持った学生は多いのですが、頭でっかちなものになりがちなんです。実際に自身が技術的な部分を体験することで実践的な学習をし、レベルアップしてほしいと考え、ファブラボを作りました」。一方で学内にオープンな工房を設置するデメリットもある。費用、管理、責任……、だがそういった様々なハードルを乗り越えて有り余るメリットがファブラボにはあった。学生だけでは、学術機関だけではたどり着けなかった答えをファブラボのネットワーク上で見つけることも多いという。
ファブラボの目指す未来
 実際に学生のアイディアも形になってきた。経営学部4年の辻良太朗さんは視覚障害者も健常者も使える囲碁盤を作り、6月に開かれる囲碁の国際大会に来る欧州の視覚障害を持つ棋士に紹介するつもりだという。同学部4年の石川拳大さんは木製サーフボードを制作。サーフィン日本代表の強化選手にも選ばれる彼はボードの原点とされる木製ボード「アライア」を作ると共に、海を取り巻く環境に目を向けた映像を制作しており、現在クラウドファンディングでこの資金を調達しようと奮闘している。今春、同大を卒業した原田明穂さんは自分のアイディアを形にするため今もファブラボに通う。テキスタイルを貼ったオリジナルの下駄を制作し、自分が納得できるものづくりを突き詰めている。
 道用准教授はファブラボの今後について「ものづくりに関して、生み出すプロセスを体験した学生が、今現在ものづくり環境を取り巻く停滞感に風穴を空けてほしい」と期待を込める。「今までの勉強だけでなんとかなると思っている人はもういない。教育も変わるべきだし、その一助にファブラボがなればいいですね」と語った。
ファブラボ平塚 http://www.mgmt.kanagawa-u.ac.jp/fablabhiratsuka/index.html
石川さんのクラウドファンディング https://camp-fire.jp/projects/view/24029
【写真TOP】
左から辻さん、原田さん、石川さんと事業を行う山崎篤さん、石川さん

0519 3面コネクト 平塚市出縄の早稲田大学4年・原 貫太さん(23)が、アフリカでの内戦で戦った元子ども兵や難民へのインタビューを基にした書籍『世界を無視しない大人になるために』をこの春、自費出版した。自分たちが恵まれた環境に暮らす一方で、紛争や貧困に苦しむ人たちが大勢いる。そんな「世界の不条理」に何とか抗いたいとの思いを著書に詰め込んだ。
 以前は国際協力にさほど関心のなかった原さん。しかし3年前に参加したフィリピンへのスタディツアーで見かけた物乞いをする女の子の姿に、非常に大きな衝撃を受けたという。それをきっかけに国際協力のNGOを友人らと立ち上げ、バングラデシュで活動を始めた。
 その後アメリカへ留学、その間にかねて関心のあった「子ども兵」の現状を調べるため、今年1月アフリカのウガンダを訪れた。内戦中に反政府軍に誘拐され、強制的に従軍させられた元子ども兵に会い、その悲惨な体験や社会復帰のため現在受けている支援などについてインタビュー。さらに隣国の南スーダンからの難民が暮らす居住区にも足を運び、両親を亡くし働かざるを得ない子どもたちや、働き手を失い先の見えない暮らしに疲れ切った女性たちの様子を目の当たりにした。
 本ではその体験と自らが現地で感じたことなどと共に、紛争が止まない歴史的な経緯などを読みやすくまとめている。
 さらには今月、南スーダン難民を支援するための国際協力団体「コンフロントワールド」を設立し、代表に。
 思い立った事をどんどん実現していくこうした行動力は、どこから生まれるのだろうか。原さんによれば、物事にのめりこむと「周りが見えなくなる」という元々の性格が大きいが、以前の苦しかった経験も力になっているという。小学校高学年の時に2年ほど不登校だった時期があり、高校3年では受験のストレスから精神的に不安定になった。それは今振り返って、友達・先生との関係がうまくいかないことや、受験で結果を出さなければというプレッシャーからの逃げだったのではと感じている。だからもう逃げたくない、苦しむ人たちの姿から目を背けずに行動を起こさなくてはとの思いが心の底にあるのだという。
 本の出版後は、講演の機会も増えた。今後著書や講演を通じて、特に中高生や自分と同じ大学生にアフリカの現状に関心を持ってほしいと考えている。そして団体の活動を通じ、無理せず自分にできることを始める人を1人でも増やしたいと願っている。
◇原さんのブログ:
http://www.kantahara.com/

0519働く人
松本 純さん
ミスターチキンハート
 高校時代から宅配寿司「銀のさら」でアルバイトを始め、店長として銀のさらの社内大会で全国最優秀賞を2度も受賞させていただきました。その後、都内の有名ラーメン店で修行を積み、茅ヶ崎に初出店。この度、満を持して仲間と一緒に地元平塚に出店します。こだわりの鶏白湯ラーメンで平塚の皆様に笑顔になっていただきたいです!
-SHOP DATA-
平塚市東真土2-8-1
tel 0463-74-6830

0519 2面はまゆう 家族を介護した人や現在介護を受けている人にその経験を聞く講演会「介護者の体験からこれからの介護を考える」が、今月27日(土)に平塚市で開催される。
 これは平塚市介護の会「はまゆう」が開くもの。平成11年に設立された同会は、介護に直面した家族が同じ悩みを持つ仲間に相談したり、介護の経験が浅い人に役立つ情報を提供したりと、家族が助けあう場として活動を続けてきた。会長の打田芳恵さん(74)は、義母の介護を終えた後に会の立ち上げに関わり、以後中心メンバーとして活動。自身が介護していた当時、友人でも介護の話はなかなかできなかったと言い「ここで話せる相手ができて色々話せると、皆さんすっきりされます」と、理解し合える仲間が支えになると語る。現在の会員は、男性10人女性21人の合わせて31人。月に1回定例会を開き、体操教室や料理実習のほか年に1度のリフレッシュ旅行なども行っている。
 同会では、自分たちの体験を広く地域に発信しようと今回の講演会を企画。当日は、難病の夫と介護する妻や、認知症の家族を介護した人ら5組が自らの経験を語り、ケアマネージャーや看護師、ヘルパーと共により良い介護のあり方について考える。
 講演者の1人・高木洋一さん(69)は、仕事をしながら家族と共に10数年にわたって認知症の母と義父を介護した体験について話す予定。「介護の最中はどうしてよいか分からず、母に怒鳴ってしまうことも多かった」と振り返り、人に伝える事で自分の経験を役立てなくてはと考えている。
 今は介護には関係ないと思っている人でも、今後自分がする側もしくはされる立場になるかもしれない。打田さんは、現在介護をしている人だけでなく多くの人に参加してほしいと呼びかけている。
◇日時=5月27日(土)13時30分~16時30分、場所=ひらつか市民活動センター、問い合わせ=打田さん☎58-3437
【写真】講演会への参加を呼びかける高木さん(左)、打田さん(右)

0519 2面髙田社長 平塚ロータリークラブ(清水孝一会長)は創立60周年記念事業として12日、元ジャパネットたかた社長、髙田 明氏を招いての講演会を開催した。
 会場となったラスカ平塚のラスカホールには予定していた定員を超える400人以上の人が訪れ、全国区の名物社長の講演に耳を傾けた。髙田氏は「講演とかは苦手で」と謙遜しつつも、自身の半生を振り返りながら「できない理由は捨ててできる理由を考える」「対話を生むには『間』が大切」など約一時間半にわたり熱弁。熱が入るとおなじみのハイトーンボイスで「どうですかみなさん!?」と訴えかけるなど聴衆を引き込んでいた。
 髙田氏は先月からサッカーJ2リーグのV・ファーレン長崎の社長にも就いており、湘南ベルマーレとのゲームで平塚を再訪するとして「来月3日にまたお会いしましょう」とにこやかに会場を後にした。

0519 2面handsign 手話パフォーマンスグループHANDSIGNの新曲『HERO』がこのほど、今年7月にトルコで開催される第23回夏季デフリンピック競技大会サムスン2017に向けた全日本ろうあ連盟公認の応援テーマソングに選ばれた。20日には彼らの地元である平塚市のラスカ平塚でお披露目ライブが行われる。
 3月に発売した、ろう者と聴者の実話を元にした楽曲『僕が君の耳になる』がYoutubeでの再生回数で100万回を突破するなど活動の幅を広げ続けるHANDSIGN。新曲は手話パフォーマーの三城千咲さんとコラボしたもので、応援歌らしい爽やかな仕上がりのアッパーチューンだ。
 14時30分開演のイベントは10時から整理券の配布が行われる。観覧無料。問い合わせはdef-hero@handclover.comまで。

0519 2面民生委員 民生委員制度創設100周年となる今年、より一層の制度普及啓発を図るため「民生委員児童委員の日」である12日に記念式典とPR活動が行われた。
 大正6年に岡山県に設置された「済世顧問制度」と、大正7年に大阪府で始まった「方面委員制度」が始まりとされている民生委員制度。委員らは厚生労働大臣から委嘱され、地域において住民の立場に立って相談に応じる、必要な援助を行うなど、社会福祉の増進に努めている。
 啓発活動には第66回湘南ひらつか織り姫の露木美穂さんや落合克宏平塚市長らが参加。道ゆく人にティッシュを配り活動をPRした。民生委員に関する問い合わせは市福祉総務課☎︎21−9848まで。

0519 2面ポピー 相模川河川敷の花畑「イシックス馬入のお花畑」に植えられた約30万本のポピーがもうすぐ見頃を迎えそうだ。
 ポピー畑は約1万平方メートルでシャーレーポピー(赤・ピンク)、アイスランドポピー(黄・白)、カリフォルニアポピー(黄・橙)、ヤグルマギク(紫・白)などの品種が植えられている。すでに一部の花は春風に揺られており、大きく膨らんだ蕾を持つ株も数多い。
 6月3日(土)10時からは恒例となったポピー摘み取りイベントも企画されている。今年は同時に「水辺の音楽会」と称したミニコンサートも実施する予定だという。
問い合わせ:市みどり公園・水辺課☎︎21−9852
【写真】5/16撮影

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 この冬、二宮町山西で1軒の空き家を改装するワークショップが6回にわたり開かれた。築41年の2Kが、木の香りがあふれ日当りのよい空間になった(写真①)。中心となったのは、古い建物の価値に最近気づいたという不動産屋店長。このように空き家を活用し地元をより良く変えたいと考える人が少しずつ増えている。
 

 ワークショップにはリノベーションに興味のある人が町内外から参加し、床貼りや壁にしっくいを塗るなど共に作業を体験した。回を重ねるうち、店を開業したい人が週替わりでチャレンジできる場や地域の人が集まるスペースにするなど活用のアイデアが出て、参加者の1人が二宮へ移住するきっかけともなった。
 主催した1人が、二宮に店舗を構える太平洋不動産店長の宮戸 淳さん(38)。古い建物への価値観が変わったきっかけは、二宮町二宮で「Boulangerie Yamashita(ブーランジェリーヤマシタ)」(②)を営む山下雄作さんからの依頼だった。30年ほど放置されていた元美容室でパン屋をやりたいので「所有者にあたってほしい」と山下さんから頼まれた時は「本気で?」と思ったという。しかしボロボロだった建物がセンスよく改装され、開店後には町外からも客を集める人気店に。その後別のコーヒーショップの開業にも関わる中で、おしゃれな店ができると町の人も喜んでくれ外の人にも町を知ってもらえるなど、活性化に繋がると実感した。
移住者と地域を繋ぐ
 それを機に、埋もれている空き家を探し所有者を訪ねては交渉を行い、条件の整った賃貸物件を紹介するようになった。町外からの希望者が何組も出る建物も現れた。元落花生屋の店舗の借り手には、「これまでなかった空間を作ってくれそう」との理由から、東京から移住し住居とデザイン事務所やギャラリーなどに改装する関根将吾さんが選ばれた。 
 ただ、借り手が自由に改装してもいいと言う所有者はなかなかいない。だから宮戸さんは事例を積み上げ、理解ある大家さんを増やしたいと考えている。
子どもや子育て世代が集う場
 大磯町でも空き家が増えている中、子どもの声があふれる「元・空き家」もある(③)。この築75年ほど(一部は約45年)の住宅は、隣に住むフルート制作者桜井秀峰さん(44)のもの。以前の住人が亡くなり空き家となった家を昨年買い取った。週2回は妻の美香さんがダンス教室を開催し、幼児から小学生まで約50人が通う。またある日は、ママと子ども7組がお昼を持ち寄ってランチ会。子どもが騒いでもさほど気にならず、広々とした部屋でゆったりと過ごしていた。
 そばに住む石井 弘さん(70)は周囲に高齢者の世帯が多く以前はひっそりしていたと話し、「子どもの声が聞こえると賑やかでいいです」とにこやかに見守る。
 昨年には、友人家族が数日間滞在して大磯暮らしを体験。桜井さんは、大磯からでも横浜や都内に通えると分かれば移り住む人が増えるのではと期待し、移住者の宿泊体験の施設として他の空き家も活用し得ると考えている。
 「良い物件さえあれば反応は大きい」と宮戸さんは手応えを感じている。二宮町が昨年度実施した空き家所有者への調査では、回答した123人のうち貸し出したいと答えた人が約1割いた。そうした人に情報を提供し実際に使われている様子を知ってもらうことが、新たな物件の掘り起こしに繋がっていくのではないだろうか。
【写真TOP】リノベーションで生まれ変わった建物
【写真下】リノベーションの前(宮戸さん提供)/ワークショップで作業する宮戸さん(中)/Boulangerie Yamashitaの店内/桜井さんが開くダンスレッスン

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岡戸 真由子さん
hechiriko hair&kids space 代表
 子育てに追われて、なかなか美容室に来られない人も気軽にリラックスできる空間を目指し、4月にhechiriko hair&kids spaceをopenしました。居心地の良さを1番大切にし、庭のある古民家を改装。こだわりのキッズルームは1番日当たりの良い部屋に。子供達の笑顔に囲まれて、私自身も子育てしながら、大好きな美容をずっと続けていきたいです。

-SHOP DATA-
中郡大磯町大磯425
tel 0463-79-9886
映画0512
『いぬむこいり』(2016/日本)
監督・脚本:片嶋一貴 脚本:中野太 
出演:有森也実/武藤昭平/石橋蓮司/韓英恵 他 
5月13日より新宿K’sシネマ、以降、横浜ジャック&ベティなど順次公開。
 一緒に映画やるぞと誓いあいながら、片嶋監督との縁も10年近い。仏頂面の向こうに、愛くるしい破顔と厚い人情を湛えた人で、彼とは被災地でも珍道中を繰り広げた。たくさんの命を飲み喰らい、忽然として生まれた草原を前に、人の営みの呆気なさとそれでも芽吹く命の強かさを目の当たりにした。あれから6年。僕は「躍る六悪人」を書き上げ、僕なりにあの時のしっぽにしがみついたところだ。片嶋さんはその間も数々の作品で、この世であってこの世でない「叛逆のユートピア」を探し続けてきた。民間伝承の「犬婿入り」をモチーフに、有森也実演じるダメダメ中年女教師が辿る選挙と革命と戦争と犬とのロマンスに彩られた4時間超えの冒険譚は、本来あった原作を使えなくなった結果、監督の本質が否応なくひん剥かれた作品だ。だから、今回は出演もしたのかと思ったら、違った。パンク・ジャズバンド“勝手にしやがれ”の武藤昭平だった。しかし、よく似てるなぁ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0518 2面リトアニア 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてリトアニア共和国の事前キャンプ地に決定したことを受け、市民が主体となる「ひらつかリトアニア交流推進実行委員会」が先月25日に発足した。
 委員会は事前キャンプ受け入れ態勢の整備をはじめ、スポーツ・文化・経済などさまざまな分野での交流を進めることを目的に活動していく。スポーツ団体や経済団体、行政機関の代表者など計60人で組織され、「事前キャンプ部会」「ホストタウン部会」「サポート部会」の3部会が設置される。会長には落合克宏平塚市長が、実行委員長には田中國義平塚市体育協会会長が就いた。
 この日の総会では活動に先立ちロゴマークも決定。今後リトアニアとの交流活動などで利用されるという。

0518 2面二宮中学校 産経新聞社主催・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社協賛で毎年行われている約束エッセー大賞で、二宮町立二宮中学校(鈴木 透校長)が学校賞を受賞した。2日には関係者が学校を訪れ、生徒会役員らに賞状と記念品を手渡した。
 同コンテストはエッセーを通じて人生を見つめ直し、人間関係・約束の大切さを再認識することを基本コンセプトに1995年にスタートした。21回目となる今年の5,715点の応募のうち、同校は237点を応募。数と質とを総合的に判断され学校賞の栄誉に輝いた。生徒会のメンバーらは「自分を見つめ直すきっかけになった」「来年も参加したい」と笑顔でコメント。式典に訪れた関係者からは「素直に書けている作品が多かった」「未来に向けての力強さを感じた」といった声が聞かれた。
 なお、学校賞は作品数も多く一般公開されないが、大賞をはじめとする受賞作品はホームページで閲覧できる。

0518 2面博物館 春期特別展「女の子と男の子のお雛さま」の最終日で「博物館こどもフェスタ2017」が開催された7日、平塚市博物館(浅間町12-41)では300万人目の来館者を迎えた。
 記念すべき節目の来館者となったのは市内在住の高野碧海くん(6)。父と弟の三人で訪れたという。高野くんは「また来ます」とコメントし笑顔で写真撮影。博物館からは300万人目来館者認定証とともに、平塚市観光協会が協賛し、平塚市名産品12品を詰め合わせた記念品が贈られた 。
 昭和51年5月1日に開館した同館は、昭和61年3月28日に100万人目の、平成13年7月26日に200万人目の来館者をそれぞれ迎えていた。
【写真】左から2番目が碧海くん

0518 2面プラネタリウム 独自の視点によるユーモア溢れる星空解説で知られる「星のお兄さん」こと田端英樹さんのプラネタリウムショーが21日、平塚市博物館で行われる。
 普段は滋賀県守山市のホテル「ラフォーレ琵琶湖」のプラネタリウムで投影・解説を担当している田端さん。平成27年から47都道府県全国ツアーを開始し、今回神奈川県で初めてライブショーを行うことになった。過去には山崎まさよしさんや藤井フミヤさんとのコラボレーション番組を制作した実績もあるという。
 観覧を希望する人は往復葉書、または博物館ホームページのウェブフォームから申し込みできる。締め切りは14日(当日消印有効)。応募者多数の場合は抽選。観覧料は200円。

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 昨年の湘南ひらつか七夕まつりで初開催された「ひらつか七夕プロレス」。約4000人を集めたこのイベントを7月7日、まつりの初日に再び開催しようと、第65代湘南ひらつか織り姫で女子プロレスラーの松本浩代さんが現在、クラウドファンディングでの資金集めを行なっている。
 同イベントにはアジャコング選手などの有名選手も出場し会場を大いに盛り上げた一方、リングの設営費、招待選手へのギャランティーなどで経費がかかってしまった。今回は3,000円〜15,000円の4つのプランがあり、それぞれお礼メッセージやリングサイド席の確保権などの特典がつく。中には「リング設営・撤去を手伝わされる権利」といったプロレスファンならずとも心動かされる特典も。
 9日12時時点で支援総額は14万2,000円と目標金額の50万円にはまだ手が届かない。募集終了は6月22日23時59分。詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/25957 へ。

 日本将棋連盟平塚支部では、7月8日(土)に平塚市教育会館で開催される「第8回親子将棋教室」の参加者を募集している。
 平塚市内の小学生の親子が対象で、時間は10時~12時。全くの初心者対象の「入門教室」と駒の動かし方が分かる人向けの「初級者教室」がある。講師は斎田晴子女流五段など。参加料は無料で先着25組。申し込みは、学校名・学年、氏名、保護者名、電話番号を記入してfax(54-3019)またはメール(sigeteru@mf.scn-net.ne.jp)で。6月30日締め切り。◇問い合わせ=同支部佐々木さん☎090-9192-7090

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 あちらこちらで、豊かな香りを漂わせながらバラが咲き始めるこの時期。平塚市の宮川 猛(63)さんの庭でも見頃を迎えつつある。元々は松などが植えられていた和風の庭を、長い時間をかけて花のあふれる空間に作りあげた。多くの人に見てほしいと、10年前からこの時期にオープンガーデンを開催している。 
 前を通るだけでは気がつかないが、庭の中に入ると高さ4mほどもあるアーチが目を引く。250坪ほどの敷地にはつるバラを中心に約60品種、70本ほどのバラが植えられている。今はまだ満開になった木は少ないものの、毎年5月の中旬から下旬にかけて赤や黄色に白、ピンクでも色の濃いものと薄いものと、数々の花が順に開いていく。
 宮川さん自身は白が好きで、「真っ赤なバラと違い見飽きないんです」という。中でもお気に入りは温室の上の「アイスバーグ」。「本当に清楚で貴婦人みたいな花です」と、目を細める。
 子どもの時から植物が好きで、道ばたの草をじっと眺めていたという宮川さん。4、5歳の頃からは庭の片隅に椿やみかんなどの種を植えたり挿し木をしたりして「自分の庭」を作っていた。
 元々は、父親が作った松やツゲなどの木と庭石のある和風の庭だったが、宮川さんが多年草を植えたり、松を抜いてバラに替えたりと、少しずつ自分好みに変えていった。
 そして、十数年前に50歳手前で早期退職した頃から本格的にバラに取り組むように。講座や書籍で知識を深めつつ、徐々に本数を増やしてきた。
手を抜きながら楽しむ
 では数十本もの木の手入れにさぞかし長い時間を費やしているのだろうと思ったが、実はそうでもないと言う。段々と必要な作業とそうでないことが分かってきて、今は原則月に2回の消毒、冬場の肥料と剪定、幹を食べて枯らしてしまう害虫のチェックなど、最低限の手入れをしているだけだそう。
 ただ美しい庭を作るためには、1つのアーチの両側に花が咲く時期を合わせたり、映える色を組み合わせたりすることが大切だそうで、「これは実際にうちで栽培してみないと分からない」とその難しさを語る。また、広いスペースには大きくなるバラを植えるなど、自分が植えたい場所に合うサイズに成長する種類を選ぶことも大切だと学んできた。
一番の見頃は20日以降
 バラの手入れを続けるうち、何人もの道行く人から「すてきだから見せたらどうですか」と言われ、10年前からこの時期だけ庭を公開するように。今では毎年200人ほどが訪れ、普通の庭に多くの木や花と共にバラが咲く様子に「落ち着きますね」と声をかける人も多い。そうやって見た人が喜んでくれることが励みになり、より良い庭を作ろうという気持ちが生まれてくるのだという。
 宮川さんによれば、一番の見頃は20日頃から1週間程度になりそうとのこと。「来るたびに庭の表情が違って飽きないと思います。ぜひ多くの人に見てもらえたら」とその日を心待ちにしている。
◆オープンガーデン開催予定
5月13日(土)~28(日)までの土・日、9時30分~17時(変更・中止・追加の場合も。入口にオープンガーデン実施中の看板がない時は見学不可。マナーを守って見学を)
◇住所=平塚市徳延299
◇花の見頃や駐車スペースについての問い合わせ=宮川さん
☎090-9961-6036

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『キングコング 髑髏島の巨神』(2017/アメリカ)
監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ 脚本:ダン・ギルロイ他 
出演:トム・ヒドルストン/サミュエル・L・ジャクソン/ブリー・ラーソン 他
 シネプレックス平塚他、全国にて公開中。
 ピーター・ジャクソン版のリメイクも記憶に新しいが、同じタイトルを新たにリメイクする理由はもちろんある。マーベルやDCのアメコミ・ヒーロー総出演映画の流れを受け、本作はゴジラ、キングコングはじめ怪獣総出演のモンスターバースの序章として制作された。では、単なる顔見せ興行かといえば、さにあらず! 過去作では髑髏島からニューヨークまで横断したコングが大暴れするが、本作の舞台は潔く島のみ。ベトナム戦争終結の73年、地球観測衛星ランドサットの登場で地上の不思議が失われつつある時代。ベトナム戦争の残滓が染み付いた軍人や女性反戦カメラマンが、コングと未知の生物相手に奮戦する。第二次大戦を島で生き抜いた日米兵士の友情も絡み、髑髏島脱出までのカウントダウンに向けた重層的な人間ドラマが展開。総制作費1億8,500万ドルの大作に抜擢された監督は、かつて30歳で平成『ガメラ』の特技監督を務めた樋口真嗣監督同様、32歳で大任を果たした。ジョン・C・ライリー演じる、お茶目な旧米兵が可笑しくも頼もしい!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0428 2面スタジアム 昨年10月から行われていたShonan BMW スタジアム平塚のバックスタンドへの客席の増設がこのほど完成した。来月3日のJ2リーグ、湘南ベルマーレ対レノファ山口FCの試合から利用開始される。
 バックスタンドはこれまでスコアボード棟を中心に南北が分かれた造りとなっていたが、これをつなげる形で増設は行われた。これによりスタジアムの収容人数は462席増の1万5,732人となる。今回の工事における総工費は約1億3,000万円だった。なお、今回増設された客席の下部、1階部分は器具庫として利用される予定。こちらの工事は現在も続いており、来月15日に完成する予定だ。
 現在、湘南ベルマーレでは新スタジアム建設に向けた動きを見せているが、これに対して落合克宏市長は25日の会見の中で「ベルマーレにはぜひ平塚に残ってもらいたい」と発言。今回の改修はそれに向けた具体的な動きの1つとなっている。

0428 2面ポートハウス 大磯町のポートハウスてるがさきは、民間のノウハウを活用し地域全体の活性化を図るため今年度から指定管理者による管理運営に移行し、新たな取り組みを始める。
 今年は例年より早く4月29日(土)にプール開きが行われ、7月15日(土)〜8月31日(木)までの営業に加え、4月29日から9月末までの土日祝日もオープンする。また新たに、幅の広いボードの上でヨガを行う「SUPヨガ」の教室を5月8日からスタート。それに先立ち5月6日には体験イベントが行なわれる。施設管理責任者の古田和宏さんは、プールと海、漁港に加え自転車道もある環境を生かし「マリンスポーツやランニング、サイクリングの後に着替え・シャワーを利用してもらってスポーツの拠点になれば」と話している。
 町内の鴫立庵も、指定管理者制度を導入済みで、様々な催しで集客を図る。◇問い合わせ=ポートハウスてるがさき☎61-4329

0428 2面バトントワリング 先月24日から26日にかけていしかわ総合スポーツセンター(石川県)で開催された第42回全日本バトントワーリング選手権大会のペアU12の部で優勝したとして、市内在住の二ノ宮真楓さん(12)と伊勢原市在住の小西さくらさん(12)が19日、平塚市長を表敬訪問し喜びを語った。
 2人はSUNマーチングスクール湘南Fatinaに所属し、週に3回ほどの練習を重ねてきたという。このペアでの出場は初めてだったが、2月の関東支部大会を突破すると国内から26ペアの精鋭が集まった全国大会で見事に初優勝の栄冠に輝いた。
 二ノ宮さんは「2月の大会よりペアワークがうまくいった」、小西さんは「全国の方が自信を持って演技できた」と振り返った。2人のペアが今後も続くかは未定だが、中学生となった彼女たちはU15カテゴリで挑戦を続けることになる。

 平塚市では、総合公園と馬入ふれあい公園の駐車場を有料化する方針を示す素案をまとめ、現在それに対する市民からの意見を募集している。
 各駐車場はイベントなどの開催日には満車となり、入場を待つ車で周囲の道路が渋滞している。市では有料化により渋滞を解消すると共に、駐車場整備に必要な財源を確保し市の負担を軽減することなどが期待できるとしている。
 素案では、プロポーザル方式で選定する民間の駐車場事業者に整備と管理運営を行わせることとした。駐車料金は両駐車場とも入場後1時間無料で、1時間を超えて3時間まで200円、以降1時間ごと100円。ただし900円が上限となっている(平日・休日同一)。なお障害者手帳を持つ人は料金が半額になる。市では有料化開始を平成30年2月頃に予定している。
 この素案に対する意見募集については、市内在住・在勤・在学の人や、市内で活動する団体などが対象。市総合公園課(同公園管理事務所内)に提出するか郵便・ファクス・メールなどで送付する。締め切りは5月20日(土)(消印有効)。◇問い合わせ=市総合公園課☎35-2233

 平塚市では、子育て支援に関する施策について審議する「子ども・子育て会議」の公募委員を現在募集している。
 応募資格は、住民基本台帳に記録されており1年以上市内に居住している人で、年齢が委嘱日の6月1日現在で18歳以上75歳以下など。応募方法は市役所保育課や市内各公民館、または市のHPにある申込書に記入し、持参・郵送・ファクス・電子メールで。期限は5月15日17時。
◇問い合わせ=市保育課☎21-9842

 小学生がキャンプなどの活動を通して自立、団結、大人とのふれあいを体験できる「わんぱく探検隊」。今年のテーマを「つなGO!」とし今年度の隊員を募集している。
 対象は平塚・大磯・二宮在住の小学4~6年生で、6月から8月の4回のプログラムに全て参加できる人。定員100人(先着順)。参加費3,000円の予定。応募はハガキに①子どもの氏名(ふりがな入り)②性別③生年月日④学校名・学年⑤電話番号⑥郵便番号・住所⑦保護者名を記入。宛先は〒254-0812平塚市松風町2-10平塚商工会議所。締め切りは5月8日。
◇問い合わせ=平塚青年会議所☎21-6474

0428 2面ほっとミーティング
 7年目を迎えた「市長と語ろう!ほっとミーティング」。市では、5月24日(水)19時〜21時に大野公民館で開催されるこの集会の参加者を募集している。
 テーマは昨年度に引き続き「子育て・高齢福祉・安心安全」とし、真土、四之宮、豊田、東中原、伊勢山地区に在住・在勤・在学の人が対象。定員15人(超えた場合は抽選)。申し込みは電話かメールで。締め切りは4月28日(金)。◇問い合わせ=市市民情報・相談課☎21-8764

 二宮町で10月14日(土)と11月5日(日)に開催される音楽イベントに出演するため「にのみや やまゆり合唱団」が結成されることになり、現在団員を募集している。
 子どもから大人まで楽譜が読めなくても参加でき、参加費は1,000円(高校生以下無料)。練習は6月から8月が月2回、9月と10月は3~4回程度、夜間にも行う予定。◇問い合わせ=一色小学校区地域再生協議会事務所☎59-9356(火・金午前中のみ)
0428 2面合唱-2

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 サーフィン大会やステージパフォーマンス、グルメブースにワークショップなどが集まった複合型イベント「平塚ビーチフェスタ2017」が4月29日(土)に平塚市の新港防波堤横で初めて開催される。イベントを仕掛けるのは市内のサーフショップ店主らが集まった任意団体「平塚サーフユニオン」のメンバーら。彼らは何を目指してイベントを手がけるのか。ただの競技大会ではない、海を舞台にした、新たな平塚の価値を創出する試みが今、漕ぎ出された。

 近年、サーフスポットの増加とともに市外から訪れる人も増えるなど、より海にいる人が多様化してきた平塚のビーチ。そんな背景から昨年、専門店同士が横の繋がりを持とうという考え方から平塚サーフユニオンは結成された。同団体の代表を務めるのは市内サーフショップオーナーの本荘 睦さん(52)。「代表といっても基本は横並びの団体なので、調整役というかまとめ役みたいな感じです」と笑う。ちょうど東京五輪の種目にサーフィンが提案されていた時期ということもあり「僕らみたいに海に関わることを生業としている人間が、ビーチの情報をより広く発信しアピールしていきたいとも考えた」と振り返る。
アマチュアのために
 平塚エリアは、日本サーフィン連盟湘南西支部の管轄であるが、連盟が主に“競技者”に向けたものなのに対し、ユニオンはより広い意味での“サーファー”の方を向きたいと考えている。競技としてのサーフィンだけではなく、より趣味的に、生活の一部としてサーフィンを楽しんでいる人々に向けて、あるいはこれからサーフィンを始める人に間口を広げていきたい思いがある。これまでに月に一度ぐらいのペースで情報交換や展望を話し合う会合を設けてきた。そして昨年の秋頃、ユニオンの存在を広め、ビーチカルチャーの普及啓発に繋げようと今回のビーチフェスタが本格的に始動した。
海を楽しむ
 今回のイベントにはもちろん選手150人を超えるサーフィン大会(8時30分〜)という側面もあるが、それ以上に“海を楽しむ1日”という位置付けがある。まず大会会場のすぐ横では「無料サーフィン教室」(10時30分〜15時、当日参加可能)が開催される。ウエットスーツやサーフボードの貸し出しはもちろん、パドリングの基礎からボードの動かし方などを実践的に体験できるイベントだ。同時にグルメブースも設けられ、地元平塚を中心に様々なグルメを楽しめるほか、お昼の時間帯にはレゲエシンガー「柳」、全国区のよさこいグループ「疾風乱舞」などがイベントを盛り上げる。本荘さんは「大会ではあるんだけれど、競技ばかりではなく『海を楽しんでもらう日』にしたい。興味がある人しか楽しめないのではなく、誰もが海で遊んで楽しんでもらえれば」と期待を込める。
 ユニオンは今後、海に囲まれた日本におけるマリンスポーツの地位向上・振興に力を尽くしていく考えだ。メンバーらはそのためにも「まずはビーチフェスタが平塚を代表するようなサーフイベントになれば嬉しい。ぜひ家族や友達と気軽に遊びにきてほしい」と参加を呼びかけている。
平塚ビーチフェスタ2017
日時:4/29(土)8時30分〜 
※予備日4/30(日)
会場:平塚海岸(新港駐車場近く)
問い合わせ:Facebookページ「平塚サーフユニオン」まで

【写真TOP】
平塚サーフユニオンのメンバー
【写真下】
無料サーフィン教室は今回の目玉イベント/150人以上のサーファーが大会には参加/地元出身のアーティストもイベントを盛り上げる

 平塚市は13日、今月1日時点における認可保育所の待機児童数が32人になったと発表した。おととし、昨年と2年続けて同時点での待機児童ゼロを達成したものの、3年ぶりに発生することとなった。
 内訳は、1・2歳児が各12人、3歳児が6人、4・5歳児が各1人。市内では、新設した「港こども園」や既存の施設が定員を増やしたほか、私立幼稚園1園が認定こども園へ移行するなどして、認可定員が昨年4月と比べ70人増え3,705人となった。
 しかしそれ以上に入所希望者が増加。市では、ここ3年ほどで4歳以下の人口が増えたこと、育児休業中の入所申込者が増えるなど出産後も仕事を続けたいと希望する女性の増加などが背景にあるとみている。
 待機児童の解消にはさらなる保育士の確保が欠かせないことから、市では育児休業中の保育士が早期に復職しやすいよう入所審査の際に考慮するほか、今年度創設の市外から転入し民間保育園に就職した保育士への貸付金制度の活用などをさらに進めることにしている。

0421 2面ブータン_写真提供=大磯町 大磯町は、県と小田原市・箱根町・星槎グループと共に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ実施について13日、ブータン王国と協定を締結した。県内で事前キャンプが決定したのは、エリトリア国(今回と同じ枠組み)、英国(横浜市・川崎市など)、リトアニア共和国(県・平塚市)に続いて4カ国目。
 ブータンからは、昨年のリオデジャネイロオリンピックに射撃とアーチェリーで2人が出場している。横浜市での協定締結式には、同国のオリンピック委員会会長や黒岩祐治知事、中﨑久雄町長らが出席した。大磯町では今後、役場や小中学校などで展示を行い馴染みの少ないブータンについて紹介したり、選手が来日した際に子どもたちと交流することなどを検討。担当者は「人と人との繋がりを大切にして3年後の大会を盛り上げていけたら」と話している。
写真=大磯町提供

0421 2面三十路式 今年で5回目となる三十路式(竹谷央之実行委員長)が16日、大磯プリンスホテルで開催された。式には500人以上の“三十路”が参加し、束の間の再会を楽しんだ。
 三十路式とは成人式から10年となる節目の歳に再び地域の仲間達が集まり、旧交を温める試み。全国的に広がりを見せる中、平塚・大磯・二宮・中井の旧平塚学区では毎年その年の実行委員らの手によって毎年開催を積み重ね5年目を迎えた。今年も相州七夕太鼓の演奏や神輿など趣向を凝らした式典となり、参加者の中には函館から来たという人もいたほどだ。
 この再会をきっかけに結婚や新たなビジネスに結びついたという“実績”もあり、来賓で招かれた村田邦子二宮町長は「これからの40代50代につながる大きな一歩に」とエールを送っていた。

0421 2面野外アート 県立大磯城山公園の旧吉田茂邸地区で、日本庭園の中で作品を楽しめる「おおいそ野外アート2017」が開催されている。
 この展示会は、2年前に第1回が開かれ今回が2回目。県内を中心に都内などのプロの作家からアマチュアによる、オブジェや陶器、絵画など53点が出品された。このうち、鎌倉市の竹鶴寿男さんの作品は「心字池」に飛び込もうとする白鷺の様子を象ったもので、竹鶴さんは「広い空間での展示を考えていたのでぴったりの場所を得られた」と満足げに眺めていた。
 同展実行委員会の高橋忠則さんは「園内の池や竹林と作品が一体となり違った空間を創り出すのを味わってほしい」と話した。
◇9時~17時、5月21日まで。入場無料。問い合わせ=同公園管理事務所☎61-0355

0421 2面塗装協会 公益社団法人神奈川県塗装協会(生方一治代表理事)は13日、平塚市に対して防災用品の寄贈を行った。同協会から平塚市への寄贈は今回が初めてとなる。
 贈られた防災用品はテント3張、長期保存食300食、保存飲料水48本の約30万円相当。約270人の会員を有する同協会では平成25年の公益化以降、横浜、川崎、横須賀といった県下の自治体に毎年防災用品を贈っているという。生方代表理事は「塗装業界というと何か災害があったときに重機があるわけでもなくなかなかお力添えが難しい。こういった日頃の貢献という部分で啓蒙普及していきたいと考えた」と話した。
 落合克宏平塚市長は「保存食や飲料水はどうしても入れ替えが必要になる。ありがたく頂戴します」と礼を述べていた。 

0421 2面女性会 平塚市商工会議所女性会が18日、利用者に役立ててほしいと平塚市民病院と市内の図書館に車椅子13台を寄贈した。
 同会は3月末時点で会員141人。地元に目に見える形で貢献しようと、4年前に市の施設への車椅子の寄贈を発案。会員の企業や個人に加え市内の小、中、高校などからのペットボトルキャップを集めるほか、チャリティコンサート開催やバザーへの出店などで費用を捻出し、今回の分と合わせこれまでに83台を寄贈した。
 贈呈式で同会の嘉山公子会長は「皆さんの気持ちがこもっているので大切に使って頂きたい」と挨拶した。寄贈したのはアルミニウム製で軽くてパンクしにくいモデルとのことで、市民病院に11台、中央・西の各図書館に1台ずつ配置される。同会では今後も地域への貢献を続けていきたいと話している。

0421織り姫
 今月2日、早くも7月7日〜9日にかけて行われる第67回湘南ひらつか七夕まつりの顔、湘南ひらつか織り姫が決定した。審査員による1次審査・2次審査に加え、今年も行われたネット投票の結果、栄冠を手にしたのはフレッシュな顔ぶれの3人の女子大生。本紙ではさっそく、小泉まりなさん(21)、小西絢乃さん(20)、齋藤 栞さん(18)らの素顔に迫った。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では「織り姫へ10の質問」を通してその素顔に迫ります。今回の番組は4/24(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
よさこいにかける情熱
 昨年の七夕まつりのパレード、その中でよさこい演舞の先頭にいたという小泉さん。当選後の1週間はそうした仲間達はもとより、柔道に励む弟の知人・友人などからも祝福の連絡をもらい「人の繋がりを感じた」と話す。よさこいで元気良く踊る姿から想像がつくように明朗な性格で、快活に話す姿や好きな音楽はロックという嗜好からもそんな姿が垣間見られる。一方で絵を描くことも好きで似顔絵が得意という一面も。「ノートの隅っこに先生の顔を描いたりしてました」と気恥ずかしそうに笑う。平塚で好きな場所は湘南大橋。高校時代はチアリーディング部に所属していたが怪我に泣かされた3年間だった。そんなとき、橋の上から見る光景に何度も励まされたという。「その場にいるだけで周りの人を幸せにできるようなオーラを持った織り姫」を目指しまつりを盛り上げる。
歌とダンスで平塚をPR
 セレクションに参加するのは去年に続き2回目という小西さん。織り姫決定の一報が入った際は「大学のオリエンテーション中だったんですけど泣いちゃって」というほどの喜びでリベンジを果たした。その後は道ゆく知らない人に「おめでとう」と声をかけられるなど反響の大きさに驚いているという。幼少のころから市内の音楽活動グループに所属しており、「オペラやクラシック、ミュージカル曲が好きで、というか本当にそれが全て。声楽とダンスがなかったら死んじゃうっていうくらい大好きです」と話す。そんな環境もあってか市民センターや中央公民館の舞台は思い出深い場所。また、慰問などで子どもからお年寄りまで接する機会も多く、「幅広い世代に、色々な世代から見たままの平塚をアピールしたい」と意気込む。まつりでは彼女の歌とダンスを目にする機会もあるかもしれない。
あどけなさの残る新大学生
 今年高校を卒業し大学に進学したばかりという齋藤さん。決定の連絡を受けたのは入学式に向かう電車の中だったということで「一緒に座ってたお母さんが“ガタッ!”って立ち上がっちゃって。恥ずかしかったです」と振り返る。のんびりした空気感からか変わり者に見られることもあるがサバサバした性格と自己分析。高校時代はバスケ部に所属し「なんでも1番がいい」という勝気な一面も持つ。異彩を放つ特技がトイレ掃除。「最初は学校の当番で嫌々でした。だけどそのうち自分の抱えてるモヤモヤとかが一緒に綺麗になる気がして。今では行き詰まるとトイレ掃除をします」と笑う。まだ受け答えも初々しいが「メールをたくさんもらって応援されているなと感じました。人の心に残るような織姫に、自覚と感謝の気持ちを込めて取り組みたいです」とはっきりと力強く語ってくれた。
 フレッシュな顔ぶれとなった今年の織り姫のデビューはまつりの前夜祭。彼女達がまつりにどのように華を添え彩っていくか、今から活躍が楽しみだ。
【写真】左から小泉まりなさん、小西絢乃さん、齋藤 栞さん

DSC_9062 応接間である楓の間から奥の階段を登った先にあるのが書斎だ。楓の間がパブリックな場だとすれば書斎はプライベートな空間。限られた人間しか入れなかったこともあり、それだけにわからないこともたくさんある。
 有名なのはダイヤルのない首相官邸直通の黒電話。部屋の南側に位置する掘りごたつ付近にあったガラス製の地袋に置かれていたそうだが、実際に官邸のどこに繋がっていたかやどの程度使用されていたかなどは不明だという。
 吉田茂の残した書物「吉田文庫」の数々もここに展示されている。サイン入りの本なども多く、有名どころだと志賀直哉のサイン入りの書籍などもあり、その交友関係が垣間見られる。
 もう1つ有名なのは「脱出はしご」の存在。当時はガレージに繋がっていたそうだが今回の再建ではそこまで再現しているわけではないのでその雰囲気だけ味わってもらいたい。
 北側には舟形の風呂が再現されている。設計には大磯の船大工が関わったと言われているこの浴槽、今回は再現されていないがトイレと洗面台も同じ場所にあり、またシャワーヘッドが浴槽の中を向いているところから洋風のユニットバスになっていたようだ。海外生活の長かった吉田茂ならではの“和洋折衷”と言えるだろう。
 部屋の襖の取っ手に注目すると一風変わった意匠が施されている。これは「月」の字をかたどったもの。部屋全体が「雪月花」をコンセプトにしたと考えられており、欄間の部分が「雪」のイメージ、襖には「月」、さらに床の間に「花」を飾り、部屋全体で「雪月花」というわけだ。襖には桐紋が描かれているのだが、吉田家の家紋は桜紋とされており食い違いがある。もっとも桐紋は政府の紋としても使われているので吉田茂に馴染みもあるだろうが、私邸にまでそのデザインを入れた理由は不明。なにぶん私的な空間なので情報や写真も少ない。ぜひ実際に部屋に足を踏み入れて、推察してほしい。

映画0414
『ライオン 25年目のただいま』(2016/オーストラリア)
監督:ガース・デイヴィス 脚本:ルーク・デイヴィス 
出演:デヴ・パテル/ニコール・キッドマン/サニー・パワール 他
109シネマズ湘南他、全国にて公開中。
 ほんの一瞬、目を離した隙に、2歳児の息子が見当たらなくなった。妻や父母を交えて必死で探し回った挙句、家の前の曲がり角から帰って来る息子を見つけた。笑い事では済まされない。二度と目を離すまいと固く心に誓いながら「どこに行こうとしたの?」と息子に聞くと、「お花見」と呑気な答えが返ってきた。2歳児の行動範囲は、大人が思う以上に広い。本作の主人公サルーは、たった5歳でインドの見知らぬ土地で迷子になってしまう。住んでいた町の名も、母親の名前すら知らない(普通、親を名前で呼ぶことはない)彼は、幾度もの窮地を経て、遠くオーストラリアの地で養子として成長する。やがて25年が過ぎて、本当の家族と再会を果たす。子を持つ親としてはいたたまれない思いだが、不思議と悲壮感が漂わないのは、サルーの明朗さと聡明さ故だ。彼は愛くるしい笑顔で大人を魅了する一方、大人の悪意にも目敏い。これは実話である。こんな状況は滅多にないが、子はいずれ親元から巣立っていく。サルーのような生命力は、我が子にも身につけていてほしい。どんな場所でも生き抜くために。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
0414ペット
トトくん
(ビションフリーゼ・オス・5カ月)

今日も楽しい♪ トト散歩♪
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0414私は今
アンティークショップメニュー店主
石井裕人さんからのご紹介
堀内綾乃さん
join店主
 平塚生まれ、平塚育ち。地元でjoinという主に北欧と日本の雑貨を扱うお店をオープンして今年でちょうど10年になります。国内外問わず旅行に行くのが好きなのですが、旅先で素敵な物に出会うとつい仕事モードに入ってしまい、気付いたら買付け旅行になってしまうことも……。
 絵や写真、音楽などの表現者、お店をやっている仲間も多いので、みんなでもっと平塚を面白くできたらいいなと思っています。

0414 2面二宮移住パンフ1 子育て世代を中心とする町外からの移住者を増やしたい二宮町が、住民の声を取り入れたイラストいっぱいの移住促進パンフレットをこのほど完成させた。
 同町のPRキャラクター「ニーノとミーヤ」を中心に、動物や町のシンボル菜の花と富士山など暖かみのあるイラストが多用され、若い世代が手に取りやすいよう工夫されている。中には、夫婦から子育て世代、それに3世代同居の家族まで、実際に都内や県内から移住した4組の住民が登場。二宮で暮らし始めてからの自分たちの変化やこれからの夢を語る夫婦もいれば、子どもに近所の方が声をかけてくれ地域の中でのびのび遊んでいる、家族で楽しめる祭りやイベントがたくさんある、地域行事に積極的に参加したらご近所づきあいが自然に生まれた、という家族もいて移り住んでみて分かった魅力を生の声で紹介している。
 そのほか吾妻山公園、梅沢海岸といった町内のお勧めスポットがたくさんの写真と共に紹介され、「子育てサロン」など子育てに役立つ情報も掲載されている。
 このパンフレットの作成にあたっては、昨年11月に発足した住民らによる魅力発信組織「にのみやLOVERS~まちの魅力伝え隊~」のメンバーも協力。レイアウトやキャッチコピー「きみのふるさとになりたい」などに関する意見が採用されたという。5千部印刷され、町では移住希望者向けのセミナーでの配付や、移住を考える人の多くが最初に訪れる町内の不動産屋での設置も検討している。ほか町内の公共施設にも設置され、町のHPでも公開している。

0414 2面鷹狩り行列 徳川家康が、駿府と江戸との往復や鷹狩りの際に宿舎としたと考えられている中原御殿。その跡地近くで、地元住民による「徳川家康公 鷹狩り行列」が今月16日(日)行われる。
 今年で13回目となるこの催しは、家康の命日4月17日前後に「中原の歴史再発見活動委員会」などが開催しているもの。家康役や鷹を扱う鷹匠役など30人ほどが練り歩き、家康が好んだと伝わる鷹狩りの行列を再現する。衣装は不要になった着物の裾や袖の長さを調整し、刀や鷹は木を彫り出して作り、甲冑や笠は厚紙を利用するなど、関係者が和裁や木工など得意な分野を生かし様々な材料から手作りした。当時の様子については資料を調べるなどしつつも、限られた予算の中で「中原流」に再現したという。
 出演者は回覧板などで公募した人や自治会・町内会の関係者など地元中原の住民。外部からの参加者を集めるためHPなどで募集しては、との声も上がるというが、今週末の催しに向け準備を進めている同委員会の小川詔三さんは「見せる祭りでなく自分たちで楽しむつもりでやっています。特に子どもや孫の世代に地域の歴史を知ってもらいたい」と思いを語っている。
 日枝神社の祭りも兼ねており、当日は山車と神輿、それに子どもの甲冑行列も加わって共に同地区を盛り上げる。
◇雨天中止。下宿会館(中原下宿バス停付近)前10時25分出発、中栄信用金庫前で鶴を捕らえる「鶴御成」が行われる。問い合わせ=同委員会小川さん☎︎090-3420-6172
0414 2面鷹狩り行列2

0414 2面まちゼミ 今年1〜2月に行われた平塚市中心商店街エリアの新事業「まちゼミ」の結果報告会が6日、行われた。受講者アンケートでは“大満足”が72%、“満足”が27%と実に99%が“満足”以上と回答した。
 参加者の割合は女性が79%、男性が21%。年代は40代以上が85%以上を占めた。記述式のアンケートからは「店の人と話ができて嬉しい」「今まで目に留まらなかったお店もあり新鮮だった」といった声も。また、関心の高いテーマとして「食」「健康・美容」「ものづくり」などが挙げられていた。
 参加店舗からは参加者の反応をダイレクトに感じられたことで好意的な声がでた一方、準備不足や告知方法、店舗負担を軽減するにはどうすればいいかなどの反省点があがり、意見交換が行われた。常盤卓嗣商連会長は「他市町との会合で紹介したところ『ウチ(の商店街)でも実施したい』といった声が出るなど好評。ぜひ第2回の開催を」と話していた。

0414 2面市ロゴTシャツ 平塚市内の湘南スターモール商店街の衣料品店「片野屋」が、市のPRロゴを胸と背中に入れたTシャツを限定販売している。
 Tシャツは、ホワイト、ブラック、レッド、ピンク、ブルーの5色で、SからLLまで4サイズ。胸には市の公式インスタグラムのハッシュタグ「#hiratsukagood」の、背中には市が進めるシティプロモーションのスローガン「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」のロゴマークがそれぞれプリントされている。1枚1,500円(税別)。市のPRロゴの入った商品は「都まんじゅう」に続き2例目。
 市のシティプロモーション担当では、今後都内などで予定しているイベントで職員がこのTシャツを着用し、市のPRに活用することも検討したいと話している。
◇問い合わせ=片野屋☎22-0150

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 大磯プリンスホテルが3号館客室、レストラン、宴会場の改装を終え、いよいよ5日、リニューアルオープンした。湘南の海が目の前に広がるロケーションを活かし、1953年の開業以来64年ぶりに、生まれ変わった同ホテル。今号はその魅力を余すところなくお届けしたい。

 まず大きく変わったのは客室。「別荘をイメージした滞在を愉しむためのホテル」をコンセプトに、内装は海のブルー、砂浜のベージュ、雲のホワイト、樹木のグリーンと、自然由来の色合いを使用して窓からの景色との一体感を創り出した。
 特筆すべきは3種類のスイートルーム。“湘南スイート”は最上階海側2部屋を1部屋に改装し、海辺の景色を満喫できる部屋となっている。リビングにはウッドのハイカウンターが設置され、別荘のイメージにふさわしいゆったりとした時間を過ごせる。“ロングビーチスイート”と“大磯スイート”は最大4人まで利用できるファミリーや女性グループ向けの客室。“ロングビーチスイート”には曲線的なデザインの大型のソファーが設けられ、靴を脱いで快適に過ごせるようになっている。
 これらスイートルーム向けにシェフが自らルームサービスに部屋を訪れるという特別な朝食付き宿泊プランも用意されており、大磯のゆったりとした自然と共に心地いい1日の始まりを楽しめる。
レストランも一新
 地元の住民にとって客室よりも気になるのがレストランだ。全席から外を眺めることができる開放的なロケーションにはオープン以後、多くの客が訪れている。ウッド調の内装はリラックスしたカジュアルさを持ちつつホテルの格式を損なわない贅沢さも併せ持つ。この贅沢さは単に金銭的な意味合いだけでなく、そこで過ごす時間そのものを豊かにしてくれるような雰囲気作りに一役買っている。
 7月14日(金)まではコース料理「洋食と中国料理 オリーブオイルとハーブのキュレーション」を平日限定で楽しめる。またリニューアル前からおなじみのランチブッフェも健在。4月はズワイガニ、5月はステーキ、6月は伊勢海老が楽しめる。もちろんアラカルト料理も用意されている他、喫茶としても利用可能だ。
待望の新施設も
 そして今年の夏には温泉・スパ施設の新設オープンが控えている。現在建設が進められているこの新施設には、水平線と一体化したような“インフィニティプール”をはじめ、温浴施設、各種サウナ、エステなどが設けられる予定。こちらの建物にもレストランやバーが用意される予定とのことで今から期待に胸が膨らむ。もちろん、夏には湘南最大級のプールリゾート、大磯ロングビーチも営業が始まる。様々な楽しみ方で思い思いの滞在時間を過ごせる大磯プリンスホテル。上質な“大人のリゾート”を味わいに訪れてみてはどうだろうか。
お食事券プレゼント!!
ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙で好きなコーナー⑧本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4 (株)湘南ジャーナル社「大磯プリンスホテル」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】までご応募ください(件名に「大磯プリンスホテル」を明記)。4/20(木)必着。
※個人情報は本企画以外に使用致しません。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
【写真TOP 時計回り】
ロングビーチスイート客室/レストラン入り口/レストラン内装/エレベーターホール前のロビー

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 平塚市青少年会館の食堂「たんぽぽ」が先月31日、46年の歴史に幕を下ろした。最終日には市職員、友人ら関係者が集まり、店主の菊池聰子さん(77)の労をねぎらい、最後のコーヒーを共に味わった。
 「誰も何も教えてくれないのよ。何するの?」と言うようにサプライズで開かれたお別れ会。市職員から菊池さんへ花束とたんぽぽの看板の絵柄が入った皿が手渡されると「本当に長い間お世話になりました」と謝辞を述べた。高校時代の友人も駆けつけ「46年前に来て、今日が2回目。最後にジャージャー麺を食べました」と笑顔で最後の時を見送った。菊池さんは「やっぱりお店続けたいなー!」と最後まで食堂の“おばちゃん”として元気に振る舞った。
 翌1日、店舗を訪ねると菊池さんは片付けの真っ最中。「ガスも止まっちゃったからコーヒーもチンしたやつでゴメンね」と言いながら昔の思い出を語ってくれた。菊池さんは46年前、県職員を辞め、かねてよりの「カフェをやりたい」という願いを青少年会館で叶えた。「一番多い時は100人以上の人が来てくれたね」と朗らかに話すように、近隣の公共施設や合同庁舎、市職員の憩いの場だった。「ホットドッグが70円だったかな? 休日に子どもたちが100円玉を握りしめて来てくれるのが嬉しかった」と当時を振り返る。“おばちゃん”には当時の新入庁者から色々な悩みや愚痴・相談も寄せられた。「それが今じゃ市の中でも偉い人になっちゃってね。びっくりだよね」と笑う。だが近年は1日で15人程に客数が減り「年齢もあるしもういいかな」と閉店を決意。最後の1ヶ月は日刊紙などで報道されたこともあり、往年の姿を取り戻すかのように客足が伸びたという。「たんぽぽの綿毛を飛ばそうと思ったのに最後にもう一花咲いちゃった」と笑顔だ。
 色々な思い出が刻まれたこの店に菊池さんと同じ46年選手がもう1人いる。錆びついた旧式のキャッシャーはレジ代わりに最後の日まで菊池さんと共にたんぽぽの経営を支えた。今後のことは特に未定だとしつつも「北海道あたりに旅行に行きたい。1ヶ月ぐらいかけて」と話す菊池さん。風に乗ってたんぽぽの綿毛はどこに行きつくだろうか。

0407コネクト_たんぽぽ_2

0407 うちのこ
咲(さき)ちゃん 
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愛されてます。仲良く、大きく成長してね。
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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0407大磯観光2 大磯町が取り組む県の認定事業「新たな観光の核づくり」事業において大磯ブランドメッセージとロゴデザインが決定したことがこのほど発表された。
 決定したブランドメッセージは町内外から集まった71作品の応募の中から選ばれた「さあ、大磯で君の物語をはじめよう」。メッセージには大磯に関わるすべての人に物語があり、特別なことでなくても物語の積み重ねが人生のストーリーを作っていく、といった意味合いが込められている。大磯ブランドの創出にあたり、推進協議会では「大磯の楽しさ」を構成する要素を1.自然との共生、2.つながり、3.文化の継承、4.地元優先、5.独自性、6.手作り、7.地産地消、8.歩いて楽しい、9.創造といった「9つの価値観」としてまとめており、これらの価値を一言で表現するものとして今回のメッセージに決定した。
 また、同時に大磯の魅力を伝えるフリーペーパー「大磯暮らし」が発行された。大磯の魅力の1つを、そこに住む人々のありのままのライフスタイルとして、町の楽しさや暮らしの豊かさを伝えたい狙いがある。タブロイド版8ページの構成で、デザイナーやアーティスト、普通の主婦や会社員の暮らしぶりにスポットが当てられている。先月末、町内向けに町の広報4月号とともに全戸に配布されたほか、東京都の「ふるさと回帰支援センター」や大磯駅、小田原厚木道路のPAになどに設置されている。また、今後は観光キャンペーンでも活用していきたいとしている。
0407大磯観光1

0407織り姫決まる 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は2日、市民参加型のインターネット投票の結果を受け、第67代湘南ひらつか織り姫の決定を発表した。
 今年織り姫に選ばれたのは(写真左から)小西絢乃さん(20)、齋藤 栞さん(18)、小泉まりなさん(21)の3人で、いずれも平塚市在住の大学生。それぞれ「平塚の芸術文化発展に貢献したい」(小西さん)、「大好きな平塚を多くの人に知ってもらいたい」(齋藤さん)、「明るさと笑顔で平塚をPRする」(小泉さん)とコメント。福澤委員長の代理で表彰式に出席した常盤卓嗣副会長は「七夕はもちろん、平塚の観光をPRする大使として活躍してほしい」とエールを贈った。
 3人には表彰状、トロフィーの他、協賛企業・団体から賞品として旅行券やジュエリーボックス、食事券やギフト券などが贈られた。

0407吉田茂時計 大磯町郷土資料館別館、旧吉田茂邸が1日に一般公開され、中﨑久雄町長が来館者を出迎えた。この日はあいにくの雨で出足はゆっくり。それでも朝9時のオープン直後から都内や横浜市、遠いところでは秋田県からの来場者が訪れた。初日の来館者数は326人だった。
 また、この日は当初予定していなかった展示品として吉田茂ゆかりの置き時計がお披露目された。これは大磯町が麻生太郎副総理に対し何か寄贈してもらえるものがないか打診したところ、先月26日の式典の際に事前の知らせなくサプライズで渡されたもの。1959年に米国陸軍から贈られたものとみられるが詳細は不明で現在調査中だという。
 中﨑町長は「今は時が止まったこの時計が、再建と共に再び時を刻めるように修復したい」とにこやかに語った。

0407チューリップ 神奈川県立花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン(寺田縄496−1)で今週末ごろからチューリップが見ごろを迎えそうだ。
 今年は昨年より2,000球、33品種増え、約65,000球、60品種のチューリップが園内を彩っている。今年は3月末ごろの冷え込みが厳しく、開花の予想がつきにくい状況が続いていたが4月に入り気温も上昇、すでに咲いている品種もあるが多くはこれから見ごろを迎えそうだ。
 今回は「知ろう!楽しもう!チューリップ」をテーマに花とともに解説パネルを展示する企画も実施している。原種の系統など様々な品種を目で楽しむとともに、学べる機会も設けられる。
【写真】4/3(月)撮影

0407ドリパス 平塚市総合公園で開催されるプロスポーツの試合を無料で観戦できる小学生向けの「ドリームパスポート」。この春から対象となる試合が増え、トップレベルのプレーを見る機会がさらに広がる。
 昨年までは湘南ベルマーレ(サッカー)、横浜DeNAベイスターズ(野球)、横浜ビー・コルセアーズ(バスケットボール)の市内で行われる試合が対象だったが、今年度から平塚総合体育館をホームアリーナの1つとするバスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースの試合も対象となる。ますますプロスポーツに親しむ機会が増えることに担当課では「多くの小学生にプロスポーツの迫力や面白さを“体感”してほしい」と期待を込めている。
 なお、2016年のパスポートを使用して4月に行われる横浜ビー・コルセアーズの試合も観戦できる。パスポートでの入場には1試合あたり300人(Bリーグは100人)と上限が設けられている。
◇問い合わせ=市総合公園課☎35−2233

0407-1面-ダイヤモンド富士
 爽やかな海岸線から、田園風景の向こうに、車の行き交う橋の上から、ビルとビルの間に……平塚市内には雄大な富士山の姿を楽しめるスポットが無数に存在する。現在、そんな富士山と太陽が織りなす天体ショー「ダイヤモンド富士」の観測シーズン真っ只中だ。いつもの通勤路の、散歩道の、お気に入りの富士に今の時期だけダイヤが輝く。
 そもそもダイヤモンド富士とは日の出・日没時の太陽がちょうど富士山頂にかかる現象のこと。現象と聞くと何か特別なことのように思えるが、理論上は日の出と日の入りのタイミングで太陽と富士が重なる延長線上の地点であれば通年通して毎日どこかしらで観測できるものであり、かなり多くの観測チャンスがある。とはいえ現実的には地形やビルなどの遮蔽物の存在、天候など諸々の条件がぴったり重ならないと綺麗なダイヤモンド富士は見られない。写真の愛好家らが夢中で追いかけるのも、様々な条件をクリアした“最高の”ダイヤモンド富士を写真に収めたいがためだ。また、富士山の東側からは“日没時”、富士の西側からは“日の出時”のダイヤモンド富士しか見ることはできない。陽が東から昇り西に沈むという自然の摂理の上では当然のことだが平塚・大磯・二宮を含む関東近郊のエリアは“日没時”に観測することになる。
観測スポットと時期
 ではいつどこで見ることができるのか。国土交通省関東整備局のダイヤモンド富士関連ページによると、時期は春と秋の年に2回。今は3月の終わり頃(平塚市田村エリア)から4月半ば(吾妻山)の春の観測シーズンだ。平塚市域の観測に適したスポットとして「湘南平」「平塚海岸」「馬入大橋周辺」などが挙げられている。大磯、二宮からは「県立大磯城山公園」「照ヶ崎海岸」「吾妻山」から観測ができる。もちろんここに挙げたのは一例。市博物館の藤井大地学芸員によると「有志によるWebサイトやフリーソフトでかなり精密に割り出せます。平塚は平地で比較的観測スポットも多いですし、博物館のサークルでも多くの人が撮影しています」という。太陽や富士山が関係する天体ショーについて聞くと「日食はもちろんですが、富士山頂に月がかかるのは『パール富士』といいます。また兵庫県明石の天文台ではNTTのアンテナタワーと太陽が重なりパンダに見える『夕焼けパンダ』が話題になりましたね」とのことで、富士以外にも“何か”と太陽が重なることで新しい価値が生まれる可能性を秘めている。
今年のダイヤは
 今回、実際にダイヤモンド富士を追いかけてみた。1週間ほど追ってみたが天候等の都合で観測できたのは2回。残念ながら2回とも少し雲がかかっており満足いく結果とはならなかった。観測地点に行くと先客もちらほら。訪れていた男性は「キャッツアイ(稜線上で猫の目のように残光が2つに分かれる現象)を見られるかなと思って」と、さらに貴重な天体ショーに期待をかけていた。
 平塚市内では6日〜7日ごろ、海岸線や湘南平で観測のチャンスがある(うるう年の関係で多少のズレあり)。城山公園では10日(月)に観測イベントも行われるという。年に2回の天体ショー、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも多くの画像がアップされているのであわせてチェックしてみては。
【写真】
3/29(水)平塚市入野付近から撮影

0331 3面織り姫 今年7月7日〜9日に開催される第67回湘南ひらつか七夕まつり(福澤正人実行委員長)に向けて、湘南ひらつか織り姫セレクションのインターネット投票が現在同まつりの公式サイトで行われている。
 ネット投票の候補者は50人の応募者の中から1次審査、2次審査を突破し選ばれた(写真左から)馬見塚有紗さん、小西絢乃さん、齋藤 栞さん、小泉まりなさん、上原 望さん、須山 愛さんの6人。公式HPでは候補者のプロフィールとPR動画を公開しており、誰でも簡単に1日1回の投票が可能だ。
 締め切りは31日24時で、翌月1日には当選者が決定。2日には表彰式が行われる。

0331 3面古民家 二宮町の築130年ほどの「古民家ふるさとの家」(二宮町一色432)が4月15日(土)から、古民家と田舎の雰囲気を体験できるようなスペースとして貸し出しを開始する。
 「ふるさとの家」は、明治20年頃建てられた二宮地方の典型的な「田の字型」の農家の母屋で、平成5年に所有者から土地と建物を寄贈された町が管理し、生涯学習や交流の場として使われてきた。
 これからは地域住民などで作る一色小学校地域再生協議会が町から借り受け、管理運営にあたることで、地域活性化に役立つ活用法を検討していく。建物の広さは約138㎡で8畳の和室4室と湯沸室などがあり、古民家の雰囲気を味わいながら散策の際の休憩や食事の場として利用できる。料金は町内在住の場合、4時間で20人まで2,000円など。利用受付は4月1日から。詳しくは町のHPで。
【写真】そば打ちイベントの様子(二宮町提供)

0331 3面岩本さん 県が実施する犯罪のない安全・安心まちづくり功労者として先月6日、平塚市在住の岩本敏男さんが表彰された。
 功労者表彰は長年にわたり安全・安心まちづくり活動に尽力し、功績が顕著な個人・団体に贈られる賞で、今年度は1団体と4人が受賞した。岩本さんは多年にわたるパトロールなどの防犯活動や、「平塚を明るくするホタル青パト隊」を発足するなど地域の防犯やまちづくりに貢献しており、これらの活動が評価された形だ。
 岩本さんは「トータルすると人生の2/3はボランティア活動に従事してきた。生きていれば色々と嫌なこともあるけれど、県で表彰されるというのはそういったことを忘れさせる。ここまできたら終身、まちづくりに協力できれば」と改めて意欲を燃やしていた。

0331 2面ネウボラ1 母子手帳の交付と妊娠期から出産、子育て期までの切れ目のない支援を行うための子育て世代包括支援センター「ひらつかネウボラルーム はぐくみ」が4月3日(月)、平塚市保健センター(東豊田448-3)3階にオープンする。
 市では、母子手帳の交付をこれまで市役所や公民館の窓口センターなど17カ所で行ってきたが、オープン後は「はぐくみ」に一本化する。事前予約制とし、その際常駐する保健師が全ての妊婦と個別に面談して、健康状態や家庭の状況、支援してくれる人が周囲にいるかどうかなどを確認。それにより支援が必要な人を把握し、出産や育児に関するアドバイスや情報提供を行ったり、関係する他の課と連携するなどして継続的な支援を行っていく。また妊娠中の生活の注意点から、出産後の赤ちゃんの成育や、母乳・離乳食、育児の悩みなどに関する相談にもこれまで同様に対応する。
 「ネウボラ」とは、フィンランド語で「相談やアドバイスの場」という意味。「はぐくみ」には保健師2人、保育士1人を含め5人の職員が配置され、約50㎡のスペースで、ベビーベッドや子どもが遊ぶスペースもある。市健康課では、これまで保健センターなどに相談に来る人には対応してきたものの、出産や子育てを取り巻く状況が多様化する中で支援を必要とする人を十分に把握できていなかったという。同課の山田 透課長は「今後は寄り添った支援ができるようになる」と話し、平日の開設時間に来られない人も「はぐくみ」にまず連絡してほしいと呼びかけている。
◇窓口開設時間=月~金(祝日・年末年始を除く)8時30分~17時。☎59-9570・59-9571、
e-mail:neuvola@city.hiratsuka.kanagawa.jp
0331 2面ネウボラ2

0331 2面二宮お茶1 二宮町で栽培が進められているオリーブ。町の新たな特産品にしようと、その葉を煎じたお茶がこのほど発売された。
 4年前から町内の約30軒が栽培に取り組んでいるオリーブは、生では食べられないため加工して商品化し付加価値を高める必要がある。二宮町商工会では1軒の生産者が生産するオリーブオイルを「二宮ブランド」に認定して周知を図ってきたが、さらに商品化の幅を広げようと、昨年から生産者と連携。昨年11月の町の「ふるさとまつり」などイベントでお茶の試飲を行い、アンケートを取ったところ好評だったという。そこで本格的に販売を検討し、商品化第一弾の新漬けに続いて、第二弾としてお茶が24日に発売された。
 剪定した枝から葉を摘んだのは、町内の障がい者就労支援施設「カンナカンナ」の利用者とボランティア。手作業で1枚1枚摘んだ葉を生のまま、お茶どころ静岡県の業者で焙煎した。オリーブ生産者でお茶の販売元の松木秀雄さんは、これまでは焼却して処分してきた葉をお茶に活用することで少しでも収入を上げ、「生産者の増加につなげられたら」と期待する。夏頃には、別の生産者が葉を乾燥させてから焙煎するタイプのお茶も発売する予定。
 町商工会では、今後町内のカフェやレストランでオリーブ茶を出してもらえるようにと働きかけている。同会事務局長の渡邉康司さんは「二宮に行けばお茶が飲める、お土産に買える、畑も見学できるという風に、オリーブが新たな特産品として普及が進めばと考えている。さらに生産者と商工会、それに福祉とが連携することで、町の活性化につなげたい」と話している。
◇2gのティーバッグ7袋入り500円(税込み)。販売場所=にの屋(町観光協会駅前案内所内)、株式会社田邊の特産品直売所の2カ所。問い合わせ=町商工会☎71-1082
写真=町観光協会提供/カンナカンナでの葉摘み作業
0331 2面二宮お茶2

0331 2面ふるさと納税 平塚市では、いわゆる「ふるさと納税」の納税者に対して、平塚の魅力を発信する返礼品を送る事業を4月3日から開始する。
 ふるさと納税により、平塚市では平成27年度に約1,600万円、28年度には約9,400万円の税収減となっている。市では今回の事業により、これ以上の税収減に歯止めをかけて財源確保を図り、同時に市の魅力を市外に発信したいとしている。
 対象となるのは市外在住者からの1回につき1万円以上の寄附。返礼品は、湘南ベルマーレの観戦チケットや食品など市内店舗の商品を含め全33品目を揃えた。随時募集しており、今後は七夕にちなんだ品なども検討するとのこと。手続きは、ふるさと納税ポータルサイトからの申し込みのほか市への直接申し込みも可能。◇ふるさと納税の詳細=総務省ふるさと納税ポータルサイトへ。問い合わせ=市財政課☎21-8765

0331 2面ライオンズ2 ライオンズクラブ国際協会330-B地区(井出 孝地区ガバナー)の社会貢献事業として、平塚駅南口広場の噴水設備がリニューアルされた。
 改修は噴水ポンプの取り替えと噴水ノズルの形状を平型に改修するもので、中央にあるブロンズ像台座側から周囲に噴水する形になった。これに合わせて市も照明のLED化を実施。平型のノズルは駅前の噴水としては珍しいそうで、中央の人形像と合わせてちょうど水の中から人魚が出てきたかのような景観になっている。
 22日には贈呈式が行われ、井出ガバナー(平塚ライオンズクラブ)は「ライオンズクラブ国際協会100周年を記念する事業。海まで続く通りの起点を美しくすることで訪れた人に喜んでもらいたい」と挨拶した。

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 2009年3月に火災により焼失した大磯町の旧吉田茂邸が再建され、来月1日から一般に公開される。26日には同町の大磯プリンスホテルで落成記念式典が催され、孫の麻生太郎副総理らが出席した。焼失から8年、数々の逸話を残し戦後日本の礎を築いた宰相の終の住処が今、よみがえる。
 同邸宅は明治17年に吉田 茂(1878-1967)の養父、健三が別荘として建てたのが始まりで、吉田 茂は昭和19年頃から、その生涯を閉じる昭和42年までを過ごした。元々の建屋から増築を重ねており、今回再建されたのは昭和22年ごろに建てられた応接間棟、そして数奇屋建築の近代化に貢献した吉田五十八が昭和30年代に設計した新館部分がメインとなる。吉田 茂が私邸として暮らしただけではなく、政界引退後も数多くの政財界人が訪れた。彼の死後にも1979年に大平正芳首相とカーター米大統領の日米首脳会談が開かれるなど歴史的にも意義深い場所だ。そういった歴史的背景もあり、町民や有識者からは焼失後すぐに再建の声が上がった。大磯町も「大磯町旧吉田茂邸再建基金」を設置し、県や国と調整しながら再建を目指し、ついに昨年、総工費5億4,000万円の事業が完成した。
初孫は「迷惑しました」
 式典には麻生副総理兼財務相に加え、菅義偉官房長官、二階俊博自民党幹事長、黒岩祐治知事らが出席。中﨑久雄町長は「大きな悲しみであった」と火災を振り返り、この場所が「今日の日本の原点である地」と語った。同時に「将来を想像する無限の可能性を秘めた希望の館」と再建が町にもたらす意義に改めて期待を込めた。他の来賓が粛々と祝辞を述べるのとは対照的に、吉田 茂の“初孫”麻生副総理は「小中学生のころは毎週日曜日に連れてこられる羽目になり迷惑しました。そういう意味でいい思い出はない」と冒頭から麻生節全開。加えて基本的には再建に消極的なスタンスだったことを明かし、河野太郎衆議院議員から再建の話を持ちかけられたときには河野氏の祖父、故・河野一郎さんが“吉田茂打倒”を目指していたことから「(邸宅を再び)建てるなんて『何を考えているんだ』と一郎さんが言うぜ、と申し上げたこともあった」と笑いを誘った。「時代は変わったと思うが湘南といえば大磯。この地が再び活気を取り戻す一助になれば吉田 茂も『へぇー、こんなものになるのか』と思うでしょうから大いに利用して」と、最後まで飄々と語った麻生氏。その後は現地での内覧などが行われ、参加者は感慨深げに再生した建物を見て回っていた。
新たな観光スポットとして
 再建された旧吉田茂邸は大磯町郷土資料館の“別館”という扱いになる。同資料館では現在、「吉田茂 その生涯と大磯」を5月7日(日)まで開催中だ。また大磯プリンスホテルでは4月5日から吉田 茂が愛したという大磯の名産品を楽しめるランチや宿泊プラン(いずれも要予約、詳細は同ホテルHPなどで)を販売する。他にもスタンプラリーや庭園コンサートなど、4月1日、2日には各種の催しが企画されており、早くも町の観光の一助になりそうだ。
 今新たに戦後日本の礎を作った場所が、後世に伝える遺産としてよみがえる。
以下枠で
大磯郷土資料館別館 旧吉田茂邸
開館時間:9時〜16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜日・毎月1日・年末年始(12月29日〜1月4日)
観覧料:一般500円、中・高校生200円(団体割引あり)
TEL:61−4700 大磯町郷土資料館
本紙では吉田茂邸再建を記念して4月より短期連載「よみがえる旧吉田茂邸」を掲載予定です。ぜひご覧ください。
【写真TOP】
再建された邸宅
【写真下】
式典でのテープカット/吉田 茂が息を引き取ったと言う“銀の間”/官邸直通の黒電話(レプリカ)/内覧会に訪れた来賓ら

映画0324
『黄金の七人』(1965/イタリア)
監督・脚本:マルコ・ヴィカリオ 
出演:フィリップ・ルロワ/ロッサナ・ポデスタ 他
全国ツタヤ他にてDVDレンタル中。
 拙著「躍る六悪人」は、時代小説と思われがちだが、実を言えば『ルパン三世』(特に71年版)や『オーシャンズ11』と同様の痛快犯罪活劇で、映画で言えばケイパー・ムービーというジャンルである。その『ルパン〜』の原点が本作。銀行の地下大金庫から莫大な黄金を奪うべく集まった七人の犯罪者が“教授”と呼ばれる天才的リーダーのもと、綿密に練り上げられた計画で黄金を手にするが、妖艶な女泥棒の裏切りで事態は二転三転と思わぬ方向に転がり始め……。裏切りや犯罪はあっても、殺し合いはない。アルマンド・トロヴァヨーリが手がける「♪ダーダバ・ダーダバ・ダッダ・ダッダーダ・ダ・ダバダバ!」という軽快でジャジーな音楽に乗せて憎みきれない悪党共の愉快な騙し合いが繰り広げられる。国家や教育を論じながら、己の利益や保身に躍起になる腹黒い連中が跋扈する現代だからこそ、本作のような胸のすくような悪党共の活躍で、少しでも溜飲を下げてほしい。もちろん、「躍る六悪人」もそんな思いで書き上げた作品です。人生のビタミン剤に是非!
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0324 2面こども園1
 平塚市内で初めてとなる公立の認定こども園「平塚市港こども園」が来月開園するのを前に、18日開所式が行われた。
 認定こども園とは、幼稚園と保育園を一元化し幼児教育と保育サービスの機能を統合することでより充実した子育て支援を図るもので、待機児童対策の一つとしても期待されている。現在市内には私立の4園があり(来月さらに1園が移行)、公立では初めてとなる。
 「港こども園」は、近くにある市立の港幼稚園と須賀保育園を一つにして現在の港幼稚園の敷地内に建設された。地上3階建ての1、2階部分に、0~5歳児室の計8部屋と広い遊戯室、調理室などが設けられている。定員は2園の計135人から増やし150人としており、今後待機児童対策のためさらなる定員増にも対応できるよう広いスペースを確保している。
 また建物の3階部分には、地域子育て支援拠点「つどいの広場(名称ぽけっと)」と放課後児童クラブも併設。市によれば、県内の公立こども園でこの2つを併設するのはおそらく初めてという。このうち「つどいの広場」は、0歳からおおむね3歳までの乳幼児と保護者が利用でき、遊具やおもちゃのあるスペースで子どもと遊びながら他の利用者と交流するほか、3人いるアドバイザーに育児に関する悩みや不安の相談もできる。これまでJR平塚駅の南側にはこうした施設がなかったため、要望に応じて設置したという。
 市では同園をモデルケースとして、民間園が認定こども園への移行を検討する際の後方支援や認定こども園の指導・監督に必要な知見を積むことにしている。
【写真TOP】広い保育室
【写真下】外にはウッドデッキも/つどいの広場

1面0324-4
 平塚市と平塚信用金庫(石崎 明理事長)は15日、中小企業の経営支援における連携協定を結んだ。4月より平塚市役所と同金庫の市内11支店に「ひらつかビジネス応援窓口」が設けられる。
 両者は平成26年から平塚商工会議所とともに中小企業の創業支援について連携を図ってきた。今回の協定は創業のみに止まらず、販路拡大や商品開発、経営改善、企業再生、廃業など、企業におけるライフステージのあらゆる部分でタッグを組んで支援にあたる。相互に制度や支援メニューを紹介しあうことでより一元的な支援を展開するのが狙いだ。市では将来的に他の金融機関とも同様の協定を締結する道を探るという。
 石崎理事長は「これまでは中小企業の経営支援は取引先が中心。利用者の間口が広がれば」と期待をのぞかせた。

0324リトアニア
 一般社団法人日本リトアニア交流センター(玉木健次郎代表理事)は16日、平塚市へ同国の関連図書67冊を寄贈した。寄贈式にはエギディユス・メイルーナス駐日リトアニア共和国特命全権大使も出席、大使自ら追加で10冊以上の書籍を贈った。
 寄贈された書籍はリトアニア語の絵本や写真集、歴史書など。大使が贈った書籍には日本語で書かれたリトアニア憲法などもある。これらの図書は現在、中央図書館に展示されており、4月からは一般の閲覧も可能になる。メイルーナス大使は「リトアニアのコーナーがつくられるのは日本初。歴史的な日だ」と喜びを隠さなかった。
 同センターは来月1日から平塚市明石町にセンターを移転する。玉木代表は「活動から5年、シンボリックな年に移転が実現した」とコメント。同市とリトアニアの交流が進むことに期待がかかる。
【写真】左からガリア大使夫人、メイルーナス大使、玉木代表

0324なでしこ
 平塚市なでしこエリアの河川敷での長年の清掃活動などが評価され21日、チームサムライなでしこ(現・花水川ボランティアグループ、稲垣昌裕代表)に対し県土整備局平塚土木事務所(小内 薫所長)から表彰状が送られた。
 12年にわたり、花水川河口付近の清掃・除草・美化活動を行ってきた同団体。小山所長はこの活動を評価し、表彰状と記念品として軍手を手渡すとともに、「私たちの仕事の励みにもなる、健康に気をつけて貴重な活動を続けてほしい」と労った。
 同団体では活動こそ切れ目なく続けてきたが人手不足とメンバーの高齢化が深刻になっており、現在はヤギを利用した除草活動の実証実験に向けてプロジェクトを進めているという。活動に興味がある人は☎︎090−8779−6448稲垣代表まで。

0324 2面秋山博
 明治から大正にかけ、視覚障害者の教育と自立のため活躍した秋山 博の第15回墓前祭が20日、墓所のある寂静寺(平塚市南金目)で行われた。
 秋山氏は幕末に現在の平塚市岡崎で生まれ、13歳で失明し20歳で鍼医となった。その後視覚障害者の自立には教育が必要と盲学校の設立に奔走し、明治43年に今の県立平塚盲学校の前身となる学校の開校にこぎつけた。
 100回忌にあたる今年の墓前祭には、平塚盲学校の関係者や同窓会員、それに地域の人ら約90人が参列。その中で、地元の小中学生による福祉をテーマにした作文の優秀作品が朗読された。169点の応募のうち、最優秀賞に選ばれた金目中2年の鈴木唯那さんは、祖母が難病を患っているが外見では分からないことに触れ「見た目で分からなくても助けを求めている人に気を配れるようになりたい」と話していた。

1面0324-1 現在、平塚北図書館(丸島隆雄館長)で開催中の小さな展示会「知られざる福井準造 社会問題研究者から農政家、政治家へ」で紹介されている福井準造(1871-1937)の名前を聞いたことがあるだろうか? 中国にはじめて社会主義を紹介した人物として中国国内ではよく知られているが、それとは逆に日本国内での知名度は低い。社会学者として、農政家として、政治家として様々な活躍をした準造。今週はそんな彼の知られざる姿を追った。
 福井準造は1871年、現在の平塚市豊田小嶺に生まれた。地主の子として生まれた準造は18歳の時に上京し慶応義塾で英文学を修める。卒業後に社会主義思想、社会問題
、文学などの研究・執筆を開始。
 この時に出版されたのが翻訳書『十九世紀列国史』と『近世社会主義』の2冊の本だ。特に1899年に出版された『近世社会主義』は中国に初めて社会主義を紹介したとされ、歴史的にも高い評価を得ているという。だが日本国内では長らく評価されることもなかった。というのも自身が地主階級である準造はいわゆる社会主義を推める立場になかった。本に書かれたのも社会主義という思想そのものについてであり、その立場はあくまで研究者だったようだ。
見直される実績
 こういった背景が準造の評価を低くした側面があるが、転機が訪れたのはその死後、昭和30年のことだった。中国の歴史家、郭沫若が来日した折、「自分がはじめて社会主義を学んだのは福井準造の『近世社会主義』からだ」と語ったのだという。だがその場にいた日本人は誰も準造のことを知らず、これを機に改めて準造は社会主義学者として見直されることになる。
 『近世社会主義』執筆後、準造は自身の家業でもある農業の問題に関心をうつす。1903年にはバラバラな形で整っていなかった水田を企画的に整備しなおし、排水改良するなどの耕地整理を県下で初めて手がける。1908年には立憲政友会から立候補して衆議院議員として2期を務めた。その後は東京米穀商品取引所常務理事、日本倉庫株式会社監査役などに就任し実業家としても活躍したという。
祖父としての準造
 そんな準造の晩年を知るのが孫の福井榮一さん(85)だ。5歳の頃に死別しており、あまりそれらしい記憶はないそうだが「準造に連れられて電車に乗る時に、いつも来る車両じゃなくて流線型のちょっと違うやつじゃなきゃ嫌だ。とか駄々をこねたみたいですね」と笑う。もっとも「母には『おじいちゃんをそんな寒空の下で待たせて!』みたいな小言を言われて。そっちの記憶の方が大きいです」と頭をかく。またこんなエピソードも。「祖父は和食ではなくトーストとミルクティーなどを朝食にする人だった。それで、マグの底に砂糖が溶け残ったものを飲ませてくれるんだけど、甘いものがほしくてよく横に座っていた」と懐かしむ。社会学者、農政家、衆議院議員と様々な顔を持つ準造も孫の前ではひとりの“おじいちゃん”だったことが窺い知れる。
 1937年12月10日、準造は66歳でこの世を去った。没後に郭沫若の発言から再評価されるもその知名度は今も決して高くはない。館長の丸島さんは「住みやすいまちも大切だけど、地元の歴史や偉人にも目を向けてほしい」と願い、準造の没後80年となる今年、展示会を開催している。展示会は来月16日まで開催しているので足を運んでみてはどうだろう。
問い合わせ:北図書館☎︎53−1232

0317 2面 防災マップ-1
 平塚市はこのほど、平成24年に各家庭に配布していた防災マップ・津波ハザードマップを改定し、17日に11万3,000部を全戸配布することを発表した。
 今回配布されるマップは平成27年3月に県が国の新たな知見を取り入れ、想定外をなくすという考えのもと「津波浸水想定」を見直し、同年5月に「神奈川県地震被害想定調査報告書」を公表したことから、それらのデータを反映させた内容。
 地震防災マップには、平塚市内の大部分で震度7を記録し、1,200人以上の死者を出すと予想される「大正型関東地震」が発生した際の「揺れやすさ」や「建物被害予測」を反映。被害想定や建物被害の特徴に加え、室内の安全対策や4月から始まる建物の耐震診断の全額助成、関連する補助金制度などの情報が盛り込まれている。縮尺は1/27,500とした。
 津波ハザードマップでは最大浸水面積2㎢、津波の高さ9.6mを起こす地震を想定した。レイアウトや縮尺を変更し見やすさを向上させたほか、地図中に等高線や海抜の値を書き込み、地形の変化を見て取れるように陰影をつけた図も使用されている。また、災害発生時の避難時間の記入欄が設けられており担当課では「各家庭ごとに避難経路と時間を確認してもらいたい」と話している。縮尺は1/10,000で、拡大部分は1/5,000となっている。
 マップはA1判両面4色カラー印刷をA4サイズに折りたたんだもの。広報ひらつかと同時配布されるほか、災害対策課窓口、市民課窓口、公民館などに配布・配架され、市のウェブページでも公開される。
【写真上】「津波ハザードマップ」
【写真下】「地震防災マップ」
0317 2面 防災マップ-2

0317 2面 長屋 神奈川大学経営学部の学生らが考案した日本酒が現在、相州長屋(宝町6−2)で販売されており話題を呼んでいる。
 この日本酒は同大学の学生と泉橋酒造株式会社(海老名市)の共同制作によるもの。ピンクとブルーのパステルカラーのラベルに印象的に商品名が印字された「咲け-SAKE-」は学生らが市場調査、ターゲットの設定、商品コンセプト、ネーミングといった開発に携わった。ネーミングには新生活を始める若者が桜のように満開に咲いてほしいという願いが込められている。
 同店店長の内田 潤さんは「若者の日本酒離れに若者が取り組んだ意欲作。日本酒の魅力は残しつつ飲みやすい味わいなので幅広い年代の人に楽しんでもらいたい」と話している。同店では300mlボトル1,800円(税別)で提供中。

0317 2面 平塚RC 今年で創立60周年を迎える平塚ロータリークラブ(清水孝一会長)は5月12日(金)、株式会社ジャパネットたかた前社長で株式会社 A and Live代表取締役の髙田 明氏を講師に招いての記念講演会「伝える力」をラスカ平塚で開催する。
 髙田氏は大手通信販売会社ジャパネットたかたの創業者。時に自らテレビ・ラジオに出演し独特な声や語り口で商品を紹介する姿はお茶の間にも浸透し、同社を全国区に押し上げた。講演では自分の考え・想いを伝える重要性や、「伝える力」を身につける方法について語る。
◇日時:5/12(金)18:30開演
◇会場:ラスカ平塚6F ラスカホール
◇料金:入場無料 ※中学生以上対象
◇応募締め切り:4/12(水)
◇申し込み:往復ハガキ往信面に住所・氏名・受講希望人数・電話番号・メールアドレスと“ジャパネット髙田講演会応募”を、返信面に住所・宛名を明記し【〒254−0812 平塚市松風町2−10 平塚商工会議所内 平塚ロータリークラブ事務局】まで郵送。※応募者多数の場合は抽選
◇お問い合わせ:同事務局☎︎23−5955

0317 2面 ほっとミーティング
 平塚市では、まちづくりについて市民が落合克宏市長と直接語り合う「市長と語ろう ほっとミーティング」の参加者を現在募集している。
 今回は花水公民館で4月26日(水)19時から、「子育て・高齢福祉・安心安全」をテーマに開催される。対象は花水、なでしこ地区に在住・在勤・在学の人で定員15人(超えた場合は抽選)。応募は電話かメールで、締め切りは3月24日(金)。傍聴希望者は当日直接会場へ。◇問い合わせ・申し込み=市市民情報・相談課☎21-8764

 平塚市では新生活のはじまりに伴い、1年の中で転入転出等の手続きがもっとも多い3月末と4月初めの土・日曜日に市役所本館1階と3階の一部窓口を開庁する。扱いがあるのは市民課、こども家庭課、保険年金課、教育総務課の4課。いずれの課も業務内容によっては他の市町村や関係機関への確認が必要な手続きなど、当日中に取り扱いできない場合がある。詳細は各担当課へお問い合わせを。

0317 1面1
 大磯町と二宮町、それに中井町を聴取エリアとする「FM湘南マジックウェィブ」(85.6MHz)が来月23日(日)開局する。エリアの狭いコミュニティFMは地域情報と災害時の情報の伝達が大きな役割であるが、この局はそれに加え、特に子どもたちのためになるラジオを目指すという。開局に向け、今準備が急ピッチで進んでいる。

FM局を設立するのは、「星槎国際高等学校」など教育機関を運営し大磯町と二宮町にも教育施設を持つ学校法人国際学園。開局準備室長の増田明雄さんによれば、学校法人による設立は全国的にも珍しいという。これまで、生徒の希望をなるべく実現させようと劇団や和太鼓などの活動に取り組んできた同学園。FM局も生徒の「やってみたい」との声を受け、取材や番組制作によってコミュニケーション力が培われるなど大きな効果が期待できることから、設立を決めた。
 さらに増田さんは、将来を背負っていく子どもに地元を好きになってもらうと共に、局の運営を通じて子どもと大人の世代を超えた関わり合いを作り、ひいては地域の活性化に繋げたいと考えている。
子どもも出演
 そのために、地元の小中学生が参加する番組も企画している。現在6人が参加を希望し、日頃疑問に思っていることを自分たちで調べるような内容を予定している。
 また3町の保育園や幼稚園、小中学校を回って先生方にインタビューする番組も放送し、子どもたちに聞いてもらえるラジオ局を目指す。さらに保育園長らに聞く「子育て相談・情報」も。もちろん役場からのお知らせ、イベント情報、名物町民の紹介など地元に密着した情報と共に、防犯防災に関するお知らせや災害発生時に必要な情報も提供する。
若者と大人が協力
 現在開局準備のため、大学生と星槎学園の生徒、それに地域のボランティア34人が研修や番組制作を行っている。
 その中で「子どものために」という同局の理念に共感し参加を決めたのが、中井町の海野美和さん。2人の子を育てる中で近隣の市や町の夜間休日における当番医の情報が必要だと感じた経験から、そうした医療情報を発信したり、小さな子どもがいても好きなことをあきらめずに手芸など作品作りをする女性たちを紹介することなどを考えている。
 一方、30人を占める学生を束ねるのが、茅ヶ崎市にある文教大学情報学部2年の八幡美樹さんと桑原 翔さん。八幡さんが開局を知り、これまでコミュニティFMにリポーターなどとして関わった経験がある2人は、参加したいと手を上げた。このうち、桑原さんは以前から興味を持っていたアートに関する情報番組「ラジオ・デ・アート」の準備のため取材を進めており「地元の人が見慣れていても、魅力的なものは一杯ある。それを取り上げて地域に根ざした番組を作りたい」と意気込む。
 取材を通じてまちの魅力を掘り起こし、それをきっかけに地元を好きになる子どもや大人が増える。このFM湘南マジックウェィブがそうした流れを創り出せれば、将来地域を元気にする一つのツールになるかもしれない。  
 
【写真TOP】FM湘南マジックウェィブのスタジオ
【写真下】研修を受ける海野さん(右)/大磯「つきやま」で取材中の桑原さん(中)

0310オーレ
 湘南ベルマーレの2017シーズンが始まった。先月27日には敵地水戸に乗り込み勝利。今月4日にはホームに群馬を迎えての開幕戦を迎えた。サポーターの期待も最高潮に高まっていたこの日の試合は前半10分、高校No.1ディフェンダーとして注目を集めていたルーキー、杉岡大暉の左足でゲームが動いた。ディフェンダーながら高い位置まであがってきた杉岡はそのまま自身で中に持ち込み角度のない位置からシュート。見事にネットを揺らして鮮烈な本拠地デビューを飾った。これに負けじと今季キャプテンを務める高山薫が49分にPKを決め、54分には群馬に1点を返されるものの73分には再び高山。持ち味を最大限に発揮したスプリントで一気に前線まで駆け上がり菊地俊介からのパスをゴールにねじ込んだ。新戦力と既存の戦力が融合し3−1の快勝を収めた湘南。J1復帰はもはや当然という周囲の期待に応えられるか、いよいよ船は走り出した。
攻守に躍動した杉岡。さらなる活躍にも期待がかかる
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
映画0310
『素晴らしきかな、人生』(2016/アメリカ)
監督:デヴィッド・フランケル 脚本:アラン・ローブ
出演:ウィル・スミス/エドワード・ノートン/ケイト・ウィンスレット 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
 ある話題作の開映時刻に間に合わず、たまたま時間があうのが本作だった。邦題がフランク・キャプラの名作とほぼ同じで、損をしている気がしたが、思わぬ拾い物であった。舞台はクリスマス間近のNY。ウィル・スミス演じる広告代理店のやり手経営者が、6歳の娘の死から2年も立ち直れずにいた。会社の存続を危ぶんだ共同経営者のエドワード・ノートン、部下のケイト・ウィンスレットとマイケル・ペーニャが、スミスが広告と人生の三原則だという「愛」、「時間」、「死」を具現化した存在を、三人の無名の役者に演じさせて、スミスの目を覚まさせようと画策する…。スミスばかりでなく、役者たちと行動を共にする、ノートン、ウィンスレット、ペーニャもまた「愛」、「時間」、「死」に関わる問題を抱え、役者たちに救われていく。最後には、スミスの意外な真相も明かされ、それぞれが人生の新たな一歩を踏み出していく。哲学的な主題を、絶妙な人物配置と寓話性で97分で語ってみせる手際もお見事。その後に観た話題作より本作をオススメする!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

0310 2面 子ども自立生活支援センター1
 2009年に県立平塚湘風高等学校に再編されて閉校した県立五領ヶ台高等学校の跡地の一部(片岡991−1)に建てられた県立子ども自立生活支援センター(愛称“きらり”)で4日、竣工式が行われた。同センターは乳児院、児童心理治療施設、障害児入所施設の3つが一体となった県内で初の施設。竣工式には黒岩祐治県知事をはじめ関係者約100人が出席し、式典後には内覧会が行われた。
 同施設は3つの施設を一体的に運営し、障害や年齢に応じた専門的で切れ目のない支援を提供する複合施設となる。乳児院は概ね0歳から2歳の乳幼児が生活する場所で定員は12人。家庭での養育が困難な乳幼児や、重篤な虐待を受けた乳幼児などを入所させる。県内には同様の施設が10カ所設置されており、同センターは現在横浜市青葉区にある中里学園乳児院が移転する。
 児童心理治療施設は主に軽度の情緒障害や知的障害を伴わない発達障害のある小・中学生が治療のために2年ほど生活する施設。地域の学校には通学せず、施設内の市立金目小学校、市立金目中学校の分校で教育を受ける。定員は42人となっている。
 障害児入所施設では幼児から高校生程度の年齢の知的障害や知的障害を伴う発達障害をもつ子どもが自立を目指し生活する。地域の特別支援学校や特別支援学級に通学する予定で、定員は42人。現在、横浜市港南区にある県立ひばりが丘学園の児童入所部分が移転する。
 いずれの施設でも医師、看護師、児童指導員、心理士などさまざまな職種の専門家が一人一人に合わせた治療やケア、支援を行なっていくことになる。治療的養育と個別支援が可能な生活環境を提供する先駆的な施設として、県内児童福祉分野の中心的役割を担う。竣工式で黒岩知事は昨年7月に津久井やまゆり園で起きた事件を契機に定められた「ともに生きる社会かながわ憲章」に触れ、「この精神を広め、障害者とともに生きる社会の実現を目指す。この施設はまさにそういう施設」と力強く語った。
【写真TOP】施設外観
【写真下】職員の説明を受ける黒岩知事
0310 2面 子ども自立生活支援センター2

0310 2面 大磯町青年部 大磯町商工会青年部(吉川喜徳部長)では発足50周年を記念し、スタンプラリー形式のイベント「謎解き探偵 宝探し大冒険」(鈴木一成実行委員長)を20日(月・祝)に開催する。
 地元の子どもたちに自分たちの暮らす地域のことに興味を持ち、より深く知ってほしいとの思いから企画された同イベント。大磯駅周辺3.5km圏内の店舗や旧跡、歴史的建造物などを巡りヒントを集めながら“お宝”を探す内容となっている。現在はイベントに協力する駅周辺の12店舗と実行委員らが準備の真っ最中で、いよいよ大詰めを迎えている。
 鈴木委員長は二宮町の商工会青年部にも所属しており、二宮駅周辺で行われる職業体験イベントを手がけてきた実績を持つ。その中で「観光都市を目指す大磯でまずは地元の子どもたちに大磯の歴史を知ってもらい、新しいお店を発見してもらいたい。自分の町を知ることで初めて町外に発信していける。恥ずかしながら自分も大磯の歴史の半分も知らなかった。このイベントを作り上げていく中で大磯のことがもっと好きになった。大磯のことを楽しく学べるよう工夫を重ねたイベントなのでぜひ多くの方に参加してもらいたい」と意気込む。
 一方、イベントに協力する店舗の1つ、At GALLERY N’CAFEを営むイラストレーターのたかしまてつをさんは自身も大磯に越してきて1年経たないほど。イベントに参加することで自分自身、新しい発見があるという。「楽しい冒険をしながら大磯のことをより知ってほしい」と笑顔を見せる。
 詳細なイベントの情報は同部のFacebookページで確認できる。参加用の「宝のスタンプ地図」は小学校などを通じ大磯、二宮町内の子供たちに配布されている。町外からの参加も可能で、当日は大磯町観光協会で地図を配布するという。また安全面を確保するため、必ず親子での参加を呼びかけている。
日 時:3/20(月・祝)9時30分〜15時 雨天決行
会 場:大磯駅周辺
参加費:無料
問い合わせ:同青年部☎︎61−0871(大磯町商工会)

0310 2面 吉田茂邸 2009年に焼失し、昨年再建した旧吉田茂邸(西小磯418)で消防訓練が行われた。邸宅は県立大磯城山公園内の郷土資料館の別館として来月1日に開館予定だ。
 訓練は建物内部からの出火を想定し行われた。まず同公園関係者による119番通報、初期消火活動、来場者の避難誘導を実施。その後大磯町消防による消火活動が行われた。再建された邸宅は消火薬剤を散布するパッケージ型の消火設備を備えており、防犯カメラやセンサーも設置。管理棟には24時間体制で職員を配備し、機械警備と有人警備の2本立てで有事に備えるという。
 訓練を見守った大磯町の中﨑久雄町長は「後世に残すべき重要な建造物」と話し、訓練に参加した隊員らは火事の教訓を活かすべく真剣に訓練に望んでいた。

0310 2面 ららぽーと 昨年10月のオープン以降、周辺住民の新たなランドマークとして定着してきたららぽーと湘南平塚(天沼10−1)で2日、春の火災予防運動にあわせた消防訓練が実施された。
 「地震発生後、1階南エリアから出火炎上した」との想定で行われた訓練は、まず従業員による119番通報、初期消火が行われ、その後平塚市消防本部による放水訓練と要救助者の救出が行われた。訓練にはららぽーと職員やテナント従業員も含め300人以上が参加。従業員と消防隊との連携なども確認され、円滑に訓練は行われた。
 同施設オペレーションセンター所長の相馬展之さんは「オープン以来、火災は発生していない。周辺にはマンションや戸建て住宅も建設されていくが、まずは店舗がこの状況を継続して行きたい」と総括した。

0310三十路式今年で5回目を迎える30歳を祝う集まり三十路式(竹谷央之実行委員長)が来月16日に開催される。対象となるのは平塚、大磯、二宮、中井出身の今年度30歳を迎える約3000人。現在実行委員が開催当日に向けて準備を進めている。
 今年は地域貢献を主なテーマに掲げ協賛企業への還元に注力したという。当日のパンフレットの中に各店舗の優待券などを入れ、参加者が地域の企業を利用するきっかけづくりをした一方、回収された優待券の枚数に応じて企業側にキャッシュバックをするなどの仕組みを考案した。参加者数700人を目指し各中学校の代表者が声かけを行なっており、上々の反応だという。
 竹谷委員長は「30歳になれば疎遠になってしまう友人もいるし付き合う友達も限られる。地元の仲間と再会する場になれば」と同級生たちに参加を呼びかける。式の詳細はhttp://misozi.net/で確認を。

0310 3面吉沢小 小学生が、地元の祭につきものの太鼓や神輿を体験する授業が1日、平塚市立吉沢小学校(阿部満佐子校長)で行われた。
 これは地域に伝わる文化を学んでもらおうと、2年前から3年生を対象として「総合的な学習」の時間に行われているもの。1日は同小学校学区内にある八坂神社の氏子や地域の住民ら9人が、毎年7月の例大祭で使う太鼓と子ども用の神輿を持って訪れた。児童は最初に氏子による実演を見た後、順番に太鼓の演奏を体験。短いフレーズを覚え、息を合わせて叩いていた。
 威勢の良い掛け声に合わせて神輿を担ぎ祭の雰囲気を楽しんでいた児童の1人は「太鼓がバチをすごく弾いた。また叩いてみたい」と笑顔。指導にあたった久永哲也さんは「太鼓をもっとやりたい子は、ぜひ近くの祭りに行ってみてください」と呼びかけていた。

0310土沢中 平塚市立土沢中学校(林 孝之校長)は2日、アテネオリンピック男子体操団体金メダリスト、中野大輔さん(34)を招いての生き方を学ぶ講演会を実施した。
 中野さんは2004年、九州共立大学在学中にアテネ五輪体操団体に大学生として唯一選出され、当時28年ぶりの金メダルの獲得に貢献した。それまでの道のりや成功、挫折の体験を引き合いに「思い通りにならないことの方がはるかに多いけど、やりきることが大事」と継続することの大切さ、諦めないことの重要性を生徒らに伝えた。
 講演の後には、勝ち抜いた生徒がオリンピックの金メダルを首にかけさせてもらうというじゃんけん大会を開催。普通に生活していてはまず体験できない貴重な体験に生徒たちも頬を緩めていた。

0310 1面1
 火事や災害の際、消防職員らと共に地域を守る役目を担う消防団員。6年前の東日本大震災を始め、相次ぐ災害の時にも頼りにされる存在であるが、その数は全国的に年々減少しており、担い手を確保するための取り組みが各地で行われている。先月、大磯町消防団も女性団員の募集を開始した。現在の団員数は12分団合わせて176人。定数184人に占める充足率は95%と高いにも関わらず、なぜ女性が必要なのか。そしてどのような活動が期待されているのだろうか。

 消防団員は、全国で856,278人(昨年4月時点)。年々減り続け、この20年で10万人以上減少している。地域防災力の低下を懸念し、国は女性団員を増やすよう自治体に働きかけてきた。それを受けて女性の数は毎年増加を続け、23,899人(同)となっている。
 女性団員の募集を始めた大磯町消防団の奥野和夫団長はその背景について「昔は職人さんや自営業など地域で働く人がたくさんいたが、今は町外に働きに出るサラリーマンが多く、団に入る人を探すのはなかなか大変」と話す。新しく入る若手が少ないため、同じ人が長く務めるケースも多い。そのため団員の高年齢化が進んで平均年齢はじわじわ上がり、昨年4月時点で全国平均の40.5歳より高い43歳となっている。団の中では、数年先の状況を考えた場合に次の世代が育っていないとの危機感が強いという。
期待される役割
 そこで町では新たな担い手を育てるため、まず学生への呼び掛けを始めた。成人式で声をかけたり、就職活動の際に活用できる「消防団活動証明書」を交付する制度を導入したりして、来月から1人が入団する見込みだという。
 今回の女性団員募集は、担い手確保の第2弾である。そこで気になるのが、体力の違う女性にどの程度の活動ができるのかという点だが、奥野団長は「女性ができることはたくさんあります」と力を込める。団の活動は、火災の際の出動が平均年に2回ほどで、実際には平常時の方が多いという。女性団員には火災予防の呼びかけや地域の防災訓練への参加のほか、災害時には情報を集めて整理するなどの後方支援活動が想定されている。さらに第6分団(国府新宿地区の一部)分団長の丸山重信さんは、団員15人中13人が会社員で日中は地域にいないことが多いと指摘し「地域にいる女性に昼間活動してもらえたらいいですね。例えば団員が巡回して地域の方に安心感を持ってもらうのも大事な活動ですから」と話している。
県内では女性が活躍中
 1市2町には、「平塚パワーズ」「女性防火クラブ」(大磯町)「女性防災隊」(二宮町)といった女性が活躍する防災グループはあるが、いずれにも消防団員としての女性はまだいない。県内を見渡せば、1,100人を擁する横浜市を始め、33の自治体のうち半数の17自治体で約1,300人が活動中だ(昨年4月時点)。近隣の茅ヶ崎市でも、女性団員が火災予防の啓発や訓練のほか高齢者宅を訪問しての防火指導などで活躍している。
 奥野団長は「地域のことを知りたい」「町の活動に参加したい」などの理由から消防団に関心を持つ人もいるので、そうした人を入団に繋げたいと話している。
 ◇募集締め切りは今月21日(火)。問い合わせ=大磯町消防本部消防総務課☎61-0911
【写真TOP】茅ヶ崎市の女性消防団員(提供=茅ヶ崎市消防本部)
【写真下】第6分団の点検の様子/奥野団長(左から2人目)と副団長の3人

緑と青-02
湘南ベルマーレの2017シーズンが始まった。3年ぶりのJ2リーグを戦う上で、今シーズンは今一度初心に戻り、ベルマーレらしいアグレッシブなプレー、謙虚な姿勢で試合に臨む。スターティングメンバーで出場する選手、ベンチの選手、試合メンバーに入らなかった選手、31人の全選手が同じ方向を見て、目の前の試合に全力で戦えるのが湘南ベルマーレの強みである。また、どんな時も熱く、声を枯らすまで声援を送り続けてくれるサポーターの皆さんの存在は常にチーム、そしてクラブに力を与え続けてくれている。共に走り、共に戦い、勝利を分かち合う。今シーズン、よりたくさんの笑顔を届けられるようぶどんな相手にも真っ向からぶつかって勝利を掴みにいく。ぜひ、その劇空間をスタジアムで感じてほしい。
今シーズンも走りぬきます!
文:猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

0303逸品
 平塚逸品研究会(元吉雄一会長)に所属する会員店舗39店の1年間の研究の成果が一同に会するお披露目会が先月23日、平塚商工会議所で行われた。
 昨年、全国コンクールで呉服店の花呉装(伊勢原市伊勢原3-2-6)がグランプリ、洋菓子店のマ・コピーヌ(西八幡3-5-6)が準グランプリに輝くなど全国での活躍も著しい同会。
 元吉会長は「全国で(準)グランプリを獲った2店舗のようなスター選手を輩出したい」と意気込む。マ・コピーヌの松元しのぶさんは「立場も中堅になってきた。会を引っ張る立場として自覚ある活動をしたい」と話していた。

0303 2面はるみ2 平塚生まれの米「はるみ」が、今年度の「米の食味ランキング」において、県内産の米では初めて5段階のうち最高の特Aと評価された。
 このランキングは、農産物の品質の検査等を行う日本穀物検定協会が毎年公表しているもので、今回は昨年採れた米の141の産地品種銘柄が対象。このうちはるみを含む44銘柄が特Aの評価を受けた。
 はるみは平塚市内にあるJA全農営農・技術センターで開発された。キヌヒカリとコシヒカリを交配した品種で、つやがあり甘みが強いのが特徴という。JA湘南管内では平塚市と大磯町で栽培されており、昨年の出荷量は約165tと県内で最も多い。
 JA湘南あさつゆ広場によれば、ランキング発表後の反響は大きく通常の何倍もの売れ行きで、同店の在庫はほとんどない状態だという。
写真=いずれもJA湘南提供

0303消防表彰
 平塚市消防本部(吉野典明消防長)は先月23日、昨年11月13日に平塚市大原のマンションで発生した建物火災に際し初期消火活動と避難誘導を行なった市民3人を表彰した。
 表彰されたのはいずれも市内在住でマンション管理組合理事長の篠原英二さん(62)、大学院生の永島英敏さん(24)、会社員の井出昌義さん(61)。火災発生時に井出さんは周知と居住者の避難誘導を行い、篠原さん、永島さんは設置してあった粉末消火器をつかって初期消火活動を行なったという。篠原さんは「初めての経験だったがけが人も出なくてよかった」、永島さんは「消火の時は無我夢中で。ボヤで済んでよかった」と振り返った。
 吉野消防長は「みなさまの勇気ある行動がなしえたもの」と危険を顧みず消火活動を行なった3人の行動を讃えた。
【写真】永島さん(中央左)と篠原さん。井出さんは欠席

0303消防訓練
 平塚市消防本部は先月22日、市内大神の相模川河川敷で大規模火災対応の合同訓練を横浜市消防局航空隊と実施した。
 訓練はヘリコプターに取り付けられた散水バスケットへの水の補給訓練、河川からの採水訓練、消火訓練などを中心に行われた。平塚・横浜の消防隊に加え、茅ヶ崎市消防本部、大磯町消防本部も参加。同航空隊は神奈川県下消防相互応援協定に基づき水難救助などでは活躍しているが、今回は広範囲の火災を想定した訓練だった。
 1tの水を運べるバスケットへの給水は、航空機のプロペラ音やダウンウォッシュ(吹き降ろし)などの影響で熟練の消防士といえども訓練なしに行うことは難しいという。訓練に参加した消防士はハンドサインなどを駆使して給水を実施していた。

0303自衛隊
 自衛隊神奈川地方協力本部平塚自衛官募集相談員会(大貝憲三会長)は先月25日、平塚市勤労会館で「自衛隊入校入隊予定者激励会」を開催した。
 会には平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町などから防衛大学校入校予定者、一般曹候補生、自衛官候補生など30人以上が参加。来賓として河野太郎衆議院議員、牧島かれん衆議院議員らが列席、稲田朋美防衛大臣からはビデオメッセージが送られた。河野衆議院議員は「国防に止まらず大規模災害の発生時などにいち早く現地に駆けつけ救助活動をする姿に尊敬の念は一層大きくなっている」と挨拶。1人1人に記念品が手渡されると入隊入校予定者らは「頑張ります!」と力一杯挨拶をしていた。
 主催者代表の大貝会長は「自衛隊は努力すれば必ず報われる組織。可能性を信じて努力してほしい」とエールを贈った。

0303清水学園
 市内根坂間の清水学園付属幼稚園(高橋利夫園長)は先月27日、東海大学秋山泰信教授と応用化学科の学生らによる科学遊びショーを開催した。理科の面白さに親しんでもらおうと、父兄らが企画した。
 ショーでは液体窒素を利用して風船や生花、ゴムボールなどを冷却することでおこる変化を実験。園児らは身を乗り出して見守るなど興味津々といった様子だった。体験コーナーでは園児が入れる特大のシャボン玉、ペットボトルを使った雲作り、片栗粉を使った粉粒体の実験などが行われた。これらは、理屈は大学レベルのものでも園児らが楽しめるように工夫して学生らが考えたという。
 秋山教授は「園児たちには理科の楽しさを理屈ではなく感じてほしい。学生らはこれから中高生に理科を教える立場になるが、理科の楽しさを園児に伝えることができるというのは大きな力になる」と話していた。

0303 1面1さしかえ
 大磯町に、海を望める所に青々とした松林の広がる「大磯こゆるぎ緑地」(西小磯82-3、滄浪閣そば)がある。元々は手入れもされず荒れていたこの一帯を復元したのは、NPO法人「大磯町内の松並木敷地を大切にする会」の代表・岡田豊太郎さん(78)たち。町の木であり町の歴史の象徴の一つとも言える松を次の世代に引き継ぎ、ゆくゆくは白い砂に青々とした松林の続く「白砂青松」を復活させたいと地道に活動を続けている。

 松並木の近くに50年以上住む岡田さん。年々木が弱っていくのを見ているうち徐々に松への関心が高まったという。そこでいろいろ知りたいと数冊の本を読み、出会ったのが菌類学者の小川 眞氏の著書。松と共生する菌根菌という菌類や炭を使って松を元気に出来る方法が、一般の人にも分かりやすく紹介されていた。「本当にそんなことが可能なのか」と驚いた岡田さんは、自分でやってみようと平成20年に同会を立ち上げた。
1人で始めた再生
 そこに、松の保全を行いたいと考えていた大磯町から声がかかり、現在の「大磯こゆるぎ緑地」の再生を依頼された。町では、海沿いの松が開発により減少すると共に、残っている木も生育状態が悪化していることに危機感を抱き、保全のため松林の一部を平成15年に県と共同で購入。しかし手入れをする余裕がなくそのままになっていた。そこで岡田さんが、平成21年から1人で手入れを始めた。
 まず松以外の木を抜き、灌木の茂みや地面をはう蔓などを取り払う。そして自ら育てた松の苗を、炭と菌根菌と共に植えていった。途中から2人の仲間が手伝いに加わり、試行錯誤しながら作業を続けて6年。以前とは見違えるほどの心地よい場所になった。近所の人が犬と散歩したり、町外からウォーキングで訪れたりする人も。岡田さんにとってもここが「一番の宝物」だと言い、もっと多くの人に知ってほしいと願っている。
 そして今、主に活動を行っているのは町立大磯中学校の校庭。ここでも松林を再生させようと、78歳の岡田さんが「後継者」と呼ぶ斉藤恒之さん(65)らと共に黙々と作業を続けている。「松は手入れして2年もすれば元気になるから、またやろうという気になる。松に関わるのが好きだからやれるんです」と、岡田さんはそのやりがいを語る。

いつか「松林のベルト」に
 
 こうして活動を続ける中、少しずつその輪が広がりを見せている。「大磯こゆるぎ緑地」の掃除中、通りかかった近くの住人が活動に関心を持ったことをきっかけに、住人が協力して松林の手入れができないか模索する動きも始まった。また大磯中学校の作業では、伐った木を薪ストーブに使いたいという人が週末などに手伝ってくれ、「ありがたい」と斉藤さんは話している。
 岡田さんは「民有地にこうした活動が広がって、みなさんが松林を手入れしてくれるようになるといいですね」と話す。斉藤さんも、「そうした場所が繋がって『松林のベルト』ができたら」と願い、そんな日を夢見ながら、今日もまたノコギリや枝切りばさみを握り、黙々と力仕事に汗を流す。
岡田さんたちの他、こうした活動を各地で続ける団体などが集まり活動報告を行う「第11回『白砂青松再生の会』大磯大会」が今月10日(金)に開催される。一般の人も参加可能。11日には、東日本大震災の際津波に耐えた陸前高田市の「奇跡の1本松」にルーツを持つ松の植樹も行われる。
◇日時:3月10日(金)13時30分〜
◇会場:大磯町福祉センターさざれ石
◇定員:50人(申し込み不要)◇問い合わせ=大磯町都市計画課☎61-4100(代表)
【写真TOP】「ここが一番の宝物」と話す岡田さん
【写真下左から】
現在の大磯こゆるぎ緑地/以前の同緑地の様子(大磯町提供)/大磯中学校で作業をする斉藤さん

映画連載 0224
『ザ・コンサルタント』(2016/アメリカ)
監督:ギャビン・オコナー  脚本:ビル・ドゥビューク
出演:ベン・アフレック/アナ・ケンドリック/J・K・シモンズ 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
 ジェイソン・ボーン、ジャック・リーチャー、ジョン・ウィック、ロバート・マッコールといえば、近年のサスペンス・アクション映画に登場した凄腕の殺し屋たちの名だ。彼らの正体を知らずにうっかり手を出した者たちは、自滅の道をたどることとなる。本作の主人公クリスチャン・ウルフもその系譜に属する。会計コンサルタントという表の顔を持つ彼は、実は裏社会の会計士であり、殺し屋でもある。ある日、表の顔として大企業の財務調査依頼を受けたクリスは、不正に気付いてしまったことから、一緒に財務調査にあたっていた経理担当の女性・デイナともども、命を狙われる羽目に。当然、クリスを狙う殺し屋たちは手痛い返り討ちに遭う。だが、本作が一味違うのはここから。クリスは幼い頃、自閉症を克服するために軍人の父から徹底的に特殊技能を叩き込まれた。巧みに張り巡らされた伏線がパズルのピースのように嵌まっていくと、物語は意外や意外、クリスばかりかデイナやクリスを追う人々と家族との愛情のドラマへと転じていく。ラストには、不思議な爽快感すら沸き起こる。続きが観たくなる作品だ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

 平塚市と大磯町、二宮町はこのほど、それぞれの来年度当初予算案を発表した。 
 平塚市は、一般会計855億5,000万円、特別会計874億2,160万円、企業会計309億1,000万円の総額2,038億8,160万円で、昨年度に比べ約180億円、9.7%増、全会計の合計では過去最大となる。これは、主にKEIRINグランプリ2017開催に伴う競輪事業特別会計が大幅増になったことによるもの。
 一般会計の歳入は、大型商業施設などの新設で固定資産税が増え市税が9億3,000万円余りの増収となっている。
 歳出については市立相模小学校移転のための用地取得費用などで前年比33億円、4%増。このうち民間保育所助成事業では、市外から転入し市内の民間保育所に就職した保育士に対する貸付金制度を創設。県内の自治体では初、全国的にも珍しいという。今年度は1人100万円で10人分、計1千万円を計上し、5年間就労すれば返済を免除することで保育士確保を図る。また認知症の早期診断・対応に向けた体制を整備するため「認知症初期集中支援チーム」を設置するほか、高齢者よろず相談センターを13カ所に増設し、子育てと福祉に力を入れ「選ばれるまち」に向け取り組んでいくという。このほか、ShonanBMWスタジアム平塚の照明設備のLEDへの更新、大神地区のツインシティ整備事業、ビーチパークゾーンでの津波避難施設の設計業務委託などが盛り込まれている。
 大磯町は、一般会計が過去20年で最大規模だった昨年度に次ぐ98億5,300万円、特別会計が104億1,100万円の総額202億6,400万円で、今年度と比べ2,300万円、0.1%の増額となった。
 一般会計はリサイクルセンター整備費の減少などにより2億7,200万円(2.7%)減。歳出については昨年度同様、子育て・観光などに重点を置いた。待機児童対策として現在の町立国府幼稚園の場所に設置する認定こども園の整備補助を行うほか、大磯港で計画されている「賑わい交流施設」の事業者募集などのための業務委託を行う予定。さらに、4月から指定管理者による運営が始まる「ポートハウスてるがさき」の管理運営事業も含まれる。
 二宮町の来年度当初予算案は、一般会計が76億7,600万円、特別会計が79億3,140万円の合わせて156億740万円で、今年度比9,500万円、0.6%増、過去5年間でおおむね横ばいとなった。
 町では「ずっと住み続けたいまちづくり」を目指し、災害に強いまちづくりのため災害時の行政機能確保に向けた庁舎のあり方に関する調査のほか、妊娠から出産・育児まで切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」を新たに設置することなどを予定している。

0224 2面大隅教授 大磯町は16日、大磯町在住で昨年12月にノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典東京工業大学栄誉教授に名誉町民の称号を贈った。同町の名誉町民は吉田 茂元首相らについで日本人では7人目。澤田美喜以来37年振りとなるという。
 大隅教授は昨年、不要なタンパク質を細胞が分解する「オートファジー」という仕組みの研究でノーベル医学生理学賞を受賞。これを受け町議会が昨年12月に称号贈呈を決めた。議場での贈呈式で中﨑久雄町長は「町にとって大変な誇り」と受賞を讃え「町の子どもたちに理科の素晴らしさを伝えてほしい」と挨拶。大隅教授も「もう少し落ち着いたら子どもたちと接する機会などつくれれば」と話していた。
 大隅教授は大磯の魅力について「湘南平に登って富士山を眺めるとか、美しく作られたものより自然の里山や海岸線などを歩けるのが嬉しい。こういったものを見る目は人間にとってとても大事」と話していた。

0224 2面消防指令センター 平塚、大磯、二宮の1市2町による共同消防指令センター(平塚市浅間町9−1)が今年4月から運用開始される。これに先立ち19日には竣工式が催された。
 同センターには指令台4台、指揮台1台、無線統合台1台のほか、総合型発信地表示装置や出動車両運用管理装置などが整備された。また、聴覚障害者など電話通報困難者対応設備としてスマートフォンやタブレットのアプリを利用したシステムにも対応している。総事業費は約5億8,000万円で、3交代制により各市町から計22人の職員が配備されるという。
 式典の中で神奈川県安全防災局の和田 久局長は「災害が住民の関心事になっており、ニーズが高いものになっている」と挨拶。落合克宏平塚市長は「高度で複雑な対応が求められる中、連携を強化していく」と話していた。

0224 2面ベジタマもなか-2 平塚市内の店舗などが、平塚産の米で作ったもなかの皮を使って、スイーツから軽食風までそれぞれオリジナルのもなかを開発し、21日にお披露目された。
 これは平塚産の農水産物の地産地消を目指して東海大学、平塚市漁業協同組合と市が始めたもの。皮の金型を同大学の学生が開発、皮は平塚産のもち米を原料に使って市内の種清商店で製造し、平塚の農産物PRキャラクター「ベジ太」と漁業をPRする「タマ三郎」があしらわれている。
 お披露目会には11の飲食店や菓子店などが出品。中には野菜のピューレで色を付けたバタークリームが入った洋菓子のようなもなか、コロッケや伊達巻きが挟まったもなかなど、各店のアイデア溢れる品が並び、参加者が食べ比べていた。
 来月3日(金)〜5日(日)には一般向けの展覧会を開催。会場はひらつか市民プラザで10時から15時まで。試食もできる。
◇問い合わせ=同プラザ☎20-5110

0224 2面振り込め詐欺 平塚警察署は16日、先月30日ごろにららぽーと湘南平塚の集合ATMにて振り込め詐欺被害を未然に防いだとして伊勢原市在住の主婦、大貫由季子さんを表彰した。携帯電話で電話しながらATM操作しようとする老夫婦に声かけを行い、被害を防いだという。平塚市内では今年に入り今月15日時点で6件、約1000万円の被害がすでに発生している。署員は「年度末で還付金型の詐欺が多くを占めている。我々も緊急対策を含めて被害の未然防止に努めたい」と話している。

0224 2面商議所70th 平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は16日、創立70周年を記念した式典をホテルサンライフガーデンで開催した。戦後間もない昭和22年に創立したという同商議所。現会頭の常盤さんは10代目の会頭となる。式典には河野太郎衆議院議員や落合克宏平塚市長をはじめ、市内の会社経営者ら200人以上が参加。さらに第65回湘南ひらつか織り姫でソプラノ歌手の高橋香緒里さんが歌を披露し花を添えていた。

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 いよいよ今月26日、J2リーグ2017シーズンが開幕する。開幕を直前に控えた今号では湘南ベルマーレ曺貴裁監督と水谷尚人代表取締役社長の特別インタビューを敢行。クラブとチームという異なる立場でトップに立つ2人から目指すクラブの姿を探る。
── まずは水谷社長、本紙初登場なので簡単に自己紹介をお願いします。ベルマーレに携わるようになったのはいつからですか?
水谷:2002年の秋ですね。強化部長としてです。社長に就任したのが15年の12月27日です。
── もともとベルマーレとは関わりはあったんですか?
水谷:初めは何もないです。でも2003年から平塚に住んでいて人生で一番長く住むまちになりましたね。
── そんな水谷社長と曺監督の出会いについて教えてください。
:僕が早稲田大学に入った時に2つ上の先輩にいました。
── 当時の記憶とかは。
水谷:全くないです(笑)1個あるとすれば早大サッカー部でセレクションをした時に奥野僚右という鹿島でCBやってた選手と2人で来たのは覚えています。で、奥野の方が全然上手かった。でも奥野は2浪してしまったんですよ。
── 大倉前社長は曺監督の1歳下でしたね。そのあたりの世代が集まっていますね。
:そうですね。
水谷:今度アカデミーのサブダイレクターになる人も曺の同期だね。
── 曺監督も水谷社長の記憶はないですか?
:え?(笑)いやもう、サッカーの練習なんてやってる場合じゃないっていうような1年間(笑)グラウンド整備とかサッカー以外にやることが多すぎて。
── いわゆる上下関係の下積みがあるわけですね。
水谷:立派だなと思うのは、今、帝京大学ラグビー部は4年生がグランド整備や片付けをするという。1年生は慣れない環境に来たからラグビーに専念させてやりたいっていう、立派な話だと思いますよ。実際強いしね。
── 昨年の振り返りをお願いしたいと思います。率直にどのように感じてますか?
:責任はすごく感じてます。自分たちがイメージしてきた「選手が成長すると同時にチームが強くなっていく」っていうのが理想以上に形になってきていた。これからJを目指すチームも、生き生きと躍動感のあるサッカーをやれば、ビッグクラブに対抗まではできないけど追随ぐらいはできるんじゃないかというのを1つの形として出せたと思ってました。
だけど僕が思っていた以上に、選手の成長とか環境の変化にクラブ全体が追いつけなくなってた。現実としてベルマーレというクラブが予想していた以上にいろんなことが短期的に起きた。試合に多く出ていた選手がそのタイミングで出ていくなんて僕だって予想していないし、クラブだってしていない。今の日本の制度ではそうならざるを得ない。というのをなんとなくはわかってたけど現実的にそれは予想以上の変化だったなと思います。
── ベルマーレのサッカーが湘南スタイルと言われてサッカー界全体から注目される。そういったものについていけなかった?
:2015年はFUTURE2015っていうビジョン、キャプテンをアカデミー出身から出す、登録選手の半分、レギュラーの半分を育成からというのがほぼ達成されたんですよ。古林将太、遠藤航、菊池大介、それから大卒で獲った菊地俊介、三竿雄斗、永木亮太。もう外からの選手なんていないわけですよ。それでJ1で残留は果たしましたけどそのあとが全然作れていなかった。
── それが加速度的に訪れてしまった。
:必死だったからね2014も2015も。勝ち点101で独走でっていうけどもう必死に走って来て。でもあの年も小さな変化は乗り越えて来たから当然2016も乗り越えられるだろうと思った。けどそんな甘くはなかった。
水谷:正直フロントもふわふわしてたんだよね。2014〜2015はいい時期で、黒字黒字で最高益あげて「すごいじゃんベルマーレ」と誰にでも言われる。それはしょうがないんだけどでもやっぱり謙虚にやらなきゃいけなくて。第三者の目で自分が置かれてる立ち位置を認識しなきゃいけないなと思っています。
── 水谷さんは社長就任1年目での降格でした。
水谷:強化部長をやってるときもFリーグの社長やってるときもだいたい勝ってないから勝ち運がないと思ってます(笑)。ただ社長として就任したとき、開幕前にフロントスタッフに「なんとなく緊張感ないんじゃないの?」というのは言ったことがあって。それと「おせっかいになったほうがいいよ」という話をしたんですよ。隣に座ってるんだから隣のやつのことを気にかけなよと。曺なんか偉いものでよくフロントに顔だして声をかけている。そういう状態じゃないとこの20人ぐらいのスタッフで運営しているクラブはダメだと思う。僕ももっと選手と話した方がいいかなと思っていて。そのおせっかいさが足りなかったなと思ってるので今年は話したいですね。
── よりフロントとチームが一体となって、ということですね。
水谷:他クラブに比べたら全然一体だと思うけどね。去年の終わりに曺はフロントとアカデミーのスタッフを集めて湘南スタイルの講演をしている。こういうことをするクラブはないと思うし、すごく良い講演だったし、そういうのをどんどんやっていきたい。
── 曺さんのビジョンを共有する、という内容ですか?
:僕のビジョンというか湘南スタイルをかな。「カウンターでみんなで走って」という以前に前提の話が色々あるからもっと土台の部分とか根本の部分とか「僕はこう考えている」というのを。我々ベルマーレは何が強くて何が弱いのかちゃんと認識する。勝った負けただけで語るのではなくてアカデミーのコーチもフロントもみんなで成長してチームを強くする、大きくすることによってまた可能性が広がっていく。そういう発想を持ってやりましょうという話をしました。
── 2年前にインタビューさせていただいた際に「湘南のサッカーを『お金を払ってまた見に来よう』と思ってもらう」のが証明だ、というような話をしていますがこういった考えは変わっていないですか?
:全然一緒ですよ。サッカーの監督とかベルマーレって社会の中の一部だから。そんな土日にわざわざお金を払ってわざわざ行くものがつまらなかったら誰も来ないですからね。
── その2015年シーズン、証明できたという感覚はありますか?
:それは自分ではよくわからない。
── 第三者が判断してくれればいいよ、ということですか?
:僕が証明と言ったのは自分たちがJ1でもこういうサッカーを繰り広げてやれるんだというのを見せようという話で。結果的に8位で終わったことが証明だったのかもしれない。でもそのことで変革を迫られて自分たちの首を締めた部分もあるかもしれない。もしかしたら2015年にもっと選手を入れ替えた方がよかったかもしれない。そういった考え方を監督としてサポーターの人たちと話する機会は持たなければいけないと思っています。俺も監督としてそういう選手がでてきたら今度はチームに残す以外のことも考えて頭を切り替えていかないと。当時は「絶対必要なんで残してください」しか思わなかった。
── 監督の中でも考え方がシフトした?
:世界の流れとか世の中の常識みたいなところでいうと湘南が育てた選手をビッグクラブが買っていくようなことがフェアじゃないみたいな風潮がありますよね。でもそれこそがフェアで。ビッグクラブが小さいクラブの選手を獲得するのはフェア以外の何物でもない。で、その対価は移籍金をもらうということじゃないですか。そういう準備をしておかないといけない。頭の中では考えなければいけないのはわかっていたけど、せっかくこれだけ自前の選手で成長したのにもったいないと感じていた。でも今の流れなら受け入れられる。
水谷:対価については僕らがやらなければいけない。いくらの選手に仕上げていくのかという考えがマネジメントする側に必要。今のスペインとかもう少し精神性が高くて、要は育ててくれたチームに対して、「また育ててね」という意味合いでお金を払うということが“魂”としてある。
:育成ってそのクラブが独自で育成しているんだけど、いずれ世の中にでていく商品だという発想をどのチームの監督もクラブもみんな持った方がいいように感じています。
── 新体制発表会で掲げたSPRINT for 2025はまさにそんな話でした。ACLに出るチームに、若い選手に選ばれるチームになるために何をするべきでしょう?
水谷:今年のいい例って柏から来てくれている秋野央樹。試合した相手が関心を持って来てくれるというのは非常に大きい。
── 指導者・スカウトの充実、という部分はどうお考えですか?
水谷:指導者にはサッカーを教えるだけではなく、人としてちゃんと接することができる人材がもっと必要だと思っています。それは子どもたち、若い選手だけではなくてその親ともちゃんと会話ができる。そういう人間が必要だと思っています。もう1つがスカウト。若年層のスカウトはちゃんとやってかなきゃいけない。F・マリノスさんなんかこのエリアによく来てますからね。それも含めてアカデミーのサブダイレクターも無い予算の中で来てもらいました。そこは充実させたい。
── 実になってくるのはどれくらい後でしょう?
水谷:結構時間はかかると思いますよ。やり続けないことには何もわからないですし。
── 2025っていう数字には裏付けはあるんですか?
水谷:トーマス・シャーフとかオットー・レーハーゲルは14年間1つのところで監督をやってるんです(ともに元ヴェルダー・ブレーメン監督)。曺が監督になって今年6年目で、2025で14年。で、2025年にACLに行く。っていうことでいい?
:え、そうなの?(笑)
── 若い世代でいい選手っていますか?
:何人かいますよ。ここ10年、15年ですごく変わったと思う。みんな同じ絵を描いているからトップの選手と同じことをする。それはあんまり取り上げられないけどすごい財産だと思う。これは歴史の産物というか、予想した以上に子どもたちの反応はいい。齊藤未月や石原広教、神谷優太なんかもそうだけど、想いがあって下部組織から来てるから彼らがこのチームで活躍して、仮に出て行くときは「正しい出方」をするはず。
水谷:一昨年かな、レイソルとベルマーレのジュニアユース同士の試合があって、全くトップと同じ試合をしたと育成から聞いて。レイソルもカラーをだす育成で。そのカラーとカラーの戦いがトップと全く一緒だったという。これが増えると日本のサッカーは絶対面白くなりますね。
:僕が思うに柏と湘南ってトップチームでもビッグマッチですよ。お互いやってて楽しいですもん。
── 長期的にはどういったビジョンを描いてますか?
水谷:基本はSPRINT for 2025の内容。選手がどんどん出て行くのはフェアだと僕も思ってます。その時にトップチームと下部組織で「右サイド誰それが抜けたけど高校2年生の誰それがいるよ」というような会話がクラブでできるとACLにいけると思います。プラスアルファとしてスカウトで高卒や大卒を獲る。それが我々のあるべき姿だと思っています。
── 今の達成度はどれくらいでしょう?
水谷:齊藤未月や石原広教はいい形で入ってきていますが……まあ徐々にですね。ヨーロッパでは普通にそういう話になっていると思うので。そこで足りない部分は他所から連れてくる。そういう絵をしっかり描いていきたいですね。
── そういった循環が市民クラブが生き残る道、みたいなことを近年言われていますね。
水谷:なので小学生や中学生のスカウトが重要。もちろん無理矢理連れてくるのではなくて、「ベルマーレいいじゃん」と思ってもらう。さらに親も一緒に成長できるような絵が描きたいです。
── 曺監督はいかがでしょう? 中長期のビジョンというのは?
:根本的なクラブがあるべき姿っていうのは……湘南というチームに所属して、このチームで人間的にもサッカーの選手としても成長できたという選手が他のクラブに行って代表でも活躍して、また、その選手が湘南のサッカーを指導するために戻ってきてコーチや監督になっていく。このサイクルって素晴らしいと思うんです。徐々にそういう流れができてくるはずなんだけど、それが絶対できないのはスタイルが無いチーム。そういったチームにそういう指導者は絶対に生まれない。その点のアドバンテージが湘南にはある。2025にACLに仮に出たとして、そんなことを究極の目標にする必要は全くない。ただ、僕はこのチームで育った選手やスタッフが帰って来て、例えば永木や遠藤が監督になる。彼らが育成のコーチになって経験を積んで監督をやれる時代になった時に本当にベルマーレ全体の価値が上がると思う。その時はたまに酒飲んで応援しに来たいなと思う。年間シート買っちゃう。「お前の采配全然ダメ」って言ってやりたい(笑)
── 世界のサポーターってそういう循環を見てますよね。
:だから初心に帰ってそういうことをクラブとして大事にする。そういうエネルギーをクラブに貯蔵していく。実際やれると思っています。今のスタイルを経験した選手が指導者になった時、本質的なことはちゃんと教えられると思う。本来そうあるべきでしょJリーグも。でも自分のところで育った選手が監督になるってそんなに多くないですよ。
水谷:石井(正忠、鹿島アントラーズ監督)さんとか。
:ポイチ(森保一、サンフレッチェ広島監督)とか。僕もそういう意味ではちょっと違うし。それぐらいじゃないですかね? 鹿島はそういう意味で稀有なクラブですよね。
── クラブ、ひいては日本のサッカー界がどこに向かうかですね。
:日本って60歳になって小学生教えている人なんてほとんどいないじゃないですか。Jクラブで。おかしくないですか? 60歳になったからこそ小中学生教えた方がいいと思う。そのエネルギーが残っているかわからないけど僕、教えたいですよ、小中学生。すごいアイディアがあるんですよ。
── それはどんなことでしょう?
:ちゃんと自分のよさに気づくような指導をしてあげたい。そんなの当たり前だろと言われるかもしれないけど。選手が指導者から学ぶというのとは逆に、コーチも子どもたちから学ぶ。この矢印を相互に向ける、これが信頼関係なんです。子どもたちが一方的に崇めるだけじゃダメなんです。あの人すごい、だから学ぶっていうのは限界がある。だから今年はそういう風にやっています。僕が彼らから学ぼうと思ったら全然見方が変わる。
水谷:だから僕も社長と呼ばれるの嫌いだし言うなと言ってる。肩書きが相手になってしまうから。
── 率直に今年の目標など。
:(J1に)戻っていかなければいけないというのは僕が強調するまでもないですが。順調に勝ち星を重ねていくことに喜びを覚えるというよりはいろんな勝ち方を覚えさせたい。逆に負ける時は明確にこれが足りないと明らかになって負けたい。じゃないと僕が残った意味がないですよね。僕がクラブから求められているのはそういうことだと思っています。
水谷:うちは存在感出さなければいけなくて。J2の中位以下のクラブはどこもうちみたいな経営で。その中でも存在感を出せることを示したい。業界のためにも。
── 水谷さんはいかがでしょう?
水谷さん:明るく楽しく! もちろん簡単じゃないけれどJ1のステージには戻りたいです。
── ありがとうございました。

0217平塚市民病院 がん治療の三本柱の一つである放射線治療充実のため最新の高精度放射線治療システム装置を1月に導入した平塚市民病院(南原1−19−1)は8日、システムを報道陣に公開した。
 今回導入されたのは放射線治療装置、光学的患者ポジショニングシステム、治療計画用CT装置がセットになったシステムで導入経費は約5億8,000万円。ミリ単位の高精度でがんを捉え、いびつな形のがんでも周辺の正常組織への被曝を極力抑えながら効率的に放射線の照射ができるという。線量率が従来の3倍になると同時に照射時間は1/3になるとのことで患者の負担軽減にも期待が持てる。
 金井歳雄病院長はシステムの導入に関し「3つの装置が連携することで高精度な治療計画と治療が実現可能となる。これからも高度かつ安全で良質な医療を提供していく」と話していた。

0217 2面匠の店 手作業にこだわり、優れた技術で製造した製品を販売しサービスを提供する店舗「ひらつか匠の店」に、今年度は(株)相模屋海苔店(札場町)と(株)長谷金本店(千石河岸)の2店が認定された。
 同事業は、技術を持つ店舗を広くPRし商業の活性化につなげようと、平塚市と平塚商工会議所が2年前から行っているもの。
 相模屋海苔店は、佐賀などの産地に出向いて直接買付けた海苔を品質を見極めて仕分けし、最適な焼きを行う技術が評価された。また長谷金本店は、厳選した一本釣りの鰹を使い鮮度の良い削りたての鰹節を提供すると共に、「七夕ふりかけ」など様々な商品を販売している点が評価された。
 9日に行われた認定式で、常盤卓嗣会頭は「そこでしか買えないものを作って店の魅力をきちんと出していってほしい」と激励していた。他の認定店舗は市のHPで紹介されている(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/syougyou/takumi.htm)。
えとき)(左から)長谷金本店の長谷川 守代表取締役社長、相模屋海苔店の山田雄介取締役

0217ロータリー清掃活動 国際ロータリー2780地区第8グループ(麻生政雄ガバナー補佐)に属する平塚、平塚北、平塚西、平塚南、平塚湘南、大磯、二宮の7ロータリークラブは11日、世界のロータリークラブ設立の契機となったとされるロータリーデーに合わせて平塚駅周辺での清掃活動と募金活動を行なった。
 当日は湘南ベルマーレのファン交流イベント「ベルマーレワンダーランド」が開催されたことから、市内外からの来場者に気持ちよくイベントに参加してもらおうと午前中には事前の清掃活動を実施した。
 また世界各国のロータリークラブでは1979年以来、ポリオ撲滅に向けた運動を推進しており、この日のイベント会場内のブースでは募金活動も行われた。現在では世界のポリオの発症数を99.9%減らすまでに至っており、完全な撲滅に向けて活動を続けている。なお、この日の募金活動では約12万円が集まったという。

0217平塚RC 今年で創立60周年を迎える平塚ロータリークラブ(清水孝一会長)は11日、ホテルサンライフガーデンで日本と中国の若者が交流する日中若者交流会を開催した。
 現在、同クラブでは中国のハンセン病快復村における地域開放などのボランティア団体であるJIA(原田燎太郎代表)の支援を行なっており、昨年にはクラブメンバーらが現地への視察を行なった。原田さんらは中国でのハンセン病の実情などをスライド形式で紹介。日本からは東海大学鳥飼ゼミの学生や私立平塚学園高等学校の生徒らが出席し、日本国内のハンセン病の歴史などを振り返り、意見交換を行なった。
 原田代表は「ただ単にお金を出すなどの支援だけでなく、実際に現地に足を運んでくれたりと主体的に活動を支援してもらっていて感謝している。この繋がりをさらなる事業の発展に繋げたい」と話していた。

0217 2面平塚市HP 平塚市のウェブサイトが、利用者の欲しい情報をより見つけやすくすることなどを目的に、来月1日にリニューアルされる。
 大きく変更した点は、利用者の声に応えて全てのページをスマートフォン・タブレット対応にしたこと。また、利用者別に分類していたページ分類を「子育て・教育」「健康・福祉」など調べる目的に応じて6つに分類すると共に、現行では右上にある「ページ内検索」を大きくしてトップページ中央に配置することで、欲しい情報をより探しやすくなるよう配慮したという。その他、若手や女性の職員の意見を取り入れイラストなどを使うことで、温かみがあり親しみやすいデザインにしている。
 市の担当者は「HPは全部で約8千ページあるので、必要な情報を探すには検索窓をさらに活用してほしい」と話している。なお、来月1日のリニューアル当日は更新作業のため市のHPにアクセスしにくくなる可能性があるという。
【写真】新ウェブサイトのトップページ画像

0217イクボス 部下の仕事と生活の両立に理解のある上司や経営者「イクボス」になるべく、平塚市内の企業3社の幹部が8日、合同で「イクボス宣言式」を行った。
 平塚市では昨年4月に、県内市町村では初めて落合市長と幹部職員23人が「イクボス宣言」を実施。市内企業にもこの動きを広めようと開催された8日の合同宣言式には、株式会社三興(平塚)、相模石油株式会社(紅谷町)、株式会社メディカルライフケア(南原)の幹部が出席し、力強くイクボス宣言を行った。
 このうち三興は、子どもの学校行事などの予定を社内で共有し休みを取りやすくする取り組みを行っている。また相模石油では、半日や2時間単位での有給休暇取得を認めるなど4月から就業規則を改定する予定。同社の小泉光哉専務は「社内で理解を求めるのは大変だったが、子育て中の社員は(改定を)喜んでいる」と話していた。

0217 3面ひらしん 平塚信用金庫(石崎 明理事長)が14日、平塚市内の図書館4館に対し子どもに人気の絵本や児童書約120冊を寄贈した。
 同金庫では「子ども読書応援定期預金Ⅳ」として、預金残高の0.0125%(上限100万円)に相当する額の児童図書を、営業エリアの8市1町の図書館に寄付するキャンペーンを3年前から実施。4回目となる今年は、今年発売された書籍を中心に人気の絵本『コんガらガっちあっちこっちすすめ!の本』や『トム・ソーヤーの冒険』などの児童向け文学全集を寄贈し、これまでの累計は418冊となった。
 14日、落合克宏市長から感謝状を贈られた石崎理事長は「子どもたちの活字離れが進む中、何かお手伝いをしたいと考えた。皆さんに喜んでもらえれば」と話していた。
【写真】左が落合市長、右が石崎理事長

コネクト_0217_1 昨年、9年間務めた平塚商工会議所会頭職を退いた福澤正人さんが平塚市明石町の旧吉田酒店に画廊を開いている。市内外に顔の広い福澤さんの店ということもあり、昨年12月のオープン時には100人を超える来場者が訪れ、多くの絵が売れた。そしてこのほど、本格的に貸し画廊としての運営を始めるという。

 釣りも趣味だという福澤さんの絵は、鯛などの魚を始めとした海の生き物や富士山の絵が人気。中にはお孫さんを描いた作品もあるがこれには「非売品」の札が下がっている。
 ここひと月ほどは売れた絵の配送などでなかなか店を開けることができなかったが「3月を過ぎれば福澤さんも手が空くみたいだから本格的に始めたい」と管理人を務める吉田 武さんは話す。会頭職こそ退いたとはいえ、未だに約30団体の長を務めているという福澤さん。年度が変わる4月にはできるだけ手放していきたいそうだ。
 もともと吉田さんと福澤さんは「小学校のころからの馴染み」という間柄。「長い付き合いだけど思えば学生の時から独学で絵を描き始めていた」と話す。「好きこそものの上手なれ、というかとにかく絵を描いてる時は集中できるみたいで。もちろん、努力もしてきたみたいですね」と笑う。

 12坪ほどの画廊のオープン日は火曜・木曜・土曜日の3日間。料金は1週間につき24,000円だ。また、個展を開くほどの規模が難しい場合は数枚の絵をかけることも可能で相談に応じてくれるという。
 「広く市民の皆様に知ってもらって利用してもらえるような場所にしたい」と展望を語る吉田さん。福澤さん自身もそういった希望を持ちながらも、「将来的には自身が絵を描くアトリエにしたり、お茶を飲んだり、来場者と世間話をしたり、そういう交流の場所にしたいみたい」なのだという。
 福澤版“晴耕雨読”の地が新たな文化創出の拠点になるかもしれない。

趣味の店 湘南画廊
・住所 平塚市明石町13−25(旧吉田酒店)
・営業
毎週
火曜日 13時〜18時
木曜日 13時〜18時
土曜日 11時〜17時
・賃料 24,000円/一週間
・駐車場 なし
・問い合わせ 080−1168−4852(吉田さん)

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 2分化されていた時代を経て、今シーズンからBリーグとして開幕した日本のプロバスケットボールリーグ。22日(水)には平塚で「横浜ビー・コルセアーズ」の試合が控えている。このチームでポイントガードとして活躍しているのが二宮町出身の細谷将司さん(27)。日本代表候補にも選ばれている彼の素顔に迫る。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、インタビューのほか、細谷選手とのフリースロー対決の様子をお送りします。今回の番組は2/20(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
── お子さんのころはどんな子どもでしたか
子どもの頃はサッカー少年でした。日が暮れるまでサッカーをやっていた記憶しかないですね。
── そんなサッカー少年が中学校でバスケを始めたきっかけは
中学校にサッカー部がなかったので、バスケをしていた兄の影響で始めたのがきっかけでしたが、完全にバスケットボールの面白さにのめりこんじゃいました。
── バスケットボールでプロを意識したのはいつ頃でしょう
僕が中学1、2年生の時に田臥勇太さんがちょうどNBAに行った時で、身長も同じぐらいでしたし、そういう選手になりたいな、というのがプロになろうと思ったきっかけです。
── プロの世界に足を踏み入れた経緯は
実は大学で大手企業の内定をもらってたんです。だけどバスケがしたかったのでそれを蹴って実業団に挑戦することにしました。そこに3ヶ月くらいいたんですがプロへの夢が捨てきれなかったんです。
── 当時はbjリーグとJBLの時代ですね
そうです。そんな折に当時の上司が僕の働いてる姿を見てモヤモヤしてるのに気づいたんでしょう。仕事中に呼ばれて「お前プロになりたいんだろ」って言われたんです。その時ちょうど栃木のトライアウトがあったんですが「受けろ。会社には黙っておくから」って。それで「受かったら行け。落ちたら一生この会社にいるのを約束しろ」と言われて覚悟を決めました。なのに当日全然うまくいかなくて……でも5人受かる内の最後に名前を呼ばれたんです。
── 地元でプレーしたいという思いはありましたか
地元でプレーするのは夢のひとつでした。オファーを受けた時、他にもいただいてたんですがもうビーコルしか考えられなかったです。
── 横浜ビー・コルセアーズの雰囲気とBリーグに変わっての変化はありますか
みんな個性が強くて、明るくて、とにかく雰囲気がいいですね。見に来てくれる人は楽しいんじゃないかと思います。Bリーグになってからは周りの反応が全然違いますね。昔からの友人だったり先生方だったりとかから連絡をたくさん貰って、とにかく反響の大きさを肌で感じます。
── 今では日本代表候補にまで選ばれていますね
諦めずにやってこられたのが大きな要因かなと思います。僕、大学3年くらいから日記をつけてるんです。その中で代表になるというのを書き続けていたのでそういうのが大事なのかなとは思います。
── 代表に呼ばれた時はどう思いましたか
「嘘でしょ?」って感じでした。実際に合宿に参加してみると自分のチームとは全然違いました。施設からして違いますし、自分がなぜここにいるんだっていう不思議な感覚でした。
── 憧れの選手は誰でしょう
今でも田臥選手ですね。憧れというか、目標というか、倒したい相手というか。たまに電話とかするんですけど、勇太さんの姿勢だったりプロ意識はすごく勉強になります。いつか超えたい存在です。
── 今後の展望は
チームとしてはまだあまり勝ち星がないので1つでも多く勝てるようにしっかりと準備していきたいです。個人としては日本代表に定着できるように。そのためにはチームの勝利が一番。その中で個人としても結果を出せるように頑張っていきたいです。
── では最後に地元へのメッセージを
横浜ビー・コルセアーズに入団して神奈川に帰って来ました。試合会場でお会いするのを楽しみにしています!
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うちのこ0210
翔太くん
初孫誕生でバーバの目尻は下がりっぱなしです。
孫バカバーバさん
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0210ペット
ムーミンくん
(チワワ・オス・3歳)

イタズラ好きで疲れ果て
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0210 映画連載
『沈黙 -サイレンス-』(2016/アメリカ)
監督・脚本:マーティン・スコセッシ 脚本:ジェイ・コックス
出演:アンドリュー・ガーフィールド/リーアム・ニーソン/窪塚洋介 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
今更だが、カトリックとプロテスタントの違いをざっくりと勉強してみた。プロテスタントでは聖書を第一に重んじ、信徒は神の子イエスと直接対話する。一方、カトリックではローマ教皇を頂点とする教会を第一に重んじ、信徒は神父を介してのみイエスと対話出来る。つまり、カトリックには明確なピラミッド構造の権威が存在するのだ。隠れ切支丹とは、カトリック信者のこと。幕府が布教する神父の眼の前で信徒を拷問にかけ神父を転ばせ(棄教させ)たのも、まさにこの権威を失墜させるためである。本作の主人公・ロドリゴ神父は、師であるフェレイラが日本で棄教したとの噂を聞き、漂流した切支丹キチジローを案内役に日本へとやって来る。彼もまた凄惨な拷問に殉じていく切支丹たちを見届ける。一方、キチジローはロドリゴを幕府に売り渡す癖に、彼の前に現れてはぬけぬけと懺悔する。キリスト教における裏切り者ユダを思わせるこの男は、背信者に赦しを与えることが出来るのかと、ロドリゴの信心を試すかのようだ。キチジローはユダであり、同時にイエスでもある。演じる、窪塚洋介の好演が光る。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。
0210 はたらくひとシェフ小倉克博さん
小倉克博さん
ONE PLATE 店長
 料理好きが高じて帝国ホテルから始まり、フレンチ・イタリアンと様々な料理を学んできました。元々堅苦しいのは苦手な性分らしく(笑)、今のお店のようなフランクなスタイルで楽しみながら働いております。明るく楽しくをモットーに、これからもワクワクするような美味しい料理を提供していきたいと思っています。
-SHOP DATA-
平塚市天沼7-26
TEL:0463-23-3376

0210 3面ビーコル給食
 プロバスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズの試合が平塚市で22日に行われるのを前に、応援メニューコンテストで最優秀賞に選ばれたメニューを選手と共に食べる「ふれあい給食」が6日、平塚市立松が丘小学校で行われた。
 同校には、選手と球団関係者4人が訪れた。このうち二宮町出身の細谷将司選手らが、メニューを考えた3人のいる6年2組で、ゴールをイメージしたリング形のパンや平塚産のもやしと小松菜の入ったスープなどを味わった。細谷選手は「ミートボールの『3ポイントボール』が特においしかったので、自分も試合でガンガン決めたいです」と笑顔を見せた。スープを考案した釣谷舞華さんは「栄養満点なので食べて元気になってほしい」と話していた。

0210 1面1
 農薬を使わない野菜作りや烏骨鶏の飼育を行う「まるしん農園」(大磯町虫窪)の二宮正美さん(59)。病気をきっかけとして安心な野菜を作りたいと奮闘しつつ、ゆくゆくは病気を抱える子どもたちにも野菜に触れる体験をしてほしいと願う正美さんと、農園暮らしの体験を通じて人と人とを繋げたいと考える娘の祐子さん(35)に話を聞いた。
 サラリーマンだった二宮さんは、13年前に父親が亡くなったのを機に実家の農業を引き継いだ。現在、みかんや季節の野菜に加えキヌアや古代米の一種・黒米を約3万㎡の畑と田んぼで育てている。みかん畑では3年ほど前まで農薬を使っていたが、現在はどの場所でも使っていない。代わりに手で虫を取り、薄めたにがりを野菜にかけ病気の発生を抑えようとしている。
 これまで肥料を使わずなるべく手をかけない自然農法や有機栽培に取り組んできたが、肥料を自分で作りたいと烏骨鶏の飼育にも挑戦している。鶏ふんから作った堆肥で畑の野菜を育て、その中で出荷できないものや米の籾をおからと混ぜ、烏骨鶏のエサにする。
 畑を見ると、野菜には青虫とそれをエサにするヒヨドリに食べられ、多くの穴が開いている。出荷できるものは一部に過ぎず、ロスが多く「効率が悪い」と言われることもあるそうで、実際「全く赤字です」と二宮さんも苦笑する。
きっかけは病気
 無農薬に力を入れる大きな転機となったのは、3年前に大病を患いその後手術を受けたことだという。医師から食生活について注意を受け、嫌いだった野菜を摂らざるを得なくなった。かなりの量の薬をのむため「食べるなら安心して食べられるものを」と思った二宮さん。少しずつ始めていた無農薬野菜の栽培と販路の拡大に、強い意欲を持って取り組むようになった。採算が合わなくても「今、自分にとって一番大事なのは健康」と語る。自身は病気のため力のいる仕事は難しいことから、手伝ってくれる10人ほどの仲間と共に農作業を行っている。
開かれた農園へ
 次にやりたいのは、農業体験できる場を作ること。訪れた人が収穫した野菜と自給した小麦粉でピザを作って食べるというプランを持ち、そのためのピザ窯はすでに自宅裏に完成している。二宮さんの中には、子どもたちに遊びながら野菜に触れてもらって時にはそのまま食べても構わない、特に自分のように病気を抱える子どもにそうした体験をしてもらえたらとの思いがある。
 そして娘の祐子さんは訪れた人が農作業をして農園の恵みを生かした料理を食べ、宿泊もできるようにしたいと考えている。これまで知人から紹介された各地の生産者を訪ねたり、おいしいと思った店で料理を教えてもらったりと「人と繋がる」中で様々な体験をしてきた。「今後は自分がいろんな人と人を繋げていきたい」と考え、現在そのための場所を探している。
 ピザ窯のある斜面からは海が望める。自分で収穫した野菜をのせたピザと祐子さんの料理によってここで頬張れば、野菜嫌いの子どももきっと食べられるようになる。そんな日が待ち遠しくなるような、気持ちの良い風景が広がっている。
◇問い合わせ=まるしん農園☎080-6659-3391
烏骨鶏の卵や農産物はJA湘南「あさつゆ広場」や大磯駅前の「地場屋ほっこり」などで販売している。
【写真TOP】収穫したばかりの野菜を手に取る二宮さん
【写真下】
虫や鳥に食べられてしまった野菜/裏山のピザ窯/娘の祐子さん/野菜の味を生かし丁寧に作られた料理

0210 2面 余熱利用施設1
 環境事業センターのゴミ焼却に伴い発生する熱エネルギーを有効活用する余熱利用施設(愛称:リフレッシュプラザ平塚)が来月19日から供用開始されるのに先立ち、1日に竣工式と内覧会が行われた。水中トレーニング槽やトレーニング室、多目的室などを備え、健康・交流の拠点としての活用が期待される。
 同施設は2007年、ゴミ焼却施設の建て替えの際に、地元の理解を得るために市が大神地区の住民と交わした合意に基づいて建設されたもの。1日あたりおよそ260人から440人、年間約8万人〜13万人の利用を見込んでいるという。施設内は水中トレーニング槽やトレーニング室をはじめとする「健康増進エリア」、機能回復訓練室や男女浴室などの「福祉機能エリア」、さらに「町内福祉村エリア」の3エリアに分かれており、今年3月で閉鎖される東部福祉会館「白寿荘」の機能が移転される。なお白寿荘は文化財の保管倉庫として利用することが決定しているという。
 敷地面積およそ3,849㎡、鉄筋コンクリート造の地上2階、地下1階の施設は子どもから高齢者まで幅広く利用できる。総事業費は約13億7,900万円で、運営経費として年間9,584万8,000円を見込んでいるという。関係者や地域住民など、50人以上が参加した竣工式の中で落合克宏平塚市長は「健康長寿を後押しするような施設に」と挨拶。その後行われた内覧会では、参加者らはジェットバスなどの機能を有した水中トレーニング槽などを興味深げに見学していた。

0210 2面 大磯訓練1
 大磯町消防署は6日、大磯ロングビーチ駐車場で多数の死傷者が出たテロ事件を想定した対応訓練を行った。
 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据え、国際テロ事案等の不測の事態の発生時に迅速的確に対応することを目的に行われた訓練には、同消防署に加え大磯警察署、神奈川中央交通、平塚市民病院、平塚市消防本部、二宮町消防本部など17機関から約110人が参加した。
 訓練はテロリストを名乗る男がバス停に並ぶ人々を刃物で切りつけ、人質を取りバスを占拠するところからスタート。警察がバス内に突入し男を取り押さえた後、平塚、寒川、秦野などから応援に駆けつけた救急隊員や医師、看護師らが現場に急行。怪我の程度に合わせて治療の優先順位を決めるトリアージや応急処置、ドクターヘリでの搬送などが行われた。
 大磯消防の和田勝巳消防長は「一般人が巻き込まれるテロ事件を想定して連携強化を目指した。真剣に取り組み、円滑な連携が取れた」と訓練の目的が概ね達成されたとしながらも「継続的に取り組んでいきたい」と話していた。

 平成20年11月に策定された「平塚市民病院将来構想」が平成28年度で終了することを受け、このほど新たに「平塚市民病院Future Vision 2017−2025」(素案)が作成された。現在、平塚市民病院ではこの素案に対する市民からの意見を募集している。
 内容は新公立病院改革ガイドラインや地域医療構想に加え、「2025年問題」(団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題)や現状の医療制度、地域特性や経営状況を踏まえて作成されており、中等症から重症に対する診療体制を整備し、「救命救急」や「手術」、「難しい検査や処置」などの高質で高度な医療を提供するというもの。一方で急性期の治療を終えた患者については地域医療連携により病状に適した医療機関に紹介することを徹底するとしている。
 素案は同院新館総合受付、市役所本館などで閲覧できるほか、市のホームページでも公開中。意見の提出についての詳細は下記まで。
問い合わせ・送付先
〒254−0065 平塚市南原1−19−1
平塚市民病院 経営企画課
☎︎0463−32−0015内線5356
FAX 0120−704589(なでしこファックス)・0463−31−2847(平塚市民病院)
電子メール byoin-kk@city.hiratsuka.kanagawa.jp

0210 2面漁協セミナー
 大磯町は、みなとの資源を活用して地域活性化を目指すための「みなとオアシス」の整備を計画している。その具体的な方向に関し意見を交換する「みなとまちづくり講演会」が、今月12日(日)に開催される。
 この計画では大磯町漁業協同組合事務所の建物を建て替え、新たに直売所や飲食店の入る「賑わい交流施設」を作る予定で平成31年度中の完成を目指す。また同時に駅から港までのエリアで空家・空き店舗を使っての活性化にも力を入れていくという。
 講演会では、みなとオアシスを活用した各地のまちづくりの事例についての講演や、施設のあり方についての意見交換が行われる。◇2月12日(日)13時30分~15時30分、会場は海の見えるホール(聖ステパノ学園内)。申し込み不要。問い合わせ=大磯港みなとまちづくり協議会事務局☎61-5719

2017team_slogan
 「共走(きょうそう)」。今シーズンのチームスローガンである。造語ではあるが「共に」「走る」というこの言葉には3つの意味が込められている。まずは、自分から先頭に立ち、みんなで走っていくという「共走」。さらに、選手同士で試合に勝つための戦いをする、「競争」。そして、今できることは今やらないと、その瞬間に起きたことはその瞬間に解決しないと現代のサッカーには間に合わないという意味を込めた「今日走」。いずれも今シーズンを戦う上で曺貴裁監督が出したメッセージである。悔しいシーズンとなった昨年の気持ちを決して忘れない。開幕からスタートダッシュをかけていくためにハードなトレーニングが続いている。新加入選手との融合でさらにパワーアップした「SHONAN STYLE」に期待が膨らむ。
2017シーズンチームスローガン「共走」
文:猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)
0203 8面ペット
ポムくん
(フレンチブルドッグ オス・2歳)

じーーー おいしそうだなぁ
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0203 6面うちの子
陽菜詩(ひなた)ちゃん
いつもニコッてしてくれるね♪
これからもすくすく大きくなってね☆★
ひなちゃんママ&パパさん
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0203 私は今
(株)成田屋商店 取締役副社長
成田 崇さんからのご紹介
石井裕人さん
アンティークショップメニュー店主
 アンティークとの出会いは19才の時、たまたま紹介されたのが横浜のアンティークショップでした。楽しかったのか10年勤めました。次に縁あって下北沢のカフェの立ち上げを任され、やっぱり気が付けば7年……。ふと自分のお店を持ちたいと思い、生まれ育った平塚に小さなアンティークショップを開きました。横浜も下北沢も楽しくていい町ですが、やはり平塚が好きです。家族もでき、いまが一番充実した時間を過ごせています。 

0203 2面 駐車場
 平塚市は先月30日、現在建設中の庁舎駐車場棟について、以前から検討していた通り工事完了後の平成30年1月から有料化を予定していることを明らかにした。これに伴う個別計画素案が作成され、市民意見を募集するパブリックコメントが3日から来月6日まで実施される。
 有料化は庁舎駐車場に加え、近隣の文化ゾーン(中央図書館、博物館、美術館)の駐車場についても同条件となる予定。どの施設を利用するかを問わず相互に利用可能とし、駐車場運営会社に管理運営を行ってもらうことで事務負担と経費の軽減を図る。料金は公共施設の利用者とそれ以外で別となり、軽微な用件を想定した無料時間帯が設定されるという。
 素案は市役所本館、各公民館などで閲覧できるほか、市のHPでも公開予定。意見の提出についての詳細は下記まで。
問い合わせ・送付先
〒254-8686 平塚市浅間町9-1 平塚市資産経営課
☎︎0463-21-8763/FAX 0120-704589(なでしこファクス)
電子メール shisan@city.hiratsuka.kanagawa.jp

0203 2面 作文コンテスト
 第66回“社会を明るくする運動”作文コンテストに入賞したとして平塚市内の学校に通う小中学生2人が先月25日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 受賞したのは県立平塚中等教育学校3年の根本碧衣さんと平塚市立八幡小学校6年の相原悠大さんの2人。根本さんは全国で5位相当の日本更生保護女性連盟会長賞を、相原さんは県で上位となる神奈川県BBS連盟会長賞を受賞した。根本さんの作品は自身のボランティア体験について書いたもので相原さんは近所の人と挨拶を交わすことの大切さを書いたという。
 2人とも「作文は苦手」と謙遜するが「何回も書き直しをした結果が出てうれしい」(相原さん)、「びっくりしたが少しでも世の中が明るくなってくれれば」(根本さん)と喜びを語った。落合市長は「自分が子どもの頃はこんな素晴らしい文章は書けなかった」と偉業を讃えていた。

0203 2面 松風幼稚園 平塚市が推進する総合的に環境活動を実践する「わかば環境ISO」制度に新たに松風幼稚園(松風町5−27、大澤一之園長)が加わり、年間を通した取り組みが認められたとして先月30日、落合克宏平塚市長らが同園を訪問した。
 「わかば環境ISO」では省資源・省エネ・ごみの減量化といった共通の取組項目に加え、独自の取組項目が評価の対象となる。同園では独自の取り組みとして、「園内や近隣の公園の落ち葉を利用した堆肥づくり」「季節に応じた野菜の栽培」などを行ってきた。また「ISOバッジ」をつけた園児らが当番を持ち回り、互いに節水や節電を呼びかけるといった活動もしているという。
 平塚市内ではこれまでに全ての市立小中学校と幼稚園の48校(園)と私立幼稚園4園、認定こども園1園が「わかば環境ISO」に参加しており、今回の松風幼稚園は54校(園)目の参加となった。

0203 2面 父母の会
 平塚市私立幼稚園父母の会連合会(香取康子会長)は先月31日、研修事業として「体験型講習『BOUSAI』〜いざという時のために〜」を平塚市青少年会館で開催した。連合会のメンバーら100人以上が参加し、衆議院議員の河野太郎さんらも来賓として会場に駆けつけた。
 会は2部構成で行われ、前半は身近にあるスーパーのビニール袋や古雑誌などを利用して腕を固定する応急手当ての方法を学ぶとともに、非常食の試食会や市の防災担当からの講話なども行われ、参加者らは真剣に耳を傾けていた。
 後半は全員で「女性防災クラブ平塚パワーズ」の指導の元、ダンボールトイレ作りにチャレンジ。今回は園児でも座れるような小型のものを作成し「名前を書いたり絵を描いたりしたら子どもも楽しく作れるかも」などと話しながら作業をしていた。

 平塚市と大磯町・二宮町では、先月下旬以降医療機関から報告されるインフルエンザの患者数が急増している。
 1市2町を管轄する平塚保健福祉事務所によれば、先月23日から29日までの1週間で、管内の定点となっている11の医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり53.27人。その前の週の34.64人から大きく増加し、流行警報レベルの30をはるかに上回っている。
 この流行に伴い、幼稚園や小中学校の学級閉鎖・学年閉鎖も引き続き増えている。1月31日現在、平塚市内では105件、大磯町で3件、二宮町で11件となっている。
 県衛生研究所では、感染している人の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触れたりすると感染することから、手洗い・うがいと共に、インフルエンザが疑われる症状がある場合にマスクを着用するよう呼びかけている。

0203 2面 蘇峰館梅
 二宮町の徳富蘇峰記念館では、梅が例年より早く今月上旬に見頃を迎える。
 同館の梅園には、白梅のほか花のガクが薄い緑色の「緑萼梅」や、一本の枝が赤や白など異なる色の花を付ける「思いのまま」など約70本が植えられている。木によっては満開に近いものもあり、足元に咲く水仙とともに寒さの中にもかすかな春の訪れを感じることができる。見頃は今月末まで続きそうだ。
 一方、館内では現在、「相模湾沿岸地域ゆかりの名士」展Ⅱが開催されている。これは、二宮から小田原、熱海そして下田までの各地に別荘を構えるなどした名士48人から蘇峰に送られた書簡などでその交流を描くもの。中には、明治41年二宮に別荘を建てた犬養 毅が書いた色紙や、小田原に別荘のあった山縣有朋が送った書簡も展示されている。毎週月曜休館。入場料一般700円(庭園入園料も含む)。梅園入園のみは100円。◇問い合わせ=同記念館☎︎71−0266

0203 コネクトバラ
 バラのまちとして名高い平塚だが普段バラを買うことはあるだろうか? 花が好きで日頃から家に飾る人もいれば、ちょっとハードルが高いと思う人もいるだろう。花を買うときに気になることといえば日持ちの問題。せっかく買うのなら長く楽しみたい。一方で生花は生き物なので限りがあるのも事実だ。そんな花の日持ちについての認証制度「花き日持ち品質管理認証」をご存知だろうか? 県内で唯一同認証を取得しているバラ農家の大沢園芸(平塚市片岡)の大沢知明さんに話を聞いた。

 同認証は花きに携わる個人や団体を対象に、花きの日持ち性向上対策がなされている申請者に認証を授与し、花き業界全体の日持ち性向上に対する意識を高めるとともに、一般消費者へも花きの品質をアピールして消費拡大を目指すことを目的に始まった。「生産部門」「流通部門」「小売部門」の3部門に分かれており、取得すると出荷箱やポスター、名刺などに認証マークを使用できるようになる。
 認証制度は、「バラは日持ちしない」という一般消費者のイメージが強く、業界内でも「分かってはいるのでなんとかしなければ」というタイミングで始まったという。「自分たちで『日持ちします』とアピールするだけでなく、第三者の目で見てもらって説得力を持ちたかった」と大沢さんは話す。認証は検査員によるチェックによって行われる。ハウス内や作業場が綺麗に掃除されているかや収穫後の花の管理が適切かなど、20ほどの審査項目をクリアすると晴れて認証を受けることができる。
 大沢さん自身、元々はサラリーマンで2008年から家業を継ごうとバラ作りに携わるようになった。最初は淡々と父の仕事を手伝っていたそうだが、その後のリーマンショックで重油の値段があがり、経営が逼迫した際に「もっと自分で考えてバラ作りをしよう」と経営も含めてバラ作りに情熱を傾ける様になっていった。「認証されるために何かを頑張った、というよりは自分が日々、バラと向きあってやってきたことが取得に繋がった」のだという。今では『大沢園芸のバラがいい』と指名してくれる小売店もあるそうで「それでまた頑張ろうと思える」と大沢さんは気を引き締める。

 だが「一般消費者はもとより業界内でも認知度がまだ低い」と大沢さん。もちろん認証を取得していない農家や小売店のものは日持ちしないというわけでは決してない。とはいえ1つの目安として、例えば近く訪れるバレンタインなどに花を贈ることを考えている人は参考にしてみてはどうだろうか。
0203 コネクトバラマーク

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 3年後の東京オリンピックの追加種目となったスポーツクライミング。注目が高まっている中、昨年11月のIFSC(国際スポーツクライミング連盟)世界ユース選手権(中国・広州)のボルダリングで平塚市の土肥圭太さん(16・県立平塚中等教育学校4年)が初優勝した。スポーツクライミングって何?という人もまだ多い中、どのような魅力を感じているかやオリンピックへの思いについて語ってもらった。
 スポーツクライミングは人工の壁に設置されたホールドと呼ばれる突起を登るもので、速度を競う“スピード“、到達地点の高さを競う“リード“、複数のコースを制限時間内にいくつ登れたかを競う“ボルダリング“の3つの種目がある。東京オリンピックではこの3種目の合計で順位がつけられる。土肥さんはそのうちリードとボルダリングで、国内の大会のみならず海外のユースの大会にも出場し好成績を収めている。
 木登りや上り棒など、子供の頃から登ることが好きだった土肥さんは小学生の時クライミングに初挑戦。ロープを付け10mほどの高さの壁を何も考えずひたすら高い所を目指して登ったことがとても楽しかったという。その後も何度か体験を重ね、本格的にやろうと小4の夏から寒川町にあるクライミングジムに通い始めることに。最初は見よう見まねで、ジムに来る人とワイワイ楽しみながら登っていた。
 しかし、6年生で公式大会に出て全国から集まるライバルと難しいコースに挑戦するようになると「このままではだめだ」と感じ、もっと上手くなりたいという意識が芽生えてきたという。
頭を使うスポーツ
 ではどうやって強くなるか。「同年代でも腕が2ℓのペットボトルみたいに太い選手もいるが、自分はパワーで登るタイプではない」と話す土肥さん。力で登る選手と同じルートでは攻略できないので、いかに少ない力で登れるかを考える。ホールドの持ち方を工夫したり足の位置をちょっとずらすだけで、体の動きが変わり、遠くのホールドまで届くようになるので、色々考えながら試してみるのだという。登った後の達成感よりも「登っている最中、それも簡単に登れない時の方が楽しい」と、その過程自体に魅力を感じている。大会では制限時間内にルートを見つけなければならず、「頭を使うスポーツなんです」とその面白さを語る。
 その後、徐々に実力を付け国内のユースやジュニアの大会で上位に入るようになった。3年前世界ユースの選考会で敗れた際には「次こそ世界に」と目標が明確になり、様々な大会を経験しスポーツから競技へと意識が高まっていった。世界ユースには翌年に初出場、2度目の昨年は「相性のいい試合で全てがラッキーでした」と謙遜しつつもボルダリングで初優勝を果たした。現在は辻堂や八王子などのジムに週4、5回通い、練習を積んでいる。
 その先に見据えるのは3年後の東京オリンピック。同年代の中では実施される3つの種目で安定した力を発揮できると自負する。ただ日本には世界ランキング上位の有力選手が多く、こうした上の年代にも食い込まないと出場はおぼつかない。だから苦手な部分を強化するため筋力や体幹を鍛えるトレーニングも続け「(上位の選手とも)戦えるだけの力を付けたい」と決意し、大舞台を目指す。
興味あればぜひチャレンジを
 最近はテレビや新聞で紹介されることも増えているスポーツクライミング。「やってみたいけど、身近なスポーツではないのでどうすればよいか分からないという人もいます。自分は小さい頃にきっかけがあって運が良かった。初心者でも体験できる所があるので気軽に始めてもらえたら」と話し、多くの人にその楽しさを知ってほしいと願っている。

0127 ペット
リュウくん
(キャバリア×チワワのミックス 男の子10歳)

こう見えて結構オジさんです(笑)
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0127ベルマーレ_1
 昨シーズン、J2に降格した湘南ベルマーレは20日、市内のホテルサンライフガーデンで新体制発表会を開催した。眞壁 潔会長は冒頭の挨拶で「今季をしっかり戦い、1年でJ1に帰りたい」と意気込みを語った。
 今年の新加入選手は9人。高卒、大卒のルーキー選手はもちろん、昨シーズンFC東京に移籍したGK秋元陽太がカムバックするほか、柏レイソルからMF秋野央樹、名古屋グランパスからFW野田隆之介を獲得するなどした。
 6季目の指揮を取る曺貴裁監督は今年のテーマに「共走」を掲げた。これは“共に走って”いく、チームに入っていき、みんなで走っていくという気持ちの意。さらには選手間の、他クラブとの、日本の社会に対しての“競走”の意。加えて“今日、走る”、今できることを今やる、今起きたことを今解決するといった意味を合わせた造語。ピッチを縦横無尽に駆け回る“湘南スタイル”とも呼ばれるチームの姿勢を端的に表現し、「1年目、監督初年度としてシーズンに臨む気持ちでやっていく。このチームを応援してよかったと思われるようなチームを作りたい」と決意を語った。
 新体制発表会の後には今季のユニフォームがお披露目された。コンセプトは「貫く」。
「信念を貫く」「縦の攻撃で敵陣を貫く」「湘南スタイルを貫く」などのチームポリシーを全面の3本のストライプで表現した。スポンサーには昨年に引きつづき株式会社三栄建築設計が就いた他、産業能率大学、日本端子株式会社、横浜ゴム株式会社が引き続き支援を行う。加えて今年は袖スポンサーに株式会社フジタが18年ぶりに復帰。2018年のクラブ創設50周年に向けて、血を分けた兄弟が帰って来た。
 チームは今後、29日(日)に提携する福島ユナイテッドFCとの親善試合「SHON
AN×FUKUSHIMA フットボールフェスティバル」に臨み、翌30日にはスペインキャンプに発つ。帰国後にはファン感謝イベント「ベルマーレワンダーランド2017」を開催。開幕戦は来月26日(日)、水戸ホーリーホックとのアウェー戦、ホーム開幕戦は3月4日(土)にザスパクサツ群馬を迎え討つ。
0127ベルマーレ_2

0127 2面二宮花火 二宮町商工会青年部の創立50周年を記念する「冬を彩る二宮花火~昼は菜の花、今夜は花火~」が、今月28日(土)二宮町で開催される。同町での花火大会開催は10年ぶりとなる。
 同町では10年前まで、毎年夏に町観光協会による花火大会が行われていた。今回主催する同部の岩田勝利部長は、隣の小田原市橘商工会青年部が毎年花火大会を行っていることから「二宮でもまたいつかやりたい」との思いを持っていたという。そして今年青年部創立50周年と節目の年を迎えるにあたり、村田邦子町長をはじめ多くの人に開催を呼びかけ、実現にこぎ着けた。時期は、夏に各地で花火大会が行われるため、違いを出したいと冬に開催することにした。
 費用については、町観光協会が拠出すると共に、部員が仕事の合間に手分けして商工会会員の店舗を回って支援を依頼したほか、町内に設置した募金箱に寄せられた住民からの寄付金でまかなった。自身も子どもの頃に毎年花火を見て育ったという岩田さんは「子どもたちのためにという部分もあります」と話す。それが忙しい中で準備する際にも励みになったそうだ。
 当日は、スターマインや水面上に広がる水中打ち込み花火も含め約500発を予定。規模が小さいので、ほかの会場よりも間近で見られる。相模湾では国による西湘海岸保全事業が計画され、今回会場となる梅沢海岸でも数年内の着工が見込まれていることから、海岸での花火大会が次にいつ開催できるか分からないという。岩田さんは「花火を胸に焼き付けてほしい。冬は夜空がきれいなのでどう見えるか自分も楽しみです」と当日を心待ちにしている。
◇冬を彩る二宮花火
1月28日(土)二宮町梅沢海岸(町立体育館下)
◆16時~ 光のアートパフォーマンス
 (音楽演奏と空間演出などのイベント)
◆18時~ 花火開始
◆18時15分~ 終了予定
 荒天の場合は29日(日)に延期、花火 のみの開催に
◆駐車場は二宮町役場・町営第一駐車場(ラ ディアン裏)・町民運動場
◆問い合わせ=二宮町商工会青年部
 ☎71-1082
【写真】「ぜひ見に来てください」と語る岩田部長

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 横浜ゴム株式会社平塚製造所(小林一司所長)は23日、昨年11月に実施したイベント「ThinkEcoひらつか2016」の模擬店売り上げなどを取りまとめた寄付金を贈呈するとして平塚市庁舎を訪れた。寄付金は平塚市と災害協定を結んでいる石巻への支援に使われる。この席で同製造所が作成した「平塚市内通勤リスクマップ」も合わせて贈られた。
 同マップは交通事故防止活動と社内の団結を目的に、約2400人の社員や関係者が自宅から職場までの通勤経路上で危険と感じる場所から、平塚市内の特にリスクレベルの高い約2500件を抽出し写真や地図と合わせて取りまとめたもの。昨年5月から約8カ月をかけて完成させたという。平塚市の他、平塚警察署などにも贈られ、市内の交通事故防止に関わる情報として役立てられる。
 小林製造所長は三島工場や新城工場でも同様のマップを作成しており、実際に提出したマップを元に、危険箇所に歩道橋がかけられたりと各自治体で活用されてきた。とはいえ「平塚市の規模は三島や新城よりも大きく、制作にはかなりの時間を要した」と話す。
 同製造所では約1200人が徒歩、約700人が自転車、約400人が車、約170人がバイクで通勤しているという(一部重複あり)。これらのスタッフから集まった危険箇所のデータは9000件以上。制作を担当した安藤克彦課長は「市内は狭い路地なども多く、どこまでの精度を求めるのか悩んだ。十数名のスタッフが実際に現場を見に行ったりした」と苦労を語った。
 落合克宏平塚市長は「4年前に年間の交通事故死亡者数0を達成したが、その後は件数こそ減少傾向にあるものの事故は発生している。平塚は自転車事故多発地域に指定されているのでぜひ活用していきたい」と話していた。

0127コネクト横浜ゴム_1

0127スタジアム研究会
 湘南ベルマーレの新体制発表会に先駆けて20日、新スタジアム建設の検討会議である「湘南スタジアム研究会」の初会合が開催された。
 メンバーはホームタウン内の商工会議所、商工会のトップを中心にJリーグ理事、県サッカー協会専務理事、県ラグビー協会理事、市サッカー協会など約10人。座長には大磯町商工会の重田照夫会長が就いた。前ガンバ大阪の社長で吹田スタジアムの建設に尽力した野呂輝久さんがアドバイザーを務める。
 関係者を前に民間資金によるスタジアム建設について講演を実施した野呂さんは「湘南という土地には十分な可能性がある」とした上で、「建設候補地がどこになるかが大切。JRの駅から徒歩15〜20分の場所がいい。実質2万人規模のスタジアムとなると建設費は100億円程度。これをいかに集めるか」と話した。

 毎年3番勝負の第1局が平塚で行われている囲碁のタイトル戦「ドコモ杯 女流棋聖戦」が19日、ホテルサンライフガーデンで開催された。タイトル戦挑戦手合い初出場の牛 栄子初段が同タイトル4連覇中の謝 依旻女流棋聖(6段)に挑戦中だ。
 4連覇中の謝女流棋聖は今大会で優勝すれば5連覇となり名誉女流棋聖の資格を得る。女流名人と女流本因坊に続く名誉称号の獲得に期待がかかる。対局は謝女流棋聖が中押しで勝利を納めた。第2局は30日、東京都千代田区の竜星スタジオで、第3局は来月6日に同じく流星スタジオで行われる。
 当日は定番となった礼拝堂での大盤解説会も開催され、二十四世本因坊秀芳と大沢摩耶アマ6段が登壇した。
(写真1):牛 栄子初段/(写真2):謝 依旻女流棋聖

0127 3面薬物防止
 インターネットで手軽に違法な薬物の情報に触れられる中、高校生を対象に薬物の危険性を伝える「薬物乱用防止教室」が19日、県立平塚中等教育学校(落合浩一校長)で開催された。
 これは平塚湘南ライオンズクラブ(端山愼一会長)が青少年の健全育成を目的に、毎年市内の小中学校と高校の数校で開催しているもので、薬物乱用防止教育の講師に認定された会員が講師を務める。
 同校では4年生約160人が参加した。この中で講師の谷 容子さんは、インターネットで違法な薬物がハーブと偽って販売されたり、仲間に誘われるなどの例を挙げ、薬物の誘いは避けられないと現状を説明。そして一度手を出せば依存症になるリスクが高いとし、生徒たちに「誘われても逃げる勇気、断る勇気を身に付けてほしい」と強く訴えた。

0127 2面イノシシ柵
 イノシシによる被害に悩んできた平塚市高根地区で、自治会と行政などが連携して侵入防止のための柵を設置しこのほど公開された。国の交付金を活用したもので、市内では初めての取り組みとなる。
 高麗山のふもとにある同地区では、10年ほど前からイノシシが出没するようになり、食料を求めて里芋やじゃがいもなどの畑の野菜を食べたり、住宅の庭を掘り返したりといった被害が相次いでいる。同地区はイノシシが生息する場所が住宅に近いため、不安を感じる住民も多いという。このため高根自治会では数年前から市に対策を行うよう要望してきた。
 そこで市では、JA湘南などと共に「平塚市有害鳥獣対策協議会」を組織。鳥獣被害防止対策のため国から交付された86万円あまりを使って資材を購入し、昨年11月から12月にかけ同協議会のメンバーと地域の住民、それに県の職員延べ100人あまりが作業に参加した。
 柵は高さ1mほどの金属の格子で、県の鳥獣対策専門員の助言のもと、山の斜面などに約800mにわたって設置された。掘り返して柵の下をくぐるのを防ぐため、地中30㎝まで埋め込まれている。地区内には以前から5カ所に箱わなが置かれており、柵でいのししを誘導して捕獲する。柵の設置後に1頭を捕獲しており、同自治会の逸見伸夫会長は「完全ではないと思うが、どの程度柵の効果が出るかしばらく様子を見たいと思います」と話していた。
 平塚市によれば、市内全域で捕獲されたイノシシの数は昨年度が27頭、今年度は12月26日時点で35頭。農作物への被害は10tあまり、108万円ほどだが、市では実際にはさらに多いと見ている。来年度は、農作物への被害が多い土屋・吉沢地区でも平塚市有害鳥獣対策協議会による柵の設置が検討されている。 

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 県内でも有数の規模を誇る平塚のいちご産業。JA湘南のいちご部会に所属する22の農家が生産するいちごは県の品評会でも高い評価を受けている。市内にはいちごの摘み取りができる農家も多い。今週はいちご狩りを楽しめる農家の1つ、小鍋島の「すぎやまいちご園」(杉山圭一代表)を訪ね平塚いちごの魅力に迫る。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、平塚市役所で行わえれたいちご品評会の様子をお送りします。今回の番組は1/30(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 「生産するいちごの9割はいちご狩り、残りの1割は直売でなくなっちゃうね」と話す杉山さん。1月から5月のシーズン中に1万人を超える来場者が訪れいちご狩りを楽しむという。多くは横浜や相模原など県内からの来訪者だが、圏央道の効果もあり都内や埼玉、山梨など遠方からの客も年々増えているそうだ。杉山さんはいちご農家の3代目。祖父の代からいちごを作り始めて37年になるという。
 同園の魅力の一つは食べ比べができる、ということ。330坪のビニールハウスで7品種、試作段階のものも含めると9品種を栽培しており、“紅ほっぺ”や“おいCベリー”、“とちおとめ”などタイミングが合えばどのいちごも楽しめるという。いちごはかがまないですむ高さで作られており、赤く色づいた果実が鈴なりに垂れ下がっている。「週末にお客さんが食べちゃうから月曜日にはすっかりなくなっちゃうけどね」と笑う。
美味しさの秘訣
 いちごの旬は本来春先から初夏。だが現在はハウス栽培が主流のため冬の終わりから楽しめる。「いちごに如何に春が来たと錯覚させるか」が大切と話す杉山さん。照明を使用しいちごを照らすと共に炭酸ガスを発生させて二酸化炭素を補い光合成を促進させる。電球は白熱球にこだわる。「LEDの方が電気代は安いが白熱球は遠赤外線効果がある」と生産終了間際には大量に仕入れたという。
 受粉を担当するのはミツバチ。寒い時期は動きが悪いこともあるそうで、マルハナバチや受粉専用に品種改良されたハエなども併用する。これだけ昆虫がいると農薬は使えない。特に花が咲き始めてからは一切使わないという。ヤシ殻をベースにした有機培地で栽培するいちごはほぼ100%有機栽培。
「いちごが欲しがってるものは全て与えるように細かく管理している」とこだわりを見せる。新品種の開拓にも余念がない。特に甘雫姫などは紅ほっぺに代わる品種として期待しているという。
いちご狩りへのこだわり
 オススメのいちご狩りシーズンを訊くと「花が咲いてから実がつくまでに時間がかかると酸味が抜けるんだよね。今色づいてるのは50日前に花が咲いたもの。これが暖かくなってくると45日、40日と短くなっていく。万人受けする“甘いいちご”なら今の時期、甘酸っぱいのが好きな人はもう少し遅い時期がいい」そうだ。いちご狩りがメインだからこそ、もてなしの心は大切にしている。「この辺は観光地ってわけじゃない。目的がいちご狩りなんだから、そのいちごが美味しくなかったら話にならない」と情熱を注いでいる。品種ごとに味わいが微妙に違うのでそれぞれの個性がしっかり出るように仕事をしているという。
 食べ比べなので歩き回って好きないちごを見つけてほしいとの思いから通路も広くとり、休憩用のベンチなどもある。ゆっくりと食べてもらうために時間も少し長めにとっている。「昔、いちご狩りの師匠に言われたよ。『世間のお父さんは休日にゆっくりしたいのに家族のためにいちご狩りにでかける。それをねぎらってあげなきゃダメだ』ってね」。いちごの美味しさ以上の価値を提供したいというわけだ。
 同園以外にも市内にはいちご狩りを楽しめるスポットがある。わざわざ県外まで出なくとも地元のいちご園で一足早い春を感じてみてはどうだろう。
同園を含む市内のいちご狩り情報は「平塚市 いちご」で検索

0120 緑と青
 昨シーズン天皇杯準々決勝でくしくも敗れ、チームは12月25日で解散し、そこから選手は短いシーズンオフを過ごした。ただこのシーズンオフは本当の意味でオフではない。どう過ごすかが非常に大事になってくる。選手はシーズン中毎日のように走り、ハードなトレーニングを行っているが、シーズンオフになるとその環境がなくなってしまう。いかに体や精神を休めながら、自分自身で体力をキープできるかが新シーズンのパフォーマンスに大きく関わってくるからだ。シーズンオフに入る前日、曺監督は「初日の練習からボールを使っていく」と選手たちにメッセージを投げかけた。「2017シーズンはスタートダッシュを仕掛けていく」。そんなメッセージを受けとった選手は間違いなく自分自身に矢印を向け過ごしただろう。そんな新チームは16日より始動した。ホーム開幕が3月4日群馬戦に決まり、まずは2月26日のJ2開幕、アウェイ水戸戦に向け様々な戦いが始まった。
今シーズンも熱いご声援、よろしくお願いします
文:猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)
0120 ペット
ねぎちゃん(女の子6歳)

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0120ビーコル
 プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」が初めて開幕した今季、トッケイセキュリティ平塚総合体育館(大原1-1)をホームアリーナに持つ横浜ビー・コルセアーズの試合がいよいよ来月22日に開催される。これを受け12日、チームのポイントガードで二宮町出身の細谷将司選手が平塚市役所を表敬訪問した。
 日本国内ではJリーグが開幕に向けて動いていた1993年ごろからバスケットボールのプロリーグ化も検討されていた。だが話はまとまらず、10年以上が経過してもアマチュアリーグしか存在しなかった。2007年からはbjリーグとJBLという2つのリーグが並立する状況が続いていたが、この状況を懸念した国際バスケットボール連盟は2015年、問題解決に向けてJリーグ創設に携わった川淵三郎氏をチェアマンに招き、作業チーム「JAPAN 2024 TASKFORCE」を発足させた。この作業チームが主導する形で「公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」が設立。昨年9月のBリーグ開幕にこぎつけた。
 ビーコルの愛称で親しまれる横浜ビー・コルセアーズはもともとbjリーグに所属していたが、現在はBリーグの1部リーグ(B1)に所属している。前半戦を折り返し順位は中位にいるものの、後半戦の巻き返しが期待されている。
 細谷選手は二宮町出身ということもあり今回の平塚での試合はいわば凱旋試合。平塚総合体育館を「ずっと試合をしてきた親しみのある場所」と話す。「地元なので友人や家族、恩師もきてくれる。恩返しというか子どもたちに夢を与えられるような試合をしたい」と意気込んだ。細谷選手は日本代表候補にも選ばれており、今後の活躍にも期待がかかる。
〈スケジュール〉
会場:トッケイセキュリティ平塚総合体育館
◎2月22日(水)19:00〜
 vs 三遠ネオフェニックス
◎4月22日(土)18:00〜
 vs 新潟アルビレックスBB
◎4月23日(日)14:00〜
 vs 新潟アルビレックスBB
※チケットは公式販売サイトで購入可能。
「ビーコル」で検索
【写真】写真中央が細谷選手

0120郷土カルタ
 港地区青少年を守る会(山口恵信会長)が毎年主催する「港地区 郷土いろはカルタ大会」が15日に行われた。大会は今年で38回を数え、途切れることなく続く郷土いろはカルタ大会では日本全国をみても港地区だけといわれている。
 郷土愛を育むことと青少年健全育成を目的とした大会には港小の児童ら200人以上が参加。中学生を含む運営スタッフも100人以上が参加したという。使用されるカルタは35年前に地域住民が読み札を考え、港小児童が取り札に絵を書いたオリジナル。「のど自慢 マイク離さず 須賀甚句」など地域性を色濃く反映したもので、児童らは和気あいあいと真剣にカルタに興じていた。
 学年ごとに優勝者が決められ、優勝者には賞状などが贈られた。

0120 2面二宮研修
 二宮町は、職員の情報発信力を強化して定住促進に繋げたいと、先月から今月にかけ「情報発信講座」を4回開催し、消防や保育に携わる部門を除いた役場職員のほとんど、160人が受講した。
 町は定住人口獲得などのため知名度を向上させる活動「シティプロモーション」を行っているが、職員の意識を変えて担当部署だけでなく町全体としてさらに取り組む必要があることから今回の講座を開催した。
 13日の講座には約40人が出席。広島県内などで地方創生に取り組むコンサルタントが講師を務め、情報を伝えたい相手を具体的に想定することが重要と説明した。その後参加した職員がグループごとに、情報を届けたい人の年齢などを想定した上で町の魅力をどう伝えるかについて議論した。同町ではこの他、町民が主体となって魅力を外に発信する組織「にのみやLOVERS」が昨年結成された。子育て世代を中心に20人が参加しており、現在活動を進めている。

0120 2面文化財
 今月26日の「文化財防火デー」を前に、貴重な文化財のある善徳寺(平塚市南原)で17日消防訓練が行われた。
 この訓練は重要文化財を持つ寺社などで毎年この時期に行われているもので、善徳寺には平塚市指定重要文化財である「木造地蔵菩薩坐像」と「絹本着色 法然上人像」の2つがある。
 今年は寺の檀家や自治会の関係者と消防団、消防職員ら約60人が参加した。境内から出火したという想定で、まず数人の自治会員が消火器で初期消火にあたった。続いて消防車など5台と消防職員や団員が現場に到着。はしご車とホースによる消火訓練を行う間、呼吸器を付けた隊員が本堂から文化財に見立てた箱を運び出した。例年より地元の住民が多く参加したということで、訓練の様子を見学していた。

0120 2面二宮中
 いのちの大切さなどについての思いを俳句で表現する「日本赤十字社第11回赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」において、二宮町立二宮中学校(作田雅弘校長)が初めて神奈川県の中学校の部で団体賞を受賞し、17日表彰式が同校で行われた。
 これは、10代20代の献血者数が減少傾向にあるなか、若い世代を中心に幅広い年齢層から俳句を募集して献血の必要性について理解を進めようと行われているもの。団体賞は各都道府県で小中高校と一般の部門ごとに最も応募作の多い団体が選ばれる。
 17日の表彰式では、生徒会長の淵上卓哉さん(2年)が代表して表彰状を受け取った。同校では国語の授業の一環として、俳句をはじめ短歌や作文など創作に力を入れている。副会長の岡 太一さん(2年)は「俳句を作る際、献血について調べて関心が高まった」と話していた。

0120 3面団子作り
 平塚市北金目の大久保地区で、季節の行事「どんど焼き」に使う団子を三世代の住民が集まって作る催しが13日行われた。
 これは、家で団子を作れないためどんど焼きに参加できないという住民の声を聞いたことから、地域で一緒に作ることで参加者を増やしたいと大久保自治会が4年前に始めたもの。
 地区の公民館には、地域の子どもと保護者、そして近くの介護施設の利用者合わせて30人あまりが集まった。地元に長く住む主婦らが作り方を教え、幼児からお年寄りまでが時折話をしながら赤、白、緑など色とりどりの団子を丸めていた。
 同地区では近年宅地開発が進み住民が増えているという。自治会では「こうした機会に、子どもや若い人とお年寄りが交流してもらえたら」と期待している。

0120 3面かなふく 学校法人鶴嶺学園神奈川社会福祉専門学校(竹内惠司理事長)の体験型学習として13日、湘南ベルマーレフットサルクラブに所属する久光重貴さんが生徒100人以上を前に講演を行った。
 2013年、右上葉肺腺がんの診断を受けるも抗がん剤治療を続けながら現在もフットサル選手として活躍している久光さん。近年はがんの啓発と小児がん患者支援のための活動「フットサルリボン活動」を行うため、「一般社団法人Ring Smile」を立ち上げ、自ら代表者として子どもたちを中心とした難病と闘う人々の支援活動を行っている。講演では自身のあゆみを振り返りながら活動などを紹介した。
 また、学習の2部ではミュージシャンのリトルキヨシさんによるアコースティックミニライブも行われた。

0120 3面ベイスターズ 昨年12月に宮崎県で行われたNPB12球団ジュニアトーナメント2016で初優勝した横浜DeNAベイスターズジュニア(鈴木尚典監督)で活躍した高橋琉士投手(富士見小6年)が17日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 高橋くんは県内外から選考に参加した約580人の中から選抜メンバーに選ばれ、今大会では4試合中2試合に先発。予選で完投、準決勝で完封勝ちとエース級の活躍で優勝に大きく貢献した。小学校3年の時に兄の影響で富士見ホームランズに加入した高橋くんは、当時からとても綺麗なフォームで球を投げていたという。
 「ファンであるDeNAのユニフォームを着られてとても嬉しい。甲子園にでて、ドラフト1位で横浜に」と話す高橋くん。平塚からまた新たなスターの誕生に期待がかかる。

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 日本ではインドネシアとの間で結ばれた経済連携協定(EPA)に基づき、平成20年度から年度ごとに外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れを実施している。平成21年度からはフィリピン、平成26年度からはベトナムからの受け入れも開始され、3国を併せた全国での累計受け入れ人数は3,800人を超えた(平成28年9月1日時点)。平塚市にある社会福祉法人伸生会(平塚市御殿、大畑直裕理事長)は昨年12月から、市内では初めてこの制度を利用し2人のインドネシア人候補者を受け入れている。

 この枠組みは、原則として外国人の就労が認められていない分野(看護補助分野・介護分野)において、母国で看護師資格を取得するなどした外国人が、日本の国家資格の取得を目的とすることを条件として、一定の要件を満たす病院・介護施設(受入れ施設)において就労・研修することを特例的に認めるもの。看護・介護分野の労働力不足への対応として行うものではなく、あくまで各国との経済連携の強化が目的だ。
2人の候補者
 先月13日から伸生会で働くティチェ・プトリさん(24)とメイサリ・パンジャイタンさん(25)はこの制度を利用してインドネシアから日本にやってきた。「インドネシアで仕事を見つけるのは大変。家族を養うために日本に来た」と話す2人は、母国の大学を出ており、看護師の資格も持っている。それでもなお働き口を探すのは難しいという。彼女たちは母国で6ヶ月間、日本語を学び、EPAの制度を利用して来日した。
 彼女たちは当面、施設での実務経験を積みながら日本の国家資格である介護福祉士の取得を目指す。介護福祉士国家試験の合格率は近年60%程度で推移しており、直近に行われた第28回試験の合格率は57.9%と60%を下回った。国家資格の中でも司法試験などに比べれば高い合格率ではあるが、これは制度の候補者に限らず全体の数字。当然、EPA候補者に限らない日本人も対象とする試験のため、内容はすべて日本語。彼女たちは福祉の勉強と並行して慣れない日本語も学びながら3年後の試験合格を目指している。
将来と課題
 将来的には日本で継続的に働きたいという2人。同法人の特別養護老人ホームで施設長を務める大畑 直さんは2人について「真面目で親しみやすい。今後実際に利用者さんと接する中でコミュニケーションをしっかりとれるようになってもらいたい」と評価し、将来性にも期待をかけている。受け入れ前には「言葉の壁や気配りや気遣いなど、日本との違いがトラブルにならないだろうか」という不安もあったが、目立った問題はないという。もちろん、宗教的な部分であったり文化的な部分であったり隔たりはある。だがそこは相互理解の中で解決できるものと考えている。「何より福祉介護の仕事は人と人との繋がりであってコミュニケーションが最重要」と話す大畑さん。「2人とも日本の文化などに理解を示してくれているし、もともと働いている同僚の日本人とも切磋琢磨してお互いにいい関係を築きたい」という。
 一方で離職率の高さをはじめとした介護職全体の課題というのは外国人を受け入れても万事解決というわけにはいかない。制度上、3年後の国家試験に合格しなければ原則として帰国を余儀なくされる上、合格後の日本の職場への定着率も決して高くはないという。生きている以上、誰もが介護の問題に直面する可能性はある。彼女たちのような外国人候補者の存在は、介護職を取り巻く環境をどう変えていくか。一人一人が当事者として考えていきたい。

ペット0113
あずきちゃん(左)
こむぎちゃん(右)
(女の子・6ヶ月)

性格が真逆な姉妹
追いかけっこが大好きです♪
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うちのこ0113
暖悠(はるちか)くん
陽梨(ひまり)ちゃん
汰涼(たすけ)くん
抱っこじょうずだね!
これからも仲良しな3人でいてね♡
ゆかちんさん
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0113映画don't BREATHE
『ドント・ブリーズ』(2016/アメリカ)
監督・脚本:フェデ・アルバレス 脚本:ロド・サヤゲス
出演:ジェーン・レヴィ/ディラン・ミネット/スティーヴン・ラング 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
 トヨタがNAFTA(北米自由貿易協定)を利用してコストの低いメキシコに米国向けの日本車工場を新設することに、次期大統領のトランプが、Twitter上で「撤回しなければ、高額の関税を払え」と警告した。国内の雇用の減少を懸念しての発言だが、それほど日本車が及ぼす影響大ということだ。本作の舞台、デトロイトも、かつては自動車産業で栄華を極めながら70年代以降、日本車の台頭で衰退した街である。ヒロイン・ロッキーと二人の若者は、貧しく息苦しい生活から脱け出すために押し入り強盗を働く。最後の仕事に選んだ相手は、娘を交通事故で亡くし、多額の賠償金を手に入れた盲目の元軍人。簡単な仕事のはずが、老人には強靭な肉体と精神力、研ぎ澄まされた聴力が備わっていた。往年のヘプバーン主演作『暗くなるまで待って』の設定を逆手に、弱者のはずの老人が若者たちを追い詰め、一軒家は脱出不能の猟場と化す。若者たちは自業自得だが、老人にも底暗い秘密がある。誰もが同情の余地はあるが看過すべきではない。人間の業の深さが、単なるスリラーで終わらない深みになっている。
kiyoto01
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0113 まちゼミ
 平塚市商店街連合会(常盤卓嗣会長)が主催する新イベント「第一回まちゼミ」が20日(金)よりスタートする。同イベントは平塚駅前の商店街活性化事業「駅近キラ☆キラ商店街!!」の一環として行われる。
 まちゼミとは「得する街のゼミナール」のこと。顧客に店の特色を知ってもらいファンになってもらおうと、商店街の各店舗の店主などが講師となり、プロならではの専門的な知識や物事のちょっとしたコツなどを講義する少人数制のミニ講座を行う。店舗と顧客とのコミュニケーションを通じた地域商店の活性化を主な目的としているため受講料は無料。また、商品の販売なども行わない。まちゼミはもともと愛知県岡崎市で平成14年に始まった地域活性化事業。現在では全国の自治体・商店街などで同様のイベントが開催されており、その輪が広がり続けている。平塚市商店街連合会でも昨年から勉強会や研修会を重ねまちゼミを企画、今回の初開催にこぎつけた。
 今回のまちゼミでは19店舗・団体が22講座を20日(金)から来月18日(土)にかけて行う。申し込みは12日から開始された。同様の講座が複数日開催されることもあるので、自分の都合に合わせて参加することもできる。
 商連ではまちゼミのチラシを作成し、右記の店舗・施設で配布中。また、駅周辺の一部エリアでは本紙にチラシを挟み込んでいる。まずはこのチラシを入手して興味のある講座に参加してみては。
◇問い合わせ:同商連☎︎21−1090

0113賀詞交換会
 平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)が主催する恒例の「新年賀詞交歓会」が5日、湘南ステーションビルラスカホールで開催された。会場には常盤会頭、落合克宏平塚市長らをはじめ370人以上の市内商工業関係者が集まり新年の始まりを祝った。
 昨年11月に会頭に就任した常盤会頭ははじめての年頭の挨拶として「会議所の活性化」を第一義にあげ、「会員ファースト」の会議所を目指すと抱負を語った。さらに市内のインフラ整備、相模線の複線化・延伸などにも触れ、広域での連携を目指すという。恒例の年男・年女による鏡開きには落合市長も年男として参加していた。
 4日には大磯町で賀詞交換会が、5日には二宮町で「新春のつどい」が催された。

0113成人式
 成人の日の9日、平塚、大磯、二宮の1市2町でも祝賀行事が行われ、合計3,244人が大人の仲間入りをした。
 平塚市の新成人は2,686人(男性1,385人、女性1,301人)で昨年より149人増加。「翔〜今こそはばたけ、新成人〜」をテーマに平塚市総合公園で行われた式典には約1,800人の新成人が訪れた。HAND SIGNのライブパフォーマンスや恩師からのビデオレターなどが公開され、久方ぶりの再開を楽しむ成人らで盛り上がりを見せていた。
 大磯町では昨年より19人増の279人(男性142人・女性137人)が、二宮町では昨年より23人減の279人(男性133人・女性146人)が成人を迎えた。大磯町では毎年大磯プリンスホテルが式典会場となっていたが、今年は同ホテルの改修が行われているため、会場を国府小学校体育館に移して行われた。
【写真】平塚市会場の様子

0113出初式_1 平塚市消防本部、平塚市消防団は7日、平塚市総合公園で平成29年平塚市消防出初式を開催した。式には消防職員、消防団員など約500人の人員と、ポンプ車、はしご車など約30台の車両が参加した。
 式典ののちに行われた消防演技では平塚古式消防保存会による木遣り・まとい振込み・はしご乗りが披露された。木遣り唄の独特のメロディーが響く中、人の力だけで固定されたはしごの上で様々な演技が行われ、訪れた観客からは大きな歓声が上がっていた。
 また、平塚市少年消防クラブや消防署部隊も負けじと日頃の訓練の成果を披露。はしご車からの降下訓練などではこちらも大きな歓声を集めていた。
0113出初式_2

0113 2面大磯動画
 大磯町では、町のあらましや魅力を伝える動画『大磯町ってどんなまち?』を新たに作成し、地方への移住に関するサイト「全国移住ナビ」で現在紹介している。
 これは、地域再生を目指す一般社団法人colorfulと県立大磯高校SF研究部のOBで作るSF-kenと協力して作られたもの。これまで、町への定住促進や町の野菜・料理をテーマにしたもの、英語による動画など様々なジャンルの作品が作成されてきたものの、町全体を網羅的に紹介するものはなかった。
 そこで、大磯を知らない人でもこれを見れば分かるようにと今回の動画が作成された。中では町の歴史や名所、左義長などの行事、特産の野菜など町の魅力が幅広く紹介されている。町では今後、視察に訪れた人などに見てもらうなど様々な形で活用することにしている。動画は町のHP(http://www.town.oiso.kanagawa.jp/)から見ることができる。 
【写真】「大磯町ってどんなまち?」より

0113 3面漁協
 大磯町漁業協同組合と二宮町漁業協同組合が今年4月1日をもって合併することになった。
 二宮町漁協は最盛期の昭和50年代後半から60年代には正組合員が60人ほどいたものの、年々減少し現在は22人。20人を下回ると解散しなければならないが、80代が2人と組合員の高齢化が進み、漁業を取り巻く環境は厳しく、後継者不足の中新しく組合員が増える見込みも少ない。
 これに対し、大磯町漁協は正組合員が32人で、40代、50代も多く平均年齢は約55歳。そこで二宮町漁協は解散を回避するため、隣である大磯町漁協との合併を数年前から検討していた。
 そんな中、県と県漁業協同組合連合会から、経営合理化を促すために「将来、県一漁協を目指し、地域の漁協合併を可能なところから順次進める」との方針を示されたことから、両漁協では平成27年2月に合併推進協議会を設置し、本格的に話し合いを開始。そして昨年11月、それぞれの漁協で合併が可決され、今年4月1日に「大磯二宮漁業協同組合」となる。
 二宮町漁協の徳江好春組合長は「二宮はいい漁場があり、合併により今後も安心して漁業ができる」と話している。
 また大磯町漁協では「合併により組合の資産が増えるので、事業拡大と収益力アップに繋がるメリットがある」と期待を寄せている。
 合併後、当面は従来通りにそれぞれの海域で漁を行うものの、将来的には相互に自由に漁場を使うことも検討していきたいとしている。
 県は合併を推進し、平成37年度を目標に県内の漁協を一つにまとめる方針。県漁業協同組合連合会では、「地域合併を推進する地域」として両漁協と県東部の地域計3つを承認していたが、今回の合併はこの中で最初となった。

0113110番の日
 平塚警察署は10日、110番の適正利用を訴えるキャンペーンを平塚駅前で行った。警察署員の他、警察OB団体、防犯協会、市役所職員など約80人が参加した。
 昨年の平塚署管轄内の110番件数は1月から11月までで14,752件(前年比825件減)だった。だが中には緊急を要さない案件で電話をしてくるケースも多く、時には緊急度の高い案件に影響がでていることもあるという。同署では緊急でない各種相談は「#9110」もしくは警察専用電話☎︎045−664−9110まで、と呼びかけた。
 振り込め詐欺をはじめとする犯罪の認知件数も年間を通して見ると減少しており、署では「一定の成果」としつつも、「最近は日々新しいスタイルの犯罪が発生している。今後も気を引き締めていかなければ」と気持ちを新たにしていた。

0113 3面きしゃポッポ
 平塚市の私設保育施設「きしゃポッポ」(見附町)では、子どもたちの作品を展示する「美術展」を、今月19日(木)からひらつか市民プラザ(紅谷町)で開催する。
 同施設には発達にサポートを必要とする子どもも通っており、作品作りを楽しみながら子どもたちに達成感や自信を持ってもらえるようにと、版画や木工など毎月テーマを決めて制作を行っている。昨年初めて施設で展示し、今年は多くの人に見てもらおうと会場を移して開催することになった。
 同展では、小学生を中心に1歳から中学2年生までの作品約200点を展示。糊を塗り広げた画用紙に色水をたらして模様を付けるなど、取り組みやすい方法を取り入れたものが多い。スタッフは「子どもが満足するまで自由に作りあげた作品を見てほしい」と話している。24日(火)まで。◇問い合わせ=きしゃポッポ☎36-3571

0113 1面つるし雛1
 二宮町の吾妻山で開催中の「菜の花ウォッチング」に合わせ、今月14日から始まる「雛の吊るし飾り展」。ここ数年由緒ある川勾神社(山西2122)と知足寺(二宮1091)で行われてきたが、今年は築約130年の古民家・(旧)ふるさとの家(一色432)も会場に加わる。町を訪れる人へのおもてなしの心、また手仕事が楽しいという気持ちなど作る人の様々な思いが込められた同展は、どのように始まり続いてきたのだろうか。
 鶴やや鳩などの鳥に、花や果物、鞠といった色とりどりの飾りを作ったのは、主に町内に住む女性たち。主催する「グリーンにのみやプロジェクト」(GNP)(松本篤子代表)では、地域の施設や手芸店などに集まって飾りを作るグループや個人から毎年飾りを借り受ける。これにGNPの女性メンバーが作った分も加えて今年は約90人分、200棹近くが雛人形と共に展示される。
 これは元々吾妻山山頂での「菜の花ウォッチング」に訪れた人たちに、他にも見てもらえるスポットを作ろうと始まったもの。町内でつるし雛を作っている人がいたことから、それを集めて古民家「(旧)ふるさとの家」に飾ってみようと10年前に1度行われた。
 その後つるし雛にふさわしい情景を求め、2年後には会場を町内の川勾神社と知足寺に移した。川勾神社は寒川神社につぐ旧社であり、知足寺は『曽我物語』に登場する曽我兄弟の墓と言われる墓石のある旧跡。飾りと一体となった雰囲気を味わってもらおうと、会場にはこだわっているという。
 材料には、本物の素材をとの思いから飾りのほとんどで正絹が使われている。自分の娘時代の着物や帯をほどいたり、骨董市で見つけたり。中には、以前見た人が「自分の着物を使って下さい」と持ってきたものもある。同じ布はないため、同じ形のものを作ってもそれぞれ表情の異なった仕上りになっている。
継続が危ぶまれた時も
 好評を得た「吊るし飾り」展だが、6年前の東日本大震災の後はみんなの気持ちが落ち込み、華やかな布を手に取れない時期もあったという。ならば被災地で見てもらおうと考えたものの、飾ってくれる受け入れ先が見つからなかった。中止も検討されたが、「被災地の人たちに寄り添いたいという自分たちの思いを表現することが大事じゃないか」との声が上がった。そしてテーマがあれば何とか作れるかもしれないと、願いを象徴する「鶴」をテーマに決め、また一針一針、飾り作りを再開。楽しみにしてくれている人の声も励みにして、開催にこぎ着けた。
 その後も「花」「実り」「子ども」、そして今年は「雅」。「テーマがあるから作るのをやめずに済んだ」と作り手の一人は話す。
今では外国人観光客も
 会場への設置やチラシ配りなどはGNPの男性メンバーが引き受け、共催の二宮町観光協会と協力して、このイベントを育ててきた。
 最近はリピーターや外国人観光客も少しずつ増えているとのことで、松本代表は「みんなが頑張ってくれるから続けられている。会場となる寺や神社の木の温もり、飾りのモチーフである自然の恵みといった日本の文化を集大成したこの催しで、良い文化があることを広く知ってほしい」と思いを語っている。無数の色鮮やかな雛が飾られる様には心が浮き立つような気分になる。菜の花とともに一足早い春の訪れを楽しんでみては。
◇雛の吊るし飾り展
◆1月14日(土)、15日(日)
 21日(土)、22日(日)
 (旧)ふるさとの家
◆1月28日(土)、29日(日) 知足寺
◆2月10日(金)~13日(月)
 川勾神社
時間はいずれも10時~15時30分
◆問い合わせ=二宮町観光協会
 ☎73-1208

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つむぎちゃん
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0106%e3%83%98%e3%82%99%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%ac%e5%b7%ae%e3%81%97%e6%9b%bf%e3%81%88 湘南ベルマーレ(眞壁 潔会長)は先月20日、2017シーズンのユニフォームパートナー(袖)に、新たに株式会社フジタ(奥村洋治代表取締役社長)が決定したことを発表した。
 同社は湘南ベルマーレの前身であるフジタサッカー部として長くサッカー界を支援した企業。日本サッカーリーグ時代からJリーグ開幕後のベルマーレ平塚を支えた。しかし経営難から1999年にスポンサーから撤退。以降湘南ベルマーレは市民クラブとしての道を歩むことになる。
 奥村社長は「2018年のクラブ創設50周年に向け、当社もチームと一丸となり、再び熱い思いを共有したいと思っております」とコメント。Jリーグ村井 満チェアマンも「驚きとともに大変嬉しく思っております」とコメントを出している。

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 起業の促進のため、平塚市が起業を目指す事業者などへ支援を行う「Hiratsukaフレッシュビジネス」に、今年度は、市内の飲食店従業員・藤田美佐さんが代表のROCCOによる「大人と高齢者がくつろげる喫茶店」の事業計画が認定された。
 以前からカフェを開きたいと考えていた藤田さん。昨年70代の母親と外食した際、食べられるものが少なくメニュー選びに困ったという。この経験から、高齢者でも食べやすいよう柔らかくて栄養バランスが良く、見た目も普通の食事と同じような新しい介護食品(スマイルケア食)を提供するカフェを開くことを計画した。また店を地域の憩いの場所として利用してもらうため、料理教室などの開催も検討。市では認定の理由として、スマイルケア食を出す飲食店が珍しいことや、高齢者の居場所を提供し社会貢献性が高いことなどを挙げた。
 成人した娘3人も共に店を手伝う予定で、3月中の開業を目指し現在店舗を探している藤田さん。「高齢の方でも外食を楽しめる店にしたい」と話している。

0106%e3%80%80%ef%bc%93%e9%9d%a2led 平塚市は、今年2月末までに市内の防犯街路灯と道路照明灯の計約1万6,900灯すべてをLED化する。民間事業者が計画立案から施工、維持管理まで包括的なサービスを提供して省エネルギーを図る「ESCO(エスコ)事業」を活用するもので、市によれば同事業により両方同時に一括でLED化を進めるのは県内初の取り組みだという。
 市内では防犯街路灯は平成21年度から、道路照明灯は25年度から、順次LED化が進められてきた。今回の事業は、ESCO事業者が残りの計約8,000灯を全てLEDに交換すると共にその後10年間の維持管理を行うもので、事業費は計約3億4,000万円。市では電気代や電球の交換といった維持管理の経費が、10年間で約3,800万円削減できると予測している。
 また防犯街路灯の一部については、災害による停電時に対応できる蓄電池内蔵型や、塩害に強い仕様のものに交換する。

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 大磯プリンスホテル(野田幸嗣総支配人)は現在休業中の3号館について、スイートルームを新たに設けるなど「海辺の別荘をイメージした滞在を愉しむホテル」へとリニューアルを行い、4月5日にオープンすることを決定した。
 今回、5階から10階に3つのタイプのスイートルームを新設。湘南スイートは同ホテルの通常の部屋のおよそ2倍の広さで、インテリアには海のブルー、樹木のグリーンなどナチュラルな素材や色を使い、リゾートムードを高める。
 このうち最上階10階海側の「湘南スイート」は眼下に広がる海を満喫できるような解放的な空間で、ハイカウンターを設けた滞在時間を楽しめる部屋となる。
 また5、6階の「ロングビーチスイート」は、最大4人まで利用できるファミリーや女性グループ向けの角部屋の客室。リビングルームにゆったりとしたソファを置き、素足で過ごせリラックスできる空間になる。
 客室に加え、レストランと宴会場もリニューアルされる。さらに今年夏には温泉・スパ施設もオープンする予定で、同ホテルは「海沿いの別荘地ならではのロケーションと滞在時間そのものを楽しんでいただきたい」と話している。一般予約は1月9日(月・祝)15時から。◇問い合わせ=同ホテル☎61-1111(代表)
【写真TOP】湘南スイートリビングルーム
【写真下】湘南スイートベッドルーム/プレミアムオーシャンビューツイン

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 昨年11月1日、9年にわたり平塚商工会議所の会頭職を務めた福澤正人前会頭が勇退し、新たに株式会社トキワヤ(紅谷町12−29)の代表取締役、常盤卓嗣氏(61)が会頭職に就任した。就任から2ヶ月、今、常盤新会頭は平塚に何を見て、何をしようとしているのか。平塚のまちづくり、目指すべきまちの形とは──。

── 改めてこの2ヶ月を振り返っていかがでしょうか?
 改めて大変な重責だと、実感しています。今まで平塚青年会議所の理事長だとか、商工会議所青年部会長だとかやってきましたが、さすがの私も夜寝られないくらいです(笑)特に福澤さんより13歳若いので、上の世代の人の見方ってちょっと厳しいんじゃないのかなって自分でも感じたりしますね。
── 福沢さんとは世代が一回り違いますね。
 一回り以上違いますから。「大丈夫かあいつで」と思ってる人もいるんじゃないかなと。それぐらい大変な役です。
── 身の回りの環境に変化はありましたか?
 環境というか自分自身の時間管理とか、スケジュールとかは自分できちんと把握しておこうと意識しています。朝必ず一回事務局に電話して「これでいいんだよね」という確認をしています。
── 新しい会頭になった以上は違う風を吹かせていきたい?
 それは当然ですよね。もちろん。
── まず取り組んでいることはどんなことでしょうか?
 事務局をはじめ、今まで話をしなかった人と話す機会を持つようにしています。今まで良かったことでも、もしかしたら変えていかなきゃいけないことがあるならお互いに議論していかないと。会員のものですからね。会員から会費をいただいて運営しているんで東京都の「都民ファースト」じゃないけど「会員ファースト」で。この会議所に1回でも足を運んでもらって、「会議所って役に立つんだ」とか「入って良かったよ」っていう風に思ってもらえれば。門扉を開いていかなきゃいけないと思いますね。
── 現在、商工会議所の会員企業数はどれくらいでしょうか?
 約2,500社、準会員を入れると2,800社ぐらいですね。それらの中には会議所に来ない人、一度も会わない人もいるかもしれない。
── 具体的に商工会議所とはどんな組織なんでしょう?
 それぞれの企業を成長させるためのお手伝いですね。創業・起業から経営のアシストまで。なんでも相談できる場所です。
 一般に開かれたセミナーなんかもやってるんですよ。パソコン教
室とかよろず相談とか、これを発信していって、一般市民の方にも使っていただけるようにならないとおかしいですよね。
── 9年務められた福澤会頭の後ですが引き継いでいきたいのはどういった部分でしょうか?
 福澤前会頭は行政とうまくタイアップして、行政が口を出しにくい部分を代弁するなどうまくやっていらっしゃった。非常にうまくタッグを組んでいたと感じています。そういう補完しあうような関係性は継続していきたいですね。
── 逆に変えていきたい部分はありますか?
 議員の中で、議員の役目・立場がありますが総会などに1年に1回か2回でて終わってしまうのではなく、会議所の議員であるということで運営に責任を持ってもらうような形にしたいです。議員と執行部と事務局としっかり話をして「商工会議所はこういう風にするべきだ」っていうのが議員の中からでてくるようにしたいです。── その点では物足りなさを感じますか?
 全然物足りない。トップダウンというか、「トップがこういう風に言ってるから」みたいな風潮がありますよね。議員総会の中で、どんどん意見を言っていただきたい。そうでないと活性化しないんじゃないかな。みんな色々考えてることがあるだろうからそれを引き出していきたいです。約2,500社の企業は必ずどこかしらの部会には所属しているから自分の部会には出席できる。必ず自分の意見を言うチャンスはあるからそれを汲み上げていけるようにしたいです。
── 「まちづくり」というのは商議所として大きなキーワードかと思うんですが市内の商工業について思うことは? 大手の上場企業はさておき商工会議所を支えているのは中小・零細なんですよね。その人たちの事業が継続できるか、後継者が育つかっていうのがこの街の将来に一番大事じゃないかと思います。
── 世代交代が重要なんですね。
 私と福澤さんが変わったのも一つの世代交代ですし、それと同じように。商店街で閉まっている店があったときに、どこかにアパートを持っていたり駐車場を持っていたりで商売をやらないでいい人もいるかもしれない。そういう人たちはなかなか前に進む仕事は難しいかなと思うんですね。リスクを取らないでもいいというか。後継者側も安い給与ではなかなか跡を継ごうとは思えない。辞めてしまうところがあるなら新しい人に入ってもらう。そういうサイクルが必要じゃないかと思うわけです。
── 後を継いでもらう、あるいは創業するというときに商工会議所がすべきことは?
 創業者支援は積極的にやっていますよ。もっとも創業する人は意欲があるから後を取る人の方が難しいんですよね。起業家の方がこれがやりたいって自由に言えるけど長くやってる店は「色」がでちゃうからそれを変えていくのも大変なのかな? 私自身、親の世代は学生服と婦人服をやっていましたが、今は学生服一本にしました。
── どういう思いがあったんでしょうか?
 どこでも買えるものは好きなところで買えばいいじゃないですか。でもそこでしか買えないものを買いに行くお店にしなきゃいけない。そういう店づくりをして「うちの商品はこれ」「うちの技術はこれなんだ」っていうことができるかが商工業の全てかなと。そこでしか買えないからみんな行くし、そういうものが欲しいんですよね。地域で残ってる店ってみんなそうで、それぞれ自分たちにしかできないことを創意工夫しています。
── まちの特徴・目指すべきものは?
 平塚は絶対住みやすいと思うんです。暖かいし東京にも近いし。ただ最近言われるのは鉄道の駅が1つしかないとか、自転車で中心街に来る人がアクセス悪いとか。自転車で来る人が多いのに自転車を排除する方向になってるでしょ。あとはなんでもあるんだけど目立つものがない。これを一点集中にしたいです。
── 特徴が同時に課題にもなっていると。
 特に課題は駅周辺。駅を降りてシャッター街だったら価値は下がりますよね。いくら歩いて15分でららぽーとがあるからといっても駅を降りて最初に見る場所のシャッターが降りてたら「このまち大丈夫?」ってなりますよね。住む人も初めて来た人もそういう印象になってしまう。
── バスロータリー周辺に人が少ない、店の明かりが付いていない、印象ですね。
 駅周辺に人がいて店がやってることがまちの価値だと思う。駅の周りにお金をかける必要がある。第一印象はそれで決まる。行政も民間ではできないことをやってほしいですね。空き家問題一つ取っても行政が介入することで改善する部分はあるんじゃないかと考えています。
── 改善するためにはどうすればいいでしょう?
 長期的な目で見れば小さくてもいいから再開発が必要になってくるかと。過去にとらわれずに変えて行く必要がある部分はたくさんありますよ。本質的に自分たちの仕事を見つめ直すような必要がある。
── ららぽーとオープンで思うことは?
 ららぽーとに来るお客さんの中には市外から来ていただいている方も多いようで一定の効果があったと思います。若い人たちもああいう店ができたら嬉しいでしょうね。かといってららぽーとのせいで店を閉めたという人はあまりいない。商店街はららぽーとにできないことをする場所にしないと。
── ツインシティや道の駅の話など動いていますが。
 道の駅とは違いますが平塚の漁港に人を降ろすような仕組みがあるといいなと思います。国道134号から港に降りてもらって、そこでちょっとご飯を食べられるとかね。開発も大事ですが今あるものを活かす仕組みが必要だと思いますね。
 ツインシティもどういう形になるかわかりませんが、二俣川と湘南台を結ぶ相鉄いずみ野線が倉見まで延びてくるらしいので、そこからどう平塚に出てもらうか考えないといけない。そうすると相模線かなと。今、相模原商工会議所がリニアの駅ができるのに向けてJRに相模線複線化の要望を出したんですよ。なのでこれを機に平塚、茅ヶ崎、厚木、海老名、相模原の広域連携で複線化や延伸を盛り上げようという話があって既にこの3月に会議のセットができています。倉見まで行く手段として相模線を平塚まで延伸してもらって、かつ、個人的な考えですが相模貨物駅を“平塚西駅”にまでできれば。そうすると旭エリアが便利ですよね。電車なら15分に1本でも30分に1本でも時間が確約されてますから。ツインシティそのものよりもそれを活かす、インフラ整備が重要だと思います。
── 市内の道路についてはどうお考えですか?
 基本的に南北の道はバッチリですから。銀河大橋の先を延伸する計画があるからそれだけでも結構変わるかなと。逆に将来の車の保有台数ってどうなると思いますか? 都内に住んでるご友人とか車持ってないのでは?
── 確かに都内では5分歩けば〇〇駅、逆の方向には別の路線。とかが普通ですね。平塚は違いますから公共交通機関が必要でしょうね。
 近年、高齢者の事故が多いですよね。そうすると考えられる動きとして「何歳以上の人は必ず免許を返納しなさい」とかになるかもしれない。「その代わりに公共交通機関を利用しやすくします」などにするとますます駅周辺が大事なエリアになりますよね。アメリカなどでは郊外のショッピングセンターはどんどん潰れているそうです。そうするとやっぱり中央、駅周辺に人が来やすいようにならないと。
── 行政の動きに働きかけたいことは?
 平塚市の商業の売り上げは昔は1兆円を超えていたのが今は5000億円台です。昔と同じ感覚で税金を取られるのはかなり苦しい。固定資産税を下げてもらえるような仕組みは働きかけたいです。固定資産税に限らず新しく商売をはじめた場合に減免を受けられるとかですね。工場もそう。地方へ、海外へ、という流れだし、特区などを設けて「(市内に)残ってほしいからこうします」というのがないと。
── 広域連携を考えてらっしゃるようですが他の市町村の商工会議所、商工会を見て思うところは?
 平塚がなにもしていないわけではないですが、小田原商工会議所の70周年の式典に出席して感じたのは、やはりまちづくりの将来展望がしっかりしている。商工会議所として、まち全体の「絵」を描いていくことが必要ですね。広域連携の中で平塚商工会議所がやっていないことはやっていかないとダメですよね。それが全てではないでしょうか。
── より活発に動いていく必要がある?
 みんな仲が良いんですよ。相模原・海老名・厚木・茅ヶ崎・秦野・小田原とかは比較的話が通る。「嫌がるかな?」と思うような話に「いいね」と言ってもらえます。先に出た相模線の話も嫌がられるかなとも思いましたが反応が良かったです。行政もそうですよね。一つの自治体でどうにもならないことは連携しないと。
── 次世代に期待したいことは?
 先日、ニュース(小中学生の全国学力テストについて)になっていましたけれど教育ですね。せっかく市内にはいい施設がいっぱいあるんですから。環境はいいから平塚の良さを知ってもらって、教育について平塚の場所で真剣に考えられる人に住んでもらいたいですね。
── やっぱりあの結果(平塚はいずれも全国平均を下回った)は危惧しますか?
 それはもちろん! 会議所として声を上げる部分ではないかもしれませんが、まちとしては一番大事な部分だと思いますよ。
── 最後に市民のみなさんにメッセージを。
 大好きな平塚に生まれ育って、平塚で商売をやらせていただいてますので、まちのためにみんなで知恵を出し合って、とにかく平塚のまちが「住んで良かった」と思われるようにしたいです。そのために仕事を全うしていきます。
── お忙しい中ありがとうございました。
 こちらこそありがとうございました。みんな見てるから大変です。緊張して寝れないのは本当ですからね(笑)

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016/アメリカ)
監督:ギャレス・エドワーズ 脚本:クリス・ワイツ/トニー・ギルロイ
出演:フェリシティ・ジョーンズ/ディエゴ・ルナ 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
 白状すると、僕は『スター・ウォーズ』の公開第1作であるエピソード4をリアルタイムで観ていない。にもかかわらず、ブームに相乗りした東映が本家に先駆けて公開した、深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』は劇場に駆けつけた。小学生だった僕は、このSFの衣を纏った時代劇(設定は、ほぼ里見八犬伝)が、性に合ったようだ。主君を持たぬならず者のような主人公たちが銀河を救う筋立てと、顔面を銀色に塗りたくった成田三樹夫と老婆を演じる天本英世との宇宙母子など、外連味たっぷりのキャラに魅了されたのだ。その後、あらためて本家の面白さを堪能した。もちろん、予算もスケールも『宇宙〜』とは段違いであった。本作は、エピソード4のオープニング字幕でさらっと流されていた話、帝国軍が開発した大量破壊兵器デス・スターの設計図を奪取する反乱軍の名もなき勇者たちの物語である。ヒロインのジンは、兵器の生みの親である父の過ちを清算すべく、5人の宇宙のはみ出し者と共に捨て身のミッションに挑む。『七人の侍』や『十三人の刺客』にも通じる侍魂に、何かに似ていると思ったら『宇宙〜』であった。道理で血が騒ぐはずだ!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

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 平塚市岡崎地区では、お正月を前に特産の里芋が出荷の最盛期を迎えている。
 岡崎地区では里芋を畑ではなく、稲作を行わない田んぼで育てており、夏の暑い時期にも水をやれるなど水分管理がしやすい。このため、水分が多くねっとりとした柔らかい食感の芋が育つという。同地区産のものは「しょうなんさといも」として、一定の品質を確保していると認められた「かながわブランド」にも登録。昨年の出荷量は115tで、今年も120tを予定している。
 生産者の1人増田礼子さん宅では、泥を落とし皮についた毛羽をていねいに取って、出荷の準備をする作業が行われている。今年は9月に雨が多かったことから例年に比べて収穫量が多く、今の時期は1週間に約750㎏出荷しているとのこと。柔らかいので早く煮えるといい、おせちの煮しめにもよく使われる。増田さんは「若い人には皮をむくのが大変と言われますが、じゃがいもの代わりにシチューに入れたり、つぶしてドレッシングを混ぜサラダにするのもいいですよ」と煮物以外のひと味違った調理法を紹介し、若い世代にも食べてもらえたらと話していた。 
 出荷のピークは来月下旬ごろまで続き、スーパーのほか、JA湘南岡崎支所の直売所やあさつゆ広場などで販売している。◇問い合わせ=同支所☎58-5011、あさつゆ広場☎59-8304

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 平塚市の篠﨑勇也さん(旭丘高等学校2年)が、今月4日に名古屋市で開かれた「第35回硬式空手道全国選抜優勝大会」の高校1年・2年男子の部で優勝した。
 「硬式空手道」は防具付き空手の1つ。篠﨑さんは8月に開催された「第32回全日本硬式空手道選手権大会」で、各学年ごとの部門で今年まで4年連続で優勝するなど優れた成績を残してきた。今年1年間で優秀な成績を収めた選手が出場した先日の「選抜優勝大会」でも見事優勝。指導する心嘉会館の浜田仁示(ひとし)館長はその強さの理由を、「相手の攻撃をぎりぎりでかわし、すぐ次の自分の攻撃に出られる『見きり』の能力とスピードが優れている」と見る。篠﨑さんは「(数年に1度開催される)世界大会に出場し、パワーの違う相手とやって優勝を目指したい」と今後の目標を語っていた。

1223%e3%81%84%e3%81%a4%e3%81%8b%e7%8f%88%e7%90%b2%e5%b1%8b コーヒー豆の焙煎技術などを競う、「ジャパンコーヒーロースティングチャンピオンシップ(JCRC)2016」が8月に行われ、平塚市内のいつか珈琲屋(河内320−3、店主・加藤日出夫さん)のロースター、近藤 啓さんが優勝を果たした。12月14日には平塚市役所を訪問し、優勝の喜びを語った。近藤さんは同大会で優勝したことで2017年にハンガリーの首都ブタペストで開催される世界大会へ出場する。
 同大会はコーヒー豆の焙煎技術の向上と世界大会出場選手の選考のために行われているもので、全国から実務経験の年数などをクリアした40人が参加し、6人が決勝に進んだ。競技は制限時間内に指定されたコーヒー豆の焙煎を行うというものだが、豆の品種や焙煎機は会期中に発表、それをもとに提出したプラン通りの焙煎を求められるなど複雑なルールがあるという。焙煎は気温や湿度、機械の状態などによって微妙な差が如実に現れるが、近藤さんは事前の予想や当日のプランニングがうまく合致して優勝。「嬉しかったが驚いた。今回は優勝できたが、頂点を極めたという感覚ではない」とさらに自分の理想の焙煎を追求する姿勢を見せた。自身も全国8位の経験がある店主の加藤さんは「いいロースターが育ってくれた」と偉業を讃えた。
 大会で優勝したコーヒー豆は店舗で100g800円(税込)で販売している。日本一の味わいを楽しんでみては。

1223%e3%80%807%e9%9d%a2%e6%97%a5%e7%94%a3%e3%82%bb%e3%83%ac%e3%83%8a ららぽーと湘南平塚が10月の開業時からSNS上で行っていたキャンペーンにおいて、目玉商品として掲げていた日産自動車の新型セレナ(ハイウェイスター プロパイロットエディション)が18日、当選者に贈呈された。本キャンペーンの期間中、各SNSに投稿された応募総数は約7,500件で、市内在住の鈴木麻実さんが見事に当選。副賞のアウトドアグッズと、同施設オープン時のスペシャルサポーター、つるの剛士さんのサイン色紙も贈られた。「当選メールの商品名に、“セレナ”と書いてあって驚いた。軽自動車に乗っていたので、こんなに大きな車をもらえて本当に嬉しい」と喜ぶ鈴木さんは、3児のママとして子育て中だが、「(副賞のアウトドアグッズを使って)セレナに乗って家族5人でキャンプに行ってみたい」と笑顔で夢を語っていた。

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人の温かさを感じるまちに
平塚市 落合 克宏 市長 (写真左)

 「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」これは昨年、平塚市のイメージから打ち出された、シティプロモーションのスローガンです。今年は、本市の魅力である「温かさ」を施策に反映し、昨年4月に始動した総合計画の確実な実行を主眼に置き、子育て支援の強化・充実などに取り組みます。また、2020年の東京五輪・パラリンピックの事前キャンプが決定したリトアニア共和国とは、文化や経済分野などでの交流も進めます。
 昨年は、大型商業施設の開業、本市の「北の核」となるツインシティ大神地区の本格的な面整備の進行など、「新しいまちづくり」が着々と動き出しました。こうした動きを生かし、「選ばれるまち、住み続けるまち」を目指して全力で取り組んでまいります。
 新年も皆さまのご多幸を心からお祈り申し上げます。
「決断」と「実現」
大磯町 中﨑 久雄 町長 (写真中央)

 「決断」と「実現」の1年へ。交流人口の増加と定住
人口の安定化を目標に掲げ、子育て、教育、健康、観光の施策に取り組んできましたが、平成29年も、私立認定こども園の誘致、教育大綱に基づく子どもたちの心と身体を育てる教育の推進、産官学連携による健康事業、4月開館の旧吉田茂邸を活用した歴史・文化と連動した観光など、4つの施策を継続します。さらには、安全・安心な暮らしを目指す「防災・減災」や、産業として様々な可能性を有す「農業」施策にも取り組んでまいります。
 私が先頭に立ち、進めてきた取組みを「実現」させるだけでなく、新たな取組みへ「決断」することで、まちづくりに邁進してまいります。
 新年が幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げます。
あたたかさに包まれたまち
二宮町 村田 邦子 町長 (写真右)

 ニ宮町では、新春恒例の「吾妻山菜の花ウォッチング」が1月7日から始まります。今回は、商工会青年部主催による1月28日の花火大会や古民家(旧)ふるさとの家にも会場を増やした雛の吊るし飾り展などを実施し、町全体で楽しめるよう取り組んでまいります。
 気候も温暖な二宮町には、穏やかで心の温かな人たちが暮らしています。この町の最大の資産は、そうした「人」であり「人と人とのつながり」だと思います。町が大好きな町民が集まり結成した「にのみやラバーズ~まちの魅力伝え隊」と協力し町の魅力を発信するとともに、「住んで良かった」と実感していただけるまちづくりを進めてまいりますので、ご支援、ご協力をお願いいたします。
 新年も皆さまにとって良い年でありますようお祈り申し上げます。

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 曺貴裁監督の来シーズンの続投が決まった。今シーズン、なかなか結果の出ない中、常に選手たちの成長のために最善の準備をし、挑み続けてきた曺監督のスタイルは、目ではなかなか見えない大きな影響を選手一人ひとりに与えてきた。それはスタッフも同じく感じている影響である。「湘南スタイル」と呼ばれるベルマーレのサッカーは、決して楽をしてできるサッカーではない。一人の選手に頼らない全員攻撃、守備のスタイルで頭も体もフル回転させなければできない。これはサッカーだけではなく、人生の様々な状況においても大事なスタイルだと感じる。そして、これから湘南ベルマーレが更なる成長をしていく中で、今シーズンの悔しい経験を決して忘れてはいけない。曺監督に頼るだけではなく、一人ひとりが考え、伝え、それをピッチでおもいっきり表現することが、見る人も実際にプレーする選手たちも楽しいに決まっている。ベルマーレの魅力をこれからも伝え続けていきたい。
来シーズンの続投が決まった曺貴裁監督
文:猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)
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創太くん
海大好き! 今日も砂遊びするよ〜!
IZUMIさん
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おこげちゃん・ぽんずちゃん(メス・1歳)

姉妹で毎日仲良く遊んでます♡
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1216%e3%80%80%e3%82%b3%e3%83%8d%e3%82%af%e3%83%88 大磯の下町で400年続く国の重要無形民俗文化財、左義長。一時は存続が危ぶまれた伝統文化の行く末を考える。

 「会長になって3年、資金不足の底はようやく脱したかなという印象」と話す左義長保存会の会長、芦川博昭さん。元々は大磯の中でも海岸沿い、下町のイベントだった左義長。近年はそれ以外のエリアからの支援も活動的になってきて町全体として左義長を支えようという気風が感じられるという。「寄付をはじめ、左義長を支えようと様々な取り組みをしていただいて本当に感謝している」と話す芦川さん。だが、左義長を取り巻く状況は楽観視できるものではない。
 芦川さんの住まいは大磯の中でも「浜之町」と呼ばれる海岸沿いの一角。芦川さんは「もう家が14件ぐらいしかない」と話す。昔は船大工や漁師も多かったが世相の移り変わりで人口は減少。四苦八苦しながらなんとか左義長を続けているという。「他のエリアでも高齢化が顕著。もちろん、地域の長老みたいな人が元気で一生懸命やってくれるのはいいことだがこれからは若い人に向けてもっと発信していきたい」という。
 左義長といえば海岸線で9基のサイトを燃やす「セエトバレエ」のイメージが強いが「一番息子」や「オカリコ」など、その実は様々な行事の集合体。元々は子供達の無病息災を願って始められたと伝わる。「子どもたちのためのものだから子どもたちにもっと興味を持って触れてもらえるような、そういう仕組みが必要」だという芦川さん。近年では小中学校の授業の中で取り上げられたり、移住してきた若者が興味を持ってくれたりと追い風も吹いている。さらに海外からの観光客向けに英語のガイドを制作したり、より発信力を高め、町全体の資産にしていきたいと考える。「テレビや雑誌の取材などもあり、認知される機会も増えてきた。これからの100年のために、地元の人にも左義長を伝え、興味を持ってもらえたら嬉しい」
 来年の左義長は1月14日(土)。18時30分にサイトに点火されるという。当日はだんご焼セット販売も行われるので手ぶらで訪れてもOKだ。また、1本につき200円が保存会に寄付される清酒「大磯左義長」も好評販売中という。さらに10日(火)から14日(土)にはスタンプラリーが開催されるほか、写真展や映画会など多数の応援イベントが企画されている。「左義長って聞いたことはあるけどどんなものなんだろう」という人はぜひ一度訪れてその熱気と力強さを体感してみては。
問い合わせ:大磯町観光協会☎︎0463-61-3300

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 今年4月に行われた今年度の全国学力・学習状況調査に関して、平塚市立小中学校全体の結果が先月29日発表され、平均正答率はいずれの科目でも小中学校共に全国・県平均を下回った。
 この調査は、全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施されたもの。科目は国語と算数・数学で、主に知識を問うA問題と主に知識を活用して解くB問題がある。平均正答率は小学校が1.7~5.5%、中学校が0.7~3.6%、いずれも全国平均を下回っている。平塚市教育委員会では、基礎的・基本的な知識についてより一層の定着が必要と見て、分かる授業を行うための研修などをさらに進めていくことにしている。
 また生活習慣や学習環境に関する調査も行われ、「朝食を毎日食べている」「家で学校の宿題をしている」などの設問に関しては、全国平均を下回った。また平日1日当たり1時間以上携帯電話やスマートフォンを使う(ゲームをする時間は除く)子どもの率が、全国平均と比べ小学校は約3%、中学校は約11%いずれも上回った。
 市教委の担当者は「基本的な生活習慣や学習習慣の確立が学力の定着に大切であると分析しており、家庭でもそうした習慣作りに取り組んでほしい」と話している。
 またこの結果と学校別の分析は市教委HPで見ることができる。その中には「家庭で取り組んでほしいこと・地域の方に知っておいてほしいこと」も記載されており、市教委では家庭や地域との連携もさらに図っていきたいとしている。
◇平塚市教育委員会HP:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/category/cat00000148.htm

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 平塚市、大磯町、二宮町では9日、12月期の一般職員の期末勤勉手当と特別職員・議員の期末手当の支給額を発表した。
 一般職員の支給率は共に2.275ケ月。平塚市と大磯町は前年比0.15ケ月増、二宮町は0.1ケ月増。
 平塚市では、子育て施策の充実のための「子ども・子育て基金」に積み立てると共に、災害時の備蓄拡充の財源のため、一般職員について給与減額措置を行っている。このため、期末勤勉手当についても1%減額した。また市長ら特別職に関しては、継続して15~7%の減額措置が取られている。

1216%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e4%ba%8c%e5%ae%ae%e9%a3%9f%e8%82%b2 県立二宮高等学校家庭科部の生徒が、みかんなど町内の特産品のキャラクターに扮してその良さをアピールする劇を作り、12日に二宮学童コミュニティクラブの小学生約60人に向け初めて披露された。
 同部ではイベントで特産品をPRするため、みかんや落花生などをモチーフにした「かぶり物」を昨年度製作した。今年度はそれを使い、子どもが苦手な野菜を食べるきっかけにしてもらおうと劇を上演することに。シナリオも生徒が考え、9月に完成した。
 劇は、野菜のきらいな女の子の夢の中で、野菜の妖精たちが「ビタミンたっぷり」「甘いよ食べてね」などと呼びかけ、女の子がちゃんと食事を取るようになるというあらすじ。部長の幡谷優碧さん(2年)は「今後も機会があれば子どもたちの前でぜひやりたい」と話していた。

1216%e7%9c%9f%e5%9c%9f%e5%b0%8f%e3%81%8a%e3%81%8a%e3%81%9f%e3%82%99%e3%81%93%e3%83%9b%e3%82%9a%e3%83%aa%e3%82%b9 平塚警察署は12日、平塚市立真土小学校の1・2年生の児童約180人を対象とした不審者対策授業「おおだこポリス 子ども安全スクール」を行った。
 授業では子どもを犯罪から守る防犯標語、「おおだこポリス4つのおやくそく」を寸劇や歌を交えて紹介。「おおだこ」とは「おうちのひとにいってきます」、「おともだちとあそぼうね」、「だまされてついていかない」、「こわくなったらおおごえで」といった不審者対策のキーワードの頭文字をとったもの。「おおだこポリス」の外見はタコの被り物にサングラスと怪しげな風貌ではあるが、登場すると子どもたちからは歓声があがっていた。
 楽しく学べる内容で低学年にもわかりやすい指導は児童らにも好評だったようで授業後にはおおだこポリスのもとに多くの児童が集まっていた。

1216%e7%a5%9e%e5%a4%a7%e5%9b%b2%e7%a2%81 アジア太平洋諸国との間で3万人規模の青少年交流を行うJENESYS2.0の一環で12日、中国大学生訪日団第29陣の囲碁分団が神奈川大学湘南ひらつかキャンパスを訪れた。分団のメンバー31人が、大学生や教職員、地域住民らと囲碁の対局を通して交流した。
 代表の張孝萍さんは「囲碁の対局を一番楽しみにしてきた」と挨拶。訪日団のメンバーらはアマ4段からプロ2段までの実力者がそろっているとのことで、対局した地域住民は「囲碁に対する熱量が違う。次々とチャレンジしたがことごとく遮られた」と舌を巻きながらも「プロの卵と言える方と対局できて嬉しい」と笑顔で話した。
 当日は同学経営学部が運営するFabLab Hiratsukaが制作した視覚障害用囲碁盤を用いた対局も行われた。碁盤の路が立体になっており、碁石をはめ込んで盤上を触りながら対局できる仕組みになっている。

1216jc%e7%9c%8b%e6%9d%bf 平塚青年会議所(縄島智徳理事長)の今年最後の事業として12日、榎木町の国道1号馬入交差点付近に七夕のまちと交通安全をPRする看板がお目見えした。
 看板はJCと平塚市が共同で設置したもので、幅0.91m、高さ3m。3方向に同じデザインだが国道1号東側からの向きだけ蓄光シートが使われており、夜間に光るようになっている。看板は昨年末頃から地域に魅力を感じられるものを、とのコンセプトで企画してきたもので、市が元々立てていた看板を差し替える形で設置された。総事業費は約75万円。
 縄島理事長は「JRの発車メロディ変更やモニュメントの設置など、年間を通じて七夕を感じられるまちづくりをしてきた。看板に関しては国道134号などにも設置できれば」と展望を語った。

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 2016年も残すところあと2週。今年はどんな1年だっただろうか? 今週号は3年目を迎える本紙と湘南ケーブルテレビの共同企画「プレイバック2016」。今年このまちで起きたことを、ローカル視点で振り返る。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、馬場桃加アナウンサーと一緒にカウントダウン形式で紹介する「一年を振り返る!2016街の話題勝手にランキング」が放送されています。今回の番組は12/19(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
上半期
 行政手続きにおけるマイナンバーの使用が始まった1月。本紙1面では七夕の華、織り姫の歴史を振り返った。花巻市から平塚市に贈られた「宮沢賢治ゆかりのバラ」が市内の各地に植栽されたのもこの月。また平塚と大磯が東京オリンピック・パラリンピックに向けた「ホストタウン」登録を行った。湘南ベルマーレは「挑越」をテーマに掲げ、J1昇格2年目のシーズンに挑んだ。
 大磯駅前に「湘南発祥の地」の石碑が建てられた2月。平塚市では新たに2件の重要文化財が指定された。平成9年に構想が発表され約20年、ツインシティがついに着工。今年25周年を迎えた平塚市美術館では「対話による美術館賞」が初めて行われた。
 3月。東日本大震災から5年、防災イベント「ひらつな祭」も5周年を迎えた。二宮町では防犯灯と街路灯を全LED化。県内の自治体では初めてだという。平塚市吉沢地区では住民の手による防犯活動、「わんわんパトロール」がスタートした。
 熊本を中心に未曾有の震災に見舞われた4月。大磯町では土砂災害ハザードマップが全戸配布され、乗合タクシーの実証運行が開始された。二宮では初めてのプロモーションムービーを制作。紙面では今年10回目を迎えた「鈴川鯉のぼりまつり」にスポットを当てた。
 オバマ米大統領が広島を訪問した5月。平塚駅前の商店街活性化事業「駅近キラ☆キラ商店街!!」が動き出した。平塚市民病院は新館をオープンし外来診療を開始した。二宮町では初の「地域再生協議会」が設立。平塚市選挙区選出の森 正明県議は議長に就任した。
 6月。商店街の工事現場に壁画「平塚まちなか美術館」が生まれた。再生可能エネルギーの1つとして波力発電の実証実験実施を目指す「平塚海洋エネルギー研究会」が発足。市が海岸エリア全体を「道の駅」的に整備する方向性を示したのもこの月だ。
下半期
 七夕まつりで昨年の織り姫によるプロレスが行われた7月。平塚市はその七夕の織り姫・彦星にあやかった独自デザインの婚姻届を導入した。高校野球では私立平塚学園高校と県立平塚江南高校が共にベスト16に進出するなど躍進。1面では大磯駅前洋館を改めて取り上げた。
 日本中がリオデジャネイロオリンピックに湧いた8月。平塚市ではシティプロモーションが本格始動しインスタグラムを活用したイベントが企画された。市立太洋中学校で約30年続く早朝海岸清掃が国交省の大臣表彰を受けたほか、県立平塚工科高校はソーラーカーレース鈴鹿7連覇を果たした。
 9月。大磯町が目指す観光の形を1面で紹介。平塚では地元出身アーティストが市内観光スポットにアートを描き、地元製菓店とコラボ商品が誕生するなどシティプロモーション事業が加速した。
 10月。大磯町在住で東京工業大学の大隈良典栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞し全国区のニュースに。平塚では「ららぽーと湘南平塚」がグランドオープンし、5日で50万人以上の来場者が訪れた。二宮町ではPR動画から「ニーノとミーヤ」が正式に町のPRキャラクターとなった。湘南ベルマーレは無念のJ2降格。ただ翌月には曺貴裁監督が続投を表明するなど明るいニュースも。
 米大統領選でトランプ氏が勝利を収めた11月。平塚市がリトアニア共和国の五輪キャンプ地に正式決定した。大磯町では郷土資料館がリニューアルオープン。二宮町ではコミュナルダイニングが完成し、地域の再生が進んだ。
 そして12月も半分が過ぎ、今年も残すところあとわずか。今年はどんな1年だっただろうか。本紙ホームページではバックナンバーを公開しているので1年の振り返りにぜひご活用を。そして来週はいよいよ年末年始特別号。こちらもお楽しみに。
 

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『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016/日本)
監督・脚本:中野量太
出演:宮沢りえ/杉咲花/オダギリジョー/ 他
2017年1月7日より、シネマジャック&ベティにて公開。
 2歳の息子を見るに付け、最近、ふと思うのは、自分はこの子がいくつになるまで一緒に過ごせるだろうか、ということだ。40を過ぎての子供だから、成人式の頃には僕は還暦を過ぎている。ただでさえ長年の不摂生のせいで健全とは言い難い身体だから、息子と向き合う時間を大切にしている。本作の母ちゃんはある日、突然、余命2ヶ月の宣告を受ける。残された時間に自分が出来ることは何か?
 家出中の夫を連れ戻し、傾いた家業の銭湯を立て直し、高校生の娘を独り立ちさせること。自らに掲げた目標に向かい、実にアクティブにロックにひた走る。夫探しに協力する男手一つで幼い子を育てる探偵、帰ってきた夫の連れ子、娘の大切な人探しの道中で出会うヒッチハッカー、失った余命の分だけ、不思議と人との縁が生まれていく。自らがこの世界を去った後も、家族と出会った人々との間で繋がり続けるであろう「愛」を残して彼女は颯爽と旅立つ。母は強く気高く美しい。新人監督の脚本に惚れ込んだ宮沢りえが、逞しくも軽やかに演じている。僕は我が子にどれだけの「愛」を残してやれるのだろうか。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

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 平塚市出身で今年のリオデジャネイロオリンピックのテニス女子ダブルスに出場した穂積絵莉さんの五輪報告会が1日、市内のホテルサンライフガーデンで開かれた。
 穂積さんはリオ五輪で1回戦に強豪ペアを破るも2回戦で惜しくも敗退。「(1回戦は)むしろ私たちペアの方がのびのび試合に臨めた」など当時の心境を振り返ったほか、現地到着が遅れた裏話や他の日本人選手とのエピソードなども披露し会場を沸かせた。穂積さんは「リオ五輪では自信につながることが沢山あった。2020年への気持ちも一層強くなった」と東京五輪への意気込みを語ると盛大な拍手が送られていた。
 会には落合克宏平塚市長・森正明県議会議長らも出席。地元の若きヒロインの活躍を讃えた。
【写真】スライドを見ながら五輪を振り返る穂積さん

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 平塚市民スポーツフェスティバル実行委員会(田中國義実行委員長)がフェスティバル事業の一環として開催したスポーツ写真コンクールinひらつか2016の入賞作品5点が決定した。
 同コンクールは「スポーツを楽しもう。スポーツで健康になろう。スポーツでふれあおう」をテーマに初開催されたもので、集まった作品は51点。入賞作品は来年のフェスティバルのPRなどに使用される。
 入賞作品は以下の通り。最優秀賞=「ラグビーに夢中」氏家勝男さん(平塚市在住)。優秀賞=「クロスプレー セーフ?アウト?」苅田浩一さん(平塚市在住)。入賞=「ビーチサッカー」渡辺昭夫さん(平塚市在住)、「誇りをかけて」中野 栞さん(平塚市在学)、「果敢に攻撃」黒部敏夫さん(平塚市在住)。
【写真】最優秀賞 「ラグビーに夢中」 氏家勝男さんの作品

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 平塚商工会議所青年部(松本 崇会長)が毎年12月に開催している「YEGベルマーレカップ2016第27回小学生駅伝競走大会」が3日、Shonan BMW スタジアム平塚で開催された。
 抜けるような青空で絶好のマラソン日和となった大会当日には男女合わせて全110チーム、744選手が総合公園内を駆け抜けた。男子の部は昨年に引き続き「木曜ランナーズ」が優勝し、チームとしては6連覇を達成。女子の部も昨年同様、「国府津スマイル」が優勝し、チームとしては2連覇を達成した。
 同大会は青年部設立当初から続く継続事業の1つ。ベルマーレのホームタウン内の小学生を対象に開催している。

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 平塚湘南ロータリークラブ(田中敏惠会長)の社会奉仕行事として5日、平塚市立江陽中学校で腰塚勇人さんを招いての「命の授業」が行われた。
 腰塚さんは元中学校の体育教師。2002年、スキーの転倒事故で首の骨を折り、医師からは「寝たきりか良くて車イス」と宣告される。自殺未遂するまでに追い詰められるも、家族や医師、周囲の人々の応援と励ましで下半身と右半身に麻痺は残るものの奇跡的な回復を果たしたという。これらの体験から得た「感謝」や「笑顔」の大切さなどを動画にして公開したところ話題を呼び、現在では講演で全国を忙しく飛び回る日々を送っている。
 腰塚さんは中学生らに優しく、時に毅然と「命の大切さ、尊さ」を伝えていた。腰塚さんの動画は公式HP(http://www.inochi-jyugyo.com/)で閲覧できる。
【写真】講師の腰塚さん

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 延べ約5千人が出場した関東地区空手道選手権大会で優勝・準優勝と優秀な成績を収めた平塚神空会の小学生2人が1日、落合克宏平塚市長に戦績を報告した。
 同大会は先月茨城県で開催され、佐竹 隼さん(松原小5年)が同大会小学5年生男子組手の部で優勝、同形の部で準優勝。また中村星優さん(松原小6年)が小学6年生男子形の部で準優勝となった。
 2人は来年の世界大会の選考会(来年3月開催)に出場する予定で、週に4日練習を続けているという。佐竹さんは「選考会で切符を取って、世界大会で優勝を目指したい」、中村さんは「空手は組手の時にいろんな戦法で戦うのが面白いです。世界大会でもいい結果を出したい」と笑顔を見せていた。

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 4年後の東京オリンピックに向け、大磯町などが事前キャンプに関する協定を結んだエリトリア国を知ってもらおうと「大磯エリトリア展」が現在町役場本庁舎で行われている。
 同国はアフリカ北東部にあり、大磯町や県、小田原市、箱根町、同国オリンピック委員会の日本側代理を務める星槎グループとの間で昨年9月に協定を締結。今回の展示では、食文化や観光スポットなどの他、国技と言われるほどの自転車や陸上などさかんなスポーツも紹介。また星槎グループの生徒が作り、協定締結の際に飾られた旗も展示されている。16日まで。
 町では今後、陸上選手に指導してもらうなど生徒がトップアスリートを身近に感じられるような機会を検討したいとしている。

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 大磯町内には、昔の面影を感じられる松並木が残る。元々は江戸時代に東海道を整備する際に植えられたものであり、その下を参勤交代の武士や旅人などが行き交った。国道1号線沿いの町立大磯中学校から旧伊藤博文邸(滄浪閣)にかけては見上げるほどの大きな松がそびえると共に、国道から入った山王町の旧道にも風情ある松が残る。この風景はどのように保たれているのだろうか。
 化粧坂から線路を挟み国道1号線に至る旧道は、今では住宅が建ち並び車の往来が少ない静かな通りとなっている。しかし、東海道五十三次で大磯は日本橋から数えて8番目の宿場であり、江戸の昔は多くの人で賑わった。その人々を日射しや風雨から守ったのが松並木である。
 ただここは「松並木」と言いながらも、昭和40年代以降のマツクイムシによる被害のため松が激減した(大磯町郷土資料館発行「なつかしの風景Ⅲ史跡と名勝」より)。その後平成に入ってからも台風で倒れたり枯れたりしたため、大きな松の数は減っており現在は200本あまりに。代わりにエノキや桜、今の時期に濃いピンクの花を付けるサザンカなどの木もあり、歩く人の目を楽しませている。途中には旅程の目印となる一里塚があった場所を示す看板も立てられ、街道の面影を残す。
 松の生えている敷地の管理は、この通りが町道であるため町が担当する。2年に1度の剪定の他、マツクイムシ対策として幹に薬剤を注入したり、根の付近に炭を埋めて松枯れを防止するなどの保全も行っている。
 そして美化のため活動を続けているのは、沿道に住む住民が中心となって組織する「山王町松並木敷整美の会」。自身も50年近く道沿いに住み、5年前の設立当初から会長を務める安永一夫さん(74)は「きれいにして訪れる人に少しでも気持ちよく歩いてもらえれば」と話し、現在は月に1度、会員10数人が集まって草取り、清掃、秋には落ち葉の掃除などに取り組んでいる。
通りを活用する方策
 さらにこの通りを広く知ってもらい、訪れる機会を増やそうと毎年11月に開かれているのが「宿場まつり」。宿場町の賑わいが再現され、普段静かなこの通りに人が溢れる。このまつりに携わる1人で、子どもの頃からこの界隈に住む石井晴夫さん(67)は「松の木は馴染み深い風景で愛着を感じているので、皆さんに知ってもらうと共に、より歩きやすい環境にできたら」と思いを語っていた。
 清掃活動を続ける安永さんも「観光客の中には旧道に気がつかず1号線をそのまま行ってしまう人もいる」と言い、小さくてもいいから旧道の入口に看板を立てるなどすれば、町内を歩いて観光する人に分かりやすくなるのではと考えている。
貴重な財産を守るために
 設立以来5年あまり活動してきた「整美の会」だが、会員の高齢化が進み人数が減ってきているという。安永さんは「きれいにしないと人は来ないが、高齢になってくると広い場所を清掃するのは難しくなる。落ち葉を集めてくれる人が1人でも増えればありがたい」と話している。
 静かな通りを歩けば、暮らしの中に息づく歴史を感じることができる。その魅力を広く知ってもらうには、こうした取り組みがこれからも続いて行く必要がある。
◇同会の清掃は毎月第3木曜日。今月は15日(木)10時~
集合場所は線路下の地下道入り口そばの「ポケットパーク」
 
【写真TOP】
現在の山王町松並木の様子、
【写真下】
昭和45年頃の松並木(提供=安永さん)/「整美の会」の安永さん/一里塚を示す看板

choetsu
 「挑越」。挑み、越えていく。今シーズンのトップチームスローガンであるこの言葉はシーズンを通してチーム、クラブがどんな高い壁にも物おじせず立ち向かっていくという気持ちが込められている。今シーズンのリーグ戦、結果からみるとまだまだ力が足りずJ2降格という大きな壁が立ちはだかったと感じるが、クラブはそこから何を学びこれからどう活かしていくかが非常に大事になってくる。そして、どんな状況の時も声をからしチームの背中を押し続けてくれるサポーターの皆さんと共に湘南ベルマーレは日々成長し、常にチャレンジし続ける姿勢は失ってはいけない。
 今シーズンは天皇杯の戦いが残っている。12月24日準々決勝、くしくも降格がきまってしまった相手の大宮アルディージャと対戦する。新たな歴史を刻む挑戦はまだまだ続く。
チームスローガン「挑戦」
文:猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

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 湘南ベルマーレの来期監督について、現在監督を務める曺貴裁監督が続投することが先月21日に発表された。
 湘南は2014年にJ1に昇格し昨年は13勝9分12敗で年間8位の成績を収めた。だが今季は7勝6分21敗と低迷し、来季はJ2に降格することが決まっている。曺監督は2012年にトップチームの監督に就任以降、2度の昇格と2度の降格を経験。その進退について注目が集まっていた。
 28日に行われた会見では「降格が決まった直後は次(の年も監督を続けること)は難しいと感じた。一方で選手、クラブの成長が勝ち点3に繋がることに限界はないと感じた。それに力を貸せるのであればできるできないはわからないけどやりたいと思えた(ので続投を決めた)。(サポーター・ファンに対しては)来季もぜひ、また一緒に戦ってください」とコメントしている。

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 平塚市は先月24日、見附台周辺地区の土地利用について平成24年度に策定した整備方針の内容の一部を見直し、「見附台周辺地区土地利用計画ー改定整備方針ー(素案)」とすることを発表した。この中で昨年4月から一部利用停止としている市民センターについて、耐震化は実施せず建て替えとする方向性を示した。
 同センターについては耐震補強も検討されたが、必要最小限の改修をしても約5億円の工事費がかかり、各種設備の改修が今後さらに必要になると見込まれることから断念。今月2日からはこの整備方針に対するパブリックコメントを実施し、市民から広く意見を募るという。
 パブリックコメントの実施に伴い、16日(金)19時〜20時と18日(日)13時30分〜14時30分に勤労会館で説明会が実施される。整備方針(素案)は市のホームページなどで閲覧できる。

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 平塚にラグビー文化を根付かせることを目的とした平塚市ラグビーフットボール協会(山下邦夫会長)が発足したことを祝う式典が先月27日、グランドホテル神奈中平塚で開催された。
 平塚市にはもともと協会は存在しなかったが昨年、近年のラグビーブームに後押しされる形で数名の有志が集い準備会が発足。今年7月に正式に県の協会から設立が認められた。山下会長は「近年のラグビーブームはあるが裾野の拡大までは至っていない。スクール事業などを通して青少年の健全育成、さらには地元に強い大学もあるので大会を誘致するなど拡大、普及に努めていきたい」と展望を語った。
 今月18日には同協会が主催する子どもラグビー教室が土沢多目的広場で開催される。来月以降も順次開催されるということで協会では参加者を募っている。◇詳細・問い合わせ☎︎090−1263−5405高梨さん

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 長年平塚市の産業を支えてきた「平塚市産業功労者」に、今年度は5部門から合わせて11人が選ばれた。
 このうち工業界功労者には、相模塗装株式会社代表取締役社長の相原延行さん、相模石油株式会社執行役員の山岸 悟さんの2人が、優良中小工場経営者には、株式会社湘南アルテック代表取締役社長の石原健次さんが選ばれた。
 また農水産業界功労者として、安居院勇さん、髙橋 充さん、山﨑 正さんの3人が表彰された。
 さらに商店会功労者には飯島則忠さん、織間公一さん、升水一義さんの3人が、優良永年商店経営者には、昭和食堂の白川里子さん、明治屋青果店の原トヨ子さんが選ばれた。22日の表彰式で落合克宏市長は「4年後のオリンピックの事前キャンプ地としてリトアニアと協定を結んだので、産業でも交流を図るため皆さんにも応援頂ければ」と協力を呼びかけていた。

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 12月に入りいよいよクリスマスシーズン。観光スポットをはじめ各家庭や企業などでイルミネーションが輝き始めている。四之宮のレクサス平塚もそのひとつ。23日から展示場中央のもみの木のライトアップをはじめた。
 このもみの木は「地域のランドマークになるように」と、今年3月の同店の認定中古車専用展示場のオープンに先駆けて昨年12月に植えられたもの。高さ約10m、樹齢は70〜80年で群馬県嬬恋村産だという。植樹から1年が経過し初めてのクリスマスを迎えるにあたり、ライトアップの企画が持ち上がった。
 使用した電飾はもみの木と周辺の芝生を合わせて1万球以上。同店の担当者は「店舗のシンボルということでシンプルながらもこだわりのデザイン」と話している。

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 大磯の名所や観光スポットを座席付きの自転車「サイクルキャビン」でめぐる「大磯ゆる旅」が来年4月から始まるのに先駆け先月27日、体験会が開催された。
 この企画はサイクルキャビンを利用した観光案内などを手がけるNPO法人サイクルキャビン(土橋徹司代表)と鴫立庵の共同企画。本運行では大磯プリンスホテルを起点に旧吉田邸や照ヶ崎海岸などを巡る3つのコースが予定されている。土橋さんは介護に関する資格もいくつか取得しており、「観光の目玉としてはもちろん、地域の交通手段の1つとして認知されていけば」と話している。
 今月3日には2回目の体験会が開催予定。鴫立庵を中心に駅前で10分程度サイクルキャビンでの散策が楽しめる。料金は500円。問い合わせ・申し込みは☎︎61−6926鴫立庵まで。

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 真っ赤なお揃いの上着を着て、活動する元気な女性。地域の防災訓練などでよく見かける彼女たちは、「女性防災クラブ平塚パワーズ」のメンバーである。設立から今年で20年。家事や仕事、介護、子育てなどと両立しながら、日々の暮らしの中で防災に役立つ知識や道具を考え、地域のためにとの思いで活動を続けてきた。
 19日に行われた富士見地区自主防災会連合会防災訓練。応急手当を学ぶコーナーでは、パワーズのメンバー菅野由美子さんが三角巾の畳み方を説明した後「覚えられなくても大丈夫。両はじを持ってグルグル回せば使えますから」と簡単なやり方も教えていた。
 「平塚パワーズ」は、阪神淡路大震災をきっかけにその翌年(平成8年)、普段家庭にいる主婦に知識や技術を身に付けてもらい地域の防災を支えてもらおうと結成された。現在40人の会員が活動している。
地域で役立つ存在に
 20年経った今では地域の防災訓練でも頼りにされるが、「以前はこうじゃなかった」と菅野さんは振り返る。消火法や救出用のロープの使い方を中心に学んでいた最初の数年は「女性に何ができるの」と言われ、訓練にもなかなか呼んでもらえなかったという。
 そこで設立後10年が過ぎた頃から、「暮らしをよく知る自分たちにできること」を活動のテーマにしてきた。その中で生まれたのが段ボールトイレ。阪神大震災の際に避難所でトイレが少なく苦労したことを聞き「避難所に段ボールがたくさんあるから使ったら?」と、7年ほど前に本格的に開発を始めた。試行錯誤の末、平成23年の東日本大震災直前に完成。段ボールとガムテープ、それにカッターと身近にある材料で作れることから、仙台市をはじめとする被災地でも作り方がコピーされ多くの避難所などに配られたという。
 他にも、下着やタオル、歯ブラシなどを縫い込んで作る防災ずきんを考案し、それだけ持って逃げれば避難所で数日間は過ごせるようにした。またビニール袋を利用し少ない水を効率よく使って温かいメニューができる非常食の作り方を考えるなど、災害時の暮らしを少しでも良くするため、女性ならではの知恵を編み出してきた。
 また5年前の東日本大震災を機に住民の防災意識が高まったことも、パワーズの活動を後押しした。今や防災訓練に加え、市内の保育園や学校など、ほぼ毎週末様々な場所に呼ばれるほどになった。
今後に向けて
 これから特に考えていきたいのは、高齢者や女性、子どもなど様々な人が避難所でどうすれば安心して過ごせるかということ。それには運営に色々な人の意見が反映される方がよいのではと考え、今年6月には避難所を体験する講座を開催。何が必要か、避難所のスペースをどう使えば良いか、食料はどこへ依頼するかなどを参加者で話し合ったという。
 こうした活動を5年、10年先も続けていくために「新しい人にもっと入ってほしいのです」と会長の木村美江子さんは願っている。数少ない若手で、子どもが幼稚園の頃から参加している鈴木康子さんは「小さい子がいると地域の訓練にはなかなか出られませんが、園に行っている間に研修を受けてスキルアップするとか、できることがたくさんあるんですよ」と加入の呼びかけに力を込める。
 今年も熊本、鳥取そして先日の福島と相次いで地震に見舞われ、自分たちの住む町でもいつ起きるか分からないということを改めて突きつけられた。パワーズが20年にわたって積み重ねてきた暮らしに根ざす防災・減災の知恵を引き継ぎ広めていくことが、今後一層求められていく。
◇パワーズのブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/hiratsukapowers
問い合わせ先=平塚市災害対策課☎21-9734
◇段ボールトイレ作製の動画:https://www.youtube.com/watch?v=FBzOlDwUaYw

【写真TOP】富士見地区の訓練の様子
【写真下】組み立て式の段ボールトイレ。作り方はパワーズのブログや動画で/バンダナを使った応急手当/20周年を祝う木村会長(左端)とメンバー

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あれんくん
洗濯カゴにすっぽり入っちゃった!!
erikaさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
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『この世界の片隅に』(2016/日本)
監督・脚本:片渕須直
声の出演:のん/ 細谷佳正/岩井七世 他
109シネマズ湘南ほか全国公開中。
 かつて平塚には海軍火薬廠の広大な施設があった。その敷地面積はおよそ38万坪にも及んだという。ここでは、戦艦大和に搭載された砲弾や人間魚雷「回天」に使用された火薬も製造していたらしい。空襲を受けたのもそのせいだ。現在、平塚総合公園のある場所も元はその一部で、戦後は農林省果樹試験場として利用されていたが、周囲は高い塀に覆われたままで、80年代まで残されていた黒ずんだその塀の側を通るたび、僕は異様な圧迫感と禍々しさを感じたものだ。戦争の記憶はほんの少し前まで、僕らの生活と地続きで存在していた。本作は、昭和19年、太平洋戦争末期に軍港のある広島・呉へと嫁いでいく18歳の少女・すずの日常を通して、戦争下をほがらかに生き抜く庶民の姿を丹念な調査に基づいて描いている。だからこそ、戦争が地続きの過去だということが痛いほど胸に迫る。少しネタバレするが、すずは戦災で大好きな絵を描く右手を失う。そんな彼女に希望をもたらすのも、失われたはずの右手が繋ぐ絆である。人間は愚かで脆い生き物だけど、同時に逞しく立ち上がり続ける生き物なのだ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

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 平塚市が東京五輪におけるリトアニア代表の事前キャンプ地に決定したことを受け、市立港小学校で21日、駐日リトアニア共和国特命全権大使を招いてのふれあい給食が実施された。
 当日はエギディユス・メイルーナス大使とガリナ・メイルーニエネ大使夫人らが招かれ6年生の児童らと交流した。給食にはリトアニアの郷土料理であるツェペリナイ(ひき肉のジャガイモづつみ)とシャルティバルシュチ(ビーツのビシソワーズ)をアレンジした料理が出され、児童らも「美味しい」と舌鼓を打っていた。
 メイルーナス大使は「暖かい歓待を受けて感動した。若い世代にリトアニアへの関心を持ってもらえるのはとても重要なこと。リトアニアの若者も日本に興味を持つ人が多い。若い世代同士の交流に繋がれば」と期待を寄せた。

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 ハガキに描いた絵やメッセージで感謝の気持ちを伝える「ありがとうを伝えよう」コンクールの受賞者6人が15日、落合克宏平塚市長を訪れ受賞を報告した。
 このコンクールは、手紙を書く楽しみを知ってもらおうと、小学生を対象に市内の郵便局21局が開催したもの。3回目の今年は約1500通の応募があり、このうち市立富士見小学校2年の安藤大悟さんの作品が最優秀賞に選ばれた。また優秀賞には同小3年の藤原瑠璃佳さんと5年の今田貴史さん、山下小1年の田口結捺さん、勝原小4年の松本優翔(ゆうと)さん、中原小6年の笹尾優那さんがそれぞれ選ばれた。いずれも家族などにあてて、思い出の絵や切り絵などと共に感謝の気持ちが綴られ温かみのある作品となっている。
 市内の郵便局では、入賞作のコピーを掲示している。

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 二宮町の百合が丘商店街に、食を通じて人々が交流を図れるスペース「コミュナルダイニング」(共同キッチン)が完成し、21日一般に公開された。
 これは百合が丘地区内の二宮団地を管理する県住宅供給公社が、地域の魅力作りのために開いたもの。約40㎡の空き店舗を改装してキッチンを設置し、以前内装に使われていた木材をテーブルやベンチ、カウンターとして再利用している。2階はキッチン付きの畳敷きスペースで、店舗の裏には石造りのピザ釜も。21日の同地区「福祉まつり」では休憩所として使われ、来場者が軽食を食べながら一息ついていた。
 この施設は、料理教室の開催や持ち寄った食材を調理して食べるイベントなど、食をテーマにした集まりの会場として今後時間単位で貸し出される予定で、誰でも利用できる。◇問い合わせ=同公社二宮団地現地事務所☎80-9800

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 平塚市暴力追放推進協議会の岩本敏男会長がこのほど、関東管区警察局の暴力追放功労者表彰を受けたとして18日、平塚警察署(石井 孝署長)で伝達式が行われた。
 岩本さんは平成21年に同協議会の会長に就任して以来、様々な活動に尽力してきた。過去に県警からも表彰されている点や、こうした長年の活動が評価され今回の受賞に至った。同協議会に限らず防犯協会や交通安全協会など13もの団体に所属し様々なボランティア活動を行ってきた岩本さん。「一生懸命やれば地域の、市民のためになる」と「人生の3分の2はボランティアをやってきた」という。
 今回の受賞に「警察、行政と連携して犯罪のないまちを目指してきた。欲をかくわけではないが今回賞をいただいてまた一歩前進したので次のステージに向けてさらに頑張っていきたい」と笑顔で語った。
【写真】石井署長(左)と岩本さん

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 平塚市土屋のざる菊園(土屋1122)に20日、神奈川大学経営学部国際経営学科湯川ゼミの学生5人と株式会社舟平の水嶋一耀代表取締役ら地域住民によって「HOLY WOOD」のサインが設置された。
 ゼミの学生らは同大学に入学後、いわゆる”湘南”のイメージとはかけ離れたキャンパス周辺の環境に物足りなさを感じていた。しかしそれを素晴らしい自然を持つ豊かな環境と捉え、土屋を「聖なる森」、つまり「HOLY WOOD」として再認識してもらおうと今年5月頃から今回のサインボード設置企画がスタートしたという。3年の佐竹源太郎さんは「土屋のシンボルとして認知されたら」と期待を寄せている。
 サインは高さ2m、幅14m。工費は約10万円。これらの資金は学生らが地域のお祭りなどで飲食物を販売した売り上げで賄われており、湯川恵子准教授は「非常に原始的な形ですがこれってまさに『経営』そのものですよね」と活動を評価した。

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 日本の「和」創成イベント実行委員会(総責任者・野崎審也氏)は5日、6日、カンボジアのプノンペン市ではじめての七夕まつりを実施した。
 今回のまつりは一般社団法人日本外交協会から4台の救急車がプノンペン市に送られたことに伴って開催されたもの。同委員会は2年前に同国のタカマウ市で七夕まつりを行なった実績があり、今回は会場をプノンペンに移しての初開催となった。20本の竹飾りが掲出されたほか、金魚すくいやヨーヨーすくい、短冊を書くブースなども設営され好評を得たという。
 プノンペン知事からも「2回3回と継続してもらいたい」と評価を得たため、委員会でも次回開催を実現したいとしている。なお、送られた救急車の1台は平塚市で使用されていたものだという。

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 東海大学が主催する第34回望星旗少年武道大会(柔道の部)が先月9日に行われ、平塚柔道協会に所属する石川奏汰くん(吉沢小3年)、山口賢哉くん(吉沢小3年)、上水泰史朗くん(みずほ小2年)の3人が低学年の部に出場し優勝を果たした。
 学年も学校も違う3人だが仲がいいとのことで、彼らを指導する金井一超コーチも「抜群のチームワーク。誰かがダメでもみんなでフォローしあえるいいチーム」と評する。王子谷剛志選手が好きだという石川くんは「柔道は楽しいことも大変なこともあるけど優勝して嬉しかった」と話す。
 羽賀龍之介選手が好きだという山口くんは「手ごわい相手だったが練習の成果が出せた」と満足げ。同じく羽賀選手が好きだと言う上水くんは「試合中はどんな技で勝とうか考えていた」と大物ぶりを見せつけてくれた。
【写真】写真左から石川くん、山口くん、上水くん。後ろは金井コーチ

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 神奈川県動物保護センター(平塚市土屋)は、これまで犬猫共に3年間、殺処分件数ゼロを続けている。県ではその先を見据えて、老朽化した施設を建て替え「生かすための施設」に転換する方針だ。その費用を幅広く募るため、寄附の呼びかけとインターネット経由で不特定多数の人々から資金を集める「クラウドファンディング」に現在取り組んでいる。どのような施設を目指すのか。行政が寄附を募る理由とは。

 犬約60頭、猫30匹ほどが現在収容されている同センター。動物が快適に過ごせる環境とは言いがたく、多くの犬は冷暖房のない半地下室で集団で暮らす。岩屋 修業務課長は「皮膚病などの病気に感染したり、集団飼育によるストレスでケンカすることもあります」と犬の様子を気にかける。猫も狭いケージの中で過ごし、自由に動き回ることはできない。
 こうした動物たちに新しい飼い主を見つけることが、殺処分ゼロの継続に必要である。そのためセンターでは譲渡会が毎月開催されているが、場所は玄関前や会議室などで、希望者がゆっくり動物とふれあうことは難しい。またこれらセンターの活動は、多くのボランティアの協力で成り立っている。収容期限を超えた犬や夜間も世話の必要な子猫を預かるほか、収容中の動物のシャンプーなどを行っているが、彼らが安心して活動できるスペースもない。
建て替え費用を寄附で
 こうした現状を変えたいというセンター職員の要望は強く、施設の老朽化もあり、建て替えが決定。平成31年4月の開設を目指す。
 県では新しいセンターに殺処分室は作らず、さらなる動物愛護に取り組む「生かすための施設」にしたいと考えている。具体的には、個室を中心とした飼育室など動物が快適に過ごせるような環境を整備すると共に、子どもたちが動物のいのちの大切さを学べ、ボランティアが活動しやすい施設を作りたい。そうした取り組みへの理解が広がるようにと、県は約11億円の建設費用を寄附で集めることを目指し、「神奈川県動物保護センター建設基金」への協力を呼びかけている。
 この中に「ふれあい譲渡室」を作るため、県は現在「クラウドファンディング」も行っている。こうした手法にチャレンジすることで、寄附する人にとって使途が具体的に分かりやすくイメージしやすくなる上、インターネットを使うことで普段動物と接点のない人たちにも周知ができると県では期待する。
 期限は来月28日23時。目標の500万円以上が集まれば、一般の家庭のような雰囲気の中、犬や猫を飼いたいと思う人が、収容されている動物を抱っこしたりふれ合ったりしてゆっくりとお見合いできるような譲渡室が作られる。
賛同者の輪を広げたい
 クラウドファンディングは期限まであとひと月ほど。22日15時現在で約250万円集まっている。一方基金に寄せられたのは約7,800万円(11日現在)と目標の11億円にはほど遠く、まだまだ周知されているとは言えないという。センターの岩屋さんは「譲渡室ができれば多くの人に動物を見てもらえ、貰い手が見つかりやすくなる」と多くの方に寄附を呼びかけている。
 部屋の中からこちらをじっと見つめる引き取り手のない犬たち。今回の取り組みによって、小さくとも一人一人の気持ちが形になれば、そうした動物が少しでも減ることに繋がっていくのではないだろうか。
◇クラウドファンディングや寄附、譲渡会に関する詳細は同センターのホームページ:
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f80192/から。
◇一般の見学も可能(要予約)
同センター☎58−3411
【写真下】
譲渡会の様子/もう使われることのない処分室/動物のために良い環境をと願う岩屋さん

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 尾崎選手は平塚市出身・在住。元々プロビーチバレー選手として活躍していたが、競輪に転向。昨年7月のデビュー後、これまでに18回優勝の好成績を上げ、今年1月から9月までの獲得賞金上位7人が出場する同グランプリへの出場を決めた。
 14日には落合克宏平塚市長に出場を報告。プロになった時から同グランプリでの優勝が目標だったという尾崎選手は、レースについて「積極性を見てほしい。しっかり粘って勝ちたい」と力強く語っていた。なお、尾崎選手は18日から20日まで平塚競輪場でのレースに出場予定だ。

1118%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e4%ba%8c%e5%ae%ae%e4%b8%ad 部活の仲間など身近な友達に向けた応援メッセージを140字以内で表現する「第5回私のアイアイメッセージコンテスト」(毎日新聞社主催)で、二宮町立二宮中学校の嘉屋光希さん(3年)の作品が入賞した。
 嘉屋さんの作品は、足の手術を受ける同じ部活の仲間・譲原育吹さん(3年)に対して励ましの言葉を贈ったもので、11,442編の中から最優秀の文部科学大臣賞に次ぐ特別賞の1つ「アキュビュー」賞に選ばれた。15日には伝達式が行われ、嘉屋さんは「普段言えない気持ちを書くのは難しかったが、自分の気持ちを届けられる喜びは大きかった」と受賞を振り返った。
 また同校では2年前から国語の授業の一環としてこのメッセージ作りに取り組んでいる。今回は優秀な応募作品が多かったとして「学校賞」も初めて受賞、生徒会長の中村晃盛さん(3年)が賞状を受け取った。入賞作は、同コンテストのホームページhttp://aiaimessage.jp/で閲覧できる。
【写真】(左から)中村さん、嘉屋さん、譲原さん

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 これは平塚湘南ロータリークラブ(田中敏惠会長・会員数41)が、牛とふれあい手や肌で感触を体験してもらおうと招待しているもので、同牧場では3回目。この日は同校の幼稚部から高等部の児童・生徒とその家族27人が訪れた。参加した子どもたちはまず、恐る恐る牛の頭をなでたりエサの干し草を与えたりして、舌の温かい感触に驚いていた。
 続いて乳しぼりに挑戦。指で握るようにすると勢い良く乳が出て、子どもたちは歓声を上げていた。参加した男の子は「力がいっぱい必要だったけど、じゃーっと出て楽しかった」と喜んでいた。

1118%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%99%e3%83%b3 株式会社フリーデン(平塚市南金目)寄贈のウインナーを使った「ふれあい給食」が11日、平塚市立金目小学校(宮澤達寛校長)で行われた。同社による寄贈は今回初めてで、今年度は地元へ貢献したいと同小とみずほ小学校の2校に提供された。
 金目小では、まず4年生を対象にウインナーの作り方などを学ぶ特別授業が行われた。児童たちは講師を務めた社員に「おすすめのウインナー料理は?」「どんな思いで働いていますか」などと質問していた。
 その後4年生のクラスで同社の小俣勝彦専務取締役らが共に給食を食べ、子どもたちは「肉の味がしっかりしている」「冷めてもパリッとしている」などと話していた。同社では来年度も市内の小学校に寄贈を行いたいとしている。

1118%e3%83%81%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%83%83%e3%83%95%e3%82%9a 相模川で調査、清掃、植栽等の活動を行っている地元企業の集まりである「平塚地区環境対策協議会」が提供したチューリップの球根4000個の植栽が15日、イシックス馬入のお花畑で市立八幡小学校の3年生児童らによって行われた。同様の試みは今年で13回目となる。
 当日は雨上がりで地面がややぬかるんだ状態ながらも児童らは楽しげに率先してチューリップの球根を植え付けていた。児童らは一様に黄色い帽子を被っており、一列に並んで植栽する姿は早くも黄色い花を咲かせたよう。来年の春には色とりどりのチューリップが菜の花とともに河川敷を彩る。
 ボランティア団体「馬入花畑の会」のメンバーのひとりは「こういった体験があれば小学生の心に残って来年の春にはチューリップを見に来ようと思ってもらえる。楽しみだ」と話していた。

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 平塚市に残る民俗芸能のひとつ、人形浄瑠璃の一人遣い。この芸を部活動の中で40年以上にわたり受け継いでいるのが県立高浜高校の文楽部だ。部員の減少から平成23年に一度は休部状態となった同部は、ある1人の生徒によって2年前、活動を再開する。現在4人の部員で活動する彼らは20日(日)、平塚市中央公民館で行われる「第40回ひらつか民俗芸能まつり」の舞台に立つ。
 高校の部活では珍しい文楽に取り組む高浜高校文楽部は1970年代から続く歴史と伝統ある部活。だが5年前、部員の減少から一時休部状態となってしまう。復活のきっかけは2年前、当時2年生だった同部OGが七夕郷土芸能大会で見た人形浄瑠璃に魅了されてのことだった。その直後には現在唯一の3年生の原田達海さん、翌年4月には和の文化に興味があった金子和樺さん、日本舞踊の素養があった藤間ゆきのさん、そして45代目となる現部長の飯島 萌さんらが入部し、再び本格的に活動が動き出した。
寿式二人三番叟
 民俗芸能まつりで彼らが演じるのは「寿式二人三番叟」というもの。五穀豊穣を願うと共に、その日の舞台が無事に成功するように祈る祝言舞踏だ。同部の文楽は「一人遣い」という1体の人形を1人で動かす芝居。一般に3人で1体の人形を動かす文楽とは違い、10kg近い人形を身体に固定して演じる。今回メインで出演する飯島さん・金子さんの2人は「日頃の成果を精一杯出せるように」と練習に熱を入れる。
 日頃の稽古では、同部の卒業生を中心に組織された「湘南座」の面々が指導にあたる。覚えるべきことも多く「練習は大変」と部員らは口を揃える。「でも地域のイベントや老人ホームの慰問で演じた時に喜んで声をかけてもらえたり手紙を渡されたり。やりがいも大きい」と飯島さん。藤間さんは「文楽部を見るためだけに足を運んでくれる人もいる。それは責任を感じると同時に力にもなる」と語る。
将来へ受け継ぐ
 和気あいあいと練習に臨む部員らだが今年の新入部員は0人。それでも伝統の灯を絶やすまいと、それぞれが懸命に試行錯誤している。彼らにとって1番の願いは後輩が入ること。サッカーや野球といった体育会系の部活に比べればマイナーなものだと自覚はある。だが「伝統芸能っていうとハードルが高く感じられてしまうでしょうが、1回体験してもらえれば良さが伝わると思います」と飯島さんははつらつと話す。飯島さん自身、入部のきっかけは部活動紹介のビデオを見て興味を持ったから。それを実際に体験したり、演技を見たりするうちにのめり込んでいった。そして「いつかは湘南座の助けを借りないような、高浜高校だけの演目ができれば」と夢を描いている。
 この他、ひらつか民俗芸能まつりには高浜高校文楽部を指導する「湘南座」、県の無形民俗文化財に指定される人形浄瑠璃芝居一座の「相模人形芝居前鳥座」、市内田村地区に伝わる祭り囃子の「田村ばやし保存会」、招待芸能として「柳島エンコロ節保存会」が出演する。魅力溢れる伝統芸能を身近に感じるチャンス。足を運んでみては。
第40回ひらつか民俗芸能まつり
日時:11月20日(日)12時30分開演
会場:平塚市中央公民館
入場料:無料
定員:700人(当日先着)
問い合わせ:市社会教育課 文化財保護担当☎35-8124

【写真TOP】
2体の人形による寿式二人三番叟
【写真下】
人形は自分たちで繕いながら使用している/左から原田さん、金子さん、飯島さん、藤間さん

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『溺れるナイフ』(2016/日本)
監督:山戸結希 脚本:井土紀州/山戸結希
出演:小松菜奈/菅田将暉/重岡大毅/上白石萌音/市川実和子 他
109シネマズ湘南ほか全国公開中。
 2歳になって間もない我が息子を見ていて気付いた。幼児というのは、風呂で顔が濡れるのは嫌がるくせに水遊びで服や全身がずぶ濡れになることには無常の喜びを感じるようだ。
 僕自身は物心ついてからずいぶん長い間、ずぶ濡れになった記憶などない。人は成長するにつれ、己のリスクを考えるようになる。今、ずぶ濡れになったら、後でどんな面倒なことになるかと。本作の主人公である少年と少女は、海に川に飛び込んではとにかくよくずぶ濡れる。人気モデルとして活躍しながら、田舎町で暮らすことになった少女と神主一族の息子ゆえ、「この町のモンは全部、俺の好きにしてええんじゃ」と横暴な発言をする少年。少年の暴力的な衝動に惹かれ、壊れ、突っ走る少女。禊のような入水と伝統行事の火祭りが人間の原初的欲動を駆り立てて二人の恋を加速度的に燃え上がらせる。少女コミックを原作にしながらここに描かれるのは中上健次的な荒々しい文学的世界だ。2歳児の息子がそうであるように、ずぶ濡れになれることとは、今、この瞬間を全力で生きる者にだけ与えられた特権ではないだろうか。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

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 園児の父親の有志が事前の準備から当日の運営まで行う「おやじ祭り」が6日、清水学園付属幼稚園(平塚市根坂間)で開催された。
 会場には、サッカーのPKやストラックアウトにチャレンジするコーナーや、力作の段ボール迷路が作られた他、バルーンアートの得意な父親たちによる作品が並び、子どもたちを喜ばせていた。

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 今年で10周年を迎える金目エコミュージアムの事業として20日に行われる「ぶらり歴史探訪」では現在参加者を募集している。コースは金目観音を出発し、大堰・御所様堤、北金目神社、塚越古墳、真田神社などを回る。
 金目エリアには金目川を中心に自然や農業が残るほか、歴史的遺産も数多い。こうした地域の資産を掘り起こし、育て、内外に発信していくのがエコミュージアムの活動だ。当日は小中学生向けにクイズ形式の資料も用意。「親子連れ歓迎」とし、特に若い世代の参加を呼びかけている。
 12月には「金目ふるさと検定」の実施を予定。今後さらに活動が活発になりそうだ。
◇日時:11/20(日)9時〜13時(小雨決行・荒天中止)
◇集合:金目観音
◇参加費:300円(小中学生無料)
◇申し込み締め切り:11/14(月)
◇申し込み方法詳細・問い合わせ:市教育委員会社会教育課☎35-8124

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 平塚の「公園通り新仲商店街」にある建設中マンションの仮囲いに壁画を描いた、10人のアーティストたちを中心とした作品展が11日から1761studio、ギャラリークーカで開催される。
 「平塚まちなか美術館」と名付けられ、道行く人を楽しませている仮囲いの壁画。これらを描いたアーティストたちに加え、6人と1団体が新たに加わり、今回の作品展は開催される。さらにギャラリークーカでは11日にレセプションパーティ(18時〜、参加無料)、12日と19日にワークショップも開催(いずれも14時から、参加費1,000円)。地元で活躍するアーティストたちの作品、その魅力に触れられるチャンスだ。
◇日時:11/11(金)〜23(水・祝)11時〜19時(最終日は17時まで)
◇会場:1761studio(袖ヶ浜17-60)/GALLERY COOCA&CAFE(明石町14-8)
◇問い合わせ:事務局☎67-7520(GALLERY COOCA)

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 平塚北・平塚湘南の両ロータリークラブ、市立金目、みずほ、金田、南原小学校が主催する金目川クリーンキャンペーンが8日、金目川流域で行われた。
 児童たちに自然の美しさや大切さを理解させ、同時に勤労の尊さを学んでもらうため、毎年秋に行われているもので今年で10回目。4小学校の児童と両RCメンバーに加え、PTA、地元自治会員などが参加した。以前は金目エリア周辺だけで清掃活動を行っていたが徐々に拡大。今回、南原小学校4年生の2クラスの児童らは東雲橋周辺でゴミ拾いを実施、1時間ほどで軽トラック1台分ほどのゴミを拾い集めた。
 平塚湘南RCの田中敏惠会長は「清掃は心をみがく。以前はもっとゴミが集まりましたが徐々に減ってきている。少しずつでも意識が変わり、それを子どもたちにも伝えたい」と話している。

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 大磯町立国府中学校(山田茂広校長)で2日、1年生を対象に職業への意識を高めてもらうための職業講話が行われ、町内で黒毛和牛を飼育する「大磯なごみ牧場」(本紙9月23日号に掲載)の渡辺紗緒里さんが講師を務めた。
 これは来年1月に町内外の店舗・企業で予定されている職業体験の事前学習として行われたもの。渡辺さんは、最初やりたいと思っていなかった畜産の仕事が、おいしく安全な肉を求めて努力する父親を見るうち、徐々に楽しくなってきたと話した。 
 そして畜産業にも、生産者、獣医、えさの製造や運搬に携わる人など多くの職種の人が関わることから、「自分の知っている仕事だけでなくそれに関連する仕事を調べれば選択肢が増えるので、多くの選択肢の中から好きな仕事を選んでほしい」と呼びかけていた。

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 平塚商工会議所で5日、3回目となる平塚ダボス会議(河野太郎実行委員長)が行われた。同会議は世界的な課題を解決するため各国の政財界要人や学者らが非営利で連携する世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」をモチーフにしている。
 今回は特別編と題し、地域経済分析システム「RESAS」を用いた平塚と近隣のまちとの比較分析がメインテーマ。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局の堀淳一郎氏を招いて近隣の茅ヶ崎・藤沢・厚木などと平塚を比較する基調講演が行われ、人口減少にどのように歯止めをかけるか、日産車体撤退とそれに伴うららぽーとの経済的影響などについて意見交換が行われた。
 RESASは国が提供する分析システムで、産業構造や人口動態、観光の人の流れなどのビッグデータを可視化するもの。一部データを除き、一般の人でもWEB上で閲覧することができる。RESASホームページ:https://resas.go.jp
【写真】講演を行う堀氏

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 先月行われた17歳以下(U-17)のサッカー女子ワールドカップに、大磯町の通信制高校・星槎国際高等学校湘南2年の宮澤ひなたさん(16)が日本代表として出場し、MFとして活躍した。サッカー少年・少女の憧れの舞台でプレーした経験や、なでしこジャパンを目指し思い描く将来について聞いた。

 サッカーを始めたのは幼稚園の頃で、3歳上の兄がやっていたことから地元・南足柄市のチームに入った。中学からは大磯町のクラブチームOSAレイアFC(U-15)で練習を続け、高校入学後に同校女子サッカー部に。そこで頭角を現し、昨年秋に初めて16歳以下の日本代表に選ばれ、AFC U-16女子選手権中国2015に出場した。日本は準優勝を果たしW杯への切符を手にした。
 宮澤さんは全6試合に出場し1得点。準決勝の相手スペインなど欧米のチームは体格が勝り「世界のレベルを身にしみて感じた」という。またPK戦の末惜しくも敗れた北朝鮮との決勝について、「玉際の強さやボールへの執念は相手の方が上だった」と振り返った。
 一方で、昨年初めて海外のチームと戦った時は怖い印象が強かったというが、今は「こんなプレーができたらと想像が広がって、楽しみの方が大きくなってきた」と、試合を重ね自信が付いた様子。
 そしてグラウンドでは日本人サポーターの声援が大きな力になり、帰国の際には空港に多くの人が出迎え、自分たちが応援されていることを実感したという。こうしたサポーターに加え、「サッカーをやっている子や代表に選ばれなかった選手、たくさんの人の思いを背負ってこういう舞台に出られたと思っています」と、日本代表としてプレーすることについての重みを語った。
仲間の存在が励みに
 そんな中で一番心の支えになっているのは、いつも一緒にいる高校のチームメイト。今回のW杯出場前の最後の練習時にはみんなが励ましてくれ、また「頑張って」というメールをもらって「温かい気持ちになり、本当に頑張らなきゃって思いました」と振り返る。普段でも「落ち込んだ時にみんなと話していると、心の中も楽になる」と言い、仲間との繋がりが厳しい練習を乗り越えるパワーになっているそうだ。その仲間と共に全国大会出場を目指し、今週末からの関東高等学校女子サッカー選手権に臨む。
目指す選手像
 4年後の東京オリンピックには、なでしこジャパンとして出場したい。そのためには決めるべき時に決めるべくシュートの精度を高めるなど、海外に通用するようプレーの質を磨くことはもちろん、「人間性も大事」と語る。W杯出場を通じ、代表選手には常に周りを見てチームのことを第一に考える姿勢が必要だと感じたという。なでしこジャパンは女子サッカー選手の全てを代表するチームであり、そういう選手が代表にふさわしいとも。日本代表への初選出から1年あまり、普通の高校生ではなかなかできない経験を重ね、自分が「こうありたい」と考えるイメージを形作ってきた。
 そして将来の夢は「たくさんの人に応援され愛される選手になることです」と答えた宮澤さん。多くの質問に対して、時折言葉に詰まっても一生懸命自分の言葉で答えようと考えてくれた。今後どのような舞台で輝いていくのか、これからの成長を見守っていきたい。
◆今後の試合予定
◇11月12日(土)13時~
かもめパーク(横浜市)にて
関東高等学校女子サッカー選手権1回戦 対暁星国際
◇11月27日(日)16時~
東海大学湘南キャンパスにて
OSAレイアFC対東海大学
(県女子サッカーリーグ)
宮澤さんがクラブ申請選手としてOSAレイアから出場予定

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 平塚市ガス事業協同組合(小島康敏理事長)は4日、平塚市社会福祉基金へ寄附をするとして平塚市役所を訪れた。同組合は平成10年から毎年10万円ずつの寄附を続けており、今年で累計額は190万円になった。組合は市と警察との3者で独居老人などの見守り活動なども行っており、小島理事長は「安心・安全なまちづくりに使ってもらえれば。高齢者に目が向きがちではあるが若い人にも活性化をしてもらいたい」と話している。

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 2016シーズン最後のホームゲームで湘南は実に14試合ぶりとなる勝利を掴み取った。この勝利は湘南に数字の上では何ももたらさない。人によっては消化試合ともいえる、そんな試合での勝利だった。だがそれでも、ゴールに向かい意地を見せたこの試合で、長く暗いトンネルを抜けたこの喜びは何物にも代え難い。残留争い真っ只中の甲府サポーターが多く足を運んだとはいえ、約12,000人が来場したこの試合には様々な人々の様々な思いが垣間見られた。現実的に、来年も今年と同じメンバーで戦えることはない。誰かは去り、また新しい誰かが湘南の一員として戦うことになる。であればこそ、この勝利を明日の湘南を形作る糧としたい。この先のことは誰にも分からない。だからこそ、試合に駆けつける人たちは色々な思いをチームに重ねる。大人も子どもも勝てば喜び、負ければ怒ることもある。共に勝利を分かち合い、時に涙することもあるかもせいれない。そんなチームが地元にあるのだ。またしてもJ2での挑戦だ。だが少なくとも共に戦い、夢を見させてくれるだけのチームであり続けてほしい。
最後のホームゲームを勝利のダンスで締めくくった
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

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 同市は昨年11月にエギディユス・メイルーナス駐日リトアニア大使を迎えて以来、事前キャンプの誘致に向けた取り組みを進めて来た。調印式には落合市長のほか、黒岩祐治神奈川県知事、リトアニアオリンピック委員会からヴィタリユス・ヴァシリウスカス財務担当局長らが出席。ヴァシリウスカス氏は「平塚が第2のふるさとになると信じている」と期待を寄せた。
 なお、同日夜には市内のホテルサンライフガーデンで記念レセプションが行われた。リトアニア国旗カラーのだるまへの目入れや七夕太鼓体験などを通じて、関係者らは交流を深めていた。

1104%e3%80%802%e9%9d%a2%e3%80%80%e4%bc%9a%e9%a0%ad 平塚商工会議所で1日、役員・議員の任期満了に伴う臨時議員総会が開催され、新会頭と新副会頭が選任された。新会頭となったのは株式会社トキワヤ(紅谷町)代表取締役、常盤卓嗣氏。3期9年間会頭を務めた福澤正人さんは会頭職を退任する。
 副会頭には江南交通株式会社代表取締役鳥海衡一氏、山協印刷株式会社代表取締役杉山昌行氏、株式会社白石興業代表取締役白石慎太郎氏の3人。会頭、副会頭の4人はいずれも新任で任期は今年11月1日から平成31年10月31日までの3年間となる。また、専務理事には大曽根俊久氏が再任した。
 新会頭の常盤氏は「責任の重さを痛感している。会員企業2,500社に会員になってよかったと思ってもらえるような運営をしたい。ツインシティなど市はさらに発展していく。交通インフラなど他市を含めて広域的に連携が取れれば。またベルマーレの新スタジアムでは茅ヶ崎・藤沢とレースになる。平塚の財産を活かすべく取り組んでいき職責を全うしたい」と話している。
【写真】中央が常盤新会頭

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 同園は神奈川大学湘南ひらつかキャンパス入口からすぐの所で、土屋小学校の4年生15人と地域の住民で作る「土屋ざる菊愛好会」(石井正昭会長)のメンバーが今年6月末から菊を育ててきた。1,000㎡ほどの畑には、赤や黄色、ピンクや白の丸くこんもりとした約800株が植えられており、今年は小学生が小さめの株で「土小」という文字を形作っている。石井会長によれば、2年目の今年は9月に雨の日が多かったためなかなか除草ができずに困ったものの、花の成長にさほど遅れはなく、今月の初旬には花が咲きそろって見ごろを迎える見通しだという。
 近くの土屋公民館などに駐車場がある。
◇問い合わせ=同公民館☎58-0833

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 これは、昨年まで町内のカフェやギャラリーなどで音楽やアートのイベントを開催してきた「大磯芸術祭」の実行委員会が今年初めて開くもの。会場の高来神社参道では、町内の山から切り出した竹などを使ったあかり約100本を並べ、16時30分から20時まで点灯。その幻想的な雰囲気の中、祭りで歌われる木遣りやギターのライブ(12日)、土笛・チェロの演奏やクラフトマルシェ(13日)を実施する(小雨決行)。
 同実行委員会では現在、竹あかりを製作するワークショップへの参加者を募集している。会期は9日(水)から11日(金)まで、場所は町生涯学習館。申し込みは杉﨑さん☎090-3574-7773。イベントの詳細はhttp://oisoartfes.jimdo.com/で。
【写真】5月の葉山町での同様のイベントの様子(写真=同実行委員会提供)

1104%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e5%9c%9f%e6%b2%a2%e4%b8%ad 平塚市立土沢中学校(林 孝之校長)で28日文化祭が開催され、生徒が地域活性化の方法を提案する発表が行われた。
 この発表は、2・3年生の「総合的な学習の時間」におけるグループ学習の成果をまとめたもので、16のグループに分かれて地域の課題と解決法を検討。その中で優れた内容の6つが選ばれ、今回発表を行った。
 このうちの1つは、近くの神奈川大学の留学生などに「地域の魅力を知ってほしい」と、生産がさかんな野菜を使ったパンケーキなどを紹介する英語のレシピブックを作成した。また別のグループは、減少している地域の酪農家をテーマに選んだ。そして乳製品を作れば、買いに来る人が増えて活性化に繋がると提案した。
 担当教諭は「生産者や歴史グループなど地域の方の協力もあり、このような授業ができている」と話していた。

1104%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e9%96%a2%e6%9d%b1%e5%86%b6%e9%87%91 平塚市の関東冶金工業株式会社(四之宮)が、創立60周年記念事業の一環として、市内の公立保育園9園に折りたたみ式ステージとお散歩車などの備品(約300万円相当)を寄贈した。
 先月26日の寄贈式で、同社の髙橋愼一代表取締役は「子育て世代が子どもを預けて働ける環境作りに協力し、次の世代に形に残る物を贈りたい」との思いを語った。

 長時間労働を強いられるなど「過重労働」に悩む人や若年労働者を対象とする「特別労働相談会」が、今月17日(木)13時30分から平塚市のかながわ労働センター湘南支所(県平塚合同庁舎別館)で開催される。
 相談は無料で、弁護士とキャリアカウンセラーが相談に応じる。事前予約制で、希望者は前日までに電話で申し込む。
 また7日(月)10時~16時には平塚市役所で、同センター職員らによる「街頭労働相談会」も実施。申し込み不要。◇問い合わせ・申し込み=同支所☎22-2711(代表)

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 戦後、故・糸川英夫教授のペンシルロケット発射実験から始まったとされている日本のロケット開発のルーツが平塚にあった――。そんな平塚とロケットの関係を紐解く特別展「知られざる平塚のロケット開発」が平塚市博物館で開催されている(12/18まで、開催概要は同館HPへ)。旧海軍火薬廠で兵器開発の一環として進められていた研究・開発が、戦後のロケット開発の礎になったという。そんなロケット技術の始まった平塚の地に、ロケットを通じ、宇宙に夢を見る若者たちがいる。
 東海大湘南キャンパスで60人の学生が日夜ロケットの研究・開発に勤しむ東海大学チャレンジセンター学生ロケットプロジェクト(TSRP、小川誠仁代表)は1995年に設立された。当初は他大学との共同打ち上げで一部の計器を担当していただけのTSRPは、計器・機体・エンジンなどのロケットに必要なシステムを全て自主開発したいと考えるようになり、現在も続くハイブリッドロケットの開発に着手する。機体や計器の設計だけにとどまらず、製作や運用、果ては材料の加工までほとんどを自主開発で行っている。
ハイブリッドロケット
 ハイブリッドロケットとは固体の燃料と液体の酸化剤を使用したロケットのこと。安全性が高く、学生にも取り扱いやすいが、低機能というわけではなくJAXA(宇宙航空研究開発機構)でも研究が進むシステムだ。もちろんこれらのエンジンもすべて学生の手による自主開発。TSRP広報担当の谷口友望さんは「他大学でも学生によるロケットプロジェクトは行われているけれど、自作のエンジンはほとんどない。20年の歴史の積み上げの賜物」と胸を張る。
 TSRPは、学生が自由に企画立案したプロジェクトを支援する東海大学チャレンジセンターに所属しており、そこから予算を得て活動している。とはいえロケットを1機飛ばすのに必要な予算は数十万、日頃の研究開発も含めれば潤沢な資金があるとは言い難い。「スポンサーは絶賛募集中です」と谷口さん。「外部の方に活動を伝えて、楽しそうと思ってもらわないと」と広報活動にも力をいれている。
夢の途中
 最終的な目標は高度100km、つまり宇宙への到達だ。現在の打ち上げ実績は最高で2.4km。宇宙はまだ遥か遠く、プロジェクトは夢の途中だ。ただエンジンに限らず、あらゆる面で経験や技術が着実に蓄積されてきた。過去の学生が生み出してきた成果が今の学生の新たな挑戦を後押ししている。
 彼らは何を求めてプロジェクトに参加するのか。ロケットがかっこいいから、ものづくりをしたいから、理由は十人十色ではあるが、彼らを突き動かす原動力はほとんどロマンだけだ。その純粋な想いが、日本の宇宙開発の未来を切り開く可能性と新たな力を生み出し続けている。
 そんな彼らの活動の軌跡は博物館の特別展でも垣間見られる。さらに期間中、的川泰宣JAXA名誉教授による講演会(11/12、先着70人)や東海大・神大の両学生による講演会(12/18、先着70人)、JAXAとのコラボ企画「ロケットカーをつくろう」(11/4までに要申込)などの関連イベントが多数行われる。ぜひ足を運んで広大な宇宙に思いを馳せてほしい。問い合わせは同館☎︎33-5111まで。
【写真TOP】プロジェクトのメンバー
【写真下左から】秋田県能代市での打ち上げ実験。写真提供=東海大学チャレンジセンター学生ロケットプロジェクト/自主開発のエンジンと燃料/博物館での展示の様子/広報の谷口さん。手に持っているのは開発した無火薬式分離機構

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『里見八犬伝』(1983/日本)
監督:深作欣二 脚本:鎌田敏夫
出演:薬師丸ひろ子/真田広之/夏木マリ/千葉真一 他
TSUTAYAほかにてDVDレンタル中
近年の時代劇映画復活の嚆矢は、02年の山田洋次監督『たそがれ清兵衛』であろう。以降、『十三人の刺客』、『のぼうの城』、『超高速!参勤交代』、『駆込み女と駆出し男』など、コンスタントに名作、ヒット作が生み出されているが、このジャンルで未だ復活していない土壌が伝奇時代劇である。史実に幻想的な要素や人物を織込んだ世界といえばいいだろうか。本作はその最たるもの。里見家の姫を奉じて妖魔と戦う八つの玉を持つ剣士たちの冒険譚。僕が中学の頃、角川映画の戦略で先行発売されたノベライズ(滝沢馬琴ではなく、脚本家自身によるオリジナル)のあまりの面白さに熱狂し、初日に劇場に駆けつけたものだ。当時は、ノベライズをダイエットした内容が物足りなく感じたが、いま観ると、薬師丸、真田をはじめ昭和の名優が演じる個性豊かな剣士たち、ダイナミックでけれん味たっぷりの深作演出が心躍る、青春伝奇活劇である。この土壌を再び切り開かねば!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

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 大磯町郷土資料館(県立大磯城山公園内)が来月3日(木・祝)にリニューアルオープンする。
 同館では今年3月末から約8千万円をかけ展示室の改装や照明設備の交換などの工事を実施。来年3月オープン予定の旧吉田茂邸と一体となった運営を行うことに伴い、別荘地として名を馳せた明治から昭和に関する展示や、ゆかりのある人物を紹介するスペースを増やした。
 目玉の1つは、三井財閥当主の別荘「城山荘本館」にあった広間の吹抜上部。同公園は明治31年に三井財閥当主の別荘地となった所で、昭和9年に城山荘本館が建設された。吹抜上部は各地の寺や神社から集めた古材を使って作られたもので、本館の解体後に一部が京都府内の工務店に保管されていた。それを古い写真を元に復元、今回初めて展示する。城山荘の内部や外観の写真もあり往事の姿を見ることができる。
 また、伊藤博文など別荘を構えた政財界の人物の写真や名前を表示した地図が展示され、明治から昭和にかけ多くの要人に愛された土地だったことが実感できる。
 開館時間9時~17時、休館日は毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)と毎月1日、年末年始。入館無料。☎61-4700
 また大磯町では、同館と旧木下家別邸(大磯迎賓館)、鴫立庵、それに旧島崎藤村邸の4カ所にある9つのオブジェなどを巡るスタンプラリーを来月3日から始める。
 オブジェは、それぞれの施設にゆかりのある言葉などをデザインしたもの。町内を歩くきっかけにしてもらおうと県の交付金を使って今年設置された。
 全て回った人にはハンドタオルをプレゼント。スタンプ台紙の配布は大磯町観光協会駅前案内所(9時~17時)で。12月18日まで。問い合わせ=町産業観光課☎61-4100(代表)
【写真下左から】復元された城山荘の吹抜上部/鴫立庵にある「言葉のオブジェ」/吉田 茂の愛用品/赤星彌之助別邸の復元模型

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 先月24日に行われた「第5回J:COM杯3月のライオン子ども将棋大会」で準優勝を果たしたとして、平塚市立神田中学校3年の宮越雅大さんが19日、平塚市役所を訪ね、落合克宏市長に喜びを報告した。
 10歳の頃、祖母の影響で将棋を始めたという宮越さん。あっという間にのめり込み、現在では毎週蒲田の将棋道場に通い棋力に磨きをかけている。宮越さんは7月に横浜で行われた200人が参加する地区大会で優勝すると、全国7都市で開催された地区大会を勝ち抜いた15人による全国大会に出場。決勝では埼玉の伊藤誠悟さんに敗れるも準優勝に輝いた。
 「決勝で負けたのは悔しい。頑張って色々な大会で活躍できるようになりたい」と話す宮越さんに落合市長は「私の後輩ということで平塚市としても誇りに思う」と笑顔。地元トークにも花を咲かせていた。

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 その道一筋に技能を磨きつつ、後進の育成にも力を注いだ人を称える第38回平塚市技能者表彰の表彰式が20日、「湘南ひらつかテクノフェア2016」の会場内で行われた。
 同じ職種に30年以上従事し、特に功労が顕著で優れた技能を持つ「技能功労者」に選ばれたのは、大森雄二さん(広告美術士)、野口 弘さん(造園師)、加藤利雄さん(製菓衛生師)、岩井睦夫さん(大工職)、堀内聖司さん(配管工)、中村正男さん(塗装工)、岡田 宏さん(表具師)、松波 晃さん(印章彫刻士)、髙山辰雄さん(理容師)、尾鷲幸男さん(調理師)、稲垣光秀さん(自転車組立整備士)、染谷三郎さん(タイル工)、望月正義さん(電気工事士)、櫻井 忠さん(食品衛生責任者)、野村 忠さん(型枠大工職)の15人。 
 また優秀技能者(同職種15年以上)として13人が表彰された。
【写真】=平塚市提供

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 平塚逸品研究会は20日、東京駅前の八重洲ホールで行われた第5回全国逸品セレクションに伊勢原市の呉服店、花呉装(伊勢原3-2-6)の「たびりら」と平塚市の焼き菓子店、マ・コピーヌ(西八幡3-5-6)の「湘南ビキニクッキー」を出品し、それぞれグランプリと準グランプリを獲得した。今回同会はフード部門・ノンフード部門のダブル受賞を目標に掲げ全国セレクションに出場、見事に目標を達成した。

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 本物の道路そっくりの自動車教習所のコースを使って、幼児に交通ルールを教える交通安全教室が24日、平塚市の湘南平塚モータースクール(代官町)で開催された。
 8回目の今年は市内の保育園・幼稚園9園から年長児と年中児約170人が参加。横断歩道の渡り方や、飛び出しがどんなに危険かなどについて指導を受けていた。

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 平塚警察署は20日、リオ五輪柔道銅メダリストの髙藤直寿さんに一日警察署長を委嘱しての防犯キャンペーンを平塚駅周辺で行った。キャンペーンは安全・安心まちづくり旬間に伴い、実施されたもの。キャンペーンが始まると銅メダルをかけた髙藤さんにはあっという間に人だかりが。握手や写真撮影に笑顔で快く応じながらも、防犯グッズを手渡して意識高揚を呼びかけていた。

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 4年後の東京オリンピック・パラリンピックについて、平塚市を事前キャンプ地に決定したリトアニア共和国のネリス・ゲルマナス外務副大臣らが19日、同市を訪れた。
 落合市長と共に平塚市総合公園内を視察したゲルマナス副大臣は「スポーツだけでなくいろんな分野で、市民と友好関係を築けるよう期待している」と笑顔で語った。

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 湘南ベルマーレのJ2降格が決まった。試合終了の笛とともに相手選手すら倒れ込む激戦だった。だが、及ばなかった。昨年、年間総合8位でJ1残留を果たした湘南だが、オフシーズン中の移籍市場で主力級の選手が大量に退団。補強に奔走したものの年間を通して低迷。2ndステージでは10連敗という苦杯も舐めた。誰のせいで、という話が建設的かどうかは別として、何か出来ることはなかったのかという思いがある。フロント、選手、監督、サポーター……。様々な思いがそれぞれの胸中にあるだろうが、結局いつだって自分たちが最後に立ち返るのは「湘南スタイル」と呼ばれた姿勢や戦術という枠組みには収まらないそのスピリットだった。またゼロからのスタートかもしれない。エレベータークラブと揶揄されるかもしれない。それでもその精神は残る。まだ旅の途中、残り2試合に何を思うだろうか。
J1残留という大願は果たされず
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

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 仇討ちの物語として広く知られる曽我物語の中で、平塚に縁のある虎女と曽我十郎祐成の悲恋を描いた能『伏木曽我』が11月26日に行われる「第六回湘南ひらつか能狂言」で600年ぶりに復曲公演される。復曲を手がけるのは平塚市出身の能楽師で重要無形文化財保持者の加藤眞悟さん(58)。準備に1年以上を費やし地元平塚で復曲公演に臨む加藤さんに能の魅力について聞いた。
 そもそも復曲とは何なのか。現在、能の演目は200番程度とされるが過去には何千という演目があったと言われている。『伏木曽我』は何らかの理由で演じられなくなり廃れていったものの1つ。このように廃曲になった演目は当時の謡本(能の台本)が残っていても、現代人には読めない、謡えないものも数多い。それを様々な方向から検証、解読し現代に再現するのが復曲だ。加藤さんは謡の音律の研究をする昭和音大講師、丹羽幸江さんや、中世文学を研究する法政大准教授、伊海孝充さんら様々な人々の協力を得て、復曲能の準備を進めてきた。
 『伏木曽我』とは親の仇討ちを果たすも富士の裾野で果てた曽我祐成の墓所を恋人の虎女が訪ねると、夢の中に祐成が現れ本懐を遂げたことを告げていくという、祐成と虎女の繋がりを描いた作品。加藤さんは観世流シテ方(主人公)能楽師としての立場から復曲に参加し、曽我祐成を演じる。
加藤さんと能
 加藤さんは1958年、松風町の酒屋に生まれた。市内の小中学校を卒業後、伊勢原高校に進学し、高校卒業後には長野のワイナリーに修行にでるが1年後には日本大学に進学。そこでライフワークとなる能に出逢う。「はじめて見たのは『敦盛』だったかな」と加藤さん。その世界観に感銘を受け能楽サークルに所属した加藤さんは在学中から現在の梅若万三郎さんに師事し能の道を歩み始める。「もっとも、親父には怒られましたね。兄がかばってくれました」と笑う。
 加藤さんは2006年に行われた湘南ひらつか能狂言の初回公演から中心人物の1人として関わってきた。そして一昨年行われた第5回公演で平塚ゆかりの能『眞田』を復曲する。「復曲っていうのは研究者からも注目される。能を通して、当時の時代背景が見えてくる」と話す。
能の精神性
 「これは私の考えだけど」と前置きした上で加藤さんはこう話す。「能は武士に好まれたというけれど、それはなぜか。世阿弥の作った能は、死に対して宗教的な解決を説く。武士は人を殺して、輪廻転生で修羅道に落ちる。つまりあの世に行っても人を殺し続けなきゃいけない。でもそれが仏教の教えによって救われる。そういうところに当時の武将たちも拠り所を持ったんじゃないかな。でも今回の『伏木曽我』は恋人の夢物語。当時は廃れたけれど、もしかしたら今の時代にはそっちの方がマッチするかもしれない。そういう期待があるんだよね」
復曲の意義
 「復曲って『労多くして益少なし』なんだよね」と笑う加藤さん。だが「復曲には多くの人の力が必要。縁あって専門家に出会えて、さらに郷土に名曲が埋もれていた。そういう意味で恵まれた環境だった」と話す。「当時の死生観は独特で、平民が武士に殺されても何とも思われない時代。けどその殺された人の親や子にとっては掛け替えのない人の命でしょ。そういう話が能になることで平民でも命の価値が武士に認められたり評価されたりする不思議な世界がある」
 能狂言というと、なんとなしに難解なイメージがあるかもしれない。だが地元の作品に触れることで能の幽玄の世界に対する見方が変わるかもしれない。加藤さんはこう話す。「構図が分かると能はすごく面白い。600年前がどんな時代だったのか。当時の人々の精神に触れて、思いを馳せてほしい」
第六回湘南ひらつか能狂言 復曲能「伏木曽我」
日時:11/26(土)14時開演
会場:平塚市中央公民館
入場料:全席指定S席3,000円、A席2,500円、B席2,000円
問い合わせ:平塚市まちづくり財団☎0463-32-2237

【写真TOP】
一昨年の公演『眞田』で演じる加藤さん
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プレデンシャル生命保険株式会社
ライフプランナー嶌 孝之さんからのご紹介
成田 崇さん
(株)成田屋商店 取締役副社長
真っ暗な山道を走り続ける。何故こんなキツいことしなくちゃならないんだ? 理由は一つ「自分と闘うため」。そんなちょっと変わったスポーツ、トレイルラン。簡単に言うと山岳マラソンに挑戦し続けています。平塚は山も海もあり様々な趣味が楽しめる場所です。そんな平塚で成田屋が商売を始めて40年。去年から平塚支店を任され、ますます地元が好きになってきました。お客様とのやり取りから様々な刺激や発見をもらい日々奮闘しています。
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こうたくん
おすわり出来た!
ゆかさん
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1021jc%e3%82%b7%e3%83%8b%e3%82%a2%e4%bc%9a 公益財団法人平塚青年会議所シニア会(竹内惠司会長)は14日、参議院議員青山繁晴氏を招いての例会を平塚市内のホテルサンライフガーデンで開催した。
 例会には福澤正人商工会議所会頭をはじめとする青年会議所のOB・OGら約100人が出席。青山氏は「ビジネスで講演してるわけじゃないから」と、演壇にはほとんど立たず、テーブルの間を歩き回りながら1人1人に語りかけるように講演を行い、時に参加者にマイクを向けて意見交換をしながら国際社会における日本の状況などを熱い語り口で訴えかけていた。
 青山氏は早稲田大学を卒業後、共同通信社で記者として活躍。独立総合研究所の社長を経て、2016年7月に行われた参議院議員選挙に比例区から出馬し初当選を果たしている。

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 インドネシア警察は2000年まで国軍の管理下に置かれていたが、民主化に伴い国軍から分離。市民感覚に近い警察のあり方を学ぶため、2001年から複数回にわたって来日して研修や視察を行ってきた。今回は3日から26日まで戸塚署と南署を中心に県警の各地を視察。その一環として横内・城島地区の駐在所や連絡協議会での市民とのやり取りを見学した。
 視察団の一員、アデ・ザムラさんは一市民が積極的に警察官らと意見交換しあう様子などを見て「システムはもとより住民に近い距離で署員の士気が高い。インドネシアでも活用できれば」と話していた。

1021%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e6%9d%b5%e8%8b%a5 平塚市図書館協議会委員を長く務めた加藤利雄さん(73)がこのほど、平塚市では初めてとなる全国公共図書館協会の功労者表彰を受賞した。
 同協議会は、図書館の運営やサービスの向上について協議する機関。加藤さんは昭和50年から昨年にかけ通算5期10年にわたって委員を務め、図書館の利用者を増やそうと市内の公民館へ図書館の本を配置するなど様々な意見を出した。また加藤さんらが本を車に積んで市内を回る取り組みを始めたのが現在の移動図書館「あおぞら号」となっているという。
 14日の授与式では、吉野雅裕教育長が加藤さんに表彰状を手渡した。加藤さんは「これからも市民の声にしっかり耳を貸す図書館でいてほしい」と語っていた。
【写真】(左から)加藤さん、吉野教育長

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 同園では毎年、平塚市下吉沢の農家の畑まで片道30分の道のりを歩く。今年は道中でウォークラリーを行い、コスモスや標識などのポイントを探しながら親子で里山歩きを楽しんだ。
 畑ではなかなか抜けない芋に手こずりながらも、園児たちは大きなサツマイモを次々と掘り出しては「お母さんにスイートポテト作ってもらう」「大学芋が食べたい」などと満足そうな表情を見せていた。参加した父親は「普段子どもと土いじりをする機会があまりないので楽しかったです」と話していた。

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 市立横内小学校の6年2組にはアンドレバイア選手、ジネイ選手、ウェズレー選手のブラジル人トリオが訪問。質問コーナーでは児童らから続々と質問が飛び出し、通訳を介しながら和気あいあいと授業は進んだ。出身地のブラジルや、過去の所属チームがある各国でもこうした訪問授業は行われているとのことで、3人とも慣れた様子で楽しげに授業を進めていた。
 授業後3人は「子どもたちは純粋で良いエネルギーを発している。僕たちもそのエネルギーを吸収できた」と満足げに話してくれた。

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 6回目の今年初参加となるのが、澤田美喜記念館(大磯町大磯1152)。澤田さんは隠れキリシタンの遺した品々を収集し、戦後児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームの運営で困難を抱えた時にもその品々が心のよりどころとなったという。それらを展示する同館では今回、十字架紋の入った蒔絵蓋付椀や約400年前の抹茶茶碗などを見ることができる。入館料一般500円。10時~16時(22・23日は12時~13時休館)。期間前後も展示する。
 この他旧島崎藤村邸や鴫立庵、ギャラリー、飲食店、作家の工房なども参加。会場や時間など詳細は「大磯 うつわの日」のHPを参照。
http://oiso-utsuwa.jimdo.com/

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 今週末から二宮町で、音楽をテーマにした様々な催しが盛りだくさんの「音楽ウィーク」が始まる。地域の活性化を図ろうというこれまでにない新たな取り組みである。そのうち、町立一色小学校(百合が丘2−7)で開催する「一色小で音楽祭り!」は住民による手作りのイベント。高齢化が進む地域の将来を考え動き出した住民は、どのような思いで準備に取り組んできたのだろうか。
 
 音楽祭りの会場となる一色小学校の学区は、高齢化率が36.1%(今年4月現在)と町の平均を4%近く上回る。その中の百合が丘地区は入居から50年が経って住民が高齢化し、空き家も増え人口減少が進んでいる。
 その百合が丘地区の自治会が今年発足50周年を迎えることを契機に、地域を元気にするような事業を行おうという動きが去年夏、会の中で出てきた。
 そこで記念のモニュメント建設や地蔵建立など多くの案が検討されたが、家にこもりがちな高齢者が外に出てきて交流するにはイベント開催がいいだろうという流れに。さらに、老人憩いの家や児童館といった地区内のあちらこちらで、合唱など多くの音楽サークルが活動しており音楽が盛んな土地柄だったこと、子どもから高齢者までみんなが楽しめることから、音楽イベントに決めたという。
 そして自治会の役員たちは、地域活性化には1回限りでなく毎年開催し、地区の恒例行事として根付かせたいと考えた。そのためには、多くの関係者が関わる組織を作ることが必要だと町などに働きかけていた。それを受けて今年、地域と二宮町、百合が丘にある二宮団地を管理する県住宅供給公社の3者で作る「一色小学校区地域再生協議会」が発足し地域活性化に向けた様々な事業をすることに。音楽イベントは同協議会の「文化イベント振興部会」の活動として準備が続けられた。
若い世代にアピールしたい
 その部会長を務めているのが、百合が丘に住んで8年になる三輪太一さん(50)。小学生の子どもを持つ三輪さんは、小学校のクラスも減っている中「子どものいる世帯が入ってこないと人が増えず、地域が衰退するのは目に見えている」と危機感を抱く。
 だから今回のイベントも若い世代が楽しめるものにしないと意味がないと考え「若い世代が子どもを連れて行きたい、子どもに聴かせたいと思うようなものに」という思いで準備を進めてきた。チラシには「小学生未就学児、大歓迎」とうたってステージ前に子ども用のエリアを設けると共に、曲目も子どもになじみのあるものを入れるよう出演者と調整した。コンサートが近づく中、三輪さんは「誰もやったことがないので、どれくらいの人が集まるのか分かりませんが、多くの人に楽しみ、親しんでほしいです」と参加を呼びかけている。

それぞれの地域で

 少子高齢化・人口減少は、多くの地域に共通の課題となっている。その流れを変えたいという動きが今回の音楽祭に繋がった。これを1つのモデルに、自分の住む地域なら何ができるのか、考えるきっかけにしてはどうだろうか。
◇音楽ウィークのイベント
◆「やまゆり里山音楽祭」参加無料
22日(土)~28日(金)
主催・神奈川県住宅供給公社。
28日(金)17時30分開始の本公演(会場・ラディアンホール)には町の紹介動画を作成した「東京ハイジ」が出演、町内の小学生と共に「菜の花畑のニーノ」を歌う。
団地創生シンポジウムも開催。
イベント詳細は同音楽祭HP:http://www.ninoyuri.com/を参照。
問い合わせ=同公社二宮団地現地事務所☎80-9800
◆「一色小で音楽祭り!」入場無料・申し込み不要
30日(日)町立一色小学校体育館
12時30分~百合が丘自治会50周年記念式典
13時40分~コンサート
神奈川フィルハーモニー管弦楽団による弦楽四重奏、一色小出身の「ふたり」石崎紀彦(ボーカル)、町内在住の音楽家が出演。
詳細は町HP参照
問い合わせ=町地域政策課☎71-3311(代表)

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 大磯町では新しい特産品作りと後継者不足のため増加している耕作放棄地への対策として、2年前からマコモタケの栽培が始められた。
 町の職員からの働きかけを受けて最初に栽培を始めた西方安雄さんに加え、昨年は新たに町内の「まるしん農園」も栽培に挑戦。同農園の二宮正美さんは「マコモタケを食べてもらって収益が上がれば、若い農家の道しるべになり、後継者が増えるのでは」と考え栽培を始めたという。その間、町内の小学校2校で給食にも使われ、子どもたちにも名前を知られるようになった。
 3年目の今年、JA湘南大磯支所が販路の拡大に協力し、量販店に対応する市場への週3回の出荷が始まった。首都圏に展開しているスーパーに出回る予定で、今年作付けを1.5倍に増やした西方さんは「興味を持っている生産者もいるので、これがうまく行って若い人にも仲間に入ってもらえれば」と話している。
 また今年初めて、16日(日)に大磯港で開催される「大磯市」にも出品される予定だ。普段は大磯駅前の「地場屋ほっこり」やJA湘南の「あさつゆ広場」(平塚市寺田縄)で販売しているほか、「大磯迎賓館」(大磯町大磯)などではマコモタケを使った料理を提供している。
 西方さんは「春のタケノコ、秋のマコモタケ、という具合に定着してくれたら」と大きな夢を描いている。

【写真】収穫したばかりのマコモタケと西方さん

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『ハドソン川の奇跡』(2016/アメリカ)
監督:クリント・イーストウッド 脚本:トッド・コマーニキ
出演:トム・ハンクス/アーロン・エッカート/ローラ・リニー 他
シネプレックス平塚他全国公開中
壮大なスケールの災難に見舞われる“凡人”を演じさせたら、トム・ハンクスの右に出る俳優はいない。『プライベート・ライアン』では、たった一人の兵士を救出するために最前線に向かう元教師の大尉。『キャスト・アウェイ』では、無人島でサバイバルする会社員。『キャプテン・フィリップス』では、ソマリア海賊に拉致されるコンテナ船の船長など。本作のサレンバーガー機長も、両翼エンジン停止の旅客機をハドソン川に不時着水させ、乗員乗客155名の命を救った実在の人物。物語は奇跡が起きた後からはじまる。一躍、時の人となった主人公をトムは終始、居心地の悪そうな面持ちで演じ、PTSDの症状に苦渋を滲ませてみせる。やがて、国家運輸安全委員会が機長の判断に誤りがあったと糾弾する。査問会と並行して事故当日の状況が明かされるに連れ、機長の表情には静かな闘志が漲っていくのだ。不時着水は唯一無二の判断であったと。トムが演じるのはいつも“凡人”であり、“凡人”が窮地に立たされた時にみせる覚悟であり、人としての矜持なのだ。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

1014%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3 平塚市美術館(西八幡)では現在、併設のレストランのテナントを募集している。
 同館は博物館、図書館などが建ち並ぶ一角にある。年間の利用者数は、展覧会観覧者のほか、グループなどが作品を展示する市民アートギャラリーの利用者も含めて約16万人。同館では来館者がゆっくり歓談し、くつろげる場所を提供できる経営者を募集している。また担当者は「ららぽーとから近いので、買い物客の方にこちらにも足を向けて頂ければ」と話している。
 テナントは40席で、使用料は月額13万円。申し込み期間は今月28日まで。応募の詳細は同館HP(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/)を参照。なお11年にわたって営業してきた「ラ・パレット」は、来月27日で営業を終了する。

1014%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e3%82%b3%e3%82%b9%e3%83%a2%e3%82%b9 平塚市の相模川河川敷では、コスモスが見ごろを迎えている。15日(土)には恒例の摘み取りイベントが開催される予定だ。
 河川敷の「イシックス馬入のお花畑」は、平塚市とボランティア団体「馬入花畑の会」が種まきや除草などを行い整備している。1万㎡の畑では今年もピンクやオレンジ、白など約30万本が満開となり、訪れた人たちは風に揺れる花を写真に収めたりじっくり立ち止まって見入ったりするなど、思い思いに楽しんでいた。
 摘み取りイベントは15日(土)10時~15時(雨天中止)。参加費は無料だが花畑維持の協力金を募る。はさみと花を持ち帰るための新聞紙を持参のこと。
◇問い合わせ=平塚市みどり公園・水辺課☎21-9852

1014%e3%80%802%e9%9d%a2%e6%b6%88%e9%98%b2 平塚市内で危険物を取り扱う施設の自衛消防隊員による消火競技大会が7日、相模川河川敷の加和楽会グランドで行われ、市危険物安全協会会員の13事業所92人の自衛消防隊員が参加した。
 同大会は今年で49回目を迎える由緒ある大会。平塚市内には灯油や軽油などの第4石油類を扱う危険物製造所等が、県下で3番目に多い957施設(3/31時点)あり、防災意識の高揚や自主防災体制の確立、推進を目的に開催されている。
 競技は屋内消火栓操法女子の部と男子の部、小型ポンプ操法男子の部の3部門で行われ、それぞれ横浜ゴム株式会社平塚製造所、株式会社パイロットコーポレーション平塚事業所、横浜ゴム株式会社平塚製造所航空部品工場が優勝を手にした。

1014%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e5%ad%90%e3%81%a8%e3%82%99%e3%82%82%e8%81%b7%e6%a5%ad%e4%bd%93%e9%a8%93 幼児や小学生が様々な職業を体験できるイベント「ふれあい広場」が16日(日)、二宮町で開催される。
 これは二宮町商工会青年部が開くもので今回で4回目。同部では町内の店舗などの協力を得て1年以上かけ準備を行ってきた。 当日は町民センターや町立二宮小学校体育館・グラウンドを会場に20のコーナーが設けられ、子どもたちがパティシエやドッグトレーナー、テレビ局クルーなどを体験できる。参加には当日販売される100円~400円のチケットを購入。また一緒に参加する親も楽しめるようにと、町民会館ではAzuma Yamaカーニバルを開催。ライブやパフォーマンスが行われる。
 二見浩史実行委員長は「子どもたちに将来の夢を持ってもらうと共に、職業体験を通して親とコミュニケーションを取るきっかけにしてくれたら」と期待している。
◇チケット販売は9時開始。雨天決行。問い合わせ=同商工会☎71-1082
【写真】過去のふれあい広場の様子(実行委員会提供)

1014%e3%80%802%e9%9d%a2%e3%82%b7%e3%83%86%e3%82%a3prm 平塚市が7月から開始したシティプロモーションの一環として行われていた「#hiratsukagoodフォトキャンペーン」。このキャンペーンで集められた写真から制作された広告が、4日からららぽーと湘南平塚内のデジタルサイネージで放映されている。
 同キャンペーンが開催された約2カ月の間に合計1,039人が公式インスタグラムをフォローし、2,150件の写真投稿が集まった。この内、一般から投稿された12枚と、平塚市公式アカウントから投稿された4枚が広告に盛り込まれている。放映は20分に1回、放映時間は30秒となっている。
 制作した広告について担当課は「JR沿線や首都圏の駅内デジタルサイネージ等でも放映する予定」としている。
【写真】写真=平塚市提供

1014%e3%80%802%e9%9d%a2%e8%b2%b4%e6%9f%b3%e5%ba%b5 平塚駅前の老舗料理店「割烹 貴柳庵」ではこの度、平塚に住んだベストセラー作家、村井弦斎の小説『食道楽』に書かれたメニューを盛り込んだ定食の販売をはじめた。
 店主の鳥海義晃さんは近年、小学校への訪問授業などで食道楽に書かれた「食育」の精神を伝えてきた。子どもたちの反応も良く、先月行われた村井弦斎まつりに多くの子どもたちが訪れてくれたことから「弦斎の教えをもっと広く発信したい」と特別メニューの考案に乗り出したという。
 現在販売されているメニューは豚の角煮と滋養スープを取り入れたもの。今後、季節に応じて様々な献立を取り入れていきたいとしている。値段は980円(税込)とランチにもピッタリ。食道楽の教えを味わいに店を訪れてみては。◇問い合わせ:割烹 貴柳庵☎0463-23-4524

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 平塚市天沼の日産車体跡地に6日、大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚」がオープンした。市役所や駅からほど近い平塚の中心エリアに誕生したランドマークの魅力を改めて紹介する。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、オープン当日の様子や一部店舗の紹介をお送りします。。今回の番組は10/17(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 平塚にこのような大型商業施設が出店するのは実に17年ぶり。オープン以降、連日多くの人がこの場所を訪れ、思い思いに平塚の新ランドマークを楽しんでいる。先月27日から新たに供用開始された「ららぽーと湘南平塚通り」に入ると広がる風景に「まるで平塚じゃないみたい!」といった声も。近隣には緑豊かな公園なども整備され、まさにニュータウンの様相。平塚駅と店舗を結ぶバスの路線も新設され、駅前のバス停には長蛇の列が生まれた。
6日にはセレモニー開催
 6日10時のグランドオープンには約2,500人の来場者が列を作った。セレモニーには相馬展之ららぽーと湘南平塚オペレーションセンター所長や落合克宏平塚市長に加え、タレントのつるの剛士さんも登壇。落合市長は「平塚市のさらなる発展を」と門出を祝い、つるのさんは「こういったショッピングモールは家族で楽しめる」と開店を喜んだ。18時からは、セレモニーの第2部として歌手のクリスタル ケイさんがシークレットライブを開催。伸びやかな歌声を夕闇のららぽーとに響かせた。
思い思いの楽しみ方で
 施設のコンセプトは「ひらつかリビング〜My Third Place〜」。家でも職場でもない、第3の場所としてここに集い、繋がりが生まれ、新たな価値を生み出したいという想いがある。
 10月の3連休、店舗1Fのレストラン街のテラス席は早速満席に。近くにはポップジェット噴水を備えた「空の広場」があり、昼間は子どもたちの遊び場として、夜は音楽と照明が織り成す幻想的な空間を演出し来場者を楽しませている。
 3階建ての店内には生活に密着した店舗から世界的なブランドまで全247店舗が並ぶ。通路の各所にはレストスペースが配置され、買い物に疲れたお父さんお母さんや、はしゃぎ疲れた子どもたちも安心。家族連れはもちろん、友達同士、恋人同士など、多くの人が絶え間なく訪れており、賑わいはしばらくの間続きそうだ。
 同施設ではオープンを記念して新型日産セレナが当たるキャンペーンやInstagram投稿キャンペーンなどのイベントを実施中。詳細はホームページなどで確認できる。そしてなにより、自分の足でこの場所を訪れ、五感でこの新たなランドマークの魅力に触れてほしい。

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 奇跡の残留に向け戦いを続ける湘南は1日、ホームに柏を迎えた。降格圏を脱するために何としても勝ち点3が欲しかった一戦はスコアレスドローに終わった。
 試合後勝ち点は21で17位。残留圏15位までの勝ち点差は8だ。残る試合は3つ。つまり3連勝しても勝ち点9しか積めない状況で差は8開いており、残留への道はいよいよ険しく、難しいものになっている。湘南は次節以降、勝てなかった時点で降格が決定。15位名古屋が残り三試合で1勝でもすれば、これも湘南の結果に関わらず降格が決まる。逆風なことに名古屋は監督の交代、元日本代表の闘莉王の復帰などで息を吹き返し、同日に行われた福岡戦では5-0の快勝を収めている。
 話は戻って湘南戦、柏相手に引き分けたイレブンにサポーターからは拍手が送られた。解せなかった。これが1stステージなどであれば、J1優勝も経験した強豪に対して堂々と戦った、と言えただろう。だが今の現状は違う。何としても残留圏に残るために、何をしてでも勝ちたかった。まだ諦めない、可能性はあると思えばこそ──。その瞬間は、悔しさが拍手を送ることを拒んだ。
 だが幸いにもまだシーズンは終わらなかった。まだ選手は、チームは、クラブは下を向いていない。格好悪かろうが何だろうが、自分たちに残された最後の道を進むだけだ。
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
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 平塚市最大級の大型商業施設、ららぽーと湘南平塚が6日オープンする。4日にはプレオープンが行われ、関係者や周辺住人らが一足早く平塚の新たなランドマークを楽しんだ。
 ららぽーと湘南平塚は日産車体湘南工場第1地区の跡地約18.2haを活用した大規模複合開発事業で開業したリージョナル型ショッピングセンターだ。県内でららぽーとブランドの名前で開業するのは07年の横浜・15年の海老名に続いて3番目となる。
 「ひらつかリビング〜My Third Place〜」を施設のコンセプトにしており、家でも職場でもない、第3の場所が快適な空間となり、多様な集いや新たな交流の拠点になるようにとの思いが込められている。
 プレオープン当日に行われた記者発表の中で、三井不動産株式会社の石神裕之常務執行役員商業施設本部長は「地域の更なる発展に繋がれば」と願いを込めた。
 また、4日に行われた平塚市の定例会見では、三井不動産株式会社と平塚市との間で、ららぽーとの北側を東西に走る道路(幹道59号天沼宮松町線)を「ららぽーと湘南平塚通り」、宮松町あおぞら公園と宮松町すこやか公園を「ららぽーとあおぞら公園」と「ららぽーとすこやか公園」とするネーミングライツ契約を締結したことが発表された。契約期間は今年10月4日から平成31年10月3日までの3年間で、契約金額はそれぞれ年額10万円(税込)となっている。
 なお本紙と同時に「ららぽーと湘南平塚グランドオープン特別号」が配布される。ららぽーと湘南平塚の情報満載の特別紙面をお見逃しなく!

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 受賞の知らせを聞いて大変驚いたという中﨑久雄町長は「町民にとってこんなに嬉しいことはない。子どもたちにも大きな夢を与えて頂ける。大隅先生は町の誇りだとお伝えしたい」と喜びを語った。今後は名誉町民の称号を贈ることを前向きに検討したいという。
 中﨑町長によれば、大隅さんは時折自宅近くを散歩する事もあるとのこと。近くに住む女性は「昨日からたくさん(報道陣の)車が通っていました。こんなことがあるなんてすごいですね」と話していた。
写真=東京工業大学広報センター提供

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 この動画は町内への移住促進と地域活性化を目的に制作されたもので、「全国移住ナビ」などで公開されている。この中にでてくる「ニーノとミーヤ」が、町内で幅広くPR活動に使用されることになった。
 合わせて町では、子育て世代を中心とした定住促進のため「(仮称)にのみや魅力発信隊」のメンバーを募集している。同隊は町内在住・在勤・在学の15歳以上が対象。各種PR活動やイベントに参加するなどして二宮の魅力を発信していく役割を担う。町では特に子育て世代に気軽に参加してほしいと呼びかけている。詳細は町HP(http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp)で確認を。

1007%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e4%ba%a4%e9%80%9a%e4%ba%8b%e6%95%85%e3%81%aa%e3%81%97%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%98%e3%82%9a%e3%83%bc%e3%83%b3 「交通事故なし」にかけて、梨を配りながら事故防止を呼びかけるキャンペーンが先月30日、JR平塚駅前で行われた。
 落合克宏平塚市長は「高齢者の事故多発地域に指定されている。事故ゼロを達成するよう取り組んでいきたい」と挨拶。その後湘南ひらつか織り姫の村田百佳さんらが、交通安全を呼びかけながら集まった人たちに梨と反射シールなどを手渡した。
 平塚警察署によれば、平塚市内では今年に入り6件の死亡事故が発生し、そのうち4件で高齢者が死亡。また人身事故の約3割が高齢者の事故で、うち約6割で高齢者が加害者になっているという。同署では、高齢者のドライバーが今後も増加する中、注意力や運動能力が落ちていることを意識して運転してほしいと強く呼びかけている。

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 秋はバラ本来の色と香りを楽しめる季節。園内には特に香りの良い品種のバラ、約40品種・約130株を集めた「香りのバラエリア」も設けられており、開花時期には香りのハーモニーを楽しめる。担当者によると「今年は既に3割ぐらいが咲いており、十分にバラを楽しめる」とのこと。10月中旬頃に見ごろを迎える見込みだという。
 イベント会期中はガイドツアーに加え、マーケットや音楽ライブ、専門家による講演会なども実施予定。最新の開花情報や詳細は同園ホームページ(http://www.kana-garden.com/)で確認を。

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 今年で21回目を数える「湘南ひらつか囲碁まつり」が10月9日(日)に紅谷パールロードと西口公園通りをメイン会場に大々的に開催される。
 今年の「囲碁まつり」にも、北は北海道から南は九州まで全国津々浦々から、最年少5歳から最高齢94歳まで幅広い世代が参加予定。「囲碁まつり」といえば「囲碁のまちひらつか」というように囲碁ファンの注目を集め、性別や年齢、地域を越えた全国的に有名なイベントにまで発展してきた。
 碁石と碁盤が紅谷パールロードの端から端までズラリと並んだ様は圧巻。さわやかな秋空のもと、プロ棋士との対局は緊張感のなかにも和やかさが漂い、独特の雰囲気がかもし出される。

トッププロ勢揃い
 今年の出場棋士は、平塚の「木谷道場」で育った、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、大竹英雄名誉碁聖、宇宙流の武宮正樹九段らに加え、日本棋院から羽根直樹九段など総勢76名。日本トップクラスの棋士が「囲碁まつり」を盛り上げる。このように大勢のプロ棋士が勢揃いするイベントは「囲碁のまちひらつか」ならではだ。
 事前参加者の募集はすでに締め切られたが、当日飛び入り枠200人分が用意されている。(飛び入り受け付け11時から12時。定員を超えた場合は抽選。参加費は大人1,000円、高校生以下500円)
様々な場外イベント
 囲碁まつりでは、1000面打ちの他にも様々なイベントを用意している。囲碁に関連するものだけでも、プロによる囲碁入門教室、トッププロによる囲碁教室やサイン会、七路盤大会、初心者個別囲碁指導コーナー、詰碁ウォーキングなど盛りだくさん。さらに「漁師鍋」500食の振る舞いやデキシーランドジャズの演奏なども行われるため、囲碁を知らない人でも十分に楽しむことができる。
 また、今年は平塚の名産品のほか、秦野市の名水「おいしい秦野の水」や洋菓子、和菓子、豆菓子等を販売。伊勢原市からは「いせはらみかんキャンディ」、大山名物のきゃらぶきや柏木牧場のビーフジャーキーなどの物販ブースを設置予定だ。地元商店街からは1000面打ちに協賛した店舗が1000・500にちなんだセールを開催する。
 ぜひ会場で囲碁の、囲碁のまちひらつかの魅力に触れてほしい。
第21回湘南ひらつか囲碁まつり協賛セール     
①味匠 「あさひ家」=
かき揚げ天ぷらそば  当日限定 555円
かき揚げ天ぷらうどん 当日限定 555円
②Silkの店 「絹衣」=
シルク5本指ソックス3足組
1,188円→1,000円(税込)
シルクネックカバー
1,620円~1,080円→1,000円(税込)
シルクソックス 540円 →500円(税込)
シルク手袋 1,620円→1,000円(税込)
③喫茶「シャポー」=ブレンドコーヒー or アイスコーヒーとモンブランケーキセット通常価格750円 or 800円→当日価格 500円
④ユーユー本館=花工房
季節の花束・鉢物 600円~800円→500円
◇お問い合わせ
(公財)平塚市まちづくり財団
文化事業課 ☎0463-32-2237

【写真TOP】
過去の囲碁まつりでの1000面打ちの様子
【写真左上から時計回り】
二十四世本因坊秀芳/大竹英雄名誉碁聖/小林覺 九段/羽根直樹 九段
藤沢里奈 三段/吉原由香里 六段/武宮正樹 九段

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齋藤実千代さん
最高級和牛 焼肉 幸乃羽店長
 ソムリエの世界から新しい境地「焼肉+ワイン」の世界を広めたい想いで幸乃羽に身を置かせて頂き早2年。平塚の皆様のフレンドリーで温かな人柄に助けられすっかり馴染んできました。「一期一会」を糧に皆様の心に刻む食事の場を提供出来る様、そしてNo.1の焼肉店と支持を頂ける店を目指し心温まる接客を追求していきたいと思います。

-SHOP DATA-
平塚市明石町14-22-2F
TEL:0463-74-5529

0930%e3%80%802%e9%9d%a2flip 今月10日、11日に行われた神奈川県ジュニア体操競技選手権で、平塚市西真土のFLIP体操クラブ平塚に通う鈴木良音くん(12)が総合優勝を果たし、11月に北海道で行われる全国大会への切符を手にした。
 2歳から体操を始めた鈴木君。以前は別の体操教室に通っていたが、そこで出逢った速水 真コーチの独立についてくる形で同クラブに所属するようになった。将来は体操強豪校の市立船橋高校(千葉県船橋市)に進学を希望するなど体操への取り組みは真摯そのもの。憧れの選手は内村航平選手だという。
 鈴木君は「県大会はみんなが最初に目標にするような大会なので優勝できて嬉しい。全国大会で6位までに入ると日本代表に入れる。そこを目指して頑張りたい」と笑顔で話してくれた。

0930%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e7%96%be%e9%a2%a8%e4%b9%b1%e8%88%9e 平塚市のよさこいチーム「疾風乱舞」が25日、東京体育館で開催されたバドミントンの国際大会「YONEX OPEN JAPAN
2016」の決勝オープニングアクトに出演し、華やかな踊りを披露した。
 このイベントには同チームの31人が出演し、まずステージで今年の作品「英姿颯爽」を息を合わせて披露した後、さらにもう一曲踊りながら会場を一周し、10分間の演舞で決勝前の会場を沸かせた。
 各地のイベントに出演している同チームだが、スポーツの国際大会は初めてとのこと。佐藤理恵代表は「海外からの観客にも大きな旗や扇子など和風の小物を使った演舞を喜んでもらえた」と話し、オリンピックの金メダル獲得でバドミントンに注目が集まる中、大会の盛り上げに一役買ったのではと喜んでいた。
◇疾風乱舞HP:http://shippu-ranbu.com/
【写真】写真=疾風乱舞提供

0930%e3%80%802%e9%9d%a2%e3%80%80%e7%b1%b3 県内一の米どころである平塚市を管内とするJA湘南経済センターで23日、今年の米の初出荷・目合わせが行われた。
 同市の平成27年度水稲収穫量は県内トップの2,780tで全体の約18%を占める。今年は9月下旬から11月中旬にかけ、870tほどをJAに出荷する予定だという。収穫された米は「湘南そだち米」としてかながわブランドに登録されており、特に昨年追加された「はるみ」は消費者からの評判も良く、今後生産拡大を目指すとしている。
 この日JAに出荷した岡崎の農家、香川正明さん(64)は「台風や長雨の影響で少し収穫が遅れたが、出来は上々。おいしいお米を食べて」と話している。湘南そだち米はJA湘南の直売所やあさつゆ広場などで取り扱われる予定だ。

0930%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e3%83%92%e3%82%99%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%ab%e7%b5%a6%e9%a3%9f 先頃開幕したプロバスケットボールBリーグの「横浜ビー・コルセアーズ」を応援しようと、選手と児童が一緒に給食を食べる「ふれあい給食」が26日、平塚市立富士見小学校(山中敏代校長)で初めて行われた。
 同チームがトッケイセキュリティ平塚総合体育館をホームアリーナの1つとして年間数試合を開催していることから、平塚市は今年初めて小学生からメニューを募集する「応援給食」を実施。同校4年2組の児童3人によるメニューが最優秀賞の1つに選ばれ、植田哲也球団代表らと選手4人が訪問した。
 4年2組では二宮町出身の細谷将司選手が児童と共に、シュウマイや平塚産の野菜を使った豚汁などを味わった。メニューを考えた1人、井上陽翔さんは「チームが連勝してほしいと思って作りました」と話し、細谷選手は「子どもたちの顔を見ていると頑張らないとという気持ちになりました」と次の試合に向け決意を新たにしていた。
◇同チームHP:http://b-corsairs.com/

0930%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e6%96%b0%e6%95%99%e8%82%b2%e9%95%b7 平塚市教育委員会の新しい教育長に、県教育委員会中教育事務所長などを務めた吉野雅裕氏が就任することになった。
 平成27年に施行された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正で、首長は従来の教育委員会委員長と教育長の役割を一本化した新たな「教育長」を任命することになった。これにより、教育行政における責任体制の明確化を目指すもので、平塚市では吉野氏が新制度による初めての教育長となる。
 吉野氏は60歳。平塚市内の中学校で教諭や校長として勤務したほか、市教委の学校教育部長や県教委の支援部長などを務めた。任期は10月1日から3年間。
 また、新しい教育委員に株式会社湘南ベルマーレの水谷尚人代表取締役社長が就任する。任期は同日から4年間となっている。
【写真】吉野新教育長

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 平塚市は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に参加する国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を目的にリトアニアのホストタウン登録を受けている。オリンピックキャンプ地としての誘致の他、経済・産業面での連携・協力を模索するべく今回の視察は行われた。
 ラサ・ノレイキエネ経済省副大臣は「清潔感があり、人々の温かさを感じる。リトアニアも緑豊かな国で、平塚にもそれを感じる。ライフサイエンスの分野でも交流が生まれれば。国のトップだけでなく、市民レベルの交流に繋げるようにしたい」とコメントしていた。
【写真】湘南平を視察する一行。写真中央、白いジャケットの女性がノレイキエネ副経済相

0930%e3%80%80%ef%bc%93%e9%9d%a2%e3%82%b3%e3%83%8d%e3%82%af%e3%83%88%ef%bc%91 この夏、平塚市の今井恭子さん(68)が、文筆家・登山家の深田久弥選定による「日本百名山」の全山登頂を果たした。若い頃から山を愛し、子育て・介護でブランクを経た後に登山を再開。体力の衰えと戦いながらチャレンジを続けた理由とは。

 山との出会いは小学6年生の時。丹沢の葛葉川に行き、沢や森の美しさとそこで食べたご飯のおいしさに感激したという。それが強く心に残り、就職した後平塚山岳協会に入って本格的に登山を始めた。毎年夏になれば山へ行き、10山、20山と登った年もある。なかなか休めない職場だったが「一生の頼みだから」と言って休みをもらっていた。夫とも山登りを通じて出会い、結婚。子育て中も「山に行きたくてしょうがなかった」と思いを抑えきれず、小学生になった子ども2人を連れては富士山や白馬岳に行っていた。
 しかし子どもが中学で部活に入り忙しくなると一緒に連れて行けず、また義理の母親に介護が必要になり家を空けることも難しくなった。そのため本格的な山登りは15年ほどできなかったという。
 その後60歳を前に介護が終わり、子どもも独立。「これからは自分のやりたい事ができる」と中断していた山登りを再開した。そして、百名山のうち半分以上を既に登っていた事から「この調子なら全部登れるかもしれない」とチャレンジを決めた。
 だが残っていたものの多くは、難しい山や九州・北海道など行くのに日数がかかる山。それでも達成したいとガイド付のツアーにも参加し、1つ1つ登った。天候の悪い中12時間歩き続けた時には「なんで来たのだろう」「もう来るまい」と思うことも。常に危険と隣り合わせで、一緒に登っていた仲間が滑落し亡くなったこともあった。
 それでもやめようと思わなかったのは、素晴らしい風景に出会えるから。真っ青な空をバックに、紅葉した葉と常緑樹の緑が入り混じった山が広がっていたり、一面の花畑に天国に来たような気分になったりと、自分の足でそこまで行って初めて見られる景色がある。だから登り続けてきたのだという。
 そして予定より3年遅れとなったものの、6月10日最後の1つとなった静岡・長野県境の光岳(てかりだけ・標高2592m)に登頂。登り切ったという達成感はもちろんあったが、それと同時に、体力に自信がないため毎回感じていた「歩けなかったらどうしよう」というプレッシャーから解放されたとも話す。
 今後は、近場の標高の低い山も気軽に楽しみたい。そして幼い孫をいつか富士山に連れて行きたい、そんな新たな夢を抱いている。
 なお今井さんが所属する平塚登高会では、中高年のメンバーが近郊の山で活動を続けており、会員を募集している。
 ◇問い合わせ=山田さん☎0465-47-6534

【写真】光岳登頂時の今井さん(今井さん提供)

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 諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進む日本。国民の4人に1人が65歳以上という現在、平塚市内でも人口の26.3%、6万7,326人が65歳以上の高齢者となっている(平成28年1月1日現在)。介護保険料も、介護費用も、要介護認定者も右肩上がりに増えていくと予想される今、公的機関の施設・制度だけでなく民間での取り組みが重要になってきている。
 さらなる高齢化社会に対応するために、厚生労働省では団塊の世代が75歳以上となる2025年を目安に「住み慣れた地域で、最期まで快適に安心して暮らす」ことを目的にした地域包括ケアシステムの構築に力を注いでいる。平塚市内では「平塚市高齢者よろず相談センター」という愛称で、現在8拠点が運営されており、高齢者本人やその家族から幅広く相談を受け付けている。年間の相談件数は延べ14,275件(平成27年度)。この先も増えていく見込みだという。また、1拠点あたりの対象人数が10,000人を超えるような場所もでてきたことから、この10月に2拠点、来年4月に3拠点を新設・再編成し、より地域に密接に関わった運営を目指していく。
民間の力で
 一方で民間団体にもそういった相談窓口はある。「安心生き活き倶楽部」はそうした市民団体の1つ。代表の秋谷みゆきさんは、自身が介護職に携わる経験や知識を広く一般市民に還元したいと考え、昨年12月に同団体を立ち上げた。
 ことの起こりは自身が介護に関する勉強会に出席した時のこと。ある老婦が「夫の片足が麻痺してしまい、どう介護していけばいいか」という悩みを抱えていた。状況的には、おそらく介護保険サービスが受けられるケースだったがこの女性は「どこに相談すればいいのか、何を相談すればいいのか」が分からずにいた。「こういった人は意外に多い」と秋谷さんは話す。さらには日本人的な気質なのか「介護サービスを受けるのは申し訳ない、恥ずかしい」といった考えも一部には残っているという。 同団体は主に「在宅介護」に関する相談を広く受け付けている。ケアマネージャーやライフプランナーなど、専門知識のある人を紹介し、悩みや問題に対する回答のマッチングを行っていくのが基本的な活動だ。またここでいう「在宅介護」とは高齢者に限った話ではない。一口に介護と言っても、身体障害・精神障害・難病など年齢に関わらず介護を必要とする人は存在する。これらの悩みを抱える本人やその家族の手助けを少しでもできればと秋谷さんは考えている。
社会との繋がりを
 これらの活動の土台には被介護者であっても社会の枠組みの中で生きていってほしいという願いがある。介護を受ける側になることで社会との繋がりが薄れてしまった人を秋谷さんは仕事柄多く見てきた。平塚市内にも特定の疾患や問題を抱える人たち同士の集まり、市民団体は数多い。出来るだけ多くの人がそういった団体を知り、話を聞いたり参加することで、社会との関わりを繋ぎ止めることも必要だと考えている。秋谷さんは「今後は市民団体や企業も含め、横の繋がりを深めていきたい」と話す。悩みや問題に対するベストな答えは人によって違う。であれば選択肢は多い方が良い。「行政の取り組みももちろん重要だが、市民や民間企業が動いてこそ地域連携は深まっていく」と活動の重要性を訴える。
 同団体は10月20日(木)〜22日(土)に開催される湘南ひらつかテクノフェアにブース出展するほか、11月3日(木・祝)にはフォーラムを予定している。
 自分にとって、家族にとって「介護」は人ごとではなくなる時がいつか来る。今まさに悩みを抱えている人も、これからの将来に不安を抱えている人も、知識・情報をしっかりと得て、できる限り安心で快適な介護生活を送りたい。
◇湘南ひらつかテクノフェア
日時:10月20日(木)〜22日(土)10時〜17時(最終日は16時まで)
会場:ひらつかサン・ライフアリーナ(平塚市中堂246-1)
問い合わせ:同実行委員会
☎0463-22-2512
◇安心生き活き倶楽部第1回フォーラム
日時:11/3(木・祝)13〜15時
会場:市民活動センター会議室B
問い合わせ:同団体
anshin.ikiiki@gmail.com

【写真】
安心生き活き倶楽部代表の秋谷さん/市民活動センター。473団体が様々な活動の拠点としている/高齢者よろず相談センターのひとつ「とよだ」。各地の福祉施設の中にセンターを構えている

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『L.A.コンフィデンシャル』(1997/アメリカ)
監督・脚本:カーティス・ハンソン
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ラッセル・クロウ/ガイ・ピアース/ケヴィン・スペイシー 他
全国TSUTAYA他にて、DVD、Blu-rayレンタル中。
 来年頭に書き下ろし小説を出版することとなった。出版までにはさまざまな紆余曲折があったのだが、今回お世話になる出版社とは別の社の編集者さんからも、お題をいただいて新たな小説を書く予定である。その題材というのが、昨今のミステリー界の潮流でもある警察小説。以前に紹介した「64」や、広くは「日本で一番悪い奴ら」もこの範疇だ。ヒントとなる現実の事件や小説や映画をさらっている中でも、僕のオールタイム・ベストともいえる警察映画が、50年代のL.A.を舞台にした本作である。ある虐殺事件を発端に、性格も階級も異なる3人の刑事が時に衝突し、協力しあいながら、意外な真相へと辿り着く。女が被害者だと見境なく犯人を叩きのめすバド、名刑事の忘れ形見で上昇志向の塊のエド、捜査よりも刑事ドラマの監修とゴシップ誌との癒着に精を出すジャック。どいつも欠陥だらけで公共の正義より己の欲望を優先する輩だが、己のプライドをかけた戦いに臨む時、驚くほどの輝きを放つ。こんな色っぽい男どもを書けたらと、目下、悪戦苦闘中である!
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。
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 残り6試合、J1残留に向けてここから何かが変わるはずだった。残留ボーダーがいくつになるかが分からないが、この先は下位チームとの対戦も多い。チームからは声明が出され、サポーターの熱気も最高潮に高まっていた福岡戦。開始30秒あまりでのPK献上という、逆風と呼ぶにはあまりにも過酷な滑り出しにスタジアムの空気は重く落ち込んだ。前半のうちに追加点も奪われ、2点差での折り返しに、ハーフタイムのサポーターからは容赦ないブーイングが飛んだ。後半には果敢に相手ゴールに攻め込むも最後の一歩があまりに遠くそのまま試合終了の笛。10連敗、最下位降格という結果は簡単に受け止められるものではない。試合後、悲しみとため息に包まれたスタジアムで「降格するチームにありがちな負のスパイラル」という後ろ向きな考えも頭を過る。ただ、もちろん茨の道ではあるがまだ残留の可能性が消えたわけではない。きっとサポーターの多くは、それでもスタジアムに足を運び、勝利を信じて声を張り上げるのだろう。その時、選手たちはピッチでどんな姿を見せてくれるのだろう。
【写真】90分、ピッチを走り続けた高山薫。「ブーイングをされても当たり前」と結果を受け止める
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0923%e9%89%84%e9%81%93%e8%a8%93%e7%b7%b4 平塚市消防本部は15日、JR東日本・JR貨物と連携した鉄道災害対応訓練を実施した。同様の訓練は2年前から行われており、少しずつテーマを変えながら合同で訓練してきたという。
 「JR東海道線下り線で踏切から人が立ち入り人身事故が発生。車両の急制動により乗客も負傷した」という想定で実施された今回の訓練には66人が参加。JR職員の状況確認・救護活動・消防への通報、保線技術センター職員による線路の確認から、消防部隊の活動まで、実際の事故を想定した一連の訓練として行われた。
 市消防救急課の髙橋さんによると「今年で3年目と言うことで集大成的な位置づけ。以前はけが人の救助に10分以上かかっていたものが今は3分くらいになった」そうで、一定の成果がでているという。
【写真】訓練でけが人を運搬する消防署員とJR職員

0923jica 平塚市西八幡在住の元山市平さん(67)が独立行政法人国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして10月からパラグアイに派遣される。20日には平塚市役所を訪問し意気込みを語った。
 元山さんは「パラグアイ品質生産性センター」に配属され、民間企業や工場などの品質管理・生産性向上などについてのサポートを行う。期間は今年10月から平成30年10月までの2年間を予定している。元山さんは4年前にもメキシコに同様の職種で派遣されており、今回が2回目の派遣。メキシコ派遣時に学んだスペイン語を活かし、時間をしっかり守るなど日本的な仕事への取り組みを現地の風土に合うように浸透させたいと意欲を見せた。
 「チャレンジできることに喜びを感じる。JICAが世界を更に広げてくれた」と話す元山さんに、落合克宏市長は「何よりもまずは体に気をつけて頑張ってください」とエールを贈った。

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 この事業は、大磯町や二宮町、平塚市八幡地区ですでに実施されており、港地区は市内で2カ所目。これまで地域住民にスポーツ活動の場を提供してきた「港スポーツクラブ」が中心となって始めた。市立港小学校の児童のうち事前に登録した子どもが、放課後そのまま体育館での活動に参加する。
 2回目となった15日には同小学校の体育館で自主学習支援が行われ、1~5年生までの57人が参加。市内の大学生ボランティア6人が、宿題を解く児童の様子を見回りつつ質問に答えていた。
 同地区の事業では、体育遊びや卓球も実施する予定で、活動の際児童の見守りをする地域のサポーターを募集している。
◇問い合わせ=堀内さん090-8110-1778

0923%e3%80%80%ef%bc%92%e9%9d%a2%e4%ba%8c%e5%ae%ae%e6%b6%88%e9%98%b2 介護職員らが高齢者の住宅の火災を防ぐための知識や対策を学ぶ「防火講習会」が20日、二宮町消防本部で開催された。
 これは火災で死亡する高齢者の割合が全国的に増加傾向にあることを受け、普段高齢者宅を訪問する介護職員に火災発生の危険性がないかチェックしてもらおうと昨年に続いて開かれたもの。
 講習会には、主に町内の訪問介護福祉事業所からホームヘルパーやケアマネージャーら20人が参加した。そして過去の事例から高齢者の周囲でどのような火災が起きやすいかや、コンロやストーブの周りに燃えやすいものを置いていないかなど、防火のため具体的に注意すべきポイントについて説明を受けた。
 その後、消火器を使った初期消火訓練などが行われた。同本部では「これをきっかけに介護事業者と連携を深め、火災による高齢者の死亡を防ぐため協力して行きたい」としている。

0923-2%e9%9d%a2%e9%9d%92%e5%b9%b4%e9%83%a8 神奈川県商工会議所青年部連合会(原田篤志会長)の研修事業が16日、ホテル・サンライフガーデンで開催され、県内からおよそ150人の会員が参加した。
 今回は衆議院議員の石破茂氏を講師に迎え、地域の人口問題や経済を中心とした「地方創生」をテーマに講演をおこなった。石破氏は「いつの時代も国を変えるのは都ではなく、地方であり、民間の力であると信じている」などと県内若手経営者の前で自身の考えを述べた。

0923jc 公益社団法人平塚青年会議所(JC、縄嶋智徳理事長)は15日、9月例会を開催、2017年度の第59代理事長予定者として守屋宣成さんが所信表明を行った。守屋さんは基本方針として「七夕文化」「地域政策」「地域社会」「人材育成」「拡大運動」「公益組織」に「挑戦」をからめた6つのテーマを提示。自身も自らが考える限界のさらに先に失敗を恐れず挑戦していくとした。総会にはJCのOBらも足を運び、新理事長の話に耳を傾けていた。

0923%e3%80%80%e7%8c%ae%e8%8a%b1%e5%bc%8f 大磯町(中﨑久雄町長)は25日(日)、大磯町美化センターで愛玩動物等献花式を開催する。同町では町民のペットなどの遺体を美化センターで預かり、民間の動物霊園にて火葬し合同墓地に納骨している。愛玩動物への感謝と哀悼の意を表するため平成25年から同様の取り組みが行われており、今年で4回目となる。
◇日時:9/25(日)11時30分〜12時 ◇会場:大磯町美化センター内動物慰霊碑前 ◇問い合わせ:同町美化センター☎72-4438

0923%e3%82%a4%e3%82%b7%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9 ネーミングライツの導入により今年4月より「イシックス馬入のお花畑」という愛称になった相模川河川敷の馬入花畑に、愛称サインの看板が設置された。ネーミングライツを取得した株式会社イシックスによるもので、花畑内と馬入ふれあい公園駐車場内の2カ所に設置されている。同施設ではツイッターやフェイスブックなどのSNSアカウントも順次開設し、PRに力を入れている。現在はちょうどコスモスの時期で10月中頃まで見ごろが続くとのこと。散歩がてら訪れてみては。

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 この夏、世界を沸かせたオリンピック・パラリンピック。4年後に東京にやってくるこの大イベントには、競技を観戦する以外にも様々な関わり方があるという。リオデジャネイロ五輪に公式ボランティアとして参加した東海大学体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年の唐澤あゆみさんに聞いた。

 唐澤さんは埼玉県川口市生まれ。64年の東京オリンピックで使われた聖火台が同市の鋳物職人によるものだったことから、小学生の頃からオリンピックについて学ぶ機会があり興味を持っていたという。そこで大学では五輪に関する研究を行う大津克哉准教授のゼミで学んでいたところ、公式ボランティアの話を持ちかけられた。
 リオに約3週間滞在した唐澤さん。高校卒業後2年あまりハワイに留学し英語が堪能なことから、日本人選手と報道陣との間の通訳をするグループに所属し、卓球で活躍した水谷 隼選手の試合後のインタビューの通訳を担当したこともあった。
 滞在中は現地の家庭にホームステイ。同年代の子供とは英語で会話できたため、その友達とともにバスケットボールやサッカーで遊ぶなど交流も図れたという。
 このような公式ボランティアとして参加することも関わり方の1つ。東京大会に向けては2年後から募集が始まる予定となっている。
 またオリンピックでは競技が実施されるだけでなく、世界の様々な国を知る機会も提供される。その1つが、各国が文化や観光地などをそれぞれ紹介する「ナショナルハウス」。リオでは日本も「ジャパンハウス」を設置、習字や茶道に関する展示が行われたほか、来場者が組紐などの伝統的な文化を実際に体験している様子を唐澤さんも見てきた。
 こうした施設は無料のところも多く、期間中に多くの人が多様な文化に触れるチャンスが提供される。
 唐澤さんは「五輪は参加する選手・コーチのためだけではなく、市民が関わる方法もあるということを自分の体験を元にシェアできたら」と話す。そして2020年の東京大会にも関わる仕事をしたいと進路を模索していく。
 この他にも、平塚市と大磯町は参加国との相互交流や事前キャンプ誘致などを目指して「ホストタウン」に登録している。この取り組みの中で教育や文化に関する交流も予定されており、そうした事業に参加することで、相手国への理解を深めることができる。
 オリンピック・パラリンピックが国内で開催される貴重な機会に、自分も関わることができる。そうすれば、このビッグイベントがもっと身近に感じられるのではないだろうか。

【写真下】ボランティアの際身に付けたポロシャツ/ホストファミリーらと共に

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 緑深い山あいで、今年1月から牛の飼育を始めた「大磯なごみ牧場」の渡辺紗緒里さん(29)。町内には乳牛の生産者はいるが、肉牛を育てる人は他にいない。年々畜産農家が減る中、若い女性がどのような思いを持って始めたのか、話を聞いた。

産業を営む伊勢原市の家庭で生まれた渡辺さんは、当初家業に関わるつもりはなく、高校卒業後会社勤めをしていた。
 しかし国内でいわゆる狂牛病(BSE)が発生した影響で父親の農場の経営が厳しくなったため、8年前に仕事を辞めて手伝うことに。その中で、手間ひまかけて健康な牛を一生懸命育てている父親の仕事の素晴らしさが分かるようになったという。そこへ平成26年から新規就農者への融資制度を始めていた日本政策金融公庫から、彼女に独立の話が来た。迷ったものの、育てた肉を食べてくれる人だけでなく、出産時に小学生の見学を受け入れてきたことから繋がりができた地域の人たちからも勧められ、「やれるだけやってみよう」と独立を決めた。
大磯との出会い
 それから候補地探しをスタート。いずれは育てた牛の肉を販売し、焼肉店を経営して食べてもらうという目標があり、消費地の近くでの開業を希望した。そして、高齢化などのため借り手を探している牛舎の情報を集めていく中で、大磯町が新規就農者の受け入れに好意的だったことと、住宅地から離れていて騒音やにおいの心配が少ない牛舎が見つかったことから、現在の場所に決めたという。
 去年秋から牛舎の改築を進めて今年1月に飼育を始めた。現在、同牧場では繁殖農家として種付けを行い、生まれた子牛を約10カ月間育てた後に出荷。父親の農場へ委託している分も含めて、繁殖用の母牛と子牛の計77頭の黒毛和牛を飼育している。
志を持って
 こだわっているのは、健康な牛を育てること。ストレスが病気に繋がりやすいことから、牛舎の中でストレスを少なくするため牛が自由に動き回れるようなゆったりしたスペースを確保した。またエサの稲わらは、茨城や栃木まで質の良いものを買いに行っている。それにビタミン、乳酸菌、納豆菌、酵素、アミノ酸などを混ぜて免疫力を高め、病気になりにくい牛に育てることで抗生物質などの薬をできるだけ使わずにすむようにしている。 
 育て方にこだわる分、手間も費用もかかり大変だが「おいしくて安全だからと、うちで育てるような肉を選ぶ人が増えて、世の中の牛肉に対する意識が変わっていけば」と話し、「先陣を切ってやりたい」と意気込んでいる。
 ゆくゆくは人手を増やして、生まれた子牛を30~40カ月まで育てる「一貫肥育」を行い、自分で育てた肉を消費者に食べてもらうことを目指す。それと共に、現在近隣の農業高校や大学から畜産を学んでいる生徒・学生の実習を受け入れている。自分の牧場を見てもらうことで、独立を目指す若者が増えてほしいと考えている ためだ。加えて今後、地域の幼稚園や保育園などからの見学も受け入れて、「食育」に力を入れていきたいとも語る。渡辺さんの挑戦は始まったばかりである。
◇大磯なごみ牧場
e-mail:oiso_753@yahoo.co.jp

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湘南整形外科 理学療法士 竹内陽平さんからのご紹介
嶌 孝之さん
プレデンシャル生命保険株式会社 ライフプランナー
 ご主人様、奥様にもしものことが起こってしまった場合、残されたご家族の生活をしっかり守ることが出来ますか? 「お子様の進学や老後の趣味・旅行などいくらかかるのだろう?」という不安はありませんか? そんな不安に的確なご提案を保険でいたしております。
 私自身も趣味のサーフィンを楽しく続けながら大切な家族や仲間たち・お客様の不安を解消できるように頑張りたいと思います。

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 1974年に創立した少年硬式野球チーム「平塚リトルリーグ」(加藤 弘監督)が、先月19日〜21日にわかさスタジアム京都で開催されたJA共済杯2016全国選抜リトルリーグ野球大会で10年ぶり2度目の優勝を果たした。12日には平塚市役所を訪れ、落合克宏市長らに優勝を報告した。
 同チームは2006年の全国制覇をはじめ、全日本大会で過去3度の準優勝を果たすなど県内の強豪チームのひとつ。幼児から中学1年生まで64人が在籍し、市内四之宮の専用グラウンドで毎週練習に励んでいる。
 チームの自慢は打力。1、2回戦をそれぞれ10-3、13-3のコールド勝ちで勝ち上がると、準決勝では強豪・北砂(東京)相手に初回から満塁ホームランを放つなど打線が爆発。9-4で名門を下すと勢いそのままに決勝も14-4の大量得点で全国制覇を成し遂げた。結果的にリードを許した試合は1つもなく、圧倒的な強さを見せつけた。主将の同市立江陽中、安田和輝君(13)は「去年の秋、関東大会で東京(北砂)に負けてからは『打倒東京』で練習を重ねた。準決勝で満塁ホームランがでたことで自分たちの試合ができた」と振り返る。
 チームメイトからは「チャンスに打ってくれる頼れるキャプテン」と評される安田君は「序盤負けていても2巡目、3巡目のチャンスをもぎ取って勝ってきたチーム」と胸を張る。落合市長は「平塚を代表する選手になってくれたら」とにこやかにナインの栄光を讃えた。

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 二宮町消防本部(林 栄一署長)は9月9日の「救急の日」に合わせ、西友二宮店で救急フェアを開催した。
 救急の日のイベントを外部の施設で行うのは今回が初めて。非番の署員ら10人ほどに加え、町の保健師・栄養士らも参加し心肺蘇生法やAEDの使用体験、健康相談などの催しを行った。当日は天候にも恵まれ、買い物客ら約200人がAED体験や血管年齢の測定などをしていた。
 林署長は「町のイベントが行われる時にブースを出すなどはあったが、今回は西友さんの協力もあり単独実施ができた。興味を持って参加してくれる人が多いので、チャンスがあれば今回のように積極的に外に出て啓発に努めたい」と話した。

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 香月泰男は山口県生まれの洋画家。シベリア抑留経験を元にした「シベリアシリーズ」に独自の画風を築いた。丸木位里は広島県生まれの日本画家。赤松俊子と結婚後、広島原爆投下の惨状を取材し、「原爆の図」制作をライフワークとした。川田喜久治は茨城県生まれの写真家。写真を通して「戦争」や「人間」を探り出していく試みが高評価を受けている。
 同展では戦争に対するまなざしが、洋画・日本画・写真という異なる手法で表現されている。関連事業も多く企画されているので興味のある人は参加してみては。
◇日時:9/17(土)〜11/20(日)9時30分〜17時◇会場:平塚市美術館(平塚市西八幡1-3-3)◇観覧料:一般900円、高大生500円(団体割引ほかあり)◇休館日:月曜日(9/19・10/10は開館。翌日休)◇問い合わせ:同館☎0463-35-2111
えとき)川田喜久治《原爆ドーム 太田川 広島》1960-65年 東京国立近代美術館 (c)KIKUJI KAWADA

0916%e9%83%bd%e3%81%be%e3%82%93%e3%81%97%e3%82%99%e3%82%85%e3%81%86 平塚市のシティプロモーションの一環として、平塚駅前で販売される「都まんじゅう」に市のPRロゴを焼き印したバージョンが登場している。
 同市は今年7月からシティプロモーションを本格化しており、市職員の名刺やポスターにPRロゴを入れてきた。民間の商品がプロモーションに使用されるのは初めてのことで、同市では今後も様々な業種と協力関係が取れれば、と期待している。都まんじゅうは10個入りの詰め合わせ(380円)を買うとシティプロモーションロゴのものが1つ入る。
 なお、同店ではオリジナル焼き印入りの都まんじゅうの注文を受け付けている。一般に販売できるわけではないが、同窓会の記念品で校章を入れたものを制作するなど利用者も多いという。

 東海大学(平塚市北金目)が、市内の小学生に実験などを通して科学の楽しさを知ってもらう「子ども大学ひらつか」を11月19日・26日に開催するにあたり、現在参加者を募集している。
 これは同大学と平塚市との交流事業の一環で、教授や学生による「光の工作実験で楽しもう!」「電気に関する体験実験」など2日間で5つの教室を実施。対象は市内の小学4~6年生で2日とも参加できる人。定員は60人で応募多数の場合は抽選となる。
◇問い合わせ=市教育委員会社会教育課☎35-8123

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 4回目の今年は移住と地域コミュニティーをテーマに、講演や住民と移住者などによるパネルディスカッションが行われる。参加費は500円、申し込みは同倶楽部のHPから。

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 この夏、日本全国を大いに盛り上げたリオデジャネイロオリンピック。柔道やレスリングといった日本のお家芸はもちろん、バドミントンや陸上でも新たなスターが誕生した。そんな中、卓球界にも新ヒーローが誕生した。日本人初となるシングルスでのメダリストとなった水谷 隼選手だ。

 そんな水谷選手がパッケージに描かれた「水谷隼カレー」が話題を呼んでいる。カレーを開発したのは水谷選手とスポンサー契約を結ぶ地元企業、平塚市に本社を置く株式会社フリーデン(森 延孝代表取締役社長)。同社の百井大治商品部長がシニアの卓球選手である縁で、2013年から水谷選手をサポートしてきた。

水谷隼カレー誕生のきっかけ
 水谷選手自身がカレー好きというのもあったが、遠征先などで食事に困ることも多く、保存できて持ち運びしやすいレトルトカレーが開発された。百井部長は「地元のスーパーや卓球用品の販売店などに卸しているが、実は売り上げの7割は卓球用品店だった」と笑う。1箱500円(税込)で内容量は200g。もちろん同社のやまと豚を使ったポークカレーだ。ゴロゴロとした大きめのじゃがいもやにんじんは水谷選手のリクエストだという。

気になるお味は
 フリーデンのこだわりが詰まったこのカレー。辛さのラインナップは1種類だけだが、同封される辛味スパイスで調整が可能。何もいれないとコクのある風味の甘口カレーで子どもでも食べられそう。だがスパイスはかなりの辛口。全部入れると「スマッシュ級のおいしさ!」というキャッチに違わずパンチのある味を楽しめる。

 同商品はオリンピック期間中は販売を自粛していたが、現在はフリーデンのネットストアのほか、地元スーパーのしまむらストアー(一部店舗)などで販売中。オリンピック閉会後の現在約1万5,000個の注文が入ったというから注目度の高さが窺い知れる。メダリストと地元の意外な関係、話のタネに食べてみてはどうだろう。

0916%e3%80%80%ef%bc%91%e9%9d%a2%e5%b8%82%e6%b0%91%e7%97%85%e9%99%a2%ef%bc%91
 平塚市民病院ではこの春から小児科の患者が増えているという。同病院のウェブサイトでは、待ち時間が長くなり、重症患者の診察が遅れるとの懸念から「小児の医療がピンチです!」と訴えている。その状態を緩和するにはどうすればいいのだろうか。

 これまで平塚市と大磯町、二宮町では、入院治療や手術が必要な重症患者を対象とする小児科の救急医療について、休日・夜間は3つの医療機関が交代で担当してきた。ところが今年3月末に、東海大学医学部付属大磯病院と平塚共済病院が医師の減少を理由に休日・夜間の受け入れを停止。このためこれらの時間は小児の救急患者を市民病院が一手に引き受けており、7月の診療件数は昨年が当番16日で166件だったのが、今年は31日で348件と、1日当たりの件数はさほど変わらないものの1カ月の合計は約2倍に。また平日昼間の一般診療の件数も増えているという。
 このため同病院では、待ち時間が延び重症患者の診察が遅れるなどの深刻な影響を懸念している。
 さらに、医師の負担も大きくなっている。救急の当直が月に3~4回に加え、新生児専用の集中治療室・NICUでの緊急時にも呼び出される。現在常勤の医師は7人で、山田健一朗小児科部長は「応援に来る医師がいなければ診療体制を維持できない」と話す。
医療機関によって異なる役割
 そうした外部からの応援の医師が指摘するのが、入院を必要としない軽症患者の多さだという。
 同病院HPでは、平日昼間の場合、軽い症状や病気のかかり始めはまず小児科のクリニック等「かかりつけ医」での受診を、休日・夜間の場合は、「平塚市休日・夜間急患診療所」(※1)での診察を呼びかけている。その結果、検査や入院が必要な場合は、紹介状を持って同病院を受診するように要請している。
 なお、かかりつけ医がない場合は、県が運営する「かながわ医療情報検索サービス」(※2)で近くの診療所を探すことができる。
病院に駆け込む前に
 では、急患診療所も閉まっている深夜に子どもの体調が悪化したケースではどうするか。保護者が子育ての経験が少ない場合や周りに相談する人がいない時は「早く医師に診てもらわないと不安だ」という人もいるだろう。そんな時、家庭での対処方法やすぐに医療機関にかかる緊急性などについて看護師が電話で相談に応じる「かながわ小児救急ダイヤル」(※3)がある(18時〜24時まで)。
 さらに日本小児科学会によるウェブサイト「こどもの救急」(※4)では、症状別に受診の必要性を判断する目安を提供している。
 もちろん心配であれば診察を受ければよいが、軽症患者を診察する地域の診療所と重症患者を対象とする市民病院のような医療機関との役割の違いを意識し、深夜慌てて病院に行く前にできることを知っておくことで、比較的症状の軽い患者の診察が減り、医師の負担が今よりは小さくなるだろう。
 それが、子どもが24時間安心して必要な医療を受けられる環境を維持することに繋がっていくのではないだろうか。
(※1)平塚市休日・夜間急患診療所
平塚市東豊田448-3 
☎(医科)55-2145
●内科・小児科・外科の受付時間
月~土:19時~22時30分、
日・祝:9時~11時30分、13時30分~16時30分、19時~22時30分
この他の診療科目など詳細に関しては平塚市のHPを参照。
(※2)かながわ医療情報検索サービスhttp://www.iryo-kensaku.jp/kanagawa/
(※3)かながわ小児救急ダイヤル(18時~24時)
●市外局番が“042″ 以外のプッシュ回線、携帯電話からの場合
#8000
●ダイヤル回線、IP電話、PHSなどまたは市外局番が“042”のプッシュ回線からの場合
045-722-8000
(※4)ウェブサイト「こどもの救急」http://kodomo-qq.jp/
◇大磯町・二宮町の休日昼間急患当番の問い合わせ=大磯消防署☎61-0911・テレホンサービス61-5151、二宮消防署☎72-0015

(写真3)山田小児科部長/(写真4)この写真はイメージです

0909%e3%80%80%e5%83%8d%e3%81%8f%e4%ba%ba%e3%80%80hatarakuhito1
根岸 知明さん
トムテニスプランニング 代表
 2014年平塚市土屋にテニススクールをオープンさせて頂き、生徒様のおかげで今年11月に2周年を迎える事が出来ます。誰でも簡単にテニスが楽しめる、PLAY+STAYテニスという新しい指導法を活用し、一人でも多くの方々にテニスの楽しさをお伝えし、テニスで日本中を笑顔に出来れば嬉しいです。夢はオリンピック選手輩出です。
平塚市土屋2291-1(コロナフットボールクラブ 湘南平塚内)
TEL:0463-74-4093
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『後妻業の女』(2016/日本)
監督・脚本:鶴橋康夫
出演:大竹しのぶ/豊川悦司/尾野真千子/永瀬正敏/津川雅彦 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
 かつて東宝のヒットメイカーだった伊丹十三監督の『マルサの女』に代表される、『女』シリーズを彷彿させる、予告とポスターに惹かれて劇場に向かった。後妻業とは、連れ合いと死別か離婚をした熟年男性の資産を狙って近付く詐欺師のこと。この奇妙な生業の女と彼女の相棒でありながら抜け目のない結婚相談所の所長を中心に、騙されていく男たちの顛末をブラックな群像喜劇に仕立てている。伊丹映画ならば、徹底した取材とアクの強い人物描写で “お仕事ハウトゥ”ものとして描いたであろう。実際、東宝からは鶴橋監督にその線で描けないかという提案をしたようだが、鶴橋監督はハウトゥものにはせず、そうとしか生きようのない人間の“業”と“哀れ”を描くことに力を注いでいる。騙す方も騙される方も、どこか物悲しげで孤独だ。かつて二時間ドラマ枠で、鶴橋監督と大竹が組んだ「愛の世界」は、女性新聞記者がスクープ欲しさに存在しない女の人生を捏造して追い詰められていく話だった。二つの作品には、通底する視点がある。人間とはなんと愚かで愛おしく、しぶとい生き物であろうか、と。
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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0909%e3%81%93%e3%82%99%e9%95%b7%e5%af%bf 落合克宏平塚市長は2日、特別養護老人ホーム富士白苑(同市唐ヶ原)を訪れ、市内最高齢の岩本みよさん(106)の長寿をお祝いした。
 岩本さんは明治43年3月7日静岡県生まれ。昭和34年に市内菫平に転居してきた。和裁・洋裁・編み物・手芸などが得意で、今でもおしぼりを畳むなど施設の仕事を手伝っているという。落合市長が「106歳で(市内で)一番ご長寿ですよ」と声をかけると、「もうそんななの。100歳までは数えてたけどね」と笑顔。長寿の秘訣は「これといってないね」と言いながらも「(息子の)嫁がこしらえてくれたものは何でも好きです。みんなと会うのが一番」と元気に生きる楽しみを語った。
 なお、今年は平塚市内で100歳を超す高齢者は114人と過去最多(8月1日現在)となっている。

0909joc 先月22日から26日にかけて東京辰巳国際水泳場で開催された第39回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会において、神奈中スイミングに所属する中村みなみ選手が女子200m個人メドレー10歳以下区分で優勝を果たした。
 同大会はジュニア世代のトップスイマーが集まる由緒ある大会。中村選手は予選を1位で通過するとその記録を更に縮める2分27秒14でゴール。2位以下に3秒以上の差を付ける圧巻の泳ぎで栄光を掴んだ。また、中村選手を育成したコーチとして、橋本 茜コーチが優秀選手育成コーチ賞を受賞している。
 中村選手は今後について「どんな時でも勝てる選手になりたい」と勝ち気なコメント。橋本コーチは「まだまだ泳ぎは未完成。それだけに伸び代も感じるのでこの調子で頑張ってほしい」と語った。

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 多くの人が訪れる平塚市内の観光スポットである湘南ベルマーレひらつかビーチパークに極彩色のアート作品が出現している。描いたのは同市出身のアーティスト、オノルイーゼさん(26)。7月から本格始動したシティプロモーションの一環として行われている。
 同市ではプロモーションの一環として現在、画像投稿サイト「インスタグラム」等で平塚の景観や思い出を募集する「#hiratsukagoodフォトキャンペーン」を開催している。今ある地域の風景に限らず、新たなフォトスポットを作り出し、この企画をさらに盛り上げるべく、オノさんに白羽の矢が立った。中学から高校の多感な時期を平塚で過ごしたオノさんは近所のトンネルに描かれた絵を好んだ。その影響から独学で絵の勉強をはじめ、2012年頃にテレビCMに出演したことをきっかけに本格的にアーティストとしてのキャリアをスタート。普段はオフィスやシェアハウス、飲食店などに壁画を描くのを主な仕事としている。今回の企画に「青春時代を過ごした平塚で絵を描かせてもらえるのは本当に嬉しい。私の絵を見に来てくれるのも嬉しいが、スポーツをしに来たり散歩に来たりした人に『いいね』と思ってもらえたら」と笑顔で語った。
 同プロモーションではビーチパークに加え湘南平にもオノさんがフォトスポットを描く予定だったが天候の都合などで順延になっている。平塚に生まれた新たなスポットに地域活性化の期待がかかる。

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 中心商店街の商業振興のため現在行われている「駅近キラ☆キラ商店街!!」の事業として制作された各店舗のオリジナルポスター43枚が完成し、5日に行われた全体会議の中でお披露目された。
 同事業は来月6日の「ららぽーと湘南平塚」の開業に向けて、かねてより地元で営業してきた店舗が自店の魅力を見つめなおし、中心商店街の活性化を目指そうというもの。各店主らが会議・企画を重ねて完成したポスターには店舗の魅力を端的に伝えるツールとして期待が寄せられている。
 この日講師として会議に参加した中小企業診断士の高久 広氏は「商店街でも市役所でもこれらが一同に会する場を設けてみてはどうか。それこそ、ららぽーとのイベントスペースなどでも面白い」と訴えた。店主らの思いが詰まったこのポスター、事業推進のさらなる「起爆剤」となるか。

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 横浜、鎌倉、箱根に続く観光地になるべく、大磯町が県による「新たな観光の核づくり事業」に選ばれてから今年で3年。目指す観光のかたちを議論する中で、町民自身がまちを楽しみ、それを町外の人と分かち合うという方向性がまとまった。その具体的なイメージを伝えるため「9つの価値観」が先月示された。その先には、まちを好きになり移り住む人が増えることで、活性化に結びつけばとの思いがある。「価値観」がどのようにまとまったのか、また実際に移り住んできた人はどう感じているのだろうか。

 この「新たな観光の核づくり」では、住民自身が参加し地に足の着いた活動を行うため、まちづくりに関わってきた団体を中心に推進協議会を結成。その中の「ブランド戦略部会」が方向性をテーマに2年以上にわたり議論を重ねた。
まちを楽しむ観光へ
 部会長・岩田匡弘さんによると最初は自身を含め、「観光」という言葉にバスで一度に大勢の人がやってくるようなイメージを持つ人もいたという。
 一方で静かな環境を好み「観光地化」を快く思わない人もいる。同部会ではそうした意見を汲み取ると共に、会のアドバイザーである跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授・安島博幸さんからは「一度行けば十分という一過性の観光地はどんどん衰退している。それよりも自然や歴史、文化に根付いたライフスタイルを売りにしない手はない」との指摘も受けた。そうした流れから、少人数で訪れた人が楽しくゆっくりとした時間を過ごす中で町を気に入ってもらいリピーターとなり、「住みたい」と思う人を増やしていくことを目指そうという合意ができた。
 そして、その方向性の具体的なイメージを持ってもらうため、まちの楽しさを表す「9つの価値観」がまとめられた。
まちを気に入った人たち
 リピーターから住人になった1人が、デザイナーの森川正信さん。知り合いができたことがきっかけとなり、港で開かれている大磯市に3年前から通い始めた。何度も訪れるうち「海と山が近くにあるのんびりした風景と共に、もの作りする人たちが生き生きと暮らしている感じ」が気に入って5月に横浜から移り、今回「9つの価値観」を紹介するリーフレットを作成することになった。「これから暮らしの場としての大磯を楽しめたら」と期待している。
 また都内から引っ越して4年になる坂本桂太朗さん・年名佐葉子さん夫妻は、すでに楽しむ術を見つけている。坂本さんは左義長に参加したり高来神社の神輿保存会に入るなどの中で「皆さんが伝統的な行事を大切にしていると知りました」と話す。年名さんは「都内スーパーのものと比べると地場産の食材は鮮度が全然違い、塩だけで本来の味を楽しむことができます」と喜んでいる。
 
 人それぞれに楽しみ方がある一方で、「友だちに良さをうまく伝えるのが難しいんです」と年名さんは話す。四季を通じて何度か訪れ、様々な体験をしてみないと分からない魅力をどう発信し「住みたい人」を増やすことに繋げていくか。「9つの価値観」が1人1人それを考えるきっかけになるかもしれない。
 なお、町では”大磯町の楽しさ”と「9つの価値観」を一言でいい表すメッセージとそのロゴデザインを募集中。締め切りは今月30日で町内外から応募できる。
◇問い合わせ=町産業観光課☎61-4100
9つの価値観
1自然との共生
海と山、大磯の豊かな自然を大切に守り、使いながら、豊かな産物を享受しよう!
2つながり
みんなの思いや考えを出し合える”ともに楽しむ場”を作り、地域の人とつながろう!
3文化の継承
長い時間をかけて受け継がれてきた、今の暮らしに繋がる「自然的」「歴史的」に魅力のある「大磯の文化」を大切にし、楽しみ、次の世代に継承していこう!
4地元優先
地域を第一に優先的に考え、地域の資源を大切にし、使用していこう!
5独自性
個人が作るものを大切にし、”地域のヒト”を育てていこう!
6手作り
手作りで、品質の良いものを大切にし、”地域のモノ”を育てていこう!
7地産地消
地域の資源を使ったものを消費して、”地域のシゴト”を育てていこう!
8歩いて楽しい
地域のヒト、モノ、シゴトを育て地域に根ざした個性豊かな”お店”があふれる”歩いて楽しい大磯町”を作っていこう!
9創造
地域の産物や風景資源を見直し、次の新しい価値観を創り出し、大磯の暮らしを楽しくしよう!
写真左上から時計回り
日本初の海水浴場といわれる大磯海岸/「地場屋ほっこり」の大磯産野菜/300年続く俳諧道場「鴫立庵」/神輿の山登りが有名な「高麗寺祭」

0909%e3%80%802%e9%9d%a2%e4%ba%8c%e5%ae%ae 二宮町で来月22日から28日まで「やまゆり里山音楽祭」が初開催される。主催する県住宅供給公社・二宮団地現地事務所では現在、同音楽祭をイメージしたテーマソングと出演者を募集している。25日必着。また会場運営を手伝うボランティアも募集中。こちらは10月1日必着。いずれも町外からも応募可。
◇問い合わせ=同事務所☎80-9800

 11日に湘南海岸公園で行われるマーケット「SunSunマルシェ」に平塚逸品研究会が参加する。同会は「その店にしかない」か「あったらいいな」という商品を店の「逸品」として消費者に発信している団体。当日は物販のほか、ワークショップも行われるので親子で楽しむこともできる。また、同会では9月30日(金)まで今年2回目となるスタンプラリーを開催中。最大10,000円分の逸品券などが抽選で当たるので参加してみては。
SunSunマルシェINFO
◇日時:9月11日8時〜12時
◇会場:湘南海岸公園

0902 2面二宮平和の鐘1
 二宮町在住の絵本作家・イラストレーター相澤るつ子さんが描いた絵本「コインでつなぐ平和の鐘」が、ニューヨークの国連本部の書店で販売が始められたのを機に先月24日、相澤さんが同町の村田邦子町長を訪問した。
 この本は、太平洋戦争中にビルマ(現ミャンマー)で部隊の中で自分だけが生き残るという悲惨な体験をし、戦後世界中のコインを集めて溶かし作った鐘をニューヨークの国連本部に寄贈するなど、平和な世界を願って運動を続けた愛媛県宇和島市の元市長・中川千代治さんの人生を描いたもの。寄贈から60年以上たち、鐘の成り立ちを正しく伝えたいと考えていた中川さんの6女・髙瀬聖子さんが、相澤さんと去年夏に知り合ったことから、髙瀬さんが原案、相澤さんが絵と文を担当して絵本が作られた。
 本文には、世界中の人に読んでもらいたいとの思いから英訳も併記されている。髙瀬さんらが国連本部内の書店に働きかけ、先月から販売が始まったという。
 村田町長は「簡潔で読みやすい。子どもたちに知ってほしいので、町の来年度の課題図書にと考えている」と話した。
 相澤さんは、英語の話せない千代治が1人で国連総会に出席し鐘を置くよう訴えたことから「正しいと思うことがあれば1人でもやれる。中川さんからそんな勇気を学んでほしい」と語った。また髙瀬さんは「幾久しく平和が続くよう願った父や支えてくれた人の思いを感じてほしい」と願っていた。◇一般社団法人「国連平和の鐘を守る会」発行。1,500円(税別)。購入は同会のHP(http://peace-bell.com/)または☎042-313-7217まで。

DSC_1574 平塚市(落合克宏市長)は先月24日、職員全員の給与を半年間にわたり1%削減し、子育て関連基金や災害対策に充てる条例案を現在開催中の市議会に提案することを発表した。
 全職員の給与削減は2013年に地方交付税法の改正に伴い実施されたことがあるが、市が独自に決定した削減は今回が初めて。今年10月から来年3月までの半年間に約5,600万円を削減するという。削減された費用は同議会に提案される「平塚市子ども・子育て基金」のほか、熊本地震を教訓にした災害用備蓄拡充事業として地震発生時に自動的にブレーカーを落とす感震ブレーカーや、倒壊建物から要救助者を捜し出す地中音響探知機などを購入する財源に充てられる予定。
 落合市長は「痛みを伴う改革を」とアピール。自身も財政健全化への取り組み姿勢を明確にし率先して範を示すとして、今年4月から給料月額の15%を削減している。
えとき)感震ブレーカー。地震の揺れに応じて自動的にブレーカーを落とす防災グッズのひとつ

0902 2面 警察 平塚警察署(石井 孝署長)ではこの度、オリジナルマスコット「リンダ」と「リンド」を作成したことを発表した。それぞれスペイン語で美しい女性と男性を意味し、スペイン語が堪能な石井署長によって名付けられた。
 2人は「平塚の治安を守るため星の国からやってきた織姫と彦星」という設定。元々同署では生活安全課のオリジナルキャラクターとして戦隊モノをモチーフにした「平塚戦隊ボウハンジャー」が活躍中。今後は署全体のキャラクターとしてリンダとリンドが加わり、共に様々なイベントなどで活動していくことになる。
 先月27日に実施された「交番の日」イベントでは、スタンプラリーのスタンプとして2人が早速登場。今後の活躍にも期待がかかる。

0902 2面 スタジアム
 平塚市は先月24日、9月議会に提出した補正予算案に、平塚競技場バックスタンド増築事業を組み込むことを発表した。
 増席数は約420席。サッカーファンなどからは「要塞」と呼ばれ親しまれているバックスタンド中央部の電光掲示板下部、緑と青の階段と炬火台のエリア(=写真)を改築して設置される。議会の承認後に入札を行い、来年4月末の完成を目指す。今年2月にはメインスタンド側に既に170席の増席を実施しており、合わせて600席程が増えることになる。
 現在の同スタジアムの収容人数は1万5,100人と、Jリーグクラブライセンス制度の中で施設基準に定めるスタジアムの入場可能人員(J1は15,000人以上)としてはギリギリのライン。以前からサポーターらを中心にスタジアム増改築の要望が出ていた。

0902 2面 クリマサリ
 JA湘南甘藷部会(笹尾廣巳部会長)は先月29日、幻の芋といわれる「クリマサリ」の出荷規格を確認する「目合わせ会」と初出荷を行った。
 「栗より勝る」という甘さが名前の由来になったクリマサリはまろやかな甘みが特徴で大半が製菓会社などへ出荷される。元々栽培が難しく市内では水はけの良い砂地である大野地区でしか作られていなかったが、近年は苗の改良なども進み形や色が良くなるなど品質が向上。笹尾部会長は「今年は豊作傾向。そのまま食べるだけでなく、和菓子にしたり加工品にしたり販路を広げたい」と期待を寄せている。
 この日出荷されたのは10キロ段ボール198箱と1キロ袋詰め198袋の計2,178キロ。今後、他産地のサツマイモが多く出回る10月より前に全て出荷しきることを目標としている。市内では昨年に続きあさつゆ広場などで販売される予定だ。
【写真】出来栄えをチェックする笹尾部会長(写真右)

ペット0902
Peterくん(3歳、オス、ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)

川の水は冷たいぞ~~♪
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0902オーレ
 試合前から降り続けた雨は湘南にとって幸運の使者とはならなかった。8連敗、残り7試合、残留圏との勝ち点差は8と、いよいよ降格の2文字が近づいてきている。完敗を喫したというような不甲斐ない内容でも、下を向くような出来でもない。ただ残酷な現実が行く末を曇らせる。今ベルマーレを救うのは誰だろうか。こんな時、映画やドラマなら颯爽とヒーローが現れ、あらゆる困難や逆境をはね除けて「奇跡の残留」に導いてくれるのかもしれない。ただ湘南は今までも1人のヒーローに頼ってきたわけではない。時には泥臭く、ギリギリの戦いを湘南のアイデンティティ、チームの在り方を示すことで制してきた。負の連鎖を断ち切るのは他でもない、自分たちが信じてきたその道、そのスタイルだ。
【写真】降り止まない雨の中、試合後も多くのサポーターが選手に声援を送った
TEXT:名久井啓介(本紙編集部) 写真:湘南ベルマーレ

0902 1面長嶋さん1
 住宅街の一角でオーダーメイドのウエディングドレス作りを手がける「EverGreen-wedding」の長嶋千耶子(ちやこ)さん。型紙作りからドレスの縫製まで出来る個人のアトリエは、県内でも珍しいという。中学生の時から抱いてきた夢を実現した長嶋さんは、花嫁に笑顔になってもらえるこの仕事に大きなやりがいを感じている。
 
 長嶋さんの作るドレスには、アイボリーなど温もりのある色合いで、リネンやコットン、シルクといった天然素材を使ったものが多い。「式の当日に居心地よく過ごしてほしい」という思いから、シルエットのゆったりしたドレスもよく作るという。要望や予算に合わせて彼女自身がデザインを考え型紙をおこし、縫製はウエディングドレスを専門に作る個人に依頼しているが、自分で行うこともある。またオーダーメイドのほか、オリジナルドレスのデザインやサイズに手を加えるセミオーダーやレンタルも行っている。
人生が変わった展覧会
 ドレスデザイナーになるきっかけは、中3の時。母親に誘われ、海外有名ブランドのウエディングドレスを集めた展覧会に行ったところ、立体的なドレスを作る技術や刺繍の美しさに感動した。それまでは漫画家になりたいと考えていたが、「この仕事をしたい」と思い立ち、展覧会の帰りにスケッチブックと画材を買ってもらってドレスの絵を描き始めたという。
 その夢を叶えるため、高校卒業後に専門学校に通い、アパレルメーカーでデザイナーを続けながら、独学でドレス作りを学んだ。そして5年前、祖父母と共に10歳まで暮らした平塚市内で独立。2年前には、自然に囲まれてもの作りをしたいとの気持ちから大磯に移転した。この頃から「じっくりデザインと向き合い、作りたいものが作れるようになった」と言い、ナチュラルな雰囲気のドレスが増えてきたそうだ。
その人らしいドレスを
 これまで個人向けに40着ほどを作ってきた中で一番思い出深いのは、独立してすぐに出会った40歳の花嫁さん。年相応に着られるドレスが見つからず、結婚式を挙げるか迷っていたという。何度も相談し合い、半年かけその人に合う1着を仕上げた。招待された披露宴で「長嶋さんと出会って自分でも着られるドレスに巡り会えた。デザインが決まった時、式を挙げていいんだと思えたのがうれしかった」と彼女がお礼を述べてくれたことが、注文がなくてくじけそうな時にも頑張る糧になっているという。
 この人のように年齢など様々な事情でドレスを着ることを諦めている人でも、好みに合うものを作れる。それがオーダーメイドの大きなメリットだと長嶋さんは語る。
もっと知ってほしい
 手狭になったため、アトリエを再び平塚市内に移転する。10月には横浜市にドレスの展示と試着が出来る店舗もオープンする予定で、ゆくゆくは地元でも展示の機会を設けたいと考えており「この地域で結婚を予定される方にぜひ見てもらえたら」と願っている。
◇アトリエのホームページ:
http://evergreen-wedding.com

(写真2)アトリエに並ぶオリジナルドレス(写真3)きっかけとなった展覧会のチケット

ペット0826
小梅ちゃん(アメリカンショートヘア•メス•2歳)
もうすぐ3歳のやんちゃさんです♪
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
うちのこ0826
咲穂ちゃん
お出かけ大好き!
ナポリママさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0826 2面ケンネル
 災害救助犬の出動などの協定を平塚市と結んでいる一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)神奈川ブロック訓練士協議会は19日、平塚市少年消防クラブへ活動服(つなぎ作業服)20着を寄贈した。
 JKCとは犬籍登録など、犬にまつわる様々な事業を展開している愛犬団体の1つ。JKCでは活動の一環として災害救助犬の認定登録を行っており、JKC認定の災害救助犬の第1号が平塚で誕生するなど、同市と深い関わりを持ってきた。運営資金の余剰金を活用してほしいと、かねてより様々な寄贈を行ってきたが、防災の未来を担う子どもたちへと5年前にはじめて活動服を寄贈し、今回が2回目となる。鮮やかなネイビーの活動服を着たクラブ員からは「新しい活動服で訓練の成果を発表したり防災広報をしたい」と感謝の言葉が伝えられた。
 なお、同クラブの新活動服を着ての「初出動」は11月の消防フェスティバルを予定しているという。

0826 2面 一日大学生
 神奈川大学湘南ひらつかキャンパス(平塚市土屋)で19日、大磯町の小学生を対象とした夏休み放課後子ども教室「一日大学生」が行われた。
 同事業は、2013年締結の「大磯町と学校法人神奈川大学の包括的な提携に関する協定」に基づいて実施されている連携事業の一つで、今年で2年目。
 町立大磯小学校と国府小学校から27人の児童が参加した今回は、学内見学と学食体験のほか、理学部の日野晶也教授による講座「液体窒素で超低温の世界を体験」「実験 電気パン焼き器」が開かれた。
 講座では大学生と院生がサポートに入り、温度変化による圧力変化が目で見て分かる実験などが行われ、参加した児童らは声を上げて楽しみながら学んでいた。

0826 2面 美術館フレンズ
 平塚市美術館の活動を支援する「平塚市美術館湘南フレンズ倶楽部」(大藏律子会長)は18日、同館で現在展示中の『見返り美人 鏡面群像図』(福田美蘭、2016年制作)を同館に対し寄贈した。
 寄贈した湘南フレンズ倶楽部とは同館の活動を支援するものとして平成23年7月に発足した任意の団体。美術に興味関心のある人が集い、活動を通して心の豊かさ、感性の豊かさを育み、文化事業などを通して心地よい環境を創造する市民活動グループである。主な活動としては、美術館の支援活動、会員相互の教養向上と親睦を目的としたトークサロンやギャラリートークの開催、会報の発行、美術館ツアーや講演会など。結成5周年を機に今回、念願の「平塚市美術館への作品寄贈」が実現したという。
 寄贈されたのは、デザイナー・福田繁雄氏の娘で、様々なメディアや複製技術の氾濫する現代における美術に対して洞察の目を向けた作品を制作する福田美蘭氏の作品。今月28日まで、同館で開催中の「不思議なアート トリックトリック ハッ!とトリック」展(一般900円)で展示されている。
 寄贈にあたり大藏会長は「平塚市美術館は、市の文化芸術の殿堂であり先人たちが残してくれた誇るべき財産の一つ。今後もより多くの人に存在を知って頂くために歩んでいきたい」と挨拶。また同会では次なる作品寄贈の企画も進行中であるという。なお大藏会長は「自分たちが購入した作品が展示されるという楽しみ方もある」と、会の魅力についても話していた。会に興味のある人は同館(☎︎35-2111)へ問い合わせを。様々なイベントへの参加や割引、特典が受けられる一般会員(年会費2,000円)のほか法人会員などの枠も用意されている。
【写真】左から草薙館長、金子教育長、落合市長、大藏会長、会の皆さん

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 長年にわたり学校と地域が共にボランティアで海岸の清掃を続けてきたとして先月、平塚市立太洋中学校(栗木雄剛校長)が「平成28年度『海の日』海事関係功労者大臣表彰」の「海をきれいにするための一般協力者」部門で他の15団体と共に表彰を受けた。平塚市によれば、同賞の受賞は市内の団体として初めてとのこと。
 この清掃は昭和62年頃から地域の子ども会などの団体が始めた。平成12年からは同校のPTAが中心となり、「地域の文化と身近な海岸の環境を守る大切さについて考える機会」にしようと、同校の生徒のほか自治会、市立港幼稚園、市立港小学校、県立高浜高等学校、平塚学園高等学校などが参加して、7月の平塚海岸での神輿の浜降りに合わせて行われている。毎年400~500人が参加し、多い時には2tトラック1台分のごみが出ることもあるという。今年も約450人が早朝から砂浜でごみ拾いに汗を流した。
 18日には同校の生徒や職員、PTA役員らが落合克宏平塚市長を訪れて受賞を報告した。幼稚園の頃から家族と共に参加してきたという同校の生徒会役員・大木あさひさん(2年)は「潮風に吹かれながら海岸がきれいになっていくのは気持ちいいです。海に感謝しつつ、これからも活動を続けたい」と受賞を喜んでいた。また大野真史PTA会長は「いろんな人が事業に参加してくれている。今後も活動が続くよう、地域とともに支えていけたら」と話していた。
写真=大野PTA会長提供
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 この夏も、各地で賑やかに夏祭りが行われた。祭りの華といえば神輿だが、中には担ぎ手が不足してきているところもあるという。その1つ平塚市上吉沢地区では、何とか祭りを続けていきたいと、自治会青年部の部員たちが新しい担い手の取り込みに頭を悩ませている。

 同地区では、昭和25年から八坂神社大祭の際に神輿が始まった。一度中断したものの昭和51年に再開され、現在まで続く。
 しかし、神輿を威勢よく担ぐ若い世代が少ない。のどかな里山風景が広がるこの地域は市街化調整区域に指定されており、原則として新しく住宅を建てることができない。若者の多くは地元を出ていって高齢化が進み、神輿の中心となりうる30~40代が地元になかなかいないという。
 このため、祭りには市内の6つの神輿保存会なども参加。上吉沢の茶色の法被に混ざって、紺や白の法被を着た他の団体からの助っ人が「どっこいしょ」とのかけ声に合わせ交代で神輿を担ぐ。地元の担ぎ手が10人ほどなのに対して、手伝いが約100人。祭りを仕切る上吉沢自治会青年部の部長、久永哲也さんは「すごく助かります。外の支援をもらわないと神輿が担げない」と感謝する。そしてお返しに、上吉沢からも手伝いに行く「肩を貸し合う」つきあいが30年ほど続いているという。

 こうした手伝いに来る人たちから「アットホームでいいね」と言われる上吉沢の祭り。神輿が回る際に休憩所となる神酒所では、近所の人が準備した料理や飲み物が振舞われる。また神輿につきものの太鼓の練習では、小学生が一生懸命リズムを覚えようとする様子を地元の人が見守る。練習も地域との交流の一環となっており、参加した小学生は「練習やお祭りでたくさんの人に会えるのが楽しい」と話していた。同青年部の石田竜一さんは「よその大きなお祭りに比べ見物客は少ないが、地域の方々に支えられているいい祭りです」と愛着を感じている。
 この祭りを長く続けていくために、「若い人に祭りに加わってほしい」と願う青年部のメンバーたち。子ども会の祭りに一緒に出てくる親に大人の神輿も手伝うよう声をかけたり、祭りを仕切る実行委員に各地区から若い人を出してもらったりして、参加者を増やそうと努力している。
 さらに期待されているのが、太鼓に参加する高校2年生、赤坂和樹さんと阿部 聖さん。小学3年生の頃から太鼓を始めた2人は、今でも時間があれば練習に参加し、祭り当日も小気味よく太鼓の音を響かせていた。「高校を卒業した後のことは分からない」と話す2人だが、地元に残れば神輿を担いでもらえるのではと、久永さんたちは期待を寄せている。

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 バラのまち・平塚で、「食用バラ」を育てる横田園芸(平塚市城所)の横田敬一さん(50)。これまでにも様々なメディアで紹介されているため、ご存知の人も多いかもしれない。だがそのバラについて、「食べられる種のバラが存在する」のではなく「バラを食べられるように育てている」ということはご存知だろうか。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作されました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では横田さんへのインタビューやバラの食レポなどをお送りします。今回の番組は8/29(月)まで放送中(12時〜12時40分、19時〜19時40分ほか)。
 バラ農家の3代目という横田さんが食用バラの栽培を始めたのは2009年と、比較的最近のこと。それまでは結婚式用などの観賞バラを栽培していたが、多量の農薬を使用することに違和感を感じていたという。そんな中で、化学農薬や化学肥料を一切使用しない栽培を始め、結果的に「食べても大丈夫なバラ」が誕生した。
安心安全の追求
 品種は「イブピアッチェ」「フェアビアンカ」「ブルーリバー」。そして今年からは、県内でも有数のバラの名所・花菜ガーデンにその名が由来する「花菜ローズ」も仲間入りした。4種類それぞれに色や香り、味の特徴があり、卸している市内のレストランではサラダやケーキなどに使われている。
 では現実問題、化学農薬と化学肥料を一切使用しないという栽培は可能なのか。それは、害虫の天敵を利用したり、でんぷんや水飴、重層などを活用することで実現できているという。「自然のままで、バラ本来の力で十分綺麗に花を咲かせられるんだ、ということも伝えていきたい」と横田さんは言う。
食べるバラがあるまち
 そういった理由からビニールハウス内ではバラと交互に、バラの害虫の天敵が寄ってくるピーマンが栽培されている。ただ、そのためだけではなく横田さんは様々なこだわり野菜をつくっている。テーマは「色」と「形」。「お皿の中を彩る キレイな色 新しい形」を提案しようと、5年前から販売を開始したという。バラの隣で栽培されているピーマンもその一つ、まず色で驚ける「白ピーマン」と「黒ピーマン」。そのまま食べても甘くみずみずしい。何よりも、色の組み合わせが「囲碁のまち・平塚」に相応しい。
 平塚には、そんな創造性溢れる生産者がいる。そしてバラのまち・平塚には、食べるバラがある。もちろん、「食べても大丈夫なバラ」ではなく、「美味しく食べられるバラ」が。
※加工品の「ばらジャム」やピーマンなどの野菜はJA湘南の直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)と平塚市役所横のオーガニック野菜直売所「夕陽ケ丘ファーマーズ」(宮松町)で購入できるが、生のバラは一般販売されていないため、希望する人は直接、横田さん(y-kougei@tmail.plala.or.jp)にメールで問い合わせを。
【写真TOP】食用バラの手入れをする横田さん
【写真下】今年初出荷の「花菜ローズ」/「囲碁ピーマン?」な白黒ピーマン

0819 源平 頼朝が上洛した翌年から体調を崩していた後白河法皇が、建久3(1192)年に崩御した。政治的な面では、平家や源氏を翻弄した感のある法皇であったが、当時流行していた歌謡である今様を載せた『梁塵秘抄』を制作するなど、文化的な面でも大きな役割を果たしている。後白河法皇の離宮・法住寺殿の内にある、平清盛の助力を得て建てられた三十三間堂(蓮華王院)には、今も人々が訪れる。この法住寺殿の地に、後白河法皇陵はある。
 この年の7月。後白河法皇の死後になって、頼朝は征夷大将軍に任じられたのだった。征夷大将軍といえば、東北平定を命じられた坂上田村麻呂が想起される。平塚市「田村」の地名は、東北に向かう途中にこの地に「サイカチ」の木を見つけて戦勝祈願し、その恩恵によって成就したという田村麻呂の伝説に由来すると伝えられる。
 さて、征夷大将軍の除書(任官の辞令)を持った勅使が鎌倉に到着した。ここで、除書を受け取るという重要な任務を果たしたのが、三浦義澄である。授かった除書を、義澄は頼朝に捧げた。誇らしかったであろう。ここで義澄が抜擢されたのは、頼朝が挙兵するにあたって、三浦氏が大いなる貢献をしたからである。伊豆で頼朝が旗揚げしたという知らせは、義澄の父・義明を非常に喜ばせた。早速一族で参戦することになった。しかし払った犠牲は大きかった。義明の弟である岡崎義実の子、真田(佐奈田)与一義忠は、石橋山の合戦で先陣をつとめて死闘の末、若くして命を失った。また、当初平家方であった河越氏や畠山氏によって攻めこまれた義明自身も、衣笠城で討ち死にをしている。その三浦一族に対する恩に、頼朝がこのような晴れの場を持って報いたいと思ったのも、肯けよう。
 征夷大将軍拝命の翌月には、のちに3代将軍となる実朝も誕生し、この頃の頼朝は充実した日々を過ごしたと考えられる。
 伊豆の蛭ケ小島で、伊東氏と北条氏に監視されながら日々を送っていた一介の流人であった頼朝が、ついに征夷大将軍にまで到達した。鎌倉の地で、新たに源氏政権が幕を開けたのであった。
※本連載は今回をもって終了となります。長らくご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
【写真】源頼朝と伝わる人物像(神護寺所蔵)。だが近年では、足利直義像とする説が有力
著者:新村 衣里子
元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

うちのこ0819
けいたくん(左) ちかちゃん(右)
夏休みに遊びにきた可愛い孫たち
モコさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0819オーレ
 13日、この日までリーグ戦5連敗とトンネルから抜け出せない湘南は昨年のJ1年間王者広島を迎えた。1stステージではAT終了間際に追いつかれるという苦い記憶がある相手だけになんとしても勝利が欲しいところ。試合は序盤から決定機を作り出す「これは」と思わせてくれる展開に。前半20分には今季途中加入の新外国人ジネイが頭で落としたボールを端戸が見事なミドルシュートでねじ込み先制点をもぎ取った。だが前半のうちに同点に追いつかれると後半には端戸のお株を奪うこれまた見事なミドルシュートで勝ち越されてしまう。その後も暑さの厳しい8月半ばの試合で必死の戦いを続けるもあえなく敗戦。今季ワーストの6連敗と、いよいよ降格の文字もちらつく。ただ、試合結果の数字には現れない部分に湘南の「らしさ」は光った。それだけに悔しい敗戦ではあるが次節こそは勝利を掴みたい。
【写真】左サイドは菊池大介。豊富な運動量で繰り広げた広島ミキッチとの互角以上のマッチアップは多くの見どころをつくり出した
TEXT:名久井啓介(本紙編集部) 写真:湘南ベルマーレ
0819 映画
『太陽の蓋』(2016/日本)
監督:佐藤太 脚本:長谷川隆 
出演:北村有起哉/三田村邦彦 他
8月22日より、ユーロスペースにてアンコール上映。全国順次公開。
『シン・ゴジラ』(2016/日本)
脚本・編集・総監督:庵野秀明 監督・特技監督:樋口真嗣准監督・特技統括:尾上克郎 出演:長谷川博己、石原さとみ 他。
シネプレックス平塚他にて、全国公開中。
 今回は、変則的に2作同時に紹介したい。『太陽~』は、3.11の福島原発事故の渦中、事態の収束にあたる官邸の混乱と福島の地で原発被害と震災に立ち向かう市井の人々のドラマを交錯させたドキュメンタリータッチの作品。佐藤監督以下スタッフの視点は、当時の政権擁護に偏ることなく、市民が感じている不満や不安をも叩き込むことで、あの出来事が現在も継続中の危機なのだということをあらためて観客に突き付けてくる。巧みな群像描写と緊迫感漲る、日本では希有なポリティカル・スリラーでもある。実は、本編のスピンオフ(HP公開の第2話)で、僕もお手伝いさせていただいている。そして、本作と相似形を為すのが『シン・ゴジラ』である。こちらでは、3.11は起きておらず、代わりに大量の放射性廃棄物を体内に宿した〈歩く原発〉ともいえるゴジラの脅威に対処する、官邸と自衛隊の動向が綿密なリサーチに基づくリアリスティックなタッチで展開する。出来れば両作共観て欲しい。ここには、「もしも」ではなく、「もはや」の日本への危機意識と、怒りと、切なる願いが込められている。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0819 2面防災訓練
 来月1日は防災の日。その前後に、各地では防災訓練が実施される。平塚市内では、住民が指定避難所に避難・宿泊する夜間の防災訓練や、地域の自治会と県立高校や保育園などによる合同訓練が行われる。
 避難所宿泊訓練を行うのは港地区の各避難所運営委員会。避難所運営の訓練と、避難所生活の体験がねらいという。来月3日の19時に地震発生、津波も予想されるとの想定で開始し、参加者がそれぞれ避難所として指定された市立港小学校、太洋中学校、県立高浜高等学校に避難する。その後希望者は各校の体育館で一夜を過ごし、同委員会が受付や配給の訓練を行う予定。
 一方今月26日に合同訓練を行うのは、なでしこ地区自治会連絡協議会と県立平塚工科高等学校など12団体。近くの保育園児が同校の4階まで避難する際に生徒が補助することになっている。同協議会の山田一彦さんは「今年は熊本地震もあり地域の人はぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
【写真】昨年の訓練の様子(ちいき情報局 なでしこ提供)

0819 2面トンボ池
 相模川の自然と親しめる場を整備し自然体験活動を行っている団体「馬入水辺の楽校の会」が6日、平塚市馬入の河川敷で昆虫類のすみかとなるトンボ池を作った。
 同会が昨年、平塚市内と周辺の87カ所でトンボの種類を調査したところ、モノサシトンボなど激減している種類があることが分かった。そこで同会ではトンボを含めた昆虫の生息できる環境を守ろうと、そのモデルとなるトンボ池を作ることにした。
 6日の作業には、会員など15人が参加。あらかじめ重機で掘られた穴の斜面を鍬などを使って滑らかに整えた後、水が地中に染み込まないようシートを貼って、直径6mほどの池を作った。
 同会では9月3日(土)と10月10日(祝・月)に相模川河川敷でトンボ調査を行う。申し込み・問い合わせは同会会長の臼井さん☎31-5250まで。

0819 2面 全国中学生
 夏の地方大会で優秀な成績を残し、全国大会への出場を決めた平塚市内の中学生らが12日、平塚市役所を訪れ、市長に出場報告と意気込みを伝えた。
 訪問したのは、水泳競技団体戦に出場する市立浜岳中学校(添田克明校長)の石田恵理香さん(3年)、佐々木梨湖さん(2年・個人戦にも出場)、遠藤和夏さん(1年)、岩原和可納(わかな)さん(1年)と柔道個人戦50kg級に出場する市立金目中学校(石黒 健校長)の宮田賢作君(3年)。また大会の都合上欠席となったが、剣道個人戦で浜岳中の飯田実佑(みゆう)さん(3年)、新体操団体で市立太洋中学校(栗木雄剛校長)の松本瑠莉さん(3年)、髙橋杏奈さん(3年)、松本結子さん(2年)、佐野瞳杏(るあん)さん(2年)、小野凛香さん(2年)、平井香帆さん(1年)、髙山悠羽(ゆう)さん(1年)、宮﨑花梨(かりん)さん(1年)も全国大会出場を決めている。
 健闘を誓う生徒らに向け、落合市長は「自分の力を発揮してほしい」と激励した。

0819 2面 平工
 県立平塚工科高等学校(片受健一校長)の社会部が今月5日、6日に開催された「ソーラーカーレース鈴鹿2016」における高校生以下の部門で優勝し、7連覇を達成した。また大学生・社会人も含めた部門においても総合優勝し、6連覇を達成した。
 同部の顧問・菅野忠一教諭によれば「今年は、9年目のマシン各部の経年劣化による部品交換や修理に多くの時間を取られ、一抹の不安を抱えながらの挑戦でしたが、なんとか一番良い結果を得ることができ、安堵感で一杯です」とのこと。勝因としては、車両の形状や材質をはじめ、先輩から受け継いできたものづくり技術と整備技術や、今までのデータを活かしたバッテリーマネジメント、昨年と同じドライバーであることなどが挙げられるという。さらに昨年退職した前任の顧問や大勢の社会部OBも会場に駆けつけたとのことで、年代を超えたチームワークも勝因の一つだとしている。
 レースを終え、第1ドライバーの西山幸宏君(3年)は「連勝記録を伸ばせて嬉しい。大勢の方にご支援頂いたお陰で今年も勝利することができた」。第2Dの長谷川健太君(3年)は「今年はトラブルが多く、修理する箇所もたくさんあった。みんながレースの前日まで徹夜で作業してくれたことが、この7連覇に繋がった勝因だと思う」。第3Dの葛城達也君(2年)は「予選を1周だけ走りましたが自分にとっては大きな1周になった。来年は今年学んだことを活かして頑張ります」とコメント。また部長の阿曾大樹君(3年)は「部長としての責務を果たせたことにホッとしている。連覇が懸かっていたので皆が緊張していた。先輩たちが繋いできた記録を断つことなく終われたので良かった」と振り返った。
 なお同大会は来年から新しい規格で開催されるそうで、同校では今後、現在のマシンを修理して、また安全に走行できる状態にすることと同時に、新たに車両を製作することを計画しているという。
写真=同校提供

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 平塚市の西部丘陵地域、斜面に可愛らしくカラフルな三角屋根が連なる日向岡地区で、オリジナルのキャラクターが誕生した。名前は「ひなポン」。なぜ生まれたか、読者の皆さんは見当がついているだろうか。

 今でこそ市内にその名は定着しているが、住居表示の新町名として「日向岡」が誕生したのは1985年。『平塚市郷土史事典』(1976年発行・平塚市企画室市史編さん室編集)によれば、日向岡は「日当りのよい開拓された丘陵から名づけられた」とされ「往昔、高貴な人が居住したといわれ、宝珠院の東側を通って丘陵へ出る道を現在でも御通り道といっている」との記述がある。そして現代では「閑静な住宅街」として開発され、今ではランドマークとしても定着しているが、近年は高齢化が進んでいるという。
 もちろん全てではないが、構図としては「一世代前のファミリー層が新築マイホームとして購入。その後、子どもたちは成長し、就職・結婚などにより『ふるさと』と別離。親世代が残って暮らしている」様相である。
ふるさとに愛着を
 そんな中、日向岡自治会により今回のマスコットキャラクター企画は考案された。想いは、地域住民のみんなに日向岡を「ふるさと」として愛着を持ってほしい ──。目先の目的は「自治会活動が盛り上がること」ではあるが、その先には「地域の絆づくり」があり、ひいては子どもたちが大人になっても戻ってきたくなるような「ふるさとづくり」がある。そのため、実施については全て自治会内で行われた。企画、準備、応募、投票、制作の全てである。正に住民の、住民による、住民のための活動となった。
 キャラクターデザインは「みんなで創ろう 楽しいふるさと」をテーマとした昨年の夏祭りに合わせて募集。4歳から62歳まで14通の応募があったという。投票と発表は夏祭り当日に行われ、断然トップの得票数で、美術部に所属する中学生の描いた「ひなポン」が選ばれた。
活躍するひなポン
 「日向岡に降り注ぐ太陽と、緑(自然)豊かな土地柄と、カラフルな家々」を表し、「穏やかで太陽のように暖かく、ちょっと天然で至って真面目。いつも名札をしっかりつけている」という設定のひなポン。住民らからは「可愛い」と専らの評判で、すぐに地域へ溶け込んだという。
 初登場は今年の元旦。地域で行われた駅伝の応援旗のキャラとして採用された。そして迎えた今月6日の夏祭りで本格デビューを果たし、大々的にお披露目された。全て非売品だが、いわゆる「キャラクター商品」が様々制作された。ステッカーやキーホルダー、マグネット、メガホン、うちわ、クリアファイル。夏祭りのポスターや神輿にも登場し、ひなポンがプリントされたはっぴやTシャツも存在する。繰り返すが、これらは全て非売品である。では入手方法はと言うと、「自治会活動に参加することでもらえる」のである。即ち、意図したことではなかったが結果的には「自治会活動に参加するきっかけ」となる要素へと昇華した。
広がる夢
 昨年の行事部長として企画を発案した浜野彩乃さんは「日向岡の誇りにしたい。『おじいちゃん、おばあちゃんの所にはひなポンがいるんだよ』とか『日向岡と言えばひなポンだね』と言われるように。そして一番の目的は、自分の地元に愛着を持ってもらうこと。これをきっかけに若い世代の住民が増えていけば嬉しいですね」と話す。
 ご当地キャラクターが1つ誕生しただけで、これまで行われてきた「ごく普通のイベント」も彩り溢れ、新しく見えてくる。今年のハロウィンでは自治会館での合言葉を「トリックオアトリート」ではなく「ひなポン」にするのだとか。昨年の浜野さんから引き継ぎ、「普及活動」に汗を流している平瀬円香さんも「ひなポンが介在することで初対面の子ども同士に会話が生まれたり、子どもと高齢者の話題の架け橋として会話が広がったりしています」と満足げだ。
 夢は広がり、期待は膨らむ。「次は着ぐるみを作りたい」と平瀬さん。できれば年内に、地区レクには間に合わせたいと考える。だが現実問題、予算面などクリアすべき課題は多くある。それでも、難なく乗り越えられることだろう。アイディア一つで、旧態依然としたイベントの数々が劇的に変われることを証明した自治会力があるのだから。
【写真】「ひなポングッズ」溢れる今年の夏祭り(自治会提供)

0805 2面ガラスのうさぎ像
 JR二宮駅前の「ガラスのうさぎ像」に、今年も平和への願いをこめて町民らが作った千羽鶴が飾られている。
 この像は、終戦直前の同駅への機銃掃射で父を亡くした作家・高木敏子さんの作品「ガラスのうさぎ」にちなんで昭和56年に建てられたもの。平和への思いを後世に伝えようと、6年前からこの時期に像を千羽鶴で飾る取り組みが行われている。
 今年も1日、町内の小中学校や地域の団体・個人だけでなく、町外からも集まった千羽鶴約10万2,000羽が像のそばに掲げられた。15日まで飾られる。
 また二宮町などが主催する恒例の「第26回ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい」が、5日13時から同町ラディアンホールで開催される。入場無料で、町内の児童・生徒による合唱・合奏や、アニメ「つるにのってーとも子の冒険ー」の上映もある。
◇問い合わせ=同町総務課☎71-3311

0805 2面大磯議会だより
 大磯町議会の広報紙「議会だより」の新しい題字の候補作が、今月2日から町役場の1階ロビーで展示されており、現在投票を受け付けている。
 同議会では、広報紙により親しみを持ってもらおうと5月に新しい題字を一般から募集。これに対し町内外の9人から16点の応募があった。作品には、毛筆で「大磯」と書かれたものが多いが、中には漢字をデザインしイラストが添えられたものもある。これらが全て展示されており、訪れた人に投票してもらう。得票の多い作品3点の中から、議会だより編集委員会が新しい題字を選定する。投票は17日まで。
 新題字は10月末に発行予定の次号から使われる。

 様々な体験を通じ、防災への意識を高める平塚市主催の訓練「ひらつか防災フェア」が、今月20日に市総合公園で開催される。
 これまで、市は消防や自衛隊などによる訓練を中心とした「見学型」の総合防災訓練を行ってきたが、今年からは市民が災害時に使える技術や知識を学べる「参加体験型」のフェアとなる。その理由として、従来の見学型では啓発がなかなか進まなかったことに加え、熊本地震の被災地に派遣された職員が、災害発生直後の自分自身や家庭での「自助」、自治会などの「共助」が重要であると再認識したことが挙げられるという。
 会場では、「市民が行う救出体験」「身近な物を使った応急手当体験」などのブースが設置される。また地震発生時対応訓練(シェイクアウト訓練)を、あらかじめ時刻を知らせず実際に近い形で実施する。
 市災害対策課では「子ども連れを含めて幅広い世代に楽しく参加してもらい、普段の備えを始めるきっかけにしてほしい」と話している。同フェアは20日9時から12時まで。荒天の場合は中止で、市のHPで当日朝6時までに告知される。
◇問い合わせ=市災害対策課☎21-9734

0805 2面熊本寄付
 今年4月の熊本地震で大きな被害を受けた南阿蘇村の復興を支援するとして、西湘イベント商業協同組合(森山廣明理事長)は先月28日、落合克宏平塚市長に対して義援金約100万円を手渡した。
 この寄付金は、先月の湘南ひらつか七夕まつりの約400の露店出店者から集められたもので、平塚市を通じて南阿蘇村に送られる。
 同組合では、5年前の東日本大震災の際にも新聞社を通して被災地への寄付を行ったが、市を通じた寄付は今回が初めてのこと。森山理事長は「村の復興のために使ってほしい」と話していた。

0802 2面空手
 顔や体などに防具を付けて行う空手の全国大会「全国防具空手道選手権大会」に出場することになった平塚市内の小・中・高校生10人が29日、落合市長を訪問し激励を受けた。
 全国大会に出場するのは、男子が近惣佑太さん(平塚工科高1年)、山中陸斗さん(金旭中2年)、金子 渉さん(金目中2年)、疋田 怜さん(同1年)、小礒琉聖さん(金目小4年)、冨田幸輝さん(松延小4年)、二宮伊久摩さん(金目小1年)。女子は、小礒玲美さん(金旭中1年)、古賀結衣さん(松延小4年)、古賀麻衣さん(同1年)。いずれも6月に行われた関東大会で優秀な成績を収め、11月に厚木市で開かれる全国大会に出場を決めた。落合市長を前に、選手たちは「優勝を目指したい」などと健闘を誓っていた。

sports_festa_photo_A4_A_160509ol.pdf 来春で4回目を迎える「ひらつか市民スポーツフェスティバル」の実行委員会は今年初めて、「スポーツ写真コンクールinひらつか2016」を実施することになり、現在作品を募集している。
 同フェスティバルは2年前に始まったもので、市総合公園の全施設を会場に、スポーツ体験イベントやトップアスリートによるレッスンなどが行われている催し。実行委員会ではその一環として写真コンクールを行い、フェスティバルの周知に繋げたいとしている。
 応募条件は市内在住、在勤、在学の人。作品は昨年11月以降に市内で撮影した自作で未発表のもので、締め切りは10月31日。この中から最優秀賞、優秀賞などが選ばれ、来年3月26日の同フェスティバル開会式で表彰される。また応募作は、市役所や会場で展示される予定。
◇問い合わせ=市スポーツ課☎31-3060

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 首位川崎は確かな強さを見せつけた。17位湘南も奮戦したが敗戦。その熱戦ぶりは、試合終了まで続いた大歓声に表されていた。
 一般的な視点から見れば「負けたが白熱して面白かった」「スポーツ観戦としては満足」な内容だった。だが当然ながら湘南・曺監督の視点は異なる。試合後の会見で「本当に申し訳ない」と、その目からは悔し涙が流れ落ちた。
 それほど気持ちの入った試合だった。そしてその落涙は、選手に対し、観客に対し、サッカーそのものに対し、全てにおいて本気で向き合っていることの発露であり、監督の人間性をよく表す事象でもあった。負けなければ聞けなかった言葉、見られなかった景色、感じられなかった感情もある。その価値を教えてくれる監督が育成する選手たちはこの先どんな成長を見せるのか。そして最後には笑えるのか、それとも涙するのか。そのどちらにも、必ずドラマがある。
【写真】キックオフ前に毎回行われる気合の入った円陣ダッシュ
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) 写真:湘南ベルマーレ

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 今あなたが住んでいるまちの魅力は、何か。また、どんなところが良いと思ってそのまちを選び、今後も住み続けるのだろうか。時代は東京一極集中、都市間競争、人口減少、地方創生といった言葉が何かと飛び交い「住民の取り合い」が必至となる現代社会で、限界集落とならないためにも市外町外の人にまちの魅力を知ってもらう「シティプロモーション」は必要不可欠な取り組みである。そしてここ平塚市においても今夏より、本格的に始動する。
 手段と目的の関係で言えば、手段がシティプロモーションであり、目的は「平塚市のイメージ向上や定住促進」である。その手段を実施していくにあたり、市は昨年より担当部署を設置し、企画を練ってきた。そしてこの度スローガンとロゴマークが完成。これを基に今後3カ年計画でプロモーション活動を展開していくという。
手をつなぎたくなる街
 選定されたスローガンは「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」。選定にあたっては「『平塚の地域資源(強み・魅力)を最大限に活かす』『社会ニーズに合致』『近隣との差別化』といった観点から検討を行い、『人と人との距離』に着目した」。またロゴマークについては「『ギュッとつないだ手で、一つの輪をつくる』ことで、『人と人の輪がもっと広がり、人と人の和がずっと続く』ことをイメージした」とのこと。
 そしてこの夏から本格始動するプロモーションの第1弾として、すでにスタートしているのが写真共有サービス「インスタグラム」を活用した「#hiratsukagoodフォトキャンペーン」である。仕組みとしては、平塚の魅力ある景色や思い出を収めた写真や動画を募集し、専用サイト等でそれらを順次紹介するというもの。また投稿作品の中から選ばれたものは、プロモーション動画や様々な広報媒体に使用されるという。
みんなで一緒に、楽しくPR
 「平塚を楽しみいっぱいで、友人や知人を呼びたくなるようなまちにしていきたい。もっともっと、みんなに自慢できるまちにしていきたいですね。そして、たくさんの人に平塚に来てもらって、楽しさや魅力を肌で感じてもらいたいと考えています」と話すのは秘書広報課シティプロモーション担当の下田 宏担当課長。
 「平塚は人と人がすぐに仲良くなり、みんなが手を取り合って暮らしているまち。家族や友人、恋人同士、大切な人と手をつなぐ姿がもっともっとまちにあふれるように、そしてたくさんの人に遊びに来てもらえるように、魅力あふれるまちづくりを進めていきたいと考えています」と展望を語る。今回のキャンペーンにあたっては「平塚が大好きな皆さんから手をつなぎたくなるようなグッドなシーンの投稿をお待ちしています。みんなで力を合わせてグッドな平塚を発信していきましょう」と広く呼びかけている。
 応募期間は9月30日まで。応募はインスタグラムからハッシュタグ「#hiratsukagood」を付けて、または専用サイト(http://www.hiratsukagood.jp)から投稿を。
【写真上・下】今回のキャンペーンポスター
0805 1面 写真1

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0729 2面 高校野球写真2
 県内192校188チームが参加する第98回全国高校野球選手権神奈川大会の5回戦が25日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか(平塚市大原)で行われた。会場では平塚学園高等学校と県立平塚江南高等学校が出場する2試合が開催されたが、両校とも、敗れてベスト16での敗退となった。なお江南高校が硬式野球で神奈川ベスト16に輝いたのは、同校史上初めてのこと。
 第1試合で平塚学園が対戦した相手は、第1シード校の日本大学高等学校。平学は3回までに3点を取ったものの、6回裏に追いつかれ8回裏に逆転された。その後、巻き返すことはできず、3-5で負けた。
 また、第2試合で江南高校は第2シード校という強豪、桐蔭学園高等学校と対戦。江南は1回裏から失点してしまい、4回裏の時点で0-7という状況に。中学生時代に全国優勝、最優秀選手に輝いた選手として注目を集めていた1年生ピッチャー・富田 歩君も出場し活躍したがその後得点することはできず、7回コールド負けとなった。
 江南の賀澤 進監督は試合後「ちょっと悔しい試合でしたね」と振り返った。試合にあたっては「今日は総力戦。富田がかなり疲れていて、昨日も疲れが抜けていない状況でした。1年生で、まだまだ投げ込みもしていないし体力もないので、あいつ一人に頼っちゃいけないなということで、総力戦でいこうと。他のピッチャーで何とか繋いで、かわしていこうと思ったのですがうまくいきませんでした」と苦笑いを見せた。
 また「うちのチームはベスト16を目標にしていたチームなので、その目標は達成できました」と話す同監督。試合前には、選手に対し「今日はベスト8を賭けた自分たちの決勝戦だ」と伝えたという。「横浜スタジアムに出ることがお前らにとって甲子園と同じことだ。だから今日は甲子園を賭けた戦いだ、と伝えました。だから何とかして食らいついて、勝負になるように頑張ろうと。ですが、(ベスト)16を目指したチームで、16を目指した練習しかしてなかった。もう1レベル、ランクを上げて、今度は16から試合ができるチームを目指したい」と今後の展望を語っていた。
【写真】同窓会など多くの人が応援に訪れた観客席へ一礼する江南野球部

0729 2面 プリンス 写真1
 大磯プリンスホテル(大磯町国府本郷)は20日、現在改装工事中の3号館の客室、レストラン、宴会場について2017年の春にリニューアルオープンするとし、さらにこれまでの1、2号館跡地に天然温泉を利用した温泉・スパ施設を新設し2017年の夏にオープンすると発表した。今回のような大規模リニューアルの実施は、同ホテルが開業して以来64年ぶりという。
 洋室12室の「大磯ロングビーチホテル」として開業したのは1953年8月のこと。その後1957年7月に「大磯ロングビーチ」が、1988年7月には現在の3号館がオープンした。東京から約1時間というロケーションと、眼下に広がる湘南の海。晴れた日には富士山も望める眺望などを活かし、プール、テニス、ゴルフなどを軸としたホテルリゾートとして、長年愛されてきた同ホテル。今回のリニューアル、温泉・スパ施設を新設することで「女性を中心とした層に1年を通じてお楽しみ頂ける上質な『大人のリゾート』を目指していく」という。さらに宴会場をリニューアルすることで「東京周辺で好アクセス、かつ非日常感を演出したリゾートホテルにおけるMICE需要の喚起も強化していく」とのこと。なお「MICE」とは、企業等の会議(Meeting)や報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(IncentiveTravel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字で、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称を指す言葉。
 また同ホテルでは、このほど県が推進している「新たな観光の核づくり事業」に大磯町が認定されたことなどを背景に「大規模リニューアルを実施することで横浜・箱根・鎌倉に次ぐ4番目の観光地として、官民一体となり新たな観光価値の創造を図って参ります。2017年、大磯プリンスホテルは今までのシーズンリゾートから通年リゾートへ、新たな一歩を踏み出します」としている。
◇同ホテル☎︎61-1111
0729 2面 プリンス 写真2

 県立平塚中等教育学校と平塚市立浜岳中学校・神明中学校の合わせて3校の囲碁部が、今月末開かれる小・中学校囲碁団体戦全国大会に出場することになった。
 今月10日に行われた県予選・中学校の部で優勝した平塚中等からは、齊山天彪さん(2年)前田稜太さん(3年)河内知音さん(2年)の3人が出場。また予選2位に入った浜岳中からは、鈴木信之介さん、東出教若さん、南山伊吹さん(いずれも3年)が、同6位に入った神明中から高屋敷怜史さん、奥野 真さん、石川 翔さん、吉野拓海さん(いずれも3年)が出場する。生徒らは25日、26日に落合克弘平塚市長を表敬訪問し、健闘を誓った。
 全国大会は今月31日と来月1日、日本棋院市ヶ谷会館(千代田区)で開かれる。
【写真下】平塚中等の生徒ら/(左から)浜岳中の生徒、市長、神明中の生徒

0729 2面ボルダリング
 4、5mほどの高さの壁に設置された出っ張り(ホールド)を掴みながら登っていくスポーツ「ボルダリング」。県内でもここ数年で施設が増えてきたというこのボルダリングを体験できる教室が26日、平塚市河内のクライミングジムSLOTHで行われた。
 これは、旭南公民館が親子向けに初めて開いたもの。教室には、抽選で選ばれた小学1年生から5年生の児童とその保護者5組が参加した。時折スタッフが足を掛ける場所をアドバイスしたり、子どもたちを励ましたりしていた。テレビでボルダリングを見てやってみたいと参加した5年生の男子は「次のホールドに動くのが難しいけど、楽しかった」と笑顔を見せていた。

0729 1面大磯洋館1
 明治から大正にかけ政財界の要人や資産家が別荘・別邸を構えた大磯町。JR大磯駅前にある「大磯駅前洋館」(旧木下家別邸)もその一つである。建設から100年以上経った今もなお現存し、モダンな佇まいを残すこの建物について、どこまでご存知だろうか。

 貿易商・木下建平氏の別邸として大正元年(1912年)に竣工した同洋館。敷地が三角形であることから、三角屋敷という名でも知られた建物は、平成に入ってからフレンチやイタリアンのレストランとして使われていた。
 しかし、洋館の敷地が競売にかけられようとしていたことから、歴史的な建物を保存するため平成22年に大磯町が土地を購入。平成24年には町内で初めて「国登録有形文化財」の登録を受け、続いて景観法に基づく「景観重要建造物」に指定、現在建物は町が選定した民間業者の運営するイタリアンレストラン・結婚式場「大磯迎賓館」として利用されている。
最古のツーバイフォー住宅 
 この建物の歴史的な価値はどこにあるのだろうか。同洋館が建てられた時期、町内には多くの洋館があったが、大正12年の関東大震災でほとんど倒壊したという。その際残った建物がこの洋館であり、1世紀以上前の木造洋風建築が現存する貴重なケースと言える。
 さらに、「景観重要建造物」の指定に関わる大磯町まちづくり審議会の委員を務める一級建築士・山口明宏さんによれば、同洋館はアメリカで生まれたツーバイフォー工法(壁で建物を支える工法)による国内の住宅の中で、国産木材を使用した最も古い建物という。
 また設計者はよく分かっていなかったが、最近の研究により、アメリカで国宝に指定されたパナマホテルを設計した小笹三郎ではないかと推測されているという。
 外観には当時流行のスタイルが取り入れられ、切妻造の屋根にドーマー窓、正面にはベイウィンドウ(出窓)。内部には現在6つの洋室とサンルーム、それに近年になって増築された厨房やホールなどが設けられている。海が望めるサンルームのステンドグラスや、アカンサスという花の模様で装飾されたドアノブは、山口さんによれば竣工当時のものと考えられるという。また長い間に増改築を重ねてきたが、他の新しいステンドグラスや照明も大正ロマンの雰囲気に合わせたものが使われている。
より愛される建物に
 こうした建物の魅力を知ってほしいと、山口さんも参加する市民活動団体「大磯まちづくり会議」は今年3月、町の補助金を活用してパンフレット「大磯建物語」を作成した。町観光協会などで配布されている他、町内の小中学校にも配られ、幅広く周知することで数少なくなった歴史的な建物の保存に繋げたいとしている。また洋館を会場に建物をテーマとする講演会も年に数回開かれ、山口さんは古い建物への関心が強まっていると感じるという。
 さらに町は、同洋館の雰囲気に合わせ、装飾の施された鉄製のロートアイアンの看板を設置することを決め、現在デザインを募集している。期間は来月31日まで。詳細は町のHPで確認を。
◇大磯町産業観光課☎61-4100
◇大磯迎賓館☎︎050-3385-0013

0722 2面 平和の集い
 地域の戦没者を慰霊する碑の前で、平和を誓う行事として毎年続けられている「大野地区平和を感謝する集い」(相原捨治実行委員長)が18日、今年も実施された。
 松が丘公民館(東中原)前に建つこの「大野殉国碑」は、大野町と平塚市が合併する昭和31年、同町の犠牲者25人の慰霊をするものとして建てられた石碑。建立以降、毎年慰霊祭が行われてきたが、平成8年より地区内の中学生による平和をテーマとする作文の朗読などを取り入れた無宗教行事として開催するようになった。
 21回目の今年は300人以上の住民が出席し、国務大臣の河野太郎氏をはじめ落合克宏平塚市長のほか県議、市議らも臨席した。今回の作文朗読は市立神明中学校3年の高屋敷怜史君と山口莉奈さん。そのほかアトラクションとして市内在住の音楽ユニット「アクアマリン」による演奏も行われた。

0722 2面 貴乃花優勝額 今から20年前の大相撲9月場所で優勝した貴乃花の「優勝額」が今月14日、平塚八幡宮に奉納された。なぜ貴乃花の優勝額が平塚に、そして今、奉納されたのか。
 奉納者は平塚市の第17代・18代市長(平成7年4月30日~15年4月29日)を務めた吉野稜威雄氏(75)。経緯としては、同氏が市長在任中、平成16年に完成する「ひらつかアリーナ」の建設にあたり、何か象徴的なものを飾ろうという話の中で「スポーツ施設なので国技である相撲の優勝額はどうか」「せっかくなら名横綱・貴乃花の全勝優勝のものを」と案が上がった。そこで同氏の縁で、先代の貴ノ花に依頼し快諾を得て、その後本人にも直接会って挨拶を交わし、譲り受けたという。
 だがアリーナの完成前に同氏の任期が満了となり市長職はバトンタッチとなる。いざ竣工してみるとアリーナでは「重くて飾れない」との理由から掲出されず、優勝額は行き場を失い、博物館の倉庫で長らく眠ることとなった。なお特に書面を交わして譲り受けたものではないことから、所有者は「市」ではなく、「不明」のままだった。
 それから20年の時を経て、貴乃花親方は巡業部長に就任し、今夏の巡業(入場は関係者のみ)で平塚市内を訪れる。「その際『自分の優勝額がアリーナに飾ってあるはずだ』となって『実は飾っていません』となるのは無礼な話」と同氏は考え、平塚八幡宮へ打診し、今回の奉納が実現した。
 縦3.17m横2.28m約80kg。同神社の参集殿1階と2階を繋ぐ階段の踊り場に掲げられたその優勝額は、貴乃花が全勝優勝を果たした4回のうちの最後のもの。同氏は「相撲は神事とゆかりある日本の伝統文化。そして簡単にできる身近なスポーツでもあります。ここ平塚八幡宮でこの名横綱の優勝額を見て、相撲に対する理解を深めていってほしい」と笑顔を見せていた。
 なお見学は自由だが、誰でも入れる場所ではないため、希望者は社務所で申し出を。
◇平塚八幡宮☎︎23-3315
【写真】奉納した優勝額の前で笑顔を見せる吉野氏

0722 2面福島の受け入れ1
 原発事故の影響が残る福島県内から、子どものいる家庭を平塚市に招いて、普段あまりできない外遊びなどを楽しんでもらう活動を続ける市民グループ「福島の親子とともに・平塚」(小嶋倫子代表)。この夏も6家族28人を受け入れる予定で、今月末には招かれた家族と地域との交流会も開催される。
 同団体は2012年10月の設立で、学校の長期の休みなどに約1週間ずつ、これまでに福島市や郡山市などから延べ42家族132人を受け入れてきた。団体では寄付金を基に、福島からの交通費の一部を補助し滞在費を無料とするほか、スタッフとボランティアによる食事の用意や市内の公園などへの送迎を行っている。
 これまでの参加者からは「海や山、公園などで飽きるまで遊び、福島ではできないことができて本当に良かった」「放射能を気にせず(子どもが)土や葉っぱを触れる」などの感想が寄せられているという。
 受け入れを希望する家族はまだ多いというが、活動開始から4年が経ってスタッフの人数が減ってきているため、小嶋さんは「新しい人に活動に入ってもらえたら有り難い」と話している。
 また今月30日(土)には、神奈川の人たちに福島の現状を知ってもらうための地域交流会を金目公民館で開催する(10時から)。滞在中の福島からの家族に話を聞いた後、近くの金目川で一緒に昼食を取り川遊びを楽しむ予定。問い合わせ・申し込みは代表の小嶋さんまで(☎︎090-6798-7534)、28日締め切り。小嶋さんは「福島から平塚市内などに避難されている方にもぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
【写真上】福島からの親子による感謝のメッセージ
【写真下】今年春の保養の様子(「福島の親子とともに・平塚」提供)
0722 2面福島の受け入れ2

0722 2面大磯いのちの授業
 小学生が胎児の育つ過程や出産時の様子を知ることで、命の大切さを学ぶ「いのちのはなしの授業」が今年度から大磯町で始まり、15日には町立大磯小学校で行われた。
 授業には6年生の145人が参加し、最初に小さな受精卵が胎児に成長する様子などについて説明を受けた。また来月出産予定の女性の話やその胎児の心音を聞いたり、新生児と同じ重さの人形を抱っこするなど、出産に関する様々な体験をした。
 その後上演された紙芝居には、出産時、母親だけでなく赤ちゃんも命がけで頑張って生まれてくる様子が描かれていた。
 講師の助産師・岩下奈美さんは、そうした「生きる力」を子どもたち自身が持っていることや周りの人に喜びや幸せを分け与えていることを伝えた。そして「生きているだけで100点満点」という言葉を紹介し、「つらく悲しいことがあっても思い出して心の支えにしてほしい」と呼びかけていた。

0722 3面二宮ヤマユリ
 二宮町立一色小学校(百合が丘2−7)の敷地内「友情の山」に群生しているヤマユリ約300本が今月一般公開される。公開は23日、24日、30日、31日の10時から15時まで(雨天中止)。二宮町によれば、開花が遅れ見頃を迎えるのは来週になりそうという。公開前日の22日には専門家による講演も。問い合わせ=町地域政策課☎71-3311
【写真】二宮町提供

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 決勝の地、甲子園を聖地とする全国高等学校野球選手権大会が始まった。ここ平塚においても、神奈川大会の一部が開催されており、連日熱い戦いが繰り広げられている(7/26まで)。そして同大会が終わるとまた、熱い戦いがここで始まる。それが、決勝の地を平塚とする「第2回全国女子中学生硬式野球選手権大会」(7/28~30、入場無料)だ。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、マドンナジャパンの志村選手、石田選手へのインタビューをお送りします。今回の番組は7/25(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 女子野球とは、そもそも何か。それは読んで字の如く女性が競技する野球の意であり、ソフトボールとは別の競技である。国内の競技人口は近年増加傾向にあり、2009年には女子プロ野球が誕生。アマチュア界では高校・大学・クラブチームの日本一を決める全国大会(硬式)が毎年愛媛県松山市で開催されており、今年で11回目を迎えている。昨年第1回大会として、中学(硬式)日本一を決める大会がここ平塚で始まったのも、その人気の証左である。
女子野球の魅力
 そして競技レベルも世界的に高い。今年9月に韓国で開催される第7回WBSC女子野球ワールドカップに出場する日本代表選手いわゆる「マドンナジャパン」のメンバーが今月14日に発表されたが、日本は同大会4連覇中という実力である。では女子と男子の違いは何か。女子野球の魅力を、マドンナジャパンの外野手・志村亜貴子選手と内野手・石田悠紀子選手に聞いた。
 兄から影響を受け10歳の頃から野球を始めたという志村選手は「男子と比べればスピードやパワーは劣りますが、野球に対する熱い想いは女子野球の方が伝わると思います」と話す。また同じく兄の影響で5歳から始めたという石田選手は「選手同士や観客席との一体感は感じます。そしてポジションは完全分業制ではないため、キャッチャーをやっていた選手がピッチャーをすることもあったり、観ていて面白いと思います」と語ってくれた。
平塚は聖地となれるか
 そんな彼女たちが所属する社会人野球チームを含め大学生、高校生が年に一度、日本一を競っているのが松山で開催されている大会である。そしてそれよりも一つ若い世代の大会として位置付けられ、未来のマドンナジャパンが多く出場するであろう大会が、昨年に続き平塚で開催される中学生大会である。但し、毎年平塚で開催されると決まっているわけではないという。関係者によれば、全国各地から数多く訪れる選手や関係者の宿泊、飲食などその経済効果もあってか、大会誘致は平塚だけに限らず、引く手数多とのことである。
 男子の高校野球は甲子園。女子の高校・大学・社会人野球は松山となりつつある。さて、女子中学野球の聖地は、今後どの地で収まるか。この先の話は、まずは今年の盛り上がり次第である。
第2回全国女子中学生硬式野球選手権大会
◇日程=7/28(木)~30(土)
◇会場=バッティングパレス相石スタジアムひらつか、東海大学硬式野球部グラウンド
※詳細は主催の一般社団法人全日本女子野球連盟のホームページで確認可

【写真下】日本代表の志村選手(左)と石田選手

0715 私は今
株式会社 サトーメガネ 代表取締役佐藤泰輔さんからのご紹介
竹内陽平さん
湘南整形外科 理学療法士
 平塚市立野町に移転した湘南整形外科で理学療法士として勤務しています。これまで数多くの痛みを抱える方々と向き合ってきました。痛みの緩和には心のケアの重要性も日々感じており、皆様には少しでも痛みのない生活を送って頂きたいという思いで治療させて頂いております。また私自身も趣味のサーフィンやスノーボードを幾つになっても続けられるような身体作りをしていきたいと思います。今後も皆様との繋がりを大切にしていきたいです。

0715 2面 七夕写真3 今月8日から10日まで、3日間にわたって開催された「第66回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。今年は最終日が天候に恵まれ、昨年よりも10万人ほど多い約155万人が訪れたという。
 今年の七夕飾りコンクールには、171本が参加。4月の地震で被災した熊本を応援するための「くまモン」の飾りや、オリンピックに関連したものが多く飾られたほか、平塚出身の関取・朝弁慶やラグビーの五郎丸選手など話題となったテーマの飾りも出された。このうち中心街昼の部では、今年の大河ドラマ「真田丸」を取り上げた株式会社オーイズミダイニングと「夏の思い出」をテーマにした株式会社片野屋が特選に選ばれた。夜の部では、同じく片野屋と昔話「桃太郎」を題材にした株式会社梅屋が特選となった。
 また地区別の部で1等に選ばれたのは、平塚市しらさぎ保育園、城島ふれあいの里、土屋公民館と松原公民館。市民飾りの部では平塚市立春日野中学校が、子ども飾りでは大神保育園が1等に選ばれた。
 オリンピックイヤーとなる今年のパレードには、リオデジャネイロ五輪のテニス女子ダブルスに出場する穂積絵莉選手が参加した。また昨年の織り姫・松本浩代さんが現役プロレスラーであることから、今年初めて平塚七夕プロレスを開催。松本さんは女子プロレス界で活躍するアジャコング選手とのタッグマッチで会場を沸かせ、まつりの盛り上げに一役買っていた。
写真=いずれも平塚市提供
0715 2面 七夕写真2

0715 2面ベルマーレ給食1
 給食を食べて湘南ベルマーレの選手を応援しようと、小学生が考えたメニューを盛り込んだ「湘南ベルマーレ応援給食」が6日、平塚市立相模小学校で提供された。当日は同クラブの山田直輝、藤田征也、島村 毅の3選手も同校を訪れ、給食を試食した。
 このメニューは、市内の小学生から集められた250点の中から最優秀賞に選ばれた同校6年の村田みゆさんが考案したもの。献立は、平塚産のトマトとナスを使ったキーマカレーや同じく平塚産のきゅうりが入った野菜サラダなど。村田さんは「キーマカレーはお母さんが家でよく作るので選びました。料理には夏野菜をなるべく使うようにしました」とポイントを挙げた。
 給食を食べた3選手は「これを食べて勝ったと言えるよう頑張ります」と決意を新たにしていた。
【写真】(左から)山田選手、村田さん、藤田選手、島村選手

0715 2面美術館
 様々なトリックを使って見る人を楽しませる作品を集めた「不思議なアート トリック トリック ハッ!とトリック」展が現在、平塚市美術館で開かれている。
 同館では、「だまし絵」で有名なエッシャーや現代アートの作家を中心とした29人の作品約80点を展示。このうち森村泰昌の『肖像(ヴァン・ゴッホ)』は、一見すると有名なゴッホの自画像をまねた絵のようだが、実はそう見えるように扮装した様子を写真に撮った作品。また深堀隆介の『金魚酒 命名 紬』は、薄く樹脂を塗った上に絵を描く作業を繰り返して出来上がったもので、金魚がまるで本物に見えるオブジェ。このほか、じっくり鑑賞することで面白さを実感できる作品も多く展示されている。来月28日まで(月曜休館。ただし18日は開館、19日休館)。
 同館ではこれに合わせ、作品の公開制作や深堀氏などによるワークショップも予定している。◇問い合わせ=同館☎35-2111

0715 2面平塚空襲展
 71年前に平塚が空襲された7月16日を前に、その被害と平和の尊さを伝える「平和普及展」が平塚市役所1階の多目的ホールで開催中だ(7月15日まで)。
 16日深夜から17日未明にかけて平塚市に投下された焼夷弾は約40万本。市民300人以上が犠牲になった。同展では、空襲で破壊された海軍火薬廠や、焼け野原になった市街地にぽつぽつとバラックが建っている様子などを撮影した写真パネル18枚が掲げられ、当時の被害を伝える。このほか空襲を受けた地域を示す地図や焼夷弾の実物などの資料も展示されている。
 平塚市は来月15日までを平和月間とし、様々な平和事業を実施する予定だ。

0715 2面 横断幕
 リオデジャネイロオリンピックに出場する市内在住の穂積絵莉選手(テニス女子ダブルス)とベイカー茉秋選手(柔道男子90kg級)を広く市民に周知し、応援するとして平塚市は12日、市役所など市内公共施設にエールを送る横断幕を設置した。なお設置箇所は各公民館、トッケイセキュリティ平塚総合体育館、ひらつかサン・ライフアリーナ、桃浜町庭球場、田村軟式庭球場。設置は8月21日(日)までを予定している。

0715 2面ハンドサイン
 湘南ひらつか七夕まつりの開催前日の7日、平塚市中央公民館では前日祭として、市内の福祉施設の入所者などを招待したチャリティコンサートが開催された。出演者は、作曲家や歌手として知られる平尾昌晃氏をはじめ、平塚出身の手話ダンスグループHANDSIGNなど。会場には市長や織り姫も駆けつけ、コンサートを盛り上げた。

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 祭りの季節。この時期になると平塚市須賀地区(千石河岸・札場町・高浜台・幸町・夕陽ケ丘)から聞こえてくる唄がある。テンポは「アンダンテ」(歩くくらいの速度)より速い「モデラート」程度で、七五調の歌詞。この土地で300年以上、祭りなどのハレの日に、高らかに吟じられてきた「相州須賀甚句」である。
 須賀地区は古来より漁業、海運で栄え、江戸時代には「須賀千軒」とも称されるほど賑わった港町。多くの人が行き交い多様な文化が交流する中で、地元の人たちに歌い継がれてきた民謡がアレンジされていき、江戸時代中頃には今日歌われている須賀甚句の原型ができた、と考えられている。
 同地区の総鎮守として親しまれてきた平塚三嶋神社(夕陽ケ丘)の例大祭「須賀のまつり」における神輿渡御は、古くは厳かな儀式だったそうだが、近代以降、須賀甚句が取り入れられ、威勢の良い担ぎ方に変わっていったという。ではその甚句とは、どんなものか。
甚句の構造
 同神社が販売する『相州須賀甚句 湘南地方の甚句』(1,200円、税込)の中には13曲の甚句が収録されており、歌詞の内容は漁業や恋愛など様々あるが、基本的に全ての甚句は同じ構造を持つ。
 1曲目の『須賀の名代』から抜粋すれば、まず冒頭は歌い手による「セエ~、須賀の名代は」と入り、担ぎ手による威勢の良い合いの手「アーイヨー」が続く。その後は「西に駿河の富士の山」といった七音・五音の歌詞に「ア、ヨイショー」のセットが複数回繰り返される。締めの部分で長めに歌われる七音・五音には、途中から「ドッコイドッコイ、ドッコイドッコイ」の合いの手が入り、盛り上がりつつ一つの甚句は終わる。
受け継がれ、広がる
 中にはオチのある冗談めいたものもあるなど、明るくノリが良く活気溢れる須賀甚句。少なくとも300年以上、この地域で祭りや祝い事の度に歌われ、愛され続けてきた。そのように甚句が日常生活と密接な関係にあるこの地では、必然的に祭り好きや神輿好きな子も多く育つとのことで、後継者不足問題とは無縁という。宴席などで誰かが甚句を歌い出すと、割り箸を担ぎ棒に見立てて、その場で足踏みを始める人もいるのだとか。
 そのように長きにわたりこの地域で受け継がれてきた甚句も、現代では広がりを見せる。後世に残そうと同神社がカセットテープに収録したのが40年前。今ではCDとして、神社HPで紹介し販売しているが、これが好評という。
文化をつくる
 まとめ買いをした人や「自分の地域でもアレンジして歌いたい」という人。また、神輿がなかった地域で、このCDをきっかけに神輿を制作し、神輿文化が生まれたケースもあるという。全国とまではいかないが、東北から九州まで、須賀甚句は伝播しているのである。
 同神社の岩見紀孝宮司は「昔から地域に愛されている甚句ですので、これからも熱い想いを受け継いで頂きたいと思います。そして地元だけに止まらず、幅広く聞いて頂き、須賀の文化をより多くの人に知って頂ければ有り難いですね」と話していた。なお今年の「須賀のまつり」は16日(土)と17日(日)。祭りクライマックスとなる同神社での宮入(17日、19時30分~)の際には、甚句を愛する氏子により設置されたというこだわりの音響設備から流れる生の甚句を聞くことができる。
 神事次第など詳細はHPで。問い合わせは同神社☎︎22-3510へ。

マコピーヌ2
松元しのぶさん
ビスキュイテリ マ・コピーヌ オーナー
 マ・コピーヌを開業してもうすぐ13年。様々な場面で多くの方にお世話になり、関わった全ての皆さんに感謝です。いろいろな菓子店がある中、「ここのお菓子を食べたい」「大切な人に差し上げたい」と、わざわざマ・コピーヌを選んで頂き大変嬉しく思います。日頃の小さな誠意の積み重ねの上に成り立つ信頼関係を大事に仕事をして参ります。
平塚市西八幡3-5-6
TEL:0463-24-1822
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『日本で一番悪い奴ら』
監督:白石和彌 脚本:池上純哉
出演:綾野剛/YOUNG DAIS/ピエール瀧/中村獅童 他
109シネマズ湘南ほか全国公開中。 北海道警といえば、裏金事件や本作の基となった実話、つい先日も現職警官が覚せい剤摘発情報を密売の仲介人に流した事件があり、何かと世間をお騒がせしているイメージが強い。所轄署の縄張り意識は、横山秀夫の警察小説やドラマでも最近よく描かれているが、中央から離れ、海を跨いだあちらは、警察機構も独立自治のような雰囲気を醸し出しているのかもしれない。しかし、綾野剛演じる本作の主人公・諸星は生来、マジメな人間である。柔道の腕を買われて道警にスカウトされ、道警柔道部を全国一位に導いた。公共の安全を守るため、立派な警察官をめざして、尊敬する上司の教え通りに、裏社会に近付き、覚せい剤や銃器摘発を捏造してまで検挙数を稼ぐ。それもこれも、市民を犯罪から守るため……、うん、なんかおかしいぞ。綾野剛はミイラ取りがミイラになっていく男の生き様を、時に軽妙に、時に暴力的に、時に狂気を孕んで、泳ぐように演じてみせる。『県警対組織暴力』などの東映実録やくざ路線テイスト満載なのに、製作は日活なのもご愛嬌だ。

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文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 第66回湘南ひらつか七夕まつりの開催に協力するとして、一般社団法人平塚建設業協会(佐藤豊明会長)と日産車体株式会社(木村昌平代表取締役社長)は先月29日、同まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)に対し寄付金やバリケードの寄贈を行った。
 平建協が寄贈したのは、10万円の寄付金とバリケード30基。併せて同協会からは、熊本地震で被害にあった南阿蘇村の復興に役立ててと、義援金も寄付された(写真上)。また日産車体からは総務部・中津川隆則部長より七夕まつりに対し100万円が寄贈(写真下)された。落合市長は両者に対し「毎年ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えていた。

0708 2面婚姻届
 七夕まつりを前に平塚市は、七夕飾りをあしらった独自の「まちキュンご当地婚姻届」を先月29日から導入した。県内の自治体では初めてとなる。
 これは湘南地区の結婚式場などでつくる湘南ウエディング協議会や公益社団法人平塚青年会議所のメンバーの働きかけをきっかけに作られたもので、届出を行う人のうち希望者が利用できる。用紙の周りには、色とりどりの短冊や提灯などの七夕飾りが描かれている。また提出用とは別に手元に置いておける「ふたりの記念用」は、星がまたたく夜空も合わせてモチーフとされた。市の担当者は「平塚在住の方だけでなく、全国の幅広い方々に『可愛い』と用紙を使ってもらうことで平塚のPRに結びつけば」と話していた。
 この用紙は市役所の窓口で配布されるほか専用サイトからダウンロードもできる。全国の市区町村で届出可能で、平塚市役所でこの用紙を使って届出すると、ホテルでの記念撮影やペアランチ券の特典がある。
 平塚市における婚姻届の提出件数は、ここ数年1100~1200件ほどとのことで、落合克宏市長は「そのうちの10~15%ぐらいは、これを使って出してもらえたら」と期待を寄せた。
 29日の午後には、早速1組のカップルが用紙を受け取りに市役所の窓口を訪れ、「平塚らしくて可愛い」と感想を話していたという。
写真=いずれも平塚市提供 
0708 2面婚姻届2

0708 2面穂積選手 平塚市在住のプロテニス選手・穂積絵莉さん(22)が、リオデジャネイロオリンピックのテニス女子ダブルスへの初出場を決め、5日、落合平塚市長を表敬訪問した。
 小学校1年生からテニスを始め、17歳でプロに転向した穂積選手。2014年仁川アジア大会ではシングルスと団体で銅メダルを獲得。昨年からは女子テニスの国別対抗戦フェドカップの日本代表に選出されている。また今年はWTAツアーのダブルスで初優勝したほか、全仏オープン、ウィンブルドンのダブルス本戦にも出場し、いずれも2回戦に進出した。
 穂積選手は「積極的に攻めていくのがプレースタイルです。出るからにはメダル目指して頑張りたい」と抱負を語り、落合市長は「思う存分平塚で培ったものを出して頂けたら」と激励した。

0708 2面ひらコロ
 平塚産の農水産物を使った商品づくりを目的として、国の「地域産業資源活用事業」の認定を受けた平塚市の鳥仲商店が、同事業の第2弾として開発した「ひらコロ☆メンチ」が今月発売される。
 この事業では昨年、湘南しらすなどを使った「ひらコロ」が誕生している。「ひらコロ☆メンチ」には平塚産の枝豆を使用。市内の城島地区を中心とした生産者約70戸から、これまで規格外のため出荷されなかったものを集め、それを湘南しらすの茹で汁で湯がいて使う。また同じく平塚産のジャガイモ・キタアカリと市内の豆腐店の木綿豆腐を加えて柔らかく仕上げている。
 「ひらコロ☆メンチ」は3個入り270円、6個入り500円(いずれも税込)で、8日からの湘南ひらつか七夕まつりで発売される。9月までの季節限定。

 今秋開幕するプロバスケットボールのBリーグ1部で戦う「横浜ビー・コルセアーズ」を学校給食で応援しようと、平塚市教育委員会は5日、事前に市内小学生から募集していたメニュー案の審査会を実施し、優秀賞2作品を決定した。応募総数は16校225点(333人)。審査には、球団の植田哲也代表や小学校長、栄養士らが参加した。
 優秀賞に選ばれたのは、松が丘小6年2組のチーム「MRM」と富士見小4年2組のチーム「富士見コルセアーズ」による2案。松が丘小チームは「勝利の波に乗りもえろ!横浜~」と題し、リング型パン、3ポイントボール(ミートボール3個)、コルスサラダ(平塚産のキュウリとキャベツ使用)、宝箱スープ(平塚産のもやしと小松菜使用)を献立とした。一方、富士見小チームは「連勝めざせ!横浜~」と題し、ココア揚げパン、シュウマイ、豚汁(平塚産のダイコンと長ネギ使用)を献立とした。ちなみに提供の際には、両メニューに「ビー・コルセアーズゼリー」というオリジナルのデザートが添えられるという。
 なお選ばれた2案はリーグが開幕する今年9月と平塚シリーズが開催される来年2月の2回に分け、市内全28校で提供される。

0708 2面ベルマーレ&ららぽーと
 湘南ベルマーレと今年10月開業の「ららぽーと湘南平塚」を運営する三井不動産商業マネジメント株式会社は2日、オフィシャルクラブパートナー契約の締結を発表した。
 今後両者は、ベルマーレ選手も参加するサッカー教室の開催など様々な形で協力していくという(詳細については、本紙22日号の「ららぽーとジャーナル」で紹介)。

0708 2面幼稚園父母の会
 平塚市私立幼稚園父母の会連合会(香取康子会長)は4日、各園の保護者からの要望をまとめた要望書を平塚市に提出した。
 今年度は、アスレチックの再設置など高麗山公園の再整備を含め4点を要望。落合克宏平塚市長は「湘南平は大きな観光資源。魅力アップを図りたい思いはあるので検討させて頂きたい」と話した。

0708 1面 写真1
 湘南に夏の到来を告げる「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)のオープニングセレモニーが4日、行われた。セレモニーでは毎年恒例、スタッフの掛け声を合図に地域の子どもたちや首都圏OLらが歓声と水しぶきを上げながら「波のプール」へと駆け出し、初泳ぎを楽しんだ。

 今夏は、昭和32(1957)年7月に開業した大磯ロングビーチが迎える59周年の夏。今年も同所では、個性豊かな9のプールをはじめ様々なグルメやイベントなど、盛りだくさんの楽しさが待っている。
子どもも大人も大満足
 湘南の海が一望できる絶景のスタート地点から、全長140m高低差15mのコースを一気に滑り降りるスリル満点の「ウォータースライダー」をはじめ、本物の海のような波が押し寄せる広々とした「波のプール」。また、ボートや浮き輪に乗ってゆったりリゾート気分が味わえる「流れるプール」のほか、高所からダイナミックに飛び込めるスリルと開放感満点の「ダイビングプール」など、1日中遊べる楽しいプールの数々がここにはある。また例年通り、7月中は幼児料金が無料の「キッズフリー」が実施されているので、お見逃しなく。
ホテルの食事も楽しめる
 なお今年は、会場内で大磯プリンスホテルの食事が楽しめるオーシャンビューのテラスも登場する。これまでプール利用者が入店できた同ホテルのレストランは中国料理「李芳」のみで、水着の上に上着の着用が必要だった。また「メインダイニングルーム」はホテル利用者のみ入店可能だった。だが同ホテルでは、「プールのみ利用の来場者に対してもホテルの食事を堪能してもらいたい」との想いから、海が一望できるエリアでホテル内2店舗、ラウンジ1店舗の一部メニューが食べられるオーシャンビューのテラスを16日(土)から開始することとなった。利用可能時間はランチタイム(11:30A.M.~4:00P.M.)で、メニューは「マッサマンカレー」(1,300円)や「ハワイアンMIXプレート」(1,500円)、「エビのマヨネーズ炒め和え」(2,600円)など。
 大磯ロングビーチ59周年の夏。毎年訪れる人も、初めて訪れる人も。大切な人と今年最高の笑顔をつくりに、水の楽園へ──。
営業案内 ◇営業期間:9/11(日)まで。9:00A.M.~5:00P.M.◇入場料金:1日券=おとな3,700円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8/11~8/16、8月中の土日は2,000円)◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎︎61−7726(9:00A.M.~5:00P.M.)
チケットプレゼント
同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で読者25組50名様にプレゼント(当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます)。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。7月19日(火)必着、3営業日以内に発送予定。※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

0708 3面 市民プラザ壁画
 ひらつか市民プラザの壁面に、七夕をテーマとする壁画が完成した。目的はイメージアップと地域活性化。デザイン案は、平塚市観光協会(事業主体)と市商業観光課、施工業者によるもので「中心商店街への動線の一つに天の川を配し、織り姫が人の流れを導いていくようなデザイン」とされた。

0708 3面 平工
 ソーラーカーの全国大会で6連覇中の県立平塚工科高等学校(片受健一校長)社会部を支援するとして、平塚北ロータリークラブ(上原公夫会長)は先月29日、同校を訪れ、30万円を寄贈した。同部は来月6日に三重県鈴鹿市で開かれる大会で7連覇を目指す。支援金は車体整備に使用される。

0701 私は今
バイオセラピー 躰整館~TAISEIKAN 佐藤史人さんからのご紹介
佐藤泰輔さん
株式会社 サトーメガネ 代表取締役
 平塚で生まれ育ち、2年前に祖父の代から続く「サトーメガネ」の三代目として父からバトンを引き継ぎました。今年で63年目を迎えられることは偏に地域の皆様のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。少しでも地域の皆様のお役に立てる様、より良い店づくりを目指していきます! ぜひ遊びに来てください。最近、少し運動不足なので、また趣味のサーフィン、サッカーを始めたいと思っています。どこかで見かけたらぜひ声をかけてください。

0701 2面 七夕切手1
 毎年七夕まつりの開催時期に合わせ、数量限定で販売されるオリジナルフレーム切手の販売が今年も始まった。
 販売10年目を迎える今回、題材として採用されたのは「七夕まつりと平塚の四季」。デザインには今年も「湘南ひらつか観光風景写真コンクール」(平塚市観光協会主催)の入選作品が使用され、七夕飾りのほか渋田川の桜(春)、湘南ひらつか花火大会(夏)、金目から望む富士山(秋)、総合公園の日本庭園(冬)の写真が選ばれた。
 1シート(52円切手×10枚)は930円。平塚市、大磯町、二宮町、中井町の28局で1200部のみ限定販売。七夕まつり期間中は紅谷局前と平塚信用金庫前でも販売される。問い合わせは日本郵便株式会社南関東支社☎︎044-280-9118へ。
【写真下】先月22日、落合市長へ切手を寄贈した日本郵便(株)南関東支社の皆さん
0701 2面 七夕切手2

0701 2面湘南の輝き
 甘みが強く贈答用として人気のハウスみかん「湘南の輝き」。お中元シーズンを前にした先月23日、今年の出荷が始まった。
 このみかんの出荷の基準は糖度12度以上で、ピーク時には糖度が15度を超えることもあり、酸味が少ないため甘みを強く感じられるという。現在大磯町と二宮町の6軒の生産者により栽培されており、生産者によっては約2カ月間水を与えないようにするなど糖度を高める工夫をしている。
 JA湘南みかん選果場(大磯町生沢)に出荷されたのは約2500㎏。同組合の職員らが手でチェックして色や形の良いものを選別し、7種類の大きさに分けて箱詰めした。
 ハウスみかん組合の守屋 隆組合長によると、冬の間天候に恵まれ日射しを多く浴びたことから出来は良く、今回出荷した分もサンプル調査で糖度が13度あったという。
 出荷は9月上旬まで続き、同選果場やJA湘南のあさつゆ広場では1.25㎏(10~15個)入り2,350円(税込)で販売される予定。問い合わせ=同選果場☎73-1366

0701 2面二宮高校 2
 今回の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、選挙をテーマとする総合的学習の授業が先月28日、県立二宮高等学校で行われた。
 この日はまず、二宮町選挙管理委員会の二見敏夫さんが同校の3年生約260人を前に、実際に使われる投票箱を見せながら、選挙の仕組みや投票の流れについて講演した。二見さんは「投票の際は、自分で考えていろんな情報を集め、意見が違う人と意見交換し、議論しながら決定していく過程が必要です」と説明した上で、選挙権を持つ生徒に投票を呼び掛けていた。
 続いて各クラスに分かれ、架空の市長選挙を題材にグループでの話し合いが行われた。この中で生徒たちは、各候補の公約を比較したり自分が投票する理由を説明するなどして選挙に対する理解を深めていた。

0701 2面 6月期末手当 平塚市、大磯町、二宮町は6月期の一般職員の期末勤勉手当と特別職・議員の期末手当の支給額を発表した。
 一般職員の支給率はともに前年比0.05カ月増の2.025カ月。昨年度は人事院勧告による期末勤勉手当の年間増加分を12月期でまとめて支給していたが、今年度は6月と12月にそれぞれ振り分けたことから、昨年度に比べて支給率が増加した。
 平塚市の特別職の支給額に関しては昨年度も減額されたが、財政状況が厳しく今年度の予算編成で10%削減が行われたことなどから、さらに減額率が大きくなっている。

0701 2面 トノックス2
 県が進めている「薄膜太陽電池普及拡大プロジェクト」の一環で、導入事例を視察するとして先月22日、黒岩祐治知事が株式会社トノックス(平塚市長瀞、殿内荘太郎取締役社長)を訪れ、工場見学や意見交換を行った。
 市内に本社と本社工場を構える同社は、警察車両や消防車両など特装・特殊車両の設計開発、製作をはじめ道路・トンネルの非破壊検査事業などを手掛ける企業。同社の太陽電池設置における特徴として挙げられていたのが「老朽化した大波スレート屋根に設置するための軽量化」である。工場の屋根は昭和50年頃のものとのことで、積載荷重の軽量化が不可欠だったという。
 そこで同社では超軽量太陽電池を採用し、他社と企画した専用のアルミ架台を使用することで軽量化を実現。従来では設置できなかった折板屋根や波型スレート屋根に、比較的安価での設置を可能とした。工場全体で約7000㎡に太陽光パネル約6000枚を設置した同社では、昨年度の1年間で大きなトラブルもなく稼働し、メーカー予測発電量の122%を達成している。発電した電力は全て売電となるが、その量は一般家庭の約400世帯分で、平塚工場における使用量の51%に上るという。
 視察を終えた黒岩知事は「今後は自立型でエネルギーの地産地消ができる分散型エネルギーシステムの導入も進めていきたい」と新たな取り組みについても語っていた。
【写真下】黒岩知事(左)を案内する殿内社長
0701 2面 トノックス

0701 1面 写真
 今年で第66回目を迎える平塚名物「湘南ひらつか七夕まつり」がいよいよ来週、開幕する。開催期間は7月8日(金)から10日(日)の3日間(10時~21時、最終日20時まで)。今年も例年通り、様々なイベントやグルメ、七夕飾りが平塚の夏を盛り上げる。
 七夕飾りは今年も中心商店街に約500本(「湘南スターモール」には84本予定)が掲出され、事務局では来場者数については例年並みの「3日間で160万人」を見込んでいる。露店についても昨年と同じく約400店が並ぶという。
今年はプロレスも!
 今回の特徴としては、まず話題を集めそうなイベントが「平塚七夕プロレス」(10日13時~、見附台広場、観覧無料)だ。前回の湘南ひらつか織り姫でプロレスラーの松本浩代さんがアジャコング選手とタッグを組み、AKINO選手&花月選手と対戦する試合をメインイベントに、全3試合が特設リングで行われる。歴史ある平塚の七夕まつり史上、初の試みをお見逃しなく。
 また、オープンカーによる織り姫と音楽隊のパレード(9日10時30分~、湘南スターモール)が好評であるとのことから、今年は規模を拡大。昨年出演した陸上自衛隊東部方面音楽隊や地元小学生のSOZENマーチングバンドなどに加え、6年ぶりとなる東海大学吹奏楽研究会も参加するなど、さらに充実したものとなる。そのほか、公募で選ばれたアマチュアミュージシャンらがパフォーマンスを披露する「見附台広場七夕ステージ」には、地元出身の手話ダンスグループ・HANDSIGNも出演する(10日16時~)。
今年も多くの「市民参加」
 見附台広場では、「たからいち~出会い・願いの広場~」として今年も平塚青年会議所による飲食スペースが設けられ、地元飲食店約20店舗による七夕をテーマとした創作料理が提供される(3日間)。また市民センター東側の見附町駐車場では、平塚商工会議所青年部による「食・憩・遊」をテーマとしたゲームやグルメが楽しめるチャリティーイベント「平塚商工会議所青年部チャリティーフェスタ」も開催される(9日、10日)。
 さらに今年は、以前の七夕まつりでは目玉の一つであった「巨大恐竜ロボット」が復活する。これは、有志で協賛金を募って、恐竜ロボを復活させようというプロジェクトから実現したもの。恐竜は3日間、見附台広場にて展示される。
 なお今年も、来場者の誰もが審査員として投票できる、QRコードを利用した「七夕飾りコンテスト」が実施される(導入4年目)ので、参加して楽しんでみては。
 昨年は晴天に恵まれなかったが天候に関係なく盛り上がる平塚の夏の風物詩。今年も家族と友人と恋人と。年に一度の思い出をつくりに会場へ。
◇交通関係
◎JR=平塚駅北口下車 ◎駐車場=相模川河川敷駐車場(無料、駅南口までシャトルバス=大人100円・子ども50円)、崇善小学校臨時駐車場(1回1,000円) ◎駐輪場=見附台公園と錦町公園に臨時開設。駅前大通り線の自転車ラックは西側のみ閉鎖。

写真提供=平塚市観光協会
主なイベント
8日(金)
10:00~ 開会式(市民プラザ前交差点特設ステージ)
10:30~ 七夕おどり千人パレード(湘南スターモール)
11:00~19:00 たからいち~出会い・願いの広場~(見附台広場)
9日(土)
10:00~18:00 平塚商工会議所青年部チャリティーフェスタ(見附町駐車場)
10:00~19:00 たからいち~出会い・願いの広場~(見附台広場)
10:30~ 織り姫と音楽隊パレード(湘南スターモール)
10日(日)
10:00~18:00 平塚商工会議所青年部チャリティーフェスタ(見附町駐車場)
10:00~18:00 たからいち~出会い・願いの広場~(見附台広場)
11:10~ 七夕ウェディング(紅谷町まちかど広場)
19:00~ 閉会式(紅谷町まちかど広場)
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局
☎︎0463-35-8107
☎︎0463-36-2288(8日~10日のみ)
見附台広場七夕ステージ
8日(金)
11:00~11:45 台湾/宜蘭(ルビ:イーラン)青少年国楽団
11:45~12:00 第66回織り姫PR
12:00~12:30 さかなかさん(ギター&ボーカル)
13:00~13:30 神奈川県警音楽隊・カラーガード隊
14:00~14:45 台湾・宜蘭青少年国楽団
15:00~15:30 生活便利Goods(バンド)
15:30~16:00 第66回織り姫PR
16:00~16:30 Southbaund Elephants(アコースティックユニット)
17:00~18:00 MILLEA(ボーカル)
9日(土)
10:00~10:30 ドラえもん 握手・撮影会①
10:30~11:00 PLMBA(バトントワリング)
11:00~11:30 プリティキッズ&B-Girls(キッズダンスとママ達のチアダンス)
11:30~12:00 MAYUMI GOTO(ライブペインティング)
12:00~12:30 ドラえもん 握手・撮影会②
12:30~13:00 陸上自衛隊高等工科学校(太鼓演奏)
13:00~13:45 ご当地キャラクター大集合①
13:45~14:00 第65回織り姫紹介
14:00~14:30 在日米陸軍軍楽隊
14:30~15:00 ドラえもん 握手・撮影会③
15:00~15:45 ご当地キャラクター大集合②
15:45~16:00 くまモンとくまモン体操
16:00~16:30 STUDIO BLACKN(ストリートダンス)
16:30~18:30 星舞フェスタ(よさこい・ヒップホップダンス16組)
10日(日)
10:00~12:05 友好都市郷土芸能披露(花巻市・高山市・伊豆市)
12:15~12:30 第66回織り姫PR/七夕ウェディング披露
12:30~13:00 湘南ハートフルソングス(アコースティックユニット)
13:00~14:00 平塚七夕プロレス(特設リング)/星舞フラフェスタ(フラダンス3組)
14:00~14:30 第23回七夕の思い出大賞(湘南リビング新聞社)
14:30~15:00 Hiratsuka Belly Sensataion@teamたなばた(ベリーダンス)
15:30~16:00 三上ナミと謎の地方公務員・謎カンパニー(バンド)
16:00~17:00 HANDSIGN(手話ダンス)
17:00~17:30 七夕飾りコンクール表彰式

0624 オーレ
 ついに迎えた1stステージホーム最終戦。未だ降格圏から脱出できぬ17位湘南は、11位ジュビロ磐田を迎え撃てるか。劇的な「今季リーグ戦ホーム初白星」を得た前回の余韻も残っていたか、単純に初夏だからなのか、会場の空気はスタートから熱い。そして17分、前回に続きホームスタジアムを歓喜の渦に巻き込んだのはFW・端戸選手。コーナーキックを受けるや否やすかさず一閃。その後は防戦気味だったがGK・村山選手が活躍し完封勝利を達成した。
 ただ曺監督が言うように「ピッチに立っている選手が、とかく点を取った仁とか0点で抑えた村山とかが表に出がち」で、この記事も正にその通り。だが監督は「試合に絡めなかった選手が明日の練習でどうするのか、それをどう活かしていくのか」を考える。そのように、誰にでも活躍のチャンスがあり、誰が活躍するか分からないのも湘南の魅力。さて次なるホーム戦は、もう2ndステージ。湘南を降格圏から救う、まだ見ぬ新たなヒーローは登場するか。
【写真】試合終了後、立ち見席のサポーターとふれあう端戸選手
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) 写真:湘南ベルマーレ

 高齢化が進む二宮町の二宮団地を管理する県住宅供給公社は、町との間でいわゆる孤立死を防ぐための「孤立死等対策に関する協定」を15日、締結した。
 協定の内容は、入居者の生命の危険が感じられる場合に、町や地域包括支援センターは公社または管理会社に通報し、公社などが契約者やその親族らに連絡して安否確認を行うというもの。
 町の担当課によれば、高齢の入居者と連絡が取れないような場合に、これまでも協定と同様の対応を取っているとのことで「締結によって各機関との連携をより確実にすることができる」と話している。

0624 2面 珍しい芋
 JA湘南で2013年より試験栽培されていた赤いジャガイモ「インカルージュ」が収穫時期を迎え、管内で初の出荷が始まった。
 この品種は国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センターが育成し、2009年に品種登録されたもの。皮は赤く中身は濃い黄色。火を通した後も鮮明な色を保ち、舌触り滑らかで、煮崩れしにくく煮物に適しているという。平塚市内では6戸の生産者により栽培され、今年は約8tの出荷が見込まれている。
 南金目で同品種を栽培する生産者の一人、荻野富武さん(71)は「我々も美味しい食べ方を模索中ですが、消費者の皆さんにも色々な食べ方を試してほしい」と呼びかける。売れ行き次第で今後、取り扱いがなくなるのか、それとも拡大するのか。そんな岐路に立っている「幻のジャガイモ」をぜひお試しあれ。JA湘南によれば、出荷先はロピア、小田急ストアと商談中とのこと。
【写真】インカルージュを栽培する荻野さん夫妻

0624 2面大磯教会1 昭和12年に建てられ、昭和初期の貴重な建築として昨年国登録有形文化財に登録された日本キリスト教団大磯教会(大磯1348)の見学会が来月9日、開催される。
 建設から約80年が経過して老朽化が進んでいたことから、4年前に一度は取り壊して新築することが決まった同教会の会堂。しかしその後、日本建築学会の専門家から歴史的価値が高く保存が可能との評価を受けると共に、近隣住民などから「残してほしい」との声が上がった。また予算の面から新築が難しかったこともあり、教会員らは改修を決めたという。
 昨年行われた改修工事では、既存の部材をなるべく残しつつ必要な強度は保てるよう配慮された。その際、建設当時の梁が出てきたことから、当時の格子状のモダンな天井が復元された。また内側から塞がれていた玄関上のステンドグラスは、光が通り内側から見えるようになった。
 鈴木憲二牧師は「文化財登録を機に多くの人に訪れてもらい、地域に根ざした教会を目指したい」と話している。
 見学会は来月9日14時~16時。鈴木牧師が教会の歴史を、また改修工事の設計者が工事の様子などをスライドで説明した後、建物を見学する。定員は30人。申し込みは大磯町生涯学習課☎61-4100まで。

1men
 三井不動産株式会社(東京都中央区)は16日、現在日産車体湘南工場第1地区跡地(平塚市天沼)で進めている大規模複合開発事業について、街区を総称したタウン名称を「ららシティ湘南平塚」に決定したとし、併せて今年10月6日に「三井ショッピングパーク ららぽーと湘南平塚」をオープンすると発表した。同エリアには分譲マンション「パークホームズLaLa湘南平塚」(185戸)や戸建住宅(戸数未定)、済生会平塚病院、公園が完成する予定で、ここに新たなまちが、誕生する。

 集いとつながりがテーマの246店舗が集まるららぽーと湘南平塚の施設コンセプトは「ひらつかリビング~My Third Place~」。ショッピングや食事だけでなく新たな出会いや交流を生み出し、いつでも気軽に誰とでも訪れたくなるサード・プレイス(=自宅、職場・学校以外の心地良い第3の場所)を目指すという。
 同社で開発に携わるリージョナル事業部・山上裕之主任は「ショッピング、食事を楽しんで頂くことはもちろんのこと、家のリビングのようにくつろげる空間。仕事や勉強、散歩など通常は商業施設に来る目的ではない人たちが気軽に来られる場所にしたい」とコンセプトに込めた想いを語る。
全ての人が楽しめる空間
 湘南ベルマーレとコラボしたフットサル場や日産自動車とのコラボ店舗をはじめ、全天候型のアミューズメント、地元有名店、高感度ファッション、話題の飲食店など多彩な店舗が集結するが、施設の魅力はそれだけに止まらない。
感じる・学ぶ・つながる「集い」の空間「Shonan Tree House」や子育てファミリーに嬉しい機能を集約した「ママwithスペース」。また0~6歳の年齢別で遊べる約100㎡を超える無料キッズパークがあり、電源も使える「食・憩・遊」が融合したフードコートなど、快適さを追求したこだわり空間も充実(一部、今週号4面で特集)。 
 なお「まちに開かれ、まちに溶け込んだららぽーと」を目指していることから、外と中が一体となった空間「テラス席」も設けられるという。一部の席ではペットも同伴可能とのことで、正に誰もが楽しめる場所となる。
新たなまち
 新たな街区には「緑のネットワーク」と位置付けられた緑道や植栽帯が設けられるほか、日産車体が操業していた頃から生えていた既存樹木10本も移植された。また、商業地区と住宅地区で同一の樹種や透水性・保水性のあるインターロッキングブロックが採用されるなど、全体で統一感のある街並みが形成されるという。そのほか街区には「宮松町あおぞら公園」「宮松町すこやか公園」(旧天沼地区。平成27年に宮松町へ区域変更)も整備される(整備後は市へ移管。既にあおぞら公園は供用開始済)。
 ついに全容が見えてきたららシティ湘南平塚。目指したのは、単なる商業施設ではない、地域密着で住民から愛され、誇りに思ってもらえる新たなまち。都市間競争時代の今日、平塚が発展できる契機となるか。まずは自身で体感を。
主なテナント一覧
【湘南 Kitchen Street(レストランゾーン)】湘南の恵みビュッフェ ごちそうさま、Shonan Dining Mart、石窯焼きハンバーグ MEAT COMPANY with Bellmare、TANTO TANTO、小田原早川漁村 漁師の浜焼きあぶりや、横濱中華街 招福門、とんかつやまと、おぼんdeごはん、吉祥庵、BISTRO309、牛しゃぶ牛すき食べ放題 但馬屋、3 Little Eggs 【湘南 Food Hall(フードコート)】ホノルル食堂 Da Cafe、日本料理 樹勢、G麺7 01、三崎豊魚、自由が丘 蔭山樓、仙臺たんや 利久、野菜を食べるカレーcamp express、つじ田、うまげな、てっぱん屋台、鶏三和 【カフェ】カールスジュニア、スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー、ゴディバ、HONOLULU COFFEE、STORY CAFE(有隣堂)、CREPERIE CAFE SUCRE、nana’s green tea 【食物販】イトーヨーカドー食品館、鈴木水産、わくわく広場、朝日屋、KITANOACE、カルディコーヒーファーム、ドンク/ミニワン 【ファッション】4CUPS+DESSERTS、ALLSAINTS、CALZEDONIA、ユニクロ、GU、ABC-MART、H&M、ZARA、A|X ARMANI EXCHANGE、URBAN RESEARCH DOORS、PLST、American Eagle Outfitters、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH、WEGO、グローバルワーク、アディダス オリジナルスショップ、coen、ニューヨーカー ブルー、マイケル・コース、アルテミス by ダイアナ、THE WATCH SHOP. 【海、スポーツ、アウトドア】FLEXFIT、GREENROOM、LB/S、CALIFORNIA COAST、PORT OF CALL SHONAN、QUIKSILVER STORE、VOLCOM STORE HIRATSUKA、ACE SHOES STUDIO、リーボック フィットハブ、Weekend Tips OSHMANʼS、BILLABONG、KEEN、オークリーストア、SUPER SPORTS XEBIO、コロンビアスポーツウェア、モンベル、snowpeak、グレゴリー、LOGOS SHOP、A&F COUNTRY、L.L.Bean【ベビー、キッズ、ティーン】アカチャンホンポ、apres les cours ami、BREEZE square、RADCHAP、ラブトキシック、マーキーズ、ゲンキ・キッズ、マザウェイズ、小学館の幼児教室ドラキッズ・小学館の英語教室イーコラボ、森のキッズeクラブ 【全天候型アミューズメント施設】チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-、ラウンドワン 【趣味、コト消費】有隣堂、JTB、日本旅行、バンダレコード、島村楽器、ペット専門店 PeTeMo、カルチャープラザ平塚、Cycle Spot 【雑貨】ツヴィリングJ.A.ヘンケルス/ツヴィリングクッキングスタジオ、nojima、無印良品、東急ハンズ、PLAZA、Flying Tiger Copenhagen

0624 2面 壁画1
 平塚市明石町の商店会「公園通り新仲会」(加藤一郎会長)で、マンション建設中の工事現場の歩道側に建てられているフェンスに壁画を描くプロジェクト「平塚まちなか美術館」の全作品が完成した。
 同事業は、フェンスの圧迫感を払拭しようという商店会会員の発案により実現した。商店街の並びにギャラリーを構え、障がいのある人たちがアート活動を行っている福祉施設「スタジオクーカ」に話を持ちかけたところ、同施設のほか地域で活動する作家らも賛同し、10作品が創作されることに。また同事業に協賛するとして、(株)ヒノヤや日本特殊塗料(株)、大塚刷毛製造(株)など市内外の企業から資材提供も行われた。
 プロジェクトに無償協力したアーティストは、同施設の松本倫子さん、伊藤太郎さん、清水壮一郎さん。「1761studio」の岩崎夏子さん、坂下言葉さん、髙橋健太朗さん。「ガールズアートユニットENOWA」の杉山 彩さん、福田絵理奈さん。そのほか平塚を拠点に活動する内山 睦さん、宮本仁彦さんの10人。日本画や油絵、ポップアートなどそれぞれの感性を活かした十人十色の壁画で商店街は彩られた。
 同商店会の加藤会長は「まずは色々な方々の協力に感謝です。この取り組みが少しでもまちの活性化につながれば」と期待を寄せる。また同事業に加え同商店会では七夕まつり期間中、壁画のライトアップを実施するほか、商店会アーケードの一部に市内の私立保育園や放課後児童クラブの子どもたちが制作した七夕飾りを掲出し、一般投票による飾りのコンテストを行う「絵の総選挙」も実施するとのこと。
 なお壁画の展示期間は、マンション工事が完了する来年2月まで。展示期間終了後、作品は廃棄されるという。

0617 私は今
豊木材 望月靖友さんのご紹介
バイオセラピー 躰整館~TAISEIKAN~
佐藤史人さん
 中原で治療院を開業して15年。昨年同じ中原1丁目でリニューアルし、新たな気持ちでお客様をお迎えしています。ここまで続けてこられたのは、生まれ育った平塚の住みやすさは勿論ですが、ひとえに支えてくださった地域の方々や遠方からわざわざ足を運んでくださる方々、そして昔からの友人達のお蔭だと思っています。今後も今まで以上の親しみやすさを忘れずに、人との繋がりを大事にしていきたいと思っています。

0617 源平 建久元(1190)年10月。頼朝は上洛するため、畠山重忠を先陣として鎌倉を出発した。千葉常胤やその子息らが後陣をつとめる。初日は相模国の懐嶋(ふところじま・茅ヶ崎市)に宿泊し、大庭景義が食事の用意をした。
 頼朝が平治の乱で平家方に捕らえられて伊豆に流されたのが、1160年。それ以来、上洛しようとしたこともあった。例えば富士川の合戦で平家が敗走した時。勢いに乗じて都へ上ろうとしたが、「まずは関東の地を固めることが先決です」という千葉氏、上総氏、三浦氏の主張を受け入れてとどまった。弟の義経や叔父の行家を追討するために出陣して駿河国に至ったこともあったがそれ以上進むことはなく、東国の基盤整備に注力した。それゆえ奥州合戦も収束したこの時期に上洛することとなったのだ。『保暦間記』は途中の美濃国青墓の宿にて、父義朝を裏切って殺害した長田忠致を、父への孝養のために斬ったと伝えている。
 11月、入京。黒い名馬に乗って一千余騎の兵を従える頼朝の姿は、威厳に満ちていた。大勢の人々が集まり、後白河法皇もその様子を密かに見物した。頼朝は、かつて平家が本拠とした六波羅の地に前もって建てておいた新しい邸に入る。在京中には、後白河法皇や後鳥羽天皇に拝謁し、豪華な贈り物もした。頼朝は権大納言と右近衛大将に任命されたが、両方とも辞任する。この「前右大将」という権威をもとにして、鎌倉に戻ってからの頼朝は前右大将家政所を開設することになる。
 また頼朝は、今まで協調関係にあった摂政の九条兼実(くじょうかねざね)とも会った。その際に頼朝は「今は後白河法皇が天下の政を行っているが、法皇の死後は天皇に実権が戻って政治は正しい方向へ進むでしょう」、「表面上は(兼実に対して)他人行儀に振る舞っておりますが、信頼を寄せています」と語ったという。この年、兼実の娘の任子は後鳥羽天皇の中宮となっている。後に、頼朝が娘の大姫を後鳥羽天皇のもとに入内させようと動き出すことなど、この時の兼実には知る由もない。
【写真】
栗原信充(江戸後期)による『肖像集(2)』(国立国会図書館所蔵)の中で描かれた九条兼実
著者:新村 衣里子
元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0617 うちのこ
円佳(まどか)ちゃん
おじいちゃんが作ったニンジン、おいしいよ!
モコさん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0617 2面波力発電1 新しい再生可能エネルギーの1つである波の力を利用した波力発電について、平塚沖での実証実験を目指そうと、産学公で作る「平塚海洋エネルギー研究会」が9日、発足した。実験開始は2020年を目指すという。
 この研究会は平塚市と東京大学生産技術研究所林研究室、それに実証実験に関心のある市内外の企業・機関など25社・団体で構成された。9日の発足式で落合克宏市長は「この取り組みが新たな産業の創出につながると大いに期待している」と挨拶。式の後にはプロジェクトの内容などを説明する講習会と実験の予定地である平塚新港などの見学も行われた。
 同研究所は、金属製の波受板で受けた波の力で発電する油圧式の装置を低コストで開発、それを使用し今年8月から岩手県久慈市で第1弾の実証実験を行う予定。第2弾の場所として平塚が選ばれた理由について丸山康樹特任教授は、沖に同大学総合実験タワーがあり、そこでの観測で波力発電に必要な波の特性をよく把握しているためと話していた。
 平塚での実証実験には約10億円が必要と見込まれており、平塚海洋エネルギー研究会は、今後国などが実施するプロジェクトに応募し採択されれば、久慈の装置を改良した2号機を3台使って計150kWの発電を目指すという。これは住宅約50軒分の電力に相当する量で、平塚市漁業協同組合で利用される予定。
 研究会の幹事を務める(株)山川機械製作所(平塚市東八幡)の小川 敦代表取締役は「我々の知見が役に立つこともあるかもしれない。研究会参加で我々の成長にも繋がれば」と期待していた。
【写真下】久慈市での実験で使う予定の装置(東京大学生産技術研究所林研究室)/タワーの見学(平塚市提供)

0617 2面花菜ガーデン2 花菜ガーデン(平塚市寺田縄)で、ユリとアジサイを一緒に鑑賞できるエリアが今年新しく整備された。
 約20品種、7200球ほどのユリが植えられているのは、以前あった樹木を整備して新しく園路が設けられた園内の双子山。ユリのうちスカシユリ系統のものが白、黄色、ピンク、オレンジなど色とりどりの花を咲かせ、今見頃を迎えている。同園によると、香りもよいヤマユリ系統の花はこれから咲き始め、今月中旬には全体が見頃になるという。
 同じエリアにはアジサイもあり、梅雨の合間に訪れた人たちはユリと共に楽しんでいた。
 園内には他にも「田んぼたんぼ」「尾根見の池」などに合わせて約30品種、約1270株のアジサイが植えられており、この季節ならではの植物や風景と共に見ることができる。問い合わせ=同園☎73-6170
0617 2面花菜ガーデン1

0617 2面ゆり整備 二宮町立一色小学校敷地内の「友情の山」に自生するヤマユリが来月初めて一般公開されることとなり、11日には地域の住民による散策路の整備が行われた。
 同校には夏になると花を咲かせる約300株のヤマユリが自生している。これまで地元でもあまり知られていなかったというが、これを活用して住民の地域への愛着心を育てると共にコミュニティの活性化を図ろうとの声が高まった。これを受け、町と同学区の住民らでつくる「一色小学校区地域再生協議会 友情の山部会」が発足し、来月一般公開が行われることになった。
 11日に行われた整備には地域の住民や町の職員ら40人が参加。坂道をスコップで削って歩きやすいよう階段状にしたり、崩れそうな箇所をプラスチック製の丸太で補強するなどの作業が行われた。
 このヤマユリは来月23日、24日、30日、31日の4日間(10時~15時)一般公開される。問い合わせは町地域政策課☎71-3311(代表)へ。

0617 1面写真1
 湘南ひらつか七夕まつりに欠かせない色とりどりの七夕飾り。毎年趣向を凝らした飾りが制作されては来場者の目を楽しませているが、つい最近まで、まつり本通りの湘南スターモールにおける掲出本数は減少傾向にあった。「11年ぶりの増加。前年比9本増の83本」と回復したのが2013年。そしてここ3年は84~85本で推移する。その本数が維持されている陰には、七夕を愛する人々の支えがあった。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」ではインタビューの様子をお送りします。今回の番組は6/20(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 昔は空を埋め尽くすほど多くの飾りが掲げられていた、と回想する人は少なくない。「一般社団法人 七夕飾り空いっぱいプロジェクト」の代表理事を務める小林 誠さん(45)もその一人だ。
目的は空いっぱい
 「小さい頃、親父に肩車してもらって見た当時は、空が見えないほどに飾りが沢山あった。ですが今その立場になって子どもを連れていくと空が見えるんですね。子どもたちにも同じ光景を見せてあげたい」と活動への想いを語る。
 きっかけは3年前。当時、平塚商工会議所青年部に所属していた小林さんは、七夕まつりの実行委員会で飾り掲出に関わる委員を務め、飾りが減りつつあった現状を目の当たりにした。そこで現代の平塚の七夕まつりが抱えている課題を把握し、何か自分が役に立てることがないかと、仲間たちと共に立ち上がった。目的は、そのプロジェクト名が示す通り、である。
多面的に制作サポート
 目的を実現するためには、何をすれば良いのか。それは、地域企業などの団体に対して飾り掲出を働きかけ、飾り制作に係る作業を最初から最後までサポートすること。資材調達や運送、電気関係、掲出・撤去などは、10人のメンバーが本業を活かして動くため、いわゆるワンストップで完結する。当然、費用は発生するが利益追求が目的ではないため、必要最低限のコストとして、材料費など全て込みの15万円で請け負っている。
 「昔は何百万円もかけた大きな企業飾りも多かったのですが、今我々が作っているものは社員さんみんなで一緒に作れるもの。誰でも参加しやすく、沢山作れるように制作指導を心掛けています」と同プロジェクトで理事を務める田中大輔さん(39)は話していた。
飾り作りから生まれるもの
 活動開始から3年目。初年度は1つ、翌年は3つ、そして今年は、サポートした7つの飾りが空に揚がる。この3年間でスターモールに掲出される本数はほぼ同数だが、その数の維持には「憂うだけでなく行動する彼ら」の貢献が大きいことは言うまでもない。だが、そんなことよりも多くの人に感じてほしいのは、「七夕の楽しさ」だ。
 「飾り作りは商店街の人たちだけに頼るのではなく、平塚市全域の企業さんに参加して頂きたい。七夕前になればスタッフの皆さんがわいわい飾りを作って、前夜はみんなで揚げに行って、まつりの間は家族で見に行って。そんな文化になったらいいなと思います」
 目的はもちろん、過程も楽しめる地元ならではの貴重な体験。それは多くのコミュニケーションを生み、笑顔を生む。平塚には、それを叶えてくれる「七夕」がある。
◇制作支援の問い合わせ=小林さん☎37-5884(小林運輸株式会社)
【写真上】1976年の七夕まつり(平塚市提供)
【写真下】プロジェクトを運営する小林さん(左)と田中さん

監督:ティム・ミラー 脚本:レット・リース&ポール・ワーニック 
出演:ライアン・レイノルズ/モリーナ・バッカリン 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。R15指定。
今年のハリウッドは、『バットマンVSスーパーマン』、『キャプテン・アメリカ:シビルウォー』『X―メン:アポカリプス』はじめ、アメコミ・ヒーロー映画の連べ打ちである。その多くが主役級ヒーロー競演の豪華な作品。そんな中、ダークホースといえるのが比較的低予算で製作されて本国で大ヒットした本作である。一応は、X-メンの流れを汲む超人ヒーローなのだが、下品なジョークとおしゃべりキャラで己が本能の赴くままに悪党どもを始末する。デッドプールをメンバーに勧誘する全身鋼鉄のX―メンが、悪党にも情をかける正義の精神を説いている最中、「話が長い」と悪党を撃ち殺す。とんでもない最低野郎かと思えば、超人になる前から情に脆く無償でも人助けをするお人好しだし、好きな女性には命がけで愛を全うする純情男子なのだ。彼の正義は、地球のためでも平和のためでもない。超人化の過程でただれてしまった顔をマスクで隠し、最愛の女性の元を離れた彼は、彼女との暮らしを取り戻す日のために戦い続けるのだ。なんとカワイイ男子心だろう。 0610 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0610 2面 LB左上
 湘南のシーサイドリゾート「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)がいよいよ来月2日(土)にオープンする。今シーズンの営業は9月11日(日)までの全72日間。
 同所の魅力は、バラエティ豊かな9つのプール。毎年行列ができる人気のウォータースライダー(全長140m)や波のプール、流れるプール、ダイビングプール(最高10m)、キッズウォーターパラダイスなどそれぞれのプールで様々な遊び方で楽しめる。そのほかにも盛りだくさんのグルメやイベントで今年も湘南の夏を盛り上げる。
 また例年通り7月中は幼児料金が無料の「キッズフリー」が実施されるほか、今年は7月2日(土)~7月8日(金)の1週間、テント・パラソル全席が無料となる「HAPPY WEEK!」が導入されるなど、家族で楽しみやすいサービスが提供される。
 この夏も、家族みんなが最高の笑顔になれる水の楽園、大磯ロングビーチへ――。
営業案内 ◇営業期間:7/2(土)~9/11(日)9:00A.M.~5:00P.M.◇入場料金:1日券=おとな3,700円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8/11~8/16、8月中の土日は2,000円)◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎︎61−7726(9:00A.M.~5:00P.M.)
チケットプレゼント
同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で読者25組50名様にプレゼント(当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます)。
◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。6月21日(火)必着、3営業日以内に発送。
※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

0610 2面 織姫
 今年で66回目の開催を迎える「湘南ひらつか七夕まつり」の記者発表が6日、市内で開かれ、今回の開催概要に合わせ、初お披露目となる織り姫の衣装が発表された。
 衣装の色については、「女性らしさに、温かみや親しみを感じてもらえるように」と、ピンク色が選ばれた。また、「明るさと華やかさを感じてもらえれば」と、花火を連想させるレース生地が採用された。
 なお開催期間は7月8日(金)~10日(日)の3日間で、昨年同様10時~21時(一部イベントは9時30分から。最終日は20時まで)。今回は初の試みとして、第65回の織り姫・松本浩代さんらが出場するプロレスも実施される(10日13時、見附台広場)。
【写真】66回の織り姫。(左から)村田さん、露木さん、小嶋さん

0610 2面大磯補助金
 町民活動を活発にすることで、地域の活性化や地域課題の解決に繋げようと昨年度から始まった大磯町の「町民活動推進補助金事業」。今年度は5つの事業が採択され、合計約74万7千円の交付が決定した。
 今年度初めて選ばれたのは3事業。星槎湘南大磯総合型スポーツクラブによる「ビーチスポーツ体験会」(26万6,965円)は、ビーチバレーやビーチテニスなどの体験と子どもが砂遊びできるイベントを年に2回開催する。また大磯・海の学校による同名の事業(10万円)では、この夏照ヶ崎プールで小学生向けのカヌー体験教室が開かれる。さらにWalk around OISOによる「大磯ぶら歩き英語ガイド」(10万円)は、外国人観光客などに向け町内のスポットをスケッチと英語で紹介する冊子を制作する。
 この他、NPO法人大磯だいすき倶楽部による「大磯まちづくりフォーラム」(18万円)と、大磯町東光院 親と子の朗読会実行委員会による「大磯町東光院 親と子の朗読会」(10万円)の2事業が昨年に続いて採択されている。
写真=大磯町HPより

0610 2面病院寄贈
 今年3月に解散した「平塚送迎ボランティアグループ」は3日、平塚市民病院や平塚市社会福祉協議会に対し、小児病棟用の玩具等やパソコンを寄贈した。同団体は、通院が困難な高齢者に対し、病院への送迎を行っていたグループ。平成3年に設立され、25年の活動歴があったが、会員の高齢化や後継者不足により3月末をもって解散した。
 贈呈式の中で同団体の元会長・増田敏美さんは「解散にあたり(活動資金を)地域に還元したいという思いがあり、市民病院が新しくなっておもちゃが必要と聞いたので贈ることにしました」と話した。目録を受け取った金井歳雄病院長は「長い間ありがとうございました。頂いた浄財は子どもたちのために大事に使わせてもらいます」と謝辞を述べた。

0610 2面 よさこい
 中学生から大学生を中心に組織されている平塚のよさこい踊りの女子チーム「疾風乱舞」(佐藤理恵代表)が5日、市内で開催された「湘南よさこい祭り2016」に出演し、ステージパフォーマンス部門とストリートパフォーマンス部門で2連覇を達成した。
 約400mの道路を進む「流し踊り」が審査対象のストリートパフォーマンス部門で同チームが披露したのは提灯隊、赤隊、旗隊、傘隊に別れて踊るダイナミックな演舞。また定点踊りで審査されるステージパフォーマンス部門では演目『疾風乱舞 第2章 英姿颯爽』を演じ、会場を盛り上げた。
 昨年10周年を迎え、今年からは新たな幕開けの「第2章」として活動している同チーム。「己を信じて立ち止まらず、仲間を信じて共に戦い抜け!」と激励した佐藤代表は「メンバーの気持ちが沢山の方に伝わった受賞だと思っています」と喜んでいる。
写真=同チーム提供

0610 1面1

 今年3月、1つのボランティアグループが会員の高齢化や後継者不足のため解散した。他にも複数の団体から「若い人が入ってこない」「いつまで活動を続けられるのか……」という声が聞かれる。ボランティア団体など市民活動団体の現状は。
 
 高齢化を理由に今年3月末に解散したのは、通院が困難な高齢者を病院へ送迎する活動を25年間行ってきた「平塚送迎ボランティアグループ」。多い時には80人弱の会員がいたというが、昨年には6人のみとなり、元会長の増田敏美さん(71)は「本当はもっと続けたかったのですが、最近は高齢者の交通事故が増えており、心配の声が高り、解散を決意しました」と理由を語る。ボランティア講座での呼び掛けなど新しい会員の募集も行ったが、会員の減少に歯止めがかからなかった。
 300を超える市民活動団体が登録されているひらつか市民活動センターの職員・林田直子さんは「団体の中で、まさしく高齢化が問題になっているところです」と話す。同センターや平塚市社会福祉協議会によれば、高齢化や後継者不足を理由に解散・活動休止する団体は、ここ数年で年間2、3団体ほどあるという。林田さんは「阪神・淡路大震災後にいわゆるNPO法ができ、NPO法人が増えたが、活発に活動していた団体の中にもその後世代交替が上手くいかなかったり人材が不足するなどして、立ち行かなくなるケースが出ている」と現状を説明する。
試行錯誤する団体も 
 その一方で、新しい担い手を増やそうと取り組む団体もある。
 相模川河川敷で自然観察会など環境学習活動を行っている「馬入水辺の楽校の会」は設立から15年。会員は100人に増えたものの、中心になって活動する幹事の多くは60代から70代に。「1人でも欠けると質が落ちるような状況です」と代表の臼井勝之さん(63)は危機感を抱く。そこで同会では会員とは別に、小学生から大人を対象に川遊びや環境保全活動を行う「エコアップ隊」を結成し、その中から普段の活動の延長線上で幹事になってくれる人を探そうと考えた。そして2年ほど前から参加者に対し手取り足取り教えることをやめ、準備から片付けまで自分たちでやってもらうように活動のスタイルを変えたという。「これにより参加者は『お客様』ではなく『自分事』になり、これを継続することで次の人材が生まれてくるのでは」と臼井さんは期待する。なお現在任意団体である同会は来春にNPO法人化する予定だ。
 また、市内でパソコンサークルでの指導や相談会開催を行うNPO法人「ひらつかITサポート」においても、15年前の設立時に45人ほどいた会員が、自身の病気や家族の介護を理由に退会・休会する人も増え、現在は26人となった。会員の多くは60代から70代。理事長の鈴木敏介さん(68)さんによればボランティアのイベントなどで会員を募集しても関心を示す人はいるが、実際に加入する人はほとんどいないという。それよりも「この方は、という人に直接声を掛けてお願いするのが効果的です」と言う。中には、リタイア後の男性がHPを見て「自分の技術が生かせるのでは」と自ら入会してくれるケースもあるそうで、ある程度の会員数は維持できているという。
幅広い世代が参加できるように
 数多くの団体を見ている林田さんは「明確な目的意識をメンバーが共有できている団体や、楽しそうに活動しているところには、人が集まりやすい」と指摘する。同時に今後の課題として、若い世代にどう市民活動に参加してもらうかを挙げ「若い人への働きかけをやっていかないと活動する人が増えない」とも危惧している。林田さんによれば、横浜や東京など都市部では「プロボノ」という社会人が自らの専門知識や技能を生かして社会貢献活動を行う人も増えているという。こういった動きが平塚でも広まれば若い世代の参加も期待できるかもしれない。
 なお、ひらつか市民活動センター(八重咲町3-3)では様々な市民活動団体を知ることができる。
【写真TOP】
馬入水辺の楽校の会の活動の様子(同会HPより)
【写真下】
平塚送迎ボランティアグループの会員(右が増田さん)/ひらつかITサポートによるパソコン交流カフェ

0603 オーレ
 今季リーグ戦ホーム7試合全敗の湘南が今節戦うは、今季カップ戦のアウェーで白星をあげている名古屋グランパス。湘南のホーム初白星と最下位脱出は、なるか。
 前半の早い段階から立て続けに相手ゴールを急襲するなど、今日の湘南は何か違う。得点できそうな勢いが十分にあり、その通り41分、端戸選手が先制点をもぎ取った。だが名古屋も必死の猛攻。前半は何とかしのいだものの後半11分に追いつかれた。その後は気持ちのぶつかり合い。両者の間に優劣、強弱の差は感じられなかったが、湘南の選手の気持ちが勝ったか、サポーター一丸となった声援と手拍子が響いたか。81分、平塚出身の下田から放たれた長いパスに菊池が合わせ、待望の追加点でスタジアムは揺れた。試合は劇的に終了した。
 プロスポーツに、対価を支払って観てもらうショー的側面がある以上、コンテンツの提供側からすれば、ここまでの結果はさぞ悩ましかったことだろう。自分が満足いかないもの、面白いと思えないものを世に出すのは、出し手としては心苦しいものである。では今節の湘南はどうだったか。それは、選手の一番近くにいる指揮官が心動かされ、終了直後に倒れ込むほどのレベルであった。
【写真】ホーム初白星を告げるホイッスルを聞き、ガッツポーズのままピッチへ倒れ込む瞬間の曺監督
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) 写真:湘南ベルマーレ
うちのこ0603 結生(ゆう)ちゃん
7ヶ月で上の歯も生えてきました!
全力スマイルです☆

ゆーママさん

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 前回に引き続き、『曽我物語』にみえる工藤祐経の話である。ある時、祐経の父である伊東助継が狩場からの帰りに重い病にかかった。日を経るにしたがい、容態は悪くなるばかり。子どもの金石(のちの祐経)がまだ9歳だったため、助継は不憫でならなかった。そこで後のことを河津祐親(曽我兄弟の祖父)に頼んだ。決して祐経のことを疎かにはしない、と固く約束する祐親。その心強い言葉を聞いて、助継は喜んだ。そうして助継は亡くなった。祐親はどうしたか――。約束を違えて自身が伊東に移り住み、伊東祐親と名のったのである。河津の地は息子の三郎助通(祐泰とも。曽我兄弟の父)に任せることにした。伊東の地を継ぐはずであった祐経はというと、京都の平重盛のもとに伺候している。祐経が伊豆に帰ってきた時には、祐親はすぐに都へ戻るようにとけしかけて、屋敷の一つも与えない。事情がよく分かっていなかった祐経も、自分が継ぐべき地を横領されたことを知って訴訟を起こすのだが、なかなか認められない。どうにか「半々ずつ知行するように」との承認を得ることができて伊豆へ向かおうとしても、祐親が領地へ足を踏み入れさせない。それどころか祐親は、祐経にめあわせていた自分の娘を強引に取り返して、土肥遠平と結婚させてしまう。恨みが募った祐経は伊豆の奥野という地で催されていた狩から祐親父子が帰るところを家来に狙わせた。その際に射殺されてしまったのが河津三郎助通である。これが、のちの曽我兄弟の敵討(建久4〔1193〕年)の火種となる。母は曽我祐信と再婚することになり、曽我に住む。ちなみに異父姉は二宮朝忠に嫁いでいるため、二宮の姉と呼ばれている。
 『吾妻鏡』建久元(1190)年9月7日条によれば、激しく雨の降る日だったという。曽我十郎祐成が、箱根山で修行していたはずの弟の箱王を連れて、北条時政のところへと参上した。箱王は時政を烏帽子親として元服し、曽我五郎時致と名のる。五郎が元服したというのは、敵を討つという覚悟の表れでもあった。しかし頼朝に反旗を翻した祐親の孫である曽我兄弟の立場では、頼朝の寵臣である工藤祐経になかなか近づくこともできない。本懐を遂げるには、まだあと数年かかるのであった。
【写真下】五朗(左)が時政(中央)の元で元服する場面を描いた、国貞改二代豊国による錦絵『曽我ものがたり』(国立国会図書館蔵)。右は十郎

著者:新村 衣里子
元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0603 2面二宮1
 今回の熊本地震では、大きな揺れで自治体の庁舎に被害が出て業務に支障をきたしているところもある。平塚市と大磯町、二宮町の庁舎の耐震性はどうなっているのか、それぞれの担当者に聞いた。
 平塚市役所は現在新庁舎を建設中で、平成29年12月に完成予定。庁舎管理課によれば、想定される神縄ー国府津ー松田断層帯による揺れにも対応できるよう、約70基の免震装置を導入するなど耐震性に配慮した設計を行ったという。
 昭和46年に建設された大磯町役場庁舎は、平成13年から14年にかけ外壁に鉄骨を取り付けるなどの耐震補強工事を行った。しかしそれでもなお耐震性能を表す指標の数値上、地震に対して倒壊または崩壊する危険性があると診断される階があるという。さらなる耐震補強工事について大磯町担当者は「現庁舎を今後どの程度の期間使用するか未定のため、現在のところは予定していない」と話している。
 二宮町役場庁舎は昭和53年建設。平成8年の耐震診断では、M7クラスと想定されている神奈川県西部地震と同規模の地震で相当な被害が生じることが予想され、階によっては大破するおそれがあるため大規模な補強が必要との結果が出た。しかし町担当者によれば「限られた財源の中で小中学校の耐震補強から手をつけてきており、庁舎は後回しになっている」とのことで、耐震補強工事の予定については現在のところ白紙という。町は3日に開会する町議会の6月定例会でこの問題に対する考えを示す予定。
【写真TOP】平塚市役所
【写真下】大磯町役場/二宮町役場

0603 2面介護1
 家族を介護する人が日頃の疲れを癒しつつ、介護者同士での交流もできる「家族介護者リフレッシュ事業」。これは平塚市社会福祉協議会が2年前から始めた事業で、自宅か施設で高齢者の家族を介護している人が対象となっていたもの。今年度からは要望に応えて対象が広がり、障がい者の介護者も65歳以上であれば受けられるようになった。参加費は無料で、市福祉会館(平塚市追分)では月2回、他の3つの福祉会館では月1回実施されている。
 このうち西部福祉会館(公所)で25日に行われた回では、肩や腰の凝りをほぐすケア「腰痛肩こり予防プログラム」の後、参加者がお茶を飲みながら、毎日の介護の中で感じるストレスや苦労についてお互いに話す時間が設けられた。参加していた60代の女性は「ここで話をすると『(大変なのは)うちだけじゃない』と思ってストレスが発散できる」とすっきりした表情を見せた。また70代の女性は「ここでケアを受けると体があたたまる」と喜んでいた。
 同協議会ではこの他、認知症の家族を介護する人を対象とするサロンを月に1回開催しており、ここでは参加者が経験者の話を聞いたり、介護で困っていることを相談したりできる。認知症に関する専門知識を持つ市内の医師が参加することもあり、症状や薬に関して一般的なアドバイスも行われている。最近若年性認知症の患者を介護する人の参加が増えているということで、同協議会では「患者に対してどうしていいか分からないと悩む介護者に、このサロンで同じ境遇の人と交流してもらえば」と話している。◇申し込み・問い合わせ=同協議会☎33-3100
0603 2面介護2

0603 2面さつまいも
 平塚市の大神福祉村(上村光明会長)が管理している農地で24日、市立相模小学校(中村文男校長)の児童がボランティアと共にサツマイモの植え付けを行った。
 これは福祉村と地域との交流の一環として毎年行われている取り組み。この日は3年生の児童57人と同福祉村のスタッフ・ボランティア15人が参加した。子どもたちはまず説明を聞いた後、時折ボランティアに手助けされながら苗を1本ずつ横向きに植えて上から土をかぶせていた。「スイートポテトや焼き芋大好き」と収穫を楽しみにする児童も。秋には収穫したもので大学芋などを作る予定という。
 畝作りから穴掘りといった事前準備や収穫後の調理の手伝いなどは同福祉村のボランティアが行っている。上村会長は「野菜を植えて食べる事は生活の一環なので、ぜひ子どもたちに体験してほしいと考え、続けています」と活動への思いを語っていた。

0603 2面大磯病後児保育
 専任の保育士と看護師が病気の回復期にある子どもを預かる病後児保育事業が、今月1日から大磯町で始まった。
 この事業は子育て支援の一環として始められるもの。対象は町内在住または保護者が町内に在勤・在学している生後6カ月から就学前までの児童で、かつ病気の回復期にあり安静が必要だが保護者の勤務等により家庭で保育を受けることが難しい児童となっている。
 事業が実施されるのは、認定こども園あおばと(同町大磯)内の病後児保育室「もりのうさぎ」で、看護師と保育士1人ずつが配置される。定員3人で利用料は1日2,000円(給食等実費は別途負担)。トイレと給湯室を併設した約19㎡の専用スペースにはベビーベッド1台と幼児用ベッド2台があり、安静が必要な子どもがゆったり過ごせるようになっている。
 利用には事前の登録と前日16時までの予約が必要。問い合わせは同園☎74-5918まで。

0603 1面写真1
 湘南海岸公園の一部を道の駅として登録することを目指し、平成26年度から取り組みを進めてきた平塚市は先月25日、今後3年間で取り組む事項を明示した「方向性」(ひらつか海岸エリア 魅力アップチャレンジ)を発表した。今回策定された方向性では、まちづくりを進める対象エリアを「湘南海岸公園」「龍城ケ丘プール跡地」「ビーチパーク」「漁港周辺」「なぎさプロムナード」と5つのゾーンで分け、各所のコンセプトと共に具体案が示された。市は5ゾーン全体で道の駅的な機能を持たせ、魅力アップを図っていくとしている。

湘南海岸公園にカフェや売店
 道の駅の候補地として検討されてきた同所のゾーンに設定されたコンセプトは「ビーチが間近の都会のオアシス」。カフェや公園広場でゆっくりと湘南の雰囲気を楽しむことができる場づくりと、ビーチパークとの一体感の創出を目指すとした。
 具体案としては、カフェや売店設置等の検討、駐車場の拡充などが検討される。また市営プールについては、継続的な維持管理を行っていくとしている。
龍城ケ丘には津波避難機能も
 平成25年に閉鎖して以降、廃墟と化していた同所のゾーンコンセプトは「『海』の絶景を楽しむ魅力ある立ち寄りゾーン」。国道134号利用者等が立ち寄って海の眺望やカフェを楽しむ場づくりや観光・イベントの情報発信、津波避難機能も持った安心・安全のスポットを目指すという。
 具体案としては、造成のための安全対策研究や測量等基礎調査の実施、駐車場・トイレの整備検討、津波避難機能と情報発信機能を備えた建物の検討、ビーチパークを繋ぐボードウォークの整備検討が示された。
ビーチパークにBBQ場検討
 「『湘南の海』の魅力を一年中楽しめるビーチスポーツゾーン」をコンセプトとするビーチパークの方向性には、海水浴だけでなくビーチスポーツや軽食を楽しむ場所、新港・龍城ケ丘プール跡地との一体感の創出、また、夏季だけでなくイベントの工夫等で通年の誘客を目指すことなどが挙げられた。
 なお同ゾーンではバーベキュー場の設置が検討されているほか、津波避難施設の設置、軽食エリアの拡充等も検討される。
漁港周辺では波力発電も
 コンセプトは「楽しい、美味しい港町」。魚を味わう、買う、漁業を体感する、新産業(波力発電関連分野)の創出などが方向性として示された同ゾーンでは、直売所等(6次産業化)の設置が検討されるほか、新港アクセス道路の整備、波力発電の実証実験が行われる。またソフト面では、漁業を活用した体験型イベント等も充実させていくとのこと。
なぎさプロムナードは景観維持
 平塚駅南口から海へと続く道を指す同ゾーンは「潮風感じる海へのさんぽ道」がコンセプト。湘南らしい雰囲気(お洒落な店舗が立地するアーバンな空間、空が大きく広がる開放的な空間、松並木と街並みが調和した空間)を楽しめる場所を目指す。
 また、プロムナードを歩く人に湘南の雰囲気を感じてもらい、海への通過点だけでなく目的地となるような魅力づくりや魅力の発信も目指すという。具体的には景観維持のほか、歩いて楽しい空間づくり(イベント)や店舗誘致も検討するという。
 なお今回の方向性は、平成31年度までに取り組むとしているものであり、各整備事業の着工・竣工時期は未定である。各種問い合わせは企画政策部、産業振興部、都市整備部へ(代表☎︎23-1111)。
【写真TOP】
なぎさプロムナード
【写真左から】
湘南海岸公園/龍城ケ丘プール跡地/ビーチパーク

0527 2面 森議長
 平塚市選挙区選出の森 正明県議(54)が17日、県議会第2回定例会で行われた正副議長選において第109代議長に選出され、就任した。森氏は平成11年の初当選以降、連続当選で現在5期目。
 森氏は本紙のインタビューに対し、「まずは伝統と歴史のある神奈川県議会議長に就任したことで、身の引き締まる思いです」とし、「これまで伝統的に引き継がれてきたものはしっかりと継続しながら、さらなる県政の推進を進めていく」と意気込んだ。
 議長という立場からは、「県が抱える課題は様々あります。知事の進めているものはしっかりとチェックしながら、応援するところはしていきたい」と話した。一方で、平塚市選挙区選出の1人の議員という立場から、「平塚市を改めて見ると、市域の広さや産業の種類、例えば農業、商業、工業、漁業、観光などの豊富さに驚きます。各業種それぞれに課題はあり、それらを解決していかねばなりません。今後も一緒になって相談に乗り、支援をしていきたい」とも話していた。
 また相模川以西の地域における人口減少問題についても触れ、「やはり横浜市、川崎市、相模原市は政令市としてもパワーがありますが、神奈川県の発展という意味では相模川以西の応援も具体的に取り組んで行かねばなりません。これは政令市に住んでいない人が叫ばないといけない」と思いを語る。「さがみ縦貫道路や国道134号の4車線化など道路網の整備を頑張ってきましたが、相模川以西の地域は地域で、人を呼べる魅力があります。これからは平塚のみならず周辺自治体との連携も必要になってくると思います。近隣の市長・町長も元県議の仲間が多いので、私が推進役として頑張っていきたい」と地方創生への意欲を述べた。

0527 2面横内宿題教室
 地域の大人を中心としたボランティアが宿題をする小学生を見守る「横内宿題教室」が毎週、平塚市横内公民館で開かれている。
 これは横内福祉村が横内小学校の児童を対象に昨年度から始めた事業。同校には外国にルーツを持つ児童が多く、親が家庭で宿題を教えられない場合もあるという。また学区内には放課後に児童を預かる学童保育所がないこともあり、同福祉村では見守りを兼ねて子どもたちの学習を支援しようと取り組んでいる。
 今年度4回目となった20日には2年生から6年生までの児童48人が参加し、漢字の書き取りや計算問題などの宿題に取り組んだ。その様子を、同地区に住む教員経験者などのボランティア7人が福祉村のスタッフ6人と共に見ながら、繰り上がりの方法が分からない子どもを教えたり、教科書の音読を聞くなどしていた。時には近くの県立平塚湘風高校の生徒がボランティアとして参加する回もあるとのこと。
 母親に勧められ参加したという2年生の女の子は全て宿題を終わらせ、「みんながいるし先生が教えてくれるから楽しい」と話し、ご褒美のキャンディを嬉しそうに選んでいた。
 福祉村のスタッフ渡辺美奈子さんは「子どもが分からないときには辞典を渡し『自分で調べてね』と声を掛けることもあり、子どもたちが勉強が楽しいと思えるよう、ちょっとした手助けになれば」と話していた。また同じくスタッフの藤井美千枝さんは「外で会うと声を掛けてくれる子もいます。地域の大人と子どもの関わりを中学生になっても繋げていけたら」と、地域で子どもを見守るきっかけにしたいと期待している。
 市によれば、このような福祉村による学習支援は他に岡崎地区と吉沢地区でも行なわれているという。

0527 2面二宮一色
 二宮町の一色小学校区で20日、若年層の転出や高齢化などの課題を抱える中でコミュニティを活性化するため、町と住民、学区内の二宮団地を管理する県住宅供給公社でつくる「地域再生協議会」が設立された。
 同協議会は、45年後には町の人口が半減すると推計される中、コミュニティを維持し安心して住み続けられる地域をつくるため同学区をモデル地区に設立されたもの。
 本部会議には、村田邦子町長をはじめ地域の自治会長、公社や町の担当者など13人が出席。協議会役員を選任し事業計画などを決定した。会長に選出された岡村昭寿さんは「皆さんの地域での活動ややりたいことを組み合わせることで地域を元気にするヒントが生まれてくるのではないか」と挨拶。協議会には6つの部会が設けられ、高齢化に対応した地域福祉の再編や、同校敷地内に群生する約300株の山百合の一般公開、音楽祭といったコミュニティ活性化のためのイベントなどを予定している。

 熊本地震では1万6000棟以上が全半壊するなど住宅に大きな被害が出ているが、地震後、平塚市が開催する住宅耐震相談会への申し込みが増えているという。
 この相談会は毎年3回開かれているもので、第1部が耐震診断・耐震改修工事の内容や補助金制度に関する説明会。第2部の相談会は事前の申し込みが必要で、木造住宅の耐震診断技術者として市に登録している建築士が1時間ほど個別に相談に応じる。間取りが分かる図面を持参した場合は、耐震性能の簡易診断も行える。
 市によると地震発生後急に相談会への申し込みが増えたとのことで、今月14日に行われた第1回と来月18日に開かれる第2回は、予定よりも相談に応じる建築士を増やした。だが第2回はすでに空きが僅かという。担当者は「熊本地震後、住宅の耐震性への関心が高まったのでは」と話している。3回目は7月30日の予定。問い合わせ・申し込みは建築指導課☎21-9732へ。
 なお平塚市の耐震診断や改修工事の補助金制度は、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅の居住者が対象。大磯町、二宮町でも同様の制度はあるが、対象となる建物や金額が異なるため希望者は確認を。

『海よりもまだ深く』
監督・脚本:是枝裕和 
出演:阿部寛/樹木希林/真木よう子/池松壮亮/小林聡美 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
 映画はさまざまな力の集合体である。脚本力、演出力、演技力、映像力、美術力etc。最近はそれに、樹木希林力なるものが加わった。演技力と一括りにしてしまうとちょっと違う。彼女が醸し出す泰然とした佇まいといおうか、脱力感といおうか、樹木希林が画面に存在することによって、作品に不思議な安堵感が漂うのだ。本作でも、その効果は絶大だ。彼女が演じるのは、「いるいる、いるよ、こういう母ちゃん!」と思わず声をあげたくなるほど数多いる母親を体現した存在。亡き夫の思い出を語れば愚痴ばかり、阿部寛演じる自称作家のダメ息子に甘く、別れたその妻と孫の世話を焼きながら、万に一つの復縁を期待する。夏の暑さは、薄め過ぎたカルピスを凍らせたシャーベットもどきでしのぎ、同じ団地に住むインテリまがいの老人にときめいたりする日々。誰もがわが母の片鱗を見るはずだ。ドキュメンタリーで培われた是枝監督の視点も見事だが、全身がんを告白し、悠々と出たい作品に取り組む樹木の心持ちなくして、成し得ない存在感だ。唯一無二の映画力である。 0527 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。
うちのこ0527 杏奈ちゃん
ベストsmileママパパ大好き美幸ママ&秀樹パパより
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0527 オーレ
 強豪・鹿島を相手に見せたカップ戦の劇的勝利から中2日、ホームで迎える仙台戦。果たして、開幕戦以降6試合連続で続く「リーグ戦ホーム全黒星」からの脱却は──。
 全体を通して、お互いに相手ゴールを襲うも防がれる、少しの油断やミスといった僅差で勝負が決する緊迫した試合だった。本稿前回で言及した「シュート数」についても今回は11本と、少なくとも見所が東京戦の11倍はあった内容である。だが終えてみれば、上記の全敗記録を更新した。
 かといって日陰の部分ばかり見ても生産性はないし、当然、監督も選手も不名誉な記録を望んではいない。そして状況は、1stステージ残りホームゲームあと2試合と後がない。言わば、1分1秒を無駄にはできない、熱戦を繰り広げざるを得ない状況を得たのである。そうなったらそうなったでまた、目が離せないのである。

【写真】
失点ばかりが目立ってしまいがちなポジションだが、劇的セーブも少なくないGK・村山智彦選手

0527 3面 警察キャンペーン
 平成22年5月20日に平塚市横内で発生したタクシー運転手強盗殺人事件から未解決のまま6年が経った20日、平塚警察署の石井 孝署長と捜査員らは、JR平塚駅北口で情報提供を呼びかけるチラシを配布した。また配布後は、事件発生現場で献花と黙祷を行い、被害者宅を訪ねて焼香と捜査報告を行った。
 石井署長は「今一度、地域の皆さんに記憶を呼び戻して頂き、事件に関係するどんな情報でも結構ですので寄せて頂きたい」と訴えた。これまでに捜査にあたった捜査員は述べ1万7000人、聞き込み対象人数は6500人。なお情報提供件数は40件、提供は事件後4年目から止まっているとのことで、捜査員も「ぜひご協力をいお願いしたい」と重ねて情報提供を訴えていた。

0527 3面大磯動画
 大磯町と包括的な提携に関する協定を結んでいる神奈川大学の放送研究会がこのほど初めて、インタビューを中心とする町の紹介動画『ようこそ、大磯へ』を作成した。
 この動画は夏の大磯をテーマに浜辺や水田などの町内の風景を見せつつ、まちの魅力を伝える幅広い世代の生の声を紹介。子育て中の母親は「地域の人の顔が見えて安心。移り住んでよかった」と子育てのしやすさを語っている。地方への移住に関する情報を集めたHP「全国移住ナビ」の同町のページで現在使われている。
 また同町の昨年度の地域再生事業の担い手「colorful」が作成した英語による大磯のCMや、県立大磯高校SF研究部OBを中心とする「SF-ken」による町内産の野菜を使った動画など3本も、町のHPで紹介されている。

0527 1面写真2
 いよいよ今年の湘南ひらつか七夕まつりまであと1カ月と少し。今週号は毎年恒例、今年の織り姫をご紹介。応募総数50人の中から選ばれた村田百佳さん(21)、露木美穂さん(26)、小嶋 栞さん(21)の素顔に迫る。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」ではインタビューの様子をお送りします。今回の番組は5/30(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
元気印の織り姫
 日に焼けた肌が示す通り「趣味はサーフィン」という村田さん。崇善小学校、江陽中学校、平塚学園高校を卒業し、現在は神奈川大学に通う4年生。暇さえあれば、とにかくサーフィン。基本的には平塚の海に入っているが、波を求めて千葉県、茨城県、静岡県まで足を伸ばすこともあるという。高校時代はチアリーディング部のキャプテンを務めていたという経歴からも、その活発さは窺える。
 応募動機は「小さい頃から七夕に遊びに行っていて、ミス七夕のお姉さんに憧れていたから」といった比較的一般的な志望理由だが、枠に囚われない織り姫を目指す。「ルールは守りつつ、その範囲内で『織り姫だからこうしなきゃ』というのではなく自分らしさを出しながら健康・元気・パワフルな織り姫として頑張りたい」と意気込んでいる。なお自分の性格は「大雑把で自由人」と評している。
主婦の織り姫
 秦野市出身、二宮町在住の露木さんは都内で議員の秘書・受付として勤務している会社員。学生時代のアルバイトから「接客」に携わり、磨いた経験を使ってさらに視野を広げたいと応募した。3人の中、唯一の既婚者で、時間のある時は炊事、洗濯、掃除と「主婦をしています」。ただ家事ばかりでなく「お出かけもしますし、日曜日は英会話教室」。趣味は「食べることが好きなので料理と食べ歩き。海外旅行もよく行きます」と活動的で、充実した人生を送っている。
 今回の当選については「議員の秘書という仕事柄もあり、投票の重みを知ることができました。その重みを責任感に変え、そして接客業の経験を生かして活動していきたい。また、二宮町在住なので平塚在住ではない視点から平塚のグルメなど、魅力を届けていきたい」ときっちりと答えてくれた。
2冠の織り姫
 生まれも育ちも横浜市だが、高校は平塚学園高校に通い、なんと村田さんと同級生だったという小嶋さんは現在、産業能率大学に通う4年生。湘南ベルマーレをPRする「ベルマーレクイーン」を2014〜15シーズンの2年間務めていたこともあり、ベルマーレサポーターには馴染みある顔である。クイーンの仕事を通じて織り姫の存在を知り、ベルマーレも含め地域全体のPRをしたいと、応募した。
 おっとりとした日本的な雰囲気を醸し出しながらも趣味は「一人旅」とアクティブ。ただ、一人での海外旅行は「お母さんに止められて」まだしたことがないという。最近は就職活動で多忙の日々だが、時間がある時はベルマーレ観戦やカフェ巡りをしているそう。どんな織り姫になりたいかと聞けば「一人一人の方と仲を深めていきたい。一人一人に寄り添ったお話ができたら」と微笑んでいた。
 個性豊かな織り姫がデビューする今年の七夕まつりは7月8日〜10日の3日間(前夜祭は7/7)。彼女たちの活躍はフェイスブックとツイッターでも確認できる。
【写真】
左から村田百佳さん、露木美穂さん、小嶋 栞さん

うちのこ0520 寿愛(じゅあん)ちゃん
わたちのいい顔!

甚句ママさん
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0520 源平(中央)
 伊豆出身の工藤祐経(助経)は、建久4(1193)年に富士の裾野で曽我兄弟に討たれたことで知られる人物である。在京経験もあり有能であった祐経は、頼朝に重用されていた。捕虜となった平重衡が鎌倉へ連れてこられた時や、静御前が鶴岡八幡宮において頼朝夫妻の前で舞を披露した時などに鼓を奏す役割を担ったこともある。そのような祐経に関する記事が『吾妻鏡』(1190年7月)に載る。
 頼朝と佐々木盛綱が双六をしていた時のこと。盛綱は源平合戦で活躍し、藤戸の戦いの際には馬で海を渡ったとして頼朝を感心させた勇者である(第1部52回に既述。ちなみに兄の高綱は宇治川の先陣のエピソードで有名)。盛綱の傍らには、子の信実(15歳)が居た。そこへ工藤祐経がやってくる。祐経は後から来たにもかかわらず、信実を抱き上げてどかし、自分がそこに座った。信実は血相を変えて退出した。戻ってきた彼は石を持っており、その石で祐経の額を打った。祐経の額からは血が流れ、頼朝は激怒した。そうして信実は行方をくらましてしまった。翌日、祐経に謝罪するようにと頼朝は盛綱に命じるが、信実の行方が分からない。盛綱は、信実とは既に縁を切ったので父として代わりに謝罪するのも意に添わない、と主張する。頼朝は祐経に「今回のことを恨みに思わぬように」と使者を介して取りなす。祐経も事件の発端を顧みれば、信実としては理に適った行為だったのだと認め、以後不満を抱かぬことを頼朝に伝えた。
 さて、敵討事件で討たれる人物というのは得てして悪役としての印象が強いが、討たれる側にも主張はあったろう。そもそも曽我兄弟の敵討事件は伊豆の領地争いに端を発するものであった。この点に注目すれば、祐経もまた被害者だったといえなくもない。『曽我物語』のはじめの部分にはこうある。
 伊豆の大見、宇佐美、伊東(伊藤)を束ねていた寂心が、継娘の子供を嫡子として取り立て、伊東を譲って「伊東武者助継」と名のらせた。また、嫡孫を次男として立てて河津を譲り、「河津次郎助親(祐親)」とした。祐親(曽我兄弟の祖父)は不服であった。嫡孫の自分ではなく、なぜあえて継娘の子に大事な伊東を継がせるのか。しかし実は、この助継というのは寂心が継娘と通じて生まれた子なのであった。これが、のちに争いの種となる。
【写真】
歌川国芳の錦絵『鉤狐罠環菊』(国立国会図書館蔵)に描かれている工藤祐経
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0520 2面 ブータン
 ブータン王国国王の弟、ジゲル・ウゲン・ワンチュク王子を会長とする同国オリンピック委員会が11日、黒岩県知事を訪問し、県内施設を視察した。同国のオリンピック委員会が東京五輪の事前キャンプ候補地視察のために来日したのは初めてのこと。
 2012年のロンドン大会ではアーチェリーと射撃の種目で代表選手2人が出場した同国の委員会が視察したのは、伊勢原射撃場や箱根町総合体育館「レイクアリーナ箱根」、小田原市城山陸上競技場など。
 視察後は大磯プリンスホテルで記者会見を開き、王子は「施設は美しくシンプル。自然と調和した設計で感銘を受けた」とし、また「視察を目的に来日したが、それよりも大切なことは、より多くの仲間を作ることだと思っている。個人的に国と国との友好関係は個人の絆によって結ばれると考えている」と話していた。
【写真】会見で質問に答えるジゲル・ウゲン・ワンチュク王子

0520 2面 ポピー
 相模川河川敷の花畑「イシックス馬入のお花畑」で現在、約30万本のポピーが見頃を迎えている。今年は暖冬の影響で開花が例年よりも10日ほど早いという。
 咲いている花の種類は、シャーレーポピー(赤、ピンク)、カリフォルニアポピー(黄、橙)、ヤグルマギク(紫・白)など。なお毎年恒例、花の見納めとなる時期の6月4日(土)10時~15時には「摘み取りイベント」が開催される(雨天中止)。参加費は無料だが花畑維持のための協力金を募るとのこと。持ち物は、はさみと花を持ち帰るための新聞紙。イベント当日は臨時駐車場が開設されるが、バスで訪れる場合は平塚駅北口から9番のりば・茅ヶ崎駅行き(約8分)「馬入橋」下車、相模川堤防に出て上流へ(徒歩約10分)。問い合わせは平塚市みどり公園・水辺課☎︎21-9852へ。

0520 2面 広報
 全国の自治体の優れた広報紙などを表彰する今年度の全国広報コンクールにおいて『広報ひらつか』(平成27年6月第1金曜日号)が広報紙(市部)の部で入選(5位相当、10作品)した。なお同部門の参加作品は63点。同市の同賞受賞は2年ぶり4回目。
 受賞号は発達障がい児への支援をテーマに特集したもので、保護者が子育ての自信を取り戻すことが、子どもの成長に繋がるという着眼点から行政、市民団体、大学などの取り組みを分かりやすく紹介した。
 「自分が取れるとは思わなかったので、とても嬉しい。前回受賞した先輩に続くことができました」と喜ぶのは特集を担当した秘書広報課の根岸康徳さん(31)。今後の紙面づくりについても「行政が発行するものなので平塚らしさを上手く取り込みつつ、単なる行政情報を再加工して出すのではなく、市民を主役に、親しみやすい紙面を作っていきたい」と話していた。
【写真】受賞紙面を持つ根岸さんと広報担当のみなさん

0520 2面 迎賓館
 地域の飲食店などをクーポン付きで紹介する『ぐるっとひらつかHappy Passport』から、リアルなハッピーが誕生した。
 大磯町内にある「大磯迎賓舘」(大磯1007)で先月、結婚披露宴を開いた平塚市在住の田中健太さん(28)と沙織さん(28)。同店を会場に決めたのは同書のVol.2がきっかけだったという。2人が使ったのは同店の「フルコース試食会&相談会」クーポン。健太さんは「軽い気持ちでしたが良い機会をもらえました。プランナーの齋藤さんが決め手となりました」と振り返る。
 また、「この本を介して平塚と大磯の地域が繋がれたことが嬉しい」と言うのは同店副支配人の石塚すま子さん。「今回のように平塚の人に大磯の会場を知ってもらい、選んでくれたことは有り難い。建物は国登録有形文化財なので、多くの人に活用して頂き、みんなで守っていきたい」と話していた。◇大磯迎賓舘☎︎050-3385-0013
【写真】同書を持つ新郎新婦とスタッフのみなさん

0520 1面4
 子どもが木登りや木工など、普段行う機会の少ない遊びを外で楽しめるイベント「にのみや子ども自然塾」が昨年、二宮町で誕生した。今月で6回目を迎え、2回目以降は毎回参加者が200人を超えるなど人気を集めているという。この自然塾、どのようなイベントなのだろうか。
 もともとは2年前、子どもがのびのび遊べる場が少ないと感じていた幼児の母親たち4、5人が中心となり、町内で「わんぱくはらっぱ」という冒険遊びの会を開いたことが始まり。多い時には300人以上の参加者を集めたが、小さな子どもを抱えながらの準備は大変で、中心となって活動していた母親は「あのままだと家事や育児に追われて衰退していたかもしれない」と言う。
 それを耳にしたのが、町内の幼稚園で長い間勤務していた三宅栄子さん。以前から子どもが自由に遊ぶ場を作りたいと考えていたことから、子どものために活動してきた人などに声を掛け、昨年7月「にのみや子ども自然塾」を新しく立ち上げた。「はらっぱ」のメンバーも加わり、現在は赤ちゃん連れの母親から祖父母世代まで町内を中心に32人がスタッフとして参加している。「はらっぱ」のメンバーの1人、河合夕嘉さんは「スタッフが多いので、負担を感じずに楽しく活動している」と話す。

好きな遊びを存分に

 そして昨年9月、東京大学二宮果樹園跡地を会場とする自然塾が初めて開催された。その後1〜2カ月に1度、昆虫観察、どろんこ遊び、たき火などの遊びを行ってきた。参加費は通常1人100円で、保険料や材料費などに充てられる。
 6回目となった今月15日には260人が参加。会場には凧揚げ・竹馬などの昔遊びや段ボール遊び、木工、草木を使ったままごと、そのほか虫眼鏡で草むらの昆虫を観察するミクロハイクなど様々なコーナーが設けられた。
 木工のコーナーでは、初参加という小学2年生の男の子が、自分でデザインを考えビー玉転がし作りに1時間以上没頭。釘を打つのに苦労し、見守り役のボランティア男性が錐で穴を開け手伝う姿も。男の子の母親は「家ではずっとゲームで、外で友だちと自由に遊ぶ機会が少ないのですが、今日はうれしそうです」と喜んでいた。
 また、ままごとコーナーでは、男の子がそばで摘んだ草花を使い夢中でお料理ごっこ。一緒に遊んでいた母親は「すぐ触れる自然があるこういう場所は貴重です。子どもが集中して遊んでくれます」と笑顔を見せていた。
親子の遊びに繋げたい
 スタッフの河合さんが「子どもと活動に参加することで、自分も自然の中で全身を使って遊ぶのが楽しいという気持ちに帰れる」と話すように、自然塾は子育ての原点に気づける機会ともなっている。
 幼稚園教諭としての経験から、少子化の中で子どもと遊ぶことが減り、どうやって遊べばよいか分からないという親も多いと感じていた三宅さん。「ここで体験した遊びを他の場所でもやってみることで、親と子で遊ぶきっかけにしてほしい」と話していた。
 次回は6月19日(日)10時から13時まで「冒険遊び場」(参加費1人100円、申し込み不要)、14時から15時30分まで「虫とあそぼう!」(1人300円、要申し込みで定員は親子30組、希望者が多い場合は抽選)が行われる。会場は東大果樹園跡地。詳細はhttp://blogs.yahoo.co.jp/kodomosizenを参照。

パリスはたらくひと画像2 山下忠信さん
銀座パリス湘南平塚店 店長
ご近所に小学校や幼稚園があるため、晴れた日には、子供達や先生がお店の前を通っていきます。その際、店頭に飾ってある花を見て『お花きれい!』と、いつも笑顔で手を振ってくれます。この花を用意してくれる私の母もいつも笑顔。私はとても幸せな気分になります。同じようにお客様にも笑顔でご利用頂ける店作りをこれからも心掛けていきます。
SHOP DATA:

平塚市浅間町3-5
tel 0463-68-1018

ペット0513 ちーちゃん
(フクロウ)
フクロウのちーです。
卵からかえつて6ヵ月になりました。
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0513 オーレ
 今季リーグ初勝利、そして連勝と、湘南サポーターが歓喜に沸いたアウェー2連戦。このまま勢いに乗って少しでも降格圏から脱出したい16位湘南が対するは、このところ4戦勝利なしと、勝ちに飢えている13位FC東京。簡単には勝たせてくれそうにない。
 試合前は、湘南のMF・長谷川アーリアジャスール選手の応援歌が古巣である東京側から沸き起こり、湘南側も同調し、エール交換するなど良い雰囲気だった。但し試合は仲良しこよしとは相成らず、防戦一方。前半20分に失点。ホーム初勝利は、お預けに。
 結果、シュート本数は東京が6本に対し、湘南は1本。打てなかった、打たなかった、どちらなのかは、その時々の選手の判断によるが、当然その数字が多ければ得点の期待も高まり会場は盛り上がる。今回は逆のパターンだったが次回に期待したいところ。ただ次回こそは次回こそはと気が付けば1stステージ残りホーム試合数もあと3つ。そろそろホームで白星を。

【写真】
両チームのサポーターから応援歌が歌われ注目を浴びたMF・長谷川アーリアジャスール選手

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

『64-ロクヨン-前編』
監督:瀬々敬久 脚本:瀬々敬久/久松真一
出演:佐藤浩市/永瀬正敏/綾野剛/榮倉奈々/三浦友和 他
シネプレックス平塚ほか全国公開中。
 昨今の邦画界は、前後編流行である。いずれも長大な物語の面白さを損なうことなく映像化しようとした結果だが、この種の映画には二つの傾向がある。一つは、主人公たちがある課題をクリアしたところで、一旦、話が収束し、最後に新たな課題を提示するもの。もう一つは、大きなドラマのうねりをここぞというところで断ち切って観客の飢餓感をあおるもの。『64』は、一作ごとに山場を設けてはいるが、明らかに後者のタイプ。天皇崩御のため、わずか7日間で幕を閉じた昭和64年。未解決となった少女誘拐殺人事件に囚われながら、「終わらない昭和」を生き続ける人々の苦悩と救済を描いた物語だ。僕はこの作品を前後編ぶっ通しで試写室で観た。佐藤浩市を中心に主役級の顔ぶれが、それぞれの思惑で蠢くさまは『七人の侍』や『戦争と人間』といったインターミッション付き映画を観るような醍醐味を感じさせられた。本作を鑑賞する方にオススメするのは、出来れば後編の公開もはじまったタイミングでハシゴしてでも一気に観るべきだ。圧巻である!! 0513 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0513 2面 はるみ
 もっちりしていて甘みがある、平塚生まれの水稲品種「はるみ」の栽培が今年も始まった。地元農家で組織し米づくりを請け負っている湘南ライスセンター株式会社(片倉喜禎代表取締役)では6日、田植え前に行われる播種(種まき)作業が行われた。
 県内一の米どころ、平塚市内で現在生産されている米の主流品種は「キヌヒカリ」だが、来年以降、同品種の後継品種として全面的に生産の切り替えが行われていくのが、はるみである。
 はるみはキヌヒカリとコシヒカリを交配して誕生した品種で、JA全農営農・技術センター(東八幡)で育種された平塚生まれ。名前は「湘南の晴れた海」に由来する。昨年度には県の奨励品種にも指定されたお墨付きのブランド米で、食味が良いと評価が高い。リピーター率も高く、はるみを求めにわざわざ市外から買いにくる人もいるとのことだが、これまでは試行段階であったため生産量が少なく、あまり世に出回らないことから一部では「幻の米」とも言われていた。そのように味の評判が高いことから、このたびJA湘南管内では、キヌヒカリからの全面切り替えを目指すこととなったという。但し「さっぱり系」のキヌヒカリを好む人や、相性の良い料理もあるかもしれないと、業務用米を提供するレストランなどの反応も見つつ生産量を調整していくとのこと。いずれにせよ、来年以降は「現・幻の米」が主力品種となり、キヌヒカリの生産が減少する。つまりどちらも「食べるなら今」と言える。
 両品種とも、あさつゆ広場で販売中。キヌヒカリは精米4.5kgで1,550円(税込)、はるみは精米4.5kgで1,650円(税込)。問い合わせは同店☎59-8304へ。
【写真】6日、湘南ライスセンター(大島)で行われた播種作業

0513 2面二宮団地
 県住宅供給公社は、開発から50年が経過した二宮町百合が丘の二宮団地で団地再生事業「湘南二宮 さとやま@コモン」を始めるとして、そのスタートを記念する植樹祭が7日行われた。
 約70haの同団地には、公社の賃貸住宅や戸建て住宅などおよそ1900戸が建てられているが、古いものは入居から約50年が経過し、住宅の老朽化や高齢化、空き家の増加も問題となっている。このため同公社では入居促進を図ろうと、二宮町や地域と連携して新しい魅力づくりを進めるための再編事業を始めることとなった。
 植樹祭には公社の猪股篤雄理事長や村田邦子町長の他、子ども連れの住民らも参加し、町内の農場から提案されたオリーブの木20本を団地内の斜面に植えた。事前に公社の職員によってお茶の木100本も植えられており、参加した人は「大きくなるのが楽しみ」と話していた。公社では将来、オリーブやお茶を地域の人と一緒に収穫、調理や加工することを考えているという。
 再編事業では、共同農園や共同キッチンを整備して地域の人と共に収穫した作物を調理し味わえるようにするなど団地と地域の新たな魅力づくり、老朽化した部屋を大規模に改修するリノベーション制度の導入による入居促進、現在28棟856戸の賃貸住宅を18棟580戸に減らす団地のコンパクト化などが検討されている。
 なお今月28日には公社の所有する水田での田植えが、また6月には竹林整備とたけのこ狩りが予定されている。 

0513 2面 市民病院
 平成25年度から工事が行われていた平塚市民病院の新館が完成し、今月6日から外来診療を開始した。
 地上6階地下1階の免震構造。屋上には常時患者搬送が可能なヘリコプター離着陸場を備える新館は救急センターとして、処置室や蘇生室、集中治療室を拡充。手術室も増室し、高度な手術にも対応する。また新生児集中治療室や治療後の専用治療室の設置など小児・周産期センターとしての機能も充実させたことから、落合市長は「このエリアにおける出産から子育てまでの安心安全をしっかりと支えていくことができる、子育て世代から選ばれるまちとして公的な病院が持てた」と期待を寄せた。なお自家発電装置も備えており、停電時は約72時間維持できる燃料を備蓄しているという。
 今後のスケジュールとしては、今年度に仮設救急棟を解体し、来年度までに本館の改修と南館の解体を行う。平成30年度には外構整備を実施し、グランドオープンを予定している。総工事費は約107億円。

0513 2面大磯議会
 大磯町議会では年に4〜5回発行している広報紙「議会だより」の新しい題字を現在一般から募集している。
 同紙の題字はこれまで9年間、晩年を同町で過ごした吉田茂元首相による町立大磯中学校正門の門標にある「大磯」の字を使ってきた。
 しかし、去年7月の議会改選後に同紙の新しい編集委員が就任。題字が読みにくいという意見が出ていたことから、これを機に変えてみようと、一般募集をする運びとなった。
 同議会は、新しい題字でより親しまれる広報紙を目指したいとしている。応募は議会事務局まで郵送もしくは持参し、期限は今月末まで(必着)。議会だより編集委員会が採用作品を決定する。詳しくは同議会のHPを参照。
◇問い合わせ=同町議会事務局☎61-4100
【写真】これまで使用されてきた吉田 茂による題字

0513 1面 写真4
 大型商業施設の開業を今秋に控えている平塚のまち。新たに賑わいを創出する拠点の誕生を歓迎する声はよく聞かれるが、昔ながらの地元商店街ではどう見ているか。聞けば、駅前商店の活性化を図る新たな事業が進行しているという。その新事業とは。平塚市商店街連合会の升水一義会長に話を聞いた。

── いよいよ今年の秋、市内に「(仮称)ららぽーと平塚」がオープンしますが、地域の商店街としてはどのように感じていますか。
升水 魅力的な商業施設が誕生することは新しい顧客創出に繋がると捉えております。そこで私たちは今回の出店を中心商店街活性化のきっかけとしたい。地域に根差した地元に愛される商店街として、それぞれ個店の良さを前面に出し、安心して歩けて、楽しく買い物ができるよう取り組んでまいります。
── 平塚の中心市街地は将来的に、どうあるべきだと考えますか。
升水 超少子高齢化人口減少社会の中で、都市の中心市街地は生活する場所、暮らす場所として見直されてくると考えます。市長さんはよく「平塚を選ばれるまちに」と言われておりますが、中心市街地も「選ばれる中心市街地」になる必要があります。それには安心して歩けて、暮らしやすく便利で快適なまちにならなければなりません。「住んで良し、訪れて良し」の中心市街地を市とスクラムを組んで実現したいと考えております。
── では、何か具体的な取り組みは行われているのでしょうか。
升水 我々商店街と市、商工会議所で昨年の6月頃から話し合いを始め、新たな活性化事業「駅近キラ☆キラ商店街‼」という計画をまとめました。
── 事業の概要は?
升水 平塚駅前には主張のある品揃え、他の店にはない商品、素材の吟味、作り方、もてなしなど、店主の深い思い入れのあるお店が多くあります。そういった地元の人にも意外と知られていないこだわりや魅力あるお店を「キラ☆キラ店舗」と認定し、中心商店街を、駅前立地を生かし「キラ☆キラ商店街」として売り出そうと考えています。もっと街のことを知ってもらい、街に来て頂こうという考えです。「七夕まつり」は「星まつり」とも言われていることから、魅力的でキラリと光るお店を輝く星に例えて「キラ☆キラ店舗」と名づけました。
── 平塚には現在「逸品」と「ひらつか匠の店」がありますが、それらとどう違うのでしょうか。
升水 「キラ☆キラ店舗」は個性のあるお店です。主張のある品揃え、店のこだわり、もてなしなど広くとらえております。それに対し「逸品」はお店の推奨品です。1年かけて逸品を開発あるいは発掘しております。一方「匠の店」は主に卓越した技を対象として市が認定しております。当然ながら、中心街の「逸品」「匠の店」は「キラ☆キラ店舗」に含まれます。
── 「売り出す」とのことですが、具体的にはどういった活動を?
升水 新聞、テレビ、ラジオにキラ☆キラ商店街づくり紹介などをお願いします。またポスター掲示、パンフレット、市民ガイドによる「キラ☆キラ店舗観光ツアー」や、商店主が講師となってお店で扱う商品の専門知識やプロならではのコツを無料で提供する少人数の「まちゼミ」等も計画しています。さらには、専門家がお店を訪ね、さらなる魅力アップに繋げる方法をアドバイスする「キラ☆キラ店舗魅力発見隊」も実施します。
── いつから事業開始ですか?
升水 5月から参加店舗の募集を始めておりまして、各事業は七夕まつりの後、準備が整い次第、順次実施していきたいと考えております。なお参加店舗数は30店以上を目標としています。
── 最後に何かありましたら。
升水 話し合いの中で「自転車やバイクで買い物に来られたお客様が安心して停められる駐輪場がないよね」ということから「早急に設けるべき」と、湘南スターモール商店街がトキワヤさんの西隣に自転車39台・バイク21台の駐輪場を整備し3月に開設しました。駐輪後90分までは無料ですので、ぜひお買い物の際はご利用ください。
── 本日は有り難うございました。
(星空の写真は平塚市博物館提供)

0429 2面活断層1
 活断層が大きく動いたため甚大な被害が発生したと考えられている今回の熊本地震だが、平塚市と大磯町、二宮町の周辺にもいくつもの活断層が存在する。これらの活断層について平塚市博物館に聞いた。
 この地域で大きな地震の震源となりうると国が評価しているのは、大井町付近から小田原市を経て相模湾内に至る「国府津ー松田断層帯」と津久井町から平塚市までの「伊勢原断層」、山北町から静岡県御殿場市付近に至る「塩沢断層帯」の3つ。
 また大磯丘陵は隆起が活発な点で世界有数の場所とのことで、周辺では丘陵北側の「小向断層」と西側の「生沢断層系」など多くの活断層が存在している。
 同館の野崎 篤学芸員によれば、大部分の活断層について、一定の年月の間に断層がどの程度動いたかは分かるものの、最後にいつ活動したかや活動周期についてはよく分かっていないという。このため活断層による地震がいつ発生するか予測することは非常に難しい上、活断層から離れた場所であっても大きな被害が出る場合もあり、野崎学芸員は「危機意識を持ち常に地震に対する備えが必要です」と呼び掛けている。
 同館では地震と市内の地盤に関する展示を常時行っているほか、2007年に開催した特別展「平塚周辺の地盤と活断層」の図録と平塚周辺の地盤図を販売している。
 また県のHPでも主な活断層のマップを見ることができる。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5152/

0429 2面グラス展1
 近世から現代までのヨーロッパと日本を中心とするガラスの名品を集めた「華麗なるガラス工芸の世界ーヴェネツィアから現代まで」が平塚市美術館で現在開催中だ。
 この展覧会で展示されているのは、17世紀のヴェネツィアの職人による繊細な器から、フランスにおける19世紀末のアール・ヌーヴォーや20世紀初めのアール・デコの影響を受けたものの他、日本の近代ガラス工芸の初期の作品など合わせて122点。 このうち、アール・ヌーヴォーを代表するガラス作家エミール・ガレの『昆虫文双耳花器』は植物や昆虫が描かれ、自然に愛着を持っていたガレの作風をよく示している作品。またアール・デコ時代のルネ・ラリックの『花器・バッカスの巫女』はラリックの彫刻的作品の代表の1つ。
 この他、自由な発想で作られたオブジェのような現代のガラス作家の作品もあり、同館では「その時代の流行を取り入れたガラスのデザインの変遷をたどることができます」と話していた。
 この展覧会は6月19日まで開催(月曜休館)。また5月14日(土)6月5日(日)には担当学芸員によるギャラリートークが行われる。
◇観覧料=一般800円、高大生500円
◇問い合わせ=同館☎35-2111
【写真下】昆虫文双耳花器/花器・バッカスの巫女

0429 2面二宮火災報知器
 法律で全ての住宅への設置が義務付けられている火災警報機について、二宮町消防本部では町内の住宅への設置状況に関する聞き取り調査を今月20日から行っている。
 21日に行われた調査では対象となっている住宅を職員が訪問し、警報機の有無を尋ねて回った。「台所には設置している」という住民もいたが、寝室にも義務づけられている旨を説明し、「設置が難しい場合には町の消防団員が手伝うので、できるだけ早く取り付けをお願いします」と呼び掛けた。
 同町では報知器の音に気づいた隣人が通報し早期に火災が発見された事例もあるものの、昨年度の設置率は84%とここ数年伸び悩んでいるという。同本部では「特に集合への取り付けを進めたい」と話している。
 また新築住宅の火災報知器設置義務化から間もなく10年が経つが、電池の寿命は約10年とのことで同本部では設置から10年経った機器は交換するよう要請している。

0429 2面東海大
 熊本地震で被害を受けた東海大学の熊本・阿蘇キャンパスの学生を支援しようと、平塚市にある同大学の湘南キャンパスで学生による募金活動が今月18日から29日まで行われている。
 この活動は、東日本大震災の被災地で活動を行っている同大学チャレンジセンターの「3.11生活復興支援プロジェクト」のメンバーが中心になり、他のプロジェクトや学生会に所属する団体にも声を掛けるなど学生の有志が幅広く参加して行われたもの。
 学生達は交替で授業前と昼休み、放課後の1日3回、校内で募金を呼び掛けている。初日の18日には募金箱1つに1時間で1万円もの寄付があったという。
 同プロジェクトリーダーの武田宗一郎さん(2年)は「16日の朝から相談を始め、自分たちに一番最初にできることは募金だと考えて活動を始めた。後々はこれまで東北でやってきたことを生かして熊本でも支援活動ができたら」と話していた。

ペット0429 れもんちゃん
(メス・トイプードル・10歳)
静かでとてもおりこうさん
病気一つした事のない可愛い愛犬です♡♡♡
【ペット自慢の投稿募集】
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うちのこ0429 里星来(りせら)ちゃん
もぉーだってぇ~
それは、いやぁー!!

ちせさん

【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0429 私は今 海樂人 店主丹治千明さんさんからのご紹介

HAIR ROOM ROCCO オーナー
佐藤良二さん

 平塚市中原に、「HAIR ROOM ROCCO」をオープンしてから一年が経ちました。これも一重に温かいご指導、ご支援をしていただいている、お客様、友人たちのおかげだと思っております。  休日は、趣味のサーフィンでリラックスしています。海に入っていると色々な出会いがあり、今まで沢山の友達ができました。  これからも仕事や海での出会い、繋がりを大事に頑張っていきたいと思います。

 

 

0429 源平
 奥州で反乱を起こした大河兼任はどうなったのか。率いていた軍勢を失ってただ独り窮地に陥っていた彼は、栗原寺にいた。錦の脛(すね)あてや立派な太刀を身につけていた彼は地元の樵達に怪しまれ、取り囲まれた。樵達は斧で襲いかかった――。兼任が討たれたという知らせが千葉胤正に届けられる。鎌倉方を混乱に陥れた大河兼任の叛乱が、ようやく終わりを告げたのであった。
 建久元(1190)年4月。頼朝が頼家の弓の師として下河辺行平を召した。頼朝は、のちに将軍を継ぐことになるこの嫡男に期待していた。妻の北条政子がこの子を懐妊した時には、安産を祈願して鎌倉に段葛を造ったほどである。頼朝は成長した頼家に弓馬の芸を身につけさせるために、弓矢の達人である下河辺行平に指導を頼んだのだ。そうして大勢の御家人の前で、頼家がはじめて小笠懸を射ることになった日。弓を射て下馬する頼家の姿を目の当たりにした人々は、その素晴らしさに感激したという。御家人達には酒がふるまわれ、指導者の行平には剣が与えられた。頼朝は嬉しかったことであろう。
 弓馬の芸を重視する頼朝の姿勢は、この年の8月に行われた放生会の際の逸話にもよく表わされている。神事として行われる流鏑馬(馬で駆けながら的に向かって矢を射る競技)の人数が急遽足りなくなってしまった時の話。大庭景義が頼朝に伺いを立てる。「石橋山の合戦で弟の景親(平家方)についた河村義秀が、私のもとに捕虜としております。弓馬の芸に秀でた彼を召してみてはいかがでしょうか」。頼朝は不審に思った。なぜそのような者がまだ生きているのか。しかし今はとにかく流鏑馬を滞りなく行うことが重要だ。もし至らぬ芸であれば、再度罰を与えればよい――。そうして義秀が呼ばれた。流鏑馬を披露する。義秀の弓の大きさに傲慢さを感じ取った頼朝は、失敗するかどうか試すために他にもいくつか射させた。しかし、どれも成功。見事な技に感じ入った頼朝は義秀を赦した。そして後日、相模国足柄郡河村郷に戻るのも認めた。弓馬の道に秀でていたことが、義秀の身を助けたということになる。
【写真】鶴岡八幡宮へ続く参道、若宮大路の「段葛」
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0429 オーレ
 未勝利はさることながら連敗が止まらない。ここまでリーグ戦4連敗、ホーム4試合は全て黒星という最下位湘南がホーム平塚で迎える第8節、迎え撃つは昨シーズンの湘南を彷彿とさせる「前季J2優勝を果たしJ1に昇格した今季好調の」6位大宮だ。そんな「過去の自分」を前に初白星を勝ち得るか、3年ぶりに5連敗を記録するか。
 試合内容はほぼ互角。強くて敵わないという相手ではなかった。だが後半80分、PKを与え失点。そのまま巻き返せず敗戦した。
 試合後、曺監督は「多くのサポーターの皆さんから、負けたにも関わらず『最後も前向いて行け』と、『これからだよ』と言ってもらったのは人として本当にありがたい」と言った。白星が欲しいのは皆同じ。選手も監督も。そしてサポーターは、ここからが勝負である。今後もネガティブな結果が続いた場合、どこまで耐え続けられるのか。

【写真】
U-17日本代表にも選ばれた現役高校生MF・齊藤未月選手(17)。途中交代でJ1デビューを果たし、良い動きを見せた

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0429 1面写真1−1
 4月30日は「湘南しらすの日」。春のしらす漁が真っ盛りを迎えている「4月ラストの日」に掛け、また、その日は多くの家庭の食卓にしらすを出してほしいと願いを込めて神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会(杉山 武会長)により定められた記念日である。制定から3年が経つが、この湘南の名産品、皆さんはどれほど食べているだろうか。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では丸八丸杉山さんへのインタビューの様子や、しらすの「食レポ」をお送りします。今回の番組は5/2(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 湘南しらすとは相模湾でシラス漁を行う漁業者でつくる同協議会により築かれたブランドで、平塚においては水揚げ量1位のサバに次いでアジ、イワシと肩を並べる揺るぎない名産品である。
 相模湾におけるシラス漁は、古くは明治20年頃から三浦半島沿岸で始まったとされている。昭和時代後半に入ると魚群探知機や揚網機が導入され、効率化が図られた。江戸時代末期から続く漁師の6代目、杉山 武さん(55)が代表を務める「丸八丸」も、父の代からシラス漁を始めたという。現在は同協議会の会長も務めている杉山さんに、湘南しらすの魅力を聞いた。
色とりどりの味
 商品として杉山さんの丸八丸が取り扱っているのは8種類。消費期限を当日限りとし、その日に獲れたものしか出ない「生しらす」をはじめ、水揚げされてからすぐに茹でられる「釜揚げしらす」や、乾燥させた「しらす干し」「ちりめんじゃこ」「たたみいわし」「ごまめ」。その他「つくだ煮」や船上で特製のたれに着けた「沖漬け」などバラエティー豊か。一つ一つ解説するときりがないが、どれ1つとってもそれぞれ丁寧につくられ、それぞれの旨味がある。ではなぜ、一般的に「美味しい」と言われ、長い間愛され続けてきたのか。それには理由がある。
美味しさの秘密
 相模湾では県内40ヶ統の漁業者によりシラス漁が行われており、全ての所で「水揚げ」した漁業者により「加工」も「販売」も行われているという。美味しさの答えは、ここにある。杉山さんによれば、そのように「食べる人の顔が見える」状況にあれば、当然「良いものを提供したい」となることから、必然的に「鮮度の良いものを出している」のだという。
 新鮮なものが美味しいのは自然の理。これが湘南しらすのロングセラーたる秘訣である。杉山さんは「県内40ヶ統、色々な港にシラスを獲っている漁業者がおります。ぜひ地産地消で、その土地のシラスを味わってほしい」と話している。
 海のあるまちに住んでいるからこそ楽しめる味。ぜひ4月30日は地元の宝を食卓に。
◇丸八丸☎︎0463-22-7260
【写真TOP】
生しらす
【写真下左から】
釜揚げしらす/つくだ煮/沖漬け/丸八丸の杉山さん

0422 2面 イクボス
 部下の仕事と生活の両立に理解のある上司や経営者を指す「イクボス」という言葉が近年広まりつつある中、平塚市の落合克宏市長は15日、県内市町村の首長として初めて「イクボス宣言」を行った。
 この宣言は、子育てや介護など様々な事情を抱える働き手が増える今日において、働きやすい環境を作りながら業績も上げられるよう上司や経営者が配慮することで、仕事と生活を両立するワーク・ライフ・バランスの実現を目指そうと行われたもの。
 同宣言の前には、イクボス・イクメンの啓発を進めるNPO法人ファザーリング・ジャパンの川島高之理事を講師に、庁内の管理職が「イクボス養成研修」を受け、上司自身も仕事だけでなくプライベートも充実させてほしいといったイクボスの心構えなどについて説明を受けた。
 その後落合市長や金子 誠教育長などがそれぞれ「イクボス宣言」を読み上げた。市は市長が率先して宣言することで庁内だけでなく市内の企業にも広げたいとしている。

0422 2面二宮シバザクラ
 二宮町の吾妻山公園で、富士山をモチーフにして植えられたシバザクラが見頃を迎えている。
 同公園内の約1400㎡の傾斜地に咲くシバザクラは35800株。同町梅沢地区から富士山を望む景色を題材とした葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景相州梅澤庄」をイメージし、富士山を白、その回りをピンクや薄紫など3色で彩り富士山を引き立たせている。
 訪れた人たちは広がるシバザクラを眺めながら昼食を取ったり写真に収めたりと、思い思いに景色を楽しんでいた。二宮町によると見頃は今月下旬までで、同園ではこの他つつじも咲き始めている。
【写真】4/18撮影

0422 2面カーネーション1
 平塚市入野の花き生産者、井澤英一郎さんのハウスでは来月の母の日を前に、色とりどりのカーネーションが出荷のピークを迎えている。
 現在市内でカーネーションを生産しているのは井澤さんのみ。井澤さんと妻リツ子さん、長男要さんの3人が中心となり、2つのハウス約500坪に12種類を栽培する。花を長く保たせるには土作りが重要と考え、油かすや藁で作った自家製堆肥といった有機肥料を土に混ぜると共に、根に酸素を供給できるよう土壌に通気用の穴を掘るなどして、土作りにこだわっているという。
 現在は週3回の市場に合わせて1回1000~2000本を出荷する。形は、花びらが幾重にも重なる大輪のタイプと小さめの花やつぼみがいくつも付いたスプレーがある。色は、赤やピンクの定番に加えライトグリーンやベージュなどの他、白い花びらの縁が紫や赤色になったタイプもある。
 近年は花束だけでなく手軽に飾れるアレンジメントフラワーも人気があることから、JA湘南の直売所あさつゆ広場では、リツ子さんが作ったものも販売される。去年は母の日向けに100個ほど作ったとのこと。
 カーネーションは様々な品種があり「何を作ろうか考えるのも楽しみの1つ」とリツ子さん。「買った花に声を掛けながら毎日変化する様子を見てもらうと長く保ちます」と花を楽しむ秘訣も教えてくれた。
◇問い合わせ=あさつゆ広場☎59-8304
【写真】井澤さん夫妻
0422 2面カーネーション2

0422 2面図書館
 平塚が舞台となっている小説やゆかりの作家を紹介する「本の中の平塚」展が現在、市中央図書館1階ロビーで行われている。
 展示されているのは、5冊の小説と平塚のガイドブックなど。展示中の東川氏によるユーモアミステリー『ライオンの棲む街~平塚おんな探偵の事件簿1~』と続編『ライオンの歌が聞こえる』には市内のスターモール商店街やラスカなど地元でおなじみの場所が多く登場するが、同展ではこれらを示したマップも展示され、主人公たちがまちをどう歩いたのか想像できる。また江戸川、大磯、平塚で次々と毒殺事件が起きる京極夏彦氏の長編推理小説『邪魅の雫』は通常版に加え、カバーが異なる大磯・平塚地区限定特装版も展示されている。
 平塚に関連した資料の収集も行う同館では「平塚の方が書かれた作品の情報など地域の方の協力もお願いしたい」と話している。この展示は来月8日まで。

0422 2面熊本地震
 今月14日に発生し強い揺れがなお続く熊本地震への対応として、平塚市は大学交流事業に関する申し合わせを締結している東海大学に対し16日、支援の申し入れを行った。今後同大学から依頼があれば、近隣の自治体とも連携して支援物資を送ることも検討するという。
 さらに同大学阿蘇キャンパスがある南阿蘇村等に対する義援金や、日本赤十字社が窓口となる義援金を、市役所本館や平塚市民病院、中央・各地区公民館や市民活動センターなどで受け付けている。 
 また大磯町においても同大学に対し、平塚市と同様の申し入れを行い、二宮町も支援を表明した。日本赤十字社への義援金については、役場本庁舎と保健センター、国府支所の3カ所で、また二宮町でも役場と生涯学習センター、町民センター、町民サービスプラザの4カ所で受け付けている。
【写真】平塚市役所本館に設置された募金箱(平塚市提供)

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 富士山、丹沢山地、箱根連山を遠くに見る青空を、およそ300の鯉のぼりが雄大に泳ぐ。平塚市岡崎を流れる鈴川を会場とする「鈴川鯉のぼりまつり」は、毎年地域住民の手で5月の連休中に開催されているイベントだ。ふるさとを愛し、川に愛着を持ってもらおうと10年前に住民の発案で生まれた同まつりも、いよいよ今年の開催(5/3~5)で第10回の節目を迎える。
 鯉のぼりまつりを運営しているのは岡崎大畑地区の住民ら有志でつくる実行委員会(柏木三夫委員長)。同会に発端を聞くと、話は10年前に遡る。それまでは大雨の際に氾濫しがちだったという鈴川で、改修工事が終了したのが平成17年。これを機に、住民らにより草刈りなどを行う「鈴川をきれいにする会」が発足し、この流れで「せっかくきれいになったのだから何かやろう」と思案を巡らした。「桜を植えよう」との意見もあったが、鈴川には野生の鯉も泳いでいたことから「鯉のぼりにしよう」となったという。
誕生から10年
 開催までに要した準備期間は約1年。苦労したのは何と言っても「運営資金の確保」だったという。様々な考えを持つ人たちが入会する自治会の予算を運用するのは好ましくないと、委員会を組織し賛同者から寄付を募った。そして資材を購入、県の許可を受け柱を設置。メインとなる鯉のぼりは「家庭で不要になった」約100匹が集められた。また、イベントを盛り上げるため農協女性部や消防団、交通安全協会、防犯協会、体育振興会、子供会など多くの団体が協力し、蓋を開けてみれば地域が一丸となったイベントが誕生した。
 「よく続いたものです」と柏木さんは謙遜するが、回を重ねる毎に周知され、鯉のぼりも増え、訪れる人も増えてきた。ただその一方で、将来への不安も漠然とある。
維持していく難しさ
 まず心配されるのが「鯉のぼりの供給量の先細り」である。柏木さんは「先々、無限に寄付されるとは考え難く、いずれは不足する時代が来るでしょう」と考える。「そうなれば例えば企業に買ってもらって社名を掲げるとかも考えないと、続けていくのは無理かもしれない。やめちゃうのも寂しい話ですからね」と話す。ちなみに寄付されるほとんどの鯉のぼりは化学繊維で作られたもので、その寿命は2~3年ほどだという。
 そして次の懸案事項は、多くの市民団体につきまとう「高齢化」。特に大型連休を使って開催される同まつりの運営サイドとなると、若い世代には難しいのだとか。
さらなる発展へ
 ただ、柏木さんは「どうしたら維持できるか、という不安は最初からありました」と原点を振り返る。「1回2回は良いが3回4回は飽きられてしぼんでいくんじゃないか」とも考えたという。だが「どんな風になるかなんて初めから先は見えなかった。逆に、ここまで来ると簡単にやめられなくなっちゃいました。もちろんやめるつもりはありませんが」と笑う。そして第10回にあたりこう意気込む。「今年は節目ですから例年以上に子どもたちが楽しめる行事を用意しています。そしてこれを機に運営や鯉の集め方など今後の発展方法を考えていきたいと思います」
第10回鈴川鯉のぼりまつり
◇5/3(火)~5(木)◇鈴川舟橋から新大畑橋の間(JA湘南岡崎支所から西へ約400m)◇3日11時から岡崎小学校児童による音楽会、大住中学校生徒による吹奏楽とジャズダンス。模擬店、地場産野菜の販売、小動物との触れ合い、祭り太鼓など。5日には子供凧揚げ大会も予定。バスは「大畑平岡幼稚園前」下車。駐車場も用意されているが3日は式典のため混雑が予想されるとのこと。
写真=実行委員会提供

 県立の中高一貫校で、昨年「第1期の卒業生」を世に送り出し、初年度から東京大学など国公立大、難関私大への合格実績を生んだ県立平塚中等教育学校(落合浩一校長)が今月、2期生(153人)の大学合格一覧を発表した。今年は「現役東大合格者数」を2人(昨年1人)に伸ばすなど昨年に続き「大学受験に強い平塚中等」を証明した。
 2期生(現役)の国公立大学合格者は29人で、割合としては約5人に1人。合格先は東大、東工大、東京外語大、筑波大、横浜国大、首都大、横浜市大などの他、今年は東京医科歯科大といった「国立医学部」にも合格した。一方、早稲田大(22人)、慶應大(9人)、上智大(10人)といったいわゆる難関私大にも数多く合格。また、昨年に続き再チャレンジした1期生も同校初の京都大をはじめ、その他難関大に高い割合で合格している。同校では「昨年に続き生徒たちが頑張り、目標を持ってそれぞれの志望校合格を達成できました。我々としてもお預かりした生徒たちの能力を順調に伸ばすことができました」と話している。
 なお平塚江南高校が発表した入試結果によれば68回生(314人)の「現役東大合格者数」は昨年、一昨年に続き1人だった。

0415 2面リトアニア
 リトアニア共和国のオリンピック委員会の委員2人が11日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプ誘致を進めている「ホストタウン」である平塚市を訪れ、市内のスポーツ施設などを視察した。
 今回来日したのは、同委員会の財務担当局長ヴィタリユス・ヴァシリウスカス委員と東京2020オリンピック責任者エイニウス・ペトクス委員。2人は落合克宏市長と共に、総合公園のトッケイセキュリティ平塚総合体育館やShonan BMWスタジアム平塚などを回り、市の担当者から説明を受けながらトレーニングルームなどの設備を確認した。
 落合市長は「平塚はスポーツ施設が充実し気候も温暖です。スポーツだけでなく市民の文化交流も行いたい」とPR。ヴァシリウスカス委員は平塚市について「設備が新しく交通機関が充実し、よい病院もある」と評価した。2人は今回の来日で、同様に事前キャンプ誘致を目指す相模原市など他に4市を視察する予定となっている。

0415 2面二宮動画1
 移住促進に力を入れている二宮町が町外に向かって町の良さを伝えたいと、このほど初めてプロモーション動画「菜の花畑のニーノ ~二宮町へおいでよ!~」を作成、町のHPで公開した。
 動画を作成したのは、姉妹クリエイターの「東京ハイジ」。キャラクター作りを担当する妹のササキワカバさんが8年前から同町に住んでおり、二宮を盛り上げたいと町の公募に応じたという。
 動画は、都会に住む「僕」(ミーヤ)が「菜の花畑のニーノ」から送られてきた手紙を頼りに同町を訪れ、ニーノを探して町中を巡るというストーリー。キャラクターは、動画の制作を始めようとしていた頃にササキさんが家の前でタヌキの一家と遭遇したことから、タヌキをモチーフにしたという。撮影は昨年10月から今年3月まで行われ、公募により集まった町民や事業者が出演。店舗や幼稚園の他、ラディアン花の丘公園朝市、にのみや子ども自然塾といったイベント会場で、笑顔でテーマ曲を歌う様子が収められている。また、菜の花が満開の吾妻山や富士山を望むみかん畑など町を象徴する風景も入れられた。
 ササキさんは「二宮の居心地の良さ、人の温かさ、自然の豊かさが伝わればと思っています」と動画に込めた願いを語る。
 同町地域政策課では、「この動画で町民の方々にも良さを再確認してほしい」と話しつつ、地方への移住促進に関する情報を集めたサイト「全国移住ナビ」上で公開し、町外への情報発信に繋げたいとしている。
◇YouTube神奈川県二宮町公式チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCflEBBtZsXWx9aH90TRcceQ

0415 2面大磯乗合タクシー
 公共交通機関がない地域の住民の不便を解消しようと、大磯町は今月から一部の地域で乗合タクシーの実証運行を始めた。
 この乗合タクシーは、利用者の住む地域と限定された目的地を結んで運行され、一般のタクシーとは異なるもの。利用できるのは同町西小磯東区の一部の地域の住民で、事前の利用者登録が必要となる。目的地はJR大磯駅や町役場を含む「東ルート」と東海大学医学部付属大磯病院とスーパーを含む「西ルート」に限られ、運行時間と乗降場所が決められているが、運賃は1人500円と通常よりも割安に利用できる。
 町によれば、8日現在146人の利用者が登録し、これまで1日平均約3件の利用があったという。町では1年間の実証運行を通じて、利用の条件や方法を見直すことにしている。

0415 2面 振り込め
 振り込め詐欺被害を未然に防止したとして平塚警察署(石井 孝署長)は11日、平塚本宿郵便局(和田 彰局長)を表彰した。
 事案発生は先月25日。市内在住の90代男性が定期貯金の解約に同郵便局を訪れたが、その金額が100万円を超す高額であり高齢者であったことから同郵便局は警察署へ通報、急行した警察官が聞き取り調査を行い発覚した。今回のケースは「複数の電話をかけることで被害者を信用させる手口」だった。
 男性は最初、次男を騙る男から「携帯電話と書類の入った鞄を失くした」との電話を受けた。その後、品川駅の遺失物保管所の職員を騙る男から「鞄は見つかったが中身は空」との電話があり、その後再び次男役から「800万円の小切手が入っていたので何とかしてほしい」と電話があったという。
 なお市内における現在(4/11)までの今年の振り込め被害は7件約4,500万円で、昨年比(同日まで)は1件減だが被害額は約3,000万円増。県下全体では増加傾向にあるとのことで、同署では、さらなる対策強化に取り組んでいるという。

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0415 3面吉沢菜の花
 平塚市吉沢地区で、休耕地となっていた場所に地元の人などが植えた菜の花が今、見頃を迎えている。
 この菜の花を植えたのは吉沢地区の住民らでつくる「湘南ひらつか・ゆるぎ地区活性化に向けた協議会」(秋山 貢会長)。今も里山が残る同地区だが、高齢化や人口減少が進み、里山が荒れたり休耕地が増加するなどの問題が生じている。このため同協議会では、一帯の土地を所有する日本土地建物株式会社や、東京農業大学、平塚市と連携協定を結び、共同で薮や笹を苅り増えすぎた木を伐採するなど、里山を整備し守る取り組みを行ってきた。
 その一環として、新たな名所をと3年前に始めたのが菜の花畑づくり。今では休耕地を整備した約3000㎡の丘陵地からは大山を望める上、関東平野も一望でき、鶯など鳥のさえずりや淡い新緑と共に菜の花が楽しめる憩いの場となった。
 同協議会事務局では、「市内からも来やすい場所に里山が残るこの地区を、より多くの人に訪れてもらえたら」と期待している。 この畑は、吉沢公民館から大磯町の鷹取山へ向かう散策路の途中にある。ルートは同協議会が選定した「吉沢八景」のサイトhttp://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/100075409.pdfで確認できる。
【写真】4/11撮影

0415 1面写真1
 全国に約4500のクラブが存在し、小学生から高校生まで約42万人の少年少女が活動している「少年消防クラブ」。平塚市においては平成24年に誕生した「平塚市少年消防クラブ」が活動しており、先月、結成4年目にして総務省消防庁長官賞の「優良少年消防クラブ表彰」(平成27年度は53団体)を受賞したことは以前本紙でもお伝えした。そもそもこのクラブ、何を目的に、どんな活動をしているのか、ご存知だろうか。

 少年消防クラブの歴史は古く、全国的にスタートしたのは昭和25年、当時の国家消防庁(現・総務省消防庁)の通知から。今回平塚市のクラブが受賞した「優良な少年消防クラブ・指導者表彰」も昭和29年から継続して実施されているもので、60年以上の伝統がある。そのように全国では歴史あるクラブも活動している中、平塚市で結成されたのは最近のこと。東日本大震災以降、全国的に防災意識が高まる中で設立された。
 活動目的を、「防火・防災に関する知識と技術を身に付け、防火・防災思想の普及とクラブ活動を通じて規律正しく明るく元気に育つこと」とする平塚市のクラブ。対象年齢は全国各地区で異なるが、平塚市では「市内在住の小学5・6年生」とし、定員は30人と設定する。なお受賞した27年度は男子10人女子11人が所属してたという(28年度の募集は終了、27人が入団予定)。
消防、救助、救命を学ぶ
 では入団すると、何が得られるのか。物質的にはバッジと手帳が配布され、活動服と制服が貸与されるが、本質的には「他では絶対にできない貴重な経験」である。活動は年に10回ほどで、市の消防職員による指導のもと、消防、救助、救急といった3分野の仕事を見て学び、体験して身につけ、発表して人に伝えていく。放水やロープ渡り、平塚市では中学生以上でないと受講できない「普通救命講習」も特別に受けることができ、心肺蘇生法とAEDの取り扱いが学べて修了証も授与される。
 こうした団体活動を重ねる中で、基本的な挨拶はおろかチームワークや協調性、責任感、礼儀、規律を重んじる精神、自発性などが養われていくのだという。クラブ運営を担当する市消防本部予防課の田中成実課長代理は「5年生から6年生に上がる1年間を見ても行動面・言動面で成長がかなり見られ、自発的な行動を取られるようになるんです」と感慨深げに話す。
成長に貴重な体験を
 市内全域から集まる「学校の違う仲間」と共にする特別な時間。2年間という短い間ではあるが、少なからず彼らの成長に良い影響を与えた居場所であることは間違いなく、卒業後には「中学生になっても参加したい」「お手伝いできることがあれば言ってほしい」といった声も挙がるのだという。
 そんな社会教育の場ともなっている少年消防クラブ。指導をはじめクラブ運営や事務的な仕事すべてを市の消防職員が担当してくれているというある意味「安心・安全な習い事」だが、なんと入会費や年会費、被服費などは一切無料。但し定員は30人。そして今年度の募集は既に終了したため入団希望者は来年までしばしお待ちを。
◇問い合わせ=平塚市消防本部予防課☎︎21-9728

0408 源平
 1190(文治6)年2月16日。河内の弘川寺において一人の歌人が亡くなった。西行(俗名・佐藤義清(のりきよ))である。陰暦2月15日というのは釈迦の入滅した日で、釈迦追慕のための法会である涅槃会(ねはんえ)が行われる日にあたる。この時期の西行の死は周囲の人々に衝撃と感動を与えた。というのも彼が生前に詠んでいた歌の通りになったからである。その歌というのは、「願はくは花の下(した)にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」というもの。桜の下で春、死にたい、満月の2月15日の頃に――。桜に惹かれ続け、その想いを数多くの歌に詠んできた西行らしい願いの表出した歌である。桜が咲き、月が輝く美しい情景のなかで自分は死にたい……。と思ってはみても実行するのは困難である。願い通りに遂げられた往生に、交流のあった藤原俊成や定家、慈円などは深く感じ入り、その追悼の思いを綴る。
 「願はくは」の歌について、西澤美仁氏は「花の真下から月を見上げる、花を通して月を見る」のと同時に「上から花を見る月の視点が用意され」ており、「月と一緒に花を見る」ということを示したかったのだろうとする。また花の「下(もと)」ではなく「下(した)」とするところに「和歌的表現が西行的表現に変わる瞬間」が読み取れると指摘する(『西行 魂の旅路』〔ビギナーズ・クラシックス日本の古典〕角川文庫)。ちなみに西行の死後編纂された『新古今和歌集』に彼の歌は一番多く入集しており、また後鳥羽院から「生得の(生まれながらの)歌人」と評価されてもいる。
 西行は平清盛と同じ年の生まれで、藤原秀郷(関東で反乱を起こした平将門を討伐。俵藤太としても知られる)の流れを汲む武士の家の出身である。西行と清盛は共に鳥羽院の北面の武士でもあった。また西行は、東大寺再建の勧進のため奥州藤原氏のもとへと向かう際に鎌倉で頼朝とも会見している。この時頼朝は、西行が受け継いだ秀郷流の兵法を積極的に聞き出そうとしたという(第2部27回に既述)。時の権力者達と接触し、諸所を遍歴して歌を詠んだ西行。今なお様々な伝承と共に在って、人々を惹きつける特別な存在である。
【写真】西行終焉の地、弘川寺(大阪府南河内郡河南町)。行基や空海もここで修行したと伝えられている
写真提供=河南町
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

『リリーのすべて』
監督:トム・フーパー 脚色:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン/アリシア・ヴィキャンデル 他
TOHOシネマズ海老名ほか全国公開中。
 リリー・エルベは、今から80年以上も前に初めて性別適合手術に臨んだ女性である。戸籍上の名はアイナー・ヴェイナーという。男性として生まれた彼女は、心と身体に違和感を覚えながらその思いを封印していた。画才に恵まれたアイナーは、同じく画家の妻ゲルダと芸術的感性で結ばれる。ある日、ゲルダが依頼されていた女性の肖像画の足のモデルをアイナーに頼んだことで、彼女が心の奥に閉じ込めていた思いを目覚めさせてしまう。ゲルダは人嫌いのアイナーを社交界のパーティーに誘い出すため、リリーという女性に変身させる。女性らしい仕種のレッスンを重ねる二人の姿は、秘密のデートのようでチャーミングだが、その間にもリリーは心と実態を獲得していく。結果、ゲルダは最愛の夫を失い、リリーという生涯の友を得る。ゲルダはけして不用意に行動したわけではない。彼女は最初から夫のフォルムに美を感じていたのだ。そんな彼女だからこそ、アイナーの中のリリーに気付き、その人生を受け止めることが出来たのだろう。これは夫婦愛の物語だ。 0408 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0408 2面 織り姫
 1年間、市のPRとイメージアップに努める「湘南ひらつか織り姫」の今年のセレクション全過程が終了し、インターネット投票(投票総数4026票)の結果、次の3人が決定した。
 今回の応募者50人の中から栄誉に輝いたのは市内在住の大学生・村田百佳さん(21)、二宮町在住の会社員・露木美穂さん(26)、横浜市在住の大学生で元ベルマーレクイーン(2015年度)の小嶋 栞さん(21)。村田さんは「平塚の海とサーフィンが大好き。一年間全力で努めていきたい」、露木さんは「人と接することが大好き。平塚に住んでいない視点からの平塚の魅力を沢山の人に届けていきたい」、小嶋さんは「湘南ベルマーレが大好き。元気一杯平塚を盛り上げていきたい」とコメント。3人は今年の「第66回湘南ひらつか七夕まつり」(7/8~10)に合わせ前夜祭の7日、デビューする。
【写真】(左から)村田さん、露木さん、小嶋さん

0408 ハザードマップ
 大磯町はこのほど、県の指定する土砂災害警戒区域・同特別警戒区域を示す「土砂災害ハザードマップ」を作成し、町内の全戸に約12000部を配布した。
 大磯町では土砂災害が大雨の際に発生する可能性が高いことから、同時に河川の氾濫の危険もあるとして、浸水想定区域や避難場所なども表示している同マップ。その他、土砂災害に備える方法や町からの情報伝達手段などの情報も載せている。
 町危機管理課では「住民の方に自宅や通勤場所などを改めて確認してもらい、どのような形で避難すべきか各自で考えてほしい」と話している。
 マップは町役場と国府支所でも配布されている他、町のHPにも掲載されている。

 「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正に基づき各地方公共団体の長が策定することとなった「教育大綱」について、市長と教育委員により昨年から協議・調整が重ねられてきた平塚市の大綱が先月31日、策定された。この教育大綱は、市の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策となるもので、実施期間は平成28年度から31年度の4年間。
 今回、大綱で定められた基本理念は「未来の礎を築く教育のまち平塚」。基本方針としては(1)確かな学力と豊かな育ちを培う教育環境の充実(2)子どもの育ちを支援する環境の充実(3)芸術・文化やスポーツ活動にふれあう環境の充実、といった3つの方針が掲げられた。
 方針(1)では「知識・技能だけでなく、学習意欲や考える力を含む『確かな学力』の向上を図る」とし、「人権を尊重した『いのち』と『こころ』を大切にする教育を推進します」と明記された。また(2)では「子どもたち一人ひとりの教育的ニーズを把握し、それぞれに合った適切な支援や援助に努めます」とし、(3)では「市民が様々な形でスポーツと関われる環境整備を進めます」といった内容も盛り込まれた。

0408 2面 大磯警察署
 歩行者の安全を守る反射材の普及を促進しようと、大磯地区交通安全協会と大磯二宮安全運転管理者会、二宮ライオンズクラブの3者は1日、大磯警察署(磯野正彦署長)に対し、反射材を使った交通安全グッズを寄贈した。
 寄贈されたのはステッカー300個とタックルバンド500本、マスコット500個。受け取った磯野署長は「1件でも交通事故を減らすよう、有効に活用させて頂きます」と感謝の意を表した。これらは「春の交通安全キャンペーン」などで配布される。
 なお大磯警察署管内(大磯町・二宮町)で1日までの今年の交通事故件数は38件で、前年比マイナス11件と減少傾向にあるものの65歳以上の高齢者が被害者・加害者となっている事故の割合が52.6%と県内平均(32.7%)よりも高いという。中には「反射材を身に付けていたら事故防止に繋がったかもしれない事案もある」とのことで、交通課では反射材の利用を広く呼びかけている。

0408 2面囲碁モニュメント
 囲碁にゆかりのある地名が残る平塚市土屋地区の土屋公民館にこのほど、御影石製の碁盤一式が寄贈された。
 これは、昨年10月開催された「第20回湘南ひらつか囲碁まつり」を記念して、県内在住の匿名の囲碁愛好家が寄贈したもの。同館敷地の入口近くに置かれた黒御影石の上には碁盤が刻まれ、左右には碁石を置く碁笥もあり、白御影石製の椅子に座って囲碁を楽しめるようになっている。
 土屋郷土史によれば、土屋地区では夏の暑さをしのぐため洞窟の中で碁を打ったといわれており、大きな横穴のある区域が碁打谷と呼ばれるようになったほか、碁打橋という橋もある。また地区内の神奈川大学湘南ひらつかキャンパスでは囲碁の授業が行われ、その一環として同公民館で学生が地域の囲碁愛好家と囲碁での交流を行っているという。

0408 2面 畳
 平塚市は先月30日、全国328店の畳店が加盟する「5日で5000枚の約束。」プロジェクト実行委員会(前田敏康委員長)と「災害時における畳の提供に関する協定」を締結した。同委員会と協定を結んだ自治体は3月時点で58カ所あり、平塚市は57番目。
 平成25年に発足した同プロジェクトは、災害発生時、全国の畳店から避難所へ5日以内に新しい畳を無償で提供するというもので、これまでには一昨年の長野県北部地震、昨年の口の永良部島噴火、関東・東北豪雨で実施したという。落合市長は「我々日本人にとって畳は大変くつろげる素晴らしいもので、提供頂けるのはありがたい」と謝辞を述べた。
 なお同協定では、平時に市が実施する防災訓練への参加などについても盛り込まれ、連絡体制の確保や災害時の実効性を高めるための積極的な協力が求められている。

うちのこ0408 全(ぜん)ちゃん
お兄ちゃん(犬)大好き!!

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0408 コネクト1
 2020年、東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図ることを目的に国が推進している「ホストタウン」事業。平塚市では今年1月、県と共にバルト三国の1つであるリトアニア共和国のホストタウンに登録され、現在、事前キャンプ誘致に取り組んでいるところである。そんな中、今、地域では官・民ともに様々な分野において「リトアニア熱」が盛り上がっている。

 同国ではスポーツの他、医療・科学分野における大学との連携を模索しているとのことで、先月16日には東海大学湘南キャンパス(北金目)において、落合克宏平塚市長と国駐日特命全権大使のエギディユス・メイルーナス氏、同大学の山田清志学長3者による懇談が行われた。懇談では、山田学長から同国の柔道選手団との交流実績や大学が有する競技施設等が紹介され、メイルーナス大使からは同国と同大学との今後の連携に対して改めて期待が寄せられた。
 一方、市内のレストランでは今月1日、「料理教室」といったラブコールも行われた。
 松風町にあるフランス料理店マリー・ルイーズは以前、大使ら視察団が市内を訪れた際にリトアニア料理を提供し、大使を「リトアニアに帰ったようだ」と喜ばせたこともあるというレストラン。そういった経緯もあり、「キャンプ地誘致応援企画」として定期的に開催している料理教室のテーマを4月はリトアニア料理とした。調理されたのは、ブルヴュ・ブリーナイ(ポテトのパンケーキ)やビーツと豆のピクルスサラダ、ビーツの冷スープなど=写真。参加した主婦らは目新しい料理を興味深く学び、「意外と簡単に作れました。リトアニアの人が来たら振る舞いたい。いつでも歓迎」と喜んでいた。
 また、同店シェフの尾鷲幸男さんは「食の面からもキャンプ地誘致を支援したい。今後もリトアニア料理の教室も開催しますし、メニューとしてもご希望があればいつでも提供します」と話していた。問い合わせは同店☎︎24-0465へ。

【写真】
(左から)山田学長、メイルーナス大使、落合市長

0408 1面ちいき情報局3
 新生活をスタートさせる人も多い4月。彼らは新しい土地に関する情報をどう入手するだろうか。ここ平塚には、市内のより細かな地域別情報を集めた「地域密着!!ちいき情報局」というHPがある。この4月からは新しい地域も加わるなど広がりを見せている。
 ちいき情報局とは、平塚市が管理し市内の連合自治会単位の地域が運営を行っているHP。従来、地域情報の周知は主に回覧板で行われていたが、最近は見ない人も増え、回覧板では不十分だとの声も自治会から上がっていたという。そこで市は、情報周知に加えコミュニティの活性化を図るため2010年12月、同HPを開設することにした。最初は3地域からのスタートだったが年々増え、現在では市内27地域のうち17地域が参加するようになった。
 運営しているのは、各地域の自治会役員や公民館の他各種団体で作るボランティアの委員会。各地域のページでは、自治会など地域の団体が開くお祭りや子育てサロンを始めとした催し物の案内、桜の開花状況等地域の自然に関する情報、犯罪の発生報告などが掲載されている。
各地域の取り組み
 数あるページの中でも月間閲覧数1400件以上と、このところトップを走ってきたのは、豊田地域による「歴史とロマンのふるさとひらつか豊田」。だが、運営委員会の並木和彦委員長は「世帯数や人口からすると、もっと増やさないといけない」と話す。特に若い住民に関心を持ってもらいたいと、模索しているところだという。
 一方、この豊田地域に追い付こうと、最近熱心に活動しているのが田村地域の「わたしの田村」運営委員会だ。月間の閲覧数では豊田に次いで2位が続いていたため、市の「地域課題解決推進事業交付金」を受けて同ページを周知するチラシを作成した。去年11月から3回にわたって配布した結果、同月と今年2月の閲覧数は豊田を上回って1位となった。これを見て地域の子育てイベントに参加した人もいたとのことで、委員会のメンバー清水栄司さんは「閲覧数が増えることが励みになります」と喜んでいる。同時に「認知してもらったので、面白い記事を載せないといけない」と改めて責任を感じている。
 そして、今月1日から加わった「湘南平のやまびこ」を運営する旭南地域。準備の中で他の地域のページを見ると、同じような課題を抱えて悩んでいたり、中には解決したりというケースもあって、「ちいき情報局」が大きく役に立ったという。このため委員会では、見る人の役に立つ情報を載せて閲覧数を増やそうと準備を進めてきた。ただそうした情報を集めるのは簡単ではない。運営委員会の黒木光鶴さんは「様々な機会に参加団体にこのページのねらいを説明し、意識を共有してもらって有益な情報を集めたい」と話している。
HP活性化に向けて 
 平塚市によれば、参加する地域の中には温度差があり、活発に取り組むところがある一方で、中には更新の回数が少なく閲覧数が伸び悩む地域もあるという。市では、そうしたところへのフォローアップを今後行っていきたいとしている。協働推進課の小峰直子課長代理は、様々な人が関わる地域では活動が順調であることから「いろんな人が協力する体制を作ることが必要ではないか」と指摘する。
 拡大を続けるこの「情報局」。各地域の運営者たちはどう閲覧数を増やすか、頭を悩ませている。しかし、さらに活性化すれば、防犯や防災といった緊急性の高い情報を瞬時に共有でき、また住民間の繋がりが生まれるなどの効果が期待できる。使い方次第で利用価値はどんどん高まっていくので、まずは検索を。
http://hiratsuka.johokyoyu.net/
【写真TOP】
開局を喜ぶ旭南地域の運営委員
【写真下左から】
「わたしの田村」PR用チラシ/「歴史とロマンのふるさと ひらつか豊田」のページ

0401 2面 織り姫
 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会では現在、次年度の「湘南ひらつか織り姫」を決めるインターネット投票を受付中だ。
 ネット投票の候補者は、50人の応募者の中から選ばれた以下の6人。市内在住の会社員・田中ちづるさん、市内在住の大学生・村田百佳さん、足柄上郡在住の高校生・根本玲奈さん、二宮町在住の会社員・露木美穂さん、横浜市在住の大学生・小嶋 栞さん、茅ヶ崎市在住の会社員・磯崎 睦さん(肩書きは全て応募時点のもの)。
 公式HPでは候補者のプロフィールとPR動画を公開中で、誰でも簡単に投票ができる。投票は1日1回可能で、締切は4月1日。翌2日には、「平塚の顔」が選ばれる。

0401 2面 ハッピーパスポート
 平塚市内の飲食店や物販店などをワンコインクーポン付きで紹介する『ぐるっとひらつか Happy Passport』(800円、税込)の第3弾が完成した。販売は今月1日から。
 平塚を活性化させるため、市内在住の主婦らでつくる委員会(小野岡眞由美代表)が自分たちの知る「素敵なお店」を紹介しようと2年前から始動し、昨年第1弾を完成させた同書。ボランティア同然、赤字覚悟で発売したところ好評で、次号の制作費に充てられる売り上げが立ち、第2弾、第3弾と「自転車操業」しているのだという。
 今回の掲載は新規24店舗含む53店舗。読み物コンテンツを増やし、継続掲載の店舗も新メニューのためマンネリ感なく楽しめるという。販売はサクラ書店、ブックピア、文教堂、マイブックス平塚(大磯町)。また今月からネット上に「ハピパスネット」(http://happypassport.jp)も開設し、これまでの全掲載店を紹介する。問い合わせはメール(omotenashi_project2014@yahoo.co.jp)へ。
えとき=制作委員会の皆さん

0401 2面 少年消防表彰
 平塚市少年消防クラブが先月、総務省消防庁の主催する平成27年度優良少年消防クラブ表彰において消防庁長官賞を受賞したとして28日、落合克宏市長に報告した。
 同クラブは、平塚市内の小学校に通う5、6年生を対象にクラブ員を募集し、放水や梯子車搭乗体験、救急講習、防火キャンペーンなど年に10回程度の消防に関する様々な体験を通じて防火・防災に関する知識と技術を身に付け、火災予防を普及推進している団体。平成24年に設立され、結成4年目にして初の快挙となった。
 なお今年度の表彰を受けたのは、全国で活動している4493団体のうち53団体。県内では同クラブの他、川崎市の高津地区のクラブ(総務大臣賞)と多摩地区のクラブ(消防庁長官賞)が受賞している。

0401 2面大磯表彰
 大磯町在住・在学で、スポーツにおいて国際大会や全国規模の大会で優秀な成績を収めた「スポーツ表彰者」に、今年度は小中学生と高校生合わせて12人が選ばれた。
 3回目となる今年度の表彰者には、柔道の全国大会で団体戦優勝した佐藤琉絢(ルビ:りゅうけん)さん(国府中1年)、別の柔道の全国大会で団体戦3位の真田康志郎さん(大磯小5年)、AFC Uー16女子選手権中国2015に日本代表として出場し準優勝した宮澤ひなたさん(星槎国際高等学校湘南2年)、全国中学生軟式野球大会で優勝しアメリカでの国際大会で準優勝した平塚市の湘南アサヒベースボールクラブの蛯原浩介さん、富田 歩さん、神田和輝さん、髙橋 司さん、金澤 蓮さん、樽本真汰さん、菅澤千尋さん、吉田未暉人さん、髙松健太朗さん(いずれも高校1年)の9人が選ばれた。
 28日の表彰式では、受賞者を代表して宮澤ひなたさんが「これから地域に愛され応援される選手になりたい」と今後の抱負を語った。

0401 2面 駐在所1
 平塚市南原を管轄地域とする「平塚警察署南原駐在所」の道路拡張に伴う移設が完了したとして先月24日、開所式が行われた。式には石井 孝署長をはじめ落合市長、県議会議員や地域住民らが出席し、地域を見守る新たな拠点の門出を祝福した。
 昭和26(1951)年、「平塚市大野組合自治警察署南原巡査駐在所」として開設した同駐在所。これまで駐在所が建てらていた場所(諏訪神社南側)に新築されたのは昭和52年のことで、今回は西側115mへの移設となった。
 勤務員は昨年3月に川崎市の中原警察署から赴任してきた荒木嗣雄(ルビ:つぎお)巡査部長(47)で、開所挨拶の中で「南原の安全・安心を一生懸命守っていきます」と決意を新たにした。ちなみに熊本市出身とのこと。
【写真下】勤務員の荒木巡査部長
0401 2面 駐在所2

0401 2面 二宮神大
 二宮町と学校法人神奈川大学(正野幸延理事長)は先月23日、包括的な連携に関する協定を締結した。「地域社会の発展、産業経済の振興、学術文化の向上及び地域人材の育成に寄与すること」を目的に両者は今後連携事業を展開する。現時点では行政施策への助言・協力や審議会等への人材派遣、施設の相互利用などを想定している。

0401 2面 振り込め
 振り込め詐欺被害を未然に防止したとして平塚警察署は先月25日、平塚信用金庫の須賀支店を表彰し、窓口対応した臼木沙也加さん(26)に賞状を手渡した。事案発生は先月25日、孫の学資保険のためと800万円の解約に訪れた70代女性に対し積極的な声掛けを行い、息子を騙った詐欺を防止した。

0401 1面1
 誰にも看取られずに亡くなることを指すことが多い、いわゆる「孤立死・孤独死」。ここ数年、社会問題として取りあげられることが増えてきたが、その対策として平塚市の平塚田村団地を管理する県住宅供給公社と平塚市が先月22日、「孤立死・孤独死等対策に関する協定」を締結した。この協定締結の背景には、どのような現状があるのか。

 同公社では孤立死の件数が近年増加傾向にあることから、居住者団体や管理会社で作る「孤立死等防止対策検討会」を実施。これまでにも新聞販売組合との間で協定を結び、75歳以上の単身者を対象とした管理会社による訪問事業などを行ってきた。
 さらに、市町村が地域包括支援センター等を通じて支援の必要な居住者を訪問していることから、県内の市町村に呼び掛け、2月に初めて座間市と、3月には平塚市・横浜市と相次いで協定を締結した。
 これにより平塚田村団地においては今後、郵便受等に新聞や郵便物がたまっているなど異常を感じ、入居者の生命の危険が予見される場合は誰でも公社に通報し、公社は入居者や親族等に連絡して安否確認を行うこととなった。その際は必要に応じ警察や管理会社と連絡を取って玄関開放に協力するという。
田村団地の現状
 同公社によれば、公社で孤立死に分類されたケースは平成21年度以降2件。また平塚市によれば、部屋の電気が点いたままの状態や、日課の散歩に出ないなど、普段と比べ様子が異なるケースがこれまでにもあり、安否確認ができずに警察を呼んだこともあったという。それが今後は公社に連絡すれば対応してくれることになり、市高齢福祉課では「大変な進歩」と話している。
 ただ田村団地自治会会長の門脇国夫さんによると、公社からの詳しい説明はまだなく、入居者への周知をどう行うかなど協定実施の具体的な点については今後協議しなければならないという。加えて門脇さんは、支援が必要な要援護者の情報は個人情報保護のため共有できず、見守りの必要な人がどこにいるか団地内の住民が分からないことも問題だと感じている。更なる情報収集や、市の高齢者よろず相談センターなどとの連携も必要になるが、現在でも負担の大きい自治会役員の仕事がより増えるため、対応できるか不安もあるという。
求められる顔の見える関係作り
 市によれば、市内でどの程度「孤立死」が起きているか、実態はよく分からないという。それと言うのも、どんな場合が孤立死に該当するのか国による定義がなく、分類できないためである。ただ市内に一人暮らしの高齢者が多い団地がある上、民生委員から孤立死にあたりそうなケースを時折聞くという。そこで市では今回の協定に加え、市高齢者よろず相談センターを核とした見守りや支え合いを行っていくとしている。
 田村団地自治会の門脇会長も、例えば、回覧板をただ次に回すだけでなく渡す際に入居者同士で会話をしてもらい、安否確認を行うことなどを今後検討できればとし「できるだけ顔を会わせて話をするのが一番です」と話している。団地内にはポストにも名前を出さず地域との関わりを避けたい人もいるといい、見守りや支え合いも簡単ではないかもしれない。しかし、孤立死を「生きている間の孤立状態への対応を迫る問題として受け止めることが必要である」(平成22年版高齢社会白書)とする指摘もある。まずは地域社会とのつながりを築くこと。それが孤立死・孤独死の防止につながる大きな柱となっていく。
【写真上】平塚田村団地
【写真下】協定締結の様子(平塚市提供)
0401 1面2

0325 オーレ
 全ゲートのチケットが完売した20日の浦和戦。客席の半数近くは浦和カラーで真っ赤に染まり、止まる所を知らない浦和サポーターの声が押し寄せる。この赤く高い壁を乗り越え、湘南は19年ぶりの白星となるか。
 前半は善戦。互角と言っても良いほどに。だが41分、一瞬の隙を狙った李選手が矢を放つかのような目の覚めるシュートでゴール。これがトップリーグ上位チームの実力か、と見せつけられる。後半は健闘するも押され気味。55分に追加点を許し、ほぼ何もさせてもらえずに終了した。
 これがビッグクラブの実力か、と思わせられるが試合後ペトロビッチ監督が熱く長く語った言(詳細はクラブHPで参照可)を聞けば、浦和の強さがいわゆる「お金」ではないと思えてくる。そして湘南もそれを体現しつつある。今もなお成長過程にある湘南。浦和を越える日はいつ来るか。

今季初のスタメンフル出場を果たした平塚出身の下田北斗選手
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0325 2面大磯ロコモ1
 運動能力が低下し要介護になるリスクの高い状態「ロコモティブシンドローム」(ロコモ)。大磯町では、町と東海大学、医療機器・材料メーカーのアルケア株式会社(東京都墨田区)の三者の連携による、ロコモ予防のための「おおいそアンチロコモ教室」が昨年度に続いて開催され、今年度の結果報告会が17日に行われた。
 昨年度は参加者を公募したが、比較的健康に対する意識の高い人が参加したケースが多かったという。このため今年度は、運動機能が低下した人や引きこもりがちの人にこそこうした教室に参加してほしいと、町の特定健診で、テストと足の筋力測定で足腰の運動能力を測る「ロコミル」を実施。その結果、日本整形外科学会の基準でロコモ要注意と判断された人に教室への参加を呼び掛け、そのうちの約30人と公募した人合わせて約90人が参加した。
 教室は昨年9月から2月まで1カ月に1度開催。参加者は足の筋力を毎回測定し、それに応じた体操の指導を受けた後、自宅でその体操やウォーキングなどを続け手帳に記録してきた。
 この日は、教室を実施した東海大学の中村 豊教授が、足の筋力や体力テストの半年間の数値の変化について、多くの項目で数値が改善したと報告。中村教授はこの教室の目的について「運動が重要だと理解してもらい、生活に組み込んでもらうこと」と話した。
 教室に参加した男性は「これまで運動の習慣がなかったが、数字が出ると励みになる」と運動の効果が出たことを喜んでいた。
 事業に参加するアルケアの担当者によれば、こうした特定健診の場を利用して、ロコモの度合いを評価し下肢に特化した運動指導まで行う自治体の事業は全国的にもほとんど例がないという。町では来年度も同様の事業を行う予定としている。
【写真上】17日の結果報告会
【写真下】運動指導の様子
0325 2面大磯ロコモ2

0325 3面渋田川さくら
 平塚市の渋田川で行われる恒例の「渋田川桜まつり」。今年は2年ぶりにライトアップが復活して、再び夜桜も楽しめる。
 このまつりは「21渋田川プロムナードプラン推進協議会」が開催し今年で17回目。今では期間中延べ3万人が訪れるという。
 しかし去年2月、使用する電線が盗難にあったことが発覚し、ライトアップが中止された。ただ地元の子ども達をはじめ中止を残念がる声が多く、同会の岸 文雄会長を始めとするメンバーは反響に驚いて「今年はぜひやろう」と決意。
 そして盗難をTVで知った福島県喜多方市の商店街が中古の電線を寄付してくれ、足りない分は協議会でも新しく購入。現在土手の草刈りなどの準備が進められている。
 ライトアップは3月30日(水)~4月3日(日)の18時〜21時。催し物や模擬店も出店する桜まつりは4月3日(日)9時30分〜15時、小雨決行。渋田川鷹匠橋の上流400mの両岸で行われる。

0325 2面墓前祭1
 明治時代、視覚障がい者の教育と自立のため力を尽くした秋山 博の墓前祭が20日、今年も墓地のある寂静寺(平塚市南金目)で執り行われた。
 秋山 博は江戸末期に現在の平塚市岡崎で生まれ、13歳で天然痘のため失明した。その後鍼灸師となり、技術の高さで遠方からも患者が来るようになったという。
 そして視覚障がい者に技術を教えて自立を促そうと運動を始めた。金目地区の民権家らの援助を受け庶民からの寄付も集めて、明治43年に旧金目村に私立中郡盲人学校を開校。それが後に県立平塚盲学校となった。
 20日の墓前祭には、同校の関係者や地元の人など約70人が参列。読経の後には、地元の小中学生から募集した福祉についての作文の優秀作品が朗読された。主催したエコミュージアム金目まるごと博物館委員会の米村委員長は「子ども達に秋山さんのことを知ってもらって、地域に誇りを持ってほしい」と話していた。
【写真上】秋山 博氏(県立平塚盲学校所蔵)
【写真下】墓前祭の様子
0325 2面墓前祭2

0325 2面 U19
 湘南ベルマーレのMF・神谷優太選手(18)が今月15日、U-19サッカー日本代表メンバーに選出され、現在開催されている「バーレーンU-19カップ」に出場中だ。山形市出身の神谷選手は今季青森山田高校から入団。2012年にはU-15、U-16の代表にも選ばれた。なお日本代表は22日にマリ代表、25日にバーレーン代表、28日にメキシコ代表と対戦する。

0325 2面 スターモール
 湘南スターモール商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)では、買い物客の利便性の向上と商店街の活性化を図るため独自の駐輪場を整備し、今月から供用を開始している。場所は紅谷町まちかど広場の西側。駐輪後、90分までは無料で利用でき、その後自転車は10時間毎に100円、バイクは6時間毎に200円の利用料金が発生する。

0325 2面 女性会
 平塚中等教育学校で16日、同校で集められたエコキャップ(90ℓのゴミ袋10袋分)が平塚商工会議所女性会(嘉山公子会長)へ寄付された。このエコキャップは昨年4月から同校の環境委員会により集められたもので、市内病院などに車いすを寄付するためエコキャップ回収事業を実施している女性会に役立ててほしいと贈られた。

0325 2面 校歌祭
 県内の20を超える高校同窓会が手を取り合い、毎年開催されている「青春かながわ校歌」が今年度開催で10回目を迎えたことを記念し今月、記念誌が発行(非売品)され、県内の高校などに配布された。平塚市内では中央図書館に寄贈され、閲覧できる。なお同イベントには平塚江南、平塚農業、秦野、厚木、小田原、湘南、希望ヶ丘、横浜翠嵐などの卒業生や現役高校生が参加している。

0325_1面
 桜咲く季節を迎え、来週からは新年度。平塚市の施政方針にもあるように、平成28年度はツインシティ大神地区のまちづくりの本格始動や天沼地区での(仮称)ららぽーと平塚のオープン、市民病院の新棟完成など「まちづくりが大きく変化を始めるとともに更なる発展に向けて動き出す」とされる年。では何がどこまでできるのか。今はどの段階にあるのか。巷でしばしば話題に挙がる「市民が気になっているテーマ」について、市役所各担当課の皆さんに、ずばり話を聞きました。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」ではインタビューの様子をお送りします。今回の番組は3/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
ららぽーと
── いよいよ今秋、(仮称)ららぽーと平塚がオープンしますが、地元商店との共存策や連携策は?
商業観光課・工藤さん「具体的な話はこれからですが我々としては、新たに多くの人が平塚に来られるので、そういった方々に市内の色々なお店に行ってもらえるよう「個店アドバイザー」を派遣するほか「逸品研究会」を支援するなど地域の個店の魅力化を図ります。
スタジアム
── ShonanBMWスタジアム平塚の改修に関し、現状を。
総合公園課・小嶋さん「27年度は審判更衣室にトイレとシャワーを増設し、メインスタンドに座席を170席増席しました。また、Jリーグの基準を満たすように洋式トイレも増設しました。28年度は予定ですが、照明灯の設計を進めます。また競技場内の空いたスペースに座席を増席できないかと、準備を行っている所です」
新庁舎
── 新庁舎建設の進捗状況は?
庁舎管理課・有我さん「二期工事が進行中です。28年度は庁舎棟地下に免震装置を設置し、順次建物の骨組みが完成していきます」
── 二期工事の完成予定日は?
有我さん「土壌汚染や地中障害物などで工事が中断したため、当初予定の平成29年2月16日から同年12月28日に延長しました」
── 完成後は何ができますか?
同課・後藤さん「敷地北側に駐車場と駐輪場が建設されます。2階には食堂と屋上広場が設置され、現在仮設の外トイレや2階の授乳室、オムツ交換室が1階に配置されます。また、窓口部門を1階2階に配置し1階と2階を繋ぐエスカレーターも設置されます。そして豊原分庁舎等に分散されている部署が新庁舎に入り、1つの建物で用事をすませることができるようになります。さらに平塚税務署が2階3階に入居することで市の税務部分と連携が期待されます」
市民センター
── 現在市民センターホールが使用停止中ですが、現状は?
文化・交流課・伊藤さん「26年度の耐震診断の結果、ホールについては地震で倒壊する危険性が高く、客席上部の吊り天井も所要の基準を満たしていないことが分かり、27年4月からホールのみ使用停止としております。現在は使用再開に向け、耐震補強工事にかかる実施設計を行っており、期間は27年7月~28年7月までとしています」
ツインシティ大神地区
── 現在の進捗状況は?
都市整備課・小長井さん「計画は組合施工なので本市は組合を技術面、財政面で支援する立場ですが、組合では昨年12月、造成工事に着手しました。現在は建物移転、地盤改良、埋蔵文化財の調査などを進めており今後3~4年ほどでまちの形が見え始める予定です。なお県が進める『ツインシティ橋』は約10年後の開通を目指しています。計画では計画人口3300人、従業人口6000人を見込み、雇用創出、流入人口の増加が期待されます。経済波及効果は事業完了後の10年間で6,250億円を見込んでいます」
見附台周辺
── 見附台周辺地区整備事業は現在どんな状況にありますか?
同課・小澤雄一課長代理「24年度の整備方針に基づき、25年度にはPFI導入可能性調査を実施し、財政負担を軽くした状態で事業の進め方を見直すという方針を出しました。26年度には3つの方針(市民センターの耐震化、崇善公民館の先行整備、新文化センターを含む複合公共施設の全体のスリム化)を出し、この方針に則り27年度は主に財政負担を減らすという意味で事業手法の検討を行いました。28年度はそれを形にして市民の皆様への公表を検討しています」
道の駅は?
── 湘南海岸公園に道の駅ができるかもという話もありましたが、公園を含む海岸エリアの整備について、現状を教えてください。
企画政策課・下田さん「湘南平塚を広く内外にPRするにあたり、現在、海岸エリアの整備について考え方をまとめている所です。龍城ヶ丘プール跡地、ビーチパーク、湘南海岸公園、平塚新港、なぎさプロムナード各エリアの魅力や特徴、課題を整理して、魅力アップの方向性の検討を進めています」
シティプロモーション
── 28年度、シティプロモーションはどのように?
下田さん「30年度までの3年間を重点期間とし、積極的にプロモーションを行います。市外に向け平塚の良い所や皆さんの暮らしぶりなどを積極的にPRしていきたい。ドラマ撮影などもフェイスブック等で発信していくので見て頂いたら拡散して頂き、また市民の皆さんにも発信して頂きたい。市の職員は全員がシティプロモーションの職員という考えでおりますので、良い情報があれば身近な職員に伝えて頂ければと思います」
── ありがとうございました。
【写真左上から時計回りに】
商業観光課 工藤佑太主任
総合公園課 小嶋賢司課長代理
庁舎管理課 有我元宏課長代理
庁舎管理課 後藤貴美主事
企画政策課(シティプロモーション担当)下田 宏課長
都市整備課 小澤雄一課長代理
都市整備課 小長井大作主管
文化・交流課 伊藤良一課長

0318 コネクト
 長きにわたり地域の為に働き、地域の子どもから大人まで多くの人に親しまれてきた「駐在さん」がこの春、定年退職により勇退する。平塚市の真土地区を管轄とする平塚警察署真土駐在所に35年間勤めた佐山義則警部補(60)。地域で暮らし、地域と共に生きてきた。
 出身は北海道の知床半島に位置する斜里町。高校卒業後の昭和50(1975)年、神奈川県警に採用され、平塚署の四之宮交番、代官町交番、パトカー勤務を経て昭和56(1981)年2月、真土駐在所に入所した。それまでは茅ヶ崎市内のアパートを借りていたという佐山さん。「新築一戸建て、庭付き。畳も新しく、我々夫婦も若かった(笑)」と当時を思い出す。「光陰矢の如しと言いますが、本当にあっという間でした」。35年間。振り返れば、色々なことが思い出されてくる。
 猿が出た。子鹿がいるとの通報もあった。蛇が逃げたので捕まえて。カミツキガメもあった。「犬猫探して」は日常茶飯事。だからケージも常備していた。春先には地域の子どもたちが、巣から落ちたツバメの雛を持ってきた。犬猫の事故死があった時は子どもたちに見せぬよう、登校前に道路をきれいに掃除した。もちろん動物関連だけではない。自転車盗や空き巣、全国ニュースになった事件もあった。最初で最後、自分が手錠をかけたのは、逃げていた空き巣を追いかけて捕まえた時。その時は「もし間違えて、この人が犯人じゃなかったらどうしよう」という不安も大きく、手が震えていた。だが結果的には合計121件・総額690万円余りに上る空き巣の常習犯。後に県警本部長から表彰されたのは良い思い出だ。
 「毎日地区内を見ていればどこに何があるかも分かるし、少しでも異常があれば気が付ける」と、毎朝3時~4時頃には管内を巡回し始めていたが、これは勤務時間外。そのため私服で活動しており、妻・静枝さん(61)曰く「本人は変装してやっているつもり(笑)」だったというが、地域の人々には分かっていた。謹厳実直、温厚で誠実な人柄を地域住民は信頼した。「警察官として当たり前に、当たり前のことをやってきただけです」と謙遜するも「皆さんからの感謝の言葉はすごく嬉しい。『ありがとう』の一言が支えになっていた」と言う。
 家族で移り住んだ当時、長女(37)はまだ2歳だった。長男(33)も次女(31)もまだ生まれてはいなかった。35年の歳月の中で佐山さんもまた、真土地区の住民であった。ここから数えきれぬほどの子どもたちが成長していく姿を見守り、地域から数えきれぬほどの「ありがとう」をもらった駐在さん。この春役目を終え、彼もまた「ありがとう」を地域に返し、ここを去る。

【写真】
35年間「住んだ」真土駐在所の入口に立つ佐山警部補と妻の静枝さん

0318 私は今 前回 平塚動物総合医療センター センター長 荒渡暖仁さんからのご紹介

有限会社アッシュ 代表取締役
曽根 浩さん

釣りが好き! 海が好き! そんな単純な動機から自宅も職場も平塚に移し13年。平塚市代官町で生分解する洗剤【海へ…】など人と自然に優しい商品を中心にインターネットを
メインに販売をしています。「通信販売」は直接お客様とお会いする機会がなかなかないので「通心販売」を心がけお客様に商品と一緒に笑顔もお届けできるよう日々、努力しています。笑顔っていいものですよね! 「笑う門には福来たる」←これ私のモットーです!

 

 

うちのこ0318 靖星(やすとし)くん
「初めての離乳食、ドキドキ☆」

わかちゃんさん

【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0318 ペット イブくん
(オス・2歳・スコティッシュフォールド)
顔は可愛い…でも非常に凶暴です(笑)
1日中お腹を空かせた食いしん坊!
まるでライオンのような猫!
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0318 2面 ハンドサイン1
 手話を取り入れたダンスと歌を披露する地元出身のパフォーマンスグループ「HAND SIGN」が8日、平塚市立大野中学校で公演を行い、彼らが平成26年より行ってきたプロジェクト「神奈川県中高50校巡り」の50校を達成した。
 このプロジェクトは、「音楽やダンスを通してエンターテイメントの角度から手話の楽しさや大切さを伝えよう」と始められたもので、平成26年1月の県立高浜高等学校での公演を皮切りに県内各地の中学校、高校で行われてきた。各校での公演後は、生徒たちが手話ダンスに興味を持って積極的に取り組むようになったという学校や、自分たちでチームを結成し、「手話パフォーマンス甲子園」に出場を果たした生徒たちもいる。
 所期の目的に達した同グループでは「50校という目標は達成できましたが、現在も多くの反響を頂いており、今後もご依頼があれば積極的に公演を行っていく運びとなりました」としている。既に51校目の公演も決まっているという。
 公演依頼など問い合わせは事務局☎︎74-4621またはEメール(mail@handclover.com)へ。
【写真】50校を達成した大野中での公演(同グループ提供)

0318 2面 花植え
 通学路などに花を植え、手入れや鑑賞の為に人が行き来することで「環境美化」と「地域の見守りの目を増やす」ことを目的とした平塚市と平塚市防犯協会による「地域見守り防犯花植え活動」が10日、市立富士見小学校で行われた。
 この活動は同地区をモデル地区として今年度から実施されているもので、今回は同校内北西隅の花壇にポピーやネモフィラ、アネモネなど約10種約200株の苗が植栽された。この活動が学校内の敷地で実施されるのは初めての事例とのこと。同地区では同校の他にも地区内8カ所の公園でチューリップの植栽が実施されており、同様の取り組みは、同地区以外の13地区でも行われているという。

0318 2面 ありがとうロゴ
 平塚市役所本館1階の多目的スペースで弁当や自主製品などを常設販売している障がい者ショップ「ありがとう」のロゴマークが完成したとして15日、同所で完成披露式が行われた。
 このロゴマークは、平塚市・東海大学交流提携30周年記念事業の1つとして、東海大学生により制作されたもの。教養学部芸術学科・池村明生教授協力のもと、同学科デザイン課程の3年生16人それぞれから案が出され、「ありがとう」の関係者約1000人による投票で関野亜紗美さん(21)の案が採用された。
 制作コンセプトは「心を込めて『みんなにありがとう』を伝える意味で全体をハートに」「文字はやわらかく」「明るく楽しくみんなに覚えてもらえるマーク」とされた。なお制作されたロゴは商品を渡す袋のラベルシールやのぼり旗などに活用される。
【写真】ロゴを制作した東海大の関野さん(右から2番目)

 二宮町在住で小田原城北工業高校デザイン科をこの春卒業した青木弥玲さんが、学校の課題として、JR二宮駅を改良するデザインを考え模型を作製した。先月には同町の村田邦子町長に面会し、その力作を披露した。
 青木さんは同校で3年時に「公共建築」を選択。毎年恒例の同校「デザイン展」に向けた課題を考える際、毎日通学で使って愛着を感じていたことから二宮駅の改良をテーマにしようと思いついたという。
 青木さんの案では、駅の自由通路を延長して、通学路として使う小学生が安全に歩けるように配慮した。またデザインについては、通路の外壁に木材を使い屋根の形を波打つようにして、吾妻山と海をイメージしたという。この他、町の特産品を販売する「にの屋」のコーナーや、電車を上から見られるガラス張りのスポットを作った。青木さんは「より多くの人に駅に来てもらえるようにと考えました」と話していた。
【写真】
青木さん/青木さん作成の新・二宮駅の模型(二宮町提供)

0318 2面 ベルマーレ3
 U-17サッカー日本代表に湘南ベルマーレのユース所属、MF・齊藤未月選手(17)とDF・石原広教選手(17)が選出された。代表チームは現在、福岡県宗像市で開催されている「サニックス杯国際ユースサッカー大会2016」に出場中(今月20日まで)。
 両選手は共に藤沢市出身で、藤沢FCから湘南ベルマーレ Jr、同U-15平塚、同ユースと同じチームでプレーしてきた高校2年生。齊藤選手については、これまでにもU-16、U-17、U-18の日本代表に選ばれており、昨年5月より湘南のトップチームに二種登録されている。
 なお予選リーグで日本代表チームが対戦するのは、U-17ウズベキスタン代表とU-17韓国高校連盟選抜、U-17北京選抜の3チーム。その他同大会には、Jリーグのクラブユースや国内高校サッカーの強豪校など計16チームが参加している。

0318 1面1
 近年、平塚・大磯・二宮で増えてきた朝市。ただ同じ「朝市」といえども、それぞれの特色があり、主催する人の思いがある。週末の朝に気軽に出かけられる近くの朝市、あなたはいくつ知っているだろうか? 
 朝市が増えてきた背景には、市を開く人たちの多くが「自分の住む地域を盛り上げたい、元気にしたい」と考え、市を通じてまちの活性化を目指していることが挙げられる。また来場者にとっては、地元の新鮮な食材が近くで手に入れられる他、商品の売り手・作り手の顔が見えて安心感があったり会話を通じて交流ができたりという魅力もある。
人気の大磯市
 数ある朝市の中で、始まってから5年にもかかわらず県内最大級の規模となったのが、大磯港で第3日曜日に開かれる「大磯市」(9時から14時。漁港の朝市は整理券配布8時、販売開始9時)。地元の野菜や鮮魚、町内の店舗が出す商品に加え、パンや菓子等の食品、作家の作る器やアクセサリー等の小物・雑貨など今や180店以上が参加する。実行委員会では当初から市を若い人のチャレンジの場として、それをきっかけに町中に人を呼び込み、いずれは定住に繋げたいと取り組んできた。その中から市の出店者の作品を集めた常設の店舗「つきやま」や、町内のギャラリー・カフェが大磯市に合わせてイベントを行う「大磯サンデーアートウォーク」が始まるなど、まち作りの新しい動きが出ている。
 この大磯市と棲み分けを図ろうと、新年度から日程を変える予定となっているのが平塚市主催の総合公園で開催されている「湘南ひらつかふれあいマーケット」(7時から8時)。長い間毎月第3日曜日開催としてきたが、大磯市と日程が重なり、市によれば出店者も来場者も共に減ってきているとのことで、4月以降は第4日曜日に変更し、出店者増を図るという。
様々な特色
 また毎月第2日曜日に平塚市の湘南海岸公園で開かれる「SunSunマルシェ」は特にファミリー層を意識し、他の市に比べ遅い10時からの開始となっている。クラフトやフードに加えて体験型のワークショップ(ヨガ、ラグビー教室、お絵描きなど)が多いのも特徴。70~100店が出店し、広い芝生の上でピクニックしたり、子どもを公園で遊ばせ親も買い物で楽しめたりと、「家族でゆったりした時間を過ごしてほしい」と運営スタッフは話している。
 この他、二宮町では毎月第1日曜日(1月除く)に「二宮ラディアン花の丘公園みんなの朝市」(7時から9時)が行われている。出店者は野菜、菓子、惣菜の他、手作り小物などの町民参加枠を合わせて約40店。小学生が商品を考え、製造・販売も行う「子ども朝市」を実施したり、ラジオ体操の参加10回で500円分の買物券と交換するなど、地域に密着した市にしようと工夫をこらしている。
 この他にも特徴ある市やマーケットが各地で開催されている。冬も終わって少しずつ気候が良くなり朝市もより楽しめるようになってきた。週末のお出かけ先に加えれば、今まで気づかなかった地元の魅力が見つかるかもしれない。 
朝市スケジュール
【第1日曜日】 
二宮ラディアン花の丘公園みんなの朝市(1月除く・詳細はfacebookページで)
【第2・4土曜日】
二宮 海の朝市(4月~11月、8時~梅沢海岸、問い合わせ=二宮町漁業協同組合☎71-1006)
【第2日曜日】
SunSunマルシェ(詳細はHPで)
【第3日曜日】
大磯市(詳細はfacebookページで)
【第4日曜日】
湘南ひらつかふれあいマーケット(4月以降・詳細は平塚市のHPで)
湘南クラフトマーケット(10時~15時・OSC湘南シティ1Fオープンモール、詳細はfacebookページで) 

 
【写真TOP】
大磯市(大磯町提供)
【写真左から】
ふれあいマーケット(平塚市提供)/ワークショップの様子(サンサンマルシェ提供)/みんなの朝市(二宮朝市facebookより)

0311 源平
 大河兼任による反乱は、まだ収まっていない。頼朝は奥州へと使者を遣わせて、次のように命じた。「自分の領域の内を敵が通過するというときには、功績を挙げようと思うかもしれない。だが少人数の兵だけでむやみに合戦するような無益なことはしてはならない。関東から派遣された兵達や在国している御家人らが、心を一つにすることが大切である。皆でよく話し合い、一体となって戦いに臨むように」と。頼朝は考える。討ち死にをした由利維平のとった行動は、確かに褒められるべきことのようにも思える。しかし、大軍の強敵に立ち向かっていくためには、充分な熟慮が必要である。むしろ橘公成のように、一旦逃れて生き延びてから攻略のための方策に考えを巡らせることこそ、敵を倒すという目的を遂行するためには適ったやり方なのではないか――。策略を練った上で協力し合って戦に臨むことが、反逆を鎮めるのに効果的なのではないだろうか。
 なかなか決着がつかない奥州の状況が、頼朝は気になっている。それゆえどのような情勢なのかを把握するために、頼朝は雑色(ぞうしき、ざっしき。雑役をする下男)らを遣わせてやり取りを行う。奥州にいる千葉胤正をはじめとした御家人らに向けて、以下のことを伝えさせた。今回の叛乱が、派遣した兵達だけでは収束できないようであれば自分が出陣することになるであろう、ということ。さらに、謀叛の者達は死罪であるが、降伏してきた者に関しては頼朝が処遇を判断すると周知せよ、ということ。降伏すれば頼朝の裁量で刑をゆるめる、という可能性を前もって示しておけば、一旦は兼任の圧倒的な勢力に怖れをなして兼任方についた者達も頼朝軍に靡(なび)いてくることになろう。「追討」ということが強調されれば人々は当然反発して立ち向かってくる。それは我が軍にとっては不利であり、損失となる――。だから懐柔することもまた必要だ、と頼朝は考えたのであった。
 建久元(1190)年2月。鎌倉方の軍勢が兼任の軍を襲撃。陸奥国栗原(現宮城県栗原市および大崎市の一部)にて戦闘が行われた。兼任の軍勢は散り散りとなり、逃亡する者達は討ち取られた。兼任は、今日の青森県の辺りまで引いて防戦するも劣勢となる。そして行方が分からなくなった。
【写真】兼任の対鎌倉軍、最後の防戦地とされる古戦場「有多宇末井之梯(うとうまいのかけはし)」(青森県青森市)。善知鳥(うとう)トンネル脇には史蹟を解説する案内板が建てられている
写真=青森市民図書館歴史資料室 工藤大輔さん撮影

『家族はつらいよ』
監督・脚本:山田洋次 脚本:平松恵美子
出演:橋爪功/吉行和子/妻夫木聡/蒼井優 他
3月12日より、シネプレックス平塚ほか全国ロードショー。
小津安二郎監督の名作『東京物語』を山田洋次監督流のアレンジで描いた『東京家族』は、撮影中に起きた3.11の余波で、父親を演じるはずの菅原文太が劇映画の存在理由を見出せなくなったことで降板。橋爪功への交代に伴って家族役も交代した。菅原の疑念に応えるべく映画を完成させたことには、山田監督の映画人としての気骨を感じたが、橋爪演じる無骨で一本気な父親には、菅原の影がちらつき、家族を演じた俳優陣も借り物の衣装を着せられたように見えた。本作は、その時の家族を移行して、喜劇に仕立てた変奏曲だ。これがメチャクチャいいッ! 橋爪の父親が吉行和子の妻から誕生祝いに離婚してほしいとせがまれる。仲裁するはずの子供同士も、互いの夫婦間のずれが噴出し、騒ぎはどんどんふくれあがる。山田監督は自作のパロディを挟む余裕を見せながら、テンポのいい会話と仕種や間で悲劇を笑いに転化し、ほろりと泣かせる。俳優陣も活き活きと弾けている。駄目なのに愛おしい家族の姿は観客自身だ。これは『東京家族』へのリターンマッチだ! 0311 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0311 2面二宮LED
 二宮町は、町内の防犯灯と街路照明灯約2800灯を今年1月末までにすべてLEDに取り替えた。県内の自治体では初めてという。町はこれにより合わせて年間約490万円を削減できると見込んでいる。
 同町内ではここ数年、老朽化した防犯灯・街路照明灯の故障や、台風の際などの照明用ポールの倒壊が相次ぎ、多い年には修繕や取り替えが約100件にものぼって費用がかさんでいたという。そこで町は平成26年度から約2年をかけ、町内の防犯灯2330灯と街路照明灯461灯を全て新しくLEDに取り替えた。また、可能な場合は照明を電柱に設置することで、ポールを9割以上減らした。町の試算では、蛍光灯や水銀灯から消費電力の少ないLEDにしたことで、電気代が半分以下になるという。またこの事業にあたり、町は初期投資の額を抑えるため、リース会社と10年間のリース契約を締結。これで修繕費も含めたランニングコストの削減も図れると見込んでいる。
 町は1月末の工事終了後、住宅に光が入らないようにしたり、効率よく道路を照らすなど細かな調整を実施。町防災安全課では「電気代を削減しつつ夜間でも安心できる明るさを確保していきたい」としている。
【写真】住宅地の道路を照らすLEDの防犯灯と街路灯(写真=二宮町提供)

0311 2面あじさい会1
 平塚市の河内川で清掃活動とあじさいの植樹を行ってきたボランティア団体「河内川あじさいの会」(石井 豊会長)が、20年以上に渡る取り組みを評価され「第26回コメリ緑資金」の助成団体に選ばれた。県内では初の事例とのことで、関係者は活動の励みになると喜んでいる。
 この助成は、全国でホームセンターを展開する「コメリ」が、地域住民による公共的な緑化活動を全国から募って毎年売上の一部を寄贈するもの。今回は43都道府県の461件、県内では唯一同会が選ばれた。
 河内川で最初に活動が始められたのは平成4年。昔は泳げるほどきれいだったという河内川が、昭和40年代ごろから不法投棄や水質の悪化でかなり汚れていたため、清掃活動と合わせてあじさいの植樹を行うことで、ごみを捨てられない川にしようと始めたという。
 それから20年以上、会員は真夏以外は毎月、植樹と共に草取りや枝の剪定などの作業を行ってきた。今では川の土手約1.4㎞に渡って2000本ほどのあじさいが植えられている。川も清掃活動と共に下水道が整備されてきれいになり、同会の会員によるとウナギや鮎、カワセミも見られるようになったとのこと。
 あじさいが見頃となる毎年6月には「河内川あじさいまつり」を他の団体と開催し、多くの人が訪れる催しとなった。また地域の小学生が参加する「生き物しらべ」も行っている。
 同会では今回の助成金によって、草刈機や肥料、また新しく作った花壇に植える花などを購入する予定。
 木村美江子副会長は「人との繋がりによって活動を続けられている。それを認めて頂いたのがうれしかった」と喜んでいる。ただ会員も高齢化し土手の急な斜面での草取りが危険な場合があるそうで、「今後は若い人にも入ってもらえたら」と期待している。
【写真上】(左から)同会の木村さん、熊澤さん、石井会長、平林さん
【写真下】毎年6月中旬になると約2000株のあじさいが花を咲かせる
0311 2面あじさい-2

0311 2面 火災訓練
 春季全国火災予防運動(3/1~7)の一環として平塚市消防本部は4日、事務所火災を想定した消防訓練を平塚市保健センターで行った。
 訓練には消防隊をはじめ消防団、同センターの職員ら約100人が参加。調理室からの出火を想定し、職員らは初期消火班や誘導班などに分かれ速やかに避難した。その後周辺署の消防車両7台が出動し、放水活動と逃げ遅れた職員の救出活動が行われた。
 実施後の講評で小林節太郎消防長は「訓練の際は、たくさん失敗して構わない。その失敗が、もしもの時に役立つ」と話した。

0311 2面二宮LPガス
 災害などによる停電時にLPガスで使える発電機1台が4日、二宮町に寄贈された。
 これは、(公社)神奈川県LPガス協会湘南支部平塚・中郡部会(小島康敏部会長)が、災害時でも使えるLPガスを町の防災力向上のため役立てたいと寄贈したもの。この機種は、一般の人でも扱いやすいよう従来のものより小型になっており、あらかじめボンベの配管・分岐工事をしておけば、ホースを繋いで簡単に使えるタイプという。
 同町は、災害時にはガソリンに比べてLPガスの方が供給が見込めるとして、寄贈を受けたものと同じ機種の発電機を今年度すでに1台購入している。町では、2台とも災害対策本部となる役場庁舎に備蓄し、停電時に同時に使うことで、パソコンを3、4台使用できると想定している。受け取った村田邦子町長は「今後はガス発電機も広めていかないといけないと考えている」と話していた。

0311 1面写真1
 東日本大震災直後にあたる平成23年度は、4,000万円を超えた。翌24年度は約800万円、その次年度は約370万円、その次は約100万円、そして震災から5年が経った現在、27年度(3/7時点)は約60万円と、減少傾向にある。この数字は何かと言うと、平塚市と災害時相互応援に関する協定を結ぶ「被災地・宮城県石巻市へ、市を通して寄付された義援金」の額だ。もちろん一つの目安にしか過ぎないが、この数字は募金やチャリティー事業などの被災地支援活動の実施例と密接な関係にあり、それらの活動が減少傾向にあることを示している。そんな中、震災直後から始まり今なお続けられ、年々内容や参加者が拡充しているイベントもある。それが「ひらつな祭」だ。
 平塚で繋がろう、をテーマにその名が付けられた「ひらつな祭」。日頃から市内で活動する防災関係の市民団体などでつくる「災害から未来を守る会」(能勢康孝代表)を実行委員会として、駅前の商店街を会場に毎年開催されているものである。今年で5回目を数える今や恒例モノとなったイベントではあるが、一体どんな内容か、ご存知だろうか。
学びと楽しみ
 会場には、起震車をはじめ防災意識を啓発する展示コーナー、災害時に役立つ知識が学べるワークショップ、また飲食店による防災食の販売や被災地の物産販売といったように、様々なブースが出店する。さらに会場内の特設ステージでは、ミュージシャンによるライブやよさこいの演舞が盛り上げる。言わばひらつな祭とは、「防災意識の啓発」と「被災地支援」をキーワードとするイベントである。ではなぜこれが誕生したのか。発端は、震災より少し前に遡る。
 代表の能勢さんが所属する「ナパサクラブ」(FM湘南ナパサの市民による放送ボランティア組織)では平成21年、同局開局15周年の際に「阪神・淡路大震災ではコミュニティ放送が活躍した。我々も何かしなくては」と、その当時より防災イベントを始めてきた。これが元となり、東日本大震災の直後に災害から未来を守る会が組織されたという。
楽しみから学びへ
 会では、防災講演会などを開催して啓発活動に努めてはいたが、「参加してくれる人たちは元々防災への意識が高く、すでにご自分で防災対策が実践できていたりするんです」と能勢さんは言う。「やらなきゃいけないと思っていてもなかなか手を付けられない人たちに働きかけをしたい。そういう想いで『ひらつな祭』を考えました」
 固いイメージだと集まり難いであろうと、できる限り明るいイメージに。当然「被災地支援」と「地元の防災力強化」は根底にある。その上で多くの人が来場しやすいようにと飲食店や物販、ステージ、子ども向け防災ゲームやスタンプラリーも用意した。そのように来場のハードルを下げることで、同祭は賑わい創出に成功し、回を重ねる毎に協力者は増え、内容を充実させてきた。
つながる大切さ
 最終的な目標は地域の絆づくりであり「平塚が繋がる」こと、だ。
 能勢さんは「防災講演で講師の先生方がよくお話しされていたのは『被災地で円滑な協力体制がとれていた地域は、お祭りが盛んな地域であった』ということ。つまり『地元の繋がりが普段から強いまち』が『災害に強いまち』なんですね」と語る。だから今後も、ひらつな祭はフェードアウトせず、確固たる意志で継続する。それは結果的に、地域の防災力強化へと直接繋がることになるのだから。
 それでも、あくまでもハードルは低く。「基本的には、このまちで楽しく暮らしていくために、会場で楽しみながら防災対策の大切さを感じてもらえたら、というイベントです。『ひらつな』で楽しんでもらって、少しでも『家族を守るために考えなきゃ』とか考えてもらえたら幸いです」と広く来場を呼びかけている。
ひらつな祭5
◇3/13(日)10時45分~16時◇紅谷パールロード商店街、紅谷 町まちかど広場
◇問=アートギャラリー能勢
 ☎21-0043
 (10時~17時、水曜定休)︎

うちのこ0304 秀真(しゅうま)くん
マイブームはたらこくちびる!!ペロッ♪

アイルトンさん

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0304 オーレ
 昨季8位で残留し、初めて連続でJ1の舞台に立つ湘南。全試合が注目の一戦と言えるJ1で、中でも耳目を集めるホーム開幕戦で対する相手は、昨季15位の残留圏最下位だったアルビレックス新潟。スタジアムにはほぼ満員の1万4000人が詰めかけた。
 「主力」という表現を曺監督は一切使わなかったが、一般的に「主力」と言われた選手たちが今季は去った。だがスタメンを見てみると、昨季の活躍が思い出される見慣れた選手ばかりで存外頼もしい。これが曺監督の采配の妙である。レギュラーを固定せず多くの選手に機会を与え、選手も期待に応えてきた。だから選手層が厚く感じられる。結果、試合こそ負けたが、まだ初戦。勝敗には目を瞑るとして、むしろ次回から見応えが増してくるのは「ポスト主力争い」だ。次の「彼ら」となるのは、誰か。

【写真】見応えある湘南の2016シーズンが開幕した
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)PHOTO:湘南ベルマーレ

0304 2面 東海大震災特番
 東日本大震災の翌年から湘南ケーブルテレビ局(SCN)で放送が始まった東海大学文学部広報メディア学科の学生有志による特別番組『未来へ』が今年で5年目を迎える。これまでの4回は、震災が発生した14時46分を挟む2時間枠で生放送されてきた同番組だったが、今年は同時刻を挟む1時間枠での録画放送として、県内ケーブルテレビ局10局で放送されることが決まった。節目となる今回の放送では、震災だけではなく地域が抱える自然災害などにも目を向け、防災意識の向上を広く県内の視聴者へ訴える。
 同番組は、同学科の学生たちが震災直後の被災地を訪れたことを機に「自分たちにできることは何か」と考え、制作されてきたもの。今回は5年目という節目でもあり、ただ前年同様のものを継続するのはやめようと、そもそもの「やるか、やらないか」という段階から議論が始まったという。そうした企画会議を経て、今年は「被災地の今」や「復興支援活動の紹介」だけでなく、震災に限らない身の回りの「噴火」「土砂災害」といった自然災害対策も伝える。また、東海大学に通う外国人留学生の防災意識といった新たな視点や、当時被災地に住んでいた同大学に通う学生の想いなど東海大生ならではのコンテンツも盛り込まれた。これらをSCNへプレゼンし、同局の協力により今年は県内のケーブルテレビ局10局共通編成での放送が実現した。
 なお今回は生放送ではなく、事前に放送データを各局へ納品する「事前収録」形式をとるが、緊張感を保とうと「生放送」同様、全編を通す形式で収録を行っている。メディアを学ぶ純粋な学生の視点で構成される、他にはない震災特別番組。冬休み返上で制作した渾身の特番を、ぜひご覧あれ。
◇番組は3月11日(金)14時~15時、湘南ケーブルネットワーク他、県内全10局で放送
【写真上】リハーサルの様子
【写真下】SCNスタッフとの打ち合わせ
0304 2面 東海大震災番組2

0304 2面大磯議会
 大磯町議会は、政策提案型の条例提案や原則全ての会議の公開などが先進的な取り組みと評価され、このほど県内で初めて町村議会「特別表彰」を受賞した。
 これは全国町村議会議長会が毎年実施しているもので、「政策づくりと監視機能を十分発揮している」などの審査方針に基づいて、他の模範となる議会を表彰し、このうち特に顕著な事績がある場合に「特別表彰」を行うもの。
 今回の特別表彰の主な理由は、まず平成26年に「大磯町省エネルギー及び再生可能エネルギー利用の推進に関する条例」を議会提案し可決した点にある。同議会では専門家による研修・学習会の開催や先進地への視察などを行い、町村議会では少ない政策提案型の条例提案を実現した。また、原則全ての会議を公開すると共に会議録や議案、質問の通告書をHPに掲載するなど開かれた議会への取り組みも評価されたという。吉川重雄議長は「自分たちでは当たり前と思っていた活動を外から認めてもらえたことは励みになります」と喜びを語っていた。
【写真】(左から)坂田副議長と吉川議長

0304 2面 交通安全ビデオ
 公益財団法人平塚市まちづくり財団(伊藤 裕理事長)が自転車振興事業の一環として、自転車事故防止とマナーアップ向上を目指し制作しているCMの第3弾が完成した。去年と一昨年に続き今年も湘南ベルマーレの協力を受け、監督と選手が出演。先月27日の開幕戦では、ハーフタイムに大型ビジョンに映され、初のお披露目がなされた。
 今回のテーマは「自転車に乗る前に安全点検を」。選手たちが自転車に乗る前にブレーキや空気圧などをチェックしつつ監督と掛け合いをするもので、今回もコメディータッチに仕上げられた。同財団の担当者は「今までの作品では険しい表情ばかりの監督でしたが、今回は茶目っ気のある表情を見せてくれています」と話している。
 映像はホームゲームで流される他、市内小中学校での交通安全イベント、交通安全教室等で活用される。なお今月中には同財団HPでも見られるようになるとのこと。
【写真】撮影中の監督と選手(同財団提供)

 今年1月に発覚した、平塚市が外部の人へ発行した源泉徴収票の記載内容に誤りがあった件を受け、改めて庁内全課で調査したところ「過去5年間で7課105人分の誤りがあった」と、市は先月29日、発表した。
 発覚のきっかけは今年1月の事案。市主催の健診等に従事した医師らへ渡す源泉徴収票で、本来平成27年分の数値を記載しなければならないところ、一部の人に対し参照先を誤り「26年分」のまま送付。その後、送り先からの問い合わせで判明した。
 これを受け市は先月末、改めて庁内全課を対象に、確定申告書の修正が可能となる「過去5年分」(平成23年~平成27年)の調査を実施。この調査で合計7課105人分に対し送付した源泉徴収票に誤りが明らかになった。対象者は審議会委員や統計調査員などで、内容は「支払金額欄に、本来は所得税額を合算して記載すべきところ、所得税額を引いた額で記載した」など。
 誤った源泉徴収票については新しいものに差し替えられるとのことで、市は今後の再発防止策として「庁内で源泉徴収制度の周知を図り、支払い状況の報告時には会計上の支払状況と報告内容を職員で繰り返し確認し、照合の徹底を行う」としている。

0304 2面 自衛隊
 平塚地域で自衛官の募集や災害派遣における県市町村との調整業務などを行っている自衛隊神奈川地方協力本部の平塚地域事務所は先月27日、担当地区(平塚市、伊勢原市、秦野市、大磯町、二宮町)から一般曹候補生、一般幹部候補生、航空学生、高等工科学校生徒、防衛医科大学校学生として入隊、入校する予定者の激励会を行った。
 会には落合市長をはじめ各市の市長や町長らが出席し、入隊・入校予定者約40人へ向け、祝辞が述べられた。また、同地域から自衛隊に入隊した先輩自衛官の講話や、防衛大学校応援団によるエールも贈られた。
 なお同事務所では随時、自衛官の募集や中高生向け職場体験の支援などを受け付けている。問い合わせは☎︎22-5547まで。
【写真】予定者の多くは高校生。それぞれ名前を呼ばれ、一人ずつ意気込みを語った

0304 1面わんわん1
 平塚市吉沢地区で、主に犬を散歩させながら地域を見守る活動「吉沢地区安全安心の街づくり」(通称=わんわんパトロール)がこのほど始まった。住民が防犯について意見交換する中から生まれたという。地域の身近な課題に対し、住民中心で対応するこの取り組み。どのように始まったのか。

 型犬の背中に付けられた黄色いユニフォーム。今回始まったパトロールでは飼い主は特別なことをするわけでなく、都合のよい時間にいつものルートで散歩させる。小型犬用にはリードに付ける「わんわんパトロール」と書かれたマスコットがある他、エリアが広く犬の散歩をさせる人が少ない地区では軽トラック用に「防犯パトロール」と書いたマグネットを準備し、地域の実情に合わせた活動となっている。現在地区全体で軽トラック6台、大型犬と小型犬合わせて20数匹が活動している。
 この事業を始めたのは「吉沢地区地域運営協議会」。吉沢公民館や自治会連合会などの地域団体で構成されたネットワーク型組織で、互いに協力して地域の課題解決に取り組むため平成26年4月に設立された。その前身の組織も含め、これまでに「吉沢福祉村」立ち上げ、防災マップ作りを実施したことから、次は防犯に取り組もうとの声が上がったという。そこで平成26年12月、様々な団体が集まる「連携会議」の場で防犯に関するワークショップを行うなど、地域から様々な意見やアイデアを募った。その中から、小学生の登校時にはある程度の人数で見守りができているものの、下校時には不足しているのではないかとの声が出てきた。しかし新たに見守りのためのボランティアを集めるのもそう簡単ではない。ただ、同地区内のめぐみが丘には犬を飼う家庭が多いことから、夕方の下校時間帯に散歩する人がいれば見守りを少し補うこともできるのではないかとして、今回の案が出てきたという。その後、秦野市の同様の事業を参考にして、活動の内容が決まった。
課題解決に向け市がサポート
 この事業に使う犬用のユニフォームなどを購入するため、吉沢地区地域運営協議会は平塚市の「地域課題解決推進事業交付金」を活用した。これは市が今年度始めた制度で、身近な課題に対して地域が主体となって取り組みを始める際、条件を満たす場合に、必要な費用を一定の額まで補助するというもの。他にも、交通量の多い幹線道路がある四之宮地区で見守り用ベストや旗を整備する活動など、合わせて4地区の活動に交付された。担当する市の協働推進課では「課題に対して地域の方々自らがその地域に合った独自の工夫を考えた際に、この交付金でお手伝いしたい」と話している。

住民力でより住みよいまちへ

 同地区では、これまでの取り組みを通じ、今後も身近な問題が生じれば地域運営協議会で地域の声を聞きながら対応を検討し、難しい場合には行政に協力を求めるといった課題解決の流れがある程度できているという。同様の地区は他にもあるが、自治体の財政が厳しくなる中、行政の手が届かない問題に住民が協力して対応する必要性は今後さらに高まる。地元を住みよいまちにするには、地域課題に取り組む手法を多くの地区で共有することが求められていく。
【写真下左】小型犬用のスィング

0226 緑と青
 「挑越(ちょうえつ)」。今シーズンのチームスローガンである。「挑み」「越えていく」という気持ちが込められているこの言葉は「どんなに厳しい壁にも挑み、厳しいからといってあきらめないで自分で越えていく。そんなチームにしたい」と曺貴裁監督が今年最初にチーム全体に伝えた言葉だ。まさにその言葉通りの仕上がりを見せたチームが開幕を迎えようとしている。過去、J1に昇格、J2に降格を繰り返し、その中で日々成長をしてきた湘南ベルマーレは今シーズン、真の力を見せなければいけない。「究極の攻撃的サッカー」を今シーズンは感じられるだろう。先週末に行われたイベント「ベルマーレワンダーランド2016」では開幕前に選手、スタッフ、監督、そしてサポーターの皆さん全員が気持ちを一つにした。ベルマーレに関わる全ての人が準備は万端。後は開幕へと日々気持ちを高め、2月27日アルビレックス新潟戦にすべてをぶつけるのみだ。ARE YOU READY?

文・猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

【写真】ベルマーレワンダーランド2016

『日本名作シナリオ選 上下巻』
全国書店にて、上下巻(各2,160円)発売中。
日本シナリオ作家協会HPにて、セット購入で送料無料。
横浜シネマリン(3月18日まで)にて、『無法松の一生』他11作品を特集上映。
シナリオが書籍化されなくなって久しい。ごく稀に出版されることがあっても、amazonでの購入者レビューで「小説(ノベライズ)ではないので、がっかりした」や「ドラマや映画の台詞がそのまま載っています」といったコメントを読むとがっかりする。そのくせ、Yahoo!映画のレビューには「脚本が駄目」だとか読んだこともない活字への批判が目立つ。「良い脚本から悪い映画が生まれることはあるが、悪い脚本から良い映画が生まれることはない」という格言もある。あなたがもし映画好きなら、一度でいいから映画とシナリオを読み比べてほしい。そうすれば、作家の知恵が生み出す映像の世界と撮影現場で生まれる演技や演出の違いに気付き、映画がより豊かに見えてくるはずだ。「日本名作シナリオ選 上・下巻」は、そのための大いなる糸口となるだろう。この本の魅力は、現在活躍中の脚本家が同業者の視点で解説していることだ。ドラマ「怪盗山猫」等の人気脚本家で、湘南出身の武藤将吾くんも『博奕打ち 総長賭博』を解説している。 0226 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

0226 2面 太洋中植樹
 平塚市立太洋中学校(野口義嗣校長)で19日、高校入試を終えたばかりの3年生(111人)を対象に植樹式が行われた。
 この苗木は社会福祉法人進和学園の「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として育てられたもの。同校での植樹は3年目の3回目で、今回は32種類580本が植えられた。
 植樹にあたり、同校の山崎眞人教頭は「君たちが卒業するのは寂しいが、せめて君たちの思い出として、ここで君たちの代わりに苗木が育っていくという想いで植えてほしい」と生徒に語った。植樹を終えた生徒会長の佐藤寛徳君は「3年間育った母校に植樹するのは感慨深い。植えた木を見てもらうことで僕らのことを思い出してもらい、僕らが作ってきた活動などを次の学年へと繋いでいってほしい」と話していた。

0226 2面プリンス
 全国のプリンスホテルと系列ゴルフ場の調理スタッフが調理技術と新メニュー開発を競うコンクールで、大磯プリンスホテルの中野智樹さんが中国料理部門で優勝した。同ホテルスタッフの同大会優勝は初。
 毎年5部門あるうち、今年の中国料理部門では「湯葉を使用した一品料理」が課題となった。中野さんは乾燥湯葉を普段から使っており、料理のイメージがすぐ湧いたという。そこで生湯葉と乾燥湯葉を使った品にワサビと野菜を添えるレシピを考えた。
 同部門には55人が出場し、予選、準決勝を経て今月8日の決勝に7人が進んだ。選考では、味のバランスが良い上盛り付けがシンプルで全国的に提供しやすいことも評価され中野さんの優勝が決まったという。
 中国料理を作り続けて23年という中野さんは「ワサビの辛さを抑えたので小さいお子さんから幅広い年代の方に食べて頂ければうれしいです」と話していた。
えとき)優勝した中野さん

0226 2面 湘南ロータリー
 フィリピン共和国シキホール州(シキホール島)において島民のための水道設備を設置するなどの慈善事業を行ってきた平塚湘南ロータリークラブに対し、同国のベニグノ・アキノ3世大統領から感謝状が贈られた。感謝状は19日、大磯町内のホテルで開かれた同クラブの創立25周年式典で披露された。
 シキホール島は、元々平塚市の小学校教諭だった原田淑人氏が定年退職後に移住した島。原田氏と親交のあった同クラブは、現地の子どもたちの教育環境改善に取り組んでいた同氏の活動に賛同。これまでに約900人が水汲みから解放される貯水タンクの設置や、約3000人が衛生的な飲料水を確保できる水道設備を設置してきた。
 同クラブ会員をはじめ河野大臣や落合市長も臨席した創立25周年式典では、現地の州知事や子どもたちからのビデオレターが紹介された。原田氏が代読した大統領の感謝状には「我が国民に対する親切な行為に感謝の意を表します。あなた方の寛大さは、フィリピン人の心にしっかり刻まれています。それは、シキホールの若い世代の記憶となり、平塚との友情は末長く続けられることでしょう」とあり、同氏は感涙にむせびながら読み上げていた。
 なお式典では、同クラブがこれまでに慈善事業や寄付活動を行ってきた県立平塚盲学校(名執宗彦校長)、県立平塚養護学校(柴山洋子校長)、県立湘南養護学校(藤井高志校長)からも感謝状が贈られた。
【写真】(左から)河野大臣、感謝状を持つ原田氏、平塚湘南RCの吉野龍彦会長

0226 2面美術館差し替え
 小学生がボランティアと共にグループで対話しながら1つの作品を観る試み「対話による美術鑑賞」が19日、平塚市美術館で初めて行われた。
 同事業は、参加者が作品を観ながら考えたことを言葉にすることで、観察力や思考力、コミュニケーション力を育ててほしいと同館が去年から準備を進めてきたプログラム。この事業を実施するにあたっては対話を進行するボランティアが必要となるため、同館では去年9月から募集を始め、16人が第1期ボランティアとなった。
 「対話による美術鑑賞」、初回となった今回には市立城島小学校(吉野英子校長)の6年生37人が参加した。館内では現在「物語る絵」展が開催中で、児童は6人程度のグループに分かれて作品を観て回った。大和市などで既に同様のプログラムを行っているNPO法人「ARDA」からのボランティアが対話の進行役を務め、その問いかけに対して、子どもたちは絵の内容を読み取りながら、感じたことやその理由を話していた。島田章三の「はこぶね」を観たグループでは、1人が「背景は海ではないか」と指摘し、それを聞いて別の子どもが「人が乗っているのは舟かもしれない」と想像するなど、対話の中で絵のイメージを広げていた。その後は個人で鑑賞し、中には絵の前に座り込んでじっくりと眺める子どももいた。参加した児童の1人は「自分の思ったことを言えて楽しかった」と話していた。
 この事業をサポートしているARDAの三ツ木紀英代表理事は「このプログラムを受けた後では、絵を細かい所まで観るようになり作品の前での滞在時間が違う。そうした自立的に作品を鑑賞する人に育ってほしい」と事業の目的を話していた。
 同館では、来年度以降はさらに多くの学校とこうした事業を行いたいとしている。

midori0219
 いよいよ明治安田生命J1リーグ開幕まで2週間を切った。開幕戦の相手はアルビレックス新潟でアグレッシブな試合展開が予想される。現在湘南は更に磨きをかけた湘南スタイルを構築している真っ最中だ。練習中、足を止める選手はいない。ましてやその位置から前を追い越していくか、と驚かされるほどの距離を走る選手もいる。ただ、それは今までも見られたシーンだが、今シーズンはそこからシュート、フィニッシュまでいく選手の関係・連携がレベルアップしているように見える。相手がプレッシャーをかける時間も与えないほどワンタッチですばやく前へ運びシュートまでいくシーンが何度も見られる。今シーズン青森山田高校から加入した神谷優太選手(NO.28)は「湘南はとにかくプレーのスピードが速い。他のチームと練習試合をすると相手のプレースピードが遅く感じることがある。早くこの湘南のスピード感に慣れたい」と感じているほどだ。今シーズン、選手たちのプレースピードにも注目して欲しいところだ。

文・猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

【写真】
新加入のパウリーニョ選手も縦への推進力を見せる

DSC_0297 颯助(そうすけ)くん
うわあーカメラにビックリした‼

ユカリごはんさん

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働く人メイン 佐藤さん_160219 佐藤龍男さん
肉の石川 スタッフ
「肉の石川」のスタッフとして、匠の技とおもてなしをお客様へお届け出来ますよう心がけております。どんな時でも接客に感じる楽しさは、やはりお客様の笑顔。だからこそ、この先も皆様にとってオンリーワンのお肉専門店として真心をこめて接していきます。お肉の事なら何でもお任せください。
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肉の石川
平塚市西真土1-3-8
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0219 源平
 頼朝は不審に思った。使者は「由利維平が城を放棄して姿をくらました」と告げてきたが、本当だろうか。一方で橘公成(小鹿島公業)は討ち死にしたというが、真実は逆なのではないか。由利維平の方が亡くなって、公成が行方知れずになったのではあるまいか。自分は両者の考え方をよく知悉しているので、そのように推察する。
 さてもう一人の使者が、病が癒えたため伊豆の国府(静岡県三島市)に参上した。先に到着した使者と大体のところは同じ内容であった。違っていたのは、頼朝が気になっていた件である。やはり大河兼任が小鹿島を攻めた際に逃亡したのが橘公成であり、落命したのが由利維平だということであった。頼朝の考えた通りである。人々は、頼朝が御家人の性質を見極めていることに驚いた。
 翌日。二所詣を済ませた頼朝は鎌倉へと戻る。この時に参詣の順路が今後変更されるということになった。というのも、伊豆山権現(熱海の伊豆山神社)に向かう途上の石橋山において、佐奈田(真田)与一と文三家安の墓のところで頼朝が彼らのことを思い出し、落涙してしまうからだ。与一は、頼朝が挙兵したばかりの頃の石橋山合戦で命を落とした武者で、岡崎義実の子である(第1部第7回に既述)。10年が経った今、改めて頼朝は与一の死が惜しまれて、悲しいのであった。しかし参詣をするにあたって涙を流してしまうというのは憚られることであり、差し障りがあるという意見が先達から出た。こうして二所詣は以後、三島(三嶋大社・静岡県)、箱根、伊豆の順に進められることになった。
 さて、「逐電した」と報じられていた橘公成が奥州から鎌倉に参上した。公成は焦っていた。なぜならば、大河兼任に攻められた末に逃亡した、という讒言が仲間によってなされたと知ったからだ。死を怖れて逃げたわけではない。兼任に包囲された際、形勢を立て直さねばならないと考えたのだ。敵を攻略するための策を巡らせるために、ひとまずその場を退却しただけなのだ。それを、説明しなくてはならない―。この意図、理解してもらえるだろうか。
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

平塚市の主な新規事業
 平塚市は10日、総額1,858億9,310万円にのぼる平成28年度の当初予算案を発表した。内訳は一般会計822億5,000万円、特別会計733億1,310万円、企業会計303億3,000万円。最低限必要な経費を盛り込んだ今年度と比べ33億8,420万円、1.9%増で過去3番目の予算規模となった。
 一般会計は14億円(1.7%)増で、歳入のうち市税は0.2%減の419億7,798万円を見込んでいる。ただツインシティ整備推進事業など建設債の増加により、市債は13.4%増の57億1,540万円を計上。このため自主財源比率は1.0%減の62.8%となっている。
 歳出について落合克宏市長は、来年度からスタートさせる市政運営の指針「平塚市総合計画」に基づく「選ばれるまち・住み続けるまちづくり」を押し進めていくための予算措置を行った、とした。
 まず同計画の重点施策「強みを活かしたしごとづくり」のため、県内で初めて、創業資金借入れの際の利子を全額市が負担するよう制度を拡充。また、今年10月開業予定の大型商業施設「(仮称)ららぽーと平塚」との共存を図るために、中心商店街での滞留拠点づくりと店舗改装費補助を行う。さらに新たな産業拠点の形成のためツインシティ整備推進事業をさらに進める。
 続いて「子どもを産み育てやすい環境づくり」に関しては、市内の全小学校の図書室、音楽室などにエアコンを設置する他、小児医療費助成事業を拡充し通院の際の助成対象を中学校3年生まで広げる。
 また「安心・安全に暮らせるまちづくり」へ、平成29年度からの大磯町・二宮町との消防指令業務の共同運用の整備を始める。
 この他の新規事業は、市の魅力を発掘・発信する「シティプロモーション推進事業」や、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「オリンピック事前キャンプ誘致推進事業」などが盛り込まれている。
 なお、厳しい財政状況が続いていることから、市では経常経費につき10%カットで予算を編成した上、市長ら幹部のさらなる給与減額を3月議会に提案する予定という。
一方一般職員と議員の賞与は、それぞれ0.1カ月分引き上げられる。

大磯町の主な新規事業
 大磯町は9日、平成28年度当初予算案を発表した。一般会計が過去20年で最大規模の101億2,500万円、特別会計が101億1,600万円の総額202億4,100万円で、今年度と比べ6億5,800万円、3.4%の増額となった。
 一般会計は4億6,500万円(4.8%)増で、歳入については景気回復基調による個人町民税の増加が3,150万円見込まれるものの、(仮称)リサイクルセンター整備に伴うごみ処理広域化事業債のため、町債は2億2,500万円増加し9億9,300万円が計上されている。町債の歳入に占める割合は9.8%で、自主財源比率は2.3%下がり58.2%となった。歳出について町では、「大磯の創生」を目指し、子育てや教育、健康そして観光に重点を置いたとしている。このうち子育てについては、保育園・幼稚園の第2子以降の利用者負担無料化や病後児保育の実施をはじめ、子どもを育てやすい環境づくりを進めるという。

0219 2面東海大チャレンジ2
 東日本大震災の被災地で、継続的に復興支援を行っている東海大学チャレンジセンターの「3.11生活復興支援プロジェクト」のメンバーが12日、平塚市の落合克宏市長を訪問し、これまでの活動を報告した。
 このプロジェクトは大震災の直後に発足したもので、「持続可能な開発のための復興支援」を行おうと現在約70人の学生が活動している。
 12日にはこのうち1、2年生の7人が平塚市役所を訪れ、岩手県大船渡市で住民と共に公民館を建設したり、高台移転後のまちづくりを検討する際に景観形成についてアドバイスするなど、これまでの5年間の活動について紹介した。今後の活動について、リーダーの髙橋直也さん(2年)は「被災地の人たちは高台移転後に新たなコミュニティを作れるか不安を感じており、学生の力でできることを検討したい。また記憶の風化も進んでいるので自分たちが情報を発信することで、平塚からも被災地に行ってもらえたら」と話していた。
【写真】現地での活動の様子(同プロジェクト提供)

0219 2面 大神ツインシティ
 平成9年に構想が発表され、平成14年から計画が進められてきた平塚市の北の核、「ツインシティ大神地区」の造成工事がいよいよ着工するにあたり、12日、地区内で安全祈願祭が行われた。式典には「平塚市ツインシティ大神地区土地区画整理組合」(青木 修理事長)関係者をはじめ、施工者の鹿島建設横浜支店関係者、県の県土整備局長、市内から選出の3県議、平塚市長ら約50人が参列し、工事の安全を祈った。
 組合の青木理事長は挨拶の中で「このまちづくりは地域にとって長年にわたる念願。賛否両論あり厳しい時期もあったが徐々に理解を頂き、いよいよ一歩を踏み出せて嬉しい」と振り返った。また落合市長は「将来、平塚の人口を維持していくため、また平塚の産業をしっかりと活性化していくための重要な事業。構想の発表から18年かかったが、市の歴史に残る大きなプロジェクトがいよいよスタートする」と祝辞を述べた。
0219 2面東海大チャレンジ2

0219 2面 ホタル放流
 毎年5月半ば過ぎにホタルの見頃を迎える金目親水公園(平塚市北金目)で11日、今年もホタルの幼虫の放流が行われた。この放流イベントは、「親水公園ホタル保存会」(米村康信代表)により平成13年から毎年2月11日に実施されているもので、同地区では毎年恒例の行事。例年家族連れが多く、今回は15組が参加した。
 放流された幼虫は200匹。これまでは毎年、同公園内でふ化して捕獲された親ボタルからから産まれた幼虫を放流してきたが、今年は親ボタルが捕獲できず、イベントは中止される予定だった。だが同会と交流のある「土屋ホタル保存会」から幼虫の提供があり、例年通りの放流が実現できたという。
 幼虫が成虫となり夜空に舞い始めるのは例年4月20日過ぎ。見頃は毎年5月20日前後とのことだ。

0219 1面写真2
 そこかしこでしばしば起こる「湘南論争」。いつの時代もテレビ、雑誌、インターネットなどメディアで面白おかしく取り沙汰されては「論争に終止符!」といったような様々な「結論」が出されている話題である。「わがまちこそが湘南である」と、何をもって主張するかはそれぞれ論拠があるが、中には「発祥」を謳うものもある。そんな「湘南発祥」を多くの人にPRしようと、JR大磯駅前のロータリーに今月14日、新たな石碑が建てられた。大磯こそが湘南発祥である、と発信する根拠は、どこに。
 碑の高さは3mほど。碑面には「湘南発祥の地 大磯著盡湘南清絶地 崇雪 堀文子書」と彫られているこの石碑は、大磯町観光協会と大磯町商工会の有志で構成する委員会組織により建てられた。以前にも「湘南発祥之地 大磯」と彫られた石碑は鴫立庵の敷地内に建てられたが、さらに広くアピールしようと、駅前にも設置する運びとなった。
湘南=大磯」は1664年
 大磯が湘南発祥のゆえんとされている根拠は、江戸時代初期、崇雪という人物が「著盡湘南清絶地」と刻んだ「標石」にある。
 鴫立庵の創設者でもある崇雪は、小田原の外郎の子孫といわれる俳人。祖先は中国湖南省湘南地方の出身ともいわれており、大磯・鴫立沢付近の景色が古代中国の「湘南」に似て美しかったことから「清らかで清々しく、この上もない所、湘南とは何と素晴らしい所」と感動し、かの一文を刻んだとされている。
 この標石が建てられたのは1664年とされ、これこそが、現存する資料の中では「国内のある土地を湘南と呼称している最古の資料」として、大磯が湘南発祥の地とされている根幹である。
 一方で、その観点から言えば、鎌倉が最古であると指摘する研究者もいる。「確かに、碑文としては最古のものかもしれませんが」と話すのは、平塚市博物館 市史編さん担当で、長きにわたり湘南の呼称についても研究してきた関 恒久氏だ。
「湘南=鎌倉」は1484年
 同氏は「崇雪の碑よりも約200年前の資料の中に、はっきりと『湘南』の文字は登場しているんです」と解説する。その資料というのが、室町時代の禅僧、歌人である万里集九が記した詩文集『梅花無尽蔵』である。
 同書の巻第一(1484年)では、「遊湘南五年」(湘南で修行すること5年)との記述があり、巻第二(1485年)にも「湘南多水仙」(湘南には水仙多し)との表現がある。そしてそれらの中で、後の注釈ではなく当時の注釈として、「相州鎌倉邊用湘故事」(相州の鎌倉辺りに、湘の字を用いるのは、昔からのこと)と記されている。
 1484年以前からーー、少なくとも万里集九が鎌倉に訪れた室町時代には既に「湘南=鎌倉」とされていた。だが同氏は「石碑に刻まれたものとしては、大磯のものが最古でしょう」とフォローする。
 結局、何をもって湘南とするのかは「○○があるから、○○が示しているから、○○時代に湘南と呼ばれていたから」と各地、各団体に様々あり「では今日、どこが湘南なのか」といった議論が尽きることはない。今後、「湘南」を冠する市町村が誕生しない限りは。
0219 1面写真1

うちのこ0212 唯人くん
歯がはえたよ!やった♪

唯パパさん

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0212 3面コネクト
 福祉の専門家「スクールソーシャルワーカー」。あまり聞き慣れない言葉かもしれないが、小中高校の約74%がその必要性を感じているという文科省の調査がある。平塚市でも導入されて3年目となり、現在は県からのスタッフも含め3人が活動中だ。今必要とされているスクールソーシャルワーカーとは、どのような仕事なのか。
 スクールソーシャルワーカーは、生活環境が理由で学校にうまくなじめなかったり不登校になったりした子どもについて、まず小中学校から相談を受ける。そして子どもだけでなくその家庭に対しても、どんな問題を抱えどのような支援が必要かを教員と共に検討し、必要があれば関係機関と連携する。さらに保護者が1人で相談に出向くことが難しい場合には、関係機関に同行することもあるという。放っておけば育児放棄など虐待につながりかねないケースを未然に防いで、子どもが学校に通えるようにと活動する平塚市のスクールソーシャルワーカーの1人である米川啓子さんは、その仕事内容について「家庭の問題を外に出して、関係機関とネットワークを築き連携するための下支えの仕事です」と説明する。
 各自治体によって活動内容は異なるが、平塚市の場合は、年度ごとに重点対応する中学校区を決め、その中の小中学校をスクールソーシャルワーカーが毎月1回定期的に訪問するほか、他の学校からは依頼を受け対応するシステムを採っている。 
 なぜこうした福祉の専門家が学校と連携する必要が出てきたのか。市では家庭の理由で不登校になるケースが年々増えているとみているが、多忙な教員は家庭の抱える問題にまで踏み込むのが難しく、不登校の子ども本人に働きかけるしかない場合がほとんど。また米川さんは、問題があっても自分で相談に行ける人なら良いが「困っていても自分から課題を出せないケースも多い」という。さらに、経済的な困窮や家族の障がいなど1つの家庭の中で問題が複雑に絡み合っていることもあり、それを解きほぐして支援に繋げていくには、専門家でなければ難しい。
 スクールソーシャルワーカーには、教育・福祉の両方に関する専門的な知識に加え実務経験が必要とされる。米川さんも、市の家庭児童相談員を9年間務め、虐待の通報があった家庭への対応や児童相談所との連携といった経験を積んできた。その中で、子どもが通う学校と情報交換ができれば、もっと家庭への支援が進められると感じていたことから、応募したという。活動する際には、問題を抱えた家庭に対して様々な支援制度や相談機関を紹介するだけでなく、声無きところの声を聞いてニーズを引き出し、確実に支援に繋いでいく仕事をしたいといつも考えているそう。
 家庭の状況が改善すれば、学校に通ってきちんと学べるようになる子どももいる。それによって自立した大人に育ち、貧困の連鎖を防ぐことにも繋がる。それは長い目で見れば地域の安定にも繋がるはずである。1人でも多くの子どもが元気に学校に通えるようにと、スクールソーシャルワーカーたちは願っている。

0212 緑と青
 チームは9日間の沖縄キャンプを終えた。内容は非常に充実したものだった。キャンプ中5試合の練習試合を行い、できた部分、また課題も見つかった。課題に対してはトライ&エラーを繰り返し、まずは選手たちにプレーをさせ、出た現象に対して修正をする。そしてそれを繰り返し行う。2月2日に行われたFC琉球戦は、同クラブ関係者に「FC東京や東京ヴェルディと練習試合をしたが、湘南が一番チームの仕上がりが早い」と感じさせる程のインパクトがあった。また、キャンプでは熾烈なポジション争いが明確になってくる。今季は昨季の主力と呼ばれる選手が抜けた分、選手にとってはチャンスとなってくる。ただ、湘南は「レギュラーを確約されている選手」ということは今までない。全員が戦力として曺監督は選手たちを見ているからだ。それは選手にとってはこの上ないモチベーションであることは言うまでもない。湘南の監督と選手の信頼関係もチームの大きな武器である。
文・猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

【写真】
キャンプ中の練習試合の様子

『オデッセイ』(2015年/アメリカ)
監督:リドリー・スコット 脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マット・デイモン/ジェシカ・チャスティン 他
シネプレックス平塚ほかにて公開中。
女性自身の映画リレーコラムに、月一ペースで参加させていただいている。本作の試写で、コラム仲間の田中麗奈さんと同席した。試写後、興奮も冷めやらぬまま、麗奈さんと女子マネージャーさんも交えて、感想話で盛り上がった。マッド・デイモン演じる火星の有人探査クルー、ワトニーは事故でただ一人火星に取り残されてしまう。悲愴感漂う映画かと思いきや、とにかく明るい。ワトニーは、植物学者の知恵と工夫と、BGMの70年代ディスコソングの力を借りて、宇宙食のジャガイモから家庭菜園ならぬ火星菜園をはじめる。失敗してもジョークで笑い飛ばし、NASAが自分の生存を知った時には「サプライズ!」とおどけてみせる。ネガティヴな僕は、小さなことでクヨクヨしてられないぞと、尻を叩かれる思いがした。こんな人間力と生命力のある男性なら、女性ならみんなついて行くよね、この人がいい! と麗奈さんとマネージャーさんが女子トークで盛り上がった。先日、麗奈さんが結婚を発表した。お相手はきっと、知恵とユーモア溢れる男性に違いない‥‥。 0212 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 平塚市教育委員会は3日、市指定重要文化財としてあらたに「東川斎桂山筆 不動明王二童子像」と「佐波理匙他 山王A遺跡第4地点1号掘立柱建物跡出土 埋納資料一括」の2件を指定した。今回の指定で市の指定重要文化財は合計45件となった。
 燃えさかる火炎を背に、右手に剣、左手に羂索(縄状の仏具)を持つ不動明王を描いた「東川斎桂山筆 不動明王二童子像」(縦110.6cm、横42.8cm)は、上吉沢の旧家で約30年前に発見されたもの。東川斎桂山藤原美信とは、江戸時代末期の天保9年(1838)から10年前後、平塚市に逗留し、主に仏画を中心に制作していたとされる絵師。他の作例との相似性から、今回指定の図もほぼ同時期に制作されたものと推定されている。担当の社会教育課は「不動明王二童子像の近世的展開を跡づける典型例として貴重であるとともに、江戸時代末期における平塚市域の文化状況を伝える資料として貴重である」としている。
 一方、銅にスズと鉛を加えた合金である佐波理製の匙(全長264mm、匙面長60mm、匙面幅45mm、重量37.8g)は平成4年、集合住宅建設に伴い発掘調査が実施された四之宮の山王A遺跡から出土したもの。8世紀末から9世紀初頭のものと考えられている同遺跡からは比較的大型の掘立柱建物跡が発見されており、ここから出土した「佐波理匙と須恵器片の一括資料」が今回指定された。これらは置かれていた配置から、建物の地鎮に伴い一括して埋納されたものと推定されている。同課によれば、佐波理匙が遺跡から出土することは「極めて稀」とのことで「相模国府推定地内の山王A遺跡が地鎮を要する寺院または官衙(役所)の重要施設の一角であることが示唆される」という。また「朝鮮半島新羅からの舶載品と考えられる佐波理匙が中央からもたらされたことは確実で、古代律令体制下の中央と相模国府の関係を示す資料として重要。古代平塚を考究する上で欠くことができない資料であるとともに古代官衙・地方寺院研究にとって貴重な資料である」としている。
 なお佐波理匙は平塚市博物館で常時展示中。不動明王二童子像は、3/26(土)~5/8(日)に同館情報コーナーで一般公開を予定している。◇問い合わせ=社会教育課文化財保護担当☎︎35-8124
【写真1】不動明王二童子像
【写真2】佐波理匙

0212 2面 合同防災
 大規模火災が発生した場合、応援要請を受けて駆けつけた航空機と地域の地上部隊が連携し、効率的な情報伝達と協力体制が確立できるようにと平塚市消防本部は3日、大神スポーツ広場(相模川右岸河川敷)で横浜市消防局航空隊と合同訓練を実施した。
 訓練には、横浜消防航空隊から5人の隊員とヘリコプター「はまちどり」、平塚消防からは2隊15人の隊員と「神田化学1号車」などが参加。各消防隊は連携し、航空機散水バスケットへの水の補給、河川からの採水、消火訓練の他、地上部隊と航空隊との無線通信及び誘導訓練を行った。訓練会場には多くの地域住民も観覧に訪れ、両消防隊の勇姿を見守っていた。

 平塚市と伊勢原市、大磯町の商店などが、こだわりの詰まったお勧め商品を開発する「湘南ひらつか逸品プロジェクト」の2016年お披露目会が4日、行われた。
 6回目の今年は、より多くの人に来てもらおうと会場がひらつか市民プラザ(紅谷町)に変更され、30の飲食店や店舗、作業所などがそれぞれの自慢の品を持ち寄った。これらは研究会の会員たちが、お客に足を運んでもらうきっかけにしてほしいと、1年間通してお互いに意見を交換しながら工夫を重ねて開発し選んできたもの。訪れた人たちは試食を楽しみ、店のスタッフによる商品の説明に耳を傾けていた。
 また来場者による投票が行われ、1位には、フード部門でマ・コピーヌのウィーン伝統菓子「リンツァー」と湘南平展望レストランFlatの魚と野菜の雑穀丼「地魚しらすボウル」が、またノンフード部門ではテニスディオ湘南の初心者用テニスレッスンプログラム「らくらくテニス」が選ばれた。
【写真1】リンツァー
【写真2】地魚しらすボウル

2面候補
昨年初入閣した河野太郎大臣と落合克宏市長が平塚市の防災施策について対談しました。落合市長は防災を最重視した市政運営に取り組んでおり、河野大臣は防災担当の内閣府特命担当という立場から、津波避難タワー整備などについて意見を交わしました。国務大臣室で、市内ローカルメディアの湘南ジャーナル社とタウンニュース社が共同取材しました。
※2月11日発行の『タウンニュース 平塚版』でも対談の模様を掲載。「護岸整備」や「『近助』の仕組み」などについて語っています
津波避難タワーの検討を
落合 大臣就任おめでとうございます。今後は国家事業を担う政府の一員となるわけですが、地元である平塚の課題も共有して、一緒に歩んで頂ければありがたいと思います。
河野 ありがとうございます。防災では、国にとって南海トラフと首都直下型の2つの大規模地震への対応が大きな課題です。平塚市は南海トラフの対策強化地区で、首都直下型の影響も受ける所です。高知県では、南海トラフ地震による津波最大高を34mと想定していますが、県知事が地元自治体の負担をゼロにするから津波避難タワーを建てようと呼びかけた所、視察した南国市では数百m置きにタワーを建て、大体必要な所はカバーできました。
落合 神奈川県は昨年、東日本大震災を受けた地震津波浸水予測について、平塚海岸の最大津波高を6.9mから9.6mに引き上げました。高さ8mの国道134号を越える想定になるため、何とかせねばなりません。さがみ縦貫道路開通などにあわせ、平塚の魅力を発信する拠点づくりに龍城ヶ丘プール跡地も活用しようと考えていますが、津波避難タワーの機能を持った建物として整備しようと検討しています。跡地は風致地区ですが、8mまでの建造物が建てられます。
河野 国道134号が8mですから、16mの高さのタワーになるわけですね。
落合 ビーチパークは年間33万人の利用がありますが、ビーチパークと湘南海岸公園の間の上空に、幅の広い歩道橋をかけて津波避難タワーを兼ねる案も考えています。利用客の避難場所が確保でき、ビーチパークと湘南海岸公園の一体化も図れます。静岡県吉田町で整備事例があったのですが、費用は約10億円くらいかかります。国の交付金を活用できないか、検討していきたいと思います。
河野 社会資本整備総合交付金というのがあって、事業費の2分の1を補助するのですが、平塚は南海トラフ特措法の強化地域になっています。ここで何らかの対応ができるかもしれません。また、南国市では津波避難タワーを普段の散歩のコースの中に組み入れ、タワーの上で景色を見てもらっています。だから、どこにいても、どのタワーに、どれ位の時間で辿り着くというのを散歩しながら分かるようになるんです。
落合 国道134号の上も、富士山も見えるし眺望は良いですからね。本市では、JR東海道線以南にある3階建て以上のビルや公共施設について、所有者と自治会、市が3者協定を結んで津波避難ビルに指定しています。東海道線以南には約4万人が住んでいますが、現在まで約6万人を超える市民が避難できるスペースを確保しています。津波避難タワーとあわせ、避難ビルの協定も引き続き取り組んでまいります。
防災ラジオの導入へ
河野 常総市の豪雨災害の時は避難指示が遅れた部分がありました。防災大臣として、地域の首長さんには少し早めに勇気を持って避難指示や避難勧告を出してくださいとお願いしている所です。
落合 全国の首長の間でも空振りを恐れずに出そうという気運が高まっています。しかし、平塚市には防災行政用無線はあるのですが、豪雨の際に家の中では聞こえないという声も耳にします。そこで今、災害時情報伝達防災ラジオシステムの整備を検討しています。「V‐Low」というアナログ放送の空き電波を利用した仕組みで、平塚・大磯・二宮あたりの広域エリアで取り組んでも良いと思います。耳で聞いて、目で見えるような情報配信を普及させることが必要です。FM東京が来年度から、仕組みづくりをしてくれると聞いています。
河野 「V‐Low」は消防庁とも相談し、自治体が整備する時に支援ができるようにはしていきたいと思っています。
落合 地震の予知は難しいかもしれませんが、豪雨の前触れや津波に関する情報が発信され、各家庭に届くのが一番良い。逃げ遅れるということのないよう、迅速な情報伝達は大事です。
河野 津波の恐れがある時には、早く高い所へそれぞれ逃げてもらって、家族で落ち合う場所だけ事前に決めておいてくださいと。そこだけは命を救うことになりますので、各家庭でぜひ決めておいてもらいたいと思いますね。
落合 平塚市は、自治会・町内会の自主防災組織が100%整備されている全国でも進んでいる自治体で、津波避難訓練も定期的に開いてもらうなど、防災訓練を盛んにしてもらっているんです。
スペシャリストの育成
河野 防災のソフトウェアで言うと、平塚市は平成25年~27年、「内閣府本府行政実務研修」(防災スペシャリスト養成研修)に消防と防災危機管理部の職員を派遣し、政策統括官(防災担当)付け参事官(被災者行政担当、地方・訓練担当)付けの職員として仕事の手伝いをしながらトレーニングをしてくれています。県内で毎年派遣している他の自治体は大和市だけで、いざという時の対応をする人材も育ててくれているという意味では、内閣府では平塚市を評価しているんです。
落合 そのようにスペシャリストを育成するといったソフト面も含め、津波避難タワーの整備や防災ラジオの仕組みづくりなどハード面も、多角的に安心安全対策をしっかりとやっていきます。今日はありがとうございました。
河野 こちらこそ、どうもありがとうございました。

0205 緑と青
 チームは1月29日から2月6日まで沖縄キャンプに入っている。キャンプはハードなトレーニングはもちろんのこと、チームメイトとのコミュニケーションの大事な場でもある。寝食を共にし、普段なかなか見られない選手同士の一面を見て更にチーム力を高める。曺貴裁監督は「お互いを知る努力、自分自身を発信する努力をしよう」とチーム力を更に高める。その例が毎夕食前に行う選手一人一人による“1分間スピーチ”だ。曺監督らしいユニークな企画で選手はこの機会に改めて自分自身を見つめ直す。自分自身を分析し、相手に知ってもらう、そして相手を知る。チーム力には最も大事なことなのかもしれない。
 そしてキャンプ中はもちろんサッカー漬けの毎日。24時間サッカーに向き合い今シーズンの準備をする大事な時間である。この沖縄キャンプでは砂浜トレーニング、練習試合など充実した内容になっている。キャンプの成果が今シーズンを左右すると言っても過言ではないほど大事なものだという気持ちが監督、選手、スタッフから伝わってくる集中したトレーニングが今日も続く。

【写真】
キャンプ歓迎を受ける選手・スタッフ

0205うちのコ 勇親(ゆうしん)くん
テーブルおいしい?

ルッちんさん

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ペット0205 コロンくん
(1歳・オス・ミックス)
毎日わが家をかわいい仕草で和ませてくれる、とてもかわいい子です。
特技は、宝探しゲームです。
可愛くて抱っこしてしまいます。
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0205私は今 前回 炭火焼居酒屋 のりさん店主 丸山賀愛さんからのご紹介荒渡暖仁(あらわたり やすのり)さん
獣医師 
平塚動物総合医療センター センター長

オリンピックOSC湘南シティ2階、平塚動物総合医療センターで、センター長をやっております。開院して1年、平塚の皆様にも、多くのご支持ををいただき本当にありがとうございます。病院業務が終了後や、休日に、平塚の皆様と少しでも交流ができればと、病院周辺のお店に、いつも通い、お店の店長さんやお客さんと会話する事が、何よりの楽しみです! 今後も、平塚の動物医療の向上と平塚の良さをアピールしていきたいと思います! 

 

0205 源平
 藤原泰衡の郎従であった大河兼任以下の者達が、奥州で反乱を起こした。出羽国(秋田県)において、源義経と名のり、あるいは源義仲の子の義高と称して蜂起。兼任は、子息達と7千騎余りの兵を率いて鎌倉を目指して進軍する。鎌倉方の由利維平(泰衡方の武将であったが捕縛されたのち、今は頼朝の御家人となっている)に対して兼任は使者を通じて次のように伝えた。「古来、親族や夫婦の敵に報復するというのは普通の事であるが、主君の敵を討ったという先例は、いまだない。自分は、この例を始めるために鎌倉に向かうのだ」と。維平は小鹿島(秋田県男鹿市)の辺りで兼任と戦ったが、ついに敗れる。兼任の勢いは止まらず、奥州合戦の際に由利維平を生け捕るという功績を挙げた宇佐美実政までもが討たれてしまった。在国していた御家人達は、それぞれが飛脚を頼朝のもとへ遣わす。また、兼任とは行動を共にしなかった彼の兄弟達も頼朝に対する異心のないことを表明するために参上する。経緯を知った頼朝は軍勢を奥州へ進めることにする。
 兵を率いる大将軍は、千葉常胤(東海道)と比企能員(東山道)。また、頼朝は各々急ぎ奥州へ向かうようにとの仰せを出す。その5日後に上野・信濃の御家人達にも進軍を命じる。足利義兼は追討使として向かう。千葉胤正(常胤の子)は大将軍を承る。胤正は、奥州にいる葛西清重と共に合戦をしたいという旨を願い出た。以前、共に戦った経験があり、清重が優れた勇士であることを良く分かっていたからだ。胤正の意向は聞き入れられ、奥州にいる清重に対して御書が下されることになった。
 さて清重が遣わせていた飛脚2人のうち、1人が情勢を伝えてきた。もう1人の使者は病気を患ってまだ到着していない。頼朝はその頃二所詣(正月に伊豆、箱根に参詣すること)のために伊豆山にいた。使者による報告は次のようなものであった。「大河兼任の叛乱によって、橘公成(小鹿島公業)、宇佐美実政らが討たれました。また、由利維平は兼任の攻撃を受け、城を放棄して行方知れずとなりました――」。この報告を受けた頼朝は、得心がいかなかった。あの由利維平がそのような行動をとるだろうか……。
【写真】古くは小鹿島と呼ばれた、現在の秋田県男鹿市の位置
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0205 2面 ネーミングライツ
 平塚市が昨年8月から10月にかけて募集した「提案型ネーミングライツパートナー」について、「平塚漁港」「馬入・光と風の花づつみ」「湘南ひらつかパークゴルフ場」の3施設でそれぞれ1法人からの応募があり、今月25日、市は平塚市漁業協同組合(後藤 勇代表理事組合長)、株式会社イシックス(猪股重人代表取締役)、株式会社木村植物園(木村義広代表取締役)とネーミングライツ契約を締結した。
 「年額10万円」と、市が希望していた価格(年額50万円)より下回る額で漁港の命名権(4月から5年間)を得た平塚漁協は、施設の愛称に同組合のPRキャラクター「ひらつかタマ三郎」(写真左から1人目)を付けたいとし、愛称は「ひらつかタマ三郎漁港」となることが決まった。同組合は提案の中で、「地域や市民が楽しめるイベントを開催し、賑わいを創出したい。平塚で獲れた魚に付加価値を付け、地産地消に結び付けることで、より良いものを適正価格で提供できるようにしたい」とした。
 一方、市の希望価格通り「年額80万」で契約(4月から3年間)したイシックス社は花づつみの愛称を「イシックス馬入のお花畑」と決めた。同社は「石のイスなどを設置し、花畑に集う人たちの“心温まるほっとスポット”をつくる。ボランティアの方々が談笑する休憩の場や家族がピクニックする場等になるように、花畑に来場する人たちに幸せなひと時を過ごしてもらいたい」と提案している。
 また、市の希望価格が年額80万円であったパークゴルフ場の命名権を「年額50万円」で契約(4月から3年間)した木村植物園は、同施設の愛称を「木村植物園湘南ひらつかパークゴルフ場」とした。同社では「造園の技術、商品サービスを生かし、入り口看板の周りを草花等で四季折々の花が咲くガーデニング装飾を年間行うことで、より一層心安らぐ魅力的な施設として利用者の満足を提供し、施設の利用促進に貢献したい」としている。

0205 2面二宮桜
 二宮町の「ラディアン花の丘公園」に桜の木55本が寄贈され、2日、村田邦子町長と保育園児らによる植樹が行われた。
 寄贈したのは、公園の樹木の手入れや古木の保存を行う県内の樹木医らで作るNPO法人「自然への奉仕者・樹木医協力会」。同園は去年4月に開園したが、駐車場から目につく斜面に何も植えられていなかったことから、同会が植樹を提案。会員が除草や土づくりなどの準備を行ってきた。
 植樹には村田町長と町立百合が丘保育園の年長児15人が参加。園児たちはシャベルで穴を掘り、1mあまりに育った八重桜「花笠」の苗木を植えた。園児の1人は「楽しかったけど、穴を掘るのが疲れた」と笑顔を見せていた。また同会の安部鉄雄理事長は、園児たちに「みんなの子どもが生まれる頃に満開になります。元気に育っているか見に来てください」と語りかけていた。
 会ではこの他「神代曙」「舞姫」も寄贈。木が育てば、4月上旬から下旬にかけ斜面の上から順に花を咲かせるという。

0205 2面プリンス防災
 平塚市、大磯町、二宮町の消防本部による合同防災訓練が先月27日、大磯プリンスホテルで行われた。同所で1市2町の消防本部が合同訓練を実施するのは初めてのこと。
 訓練には、各消防本部をはじめホテルの自衛消防組織や大磯町女性防火クラブなど100人以上が参加。訓練会場となったホテル入り口前の広場には各消防本部から指揮車やはしご車、支援車両など計8台の消防車両が集合した。訓練の想定は、ホテル4階客室から火災が発生し、多数の逃げ遅れた宿泊者や傷病者が取り残されているという状況。参加者はそれぞれ消化活動や救助活動にあたり、連携を強化した。

0205 2面 武道始式
 平塚警察署(石井 孝署長)は先月28日、新春恒例の「武道始式」を開催した。この行事は毎年1月、士気高揚を目的に行われているもので、署員による日頃の鍛錬の成果を地域に披露する場ともなっている。
 式の会場となった武道場では、柔道・剣道でそれぞれ署員15人ずつ計30人が参加した「高点試合」をはじめ、県警本部から招かれた特別訓練員に向かって平塚署員が次々と挑戦していく「五人掛け」や逮捕術模範試合、東海大学生によるミニコンサートなども行われた。なお高点試合で1位に輝いたのは、地域課の奥田智貴巡査(柔道)と同課の栁原浩史巡査(剣道)だった。
 ちなみに同署によれば、逮捕術をはじめ武道を使って制圧する事案はしばしば発生しており、昨年には平塚署管内においても事例があったという。

0205 2面 JC
 地域の青年経済人らで組織し「明るい豊かな社会」を目指してまちづくりを主として活動している平塚青年会議所(平塚JC)は先月28日、新年賀詞交換会を市内ホテルで開催した。
 今年度の代表者として第58代理事長に就任したのは市内で石材店を営んでいる縄嶋智徳さん。毎年恒例、新理事長が来賓や出席者を前にして新年度の抱負を語る挨拶の中で縄嶋理事長は、今年度のスローガン「JAYCEE SMILE~届けよう、笑顔あふれる未来を!~」を紹介。「地域を笑顔にする願いの叶う出会いのまちの創造」や「子どもたちの笑顔がもたらす地域の絆の再興」といった、笑顔をテーマとする5つの基本方針を掲げ「このまちに笑顔あふれる未来を届けられるような運動を1年間、展開してまいります」と語った。
【写真】縄嶋理事長

0205 1面こんにゃく1
 今ではスーパーで買うのが一般的な加工食品だが、数十年前には味噌や漬物等を手作りしていた家庭も珍しくなかった。こんにゃくもその1つ。手作りの味を残し広めていきたいと、昔ながらのこんにゃく作りを続けるグループが大磯にある。こんにゃく芋と水、凝固剤だけを使ったその食感は、市販のものよりぷるんとしており特有のにおいもない。秋から春までの期間限定のこんにゃく作りの様子を覗かせてもらった。

 この「大磯町こんにゃく生産グループ」は、大磯町内や平塚市内の主婦とこんにゃく芋生産者の14人。多くが農業に従事する傍ら、月2回ほど交替でこんにゃく作りに参加している。
 原料として使うこんにゃく芋は、里芋に似た感じで大きさは大人のこぶしほど。会員が栽培する約100㎏に加えて、足りない分は日本一のこんにゃく産地・群馬から取り寄せる。10年ほど前から栽培している会員の宇野誠治さんによれば、こんにゃく芋は大きくなるのに3年かかり、途中で腐ることも多いため育てるのが難しいとのこと。
 作り方は、まず芋の皮を剥き、小さく切ったものをゆでて水と一緒にミキサーにかける。「生の芋をすり鉢ですっていた頃に比べたら、ずっと楽になりました」と、数十年前のこんにゃく作りを知る人は話す。標準的な分量は決まっているものの、芋により固さが違うため、水の量で調節しなければならない点が難しいという。どろどろになった芋に凝固剤の炭酸ナトリウムを入れ、手でかき混ぜ、バットに広げて板状にする。この時も、中に空気が残らないようにのばすにはコツがいるので、経験の長い人が教えながらやっているそう。
 固まったこんにゃくを切り分けて、アクを取りながら茹でること30分、その後流水で冷ませば完成。13㎏の芋から約120枚が出来る。
あさつゆで販売、給食にも
 このグループによるこんにゃく作りは20数年前から行われ、地域のイベントやJAの施設等で細々と販売されてきた。6年前、平塚市にJA湘南大型農作物直売所「あさつゆ広場」がオープンしてからは量を増やして週1回の生産に。ただ最初はその良さを分かってもらえずなかなか売れなかったという。そこで買い物客への説明や試食など地道にPRを続けたところ、今では完売するようになった。
 また町内の小学校の給食にも登場する。平均して月2回、汁物等によく使われるという。
これからも作り続けたい
 朝8時半から午後1時2時まで作業はほぼ立ちっぱなし。メンバーが農作業で忙しい時には、夕方5時から9時10時まで行われることもあるという、決して楽ではないこんにゃく作り。彼らが参加するのはなぜだろうか。
 20数年前から続けている中心メンバーの1人、鈴木佐智子さんは「作業しながらいろんな人と話せて楽しい。人とのつながりで続けられています」と語る。
 また1年ほど前に入った岡部道子さんは、山梨の嫁ぎ先で家族が芋をすり鉢ですってこんにゃくを作っており、同じようなものを食べたいと思っていたところ、グループを知り参加したという。
 皆さんが勧める食べ方は、ぷるぷるの食感が一番味わえる生。岡部さんは「甘めの味噌を付けると1枚ぐらいぺろっといけます」と話す。煮物にしても味がよくしみ込むとのこと。
 中には高齢のために辞めてしまう人もいるが、新しい人に入ってもらってこれからも続けていきたいと願う同グループでは、随時メンバーを募集中だ。今後も会員たちは、食べた人からの「おいしい」という声を励みに、仲間と共に昔ながらの味を引き継いでいく。
◇問い合わせ=代表の古正さん☎71-2793

0129 2面 ホストタウン
 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて参加国と相互交流を行う「ホストタウン」に、26日、平塚市が県と共同で登録された。また同様に県と共同の大磯町・小田原市・箱根町も登録された。
 この「ホストタウン」とはグローバル化の推進や地域活性化などに役立てようと国が計画した構想で、第1次の今回は全国の自治体から44件が登録された。県内では、他にも厚木市が選ばれている。
 平塚市は、北欧のリトアニア共和国を相手国とする「ホストタウン」の登録を県から打診され、昨年11月には同国大使が市内のスポーツ施設を視察。その結果同国に対して事前キャンプ誘致を進めていく方針を決めた。
 同国は、バスケットボールや近代5種、水泳、柔道で大会への出場が有力とみられている。市では、今後市民主体の受け入れ組織を立ち上げ、大会開催前の事前キャンプの受け入れの他、講演会やスポーツ教室の開催などによるオリンピアン・パラリンピアンとの交流、市民レベルの相互派遣といった、具体的な交流計画を検討する。また大会後も交流を継続し、市では「大会を契機に始まる新しい交流を根付かせたい」としている。
 また大磯町等のグループは、アフリカ北東部のエリトリア国を相手国として登録された。既に去年9月同国と事前キャンプ地として協定を締結。大会で来日する同国選手を地域イベントに招待したり、特産品を活用して地域の魅力を発信するなど、交流を深めていくこととしている。
0129 2面 ホストタウン-2

0129 2面吉沢動画
 農村風景が残りつつ新興住宅地も広がる平塚市吉沢地区で、地域の行事や旧跡を紹介する動画が完成した。2月3日には上映会も行われる。
 この動画は、今も残る伝統文化や祭りを地域の人たちに知ってもらうと共に次世代に残したいと、自治会長や地域の歴史愛好家などで作る文化財保存会により作成されたもの。
 動画では季節の行事が紹介され、中でも八剱神社の例大祭では、若者たちが神輿を担ぐ様子が威勢のいい掛け声と共に記録されている。また国指定文化財のがんまん不動明王をはじめ、寺や神社、里山に点在する素朴な石塔や石仏に加えて、迎え盆・送り盆の昔ながらのお供え物の様子なども記録されている。
 その他の催しとして、吉沢公民館の夏祭りや、15年前から入居が始まった新興住宅地めぐみが丘のまつりとどんど焼きといった比較的新しい行事も盛り込まれた。
 撮影と編集は地元の住民が行ったとのことで、動画を作成したメンバーの1人小林久美さんは「お祭りも引き継ぐ人が少なく、10年したらなくなってしまうかもしれない。それを動画で残せば続けていけるのではないかと考え作りました」と話していた。
 吉沢地区の各自治会では、作成した動画を今後の集まりなどで上映していきたいという。また吉沢公民館では、上映会が2月3日13時30分から行われる。申し込みは不要。◇問い合わせ=同館☎58-0880
【写真上】妙覚寺
【写真下】八剱神社
0129 2面吉沢動画2

0129 2面 振り込め
 平塚警察署(石井 孝署長)は今月21日、昨年末に振り込め詐欺被害を未然に防止した功労を表彰するとして市内在住の会社役員・千葉勝之さん(43)と柔道整復師・福島 諒さん(24)の2人に感謝状を贈呈した。
 事案の発生は昨年暮れの12月29日。市内スーパーに設置されているATMを利用しようと待機列に並んでいた千葉さんと福島さんは、列の前方で電話を掛けながら入金操作をしている80代男性の行動を不審に思ったという。偶然、その男性は千葉さんの知人であり、声を掛けて話を聞いてみると「典型的な詐欺ではないか」と思える内容。千葉さんと福島さんは協力し、男性の息子に確認の電話を入れるなどして、詐欺を見破った。入金予定額は約150万円だった。
 千葉さんは「騙されているかも、と言ってもなかなか信じてもらえない。完全に信じきっていた。知人なのでなおさら防げて良かった」と振り返り、福島さんも「事件が起きずに良かった」と胸を撫で下ろした。

0129 2面 東海大
 CSR(企業の社会的責任)の視点から、東日本大震災の被災地・大船渡市の企業と地元企業との協働プロジェクト案を研究している東海大学文学部広報メディア学科の授業「企業広報論」(小泉眞人教授)の中で、今年度最後の授業となった25日、両市の議員らを招き、研究成果の発表が行われた。学生からの提案を聞こうと、大船渡市からは平田ミイ子市議が招かれた。またオブザーバーとして、平塚市の数田俊樹市議と米村和彦県議も授業に参加し、見学した。
 5つの班に分かれた学生らはそれぞれ、両市にある旅行会社や菓子メーカー、乳業メーカーの連携企画、学校給食の連携や囲碁の協働イベントなどを提案。聞き終えた平田市議は「どれも素晴らしいアイディア。実現できるものがあれば実現したい」と講評した。また、比較的学生と近い年齢の議員である数田市議と米村県議も親身になって助言していた。

『サウルの息子』(2015年/ハンガリー)
監督・脚本:ネメシュ・ラースロー 共同脚本:クララ・ロワイエ
出演:ルーリグ・ゲーザ 他
2月13日より、横浜・シネマジャック&ベティにて公開。
とにかく窮屈な映画だ。なにがってまずは画角。最近の映画は16:9のスクリーンサイズで上映されるが、本作は4:3のスタンダードサイズ=いわゆる昔のテレビ画面サイズなのだ。その上、カメラはほぼ主人公サウルにピントを合わせ貼り付いて動くから、視界も狭い上に空間の広さすらわからない。イライラするし、息苦しい。が、これこそ本作の真骨頂である。アウシュビッツ強制収容所でユダヤ人でありながら同胞の死体処理に従事するサウルは、いずれはガス室に送られる運命。そんな彼の視界の端に裸にされた何百というユダヤ人の死体がずるずると運ばれる様子が映る。生半可なホラーより怖く、画面の閉塞感と息苦しさがそのままこの場所の絶望感として見ているこちらの胸に迫る。サウルは死を看取った名もなきユダヤ人少年を弔うため、ラビ(ユダヤ教聖職者)を探して収容所の中を命がけで巡る。彼は少年を息子と呼ぶ。少年はサウルにとって、人間としての最後の尊厳なのだ。絶対に足を運んで観て欲しい !! 0129 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0129 緑と青
 1月12日より始動したチームは毎日ハードな練習をしている。新加入選手9名を迎え早くも熾烈なポジション争いが繰り広げられている。その中でも注目する選手は今季キャプテンを務める高山薫選手だ。曺貴裁監督から任命を受け2、3日悩み、自分の成長、そして何よりチームの成長のためになりたいという覚悟のもと引き受けたという。高山選手自身「これまでキャプテンをやる柄ではなかったけれど、自分ももう6年目。更に責任を持ってサッカーをしないといけない」と語る表情は自信と決心した男の覚悟が見える。そして副キャプテンには菊地俊介選手、三竿雄斗選手、そして菊池大介選手の3名が選ばれた。皆口々に話すことは去年主軸として戦ったメンバーが抜け、心配の声もあると思うがとにかく今年のチームを見ていてほしい、ということ。一段と冬らしい寒さの中、熱き思いを胸に秘めた29名の湘南の戦士たちは曺監督のもと、湘南スタイルに更に磨きをかけピッチで表現をすることを約束しているようだ。

文・猪狩佑貴(湘南ベルマーレ)

【写真】今季キャプテンを務める高山薫選手

1面記事写真1029
 湘南ひらつか七夕まつりの花、そして平塚の顔、「湘南ひらつか織り姫」の募集が今年も始まった。七夕まつりの実行委員会事務局では例年通り多くの応募を呼びかけているが、実際のところ応募人数はどう推移しているのだろうか。そこから読み取れる傾向や近年みられる特色などを事務局に聞いた。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、現役織り姫の高橋香緒里さんに「織り姫の仕事の魅力」などを聞きました。今回の番組は2/1(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 織り姫の歴史は浅く、平成16年からの10年ほど。それまでは「ミス七夕」として美人コンテストが実施されてきたが、ミスコンに対する批判といった社会の風潮を受け、当時主催者であった平塚市が役割や市民の期待などを総合的に検討し、既婚者も応募できる「織り姫コンテスト」へと変更された。
 古くは倍賞千恵子さんや松坂慶子さんら松竹大船の若手女優が務めた「ミス七夕」の他にも「七夕の女王」や「七夕の星」といった枠のある時代もあった。昨今の七夕まつりより開催期間が長く、来場者数も今より200万人以上多い人出を記録していた華やかなりし頃、その辺りの記録から振り返ってみる。
応募人数は減少傾向
 事務局に残されている記録の限りではミス七夕への応募人数の最大は平成4年(第42回)の279人。その年の前後には250人以上の応募もあるが、全体的には下降傾向にあり、平成10年代から100人を下回り始める。ミスコンから織り姫コンに変わった平成16年(54回)は93人だった。
 そして時代は「コンテスト」から「セレクション」へと変わる。東日本大震災の影響で開催が危ぶまれた平成23年(第61回)の応募は64人。この年はコンテストは開催されず非公開の選考会が行われた。翌年以降はセレクションに変更され、インターネット投票を導入した平成25年(第63回)は50人。翌26年(第64回)は募集時期の変更がなされたこともあってか、過去最少の32人を記録している。
何が変わったか
 昨年の応募人数は57人と回復したものの、大きな流れで見ると減少傾向にある。その要因は何か。事務局の1人は「もちろん一概には言えませんが、大きな要素として考えられるのが、そもそもの人口減少もあるのでは」とみる。その通り応募が多かった時代は、丁度「団塊ジュニア」が20歳を過ぎる頃であり、彼らがミスコン適齢期にあった時代である。また一方で「アイドル文化も多様化し『ミスコンのミス』が唯一至高の憧れの存在ではなくなってきたのかもしれません」といった意見もある。
 この社会現象の原因について答えは見出せないが、少なくとも人材の変化は明らかにある。
魅力を発信できる人
 今日実施されている織り姫セレクションは、単純に外見だけで選ばれるミスコンではない。そのため今までのミスコンでは受かるような女性であっても、織り姫セレクションでは通用しない。事務局は「七夕まつりをはじめとする平塚市の観光行事及び公的行事に出席し、本市のイメージアップに務めていただく、健康で明るく、教養豊かな女性」と募集しており、傾向としては「本当に平塚が好きで、平塚の魅力を広く発信できる人」が選ばれているという。特に今年度の織り姫は、プロレスラーであったりソプラノ歌手であったりと、結果的に情報発信に長けた人材が選ばれた。関係者は「求められる人材は、時代と共にに変わってきました。今後どうなっていくか楽しみですね」と話している。
 今年はどんな織り姫が誕生するか。選考結果をお楽しみに。
第66回湘南ひらつか七夕まつり織り姫募集
◇締め切り=3/1(火)必着
◇資格=県内在住・在勤・在学で、18歳以上の女性(平成28年4月1日現在)。高校生または以前ミス七夕等に選出された人を除く(平成28年3月に高校卒業予定者は応募資格あり)
◇問い合わせ=事務局(平塚市商業観光課)☎︎35-8107

0122うちのこ 蓮叶(れんと)くん
我が家のスーパーエンジェル♡
生まれてきてくれて本当にありがとう!!
パパとママより
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0122ペット ピーコくん
(オス・3歳・セキセイインコ)
おしゃべり、お遊びが大好き! 一度籠から出てくるとなかなかお家へ 帰ってくれません(笑) 元気いっぱいの男の子です!
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0122 源平
 奥州藤原氏を滅ぼして帰還した頼朝が、永福寺の造営を決定した時点(1189年12月9日)に話を戻そう。今回の奥州合戦にあたって北条時政(政子の父)は、戦勝を祈願して伊豆に願成就院(がんじょうじゅいん・伊豆の国市)を建てていた。この願成就院の北に頼朝の館を築くため土地を造成したところ、古い額が地中から発見された。その額には不思議なことに、「願成就院」との文字があったという。掘り出された額は寺に掲げられた。「願が成就する」という意の寺の名を有する額が奇しくも掘り起こされたことは、まさしく武家の繁栄を表わす吉兆である、と考えられた。この寺には、運慶によって制作された阿弥陀如来像、不動明王及二童子像や毘沙門天像などが伝わっている。
 また同様に、奥州平定の祈願のために和田義盛が建立した浄楽寺(横須賀市)にも、義盛による依頼を受けて運慶が作った阿弥陀三尊像、不動明王像や毘沙門天像が伝えられる。運慶は、東大寺南大門の金剛力士(仁王)像や興福寺の無著(むちゃく)・世親(せしん)像の制作で名が知られる人物である。彼をはじめとする仏師達は、平家による焼き討ちによって多くを焼失した東大寺や興福寺に置く像を制作することでその復興にも尽力した。彼らの作風は写実性に富み、人間味豊かであるとして高い評価を得ており、その多大なる功績は後世にも大きな影響を与えた。ちなみに夏目漱石の『夢十夜』の第六夜には、運慶が木から仁王を彫り出す様子が描写されており(もちろん、夢の中の話という設定ではあるが)、大変興味深い。
 さて、北条時政や和田義盛による戦勝祈願も成就し、奥州合戦は無事に勝利のうちに幕を下ろした。しかし、ここに至って不穏な動きがあるという。鎌倉の頼朝のもとに届いた情報に拠ると、「源義経ならびに木曽義仲の息子、及び藤原秀衡の息子という者が同心して鎌倉を攻めようとしているという噂が、奥州ではしきりになされている」とのことであった。不可解な話ではあるが、再び軍を奥州へ進めなければならぬ。頼朝は、越後や信濃の御家人達に戦いの準備をするよう命じる。そうして防戦の用意のため、工藤行光や由利維平らが進発。文治5(1189)年も、暮れようとしていた。
【写真】=江戸時代に刊行された『集古十種 古画肖像之部 下』(国立国会図書館蔵)に描かれている「佛師雲慶木像」。六波羅蜜寺地蔵堂に安置されている木像を描いたもの
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0122緑と青
 今季のチームスローガンが「挑越(ちょうえつ)」に決まった。曺貴裁監督がオフシーズンの間、2016シーズンを戦うにあたりピッタリとくる言葉は何かと考え、多くの人と会話をしながら決めた言葉だ。これは「超越」をもじった当て字だが、“挑”んで“越”えていこう、自らハードルを越えていこうという意味が込められている。
 また、今季の重要な考え方として、選手たちに日々求めていることがある。ひとつはジャンプアップ・スピリット。「自分自身を向上させる気持ち、いろいろなことに挑戦したいという気持ち。これがなければ生き残っていけない世界」と個々の成長を強く求める。そしてもうひとつは「with you(ウィズ・ユー)」の精神。「チームが勝つことに貢献するという喜びを持ってほしい。常に“あなたたちと”とか“周りと”という気持ちを持ち、決して個人主義にならず、その両輪を大切にしてほしい」。どちらも揃ってこそ、目指すべきところが見えてくる。開幕まで、大切な時を過ごしている。

【写真】
with youはもちろんサポーターの皆さんも

0122 私は今 前回 株式会社RUSH ART 代表取締役 清田道弘さんからのご紹介

丸山賀愛(のりよし)さん
炭火焼居酒屋 のりさん 店主

 南口で小さな焼き鳥屋さんを始めて5年が経ちます。お店の営業が終わったら毎晩スーパー銭湯に通ってリフレッシュしてます。お休みには毎週のように都内の銭湯に入ってからテレビや雑誌などで紹介されている焼き鳥屋さんを巡って色々とお店の参考にしています。連休には国内、アジアの何処かの国へ行って沢山の料理を食べて世界遺産を巡るのが大好きです。シーズンが始まればプロ野球観戦も加わります。これからもずっと楽しみたいです!

 

0122 2面 ベルマーレ
 湘南ベルマーレは13日、2016シーズンのコンセプトや新加入選手などを紹介する「新体制発表会見」を市内ホテルで開催した。会長、社長、監督、選手らは、今季クラブとオフィシャルクラブパートナー契約を締結した衣料品メーカー「ブルックスブラザーズ」のスーツに身を包んで会見に出席した。
 まず始めに挨拶した眞壁 潔代表取締役会長は、四字熟語「冬夏青青」を例に挙げ、「記録を塗り替えて昇格した2014シーズンの選手は2015シーズンには5人が移籍した。だが去年、新たなメンバーで立派な記録を作ってくれた。そしてここに今年の主役が並んでいる」と新加入選手に期待を込めた。
 新たに代表取締役社長に就任した水谷尚人氏は「2020年に向けてオールベルマーレでひとつの素敵な絵を描いていきたい」とし、また現在平塚市立花水小学校のPTA会長を務めていることから「女性のパワーが無ければベルマーレの先は無い」として女性の積極的な参画を求めた。
 そして今季トップチームのテーマとして曺 貴裁監督が掲げた言葉は「挑越」。「何事にも挑戦し、生きる自分たちでハードルを超えていく」との意味が込められており、監督は「昨年までやってきた選手たち、やってきたサッカーはもちろんありますけども、今年はまたそれに加え、新しい湘南スタイルを出せるように、自分自身も今、本当に原点に返ってやろうという気持ちで一杯ですし、必ずやここにいる選手たちと、既存の選手たちで融合して、周りをびっくりさせられるような、そういうチームにしていきたいと思います」と意気込んだ。
 なお13日現在で新加入選手は9人。中でもヴァンフォーレ甲府から完全移籍のMF下田北斗選手(写真右から5人目)は平塚市出身で、市立崇善小学校、市立江陽中学校の卒業生。話を聞くと「小さい頃から応援していた地元のチームなので、しっかりと試合に出場して活躍し、みんなに知ってもらえるように頑張りたい。そして多くの子どもたちに、努力すれば選手として活躍できるということを、ベルマーレのプレーで証明したい」と語ってくれた。

0122 2面 賢治のバラ1
 今年迎える宮沢賢治の生誕120年を記念し、平塚市の友好都市である岩手県花巻市より「賢治ゆかりのバラ」の苗木が寄贈され、14日、花菜ガーデンで植栽式が行われた。
 このバラは、昭和4年当時賢治が親しかった花巻共立病院(現・総合花巻病院)の佐藤隆房院長(当時)宅の新築祝いに贈られたバラと伝わるもので、品種は「グルス・アン・テプリッツ」(意味=チェコの都市・テプリツェへの挨拶)。和名は「日光」。花の色は赤く香りが強いのが特徴。植栽式に参加した上田東一花巻市長は「今日を契機に両市の友好がさらに深まることを期待する」と挨拶した。
 寄贈された苗木は10本で、同園に4本、平塚市総合公園に3本、八幡山の洋館に3本が植えられる。花を咲かせるのは春と秋。
0122 2面 賢治のバラ2

0122 2面だんご焼き
 平塚市城所で14日、子どもが参加する昔ながらのだんご焼きが行われ、参加した住民たちが今年1年の健康と豊作を祈った。
 近年だんご焼きを行う地区が減っているとのことで、同地区でも火をつける「やぐら」を組めない時期もあったそう。そこで地域に伝わる伝統の継承や景観美化活動を行う「城所の里を育てる会」が、5年前からだんご焼きへの協力を始めた。
 同地区では地域の小学生があらかじめ家々を回って正月のお飾りや書き初めを集め、その際ご祝儀をもらう。子どもは後日そのお返しを配り、また当日来た人にはお菓子を配るというしきたりで、子どもが地域の大人とコミュニケーションを深める機会になっているという。
 今年も同地区内の5カ所にやぐらが組まれ、参加した小学生らは昔ながらの風習に従い、集まった大人にお酒をついだりお菓子を配ったりした。参加した小学生は「リヤカーでお飾りを集めるのは大変だけどご祝儀がもらえるので楽しい」と話していた。

0122 2面大磯ガス発電機寄贈
 災害などによる停電時にLPガスを使って発電できる発電機1台が、県LPガス協会湘南支部平塚・中郡部会(小島康敏部会長)から18日、大磯町に寄贈された。
 この発電機は一般の人でも簡単に使える小型のタイプ。LPガス発電機自体は以前からあったものの使い方が難しかったため、東日本大震災を機に開発されたという。あらかじめボンベの配管・分岐工事が必要だが、発電機にホースを繋げば簡単に使え、電気復旧まで一時的に携帯電話数台の充電やパソコン利用ができるとのことだ。
 また通常の発電機の燃料に使われるガソリンは数年で劣化するが、ガスはその心配が少ないとのことで、中﨑町長は「今後発電機を新しくする際はこうしたタイプも検討したい」との考えを示した。
 この発電機は災害時の避難所となる町立国府小学校に配置される予定となっており、小島部会長は「普段から使ってもらって慣れてほしい」と話していた。

0122 2面 台湾
 日本と台湾の友好を深めようと、平塚市内を中心とする有志で交流活動を行っている「湘南・日台未来交流協会」(添田宏高代表)では現在、短編映画の制作に向け準備を進行中だ。このほど予算案や撮影スケジュール案が決まったとして今月12日、同会は台湾観光協会東京事務所(港区西新橋)を訪問し、陳淑華副所長に経過を報告した。なお撮影は今年7月を予定しているという。
 映画制作には台湾で活躍する日本人俳優であり、今月17日には世界的にも信頼度の高い映画賞「第22回香港電影評論学会大奨」で最優秀脚本賞に選ばれた蔭山征彥さんが協力し、監督と脚本を担当する。作品内容は、ロケ地となる平塚市内を舞台に日本人男性と台湾人女性との交流を描くといったもの。同会は、地域の魅力を発信することで、観光による交流人口の増加にも繋げたいとしている。
 活動内容の詳細や問い合わせは同団体のFacebookページで。

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 この記事を読んでいるあなたは、「中国残留孤児」という言葉を知っている世代だろうか。昭和55年、社会問題として世間に問いを投げかけ、この言葉を世に広く知らしめたのが『NHK特集「再会」──三十五年目の大陸行』というドキュメンタリー番組だった。番組は反響を呼び、政府をも動かし、翌年から中国残留孤児の訪日調査が開始されるようになった。後には小説『大地の子』(山崎豊子、文藝春秋)も出版され、テレビドラマ化もされた。あの、社会に一石を投じた番組からさらに35年。戦後70年の節目を迎えた昨年の暮れ、当時NHKのディレクター・プロデューサーとして取材し番組を制作した元・NHK福岡放送局長で元・早稲田大学客員教授の原 安治さん(76、平塚市御殿在住)が『還らざる夏 二つの村の戦争と戦後 信州阿智村・平塚』(幻戯書房)を上梓した。生涯をかけ社会問題を追い続けてきた1人のジャーナリストが伝えたいこととは。
 生まれも育ちも平塚市御殿。家は室町時代から続くという代々の農家で、家業を継ぐことが宿命と感じていた。だが高校在学中に起きた「菅生事件」を機にジャーナリストを目指し、早稲田大学へ進学、卒業後NHKに入局した。
 著書の中でも振り返っているが、「NHKの放送が最も華やかな時代に『紅白歌合戦』とも『大河ドラマ』とも無縁の、最も地味なセクションで農業や食糧問題、昭和史などをテーマにドキュメンタリー番組を制作してきました」という原さん。後にライフワークの拠点となる信州のある山村との出会いは、そんな仕事の中でのことだった。
信州の山村から
 当時担当していた番組宛てに届いた手紙の山から、するりと落ちた取材依頼の絵はがき。この1枚から長野県阿智村の人々との交流は始まった。その地で出会ったのが、写真家の故・熊谷元一氏と、「中国残留孤児の父」と称される故・山本慈昭住職だった。そうした関係の中で原さんは残留孤児問題に取り組んでいった。その後の社会現象は多くの人の知る所である。
 全国一の満州開拓者送出県とされる長野県で、原さんは何を見たのか。戦時中、農村の人々がなぜ、どういう経緯で満州開拓団となったのか。同書では、村の人が命がけで保管してきたという戦時下の貴重な資料が数々紹介される。これらの一次資料から原さんは1つの解を出す。「彼らにとっての『満州行』は『開拓』でもなく『移民』でもなく、『献民』というべきもの」「人間供出」であった、と。
悲劇から
 同書は、そういった「事の発端」から始まり、戦争から戦後までを追う。中には自身の空襲体験も交え、聞き込み調査による凄絶な戦争体験など、目を背けたくなるほどリアルに書き出す。阿智村と平塚の2カ所を軸に、マクロな視点とミクロな視点から同じ時制で交差させつつ真実を浮き彫りにする。
 敢えて言うまでもなく、戦時中の悲劇は無数にあった。父が死んだ激戦地・フィリピンにも、自分も命を落とす寸前だった空襲で焼かれた平塚にも、全国の農村から集められた開拓団がいた満州にも。
「戦争だけはだめだよ」と心から言葉を発する原さん。著書の最後ではワイツゼッカーの演説を引用した上で、「もし日本人があの戦争から何も学ばず、何の教訓も得られないならば、我々は永久に『満州の悲劇』の段階に止まることになるのではないか」と締め括る。
 1枚の絵はがきから始まり何の縁もなかった長野の山村での取材を重ね約50年、真摯に向き合ってきたからこそ書けた本。「戦争を知らない世代にこそ読んでほしい。忘れてしまった人には思い出して、知らない人に戦争のことを教えてほしい。そう思って書きました」
 今年は「戦後71年」の年。節目の年ではないが、常に忘れてはならないことがある。
『還らざる夏 二つの村の戦争と戦後 信州阿智村・平塚』(幻戯書房、1,800円+税)は市内の書店で取り寄せ可。
【写真上】
著書の中にも登場する空襲で焼け残った柱の前に立つ原さん
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 自転車の危険運転などに対する罰則が強化された道路交通法の改正(2015年6月1日施行)から約半年。比較的平坦な土地であり自転車利用が多いとされるここ平塚で、法改正により運転マナーは向上したのだろうか。そして自転車事故件数に影響はあったのだろうか。今週は平塚警察署交通第一課に話を聞いた。

 法改正によりそもそも何が変わったのかというと、大きなポイントを簡単に言えば「違反者は切符を切られ、2回の摘発で手数料5,700円の自転車運転者講習の受講が命じられる」という点である。この講習を3カ月以内に受講しない場合は5万円以下の罰金となる。
 では、受講義務の対象となる「違法行為」とはどういったものか。
14の危険行為
 法が定める危険な違法行為は全部で14。概要を列挙すると、①信号無視②通行禁止道路(場所)の通行③歩行者用道路での歩行者妨害④歩道通行や車道の右側通行等⑤路側帯での歩行者の通行妨害⑥遮断踏切への立ち入り⑦左方車優先妨害・優先道路車妨害等⑧右折時、直進車や左折車への通行妨害⑨環状交差点安全進行義務違反等⑩一時不停止⑪歩道での歩行者妨害等⑫制動装置(ブレーキ)不備の自転車の運転⑬酒酔い運転⑭安全運転義務違反、となる。
 明らかに違反と判断できるものもあれば、中には「知らなければやってしまっていた」という行為もあるかもしれない。同課によれば、パトロール中に多く見かける行為で、よく注意の声掛けをするのが「スマホを操作しながらの片手運転」や「イヤホンを装着したままの運転」だそうで、これらは場合により⑭の安全運転義務違反に該当する。実際に法改正からこれまでの間、違反者に対し切符を切った事例は複数あるとのことだ。
自転車は車という意識を
 なお同課によれば、改正道交法が施行された昨年における平塚市内の事故件数については、減少がみられたという(前年比約15%減)。ただ平塚市は、全事故のうち「自転車事故」が占める割合(約28.4%)が依然県下平均(約21.8%)よりも高く、同課課長の吉富孝弘警部は注意を喚起する。
 「自転車の運転には免許証が要らないため、道交法を学ぶ機会が少なく、法意識が希薄になりがちですが、自転車は軽車両という車です。そのように『自転車は車』と意識してもらえれば、自ずと事故防止の心構えが生まれてくるので、まずその点を意識して頂きたい」。また、「自転車の運転者も事故を起こすと当然のことながら責任を追及されます。過去の裁判では数千万円の損害賠償が命じられた例もありますので、お互いの為にも念の為、保険に入ることをおすすめします」と話している。
 自転車を利用しやすい土地だからこそ気を付けたいルールとマナー。法改正から約半年、市内では、どれほど守られているだろうか。
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0115 2面大磯通学前預かり
 朝の登校前に保護者が仕事などで家を出る場合に、小学生が安心して過ごせるための「朝の子どもの居場所づくりモデル事業」が今月12日から大磯町で始まった。
 これは県のモデル事業として町内の小学校2校で実施されるもの。事業開始初日となった12日、町立国府小学校(鈴木義邦校長)の学童保育施設には、1年生から4年生までの7人が保護者と共に訪れた。学童保育の指導員やボランティアの3人が見守りにあたり、子どもたちは本を読んだり将棋をしたりと思い思いに過ごしていた。
 2年生の児童を預けに来た人は「この事業を使わないと、時には1時間ほど1人で過ごさないとならないので助かります」と喜んでいた。
 同事業の実施は3月25日まで。利用は随時受付中だが事前の登録が必要。町では、保護者やスタッフの意見を取り入れながら使いやすいよう改良していきたいとしている。

0115 緑と青
 1月12日、2016年の新チームが始動した。始動日には毎年、グラウンドに出る前にミーティングが行われるが、そのミーティングには選手だけでなくフロントスタッフや子どもたちの指導をするアカデミーのスタッフも出席する。そのミーティングでの曺貴裁監督は、凄まじいパワーがある。誰もが惹きつけられるのは、発する言葉も去ることながら曺監督の本気度を感じるからであろう。「2016年も走り続けよう。途中下車することなくひとつの目的に向けて一気に走り抜けよう」「うまくなりたいという気持ちとチームが勝利することの両方がなければいけない。そのために、全員が真剣に、夢中になってやってほしい」「これまでの価値観に縛られず新しい自分を発見しよう」。エネルギーに満ちた言葉がシャワーのように降り注ぐ。その言葉を受け止めた一人ひとりに、またエネルギーが満ちていくのが分かるようだ。新しいシーズンが始まった。ワクワクする気持ちが加速していく。

【写真】前進させたいという強い想いを感じる

0115 源平
 文治5(1189)年12月に、奥州合戦によって亡くなった者達の鎮魂を主な目的として建立されることが決まった永福寺。この造営作業中に平家の残党(平忠光)が人夫として紛れ込み、頼朝の命を狙っていたことは前回述べた。今回紹介するのは、この永福寺にかける頼朝の意気込みである。
 建久2(1192)年。お堂の前に池を掘るため、頼朝は立ち会って指揮をする。さらに、掘った池にどのような石をどう配置するかということにも頼朝は積極的に関わった。前日に藤原(二階堂)行政の家に泊まるほどの入れ込みようである。石の配置に関しては、僧である静玄に助言を求めた。静玄の指示のもと、大石を運ぶにあたって活躍したのが畠山重忠である。彼の屈強なる様子は、周囲の者を驚かせた。
 11月になって永福寺の完成も近づくころ、頼朝はまだ池の石の様子が気になっていた。静玄を呼び、調整をし直す。畠山重忠、佐貫広綱(平忠光を縛り上げた者として前回登場)、大井実春が巌石を運ぶ。この3人の怪力の者達による尽力は100人分に値するほど優れているとして、頼朝は大いに心を動かされた。そうしてようやく11月20日に完成。25日には供養(法会、法要)が行われた。計画した時から、3年が経っていた。
 さてこの寺は奥州合戦による死者の鎮魂のために造営されたと先述した。平泉の中尊寺二階大院(大長寿院)に感激した頼朝が発案して成ったものであり、毛越寺庭園を模しているとも言われている。吉田通子氏は、水準の高い「京風文化」である「平泉文化」を模倣することで、「京風文化」を象徴するものとしての永福寺を建てようとしたのではないかとする。そしてこの地において蹴鞠や歌会、舞などの貴族的な催しが行われ、永福寺が鎌倉における「京風文化」の中心となっていったことを指摘する(「鎌倉永福寺成立の意義」『地方史研究』第32巻6号)。
 興味深いのは、永福寺の威容は京都から鎌倉を訪れた者を驚かせるほどでもあったということだ。中世の作品である『海道記』には「感嘆および難し」、そして『東関紀行』には「ことにすぐれたる寺なり」「殊に心とまりて見ゆ」と、その素晴らしさを目の当たりにした際の感動が書きとめられている。
 ※『海道記』『東関紀行』の引用は日本古典全書に拠る。
【写真】
二階堂行政と縁ある金華山(岐阜県岐阜市)。古くは稲葉山と呼ばれ、戦国時代には斎藤道三が居城とした稲葉山城(後に織田信長が居城とした際、岐阜城と改称)が築かれていた。その城の基となった砦を、この山頂に初めて築いたのが行政だった
写真提供=岐阜市
著者:新村 衣里子

元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学講師。

0115 2面イノシシ
 イノシシなど野生鳥獣による農作物への被害が続いている大磯町で、専門家から実践的な対策を学ぶ「鳥獣害対策講習会」が今月7、8日に行われた。
 この講習会は町と県が共同で主催したもので、講師を務めたのは、各地で害獣対策を指導してきた元近畿中国四国農業研究センターの井上雅央さん。7日には主に生産者を対象に、実際にイノシシ被害を受けた町内のみかん畑で実習が行われた。参加者は指導を受けながら電気柵を設置した後、柵の周囲の笹薮を刈り取り柵の外へ伸びる枝を剪定して、イノシシなどが近づきにくい環境を作った。
 続いて8日は主に住民を対象として、住宅周辺での対策をテーマにした講習会が東小磯防災館で開かれた。町内の約25人が参加し、中には近所にたびたびイノシシが出たという人や畑が荒らされたという人も。
 まず井上さんは、「イノシシが住宅のそばで低い木の茂みなどに隠れて人間の気配をうかがい、餌に近づく」などの習性を説明して、「低い枝を剪定したり除草するなどしてイノシシが隠れる場所を作らないように」と話した。また手入れせずに放置された柿の木から落ちた実がイノシシの餌になり、ふんに混じった種が山の中で育ち、また餌になってさらにイノシシを増やすことに繋がっているとも指摘。手入れの難しい木は切るようアドバイスした。
 その後近くの住宅地に場所を移して、受講者は枝の剪定の方法や畑を守る柵の効果的な設置方法など、実践的な対策について説明を受けた。参加した人は「参考になりました」「地域の人が話し合って対策を進めていく必要があると分かった」などと話していた。 
 井上さんは「住民の方が知識を共有してみんなで教え合うことが大事です」と害獣対策のポイントをあげていた。
0115 2面イノシシ2

0115 2面 成人式
「成人の日」の11日、各地では成人式が行われ、平塚市、大磯町、二宮町では合計3099人の新成人が誕生した。
トッケイセキュリティ平塚総合体育館で式典が開かれた平塚市の新成人は2537人。テーマを「繋がり」とした今年は、オープニングイベントとして女子よさこいチーム・疾風乱舞による演舞が披露された。
大磯プリンスホテルで開催された大磯町の新成人は260人。今年も会場では、幼稚園から中学校までの「思い出の写真」のスライドが行われ、恩師らが招かれた。
ラディアンで式が開かれた二宮町の新成人は302人。昨年同様「家族からの手紙」というサプライズのイベントが実施され、事前に保護者により書かれたたメッセージが式当日、新成人たちへ渡された。

0115 2面 本宿会
 東海道の平塚宿があった地、いわゆる「本宿」と呼ばれる平塚市平塚の地域を盛り上げようと、同地域で商店を営む有志らによる新たな団体が発足した。その名も「ひらつか本宿会」。同会は発足記念として11日、地域内で「おひろめいち」を開催した。
 事の発端は昨年、地域の商店6店舗が合同で開催したハロウィンイベント。予想外に盛り上がり「このままで終わりにしてはもったいない」と案を練り、発足に至った。賛同する店舗やボランティアの人も増えた。お披露目イベントは、何も無かったゼロから生み出すとの意味も掛け、「0から1」ということで1月11日の1時11分から開始。会場では餅つきや賞品付きの書き初め大会が行われ、自由に叩ける和太鼓が設置されるなどした。
 今回の実行委員長を務めた音楽雑貨専門店ダイヤオンプの大谷郷城さんは「夏にイベントを計画中だが、全てはこれから模索していく所。『本宿』という地に沿った何かを後世に残していきたい」と話していた。

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0108 緑と青
 新しい年が明け、ベルマーレにとって再び勝負の一年が始まった。思い返せば、毎年が「勝負の一年」。危機感を持たずして迎えるシーズンなど、過去に一度もない。しかしそれは、勝負の世界ではごく当然のこと。たとえ余裕のある予算を持ち、大型の選手補強ができたとしても、楽観してシーズンを迎えた時点で勝負の世界で結果を出すことは難しい。
 スポーツがなぜ人の心を動かすのか。それは、必死に戦う姿が胸を打つから。不可能だと言われたことに挑むから。時に奇跡を起こすから。そして、そこに情熱を感じるからではないだろうか。ベルマーレは、人々にとって、常に心を動かすような存在でありたい。昨年末、キャプテンの永木亮太や日本代表の遠藤航らの移籍が発表された。別れは辛いものだと痛感した出来事だった。しかし、それでもベルマーレは変わらない。これまでも、逆境の中で強くなってきたチームである。新たな選手を迎え、湘南スタイルをさらに磨いていく。情熱を胸に、必死に戦うベルマーレのアイデンティティが変わることはない。

【写真】サポーターと喜びを共にするシーズンに

0108 私は今 清田さん 前回鍼灸マッサージ師 内藤泰憲さんからのご紹介
清田道弘さん 株式会社RUSH ART 代表取締役

平塚に生まれ育って家業を継ぎ今に至ります。畳屋の三代目として始め、建築の事業を展開し16年が経ちます。畳はもとより新築、リフォームや店舗の設計施工をさせて頂き色んな人の繋がりや出会いに感謝しています。プライベートでも楽しく尊敬できる友人が居る事にも感謝です。これからの目標は仕事で良い意味で頑固! 拘りや発想を豊かにお客様とまた新たな繋がりが出来ればと思っています。昔から変らないのが「遊び心」。これに尽きます。

 

0108 2面二宮駅発車メロディ
 JR二宮駅の発車メロディが今月9日から「朧月夜」に変更される。これは吾妻山公園で同日始まる「菜の花ウオッチング」に合わせたもので、二宮を訪れる人への名所PRに一役買うと期待されている。
 平塚駅や茅ヶ崎駅で発車メロディがゆかりのある曲に変更されたことから、二宮でも「菜の花畠に」という歌詞で始まる「朧月夜」に変えてはどうかという声が住民から上がっていたという。同公園の早咲き菜の花を観光の核としたいと考えていた二宮町と観光協会が昨年住民や駅利用者を対象にアンケートを実施し、約850人が回答、9割が賛成したことからJRに働きかけて実現した。
 メロディの変更は9日の始発から。10時から二宮駅自由通路で記念式典が行われ、町内の声楽家がバイオリンなどと共に「朧月夜」を披露する予定。発車メロディの変更は4月10日までの期間限定となっている。
【写真】吾妻山の菜の花

0108 2面教育大綱
 市長と教育委員会が教育施策の方向性を共有し、より民意を反映した教育行政の推進を図ることを目的に設置している「平塚市総合教育会議」の第2回会議が先月25日に開かれ、市の総合的な教育施策について方針を定める「(仮称)平塚市教育大綱」の策定に向け、文言の調整などが行われた。
 前回に続き今回も議題に挙げられたのは「学力の定義」。落合市長は「決して点数だけではないが、点数評価も含めた相対的な学力向上が平塚の魅力に繋がる」と述べ、各委員もそれぞれの意見を主張。結果、大綱案の中の「確かな学力」という表現を「知識・技能だけでなく、学習意欲や考える力を含む確かな学力」とすることとなった。
 また、委員から「いじめという言葉が使われていない」「毅然とした態度で絶対に許さないという大人の意思を示す」と、いじめ問題について言及があり、大綱案の中の「心を大切にする教育」という表現を「いのちとこころを大切にする教育」に変更するとした。
 なお2月上旬から3月上旬にかけてパブリックコメントが実施され、3月下旬の第3回会議で大綱の最終案が示される。

0108 2面 東海大1『五十三次名所図会(平塚)』
 平塚市と東海大学が交流提携を開始してから今年度で30周年を迎えるにあたり、記念事業の1つとして平塚市美術館では今月11日まで、「東海大学付属図書館特別図書展」を開催中だ。
 同展では東海大学が所蔵する貴重書の中から選ばれた約40点の資料を展示。江戸末期の錦絵『五十三次名所図会(平塚)』(歌川広重)、『相模国大隅郡大山寺雨降神社真景』(歌川貞秀)などの平塚に関する7点や大山が描かれた3点、神奈川に関する資料や『源氏香の図』(歌川国貞)といった源氏物語に関するものなど、普段はなかなかお目にかかれない貴重な資料を「生で見られる」数少ないチャンス。ぜひこの機会をお見逃しなく。
 会場は、同館の市民アートギャラリーB室(入場無料)。9時30分~16時50分、最終日の11日は14時まで。展示会の問い合わせは企画政策課☎︎21-8797へ。
 なお記念事業として企画された9事業の内、既に「市長学長対談」「海洋学部博物館バスツアー」等は実施済み。残る事業は「障がい者理解のためのロゴマーク作成」と「記念映像の制作」で、年度内に実施される。
【写真上】『五十三次名所図会(平塚)』(東海大学所蔵)
【写真下】『相模国大隅郡大山寺雨降神社真景』(東海大学所蔵)
0108 2面 東海大2『相模国大隅郡大山寺雨降神社真景』

0108 2面 ベルマーレ人事
 株式会社湘南ベルマーレ(眞壁 潔代表取締役会長)は、先月開催した臨時株主総会ならびに取締役会において、同月27日付けで大倉 智代表取締役社長が退任し、新たに、NPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブの理事長を務めてきた水谷尚人氏が就任すると発表した。なお、これまで監査役を務めてきた河野太郎氏は昨年10月で退任しており、同職には雲出哲也氏が就任。水谷氏が務めてきた湘南ベルマーレスポーツクラブの理事長職には雲出氏が就任する予定とのこと。
 水谷氏は「継承・発展」「Always Shonan Style」「2020」「女性」「国際化」といったキーワードを挙げ、「スポーツで地域が明るく元気になるよう取り組んでまいります」としている。
 なお同クラブの選手についてはキャプテン・永木亮太選手が鹿島アントラーズへの移籍を決めた他、日本代表・遠藤 航選手が浦和レッズへ移籍、秋元陽太選手がFC東京へ移籍するなど昨シーズンに主力として活躍した選手の離脱が発表されている。

0108 2面 疾風乱舞
 平塚のよさこい踊りチームとして市内外で活躍する「疾風乱舞」(佐藤理恵代表)が結成10周年を迎えたことを記念し先月25日、平塚市中央公民館で記念公演を行った。
 2005年結成の同チームは、中学生から大学生が中心となって組織されている女子チーム。これまでにも全国各地のよさこい祭り等に出演しては数々の賞を受賞、2009年には「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」において奉祝演舞をしたこともある実力派だ。10周年記念を迎えた今回の舞台では、2006年の初代作品から最新の「麗華天翔」まで10作品を披露。その他、姉妹チームも演舞し、公演を盛り上げた。
 なお同チームでは現在、2016年度のメンバーを募集中だ。説明会と無料体験レッスンは1/17(日)。詳細はHP(http://www.morimotojagi.jp/)で確認を。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
(2015年/アメリカ)
監督・脚本:J.J.エイブラムス 脚本:ローレンス・カスダン/マイケル・アーント
出演:ハリソン・フォード/デイジー・リドリー/ジョン・ボイエガ 他
シネプレックス平塚他にて全国公開中。
いやぁ、面白かった。観終わった後、思わずプラモデルを買ってしまった。本作は、83年公開『エピソードⅥ/ジェダイの帰還』以来、実に32年ぶりに未来を描いた、本当の意味での続編である。なんといっても、男前なヒロイン、レイの存在感に尽きる。登場早々、打ち捨てられたスペース・シップから使えそうなパーツを回収する姿は、ゴーグルに防塵フードで顔も見えない。一連の動きは明らかに『風の谷のナウシカ』の冒頭で、王蟲の遺骸から眼球のレンズを回収するナウシカのシーンに影響を受けているものの、セリフを排したアクションのみで、事件の鍵を握るドロイドBB-8を助けるまでをハードボイルドに描いてみせる。もう一人の新キャラ、フィンとの出会いも秀逸だ。彼に手を取られて敵軍から逃げるレイは、なんで私が引っ張られにゃならんのだと彼を追い越してしまう。これだけで惚れた。因みに、何のプラモを買ったかというと、BB-8と敵軍の雑魚キャラ、ストームトルーパー。この雑魚キャラに人間性を与えたことも、シリーズ初の快挙だ! 0108 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

0108 1面大住中1
 いじめを理由に自ら命を断つ子どもが後を絶たない。平成25年にはいじめ防止対策推進法も制定され、学校や教育委員会はいじめをなくそうと様々な対策を取っているが、原因は複雑で効果を上げるのはなかなか難しいという。そんな中、生徒同士が支え合っていじめを未然に防ごうという「スクール・バディ」活動が、平塚市立大住中学校(栗木雄剛校長)で昨年度から行われている。教師やスクールカウンセラーといった大人によるいじめ対策ではなく、子どもが主体的に活動するこの珍しい取り組みについて、生徒や教諭に話を聞いた。

 スクール・バディ活動とは、女性や子どもへの暴力防止に取り組む藤沢市の特定非営利活動法人・湘南DVサポートセンターが開発したいじめ防止プログラム。同センターは、柔軟な10代のうちにいじめについて自分で考え気付きながら、内面から変わることでいじめを未然に防ごうと、11年前にこのプログラムを開発した。東京都世田谷区の全中学校や藤沢市では19校中12校など、既に県内や都内をはじめとした小中学校約80校で実施されている。
意識が変わった生徒も 
 大住中学校では、この取り組みを知った栗木校長が「いじめはしょうがないという意識が一部の生徒の中にあり、いじめに対する関心が低いと感じていた」ため、昨年度からこの活動に取り組むことにしたという。
 まず9月から10月にかけ全生徒が講演会や各クラスでのワークショップで、いじめる人の気持ちを考えたり、いじめには加害者と被害者、傍観者がいて「クラスの誰もが関わっている」ことを学んだりした。
 その後、いじめ防止活動を行う「スクール・バディ」を募集。今年度も同様のプログラムを実施し、現在は1、2年生の25人がバディとして活動中だ。中にはいじめのような扱いを受けたことがあり「誰かの力になれたら」と手を挙げた子や、以前からいじめに関心があった子もいるが、「きっかけは先生から声をかけられたから」という生徒が多い。
バディの活動
 集まったバディはバディルームの設置とDVD・CM制作を決めた。
 バディルームでは、放課後月2回バディ2、3人が交替で待機し、生徒からの相談を受ける。今のところまだ相談はないが、担当する同校の平田裕美子教諭は、「バディがいて相談できる体制が学校にあるということが大事だと思う」と、バディの存在が子供たちの安心感に繋がると期待している。
 また活動をPRするためのドラマDVDは、2年生の女子2人が脚本を担当。部活での意見の対立から1人が仲間はずれにされるという、実際にありそうなあらすじにしたそう。仲間はずれにされる役を演じた生徒は「いじめられる人の気持ちが少し分かった」と話した。撮影も生徒が行ったこのDVDは昨年11月の文化祭で披露された。
 こうしたスクール・バディ活動を行う中で、関心があまり高くなかった生徒もいじめに対する考え方が変わってきた。バディの1人は、悪ふざけをしている人を険悪にならずにうまく止められる勇気を出せるようになったという。また級友の少しの変化にも敏感になり「ちょっといつもと違う」と気付いた時に友達に相談したという生徒や、クラスで孤立気味の人がいると「バディだから、どうしたらいいか気になる」と先生に相談に来た生徒もいる。
 平田教諭は、「『傍観者でいてはいけない』と生徒のいじめに対する意識が高まった」と考えている。
効果が出るには時間が必要
 このような変化が学校全体のいじめ防止にどう繋がるか。湘南DVサポートセンターの瀧田信之代表は、「今のいじめはLINEを使うなど分かりにくく、気付けるのは生徒同士。それを信頼する大人につないでいくのがバディの役割」だと考えている。これまで実施した学校では「これはいじめじゃないか」という声を上げる子も増えて、校内の風通しが良くなったという。「1年でがらっと変わることはありません。3、4年かかって定着し『いじめを許さない』という空気を作っていく。体質を改善する漢方薬と同じです」と、活動には時間が必要だと話す。
 実際にバディ活動をする子どもたち自身は「いじめはあってほしくない」という気持ちを強く持っている。その思いを原動力にするこの取り組みを長く続けるには、大人が、勇気を出した子どもの声をしっかり聞き取ることが必要である。
【写真TOP】
大住中のスクール・バディのみなさん
【写真下】
バディルームの案内/バディルームの様子

1225 14面いちご
 JA湘南大型農作物直売所あさつゆ広場(平塚市寺田縄)では、イチゴが例年より早くから店頭に並び、クリスマスシーズンの食卓に華やかな彩りを添えようとしている。
 同店では、平塚産のイチゴが例年より2週間ほど早く、先月20日頃から販売されている。出荷量も昨年に比べて多かったため、価格も比較的安かったという。味は例年通りの甘さで、同店の久留主 誠店長は「先月から暖かい日が続いたこともあって生育が早く進み、出荷量が増えて値段も安かったのではないか」と推測している。 
 JA湘南からの出荷量も、昨年に比べ出荷日1日あたり平均で約100パック多くなっているとのこと。
 ただクリスマスが近づくにつれて、ケーキに使われるためイチゴの需要が高まり、価格は徐々に上がってきているという。久留主店長は「例年と同様1パック650円ぐらいまで上がるのではないか」とみている。

1225 14面平塚市動画
 平塚市はこのほど、市外から特に子育て世代を呼び込むためのプロモーション動画を作成し、今月21日より、移住に関する情報を集めた「全国移住ナビ」で公開している。
 この動画では、子育て世代にとって魅力のある湘南平や花菜ガーデンなど市内の様々な観光スポットを紹介する。撮影ではドローンを使い、平塚海岸から望む平塚市街や総合公園の様子を上空から撮り、普段見られないような風景を盛り込んだ。また海中で魚が泳ぐシーンもあり、海と山が両方身近にあって新鮮な魚や農産物に恵まれた平塚市の魅力を伝えている。制作費は約500万円。
 この動画が公開された「全国移住ナビ」は、移住を考える人向けに仕事、住まいといった情報を集めた総務省などによるポータルサイト。このサイトでは、大磯町もすでにプロモーション動画を公開している。
 平塚市の担当者は「市外からの子育て世代だけでなく、市民にも魅力をPRしたい」と話している。
写真提供=平塚市

 大磯町と二宮町の町議会では、会議規則に、議員が出産する際の欠席の届出に関する規定を、新たに12月定例会で設けた。
 これまでにも、議員が事故などで欠席する際の届出に関する規定はあり、それを使い出産を理由とする欠席自体は可能だった。しかし女性議員が活躍できる環境を整備しようと、全国の市議会や町村議会の議長会が、今年5月に相次いで標準の議会会議規則を改正した。
 これを受けて大磯町と二宮町では、それぞれ12月定例会で「議員が出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届けを提出することができる」との規定を新たに設けた。
 なお、平塚市ではすでに9月定例会で同様の規定を設けている。
 女性議員は、平塚市議会は全議員28人中5人、大磯町議会は14人中7人、二宮町議会は14人中5人。それぞれの議会事務局によれば、これまで出産を理由に欠席した議員はいないという。

1225 14面 強盗訓練
 平塚警察署による金融機関を対象とした模擬強盗訓練が15日、三菱UFJ信託銀行平塚支店(宝町)で行われた。
 訓練の想定は、同署職員扮する強盗が閉店直後の店舗に押し入り、拳銃で脅迫し、現金を奪い逃走するという状況。この想定の下、対応要領や早期通報、防犯機器捜査要領等について訓練が行われた。なお同店での訓練は今年2回目ということもあり、通報や人相・着衣の記憶など対応がスムーズになされ、生活安全課の秋山 剛警部補は「訓練の効果が見られました」と講評した。
 また秋山警部補は「相変わらず振り込め詐欺が発生しているので騙されないよう気をつけてほしい」と注意喚起。併せて、「年末は悪人もお金が必要になるので空き巣も増えます。忙しい時には注意がおろそかになってしまいがち。当然、悪人はリスクが低くて簡単にできる状況を狙っていますので、家の戸締りなどの『自主防犯』を心がけてください」と呼びかけている。

1225 14面 壮行会
 大磯町の星槎国際高校湘南の女子サッカー部が、来月の全日本高等学校女子サッカー選手権大会に2年連続で出場することになり、壮行会が16日大磯プリンスホテルで行われた。
 会では、川倉愛梨キャプテン(3年)が「応援のおかげで2年続けて全国大会に出場でき、ほっとしています。支えてくれている人たちのためにベストを尽くし、最後まであきらめずに闘います」と大会での粘り強いプレーを誓った。
 柄澤俊介総監督は、「自分たちからアクションを起こして、攻守ともに主導権を握り、最初から最後までフルパワーを出し切る」と目指すチーム像を語っている。
 同部は創部2年目で、同大会への出場はベスト16となった昨年に続いて2回目。会場には同校の生徒や関係者ら約400人が集まり、全国大会への出場を喜ぶと共に部員達へエールを送った。
 同大会は来月3日から兵庫県で開催され、同部は1日目に高校総体ベスト4の強豪、鎮西学院高校(長崎県)と対戦する。

1225 14面 遠藤日本代表
 湘南ベルマーレの遠藤 航選手(22)がAFC U-23選手権(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)の日本代表選手に選出されたと18日、クラブが発表した。試合は来年1月12日~30日、カタールで行われる。キャプテンを務める同選手は「日本を代表して戦う、覚悟と責任感を持ってプレーし、リオ五輪の出場権を獲得して帰ってきたい」とコメントしている。
写真提供=湘南ベルマーレ

1225 14面 暖房便座
 平塚市は21日、市役所の仮設トイレに暖房便座を寄贈したわかば健康倶楽部(築城 稔代表)に対し、感謝状を贈呈した。寄付された便座は男子トイレに2台、女子トイレに3台の計5台(10万2,500円相当)。今月3日より設置されている。なお同団体は市内でリハビリ型デイサービスや訪問リハビリマッサージ等の事業を行っている企業。

1225 緑と青
 2016シーズンの開幕が2月27日に決まった。2015シーズンの様々な喜怒哀楽の余韻に浸る時間は終わり、2カ月後に幕を明ける新しいシーズンへの準備が始まっている。1月12日には新チームが始動し、沖縄でのキャンプを経て通常より1週間早い開幕を迎える。新しい選手が加入しポジション争いはさらに激しさを増すだろう。2015年の解団式で曺貴裁監督は選手たちに2016年の新チーム立ち上げ時から厳しいトレーニングになることを予告した。スローペースでコンディションを上げていくチームが多い中、湘南は毎年初日からハイペース。選手たちはそのつもりでオフシーズンを過ごす。今年、チームに移籍加入した山田直輝が「練習の厳しさに、そしてその練習を前向きに、真剣に取り組む選手たちに驚いた」と話していたことがあった。毎年選手は多少入れ替わるものだが、そういったトレーニングの雰囲気が変わることはない。トレーニングを積む毎日こそが重要という考えを監督が伝え続けることでピッチがエネルギーに満ちた空間となっている。

【写真】歓喜は厳しい練習があってこそ

1面
新たなまちづくりが始まる
平塚市 落合 克宏 市長

【写真左】
 平成27年は、さがみ縦貫道路が全線開通し、国道134号の4車線化が完了しました。平塚市を取り巻く交通網の整備を追い風にして、このまちに、さらなる発展の可能性が広がっています。
 そうした中、本市の北の核となるツインシティ大神地区では、組合施行による土地区画整理事業が動き始めました。また、大型商業施設などの整備が進む天沼地区には、人の流れを呼ぶ新しい空間が生まれようとしています。
 平成28年は、平塚の魅力や地域資源をさらに磨き上げ、市内外に発信していく「シティプロモーション」を推進し、「選ばれるまち、住み続けるまち」づくりを本格的に始める年にしてまいります。皆様には、市政への変わらぬお力添えをお願いいたします。新年が輝かしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
おおいそ「創生」の1年へ
大磯町 中﨑 久雄 町長

【写真中】
 「創志」「継志」、この言葉を胸に2期目をスタートした平成27年は、「いのち」「こころ」を基本理念とする教育大綱を策定するなど、未来を見据えたまちづくりに向けての一歩を踏み出すことができました。
 平成28年は、第2子以降の保育料の無料化、食育指導の機会とする中学校でのスクールランチの開始、旧吉田茂邸の全面開園に併せた郷土資料館のリニューアルなど、今までの取組みが実を結んでまいります。
 「健康」「教育」「子育て」「観光」などの取組みを継続するとともに、これまで積み上げてきたことを実現していく一年とすべく、一つひとつ丁寧に情熱を持ち、次世代に継げる大磯町の「創生」に取り組んでまいります。
 新年が希望に満ちあふれた一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
未来へ続くまちづくり
二宮町 村田 邦子 町長

【写真右】
 新年を迎えるにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
二宮町は、お陰様をもちまして町制施行80周年を迎えることができました。そして新年1月9日より「吾妻山菜の花ウォッチング」が始まります。菜の花にちなんで二宮駅の発車メロディを「おぼろ月夜」に変更して観光客の皆様のお越しをお待ちしております。
 町では、輝く未来に向け、町の将来像「人と暮らし、文化を育む自然が豊かな町」の実現への取り組みを推進するとともに、「自然とのふれあい」「くらしの便利さ」「文化・芸術のある日常」など、町内にお住まいの方が当たり前すぎて気づきにくいこの町の良さ、くらしやすさを「にのみやLife」として町内外へ積極的に発信していきたいと考えています。2016年も皆様にとって良い年でありますよう、お祈り申し上げます。

1218 2面星のタイル1
 平塚市中心部の商店街の路面に埋め込まれている星座が描かれた絵のタイルについて、その写真や由来などをまとめた展示「足もとの星座たちー商店街の絵タイルを歩こうー」が現在、平塚市博物館で行われている。
 この絵タイルは、昭和60年から63年にかけて行われた商店街の歩道拡張工事の際「七夕のまち」にちなんで設置されたもの。織姫星が入る「こと座」と牽牛星の「わし座」をデザインしたものを中心に配置し、七夕の夜空に浮かぶ24種類の星座の絵タイルなど約120枚がパールロードや銀座通りの歩道に埋め込まれている。中にはタイルではなく舗装素材で星座の図柄を描いたものもあり、買物客の足元でさりげなくまちを飾る。
 今回の展示は、博物館が主催する市民サークル「星まつりを調べる会」の去年秋の調査を元にしたもので、絵タイルの写真の他に設置場所の地図や絵柄の豆知識に関するパネルもある。同館の澤村泰彦館長は「約30年の間、タイルの多くが路面工事の際に外されても、またほぼ同じ場所に戻っていることに驚きます。商店街を楽しくしたいとタイルを作った人たちの思いを伝えたい」と話していた。この展示は今月24日まで。問い合わせ=同館☎33-5111
 また市商業観光課では、澤村館長が現地を案内し絵タイルについて語るイベント「商店街で星座をたどろう」を20日(日)10時から行う。ひらつか市民プラザ前に集合、申し込みは同課☎35-8107まで。
【写真下左から】こと座とわし座をデザインしたタイル(同館提供)/舗装素材で描いたかんむり座(同館提供)

2面 ボーナス
 平塚市、大磯町、二宮町では12月期に支給する一般職員の期末勤勉手当と特別職員・議員の期末手当の支給額を発表した。
 一般職員の支給率はともに前年比0.075カ月減の2.125カ月。昨年度は人事院勧告による期末勤勉手当の年間増加分を12月期でまとめて支給していたが、今年度はそれを6月、12月にそれぞれ振り分けたことから、昨年度に比べ支給率が減少した。
 平塚市の特別職員に関しては継続して減額措置がとられているほか、大磯町では町議選の影響で支給額の調整が行われている。

1218 2面野菜
 平塚市土沢地区では現在、県の「かながわブランド」にも登録されている「平塚土ねぎ」が出荷の最盛期を迎えている。
 この土ねぎは、通常むいてしまう外側を残して泥がついたまま出荷するのが特徴。このため中がみずみずしいまま保て、ねぎ本来の辛さと甘みが味わえるという。
 同地区では、JA湘南管内の例年の出荷量約300tのうち半分の約150tを出荷する。生産者の二宮精一さんの畑では白い部分が35cmから40cmほどと大きく育った土ねぎが収穫されている。近くの酪農家から出る堆肥を混ぜて栄養分豊かな土を作っており「3月に種を播きほぼ1年かかって育てるので、かわいいです」と話していた。今年は夏の暑い時期に病気が出たものの、出来はほぼ例年通りとのこと。
 平塚土ねぎの出荷は来年3月下旬まで続けられる。 

1218 2面 父母の会
 平塚市私立幼稚園父母の会連合会(阿部亜紀会長)主催の親子イベントが13日、今年も開催された。今年は「ひろみちお兄さん」で知られる佐藤弘道氏が代表を務める「らくがきっ子体操クラブ」から4人のお兄さんお姉さんを招き、親子のふれあいをテーマとした体操教室を実施。約300世帯、約1000人の親子が参加し、楽しく体を動かし汗を流していた。

1218 2面 YEG駅伝
 平塚商工会議所青年部(佐野成良会長)主催の年末恒例イベント、湘南ベルマーレのホームタウン内の小学生を対象とする「YEGベルマーレカップ2015 小学生駅伝競争大会」が12日、平塚市総合公園内で開催された。今年は男子65チーム、女子47チームが参加。男子は「木曜ランナーズ」、女子は「国府津スマイル」が優勝した。

1218 2面 SDL
 湘南ベルマーレを支援する弁護士らで作るSDL(湘南弁護団)では「クラブ総合力向上を目指すためには特に経済的基盤の確立、クラブスタッフの一層の強化が必要である」とし、ニーズを踏まえた講座や研修会を実施していくとして10日、第1回目となる法律講座を開催した。なお同団体は「専用スタジアム」も視野に入れ、法的な観点から意見を発信していくともしている。

1218 2面新教育委員
 平塚市教育委員会の小川哲史委員が任期を満了し、市内在住の戸田篤志氏(57)が新しく委員に就任した。戸田氏は、市内で歯科医院を開業している歯科医。平塚歯科医師会の学校保健委員会委員などを歴任し、現在同会の専務理事を務めている。
 戸田氏の任期は、今月1日から平成31年11月30日までの4年間。

1 セエトバレエ 写真:大澤暁空
 大磯町の左義長が今、存続の危機にあるという。左義長とは、大磯の下町で古くから毎年の小正月に行われてきた壮大な火祭りのこと。この、国の重要無形民俗文化財にも指定されている大磯の伝統文化が今、運営費などの理由から、長い歴史の中で岐路に立たされている。そして同時に、「何とか続けていこう」と、様々な支援活動が多方面から発生している。

 漁師町だった海岸沿いの地域で約400年前、当時貴重な労働力であった子どもたちの無病息災を願って始められたと伝わる左義長。全体の流れとしては、前年12月初旬に子どもたちが家々を巡る「一番息子」から始まり、祭り前の数日間に子どもたちがオカリヤ(御仮屋)でオカリコ(御仮籠)などをする「七所参り」、そして祭り当日、9基のサイト(斎灯)を燃やす「セエトバレエ」や褌一丁の若い衆が海に入っていく「ヤンナゴッコ」といった行事でクライマックスを迎える。
 これら一連の行事で形作られる左義長は、地域と密接に結びつき、温かさもあり華やかさもある祭りだが、主催する大磯町左義長保存会(芦川博昭会長)によれば、「徐々に衰退してきてはいましたが、いよいよ窮地に追い込まれてきたという状態」を迎えている。
継承されるか、消滅するか
 衰退の要因は1つ、言わずもがなの「運営費」だ。大磯の左義長はサイト制作などで費用が結構かかるのである。
 元は漁師町の、漁師中心に開催されてきた祭りであり、実際に数十年前までは漁師が沢山いたという。そして漁師らの持ち出しに加え、さらに地域からの「花代」といった祝い金の寄付も多く、運営には支障がなかったそう。だが高齢化、人口減少社会の時代を迎え、漁師は激減、花代も減少。地域でつくる保存会だけではまかないきれず、だんだん先細ってきていよいよ窮地に陥った、という実情だ。
 昨年4月、保存会の会長に就任した芦川さん(53)は「就任時点で保存会の通帳には0円。もう地域だけでやっていくのは限界で、地域の人たちは万歳(お手上げ)しかけていたんです」と言う。
 だが、文化財にも指定されているこの祭り、そう簡単にやめるわけにいかない。「続けていかねば」
オール大磯で立ち上がる
 早くから危機感を抱いていた酒屋の芦川さんは、町内の酒販店有志の協力を募り、「購入すると一部が運営費に寄付される日本酒」の販売を3年前から始めた。そして、そういった「左義長の現状」は人づてに広がり、想いを同じくする有志が様々な方面で立ち上がった。
 例えば、町内でボランティア活動などに協力している「NPO法人大磯だいすき倶楽部」は、収益金を寄付する「大磯左義長 御守木札」を制作。また、芦川さんを団長に東光院の副住職・大澤暁空さんらでつくる「左義長応縁団」では、左義長の由来やマップなどを掲載したPRパンフレットを印刷した。そのほか町内の福祉施設からは、手作りのしめ縄飾りの売上金が寄附され、さらには町立大磯中学校からも文化祭の売上金が寄贈された。
 「おかげさまで善意の心は広がり、町外に住む人も日本酒を『ケース買い』して助けてくれました」と芦川さん。「もちろん金額の大小ではありません。色んな多くの人が、見捨てないで一生懸命この祭りを大事にしてくれている。『町の宝物として何とかしようよ』って心配してくれる。そういう気持ちが本当に嬉しい」
 大磯の下町で400年続く、子どもの健やかな成長を願う伝統行事。後世へ伝承できるか、ここで途切れるか。今我々は、郷土史のターニングポイントにいる。
 平成28年の左義長は1月11日(月・祝)、北浜海岸で。点火は18時30分。
清酒「大磯左義長」(1,240円)
販売協力店=大磯三河屋酒店(高麗)、関野商店(長者町)、青木酒店(山王町)、飯島酒店(北下町)、和泉常(南本町)、芦川酒店(南下町)、久保田酒店(台町)、地場屋ほっこり(大磯駅前)、ファミリーマート大磯店(神明町)、戸塚正商店(西小磯)、日日食堂(山王町)
販売期間=平成28年1月11日まで
問い合わせ=大磯町左義長保存会
☎︎61-0411(芦川さん)
【写真TOP】
セエトバレエ
【写真下左から】
一番息子/オカリコ/ヤンナゴッコ/清酒「大磯左義長」
(清酒以外の写真は大澤暁空さん提供)

『熱海殺人事件』(1986年/日本)
監督:高橋和男 脚本:つかこうへい
出演:仲代達矢/風間杜夫/志保美悦子/竹田高利 他
TSUTAYAなど、DVDレンタル中。
「つかこうへい正伝1968-1982」を読んでいる。作者は長谷川康夫。2010年に逝去したつかの黄金期とも呼ばれる時期から、劇団「つかこうへい事務所」解散までの年月をつかと共に歩んだ役者であり、後に作家・演出家となった。つか全盛期に生まれた僕は、89年に再びつかが演劇活動を再開し、「幕末純情伝」や「飛龍伝」でアイドルを起用した第二期ブームしか知らない。そんな僕にとって、570頁におよぶこの大著には、噂には聞いていたつかの素顔が、身近で接していたものならではの視点で描かれ、目から鱗のエピソード満載である。つかの作劇は口立て芝居といわれ、稽古場で作った台詞を役者に与え、覚えた台詞は役者本人が記録し戯曲として完成する。そんな薫陶を受けた中には「マッサン」の脚本家・羽原大介など、作家に転じたものも少なくない。本作はつかの代表作の映画化で、劇団解散後に公開され大ヒットした。事前に舞台と同じようなリハをしていたはずだ。つか演劇の匂いを残す熱量の高いコメディだ。 1211 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

1211 緑と青の風
曺貴裁監督が2016シーズンも引き続き指揮を執ることが決まった。「選手の成長が勝利に繋がり、勝利が選手の成長を加速させる。この精神にブレることなく、2016年も熱く湘南らしい戦いで多くの人と喜びを分かち合いたい」。発表の際、監督はこのようにコメントした。監督としての手腕を評価され、シーズン終了後には多くのチームからオファーが届いたが、様々な条件などは二の次に「自分が選手たちに何を提示できるのか」という想いを一番の柱に熟考した。決断後、「たとえ10人中10人に反対されても、自分の決断を信じ抜く。自分で決断したことからは絶対に逃げない」と選手たちにも伝えた。どんな時も「勝利」と共に選手の「成長」を考える曺監督のもとで、これまで多くの選手が成長を遂げてきた。2016シーズン、さらに飛躍する湘南ベルマーレに、ぜひご期待を。

【写真】
曺監督の続投に多くのサポーターが歓喜した

1211 源平
 文治5(1189)年12月。奥州合戦で滅びた藤原泰衡をはじめとする数万の怨霊を宥(なだ)めてその苦を救うために、頼朝は永福寺を建立することに決めた。怨霊鎮魂が主たる目的ではあるが、それと共に、平泉で目の当たりにした藤原氏による壮麗な寺院などの文化を、この鎌倉においても根付かせようとしたといわれる。永福寺の造営に着手することを決めたのはこの時点であるが、寺を建立する場所が決まって実際に完成するまでにはまだ数年かかる。注目するべきは二階堂といわれる二階建ての本堂である。これは、威容を誇っていた中尊寺の大長寿院の二階大堂を模倣して造られたものだ。永福寺が建てられたこの辺りが二階堂と呼ばれるのは、そうしたゆえんである。
 この永福寺の造営に力を入れていた頼朝は、建設中の現場にたびたび足を運んでその様子を見学する。建久3(1192)年1月のことであった。人夫達が土や石を忙しそうに運んでいる。その中に、左眼の不自由な人物がいた。頼朝は不審に思った。「いったいどこの誰が供出した人物なのか」。当時はこのような寺社造営などの際には身体丈夫な人間を人夫として差し出すのが頼朝に対する忠誠であったという。奥富敬之氏によれば、そうしない場合は禁忌が犯されて施主に災いがかかることになり、この場合頼朝を間接的に呪詛していると解釈されることにもなるという(『一度は歩きたい鎌倉史跡散歩』新人物文庫より)。さて、御家人の誰が差し向けたのか……。
 梶原景時に尋ねてはみたものの、いまひとつはっきりしたことは分からない。頼朝はその男を召した。そうして佐貫広綱にそれとなく合図をして縛り上げさせた。すると、一尺(約30cm)余りの刀を所持していたではないか。そして不自由だと思われた目には、なんと魚の鱗が被せられてあった。ますます怪しい人物だとして、頼朝は尋問をする。男は名のった。「自分は平忠光である」と。彼は平家の有力家人である伊藤忠清の子であった(第2部第21回参照)。鎌倉を徘徊して頼朝の命を狙うチャンスをうかがっていた、と忠光は述べた。このひと月後、六浦(横浜市金沢区)の辺りで忠光は梟首される。彼の頼朝暗殺計画は失敗に終わったが、まだどこかに平家の残党が潜伏しているはずであった。
【写真】
史跡・永福寺跡(鎌倉市二階堂)の「遣水」
写真提供=鎌倉市教育委員会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1211 働く人-1 園部秀広さん
ひらつか蕎香(きょうか) 店主
リニューアルオープンから3年。お客様の笑顔と「美味しかったよ。ありがとう」の言葉をいただきたい気持ちで、魂を込めた蕎麦を打っています。地域一番店を目指して、毎日奮闘中! 休日には色々な美味しい物の食べ歩きをして日々研究に力を入れています。一年の感謝を込めた年越し蕎麦へ向けて、気合も十分です。

DATA
平塚市西八幡2-1-19 tel 0463-23-6783

1211 2面ミスユニバース
 ミス・ユニバース・ジャパン神奈川大会ファイナルステージが先月29日、平塚市のOSC湘南シティで行われ、横浜市のモデル高橋未来さんがグランプリに選ばれた。同大会が市内で開催されるのは今回が初。
 同コンテストは、外面的な美しさだけでなく知性や人間性、そして社会に積極的に貢献したいという社会性を持っているかが審査されるもの。ファイナルステージには、第1次・第2次のステージ選考会で選ばれた12人が出場し、私服と水着でステージに立って自己PRを行った。その結果、グランプリに高橋さん、準グランプリにいずれも横浜市の村上麻衣さんと松田梨奈さんが選ばれた。
 グランプリの高橋さんは「必ず日本一になって世界に挑戦したい」と意気込みを語った。ミス・ユニバース・ジャパンを選ぶ大会は来年3月の開催。今回の神奈川大会を主催したOSC湘南シティの太田敏夫副支配人は「屋外でのミス・コンテストは珍しいのでは。こうした機会に、普段来ない方にも足を運んでほしい」と話していた。 
【写真】グランプリに選ばれた高橋さん

 大磯町は、保護者が朝の仕事などで不在となる場合に、登校前の小学生が安心して過ごす場所を設ける「朝の子どもの居場所づくりモデル事業」を来年1月から始める。
 これは県のモデル事業として行われるもので、県内の自治体から大磯町と海老名市が選ばれた。県によれば、早朝の時間帯に小学校の施設などにおいて、地域のボランティアの協力により継続的に実施される事業としては全国初の取り組みという。
 大磯町では学童保育を行っている社会福祉法人に委託し、町内の小学校2校で実施する。この事業では、保護者が児童を校内の学童保育施設まで送り、児童は始業前の7時15分から8時15分まで学習や遊びなどで自由に過ごせるようになる。その間、社会福祉法人の職員と共に、研修を受けた地域のボランティアが見守る。
 町ではこの事業を来年1月12日から3月25日まで実施し、ニーズの把握や事業効果の検証を行う。利用には事前の登録や保険料が必要で、登録の締切は今月15日までとなっている。
◇問い合わせ=子育て支援課☎61-4100

1211 2面 イモ1
 平塚市横内に住む田中一明さん(80)の畑で、大きなサツマイモ(品種=ベニアズマ)が収穫された。長さは約50cm、重さは約5kg。長年兼業農家としてサツマイモを育ててきた田中さんも「これほど大きなイモが穫れたのは初めてのこと」と驚いている。
 田中さんの畑で今年収穫されたサツマイモは全部で50本ほど。巨大イモ以外は全て一般的な大きさだった。通常ベニアズマは地面に対して垂直に育つとのことだが、今回の巨大イモは横たわるように育っていたそう。頭にコブのような膨らみがあり、一度くびれてまた太くなっていく形状ということもあり、田中さんは「最初目にした時は『ツチノコ』かと思った」という。こういった形状に育った原因は不明とのことだが、「もしかしたら異常気象の影響かもしれませんね」と田中さん。
 このイモを今後どうするか、という問いには「何もしません」。食べることもないという。「表面に血管のような筋が浮き上がっていて気持ち悪いんです。食べても美味しくないでしょう」と不気味がっていた。
【写真上】血管のような筋が浮かび上がっている巨大イモ(上)と一般的なサツマイモ
【写真下】収穫したイモを抱える田中さん
1211 2面 イモ2

1211 2面教育大綱
 大磯町と二宮町では、教育行政の根本的な方針となる「教育大綱」がこのほど策定された。
 この「大綱」は、自治体の首長と教育委員会が連携することで、教育行政に対してより一層民意を反映させるため、今年4月に施行された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」に基づいてまとめられたもの。
 大磯町の大綱では、基本理念を「『いのち』『こころ』自らの可能性を求め、新しい時代を心豊かに生きる人づくり」とした。その上で基本目標を、「知力」「体力」に加え、伝え合い理解し合い相手を思いやる心に繋がる「共感力」を育むこととした。これは町長と教育委員が開いた「総合教育会議」において、全国でいじめ事件が相次ぐ中「子どもに何が必要か」を議論する上で出てきた考え方という。
 また、基本方針では「『大磯らしい』美しい自然と由緒ある歴史・文化を大切にする教育をめざして取り組みます」と、町の特色を生かした教育を進めることをあげた。町では、大綱の理念をふまえ教育現場で様々な計画に活かしていきたいとしている。
 一方二宮町では、大綱の基本理念を「町民一人ひとりの『まちづくりの力』、『地域の力』を活かした『共に学び共に育つ教育』を推進します」とし、地域の力により重点を置いた。そして基本方針に、人権を尊重する心と自ら考え生きる力を育てること、落ち着いた学習環境と未来を見据えた教育環境づくりを進めること、生涯学習の振興を進めることをあげた。このうち、教育環境づくりには地域の協力が不可欠として、さらなる連携に取り組むとしている。また、少子化が進む中、老朽化する教育施設のあり方について検討を進めることも盛り込まれた。
 両町とも、大綱の対象期間は今年度から平成30年度までの4年間としている。

1面記事写真_151211
 2015年も残す所あと3週。今年はどんな1年だっただろうか。今週号は、本紙と湘南ケーブルテレビ局の共同で昨年から始まった年末恒例企画「プレイバック2015」。今年このまちで起きたことを、ローカル視点で振り返る。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、馬場桃加アナウンサーと一緒にカウントダウン形式で紹介する「2015年 街の話題勝手にランキング」が放送されています。今回の番組は12/14(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
上半期
 全国的な大雪で迎えた正月。本紙1面では「三角縁神獣鏡の碑」が前年の暮れに建立されたことを機に、改めて「真土大塚山古墳」を紹介した。二宮では町や商工会などでつくる協議会が「グルメ&おみやげマップ」を刷新。また湘南ベルマーレは新体制発表会見で今年のテーマを「証明」と発表し、開幕への意気込みを示した。
 JR平塚駅北口にバラが植栽された2月。圏央道開通を見越して制作された旅行ガイドブック『ことりっぷ 平塚さんぽ』が市内外で配布された。また、埼玉県日高市付近にかつて存在した「高麗郡」が建郡1300年を迎える記念事業として、「高麗繋がり」による大磯町と同市との交流が始まった。
 さがみ縦貫道路が全線開通した3月。国道134号の4車線化も完成し、後に県土整備局は「渋滞解消、輸送量増加」と発表。本紙Jリーグ開幕直前号ではベルマーレ曺監督と大倉社長の対談を掲載。大磯では旧吉田茂邸の再建工事が着工し、神奈川県立初の中高一貫校である平塚中等教育学校では1期生の卒業生を送り出し、地域に栄えある合格実績を知らしめた。
 「日産車体跡地」に「(仮称)ららぽーと平塚」が建設されると発表された4月。統一地方選挙では、落合市長が再選したほか新県議も誕生した。湘南平にはリニューアルした展望レストラン「FLAT」がオープン。市内飲食店などのクーポンを掲載した『ぐるっとひらつかHappyPassport vol.1』も出版された。二宮では「ラディアン花の丘公園」が開園した。
 箱根山の噴火警戒レベルが2に引き上げられた5月。大磯にゆかりある新島襄没後125年と同志社設立140周年を記念し、同志社校友会神奈川県支部により大磯運動公園にカタルパが植樹された。
 七夕を主題としたオリジナルの合唱物語が発表された6月。大磯では町営照ケ崎プールをリノベーションした「ポートハウスてるがさき」がオープン。祥伝社からは、東川篤哉氏による平塚を舞台にしたミステリーの第2弾『ライオンの歌が聞こえる -平塚おんな探偵の事件簿2-』が発売された。
下半期
 65回目を迎える湘南ひらつか七夕まつりでは、プロレスラーや藝大卒のソプラノ歌手など個性豊かな織り姫がデビュー。平塚市美術館の「ペコちゃん展」も人気を博し、3万5487人を動員。同館の歴代観覧者数では4位にランクイン。ちなみに1位は「わたしがえらんだいわさきちひろ展」(3万9844人)、2位は「スイス プチ・パレ美術館名品展」(3万8911人)、3位は「ミレーとバルビゾン派の画家たち」(3万6774人)。なお3万人超えは6年ぶりという。
 戦後70年の節目を迎えた8月。地域では平和を願う様々な企画が催された。湘南ベルマーレからは5年ぶりの選抜となる遠藤 航選手がA代表に選ばれ、国際Aマッチで活躍。平塚工科高校社会部のソーラーカーは無敵の6連覇。市内では昨年に続き2回目となる「平塚ダボス会議」が開かれ、今年は教育について市民や議員、教育関係者らがフラットに意見を交換した。
 鬼怒川の堤防決壊など台風による大雨被害が目立った9月。二宮にはゴミの剪定枝を粉砕処理するウッドチップセンターが竣工。角界では平塚出身の朝弁慶が十両に昇進、市域からは江戸時代以来約200年ぶりの関取誕生となった。なお新十両として臨んだ九州場所は6勝9敗の負け越しだった。
 マイナンバーの発送が始まった10月。第3次安倍改造内閣で河野太郎氏が入閣し、平塚市からは20年ぶりの国務大臣誕生となった。毎年恒例の湘南ひらつか囲碁まつりは20回目を迎え、初の一斉1000面打ちを実施。鳥仲商店では国の認定事業により開発された新コロッケ「ひらコロ」が誕生。但し予想以上の売れ行きのため、材料の湘南レッドが在庫を尽き、今月中旬~下旬には今年の販売を終了するという。
 去就が注目されていたベルマーレの名将・曺監督が続投を表明した11月。大磯町は「高麗繋がり」の日高市と災害時相互応援協定を締結。地域限定のグルメガイドブックを発行するぴあ株式会社からは『ぴあ平塚食本』も出版された。
 こうして迎えた12月。残る3週、地域ではどんな話題が生まれるか。まずは今週号を、そして来週号と年末年始合併号をお楽しみに。

1204 2面 チョウ監督
 湘南ベルマーレは先月30日、曺 貴裁監督(46)の来季続投が決まったと発表した。曺監督は、同クラブのジュニアユース監督や、トップチームのヘッドコーチを経て平成24年、トップチームの監督に就任。若手の育成や指揮能力は他クラブからも評価が高く、その去就が注目されていた。
 曺監督のコメントは以下。「大変遅くなりましたが、2016年も湘南で監督をやらせていただくことになりました。育成、トップのコーチ時代も含めて、来季が12年目のシーズンとなります。選手の成長が勝利に繋がり、勝利が選手の成長を加速させる。この精神にブレることなく、2016年も熱く湘南らしい戦いで多くの人と喜びを分かち合いたいと思います。溢れ出るチャレンジ精神と、みなぎる一体感で更にチームを成長させたいと思っていますので、2016年もぜひ一緒に戦ってください。来シーズンも変わらぬご声援をよろしくお願いします」
【写真】ホーム最終戦では多くを語らなかった曺監督(写真提供=湘南ベルマーレ)

1204 2面 日本代表
 来年開催されるリオデジャネイロオリンピックへの出場を目指すサッカーU-22日本代表候補は先月26日、ShonanBMWスタジアム平塚で湘南ベルマーレと練習試合を行った。会場は無料開放され多くの観客で賑わった。
 試合は前半に湘南・菊地が先制点を奪うも、後半、代表・鈴木に同点弾を決められ結果はドロー。試合後、湘南から代表候補に選ばれている遠藤 航は、湘南を相手にしたことについて「前の方からプレスを仕掛けていく所は相手(湘南)の良さ。今日はそれにハマってしまった所もあった。最終予選の相手がそれほどプレスしてくるかは分からないが、それを上回る強さを求めていかねばならないと思っている」と話した。
 また湘南サポーターに対しては「こういう(盛り上がりの)雰囲気を作ってくれたことに感謝。代表のことも応援してくれると思うので良い結果を報告できるように頑張らなくてはいけない」と気を引き締めた。
【写真】競り合う湘南のキャプテン永木と日本代表のキャプテン遠藤

1204 2面大磯駐輪場
 JR大磯駅前の「町営駅前自転車駐車場」が完成し、今月1日から利用が始まった。
 この駐輪場は、隣接する従来の駐輪場が建設から30年以上経過し老朽化したため、新設されたもの。地下1階・地上2階建てで駐輪台数は自転車1048台、原動機付自転車302台、普通自動二輪車35台の計1385台となり、2倍以上に増えた。
 出入口には機械式ゲートが設置され、24時間利用可能に。定期利用者は精算機で事前に料金を支払い、手持ちのSuicaやPASMOを登録すれば駐輪場の定期券として流用できる。大磯町によれば、自治体が運営する駐輪場ではこうしたケースは珍しいという。
 なお、これまで消費税引き上げの際に据え置かれていた駐車料金は今回値上げされ、自転車の定期利用が1,550円(50円増)に、一時利用が110円(10円増)などとなった。また今回のオープンに伴い、隣接する無料の仮駐輪場は廃止された。

1204 2面大磯の給食
 大磯で収穫される食材を使って、町内の小中学生が考える「Oisoレシピ」。これは、子どもたちに大磯産の食材がたくさんあることを知ってもらい、手に取るきっかけにしてもらおうと、町が5年前から毎年募集しているもので、これまでには、44点のレシピが集められている。
 このレシピをもっと広く知ってもらおうと先月26日、レシピを使った給食メニューが初めて町立大磯小学校(池田 伊三郎校長)で提供された。このレシピは6年の竹下桃佳さんが考えた「具だくさんみそ汁」で、1杯でたくさん栄養が取れるようにと、町内で採れる大根や白菜、小松菜など実を多く入れたもの。竹下さんは「おかわりしていた人がいたのでうれしかった」と喜んでいたという。
 なお、これまで集められたレシピは町のHPからダウンロードが可能。また町では今年度も「Oisoレシピ」を募集する。町内で秋から冬にかけて収穫される食材を使うことが条件。詳しくはスポーツ健康課健康増進係☎61-4100まで。

1204 2面 二宮地震
 県と横浜地方気象台は、大雨の際に住民に警戒を呼びかける「土砂災害警戒情報」について、二宮町では今年5月の地震により地盤が緩んだおそれがあるとして、それ以降基準を通常より引き下げて運用してきたが、今月1日より通常に戻した。
 二宮町では、今年5月に発生した小笠原諸島西方沖の地震の際、震度5強と近隣の自治体に比べ大きな揺れを観測した。このため県と同気象台では、同町内で地盤が弱くなり、雨による土砂災害の危険性が通常より高まったと判断。土の中にしみ込んだ雨の量を示す「土壌雨量指数」が、通常警戒情報を出す数値の8割を超えた場合に出すという暫定基準を設けて運用してきた。
 ただ、その後梅雨や台風の時期にも土砂災害は発生しなかった。降雨状況や土砂災害危険箇所の点検結果から検討した結果、地盤が予想ほどには緩んでいなかったと判断し、県と同気象台では、暫定基準を廃止して通常の運用に戻すことにした。これにより県内の全市町村が通常基準となった。

1204 2面着付全国優勝
 全国から集まった美容師などが、実践的な着付けの技術を競う「第12回 武市昌子杯着付技術選手権」が先月24日都内で行われ、白無垢花嫁部門において、平塚市中原で美容室「Hip」を営む山宮博子さんが8回目の出場で念願の優勝を果たした。
 これまで同部門で2回準優勝した山宮さん。今年は、「きちんと締めた帯をちょっと緩めるような余裕のある仕事が、(花嫁の)かわいらしさを出す」という先生からのアドバイスを頭に思い浮かべ、優勝できたと振り返る。
 最近では、自分がこれまで学んだことを、店のスタッフたちに伝えたいとも考えるようになったそう。「私以上のことが出来るようになってほしい」と若い人たちに期待を寄せる。夫も娘も美容師。「来年は黒振袖花嫁の部門に娘と出場したい」とさらなる挑戦を続ける。
【写真】優勝カップを持つ山宮さん

1204 1面 写真
 平塚市が今日の市域になる前、この地には複数の村や町があった。それらは繰り返される合併の中で次々に名を消していったが、在りし日の姿を記憶している人々は今もいる。また一方で、新たに移り住んだことでその土地の歴史に興味を持ち、探求する人々もいる。市内の各地域では近年、そういった「旧市域」や「学区」などの細かい単位において、郷土史を調査、研究し次代へ伝えていこうとするグループ活動が活発だ。今週は、結成から2年余りと比較的新しい市民団体ながらも、すでに5冊目の会報誌を完成させた「浜岳郷土史会」に話を聞いた。
浜岳地区(花水小学区+なでしこ小学区)を活動エリアとする同会は、花水公民館の50周年を機に平成25年2月、発足した市民団体。同地区の歴史や文化、教育、自然等を調査対象として会員各自が調査・研究・発表を行っており、それらの研究内容は同会が毎年2月と9月に発行している会報誌『浜岳』(200円)で読むことが可能だ。
新開地、浜岳
 「意外かと思われるかもしれませんが、浜岳地区は何の歴史も無い新開地だったんです」と話すのは、自費出版による『湘南ひらつか 浜岳地区の歴史』の著者でもある同会会員の栗原健成さん(48)。「ただ地下水が良かったので明治29年にいわゆるサナトリウム、後の杏雲堂平塚病院が作られました。療養する場所としては最適だったんですね。ですから結核患者を家族に持つ方の別荘が多かったのは間違いないんです」
 同会には「終戦後、体が弱かったため療養を兼ねて東京から浜岳地区に移り住んだ」という会員の鹿島吉武さん(74)もいる。また、線路を挟んだ本宿から移り住み50年ほど経つという会員の後藤正治さん(78)は、同地区に対し「昔は何も無く人が住む所ではない土地だと思っていました」とも言う。
誰も知らない歴史を後世に
 「そういった戦前のマイナスイメージから、戦後、高度経済成長期を経てプラスイメージへと変えた先人たちがいます。資料に名が残っている人もいれば、歴史の影にいる人たちもいて、彼らを後世に伝えるのが、今を生きる我々の役割だと思っています」と栗原さんは郷土史研究の意義を語る。
 自分たちが書き残さなければ、誰にも知られずに忘れ去られていってしまう歴史がある。それらをしっかりと地域に伝えることで、郷土愛を育んでもらいたいと同会は願う。もちろんその作業にはやりがいも多い。特に浜岳地区では、これまで郷土史会が存在していなかったし、歴史が「何も無かった」からこそ掘り起こされていない部分も多く、自分の発見したことが「1号」になるといった喜びもある。
市内で盛んな郷土史研究
 市内には、同会のように郷土史を研究している市民団体が少なくとも10以上存在するという。中には同会よりも新しい団体もあるなど、その盛り上がりようが窺える。
 そういった点では「先輩団体の方が多く、まだまだ新参者」と恐縮する同会も来年2月には第5号を発行するまでに至った。当初は聞き込み調査等の際に不審がられることもあったそうだが、発行を重ねることで認知も広がり、着々と会員数も増え、今では寄稿をしてくれる人もいるという。
 そしてその先に取り組むべきは「普及活動」であると考えている。「最近では、金目地区の『エコミュージアム金目まるごと博物館』さんが『金目ふるさと検定』を始めました。また港地区には30年以上大会が続けられている『郷土いろはカルタ』があります。我々も普及する活動をしていく必要がある」と未来を見据えている。
 市内で今、高齢者を中心とする世代で密かに人気のある分野。ローカルの、さらにローカルな郷土史探訪。会報誌を読むだけでも良し、会に参加するも良し。そこには必ず仲間がいる。
◇浜岳郷土史会=問い合わせは栗原さん(メールマーク7en3v9@bma.biglobe.ne.jp)へ。会報誌は公民館まつりなどで販売される。
【写真】(左から)浜岳郷土史会の栗原さん、鹿島さん、後藤さん

1204 1面 写真
 平塚市が今日の市域になる前、この地には複数の村や町があった。それらは繰り返される合併の中で次々に名を消していったが、在りし日の姿を記憶している人々は今もいる。また一方で、新たに移り住んだことでその土地の歴史に興味を持ち、探求する人々もいる。市内の各地域では近年、そういった「旧市域」や「学区」などの細かい単位において、郷土史を調査、研究し次代へ伝えていこうとするグループ活動が活発だ。今週は、結成から2年余りと比較的新しい市民団体ながらも、すでに5冊目の会報誌を完成させた「浜岳郷土史会」に話を聞いた。
浜岳地区(花水小学区+なでしこ小学区)を活動エリアとする同会は、花水公民館の50周年を機に平成25年2月、発足した市民団体。同地区の歴史や文化、教育、自然等を調査対象として会員各自が調査・研究・発表を行っており、それらの研究内容は同会が毎年2月と9月に発行している会報誌『浜岳』(200円)で読むことが可能だ。
新開地、浜岳
 「意外かと思われるかもしれませんが、浜岳地区は何の歴史も無い新開地だったんです」と話すのは、自費出版による『湘南ひらつか 浜岳地区の歴史』の著者でもある同会会員の栗原健成さん(48)。「ただ地下水が良かったので明治29年にいわゆるサナトリウム、後の杏雲堂平塚病院が作られました。療養する場所としては最適だったんですね。ですから結核患者を家族に持つ方の別荘が多かったのは間違いないんです」
 同会には「終戦後、体が弱かったため療養を兼ねて東京から浜岳地区に移り住んだ」という会員の鹿島吉武さん(74)もいる。また、線路を挟んだ本宿から移り住み50年ほど経つという会員の後藤正治さん(78)は、同地区に対し「昔は何も無く人が住む所ではない土地だと思っていました」とも言う。
誰も知らない歴史を後世に
 「そういった戦前のマイナスイメージから、戦後、高度経済成長期を経てプラスイメージへと変えた先人たちがいます。資料に名が残っている人もいれば、歴史の影にいる人たちもいて、彼らを後世に伝えるのが、今を生きる我々の役割だと思っています」と栗原さんは郷土史研究の意義を語る。
 自分たちが書き残さなければ、誰にも知られずに忘れ去られていってしまう歴史がある。それらをしっかりと地域に伝えることで、郷土愛を育んでもらいたいと同会は願う。もちろんその作業にはやりがいも多い。特に浜岳地区では、これまで郷土史会が存在していなかったし、歴史が「何も無かった」からこそ掘り起こされていない部分も多く、自分の発見したことが「1号」になるといった喜びもある。
市内で盛んな郷土史研究
 市内には、同会のように郷土史を研究している市民団体が少なくとも10以上存在するという。中には同会よりも新しい団体もあるなど、その盛り上がりようが窺える。
 そういった点では「先輩団体の方が多く、まだまだ新参者」と恐縮する同会も来年2月には第5号を発行するまでに至った。当初は聞き込み調査等の際に不審がられることもあったそうだが、発行を重ねることで認知も広がり、着々と会員数も増え、今では寄稿をしてくれる人もいるという。
 そしてその先に取り組むべきは「普及活動」であると考えている。「最近では、金目地区の『エコミュージアム金目まるごと博物館』さんが『金目ふるさと検定』を始めました。また港地区には30年以上大会が続けられている『郷土いろはカルタ』があります。我々も普及する活動をしていく必要がある」と未来を見据えている。
 市内で今、高齢者を中心とする世代で密かに人気のある分野。ローカルの、さらにローカルな郷土史探訪。会報誌を読むだけでも良し、会に参加するも良し。そこには必ず仲間がいる。
◇浜岳郷土史会=問い合わせは栗原さん(メールマーク7en3v9@bma.biglobe.ne.jp)へ。会報誌は公民館まつりなどで販売される。
【写真】(左から)浜岳郷土史会の栗原さん、鹿島さん、後藤さん

ペット 1127 ボボちゃん
(メス・11カ月・ブルーボタンインコ)
ひまわりの種と、リンゴが大好き。
電話の着信音や、食器棚の開閉音や、カメラのシャッター音を真似するのが上手です♪ 名前を呼ぶと返事もちゃんと出来ます! すごく可愛いです(´▽`)
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com
DVC00586.JPG ニコ&ワコちゃん
姉妹で自転車大好き♪ たくさん乗ろうね!!サイクリングのお供さん
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
1120 私は今 前回 登山サークル「真岳会」真道保美さんからのご紹介

内藤泰憲さん
鍼灸マッサージ師

あなたのからだ応援団団長という肩書きを掲げ、主に鍼灸マッサージの訪問施術を行い、お客様に寄り添うことをモットーにしています。  湘南に住んで約20年経ちます。自分は佐賀県有明海の産まれ育ちですが、この平塚は気候も穏やかで佐賀の田舎にも負けない、美しい海があり山があり都会もありで最高に気に入っています!  この平塚にもずっと寄り添って行きたいと思います。

 

1127 2面なでしこ高1
 星槎国際高校湘南(大磯町)1年生の宮澤ひなたさんが、先月初めて16歳以下のサッカー女子日本代表に選出され、今月4日から15日まで行われたAFC U-16女子選手権中国2015に出場した。日本は準優勝となったものの、宮澤選手は参加選手中2位となる5得点をあげる活躍を見せた。
 同選手権にはアジアから8カ国が参加。宮澤選手は、グループステージ第1試合のウズベキスタン戦で後半途中から出場した。試合前は緊張していたというが、夢であり目標だった代表の初試合で中盤の左サイドハーフに入り、チャンスに「慌てず落ち着いて」さっそく初得点を決めた。
 そして北朝鮮との決勝。50m6.9秒のスピードを活かし、速いドリブルで縦に切り込んでいく攻撃が持ち味の宮澤選手だが、体格で勝る相手に「いつものようなプレーができなかった」と悔しがった。惜敗し日本は準優勝となったが、宮澤選手は全5試合に出場しチームで最多の5得点をあげた。
 海外に出たのは今回が初めてで、宮澤選手は慣れない環境や食事に戸惑ったことも多かった。また、体が大きくフィジカルも強い海外の選手と闘う厳しさも感じたという。ただ「自分のスピードが通用する場面もあり、自信もついた」と手応えも感じている。
 3つ上の兄がやっていたことをきっかけに、幼稚園の頃サッカーを始めた宮澤選手。同じくサッカーを続ける兄とは、今でも1対1での練習をすることも。「同じポジションでテクニックもあるし参考になる」と話す。そして、ずっと支えてくれる母やチーム関係者に対する感謝の思いがあるから、厳しい練習にも「サッカーをやめたいと思ったことはない」という。
 日本は同選手権で来年のU-17女子ワールドカップ出場が決定した。宮澤選手は「毎試合自分のプレーをして点を取りたい」と活躍を誓う。そして5年後の東京オリンピック。「代表になって試合に出られるよう努力したい」、そう決意を語っている。

 平塚市は、保育所や認定こども園の0歳~2歳児クラスに通う在園児について、保護者が第2子以降を出産して育児休業を取得する場合、一旦退園をさせているいわゆる「育休退園」の制度を見直し、来年度より新たな運用基準を適用する。
 現状は、3歳児以上のクラスのみが対象となっているが、来年度以降の新基準では、クラス年齢に関わらず「生まれた子どもが1歳になる月の末日まで在園可能」となる。
 育休退園の制度自体は全撤廃とはならなかったが、今回設ける新基準により、これまで発生していた退園園児数はゼロになる見込みだという。
 市は見直しを行った理由として、「企業における育休制度の浸透などにより働き方や家庭のあり方に様々な選択肢が増えている中、多様化している保育ニーズに応えていく必要がある」「育休退園制度があることで、いつ出産すればいいのか考えなくてはいけない、といった声も聞かれるようになってきた」と挙げている。
 なお県内で育休退園制度を設けているのは平塚市、小田原市、秦野市、三浦市、南足柄市、愛川町、大井町、開成町、箱根町、山北町、湯河原町の5市6町。

1127 2面つくし幼稚園
 平塚市立金旭中学校で毎年続けられている、3年生による同じ学区内のつくし幼稚園への訪問事業が20日、今年も行われた。
 この事業は、同中学校3年生の家庭科の「保育」の授業の一環として15年ほど前から行われているもの。多くの生徒は幼児と関わる機会が少ないことから、実際に幼児とふれ合うことを目的に始められたという。
 この日は3年3組の33人が訪問。生徒はまず園内を見学した後各教室に入り、園児と交流した。子どもたちは普段遊ぶ機会の少ない大きなお兄さんの背中によじ上ったり、お姉さんと話しながらお絵描きするなどしていた。「小さい弟がいて遊び慣れている」という生徒もいたが、中には「どう話を続けたらいいか難しかった」と話す生徒も。この交流によって生徒は幼児の様子が分かり、園児にとっては園の先生と遊ぶのと異なり刺激になるという。
 引率した家庭科の長谷川彩香教諭は「自分たちと幼児との違いや、幼児でも年齢によって成長が異なることに気付いてほしい」と話していた。

1127 2面 平塚食本
 平塚市内のレストラン・カフェなど165店の情報を一挙に集めたグルメガイドブック「ぴあ平塚食本」が27日、発売される。
 紹介されているのは、平塚漁港で獲れる新鮮な魚を使ったメニューのある店や、「やまと豚」を味わえる店など平塚ならではの魅力ある店の数々。また地元で人気のシェフや店主6人が通う店も特集されている。
 県内では藤沢や茅ヶ崎ですでに同じシリーズが発売され、平塚市シティプロモーション課が「ぴあ」編集部に「ぜひ平塚でも」と魅力をPRしたところ、編集部でも平塚版を検討していたことから今回発刊が決まった。
 今回の平塚版では、これまでのシリーズと異なり、ぴあと平塚市が協同編集するコーナーが設けられ、JR平塚駅から海に向かって延びる「なぎさプロムナード」周辺のまち歩きの魅力を紹介している。
 価格は950円(税込)。1万8000部が発行され、市内書店やコンビニエンスストアで発売される。

1127 1面 写真2
 平成21年4月、県内初の「県立中高一貫校」として開校した平塚中等教育学校(鈴木 靖校長)。今年3月に第1期生の卒業生を送り出し、学校づくりの「完成年度」を迎えたとして今月21日、教育関係者らを対象にこれまでの取組の成果を報告する「教育課程研究発表大会」を実施した。初年度の卒業生が残した進路実績をはじめ様々な分野での成績もあってか今年の夏と秋に実施した学校説明会には、例年に比べ「約2割増」となる計4200人超の参加があったという。今週はそんな「小学生を持つ保護者にとっては、今、注目の平塚中等」にスポットを当てる。
 輝かしい進路実績、と一般的に解釈されるのは、まずその大学合格実績である。本紙においても今年3月時点で紹介したが、昨年度は、東京大をはじめ一橋大、東工大、横浜国大、筑波大、藝大、首都大など国公立大学に卒業生147人の30%が合格した。
 一方で「偏差値」だけでは測れない分野においても在校生を含め、躍進を見せる。例えばロボカップ世界大会や全国高校囲碁選手権、ダンスコンクール、全国物理コンテストなど。またテニスや弓道、クライミングといったスポーツにおいても力を発揮した。そんな彼らを育てる平塚中等とは、どんな学校なのか。
中等教育学校の特色
 そもそも中等教育学校とは何か。県内における「公立の中高一貫校」は現在6校あるが、それらは「中等教育学校」「併設型」「連携型」の3パターンに分けられる。
 附属中学校を併設する横浜市立南高校と川崎市立川崎高校は「併設型」とされ、既存の町立中学校と連携する県立愛川高校や、横浜国大と中高大の連携をとる県立光陵高校は「連携型」とされる。これらと「中等教育学校」が異なるのは、外部の中学校からの選抜を実施しない点である。これにより6年間で一体的な中高一貫教育が行われるのである。
 この形態をとる「中等教育学校」は、県内では平塚中等と、同年度に開校した県立相模原中等教育学校の2校のみ。ちなみに相模原中等の第1期生についても、東京大、京都大など約30%の割合で国公立大学への合格実績をあげている。
平塚中等の特色
 では、平塚中等の特色は。教育理念を3つのL(生きるLive、慈しむLove、学ぶLearn)とする同校が創立以来、育成する力の3つの柱としているのが「表現コミュニケーション力」「科学・論理的思考力」「社会生活実践力」である。これらを軸に「中等教育学校に適用される教育課程の基準の特例を活用し、幅広い教養と次世代を担う人材に必要な資質・能力を目指した学校づくりを展開してきた」という。また「6年間の計画的・継続的な教育活動により個性や創造性を伸ばし、豊かな人間性や社会性に加え、リーダーシップを育む教育を進めている」とのことだ。
 特に表現コミュニケーション力の育成に力を入れ、各教科の至る所では「教え合う」「伝え合う」といった活動が取り入れられている。また「毎朝の読書時間」や「英語の授業は英語で」など、生徒にとってはかなりハードと思われる学校生活だが、それらの教育活動は「目先の大学入試でも通用し、20年後の社会で活躍できる人材を育成」を目指すからこそ、である。
入学するには?
 ではどうすれば、そんな教育が実践されている平塚中等に入れるのか。それは、2月に実施される「適性検査・グループ活動による検査」に合格する必要がある。
 適性検査では先述の3つの力が問われ、グループ活動では自分の考えをまとめ、話し合う能力が求められる。そのほか調査書も選考基準の対象となる。なお受検者の競争率は、初年度は6倍を超えたが近年では5倍程度。但し今年度は説明会の参加者が例年より増えたため、受検者も同程度増えるのでは、と見られている。
 入学願書は随時、同校事務室で配布中とのこと。詳細については同校HPで確認を。

1127 2面二宮パネル
 二宮町の特色や歴史にちなんだ、まち歩きにおすすめスポットの魅力を写真入りパネルで紹介する「二宮の魅力発見!未来に伝えたい写真展」が今月18日から始まった。
 この写真展は、二宮の魅力を発信する活動などを行う町民グループ「しお風」が行っているもの。18日には、協力する東海大学工学部建築学科の学生たちが、大正から昭和にかけ二宮・秦野間を結んだ「旧湘南軽便鉄道」が走っていた通りを中心に、24カ所にパネルを設置した。「軽便」が走っていた頃の貴重な建物や、二宮名産のみかん・落花生を使った商品を作る店舗などが紹介されている。「しお風」の代表神保智子さんは「町外から来る人はもちろん、地元の人にも意外と知られていない町の魅力や歴史を伝えたい」と話している。
 パネルの掲示場所は「しお風」のHP(http://www.scn-net.ne.jp/~shiokaze/)で確認できる。ただし情報は昨年のもの。

2015102812080000.jpg チャッピーちゃん
(メス・ミニうさぎ・2ヶ月)
とても甘えん坊。
ドライフルーツが大好きで、見るとすごい勢いで飛び付いてきます。
家族みんなが、チャッピーに癒されてます。
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1120 源平
 この度の奥州合戦を振り返ってみると、頼朝は奥州の人々になるべく迷惑のかからぬように行軍することを意識していたと言える。多賀国府(宮城県多賀城市)でも地頭達に対して、国や郡に負担をかけたり住人を煩わせたりしないようにと強く命じていたし、戦に必要なものも上野国や下野国からの年貢などで賄って現地の人々に負担をかけぬようにと心を配っていた。ちなみに今回の遠征では、河野通信(伊予の豪族で、一遍上人の祖父)が土器(素焼きの土器)を持参して食事の際には毎回それを使用したり、榛谷重朝が、乗っている馬を毎日洗っていたりしたということが殊勝な行いであったと評判になった。
 合戦において勲功抜群であった葛西清重(豊島清元の子)は、奥州のことを任されてそのまま滞在している。奥州から鎌倉への帰途に清重の母が病気であると聞いた頼朝が、見舞いのために遣わせていた使者が鎌倉に到着した。それほど重い病ではない、ということだったので頼朝は安堵した。
 奥州の人々に配慮しながらの戦だったが、陸奥国は不作である上に大軍による逗留だったために、住民は不安な日々を送っていた。その対応のために頼朝は、葛西清重へと使者を送る。特に平泉の辺りでは窮民を救うようにと言づけ、具体的な措置も伝えさせる。奥州にいた時に命じておいたことも忠実にこなして、期待に応える働きをする清重に、頼朝は大いに感心する。清重の母の病気についても触れて、それほど深刻なものではないので帰国する必要はなく、引き続き奥州に留まって国中を警固せよと命じる。奥州における差配は清重に任せておけば安心である、と頼朝は多大なる信頼を寄せていた。
 清重は、頼朝が挙兵した時から従っている忠義に厚い武者である。挙兵後に安房に渡っていた頼朝が、江戸や河越(両氏とも当初は頼朝に敵対していた)などのために身動きが取れないであろうからということで、葛西を本拠とする清重に対して「参陣するにあたっては海路を利用するように」と、気遣う発言をしたことが『吾妻鏡』には伝わる。葛西清重。今後ますます活躍する。
【写真】葛西清重の居館があった地と伝わる西光寺(葛飾区四つ木)にある東京都指定文化財「葛西清重墓」  写真提供=葛飾区郷土と天文の博物館
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1120 はたらくひと 諏訪いづみさん ポーラ ザ ビューティ 平塚宝町店 ショップマネージャー/エステティシャン
うれしい・楽しい・美しいを応援しつづけたい、毎日そんな気持ちで一杯です♪ 女性と接する機会の多い私は、今まで沢山の美しい笑顔と出会い確信した事が一つあります!  それは全ての女性が幸せだったらもっと明るく、優しい世界になるという事! 当店が頑張る女性の一番のオアシスであり続けたいと切に願っております。

DATA
平塚市宝町5-24 大貫ビル2F
tel 0463-79-5034

1120 2面ソフトテニス
 今月開かれた小学生ソフトテニスの県大会で、平塚市と大磯町、二宮町などの小学生ペア男女6組が優秀な成績をあげ全国大会への出場を決めた。関係者は「この地域から全国にこれだけの数のペアが出るのは今までにない快挙では」と喜んでいる。
 厚木市と秦野市で開催された県の予選では、5年生の部で、女子の小宮花音さん(城島小)・吉田梨咲さん(金目小)が優勝した。男子は鈴木郁哉君・藤田颯汰君(いずれも城島小)が準優勝し、芹澤拓実君(大磯小)・原田興介君(二宮小)が4位に入った。4年生以下の部では、女子の平川さくらさん・吉田若菜さん(いずれも金目小3年)が3位、原田虹海さん(二宮小3年)・五味陽日さん(小田原・千代小3年)が4位、男子の冨永智輝君(なでしこ小4年)・足立悠太君(港小4年)が3位に入った。
 この6組のペアは、来年3月29日から千葉県白子町で開催される全国大会に県代表として出場する予定で、練習で日焼けした子どもたちは「神奈川県代表として、全国大会で1つでも多く勝ちたい」と活躍を誓っていた。

1120 2面大磯・日高
 大磯町は今月8日、歴史的にゆかりがある埼玉県日高市と、大地震や洪水などの大規模災害の際に備えて「災害時相互応援協定」を締結した。
 日高市周辺は古代、朝鮮半島にあった国「高句麗」から渡ってきた高麗人を集め、716年に「高麗郡」が設置された所。その郡の長官に任命された高麗王若光の渡来した地が大磯との伝承があり、また町内には高麗の地名や高麗山、高麗神社(高来神社)などがあることから、歴史的な関わりが深いとされている。
 日高市とは、高麗郡設置から来年で「1300年」を迎えることを機に、同市からの専用列車が運行したり中﨑久雄町長が谷ヶ﨑照雄市長と懇談したりと今年から交流が盛んに行われていた。その中で災害時協定の話も浮かんできたという。大磯町では「埼玉県内の自治体との協定は初めてで、災害時には物資提供や職員派遣の他、被災者受け入れも検討していきたい」と話している。
【写真】(左から)谷ヶ﨑市長、中﨑町長

1120 2面 マイナンバー差し替え
 「マイナンバー」の通知カードの発送が、今月から順次開始されている。
 平塚市によれば、市内では今月から発送が始まったとのことで、中旬をめどに全世帯へ配達される予定。不在の場合、カードは7日間郵便局で保管されるが、それを過ぎた後は市役所で保管される。市では、市役所での保管件数が多くなると、窓口でのカードの受け渡しに時間がかかるため、対象者に今月下旬から順次案内はがきを発送。届いた人からカードを受け取りに来てもらうという。
 大磯町では、14日郵便局に通知カードが届いたため、今週中には配達が開始される見込みとのこと。当初は今月末までに全世帯に配達される予定だったが、来月初旬頃までずれこむ見通しだという。二宮町でも同じく14日郵便局にカードが届いているとのこと。マイナンバーに関する問い合わせは以下の電話番号へ。
◇平塚市マイナンバーコールセンター☎0570-020-678◇大磯町(町民課)☎61-4100◇二宮町(町民課)☎71-3311

 日本の子どもの相対的貧困率は、厚生労働省による2012年の調査で16.3%と過去最悪に。平塚市中央公民館では、社会的な問題となっている「子どもの貧困」をテーマに、福祉や教育の現場で関わってきた講師と学ぶ「市民大学講座」を来月10日から開催する。
 講座は全7回を予定。第1回から3回は平塚市職員が貧困家庭の実情、家庭に対する地域や行政の関わり方について話す。第4・5回は、藤沢市で生活困窮世帯の小学生から高校生に対して学習支援活動を行うNPO法人「ライフサポート・きずな」のスタッフが、その活動を紹介。第6回は中学校教諭、第7回には元児童相談所職員で平塚市担当の経験もあり、著書で子どもの貧困について問題提起をしてきた千葉明徳短期大学教授の山野良一さんが登壇する。また参加者によるグループ討論で意見を交換する回もある。
 同館では「子どもの貧困は以前よりも見えにくくなっている。幅広い世代に参加してもらい、現状を知ってほしい」と話している。応募締切は今月25日(必着)で、希望回のみの受講も可能。詳細は同館☎34-2111まで。

1120 2面 花水小講演
 小学校を卒業して中学校に上がる前に、卒業生の先輩から話を聞く「巣立ち講演会」が平塚市立花水小学校(目黒博子校長)で13日、6年生185人を対象に行われた。この講演会は同校PTAにより昨年から企画され、始められたもので、今年で2回目。
 今回講師に招かれた卒業生は、少年時代より野球を続けている志村 亮さん。高校時代は桐蔭学園高校のエースとして甲子園で活躍し、慶應義塾大学に進学後は六大学リーグで53イニング連続無失点の記録を樹立、日米大学野球の代表にも選ばれた。成績が評価され、多くのプロ球団からの話もありドラフト1位指名は確実視されていたもののプロ入りは拒否。三井不動産に入社後はクラブチームの選手として、また少年野球指導者として今も野球に携わる。
 同氏は卒業を控えた6年生に向け、「中学生になることとは、人に見られていることを意識すること」と話し、「自分を磨き、自分を高め、存在感のあるカッコイイ自分を目指してほしい」と熱く語った。

1120 1面写真
 来月6日の今年の大会で第10回目を迎える「湘南国際マラソン」。節目となる記念大会を前に、大会実行委員長の河野太郎氏とゲストサポーターの徳光和夫氏、大会事務局長の坂本雄次氏が座談会を行った。大会の「これまでの10年」と「次なる10年へ」。今週は、その座談会の一部を紹介する。聞き手は今大会ステージ司会者の岩澤昌美氏。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、座談会の一部を動画で紹介します。今回の番組は11/23(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
これまでの10年
徳光 大会を始めようというきっかけは何だったんでしょうか。
坂本 私は茅ヶ崎の生まれでして、小学5年生まで茅ヶ崎にいました。職場も大船~鎌倉近辺でしたので、湘南海岸付近が常に身近でした。そんな美しい海岸線を市民ランナーに走ってもらいたいとの強い願望があったんです。そんな時、行きつけの床屋の親父さんから神奈川陸上競技協会委員の河野さんを紹介してもらい、その後も偶然3回バッタリお会いして。
徳光 これは何かの縁だと。
坂本 この人にお願いするしかないと。実はそういうことなんです。
河野 当時、県内にはフルマラソンの大会が無かったんですね。県陸協でも「フルマラソンやろうよ」との声もあり、随分手伝って頂いて、おかげさまで10回目まで来ることができました。
──過去9回で、大会当日に雨に降られたのは1回だけなんですね。
河野 11月3日は晴れの特異日なんですよね。
誰もが楽しめる大会へ
──第2回には台風の影響もありましたが、比較的天候には恵まれてきました。そして参加者の数、参加者の層もぐんぐん広まり、種目も増えました。
坂本 第1回目は「フルマラソン」と「10km」のみでしたが、その後、第4回大会から「ビーチサイドウォーク」、第5回から「ハーフマラソン」、第8回から「ファミリーラン」と増やしていきました。
徳光 今や「会場に来れば誰もが楽しめる大会」になっていますね。
──第10回大会では色々な企画があがっています。まずは「大会シンボルを発掘! 湘南ジェーンを探せ」ですが、その狙いは。
河野 近年増えた女性ランナーの方に、湘南ランナーの代名詞になって頂きたいというのが狙いです。
坂本 大会は準備段階だけでも開催発表や募集など多くの事前イベントがあります。ジェーンの方には10回大会はもちろん向こう1年、「親善大使」的な役割を担ってもらいます。
──また今回は、大会オフィシャルソングの公募も企画されました。
坂本 湘南らしいイメージを感じさせるような楽曲を、マラソンや湘南が好きな人から募集するという発想です。
河野 大会ではランナーの皆さんに西湘バイパスを走りながら聴いて頂いて。
徳光 大会が産声を上げた時にはこんなにもなるとは思いませんでした。関わる色々な人たちの自由な発想から、種目も企画も広がっています。「湘南」という開放感のある土地柄が色々な企画を誕生させるのでしょうね。
次なる10年へ
──昨年から実行委員会の主催で、全国のマラソン事務局、ランナー、ボランティア、メディア、関連機関が集まり情報交換や意見交換を行う「市民マラソンサミット」が開催されています。
坂本 全国のマラソン大会の現場に関わる方々と共に、運営予算、体制、救護、ホスピタリティなどテーマを掘り下げて議論しています。出てきた方向性は、アメーバ的に広がり、啓蒙されていきます。
──また、次なる10年の展望として「海外マラソンとの提携」が挙げられているんですよね。
坂本 「湘南国際マラソン」の名に即し、国際交流を今以上に増やしたいと、現在、オーストラリアのゴールドコーストマラソン事務局とお話をしている所です。
河野 今や海外からの観光客が2000万人弱と言われていますから、湘南でマラソンを走って、日本を観光して帰る、という参加形態が海外ランナーに根付いていけば、と思っています。
──では徳光さん、10回大会を目前にしたランナーの皆様へ。
徳光 私自身も70歳で24時間マラソンに挑戦した経験から言いますと、走るために、日常から健康に気をつける、走ることで体力だけでなく、心に栄養がつきます。ぜひ走ることに挑戦してください。また、風光明媚な湘南は日本一。キャッチコピー風に言うと、「唇にはサザンを、眼には江の島と富士山を、君は今湘南の風になる」という感じですね。
──坂本さん、大会を支える約3000人のボランティアの皆様へ。
坂本 大会には、本当にボランティアの皆様の力が大きいんです。3000人の皆様が1人あたり10人の参加ランナーに笑顔で接して頂き、そのランナー10人が笑顔で返せば、3万個の笑顔が交差します。まさに1人ひとりの笑顔が大会を作ります。ぜひ1人10人にステキな笑顔を見せてください。宜しくお願いします。
──河野さん、スポンサーの皆さんや湘南地域の皆様へ。
河野 大会はスポンサー企業の皆さまのご支援がなければ叶わなかったと思います。大会のブランド構築も企画も資源分別活動も、改めて御礼申し上げます。地域の皆さんには「年に1日、車が通らなくて空気がきれいになって良い」と言いながら沿道で応援頂く方も多くいらっしゃいます。皆様に楽しんで頂けるマラソンにしていかねば、と思っています。どうぞご支援宜しくお願い致します。
──今日は有り難うございました。
えとき:
【写真提供=湘南国際マラソン実行委員会】

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日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
『コードネームU.N.C.L.E.』(2015年/アメリカ)
監督・脚本:ガイ・リッチー 脚本:ライオネル・ウィグラム
出演:ヘンリー・カビル/アーミー・ハマー/アリシア・ビキャンデル 他
11月14日より、シネプレックス平塚他全国ロードショー。
「忍びなれども忍ばない」は、最近、わが子と夢中になって観ている「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の決め台詞。スパイも本来は忍ぶ存在なのに、どうしたわけか今年の映画界では、派手に目立ちまくっている。『SPY』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』『キングスマン』『007/スペクター』(12月公開)と、本作である。『シャーロック・ホームズ』を時代背景もそのままに、アップグレードしてみせたガイ・リッチー監督らしく、本作も60年代の人気ドラマ「0011ナポレオン・ソロ」を当時の時代感満載で蘇らせている。米ソ冷戦下、両国のスパイがタッグを組んで世界的危機を救う。開巻早々、まずは両者互角の死闘を見せておいて、本来は敵同士の二人が協力しなければならない状況を際立たせてみせる。しかも、ある重要機密を敵の手から奪取した後には、その機密をどちらが取得するかで再び対決の気運が高まっていく。昨日の友は今日の敵。新たなシリーズ化の予感に、まだまだスパイは忍ばないようだ。 1113 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

1113 2面 火坂
 NHK大河ドラマの原作となった『天地人』で知られ、今年2月、急性すい炎のため58歳で他界した小説家の火坂雅志さん(本名=中川雅志)の納骨法要が7日、平塚市豊田打間木の慈眼寺で行われた。
 上杉謙信の家臣・直江兼続を主人公とする同作品をはじめ、豊臣秀吉の側近の医師『全宗』や、織田信長の教育係であり後に参謀となった僧の『沢彦』など、あまりメジャーではなかった戦国時代の人物に光を当てた同氏。新潟市出身ではあったが、平塚市内の村井弦斎旧居跡近辺に在住し、弦斎の小説『食道楽』から発想した『美食探偵』も著している。さらに、平成16年に弦斎の墓が市内の慈眼寺に移されたことから、毎年7月に「弦斎忌」が行われるようになったが、この実行委員会の会長も第1回目から続けていた。こういった縁から、同じ慈眼寺に納骨されたという。
 妻・洋子さんは「我々には子どもがいませんので、皆さんにお参りに来て頂ければ寂しくないということもあり、生前、火坂とは『もしもの時は慈眼寺さんも良いね』と話していたこともありました」と墓所選定の理由を話していた。
 なお墓石には「天の恵 地の利 人の心」との文字が記された。参拝は自由。同寺の場所は、豊田打間木419。火坂さんのお墓は入って左、弦斎の2つ隣に建てられている。

1113 2面 荒井だるま1
 伝統の「相州だるま」を作りつつも毎年新年の干支にちなんだだるまを創り続けている荒井だるま屋(平塚市東八幡)で、今年も恒例の「干支だるま」制作が始まった。
 ちょうど12年前の「申」から制作が始まり、昨年発表の「未」で1周を迎えた干支だるま。2周目に突入となる今回の申のモチーフは「孫悟空」。前回の申と比べると、目が大きくなり耳が付き、頭には金色の「緊箍児」がデザインされ、華やかなものに。
 干支だるまの生みの親である同店4代目・荒井星冠さん(60、写真中央)は「だるまには『何度倒されても起き上がる』という縁起の良さがあります。また、今回は申ですので『難がサル、そして幸せがやってくるように』と願いを込めつつ孫悟空のパワーももらえるようにと、1つずつ手作りしています」と話す。干支が1周したことに関しては「あっという間の12年でした」と感慨深げ。「12年前とは時代が変わり、外国人も多くなりましたね。今回は孫悟空だから中国の人にも受け入れてもらえるかな」と笑顔を見せながら、12年前はまだ10代だった長男の瑠門さん(30、写真左)と次男の世藍さん(28、写真右)と一緒に、だるま作りに精を出していた。
 干支だるまは1体2,500円。繁忙期は店舗が不定休となるため来店前には問い合わせを。◇同店(東八幡4-11-22)☎21-6096
【写真】12年前の最初の干支だるま(左)と今回の申だるま

1113 2面土屋ローズヒル
 市が委託し民間事業者が運営する高齢者介護、医療に関する相談窓口「平塚市高齢者よろず相談センターひらつかにし」(平塚市土屋、つちや社会福祉会運営)の出先窓口「金目サテライト」(同市北金目)の開所式が5日、行われた。
 これまで金目地区の相談については土屋のセンターが担当していたが、遠く利用しづらいとの声が出ていたため、今回市内で初となるサテライトが同地区に設置された。
 このサテライトは、月曜~木曜の10時から16時まで。センターと同様に介護保険や生活支援・通院介助といった市独自の在宅高齢者向けのサービスの申請、介護や認知症に関する相談を受け付ける。また地域の人にも利用を呼び掛けていくという。
 平塚市では、現在8カ所にある高齢者よろず相談センターを、平成29年4月までに13カ所に増やす予定で、高齢者の相談体制を充実させたいとしている。

1113 2面 カンボジア
 アンコールワットなどの遺跡群があるカンボジア・シェムリアップ州の副知事ら州政府関係者5人が4日、視察のために平塚市を訪れた。これは、神奈川県と経済交流に関する覚書の締結に訪れていた訪問団の活動の一環で、当日は市役所のほか公共バス管理運行の視察として、市内に本社を置く神奈川中央交通株式会社などを訪れた。
 特に平塚では、県内でも大きな在日カンボジア人のコミュニティや、七夕を通じた友好を促進する「平塚カンボジア友好会」(事務局:野崎審也氏)などもあり、民間レベルでの交流が盛んである。最近では、将来的に想定される介護従事者の人員不足を鑑み、外国人スタッフの活用を検討している受入管理団体「ASJ」(平塚市黒部丘・小林信親代表)がカンボジアの送り出し機関と協定を結んでいる。来年度には、市内の介護施設で実習生が働く予定とのことだ。
【写真】カンボジアの機関と締結した協定書を掲げる小林代表(左から2人目)ら

1113 1面写真1
 平塚八幡宮の参道、大門通りで毎年11月末に行われる「大門市」。4年前から始まり、地元産の野菜や花、軽食、和洋スイーツなど約50店舗が出店するこのイベントの中でも、尺八や琴など日本古来の楽器が共演するステージ「大門和奏」が好評だという。それをプロデュースし、自身も尺八を演奏する平塚市在住の若者がいる。大山貴善さん(本名・大山潤一、30)。伝統的な音楽と新しいものを融合させて平塚を盛り上げたいという大山さんの想いを聞いた。
 
 尺八との出会いは生まれる前から。元々父親が趣味でやっており母親のお腹にいる時から聴いていたが、子どもの頃はメロディーもリズムもない尺八の音を好きになれなかったという。
 しかし20歳になった時、新しい世界を見たいと思うようになり、それまで心に引っかかっていた尺八をやってみようと父に弟子入りした。始めてみると、尺八は1本1本個性があり、尺八ごとに、また天候によって吹き方を変えないとうまく吹けない「人間くさい」楽器であると分かって、その面白さに気が付いた。そして1つの音が生まれて虚空に消えていくまで、音色の変化をどう奏でるかといった尺八ならではの「一音の魅力」に取りつかれたという。
古典からコラボまで幅広く
 それから大学卒業後も日雇いの仕事をしながら尺八の修行を続けて10年。古来、尺八を演奏して諸国を行脚していた虚無僧の曲や、琴・三味線と共に演奏する古典音楽を活動の軸にすえ、出雲大社等の式年遷宮で奉納演奏も行った。最近は海外へも活躍の場を広げ、ドイツや韓国でも演奏を披露した。 一方で、尺八をより多くの人に知ってもらうため、ポップスやロック、各国の民族音楽など幅広い分野のアーティストとの演奏活動も積極的に行っている。中でも琴や横笛、鼓の奏者と結成した和楽器ロックバンド「AKARA」では迫力ある演奏を聴かせ、各地でライブを行いCDも発売した。
 都内での活動も多い大山さんだが、現在も平塚在住。その理由を尋ねると「海、山、川があり穏やかな平塚の空気を吸って吹くと、いい音色が出る」と語る。そして「湘南には昔ながらのものを残しつつ新しいものを取り入れる風土がある。自分も古いものを大事にしながら新しいことに挑戦していくのが湘南の尺八吹きとしての個性だと思う」と自分のバックグラウンドを大切にしている。
大門市との出会い 
 そんな大山さんが大門市と大きく関わるようになったのは2年前。市を開催する「大門会」のメンバーと知り合ったのがきっかけだった。市の会場が平塚八幡宮の参道として歴史があることから、大山さんは大門通りに和の調べを響かせたいと考え、琴や三味線など和楽器を演奏するイベント「大門和奏」を始めることにした。伝統と現代の融合というテーマのもと、古典的な音楽と共に新しい活動にも取り組んでいる琴や三味線の演奏家を集めたところ、来場者に好評だったという。
 その声に応えて3回目を迎える今年は、大山さんの尺八と津軽三味線「寂空-Jack-」さん、琴の谷富愛美さん、篠笛の紅桜ゆとさんに加えてギタリストKazuさんが参加する。ちなみに寂空さんとKazuさんも共に平塚出身だ。大山さんは「常に新しいものを吸収しており、ステージではそれを出し惜しみせず全力投球で演奏できたら」と語っている。
 大門市で混じり合う和洋の音色。昔の日本に思いを馳せつつも、時代が変わっていく中、新たな音楽を創っていきたいという若き奏者たちの迫力あるステージは、きっと見応えがあるに違いない。
◇第5回大門市=11/29(日)11時〜15時(ステージは開催中に6〜7回を予定)。問い合わせは東曜印房☎︎21-0181
【写真TOP】大山貴善さん
【写真下左から】「寂空-Jack-」さん/谷富愛美さん/紅桜ゆとさん/Kazuさん

1106 2面ラッキーソフト
 生活支援ロボットの実用化・普及を目指して県が取り組む「さがみロボット産業特区」の実証実験支援事業に選ばれた、平塚市内のシステム開発会社「ラッキーソフト」(平塚市宝町、三田村勉代表取締役)。現在市内の通所介護施設では、同社による高齢者の運動促進を目的とするシステムの実証実験が行われている。
 このシステムは、体の動きや音声を認識する機器を利用し、ゲームを行いながら高齢者に楽しく効果的に身体機能を高めてほしいと開発されたもの。実験を行っている「フィジオルーム見附町」では、利用者の男性が病気で動きにくくなった手を大きく伸ばしてゲームに取り組み「画面を見ていると意識せず体が動かせる」と話していた。
 この施設では高齢者15人が同システムを週2回利用して、データ収集に協力するという。三田村代表は「現場の声を聞いてさらに改善していきたい」と話している。
【写真】ゲームに取り組む利用者

1106 2面 振り込め表象
 振り込め詐欺被害を未然に防止したとして、平塚警察署(石井 孝署長)は先月29日、平塚信用金庫追分支店とみずほ銀行平塚支店の2団体を表彰した。
 平塚信用金庫の事例は先月2日のこと。180万円を引き出しに来店した70代女性に対し、窓口係の古賀友美さんが積極的に声掛けを行い、未然防止に成功した。また、みずほ銀行の事例は先月5日。200万円を引き出そうとした70代男性に対し、お客様サービス課管理主任の横井直子さんが積極的に聞き取りを行い、防いだ。
 同署によれば、市内における1~9月の既遂の振り込め詐欺被害は13件で、昨年比では21件の減。被害額は約4,390万円で、昨年比は約6,520万円の減とのこと。
【写真】(左から)石井署長、横井さん、古賀さん、ボウハンジャーのピンク

1106 2面 ボクシング諏訪君
 平塚市立金旭中学校出身で、今年7月にボクシングのプロテストに合格した市内在住の諏訪 佑さん(18)が、デビュー戦となる先月27日のプロボクシングイベント「DANGAN 143」フェザー級4回戦、C級トーナメントVol.2準決勝で勝利し、見事「白星デビュー」を果たした。
 結果は1ラウンドTKO。試合開始後間もない1分56秒、レフェリーストップで決着がついた。諏訪選手曰く「自分の力を出し切る前に終わっちゃったような感覚でした」。決勝戦となる次回は、来年の1月頃に開催される予定。「次も勝つのはもちろんですが、見ていて楽しめる試合をしたい。応援よろしくお願いします」と話している。
 試合や体験などの問い合わせは、諏訪選手所属のボクシングジム「TEAM 10 COUNT」(平塚市宝町)☎︎20-5350へ。
【写真】相手を下し、拳を掲げる諏訪選手(写真提供=ボクシングモバイル)

1106 2面 水滴写真集
 生涯にわたり写真を愛し、晩年は水滴に映る一瞬の世界を撮り続けた写真家の故・笹尾佳夫さん(本紙2015年5月22日号で紹介)の写真集『しずくの世界』が完成した。
 同書は、昨年より癌を患い闘病していた笹尾さんのためにと、30年来の友人・出縄高昭さんが協力し出版したもの。本紙の記事をきっかけに多くの人から「作品を見たい」との問い合わせがあり書籍化を企画したという。ただ残念ながら、笹尾さんは同書が完成した日に息を引き取ったとのこと。
 編集・発行を手がけた出縄さんは「子どもたちの豊かな感性を育む本となってほしい。また、病にある人はこれを癒しとしてほしい」と願っている。価格は3,519円(税抜)。「市内の書店に置いてもらえたら嬉しいですが未定です。売上金は癌の基金に寄付したい」と話していた。写真集の問い合わせは、出縄さん☎︎33-3121へ。
【写真】写真集を持つ出縄さん

1106 2面スタンドパイプ
 大規模な地震の際、各地で同時に火災が発生したり建物の倒壊で道路が通行不能となったりして消防署や消防団による対応が困難な場合に備え、大磯町は先月、住民が利用できる消火用器具「スタンドパイプ」を町内各地区に配付した。
 スタンドパイプは、道路上の消火栓に差し込んでホースを繋ぎ消火を行う器具。ホースの直径は40ミリで、従来から一部地域に配置されているホースよりも細く扱いやすいため、消火能力は落ちるものの女性や高齢者など体力の弱い人でも使えるというメリットがある。
 町では28日、職員が運動公園で町内24地区の区長らに対して配付を始めた。受け取った人は「地震の際各地で火事が発生したら地域で対応する必要がある」と話していた。
 また火災の予防がより重要なことから、町では避難の際にブレーカーを落とすことや家庭用消火器の準備も呼びかけている。
 なお県が今年3月に発表した地震被害想定調査報告書によれば、大磯町では最大10カ所で出火し550棟が焼失すると想定されている。

1106 1面大磯サンデー1
 町内にギャラリーが点在する大磯町。毎月、多くの人を集めるイベント「大磯市」では、その特徴を生かし、町を訪れる人をより増やそうと今月から、新企画「大磯サンデーアートウォーク」を本格的にスタートする。町内のギャラリーやカフェでは開催日(今月は15日)に合わせ、展示やワークショップなどを実施し、魅力あるスポット作りを目指す。
 「大磯市」とは毎月第3日曜日に大磯港で開かれる朝市のこと。5年前に始まり、現在は約180店が出店、実行委によると毎月町内外から平均5,000人ほどが訪れるほどに成長したという。ただ、元々は町全体を「市」にして訪れる人を増やそうと始まったイベントだったが、現状は、多くの人が車で訪れ市を見るだけで帰ってしまい、町中の賑わいにはあまり繋がっていないという。そこで実行委では、町中にも見て回れるスポットがあれば、人の流れを呼び込めるのではないかと考えた。
大磯市との連携を呼びかけ
 考えたのは、町内に点在するギャラリーを線で結ぶこと。実行委では「大磯サンデーアートウォーク」の事務局を立ち上げ、市に合わせて展示などを行ってもらうようギャラリーやカフェなどに呼びかけた。今年9月から試験的に始め、10月には8カ所で絵画やうつわの展示、ワークショップなどを行った。そして本格的スタートとなる今月は、参加するギャラリーの数がさらに増える予定だ。
 またHPを設けて参加ギャラリーの情報をまとめ、当日の展示やイベントを、一度に見られるようにした。さらにカフェ・レストランを含めた参加会場を一覧できる地図も作成。事務局では「これを見た人に、『市の近くにギャラリーがあるから歩いて行ってみよう』とか、離れた場所でも『車で帰る途中に寄ってみよう』と思ってもらえたら、町中にも人が増えるのでは」と見込んでいる。
手応え
 先月参加した「ギャラリーさざれ石」(同町大磯)では、今月も絵画展と年に1度のバザーを開催予定。運営する上村たか子さんは「町中で何かやっていれば、新しいお客様も寄ってくださるのでは。このイベントをみんなで楽しめたら良いですね」と話していた。
 また「大磯アートハウス」(同町東小磯)では、来場者が選んだ本を朗読家が読む「朗読のワークショップ」を開催すると共に、抽象画の展示も。同ギャラリーの朝比奈賢さんは「同ウォークのHPを見て訪れてくれた人もいる。こうしたイベントを通して、アートを身近に感じる機会が増えるのではないか」と期待している。
さらなる賑わい創出となるか
 事務局では今後、参加会場・店舗を30カ所程度まで増やしたいと考えている。同時に、これまで町内のギャラリーをまとめた地図が無かったことから、今回作成したHP上の地図を元にした印刷物も検討している。それをJR大磯駅前など町内で配付することで、インターネットが使えない人たちにも知ってもらいたいとしている。
 港での市の後は、秋も深まって色づく樹々を眺めながらギャラリーを巡りアートを楽しむ。そんな休日の過ごし方を提案する「大磯サンデーアートウォーク」。「大磯市」と町内のギャラリーやカフェが線で繋がることで、この先、何が描かれるだろうか。詳細はHP(http://sundayartwalk.oisonewspaper.com/)で。

1106 2面 土沢中
 平塚市立土沢中学校(深谷昇平校長、生徒数127人)では先月28日、同校の文化祭における毎年恒例の「探求発表会」が実施された。これは、2・3年生が4月からの「総合的な学習の時間」の中で進めた学びの成果を披露するもの。テーマは今年も「地域活性化」。各グループはプレゼンテーションソフトを巧みに使い、「スクールバスを通そう」「アスレチック発電施設の建設」「七大パワースポット」など、様々な「土沢地域活性案」を紹介した。

1106 2面 金目検定
 平塚市金目地域にある自然や産業、歴史など地域の宝に対する理解を深め、広く関心を持ってもらおうとする「金目ふるさと検定」が今月から始まった。実施主体は、調査研究などを行っている「エコミュージアム金目まるごと博物館」。検定は、同名の冊子を購入して学び、付属の解答用紙を金目検定委員会(金目公民館内)に提出して8割以上正解すると認定証が発行されるというもの。難易度は3級(初級)~1級(上級)の3段階。1セット200円。同館で購入可。問い合わせは同館☎︎58-0101へ。

1030 源平
 厨河(くりやがわ)での7日間の逗留を経て、頼朝は平泉に向かった。平泉では、御家人達の勲功に応じて論功行賞が行われた。東海道軍を率いた千葉常胤が、まず恩賞に預かる。畠山重忠も領地を下賜されるが、狭小の地であった。重忠は、「自分は先陣を仰せつかっていたが、何人かに抜け駆けされた。先駆けを知っていながら見逃したのは、他の人々も恩賞に浴することのできるようにとの考えからであった」と語ったという。その言葉の通り、先陣をきった者達には広大な所領が与えられた。なかでもこの度の合戦で大きな功績を挙げたのは、葛西清重である。陸奥国の御家人の統括などを任され、何かあれば清重を通して幕府に伝えるようにということになった。さらに清重は、平泉郡内の検非違所(治安維持などの警察業務に携わる機関)も管轄する。
 葛西清重に後のことを託した頼朝は、帰途につく。1189(文治5)年10月19日には、下野国の宇都宮社に到着。ここは、奥州合戦に進軍する途次、戦勝祈願をした社である(第2部57回)。その際に、「奥州を征討した暁には、捕虜の一人を神職として捧げます」と約束していた。だからこの度、願いを聞き入れて見事に勝利をもたらしてくれたその御礼として、頼朝は荘園を寄進した。さらに、厨河で投降してきた、奥州藤原氏の一族である樋爪俊衡の親族の者を宇都宮社の職掌として奉った。
 鎌倉に凱旋した頼朝は、京へ報告のための使者を出す。11月には、奥州の地から遣わした使者が鎌倉に帰着した。後白河院からお褒めの言葉を賜る。また捕虜の処遇や恩賞の件に関しても言及されていた。頼朝は非常に喜んだ。ただ、恩賞に関しては辞退するつもりだった。勲功のあった御家人の名も報告せよとのことであったが、それはできかねると判断した。確かに御家人達にとっては名誉なことではあるが、恩賞は受けないとしながら彼らの名を挙げるというのも矛盾するし、もしその名が記録されて永く伝えられた場合、その記載に漏れた者の子孫が自分の先祖は軍功をたてなかったと恨みに思う恐れがあるからだ。さて、恩賞を辞退した頼朝。とはいえ、何としても手に入れたいものがあった──それは「奥州の支配権」。これに関しては、積極的に要請していく所存である。
【写真】
奥州藤原氏の一族、樋爪俊衡とその弟・季衡の墓と伝わる石塔。栃木県宇都宮市内の三峰山神社に祀られている
写真提供=宇都宮市教育委員会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1030 オーレ
 前節アウェー東京戦で念願の「J1残留」を手にした湘南。ある意味、凱旋試合となったホーム最終戦の相手は、目下優勝争いに参戦中の2位鹿島。方や優勝争い蚊帳の外の9位湘南は、どんな戦いを見せるのか。
 だがそんな順位の差など、全く感じさせない戦いぶりだった。「いきなり」という開始早々5分、敵陣で軽快かつ巧妙なパス回し。最終的には菊地がゴールで先制点。そして32分には古林も決め、気がつけば2-0で前半は終了した。後半は追われる立場の湘南。そのまま終われるのか。だが優勝を目指す鹿島の猛攻に次ぐ猛攻。なんとか後半45分は過ぎたがその手は止まず、遂には得点を許してしまう。ほんのあと少しの所で、勝利で終われるのか、追いつかれるのかー。これはスタジアムにいる全員が手に汗を握らざるを得ない状況である。そして鹿島による最後の攻撃をやり過ごした所で試合は終了。ホーム最終戦を勝利で終えた。湘南は今シーズンも最後の最後まで、ハラハラドキドキを提供する「楽しませるサッカー」、そして「満足させて終われるサッカー」だった。

【写真】鹿島戦で選手に指示を出す曺監督
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1030 2面 済生会
 社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院(平塚市立野町)は、現在「(仮称)ららぽーと平塚」などの開発が進められている平塚市天沼地区の開発区域内「医療・福祉地区」に移転新築することを先月、決定した。完成は平成29年春を目指す。
 「築33年の経過による建物の老朽化」「施設が狭く、医療機器の導入に苦慮」「敷地が狭く、診療を継続しながらの現地建て替えが困難」「駐車場不足」といった理由などから、同院ではこの10年、移転新築を模索していたという。新たな病院では、これらを解消すると同時に「市域西側に偏在していた急性期病院を分散することで通院環境改善に貢献」「市内に不足している回復期医療の環境整備」を実現する。なお病床数は176床(現在より62床増)となる。
 移転計画の詳細については今後、同院のHPでアップされていく予定となっている。
【写真】新病院のイメージ図

1030 2面まこもたけ
 大磯町で栽培されている野菜「マコモタケ」が今月、町内の2つの小学校で初めて給食の食材として登場した。この野菜は、太くなった茎の部分を皮を剥いて食べるイネ科の植物で、去年から同町内で栽培されているもの。 
 町立大磯小学校(池田伊三郎校長)では22日の給食で、タケノコの代わりに五目スープの具材として使われた。6年生のクラスでは「食感がシャキシャキしている」「あまり味がしない」といった感想が聞かれた。また「もう少し煮込んで食べたい」「スープ以外の食べ物にも合わせてみたい」といった声も上がった。
 また同校では、調理前のマコモタケが昇降口に展示され、同時に栄養教諭が昼休みにクラスを回って実物を見せながら子どもたちに紹介した。なお次回はマコモタケを炒め物に使うことを検討しているという。

1030 2面 ぷちおおいそ1
 公益社団法人平塚青年会議所(城田孝子理事長)が各地域で主催している子ども向け職業体験事業の大磯版「ぷちおおいそ」が25日、町立大磯小学校を会場に開催された。これまで同会議所は、平塚市内全域を対象とした「ぷちひらつか」や地域版としてなでしこ地区を対象とした「ぷちなでしこ」を開催してきたが、大磯版は初。
 今回は大磯版ということで、井上蒲鉾店や真壁豆腐店、新杵をはじめとする地元商店・企業30店が協力。子どもたちは、職安で仕事をもらっては働き、給料を受け取っては消費するなどして、それぞれお金の大切さを学んでいた。今回の事業を担当した柳田浩太さんは「お金の大切さを学んでほしいという点もあるが、大磯にはこんなに良いお店が沢山あるということを知り、大磯の魅力を知ってほしい」と話していた。
【写真】仕事を探すのも、紹介するのも子どもたち

1030 2面 ざる菊
 平塚市出縄の中野善夫さん(71)が手入れする畑で、色とりどりのざる菊が見頃を迎えている。この場所でざる菊を一面に咲かせるのは、今年が初めてとのこと。
 白、黄、ピンク、オレンジ……と色鮮やかに咲くその数は約550株。これらは中野さんが個人で育て、植えたもの。以前は、この畑でヒマワリやホウキグサを植えていたとのことだが、今年はざる菊に初挑戦。「こんなにきれいに咲くとは思わなかった」と自身でも驚くほど見事に咲いた。「色を揃えて植えることが大変だった」という中野さん。「体力が続く限り、毎年続けていきたい」と話していた。見頃は11月初旬まで。畑の場所は、出縄291付近。

1030 2面 民謡
 平塚市在住の西畑文雄(82)さんが、今月15日~18日にかけて開催された「平成27年度 民謡民舞全国大会」の高年三部で優勝し、見事日本一に輝いた。歌唱曲は『正調能登舟漕ぎ唄』。
 これまでにも様々な大会で内閣総理大臣賞をはじめ数々の賞を手にしてきたが、国内1、2の規模を誇る同大会での優勝は悲願の栄誉。ちなみに、出場するには前年の地区大会で優勝する必要があるため毎年とはいかなかったが、前々回(平成18年)は3位、前回(平成24年)は準優勝だった。
 普段は平塚民謡連合会所属の「参文会」会主として、お弟子さんの指導にあたる西畑さん。「本音を言えばこの先も、同大会で各部門優勝者の中から1人選ばれる総理大臣賞を狙いたいが、もう歳だから無理かな」。だが「死ぬまで唄い続ける」。まずは現在開催中である「平塚市文化祭」の舞台発表(11/1・中央公民館)でその腕を披露する。

1030 2面 朝弁慶
 九州場所から新十両として土俵に上がる平塚市出身の朝弁慶が21日、落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 新たな土俵での勝負については「自分の相撲を取っていく」と意気込み、「戦っていける感触は感じている」とも語っていた。また同時に、化粧まわしのデザインも披露。テーマは「平塚海岸から望む富士山」。九州場所の初日となる11月8日の土俵入りから見ることができる。
【写真下】化粧まわしのデザイン
1030 2面 朝弁慶2

1030 2面 久光
 抗がん剤治療を続けながらもピッチに立つ、湘南ベルマーレフットサルクラブ所属の久光重貴選手が20日、神奈川社会福祉専門学校(平塚市立野町)で講演した。これは同校を運営する学校法人鶴嶺学園の創立30周年を記念して行われたもの。
 講演のテーマは「笑顔の連鎖 いのちの輝き」。久光選手は、これまでの歩みを振り返り、自身の活動などを紹介し、福祉に携わる学生らへ向け熱いメッセージを贈った。

1030 1面波力発電1
 波の動きによって発電する波力発電。再生可能エネルギーのうち、太陽光や風力に比べると実用化が遅れており、国内では数カ所で実証実験が進められている段階である。だが、四方を海に囲まれている日本では大きな可能性を持つエネルギー源の1つ。この波力発電について、平塚で新たに実証実験を始めようと、企業や大学などが参加する研究会が来春、発足することになった。

 研究会の準備を進めているのは、東京大学生産技術研究所の林研究室。同研究室では、比較的低コストで早期に実現可能な波力発電システム実現を目指し、金属製の「波受板」で受けた波の力で油圧の流れを作り発電機を回す方式を開発。実験の第1ステージとして現在、岩手県久慈市での実験の準備を進めている。同所には来年夏、製作中の試作機1台が設置される予定だ。
 ただ、東京から遠い岩手では発電機のメンテナンスや保守も手間がかかる。また、波力発電への理解を深めるためには、より多くの人に見てもらうことも必要である。さらに同大学の「平塚沖総合実験タワー」で記録している波のデータが発電量のコントロールに利用できることもあり、東京から近い平塚が第2ステージの場所として選ばれた。
平塚の海で
 平塚での実験では、久慈でのデータを元に発電機を改良し、平成31年度以降3台同時に設置する。これにより住宅100軒弱分の使用電力にあたる150kwの発電を目指すという。波力をはじめ自然エネルギーは、気象条件による変動が大きいため、一定の電力を効率良く出すよう制御することが大きな課題。そのため今回の実験は、データを取りながら制御システムを改善していくことが目的となる。設置場所は平塚新港の防波堤付近。波受板も静かに動くことから、同研究室では海中の生物や漁業への影響はほとんどないと予測している。平塚市漁業協同組合の理解も得られており、発電した電力は同組合で使用する予定だという。
 同研究室の永田隆一特任研究員は「こうした事例が増えれば、現在非常に複雑な国や電力会社との手続きも簡略化され、将来的には民間企業も参入しやすくなるのではないか」と実験の意義を語る。
地元の協力を
 同研究室では、平塚での実験に地元の協力も得たいと「波力発電研究会(仮称)」に参加する企業・大学の募集を開始。発電機の中核部品の製造企業など、すでに数社の参加が決まっているというが、地域の企業も募集中だ。
 永田研究員は「平塚市内の企業は色々な技術を持っているし、例えば(発電機を覆う)構造物を建設できる企業は多いでしょう。波力発電に興味のある市内外の企業、大学に参加してもらい、どう連携していけるかを探りたい」としている。活動期間は来年4月から10年間で、月1回の会合のほか、来年夏に1号機を設置する久慈市への見学会も予定している。またいずれは、平塚市内の小中学校への出張授業など地元に対してどのような貢献ができるか、といった点についても研究会で検討していきたいという。
数十年後の未来へ
 使用する発電機は構造がシンプルで規模も小さく、中小企業に向いた技術とのこと。そのため日本各地で多くの場所に設置可能で、使う場所で電力を生み出す「電力の地産地消」が可能になるという。さらに、既存の部品を使うため専用の発電機を開発するよりもコストが抑えられることから、永田研究員は「日本同様に島の多い東南アジアなどへも展開できたら」と、海外進出も視野に入れている。
 同じ海洋エネルギーを使う潮力発電で日本は出遅れているものの、波力発電については、まだ世界で優位に立てるチャンスはあるという。波力発電が全国へ波及し、数十年後には新たな再生可能エネルギーとして各地で利用されているか。大きな波の第一波が平塚から始まる。
(画像は全て林研究室提供)

『獄門島』(1977年/日本)
監督:市川崑 脚本:久里亭(市川崑/日高真也)
出演:石坂浩二/司葉子/大原麗子/佐分利信 他
東宝DVD名作セレクションとして廉価版発売中。
 いまかかわっている仕事の兼ね合いで観直してみた。ご存知の方も多いと思うが、石坂浩二扮する金田一耕助が登場するシリーズの第3弾である。個人的には、第2弾の『悪魔の手毬唄』が最高傑作だと思っているが、仕事の参考として今作を選んだ。藤原純友を頭領とする伊予の海賊の末裔が住みついたという獄門島で、網元の一族に起こる悲劇を金田一が解き明かしていく。シリーズ中最も伝奇色が濃いのが本作。ある伝承や童謡に則って殺人が起こる、いわゆる見立て殺人と歌舞伎の「娘道成寺」をモチーフに絢爛たる殺人絵巻が繰り広げられていく。市川崑の手掛けた同シリーズは、まさに殺人ショーというが如きケレン味あふれる映像が見どころだが、本作はその真骨頂である。くわえて毎回、同じ俳優陣がまったく異なる役で登場する。なかでも印象深いのは、三木のり平と大滝秀治。金田一がこの二人に出会うと、すっ惚けたやりとりの中でほぼ事件の全容が明らかになる。隠れた名探偵は、この二人ではないだろうか。 1023 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

うちのこ1023 めいちゃん
お兄ちゃんにちょっかい出されながら、すくすく育ってます‼

わくママん

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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

1023 2面 タクシー強盗訓練
 県の条例で定める「安全・安心まちづくり旬間」(10/11~20)に合わせ、平塚警察署と神奈川県タクシー協会相模支部平塚地区会は14日、平塚競輪場正門前広場でタクシー模擬強盗訓練を実施した。昨年は雨で中止となったため、今年は2年ぶりの実施。
 刃物を持った犯人がタクシー乗務員を脅迫し現金を奪うといった状況を想定し、通報対応などを練習する同訓練。会員社8社36人が参加し、3回にわたってシミュレーションが行われた。担当にあたった同署生活安全課の秋山係長は、非常通報スイッチや職務質問カードの活用法を解説し、「売上金よりも命が大事。逃げるタイミングがあれば逃げて、110番してください」と講評。また、「訓練で殺されることはありませんが、実際の強盗はもっと怖いです」とし、「毎日、少しでもいいので、訓練のことを思い出してほしい」と注意を喚起した。

1023 2面 西の舞
 地域力の向上を目的に、自治会活動の支援組織として平塚市真土地区で地域住民参加型の米づくりなどを開催している「今里西の会」(伊藤治男会長)が18日、今年で4年目となる収穫祭を行った。
 米づくりを始めたのは3年前。当初の参加者は40人にも満たなかったが年々増え、今年は76人が参加した。米に対するこだわりは「完全無農薬」と「通常よりも株間を広くとった栽培法」。株間を広く空けることで、太陽光を十分に受け育った良質な米が期待できるのだという。そうして収穫された米はオリジナルブランドの限定品「西の舞」として関係者を中心に販売されている。
 売上金は運営費となるが、現実問題、有機肥料が高価であるため赤字。それでも有志の会員13人が自腹を切って毎年続けているのは、目的が米づくりではないからこそ。「あくまでも地域のふれあいですからね」と同会の伊藤隆夫さん(63)は話していた。
【写真】収穫祭でゲームに参加する地域住民のみなさん

 市内小中学生を対象に平塚市が主催している毎年恒例の「平塚市緑化ポスター・標語コンクール」と「ひらつか環境ポスター・作文コンクール」の入賞作品が決まった。
 市民の「花とみどりのまちづくり」に対する参加意識の向上を目的に、昭和48年より実施されてきた緑化ポスター・標語コンクールは今年で第42回目。今回は、ポスターの部に627点、標語の部に1080点の応募があった。金賞は、小学校低学年の部で櫻林由羽夢さん(旭小3年)、高学年の部で清水璃花子さん(旭小6年)、中学校の部で岩﨑海空斗さん(大野中1年)が受賞。一般の部では、大島梨華さんが特別賞を受賞した。また、標語の部では内藤佑斗さん(春日野中1年)の作品「育てよう、まずは自分の身近な緑」が最優秀賞に選ばれた。なお応募作品は全て、10/29(木)~11/1(日)の期間、平塚市美術館の市民アートギャラリーで展示される。なお入賞者は、「くす丸くんとなっちゃん隊」の隊員として任命され、みどり公園・水辺課が実施する緑化活動に参加することとなっている。
 一方、地球温暖化対策や自然保護、清掃美化活動などへの関心を高めることを目的に実施されている、ひらつか環境ポスター・作文コンクールに応募があったのは、ポスター353点と作文81点の計434点。ポスターで最優秀賞を受賞したのは、小学生低学年の部で工藤隆之介さん(南原小2年)の「生きものいっぱいひらつか」、高学年の部で椿 夏菜さん(南原小5年)の「みんなで節電」、中学生の部で 鈴木明音さん(土沢中2年)の「救おう!地球の未来」。作文では船越愛海さん(神田中1年)の「青い地球をめざして」が選ばれた。なお同コンクールについては、入賞作品のみ10/27(火)~11/3(火)の期間、平塚市中央図書館の1階ホールで展示される。
2面 ポスターコンクール

2面 店舗コンクール
 市内の商業振興をはかるため、個性的で魅力的な店舗づくりを行っている優良店舗を表彰する「平塚店舗コンクール」(平塚商工会議所主催)の今年度の結果が発表された。
 9店舗がエントリーした今年のコンクールで最優秀賞に選ばれたのは、撫子原のパン屋「PAIN BON CORNET(パン ボン コルネ)」(一般小売業店の部)と黒部丘の和食料理店「たかやま」(飲食・サービス業店の部)。PAIN BON CORNETは、シャビーシック(古めかしく、味や品のある)なイメージの統一感と美しい什器により際立つ商品陳列が評価され、たかやまは、ナチュラルな素材や立体感ある壁紙を生かした和モダンで落ち着いた内外装やコンセプトが評価されたという。

 大磯町は、ごみを出すことが困難な高齢者などの世帯を対象に、収集のサポートを行う事業「ふれあい収集」を今月より、一部地域で開始した。
 対象となるのは、世帯全員が介護保険制度における要支援・要介護認定を受けている、または身体障害者手帳1級・2級に該当するなどの家庭。これまで町に依頼があった際は、廃棄物処理業者が回収してきたが、今回の取り組みでは、依頼者の近隣に住む大磯町シルバー人材センター会員が玄関先から集積場所まで運んでくれることとなる。その際には必ず、依頼者に対して安否確認の声かけが行われるという。
 今年度は町内の東町と長者町で試行されているが、来年度からは町内全域で実施される予定。費用は1回100円。これに合わせ、同センターでは新たな会員を募集している。対象は60才以上の健康な人で、説明会は随時実施する。
 なお平塚市については、声かけは実施されていないが、高齢者や障がい者などごみ出しが困難な世帯に対する無料の個別収集が行われている。
 問い合わせは大磯町福祉課☎61-4100/大磯町シルバー人材センター☎70-6241。

1023 1面ひらコロ2
 ころころした丸い形に平塚産の食材を盛り込んだコロッケ。一口サイズでカリッとした衣は香ばしく、中はもっちりした里芋。噛むうちにしらすの食感も感じられる、そんな新商品が誕生した。その名も「ひらコロ」。開発したのは「こっこからあげ」で知られる平塚市の鳥仲商店。国の「地域産業資源活用事業」により生まれた市内初の商品である。
 鳥仲商店は卸・小売の鶏肉専門店。惣菜にも力を入れており「こっこからあげ」や「鶏まん」といった商品が地域のグルメイベントなどで好評を博してきた。だが意外と、地場産素材で作られた商品は少なく、同店の鈴木崇専務は以前から「なるべく地元のもので商品を作ってみたい」との思いを抱いていたという。
 そんな折、地域の産業資源を使って地域経済活性化と中小企業振興を図るための国の制度「地域産業資源活用事業」を知った。そこで同店は、平塚市の地域資源として指定されている「湘南レッド」(他の玉ねぎに比べ辛味が少なく甘みが強い赤玉ねぎ)と「湘南しらす加工品」の2つを使った新たな惣菜の開発をスタート。今年2月に国の認定を受け、フードコンサルタントによる支援を受けながら試作品作りを本格的に開始した。
こだわりは食感
 この2つを使って、何をつくるのか。平塚では質の良い里芋が穫れることから、それを使ったコロッケを作ることに決めた。
 完成に至るまで苦心した点は、里芋の皮をきれいにむくこと。また水分が多いと揚げる際に破裂するため、蒸してから手で皮をむくようにした。収穫時期が限られる「湘南レッド」は、加熱後冷凍し真空保存することで年間を通して利用できるように。このほか、しらす干しの塩分が時期によって異なるため、コロッケの味を同じにするよう微調整するのが難しいそう。なお里芋を品質を保ったまま保存するのが難しいため、じゃがいもを使用する時期もあるという。
 最もこだわったのは、しらすと里芋の食感を残すこと。釜揚げしらすは里芋と混ぜるとつぶれてしまうため、コストは高いが、しらす干しを使う。里芋も小さな塊を残すように、ミキサーを使いつつ手作業でもつぶすことにした。
 こうしてコロッケは完成した。名前は、同店を訪れる年配の方から子どもたちまで誰もが覚えられるようにと可愛らしく「ひらコロ」と名付けられた。
ひらコロ」でもっと平塚をPR
 開発にあたり、玉ねぎ栽培やしらす作りの現場を訪ねる中で、生産者の素材に対する想いを感じたという鈴木さん。「ひらコロ作りはうちだけでは無理で、皆さんの協力がないとできない」と語る。
 今月から試作販売されている「ひらコロ」は、来月の「平塚商業まつり」出店に向けて、購入者へのアンケートを元に現在も改良が続けられている。 
 来年度からは、他の店でも「ひらコロ」を作ってもらい、ご当地コロッケとして売り出していきたいとも考える。さらに将来的には、どの店の味が一番かを競う「ひらコロコンテスト」開催、全国区のグルメグランプリ出場など夢は広がる。デパートの催事などに出店する機会も多い鈴木さんは「平塚のイメージは七夕ぐらいで、まだまだ知名度は低い。ひらコロを通してもっと多くの人に平塚を知ってもらえたら」と期待をかける。
 新たな名物として、平塚の魅力発信・知名度アップにつながるか。小さな「ひらコロ」に大きな期待が詰まっている。 
「ひらコロ」は来月1日の「第10回平塚商業まつり」にイベント初登場。3個入りが250円、6個入りは480円(いずれも税抜)。鳥仲商店☎31-0349
【写真下】鳥仲商店の鈴木社長(左)と鈴木専務
1023 1面ひらコロ1

1016 うちのこ 祭くん
お風呂前にパシャリ!!
よくお話して笑うようになりました!!
我が家のむちむちアイドルです!!

まつりおmamaさん

【投稿募集】
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ペット1016 みるくちゃん
(メス・マンチカン・1歳10ヶ月)
好奇心旺盛で食いしん坊
臆病ですが性格は優しい子です。
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1016 源平2
 陣岡での7日間の逗留を経て、この地を発つことになった頼朝一行。思えば、頼朝がこの志波(紫波)郡に到着したとき、樋爪(比爪)俊衡(初代奥州藤原氏である清衡の孫)は、館を焼き払って行方をくらましたのだった。さてここ陣岡には、高水寺の鎮守として走湯権現(熱海伊豆山)が勧請されていた。傍らには藤原清衡が祀った大道祖という小さな社がある。出立する際、その社の後ろにある槻の木(ケヤキ)に、頼朝は走湯権現への奉納のためにと鏑矢(音の鳴る矢)を2つ射立てた。さらに北へ向かった頼朝軍は岩井郡の厨河柵に到着。この厨河の地に、逃亡していた樋爪俊衡と弟の季衡、そして彼らの息子達が投降してきた。頼朝は、俊衡の様子を見て憐れんだ。60歳を過ぎた彼は、白髪も多くて弱々しく、老いた姿をさらしている。頼朝は、俊衡を八田知家(宇都宮朝綱の弟。姉妹に寒河尼)に預け置くことにした。知家の宿所において、法華経を声に出して読む以外、言葉を一切発さない俊衡。その様子を、知家は頼朝に報告する。もともと法華経を厚く信仰する頼朝は、彼の本領である樋爪を安堵する(領地の所有権を認める)ことにした。
 さらに藤原秀衡の子の高衡も降伏し、奥州合戦は終結する。頼朝の望みは果たされた。さながら源頼義が康平5(1062)年に厨河柵にて安倍貞任や宗任らを討った前九年合戦のようであった。川合康氏の研究によると、頼朝はこの先例を意図的に、執拗なまでに踏襲することで源氏の威を示そうとしたという(『源平合戦の虚像を剥ぐ』講談社学術文庫)。また山本幸司氏は、それにしてもなぜ、勇壮な逸話の伝えられる義家(頼義の子)による後三年の合戦ではなくて、清原武則の援助を得てようやく平定した前九年の合戦を意識してなぞったのかという問いに対して興味深い見解を示している。氏は、単に源氏の威信を高めるだけなら後三年の合戦でも構わないはずだが、あえて前九年を選んだのは「やはり朝廷によって公戦と認定されたという一点に懸かっている」ことを指摘する(『頼朝の天下草創』講談社学術文庫)。確かに、朝廷による大義名分を得た戦と、私戦として切り捨てられてしまう戦とでは、恩賞の有無やその威信という観点からも雲泥の差が生じてしまうのであった。
【写真上】樋爪館があったとされる一帯(紫波町南日詰字箱清水)
【写真下】大道祖社の後ろにある大槻(岩手県紫波郡紫波町二日町字向山)
写真提供(2点とも)=紫波町観光交流協会
1016 源平1
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1016 2面 太郎さん大臣
 神奈川15区(平塚市、茅ヶ崎市、大磯町、二宮町)から選出されている衆議院議員・河野太郎氏が今月7日に発足した第3次安倍改造内閣で、国家公安委員会委員長、行政改革担当大臣、国家公務員制度担当大臣、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全、規制改革、防災)に就任し、自身初の入閣を果たした。平塚市民が国務大臣に就任するのは、同氏の父・洋平氏が「村山改造内閣」(平成7年発足)で外務大臣に就任して以来、20年ぶりのこと(洋平氏は翌年の衆院選以降、神奈川17区から出馬)。
 就任にあたり河野氏は、15区の有権者へ向けて以下のようにコメントを寄せている。
 「このたび、国務大臣に就任しました。これまでは政府の外で主張するだけでしたが、これからは政府の中で自説を主張することができるようになります。しっかりと私の言うべきことを申し上げてまいります。私の主張がすべて通るわけではありませんが、一つずつ実現して参ります。ご期待ください」

 昨年度の全国の小学生による暴力行為の件数が過去最多となる中、神奈川県教育委員会中教育事務所の管内(平塚、伊勢原、秦野の各市と大磯町、二宮町)では、小学生の件数はほぼ変わらないものの、中学生の件数は約2割減った。
 同事務所管内では、小学生による暴力行為は平成26年度が33件で、平成25年度に比べ1件増加した。これに対し中学生によるものは218件で、前年から約2割、61件減少している。
 これについて同事務所では、暴力行為を繰り返す児童・生徒に対して、担任だけでなく学校が組織的に対応したことが減少につながったのではないかとみている。また、
子どもが相手との距離をうまく計れずにトラブルになるケースもあることから、友人関係を改善するような指導も増やしているそう。
 このほか「挨拶をきちんとする」など子どもたちが考えた取り組みを行ったり、悩みを持つ子の相談に乗って子ども同士でサポートしたりするなど、児童・生徒の中から暴力行為をなくそうという動きが出ている学校も増えているとのことだ。

1016 2面コスモス
 平塚市の相模川河川敷の花畑「馬入・光と風の花づつみ」で、今年もコスモスが見頃を迎えている。
 花畑約1万㎡に植えられているコスモスは約30万本で、種まきや除草等の管理は市とボランティア「馬入花畑の会」により行われている。今年は夏に雨が続いたこともあり、花がまばらになっている部分もあるものの、白やピンク、赤のコスモスポニーに加え、黄色とオレンジのキバナコスモスも美しく咲いている。訪れた人たちは、カメラを向けたりスケッチをしたりと秋の風に揺れる花を楽しんでいた。
 今月17日(土)には、恒例のコスモス摘み取りイベントが行われる。時間は10時から15時までで、雨天の場合は中止。参加費は無料だが、花畑維持のための協力金を募る。はさみや花を包む新聞紙などは各自で持参とのこと。問い合わせは平塚市みどり公園・水辺課☎21-9852へ。

1016 2面グリーキャンペーン
 小学生や地域住民が参加して、金目川沿いを清掃する「第9回金目川クリーンキャンペーン」が8日、行われた。
 この活動は、子どもたちに自然の大切さを伝えると共にボランティア活動に参加してもらおうと、平塚市内の4つの小学校と平塚北・平塚湘南の両ロータリークラブにより続けられているもの。
 天候等を理由に過去2年は中止されたため、今回は3年ぶり。金目川沿いの3か所で小学生や同クラブの会員、地域住民など合わせて約1600人が参加し、古い金属や割れ物の破片、木の枝などのゴミを袋に集めた。今年は先月の台風の影響もあり、河原には大きな流木も。ゴミは全部で軽トラックの荷台に山盛り3台分となった。参加した小学生は「川には、夏に時々お父さんと遊びに来るから(ごみを拾って)すっきりした」と満足げな表情を見せていた。

1016 2面 べるせん1
 湘南ベルマーレの選手が小学校を訪問し授業を行う事業「ベルせん」が7日、平塚市立相模小学校(磯部博之校長)の6年生(2クラス・61人)を対象に実施された。今回「先生」として参加したのは古林将太選手、武田英二郎選手、坪井慶介選手、山田直輝選手の4人。
 それぞれ教室では児童からの質問に対する受け答えや各選手のサッカーシューズ(新品)が当たるゲームなどが行われ、選手と児童がふれあった。質問コーナーでは「なぜサッカー選手になったのか」との問いに古林選手は「中田英寿さんに憧れて」と答えたが、大半の児童が中田氏を知らず、選手たちが驚かされるという場面も。また「食事は何を食べているか」との問いに古林選手は「太りやすいのでササミを中心に」と答え、ある児童は「おばあちゃんちの犬と一緒だ」と周囲の関係者を笑わせる場面などもあり、賑やかな訪問授業となった。
【写真上】山田選手 武田選手
【写真下】古林選手 坪井選手

1016 1面写真1
 スポーツの秋。この地域を代表するスポーツの1つに「競輪」がある。公営競技であるため賭け事のイメージも付いて回るが、近年では約50年ぶりに復活した「ガールズケイリン」が盛り上がりを見せ、スポーツとしての側面が改めて評価されつつある競技である。今週は、そんなガールズケイリンの選手、今年7月にデビューしたばかりの平塚市出身・在住の尾崎 睦選手(30)を紹介する。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、尾崎選手インタビューに加え、平塚競輪場の楽しみ方を紹介します。今回の番組は10/19(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 湘南バンク(平塚競輪場)をホームバンクとする尾崎選手は平塚市出身。選手を養成する日本競輪学校(静岡県伊豆市)では第108期生として入学、練習に励み、伝統の「卒業記念レース」では栄えある優勝を果たした。今年7月(川崎)のデビュー戦を1着で飾り、8月(広島)には初優勝を達成。直近3カ月の成績では、15回の出走のうち1着は12回、勝率80%という期待の新人である。そんな「大型新人」の尾崎選手。実は元々、ビーチバレー界で活躍した選手である。
ビーチバレーから転向
 東海大学付属相模高等学校在学中から頭角を現し、東京女子体育大学進学後は全国大会優勝を経験。学生日本代表に選ばれたこともある。大学卒業後には、湘南ベルマーレのチームに所属し活躍を続けた。平成22年には国内最高峰の「全日本ビーチバレー女子選手権大会」で女王の座に輝くが、その時にペアを組んでいたのが、後に競輪選手へと転向した、同じく平塚をホームバンクとする金田洋世選手(30)である。
 尾崎選手は、先に競輪選手に転向した金田選手や彼女のトレーナーらから話を聞く中で競輪界に興味を持ち、転向を決意したという。
競輪選手として
 競技の魅力は「何と言ってもスピード感。女子の場合で最高時速は60km~70km程度出るのですが、それだけのスピードを自分で出せるというのはとても魅力です」。そして観戦面での魅力も「やはりそのスピード感。フェンス越しに近くで観ると、音も、匂いも感じられるんです。迫力が全然違うので、ぜひ生で観てほしい」と尾崎選手。得意とする戦法は「先行」で、強みは「負けず嫌いな所」と言う。
 目指す先には当然、年間女王を決める「ガールズグランプリ」の優勝がある。ただ、今はまだ出場資格がないため、まずは来年3月の「ガールズコレクション」出場に向け全力疾走を続けるつもりだ。
先行で攻め続ける
 「今後も『先行』で戦っていきたいと思っています。積極的に前に出て、風を切って、1着でゴールできるように自分の力を出し切る競争を心掛けていますので、そういう姿を観てください」
 決して「逃げ」ではなく、しっかりとビーチバレーをやりきってから「先行」の姿勢で勝負の場を変えたビーチの元・女王。この先、競輪界にどう君臨するか、目が離せない。
 
ガールズケイリン(平塚)
◇10/22(木)~24(土)※尾崎選手は出場せず。金田選手は出場予定
◇入場料100円、第2特別観覧席400円、第4特別観覧席900円(メインスタンド工事のため第1・第3特別観覧席は閉鎖中)、無料駐車場3600台
◇平塚競輪場(久領堤5-1)☎︎21-3935

『マイ・インターン』(2015年/アメリカ)
監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ/レネ・ルッソ 他
10月10日より、シネプレックス平塚ほかにて全国ロードショー。
アン・ハサウェイ演ずるファッションサイトの女社長は、『プラダを着た悪魔』のヒロインのその後のようだ。今回のお相手は、デ・ニーロ演じる、福祉事業の一環で彼女の会社に再就職した70歳の部下。日本映画ではどんなに老いた主演俳優でもヒロインとの恋愛があたり前だが、本作ではそうならない。妻に先立たれたデ・ニーロは、孤独ながらもまめな性格で、家の整理にも服の着こなしにもこだわりを持ち一人で立派に暮らしている。その上、再就職で若き同僚との友情を築き、会社のマッサージ師を務める老後離婚した女性と年相応の恋も育んでいく。一方、アンは経営者としての壁にぶつかり、専業主夫のダンナとも離婚の危機が。さあ、デ・ニーロの出番だ! 若い頃から変わらぬ、あの口角をギュッと引き上げ、目尻に皺を寄せる独特のスマイルを携えて、彼はアンの人生のヒーローとなるのだ。スターを輝かせるのは、ヒロインとの恋だけじゃない。皺と白髪の分だけ重ねた人生経験だ。 1009 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

1009 オーレ
 この一戦、「引き分け以上でJ1残留」の湘南。対するは「負ければJ2降格へ後が無い」最下位山形。どれほどの激戦が展開するか、期待は高まらざるを得なかった。
 だがその内容は、曺監督が「今日の試合の出来は非常にプアだったなという感じ」と振り返ったほど。事実、観客の声で会場が沸く回数も僅かなものだった。なかなか攻めきれない。そして守りきれなかったのは71分のこと。ここまでですでに8得点で今季ゴールランキング上位に名を連ねている要注意選手、山形FWディエゴにより失点。土壇場で追い付き追い越す「湘南劇場」もこの日は観ることができなかった。
 まさかの黒星。多くのサポーターが肩を落として足早に帰っていったこの一戦。湘南は、何か1つでも評価されるべき点はあったのか。少なくとも降格争いの激化に一役買い、リーグ終盤の盛り上げには貢献した。

【写真】累積警告で今節出場停止となった永木に代わりキャプテンマークを着けピッチに立った菊地俊介
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1009 源平1
 由利維平の証言によって、やはり宇佐美実政が彼を生け捕りにするという功績を挙げたことが明らかになった。さて『吾妻鏡』(1189年9月9日条)には、次のような話が載る。頼朝が逗留している陣岡の蜂杜でのこと。近くにある高水寺の僧達が頼朝のもとに参上して訴えた。それによると、「この地に軍勢が野宿していることで、御家人に従っている者達が寺に乱入し、金堂の壁板を剥がし取っていってしまったのです。早急に狼藉をした者達を糾明していただきたい」、ということであった。頼朝は驚き、憤った。直ちに犯人を捜すようにと、梶原景時に命じる。捜索の後、犯人は宇佐美実政の従僕だと判明した。頼朝は、僧達の憤懣を鎮めるためにも彼らの前で刑罰を加えさせ、事態の収拾を図らせた。犯人の両手は切られ、板の上に釘で打ちつけられたという。
 さて、この奥州合戦、朝廷からの宣旨が下されないまま進められたものであったことは既に述べた通りである(第2部50回参照)。義経はもう討たれていたのだし、朝廷としても奥州勢力は頼朝を脅かす存在として温存しておきたかったからだ。だから頼朝は、大庭景義(景能)の「軍中においては将軍の命令を聞き、天皇の詔は聞かないものです」という助言を根拠として奥州に進軍してきた。それゆえ泰衡を討ち取ったことをこの陣岡から朝廷に報告する際にも、「討ち取った首を献上すべきではありますが、遠方でもありますし、源氏代々の家人ということですので朝廷に差し出すほどでもありません」との旨をしたためたのだ。つまり、あくまでも源氏代々の家人に制裁を加えるための戦である、という立場を強調していた。
 ところが、である。合戦の次第を報告するこの文書と行き違いに、なんと朝廷からの宣旨が今になって陣岡に到着したのである。曰く、「頼朝に泰衡の討伐を命じる」――。既に泰衡の首は頼朝の手中にある。しかも、「7月19日付」という、日付をさかのぼらせての宣旨であった。ここにおいて、後付けではあるにしても、朝廷からの命令のもとに行っている戦だという大義名分ができた。頼朝は心底、安堵した。
【写真上】古代から多くの武将が陣を構えた跡地「陣ヶ丘歴史公園」(岩手県紫波郡紫波町宮手字陣ヶ岡)内にある蜂神社。前九年合戦で義家に勝利を導いた蜂が祀られている
【写真下】明治元年に廃寺となった高水寺跡(紫波町二日町字向山) 写真提供(2点とも)=紫波町観光交流協会
1009 源平2
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1009 2面地下道
 小田原厚木道路下を通る岡崎地下道で、落書き防止等を目的に地域で行われていた壁画制作が7年がかりで完了した。
 普段は小中学生も通学路として使う同地下道は、以前は壁一面に落書きされ、薄暗いこともあり「気持ち悪い」という声もあった場所。そこで子どもたちが安心して通えるようにと、地元の岡崎地区の町内福祉村「おかざき鈴の里」が、市内で落書き清掃や壁画制作を行ってきた「平塚をみがく会」と協力し、平成21年より壁画作りを始めた。
 制作の最終回となった今月3、4日には、原画を描いた岡崎小学校の児童も参加。壁には「岡崎の四季」をテーマに、色づいた山やコスモスといった秋の景色と冬に雪合戦を楽しむ子どもたちが描かれた。これにより幅約200mの壁画が地下道両側に完成した。参加者の1人は「子どもたちとの作業はにぎやかでした。暗かった地下道が明るくなりました」と喜んでいた。

1009 2面二宮ふるさと醤油
 二宮町では、ふるさと納税の制度「ふるさと寄附金」の利用を促進しようと、今月より特典品の種類を大幅に充実させている。
 従来は、寄附した人への特典品として町内の事業者が作る洋菓子や無添加のパンなど6種類から選べる仕組みだった。しかし、今年度の寄附金の目標額が300万円以上であるのに対して、9月末の実績が6割未満と伸び悩んでいることから、さらに寄附金を増やすため特産品の選択肢を広げることとなった。
 今月1日から追加されたのは、無添加のベーグルや醤油、町内の建具屋で作る組子のコースターなど10種類。今月中旬には町内産のみかんの入ったジュース等さらに2種類が増え、全部で18種類になる予定だ。
 なお同寄附金の使途は、福祉や町内の緑化、防災対策などから寄附する人が選べるようになっている。
◇問い合わせ=同町財政課☎71-3311
【写真】特典に加わった同町生産の醤油

1009 2面美術館
 明治から現代までの画家による絵画と詩、詩人による絵画と詩を集めた「画家の詩、詩人の絵」が現在、平塚市美術館で開催されている。この展覧会は、密接なつながりを持つ絵画と詩を一緒に楽しむことで、作家の内面をより深く理解できるようにと企画されたもの。
 同展覧会では画家35人、詩人28人による約300点が紹介され、多くの絵画の横にはその雰囲気に近い詩が添えられている。例えば、恋人を待つ女性の絵に恥じらうような恋心を綴った詩が書かれた大正ロマンの画家竹久夢二による「この夜ごろ」や、宮沢賢治の貴重な水彩画「日輪と山」も出展されている。同館の土方明司館長代理は「詩情や文学性を感じられる絵画が多くあり、また詩人の絵には詩で培った伸びやかな感性が表現されていることを知ってもらえたら」と話していた。
 同展覧会は来月8日まで開催中(月曜と今月13日は休館、12日は開館)。問い合わせは同館☎35-2111へ。

1009 2面花菜ガーデン1
 平塚市寺田縄の花菜ガーデンでは、秋咲きのバラを楽しめる「ローズフェスティバル」が開催中だ。
 同園に植えられているバラのうち、秋にも咲くのは約940種1670株。今年は8月の後半から涼しくなり残暑があまりなかったため、去年に比べると開花が少し遅れているという。園内にはまだつぼみが固い株もあるものの、少しずつ花の数は増えてきており、訪れた人たちは写真を撮ったり香りをかいだりして思い思いにバラを楽しんでいた。園の担当者によれば「10月の第3、4週になればさらに花の数も増えて見頃を迎えるのではないか」とのこと。
 また今年は新たに、ホウキグサとも呼ばれるコキア5000株が植えられた。背の低いモコモコとした株が赤く色づき始めており、紅葉が進むと赤い絨毯のようになるそう。
 同フェスティバルは来月3日まで。期間中はバラの専門家による講演会や、バラの品種改良の歴史やバラ園の見どころを紹介するガイドツアーの他、ミニコンサートや体操等のイベントも。詳細は同園HPで確認できる。
◇同園☎73-6170
【写真上】同園のシンボル花菜ローズ
【写真下】紅葉するコキア
1009 2面花菜ガーデン3

1009 1面写真1
 大相撲九月場所に西幕下筆頭で出場し、6勝1敗の成績を残した平塚市出身の朝弁慶(本名・酒井泰伸、26)が先月30日、新十両に昇進することが決まり、所属する高砂部屋(墨田区本所)では記者会見が開かれた。番付で十両以上の力士を指す「関取」が平塚市域から誕生するのは、明らかに記録に残されている限りでは、江戸時代に活躍した四之宮村出身の江戸ヶ崎(1781-1812)以来およそ200年ぶりのこと。
 この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、高砂部屋での記者会見の模様が放送されます。今回の番組は10/12(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 平塚市立山城中学校出身。県立五領ヶ台高等学校(神田高校と統合、現・平塚湘風高校)在学中は柔道に励み、その道で大学進学も決まっていたが、湘南高砂部屋後援会の会長から声がかかり、入門した。誘われた時は全く経験も興味もなく断っていたが、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)が家を訪ねてきて「柔道では食っていけない。親に楽をさせたかったら相撲で強くなって親孝行しなさい」との言葉で決心したという。
これから親孝行
 初土俵を踏んだ2007年から約8年。同期が出世していく中で焦りも感じていたが、ターニングポイントとなったのは今年の初場所での3連敗。「もう何も考えずにとにかく自分の相撲だけを取ろう」と気持ちを切り替え4連勝。結果、5場所連続で勝ち越しを重ね、関取へと昇進した。
 報告の電話では「お母さんは泣いていたと思う。涙声でうるうるしていたので僕も涙が出そうになったけど、ぐっとこらえました」。今後は「やはりこれまで苦労をかけてきたので、これから親孝行をしたい」と話していた。また、江戸時代以来の関取誕生となった故郷・平塚の皆さんへ、と聞くと、「いっぱい応援して頂ければ嬉しいです。そして、相撲も盛んになってほしいです」と呼びかけていた。なお5日には平塚市より、祝いの品として平塚産のバラが贈られた。
200年前に活躍した江戸ヶ崎
 神奈川出身の関取が誕生するのは22年ぶりとのことだが、平塚出身となると、時は江戸まで遡る。
 第10回国体を記念し刊行された『神奈川県体育史』(昭和31年発行)を紐解くと、足柄山の金太郎や曾我物語の河津と俣野などを例に挙げ「本県は相撲とゆかりの深いものを感じる」といった書き出しで始まる「神奈川県出身力士」の項に記述がある。ここには、安永・寛政時代から現代(昭和)までの江戸番付で、十両以上に出世した主なるものとして20人の力士が収録されているが、平塚市域出身者は寛政年間から文化年間に活躍した「江戸ヶ崎源弥」のみ。
 同書によれば文化元年(1804年)、関脇に昇進。「23場所に及び小結関脇の地位を確保した」とのことで、これは「当時の名力士の柏戸、雷電、鬼面山、玉垣に伍して偉とするに足る」という。
雷電に勝った力士の1人
 天明元年(1781年)、四之宮村の平野家に生まれた江戸ヶ崎。江戸宮城野平五郎に師事し、はじめは「大隈」のしこ名で初土俵を踏み、後に「荒馬」と改名。その後、久留米藩主有馬候のお抱え力士となり「江戸ヶ崎」に改名したという。また、文化7年(1810年)には当時無敵を誇った雷電為右衛門にも勝利し、史上最強と謳われる力士に土をつけた最後の1人でもある。そんな伝説の力士は今、高林寺(四之宮3-2-51)にひっそりと眠る。また同寺の入口には江戸ヶ崎の供養塔も立てられており、いずれも自由に参拝が可能となっている。
 さて、近世以来久方ぶりに平塚から誕生する関取・朝弁慶。今後どんな活躍を見せてくれるのか。200年分の期待がかかる。
【写真左から】江戸ヶ崎の墓/江戸ヶ崎の供養塔/春英画の『江戸ヶ崎源弥』(左)と春亭画の『荒馬源弥角力絵』(写真提供=平塚市博物館市史編さん担当)

 今週末に迫った第20回「湘南ひらつか囲碁まつり」。その盛り上げに一役買おうと会場周辺では同時開催のイベントも行われる。
 今年の囲碁まつりの目玉となる「1000面打ち大会」は湘南スターモールで13時から。憧れのプロ棋士と対戦できるこのイベントは、先着100名まで当日の飛び入り参加も可能(受付時間は11時30分から)。
 この囲碁まつりに合わせ、紅谷町まちかど広場では平塚青年会議所による「七夕のまち ひらつか 発信ブース」が設けられる。ここでは、「天の川パン」や「しらす塩焼きそば」などが販売される「七夕★グルメ」ブースや、短冊に願い事を書いて飾り、来場者に七夕の文化を感じてもらう「竹飾りブース」が出店される。
 さらに同広場東側道路では、平塚商工会議所青年部による「第2回いいね!ひらつかYEGまつり」も開催。ここでは、「平塚しらすボール」やビール・ソフトドリンクの販売、自動車の展示などが行われる予定。
 両イベントはいずれも11時から16時まで。
◇問い合わせ=囲碁まつり☎32-2237(平塚市まちづくり財団)

IMG_3094 ヒメちゃん メス・2歳 (ノルウェージャンフォレストキャット)トントンくん オス・1歳 (チワワ)
わが家のトントン、ヒメちゃんは仲良しです。
ヒメちゃんは、年下のトントンの面倒をみる優しい子です。
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私は今1002 前回 (株)湘南昇降機 代表 平瀬功典さんからのご紹介飯田 譲さん ヘアサロン「ADUU」代表

平塚市徳延に「ADUU」をオープンし13年が経ちましたが当初から変わらないことが一つあります。それは“人との出会いが嬉しくて楽しいこと”。私は仕事中に大声で笑っています。お客様に励まされ勉強させていただき笑顔をもらいながら、充実した日々を過ごしています。サービスを受けているのは私ですね。来年年明けに平塚市黒部丘に新店舗をオープンいたします。これからも最高のおもてなしをご提供させていただくべく日々邁進して参ります。

うちのこ1002 里音(りと)ちゃん
ようこそパパとママのところへ。
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1002 オーレ
 ベルマーレ平塚がJリーグに加盟した94年における勝利(延長勝)以来ホーム9戦白星はなく、97年5月アウェー戦での勝利以来ここまで12連敗を喫している相手、横浜F・マリノス。湘南は一矢を報いることができるのか。
 ただ、蓋を開けてみれば優劣付け難い闘いが展開する。チャンスもピンチもそれぞれあり、息つく暇もないほどに会場を飽きさせない。54分、横浜に先制を許すも70分に得たセットプレーのチャンスでは、湘南の主将ここにあり、と見せつけてくれた永木の豪快なフリーキック。試合を戻し、決着つかぬまま終了まで両者の激闘は続く。勝利こそできなかったが、18年ぶりに横浜相手に勝ち点を取るという、感慨深くも歴史的な結果となった。
 ただ、それよりも興奮をかきたてるであろうものは次の試合結果。クラブ史上では久々の、「J1残留」が見えてきた。

【湘南】2年ぶりにホームのピッチに立ったキリノ
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

1002 2面 一日大学生
 平成6年から毎年行われている土屋公民館と神奈川大学との交流事業「一日大学生」が先月25日、湘南ひらつかキャンパスで今年も実施された。
 今回、市立土屋小学校の5・6年生が体験したのは毎年恒例の「学食」のほか、昨年より同大で開講し、履修が定員を超えるほどの人気講座という、囲碁を導入した共通教養科目授業「日本の伝統文化と地域連携」。講座では、同大で非常勤講師として教壇に立つ日本棋院東京本院所属の青木紳一九段が、囲碁の歴史や歴代の名人などを紹介。後半には囲碁のルール解説がなされ、児童同士の対局も行われた。対局中は、青木九段自らも机間巡視しながら指導やアドバイスを行うなど、囲碁好きの児童にとっては贅沢な授業となった。
【写真】児童らに囲碁の歴史を解説する青木紳一九段

1002 2面 ひらしん大学
 平塚信用金庫(石崎 明理事長)と「産学連携に係る包括協定」を締結する神奈川大学の湘南ひらつかキャンパス(平塚市土屋)では、今年も同金庫の寄付講座(中小企業経営論)が開講した。講座は今年で2年目。
 これは、中小企業診断士の資格を持つ同金庫の職員が講師となって中小企業の置かれている環境や役割を学ぶと同時に、中小企業が抱えている課題を理解し、解決に向け地域金融機関である信用金庫がどう関わり支援しているかを、事例を通じて学ぶ講座。全15回のうち導入と総括を除く13回を9人の職員が担当する。
 職員による初回授業となった先月25日の講義は八幡支店など3支店を統括する髙山雅彦支店長が担当。世界に誇る技術やシェアを持つ地元企業の紹介をはじめ『中小企業白書』をもとに「中小企業の動向と役割」を概説し、大企業には無い中小企業の特色や魅力、やりがいなども伝えていた。
【写真】学生に向け講義する髙山支店長

1002 2面マコモタケ
 中華料理等に使われる野菜、マコモタケが大磯町で収穫の時期を迎えている。
 マコモタケとは、肥大化した茎の部分を皮を剥いて食べるイネ科の野菜。ほのかな甘みがあって歯ざわりもよく、中華料理の他、天ぷらなどの和食やパスタといった洋食にも幅広く使える食材だ。
 同町では、去年から栽培に取り組んでいる西方安雄さんに加え、今年新たにもう1軒の農家が栽培を始めたという。
 JR大磯駅前の食料品店「ほっこり」では、9月下旬から出荷されたマコモタケが店頭に並べられている。西方さんによると、飲食店でもマコモタケを取り扱うところが少しずつ増えているとのこと。また今月には、大磯町の小学校で給食の食材に使われる予定となっている。西方さんは「多くの人に知ってもらって、ゆくゆくは大磯の特産品になれたら」と話していた。◇問い合わせ=西方さん☎090-5327-2287

 平塚市は、弁護士を2年間の期限付きで市の職員として新たに採用することを決め、来月から募集を開始する。
 これは、市の業務に関して職員から顧問弁護士への法律的な相談件数が近年増えていることから、弁護士を職員として配置することで、相談に対して速やかに対応できるようにするもの。また、行政機関の処分に対して国民が不服申し立てをする手続きを定めた「改正行政不服審査法」が来年4月から施行予定で、市の職員にも法律の専門的な知識が従来より要求されるため、その支援も職務に含まれるという。その他法律に関する職員の研修や市が関わる訴訟も担当する。
 応募資格は、来年4月1日時点で40歳未満の人で、弁護士としてこれまでに2年以上の実務経験を持つこと。申込期間は10月9日から11月6日まで。
 県内で同様に弁護士を期限付きの職員として採用しているのは、日本弁護士連合会の今年4月の調査によると県の教育委員会と厚木市のみ。落合克宏市長は、募集にあたり「専門的知識を持つ若い人に職員と一緒にやってほしい」と話していた。

1002 2面ウッドチップセンター
 平塚市、大磯町と二宮町の家庭や公園で剪定された枝(剪定枝)を、燃料用や堆肥用のチップに処理する「二宮町ウッドチップセンター」が完成し、先月28日に竣工式が行われた。
 同施設は、これまで可燃ゴミと共に焼却されたり民間業者に処理が委託されていた1市2町の剪定枝を、資源化してリサイクルすると共に、可燃ゴミの減量を図ろうと建設されたもの。同様の事業は県内では他に開成町で行われている。集められた枝は2台の破砕機で細かく砕いてふるいにかけ、2種類のサイズに分ける。大きいものは火力発電に使われる燃料用チップに、小さいものは堆肥の原料としてリサイクルされる。
 また同センターは、施設の設計や施工、運営を一括して民間企業に発注するDBOという方式で運営される。これによりコストが削減され、チップの販路も開拓しやすくなると町では期待している。
 稼働は今月から。剪定枝の収集については、平塚市では事前予約方式に変更され、大磯町は月2回、二宮町は週に1回とこれまで通り。竣工式で村田邦子二宮町長は「これからの循環型社会のモデルとして、この施設を育てていきたい」と挨拶した。
【写真】処理されてできたウッドチップ

1002 1面写真1
 実りの秋。ここ平塚でも米の収穫が始まり、先月24日にはJA湘南経済センター(平塚市片岡)で今年の新米の初集荷が行われた。実は平塚は、県内一の米どころ。農林水産省のデータによると県内における水陸稲収穫量は、記録が公開されている平成5年から不動の1位で、例年、県全体の約18%を収穫している一大生産地である。今週は、そんな地元のお米をご紹介。

絹のようなつややかな光沢のある炊き上がりから、その名が付けられたという「キヌヒカリ」。現在、JA湘南管内(平塚市・大磯町・二宮町)の平塚市と大磯町で生産されている米の9割は、このキヌヒカリである。そのほか「さとじまん」「はるみ」という銘柄も作られており、これらは総じて「湘南そだち米」として販売されている。
湘南そだち米
 キヌヒカリは、神奈川の奨励品種(地域の気候や土壌に適し、良品質や美味しさが期待できるため各都道府県で栽培が奨励されている品種)で、全国でも5番目に多く栽培されている銘柄である。コシヒカリの血統を受け継ぐその外観は、先述のように美しく光り、食感は「もちっとした粘りと口の中でぱらりとほぐれるあっさり感のバランスが良い」と評される。味は優しく、飽きの来ない甘みと香りで酢飯にも向いているという。
 同じく奨励品種のさとじまんは、粒は大きく粘り気のある食感で、キヌヒカリ並みに味が良い、とされる。また、今年2月に奨励品種として決定したばかりのはるみは、JA全農営農・技術センター(東八幡)で開発された「平塚生まれ」。キヌヒカリとコシヒカリを交配して誕生した同品種は、つややかで粒がしっかりしていて豊かな甘さが特徴という。名前は「湘南の晴れた海」に由来するとのことだ。
ここだけの味
 特にこれら地場産の湘南そだち米は、JA湘南と生産者一体となって実施する「温湯種子消毒処理」(種子を60℃のお湯に10分間浸して行う消毒処理)が施されており、化学農薬による消毒の回数を減らしているため「安全・安心」もセールスポイント。また、学校給食米として出荷している商品でもあり、JA湘南が自信を持って世に出しているブランド米なのである。但し、一般のスーパーには流通していないため、無意識的には出会うことのない商品でもある。
 ではどこで販売されているのかというと、JA湘南大型農産物直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)をはじめとする管内各地の直売所のみ。言わば、限られた場所でしか買うことのできない限定商品とも言える。自ら敢えて求めなければ一生口にしないであろう地元のプレミア米。地域住民の方はぜひ一度、ここだけの味をお試しあれ。
◎キヌヒカリ(精米4.5kg)=1,550円(税込)
◎はるみ(精米4.5kg)=1,650円(税込)
※さとじまんは収穫が進み次第販売予定
◇あさつゆ広場(寺田縄424-1)☎59-8304︎(毎月第3水曜定休、祝日の場合は翌木曜)
【写真下】今年の検査標準品を見る「目合わせ」を行う職員/集荷された米の品質を検査する職員

『GONINサーガ』(2015年/日本)
監督・脚本:石井隆
出演:東出昌大/桐谷健太/土屋アンナ/柄本佑/竹中直人/根津甚八 他
9月26日より、TOHOシネマズ海老名ほかにてロードショー。
22年前、僕は映画宣伝の仕事をしており、ある作品の撮影現場にいた。夫婦役で出演していた竹中直人さんと戸川純さんが撮影の合間に雑談を交わしていた。聞くともなしにお二人の会話を耳にした。荒木経惟さんの東京日和という写真集が素敵だということ。竹中さんがある監督に企画を提案したこと。常に男と女の悲恋を描くその監督の作品では、女の名は名美、男の名は村木と決まっていた。竹中さんは「今度は男5人だけのアクションを撮りましょう」と構想を語った。この二つの話は後に実を結ぶ。一つは、竹中さんが監督した『東京日和』。もう一つは、石井隆監督の『GONIN』。切羽詰まった5人の男がヤクザの事務所から現金を強奪するが、ヒットマンに追われ破滅の道を突き進む。ジュールス・ダッシン監督『男の争い』を彷彿させる、ノワールの香りに満ちた活劇であった。今作は、5人の子供たちのリベンジマッチだ。前作誕生前夜に偶然、居合わせた僕にとって、もはやこれは一つの歴史だ。終幕と共に感無量の溜め息が漏れた。 0925映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

0925 源平2
 畠山重忠は、由利維平に向かって礼を正して尋ねている。「貴方は奥六郡のうちで武将の誉れ高いお方でいらっしゃいますから、勇士らが勲功を立てるため、自分が生け捕りにしたのだと互いに主張し合っているのです。これにより彼らの浮沈も決定します。何色の鎧を着た者によって捕らえられなさったのか、どうか明らかにしてください」。すると、維平は答えた。「貴方は畠山殿でしょうか。先ほどの男の無礼な振舞いには似ず、礼法をわきまえていらっしゃるお方だ。申し上げよう。黒糸威の鎧を着て、鹿毛の馬に乗っていた者がまず私を捕まえて引き落とした。その後から追ってきた者達に関しては、判然としない」と。重忠が頼朝に状況を詳しく報告したところ、生け捕りにしたのは宇佐美実政だということが明らかになった。頼朝は、梶原景時の対応に憤ったこの人物に興味を持った。「話を聞くに、勇敢な者である。尋ねたいことがあるので連れてくるように」、と重忠に命じる。
 維平が御前に参上した。頼朝が幕を上げて尋ねる。「お前の主人である泰衡は、陸奥と出羽の両国を支配して威勢を振るっていたから討つのに難儀するかと思っていたが、優れた郎従に恵まれなかったためか、河田次郎ひとりのために討たれてしまった。2つの国を統括して17万騎を擁しながらわずか20日のうちに皆、滅亡してしまった。ふがいないことよ」。これを受けて、維平が返す。「優れた郎従も少しはおりましたが、壮士はそれぞれの要害に分けて遣わされてしまいましたし、老いた者は歩行進退が思うようにいかないので自害しました。私のような不肖者は、捕らえられてしまったので最期までお供ができなかったのです。そもそも貴方の御父上の義朝殿は、15か国を支配していらっしゃっていたのに1日としてもたずに零落なさいました。数万騎を率いる主であったというのに、長田忠致に簡単に討ちとられてしまったではありませんか。我が主人である泰衡殿は、ただ2つの国の勇士だけで、数十日間にわたる戦をしたのです。それを不覚であった、などとお決めつけになることなどできないのではないでしょうか」。頼朝は、言葉を発さずに幕を下ろした。そして重忠に命じた。「維平の身柄を預かり、丁重に遇するように」、と。この後、維平は御家人の列に加わることとなる。
【写真】菊池容斎(1781-1878)による『前賢故実 巻第八』(国立国会図書館蔵)で描かれている畠山重忠。「天資敦厚仁勇無私。属頼朝。討平氏征奥州」と紹介が始まる
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0925 2面エクセレント
 平塚市内の介護付き有料老人ホーム「エクセレント平塚」(平塚市平塚)では、運動不足になりがちな入居者のためにオリジナルのダンスを作り、体を動かす機会を設けている。
 18日に開かれた施設の開設1周年記念イベントでは、介護にあたる職員がサンバをミックスした歌に乗せて、踊りを披露した。会場には60人ほどの入居者と家族などが集まり、中にはリズムに合わせて手を叩くお年寄りも。
 このダンスは、入居者は車椅子に乗る人が多いことから、座ったままでも無理なく楽しめるよう手の動きを多く取り入れており、毎日昼食前に実施しているとのこと。施設では、手足を動かし刺激することで、認知症の予防効果も期待しているという。名取美穂施設長は「あまり体を動かさなかった方でも、このダンスをすると表情がよくなります」と話していた。

0925 2面病後児保育
 平塚市の病後児保育室「なでしこ」(平塚市宮の前)が開設されてから2年を迎えた。利用者は年々増えており、親にとってはセーフティネットの一つとなっている。
 「なでしこ」は、病気の回復期にある生後6カ月から小学校3年生までの子どもを預かる施設で、専任の看護師・保育士がケアを担当。これまでの1カ月間の延べ利用児童数の平均は、開設した平成25年度が5.38人で、26年度には14.8人、今年度は先月までで24人と年々増加傾向にある。 開設当初は受け入れの際の条件を厳しくしていたが、昨年度からは、スタッフが子どもの症状を詳しく聞いて受け入れ可能かどうか保護者と相談するようにしたとのこと。また2日前までだった予約が前日にも可能となった。市保育課は「こうした変更を受けて利用者が増えているのではないか」と見ている。利用した保護者からは「ここがなければ仕事が続けられなかった」「助かりました」との声が寄せられているという。
 なお病後児保育については、大磯町も現在実施を検討中とのことである。
◇なでしこ☎︎22-0058

0925 2面フードバンク1
 障がい者の就労を支援する平塚市内の事業所「ビーハピネス平塚」が、早ければこの秋にも、母子家庭・父子家庭をはじめ経済的に困難を抱える家庭に食品などを無償で提供する活動を始めようと、現在準備を進めている。
 同事業所は、障がい者を雇用し、パソコンによるマーケティングやアクセサリーなどの製作・販売、内職といった仕事を通じて訓練を行うことで、企業等への就労を支援する施設。
 今回始める活動は、食品メーカーや小売店等から、賞味期限間近の食品や規格外で販売できない商品などを無償で提供してもらい、平塚市内と周辺の経済的に困難を抱える家庭に配るもの。県内では「フードバンクかわさき」が同様の活動を行っているが、ビーハピネス平塚では障がいを持つ人たちが、提供された品物の仕分けや配送などを行う点が特徴だ。事業所を運営する特定非営利活動法人の沼田 健一代表は「障がいを持つ弱者であっても人を支えることができる」とこの活動の意義を話していた。
 同事業所では、これから市内の企業を回って無償での食品等の提供を依頼する他、個人からの不要な食品、ミルク・紙おむつといった生活用品の寄付も受け付けるとのこと。 
 提供する品物は無償だが、活動には配送用の車やガソリン代、保管用の倉庫の賃料等の経費が必要になるという。
 同事業所には、フードバンクかわさきから食料品やベビー用品の支援を受けていたという女性も、支援員として利用者と共に働いている。この女性は「毎日の食べ物に困っても、どこに相談していいか分からなかった。自分と同じような人を早く助けられたら」と語っていた。同事業所では、対象となる家庭をどうやって把握するかもこれから検討していきたいとしている。
 問い合わせはビーハピネス平塚☎67-1500兼山さんまで。
【写真上】製作中のこぎん刺しのマット
【写真下】パソコンを利用したマーケティングを行う利用者
0925 2面フードバンク2

0925 2面紙芝居1
 小説『銀の匙』で知られる作家、中勘助は、大正の終りから昭和の初めまで7年あまりの間、主に平塚に住んでいた。その暮らしを綴った随筆『しづかな流』を元にした紙芝居「中さんと犬のタゴ」が地元のボランティアによって製作された。
 この紙芝居は、市民グループ「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」が幅広い世代に中勘助のことを知ってもらおうと、ボランティアで紙芝居を製作する丸島隆雄さんに依頼して作られたもの。主な登場人物は中と、『しづかな流』に出てくる飼い犬の「タゴ」。容姿がみにくいとして最初はあまりタゴを可愛がっていなかった中が、共に暮らす間に愛情を感じるようになり、病気やケガで衰弱したタゴを一生懸命看病するというあらすじで、丸島さんは「中のタゴに対する心の移り変わりを表現したかった」と語る。絵は、黒いタゴが引き立つようにと黒の色鉛筆だけで描かれている。
 この作品は、今月27日(日)のひらつか市民活動センターまつりで、13時から初上演される。「中勘助を知る会」の飯尾紀彦さんは「これまで講演会や文学散歩といったイベントを実施しており、年配の人は知っている人もいるが、子どもやその親の世代にも中勘助のことを知ってもらいたい。今後は市内の図書館などでも上演できたら」と話している。◇問い合わせ=同会事務局(飯尾さん)☎︎31-4691
【写真】(左から)紙芝居を作った丸島さん、「中勘助を知る会」の飯尾さん

0925 1面
 いよいよ始まるマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)。来年1月より、行政機関で社会保障や税関係の手続きを行う際には、各個人ごとに付与された番号、いわゆる「マイナンバー」が必要となり、その番号は、来月より順次郵送される「通知カード」により通知される。これにあたり今週は「最近よく耳にするけど、そもそもマイナンバーって何?」といった疑問を解決するため、平塚市の担当課に話を聞いた
 この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、平塚市市民課の今野さんへのインタビューを紹介。今回の番組は9/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
各種手続きが簡素化
── そもそもマイナンバーとは何なのでしょうか。
「住民票のある、全ての方に付与される12桁の番号のことです。生涯使用する大切な番号となります」
── 対象となるのは?
「外国籍の方でも、赤ちゃんでも、『住民票のある方全て』が対象となります。海外に出国されている方は、帰国時に付番されます」
── 何に使うのでしょうか。
「社会保障、税、災害対策などの手続きで個人を特定する番号として活用されます。導入後は、複数の機関でそれぞれ管理されている情報が『マイナンバー』1つで同一人物のものであることを効率的に確認できるようになり、利便性が高まります」
── なるほど、これまでバラバラだった情報が1つの番号で紐付けられるわけですね。ですが、我々にはメリットがあるのでしょうか。
「平成29年7月からITの活用により他の市町村等と住民票関係や税関係など様々な情報が連携される予定なので、窓口で提出する書類が簡素化されます。また、公平、公正な社会が作られる基盤となります」
── マイナンバーがなぜ公平、公正な社会を作るのでしょうか。
「円滑な情報連携により『所得』や『福祉サービス等の受給状況』などが正確に把握しやすくなり、市民の皆様がきめ細かな支援を受けられるようになります。同時に、不当に税金や健康保険料の負担を免れることや、生活保護の不正受給などの防止に役立てられます」
通知カードと個人番号カード
── 利用開始となるのは来年1月からとのことですが、番号はどのようにして付与されるのでしょうか。
「番号は、来月より簡易書留で世帯ごとに発送される『通知カード』により通知されます」
── 通知カードの機能は?
「通知を目的とした紙製のカードですので、マイナンバーを確認するための書類としては使えますが、本人確認書類としては使えません。ですから番号を使用する場合は、運転免許証等の本人確認書類と合わせて提示する必要があります。但し、希望者には、本人確認書類としても使える『個人番号カード』が来年1月以降交付されます」
── 個人番号カードとは?
「情報を電子的に記録できるプラスチック製のICカードです。希望者の申請により作成されるもので、初回交付については手数料が無料となっています。なお、このカードは『番号の確認書類』と『本人確認書類』の両方の役割を果たしますので、マイナンバーが必要な手続きは、これ1枚で可能です」
むやみに教えないで
── 個人情報に関する新たなシステムということで、不安の声も聞こえてきますが。
「個人情報を新たに1カ所に集約するというわけではありませんので、情報はこれまで通り、各担当部署でしっかりと管理されます。またカードには、プライバシー性の高い情報は記録されません」
── 注意すべきことは?
「法に基づき、様々な安全管理措置はとられますが、手続き以外ではむやみに人に教えないでください。但し、勤務先となっている事業所については給与や健康保険、雇用保険の手続きで番号が必要となるため、従業員は本人と扶養家族の番号を届ける必要があります。当然事業所には、情報漏えい防止の安全管理措置を講じる義務が発生します」
── では最後に、その他気になることや質問がある場合は、どこで答えていただけますか?
「平塚市では、小冊子『マイナンバー制度Q&A』を市民課、保険年金課などの各窓口、地区公民館など公共施設で配布しています。また、コールセンターも開設しますので、そちらへお問い合わせください」
── お忙しい中、ありがとうございました。
◇コールセンター(全国共通ナビダイヤル☎︎0570-20-0178)
◇平塚市マイナンバーコールセンター(10/1~)☎︎0570-020-678
◇大磯町(町民課)☎61-4100
◇二宮町(町民課)☎︎71-3311

0918 オーレ
 反町康治氏が湘南の監督だった頃。反町監督がしばしば演出する試合終了間際の同点劇・逆転劇は「湘南劇場」と呼ばれ、スタジアムを盛り上げていた。
 その反町監督率いる松本をホームに迎えた一戦。試合を通じて前線から激しくプレスを掛けてボールを奪い、素早くゴールまで迫る「湘南スタイル」を披露したのは松本のほう。16分に先制した後も再三湘南ゴールを脅かした。
 だがこの日の湘南は、お株を奪われてタダでは終わらなかった。ドラマは後半ロスタイム。三竿のCKから遠藤が頭で押し込み土壇場で同点に追いつき、スタジアムに充満していた観客のため息と悲鳴は歓声と拍手に一変。反町監督ばりの見事な湘南劇場で終演させた。
 松本とは来月10日の天皇杯3回戦で再戦する。リーグ戦も残りあと7試合。逆転でも、点の取り合いでも、先制逃げ切りでも良い。今季の公式戦で度々披露してきたしぶとく勝ち抜く「新・湘南劇場」で、4回戦進出もJ1定住も決めてくれるはずだ。
【写真】遠藤が同点弾を決めたセットプレー。GK秋元も参加するなど全員攻撃で得点した
TEXT:藤井 亮 PHOTO:湘南ベルマーレ

はたらくひと0918 川田雅之さん 川田雅幸さん Men’s hair KAWADA 代表

幼少の頃よりずっと見てきた父の姿に憧れて選んだ理容師。今年7月には父のお店を継いで「メンズヘアーカワダ」にリニューアル。完全個室の空間でヘアメニューの他、フェイシャルエステやネイルケア等、お客様一人一人の事を考えられる様なお店を目指し努力を重ねています。いつか父のような立派な理容師になる為に頑張ります!

DATA
平塚市四之宮1-5-13
tel 0463-33-3877

うちのコ 0918 あっくん
いっぱい食べていっぱい遊んで
いっぱい笑って
とってもおりこうさん(^_^)♪
【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0918 2面水害
 北関東と東北に大きな浸水被害をもたらした台風18号。今回平塚市、大磯町、二宮町では大きな被害は出なかったが、平塚市では、広い範囲で浸水した去年の台風18号を教訓に対応を見直し、被害が出た場合に備えていたという。
 今回の台風18号では、市内の7ヶ所で水防団待機水位を超え、このうち2ヶ所では急激に水位が上昇。これを受け市は11時30分、避難勧告が出た場合の避難所となる岡崎小、土屋小、土沢中の3ヶ所に職員を配置して避難所開設の準備をするよう指示した。その後土砂災害警戒情報が発表される可能性がなくなったことから15時45分に指示を解除した。
 また16時20分には、相模川の神川橋で最大水位が5.89mとなり、避難勧告を検討する「避難判断水位」を超えたものの、これは上流の城山ダムの放流によるもので、市でははん濫の危険性は低いと判断。その後同日夜には通常の水位に戻った。
 この他、去年の台風の際には13ヶ所で崖崩れが発生したことから、今回は土砂災害の危険性が高い「急傾斜地警戒箇所」など29ヶ所を消防署の職員が巡回したが、いずれも異常はなかったという。
 市災害対策課の山田 透課長は「浸水被害が予想される場合に『自分は大丈夫だろう』と考えることなく、情報を集めて早目の避難を検討してほしい」と呼びかけている。
 なお市では、大雨等で防災無線が聞こえにくい場合に備えて、電話でその内容が確認できるテレフォンガイド、市のホームページ、メール配信、ツイッターなどの方法でも防災情報を発信している。
【写真】9日、増水した相模川と浸水した長瀞スポーツ広場(平塚市提供) 

0918 2面ヒガンバナ
 今年4月にオープンした二宮町の「ラディアン花の丘公園」で、ヒガンバナが咲き始めた。
 1万7,000株が植えられている同公園内「花の広場」のヒガンバナは、現在3分咲きで(15日現在)、町によれば、早ければ今週末から来週にかけて見頃を迎えるという。
 相模湾や吾妻山公園、また晴れた日には富士山が望める展望広場、膜状のトランポリン「ふわふわドーム」や複合遊具、散策路が設けられている同公園は、約5.7haの広さ。駐車場に限りがあるため、町は、休日や花の見頃の時期には公共交通機関での来園を呼びかけている。なお今月24日は休園日。詳しくは町HPで確認を。

0918 2面救急の日
 大磯町のマスコットキャラクター「いそべぇ・あおみ」が9月9日の「救急の日」に合わせ、一日救急隊長に任命され、JR大磯駅など3ヶ所で救命講習の啓発キャンペーンを行った。
 JR大磯駅では駅利用者に対し、大磯消防署の署員らが救命講習の受講を呼びかけるポケットティッシュや、どのような症状の際に救急車を呼べばよいかを説明するリーフレットを配布。また町役場、子育て支援センターでも同様の活動が実施された。
 大磯町では、より多くの人がAEDの使い方や心肺蘇生法を学べるようにして救命率向上を図ろうと、今年度から3時間の「普通救命講習」に加え、半分の90分で終了する「救命入門コース」も開始。すでに8回実施したという。なお今年7月からは、町内の5つのコンビニエンスストアにAEDが設置され、24時間利用できる環境となっている。
【写真】大磯町消防本部提供

0918 2面 鶴嶺学園
 今年で創立30周年を迎える学校法人鶴嶺学園(竹内惠司理事長)ではこれを記念し、同法人が運営する日本ヒューマンセレモニー専門学校(八重咲町、福島 繁校長)と湘南ウェディング専門学校(代官町、同)両校の学生を対象とした記念講演会を9日、ホテルサンライフガーデンで実施した。
 講師に招かれたのは、第81回アカデミー賞外国語映画賞や第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した映画『おくりびと』(2008年、松竹)の原案である『納棺夫日記』の著者・青木新門氏(78)。講演では「いのちのバトンタッチ」をテーマに、納棺師になるまでの経緯や納棺師としての日々、宗教観、また戦争体験による死生観など、自身の半生を振り返りながら様々なエピソードを紹介した。講演の最後には、これから葬祭や婚礼のプロを目指す学生らを前に「冠婚葬祭は『ありがとう』という言葉に尽きる。これをなくしてしまったら冠婚葬祭の仕事をやっている意味がない」と力強く訴えた。
 なお講演後には学生から質問を受け付ける時間も設けられた。例えば「現場で働いた方がすぐ技術を身に付けられそうなので、学校を辞めようか悩んでいる」という学生には「学校は知識が集まる場。現場で10年かかるものを1年で修得できる」と助言。またエンバーマー(遺体衛生保全士)コースの女子学生の「未だに遺体に触るのは怖い。どう克服すれば良いか」という問いに対しては、東北大震災で300人以上の遺体をボランティアで復元した女性納棺師を例に挙げ、経験に基づくアドバイスを送るなどしてエールを贈っていた。

0918 1面写真1
 不労所得でも無い限り、ビジネスでない芸術活動だけで生きていくことは難しい現代社会。たとえ個展で作品が売れるにしろ画廊代やマージンなどの負担も大きく頻繁には開催できぬもの。美大生などは特に「社会生活を優先させ創作活動から離れて正規雇用の職に就くか、非正規雇用でも創作活動に比重を置き続けるか」といった選択肢に迫られる。営利目的第一ではないが、作品で収入も得つつ表現活動を続けたい──。そんな葛藤を解決する場として今月19日、平塚市内にオープンするのが、地元出身の若者を中心に作られたシェアルーム「1761studio」だ。

 美容院だった店舗を改装して作られた同所は、現在5人の若者が参加する「共同のアトリエ+ギャラリー」。ここでは創作活動や作品展示、ワークショップが行われる。道行く人はガラス張りから覗いても良し、気軽に中に入って見学しても良し、もちろん作品購入も可能である。
 この場所の発起人となったのは平塚市出身で大磯町在住の岩﨑夏子さん(29)。多摩美術大学、大学院で日本画を学び、現在は県内の高校で美術教員として働く傍ら、創作活動・発表の場を模索する中で、ベルリン芸術大学留学中に知った、パリの「スクワット」(若手アーティストらが創作・発表の場として空き家を占拠する活動)をヒントに今回のアイディアを発想したという。そんな空間を作りたい、とアート仲間に呼びかけたところ賛同が得られ、5人で立ち上げることとなった。
アートで繋がるシェアルーム
 現在参加しているのは、ロートアイアン職人として鉄製品を作る傍ら造形作品を制作する市内在住の髙橋健太朗さん(29)。多摩美大で日本画を学び、現在は和紙、墨、箔、岩絵の具など日本の伝統的画材で抽象絵画作品を制作する坂下言葉さん(28)。東京藝術大学、大学院で工芸を専攻し、木彫りや乾漆、蒔絵などの技法で漆芸作品を制作する西澤絵理子さん。自由詩の創作に取り組む市内在住の中学校教員「Ri」(ペンネーム)さん(25)と多種多様なメンバー。
 そしてそれぞれが知恵と、技術と、家賃を出し合い、新たな形のシェアルームが誕生した。
まずは、やってみる
 「個人ではできないけれど、集まればできることがある」と岩﨑さん。想いとしては、「既製品には無い、一点物が持つ価値や深み。そういった、生活を豊かにするアートの魅力を提案をしていきたい」。だが「実際いつまで続けられるか分かりません」と現実も見る。当然、作品販売やワークショップが不振であれば継続できないのは自明の理。ただ「まずは、やってみようと。前例が無いので、壮大な実験ですね」と一歩を踏み出した。
 これまでにも都内を中心に積極的に個展を開いてきた彼女だが、「アートに興味のある人たちが来てくれる画廊は画廊の良さがある。その一方で、ここは多くの人が行き交う街中にあり、通りに面したガラス張りで誰からも見られる環境にあるので、アートに興味のない人たちにも存在を知ってもらえる貴重な場所」と新たな発信の場に期待している。なお通常のオープン日時は不定だが、在室時はいつでも入場可能。「誰でもウェルカム」とのことだ。
1761studio(袖ケ浜17-60)
「Opening Exhibition」◇9/19(土)~23(水)11時~19時◇問い合わせ=1761studio@gmail.com

うちこの0911 いっくん
いつもみんなを笑顔にしてくれるかわいい怪獣です♪

meiさん

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『テッド2』(2015年/アメリカ)
監督・脚本・テッドの声:セス・マクファーレン
出演:マーク・ウォールバーグ/アマンダ・セイフライド/モーガン・フリーマン 他
シネプレックス平塚ほかにて公開中。
今月で一歳になる我が家の息子が、生まれてはじめて家族以外で添い寝したのは、テッドのハンドマペットだった。米国では、雷が鳴り響いた時に脅える幼児が抱きしめるぬいぐるみを、サンダー・バディ=雷兄弟と呼ぶらしい。少年の頃のジョンの願いによって魂を授かったテッドが、喋るクマのぬいぐるみとして世間に注目を浴びたのも遠い昔のこと。今では、オタクのおっさんとなったジョン共々、ジャンキー・フードといけない葉っぱを嗜みながら、しょぼいなりに楽しい暮らしを続けている。そんなテッドに、今さらながらに人権問題が浮上する。ぬいぐるみに人並みの幸せを手にする権利は認められるのか? エロくて下品でいつも悪ノリ気味なテッドだが、彼が守ろうとするものは、マイノリティが多く暮らす米国社会における人間の尊厳そのものだ。そんな時、彼のそばに寄り添うのは、やはり雷兄弟のジョンなのだ。いずれ、我が家の息子にも、生まれたての自分に寄り添ってくれた相棒の真の姿を見せてやらねば。 0911 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0911 2面 100歳
 高齢者を敬愛し長寿を祝う「敬老の日」(9月第3月曜日)や「老人の日」(同15日)、「老人週間」(同15日~21日)が定められている9月の毎年恒例、平塚市内の99歳以上の長寿者を市長が訪ね(希望者)、直接お祝いメッセージを伝える「市長訪問」が今年も行われた。
 今年も「市内最高齢」に輝いたのは、明治34年生まれの石黒喜代子さん(114)。今月2日には、大好物であるという塩せんべいを手土産に訪れた落合市長から「ぜひこれからも日本一を目指して長生きしてください」とのメッセージが贈られた。
 長生きの秘訣は「のんき」。孫は「13人以上はいる」そうで、曾孫のさらに玄孫もいるという石黒さん。70歳頃までは現役の「お産婆さん」(現在の助産師)として働き、取り上げた新生児は「3000人位」。そんな桁違いのエピソードを紹介しては周囲を驚かせ、また、冗談を飛ばしては笑わせていた。
 なお市内では、先月1日時点で米寿(88歳)を迎えた市民は881人(男性305人、女性576人)、白寿(99歳)は67人(男性15人、女性52人)、100歳以上は112人(男性12人、女性100人で過去最多)となった。ちなみに今年1月時点での統計では、市内における高齢化率(総人口に占める65歳以上の人口比)は25.4%であり、4人に1人以上の市民が高齢者となっている。
【写真】冗談を飛ばし、落合市長(左)を笑わせる石黒さん

 埼玉県所沢市を相手取った訴訟を端緒とする昨今の「育休退園」問題で、現在会期中の平塚市議会9月定例会においても複数の議員から質問が上げられ、市は「見直す方向で検討中」との考えを示した。
 育休退園とは、自治体ごとの制度により対象年齢は異なるが「第2子以降を出産し育児休暇を取得した場合、保育園に通っている上の子を退園させる」こと。平塚市で退園対象となるのは0歳児から2歳児のクラスに通う子どもで、3歳児以上のクラスに通う子どもについては下の子が1歳を迎えるまでは在園できる制度となっている。
 「育休中の保育園利用の是非」や、一方で「それによる他の待機児童解消の機会損失」など、様々な点で論じらているこの問題だが、母親の悩みの1つに挙げられているのが「育休後に復帰する際、再入園できるか不安」という点だ。ただ、平塚市について言えば、担当課によれば平成25年度の育休退園は71人で、再入園希望者は53人。うち49人は第1希望や元の園に戻り、残る3人は第2希望に入れた(残り1人は自己都合によりキャンセル)とのことで、再入園の「枠」という点では、平塚市はその不安が少ない自治体であると見られている。

0911 2面アカウミガメ
 日本近海で最も広く見られるウミガメの一種、アカウミガメのふ化が平塚海岸で確認された。親ガメは6月〜8月の夜に上陸して砂浜に産卵し、卵は約2ヵ月でふ化するというアカウミガメ。近年同海岸で産卵が確認されており、今回は2年ぶり。
 今年は6月24日に市民から情報が寄せられ、平塚市博物館と新江ノ島水族館の学芸員が海岸を調査し、アカウミガメの卵を発見した。8月23日には巣の近くで子ガメ2匹が確認され、まだ巣に子ガメが残っている可能性があったことから31日になって巣を掘り返して詳しく調べたところ、152個の卵があり、そのうち110個がふ化していたことが分かった。
 博物館によると、子ガメは強い光を当てられると、方向感覚を失い海に戻れなくなる可能性があるとのことで、子ガメを見つけても「懐中電灯の光を当てたり、フラッシュ撮影などはしないでほしい」と呼びかけている。
【写真】アカウミガメの卵の殻の数を数える新江ノ島水族館の学芸員ら

0911 2面野菜きゅうり
 記録的猛暑となった今年の夏。猛暑とその後の天候不良により、平塚市内や大磯町で生産される野菜の中には、生育に多少の影響が出たものもあった。
 湘南農業協同組合(JA湘南)によると、管内ではきゅうりの出荷に影響が見られたという。同組合への出荷量自体は例年と変わらないものの、暑さで弱った上、少雨で病気になるものが増え、8月中旬には同出荷量が例年の約半数となり、出荷終了時期も半月ほど早まったとのこと。また小松菜については、約2割の減少となったが、これは猛暑のために植え付けを中止・減少させた生産者のほか、出荷先を変えた生産者もいたため「天候が直接影響したとは言い切れない」としている。
 地場産の野菜を多く扱うあさつゆ広場(平塚市寺田縄)の久留主 誠店長は「地場産の露地物トマトは割れてしまって出荷できないものが多かった。きゅうりやナスも店への出荷量が減り、中には店頭での販売価格が1袋20~50円ほど上がっている野菜もある」と話している(9/8現在)。
【写真】あさつゆ広場で販売されているきゅうり

0911 2面サーフィン
 台風により発生する大波で実施するサーフィンとボディーボード(サーフボードより小さいボードに腹這いになって波に乗るスポーツ)のコンテスト「JAPAN TYPHOON WAVE CHALLENGE」が今秋、平塚海岸で初めて開催される予定だ。
 大会開催日は、来月31日までの期間で、台風からのうねりにより波が3m以上あり、安全が確保できると判断された日の1日間。開催は、前日の夕方5時に実行委員会により発表される。同大会には、すでにプロ・アマのサーファーとボディーボーダー約20人が出場を予定しているという。
 自身もプロのボディーボーダーとして活躍する実行委員会の近藤義忠委員長は「一般の人に、大きな波に乗っての迫力ある演技を見てほしい。また、平塚の海岸は水深が深く波乗りに適した波が立つことをもっとアピールしたい」と話している。
 コンテスト当日は波の高い状態で出場者が海に入ることから、実行委員会ではライフセーバーや医師に砂浜で待機してもらい万一の際の事故に備えるという。開催など詳細は同大会のfacebookページで確認を。

1面0911-1
 平塚市桃浜町の自宅に囲碁道場を開き、多くのプロ棋士を育てた木谷實(きたにみのる)九段(1909年-1975年)の功績をたたえ、囲碁文化の普及・振興を目的に今年も「湘南ひらつか囲碁まつり」を開催します。
 第20回を迎える今回もメーンとなるのは、全国から来場する参加者がプロ棋士と対局する「1000面打ち大会」。今までは500面を2回行うという方式で実施してきましたが、20回目の節目の開催となる今年は、会場を湘南スターモール(東海道本通り)に移し、約330mにわたって碁盤を並べて、一度に1000面打ちを実施します。
 昨年の大会では、北海道から九州までの全国の囲碁ファンが参加され、参加者の年齢は最高齢が93歳、最年少が5歳と幅広い世代の方が参加されました。
 今年は、平塚の「木谷道場」で育った二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、大竹英雄名誉碁聖、小林覚九段、武宮正樹九段などの木谷門下の棋士のほかに、山下敬吾九段、依田紀基九段、王銘琬九段など、総勢100名を超えるプロ棋士が日本棋院から参加し「囲碁まつり」を盛り上げます。このように、大勢のプロ棋士が勢揃いするイベントは、全国でも例がなく「囲碁のまちひらつか」ならではのこと。
 なお、当日は49個のくぼみがある専用マットの上でスティックを使ってボールを打ち、五目並べの要領で得点を競い合う、囲碁とゲートボールを組み合わせたニュースポーツ「囲碁ボール」の体験コーナーも設置します。
 また、イベントを盛り上げるため、平塚市の友好都市である静岡県伊豆市の観光物産展も開催しています。ぜひご参加ください。
第20回「湘南ひらつか囲碁まつり」
日時 平成27年10月11日(日)午後1時~3時30分(1000面打ち大会等)
                 午前11時~午後4時(全体イベント)
場所 湘南スターモールを含む中心商店街(雨天時 会場内特設テントで開催)
1000面打ち大会
会場 湘南スターモール(東海道本通り)
募集人員 1000名(1000名を超えた場合は抽選)
囲碁のルールを知っていて囲碁のできる人(19路盤で囲碁が打てる人)
募集期間 9月25日(金)まで(必着)
当日飛び入り 若干名(事前応募者が欠席した場合のみ)
参加費 1,000円(高校生以下500円) 当日受付で支払い
七路盤大会
会場 公園通り(平塚市中心商店街)
時間 午前11時~午後12時30分
募集人員 48名(先着)
募集期間 9月25日(金)まで(必着)
参加費 無料
懇親会
会場 JR平塚駅 駅ビル6階ラスカホール
時間 午後4時30分から6時
募集人員 200名(先着)
募集期間 9月25日(金)まで(必着)
参加費 4,000円(高校生以下2,000円) 当日受付で支払い
応募方法
 往復ハガキに郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、イベント名(1000面打ち係、七路盤係、懇親会係)を書いて下記の申込先に郵送(イベントごとに往復ハガキをお願いします。)
 1000面打ち大会、七路盤大会応募の方は、さらに段級位(わからない場合は囲碁歴)、宿泊の場合は市内宿泊又は市外宿泊の有無を書いてください。
■多面打ち以外の主な催し物
◇囲碁初心者個別指導コーナー 午前11時~午後3時無料◇囲碁ウォーキング 午前11時~午後12時15分 無料◇バザール 平塚の名産と囲碁グッズと囲碁中古品等の販売 午前11時~午後3時30分◇伊豆市観光物産展(ひらつか市民プラザ) 伊豆市の農産物、海産物、ワイン等の販売 午前10時~午後5時◇その他平塚青年会議所、平塚商工会議所青年部が行う各種イベントも予定。
【写真左から】
今年の会場となる湘南スターモール/伊豆市観光物産展

0904 ペット (左) ジェントルマン 6歳 ・(右) レディー 5歳
(グレートピレニーズ)
いつも仲良く2匹でくっついています! 小さい赤ちゃんに体を触られても動かず家族に枕にされてもされるがままの優しい子達です! ジェントルマンの特技はたぬき寝入りです! レディー何をされても怒らない凄く優しい子です!
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0904 うちのこ 莉心(りこ)ちゃん
あっという間に生後8ヶ月。 お座り、ハイハイ、つかまり立ちもマスターしました♡ 「ママー!」と訴える可愛らしい表情に、 家族みんなメロメロです☆ 毎日元気いっぱい遊ぼうね!!

いくみんさん

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0904 7面コネクト
経験者が相談に応じるNPO法人「ぜんしん」
ゲーム大会を9/13(日)に開催 気軽に参加を 

夏休みが明け、多くの子どもたちが元気に学校に通い始めた。しかし、不登校の子や学校を休みがちな子は「学校行かなきゃ」「でも行きたくない、行けない」ともんもんとするつらい時期なのではないか。平塚市内で不登校やひきこもりの若者とその保護者への支援を行うNPO法人「ぜんしん」の理事長柳川涼司さんはそう心配する。
 柳川さん自身も、高校生の時ゲームに熱中しすぎたことから不登校に。その後中退しほぼひきこもりとなった経験を持つ。しかし小遣いを止められ、ゲームを買うためにアルバイトを始めた。それをきっかけにもう一回勉強しないとという気持ちが出てきたという。それから通信制高校に通い、何度か立ち止まりながらも大学を卒業した。
その後商社勤務を経て、自分の体験が人のために使えると気づいた柳川さん。4年前にぜんしんを立ち上げた。
 ぜんしんでは、不登校やひきこもりで悩む親子が意見交換する居場所作り(第4土曜日)と、就労支援や不登校の相談会・簡単なパソコン講座(第2金曜日)を開催。相談会では、自分も経験者だった会員や親が支援者となり、その体験談も聞ける。また相談者が気軽に参加できる雰囲気を作るため、ゲームやパソコンも利用している。
 最も力を入れるのが、相談者の自宅などを訪問しての個別相談である。昨年度は、のべ123件の相談があった。最初は親の相談から始まることが多く、その悩みをよく聞いた上で本人への声かけや接し方などをアドバイスする。この時柳川さんが保護者に言うのは、悩んでいる本人は視野が狭くなっていたり心がかたくなだったりするため、親が大人の価値観から合理的な考え方を押し付けても聞いてくれないということ。それよりも、「本人がやっていることに親が興味や関心を持ち、同じ目線に立ってみてほしい」。柳川さん自身も、ひきこもり中は冷戦状態が続いていた母親がだんだんゲームに興味を持ち始め「このゲーム面白いの?」と声をかけてくれたりした。そのことで、自分のことを分かってもらえていると感じて、少しずつ心が強くなれたそう。「反応がなくても子どもに寄り添って声をかけ続けてほしい。まずは親が変わること。それが本当の回復につながると思います」
 ぜんしんでは団体の活動を知ってもらおうと、今月13日(日)に「不登校・ひきこもり外出支援 ゲーム大会」を開催する。場所はひらつか市民活動センター(八重咲町)、時間は14時から16時まで、事前予約は不要。
経験者親子がサポーターとなり、TVゲームの対戦やコスプレ体験ができるほか、親が意見交換できる交流スペースも。問い合わせは、ぜんしん柳川さん☎︎23-1177/e-mail:ryoz@lifestyle-cps.sakura.ne.jpまで。

【写真】
上 理事長の柳川さん
下 パソコン講座の様子

0904 7面コネクトぜんしん

3面 振り込め詐欺
 振り込め詐欺被害を未然に防止したとして、平塚警察署(綿引直也署長)は先月28日、平塚山下郵便局と横浜銀行平塚支店の2団体を表彰し、感謝状を贈呈した。
 平塚山下郵便局が防止したのは同21日に発生した事案。「明らかに動揺した感じ」で定期貯金の解約に訪れたという90代の女性に対し、不審に思い積極的な聞き込みや確認を行ったところ、次男を騙った詐欺と発覚。200万円の被害を未然に防ぐことができた。また、横浜銀行平塚支店が防いだのは同27日に発生した事案。80代の女性が「至って普通の感じ」で来店したが、引き出す金額が500万円と高額であったため積極的な声掛けを実施し、詐欺と判明。証券会社を騙った手口だった。
 綿引署長は「金融機関さんであれば水際で止めてくれるが、タンス預金をされている場合は止める術が無い」と、タンス預金の危険性も紹介していた。
【写真】写真提供=平塚警察署

0904 2面 レスリング
 平塚市南金目出身で、現在は警視庁第六機動隊に勤務する飯島千晶さん(24、東京都大田区在住)が今月7日から12日にかけてラスベガスで開催される「2015年レスリング世界選手権」の女子75kg級に出場を決めた。同大会は3位以内入賞で2016年のリオデジャネイロオリンピック出場権が得られる選手権。
 幼稚園児の頃よりレスリングを始めた飯島さん。市立金目中学校在校時には一度レスリングから離れ、バドミントン部に所属していたとのことだが、安部学院高校(東京都)在校時に復帰。本格的に取り組み、才能を開花させたという。まずは26日からの最終強化合宿を経て、初の世界選手権に挑戦する。平塚から五輪選手が輩出されるか、期待がかかる。
【写真】写真提供=日本レスリング協会

 平塚市の都市構造の骨格となる「北の核」として進められているツインシティ大神地区の土地区画整理事業について、市は先月28日、同事業を施行する「組合」の設立を認可した。設立された組合の正式名称は「平塚市ツインシティ大神地区土地区画整理組合」。総事業費は約220億円で、事業期間は同日から平成42年3月末まで。
 一方、事業を進めていくには市街化区域への編入などの都市計画手続きが必要とのことで、市は同日付けで関連の都市計画決定、変更の告示と、県環境影響評価条例による環境影響予測評価書の公示を行っている。
 今回、組合が設立されたことにより今後は道路、公園等の公共施設や宅地造成の工事が進められると同時に、新たな企業の立地や市立相模小学校の建設、住宅の建設が進められていくこととなるが、まずは法に基づき、組合設立後1カ月以内に総会が開かれる。
 なお現時点(8/26現在)における地元の同意率は、地権者が353人中289人同意の81.9%、土地面積では58.0ha中45.1ha同意の77.6%となっている。

0904 2面 お弁当1
食育の実践の場として、また、自らお弁当を作ることで日頃の作り手である保護者に対する感謝の心を育てる機会として、毎年実施されている「中学生 自分でつくるお弁当コンテスト」(主催=平塚市教委、平塚市)の今年度大会決勝ラウンドが先月27日、花菜ガーデン調理室で行われた。
 会場では一次審査を通過した5チーム(1組3人)の生徒15人が調理の腕を振るい、60分の制限時間以内にそれぞれユニークなオリジナル弁当を制作。市教委の金子 誠教育長や平塚市料理飲食業組合連合会の会員、栄養教諭ら13人が審査を行い、結果、市立春日野中学校3年生・中村 燎君、野島正太郎君、伊藤紘太君による作品が最優秀賞に選ばれた。受賞にあたり、同チームは「昨年度は決勝ラウンドで3位という結果で悔しかったので、今年頑張って優勝できて良かったです」と喜びを語っていた。
 なお最優秀賞チームには副賞として「海鮮和家いしけん」(平塚市代官町)による作品の市販化が行われるほか、フランス料理マリールイーズ(同松風町)のフルコース食事券、しまむらストアーのお買いもの商品券1万円分などが贈られ、以下4組についても順位に応じた副賞が授与された。
【写真TOP】昨年度大会のリベンジを果たした春日野中3年の(左から)中村君、野島君、伊藤君
【写真2】2位に入賞した県立平塚中等教育学校3年・川原巧介君、上田一成君、後藤大河君の作品
【写真3】3位に入賞した春日野中1年・中村渚君、渡辺将太君、片寄優太君の作品
【写真4】4位に入賞した春日野中2年・鈴木小々美さん、小長井華さん、塚田晴香さんの作品
【写真5】5位に入賞した金旭中3年・柿島花綾さん、山崎愛莉さん、柏﨑雪帆さんの作品

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 子育てをするなら、どのまちがいいだろうか。そう考える子育て世代を呼び込もうと、現在各地の自治体では様々な支援策が始められている。大磯町でも「子育てで選ばれる町」を目指し、来年度からは県内で初めて、条件付きで幼稚園・保育園の保育料を「2人目以降は無料」とする。これにより、若い世代の定住促進を狙う。
来年度から大磯町が始める取り組みは、幼稚園の保育料について、「同一世帯に満3才から小学校3年生までの子どもが2人以上いる場合、2人目以降は無料」にするというもの。また保育園については「小学校就学前の子どもが2人以上同時に保育園や幼稚園を利用している場合、2人目以降は無料」となる。例えば、保育園に通う2人目が3才未満で、毎月
の保育料が約1万6,000円の家庭では、この措置により年間で約19万円の負担が減ることになる。 なお国の基準では「2人目は保育料が2分の1」「3人目から無料」とされており、「2人目以降を無料」とするのは県内で大磯町が初めてとのこと。
こども園新設と医療費助成拡大
 保育園入園を希望する子どもの数が増えると予測する同町では、「町立国府幼稚園」と「たかとり幼稚園」を統合し、国府幼稚園跡地に新たに私立の認定こども園を誘致、平成30年度に開園を目指す。加えて、来年4月には社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホームも認定こども園を開設。町では、このように様々な保育ニーズに対応できる態勢が整うことで待機児童の解消にも繋がると見ている。
 この他にも、小児医療費助成制度における所得制限を10月から緩和。現在1才児以上の医療費助成には、扶養人数に応じて保護者の所得制限が設けられているが、今回その所得限度額を90万円引き上げる。これにより助成の対象者が約200人増えると見込まれる。
 子育て支援課の瀬戸克彦課長は、「町の高齢化率は30%を超え、子育て世代を取り込んでいかないと今後人口が減っていってしまう。『2人目の保育料も無料化して産みやすくなっていますよ』『住みやすいところですよ』と若い世代にPRして大磯に住んでもらい、これからを支える子どもが増えてほしい」と期待している。
大磯のPR動画が誕生
 ではどうやって大磯を知ってもらうか。町では、総務省が移住希望者への情報提供のため運営する「全国移住ナビ」に、大磯を紹介するプロモーション動画をこのほど掲載した。この動画では、3人の高校生が町内の店舗やサイクリングロード、城山公園、町営プールといったスポットを巡り、観光地としてではなく、住民から見た町の魅力を発信している。
 多くの自治体では、こうしたプロモーション動画の制作を専門業者に依頼する中、大磯町では大磯高校SF研究部OB会に依頼。同会顧問の小澤大輔さんは「身近な所に豊かな自然などいいスポットがいっぱいある、そんな大磯でこれからも生きていこう、また、この町に住んでみたいと思ってもらうことを意識した」と話していた。
 今回の取り組みにより、他の自治体から大磯町に移り住む子育て世代が増えるかどうか、今後に注目だ。ただ、少子化が進む中、近隣の自治体同士が子育て世代を取り合うのではなく、互いに知恵を絞り支援策を競うことで、子どもの数自体を増やしていけるかどうか、それにも注目だ。
【写真】
(トップ、右上)大磯町プロモーション動画より(右下)跡地に
こども園が新設される町立国府幼稚園    写真提供=大磯町

ペット_0828 Rちゃん (メス・6歳・ミニチュアダックス)
ものすごく臆病で 人見知りがすごいです。
ですので…… 大の散歩嫌いです(笑)。
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『ロマンス』(2015年/日本)
監督・脚本:タナダユキ
出演:大島優子、大倉孝二、西牟田恵 他
8月29日より、TOHOシネマズ海老名ほか全国ロードショー。
大雑把な分け方をすると、アイドルには二つのタイプがある。神格化されたアイドルと、肉体性を備えたアイドルだ。前者は、神々しいまでのカリスマ性で近寄り難い存在であり、後者は自分の隣にいそうでいないちょっとだけ特別な存在だ。AKB48は、後者の「会いにいけるアイドル」をコンセプトに始まったグループだが、いまや神格化された存在になりつつある。大島優子は、かつてはその頂点を究めたアイドルだ。にもかかわらず、彼女にはアイドル時代もいまも不思議と肉体性が備わっている。ライブをやれば普通に汗臭くなるし、物を食べればゲップもする。それを肯定出来るのが彼女の魅力ではないか。彼女が演じる、小田急ロマンスカーのアテンダント・北条鉢子は、大倉孝二演じるいかがわしげな乗客と共に、母親を探すたった一日の箱根観光に向かう。箱根湯本の町を裸足で全力疾走し、「いい日旅立ち」をアカペラで熱唱するあけすけさ。ラブホテルで一夜を明かす時の寝そうで寝ない絶妙なかけあいも、大島の肉体性の賜物だ。 0828 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

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 宇佐美実政に生け捕られて、由利維平(維衡とも)が連れてこられた。しかし、ここで問題が起こった。天野則景も、自分が由利維平を捕らえたのだと主張しているのだ。それで揉めている。頼朝は、藤原(二階堂)行政に、2人の馬と鎧の毛色などを調べさせ、書き留めておかせた。そうして梶原景時に、どちらの言い分が真実なのかを由利維平に尋ねて確認するように、と命じた。景時は立ちながら、維平に聞く。「汝は泰衡の郎従の中でも名の知れた者であるから、偽りを述べるようなこともないとは思うが、事実を正確に申し上げるように。何色の鎧を着けた者がお前を生け捕ったのか」。すると、維平は質問に答えるどころか、激しく憤った。「汝は頼朝殿の家人か。立場をわきまえないもの言いである。故御館(みたち・泰衡殿)は、藤原秀郷将軍の嫡流であり、3代にわたって鎮守府(ちんじゅふ・陸奥国におかれた軍の機関)将軍の号を汲むお方である。汝の主人でさえ、そのような言葉を発すべきではないのだ。いわんや汝と私とでどれほどの優劣の差があるのか。運が尽きて囚人となるのは勇士の常である。頼朝殿の家人だということで、常識を外れたけしからぬ振る舞いをされるいわれはない。答えることはできぬ」。と、このように景時に言い返した。面目を失った景時は、顔を赤くして頼朝の御前に参上した。「あの男は、悪口を言う以外の言葉を持たないので、糾明したくても不可能です」。すると頼朝は言った。「景時が無礼な振る舞いをしたことによって囚人がそれを咎めたのであろうか。道理にかなったことである。早く畠山重忠を召して問わせよ」。そして、畠山重忠が呼ばれた。
 重忠は、毛皮の敷物を自分で持ってきて由利の前に置いて座るよう勧める。そうして礼を正して尋ねた。「弓馬に携わる者が怨敵に囚われるのは、どこにおいても習わしとなっております。恥辱であるとは限りません。頼朝殿の父の義朝殿は横死しました。頼朝殿は囚人として平清盛のもとへ連れられてから伊豆に配流となりましたが、ついに天下を取ることになりました。貴方も生け捕りの身とはなりましたが、深く沈んで恨みを残すべきではありません」。畠山重忠は、囚人である由利維衡に向かって丁重に話しかける。重忠の言葉は、さらに続く。
【写真】
維平が奥州藤原氏に仕えていた時、秀衡から拝領したものと伝わる秋田県由利本荘市の市指定文化財「由利家の守護刀」写真提供=由利本荘市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0828 オーレ
試合が始まって、ものの10秒だった。キックオフ直後にパスカットされた湘南は、あれよあれよとゴール前に運ばれ、いきなりの失点。0-1のビハインド状態から戦いを挑むという難しいゲームだった。
だが湘南は心折れず奮闘。失点からほぼ10分後、FW藤田(祥)が相手GKをかわす巧みなゴールで試合を戻す。但し振り出しに戻るも相手は変わらぬビッグクラブ。攻撃は激しく、守りも固い。湘南も負けじと守っては攻める。常に動く、観客を飽きさせないゲーム展開は続き、勝負は後半へ。そして藤田(祥)と交代したFWアリソンが76分、均衡を破る。その後は2-1の追いかけられる状況となり、試合終了まで緊迫感が続いた。そして迎えた劇的勝利。
これにより湘南は4位となり、現在紛れもない「日本トップリーグの上位チーム」となった。この緊迫感は、まだまだ続く。

【写真】2点目の決勝弾を決めたアリソン
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0828 2面囲碁まつり写真
 今年で20回を迎える日本最大級の囲碁イベント「湘南ひらつか囲碁まつり」が10月11日(日)に開かれる。今回は1,000面の碁盤を並べ、1,000人が同時にプロ棋士と対局して一度に1,000面打ちを行うため、主催の平塚市まちづくり財団では、例年より多くの参加者を呼びかけている。
 「囲碁まつり」のメインイベントである「1,000面打ち大会」は例年、紅谷パールロードを会場に500面を2回打つという方式で実施されてきた。節目となる今年は会場を湘南スターモールに変え、約330mにわたり、1,000面の碁盤で一度に1,000面打ちを実施する。出場する棋士は、二十四世本因坊秀芳や大竹英雄名誉碁聖など101人で、全国各地から集まったアマチュア棋士と対戦する。当日は碁盤がずらりと並べられ、棋士が通りを埋め尽くす。参加には往復はがきによる事前の申し込みが必要で、今回は当日の飛び入りは欠席者が出た場合のみ可能となっている。定員は1,000人で、超えた場合は抽選となる。応募締切は来月25日(必着)。
 このほか七路盤大会や囲碁初心者のための個別指導コーナーなどの催しも行われる。詳しくは同財団文化事業課☎32-2237まで。
【写真】昨年のようす(写真提供=平塚市まちづくり財団)

0828 2面少年野球
 平塚市の少年軟式野球チーム「湘南アサヒベースボールクラブ」(黒川 誠監督)が、先月28日から今月10日までアメリカ国内で開かれた国際大会で準優勝を収めた。
 この大会は野球を通じて国際交流を図ろうとミズーリ州セントルイスで毎年行われているもので、今年は日本、アメリカ、オーストラリアとヨーロッパから8チームが参加した。同クラブは予選を全勝で通過して、決勝トーナメントを勝ち進んだ。決勝ではアメリカのチームと対戦し、惜しくも1対2で敗れ準優勝となった。
 選手たちは渡米前ほとんど英語が話せなかったそうだが、滞在中の一般家庭でのホームステイや試合の際の審判との会話・メンバーチェンジのやり取りなど、実践を通じて英語を学んでいったという。また試合の後には一緒に歌を歌うなどして選手同士の交流を深めたとのこと。キャプテンの蛯原浩介君は、「ストライクゾーンや食生活が全然違ったので大変だったが、英語でどうやって伝えるかを考える力を学んだ」と振り返っていた。
 また黒川監督は、「アウェーでの試合で不利なこともあったが、子どもたちはよくやった。中学生の時にこうした経験ができるのは大きい」と話し、この夏で引退する3年生に向けて「『なぜって考えよう』というチームのモットーは勉強にも通じる。人生で何か困ったことがあったら、自分で考えて乗り越えてほしい」とエールを送った。
【写真】8/22、23のレモンガス杯中学生軟式野球大会で3位となった湘南アサヒベースボールクラブ

 平塚市は20日、9月市議会定例会に提出する補正予算を発表した。一般会計で約9億2,400万円が計上される今回の補正により、全会計の補正後累計額は1,834億7,907万8千円となる。
 主なものとしては、ツインシティ整備推進事業において、道路などの公共施設整備のための建物などの移転補償費用や、地盤改良などの工事費用として約4億4,100万円。またShonan BMWスタジアム平塚の審判控室にトイレ・シャワーを設置するほか、観客席を約150席増設する工事に約9,200万円。これにより、同スタジアムの収容人数は15,254人となる予定。
 そのほか、今年10月から施行されるいわゆるマイナンバー制度に対応するため、個人番号カードを交付する経費に約976万円を計上している。
 また今定例会には、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、小児医療費助成に関する条例の改正案も提出される。これは、病気やケガで通院する際の助成の対象を小学6年生までとしていたのを中学校卒業までに拡大するもので、対象人数は約5,200人増える見通し。予算規模は約1億2,000万円。所得制限は現行通り設けられる。

0828 2面災害協定
 平塚市は21日、神奈川土建一般労働組合平塚支部(小川弘明委員長)と湘央建設組合(向 外二組合長)の2つの組合と「災害時における応急復旧等の協力に関する協定」を締結した。
 この協定は、地震や風水害等の災害時に、市が両組合に対し、災害の拡大防止と道路等の応急復旧活動のための人員や資機材等について協力を要請できるというもの。また平時においても、地域の防災訓練への機材の貸し出しや組合員による使い方の指導などの協力をすることが明記されており、市によればこうした平時における協力まで盛り込んだ協定はあまり例がないという。
 落合克宏市長は、「組合員さんには、防災訓練に参加して地域の人と顔の見える関係を築き、いざという時に住民と一緒に動いてもらえれば」と期待を寄せた。 
【写真左から】小川委員長、落合市長、向組合長

1面写真_0828_外観1
 漁業という第1次産業に、加工の第2次、さらに飲食店・販売の第3次を掛け合わせた「第6次産業」を実現する新たな店舗がまた、ここ平塚に誕生した。平塚駅南口から徒歩5分、代官町の交差点に今月21日にオープンした「代官町フィッシュファクトリー」。同店は魚や惣菜の加工場を併設したピッツェリア(ピザを提供するレストラン)兼デリカテッセン(惣菜販売店)で、平塚の漁業における6次産業の拠点として昨年春にオープンした「平塚漁港の食堂」に続く店。そして、同食堂での「嬉しい誤算」を補う店だ。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、同局の馬場桃加アナと共に、食レポ等テレビ的な視点からお店の魅力をご紹介します。今回の番組は8/31(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 嬉しい誤算とは、その繁盛ぶりにある。未だ連日、市民をはじめ市外からの観光客も訪れ賑わいを見せている食堂の状況は、店を運営する株式会社ロコロジ代表取締役の常盤嘉三郎さんも「全くの予想外でした」と言うほどだ。
 6次の内、3次で手一杯となってしまっているため、2次が手薄になっている現状──。この、2次を補完する存在として、フィッシュファクトリーは作られた。
観光客ではなく平塚市民に
 国の6次産業の認定事業として誕生した「漁港の食堂」との比較で言えば「食堂は、広域を対象とする観光地的な存在であり、平塚の鮮魚を皆さんに同じクオリティで提供するお店」。これに対し「今回の店は逆で、家庭のニーズ、1人1人の声に応え、あなたのために平塚の鮮魚を使って調理します、というお店」とのこと。
 そのためフライから焼き魚、煮魚まで、要望があれば何でも調理できる体制を整えた。さらには地元の八百屋とコラボし、地場産野菜の販売も毎日軒先で実施するという。「とにかく地元の人にとって便利なお店になりたい」と、2次を充実させた常盤さんだが、もちろん3次の方も手を抜かない。
ニューヨークのイタリアン
 外観はニューヨークの、近年再開発が進められ、レストランやブティックなどが出店しスタイリッシュな街並みへと変貌を遂げた「ミートパッキングディストリクト」に建つ、元・精肉加工場のようなデザインで作られた。店内にはデリ(惣菜)が並べられ、厨房にはイタリアから取り寄せた、薪でピザを焼く石窯も。またテラス席も用意されるなど、欧米的な空間で飲食が楽しめるお店だ。
 飲食物には、平塚の鮮魚を使ったカルパッチョやパスタ、ピザ職人による本格ピザのほか様々なオリジナルメニューを用意する。ビール、ワインといったアルコールも。また10月頃から始める予定のモーニングでは現在開発中の「エッグベネディクト」や、NYで主流となりつつある「コールドプレス」という栄養分を逃さない低速圧搾のスムージーを提供する。
 「今回の店こそは、地元の人たちのために」と誕生した新たな6次の店。開店後の数日間ですでに「予想を上回る」数の来客があったというが、果たして今回も「誤算」となるか。いずれにせよ、賑わい創出となるならば、まちにとっては有り難い。◇代官町フィッシュファクトリー(代官町20-3)☎︎︎86-6700、営業時間=11:30~22:00(月曜定休、火曜不定休)

0821 私は今 前回 加藤早苗さんからのご紹介

吉野秀俊さん
機械加工ヤママタ 代表

機械加工の仕事を通じて出会ったHarley Davidson。6年かけてコツコツと組み上げました。先日車検を通したばかりの思い出のバイクです。これをきっかけに今では世界中にバイク友達がいます。日本を訪れてくれた時には大磯の海や山、町並みを彼らに案内しています。私の次のステージはアメリカです。LAの友達と3,000マイル(4,800㎞)の距離をバイクで旅することです。家族や友人に感謝の気持ちを忘れずにまだまだ色々な事に挑戦したいです。

0821 源平
 河田次郎は駆けていた。主人である泰衡の首を持って贄柵を出立した彼は、頼朝のもとを目指して進んでいた。この首を持って頼朝の御前に参上し、御家人の列に加えてもらうのだ――。
 その頃頼朝は、陣岡(じんがおか・岩手県紫波郡)の蜂杜(はちもり)に陣を敷いていた。北陸道を進軍してきていた比企能員(ひきよしかず)や宇佐美実政らも合流した。これで、兵は総勢28万4千騎となった。各自が白旗を掲げており、威容を誇る有り様である。
 その陣岡に参上した者がいた。先ほどの河田次郎である。泰衡の首を、梶原景時を介して捧げた。和田義盛や畠山重忠らによって首実検が行われた。泰衡の首に違いなかった。梶原景時が、頼朝からの言葉を河田に伝える。「汝がしたことは、一見、功績があるように思われるかもしれない。けれども泰衡を捕まえることに関しては、もともと我が掌中にあったのである。他の者の手を借りるまでもなかった。それに、従来の恩を忘れて主人の首を獲ってさらすなどというのは罪にあたる。恩賞を与えることは到底できない。後の人々への懲戒のためにも、身の暇(いとま)を与える」。そうして、河田次郎は小山朝光に預けられ、斬られた。さて泰衡の首は、長さ8寸(約24cm)の鉄釘で打ちつけられて懸けられた。中尊寺金色堂に納められていた眉間に穴のあいた頭蓋骨は、泰衡の首であることが調査によって明らかにされている。その首桶に入っていた蓮の種子を咲かせるのに成功したものが、前回掲載の美しい「中尊寺ハス」の写真である。
 主人を討つ、ということは頼朝にとって許しがたい行為であった。自身の立場を危うくするし、何より父親である義朝が家人の鎌田正清の舅の裏切りによって滅ぼされたという経緯がある。だから河田次郎の場合も、斬罪に処すことで皆に見せしめる必要があった。
 さて、泰衡の従者の中には、頼朝が一目置く者もいた。それが、由利八郎維衡(ゆりはちろうこれひら)である。宇佐美実政によって生け捕られ、陣岡に連れてこられた者だ。ただ、少々厄介な問題が生じていた。
【写真】
河田次郎の居館・贄の柵城跡の推定地とされている古い八幡神社の鳥居(秋田県大館市二井田字贄ノ里)
写真提供=大館市教育委員会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0821 2面 将棋少年(左から)久保田君、宮越君、落合市長、俵君
 今月4日に開かれた第20回神奈川県小中学校将棋大会兼都市友好小中学校将棋団体戦で、平塚市内の小中学生のチームが優勝を果たした。
 150チームが参加し強豪校も集まる中、最上位の部である王位戦で優勝したのは、神田中の宮越雅大君(2年)、浜岳中の久保田相君(1年)、港小の俵 昴君(4年)のチーム。3人は5日、落合克宏平塚市長を訪れ優勝を報告した。宮越君は「色々難しい所分からない所もあったけれど楽しかった」、久保田君は「チームに貢献できて良かった」、俵君は「一番年下だったけど、きちんと星を稼ぐことができた」と試合を振り返った。落合市長は「これからも切磋琢磨して強くなり、平塚を背負って全国や世界で活躍してほしい」と今後の活躍に期待を寄せた。
【写真】(左から)久保田君、宮越君、落合市長、俵君

0821 2面ゴスペル
 平塚市民病院で14日、市民ゴスペルグループ「ワンキューブ」(福島真喜子代表)による初のコンサートが開かれた。
 「ワンキューブ」は、平塚市を練習拠点にし女性13人で作るゴスペルグループ。メンバーの1人が同病院に通院していることから、このたびコンサートを開くことになったという。
 14日にはメンバー10人が出演し、「翼をください」「上を向いて歩こう」など7曲を披露。メンバーの1人で同病院に通う小関真知子さんは、「患者は症状が良くならなくて落ち込むこともあるけれど、悪い日ばかりじゃない、きっといい日の方が多いから」との思いを歌に込めたという。会場には患者やその家族など50人以上が訪れ、中には手拍子をしながら聴いたり一緒に口ずさんだりする人もいた。
 聴いていた患者の1人は「入院中でつまらなかったけど、心が安らぎました」と話していた。

0821 2面 商品券
 平塚市と大磯町、二宮町ではプレミアム商品券が今月から順次発売される。
 「プレミアム商品券」とは、各自治体内の店舗や飲食店などで使えるプレミアム(おまけ)が付いている商品券のことで、地域経済の活性化を目的とし、主に各市町在住者を対象に発行されるもの。今回1市2町では、購入額の20%がプレミアムとして付けられた。なお、地域経済活性化が目的のため、一定の枚数は中小商店等だけで使える仕様となっている。
 1万2,000円分の商品券が1万円で販売される平塚市の「キラリ☆平塚プレミアム商品券」は10月から販売開始。購入には事前の申し込みが必要で、現在受け付け中。期間は今月31日までで、応募者多数の場合は抽選となる。また子育て支援策の一環として、中学生以下の子どもがいる世帯に対しては抽選なしの優先購入権がある。 
 大磯町の「キラキラおおいそプレミアム商品券」は来月14日から販売されるが、こちらは事前申し込み不要。1冊12枚つづりで、7,800円分が6,500円で販売される。
 二宮町ですでに販売中の「二宮プレミアム商品券」(1万円で1万2,000円分)は現在、予約をした人への販売が行われているが、今月29日にはラディアンで一般発売も行われる。ここでは事前申し込み不要で購入が可能で、8時30分から同館正面玄関側で整理券が配られ、9時から16時まで販売される。すでに予約で購入した人でも1人5冊(5万円)まで購入でき、売り切れ次第販売終了となる。完売しなかった場合は、31日から二宮町商工会で販売される。
 詳しい内容は各商工会議所・商工会のホームページなどで確認できる。このほか下記の電話番号でも問合せを受け付けている。
◇キラリ☆平塚プレミアム商品券コールセンター☎0120-077-313◇大磯町商工会☎61-0871◇二宮町商工会☎71-1082

0821 2面 全国中学生(左から)渡邉さん、日口さん、落合市長、谷口君、鈴木さん、大迫さん
 今週開催の全国中学校体育大会に出場を決めた平塚市内の中学生が12日、落合克宏平塚市長を訪問し、健闘を誓った。
 柔道女子個人に出場する金目中の渡邉愛子さん(3年)は「オリンピックを目指している。全戦一本を取るつもりで日本一になりたい」と強い意気込みを見せた。
 また陸上女子砲丸投げに出る旭陵中の大迫晴香さん(3年)は「昨年の全国では思うようなプレーができず悔しい思いをした。今年は自分のベストが尽くせるように」。女子走り幅跳びに出る土沢中の鈴木文葉さん(3年)は「1センチ1センチを大切にして自己ベストを出したい」。男子110mハードルに出る金旭中の谷口寛樹君(3年)は「去年の夏からハードルを始めた。全国の選手と走る機会はなかなか無い。悔いの残らないように」と大会への抱負を語った。
 さらに水泳女子自由形100mと200mに出場を決めた江陽中の日口 優さん(3年)は「しっかり表彰台に上がっていけるよう頑張りたい」と話していた。
 落合市長は、「皆さんは素晴らしい力を持っている。自分の目標を超える結果を出してもらえば」と激励した。
 この他、柔道女子個人に出場する金目中の柏葉美郷さん(2年)、新体操女子団体に出場する太洋中の新体操部は当日は大会などのため欠席となった。
【写真】(左から)渡邉さん、日口さん、落合市長、谷口君、鈴木さん、大迫さん

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 「知は力なり」との言葉もあるが、時に知識は武器や盾として、我が身を守るツールとなる。とりわけ税金や社会保障、労務など様々な制度に守られ、縛られている現代で、社会生活を送るにあたり「知らなかった」では済まされないこともある。それら世の仕組みを知らぬまま学校卒業後に初めて身を置く社会がいわゆる「ブラック企業」であったりすると、知識が無かったばかりに追い詰められ、深刻な例では文字通り「命取り」となる場合もある。儚く消えてしまう前に、1人でも多くの若者を救いたい──。そんな想いを持った平塚市に住む1人の「元総務部」の主婦により考案され、先々月に商品化されたのが『ライフ・リテラシーゲーム』だ。仲間とわいわい楽しみながら、社会生活に必要な知識を学ぶことができる双六形式のボードゲームである。

 遊び方は一般的な双六と同様、各プレイヤー(4人~5人)はサイコロを振り、「SNSでバイトテロ」「パワハラでうつ病」といった現代用語も登場する世相を映したボード上で駒を進め、ゴールを目指す。学生時代のアルバイトから就職、結婚など、人生のイベントを通過していく中で「年金」「健康保険」「労務」「所得税、住民税」といった社会の制度に触れ、疑似体験することで世の仕組みを自然と学べる教材となっているが、まず気になるのは「誰を対象としたゲームなのか」という点である。
作ったのは1人のお母さん
 「今回は『入門編』ですので、一番は高校生に使ってもらいたい。高校を卒業して就職する子どもたちを守りたい」と話すのは、開発者の加藤千晃さん。加藤さんは以前、市内企業の総務部で約8年働いていた経験があり、そこでの体験が基になって今回ゲームの開発に至ったという。「まずは我々を取り巻く様々な制度の複雑さに驚いたのですが、さらに、多くの人たちが『知らない』ということに危機感を覚えました」
 では複雑な社会の仕組みというのは、どう学ぶのか。社会に出る前に、どこかで教えてもらえるのか。現実問題として、そういった機会に恵まれることは、まず無いに等しい。「私も子どもがいますが、子どもたちは『何も知らない』ということすら知らないんです。そんな状態で社会に出て良いのか、という疑問を持ちました」
 「労務関係であったり、年末調整や扶養のこと。健康保険の仕組みなど、知識を持たないがために追い詰められ、自ら命を絶つ不幸な事件なども耳にしました。そこで、こういった教材があれば『命を救えるかもしれない』と気付き、『作ろう』と決意したのです」と、開発の意図を語る。
開発、そして完成へ
 何としても作るぞ、と強い意志を持って教材開発に取り組んだ。そして企画書を作り、製作してもらえそうな企業に持ち込んだ。だがそれは採用されず、うまくいかなかった。そして自分で作りはじめ、原型ができた頃に、平塚市主催の事業で、市から奨励金交付や事業拡大へ向けた支援などが受けられる「フレッシュビジネス認定コンペティション」の存在を知り、応募した。結果、認定されたことで、順調に製作を進めていくことができた。高校生・大学生にモニターとなってもらったり、公民の教職員の声を取り入れたり、改良を重ねた。そして今年6月、記念すべき第1弾の入門編が完成した。
 こだわった点は、いくつかある。そもそも形態を流行りの「携帯アプリ」ではなく、アナログな「ボードゲーム」としたのは「1人で学ぶのではなく、集団でわいわい楽しみながら学んでほしいから」。また、駒は1つ1つ木工職人の手作り。ボードは極力質の良い素材を使い、綺麗な日本の四季を取り入れるなど、デザインにも力を入れたという。価格は1つ25,000円(税抜)と比較的高価だが、丁寧に作ったその理由は、「命に関わる教材だから」
 「一番の願いは、それぞれ若い人たちに考えてもらうこと。色々な制度の側面、良い所も悪い所も全て提示することで考えてもらう。そして当事者意識を持って選挙に行き、自分たちで作り直してほしい。その先に良い制度が作れると思います。それが最終的な目標です」。平塚の1人の母から生まれた、我が身を守る命の教材。問い合わせはライフ・リテラシー☎︎23-0018(月~金、9時〜18時)へ。
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0731 はたらくひと 丸島理沙さん
飯処たまはん スタッフ“たまはん娘”創業25年、父と母が守ってきたお店を守れるよう兄弟、家族力を合わせて頑張っています! 定食やラーメン、お好み焼き、ふぐ料理、お刺身など一つ一つ丁寧に盛り付けをし、お客様に喜んで頂けるようこだわりを持って提供しています。小さなお子様からお年寄りの方まで『美味しかったよ!』と喜んで頂けるのが、私の幸せです。☎︎32-9628

0807 オーレ
 手に汗握る以前にシャツに汗染む暑さの中で熱戦が繰り広げられた柏戦。対戦歴を遡ってみると1998年以来11戦白星は無く、ホーム平塚での対戦に限って言えば、元日本代表選手の反町康治前監督や岩本輝雄、呂比須ワグナー、中田英寿らの大量得点により7-4で勝利を収めた1997年7月30日の試合以来6連敗が続いていた。
 贔屓目に見ても「良きライバル」とは言い難かった、そんなクラブに対し湘南は汗を流し、3-0の完勝で17年ぶりの白星をあげた。柏のミスも目立ったが、柏は決して弱いチームではない。もはや「湘南が強くなった」と堂々と言えるレベルである。
 そして何と言ってもこの試合、耳目を集めたのは5年ぶりに湘南からA代表(年齢制限の無いベストメンバー)に選ばれたDF遠藤 航。代表招集に関する激励メッセージも横断幕に書かれるなどサポーターからの期待も大きく、遠藤はしっかりとそれに応えるかのように3点目を決めた。さらに先日の北朝鮮戦では国際Aマッチ初出場を果たし、先制点をアシストするなど存在感を示した。
 これで「湘南ベルマーレ」は再び、名実共に「日本代表がいるクラブ」に返り咲いた。上昇気流に乗ってどこまで行けるか。一過性の熱か、輝ける黄金時代か。物語の続きはスタジアムで。

【写真】3点目を決めた「日本代表」の遠藤選手

文治5(1189)年8月22日。頼朝が平泉に到着した。泰衡の姿は既になく、彼の館は焼け跡となっていた。辺りは静まりかえっている。ただ一棟だけ、焼けずに残っている蔵があった。頼朝が葛西清重や小栗重成らにその蔵を調べさせたところ、なかには数々の貴重な宝物が納められていることが分かった。牛黄(牛の胆石で薬として利用される)のほか、犀(サイ)や水牛の角、金や銀で作られたものなど、珍しい財宝ばかりである。その中にあった象牙の笛や布が葛西清重に与えられた。また小栗重成は、玉幡(玉で装飾した旗の飾り)や金の花鬘(仏具として飾られるもの)を所望して賜った。重成は、これらで自身の氏寺を飾るつもりだった。
さて泰衡の行方がいまだ知れぬ頃、ある者が頼朝の宿所の辺りに一通の書状を投げ入れた。どうやら泰衡から頼朝に宛てたもののようである。それには次のようにあった。「伊予守(義経)のことに関しては、父秀衡が扶持していたことであり、自分は関与していません。父が亡くなってから、ご命令を受けて義経を誅殺したことは、むしろ勲功というべきものでしょう。にもかかわらず、突然私を征伐なさろうというのは、一体どういうことなのでしょうか」。切々たる泰衡の訴えは続く。「すでに奥羽は頼朝殿の御支配のもとにあるといえます。どうか泰衡をお許しください。そして御家人に加えていただけませんでしょうか。それが叶わぬならば、せめて死罪ではなく遠流にしてください」。自身の赦免を請う書状であった。さらに、「もし返事を頂戴できるのであれば、比内郡(秋田県大館市の辺り)に落としておいてください」とも記されていた。比内郡の辺りに泰衡がいるということか――。捜索は続けられた。
さて泰衡は、比内郡贄柵の河田次郎のもとまで逃れてきていた。河田次郎は長年にわたり藤原氏に仕えてきた信頼のおける郎従である、と泰衡は考えていた。ところが、その河田が裏切った。不意に、彼の郎従達が泰衡を取り囲んで殺害した。河田は頼朝のところへと馳せ向かった。主人であった、泰衡の首を携えて。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0807 2面 平工
 県立平塚工科高等学校(反町聡之校長)社会部が、今月1日に行われた「ソーラーカーレース鈴鹿2015」高校生以下の部門で優勝し6連覇を果たした。また大学生・社会人を合わせた部門でも5連覇を達成した。
 総合4連覇で迎えた今年、「(来春定年を迎える)顧問の小澤先生が今年で最後なので、ぜひ勝って花を持たせてあげたい」との思いで大会に臨んだと、部長の新倉瑞稀君(18)は振り返る。
 当日は天候がよく路面の温度が高かったため、タイヤ表面の摩耗を気にしながらのレースとなったものの、去年交換したソーラーパネルやバッテリーが本領を発揮し、後半失速したライバルチームを抑えて優勝した。4時間にわたるレースで、大勢の同校OB達が見守る中プレッシャーも大きく、ドライバーの1人西山幸宏君(17)は、「パネルがぶつかりそうになるので、車を壊さないで繋ぐことに気をつけた。後半はタイヤを気にしてスピードが上がっていなかったので、優勝が決まってほっとした」と喜びを語った。
 17年間指導にあたってきた小澤健人教諭は、「私はあまり手を出さず、生徒たちが整備や修理を自分たちでやるように心がけてきたので、嬉しいです。これからも先輩達の優勝を途切れさせないように頑張ってほしい」と話していた。

0807 2面 手話ダンス1
 手話を使ったダンスやコントなどのパフォーマンスを競う「第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」で、平塚市内の高校生で作る手話ダンスグループ「みるき~うぇい」がこのほど予選を通過し、9月の本選に出場を決めた。
 「みるき~うぇい」は、市の手話ダンス教室で知りあった平塚市内の5人の女子高生によって1年前に結成され、これまでには七夕まつりなど地域のイベントで手話ダンスを披露してきたグループ。5人とも手話は初めてだったが、今では自己紹介やちょっとした会話はできるようになったという。メンバーの一人、鳥屋千聖さん(17)は「とってもシャイだったがステージに出るのが楽しくなった」と話す。
 予選では動画による審査が行われ、同グループは教室の講師である手話ダンスグループ「ハンドサイン」の曲『ゴーマイウェイ』に合わせて、手話を使ったキレのあるダンスを見せ、応募47チームから本選出場する20チームに選ばれた。
 栁田沙也佳さん(17)は、「本選の舞台に立つからには、できる限りの完璧な踊りをしたい」と本選への意気込みを語った。佐藤 萌さん(15)は「手話もダンスも両方なるべくきれいに、と意識したので、そこを見てほしい」と話した。
 本選は来月22日鳥取県米子市で開かれる。
【写真】(左上から時計回りに)加藤さん、佐藤さん、鳥屋さん、後藤さん、栁田さん

0807 2面ガラスのうさぎ
 70年前に二宮駅が空襲を受けた「8月5日」を前に、今年も駅南口にある「ガラスのうさぎ像」には、平和を祈って作られた色とりどりの千羽鶴が飾られている。
 この取り組みは平和への思いを後世に伝えようと5年前に始められたもの。千羽鶴は町内の小中学校や高校、団体が作ったものに加えて県内からも送られ、今年は約8万6千羽が集まった。今月17日まで飾られる。
 また5日には、第25回「ガラスのうさぎ像平和と友情のつどい」がラディアン(生涯学習センター)ホールで13時から開催される。二宮町などの共催で、映画「ガラスのうさぎ~東京大空襲」上映のほか、二宮小学校児童による合唱と二宮西中学校ブラスバンドの演奏も行われる。

0807 2面実験教室
 夏休み中の小学生が実験などを通じて環境について学ぶ「子ども環境体験教室」が、7月31日から8月6日にかけて県環境科学センター(平塚市四之宮)で行われた。
 これは、地域での環境保全活動や環境学習を支援する「神奈川県環境学習リーダー会」が、実験を通して子どもたちに環境について興味を持ってもらい、環境を守る意識を育ててほしいと毎年開いているもので、今年は水の循環や発電など日替わりのテーマで6日間開かれた。
 初日には県内の小学校4年生から6年生までの26人が参加し、10円・1円硬貨や備長炭など身近な材料を使った電池作りに挑戦。きちんと発電した作品についてはオルゴールが鳴ったり、LEDライトがついたりした。参加した子どもは「オルゴールの音が出て楽しい」などと嬉しそうに話していた。
 同センターでは、ホームページで環境学習用の教材を紹介している。同センターHP(http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/learning/kyouzai/kyouzai.html
【写真】オルゴールの音を聴く小学生

0807 1面写真1
 自分たちが住む平塚市の課題を捉え、より住みやすいまちに、また、選ばれるまち、住み続けるまちにするために議論をしようと昨年初めて企画された市民参加による大規模対話集会「平塚ダボス会議」(河野太郎実行委員長)が2日、今年も開催された。第2回目となる今回は、「教育」をテーマに教育関係者を招いた基調講演、パネルディスカッション、ワークショップなどが行われ、盛況のうちに幕を閉じた。会場では、どんな議論が交わされたのか。
 オープニングセッションとして、まずは河野実行委員長と落合克宏平塚市長による対談が行われた。河野実行委員長は「『孟母三遷の教え』という故事があるように、教育には環境が重要であり、都心では小学校区によって明確に地価が異なる例もある。やはり『選ばれるまち平塚』を目指すなら、教育についても考えていきたい」とし、落合市長は「まちの魅力となる大きな一つは『いかに教育が充実しているか』が必要だと思う。また、定義は難しいが『学力』の底上げ、ふるさとへの愛着や誇りを育むことが欠かせない要素であると思っている」とした。
基調講演とパネルディスカッション
 基調講演の講師に招かれたのは「数理的思考力」「読書と作文を中心とした国語力」「野外体験」を三本柱に、将来「メシを食える大人」「魅力的な人」を育てるとして首都圏中心に広く展開している学習塾「花まる学習会」の高濱正伸代表。全国各地の公立学校での授業や講演など公教育にも貢献する高濱代表による熱のこもった講演が行われ、「公立学校が抱えている問題」「子育て環境の変化」「子どもの学力・思考力を伸ばす方法」といった話に、会場からは感心の声や笑い声などが起きていた。
 講演後は河野実行委員長を進行役に、平塚市教育委員会の大野かおり教育指導担当部長、県立平塚中等教育学校の鈴木 靖校長、高濱代表を迎えたパネルディスカッションが行われた。大野担当部長は「平塚の子どもたちのようす」「教育現場の取り組み」「地域との連携」について話し、鈴木校長は「学校の紹介」「国公立大学、難関私大への合格について」「中高一貫校のメリット・デメリット」などを紹介。また、「学力の目標」「『生きる力』の測り方」などについてもそれぞれの見解が述べられた。
ランチミーティングとワークショップ
 昼食の時間にはランチミーティングとして、地域学習や地域活動に力を入れてきた市立大住中学校の栗木雄剛校長と、地域活性に取り組む(公社)平塚青年会議所の城田孝子理事長によるトークセッションが行われた。この中では「学校と地域との関係づくり」を軸に、これまでに取り組んできた事例を挙げ、「中学生が地域に参加する意義、必要性」などが紹介された。なお会場で販売された弁当は、「自分で作るお弁当コンクール」で優勝した大住中生徒の作品が商品化されたもの。
 午後の部では、元衆議院議員で現在は(公社)東京財団の政策プロデューサーを務める亀井善太郎研究員と少年補導員・県西地区会長の小倉滋朗氏をコーディネーターに「地域における解決したい課題」「解決のためにすべきこと」を考えるワークショップが行われた。参加者はグループに分かれて発表し、様々な意見を共有した。
 クロージングセッションでは、平塚市の金子 誠教育長が「貴重な意見、提言をいただいた」と総括し、「昨年と同じ流れで、学力に対して指摘を受けるかと思っていたが、高濱代表の講演は、これまで見聞きしてきた視点、論調と全く違うものであり、心の中で拍手を送っていた」と評価。最後には「学力の定義づけはこれから大きな課題となってくる」と会議を締めくくった。
【写真下左から】落合市長/河野実行委員長/高濱代表/大野担当部長/鈴木校長/栗木校長/亀井研究員

0804 私は今 前回 山瀬惠美子さんからのご紹介

中村極楽堂
加藤早苗さん

平塚駅前で神仏具商を営む実家の中村極楽堂で働いています。今はお盆前なので、ひと月以上休み無く忙しい日々です。が、好きなぬか漬けや梅酒、梅干し作りはやめられません。愛情をかけ出来上がったものをいただいた時、忙しさの疲れはぶっ飛びます。お盆が明けると3連休があり、富士登山に行く予定です。バイクで走りにも行きたいです。こうしてONとOFFの区別をつけながら、アクティブに楽しく過ごして行きたいです。すべてに感謝。

0731 2面-1 2校が囲碁全国大会神明中
0731 2面-2 2校が囲碁全国大会平塚中等
 平塚市立神明中学校(倉本憲一校長)の囲碁部と県立平塚中等教育学校(鈴木 靖校長)の囲碁部が今月12日に行われた「第12回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦神奈川県予選」で優秀な成績を収め、来月都内で開催される全国大会への出場を決めた。神明中は6位入賞で2年ぶりの出場。平塚中等は優勝し、6年連続の出場となった。これにあたり各校の囲碁部は今月、落合克宏平塚市長を訪問し、大会への抱負を語った。
 神明中囲碁部からは平野朋子さん、相原拓実君、伊藤郁弥君(いずれも3年)が27日に訪問。部長の平野さんは「全国大会はレベルが高く難しいと思うが、みんなで団結して一つでも多くの勝利を取れるよう頑張ります」と意気込みを伝えた。
 また平塚中等からは齊山天彪君(1年)、前田稜太君(2年)、牛木健太郎君(3年)が28日に訪問。主将の齊山君は、「県の代表として(去年を上回る)ベスト8に残れるよう全力を尽くしたい」と健闘を誓った。
 落合市長は「平塚は囲碁でまちの魅力を発信しているので、ぜひ頑張ってほしい」と激励した。全国大会は来月2日・3日に千代田区の日本棋院市ヶ谷会館で行われる。
【写真】(左から)神明中の安藤教諭、相原君、落合市長、平野さん、伊藤君、倉本校長
【写真2】(左から)平塚中等の白井教諭、斎山君、落合市長、前田君、牛木君

 厳しい暑さが続く中、平塚市内と大磯・二宮町でも熱中症による救急搬送の件数が増えている。
 各市町の消防本部によると、平塚市では今月1日から11日までが1人だったのに対し、今月初めて小田原市での最高気温が30度を超えた12日以降は39人が搬送されたという(27日現在)。この39人のうち重症者は2人、中程度の症状が16人、軽症者が21人。また年代別では、0歳から17歳までが9人、18歳から64歳が12人、65歳以上が最も多く18人だった。
 重症者はいずれも65歳以上で、2人とも昼間窓を閉めたまま室内にいたところ、救急隊が到着した時点で意識がもうろうとして倒れていたとのこと。どちらもエアコンはあったが使われていなかったという。
 二宮町でも12日以降4人が搬送された。このうち1人が重症者。65歳以上で、外を歩行中めまいを訴えたという。また大磯町でも2人の軽症者が出ている。
 総務省消防庁では、特に高齢者は暑さ・のどの渇きを感じにくいため、「室温28度を超えないようにエアコンや扇風機を上手に使う」「のどが渇く前に水分補給」と呼びかけている。

0731 2面 日本代表
 湘南ベルマーレの遠藤 航選手(22)が、今年8月の東アジアカップに出場する日本代表メンバーに選ばれた。同クラブからの選出は、2010年の村松大輔選手(現・清水)以来。
 遠藤選手は、2011年から湘南ベルマーレでDFとしてプレーしており、今シーズンは18試合に出場し3得点を上げている。これまでも、年代別の代表には選出されてきた実績はあったが、A代表に選ばれるのは初めて。
 遠藤選手は、「湘南からA代表に選ばれることが最近はなかったので、嬉しく思います。ベルマーレをはじめ、学校の先生や家族、サポーターなど常に支えてくれた方々に本当に感謝しています。プレーでは、球際の部分や縦につけるところは自分の特徴なので、臆せず出していきたい」と意気込みを語っている。
【写真】7/19甲府戦での遠藤選手 写真提供=湘南ベルマーレ

0731 2面 議長0731 2面 副議長
 大磯町議会で23日、臨時会が開催され、正副議長の投票が行われた。投票の結果、第35代議長に吉川重雄氏(きずなの会)、第36代副議長に坂田よう子氏(無所属)が選ばれた。
 新議長に就任した吉川氏は昭和19年生まれの71歳。昭和62年に初当選し、先月の選挙では6位で当選、現在4期目。これまで議会運営委員会委員長や総務建設常任委員会副委員長などを歴任している。
 また副議長に就任した坂田氏は昭和39年生まれの50歳。平成11年に初当選し、先月の選挙では2位で当選、現在連続5期目。議会運営委員会委員長や福祉文教常任委員会委員長などを務めた。
 それぞれ任期は2年。

0731 2面 ネーミング
 すでに5カ所の公共施設において5企業とネーミングライツ契約を結んでいる平塚市では、昨年募集した「提案型ネーミングライツパートナー」の応募がなかったとして、今年は導入を推進する施設を重点導入施設として示し、さらなる募集をかける。
 希望価格と共に重点導入施設として指定されたのは「平塚漁港(フィッシャリーナ含む)」(50万円)、「馬入・光と風の花づつみ」(80万円)、「馬入サッカー場」(200万円)、「湘南ひらつかパークゴルフ場」(80万円)の4施設。選定については、利用者数やイベント等の開催実績などを踏まえて行われ、希望価格も同様にして設定された。ただし価格はあくまでも市の希望であり、設定金額以下の応募を妨げるものではないとのこと。募集期間は来月7日から10月30日まで。問い合わせは資産経営課☎21-8763へ。
【写真】ポピー咲く季節の「馬入・光と風の花づつみ」(平塚市提供)

0731 1面 写真1
 光沢があり肌触りが良く、一見、木とは思えないほど艶がある、高級木材の柘植で作られた将棋駒。毎年、七夕まつり期間中に開催される「ひらつか七夕将棋大会」の「こども大会」で、2年前から入賞者に贈呈されている手作りの駒がある。大会に参加するプロ棋士も欲しがるというこの駒は、平塚市在住の三浦日出男さん(79)が1つ1つ丁寧に作り、寄贈しているもの。今月4日には、この功績を讃えるとして日本将棋連盟(谷川浩司会長)より表彰されたが、三浦さんは駒作りで生計を立てている駒職人ではない。あくまでも趣味の世界として、人知れず約40年、美しい工芸品を作り続けてきた。今週はそんな「囲碁のまち・ひらつか」の、隠れた将棋駒の名工をご紹介。
 趣味だからこそ、採算を度外視した作品を作ることができる。商品ではないからこそ、納期や仕上がりに囚われず、好きな時に好きなだけ作業し、贅沢に素材の良い部分だけを使って「美」を追求できる。その完成品については、賞状と記念品を手渡した日将連平塚支部長の佐々木重輝さんも「値段さえつけられていませんが、ものすごく高価なもの。大人のプロ棋士が欲しがるレベルなんですよ。『三浦さんの駒は素晴らしい』って」と評価するほどだ。
ライフワーク
 受賞にあたり、北海道出身者らしい柔らかいイントネーションで「なーんだか、えらいことになっちゃってまー」と恐縮がる三浦さん。作り始めたのは約40年前のこと。平塚市内の企業で勤務していた当時に将棋を始め、駒を買おうと思い「どうせ買うなら良いものを」と、駒師として名高い金井静山氏(1904-1991)を訪ねたという。だが「素人には作りません」と門前払い。ただ「木地を作ったら作ってあげる」とのことで、自ら御蔵島(東京都)から木材を取り寄せ購入し、作ってみた。いざ作ってみると木の美しさに魅了され、趣味は一転、「指す」方から「作る」方に。ここから、人生をかけたライフワークが始まった。
 暇さえあれば静山氏を訪ね、技術を学んだ。木目の方向や色、柄など、こだわり続けておよそ40年。「400~500組は作ったかなあ」と数え切れないほどの駒を作ってきたが、売り物ではないためその多くは今も数百という単位で自宅に置いてある。「悪い趣味なんだわー。えらい金使って、家の中も汚くしちゃうし、ろくなことないよー」と謙遜するが、ひたむきに確実に、自らの技術を磨き上げてきた。そんな中で「死」を意識する人生の転機が訪れた。
予測不能の面白さ
 3年前に患った大腸ガン。当時は死を覚悟したというが、手術は成功、転移もなく一命を取り留めた。「生きて帰ってこられた感謝じゃないけど、これをきっかけに何かしようと思ってね」と、日将連平塚支部・佐々木さんに連絡し、贈呈の提案をしたところ快諾。寄贈を始めた2年前の大会では、優勝して駒を受け取った子どもが父親を連れて三浦さん宅へお礼に来たとのことで、これに感激し「そんなに喜んでもらえるならば今後も」と、贈呈枠を3位入賞者まで拡大し昨年、今年と続けてきた。
 「大人に出しても『こんなものいらん』と言われるよ。でも、子どもたちにおもちゃとして使ってもらえれば嬉しい。人にあげて使ってもらえるなら、俺が死んでも何組かは残るでしょう。だから、子どもたちが喜んで持っていってくれる内、生きている内は出すわ」
 駒作りは、「どんな木目が出てくるか、切るまで分からないからこそ、面白い」と言う三浦さん。初段は取得したものの駒作りと出会って以降、将棋を一切指さなくなった自分がまさか、日将連から感謝状を贈られる日が来るとは思いも寄らなかった。病気も含め、人生は予想外の結果で溢れていると自らの身を持って体感した。どんな結末が待っているか分からないからこそ、面白い。ちなみに三浦さんは囲碁が好き。これについては今も楽しんで打っているという。
【写真4】日将連の佐々木さん(左)と三浦さん

0724 オーレ
 前節のアウェー神戸戦で、粘り強い戦いで勝ち点1を積み上げた湘南。この日の相手は、堅守速攻を得意とする甲府。湘南は前半から圧倒的にボールを支配するも、5バックで守る甲府のブロックを前に攻撃の糸口を見出せず、大槻の決定的なヘディングシュートもクロスバーに嫌われてしまう。0-0で迎えた後半、球際の勝負で勝る甲府に主導権を握られ、55分、64分にエースのバレーにゴールを許すと、終盤は攻撃のアイディアや連係は“らしさ”を欠き、無得点で敗戦を喫した。残り14試合、縦に速い湘南のサッカーを封じるべく、この日の甲府以上に屈強なディフェンス陣で固めて闘ってくるチームに対し、どのような策で打開していくのか。湘南スタイルの深化をこのJ1の舞台で証明するためには、更なる攻撃の幅を増やすことが必要とされる。

【写真】
最終ラインで甲府の攻撃を再三止めたバイーア

0724 2面 ママさんバレー
 平塚市の旭小学校区に住むママさん主体でつくるバレーボールチーム「旭クラブ」が平塚地区予選(平塚・秦野・伊勢原・大磯・二宮)と県予選をそれぞれ優勝で勝ち抜き、チーム初の全国大会出場となる第46回全国ママさんバレーボール大会(主催=一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟、朝日新聞社)への切符を手に入れた。
 平塚地区から全国大会に出場するのは平成12年の「五領ヶ台クラブ」、平成19年の「渋沢」以来3チーム目。この快挙を報告するとしてチームは21日、落合克宏市長を表敬訪問し、出場の喜びと大会への意気込みを語った。
 毎週火曜日と金曜日に市立旭小学校の体育館で練習に励んでいる同チームは、昭和45(1970)年の創部。現在所属しているのは10人(ママさんバレーは9人制)で、平均年齢は44歳。下は32歳から上は61歳、63歳と層が厚い。中には実業団でプレーしていた選手もいるとのことだが全員が経験者ではなかったという。今回の快挙にあたり、その決め手となった秘訣などを白幡智子選手兼監督と大迫美紀キャプテンに聞くと「なんでだろう?」と首をかしげつつも「少しポジションを変えたのが功を奏したのかな」「勝ちへのこだわりがあった」「初めて心が一つになり、全員がそれぞれの良い所を出せた」という。
 全国大会に向け、大迫キャプテンは「全員の心を一つにした『全員バレー』で優勝を目指します。何事も、常に高みを目指さないと」と意気込んでいる。大会は来月7日~10日。仙台市など宮城県内を会場に開催される。
【写真】旭クラブの選手のみなさん

0724 2面 警察犬
 平塚警察署管内で今月11日に発生した未帰宅児童の捜索事案について、捜索依頼を受け出動した県警本部刑事部鑑識課の警察犬マックス(オス・7歳)とハナ(メス・6歳)が児童を発見したとして21日、平塚署の綿引直也署長から表彰され、賞状とビーフジャーキー800gがそれぞれ贈られた。
 「小学4年生(9歳)の3男が帰ってこない」と、平塚署に通報があったのは11日の午後10時55分。同署では6人体制で周辺を探すも発見に至らず、深夜12時過ぎに県警本部鑑識課に警察犬の出動を要請。午前2時半頃にマックスを連れた東謙一郎警部補(43)とハナを連れた佐藤貴志巡査部長(36)が到着し、児童の靴を原臭に捜索したところ、午前3時25分、児童の自宅から500mほどに位置する公園前路上で自転車に乗っている児童を発見したという。同署によれば、今回の事案について事件性は無いとのこと。
 マックスとハナを撫でながら「よく頑張ってくれたね」とねぎらった綿引署長は「事件事故に繋がる前に発見することができて良かった。まさにワンダフル」と2頭を讃えた。
【写真】(左から)東警部補、マックス、綿引署長、佐藤巡査部長、ハナ

0724 2面 レンタサイクル
 これまで平日と土曜日に営業していた「平塚レンタサイクル」が、今月19日から試験的に日曜日と祝日も営業を始めた。
 このレンタサイクル事業は、公益法人平塚まちづくり財団が運営するもので、土曜日にも総合公園などへの一時利用者がある程度いることから、ニーズを把握して利用者をさらに増やそうと実施するもの。
 試験期間は、9月27日(日)までの日曜日と祝日で、利用時間は午前6時30分から午後10時まで、平塚駅西口第3駐輪場で貸し出す。利用できるのは中学生以上で、料金は1日200円、定期利用者は定期券で利用できる。
 利用者には自転車を返却した後に、簡単なアンケートに答えてもらい、ニーズを把握する上での参考にするとのこと。まちづくり財団ではこれを機に「レンタサイクルの需要を伸ばしたい」と話している。
【写真】貸し出しが行われている自転車

0724 2面 スケアード-2
 自転車利用が多い中学生を対象とした自転車事故防止対策として、目の前でスタントマンが事故を再現し恐怖を感じてもらうことで自転車マナーの向上を期待するスケアードストレイト(scared straight)形式の交通安全教室が15日、平塚市立山城中学校(大髙幸二校長、生徒数510人)で実施された。この形式の安全教室は、平塚市まちづくり財団の公益目的事業として年間5回を目標に市内中学校で開催されているもの。主催は平塚市交通安全対策協議会。
 講習では、自転車の飛び出しによる事故や大型車の内輪差による巻き込み、自転車同士の追突の実演などが行われ、生徒らは真剣に目を向けていた。また講習では平塚市交通政策課の職員により、相手を負傷させた際の損害賠償についても触れられ、「できれば自転車保険に加入して」と呼びかけられていた。

0724 1面写真1
 今年は戦後70年。節目の年ということで、各地では戦争に関する展示やトークイベントなど様々な取り組みが行われている。この地においても、空襲や機銃掃射により目の前で家族を殺された人々がいた。映画でも小説でもない、現実にあった凄惨な光景を彼らは平和のために思い出しては語り、一方でそれらの話を聞き書き、後世へ残そうとする人々もいた。そして迎えた戦後70年の夏。我々は今、語り部たちの高齢化により、生の証言を失いつつあるという現実に直面している。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、二宮町に残された洞窟陣地のお話を「戦時下の二宮を記録する会」に伺いました。湘南チャンネル(CATV002ch)で7/27(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
戦時下の二宮を記録する会
『ガラスのうさぎ』で知られる二宮町には、戦争体験者を中心に平成18(2006)年に発足した「戦時下の二宮を記録する会」という団体があった。体験談を聞き書きした冊子『ひとしずく』を出版してきた同団体だったが、町内に残る洞窟陣地を調査してまとめた第5号を最後に、現在は「ほぼ解散状態」だという。理由は会員の高齢化だ。体験談を語ってくれた数十人の語り部も、今はほとんどがこの世を去ったそうだ。
1人の会員は「今でさえ吾妻山は菜の花がきれいで平和ですが、山には今も洞窟陣地が残されています。多くの人はそんなことを知らないと思いますし、このままでは忘れ去られてしまうでしょう。今伝えないと、なかったことになってしまう」と危惧し、「会としては二宮で起きた戦争もしっかりと後世に伝えていきたい」とする。特に若いお母さんと子どもたちに知ってほしいと考える同会では現在、戦時下の二宮を分かりやすく伝える紙芝居を制作中とのことだ。
平塚の空襲と戦災を記録する会
70年前の7月16日から17日にかけた一晩で、B29爆撃機132機により44万7,716本の焼夷弾が落とされたという大規模な空襲を受けた平塚では、平成元(1989)年に発足した「平塚の空襲と戦災を記録する会」(江藤 巖会長)が、約250人分に及ぶ聞き取り調査を中心に活動を続けてきた。70年目の節目ということで今月18日には平塚市博物館で空襲体験者6人によるリレートークを開催(市と共催)した。また、自身も空襲体験者である江藤会長(82)も20日、開催20周年を迎えた「大野地区平和を感謝する集い」(相原捨治実行委員長)で、自分は瀕死の状態にあり、姉、弟、妹の死を目の当たりにした自らの体験談を語った後、「平和は誰かに与えられるものではなく自分たちで努力して作っていくものです」と平和の大切さを強く訴えた。
江藤会長は「戦後80年の時には我々も生きているかわからないので、焦っている部分もあります」と体験者が少なくなりつつある現状を踏まえつつも「市内にはまだまだ元気な方もいらっしゃるはず」とし、「是が非でも体験談を寄せてほしい。その1つ1つが貴重な資料となり、平塚市の正しい歴史を紡いでいくには、なくてはならない存在となるのです」と話していた。
空襲の体験談を同会に話せる人は、まずは博物館☎33-5111︎へ。
戦争と平和に関するイベント
◇平塚市図書館=特集展示「平和の本」(~8/30)、平和映画会(中央図書館で8/16までの日曜日14:00〜)
◇平塚市博物館=平塚空襲展(9/3まで)、平塚空襲体験者の証言 朗読会(8/15)
◇平塚市役所=平和普及展(~7/24)、原爆と人間展(7/31~8/7)
◇平塚市総合公園=市民平和の夕べ(8/16 18:30~20:00)
◇大磯町郷土資料館=歴史講座「大磯と空襲」(8/2 14:00~16:00)
◇中地区教育文化研究所主催 平和学習会「映画と語り」=二宮ラディアン(7/24 9:40~11:20)、秦野市文化会館(7/29 9:40~11:20)、伊勢原市民文化会館(7/31 9:40~11:20)、平塚市中央公民館(8/3 13:20~15:00)
【写真上】=18日、博物館で開催された空襲体験者のリレートーク
【写真下】写真2と3)=20日、松が丘公民館「大野殉国碑前」で行われた平和を感謝する集い

0724 私は今 前回 相澤孝文さんからのご紹介

山瀬惠美子さん
フィフティーズ ママ

アメリカの50年代をテーマとした「フィフティーズ」もおかげさまで26年目を迎えました。また、平塚の美味を発信しようと仲間と生み出した「アジナ☆ベイベエ」(アジフライのバーガー)も3年が経ち、先日は『出没!アド街ック天国』でご紹介頂き、広く発信できたこと、大変嬉しく思っています。一方で震災遺児が大人になるまで支援するプロジェクトも継続しており、ご協力の皆様には大変感謝しております。今後も私の体が続く限り、続けて参ります。

ペット0717 チャッピーちゃん(5歳、トイプードル)
家のヤンチャ坊主
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0717 オーレ
 2ndステージ開幕戦。七夕ユニフォームに身を包む湘南ベルマーレと戦うは古豪・名古屋グランパス。思い起こせば1stステージのアウェー名古屋で手も足も出ず0-3で敗れた対戦から2カ月余り。さらに対戦を遡れば1999年8月以来、ここ5戦で勝ちは無い。そんな相手を前に湘南はこの日、爽快な勝利を決め、大きな白星を得た。
 湘南は序盤から互角に戦い、果敢に攻めた。32分、綺麗に大槻がヘディングで決め、64分には同じように高山がヘディングで得点した。そして勝利が見えてきた後半、76分の失点。下手すると勝てないかも、というドキドキの状況に。そんな心境で見守り続けて聞く最後のホイッスル。瞬間、湘南サポーターは熱気と共に総立ちに。
 この姿がこれから始まる反撃の狼煙となったのか。それは次節以降に答えが分かる。

【写真】勝利の瞬間、ガッツポーズを取る曺監督

0717 うちのコ あいかちゃん とおまくん
4月にお姉ちゃんになりました!可愛い弟とハイ!チーズ(*^^*)

二児ママさん

【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0717 ペコちゃん-01
0717 ペコちゃん-02
  平塚市美術館で今月11日から開催中の「ペコちゃん展」が盛況だ。同館によれば歴代来場者数の4位であった「ぐりとぐら展」に早くも届きそうな勢いだという。ちなみに、これまでの1位は「いわさきちひろ展」2位は開館記念の「スイス プチ・パレ」、3位は「ミレーとバルビゾン派」。
 今回開催されているペコちゃん展とは同館の「お隣さん」に位置する(株)不二家特別協力による企画展。全国でも、ペコちゃんをテーマとする展示が美術館で開催されるのは初めてのこと。展示は大きく2部に分けられており、1部のテーマは「ペコちゃんから見た昭和」、2部のテーマは「現代作家による作品」とされている。1部では、戦災孤児と写る初代ペコちゃん人形の写真をはじめ、現在のものまでペコちゃんグッズや関連商品、最後には喋るペコちゃんロボットが待っている。また2部では今回の企画展のため、現代を代表する気鋭のアーティスト17作家により制作された新作23点を含む27点を展示。さらには、子ども向けの塗り絵や、人形とミルキーがもらえるスタンプラリー(中学生以下対象)といったお楽しみも用意されている。
 なお今回、同館では珍しく「写真撮影OK」としたことで「SNSに投稿する中高生」や「様々なペコちゃんと一緒に小さな子どもを撮影するママ」など、新たな層の来場も目立っているという。担当の勝山 滋学芸員は「ペコちゃんと撮影できるベンチも用意しているのですが、展示室での撮影が人気です」とニッコリ。また展示室の外で行われているグッズ販売も人気で、300体限定の復刻版「園児服をきたペコちゃん人形」(税込9,720円)は開催3日目ですでに半数以上の170体が売れているとのこと。
 開催は9/13(日)まで。なお19日の湘南ベルマーレ対ヴァンフォーレ甲府戦(19時キックオフ)では同展のPRとしてペコちゃんとペコちゃんカーが登場(大池周辺)。16時と17時30分の2回に分けてミルキー(先着480人)とうちわ(先着320人)が配布され、一緒に写真撮影もできる。
ペコちゃん展 ◇9/13(日)まで開催中。9:30~17:00(入場16:30まで)、7/18~8/30は18:00まで(入場17:30まで)。月曜休館(7/20は開館、翌21休館) ◇一般800円、高大生500円、中学生以下無料、毎週土曜日の高校生は無料、各種障がい者手帳所持者と付添1人無料、65 歳以上の平塚市民無料(市外在住者は団体割引) ◇同館☎︎35-2111

0717 2面 ふりこめ1
 振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして平塚警察署(綿引直也署長)は8日、市内の金融機関・職員と一般市民に対し、合わせて5件の表彰を行った。
 団体で表彰されたのは平塚御殿郵便局と湘南農業協同組合土沢支所の2団体。同郵便局では先月10日、慌てながらATMを操作する女性に対し、振り込みの理由を聞くなど具体的な確認をして息子を騙った詐欺を未然に防止した。また同支所では先月23日、高額の貯金を引き出しに訪れた夫婦に対し同様の声掛けを実施して防いだという。
 さらに、個人で表彰された平塚山下郵便局局員の長島佳代さんは先月19日、定期の解約に訪れた女性に対し、積極的に声を掛けて防ぎ、平塚信用金庫須賀支店職員の石黒香奈子さんは先月22日、高額の預金を引き出しに訪れた女性に対し声を掛け、孫を騙った詐欺を防止した。
 一方で、舞台が金融機関ではない珍しい状況で未然防止に貢献した功労者も表彰された。平塚済生会病院に勤務する笠原 満さんの場合は、手渡し型において現金を受け取る役のいわゆる「受け子」に間違われたという、綿引署長曰く「非常に稀なケース」の事例だ。
 先月10日の18時頃、勤務先近くの立野町児童公園で一休みしていた笠原さんは1人の高齢者の男性に声を掛けられた。男性のキョロキョロした挙動や「息子の上司が来る」といった言動に「もしや」と、ぴんと来た笠原さんは事情を詳しく聞き、平塚署に通報。その後署員が駆けつけ、男性の息子と連絡が取れたため詐欺と分かり、被害防止に繋がったという。 笠原さんは「こんなに身近な場所でそんなことが起こるとは……」と驚いていた。綿引署長は「よく、ぴんと来られました。警察も色々なキャンペーンを実施し効果はじわじわと出てきていますが、詐欺はまだまだ発生しており十分ではない」と気を引き締めた。
【写真上】表彰される笠原さん
【写真下】綿引署長(右端)と表彰された金融機関のみなさん
0717 2面 ふりこめ2

0717 2面 幼稚園父母
 平塚市内の私立幼稚園22園の保護者会でつくる「平塚市私立幼稚園父母の会連合会」(阿部亜紀会長)は9日、会員から集められた市に対する要望をまとめた要望書を提出した。
 この要望書の提出は毎年同会から市に対して行われているもので、今年の要望は「総合公園ふれあい動物園北側トイレの建て替え」「幼児の任意予防接種」「就園奨励費補助金」「自転車専用通行帯の設置」「浜岳地下道の歩行者の安全確保」に関する5案件。そのほかにも歓談の中で「公園ゴミ箱の管理方法」や「幼児向けイベントの拡充」といった要望がその場で挙げられた。これらを受け落合市長は「平塚市全体で公的施設が老朽化しているという前提があり、今後いかに耐用させていくかが課題」とし、「100%は難しいかもしれませんが、前向きに取り組ませていただきます」と話していた。

 大磯町では、平成28年1月から町立中学校2校における学校給食(スクールランチ)を実施するにあたり、調理や配送などの業務を委託する事業者の募集を開始した。選定方法は複数の事業者から企画提案を受け付け、審査を経て選定する「公募型プロポーザル方式」で実施される。
 契約期間は平成31年3月末までの3年3ヶ月間で、業務内容には調理はもちろんのことクラスごとの仕分けや配送・回収、配膳室の清掃など学校給食にあたり必要な業務全てを含む。事業規模としては、年間で180日程度、生徒・教職員に対し1日約870食を提供するもので、委託料は契約期間総額で1億3,422万4000円(税込)以内となる。
 公募に参加できるのは「900食以上の中学校給食に対応できる規模の調理施設を保有していること」など11項目全ての条件を満たす事業者。詳細は同町HP(http://
www.town.oiso.kanagawa.jp/kosodate/kyusyoku/)で確認できる。締め切りは7/24(金)必着。審査は7月下旬から始まり、10月には決定する予定。
 問い合わせは町教委学校教育課☎︎61-4100(代表)へ。

0717 1面 写真1
 イノシシをはじめとする野生鳥獣による農作物等への被害、いわゆる「鳥獣害」が近年増え続けている状況を受け、大磯町では先月、町主催としては初の鳥獣害対策講習会を開催した。意外と身近な所で発生し、他人事ではない鳥獣害。何が原因で、どのような対策が効果的なのか。担当の産業観光課に話を聞いた。
 害獣と呼ばれているのはそもそも、イノシシ、シカ、カラス、ハクビシンなどのこと。大磯町におけるイノシシの捕獲頭数は平成24年度が77頭、25年度が62頭、26年度が78頭と、一定して数多く捕獲されており、担当課も「ここ10年くらい被害が止まらない」と頭を悩ませている状況だ。さらにここ数年は、里山だけでなく住宅のある市街地にも現れ、線路に入ってしまったり、マンションロビーに侵入したり、という事例もあるなど農作物被害に止まらず住民の安全をおびやかす存在ともなっている。ではなぜそれほど、害獣が増えているのか。
単なる捕獲でなく、根本を
 その大きな理由は「餌と隠れ場所の増加」と考えられている。そしてその背景には日本人の生活環境や生活様式の変化であったり農業のやり方が変わったことが関係しているという。例えば、餌となる作物残渣(残りかすなど)は品種改良で生産性が高まれば必然的に増え、耕作放棄地が増えれば自然と害獣の隠れ場所は多くなる。そういった時代の変化の影響もあり、近年は「知らず知らずのうちに害獣に餌をあげてしまっている状況」なのだという。
 もちろんこれまでにも町では対策を取ってきた。具体的なものとしては「猟友会による捕獲」「田畑を囲う資材や狩猟免許取得費用の補助金」などが挙げられるが、根本的な解決には繋がっていなかった。そこで今回、同課では害獣対策のスペシャリストを招き、根本解決に向けた講習会を実施した。
対策は楽しみながら
 講師に招かれたのは、害獣対策の著書も複数出版するなどその分野に明るい元・近畿中国四国農業研究センターの井上雅央氏。
 講義では、対策の順序として「守れる田畑や集落に改善すること」や「囲い・追い払いを設置すること」以前にまずやるべきことは「地域のみんなが勉強すること」が重要であるとした。また、イノシシの肉を特産品にしたり皮をなめして革製品を作って販売することで「過疎化・高齢化が進んでいたが害獣対策で元気になったまち」の事例なども挙げられた。
 担当の産業観光課では「害獣対策という視点だけではなく地域の活性化に繋がるというメリットも同時に考えていきたい」とし、「被害対策というのは基本的には面倒な作業ですので、いかに楽しくみんなで地域づくりをしていくか、というのがポイントになってくると思います。近隣自治体と協力するなどして、今後も積極的に講習会を開いていきます」としている。
◇鳥獣害に関する問い合わせは同課☎︎61-4100(代表)へ。
写真提供=大磯町

0717 源平
 文治5(1189)年8月12日。頼朝率いる大手軍が多賀国府(陸奥国府)に到着した。そして、東海道を進軍してきた大将軍・千葉常胤をはじめとする人々も、ここで合流することとなった。頼朝のもとには、逃亡中の藤原泰衡に関する情報が入ってくるのだが、確たることはいまだ分からない。泰衡がいるとの報告を得た地を捜索してはみても、既に泰衡本人の姿はない。泰衡の郎従達しか残っていないのだ。遣わされた小山朝政、朝光、下河辺行平らが泰衡の郎従達を討つ。しかし、肝心の泰衡は見つからないでいる。
 8月20日。頼朝は玉造郡(宮城県北西端)にある泰衡の城を囲む。しかし、ここにおいても泰衡の姿は見えない。城から逃亡した様子である。頼朝一行はさらに北へ進む。頼朝は、先陣の武士達である三浦、小山、和田、畠山の面々に、次のような通達を出した。「それぞれが敵を追って津久毛橋(つくもばし)の辺りに到った際、敵はそこを避けて平泉に入るだろう。泰衡は城郭を構え、軍勢を結集させて待ち構えると考えられる。攻めかかる時、わずか1千から2千騎ほどの勢力で駆けてはいけない。2万の軍兵をしっかりと調えたうえで、攻めよ。敵勢は、もう既に敗北している。我々味方の兵が1人でも被害を受けることのないように、周到に準備せよ」
 泰衡を追う頼朝軍は、平泉に近づきつつあった。途中の津久毛橋にて、梶原景高(景時の子)が和歌を一首詠んだと頼朝に言上する。「陸奥(みちのく)の勢は御方(みかた)に津久毛橋(つくもばし)渡して懸けん泰衡が頸(くび)」。陸奥の勢力が頼朝様の味方につく、そうして泰衡の首を獲って掲げるのだ、という意のこの歌を、頼朝はめでたい祝辞であるとして褒めた。その泰衡はといえば……。平泉の館の前を通ったものの、事態が切迫しているために、とどまる余裕が少しもなかった。そこで郎従を館のうちに遣わして、宝蔵などに火をつけさせる。立派な構えを誇る館や、金や宝石といった貴重な品々が、炎に包まれていく。やがて、灰燼に帰す。奥州藤原氏がこれまで築き上げてきたものが、終焉を迎えようとしていた。
えとき=奥州藤原氏の政庁・平泉館があったと想定されている「柳之御所遺跡」(岩手県平泉町)。平成22年より史跡公園として公開されている。写真提供=岩手県教育委員会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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0710 2面 七夕写真1
 今月3日から5日の3日間にかけて開催された「第65回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。期間中の3日間は全て「雨ときどき曇り」と天候に恵まれなかった今年の来場者数は、実行委員会の発表によると例年を下回る約145万人だったという(第63回=約170万人、第64回=約165万人)。
 世界の童話や日本の昔話、テニスやサッカーを題材とした作品が多く見られた今年の七夕飾りコンクールには計169本がエントリー。中心街昼の部では「金太郎」をテーマとした株式会社梅屋と「吉田松陰の妹・文」を扱った株式会社オーイズミダイニングが特選に選ばれ、夜の部では梅屋と「シンデレラ」をモチーフとした株式会社片野屋が特選に輝いた。
 なお地区別の部(第1~第4)では平塚市しらさぎ保育園、城島ふれあいの里、吉沢公民館、平塚市袖ヶ浜デイサービスセンターの飾りがそれぞれ1等に選ばれたほか、市民飾りの部でスイングブラジル子供会、子ども飾りの部では若草保育園が1等に入賞するなど、様々な団体が飾りづくりの腕を発揮した。
 また、個性豊かな今年の織り姫も就任挨拶を行った七夕ステージで才能を披露した。東京藝術大学声楽科卒の高橋香緒里さんは『ひらつか市歌』(團伊玖磨作曲)を歌い、平塚江南高校卒のプロレスラー・松本浩代さんは、応援に駆けつけた知人のレスラーに技を決めるなどして会場を盛り上げた。織り姫の活動期間は来年の七夕まつりまでの1年間。今後も平塚市の公式行事に参加し、市のPRとイメージアップに努めていく。
【写真上】梅屋の七夕飾り(平塚市提供)
【写真下】ひらつか市歌を歌う高橋さん/知人レスラーに技をかける松本さん

0710 2面 ベルマーレ温浴1
 湘南ベルマーレ本社事務所の隣り(平塚市中堂)に、このたび「選手用クラブハウス」が完成した。同施設は、J1の舞台で闘うベルマーレにとって喫緊の課題であった「選手強化・選手環境整備」を解決する手段の一つとして、昨年11月より実施されていた「チーム強化募金」により建設されたもの。5月末を募集期限としていた同募金には、約1,000の個人、団体、企業から合計2,850万円の申し込みがあったという。
 施設は1階が温浴施設、2階がロッカールーム。敷地内には募金に協力した支援者の名前が彫られた石碑も建てられている。
0710 2面 ベルマーレ温浴2

0710 2面 ふれあい給食
 平塚市内の小学校で定期的に実施されている「ふれあい給食」の一環で今月から9月にかけ、全28小学校では湘南ベルマーレの武田英二郎選手と大竹洋平選手が考案した献立が提供される。これに先立ち市立港小学校(國松 宏校長、児童数752人)では今月3日、考案の2選手を含む4選手を招いたふれあい給食が行われた。
 今回選ばれた献立は、事前にベルマーレの全選手により考えられた献立の中かから栄養バランス等を考慮して選ばれた武田選手による「武田食堂」(カツカレー、ベルマーレサラダほか)と大竹選手による「磯薫る湘南給食」(わかめごはん、鶏の磯辺から揚げほか)。同校では、カツカレーが提供されるのは初めてとのことで、児童らは「おいしい」と元気よく頬張っていた。
【写真】児童と談笑しながら食事する武田選手

0710 1面 写真メイン
 湘南が誇るシーサイドリゾート「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)が4日、今年度のオープンを迎えた。毎年恒例のオープニングセレモニーでは、スタッフの掛け声を合図に地域の子どもたちや首都圏OLらが歓声と水しぶきを上げながら一斉に「波のプール」へと駆け出し、それぞれ初泳ぎを楽しんだ。今年も多くの人をワクワクさせる、湘南の夏が始まった。
昭和32(1957)年7月に開業し、この夏で58周年を迎える大磯ロングビーチには、今年も個性豊かな9のプールをはじめ様々なグルメやイベントなど、楽しさが盛りだくさん。
子どもも大人も大はしゃぎ
 湘南の海が一望できる絶景のスタート地点から、全長140m高低差15mのコースを一気に滑り降りるスリル満点の「ウォータースライダー」をはじめ、実際の海のように本格的な波が押し寄せる広々とした「波のプール」。また、ボートや浮き輪に乗ってゆったりリゾート気分が味わえる「流れるプール」のほか、1m、3m、5m、10mの高さから飛び込めるスリルと開放感満点の「ダイビングプール」など、どれに入っても1日中遊べるような楽しいプールの数々が来場者を待っている。
大切な人と笑顔になれる場所
 もちろん今年も、7月中の幼児(3歳~未就学児童)は料金無料の「キッズフリー」が実施されており、水が苦手な小さな子どもでも十分楽しめる「子どもプール」や大滑り台と遊具で遊べる「キッズウォーターパラダイス」のほかにも今年は「ファミリーパラソル」(全てUVカット仕様)の設置エリアが拡大されるなど、ファミリー層には嬉しい環境となっている。
 今しかできない、かけがえのない思い出をつくりに、子どもと仲間と恋人と。さあ今年も大切な人と一緒に、最高の笑顔になれる水の楽園、大磯ロングビーチへ──。
営業案内
◇営業期間:9/13(日)まで。9:00A.M.~5:00P.M.
◇入場料金:1日券=おとな3,700円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8/8~8/16は2,000円)
◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎61-7726(9:00A.M.~5:00P.M.)
チケットプレゼント
 今週も同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で25組50名様にプレゼント。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。7月21日(火)必着、翌22日発送。※個人情報は賞品発送以外には使用いたしません。※当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

0703 ペット 大(だい)ちゃん (カニンヘン ダックスフンド、2歳)
お腹減った。今日のご飯はなぁに?
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0703 うちのこ あつとくん
お出かけ大好き!

あっくんママさん

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私は今(7.3) 相澤 孝文さん
花水ラオシャン本店 店主

2010年から始めた七夕飾り制作も今年で6年目。「今年はどんな飾りなの?」「何か手伝えることない?」という声が励みになっています。飾りを一緒につくる仲間たちや、短冊に書いてくださったお客様みなさんの気持ちも一緒に揚げますので、まちかど広場前でぜひご覧になってください。平塚が一番熱く燃える3日間を私自身も楽しもうと思います。

OLE写真  川崎戦・新潟戦と、先制するも逆転負けを喫し、2連敗中の湘南。1stステージ最終戦は、今季共に昇格した松本山雅とのアウェイゲームだ。
開始前から強く吹き続けたアルプスの風の恩恵を受けるためにコートチェンジを選んだ前半、チャンスを作るも決めきれず0-0で折り返す。後半はロングボールを攻撃の主に使う松本を相手にするには不利な風下を迎えるはずだった。しかし、風は止み、「アルウィン(松本のスタジアムの通称。アルプスの風を意味する造語)は湘南に味方するのか」そう感じた後半スタートだったが、53分、PA内で相手選手とフェアに競り合った菊池大介のプレーがファウルと見なされ、不運にもPKで失点。湘南らしいサッカーで主導権を握っていただけに「運に見放されてしまったか」と思った直後、セットプレーから相手のオウンゴールで幸運にも追いつく。そして73分、昨季の大怪我の復帰後、なかなか調子を上げられずにいた右サイド古林将太の中央への切り込みからの見事な左足のミドルシュートで逆転。彼を信じて先発起用した曺監督を目掛けて一直線に走る古林の姿が監督のチームにおける信頼感を物語る。  残り15分から松本は前線の長身選手オビナを目掛けて得意のロングボール戦法を取るも、ディフェンス陣が粘り続け、なんとかリードしたまま迎えた87分、そのオビナがヘディングで落としたボールを、奇しくもかつて湘南をJ1昇格へ導いたストライカー、阿部吉朗が決め土壇場で試合は振り出しに。
残り2分、曺監督は、今季開幕前から怪我で戦線離脱していた藤田祥史を最後のカードとしてピッチに送り出す。「絶対諦めない」というメッセージが込められた攻撃的な采配だ。湘南ゴール裏の約1,500人のサポーターもチームの勝利を信じ、あらんかぎりの声で選手を鼓舞する。
直後、それらが風の止んだアルウィンに追い風を吹かせる。左サイド三竿から放たれたクロスボールに「勝利を信じた」最後のカード、藤田のファーストタッチでのヘディングシュートがゴールに突き刺さり、再び勝ち越し。長い長い6分ものアディショナルタイムを守護神、秋元陽太のビッグセーブで凌ぎ、湘南の勝利を確定させるホイッスルが鳴り響く。かつて「2点取られても3点取って勝つ」サッカーと形容されていた“湘南の暴れん坊”をこの1stステージの最終戦、しかもその“湘南の暴れん坊”を選手・監督として担っていた反町康治率いる松本に演じて見せたのだ。
試合後の曺監督の「うちはラッキーなゴールや運があるような展開に持ち込めることが1stステージではなかなかできなかった」というコメントにある通り、確かにここまで運に助けられたような試合はなかったのだが、それでも悔しい思いをした2013年の年間勝利数「6」を1stステージ終了時点で達成できたのは、結果の良し悪しに関わらず「湘南らしいサッカー」を貫き通してきた彼ら自身の成長と身につけてきた底力の賜物と言えよう。さらに、今節のようにラッキーなオウンゴールで運を引き寄せた先に、古林や藤田といった怪我で苦労した選手が監督の抜擢にこれ以上ない結果で応えたのを見れば、総合力で闘う湘南の2ndステージにおける大躍進を、かつてリーグ終盤まで優勝争いをしたあの“湘南の暴れん坊”の再来を期待せざるを得ない。えとき)開幕前から本紙インタビューの“期待して欲しいプレー”として挙げていた「中央へ切り込んでからの左足のシュート」を見事に決めた古林将太
TEXT:濵田拓郎PHOTO:湘南ベルマーレ

0703 2面 ダボス会議
 自分たちの住むまちを「選ばれるまち」にするために、多くの市民参加による議論の場を創出しようと企画された大規模対話集会「平塚ダボス会議」(河野太郎実行委員長)が今年も開催される。今回は「平塚の教育を考える」をテーマに、市内外で教育に携わる関係者を招き、ディスカッションやワークショプを実施する。
 世界が抱える課題について、世界を代表する政治家や実業家が一堂に会して討議するものとして世界経済フォーラムが毎年開催している「ダボス会議」に掛け、平塚が抱える課題を捉え、広く会議を興し市民みんなで議論しようと企画された「平塚ダボス会議」。初の試みとなった昨年5月に開催された第1回では、市長や行政職員、議員などを含む200人超の市民が出席。人口減少問題をはじめ産業、教育、七夕、高齢化、まちづくりなどをテーマに議論が交わされた。
 今回のテーマに選ばれたのは教育。午前中は、河野太郎実行委員長と落合克宏平塚市長によるオープニングセッションから始まり、学習塾「花まる学習会」のグループ代表・高濱正伸氏による基調講演。その後は河野委員長をモデレーターに、高濱代表と県立平塚中等教育学校の鈴木 靖校長、平塚市教育委員会の大野かおり教育指導担当部長を交えてパネルディスカッションを行う。ランチミーティングでは、市立大住中学校で実施されているお弁当コンテストで優勝し商品化された弁当を食べながら、同校の栗木雄剛校長と平塚青年会議所の城田孝子理事長によるトークセッション。
 午後は、東京財団の亀井善太郎政策ディレクターと少年補導員県西地区会長の小倉滋朗氏をコーディネーターに、参加者で小グループを作って討論するワークショップが行われ、閉会のクロージングセッションでは、平塚市の金子 誠教育長が総括する。
 これにあたり実行委員会では現在、広く参加者を募集している。問い合わせは下記申し込み先へメールまたはFAXで。
第2回平塚ダボス会議
「選ばれるまちになるために~子どもは地域の鏡 大人は何ができるのか?」
◇日 時:8/2(日)9時受付開始、9時30分~15時45分
◇会 場:平塚商工会議所
◇参加費:無料、但しランチミーティング参加希望者は
     お弁当代として1,000円(当日徴収)
◇申込み:氏名、住所、連絡先、年齢と昼食の要不要を
     明記の上、メール(hiratsukadavos@gmail.com)
     またはFAX21-7711へ。締め切りは7/24(金)
【写真】昨年のようす

0703 2面 職員給与
 平塚市、大磯町、二宮町の各自治体では先月、6月期の期末勤勉手当いわゆる「夏のボーナス」が支給された。
 各自治体とも一般職員の支給額は前年比0.075カ月増の1.975カ月分で、平均支給額は平塚市が70万3,588円(平均年齢40歳3カ月)、大磯町が59万4,775円(平均年齢41.8歳)、二宮町が62万1,896円(平均年齢39歳6カ月)だった。なお平塚市の議員については、再選した議員が108万4,320円、新任が32万5,296円。また二宮町の副町長と教育長は、昨年12月26日付けの就任のため80%の支給となった。

0703 2面 ポートハウス
大磯の港湾海浜エリア利用者の利便性向上やサイクリスト等の休憩施設として、旧大磯町営照ヶ崎プールを改修し整備されていた通年利用できる休憩施設「ポートハウスてるがさき」が完成し、先月27日、オープンした。町では、観光客に対する「西部地域への行動エリア展開」や「町内での回遊促進」を図るための拠点施設として期待している。
 プール(25m、子供用、幼児用)が利用できるのは7月~8月の2カ月間で、利用料は町内300円、町外400円。「公衆トイレ」(温水洗浄便座付の洋式)と「温水シャワー」「サイクルスタンド」(20台)は通年利用が可能で、シャワー利用料金はプ
ール開設期間中が町内300円、町外400円、開設期間外は一律200円。なお9月から「レンタサイクル」(今年度は利用料無料)の実施を予定している。問い合わせは大磯町産業観光課☎︎61−4100(代表)へ。

0703 2面 土砂災害訓練
 県が今年公表した「土砂災害警戒区域等」を受け、平塚市では先月下旬にかけ、該当する7地区(土屋、吉沢、旭南、旭北、金目、岡崎、城島)の住民を対象に初の試みとなる「土砂災害対策訓練」を開催した。
 同訓練は、市が今年3月に全戸配布した『土砂災害ハザードマップ』を活用し、参加者の地域住民同士で危険箇所や災害事例などの情報を提供し合い、共有しながら進める図上訓練。会場では、より細かい地域で分けられたグループで「住民だからこそ知り得る」災害情報などを既存のハザードマップに書き込み、避難行動の検討、発表などを行った。今回の訓練で情報が追記された同マップは各公民館や自治会館で掲示され、新たに提供された災害事例などの情報は、訓練を主催した災害対策課で蓄積される。同課の山田 透課長は「住民同士で課題が共有できたのは意義があったと思います。今回は図上でしたが今後は実地訓練等も考えていきたい」と話していた。

0703 2面 太洋中訓練
 災害時に避難所となる学校の生徒が災害知識や要援護者の介助技術等を学ぶものとして、平塚市立太洋中学校(野口義嗣校長、生徒数342人)で毎年港地区町内福祉村と共催されている「港地区・太洋中学校災害対応講習会」が先月26日、実施された。
 同講習会では市災害対策課職員による講話をはじめ「ケガの手当、搬送体験」「心肺蘇生法」「車イス搬送体験」「視覚障がい者誘導体験」などが行われ、生徒はこれらを通じて要援護者の支援を学んだ。なお今年も支援スタッフとして、福祉村関係者や市の保健福祉事務所や社会福祉協議会、平塚盲学校、平塚パワーズ、海上保安署、ライフセービングクラブ、東海大医学部付属病院など12団体から約80人のボランティアが参加し、指導や補助にあたっていた。

0626 1面 写真
 いよいよ今週、今年で第65回目を迎える平塚名物「湘南ひらつか七夕まつり」が開幕する。開催期間は7月3日(金)から5日(日)と例年通りの3日間で、時間は10時から21時(最終日20時)まで。主催が平塚市から民間主体の実行委員会へと移管されてから5回目を迎える、市民参加が定着しつつある七夕まつり。今年も様々な趣向を凝らしたイベントやグルメ、七夕飾りが平塚のまちを熱くする。

 七夕飾りは今年も中心商店街に約500本(メーンストリートの「湘南スターモール」には85本)が掲出され、来場者数も例年並みの「3日間で165万人」を見込んでいる。露店についても昨年同様、およそ400店が並ぶ予定だ。
今年の特徴は?
 まず特徴として挙げられているのが「パレードの充実」だ。昨年復活した「織り姫と音楽隊のパレード」が今年は昨年度の織り姫もオープンカーに乗車し、新旧2代の織り姫が登場する。また、県警音楽隊に加え、陸上自衛隊東部方面音楽隊、開催地域を学区とする平塚市立崇善小学校による「SOZENマーチングバンド」も参加し、より充実したものとなる。
 そのほか、公募で選ばれた平塚を拠点とするアマチュアミュージシャンらがパフォーマンスを披露する「見附台広場七夕ステージ」には、平塚市と東海大学との提携30周年を記念し、東海大学チアリーディング部「FINE」も出演する。
定着してきた「市民参加」
 見附台広場の特設ステージ前では、今年も平塚青年会議所による「湘南ひらつか七夕たからいち」として飲食スペースが設けられ、七夕をテーマとしたオリジナルグルメが約20店舗から提供される。また市民センター東側の見附町駐車場では、平塚商工会議所青年部による「食・遊・憩」をテーマとした縁日や飲食が楽しめる震災復興支援イベント「BeActive平塚2015」も開催される。
 今年の七夕飾りでは、県「さがみロボット産業特区」に関連して、湘南スターモールへの東側入口に装飾飾りを掲出する。この飾りには、地元の小学生約200人が「こんなロボットがあったらいいな」という願いを込めて作成した短冊を両側12mに渡って展示する。
 さらに、無償奉仕で案内所運営や清掃、飾り掲出、撤去️等を実施する「市民ボランティア」には延べ803人が参加する(昨年は約600人)ほか、誰でも七夕飾りコンテストの審査に参加できるQRコードを利用した「来場者審査」の導入も今回で3回目を数えるなど、着々と市民参加が進んでいる。
 今年もやってきた平塚の夏。家族と友人と恋人と、年に1度の思い出をつくりに、まずは会場へ。
◇交通関係
◎JR=平塚駅北口下車 ◎駐車場=相模川河川敷駐車場(無料、駅南口までシャトルバス=大人100円・子ども50円)、崇善小学校臨時駐車場(1回1,000円) ◎駐輪場=見附台公園と錦町公園を臨時駐輪場として開設。駅前大通り線の自転車ラックは西側のみ閉鎖。
見附台広場特設ステージ
3日(金)
10:00~ 開会式(市民プラザ前交差点特設ステージ)
10:30~ 七夕おどり千人パレード(湘南スターモール)
11:00~18:00 湘南ひらつか七夕たからいち(見附台広場)
4日(土)
10:30~ 織り姫と音楽隊パレード(湘南スターモール)
10:00~18:00 BeActive平塚2015(見附町駐車場)
11:00~18:00 湘南ひらつか七夕たからいち(見附台広場)
5日(日)
10:00~ 七夕ウェディング(紅谷町まちかど広場)
10:00~18:00 BeActive平塚2015(見附町駐車場)
11:00~18:00 湘南ひらつか七夕たからいち(見附台広場)
17:00~ 七夕飾り表彰式
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局
☎︎0463-35-8107
☎︎0463-36-2288(3日〜5日のみ)
主なイベント
3日(金)
15:30~16:00 第65回織り姫紹介
16:00~16:30 県立平塚中等教育学校ダンス部(ダンス)
16:30~17:00 煌久瑠璃(クラシック)
17:30~18:00 折井敦子(ポップス)
18:00~18:30 Twinkle(クラシックギター演奏)
4日(土)
10:00~10:30 フリーダンス(キッズダンス)
10:30~11:00 KEN DANCE SCHOOL K&Dダンスサークル(キッズダンス)
11:00~11:30 プリティキッズ&B-Girls(キッズ&ママさんダンス)
12:00~12:30 N.Kdance.Lab(ジャズ・ダンス)
12:30~13:00 ALA Dance Studio(ダンス)
13:00~13:45 ご当地キャラクター大集合①
13:45~14:00 第64回織り姫紹介
14:00~14:30 平塚市・東海大学提携30周年記念
東海大学チアリーディング部「FINE」
14:30~15:00 陸上自衛隊高等工科学校(和太鼓)
15:00~15:45 ご当地キャラクター大集合②
16:30~17:00 平塚ご当地アイドル7☆マーメイド(アイドルユニット)
17:00~17:30 ニューヨークチェリーズ(ブラジル音楽)
17:30~18:00 三上ナミと謎の地方公務員(ユニット)
5日(日)
10:00~12:30 友好都市郷土芸能披露(高山市・花巻市・伊豆市)
12:30~13:00 第65回織り姫紹介
13:00~13:30 STUDIO BLACKN(キッズダンス)
13:30~14:00 森本ジャズ体操教室(キッズダンス)
14:00~14:30 The Xangos(ブラジル音楽)
14:45~15:15 湘南リビング思い出大賞
15:30~17:00 HAND SIGN(手話ダンス)
17:00~17:30 七夕飾りコンクール表彰式

0626 オーレ  ベルマーレのゲームボランティアをしていた青春時代(高校時代)。試合後に帰る時、仲間同士の合言葉は「また平塚競技場で」だった。
1stステージのホーム最終戦。ベルマーレは新潟の攻撃の芽を面白いように摘み次々に攻撃を繰り返す。DF三竿のJ1初ゴールで先制し、リードして折り返した。だが後半に入ると「まるで別のチームになってしまった」(曺貴裁監督)。相手の勢いを抑えきれず63分に同点とされ、その2分後に逆転。曺監督は「負けるためにやる選手はいない。指揮官としての僕の力不足」とうなだれたが、これで2試合連続での逆転負け。もやもやした思いで会場を後にした。2年前のJ1では「勝っても負けても面白い」と感じたが、今季、勝たないと満足できなくなったのは、昨季から積み上げてきたチームの実績の証しだろうか。次のステージ、勝ちきる強さを身に着けたチームに「あなたと私の合言葉、BMWで逢いましょう」。

今季初ゴールの喜びを表現するDF三竿雄斗選手 TEXT:藤井 亮 PHOTO:湘南ベルマーレ

0626 2面 AED救助
 今年3月、平塚市宝町において心肺停止状態で道路上に倒れていた男性(79)に対し、AED(自動体外式除細動器)を使用した救命処置を行い人命を助けたとして、三菱UFJ信託銀行平塚支店(宝町)に勤務する平林 滋️さん(52)が今月19️日、平塚市消防本部・小林節太郎消防長より表彰された。平林さんは以前、市が主催した普通救命講習を受講したことがあり、この経験が今回の救命活動に役立てられたという。
 当時の状況について平林さんは「頭の中は真っ白でしたが、1秒でも早く助けようと、講習で教わったことを思い出しながら、とにかく胸骨圧迫を続けました」と振り返った。小林消防長は「迅速的確に、勇気を持って親身に対応してくれたことを心より嬉しく思います」と平林さんの行動を讃えた。

0626 七夕切手
 毎年、平塚の七夕まつりの開催時期に合わせて作成され数量限定で販売されるオリジナルフレーム切手「湘南ひらつか七夕まつりと夏まつり」の販売が今年も始まった。
 今年もデザインに採用されたのは「湘南ひらつか観光風景写真コンクール」(平塚市観光協会主催)の入選作品で、今回は七夕飾りやパレードのほか須賀の浜降祭、花火大会など全10枚が選ばれた。
 なお今年は、使い勝手をよく、買い求めやすくするため、シート構成をこれまでの「82円切手×10枚」から「52円切手×5枚、82円切手×5枚」とし、販売価格が1部1,080円(昨年は1,230円)へと値下げされた。限定販売部数は1,200部(昨年は1,000部)。販売郵便局は、平塚市、大磯町、二宮町、中井町の28局。問い合わせは日本郵便株式会社南関東支社☎︎044-280-9118へ。

0626 2面花水小講習会
 携帯電話を介して発生する事件やトラブルなどの危険性を、「所持する前」の児童と「所持させる前」の保護者に学んでもらおうと、平塚市立花水小学校(目黒博子校長)で19日、5年生164人とその保護者を対象に講習会が行われた。
 講師は平塚警察署少年補導員を務め、全国少年警察ボランティア協会のサイバーボランティア指定員として活動する栗田利広さん。講演では「書き込まない、使わない、教えない、見ない、相談する、信用しない、ルールを守る」といった留意すべき点の頭文字を取った言葉「かつおのみそしる」を軸に児童へ携帯電話の危険性を伝えた。
 また、保護者に対しては「渡した瞬間から親子のコミュニケーションは必ず希薄化する。安心安全の為だと思って渡しても、危険にさらすことになり、不安がつきまとう」として「リスクを認識した上で、渡す時期をしっかり考えて」と訴えた。さらに「携帯電話は学校では必要ないんです。渡すのは親の責任です。親がしっかり、お子さんを守ってください」と強調した。

0626 2面 JICA
 独立行政法人国際協力機構ボランティアの青年海外協力隊員として来月から2年間、サモア独立国で活動する野川翔子さん(29、平塚市在住)とエルサルバドル共和国で活動する高村聖奈さん(22、同)が22日、落合克宏平塚市長を表敬訪問し、意気込みなどを語った。
 青年海外協力隊への応募動機について「内閣府で働く両親の海外での仕事ぶりや、海外ボランティアで活躍していた担任の先生たちの影響で、小さい頃から憧れを抱いていた」と話す野川さんは、平塚市立の小学校での勤務経験を活かし、現地の公立小学校で初等算数理科プロジェクトの支援などに従事する。また、今年3月に明治学院大学を卒業したばかりの高村さんは、住民ニーズに沿った各種職業訓練講座の企画・運営や人権・ジェンダー委員会等、新たな住民委員会を発足させるための助言・提言など、「コミュニティ開発」に取り組むとのこと。
高村さんと野川さん

『チャイルド44 森に消えた子供たち』(2015年/アメリカ)
監督:ダニエル・エスピノーサ  脚本:リチャード・プライス
出演:トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、ノオミ・ラパス 他
7月3日より、TOHOシネマズ海老名ほかにてロードショー。
1930年代、スターリン政権下のソ連。政府の圧政がウクライナに招いた未曾有の飢饉で、大量の孤児たちが生まれた時代。雪景色の孤児院から逃走した一人の少年は、凍てつく大地でソ連軍兵士に拾われレオという新たな名と人生を手に入れる。時は流れて、1950年代のモスクワ。大人になったレオは、第二次世界大戦での功績で、いまや国家保安省のエリート捜査官だ。ところが、最愛の妻がスパイ容疑に問われたことで辺境の地に左遷されてしまう。果たして、妻は裏切り者なのか?
さらに、新任地で起こる少年ばかりを狙った連続猟奇殺人を捜査するレオは、「犯罪は資本主義の病。理想国家では殺人はあり得ない」というスターリンの思想に抗うように、真犯人に迫る。一方で、レオと妻を国家のある陰謀が追いつめていく。本作の白眉は、殺人事件の真相よりも、むしろこの夫婦の愛の再生にある。レオ役のだみ声トム・ハーディは、無骨な軍人から次第に、繊細で情に厚い男の色気を滲ませていく。終幕の許しと希望にじんときた。
0626 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0626 1面 写真1
 平塚市役所7階にある「ワークステーションひらつか 夢のタネ」。ここは知的障がい者の市民に”市の職員”(非常勤嘱託員)として働いてもらい、仕事のスキルや社会性を身に付けてもらうことで一般企業で働く”一般就労”へのステップアップを支援しようと今年2月、設置された場所。県内の自治体では初の試みではあったが、導入から約5カ月、仕事の正確性なども評価されてか現在では様々な部署から依頼が増え、仕事の幅を広げているという。そんな彼らの働きぶりにレンズを向けた。

 夢のタネとはそもそも、障がい者雇用の環境改善に想いを持つ職員ら有志でつくる勉強会から生まれたプロジェクトの名称で、このプロジェクトからはこれまでに「福祉ショップの庁舎内常設」が実現している。そして今年2月、さらなる「知的障がい者雇用」の創出を支援するものとして実現したのが「ワークステーションひらつか 夢のタネ」である。
働きぶり
 現在ここで働いているのは久保田彬さん(21)、新井郁弥さん(20)、池田飛鳥さん(19)、福田遥菜さん(18)の4人。福祉施設勤務経験者である末村明子さんをジョブコーチに文書のコピーやシュレッダー、書類や郵便物の封入作業、文書集配などを日々処理する。
 一般の作業所等では障がいの特性に応じた指示の出し方が必要な場合もあるとのことだが、彼らの仕事ぶりについて末村さんは「知的障がい者という枠でここで作業していますが、ここのみんなは特別な配慮をする必要もなく、普通の指示で理解できる」と評価する。
 そんな「仕事ができる」と評判の結果、今では仕事の幅も広がり、多種多様な依頼も増えたという。
勝利のバラ
 例えば、本館1階に設置されている湘南ベルマーレ・永木亮太キャプテンのパネル。実は最近、ベルマーレが勝利する毎に折り紙のバラが添えられていることをご存知だろうか。これはベルマーレをより盛り上げていこうと企画政策課が先月から始めた「勝利のバラ」というもので、このバラ作りと貼付作業を、同課から依頼を受けた彼らが担当しているのである。
 また、本館正面玄関前の仮設トイレ周りを華やかにしようと、庁舎管理課により今月から花壇が設置されたが、この設置作業に加え、日々の水やりについても同課から依頼を受け、夢のタネが担当することとなった。
次のステップへ
 末村さん曰く”同じ仕事を長く続けることができる根気のある”久保田さんは「仕事が厳しくても、食らいついて向き合って仕事をしています」。”好奇心旺盛でどんどん吸収している”という新井さんは「せっかく頼んでくれた仕事。しっかりやらないと次は来ない、というプロ意識が持てるようになった」。”時間に几帳面”な池田さんは「右手と左手で、違うことができるようになった」。”一番年下なのにしっかり者”の福田さんは「大変だけど、色々な課から仕事がくるのでやりがいあって楽しい」と全員が笑顔で語っていた。
 仕事を学び、できる仕事を着実に増やしていく夢のタネ。彼らは一歩一歩、最終目標である「一般企業への就職」へと近づいていく。
【写真3】:
勝利のバラを持つ「夢のタネ」スタッフの皆さん(左から)福田さん、新井さん、久保田さん、池田さん

0626 源平
 頼朝が逗留していた船迫(ふなばさま・宮城県柴田郡)の宿で、畠山重忠が国衡の首を献上した時のことである。進み出た和田義盛が、異議を唱えた。義盛の言い分はこうだ。「国衡が亡くなったのは、この私の矢に当たったからである。重忠の功績ではない」。重忠はたいそう笑って、言い返した。「義盛の言っていることはぼんやりとしていて、どうもはっきりしない。どんな証拠があってそのようなことを言うのか。私がこうして国衡の首を捕えて持ってきている以上は、疑いようもないことではないか」。義盛は、さらに言う。「首のことは、その通りではある。おそらく国衡の鎧は剥(は)ぎとられていることであろう。それを召し出していただいた上で、私の言っていることが本当か嘘か、その真偽のほどを確かめていただきたい。というのも、大高宮の前の田において、国衡と互いに相対したときに、私が放った矢が国衡に当たったからである。刺さった矢の穴が鎧の射向(いむけ・左側)の袖に間違いなくあるはずだ。鎧の毛は紅の色である。馬は黒毛であった」。義盛は、主張した。
 そこで、国衡の鎧を召し出してみたところ、はたして義盛の言う通り、紅色の皮が使われた鎧であった。そうして、射向の袖には矢の貫通した跡がはっきりと見てとれた。あたかも鑿(のみ)を通したかのような穴である。頼朝は重忠に尋ねた。「重忠は矢を放っていないのか」。重忠は、自身は矢を放っていないと述べた。このことに関して、頼朝は何も言わなかった。重忠の矢でないならば、義盛の矢であることは明らかである。義盛の述べたことは、すべてにおいて筋が通っており、少しの矛盾もない。ただ、重忠は生まれつき清廉潔白で、偽りを述べて人を欺くようなことなどしない人物である。この度のことも、よこしまな考えで行ったわけではない。国衡が討たれたとき、先に進んでいたのは郎従であって、重忠は後方にいた。その時点において既に国衡が射られていたとは、一切知らなかった。郎従の大串次郎が自分のもとに国衡の首を持ってきたから、大串が討って獲たものだとばかり思っていたのであった――。この話、特に大きな問題へと発展することもなかった。重忠が正直で高潔な人間であることは、人々の認めるところであったからだ。
【写真】
永和2(1376)年の銘があり、大串次郎の墓とも伝わる埼玉県指定史跡「金蔵院宝篋印塔(こんぞういんほうきょういんとう)」(埼玉県比企郡吉見町大字大串)
写真提供=吉見町
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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0619 2面 高麗山奉納神事
 明治元(1868)年の神仏分離令以降、基本的には分けられて信仰されてきた神道と仏教ではあるが、古来、高句麗より渡来人が移り住んだとも言われる地・高麗の、神仏習合の信仰の対象として存在してきた高麗山で16日、高来神社(大磯町高麗)などによる珍しい神事が執り行われた。
 高麗山山頂、奥宮のある広場を会場に今回新たな試みとして行われたのは「大磯・高麗山『元がえり』の祈り」という行事。内容は、同神社の渡辺幸臣宮司による祝詞の奏上をはじめ、真言宗般若寺(山口県)第90世住職の福嶋弘昭和尚による護摩法要、演奏やそれに合わせた巫女舞奉納などで、地域住民ら約30人が参列した。また、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』などで知られる歌手・高橋洋子さんも行事参加者として出席し、最後には高橋さんのリードによる『君が代』も歌われた。
 そもそも、今回の行事を発案したのが高橋さんだったという。日頃より不安定な世界情勢に心を憂い、平和や安寧を願っていた高橋さんが「祈りの神事をぜひ”大磯で”実施したい」と、親交のあった大磯町民に話を持ちかけたことから始まった。その後企画を練り、高来神社の渡辺宮司に相談してみると快諾。そして今回の大変珍しい神事が実現したという。
 初めての行事を終えた関係者は「現代において形はどうあれ、地域の人々がずっと大切にしてきた信仰の対象を大切に守っていくことは今も昔も変わりません。できれば今後も定期的に開催し、地域の絆を深めていきたい」と話していた。

0619 2面 高砂火災訓練
 高砂香料工業株式会社平塚工場(伊藤裕司工場長)では10日、平塚市消防本部および平塚市消防団と連携した災害対応訓練が行われた。同訓練は毎年、危険物安全週間(6/7~13)に合わせて市内事業所を会場に持ち回りで実施されているもので、今年の訓練は「事業所自衛消防隊と連携し、実際の火災を想定して初期対応から消火活動までを実施する」として、自衛消防隊を組織している同社が選ばれた。訓練には同社から約160人、市消防本部と消防団から約40人の計200人が参加した。
 今回想定された状況は「工場(フレーバー製造棟)から火災が発生。付近の危険物施設へ延焼の危険あり」というもの。訓練では同社自衛消防隊が初期消火活動にあたり、その後市内の消防署や消防団から駆けつけた指揮車、はしご車、化学車、ポンプ車なども加わり鎮火する、というシミュレーションを行った。訓練後の閉会式で、市消防本部の小林消防長は「起きてはいけない火災がもし起きてしまった時、重要なのは初期消火。体の病と一緒で、早い内に対処しないと大災害につながってしまう」と講評。
 また同社の伊藤工場長は「フレーバー製造棟の火災から2年と2ヶ月が経ちますが、弊社ではこれを教訓に4/10を『安全の日』と定め、安全を優先してきました」と、平成25年4月10日に同所で発生した火災事故について触れた。そして「今回の訓練では戒めの為、敢えて『赤色灯の点灯とサイレン使用』をお願いした」とし「二度と近隣の方々に聞かせない、と誠心誠意、安全管理に努めていく」と決意を新たにした。

0619 2面 大磯砂押し
 来月5日に海開きを控えた海水浴場、大磯北浜海岸では、利用者に安心して楽しんでもらうための整地作業「砂押し」が今年も始まった。作業期間は今週15日~19日。
 この一般的に砂押しと呼ばれている作業は、波打ち際周辺の水深が部分的に深くなっている危険箇所を砂浜からブルドーザーで「砂を押し」、埋めてならす作業のことで、同所では昨年初めて県平塚土木事務所の事業として実施された。これは、オフシーズンに同海岸を利用しているサーファーらから「海水浴には危険な場所がある」との声を受けて実現したもので、「サーファーが情報提供とアドバイス、県が作業、町がアフターフォロー」といったような地域で連携の取れた事業となっている。県の河川砂防第一課では「『昨年の状況から見ると効果があった』との情報を頂いています。現時点では未定ですが、今後も地域と一体となって続けていきたい」と話している。

0619 2面 保全功労者 ※写真提供=神奈川県
 湘南地域県政総合センターが表彰する「神奈川県環境保全功労者・工業保安功労者」の今年度の受賞者が発表され、表彰式が16日、同所で開かれた。この賞は県内で多年にわたり大気・水・土壌環境の保全や環境整備、自然保護及び高圧ガス・火薬類の保安に努め、県民の模範となる団体、個人に授与されるもので、毎年同センター所長より直接表彰されているもの。
 今年の受賞者は合計18の団体と個人。本紙の配布エリアからは、CO2排出量の削減や廃棄物発生の抑制など資源の効率的利用に取り組んでいるとして「第一三共ケミカルファーマ株式会社平塚工場」が受賞したほか、定期的な美化活動を行っているとして、サーフショップ「MO3store」(平塚市松風町)と「二宮町青少年シニアリーダースクラブ」が選出された。また個人では、野生傷病鳥獣の保護や治療に取り組んでいるとして二宮町の小森久司さんが選ばれたほか、高圧ガスの保安功労者として平塚市の佐山利之さんと吉岡卓哉さんが表彰された。
写真提供=神奈川県

0619 1面写真3
 日本全国を見渡してみても非常に珍しく、1つの自治体の、さらに1つの公園内でプロサッカー、プロ野球、プロバスケットボールの公式戦が定期開催されているという環境を持つ平塚市。この希有な特色を活かそうと平成25年4月から導入されたのが、平塚で開催されるホームゲームで市内全ての小学生の入場を無料とする「ドリームパスポート」だ。そんな夢のパスも今年で発行3年目。今週は、事業を担当する総合公園課に、実際の利用状況などの現状を聞いた。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では「ベイスターズ2軍の試合の楽しみ方」を、同局馬場桃加アナと共にご紹介します。※放送日程は文末に記載
3つのプロスポーツというのは言わずと知れたJリーグ(プロサッカー)の湘南ベルマーレ、イースタンリーグ(プロ野球2軍)の横浜DeNAベイスターズ、bjリーグ(プロバスケットボール)の横浜ビー・コルセアーズの3つの「B」。平塚では毎年、年間でベルマーレ約20試合、ベイスターズ約15試合、ビー・コルセアーズ約10試合が開催されており、市内の小学生約14,000人は配布されている「ドリームパスポート」を提示するだけでこれらの試合を全て無料観戦できるのである。
利用先は7割ベルマーレ
 パスポート利用者数の年間実績について、平成25年度はベルマーレ3,422人、ベイスターズ920人、ビー・コル528人。平成26年度はベルマーレ4,532人、ベイスターズ759人、ビー・コル668人だった。統計を取る同課の小嶋賢司課長代理は「全体の利用率としては安定していますが、ベイスターズの試合での利用率が少なく、減少傾向も見られます」とし、「その理由は2軍であることや帰宅が遅くなってしまう試合日程などが考えられますが、せっかく良い試合をしていますので、もう少し利用していただきたいと思っています」と話している。
 ではベイスターズ2軍の魅力とは──。「ベイスターズは比較的2軍から1軍への道筋ができていて、ずっと応援していた選手が1軍で活躍する日が来る、という喜びもあります。また選手との距離も近いのでコミュニケーションが取りやすく、話しかけてくれたりもします。そのほか、チェンジの時などにボールを客席に投げてくれることもあるので、それを楽しみにしている子どもたちもいますよ」
もっともっと、利用して
 当然ベイスターズに限らず、同課では全体的な利用をより促進したいと考えている。本来の趣旨としては、将来に無限の可能性を持つ小学生に色々なスポーツに触れてもらい、様々な体験を重ねてほしいという「社会教育的」な意味合いから発案されたものだ。であるからこそ、利用条件は「保護者同伴」ではなく「本人のみでも利用可能な完全無料」なのである。
 ではどのように利用促進へとつなげるか。同課ではこれまでにも「選手による学校訪問」を実施してきた。人気のある同事業は、学校からのオファーも多く、実際に利用率向上に影響するという。そして今年からは、3チームのマスコットをデザインした「ハンドタオルプレゼント」を始めた。これは、各試合会場でパスポートを提示すれば無料で提供されるもので、何回でももらえるとのことである。
 この夏はハンドタオル目当てでも、まずは一度、身近にあるプロスポーツを観てみては。子どもの新たな可能性が見えるかも。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ! 湘南館ワイド」は6/22(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真TOP】ベイスターズの試合でゲストMCを務めるSCN馬場アナ
【写真2】ドリームパスポートと全員プレゼントのハンドタオルを持つ小嶋課長代理

0612 私は今 小澤さん 小澤しおりさん
買取専門店大吉OSC湘南シティ店 スタッフ

買取専門店大吉OSC湘南シティ店でアルバイトを始めて早1年、接客にも大分慣れてきました。お店ではお客様のニーズに出来る限りお答え出来るよう、毎日が勉強。100品目以上扱うお店なので、一つひとつの査定を丁寧に、目一杯の買取価格で喜んでもらえるよう頑張っています。いつも笑顔をモットーに皆様をお待ちしております。☎0120-550-219

0612 うちのコ こうくん
ぽかぽかお天気気持ちいいな♪

ひとみさん

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0612_コネクト写真3
無償の愛でネパールの孤児を支援し続ける
大磯町在住の浅井美香さん

今年4月に発生したネパール地震で、被害を受けた現地の孤児院の子どもたちを支援しようと現在募金活動を行っている1人の女性がいる。
 大磯町在住の浅井美香さん。普段は海外旅行の添乗員として世界中を飛び回っているが、その一方でネパール・カトマンズにある孤児院「OCCED」(Organization for Community, Child and Environment Development)を支援するボランティア団体の日本支部代表も務めている。では浅井さんがなぜネパールを支援しているのかというと、その繋がりは10年以上も前に遡る。仕事でネパールを訪れた際、1人の少女に出会ったことから始まった。
 丘の上で夕日を見ていた時に絵葉書を売りにきた兄妹がいた。話を聞いてみると5人兄妹の母子家庭。兄妹の中で唯一女子のアニタという14歳の少女が、日本語を勉強して看護師になりたいと話しかけてきた。そこで感心した浅井さんは、彼女を支援する「Anita Nepal Fund」という市民グループをつくり、アニタが看護師の夢を実現するまで支援を続けてきた。その後も基金にまだ余りがあるということで、以降は活動目的を孤児院の支援へと変更し現在に至る、という経緯がある。そんな中でネパール地震が発生した。
 浅井さんらが支援してきた孤児院で生活していた孤児は36人。全員が無事だったものの、建物は危険と判断され現在もテント生活が続いているという。そこで浅井さんは、これまでにも増して困難な状況に面している彼らに、より一層の支援を届けたいと臨時の募金活動を開始。まずは募金箱を用意するところから始まったが、東日本大震災の時に平塚市内の商店街で制作された手作りの募金箱が余っていると聞き、譲り受けた。現在、設置許可をもらった店舗は飲食店を中心に平塚市内外で約10カ所。今も、募金と合わせて募金箱を設置してくれる店舗を募集中だ。なお活動期間は7月末までとし、集められた募金は8月中に、直接浅井さんが手渡しで寄付するとのこと。
 活動内容や募金箱設置店の詳細はHP(http://scn-net.easymyweb.jp/member/gajumalo/default.asp)で確認できる。

0612 大磯ロングビーチ全景a
 大磯が誇る湘南のシーサイドリゾート「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)がいよいよ来月4日(土)にオープンする。
 毎年大人気のウォータースライダー(全長140m)や波のプール、流れるプール、ダイビングプール、キッズウォーターパラダイスなどバラエティー豊かな9つのプールはもちろん、盛りだくさんのグルメやイベントで今年も湘南の夏を盛り上げる。
 また例年通り、7月中は幼児料金を無料とする「キッズフリー」が実施されるほか、昨年導入され好評だった「ファミリーパラソル」(全てUVカット仕様)も今年は設置エリアが拡大され、より一層、家族で楽しみやすい環境となる。なお今年はさがみ縦貫道が全線開通し西東京や埼玉、北関東からのアクセスが便利になったこともあり、例年以上の賑わいが期待できそうだ。
 この夏も、家族みんなが最高の笑顔になれる水の楽園、大磯ロングビーチへ――。
営業案内 ◇営業期間:7/4(土)〜9/13(日)9時〜17時◇入場料金:1日券=おとな3,700円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳〜未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円(8/8〜8/16は2,000円)◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎︎61−7726(9:00A.M.〜5:00P.M.)
チケットプレゼント
同プールの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を読者25組50名様にプレゼント(応募者多数の場合は抽選。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます)。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。6月23日(火)必着、翌24日発送。※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

0612 2面 織り姫ユニ
 今年で第65回を迎える「湘南ひらつか七夕まつり」の開催概要の発表会見が5日、平塚商工会議所で開催された。これに合わせ、織り姫のユニフォームも初披露された。
 今回のまつりのコンセプトは昨年同様「未来に向け市民が誇れる新しい湘南ひらつか七夕まつりの創造プロジェクト」。特徴として挙げられたのは昨年復活したオープンカーパレードの継続など。また今年は県警音楽隊に加え陸上自衛隊東部方面音楽隊、地元の小学生によるマーチングバンドなど出場者を広げてパレードが行われる。さらにステージでは、平塚市と東海大学との提携30周年を記念し、東海大学チアリーディング部「FINE」も出演する。
 今年の織り姫ユニフォームの色については「3人みんなが元気というイメージ」「プロレスラーの松本さんが試合で着用している旧東海道線(現上野東京ライン)カラーのコスチュームに合わせて」といったことからオレンジ色が選ばれたという。

0612 2面 ポートハウス
 大磯町営照ヶ崎プールが28日(日)から通年利用可能な休憩施設「ポートハウスてるがさき」としてリニューアルオープンする。町では利便性向上による港湾海浜エリアの活性化に期待を寄せている。
 昭和11年、町民個人の寄付によって誕生した同プール。その後、増改築を経て現在の形になるが、プールという性質上通年利用には適さず、町では夏場以外の有効活用の機会を模索していた。そこで施設の管理棟部分に着目。温水シャワー(有料)やトイレ、更衣室を整備し、釣りやサーフィン、磯遊びなどに訪れた人の休憩施設にしようと考えた。加えて、同所が太平洋岸自転車道の起点でもあることから、サイクリストやランナーからの需要も見込んだ。
 9月以降には同所でのレンタサイクル事業も予定されており、観光面での魅力の発信地にしたい狙いもある。

0612 2面 搾乳体験
 市内の若手酪農家による有志団体「角笛会」(内田明光会長)の協力により8日、真土すばる保育園(松浦洋子園長)で牛の搾乳体験が行われた。当日は園児ら100人以上が搾乳や牛とのふれあいを楽しんだ。
 日頃は酪農の振興のため成育調査や飼料の研究などを行っている同会。搾乳体験で保育園を訪問するのは今回が初めてという。関東に一台しかないという搾乳体験用トラックに乗り込んだ乳牛を見た園児からは大きな歓声が。搾乳は4〜5歳児を中心に行われ、堂々と牛に手を伸ばす子もいればおっかなびっくりに触る子など反応は様々。園児からは「温かかった」「可愛い」などの感想が聞かれた。また、この5月に生まれたばかりという子牛2頭も同園を訪れ、園児らと交流した。
 内田会長は「数多く実施するには難しい部分もありますが、これを機に他の園でも行えれば」とイベントのさらなる発展に期待を寄せていた。

0612 2面 大磯避難訓練
 大磯町は4日、公立・私立を問わず町内の全ての幼稚園、保育園、小学校、中学校が参加する一斉避難訓練、及び保護者による引き取り訓練を実施した。今回の訓練には全部で13の園、学校が参加。全園・全校が同時に訓練を行うのは大磯でははじめてのことだという。
 これまでは各園・各校ごとに個別に行われていた防災訓練。今回の訓練は、より現実的な想定の元で訓練を行おうという学校側の声から実現した。想定は震度5弱の地震が大磯町を襲い、津波の可能性もあるというもの。シェイクアウト訓練から屋上への避難といった一連の流れを各園・各校ごとに確認した。
 また、警報解除後には保護者による引き取り訓練も行われた。今回は町内の全園・全校が参加したことから、自主防犯組織などが通学路の見守りを実施。町の担当者は「各種団体の協力もあり、オール大磯で訓練に取り組めた。課題を洗い出して、継続していければ」と話していた。

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 遥か南の空の下。大小7,000以上の島々からなるフィリピン諸島にあるシキホール島。観光地として知られるセブ島や首都マニラのある大きなルソン島などとは異なり比較的マイナーで小さなこの島は、平塚市の小学校で勤務していた元教師の原田淑人さんが定年後に移住し、現地の子どもたちの教育環境改善のため慈善活動に取り組んでいる場所。3年前には、同氏の活動に賛同した平塚湘南ロータリークラブが現地のクラブと協同して水道設備を設置した地でもある。そしてその後も支援を続けてきた同RCにより先月、さらに大規模な水道設備が新たに完成した。

 生活に必要な水を得るため長時間をかけ、村から離れた源泉まで汲みに行く。そんな「仕事」から子どもたちを解放し、学校に行きたくても行けなかった子どもたちを助けたのが3年前。当時約800人の住民が生活する1つの村と約100人の児童が通う1つの学校に貯水タンクを設置し、平塚湘南RCは延べ約900人の人々に貢献した。
再度の支援
 3年前の本紙でも紹介した同事業は、現地の人々に非常に喜ばれたとのことで、他の町や村から「ぜひ我が町も、我が村も」との要望の声が多く上がったという。これを受け、原田さんの調査により「もっと劣悪な環境がある。もう一度できないだろうか」と打診された同クラブ(長谷川康幸会長)では再び事業を検討。但し金額は決して安いものではないし、会員からさらなる寄付金を募るのも簡単ではない。
 そこで同クラブは、RCの本部である国際ロータリーの補助金制度を利用することに決めた。前回の事業も補助金を利用したが今回の申請は、3万米ドル以上を要するプロジェクトに限定された「グローバル補助金」という制度。当然、審査もより厳格なものとなり、承認されるには狭き門となる。
命を救う
 前回の事業の直後より着手した同クラブでは、現地調査や維持管理に関する現地との協定書締結など申請作業に半年をかけ、承認を得ることができた。金額にして3万9,150米ドル(申請時のレートで約415万円)。そして昨年12月20日より着工し、半年が経過した先月20日に竣工した。
 設置された場所は前回同様、子どもたちが水汲みの重労働をせざるを得ない環境にあった4つの村(約2,100人)と2つの学校(約880人)で、延べ約3,000人の住民が恩恵を受ける。設備としては水質に問題のない山の湧き水から給水管を引き、各地へ分配するというもの。これまで現地では、川の水や溜めた雨水を飲んでいた状況もあり、アメーバ赤痢や腸チフスによる死亡例も毎年発生していたが、今後は衛生的な飲料水が提供されるため、それらの予防に繋がるという期待も持たれている。
持続可能性
 今回の工事完了にあたり現地で開かれた竣工式にはシキホール州知事や町長らが出席し、関係各所から同クラブへと感謝状が贈られた。水道設備が完成したことで同クラブとしては、ひとまずの区切りがついたが、クラブ関係者は「大切なのは持続可能性。この先もずっと、現地の人々の手により維持管理、保全されていくことがプロジェクトとしては重要なのです」と話している。
 一見、平塚とは何の関係もなさそうな南の島。繋がるきっかけは些細なことだったが、この小さな島で人知れず平塚市民が活躍した事実は「HIRATSUKA SHONAN~」と書かれた設備と共に、後世へと受け継がれていく。
◎平塚湘南ロータリークラブ
様々な奉仕活動を行っている同クラブでは会員を随時募集中。問い合わせは事務局☎51-4870まで。
【写真】写真はすべて平塚湘南ロータリークラブ提供
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0605うちのコ 龍彦くん
ブランコだ〜いすきっ!

のっちさん

【投稿募集】
日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com
0605ペット バニラくん(オス、2歳)
歩き疲れたから抱っこして♪
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0605 源平
 小山朝光らによる背後からの急襲を受け、不意を突かれて平静さを失った国衡方の兵達は、散り散りに逃げだしていた。大将軍、藤原(西木戸)国衡もまた、逃げているところである。頼朝方の武者・和田義盛は、先へ先へと駆けて、国衡を追う。夕暮れになった。ここは陸奥国の大高宮(宮城県柴田郡大高山神社)の辺りである。国衡は、田んぼのあぜ道を駆けている。必死に追いかける義盛。義盛は呼びかける。「引き返して、手合わせをしていただきたい」と。こちらを向いた国衡が名のる。国衡が矢をつがえていたその時、義盛が先に矢を放った。するとその矢は国衡の鎧の左側の袖を射通して、腕に達した。傷を負った国衡が退く。再び、義盛は矢をつがえる。そうして、射ようと構えた。狙いを定める。
 突然、畠山重忠率いる大軍が目の前に現れた。そして国衡と義盛との間に入ってきた。重忠方の軍にいた大串次郎が、国衡と対峙する形になった。国衡は、義盛が次に放ってくるであろう矢に怖れをなしていた上に、押し寄せた重忠の大軍に驚いて動揺した。そして道を踏み外し、深田に入り込んでしまった。何度も何度も馬に鞭を当てるのだが、馬はどうしても元の道に上ることができない。この馬は、奥州第一の駿馬(足が速く、優れた馬)で、どんなに駆けても汗をかかないといわれるほどの名馬であった。それなのに、このような状況ではもはやどうにもならなかった。深田にはまり込んで動くこともできず、焦る国衡。無力となった彼を、大串が討つ。この大串次郎という者は、かつて宇治川の合戦の際に、激流の宇治川において畠山重忠に助けられたことのある人物でもある(第1部第34回参照)。
 さて頼朝は、船迫(ふなばさま・宮城県柴田町)の宿に逗留していた。畠山重忠が頼朝のもとへ参上する。大串が討ち取った国衡の首を献上するためだ。頼朝が重忠に「たいそう感心した」との言葉をかけた、その時である。重忠による、国衡の首の献上に異議を唱える者がいた。和田義盛であった。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。
【写真】
菊池容斎(1781-1878)による『前賢故実 巻第八』の中で描かれている和田義盛(国立国会図書館蔵)

0605 オーレ  試合後、両監督がそれぞれ「良いゲームだった」と言ったように最初から最後まで攻防激しく目の離せない展開が続いた。結果は0−0に終わったが両監督や選手、サポーターから「勝てず悔しい」「残念」との声が多く聞けたように、両サイドに「勝てるかも」という思いが残る試合でもあった。  振り返れば2年前、J1もシーズン終盤の第33節。旅行気分で行ったアウェー広島のピッチサイドでカメラを構え、優勝争いにしのぎを削っていた広島の強さを目の当たりにした試合を思い出す。終始攻められ防戦一方、何にもさせてもらえない相手。  だが今はそんな強豪に対しても「勝てる」と思わせる互角の戦いを挑んでいる。すでに1stステージ優勝の可能性は消えたものの現在7位と上位。残る3試合に2ndステージ優勝の可能性を見出せるか。

【写真】試合後半、小笠原沖で発生した巨大地震により9分間の中断措置が取られた

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)PHOTO:湘南ベルマーレ

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ステパノ学園の校舎改築目指しチャリティー
大磯で良い音楽を聴く会・田代麻由実さん

 終戦後、進駐軍の将兵と日本人女性の間に生まれた混血児を育てる教育機関として、三菱財閥創業者・岩崎弥太郎の孫娘である澤田美喜により1953年に設立、今日では一般家庭からの児童・生徒も通学している「学校法人聖ステパノ学園」(大磯町大磯)。JR大磯駅の南側、自然豊かな森の中にある同学園は1学年1学級という小規模校で、敷地内には各学年の校舎が並ぶ。そして今、この設立当初からの建物であり近年老朽化が目立っていた校舎を立て直そうと、チャリティー活動を行っている住民がいる。
 同学園の講堂「海の見えるホール」の建築費返済に充てる為のチャリティーイベントとして2003年より様々なコンサートを企画し、今年からは小学校校舎改築の為のチャリティーへとシフトし活動を続けているのが「大磯で良い音楽を聴く会」という団体だ。ただしメンバーは代表者・田代麻由実さんの1人のみ。その理由は単純で、個人で活動するよりも活動内容の分かる団体名で活動したほうが理解されやすい、という便宜的な理由から。1人だからこそ、意思決定も早く動きやすい。だがその反面、1人だからこそ全てをこなさねばならないという状況もつきまとう。もちろんチャリティーであるため、大前提として自分の懐へ入る利益は一切ない。それでも、孤軍奮闘を続けられるのは、自分の使命と感じているからだ。
 大磯で生まれ育った田代さんは、大磯小学校の隣という位置関係もあり、小さい頃からステパノ学園の子どもたちを目にしてきた。肌の色や髪の色、目の色が異なる子どもたちが通い、一般の人が出入りできない隔絶された場所、との印象があったという。そして大人になり戦争の矛盾さを知り「何か自分にできることを」と考えたのが、身近な戦争の犠牲者である同学園の子どもたちの為の活動だった。以降は、自らが持つコネクションで実力ある音楽家たちを招いた音楽会を続けてきた。
 今月14日には、海の見えるホールで現代音楽・クラシック演奏グループ「アンサンブル・ノマド」を招いた演奏会を開催するほか、16日~21日には自宅の「田代家洋館」(大磯図書館駐車場の隣)を開放し、現代画家・十河雅典氏の個展も開催する。チケット申し込み・問い合わせは田代さん☎61−0568へ︎。

アンサンブル・ノマド特別演奏会
◇6/14(日)13時45分開場、14時開演
◇海の見えるホール
◇チケット1人3,500円ペア6,000円

十河雅典絵画展
◇6/16(火)~21(日)13時~17時
◇田代家洋館◇入場無料

【写真上】60年以上前に建てられた校舎
【写真下】絵画展会場の自宅でポスターを持つ田代さん

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0605 2面 津波浸水被害_2
 今年3月31日に神奈川県から「浸水域」と「浸水深」が最大になるように重ね合わせた津波浸水想定が発表されたことを受け、大磯町では先月27日、町独自の「津波浸水想定図」を作成し、町内の全戸に配布した。今回配布された想定図は、県の発表した想定図に津波避難施設などを書き加えたもので、東部地区版と西部地区版の2版がある。
 図を見ると平塚市を含む金目川河口付近や大磯町東町・大磯町大磯の東側などでは、国道一号を越えるほどの広範囲において30cm以上の浸水が想定されることが読み取れる。平成24年3月に作成されたハザードマップと比べると、3倍近い面積が浸水することになるが、これは5つの地震による浸水被害を1つの図に盛り込んだためで、単純に大磯は“被害が大きい”とは言い切れないという。しかし二宮町との行政境などでは約17mもの津波の可能性が示されていることもあり、町の担当者は「土地のリスクを知ってほしい」と話す。
 町には現在、5カ所の避難場所と16カ所の避難ビルがあり、これらの収容人数の合計は「単純に町全体の人口からすると足りている」という。だが、地域格差があり、今回の図から大きな被害が想定される東町などには高いビルが少なく、担当者は「ソフト面・ハード面でさらなる取り組みを進める」と話している。今回、新たな想定図を出したが「今までの対策が無駄になるということではない」と強調し、「実際には浸水経路の解析なども必要になるが、どのように逃げるかの対策を立ててほしい」と町民に呼びかけている。実際に、国府新宿エリアでは“通学路点検”という学校までの道のりのリスクを洗い出す取り組みを独自に行っているという。
 町担当課では「津波の発生するまさにその時は、“公助”、行政の助けが間に合わないこともある。自分が住んでいる場所、職場や学校など滞在していることが多い場所のリスクを認識し、津波とセットで想定される地震への備えをするなど、“自助”の意識を高めてほしい」と訴えている。

0605 2面 テニス
 神奈中インドアテニススクールに所属する中学2年生の小出涼音さんが、4月18日〜29日の間に開催された第64回神奈川県テニス選手権大会で優勝を果たした。同大会は同年代の選手のみが出場するジュニア大会などではなく、大学生や社会人など大人も出場する一般の大会。決勝では第1シードで大学生の下口あみる選手を破り、若い原石が輝きを放った。
 小出さんとテニスとの出会いは小学校1年生の頃。小出さんは当時を「普通に楽しくてテニスをしていただけ」と振り返るが、小学校高学年になると徐々に全国大会などで成績を残すようになっていったという。今回、同大会へ出場したのは、スクールの藤代昌也コーチが「同世代の大会で勝てるようになってきたし、大人の大会でもどうかな」と考えたのがきっかけ。藤代コーチは今回の結果について「(周りが大人だらけで)開き直ったことで自分の力が100%出せたんでしょうね。ちょっと出来過ぎですが」と笑う。日頃の小出さんについては「あまり大きいことは言わないが内に秘めた闘志はすごい」と藤代コーチ。「辛い練習を自分からやる。できるようになるまでコートから離れない。持って生まれた運動能力は高いですが、小さい積み重ねを厭わない努力の子」と評する。小出さん本人は「活躍はしたいけどプロになれるわけじゃないし、大きくなってからもテニスが続けられればいい」とコーチの言う通り発言は控えめ。だが「試合には出続けたいし、出るなら勝ちたい」と闘志の片鱗を垣間見せる。
 今回の優勝により、小出さんは全日本テニス選手権90th東日本大会への出場権を獲得。東日本大会は国内ランキング上位の選手も出場し、勝ち進めば全日本選手権への出場も。小出さんも藤代コーチも「(突破は)難しいかな」とはぐらかすが、負けるつもりは微塵もなく、静かに闘志を燃やしている。

 平塚市は先月27日、6月市議会定例会に提出する補正予算案を発表した。今回の補正により補正後の累計額は1,829億4,296万8千円となる。
 主なものとしては、防災無線の親局のデジタル化とめぐみが丘地区への受信局設置工事費用として防災行政用無線維持管理事業に4,250万円。今年10月の番号法施行に伴うコールセンター設置・窓口経費などに9,658万9千円。平成27年から平成28年の2カ年計画として2,600万円を予定している市民センター耐震補強事業の準備費用として780万円。県の補助金で装備を拡充させる消防分団運営事業に2,923万円。対話による美術鑑賞の実施に向けた美術教育の普及・体験事業に134万円などが計上されている。
 その他、市庁舎・市税務署の新築工事事業において、地中障害物撤去費用の追加、賃金や物価の変動に伴う請負代金額の変更として約3億1,352万円の増額となる工事請負変更契約を締結する。また競輪事業から藤沢市が撤退した件に関しては解決一時金が1億1,004万9千円で双方合意に達し、和解契約を締結する。

0605 2面 日産車体
 日産車体株式会社(渡辺義章社長)は1日、同社湘南工場において新型車両「NV200タクシー」の量産を開始した。同工場で新型車両の量産が始まるのは2013年の工場再編後、初めてとなる。
 当日行われた式典には梶井 亮工場長をはじめ関係従業員ら500人程が参加し、新量産車両の第一号“オフライン”(車両が工場のラインから外れ完成すること)を祝った。同車両は多目的商用車「NV200バネット」をベースに開発されたワゴンタイプのタクシー。同様のモデルは既に米国・ニューヨーク市で次世代イエローキャブとして活躍しており、日本国内でも従来のセダン型タクシーに代わる次世代タクシーとしての活躍を見込み量産を開始した。
 式典の中で梶井工場長は「セドリックタクシーを生産してきたノウハウを活かし、高品質なタクシーを届けていく」と決意を語った。

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 湘南ひらつか七夕まつりまであと1カ月。今週号は今年の織り姫をご紹介。応募総数57人の中から選ばれた松本浩代さん(29)、髙橋ときわさん(26)、高橋香緒里さん(23)の素顔に迫る。
破壊する織り姫
 経歴を聞かれても「詳しくはウィキペディア(インターネット上の百科事典)に載っていますが……」という前置きが使えるほど、女子プロレス界で名の通っている松本さん。市立神明中学校から県立平塚江南高校を経て、スポーツ系専門学校でスポーツトレーナーを目指す中、親には大反対されたが女子プロレスの世界へ飛び込んだ。JR旧東海道線(現上野東京ライン)カラーのコスチュームに身を包み、得意技「東海道落とし」を武器にこなしてきたマッチは約1,000戦。現在はファイトマネーで生活しており、そのプレースタイルから「破壊する女」というニックネームも付けられている。
 30歳という節目を前に、織り姫に挑戦。周囲から「あんたは無理だよね」と言われたが、そんな下馬評は破壊した。「これまで親に恩返しできることがなかったのですが、ようやくできました」。そして今後も既成概念を破壊する。「自分でも今までにいないタイプの織り姫だと思います。だから自分にしかできないことをしたい。まず入り口は広げられたかな」
模範解答の織り姫
 真ん中のポジションに立つ髙橋さんは、これといった特技や趣味を持たず「他のお二方に比べ、私は普通なんです」と謙遜する。一般企業の会社員。出身も3人の中で唯一人、地元ではない。そうなると“何を紹介しようか”ということになってしまうが話を聞いてみると、その“普通”が興味深い。
 都内出身の髙橋さんは人情味あふれる下町育ち。墨田区立両国中学校から都立新宿高校、慶応義塾大学と、学歴1つ取ってもそれだけで話題が広がりそうな名称が連なるが、都会の真ん中に通っていた高校時代も「髪も染めず化粧もしない」ソフトボール部のピッチャーとして真っ直ぐに生き、真面目な思春期を送ったという。大学卒業後は(株)小松製作所に入社。平塚に配属され「平塚に住んでいられる間に何か残したい」と応募した。
 「自分ができることは本当に普通のこと。笑顔や挨拶など日本人らしいことくらい……」とあくまでも控えめな髙橋さん。個性豊かな今年の織り姫の中で、“普通”ならぬ“王道”の織り姫として中道を行き、ハイレベルなスタンダードを築いていく。
歌う織り姫
 團伊玖磨作曲の『ひらつか市歌』を歌い、織り姫に選ばれた高橋さんも神明中の卒業生。「将来は由紀さおりさんのような歌手になりたい」と小学1年生の頃から合唱団で歌い、高校は音楽科のある北鎌倉女子学園へ。その後、東京藝術大学の音楽学部声楽科へ進学し、今年3月に卒業した。
 織り姫に応募した理由は「小さい頃からの憧れだったから」。特技や趣味としては腹話術やネイルアート、オリジナルキャラのデザインや風景画を描くことなどが挙げられるが、何と言っても彼女が持つ“特別”はその歌声だ。
 本人も「自分の歌で平塚をPRできるのであれば力になりたい。平塚市の色々なイベント等でも『ひらつか市歌』を歌っていきたいと思います」と意欲を見せている。まずは今年の七夕まつりの会場に、国内最高峰の教育機関で洗練された美声が響く。
 個性揃った才色兼備な織り姫がデビューする今年の七夕まつりは来月3日から5日の3日間(前夜祭は7/2)。新たな時代の織り姫を、ぜひお見逃しなく。
【写真】
左から松本浩代さん、髙橋ときわさん、高橋香緒里さん

『JUNK STORY』(2015年/日本)
監督:佐藤太
出演:hide、YOSHIKI、(from X JAPAN)、I.N.A.他
ナレーション:塚本高史
シネマライズほかにて上映中。
「お前のモノは俺のモノ。俺のモノは俺のモノ。自分と僕と同じ玩具を買ってもらって、僕のは壊し用で。大嫌いでしたね」。ジャイアンさながらの体形をした男の口から出る言葉は、まさにジャインアンそのものだ。hideの弟で、現在もhideが立ち上げた会社の社長を務める松本裕士は、少年時代の兄をそう語る。X JAPANのギタリストで、ソロとしても、90年代のミュージックシーンを駆け抜け、急逝したhideの足跡を、彼に影響された人々へのインタビューと生前の映像で紡いでいく。弟同様に肥満児だったhideは、ギターとの出会いからパフォーマーとして見違えるような変貌を遂げていく。自らにも仲間にも高い水準を求めるあまり、衝突も絶えなかったが、素顔のhide=松本秀人は、ロックという祭り騒ぎが大好きな、寂しがりやの少年だ。裕士もまた兄の祭りに巻き込まれ、虜になった1人だ。ところが、祭りの後の寂しさに耐えられない兄は、宴もたけなわに姿を消してしまう。そして、彼の始めた祭りは、今も多くの人々の中で続いている。 0529 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0529 コネクト3

平塚でつながるデフリンピックの輪
練習場「湘南BRUSH?」からメダリスト

 平塚市南金目。東海大学正門の坂を登り、左折し、さらに細い路地を左折すると、田園地帯が開けてくる。住民ではない限り普段は先ず訪れることがなく多くの人には気が付かれないであろう場所に「湘南BRUSH?(ブラッシュ)」はある。
 ここは、その名の通りブラシ(人工芝)上でスキーやスノーボードが楽しめる場所。8mの高さから滑り降りるジャンプ台もあるなど、国内でも数少ないオフシーズンも練習できる施設として、県外からも多くの選手が練習に来る「その道では知られている」施設だ。そして先月には、ここを拠点に練習している選手の中から2人のメダリストが出た。
 “聴覚障がい者のオリンピック”として4年に1度開催されている国際スポーツ大会「デフリンピック」。今年は第18回の冬季大会がロシアのハンティマンシースクという都市で3月から4月にかけて開催され、日本選手団は「金3銀1銅1」の成績を残した。うち2つは毎月ここで練習しているろう者の選手が獲得したもので、金メダル(スノーボードハーフパイプ)を獲ったのが横浜市在住の1児の母・花島良子さん(35)、銅メダル(同)に輝いたのが群馬県在住の津久井康友さん(37)だ。これを受けて今月16日には同所でメダル獲得の報告会が行われた。会場には、デフリンピックのPR活動や日本代表選手団の応援ソングを歌う平塚出身のパフォーマンスグループ「HAND SIGN」のメンバーも参加し、交流が深められた。
 「意外と知られていない『デフリンピック』ですがメダルを獲ることは簡単なことではなく、とても嬉しい報告でした」と話すのは同所を運営する傍らJSAD(一般社団法人日本ろう者スキー協会)のコーチを務める元プロスノーボーダーの小島敬雄さん。「チームには平塚ろう学校の卒業生もいますし平塚にはHAND SIGNもいて、ここでみんながつながったのも何かの縁。これを機にこの場所で多くの人にデフリンピックや選手のことを知ってもらい、ろう者への理解が広まれば有り難いです。ですから一般の人も気軽に遊びに来てほしい」と話していた。
 世界には、あまり多くの人には知られていない世界がある。気が付かなければ通り過ぎるだけのもとなってしまうが、知ってみるのもまた一興。飛び込んでみれば、新たな世界が開けるかも。問い合わせは同所(南金目102)☎︎73-8371(平日12時~22時、土日祝9時30分~21時)へ。

【写真】メダリストの2人を囲むHANDSIGNのROYさん(左)とSHINGOさん(右)、元プロ選手の小島さん(右端)、HANDSIGNによる平塚市の健康事業を担当している元プロ選手の渡部さん(左端)

0529 2面 市民病院
 県内に33カ所あり、平塚市内では唯一の「災害拠点病院」に指定される平塚市民病院(金井歳雄病院長)は22日、災害などの非常時に伴う職員の自動参集訓練と、DMAT隊の出動訓練を実施した。DMATとはDisaster Medical Assistance Teamの頭文字で、医師・看護師・業務調整員で構成される災害派遣医療チームのこと。
 災害などの自動参集基準にあてはまる状況下では動員発令なしに職員が集まることが決められている同院。訓練では実際に自宅から徒歩・自転車などで病院へ向かうことにより、経路上の問題点の洗い出しが行われた。金井病院長は「経路に橋や高層ビルなどはないか、食料や水は得られるのか、様々な点に着目することで防災マインドを植え付けていきたい」と話していた。
 同時に行われたDMAT隊出動訓練では、隊が専用車両に資機材を搬入し出動するまでをシュミレーションした。地域毎の救急医療体制だけでは対応できないような災害や事故など、非常時に派遣される同隊。県内では23病院がDMAT隊を組織しているが、現実的な取り組み意欲には差異があるという。金井病院長はこれについて「東日本大震災以降、DMATが注目を集めるようになったが、我々は専門の企画室を設けて、独自に取り組みを始めていた。やるべきことを自分たちで考えてやる、という熱意は負けない」と自信をのぞかせる。この日の訓練終了後も、関係者らは即座に問題点の解決へ検討を始めていた。

0529 2面 柔道
 ドイツのベルリンで行われた柔道「ドイツカデ国際大会」の女子44kg級に初出場し優勝を果たした平塚市南原在住の五十嵐莉子さん(横須賀学院高校1年)が21日、落合克宏平塚市長を表敬訪問し優勝の喜びを報告した。
 “カデ”とは柔道の大会における年齢による区分の1つで、15歳〜17歳が該当するカテゴリー。五十嵐さんは今年4月に行われた全日本カデ柔道体重別選手権大会の女子44kg級で優勝し、日本代表に選出された。「試合に臨む集中力がケタ違い。団体戦などで体重差がある相手と当たっても勝てる」と平塚柔道協会の奥山晴治会長が話すように、ポテンシャルはお墨付き。国際大会への出場はもとより外国人選手との試合も初めてだったが、5戦中4戦で一本勝ちを収めるなど、持ち前の勝負強さを発揮して優勝を勝ち取り圧巻の世界デビューを果たした。8月にはボスニアヘルツェゴビナ世界カデ柔道選手権大会にも出場予定で、今後も国際大会での活躍が期待される。
 五十嵐さんが5年後に迫る東京オリンピックについて「具体的な目標になってきた」と話すと、落合市長は「全国・世界に羽ばたいて日本の柔道界を支えてもらえれば」と笑顔でエールを贈った。

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 先月行われた統一地方選挙で再選を果たした落合克宏市長(57)の2期目の就任から1カ月。これにあたり本紙では「これまでの4年間、これからの4年間」をテーマにインタビューを行った。人口減少、超高齢化の危機が叫ばれ「地方創生」が求められている昨今、市長が描く、まちの未来は。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では「落合市長のプライベートを探る!」と題し、好きな食べ物や趣味、苦手なもの、カラオケの十八番など他ではまず知ることができない市長の素顔を、同局馬場桃加アナと共にご紹介します。※放送日程は文末に記載
──まずはこれまでの1期目を振り返って概観すると、どんな4年間だったのでしょうか。
落合 1期目、市長に就任した当初は東日本大震災の直後でしたのでやはり「安心安全」がテーマとなった4年間だったと思います。地震対策や津波対策など、災害対策が一番大きな取り組みとなりました。
 具体的には、ハザードマップをはじめ地震・津波対応マニュアル、防災ガイドブック等を作成し配布するなど市民の皆さんへの周知や津波避難ビルの指定、海抜表示も進めてきました。また集中豪雨への備えとして「平塚市総合浸水対策基本計画」を策定しました。やはり「安心安全」の上に市民の皆さんの安定的な生活が成り立ちますので、「安心安全」は行政の一番大きな課題だと思っています。
──ハード整備を進捗、完了させてきたという印象もあります。
落合 前市長の大藏(律子)さんから引き継いだ事業ではありますが、いわゆる3大事業ですね。大神の環境事業センターと新庁舎の1期工事、そして現在工事中の市民病院。いずれも100億円を超える施設を3つ、環境事業センター以外は今も継続中ですが、取り組んでまいりました。
 強調したいのは、これらの事業を「健全財政の中で、基金等を活用しながら、きちんと計画してやらせてもらっている」という点です。そしてこれらの整備によって市の色々な施策、福祉や子育てなどに”しわ寄せ”が行くことなく、健全財政を維持する中でハード整備ができたということは、とても有り難いことですし、ぜひとも皆さんに御理解いただきたいと思います。
──安心安全、ハード整備以外で挙げるとしたら何があるでしょう。
落合 もう1つ基本となるのが、市民の皆さんと色々な対話をしてきたことです。「ほっとミーティング」と題した市民との対話集会を企画し、実施してきました。1年目は災害対策がありましたので市域を4ブロックに分けた大きな地域ごとに。2年目、3年目はそれぞれのまちづくりをテーマに連合自治会単位で開催し、最終年は過去の対話で多く話し合われた議題をテーマに行いました。
 ゴミの出し方から少子高齢化など色々な議題で市民対話をする中で、実際に高齢者の見守り支援など福祉施策に反映できたものもあります。やはり「市民の皆さんの声を聞く」ということは、今の市民生活の課題を捉え、施策を進める上ではとても大切であると、強く感じました。この姿勢はこれからも持ち続けていきたいと思っています。
──では今後の4年間についてですが、平塚ではどんなことが想定され、何が求められ、どう進むべきであると考えますか。
落合 一言で言うと「少子高齢化と人口減少社会」に対応する施策をしっかりと進め持続可能なまちをつくっていくことが、この4年間の一番大きな課題だと思います。
 そこで充実すべき領域は、福祉や子育て支援などの社会保障と考えています。将来を担う世代のために子育てと教育、それから生き生きと元気で健康寿命を延ばす福祉政策。ただ、それらを拡充するために、社会保障の基盤となる部分を崩してしまえば本末転倒です。ですから、市の財源にもなるお金を上手く市内で生み出し、使い、また生み出す、という仕組みづくりが求められていると思います。
 ですので、平塚を取り巻く道路インフラが整備されてきた好機を逃さず、ハード面からも「新しいまちづくり」を着実に進めていくことが、将来へ向けての私の役目ではないかと思っています。
──どんなまちを目指しますか。
落合 1期目で3大事業を進めたことから「ハード整備中心」と言われることもありましたが、決してそんなことはありません。福祉や子育てなどのソフト面の施策もしっかりやってきました。特に4年をかけて「待機児童ゼロ」を達成し、また、高齢者対策については、ある経済誌で、高齢化対応度全国自治体ランキングの「生活支援・予防」部門の全国9位に選ばれたこともあります。そのように「住みやすいまち」に必要な分野も一生懸命やってきました。
 社会保障政策をしっかりと進めながら、同時並行して市の経済を活性化していく取り組みをしていきたい。そのためには、市内で経済が好循環するようなまちをつくることが必要だと思っています。すなわち、子育て世代から選ばれ、これからも住み続けたいと思ってもらえるまち。それにより定住人口を維持し、交流人口を増加させたい。そんな施策を先頭に立ってやっていかなければならないと思います。
ーー具体的な施策としては、どういったものが考えられますか。
落合 高齢福祉では、見守りや介護を充実させ、また、要介護にならないためのスポーツを通した健康づくり促進する「健康チャレンジ」というものを考えています。
 また子育て関係では、小児医療費無料化について、対象を義務教育の中学3年生まで引き上げようと今検討している所です。その他、学力向上も教育委員会と連携して取り組んでいく予定です。昨年の夏休みには「自主学習教室」といった学習支援事業も実施しました。
 待機児童についても、引き続きゼロを維持するための働きかけも継続していきます。民間の保育所、私立幼稚園の預かり延長などですね。子育てしやすい環境というのは「住みやすいまち」に直結しますので、今後ぜひともやっていきたい。
ーーどんなに「住みやすいまち」でも住んでもらうに為には、まず知ってもらう必要がありますよね。
落合 そのために、総合的なシティプロモーションに取り組んでいこうと考えています。現在検討中ではありますが、庁内に新たな担当を設置し、戦略的に平塚の魅力を発信していきます。
ーーこれから4年間、どのように発展を遂げるか、楽しみですね。
落合 これまでの4年間で土台は作ってきましたので、ここから展開していくということになります。今回の選挙では”マニフェスト”ではなく”約束”という形で出させて頂きました。基本的には「安心安全を基本とした子育て世代から選ばれるまち」と「高齢者障がい者福祉を充実させ、住み慣れた地域で地域包括ケアを含めた支え合いの仕組みづくり」を推進します。
 それから「企業活動、創業支援、産業間連携を通した地域経済の活性化」ですね。これまでにも産業間連携による6次産業化事業では「平塚漁港の食堂」やトマトジュース、湘南レッドのパンなども誕生しました。平塚はおかげさまで県内でも有数の高い生産力を誇る工業、農業、漁業がありますし商業、観光に関しても今年65回を迎える七夕まつりなど色々な良い資源がありますので、さらなる活性を促していきたいと思います。
 そしてハード面では、来年の秋に「(仮称)ららぽーと平塚」が開業します。医療施設、住居などで構成される大規模複合開発により、ここでまた1つのまちができます。また、平塚の「北の核」(県内では「南の核」)となるツインシティという大きな事業。さらには国道134号4車線化、圏央道開通による首都圏や北関東方面からの観光客増加を見込み、「海岸線の魅力化」も図っていかなくてはいけません。
ーー総括すると。
落合 総合的には、安心安全の土台の上に「選ばれるまち、住み続けるまち」づくりを進めながら全体としてまちの魅力を効果的にシティプロモーションで発信する。おおよそはそういうイメージです。お約束しましたことは、より具体に着実に、進めてまいりたいと思っています。
ーーでは最後に、市民の皆さんに向け、改めてメッセージを。
落合 皆さんの信託を受け2期目の重責を担わせていただくことになりました。また真摯にこの職に向き合って、この4年間、市民の皆さんにとって暮らしやすい、そしてこれからも住み続けたいまちづくりを進めます。そして市外の方には、ぜひ平塚に行きたいな、住んでみたいな、と平塚を選んでいただけるまちにしていきたいと思います。そのためには、これからも市民の皆さんと一緒に、市民の目線に立ったまちづくりを進めていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ! 湘南館ワイド」は6/1(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

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 奥州合戦における小山氏の活躍を後押ししていたのが、下野国の大豪族である小山政光の言葉だ。次のような逸話が『吾妻鏡』に載る。頼朝一行が奥州へ向かう途次のこと。下野国の宇都宮神社で戦勝祈願をした頼朝が、宿に入る。その際に食事を献上したのが、小山政光だった。政光の妻は、寒河尼(さむかわのあま/さむかわに/さんがわに)といって頼朝の乳母のうちのひとりである。かつて、挙兵した頼朝が石橋山敗戦後に房総へ渡り、千葉常胤や上総広常らを従えて武蔵国に入った時に彼女は頼朝のもとを訪れている。可愛がっている末子を連れて隅田の宿へと参上した寒河尼は、その子を頼朝の側近くで仕えさせたいと請うたのだった。そこで頼朝はその若者を元服させて、自身の烏帽子を与えた。その彼こそ、小山(結城)朝光である。だから頼朝からの信任も厚い。平家討伐後、捕虜を連れてきた義経に対して、酒匂の宿で「鎌倉入りを許さぬ」という頼朝からの命令を伝えたのも朝光だった。
 さて、小山政光が頼朝に食事を献上した場面に話を戻そう。この時、紺の直垂(ひたたれ・衣服)を着た者が頼朝の近くに伺候していた。政光が「彼は何者でしょうか」と問うたところ、頼朝は「彼は、本朝無双の勇士、熊谷小次郎直家である」と答えた。小山朝光は気になって尋ねた。「何をもって彼のことを『無双』とおっしゃるのでしょうか」。頼朝は言う。「平家討伐の際に、一の谷をはじめとする合戦で父親の熊谷直実と一緒に命をかけて戦ったことが何度もあったからである」。それを聞いていた政光は笑った。そして述べる。「主君のために命を捨てるのは勇士にとって当然のことです。これは直家ひとりのことに限りません。直家のような者は、仕える郎従を持たぬために自身の力で勲功を挙げるしかないのです。だから無双の勇士として名を挙げたのでしょう。私のような者は、ただ配下の郎従を派遣して忠義を尽くすだけです」。政光は続けて子息達に向けて命じた。「そうとあらば、このたびの奥州での合戦においては、各自奮闘して功績を残し、『無双』の称号を賜るようにしなさい」。その場にいた小山朝政、宗政、朝光らは、父の言葉をしっかりと受け止めた。頼朝は、たいそう興に入った。政光の言葉通り、この後見事に彼らは目覚ましい活躍を遂げることになる。
【写真】
栃木県小山市内に建つ『小山政光・寒川尼像』の前に立つマスコットキャラ「政光くん」と「寒川尼ちゃん」
写真提供=小山市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0522 2面 指帆亭
 運営母体が変わったことを受け、改装を施していた「レストラン&ウェディング指帆亭」(二宮町二宮下向浜)ではこのたびリニューアルが完了し、新たな「Shihantei Pine Tree Resort」として今月20日、オープンを迎える。
 今回のリニューアルでは、これまで茶色を基調としていた外観を白へと変更。料理については、フレンチが中心だった従来のものから、ピザ窯を導入したことでイタリアンや地中海の料理が楽しめるように。またパーティー会場に隣接するテラスを拡張し、雨天時でも晴天時と同様のガーデンウェディングの実現が可能になったという。
 なお同店を運営する企業は、テーブルクロスのレンタルを主軸にブライダル関連事業やウェディング施設を運営している株式会社ワールドサービス(本社・大阪府泉佐野市)。問い合わせは同店☎︎43-1611へ。
【写真】18日には関係者を迎えたレセプションパーティーが行われた

 神奈川県県土整備局は18日、3月に完成供用された国道134号の4車線化により、交通状況が大幅改善されたデータを発表した。
 確認された効果は大きく分けて①渋滞の大幅緩和②移動時間の大幅短縮③国道134号の交通量の大幅増加④周辺道路の交通量の減少の4つ。渋滞緩和については平日ピーク時間の唐ヶ原交差点の渋滞長約1.7kmが0mになり完全に解消、休日ピーク時間でも約2kmから600mと、7割減となった。また、渋滞の緩和に伴い、茅ヶ崎市の柳島交差点から西湘バイパスまでの約4.7km区間の移動時間が3割以上減少。平日のピーク時間の下り方向では8割の減少も見られた。それに対し高浜台交差点の12時間交通量は約1万9,400台から約2万7,300台へと約4割増加と、輸送量機能が強化されている。同時に並行する国道1号からの交通の転換も確認されており、平塚〜大磯区間の東西の交通の利便性が高まったことがデータからも読み取れる結果となった。
 また、地元の商工会議所・商工会からは、渋滞緩和によって休憩地として利用してもらえるのでは、と期待の声が上がっているという。

0522 2面 ベルマーレ寄贈
 湘南ベルマーレは18日、県立平塚ろう学校(伊藤大郎校長)寄宿舎の児童・生徒らに対し、6月3日にShonan BMW スタジアム平塚で行われるヤマザキナビスコカップFC東京戦の指定席チケット30枚を贈呈した。
 今回の寄贈は、ホームタウン内の企業や個人の協賛によって障がい者施設や養護施設の利用者を湘南ベルマーレのホームゲームに招待するという「チャリティーチケット」制度を利用し行われたもの。当日はキングベルⅠ世が寄宿舎を訪問し、児童・生徒らから歓待を受けた。クラブの担当者は「ベルマーレのみんなで頑張る姿を見て、勇気・元気を得てほしい」と挨拶。加えて「今までは仕組みがあってもなかなか実現できなかったが、これを機に継続できるようになれば」と期待を込めた。
 寄宿舎を代表し高等部3年の二見優太君は「当日は心から応援するので頑張ってください」と笑顔で感謝を伝えていた。

0522 2面 議長
平成27年5月第1回平塚市議会臨時会が19日に開催され、正副議長の選挙の結果、府川正明氏(湘南フォーラム)が第52代議長に、端 文昭氏(無所属)が第52代副議長に選出された。
府川氏は昭和25年生まれの65歳。平成11年の初当選を皮切りに5期連続で当選しており、4月に行われた市議会議員選挙では、4,500票以上を集め3位当選を果たしている。これまでに都市建設常任委員会委員長、環境厚生常任委員会委員長、決算特別委員会委員長などを歴任してきた。
端氏は昭和25年生まれの64歳。こちらも平成11年の初当選から、5期連続で当選を果たしている。4月の市議会議員選挙では2,983票を集め8位当選。これまでに議会運営委員会副委員長、環境厚生常任委員会委員長などを務めてきた。

0522 2面 ペコちゃん展 審査
 今年7月から平塚市美術館で開催予定の企画展「ペコちゃん展」に伴う衣装デザイン画コンテストの審査会が14日、同館で行われた。審査員は株式会社不二家の櫻井康文代表取締役社長、同館の草薙奈津子館長と土方明司館長代理が務めた。
 ペコちゃんとは、1950年に誕生した同社のマスコットキャラクターで、同社の看板菓子「ミルキー」のパッケージや同社が運営する店舗の店先の「ペコちゃん人形」などでその姿を目にすることができる。
 今回、美術館として全国初となる「ペコちゃんの展覧会」が実現することになったのは、同社の平塚工場と同館が“お隣さん”であった縁から。展示内容はペコちゃん誕生から65年の歴史の振り返りや、現代作家17名がペコちゃんをテーマに制作した作品の展示などが予定されている。同館ではこれに伴い、東京モード学園の協力で衣装デザイン画コンテストを開催。同校は不二家100周年の際にもデザイン画コンテストを実施した実績があり、今回のコンテストには同校の生徒290人から406点の応募があった。審査会場には4月の第一次審査を通過した入選作品60点が集められ、審査員らは、宇宙飛行士や探偵、てんとう虫などをモチーフにした若いアイディアに笑顔を見せながら佳作賞、大賞を選んだ。なお、大賞作品は企画展が始まる7月11日に発表され、デザイン画に基づき実際に衣装が作成され展示される。
 櫻井社長は「ペコちゃんは不二家そのものと一緒に成長してきた。今回はデコラティブなモノを選んでみたが、テーマと表現の連動した、もっと派手なモノがあっても良かったかな」と作品を講評しながらも、「発表当日を楽しみにしててほしい」とにこやかに企画展のアピールをしていた。
◯ペコちゃん展
会期:7/11(土)〜9/13(日)
問い合わせ:同館 ☎35-2111
0522 2面 ペコちゃん展

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 落ちる水滴に映る一瞬の風景にピントを合わせて写す、といった独特な撮影法などでユニークな写真を撮り続けてきた平塚市南原在住の写真家・笹尾佳夫さん(72)が先月、自身の活動の集大成となるミニ写真集『水滴の中の小宇宙・湘南の海』を制作した。但し同冊子は、ごく親しい知人らに配ろうと印刷された非売品で印刷部数も少なく、世に出回ることはまずない代物だ。そもそも笹尾さんは人に見てもらう為ではなく、ましてや仕事としてでもなく、あくまでも自身の芸術活動として50年以上、「カメラ」を続けてきた。だが昨年癌を患い、闘病生活の中でカメラを置くことを余儀無くされ、「せめてもの記念に」と自費出版した。本紙今週号では、そんな彼のライフワークのごく一部を紹介する。
高度経済成長期、大型トラックの車体を製造する工場に就職し、生まれ育った石川県から平塚市へと移り住んだ。カメラが「舶来」と呼ばれていた頃、当時20歳だった笹尾さんはその魅力に出会う。
 「銀座にはスキヤカメラやカツミ堂、三共カメラなど中古のカメラ屋がいっぱいあって……」「ゼンザブロニカやライカのバルナック型が欲しかったんだけど、最初はハッセルブラッドを月賦で……」など、分かる人には分かるであろう用語が次々と溢れてくる。たとえ分からないとしても生涯を通してカメラを愛してきた、という熱い想いは伝わってくる。その通り、半世紀の年月を掛け、撮り続けてきた。
独自の撮影法へ
 定年前にはライカを9台持っていたというほど、とにかく様々な機材を買っては、多くの写真を撮ることに没頭した。月に2日しか休日が無かった若かりし頃は、土曜の夜に夜行列車で行ってまた夜行列車で月曜の朝に帰ってくるという強行の”山岳写真”や、喫茶店でコーヒーが80円だった当時、1枚撮る毎に100円かかる”水中撮影”などにも手を広げた。だが家庭を持つようになってからは出費のかさまない”スナップ”へと移行していったという。
 さらに時代が変わるにつれ、プライバシーという観点から人にカメラを向けるスナップ撮影が難しくなり、対象を昆虫や鳥へと移した。そして「もっと面白いものを」と追求していく中で生み出したのが”水滴”の撮影法である。
刹那の輝き
 写したい風景の前でカメラを構え、レンズの2~3cm前に水滴を落とし、一瞬の幻想的な世界を切り取る。落ちるタイミングはもちろん風景と水滴、さらに水滴とレンズという二重のピント合わせ、太陽光の角度、手ぶれ、無風……など、高い技術と厳しい条件が求められ、1枚1枚が奇跡の瞬間だ。だが「ものすごく神経使うんだ。疲れて汗びっしょりになる」と言うほど精神的にも肉体的にもきついこの撮影法は、点滴を打って生活している今の笹尾さんにとっては困難なものとなった。
 だから「せめてもの記念に」と写真集を作った。世には出ない。もちろん写真展などを開くつもりも毛頭ない。元々人に見てもらいたくて撮ってきたわけではないのだから。ただ、親戚や知人にだけは知ってもらおうと配布した。自分だけが覗いていた、美しい世界を。
【写真TOP】
愛機のライカM9を持つ笹尾さん
【写真下左から】
鎌倉の大仏/要法寺と蓮の花/鈴川の鯉のぼり/総合公園の/自費出版した写真集

0515 2面 警察
 二宮ライオンズクラブ(片岡宇一郎会長)は7日、春の全国交通安全運動(11日〜20日)にあわせて、大磯警察署(加藤登志夫署長)へリストバンド形の反射材500個を寄贈した。同署はこれらの反射材について、イベントなどで高齢者を中心に配布する予定だ。
 同署では今年度、管内での高齢者事故率が県内平均の30.2%を超える42.9%(5月11日現在)だったことから、夜間の出歩きに注意を呼びかけている。街頭のない道で、暗めの服装をしていると、60km/hで走行するライトが下向きの車からは26m程度まで接近しないと視認しづらいとされており、この状況から運転者がブレーキをかけても事故に繋がる可能性が高いという。しかし反射材を着けることで視認距離が約57mまで向上するとされ、安全性の確保に期待が持たれる。
 同署では「事故の抑止のため、夜間に出かける時だけでも手首やカバンの持ち手などに着けてもらえれば」と呼びかけている。

0515 2面 国際マラソン
 西は二宮から大磯、平塚、茅ヶ崎を経て東の藤沢までを横断する国道134号が舞台の市民マラソン「湘南国際マラソン」を運営する実行委員会(河野太郎大会実行委員長)は11日、第10回の記念大会となる今年の大会概要を発表した。なお今大会の開催日は12/6(日)。これまで開催されてきた文化の日(11/3)から変更となっている。
 テーマを「感謝、そして次なる10年へ」︎とした今大会の特徴としては「フルマラソン募集枠1,000人増」「女性ランナーの大会PR大使の発掘イベント”湘南ジェーン”」「大会オフィシャルソングの公募」などが挙げられた。なおインターナショナルな大会を目指す実行委では、時期が半年異なる豪州の人気大会「ゴールドコーストマラソン」との提携も予定し、湘南ジェーン派遣などの交流事業も含め、検討中とのことだ。
 詳細はHP︎で公開中。募集はインターネットのみからで先着順。開催エリア在住者のみを対象とする湘南エリア優先枠(合計2,300人)は5/23(土)から募集開始となる。
【写真】江の島ヨットハーバーで行われた記者発表(5/11)

0515 2面 看護賞
 県内で保健師、助産師、看護師等として多年にわたり業務に励み顕著な業績をあげた人を表彰する神奈川県看護賞の今年度の受賞者(県内で10人)に、医療法人研水会高根台病院(平塚市高根、田邉享史院長)の五十嵐範子さんが市内で唯一人選ばれた。
 五十嵐さんは結婚・出産を機に昭和61年から同院での看護師勤務を開始。現在は同院の看護師132人を束ねる看護部長を務めている。心がけているのは「できる限り患者中心の看護をすること」。同院の“地域に根ざした医療を提供する”という方針もあり、五十嵐さん自身も個々の患者と向き合い看護の質やケアを充実させようとしてきた。こうした看護サービスへの向き合い方が、今回の受賞でも評価されている。
 五十嵐さんは受賞について「“なぜ私が”とも思うけど、真面目に仕事をしてきた結果かな」と頬を緩めるとともに、「看護という仕事は1つだがそれぞれに歩んできた道がある。個々の持っている能力を引き出して看護の素晴らしさを伝えたい」と若い世代への期待や今後の展望を語った。

0515 2面 鶴見区2
 観光資源の情報発信の一環として、今年2月に無料配布の旅行ガイドブック『ことりっぷ平塚さんぽ』を発行した平塚市は、県内で同様の冊子を制作した横浜市鶴見区(『ことりっぷ横浜鶴見』)と協働したモニターツアーを来月6日、初めて実施する。
 内容としては両市区で募った参加者を相互に招き入れ魅力を実感してもらおうといったもので、平塚市から出発するツアー(午前9時45分、駅北口集合)では、迫力ある神輿が有名な潮田神社例大祭が開催される区内を散策するほか「キリン横浜ビアビレッジ」の工場見学(試飲あり)などが予定されている。なお鶴見側の参加者は花菜ガーデン、平塚市美術館などをめぐる予定だ。
 参加費は無料で、無料の貸切往復バス以外にかかる飲食代等は各自。募集対象は市内在住、在勤、在学の小学生以上1組4人まで。定員40人で多数の場合は抽選。申し込みは平塚市商業観光課☎︎35−8107へ。
【写真】キリン横浜ビアビレッジ工場見学の様子

0515 2面 美術展
 二宮ライオンズクラブ(片岡宇一郎会長)は7日、春の全国交通安全運動(11日〜20日)にあわせて、大磯警察署(加藤登志夫署長)へリストバンド形の反射材500個を寄贈した。同署はこれらの反射材について、イベントなどで高齢者を中心に配布する予定だ。
 同署では今年度、管内での高齢者事故率が県内平均の30.2%を超える42.9%(5月11日現在)だったことから、夜間の出歩きに注意を呼びかけている。街頭のない道で、暗めの服装をしていると、60km/hで走行するライトが下向きの車からは26m程度まで接近しないと視認しづらいとされており、この状況から運転者がブレーキをかけても事故に繋がる可能性が高いという。しかし反射材を着けることで視認距離が約57mまで向上するとされ、安全性の確保に期待が持たれる。
 同署では「事故の抑止のため、夜間に出かける時だけでも手首やカバンの持ち手などに着けてもらえれば」と呼びかけている。

0515 2面 七夕結婚式
 湘南ひらつか七夕まつり開催中に、紅谷町まちかど広場での挙式やスターモールでのパレードを実施する「七夕結婚式」が今年も開催される。これにあたり、主催者側では参加者の募集を15日より開始する。
 「新郎新婦の幸せなエネルギーをこの街に広げ、多くの市民に幸せな想い『笑い・涙・感動』を届けたい」をコンセプトに3年前、湘南スターモール商店街振興組合を中心に誕生し、これまで20組のカップルを結んできた同企画も今年で4回目。今回も参加費は7万円(税込)で、挙式(人前式)費用を始めドレス・タキシード(レンタル)、美容メイク一式(新婦のみ)、七夕結婚証明書、記念写真など総額約40万円相当が含まれている。募集組数は10組で応募者多数の場合は抽選となる。
 応募方法は郵送。2人のプロフィール写真と連絡先を同封し【〒254-0025平塚市榎木町9−41ホテルサンライフガーデン内七夕結婚式係】へ。締切は6/15(月)必着。同ホテル☎21-7111

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 GWの4連戦、湘南は2勝1敗1分けの成績でこれを突破した。先月25日のマリノス戦までに3連敗を喫し重い空気も流れたが、29日のホーム鳥栖戦では島村の2ゴールを含む4得点と攻撃陣が奮起し勝利を収める。続いて2日に行われたアウェー名古屋戦では星を落とすも、ホームに帰った6日には神戸を迎え撃ち1-1の引き分け、10日に行われたアウェー甲府戦では大槻の見事なミドルシュートで勝ち点3を掴んだ。12日現在の順位は10位と、湘南旋風を巻き起こした昨シーズンからすればやや寂しさを感じないこともない。だがこれでこそ日本のトップリーグ。敗北もあれどJ1の強豪相手に互角の戦いを繰り広げる姿に、2年前の姿は重ならない。気づけば1stステージも早くも折り返し、この後は共に昇格してきた松本や古豪広島との試合も控える。走り続けて掴んだ今の位置、止まる訳にはいかない。

【写真】6日、ホーム神戸戦の一幕。多くのサポーターが駆けつけた

0515 1面 オープンガーデン_1
 自宅の庭を一般に公開するオープンガーデンは、1927年のイギリスでチャリティーイベントとして始まったとされる。大磯では近年、町を代表するイベントとして「大磯オープンガーデン」が毎年開催されてきた。今年で10年の節目の年を迎えることを記念し、バラの季節に合わせて開催される15日(金)〜17日(日)のイベントではアフタヌーンティーという新企画も登場。大磯のオープンガーデンはいかにして地域に根付き、成長してきたのか。紐解く先には大磯が目指す観光の“カタチ”も垣間見えてくる。
 大磯町商工会によるまちづくりの一環として2006年に始められた同イベント。元々は開催期間に限り、文字通り門戸を開いて庭を見学しあえるように、という“町民の交流”が主なコンセプトだった。当時は参加庭園数も14件と小規模で、初回から企画に携わり、現在も運営委員を務める大倉祥子さんは「出来はイマイチで、継続は難しいと感じた」と振り返る。そこで同年末には開催継続に向けて庭の手入れを支援する大磯ガーデニング倶楽部を設立。翌年には、2001年から独自にオープンガーデンを開催していた石神台花倶楽部と協力関係を結び、第2回の開催に漕ぎ着けた。その後も徐々に参加庭園を増やしながら開催を続け、2011年、おおいそオープンガーデンホーム運営委員会(長嶌 進会長)が立ち上がり、イベントもおおよそ現在と同様の形になる。10周年を迎え今までの延べ参加庭園数は100カ所以上。大倉さんは「参加するしないに関わらず、町全体が華やかになってきたように感じる」と笑顔を見せる。中には庭を公開したいがために大磯に越してきた“ツワモノ”もいるという。
新企画・アフタヌーンティー
 毎年4月末と5月中旬の2回行われる大磯のオープンガーデン。今年5月のイベントでは、町内のカフェやレストランがオリジナルメニューを提供し“くつろぎや交流の場”を設けようという新企画「大磯アフタヌーンティー」が開催される。今回アフタヌーンティーを始めることになった経緯は大きく3つ。町商業観光課の磯﨑清彦さんは「1つは『観光の核づくり事業』が背景にあります。事業の推進協議会には東海大学観光学部の学生が参加しており、オープンガーデンに付随するイベントとしてアフタヌーンティーが提案されました。2つ目は単純に散策中に休憩やできる場所が欲しい、という参加者の声があったことですね」と話す。そして3つ目の理由は──。
大磯の目指す「観光」のカタチ
 「ある意味、これが一番大きいのですが」と磯﨑さん。「『観光の核づくり』というと町に対して外から人がドッと来る、みたいなイメージ。でも話を聞くと地元を観光地化させたい訳ではなく、静かに暮らしたい町民も多い。庭園文化のある町とはいえ、京都や鎌倉を目指すのかというとそれは違うんじゃないかという話になりました」。住民の気持ちと、いわゆる“観光”のイメージとのギャップ。これを埋めるべく3年程前から検討を重ね、去年までにおおよその方向性が出た。
 「ランドマークではなく、町民の暮らしの楽しさそのものに触れてもらうのが大磯の魅力なのではいか、大磯での生活に触れて、ファンになって、四季毎に訪れてもらう、あるいは将来的に住んでもらう、そういうのが大磯が打ち出すべき“観光”のカタチなんじゃないかと」。続けて「じゃあ楽しさっていうのが何かというと、その1つがまさにオープンガーデン。それを彩る要素がアフタヌーンティーなんです」と力を込める。
内側から生まれるもの
 大磯のオープンガーデンは出発点からして、各家庭が自分たちの手の届く範囲で庭作りを楽しんでいたものを、できる範囲で公開するというものだ。行政のトップダウンではなく、個々の家庭から広がったボトムアップの繋がりがそこにはある。磯﨑さんは「町としても必要に応じた最低限の調整をするだけ」と言う。町民が自由に取り組んでいる点と点、それに冠をつけて線で繋ぐ、町が携わったことはそれだけだが、それでもこのオープンガーデンは成長してきた。磯﨑さんは「観光というとモノやサービスにお金を使う感覚ですが、大磯では人の繋がりにお金を使う。そこで生まれた人と人との絆が観光の、町の財産になると思っています」と真剣な眼差しを向ける。
 町全体に蒔かれた種が芽吹き枝葉を広げつつある同イベント、まずは深いことは考えず、のんびりと散策して初夏の大磯を満喫してみては。
◯大磯オープンガーデン2015
問い合わせ:大磯町商工会☎61-0871・大磯町観光協会☎61-3300
【写真上】オープンガーデンの様子
【写真下】アフタヌーンティーの一例(写真提供=運営委員会)
0515 1面 オープンガーデン_2

0501 源平
 頼朝軍と国衡軍との間で攻防が続いている。激しく戦い合う声が、山野に響き渡る。すると俄(にわ)かに、国衡方の陣の後方の山から、ときの声(戦を始めるにあたっての叫び声)が上がった。そして矢が放たれた。「搦め手から、敵が来襲した!」と国衡軍は慌てふためき、大騒ぎとなった。突然のこの事態に意表を突かれた国衡ら武将達は、この背後からの襲撃に適切に対処することもできず、取り乱して逃げ出した。一体何が起こったというのか。
 実は、この戦が始まる前のこと。夜のうちに密かに頼朝の宿所を出ていた者達が、三浦義村らの他にもいたのであった。小山(結城)朝光、そして宇都宮朝綱の郎従である紀権守と波賀次郎などの人々である。案内の者を立てて、国衡軍の背後へと事前に密かに到達していた彼らが、後方からの攻撃を始めたのだった。霧が立ち込め、まだ薄暗くて敵味方を判別しがたいなか、動揺した国衡軍の兵達の多くが逃げ出す。
 さて軍勢が多数逃げ出してしまった状況で、城にとどまっていた若者がいた。まだ13歳の下須房(しもすわ)太郎秀方である。秀方は、金剛別当秀綱の息子で、黒ぶちの馬に乗って敵に相対する姿はかなり目立っている。工藤行光の郎従が秀方と組み合った。行光の郎従が姓名を問うも、若者は言葉を発さない。互角に渡り合った末に、ついに秀方が討たれる。まだ幼い顔をしていたにもかかわらず、大変な剛力の者であったという。その親の秀綱を、小山(結城)朝光が討ち取る。
 退散した兵達は、泰衡の陣へと駆け参じる。そうして阿津賀志山の戦で大敗を喫したことを告げた。報告を受けた泰衡もまた、狼狽して逃げ出した。国衡も、現在逃亡中である。
 頼朝軍の勝利は、士気の高い武士達が、それぞれに戦に貢献して功を立てようと思案を巡らしたことによるものである。先陣の畠山重忠はもちろんのこと、一人ひとりが武威をふるい、命をかけて戦った。なかでも、小山朝光をはじめとする小山氏の目覚ましい活躍を支えた理由の一つに、ある人からの言葉があった。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0501うちのコ 燎星くん

たっちできたよ!

あやさん
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0501ペット りゅうちゃん (1歳1カ月、ミックス)
お昼寝気持ちいいな

平塚市 はっちゃん さん

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0501オーレ
 曺監督が「この試合に向けて準備をしてきたつもりだが、本当に準備をしてきたのかというような試合」と評した先月25日のアウェー横浜FM戦。3-0で敗れ3連敗となったこと以上に、監督のコメント通り不甲斐ないと思われても仕方のない内容に、試合後のサポーターからは大きなブーイングが飛んだ。ここ3戦は失点6に対して得点はゼロ。長いシーズン、こんなこともあるだろう。とはいえまずは1点、なんとかこの閉塞感に風穴を開けてほしい。当然、監督をはじめ選手たちはこの結果を軽んじているわけではないが、この日は見事に横浜FMの術中にハマり、自分たちの良さを出せなかった感は否めない。今号が読者の手元に届くのは、29日鳥栖戦の終了後。「こんな記事を書いて、ジャーナルの記者は見る目がないね」と笑われるぐらいでちょうどいい。

【写真】アウェーの地にも多くのサポーターが足を運んだ
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0501 2面 選挙
 先月26︎日に投開票が行われた平塚市長選挙で、現職の落合克宏氏(57・無所属)が「大神ツインシティ計画の凍結」などを掲げた元・市職員で新人の石黒昭雄氏(65・無所属)をおよそ1.9倍の得票数となる57,802票で制し、2期目の当選を果たした。また同日投開票が行われた平塚市議会議員選挙では、4期目の当選となる現職の江口友子氏(39・無所属)が得票率6.05%となる5,379票を得て「3期連続トップ当選」を果たした。また、平成23年に実施された前回と同じく2位当選した現職の数田俊樹氏(32・自民党)は得票数5,378票と「1票差」に迫り、前回の「1,656票差」から大幅に距離を縮めた。
 なお今回の投票率については、両選挙ともに43.8%で、前回(49.88%)からマイナス6.08ポイントと下回った。
 市内のホテルで支持者とともに開票結果を見守っていた落合氏は、当選にあたり「これまで真摯に臨んだその力を認めて頂き、信託を頂いたと思っている。後援会の福澤正人会頭を始め、選対本部長に河野太郎代議士、副本部長に森 正明県議、赤井和憲県議、米村和彦県議と”オールフォー平塚”で応援を頂いたその結果だと思っています」と謝辞。
 2期目については「平塚がこれから進んでいく道を捉え、力いっぱい全精力をつぎ込み、この平塚をより良く、『選ばれるまち』『住み続けるまち』をしっかりと作っていきます。これまでの1期4年間は私の進むべき方向の地固めであったと思います。次の4年で平塚のまちを1歩でも2歩でも前進させること、これが皆様方から与えられた役目です。この当選という結果を良しとぜずに、これから具体的に何ができるか、それを皆様にお返しをしていくことが私の仕事だと思います。一生懸命頑張ります。平塚の為に、また4年間一生懸命頑張ります」と誓いの言葉を述べた。

0501 2面 自転車道
 大磯町が取り組む観光の核づくりの1つとして、今年3月に「自転車ネットワーク計画」が策定されたことを受け、大磯町の海沿いを走る太平洋岸自転車道の延伸計画が進もうとしている。
 同計画は同町に隣接する二宮町・中井町と共に推進する「安全・快適に回遊できる自転車ネットワーク網の整備」をベースに策定されたもので、太平洋岸自転車道に限らず、自転車によって3町を広域的に結びつけようという内容。この計画の主軸であり、以前から同町が国に要望してきた「太平洋岸自転車道の延伸」について、調査設計費として国土交通省の平成27年度予算5,100万円が配分されたことで、担当者は「レンタサイクルや自転車関連施設の整備と並行して自転車道延伸を進めていきたい」と期待を込める。
 同自転車道の整備は観光を軸にしつつも、交通安全や防災危機管理なども含め、トータルで整備を進めていきたいとしている。

0501 2面 御朱印
 律令時代から続く「国府祭(こうのまち)」を全国でも数少なく現代に受け継いでいる「相模國六社」(寒川神社、川勾神社、比々多神社、前鳥神社、平塚八幡宮、六所神社)で、各神社の御朱印を集めて満願とする『相模國六社御朱印めぐり御朱印帳』が完成した。この企画は、同じく国府祭を現代に伝えている旧安房國(千葉県館山市)を含む千葉県内で実施されている「ふさのくに神社御朱印めぐり」を参考にしたという。
 今回制作された相模國の御朱印帳は、地図や国府祭の解説、各神社の御由緒・神事、参拝の作法などが掲載され、読み物としても楽しめる1冊となっている。通常は各神社で入手できるが、5/5の国府祭でも配布される。御朱印は1社につき300円。平塚八幡宮の宅野順彦宮司は「この地域には1000年以上も昔から続けられてきたお祭りがある、と改めて知って頂ければありがたいと思います」と話している。◇国府祭=5/5(火・祝)、7時から各社で「五社発御祭」

0501 2面 鯉のぼり
 5月の青空を雄大に泳ぐ「風物詩」……、とは言っても近年、市街化された地域では見かける機会が少なくなった「鯉のぼり」。その理由には少子化や住宅事情の変化などが考えられているが、いずれにせよ端午の節句に男児の成長を祝って掲げられるものであるため、家庭の男児が成長すれば基本的に「不要」となる存在であることは今も昔も変わらない。この地域では、不要となった鯉のぼりを集めて再び大空へ掲げようと続けられてきた「鈴川鯉のぼりまつり」などが知られているが、平塚市内のホテルサンライフガーデン(榎木町)においても昨年から、各家庭で眠っていた鯉たちが一斉に泳ぎ始めた。
 ガーデン(庭)と名が付けられているだけあって同ホテルの庭は丁寧に整備されており、その都度季節を感じさせる花が植えられる。この庭に、季節感を出す「鯉のぼりを泳がせたい」との意見が出るのは道理で「社員一同の思いだった」とフラワーコーディネートを始め館内のデザインなどを担当する清水喜子統括マネージャーは言う。そして昨年から譲り受けの呼びかけを始め、集められた眠る鯉は100匹以上。一番大きなサイズで約8mに上るのものもある。そして古いものは修繕を施し、腹部には”元持ち主の家庭の男児”の名前を記入して掲げた。
 西洋のチャペルを背景に日本文化の鯉のぼりという、ミスマッチな光景との懸念もあったそうだが結果は好評。婚礼を挙げる全てのカップルからも「そのままで」と喜んでいるとのことで、宿泊客も客室から眺めて楽しんでいるという。また見物に訪れる一般の来場者も増え、”元男児”が見に来ることも。「夜間のライトアップもオススメです」と話す清水さんは「5/20(水)、21(木)には『2015ローズガーデンばらフェスタ』が開催され、多くの珍しいバラがご覧になれますのでお気軽にお越しください」と呼びかけている。同フェスタは10時~17時、チャペル棟1階、入場無料。同時開催のフラワーコサージュ教室は参加費500円。問い合わせは同ホテル☎︎21−7111まで。鯉のぼりの掲揚は5日まで。

0501 1面 新島襄_1
 国道1号を西へ進み、大磯の市街地を抜けると、左手に木々に囲まれた小さな三角形の緑地が姿を現す。車であればあっという間に通り過ぎてしまうような、街中の緑地の1つにしか見えないこの場所には、同志社大学設立の祖、新島 襄の終焉の碑が建つ。毎年1月23日の襄の命日には同志社大の卒業生や多くの町民がここを訪れ、碑前祭で襄を偲ぶ姿が見られる。同志社といえば、関西の大学ではあるが、その設立者がなぜ大磯を訪れ、碑を建てられることになったのか。卒業生らの想いとは。今週は大磯町と教育者、新島 襄の関係をご紹介。
 明治時代の教育者で、明治六大教育家の1人にも数えられる新島 襄は1843年、現在の神田で生まれた。1864年、アメリカの教育に憧れを持ち、21歳の時に当時の禁忌を犯し函館から密出国。アメリカで学問に励む中で1866年には正式な留学生として認可を受ける。その後、岩倉使節団に随行し、1874年には日本に帰国した。帰国後は同志社英学校を創立し初代の校長に就任。しかし1889年、同志社大学設立に向けて奔走していた襄は病に倒れる。療養に努めるも1890年、妻である八重、教え子の小崎弘道、徳富蘇峰に看取られながら46歳11カ月の若さでこの世を去った。この時、蘇峰の勧めで療養のため訪れていたのが大磯だ。海岸にほど近い百足屋旅館の別館、愛松園に襄が滞在したため、現在もその跡地には襄終焉の地を示す碑が残っている。
カタルパの植樹
 今年は、そんな新島 襄の没後125年、そして同志社創立から140周年の年になる。これを記念して同志社校友会神奈川県支部では、大磯町にカタルパの苗木を寄贈することを決め、先月28日には町職員らと共に大磯運動公園で式典を行った。カタルパとは北米原産の落葉樹で、襄が明治時代に種子を取り寄せ、当時熊本で大江義塾の開校に苦労していた徳富蘇峰を励ますために、蘇峰の父と蘇峰に贈ったのが日本での始まりといわれている。そんな逸話から襄と蘇峰の師弟愛を伝えるカタルパが、同志社と大磯の絆を象徴するものとして贈られた。今回は襄から蘇峰へと贈ったルーツとされるカタルパから接ぎ木された2世・3世の2本の苗木が植えられた。
同志社卒業生の想い
 大磯が終焉の場所とはいえ、大磯に残るのは墓ではなく、あくまでも“場所を示す碑”に過ぎない。だが同支部の支部長を務める竹村慶三さん(68)は「毎年の碑前祭では我々卒業生に加えて、多くの町民のみなさんが参加してくれる。それだけでなく日頃の庭園の清掃や夏場の水やりなど、心遣いに本当に感謝している。そんなところに、やはり絆を感じる」と目を細める。加えて「同志社校友会は各都道府県はもちろん、海外にも校友会の支部を持つ。そんな中、神奈川には襄が帰国した横浜、そして終焉の地の大磯がある。2つもゆかりの地があって誇らしい。今回の植樹で絆が一層深まれば」とにこやかに話していた。一方で、中﨑久雄町長は式典で、5月から同町で始まる新教育制度に触れつつ「大磯の子ども達と新制度と共に苗木を育てていきたい」と挨拶。襄が求めた教育への純粋な想いを、町として未来を担う子ども達に伝えると誓っていた。
 カタルパは成長すると18m程にまで伸び、5月には白い花が咲く。植えられた苗木はまだ50cm程度だが、10年もすれば花をつけるという。襄が大志を抱き蒔いた教育の種は、ここ大磯でも、ゆっくりと花開く時を待っている。
【写真TOP】カタルパの苗木。
【写真下左から】同志社校友会メンバーと中﨑久雄町長ら/新島 襄『近世名士写真 其2』より(国立国会図書館蔵)/国道1号沿いの碑(照ヶ崎海岸入口付近)

0424うちのコ 光くん

お外で飛行機を探すのが僕のマイブーム♪

まいまいさん
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0424 2面 ポスター表彰
 大磯警察署(加藤登志夫署長)は16日、振り込め詐欺被害防止を訴えたポスターを制作したとして、二宮町立二宮中学校、同二宮西中学校の美術部生徒に対して感謝状を贈呈した。また、大磯少年補導員連絡会(蓮実茂夫会長)からは記念品が贈られた。
 同署の管轄では今年に入り4件、約2,000万円の振り込め詐欺被害が発生している。これを受けて同署では、詐欺犯が名前を騙る孫世代からの注意喚起ができないかと両校にポスターの制作を打診した。両校の美術部員らは1人1人がデザインや標語の違うオリジナルの作品を制作。生徒らは2〜3週間をかけて計17枚のポスターを制作し、現在、二宮町内の19カ所の掲示板にこれらのポスターが張り出されている。
 贈呈式には各校から2人の代表生徒が出席。緊張した面持ちながらも「ニュースなどで報道されるのを思い出しながら作った」「標語を考えるのが大変だったのでそこを見てほしい」などと笑顔で話した。

 投票証明書もしくは投票所の看板を背景に撮影した本人の写真を提示することで、イベント参加店舗ごとに用意された割引や粗品プレゼント等の特典が受けられるキャンペーン「センキョ割」。横浜市内の企業により2012年から企画され、現在は東京や埼玉、大阪などにも広がりつつあるこの企画を平塚市内においても導入し地域貢献に繋げようと、湘南スターモール商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)では今月27日~5月3日の7日間、テスト的に実施する。
 同企画に賛同し、参加を決めている平塚市内の店舗は現時点(4/21現在)で約20店。店舗については開催までに今後も増えていく予定とのことで、最新の参加状況などは公式HP(senkyowari.com)で確認可能だ。
 今回の試験導入にあたり同商店街で実行委員長を務める田中大輔さんは「まだ効果も見えず花が咲く企画かは分かりませんが、話題性もあるので楽しみにしています。今後も新しいものはどんどん取り入れ、商店街の集客に繋げていきたい」と話している。
0424 2面 選挙割

0424 2面 山神輿
 大磯町高麗の高来神社で17日から19日にかけ、春季大祭が開催された。この祭の見せ場の1つは神輿を高麗山山頂の上宮まで人力で引き上げる山神輿という行事。17日には高麗山神輿保存会(原田勝司会長)が中心となり“神輿の登山”を行った。
 同祭は元々、高麗寺の本尊の祭で江戸時代の寛永年間(1624-1645)の頃に始められたもので、山神輿は祭の中で農具や種物を扱う市が開かれていたころ、多くの人が集まる騒がしさを避けるために神社の御霊を神輿に移し、高麗山の上社まで担ぎ上げて仮宿させるようになったことがルーツとされている。高来神社は西暦717年の神仏習合により高麗寺の所管となっていたが、明治時代の神仏分離令により高麗神社として分離。その後高来神社に改称され現在に至るが、山神輿の伝統は370年以上に渡り脈々と受け継がれてきた。 
 17日の夕方、いよいよ山神輿がスタート。神輿は市街で担がれるものとは違い、装飾が取り除かれており、堅いケヤキ製で重さ250kg程のもの。親綱というメインの引き綱と、バランスを取る2本の横綱と呼ばれる命綱がつけられ、見物客も含めて数十人がかりで神輿を引き上げる。この日は東海大学から柔道部員を中心に27人が応援に駆けつけ見物客らと共に元々神輿の引き上げを手伝った。ルートは2つある登山道のうち、険しい方の男坂。男坂には普通に登山するにもかなりの急勾配の場所があるにも関わらず、神輿は道なりには進まず、時には傾斜60度を超える“壁”をよじ上る場面も。神輿本体に取り付く担ぎ手から「親綱緩んでるぞ!」「引けー! もっと引け!」と怒号にも似た指示が飛び交う中、神輿はじわじわと山道を登り、およそ3時間をかけて“登頂”に成功した。
 原田会長は「けがもなく、思ったより順調に登れて神様のご加護があったかな」と一言。今後は「370年以上続いているお祭りだから継続のためにも後継者を育てていく」と気を引き締めていた。3日間の祭が終わる19日には、神輿はなだらかな女坂を通り麓に還御した。

0424 2面 風致公園_1
 二宮町が生涯学習センターラディアンの北東側で平成23年から26年にかけて整備を進めてきた(仮称)風致公園が16日、「ラディアン花の丘公園」として開園した。公園の名称は一般公募によって集められた115件の中から選ばれたもの。式典で村田邦子町長は「親子で遊べる公園をコンセプトに整備した。新たなランドマークとなるのでは」と期待を口にしていた。
 同公園の土地は元々、神奈川県園芸試験場だった場所。平成7年の試験場閉園後、果樹園の一部が町に移管されたことで平成14年に二宮果樹公園として生まれ変わった。平成20年には県住宅供給公社から5ha分を二宮町土地開発公社が先行取得し、翌年度には利用構想を公表。同町は平成22年度に町土地開発公社から用地を取得し、公園整備を進めてきた。
 総工事費2億6,250万円をかけた建設業務は独立行政法人都市再生機構に委託されたもので、敷地面積5.7haの園内には800mの散策路が整備され、崩れそうな箇所や坂道には改修が加えられた。丘の上に整備された「花の広場」には1万6,870株もの彼岸花が植えられ、見る人の目を楽しませてくれる他、園内にはイロハモミジ、サルスベリなどが植えられ、公園の名称通り四季を通して様々な花を楽しむことができる。一方で丘の麓の「みどりの広場」にはクローバーなどを植栽、「ふわふわ広場」にはふわふわドームをはじめとする遊具を設置し親子で楽しめるような場所にした。さらに二宮町の公園としては初めて駐車場を整備し、その隣には災害用のトイレを6基設置できるようにするなど有事の際の拠点として利用できるようにもなっている。

0424コネクト
 紅谷パールロード商店街が仕掛けるイベント「湘南ひらつか駅前骨董市」が始まり1年が経った。 「平塚の骨董市」として地域に根付いていき、今では毎回1,000人から2,000人程の人が訪れ、毎月第4土曜日に市が立つ姿も様になっている。この1年間、実行委員として市の運営に携わってきた谷地工務店の谷地和夫社長に話を聞いた。
 イベント開始から1年の率直な感想を「来る人が同じ様な顔ぶれになってるかな」と話す谷地さん。 「このイベントは安いものなら千円程度から買える。いかにも“骨董”っていうモノだけじゃなくて小洒落たアンティークとかも出てるし、若い人も楽しんでもらえると思う」と参加を呼びかけるものの、骨董という名前のイメージが先行してしまい高齢者の客が多いという。加えて実行委員の側にも同様の問題がある。「委員は若い人がいないから、市の担当課や観光協会に一応顔を出してもらってたけど、これからはもっとタッグを組まないと」と話す。
 だがこれらの状況を打開する為にただ手をこまねいているわけでもない。谷地さんは「今年こそTV番組を呼びたい」と展望を語る。若い人はもちろん、幅広い世代から多くの人が来ることで根本的な活性化を図りたい考えだ。「元々は商店街の盛り上げがテーマだから。そもそもパールロードは歩行者天国になってるでしょ。なかなか上手く利用されないのはもったいない」と話す。多くの人が訪れる中で、商店街のリピーターも増えると考えている。一方で、「逆に言えば1年ぐらい悩んだり問題があるのは当たり前。大和の骨董市なんて16年もやってるんだから」と飄々と語る。
 そんな谷地さんは元々アンティークに興味があり、イベントでも気に入ったものがあれば購入してきた。さぞモノを見る目も鍛えられたかと思いきや「本物かどうかなんて余計分からなくなった」と笑う。「でも値段の高い安いは置いといても自分がいいなってものを買うのは楽しいじゃない」。まずは自分自身、イベントを楽しんでいる様子をうかがわせる。
 取材の終わりに谷地さんは「この1年間、雨で中止になったことは1度もなかったんだ。この記録もどこまで続くかな」とニヤリ。平塚の骨董市は必ず晴れる、こんな話題も集客に一役買うかもしれない。

【写真】骨董のコレクションを手に笑顔の谷地さん

1面0424-1
 いつのことだろうか、あなたが最後に湘南平を訪れたのは。そして、入ったことはあっただろうか、レストハウスにあった「湘南平展望レストラン」に。遥か東の三浦半島から南に見える広大な相模湾、西には箱根、富士山と、180°のパノラマが楽しめた同レストランは平成7年3月に開店し、20周年を迎えた先月末にその歴史の幕を下ろした。そして今月23日、平塚の魅力を発信する飲食店として、昨年実施された公募により選ばれた新生の「湘南平展望レストラン Flat」がオープンした。

 平塚と湘南平の「平」を英訳した「フラット」に、「ふらっと立ち寄ってほしい」との意味をかけて店名を決めたと話すのは、同店のオーナーであり普段は市内の和食レストラン「旬菜屋NoBu」(龍城ケ丘)を営んでいる相原伸美さん(60)。昨年実施された公募の説明会で同所を訪れた時に「なんて素晴らしい景色だろうと感動し、ぜひここでやりたいと思った」と言う相原さんは、4者から応募のあったコンペティション(プレゼンの競技)に3つのコンセプトで挑み、運営権を勝ち取った。
コンセプト
 自身も平塚育ちで「平塚市民なら1度は湘南平を訪れたことがある」と考える相原さんが1つ目に掲げたのは「3世代パークイズム」というコンセプト。子どもの頃は遠足や家族連れで、若い世代は恋人とデート、熟年層はハイキングや散歩など、それぞれの世代が訪れて楽しめる店とした。だからキッズスペースも完備した。
 第2は「コンフォート(快適、気楽)カフェ」。公園の中で食事をするというイメージで仕上げ、気軽に寄りたくなるようなカジュアルな空間を作った。そのため店内は天然木や白い陶器など自然素材のものを使用する。これは素材を大切にする、という料理における考え方にも共通しているという。
 第3は「おいしい湘南ひらつかの発信」。相原さんが近年、力を入れて取り組んできた「地産地消」を実現する店として可能な限り地場産の魚、野菜を使う。「平塚にはこんなにも美味しいものがあると、発信したい」。また、社会福祉法人進和学園が生産するパンを使用することで「障がい者の方の雇用の一助になる。『食べることによって人の為になる、人に喜んでもらう』という考えも今の時代には必要だと思う」と話していた。
気になるメニューなど
 では実際にどういったメニューが提供されるのかというと、ランチのメインは、地魚や地場野菜、やまと豚を使った「ランチプレートセット」「バーガーセット」「カレー」「ピザ」などで、価格帯は1,000円~1,300円。その他にも単品メニューでサラダ、ドリンク、スイーツ、スムージーなど豊富に用意されており、とても「山の上にある市の施設の飲食店」とは思えないラインナップだ。
 同店の店長は、「父(伸美さん)のコンセプトを実行するのが自分の務めです」と話す相原龍亮さん(31)。「平塚の人にも湘南平に来て頂いて、地元の良さを再認識してもらえれば嬉しいです。ゆったりした広さでキッズスペースなどもあり、くつろげる空間なので、ママ友ランチやティータイム、デートなどで気軽に使ってください」と話している。
 また1つここに、平塚の美味を伝える飲食店が開店した。そしてまたこの店も、観光客のためだけにしておくのはもったいないお店。
湘南平展望レストラン Flat
◇11時~18時(冬季17時)◇水曜日と第3火曜日定休◇問い合わせ:同店☎︎67-9887
【写真左から】平塚方面を望む/大磯・二宮方面を望む/相原龍亮さん(左)と伸美さん/FlatランチA(1,000円)

私は今0417 宮川 清貴さん
キヨ鍼灸治療院 院長

3月29日平塚市見附町にオープンしました! 多くの人に鍼(はり)灸(きゅう)マッサージで笑顔になって頂きたいと思っております。実は29日にオープンした理由は……僕がお肉(29)が大好きだから! 休みの日にご当地B級グルメを食べに行くことが趣味です。お薦めの美味しいお店があれば、ぜひ教えてくださいネ! ☎79-8944(キヨ鍼灸治療院)

0417 源平
 三浦義村、葛西清重、工藤行光ら7騎が、抜け駆けをしようとしている。このことに気づいた畠山重忠の郎従が、主人である重忠に忠告した。「この度の合戦で先陣を仰せつかったというのは、大変名誉なことであります。にもかかわらず、仲間は先陣を駆けようと出立してしまいました。このまま見過ごすわけにはまいりません。ここにとどまっているようにと、今すぐにでもその前途を塞ぐべきです。もしそうしないのであれば、頼朝殿にこの旨を訴え申し上げて、各人の勝手な振舞いを止めていただくようにすべきです」。郎従はそう主張した。しかし重忠は泰然としている。「そのようなやり方は適切でない。重忠が先陣を任された上は、自分が出向いていない戦で敵を退けたとしても、勲功は私のものとなる。それに何よりも、先へ進もうとする者達を妨害するというのは、本意ではない。人の行く手を阻むのは、自分ひとりの勲功や恩賞を願っているようなものだ。おとなしく、気づかぬふりをしてやり過ごせばよい」
 さて、三浦義村ら7騎は先へ先へと進む。夜通しで峰々を越え、ついに国衡方の木戸口(城柵の入り口)まで到達した。それぞれが名乗りを挙げる。すると、泰衡の郎従である伴藤八をはじめとした剛力の兵達が攻めてきた。伴藤八は剛腕の猛者である。工藤行光が先駆けを果たす。行光が伴藤八と組み合う。接戦の末に伴藤八が討たれた。工藤行光はこの合戦における功績によって、後に陸奥国岩手郡を拝領することになる。そして奥州工藤氏の祖となった。
 午前6時前後。頼朝は、とうとう阿津賀志山を越えた。大軍にて木戸口に攻め寄せる。しかし、国衡側としても、そう簡単には屈しない。こちらはこちらで、計略をめぐらせた上で、この戦に臨んでいるのだ。
 さて、奮戦している三浦義村らが、前夜に密かに出発し、現場に先に到着していたことついては既に述べた通りである。実はほかにも、まだいたのである。夜、頼朝の宿所を密かに抜け出していた者達が。
【写真】
菊池容斎(1781-1878)による『前賢故実 巻第八』の中で描かれている工藤行光(国立国会図書館蔵)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

『ソロモンの偽証 後編・裁判』
(2015年/日本)
監督:成島出 脚本:真辺克彦
出演:藤野涼子/板垣瑞生/尾野真千子/黒木華/津川雅彦 他
シネプレックス平塚ほかにて上映中。
前編はひとえに、中学生が同級生の死をめぐり学校裁判を開くという、ともすれば漫画チックに陥りがちなアイディアを成立させるためにあったといっても過言ではない。そして、そこで積み立ててきた現役中学生たちのリアルな息づかいと緊張感が、今作にも漲っている。傍聴席に座るベテラン俳優陣を大向こうに、堂々たる佇まいで裁判という舞台を乗り切っていく若きキャストを見届けるだけでも、十分に見応えがある。と同時に、観客も含め、ここでの大人の役割は、証人であり、傍聴人であり、それはとりもなおさず、この社会を構成する人間としての責任と覚悟を問われる立場なのだ。裁かれているのは、殺人の嫌疑をかけられた少年でも、また自らを裁くためにこの裁判を仕掛けたもう一人の“真犯人”でもない。それを傍観するしかない大人たちだ。すべての審判を終えて校門を後にする少年、少女の姿には、自らの罪と向き合い、それでもこの世界で生きていく、覚悟と勇気に満ちあふれていた。 0417 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0417 2面 鶴嶺学園
 県内で唯一のブライダルを学ぶ単科専門学校として今年度開校した湘南ウェディング専門学校(平塚市代官町、福島 繁校長)で7日、第1回目の入学式が行われた。なお式は、同校と同じく学校法人鶴嶺学園(竹内惠司理事長)が運営する日本ヒューマンセレモニー専門学校と神奈川社会福祉専門学校との3校合同で実施された。
 式では新設のウェディング校開校にあたり福島校長が「人に感謝される人材を育成する教育機関としてスタートする」と開校宣言。新入生代表の同校トータルプロデュース学科・北原衣織さんは「第1期生としての自覚を持って学んでいく」と挨拶した。
 同学校法人の竹内圭介副理事長は「挙式も葬祭も多様化し、それぞれの専門分野で高い技術が求められる時代。今後はより学校間や企業と連携を取り、高いレベルの技能、知識を養っていきたい」と話していた。
【写真】開校を記念し、ウェディング校で初の集合写真

0417 2面 大磯警察
 神奈川県交通安全対策協議会が今年から新たに4月10日を「シートベルトの日」に制定したことを受け、大磯警察署(加藤登志夫署長)は10日、大磯町、二宮町、大磯地区交通安全協会など8団体の協力のもと、国道1号を通行する車にシートベルトの着用を呼びかけるキャンペーンを行った。
 平成26年に発生した交通事故のうち、シートベルト非着用者の致死率は、着用者の14倍にのぼる。だが県内においては前部座席のシートベルト着用率が約93%であるのに対し、後部座席の着用率は一般道で約31%(全国32位)、高速道で約57%(全国40位)と、低い装着率となっている。
 同署の担当課長は「事故の件数は年々減少傾向だが、死亡者数は増加しており、事故が重大化している。正しいシートベルトの着用は交通死亡事故の抑止に効果があるのでルールを守って」と呼びかけている。

0417 2面 大磯アート
 大磯町で毎年開催されている大磯オープンガーデンにあわせ、旧吉田茂邸庭園で今月24日(金)から来月6日(水・祝)にかけて「おおいそ野外アート展」が開催される。期間中はオブジェやインスタレーション、彫刻、工芸、生け花など様々なアートが庭園に出現する。
 同イベントは神奈川県内を中心に野外アートの企画を手がける「いけばな華匠の会」のメンバーをはじめ、芸術文化のイベントを手がける面々が組織する野外アート公募展実行委員会が主催する。実行委では湘南地域一帯に広がる庭園文化や古い建造物などを生かしてまちづくりに繋がる様な活動をすることを目指しており、その一環で今回のイベントが実現した。
 実行委の代表を務める華道家の杉崎宗雲さんは「モノ作りからではなく人と人の繋がりの中で新たな価値を生み出す仕組みを地域活性化に繋げたい。芸術文化は楽しいもの。既存の枠に捉われず自由に楽しんでほしい」とアピールしている。
【写真】打ち合わせをする杉崎さん(右端)ら

0417 2面 選挙
 第18回統一地方選挙に伴う県知事・県議会議員選挙が12日に行われた。即日開票の結果、県議会議員選挙は平塚市選挙区で森 正明氏、赤井和憲氏、米村和彦氏が、大磯町・二宮町選挙区で池田東一郎氏が当選を果たした。
 3議席を5人の候補者が争った平塚市選挙区では、前回トップ当選だった現職の森氏が3万145票を集めトップで5期目の当選を勝ち取った。4選目を目指した現職の赤井氏が1万8,099票、平塚市議会議員からの鞍替えを図った民主党新人の米村氏が1万7,529票を集めそれに続き当選。無所属の新人として出馬した谷 容子氏は1万1,978票、前回の選挙で初当選した現職の根岸孝之氏は3,046票と及ばなかった。投票率は前回選挙の44.15%から4.25ポイントマイナスの39.90%と、40%を下回った。これは神奈川県議会議員選挙の同選挙区の投票率では過去最低の数字となる。
 現職の古沢時衛氏と新人の池田東一郎氏の一騎打ちとなった大磯町・二宮町選挙区では、池田氏が1万2,037票を集め初当選。6期目の当選を目指した古沢氏は1万11票にとどまり、再選を阻まれた。投票率は2町あわせて前回の48.28%から4.96ポイントマイナスの43.32%となっている。
 県知事選では黒岩祐治氏が対立候補の岡本 一氏の3倍以上となる219万5,764票を集め再選を果たした。反安倍政権を訴えた岡本 一氏は66万5,751票にとどまり、支持を広げることができなかった。投票率は県全体で前回選挙から4.53ポイントマイナスの40.71%だった。
 統一地方選の後半戦である平塚市長・市議会議員選挙は4/19(日)に告示される。

0417 1面写真1
 彼の地に何ができるのか──。しばしば巷間で話題に挙がり、憶測や噂が飛び交うなどその動向が注目されていた日産車体湘南工場第1地区跡地(平塚市天沼)の商業地区について、ついに“答え”が出された。同所を活用した大規模複合開発事業を進めている三井不動産株式会社(東京都中央区)は10日、2016年秋開業予定の「(仮称)ららぽーと平塚」を着工したと発表。また同時に、住宅地区では三井不動産レジデンシャル株式会社(東京都中央区)が戸建住宅(総戸数未定)と分譲マンション(総戸数180戸超)の開発を行うとし、医療・福祉地区の事業者には済生会平塚病院が内定していると、今回併せて発表した。いよいよ動き始めた大型複合商業施設「(仮称)ららぽーと平塚」。その概要は。
 商業地区の敷地面積は約8万㎡。約240店が並ぶ店舗棟は3階建てで、店舗面積は約6万1,000㎡とShonanBMWスタジアム平塚およそ2個分の広さ。駐車台数は約3,500台(予定)。
 ショッピングセンターの分類で言えば、広域を商圏とする「リージョナル型ショッピングセンター」に該当する規模のもので、同社による同型の施設は現在(2015年4月時点)、都内を始め国内外17カ所で開業(または予定)しており、県内においては「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」「三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ」「(仮称)ららぽーと海老名」(2015年秋開業予定)に続く4施設目となる。
テーマ、デザインは
 「地域密着・連携」「平塚の魅力発信」「環境共生」をテーマとし、幅広い世代があらゆるシーンで集える場所を目指す、とする同施設。
 商業機能としてはファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など話題性の高い店舗が揃う予定だ。さらにワンストップでショッピングが楽しめるという空間に加え「人とコミュニティ」「学びと遊び」「健康とスポーツ」など様々な要素を繋ぐ場所となり、人の交流をもたらす「ららぽーと」となることを目指すという。
 また施設デザインについては「Weave(織りなす)」をデザインコンセプトに、外観デザインでは視覚的に繋がりを感じさせるものとし、モール内部では賑わいやワクワク感に加え、“いつも来たくなるような居心地の良い空間”がデザインされるとのことだ。
まちづくりへの期待
 同施設の着工について、平塚市の落合克宏市長は「このエリア一帯では、住宅地や病院など、バランスのとれたまちづくりが進んでいきます。ららぽーとには、地域経済の活性化や雇用の確保、中心商店街との連携とともに、平塚の魅力発信を期待しています」とコメント。また平塚商工会議所の福澤正人会頭は「消費者である地域住民と密度の濃い繋がりを有する『ららぽーと』は、地域社会や産業、生活者などに対し様々な影響を与える存在です。地域の企業市民として地元商業との協調を図り、地域産業の発展やより良いまちづくりへの寄与・貢献を期待しております」と話している。
 全容、詳細はまだ先のこととなるが、すでに開業している「ららぽーと」を見れば、人が集まり賑わいを創出する空間となろうことが期待できる。そしてこのまちの経済や人口に、どんな効果をもたらすか。様々な方面から期待がかかる。
※画像は全て三井不動産提供
【写真上】(仮称)ららぽーと平塚 建物全体イメージ
【写真下】メインエントランスイメージ/外観イメージ/土地利用計画図(事業内容)

0410 源平
 明朝に攻撃することが決まったものの、阿津賀志山と、頼朝軍のいる国見の宿との間には大規模な二重の堀が構えられていた。その幅、5丈(約15メートル)。その上、そこには阿武隈川の水が引き入れられている。これがあってはどうにもしようがない。畠山重忠は、率いてきていた人夫80人を召した。そうして彼らに、事前に準備してきていた鋤や鍬を用いて土砂を運ばせ、この堀を埋めさせたのであった。これで、前途を阻むものはなくなった。阿津賀志山を目指して、人馬もやすやすと通過して突撃することができる。畠山重忠という人物は、それだけ思慮深い男であった。
 8月8日。奥州藤原氏の側では、西木戸国衡(泰衡の異母兄)が大将軍として指揮をとっていた。その勢2万騎。その国衡方のうち、金剛別当秀綱の率いる数千騎が、阿津賀志山の前に陣取る。頼朝は、畠山重忠や結城(小山)朝光(ともみつ)らを遣わして矢合わせを始めた。矢合わせというのは、戦を開始するにあたって、敵と味方が互いに矢(多くの場合、飛ぶ際に音の鳴る鏑矢(かぶらや))を射かわして開戦を通告し合うことである。さあ、いよいよ頼朝方の大軍が攻め寄せていく。秀綱らは、防戦はしたものの、結局持ちこたえられずに退却。秀綱は大木戸(城門)へと駆け戻って、戦いに敗れたことを国衡に報告する。
 さてその日の夜、頼朝は決定を下した。明朝に阿津賀志山を越えて、戦を行うことにする――。するとこれを受けて、密かに出発した者達がいた。三浦義村や葛西清重などの7騎である。先陣を任されている畠山重忠の陣を追い越して、ということになる。彼らの目的は、今から阿津賀志山を越えてさらに先へと進むこと。もし夜が明けてから大軍とともに出ていったとしたら、険しい山を越えるのは困難を極めるであろう、というのがその理由であった。こうして三浦義村らは、先駆(さきが)けをするために出立した。重忠の郎従が、この異変に気づいた。主人である重忠が先陣を務めることになっているのに、これは見過ごせない事態だ。主人に、忠告しなくては。
【写真】国指定の史跡でもある阿津賀志山防塁跡。地域の子どもたちも元気よく駆け上る(福島県伊達郡国見町)
写真提供=国見町

湘南80MAHARAJAナイトA4+
 「マハラジャ」というと何を思い浮かべるだろうか。一般的にはインドあたりの大富豪のことか、もしかして駅前に新しいカレー屋でもできたのかな。と思う人もいるだろうか。だが年齢にして現在40代半ばから50代半ばにかけての人たちの中には違う「マハラジャ」を思い浮かべる人がいる。時はバブル景気の真っ只中、伝説のディスコ「MAHARAJA」のまばゆい光の輝きに想いを馳せるという──。
 「MAHARAJA」は80年代に一大ムーブメントを築き上げたディスコチェーン店のこと。ワンレン・ボディコンといったいわゆる「バブル」カルチャーの黎明期、シーンを牽引してきた存在だ。
 今回、ホテルサンライフガーデンではこのMAHARAJAとタッグを組み「湘南80’s MAHARAJAナイト in HOTEL SUNLIFE GARDEN」と題したディスコイベントを開催する。仕掛人は2カ月前にサンライフの料飲支配人に就任した四関 洋さん。四関さんもまた、当時のディスコシーンに魅了された1人だ。四関さんは当時を振り返り「MAHARAJAはハイソサエティというか、芸能人御用達でもある高級なお店でした。私は『その他大勢』の1人でしたが夜な夜な気合いを入れてダブルのスーツでキメてましたね」と笑う。
 そんな四関さんが長年温め続けてきたのが「ホテルをディスコに」というイベント。当時、20代でその青春を謳歌していた世代も今や50代に手が届くほど。社会的にも立場ある人間になり、そういった「バブル世代」が仕掛けるイベントがここ2〜3年でジワジワと広がりを見せている。そんな中、件のMAHARAJAも「MAHARAJA六本木」として復活。これを機に同ホテルがMAHARAJAと正式にコラボレーションをする運びとなり、今回のイベントが実現した。ホテルとディスコという組み合わせは意外に見えるかもしれないが、都内のホテルでもディスコイベントなどは盛んだということで、遂に平塚に初上陸ということになる。
 バブルカルチャーは前後の世代との繋がりが見えにくく、彗星のごとく現れ消えていった。それだけに不安や行きにくさを感じる人もいるかもしれない。四関さんは「でも特別な場所ではなく、当時の一般的な若者の遊び場の1つ。私もそうですが当時のことを忘れられない、そんな方は多いのではないでしょうか。当時、MAHARAJAに通っていた人はもちろん、リバイバルに興味がある若い世代にも楽しんでもらえると思っている」と力を込める。当時を知る人も知らない人も、一夜限りの80’sカルチャーを味わいに足を運んでみては。

◯湘南80’s MAHARAJAナイトin HOTEL SUNLIFE GARDEN
◇日時:4/25(土)17時〜
◇会場:ホテル別館スコットランドホール
◇料金:男性6,500円/女性6,000円(完全予約制・カクテルブッフェ・フリードリンク付き)
◇ドレスコード:カジュアルスマート
◇その他:20歳未満入場不可
◇予約・問い合わせ:0120-20-3591

0410 2面 織り姫
 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人委員長)は5日、第65回湘南ひらつか織り姫を決定した。選ばれたのはプロレスラーの松本浩代さん(29)【=写真左】、会社員の髙橋ときわさん(25)【=写真中】、ソプラノ歌手の高橋香緒里さん(22)【=写真右】の3人。
 今年のセレクションには57人の応募があり、委員会による1次審査・2次審査の後、先月29日から今月3日まで行われたインターネット投票で得票数の多かった3人が織り姫に選ばれた。3年前から始まったネット投票には過去最多となる9,624票(昨年比2,876票増)が集まったという。
 3人は同まつり前日の7月2日(木)の市中訪問、前夜祭でデビュー予定。まつりの開催期間中は七夕おどり千人パレードや音楽隊とのオープンカーパレードなどに参加する。七夕まつり終了後は1年間、市内外の各行事やイベントなどに参加し、平塚のPRとイメージアップに努める。

0410 2面 神大
 平塚警察署(綿引直也署長)の署員ら3人が神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで同大の新入生ら約1,000人に対して「学生生活を安全・安心に生活するために」という題目で防犯講話を行った。
 講話を行ったのは綿引署長、警備課の根岸雄一巡査部長、生活安全課の加藤美沙巡査長の3人。いずれも同大の卒業生で、新入生らは入学早々、社会で活躍する先輩らの話を聞く機会に恵まれた。講話内容は新生活に向けての全般的なもので、綿引署長からは交通マナーについて、根岸さんからは災害対策について、加藤さんからは自転車・オートバイ盗難、空き巣、振り込め詐欺、ストーカー・DV被害、危険ドラッグなどについての話がなされた。
 加藤さんは最後に「色々言いましたけど、新しい出会いや楽しみのある一度きりの大学生活ですからたっぷり遊ぶのも大切。こんなこと言うと大学の方には怒られそうだけど」と冗談を交えながら新生活への心構えを説いた。

0410 2面 稚児行列
 日本でも馴染み深く、多くの人が「メリークリスマス!」と発声する12月25日はキリスト降誕を祝う祭りの日。一方で、日本で古来より信仰されてきた仏教の世界においては4月8日が釈迦の誕生を祝う「花祭り」の日(灌仏会、仏生会、降誕会とも)。この花祭りに合わせ、教善寺(平塚市平塚)では5日、6年に1度の恒例行事「花祭り大法要 稚児行列」が行われた。冠、烏帽子など華やかな稚児の衣装に身を包んだ地域の子どもたち29人は、法螺貝を吹く僧侶らの後に続いて町内を練り歩いた。
 一般的には寺社で祝い事の時などに実施されることが多い稚児行列だが、同寺では「子どもたちの健やかな成長を願う」地域の恒例行事として親しまれてきた歴史がある。同寺は昭和51年に放火に遭い本堂を焼失しているため、古い記録は殆ど残されていないが、焼け残った写真の限りでは、古くは丑年の昭和12年、先先代が実施していたという記録がある。その後丑年の昭和60年、先代の時に本尊「聖観世音菩薩」を修復。同時に稚児行列も復活し、以来本尊御開帳の丑年に実施してきたが、御開帳のタイミング(12年に1度)だけでは参加できない子も出てきてしまうため6年に1度のサイクルで行うとし、続けられてきた。
 お寺の行事ではあるものの地域のイベントといった色が濃く、信仰や宗派を問わず親しまれてきた。3年前に他界した先代の遺志を継ぎ、当代住職としての開催は初めてとなった石田時和住職(40)は「お寺は昔から地域の人たちのためにある場所。亡くなった人のためだけでなく生きている人たちのためにも、稚児行列を始めとする地域貢献を続けていきたい」と話していた。
 ちなみに同寺は時宗のお寺。正確には、永海山 妙音院 教善寺という。夏には珍しい古代蓮の「大賀ハス」が咲くほか、墓所には神奈川県警殉職第1号の殉職警官・祝井盛武氏の墓があることで県警関係者からよく知られている寺でもある。

0410 1面 見附台整備
 産業発展や文化向上に資するものとして、総工費2億4,350万円をかけ昭和37(1962)年に完成した「平塚市民センター」。1,400人を収容するホールを始め会議室や文化サロン、当初は結婚式場も併設されていたというが、すでに50年以上が経ち、近年その老朽化が懸念されていた。中でもホールについては、昨年度実施した耐震診断により地震で倒壊する危険性が高い部分が見つかり、客席上部の特定天井も耐震性能を満たしていないことが先月判明したため、今月より利用を停止した(ホール以外の会議室等は利用可)。これにあわせて市は先月、同センターを含む見附台周辺地区における整備方針の新たな方向性を発表した。
耐震診断では、同センターの建物全体で「地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある」とされ、ホールの一部では「危険性が高い」と診断された。これを受け市は危険性のある箇所の耐震補強及び現行法令の規定を満たしていないホール客席上部に位置する「特定天井」の全面改修を検討するとした。再開までの期間について担当課では「仮に今年度で実施計画や設計委託等の手続きを済ませ、来年度から改修工事を始めるとしても少なくとも2年はかかると思われます」と見る。そして耐震補強工事が完了すれば“利用再開”とされるが、「新文化センターを含む複合公共施設」も計画されていた『見附台周辺地区土地利用計画ー整備方針ー』(平成24年策定)との兼ね合いはどうなっているのか。
整備方針
 平塚駅からほど近く、同センターや崇善公民館、公園などが所在する約2.5haの公共用地である見附台周辺地区。公共施設の老朽化を踏まえ、同地区を将来的にまちの活性化へと繋がるエリアとして整備しようと平成17年度から市民参加による議論を重ね、平成24年に策定したのが同方針である。ここでは「PFI」(公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営ノウハウ等を活用して効率化を計る政策手法)の導入も検討されていたものの、結論までに至らず特に進捗が目立っていなかったのが現状だ。
 この方針の中で現在の見附台広場北側の位置に設置を予定しているのが「複合公共施設」であり、同施設に合築するとされているのが「新文化センター」「崇善公民館」「市民活動センター」等だ。だがここにきて新たな動きが見えてきた。それが、このたび市が示した「今後の方向性」である。
先行整備
 その中では「複合公共施設のスリム化など、事業費縮減を目的とした具体的な検討を進めていく」として、「崇善公民館は見附町駐車場(市民センター東側)を建設候補地に先行整備を行う」とされた。ここには「市民活動センター」の合築も検討されているという。もちろん、こちらも協議や実施設計、工事を踏まえると少なくとも2~3年はかかると見られている。
 つまりどういうことか。これまでは「市民センターや公民館、活動センターをセットにした複合施設を検討していた」が、話が進まず、一方で現状の施設の老朽化は進んでしまうので、まず先に「とても古い崇善公民館の建て替え」と同時に「活動センターも合築」する。そして費用縮減するため「市民センターの新築は保留で、耐震補強を施して使用していく」が、「いずれも少なくとも2、3年はかかる見込み」ということである。
ピンチはチャンス
 この度の市民センターホールの改修にあたり頭を悩ませていたのが、同ホールを会場に市民のための公演など様々な事業を主催してきた平塚市まちづくり財団文化事業課だった。だが同課では「使えない」という状況を活かし、劇団四季ミュージカル鑑賞バスツアーを企画。すでに入手困難となっている日本初上陸の『アラジン』S席120席を確保した。
 また11月の「湘南ひらつか吹奏楽フェスティバル」は、会場をひらつかサン・ライフアリーナへと移し、市民センターではできなかった演出も企画しているという。同課の木川課長は「会場が使えないのは仕方のないこと。どうせ会場を変えて開催するなら工夫して『毎年ここでやりたいね』と思われるような事業を提供していきます。どんな風になるか、自分も楽しみです」と話していた。今後は見附台地区と同時に同財団のイベントからも目が離せなくなるかも。
◇『アラジン』東京公演のチケットは4/10(金)から発売。往復バス、昼食、保険込みで大人12,500円、7,000円。問い合わせは同財団☎32-2237へ。

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 年に1度だけ、7月7日に会うことが許されているという織姫と彦星の物語。平塚市民のみならず多くの人が知っているであろうこの昔話だが、どれほどの人が正確にストーリーを語れるだろうか。そもそも“正確な”ストーリーなどあるのかどうか、という話である。もちろん古典としては存在していても、専門の研究者ではない我々が「底本」としてすぐに想起できる文献があるだろうか、という話。そうなると「なければ創る」となるのが筋だ。現在、6月の初公演に向け平塚合唱連盟(江川節弥理事長)で猛練習が行われている創作合唱物語『星空のレジェンド~七夕に寄せて~』も、そんな流れで誕生した。では、どんな話になったのか。
連盟創立20周年の記念事業として「七夕を主題とする曲を創作して公演を」というのが事の始まりだった。曲は劇音楽を得意とする作曲家・猪間道明氏が創作したものだが、シナリオと作詞は同連盟で長年合唱指揮を執ってきた顧問・大川五郎氏(78)が書き上げたもの。現在も同楽曲の合唱指導を務めている大川さんは市内在住。略歴としては、早稲田大学在学中より声楽を学び始め、三菱商事に入社してからは退職するまで合唱部で活躍、個人ではNHK主催の全国コンクールでクラシック部門の日本一に輝いたこともある。そんな作詞家・大川さんに、発表を前にして概要を教えてもらった。
合唱物語
オペラとは異なり演劇は行わず、ナレーションと合唱により物語が進められる『星空のレジェンド』。カンタータ(交声曲)やオラトリオ(聖譚曲)のような形式、と言っても分かりづらいので「合唱物語」と銘打ったという。さらに七夕の話とわかるように"七夕に寄せて"という副題も添えた。全体のメロディーとしてはクラシックとのことだが、「現代的であり、和音の進行も一般的ではなく、難しい。だから面白いし素晴らしい。普段から音楽を聴いている方には満足して頂ける曲です」と大川さんは言う。ではどんなストーリーなのか。
物語概要は
物語は13場面で構成され、全13曲が歌われる。序曲の星空をイメージした少年少女の合唱から始まり、地上の牛飼い・アルテオの前に天帝の娘・ヴェガが登場する。2人は恋に落ち「愛の二重奏」を歌い、ハッピーエンドと思いきや天帝の怒りに触れ、別れ、傷心と繋がっていく。アルテオは牛に乗り空を昇り天の宮殿へ。されど願い叶わず天の川で2人は引き離され、ヴェガには憤怒、復讐という感情が生まれ、祈りを続ける。その祈りが銀河を氾濫させ天帝も諦め、1年に1度だけ会うことが許され、大団円を迎える、という流れだ。フィナーレでは、ソロ、全合唱に、県立平塚中等教育学校のダンスチームも加わり賑やかに終わるという。
平塚のみならず
「天と地を行き来する荒唐無稽な場面もありますが、出会いや別れ、運命がテーマとなるおとぎ話です」と言う大川さん。シナリオ作りの際に意識したのは「ご当地ものは避ける」という点だ。その意図は「日本全国どこでも歌ってもらえるように」。だから地域の固有名詞を使用せず、普遍的な内容で作った。色々な場所で多くの人に歌って親しまれてほしいという願い。例えば七夕まつりが盛んな地で、そうでなくとも七夕の時期に。それには、まずは発信源となる地元平塚での初公演を成功させねばならない、という話である。
公演は6/27(土)平塚市中央公民館。チケットは前売1,800円、当日2,000円、ペア券3,000円、学生前売1,000円、学生当日1,200円。チケット又は企業協賛の問い合わせは事務局・西村さん☎34-0924へ。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は4/6(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
えとき(写真2):
合唱指導をする大川さん

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0403 源平
 城長茂のもとに多くの郎従が駆けつけていた。驚く頼朝に、梶原景時が言う。「長茂に従う者は本来数百人います。彼が囚人となった時に分散していた郎従達が、今回のことを聞きつけて集まってきたのでしょう。この辺りは彼の本拠地の越後や会津に近いところですから」。頼朝の機嫌が良くなった。景時という人物は、囚人として身柄を預けられた者を頼朝に取りなして、再び生かす能力に長けていたようだ。(景時の進言によって流鏑馬の達人である金刺盛澄が赦されて頼朝に仕えるようになったことは、第2部第33回で既に述べた)。さてこの城長茂については後の話になるが、梶原景時が討たれて約1年後に、この件に関与してか京都で幕府打倒の叛乱を起こしている。ちなみにこの叛乱に呼応して越後で奮戦した、美しい女武者として名高い板額(はんがく)は長茂の妹である。
 いよいよ頼朝一行が白河関(福島県白河市)を越え、関明神に奉幣する。ここ白河関は、みちのくへの入り口である。梶原景季(景時の長男)に、頼朝が声をかける。「今は初秋の季節。能因法師について思い出さないか」。能因法師とは「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」と詠んだ平安期の歌人。春に都を発ってはるばる来た白河の関には秋風が吹いている――と詠んだこの歌は、西行や芭蕉などにも影響を与える有名な歌である。景季は馬を止めて一首詠んだ。「秋風に草木の露を払わせて君が越ゆれば関守もなし」。梶原父子には和歌のたしなみがあり、そうした面でも頼朝の期待に応えていたことがいくつかの逸話からも知られる。
 さて、頼朝軍は国見(福島県伊達郡国見町)に到着。阿津賀志山(厚樫山)の要塞があるところだ。頼朝の進軍を阻むため、藤原氏によって堅固な城壁が築かれており、堀には阿武隈川の水が引き入れられていた。今に伝わるこの阿津賀志山防塁の跡は、そのスケールの大きさを物語っている。ここを大将軍として守っていたのは、泰衡の異母兄にあたる国衡(秀衡の長男)。この要害は何としても守り抜きたい。一方で頼朝は、宿老の将軍達に伝えた。明朝に、攻撃する。
【写真】
厚樫山全景。標高は289.4m(福島県伊達郡国見町)
写真提供=国見町
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

01
 昭和10年9月に「平塚第四尋常小学校」として開校し、今年、創立80周年を迎える平塚市立富士見小学校(石田美江子校長)で、昨年度より周年記念事業として進められてきた「ひまわり階段のリニューアル」が完了した。
 同校の「ひまわり階段」とは高低差のある校舎エリアとグラウンドとの境界部に位置する石段の通称で、垂直面(蹴上面)およそ縦1m・東西約140mにわたり延々とひまわりのイラストが描かれているもの。この大規模な“壁画”は、10年前の創立70周年の際に記念事業として地域ぐるみで制作されたもので、校内では集合場所などのランドマークとしても使われるなどシンボル的な存在ともなっており、また、学校敷地外からも見えるため学区内の地域住民からも広く認知されてきた。ただ近年は経年による傷みが目立ってきており、同校では創立80年に合わせた記念事業として改修を企画。近隣住民にも参加を呼びかけ、昨年より地域ぐるみで塗り替え作業を実施してきた。そして先月の公民館まつりにおいて保護者や地域住民参加による仕上げ作業が行われ、全面リニューアルを終えた。
 デザインには当然、すでに象徴化しているひまわりが採用された。「ひまわりというのは太陽に向かって伸びていくもので希望やあたたかさといった言葉が連想されます。富士見小のイメージに合った花なんです」と石田校長は言う。完成した壁画は、1年生から6年生まで学年ごとに制作された6種類と“元児童”である春日野中学校美術部によるイラスト、教員・保護者・地域住民参加によるものを加えて計8種類。完成にあたり吉野美江教頭は「すでに地域の方々からは『明るくなったね』との好評も頂いています。また、70周年の時もご協力してくれた方が今回も参加してノウハウを教えてくださったりと、地域との絆が一層深まったと感じています」と話していた。
 児童が育てた、学校と地域を笑顔で繋ぐ花。富士見小の名物、階段のひまわりがまた、今年も大きく開花した。

0403 2面 少年野球
国際交流を趣旨に海外の少年野球組織と交流を行う公益社団法人少年軟式野球国際交流協会が主催する第16回全国中学生軟式野球大会が先月22日、23日に開催され、平塚市で活動する湘南アサヒベースボールクラブ(黒川 誠監督)が神奈川県代表として出場し初優勝を果たした。31日には落合克宏平塚市長を表敬訪問し、優勝の喜びと今後の展望を語った。
創立23年を迎える同クラブは、元々校外指導員をしていた黒川さんが、いわゆる「エネルギーを持て余している」ような少年らを集めて野球チームを結成したのが始まりという。「野球は手段」と黒川さんが話すように、文武両道を目指し活動しており、野球の技術だけでなく成長期の少年らの人間的な成長を図ることにも重きを置く同クラブ。もっとも大切にしていることの1つが「自分の思うことを相手に正確に伝えよう」というもので、個人の疑問や考えを尊重することで自主性や協調性を養ってきた。取材のためクラブを訪ねた日には偶然にも大学合格を報告するためOBの1人も練習場を訪問。彼も「技術だけではなく自分の意見を言えるように、との教えで人間的に成長できた」と話すように、監督の教えへの感謝を口にしていた。
黒川さんが20年以上の長きに渡り、指導を続けてこられたのは会社や父兄など、周りの理解による部分も大きいという。毎週末に加え、平日も2日間、週に4度もの指導を続けるのは一般的なサラリーマンには難しい。黒川さんは勤務先であるレモンガス株式会社に訴え、指導を続けられるよう奔走。その熱意に打たれた会社側もレモンカップという独自の大会を開催、被災地の野球少年らを招待するなどして黒川さんをバックアップしている。
今後、日本代表としてアメリカで開催される世界大会への出場を予定し、国内では追われる立場になる同クラブ。表敬訪問でメンバーは「日頃の練習の成果を発揮して優勝できた。更に努力していきたい」と報告し、世界での活躍を誓った。

0403 2面 Flat
 高麗山公園のレストハウス2階レストランが「湘南平展望レストランFlat」として23日(木)11時にリニューアルオープンする。運営は昨年10月に実施した公募選定の結果、4月1日から平成32年の3月末までの5年間を市内の飲食業者「旬菜屋NOBU」が務めることに決まった。
 「ハイキングやドライブで訪れた方がふらっと寄りたくなる、くつろぎカフェレストラン」をコンセプトにした同レストランは、平塚の地場食材を使用した地産地消型料理などを提供するカフェスタイルの店舗。メニューには「ひらベジカレー」「湘南しらすピザ」「湘南トマトジュース」など地元食材にこだわった軽食が並ぶなど、相模湾と富士山が一望できるロケーションの中、食事やティータイムを楽しむことができる。
 4日(土)、5日(日)には来園者に対し、露店方式で無料の試食品を振る舞うという。桜の季節、花見がてら訪れてみては。

0403 2面 織り姫
 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は先月28日、第65回湘南ひらつか七夕まつり織り姫セレクションの1次・2次審査を行い、インターネット投票に臨む6人の織り姫候補を選出した。同まつりの公式サイト(http://www.tanabata-hiratsuka.com/)では4月3日(金)24時まで一般参加可能なインターネット投票が行われ、その結果を受けて今年の織り姫が決定する。
 ネット投票に進んだのはエントリーナンバー3番松本浩代さん、12番髙橋ときわさん、20番大塚美穂さん、23番磯﨑 睦さん、34番河邉歩美花さん、52番高橋香緒里さんの6人【=写真左から順に】。公式サイトには6人のPR動画がアップされており、各々が投票を呼びかけている。
 投票結果は5日(日)、市役所本館の多目的スペースで一般公開する表彰式で発表される。

『ソロモンの偽証 前編・事件』(2015年/日本)
監督:成島出 脚本:真辺克彦
出演:藤野涼子/板垣瑞生/尾野真千子/黒木華/松重豊 他
シネプレックス平塚ほかにて上映中。
面白かった、と言い切ってしまうにはなにかが違う。学校という空間は、社会以上に秩序やルールに縛られた空間だ。そして、そこでは、ある力を持つものたちの独自のルールがまかり通り、時に出口のない地獄を形成してしまう。つい先日、現実に起きた川崎の中一学生リンチ殺人も、これと同様だ。誰もが知っているのに、真実を口にすればその秩序のなかでは生きていけないのだ。オーディションで選ばれた名もなき学生キャストたちの瑞々しさと緊張感が、豪華キャストを脇に回して最後まで作品を牽引していく。そのなかで、犯人として告発される男子生徒が、二人の女生徒をいじめるシーンの生々しさは、もし、自分が渦中にいたら、生半可なホラーよりはるかに恐ろしい現実だ。終映後、劇場の後ろの席にいた女子高生5人組が、「ちょっと、けっこう怖くない!?」とか「あの子よかったね」など、楽しく話しながら去っていく姿に、劇中や現実の事件とは違う少女たちの光をみて、なんだかホッとさせられた。 0327 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0327オーレ
 DF坪井によるゴールでヤマザキナビスコカップ初戦を勝利で飾った湘南はリーグ戦2連勝をかけて22日、ホームに仙台を迎えた。DF遠藤をリオ五輪予選で欠く中、代わりに入った島村らDF陣の奮闘もあり相手の得点は無失点に押さえたが、引いて守る戦術を採った仙台のゴールをこじ開けることもできず結果はスコアレスドロー。会見で曺監督が「昨年は、1試合でペナルティエリアに入る回数が20回、ゴール前30mに入る回数が50〜60回あったが、ここ2試合は、ペナルティエリアに入る回数で言うと10回くらい、中に入らせてもらえないところにJ1とJ2の差がある」と話したように最後のあと一歩の遠さを感じさせる試合だった。決して一方的に押し込まれ、やっとの思いで引き分けに持ち込んだというような内容ではない。それはつまり湘南に何度かのチャンスがあったということであり、それだけにそこでネットを揺らせなかった歯痒さが残る。ここからカップ戦も含めアウェーでの3連戦、結果を手繰り寄せ、更なる成長の糧としたい。

【写真】今季初先発となったDF島村

0327 2面 アンチロコモ_1
 大磯町(中﨑久雄町長)、東海大学体育学部生涯スポーツ学科(中村 豊教授)、医療機器・材料メーカーのアルケア株式会社(鈴木輝重代表取締役社長)の3者が同町で昨年9月から開催していた産官学連携健康増進事業「おおいそアンチロコモ教室」の全課程が終了した。これを受けて19日には参加者らへの結果報告会が、23日には3者の代表者による記者説明会が行われた。
 「ロコモ」とは「ロコモティブ症候群」のことで運動機能の衰えや障害によって要介護になるリスクが高まる状態のこと。近年、医療技術の発達などにより平均寿命が延びる中、単に寿命を延ばすだけでなく、日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる「健康寿命」の延伸が目指されるようになっている。こういった背景を受け、高齢化が進む大磯町では、ロコモに抗する「アンチロコモ」事業を展開。特に今回の事業では下肢運動機能に特化した運動プログラムを組み、その効果を検証した。
 同教室は同社の測定器を使用した毎月の筋力測定に加えて、中村教授の研究室が考案した下肢特化形体操や日々の運動量の記録を繰り返す形で進められた。また、筋力測定時には健康講話を行うなど継続を促すような施策もとられ、結果として139人の参加希望者のうち85%以上の参加者が半年間のプログラムをやり遂げることに成功した。下肢運動機能についても、日本整形外科学会が策定したロコモ度テストのうち、2歩の距離から算出する2ステップテストでは50%以上、高さの違う台に座った状態からの立ち上がりをチェックするテストでは60%以上の参加者に能力の向上が見られた。さらに下肢筋力については80%以上の参加者が向上するなど、トータルで約90%の参加者が何らかの下肢機能の維持・向上を果たした。
 中村教授は「下肢筋力の増加に関して統計的優位さがでた」、鈴木社長は「ビジネスとしても社会に貢献できる新たな分野になりうる」と事業を評価。中﨑町長は「半年の取り組みで、持続的に100人を超える町民が自身の健康意識を高めたいというデータがとれた。町民のみなさんに幅広く展開するノウハウついて考えていきたい」と事業の継続に意欲を見せた。
【写真上】結果報告会の様子
【写真下】3者の代表による会見
0327 2面 アンチロコモ_2

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 平塚市教育委員会は17日、先月4日付で弥生時代中期の遺物3件13点を新たに市指定重要文化財に指定したことを発表した。同文化財は今回の3件を含めて43件となる。
 指定を受けたのは①土屋遠藤原A遺跡から発見された弥生土器・広口壺1点、長胴壺1点。②北金目王子ノ台遺跡から昭和52〜55年にかけ東海大学湘南キャンパス11号館の建設に伴って発掘された弥生土器・壺6点、甕1点、小型筒形土器1点、小型鉢形土器1点。③同王子ノ台遺跡から平成11年に区画整理事業で発掘された弥生土器・甕2点の3件。①は市立土屋中学校が、②は東海大学が、③は市教育委員会が所蔵している。王子ノ台遺跡から発掘された土器群は県内でも数の少ない良好な資料で、市社会教育課では「王子ノ台の遺物は発掘当時は県内でも唯一の遺物。その後、県内でも同年代の史料は発掘されたが今でも貴重なものであることに変わりはない」と話す。
 これらの遺物は8月18日(火)から30日(日)の間、中央図書館のロビーで開催される史料展で一般公開される予定だ。
【写真】遠藤原A遺跡から発見された土器

0327 2面 自転車
 4月1日から平塚駅周辺の自転車等放置禁止区域が拡大される。新たに指定されるエリアは駅北口側の東海道本通り線、宝町通線など7路線、約1.5km。現在の禁止エリアを宝町方向に延伸する格好となる。
 同駅周辺では現在も駅、または駅前商店街などの利用者の一部が路上に放置した自転車が歩道を狭め、高齢者や障がい者、緊急車両の通行を妨げたり、景観を損ねるなどの問題が継続的に発生している。昭和60年以来過去4回、エリア拡大が行われており、平成26年4月のエリア拡大では163台の放置自転車が解消された。
 なお、同区域に放置された自転車と50cc未満の原動機付自転車は田村自転車等保管場(田村9-25)へ移動され2カ月間保管される。引き取りが可能な日時は年末年始を除く月曜日から土曜日の13時〜17時。引き取りに際し自転車等の鍵、運転免許証や学生証などの本人確認書類、保管料(自転車2,000円・原付4,000円)が必要になる。

0327 2面 石黒さん
 任期満了に伴い、来月実施(19日告示、26日投票)される平塚市長選に立候補するとして、市内徳延在住の無職・石黒昭雄氏(65)が23日、記者会見を行った。同市長選への出馬表明は現職の落合克宏市長に続く2人目となる。
 無所属で挑戦する同氏は、当初は市議会議員での立候補を考えていたが「無風選挙にしたくない」との思いから市長選への出馬を決意したという。「市政運営における透明性の確保」というテーマを軸に「中学校完全給食」「災害対策」「子供医療費助成拡大」など9の公約を訴えていく。なおツインシティ計画については「大きな意味では賛成、進めるべき。但し新駅設置が確約されるまで凍結する」としている。
 同氏は寒川町出身。県立茅ヶ崎北陵高校、明治大学政治経済学部を卒業後、昭和47年平塚市役所に入庁。農産課、市民税課、商業観光課、市民課、文化財団などを経て平成22年退職。平成24年までの2年間は再任用職員として平塚市の西図書館で勤務した。

0327 2面 ひらしん寄贈
 平塚信用金庫(石崎 明理事長)は、18日、平塚市内の図書館4館へ児童図書を寄贈した。これは同金庫が昨年実施した預金残高の0.02%(上限100万円)を寄付する「子ども達の心を育む 子ども読書応援定期預金Ⅱ」の結果を受けて行われたもの。
 今回、平塚市はロングセラーとなっている絵本や児童文学作品、各館への問い合わせの多い本などを要望、中央図書館へ23冊、北図書館へ32冊、西図書館へ31冊、南図書館へ24冊の計110冊の寄贈を受けた。同様の試みは昨年も行われ、寄贈された107冊に対し、1年間で延べ1,236回の貸し出しがあったという。石崎理事長は「金利の良い定期預金は他にもあるが、社会貢献というコンセプトに理解を示して頂いた」と笑顔を見せた。同金庫では同様の寄附・寄贈を同金庫の本支店がある8市1町に行っており、累計寄贈冊数は600冊以上になる。
 なお、これらの書籍が実際に配架されるのは4月上旬頃を予定しているという。

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 桜の季節。伊勢原より湧きて流れる渋田川の鷹匠橋(平塚市西真土)付近では600本を超えるソメイヨシノが一斉に咲き、散った花弁が川面を染める。毎年4月5日開催の「渋田川桜まつり」には数多くの来場者が訪れ、昨年12月には約90本の桜並木が市の「景観重要樹木」にも指定されるなど、今や市内では湘南平、金目川、総合公園と並び紹介される桜の名所。ただ、今でこそ広く知られているもののほんの20年前までは何もない場所だった。むしろ不法投棄された車が何台もある、という荒れ果てた土地だった。ではなぜ、どのようにして、短期間でここまでの変貌を遂げたのか。
 
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、お花見をテーマに桜にちなんだお酒やお花見弁当、総合公園のお花見マナーなどを紹介しています。※放送日程は文末に記載
 春になっても桜は咲かず、見られるのは背丈以上に伸びた雑草、捨てられた自動車、バイク、家電製品、生ごみなど不法投棄のオンパレード。年々酷くなる有様に、この地を故郷とする地元の有志たちは心を痛め、平成6年に「真土桜堤協力会」を結成。雑草の刈り取りや不法投棄物の引き上げ、開墾などに汗を流し、113本のソメイヨシノを植栽した。
 平成8年には渋田川流域に隣接する各地域の連合自治会にも呼びかけが行われ、さらに500本が植栽された。これを元に現在桜並木の維持管理や桜まつりを主催している「21渋田川プロムナードプラン推進協議会」(岸 文雄会長)が組織された。ではそもそも、なぜ「桜の植栽」だったのか。そこには「ふるさと」というキーワードが深く関わってくる。
桜植栽の誕生秘話
 当時、故郷の川を再生、創生する為に集まった地元の有志たちは「ふるさととは何か」というテーマで議論した。そこで現在の同協議会前会長・伊藤栄雄氏により提案されたのが、桜の植栽だった。
 なぜ「桜」だったのかというと、前会長が終戦後にシベリアで抑留されていた友人から聞いた「富士山と桜を見るまでは何としても生き延びるぞ」という言葉に由来する。そしてなぜ「植栽」だったのかというと、前会長が体験した「終戦直後に渋田川河川敷から外国の歌が聞こえてきた」というエピソードに由来する。歌の主は、横内地区に住む外国人だったそうで、「彼らもきっと故郷を懐かしんでいるのだろう。彼らにも第2の故郷を」との思いに駆られたという。
 このようにして「故郷の創生」=「桜の植栽」が提案され、実現した。
後世へ
 そしてそれぞれの各地域で整備を行い、人が散策できる場所へと変貌を遂げた。平成12年には「とりあえずやってみよう」と第1回の桜まつりを開催した。初回にも関わらず6000人という人出を数え、平成15年頃より始められた5日間の夜間ライトアップや年々賑わっていくライブイベント、模擬店なども手伝ってか今日では延べ約5万人が訪れるとも言われるほど、大きなイベントとなっている(今年は電気器材盗難の為、中止)。
 だが、桜まつりで賑わう4月5日がゴールではない。手入れは常に必要だ。その広さは約10万平方メートルと、ShonanBMWスタジアム平塚およそ3個分。6年前に導入した大型草刈り機の導入で幾ばくかは楽になったが、今でも年に複数回は手作業による草刈りが続けられ、年間延べ約1000人が汗を流しているという。
 今の課題は、維持管理も含めて「次の世代へ引き継ぐこと」だ。20年前当時、”若手”の働き盛りだった現会長の岸さんも今は72歳。終わりのない故郷づくりにおいて、次の10年をどうするべきか、今まさに考えている最中だ。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ! 湘南館ワイド」は3/31(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
第16回渋田川桜まつり
◇日時:4/5(日)10時~15時(小雨決行)◇会場:渋田川鷹匠橋~上流400m両岸(西真土~豊田内間木)◇平塚駅北口からバス:田村車庫行き大島経由または伊勢原駅南口行き平間・大島経由で約10分「湘南車検場前」下車、徒歩約2分。◇駐車場:湘南車検場110台、平塚市保健センター50台、臨時駐車場100台。
【写真】昨年の桜まつりの様子(協議会提供)

0320オーレ
 海を渡ってきた若きブラジル人が衝撃のデビューを飾った。14日に行われたアウェー鹿島戦、湘南は今季初の、鹿島相手には1996年以来となる白星を勝ち取った。この日の主役は何と言っても19歳のFWアリソン。後半38分に初めてのJのピッチに立つも2分後に警告を受ける。しかしその果敢なプレーが後半46分に値千金の決勝ゴールを呼び込む。しかしこれだけで終わらず、その2分後に2枚目の警告を受け退場。良くも悪くも見る者に強烈なインパクトを残してピッチを後にした。いわゆる主人公然とした、この日でいえば攻守に渡り90分を駆け抜け1得点1アシストを決めた遠藤のようなヒーローの存在は頼もしい。だがそれ以上に、アンチヒーローと呼ばれるような存在もまた、物語を織り成す上で欠かせない要素だろう。もちろん、不用意な警告や退場は褒められたものではないし、技術的にも精神的にもまだまだ発展途上ではあるだろう。だが、これが彼が見せた大器の片鱗ではないかと思うとどうにもワクワクしてしまう。
【写真】
後半46分、右サイド遠藤からのクロスに頭で合わせるアリソン

0320 2面 平塚中等
 「神奈川県初の公立中高一貫校」として平成21年に設立された県立平塚中等教育学校(平塚市大原)で14日、初の卒業式が行われ、第1期の卒業生約150人が送り出された。新設かつ中高一貫という性格上、最初の卒業生を出す6年が経過して初めて、学校が外部評価される判断基準の1つである「進路実績」が生まれるが、その基準で言えば彼らは今年度、「県内でも有数の進学校」という成果を残している。
 国公立大学後期日程試験の合格発表は3月下旬のため最終的な結果ではないが、現時点(3/17現在)では、東大、一橋大、東工大、横浜国大、首都大、横浜市大など国公立に30人が合格。私大の合格先としては、いわゆる「早慶上智、明青立法中」が名を連ねる。特に国公立に関して、人数比で見てみると5人に1人以上、20%超という割合で合格者を出したことになる。
 但し、今年度の進学実績のみならず他の様々な活動においても、また他学年の生徒も、顕著な成績を残してきた。例えば、ロボットを設計・製作して競う世界大会の日本代表に選ばれた生徒や、全国高校囲碁選手権大会で全国上位に入賞した生徒、ダンスコンクールで全国1位の文部科学大臣優秀賞を受賞した生徒、全国物理コンテストで全国選抜に選ばれた生徒……等々、その1つ1つが「取材対象」ともなり得るほど輝かしい成績だ。では、それらの成果を残した彼らが学校生活を送る平塚中等とは、どのような学校なのか。
 中高一貫校の普遍的な特色としては、「高校受験がない」という点が挙げられるように、同校では1~2年次を「基礎・観察期」、3~4年次を「充実・発見期」、5~6年次を「発展・伸長期」と3期に分ける。そして6年間を通じて「表現コミュニケーション力」「科学・論理的思考力」「社会生活実践力」の3つの力を育成し、豊かな人間性とリーダーシップを備えた人材を育成するとしている。またカリキュラムの特色としては、総合的な学習の時間に「かながわ次世代教養」という能動的な学習活動を取り入れている点が挙げられる。ここでは、「IT活用」としてロボット製作に取り組んだり、「英語コミュニケーション」としてイングリッシュキャンプやイギリスの姉妹校訪問等で実践英語を学んだり、「伝統文化・歴史」として相模人形芝居や寄木細工等に挑戦したりと、6年間を通じて様々なことを学ぶという。その他にも、「後期課程は単位制」や「ブランド製の制服」など、一般的な普通科の学校と比較すれば、当然のように多くの個性が浮かび上がってくる。
 そんな特色豊かな同校の人気は高く、県下全域から志願者が多く集まるため、例年倍率も高い。だが門戸は開かれており小学6年生ならば誰にでも機会はある。何よりも、公立ゆえ学費が私学の比ではない。興味のある保護者は学校HPで詳細を。この地域にある大きなチャンスをお見逃しなく。

0320 1面 道路整備_1
 国道134号の4車線化完成(今月1日)、さがみ縦貫道路の寒川北IC〜海老名JCT開通(同8日)と平塚、大磯、二宮周辺を取り巻く道路事情が大きく変わりつつある昨今。道路網の整備が進むことで渋滞の緩和はもちろん、所要時間短縮による地域間の連携強化、観光振興などの地域活性化、緊急輸送路ネットワークの強化など様々な効果が期待される。だがこれで市内道路の整備事業が終わった訳ではなく、今まさに平塚市内を東西に結ぶ都市計画道路「湘南新道」の整備が着々と進んでいる。今後、平塚周辺の道路事情はどのように変わっていくのか。県の担当者に話を聞いた。
 平塚市には国道1号と国道134号という、市内を東西に貫く幹線道路が2路線ある。だが鉄道の駅は1つしかなく、駅に向かうような南北路線の整備が優先された結果、国道1号以北には東西方向の大きな道路は少なく、東西インフラの整備が求められてきた。そういった背景から、平成3年に都市計画決定された平塚市東真土から西真土を貫く4車線道路が湘南新道である。湘南銀河大橋から西へ真っ直ぐ伸びる4車線道路の先、国道129号から県道606号までの1.3km区間に100億円の予算を割いて進行中の同事業。当初、国の予定では平成28年度末までの計画とされていたが、現実的には難しい状況だ。
現在の進捗
 とはいえ全く事業が進んでいない訳ではない。平成25年には住民向けの説明会をスタートし、土地の買い上げも順次進んでいる。道路整備、特に今回のような大規模な事業ともなれば、整備を望む声がある一方で、その土地に住む人にとっては様々な不安もある。県道路都市課の担当者は「そういった様々な意見・要望を踏まえ、それでも必要な道路と考え事業を進めています」と理解を求める。道路が存在することによる便利さと、住環境が変わってしまうことによる不便さ。このバランスが難しくはあるが、担当者は1つ1つ課題をクリアしているという。さらにいざ工事を進めようというときに懸念される要素がもう1つ。敷設を予定しているエリアが埋蔵文化財包蔵地である点だ。
新たな発見の可能性
 そもそも平塚市域は相模川と花水川に挟まれたエリアであり、古くから集落が発達してきた。周辺の状況を見ても、整備予定地を掘れば遺物や遺構が出土する可能性は高いという。それらの文化財を保護するための事前の調査にはお金と時間がかかるもので、実際に道路を作り始められるのはそういった調査の終了後。担当者は「みなさんが期待する様な土器とかが出てくるとは限りませんが」と笑うが、調査済の場所では遺構などが発見されており、道路を敷設するという観点からすると課題となってしまうものの、一部では新たな発見に期待する向きもある。
 周辺の道路インフラの整備が進む中、何もせず手をこまねいていれば平塚市はただ通過されるだけのまちになってしまう。そうならない為にもインフラ整備は不可欠。と同時に同事業には平塚を代表するような新たな魅力が発見される可能性も。完成までの道のりは遠そうだが、一歩一歩進んでいる。
【写真上】現在の湘南新道の東端の様子
【写真下】計画エリア/文化財調査の様子(提供:県道路都市課)

0320 2面 経進会
 東日本大震災から4年となる11日、平塚経進会は3月例会の中で震災に関連した特別講話を開催した。講師には桜ライン311副代表、佐藤一男さんが招かれた。
 桜ライン311とは震災時の津波の到達ラインに桜を植樹し、津波の危険性を後世へ伝えようと活動する団体だ。佐藤さんは会の活動や、今なお残る震災の爪痕、防災教育の重要性などについて語りかけた。避難所での暮らしなど知られざる震災直後の状況や、被災地の現状についての生々しい話に50人程の参加者が真剣に耳を傾けた。

0320 2面 消防
 平塚市消防本部は12日、新たに有事の際の消防・救急に協力する事業所を登録するとして登録証の交付式を消防庁舎で行った。市内で消防協力事業所は3件目、救急協力事業所は13件目となる。
 消防協力事業所とは土木・建設業等の事業所で建設用重機等を所有している事業所のうち消防からの協力依頼があった場合に支障のない範囲で協力をする事業所のこと。
登録を受けた有限会社松本土建(松本長哲代表取締役)では、元々松本代表が約30年にわたり消防団に所属していることもあり、協力を決めたという。一方で、救急協力事業所とはAEDを1台以上設置し適正に維持管理し、一定以上の従業員が速やかな応急手当などを行える事業所のこと。今回登録を受けた三興製鋼株式会社(鈴木史郎代表取締役社長)では150人程の従業員のうち30〜40人が救命講習を受けているという。
 同消防では常時これら協力事業所への登録を求めており、市の広報や個別の呼びかけなどを進めている。

0320 2面 鶴嶺学園 写真1
 冠婚葬祭のプロを育てる日本ヒューマンセレモニー専門学校(平塚市八重咲町、福島 繁校長)と福祉のプロを育てる神奈川社会福祉専門学校(同立野町、岩佐洋子校長)を運営する学校法人鶴嶺学園(竹内惠司理事長)は16日、両校の卒業式をホテルサンライフガーデンで行った。なお新年度となる来月より、日本ヒューマンセレモニー校のブライダル学科を独立させて設置される湘南ウェディング専門学校(同代官町)が開校するため、同学科から卒業生が送り出されるのは今年度が最後となった。
 卒業生を送る言葉として、サン・ライフグループを運営する株式会社サン・ライフの代表取締役会長でもある竹内理事長は「サン・ライフは物販の企業でもなく、製造もしません。我々の仕事は人が人に対し誠心誠意お手伝いすること」とし、「ブライダルも介護もフューネラルもやがて自分が迎える将来。ですから自分を重ね自覚を持ってお手伝いをすれば自然と気配りや熱意、意義が生まれてくるのです」と卒業生を激励。続けて福島校長は「今の時代には情熱を傾け続けて『やり抜く力』と、多様な意見があるので論破ではなく協同できる『受け止める力』が必要です。そして、くよくよしない『楽観主義』も身に付けて」と説き、岩佐校長は「本校で得た資格は第1歩。これから社会で磨いて輝かせてください。初心を忘れずに」とし、小説の一節から「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている意味がない」との言葉を贈った。また、来賓として臨席した河野太郎衆議院議員は「若者の武器は時間があるということ」と、年金を題材に、若い頃より始める老後の蓄えの重要性について熱く語り、森 正明県議は自身の経験談から「平塚から世界へ羽ばたいて」とエールを送っていた。
 ちなみに、来月開校するウェディング校は「県内で唯一」のブライダル単科の専門学校となる。また、ヒューマンセレモニー校は「全国で唯一」のフューネラル単科の専門学校となる。

0313 オーレ
 多くの人が待ち望んだ開幕戦。湘南が挑む相手は昨季J1の2位浦和レッズ。当然のように客席は埋まり、記者席は溢れ、初めてパイプ椅子での観戦となった。この希少体験を共感しようと話しかけた顔見知りの、市外ケーブルテレビ局のディレクターが「位置も中央で見やすいし、座り心地も良いし、あれ良いっスよね!」と喜んでいたのが印象的だった。
 そして会場の熱気が高まる中、開幕の笛。浦和の巧みな攻守に、負けず劣らずぶつかる湘南。前半36分にはPKで遠藤 航が今季初ゴール。だが41分に失点。同点で折り返した後半も、75分77分と立て続けに決められ、為す術もなく試合終了。
 不満を語る人はいる。浦和のペトロヴィッチ監督も「事前の報道では、どれだけ湘南が旋風を起こせるか、と注目を集めていたが、少しサッカーが分かる方なら、浦和と湘南の違いというのは試合をする前から分かるんじゃないか」と痛烈だった。「J1になんとか残れればいいというチーム」「もう少し現実的に見られたほうがいい」と、湘南地域の報道陣にはグサッ、グサッと刺さるものがあった。
 だが希望を語る人もいる。曺監督はJ1を海原に喩え、「僕たちは豪華客船ではなく、1つしかフロアのない船だけど、荒波が来ても手に手を取り合って向かっていくチーム」と話していた。そう、例え乗り心地の悪い船だとしても、必ず良い部分は見えてくるはずだ。

【写真】PKで今季チーム初得点を決めた遠藤

0313 2面 剣道演武
 平塚市剣道連盟(吉野照雄会長・教士8段)は8日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で市内で初となる剣道演武大会を開催した。同大会には市内で剣道を学ぶ小中学生100人以上が参加し、技を競った。
 剣道演武とは木刀などを使用した剣道の修練の1つでその技術や精神などを競うもの。段位・級の認定などで行われてこそいるものの、近年はスポーツ競技としての竹刀剣道に重きが置かれ、演武は軽視される傾向にあった。そこで、現代の剣道にスポーツとしての側面があることは否定せずに、改めて「剣の理法を修練する」という理念を見直そうと、同大会が開催された。
 吉野会長は「スポーツ競技としての剣道と剣道演武は車輪の両輪のようなもの。相手に勝とうと一生懸命稽古して上を目指すのは良いことだが、剣道が人を形作る『武道』であることを子どもたちに忘れてほしくない」と穏やかに語っていた。

0313 2面新入児童プレゼント
 この春から平塚市立の小学校に通う全ての新入学児童(約2,200人)に向け、今年も市内外の企業や団体から安全啓発品等が寄贈されるとして6日、贈呈式が教育長室で行われた。この事業は毎年実施されているもので、古くは「黄色いワッペン」が昭和39年から51年連続で寄贈されている。
 今年も贈呈品は6品。市内の団体からは、落合克宏市長を会長とする平塚市交通安全対策協議会から「黄色交通安全帽」、同交通安全協会(朏島年勝会長)から「交通安全あいうえお表」、同交通安全母の会連絡協議会(後藤喜美子会長)から「交通安全反射シール」が贈られた。その他、一般社団法人神奈川県トラック協会から「ランドセルカバー」、株式会社湘南リビング新聞社から「交通安全手帳」が贈呈され、毎年全国規模で寄贈が実施されている「黄色いワッペン」は、株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社損害保険ジャパン、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社の4社から贈られた。

0313 2面 自転車CM
 平塚市まちづくり財団(伊藤 裕理事長)による自転車振興事業の一環として、自転車事故防止とマナーアップ向上を目指して制作された自転車交通安全CMの最新版が完成した。
 CMの制作は昨年に続く2回目のことで、今回も前回同様、湘南ベルマーレの曺監督や選手らが協力。「自転車は左サイド」と左側通行を訴える内容であった前回に対し、今回は「自転車も乗れば車の仲間入り」をテーマに、自転車走行中での携帯電話やヘッドホンの使用禁止を呼び掛ける。映像のお披露目は、ベルマーレのホーム開幕戦となった7日、会場の大型ビジョン上で行われた。
 映像は今後、ホーム開催試合や交通安全イベント、交通安全教室等で活用されるほか、市内学校における交通安全教育を見込み、小中学校と高校にDVDが配布される。

0313 2面いじめ
 いじめ問題への対策として、地方公共団体及び学校に対しても地域の実情に応じた基本方針策定や組織設置などに取り組むことが規定された「いじめ防止対策推進法」(平成25年9月試行)を受け、検討を重ねてきた平塚市では先月、市立小中学校に在籍する児童生徒を対象とする「平塚市いじめ防止基本方針」を策定した。
 同方針は全5章12ページで構成され、1章では定義など基本的な考え方、2章では市が実施する施策、3章は学校が実施すべき施策、4章は重大事態への対処、5章では防止を推進する体制が記載された。5章でも書かれている今後新たに設置される3組織(全て仮称)「平塚市いじめ防止連絡協議会」「同対策調査委員会」「同問題再調査会」の設置時期ついては、6月議会での承認を経てからとなるため、市教委では「今秋までには」と考えているとのこと。
 なお同方針は公民館や市民活動センター、市政情報コーナー、中央図書館等の公共施設、または市HPで閲覧できる。

0313 2面 旧吉田邸_1
 旧吉田茂邸の再建工事が今月中に開始されることを受け、大磯町は7日、「旧吉田茂邸再建着工・御礼と報告の会」を開催した。同邸は吉田茂元首相の本宅としての歴史的価値の復元に重点を置きつつも、博物館的機能を兼ね備えた施設として再建され、来年3月に完成を予定している。
 旧吉田茂邸は、明治17年に吉田 茂の養父が別荘として建てたもので、氏が昭和19年頃から、昭和42年に死没するまで過ごした場所だ。平成16年頃から歴史的な価値のある邸宅を保存しようという機運が高まったが、整備計画を検討する最中の平成21年3月に原因不明の火災で焼失してしまう。その後、町と県は二人三脚で再建への取り組みを開始。利活用の方針などを共に検討していく中で、再建費用についても基金を設立、先月22日の時点で約2億9,777万円が集まっている。再建される建物は玄関ホールや食堂に加え金の間、銀の間と呼ばれる部屋などの他、博物館機能を加えたものになる予定。延べ床面積は約740㎡としている。
 当日の式典には吉川伸治神奈川県副知事、中﨑久雄大磯町長、河野太郎衆議院議員らが出席、約70人の町内外の関係者らが集まった。この中で中﨑町長は「焼失から6年、全国、全世界から再建への強い意志をいただき町民のみなさんとスタートの日を祝えることを誉れに思う」と挨拶。その後町が制作した吉田 茂のオリジナルビデオの上映、工事予定地の見学会などが行われた。
【写真上】工事現場を見学する参加者
【写真下】完成予想図/挨拶する中﨑町長

0313 1面記事写真
 12万8,241という数字を聞いて何を思うだろうか。約13万、数字だけを見ると、ちょっと高めの家賃。あるいは平塚市の人口の約半分——。これは平成25年度中に全国で殺処分された犬と猫の数(環境省統計)。平成20年の処分数が約28万匹だったことからすると半分以下に減っているとはいえ、今なお全国で年間約13万匹の犬猫が殺処分されている。そういった現実がある中、県動物保護センター(平塚市土屋)では、犬は2013年の3月を最後に、猫は同年の10月を最後に殺処分を行っていない。どのようにして殺処分ゼロを達成し継続しているのか。その影には小さな命を救おうと働く職員の努力、奮闘するボランティアらの姿がある。

 県動物保護センターは横浜、川崎、横須賀、藤沢、相模原以外の県内の犬猫をはじめとする特定の小動物の保護や、動物愛護精神の普及活動などを行う施設だ。現在はおよそ30〜40匹の、飼い主不在や迷子の犬猫が同所に収容されており、元の飼い主や引き取り手を待っている。過去には約2万匹が収容されていたこともあり、それらの多くは殺処分の対象となってきた。しかし現在は入所数より出所数が上回る状況が続いており、収容された犬猫の殺処分ゼロが1年以上継続している。とはいえこれは収容期限の5日を超える個体を収容し続けたり、時には自宅で一時預かりしたりといった職員の密かな努力に支えられたもの。加えて業務課長の秋山雅彦さんは「センターの取り組み以上に、ボランティアさんの努力による部分が大きい」と話す。現在センターには23の団体と19の個人が譲渡ボランティアとして登録されている。だが「無理をしている部分がある。これでは一過性のゼロになってしまう可能性もある」と危惧している。
ボランティアの取り組み
 そんなボランティア団体のひとつ「里親を探す会SHONAN」では現在、27人の会員が収容期限を超えた犬の引き取り、譲渡会の開催などの活動を行っている。これらは文字通りのボランティアであり、報酬はない。会の運営の為にメンバーは手作り品の販売や募金などで運営費を捻出している。それでも一部は会員の持ち出しがあるという。そこまでする理由はどこにあるのか。トリマーを仕事にする傍ら、里親や一時預かりとして5匹の犬の面倒をみている同会役員の岡本さと子さんは「私の場合は現状を見たら後に引けなくなったという感じ」と話す。「犬猫が殺処分されていることは知っていたけれど積極的に知ろうとしなかった。でもひょんなことから関わりを持つようになると、中にはただ犬が好きというだけで必死に活動している人もいる。犬猫を取り巻く悲惨な現実を目の当たりにした時に『仕事として犬に生かされているのに、あたしは何してるんだろう』って」。もう行動するしかなかった。仕事の合間を縫って犬を引き取り、プライベートの時間を割いて譲渡会の準備に奔走する。結果として殺処分ゼロは達成されているが、あくまで彼女らの厚意に依存した薄氷の上のゼロとも言える。
今求められること
 だからこそ、今後もゼロを継続するのに必要なことは多い。そんな中、2人が共通して話すのは意識の改革だ。岡本さんは「ペットを飼っていない、興味がない人にこそ知ってほしい」と話す。殺処分ゼロに向けた取り組みが全国的に行われている一方、ペットに対する需要は常にあり、供給のために悪質な繁殖が繰り返されたり、劣悪な環境で飼育される個体もいる。「その状況を知ってほしい。国では殺処分ゼロに向けたアクションプランを制定したり、啓発リーフレットなどの制作もしている。でもそれを知っている人がどれだけいるか。多くの人が知ることで、飼い主やブリーダー、販売店などを見る目が変われば」と話す。
 秋山さんはセンター職員という立場から、飼い主の責任を口にする。入所数が減ったとはいえ、今なお飼えなくなった犬や猫をセンターへ持ち込む人は後を絶たない。もちろん、止むに止まれぬ事情があることもある。「ですが引っ越すとか、(犬猫が)病気になって手に余るとかが理由になるでしょうか」。秋山さんは語気を強める。「それでも最後まで共に生きるということが生き物を飼うということだと知ってほしい」と。
 殺処分ゼロという理想の一方、現実的には葛藤もある。秋山さんは「例えば治る見込みのない病気やケガで苦しんでいる、あるいは人間に危害を加える恐れがある、そんな時にどうすべきかは意見が分かれるのではないでしょうか」と話す。岡本さんも「殺処分はゼロにしたいですが、ペットの遺棄や虐待、野良猫への無責任な餌やりなどをなくさないと」と本質的な問題解決を訴える。殺処分ゼロという数字の裏で、現実との隔たりがある。それでも秋山さんはこう話す。「処分する施設から生かす為の施設へと変わっていきたい。まだまだゴールは先なんです」

0306 源平
 奥州へ向かう軍勢が三手に分けられることになった。東海道を進む軍は、千葉常胤や八田知家が一族らと常陸、下総の武士達を引き連れて阿武隈川を渡り、本隊に合流する予定である。北陸道を進む軍は、比企能員や宇佐美実政らが上野国の武士達を動員して、越後国から出羽国念珠が関(越後と出羽の国境)に出て合戦をする。そして頼朝自らは大手軍として中路を進軍する。その先陣は畠山重忠が務めることになった。
 7月19日。大手軍の出陣を前に、梶原景時が頼朝に提案をした。「城長茂(助職、資職)は勇士です。囚人の身ではありますが、御供として連れていかれてはいかがでしょうか」。頼朝は承諾した。城長茂とは、信濃国横田河原(千曲川左岸の河原。後に川中島と呼ばれる辺り)で、平家方として戦って木曽義仲軍に大敗した人物である。『平家物語』によれば、長茂は越後、出羽、会津の兵で構成された4万余騎の大軍を率いており、対する義仲は3千余騎。義仲方は軍勢を七手に分けて赤旗(平家方を意味する)を掲げて接近。そこでいきなり一手にまとまり、白旗を一斉に上げて攻めかかるという、井上光盛による謀略を用いて長茂軍を翻弄し、勝利を収めた。長茂方の兵は、川に追い込まれたり崖に追い落とされたりして、多くが討たれてしまった。長茂自身も命からがら越後へと退くことになり、そうして今は梶原景時のもとに身柄を預けられているという状況であった。景時は奥州に進発するにあたって、この長茂を起用することを頼朝に進言したのだった。従軍の赦しを得て、長茂は喜んだ。そして、囚人である自分に旗を賜りたいとの旨を伝えたところ、長茂自身の旗を用いてよいとの許可も得られた。長茂は思う。「この旗を見たら、逃げて散り散りになっていた郎従達もきっと集まってくることだろう」――。
 いよいよ大手軍である千騎が、鎌倉を発つ。下野国の宇都宮神社で奥州征討の祈願をし、さらに新渡戸(那須郡)へ。段々と奥州に近づいてきた。そこで頼朝は軍勢を把握するため、御家人らに手勢を報告させる。そして驚いた。城長茂のもとには、なんと二百人以上もの郎従が集結しているというではないか。
【写真】長茂が築いた城の1つとされる、国指定史跡「陣が峰城跡」
(福島県河沼郡会津坂下町)写真提供=会津坂下町
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

外輝 3月6日号 タイアップ画像 ネスちゃん (4歳、メス、コッカプー)
「ゴハン」と言う言葉に首をかしげて反応してます。そして、その言葉は ごはんタイム以外は禁句です。
【ペット自慢の投稿募集】
かわいいペットのお写真を掲載しませんか?
ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、下記メールアドレスまでご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0306 3面 R134
 国道134号の平塚-大磯間、約3.2km区間の4車線化完成供用を受けて1日、完成式典が箱根駅伝平塚中継所付近で行われた。式典には黒岩祐治神奈川県知事をはじめ、落合克宏平塚市長、中﨑久雄大磯町長らが出席した。
 国道134号の4車線化は昭和60年から県が取り組んできたもので、藤沢市の江ノ島入口から西へ向かって順次4車線化が進む中、今回の平塚-大磯区間が最後の区間として残っていた。同区間の4車線化工事は平成21年度から開始され、平成25年12月までに順次部分供用がなされてきた。今回、平塚市の虹ケ浜交差点付近から西の1.1km区間が供用開始されたことで30年をかけた整備事業が完成した。
 式典で黒岩知事らはこれらの状況に触れ「悲願が達成された」と挨拶。渋滞緩和や所要時間短縮による地域間の連携強化、緊急輸送路としてのネットワーク強化や県内外の観光振興に期待を込めた。

0306 3面 震災東海大
 東日本大震災から4年。日が経つ毎に薄れゆく震災の記憶を風化させまいと、今年も東海大学文学部広報メディア学科では有志の学生らによる特別番組『未来へ』の制作が進められている。
 この番組は、同学科の学生らが震災直後の被災地を訪れたことをきっかけに「自分たちにできることは」と発案されたもので、災害意識向上を目的に被災地の現状や湘南地域でも実践できる復興支援活動、災害対策などを紹介する。企画から交渉、撮影、編集、進行など番組制作に係る作業は全て学生が担当。放送枠については地域の放送局である湘南ケーブルテレビ局(SCN)にプレゼンを行い、提供してもらうことで2012年より毎年「生放送」を実現してきた。
 4年目の今回は、今まで見てこなかった角度から見ようと、女性や子ども、障がい者の視点から考える防災や救助ロボ、仮設住宅問題などを取り扱うほか、SNSと連動したリアルタイム調査も実施する。また、今年も14時46分には番組内で、黙祷を行う。放送は3/11(水)13時~15時。湘南ケーブルテレビ局の湘南チャンネル(002ch)で。

0306 2面 ボウハンジャー
 平塚警察署の防犯啓発キャラクター、ボウハンジャーの歌が完成した。3日から平塚警察署HPの生活安全課ページにアップロードされており視聴できる。歌詞・楽曲ともに同署生活安全課の署員らが作った完全オリジナルの同作。歌詞には『ひぐらしの鳴く総合公園』や『ラムネの香る七夕まつり』など地元の情景を盛り込んだ。さらに歌詞の行頭の文字を繋ぐと「まもります ひらつかのへいわ まもります」になるというこだわりも。楽曲も音楽を趣味としている署員が手がけた。

03061面写真
いよいよ今月7日、J1リーグ2015シーズン1stステージが開幕する。開幕を直前に控えた本紙今週号では、湘南ベルマーレ曺 貴裁監督(46)と大倉 智取締役社長(45)の特別インタビューを掲載。チームと経営という異なる立場で指揮を執る2人の重なる共通点、それぞれの想いとは─。(今週号4・5面でベルマーレ特集)

――まずは昨年、取締役社長に就任されました大倉さんに伺います。これまでに強化部長からGM(ゼネラルマネージャー)、そして社長と、役職が変化してきましたが、チームとの関わりはどのように変わっていったのでしょうか。
大倉 強化部長というのはチーム作りの責任者ですから、当然グラウンドに行く時間、監督と話す時間も長く、現場のことにタイムリーに介入していくという仕事でした。GMと社長については、一言で言えば「全体を見る仕事」です。収支の数字全体を把握し、会社を運営していくわけで、もちろん強化も含め、アカデミーなどその他の事業全てに関与します。役職が社長に変わっても仕事的にはほぼ変わらないのですが、意思決定は速くなったのかな、とは感じます。
――ちなみに大倉さんの経歴は早稲田大学から柏レイソル、セレッソ大阪と、曺さんと共通する点が多いのですが、お2人はどのようなご関係だったのでしょうか。
大倉 曺さんは早稲田のサッカー部の先輩ですよ、1こ上の。僕が後輩として入部して、一緒の寮で。
 寮と言っても合宿所みたいな少し汚い3畳位の部屋ですよ(笑)。
大倉 その時初めて曺さんに会ったんです。もう27年前の話ですが。大学2年、3年と同じ部屋でした。
――同じ部屋だったとは驚きです。
 学生時代ネタだったらもっとありますよ。
大倉 書けないですけどね(笑)。
――では書ける範囲で聞きたいと思いますが、大倉さんから見た当時の曺さんはどんな選手でしたか。
大倉 クレバーな選手でしたね。体がしっかりしていてヘディングやキックも上手く、技術のあるDFでした。欠点は何だろう。あぁ、よく曺さんには「前からディフェンスしろ!」とか言われてムカついていた、という記憶はありますね。「うるせえよ」って(笑)。
 ははは。
――では一方で、曺さんから見た当時の大倉さんの印象は。
 それはもう「FW」ですよ。当時は3トップが主流の時代。そのセンターFWです。左右には良いクロスを上げる上手な良い選手がいて、相馬(直樹)もいた。そこから左足で決めるシュートが凄い上手かった、という印象ですね。
――後輩としては?
 1年の時から試合に出ていたのであまり後輩という感覚はなかったですね。試合に出るのと出ないのとでは、扱いが全然違うので。多分、雑用とかやったことないよね? グラウンド整備とか。
大倉 いやいや、ありますよ(笑)。
 自分は2年でもまだ雑用やらされていた感覚があるけど。
――厳しい世界なんですね。
大倉 どちらかと言うと曺さんの方が苦労されていて、ずっと先輩から「可愛がられ」ていた。本当は1年がいじられるんだけど、曺さんはずっといじられていて(笑)。
 ホントそうですよ。ヤバいっすよ、僕のいじられかたは(笑)。
――そんなに、ですか。
大倉 逆に「この人の懐の深さ、すごいな」って思っていました。
 懐とか関係ないでしょ(笑)。可愛がってもらっているからいいんだけどさ。
――そして大学卒業後、日立製作所サッカー部(現・柏レイソル)で同僚の社員選手となるんですね。
 自分はタツマ(柏レイソルの吉田達磨監督)と同じ宣伝部で。
大倉 僕は資材部でした。曺さんの奥さんは、その時の総務部にいた人ですからね。
 そう、だから西野さん(名古屋グランパス監督)の交通費とか清算していたんだよね。 大倉 ははは。僕が大学出る時のスカウトが西野さんだったんです。
――意識的に、曺さんを追いかけるという思いはあったのですか?
大倉 そうですね。僕の入団はJリーグができた年で、誘いが凄かったわけですよ。でも沢山あった中で最後に日立を選んだのは、やっぱり曺さんがいたから。同じ部屋でしたし、仲が良かったので。
――柏の「Jリーグ初ゴール」を決めたのは大倉さんなんですよね。
大倉 そうね。それだけだったけどね(笑)。
――ベルマーレ相手にはハットトリックも決めたんですよね。
大倉 ナビスコカップ(’93)でね。
――同僚の社員選手として、何か記憶に残るプレー等はありますか。
 一緒に試合に出たという記憶自体、あまり無いかなあ。やはり早稲田の時の方がありますね。議論も沢山重ねましたから。
大倉 気が付けばサッカーの話になっていて、いつもみんなで「ああでもないこうでもない」って論じ合ってましたね、延々と。
 曺 思えば、「理屈で人は動かない」とか「理屈だけ並べて質が伴っていない」とか、今も昔も同じことを言ってるなって(笑)。
大倉 曺さんの選手に対する接し方も昔から全く変わらないですね。「情熱的で、かといって話せば論理的」みたいな所は。原点は大学時代にあるのだと思います。
――曺さんから見て、大倉さんは何か変わったのでしょうか?
 大倉さんも変わっていないけど、雰囲気で誤解しちゃう人がいるかもしれない。ちょっと論理的で、ちょっと英語も喋るので(笑)。インテリ風に見られるかも。本当は全然そんな感じじゃないのに。
大倉 ははは。
――大倉さんの性格を簡潔に表現すれば?
 「フェアーな人間」じゃないですか。僕、トルコキャンプで「クマ理論」て発明したんですけど、その理論でいうと……。
――ちょっとすみません、その理論とは?
 ホントすごい理論なんですよ僕の中で。
大倉 説明したほうが良いよ(笑)。
 例えば何か悪さをして、怖いクマに「何やってるんだ!」と怒られたら謝りますよね。でも相手が怖くないリスだったら謝らない。これ、実は多いんですよ。でも本当は、相手がクマだろうがリスだろうが悪いものは悪い。正しいものは正しい。ですから僕の「クマ理論」というのは「相手によって態度や言動を変えるな」ということ。大倉はそういう所ができる。だからアメリカ…アメリカ人です大倉は。もうちょっと言いますと、アメリカン…ドリーム? 違うか。
大倉 そのクマ理論をスタッフにも伝えるのですが、「それはそうですけど言えません」って、その時点で萎縮しちゃう(笑)。
 だからクマ理論は当たってるんですよ。
――キャンプの成果、クマ理論というのも新情報でした。話を戻しますと、お2人は大学時代から長いご関係があったのですね。
 嬉しかったのは、僕が指導者として煮詰まっていたフロンターレ時代に、大倉さんからセレッソの話をもらったこと。引き出しがないから大阪に行っても大変でしたが「俺自身が変わらなきゃ」と思えた。その後湘南に呼ばれ、子どもたちを教える中で、1からやりなおそうと思った。それを気付かせてくれたのが大倉さんでした。
――そんな経緯があったのですね。
大倉 全部誘っていますからね。指導者というのは先生と一緒で選手、子どもを導く仕事。気持ちを変えたり人間を変えたりという点でいうと、自分にはできない。でも曺さんには、僕も影響を受けたし、良い意味で変わっていった自分がいるのも分かっている。フロンターレ時代の保護者からの評価が高かったのも知っているし、選手を変えることに情熱的、心も持っているということで、確信があったんです。
――そして2012シーズンには自身初の監督に就任、そのままJ1へと昇格しましたね。
 指名してくれた大倉と眞壁(会長)さんには「絶対に応えなければいけないと思っている」と言ったんだけど、やることは育成の時と変わらなかった。「負けた時に何を伝えるか」しか考えていない。とはいえ、勝たなきゃいけない現実もあって。でも勝てると思ってやっている監督っているのかなと思って。だから選手と一緒に1つ1つ突き詰めていこうと。今でもそうです。
――今年の湘南スタイルは。
 最近、ベルマーレは湘南スタイルで「走る」と言われますが、ヨーロッパでは当たり前のことで、走るなんてことがキーワードにはならないんです。だから僕はこの言葉、実は怖いんですよ。選手がそれに安住しちゃうと「俺らは走ってるから大丈夫」となってしまう。去年のチームはそれがなかった。走ることで満足するのではなくて、どう走ったら勝てるか、ということに彼らが興味を抱いたから、去年の結果が出たのだと思っていて、今年もそうならなければいけないと思っています。
――今季のテーマは「証明」としましたが。
 単に、15位で残留したら証明できて16位なら証明できない、ということを言いたいのではありません。そもそも湘南には「上手くなりたい」、もっと言えば「良い人間性を備えたい」という欲求を強く持つ選手たちが集まっているんです。その彼らが本気で1つのボールを追いかけ、そのエネルギーが勝ち点3に繋がったら観ている人に伝わりますよね。そして「お金を払ってまた観に来よう」と思ってもらう。それが僕の言う証明なんです。このサッカーを観て何も感じない、勝ったけどつまらない、それで3位になったって証明じゃないですよ。ですからこの言葉は根本的な話。降格した2013年も、ある意味証明できたと思います。形はいびつで綺麗な円で証明できたわけじゃないですが、彼らが徐々に上手くなっていって、シーズン後半に強豪相手に立ち向かっていった姿には僕も自信をもらえたし、彼らの顔色も表情も変わったわけですよ。落ちちゃったけど、それと去年は絶対にリンクしている。だからそれを単純に証明したいです。開幕の浦和相手に勝ち負けを恐れるんじゃなくて、自分たちはここまでやれるんだってね。もちろん勝ちたいけどさ。
――では最後に大倉さんと曺さん、それぞれが最終的に目指す所とは。
大倉 会社としては、今、年間予算13億のクラブなので20億のクラブにしたい、というのがあります。では7億どう埋めるんだと。それにはスタジアムの収容人数等様々な課題がありますが、そこの夢みたいなものを諦めではいけない、というのは社内で共有しています。で、夢も見ながら現実を見て、しっかり目の前の数字を追って行きましょう、という話は常々しています。
個人的にはもっと日本サッカー界のために働かなければ、と思います。それにはベルマーレで証明をしなければいけない。
 今年に関しては、未来にどう繋がるか、という所を含めて言うと、先ほど言った証明が目標になります。そして、このクラブから代表選手を出したい。このサッカーから選んでもらえる、というのは証明の1つの材料ですからね。最終的な個人の目標というのは特にないですね。
大倉 だから毎年、契約更新の時の「目標探し」みたいなものが大変なんです(笑)。あの手この手で、どういう風に話そうかなって結構難しいんですよ。
――本日は、他では聞けない貴重なお話を有り難うございました。
大倉 お疲れさまでした。
0306 2面 ベルマーレ 写真
 
読者プレゼント
湘南ベルマーレホームゲーム 対ヴァンフォーレ甲府・ 対ベガルタ仙台 観戦チケット 曺貴裁監督著書 『指揮官の流儀 直球リーダー論』
①3/18(水)19時キックオフ「2015Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選Aグループ 湘南対甲府」②3/22(日)16時キックオフ「2015明治安田生命J1リーグ1stステージ 湘南対仙台」のM自由席のチケットをそれぞれ2組4名様に、③曺貴裁監督の著書(サイン入り)を2名様にプレゼント。
応募方法
ハガキまたはメール本文に ①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦希望のプレゼント⑧本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4㈱湘南ジャーナル社「湘南ベルマーレプレゼント」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】までご応募下さい。(件名に「湘南ベルマーレプレゼント」を明記ください)ハガキ・メール共に3/12(木)必着。 ※個人情報は本プレゼント企画以外に使用致しません。当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。チケットの発送は3営業日以内を予定しています。
 

0227 源平
 千葉常胤が新調の旗を頼朝に献上した。かねてより頼朝から命じられていたものである。小山朝政が進上した絹を使用して作られており、旗の上方には「伊勢大神宮、八幡大菩薩」、下方には2羽の鳩が向かい合う形で縫われている。また、旗の長さに関しては、平安期に源頼義らが陸奥の豪族である安倍氏を討った前九年合戦の例に倣って、その時に頼義が使用したものと寸法を同じにしてある。
 なぜ頼朝は、旗の作成にあたって千葉常胤を指名したのか。その理由は、治承4年9月にさかのぼる。石橋山の合戦に敗北した頼朝が、真鶴から安房へと逃れた頃のことだ。『吾妻鏡』の記すところに拠って示そう。安達盛長が使者となって頼朝からの参陣要請を千葉常胤に伝えた時、常胤は言葉を発さず眠っているかにみえた。その場に居た子息達が、「頼朝殿のお召しに応ずるのにどうして逡巡する必要がありましょう。承諾する旨の文書を早く出しましょう」と促す。常胤は言った。「もちろん私の心中もそのつもりだ。源家を再興されるのだと思うと、感涙が目を遮り、言葉も出ないのだ――」。そうして、常胤は「安房は要害の地でも源家ゆかりの地でもない。速やかに鎌倉にお移りになるのがよい」と重要な進言をする。その後、千葉氏は平家方であったといわれる下総国の目代を襲撃。さらに常胤は300余騎の軍勢を率いて下総国府にて頼朝に合流。頼朝は、「今後は司馬(常胤)を父と為す」と述べるほどであった。この後に上総介広常が大軍を率いて参上し、徐々に頼朝に味方する軍勢も増えていく。常胤の参陣を端緒として、諸国の軍勢が続々と頼朝のもとへ参向したのだ。おかげで頼朝は再起を図ることができ、今に至る。だからこそ奥州への出陣に際し、その吉例に倣って常胤に旗の作成を依頼したのであった。
 また、下河辺行平は、頼朝が着用するための鎧を献上。着々と準備が整えられていくなか、京都からの使者が到着。「義経が討たれたのに泰衡を追討するとは、天下の大事となる。今年中は思いとどまるように」との宣旨が下ったという。朝廷は、あくまでも認めない構えだ。頼朝は憤る。今さら延期などできようか。突き進むしか、道はない。
【写真】かつて千葉氏の居館があったとされる地、亥鼻公園(千葉市中央区亥鼻)内の市立郷土博物館(通称・千葉城)前に建つ『千葉常胤像』 写真提供=千葉市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0227 緑と青
 今季加入したブラジル人DFのアンドレ バイア選手、高いプロ意識を持ちチームの中で大きな存在感を発揮している。ブラジルのフラメンゴでキャリアをスタートさせ、オランダのフェイエノールトで7年間プレーするなど経験豊かな31歳。ヨーロッパで成功した選手らしく、多方面に気を配ることのできるクレバーな選手。守備での強さはもちろんのこと、ビルドアップ能力にも長け攻撃への第一歩としても重要な存在である。
 「湘南スタイルはモダンなサッカー。攻撃的であると同時にボールを失った時にはすぐに切り替える。自分もその姿勢でチームに貢献していきたい」と語る。他のチームではなかなかない独自のスタイルをいち早く理解しピッチで表現している。「とにかく頭がいいので戦術理解が早い。言葉の問題を心配したけれど互いに気遣えば連携面は問題ない。守備面では本当に安心感がありますね」と語るのは共にセンターバックを組む遠藤航。若いチームでプレーすることについて聞かれたバイアは笑顔になってこんな風に答えていた。「若いけれど賢い選手ばかり。ヨーロッパで培った経験を伝えたいという想いもあるけれど、私自身が外からきて学んでいることも多い」と。頼りになるディフェンダーは謙虚に日々を楽しんでいる。
TEXT:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】経験豊富なアンドレ バイア選手

 昨年11月に行われた町長選挙で首長が交代し、今年で町制80周年を迎える二宮町で来年度予算案が編成された。村田邦子町長が描く「未来に繋げるまちづくり!」が反映された予算として、子育て支援などの充実が図られている。
 全会計予算総額は前年度比6億4,646万7,000円(4.3%)増の157億1,844万1,000円。一般会計77億8,800万円では町税収入が大きく減少する見込みだが、今までは小学6年生までだったものを中学3年生までに拡大する小児医療費助成の拡充(予算額8,515万2千円)や、駅周辺の保育施設の整備(同1,650万円)などの実現に向け予算を編成し、全体では前年度比2.5%のプラスとした。また、生活の質の向上と定住人口の確保を目指すとして、発達支援教室の実施(新・235万4,000円)、一時預かりの拡充(継・822万円)、放課後児童対策の充実(継・1,610万3,000円)などにもしっかり予算を割いている。
 なお80周年記念事業としては、HPリニューアルやPV作成といった広報広聴事業に1,133万円、図書館のラインナップ充実などを図る図書館資料整備事業に705万円が計上されている。

0227 2面 八幡商店会
 平塚市の東八幡と西八幡の間を南北に貫く八幡商店会は13日、商店会の愛称を「ハッピー八幡通り」にすることを決定した。商店会長で株式会社吉川商事代表取締役の吉川栄治さんは「これを機に多くの人が集まり、商店会も活性化するように、1店舗の力は弱くてもみんなで輝ける商店会になれれば」と展望を語った。
 平塚駅からやや離れた位置にある同商店会では昨年、競争力の強化と商店会活性化のためにどうしていくべきかという話が持ち上がった。様々な企画や検討を重ねた結果、地域商店街活性化事業のにぎわい補助金を利用し、商店会のロゴや商店毎のポートレートを作成することを決定。その一環で愛称の公募も行っていた。吉川さんは「ロゴとかはこの先ずっと使えるもの。商店会のベースになって、外に発信していける様なものができたと思う」と手応えを口にする。
 現在、同商店会では記念イベントとしてスタンプラリーを開催中。2/28(土)・3/1(日)に八幡公民館で行われる「公民館まつり」ではポートレートが展示される。

0227 2面 大神美里
 私立大神美里幼稚園(平野英雄園長)は20日、園児ら110人が参加するマラソン大会を平塚市総合公園で開催した。同大会は木曜ランナーズ会長の内野慎吾さんを指導者に迎えて毎年開催されており、今年で4年目を迎える。
 同園のマラソン指導は、前園長が木曜ランナーズに所属していたことをきっかけにはじまった。園児らへ指導をしてほしいという話を快諾した内野さんは現在、木曜ランナーズのメンバーと協力しながら月に1回程の頻度で走り方や走ることの楽しさを子どもたちに伝えている。箱根駅伝の第23回大会で中央大学が優勝した際のメンバーに入っていたという内野さんは「まずは楽しく、明るく、元気に走ってくれればそれでいい。その中で、汗をかく喜びやタスキを繋ぐ感覚などを感じてもらえれば」と目を細めた。
 晴天にも恵まれた当日、子どもたちは内野さんの言葉通り、園路でのマラソンのほか、広場でのリレーなどで元気いっぱいに汗を流していた。

0227 2面 鳥仲商店
 平塚市の鶏肉店、有限会社鳥仲商店(鈴木房子代表取締役)による「湘南レッドと湘南しらす加工品を活用した平塚産惣菜の開発・販売事業」が今月2日、国の地域産業資源活用事業計画として認定された。
 市内では高久製パン株式会社に続く2件目となる同認定は、地域経済の活性化を目的に地域資源を活用した新商品や新サービスの開発に与えられるもので、認定を受けることで年間最大500万円の補助金が受けられる。今回同店では湘南しらす加工品と湘南レッドという品種の玉葱を使用した2種類のコロッケを試作。「レッドシラスボール」と「レッドシラスバー」と名付けられた形や風味の違う2つのコロッケは現在も開発の途中で、今年の秋口には店頭でのテスト販売を開始したいとしている。
 24日には認定の報告のため落合克宏平塚市長を訪問。レッドシラスボールを試食した市長は「平塚の新しい名産として全国に発信してほしい」と期待を寄せていた。

0227 1面写真1
 どこの誰だか知らないとしても、その風体を見れば何となくヒーローだと分かる。こういった共通認識が昭和40年代以降の「男の子」に刷り込まれているのは、ブラウン管から発信され続けたレンジャー系、ウルトラ系、ライダー系といった「テレビ特撮ヒーロー」の影響が大きい。近年ではご当地キャラのブームも手伝ってか、オマージュやパロディとなる「ご当地ヒーロー」も各地で誕生。平塚警察署でも3年前に「防犯ジャー」が結成され、今も防犯キャンペーン等で活躍中だ。そんな中「今年で生誕30年」という年季の入ったご当地ヒーローもこの地にいる。県立大磯高校で生まれ、最近では校外での活動も評価されるなど地域の話題にもしばしば挙がる3人組。それが「磯高戦隊 イソホークス」だ。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、イソホークスを始め様々な映像制作に取り組む大磯高校SF研究部にスポットを当て、活動を紹介しています。※放送日程は文末に記載
 3市2町(平塚、秦野、伊勢原、大磯、二宮)の全小学校に先月寄贈された防災教育DVD『イソホークスとまなぼう!』への出演を始め、大磯町の「農水産物まつり」(平成26年)におけるヒーローショー。県警組織犯罪対策本部と連携して横浜市内で実施された犯罪撲滅キャンペーン(平成25年)は大手マスメディアにも取り上げられ、直々に対策本部長から感謝状が贈られるなど、近年、校外での活躍がめざましい。そんなご当地ヒーローではあるが、そもそもイソホークスとは何なのか。

誕生した背景

 イソホークスシリーズを制作するSF研究部(平成23年まで同好会)が設立されたのは、SF、特撮、ロボットアニメ、プラモデルなどが流行していた昭和50年代半ばのこと。やがてはSFの研究ではなく、映画制作を活動の主とすることになる同会だが、イソホークス第1作目は昭和60(1985)年、文化祭で発表する為の作品として作られた。
 そこで生まれたのが、磯高の「赤き疾風、レッドホークス」「青き水流(激流)、ブルーホークス」「黒き閃光、ブラックホークス」といった3人のヒーローだ。合体技は「インフィニットバースト」。毎回の大まかなストーリーは、宇宙から大磯に攻めてくる「スペースデビル軍」と戦う、というもので、悪役の性格や衣装も作品毎に設定されるなど丁寧に作られている。大磯が攻められる理由も、「敵軍では麻雀が流行っていて、牌を作る為の良い石が大磯で採れるから。そして磯高を雀荘にする」と発想力豊かに、かつ当時の生徒たちの趣味や活動内容も垣間見える。
30年前から脈々と
 部員がいない為に活動を休止していた空白期間はあるものの、着実に後輩へと受け継がれ、今年でちょうど30年を迎えるまでに至った。そんな節目の年ということもあり、当時を知る「SF研OB」の方々からも多くのコメントをもらうことができた。
 そもそもの企画は「3年生の女子生徒とその恋人が持ってきた企画」であり、その恋人の高校では既に「工業戦隊(?)コーダイン」なるヒーローが演じられていたそうだ。また、イソホークスという名称については「その頃放送されていたイギリスのSF人形劇『地球防衛軍 テラホークス』から拝借した」とのことで、3種類の配色については「スーツの素材となるジャージが赤、青、黒しかなかったから」等々、色あせない貴重な情報をご提供頂いた。
年月が「伝統」を作る
 それから30年。当初は続編を作る予定もなかったというが、代々愛され、受け継がれていった。今では校門を飛び出して活躍するほど、認知度も上がった。さすがに移動の際は怪しまれる時もあるが、小さな子どもたちが手を振ってくれることもある。たとえ昔の磯高生が安易に考えたものであっても、時が経ち、現役の磯高生には伝統的な行事であり、大きな存在となっているのである。
 テレビのヒーローは毎年変わるけれど、イソホークスは変わることはない。決め台詞で「磯高生のいる限り、我らの力、無限大!」と言うように、今後も大磯高校の顔として、彼らの活躍は、つづく。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ! 湘南館ワイド」は3/2(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

0220ペット 金太くん
(6歳、トイプードル)
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0220 緑と青
 トルコでの約2週間のキャンプが無事に終了した。キャンプ序盤は「超」がつくほどのハードトレーニング。中盤以降はトレーニングと共にヨーロッパのクラブとの練習試合を7試合戦った。「全体を通して課題が出たし、自分たちの新たな良さも見つかった。日本で行う練習試合はどうしてもお互いに探り合ってしまう部分があるけれど、知らない外国の相手と思い切りぶつかり合うことで多くのことを感じたと思う。このキャンプの経験をシーズンでの戦いに繋げていきたい」と曺貴裁監督。またキャプテンの永木亮太は「やることがはっきりしてきたし、個人個人の頭の中が整理されてきたと思う。理解の深まりと共にいいチームになってきているなという手応えがあります」と語った。
 開幕まで約2週間。チームの始動からあっという間の時を過ごしてきた。新加入選手は口を揃えて「湘南の練習は本当にきつい。でもこれまでにはない充実感がある」と語る。1日1日が勝負。そういう毎日を積み重ねて3月7日を迎える。その開幕の日、BMWスタジアムには昨季2位の強豪・浦和レッズがやってくるのだ。これ以上ない相手とどんな戦いを演じるのか、注目の一戦だ。

【写真】
トルコでの試合前、キャプテンの永木亮太。

0220 2面 ことりっぷ
 平塚市は12日から地域観光資源情報発信事業の一環として作成した『ことりっぷ 平塚さんぽ』の配布を開始した。市の担当課では「市内の人はもちろん、市外の人が平塚の魅力に触れるきっかけになってほしい」と期待を寄せている。
 『ことりっぷ 平塚さんぽ』は株式会社昭文社による旅行雑誌で20代、30代の女性を中心に高い支持を得ている「ことりっぷ」のフリーペーパー版。さがみ縦貫道の開通により首都圏や北関東からの観光客の増加が見込まれることから、若い世代に平塚の魅力を届ける目的で制作された。地元食材を使用したランチ、バラを使ったスイーツ、おみやげなどが掲載されている他、観光モデルコースとして「湘南の日常生活」を感じられる様な3コースを紹介。担当者は「これを見て『平塚に住みたい』とまで思ってもらえれば」と力を込める。
 A5変形判の16ページフルカラーで6万部を発行する同書は、平塚市観光協会や市役所などの他、東京都内観光案内所、埼玉県、群馬県、山梨県などの道の駅などに設置される予定だ。

0220 2面 日高市
 現在の埼玉県日高市・飯能市付近にかつて位置した高麗郡の建郡1300年を記念して14日、大磯町に日高市からの貸し切り列車ツアーが訪れ町内の観光を楽しんだ。高麗郡の初代郡司であったとみられる「高麗王若光」が大磯に上陸したという説があることから今回のツアーが実現したという。
 建郡1300年事業に力をいれる日高市は昨年秋頃、地元旅行会社の協力の元、建郡の祖に縁があるとみられる大磯町へのツアーを企画。日高市周辺などから315人が参加したツアーにはJR東日本なども協力、駒川駅-大磯駅間の直通列車を用意したという。当日は中﨑久雄大磯町長、奥津勝子大磯町議長らも大磯駅に出向き来訪者を歓待した。
 日高市の担当者は「高麗郡に縁があると思われる場所を見て回ったことで、参加者らは地域の繋がりを感じられた様子。今後もツアーが開催されたり、逆に大磯から日高市にお越しいただいたりと交流ができれば」と展望を語った。

0220 2面 ドコモ
 携帯電話の購入時に提示された身分証明書を偽造と見破り、詐欺被害を未然に防いだとして、平塚警察署(綿引直也署長)は13日、ドコモショップ平塚店(明石町2-8、藤原竹善店長)に感謝状を贈呈した。
 事件の被疑者は平塚市横内に住む無職の男性。男は5日、同店に出向きiPhone6を2台(販売価格合計14万7,744円)購入しようとした。この時、提示された身分証が、ドコモの社内システムの与信を通らなかったことから偽造が発覚。店員らはその場で110番通報するとともに、窓口で男を引き止めたという。通報を受けて現場に訪れた警官が問いただしたところ、犯行を認めたため、男はその場で現行犯逮捕された。
 綿引署長が「携帯電話を購入されると転売されたり、振り込め詐欺など第2、第3の犯罪に使われる可能性もあった。ありがたい」と述べると、藤原店長は「今回の対応を今後にも活かせれば」と笑顔を見せた。

0220 2面 ふれあい給食
 やまゆりポーク生産者協議会から平塚市立山下小学校(磯村明良校長)に、市内の養豚農家で育てられた豚肉29kgが寄贈されたことを受け、同校で12日、生産者を始めとする関係者らを招いた特別授業と「ふれあい給食」が行われた。ふれあい給食とは、地場産の農畜産物などを給食の食材として活用し、生産者や食べ物への理解を深めようと平成18年度から実施されている事業。現在では年に23回が実施されている。
 特別授業とふれあい給食は同校の5年生の児童84人を対象に実施。まず、児童らは市内のやまゆりポーク生産者、井澤正人さんや県畜産技術センターの職員らから、県内の豚肉生産や養豚場についての講義を受けた。児童らは真剣に話に耳を傾けており、豚が生後6カ月で出荷されることを聞いたときには驚きの声があがっていた。その後のふれあい給食では、贈られたやまゆりポークがポークソテーとして出され、井澤さんや関係者らと給食を囲んだ児童らは「いつもの豚肉より柔らかい!」などと談笑しながら味を楽しんでいた。

0220 2面 予算_新規事業
平塚市 4月に統一地方選を控え、最低限必要な経費を盛り込んで編成する骨格予算となった平塚市予算案。全会計(一般会計・特別会計・病院事業会計)予算総額は前年度当初予算に比べ68億3,320万円(3.9%増)の1825億890万円を計上した。
 一般会計(808億5,000万円)は前年比1.0%の減額となったものの、特別会計は819億790万円で、国民健康保険事業会計の保険財政共同安定化事業の対象変更に係る予算規模の増加などにより前年度比44億8,720万円(5.8%)の増額。病院事業会計も197億5,100万円で、施設整備が進むことにより前年度比31億4,600万円(18.9%)の増額となっている。
 骨格予算としたことで人件費や扶助費などの義務的な経費の他、経常的な経費を中心とした来年度予算案ではあるが、特に安心・安全への対応、子ども・子育て支援に係る予算には力を入れたという。落合克宏平塚市長が12日の定例記者会見で「停滞が許されないので思いを込めて財政サイドとも考えながら進めた」と話したように、子ども・子育て支援に係る費用(民生費の中の児童福祉費)は約125億7,800万円で前年度比約6億4,000万円増加。具体的な内容としては、放課後児童クラブの分割や開所時間の延長、保育所関連で平成23年から取り組んできた140人の定員増など、保育・子育て支援の量の拡充や質の向上が図られる。また、公立園幼保一元化推進事業のモデル施設となる、市立港幼稚園と須賀保育園を統合した認定こども園の建設工事にいよいよ着手する。待機児童についてはこれらを含む複数の施策によって今年4月にはゼロを達成する見込みだ。
大磯町 全会計(一般会計・特別会計)予算額は前年度比10億9,000万円(5.9%)増の195億8,300万円。一般会計96億6,000万円では、町税による歳入こそ5,645万7千円の減額となっているものの、地方消費税交付金の増額(1億500万円)などもあり、全体としては2.0%の増額とした。
 昨年11月に行われた町長選で中﨑久雄町長の町政継続が決まったことで「こころとからだ、大磯の『健康』継続発展」「『子育て』で選ばれるまちづくり」「『観光』の核づくりからの『定住』促進」に継続して力を入れていくとしている。

0220 1面 写真
 25年前、あなたは何歳で、何をしていただろうか。時は平成2(1990)年、世はバブル景気最後の年。大阪で「花の万博」が開幕した4月1日、ここ平塚では「湘南ケーブルネットワーク」が開局した。それから四半世紀。ローカルのテレビ局として湘南チャンネルが「地域の今」を住民に伝え続けるとともに、時代が変遷する中でインターネット、IP電話、デジタル化、スマート化と、通信サービスも拡充させてきた。現在は光サービスへの移行準備を進めているなど、利用者のニーズに応えるべく進化し続ける同局。今週は、湘南ケーブルネットワーク株式会社の設立当初より陣頭指揮をとってきた代表取締役社長、柏手 茂さんに話を聞いた。
――まず始めに、平塚にSCNが誕生した経緯を教えてください。
 日本におけるケーブルテレビ(以下CATV)は、山間部やビル陰など電波を受信しにくい「難視聴地域」の対策として整備が始まり、1960年代に第1期のブームを迎えます。80年代には、郵政省(現総務省)の「テレトピア構想」(全国の指定モデル地区に向けたCATVや通信施設などの設置支援計画)を受け、第2期の「都市型CATV」ブームが起こります。
 その当時、私は甲府にある株式会社日本ネットワークサービスという放送・通信事業者に勤めていましたが、同社でも近隣のモデル地区(平塚、秦野、日野)で都市型CATVにチャレンジしようと。そして88年に会社を設立、90年に開局しました。
――開局までに苦心されたことは。
 何よりも地域での理解度を高め、「知ってもらう」という周知です。そもそも平塚は湘南平にテレビ塔があり、難視聴地域は少ない為、我々としては多チャンネルや地域チャンネルの必需性を訴えるのですが、当然、当時はテレビを有料で観ることに抵抗感を持たれる方もいらっしゃるわけです。結果的に、開局時の契約は1,000軒ほど。当時の営業対象は2万4,500軒ですから計画からすると低く「これは厳しいな」と実感しましたね。
――それから25年、通信・放送業界ではIT革命や地デジ化、スマホなど、大きな変革を迎えましたが、SCNはどのような変遷を。
 大磯、二宮へとエリアを広げた後、2000年にはインターネット事業にも参入しました。当時この地域のネット環境は、電話線を使用した「ダイヤルアップ」しか選べないという状況で、元々双方向の通信機能を持つCATVの利点を生かさない手はないと。ネットが普及する時代、地域が必要としていたのでしょう。常時繋いでいても定額という低価格も受け入れられ、契約数が伸びていきました。
――2008年には電話サービスにも参入しましたね。
 これについては、「0463」の番号をそのまま引き継げるサービスに踏み込まないと意味がないので、そこにはこだわりました。
――地デジ化への対応も大変だったのでは。
 2011年アナログ放送終了までに各家庭にある、当時約4万台のSTB(セットトップボックス=受信機)を入れ替える必要がありました。もちろんデジタル放送に伴う固有のコストも増えます。ですが価格を利用者に転嫁して良いかというと、そうではない。送り手の問題ですから。そこで我々は端末の価格が下がるのを待ち、一気に入れ替えました。そのため利用者にコストを負担してもらうことなく「料金据え置き」でデジタル放送への完全移行ができたのです。
 そして2013年には、STB1台で録画やビデオオンデマンド、YouTubeなど、放送の弱点を補える「スマートケーブルテレビ」というサービスも始めました。
――今では中井町、大井町、松田町にも拡大しましたが、今後は。
 すでに大井松田局ではスタートしていますが、全エリアで光伝送路、いわゆる「光CATV」「光インターネット」を始めます。これも時代の変化で、近年はクラウド化などアップロードのニーズも増えてきましたから、高速化が図れる「光化」を決めました。今年3月から移行を始め、2018年3月には全域が完了する予定です。
――コストがもの凄そうですが。
 もちろん約7万世帯分の工事費を始め、相当かかりますが、これも切り替えコストは料金に転嫁しません。価格はスライドでサービスの質が上がると思って頂ければ。
――その意図は。
 地域への還元です。25年を振り返っても、今も、地域の人に支えてもらっているとしか言いようがないんですね。地域に必要とされる存在でなければならない。ですから地域の人々が必要とするサービスを必要な分だけ提供できる、選べる料金体系を採っています。
――では最後に、25周年を迎えるにあたり将来の展望を。
 やはり何と言ってもお客様あってのサービスです。だから我々は今後も地域に恩返しをする。例えば雨量計や定点観測機器を設置し、地域の人に詳細な気象情報、交通情報を提供したり、地域情報を収集して安心安全に貢献したりと、通信回線があるからこそお役に立てる存在を目指してまいります。

0213 緑と青の風
 3月7日の開幕まで1ヵ月を切った。現在、チームはトルコでキャンプを行っている。イスタンブールから国内線に乗り継ぎアンタルヤという街へ。ヨーロッパの多くのクラブがキャンプ地として利用していて、1月にはドイツ、2月はデンマークやハンガリーなど北欧の国がキャンプを張っている。2週間の間に、ヨーロッパのクラブとの練習試合も6試合ほど組まれているが、平均身長が15センチは上回るような体躯の選手たちとぶつかり合っている。プレーは常に激しく、どんなサッカーをしてくるのかも分からない。ただ、それこそが求めていた環境なのだ。練習も激しい。ある時、接触して倒れ、足を抑えて立ち上がれない選手にトレーナーが駆け寄ろうとしたが監督はこう言った。「打撲だから大丈夫だ。自分で立て! 試合中は誰も助けてくれないぞ!」。選手は歯を食いしばって立ち上がりプレーを続けた。ケガの大小はぶつかり方を見ていれば絶対に分かると監督は言う。確かに試合中は誰も助けてはくれない。一時の痛みであれば自分で乗り越えるしかないのだ。こういった働きかけにより、選手は倒れてもすぐに立ち上がるようになる。ひいてはなかなか倒れなくなるのだ。こうした毎日を送り、選手たちは逞しくなっていく。濃い日々を噛みしめるようにして過ごしている。
【写真】充実のトルコキャンプ

0213 源平写真1 和田義盛と梶原景時が腰越で確認した首は、本当に義経のものであったのか。暑いなか、奥州から時間を経て届けられた首であるのに義経と判別できるものなのか。後世の人々は、そこに義経生存の希望を見出す。
 義経は死ななかったに違いない。平家討伐を短期間で劇的にやってのけた彼が、それほど簡単に自害へと追い込まれるわけがない。人々は想像した。義経は平泉では死ななかった。秀衡の死後に泰衡と不仲になった義経は、おそらく平泉を脱出して北へと逃げ、生き延びたのだろう。そうして、青森県津軽から蝦夷(北海道)の地へ渡ったに違いない。東津軽郡外ヶ浜町の三厩の義経寺には義経に関する伝承が存し、北海道にもまた義経や弁慶にまつわる伝説が残されている。
 義経伝説はそれにとどまらない。北海道のみならず、さらに大陸に渡ったという話も語られるようになる。そして義経はモンゴル帝国の祖であるジンギスカン(チンギスカン)と同一人物であるという説までもが出てくる。義経北行説を支持する作家の中津文彦氏は、様々な仮説を提示されている。なかでも、泰衡と義経は共謀していたのではないかという説は興味深い。奥州には17万騎の軍があるが、対鎌倉戦を見据えた時には実戦の経験もなく不安である。そこで、義経は三陸海岸を伝って津軽へ出て、優秀な騎馬軍団を求めて大陸に渡ったのではないか。そして奥州では泰衡が義経を襲撃したように見せかけて、関東に対して偽の首を送りつけたのではないだろうか、という想定を氏はされたのであった。〔著書〔『義経はどこへ消えた?北行説の謎に迫る』(PHP研究所)〕
 義経は、縦横無尽に日本国内を駆け回った人物である。京都の鞍馬で修行を積み、
元服して奥州へ向かう。兄の頼朝が挙兵するとすぐさま駆けつけ、平家を西海まで追いつめて滅ぼす。そして再び奥州へと逃避行。これほど国内を動き回った義経が、平泉で自害せずに北へ逃げ延びたのではないかと考えたくなるのもうなずける。判官びいきの心情がこれに拍車をかけ、人々の想像力をますます刺激する。英雄の栄光は短かった。けれども伝承や文学、芸能などの様々な世界において、義経は今なお自由自在に生きているともいえよう。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。
【写真上】菊池容斎(1781-1878)による『前賢故実 巻第八』に描かれている源 義経の人物画(国立国会図書館蔵)
【写真下】モンゴル帝国初代皇帝、チンギス・カンの肖像画(台湾・国立故宮博物院蔵)
0213 源平写真2

0130源平
 鎌倉では、審議が行われていた。6月に予定していた鶴岡八幡宮寺の塔供養を延期するべきかどうか、という議論である。頼朝は、義経の死によって穢れが生じたことを気にかけていた。それゆえ今は慎むべきであるとして、塔供養の延期を考える。しかし、着々と準備は進められていた。導師は既に鎌倉に下向しているし、後白河院から馬などの進物も賜っている。やはり予定通り行われることになった。心配なのは、これ以上の穢れが発生すること。だから頼朝は、鎌倉からの指示なく義経の首を持ってくることを禁じた。首を持参する使者はしばらく途中で逗留するようにと、奥州に通達する。
 義経死去の報を知らせるために京都へと遣わされていた使者が、鎌倉に戻ってきた。そうして後白河院の反応を伝える。「喜ばしいことだ。義経の滅亡によって国も平穏になるであろう。今後は弓矢を収めるように」との仰せがあったという。義経が亡くなった以上奥州を攻める理由はない、というわけだ。けれども頼朝に奥州を討つ心づもりは依然としてあり、舅の北条時政もこの時期、奥州征伐を祈念して伊豆の北条に願成就院を建立している。
 6月9日。鶴岡八幡宮寺で塔供養が行われた。頼朝自身は弟の義経が亡くなったということで近くまでは寄らずに、少し離れて儀式を見学した。13日。藤原泰衡の使者である新田冠者高平(高衡)が、奥州から義経の首を腰越浦に持参して、その経緯を述べた。腰越は、かつて頼朝の怒りに触れた義経が、鎌倉へ入ることを許されずに足止めをされた因縁の地である。ここで、和田義盛と梶原景時が首実検をする。黒い漆の櫃に納められて美酒に浸された首は、義経のものであると確認された。英雄の変わり果てた姿に人々は涙を流したという。藤沢の白旗神社(「白旗」とは源氏の持つ旗)には義経の首が葬られた地であるとの伝承が残り、付近には義経首洗い井戸の史跡も存する。暑いさなかにはるばる奥州からもたらされた首が、義経のものであると本当に判別できたのか――。今となっては真偽のほどはうかがえぬが、こうした疑問が、義経生存伝説を生み出す一因ともなっていくのである。
【写真】
白旗神社(藤沢市藤沢)付近の路地裏にある「源義経首洗井戸」と伝わる井戸
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0213 2面 トノックス
 神奈川県が推進する薄膜太陽電池普及拡大事業に参加している株式会社トノックス。同社の工場の屋根への太陽光パネル設置が完了を迎えようとしている。
 薄膜太陽電池は軽量で折り曲げられるなど設置可能な場所が多い一方、既存のパネルと比べて3〜4倍のコストがかかるなどから普及が進んでいなかった。普及拡大を目指す県では助成金を計上し設置に参加する事業者を募集。これに手を上げたのがトノックスだった。設置される太陽電池は、10kg/㎡まで軽量化が図られており、同社工場に補強工事なしで設置可能と、コストを抑えることに成功。同社は県からの補助金1億1900万円に加えて4億円を投じ、工場の屋根の8割程をカバーする電池(累計発電量1,000kw)を設置した。
 同社の担当者は「コストカットに繋がるのも大きな理由ではあるが、市内には工場も多く、同じように太陽電池を設置する先駆けになれれば」と期待を寄せている。設置完了後は近隣の小学校などに環境学習の場として提供するなども検討中という。
写真提供=トノックス

0213 2面 土地区画整理事業
 平成6年から進められてきた真田・北金目地区特定土地区画整理事業が今年の3月に完成することを受けて平塚市は6日、金目公民館で関係者らへ感謝状を贈呈した。
 同事業は昭和59年当時、小田急沿線開発の影響で無秩序な住居建造が進みつつあった真田・北金目地区を、自然と環境に配慮した住宅市街地として形成することを目的に始まった。当時平塚市では、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、当時は住宅・都市整備公団)に事業を要請、平成7年には同事業の審議会が、平成10年には同地区のまちづくり推進協議会が設立された。同機構はこれらの団体と協力のもと、総事業費約603億円をかけ、約68.6haの施行面積に総延長20kmを超える都市計画道路や生活道路、9カ所の公園・緑地などを整備した。
 式典では落合克宏平塚市長からUR都市機構の宮本保宏本部長へ、宮本本部長から各団体のメンバーらへと感謝状や記念品が贈られた。

0213 2面 蘇峰堂_2
 二宮町の徳富蘇峰記念館庭園で梅の花が咲きはじめている。八重早咲の1本は既に満開となっているが、他の梅はつぼみを大きく膨らませて今まさに咲かんとしているところ。同館の担当者によると今年は例年より少し遅めの2月中旬から20日ごろに見ごろを迎えるとみられるという。今年は特に梅園でのイベントなどの予定はないというが、ピーク時には1本の木に紅白入り交じった花を咲かせる「思いのまま」や、がくが鮮やかな緑色に染まる「緑萼梅」など、70本ほどの梅の老木が来園者の目を楽しませてくれる。
 毎年NHKの大河ドラマの内容にあわせて様々な企画展を開催している同館では現在、『花燃ゆ』の放映に合わせて特別展「吉田松陰とその大いなる系譜」展を開催中だ。吉田松陰は幕末の長州藩士(後に脱藩)で、その後の明治維新の立役者となる人物を多数輩出した松下村塾の主宰者。1859年に処刑された松陰と1863年生まれの蘇峰との間には手紙のやり取りなどの直接の関係はなかったが、明治26年に蘇峰が伝記『吉田松陰』を発刊したことから松蔭門下らとの交流関係があったという。展示物の中には吉田松陰直筆の「三余説」、松蔭が愛用した雅号印の印譜などに加え、伊藤博文、乃木希典、山県有朋などの書簡、蘇峰の著書『吉田松陰』の生原稿や勝海舟による同書の題字原本などが展示されている。なお、同館では同時に「日本画に描かれた花と植物コレクション展」も開催している。
0213 2面 蘇峰堂_1

0213 2面 ISO幼稚園_1
 平塚市は5日、私立平岡幼稚園(堀田利久園長)に対し、環境保全に自主的に取り組む姿勢を評価する「わかば環境ISO」の証書を交付した。同ISOは平成14年に導入された平塚市独自の制度で、これまでに全ての市立小中学校・幼稚園の48校(園)と私立幼稚園4園が参加。同園は2年振りの新規参加者になる。当日は落合克宏平塚市長、金子 誠教育長らが来園し、園児らには証書とメッセージカードが手渡された。
 同ISOに参加するための基準のうち、省資源・省エネなどの共通項目に加え、独自の取り組みとして敷地内でのビオトープ作りに力を入れている同園。6年ほど前に、日本生態系協会によるビオトープに関する講演を聴いたことをきっかけに、ものは試しと園から少し離れた研修センターでビオトープづくりを始めたという。当時は全くの未経験者だったという副園長の堀田佳之介さんは、現在では2級ビオトープ計画管理士、2級ビオトープ施工管理士などの資格を取得するほどで「すっかりビオトープづくりにのめり込んでいます」と笑う。最初は研修センターだけにあったビオトープだが、園児の父母らにも協力を仰ぎながら拡大していき、今では園庭にも2カ所の池を造成。整備を進めながら今までに観察できた生物は「正確にカウントしたわけじゃないがかなりの数」と堀田さんは話す。
 今後は「園内だけでなく、同じ地域や市内にある他のビオトープとのネットワーク化を考えていきたい」という堀田さん。来園した落合市長に対して「園内で見つかった生物の中には他の環境で生息し、たまたま園に来た種もいる。園内だけでなく、周辺との連携を取ることで本当の意味で自然を守ることができる。市としても後押ししてほしい」と訴えていた。
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平塚・大磯・二宮・中井の1市3町のロータリークラブによって構成される国際ロータリー第2780地区第8グループ(加藤 勇ガバナー補佐)は7日、読売新聞調査研究本部主任研究員の榊原智子さんを招いた講演会を市内ホテルで開催した。講演のテーマは「人口減社会への処方せん〜国と地域ができること〜」。全国的な人口減少を直視し、次世代を担う子どもや若者を育む環境づくりが大切、という内容に参加者らは真剣に耳を傾けていた。

0213 3面 ラスカ平塚
 湘南ステーションビル株式会社(栗田 勝代表取締役社長)は5日、先月11日に開催したニューイヤーコンサートの売上金の全額を平塚市文化振興基金に寄附した。今回の寄附金額は21万3000円で、累計額は2642万2728円にのぼる。歓談では日産車体跡地に作られるららぽーとの話題に。「生き残りをかけて考えていかないと」と話す鈴木條一取締役平塚店長に対し、落合克宏平塚市長は「中心街商店街も巻き込んでいきたい。市も応援していく」と応じていた。

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 平塚市の市民の花といえば「なでしこ」だが、特産の花といえば「バラ」である。市内での栽培は昭和30年代から始められ、その後同年代後半の技術革新により拡大、往時は「平塚は日本一のバラの産地」と呼ばれていたという。今日では生産のピークを過ぎた(平成18年の出荷本数「国内8位」という記録が最後。現在、全国統計はとられていない)ものの、未だ県内ではトップクラスの出荷数を誇る、堂々たる特産品。そんな華やかな資源を活かし、魅力化を図ろうと市内では今、バラによるまちづくりが進められている。
何がきっかけで、どの事業が始まりだった、というこれといった明確な事象があるわけではないが、市内では近年、バラを使った景観づくりが点在的に行われていた。例えば、住民ら有志による駅南口広場南側の花壇や八幡山の洋館の植え込み、通称パイロット線(県道606号)における企業の垣根、市内ホテルのローズガーデン、平塚バラ生産者団体が作成、寄付した総合公園の花壇などが挙げられる。また市内には関東でも屈指の品種数、株数を揃え、春と秋の年2回、ローズフェスティバルを開催する花菜ガーデンもある。これら「点」が今、「線」で繋げられようとしている。
協働事業で開花
 市は今年度、【平塚市の魅力アップ事業】のひとつとして「バラを始めとした花のまちづくり」を示しており、今月6日には駅北口広場と駅前大通り線交差点部に90株、つるバラ6株が植栽された。
 植栽式で落合市長が「(駅前に植栽することで)ここ平塚駅から八幡山の洋館、パイロットコーポレーション、総合公園、さらには花菜ガーデンへと続く『バラの通り道』が完成し、より多くの皆さんに平塚のバラの癒しと彩りを楽しんで頂けると思います」と述べたように、市では現在、点在するバラの鑑賞スポットを結び、「全体で『市内バラめぐり』のスポットに」といった想いがある。
 それが形になり始めたのは昨年1月のこと。元々の発想は、市が推進している「市民と行政による協働事業」の中から誕生した。
花のまちへ
 花咲く季節になるとバラが咲き、今では市民の憩いの場としてベンチで寝ている人も見かけるようになった駅南口広場。以前は噴水の人魚を横目に通り過ぎるだけであった場所も、昨年1月のバラ植栽、同4月~5月の改修により生まれ変わった。このバラを植えたのが、市と市民の協働事業の中で「バラを中心とする花によるまちづくり」を提案したグループに端を発する「平塚 花のまちづくりの会」(山田美智子代表)という団体だ。
 「本当は『防災のグループ』に入りたかった」という山田さんだが、今では「平塚を花のまちに」との夢がある。だからこそ協働事業の期間が終了した後もボランティア団体を組織し、人知れず広場の草むしりやバラの剪定、水やりなどに毎週汗を流している。ただ、「バラのまちとして特色づけるには1つの市民活動グループでは限界があると思います。今後はもっと、市民を始め、お店や企業など様々な関係者がアイディアを出し合って盛り上げていかないと」と現実も見る。さて、この協働事業から開花した平塚のバラ。この先、大輪を咲かせるか。
【写真トップ】
6日の植栽式で、バラの苗を植える市長と「平塚花まちづくりの会」の皆さん
【写真左から】
駅南口広場のバラ(2014年5月撮影)/総合公園のバラ(2014年5月撮影)

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 「話には聞いていましたが、湘南の練習はきつい。とにかくよく走る、ということもそうだけどボールを使ったトレーニングはまるで試合のような雰囲気。味方同士でバチバチやるので疲労が強いです」と言ったのは、今季浦和から加入した山田直輝。ただ、発した言葉とは裏腹に表情はなんとも清々しいもの。「こういう環境に自分の身を置きたいと思っていました。本当に充実しています」と続けた。初めての練習試合では、新加入選手は驚きを隠せなかったという。「切り替えが速くプレッシャーが厳しい。縦へ縦へとボールを入れ常にゴールを狙っている。相手に時間を与えない“ノータイムフットボール”だから練習から隙がないのも頷ける」と山田。しかし同時に驚いたのは既存の選手たち。「もちろん細かい部分は詰めなければいけないけど、新加入選手の適応能力はすごい。これからが楽しみ」と笑顔をのぞかせる。現在、チームはトルコでキャンプ中。「連携を深めることをとことん追及するキャンプにしたい」と意気込む選手の成長が楽しみだ。
TEXT:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)
【写真】ワクワクするようなプレーを見せる山田直輝

IMG_0057 今井 厚さん
中華 厚味 オーナー

子供の頃に食べた美味しいラーメン。それからの夢は“ラーメン職人”になる事でした。しかし、就いた職業は平塚市消防本部のレスキュー隊。非番の日は勿論の事、退職後も毎日、自我流でスープ作りに没頭。食材に凝れば凝る程、納得できる味が出せない日々でしたが、私の熱意を理解してくれたプロの指導を受け、念願の店を袖ケ浜にオープンしました。☎71-6231

 

 

0206 2面 イソホークス
 県立大磯高校SF研究部とNPO法人0463チャレンジセンターが共同制作した防災学習DVDが完成した。同法人は市外局番を同じくする平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町の自治体職員を中心に設立され、「30年後の“0463”地域に何を残せるのか」を合言葉に様々な活動をしている団体。今回制作されたDVDは同法人の湘南映像プロジェクトの一環として企画されたもので、3市2町の全小中学校に贈られる。先月28日には大磯町、29日には平塚市で2者から各教育委員会へのDVDの寄贈式が行われた。
 同法人の活動エリアである3市2町でも全国的な例に漏れず、近年大雨や台風による災害などが発生しており、また大地震や津波の可能性も予想されている。そういった背景から、同法人は子どもたちに災害から身を守る方法を知ってもらいたいと考え、啓発動画を作成することを決めた。子どもたちにより親しみを持ってもらおうと、同法人では動画の制作を同部に依頼。これを快諾した部員らは、夏休みを返上し映像を撮影、東海大学の学生や地域住民の協力を得ながら昨年秋頃にDVDを完成させた。
 制作されたDVDは、クイズ形式で災害時の行動について考える小学生向け作品と、大規模地震に遭遇するカップルを話の軸に据えたドラマ仕立ての中学生向け作品『キミの守り方』の2枚。『イソホークスと学ぼう』には、名前の通り同部のオリジナルヒーローで昨年誕生から30周年を迎えた「磯高戦隊イソホークス」が出演、彼らが災害時の行動について解説することで親しみを持てるようにつくられている。一方で『キミの守り方』では、ストーリー中の2人の行動や判断の中に有事の際の行動の指針となるような要素を盛り込んだ。平塚市教育委員会の金子 誠教育長は「ストーリーも秀逸でこの先どうなっちゃうの、と思わず引き込まれてしまう」と絶賛していた。
 今回のDVD制作を期に、湘南映像プロジェクトをより発展させたいとしている同法人。「具体的には決まっていないが、シティーセールス編とか、色々と企画できれば」と担当者は話しており、「NPOだからこそ行政区分を越えた活動ができる」と自信を見せる。なおDVDに収録されている動画はYouTubeでも公開されている。

0206 2面 ベルマーレ
 湘南ベルマーレは先月31日、福島ユナイテッドFCとの交流試合等を行うイベント「KIDS GUARD SHONAN フットボールフェスティバル2015」をShonan BMWスタジアム平塚で開催した。
 交流試合で湘南は、永木選手、古林選手、菊池選手、遠藤選手、三竿選手など昨季からの5人に加え、今季からの高山選手、藤田(祥)選手、山田選手、キム選手、アンドレバイア選手、イ選手という「新旧半々」のスターティングメンバーで挑んだ。結果は、前半に先制を許すも後半で追いつきドロー。また、試合後には猪狩佑貴選手(26)の引退セレモニーのほか、選手とサポーターの交流時間も設けられ、新ユニフォームなどのグッズ販売会やミニゲーム等が行われた。
 なお猪狩選手は平塚市立金目中学校の出身。スピーチでは「ここまでサッカーをやらせてくれた両親に感謝します」と目を潤ませた。その後両チーム選手に胴上げされ、選手人生の幕を閉じた。現在はクラブスタッフとしてフロント入りしている。
【写真】地元出身の猪狩選手

0206 2面 文化財
 平塚市消防本部は先月28日、毎年1月26日に定められている文化財防火デーに合わせた消防訓練を金剛頂寺(松岡晋嗣住職、岡崎3152)で実施した。
 文化財防火デーとは、文化財保護法制定の契機となった法隆寺金堂壁画の焼損が昭和24年1月26日に発生したことを受けて国により定められたもの。貴重な文化財を火災などから守るべく、全国で防火運動などが行われている。同市でも毎年、市内の寺院などで訓練が行われており、今年は住宅地密集地に位置し、消防車両が進入しづらい点などから同寺が訓練の舞台に選ばれた。訓練には寺院関係者や消防団も参加し、重要物の退避や初期消火などを練習した。
 また、現地には近隣の平岡幼稚園の園児ら250人程が見学に訪れた。はしご車のはしごが伸びる場面や放水の瞬間には一際大きな歓声が上がっていた。

0206 2面 振り込め詐欺表彰
 大磯警察署(加藤登志夫署長)は先月27日、振り込め詐欺を未然に防いだとして西濃運輸株式会社小田原支店の支店長・村主広己さんら2人に感謝状を贈呈した。
 一口に振り込め詐欺といっても現在は単純な「振り込み型」だけでなく、さまざま手口が用いられている。今回のケースもそういったパターンの1つで最近増加している「送付型」の詐欺だった。二宮町在住の女性宅に先月20日、債券購入名目での電話があり女性は現金350万円を用意した。一方、翌21日には運送会社に男性の声でこの女性宅への集荷依頼の電話があり、直後には女性本人からも集荷の依頼があった。担当者が訪問し伝票を確認すると品名欄が空欄。中身の確認に応じず、配送を急かすばかりだったことから不審に思った担当者が支店や警察と連携し、警察署に荷物を持ち込んだところ事件が発覚した。
 村主支店長らは「本来の仕事は輸送ではあるがお客様の財産を犯罪から守れてよかった」と口を揃えた。

0206 2面 武道始
 平塚警察署(綿引直也署長)は先月29日、新春恒例となっている武道始式を開催した。冒頭の挨拶で綿引署長は「市民の安心・安全を守る者として相応しい試合になることを期待している」と挨拶。出場者らも気合いの入った試合でそれに応えた。
 柔道・剣道の高点試合ではそれぞれに20人の選手が参加。選手紹介時こそ「婚活に勤しんでいる」や「愛車のクラウンを購入」などとプライベートを暴露され会場は笑いに包まれていたが、試合になると一転、迫力のある組み合わせの連続で来場者からは大きな歓声が上がっていた。柔道では地域第一課の竹内 潤巡査部長が、剣道では生活安全課の玉井宏明巡査部長が1位に輝いた。
 この他、空手演武では世界大会での優勝経験もある女流空手家の大澤美諭季四段がゲスト出演。逮捕術模範試合では警棒や短刀などを用いての華麗な技の数々が披露された。

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 口に含んだ瞬間、ふわっと広がる柑橘の爽やかさ。甘すぎず、一方でしっかりと「あんぱん」としての魅力も持ち合わせている「湘南みかんぱん」が人気を博している。先月21日に行われた逸品研究会のお披露目会に出品され、来場者投票で1位を獲得した同品。そんな「湘南みかんぱん」について製造元であるサンメッセしんわの三浦昌弘さんに話を聞いた。
 みかんぱんは昨年、NPO法人湘南スタイルとの話の中から生まれた商品だという。元々、湘南みかんに関するプロジェクトの一環でドレッシングやジュースなどを作っていたという同法人。三浦さんと「なにか一緒にやりたいよね」と話す中で「海老名のメロンパンに負けない様なみかんぱんを」と意気投合したという。最初は中にみかんクリームを包み、クッキー地を乗せたいわゆるメロンパン型のものもアイディアにはあったそうだが、製造者がサンメッセしんわの利用者なだけにあまりに複雑な工程は不向き。検討を重ねる中、製造も簡単なあんぱん型に決定し、中身の餡やパン生地に摘果みかんを練り込む現在の形に発展させていった。実はみかんぱんはサンメッセしんわ初の完全オリジナル商品。今までも季節毎の惣菜パンを作ってはいたが「チャレンジだった」と三浦さんは振り返る。
 こうしてでき上がったみかんぱん、逸品研究会の試食会ではその完成度に驚きの声が上がったという。お披露目会で逸品アドバイザーから評価された「皮はむかずに食べてネ」というキャッチコピーも顧客の心をつかんだ。現在、みかんぱんを手に入れることができるのは平塚市役所1Fロビーの福祉ショップ「ありがとう」と、毎週月曜日に開店する大門通りの桝屋店頭での移動販売車。その他にベルマーレのフードコートやサンサンマルシェなど、各種イベントでも購入できる。
 市内で確固たる地位を築きつつある湘南みかんぱん。次なる展望を尋ねると三浦さんは「いちごぱんを作ってみました」とニヤリ。小振りのイチゴ一粒を丸ごと包んだ同商品は、いわゆるイチゴ味とは一線を画した瑞々しさで、これもまた新たな逸品の誕生を予感させる。パン作りのノウハウにアイディアのエッセンスを加え創り出される新たなパンにも注目だ。

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 「囲碁のまち」として、市民大会やプロ棋士との交流イベント等で囲碁文化を振興し、まちづくりに役立てている地域が国内にはいくつかある。平塚市もそのうちのひとつで、囲碁との縁は「木谷道場」がすぐに想起されるであろうが、それ以外にも実はある。囲碁家元(本因坊、井上、安井、林)のひとつである井上家の第14代目で、江戸時代から明治時代にかけての近代、「鬼亀」の異名で知られる十四世井上大塚因碩(本名・大塚亀太郎)の生まれ育った地が豊田本郷村だったという点でも縁深い。そんな囲碁のまち ひらつかで、近年じわじわと広がりを見せているニュースポーツがある。その名も、「囲碁ボール」という。
囲碁ボールの発祥は、兵庫県にある”囲碁のまち”柏原町(現・丹波市)。ここでは、昔の殿様が囲碁勝負で領地争いを収めたという逸話が残されており、また、これにちなんで奉納された「日本一大きい石の大碁盤」のある神社もある。そんな囲碁に縁ある土地のまちおこしとして平成4年、同競技は発案された。
囲碁のまち ひらつかでも
このニュースポーツ(競技性を重視せず、体を動かし楽しむことを主とする新たなスポーツ)に注目したのが平塚市まちづくり財団(伊藤 裕理事長)のスポーツ事業課だ。これまでにも同財団では「湘南ひらつか囲碁まつり」を始めとする様々な事業により囲碁文化を振興してきたが、それらの担当は文化事業課である。スポーツ事業課では「文化事業だけでなく、スポーツの分野からも支援していきたい」と、平成25年から同競技普及の為の準備を進めてきた。そして事業として始まったのが昨年12月。今では市内の地区公民館25館のうち7館で体験講座等が定期開催されているほか、社会福祉施設等でも体験教室が開かれるようになり、徐々に参加者は増えてきているという。ではこの囲碁ボールとは、一体どんなものなのか。
囲碁ボールのルール
そのルールをごく簡潔に説明すれば、「ゲートボールのスティックとボールを使い、五目並べで勝負する」という競技だ。フィールドとなるのは縦5m・横2m、49個の目(凹み)があるオリジナルの「囲碁ボールマット」という人工マット。基本は1対1、2対2、3対3のいずれかの人数でプレーを行い、黒チーム白チームの各選手が交代で目に向かって球を打つ、という流れ。それぞれが10球を打ち終えた段階で「1局」となり、両チームで判定し勝敗を決める。
相手の球を弾くことで自分の球を置けたり、敢えて目に入れずに自分の球を守ったり……といったカーリング的な戦略も必要となり、囲碁とは異なる面白さもある同競技だが、実際にはどういった部分が人を惹きつけているのか。
楽しさが全て
「最初は何だかわからない競技ではあったと思いますが、今では皆さん、大いに笑いながらなさっています」と言うのは、普及を進めているスポーツ事業課の髙橋怜子さんだ。「年齢性別問わずみんなが同じフィールドで勝負できるという点も魅力のひとつです。体力があるからといって勝てるわけでもなく、子どもも大人に勝てる。そして何よりも必然的にコミュニケーションを取ることになるので、最初はお互いを知らなくても最後は笑っていられるんです。とにかく楽しいスポーツなんですね」
囲碁ボールが徐々に広がりを見せている理由はそこにある。マットを広げれば、自ずと人が集まる楽しい場がつくられるのである。
なお同課では先月、競技内容やルールを知ってもらう為のPR用DVDが完成したとして各公共施設、希望する市民団体への配布を開始した。出演、ナレーションなど全て職員による手作りのもので、わかりやすく解説がなされている。DVDの配布を希望する団体は同課☎35-0102へ、体験講座の問い合わせは各地区公民館へ問い合わせを。
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0130 7面 コネクト
変われるんだよ、と伝えたい
障がい者の国体で2つの金メダルを受賞
二宮町在住の相原みどりさん

 いわれのない暴力を45歳の時に受け、脳内出血で意識不明、右半身麻痺の体となった。当時は恐怖で鬱になり、声も失った。今はリハビリで何とか話せるようになったが、手足が痺れている状態は変わらず、常に痛い。涙も自然にぽろぽろと落ちてくる。それでも、「日本一」の栄冠を手にすることができた。今はその喜びと自信を糧に、若い世代の子たちを勇気づけていきたい──。

 その日本一という称号を、昨年11月に長崎県で開催された全国障害者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」で2つ勝ち取ったのが、二宮町在住の相原みどりさん(53)だ。同大会は、国民体育大会終了後に同じ開催地で行われるもので、言わば「障がい者の国体」。昨年は「2014長崎がんばらんば国体」に合わせて開催され、相原さんは県代表チームの1人として出場し「車椅子50m(女子)」と「ソフトボール投(女子)」の種目においてそれぞれ33秒59、6m74cmという記録で1位に輝き、金メダルを受賞した。だが元々、運動が得意だったわけではない。学校の部活は演劇部で裏方だったし、相原さん自ら「運動音痴」と言うほどスポーツは苦手な方だった。
 自分が変わるきっかけとなったのは50歳の時のこと。二宮町身体障害者福祉協会の前会長に誘われ、同協会へ入った。最初はリハビリのつもりで、会の仲間とカラオケに行く程度だった。もちろん上手くは歌うことはできない。だが歌詞を目で追うことで目の運動になり、頑張って歌おうとすることで声が出るようになった。そしてそのうちに、人と話せるようになっていった。そんな中、障がい者を対象とする陸上の県大会に出場しないかとオファーがあった。前向きな気持ちではなかったが、前会長から「とにかく出れば良いのよ」と背中を押され、2012年5月の大会で初めて50mに出場した。練習など全くしなかった。だが、出てみたら大会新記録の金メダル。その流れで翌年の大会にも出場し、50mに加えソフトボール投にも挑戦した。練習はしなかった。だが50mは2度目の金。ソフトボール投げも、初の金。本来右利きだが、右半身麻痺のため左手で投げたにも関わらず、だ。そして昨年の県大会でも両種目1位となったことで県代表のお呼びがかかり、全国大会に出場した。

 「びっくりした」。それが自分の素直な気持ちだった。少しのきっかけで、そして短い期間で、前向きになれた。人生が変わった。行動を起こせば、何かが変わる。そんな想いを、障がいを持っている多くの人たちに伝えていきたい。だから今では協会の活動にも生きがいを見出し、町の福祉活動などにも積極的に参加する。そしてこれからは自分と同じように悩んだり、鬱になってしまっている若い世代へ希望を与えていきたい。今なら自信を持って言える。「変われるんだよ」と。

【写真】
2つの金メダルを持つユニフォーム姿の相原さん

緑と青0130
 現在湘南ベルマーレには、かつて選手として活躍し、現役引退後にフロント入りしたスタッフが3名いる。営業本部長の坂本紘司、テクニカルディレクター(強化責任者)の田村雄三、そして今年から事業部に配属された猪狩佑貴である。猪狩は平塚市出身で幼い頃から平塚競技場のゴール裏でベルマーレを応援して育った。中学から育成組織で育ち高校卒業後に晴れてプロとなり、8年間プレーした。生粋のベルマーレ育ちで全身からベルマーレ愛を感じるような男である。現在は地域とクラブを結ぶホームタウン活動や様々なイベントを担当し飛び回る毎日だ。ベルマーレには「選手であった人間がクラブの中核を担っていくべき」という考えがある。社会人としては、まだまだ成長しなければいけない。しかしパソコンのスキルより企画書づくりより、もっと大切なものがある。クラブへの愛情と「より良くしたい」という情熱。ここは絶対に負けていないという気持ちで、日々を駆け抜けている。

テキスト:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

私は今0130 鈴木 隆之さん
歩整体院 院長

整体の仕事を始めて12年目に入ります。色々な場所・店で経験を積み、昨年11月に八重咲町に歩整体院を開業いたしました。将棋が好きで「将棋は歩から」の格言からこの店名を付けました。ゆったりとした落ち着いた空間で地元平塚の皆様の健康増進のお手伝いをしていきたいと頑張っておりますので、お気軽にお声がけください。☎71-6848

 落合克宏平塚市長は22日、今年の4月に実施される任期満了に伴う市長選(告示日は4/19、投票日は4/26)に出馬を表明するとして、記者会見を行った。
 落合市長は1期目のマニフェストの外部評価が実現率85.1%であったことを受け、「私としては合格点とは捉えておりません。まだ達成できていない政策を継続、加速させ、市民の皆さんにより満足してもらえるまちづくりを進める必要があると強く感じています」と立候補への決意を語った。そして大きなテーマとして「選ばれるまちになるために、そして住み続けるまちへ」を掲げるとし、2期目の課題として「子育て支援や教育環境の充実」「高齢者・障がい者福祉の推進」「地域経済の活性化」「安心・安全なまちづくり」「シティプロモーションの推進」という5つのテーマを挙げ、「4年間、市長として市民の皆さんと膝を交えて話し合い、皆さんの思いを受け止め、真摯にまちづくりを進めてまいりました。今の子供達が暮らす未来の平塚のために、持続可能で選ばれるまちになるために、引き続きこのまちの舵取りをさせて頂きたい」と強く訴えた。なお現時点(27日現在)で、市長選に立候補する「対抗馬」は出ていない。

0130 2面 三十路式
 成人式から10年という節目に合わせて企画されこの地域で産声を上げた「三十路式」の、今回で第3回目となる今年度のイベントが27日、大磯プリンスホテルで開催された。対象者は平塚、大磯、二宮、中井の小中学校、高校に在籍したことがあり今年度で30歳を迎える人で、今年は昨年と同程度の約600人が参加。会場では各中学校での記念撮影や芸人による余興などが行われた。
 また会場には来賓として、企画を発案した第1回実行委員の平塚市議会・数田俊樹議員が出席し「次の世代、次の世代へと確実に継続されていて大変喜ばしいことです」と挨拶。「これまでの三十路式では、再会をきっかけに結婚したカップルもいます。ぜひ皆さんも生まれ育った地元に住んで生活を営み、愛すべきふるさとを元気にしてください。また、地元を離れてしまった人でも今は『ふるさと納税』という制度がありまして……」と、再会で盛大に沸く会場に対し、地域活性を訴えていた。

0130 2面 逸品
 平塚市を中心とした近隣の市町の店主らが「店に買いに来てもらえる自慢の逸品」を開発しようと集まった「平塚逸品研究会」(中島義貴会長)は22日、5回目となる逸品お披露目会を平塚商工会議所で開催した。
 発表された逸品は全部で32点。前回に引き続き一般市民向けに公開され、250人程の来場者が訪れた。当日は来場者による投票も行われ、フード部門は「サンメッセしんわ」の「湘南みかんぱん」、ノンフード部門は「いつか珈琲屋」の「コーヒーをめぐる冒険ツアー」が1位に選ばれた。中島会長は活動について「研究会ではお客さんや友人が言わないような厳しい意見を言われることもある。それにより異業種同士でも切磋琢磨できるのが面白い」と話している。
 同会ではこれらの逸品を紹介する冊子を市内各地で配布するとともに、掲載店舗を回ると逸品のお店で使える商品券などがあたるスタンプラリーを開催中だ。詳細は同商議所産業支援課☎22-2511まで。 

0130 2面 ベルマーレ表敬訪問
 今季からJ1の舞台で闘う湘南ベルマーレは、日頃支援を受けている感謝の意と開幕へ向けた意気込みを伝えるため、ホームタウン7市3町への表敬訪問を行った。
 平塚市には眞壁 潔会長、曺 貴裁監督、永木亮太選手、遠藤 航選手、坂本紘司営業本部長が23日に訪問した(同日二宮町には大槻周平選手、石川俊輝選手らが訪問。大磯町は菊池大介選手、白井康介選手、広瀬健太選手らが29日に訪問)。
 開幕戦を迎えるにあたり落合克宏市長から選手の調子について尋ねられた曺監督は「悪くはないと思います」との評価を伝え、市長は「私も応援に行きたいと思います。私が観に行くと大体勝つんですよ」と勝ち男をPR。そのほか歓談では、昨年行われた祝勝パレードの話題も上がり「実はパレード車が足りず、1台は島村選手の持ち出しだった」など思い出話にも花が咲いていた。
 開幕戦は3/7(土)19時から。Shonan BMWスタジアム平塚で開催される。

0130 2面 BMW
 平塚市と、Shonan BMWスタジアム平塚(平塚競技場)のネーミングライツを取得している株式会社モトーレン東洋(本社・横浜市港北区、三堀重治代表取締役社長)は20日、更新契約を締結し、翌21日に同競技場で記者会見を行った。
 契約期間は今年の3月1日から平成31年2月28日までの4年間で、現在命名されている「Shonan BMW~」の愛称も継続して使用されることとなった。会見には落合克宏市長と同社の北野 俊オーナーが出席。新型車「i8」などスタジアムに並べられた5台のBMWを前に固い握手を交わし、記念撮影が行われた。
 なお今回の契約金額は、年額1,500万円の4年間で総額6,000万円。前回の契約は、年額2,000万1円の3年間で総額6,000万3円だった。

 今期で18期を迎えるドコモ女流棋聖戦(日本棋院主催)が22日、平塚市内のホテルサン・ライフガーデンで開催された。同タイトルは平成10年から始まった女流棋士戦で、2期以降は平塚が毎年3番勝負の初戦の舞台となっている。
 昨年の覇者、謝 依旻女流棋聖に挑んだのは小西和子八段。過去の対戦では謝女流棋聖の3勝1敗という成績だった。序盤こそどちらが優位ともいえない展開だったが、中盤に謝女流棋聖がペースをつかむと一気に押し切り136手で中押し勝ちを収めタイトル防衛に前進した。第2局は東京の日本棋院で、第3戦も同所で行われる予定だ。
 当日、同ホテルのチャペル、ビクトリア湘南では小林 覚9段と稲葉禄子アマ6段による大盤解説会が行われ、100人以上が対局を観戦。勝負所となる手では会場からどよめきが起こる場面も見られた。
0130 2面 ドコモ杯_1
0130 2面 ドコモ杯_2

1面写真
 湘南地域の公共施設やカフェなどを「教室」とし、様々な分野の著名人らが「講師」となる新しいスタイルの学校、「湘南国立大学校」が開校した。名前こそ「学校」ではあるが、そもそも「湘南国」という国があるわけではなく、法で認められた「学校」ではない。あくまで発起人であり、同校の校長に就任した二宮町在住のジャーナリスト和多田進さん流のユーモアの1つだ。コンセプトとなるのは「大人の学び舎」。決められた単位もテストも進級もない、和多田さんの描く学校の姿とは。
 同校は、アートやサブカルチャー、さらには社会問題など様々な事柄をを学ぶ市民講座の集合体に「学校」という冠をつけたものだ。和多田さんは「小田原から藤沢ぐらい、相模湾沿いの一帯を『湘南国』に見立てて学校をやってみるゴッコ遊び」と笑う。とはいえ講師ひとつとってみても、作家の町田 康さん、女優の斉藤とも子さん、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の元副代表・蓮池 透さんなどいずれも第一線で活躍するアーティスト、文化人などが並ぶ。いずれも和多田さんの人脈で講師を快諾してくれたという。また、校章【=写真右下】を制作したのは雑誌「暮らしの手帖」の表紙などで知られる牧野伊三夫さん。牧野さん自身が講師を務める講座も予定されている。
遊びの中に
 「ゴッコ遊び」と言いながらももちろん適当、いい加減にやろうというわけではなく、目指すものがないわけでもない。「大人の学び舎」というコンセプトには、講義を受け自分たちの視界を広げることで、もしかしたら今日までとは違う人生を生み出せるかもしれない、という期待が込められている。大学のように専門分野での造詣を深めるというよりは、枠に捉われない様々な講義を行う中で、生徒それぞれが新しい発見をするきっかけづくりになれば、そしてそこから新しいカルチャーや動きが生まれれば、というスタンスだ。和多田さんも「だから面白いな、と思えることがあれば何でもやりたい」と意欲を見せる。
利益はなくとも
 24日には初めての授業が大磯町のカフェ「magnet」で行われ、20人近い「学生」が集まった。これら講義の受講費は1回につき1,000円から3,000円程度。会場費や雑費などで消えてしまう程度の額だが、儲けよりも湘南エリアで新しいムーブメントが生まれる可能性が和多田さんの原動力だ。大磯町では和多田さんの想いに共感し、会場貸しや後援などをしていくことを決めた。この先も興味深い講義が目白押しの同校。詳細なスケジュールはホームページ【http://shonankoku.jp/】で確認できる。受講に関する詳細な問い合わせ、申し込みはメール【info@shonankoku.jp】または電話【080-9083-3095/070-5078-6678】で受け付けている。
次回講義
めぐりのいい体のすすめ&ツボ体験(ささない鍼)
講師:柳本真弓さん
日時:2月1日(日)13時30分〜
会場:magnet(大磯町大磯1130-2F)
受講費:前売り1,500円/当日2,000円

0123 緑と青の風
今季、浦和レッズより元日本代表の坪井慶介が加入した。経験豊富な35歳は、プレーはもちろんのことその人柄でも多くの人を魅了している。「36歳になる年ですけど、また新しいことに臨んでいけることへの期待感でいっぱいです。曺監督がミーティングで言っていたけど、人は何歳になっても成長できるという想いを、自分自身がしっかり持って臨みたい」と坪井。監督は「人間は死の瞬間まで成長できる生物である」という言葉を引用し、始動日に選手たちに熱く語りかけた。「オファーをもらった時にも“お前はまだ成長できる”という言葉をかけてもらった。なかなかこの年になってそう言ってもらえることはないので、自分は曺さんのもとでやるべきだと思った」と明かす。「12年ぶりの新入団(笑)。攻守の切り替えがはやくて、非常に一体感があるチームの中で、若い選手からまだまだ吸収していきたい」と謙虚に語る坪井の、今季に懸ける覚悟をぜひピッチ上から感じてほしい。

TEXT:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】記者会見で決意を語る坪井慶介選手

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さて、弁慶が千振の太刀を集めていたという話。義経が父義朝の孝養のために平家千人斬りを行っており、それを聞きつけた弁慶が五条の橋にやってきたのだという伝えもある(『橋弁慶』など)。ともあれそうした経緯で義経の従者になり、献身的に仕えた弁慶も、とうとう平泉で果てた。『吾妻鏡』によると、義経は衣川館の持仏堂に入り、まず妻と4歳の娘を殺してから自害した。31歳だったという。
今回も『義経記』を中心にみていこう。瀕死の義経は最後の力を振り絞って手を伸ばし、妻子を抱えこむような形で息絶えた――。そうして、彼らの死を見届けた十郎権頭(ごんのかみ)兼房という老武者が、一人で敵に立ち向かっていく。兼房は、『義経記』のなかで義経の妻(北の方)の乳人(めのと・守り役)として描かれる人物である。実際には義経の正妻というのは河越重頼の娘であったのだが、この物語では義経の妻は久我大臣(こがのおおい)の娘(姫)という設定で語られる。孤軍奮闘した兼房の壮絶な最期は物語中で胸を打つ場面だ。敵将である長崎太郎を斬りつけ、そしてまた兄を討たせまいとして向かってきた次郎をつかんで馬から引きずりおろす兼房。次郎を脇に挟み込み、道連れにして燃え盛る火のなか目がけて飛び込んでいく。兼房にがっちりと捕らえられた次郎には、老いた武士に対しての油断があったのかもしれない。恩賞をもらえることを期待して戦いを挑んだはずが、かえって炎のなかに連れ込まれる事態となってしまった。
この兼房の勇壮ぶりに思いを馳せて後の世に句を詠んだのが、松尾芭蕉に随行していた河合曾良である。「卯の花に兼房見ゆる白毛(しらが)かな」。白い卯の花に兼房を偲ぶ。ちなみに芭蕉は、この平泉の地で滅びた義経らを思いやり「夏草や兵どもが夢の跡」という句を残している。『奥の細道』に記される逸話である。
さて、5月。奥州の藤原泰衡からの使者が鎌倉に到着した。義経を誅殺したこと、その義経の首を追って進上することなどを報告する。鎌倉では翌月に鶴岡八幡宮寺の塔供養を予定していた。義経の死によって穢れが生じたことを、頼朝は気にした。
【写真】
曾良の句碑がすぐそばに建つ「卯の花清水」(岩手県西磐井郡平泉町平泉)。かつてここでは水が湧いており、いつしかそのように呼ばれるようになったという
写真提供=両磐地区広域市町村圏協議会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0123 2面 広報
 平塚市は平成26年神奈川県広報コンクールにおいて映像で最優秀賞、広報誌・市部で佳作、広報写真・組み写真の部で優秀賞と3部門での入選を果たした。同市は一昨年の広報写真・一枚写真の部、昨年の広報誌・市部でも最優秀賞に選ばれており部門は違うものの3年連続での受賞となる。
 今回、同市が最優秀賞に選ばれた作品は「大学生がつくる平塚市のCM」(https://www.youtube.com/watch?v=ss_lCbqESj0)。東海大学文学部広報メディア学科の学生6人が平塚の魅力をアピールする30秒のCMを制作する過程を追ったもので、学生らが企画や編集をする様子、市内各地を回り試行錯誤する姿を収めている。同コンクールは市町村の広報活動の向上を目指し、昭和30年から県が主催しているものだ。
 最優秀賞に選ばれたことで平成27年全国広報コンクールへ推薦される同作品。過去2回で最優秀賞に選ばれた作品は、いずれも全国での入選も果たしており、3年連続の全国入選にも期待がかかる。

 平塚市では現在、「平塚市いじめ防止基本方針」の素案に対するパブリックコメントを実施している。実施期間は2/13(金)までで、2月末頃の策定を目指す。
 今回の公募は、平成25年9月に施行されたいじめ防止対策推進法により、地方公共団体に対していじめ防止基本方針の策定に努めることが規定されたことを受けて行われているもの。いじめを未然に防ぐことを目的とした内容は、国や県が出した基本方針を踏襲するものになっているが、中学校区サポートチーム委員会など、市が独自に取り組んできた事業についても盛り込まれた。担当者は「法が施行されることで単純にいじめが減るわけではない。基本方針も策定することがゴールではなく、学校、家庭、地域などが共に考え、いじめを撲滅するスタートラインとしたい」としている。
 素案は公民館などの公共施設のほか、市のHP(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/sidou/ijime.html)で閲覧可能。意見は持参の他、FAX(0463-36-5488)、電子メール(k-shidou@city.hiratsuka.kanagawa.jp)、郵送(〒254-0051平塚市豊原町2-21 教育委員会教育指導課)で受け付けている。

0123 2面 囲碁
 神奈川大学が今年度から開講している囲碁を用いた授業の一環で16日、平塚市土屋地区の囲碁愛好家らと授業を履修する神大生がペア囲碁を打ち交流を図った。
 当日の授業は学生代表と愛好家がペアを組み対局する一方、他の学生が講師である日本棋院の青木紳一九段の大盤解説を聞くという形式で行われた。時間の都合上、打掛での終了となったが、まだ初心者の学生の打ち筋を愛好家らが上手くフォローしながら進んだ対局に青木九段も「よくできた名局でしたね」と笑顔を見せた。愛好家らも「楽しかった。続ければもっと強くなる。またやりたいね」と顔を綻ばせた。
 同授業は前期の履修者が25人だったのに対し、後期は80人が履修するなど、じわじわと人気を博してきた。同大の担当者も「今年度は1年生だけだった枠を次年度からは1、2年生に拡大する。地域の文化に親しみ、学内外で交流するきっかけになれば」と更なる発展に期待を寄せている。

0123 2面 東川篤哉
 平塚を舞台にミステリーが繰り広げられる推理小説『ライオンの棲む街~平塚おんな探偵の事件簿1~』(祥伝社)の作者・東川篤哉さんを招いた講演会が17日、市民センターで行われた。
 会場では湘南ケーブルテレビ局アナウンサーの村上実樹さんをMCにトークが進められ、作家になるまでの話や作品の誕生秘話などが語られた。そのほか来場者参加型の質問コーナーも設けられ、市民との交流がはかられるなど盛り上がりを見せた。
 また、たまたま来場していた前市長の大藏律子さんも突然登壇を求められサプライズで登場。東川さんに対し、即興でユーモアを交え平塚市を宣伝するなど会場の盛り上げに一役買っていた。「自然に恵まれた素晴らしいまちでもあり、ミステリーの題材にも溢れたまちでもある。ぜひ平塚の名を世間に出していってほしい」といった積極的なPRを受け、東川さんも「何とか力になれればと思っております」と会場を沸かせていた。なお同作品の続編にあたる新刊は、今年の6月に発売される予定という。

0123 2面 カルタ大会_1
 港地区青少年を守る会(山口恵信会長)は18日、郷土愛を育むことと青少年健全育成を目的とした郷土いろはカルタ大会を市立港小学校で開催した。同大会は今年で36回目を迎えるもので、今年は250人程の小学生らが参加。34人の中学生を含む100人以上のスタッフが運営に携わった。
 同大会は36年の長きにわたり途切れることなく続いており、山口会長は「全国の郷土いろはカルタ大会の中でも継続しているのは港地区だけと聞いている」と話している。第1回大会が開催された当時は市販のカルタを使用していたが、現在使われているのは33年前に地域住民が読み札を考え、港小児童が取り札に絵を描いたオリジナルのもの。カルタは「いせいいい せりのとび交う 魚市場」や「札の辻 須賀千軒の 高札場」といった具合に港地区の歴史や文化を色濃く反映したもので、山口会長も「子どもたちに地域のことをより深く知ってもらえたら」と力を込める。
 大会に参加した児童らは真剣かつにこやかにカルタを取り合い、学年毎の優勝、準優勝者にはメダルと賞状が、決勝進出者には敢闘賞が贈られた。中には小学1年生から6年生まで毎年参加するような子どももいるという。「その子どもたちが中学生になってボランティアとして協力してもらって、できれば大人になってその子どもたちがカルタ大会に参加して……」と山口会長。加えて「港地区は何かをやるときに地域の人が集まって協力してくれる。そういった地域の良さを大人にも知ってほしいし、それを子どもたちが受け継いでこの先10年20年と続くものになってほしい、そうしていきたいと思う」と笑顔を見せた。

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 湘南ベルマーレは19日、2015シーズンのチームコンセプトや新加入選手、新ユニフォーム等を紹介する「新体制発表会見」を市内ホテルで開催した。会見には眞壁 潔会長、大倉 智社長、曺 貴裁監督、12人の新加入選手が出席。3月から始まる新たなるステージへ向け、それぞれが目標や意気込みなどを語った。
 湘南のサッカーはJ1で通用するのか、湘南の選手はJ1で通用するのか──。「その疑問に答えるため、今シーズンを迎えます」と眞壁会長は挨拶を始め、「1年間、ワクワクするようなベルマーレを届けたいと思います」と展望を語った。また、大倉社長から発表された今季のチームスローガンは「証明 SHOW THE STYLE」という言葉だった。
旅行ではなく、住む
 「ベルマーレ平塚」時代も含め、同クラブ史上最長の指揮年数となる4年目の曺監督は「今年は証明する年です。湘南スタイルがJ1でどうなるのか、注目をされているのは何となくわかります。ただ、我々はJ1に旅行に行くわけではない。J1に住みに行こうと思っている」と持論を展開。また現代サッカーについて「攻撃と守備もやらなきゃいけないことを確実にやるというのが今の『トータルフットボール』」とし、「二兎を追うものは一兎をも得ずではなく、我々もやっぱり二兎を追っていかなきゃいけない。だから選手たちにはメンタルも技術も戦術も『全て』を上げられるような働きかけをしていきたい」と育成方針も語っていた。
今年も「縦の攻め」
 そして会場では新たなユニフォームもお披露目された。ブランドは昨年と同様PENALTY製のもの。デザインコンセプトには今年も湘南ベルマーレの象徴である「積極的な縦の攻め」が採用され、ボディのセンターには縦方向のグラデーションラインが配置された。なお、ユニフォームスポンサーには株式会社エナリス(胸)、学校法人産業能率大学(背中)、株式会社トライテラス(袖)、横浜ゴム株式会社(パンツ)が決定している。
 また、今年からエンブレム上部には昨季の「J2優勝」を表す「星」も追加され、これで星は都合3つとなった。その「星」の実力は今年、J1でどこまで通用するか。まずは最初の「証明」となる開幕戦。3月7日、ホーム平塚で浦和レッズを迎え撃つ。
【写真下】
2015シーズンのユニフォーム(1st)
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0116うちのコ 毎日ご機嫌ニンマリ笑顔♪
ナポリ さん
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0116 緑と青
 13日、いよいよ新チームが始動した。新加入選手を12名加えた総勢27名が馬入に集まった。就任4年目となる曺貴裁監督は、真剣な眼差しで見つめる選手たちに、まず「ここに集まってくれて本当にありがとう」と感謝の言葉を伝えた。そして、J1で戦う今季に向けて、熱を込めてこう語った。「今年はNEXT STEPだ。我々がJ1で戦えることを証明しょう。このサッカーを通用させるんだという強い気概が必要。昨年のことはいい意味で忘れて、今年は新しい歴史を作る年。常識を打ち破るということに価値があるぞ」。多くの人が「J2を独走した、あの湘南スタイルはJ1で通用するのか」と注目をしている。監督はオフ中の選手補強への手応えと共に、「湘南のサッカーで日本のスタンダードに新しい風を吹き込むぞ。それができる選手が揃っている」と語る。次のステップへ。選手個々、チーム、そしてクラブ全体がもう一段階、上へ。湘南ベルマーレのNEXT STEPは始まっている。

TEXT:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】始動日、馬入グラウンドを走る選手たち

0116 源平
 弁慶は夜な夜な洛中で他人の太刀を奪い取る。千振を目標としたのは、奥州の秀衡が名馬千疋(びき)を集めたように、千揃えてこそ宝というものだと考えていたからである。京の人々は噂をする。「3mほどもある天狗が、人の太刀を強奪するらしい」――。集まった太刀は、999になった。あと、1振だ。「どうか、この私に立派な太刀をお与えください」。夜、五条天神に祈りを捧げる弁慶。参詣者の中に太刀を持った人物がいないかと、探す。
 明け方になり、歩いていると笛の音が聞こえてきた。見ると、小柄な男。見事な太刀を携えているではないか。弁慶は思う。「このような小男なら、恐れをなしてすぐに太刀を差し出すだろう。渡さなければ、力ずくで奪うまでのこと」。そうして、太刀を出すようにと脅すが、「欲しければ、取ってみよ」との返事。飛びかかる弁慶の、大きく振った太刀の切先(きっさき)が土塀に突き刺さる。それを抜こうとした弁慶の胸を男が踏みつけたため太刀が手から離れた。男はすかさずそれを拾い、3m近くある土塀の上にゆらりと飛び乗る。「こうした愚か者がいることは聞いていた。今後はこのような狼藉をするな。太刀をいただいていこうとも思うが、太刀欲しさに取りあげたと思われるのも困るのでやめておく」。男は太刀を弁慶に投げ遣る。弁慶は狙っていた、男が土塀から飛び降りる瞬間を。その時に斬ってやる。男が飛んだ。太刀を振りかざして駆け寄る弁慶。ところが驚いたことに、男は地上90cmほどを残して再び空中にひらりと舞い上がり、塀の上へと引き返した……地に降り立つことなく。
 義経と弁慶が決闘をした場としては五条の橋が有名であり、そこには義経と弁慶の像がある。『義経記』では、先述のように五条天神付近、さらに清水坂や清水寺でも対決が行われたと語られる。結果的に敗れた弁慶は、義経の家来となることを約束し、その契りは死ぬまで続いた。ちなみに当時の五条の橋は、今は松原橋といわれるところで、松原通、清水坂を経て清水寺へと至る道である。清水寺には鉄の錫杖(しゃくじょう)や鉄の高下駄、足跡、爪痕などが、「弁慶の」と冠して今に伝えられる。それは、剛勇の弁慶が人々に愛され続けてきた証拠でもある。
【写真】弁慶と牛若丸の闘いを描いた一勇斎(歌川)国芳による錦絵『義経一代記 五条ノ橋之図』
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

『セーラー服と機関銃』(1981年/日本)
監督:相米慎二 脚本:田中陽造
出演:薬師丸ひろ子/渡瀬恒彦/柄本明/風祭ゆき/三國連太郎 他
KADOKAWAより4Kデジタルスキャニング版Blu-ray発売中。
昨年の紅白に薬師丸ひろ子が初出場した。一昨年の『あまちゃん』コーナーでゲスト出演していたが、薬師丸本人としては初だという。この映画の主題歌を披露するかと思いきや、「Woman~Wの悲劇~」であった。五十歳を迎えて、さすがにセーラー服は憚られたのか。公開当時、いまはなき地元の東映紅谷座で立ち見で観た記憶が蘇る。女子高生がある日、突然、やくざの組長を襲名することになって巻き起こる悲喜劇と思春期の戸惑いを描いた青春映画。映画でしか会えないアイドルだった彼女をテレビで見る機会といえば、映画のキャンペーンで歌番組に出演する時のみであった。角川映画、正確には、角川春樹製作の一連の作品は、薬師丸に、原田知世、渡辺典子をくわえた角川3人娘の人気と共に、当時の映画界に一大ブームを巻き起こした。懐かしくて、4Kデジタルスキャニング版Blu-rayで観直した本編は、圧倒的な高画質で当時の記憶を昨日のことのようにまざまざと呼び覚ましてくれた。同世代は、自分へのお年玉に。 0116 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0116 2面 UFJ強盗訓練
 三菱UFJ信託銀行平塚支店は9日、平塚警察署の協力のもと、強盗犯を想定した対応訓練を行った。
 訓練は営業時間中に拳銃を持った男が強盗に立ち入った想定で実施。「動くな! カネ出せコラ!」と発砲しながらカウンターを乗り越えてくる犯人役警官の迫真の演技に行員らは悲鳴を上げていた。訓練後の講評では犯人役を務めた生活安全課秋山 剛警部補からの「ワナ」もネタばらし。強盗犯の多くが下見に訪れることから「私も実は前日、下見に来ました。(犯行時と)同じ格好で。気づいてましたか」との問いかけに行員らからは驚きの声が聞かれた。
 また、ハンカチを落とし遺留品を適切に取り扱えるかもチェック。訓練という油断か、強盗が去った安心感からか素手で触ってしまった行員に「そうすると警察犬もあなたが犯人だと思ってしまいますよ」と指導していた。

成人式
 平塚市、大磯町、二宮町の1市2町で12日、成人式が開催され、合わせて3,171人(対象者数)の新成人が大人の仲間入りを果たした。
 テーマを「夢」とした平塚市の成人式で落合克宏平塚市長は「夢を持つ事の大切さ」を新成人らに語りかけた。また、昨年好評を得たミス・ミスターコンテストを今年も開催。事前のネット投票や当日の来場者投票を経て、ミス新成人には深瀬詩乃さんが、ミスター新成人には杉山広明さんが選ばれた。同市の新成人は2,595人で、中学校別に設けられたテーブルの周りでは尽きることなく談笑の輪が広がっていた。来場者には記念品として平塚市成人式オリジナルの焼き印が入った都まんじゅうが配布された。
 同様に大磯町では302人、二宮町では274人が新成人の対象となり、門出の時に気持ちを新たにしていた。

0116 2面 匠店舗一覧0116 2面 匠店舗一覧
 新規事業として、平塚市が平塚商工会議所と共催で実施する「匠の店認定事業」における今年度の認定9店舗(下記掲載)が7日、発表された。
 同事業は、市内の魅力的な個店を増加させ、市の活性化に繋げることを目的に、伝統的な技や卓越した技術等により自店(自社)ならではの製品の販売、サービスを提供する市内の店舗(企業)を「匠の店」として認定するもの。県内における同様の認定事業としては、川崎市で実施されている「個人」を認定する「かわさきマイスター」などがあるが、平塚市では継続性を持たせる為に「店舗」を認定する制度にしたという。10店舗から応募があった今年度の審査は、中小企業診断士ら5人の審査員により先月実施され、技術・技能に関する評価、市内の商業振興への貢献、今後の活動方針などの審査基準に基づいて認定された。
 市では今後、匠の店を巡る「観光ツアー」や匠の店ならではの技術を体験したり、専門的な技や情報を来店者に伝える「まちゼミ」の開催等により本市商業に活力を与え、活性化に繋げていくとしている。市商業観光課の担当者は「来年度以降も継続して『匠の店』は増えていく予定です。将来的には点から線、市全体へと広がり、平塚の活性に繋げていきたい」と期待を寄せている。
 認定式は3/16(月)11時から、市役所1階多目的ホール2で行われる。

壁画加工
 平塚市旭南地区の町内福祉村「あさひの絆」では10日から12日にかけ、市立山城中学校(大髙幸二校長)美術部生徒ら8人による壁画【=上下写真】の制作が行われた。
 地域住民のふれあいの場として多くの住民に利用されている同福祉村。高齢者や子育て世代の利用が主となっていたが、中学生のように若い世代にも活動を知ってもらい利用を促進したいという思いがあった。そこで昨年春頃、旭南地区町内福祉村運営協議会(逸見伸夫会長)では福祉村の美化も兼ねて山城中学校に壁画の作成を依頼。中学校側もこれを快諾し企画がスタートした。学校行事との兼ね合いもありトントン拍子で進んだ、というわけではないが美術部内でも壁画制作班を組織。アイディアを出し合い昨年11月頃に四季折々の草花を描いた原案が完成した。昨年末には福祉村の周りを囲むブロック塀の清掃と下地塗りを行い、この3連休での制作に至った。
 3連休は好天に恵まれ、生徒らも作業を楽しんでいる様子。同部顧問の千田隆通先生と石井有彦先生は「形に残るものを創ることで活動のアピールに繋がれば。この先もこういったチャンスを得られるわけではないので」と話す。逸見会長は「シンプルだけど素敵なデザインだよね。これを機により幅広い世代に活動をアピールしていきたい」とにこやかに展望を語った。

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 北に丹沢、西に富士、南には青々とした相模湾が見渡せるここ二宮町の吾妻山山頂では、今まさに早咲きの菜の花が満開を迎えつつある。それに合わせて今年も地場産品販売やスタンプラリー、パレードなど様々な事業が展開される「吾妻山菜の花ウォッチング」がスタート。今年のイベント初日となった10日、山頂ではシートを広げてくつろいでいるファミリーや年配の夫婦、町外からの団体ツアー客などで賑わっていた。そして今年は、このイベントに合わせて発行されてきたグルメマップも刷新され、まちの盛り上げに一役買っている。

 この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、駅前町民会館での地場産品販売会の様子や山頂の菜の花を映像で紹介しています。※放送日程は文末に記載
二宮と言えば菜の花、というイメージが形成されるようになったのは吾妻山公園が開園した昭和62年以降のこと。今日ではその印象は定着し町を代表するシンボルともなり、町内の飲食店や商店では「二宮ブランド事業」の一環として菜の花にちなんだ商品も提供されている。
菜の花の咲く頃に
 二宮ブランドとは「商・工・農・漁・観光の各分野が連携し産業を再生させると同時に通年で観光客が訪れる観光プランと食を結び、町のイメージを向上させ、経済を活性化させることを目標」とし、平成19年に町や商工会、事業所などでつくる推進協議会により発案されたもの。町の歴史や文化、自然などの地域資源を活かした「二宮らしさ」と「付加価値」をつけた商品が認定品とされ、現在は菓子・食品・調味料・酒などの37品目が認定を受けている。
 また同事業の一環で「菜の花」と「しらす」を使った飲食店のメニュー開発も推進されており、現在は17品目が「二宮グルメ」として菜の花が咲く季節に提供されている(一部は通年販売)。
 これら「二宮の魅力」を町外へ発信・PRするため協議会では、毎年多くの観光客が町を訪れる「菜の花ウォッチング」に合わせて冊子を制作し配布を行ってきた。
笑顔が大事
 そして4年目の発行となる今年は、マンネリから脱却する意味も含め、大幅な刷新が施された。多くの人の目を引くような、これまでとは一味違ったデザイン──。それが今回の、一般公募を実施した町民(在住・在学・在勤等)がモデルとして登場する「湘南にのみやグルメ&おみやげマップ」だ。
 今回の刷新にあたりコンセプトとなったのは「笑顔」。それ故、表紙と裏表紙には町民モデルの笑顔が散りばめられ、中面のグルメマップには店主たちの笑顔が地図上に掲載された。商工会の担当者によれば「『笑顔が笑顔を呼ぶ』という想いを込めて、笑顔をコンセプトにした」という。また、これまで「写真」で紹介していた認定品と店舗外観を、今回は「手書きのイラスト」とした。こちらには「写真よりも味があり、イメージを膨らませていただいて実際に訪れてほしい」との想いがある。
 こうして、見ているだけでも楽しめるグルメマップは完成した。まずは実際に手に取ってみて、見てみては。菜の花に加え、二度笑顔になれるかも。冊子は駅や公共施設などで配布中。
吾妻山 菜の花ウォッチング
◇2/8(日)まで吾妻山周辺・駅前町民会館・北口通り商店街ほかで開催中◇二宮町観光協会☎︎73−1208
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は1/19(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

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 北に丹沢、西に富士、南には青々とした相模湾が見渡せるここ二宮町の吾妻山山頂では、今まさに早咲きの菜の花が満開を迎えつつある。それに合わせて今年も地場産品販売やスタンプラリー、パレードなど様々な事業が展開される「吾妻山菜の花ウォッチング」がスタート。今年のイベント初日となった10日、山頂ではシートを広げてくつろいでいるファミリーや年配の夫婦、町外からの団体ツアー客などで賑わっていた。そして今年は、このイベントに合わせて発行されてきたグルメマップも刷新され、まちの盛り上げに一役買っている。

 この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、駅前町民会館での地場産品販売会の様子や山頂の菜の花を映像で紹介しています。※放送日程は文末に記載
二宮と言えば菜の花、というイメージが形成されるようになったのは吾妻山公園が開園した昭和62年以降のこと。今日ではその印象は定着し町を代表するシンボルともなり、町内の飲食店や商店では「二宮ブランド事業」の一環として菜の花にちなんだ商品も提供されている。
菜の花の咲く頃に
 二宮ブランドとは「商・工・農・漁・観光の各分野が連携し産業を再生させると同時に通年で観光客が訪れる観光プランと食を結び、町のイメージを向上させ、経済を活性化させることを目標」とし、平成19年に町や商工会、事業所などでつくる推進協議会により発案されたもの。町の歴史や文化、自然などの地域資源を活かした「二宮らしさ」と「付加価値」をつけた商品が認定品とされ、現在は菓子・食品・調味料・酒などの37品目が認定を受けている。
 また同事業の一環で「菜の花」と「しらす」を使った飲食店のメニュー開発も推進されており、現在は17品目が「二宮グルメ」として菜の花が咲く季節に提供されている(一部は通年販売)。
 これら「二宮の魅力」を町外へ発信・PRするため協議会では、毎年多くの観光客が町を訪れる「菜の花ウォッチング」に合わせて冊子を制作し配布を行ってきた。
笑顔が大事
 そして4年目の発行となる今年は、マンネリから脱却する意味も含め、大幅な刷新が施された。多くの人の目を引くような、これまでとは一味違ったデザイン──。それが今回の、一般公募を実施した町民(在住・在学・在勤等)がモデルとして登場する「湘南にのみやグルメ&おみやげマップ」だ。
 今回の刷新にあたりコンセプトとなったのは「笑顔」。それ故、表紙と裏表紙には町民モデルの笑顔が散りばめられ、中面のグルメマップには店主たちの笑顔が地図上に掲載された。商工会の担当者によれば「『笑顔が笑顔を呼ぶ』という想いを込めて、笑顔をコンセプトにした」という。また、これまで「写真」で紹介していた認定品と店舗外観を、今回は「手書きのイラスト」とした。こちらには「写真よりも味があり、イメージを膨らませていただいて実際に訪れてほしい」との想いがある。
 こうして、見ているだけでも楽しめるグルメマップは完成した。まずは実際に手に取ってみて、見てみては。菜の花に加え、二度笑顔になれるかも。冊子は駅や公共施設などで配布中。
吾妻山 菜の花ウォッチング
◇2/8(日)まで吾妻山周辺・駅前町民会館・北口通り商店街ほかで開催中◇二宮町観光協会☎︎73−1208
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は1/19(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

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0109 2面 賀詞交換会_差し替え
 2015年の仕事始めとなる5日、平塚市・大磯町でも賀詞交歓会などのイベントが行われた。
 平塚市では平塚商工会議所が「新年賀詞交歓会」をラスカホールで開催し約350人の商工業関係者が新年の幕開けを祝った。福澤正人会頭は年始の挨拶の中で「平塚の人口は減っているが企業は出ていない。日産車体跡地のららぽーとも来年秋には、という予定」と語り、落合克宏平塚市長は「さがみ縦貫道の開通、国道134号の4車線化完了と人やモノの流れが活発化する。このチャンスを活かしたい」と期待を込めた。
 大磯町では町主催の「賀詞交換会」を開催。180人ほどの出席者に対し、中﨑久雄町長は「昨年の選挙でオリンピック町政にピリオドを打った、誠実、着実に進んでいく」と抱負を述べた。
【写真上】年頭の挨拶をする福澤会頭
【写真下】抱負を述べる中﨑町長
0109 2面賀詞交換会_2

0109 2面花粉
 県は先月24日、平成27年春の花粉飛散量予測を発表した。これによると今年の春は、飛散量が少なかった昨年の春に比べると増加はするものの「例年並み」か「やや少なくなる」と予想されるとのこと。
 この調査は、自然環境保全センター(厚木市七沢)が県内の飛散量を予測するために継続して実施しているもので、今回の調査は昨年11月5日から19日までの15日間、森林地帯のある県北部、県央部、県北西部、県西部の4地域計30カ所で実施された。各地で40本抽出したスギの着花状況を0点~100点で判定し、平均値を着花点数とするもので、今回の県内平均値は37点。24点であった昨年よりは上回るが、調査開始から17年間の平均値43.2点を下回るとのことで、この度の予測となったという。
 なお県では平成20年度から自然環境保全センターのHP(http://www.agri-kana
gawa.jp/sinrinken/index.asp
)でスギとヒノキの花粉飛散量を公開しており、今年の花粉飛散量も同HPで順次公開される予定だ。
【写真】花粉を飛散する雄花の着花状況(清川村土山峠付近) 。プレスリリースより

0109 2面 フレッシュビジネス
 平塚市では昨年12月25日「Hiratsukaフレッシュビジネス認定コンペティション」により選定された事業計画2件についての認定式を行った。フレッシュビジネス認定事業は起業して間もない、あるいはこれから起業を目指す事業者の開発段階にある技術・賞品・サービスなどについての事業計画を評価するもの。認定を受けると奨励金を受けられるほか、中小企業融資制度の審査免除、専門家による経営支援を受けられるといったメリットがある。
 今回認定を受けたのは、スポーツ振興や地域活性化を謳った大久保亜弥さんの「スポーツ関連事業」と、社会生活を送る上で必要な制度や情報を学べるゲームの製作・販売を手がけようとするシチズンリテラシー加藤千晃さんの「『シチズンリテラシーゲーム』の製作と販売」の2計画。 
 大久保さんはスキー選手として世界で戦う実力を持ちながら社会情勢や資金繰りなどに苦しみ、思う様な競技生活を送れないでいた。そうした自身の経験や他のマイナースポーツ選手らが同じ状況で苦しむ姿を見てきたことから、スポーツ選手が平塚の魅力を世界に発信すると共に、平塚から五輪を目指す様な選手を輩出できるようなスポーツによるまちづくりの素地作りを企画して認定を受けた。
 一方、加藤さんは民間企業で勤める中で、社会保障や税の仕組みについて大人であっても理解度が低いことに危機感を覚えた。こういった社会生活を送る上での情報や知識を使いこなす能力を「シチズンリテラシー」と名付け、これを子どもでも学べるようにすごろく状のゲームにし、教育現場などに導入しようとしている。小学生でも分かるような入門的なものから、中級、上級編へとステップアップできる様な仕組みも計画中だ。
 落合克宏平塚市長は「これからの平塚、地域、日本のありかた、進むべきところを捉えているのでは。女性の力が十分発揮される社会を目指す上でも喜ばしい」とエールを贈るとともに「起業を考える仲間内に制度を広めていってほしい」と話した。
【写真】認定証を手に笑顔を見せる加藤さん(左)と大久保さん

0109 2面 太鼓差し替え
 二宮町民俗芸能保存会連絡協議会(成川一会長)に所属する10の祭囃子保存会が、2日、3日に行われた第91回箱根駅伝を盛り上げるため祭囃子の演奏を行った。二宮で祭囃子による応援を行うのは今回が初めてのことだ。
 箱根駅伝において第4区と第7区の選手が走る二宮町域の国道1号の距離は約3.3kmと短く、テレビ放送でも過去のダイジェストなどに映像が切り替わってしまいがちなど、町をアピールするには少々力不足という悩みを抱えていた。そこで同協議会では各祭囃子保存会に声かけを行い、祭囃子による応援を行うことを決定。歩道での演奏は許可が下りなかったため、各保存会では独自に知人宅の軒先や月極駐車場の一画、商店の店先などで演奏をするための交渉を進めたという。結果的に数百メートルごとに各保存会が配置され、10団体合わせて200人ほどが参加。それぞれに華麗かつ熱のこもった演奏を繰り広げ、駅伝の盛り上げに一役買った。
 日頃、各保存会らは地域の夏祭りなどで演奏するほか、年に1度発表会的な位置づけのイベントを実施して活動してきた。箱根駅伝での演奏を行ったことについて成川会長は「選手にどう思ってもらえるかはわからないですが、町を盛り上げる一助にはなったのでは」と振り返る。同時に「少子化の影響か保存会の人数も減ってきている。肌に合う合わないはあるけど情操教育としてもいいこと。他所から引っ越してきた人でも町に溶け込むきっかけになるのでは」と活動をアピールした。来年以降については「今回は10団体でしたがこれ以上に盛り上がるように、駅伝の二宮区間といえばこれだと言われるように、色々と新たな試みを行っていきたい」と展望を語った。

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 今は昔、80年前の昭和10年3月のこと。その土地の住民が松の根を掘っていると、銅鏡や銅鏃(やじり)、直刀などが出てきたという。中でも、全国的にも珍しくほぼ完全な形の「三角縁神獣鏡」が出土したことで、この遺跡は古代史にその名を連ねることとなる。「真土大塚山古墳」(平塚市西真土)。この遺跡がある真土地区では先月17日、真土神社(東真土)の氏子や地域住民らによる戦後70周年記念事業として、神社参道に「神獣鏡の碑」が建てられた。土地の人々が後世に伝えていきたいと願う地域の宝──。今週は、その遺産を改めて紹介する。
取材協力=平塚市博物館
参考資料=『真土大塚山古墳出土 三角縁神獣鏡を訪ねて』(齋藤靖彦著)
真土の三角縁神獣鏡
 古墳時代前期、4 世紀のものとされるこの神獣鏡の名を正式に称呼すれば「三角縁四神二獣鏡」と言う。鏡径22.1cm。その名が示す通り、鏡の縁の断面が三角形であり、文様として古代中国の神仙思想に基づく東王父や西王母などの4体の神仙像、龍と虎の2頭の瑞獣が半肉彫で表現されている。
 またその周囲には、平塚に初めて紹介された最初の漢字ともいわれる「陳是作竟甚大好 上有王父母 左有倉龍右白虎 宜遠道相保」というめでたい吉祥句も刻まれている。漢詩のように脚韻を踏むこの銘文は「陳が是に作りし鏡(竟)は甚だ大きく好し 上に王父母有り 左に蒼(倉)龍、右に白虎有り 宜しく遠き道、相保つべし」と読む。意味は「私、陳が作りましたこの鏡はとても大きくて大変おめでたいものです。上のほうには道教の2大神である東王父と西王母をデザインし、左側には蒼龍、右側には白虎、それぞれに神獣をデザインしてあります。この鏡を持つ者には子々孫々にいたるまで永く繁栄がもたらされます」(訳:平塚市博物館)となる。では、この鏡の価値はどこに──。
5面の同笵鏡
 三角縁神獣鏡自体は、全国で400面以上が発掘されている。ただ、真土大塚山古墳から出土した鏡の同笵鏡(同一の鋳型で作られた鏡)は椿井大塚山古墳(京都府)の1面、備前車塚古墳(岡山県)の2面、権現山51号墳(兵庫県)の1面が確認されているのみだ。特に、32面以上の三角縁神獣鏡が出土するなど、ヤマト政権の中枢にいた人物が被葬者と考えられている椿井大塚山古墳のものと同笵鏡であることから、真土から出土した鏡は「平塚の地がヤマト王権と深い繋がりがあったことを示す貴重な資料」とされるのである。
 なお真土大塚山古墳では、昭和10年~11年の調査の後、(盗掘もあったそうだが)昭和35年~36年にも調査が行われ、平成22年に市の重要文化財として指定された「変形四獣鏡、勾玉、算盤玉、管玉、銅鏃など」といった副葬品も多く出土した。平塚市博物館の栗山雄揮学芸員は「確かに『目玉』は三角縁神獣鏡なのですが、その他にも貴重な資料が出土しており、古墳自体が地域の歴史として非常に意味深いものである、と言えるでしょう」と指摘する。
後世へ
 このまちにある、歴史的価値のある古墳。現在その場所は宅地開発が行われ、遺跡を目にすることはできないが、北側の地に開設された「真土大塚山公園」(西真土)には古墳が再現されている。在りし日の姿を知る地域住民のひとり、伊藤栄雄さんは「昔からここ(真土)の人は大塚山古墳に対して畏敬の念を抱いてきました。地域でその大切さを感じ合って心を一つにしてきたんですね。ですから若い人にも地域の財産を知ってもらい、子孫の末代まで大事にしていってほしい」と話す。そして願わくは、真土のみならず「平塚の財産」として後世に伝えていってほしい、と。そんな想いも託し、今回の碑は建てられた。
【写真上】真土大塚山古墳出土の三角縁神獣鏡(東京国立博物館蔵/齋藤靖彦さん撮影)
【写真下】=真土神社の参道に先月建てられた碑

ペット_141219 サリーちゃん
ウェルシュ・コーギー、メス、8歳
職場から帰るといつもモコモコあっためてくれます。
平塚市 いづみさん
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1219 緑と青
 今シーズン、試合時のロッカールームに小型カメラを設置し、試合前やハーフタイム、試合後のロッカールームで何が起こっているのかを記録した。「ロッカーでの監督の言葉が心に響く」「サッカーだけでなく人間力を養うことのできる時間」という声を選手から度々聞く。ならば、その声が一体どんなものであるのかを、多くの人に見てもらいより深く湘南ベルマーレを感じてもらおうと、シーズンを振り返るイヤーDVDに収録した。曺貴裁監督が選手たちに掛ける言葉は実に人間臭く、情熱的で、愛情に満ちている。時に怒り、時に涙を流し、時に自分の采配ミスを選手に謝る場面もあった。本気のぶつかり合いがあり、人生の喜怒哀楽を表しているようなドラマがロッカーにはあった。サッカーが好きな人のみならず、多くの人の人生に寄り添うような作品に仕上がった。
※イヤーDVD「NONSTOP FOOTBALLの真実」公式オンラインショップや梅屋で予約受付中。
【写真】ロッカー内の映像には優勝までの真実が映し出されている

1219私は今 服部ひとみ
歌手

3歳の頃よりマイクを握り、歌を唄っておりました。将来はプロの歌手になりたいと本気で思ったときもあり、夢は歌手になる事でした。4歳から中学生くらいまでは色々なオーディションにもチャレンジして来ましたが、色々な経験を経て、今は大好きな歌を精一杯唄い、地元の方々に喜んでもらえたときが私にとって一番「幸せ」な時間です。

1219 2面 荒井だるま
 創業150余年、伝統的な「相州だるま」を作り続ける一方で、毎年新年の干支にちなんだ創作だるまを世に送り続けてきた荒井だるま屋(平塚市東八幡)では、未の「干支だるま」制作がピークを迎えている。
 この未だるまは、申年(2004年)の干支だるまを世に出してからちょうど干支の1周を迎える12作品目。今回は未年ということで、羊の群れる習性や穏やかなイメージを掛け、「未んな仲良く」との想いを込めた。生みの親である同店4代目の荒井星冠さん(59)は「自分は未年生まれなので思い入れはあります。ちょうど還暦を迎える年ですが、そういう縁になっているのでしょう」と笑顔。「最初の時は軽い気持ちで、申だるまは100個も作っていないと思いますが、ここまで多くの方に愛されるとは思っていませんでした」と感慨深げだ。中には申だるまから毎年購入してくれる人も、10人ほどいるという。
 12年の歳月をかけ、心を込めて作ってきた干支だるまも今回で十二支が揃った。今では2人の息子、長男の瑠門さん(29)と次男の世藍さん(27)も共にだるま職人として汗を流している。星冠さんは「干支だるまをきっかけに沢山の方と出会えたことが大変嬉しいこと、有り難いことだと思っています」と振り返る。
 「今後も自分が健康で生かされているならば、代々伝わる教えの『感謝のだるまを作りなさい』の気持ちを忘れず、このように直に作って直に売り、直にお客様の笑顔がもらえる仕事に感謝して、だるま作りを続けていきたい」。干支だるまの2周目についても「できればこのシリーズは継続していきたい」と意欲的だ。但し次回の申のデザインについては、現時点では全くの「未定」である。
 干支だるまは1つ2,500円。問い合わせは同店(東八幡4−11−22)☎21-6096。
【写真】左から、子丑寅卯を持つ瑠門さん、辰巳午未を持つ星冠さん、申酉戌亥を持つ世藍さん

1219 2面 衆院選
 今月14日に投開票された衆議院議員選挙神奈川15区では、河野太郎氏が対立候補を退け、7選目を果たした。同区での投票総数24万998票のうち、2/3以上となる15万5,388票を集めての勝利となった。
 翌15日に行われた報告会には落合克宏平塚市長や服部信明茅ヶ崎市長も訪れ祝辞を伝えた。河野氏が「師走の寒く忙しい中、多くの方にご支援いただき7度目の当選を果たせた。お約束通り、国政で粉骨砕身していく」と感謝と抱負を述べると、後援者からは「引き続き、国政で暴れてほしい」という声のほか「そろそろ大臣に」という期待の声も上がっていた。一方で河野氏は投票率の低下などに触れ「わざわざ投票所に足を運んで頂ける様な候補者にならねば」と反省も口にした。
 なお、同区の投票率は52.75%で、前回おととしの選挙から6.66ポイント下回り戦後最低となった全国平均の52.66%をわずかに上回った。

1219 2面 星槎
 星槎国際高校湘南校(二宮町二宮)女子サッカー部は先月16日、茨城県で行われた第23回関東高等学校女子サッカー選手権大会で優秀な成績を収め、来年1月3日から兵庫県の複数会場で行われる第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会への初出場を決めた。
 同校の女子サッカー部は創部1年目。加えて部員数は15人と、長い歴史があるわけでも層が厚い訳でもない。しかし予選として行われた神奈川県予選では強豪校とも対等に渡り合い準優勝、続いて行われた関東大会でも6位という好成績を収め、全国への切符を手にした。
 同チームは「美しく勝つ」をテーマにしており、常にボールをキープすることで主導権を握るポゼッションサッカーを志向している。全国大会で台風の目となれるか、今後の活躍に期待だ。

1219 2面 期末勤勉手当
 平塚市、大磯町、二宮町では12月期に支給する一般職員の期末勤勉手当と特別職員・議員の期末手当の支給額を発表した。
 一般職員の支給率はともに2.20カ月。平成26年度人事院勧告により国家公務員給与が7年ぶりの引き上げ改定となったことを受け、支給月数を0.15カ月引き上げた。
 平塚市、大磯町の特別職員に関しては継続して減額措置がとられているほか、二宮町では町長選、町議選などの影響で支給額の調整が行われている。
※1)二宮町は前任者 ※2)二宮町は議員の中で任期継続者 ※3)二宮町議員の中で11/29任期満了者 ※4)二宮町議員の中で11/30就任者 ※5)本来の支給額より20%減額 ※6)本来の支給額より10%減額 ※7)本来の支給額より7%減額 ※8)本来の支給額より50%減額 ※9)任期満了に伴い本来の支給額より20%減額※10)11/30就任のため70%減額 ※11)11/30付退職のため20%減額 ※12)8/30逝去により不在のため支給なし ※13…本来の支給額より70%減額

1219 2面 認知症
 平塚市では10日から12日の3日間、平塚警察署の警察官165人を対象とした認知症サポーター講座を実施した。
 認知症サポーターとは、認知症について理解し、見守る人のこと。サポーターになると認知症を支援する目印として、オレンジリング(オレンジ色のラバーブレスレット)を着けることとなる。署員らは座学やDVD視聴、グループワークなどを通して認知症に対する理解を深めた。
 今年の9月末の時点で、平塚市内では8,910人が同講座を受講しており、全国では540万人が認知症サポーターとなっている。養成講座はキャラバンメイト事務局が運営しており、職場や学校、地域の集会など参加者10人から講座を開催可能だ。開催に関する問合せは市高齢福祉課☎21-9621まで。

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 今年も残す所あと2週間。忘年会、クリスマス、年賀状、大掃除などなど、何かと忙しくなるこの季節。慌ただしく新年を迎えてしまうその前に、ふと立ち止まって今年の1年を振り返ってみては。そこで今週号は「プレイバック2014」。今年1年、このまちで何があったのか ──。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、馬場桃加アナウンサーと共にカウントダウン形式で紹介する「2014年勝手にランキング」が放送されています。※放送日程は文末に記載
上半期
 本紙新年初の発行号(1月10日号)の1面は、落合克宏平塚市長と河野太郎代議士の対談。大規模な道路整備や都市計画事業など大きな変化を迎えつつあるこのまちで今すべきことは何か、などを中心に語られた。また翌週号では、市内で誕生したダンスグループ「ハンドサイン」を取材。ダンスをきっかけに手話を広める彼らの取り組みを紹介した。
 全国的な大雪が降った2月8日、県内では2001年以来13年ぶりとなる15cm以上の積雪を観測。その他、本紙では松原公民館で誕生した手作りのご当地キャラなどホッとする話題も。
 TVでは31年半、お昼休みに流れていた長寿番組が終了した3月。市内に所在した県立大原高等学校も30年の歴史に幕を下ろした。また広大な工場を閉鎖していた日産車体株式会社は新本館を竣工させ、この先も「本社は平塚で」との決意表明。平塚駅には常設七夕飾りが掲出され、駅前の紅谷パールロード商店街では3月から「骨董市」が定期開催されるようになった。
 消費税が5%から8%に増税され、消費の冷え込みが危惧されて迎えた4月だったが平塚ではイベント「SunSunマルシェ」が会場を湘南海岸公園へと移し、規模を拡大、賑やかな消費活動が行われた。さらには海岸線エリアに「平塚漁港の食堂」もオープンし、今もなお行列待ち、という賑わいを見せている。また平塚市には「全国に15台」という「津波・大規模風水害対策車」が首都圏で初めて配備された。
 5月、平塚では市民を始め市長や議員、各分野の専門家で共に意見交換をしようという、市民で初めての試み「第1回平塚ダボス会議」が開かれた。また平塚警察署には全国でも珍しい自転車部隊「サイクルポリス」が発足。その他、今年合併60周年迎えた大磯町では様々な記念事業が展開されたが、5月には健康推進と観光客誘致を目指した初のイベント「大磯ビーチフェスタ」が開催された。
 国内では富岡製糸場が世界遺産に登録された6月、平塚には最新の建築物、市役所の「新庁舎」が完成(第1期)している。
下半期
 七夕ムードで平塚が賑わう7月。平塚市観光協会が移転したひらつか市民プラザでは、入り口前に新たな七夕のモニュメント「七夕さま」が設置された。また、平塚市博物館で保管されていた「トゲミフチドリツエタケ」というきのこが新種と認定されたという話題も。
 8月、市内の障がい者団体や地域作業所などでつくる協議会による常設の福祉ショップ「ありがとう」が新庁舎にオープン。また今年は、ソーラーカーの老朽化で全校大会連覇に黄信号が灯っていた県立平塚工科高校社会部だったが、地域の募金を受け、5連覇という快挙を達成した。
 9月には開幕から快進撃を続けていた湘南ベルマーレが最速のJ1昇格を決める。
 そして台風18号、19号が列島を襲った10月。湘南ベルマーレは悲願のクラブ史上初となるJ2優勝を果たした。
 11月、大磯町では記念事業の目玉の1つ「原付バイク用のご当地ナンバープレート」の枚数限定交付が実施され、町長選挙では近年の「現職が4回連続で破れている」というジンクスを覆し、現職の中﨑氏が当選。二宮町では町長選・町議選が実施され、同町史上初の女性町長が誕生した。
 このように少しだけ振り返ってみても、その全てを挙げられないほどの話題があった。来年、このまちではどんな話題が生まれるだろうか。期待をしながら新年を迎えるその前に、まずは次週発行の「年末年始合併号」をお楽しみに。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は12/22(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

 

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来年1月12日(月)に行われる平塚市成人式に向けて準備を進めている平塚市成人式実行委員会では現在、式の中で行われるイベント・「新成人ミス・ミスターコンテスト」のネット投票を受け付けている。
同コンテストでは既にファイナリストとして男女3人ずつが選出されており、現在は誰でもHPからこの6人に投票することができる(男女各1日1票まで)。最終候補に残ったのは、女性が上野由奈さん、露木奈津美さん、深瀬詩乃さんの3人。男性が加藤 凌さん、杉山広明さん、八神鷹也さんの3人だ。今月25日までのネット投票に、式当日の来場者投票を合わせて今年のミス・ミスターが選出される。
同実行委では「皆さんに面白いと思ってもらえるようなイベントを準備しているが、それを『最高なもの』にしたい」と投票を呼びかけている。
HP:http://hiratsuka-seijinshiki.net/

1212 1面 幼稚園父母の会
 平塚市市立幼稚園父母の会連合会(上野裕子会長)は7日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館で親子イベント「歌のお姉さん&ピエロのゆかいなコンサート♪」を開催した。
 同イベントは毎年行われている同会の研修事業の1つで、今年は音楽による「親子のふれあい」がテーマ。特に父親の育児への関心を高める目的で行われた。歌の「めぐみお姉さん」とピエロの「ゴッシー」は、歌だけでなく、バルーンアートやテーブルマジックなども披露。子どもたちも一緒に歌ったり踊ったりしながら、時にはステージに上がるなど1時間程のステージを満喫した様子だった。
 イベントは午前の部と午後の部に分かれて行われ、延べ950人程の参加応募があった。上野会長は「子どもたちがニコニコしているのを見ると楽しんでくれたのでは」と笑顔を見せた。

1212 2面小学生駅伝
 湘南ベルマーレホームタウン内の小学4・5・6年生がチーム制で競う、平塚商工会議所青年部(YEG、今村佳広会長)が主催する毎冬恒例の駅伝大会「YEGベルマーレカップ小学生駅伝競走大会」が6日、平塚市総合公園内で開催された。会場には落合克宏平塚市長を始め金子 誠教育長、森 正明県議、赤井和憲県議らも応援に駆けつけ、児童が懸命に走る姿を見守った。
 今年も大会史上を更新する過去最多の872人(男子75チーム、女子54チーム)の児童が参加。落合市長の号砲を合図にShonanBMWスタジアム平塚をスタートし、同公園内を駆け抜けた。男子の部(1区・6区/2,100m、2区~5区/1,700m)では「木曜ランナーズ」が39分56秒で4連覇を達成し、女子の部(1区・6区/1,700m、2区~5区/1,300m)では「藤沢陸上リトル」が32分51秒で2連覇を果たした。

1212 2面 コケ観察
 平塚市博物館では先月28日から、身近なコケを観察する際のポイントを紹介する冊子「コケ観察ブック」(A5判、白黒26ページ)の配布を始めている。
 同冊子は、平塚のコケ植物を12年に渡り調査してきた「湘南コケの会」が活動を休止するにあたり集大成としてまとめられたもので、身近に見られる22種のコケを例にコケの形態を解説している。特徴はコケが線画で描かれている点。「細かい所は写真では中々伝わらないので、精密な線画で詳細に紹介しています」(栗山雄揮学芸員)。また、子どもたちにも親しみやすくするためキャラクターによる解説など、工夫を凝らした手作り感溢れる冊子となっている。
 冊子は50円。同館受付で購入できる他、郵送(要送料等)でも対応しているが、澤村泰彦館長は「郵送費は冊子よりも高くついてしまうのでぜひご来館を」と呼びかけている。問い合わせは同館☎33-5111まで。

 平塚市議会12月定例会の本会議4日目が開かれた8日、総括質問で数田俊樹議員(清風クラブ)から「湘南海岸公園再整備計画」に関する今後の展望についての質問が挙げられ、平塚市はその答弁の中で、龍城ヶ丘プール跡地または湘南海岸公園に便益施設として「道の駅」も視野に入れた検討を進めていると明らかにした。
 現在平塚市では、同エリアの再整備については昨年12月策定の同計画に基づき検討を重ねている段階で、しばしば巷間で噂される「道の駅」についてはあくまでも検討要素としての一候補であり、現状、全くの未定というのが実の所だ。そもそも道の駅とは何か。これは国土交通省が認可する休憩施設のことで、同省では「道路利用者のための『休憩機能』、道路利用者や地域の方々のための『情報発信機能』、同施設をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための『地域の連携機能』の3つの機能を併せ持つ」と定義している。
 答弁を受け数田議員は「仮に道の駅を作るとしても都市公園法では設置可能な『便益施設』の面積は公園面積の2%であり、龍城ヶ丘プール(7,430㎡)では148㎡と『コンビニ程度』とされている。だが約10倍の湘南海岸公園(81,950㎡)では単純に『コンビニ10個分の広さ』が取れるのでは」と湘南海岸公園での設置を提案。
 また、落合市長も答弁し、道の駅については「今までも申し上げてきたが、さがみ縦貫道の開通、国道134号の4車線化などを捉えると、平塚の魅力を発信する核となる場所になる。6次産業化等を進めながら漁業、農業、商業、工業、観光を連携した発信の場としても道の駅は必要ではないかと、そういう意味では可能性として湘南海岸公園の方で、より魅力発信ができるようなエリアを作った方がいいのではないかと考える。担当の部署にはこの意思を伝えて、具体的な検討に入っていく」と答えた。
 担当部の都市整備部・小山田良弘部長は「今後関係機関、周辺地域との調整が必要ですが、仮に道の駅ができるとすれば」という点を前提に「圏央道開通、国道134号の4車線化整備が整うと、関東一円から1千万人を超えるお客様が訪れることが見込まれます。もちろん箱根等へ行く方々もおられるでしょうが、その入り口として市外のお客様に十分にPRできる『観光拠点』となるものを、また26万人の市民の方々には平塚のことが何でもわかり、実感できる『コミュニティ拠点』となるものを、そんな拠点の実現を目指していきたい」と話している。
 近い将来、どんな「便益施設」ができるのか。施設の中身については産業振興部で検討しているとのことだが、都市整備部では「来年度には、具体的な方向性を発表できるようにしていきたい」としている。

DSC_0007 ヴァンちゃん
(2歳・ミックス)

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キャプテンの永木亮太、そして副キャプテンでありリオ五輪代表の中心選手でもある遠藤航の二人は今オフ、J1の強豪クラブからオファーを受けた。それぞれのプレーを大いに評価された中でのビッグクラブからのオファーに、プロとしてどう判断をするべきかサッカー人生の岐路に立たされた。最終的に二人が出した答えは湘南への残留だった。奇しくも、その決断の理由は同じ言葉だった。「少し大きな話になるけど曺さんから“日本のサッカーを変えたい”という話があった。今、僕らがやっているサッカーのスタイルは日本にはあまりない。自分が中心になって曺さんのサッカーを広めていきたい」と永木。「“湘南スタイルで日本のサッカーを変える”と言った曺さんと共に覚悟を持って来季に臨みたい」と遠藤。代表への想いも強く抱くこの二人が来季も湘南でプレーする。決意の固さは言うまでもない。

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】日本のサッカー界の中でも大きな評価をされている永木、遠藤

1212 源平 写真1
 奥州にいる義経や藤原泰衡を追討すべく、頼朝は何度も朝廷に圧力をかけていた。そのような状況下の文治4(1188)年6月。泰衡によって朝廷に献上される馬や金などの貢物が奥州から大磯駅に到着した。義経に対する問題が浮上している時期でもあり、これらの貢物を抑留すべきだろうかと三浦義澄は考えた。そうして頼朝にうかがいを立てる。結果的には、朝廷への献上物を幕府が介入して留めるのはさすがにしがたいだろうということとなった。しかしこのように義経が匿われている奥州の動向について、幕府は敏感になっていたのだ。
 さて、頼朝の強硬姿勢によって、義経に味方をする者達が次々と憂き目に遭っていた。豊後国(大分県)を知行していた藤原頼経もそのうちの一人で、義経に同意しているとして文治5年に伊豆へと流された。奥州に潜伏する義経と連絡を取り合っているという嫌疑がかけられたのだ。さらに頼経の子である宗長も解官された上に配流となる。頼経の家は蹴鞠(けまり)の名手を輩出する家であった。蹴鞠とは、鹿の皮で作った鞠を数人で蹴り上げて受け渡しをするという遊戯である。地上に落とさないようにして続けることが大事なので、相手が蹴りやすいように渡さなくてはならない。
 頼経の次男である雅経も連座して鎌倉へと連れてこられたのだが、蹴鞠や和歌の才能をかわれて鎌倉で高い評価を受けることになる。雅経は頼朝からも信頼されており、大江広元の娘を妻にもしている。蹴鞠を愛好していた2代将軍頼家にも厚遇された。罪が赦されて京都へ戻ってからも後鳥羽院のもとで認められて、『新古今和歌集』の撰者の一人ともなっている。京都と鎌倉を往復して活躍した雅経は、3代将軍実朝とも深く関わっており、藤原定家との橋渡し役も担っている。さらには『方丈記』の著者として有名な鴨長明とともに鎌倉へと下向し、実朝と長明との対面を実現させている。飛鳥井家の祖として和歌と蹴鞠において名を馳せた雅経の「み吉野の山の秋風さ夜ふけてふるさと寒く衣うつなり」の歌は、百人一首にも載る。
【写真1】 今月6日、川勾神社(二宮町山西)で湘南ベルマーレの岩尾選手、三竿選手、亀川選手により行われた「蹴鞠」
【写真2】菱川師宣が描いた『小倉百人一首』の「参議雅経」(国立国会図書館蔵)
1212 源平 写真2

1212 1面 みかん_1
 朝晩の冷え込みも日増しに強まり、暖かい室内が恋しくなりがちな12月。建築の洋風化が進み珍しくなったものの、家族が集まる畳敷きの居間で「こたつ」に「みかん」といえば日本らしい冬の情景の1つだろう。そんなみかんの出荷が最盛期を迎えている。みかんといえば、愛媛・和歌山・静岡などが全国的な産地として有名ではあるが、大磯・二宮エリアでも山間部を中心に生産が盛んだ。今週はそんなみかん農家の1つ、「ひじかたかんきつえん」の土方 徹さん(40)に話を聞いた。

 土方さんは祖父の代からはじめたみかん農家を継ぐ3代目。それまでも記録に残らないほどの古くから代々農家だったというが、祖父の代にみかん生産に軸足を移し今に至るという。「温暖な気候のおかげで栽培に適していて、当時高値で売買されていたんでしょうね。今でこそ他の地域でも栽培はできますが、昔はこの辺りが生産の北限でした」と話す。生まれた時から生産者の家庭に育った土方さんは自然とみかん農家として跡を継ぐ道を選んだ。同園では柑橘類100品種を目標に、露地栽培やハウス、施設なども合わせて2.5haほどで栽培を行っており、現在では近郊はもちろん、遠くは九州などからも注文が届くという。
みかん農家として
 みかん狩りのシーズンも終わり、現在は路地栽培みかんの出荷の真っ最中。酸っぱいみかんが好きな人もいれば甘いみかんを好む人もいるため「栽培する側の都合ではなく、しっかりとお客様のニーズに合わせたみかんを提供していきたい」と土方さん。直接の品種改良までは難しいにしても、新しい品種を苗木屋から取り入れたりと試行錯誤を繰り返しているという。気になる今年のみかんの出来栄えは。土方さんは「みかんって収穫量の多寡が1年ごとに顕著に出るんです。今年は少ない年ですが夏も暑かったですし、その後の生育も良く、味には自信があります」とにっこりと笑う。
湘南みかんの未来
 みかん農家も他の農家のように、後継者問題に直面している。と同時に生産規模が縮小する中で、高品質なものを安定的に生産することを求められるなど課題は多い。「例えば若者が農業をやりたいって言ってもゼロから始めるのは大変」と厳しい現実を口にする。一方で自身はイベントへの出店など、新しい試みには積極的に挑戦し続ける。生産農家であっても顧客の気持ちを汲み取り、経営についても考えていく必要性を肌で感じているからだ。土方さんは将来的に「大磯がみかんの産地として有名になるといいな、とは思います。その上で『ひじかた』のみかんを選んでもらいたいですね」と力を込める。酸いも甘いも噛み分けながら土方さんの挑戦は続く。
◇問い合わせ:ひじかたかんきつえん☎72-0238(FAXも同)
【写真トップ】鈴なりになったみかん
【写真下左から】みかんの木に手を添える土方さん/サイズなどにより選別されるみかん/同園では直売所も設けている/身が詰まり甘く美味しいみかん

 

1205うちのコ 壱楓(いぶき)くん
あんよができるようになってきました☆
たくさん歩けるようになったら、公園で歩きまわりたいね(^_^)

ponyさん

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1205 緑と青
 今季の湘南ベルマーレは記録ずくめだった。開幕戦からJリーグ記録を大幅に塗り替える破竹の14連勝。5月に黒星を喫したものの、その後は21戦負けなし。まだ夏の香りが残る9月、9試合を残し史上最速でJ1昇格を決め、10月にはJ2優勝も決めた。最終勝点は42試合制では最多となる101まで積み上がった。結果だけではない。試合の内容では日本のサッカー界に一石を投じるものだった。引いて守るのではなく自ら奪いにいく。「湘南スタイル」を説明する言葉のひとつに「アグレッシブで痛快なサッカー」とある。観ている人がワクワクするようなサッカーであることは、ベルマーレにとって勝利と同じくらい重要なのである。来季はJ1の舞台。湘南スタイルはJ1でも通用する。そのことを証明しに行くのだ。「自信を持って謙虚に戦う(曺監督)」一年にしたい。

【写真】共に戦ったサポーターの前でシャーレを掲げる

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

1205 源平
 文治4(1188)年、第7番目の勅撰和歌集である『千載和歌集』が成立した。勅撰和歌集とは、天皇や上皇の命令を受けて編纂された歌集のことである。寿永2(1183)年2月に出された後白河院による撰進(天皇や上皇に奉ること)の命令は、使者である平資盛(維盛の弟、建礼門院右京大夫の恋人)を通して藤原俊成に伝えられた。この数か月後には力をつけた木曽義仲が倶利伽羅峠で維盛を撃破し、都へと攻め上ってくる。それを受けて7月には平家が都落ちを余儀なくされるといったように、社会情勢が目まぐるしく変転した時期であった。『平家物語』には平忠度が都落ちをする際に俊成のもとに引き返し、歌を託して入集を願ったという話が載る(第1部第24回に既述)。今回は千載集にまつわる西行の逸話を紹介したい。
 『今物語』に次のような話がある。西行が東大寺復興のために奥州平泉へと旅をしていた頃のことである。千載集に関しての話を耳にした西行は、自身の歌が入集したか気がかりだったために都へ向かうことにした。気になっていた自身の歌というのは、「心なき身にもあはれは知られけり 鴫たつ沢の秋の夕暮」。都を目指す途中で偶然知り合いに出会った西行は、この歌が千載集に入ったのかどうかを聞いてみた。ところが返答は、「否」。がっかりした西行は「都に上っても仕方がない」ということで、また陸奥へと引き返した、という話である。
 一方で『西行物語』には、足柄を越えて相模国大庭の砥上原(とがみがはら・藤沢市)の辺りを過ぎた西行が、夕暮れ時に鴫が飛び立つ羽音がしたのを受けて「心なき」の歌を詠んだと記される。しかし実際にこの歌がどこで詠まれたものなのかは判然とせず、真相は分からない。『千載集』には漏れたが、「心なき」の歌は西行亡き後、『新古今和歌集』に採られることになる。これは後鳥羽院の時代に、俊成の子の藤原定家が選者として関わった和歌集である。「秋の夕暮」を詠んだなかでも優れているとされる「三夕(さんせき)の歌」の一つとして、西行の「心なき」の歌は広く知られるようになる。彼の歌は高く評価されて、新古今集に最多の入集を果たすことになったのであった。
【写真】菊池容斎(江戸時代)により描かれた「西行法師」
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

私は今 YUKIさん(株)ANJIN代表26年間の英国生活を経て、今年6月に帰国しました。在英中は教鞭を取る傍ら、TVや舞台など役者としても活動。昨年春に友人と英語教育関連の会社を起業しました。社名のANJINは、初めて訪日した英国人ウィリアム・アダムス、日本名「三浦按針」の出身地が私の住まいだったことから命名。英国と日本の架け橋として、頑張ります。☎070-54504583

 

1205 2面 金目
 金目地域で文化や歴史を掘り起こし、守り育てる活動をしている「エコミュージアム金目まるごと博物館」(金目エコ)は先月30日、知られざる同地域の名所などを巡る「金目の魅力再発見ツアー」を開催した。
 元々金目エコでは、少人数の団体向けに地域をガイドする活動を行っていたが、今回のように広く呼びかけてのツアー開催は初めて。当日は地元住民など36人が参加し、秋の金目を歩いた。当日は晴天に恵まれる中、真田神社、塚越古墳公園、北金目神社などを見学。道中では金目エコのメンバーによるガイドも行われ、参加者らは「普段は気に留めない場所が歴史的価値があるなんて」「地元にいるけど初めて来たなあ」などと話しながら散策を満喫した。
 金目エコのメンバーの1人は「まずは地元の人に自分たちの暮らす地域について知ってほしい。こういった大規模なものも年に何回か行っていければ」と話していた。

1205 2面 134植樹
 今年度内の全線開通・供用を目指し、国道134号(高浜台~西湘バイパス)の4車線化事業を進めている県平塚土木事務所は先月29日、地域住民参加による植樹イベントを花水川橋付近の砂防林で開催した。
 同イベントは全3回の企画で、今回が最終回。これまでには高浜台交差点付近と扇の松交差点付近で実施され、工事で伐採せざるを得なかった樹木約5000本を超える8000本以上の苗木が植樹されてきた。当日は地域住民を始め、赤井和憲県議や県職員、進和学園関係者ら約30人が参加。今回もこの土地本来に植生する7種(ウバメガシ、タブノキ、ネズミモチ、ヒメユズリハ、シャリンバイ、トベラ、マサキ)が植えられた。道路都市課の近藤修宏課長は「樹木も公共事業も先人達の積み重ねで、次世代に残っていくものです。今日は小さなお子さんたちも参加してくれましたが、将来大きくなって『自分で育てたんだよ』と誇りに思ってもらいたいです」と話していた。

1205 2面 ツインシティ
 落合克宏平塚市長は先月27日、11月定例市長記者会見の後に挙げられた「ツインシティ(大神地区)」の現況に関する質問に対し「地権者と土地の同意率を8割、9割まで高めてから確実に進めていきたい」との意向を改めて示した。
 同地区のまちづくりは組合施行による土地区画整理事業で行われるものとされているが、組合の設立には「地権者」と「土地面積」についてそれぞれ2/3以上の同意が必要であり、現在はその同意率を高めている段階にある。市によると、先月25日時点では地権者が72.8%で基準を満たしているものの、面積は65.5%で未達であるという。
 落合市長は「9月議会でも申し上げたが、色々な手続き等を考えると年度内の設立は難しいと判断している」とし、「法定では2/3を超えれば申請できるが、達したからといって満足せず、スムーズなまちづくりに取り組むために同意率8割9割を目指し、年度末まで高めていきたい」としている。

1128 2面 大磯町長選_中﨑久雄
 任期満了に伴い、先月30日に投開票が行われた大磯町長選で、7,925票を獲得した無所属で現職の中﨑久雄氏が、4,508票を集めた無所属新人の曽根田眞二氏を破って再選を果たした。
 大磯町長は1998年以降、4年に1回の選挙毎に交代しており、2期連続で務めるのは5代目町長の石井宣和氏以来となる。中﨑氏が「予防医学への取り組み」「『新たな観光の核づくり』の継続・発展」「少子高齢化や人口減少を克服した地域再生」を訴えて支持を集める一方、曽根田氏は「義務教育費の保護者負担軽減」「補助金の全面見直し」などを訴えたが及ばなかった。
 なお当日の有権者数27,543人に対し、投票数は12,690票。投票率は46.07%で、前回の52.39%を下回った。

衆院選
 第47回衆議院選挙が2日、公示された。茅ヶ崎市、平塚市、大磯町、二宮町の2市2町を選挙区とする神奈川第15区では、届け出順に無所属で新人の池田東一郎氏(53)、自由民主党前職の河野太郎氏(51)、日本共産党新人の沼上徳光氏(28)の3氏が立候補した。約2年間に及ぶ第2次安倍内閣の評価が争点となる今回の選挙。投開票は今月14日(日)となる。
 池田氏は東京大学医学部を卒業後、1986年、当時の労働省に入省する。1994年からは複数名の議員秘書としての活動と並行して1996年に新進党から、2012年にはみんなの党から衆院選に立候補。「打倒しがらみ政治」を訴え選挙戦に臨む。
 河野氏は1996年、第41回衆議院選挙の神奈川第15区で初当選を果たして以降、6期連続で当選している。河野氏は「アベノミクスは日本経済をデフレから脱却させ、雇用も改善させた。消費税の引き上げは医療や介護、年金、子育て支援のために必要。引き上げに向けての経済環境を創りだしていく」としている。
 現在日本共産党の15区雇用問題相談室長を務める沼上氏は地元茅ヶ崎市の出身。運送会社に勤務した経験などから「労働環境の改善」に注力するとしている。党としても「消費税増税の中止」を始めアベノミクス政策の転換を訴えており、主張する「暮らし第一への転換」が果たせるかが注目される。

1205 1面 写真
 平塚市は先月27日、知的障がい者が庁内で「市の職員」(非常勤嘱託員)として働ける「ワークステーションひらつか『夢のタネ』」を来年2月に開設すると発表した。県内の自治体でも初の事例となるこの取り組みは、市の施策として計画されていたものでもなく、議員から提案されたものでもない。ごく一般の、けれども障がい者雇用に対する問題意識を持っていた平塚市福祉部障がい福祉課の有志の職員とOBによる勉強会から生まれたもの。プロジェクト名は「夢のタネ」。無私無欲の市民サービスとして地道に活動を続けてきた彼らの想いが今、花開く。

そもそもワークステーションとは、非常勤職員として採用される知的障がい者スタッフとジョブコーチ(福祉施設勤務経験者)が業務の拠点とするスペースのことで、市役所本館7階会議室に整備される。今年度はスタッフ2人とコーチ1人が採用される予定で、スタッフの業務内容としては文書のコピーやシュレッダー、会場設営、書類及び郵便物封入作業、文書集配などの軽易な事務作業。雇用期間を1年から最長3年と設けているのは、より多くの人に対し、ここで仕事のスキルや社会性を身に付けてもらい、一般企業などで働く「一般就労」へのステップアップを支援したいとの願いがあるからだ。
市役所で働く意義
 現実問題として、知的障がい者が労働できる環境は限られている。実際、平塚市の職員で障害者手帳所持者は35人いるものの、33人が「身体」で、「精神」と「知的」がそれぞれ1人という割合だ。
 そんな中、中々社会へ進出する機会に恵まれなかった知的障がい者に対してもハードルを下げ、門戸を広げるのが今回の取り組みだ。もちろん、正規職員と同レベルの業務とはいかないが、担当課では「市役所で働くこと」という点に最大の意義を見出している。
 これは決して理想論などではなく、実例に基づく見解である。それが、今回の「夢のタネプロジェクト」の職員グループも開設に尽力し、今年7月に本館1階でオープンを迎えた障がい者福祉ショップ「ありがとう」の成功例だ。
ありがとう
 昼の時間になると、商品を買い求めに市の職員を始め議員や来庁した市民で賑わいを見せる「ありがとう」。同ショップは、市内の障がい者団体や地域作業所など23団体から組織される協議会で運営されているもので、様々なお弁当やお菓子、手作りの雑貨品を取り扱っているブースだ。
 これまで同協議会が市役所ロビーで販売スペースを構えるものといえば、季節毎の展示即売会のみだった。だが今年から常設でも販売することになり、このことが障がい者の人たちにとっては「誇り」になっているのだという。そして相乗効果的に「市役所で販売する品物ということで意識も高まり、質の高いものを作っています」と平塚市地域作業所連絡会の髙橋眞木会長は語る。最近では認知も広まり、近隣の大手企業から大量受注などもあり、当初予測していた売り上げよりも2~3倍高いという。
花開き、実を結ぶ
 職員有志による夢のタネプロジェクトが始まってから、約2年半。「タネを蒔いた職員の夢が叶ってきたと思います」と話す市福祉部の髙梨秀美部長は、「障がい者の方々がスキル向上、社会性を身に付けて一般就労へのステップアップ支援ができるように、行政としてもぜひ成功させたい」と期待を寄せている。職員の良心から生まれた1粒のタネ。ここから、どれほどの笑顔が咲くだろう。
福祉ショップ「ありがとう」
◇営業時間:月曜日〜金曜日
      10時〜15時
◇問い合わせ:事務局☎35-3800
参加団体:平塚地域作業所連絡会、平塚市障がい福祉施設連絡協議会、平塚市障がい者団体連合会
【写真】
今年7月、平塚市役所1階にオープンした福祉ショップ「ありがとう」

『紙の月』(2014/日本)
監督:吉田大八 脚本:早船歌江子
出演:宮沢りえ/池松壮亮/大島優子/田辺誠一/小林聡美 他
シネプレックス平塚ほかにて上映中。
犯罪映画なのに、なぜか清々しい後味の作品だ。時代は、バブル崩壊直後の1994年。宮沢りえ演じるヒロイン梨花は、パート主婦から契約社員に昇格したばかりの銀行外交員。誠実な接客で大口契約を獲得していた彼女が、なぜか巨額の横領事件を引き起こしてしまう。きっかけは、顧客の孫にあたる、大学生の若者との不倫。学費に困った彼のため、顧客の預金に手を付けてしまう。だが、本当は理由などなんでもよかった。梨花はただ、自分を取り巻く怠惰な日常から逸脱してみたかったのだ。若者の存在は、梨花自信が新たな人生に跳躍するための踏み台に過ぎない。梨花にとって、“金”とは、欲望を満たす手段でも男を繋ぎとめる餌でもなく、日常から抜け出すためのパスポートなのだ。自らの犯した罪に言い訳ひとつせず、破滅へ向かって全力疾走する。行為が悪だとしても、その姿は高潔で爽快だ。「一緒に来ますか?」と、観客を挑発するような言葉を残し、彼女はスクリーンの外へと一陣の風のように駆け去った。 1128 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

1128うちのコ 陽斗くん 綾香ちゃん

今日は格好良く七五三。妹溺愛中です(^-^)

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1128源平 頼朝の流人時代の話である。真名本『曽我物語』は、盛長の夢の後に頼朝と政子が見た不思議な夢についての物語を載せる。政子は語る。「権現の御宝殿から授かった大きな唐の鏡を袂に収めて石橋を下り、箱のふたを開けてみたら日本六十余州が鏡の表面に顕れて見えたのです。それで殿(頼朝様)にそのことを申し上げたところ、『その鏡は女房の宝であり私の関与するところではない』と言われました。そして二人で一緒に石橋に向かって坂を走り下ったという夢です」。政子は「もしやこれは頼朝様の御治世の後に、後家として日本国を支配するというお告げでしょうか」と言って笑った。実際に政子は頼朝の死後に鎌倉幕府において重きをなし、尼将軍などとも呼ばれるようになるが、これはまだ先の話。
 さて、このやりとりを受けて大庭景義が言う。「非常におめでたいことです。頼朝様と政子様の御夢については畏れ多いために触れませんが、盛長が見た夢に関して私が夢合せを致しましょう」。景義は説明する。「まず、君(頼朝様)が足柄の矢倉嶽にいらっしゃったというのは、足柄明神の矢作大明神の御利益によって敵を討ってご先祖の八幡殿(源義家)の跡を継ぎ、東西南北を従えて居所を東国にお選びになるという御示現です。頼朝様がお酒を三度召しあがったというのは、現在はまだぼんやりと酒に酔っているようなお立場ですが長くて三年、短くて三か月のうちに酔いから醒めて本意を遂げ、展望が開けていくことを表わしています。左足で東国外が浜を、右足で鬼界が嶋(貴海島)をお踏みになっているというのは、東は奥州藤原氏を、西は平家を滅ぼして思いのままに知行されるというお告げです。左右の袂に月日を宿すとは、天皇・上皇を補佐し日本の大将軍におなりになるということです。小松を三本挿頭(かざ)していらっしゃるのは、御子孫三代までその威を天下にお示しになることを意味しております」。景義の夢解きは頼朝を大層喜ばせた。そうして夢のお告げ通りに勢力をつけていった頼朝は、既に西の鬼界が嶋を平定。次に狙うは、奥州藤原氏。手ごわい相手ではあるが、義経を匿(かくま)っていることを大義名分として、圧力をかけていけるはずだ。
参考文献 『真名本曽我物語1』(東洋文庫 平凡社)
【写真】 懐嶋(ふところじま)郷(現・茅ヶ崎市)を領した大庭景義が住んだ懐嶋館址に建つ景義像(茅ヶ崎市円蔵、神明大神宮境内)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1128 2面 パレード_1
 31勝3敗8分けの勝ち点101という圧倒的な強さでJ1昇格とJ2優勝を決め、23日のアウェー大分戦の勝利で今季を締めくくった湘南ベルマーレは24日、平塚市内の商店街でJ2優勝祝賀パレードを行った。優勝パレードが行われるのはJFL優勝を決めJリーグ入りを果たした1993年以来21年ぶり。沿道は約5,000人のファンに埋め尽くされ選手らの偉業を讃えた。
 湘南ベルマーレの選手、監督らはまず湘南スターモール商店街をオープンカーでパレード。沿道に詰めかけたサポーターらは「おめでとう!」「来年も頼むぞー!」などと賞賛と期待の声を選手らに送った。続いて、紅谷パールロード商店街では徒歩でパレード。商店街を東西に貫く特大の花道を選手らは誇らしげに歩いていった。
 特設ステージで行われた祝賀会には落合克宏平塚市長や福澤正人会頭、河野太郎代議士がかけつけお祝いの言葉を贈った。真壁 潔会長は21年前のパレードの写真を手に「そのときの皆さんの笑顔が忘れられなかったからこそ、今日までやってこれた」と感慨深げに挨拶。曺貴裁監督は「来年はJ1という大きな海に出る。帆を張って走り続ける」と決意を新たにしていた。

大磯町長選
 任期満了に伴う大磯町長選が25日、告示された。町長選に立候補したのは届け出順に、無所属新人で元大磯町教育委員長の曽根田眞二氏(66)と現町長の中﨑久雄氏(72)の2人。現職に新人が挑む一騎打ちの様相だ。
 曽根田氏は昭和23年生まれ。早稲田大学を卒業後、日本電信電話公社(現在のNTT)に勤務する。総務省との連携による情報通信技術の活用事業やまちづくり事業に従事し、大磯町の教育委員も務めた。同氏は「義務教育にかかる保護者負担の軽減」「地域医療連携ネットワークシステムの整備」などを訴えるとともに、そのキャリアを活かし「情報通信技術を活用した産業の活性化」などを目指すとしている。
 中﨑氏は昭和17年生まれ。神戸大学医学部を卒業後、医師としてキャリアを重ねる。東海大学医学部教授、東海大大磯病院長、大船中央病院長などを歴任後、平成22年の町長選で初当選。2期目への挑戦となる今回は「予防医学への取り組みの充実」「子育てで選ばれるまちづくり」「『新たな観光の核づくり』の継続・発展」「少子高齢化や人口減少を克服した地域再生」などを政策の軸に掲げている。
 大磯町では1998年以来、町長選では4回連続で現職が新人に敗れている。今回の選挙では中﨑氏が体制を維持できるか、それに対し曽根田氏が町民にどのようなアピールをするかが注目される。24日現在の有権者数は男性13,410人、女性14,163人。投票は30日(日)の7時から20時までで即日開票される。

1128 2面 競輪事業
 独自の競輪場を持たない自治体が、他の自治体が所有する競輪場をある一定期間借り上げて競輪を開催するという「借上施行」。この施行体制を採用し、昭和26年度より平塚競輪場で市営競輪を開催してきた藤沢市は21日、平塚市と共同で記者会見を開き、競輪事業から撤退すると発表した。
 撤退理由は「収益面」。車券売上は、年間100億円超を記録した平成3年度をピークに年々減少、昨年度は15億円を下回った。そんな中、数少ない開催機会(今年度の藤沢市営は6日間)で、天候による中止などのリスクも伴う借上施行では、確実な収益を上げることは困難であるとし、「収益性を維持できているこの時期に」撤退を決定したという。ちなみに競輪界では全国的に借上施行は減り続け、20年前に約40団体あった借上施行者も現在では藤沢市を含む3団体のみとなっていた。
 なお藤沢市は撤退に伴う「解決一時金」を平塚市に支払うとし、その額は、過去同様平塚競輪から撤退した鎌倉市の例などを参考に、1億1千万円程度と推計している。

1128 2面 三十路式
 平塚市、大磯町、二宮町、中井町の小中学校、高等学校に在籍したことがあり、今年度で30歳を迎える人を対象とした「三十路式」の企画が、今年も着々と進められている。近年全国的にも広がりを見せている同イベントだが、この地域では2012年度に初めて開催され今回で3回目。着実に次の世代へ受け継がれ、定着化しつつある。
 「地元に生きる」をテーマとする今回は、初の試みとしてオリジナルキャラ『みそじぃ』を制作。また、当時の担任だった先生たちの写真とメッセージを掲載する冊子の制作や、地元にまつわる写真を事前に募集するフォトコンテストも企画中だ。
 開催にあたり実行委員長を務める森田未来さん(30)は「生まれ育った地元で、温かい『人との繋がり』を再認識できる素晴らしいイベントだと思います」と広く参加を呼びかけている。詳細、問い合わせ等は公式HP(http://misozi.net)へ。

1128 1面写真6
 読書の秋も、もう終盤。ペーパーレス化が進む近年では、タブレット(携帯情報端末)で読書する人を目にする機会も増えてきた。そんなペーパーレスの社会になればなるほど、必然的に淘汰されゆく宿命にあるのが「紙媒体」に携わる産業だ。今週紹介するのは、そんな変わりゆく世の中で、昔ながらの印刷工場を継承しつつも最先端技術である3Dプリント事業に積極参入している地域の企業、株式会社精美堂(石川史朗代表取締役、平塚市東八幡)。未来の分野を開拓するその理由━━。それは、生き残るためだけではない。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では最新3Dプリンターによる造形中の様子、造形された数々の作品が映像でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
創業は昭和12年。77年前と変わらず東八幡の地で操業している同社は、元は写真製版業として設立し、その後はマイクロ写真業務や大判のカラーコピーなど各種印刷サービスを手がけてきた、昔ながらの町工場的な会社である。平成の時代になると文書の電子化にも参入するなど、時代に即した業務を取り入れてきた。また近年では、平塚商工会議所主催の産業フロンティア賞で最優秀賞を受賞したオリジナル商品「名前入りカレンダー」(今年6月に特許取得)がヒットし、好調な売れ行きを見せているという。
 このように比較的順風満帆に思われる同社ではあるが、石川代表(66)=写真右=が「金食い虫」と自虐するほど赤字覚悟で参入している分野がある。
黒字にならない事業
 それが、プラスチックやアクリルなど液状の素材を積み重ねることで、金型も使わず、切削や組み立てもなく1回の工程で複雑な造形を完成させることのできる未来の技術、3Dプリンターだ。
 同社が子会社として運営する株式会社タイムトゥデイ(同)では、これまでに20台以上のプリンターを導入し、中には最新型の国産3Dプリンターも稼働している。実演も含め、営業は品川区の商業ビル内にあるショールームを中心に行われており、医療や農業、建築分野での試作品などを制作しているが、今現在、3Dプリント出力サービスの需要は少ないそうで、石川代表は「利益を生んでいるわけではないです」ときっぱり。それでも続ける理由がある。
未来への投資
 もちろんその1つには、経営的観点から「今後市場が拡大することを見込んでの先行投資」という理由もある。「そのうちに普及するものだとは思いますが、その時になってからでは遅いですからね」と経営者の眼差しで語る。ただもう1つは、採算度外視の考え方だ。
 「もうこの年になるとね、社会的な貢献をする仕事ができているかどうか、そんなことを考えるんですよ。66歳で新しい商売始めるなんて驚かれますけどね、普通は」と笑う。「でもね、我々が投資することで未来の技術が普及する。その一翼を担えるんじゃないかと。普及すれば、例えば子どもたちは自由なアイディアを簡単に実現することができる。そうすれば日本の製造業、ものづくりが変わってくるんじゃないでしょうか」
 だからこそ、石川代表は地域の子どもたちに向け、公民館等で子ども向けの無料体験事業なども積極的に実施する。そんな町工場の社長からは、企業規模より懐の大きさが時代を生き抜く力、と言わんばかりの粋な心意気が滲み出る。
◇問い合わせ:同社☎21−0094
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は12/1(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

1121ペット ピーターくん
(オス、1歳、ジャーマン・ショートヘアード・ポインター)

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1121 2面 行政評価
 落合克宏平塚市長は18日、自身が初当選を果たした平成23年4月の市長選で掲げていたマニフェストについて、外部の政治学研究者に実現率を評価してもらう「平塚市長マニフェスト評価」の結果を公表した。評価を担当したのは、大藏律子前市長も任期中に同様の評価を委託した東海大学政治経済学部の山内和夫教授(政治学博士)。
 評価対象は、マニフェスト『動かせ、 平塚。1461(生活しやすさNO.1をめざして)~圧倒的な生活力、徹底した現場主義~』で示された11の柱と87の項目。対象期間は任期の4年間とし、掲げていた事業や施策が実現されたか否か、その達成度によりA(実現済み、年度内に確実に実現)、B(着手済み、進行中)、C(着手済みだが、年度内に実現不可能)、D(未着手)の4段階および「評価不能」(1項目にA評価とD評価が混在する場合など)で評価された。結果としては、87項目のうち74項目がA、10項目でBとC、3項目は評価不能とされ「実現率は85.1%」との評価だった。
 特に、3つの柱「障がい者の自立と就労」「連携した医療支援」「地域経済の活性化」については実現率100%のオールAであり、同教授は「平塚市の障がい者福祉への取組みと医療支援が進んでいること、そして地域経済の活性化に力が入れられていることを示すものである」と総括している。
 また「命と財産を守る防災活動」「環境シフトの暮らしづくり」「市役所の経営改革」の3柱についても実現率90%以上と評価が高かった。「防災や環境の分野での実現率の高さは、市長の政治姿勢が夙に反映された結果によるものとみられる」とし、市役所の経営改革については「市長のこれまでのキャリアが功を奏したものと推察される」と評された。
 一方で「チャンスを活かす都市基盤づくり」の柱では実現率20%と、低い評価もあった。低評価の事項については法改正の影響などもあり、同教授は「同情すべき余地は存在する」「市民に対して十分説明できるものである」と指摘している。
 これらの結果を受け、落合市長は「フィードバック、点検作業を通して、問題点や課題を把握・分析し、行政運営に生かしていきたい」と話している。なおこの評価資料は市長の後援会HP(http://katsu-ochiai.jp)で公開される予定だ。

1114 2面 二宮町長選_村田邦子
任期満了に伴う二宮町長選と町議選が16日に実施され(即日開票)、町長選では現職の坂本孝也氏(70)と無所属新人の脇 正文氏(58)を抑え、無所属新人の村田邦子氏(57)が初当選した。これにより同町初の「女性町長」が誕生する。得票数は村田氏が6655票、坂本氏が5335票、脇氏が2656票だった(無効等281票)。
また、定数14議席に対して17人(現職7人、新人10人)が立候補した町議選では、無所属新人の露木佳代氏(38)がでトップ当選。結果、現職6人と新人8人が当選し、新人が過半数を占める格好となった。
なお投票者数は有権者2万4557人に対して1万4927票で、全体の投票率は60.79%。平成22年は町長選が無投票だったため平成18年と比較するとマイナス0.57ポイントとなる。

1121 2面 暴力団
 平塚市暴力追放推進協議会は15日、湘南ベルマーレのホームゲーム最終戦で暴力団排除のキャンペーンを行った。
 同キャンペーンは平塚警察署など28団体の協力のもと行われているもので、今回が3回目。平成21年に発生した暴力団同士の抗争事件以降、暴力団排除の動きは高まってきており、その意識が薄れることのないようにと、市内外から多くの来場者が訪れるベルマーレの試合開催時に併せて行われてきた。キャンペーンではクリアファイルなどの啓発グッズが配布されたほか、ベルマーレとのコラボタオルが当たるくじ引きなども実施。神奈川県警のシンボルマスコットのピーガルくんやベルマーレのキングベルⅠ世も駆けつけ、写真撮影に応じるなどキャンペーンを盛り上げた。
 平塚警察署の担当課では「暴力団が1番嫌がるのが市民による排除の動き。継続して意識高揚を訴えたい」と話していた。

1121 2面 七五三
 二宮町の川勾神社で15日、16日の2日間にかけてイベント「子供が喜ぶ 川勾神社の七五三」が行われた。
 主催したのは川勾神社宮司の二見直樹さん、フォトスタジオ「湘南フォトスズキ」の鈴木一成さん、美容室「サロン・ド・ユウ」の三好祐太さんら。鈴木さんは自身が七五三に関わる中で「本来主役であるはずの子どもたちがあまり楽しそうではないな」と感じることがあった。それならばと仲間に声をかけ、子どもたちが楽しめる七五三イベントを企画。今回が初開催となった。着付けやヘアメイク、写真撮影などに加え、人力車体験や弓矢での的当て、輪投げなど様々な催しが行われ、子どもたちは晴れ姿で元気いっぱいに境内を駆け回っていた。
 イベントの最後には子どもたちから両親へ花束のプレゼントも。立派に成長した子どもたちからの思わぬサプライズに多くの両親が目頭を押さえていた。

1121 2面 クリスマスコンサート
 市内在住の声楽家・岩崎由紀子さんを始めプロのソプラノ歌手らを中心にディズニーの名曲やクリスマスソングを歌うコンサートとして毎年開催されている「サンタクロースの贈り物」(平塚市まちづくり財団主催)。同企画では、地域の子どもたちが参加するワークショップも毎年実施されており、今年もその特別レッスンが佳境を迎えている。
 「楽しく歌って、聞きに来てくれた人たちにも楽しんでもらえるように」と声楽指導にあたる岩崎さん。今年は流行した映画『アナと雪の女王』の主題歌・挿入歌も歌われるとのことで、岩崎さんは「プロの声楽家・演奏家を中心に、地域の子どもたちも参加する楽しいコンサートです。小さなお子さんからご年配の方まで楽しんで頂けると思います」と話していた。
サンタクロースの贈り物
◇12/7(日)13時開場◇平塚市民センター◇一般2,000円、高校生以下1,000円(全席自由)◇出演:岩崎由紀子、小田切一恵、ワークショップ参加者ほか◇問い合わせ:同財団 ☎32-2237

1121 1面 景観重要樹木_1
 テレビCMで使われる様な巨木、はたまた小さい頃から親しんだ近所の木。こういった木々を思い浮かべる時、その周りの情景も一緒に浮かんでくる━━。景観重要樹木とは、そんな「ある場所の景観にとって欠かせない」樹木を行政の長が指定し維持保全に務めようという制度、またそれによって指定された木のこと。全国の20都府県33市区町で合わせて489件が指定されている中(平成25年1月1日現在)、平塚市でも平成23年度に総合公園の「メタセコイアの並木」が景観重要樹木第1号に認定された。そして今、新たに4カ所の樹木がその仲間入りをする。

 景観重要樹木とは景観法に基づいて指定されるもので、平塚市内に59件ある保全樹木とも、文化財保護法によって指定される史跡名勝天然記念物(樹木では市内に0件)とも異なる性質を持っている。特に大きく異なるのはその指定基準。保全樹がその樹木自体の美的価値を、天然記念物が歴史や学術上、観賞上の価値を重要視するのに対し、景観重要樹木は樹木とその周りの環境によって特色付けられる景観価値を重視して指定される。樹木そのものの価値や健康状態なども判断基準の一つにはなるが、人々に愛着を持たれ、その場所を語る上で欠かせない存在ということが景観重要樹木たる大切な要素になる。
平塚の指定樹木
 平塚市での指定第1号となったのが、総合公園西側玄関口に位置する「メタセコイアの並木」だ。50本の巨木が並ぶ雄大な眺めは一度見たら忘れられないような印象的な景観をつくり出している。
 そして今回新たに指定されるのは、同公園整備時に植えられ、横方向に伸びた枝葉の姿が印象的な樹齢170年の「スダジイ」。同じく公園整備時に植えられ樹齢120年を数える「市民の木 クスノキ」。東海大学創立者・松前重義が愛し、キャンパス開設にあたり1000本を植えたというケヤキのうち、県道から正門に至る「東海大学のケヤキ並木」。不法投棄や不法耕作などの問題で環境が悪化していた河川の再生を目指し設立された渋田川プロムナードプランの手によって植えられた「渋田川のサクラ並木」の4件の樹木だ。これらの木々は一般公募によって集められたもので、一般からの投票や専門家による審査を経て新たに指定されるに至った。
今後の生かし方
 「方法は検討中だが、どのように地域活性化に繋げられるのか考えていきたい」。そう話すのは平塚市の担当課。今後は指定樹木を増やしていくというよりは、この5件をしっかりアピールし、まちづくりの中に組み込んでいきたいという。単に観光の目玉にする、ということではなく、その地域に愛されているからこその生かし方を模索していきたい考えだ。
 なお、大磯町と二宮町の2町では現在のところ景観重要樹木の指定はないが、大磯町は6件、二宮町は4件(内1件は庭園)の樹木を史跡名勝天然記念物に指定している。大磯町では景観指定樹木の指定も検討中ということだ
【写真TOP】メタセコイアの並木

【写真左から】市民の木 クスノキ/平塚市総合公園のスダジイ/東海大学のケヤキ並木/渋田川のサクラ並木 

1114 2面 二宮町長選
 任期満了に伴う二宮町長選と町議選が11日、告示された。町長選に立候補したのは届け出順に、無所属新人で元県議の村田邦子氏(57)、現町長の坂本孝也氏(70)、無所属新人で町議の脇 正文氏(58)の3人。現町長である坂本氏に2人の新人が挑む三つどもえの様相だ。
 村田氏は昭和32年、横浜市生まれ。専修大学文学部卒業後、民間企業に勤務。平成10年から二宮町議会議員を2期、平成19年から神奈川県議会議員を1期務めた。村田氏は「町財政のゼロからの見直し」「子育て世代に選ばれるまちづくり」などを訴えている。村田氏が当選した場合、同町初の女性町長の誕生となる。
 坂本氏は昭和19年、二宮町生まれ。横浜市立大学商学部を卒業後、平成10年に二宮町議会議員に初当選。町議を2期務めた後、平成18年の町長選で町長に選ばれる。今回は「小児医療費の無料化」「温泉付きレジャー施設の誘致」などを政策の軸に掲げての、3期目への挑戦となる。
 脇氏は昭和31年 、二宮町生まれ。横浜国立大学教育学部卒業後、二宮小・山西小・一色小の教諭を歴任した。平成22年、二宮町議会議員に初当選。これまで教育福祉常任委員会委員長、二宮町農業委員会前委員などを務めてきた。同氏は「町財源の一からの調査」などの他、長年教職に携わった経験から「教育特区の実現」などを主張している。
 町議選には14の議席に対して現職7人、新人10人が立候補した。投票日は16日(日)で即日開票される。10日現在の有権者数は男性11,953人、女性12,857人。

1114 2面 振り込め詐欺
 平塚警察署は5日、振り込め詐欺被害を未然に防止した金融機関関係者など6人に表彰状を贈った。
 表彰されたのは平塚信用金庫旭支店の吉川文華さん、同花水支店の飯田雄二さん、平塚旭郵便局の涌井千春さん、湘南農業協同組合豊田支所の佐藤江美里さん、同平塚支店の三浦春菜さん、株式会社ヤスムラの田中秀男さんの6人。この中で田中さんは金融機関関係者ではなく、給湯器等の修理業者。担当していた女性宅で作業中、女性からの依頼でATMへ送り届ける途中、女性が携帯電話で口座番号や暗証番号などを話し始めたことから異変を感じ取った。
 田中さんは「たまたまその日、市の無線放送で詐欺への注意を流していたこともありこれは変だぞ、と。お客様でもあるので阻止できて良かったです」と笑顔を見せた。

1114 2面 消防警察訓練
 平塚市の消防本部と警察署、神奈川中央交通株式会社の3者は10日、バスジャック犯を想定した対応訓練を合同で行った。
 訓練は、刃物を持った犯人が多数の乗客を乗せた路線バスを占拠したという想定で実施。バスジャック犯への対応だけでなく、それに伴って発生した交通事故、その際の負傷者救助、さらには犯人が所持していた爆発物の処理と、困難な状況が重なった訓練となった。実際の事件や事故では警察だけ、消防だけという状況は少ないため、合同での訓練にあたって参加者らは熱心に取り組むとともに、お互いの訓練の様子を真剣に見守っていた。
 訓練会場となった神奈中平塚営業所の鈴木清彦所長は「訓練の重要性を感じた。一部だけでなく全ての従業員がこうした訓練をできるよう、取り組みを続けていきたい」と感想を述べた。

1114 2面 ロータリー音楽会
 平塚ロータリークラブ(鳥海衡一会長)は11日、市立中原中学校1年生、同中原小学校5年生、同南原小学校5年生、同大原小学校5・6年生の子どもたちを対象とした「よい音楽に親しむ会」を大原小学校体育館で開催した。
 9回目を迎える今回の音楽に選ばれたのは雅楽。民間への雅楽の普及及び技術向上を目的に発足し精力的に活動している雅楽道友会のメンバーにより『君が代』『越天楽』『桃李花』『貴徳』といった管絃・舞楽が披露された。楽器の説明や楽器体験なども行われ、代表者の子どもたちにとってはおっかなびっくりしながらの貴重な体験となった。
 鳥海会長は今回「雅楽は日本人のルーツや精神を感じられる音楽。自然に身体に染み入るような、そんな音楽を聴いてもらいたかった」とにこやかに話していた。

1114 2面 産学連携
 県内の大学と企業が連携し、実際に企業が抱えている様々な課題について学生らが独自に研究を深め、作成した資料を使って企業側の担当者らを前にコンペ形式で発表を行う「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川経済同友会主催)。今年で11回目を数える同プログラムに9年連続で参加しているパッケージの総合商社、株式会社関口商事(関口紀正代表取締役、本社・平塚市桜ヶ丘)は10日、市内で審査会を行った。
 今回同社が提示したテーマ「スーパーやコンビニの店頭に並ぶ浅漬け(キムチ含む)容器の改良点について」に挑戦したのは、青山学院(2チーム)、神奈川、鎌倉女子、相模女子、産業能率(2チーム)、専修、東海、横浜市立の6大学10チーム。同社をはじめ国内大手の漬物メーカーや食品包材メーカーなどの役員、幹部社員、会計士らが務める審査員を前に、学生らは「脱臭機能」や「水切り機能」「味を変化させる機能」を持つ容器など、学生ならではの斬新でユニークなアイディアをそれぞれ発表した。

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 国際的に、11月17日は「肺がん撲滅デー」(国際肺癌学会が2000年に制定)とされていることを、皆さんはご存知だっただろうか。そしてご存知だろうか。この地域に、肺がんと闘いながらも現役のスポーツ選手としてひたむきに生きている人物がいることを。フットサル(5人制のサッカー)元日本代表選手であり、全国リーグの「Fリーグ」で闘う湘南ベルマーレフットサルクラブ・久光重貴選手(33)。昨年6月に宣告された「右上葉肺腺がん」を患いつつも、抗がん剤治療を続けながらピッチに立つ。小児がん患者をはじめとする世の中の子どもたちへ、夢や希望、勇気を与え、生きることの喜びを伝えるために。
 Fリーガーとして活躍している久光選手がフットサルに出会ったのは社会人になってからのこと。サッカー自体は小学1年生の頃より始め、ヴェルディ川崎ジュニアユース(当時)、帝京高校サッカー部と経歴は輝かしい。ただ高校生最後の大会では、それまでレギュラーで地区予選を勝ち抜いてきたにも関わらず全国大会本戦のメンバーから外され、青春時代の涙を飲んだ。そして時が経つにつれ、徐々にボールを蹴ることから離れていったという。
フットサルとの出会い
 高校卒業後は「人が一番やりたくない仕事をまず最初に」と考え、トイレ掃除の仕事に就いた。「それさえできれば、その後の仕事は何でもできると思いましたので」と久光選手。その後転職を重ね、とにかくがむしゃらに働いた。働けば働くほど収入は増えた。「若かったのでお金を手にするのが嬉しくてしょうがなかったんですね。でもある時気付いたんです。お金を稼ぐよりも『やりたいことをやろう』と」。自らの価値観が変化していく中で、出会ったのがフットサルだった。
Fリーガーへ、そして
 現・ペスカドーラ町田の前身となるクラブに初めて参加して感じたのは「この競技、面白い」という感覚。ここからフットサル人生が始まった。当時、約10年前はフットサル黎明期という時代だったが2007年、Fリーグが開幕する。だが久光選手は翌年、町田の監督から「戦力外」として解雇され、獲得を希望していた湘南ベルマーレの所属となった。「あの解雇がなければ今の自分はありません。あの時の監督には素直に感謝しています」と振り返る。そして2013年。シーズン開幕前のメディカルチェックで見つかった人生の転機。
生きる
 診断の結果、鎖骨の裏に「肺腺がん」(発生頻度は女性の方が高く、非喫煙者にも多く発症するとされている非小細胞がん)があるとのことだった。知らされた時は、恐怖心に襲われたり「何でだろう」との思いが強かったという。「いつ死ぬんだろう」とまで考えた。その時心強かったのは「5年か10年生き続ければ、必ず治る薬が開発されるよ」という医師の言葉。「必ず、生きよう」と思った。だがフットサルは絶対に辞めない。一回休んでしまったら復帰はできない。だから選手として動けるうちは選手として生きる。
 「たとえ今は健康な人でも、この先がんと告げられた時には鬱っぽくなってしまうと思うんです。そんな時に、『そういえば久光って選手がいたよな』とか『久光頑張っているから俺も頑張ってみよう』と言ってもらえる存在になりたい」と笑顔で話す。
やりたいことを、やる
 また、久光選手が抗がん剤治療を始めた頃と同時期に小児がんと診断されたサポーターの女の子がいた。その子のために何かしてあげたいとの思いから(公財)日本対がん協会とともにフットサルリボン活動を立ち上げ、現在はフットサル大使として全国の小児病棟慰問やがんの啓発活動等も行っている。子どもたちと遊ぶと、その子たちが笑顔になってくれる。そんな時に「ああ、やって良かったな」と生きがいを感じる。
 人の為にも常に全力で取り組む久光選手。「実際、同時期に入院した人たちはもう、生きている人はいませんし、どんどん亡くなっていくという現実も見てきました」。そして力強く語る。「だからこそ今やれること、今やらないといけないことは、やっておきたい」と。
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1107うちのコ 陽くん
ひなたの笑顔にいつも元気を
もらってるよ♩
これからも沢山笑ってニコニコ
すくすく元気に育ってね♡

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1107 2面 土沢中
 平塚市立土沢中学校(深谷昇平校長、生徒数123人)では先月31日、文化祭の一環で地域へ向けた土沢地域の活性化を提案する「探究発表会」が行われた。同発表会は、同校の2、3年生が4月から週に1回の「総合的な学習の時間」の中でグループ調査・研究を行ってきた内容を紹介するもので、今年で3回目。今年も「地域活性」を共通のテーマに、予め校内で選抜された6グループが「グローバル化」や「休耕畑の活用」「竹を活用したビジネス」「カーシェアリング」などを題材に扱い、発表を行った。
 担当の西澤教諭は「生徒たちは土沢地域に対して『田舎』というマイナスのイメージを持っていますが、自分たちで調べ、地域をより深く知ることで、プラスのイメージを持ってもらえるようになるんです」と話していた。

1107 2面 大洋中
 津波から生徒たちの命を守るための防潮林をつくるものとして今年3月、校内の敷地で植樹を実施した平塚市立太洋中(野口義嗣校長、生徒数338人)では先月29日、2回目となる植樹式が行われた。この取り組みは、社会福祉法人進和学園が進めるプロジェクト「いのちの森づくり」の協力を得たもので、今回同校に植樹された苗木は同プロジェクトの基金から寄付されたもの。
 今回の植樹も「夕陽ヶ丘」との愛称で呼ばれている同校グラウンド海側に位置する場所で行われ、サイエンス部や環境活動に取り組むISO委員会をはじめ、今年はグラウンドを使用する野球部、サッカー部の生徒らも参加し、タブ、アラカシ、シラカシなどの苗木27種1255本が植えられた(前回は25種500本)。野口校長は「自然に接する機会があるようでない今の子どもたちにとって、植樹し、学校生活の中で共に育っていくというのはとても良い経験になると思います」と期待を寄せている。

1107 2面 ビットコイン
 ネット上で流通する通貨「ビットコイン」を多くの店舗で使えるように整備し、市外から企業や人を誘致することで平塚を活性させようと構想する「平塚ビットシティプロジェクト実行委員会」(河野太郎代表)は先月29日、平塚駅南口エリアの10飲食店を会場に第2回目となる実証実験を行った。
 今回は、今年9月に実施した第1回目の5店舗(「いしけん」「くるり」「HAPPY MOUNTAIN BAR」「マリー・ルイーズ」「モノクローム」)に加え、新たに「アクアフィオーレ」「bamboo」「やす」「龍公亭」の4店舗が協力。実行委によると「前回の実験を受けて、(ビットコインを)常時使いたいというお店もあり、みなさん前向きな考えで今回も協力してくれました」という。
 実証実験は一先ず今回で終了とのことだが、今後も実行委では「レジシステムの開発」や、都内ではすでに数カ所(六本木、西麻布など)に設置されている「ビットコインのATM」の購入などを検討していくという。

1107 2面 ざる菊
 二宮町川匂の善波保雄さん宅(川匂178)で栽培しているざる菊が今年も見ごろを迎えている。今年は開花がやや早く、すでに満開。11月半ば頃まで移り行く花の色合いを楽しむことができる。
 開花が早まったことについて善波さんは「8月の終わりから9月のはじめ頃、ちょっと涼しくなって日照時間が短くなったでしょう。多分その頃につぼみができちゃって、そのまま咲いたんじゃないかな」と話す。これから1週間ほど、真っ白い花の見ごろが続き、10日ほどかけてゆっくりとピンク、そして赤紫に色を変えていく。
 近所に住むという老夫婦は「毎年この時期が楽しみ。今年も綺麗に咲いてるね」と斜陽に白い花弁が照らされ薄くオレンジ色に染まるのを眺めていた。

1107 2面 二宮高校
 県立二宮高等学校家庭科部は、部活動の一環で二宮町のパン屋「芦の屋」(二宮890-8)の協力のもと、町の特産品である落花生やみかんを活かした洋菓子を製作した。9日(日)にラディアンで開催される湘南にのみやふるさとまつりで販売される。
 販売されるお菓子は二宮産の落花生を使用した「ピーナッツ入りマカロン」、同じくミカンを使用した「二宮みかん入りマフィン」など。先月31日には試食会が行われ、同校の教員など関係者が舌鼓を打った。アイディアを出した部員らは、月に1回程度料理を作ってきたというが、限られた学校の備品の中で思うようなものが作れないこともあったという。プロの環境でのお菓子作りを通して「想像していたものができて素直に嬉しい。今度学校にオーブンを買ってもらえることになったので普段から色々なものが作れるかも」と笑顔を見せた。

1107 2面 いしけん
 先月都内で開催された「第3回全国逸品コレクション」のフード部門で、市内代官町に店を構える「海鮮和食屋いしけん」(石川賢一代表取締役)の「うまっソウダふりかけ」が準グランプリを受賞した。同コレクションは全国各地の商店が自慢の逸品を出品する大会で、同店の逸品は、昨年の平塚逸品研究会でグランプリを受賞したもの。
 同商品は2011年、市と漁協から「平塚産ソウダガツオを活用して何かできないか」と相談を受け、開発されたもの。ソウダガツオに加え、一般的には販売されない「湘南一本(ネギ)の青い部分」も使われており、風味も豊かだ。開発に携わった同店の関野俊之店長は「味わいはしっとりふんわり。魚の味が生きているふりかけです。ぜひ食卓に並べて頂き、多くの子どもたちに魚の本当の美味しさを知ってもらいたい」と話している。同商品(475円、税別)は店舗のほか平塚漁協やあさつゆ広場でも購入できる。問い合わせは同店☎24-4422まで。

1107オーレ
 1日に行われたホーム群馬戦、湘南はウェリントンのPKで得た1点を守りきり4試合ぶりの勝ち星を手にした。昇格を決めた京都戦以降、1勝3分け2敗と足踏み気味の湘南。直近には今季初の2連敗を喫し、個人的には来季へ向けてのある意味では贅沢な不安を勝手に感じていた。ウェリントンや永木も戦列に戻ったこの日、曺監督は「スイッチを入れて」という指示をハーフタイムに出した。このスイッチとは攻守の切り替えのタイミングで連動した流れを生むためのスイッチだという。このスイッチが入り噛み合っていたからこその前半の快進撃なのだろう。優勝を決めてなお、スイッチのオンオフを追求し、スタイルを深化させるため模索する姿勢は頼もしくもある。今季も残り3試合。プレーオフ進出がかかる相手との対戦もある。スイッチをオフにするにはまだ早い。

【写真】冷たい雨が降る中、4試合ぶりの勝利のダンス

TEXT:名久井啓祐(本紙編集部)PHOTO:湘南ベルマーレ

1107 源平
 宇都宮信房と天野遠景らの功績により、貴海島(きかいがしま)は平定された。頼朝は支配領域を着実に広げていく。かつて、頼朝の忠実な側近である安達盛長が見た、不思議な夢の通りになりつつあった。
 話は頼朝が流人だった頃にさかのぼる。安達盛長の妻の母は、頼朝の乳母(めのと)の比企尼(ひきのあま)である。比企尼というのは、頼朝が伊豆に流された時に自身も武蔵国比企郡(埼玉県内)に下向して、頼朝のことをずっと気にかけ続けてくれていた女性だ。そのような関係で、盛長も長年頼朝を献身的に支え続けてきた。
 山木兼隆に嫁ぐはずだった北条政子が、山木のもとから逃げ出して、頼朝と共に伊豆山(走湯山)権現に庇護されていた時のことだ。頼朝と政子に従って伊豆山に参籠した盛長は、次のような夢を見たという。この夢の話はいくつかの文学作品に掲載されているが、ここでは真名本『曽我物語』を参考にその概要を示そう。
 「今夜、君(頼朝様)にとってめでたい夢を見ました。君が足柄の矢倉嶽においでになった時に、伊保坊(頼朝側近の一品坊昌寛か)が銀の瓶子(へいじ・徳利)を抱き、実近が畳(敷物)を敷き、盛綱が金の折敷(をしき・四角い盆)に銀の盃を据えて、盛長が銀の銚子にお酒をお注ぎしました。そうしたところ、君は三度お酒を召しあがりました。そして箱根に参詣されて、左足で奥州の外の浜(青森県津軽半島)を、右足で西の鬼界が嶋(貴海島)をお踏みになっているのです。そうして左右の袂には月日を宿し、小松三本を挿頭(かざし・髪や冠につける飾り)としてつけて、南に向かってお歩きになっている、という夢でした」
 この盛長の話を聞いて、頼朝は大いに喜んだ。そして、「自分も不思議な夢を見た」と言って、頼朝自身が見た夢について語る。「鳩が二羽飛んできて自分の髻(もとどり・頭の上で束ねた髪)に巣を作り、子を生み育てているという夢である。これは八幡大菩薩が擁護してくださっているということであろう。頼もしい限りであると思われる」。鳩は八幡神の使いと考えられていた(ちなみに鶴岡八幡宮に掲げられている額の「八」の字は二羽の鳩の絵で示される)。続いて、政子も語り始めた。政子もまた、不思議な夢を見たという。
【写真】
鎌倉最古の神社と伝わる甘縄神明神社(鎌倉市長谷1-12-1)の境内に建つ『足達盛長邸址』の碑
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1107コネクト
 浜ゴムが行っている「エコ」を考えるイベント「第6回Think Ecoひらつか2014」が15日に開催される(詳細は下記)。横浜ゴムが考える「エコ」とはどんなものなのか。その活動の先に見据えるものは。平塚製造所の鍋島和彦所長代理に話を聞いた。
 そもそもこういったイベントはいわゆる企業祭であり、製品や活動をPRする場所だ。だが同社の場合は、このイベントを通して地域住民や従業員家族に環境問題や自然に関心を持ってもらい、環境について考える場にしたいという想いがある。鍋島さんも「より多くの地域の方にご来場いただきたいと意識し始めた」という。そのため物販だけでなく、草木染めや紙すきなどの環境に関わるブースを多数出店するのが特色の1つでもある。環境貢献に取り組むにあたり、二酸化炭素排出量削減を進め再資源化率100%を達成した。そして今、横浜ゴムが取り組むのはその先の未来への活動だ。
 同社が進める環境貢献活動で核になるのが「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトだ。これは平塚製造所から始まった植樹の取り組みでこれまでに30数万本を植えてきた実績がある。と同時に近年では工場内の緑化を進めるだけでなく外にも目を向けている。金目川水系の地下水を取水して使用している平塚製造所では、こうした自然の恩恵に対する恩返しを、と考え金目川水系の生物多様性保全活動に着手しはじめている。これまでに部課長級約100名が金目川に行き、鳥類・植生・水生生物・水質などの視点から金目川のモニタリング調査を行ってきた。こうした取り組みの中で、NPO法人や東海大学との繋がりが生まれ環境貢献の活動も広がりを見せはじめた。イベントでもこういった団体が環境問題を考えるブースを提供する。また、これらの活動を報告する場として「生物多様性座談会(12時よりゲストハウスにて)」が企画されている。ある意味ではこれこそがイベントを象徴するようなものだ。
 「面白い記録があって」と鍋島さん。「平塚市が平成19年に発表した『市民意向調査結果』の中で定住意向を尋ねた結果があるのですが住み続けたいと答えた人たちの理由で一番多いのが『自然環境が良い』というものなんです」。人口25万人を超える都市でありながらその自然環境に親しみを感じる住民は多い。それだけに「模索してる途中ですが平塚全体で考えたときにできることはまだまだある。」と力強く語る。今後は大学やNPO法人だけでなく、様々な団体、さらには市や県といった行政とも連携して成果を生みたいと考えている。
 工場の中にとどまらず外に向かって緑を守る活動を広げている同社の目標は大きい。鍋島さん自身も真っ直ぐに未来を見据える。「環境貢献企業として地域をリードする事業所でありたい」と。

1107 1面 大磯60th_1
 日本初の海水浴場の地、時の元勲らの居宅・別荘地、はたまた湘南発祥の地——。歴史的に様々な意味を持つ大磯町が旧大磯町と旧国府町の合併により誕生してから来月1日で60周年を迎える。古くは宿場町として、明治に入り豊かな自然環境を活かした保養地や別荘地として栄えてきた大磯エリア。江戸から明治、戦前から戦後と人々の暮らしも大きく変わってきた。そしてこの先の未来に大磯町はどうあるべきなのか。60周年を前に、未来の大磯を考えるシンポジウムが聖ステパノ学園内「海の見えるホール」で開催された。

 「将来に向けて今、何をすべきか」をテーマに据えたパネルディスカッションでは、都市プランナーの野口和雄さんがコーディネーターを務め、大磯町民を代表しガラス玉作家の玉造絢子さん、日本大学に在学する荻原謙太郎さん、大磯高校に在学する舘野奈々子さんら3人がパネリストとして登壇した。野口さんの人口減少や高齢化にどう向き合うか、という投げかけに対し、玉造さんは「価値観が多様化する中で大磯に残るような自然が評価されると思う」と自然環境を残したまちづくりを訴えると、大学でスポーツを学んでいるという荻原さんは「高齢者が増えていくなか、いかに健康を維持できるかが大切」と健康寿命を伸ばすことの重要性を熱弁。舘野さんは「大磯をよりアピールするため、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などをもっと活用しては」と若者らしい視点で考えを述べた。
「あおみ」初登場、記念事業も
 当日は60周年を記念した事業の各種発表や表彰も行われた。
 パネルディスカッションの後には大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」と「あおみ」が登場。いそべぇは以前からイベントなどに出演し、愛らしい姿で町をPRしていたが、今回のイベントではあおみの着ぐるみが初お目見えとなった。あおみはトレードマークの大きな帽子を揺らしながらダンスを披露し、来場者から大きな拍手が送られていた。
 続いて町内の小学校高学年児童から町の未来をテーマに募集したポスターの表彰式が行われた。最優秀賞には武藤美姿さんの作品が、優秀賞には土肥樹怜さんと前田華乃子さんの作品が選ばれ中﨑久雄町長らから盾などが贈られた。
 また、原付バイク用ご当地ナンバープレートもこの日初披露となった。町内外から応募のあった39作品の中から採用されたのは、同町在住の専門学校生、飯田美咲さんの作品。飯田さんは「数字の視認性を大切に、地味になりすぎないようにした。とても光栄です」と喜びの表情を見せた。プレートは枚数限定交付となっており、町では18日(火)まで抽選申し込みを受け付けている。
 さらに「自然と文化のおもてなし」をコンセプトに発行された記念切手を紹介。1000シートの限定販売で、価格は1シートにつき82円切手10枚で1,230円。町役場や図書館などの公共施設、大磯町、二宮町、中井町のほか、平塚市の一部郵便局などで販売中だ。
 ナンバープレートに関する問い合わせは町税務課、記念切手に関する問い合わせは町政策課まで。いずれも☎61-4100(代表)
【写真トップ】
いそべぇ・あおみと手前から時計回りに飯田さん、前田さん、土肥さん、武藤さん
【写真左から】
パネルディスカッションの様子/最優秀賞となったポスター/販売中の記念切手

10月31日号 私は今 岩田 明子さん 岩田 明子さん
elk by cotton トップスタイリスト

東京や海外で美容師として必要な最先端のセンスと鍛錬を積み、現代のヘアスタイルに何が必要かを常に汲み取ってプロ意識を持って仕事をしています。お客様により良いサービスを提供したいという思いから、毎年2度ほど海外に行き新しいスタイルを学んでいます。マンツーマン接客と丁寧な技術をモットーに、毎日楽しみながら日々働いています。☎21-5356

1031 2面 プリウス
 神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)は25日、26日の2日間、足柄上郡松田町の「やどりき水源林」で、森林保護の啓発を目的とした「プリウス森木会」を開催した。
 この活動は同社の社会貢献活動の一環として1997年の初代プリウス発売以降続けられているもので今回で30回目を迎える。今回参加した約100人を含め、これまでに延べ2,000人を超えるプリウスオーナーが参加し、間伐や土留め柵の設置などの作業を行い、森林保護の重要性を体感してきた。今回行ったのは同地で群生しているミツマタという植物のうち、林道などへはみ出したものを移植する活動。移植は以前、同活動で作った丸太筋工という土留めにそって実施され、17年続く活動の歴史を次代に繋げるよう、参加者らは丁寧に移植を行った。
 同社ではこの活動と並行してプリウスの販売台数に応じた金額を県に寄付しており、累計額は5,500万円を超えている。

1031 2面 ひらしん
 平塚信用金庫は23日、宇宙飛行士の山崎直子さんを招き、第16回TRI bankひらつか信友会講演会を開催した。「宇宙、人、夢をつなぐ」と題された講演会の中で山崎さんは自身の体験を通して感じた人の生き方や夢について語った。
 千葉県松戸市生まれの山崎さんは、1999年に国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補に選ばれ2001年に認定。2010年にスペースシャトル・ディスカバリー号で宇宙へ旅立ち、ISS組立補給ミッションSTS-131に従事した。2011年にJAXAを退職後、現在では内閣府宇宙政策委員会の委員、日本宇宙少年団アドバイザーなどを務めている。
 講演の中で山崎さんはシャトルへの搭乗が決まらず不安を抱いていた訓練時代や、宇宙で生活した2週間の話をしながら「極限状態だからこそ基本的なことが大事」「宇宙では上も下もない。地球も宇宙から見れば1つの宇宙船のようなもの」などと話し、来場者らも真剣に耳を傾けていた。

1031 2面 消防訓練
 平塚市内で危険物を取り扱う施設の自衛消防団員が日頃の訓練の成果を競う「消火競技大会」が24日、相模川河川敷の加和楽会グランドで行われた。同大会は消防用機械器具の取り扱い技術向上や、防災意識の高揚、自主防災体制確立の推進を目的に開催されているもので、今回が47回目。
 競技は屋内消火栓操法男子の部・女子の部と、小型ポンプ操法の部の3種目が行われ、13事業所から22チーム、88人の選手が参加した。大会は屋内消火栓操法女子の部は学校法人東海大学湘南校舎が、男子の部は関西ペイント株式会社開発センターがそれぞれ優勝。小型ポンプ操法の部では三興製鋼株式会社が優勝した。
 市消防本部予防課では「昨年は雨模様だったので晴天のもと大会が開催できてよかった。大会に参加し互いに刺激しあうことで防災意識を高めるきっかけになったのでは」と話している。

1031 2面 環境事業センター
 平塚市は22日の定例市長記者会見の中で、同市大神の環境事業センターから発生する熱エネルギーを活用する余熱利用施設の基本設計が完了したことを発表した。
 同施設は敷地面積約3,900㎡、地下1階、地上2階の鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)となる予定。施設には水中運動ができる「水中トレーニング槽」、歩行機能などの回復訓練を行える「機能回復訓練室」、余熱を利用した「温浴施設」などが設置される。また、町内福祉村の活動室なども設置される予定で、市では整備と利用の基本方針として「健康・交流を創出する活動拠点」と打ち出している。
 同様のコンセプトを持つ施設として、市内には東部福祉会館、西部福祉会館、南部福祉会館がすでにある。施設を利用する際の料金は検討段階だという。

 東海道平塚宿の旧跡を訪ねて歴史を学び、そして平塚ゆかりの落語を楽しみ、さらには当時の旅籠で提供された夕膳を味わうというイベントが25日、湘南百番落語会により行われた。
 これは、噺家を招いて落語を聞き地域に残された落語の名所を巡るというイベントを都内で開催する「芝落語会」にヒントを得て、同会協力により実現したもので、初開催となった今回は古今亭志ん吉さんが招かれ落語「お菊の皿」が披露された。名所めぐりについては、市史編集委員の関 恒久さんと地域デザイン研究所の飯尾紀彦さんが案内人として各所で解説を行った。
 名所めぐりは平塚駅の駅開業記念の「柳の木」から始まり、八幡大門跡やお菊塚、江戸口見附、脇本陣跡、問屋馬跡などを巡り要法寺へ。同寺で落語を聞いた後、昼食として提供されたのが「秋の旅籠の夕食膳」だ。同メニューは、初代歌川広重と三代歌川豊国による合作『双筆五十三次』の中で描かれている旅籠の女中が運ぶ料理を再現したもので、「鳥保 割烹 貴柳庵」(紅谷町)の主人であり日本料理研究会技術参与でもある鳥海義晃さんが複数の資料から参考に再現したもの。内容は、麦飯にけんちん汁、さばの塩焼き、煮しめ、香の物など。食後は、平塚の碑やお初の墓、春日神社、京方見附を巡り、最後は平塚宿の碑の前で解散となった。当日の参加は約50人。遠くは埼玉県からの参加者もいた。イベントを終え、案内人の関さんは「平塚は見る所がうんとあるということを、市民の方に知ってもらえれば嬉しい」と話していた。
 なお当日の様子は落語全編を含め、湘南ケーブルテレビ局(SCN)の湘南チャンネル(CATV002ch)で12月に放送される。

1031 1面写真
 平塚市立春日野中学校(西浜 馨校長、生徒数347人)の吹奏楽部が今年も「日本管楽合奏コンテスト全国大会」(主催=公益財団法人 日本音楽教育文化振興会)の予選を通過し、3年連続となる出場を決めた。以前までは「全国」とは無縁だったという同部だが、初挑戦となった一昨年の大会では審査員特別賞と優秀賞、昨年大会では同特別賞と最優秀賞を受賞するなど、今まさに常連校かつ名門校になりつつある。私立も含め全国津々浦々の強豪校と肩を並べ躍進を続ける同部は、ご多分にもれず1年が経てば概ね1/3の部員が入れ替わるという宿命にある公立中学校の部活動。そんな彼らの中で毎年受け継がれ、彼らが大切にしているものとは何か。
 来月に大会を控えた同部は今月24日、激励に訪れた落合克宏市長や金子 誠教育長らを前に演奏を行った。今年選曲した楽曲は『バグズ(虫)』(ロジャー・シシー作曲)という組曲で、同部が演奏するのは全6楽章のうち第1楽章「前奏曲」、第4楽章「クロゴケ蜘蛛」、第5楽章「トラフアゲハ」、第6楽章「軍隊アリ」。誰もが聞いたことのある、音楽の教科書に出てくるようなメジャーな作品とは言い難いが、その「選曲力」も同部の強みのひとつだ。
選曲、演奏よりも
 外部講師として今年4月から同部を指導し、タクトを振っている春口 旭さん(28)は今回の出場に関して「まずは選曲が良かったのだと思います。バンドの人数、カラーに合った選曲ができました」と話す。もちろん当然のことながら演奏力は評価しているものの「技術的な部分は今までの積み重ね。彼らは先輩たちから教わってきたことをちゃんと練習してきているので底がしっかりしています。だから私はあまり教えていないんです」と謙虚。ただ、音楽をやる以前に何よりも生徒たちに求めているものがある。「どちらかと言えば、普段の生活態度の方が大事だと思っています。遅刻をしないとか頭髪を乱さないなど、当たり前のことができないといくら教えても定着しませんからね」。そしてそんな生徒たちは生徒たちで、大切にしている言葉がある。
部員を繋ぐ言葉
 西浜校長は「吹奏楽部の生徒たちは『音楽は心』を合い言葉に、自分に厳しく、音にも厳しく日々頑張っています。そんな彼らの音は一糸乱れず、非常に奥深い音となり聞く人を魅了します」と評価する。同部顧問の平良絵梨香教諭も「子どもたちも『音楽は心』という言葉が好きで、ずっとそれでやってきました」と言い、部長を務める3年・星野瑛彗君(15)も同じ言葉を口にしていた。
 たかだかひとつの言葉で、と思うことなかれ、彼らはその言葉のもとにひとつになり、権威ある大会で評価されてきた事実がある。そして後輩へ、さらに後輩へと引き継がれ、「一発屋」ではない証明の最中にある。部長の星野君は「今回は(最高位の)文部科学大臣賞を狙っていきたい」と頼もしい。そんな彼らが躍動するのは来月8日。言葉ではなく、音で語る。
◎2014 第20回 日本管楽合奏コンテスト(中学校A部門)
◇日時:11/8(土)9時15分開場、10時開演◇会場:かつしかシンフォニーヒルズ(東京都葛飾区立石6−33−1)◇チケット:前売2,500円、当日2,700円◇問い合わせ:日本音楽教育文化振興会☎︎03-3814-2977

オーレベルマーレ1024  19日に行われたホーム長崎戦。前節アウェー東京戦で優勝を決め、この日にシャーレの贈呈を受ける湘南は、チャンピオンチームとして堂々と長崎を下し、シャーレを受け取る、はずだった。結果としてこの日、今年2度目の黒星。連続無敗記録、連続ホーム無敗記録、年間最多勝ち点といった記録もするりと逃げていった。スタメンを大きく変更し望んだ試合は前半だけで2失点。後半に島村のゴールで差を詰めるも、特に前半はどうにも「らしくない」戦いで敗北を喫した。チームの内情の全てはわからないし、メンバーやポジションを入れ替えたことも、監督の「新しいトライを」という言葉ももっともだ。が、個人的には何はなくとも勝って気持ちよく優勝を祝いたかった。「残り5試合、リセットして」という言葉通り、今年前半を席巻した湘南スタイルを深化させ、気持ちよくJ1に挑みたい。
【写真】相手の厳しいマークに苦しむ菊池
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 

 

『切腹』(1962/日本)
監督:小林正樹 脚本:橋本忍
出演:仲代達矢/三國連太郎/岩下志麻/丹波哲郎 他
「あの頃映画the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション」にて発売中。
小説を脱稿しました。オリジナル企画なので、出版出来るかどうかも未定ですが、元々、映画化を念頭に置いての作品です。で、その題材が時代劇。同じように、映画用企画を小説化してから映画化の道程を辿った、『のぼうの城』や『超高速!参勤交代』を真似たわけではなく、実はそれ以前からモタモタ書いているうちに先に真似られたってやつです(苦笑)。そんなわけで、今回は僕が最も感銘を受けた時代劇をご紹介。『切腹』は、その物々しいタイトルで腰が引ける向きもあると思われますが、凄惨さよりも静寂さが際立つ作風。ある浪人者が仕官(就職)がかなわず、武士の面目を貫くため、大名家の庭先を拝借して切腹を果たすという。浪人が語る身の上話から、パズルのピースが埋め合わさるように、その真の目的が明かされていく。一幕劇を観るような緊迫感と、上質なミステリーを紐解くような緻密な構成。浪人の溜めに溜めた怒りと悲しみが、マグマのように迸るクライマックスはまさに圧巻。これぞ名作です。 1024 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

1024 源平
 九条兼実は貴海島征討に積極的な頼朝を諫める。兼実の意見はこうだ。「三韓(百済、新羅、高句麗)を降伏させた(注・真偽のほどは定かではないが神功皇后が新羅を攻めて百済や高句麗までも従えたという伝承がある。余談であるが中世の縁起類にはその際に高(句)麗から来た者(神)と大磯の高麗山が関連付けられて語られるものもある)のは上古のことであって、今はもはや人の力の及ぶところではありません。あの島の境界に対する、日本古来の慣例や作法については測りかねます。貴海島を攻めるなど、煩いはあっても益はないでしょう。お止めになった方が良いかと思われます」。こうした兼実の助言を受けて、頼朝は貴海島征討を一旦保留することにした。天野遠景のもとへ、しばらく延期するようにとの指示を出す(『吾妻鏡』文治4(1188)年2月21日条)。
 ところが、事態は急展開する。3月5日になって宇都宮信房に恩賞が与えられる次第となった。次のような経緯による。先月頃に信房は、鎮西から書状を頼朝に進上していた。貴海島に渡る件についての様々な情報を報告するものであった。去年島の形勢を探ったことによって海路について知ることができた信房は、それを絵図にしたものを献上した。貴海島征討に関しては誰もが先行きの困難さを感じていたために頼朝に思いとどまるよう忠告をしており、頼朝としても納得しかけていたところだった。けれども、進上された絵図を見たことによって、頼朝の気が変わった。「それほど人に負荷がかかることもないだろう」と判断したのだ。渡海への志を新たにした頼朝。詳細な報告によって頼朝の心を動かし、実行に移す決意をさせた信房は、それゆえ恩賞を与えられることとなったのであった。
 5月17日。天野遠景をはじめとする使節が鎌倉に吉報をもたらした。貴海島に渡って合戦を行い、島内の者達は既に降伏したというのである。なかでも目覚ましい功績を挙げたのは宇都宮信房であった。以後も豊前を中心に勢力を持った信房は、豊前宇都宮氏の祖と言われている。
【写真】信房の供養塔と伝わる、楞厳寺(福岡県京都郡みやこ町犀川木井馬場)境内に建つ五輪塔 写真提供=みやこ町歴史民俗博物館
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1024 2面 店舗コンクール_3
 平塚市は21日、9日に行われた「平成26年度平塚店舗コンクール」の審査の結果、一般小売業店の部で「nid institute(ニド インスティチュート)」(夕陽ケ丘5-1)が、飲食・サービス業店の部で「inside out cafe(インサイド アウト カフェ)」(追分8-2)がそれぞれ最優秀賞に選ばれたことを発表した。
 今年の同コンクールには11店舗がエントリー。神奈川大学経営学部教授ら5名の審査員が、店舗の内外装・照明・色彩・商品陳列・衛生状態・接客サービス・装飾宣伝・その他地域商業への貢献度、環境問題への取り組みなどの審査基準に基づき選出した。
 「nid institute」は色彩・香り・音楽による五感を意識した癒しの空間づくりが、「inside out cafe」はハワイアンイメージの追及と統一感のある内装やコンセプトが高く評価されたという。

1024 2面 委員
 平塚市教育委員会は14日、木村泰久委員の任期満了に伴い、田中千勢子委員が新教育委員として就任したことを発表した。先月25日に議決され、任期は今月11日から平成30年10月10日までとなる。また、同委員会の委員長には先月26日付で小川哲史さんが選出されている。
 市内在住の田中委員は昭和27年生まれ。昭和50年に平塚市立港小学校の教諭になったことを皮切りに、県教育委員会中教育事務所副所長兼職員課長や市立神田小学校校長、市立崇善小学校校長などを歴任した。
 小川哲史教育委員長は、市立山下小学校の学校歯科医や平塚歯科医師会学校保健委員会委員長、同医師会理事を歴任。今月1日から職務についており、任期は平成27年9月30日までとなっている。

1024 2面 園児交通安全
 平塚市は20日、湘南平塚モータースクールで市内保育園・幼稚園の年中・年長児を対象にした交通安全教室を開催した。
 教室には市立須賀保育園、市立夕陽ケ丘保育園、市立港幼稚園など9園、173人が参加。園児らは交通安全協会や交通安全母の会連絡協議会の会員らの指導のもと、「とまって、(手を)あげて、みぎ、ひだり、みぎ……」と声を揃えてルールを唱和しながら道路の横断方法について学んだ。また、佐川急便株式会社のドライバーらも教室に参加。「トラックの後ろで白いランプが点いたらすぐ離れよう」「トラックの周りで遊ぶと危ないよ」など、実際にトラックを使用して園児らに講習を行った。
 同教室は平成21年から毎年開催しており今年で6回目。公立園、民間園問わず合同で実施している。

1024 2面ダボス
 市民参加による大規模対話集会「平塚ダボス会議」の実行委員会(河野太郎実行委員長)は21日、今年5月に開催した第1回会議の議事録要約版が完成したことを受け、提言の意味も込め市に提出するとして落合市長を訪れた。
 同会議は、自分たちの住むまちが「選ばれるまちになる」ために多くの市民参加による議論の場を創出しようと企画されたもので、第1回と冠した今年5月の会議は人口減少問題から産業、教育、七夕、高齢化、まちづくりなどをテーマに、約6時間にわたって議論が交わされた。要約版を受け取った落合市長は「まちの課題を捉え、市民で対話する機会をつくっていただいて、ありがたい。ぜひ参考にしたい」と謝辞を述べた。
 なお同議事録の要約版は今後、実行委によりインターネット上で公開される予定だ。

1024 2面 東海道
 平塚市は同市が平成25年4月に全国に先駆けて開始した「お話し見守り歩数計(ひらつかミルック)事業」において開催中のイベント「東海道五十三次ウォーキング」で京都にたどり着いた利用者が出たことを発表した。17日には落合克宏平塚市長と湘南ベルマーレキャプテンの永木亮太選手から表彰状と記念品が贈られた。
 ひらつかミルックとは見守りセンサー、緊急ブザー、健康相談、家族からの受話、GPS検索、歩数計と歩数管理など、これ1つで高齢者の家族への情報発信や、相談員による日常の見守り、歩数データの分析による健康増進などを行うツールのこと。現在、市内には約150人の利用者がいるという。今回表彰の対象となったのはこの中の歩数計機能を使用した東京-京都間の東海道踏破イベントで、日々の歩数を東海道の道のりに反映させ地図上で仮想の旅をしてもらうというもの。利用者には定期的にハガキが送付され、自分が道中のどの辺りにいるのか、付近の名産品などが通知される。
 表彰されたのは市内在住の福田 稔さん(69)。福田さんは昨年11月末に「色々な機能があり、独り身にピッタリ」と利用を開始。1日1万歩を目標に総合公園などでウォーキングに励んだ。「これのおかげで外に出よう、人と会おうという気持ちになる」と話す福田さんは約5カ月をかけて京都に到達。現在は次なるイベントである「四国八十八霊場ウォーキング」に参加している。ベルマーレの大ファンであるという福田さんは永木選手からサイン入りの色紙と公式球が手渡されると「いやー、ホントに嬉しいなぁ」とご満悦。市長も「元気な暮らしの一助にしてほしい」と偉業を讃えた。

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 スポーティーなヘルメットを被り、クロスバイク(マウンテンバイクとロードバイクの長所を掛け合わせた自転車)に乗ったチームが颯爽と市街を走る。スポーツの秋を楽しんでいるのではない。重い装備を身に付け、キリッと引き締まった精悍な顔つきで周囲に目を配りながら走行する彼らは、今年5月に発足した平塚警察署の自転車部隊「湘南平塚サイクルポリス」だ。全国でも珍しい取り組みとして県内で初めて導入されてから半年が過ぎ、見かけたことのある人も徐々に増えてきたであろうサイクルポリス。その効果は表れてきたのだろうか――。

この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では自転車整備やパトロール中の様子、隊員のインタビューなどが映像でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
平坦な土地柄ゆえか自転車の利用者が多く、自転車に関する交通事故も数多く発生している平塚市。平塚警察署は昨年、管内における自転車事故の発生件数が県下54警察署の中でもワースト1位だった。こういった状況を受け、発足したのがサイクルポリスだ。制服警察官が自ら自転車に乗ることにより、利用者視点から交通マナー向上を図るとともに、交通違反者の指導、取り締まりを強化し事故防止を呼びかけ、またひったくり等の街頭犯罪抑止を目的に日々パトロールを行っている。
自転車の利点を生かし
 サイクルポリスとして活躍しているのは、同署の「警備課直轄警察隊」という機動隊に所属するメンバー。体力ある20代~30代の隊員を中心に、隊長の石井剛史警部補以下16人が任務にあたっている。
 基本的な日課は、午前と午後のパトロール。全10台のクロスバイクを所有する同隊では、2~3台を1グループとした2~3グループに分かれて市内各エリアを巡回する。そこで生きてくるのが自転車の特性だ。人通りの多い商店街や狭い路地が入り組む住宅街。これまでパトカーやバイクでは手の届かなかった「かゆい所」も網羅できるようになった。
平塚での効果は
 石井隊長は「最近では多くの市民の方にも認知されてきたようで、声を掛けてもらえるようになりました。そして自転車に乗っている方も我々を見ればルールを守ってくれますし、交通マナーは上がってきたと感じております」と話す。
 実際に、市内の自転車事故件数に関して言えばサイクルポリスが発足した今年(1月~9月)と昨年(同)を比較するとマイナス6%と、僅かながらも減少傾向が見て取れる。また県下54警察署の中では、現時点(9月統計)までで「ワースト2位」と、決して良くはないが、最下位を脱却している。
市民に親しまれる存在に
 もちろん今の時点では、サイクルポリスの直接的な効果を事故件数と関連付けて見出すのは難しいが、それは今後の統計が証明していくことになるだろう。少なくとも、一般的な「自転車に乗ったお巡りさん」のイメージとはかけ離れたスタイルの警察官がまちを走っている、という認知が広まりつつあるのは間違いない。
 市民を守るため、サイクルポリスは今日も行く。そんなヒーローを見かけたら、小さな子どもたちは応援の声を掛けたくなるかもしれない。だが何よりも彼らにとっての応援は、みんなが交通マナーを守ること、だ。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は10/27(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

1017 源平
 文治3(1187)年9月22日。貴海島(きかいがしま)には源義経に味方する輩が潜伏している、という疑いがあったために、頼朝は宇都宮(中原)信房(下野国の武士)を追討のために鎮西(九州)へ下向させることにした。貴海島は、貴賀井島・喜界島・鬼界が島などとも表記され、この時代に西の境界として考えられていた地である。ただ鹿児島県の硫黄島かとする説や奄美群島の喜界島かと推定する説もあって判然としない。「鹿ケ谷の陰謀」が発覚して俊寛らが流されたのも、この鬼界が島(この場合は硫黄島か)であった(『平家物語』)。
 さて、この鎮西方面にはすでに天野遠景が奉行人として駐在していた。昔から、貴海島へ船で渡る者はいなかったと言われていた。平家が世を治めていた時代には、勅勘を蒙った平忠景(薩摩国の住人)がこの島に逃亡したときに、その追討のために遣わされた平家貞(平家代々の家人)が軍船で何回か渡海を試みたにもかかわらず、結局風波を凌いで渡り得なかったということもあったようだ。ただ、去年薩摩国河辺(川辺・かわなべ)郡の河辺通綱がこの島に到達したという情報を得ていたこともあり、頼朝は渡海の可能性を感じた。それで今回のことを思い立ったのだった。「貴海島を平定するように」、との使命を帯びた信房は鎮西へと向かう。
 文治4(1188)年2月。天野遠景から鎌倉へ届いた書状には次のようにあった。「昨年の12月に郎従らを貴海島に渡らせて様子をうかがいましたところ、追捕するのに問題はないように思われます。しかし、鎮西の御家人達に催促をしても協力しようとしませんので、まだ無勢です。再び御教書(頼朝からの文書)をお出しになって促してくださいますようにお願いいたします。宇都宮信房は自らが海を渡ろうとして準備をしていたのですが、私が抑止しましたので、信房は親類らを遣わしました。彼らはこの上ない精兵です」と記されていた。
 貴海島征討に意欲を燃やす頼朝。この件に関しては、京都でも以前から取り沙汰されているところであった。貴海島を攻める必要性が本当にあるのか――。摂関家の九条兼実は難色を示し、頼朝を諫めるのであった。
【写真】
信房が山頂に「神楽城」を築いたとされる神楽山(福岡県京都郡みやこ町)
写真提供=みやこ町歴史民俗博物館

1017 2面 台風
 13日に九州に上陸、14日未明に関東を通過し日本列島を縦断した台風19号。フィリピンの東に位置していた段階では中心部の気圧が900hpaだったが、上陸以降は勢力が衰えたため、1市2町への大きな被害はなかった。
 今回の台風に対し平塚市の災害対策課では「市としては前回18号の被害を受けて様々な対応をした」と話す。聞こえにくいという市民の声から自主避難の防災無線放送は2回ずつ流し、公民館や学校への職員の配備を早め受け入れ態勢を整えた。また被害状況を広範囲にわたって集約するため、市内の11公民館に情報拠点を設けるなどの工夫を凝らした。さらに避難対象となった世帯には10日午後の段階で市職員が、13日には消防署員が各戸を訪問し、スムーズな避難を呼びかけるなど「できる限りの対応策を取った」と言う。
 結果として大きい被害はなかったため、市災害対策課でも胸を撫で下ろしている。
【写真】風で倒された馬入川河川敷のコスモス

1017 2面 一日警察署長
 神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例に定められた「安全・安心まちづくり旬間(11日〜20日)」に合わせ、平塚警察署(綿引直也署長)では平塚市防犯協会の岩本敏男会長を一日警察署長に迎えた各種キャンペーンを行った。
 平塚市では刑法犯全体の発生は減少傾向にあるが、振り込め詐欺の被害が多く憂慮すべき状況だという。また防犯のためにキャンペーンを行っても、チラシの類などはすぐに捨てられてしまうこともある。10日に行われた街頭キャンペーンで岩本会長は「1人1人に足を止めてもらい、しっかり話をすることで犯罪が減るよう呼びかけたい」として一日署長としての務めを果たした。
 綿引署長は「防犯協会をはじめとした各団体がこうして協力してくれることで署は別の方向に注力することができる。各所とタッグを組んで啓発や抑止、そして警察にしかできない犯人逮捕などに努めていきたい」と話している。

2面起業_141017
 平塚市は9日、市内での創業促進を目的に平塚商工会議所、平塚信用金庫等と連携し、現在も行っている創業予定者や創業間もない事業者への支援を強化していくと発表した。「創業するなら平塚で」を合言葉に、地域経済の活性化や新陳代謝をより一層推進したい狙いがある。
 支援内容をまとめた「創業支援事業計画」は今年6月に産業競争力強化法に基づく認定を受けた国のお墨付き。これまでにも商議所による「創業塾」や「開業資金補助」などの創業支援施策は行われてきたが継続性のない単発の施策になりがちだった。今回の拡充では取り組みの強化に加え、新たな施策を用意することで、企画・立案から開業後のケアまで幅広くサポートできる体系的かつ総合的な支援体制を目指す。拡充策では事業フェーズに応じた適切な支援を行うため、創業前の環境醸成期にはセミナーや交流会が、事業化に向けた具体策を練る段階ではフレッシュビジネス認定コンペティションなどの認定・支援事業が、資金繰りを計画する段階では相談窓口や奨励金の支給などが用意されている。市ではこれらの各種支援を通じて、年間20件程度の創業実現を目標としている。
 これらの事業と並行して、商議所や平塚信用金庫でも様々な支援拡充を図っていくとしている。同金庫では来月26日(水)に女性創業応援セミナーを開催する予定だ。また市内9店舗に創業応援窓口を開設し、特定創業支援事業を行っていく。同金庫の担当者は「金融機関ならではのノウハウもある。アイディアがあるという人は相談してほしい」と話す。一方、市では大学生ら若い世代にも起業の魅力を知ってもらうべく、来月10日(月)に東海大学で、来月17日(火)には神奈川大学でベンチャー起業の代表らを招いたトークライブを予定している。市の担当者は「歴史的にも平塚から全国区になっている起業がある。今すぐ、というわけでなくても将来的に起業にチャレンジする人が平塚を選んでくれるような素地をつくっていきたい」と展望を語った。

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 湘南ベルマーレがクラブ史上初の快挙を達成した。11日、味の素スタジアム(東京都調布市)で行われたJ2第36節、対東京ヴェルディー戦。湘南は試合前の時点で勝ち点88を取得しており、2位松本の勝ち点は67。今季7試合を残す中、仮に松本が残り試合を全勝しても勝ち点88であるため、今節で湘南が「勝ち点1以上」を得れば、松本は湘南を上回ることができず、「引き分け以上の成績」で優勝が確定する試合だった。
 そして両者奮闘の末、結果はスコアレスドロー。湘南はクラブ史に「リーグ初優勝」を刻んだ。Jリーグ加盟以前の前身クラブ「フジタサッカークラブ」の成績も含めれば、JFLで優勝した1993年以来21年ぶりの快挙。また、「優勝」という点では94年の天皇杯、95年のアジアウィナーズカップでの栄光が挙げられ、19年ぶりのタイトルとなった。
 クラブ史に残る快挙を成し遂げた指揮官・曺貴裁監督は試合後、「『最後まで勝つためにやる』ということを今日に限らずずっと続けてきたことで、6試合を残してチャンピオンになれた。選手たちには『よく頑張った』と言ってあげたいです」と総評。さらに、昨季「J2降格」を決定付けた試合が行われたスタジアムでの会見ということで、「去年ここで降格が決まった時、あいつらの顔を見るのが本当に辛くて。情けない話ですけど。でもそこで、ここで残って頑張った奴に100%助けられたという思いしかないですね。良い選手たちだと思います」と胸中を明かした。
 また、クラブを運営する株式会社湘南ベルマーレでは眞壁 潔代表取締役会長と大倉 智取締役社長の両名で「小さな私たちが再びJ1で躍動し『最強のベルマーレ』を深化させるには、更なる皆様との共闘が不可欠です。引き続きのご支援、ご声援をお願い申し上げます。“On the way to 2015″」とコメントを出している。
 なお次節19日のホームゲーム(対V・ファーレン長崎戦)では試合後にJ2表彰式が開催され、Jリーグ村井 満チェアマンからのシャーレ贈呈などが行われる。16時キックオフ。
(写真提供=湘南ベルマーレ)

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 今年4月からの消費税率引き上げに伴い、所得の低い世帯や子育て世帯への暫定的・臨時的な措置として、国が対象者1人につき1回限り1万円~1万5000円を支給する「臨時福祉給付金」と「子育て世帯臨時特例給付金」。これら2つの給付金に関する申請・相談の窓口は各市区町村となっており、申請期間については各自治体により異なるため受け付けを終了した自治体もあるが、平塚市、大磯町、二宮町においては、現在も申請期間中で、新設の担当課や相談専用ダイヤルで対応中だ。平塚市によると、対象者の中には未だ申請を済ませていない人も少なくないとのことで、申請期限に向けさらなる認知拡大を図っていくという。
 給付の対象となる支給要件に関して、平塚市福祉総務課の担当者は「比較的『子育て世帯~』の方は分かりやすいのですが『臨時福祉~』に関してはケース毎に調べていかないと判別がつかないため少々分かりづらいのかもしれません」と話す。すでに市と町から発送されている申請書類についても、「対象と思われる世帯」へ送付したというのが現状だ。実際に要件を満たしている「対象者」なのかどうか、個人個人の税情報と照合して確認する必要がある。では、どのような要件を満たすと「対象者」となるのか。
まずは気軽に問い合わせを
 対象児童1人につき1万円(1回限り)を受給できる「子育て~」の対象者に関しては、簡単に言えば「今年1月分の児童手当をもらった人」となる。但し基準を超える高額所得者や、もう1つの「臨時福祉~」の受給者は対象外となる。
 また「臨時福祉~」の対象者を簡単に言えば「今年度分の住民税が課税されない人」で、且つ「住民税が課税されている人の扶養親族等や生活保護受給者ではない人」となる。さらに、こちらの対象者の中で「老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金、児童扶養手当、特別障害者手当」などの受給者は5,000円が加算される。
 以上のように、個人のみでの判別は難しく煩雑であり、また対象と思われる人でも実は対象でなかったり、逆に対象と思われなかった人が実は対象者だったりするケースもあるという。そのため担当課では「分からない場合は気軽に問い合わせてほしい」としている。
詐欺には要注意
 なお各市町では、対象と思われる住民に対し申請手続きを促すと同時に、「給付金に係わる職員」を偽装した振り込め詐欺や個人情報詐取の注意を喚起している。
 そもそも市や町の職員がATM(銀行・コンビニなどの現金自動預払機)の操作を依頼することは「絶対に」ないことであり、また給付のために手数料などの振込を求めることも「絶対に」ない。さらに住民の世帯構成や金融機関口座の番号などの個人情報を照会することも「絶対に」ないと強調。「もし、職員を騙った電話がかかってきたり郵便が届いた場合は迷わず最寄りの警察署や市役所・町役場に連絡して」と呼びかけている。
◎申請期限・問い合わせ
◇平塚市:平成27年1月22日(木)まで。給付金専用ダイヤル☎79-8828(平日9時~18時)
◇大磯町:平成27年1月30日(金)まで。給付金専用ダイヤル☎60-3220(平日9時~16時)
◇二宮町:平成26年11月28日(金)まで。企画政策課臨時給付金担当☎71-3328
【写真】市庁舎別館に開設した給付金の相談窓口(平塚市)
【写真2】「対象と思われる世帯」に発送された申請書類(平塚市)
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1010 オーレ  他会場で開催される松本山雅の勝敗如何で「クラブ史上初のリーグ優勝」がかかっていた4日の湘南対愛媛戦。歴史的瞬間を目の当たりにせんと、多くのサポーターが気持ちを高揚させていたであろう特別な日ではあったが、試合を前にして松本勝利の報。湘南の優勝は持ち越しとなった。
だがそんなことは今の曺ベルマーレには関係ない。常に目前の試合に集中するといういつものスタイルで躍動した。キックオフ早々武富が豪快に先制点を奪い、40分にはキャプテン永木が華麗なフリーキックで直接決める。後半31分には岡田がアクロバティックな駄目押しゴール。これぞ湘南のエンターテインメントサッカーだ、と言わんばかりの爽快な完封勝利に、冬の時代が完全に終わったと思わざるを得ない。いつぞやは、アディショナルタイムに追い付いたり勝ち越したりという結果に対し「湘南劇場」なる表現があったが、今のショーの方が断然、人にオススメできることは間違いない。【写真】フリーキックの弾道を計算してメンバーに指示を出すキャプテン永木(手前)
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)

 

 

 

1010 源平
文治4(1188)年4月。鶴岡八幡宮で臨時祭が行われた。頼朝が流鏑馬に堪能な者を召したところ、この日選ばれた故波多野(松田)義常の嫡男である波多野有経(有常)が、素晴らしい技を披露した。感心した頼朝は、有経の亡き父・義常の所領であったうちの松田郷を与えることにした。義常というのは、治承4(1180)年に頼朝が旗揚げした際、頼朝の招集に応じなかったために討手が遣わされ、自害することになった人物。そのため、子の有経は、親戚の大庭景義(景能)のもとに預けられていた。時を経て、ようやく流鏑馬の技によって認められることとなったのだった。ちなみに波多野庄(秦野市)については、義常の弟である義景の手に既に渡っており、本年8月に岡崎義実がこの地に関して所領争いを引き起こすことは既に述べたとおりである(第2部第26回参照)。
さて、有経を庇護し続けた大庭景義に目を向けてみよう。彼の弟の景親は、石橋山の合戦で伊東祐親と共に頼朝を攻めて勝利を得たが、のちに処刑されている。もうひとりの弟の俣野景久もまた頼朝に反する側について、石橋山で佐奈田(真田)与一義忠と死闘を繰り広げた人物である。景義には、保元の乱の際に義朝(頼朝の父)に従い、敵方の弓の名手であった為朝に狙われたが足を射られ一命を取りとめたという経歴もある。頼朝が挙兵してからは彼のもとで重要な役割を果たし、この後の奥州攻めに際しては、その道理を説いて頼朝に最終的な決意をさせるほどの幕府の重鎮である。
文治4年11月18日。その大庭景義の家の庭で狐が斃(たお)れていた。この怪異により、景義は謹慎。『吾妻鏡』の27日条には、景義らの父であった景宗の墓が群盗によって荒らされたという事件が載る。墓に納められていた重宝などが掘り起こされて盗まれたというのだ。景宗の墓は、相模国大住郡の豊田庄(平塚市豊田本郷付近)にあった。群盗については、追跡はしたものの捕まえることはできなかった。景義宅の庭で斃れていた狐と、この事件とに関連性はあるのか――。なんとも奇妙な出来事であった。
【写真】大庭景宗の墳墓と伝わる『大庭塚』(平塚市豊田本郷1688付近)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014/アメリカ)
監督・脚本:ジェームズ・ガン 脚本:ニコル・パールマン
出演:クリス・プラット/ゾーイ・サルダナ/ヴィン・ディーゼル 他
シネプレックス平塚ほかにて上映中。
いやぁ、笑った、泣けた! まったくのノーマークというか、劇場で観ないリストの筆頭にあった作品であったが、特報第二弾を観て、おや? と気になりはじめた。外国映画でよく見るネームプレートを掲げた犯罪者たちが写真を撮られている光景に、それぞれの犯歴とプロフィールが語られる。どいつもこいつもろくでなしといった連中が、銀河の守護者になるらしい。これは、僕が大好きな『ギャラクシー・クエスト』や『サボテン・ブラザーズ』『ザ・マジックアワー』といった、ダメな奴が起死回生のチャンスで人生のリターンマッチに挑む、黄金パターンではないか!いや、実際、期待以上の出来にすぐにでもリピートしたい気分だ。ルックス的には近未来SFの本作だが、実は現代劇。アンチヒーローの抱える痛みや挫折や孤独、友情と家族愛を、主人公の亡き母がカセットテープに吹き込んでくれた、“ウガチャカ”で有名な「フックト・オン・ア・フィーリング」をはじめとする70年代ヒットナンバーが軽快に彩る。 1010 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

1010 2面 台風
 6日8時過ぎに静岡県浜松市付近に上陸し神奈川県を直撃した台風18号の影響で平塚市、大磯町、二宮町では、人的被害はなかったものの浸水や土砂崩れなどの被害が報告されている(情報は7日13時現在)。
 平塚市では土砂崩れや金目川水系氾濫などの恐れがあったため市内全世帯の約30%に相当する3万2579世帯、約8万人を対象に避難勧告が出され、指定の避難所などに延べ200人以上が避難した。100カ所以上で道路が冠水し、6路線が通行止めとなったほか、土砂崩れも27カ所で発生した。6日10時10分までの最大60分雨量は75.5mmに達し、4日13時から6日10時40分までの積算雨量は353.5mmだった。
 大磯町でも土砂災害と河川の氾濫を警戒し避難勧告を発令。ビニールハウスの浸水などの被害報告があがっているという。二宮町では避難勧告こそ出さなかったものの避難所を開設。道路の冠水などはあったがこちらも大きな被害は出ていないという。

1010 2面 交通安全教室
 平塚市交通安全対策協議会は2日、金旭中学校(平岡喜久雄校長、生徒数654人)で全生徒を対象とした「自転車マナーアップスクール」を開催した。
 当日はスタントマンの派遣などを行っている株式会社ワーサルによって実際の事故を再現。こういった教室は「スケアードストレイト」と呼ばれ、この場合は事故の恐怖から交通安全の大切さを学ぶ目的で行われる。自転車対自転車の事故の他、自転車対車、あるいは歩行者と自転車などの事故を実演した。自転車対車の演目では、生徒代表が車の中に乗り込み事故を体験。運転者がはね飛ばされ、衝撃でフロントガラスがヒビだらけになる様子に「ものすごく怖い」と話していた。
 同社は月に10回程度、こういったスケアードストレイト教室を実施し、全国各地を回っているという。

1010 2面 広報
 まちの魅力を市内外の多くの人にPRするため、今年7月から映像を用いたシティプロモーションを進めている平塚市では今月、第2弾となる映像が完成したと発表した。
 子育て環境の良さを紹介し、市外から子育て世代を呼び込もうと制作した第1弾の「ちいさな命はおおきな未来」編に続く第1弾の今回は、市民が主役のまちをアピールするものとして作った「まちを支える」編。平塚が農商工をはじめ漁業など産業がバランス良く発展したまちであるということから、市内の様々な職場で働く19業種約90人の顔が収録された。秘書広報課広報担当の根岸康徳さんは「農家さんの顔に刻まれたしわや保育士さんの笑顔など、メリハリの効いた映像となり、本市の魅力が出せた作品になったと思います」と話している。
 今回作られた60秒の映像は、市HPのリンク先から(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kouhou/pcpage00017.htm)見ることができる。
【写真】PVのワンシーン。平塚ラスカで働く女性

1010 2面 行政評価
 大磯町は4日、外部の学識経験者など3人によって構成される大磯町行政評価委員会による外部評価を実施した。一般町民の傍聴も可能で延べ40人ほどが訪れ、真剣な眼差しを向けていた。
 今回、評価の対象となったのは①学校施設・設備維持事業、②学校プール管理運営事業、③学校施設等開放事業、④学校プール開放事業、⑤特定健康診査事業、⑥特定保健指導事業、⑦防災設備維持管理事業、⑧市民農園事業の8事業。①〜④、⑧の事業は抜本的な見直しを求めるC評価、⑤〜⑦の事業は改善が必要ながらも事業を継続して行くB評価となった。C評価の抜本的な見直しは必ずしもネガティブな要素だけではなく、委員長からは「あくまで事業を『やる』方向で見直しをしてほしい」といった声なども聞かれた。
 これらの評価を参考にしながら町では事業の継続に関して最終的な判断を行うことになる。

1010 2面 あきさん1
 平塚市明石町に店を構える「東曜印房」の一級印章彫刻技能士・水嶋祥貴さん(37)が、今年4月に行われた第二十回全国印章技術大競技会で厚生労働大臣賞を受賞した。授賞式は先月神戸市で行われ、同月30日には落合克宏平塚市長を表敬訪問し、喜びを報告した。
 (公社)全日本印章業協会が主催し、日本中のはんこ職人が腕を競う同大会は、同部門のほかにもゴム印や篆刻、書など全部で8部門ありそれぞれに金賞が用意されているが、同大臣賞の授与は1人のみ。今回、水嶋さんは「木口密刻の部」に初出品し、自身初となる大臣賞を受賞した。
 同部門で今年、課題とされたのは「思無邪」の3文字。これは『論語』の為政第二の中で、孔子が「詩経を一言で言えば『思い邪なし』」と言ったとして出てくる言葉だ。水嶋さんは、文字の周囲に「見栄えもしますし一度彫ってみたかった」という龍を彫り、表現した。
 「いくら彫っても全然進まなかったのは辛かったですね」と振り返る作品制作には2カ月を要し、仕上げとなる最後の段階では大変苦心したそうだ。「でき上がったはんこを実際に押してみたら鱗が太く感じて。『誰も気付かないよな』とも思いましたが、やはりこだわろうと彫り直しました」と制作当時の苦労を語る。審査の結果「龍の輪郭と顔、鱗のスマートさのメリハリが効いていて良かった」と評され、報われたという。
 自身がこれまでに受賞した数々の賞の中でも最高の栄誉となる大臣賞を受けた水嶋さんだが「これ(競技会)は練習ですからね」と割り切っている。「腕を競うのは、お客さんに良いはんこを渡す為の練習であって、本番は日々のはんこ作りです」。「今後、はんこの価格は上がりますか?」という少し邪な質問にも「大臣賞をとっても価格は変わりませんのでご安心を」と笑う。「僕は芸術家ではなく職人で、決まった値段で良いものを出すのが職人の役割だと思っています。だからこれからも同じ気持ちではんこを作り続けます」と飾ることなく答えてくれた。
 そんな職人が作るはんこをお求めの際は、東曜印房(☎21-0181)へ問い合わせを。
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「湘南ひらつか囲碁まつり」が今年も第19回として10月12日(日)に紅谷パールロードと西口公園通りをメイン会場に大々的に開催されます。
 今年の「囲碁まつり」の参加者は、北は「北海道」から南は「九州」まで、全国にわたり、参加者の年齢は最高齢が93歳、最年少が5歳と幅広い世代が参加しています。
 「囲碁まつり」といえば「囲碁のまちひらつか」というように囲碁ファンの注目を集め、性別や年齢、地域を越えた全国的に有名なイベントとなっています。
 碁石と碁盤が紅谷パールロードの端から端までズラリと並んだ様は圧巻です。さわやかな秋空のもと、プロ棋士との対局は緊張感のなかにも和やかさが漂い、独特の雰囲気がかもし出されます。
 今年の出場棋士は、平塚の「木谷道場」で育った二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、大竹英雄名誉碁聖、宇宙流の武宮正樹九段などの他に日本棋院からは高尾紳路十段、依田紀基九段、趙善津九段、謝依旻女流名人など総勢81名もの棋士が「囲碁まつり」を盛り上げます。このように、大勢のプロ棋士が勢揃いするイベントは「囲碁のまちひらつか」ならではのことです。
当日飛び入りも可
 事前参加者の募集はすでに締め切られましたが、当日飛び入り枠が200名分用意されています(飛び入り受け付け11時から12時。定員を超えた場合は抽選。参加費大人1,000円。高校生以下500円)。
 また囲碁まつりでは、1000面打ちの他に様々なイベントを用意しています。
 「平塚ろう学校和太鼓OB会」による出陣太鼓を皮切りに、「ジャック天野とマイノリティー」のデキシーランドジャズにのって棋士入場、フィナーレには「平塚ウィンドオーケストラ」の吹奏楽などの音の演出です。
 そのほか、プロによる「囲碁入門教室」、トッププロによる「囲碁教室」や「サイン会」「七路盤大会」「初心者個別囲碁指導コーナー」など、様々なイベントを実施します。
 さらに、「漁師鍋」500食の振る舞いなど、囲碁を知らない方でも楽しめます(参加者は直接会場へ)。
協賛セールも
 なお1000面打ちに協賛した店舗では1000・500にちなんだセールも開催されます。
①味匠 あさひ家=かき揚げてんぷらそば・うどん(当日のみ価格 各555円) ②韓国家庭料理 雪夜筧=石焼ビビンバ定食(ランチのみ)900円→500円(当日のみ価格) 豆腐チゲ(ランチのみ)880円→500円(当日のみ価格) ③Silkの店 絹衣=男女兼用シルク5本指ソックス2足で1,080円→1,000円 シルク、絹、スカーフ各種1,000円→500円 1万円以上お買い上げ総額より1,000円引き(全商品対象) ④シャポー=ブレンドコーヒーorアイスコーヒーとチーズケーキセットで通常価格750円or800円→500円(当日のみ価格) ⑤ユーユー本館=●花工房 季節の花束・鉢物600円〜800円→500円 ●ハマケイ やきとりパック12本入り1,214円→1,000円 バラエティパック(からあげ・揚げシュウマイ・ポテト詰合せ)550円→500円
※すべて税込価格
◇お問い合わせ
(公財)平塚市まちづくり財団
文化事業課 ☎0463-32-2237

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 梶原景時が頼朝に告げる。畠山重忠に謀叛の疑いあり――。「重忠は自分が犯したわけでもない罪のために召し籠められて不満を持ち、武蔵国の菅谷館で反逆を企てているそうです」。これを受けて、小山朝政(おやまともまさ)や小山(結城)朝光、下河辺行平などが頼朝のもとに呼ばれて意見を聞かれた。使者を遣わして重忠に事情を聴くべきか、直ちに討手を遣わすべきか。朝光は言った。「重忠は正直者で道理をわきまえた人間ですから、謀叛など企むはずがありません。きっと何かの間違いでしょうから、使者を遣わしてその意をお尋ねください」。他の者達も同じ意見だった。頼朝は下河辺行平に命じた。「重忠とは弓馬の友であろう。彼に真意を問うて、異心がないと分かれば重忠を連れてくるように」。行平は、武蔵国へ向かった。
 行平に事情を説明されて、重忠は憤った。「どうして今更これまでの勲功を無にして謀叛人となれるのか。お召しがあると言って、私を騙して殺すためにあなたが派遣されたのだろう。恥ずべきことだ」。重忠は腰の刀で自害しようとした。行平は止め
る。「あなたはご自分を正直者だという。私だってまた、あなたと同じように誠意を持っている。陥れるようなことなどしない。友である私を使者として寄越したのは、あなたを連れてこさせようとする頼朝様のお計らいであろう」。重忠は納得して、行平と共に鎌倉へ向かうことにした。
 謀反の心など持ってはいない、そう梶原景時を通じて陳述する重忠。景時はそれならば起請文を書くように、と言う。重忠は答える。「自分のような勇士が人々の資財を強奪しているなどという噂を立てられるのであれば恥辱だが、反逆を企てていると
いう噂であればかえって面目である。しかし頼朝様を主君と仰いでからは二心などない。私は、思うことと口に出すことに違いはない人間だ。言葉を疑われて起請文を書かされるというのは、正道を犯す者に対する方法なのだから受け入れられない。私に
偽りのないことは頼朝様が良くご存知のはずだ。そうお伝えいただきたい」。頼朝はこの件についてはもう触れずに、重忠と行平と雑談などをした。行平には剣が与えられた。無事に重忠を鎌倉へと伴ってきた褒美として。
【写真】畠山重忠が住んだとされる菅谷館跡(埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷)に建つ『畠山重忠公像』
写真提供=埼玉県立嵐山史跡の博物館
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

1003 オーレ  水戸を迎えた20日の試合で久々のホームでの快勝、ついにJ1昇格に王手をかけた。  思えば2年前、曺監督は昇格や順位・勝ち点数などの質問には「目の前のゲームを勝ちにいくだけ」と頑ともいえるほどに触れてこなかった記憶がある。それが今年は開幕当初からJ1復帰など具体的な目標を語ることをはばからなかった。もちろん、目の前の試合を勝ちにいくだけとは今も言い続けているし、言葉にするかしないかだけで根本的なところは変わらないのかもしれない。だが今年は大いに口にしたことを実現してきた。勝ち点80という目標しかり、昇格という1つの到達点も今や手の届くところまできている。言霊、というものがあればこういう感じなのだろうか。  唯一心残りなのは今週号の締め切りが火曜の京都戦より前だということだけだ。

【写真】8試合ぶり出場の中村祐也。相手DFを振り切り、ゴール前に迫る
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)

 

 

1003 2面 昇格_1
 湘南ベルマーレは先月23日、アウェーで行われた京都サンガFC戦の結果をもってJ1へ自動昇格するJ2リーグ2位以内を決めた。28日にはクラブライセンス交付第一審機関により「2015シーズンに関するJ1クラブライセンス付与」が決定し、J1への昇格を確定した。
 23日のアウェー京都戦は3位のジュビロ磐田が負けたため、引き分け以上で2位以内が確定する一戦となった。平塚市内では紅谷町まちかど広場でパブリックビューイングが行われ、約700人のサポーターがテレビの画面を食い入るように見つめていた。湘南は前半にFW岡田翔平選手のゴールで先制するとそのまま前半を折り返す。京都は後半4分、FWでJ2得点ランキングトップに立つ大黒将志選手がゴールを決め同点に。続く後半35分にはまたも大黒選手のゴールで逆転に成功する。しかし広場に集まったサポーターらがこの日1番の「ベルマーレコール」を画面の中の選手らに送ると後半39分、DF島村 毅選手が矢の様なミドルシュートを決め同点に追いつく。そのまま試合を引き分けに持ち込み2位以上が確定するとサポーターらは喜びを爆発させた。28日にホームで行われたFC岐阜戦では凱旋セレモニーが行われ、地元湘南でサポーターらと喜びを分かち合った。
 湘南は一昨年J1昇格を決めるもわずか1年で降格。それでも全員攻撃、全員守備の「湘南スタイル」を崩さずに今年は序盤から独走。残り9節を残しての昇格は史上最速となった。次節、湘南はホームに今年唯一黒星をつけられた相手、愛媛FCを迎える。2位松本山雅FCの結果次第ではあるが、今度は最速タイでの優勝がかかる一戦となる。
【写真上】昇格セレモニーでサポーターと共に
【写真下】23日、試合終了とともに大歓声が/セレモニーで挨拶する曺監督

1003 2面ビットコイン
 平塚のまちを世界初の「ビットコインで決済できるモデルシティ」に、との構想を掲げる平塚ビットシティプロジェクト実行委員会(河野太郎代表)では先月25日、平塚駅南口エリアの5飲食店を会場に、同通貨を決済で使用する第1回目の実証実験を行った。
 ビットコインとは、インターネット上で流通している仮想通貨のことで、ネットワーク上では仮想だが取引所は現実世界に存在し、円やドルなど実際の通貨と交換することができる。仕組みは複雑なものとなっているが、砕けて言えば「スマートフォン1つで、誰でも簡単にクレジットカード決済的なシステムが利用ができるもの」である。
 当日は一般参加の30人をはじめ、河野太郎代議士、同通貨を研究している慶應義塾大学SFC研究所の斉藤賢爾博士、平塚出身であり国内で同通貨のプロモーションを行っているRising Bitcoin Japanの樋田桂一代表らが参加し、実証実験を行った。会場として協力したのは「いしけん」「くるり」「HAPPY MOUNTAIN BAR」「マリー・ルイーズ」「モノクローム」の5店舗。一般の参加者からは「簡単で使いやすい」といった意見から「使い方が分からないから現実の通貨で普通に飲んでいる」(女性の高齢者)といったものまで様々だった。
 河野氏は「平塚が『ビットコインが使えるまち』となれば、これから世界中で生まれてくるであろうビットコインを使った新たなプロジェクトが『平塚でテストしよう』ということになる。これは世界中の企業が平塚を使ってくれる機会を生むことでもあり、観光客をはじめとする多くの人が集まってくるチャンスでもある。そんな世界でも初めてのモデルケースを平塚につくりたい」と期待を寄せている。なお同委員会では南口エリアで来月開催される「平塚南口ぶらりはしご酒」でのテスト導入も視野に入れ、今月末にも同様の実証実験を実施するとしている。
【写真】スマホによるビットコイン決済を行っている河野氏。左は海鮮和食家いしけん店主の石川賢一さん

1003 2面 ロコモ
 大磯町、東海大学体育学部生涯スポーツ学科、医療機器メーカーのアルケア株式会社の3者は先月25日、大磯町民の健康寿命を伸ばすことを目的とした「おおいそアンチロコモ教室」の第1回目となる大測定会を開催した。
 ロコモとはロコモティブシンドロームの略称で運動機器の障害により移動機能が低下した状態を指し、これが進行すると要介護になるリスクが高まる。そこで主に下肢の運動能力の増進、維持に注目し、特化型の運動プログラムを組んだものが同教室だ。約半年間にわたり教室に参加することで日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる期間「健康寿命」を伸ばすことが狙いだ。当日は多くの人で賑わい、健康への関心の高さを伺わせた。
 今回の教室は全国に先駆けるモデルケースとして大磯から全国へ発信する予定となっている。

1003 3面神田交通2
 神田交通株式会社(井上蔚美代表取締役)では先月28日、貸切バスのラインナップに湘南ベルマーレのロゴやキャラクターを描いた大型バスを新たに導入した。同クラブの選手送迎にも利用される同車両は「昇格凱旋」のホームゲームが行われた同日、初のお披露目となった。会場ではバスと一緒に記念撮影するサポーターも多く、人気を集めていた。
 同クラブのオフィシャルクラブパートナーでもある同社は、これまでにも中型バスではベルマーレ仕様の車両を運行してきたが、選手送迎では利用されておらず、また中型の車両更新の時期も重なったため、このたび大型での導入となった。同社の井上雅己常務は「弊社イメージカラーの『白地に赤』とは異なる色で、ある意味冒険でしたが、昇格、優勝を目指すという良きタイミングの中でぜひ多くの人に親しんで頂ければ」と話している。同車両は一般での貸切利用もできる。問い合わせは同社☎55-1515まで。

1003 2面定数削減
 平塚市議会は先月25日の9月定例会最終日において、議員定数を2議席削減する議案「平塚市議会議員定数条例の一部を改正する条例」を提案し、賛成24、反対5で可決した。この条例により来年4月の市議選から28議席となる。
 提案者は清風クラブ、湘南フォーラム、公明ひらつか、平塚自民クラブの4会派で、今年の5月から議会運営委員会や議会活性化検討委員会、会派代表者会議で検討を重ねてきた。4会派を代表して提案説明した片倉章博議員(清風クラブ代表)によると、定数を34から30に削減した平成18年当時の「市民1万人に対し、議員1人の割合を目指す」という目標を根拠に、当初は「4減」を掲げたが、議論の中で今回は「先ずは2減」に落ち着いたという。
 提案説明と質疑の後の討論では、反対派の日本共産党平塚市議会議員団・松本敏子代表から「緊急性のない海外視察はせず、政務調査費の用途を明らかにし、残った金額は返却すべき」といった意見も。また、これまでの市議選で二期連続トップ当選している無所属の江口友子議員は「市役所という地方版官僚組織のチェック機構である市議会の定数を削減し、いたずらに縮小することは民意を削ぐことに繋がるという構造的問題がある」「今議会で市職員の定員数を49増やす条例改正案がつい先ほど可決成立したが、市役所という組織のポジションと人員を増大させる一方で、民意を代弁し、チェック機関である議会の定数を削減することは相対的に民意を縮小させることを意味し、効果よりも問題・デメリットが大きい。安易に削減すべきではなく、議員の報酬や額について、慎重に自分の手で審議すべき」と討論。さらに無所属・鈴木亜紀子議員は「市民生活が多様化する中で、代表者である議員は多様な層から選ばれる必要がある」と反対論を展開した。
 起立採決で行われた表決では、共産党市議団の3人と無所属の2人以外は賛成の意を示し、賛成多数で可決となった。

1003 1面 マコモ_1
 ホクホクの栗やさつまいも、油の乗ったサンマ、香り高いマツタケにジューシーな柿、葡萄、梨……と枚挙に暇のない秋の味覚。そんな秋の味覚の1つ、マコモタケはご存知だろうか。名前からするとキノコの一種? それともタケノコの仲間? その正体はマコモというイネ科植物の肥大化した茎のこと。現在、大磯町ではこのマコモタケの栽培研究を進めている。狙いは耕作放棄地の解消と大磯の食を代表する特産品づくり。マコモタケは先細りの農業を救い、大磯を代表する味覚になりうるか。挑戦を続ける町の職員や生産者に話を聞いた。
 全国的な傾向にもれず、農家の後継者問題に直面している大磯町。現在、耕作放棄地は12.3haにもなり、行政でもその対策に頭を悩ませている。そこで2年前に農業委員会に所属し、現在産業観光課の石井道朗さんが目を付けたのがマコモタケだった。マコモは水はけの悪い土地でもよく育ち、あまり手もかからない。国内で売り出している場所も少なく、希少価値も謳える。早速他県の生産者に教えを請い、株を分けてもらって試験栽培を始めた。
農家の想い
 試験栽培で一定の成果を上げた町は今年に入り実際に生産してくれる農家を探していた。そこで名乗りを上げたのが米、柑橘などを栽培していた西方農園の西方安雄さんだ。兼業農家の西方さんは、定年を機に本格的に農業に取り組もうというところでマコモタケの話を聞いた。大磯の農家の現状について西方さんは「理由は色々あるけど続けるには難しいことも多い。子どもの頃から親しんできた大磯の農地が荒れ果てていくのは手足をもがれる様な辛さ」と話す。そんな背景から大磯の農業を助け、まちおこしの一助になるならと栽培を決めた。「最初は半信半疑で。でも石井さんがあまりにもマコモマコモって言うもんだから」と笑う。今年は270坪で栽培しており、今まさに初収穫の真っ最中。西方さんは「興味を示している農家もいる。これをモデルケースにより多くの農地で栽培できるようになれば」と期待を寄せる。
観光の目玉としても
 収穫を進めるなかで石井さんと西方さんは現在、販路の開拓に勤しんでいる。町としてはまず販路を確保し、その先に大磯ブランド化、名産品化の道も見据える。折しも観光の核づくりを推進している最中にある大磯町。この時期しか食べられないマコモタケを「大磯の秋」として、アピールできれば大きな武器になる。
 では気になる味は。マコモタケはクセのない味わいで生食も可能。シャキシャキとした歯触りの中にほんのりとした甘みとコーンのような香りが感じられる。さらに火を通すとその歯触りと甘みがぐっと引き立つため、天ぷらや炒め物など油との相性は抜群。タケノコのようなアスパラのようなシャキシャキ感と口の中に広がる柔らかな甘みは他では味わえないもので、旬の食材としてのポテンシャルは十分に高いといえる。
 このマコモタケ、今年は大磯駅前の「地場屋ほっこり」にて取り扱い予定。また直販も可能とのことなので興味のある人は問い合わせてみては。◇問い合わせ:西方さん☎090-5327-2287
【写真トップ】マコモタケの可食部。皮を剥いていくと真っ白な身が姿を現す
【写真下左から】生産者の西方さん/収穫の様子/秋の食材とともに天ぷらに/野菜炒めにしても美味しい

0926うちのコ 優翔くん

今月に入ってやっと一人で歩ける様になりましたぁ‼

あもゆママ さん
【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0926オーレ  水戸を迎えた20日の試合で久々のホームでの快勝、ついにJ1昇格に王手をかけた。  思えば2年前、曺監督は昇格や順位・勝ち点数などの質問には「目の前のゲームを勝ちにいくだけ」と頑ともいえるほどに触れてこなかった記憶がある。それが今年は開幕当初からJ1復帰など具体的な目標を語ることをはばからなかった。もちろん、目の前の試合を勝ちにいくだけとは今も言い続けているし、言葉にするかしないかだけで根本的なところは変わらないのかもしれない。だが今年は大いに口にしたことを実現してきた。勝ち点80という目標しかり、昇格という1つの到達点も今や手の届くところまできている。言霊、というものがあればこういう感じなのだろうか。  唯一心残りなのは今週号の締め切りが火曜の京都戦より前だということだけだ。

【写真】キックオフ40秒というあっという間の先制点を決めた武富。攻守に渡りチームを支えた。
TEXT:名久井啓祐(弊社編集部)

 

0926 2面 浜ゴム
 横浜ゴム株式会社OBで現在「小規模工場づくり研究会」の代表として中小企業のマッチングやプロデュースなどを行っている髙山章久さんが主催するものづくり研究・学習会が19日、八幡山の洋館で行われた。
 今回で22回目を数える同会は様々なジャンルの職種・職業の人がアイディアや技術などをシェアすることで「コスト半減+工期1/3」の具現化をキーワードに中小企業の世代交代、大企業と勝負できる「ものづくり」体制の支援・協働のために開催されている。リーマンショック以前の欧米向けビジネスモデルではアジア・インド圏には通用しないと考え、地域に根付いたビジネスの展開に注力している。今後、地場産業や障がい者雇用による福祉面などへの関係強化などに発展させたいという展望もある。
 同会には野崎審也市議も参加し、ツインシティ事業の進捗など平塚市の現状から産業・商業の発展への期待を訴えた。

0926 2面 武者行列1
 平安時代末期に活躍した地域の武将・真田与一(佐奈田義忠)を祀る「与一堂」の改築を記念して、市内真田の天徳寺では20日「与一の郷づくり協議会」(陶山豊彦代表)主催による完成イベントが行われた。
 会場では源頼朝に扮する平塚市まちづくり財団・伊藤 裕理事長をはじめ、地元武将の子孫を含む17人が武者の甲冑を身をまとい「我こそは~」と高らかに声を発する「名乗り」や、湯河原町から訪れた「焼亡の舞保存会」による舞のほか、地域の子どもたちも「稚児」として参加した「武者行列」などが行われた。また、同寺の神輿の渡御もおよそ3年ぶりに行われるなど、賑わいを見せた。

0926 2面 鉄道
 平塚市消防本部は19日、JR東日本関連各社と共同での鉄道災害訓練を実施した。訓練には消防、JR東日本、JR貨物などから61人が参加した。
 訓練は東海道線下り線で須馬踏切付近から人が立ち入り人身事故が発生し、車両の下敷きになった要救助者の救出と車両の急制動により負傷した乗客の救出及び救護を実施するという想定で行われた。今回はJR職員らの初動対応に主眼が置かれ、駅と保線技術センターとの情報共有、現場への急行、状況把握や応急処置などの行動を消防所員らは厳しい目で見守っていた。
 総括の中で小林消防長は「全体の状況把握が第一、現場状況を消防に的確に伝えられるように」と消防と鉄道会社の連携強化を求めた。

0926 2面 ベルマーレ
 株式会社湘南ベルマーレ(眞壁 潔代表取締役会長)は18日、株式会社エナリス(池田元英代表取締役社長)との共同出資で湘南電力株式会社を設立すると発表した。
 両社の株式保有比率はエナリスが99%、ベルマーレが1%。新会社の代表取締役会長にはエナリスの池田社長が、取締役社長にはベルマーレの左伴繁雄専務取締役が就任した。エナリスが持つ電力マネジメントサービスを活かし、湘南地域で発電された電力を買い取り、同地域の企業等に安価で供給する「電力の地産地消」を目指す。収益はベルマーレの活動資金に充てられるほか、地域貢献事業にも活用するという。
 湘南ベルマーレのHPで公式発表されて以降「既に十数件の問い合わせが入っている」と左伴社長。当面の間、活動に対する問い合わせはエナリスを窓口にするという。

0926 2面 まちづくりフォーラム
 平塚市と財団法人地域活性化センターは20日、ひらつか市民活動センターで「地域自治によるまちづくり」をテーマにしたまちづくりフォーラムを開催した。
 80人の定員で行われた会は満席となり、多くの市民らが参加。市町村よりもさらに小さい単位での地域活動の意義や疑問点などを語り合う場となった。会は2部構成で行われ、1部の基調講演では全国地域リーダー養成塾の塾長を務める東京大学名誉教授の大森 彌さんがまちづくりと地域自治について講話、協働することの重要性などを指摘した。第2部のパネルディスカッションでは大森さんがコーディネーターとして、落合克宏市長、茂田 孝大神公民館長、秋山 貢上吉沢自治会長、坂田美保子湘南NPOサポートセンター事務局長の4人がパネリストとして地域づくりについて討論した。茂田さんは大神地区での実例として、要援護者支援の取り組みである福祉村「大神よりきの郷」の活動を、秋山さんは吉沢地区で神奈川大学の学生などと協力して行っている「吉沢寺子屋」の活動を紹介し、地域自治の具体的な事例として示した。落合市長は近隣の家庭同士で助け合う「近所」の充実を訴えるなど地域でのまちづくりについて意見を交換した。
 質疑応答・意見交換では「地域で活動をする際の評価はどのようにすべきか」や「地域活動に対し行政がどのように関わるのか」などが質問された。中には「『ムラ社会』となるリスクについてどう考えるか」や「活動の中心となるメンバーの世代交代はできるのか」などの鋭い意見も出るなど来場者らの熱量の高い会となった。

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 ミュージカルの本場、ブロードウェーで先月行われた登竜門的な演劇祭「ニューヨーク国際フリンジフェスティバル2014」の舞台に立ち、来月9日~14日に横浜市内で行われる凱旋公演に出演する平塚市在住の俳優・重光(24、本名・浅野重光)さん。同年代の仲間がサラリーマンとして就職し社会の一員となっていく中で、敢えて俳優という険しい道を選び、自らの夢に向かって走り続けている若者だ。世間は芸術の秋ということで今週は、そんな表現者としての人生を送る一人の青年にスポットライトを当てる。

 舞台俳優なら誰もが夢見るという北米最大級の同演劇祭は、世界中から様々なアート集団200団体が集められ、20以上の会場でそれぞれのパフォーマンスが披露されるというもの。出演するにはNY演劇界関係者による厳しい審査に合格しなくてはならないが、今年その狭き門を通過したのが、県内を中心に活動している劇団「風雲かぼちゃの馬車」(土井宏晃主宰)だ。
 同団体は、日本のオリジナルミュージカルを世界に発信したいと2005年に旗揚げした平均年齢20代半ばの若手演劇集団。演劇祭では鎌倉新仏教である時宗の開祖を主人公として創作したミュージカル『一遍』(NYでの公演名は『DANCING MONK IPPEN』)を披露し、重光さんは外部からの客演として一遍の叔父・河野通久役を中心に演じた。現地では日本語で上演したにも関わらず観客からは大歓声、拍手喝采が起こり、高い評価と期待の声を受けたという。
挫折からの立ち上がり
 役者人生を歩み始めてまだ2年、というキャリアで大舞台に立つチャンスに恵まれた重光さんも元々俳優を目指していたわけではない。むしろ「レスリングの選手」という道が目の前にあった。高校時代は関東大会優勝、全国大会では3位に輝き、学生の頃もインカレ(全日本学生選手権)16位という成績を残すほどレスリングに没頭していた。だが大学3年の時、選手生命に関わる大怪我に見舞われ、将来を考え直す転機が訪れた。そこで思い出したのは幼い頃、戦隊ヒーローに憧れていたということ。そこで自分も、子どもたちに勇気や希望を与えられるヒーロー(俳優)になろうと思い立ち、夢の実現へと新たな一歩を踏み出した。
素浪人のように
 決して安定とは言えない俳優の道。しかも経験ゼロからのスタートだった。始めは、ある劇団の研究所で学び、その後は様々な劇団のオーディションを受け客演として出演し、スキルを身に付けていった。そんな「侍の浪人」のように一人で道を切り開く人生の中で出会ったのが、今回の劇団だ。一遍を題材とする作品に、自分の家が時宗の檀家であるという部分で縁を感じ、何としても出演したいと応募。念願叶い、ブロードウェーデビューも果たした現在は凱旋公演に向け、生き生きと練習に励んでいる。今では「ヒーローよりも悪役を演じたい」と言う重光さん。「主役を引き立てる個性的な脇役がいてこそ芝居は面白い」と語る表情は正に役者の顔だ。
 今回出演する作品『一遍』は、踊り念仏を広めることで一切衆生の救済を願った男を描く物語。歌って踊って、つらくはかない浮き世を忘れ、生きる喜びを表現する。「あなたは独りじゃない」と。そんな作品に、重光さんも自らの人生をオーバーラップさせている。
(囲みとか小さめにインフォ)『一遍』
◇10/9(木)~14(火)14時の回と19時の回(最終日は14時のみ)◇相鉄本多劇場(横浜市西区2-1-22相鉄ムービル3F)◇チケットは前売り3,500円など◇詳細は同劇団HP(http://fuuunkabocha.yokochou.com)で

【写真右】NY公演での踊り念仏の場面(写真=劇団提供)

0919 2面 マラソン
 平塚警察署警備課直轄警察隊の隊員8人が14日、平塚総合公園で開催された「第17回24時間ゆめリレーin湘南ひらつか2014」に参加し、「息子はサギ!?」のゼッケンを背中につけて振り込め詐欺の撲滅をアピールした。
 日頃は市内を自転車でパトロールをするサイクルポリスとして、災害など有事の際には全国に派遣される関東管区機動隊として活躍している同隊。最近では広島での豪雨災害に派遣され、復旧作業に尽力した。同大会へは小隊の底上げと団結力の向上のために今年初めて参加したという。
 24時間マラソンも終盤にさしかかった頃に話を聞いた同隊の石井剛史係長は「市民ランナーの皆さんが速くて正直キツいですが、我々も看板を背負ってるので負けられない」と疲れもピークであろう中、笑顔で語った。

0919 2面 ベルマーレ給食
 平塚市内の小学生を対象に実施された「湘南ベルマーレ応援メニューコンテスト」の受賞作品が決まり、市立全28小学校の給食では今月11日から29日にかけ、最優秀賞に選ばれた献立が提供されている。
 同企画は「平塚産食材を1品以上使用し、ベルマーレを応援する内容の献立」を児童に考案してもらうというもので、市内13校延べ257人の児童から168点応募があった。最優秀賞に選ばれたのは富士見小6年生チーム(吉弘将悟君、岩井萌々香さん、芹沢悠也君)の「VIVAベルマーレ」(=写真)で、サッカーボールパンやベルマーレ勝つ(鶏カツ)、緑色のべラムチャウダー、海をイメージしたマーレゼリーが盛り込まれた。その他優秀賞には花水小3年・杉立 郁さんの「勝ナン ベルマーレカレー」と、大原小4年生チーム(二ノ宮真楓さん、本城 冴さん、佐藤南風さん)の「熱くなれ湘南ベルマーレ」が選ばれ、ベルマーレ賞として富士見小6年・上田蒼之君の「J1復帰だ!ベルマーレ」が受賞した。

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 先月26日から30日にかけて東京辰巳国際水泳場で行われた第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会において、神奈中スイミング平塚校のスクール生が優勝をはじめ優秀な成績を残した。
 江口実沙紀さん(17)はチャンピオンシップ区分の女子100m平泳ぎと200m平泳ぎに出場し、100mでは2位入賞、200mでは見事優勝を果たした。10歳以下区分の50mバタフライと200m個人メドレーに出場した井上嘉人君(10)はそれぞれ4位に入賞。13〜14歳区分の100m背泳ぎに出場した眞野秀成君(14)は6位に入賞した。 江口さんは今月12日〜14日に長崎県で行われた第69回国民体育大会水泳競技大会においても200m平泳ぎ、400m個人リレー、400mメドレーリレーに出場、200m平泳ぎで4位に入賞している。なお同大会には同スクールの田揚禎宏コーチが神奈川県代表コーチとして帯同した。
【写真左から】眞野秀成君/江口実沙紀さん/井上嘉人君

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 来年4月からスタートする「子ども・子育て支援新制度」。同制度は幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていくものとして導入される制度で、平成24年8月に成立した「子ども・子育て支援法」とその関連法に基づくもの。では、新制度により何が変わるのか。今週はそんな「新制度ってな~に?」をテーマに平塚市の担当課から話を聞いた。取材協力=平塚市保育課
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では新制度に関する保育課担当者へのインタビューや映像による解説がご覧になれます。※放送日程は文末に記載
 新制度におけるポイントとしては、利用者視点からは「幼児期の教育・保育を個人への給付として保障」「幼児期の教育・保育を一体的に提供」「地域の実情に応じた子ども子育ての支援を図る」という点が挙げられる。そしてここで普及を図るとされているのが「認定こども園」だ。
 同園は、幼稚園と保育所(一般に言う保育園のこと)の機能や特長を併せ持ち、0歳~5歳の子どもを受け入れる施設で、3歳~5歳の幼児は同じカリキュラムの教育・保育を受けられるというもの。認定こども園の制度は平成18年から導入されていたが、今回の新制度では認可手続きの簡素化等によることで、従来の私立幼稚園から認定こども園への移行の円滑化や園の新設をしやすくし、さらなる普及を図っていくという。
新制度では「認定」が必要
 まず前提として知っておきたいのが、今回の新制度で「公立幼稚園と全ての保育所、既に運営されている認定こども園」は全て新制度に移行するが、「新制度に移行しない私立幼稚園」もあるということ。そして「新制度に移行する園」を利用する際には「認定」を受ける必要が出てくる。但し「移行しない私立幼稚園」の入園には「認定」を受ける必要はない。
 なお認定は「1号認定」「2号認定」「3号認定」の3つに区分されており、認定こども園の幼稚園部分を利用する際に必要な1号は、満3歳以上の小学校就学前の子であれば誰でも受けられる。一方、全ての保育所または認定こども園の保育所部分を利用する際に必要な2号と3号は、保護者の就労や病気等により保育が必要な子が受けられるもので3歳以上が2号、3歳未満が3号となる。
新制度の保育料は
 従来の私立幼稚園では各園で保育料を決めていたが、新制度に移行する園(認定こども園の幼稚園部分)を利用する際は保護者の「住民税に応じた負担額」となる。但し移行しない園を利用する際は今まで通り変わらず、各園が決めた保育料となる。
 また保育所の保育料に関しては、これまでは保護者の所得税に応じた負担額が決められていたが、新制度における「保育所、認定こども園の保育所部分」では幼稚園と同様「住民税に応じた負担額」に変更される。
平塚市は港地区にこども園
 なお平塚市では現在、港地区にある市立の港幼稚園と須賀保育園を一体化させる「港地区認定こども園(仮称)」を計画中だ。港幼稚園敷地内に建設される同園には、概ね3歳まで子どもとその保護者の方が気軽に集い、相互交流や子育ての不安、悩みが相談できる「つどいの広場」と、いわゆる学童保育の「放課後児童クラブ」も併設される。現在は設計の段階にあり、来年10月頃に着工、平成29年4月オープンを目指している。
 担当の保育課では「現在、市内にある認定子ども園は民間の1園のみです。平塚市では、公立の認定こども園を整備することで民間の園が認定こども園への移行や新設を検討する際の後方支援、また指導・監督の為の知識蓄積をしていきたい」と話している。
 新制度に関する問い合わせは各市町の担当課へ。希望する園が新制度に移行するか否かについては各園へ問い合わせを。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は9/22(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

140919_2面公園
 二宮町では現在、ラディアン裏に平成27年4月に開園予定の「(仮称)二宮風致公園」の名称を募集している。町の担当者は「町民の憩いの場として、日帰り観光のスポットとして、ぜひ多くの人に愛される様な名前を」と呼びかけている。
 同園は、吾妻山公園が「菜の花」など「春」をイメージし整備されているのに対し、「彼岸花」を主体とした「秋」のイメージで整備が進められている。面積は吾妻山公園の半分ほどの5.5haで、花の広場、芝生広場、遊具などが設置される予定だ。主体となる彼岸花は花の広場などに約2万5,000本以上が植えられた。芝生広場はある程度の大きさが確保されており、担当者も「野外コンサートとか、イベントで使えるような場所にしたい」と期待を口にする。名称募集の要件は「『公園』を必ず使用する」こと。「親しみやすく呼びやすい」「緑豊かな景色や、子どもたちが遊ぶ場面を連想させる」「既に商標登録されていない」ものを広く募集したいとしている。見学会も実施予定で「実際に公園を歩いて素敵な名前をつけてほしい」と担当者は話している。
 同地は平成21年度〜23年度にかけて国の補助金や地方債を財源として20億円で購入した場所。地方債は利子を含めて約12億円を返済することになるが、交付税などの利用で実質返済額は約4億円になる。町では法務局への都市貸付料として年間1,000万円以上の収入があるため、実質的な将来負担は生じないとしている。
◯公園見学会
日時:9/21(日)9時〜12時、9/26(金)14時〜17時
受付:(仮称)風致公園駐車場入口
申し込み:不要
※見学会での利用に限り町営第一駐車場の料金は無料
◯名称募集
募集期間:10/24(金)まで募集中
応募方法:必要事項(①名称②理由③氏名④年齢⑤郵便番号・住所⑥電話番号)を記入し、郵送【〒259-0196(住所不要)都市整備課あて】、FAX【0463-73-0134】、
Eメールアドレス【toshi@town.ninomiya.kanagawa.jp】まで。
応募要件など詳細はHP
http://www.town.ninomiya.kanagawa.jp/bosyuu/fuchikouenmeishou.html)で確認を。
問い合わせ:都市整備課☎71-3311(代表)

0919 源平 文治3(1187)年6月。畠山重忠が地頭を任じられていた伊勢国(三重県)沼田御厨でのこと。重忠の代官であった真正という者が員部大領家綱の従者達の住宅を奪い取って資財を没収するという事件を起こした。家綱が神人らを遣わして訴えてきたことから、その不正を糾明するため、頼朝の御書を携えた使者が伊勢国に向かう。何か不都合なことがあった場合は事情を報告するようにと、伊勢国に滞在していた大江久兼に指示する。大江久兼というのは、頼朝が2年前に京都から鎌倉へと招いた楽人(楽を奉納する者)である。彼はこの場合のように所領紛争を処理するといった幕府の実務的な仕事もこなしていた。
 さて9月になって、その真正の犯した罪のために畠山重忠が千葉胤正(常胤の子)のもとに召し預けられることになった。事情も知らぬし、自分は関与してもいないということを重忠は弁明したが、所領4ヶ所を没収されて囚人となってしまう。10月4日。胤正は頼朝のもとに参上して伝えた。「重忠が召し籠められてすでに7日が経ちました。この間、ずっと寝食を断っております。その上、一言も発しません。今朝、私がいろいろと言いなして食膳を勧めたにもかかわらず、食事をとろうとはしませんでした。顔色も徐々に悪くなってきて、すでに諦めの境地に達している様子です。早く重忠をお赦しくださいますようお願い申し上げます」。
 頼朝は、赦すことにした。重忠はあとで朋輩に言ったという。「代官としてふさわしい人物がいないのなら、恩賞の地をいただくべきではない。自分は清廉潔白な人間だと自負していたのに、真正という者が悪事を働いたために、恥辱を受けることとなってしまった――」。そうして、武蔵国へと帰っていった。
 13日には伊勢太神宮の神人達からの訴えもあり、問題となっていた伊勢国の沼田御厨の地を吉見頼綱に与えることが決まった。頼朝は、真正によって強奪された所領や資財等をきちんと元の通りに持ち主に返却するように、そして今後その一帯においての武士の狼藉をやめさせるようにと大江久兼に命じた。
 しかし重忠の受難は、これで終わりではなかった。
【写真】歌川国芳が描いた畠山重忠。馬を背負い鵯越(ひよどりごえ)を下っている場面
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0919 2面 いそべぇ通帳
 大磯警察署では振り込め詐欺撲滅対策の一環として、大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」がプリントされた通帳カバー3,000枚を製作した。防犯の日でもある10日に大磯町役場で交付式を行い、製作に協賛した大磯町観光協会、大磯町商工会、中南信用金庫などへカバーを手渡した。
 神奈川県下では今年、昨年を大きく上回るペースで振り込め詐欺被害が増え続けており、大磯署管轄内でも今年すでに9件、約5,860万円の被害が出ている。県警では通帳に電話番号や家族間の合言葉を書き入れる取り組みを進めていたが、通帳を署員に見せることに抵抗を感じる人もいたためカバー製作に至ったという。
 カバーは中南信用金庫などで手に入れることができるほか、大磯町区長連絡協議会を通じて高齢者などに配布される。

0912ペット Cocoちゃん
(2才9ヶ月・トイプードル)

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平塚市 Sugar.Rさん

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0912 源平 秀衡(奥州藤原氏3代目)が義経を援助して反逆している。そうした頼朝の訴えにより、院庁下文が陸奥国に向けて出されていた。その時に関東からも派遣していた雑色(雑用を務める下男)が文治3(1187)年9月に帰参した。彼は報告する。「秀衡は異心がないと弁明してはおりますが、すでに反逆の用意があるようです――」。このような奥州の情勢を言上させるために、今度はその雑色を京へと派遣する。この時期の頼朝は、執拗に朝廷に働きかけていた。以前にも秀衡のもとへ朝廷経由で次のような要求を出していた。ひとつは、鹿ケ谷の陰謀によって奥州へ流されていた中原基兼(後白河法皇の近臣)を京に戻すように、ということ。そして、東大寺再建に充てる金3万両を貢納するように、という要請だ。しかし秀衡の言い分はこうだった。基兼については、こちらが強引に引き留めているわけではなく本人に上京する意思がないのだし、砂金に関しては先例からいっても3万というのは過分であり、近年は多くの商人がきて売買するために大方掘りつくされてしまっているのである。そうやんわりと拒絶されて納得のいかない頼朝は、催促のための使者を遣わすように再び朝廷に働きかける。雑色の報告で明らかになったように秀衡の方に反逆の用意があるとすれば、頼朝にとっては奥州を倒す好機である。けれども一方で奥州の勢力は測り知れないという不安がある。慎重にならざるを得ない頼朝にとって、朝廷を介入させて奥州を刺激し、追い詰めていくのが今のところ得策であるといえた。
 緊迫した情勢のなか、10月29日になって秀衡が平泉の館で亡くなる。秀衡が息子達に言い残したこと。それは「義経(義顕)を大将軍として陸奥国の国務に当たるように」ということであった。家督は長男の国衡ではなくて、正妻の子である泰衡が継ぐことになった。秀衡の死後、頼朝は奥州に対して強硬な態度をとるようになる。朝廷にさらに圧力をかけて、義経捕縛の命令を一度ならず奥州へと伝えさせるのだ。
 奥州藤原氏の最盛期を築き、義経の強力な庇護者であった秀衡。彼は今、ミイラとなって中尊寺金色堂須弥壇の金棺の内に眠っている。
【写真】『三衡画像』(毛越寺所蔵、江戸時代の作品)に描かれている秀衡
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

『TOKYO TRIBE』(2014/日本)
監督・脚本:園子温
出演:鈴木亮平/YOUNG DAIS/清野菜名/染谷将太/竹内力 他
トーホーシネマズ海老名ほかにて公開中。
NHK連続テレビ小説「花子とアン」で花子の夫を演じる鈴木亮平が、肉体美全開で悪役を怪演してみせる。近未来TOKYO23区を分断して、互いの勢力を誇示し合う“TRIBE=族”たちの姿をHIPHOPミュージックに乗せて描いた青春アクション。長大な漫画原作を一夜の物語に凝縮してラップ・ミュージカルに仕立てた語り口には感心した。が、ちょっと惜しい! 物語の後半、各地区のTRIBEたちはある人物の死をきっかけに結集していくのだが、この場面をエモーショナルに見せるには、プロローグでTRIBEたちがなぜ分裂することになったのかを一曲割いても描くべきではなかったか。とはいえ、今作の最大の収穫は、ヒロインを演じた清野菜名に尽きる。吉瀬美智子を若くしたような愛くるしいルックスにキレのあるアクションを武器に、とにかく動く動く。そして度胸のいい脱ぎっぷり。タイプは違うけど、志穂美悦子以来のアクション・ヒロインの登場にまずは快哉を叫びたい!! 0912 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0912 オーレ  縁は異なもの味なもの、とは本来男女の仲を指すが現代ではそれ以外の縁にも使われるようになってきているという。そんな言葉が頭をよぎった松本戦は、湘南の前監督・反町監督と前ヘッドコーチ・曺 監督の対決という「師弟」とまではいかないが、そのような因縁めいた戦いでもあった。
首位湘南対2位松本。反町監督が「刺し違える位の気持ちで」と表現したように少しの油断も隙もあれば攻め込まれてしまうというほどのスリリングな展開だった。この日はサポーターも数多く、会場は両チームのユニフォームで緑一色に染められ、応援も互角。湘南の声援が止むと松本のホームゲームかのようだった。正に竜虎相搏つといった一進一退の攻防戦。結果、両者譲らず1-1の相打ちとなった。
緑対緑の白黒はつかず。師弟の仲では青は藍より出でて藍より青しという言葉があるが、さて今シーズン、どちらが青となるだろう。

【写真】試合後、笑顔で語り合った両監督
TEXT:櫻井雅之(弊社編集部)

0912 3面日産跡地
 平塚市では日産車体株式会社から提出された同社の湘南工場第一地区跡地での都市計画提案を踏まえ、跡地並びに一部隣接エリア等の都市計画決定・変更について5日、用途地域、高度地区、防火地域及び準防火地域の変更及び天沼地区地区計画の決定を告示した。また、同地区内での土地区画整理事業についても三井不動産からの認可申請を同日付で認可している。
 これにより市内天沼、堤町、東八幡一丁目、宮松町にわたる「工業専用地域」と「工業地域」が「近隣商業地域」と「第一種住居地域」に変更され、住宅、商業、産業が連携したまちづくりの実現に向けて一歩前進したといえる。また、区画整理事業者として三井不動産が認可を受けたことで、同地での区画道路、公園、調整池の整備などが今後進むことになる。事業期間は平成29年度末までとされており、それまでに道路や公園などの完成を目指すという。
【写真】プレスリリースより作成

0912 1面写真
 サッカースタジアムでもある陸上競技場を始め屋内競技場や野球場、総合体育館にビーチパーク……と、様々なスポーツ施設のある平塚市。その利用者は市民からプロまでと幅広く、スポーツ盛んなまちでもある。そんな同市では「スポーツを楽しみ、健康で長寿のまち」を目指すものとして市民やスポーツ団体、大学、プロチーム、行政等が連携・協働し、スポーツを楽しめるまちづくりを推進する「平塚市スポーツ推進計画」を今年2月に策定した。また6月には「ShonanBMWスタジアム平塚」(平塚競技場)のネーミングライツ(命名権)を取得している株式会社モトーレン東洋と契約更新(平成27年3月から4年間で6,000万円)の合意に至った。スポーツを1つの軸に、進むまちづくり――。今週は「スポーツを通じたまちづくり」をテーマに、落合克宏市長、湘南ベルマーレ・曺 貴裁監督、モトーレン東洋・北野 俊オーナーによる座談会を掲載する。
――まずは落合市長、「スポーツを通じたまちづくり」という観点から市内におけるスポーツの現状や今後のまちづくりへの活用など将来像があれば教えてください。
落合 平塚市は約26万という人口の割に多くのスポーツ施設を持っており、市民の方々による様々なスポーツ団体での利用を始め、プロの試合も行われるなどスポーツに馴染みやすい環境です。できる、観られる、ふれあえる、そういう素地を持ったまちなんですね。それをまちづくりに活かさない手はない、というのが私の考えです。
 現在は市内の小学生を対象に、湘南ベルマーレ、横浜DeNAベイスターズ、横浜ビー・コルセアーズの試合を無料で観戦できる「ドリームパスポート」という事業を実施していますが、今年の2月には「スポーツ推進計画」を策定しました。今後はこの計画を基に、スポーツの活性とスポーツを通じた元気なまちづくりを進め、人づくりにも繋げていきたい。
 また、「ShonanBMWスタジアム平塚」を始め5つのスポーツ施設では全て市内の企業さんにネーミングライツのご協力を頂き、まちづくりにご参加頂いています。大変有り難いことです。これからも地域のプロスポーツ、地域企業と一体となって平塚の魅力化を図っていきたいと思っています。
――では曺監督、「スポーツが地域に与えられるもの」とは、どういったものが考えられるでしょう。
 スポーツの一番の魅力って「1人でやることよりも複数でやることの方が面白い」と感じられることだと思います。現代、ネットやゲームなど僕らの時代とは全然違う媒介が子どもたちの周りを支配している中で、人とふれあって何かを達成するというのが、非常に少ないと感じます。
 我々はサッカーですが、地域に与えられるものとしては、ベルマーレというプロスポーツの試合を観て楽しんでもらうことで活力にしてもらうとか「面白そうだからやってみよう」と始める子どもたちが増え、その子たちがチームスポーツに対し喜びを感じ、人間としても成長していくというか、そういう所が一番大きいと思います。
 平塚に関しては、最近では駅を歩いているだけで声を掛けてもらえるほどまち全体でベルマーレを応援しようという空気をとても感じています。逆に、不甲斐ない試合をしたら叱られますし、正直、試合に負けたらその日は平塚で食事できないなと感じるほどで(笑)。先日はおそば屋さんで80歳位のおばあちゃんに「行くとすごい楽しい」と言われ、僕もすごく嬉しかった。そういう熱のあるまちに自分たちが内容とか結果でエネルギーを与えられればな、といつも思っています。
落合 応援もボルテージが高いですよね。
 勝っていても内容が悪いとサポーターの皆さんは納得していないのが分かります。(勝利のダンスを)踊って良いのかな? みたいな。
北野 やはり内容なんでしょうね。ベルマーレさんはコンセプトがしっかりしていて分かりやすいですからね。あとは玄人目線のサポーターの方が多いのかも。
 本当に今おっしゃられたように、お客さんとか地域のみなさん、サポーターがチームを育ててくれるという側面があると思います。「一生懸命やってる」ってこちらが言ったとしても「全然やれていない」と言われたら考えなきゃいけないし、サポーターの皆さんの温度というのは選手を育てる為に大事で、やっぱりお客さんがいる所で試合しないと成長しない。お客さんあっての選手だと思います。
――それでは北野オーナー、企業が地域貢献する理由、その先に期待される効果とは。
北野 我々は企業ですから、いかに利益を上げるかという基本があります。ですがここ何年かマーケットが変わってきていて、若い人が車に乗らなくなっている。そこで、いかに地域で車や車に関わる生活を知ってもらうかということを模索していた時にネーミングライツ導入の話があったんですね。
 今では地域の方とふれあう機会が増え、うちの社員も、ただ単純に車を販売するのではなく、地元の方にも存在を知ってもらいながらビジネスをして「地域の為にも」というのが喜びになっています。
 また、サポーターの応援歌にも「BMW」を入れてもらっていますが、これはすごい効果があると感じています。商業施設でイベントしているだけではここまで浸透しきれていないでしょう。これは、自治体さんやサッカーチームがあって初めて、そういう受け入れられ方をしたのだと思います。
――ネーミングライツ契約更新の合意に至ったとの発表が7月にありましたね。
落合 私が市長に就任し、効率的な行政運営を進めていこうという中で、企業さんの社会貢献の意志を頂きつつ行政側が使えるお金を生み出すものとしてネーミングライツを導入させて頂いたのですが、募集をかけて一番最初にお話をくれたのがBMWさんでした。最初にその名前を聞いた時に実は「やった!」という思いがありました。ベルマーレのイメージカラーや湘南、海といったイメージに合うということでとても嬉しくなりました。スタジアムはもちろん、自治体のイメージアップにも繋がったと思います。そして今回も継続して頂けるということで本当に有り難いと感謝しています。
北野 最初は駄目だと思っていたんです。平塚には国産車の企業さんも多くありますから。ですから逆に有り難かった。これは笑い話ですが、お話が進んでいた時、ベルマーレはJ2でして、主力選手も離れていて。
 2011年のオフシーズンですね。
北野 市の人が「昇格は厳しいと思いますが、それでもよろしいですか?」と(笑)。反町監督から曺監督に変わった時です。
曺 あの時は全然期待されていなくて、(本紙スタッフを指して)メディアの皆さんに(笑)。
――いえいえそんなことは!
北野 ですがスタイルは面白く、すごい勢いで昇格したのでとても嬉しかったですね。ですから早くも次の更新が心配だなと(笑)。本当に縁だと思います。
落合 そういう縁は有り難いです。また次回もぜひ、よろしくお願いします(笑)。
――営業ですね。では監督に伺いますが、スタジアムに愛称が付いたことで、何か変化を感じたことはありますか。
曺 僕は現役の時にここを「ひらきょう」と言っていましたが、最近は選手も僕も無意識的に「ビーエム」という言葉になっています。Shonanも平塚も入れずに言う人って多いですよね。言わなくてもBMWは平塚にある、と認知されてきたのかなと。
――オーナーの周囲の反応は。
北野 同業者の方からは必ず言われますよ。半分は「儲かってるね」みたいな揶揄で。ですがBMWには世界戦略として、地域への貢献やサスティナビリティ(持続可能性)活動を続けるというのがありますから。最初は競技場内にロゴを付けるのも「これは不可」など細かい指定もありましたが、先日BMWジャパンの人に見てもらったらとても喜んでいて。「ディーラーの好事例として全国区に発表させてもらう」と。
落合 それは素晴らしいですね。
曺 (バックスタンド中央部を指して)あそこにはロゴを付けられないんですか?
北野 あれはね、市のマークなので(笑)。
 あ、すいません。失礼しました。
――では、それぞれの方が考える理想のスタジアムとは。市長からお願いします。
落合 やはりここが市民のスポーツの拠点として人々が集まり、憩いやふれあい、健康増進、そして笑顔溢れる、色々な意味でまちづくりの中心になってもらえれば嬉しく思います。経済的な側面から言えば、ベルマーレが活躍すると多くの人が市内を訪れ、消費が増えます。その経済効果は高いと思いますので、ぜひ頑張って頂きたい。
――監督はいかがでしょう。
 例えばサッカー専用とか、何万人収容とか、欲を言えば色々あると思いますが、まずは観客に心から喜んでもらう内容が大事。スタジアムとはそういう空間なので、箱がどのようになれば良いかというのは次の話かなと。「理想の」という意味では、観る人にとっては当たり前の価値ですが安全性が確保されていることだと思います。
――オーナーはいかがですか。
北野 企業の立場から言いますと、経済効果がより高くなる、もっと人の集まる場所になれば、という理想はあります。我々もネーミングライツを取得したことで今までになかったメリットを得ているので、もっと多くの企業に参加してもらって、例えば改修とかできれば。全部平塚市さんの税収だけで、というのは難しいですからね。
――最後に、折角の機会ですのでそれぞれに対する評価や要望などあれば、お願いします。では監督とオーナーから市長へ。
 僕が監督になった時から平塚市は落合市長ですが、こうやってお話しできたのは初めてなんですよね。昇格の時にはアウェーの町田にも来て頂きましたが、そういう我々のチームを支えてくれるというスタンスが有り難いです。また平塚市はスポーツのまち、それも子どもたちがサッカーも野球もバスケも観に行けるというのも本当に良い環境だと思います。
北野 湘南の中の平塚ということをもう少しPRしても良いのかなと思います。七夕ももっと全国的な仕掛けができるかもしれません。横浜市の林市長はBMW東京の社長もやっていましたが、周りを巻き込んでの仕掛けが上手ですよね。平塚はまだまだ発展性もあると思うのでサッカーや七夕などを継続してPRしていって頂ければ。
落合 七夕まつりはベルマーレの選手にもサイン会などで協力して頂いていまして、本当に人、人、人のお祭りです。ぜひ来年はBMWさんにもご協賛を……。
北野 そうですね(笑)。
――商談成立ですね。では、次は監督に対して市長とオーナー、お願いします。
落合 私はもう、これだけ頑張って頂いていますので感謝したいです本当に。ベルマーレが強くなって活気づくことによって、このまちも元気になるんですね。ですから是非このまま突っ走ってもらいたいというのがお願いです。それがイコール、市民に、そして子どもたちに夢を与えられることになるので、これからも頑張ってください。
北野 サポーターであるうちの社員は「必ず勝ち点100超えをしてください」と言っています。また、世界で活躍する選手をベルマーレから輩出して頂きたいと思います。
――ではオーナーへ、市長と監督どうぞ。
落合 地域貢献、社会貢献という面でも、予算的にも有り難いと思っています。それから行政としてはただ受けるだけではなく、いかに有効に使って頂き、企業イメージを上げてもらうかという協力をしなくてはなりません。ぜひ今後とも、応援を頂ければ有り難いなというのがお願いですね。
 BMWさんにはうちのチームに対してもご支援頂いておりますが、我々が頑張ることでBMWさんや平塚で働く皆さんが元気になってもらえたり、応援したいと思ってもらえることが恩返しだと思っています。要望は特にないのですが、一昨年、ヴァンフォーレ甲府が優勝した時にはまちでパレードが行われたんです。それで、もし本当に勝ち点100とかに達して優勝して昇格できたら、地域の皆さん向けにパレードってできるのでしょうか。例えばBMWに乗って新しい市庁舎から出発して戻ってくるとか。
落合 オープンカーありますか?
北野 ありますあります、用意しますよ。
 まあ、そんなこと言って優勝できなかったら恥ずかしいんですけど(笑)。
――では良い話が決まりそうということで、今回はこの辺で締めたいと思います。本日はどうも有り難うございました。
落合・曺・北野 有り難うございました。

0912 3面 ひらしん
 平塚市をはじめとする県央地域8市1町で業務を展開する平塚信用金庫(石崎 明理事長)は28日、横浜市内で開かれた第5回さがみロボット産業特区協議会に参加し、信用金庫として初めて同協議会へ加入した。
 同協議会は県が主導する「さがみロボット産業特区」事業について、自治体、企業、大学などが参加し推進していく団体。同金庫では営業エリアのうち7市1町が特区に指定されており、担当者はエリア内の顧客事業者約3万2000先への素早い情報提供、技術・意見の反映、金融支援やニーズ調査などで同協議会へ貢献したいとしている。
 同金庫の鶴井雅彦常務理事は「ロボット特区の取り組みは閉塞感を打開できるような夢がある。地域から全国に誇れる技術が生まれれば」と期待を寄せた。

0912 3面 長寿
 平塚市は先月27日、100歳を超える高齢者が過去最多の107人(男性13人、女性94人)になったと発表した。中でも113歳の石黒喜代子さんは、県内でも最高齢。4日には落合克宏市長が石黒さんを訪ね、お祝いのメッセージと祝品を送った。長生きの秘訣について石黒さんは「のんびり暮らすこと」とはっきり受け答え。「娘に何か言われてもそっぽ向いちゃえば良いの」とユーモアたっぷりに話し、その場にいた関係者らを大いに笑わせていた。

0912 3面 レストラン
 平塚市は「湘南平展望レストラン」における業者の委託期間満了に伴い、新たな経営者を来月1日~17日にかけて募集する。担当のみどり公園・水辺課では「圏央道により多くの観光客が見込まれるため、地場産品を使った『地元名物』になるような商品の販売など、地域の特性を活かした提案をお待ちしています」と話している。期間は平成27年4月から平成32年3月末までの5年間。問い合わせは同課☎21-9852へ。
【写真】写真提供=平塚市

0912 3面 柔道
 平塚市立浜岳中学校の柔道部が先月、群馬県内で行われた関東中学校柔道大会において健闘し、女子団体戦では同校初の優勝という快挙を成し遂げた。男子は団体戦では1回戦敗退だったが、個人戦では男子女子ともに複数の階級で入賞を果たしている。
 女子団体戦に出場したのは同大会個人戦44kg級優勝の五十嵐莉子さん(3年)、57kg級優勝の渡邉聖子さん(3年)、63kg級準優勝の野島 楓さん(3年)と渡邉愛子さん(2年)。準決勝で対戦したのは昨年大会優勝校の帝京中学校(東京)。体格が一回りも二回りも大きい相手に善戦し、決勝でも同様に体格差のある埼玉栄中学校(埼玉)に奮戦し念願の初優勝を勝ち取った。
 部活動後の時間を使い、浜岳中を含む市内の小中学生らを指導する平塚柔道協会の関係者は「それぞれが役割を果たし、前に出る闘志溢れる試合で心を繋いでいった」と評価。なお全国大会では予選を突破したものの決勝トーナメントで敗退している。
【写真】関東大会で活躍した浜岳中の生徒たち

0905ペット 竜ちゃん
(6ヶ月、ミックス)初めてお洋服着たよ
似合ってる?平塚市 TAKE

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0905 源平 8月15日。いよいよ鶴岡八幡宮の放生会が始まる。流鏑馬を奉納するために、あらかじめ射手に指名されていた5騎がそれぞれ馬場に進み出る。もちろん、的立て役のなかに熊谷直実の姿はない。それぞれの射手達が矢を的に当てて出番を終えた。これで流鏑馬の神事は済んだかと思われたその時、意外なことが起こった。突然頼朝が諏訪大夫盛澄を召し出して、流鏑馬をしてみせるよう命じたのであった。彼は藤原秀郷流の秘訣を受け継いで芸を極めた人物で、長年京都で流鏑馬に携わっていたために関東に参上するのが遅れ、頼朝の勘気を蒙っていた。頼朝はしかし、盛澄を厳罰に処しては流鏑馬の一流が廃れてしまうとして、その処置にずっと頭を悩ませていたのだった(『吾妻鏡』)。今日は丁度良い機会である。是非その腕前を見てみよう。そうした動機で今回指名することにしたのである。『諏訪大明神絵詞』には、信濃国(長野県)の諏訪下宮(諏訪大社下社)の神官の金刺盛澄(弟は手塚光盛)は源義仲との縁が深かったために頼朝の咎めを受け、死罪と決められて梶原景時のもとに預け置かれていたとある。景時は「盛澄は殺すには惜しい人物です。死罪にする前にせめて彼の弓馬の芸を御覧になってみてはいかがでしょうか」と頼朝に進言していたという。
 癖のある、荒々しい性質の馬が連れてこられた。「この馬は的の前に来ると右の方へと駆け出します」と、馬をひいてきた厩(うまや)の舎人(とねり)が密かに盛澄に伝える。多くの人々が見守るなか、盛澄はすべての的に当てた。次に、小さな土器(かわらけ)を挟んだ5寸の串が3本立てられた(『諏訪大明神絵詞』では射抜いた的の破片をそのまま射るようにいわれたとある)。これも、ことごとく射て駆け抜ける。またしても頼朝から難題が出される。今度はその串を射よ、とのことであった。盛澄は心の中で諏訪大明神に祈った。そうして見事に串を射切ることに成功したのだった。見物していた人々は、神技かと思われるほどの盛澄の射芸の鮮やかさに感嘆した。頼朝も感銘を受けて早速、盛澄の罪を赦す。弓馬の腕を見込まれた盛澄は以後、頼朝に仕えることとなった。
【写真】霞ヶ城(手塚城)に建つ金刺盛澄像(長野県諏訪郡下諏訪町)写真提供=下諏訪観光協会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

オーレ  茶道では苦味を引き立たせるため、落雁などの甘味を茶の前に食す。小さい頃、知らずに順序を間違え、甘くて閉口した記憶がある。
アウエーの山形戦。開始早々に先制されて前半を折り返す苦しい展開だったが、後半にFW岡田の同点、逆転ゴール、終了間際にはFWウェリントンのダメ押しゴールで快勝した。試合後に食べた山形名物・芋煮の里芋が普段以上に甘かったのは言うまでもない。
2年前、湘南は前年までJ1だった山形にアウエーで勝利し、昇格へ勢いをつけた。苦かった昨年の結果を受け、Jリーグ記録の開幕14連勝は山形戦から始まった。さて今回の白星は、いったいどんな甘い結末のきっかけになるのだろうか。
本紙を卒業し、新聞社で山形に配属されて早3年。久々に湘南のユニホームを着て、思わず叫んだ。「おら、やっぱりベルマーレが好きだず!」
【写真】逆転弾を頭で決める岡田㉒
TEXT:藤井亮
PHOTO:櫻井雅之(弊社編集部)

0905 2面 空手 延べ4000人以上が出場し空手の技を競い合う小学生・中学生全国空手道選手権大会で優秀な成績を収めた平塚神空会の門下生ら4人が1日、大会の報告に落合克宏平塚市長を表敬訪問した。
 出場メンバーらは先月2日から3日にかけて宮城県で行われた同大会で中村星優君、佐竹 隼君、橋本 基君の3人が小学生低学年団体男子形の部で準優勝、松本拓己君が中学2年生個人男子形の部で準優勝、橋本君は個人でも3位入賞を果たした。松本君は「去年はベスト16だったので1年間練習してきた成果が出た。来年は優勝を目指したい」と笑顔を見せた。
 また、個人の部で入賞した橋本君と松本君は来月、日本武道館で行われる第13回少年世界空手道選手権大会への出場資格を得ており、世界を舞台に戦うべく早くも練習の日々を送っている。

0905 2面 平塚学 平塚市博物館では平塚の自然や歴史について総合的に学び、地域を考えるための講座を20日から開催する。
 同講座は今月20日から来年の1月10日まで全10回の予定で行われる。内容は「考古」「天文」「地質」「生物」「民俗」「歴史」といった分野別の講座の他、座学にとどまらない主体的な学習を目指し野外実習も行われる。また講座修了者には修了証が交付される。
 同館では「平塚に長く住んできたけど実は地域のことをよく知らない、平塚に住みはじめたばかりで平塚のことを知りたい。といった人たちに是非、受講してほしい」と参加を呼びかけている。
◇参加申し込み:往復はがきに氏名・住所・電話番号を記入し、博物館まで申し込み。博物館WEBページからも申し込み可能。
◇定員:50人(応募者多数の場合は平塚市在住者優先の上抽選)◇締め切り9/12(金)当日消印有効◇問い合わせ:同館☎33-5111

0905 2面 平工 先月2日に鈴鹿サーキットで行われたソーラーカーレースの高校・専門学校クラスで5連覇、企業・大学・一般を加えたクラスで4連覇を達成した県立平塚工科高等学校社会部が1日、落合克宏平塚市長を表敬訪問し、連覇の喜びを報告した。
 同校はレース用車両の老朽化などで連覇が危ぶまれていたが、商工会議所をはじめ、同校のOBや市民から支援を受けて見事に栄冠を勝ち取った。同部顧問の小澤健人教諭は「今年は『カンパで連覇』を合い言葉に一丸となって取り組んだ。単年度で簡単に勝てるものではないので代々受け継いできた技術の賜物」と部員らの偉業を讃えた。
 訪問には黒部栄三平塚市議会議長をはじめ市内外で活躍する同校のOBらも集まり、後輩らの偉業に相好を崩して喜びを分かち合った。

0905 2面 ネットで市議会 平塚市議会では先月29日、市役所新本庁舎8階にある新議場での平成26年度第3回定例会を開会した。これに伴い、本会議のインターネット中継が開始された。
 同議会ではこれまで本会議場での傍聴のほか、ケーブルテレビによる生中継を平成11年12月から行ってきたが、現在では多くの自治体で市議会のインターネット中継が行われるようになったことから、新庁舎の建設にあわせて導入に向けた準備を進めていた。映像は本会議場に設置されたカメラやマイクなどの機器を市職員が操作して作成される。配信は外部委託となり、委託料として今年度は99万3600円が計上されている。映像は生中継のほか、各開催日の5日後からは録画映像がアップされるという。
 また、開会当日は東海大学吹奏楽研究会による木管六重奏のミニコンサートが行われ、新たな議場の門出に華を添えた。
◇URL:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/gikai/

0905 2面 岡崎のまつり_1 天徳寺(平塚市真田)境内にある平安時代末期の武将・真田与一(佐奈田義忠)を祀る与一堂(眞田与一廟所)がこのたび改築を経て、新たに完成した。これにあたり同所では20日、与一の郷づくり協議会(陶山豊彦代表)による完成イベントが行われ、様々な企画が催される。
 真田与一とは、相模国大住郡岡崎(平塚市岡崎、伊勢原市岡崎)を領地としていた岡崎義実の子として久寿2(1155)年に生まれ、父・義実と共に源頼朝の挙兵に参加した武将。治承4(1180)年の石橋山の戦いで、闇夜の乱戦中に討ち死にしたとされる(享年25)。そんな暗い中で戦死した与一の為に明るくしてあげようと、天徳寺の神輿は多くの提灯が取り付けられており、陶山さん曰く「平塚市内で一番重い神輿と言われています」。この神輿も当日は「眞田尊神輿保存会」により渡御が行われる。
 イベントの内容としては与一堂のご開帳のほか、頼朝の石橋山出陣を再現する武将20人・脇役3人による武者行列や地域の子どもたちによる稚児行列。また、湯河原の「焼亡の舞保存会」による舞なども行われるなど、地域の住民らの手づくりによる新規イベントではあるが、本格的な充実した内容のお祭りに仕上げられている。
同協議会の陶山代表は「昔はお祭りなどがあればこの地域にも人が沢山来たんですよ。今は少なくなっちゃって寂しい。ですから今回のイベントはこの地域の再興を願って企画しています。是非多くの人にお越し頂ければありがたいです」と話している。
◇日程:9/20(土)(15時~17時)※雨天の場合は翌日に順延
◇内容:①与一堂ご開帳②眞田与一石橋山出陣武者行列③稚児行列④焼亡の舞⑤眞田尊神輿渡御⑥三宝御和讃 唱和
◇問い合わせ:同会(陶山代表)☎58-2617
0905 2面 岡崎のまつり_2
【写真】与一堂の前に立つ同協議会の陶山さん(左)と菊地さん

0905 1面 防災_1
 8月20日、土砂災害による思わぬ被害をもたらした広島で発生した局地的な豪雨。広島市災害対策本部が発表した資料では、死者72人・行方不明者2人・重傷8人・軽傷36人の人的被害が、全壊24軒・半壊41軒・一部損壊64軒・床上浸水72軒・床下浸水191軒の物的被害が発生している(9月2日6時現在)。同資料によれば実に328件もの山がけ崩れが同時多発的に発生し、大きな爪痕を残した。折しも去る1日は防災の日。震災以降、様々な防災対策への啓発も広まっているが十分な準備はできているだろうか。集中豪雨による土砂災害という視点から平塚の状況を探った。

 そもそも平塚市域では過去にどういった土砂災害があったのか。平塚市博物館の森 慎一学芸員によると、昭和以降、急傾斜地での局地的な崖崩れなどを除き大きな土砂災害の記録はないという。むしろ金目川周辺の治水の歴史に見られるように、大雨による被害では洪水などが周辺住民の課題だった。ただ地盤という意味では山間の谷戸に粘土層が堆積してできた真田、岡崎などは比較的地盤が弱いとされるという。大雨ですぐに崩れるわけではないが、地震での液状化、地滑りなど、別の危険性をはらんでいる。ただ、あくまでこれは地質学上の話であり、実際は地盤改良といった土木技術の進歩もあるため、一概に他の地域に比べてリスクが高い訳ではない。
行政の動き
 一方で行政は突発的な集中豪雨とそれに伴う災害に対してどのような対応をしているのだろうか。平塚市では、気象庁が大雨特別警報などを発令する前に、川の水位や雨の降り方などから状況に応じて市民へ警戒を呼びかけるようにしているという。もちろん、特別警報や警戒情報が発令されれば、それを元に市民に迅速な情報の提供を行うことを第一としており、市のHP、メール配信サービス、Twitterなど、様々なツールを駆使しての呼びかけが行われる。さらに県では平成11年に広島や福岡で発生した豪雨被害をきっかけに土砂災害警戒区域の指定を進めており、数年を目処に各市町村に落とし込んでいく予定としている。県から発表された情報は地域の防災計画の中に組み込まれ、これをもとにハザードマップなどの形で市民に周知される。
オオカミ少年のジレンマ
 平成25年8月31日に運用が開始された特別警報は「ただちに命を守る行動を」というインパクトの強いものだ。だが警報やそれに伴う避難勧告などが「空振り」に終わり、避難やその準備といった「命を守る行動」が徒労に終われば、いつしかそれは軽視される恐れもある。同時に状況分析の精度など判断が難しい側面も。現に広島の大雨でも土砂災害警戒情報の発表から避難勧告の発表まで3時間の遅れがあったことなどから「空振りでも避難勧告をだすべきだった」という指摘もあった。童話のオオカミ少年ではないがいざという時に信用されないのでは意味はない。だがそれを恐れて対応が後手になってはそれこそ本末転倒だ。市の担当者は「人命に関わることなので難しい判断ではあるが空振りを恐れることのないように」と話す。同時に、防災訓練やパネル展などで啓発を行っているとも。有事の際は行政から出される情報が全てとするのではなく、自分で判断する力も必要となる。例えば土砂災害に関していえば、がけから小石が落ちる、亀裂が見られる、地鳴りなどの前兆が発生することがある。こういった状況が発生したら「自ら早めに避難するとともに、市へ連絡を」と訴える。
 土砂災害に限った話ではないが昔から「備えあれば憂いなし」という言葉もある。今回の豪雨被害を対岸の火事とせず、身の回りを見直すきっかけにしてみてはどうだろう。
【写真】
行政などが出している防災ガイドブックなどと博物館発行の地盤図

0829うちのコ なきむし、あまえんぼう、くいしんぼうみんなのアイドルです。

しおりんママ さん

【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

0829オーレ  前回アウエーでの対戦時ではそれぞれの強みを全面に押し出したガチンコのぶつかり合いをした両チームだったが、今回磐田は今季初の3バックを採用するなど、明らかに「湘南対策」の布陣を敷いてきた。とはいえ湘南がやることは変わらない。磐田の4倍以上のシュート数など試合のスタッツにもそれは現れている。だが結果は引き分け。今季最多14155人の観客が入ったスタジアムの熱気そのままに攻め続けた好ゲームではあった。湘南らしさが出た面白い試合だった。ただ同時に、勝ち点2を失った悔しさも心の中にじわり。曺監督曰く「サッカーは確率のスポーツ」だという。多くのチャンスを作れば自ずと得点は増え、ピンチの芽を潰せば失点が減り、結果勝率は上がる。もちろん、現実は理論通りにはいかないことの方が多い。このジレンマの中に湘南がもう一皮むける可能性がある。
【写真】後半15分、スーパーゴールで試合を振り出しに戻したウェリントンが雄叫びをあげる。

0829 源平 文治3(1187)年8月1日。今日から15日まで放生会(ほうじょうえ)に専念するように――。以前から関東の荘園などには命じておいたが、鎌倉の内と近隣の海浜や河川については再度徹底するよう、頼朝は指示を出す。放生会は、亡き者の供養や功徳を積むことを目的として行われる儀式である。殺生を禁じ、捕獲した魚や鳥獣を池や野に放す。石清水八幡宮(京都)の放生会がよく知られている。源氏の守り神でもある石清水八幡宮を勧請した鶴岡八幡宮でも行われるようになっていた。放生池(今の源平池)には、捕らえられた生き物が放たれる。
 4日。頼朝は、放生会で奉納する流鏑馬のために、射手と的立ての役割を御家人に割り振った。上手の的立て役を任されることになった熊谷直実は憤って拒否した。彼の言い分はこうだ。「御家人というものは皆、頼朝様に仕える同輩です。それなのに、射手は馬に乗っているのに対して的立ての者は歩きです。このような差別的な待遇を受け入れるわけにはいきません」。そう言って不満を隠さない。頼朝は再度命じた。「これらの役目はそれぞれの器量に応じて命じたものであって、優劣をつけようとするつもりはない。それに的立ての役は決して下に見られるような務めではない。新日吉社(いまひえしゃ)に後白河法皇が御幸になった時には、院の武者所の衆を召して流鏑馬の的を立てられた。それを思ってみれば、むしろ的立て役のほうが重い役割を担っているとも言えるのだ」。頼朝がそう説明したにもかかわらず、直実は納得しなかった。頼朝は罰として所領の一部を没収することにした。御家人にとって、土地は重要な基盤である。この罰は決して軽いものではない。それでもなお直実は、御家人はすべて対等であるべきだ、という信念を曲げなかった。
 9日。鶴岡八幡宮の境内を念入りに清める。馬場を造り、周囲に柵をめぐらせた。頼朝はその場に臨んで監督する。多くの御家人も参集した。頼朝は思う。今度の放生会は、これまでと違う。流鏑馬には格別の思いがある。なにしろ去年、奥州へと赴く西行法師に弓馬の道について、たくさんのことを教わったのだから。
【写真】流鏑馬(写真は、毎年4月開催の「鎌倉まつり」で奉納される武田流。放生会を起源とする毎年9月開催の鶴岡八幡宮例大祭で奉納される流鏑馬は小笠原流) 写真提供=鎌倉市観光協会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。
FM湘南ナパサで毎週土曜日9時~10時(再放送=毎週火曜日15時~16時)に放送中の「この人と60分」8/30(土)放送回では、本連載著者の新村氏がゲストとして出演されますので、そちらも是非お聴きください。

私は今_140829 冨吉 裕一さん
KENJE平塚ラスカ、MusebyKENJE統括マネージャー

自分にチャンスを与えてくれる会社、共に支えあう同僚スタッフ、刺激をくれる友人達、そしてKENJEグループを愛してくれる多くのお客様に囲まれて、現在の私がいます。数多くあるサロンから当グループを選んでもらう理由を常に提示し、新しいものへの探求心を忘れずに、日々ご来店いただくお客様と一生のお付き合いをしていけたらと思っています。

 

0829 2面 盲学校野球 盲学校の体育競技では全国から集まる唯一の大会であり、グランドソフトボール(GRAND SOFTBALL)で勝負することから「盲学校の甲子園」と呼ばれる全国盲学校野球大会が21日と22日の2日間、県立平塚中等教育学校と市立大原小学校で開催された。1951年から始まる同大会は今大会で29回目。
グランドソフトボールとは、全盲の選手4人~5人を含む10人で1チームをつくり、ハンドボールとバットを使用し、ボールの転がる音を頼りにプレーするソフトボールのこと。全盲のピッチャーはキャッチャーの掛け声や手の叩く音を頼りにボールを転がし、バッターは転がる音を頼りにバットを振り、打った後は一塁ベースコーチの拍手の音に向け全力疾走する。競技名の「グランド」には、人々に強い印象を与える「感銘的な(素晴らしい)」との意味も含んでいるという。投げる、打つ、走る、捕る、を全て僅かな音で判断するグランドソフトボール。プレー中は応援やプレーに関係のない音を出すことができない。上空を飛ぶジェット機があれば中断する。白熱した熱闘を繰り広げつつも静寂の中で行われる同大会は、そういったことから「静かな甲子園」とも呼ばれている。
大会当日、炎天下の会場に結集したのは北海道地区から九州地区まで全国で予選を勝ち抜いてきた強豪8チームと開催県地区の枠で出場した神奈川県選抜の計9チーム。横浜ベイスターズの元選手・鈴木尚典氏による始打式で大会は開幕した。激闘の末、大会を制したのは関東地区代表の筑波大学附属視覚特別支援学校。県立平塚盲学校と横浜市立盲特別支援学校、横浜訓盲学院の3校合同チームの神奈川県選抜は惜しくも3位決定戦で敗れ、4位に終わっている。

0829 2面 坊コン 平塚市田村にある臨済宗の妙楽寺で24日、市内の寺社では初の企画となる婚活パーティー「Tela de comsule(寺でコンする)2014」が開催された。このイベントは同寺の木村義淵住職と、知人である能満寺(伊勢原市三ノ宮)の松本隆行住職が「若い僧侶たちのために出会いの場を」と企画したもので、第1回目となる今回は男性を臨済宗の「僧職系男子」に限定して参加者を募った。
 都内でも人気が高いといわれるいわゆる「坊コン」だが、今回のイベントも例に漏れず募集開始から多くの応募があったという。結果、定員男女各20人としていた枠を超える各22人の合計44人、県内を中心に埼玉や栃木、山梨、静岡、愛知からの参加があった。
 会場となった妙楽寺とは市指定重要文化財の「木造閻魔王坐像」(昨年2月指定)を敷地内の閻魔堂に安置している由緒あるお寺。まずは本堂で参加者全員が男女で向かい合い、般若心経を唱和する「恋愛成就」の読経から始められた。その後は参加者同士が多く会話できるように工夫されたミニゲームやアピールタイム、食事会などが催された。会場運営を手伝った関係者は「女性参加者の積極性が素晴らしく、盛会の内に終えました」と話している。
 次回は11月22日(土)。この第2回からは僧侶も含めた一般男性にも募集を呼びかける。男性は5千円、女性は2千円。定員は先着20人ずつ。神聖な空間で良き出会いを探してみては。問い合わせ、申し込み詳細はは能満寺のHP(http://www.now-man.com)で確認できる。
【写真】本職のお坊さんたちによる般若心経の大合唱は圧巻

0829 1面 お菊さん
 井戸から夜な夜な聞こえる「いちまい……にまい……」と声、といえば怪談で有名な番町皿屋敷。四谷怪談、牡丹灯籠と並ぶ日本三大怪談の1つに数えられることも多い傑作だ。この皿屋敷の物語で中心となるお菊という女性、全国各地に似たような「お菊伝説」が残るが、一説には平塚出身といわれている。紅谷町には「お菊塚」なる石碑があり、立野町晴雲寺の墓地には今もお菊の墓が残っている。今週は暑い夏をほんの少し涼しくしてくれる怪談話と平塚に伝わる伝承を紐解く。
取材協力=平塚市博物館市史編さん室

 改めて皿屋敷とはどんな作品か。最も有名なのは、江戸の旗本屋敷に勤めていたお菊という名の美女が家宝の皿を紛失したと濡れ衣を着せられ惨殺される。無実の罪で殺されたお菊は亡霊となり屋敷の井戸から夜な夜な皿を数える女の声が聞こえ……といったストーリーだろう。怪談にとどまらずこれに色々な要素が付け加えられ、浄瑠璃、歌舞伎、恋愛悲劇として仕立てられた戯曲、果ては落語まで様々な形で知れ渡っている。
平塚のお菊伝説
 では平塚に残るお菊伝説とは。時は元文5年(1740年)、お菊は平塚宿の役人、真壁源右衛門の娘で江戸の旗本青山主膳方へ奉公に出されていた。主膳の家来がお菊を見初めたものの、お菊がいうことを聞かないことを恨み家宝の皿を隠し主人に告げ口、その咎でお菊は手打ちにされてしまう。馬入の渡場で遺体を引き渡された父、源右衛門は「あるほどの花投げ入れよすみれ草」と言い絶句したという。源右衛門は刑死人の例にならい墓を作らず、センダンの木を植えて墓標とした、というもの。しかし日本全国に似た様な話がある上、これより以前から皿屋敷の物語があったという説もあり、平塚のお菊がオリジナルかどうかは疑う向きもある。
お菊の霊が?
 ではこのお菊は後世の創作や伝承の域をでないのか。お菊の墓は現在の紅谷町公園にあり、戦災前までは大木の生い茂る不気味な場所で「代官の墓所」「お菊の墓所」などと呼ばれていた。
 昭和27年、戦災復興の区画整理に伴い、お菊の墓は共有墓地への移転が決まった。これを機に研究家らが墓地跡を発掘したところ頭蓋骨が2つ見つかる。その内の1つは小顔で歯並びも良く、おそらくは若い娘のもの。「あのお菊さんが出た」と騒ぎになり、当時の新聞もこれを取り上げた記録が残る。墓所はその後公園となり、お菊を偲びお菊塚が建てられた。さらに時を経て昭和35年頃、子どもの遊び場になりお菊塚はすっかり荒れ果ててしまった。すると近隣住人が「お菊さんが夢枕に立った」と言い出し、当時の関係者が塚の再興に奔走したということも当時の新聞に残っている。
 ことの真偽はさておき、お菊さんが皿を9枚まで数えるのを聞くと死んでしまうという伝説も。もし出逢ったとしても見惚れるのは程々に。
【トップ写真】紅谷町公園に残るお菊塚
【写真】紅谷町公園全景/晴雲寺外観

0822ペット アマゾンちゃん(メス・2歳・雑種)人間が大好きなツンデレ猫!!

大磯町 ABっちさん
【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、
下記メールアドレスまでご応募下さい。
toko@shonan-journal.com

 

 

0822大谷 郷城さん 大谷 郷城さん
音楽雑貨専門店 ダイヤオンプ代表

私はピアノ調律師です。ピアノの音色を輝かせるのが私の仕事です。その音色を実際に奏でるのは皆様方になります。私の経営するダイヤオンプ、その店舗名には輝く音色という意味が含まれています。本来音楽は耳で楽しむものですが、目で見て楽しんで頂きたいと思い開業に至りました。この地元平塚で音楽文化の発展と地域社会への貢献が出来ればと考えています。℡0463-32-8880

 

 

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 市内28小学校区に対し26の公民館があるこの平塚市では近年、各地区の公民館を拠点にそれぞれの地域特性を活かした絆づくりが進んでいる。例えば、なでしこ地区では昨年に続き今年も8月に平塚青年会議所と共催で地域の商店と協働し、小学生向け職業体験事業「ぷちなでしこ」を実施した。また松原公民館では今年2月、広告マンだった館長のスキルを活かしてご当地キャラを誕生させた。このように各地区ではそれぞれの地域資源を活かし、住民が積極参加し盛り上げている。そして今夏、吉沢公民館では神大生と協働した新たな事業が企画されている。
 夏休みの絵日記に描かれるようなのどかな田園風景が広がる平塚市の西部丘陵地域。この自然豊かな環境を持つ土沢地区に吉沢公民館はある。同じ地区に所在していることから、神奈川大学湘南ひらつかキャンパスに通いボランティア団体に所属する学生との交流は以前からあり、毎月地域の子どもたちのための学習支援事業「寺子屋」などが行われている。
 そんな中、今年2月に公民館側から「神大生と連携して新たな協働事業を」との提案があり、神大生15人による「土沢盛り上げ隊」が組織された。協議を重ねた結果、市内公民館事業では初の試みとなる小学生向け宿泊体験イベント「吉沢に泊まろう!」(吉沢地区在住の小学校4~6年生対象)を今月24日~25日に実施することになった。
地域特性を活かして
 同企画のコンセプトは、「生きる力」を育てるため異なる年齢の子どもたちが協力して宿泊体験を行い、地域の自然や歴史等の地域資源を発見するとともに住民たちとのふれあいにより地域に愛着を持つこと、としている。
 内容としては、吉沢散策や昔遊び体験を通じた地域の歴史学習や地元食材を使った食事作りなど。夜には、市立土沢中学校の総合学習「探究」の中で考案された地域の寺などを巡る企画「ナイトウォーキング」が実施されるほか、近隣の家庭での「もらい湯」も行われる。また2日目には神奈川大学協力のもと、学内での施設見学、学生による模擬授業、学食体験等も。まさにその地区でしかできない、その地区だからこそできる地域特性を活かした企画が作られた。
0822 1面写真1地区内で連携した子育て
 このような企画には地域の連携が欠かせない。今回の協力団体には神大をはじめ吉沢小や土沢中、自治会などその他にも様々なグループが名を連ねる。もちろん全てが見返りを求めないボランティアで成り立っており、主催者側の学生もその例外ではない。
 学生代表の小野有未さん(3年)は茨城県出身で平塚には縁もゆかりもなかったが、市内に住み通学することで「土沢地区は自然が多く、空気がきれい。地域のコミュニティも強い」と魅力を見つけ、「地域の子どもたちに受け継いでいってもらうための力になりたい」と、歴とした地域の一員として協力を惜しまず、汗をかいている。
深まる絆、高まる地域力
 地区内が連携した手づくりの企画。今回は吉沢地区限定であり決して大きなイベントでもなく派手で華やかなものでもないが、全ては地域の子どもたちを育てるため。その結果として地域の絆は深まり、魅力づくりに繋がっていく。そして今後も、各地区において公民館が地域協働の拠点となり、それぞれの地域性を活かした企画が生まれていくのであれば、平塚市全体の魅力づくりや地域力の底上げに繋がっていくことだろう。少なくとも、地域で共有できる子どもたちの夏の思い出が1つ増えることは間違いない。
◇「吉沢に泊まろう!」の申し込み・問い合わせ:吉沢公民館☎58-0880
【トップ写真】
神大生でつくる「土沢盛り上げ隊」代表の小野さん(左)とメンバーの高橋さん
【写真】
今回の協働事業の主会場となる吉沢公民館

0808 1面 お坊さんカメラマン_1
 数年前からにわかに広まっている人生の終わりのための活動、「終活」。だがめまぐるしく移り行く現代社会の中で自身の行く末について考えることがどれくらいあるだろう。大磯にある真言宗のお寺、東光院で副住職を務める大澤暁空さんは僧侶という仕事の傍ら、写真館「スタジオ暁」の代表としても活動している。主に撮影するのは「遺影」。死を一番近くで見ている僧侶が遺影を撮影する意義、そこに垣間見える仏教の教えとは。世間はもうすぐお盆の季節。遺影に写る大切な人はどんな表情をしているだろうか。

 大澤さんがカメラに初めて出会ったのは小学校を卒業した日。父から一眼レフカメラを譲り受けたことがきっかけだった。生まれ育った大磯のまちをファインダーを通して見つめるうち、自然にカメラにのめり込んでいったという。僧侶として寺を継ぐことは高校を卒業する頃には考えていたというが、大学では単純に仏教を学ぶだけでなく見聞を広めようと本格的に写真を学んだ。在学中に京都の教王護国寺で修行し僧侶の道へ進む。卒業後、寺の仕事をするようになってからも、常に近くには写真があった。
遺影を撮る
 僧侶として法事などで人の遺影に触れる機会が増える中「つくられた遺影」が気になった。どうしても葬儀のために慌てて用意したような不自然な写真が多い。誰にも必ず訪れる死という人生の節目に故人の自然な姿を残したいと考えると同時に、写真を学んだ経験を世間に還元したいという考えから2011年に「スタジオ暁」を始める。大澤さんは「お寺には過去帳という檀家の死亡年月日、名前、戒名などを残す帳簿がある。遺影も在りし日の故人を記録するという意味では同じ」と穏やかな笑顔を見せる。記憶だけではなく記録が残ることは故人にとっても残された人にとっても大切なことだと考えている。
想いを馳せる
 生前に遺影を撮ることを「自分の先祖やルーツを見つめ直す機会になれば」と大澤さん。現代社会で近しい人の死に向き合う機会は多くはない。近頃の世情の変化や家庭の核家族化など、その傾向は強まっているように感じるとも言う。大澤さんは「遺影にはその人の生きてきた道が垣間見える。死に向き合うという生き方は仏様の教えにも重なる」と力強く静かに語る。スタジオでは遺影を撮った人にエンディングノートを渡している。遺言書のように法的な効力があるわけではないが、これも自分の人生を振り返るきっかけになればという想いからだ。
 お盆の季節。墓参りをして先祖を供養するのがその全てではない。自分や家族の人生を振り返り、想いを馳せるきっかけにしてみては。
◇スタジオ暁 ☎61-2121

【写真】カメラを手にする大澤さん/遺影だけでなく、入園・入学などの写真も手がける/スタジオ内部の様子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 文治3(1187)年4月。鶴岡八幡宮をはじめとした神社仏寺で、数日にわたって祈祷が行われた。「義経の居所を知るにはもはや神仏に祈るしかありません」との人々の意見を受けてのことである。人の力ではもうどうにもならない状況であった。それだけ、義経の行方に関する情報が錯綜していたのだ。そうしたところ鶴岡八幡宮の別当(長官)の円暁が夢で「上野国金剛寺で義経に遭うだろう」とのお告げを受けた。その寺の僧侶はより一層祈祷に励むようにと、頼朝は要請した。
 さて、山伏姿に変装した義経一行は奥州に赴く。『義経記』に語られる義経の北国落ちの様子をいくつか挙げてみよう。以下のエピソードがまとめられ脚色されて、のちに謡曲『安宅』や歌舞伎『勧進帳』の話などに発展していく。まず愛発(あらち・滋賀と福井の境辺り)の関所。警戒が厳しく、色白で上の前歯が出ている者はすぐには通さずに、「判官殿だ」といって拷問していた。そこへ来た義経一行かと疑われる集団。ある関守は考えた。「本物の山伏なら関所の通行料が免除されるのだから払うはずがないけれど、判官ならば通行料を払って先を急ごうとするに違いない」。関守達は義経一行を取り囲み、「ここを通る旅人すべてから通行料をとるようにとのお達しが鎌倉から来ている。さあ、お出しなさい」と迫った。弁慶は、「いつから山伏が通行料を出すようになったのか。前例のないことはできぬ」と堂々と切り返した。加賀国(石川県)富樫というところでは、弁慶はただ一人で分限者(資産家)の富樫の邸へ乗り込んでいった。後で追われることにならないようにするためである。管弦の遊びや酒宴が催されて賑わうなか、弁慶は「修行者が通るので斎料(ときりょう・お布施)をいただきたい」と声高に言った。強引に邸内に入る弁慶に対して、「狼藉者は追い出せ」と屋敷の者達が大勢で襲い掛かる。それをものともせずに、逆に殴りつける弁慶。大騒動となり、富樫介が現れる。「東大寺の勧進をする山伏だ」と名のった弁慶は、最終的には富樫をはじめとして奥方や家来達からも大量の勧進(寄進・寄付)を受けることになった。剛胆な弁慶の機転によって数々の難関をくぐり抜け、先へと進む義経一行。弁慶、大活躍の日々であった。
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【写真1】歌舞伎「勧進帳」で知られる安宅の関(石川県小松市安宅町)に建つ義経、弁慶、富樫の像(写真提供=小松市)
【写真2】小松市で毎年開催されている「全国子供歌舞伎フェスティバル」。写真は勧進帳上演時のもの(写真提供=小松市)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、スタジアムの楽しみ方といった別の視点から制作した番組がご覧になれます。※放送日程は文末に記載
 J2リーグ2014シーズンも後半戦に突入し、現在向かう所敵なしという無双状態で首位を独走する湘南ベルマーレ。振り返れば過去最強の湘南を目指して「継続と深化」をテーマとし、「決弾」をスローガンに開幕した今シーズンだった。結果、前半を折り返してみれば有言実行はおろかリーグ記録更新の期待がかかるほど止まる所を知らず、目が離せない展開が繰り広げられている。ますます過熱する湘南。今週号ではそんなチームの中心、キャプテン・永木亮太選手(26)のインタビューを掲載する。

――まずは今シーズンの前半を振り返り、チーム全体としてどのような意識で闘ってきたのか教えてください。
 今のスタイルは曺さん(曺貴裁監督)が監督に就任してから今年で3年目になりますが「今年もそのスタイルを継続しよう」と開幕前のトルコキャンプからみんなに伝えていました。その時点では新加入選手がすぐに馴染めるかというのが鍵でしたが、みんなスムーズに理解してくれて、意思統一は上手くいきました。
 ただ、曺さんも「今までの湘南スタイルだけではだめだぞ」と言っていましたし、今年は「湘南スタイルの積み上げ」を意識し、昨年よりさらに良くしていこうと闘ってきました。それが今の結果に繋がっているのだと思います。
――永木選手が考える「湘南スタイル」とは。
 分かりやすく言えば、相手より多く走り、攻守の切り替えを速くすることです。観ている人が一番分かりやすいのは、攻撃の時にどれだけ手数を掛けずに人数を掛けてスピード感に溢れる攻撃ができるか、という所だと思います。細かい所を挙げれば沢山あると思いますが。ただ、運動量やスピードだけではなくセットプレーの守備とか、分かりづらいですが「抜け目なくやっていく」という部分もウチのスタイルだと思います。
――ではプレーヤー個人として、ここまでどのように闘ってきましたか。
 僕自身はとにかく攻撃の時に「どれだけ相手のペナルティーエリアに入っていけるか」。その回数と質の高さを追求していくことが今年、開幕前からの目標でした。具体的に言えばゴール前のアシストや得点ということになりますが、その回数を増やすというのが今年かなり意識している所ですね。
――逆に、これまでの試合でできなかったこと、足りなかったことは。
 チームとしては、今の成績だけを見るとすごく良いので、良い意味で中々見つけにくいと思いますが「相手がJ1のチームだったら今のここやられてたな」という場面は何度かありました。J1のチームはまず簡単なミスをしませんし、抜け目なく隙を突いてきます。簡単にゴールを奪われる所などは、まだまだ足りない部分かなと思います。
 個人としては、攻撃に関わる回数と守備に関わる回数をもう少し増やしていきたいと思っています。
0801 2面永木――これまでの試合の中で印象的なプレー、シーンは?
チーム全体ではジュビロ磐田戦です。1点やられましたが、とても集中していて隙がほとんどなかったかなというゲームでした。気持ちもすごく入っていましたし弾際もほとんど負けていなかったので「自分たちらしいサッカー」をして勝てた試合だと思っています。
個人的には松本山雅戦のカウンターから綺麗に決まった自分のゴールシーンが印象に残っています。自分たちの良さだったり、チームとしてやろうとしていることが出ていたのでとても良かったです。
――昨年からキャプテンに就任しましたが、キャプテンとしての自覚や責任感はいつ頃から?
 最初は戸惑いながらで、特に1年目は全然勝てず、1人で責任を背負い込んだりしていましたが、今年からですね。何が変わったというわけではないですが「慣れ」もあり、声も出るようになったと思います。これまでのサッカー人生で、仲間にきつく言うことはなかったのですが、少し意識を変えて駄目だったプレーには厳しく言うようにしています。そうすると自分もやらなきゃ、という気持ちになるので。
 基本的にはプレーの中で伝えたい。人より多く走ったり体張ったり、チームの中でも1番になるくらいの気持ちでやっていますし、それに付いてきてほしいなと思いながらやっています。口で言うより体で表現したほうがみんなも強く分かってくれる。そういう所は意識してやっています。
――今のチームの雰囲気はいかがですか。
 とても良いと思います。
――冗談も言ったり?
 逆に冗談しか言ってないですね(笑)。普段は深刻な話なんてしないですよ(笑)。
――永木選手の素顔として、少しピッチ外のお話も聞きたいのですが、サッカー以外の時はどんなことをされているのですか?
 基本はアウトドア派です。練習の後は家で休みますが、休日は大体外に出ます。例えば海に行ったり。
――TVゲームでイメージトレーニングをする選手もいるそうですが、ゲームは?
 最近はしていませんが、以前はよくやっていましたよ。特に(サッカーゲームの)『ウイニングイレブン』に自分がいるというのはすごく嬉しいですね。子どもの頃からずっと遊んできたゲームなので最初の嬉しさは半端じゃなかった(笑)。
――以前、OBの坂本紘司さんと田村雄三さんのインタビューで、ホームの前夜はいつも一緒にジョリーパスタへ行っていたという「げんかつぎ」のエピソードがありましたが、永木選手のげんかつぎみたいなものはありますか。
 僕はないですね(笑)。そういうのはあまり気にしないんですが、でも、ホームの前日に必ず行くパスタ屋さんはあります(笑)。
――余談ありがとうございました。では本題に戻りまして後半戦へ向け、チームとしての目標、意気込みを。
 そこはもう、優勝を狙っています。僕的にはシーズン前から「優勝します」って言っていますし、チーム全体的にも前半戦終盤辺りから目標を「勝ち点80」から「優勝」へと変え、1つずつ向かっているのでまずはそこ。でも先のことを考えてもしょうがないので、しっかり勝ち点3を取るということだけにフォーカスして、目の前の1試合1試合を闘っていく。その繰り返しだと思います。
――その先のステージである「J1」に向け、今準備していることは?
 練習でも試合でも、常に曺さんには「J2だったら通るパスかもしれないが、J1じゃ通らないぞ」とか「得点力の高いJ1のフォワードだったらやられているよ」とか言われていますし、当然、その先を見据えて日頃から練習しています。
 一昨年は2位で昇格したものの1年で落ちてしまいました。そういうことを繰り返さないという気持ちは自分の中でも強く持っています。だから常にJ1を意識して、高いクオリティーを目指していかなければならないと思っています。
――ちなみに永木選手個人の、サッカー選手としての最終目標は。
 今は、自分の中ではA代表です。ロシア大会は4年後ですが、そこには必ず入りたいと思っています。今までの自分だったら「A代表」というのは目標にも言えなかったのですが、最近は素直に自分の口から言えるようになってきました。それは自分にとっての成長の証かなとも思いますし、言うからには「入らなければいけない」と思っています。
――では最後に、この記事を読んでいる人へ向け「今、ベルマーレのココが面白い!」という所を教えてください。
 やっぱりみんな体を張るし、よく走るし、シンプルに頑張っているので、観ていて気持ち良くなってもらえると思います。練習の時も試合の時も常に100%の力を出し切って、試合終了の時には崩れ落ちるくらいのサッカーをしています。全くサッカーを知らない人でも試合を観て、少しでも「明日の仕事頑張ろう」とか「育児頑張ろう」、「家事頑張ろう」と思ってもらえるようなサッカーをしているつもりですので、そういう気持ちを感じて帰ってもらえたら嬉しく思います。そこは是非、注目して観て頂きたいと思います。
次回ホームゲームは8/3(日)19時〜。湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は8/4(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ケイト・ブランシェット/サリー・ホーキンス/アレック・ボールドウィン 他
横浜シネマジャック&ベティにて8月1日まで公開中。
ケイト・ブランシェットは、美しさと気品と凄みを兼ね備えた女優である。名家の令嬢や霊感を持つ主婦、イングランドの女王エリザベスから、『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフの女王ガラドリエルまで、その貫禄で周囲を圧してみせる。学年でいえば僕よりひとつ下だが、たぶん会ったらひれ伏してしまう。ウディ・アレンはそんな彼女のイメージを見事に逆手にとってみせた。本作でケイトが演じるのは、実業家夫人で社交界の花といわれた女・ジャスミン。ここでの彼女は、美しさこそあれど、見栄っ張りであまり利口な女ではない。ジャスミンという名前からして、本名のジャネットよりも美しいからという理由でつけた芸名みたいなものだ。詐欺まがいの商売がバレた旦那が逮捕され、全財産も没収されて、中流以下ともいえる妹の家に転がり込む。そこが本来の居場所ではないと、精神安定剤を噛み砕きながら、セレブに返り咲こうと悪足掻きする姿に、ケイトの凄みが滲み出すと、悲劇はシニカルな笑いへと転じる。 0725 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0725 源平 文治3年2月。頼朝は、平家没官領(没収された平家一門の所領)であった摂津国の2か所の荘園を建礼門院徳子(平清盛の娘)に寄進することに決めた。もともとこの荘園は平宗盛が知行していたところで、出家していた建礼門院を援助しようとの頼朝によるはからいであった。
 壇ノ浦で時子(母)と安徳天皇(子)の後を追って入水したにもかかわらず、源氏に引き上げられた建礼門院。東山の麓の吉田の辺りにいたが、大地震によって住まいが崩れ落ちてからは、人目を気にせずに過ごせる大原へと移り住んでいた。ここで、心静かに亡き息子(安徳天皇)をはじめとした平家一門の人々の菩提を弔うつもりだ。『平家物語』には、大原でひっそりと暮らしていた建礼門院(女院)のもとを後白河法皇がお忍びで訪れたとする逸話が載る(大原御幸)。法皇が物寂しげな庵室に入ると、粗末な身なりをした老尼の阿波内侍が出迎えた。そのうちに、濃い墨染めの衣を着た2人の尼が山の細い道を下りてきた。摘み取った花を入れた籠を手に提げているのが誰あろう建礼門院であり、薪に蕨(わらび)を添えて抱えているのは平重衡の妻の大納言典侍であった。建礼門院は、舅の後白河法皇に対して、平家が滅亡へと向かう過程で体験した悲惨な有り様を述懐したという。
 かつて女院に仕えていた建礼門院右京大夫も、大原を訪れたことがある。右京大夫と恋愛関係にあった平資盛(建礼門院の甥)は、既に壇ノ浦で入水して亡くなっていた。『建礼門院右京大夫集』という日記のような歌集には、右京大夫が大原の建礼門院を訪れた様子が記されている。女院を深く思う心を頼りに大原へと向かったが、その侘しい佇まいには愕然としてしまった。平家の栄華を知っている自分には、これが現実のこととは到底信じられない。都では60人余りの女房が、煌びやかな衣服を重ね着してお仕えしていたのに、今は衰えた老尼が3、4人しかついていない。美しかった女院までもが別人かと思われるほどに衰えている。もう何が現実なのか分からない。いったい、今が夢なのか。それとも、昔が夢だったのか――。女院を山奥に残したまま、都に帰るのが心憂く思われた右京大夫であった。
【写真】寂光院(京都市左京区大原)の隣接地にある建礼門院の陵墓、大原西陵(にしのみささぎ)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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 7月も下旬に入り、子どもたちを中心に世間は夏休みモード。暑い季節の行楽シーズンということで、涼を求めに海や山、川やプールへと出掛ける人も多いのでは。そこで今週号では、湘南と言えば海ということで地元の海の事情をご紹介。平塚市、大磯町、二宮町で海岸に関わる各担当課で話を聞いた。地元の海は今――。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、地元の海の楽しみ方といった別の視点にから制作した番組がご覧になれます。※放送日程は文末に記載
平塚の海
 大正15年に県から認可され開設した平塚の海水浴場だが、その後地形の変化により昭和40年代前半より約35年間、遊泳禁止となっていた時期がある。そのため近隣市町の中では平塚の海だけが泳げないという状態が続いたが、県の事業により砂の流出を防ぐ「ヘッドランド」が整備されたことで平成14年から再び海水浴場が開設され、毎年遊泳可能期間中は多くの人で賑わいを見せている。過去5年間で最も来場者数が多かった年は平成22年であり、年間で44万5500人を記録している。
 平塚の海の魅力は「1年中使える海」と担当者は言う。遊泳可能な7月中旬から9月上旬までの期間はもちろん、年間を通して常設されているビーチバレーのコートやシャワーが無料(温水は有料)で開放されており、空いていれば誰でも自由に使うことができる。また単なる売店ではない「ビーチバルSUCCA」や、ビーチスポーツの体験教室や魚の裁き方教室などのイベントも充実しており、いつでも家族で楽しめる場所となっている。今年の海水浴場は9/7(日)まで開設。
大磯の海
 今年で開設から130年目という大磯の海岸は「海水浴場発祥の地」としても知られる歴史ある場所。来場者数は、震災の影響で減少した年もあるが毎年安定した人気を誇り、昨年は年間で8万6000人以上が訪れたという。なお今年は節目を記念してビーチテニスコートを4面設置(夏季のみ)。これが好評とのことで「夏休み効果でさらなる盛り上がりに期待したい」と担当者は話している。
 また今年の海開き前には地元サーファーらにより、一部深くなっていた海底に砂を入れる養浜事業がボランティアで行われ、町も重機1台を貸し出すなど協力した。「民間の協力で成り立っているのは非常に心強い」とし、今後の大磯海岸の展望としては「スポーツ施設の充実や通年利用を目指したい」としている。今年の海水浴場は8/31(日)まで開設。
二宮の海
 袖が浦海水浴場が開設したのは昭和13年頃とのことだが、平成19年に発生した台風9号の影響で砂浜が流出したことから、現在も復旧工事のため休止中であり、遊泳禁止となっている。ただ、閉鎖前の平成18年には年間で15万人程度の来場者があったという。
 養浜事業は国の直轄事業として、今年度から着手することが決まったものの、海水浴場の再開は全く見通しが立っていない状況だ。町の担当者は「通年型の日帰り観光を目指す当町においては、袖が浦海岸の海水浴場も重要な観光要素だと考えており、海岸の復旧後の開設を目指し取り組んでいます」と展望を語った。
 平塚、大磯、二宮の海の今。遊泳、水遊び、波遊び、砂遊び。それぞれの場所でそれぞれの楽しみ方はあるけれど、何をするにも海で遊ぶ際には細心の注意を。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は7/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真】平塚の海水浴場/大磯の海水浴場/二宮の袖ヶ浦海水浴場(休止中)

0718 源平 文治2年9月。義経の家人である堀弥太郎景光は京に潜伏していたところを、糟屋有季によって捕らえられた。この景光は金商人であったとされることから、義経(牛若丸)を奥州へと手引きした「金売り吉次」とは彼のことかとも推されている。景光は白状した。義経が南都(奈良)興福寺の周防得業聖弘の周辺にいたこと、自分がたびたび使者として藤原範季のもとへ赴き連絡を取り合っていたこと……。これをうけて、義経捜索のために500余騎が南都へ派遣される。この南都の周防得業聖弘という人物、約半年後に鎌倉に召し出されたときには堂々と自分の意見を主張し、頼朝を感心させた。義経のために、そして天下が鎮まるようにと心を込めて祈祷したと述べる得業の志に心を動かされた頼朝は、今後は関東の繁栄を祈祷するようにと、得業を勝長寿院の供僧とした。
 さて一方、同じく義経の家人である佐藤忠信も京都に潜伏していた。忠信は、奥州から頼朝のもとへ参陣する義経に、藤原秀衡が従わせた勇者であった。忠信の兄の継信は、すでに屋島の合戦で、義経の身代わりとして射殺されている。忠信はというと、京都においてかつて関係のあった女性に出した手紙が、居所発覚の引き金となってしまった。女が現在の夫に手紙を見せたことから、密告を受けた糟屋が、忠信のところへ攻め寄せることになったのだ。奮戦する忠信をなかなか討ち取れないでいた糟谷は、多勢で攻めることで、忠信と郎従2人を自害に追い込んだ。
 肝心の義経はいまだに行方不明である。頼朝は考える。義経が姿を現さないのは、京中の人々が義経に味方をしているせいだろうか――。この頃、「義行」と名を変えられていた義経。「義行は、能く行く、に通じるゆえに、今もまだ捕らえられずにいるのではないか」との進言を受けて、鎌倉方は元の「義経」に戻すようにと摂政(九条兼実)に対して提案する。そうして今度は「義顕」と改名された。「顕」とは、あらわれる、あきらかになるという意だ。さて当の義経は、妻子を伴って奥州を目指す。今となっては藤原秀衡だけが頼りだった。
【写真】
路地裏にひっそりと建つ『佐藤継信・忠信之墓』(京都市東山区)。古くは十三重の石塔が2基建てられていたという。現在その石塔は京都国立博物館の敷地内に復元されている。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0718うちのコ 七夕まつり♪
じゃがバタもりもり食べて、たくさん歩いたね!

ピンさん
【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

私は今_140718 鈴木千鶴さん
鈴木音楽事務所 代表平塚の愛唱歌「好きです平塚」が完成。生まれ育った平塚を中心に公民館サークル・カルチャー等で童謡唱歌を広め活動中。抒情歌を会員の皆様と歌う中で「平塚をアピールする愛唱歌があっても」と歌詞を募集、素敵な詞を頂き、完成の運びとなりました。ソロと2部合唱譜があり、今後歌い広め皆様に口ずさんで頂けたら嬉しいです。☎23-7155

 

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 シイタケ、エノキ、ナメコなど人々の食生活にも馴染み深い「きのこ」。この度、平塚市博物館で保管していた標本の1つが新種のきのことして認定された。新種を発見したのは研究職につくプロフェッショナルではなく神奈川キノコの会(城川四郎会長)というアマチュアきのこ愛好家らが活動する団体。決してそれを仕事にしている訳ではない一般人のきのこへの愛着が、きのこ史に名を残す新発見を生み出した。
新種に認定されたのはトゲミフチドリツエタケという名のきのこ。生体の柄の長さは15cmほどで傘の直径は8cmほど。胞子に突起があり、ひだに茶色い縁取りがあるのが特徴だ。毒性の有無や食用に適するかは不明だという。このきのこは1995年、清川村での同会の活動で初めて採集された。城川さんは97年に同会報の中でこれにトゲミフチドリツエタケと仮称をつけ報告、きのこを標本にし同館に保管していた。99年には相模原市でも同種のきのこが採集され、同じように標本となり同館に眠っていた。同館には他に約6500点のきのこの標本があり、そのほとんどは同会の活動で見つかったものという。
新種認定へ
このきのこに光があたったのは2012年。会報の中に記録されたきのこが鳥取大学農学部付属菌類きのこ遺伝資源研究センターの牛島秀爾助教の目に留まった。牛島助教は平塚に調査に訪れると今年5月に日本菌学会の学術誌に論文を提出。晴れて新種のキノコとして認められ、トゲミフチドリツエタケは正式な和名となった。論文によると同きのこが属するダクティロスポリナ属の正式な記録は日本のみならずアジアでも初めて。これまでには欧州と南米で2種ずつの報告があっただけだった。また、同館に保管されていた標本のうち99年に採集されたものは同館で初めてのホロタイプ(正基準標本)として指定され、館の歴史としても大きな出来事となった。
博物館の活動
牛島助教は今回の発見について「多くのデータが蓄積されていたことで、新種と認めることができた。残された(他のきのこの)標本の中には貴重な種類が存在するかも」と同会の活動を評価。同館の澤村泰彦館長も「アマチュアの活動が成果を生んだことが嬉しい。アマチュア研究者と地域博物館の可能性を示すもの」と話す。同館ではアマチュア団体と共同での活動を1つのテーマとしており、今回の発見はこうしたアマチュア研究者らの活動の結実でもある。それは同時に、今後アマチュアの活動から、新たな発見が生まれる可能性があることを意味する。
新種となったきのこは9月15日まで同館で標本として展示される。また、8月31日には牛島助教と城川さんによる講演会が行われる予定だ。
◯標本展示
9/15(祝)まで展示中。博物館2階展示室
◯講演会「きのこの話〜新種ってなあに?」
8/31(日)13時〜15時、平塚市博物館講堂(定員50人、当日先着順)。講師:牛島秀爾助教授、城川四郎さん

【写真トップ】
標本を手に解説をする城川さん(左)と澤村館長

【写真左から】
トゲミフチドリツエタケの正基準標本/生体のトゲミフチドリツエタケ/標本を手に笑顔の城川さん

0711ペット キャンティちゃん
(メス、5歳、ミニチュアピンシャー)

アザラシみたいでしょっ

平塚市 ★Kazz

【ペット自慢の投稿募集】
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ペットのお名前・年齢・種類(犬種など)・メッセージを記載の上、
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1面駆け込み
 湘南の海が望めるロケーションとバラエティー豊かな9つのプールが魅力のシーサイドリゾート「大磯ロングビーチ」(大磯町国府本郷)が5日、今年度のオープンを迎えた。会場ではプール開きのオープニングセレモニーが行われ、地域の子どもたちや首都圏OLらが参加。スタッフの掛け声を合図に、歓声と水しぶきを上げながら一斉に「波のプール」へと駆け出し、初泳ぎを楽しんだ。今年も、湘南の夏が始まった。
 開業は1957(昭和32)年7月。今年で57周年を迎える同プールには、いつの時代も多くの人々を楽しませてきた個性豊かなプールが待っている。
楽しみ方、盛りだくさん
 全長140m、高低差15mのコースを一気に滑り降りるスリル満点の「ウォータースライダー」はビーチが一望できるスタート地点も一見の価値あり。また、本物の海を思わせる広々とした「波のプール」では本格的なウェーブが次々に押し寄せ、子どもたちも大はしゃぎ。1周500mを秒速0.8mで水が流れている「流れるプール」では、ボートに乗ってゆったりとリゾート気分が味わえる。さらには1m、3m、5m、10mの高さから飛び込みができるスリル感と開放感満点の「ダイビングプール」のほか「シンクロ&競泳プール」などもあり、人それぞれの楽しみ方ができる。
みんなが笑顔になれる場所
 そのほか、水が苦手な小さな子どもも楽しめる2つの「子どもプール」や、大滑り台と2種類の遊具で遊べる「キッズウォーターパラダイス」など、家族の笑顔で溢れる空間が至る所にある。また今年は、4人で利用できる新たなパラソルエリア「ファミリーパラソル」(1,500円〜)が登場したり、昨年導入され好評を得た3歳から未就学児童の7月中の入場料金が無料となる「キッズフリー」が継続されたりと、よりファミリー層が利用しやすい環境となっている。
 今しか作れない思い出を子どもたちと、仲間と、恋人と、家族と一緒に。さあ今年も、最高の笑顔になれる水の楽園へ――。
営業案内
◇営業期間:9/15(月・祝)まで。9:00A.M.~5:00P.M.◇入場料金:1日券=おとな3,700円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円 ◇問い合わせ:大磯ロングビーチ☎61-7726(9:00A.M.~5:00P.M.)
チケットプレゼント
 今週も同ビーチの協力により、期間中いつでも使える「入場招待券」を抽選で25組50名様にプレゼント。◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。7月22日(火)必着、翌23日発送。※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。※当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。

0704源平 文治2(1186)年8月15日。頼朝は鶴岡八幡宮に参詣した。すると老いた僧がひとり、うろうろと歩き回っていた。「一体誰なのだろうか」――。不審に思った頼朝は、梶原景季にその老僧の名を問うように指示した。老僧は「私は佐藤兵衛尉憲清(義清とも書く)法師です。今は西行と名のっております」と答えた。頼朝は次のように伝えさせる。「参詣をすませてから面会し、和歌のことなどについて詳しく教えていただきたい」と。西行は承諾した。
頼朝はいそいそと御所へ帰る。招いた西行とたくさんの話をしたいと思っていた。それで、歌道や弓馬のことなどについていくつか質問を投げかけた。西行は言う。「弓馬のことに関しては在俗のおりには家風を伝えてきましたが、家に代々伝わってきた兵法の書は出家した時に燃やしてしまいました。罪業の原因になってはいけないと、その内容を全く心に留めておらず、すべて忘れ去りました。歌を詠む件に関しては、花や月に対して強く心を動かされたときに、わずかに31文字を詠むというだけで、奥深いことなどは存じません。そういうわけで、お尋ねの弓馬や歌道の件に関してはお話しできることはございません」。なおも熱心に頼朝が問うので、弓馬のことについて西行は話し始める。頼朝は西行の述べたことを藤原俊兼に書き留めさせた。それは、一晩中続いた。
次の日。頼朝がしきりに引き止めたにもかかわらず、西行は御所を退出した。その際に頼朝は贈り物として銀製の猫を与えた。受け取った西行は、門の外で遊んでいた子供にその銀の猫を与えてしまった。西行は旅の途中であった。彼は、平家の焼き討ちにあった東大寺の復興に関わっており、藤原秀衡に東大寺再建費用としての砂金を勧進(寄付を募ること)するため、奥州を目指していた。西行の勧進の成果か、10月1日になって秀衡から京都に送る貢金450両が、仲介する鎌倉の頼朝のもとに届けられた。実はこの時期、別の理由で奥州を目指す者が西行の他にもいた。義経である。頼朝が警戒し続ける奥州藤原氏の存在感が、日に日に増してきていた。
【写真】
西行が奥州へ向かう旅の途中、「こころなき 身にもあはれは 知られけり 鴫立沢の 秋の夕暮」(『新古今和歌集』)と歌を詠んだとされる鴫立沢(大磯町大磯)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0704 オーレ  前節で2位磐田に勝利し勝ち点差17と大幅に引き離して迎えた第20節。首位湘南はホーム平塚で4位北九州と対戦した。
平塚は雨。そんな足下の悪い中でも湘南は華麗なゴールを2本決め、結果2-0で北九州を突き放した。ただ、決して試合内容に大差があったわけではない。北九州もさすが4位に位置しているだけあって巧みなプレーで湘南のゴールを襲う。どちらが決めてもおかしくないという状況が最後まで続いた。結果的に差はついたが、その違いは何だったのか。一時期サッカーに関する頻出ワードだった「決定力」というものの違いなのか。その答えは分からないが、今の湘南と他のチームとでは何かの部分で圧倒的な差があるのは順位が証明している。と、考えているうちに今季も次節で折り返し。その解が見つかる前に、他の2文字が見えてきそうだ。

【写真】1点目の武富に続き、2点目を決め相手を突き放した岡田。今季5点目のゴールとなった
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0704 1面 七夕
 湘南に夏の訪れを告げる「湘南ひらつか七夕まつり」がいよいよ今週、7月4日(金)・5日(土)・6日(日)の3日間で開催される。第64回目となる今年のテーマは「KIRA‘RE’START(キラ‘リ’スタート)~未来へつなぐ物語~」。市民のまつりとして親から子へ、子から孫へと受け継がれていってほしいとの願いが込められた。今年はオープンカーによる織り姫の披露パレードと県警音楽隊のパレードが4年ぶりに復活する一方、引き続き運営・企画などでの市民参加が進められている。
 開催期間は昨年同様の3日間で、終了時刻も21時(最終日20時)と変更はない。七夕飾りの本数は、中心街に子ども飾り19本、市民飾り33本を含む約500本。メーンストリート「湘南スターモール」には昨年と同数の83本(7/1時点)が掲出される(同所での最大掲出可能本数は92本)。来場者数は、昨年と同じく170万人を見込んでいる(一昨年は160万人)。
今年の特徴
 今年は、東日本大震災の影響で中止となっていたオープンカーによる織り姫の披露パレードと神奈川県警音楽隊のパレードが4年ぶりに復活する。織り姫のパレードには今年の3人に加え過去3年の9人も参加。総勢12人の織り姫による共演が見られる。
 そのほか新たな試みとして、見附台広場では平塚青年会議所によるグルメグランプリ形式のイベント「湘南ひらつか七夕たから市」が初開催され、平塚市・大磯町・二宮町の飲食店・団体が「七夕」をテーマにした創作グルメで腕を競い合う。スターモール商店街では、今年初めてとなる企業による手作りの市民飾りも試行的に掲出される。また、露店全体の規模は昨年とほぼ同様(約400店)だが、今年は新たに大門通りの一部にも露店が並ぶ。
市民参加の推進
 見附町駐車場では昨年も開催された平塚商工会議所青年部によるチャリティーイベント「BeActive平塚2014」が行われる。今年のイベントには「縁日」がテーマに掲げられ、純粋に子どもたちが楽しめる内容が盛り込まれている。また、期間中における案内所の運営やクリーン活動、七夕飾り掲出・撤去、イベント運営にあたる「市民ボランティア」の実施は今年で3年目を迎え、今回は約600人が参加し七夕を裏から支える。なお、七夕飾りコンクールにおいては昨年好評を得たスマートフォン等を活用した来場者投票が今年も導入される。投票によって審査員によるものとは別の表彰が行われるので来場者も楽しめる内容となっている。
◇主なイベント(会場の記載がないものは「見附台ステージ」が会場)
◎4日(金)
10時〜10時30分 開会式(市民プラザ前交差点特設ステージ)、9時~17時 日産自動車展示(見附町駐車場)、10時30分〜12時 七夕おどり千人パレード(湘南スターモール)、13時〜18時 湘南ひらつか七夕たから市(見附台広場)、14時〜14時30分 織り姫と県警音楽隊パレード(湘南スターモール)、15時〜18時 市民ステージ
◎5日(土)
10時~18時 BeActive平塚2014(見附町駐車場)、10時~17時 日産自動車展示(同)、11時~18時 湘南ひらつか七夕たから市(見附台広場)、9時45分〜18時 市民ステージ(11時〜13時30分は星舞フェスタ&星舞フラフェスタ)
◎6日(日)
10時~11時 花巻市・高山市・伊豆市による友好都市郷土芸能披露、10時~18時 BeActive平塚2014(見附町駐車場)、11時~18時 湘南ひらつか七夕たから市(見附台広場、16時30分から見附台ステージで表彰式)、10時30分~11時 七夕結婚式(湘南スターモール~紅谷町まちかど広場)、12時30分~13時15分/14時~14時45分 ラスカ大道芸、13時15分~14時/15時15分~16時 ご当地きゃら&イメキャラ七夕大集合、14時45分〜15時15分 湘南リビング思い出大賞、16時〜16時30分 HAND SIGNライブ、17時〜18時30分 七夕飾り表彰式、19時〜 閉会式(紅谷町まちかど広場)
◇交通関係
JR=平塚駅北口下車
駐車場=相模川河川敷駐車場(無料、駅南口までシャトルバス=大人100円・子ども50円)、崇善小学校臨時駐車場(1回1,000円)、駐輪場=見附台公園と錦町公園を臨時駐輪場として開設。駅前大通り線は東側自転車ラックのみ開放。
◇問い合わせ 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局☎35-8107
【写真】
昨年の「七夕おどり千人パレード」の様子

私は今長峯俊一さん 長峯 俊一さん
peco cafe 店長平塚駅北口に先月peco café(ペコカフェ)をOPENさせていただき二ヶ月が経ちました。僕は7年間都内のカフェダイニングレストランでバーテンダーと店長を勤め、その経験を活かしてこのpeco caféでも店長として接客を極めたい想いでいます!最高の笑顔になれて♪居心地が良いカフェ&ダイニングと言っていただける事が僕の幸せです!!☎0463-72-8887
『スイートプールサイド』 (2014/日本)
監督・脚本:松居大悟
出演:須賀健太/刈谷友衣子/落合モトキ/松田翔太 他
横浜ブルク13ほかにて公開中。全国順次ロードショー。
青春と「毛」とは切っても切れない関係である。中学生の頃、水泳部の女の子に恋していた。僕より背が高くて男勝りで肩幅もがっしりしていたが、時折見せる女の子らしさに逆にドキッとさせられた。仲良くなって家に電話するようになると、こんなことを聞いた。「いつも水着だと、あれの処理って大変?」思春期真っ盛りのガキは、そんなことで頭がいっぱいだった。本作を見た時、あの頃の自分をまざまざと思い出した。水泳部に所属する年彦は、毛が生えないことに悩む高一男子。同じ水泳部で同級生の綾子から毛深いことへの悩みを告白されて、行きがかり上、彼女の剃毛をしてやることに。その日から、ふたりには誰にも言えない秘密が出来てしまう。それは羨望なのか、恋なのか、めくるめく妄想と陶酔の中で、年彦の綾子の「毛」への執着はエスカレートしていく。僕の水泳部の女子への恋は、友人かと思っていた奴にかっさらわれてあっけなく終わった。年彦のエロなのにピュアな心が、古傷をチクチク刺した。 0627 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

0627_1
 毎年、数多くの観光客が訪れる「湘南ひらつか七夕まつり」。一時的ではあるが、7月の3日間には「観光地」となるこの平塚の、「観光客向けのおみやげ」といえば何を思い浮かべるだろうか。例えば八つ橋、ういろう、サブレー、パイ……といったような、すぐに想起されるものは――。そこで、「ないならつくろう」との発想からこのたび、まつり開催期間に限定販売される「開運 七福甘味めぐり」という新たな七夕みやげが誕生した。商品をプロデュースしたのは市内でボランティア活動等を行っている学生たち。若いアイディアが、すぐに形になった。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画で取材を行いました。取材の模様は同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
 七福甘味めぐりとは「湘南ひらつか七福神」の市内7寺社と市内7菓子店の商品がコラボレーションしたお菓子の詰め合わせ。それぞれの商品はこれを機に開発されたものではないが、新たに商品名を付けたり七福神が描かれたシールを貼るなどして、また七福神めぐりのチラシや短冊型の説明書も添えて「七夕仕様」のオリジナルパッケージとした。
作ったのは学生
 企画に携わったのは、市内在住の学生を中心に組織する「ひらつか青春塾」という学生団体だ。市内でのボランティア活動をはじめ、毎年年末に開催するイベント「ひらつか学祭博」なども主催している団体で、現在は約10人が所属している。元々は2年ほど前、地域に住む学生たちの就職活動支援をしようと市内の経営者などでつくる「ひらつか青春塾応援団」(水嶋一耀代表)と同時期に発足したもので、これまでに両団体は、勉強会やイベントで協力してきた経緯がある。今回も応援団がアドバイスをしたり、商品実現化に向けて寺社、菓子店、関係各所への繋ぎ役などで支援した。
学生だからこそ
 そんな「大人の支援」があったとはいえ、学生らは着想から約1カ月という期間でほぼ形にし、先月中心街で開催されたグルメイベントでの販売に漕ぎ着けた。水嶋代表は「さすが学生の行動力で、スピーディーにことが運び、寺社もお菓子屋さんも『学生がやっているならば』と大人の愛情として好意的に応援してくれました」とその成果に満足げだ。さらに「通常は七夕期間限定ではありますが、例えば今後、結婚式の引き出物などにも使ってもらえればありがたいですね」とも展望を語った。
まちをつなぐ
 今回企画に携わった青春塾メンバーの小林広典さん(22・法政大学4年)は「まだ生まれたてですが、10年後、20年後、何年経っても愛されていたら嬉しいです」と夢を語り、内洞 遼さん(21・明治大学4年)は「もちろん来年も出したいです。そのためには僕たちの団体も平塚で繋がりを持って、後に続けていかなければ」と現実を見る。人が繋がり、寺社と菓子店、イベントを繋げて生まれた「開運 七福甘味めぐり」。人と人との繋がりがキーワードとなる、このまちのまつりに相応しいおみやげが誕生した。
「開運 七福甘味めぐり」1300円(税込)
(内容=三嶋神社・柳栄堂「えびすどら焼き」、妙安寺・安栄堂「だいこく最中」、平塚八幡宮・杵若「弁天もち」、蓮光寺・弘栄堂「布袋マドレーヌ」、春日神社・喜良久「毘沙門玉露桃」、長楽寺・葦「寿老リーフパイ」、善性寺・長谷金本店「福禄寿昆布」)
※販売は6/28の市民プラザリニューアルオープンの日より同所で7/6まで販売。七夕まつり期間中は見附台広場のイベントでも販売。問い合わせは水嶋さん☎090-4721-3344へ。
当日の取材の模様は湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」で6/30(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

0627ペット SUN (オス、1歳、チワワ)ウチの代表!? ボール大好き!!

平塚市 亀井さん
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0620 コネクト  1973年にオーストラリアで誕生したサーフブランド「ビラボン」。インターナショナルサーフブランドとして世界トップレベルのサーファーやトップレベルの世界大会をサポートもするなど、歴史があり、世界中で愛されているブランドだ。国内では46店舗を展開しており、平塚市内にも路面店として2012年にオープンした「BILLABONG STORE OCEANSIDE 平塚」(千石河岸)」がある。
 今月23日でオープンから丸2年を迎える同店では、CSR(企業の社会的責任)の取り組みの一環として14日、地域の子どもを対象としたフォトフレーム作りのワークショップを実施した。テーマは「海を感じてもらうための入口」。サーフィンという、海を中心に自然を感じ、自然を楽しみ、自然と向き合うスポーツに関する商品を扱う同店では、海の素晴らしさを子どもたちに伝えていくために、どういった企画が適しているかと模索。その中で、同ブランド所属の世界トップレベルのプロサーファーであり、アーティストとしても知られるタイラー・ウォーレン氏の作品とコラボしたこともあるフォトフレームクリエイターの新井尚人さん(KAI STYLE CREATIVE)を講師に招くことになった。新井さんは、本業は建築関係だがサーファーでもあり「海や潮を感じられる」テイストのフォトフレームを作っているクリエイター。参加した子どもたちは新井さんの指導を受けながら一生懸命、オリジナルのフレーム作りに汗を流し、その後はバーベキューを楽しんだ。
 ビラボンのマーケティングを担当している小島研史さんは「平塚は湘南の中でも波のある場所ですし、平塚店に関しては日本トップクラスのサーフボードカンパニーの『ロックダンス』と併設されています。そんな場所ですので、ビーチカルチャーを発信する拠点として地域に愛されていきたい。今回のイベントを第一歩に、今後も地域貢献を継続していきたい」と話している。
 平塚にも湘南らしいビーチカルチャーをもっと広げてこうと、地域に根ざしていく。次回の「サンサンマルシェ」(7/13)にも出店するという。世界的なブランドではあるが、大切にしているのは、その地域との繋がりだ。
0620オーレ 「今季いちばんひどい後半だったのではないかと思います」。結果だけみると3-1とまずまずの勝利をおさめた14日讃岐戦を指揮官はこう評した。前半3分という早い時間帯に先制し、危なげなく試合を運びながらも隙あらば追加点を奪おうと「らしさ」を発揮した前半に比べると、確かに後半はモヤモヤ感が残る試合ではあった。折しも世間はW杯の真っ最中。短期間のグループリーグ・トーナメント戦と単純に比較はできないが、やはり世界のプレーは桁が違う。それは技術的なところに限らず、根本的にプロスポーツの興行という意味においてもだ。もちろん、湘南が一足飛びにそのレベルになれるとも思ってはいない。21日には2位ジュビロ磐田との直接対決も待っている。少なくとも湘南らしく90分間を駆け抜けるサッカーを1人の観客としては期待したい。【写真】
前半3分、菊地俊介が鮮やかな先制ゴールを決める
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ
0620ペット れおん (オス、4歳、トイプードル)もう、起きなきゃだめ。。。???
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メイン
 「大磯全体を市(いち)にしよう!」というコンセプトで毎月第3日曜日に開催される大磯市。回を重ねるごとに成長を重ね、すっかり町に定着した民間マーケットから、セレクトショップが誕生する。大磯市出店者の商品が集まる店舗の名前は「つきやま」。駅からほど近く、いかにも大磯らしい路地に佇む、昭和レトロを絵に描いた様な古民家を改装して今月21日から営業をはじめる。数十年前には同名の居酒屋として吉田 茂の番記者らが通った歴史もあるというこの場所で、市のコンセプトの実現に向け、新たな試みが始まろうとしている。

 大磯市には元々、市への出店を大磯町で恒常的に店舗を構えるためのテストの場としてほしいという想いがあった。だが出店者は趣味の延長の人からセミプロ・プロまで幅広く、全員が出店を望んでいる訳ではない。ゼロから店舗を立ち上げるとなれば長期的な展望も必要で、実現に至らないケースがほとんどだった。大磯市セレクトショップ「つきやま」構想は個別の店舗が出せないのであれば作品が集まる店舗をつくってしまおうとスタート。まずは20人ほどのアーティストの作品が店頭に並ぶことになる。作家らの反応は上々で店舗への出品者ももう少し増えそうだという。
シェアオフィスとして
 とはいえ結局のところ、コストが発生しないわけではない。物件の家賃、店を管理する人件費、その全てを市の実行委で賄うのも難しい。そこでアーティストに店の管理をまかせ、同時に自身の活動拠点としてオフィスやアトリエとしてもらうシェアオフィスを店舗に併設することを決めた。活版印刷などを手がけるAUI-AŌ Designの佐藤一樹さんは当面の管理人となるうちの1人。創作活動を生業とする人にとってはオフィスの有無が信頼に繋がることもあり、ちょうど自身の事業所を探しているところに話を持ちかけられた。佐藤さんをはじめ3人のクリエイターはオフィスとして、アトリエとして、ギャラリーとして店を使いつつ、接客などの店舗管理を行う予定だ。
ショップが描く未来
 佐藤さんは1人のクリエイターとして「ワークショップや個展などの企画で外からの人を呼びたい」と展望を語る。一介の店舗という以上に価値を高めることで大磯カルチャーの発信源にしたい考えだ。一方で店舗のオーナーである大磯町商工会の重田照夫会長は「『つきやま』のように古い住居・店舗を空き家にしているオーナーは町内に多い、そういった場所の再生モデルになれば」と話す。話の原点である恒常的な店舗を持つための選択肢の1つとして「つきやまスタイル」を提示したい狙いだ。そしてその先には「ミナト」以外に「マチナカ」が活気づくことで大磯市の想いを実現したいという展望もある。
 大磯市から生まれた変化は大磯町をどう変えるか。今後の動きにも注目したい。
つきやま
住所:大磯町大磯1156
営業時間:11時〜17時
定休日:毎週月曜

問い合わせ:https://www.facebook.com/tsukiyama

0613 源平 平家の忠臣である平盛国の子の盛久は、大胆にも京都に隠れ住んでいた。観音を厚く信仰しており、その信心深さといえば等身大の千手観音を造立して清水寺に奉納したほどである。その観音は本尊の隣に安置されている。盛久は毎日清水寺に参詣していた。京都では、頼朝の命令を受けた北条時政が、討ち漏らした平家を捜し出すために目を光らせている。盛久をなかなか見つけられないでいた時政のもとに、ある者が密告した。それによって盛久が毎夜清水寺に参詣しているという事実が露見した。北条方に召し捕らえられた盛久は、東国へと連れて行かれることになる。平家一門と共に壇ノ浦で果てていれば、このような憂き目にも遭わずに済んだものを……と嘆く盛久。頼朝に召し出された時には、平家代々の家人であるという理由で斬首刑と決まった。
 文治2年6月。斬り手は土屋三郎宗遠である。処刑場である由比ヶ浜に引き出された盛久は念仏を唱える。宗遠は、太刀を抜いて盛久の首を狙う。刀を振り下ろそうとしたその瞬間。なんと、太刀が折れてしまった。再び他の太刀で臨むが、その太刀もまた、折れしまって用をなさない。
 驚いた宗遠は、頼朝のもとに使者を送る。すると、頼朝の妻である政子(北条時政の子)が不思議な夢を見たと言う。墨染めの衣を着た老僧が現れたので、政子が「どちらさまでしょうか」と問うたところ、「私は清水寺の辺りに住む僧である」と答えた。さらにその僧は、「どうか盛久を斬首しないでください。彼の罪を赦してやってください」と請うたという。それを聞いた頼朝は心を動かされた。今聞いた土屋宗遠の使者による報告と、政子の夢とを考え合わせてみると、清水寺の観音が盛久を守ったとしか思えないではないか――。
 召し返された盛久は、赦された。その上、以前に保有していた領地の所有権も認められることになった。後になって分かったのだが、由比ヶ浜で盛久が斬られそうになっていたちょうどその頃、清水寺では彼が安置した観音が倒れてその手が折れてしまった、ということであった。
【写真】土屋三郎宗遠の館があった場所。現在は畑が広がっている(平塚市土屋)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0613うちのコ 瑠唯(るい)くん
沢山のこいのぼりを見てニッコニコ〜!!るいママ さん

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ペット_140613 なな(メス・10歳・ミニチュアダックス)

ソラマメとイチゴが採れました
ななちゃんもだ〜い好きです

平塚市 草山さん

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0613 1面 振り込め詐欺 5000万円の一戸建てが80軒ほど並ぶ住宅街。あるいは16両編成の一般的な新幹線。はたまたサッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手の2012—2013シーズンの年俸。これらは昨年1年間の県内での振り込め詐欺被害額と同等のものだ。県内で1340件、約41億2200万円という過去最悪の被害が出た2013年、平塚市内では35件、約1億100万円の振り込め詐欺被害が発生した。今年、その数字を上回るペースで振り込め詐欺の被害が拡大している。最早、その名前を知らないことはないであろう「振り込め詐欺」はどうすれば無くなるのだろうか。
 平塚警察署は5日、全国的に増え続ける振り込め詐欺被害を食い止めるため「振り込め詐欺撲滅市民総決起大会」を開催した。県下全域でも市がこういった取り組みを行うのは初のことで、平塚市をはじめ防犯協会、自治会連絡協議会など総勢16団体130人以上が参加した。平塚市内では5月末現在で17件、約6400万円の被害が発生している。昨年の同じ時期と比較すると件数は8件、金額は約1900万円増えているという。同大会では、県警本部や金融機関の担当者が講演や体験談を語り、寸劇で詐欺の顛末を体感。最後は参加者全員が「振り込め詐欺を撲滅するぞー!」とシュプレヒコールをあげ、振り込め詐欺の撲滅を誓った。
オレオレはもう古い?
 県内の振り込め詐欺抑止対策の陣頭指揮を執る常磐勝彦課長補佐によると振り込め詐欺はおおよそ4つのパターンに分けられるという。息子や孫を騙り急にお金が必要になったと訴える「オレオレ詐欺」。使った覚えのないアダルトサイトなどの情報料を請求する「架空請求詐欺」。行政や医療機関からお金が戻ってくる、という名目でATMを操作させる「還付金詐欺」。主に中小企業に向けて融資を申し出つつ保証金をかすめ取る「融資保証金詐欺」。この4つのうち、被害全体の7割を占めるのがオレオレ詐欺だ。現在では犯行の手口も巧妙化、多様化。今や中学・高校の卒業名簿などから「名前」を入手し、本名を騙ってくる。また会社の人間などと偽り犯人が直接現金を取りにくる「手渡し型」が主流だ。「いずれの方法でも『カバンを忘れた』や『お金が返ってくる』といったキーワードがある。そういった文言がでたらまずは詐欺を疑ってほしい」と常磐課長補佐は強く訴える。
怖さを知り、行動へ
 市内では今年、発生件数を上回る24件の詐欺を未然に防いでいる。しかしそれでも被害が拡大し続けることに平塚警察署生活安全課防犯係の秋山 剛警部補は「一種の催眠状態なんですよね」と話す。非科学的な話だが犯行はそれだけ言葉巧みに進められる。第三者が見れば明らかに不審な話も「自分の子どもが会社をクビになってしまう」と思えば信じきってしまう。催眠を解く1番の方法は「本物のお子さんと話をしてもらうこと」と秋山さん。警察では通帳に子どもの電話番号を書き、連絡を容易にする「絆通帳作戦」などの地道な活動を進めている。
 防犯に大切なのは「怖さを知ること」だと秋山さん。「詐欺に限らず防犯の始まりは怖さを感じること。講話などで話をするとその瞬間は怖いと思ってくれる。その怖さを忘れずに行動に移してほしいですね」。振り込め詐欺も電話を折り返しにするだけで防げる被害がある。「自分だけは大丈夫」なんて思っていませんか?
【写真】シュプレヒコールをあげる参加者
1面-息子はサギ!?

『チョコレートドーナツ』(2012/アメリカ)
監督・脚本:トラヴィス・ファイン 脚本:ジョージ・アーサー・ブルーム
出演:アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイヴァ 他
シネスイッチ銀座ほか、全国順次ロードショー。
70年代のアメリカ。ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」への警察の摘発をきっかけにゲイたちの暴動が起こり、やがて同性愛者たちの権利獲得運動として拡大していった時代の実話。ゲイが集まるショーパブで働くルディは、同じアパートに住むドラッグ中毒の女から育児放棄されていた少年マルコを、恋人と共に引き取る。三人は親子のような絆を育んでいくが、ゲイに対する偏見は厳しく、やがて司法の手がマルコを引き離そうとする。ルディを演じるアラン・カミングは、自らもバイセクシャルとしてカミングアウトしている。ミュージカル俳優としても抜群の歌唱力を誇る彼だが、劇中の設定は口パクシンガー。その理由は最後にわかる。ルディが本当の声で歌いはじめた時、その真実の叫びはあらゆる偏見と迫害に対する、怒りと慟哭の矢となって突き刺さるのだ。 0606 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 
DSC_0021 いちご(メス・11ヶ月・パグ)

今年のBBQは紫外線が強かった

平塚市 Megumi さん
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0606 源平 義経と行家(頼朝や義経の叔父)が京に潜伏しているという噂がささやかれている。しかも、比叡山の僧達も関わっているという。頼朝は義経に助力した僧達を捜索するよう朝廷に要請したが、朝廷側としては確たる証拠もないのに比叡山に対して事を構えることはためらわれていた。文治2(1186)年5月14日。工藤祐経や梶原景茂(景時の子)ら御家人達が、静の宿所で酒宴を催した。静の母の磯禅師(白拍子の元祖と言われる女性)も芸を披露する。この宴の最中に、酒に酔った景茂が静を口説いた。静は言う。「義経様は鎌倉殿(頼朝)の御兄弟であり、私は義経様の思い者です。御家人の分際で、どうして普通の男女のように考えるのでしょう。義経様が追われる身となっていなければ、こうして対面することすらあり得なかったはずで、私に言い寄るなどもってのほかです」。涙を流しつつ、静は毅然として退けた。
 さて、静は大姫(頼朝の娘)のもとに呼ばれたこともあった。大姫は、取りついた邪気を退散させるために南御堂(勝長寿院)で御籠もりをしているところだった。婚約者の義高(木曽義仲の子)が父の頼朝の命令で殺されてから、大姫は心身を病んでいたのである。静は、彼女のために舞を披露した。
 義経と結託していた源行家と子の光家が、和泉国でとうとう誅殺された。義経の都落ちに同行していた源有綱(頼政の孫)や、伊勢三郎義盛も討たれた。義経についての情報が錯綜する。義経が比叡山にいるとの証言を得て、関与した僧達を捕らえてはみても、肝心の義経が出てこない。ちなみにこの頃、摂関家の藤原(九条)兼実の子の「良経」も「よしつね」であることから、それを憚って、当人のあずかり知らぬところで義経の名は「義行」と改名されていた。鎌倉では閏7月29日に静が男の子を出産。女子ならば助命されるところを、男子であるため命を絶たれることとなった。将来叛逆する惧れがあるためである。使者の安達清経がどんなに説得しても、赤子を抱いた静は絶対に渡すまいとして泣き叫びながら抵抗し続けた。やむなく磯禅師が静の手から奪い取って使者に赤子を渡す。生まれたての赤子は、殺されて由比ヶ浜に棄てられた。
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

私は今 いせや 増田奈里恵さん 増田 奈里恵さん

PawnShop いせや商事 スタッフ

先日リニューアルオープンしたばかりの「いせや」は、主人の代で3代目の創業65年の質屋です。私は逗子から嫁いで数年前から仕事を手伝っていますが、慣れない接客に緊張することも。以前は貴金属やブランド品のバッグをデパートで販売していましたが、この度、店頭販売をするようになったので、様々な知識を身につけてお客様に信頼されるような接客を目指していきたいと思います。☎31-6243

0606 1面写真1
 東京オリンピックが開催された昭和39(1964)年の10月末に完成した現在の平塚市庁舎。当時の「旧庁舎」は『広報ひらつか』(昭和39年10月15日号)によれば「戦災を受けた平塚市の庁舎は、平塚町当時の役場にバラツクを建て増し、さらに旧平商校舎を分庁舎として転用するなど三十数課にのぼる部局を極度に分散、全国的にも老朽庁舎として知られたほど」だったというが、それから50年。半世紀前の「新庁舎」も今では老朽庁舎となっていた。そして今ここに、耐震、市民サービス向上、高度情報化、バリアフリー、環境、協働など時代に即した多くの機能を備え、現代の最新建築技術による新世紀の庁舎が完成した。

 新庁舎は地上8階地下2階。全体の工事は2期に分けられており、今回完成したのは1期工事(2期工事は平成26年8月〜平成29年3月)で、2期工事の完成をもって新庁舎全体の建設は完了となる。総事業費は全体で約139億円(国の負担は約14億円)。
3つのコンセプト
 「自治の基本に立ったまちづくりの拠点」として計画された新庁舎には、具現化すべき3つのコンセプトが掲げられている。1つ目のコンセプトは「公園のような庁舎」。周辺の公園と連続した環境を活かし、内部と外部が連続した開放的な空間とすることで、様々な情報や交流を結ぶ場として誰もが親しみ気軽に訪れることができる公園のような庁舎を目指す。
 2つ目は「サスティナブル建築」。長く使い続けられる(サスティナブル)耐久性と防災拠点としての安全性、利用変化に柔軟に対応できる自在性、維持管理の容易性など総合的に高いレベルの庁舎機能が長く維持できる建築を目指す。
 3つ目は「高いレベルのグリーン庁舎」。自然環境と共生する工夫(屋上緑化、自然通風、雨水利用等)や省エネ化(太陽光発電、日射遮蔽のバルコニー、照明のLED化等)により、環境負荷の低減に配慮した環境保全対策の規範となる官庁施設を目指す、といった以上のコンセプトで建てられた。
見どころ沢山、まずは自分の目で
 さすが現代の建築技術で作られた最新建築物だけあって、新庁舎の見どころは多い。ガラス張りから光が差し込むロビーや多目的スペース。1階中央から屋上階までつながる吹き抜け、映画やTVドラマで出てくるような災害対策本部(通常は会議室)、セキュリティー強化された市長室、スタイリッシュにデザインされた議場など。
 そのほかにも利用する市民のため、分かりやすく窓口がエリア毎に色分けされていたり、市民と職員が協働できる「コミュニティラウンジ」が設けられたり、税務署の合築(2期)やエスカレーター設置(2期)など、至る所で市民サービス向上が図られている。
 また、現庁舎1階市民ホールにあった銅板のレリーフが議場や市長室に取り付けられていたりと「旧庁舎」の想いを受け継ぐ部分もある。
 一見、大企業のオフィスビルかと錯覚してしまうほどの新庁舎だが、全ては市民のためのもの。いつでも行けるが、いつも行きたくなるような存在となるのだろうか――。まずは8日の見学会で、新世代の建築物を体感できる。
市民見学会 6/8(日)13時~16時(受付15時30分まで)。参加自由。問い合わせは庁舎管理課 ☎21-9608
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画で取材を行いました。取材の模様や新庁舎の見どころは同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」でご覧になれます。
当日の取材の模様は湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」で6/9(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

0530ペット リュウ (オス、5歳、ミニチュアダックス)

いつもその笑顔に癒されています。

ありがとう、リュウ!

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0530 源平 鶴岡八幡宮の廻廊では、静御前が窮していた。舞を披露するようにとの頼朝の命令を固辞し続けていたのだが、とうとう断りきれぬ状況に陥ってしまったのだ。鼓を受け持つのは、工藤祐経。1193年5月28日に曽我兄弟によって討たれる人物である。曽我兄弟の祖父の伊東祐親(伊豆の豪族)が、祐経に受け継がれるはずの領地を横領するために長年祐経を京都に遠ざけていた関係で、彼は京都の事情に詳しくなり、歌舞音曲にも秀でるようになっていた。ちなみに捕虜として東国に来ていた平重衡を慰めるための宴でも、祐経は鼓を打ち、今様を謡っている(『吾妻鏡』)。銅拍子(小型のシンバルのような打楽器)は畠山重忠が担当することになった。
 静は歌い始める。「吉野山 嶺の白雪 踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」「しづやしづ 賤(しづ)のをだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」……。誠に壮観であった。そこに居合わせた人々は皆、静の歌いぶりの素晴らしさに感じ入っている――ただひとりを除いて。不機嫌になったのは頼朝だ。静の歌の内容は、「吉野山の雪を踏み分けて山中の奥深くへと入っていかれたあのお方の跡(行方)が恋しい」「静(しづ)よと繰り返し呼び掛けてくださったあの昔を今に取り戻すような手立てがあればいいのに」と、義経を慕うものであったからだ。頼朝は不愉快な気持ちで述べた。「八幡宮の神の前で芸を披露するからには、関東が末永く繁栄することを寿(ことほ)ぐべきであるのに、よりによってこの場で反逆者の義経を慕う歌を口にするとは許しがたい」。頼朝の世が尽きて、義経の世が巡って来るようにとでも言いたいのか。頼朝の憤りは収まらない。
 政子は取りなす。「あなたが流人として伊豆にいらした頃、父である時政によって別れさせられそうになった私は、暗い夜道をさまよいながらお慕いするあなたのもとへと辿り着きました。石橋山の戦いの時には伊豆山に留まりながら、日夜魂も消え入るばかりに心配でたまりませんでした。今の静の心境と同じです。彼女がもし義経をもう慕っていないのなら、貞女であるとは言えないでしょう」。怒りを鎮めた頼朝は、静に褒美を与えた。
【写真】
鶴岡八幡宮の舞殿で毎年4月第2日曜日に再現される「静の舞」
写真提供=鎌倉市観光協会
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0530うちのコ 煌 くん

初節句☆
これからも健康でたくましく育ってね!!

Serra さん
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1面写真1
 様々な花が盛りを迎え人々の目を楽しませる季節。人々の舌を楽しませる蜂蜜もミツバチによりつくられている。古来より食品や調味料、酒、薬などとして世界中で親しまれてきた蜂蜜だが、現在国内に流通するものの中で国産は5%以下と言われ、さらに全く添加物を加えない「天然のままの生蜂蜜」には中々出会うことができない。あるにはあるが、市場に流通するものは当然、ビジネスを成り立たせる上での「商品」であるため高価な「高級品」として存在する。だがそういった販売目的で蜂蜜の生産をしていない養蜂家もいる。平塚市片岡在住の芹澤勝男さん(70)。ただ蜂が好きで、蜂を育て、蜂蜜を採っている。
 蜂が何より好きだった。子どもの頃、近所のレンゲ畑に来ていた「移動養蜂家」をきっかけに蜂に興味を持ち、高校卒業後に飼い始めたという。会社員時代も「趣味」として養蜂し続け、採蜜が追い付かないと会社を休み、「副業」に勤しんだことも。定年退職を迎えてから本格的に取り組むようになり、今では雨の日以外は毎日養蜂場へ通っている。
自然のままで
 養蜂場は秦野市内に2カ所、中井町内に1カ所あり、それぞれ30群ほどの蜂を育てている。蜜の元となる花は「ミカン」「ブルーベリー」「サクラ」などで、季節によっては様々な花から集めた「百花蜜」というものもある。
 採蜜の作業は至ってシンプルで、手づくりの巣箱につくられた蜂の巣を取り出し、手動の分離器で蜜を落とし、こし器でこす、という流れ。自然で作られる蜂蜜をそのままビンに詰める。糖分を加えることもせず、煮詰めて濃度を高めることもしない。そもそも、そんなことをする必要がない。儲けるために採っているわけではないのだから。
自然に広がり
 始めは近所に配っていただけだったという蜂蜜も人づてに広がり、次第に「買いたい」という問い合わせが来るようになった。そして「材料費程度」の気持ちで価格を設定し、販売を始めたところ今では作った分は全て売れてしまうというほどに好評を得ているという。周囲からは「少し価格を上げても売れるのに」といった声や、同業他社からは「安い金額で売られると困る」といった不満も言われるが、断固として信念は守り抜く。
 「1人でも多くの人に、本物の蜂蜜を手軽に食べてほしい、って気持ちでやっているよ。家業というより、楽しみでやっているからね」と芹澤さんは言う。
 楽しみとして、50年以上続けてきた。「何年経ったって初心者。だから面白いんだよ」。とは言え養蜂は決して簡単なものではなく、独学で試行錯誤を重ねてきた。採蜜を始め巣箱づくり、越冬の準備など重労働で体力勝負の日々。それでなくても毎日のように刺される。正に、蜂が好きでなければできない仕事だが、芹澤さんにとっては「仕事」ではない「生業」である。
芹沢養蜂の蜂蜜は600g2000円~
問い合わせは☎0463-58-6783へ

0523うちのコ 斗李くん

いつも歯を見せてニコッとしてるくれる斗李。
外に出るのが大好きで毎日玄関先で大興奮、今日も元気いっぱい遊んでます(*^^*)

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0523オーレ  晴天に恵まれた18日福岡戦、試合前からフードコートの湘南肉祭りが盛り上がる中、試合を決めたのは今季初めてピッチにたった背番号29吉濱遼平だった。85分まで均衡が崩れず引き分けを覚悟した矢先、ついに「天才左足」がゴールネットを揺らした。総立ちとなるスタジアム。続けざまにアディショナルタイムにもゴールを奪い、湘南を劇的な勝利へと導いた。曺監督は吉濱起用の理由について「相手と戦うことは非常にできたが自分と戦えなかった選手だった。それが自分と戦えるようになった」と語った。開幕戦でベンチ入りしたものの出場は叶わず、それから2カ月あまり。与えられたチャンスに見事に応えられたのは自分と戦い続けた日々の賜物だ。これで湘南は14連勝となりJ2の連勝記録に並んだ。ここまできたら記録更新に期待するのもわがままではないだろう。【写真】
今季初出場ながら2得点の活躍を見せた吉濱。観客も総立ち

TEXT:名久井啓祐(本紙編集部)PHOTO:湘南ベルマーレ

 

5月30日私は今「ベーカリー麦」 横倉 好美さん
湘南平塚ベーカリー むぎの里

きっかけは経験とスキルのある妻の存在ですが、小生含め家族全員が、この地を「我がふるさとの町」としたい。こんな思いから会社を早期退職し、開業しました。1年2年と試行錯誤を重ね、徐々にではありますが、来店者の口コミによるお客様の輪の広がりを感じています。これからも地域に根づき、平塚の皆様に愛されるリテールベーカリーを目指して頑張ってまいります。

1面写真
 自分たちの住むまちが「選ばれるまちになる」ために、多くの市民参加による議論の場を創出しようと企画された「平塚ダボス会議」(河野太郎実行委員長)の第1回が18日、平塚商工会議所で開催された。市内で初の試みとなるこの大規模対話集会には、一般参加の市民をはじめ市長や行政関係者、議員など200人を超える市民が出席。人口減少問題から産業、教育、七夕、高齢化、まちづくりなどをテーマに、約6時間にわたって議論が交わされた。

 「結論の出る会議ではない」ということを前提に開会した同会議のオープニングセッションは、国立社会保障・人口問題研究所の外部委員も務める専修大学・江崎雄治教授による平塚市の人口推計についての基調講演。ここでは平塚市の人口が2040年には約14%の減少が推定されるというデータも紹介された。これを受けて河野委員長が進行を務め、落合克宏市長、平塚商工会議所の福澤正人会頭によるオープニングトークが行われた。市長は「都心のベッドタウン機能も進めつつ、市内の産業を活性していかねばこのまちの将来はない」とし、「コンパクト・シティ(中心市街地を活性化した効率的な都市)化も考えていかねばならない」と話していた。また福澤会頭は「産業を呼び込むには今後の道路網の整備がカギとなる」としていた。
産業と学力
 その後の全体会議1では「大手企業は今、何を考え、何をしようとしているのか」をテーマとし、福澤会頭を進行役に日産車体株式会社の浜地利勝執行役員、横浜ゴム株式会社の後藤祐次取締役平塚製造所長、古河電気工業株式会社の鈴木比呂輝平塚事業所長、湘南アルテック株式会社の石原健次代表取締役が出席。改めて各企業の事業内容や地域貢献事例などが紹介され、今後の課題や展望がそれぞれ語られた。
 また全体会議2では「市内小中学生の学力の現状、学力の向上には何が必要か」をテーマに、創英コーポレーションの豊川忠紀代表が現状を紹介し、方策としてベネッセ教育総合研究所の谷山和成所長がプレゼンを行った。平塚市の小中学生の学力は全国平均、神奈川県平均よりも下回っているという現状があり、では、どう学力を上げるか、どう育てるかといった教育のポイント等が紹介された。これを受け、大藏律子前平塚市長、須藤量久市議、平塚市PTA連絡協議会の小林和彦副会長が森 正明県議の進行により議論を交わした。特別ゲストの金子 誠平塚市教育長は「競争主義の弱者を排除するような論理ではなく、『知徳体』の教育が二の次にならないよう配慮して取り組んでいきたい」と総括した。
七夕と高齢化、まちづくり
 七夕弁当を食べながら行われたランチトークでは「ひらつか七夕まつりの未来像・中心市街地の未来像」をテーマに、平塚商議所の常盤卓嗣副会頭と平塚青年会議所によるセッションが行われ、今後のあり方や活性化に関して一般参加の市民らと対話がなされた。また、午後の部の分科会1では「平塚市における高齢化問題の現状と今後」をテーマに東京財団の亀井善太郎政策ディレクターが進行し、平塚市病院事業管理者の別所 隆医学博士、ふれあいグループ本部の朝日正俊医療事業部長、岩田耕平市議がセッションを行い、分科会2では「平塚市のまちづくりの展望」として、平塚市まちづくり財団の伊藤 裕理事長による進行で落合市長、赤井和憲県議、鈴木晴男市議、福澤会頭が意見交換した。
市民でつくる会議
 このように様々な分野のリーダー、まちづくりに対する意識を高く持つ市民が多数参加して開催された初の平塚ダボス会議。河野委員長は「第0回と言ったほうが良いほど手探りで色んなことをやらせて頂いた。時間の関係で扱えなかった農業、子育て支援、観光など、議論すべき大きな要素はまだ沢山ある。今後も続けて開催し、ご参加の皆さんとこの会をつくっていきたい」と展望を語った。市長や会頭、議員、専門家らと時間、空間を共有し直接の意見交換を可能にする新たな試み。何をするにも新しいものには賛否両論が生まれるがそれはさておき、これまでになかったスタンダードが間違いなく形作られつつある。何もなかった所に一石を投じる。そこに、この会議の大きな意義がある。

0523ペット まるこ(メス、11歳、ビーグル)

投資信託の検討中!

大磯町 UMEさん
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0516ペット くぅちゃん(メス・7歳・セキセイインコ)友達とお昼寝中zzz

平塚市 あーちゃんさん

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0516 源平 1185年12月。平忠房(重盛の子)の身柄が後藤基清に預けられたという記事が『吾妻鏡』に載せられている。忠房は、それまで何をしていたか。屋島の戦の後に一門とは行動を別にして、紀伊国(和歌山県)の湯浅氏(宗重と子の宗光)のもとに身を寄せていたのだ。そうして湯浅氏の本拠である岩村(岩室)城に籠った。これを聞きつけて、壇ノ浦の戦い以降、姿を消していた越中次郎兵衛盛嗣(盛俊の子)、上総五郎兵衛忠光(伊藤忠清の子)、悪七兵衛景清(忠光の弟)以下、続々と兵が馳せ集まってきた。平家再興のために数百騎が立て籠る。これを受けて、熊野別当の湛増率いる軍勢が攻め寄せる。城内の兵達の奮戦に、熊野の兵達は近寄ることさえできずに追い払われ、多くの犠牲者を出した。岩村城はしぶとく、攻め落とすのは至難の業であった。苦戦する熊野別当に頼朝は指示を出す。「立て籠っている輩は山賊や海賊の類であろうから、それらを厳しく取り締まって城の入口を固めよ」。湛増は頼朝の指図通りにじわじわと相手を追い詰めていった。さらに、頼朝は「重盛殿の子であれば命を助けよう」との情報を流す。この偽りの誘いを受けた忠房は、京都の六波羅に名のり出る。関東へ下って頼朝と対面した忠房。再び都へ上るようにとの仰せがあったので都へ向かったが、その途中の勢田(瀬田)の橋の辺りで斬られたと伝えられている。
 忠房を庇護していた湯浅宗重は、平治の乱の時に清盛に尽力した人物。清盛が熊野に参詣するために僅かな人数を引き連れて出かけていた時に、信頼と義朝(頼朝の父)が都で挙兵した。慌てた清盛に、武士達を提供して勇気づけたのが湯浅宗重だ。湯浅の支援を得て清盛が急遽都へ戻ったこともあって、この平治の乱は最終的に清盛が勝利を収めた。平家重臣の湯浅氏は、それゆえ忠房を庇護して籠城戦を行ったわけだが、もともと頼朝と縁の深い文覚上人の檀家でもあったことから、不問に付された。所領もそのまま子孫に相続され、湯浅党の基盤が築かれることとなったのである。忠房と共に戦った盛嗣、忠光、景清らは、再び潜伏して頼朝を倒す機会を窺うのであった。
写真:
岩村(岩室)城が築かれていた岩室山(和歌山県有田市)山頂。眺望が良く、山の中腹には同市の名産であるみかんの畑が広がっている。ポーズを決めているのは、有田みかんマスコットキャラクターの「あり太くん」写真提供=有田市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

『裸足のピクニック』(1993/日本)
監督・脚本:矢口史靖 脚本:鈴木卓爾/中川秦伸
出演:芹川砂織/鈴木砂羽/Mr.オクレ/泉谷しげる 他
ポニーキャニオンより、スーパープレミアム版DVD発売中。
現在、『WOOD JOB !~神去なあなあ日常~』が公開中、いまや日本映画界を支えるヒットメーカーのひとりとなった矢口史靖監督。そのデビュー作が本作である。いまはなきエンタメ情報誌「ぴあ」主催のぴあフィルムフェスティバルでグランプリを獲得した自主映画に与えられる劇場用映画製作資金によって作られた。ごく平凡な女子高生・鈴木純子が、キセル乗車をしてしまったことから、家族や友人をも巻き込んで、あれよあれよと不幸の連鎖に見舞われる悲劇のジェットコースター・コメディ。“他人の不幸は蜜の味”というが、純子を襲う不幸が悲惨であればあるほど笑える。カワイイ、エロ、グロ、ナンセンスと、漫画週刊誌一冊分をごった煮にしたような、矢口映画黎明期の過剰なサービス精神に溢れている。いまや美マダムの鈴木砂羽が、巻き添えを食らう女子高生を怪演!  0516 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0516 1面 大磯ビーチフェスタ_3
 湘南発祥の地として、古くから多くの文化人、政財界人の別荘地、避暑地として栄えてきた大磯町。今年の12月1日に国府町との合併から60周年を迎えることで、多くの記念事業やイベントが企画されている。その一環で、いよいよ18日(日)に大磯北浜海岸で町民をはじめ誰もが海を楽しむことができるイベント「大磯ビーチフェスタ」が初開催される。大磯の魅力の1つである「海」を舞台に、新たな試みが幕を開ける。

 今回のイベントは記念事業を企画する中で、町民の健康推進のために自然を活用したスポーツ活動を推進したいとする町と、近年地域密着の活動に取り組む星槎湘南大磯総合型スポーツクラブのビジョンが合致したことで実現した。大磯は日本初の海水浴場の地でもあり、今年で開場から130年目の節目の年となることから海を会場に老若男女、3世代が自由に参加し楽しめるようなイベントを創ることを決めた。
テーマは「健康」
 「健康」をテーマに大磯流のビーチ文化を提唱するという同イベント。ビーチバレー、ビーチテニスなどのブースに加え、ポールウォーキング体験や、健康体操のコーナーが設けられる。メインステージではプロスポーツ選手らがトークショーでイベントを盛り上げるほか、砂浜での宝探しなど、子ども向けのブースも並ぶ。休憩エリアにはハンモックやパラソルを設置、海を眺めてただのんびりと過ごすことも可能だ。同時開催される「大磯市」からは健康マッサージやビーチヨガが出店予定。もちろん、お腹が空いたらたくさんの大磯グルメが待っている。同町スポーツ健康課の添田真喜さんは「様々な催しを複合することで、大磯らしいゆったりとした時間の流れを楽しむビーチライフを創りだしたい」と考えている。
観光地としての再興
 15年前は40万人ほどの観光客が訪れたという大磯も、現在のそれは8万人ほどに減少しているという。そういった観光客を呼び戻すための仕掛けとしての側面も同イベントにはある。昨年「新たな観光の核づくり認定事業」の認定を受けた同町にとって、海は欠かせない要素の1つ。夏の湘南のイメージが藤沢や茅ヶ崎などに取って代わられている近年、同イベントを機にまた違った魅力を打ち出したい考えだ。同町ではすでに今夏、ビーチテニスコートを常設することを決めている。町民の健康を軸にしながらも、観光面からもイベントを活かし町全体で検討していきたいという展望がある。
 多くの関係団体の協力があって誕生する、町を挙げての一大イベント。あとは初夏の太陽が盛り上げてくれることを祈るばかりだ。
◇日時:5月18日(日)10時〜16時※荒天中止◇会場:大磯北浜海岸◇問い合わせ:実行委員会事務局☎74-5328(星槎湘南大磯総合型SC)、☎61-4100(代表、大磯町役場スポーツ健康課)

0509 源平 「ぜひとも六代の命が助かるよう嘆願して文覚様のお弟子にしてください」と乳母の女房は必死に請う。女房の願いを聞き入れた文覚は、六波羅に出向いて時政に願い出た。「鎌倉殿(頼朝)に六代の命をお助けくださるよう取り計らう間、生かしたままにしておいていただきたいのです」。時政もまた、優美な六代の運命を不憫に思っていた。
 文覚は神護寺復興のための荘園寄進を後白河法皇に強要したかどで、伊豆に流されていたことがある。その時に、流人として同じく伊豆にいた頼朝に挙兵を促した縁もあって、頼朝とは旧知の仲であった。文覚は使者を通して願い出た。「頼朝殿のために心を尽くされた重盛殿(六代の祖父)の功に報いるため、また文覚の面目を立てるためにも、どうか六代の身柄をお預けください」と。六代の父の維盛は富士川の戦の大将軍であるから、誰が助命嘆願をしたとしても受け入れられるのは無理であろうと思われた。当然頼朝は渋った。六代が年を重ねた時に、この自分に対して反旗を翻してくるかもしれないではないか――。けれども使者の僧がひたすら願うので、ひとまず文覚に六代を預け置くことにした。この知らせを聞いた母と乳母の女房は、涙を流して喜んだ。
 その後、頼朝は助命した六代のことをずっと気がかりに思い続け、ことあるごとに文覚に彼の様子を尋ねたという。「六代はどのような様子ですか。以前にあなたが伊豆で私に天下の将軍の相を持つとおっしゃったように、六代も謀叛を起こして敵を滅ぼすような人物でしょうか」と聞く頼朝に対して、文覚は答える。「これは大変な臆病者ですよ」と。用心を怠らぬ頼朝からの厳しい処置を怖れて、六代は16歳で出家することになった。
後の話になるが、文覚は頼朝の死後に朝廷との関係が悪化して流罪となる。六代はというと、高尾の奥の神護寺で静かに修行をする日々を送っていたが、平家の嫡流であるというだけでなく、文覚の弟子でもあったことから警戒され続け、ついに相模国田越河(逗子を流れる川)の端で斬られることになった。一説には30歳くらいまで生きたという。六代の処刑によって、平家の嫡流は断絶した。
【写真】平家最後の直系、六代が眠る『六代御前墓』(逗子市桜山)
著者:新村 衣里子
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お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0509うちのコ 幸輝くん
ちょっぴり人見知りだけど、すぐニコニコ。
喜怒哀楽がはっきりしてきて、我が家はいつもにぎやか☆
チャームポイントの髪を立てて、
今日も元気に キャーキャー言ってます♪

のむママ☆さん
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0509ペット ごん太 (オス、12歳、ゴールデンレトリバー)

兜がお似合い!
平塚市 みっちゃん

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0509 私は今 近藤将吾さん
Boulangerie nico(ブーランジェリー  ニコ)(宮松町7-2)
オーナーシェフ

「起業するなら地元で」と先月25日、パン屋をオープンしました。20歳の頃より海外約30カ国を周遊する中、フランスでパンの魅力に出会い、都内の大手パン屋、個人店で修行を積みました。天然酵母、低温長時間発酵で丁寧に作った手づくりのパンを食べていただき、店名のように沢山の人に「ニコニコ」してもらいたいと思っています。☎86-6900

0509コネクト 本紙4月18日号のニュースで紹介した「津波・大規模風水害対策車」。最新鋭の機能を備えた全国にも15台しかないという同車両、実は平塚市長瀞に本社を置く株式会社トノックス(殿内 荘太郎取締役社長)により製造されたものだ。現在、消防や警察、その他官公庁などからの依頼で特装車を製造している同社に話を聞いた。
 昭和23年、横浜市で創業した同社は日産自動車(株)の委託を受け、ダットサントラックやフェアレディ、キャラバンなどの製造を手がけてきた。昭和48年には本社を平塚市に移転し日産車両の製造を続けた。しかし時代の移り変わりの中で、日産車体は平塚での事業規模を縮小。それを機にトノックスは方向転換し、現在同社業務の主流となっている特装車製造の強化に舵を切った。特装車製造では顧客からのオーダーにあわせ、車両を一から企画、開発、製造する。昨年には県が推進するロボット関連産業の1つにも認定され、日産車体跡地の一部に工場を新設するなど躍進を続けている。
 同社の小林太一郎常務取締役は「震災も1つの契機だった」と話す。未曾有の大災害はそれまでの想定の遥か外の事態を多数引き起こした。そんな中必要とされたのは、まだ世の中にない機能を備えた車両。災害支援車1つをとっても、道無き道を行き、対策本部としての機能も兼ね備えるような車両が求められるなどしたが、技術の粋を集めた車両を世に送り出し続けた。震災関連以外では笹子トンネル崩落事故以後に注目を集めた、トンネルや路面の亀裂や損傷をチェックする車両なども同社の技術から生まれている。
 小林常務は今後について「平塚の地に足をつけ、社会的意義のある車両を届けていきたい。技術と経験の蓄積から提案型の事業に発展させていければ」と展望を語る。さらに「従業員1人1人がネジ1本締めるのにも責任を持って車を作っている。」とものづくりに関わるプライドをにじませる。
 技術はもちろん、自分たちの仕事が社会を支えているという誇りから生まれる新たな特装車が平塚から全国へ走り出す。

【写真】全国への配備を待つ津波・大規模風水害対策車

1面メイン
 1年を通して平塚の魅力を全国へPRする平塚の顔「湘南ひらつか織り姫」が先月13日に決定した。湘南ひらつか七夕まつり実行委員会の審査と、昨年に続き採用されたインターネット投票6,748票の結果によって織り姫の栄冠を手にしたのは、臼井祐子さん(22)、渡辺杏理さん(30)、佐藤有沙さん(22)の3人。新たな織り姫たちはこれから平塚の魅力を全国に発信していく。2カ月後にデビューを控えた3人に話を聞いた。
臼井 祐子さん(22)
 臼井さんは二宮町在住、現在中央大学に通う4年生。祖母の家が平塚にあったために小さい頃から平塚には馴染みが深いという。祖母宅は近所の人が集まるような場所で、そこで生まれる人の繋がりの中で育ってきた。「都心から近いのに田舎過ぎず、都会過ぎず。癒しも楽しさもある」と平塚への愛着を語る。高校時代には野球部のマネージャーをしておりウグイス嬢をしていたことも。「声には自信があるかな……」とはにかむ。自分らしさをだせる織り姫に、と話す彼女は「『姫』っていうとみんなの憧れの存在ですけど、もっと身近な存在でありたい。ほっと笑顔になれるような、言うなれば『ゆるキャラ』みたいな織り姫になりたい」と満面の笑みをみせる。
渡辺 杏理さん(30)
 結婚を機にこの4月から平塚市民となった渡辺さん。まだ平塚に馴染みは薄いものの、小さい頃に訪れた七夕まつりでの賑わいや雰囲気に感動を覚えたという。10代の頃にはヨーロッパで4年間暮らした経験がある国際派。「英語ができるので国境を越えて海外の方にも七夕の魅力を伝えたい」と人懐っこい笑顔を見せる。一方で趣味のテニスはかなりの腕前。加えて湘南国際マラソンに向けて走り込んでいるというスポーティな一面も。色々なメディアに取り上げられるうちに責任感が芽生えてきたという彼女は「七夕まつりをはじめ、サッカークラブがあったり、海や山が近かったりと活気がある平塚のまちを多くの人にアピールしたい」と意気込む。
佐藤 有沙さん(22)
 「平塚の田んぼのど真ん中で生まれた」と話す佐藤さん。3人の中では唯一の平塚生まれ平塚育ちだ。近くを散歩すると近所の人が必ず挨拶してくれるような人の温かみが彼女を育ててきた。中学高校時代にはバドミントン部に、学生時代はダンス部に所属していた彼女。特技はスポーツ全般、趣味は一人旅ととても活動的だ。彼女のアクティブな一面は、過去に織り姫だったという2人の姉の影響が大きいという。「旅先で色々な人に出会い、人の輪が広がる。七夕でもそんな体験をしてもらいたい」とはつらつと話す。「持ち前の笑顔や明るさに加えて、身体を動かすことが好きで得意でもあるのでそれを活かして1年間活動していきたい」と活動派織り姫としての活躍を誓う。
 今年の七夕のテーマは「KIRA‘RE’START〜未来へつなぐ物語〜」。七夕が親から子へ、子から孫へと繋ぐ1人1人の物語であってほしいという想いを込めた。新織り姫たちが彩りを加え、新たに始まる七夕が今から楽しみだ。
【写真】左から臼井 祐子さん、渡辺 杏理さん、佐藤 有沙さん

0425 1面写真1
 その日の朝、平塚で水揚げされた魚をその日のうちに平塚で食べてもらうための店として、平塚市漁業協同組合(後藤 勇代表理事組合長)により建設が進められてきた飲食店兼加工場「平塚漁港の食堂」が完成し、いよいよ来週30日に開業を迎える(4/30からプレオープン、通常営業は5/13から)。海があり、魚が獲れるこのまちに、ありそうでなかった漁協のレストラン。開店を直前に控えた今週号では、こだわりポイントなどをご紹介。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画で取材を行いました。取材の模様やグルメレポートは同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
林水産省の「六次産業化・地産地消法」に基づく「総合化事業計画」の認定を受け、平塚で水揚げされる魚の販路拡大などを目的につくられた同店だが、魚に限らず野菜も米も、提供する料理の食材は「平塚産」のものにこだわる。さらにはデザートにも、市内で操業する守山乳業(株)のソフトクリームを使うといったこだわりようだ。そこには「地元の食材が食卓を彩る」という「かつての『当たり前』を平塚に取り戻す」といった想いがある。
あるべき本質的な店
 「『地元で獲れた魚が食べられる店』をつくるというのは漁港のある平塚市ではあるべき作業だったと思います」と話すのは、店舗のデザイン、設計から携わり運営主体として食堂を経営していく(株)ロコロジの常盤嘉三郎代表取締役だ。市内で平塚産の魚や野菜を使ったメニューを提供する飲食店「紅谷町BQバール」も経営する常盤さんだが、「『BQバール』はお酒を飲む所なので、地場産のものを使っていても、高齢者や主婦の方、小さなお子さんたちは中々来られないんですよね」と言う。
 そういった層の人たちに気軽に使ってもらいたいからこそ「平均予算1,000円」という価格帯、「食堂ではなくレストラン」といった店舗デザインにもこだわった。
わくわく感が溢れる店
 完成した店舗について、平塚漁協の伏黒哲司さんは「とてもオシャレで今風な建物だと思います」と満足げ。「当初、漁師さんからは不安な声もありましたが、徐々に形として見えてくると『近所にこんなお店ができて嬉しい』『人に紹介したい』『俺の魚も使ってくれるのか』といった声が多く挙がってきました」と漁業関係者による期待の大きさも窺わせる。
 また、メニューに関しても面白味があるという。その日に獲れた魚が食材となる性質上「何が提供されるかは当日にならないとわからない」。伏黒さんも「定置網のほか、一本釣りで獲れた魚も提供されるということなので、私自身も楽しみです」と話している。
 「平塚産」の食材にこだわるこの店は、どんな魚が食べられるのか、誰も知らないレストラン。このわくわく感が、新鮮だ。
平塚漁港の食堂(千石河岸51-14)
◇営業時間:平日11時~18時、金土日祝11時~22時(※プレオープン期間の4/30~5/11は11時~17時)◇定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)◇駐車場:25台◇問い合わせ:☎0463-86-6892
 
 当日の取材の模様は湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」で4/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真2】須賀盛りプレートランチ 1,080円(税込)
【写真3】食べ尽しコースランチ 1,620円(税込)

0425 オーレ マシンガン打線か、と思わせるほど大量得点が続く湘南の、快進撃が止まらない。20日、大分戦では4-0の完封。湘南はこの勝利でJ2記録タイの「開幕8連勝」を飾った。
 とにかくよく走るその機動力を発揮し、よく攻め、よく守る。そして白星を量産し、勝ち点3をゲットし続ける。その大量得点、大量勝ち点に光が当たる陰で忘れてはならないのが、失点未だ「3」という現在J1含め最も堅牢なGKとしてゴールにそびえる鉄の城、秋元陽太の活躍ぶりだ。前所属の愛媛FCから移籍する際「愛媛県中が泣いていますよ」と言われたという逸話もあるほど注目株の選手だったが、前評判に違わず、周囲の評価をその手で掴んだ。
 そんな秋元然り、例を挙げれば原稿の文字数が限界突破してしまうほど役者が揃っている今季。臥薪嘗胆の時を経て今まさに天に昇らんとする湘南の、逆襲の章が始まる。

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)
PHOTO:湘南ベルマーレ

『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(2014/日本)
監督:高橋渉 脚本:中島かずき
声の出演:矢島晶子/藤原啓治/武井咲/コロッケ/大和田伸也 他
シネプレックス平塚他、全国東宝系劇場にて上映中。
 ギックリ腰を治すため、マッサージに行ったとーちゃんこと、ひろしが、ロボットになって帰ってきた! いい加減でズボラでスケベなひろしより、ロボとーちゃんは、はるかに家族の役に立ち、すっかりしんちゃんたち野原一家の一員として迎えられる。だが、これは、現代に失われた父親の威厳を取り戻すという、“ちちゆれ同盟”の陰謀であった。脚本は、人気劇団《劇団☆新感線》の座付作家にして「仮面ライダー フォーゼ」「キルラキル」などの特撮・アニメ作品でも活躍する中島かずき。この方、実は元・双葉社の社員であり、原作者・臼井義人の編集担当の経験もある。映画版では出版社サイドのプロデューサーも務めていただけに、ツボを心得た脚本は、エロとギャグとアクション満載ながら、ひろしと野原一家の絆の強さを描き切ってみせる。ひと頃の映画版しんちゃんは、『オトナ帝国の逆襲』の感動路線の呪縛に囚われて息苦しさを感じたが、本作は久々に清々しい涙を誘う、新たな名作に仕上がっていた!! 0425 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0418 私は今 菊池 綾さん、旬一くん、碧泉ちゃん

ECCジュニア岡崎教室 講師

富士山と大山を望む静かな環境で2人の子供の育児をしながら、家族や友人の協力のもとECCジュニア岡崎教室を自宅で開講しました。一人でも多くの地域の皆様に英語を話す楽しさを知って頂き、世界を広げていくお手伝いができればと思います。2歳からシニアの方まで初心者の方でも安心して始めて頂ける様笑顔でお迎えします。是非一度教室に遊びにきて下さい。☎73‐8526

0418 源平 頼朝の舅である北条時政が1000騎の兵を率いて京へと入ってきた。朝廷は圧倒される。というのも、このようなやり取りがあったばかりだからだ。鎌倉の頼朝のもとに、高階泰経(後白河法皇の近臣)が使者を遣わした。使者の携えた書状は、「義経らの謀反は天魔のなすところです。義経が、院宣を出してもらえなければ自殺すると言い出したためにその場しのぎに頼朝追討の院宣を渋々出したのであって、後白河法皇の御本心から出たものではないのです」と弁明するものである。頼朝は、天魔のなすところとは解せぬと憤った。天魔とは仏法を妨げて人に煩いをなすものだ。なぜ朝敵を倒した頼朝を反逆人として扱うのか。行家と義経を捕らえなかったために諸国が疲弊して人民が滅亡することになるのであれば、それこそ日本第一の大天狗は後白河法皇の側にある、と激しく非難したのであった。
 そうした経緯もあったために、北条時政が義経と行家を追捕する名目で諸国に守護・地頭を置くことを強く要求してきたとき、朝廷は承認せざるを得なかった。ここに至って、頼朝は全国の軍事警察権と兵糧米を徴収する権限を手に入れることになったのである(頼朝が日本国総追捕使・総地頭になったこの文治元(1185)年は鎌倉幕府成立の年であると考えられてもいる。ちなみに1192年は頼朝が征夷大将軍に任じられた年)。
 さらに頼朝側は、今こそ「天下草創の時」であるとして、朝廷の内部改革や人事に関する要望を申し入れる。高階泰経をはじめとして義経らの肩を持った者達を解任させて、頼朝追討の院宣を出すのに反対していた九条兼実を内覧(天皇に奉る文書を先立って見る者のことで摂政・関白が行うのが慣例となっていた。この後兼実は摂政となる)とするよう要求する。結果的に、後白河法皇の周辺から義経側の者達を退けて、朝廷内部を親頼朝派で固めることができた。義経らを捜索する命令は畿内近国の国司らに対して既に出されてはいたが、北条時政が入京してから再び両人を捜索するようにとの命令が頼朝に向けて出された。義経は、依然として見つからない。
【写真】北条時政像(日本随筆大成第2期第9巻)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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0418オーレ 湘南がノリに乗っている。13日アウェー千葉戦、攻めては次から次へと敵陣に選手が顔を出し、その様はまさにビッグウェーブ。守っては試合終了間際まで気を緩めない激しいプレスで千葉を圧倒。終わってみればFWウェリントンの2得点をはじめ大量6得点。GK秋元のファインセーブも手伝い無失点で試合を終え6-0の快勝。連勝記録をクラブ新となる7に伸ばした。この日、敵地フクダ電子アリーナのアウェー自由席は完売。約1500席のゴール裏に緑と青の壁をつくった。アウェーの中でも比較的近い場所とはいえ、それだけ多くの人がベルマーレの今を見ようとしている。事実、今の湘南は記録ももちろんだが観ていて楽しい。曺監督が常々言ってきた「観て楽しいサッカー」を体現している。次節大分戦、ベルマーレはJ2開幕連勝タイ記録に挑む。勝利がいつまでも続くと思ってはいないが、この日の湘南なら負ける気はしない。

【写真】アウェーとは思えない雰囲気のゴール裏

TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

0418 1面 金目エコ_1
 平塚市を流れる河川のひとつ金目川は古くから飲料水や農業用水として重用されてきた。一方で見た目以上に急流で大きく蛇行する川は度々氾濫し、沿岸の住民に大きな被害を与えてきた。そのため江戸時代から大規模な治水を繰り返し、川との共存を図ってきた歴史がある。金目地区で地域の文化や自然を調査・研究し、地域の文化や遺産を守り、育てることで地域社会の発展を目指す「エコミュージアム金目まるごと博物館」(通称:金目エコ、米村康信委員長)では9日、そんな歴史を後世に伝えるべく、水源である春嶽山(秦野市蓑毛)での植林を実施した。
 平塚市上平塚で渋田川と合流し花水川として相模湾にそそぐ金目川は、大山南西春嶽山に水源をもつ。金目エコでは一昨年、歴史研究の一環で同山を訪れ実地調査を行った。近年では平成10年に市立みずほ小学校、翌年に平塚市漁業協同組合、さらに平成18年に金目川水害予防組合が植樹を行った。しかしそのすべてが順調に生育しているわけではなかった。この調査を元に金目エコでは、過去の歴史を追体験し金目川の水源を守る意志を未来へ繋ぐための補植を行うことを決めた。当日は関係者ら22人が春嶽山を登り、10本のブナを植えた。
植林の歴史
 春嶽山と植林の歴史は古い。春嶽山では明治29年頃から金目川の沿岸町村長の反対にも関わらず雑木林の乱伐が進んだ。結果として毎年のように洪水が起き、沿岸への被害は深刻さを増していった。特に明治43年、44年の洪水は未曾有のものとされ、2年間で一粒の米をも得ることができず郷土を捨てる人も多いといった惨状だったという。そこで自由民権運動家であった宮田寅治、森鑅三郎、猪俣道之輔らは沿岸住民363人の署名を集め治水工事を県知事に訴え、大規模な河川改修と耕地整理を実現させる。同時に抜本的な水害予防のためには水源である春嶽山への植林が重要だと考えた宮田らは土地所有者との交渉の末に地上権を取得し、全山への植林を始める。関東大震災や太平洋戦争での乱伐で再び山は荒廃したが、戦後、金目川水害予防組合が設立されると再び植林が進んでいった。その後、同組合は平塚・秦野・伊勢原の3市で組織されるようになり、ついには137haに及ぶ山林の所有権を取得。現在は同組合の委託を受け、秦野市森林組合が森林保全活動を行っている。
活動を未来へ繋ぐ
 植林自体は数時間で終わるが、植えられた木が育ち、森を形成するには長い年月がかかる。同時に活動を次世代へ伝える必要もある。むしろそれこそが活動の本質であり、目指すところでもある。植林活動を主導した池田 弘さんは「金目エコでは季節ごとのイベントなど植林に限らない多角的な活動を続けている。事業を通し地域に愛着を持ってもらうことが、間接的にでも植林の歴史を受け継ぐ手だてになる」と語る。
 構想から数え、金目エコは来年10年目を迎える。その活動は着実に地域に根を伸ばしている。
【写真上】斜面でクワをふるい苗木を植える
【写真下】
水源涵養林春嶽山の碑/記念標柱と当日の参加者

『クロッシング・ガード』(1995/アメリカ)
監督・脚本:ショーン・ペン
出演:ジャック・ニコルソン/デヴィッド・モース/ロビン・ライト 他
ワーナー・ホーム・ビデオより、Blu-ray発売中。
今回は忘備録。新しい企画を考えている。大切なものを失い、心に深い疵を負ったものは、その先の人生にどのように折り合いをつけて生きていくのか。克服、ではない。飽くまでも、折り合い、である。人とは本来、忘れることで救われる生き物だ。だけど、忘れ得ぬ痛みや哀しみも確実にある。ましてや、失われたものと最後に過ごした時間が悔やまれる場合はなおさらのこと。明日という日常が当たり前に続いていれば、また笑い合えたかもしれない。だけど、今はもう許すことも許されることもない。それでも、生あるものはその人生を全うしなければならない。それだけが帰らぬ人へ報いる唯一の方法なのだ。『クロッシング・ガード』は、飲酒運転の交通事故で幼い娘を亡くした父と、その罪を償い釈放されてきた加害者の男が過ごす72時間を描いた物語だ。72時間とは、父が娘の復讐のため、男の命を奪うまでに与えた猶予だ。憎悪と贖罪――ふたりの男が苦悩の末に見つけた“それからの人生”が胸に刺さる。 0411 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0411 源平(傾き修正願います) 義経が大和国(奈良県)の吉野山にいるという噂が流れている。そうした噂を受けて吉野山では僧達によって捜索が行われた。しかしなかなか義経は見つからない。夜の10時頃になって、坂を下りて蔵王堂にたどり着いてきた女性がいた。どうも様子が怪しい。僧達が見とがめて、執行(しぎょう・寺院において実務を統括する僧)の坊へと連れてきたところ、その女性は義経の愛妾の静御前であることがわかった。静御前は有名な白拍子(男装をして歌って舞う女性)で、その舞の素晴らしさは都でも評判だった。ある時このようなことがあった。日照りが100日間続いたために降雨のための祈願を神泉苑で行うことになり、100人の美しい白拍子が召し集められた。99人が雨乞いのために舞いを奉納しても何事も起らなかったが、最後に静が舞った時には黒い雲が俄かに起こって雨が降り出したのだ。そのようなこともあり、静は日本一の白拍子であるとして都で名高かった。
 そんな静が、義経に関係する女性ということで、今は捕らわれの身となっている。彼女の述べるところによれば、大物浜から船出して遭難してから、吉野山へと来て5日間逗留していたのだが衆徒(しゅと・僧兵)が蜂起したとの噂があったので、義経達は山伏の姿になって逃れたということである。別れる際に、義経が多くの金銀を自分に与え、雑色(下男)達をつけて京へ戻れるようにと差配してくれたのだが、その雑色達が財宝を奪って立ち去ってしまった。雪深い山中に一人残されてどうしようもなくなり、このように迷い出てくることになったのだと静は語る。この静の証言によって、義経達が大物浦で遭難してもなお生存しているという事実が明らかになった。再び衆徒らは山を捜索する。執行は静を哀れに思った。今はとりあえずゆっくりと休ませてあげよう。頼朝方に身柄を渡すのは、それからでもよい。
 そうして吉野でしばらくの間休養した静は、入京してきていた北条時政のもとへ送られて尋問を受ける。この後、鎌倉へと連れて行かれることになる静御前。義経の子を身ごもっていることは、この時まだ、誰も知らない。
【写真】
1202年前、嵯峨天皇により日本で初の公式行事として桜の花見が催され「花見発祥の地」ともいわれる神泉苑(京都市中京区)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

うちのコ_140411 いつもニコニコ、笑顔いっぱい!
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龍空くん

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0411 オーレ  幕末の京都で名を馳せた新選組が正義の剣だったのか、それとも残虐な人斬りか、その答えは実際に歴史に立ち会わなければ判断できかねるが、いずれにせよ多くの志士に恐れられた「最強の剣豪集団」といわれる所以のひとつに「1人の相手に対し3~4人で対峙し、数的優位で挑んだ」というその戦い方がしばしば挙げられる。今シーズンの湘南の戦い方を観ると(試合前に場内で流される選手紹介VTRの刀で斬る効果音も手伝ってか)個人的に新選組を想起させられるプレーをしばしば観る。
5日の岡山戦においても、相手より人数が多いと錯覚してしまうほど、選手は走り、多くのプレーに顔を出して2-0で完封勝利。そしてこの日の試合で、開幕6連勝というクラブ史上初の記録を更新した。今の湘南はJ2の最強集団。今なら、歴史に立ち会える。

【写真】
2試合連続ゴールを決めた菊池。サポーター席へ一直線、諸手を挙げて喜んだ

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 

 

0411 1面写真1
 平塚でこだわりの野菜や食品、雑貨などをつくる生産者(店主)が直接販売を行うことで、平塚の「美味しい」「楽しい」「嬉しい」を発見、発信するマーケットとして毎月第2日曜日、平塚駅南口で開催されている「SunSunマルシェ」。2010年4月11日、有志により誕生した同マルシェも丸4年が経ち、5年目を迎える今月からは平塚市、平塚市観光協会、平塚商工会議所の後援を受け、規模が拡大されて開かれる。
 南口から海へと一直線に伸び、開放的な空間をつくる「なぎさプロムナード」の魅力に着目し、フランスで日常的に開かれているマルシェ(市場)の文化をここで育みたい、という純粋な発想がきっかけだった。「今でさえ多くの場所で様々な『市』が開催され、言葉としても浸透していますが当時はまだ走りでした」と話すのは、南口地域でカジュアルフレンチやカフェ&バールの店を営み、同マルシェの発案者でもある実行委員長の相山洋明さん(44)だ。
手づくりイベントの宿命
 「スタートダッシュは良かったんですが、4年もやっているとやはり中だるみもあり、ルーチンになってしまう部分もあるんですね」と本音を語る。
 「行政等から支援を受けている訳でもなく、もちろんお金儲けの為にやっている訳でもないので、大々的な広告は打てないんですよ。そうすると次第に出足は落ち込み、辞めていってしまう出店者の方もいたり……」と停滞期間があったことを明かす。それでも、昨年頃から若い出店者らが新たに参加し、再び活性化してきたという。そして5年目突入という節目に、再興を目指す。
行政に伝わった熱い想い
 どうせやるならもっとメジャーに、という気持ちで市に持ちかけたのは「プロムナードでマルシェを」という提案だった。これまでは、相山さんが経営する「モトロッソ」(夕陽ケ丘3-5)前の駐車場を会場としてきたが、そもそもの発想はプロムナードに市場を開くことであった。だがそこは県道であり市の管轄ではないため、「とりあえず4月5月6月は湘南海岸公園で」という前向きな回答を得た。
 そして実行委員会では「パワーアップ」をテーマに会議を重ね、これまでのマルシェでは12、3店程度がレギュラーだったという店舗数も今回は大幅に増え、約50店が参加を予定している。
満を持して、いよいよ開催
 また今回、会場が広くなったことにより、これまでにも毎回実施してきた「子どもたちが参加して楽しめる様々なイベント」を充実させているほか、フラなどの「観て楽しめるイベント」といったショーも企画しており、今後も拡充していくという。なお今回は市の農産物PRキャラの「ベジ太」も登場するなど、刷新マルシェ初回への準備は万端だ。
 出足が落ち込んでも立ち止まらず、過去のものとならずに進化を続けるSunSunマルシェ。最終目標はまだ先にあるが、まずは13日をお楽しみに。
SunSunマルシェ
◇日時:毎月第2日曜日10時~14時
◇会場:4月5月6月は湘南海岸公園7月以降は会場未定◇問い合わせ:実行委員会(モトロッソ内)☎21-6001

【写真上】
先月開催されたSunSunマルシェ
【写真下】
実行委員長の相山さん
0411 1面写真2

0404うちのコ 瑛真くん

お風呂大好き
もうすぐ1カ月。早くお外に行きたいね♪

さあさん
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0404コネクト域密着型スーパーを展開する株式会社しまむら(島村孝征代表取締役社長)と、障がい者の社会参加を推進する社会福祉法人進和学園(出縄雅之理事長)は先月25日、緑地帯づくりの植樹をしまむらストアー長持店で実施した。長持店を皮切りに旭店、田村店でも同様の植樹が予定されている。元々進和学園は利用者の施設外就労等でしまむらストアーとの事業連携を行ってきた。しまむらは店舗でのバックヤード作業や環境整備作業などを同学園の在宅就労支援窓口である株式会社研進(出縄貴史代表取締役)に発注している。障がい者が作業をしている時にスーパーの利用者に声をかけられるなど、「社会の一員」として、徐々に定着を見せているという。
 植樹イベントは同学園の「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、事業連携を象徴するようなものになった。プロジェクトでは横浜国立大学の宮脇 昭名誉教授が提唱する潜在自然植生理論に基づき「その土地本来の木による本物の森づくり」を目指し、学園の「どんぐりグループ」がポット苗を栽培している。このプロジェクトで出荷された苗はこれまでに13万本を数える。今回、長持店には14㎡の土地に26種、112本の苗木が植えられた。自然に近い形を再現するための植樹の方法として混植・密植が採用されている。植えられた苗木は成長しても最大で3m程度の常緑の低・中木。土地の周囲には花や実が綺麗なものを選ぶなど、混ぜ植えしている中にもこだわりがある。緑地帯の一角には学園の陶芸班が制作した陶板が設置されている。陶板は四季をテーマに制作されており、草花や虫、小動物等が描かれている。下段には長持店店長の大友康弘さん直筆の「感謝」の文字が書かれたパネルが目を引く。
 大友さんは「この緑地帯にはいろんな木が植えられている。背の高い木もあれば低い木もある。花が綺麗なものもあれば実が綺麗なものもある。そういう風に色々な樹木が共存できる世界の様に、障がい者と健常者が共に生きることができる社会が実現できれば。実際に長持店ではそれが出来つつある」と展望を語る。緑地帯を現実社会になぞらえた想いが「感謝」の2文字に込められている。

0404ペット きりんきん(オス・2ヶ月・セキセイインコ)やんちゃで自由人
好き勝手に動き回ってます

平塚市 ヤマチャンさん

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0404 1面 ダボス会議
 政治、経済、教育をはじめ、その他社会における様々な分野で活躍している世界中のリーダーたちが集い、世界が直面する諸問題について議論を交わす世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」。この、世界的な課題を解決するため各国の政財界要人や学者らが非営利で連携する同会議をモチーフにした「平塚版」として、自分たちの住むまちをより良くしていくために、まちづくりに関わるテーマについて有識者を招き、多くの市民参加による議論を行おうという「平塚ダボス会議」が来月18日に開催されることが決まった。これにあたり、非営利を目的に組織された議員、各種団体でつくる実行委員会(河野太郎実行委員長)では現在、当日の参加者を広く募集している(参加無料、ランチトークは要昼食代)。
選ばれるまちになるために
 平塚市の人口が減少傾向にあることを受け、全体のテーマを「選ばれるまちになるために」とし、まちづくりについて「みんなで考え、意見交換する場」をコンセプトとして今回企画された平塚ダボス会議。ここでは一般参加の市民をはじめ市長や行政関係者、議員、法人、諸団体など様々な立場から平塚で市民生活を送る人々が一堂に会し、平塚を良くするための議論を対等に、公平に、ざっくばらんに交わせる環境となる。
 その環境を実現するため、先月組織された実行委員会(委員長=河野太郎衆議院議員、委員=(公財)平塚市まちづくり財団・伊藤 裕理事長、平塚商工会議所・長谷川進事務局長、(公社)平塚青年会議所・宝蔵寺賢理事長、平塚商工会議所青年部・今村佳広会長、清風クラブ・坂間正昭市議、公明ひらつか・伊東尚美市議、平塚クラブ・岩田耕平市議など)では関係各所に調整を行ってきた。そしていよいよ来月、「これまでにはなかった市内初の大規模対話集会」が開催される運びとなった。
午前は「人口」「産業」「教育」
 オープニングセッションでは、将来推計人口を発表している国立社会保障・人口問題研究所の外部委員を務める専修大学・江崎雄治教授を招いた基調講演「平塚市の将来人口推計」、落合克宏市長と平塚商議所・福澤正人会頭によるオープニングトークが行われる。
 また全体会議の前半では、市内に事業所を置く大手企業のリーダーたちを招き、「平塚のまちに対する本音」を語ってもらい、後半では教育をテーマに、文科省より全国学力・学習状況調査(小学校6年生)の委託を受けている株式会社ベネッセコーポレーションの教育総合研究所から谷山和成所長を招き「市内小中学生の学力の現状、学力向上には何が必要か」を語ってもらう。なお森 正明県議が進行を務めるこのセッションには、大藏律子前平塚市長、市内を中心に多くの学習塾を運営する創英コーポレーション・豊川忠紀代表のほか、特別ゲストとして金子 誠平塚市教育長も参加する。

「七夕・市街地」「高齢化」「まちづくり」も

 昼食時にはランチトーク(昼食代1000円)として、七夕まつりや中心市街地の未来像について平塚商議所・常盤卓嗣副会頭を中心に議論を交わす時間を設ける。
 その後は分科会に分かれ、2つのセッションが同時進行で開催される。分科会1では「平塚市における高齢化問題の現状と今後」として医療に携わる専門家を招き、現状と展望を聞く。また、分科会2では「平塚市のまちづくりの展望」と題し、大神ツインシティ計画、日産車体第一地区跡地開発を中心に、今何が必要なのかを討論する。
 このように半日がかりで開催される平塚ダボス会議。もちろん最初から最後まで自由に参加できるが、傍聴を希望するセッションにだけ参加することも可能だ。実行委員会の河野委員長は「広く門戸を開いている会議ですので、どなたでも気軽に参加できます。まちづくりに熱い想いを持った市民の方のご参加をお待ちしております」と呼びかける。
将来を創る可能性
 意識を高く持つ「平塚市民」が集い、まちの未来を語り合う。「様々な分野で活躍されている多くの方々が忌憚ない意見を交換されると思いますので、予想もつかない化学反応が起きたり、実際にまちづくりにつながる可能性もあります。平塚にとって有益な時間、空間となることを期待します」と河野氏は語る。
 参加した市民の意見が、将来を創る可能性も秘める新しい形の会議――。河野氏は「今後も継続して、多くの市民がこのまちのことを考えていける場として毎年1、2回開催していきたいと思っています」と期待を寄せている。
第1回平塚ダボス会議
◇日時:5/18(日)9時〜15時15分
 (受付開始8時30分)
◇会場:平塚商工会議所
◇申し込み・問い合わせ先:申し込みの際は【氏名(ふりがな)、住所、電話番号、年齢、傍聴希望の会議】を明記の上、
FAX 0463-21-7711もしくはEメール(hiratsukadavos@gmail.com)まで。

【写真】
開催に向け企画を詰める実行委メンバーら

(2013/アメリカ)
監督:クリス・バック 監督・脚本:ジェニファー・リー
出演:松たか子/神田沙也加/ピエール瀧 他
シネプレックス平塚他、全国劇場にて大ヒット上映中。
松たか子の歌ばかりではない。アナを演じる神田沙也加の堂々たるミュージカルスターぶりも、雪だるまのオラフを世界一キュートに演じるピエール瀧の軽妙なナンバーも、すべてが素晴らしい。北国にある王家の血を引くエルサとアナは仲の良い姉妹だった。ところが、女王となったエルサは、生まれながらに備えた“触れるものすべてを凍らせてしまう魔法”で王国を冬の世界に封じ込め、自らも氷の城に籠ってしまう。エルサの閉ざされた心を開くため、アナは道中で出会った氷売りの青年クリストフと“生きている雪だるま”オラフと共に氷の城へ向かう。不幸な偶然でエルサに氷の魔法をかけられてしまうアナ。彼女を救えるのは《真実の愛》だけだ。お姫様の魔法を解くのは王子様のキスと相場は決まっているが、本作はより深い愛の形を提示してみせる。愛が何かもわからないと嘆くアナに、オラフが無邪気に言う。愛とは「自分よりも、誰かのために一生懸命になれることだよ」と――。 0328 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 

0328 2面七夕グルメ創出 JR平塚駅の「たなばたさま発車ベル事業」など、年間を通して七夕を感じられるまちづくりをテーマに活動している公益社団法人平塚青年会議所(平塚JC・宝蔵寺賢理事長)では今年、「湘南ひらつか七夕グルメ創出プロジェクト」を展開しており、現在その参加店を募集している。
 同事業は5月に紅谷町まちかど広場及び紅谷パールロードを会場としたグルメイベントを開催するにあたり、参加店に「七夕をキーワードとしたグルメ・物産」を創出してもらうというもの。同事業で認定されたメニューについては、5月のイベントで出店できるほか、平塚JCより1年間を通じて各店舗で掲出できる商品説明ボードが授与される。
 出店者は4/15(火)まで募集中。詳細はHP(http://hiratsuka-jc.com/)で確認できる。イベントは5/25(日)9時45分~16時。問い合わせは平塚青年会議所事務局☎21-6474まで。

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 ガシャン!ギュキュッ!重さ100kgを超える金属の塊がぶつかり合い、激しいターンで体育館の床とタイヤが擦れる音が響く。パラリンピックをはじめ近年競技として注目を集める障がい者スポーツ。その中でも重度身体障がい者による電動車椅子サッカーの全国大会「第17回ドリーム・カップ」が22日、平塚総合体育館で開催された。関東から九州まで、いずれも日本代表選手を擁するレベルの6チームがクラブナンバーワンの栄冠を目指し平塚に集まった。選手や関係者が見る、障がい者スポーツの現状とは。
 電動車椅子サッカーとはバスケットボールコートを使用し、1チーム4人で行われる競技だ。年齢や男女の区別はなく、車椅子の操作さえできれば試合に出場できる。中には自力で上体や首の保持ができない人もいるが、コントローラーを手や顎で操作し車椅子を巧みに操り、装着したフットガードでボールを蹴りゴールを目指す。2007年には初の世界大会が日本で行われ、昨年開催されたアジア大会では日本チームが優勝するなど競技の裾野は広がりを見せる。現在国内では日本電動車椅子サッカー協会(髙橋 弘会長)を中心に体系化が進んでおり、将来的に夏季パラリンピックへの正式種目登録を目指している。
国内の環境
 県内では1997年、ドリーム・カップを開催するために神奈川県電動車椅子サッカー協会(中山佳孝会長)が組織された。当時は競技への理解度も低く、逆に危険視する声もあったが、そんな中、競技に理解を示し協力的だった平塚で大会を開催するようになり今年で17回目を迎えた。国内において電動車椅子は法的に時速6km以上の速度を出すことができないが、一方で同競技の国際ルールでは最高速度を時速10kmとされ、同大会もそれに準じている。県協会の齋藤純一さんは「競技として質を上げるための世界基準。良い選手、良いレフェリー、良いプレー、良い精神を生む、そのための協会でありたい」と考えている。また、女性初の日本代表選手永岡真理さんも大会について「世界基準のルールで強豪クラブが集まる特別な舞台」と評価する。
世界で戦うために
 国内外で異なる速度規定の差を埋めて世界で戦うには海外製車椅子が必要となってくる。その上、障害に合わせた改造も含めれば、1台の価格は乗用車ほどに達する。障害を持たずとも安くはない金額だが、経済的負担は全て自己負担だ。代表選手の三上勇輝さんは「経済的な問題はもちろん、身体への負担は大きく操作はシビア。それでも世界で戦いたい」と話す。国内ではできないことが世界ではできる。身体が不自由だからこそ自分の感覚を直に反映できるものを求める。明日をも知れぬ身体だからこそ自由にピッチを駆け回ることを願っている。
 齋藤さんは「サッカーが人と人とを繋げる。その感覚は健常者でも車椅子でも同じ」と力を込める。同時に「慣習が障害になり、できないことがあるなら風穴を開けていきたい」とも。その精神に障害の有無は関係ない。永岡さんも三上さんも1人の「アスリート」として世界を舞台に戦っている。
【写真トップ】
ボールを巡り競り合う選手
【写真下】
参加者らの集合写真/東京のチーム、レインボーソルジャーが優勝を手にした

0328 3面 AED 毎月9日、市内在住・在勤の中学生以上を対象に心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用法などを指導する「普通救命講習」(無料)を開催している平塚市消防本部では現在、希望する企業・団体に対しても無料で出張講習会を行っている。
急性心筋梗塞をはじめ脳卒中や「プールで溺れた」「餅を詰まらせた」など病人や高齢者に限らず、誰にでも前触れなく起きる心停止。3~4分経ってしまうと社会復帰が難しくなるとされ、もしもの時に重要となるのが「一次救命処置」だ。通報後、救急車が到着するのが全国平均で約8分(平塚市は約7分)といわれ、一次救命処置がなされた場合の助かる可能性は2倍に上がる。
講習会を実施する消防救急課救急救命担当では「心肺蘇生法、AEDの使い方を多くの人に知ってもらえれば、市民の安心安全につながります。出張講習も気軽に参加・問い合わせていただければ」と話している。問い合わせは同課☎21-9729まで。
【写真】
湘南ケーブルテレビ局の工事代理店業者らを対象に
開催された出張講習会(3/20)

0328 2面七夕飾り掲出 「七夕の街ひらつか」を全国に発信すると同時に、年間を通して七夕を感じてもらうとして平塚市は24日、東海道線平塚駅東口のコンコースに常設の七夕飾りを3基設置し、併せてお披露目セレモニーを行った。今回の事業は「紅谷町まちかど広場ステージバックパネルの設置」(平成25年3月)、「JR平塚駅の発車メロディを『たなばたさま』へ変更」(同年7月)に続く第3弾。
 3基ともそれぞれ縦約4.5m・横約2mの大きさの七夕飾りは、湘南七夕の会により製作されたもの。製作には約80万円、設置には約40万円かけられたが、掲出に関わるスペースはJR東日本より無償で提供された。駅コンコース内の空間を無償提供するのは、JR東日本管内では初めてのこと。
 セレモニーには落合克宏平塚市長をはじめ松﨑哲士郎東日本旅客鉄道株式会社横浜支社長、加藤芳美平塚駅長、土屋勝彦湘南ステーションビル株式会社社長、黒部栄三平塚市議会議長、福澤正人平塚商工会議所会頭、升水一義平塚市商店街連合会会長らが出席したほか、湘南ひらつか織り姫やキャラクター「湘南ひこまるくん」「ひらつかナナ姫ちゃん」も参加。また平塚市立崇善小学校の「SOZENマーチングバンド」による平塚駅発車メロディ『たなばたさま』の演奏や、ダンスチーム「ティンカーベル」によるパフォーマンスも行われ式典を盛り上げた。落合市長は「耳で楽しむ発車メロディに続き、今度は目でも『七夕』を感じ、楽しんでもらえれば嬉しい」と挨拶した。
 また、松崎支社長は「おかげさまで発車メロディは好評。近隣市の駅からも要望が多く来ている状況です。平塚駅は今後、キオスク等も『七夕仕様』になってくるので期待していてください」と話した。さらに、宇都宮・高崎・常磐線の列車を東京駅に乗り入れる「上野東京ライン」(2014年度末開通予定)について触れ、将来的に平塚と上野が直結されることに関し「上野動物園には笹の葉を食べるパンダがいます。今後は(笹の葉を繋がりとした)平塚と上野の交流もできるのでは」と展望を語った。

0328 3面 ひらしん寄贈平塚信用金庫(石崎 明理事長)では昨年11月1日から12月20日まで実施した「子ども達の心を育む 子ども読書応援定期預金」キャンペーンに基づき、市内4図書館に児童図書107冊を寄贈した。同キャンペーンは、預金残高の0.02%(上限100万円)を図書館に寄附する初の試みで、同金庫の本支店がある8市1町に同様の寄附を行った。20日に行われた贈呈式の中で石崎理事長は「毎年の恒例になれば」と話していた。

0328 2面なでしこ福祉村 地域ボランティアによる運営で「身近な生活支援活動」と「ふれあい交流活動」を2つの柱として活動し、日常の些細な困りごとについての相談等も受け付ける平塚市の「町内福祉村」。なでしこ公民館では22日、市内で15番目となる福祉村が誕生し、開所式が行われた。公民館内に設置されるのは同福祉村が初めてのケースとのことで、支援を必要とする人と行政や社会福祉協議会、ボランティアを繋ぐ「コーディネーター」は、同館に常駐する。
開所式には落合克宏市長をはじめ約70人の関係者が出席。同福祉村会長に就任した市川一三さん(90)は「福祉村は電信柱のようにトランス(変圧器)の役割を果たし、行政・地域からの情報やイベント等を上手くアジャスト(調整)して各家庭に流していきたい」と意気込みを語った。なお福祉村は今後も、概ね小学校区単位(市内23地区)に順次設置されていく予定だ。
【写真】
大正13年生まれ、戦時中は戦艦大和や武蔵の製図をしていたという市川会長

0328 2面岡崎壁画 通学路の安全や落書き防止等を目的に、平成21年度より壁画制作が行われている岡崎地下道(岡崎3858付近、大句丸島線=小田原厚木道路の下を通過する地下道)では22日と23日の2日間、11回目となる制作が北面20mにわたり実施された。同事業は岡崎地区町内福祉村「おかざき鈴の里」が主催し「平塚をみがく会」が後援しているもので、塗料は関西ペイント株式会社から無償提供されている。
 同所ではこれまでにも地域の園児や児童による壁画が制作されてきたが、今回は市立大住中学校(栗木雄剛校長)が協力し、当日は地域の関係者約10人のほか同校の栗木校長以下美術部の生徒約20人が参加した。原画は同校美術部2年生・稲葉星蘭(せいら)さんによるもので、テーマは「岡崎の草花」。ヒマワリやオオイヌノフグリなどが描かれ、暗い地下道がまた一段と明るく華やかに塗り替えられた。なお今回の制作により同所に残る「キャンバス」はあと2回分となった。

0321 私は今 平塚ご当地アイドル「7☆(ななほし)マーメイド」
(前列から時計回りに)天乃ふわりさん、椎名まりんさん、神威きらさん、黒須るなさん、三枝木あいかさん
平塚を盛り上げるべく昨年9月に結成しました。今年は新メンバーが加入し、3月30日に 2ndCD(15トラック入り)リリースイベントを市内で開催します。4月14日には川崎クラブチッタなど1500人規模の会場でのライブ予定等、全国へ平塚を発信していきます。また、一緒に活動してくれる仲間も募集しています。詳しくは「7☆マーメイド」で検索! 
0321ペット とまちゃん(3カ月、ミニウサギ)

こたつ大好き⌒(=・x・=)⌒
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0321うちのコ 幸翔くん
おもちゃを自分で持てるようになったよ。
もうすぐ離乳食の始まり頑張ってね。

akr さん
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0321 源平 追いつめられた義経が後白河法皇に迫る。「鎌倉で行家追討の命令が出たことを受けて行家が謀反を企てました。制止しても聞き入れてくれませんし、兄は私までも殺すつもりのようですから、私は行家と結託します。つきましては頼朝追討のご命令をいただきたいのです。そうでなければ自害します」。法皇は「十分に行家をなだめよ」と答えた。源氏同士の対立によってその勢力が衰えてくれるのは好都合だが、まだ義経を失いたくはない。
 土佐房昌俊が60騎余りの軍勢を率いて義経の館を襲撃した。義経配下の武士達は外出している者も多く、館には少数の人間しかいなかった。義経は佐藤忠信らとともに応戦し、行家も駆けつけて防戦したので、ついに昌俊の軍勢は退散した。義経の家人達は、手分けして昌俊を捜索する。義経はすぐに院の御所に参上し、落ち着きを取り戻したことを伝えた。義経に頼朝追討の命令を与えてもよいものか、御所では話し合いが行われる。「今のところ義経以外に朝廷を守る武士がいないため、勅許を与えられなかった義経が万一暴挙に及んだ時に制止できる者がいない。とりあえず今は義経の思う通りに勅許を出して、後から事情を頼朝に知らせればよいだろう」
 京都から参上した一条能保(頼朝の妹婿)の家人らが、昌俊による義経襲撃の失敗と、義経らに頼朝追討の宣旨が出されたことを報告してきた。山内経俊の従者からは、義経が軍兵を集めて伊勢国の守護である経俊を滅ぼそうとしているという情報も入る。頼朝は、動揺を見せずに南御堂供養の準備に専念する。義経の縁戚の河越重房は、供奉人の列に加えられる予定であったが外されることになった。
 いよいよ南御堂(勝長寿院)の完成の日を迎える。晴れやかな空のもと、多くの御家人が武装して辻々を警護する。華やかで立派な式が執り行われ、導師や僧達には豪華な布施が与えられた。式を終えた頼朝は和田義盛と梶原景時に命じる。「上洛する。兵を集めよ。その中からすぐにでも出発できる者を知らせよ」。義経と行家を追討するために起ちあがる頼朝。京都では、鞍馬山で捕らえられた土佐房昌俊らが、六条河原で処刑されていた。
【写真】
土佐坊昌俊を祀る「冠者殿社」(京都市下京区貞安前之町)。昌俊の「誓文払い」(上洛して義経に捕われた際、義経に対する忠義の誓文を書いたにも関わらず夜討ちをかけた昌俊は、処刑される際に忠義立てのために偽りの誓いをする者の罪の救済を願った)などから「誓文払いの社」として知られ、「仕事上での嘘が許される」ご利益があると伝わる。そのため商売上、時には嘘をつかざるを得ない場合のある商人や遊女、芸舞子などから篤く信仰されてきたという
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0321コネクト_1 「One for all, all for one」=「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」といえば今やチームや組織の結束などのために様々な場面で出くわすフレーズだが、元はラグビー特有の精神文化を表す言葉だった。そんなラグビーの楽しみと精神を伝えるべく、茅ヶ崎ラグビースクールでは学校や幼稚園への訪問授業を行っている。13日には平塚市立花水小学校で1年生を対象としたスクールが開校された。
 茅ヶ崎のラグビースクールが平塚に出張してくる理由は平塚以西にはラグビー協会がないため。「世界的にはメジャースポーツのラグビーも、国内ではマイナースポーツですよね」と協会理事とスクールでのコーチを務める高梨靖士さんは笑う。ラグビーが根付きにくい要因として「色々ありますが、危険なスポーツだと敬遠されがちな面もあるのでは」と高梨さんは考える。事実、トップレベルのプレーの中には激しい身体の接触がある。それが1つの醍醐味でありながら、同時にラグビーへの門戸を狭めている面がある。しかしスポーツとして確立している以上、「きちんとした指導者、安全なグラウンド、環境が整えば」とも。「ラグビーは授業の中で求められる運動量は確保できる。ですから学習指導要領にタグラグビー(タックルを腰に付けたヒモの奪取に置き換えルールを単純化したラグビー)が盛り込まれる等、広がりは見られます」。こうした動きの中で行われている訪問教室。ラグビーへの入口が広がり、普及に繋がることを願って今年度は10カ所以上の幼稚園や小学校を回った。
 高梨さんが伝えようとするラグビーは身体的なものだけではない。伝えたいのは「one for all, all for oneという精神」だという。ラグビーは1人の上手い人だけで決まるスポーツではなく、トライ(得点)を奪うために協力が不可欠。実際に授業でも個人のプレーだけでなく、捕われた味方を助けてトライを目指すといった内容も盛り込まれている。そして授業の終わりにはみんなでハイタッチ。これも「ノーサイド(試合が終われば敵味方はない)精神の体現ですよね」という。高梨さんは「これらのポリシー、考え方はラグビーが始まりかもしれないけれどもラグビーだけのものではない。社会の中で生きていく中でとても大事なことだし、他のスポーツに進んだとしても心に留めておいてほしい」と真剣な眼差しで語る。
 ただのスポーツではなく、肉体と精神を育てる礎石としてラグビーを広めたい。そんな思いがスクールの根底には流れている。

0321 3面 フレッシュビジネス 起業して間もない事業者の事業計画や起業を目指す人の開発段階にある技術、商品、サービス等についての事業計画を平塚市が評価し、奨励金や経営支援等でサポートする「Hiratsukaフレッシュビジネス」認定事業。昨年12月から今年1月にかけて募集をかけていた平塚市は今月13日、応募のあった8件の事業計画の中から優秀な2件を評価するとして初の認定を行った。
 今回認定された事業計画は、温度を低温に保てる形状の鉢を開発した湘南テラコッタ工房・近藤正志さんの「高山植物用植木鉢の販売」と、歩行者や運転者の体験できるシミュレータを開発した株式会社ラッキーソフト(三田村勉代表取締役)の「安全防災シミュレータ」。認定を受けた両者には奨励金30万円が交付された。同事業に認定されると奨励金のほか、市の中小企業融資制度「チャレンジアップ資金」の審査免除、専門家による経営支援を受けられるといったメリットがある。
【写真】初の認定を受けた近藤さん(左)と三田村代表(右)

0321 3面 太洋中植樹 平塚市立太洋中学校(鈴木 豊校長)では17日、同校で初の試みとなる植樹式「いのちを守る森づくり」(共催:社会福祉法人進和学園)が開催された。同イベントは、横浜国立大学の宮脇 昭名誉教授が提唱する潜在自然植生理論に基づき、土地本来の木であるドングリや木の実から育てた苗木を植樹して本物の森をつくるという同学園のプロジェクト「いのちの森づくり」の一環。
植樹が行われたのは、同校校庭の南西にある土が盛り上がった「夕陽ケ丘」との愛称で呼ばれている場所。同学園で育てられた25種500本の苗木が学園スタッフ指導のもと、鈴木校長をはじめ同校の生徒約30人により丁寧に植えられた。鈴木校長は「(横浜国大の)学生時代、宮脇先生に習ったこともあり、今回の植樹式が実現できて感無量。第1回と冠したが、第2回、第3回と続けていきたい」と話していた。

0321 2面 体育館開放 市民が気軽にスポーツを楽しめる機会を充実させるとして、平塚市では4月から毎月市立金目中学校と市立みずほ小学校の体育館を個人向けに無料で開放する。
同事業は東海大学地域スポーツクラブとの協働事業であり、同大学体育学部の学生が参加し、初心者への助言やけがの応急処置、用具の管理等が行われる。個人開放のため友人同士、ファミリーでも自由に利用できるが、学生や市のスポーツ推進委員も参加し「囲碁ボール」などのニュースポーツの用具も用意されているので、1人で参加しても楽しむことができる。学生代表の佐々木あすかさん(1年)は「ちょっと体を動かしたいとか、その位の気持ちで来てもらえればありがたいです」と話していた。
開放は、金目中が第2・第4月曜日の19時~21時、みずほ小が第3土曜日の13時~16時(事前予約不要・要身分証)。市内在住、在勤、在学の人が対象。詳細は市のHPまたは市教委スポーツ課☎31-3060へ。

0321 2面 久保田るる 全国の障がいのある人たちから寄せられた詩に、著名人やアーティストが作品を添える展覧会「NHKハート展」(主催=NHK、全国社会福祉協議会など)に平塚市立崇善小学校(飯田しづ子校長)の特別支援学級に通う6年生の久保田瑠々さんが3年連続で入選した。選考される詩は毎年50編で、第19回となる今年の応募総数は4085編だった。
 4年生の頃に初挑戦して以来、毎年入選という快挙で自分の小学校卒業に花を添えた久保田さん。今年は『空』という詩が選ばれた(作画は俳優・山口翔悟さん)。何気ない日常の朝、通学のため車に乗せてもらうときに母親に抱きかかえられ、仰ぎ見た空に浮かんでいた飛行機雲を詠んだという。
 そんな日常で感じたことを表現した詩は3年間で48編に上る。「いつかは詩集にしたい」という久保田さんの思いもあり、この度卒業するにあたり秋山晴美教諭から手作りの詩集がサプライズでプレゼントされた。卒業式に間に合わせるため休日返上で150部製本されたという。詩集のタイトルは初入選した詩の『虫さされ』。題字は久保田さん直筆のもので、挿絵は同学級に通う2人の友達が描いてくれたもの。思いがけない卒業記念に久保田さんは「日常の会話や出来事を詩にしているので、その時々のことを思い出せて嬉しい」と話していた。
 4月からは県立平塚養護学校に通う中学生。小学校生活では詩を作り、大きなコンクールにも入選した。「みんなに自分のことを知ってもらえた。違う学年の子にも声を掛けてもらえるようになった。『るるちゃんすごいね』と言われるのが嬉しい」と久保田さん。中学生になっても詩は作り続けるという。振り返れば自分の力で切り開いてきた道。これからも力強く、進み続ける。
(詩)

車にのろうとして
お母さんにだっこしてもらったら
顔が上むいて
空が見えた
雲が
しましましましまって
海の波みたいになってた
ザブーン
ザブーン

【写真】
久保田さん(右)と手作りの詩集を持つ秋山教諭

0321 2面 長崎屋 平成20年9月の閉店以来空きビルとなり、昨年より解体が進められてきた旧長崎屋平塚店(平塚市紅谷町)の跡地に、パチンコ店の建設を計画しているとして13日、地主や事業者、設計事務所などによる説明会が行われた。同説明会は「平塚市まちづくり条例」に基づく「開発基本計画に関する説明会」で、周辺20m以内の住民を対象としたもの。当日は地主や商店の経営者、テナント入居者など約30人が参加した。
 跡地に計画されているのは地上2階・地下1階のパチンコ店とのことで、店舗としてはNEXUS株式会社(本社・群馬県高崎市)が運営する「D’STATION」を予定しているという。今回の建設計画に至る前の段階では、スポーツジムや健康ランド、免震マンションといった候補も挙がったというが、採算を考慮した結果、パチンコ店に決まったとの説明があった。
 説明会では、参加した近隣の商店主らからは「長崎屋として地域で長く親しまれ、思い入れのある場所なので商店であってほしかった」という意見や「商店街の真ん中にある場所なので、例えば一角でもコンビニやドラッグストア、喫茶店にするとか、何かしら商店街と繋がりのあるような環境をつくってほしい、というのが我々商店街の願い」といった要望も挙がっていた。
 なお今後の流れとしては、平塚市との事前協議などを経て開発事業申請書等を市へ提出し、開発基準適合承認書・開発事業計画補正通知書が交付された後、開発許可・建築確認等の法定手続きへと進む。そのため、現段階では着工や完成、開店の時期は見えず、「未定」としている。
【写真】市内で行われた説明会の様子(3/13)

0321 1面 骨董市_1
 古今東西の食器や日用品、玩具や衣類などのアンティークが集まる骨董市が平塚で初めて大々的に開催される。新イベント「湘南ひらつか駅前骨董市」を仕掛けるのは平塚のメインストリートである紅谷パールロード商店街。衰退傾向にある商店街を再び「人を呼べる場所」にすべく様々な挑戦を続ける同商店街。その現状と未来への展望を骨董市の実行委員長である牧野國雄さんに聞いた。
 近隣では大和市の「やまとプロムナード古民具骨董市」や東京都平和島の「平和島 全国古民具骨董まつり」が有名な骨董市。全国各地で毎週のように市が立ち、様々なジャンルの愛好家たちが集まる。昨年6月、外部から人を呼ぶ仕組みづくりを考えていた同商店街では近隣の骨董市を視察。駅から徒歩1分、バリアフリーの商店街という利を活かした市の開催を決定した。各地の骨董市をプロデュースする(株)骨董市に協力を求め、80店舗以上を受け入れる体制を整えた。最大の特徴は単発の催しではなく毎月第4土曜日の定期開催という点。22日がその第1回目となる。
パールロードの今昔
 自身も同商店街でメガネ店を経営する牧野さん。創業当時は小売店が多く「市の人口の何倍もの消費人口が平塚を訪れていた」と振り返る。だがそれも今となっては昔の話。来訪者の多くは地域の住人で、外から訪れる人は多くない。さらに駅前のメインストリートゆえに多くの店舗はチェーン店。「そういった店の店主は結局のところ会社員だからね。店舗の売り上げは気にしても商店街の盛り上がりにはあまり興味は持たないね」と現状を憂う。昭和46年の創業以来、1番近くで商店街を見てきた。「昔から営業していた馴染みの店が1つ、また1つと閉じていく。今も残るのは片手で数えられるくらい。そりゃ寂しいよ」と話す。
人が集まる商店街に
 骨董市という仕掛けで人を呼ぶ先には当然、商店街の店舗で買い物をしてもらうという狙いがある。こういったイベントですぐに影響があるのは飲食店だという。「人=消費者だからね。人がいるところに消費がある」と牧野さん。市を開くだけで商店街が直接潤うわけではないが、まずは骨董市を来訪の、ひいては消費のきっかけにしたい。そのために様々な策を練っており「『開運なんでも鑑定団』(テレビ東京系列)って長寿番組があるでしょ。出張鑑定に来てもらう計画がある。骨董市をベースに色々な方向から仕掛けていきたい」と展望を語る。
 大型商業施設の台頭など、時代と共に移り変わる商店街の意義。今回の挑戦は、時代にマッチした新しい価値を生み出すか。
第1回 湘南ひらつか駅前骨董市
日時:3/22(土)8時〜16時(小雨決行)
会場:紅谷パールロード商店街
問い合わせ:☎03-5983-5101

【写真上】
平日の紅谷パールロード商店街
【写真下】
実行委員長の牧野さん
0321 1面 骨董市_2

0321 3面ニュース金剛頂寺祈願祭平塚市岡崎の金剛頂寺(岡崎3152、松岡晋嗣 住職)では開山記念日である11日、護摩祈願祭が行われた。当日は年に一度しか披露されない炎纏不動尊を前に火が焚かれ、一般の参拝者もそれぞれ願いを書いた護摩木を焼き、祈願した。

0321 3面 ビルメンテ 平塚市ビルメンテナンス業協同組合(平之内健二理事長)と湘南地域県政総合センター(佐藤 清所長)は13日、「災害時における応急復旧の協力に関する協定」を締結した。同協定は地震等災害時に県民等の受入施設として使用した県有施設の清掃等応急復旧について、県の要請に基づき同組合が協力するというもの。なお同組合は同様の協定を一昨年3月、平塚市とも結んでいる。

0314 うちのコ 日奈子ちゃん
よく寝て、元気で、手のかからない良い子です。
得意技はキックで、小児科の先生もびっくり。
ひなママさん

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『舟を編む』 (2013/日本)
監督:石井裕也 脚本::渡辺謙作
出演:松田龍平/宮崎あおい/オダギリジョー/八千草薫/加藤剛 他
松竹より、通常版・豪華版DVDおよびBlu-ray発売中。
『キャプテン・ハーロック』が日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞したおかげで、受賞式を観覧させていただいた。最優秀賞は『風立ちぬ』に持っていかれたが、数多あるアニメ作品の中で優秀作品に選ばれただけでも喜ばしいことだ。実写作品の方では、『舟を編む』が、作品賞、監督賞、主演男優賞はじめ、多くの最優秀賞の栄冠に輝いた。度を越した生真面目さ故に、辞書編集部に配属された馬締は、約24万語にもおよぶ言葉と向き合い、いつ終わるとも知れぬ辞書【舟】を編纂【編む】する人々と出会う。言葉が幾通りもの意味を持つように、人の心も一筋縄ではいかない。馬締は言葉と向き合い、人と向き合い、そして一人の女性との不器用な恋を育んでいく。授賞式のTV放送では、役者陣に割かれる時間が長いためカットされがちだが、実は多くの技術スタッフもその栄誉を讃えられている。晴れの舞台で朴訥に受賞の言葉を述べる彼らこそ、映画という【舟】をひた向きに【編む】人々だ。 0314 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

0314源平 頼朝から追討されることになった行家(頼朝や義経の叔父)は画策した。こうなったら、義経と手を組んで頼朝に対抗するしかない――。ちなみにこのころ義経は検非違使に加えて伊予守にも任じられていた。頼朝が4月頃に朝廷に対して義経を推挙していたのが、8月になって皮肉にもこうした結果となったのだった。頼朝にしてみれば義経と不和だからといって、今更朝廷に取り下げてもらうわけにもいかずにそのままとなっていた。
 10月になって、京都に行っていた梶原景季が鎌倉に帰ってきた。彼は頼朝の使者として京都で南御堂供養のための準備を進め、また、平家でまだ配流先に赴いていない人々のことをも差配してきたのだった(義経の舅である平時忠は配流先の能登に下向した)。そしてさらに義経の動静をうかがってきていた景季は、頼朝に報告する。
「最初に伊予守(義経)のもとへ参上したときには、病気だということで会えませんでした。数日後にお会いできたときには本当にやつれた様子で、灸をすえた痕もありました。行家を追討するようにとのご命令をお伝えしたところ、次のようにお答えになりました」。義経曰く、「行家は自分の叔父であり、武芸にも優れている。家人達を遣わしてもそう容易には事が運ばないだろうから、私の病が癒えたら対策を練りたいと思う」。景季の話を聞いた頼朝は「義経は行家に同心しているから病気のふりをしたのだ」と考える。景季の父の景時は言う。「初日ではなく数日後に対面したのですから、その間に食事も睡眠もとらなければ当然やつれます。灸はすぐにでもすえることができますし、そうやって病気であるようにみせかけたのでしょう。義経は行家と手を組んでいるに違いありません」。おそらく義経は仮病を使ってうまく言い逃れようとしたのだろう。そう結論づけられた。
 頼朝は義経を誅殺することにした。ただ、義経に対する同情のためか、あるいは怖れのためか、討手を希望する者がなかなかいない。その時、土佐房昌俊が名のり出た。昌俊は、後に残される老母や赤子の今後のことを頼朝に頼み置く。義経暗殺の使命を帯びた昌俊は、83騎の軍勢を引き連れて鎌倉を発ち、京へと向かう。
【写真】
土佐坊昌俊の屋敷があった地に建つ『土佐坊昌俊邸址』の碑(鎌倉市雪ノ下)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0314 2面 新入学児童寄附 平塚市内外の企業や団体は6日、市内の小学校28校に今春入学するすべての新1年生2,210人(予定)に交通安全啓発品等を寄贈した。(一社)神奈川県トラック協会県央サービスセンター、平塚市交通安全協会、平塚市交通安全母の会連絡協議会、(株)湘南リビング新聞社、(株)みずほフィナンシャルグループ・株式会社損害保険ジャパン・明治安田生命保険相互会社・第一生命保険(株)、平塚市交通安全対策協議会の6団体から「ランドセルカバー」「黄色いワッペン」「黄色交通安全帽」などが贈られた。

0314 2面 環境事業センター訓練 平塚消防署では「春季全国火災予防週間」中の5日、平塚市環境事業センター(平塚市大神3230)で火災を想定した消防訓練を行った。
 訓練はセンター焼却工場内部から出火し、要救助者が建物内に取り残されているという想定。事業所職員の119番通報、消防本部の設置、はしご車2台による救助活動、及び放水が実施された。航空特別応援として横浜市消防局の消防防災ヘリコプターが訓練に参加する予定だったが、悪天候により参加は見送られた。

0314 2面 東海大CM 東海大学文学部広報メディア学科の学生が、平塚市の魅力を発信する30秒のCMを制作した。この取り組みは、昨年5月より放送されている平塚市の映像広報番組「ひらつかビジョン」の制作の一環で、第6回となる今回は平塚市のシティプロモーションがテーマに、子育て世代をターゲットとした平塚の魅力を凝縮したCMを制作した。
制作リーダーの同学科2年・三浦智美さんは「平塚市の人口は増えず、高齢化が進む一方だという話を聞き、若い世代を取り込めば平塚市が元気なまちになるのではないかとターゲットを子育て世代に設定しました」と言い、「自分が想像していたよりもはるかに自然が多かったという印象。とても穏やかな気候で全体の雰囲気もやさしい。しかし、どこか賑わいもあって、素敵な街だと実感しました」と話していた。
なお制作されたCMはインターネット上(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kouhou/tv.htm)で見ることができる。

0314 2面 図書館防犯 例年、危機管理訓練として火災避難訓練等を実施している平塚市中央図書館では5日、防犯・危機管理体制の強化を目的に、平塚警察署と連携し初めての防犯対策訓練を合わせて行った。
 訓練には中央図書館の職員や関係者、約40人と、平塚警察署生活安全課などから4人の警察官が参加した。職員の8割以上を女性が占める同館では、有事の際に女性職員自身が直接対応をしなければならない状況が多分に想定される。その対応方法を護身術訓練と講話から学んだ。訓練では「さすまた」を使用した護身術が紹介され、実技を交えながら「相手の脇の下や、袈裟を狙う」「1対1から速やかに数的有利をつくるようにする」などの説明がなされた。
 「早期の声かけの実施」や「情報伝達を素早く」などが話された講話では、職員らはメモを取りながら真剣に話を聞いていた。

0314 2面 プラネタリウム_1 2011年3月11日、午後2時46分、東北を襲った未曾有の大災害「東日本大震災」。その夜、大停電の仙台上空には満天の星が輝いたという。極限状態の中、そんな星空を仰いだ人々の想いを仙台市天文台がまとめた特別番組が「星空とともに」だ。震災から3年、平塚市博物館では東日本大震災の記憶を風化させず、市民の防災に役立てることを目的に同番組を9日、11日の2日間にわたり投影した。
 同番組は震災から1年後に仙台市天文台によって制作された。当時、自分たちに何ができるかを考えていた同天文台では、震災当日に星空を見上げ様々な想いを抱いた人が大勢いることを知ったという。天文台のスタッフすら「夜空を見て驚いた」と言わしめる程の震災当日の星空。「あの日の星空を再現するということは、震災を思い出すことではあるけれども、震災は決して忘れてはならない」と、天文台ならではの切り口で番組は制作された。
 震災の夜に人々が体験した記憶は地元紙である河北新報などに手記、川柳といった形で寄せられていた。そういった星空の記憶を集め、約3カ月をかけて番組はつくられた。星空を見上げた人々が感じた希望や悲しみを切り取った同番組は平成25年6月、日本プラネタリウム協議会全国大会で発表されると、大きな反響をもって迎えられた。全国から投影希望が集まり、今年の3月11日を中心に全国10カ所のプラネタリウム施設で投影された。
 同館学芸員の鳫 宏道さんも作品を大会で見て感銘を受け、「なんとか平塚で投影したい」と調整を続け今回の投影を実現した。当日は定員を大幅に超える人が集まり、3年前の夜空を追体験した。満天の星に希望を見いだした人、星の輝きに奪われた命を重ね、むしろ目を背けた人、様々な人間模様が交錯する夜空の記憶。鳫さんは「我々もいずれ同じ星空を体験することが考えられる。記憶を伝え、風化させない方法を考えていきたい」と話していた。
0314 2面 プラネタリウム_2

0314 1面写真1
 日産車体株式会社(渡辺義章代表取締役社長)は、同社湘南工場第2地区(平塚市堤町)に建設していた新本館が完成したとして10日、竣工式を行った。2007年、本社機能を置いていた第1地区(同市天沼)の閉鎖を決定して以来、日産車体九州株式会社の新工場稼動や第1地区の売却決定、第4地区(同市長瀞)の売却など、動向が注目されていた同社だったが、このたび湘南地区の再編が完了したと発表。今後も、本社機能は「発祥の地・平塚」に置かれ、車両の生産も、集約された「新生」湘南工場で継続されるという。
 創業は1937年、日本航空工業株式会社として平塚の地に誕生。戦時中は陸軍の航空機を生産していたが、終戦後1946年に日国工業株式会社と改称し、鉄道車両と自動車車体製作へと転換。1947年には国内初の超大型トレーラーバスも完成させた。1951年からは日産自動車株式会社と提携し、1971年に現社名へと改称。スポーツカー「フェアレディZ」などをはじめ、これまでに多くの人を魅了し、夢を乗せた数々の車両がこの平塚で、生産されてきた。
時代は変わり「日産車体跡地」に
 2000年時点では年間30万台を超える生産台数を誇っていたが、徐々に減少し、第1地区の閉鎖を決定した2007年の生産台数は25万台ほどだったという。その後2010年に九州の工場が稼動してから湘南地区の再編が行われ、同地区で勤務していた従業員およそ1500人の半数以上となる約900人が九州へ異動した。第1地区の跡地14.3万㎡については、譲渡対象地として2012年より平塚市と土地活用の協議を始め、翌年には都市計画提案書を市へ提出。現在は市で審査中であり、今後、都市計画決定手続きへ進む予定だ。
 地域では「日産車体跡地の開発問題」としてしばしばまちづくりの話題で挙げられるほど、平塚の将来を形づくる上では欠かせない重要な要素となったが、同時に、同社の動向も関心を集めていた。
この先も、平塚で
 日産車体が湘南工場第1地区を閉鎖――。生産車種も、従業員も多くが九州へと移った。この先、日産車体はどこへ向かうのか。「平塚を捨てるのか」と言われたこともあったという。渡辺社長は「今後も平塚でやっていくのか、ということは色々な所で聞かれました。従業員も不安だったと思いますが、本社は平塚に残そう、という想いはありました」と話す。
 「もちろん今後も発祥の地、平塚で事業を続けてまいります。地元に貢献していくのが我々の役割だと思っています。そういった想いも込め、第2地区に建て直したのが本社ビルです。そしてこの先も、生活の基盤をここに置き、日産車体はしっかりとここで事業を展開します、という意志の表明でもあります」と力強く語った。
 なお同社の新本館は、同日、榎木町中堂自治会と市の3者による「津波避難ビルとしての使用に関する協定」が締結され、緊急時に地域住民が一時的に避難できる「津波避難ビル」として指定された。

【写真左から】
渡辺社長(中央)らによるテープカット/工場でライン製造される車両

0307 オーレ  J2リーグ2014シーズン開幕戦が2日、各地で開催され、湘南ベルマーレはホーム平塚でモンテディオ山形と対戦した。  今季31選手のうち1/3となる10人が新加入選手という湘南は、今節のスターティングメンバーにも、1/3となる4人の新加入選手が名を連ねた。新生湘南はどれほどのものか。ひとつひとつのプレーが見逃せない。試合が動いたのは前半20分のセットプレー。梶川からゴール前へと運ばれたボールをウェリントンがヘディングでズドン。その後、前半ロスタイムに梶川が2度目の警告で退場、後半10分には相手MFも退場し、10人対10人のサッカーとなったが、最後まで攻め、守り切り、湘南は1-0で開幕戦を制した。  昨年8月ぶりのリーグ戦ホーム白星で久々に会場が沸いた。幸先良いベルマーレの新章が始まる。1ページ1ページが見逃せない。

【写真】
終了のホイッスルと同時に大きくガッツポーズを取る曺監督
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

DSC_1556 粕谷一則さん
学校法人 鹿島学園高等学校〔通信制〕
平塚キャンパス キャンパス長

「変えられないのは過去と他人、変えられるのは未来と自分!」人生を野球に例えると、今生徒達は1回裏の人生を攻めている所です。目の前にはまだまだ8回もの攻守の人生が待っています。生徒達自らが未来を拓く為に大切な高校生活を、ご父兄の皆様と共に、日々サポートしています。あ、私のプライベートをサポートしてくれる方、募集中です!

0307ペット チャッピー(メス、2歳、チワワ)
ユルすぎるキャラのチャッピーです。
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0307 2面 大原完校_1
 平成21年より県立平塚中等教育学校を併設し、中高一貫制への改変を進めていた県立大原高等学校(鈴木 靖校長)は1日、第28期となる最後の卒業生を送り出し、同日に完校(閉校)記念式典を挙行した。
 同校は昭和59年に「県立高校百校新設計画」の一環で設立。「健康」「好学」「創造」「自律」を校訓に掲げ、地域、社会、世界に目を向けた幅広い教育活動を実践してきた。部活動も盛んで、ウエイトリフティング部や弓道部が全国大会や国民体育大会に出場するなどの実績を残している。今までに10,321人が同校を卒業し、俳優の尾崎英二郎さん(1期)や、音楽プロデューサーで元センチメンタル・バスのメンバーの鈴木秋則さん(7期)らを輩出してきた。
 式典には最後の卒業生をはじめ、同校の同窓生や歴代校長、教職員、PTA等900人近くが参加。鈴木校長は「平塚中等の生徒が新たな歴史をつくってくれる。ありがとう大原」とあいさつ、列席者は大原高校と平塚中等校の吹奏楽部生徒による演奏で最後の校歌を歌い上げた。
 完校記念に同窓生からは、日本画家で湘南ひらつか織り姫としても活躍する後藤真由美さん(15期)作の日本画『生命を刻む』と、同校の中庭を大原高1期生がデザインしたことを記す「大原の記憶」プレートが贈られた。絵画は正面玄関脇の「大原美術回廊」に、プレートは中庭に設置され、大原高校の歴史を平塚中等校に伝えていく。
【写真下】30年間、生徒を見守ってきた校旗が降ろされる/日本画『生命を刻む』・中庭に設置されたプレート

0307 2面 防災キャンペーン 平塚市消防本部では7日まで全国で展開される平成26年春季全国火災予防運動の一環として2日、湘南ひらつか織り姫の長濱真衣子さんを一日消防署長として迎えた防火キャンペーンを行った。
キャンペーンでは湘南ステーションビル平塚ラスカ総務部の勝又照雄調査役の案内のもと、長濱さんと消防署員がラスカ館内を巡回し、消防設備のチェックを行う消防特別査察を実施。あわせて、買い物客らにパンフレットを配布し、平成23年からすべての住宅について設置が義務づけられている住宅用火災警報機の設置と適正な維持管理、火災予防や防火意識の向上を呼びかけた。
その後、平塚市少年消防クラブ員とともに平塚駅北口改札付近とOSC湘南シティでも同様の火災予防のPRが行われた。

0307 2面 落書き落とし 宮内建設株式会社(横浜市、宮内康治代表)が現在実施している太平洋岸自転車道の壁面、約90mに渡る落書きを落とす工事に4日、町立大磯中学校(山口利行校長、生徒数446人)の3年生 28人が参加した。
この工事は同社が現在西湘バイパスで実施している「H25管内防護柵改良工事」の一環で行われるもの。工事現場の実情を知ってもらう機会にと同社から大磯中に見学会を提案したところ、学校側としても落書きの現状を憂えていたことから工事を見学・体験する機会が設けられることになった。壁面清掃後の塗装にはセラマックス工法という無機質コーティング材を用いた塗装が施される。これによりスプレーや油性マジックをはじき、落書きできない壁面がつくられることになり、生徒らは同社が用意したパネルでその効果を体感した。塗装の効果は5年以上続くという。
工事はこのあと1週間から10日程かけて完成となる。

0307 2面サンタ2東日本大震災の記憶を風化させないため、イベント等を通じて全国各地の人々との交流促進を図る「サンタ・プロジェクト」では9日(日)、町立大磯小学校でのチャリティーコンサートを開催する。
同プロジェクトは子どもたちの幸せのためにプレゼントを贈り続けるサンタクロースのようにお互いがお互いのサンタとなることを目指すことから名付けられた。サンタの季節ではないが、大磯では今まで震災復興のイベントがなく、子どもたちに震災の記憶を残してほしいという想いからコンサートの開催を決めた。
当日はサンタ発祥の地、フィンランドからピアノとギターの女性デュオ「サイラ&エリナ」が来日。大磯小学校合唱団や大磯マリンエンジェルスが共演する。
◇日 時:3月9日(日)14時〜
◇会 場:大磯小学校体育館
◇その他:入場無料(震災復興支援募金への
協力を呼びかけ)、駐車場なし
◇問い合わせ:学校教育課☎61-4100(代表)

0307 1面写真1
 東日本大震災から3年。震災直後、各地では物的支援、人的支援など様々な支援活動が活発に行われ、また、報道された。当時と比較すれば、今でこそ「復興支援」という言葉に触れる機会は少なくなったが、一貫して活動を継続している人、団体は今もいる。東海大学文学部広報メディア学科もそのひとつだ。「自分たちにできることは何か」を考え、被災地と地元ケーブルテレビ局で番組制作活動を続けている。
 震災から2カ月後、同学科の学生が物的支援のため訪れた大船渡市で見た光景は「想像を絶していたもの」だった。何か、自分たちにできることはないだろうか――。普段、学んでいる映像制作技術を活かしたもの、大船渡の人々に喜んでもらえるもの。それが、現地の子どもたちのための番組づくりだった。
 あくまでも学生はサポートするのみで、子どもたちを主体とした番組の制作。父母へのインタビューや思い出の地図づくりなど、子どもたちが撮りたいもの、伝えたいものを子どもたち自身で企画し、取材、撮影、出演して番組をつくり、地域の人へ向けた上映会も行った。大人の笑顔を生み、子どもたちにとっても夏休みの思い出となる同企画は好評を得て、今も続けられている。
現地で、そして地元平塚へ
同企画を通じて学生らが感じ取った被災地の子どもたちの「心の声」。他の地域の人々にも伝えたい、との想いで、地元平塚を放送エリアとする湘南ケーブルテレビ局へ相談した。元々同局とは、同学科のスタジオで収録する番組が放送されているという縁はあったものの、学生らの希望日は2012年3月11日。放送局にとっては重要視される「震災が発生した14時46分をまたぐ2時間生放送の枠」
 局にプレゼンを行った結果、学生らの想いは通じた。そして五嶋正治准教授の指導のもと、企画、制作、収録など全て学生による番組制作が始まった。キャンパススタジオからの生放送で、内容は被災地の現状、平塚市民の防災対策やボランティア活動の紹介、東海大の教員による解説など。またインターネットで中継を行い、現地レポートのほか、こどもテレビ局に携わった子どもたちのメッセージも伝えた。14時46分には黙祷を行い、2時間の生放送を終えた学生らの目は、様々な感情からこみ上げてくる涙で溢れた。
学生視点で伝え続ける
 今年で3年目の生放送。今回も学生から見た、ありのままの被災地の今を伝える。今年、総合プロデューサーを担当している2年生の小山綾子さんは「毎年同じものを取り上げる訳にはいかないので様々なものを取材するのですが、今も続いているボランティア活動は少ない、というのが率直な感想です。取り上げるものが少なくなってきている、という点で今年は難しかった」と言う。だからこそ「私たちも、いつまで続ければ良いのかわからない」と悩む。
 それでも、メディアを学ぶ学生として、伝える。マスメディアでは取り上げられない被災地の風景を。相手が学生だからこそ見せてくれる、人々の表情を。
 東海大生による番組「未来へ~つないでいくこと~」は、湘南ケーブルテレビ局(SCN)湘南チャンネル(CATV002ch)で、3/11(火)13時~15時に放送。再放送は3/16(日)9時~11時。

【写真上】
真剣な表情で通しリハーサルに取り組む学生ら
【写真下】
現地での撮影、映像編集など全て学生が行っている
0307 1面写真2

『危(ヤバ)いことなら銭になる』 (1962/日本)
監督:中平康 脚本::池田一朗/山崎忠昭
出演:宍戸錠/長門裕之/草なぎ幸二郎/浅丘ルリ子 他
TSUTAYAはじめ、全国DVDレンタル店にて「昭和キネマ横丁」 のラインナップの一本としてレンタル中。
初めて観たのは20数年前、TVの深夜放送枠だったと思う。紙幣印刷用のスカシ入りの和紙10億8000万相当が、何者かに強奪された。強奪グループは偽札を造るために動くとみた、宍戸錠演じる“ガラスのジョー”と裏稼業の男たちは、偽札づくりの名人の身柄を確保する。事件に巻き込まれる形で仲間に加わった浅丘ルリ子演じるとも子を相棒に、 ジョーと悪党仲間たちは、強奪グループとの命を張った勝負に出る。原作はミステリマガジンの元編集長として海外ミステリを紹介し、 捕物帳からスパイ小説まで幅広いジャンルを手掛けた都筑道夫。監督はモダニストと呼ばれた中平康。脚本の池田一朗は後の時代小説家・隆慶一郎、山崎忠昭は後に「ルパン三世」1stシリーズを手掛ける。スピーディーな会話と畳みかけるようなテンポ。血なまぐさい命のやりとりの中でも、減らず口とやせ我慢を忘れない悪党たちの姿が粋でカッコよく、深夜に思わぬ拾い物をした。小栗旬くんの『ルパン三世』を観る前に是非! 0228 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。
0228 うちのこ 瑠奈ちゃん

初ゆき遊びに
大はしゃぎ(*^^*)
よかったね☆

クルクマ さん

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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。
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0228 2面 大磯力士 大磯町立大磯中学校(山口利行校長、生徒数446人)3年の谷松将人君が大相撲の高田川部屋(高田川親方、元関脇安芸乃島)に入門した。中学卒業前の入門となるため、18日には3年生を対象にホームルームの中で壮行会が行われ、同級生らが激励するとともに本人が決意を語った。
 谷松君は身長193cm、体重140kgという超中学生級の体格の持ち主。小学生の頃から野球で活躍していたが、ドラマ『千代の富士物語』を見たことで昭和の大横綱に憧れを抱き、角界入りを決めた。複数の部屋の中から「一番稽古が厳しいといわれる場所で」と高田川部屋を選んだ。両親も「高校で無為に3年間過ごすなら(入門して)鍛えてこい」と送り出したという。
 同校にはブレイクダンスで世界一の桑原海夕さんや陸上で全国大会に出場した松村翔太郎君などタレントが揃う。谷松君は同級生の活躍に触れ、彼らのような「ヒーローになりたい」と夢を語った。当面の目標は十両昇進。それまでは「大磯に帰ってくるつもりはない」ときっぱり。故郷に錦を飾るべく、若き挑戦が始まった。

0228 2面 湘南海岸公園 平塚市では19日から、昨年12月に策定された「湘南海岸公園再整備計画」の閲覧を主な公共施設(各公民館、各図書館、市民活動センターなど)や、市のホームページで開始した。この計画は平成23年6月に策定した「湘南海岸公園再整備方針」をもとにパブリックコメントを経て具体的な施設整備などを取りまとめたものだ。
 ここでいわれる湘南海岸公園は高浜台に位置する「湘南海岸公園」部分だけを指すのではなく、千石河岸から撫子原に至る区域の海岸線、国道134号沿いを指す都市計画としての「都市計画公園湘南海岸公園」のこと。このエリアを「虹ケ浜ゾーン」「袖ヶ浜ゾーン」「龍城ケ丘ゾーン」「湘南海岸公園ゾーン」「高浜台ゾーン」の5つに分け、再整備の方向性を示している。先立って実施されたパブリックコメントでは、昨年をもって閉鎖された龍城ケ丘プールの跡地利用に注目が集まっており、スケートボード場設営などの要望があがる一方、プールとしての存続を望む声もあがった。
 同計画ではプールの廃止を決定しており、プールの躯体を利用した通年利用できる多目的広場としての利用を目指している。

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 J2リーグ2014シーズンがいよいよ3月2日、開幕する。本紙今週号では開幕直前号として、湘南ベルマーレの元選手であり現在はフロントで活躍中の2氏、営業本部長の坂本紘司さん(35)とテクニカルディレクターの田村雄三さん(31)に対して行ったインタビューを掲載。選手とフロント。2つの立場から見た「ベルマーレ」を聞いた。(今週号4・5面のベルマーレ特集では監督と5選手の意気込みなどを紹介。サイン入りの色紙プレゼント、チケットプレゼントもあります)
――まずは現在、クラブとどう関わっているのか、教えてください。
坂本 選手を辞めて1年と少し経った昨年からフロントに入り、営業の仕事を勉強しながらサッカースクールをやらせて頂いていましたが、今年からは営業部一本ということで、営業面からクラブに貢献できるように頑張っております。
田村 選手を終えて4年目になります。今年からは強化本部のテクニカルディレクターということで、現場責任者として任されています。自分にできることを一生懸命頑張りたいと思います。最終的には選手の評価をすることになると思いますが、今は監督と選手が目の前の試合に取り組めるように、選手の体調やメンタルなどを聞いて調整したり、ゲーム中にはベンチで曺さん(曺 貴裁 監督)の横で「あの選手は何ができて何ができない」とか助言してサポートします。
――元選手、現フロントという立場から見た今年の見どころは?
坂本 営業先でも毎回のように「今年はどう?」と聞かれるのですが、今年はまだ練習も試合も観られてないんですよね……。引退して外から観た一サッカーファンとしては、昨年の湘南のサッカーは非常に面白かったと思います。その点は、営業で回っていても沢山の人に「降格はしたけど試合は面白かった。そういうサッカーを継続していって」と言われます。ですから、今年も継続してやってもらいたいと、営業サイドからはお願いしたい。スポンサー様も継続していただいたところが多いので、そういう意味では現場の力は大きかったんだなと。今年は、より難しいシーズンになると思いますが、そこに関しては雄三の存在が大きく関わってくると思います。
田村 トルコキャンプへ行って印象を受けたのは、一言で言えば「ベルマーレに入ってくる選手の質、レベルは凄く上がったな」ということですね。新加入の選手が俗に言う「即戦力」に達している。誰が、と言うわけではなく、みんなが戦力になると思いますし、全員に期待したい。そしてみなさんが言う「湘南スタイル」というものが、もちろん、過程があって積み上がってきたものなのですが、曺さんが監督になってから、よりスピーディーになってきた、形になってきたのかなと思います。ただ、僕は反さん(反町康治 前監督)時代で終わりでしたので、その点は紘司さん、どうですか?
坂本 やっぱりベテランには応えるサッカーだよね(笑)。今では島村とかね。そういう選手たちも責任感持ってやっているけど、サッカーが若く、速くと、僕たちの時代とは変わってきているので、そういう選手のケアとか「ベテランとしてこういうことを思ってプレーしてたよ」とかのアドバイスは雄三がね、やってくれると思いますし、期待している所です。
田村 紘司さん紘司さん、ベテランっていっても、俺の方が若かったじゃないですか(笑)。まあとにかくスピーディーですね。
――そんなに速いんですね。もし今、ご自分たちがピッチに立ったら?
田村 結構きついっすね。
坂本 まあ出れないし(笑)。2人とも良い時期に辞めた(笑)。
――「元選手」として、当時、辛い時苦しい時にどう乗り越えてきたのでしょうか。今の選手に対し、何かアドバイスや参考になることがあれば教えてください。
坂本 ピッチ上では、雄三が一番僕の気持ちを受け取ってくれたと思います。終盤に1点差とかで勝っている時に、ケツを叩いて「死ぬ気でやれ、この試合稼ぐぞ!」と言うと「分かりました!」ってやる気出してくれるので、それは良い思い出ですね。
田村 1つのモチベーションでした。
坂本 気合いを入れて声を出すと、一番早く応えてくれましたね。
田村 大事なのは「最後まであきらめないこと」じゃないでしょうか。思い出エピソードとしては、2009年の昇格した年、ホーム前日は紘司さんと2人で必ず外食に行ってました。「げんかつぎ」で大磯の「ジョリーパスタ」に。1回行ったら勝ったのでもう1回、と勝ちが続き「違う店に変えて負けたらどうする?」みたいな感じで(笑)。
――今、選手に伝えたいことは。
坂本 「サッカー選手」という期間は短いので今、試合に出ている子たちも辞めたら、その扱いをされないんですね。結果を残せば何かを得られるチャンスがある。それは普通のサラリーマンでは中々できないこと。よく雄三とかにも、ミーティングや円陣組んでいる時に言っていたのが「今日の試合は今日しかない。再試合はないんだからここでやろうぜ」と。
田村 やっぱりサッカーってチームスポーツだし、チームが勝つ為に切磋琢磨して助け合ってやるわけだから、そういう意味では僕たちも歴史を辿っていくと、最後まで頑張る姿勢だったり、ライン際の出るボールを追いかける姿だったり、そういうのを色んな人から学んできてそれを伝えつつ、自分で表現しつつやってきた。最終的には「信じるのは仲間」だし「自分たちのやってきたことを信じるべき」だと思います。
坂本 あとは、何よりも「楽しんでください」ということです。引退したらサッカーはできないし、悩んだり苦しんだりするのもすごい幸せなことだったんだなと思います。うまくいかない時はどん底みたいな、自分が世の中で一番不幸なんじゃないかとかって落ち込んだりするものなんですが、今思うと、自分の好きなことで悩んで、またその悩み、苦しみに向かっていけるっていうのは非常に充実してたんだなと、今すごく思う。だから「あんまり考え過ぎず、楽しめよ」と、自分の好きなことやってるんだから思い切ってやればいいと思います。
――最後に、サポーターのみなさんへ。
坂本 今年は特に、僕がこういう立場でやらせてもらうことで、例えば監督と営業が対等に話せたり、強化部の雄三とキャッチボールができたり、今まで以上に同じ方向を向けているかなと思います。それって試合を観ているだけでは伝わりにくいところですが、スタジアムイベントやサポーターへのおもてなしの気持ちだとか、そういうところも含めてまた何か変わったなと感じてもらえる1年にしていきたいと強く思っています。選手はどんどん深化しているけど、フロントも進化していると。現場もフロントもお互いがお互いを刺激し合っていけるようになれば非常に良いクラブになる。その一端を担えればと思っています。
田村 確実にベルマーレのサッカーは深化しています。皆さんが作った「湘南スタイル」という言葉が一人歩きしているかもしれませんが、それに負けじと本当に選手一人一人が活き活きと、チャレンジする姿勢、ゴールに向かう姿勢、切り替えの早さなど、言葉を体現するように一生懸命日々頑張っています。毎試合、勝つ為に選手は一生懸命戦ってくれると思いますので、その点は本当に期待していただきたいと思います。
湘南ベルマーレの開幕戦は3/2(日)16時キックオフ。ShonanBMWスタジアム平塚でモンテディオ山形と対戦する。
なおこのインタビューの模様の一部は、湘南ケーブルテレビ局(SCN)の湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館」で、3/3(月)まで放送中(12時~12時30分、19時~19時30分他)。

0221 私は今 安藤 晋さん
株式会社湘南ネットワーク 代表取締役

平塚で生まれ、平塚に育てられ今年で30歳になります。「仲間に働く場を提供したい!」と2年前に起業し、一緒に頑張ってくれる従業員や同世代の仲間達、そして地域の皆様の支えがあってここまで歩んでくることが出来ました。会社としても個人としてもまだまだ未熟ですが、しっかりと恩返しをしていきたいと思います。三十路街道止まらずに行こう!!

 

0221 ペット ラヴちゃん(7ヶ月・ミニチアダックス)

お昼寝大好き!
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0221 源平 宇都宮朝綱(ともつな)は頼朝に願い出ていた。平貞能の身柄を預かることの許しを、である。平貞能は、平家にとって忠実なる家人だった。平家が都落ちをするとなったときには、源氏に荒らされぬよう重盛(清盛の長男)の遺骨を墓から掘り起こして都を出たが、西海に向かう際には平家一門から離脱して行方をくらましていた。その彼が、突然宇都宮朝綱のもとに現れたのだ。出家していた貞能の希望は、山林に隠棲したいということだったが、そのためには頼朝からの許可がいる。そこで、宇都宮朝綱を頼って東国へと来たのだ。朝綱はすぐに頼朝に伺いを立てたが、許すか否かの命令は特に出されなかった。朝綱は頼朝に説いた。「私が京にいたとき、頼朝様が挙兵されたと聞いて東国に戻ろうとしたのですが、平家からの許しが出ませんでした。その時に、朝綱と畠山重能(重忠の父)、小山田有重(重能の弟)が許しを得て帰国できるようにと、うまくとりなしてくれたのが貞能なのです。貞能のおかげで我々は無事に味方に馳せ参じて、平家を討つことができました。つまり頼朝様にとっても、貞能は功績のある人物だといえるのではないでしょうか」。朝綱は続ける。「もし、貞能が反逆を企てるなどというようなことがあれば、その時は永く私の子孫を絶ってください」。頼朝は、貞能を預かる許可を朝綱に与えた。
 朝綱に関しては次のような逸話もある。ある時、頼朝が「那須野で狩りをして、二荒山神社を参拝しようと考えている」と朝綱に伝えたことがあった。朝綱は、早速その旨を妻に書き送る。そこには頼朝一行が使用する数多くの屋形の設営についての指示が詳細に記されていた。早々に準備を整えよ、との朝綱の手紙に驚いた妻は人々と相談しあいながら大工を召し集め、大がかりな設営を進めていく。宇都宮に到着した頼朝は驚き、感心した。なぜなら朝綱は自分のもとを片時も離れなかったにもかかわらず、立派な屋形の数々が既に造営されていたからだ。これが朝綱の妻の賢さによるものだと聞いた頼朝は、この妻を召して引き出物を与え、さらに素晴らしい妻を持ったという理由で朝綱にも褒美を与えた。美しく賢明な妻を持った朝綱を、皆は羨ましがったという。
【写真】
鎌倉初期から大正時代まで三十三代に亘り造営され続けた「宇都宮家累代の墓」に建つ「三代 朝綱」の墓(栃木県芳賀郡益子町)写真提供=益子町
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0221 緑と青 「愛媛県中が泣いてますよ」と前所属チームである愛媛FCの広報が言った言葉が印象的だった。今季、湘南の一員となったGKの秋元陽太が愛媛から移籍する際、その存在の大きさは“県中が泣いている”という言葉で表現されるほどだった。そしてそれは、すぐに納得のいくものであった。シュートストップや判断力、的確なコーチングなどGKに求められるタスクをハイレベルで遂行することはもちろん、責任感の強さを感じさせる人間性も魅力的だ。「完全にJ1レベルのキーパー」とキャプテンの永木亮太も信頼を寄せている。秋元自身は横浜F・マリノスで中学・高校時代を過ごし、2006年にトップチームに昇格。以降6年間在籍したが出場は5試合に留まった。苦しい時代を振り返り「でも、無駄なことはひとつもなかった」と語る。そして、そのステージに戻りたいと強く願う。「J1でプレーしたいんです。J1からのオファーを待つのではなくチームと共に上がってJ1を掴みたいと思った」と今回の移籍の決意を語る。頼もしい戦力はキャンプを経て、「意思統一のできたいいチーム」と手ごたえを語っている。文・遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】経験豊富な秋元はチームメイトの信頼も厚い
 

 

 

0221 3面フューネラル 国内でも数少ない冠婚葬祭のプロを育てる専門学校、日本ヒューマンセレモニー専門学校(平塚市八重咲町、金子善政校長)では16日、フューネラル学科による卒業制作の一般公開を実施した。
 同学科の卒業制作は、オリジナルの祭壇を表現する「世界にひとつだけのエンディングプラン」。校内学習や斎場での模擬葬儀、現場体験等、2年間の学習の集大成として、また、葬儀が多様化する中で「その人らしさ」が反映できる葬儀プランの提案力を高めることを目的に、毎年行われている。
 会場には予め選考された3つの祭壇が作られ、当日参加した保護者や高校生らの一般投票により最優秀作品賞が選ばれた。今年は、ラーメン店の店内を再現し、実際に「お別れの一杯」が食べられるという趣向を凝らした「町のラーメン店 店主とのお別れ」というテーマが最優秀作品賞に選ばれた。

0221 3面 ネーミングライツ 平塚市は12日の記者会見で、平塚総合体育館のネーミングライツパートナーが株式会社 特別警備保障(本社・平塚市四之宮、石塚 誠代表取締役社長)に決まり、今年4月より同館の愛称を「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」とすると発表した。
 契約金額は、年額301万円(消費税額及び地方消費税額を含む)で、期間は平成26年4月1日から3年間。会見の中で石塚社長は「先月1月31日に会社が45周年を迎え、節目の年に何か地域貢献ができないかと考え、応募した。企業の知名度アップに加え、住民が安心・安全な生活を送れるようにしていきたい」と話した。
 現在、市がネーミングライツを導入している施設は5施設(平塚競技場、ひらつかアリーナ、平塚球場、湘南ひらつかビーチパーク、平塚総合体育館)あり、今回の契約により、現状は「完売」という形になった。

0221 2面 金目ホタル 親水公園ホタル保存会(米村康信代表)によるホタルの幼虫の放流が今年も行われた。同会は平成13年からホタルの養殖・放流を続けており、今年で14回目になる。
 金目親水公園で毎年2月11日に行われるホタルの放流に、今年は約30人の参加者が訪れた。昨年の猛暑の影響などもあり、昨年より少なくなったというが1050匹ものホタルの幼虫が公園内の管理エリアに放流された。ホタルが幼虫から成虫まで生き残る確率は自然界では5%程。同会では公園内の環境を整え、約25%が成虫になるという。ホタルは綺麗な水でないと上手く育たず、ホタルのえさとなるカワニナは多少汚れた環境でないと上手く育たないなどバランスが難しいという。
 放流された幼虫が成虫になるのは5月の半ば頃。ホタルの見ごろとしては一足早く、美しい光の軌跡を描くようになる。

0221 2面 金旭中 学校、ボランティア団体、平塚市が連携した食育教室が市立金旭中学校(平岡喜久雄校長 生徒数667人)で実施されている。
 この事業は思春期に適切な食事の摂り方や地産地消の大切さを学ぶもので、平成19年度から同校2年生の全クラスに対して実施されている。14日に今年度の1回目となる教室が開かれ、市健康課の管理栄養士による講義と調理実習が行われた。講義では朝食の重要性や適正な体重についての話の他、平塚市食生活改善推進団体ママの会による地場産食材の紹介が行われた。
 実習ではキャベツ、長ねぎ、豚肉などの平塚産の食材を使用し、ちらしずし、ぎょうざ、スープを調理した。ぎょうざは皮から手作りしたもので、慣れない作業ながらも生徒らは楽しげに実習に取り組んだ。試食では「市販のものと違う。自分でつくると旨い!」と笑顔を見せていた。

0221 2面 高久製パン  髙久製パン(株)による湘南しらす加工品と湘南レッド(たまねぎ)を使用した新作パンの開発・販売事業が地域産業資源活用事業計画として国から認定されたことを受け13日、認定書の交付式が行われた。
 この認定は地域産業資源を活用した新商品・新サービスの開発などに与えられ、補助金などがでるもので、中小企業の事業活動の促進を図り地域経済の活性化を図ることが目的。平塚市内では今回が初の認定となる。湘南しらす加工品や湘南レッドといった地域資源を活用したライスロールパンの開発・販売によって漁業者や農業者の売り上げ向上や消費拡大も狙う。
 同社の髙久榮二社長は「政府からのお墨付きをいただいて身の引き締まる思い」と話し、今年の湘南レッドの収穫が始まる初夏から自社店舗などでテスト販売を始めたいとしている。

0221 1面写真1
 子どもから大人まで、広く愛されているご当地キャラクター。その多くは地域性を反映し、その地域をPRする重要な役割を担っている。そんなご当地キャラが今年、平塚市内のひとつの公民館から生まれた。それが松原公民館の「まつぼう」(=写真右)と「まっちゃん」(=同左)だ。一見、大変そうに思えるキャラの制作だが、なぜ、どのようにして誕生したのか。そしてその先にあるものは――。
この記事は、湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により取材を行いました。取材の模様は、現在同局で放送中の「情報カフェ!湘南館」でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
 松原という名が示す通り、古くは松が多く茂っていたという。「松並木でも、松林でもなく『松原』だったんです」と、同館のキャラの生みの親である杉山嵩(たかし)館長(76)は言う。だが歴史は移り変わり、現代ではその姿もなく、地名に名を残すのみ。このキャラ作りには、そういった想いも反映されている。
笑って楽しんで
 そもそも、キャラ作りに至ったきっかけは「地元の人に元気になってもらいたい」という純粋な発想から。杉山さんが館長に就任して以来この6年間、「地域住民と公民館がうまくいくように」との想いから、コンサートやパーティー、花見や月見など同館オリジナルのイベントを企画してきたという。任期の最後の年である今年度、「大笑いしてもらいたい」とキャラ制作を企画した。「馬鹿にされたって、それはそれで(成功であり)良いのです」と杉山さんは微笑む。
 但し、キャラの着ぐるみを作るとはいっても、一般的な制作費は数十万円という価格帯。公民館の予算は、潤沢にあるわけではない。
最小限と最大限
 そこで発揮されたのが、現役の会社員時代に大手広告代理店に勤務し、CMコミュニケーターとして培われた杉山さんが持つ「発想力」や「行動力」、そして公民館が持つ「地域との繋がり」だった。
 キャラのモデルとなる人形は、杉山さんの手作りによりすぐ作られた。これを元に、着ぐるみの素材となるフラフープや建材などをホームセンターで購入。手足には地域住民から提供された熊の着ぐるみを流用した。制作には同館の利用団体が協力し、名前も地域から募集し名付けられた。最小限の経費と、最大限の工夫で誕生した松原公民館のご当地キャラ。制作費は3万円とかからなかった。
夢は全館で
 それぞれ松の木と松ぼっくりを象徴する「まつぼう」と「まっちゃん」。すでに制作段階から、地域のイベントや施設からの出演オファーがあったという。「地区レクとかでよろよろ歩いても面白いですよね」と言う杉山さんは、「可能であれば」と夢を語る。「できれば市内25公民館で、各地区の歴史や地理的特徴、地域性を出したキャラを作ってほしい。七夕まつりで全員がパレードしても面白いと思う。全館で作ってもらえればまちに活気を持たせられるのではないでしょうか」。ご当地の、さらに細分化されたご当地のキャラ。敏腕広告マンが見る夢は、まち全体をPRする可能性を秘めている。
 なお同キャラは同館の公民館まつりで初お披露目となる。◇2/22(土)10時~14時、2/23(日)10時~15時◇同館☎21-6186。
 また当日の取材の模様は、湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館」で、2/24(月)まで放送中(12時~12時30分、19時~19時30分ほか)。

【写真左】制作は地域の人がボランティアで協力した
【写真右】手づくりの人形を前に語る杉山館長

0214 緑と青  1月31日から2週間、充実のトルコキャンプが行われた。ヨーロッパのチームとの練習試合を7試合行う中で日本では体感できない多くを感じ、寝食を共にしながらピッチ内外で選手同士が深く関わった。3月2日のJ2開幕に向け、着々と準備が進んでいる。そんな中、一人の選手の復活があった。中村祐也である。度重なる大きなケガに、苦しい時期を長く耐え抜いてきた。「その時間を言葉で表現するのは難しい。今まで本当にチームに迷惑をかけてきました。応援してくれる方にも心配ばかりかけてきた。感謝してもしきれないしプレーするだけでは返せないけど、やはりピッチの上で結果を出すこと、得点をとるということが一番のメッセージになると信じています」。現段階では、まだ完全復活ではない。しかし開幕戦のピッチを目指している。ゴール前での仕事人は度々「天才」と言われるが、苦しくとも諦めず努力を重ねてきた「努力の天才」である。
【写真】
誰もが中村祐也の復活を待っていた

 

 

 

『ファーゴ』(1996/アメリカ)
監督:ジョエル・コーエン 脚本::ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド/ウィリアム・H・メイシー/スティーブ・ブシェミ 他
4月17日、20世紀フォックス・エンターテインメント・ジャパンより、ニュー・デジタル・リマスター版Blu-ray発売
関東では、45年ぶりの大雪が降った。45年前といえば僕は1歳だから、記憶に残るうちでは初めて目にする大雪ということだ。雪景色で真っ先に思い浮かぶのが『ファーゴ』。白銀の雪に包まれた、ノース・ダコタ州ファーゴ。多額の借金を抱えた自動車セールスマンの男が、義父から金を引き出すために自作自演の妻の誘拐を仕組む。ところが、誘拐犯に雇った2人組のドジで事態は雪だるま式に悲劇を呼んでいく。妊婦の警察署長が、大きなお腹を抱えながら、裏に潜む人間模様を次第にあぶり出していく。コーエン兄弟作品に特徴的な、グラフィカルな映像とそこはかとないユーモアが、陰惨な物語を惚けた味わいで彩っている。憎しみも哀しみも銃弾も血しぶきも、すべては無垢なる雪の中に呑み込まれ、やがて雪解けと共に警察署長に宿った新しい命が生まれくるのだ。今回の大雪の前に、平塚では発砲事件があった。幸い犠牲者はなかったという。雪解けと共に怒りも憎しみも消え去ってほしい。 0214 映画連載
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。
0214うちのコ 蒔音くん

ブランコ大好き♡

じおんくんママさん
【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。
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OLYMPUS DIGITAL CAMERA 宗盛の弟の重衡もまた、西へと護送されていた。東国で捕虜としての日々を過ごしていた重衡の身柄の引き渡しが、彼が焼き討ちした東大寺や興福寺の僧達によって強く要請されていたのだ。それで今回の奈良行きとなった。途中、重衡は警固の武士達に請う。「子を持たない私はこの世に思い残すことはありませんが、最後にもう一度妻に会って死後のことを言い置いておきたいと思うのですがお許しいただけるでしょうか……」。願いは、聞き入れられた。
重衡の妻は大納言典侍(輔子)。壇ノ浦で内侍所(神鏡・三種の神器のうちの一つ)を抱えて海に飛び込もうとしたところを源氏方に捕らえられた女性である。今は日野(京都市伏見区)の姉のもとへ身を寄せていた。重衡の来訪を知らされて、走り出てくる輔子。痩せた様子の重衡が言う。「昨年の一の谷の戦で討ち死にすべきところを捕らえられ、京と鎌倉で引き回されて生き恥をさらしました。これから奈良に引き渡されます。こうしてお会いできて、安心してあの世へ行かれそうです」。そして額の髪をかき分けて口に届くところを少し食い切り、形見にと差し出す。輔子は「小宰相(通盛の妻)のように自分も海の底へ沈もうと思いましたが、あなたが亡くなったという確たる情報も得ていなかったので万一の可能性を頼みにこれまで生きながらえてきたのです。せっかく会えたのにこれが最後とは――」と言って涙を流す。重衡が、武士達を待たせていることを理由に暇を告げると、妻は泣きながら新しい浄衣(神事や祭礼などで着る白い狩衣)に着替えさせた。「縁があったら同じ蓮の上で共に生まれよう」、と別れを告げる重衡。「後を追いかけて走ってでもついていきたい」、それくらいの激しい気持ちを必死に抑え、輔子は見送る。
南都の僧達は、重衡をいかに残虐に処刑するかを皆で評議していた。しかし老僧達は「月日も経ち、僧のやり方としても穏当ではないので武士に斬ってもらったほうがよい」と主張する。再び武士に引き渡された重衡は木津川の辺で斬られた。遺体は輔子が引き取り、さらされていた首ものちに請い受けた。お骨を高野山に送り、墓を日野に建てる。尼となって、重衡の菩提を弔い続ける輔子。やがて建礼門院に従って大原に入り、その余生を過ごしたという。
【写真】
安福寺の境内に建つ重衡供養塔と伝わる十三重石塔。『平重衡卿之墓』の札が立つ(京都府木津川市木津宮ノ裏)
写真提供=木津川市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0214 3面ニュース ブライダル日本ヒューマンセレモニー専門学校(平塚市八重咲町、金子善政校長)ブライダルコース2年生の卒業制作である模擬披露宴が8日、ホテルサンライフガーデンで開催された。同企画は、同コースの学生が考案したプランの中で最優秀に選ばれた内容を、入学予定者や保護者らを招き、実際に模擬披露宴を開催するという毎年恒例のもの。今年度は「つながり」をテーマにした和を取り入れたプランが選ばれた。

0214 3面 ネッツ寄附ネッツトヨタ神奈川株式会社(本社・平塚市四之宮、南野 元代表取締役社長)が平塚市文化振興基金に寄附するとして10日、落合克宏市長へ寄附金46万5000円を贈呈した。同寄附金は、「ウエインズ平塚桜ヶ丘店」のオープン記念として昨年12月に行われたチャリティーイベント(オイル交換)の収益金全額。寄付金は市民の文化振興のために、様々な文化事業に活用される。

0214 3面 ふれあい給食やまゆりポーク生産者協議会・平塚市畜産会から東部共同調理場管轄の11校に市内の養豚農家で育てられた豚もも肉70kgが寄贈されたとして、市立吉沢小で6日、養豚業に関する特別授業とふれあい給食が行われた。授業は生産者の石崎芳彦さんや、県農業技術センターの職員らによって行われた。給食にはポークシチューが出され、児童らは我先にとおかわりに駆けつけた。

0214 3面 県表彰 県土整備局が行う県所管の道路や河川等においてボランティア活動を実施している団体を表彰する制度に基づき平塚土木事務所では6日、座禅川をキレイにする会(杉山 昇会長)を表彰した。同会は9年間に渡り二級河川座禅川の座禅橋から佐の橋間、約1.7kmで年に2回の清掃活動を実施している。杉山会長は今後の展望として「次世代に取り組みを受け継ぎたい」と話した。

平塚市四之宮で5日の22時30分頃に発生した拳銃発砲事件に伴い、市教育委員会では市立学校等に対し登校指導などの対応を行った。委員会は6日、市立大野小学校、同八幡小学校、同神明中学校、同さくら幼稚園の3校1園に事件を伝達。各校で状況判断の結果、八幡小とさくら幼稚園が休校休園し、大野小と神明中はすでに登校していた児童生徒に対して平常通りの授業を行った。7日にも委員会は市内各校に安全対策を依頼し、あわせて市内全域で青色灯パトカー3台によるパトロールを行った。なお、今回の事件の容疑者は7日に殺人未遂及び銃刀法違反容疑で逮捕されている。

0214 3面 防犯 平塚市防犯協会(岩本敏男会長)は10日、振り込め詐欺撲滅へ向けて初となるポスティングによる啓発キャンペーンを実施した。昨年2件の振り込め詐欺が発生した夕陽ケ丘地域で「カバン忘れた、それは『サギ』!!」や「私は大丈夫にご用心」といったメッセージが書かれた約1500枚の啓発チラシを投函した。岩本会長は「今後、市内全域に運動を展開したい」としている。

0214 3面 雪景色 全国各地で記録的な大雪となった8日、横浜地方気象台では横浜市内において1日で16cmの積雪を観測し、2001年以来13年振りとなる15cm以上の積雪(1日あたり)を観測した。
 1市2町の消防本部によると平塚市で12件、大磯町で2件、二宮町で2件の救急・救助出動が発生した。平塚警察署によると8日の降りはじめから10日朝までに雪が原因とみられる交通事故が43件発生し、うち1件の人身事故が発生した。大磯警察署管内では7件の事故があったが人身事故はなかった。平塚市内では3600世帯に停電があったが、東京電力によると設備不良が原因で雪との関連は調査中という。
 9日には晴れ間も見え、雪かきに精を出す人の姿が多く見られたが、子どもたちはまれに見る銀世界を満喫した様子だった。 ※数字はいずれも10日13時現在

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周辺道路の整備完了やツインシティ計画の事業着手などが予定されている2014年度。平塚市が大きな変化を迎える、そのスタートとなる今年、本紙では特集企画としてシリーズ対談「スタート!~平塚の未来へ~」(不定期連載)を掲載しています。第2回は、平塚市長の落合克宏さんと前平塚市長の大藏律子さん。まちが大きく変わろうとしている今、求められているのは何か――。 

落合 本日はこのような機会を頂き有り難うございます。お蔭様でバトンを渡して頂いてから3年経ち、これまで取り組んできたものがある程度、形になってきたと思います。特に3大事業(環境事業センター、新庁舎、市民病院)も進捗し、繋がりをもってやらせていただいていることに大変感謝をしています。また福祉関係、子育て支援など大藏さんが培ってきたベースは崩したくないという想いでこの3年間私なりにやらせて頂きました。今日は忌憚のないご意見を伺えれば有り難いと思います。
大藏 行政は継続だと思っていますから、企画立案の時に市民が良いと判断したことをその時々の情勢を考慮して、実践することは大事ですね。同じ人が市長をずっとやれるわけではないので、想いを共有し、繋いでくれて嬉しく思います。例えば市内小中学校への図書館司書の配置です。私の任期ではまだ10校ほど残していましたが、落合市長が繋いでくれて今、全校に配置されました。これは全国でも先駆けだと思っています。図書館学会でもかなり評価されました。
教育は未来への投資

落合 大藏さんには司書の配置をはじめ、お辞めになってからも理科教材への寄附、美術館をサポートする「湘南フレンズ倶楽部」など、子どもたちをどう育てるか、行政がどう関わって次の世代を創っていくかという点で大変ご苦労頂きました。将来への投資という意味での子育て、教育に対する想いを私も引き継ぎたいと思っています。
大藏 「教育は未来ヘの投資」とは、まさにその通りだと思います。まちは「人」のためにあるもの。その「人」が、精神的にも経済的にも豊かに暮らせる環境を、どう作るかがまちづくりです。それを繋いでいくのが子どもたちですから、どう心豊かに育てていくか、とても大切なことですね。
落合 以前から県の制度としてサンサンスタッフ(学習支援補助員)がありましたが、引き続き市費で充実させ、今では100人体制になりました。司書の全校配置に関しても、現在は図書室が常時開放され、何年生にはこんな本といったように体系的に本への誘いができて素晴らしいと思います。また、家庭と子どもたちが抱える問題を解決するため、スクールソーシャルワーカーも配置し、家庭と一緒に考えながら支援をできるような仕組みを作らせて頂いています。
大藏 関わる人が増えれば、それだけきめ細やかな子育て・教育になりますので良かったと思います。特に小学生には先生の影響が大きいですが、近年は実験が苦手で、理科を教えるのが不得意な教員が多いそうです。人間、生きていく上で「科学する目」は大事です。何かをする時、次の一歩、次の手段をとったらその先どうなるかを秩序だてて考えることができる。危険予知や回避など、自然に力が備わるのが、理科教育だと思っています。
落合 専門誌『化学と工業』の巻頭に寄稿された記事も拝見しました。学者が書かれたような内容で理科に対する造詣の深さを改めて知りました。理科教材費に対する寄附(約1500万円)も有り難く使わせて頂いています。
大藏 嬉しかったのは、全校の先生が集まって寄附金をどう活用しようかと議論してくれたことです。寄附金や補助金は、現場の教師が本当に使える、子どもたちに有用なものに遣うのが好ましいです。私は、感覚感性を学ぶ国語と同様に理科教育は重要だと思っています。
落合 英語教育にも力を入れていきたいと思っています。オリンピックが2020年に東京で開催されることが決まり、キャンプ地の誘致などにも取り組みたいと思いますが、グローバル化した今の世の中で、低学年から英語に接しやすい環境を作るのもひとつの教育だと思います。
大藏 国際的な子どもが育つには日常の遊びや教育現場などで、耳から入る「英語」教育も必要ではないでしょうか。
まちづくりの主役は市民

0214 1面左市長落合 大藏さんは自治基本条例の制定にあたり、まさに「まちづくりの主役は市民」という体系を作られました。今は、条例をより具現化していく時期だと思っています。一番良いのは、各地域で住む人が地域の課題を捉え、まちづくりを進めていくこと。決して行政がやらないというのではなく、市民と行政ができることを見極めたうえで市民参加で地域づくりができる環境づくりを進めます。
大藏 「福祉村」も条例の体現のひとつですね。地域内で支え合い、若い人から高齢者、障害のある人ない人含めて快適な地域を作ろうという条例の精神が活かされました。できる人ができる時にできることで力を出し合い、助け合うという関係を作る。そうして自立した市民が増えていくということが、自治力を高めていきます。
落合 その為に私は、公民館の活用を促進しています。小学校区に公民館がひとつあるという平塚は、全国でもあまり例がない恵まれた環境です。地域の情報を集約、発信し、まちづくりをまとめる核となり得るので、現在公民館を核とした仕組みづくりを進めています。
大藏 行政はそういう仕掛けも必要です。さらに、投げかけるだけではなく、皆さんがしていることはこんな役割を果たしているということを数値化、文章化して、結果を示すことが大事だと思います。意図したものと違ったとしても成果や課題を示し、長期的に地域を見て、総括する。そうすれば次なる目標も見えます。結果が見えないと人は離れますし、先が見えない行動はしたくないですよね。「もしかしたらやらされてるのかしら」と思ったら自治ではありませんので。
落合 大事なポイントだと思います。私も実際に自治を続けられている市民の研修会に参加しましたが、各地域が課題を持ち、どんな取り組みで解決するのか、と話し合いをされていたのは本当に素晴らしいことでした。行政サービスで片付ければいいというものではない、自分たちが関わって良くするんだと。そんな意見が至る所から出ていました。
大藏 自治基本条例の精神が浸透しているということですね。今、市長が評価したように、やっていることが認められるというのは生きがいに繋がります。無視されることほど生きがいをなくすことはないですね。私たちの行動は評価されているんだと思えると次の飛躍を目指せる。条例によってまちが急に変わることはあり得ませんが、どの地域からでも、どんな小さな課題ででも、自治の心が地域に浸透していくなら、平塚が条例を制定した意味があり、まさに自治力のある市民の住むまちになると思います。
選ばれるまちになるために

0214 1面右元市長落合 最近よく人口問題の話が出るんですが、一番多い時で平成22年の26万800人でした。ここから微減傾向にあり、現在は約25万8000人。少子高齢化で全国的に減少しているのですが、それでも茅ヶ崎、藤沢周辺が発展していくという予測もあるようです。その中で、平塚を選んでもらうためには、発信できる魅力が重要となってきます。
大藏 そうですね、住民がいかに充実感を持てるまちか、ということが重要ですね。市民が求めることにきちんと応えられるまちづくりをすれば、市民が自信を持って外へ発信することで、人が来たくなり、さらに魅力的なまちづくり計画をお示しすれば、人がやってくるでしょうね。そこで平塚の売りとは何かを考える必要がありますね。
落合 発展的持続可能なまちをつくるためには産業経済の活性が必要だと考えます。日産車体第一地区の跡地開発、それから圏央道ができますので、内陸から人を呼ぶための海岸線の開発、そしてツインシティのまちづくりを着実に進め、居住人口、交流人口、雇用といった広がりを作ることが必要だと思っています。
大藏 子どもを育てやすい環境というのも魅力のひとつですね。海、山、川の自然に恵まれ、ホタルや大タカの棲む里山も十分PRできます。それだけでなく、さらに仕掛けが必要です。例えば成人になったら働く所があるとか、公民館が、ヤングアダルトたちにとっても魅力的な社会教育の場として利活用されるとか、それらも平塚らしさになるよう期待します。
落合 大藏さんの「子育てするなら平塚で」は素晴らしいテーマでした。新年度は認定子ども園など子育て支援とともに、特養ホームの充実など高齢者対策にも力を注ぎます。天沼や大神地区のまちづくりもそこで生活する人が心の豊かさを実感できるような魅力付けをしていきたいと考えています。
大藏 平塚のまちづくりには、3つの拠点(駅周辺、西部、大神ツインシティ)がありますね。特に大神はツインと言うから寒川と一帯じゃないとできないという印象がありますが、必ずしも新幹線新駅のためではなく小田急線や新東名、圏央道、首都高など様々な幹線網へのアクセスが良い場所に1つのまちができる、ということと私は捉えています。農業を衰退させるのではなく、集約的な優良農地の振興などしっかりと農業施策をする。そして地主さんたちに「後世に残るまちづくりに英断をお願いします」と、胸襟を開いて話し合い、お願いすることが大事です。なぜ大神が重要なのかという意識を、もっと深い所で共有できるように努力してほしいと思います。
落合 負担ばかり増すといった認識は正しいものではありませんので、しっかり説明をしていきたいと思っています。私は農家の育ちでもありますが、ツインシティは大きな農業施策に繋がるものでもあると思います。都市近郊農業で大切なのは強弱をつけ、「農」を生き残らせること。現在、集落営農という取り組みもありますが、生産すべき所はしっかりと生産し、利用できる所についてはまちづくりとして展開していく。それから日産車体跡地、海岸の開発もそうですが、地元の物を使って頂くなど、しっかり連携ができるようなまちづくりをお願いしています。
大藏 地元が潤うことに繋がらない限り、地元の人はOKを出さないでしょうね。現状ではマイナスが大きいとの判断からNOとの結論を出す人たちがいるのだと思われますが、長いスパンで見たときにプラスかマイナスか、色々なデータも示して考えて頂くことが必要だと思います。
理想の実現を

落合 本日は忌憚のないご意見を有り難うございました。
大藏 落合市長には、私がやれずに積み残したことを共有して、やって頂いていると思っています。それをやっているからには、できるところでは力になりたいと思います。
落合 市民が主役、自治、というのは大藏さんが道筋をつけてくれましたので、具体的な施策、事業として展開していくことが私の役割だと思っています。私も、市民参加が良いまちをつくっていくと思いますので、賛同という意味も込め、引き継いで、と言ってはおこがましいですが、今後も具現化していく立場でありたいと思います。
大藏 自治の理念を形にしていくのはとても大変なことです。是非とも頑張ってほしいと思います。
落合 今後とも色々ご指導頂きたいと思います。本日は有り難うございました。

0207 源平 宗盛父子は、義経に伴われて再び京都を目指すことになった。鎌倉で処刑されるのではないかとびくびくしていた宗盛は、ひょっとすると都へ帰ることができるかもしれないと淡い期待を抱いた。しかしやはり不安はぬぐえず、道々で「ここで斬られるのではないか」と恐れた。義朝(頼朝や義経の父)が謀殺された尾張の国を過ぎるときには緊張したが、処刑されずに済んだ。「もしかしたらこの命、助かるかもしれない」と宗盛は思う。子の清宗は「暑い時分だから首の腐敗を考慮して都近くで斬るつもりであろう」と考え、一途に念仏を唱えていた。
 近江国の篠原宿に着いたときに、宗盛と清宗は引き離されて別々のところに置かれた。義経が招いた上人(高徳の僧)を前に、宗盛は述べる。「清宗はどこにいるのですか。17年間離れることのなかった子です。壇ノ浦で死なずに結果的に恥をさらすことになったのも、彼と同じところで死にたいと思っていたからなのです」。そう言って泣く宗盛に対して、上人は説く。「この世では生まれる者は必ず死に、会う者は必ず別れるという運命にあるのです」。そして、「浄土を願うこと以外、考えてはいけません」としきりに念仏することを勧める。宗盛は何とか雑念を振り払って西に向かい念仏を唱える。太刀を抜いた橘氏の者が後ろに立つ。それを見た宗盛、念仏をとどめて思わず口に出した。「清宗もすでに斬られましたか……」。言い果てぬうちに刀が振り下ろされた。上人も、処刑した橘氏(平家の家人だったが今は源氏についていた)も、涙をこらえることができなかった。念仏を唱えていたにもかかわらず、死の間際に俗世への気がかりを口にされるとは――。なんと残念なことをしたものよ。
 さて一方の清宗。念仏を唱えながら上人に父の最期の有様を尋ねた。上人は、「立派な御最期でいらっしゃいましたよ」と答えた。そう答えるしか、なかった。清宗は喜んで、「もうこの世に思い置くことはありません。早く斬ってください」と促し、落ち着いた態度で斬られた。宗盛父子の首は義経が都へ持っていくことになり、胴体は父子一緒に葬られた。宗盛は眠る。死ぬ間際まで気にし続けた、最愛の息子と一緒に。
【写真】平宗盛・清宗父子の遺体が埋められたとされる場所。『平宗盛卿終焉之地』の墓標が建つ(滋賀県野洲市大篠原)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0207 ペット自慢 Bee(12歳、ミニチュアシュナウザー)

お外は愉し♪♪

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0207 私は今 和田直樹さん

ギタリスト
平塚市高浜台在住

ブルースの本場シカゴで演奏活動を行っていました。昨年アルバムをリリース。自己のバンド以外にギターレッスンやTV、映画、美術館、平塚ご当地アイドル、童謡、遊び歌、作家への楽曲提供及びサポート等、全国で活動しています。ジャムセッション等を各地で行い、音でコミュニケーションをとることの楽しさを伝えていきたいと思っています。

0207 緑と青  チームは1月31日からトルコにてキャンプを行っている。ヨーロッパのクラブとの試合を行うことを目的に、トルコ航空の支援をいただきアンタルヤという温暖な気候の土地に2週間滞在する。曺貴裁監督は「この3年の中でもコンディションや戦術理解含め、非常にいい準備ができている」と手ごたえを語る。フィジカルの強いヨーロッパのチームを相手に積極的なチャレンジを求めている。ルーマニア1部のチームとの戦いでは日本では経験できない屈強なフィジカルに手を焼くも果敢に向かって行った。「チームが勝つために、責任を持って判断しろ。自分自身で判断することが大切だ」と監督。昨季以上に選手自身の判断に責任を持たせ個々の成長を促している。3月2日の開幕のピッチには、誰もが立ちたい。「去年何試合出たとか何点とったとか、過去は関係ない。今しか見てないぞ」とメッセージを送る監督の前を、気持ちの充実した選手たちが懸命に走っている。文・遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】
ルーマニア1部のチームとの試合は1-2で惜敗

 

 

0207 2面 菜の花 二宮町の吾妻山公園に咲く早咲きの菜の花が見ごろを迎えている。
 毎年、この時期になると多くの観光客で賑わっている吾妻山には今年も多くの観光客が足を運んでおり、カメラを覗き込む人や弁当を広げ談笑する人、展望台からの大パノラマを楽しむ人など、来場者は思い思いに一足早い春を楽しんでいる。吾妻山公園の管理担当者に話を聞くと「花はもう既に満開。今年は週末に来場者が集中することなく平日でも多くの人が来ている」という。花の見ごろは2月中旬から末頃まで。
 二宮町観光協会ではイベント「吾妻山菜の花ウォッチング」を2月9日(日)まで開催中。スタンプラリーや加盟店のレシートラリーなど様々なイベントが用意されている。問い合わせ:同協会☎73-1208

0207 広報 平塚市発行の『広報ひらつか』が先月、平成25年神奈川県広報コンクールにおける「広報紙・市部」で最優秀賞、「広報写真・一枚写真の部」で優秀賞を受賞した。昨年は写真の部で最優秀に選ばれたが、グランプリ相当の広報紙の部では38年ぶりの快挙。現在、博物館で開催中(~2/16)の「広報1000号展」に花を添える形となった。
 最優秀に選ばれたのは平塚の漁業を特集した平成25年10月第1金曜日号。「見出しや写真が非常に効果を上げている。文章表現も分かりやすい」といった評価を得た。
 秘書広報課・平野貴裕担当課長は「先輩たちの積み重ねや取材先など多くの協力者のおかげと感謝しています」とし、「多くの市民の方に、まちに感心を持ってほしいという想いで試行錯誤しながら作っています。今後は、市外の人も含めみんなが住みたくなるまちになるように、シティプロモーションも考えていきたい」と話している。
【写真】平野担当課長(中央)と広報担当の職員のみなさん

0207 2面お弁当コンテスト 平塚市立大住中学校(栗木雄剛校長、生徒数368人)は、食育指導の一環として市が毎年開催している「中学生自分で作るお弁当コンテスト」を参考とした独自イベントを2日、2年生を対象に実施した。同コンテストが学校単位で行われるのは市内で初めてのこと。
 同校のイベントも市のものと同様に、市内で飲食店経営、弁当製造販売を行っている有限会社いしけんフードサービス(石川賢一代表取締役)が協力。今回の最優秀作品は、今年度の同校卒業式で来賓・職員用の弁当として限定的に商品化されるという。
 今回最優秀に選ばれたのは長谷川真由さん、佐々木晴菜さん、佐藤美咲さんのチーム(写真左端の3人)の作品。審査員として参加した石川代表は「他の作品も良く作られており、それぞれの良い部分を少しずつ取り入れたお弁当にしたい」と講評した。
【写真】石川代表(中央)とコンテストに参加した生徒のみなさん

no 平塚市、大磯町、二宮町は3日、「ごみ処理広域化実施計画」に基づき大磯町に平成29年度の整備を予定していた「厨芥類(生ごみ等)資源化施設」の整備を中止すると発表した。
これは、施設導入調査を受け、1市2町により5つの観点(「中間処理システム等に与える影響」「生ごみ分別の精度」「環境負荷の低減効果」「経済性」「実効性」)から有効性の検証がなされた結果、「施設整備の優位性が認められなかった」として、決定された。
 今回の中止により住民は今後、生ごみを可燃ごみと分別する必要がなくなったものの、実施計画への影響としては「焼却処理量の増加と資源化量の減少」「施設配置の役割分担の見直し」が挙げられ、地域では「搬入車両による交通量の増加」「焼却量増加による環境負荷の増加」が発生する。
 この対応として1市2町は、「資源化品目の拡大、コンポスト(堆肥)の拡充による資源化率の確保・焼却量の削減」「リサイクルセンターを大磯町に整備することによる施設配置の公平負担」「中継機能の確保、収集運搬車両のコントロールによる交通量の削減」を図るとしている。

0207 2面 鐙_2 一昨年、全国でも希少な鎌倉時代の鐙(あぶみ・足を踏みかける馬具)であるとの鑑定を受けた「鉄舌長鐙」(平塚市博物館所蔵)が先月30日付で、40件目の平塚市の重要文化財に指定された。同資料は、昭和15年頃に馬入川鉄橋の下流付近で砂利採取中に引き上げられ、地域で保管されていたもので、平成16年に市民から寄贈された。
 現在、鎌倉時代の同種の鐙として確認されているのは同資料を含め、東京都青梅市御嶽神社奉納品1双と東京国立博物館所蔵品2双、京都府京都市(財団法人)高津古文化会館所蔵品1双と、全国でも4例のみ。神社への奉納品や、武家の宝物として伝世されたものがほとんどという中、特に同資料は「実際に使用され、かつ出土という形で特定の地域との関係が捉えられるケース」で珍しいという。そしてこの度、「本邦の馬具変遷を示す希少な実物資料であるとともに、平塚の中世史を語るうえで欠くことができない資料である」として、指定された。
 同資料は鉄製で、左右に装備される鐙の左側。高さ(残存高)は25cm、長さ(鳩胸先から舌の先端まで)が34.4 cm、幅は10.5 cm(鳩胸位置)~8cm(舌の先端)。なお同館では、今回の指定に伴う一般公開を3月中に実施する(予定)としている。
馬具

0207 1面 パティシエ_1
 平塚市岡崎の住宅街にひっそりと佇む予約販売専門の洋菓子工房がある。ケーキを販売するカウンターやショーケースはなく、もちろん既成のケーキも、人目を引く看板もない。Gateau Pour vous(ガトー プール ヴ)という名のその店を切り盛りするのはパティシエ藤川里奈さん(33)。小さい頃に憧れたパティシエになるという夢を叶え、今日もわずか8畳程の工房でたった1人、「Gateau Pour vous=あなたのためのケーキ」をつくる。
幼稚園の頃の夢がケーキ屋さんだったという藤川さん。いかにも女の子らしい夢だが実際にものをつくることが好きで昔からバレンタインなどには手作りでお菓子をつくるなどしていたという。高校を卒業する時、一度は普通に大学受験をしたものの、夢を諦めきれず間際になって調理師学校に進学した。卒業後、洋菓子店で3年程の下積みを経て、10年前に独立。岡崎にある現在の工房を自分の城とした。
ケーキへのこだわり
 最初のお客さんは友達や近所の人だった。やがて口コミで顧客を獲得していくその陰にはケーキへの深いこだわりがある。最大の魅力は受注生産だからこそできるケーキづくり。デザインはもちろん、甘さの調整やアレルギー対策など顧客の要望には出来る限りの対応をする。素材へのこだわりも相当なもので「卵は寿雀卵(じゅじゃくらん)、バターや生クリームは北海道産、チョコレートはベルギー産、チーズはフランス産……」と枚挙にいとまがない。加えて「受注生産なので添加物も使いません。使わなくてもいいのであれば余計なことはしない」と話す。全てはお客さんに世界に1つのケーキをつくり喜んでもらうため。1人で1から10までの作業をこなすことも「こと、お菓子に関しては大変だと思わない」と言い切る。
広がる活躍の舞台
 ある時イベントで飲食物の販売ができなかったことを機にフェイクスイーツをつくり始めた。紙粘土などで作られたお菓子の模型はかなり精巧で、藤川さんはそれに関する資格まで取得している。「普段は不器用なんですけどケーキに関してはできるんですよね。家族にはびっくりされますが」とはにかむ。ただケーキをつくるにとどまらず、フェイクスイーツをはじめお菓子に関する様々なことに挑戦を続ける藤川さん。最近では電子書籍の出版、大磯市(おおいそいち)などのイベントへの出店、カフェのプロデュースなど活動の幅を広げている。現在は海老名市でのイベントを主催しながらも「せっかく平塚にお店があるので近くでもなにかできれば」と貪欲に話す。
 今後の展望はーー。「店を持ちたいとかは全然ないんですがとにかく色々なことを、お菓子に関することは一通りやりたい」。真っ直ぐに話すその想いは、今も幼い頃の夢のままにお菓子のことでいっぱいだ。
【写真上】ケーキを制作する藤川さん
【写真下】フェイクスイーツを手に持つ/工房全景。所狭しと調理器具が並ぶ
Gateau Pour vous(ガトー プール ヴ)
Tel:090-5758-4988
E-mail:info@gateaupourvous.com

0131うちのこ ♡イチゴ日和♡

あおいちゃん

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0131 2面 三十路式 成人式から10年を迎えた若者たちによるイベント「三十路式」が26日、大磯プリンスホテルで開催された。昨年に続き第二回となる今年は550人を超える30歳が集まり、久方ぶりの再開を果たした。
 全国的にもじわじわと広がりを見せている三十路式。平塚地域では旧平塚学区である平塚市、大磯町、二宮町、中井町の30歳を対象としている。河野太郎衆議院議員も来賓として訪れ「真剣に人生設計をする時だ」と激励した。また、ステージパフォーマンスとしてハーモニカ世界チャンピオンの片倉広義さんや、プロギタリスト関口俊輔さんの演奏が会場を盛り上げた。
 実行委員長の外山元希さんは「イベント定着に向けて、来年三十路を迎える後輩をスタッフに加えた。実行委員だけでなく来場者1人1人がSNSなどで発信して周囲の人に知ってもらうことで来年以降に繋がれば」と展望を語った。

0131 2面 YEG 平塚商工会議所青年部は21日、東海大学工学部建築学科の杉本洋文教授と株式会社湘南ベルマーレの眞壁 潔代表取締役を講師に招き、平塚市の人口減少や観光資源、ビジネスをテーマとしたパネルディスカッション「アクティビティタウンひらつか~平塚市の魅力を発信しよう~」を開催した。
 会では平塚市の人口減少や同市が「住みたい街ランキング関東編」で下位に位置していることを前提に、将来に向けて何をすべきか、といった内容が話し合われた。平塚市都市計画審議会会長も務める杉本教授は「茅ヶ崎市長からも相談を受けているが、圏央道ができたときに人を茅ヶ崎方面へ行かせる計画を練っている。平塚が何もしないと茅ヶ崎に取られる」と危機感を募らせた。また眞壁代表は「選手たちにもよく言うが、生き残れるのは強いやつ、賢いやつじゃない。変われたやつが生き残るんだ」と青年部に対し、変革への追究を提言した。
【写真】講師に招かれた杉本教授(左)と眞壁代表

2014_A4チラシ表_修正 毎年、湘南ひらつか七夕まつりに花を添え、平塚の魅力を全国に発信する「湘南ひらつか織り姫」の募集が今年は例年より2カ月早い2月1日(土)から開始される。
 今回、募集期間が早められた理由は「開催前にPRできる活動期間を長く取るため」であり、市民を中心に組織する実行委員会で決定した。早まったことで、これまで当年度のポスターに間に合わなかった問題点なども解消され、また、早くから活動することでスポンサーへの挨拶回りなど、営業活動においても活躍してもらえるという期待が込められている。
 なお今年の七夕まつりは7/4(金)~7/6(日)の3日間で開催される。織り姫の応募期間は2/1(土)~3/1(土)当日消印有効。応募方法詳細は七夕まつり公式サイトで。問い合わせは商業観光課☎23-1111まで。

0131 2面 逸品 地元の客に喜んでもらえる魅力ある店づくりを目指すために「逸品」の研究に励んでいる平塚逸品研究会(相原伸美会長)は24日、平成25年度の逸品お披露目会を平塚商工会議所で開催した。発表会には約200人の来場者が訪れ、今年度の逸品41点が所狭しと並んだ。
 当日は「2014期待の逸品総選挙」と題しての投票も行われ、フード部門では「旬菜屋NoBu」の「湘南ご馳走ご膳」が1位に、ノンフード部門では「東曜印房」の「封ろう印」と「こばり」の「ステッキアンブレラ」が同票の1位に選ばれた。同会では毎年、逸品と店舗を紹介する小冊子を作成しており、今年も2万部を作成。市内店舗や公共施設などで無料配布される。
 同会の活動では昨年の逸品として創作された「一麦七菜」の「水上げわさびのおうどん」が全国の逸品コンクールで優勝するなどの成果をあげている。

0131 2面 帰宅困難者対策訓練 平塚市と湘南地域県政総合センターは23日、相模湾を震源とする大地震が発生し平塚駅で帰宅困難者が発生している状況を想定した対策訓練を実施した。
 今回の訓練は平成24年11月に実施された訓練に続き2回目。県有の一時滞在施設2カ所(平塚合同庁舎、平塚保健福祉事務所)に加え、新たに平塚ラスカと梅屋本館を一時滞在施設に加えて行われた。関係者を含めて約250人が訓練に参加し、駅から一時滞在施設への道のりを実際に歩いた。同時に神奈川大学、東海大学、平塚学園では一斉帰宅抑制のための情報収集・伝達訓練が行われた。一時滞在施設では東日本大震災を教訓に大地震が発生した際の心構えや日頃の対策などが説明された。
 訓練について関係者は「訓練をすることも大事だが、結果を検証し次につなげることが重要」と話している。

0131 2面 GPS 平塚市は資源再生物の持ち去り防止対策として、小型のGPSを利用した追跡調査を2月から実施する。適宜選んだ日に市内のごみステーションにGPSを仕込んだ古紙を設置し、持ち去りルートの特定など事実調査を行う。持ち去り者は市条例に基づいた指導や勧告、罰金の対象となる。
 この取り組みは古紙回収量の減少や市民からの古紙持ち去りの通報を受けて「関東製紙原料直納商工組合」と連携し行われるもの。同市の古紙回収量は平成20年度の9316tに対し、同24年度には8040tまで減少。加えて同市では昨年1年間に「古紙が持ち去られている」といった通報を20件受けていた。
 同様の取り組みは昨年夏頃に都内で始められ、県内でも県央を中心に5つの自治体が実施しており一定の効果をあげているという。市では「持ち去りが悪質化、計画化しているのでは」と分析しており、被害の防止にも役立てたい考えだ。

0131 源平 腰越で時を過ごしていた義経は、頼朝の許しを請うために書状をしたためた。大江広元を通して頼朝にとりなしてもらうのだ。その内容に関しては、要約すると次のようになる。「義経、畏れながら申し上げます。私は勅命を受けた使者として朝敵を倒しましたところ、賞されるどころか思わぬ讒言によって功績を無視されたうえに、ご勘気を蒙って涙に暮れております。讒言の真偽も確かめられず、鎌倉に入れても下さらないので、私は思うところを述べることもできずに虚しく日々を送っています。私は父の義朝が亡くなってからみなしごとなり、諸国を流浪しながら苦労を重ねてきましたが、好機が到来して平家を滅ぼすために命をかけて戦いました。弓矢の武芸に専心するのは、父や兄達の亡魂の憤りを鎮めて年来の宿望を遂げようとするほか他意はありません。また私が五位の検非違使尉に補任されたことは源家にとっての誉れです。それなのに私は今、愁いに沈んで嘆いております」。そして、ぜひ会ってお許しいただく機会を与えてほしい、と記した。広元は頼朝にこの書状を見せたが頼朝からのはっきりとした言葉はなく、「追って考えよう」ということになった。
 さて、捕虜となって連行されてきた平宗盛のもとへ、頼朝からの言葉が比企能員を通して伝えられた。宗盛は居ずまいを正して聞き、「命ばかりをお助けくだされば、出家して仏道に専念したいものです」と卑下する様子で述べた。取次ぎの能員に対して礼を尽くした態度をとる宗盛の様子を、「媚びへつらったところで死罪が許されるわけでもないのに」、と周囲の者達は軽蔑した目で見ていた。
 再び宗盛父子を連れて、義経が京都に戻ることになった。結局、頼朝に対面することも叶わずに、酒匂の宿を発つ。帰洛に際して、義経はこう言い放った。「関東(頼朝)に不満のある者は、自分についてこい!」。これがまた頼朝の逆鱗に触れて、義経に分け与えられていた平家没官領がすべて没収されることを、この時の義経は、まだ知らない。 
【写真】鎌倉市文化財の『義経腰越状』。義経が腰越状を書いた寺として知られる満福寺(鎌倉市腰越2-4-8)に展示されている
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0131 緑と青  期待のルーキーは初めての試合でいきなり魅せた。26日にBMWスタジアムで行われた福島ユナイテッドFCとの一戦で、高卒ルーキーの宮市 剛は2得点を挙げる活躍だった。兄はイングランドのプレミアリーグ「アーセナル」に所属する宮市 亮。高校卒業後、Jリーグではなくいきなり世界トップレベルのクラブでプレーすることになり注目を集めた選手。その兄と、幼い頃から常に比較されてきた。いつどんな時も必ず兄のことを聞かれるが、「宮市 亮の弟ということで注目してもらって色々な人にプレーを見てもらえるのは有り難いこと」と前向きに語る。現在U-19日本代表。いつかA代表に、という目標も持っているが、「まずは目の前のことを精一杯やる。ベルマーレでも最初から戦力になれるように、開幕までの期間を必死に過ごしたい」とあくまで冷静だ。端正な顔立ちとは裏腹に、プレーは泥臭い。プレッシャーもあるだろう。しかし、これまでもプレッシャーはパワーへと変えてきた。今はただ貪欲に、ゴールを目指している。

文・遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】
中京大中京高から加入の宮市 剛(つよし)選手

 

 

0131 1面写真1
 漁協直営レストランとして、昨年から平塚市漁業協同組合(後藤 勇組合長)により、国道134号脇の南の土地(千石河岸)で建設準備が進められている飲食店兼加工場「平塚漁港の食堂(仮称)」。オープンは今年の4月下旬を目指しているが、すでにコンセプトは固まり、外観・内観イメージも完成するなど、徐々に全体像が見えてきた。この春に誕生する、新たな臨海スポット。平塚観光の要となるか。
 海の近くに漁協直営のレストランを作っています、と言えば簡潔だが、開発の根拠となる事業計画の正式名称は長く、「平塚漁港で水揚げされる魚の販路拡大と新商品開発による地産地消促進事業」という。同事業は昨年5月、農林水産省により「六次産業化・地産地消法」に基づく「総合化事業計画」の1つとして市内で初めて認定を受けたもので、目的はその名が表す通り。その事業計画を具体化する中で生まれたのが「飲食店兼加工場」という発想だった。
地魚を主役に
 運営にあたっては、平塚漁港から仕入れた魚を使ったメニューを提供している市内の飲食店「紅谷町BQバール」(紅谷町)と「ビーチバルSUCCA」(高浜台)を経営する株式会社ロコロジ(常盤嘉三郎代表取締役)が促進事業者として選ばれた。店舗デザイン、設計から携わる常盤さんは、コンセプトを「平塚の魚を主役に、市を盛り上げる店」とし、「ひいては観光客にも来てもらえれば有り難いのですが、何よりもまずは、地元の人たちに愛され、普段から気軽に使ってもらえる店を目指す」と在り方を語る。
ハードとソフト
 ハード面としての店舗に関しては、店名こそ「食堂」としているものの、雰囲気重視のレストランといった店構えだ。特に天井は約7mと高く「134号側の入口から階段で入るとダイナミックさを感じられる造り」になるという。
 ソフト面のメニューに関しては「港の食堂というと刺身や煮付け、大盛りご飯といったいわゆる『漁師メシ』的なものを想像されるかもしれません。もちろんそういったものも出しますが、カルパッチョやブイヤベース、ワインを飲みながら少しずつ食べられる前菜、といったように地元の主婦、高齢者の方に満足してもらえるメニューも提供します」。さらに同店は加工場も兼ねているため、総菜の販売や、釣った魚を調理してくれるサービスも行われるという。
地元で愛されたい
 「とにかく地元の人にとって使い勝手が良い店」というスタイルにこだわる。そのためには観光地価格ではなく、リーズナブルな提供が必要と考える。「すでに近隣には港の直営的な位置づけの食堂が複数ありますが、同じ横並びのことをしても戦えません。だったら、地元の人にとって『店として良いじゃん』とか『平塚のはセンスが良いじゃない』というレストランを作りたい」と展望を語る。
 今春開業する食堂は、平塚の新名所として観光の呼び水となるか。ただし当分の間は、観光客の入る余地はなさそうだ。
0131 1面写真20131 1面 漁協レストラン_3
【写真トップ】
店内イメージ図。正面は国道134号側の北側入口。駐車場から入れる南側の入口はバリアフリーとなっている
【写真2・3】
国道134号から見たイメージ図/現在建設準備中の予定地(千石河岸)

0124 うちのコ スマイルとっと♪さん

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0124 ペット レオ
(5ヶ月、トイプードル)

押さん歩デビュー

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0124 源平 頼朝のもとに、京にてしたためた義経からの起請文が届いていた。兄に対する異心はない、と記したものだ。頼朝はこう受け止めた。範頼(頼朝の弟)は何度も使者を寄越して自分に詳細を報告してくるのに対して、義経は勝手な振舞いばかりしている。そうしてこちらが不快感を示していることを今になって知り、このように釈明のための使者を寄越してくるとは許せない――。義経の起請文は、かえって頼朝の怒りを増幅させた。
 宗盛父子を伴った義経一行は、1185年5月15日に酒匂の宿に到着した。堀弥太郎景光を先に鎌倉へと遣わせて、義経一行が明日は鎌倉に入りますということを頼朝に報告させてあった。ところが、酒匂で宗盛らを迎えとるとして、頼朝は北条時政を遣わしてきた。そして義経に対して下された命令が、結城朝光から伝えられる。「鎌倉に入ってはならない。しばらくの間その辺りにとどまり、召しがあるまで待つように」とのことであった。
 翌日には宗盛父子をはじめとした平家の家人達が鎌倉に入った。多くの人々が集まって見物する。そこに義経の姿はなかった。この日、酒匂でもめごとが起こった。京都から鎌倉へ赴く一条能保(頼朝の妹婿)に仕えていた後藤基清の従者と、義経の郎等である伊勢義盛の下部とが言い争いを起こしたのだ。その諍いが、ついに基清と義盛との争いにまで発展しそうな騒ぎとなってしまった。能保が基清を、義経が義盛をなだめてなんとかこの乱闘騒ぎを鎮めたが、この件はさらに頼朝を激怒させた。義経の配下である義盛の下部たちの驕り高ぶった振舞いが、頼朝には許せなかった。
 鎌倉入りの許可がなかなか下りない義経は鎌倉の近くの腰越で過ごしていた。平家を討伐してその頭領である宗盛を連れてきたのに、恩賞があるどころか足止めを食らわされている。どうして兄は自分に会ってくれないのだろう。何か誤解が生じているのではないだろうか。話せばきっと分かってくれるはずだ。会ってきちんと釈明したい。どうすれば良いのだろう。義経は考えた。そうだ、兄にもう一度、手紙を書いてみよう。
【写真】
鎌倉時代の宿、酒匂宿に建てられた「旧川辺本陣」(建物は江戸時代後期のもの)。現在は私有地(小田原市酒匂)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

0124 2面 自転車 平塚市では今月15日から、市内で初となる自転車の車道走行を推進するブルーラインを、平塚駅西口への主要なアクセス路線となっている「南町通東浅間線」(愛称:公園通り)の路面に表示している。今回の施行区間は、東海道本通り線から平塚駅花水線までの車道左側約200m。
これは、国土交通省と警察庁による「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(平成24年作成)に基づき、市が施工したもの。近隣市に比べ、通勤通学、買い物等による自転車の利用割合が高く、自転車に関する事故も多いといった状況を受け、市では現在、通勤通学の自転車利用圏域である平塚駅から約3km圏域を中心に、自転車レーン等の走行環境整備計画の策定に着手している。市は「今後も順次整備を進めていき、自転車の走行環境の向上を図っていく」としている。
なお今回の表示は、自転車の車道左側走行推進や自動車に注意喚起するための「車道混在パターン」であり、自転車専用の空間を意味するものではない。

0124 2面 江陽中演劇部
 平塚市立江陽中学校(森谷 勉校長)演劇部は3月に行われる「第3回関東中学校演劇発表会・2014関東中学校演劇コンクール」への出場が決まったとして15日、落合克宏平塚市長を表敬訪問し大会に向けての抱負を語った。
 同校演劇部は昨年行われた「第51回神奈川県中学校演劇発表会」で第1位にあたる神奈川県知事賞を受賞し関東大会への出場を掴んだ。演目は斉藤俊雄さん作の『ふるさと』。廃校間近の小学校にやってきた転校生の女の子がクラスにうずまくイジメと爽やかに戦うといった内容だ。東日本大震災を機に作られたという同作は、ストーリーの中に直接的に震災を示唆する部分はないものの「被災地の子どもたちが演じて元気になれるように」というテーマで、さらには音響や照明がなくても机と椅子だけで演じられるように作られている。
 同校演劇部は同好会を含め7年目だが、16人の部員の中で2、3年生は3人しかおらず1年前には休部の危機に瀕していた。部長の杉田春菜さんも「大変でした」と振り返る。
 表敬訪問の中で部員らは劇の冒頭部分を披露。直前まで緊張していたのが嘘のように堂々とした演技に、落合市長は「感動しました」と笑顔。続けて「みんなが気持ちを1つにして取り組んだ結果。感動と元気を与えられる様、演劇の素晴らしさを噛みしめて頑張って」とエールを送った。
【写真上】落合市長、金子 誠教育長らの前での演技
【写真下】笑顔の生徒たち
0124 2面 江陽中演劇部_2

0124 2面 ベルマーレ1
 湘南ベルマーレの2014シーズン新体制発表会見が21日、ホテルサンライフガーデンで行われた。会場では、眞壁 潔代表取締役をはじめ曺 貴裁監督以下コーチングスタッフ、新加入の選手らが出席し、今季のチームコンセプトや新加入選手の紹介などが行われた。今季新加入は11人で、選手全体の平均年齢は23.19歳。
 今季のチームスローガンは「決弾(けつだん)」。「決めなければならない。日々、自ら。時には瞬時に、そして時には仲間と。決めなければ深化しない」という意味が込められている。曺監督は今季J2で戦うにあたり、「昨年、一生懸命船を漕いだが、荒波に戻された。もう一度もまれるため、船をしっかり作っていく」と意気込んだ。さらに「去年初めてJ1で監督をさせてもらい、サポーターの声援が力になると実感した。それは試合前も、最中も、後も。だが結果、勝てなかった。その悔しさは未だ僕の中で消えていないし、選手もその思いは強い。今季J2に臨むにあたり、同様に荒波だと思うが、 波を乗り越えてこそ『湘南は生きている』と皆さんに証明できる」と語った。
 また、新ユニフォームも初のお披露目となった。サプライヤー(ブランド)は昨季に引き続き「PENALTY」。1stユニフォームには湘南を象徴する「縦の攻め」をデザインコンセプトに、「GET3」を表す3本のラインが施され、2ndユニフォームには初のたすき柄が採用された。胸スポンサーには昨季同様、株式会社トライテラス(坂本光秀代表取締役、本社・千代田区)、背中には学校法人産業能率大学(上野俊一理事長、本部・世田谷区)、袖には株式会社ウイルプラスホールディングス(成瀬隆章代表取締役社長、本社・大田区)が決まり、パンツスポンサーには新たに横浜ゴム株式会社(野地彦旬代表取締 役社長、本社・港区)が決定している。
0124 2面 ベルマーレ2

0124 1面 相模湾クルーズ_1
 相模湾に面した大磯町・葉山町・真鶴町の3町の商工会が連携し、海を活かした新しい観光の形を模索している。それぞれに港湾施設・漁港を持ち、港自体が町の観光スポットになっており、さらには別荘・保養地などを形成し政財界人・文化人らの交流の場として発展してきた3町。それらを相模湾のクルーズで繋ぎ、新たな観光資源としての魅力を創出すべく奔走する3商工会の今を追った。
 事業の始まりは3年前にさかのぼる。漁港をはじめ様々な共通点を持つ大磯・葉山・真鶴の商工会が連携して新事業をできないかと考えたのがきっかけだった。以後、大磯町商工会を中心に様々な検討が進む中、3町が目をつけたのは相模湾。3町をクルーズで繋ぐ観光連携を目指すことになる。中心に据えられたのは海路を使い各港で開催される朝市などを繋ぎ、渋滞や乗り換えなどの煩わしさから開放された船上の時間をも楽しむスタイル。さらには大磯の旧安田善次郎邸、葉山の旧伏見宮別邸など日頃は開放されていない文化財を地域活性化として利用するなどの構想もある。こういった相模湾沿岸でクルーズを実施する例として、近隣では江ノ島から各地へのクルーズや、えぼし岩周遊船などが運行されているが、自治体を超えて連携するというのは「おそらく初では」と大磯町商工会参事の石井晴夫さんはいう。
テストクルーズ
 大磯町商工会は今までに数回、商工会関係者、行政関係者、旅行会社、大学教授らなどを招いたテストクルーズを行ってきており、12日にも大磯が誇る重要無形民俗文化財「左義長」を海から見ることをメインイベントにテストクルーズが実施された。当日は天候にも恵まれ絶好のクルーズ日和。日中、真鶴の美術館などを巡った後、夕方に真鶴港を出発した船は沈む夕日を背にいよいよ大磯へ向かう。日頃身近な海もクルーズではまた別の表情を見せる。夕焼けに赤く染まる真鶴半島や、箱根の先に見える富士山を眺めながらのクルーズが特別感を演出する。この日の目的こそ左義長ではあるが、例えば花火大会や根強い人気を誇る婚活イベントなどにも応用できるのでは、といった意見が聞かれた。肝心の左義長も好評で、石井さんも「左義長を海から見る日がくるとはなぁ」と感慨深げだ。
今後の展望は
 こと大磯町に関して転換期になりうるのがさがみ縦貫道の完成、国道134号の4車線化だ。内陸地域から湘南地域へのアクセスが飛躍的に向上することにより、多くの人が訪れる可能性を秘めている。新湘南バイパスの終点で西に向かう時、その先には箱根や伊豆といった既に観光地としての地位を確立した土地がある。平塚などにも同じことがいえるが、大磯をそこへの通過点とさせるのではなく、如何にして人々を留まらせる場所にできるかが大きなテーマとなる。大磯では現在港湾整備が進んでおり、漁港として、商港として生まれ変わる過渡期にある。「それが完成した時、観光客を惹き付けるための下地を今のうちから作っておくことに大きな意味がある」と石井さんは考えている。加えて昨年受けた「新たな観光の核づくり認定」も一連の事業の追い風にしたい考えだ。
 今後は旅行会社とも連携し一般の人を対象としたトライアルへの移行を目指すという。近い将来、身近な海に新たな価値を生み出すべく3商工会の奮闘は続く。
【写真トップ】海からの左義長。燃え盛る炎が海面を照らす
【写真2】真鶴半島に沈む太陽半島に沈む太陽【写真3】今回テストクルーズに使用された船舶
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『半グレvsヤクザ』(2013/日本)
監督:佐藤太 脚本::井出良英/是安弥生
出演:中野英雄/山根和馬/小林恵美/木下ほうか/前田耕陽 他
全国DVDレンタル店にて好評レンタル中。
僕が脚本を担当した『ギャルバサラ~戦国時代は圏外です』の監督、佐藤太の新作はDVDオリジナル作品。ところが製作会社での内覧試写の評判があまりにもよく、急遽劇場公開されたという、お墨付きの面白さなのだ。“半グレ”とは、暴力団には属さない不良集団のことをいう。巷間で話題の《関東連合》はその代表的なひとつで、法の規制を受けない分、ヤクザより一筋縄ではいかない連中。その半グレとヤクザが縄張り争いで衝突し、血で血を洗う抗争を繰り広げる。こう書くと殺伐とした展開だが、実はこれ“任侠映画”の王道をいく作品。『アウトレイジ ビヨンド』でも好演した中野英雄(『愛という名のもとに』のチョロ役!)演じる主人公・英司は、足を洗ったばかりのヤクザ。かつての縄張りを半グレに荒らされ、舎弟を血祭りに上げられながらも、復讐の連鎖を断ち切ろうと耐えに耐え、それでも拭えぬ宿命についに立ち上がる。柔と剛を演じ分けた、中野の色気が迸(ほとばし)る。続編あります! 0124 映画
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 昨季、キャプテンを務め誰の目にも明らかなほど成長を遂げた永木亮太。今オフ、J1クラブからのオファーを受けたがそれを断り、チーム残留を決めた。「チームをJ2に降格させてしまった責任を強く感じているし、このチームでもう一度J1の舞台を戦いたいから」とその決断の理由を語った。激しくボールを奪い相手の攻撃の芽を摘んだかと思えば、前線まで飛び出してゴールを決める。攻守両面において惜しみない運動量でチームに貢献し、発する言葉以上に、プレーでキャプテンシーを発揮してきた。並々ならぬ決意で迎える今季、14日の始動日にはチームメイトにこう語った。「チームの一体感はもちろんのこと、個人のレベルアップが絶対に不可欠。その個々が集まって強いチームになると思う。優勝しましょう」と。新チームは初日からボールを使いハードなトレーニングでスタート。眼の色を変えた選手たちがピッチでしのぎを削り合っている。

「個々のレベルアップを」と選手に働きかける

『ゼロ・グラビティ』(2013/アメリカ)
監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック/ジョージ・クルーニー
シネプレックス平塚・109シネマズ湘南ほかにて上映中。
出てくるのは、宇宙空間と宇宙ステーションのコクピットのみ。その上、キャストはほぼ二人きり。さらに、全編リアルタイムで進行していく。シナリオ作家の立場からいえば、こんなに逃げ道のない企画はない。まずはこの恐れ知らずな企画に拍手を送りたい。艦外作業中のスペースシャトルに、ロシアが自動爆破した衛星のデブリ(宇宙船が破損した際の破片など)群が連鎖的に他の衛星に衝突してスペースシャトルを破壊してしまう。生き残ったのは、艦外にいた男女のパイロットのみ。そこから孤独なサバイバルがはじまる。女性パイロットで宇宙飛行初体験のストーン博士は、事故で最愛の子供を失って以来、生きている実感が持てず、精神的にも肉体的にも地に足着かない状態=「無重力(ゼロ・グラビティ)」にある。その彼女が宇宙という真の無重力空間から人類の母なる地球、即ち母性への回帰を果たし、ふたたび生きる意味と価値を取り戻すというのがテーマ。IMAX3D版がオススメです!
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 捕虜となっていた平時忠は、困っていた。まずいことに、絶対に人に見られてはならぬ手紙が義経の手に渡ってしまっていたのだ。息子に相談したところ、「情けある義経のことだから、まず娘の誰かを差し出して親しくなってからこの件について持ち出すとよい」という。平家が繁栄していた頃は天皇の后にしたいとも思っていたのに――。そう渋る時忠に息子は、今となってはそのようなことに執着している場合ではない、と諭す。義経はすでに河越重頼の娘を妻としていたが、時忠の娘と連れ添うことを喜び、大切に遇した。彼女が手紙の件を口に出すと、義経は封も解かずに時忠のもとに送った。安堵した時忠は、その手紙をすぐに焼却した。
 一方、息子の清宗と東国に下ることになった平宗盛。もう1人の子に何としても会いたいと義経に願い出たところ、聞き届けられた。宗盛は、まだ幼い子を膝にのせて髪をかきなでる。「難産で亡くなったこの子の母親から、ずっとおそばで大切に育ててくださいと頼まれました。清宗は大将軍でこの子は副将軍、との意で副将という名にしたところ大層喜んでいたものです」。日が暮れて帰る頃になっても、副将は宗盛と離れたがらなかった。
 幼くて鎌倉へは連れて行けないこの若君の処置を、河越重房(重頼の子)は義経から任されていた。重房は「大臣父子は鎌倉に下られますが、若君は京都にてお過ごしください。これからは、緒方惟義のもとにお預けします」と言って、副将を連れだした。副将と女房達が車に乗る。また父に会えるのかと胸を躍らせる副将。車が進むにつれて女房達は不審に思う。行く先が違うのではないか。そしてはっと気づいた。賀茂の河原だ。処刑場ではないか。女房達は必死に抱きかかえて守ろうとしたが、平家の頭領の子である副将の処刑は、免れなかった。
 さて、平家の捕虜を連れた義経一行は関東を目指して下っている。「命が助かるよう是非ともお計らいください」と頼む宗盛に、「私の勲功の賞と引きかえに願い出てみましょう」と請け合う義経。義経には自信があった。功績を上げたこの私の申し立てを、兄が聞き入れてくれないはずがない。
【写真】
河越氏居城の跡地に立つ『国指定史跡河越館跡』の木碑(常楽寺)。跡地の一部は史跡公園として整備されている(埼玉県川越市上戸)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 総合的な学習の中で年間を通じて米づくりを学んできた市立豊田小学校(西浜 馨校長)の5年生児童41人は10日、米づくりの集大成に収穫した米で餅つきを行った。
5年生児童が栽培した米の中には古代米の「紫光もち」が含まれており、40kg程度の収穫があったという。名前の通り紫色の米ということで児童からは「紫色のお餅をつきたい!」と声が上がった。当日は薪で餅米を蒸し、臼と杵で餅つきにチャレンジ。杵の重さにふらつきながらも順番に餅をついていった。お雑煮としての実食で児童らは「お正月に食べたのと同じぐらい美味しい!」と満足げな表情を見せた。
教務担当の小室喜雄教諭は「1年間の米づくりを通し、様々なことに自分で気づいて実行することができるようになった」と話す。6年次の総合的な学習ではそれを発展させ、災害時などに地域防災の主役を目指す「命を守る学習」に繋げていくという。

 平塚市では来月にひかえた広報ひらつか1000号発行に向けて、過去の広報ひらつかを紹介する「広報ひらつかデジタルアーカイブ」を市のホームページに開設している。この中で行方が分からなくなっていた広報10号、25号、26号が相次いで発見され、すべての広報がアーカイブに揃うことになった。
 平塚市の広報は昭和24年に「平塚市弘報」の名で創刊された。以来65年間にわたり市行政や市内の出来事などを市民に広く紹介してきた。今回、広報10号と25号は市内土屋の女性から、26号は市内諏訪町の男性から市秘書広報課宛に電話があり、発見に至った。10号はB4判2ページ1色刷り、25・26号はB4判4ページ1色刷りで保存状態も良いという。
 今回発見された3号は平塚市博物館で2月1日(土)から開催される広報1000号展でも紹介される。

 警察庁では110番の適切な利用を推進しようと1月10日を110番の日として定めている。全国各地で様々なイベントが行われる中、平塚警察署では平塚市防犯協会と共に駅前でキャンペーンを行った。
 平塚市内では昨年1年間で県下6位となる1万9237件の110番通報があった。しかしこの内、約25%となる4787件は出動を要しない通報だという。これについて平塚警察署では「不要な通報を避けることで必要な人にスムーズな窓口案内ができる。これは119番利用などと同じ」と話している。緊急でない各種相談には「♯9110」が用意されている。
 キャンペーンでは振り込め詐欺、自転車盗難、自転車事故などに関する注意喚起のリーフレットと自転車のワイヤー錠、反射シールなどをセットにして街行く人に配布。110番の適切な利用に加え、身近な犯罪への注意も呼びかけられた。

 新成人の門出を祝う「平成26年平塚市成人式」が13日、平塚総合体育館で行われた。平成5年4月2日から翌年4月1日までに生まれた男性1386人、女性1228人が新たに大人の仲間入りをした。
 今年の成人式のテーマは「『挑戦』〜新しい自分に〜」。平塚市成人式実行委員会(田中瑞恵実行委員長)では独自のイベントとして「ミス・ミスターコンテスト」を企画した。昨年秋口から出場者を募集し、Web投票などを経て6人のファイナリストを選出。12月に行われたファイナリスト投票と式当日の来場者投票を合わせてグランプリを決定した。グランプリとしてミス新成人に加藤 歩さん、ミスター新成人に熊澤健吾さんが選ばれた。
 来賓の挨拶の中では平塚市議会の黒部栄三議長が自身のサッカー体験になぞらえ、「『ゴール』が見えたら『シュート』を撃て!」と社会の中で新たなフィールドに立つ新成人らを激励した。

 現在、鈴鹿ソーラーカーレースにおいて4年連続優勝という輝かしい成績を続けている県立平塚工科高校(反町聡之校長)社会部のレース連覇に黄色信号が灯っている。理由はソーラーパネルを始めとした車両の老朽化。このピンチを救うべく、平塚商工会議所の福澤正人会頭、平塚工科高校OB会松陵会の林 正儀会長、平塚経進会の石川一郎会長を中心に「平塚工科高校ソーラーカーリニューアルを支援する会」が組織され、各支援計画が進んでいる。
 同校社会部では7年前、県からの助成金を元にソーラーカーの試作機を作成、6年前から鈴鹿ソーラーカーレースに出場している。学校からの予算と部員から徴収した部費、合わせて年間50万円に満たない僅かな予算ながらも創意工夫を凝らし活動を続け、何百万、何千万という潤沢な資金がある企業や大学を相手に今年度、遂に4連覇を成し遂げた。しかし、車両の心臓部となるソーラーパネルをはじめ各部の老朽化が進み、最近では予備パーツにも事欠く状況に陥っている。部長の石塚航士君らは「パネル自体は性能も劣化しており限界。レース規定も厳しくなる中、細かなリフレッシュが必要」と話す。
 記録自体は続いているが内情は綱渡りの勝利。校長に訴えたところ話が広がりOB会や商工会議所などが協力を表明、今回の支援が実現した。支援する集いを開催し参加会費の一部を支援金とするとともに、2月末まで支援金の募集を行っている。一般からの支援も受け付けているという。同部の顧問である小澤健人教諭は「みなさんの支援が連覇に、ひいては将来の技術者を育てることに繋がる。是非幅広い支援を」と訴えている。


 手話を取り入れたダンスや歌を披露し、TV番組等で活躍する平塚出身のエンターテインメントグループ「HAND SIGN(ハンドサイン)」が8日、県立高浜高校で公演を行った。手話ダンスにより地元の若い世代に、手話を身近に感じてもらい楽しく福祉を学んでもらうとして「県内の中高50校を訪問」という目標を掲げており、同校がその1校目。平塚で育ち、世界で実力を認められたパフォーマーが、地元に帰ってきた。
ハンドサインの結成は2005年。メンバーはTATSU(タツ:中野達朗)さんとSHINGO(シンゴ:小林慎吾)さん、マネージャーのKousuke(コウスケ:津田康輔)さんが二宮町出身で、ROY(ロイ:佐藤 涼)さんとJiN(ジン:北村 仁)さんが平塚市出身、そしてOzA(オザ:小澤裕也)さんが相模原市出身という全員が県内出身の若者だ。元々は平塚市内で活動するダンス仲間であり、駅ビルの階段の踊り場等で練習をしていたという。
ダンスに手話を取り入れたきっかけは、TATSUさんがTVドラマで扱われた手話に感銘を受けたことから。あるときダンスに取り入れてみた所、それまで「かっこいい」といった観客の感想が「感動した」に変わり、やりがいを見出したという。
世界で活躍、そして国内へ
結成後は県内、全国と、数々のコンテストで受賞。2009年にはニューヨークの伝統ある「アポロシアター」の「アマチュアナイト」という、マイケルジャクソンやスティービーワンダー、ダイアナロスなどを輩出した登竜門的コンテストのオーディションに合格した。7回の出演のうち2回優勝という快挙を達成し、公認パフォーマーとして表彰された。
その後、ニューヨークで経験を積み、国内ではTV・ラジオ等のメディア出演、その他多くのイベントに呼ばれるようになった。さらには手話ダンスを紹介するDVDや書籍の出版、芸能プロダクション「オスカープロモーション」への所属、NHK Eテレ「みんなの手話」のレギュラー出演など、活動の幅を広げている。
「伝える」を伝える
その他にも、聴覚障がい者のためのオリンピックであるデフリンピック2013の日本選手団応援ソング『DREAM STAGE』の制作を任され、認知度を上げる活動を行うなど活躍の事例を挙げればきりがない彼らだが、国内・世界を巡る中で、自分たちが行き着いた答えは「富」や「名声」ではなかった。
招かれるイベントは様々あるが、学校訪問も数多く重ね、生徒たちからの反響を感じ取る中で、自分たちの活動に意義を見出していった。「若い世代へ手話を伝えていくことで、バリアフリーの世界を広げていく」という夢。そのために「手話も英語と同じように『言語』として知ってほしい」──。
せっかくならば自分たちが育った地元で、ということで「県内50校」と目標を立てた。
まず結成した平塚で
「1校目は何としても自分たちが育ち、練習した思い入れのある『平塚』でやらせてもらいたかった」と津田さんは語る。さらに福祉に力を入れている高校、ということで必然的に高浜高校へ依頼したという。学校側は快諾、公演では生徒たちも盛り上がり、成功裏に終わった。まずは1校目。これから1年かけ県内50校を回るが、訪問先は現在も依頼をかけている段階とのこと。問い合わせはEメール:mail@handclover.com

(写真2):
後列左からOzAさん、SHINGOさん、JiNさん
前列左からROYさん、TATSUさん

 2013年、ベルマーレは年間順位16位でJ2へ降格した。残留ラインの15位にあと一歩及ばなかった。しかし、その15位と16位の間には12の勝点差があったことを忘れてはならない。J1の舞台でも試合内容が評価され「湘南スタイル」という言葉も浸透した。しかし残留と降格の、その差が何であったのかは一人ひとりが突き詰めて考えなければならない。曺監督は今季のテーマを「継続と深化」と掲げた。積み重ねてきたものを継続しながら、突き詰めて深めていくという意味での深化。1試合に、ワンプレーに、より一層の責任感を持って臨むシーズンとなる。現役を引退しやるべきことが見つからなかった監督はドイツで指導者という道に巡り会った。ピッチ内外で多くを学ぶドイツで年末も刺激を受けてきたという。「エヒテリーベ(ドイツ語で真実の愛)を持つ選手でなければ厳しいJ2を戦くことはできない」と監督。地域愛、クラブ愛を持ち、14日に新チームが始動する。

文・遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

【写真】
「エヒテリーベ」を持って戦おうと監督
青 龍
(1歳・トイプードル)

お正月を迎える準備万端です

漣くん
いつもニコニコ!
今日はちょっと凛々しく漣くん早く大きくなぁーれ!!
Rin/Renじーじさん


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 大磯町では5日、教育委員会臨時会が開催され、依田勝也氏の辞職に伴い空席となっていた教育長に藤家 崇氏が任命された。藤家新教育長は依田前教育長の残任期間である来年3月31日まで務める。藤家氏は広島大学文学部を卒業後、二宮町立二宮中学校教諭、ニューヨーク日本人学校教諭、同町立一色小学校校長、同町立二宮西中学校校長などを歴任している。

 2014年がスタートを迎え、各地では新年を祝う賀詞交歓会が行われた。
 平塚市内では、平塚商工会議所主催の「新年賀詞交歓会」が6日、ラスカホールで開催された。会には落合克宏平塚市長や河野太郎代議士をはじめ県議会議員、市議会議員、市内経営者ら総勢約370人が参加。会場では毎年恒例の「年男・年女」による樽酒の鏡開きも行われた。
 大磯町でも6日、大磯町保健センターで「賀詞交換会」を開催。河野代議士や古沢時衛県議会議長など総勢約200人が参加した。会では町表彰条例に基づき町政の発展に寄与したとして、元消防団員の曽根田博道さんと録音ボランティア「ひびき」に表彰状が贈られた。
 二宮町では7日、ラディアンで「新春のつどい」が行われた。二宮町自治功労者表彰式と同町教育委員会表彰式が行われ合計17人・1団体が表彰された他、琴・尺八などによる演奏会が催された。

 平塚市陸上競技協会OBなでしこ会(石井 尊会長・会員19人)は先月31日、第90回箱根駅伝のコースにあたる国道134号の歩道の清掃を行った。
 参加した15人の会員はそれぞれの持ち場に別れ、相模川にかかるトラスコ湘南大橋の平塚側から、平塚中継所周辺の区間を清掃した。同会では4年前から駅伝観戦に訪れる人に綺麗な場所で観戦してもらおうと清掃活動を実施している。石井会長は「今は道が整備される中で綺麗になっているけど昔は道路が汚くて」と振り返る。同会では大会当日ものぼり旗を掲出したり中継所でボランティアをしたりと、箱根駅伝を裏から支えた。
 同会では普段から市内の陸上競技大会に優勝旗やメダルを贈る、役員や審判員として大会を支えるなど、陸上競技の普及に取り組んでいる。

 平塚市では、市民に対し地域防災計画の概要を広く認知してもらい、また、市民自身による防災・減災活動への取り組みを紹介するとして、市内全戸へ防災啓発用冊子『ひらつか防災ガイドブック-災害に備える-』を今月15日~17日にかけ、配布する。これまでの同様の防災啓発用冊子としては、職員の手作りによる簡素なものしかなく、配布に関しても、希望者や訓練の時などに限定されていたという。
 今回作成されたのは、A4版フルカラー40ページ。13万部が刷られ、制作費と配布料を合わせて約584万2000円がかけられた。主な記載内容としては、自助、共助、公助の3部構成による防災に関する基礎知識や訓練の情報、防災意識を啓発するコラムや防災計画の概要など。その他、避難所マップや防災カード、備蓄チェックシート等も付けられた。なお作成にあたっては、同市と災害時相互応援協定を結ぶ宮城県石巻市へ派遣されていた職員も参加し、被災地での経験に基づく記事も掲載された。

 湘南ベルマーレがサポーターとの意見交換の場として開催している「クラブカンファレンス」が昨年12月に開かれた。その中で眞壁 潔代表取締役により、「2015シーズンのJ1ライセンスが取れない可能性もある」として、平塚競技場の収容人数問題が取り上げられ、Jリーグから入った実態調査、通達内容および湘南からリーグへ戻した回答などが紹介された。
 現在、同所の収容人数はJ1ライセンスの基準1万5000人を満たす1万8500人としているが、実際に基準の人数が収容可能かどうか、多数の入場者が見込まれる浦和戦(昨年9月28日)で、リーグによる実態調査が行われた。
 当日の入場者数は1万3743人。リーグからの通達は「特にゴール裏立ち見席に関し、3000人以上収容可能と聞いていたが、実際に浦和側では2100人超の収容で通路までぎっしりと観客が入り身動きが取れない状態」「一歩間違えば大きな事故に繋がる危険性があるだけでなく消防法への抵触も懸念される」として、「J1クラブライセンスの基準を充足しているか再確認が必要」とのことだった。さらに「ゴール裏において観客が安全かつ快適に観戦できるための1人あたりの面積設定とその場合の収容人数」の算出を求めた。
 湘南では、同エリアの収容人数を、これまでに計算されていた「4000人」(鉄柵間に2列、1人あたりの前後×左右を42cm×30cm)ではなく「2300人」(1人あたりを42cm×50cm)と再計算し、全体の収容人数を「1万5100人」と回答。基準は僅かに100人を超えたが、再度調査が入ることが想定されており、その時点で安全性等が加味された上で「満たしていない」と判断された場合はライセンスが交付されない可能性もあるという。
 来季、仮に首位であってもライセンス剝奪となれば、昇格の道は断たれる。この現状を早くから危惧していたサポーターらで組織する「湘南ベルマーレサポーターズ協議会」は、昨年5月よりスタジアム全面改修を求める署名活動を実施してきた。昨年12月末時点で2万7295筆を数えており、今年も継続して活動していくという。署名等に関する詳細は同協議会HP(http://www.dream-shonan.info)まで。
【写真】サポーターによるスタジアムイメージ
ゴール裏は2層式、屋根は拡大されている

 義経に率いられて都の大路を引き回される人々の中に、平宗盛(清盛の子)がいた。彼は、平家を滅亡に導いた総帥として、その愚鈍さが強調される人物だ。都落ちの際には後白河法皇をお連れすることもできなかった。壇ノ浦では親族が討ち死にをしたり入水したりする一方で、ぐずぐずしていて捕らえられた。潔くない、と思われても仕方がない。息子の清宗が海中に沈んだら自分も沈もうと様子をうかがっているうちに死すべきタイミングを逸したのだ。その清宗は、今は同じ車の後方に乗っている。都には捕虜となった平家を一目見ようと大勢の人々が詰めかけた。平家の栄えていた頃を知っているだけに、涙を流して見物する人もいる。
 宗盛と清宗の乗る車を担当しているのは、三郎丸という牛飼いである。平家への恩義が忘れられなくて義経に自ら願い出たのだ。情けある義経の許しを得て車の世話をする三郎丸は、涙にくれて前が見えないが、牛の進むのに任せて懸命につとめる。義経の六条堀川の宿所に入った宗盛は、差し出された食事に見向きもせずに、涙を流す。夜になったが装束も脱がずにいた。片方の袖を下に敷いた形で横になる。涙がとめどなくあふれてくる。傍らには、息子の清宗が眠っている。宗盛は、そっと自分の衣の袖を清宗の上にかけた。警固の武士たちは、そのような宗盛の様子に親としての情愛を感じた。「身分が高かろうが低かろうが、恩愛の道ほどせつないものはない。衣の袖をかけたところで何ほどのものかと思われるのに、これだけでもせめて、という御志の深さよ」。そう言って勇ましい兵士たちも鎧の袖を濡らした。罪状に関する審議では、宗盛父子と家人達は死罪に相当するとの話が出た。平家追討に功のあった頼朝に対しては、従二位に叙すことも決まった。これは破格の昇進である。
 義経は入京してみて驚いた。自分が頼朝の勘気を被っているというではないか。早速、頼朝に対して「異心はありません」との起請文を送る。しかし、「義経には従うな」との頼朝による書状を持った使者が、すでに梶原のもとへと発せられていた。
【写真】
京の名水として知られた井戸『左女牛井(さめがい)之跡』。源氏の本拠地、義経らが居を構えた六条堀川館の邸内にあった(京都市下京区堀川通五条下る)
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


 周辺道路の整備完了やツインシティ計画の事業着手などが予定されている2014年度。平塚市が大きな変化を迎える、そのスタートとなる今年、本紙では特集企画としてシリーズ対談「スタート!~平塚の未来へ~」(不定期連載)を掲載。第1回は、平塚市長の落合克宏さんと衆議院議員の河野太郎さん。まちが大きく変わろうとしている今、求められているのは何か――。(対談場所=河野太郎事務所)
落合 あけましておめでとうございます。
河野 おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
道が育む元気なまち
落合 昨年は、河野代議士にご尽力をいただいた平塚駅西口のバリアフリー化も完成し、国道134号の4車線化も進みました。
河野 134号の4車線化は平成26年度中には完成しますし、いよいよさがみ縦貫道路が26年度中に中央自動車道八王子ジャンクションまで開通します。東名高速道路へのアクセスが便利になりますし、北関東との交流が段違いに良くなります。
落合 さがみ縦貫道路が開通すると、国道129号の混雑も緩和されると思います。
河野 バスが近づくと信号が青に変わり、バスをスムーズに通すという技術がありますから、129号に時間帯によってバスレーンを導入し、平塚からでもスムーズに小田急線に乗り換えるといったことが実現するといいですね。
落合 129号沿線は既に今、急速に変わっています。市内も厚木市戸田付近にしてもそれは顕著なものを感じます。
河野 交通網の整備は人の動きを両方向に活発化させます。つながるということはどちらにも動けるということですから、魅力ある街、活力ある産業を平塚に創りだし、人やモノの流れを平塚に向かわせるようにしなければなりませんね。
落合 さがみ縦貫道路の南の終点は茅ヶ崎の柳島ですが、そこで車は右にも左にも曲がれます。たくさんの車が右に曲がってくれるように、平塚から小田原、箱根まで力を合わせると同時に、平塚で停まるしくみをつくらなければなりません。
河野 市営プール跡地の道の駅構想などもしっかり実現し、そこで平塚の魅力ある産品が多くの人の目に留まるような仕掛けを期待したいですね。
ツインシティが握る平塚の未来
河野 将来の人の流れだけではなく、将来の人口も考えなければなりません。
国立社会保障・人口問題研究所が昨年の3月に出した人口の将来推計を見ると、2010年に26万780人だった平塚市の人口は、そこから徐々に減り始め、2020年には25万7300人、2030年には24万4300人へと減っていきます。
ところが近隣の藤沢市や茅ヶ崎市、海老名市といった自治体は2020年になってもまだ人口が増えると予想されています。
落合 私もその数字を見て危機感を抱いています。やはり街の活力を考えると、人口というのはそのベースになります。人口が減るということは商業やサービス業には直接、大きな影響が出てきます。
日産車体の第一地区工場の北九州移転やJTの工場閉鎖の発表など、工業の町ひらつかも次の時代に向けて準備を始めなければなりません。
河野 そういう意味で言うと、ツインシティ構想は平塚の未来にとって大切だと思います。新東名高速の厚木南インターへ3分で着きますし、さがみ縦貫道路の寒川北インターへのアクセスも良く、物流の拠点となりえます。
さがみ縦貫道路が開通すると、沿線である厚木や相模原との都市間競争が始まります。平塚の北玄関としてのツインシティが果たす役割は大変大きいと思います。
落合 ツインシティまちづくり計画では、約68haを市街化区域に編入し、3300人が住み、6000人が働く街になる予定です。
準備を進めるための予算も市議会にご承認をいただきました。行政もしっかりと支援を続けていきます。
河野 ツインシティを成功させるためには、プランニングがカギを握ります。よくあるようなコンサルタントに丸投げして青写真を描いてもらうのではなく、市や商工会議所も一緒になって企業のニーズを把握し、物流拠点や研究施設を誘致しなければなりません。
落合 ツインシティはいろんな意味で平塚らしさが盛り込まれたものにしなければなりません。どこにでもあてはまるような計画ではなく、全国へ向けてもこれがツインシティ計画だと胸を張れるようなものにしていきます。
まず市内の企業の物流や製造、研究開発のニーズを伺い、ツインシティ構想にあてはまるところをどんどん具体化していきます。
河野 ツインシティが成功すれば、私は遠い将来でも新県庁という夢があると思います。
県庁が、県と同等の権限を持っている政令指定都市に置かれているというのはどう考えても矛盾しています。横浜市民は県庁ではなく市役所で用が足りるのですから。
子供が主役のまちへ
河野 ツインシティだけでなく、日産車体跡地にも、ららぽーとと併せて住宅が整備されることになりました。
また、JT工場跡地にも良質の住宅地を供給してくれるようなプロジェクトが可能ですね。
落合 人口を増やすためには平塚が子育て世代に選ばれる街になる必要があります。
そのためには子育てしやすい環境があることと公立の小中学校の教育をより充実したものにする必要があります。
河野 女性が働き続けやすい街であることが、これからの発展の前提条件だと思います。 例えば、保育園や学童保育の充実のためには小中学校の空き教室をいかに活用していくか。ぜひ、地域で話し合って活用していただきたいと思います。
落合 民間保育所では定員増のご協力をいただいていますし、いわゆる認可外保育施設を認可保育所へ移行する取り組みも進めています。平塚市においても認定こども園の設置に向けた準備も進んでいます。
河野 子育てと並んで重要なのは教育です。
平塚市の公立小中学校の学力水準を高めていくために、地域が一丸となったプロジェクトが必要だと思います。
充分に気を付けながら、学校ごとの学力テストの結果を開示し、目標値を定め、そのために地域が何をできるか、地域で考えていただきたいと思います。
落合 マニフェストにも掲げた英語教育の充実も進めていきたいです。2020年の東京オリンピック開催を見据えても英語力の向上は必須です。
河野 児童数が減ってしまったこともあり、小学生のスポーツにシーズン制を取り入れるべきだと思います。
野球、サッカー、ミニバスを中心に、シーズンを分け、子供のうちから様々なスポーツを経験していくというのは大切だと思います。学校の部活にも地域の指導者に入っていただくことも必要です。
そして昨年は湘南ベルマーレ、面白い試合を展開してくれました。スポーツライターの北健一郎さんが書いた『サッカーはミスが9割』という本の中で、曺監督率いる湘南ベルマーレはドルトムントやバイエルンと同じ世界最先端のサッカーに取り組んでいると絶賛されていましたね。
落合 ベルマーレには地域の高齢者の体力づくりの取り組みなど介護予防にも協力をいただいています。プロスポーツが地域にも貢献してくれることはまさにJリーグの理念にもつながるものです。
トップレベルの高齢者福祉事業
河野 『日経グローカル』という雑誌の高齢化対応度ランキングでは平塚市は神奈川県で政令指定都市を除いてトップでしたね。
落合 この調査は、医療・介護、生活支援・予防、社会参加などの観点から全国の自治体をランキング化したもので、特に「生活支援・予防」という部門では全国9位になっています。一人暮らしの高齢者のための配食サービスや新たに導入した「お話見守り歩数計」、「高齢者在宅時緊急通報システム」、「はいかいSOS見守りGPS」などが要因です。また、金融機関等のご協力による「地域の見守り活動に関する協定」締結などの取組が評価されました。市民との対話集会「ほっとミーティング」で寄せられた市民の意見を生かしています。
河野 福祉行政の推進は財政負担とのバランスが重要ですね。
落合 ふるさと平塚が市民の皆さんにとって住みやすい街になるために、今年もよろしくお願いします。
河野 国、県、市、力を合わせてがんばりましょう。

 FC金目湘南平塚のトップチーム26人が先月18日、第34回平塚市少年サッカー選手権大会の高学年1部で優勝した報告に平塚市役所を訪れた。  同チームの優勝は、湘南ベルマーレ所属で、来シーズンは福島ユナイテッドFCに期限付き移籍が決まっている猪狩佑貴選手が在籍していたその時から、十数年振りの快挙。同チームには幼稚園から小学校6年生まで60人が在籍しており、現在は1月に行われる県大会に向けて練習に励んでいる。  プロで活躍する選手を輩出したチームの優勝に落合市長は「みんなも大先輩に続くようにこれからも頑張って」とエールを贈った。松本 浩監督は「個の能力で戦っていたのが徐々に組織的な動きができるようになってきたのが勝因」とチームの成長に眼を細めていた。

 平塚市では年末の交通事故防止運動の一環として18日、平塚駅北口ロータリー前で自転車マナー“アップ”ルキャンペーンを実施し、道行く人に安全運転を呼びかけた。  当日は県内の最高気温が8℃前後という寒さ。街行く人も足早に通り過ぎる中、落合克宏平塚市長、鳥海保弘平塚警察署長の他、湘南ひらつか織り姫の後藤真由美さんらが、交通マナーの「アップ」とひっかけ用意された、友好都市岩手県花巻市産のリンゴ「ふじ」1,000個を道行く人に手渡し、年末の交通安全を呼びかけた。  平塚市は平地ということもあり自転車が多く、今年は県内でワースト1の自転車事故発生率だった。笑顔で新年を迎えられるよう、無理のない運転を心がけたい。

 平塚警察署(鳥海保弘署長)は20日、市内での振り込め詐欺被害を未然に防いだとして、市内金融機関の職員に感謝状を贈った。  感謝状が贈られたのは、平塚信用金庫花水支店預金係の田口敬子さん、湘南農業協同組合大野支所金融担当の飯岡あけみさん、横浜銀行旭支店窓口担当の梅沢早苗さん、平塚御殿郵便局局長の加藤憲雄さんの4人。いずれも慌てた様子で来店し、高額な引き出しを申し出た被害者に対して積極的な声かけを行い、詐欺被害を未然に防いだ。  平塚市内では12月に入り、振り込め詐欺被害が急激に増加しているという。鳥海署長は「動転して正常な判断が出来なくなっている被害者に対して声かけをするのは難しいことだろうがこれからも続けて欲しい」と話していた。

 湘南ベルマーレホームタウン内の小学4・5・6年生がチーム制で競う「YEGベルマーレカップ2013 第24回小学生駅伝競走大会」(平塚商工会議所青年部主催)が14日、平塚市総合公園内で開催された。
 今年は大会史上最多となる男子76チーム、女子45チームが参加し、約860人の児童がShonanBMWスタジアム平塚をスタートし、同公園内を快走した。男子の部(1区・6区/2,100m、2区~5区/1,700m)では「木曜ランナーズ」が39分39秒で大会を制し、女子の部(1区・6区/1,700m、2区~5区/1,300m)では「藤沢陸上リトル」が32分43秒で優勝した。

 湘南ベルマーレは、現在監督を務めている曺 貴裁氏(44)が、2014シーズンも引き続き監督として指揮を執ることに決まったと11日、発表した。
 同氏は早稲田大学卒業後、選手として日立製作所サッカー部(柏レイソル)、浦和レッズ、ヴィッセル神戸で活躍した後、指導者として川崎フロンターレ、セレッソ大阪を経て2005年に湘南に入団。昨季、監督就任1年目でチームをJ1昇格に導いた。今季は6勝21敗7分の16位でJ2降格という結果に終わったものの、サポーターの横断幕などから続投を希望する声は挙がっていた。
 今回の発表に当たり同氏は、「湘南スタイルの『継続と深化』をテーマに、1年間戦い抜きます。来季も、力強いご声援をよろしくお願いします」とコメントしている。

平塚市、大磯町、二宮町は今月、一般職員に対する期末勤勉手当と、特別職員・議会議員に対する期末手当を支給した。
 一般職員の支給率は、1市2町ともに2.05カ月分で、平均支給額は平塚市が71万9,045円(平均年齢41歳0カ月)、大磯町が65万2,700円(平均年齢42.9歳)、二宮町が62万4,837円(平均年齢39歳3カ月)だった。
 なお平塚市、大磯町の特別職員に関しては、継続して減額措置がとられており、本来の支給額より少ないものとなっている。
表下テキスト
※1・・・本来の支給額より25%減額
※2・・・本来の支給額より15%減額
※3・・・本来の支給額より12%減額
※4・・・本来の支給額より50%減額

 県が現在4車線化整備を進めている国道134号「平塚市高浜台(高浜台交差点付近)から大磯町東町(西湘バイパ ス)まで約3.2km区間」の中で、「袖ケ浜交差点付近から虹ケ浜交差点付近まで約0.7km区間」が完成したとして、今月18日より4車線での供用が開始されている。
 これまで、全区間約3.2kmのうち「南口入口まで約0.9km」が昨年10月、「袖ケ浜まで約0.5km」が今年6月に供用開始されており、今回の約0.7km延長により、残る整備区間は約1.1kmとなった。県では、3.2km区間全体の工事完了は平成26年度内(予定)としている。


 年の瀬を目前に控え、街中が慌ただしくなる12月、身近な犯罪や事故に巻き込まれるケースが増えてくる。平塚警察署のまとめによると平塚市は11月末時点で、自転車盗難(803件・前年比66件減)と自転車関連の交通事故(385件・同13件増)の発生件数で県内ワースト1位という不名誉な記録となっている。特に自転車盗難は市内における刑法犯認知件数の38%を占め、件数の底上げに一役買ってしまっている状況だ。年末年始にかけて犯罪や事故に巻き込まれないために、どのように日々を過ごすか、平塚警察署 鳥海保弘署長に伺った
 注意すべき身近な犯罪について鳥海署長は「自転車・オートバイ盗難、ひったくり、そして振り込め詐欺」と話す。オートバイ盗難は県内で4588件(前年比824件減)、市内で240件(同149件減)と減少こそしているものの県下ワースト2位の状況。さらにひったくり被害も県内891件(同3件減)、市内で35件(同10件減)発生している。また、もう1つの県内ワースト1位である自転車関連の交通事故については「平地が多い平塚は、もう10年連続で自転車事故多発地域に指定されている。安全啓発をすすめ汚名返上しなければ」と危機感を募らせる。
振り込め詐欺
 特筆すべきは振り込め詐欺だ。今年に入り県下全域で被害が急増しており、発生件数1143件にして被害額は約35億4000万円にのぼる。昨年より675件増と倍以上となり、被害額は約23億円増加と3倍に届きそうな程にふくれあがっている。平塚市も例外ではなく、29件の被害が発生し被害額は約9000万円。昨年比で件数は21件、被害額は約6800万円も増えている。未遂も含めればこれ以上の件数が市内だけで発生している。この背景には手口の巧妙化・多様化がある。親族を名乗り金銭が必要と訴える「オレオレ詐欺」も根強く残るが、行政職員を装った医療費や年金などの還付金を受け取れると騙った詐欺が多発。「複数人が役割分担し、言葉巧みに誘導される。口調は感じの良い営業マンそのもの。考える隙を与えないよう、巧妙に誘導され金銭を奪われる」と警鐘を鳴らす。
犯罪から身を守るために
 「自転車、オートバイ盗難やひったくりは意識1つで確実に発生を防げる」と鳥海署長。自転車、オートバイのロックを2重にする、バッグを歩道側に持ち自転車ならネットをかけるといった心がけが必要という。「街灯のLED化、防犯カメラの設置などハード面の対応も進めているがお金がかかる。ちょっとした心がけが一番の効果を生む」という。また、振り込め詐欺については「署も積極的に注意喚起していくので家庭でも話し合いの場を持ってほしい。振り込みなら金融機関やコンビニなどの協力で未然に防げるケースもあるが、手渡しで奪われることもある」と呼びかける。
 自転車事故に関しては「一番大切なのは譲り合いの精神。対人の自転車事故で約9500万円の賠償が命じられたケースもある。ルールとマナーを守れば事故は半減する。12月から施行された自転車の左側通行もしっかり守って」と乗り手の意識改善を訴える。
 鳥海署長は「楽しく安全に年末年始を過ごすため、ルールとマナーを守って。署も犯罪のないまちにするために全力投球する」と力強く話してくれた。

【写真】
鳥海保弘平塚警察署長/自転車マナー啓発キャンペーンの様子

『清須会議』(2013/日本)
監督・原作・脚本:三谷幸喜
出演:役所広司/大泉洋/小日向文世/佐藤浩市/鈴木京香 ほか
シネプレックス平塚ほか全国東宝系にて上映中。
天下統一を目前に本能寺で果てた織田信長。その後継者と遺領配分を決めるため、家臣団が一堂に会した。後の天下人となる器量を問われるこの席で、対する二大勢力は、宿老筆頭にして武辺者の柴田勝家と、百姓から一代でのし上がった羽柴秀吉。かくて、日本史上初、会議で歴史が動いたといわれる清須会議が幕を開ける。根回し、談合、付届けと、姑息な手段で覇権を争う戦国武将たちの姿を描いた人間喜劇。ただし、史実をひっくり返すような着想や、爆笑の連続を期待する向きには、期待外れかもしれない。だけど、僕はこの映画が大好きだ。登場人物はみな、欲深く見栄っ張りで、策を弄する割に詰めが甘い。その癖、情に脆くてどこか憎めない。少し歴史を知っていれば、彼らはみな歴史の敗者だとわかる。頑張れば報われるほど人生は甘くない。大半の人間はそうだ。つまり、彼らは僕ら自身なのだ。彼らを笑うことは、我が身を笑うことである。三谷幸喜の真骨頂は、実は、この人の悪さにある。
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 7日大宮戦を黒星で終え、ベルマーレの2013シーズンは幕を下ろした。6勝21敗7分、16位。シーズン当初に掲げたACL出場という目標は遠く、1シーズンでの降格。ベルマーレの力はJ1の舞台で戦うには及ばなかった。しかし曺ベルマーレを象徴し、ベルマーレが貫いた「湘南スタイル」──素早く攻守を切り替えアグレッシブに試合を運ぶエネルギーに溢れたサッカーは見る人を惹き付け、今なお成長を続けている。雨の日も風の日も打ち出し続けた湘南スタイルの中心にいた監督・曺貴裁は、会見では「そんなこと言いましたっけ」ととぼけてみせたものの、セレモニーでは事実上の続投宣言ともとれる「ベルマーレがまだ生きていることを証明したい」という言葉を口にした。湘南スタイルは更なる高みへ、J1を留守にするのは1年だけだ。
【写真】試合後のセレモニーでサポーターへの感謝と来季への想いを語る曺監督。後ろには眞壁代表
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 平塚市金目地区真田東部地域の農業関係者25人によって6日、農地の利用調整や農作業の受委託による継続的な「集落営農」を目指す「真田東部営農組合」が設立された。集落営農とは集落単位で農業生産工程に共同で取り組む組織のこと。個々の農家が自分の土地だけを耕作するのではなく、個々の土地を「組合の土地」として組合が調整し、組合員全員で耕作することになる。
 全国的に農業従事者の高齢化と担い手不足が深刻化する中、真田東部地域でも将来的な地域農業の維持・発展が課題となっていた。個々の農家だけでこういった問題に対応することには限界があり、有志を中心に市やJA湘南との話し合いを重ねてきた。そんな中、平成24年に国が打ち出した「人・農地プラン」(同プランを作成することで国から各種支援をうけることができる)制度を利用し、地域農業の再興を図ろうとする機運が高まり今回の組合が実現した。6日に行われた設立総会で組合長に選出された市川亀雄さんは「賛同者が少なくともスタートしてみたいと思っていたが、結果としてほぼ全ての農家にご賛同いただけた。今後、(真田)東部だけでなく西部や地区外からの入作者にも賛同してもらえるように努めたい」と話した。
 同プランの作成は平塚市では初めてのもので、今後モデルケースとしての展開が期待されている。市川組合長も「まだ近所同士の域を出ないが5年後10年後には市内でも多くの地区でこういった集合体が必要とされるのでは」とプランへの期待を口にした。

 県内を中心に路線バス事業などを運営する神奈川中央交通株式会社(平塚市八重咲、三澤憲一取締役社長)では、今年9月から平塚駅発で県立平塚養護学校(平塚市寺田縄、村上 結校長)と県立湘南養護学校(平塚市御殿、落合久子校長)両校の最寄り停留所を通る路線バスに、両校の校章と学校名が書かれたステッカーを掲示している。今月9日からは秦野駅発で平塚養護学校前を通る路線バスでもステッカーの掲示を始めた。
 この取り組みは平塚市と両校からの相談で実現したもの。両校高等部の生徒は以前から自立を目指した自力通学を行ってきた。しかし駅からは行き先の違う多くのバスが運行しており、幹線沿いでは複数の路線が行き交う状況の中で、間違ったバスに乗車してしまう事例があった。平塚養護学校の村上校長は「(バスを間違えないように)道路に出て窓越しに乗車している友人の顔を確認するなど危険な状況もあった」と話す。そこで今年6月ごろ、市と両校は自力通学支援の相談を同社に持ちかける。同社でも一般の路線バスで前例がない取り組みだったが、「自立支援の一助になれば」と申し出を快諾した。
 同社お客様サービス係の中野智和係長は「別段、社会貢献といった大それた話ではなく、バスを利用するお客様の利便性のために」としながらも「こういった事例ができたので、同じような事案があれば前向きに検討したい。当社の側からもアクションを起こすきっかけになれば」と話している。

 平塚市私立幼稚園父母の会連合会は8日、平塚市総合体育館で親子イベント「ふれあいたいそう!かぞくのわ!みんなの◯(わ)!」を開催した。
 今年で8回目を迎える同事業は親子が触れ合う機会を設けるとともに、園児の身体能力を鍛えることを目的に行われている。昨年に引き続き講師に神奈中スイミングから野中 弘コーチを招き実施された。午前と午後の2部構成で行われたイベントには予定を上回る800家族を超える申し込みがあり大盛況。体操・ダンス・レクリエーションをはじめ、円形の布を使って行われるパ
ラバルーン体操など親子で触れ合うことをテーマにした盛りだくさんの内容に楽しく身体を動かした。
 子どもたちが声をあげながら元気一杯に体育館中を走り回る中、日頃運動不足のお父さん、お母さんからは1つの運動を終えるたびに長いため息が聞こえていた。

 平塚市内近郊の大学や専門学校等に在学・在住する個人、グループなど100人以上の学生が参加してフリーマーケットやグルメ、ステージショーなどを提供する「ひらつか学祭博」が15日、紅谷パールロードと紅谷町まちかど広場で開催される。
 同イベントは、平塚市内の飲食店経営者らでつくる「ひらつか青春応援団」の支援を受け、大学の垣根を越えた学生らでつくる「ひらつか青春塾」が主催するもので、初開催の昨年に続き2回目。今年も10を超える大学から多くの学生が参加し、学生ならではの催しを企画している。
 今年は県立大磯高校、同平塚工科高校、同平塚商業高校の生徒らも参加するほか、ステージでは平塚ご当地アイドル「7☆マーメイド」や地元ラッパー「DJてぃんか~べる。」(MC妖精)のパフォーマンス、また、平塚を舞台にした小説を応援する「湘南ひらつかライオンの棲む街プロジェクト」のブースも出される。問い合わせはひらつか青春塾 事務・金子さん☎090-5770-1774まで。


 今年も残すところあと僅か。クリスマスムード高まる街中に、季節感とユーモア溢れる新たなイベントが誕生する。参加者にサンタの帽子を無料配布(先着1000人)して被ってもらい、指定の飲食店をスタンプラリー形式で巡ってもらおうという「1000人サンタin平塚2013」が今月15日、開催される。年の瀬迫る師走のまちを、賑やかに盛り上げようという試み。今後、新たな平塚の名物となるか。
 企画・運営を手掛けるのは、駅北口エリアの飲食店店主ら有志でつくる「WEST SIDE 実行委員会」だ。きっかけは今年の10月末、西口周辺の飲食店12店舗が協力して開催したハロウィンイベント。これも初の試みだったが、約200人の参加者があり、成功を収めたとして「これを機に今後も西口を盛り上げていこう」と企画が始まった。最初は「大勢のサンタがまちを歩いたら面白いよね」という純粋な発想から。
参加店舗、協力者も続々と
 11月から約1カ月、10回ほど会議を重ねる中で、徐々に賛同者は増えていった。エリアも、「西口駅前」の紅谷町だけでなく明石町、錦町、宝町、見附町……と次第に拡大し、最終的には「北口エリア」が会場となった。参加飲食店に限らず協賛の企業・店舗も続々と増え、結果、参加店舗50店、協賛企業・店舗20社(店)という一大イベントに拡大した。
 さらに、同日に駅前中心商店街で開催される「ひらつか学祭博第二回」(10時~17時)からも声が掛かり、共催という形になった。
北口の魅力を発信
 参加無料の同イベントだが、店舗を巡るため、当然飲食費は発生する(子どもはお菓子がもらえる無料スタンプラリーのみ)。ただ、各店舗が提供するイベント対象商品(300円程度)は「基本的には当日のみ出される、お得なオリジナルメニューです」と実行委員長の泉 達彦さんは言う。そもそも営利目的ではない。あくまでも北口エリアの魅力や店舗のPRが目的だ。「利益は二の次。もちろんお店のPRもありますが、一番は『北口がまとまる』ところに意義があると思います」と話すのも、これまで北口エリアでは「南口ぶらりはしご酒」のように、同じエリア内の飲食店が協力し合って開催する大規模なイベントが実施されてこなかった現状があるからだ。
これからも続々と
 だがそんなことよりも、と泉さんは続ける。「何よりも純粋に、クリスマスの雰囲気を楽しんでもらいたい。子どもたち、大人たちみんなが笑顔で年末を迎えられるようになってくれればいいな、と思います」と微笑む。他のメンバーも「また協力して何かイベントを作りたい。もちろんハロウィンと1000人サンタは来年もやりますが、その他にも色々イベントを企画していきます」と意欲的だ。
 今度はどんな企画が生まれるか。まだまだ北のエリアは熱くなる。
参加方法(参加自由)
◇日時:12/15(日)11時~16時
◇受付:紅谷町まちかど広場
◇会場:駅北口周辺の指定飲食店(当日配布のマップを参照)
◇問い合わせ:泉さん☎080-5434-1235

 1185(元暦2、文治元)年4月11日。鎌倉にいる頼朝は、勝長寿院(南御堂)の立柱の儀式に臨んでいた。この勝長寿院は、亡き父である義朝のために建立するものだ。そのとき、急使が頼朝のもとに到着した。そして源氏軍が平家を討滅したことを告げた。使者は西海にいる義経からの記録を携えている。内容は、3月24日に壇ノ浦で逆賊の平家を滅ぼしたこと、安徳天皇が海底に沈まれたこと、入水した人々や生け捕りになった人々の名などを報告するものであった。そしてさらに、三種の神器のうちの内侍所や神璽は確保したが宝剣は探索中であるとも述べられていた。頼朝はそのまま記録を手に取って巻き戻して持ち、鶴岡のほうに向かって座る。一言も、発しなかった。儀式後に大工達に褒美を与え、御所に戻ってから合戦の詳細を使者に聞いた。翌日には、範頼(頼朝の弟)は九州で事後処理にあたり、義経は生け捕りになった者たちを連れて上洛せよということが定められた。
 4月15日。頼朝は憤懣(ふんまん)を隠しきれなかった。自分の推挙を受けることなく、多くの関東御家人たちが大した功績もないのに勝手に都で任官したからだ。だから下文(命令書)を彼らのもとに遣わした。次のようにしたためた。「本国へ戻ることを停止し、それぞれ在京して公務を勤めるように」。つまり、京都に居続けて仕事に励むように、ということだ。そして続ける。「墨俣川(岐阜県大垣市)より東に下ることは許さない。もし下ってきたならば、本領を没収し、朝廷に申請して斬罪に処す」。頼朝はこの文にご丁寧に一人ひとりの悪口を付け加えた。例えば義経の従者の佐藤忠信(屋島合戦で戦死した継信の弟)に関しては「奥州の藤原秀衡の従者の分際で衛府の官職に任命されるなど身の程知らずで、イタチ(鼬)にも劣る」とした。他の人物に対する評も、「声がしわがれている」「顔がふわふわとしている」と細かにあげつらって、「ただ伺候していればよいものを任官するとはとんでもない」などと、手厳しく言い連ねる。今回の無断任官で頼朝の激しい怒りをかった者、24名。以前、頼朝に無断で任官した義経に関しては、まったく言及されていなかった。それがまた、恐ろしかった。
【写真】
『勝長壽院舊(「旧」の旧字体)蹟』の碑(鎌倉市雪ノ下)。大御堂とも呼ばれた壮大な寺院で、当時は鎌倉3大寺社として鶴岡八幡宮、永福寺と並び称された
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ウィンティー
(8歳、ラブラドールレトリバー)

なんか良い夢みてるのかなぁ〜。

平塚市 aminさん

 品川から新幹線で約四時間、さらに在来線とシャトルバスを乗り継ぎ辿り着いたのは、紅葉が色づく山々に囲まれた「エディオンスタジアム広島」。Jリーグの中でもトップクラスの収容人数(5万人)を誇るサンフレッチェ広島のホームだ。2万7392人が入場した先月30日、前節でJ2降格が確定した16位湘南は、昨季に続き2連覇を狙う3位広島と対戦した。
観客席が広島カラーの紫色で染まる中、試合は始まる。順位が示す通り、広島は一枚上手の巧みな攻守。36分、決める所で決めてくる。湘南は失点後も果敢に攻めるが、最後の一手を打たせてもらえない。結局、0-1で湘南は敗れた。
広大なスタジアム、圧倒的多数のサポーター、チームの実力・・・。今節に限らずアウェーに行く度、様々な点で「J1」との差を見せつけられる。ただ今季、多くの湘南サポーターが実感しただろう。チームの実力は、間違いなく高みに近づいている、と。

【写真】降格が確定しようとも、広島を訪れ、変わらぬ応援を続ける湘南サポーターら
TEXT・PHOTO:櫻井雅之(本紙編集部)

川口オラピン(愛称:ミック)さん
マッサマン タイキッチン オーナーシェフ
大磯在住

18年間の日本での生活を経て、昨年大磯に念願の出店。タイレストランとしてではなく、タイの家庭の台所をイメージして開店いたしました。自分も体が強くないので、カラダに良いハーブやスパイスを選び、「私の味」として地元のみなさんやたくさんの方々につくっていけたら幸せです。コップ・クン・カー!

 

 地域社会で共に支え合うことを目的に小学校単位で組織される福祉村の1つ、みなと町内福祉村は先月30日、みなとベイサイドホールでネットワーク委員会を開催した。今回は、平塚警察署須賀交番に勤務し「須賀のおまわりさん」として親しまれる羽切健二巡査部長が「地域を守る〜須賀交番から見た地域の情報〜」として談話を行った。談話では平塚市でも多くの被害を出している振り込め詐欺についての話があり、「常識的に考えて電話1本で数百万単位のお金のやり取りをすることはない」と訴えた。参加者の中には「うちにはお金がないから詐欺の被害には絶対にあわない」と話す人もいたが、「それでも現実に被害額は増加している。家庭内で話し合いの時間を設けるようにして欲しい」と話した。

 保護者をはじめ、地域の企業や学校の協力のもと先月29日、30日に行われた県立平塚養護学校(平塚市寺田縄、村上 結校長)の文化祭が盛況のうちに幕を閉じた。
 今年は日産車体株式会社の協力の元、障がいを有する子どもたちの保護者が日頃ゆっくり見ることのできない福祉車両を展示。保護者らからは「改めて見ると便利なもの」との声が聞かれた。また、県立平塚江南高校のJRC(青少年赤十字)部の生徒ら5人がボランティア参加し、焼きそばを作り振る舞った。さらに日頃から協力関係にある花菜ガーデンが障がい児の保護者駐車場の確保のためにバックヤードを提供するなど、「みんなの社会貢献満載の文化祭」と村上校長は話す。
 JRCの部員らは「養護学校に通う障がいをもった人が普段何をしているか、身近に感じられた」と笑顔を見せた。

 平塚市総合公園の全施設を会場に、様々なスポーツの紹介コーナーや体験教室、また、トップアスリートによるパフォーマンスなどを実施し、市民相互の交流を深めるという「ひらつか市民スポーツフェスティバル」の企画が動き始めた。
 同フェスティバルを来年の3月30日に開催するとして先月28日、体育協会を中心とする市内スポーツ関係者や東海大学学長、神奈川大学学長などの教育関係者らにより、設立総会並びに第1回総会が実施され、実行委員会が組織された。実行委員長には、平塚市体育協会会長の田中國義氏が選出され、その他役員4人、顧問3人、委員24人が選ばれた。
 なお同フェスティバルでは、元女子プロテニス選手の杉山 愛さんを講師に招いたテニスレッスンや、元女子マラソン選手の有森裕子さんを講師に招いたスポーツ実技講習会も予定されている。
 同実行委員会では「多くの団体がこのように一同に会して実施するイベントは全国的にも珍しく、また、市民の集いとして、毎年恒例のイベントにしたい」と話している。

 第19回日本管楽合奏コンテスト全国大会中学校A部門で「最優秀賞」、「審査員特別賞」を受賞した平塚市立春日野中学校(神林 茂校長)吹奏楽部のうち、3年生17人が先月27日、落合克宏市長を訪ね受賞の喜びを伝えた。
 同大会は11月2日から10日にかけて文京シビックホール(東京都文京区)で行われた小学校から高校を対象にした吹奏楽コンテストで、9日に行われた中学校A部門には全国から31校が参加した。春日野中は『シャカタ〜歌によって世界は生まれた〜』を演奏し、「最優秀賞」と「審査員特別賞」をダブル受賞。上位数校に授与される最優秀賞と違い、1校にのみ授与される審査員特別賞は「実質的には『最優秀グランプリ賞』に次ぐもの」という。
 来年3月16日(日)には平塚市民センターで記念演奏会が行われる予定で、今回受賞となった曲も演奏される。

 先月3日から10日にかけ有明コロシアム(東京都江東区)で開催された「ニッケ全日本テニス選手権88th」の女子シングルスで初優勝した穂積絵莉選手(19/レック興発)は先月28日、落合克宏平塚市長を表敬訪問し優勝の報告をした。
 アグレッシブなプレイとフォアハンドを武器とする穂積選手は8歳から本格的にテニスを始め、中学1年生の時に全日本Jr.テニス選手権(12歳以下)で優勝。その後も国内外のタイトルを獲りキャリアを重ね2012年にプロ転向した。10代での全日本選手権優勝は森田あゆみ選手、奈良くるみ選手、土居美咲選手に次いで4人目という。現在は世界を舞台に戦う若手選手らに続く快挙に、落合市長も相好を崩し喜びを分かち合った。
 今後の目標を聞かれ穂積選手は「テニス4大体会はもちろんリオ五輪、そして東京五輪」と力強くコメント。平塚発のニューヒロインの行く末から眼が離せない。

 落合克宏平塚市長は先月27日、市議会12月定例会の冒頭で、現在まちづくり計画が進む「ツインシティ大神地区」内の土地984㎡を、自身が市議であった平成22年に妻名義で購入していた件について時間を設け、議員らに対し説明、謝罪を行った。
 まず市長は「この度は私の親族が土地を所有することで、議会をはじめ、市民の皆様にご心配をおかけし、また混乱を招いたことについて、深くお詫び申し上げます」と謝罪。土地の所有については、10月の時点から「法令に違反することはないととらえているが、このまま土地を所有することは円滑な事業推進に支障を来すことも考えられる」として購入時と同額での処分を検討、進めているとのことだったが、今回の説明で「すでにさる11月4日、売買契約を済ませ、現在は農地法の手続きを進めている」と明らかにした。許可が下り次第、所有権移転の登記がなされるという。
 また市長は「この度の件については、私の配慮の至らなさから引き起こしてしまったことであり、率直に申し訳のないことであったと考えております」と重ねて謝罪し、「この間、自分自信を省みて、忸怩(じくじ)たる思いがあったことも事実であります」と心情を打ち明けた。「その上で」と続け「私からは、重ねて今、まちづくりを進めなければならないことをお願いさせていただき、市民の代表たる議員の皆様の議論も頂戴しながら、私の信念とも言えるまちづくりに対する想いを、お認めいただけるよう努力したいと考えました」と意志を表明した。
 今後の自身に対する身の振り方については「今は、ひらつかの未来を切り開くことが、自分に与えられた務めであると考え、改めて身を律して、引き続き、粉骨砕身する覚悟で、職務に専念してまいりたいと思います」と決意を新たにした。

 株式会社舟平 代表取締役会長を務めた故・水嶋忠彦さんの遺志を引き継ぎ、息子の水嶋一耀さんから先月29日中央図書館へ児童図書が寄贈された。昭和55年、水嶋一耀さんの祖母である水嶋チサさんの遺族も本を寄贈しており、親子2代に渡っての寄贈となった。寄贈されたのは絵本や全集、図鑑や漫画など203冊(50万円相当)。12月初旬からこども室に配架され、一般に利用できるようになる予定という。


 今から72年前の1941年12月8日、日本陸軍によるマレー作戦と日本海軍航空隊による真珠湾攻撃によって太平洋戦争は開戦した。1945年、日本の敗戦に傾きつつあった戦争末期、日本は本土決戦に備え太平洋側沿岸の丘陵地などに陣地や壕を構築した。二宮町もその例外ではなく、吾妻山を始めとした町内各地に洞窟陣地などの戦争遺跡が残る。1月には菜の花が咲く美しい景勝地にも残る、戦争の記憶を辿る。
 こういった洞窟陣地の調査活動を2006年11月から3年半にわたり行ってきたのが「戦時下の二宮を記録する会(赤羽興三郎代表)」だ。会では戦争の記憶を後世に伝えるべく、戦争体験者への聞き取りや関連資料の調査を実施し、会報誌「ひとしずく」で活動報告をしていた。ある時、戦争遺跡を訪ね歩いていた青年に「二宮にある洞窟陣地の調査を一緒にしてほしい」と請われ、洞窟陣地の実地調査を始める。古くからの住人に話を聞き、文字通り道なき道を行き、53回にわたる調査の末に大小合わせて93カ所の陣地や壕を町内各地に発見した。昨年、これら全てを写真におさめ、簡易測量法で実測し記録に残したものを「ひとしずく第五号『二宮の洞窟陣地』」として出版した。
文化賞に入選
 公的な援助も、企業のスポンサーもない。活動は全てボランティア。当然、本は自費出版だ。A4版フルカラー、204ページもの調査記録は手弁当と自前のイベントの収益、その他個人からの出資で全てがまかなわれた。その調査書が今年、地域文化・個人誌・小説など7部門、642点の応募があった「第16回日本自費出版文化賞」(社団法人日本グラフィックサービス工業会主催・NPO法人日本自費出版ネットワーク主管)の地域文化部門で入選に選ばれた。「本当は大賞が良いに決まってるけど自分たちの活動が評価されたという意味で嬉しいには違いないね」とメンバーは笑顔を見せる。
次世代へ
 数ある遺跡の中から吾妻山に残る洞窟陣地を実際に案内してもらった。遊歩道から逸れ、藪の中を5分程行くと倒木の向こうに洞窟の入口が顔を見せた。山を東西に貫通する洞窟内部は僅かに空気の流れが感じられる。「証言から判断するに、洞窟の東側の延長線上、平塚〜茅ヶ崎沿岸に上陸する敵を大砲で迎撃するための陣地でしょう」。ほんの数十メートル上の山頂には富士山を眺める観光客がいる。平和な現代社会のすぐ隣に、生々しい戦禍の跡が残っている。
 戦後68年、当時を知る人はそう多くない。会でも「本を出版して新たに話を聞けたりもするが、次世代に伝える手段や機会が減っている」と話す。会では本の内容をデータ化し地域に残そうとしているが、活動の後継者がいるとは言い難い。全国的にも各地で調査活動は行われているが、大きなうねりにはなっていないという。
 今や戦争は多くの人にとって過去の「歴史」になりつつある。戦争の記憶を体験する機会が失われる時がもうそこまで迫っている。
ひとしずく第五号「二宮の洞窟陣地」
頒価:1,500円(送料別)
取り扱い:伊勢治書店二宮店・吉田屋・出口書店ほか
問い合わせ:吉成泰子さん(戦時下の二宮を記録する会)☎73-1181
【写真】口を開ける吾妻山東陣地・天井に腐食したフックなどが残る ・入選に笑顔を見せるメンバー

 甲府との勝ち点差9で迎えた残り3節、アウェイFC東京戦。前半を0-0で折り返し、66分に高山のゴールで先制するも2分後に失点。92分に逆転弾を許し、1シーズンでのJ2降格が決まった。  昨季の劇的な開幕戦から貫き続けてきたた曺監督の湘南スタイルはとうとうJ1の壁を貫くことができなかった。しかし、成長を続けた「見ていて面白いサッカー」は確実に現在のJリーグに爪痕を残した。「つまらないサッカーでも残留すればよい」という考え方もあるが、長い将来を見据えて、この地域の少年達が「ベルマーレみたいなサッカーがしたい」と思うチーム作りをしていくことが、地域密着を掲げるJリーグに必要となるクラブのカタチではないだろうか。信念に基くスタイルを貫き、Jリーグに風穴をあけるクラブになることを願う。

【写真】闘志溢れるプレーでチームを牽引してきたハン グギョンは、降格という現実に直面し、泣き崩れた。
TEXT:濵田拓郎(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

初めての傘 雨が降るの待ってたよ!

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 平家一門との合戦に壇ノ浦にて勝利した義経。しかし、まだ重要な仕事が残っていた。三種の神器の確保――これが朝廷との交渉を有利に進めたいと考える頼朝からの厳命であった。平重衡の妻である大納言典侍(輔子)が抱えていた内侍所(神鏡)は、すんでのところで手に入れた。神璽は、波の上に浮かんでいるところを義経の郎等が取り上げた。だが、二位尼(清盛の妻・時子)が神璽とともに身に帯びて沈んだもう一つの神器である宝剣だけは、泳ぎに熟達した者達や海人による懸命の捜索にもかかわらず、とうとう見つからなかった。
 海に没した「天叢雲(あめのむらくも)の剣(のちに草薙の剣と改名)」は、もともとは八岐大蛇(やまたのおろち)の尾の中にあったものだといわれている。出雲で人を食うとして怖れられた、頭と尾が八つずつある大蛇をスサノヲノミコトが退治した時のこと。酒入りの八つの桶に頭を入れて飲んだ大蛇が酔い伏したのを狙って、スサノヲがずたずたに斬り裂いたのだが、どうしても斬れない尾が一つだけあった。よく見てみると、尾のなかに霊剣が入っていた。大蛇の尾にあったときは常に雲が立っていたことから「天の叢雲」の剣と呼ばれた。この剣が時を経てヤマトタケルノミコト(倭建尊・日本武尊)の手に渡ったときのこと。ヤマトタケルが東征の途上の駿河国で、四方の野に火をつけられて焼き殺されそうになったことがあった。その時に、辺りの草を薙ぎ払って難を逃れたために、「草薙の剣」と呼ばれるようになった。
 様々な歴史を経てきた宝剣が海底に沈んで見つからないことを「昔、スサノヲに斬り殺されて霊剣を奪われた大蛇が、八つの頭と尾を示すしるしとして8歳の帝となって霊剣を取り返し、海底に沈んで龍宮に納めたに違いない」と考える者もあった(『平家物語』)。『愚管抄』を記した慈円は、天皇の「武」の面を守る剣が失われたことは、武士の世が始まるゆえに宝剣の役割が終わったことを示すのではないかと解釈している。
 ともあれ三種の神器をすべて無事に回収できなかったことは、義経にとっての大失態であるといえた。
【写真】日本武尊から名付けられたという日本平(静岡市)にある、草薙の剣を持つ日本武尊の像 写真提供=日本平ホテル
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 株式会社サン・ライフ(竹内惠司代表取締役会長)は20日、1933年11月に創業したサカエヤをはじめとする「サン・ライフグループ」が80周年を迎えたとして、同社がネーミングライツを取得している「ひらつか サン・ライフアリーナ」で記念講演会を開催した。講師には、映画『おくりびと』の原案である『納棺夫日記』(文春文庫)の著者・青木新門さんが招かれた。
 冒頭で同社の歴史を振り返るスライドが紹介されるほか、サン・キッズの園児たちによる発表もあり、約800人が来場した会場を盛り上げた。青木さんの講演では、映画の主演俳優・本木雅弘さんとのエピソードのほか、納棺師であった自らの経験による死との対面、職を蔑まれたことや死生観など様々な話が盛り込まれた。

 平塚市内で活動する2つのソフトテニスクラブチームの選手が全国大会出場を決めた。出場を決めたのはゴールドジュニアソフトテニスクラブ(多田幸男監督)に所属する長谷川知香さん(城島小5年)と坂場 栞さん(松延小5年)のペアと、花水ジュニアソフトテニスクラブ(小林弘道監督)に所属する荒木美和さん(花水小4年)と太田尾光梨さん(花水小4年)のペア。
 長谷川・坂場ペアは10日に行われた「第12回全国小学生ソフトテニス大会神奈川県予選会」にてベスト4の成績を残し全国大会へ出場。荒木・太田尾ペアは4日に行われた「第23回神奈川県小学生ソフトテニス選手権大会兼全国小学生ソフトテニス大会低学年の部神奈川県予選会」でこちらもベスト4の成績を残し全国への切符を手にした。
 ゴールドジュニアの多田監督は「両親や家族、コーチ、チームの仲間への感謝の気持ちを持って頑張って」と、花水ジュニアの小林監督は「本大会では何らかの感動を得られるように」とエールを送った。

 平塚市料理飲食業組合連合会が運営する平塚市食堂連合株式会社では22日より平塚競輪場内の食堂売店をリニューアルオープンした。「勝負事にはめでたいものを」との思いから「七幅」と名付けられた新店舗のメニューには同連合会が普及に取り組むカオリ麺や弦斎カレーなどが並ぶ。21日にはプレオープンが行われ落合克宏平塚市長を始め関係者が新店舗の門出を祝った。
 同社では競輪場、Shonan BMWスタジアム平塚(平塚競技場)、平塚球場の3施設での食堂売店運営を行っているが、不採算に陥ることもある店舗の経営改善が課題となっており、手始めに今回の競輪場売店がリニューアルする運びとなった。
 同社代表取締役の水嶋一耀さんは「売店を開いているだけで良い時代ではない。700人のプロが後ろについているのだから1つずつチャレンジしていく。来年のJリーグ開幕時には競技場売店のリニューアルを」と展望を語った。

 平塚警察署は25日、振り込め詐欺被害を未然に防いだとして市内で営業するコンビニエンスストア「ローソン」3店舗のオーナー、店長へ感謝状を贈呈した。
 感謝状を贈られたのはローソン平塚紅谷町店店長・長嶋政枝さん(51)、同平塚四之宮一丁目店オーナー・石黒達也さん(58)、同花水店店長・内山直美さん(37)の3人。詐欺の手口はいずれも医療費還付を装ったもので、市役所職員を騙り社会保険事務所へ電話をかけさせ、犯人によるATMでの操作指示に従ううちに相手先の口座に現金を振り込んでしまうというもの。長嶋さんは過去にも2度、詐欺を未然に防いだことがあり「年配の人が真っ直ぐATMに向かっていくのはあまりない、特に携帯電話片手に大声で話しながらなどは気にかかる」と話す。
 今年、平塚市内では28件の振り込め詐欺による被害が発生しており、被害額は約8500万円にのぼる(11/24現在)。

 今年、創立50周年を迎えた平塚市テニス協会(髙橋通泰会長)が24日、活動の節目を記念する式典と祝賀会を行った。式には市内外のテニス関係者が出席し、落合克宏平塚市長、河野太郎衆議院議員らの来賓も駆けつけた。
 同協会は昭和38年に設立、現在ではクラブ36団体、実業団23団体の計59団体、約2,700人の会員からなる市内でも大きなスポーツ団体。近年では髙橋会長が式典の挨拶の中で話したように「ジュニアの育成とシニアのテニスライフの充実を心がけている」という。式典ではあわせて協会への協賛や後援を行ってきた企業や個人への感謝状贈呈、テニスの発展普及に尽力した役員への功労者表彰、ここ10年で県選手権優勝以上の成績を残した選手への優秀選手表彰が行われた。
 式には平塚市出身で今月3日から10日にかけて行われた「ニッケ全日本テニス選手権88th」の女子シングルスで優勝した穂積絵莉選手も出席し華を添えた。

 平塚球場と湘南ひらつかビーチパークのネーミングライツを募集していた平塚市では、募集のあった企業と契約を結んだとして20日、パートナー企業と愛称を発表した。
 平塚球場のネーミングライツを年額306万円で取得したのは、石油製品のほかバッティングセンターやコインパーキングなどを扱う「相模石油株式会社」(小泉光一郎代表取締役、平塚市紅谷町)。愛称は「バッティングパレス相石(そうせき)・平塚球場」に決まった。
 また、湘南ひらつかビーチパークの命名権を年額101万円で取得したのは、造園事業や石材事業を扱う「湘南造園株式会社」(眞壁 潔代表取締役、平塚市万田)。愛称は、眞壁代表が株式会社湘南ベルマーレの代表取締役を務めていることもあり「役員会で相談して名前を借りることにした」として、「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen」に決まった。
 愛称が使用される期間は、両施設ともに来年4月1日から3年間。
【写真】新たな愛称のロゴを持つ(左から)小泉代表、落合市長、眞壁代表


 牛も白い息を吐くほどに冷たい空気が張りつめる朝7時、日の光が差し込む牛舎の中で、掃除をするところから「片倉牧場」(平塚市北豊田)の1日は始まる。ここは、先月行われた「平成25年度神奈川県乳牛共進会」(神奈川県酪農業協同組合連合会主催)で経産牛(出産経験がある牛)部門最高位の農林水産大臣賞に選ばれたグランドチャンピオンの乳牛が飼育されている場所。平塚市内から同賞に選出されたのは38年ぶり。今週はそんな「快挙」を産んだ牧場を経営する酪農家を訪ねた。

 酪農業に従事して15年、この度栄誉に輝いた片倉幸一さん(35)は、両親と3人で同牧場を営む若手酪農家。牧場全体では約70頭の乳牛が飼育されており、そのうちの搾乳できる牛(=出産した牛)約40頭が牛舎の中で生活する。グランドチャンピオン牛もここにいる。
 だがチャンピオンとは言え、特別な育成をしてきたわけではない。平等に飼育する中で、1番良い体型に育った牛を共進会(審査基準は「牛乳の質」ではなく「乳牛として好ましい体型」)に出場させただけのことだ。掃除を終えた片倉さんは、餌を与えながら「賞を狙って育てているのではなく、日々、事故のないように、健康に育てているだけです」と謙遜する。
日々繰り返し、積み重ね
 餌やりを終えると、搾乳作業に入る。1頭1頭、搾乳機を取り付ける前に少し搾り、乳で体調を判断してから搾乳する。それを繰り返しつつ排泄物の処理も同時に行う。こういった一連の作業を1日に朝晩2回、365日休みなく続ける。大型連休も年末年始休業もなく、毎日が牛の世話。「サラリーマンと比べたら、メリットは少な過ぎると思いますよ」と笑うが、もちろん、自ら歩む道に一切の不満はない。生産者としての自負や喜びを感じているし、充足感も得ている。何よりも、牛が好きで酪農家になった。ただ寂しいのは、仲間が減ってきていること。
 JA湘南によれば現在、市内における酪農家の軒数は39軒。記録が残る昭和40年の786軒をピークに減少し続けている。
酪農家としての夢
 「農業全体では後継者不足という問題もありますが酪農に関しては、野菜や花と違って乳価が決められていたり、直売できなかったりする点も難しい所」と言う。今できることは何か。「自分たちがここで作っているんだ」という意識を高める「ブランド作り」と考える。以前は「おれたちの牛乳」という商品も作られたが、震災後に販売中止となった。理想は、地元の人に飲んでもらうこと。現在、搾乳された生乳は県内にある乳業会社の工場に集められ、複数の牧場の生乳が一括して混ぜられて製品となる。市内の牛乳が単独の商品として販売されることはなく、市民の手に渡ることはないのが現状だ。
 「決して『ブランド=プレミアムで高価』ではなく、求めやすい価格で出せればいい。これは、収入とは別の話。1人の酪農家としての気持ちの部分です」と展望を語る。「現実は中々厳しいですが、将来的には地元産の牛乳を地域の人に飲んでもらいたい。何しろ、うちの牛乳は自信を持って『美味い』と言えますから」と、作業を終えた牛舎の中で笑顔を光らせた。

『ふたりのベロニカ』(1991/フランス=ポーランド)
監督・脚本:クシシュトフ・キェシロフスキ 脚本:クシシュトフ・ピェシェビッチ
出演:イレーヌ・ジャコブ/フィリップ・ヴォルテール ほか
紀伊国屋書店より、DVD発売中。松竹より、12月21日Blu-ray発売。
 連載一回目で紹介した『幕末太陽傳』と並び、マイフェイバリットな一本である。同じ日にポーランドとフランスで生まれた、同じ容姿と名前を持つふたりのベロニカ。互いに、音楽の才能に恵まれながら、ポーランドのベロニカは声楽家としてその才能を開花させようとした矢先、舞台上で突然の病死を遂げる。同じ頃、フランスのベロニカは、不可思議な予兆を感じ、声楽が自分の心臓に負担をかけるとわかって、その道を断念する。新たな人生を歩みはじめた彼女は、見えない糸にたぐり寄せられるようにひとりの男性と出会う。シンクロニシティ=共時性という言葉がある。俗にいう虫の知らせというもので、まったく異なる場所にいながら、同じ感覚を共有することをいう。僕らは常に、不可思議な偶然のもと、誰かの運命と背中合わせに、今日という日々を生きているのかもしれない。ドキュメンタリーを多く手掛けてきた監督ならではの、生の輝きと死の近接性に満ちた、ほろ苦い寓話である。
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 毎年11月の第3木曜日、全世界で一斉にボージョレヌーボーが解禁される。今年は21日木曜日午前0時がその時だ。
 「といっても1つのお祭りに過ぎないですね」と話すのは大磯町在住、西方裕次さん。株式会社ナクレの代表取締役でワインセミナーを主宰しながらワインやその関連製品の販売を行っている。セミナーは北海道から沖縄まで全国で開催されており、西方さんは忙しく日本中を飛び回る日々を送る。元々ワイン好きだった西方さんは10年程前、退職を機にワインの本場、フランスに渡り日本とフランスを行き来するようになる。ワイン生産者や日本人関係者と親交を深めるうちに「人を集めて何かやってみない?」という話になったのが今の仕事の始まりだ。「最初は3カ月に1回ぐらい。それが月に1回になって週に1回になって毎日に……そんな生活をしていたら再就職できなくなってました」と笑う。そんな西方さん曰く、「ボージョレっていうのは1つのビジネス。解禁日が決まっているってことは裏を返せばその日までには何が何でも販売に漕ぎ着ける、毎年『10年に一度の逸品』みたいな謳い文句が踊る、そういうワインですよ」と。
 一方で「楽しみ方の1つとしてはあり」とも話す。西方さんが話すワインの魅力とは「人との繋がり」。お祭りはお祭りとしてわいわい楽しむのもワインの楽しみの1つというわけだ。「一口にワインと言っても多様化していて1つのカテゴリには収まらなくなってきた。そんな中、ワインの好みが合う人、食の好みが合う人っていうのは根っこの深いところで繋がれる」という。仕事も住まいも年齢も違うけど一緒に飲んで楽しい、そんな人と人の繋がりをワインがもたらしてくれるというわけだ。西方さんにとってワインとは「食の入口」。この先も多くの人とワインを通じて出逢っていく。

(文/編集部 名久井 啓祐・取材協力/モトロッソ)

畑井 貴晶さん

SNS「平塚市民会議」議長

若者の投票率は下がりっぱなし。また平塚の地域力も下降気味。それなのに大人たちは、これといった対策を打たない。これらをなんとかしたい、平塚に活気を取り戻したいという思いから、ソーシャルシステムを使って、市民が自由に意見し、議論し、会議できる場を作りました。平塚の現状がよくわかる活動的なサイトにしたいと思っています。 https://hiratsuka-shiminkaigi.net/login/

 

 県内の大学と企業が連携し、企業側が提示した課題に学生が取り組み、研究・発表を行う「神奈川産学チャレンジプログラム」(神奈川経済同友会主催)。今年で第10回目となる同プログラムに8年連続で参加し、今回のテーマを「高齢者が扱いやすい洋菓子容器の研究・開発」と提示していたパッケージの総合商社である株式会社関口商事(関口紀正代表取締役、本社・平塚市桜ヶ丘)は15日、市内で審査会を行った。
 今年、同社のテーマに挑戦したのは東海大学、関東学院大学、国学院大学、文教大学、横浜市立大学(2チーム)、専修大学(2チーム)の6校8チーム。同社幹部や市内の金融機関支店長、高齢者専門看護師などの審査員を前に学生らは、それぞれの「新商品」をプレゼンテーション形式で発表。力をかけずに高齢者でも簡単に開けられる形状やプランターとして再利用できる容器など、学生ならではのユニークな発想に対し、それぞれ審査員による講評が行われた。

 神奈川フィルハーモニー管弦楽団は16日、大磯町立大磯中学校で同校と国府中学校の吹奏楽部員へ演奏指導を行った。
 今回の演奏指導は同楽団の公益財団法人認定に際して大磯町から受けた支援への「お礼」として企画されたもの。神奈川フィルでは通常、お礼として演奏会などの開催をしてきたというが、学校側からの希望などもあり、楽団としても初となる中学生への吹奏楽指導が実現した。両校あわせて44人の生徒に対して楽団は10人の楽団員を派遣。パートごとに分かれたクリニックや、副指揮者永峰大輔氏による全体合奏、ミニコンサートなど充実の内容となった。
 同楽団は昨今の厳しい経済情勢から3億円を超える債務超過を抱えており解散の危機に瀕していたが、官民あげての働きかけで「ブルーダル基金」を設置、4月に債務超過を解消した。なお、楽団では現在も安定した運営のための寄附金を募っている。

 平塚産農産物PRキャラクターのベジ太の認知度をさらに高めるため、平塚市農水産課では「ベジ太の絵本」を作成、10月から保育課、こども家庭課、市民課等の窓口や図書館に配架を進めている。
 ベジ太は平成23年に平塚市と東海大学の交流事業の一環で生まれた市の特産品を背負った犬のキャラクター。市内外のイベントや直売所、スーパーの野菜売り場などで、のぼり旗やポスター、看板などで活躍している。今回の絵本は平塚市中郡保育士会と市が連携して作成した「ベジ太紙芝居」をベースにしており、カラー印刷A4サイズ18ページの構成。全て手作りで作られており発行部数は15部となっている。
 平塚市農水産課では「手作りで製本しているので大量の増刷は難しい。子どもの多い地域を中心に増やしていきたい」と話している。

 平塚市博物館では14日、今月の29日に太陽へ最も近づくとされるアイソン彗星の撮影に成功した。撮影は午前4時20分、湘南平の駐車場で同館の鳫 宏道学芸員により行われた。おとめ座の中にあり、太陽に接近中のところを捉えたという。
 アイソン彗星とは、昨年9月にベラルーシ人とロシア人により発見された回帰しない彗星。名称は発見者が所属する国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network)から名付けられた。一般に、彗星の予測は難しいとされるが、過去、同様の彗星は太陽に大接近する「近日点」通過前後に急激に明るくなり、長い尾が観測されたことから、同彗星にも期待がかけられている。
 同館では、12月上旬の明け方、東の空に写真のような姿が肉眼で見えると予測している。また関連イベントとして、12月1日までの毎週土日(11/23午前の部を除く)のプラネタリウムではアイソン彗星をテーマに取り上げる。問い合わせは同館☎33-5111まで。

 地域の子どもたちに剣道を指導し続け、今年で30周年を迎えた「平塚警察署少年剣道推進会」(林 啓之会長)では、今月4日に記念大会を実施し、17日に記念式典・祝賀会を行った。式典には関係者のほか、平塚署の鳥海保弘署長や森 正明県議らも出席し、祝辞を述べた
 同会は昭和58年、青少年の非行防止や健全育成などを目的に、現在同会の顧問を務める升水稔雄さんを中心に組織されたもの。式典では、発足に尽力した功績を讃え、鳥海署長より同氏へ感謝状が贈呈された。
 なお同会で剣道を学び、現在は俳優として活躍する脇 知弘さんも会場に駆けつけた。脇さんは、久々の再会を果たした升水さんと対面し「数十年ぶりにお会いできて本当に嬉しかったです。平塚に生まれたこと、剣道に出会えたこと、升水先生に出会えたことに感謝します」と涙を流した。

 最高検察庁検事などを歴任し、平塚市内に法律事務所を構える赤塚 健さん(81)が法曹50周年を迎えたとして、同氏を祝う祝賀会が17日、市内のホテルで開催された。式典には市長をはじめ商議所会頭や県議、市議、企業経営者のほか法曹界関係者など約200人が出席し、同氏を祝った。
 同氏は京都大学法学部卒業後、司法試験に合格。検事として各地方検察庁に勤務した後、内閣官房内閣審議官、法務大臣官房参事官等を歴任した。東京地検公判部長、東京地検刑事部長、盛岡地検検事正、最高検の検事を経て平成4年退職。在任中は、連合赤軍事件(浅間山荘事件)を主任検事として担当し、また、羽田沖日航機墜落事件、幼児誘拐連続殺人事件の捜査指揮も執った。退職後は公証人として平塚公証役場で従事し平成14年に退職。同年、市内明石町に赤塚総合法律事務所を開設し、現在に至る。
 なお同氏は、この度の法曹50周年を記念し、世界の恵まれない子どもたちを支援するNGOへ寄附を行ったほか、自分史の第2弾『そら Le Ciel』も出版している。


 近隣の丘陵での山歩きから何千メートル級の山への挑戦まで、多くの人に親しまれている登山。中高年の間の根強い人気に加え、ここ数年のブームをきっかけに登山を始めた若者とで、年々登山人口が増えているという。平塚と大磯の間に位置する高麗山・湘南平も立派な山の1つ。200mに満たない小さな山ではあるが、四季を通じて様々な姿を見せ、手軽なハイキングコースとして近隣の住民を中心に根強く愛されている。秋深まるこの時期、山はどんな姿を見せてくれるか。今週号では地元に愛される「名峰」を行き、その魅力を再発見したい。
 高麗山は高麗寺山(こうらいじさん)とも呼ばれるように元々山中に高麗寺という寺院があった。山頂の大堂、西側の西天照(にしてんしょう:現在の八俵山)、東側の東天照(ひがしてんしょう)で三権現と呼ばれており、現在も大堂、東天照の名が残る。八俵山から尾根伝いに西へ進むと浅間山。浅間山は富士山の見える高台や山頂に浅間社を祀ったのが始まり。費用と日数がかかる上に女人禁制でもあった富士登山に代わり、浅間社に詣でることで願いが富士山に通じると庶民の間で厚い信仰を集めたという。浅間山から更に西に進むと泡垂山(あわたらやま)にたどり着く。この高麗山から泡垂山にかけての一帯が湘南平と呼ばれる。
高麗山の自然
 今なお豊かな自然が残る高麗山は「高麗山県民の森」に指定されている。山の南斜面はスダジイ、タブノキの大木を中心に土地本来の自然が残る中に、高麗山が自生地の北限となるモクレイシが点在する。一方で北斜面は戦中・戦後に森林伐採が行われた関係で、広葉樹の二次林やスギやヒノキの植林地が大部分を占める。昭和40年代中頃までは尾根を中心にマツの大木が茂っていた。安藤広重の錦絵や昔の写真などにその姿を見ることができるが、虫害により今は1本も残っていない。また、コゲラ、メジロ、シジュウカラなどの野鳥も多く見られる。照ヶ崎に飛来し海水を飲むアオバトも、普段はこの山中に暮らしている。
湘南平ハイキング
 そんな湘南平ハイキングコースを歩いてみた。今回歩いたのは高来神社から男坂・女坂を通り大堂、八俵山、浅間山、そして泡垂山へと続く定番コースだ。登山用の装備が必要という程ではなく、スニーカーで登れる程度の山道では手軽にハイキングが楽しめる。この日も平日ながら何人かのハイカーとすれ違った。トンビの鳴き声を遠くに聞きながら木漏れ日の下を行く。所々、木々の向こうに相模湾が顔をのぞかせる。浅間山から先、テレビ塔が見えるとゴールはすぐそこ。ものの1時間程のハイキングだが、普段登山とは無縁な生活からすれば中々の達成感を味わえる。湘南平にはこの他にも表情の違うハイキングコースが複数ある。入山とは違うルートで下山することもできるし、自分のお気に入りコースを探すのも面白い。
 湘南平ハイキングは登山の入口としてはもちろん、登り慣れた人でも地元の山に新たな一面を見つけられるかもしれない。だが軽装で登れるとはいえ山は山、崖のそばを通ることもあれば滑りやすい斜面もある。自身の力に合わせて安全に楽しんでみてほしい。
【写真左から】山道を行くハイカー/現在の大堂付近/眼下に相模湾を眺める/高麗山公園テレビ塔/色づく木々が点在する

横田 匡央さん

美容室LINO オーナー兼スタイリスト

僕が平塚にお店を構えた理由は、色々な店舗で自分が学んだことや見てきたこと、経験したことを地元で活かしてお客様に満足して頂きたいと思ったからです。居心地のいい空間作り『癒し』をテーマにしたお店では、技術はもちろん、他にはない接客、プラスのサービスを提供できるよう常に心がけ、これからも地域貢献できるよう頑張ります!

 

 成人式から10年ぶりの再会の場として今年1月に開催された「平塚市・大磯町・二宮町・中井町合同三十路式」。地域では初の試みであり、また次の代と受け継がれることを願い「第1回」と冠されたが、早くも彼らの次の学年にあたる世代により「第2回」の企画が動き始めた。
 今月3日に開かれたキックオフミーティングでは基本的な方針決めと幹事の顔合わせが行われた。今後会議を重ねて内容を固め、順次、対象者に案内を出していくという。幹事代表の外山元希さんは「三十路式は小中高の学校関係なしに、みんなが一度に再会できるので楽しみ。ぜひ楽しくしたい」と話す。三十路式は、来年の1月26日(日)16時~19時、ホテルサンライフガーデンで開催。問い合わせはEメール:misoji201
4@gmail.com まで。

 子どもたちに命の尊さを伝えるため、市内全43小中学校に対し命を題材とした絵本を寄附するという「子供たちに絵本を送ろう実行委員会」(尾鷲幸男委員長)では今月、購入した絵本が全て届いたとして各校へ3冊ずつ、計129冊の送付を行った。絵本は、今年7月に開催されたブラジル音楽のピアニスト・今井亮太郎さん(市内在住)によるコンサートの収益金で購入されたもの。
 この活動は、市立花水小学校校長などを務め、絵本の読み聞かせによる「いのちの授業」に力を入れていた今井洋一さんが今年1月に他界したことを受け、遺志を継いだ息子の亮太郎さんら有志で企画されていたもの。
 亮太郎さんは、「父が教育者として大事にしていたことが、皆さんのおかげで実現できたことを嬉しく思っています」と話していた。

 横浜ゴム株式会社平塚製造所(平塚市追分・川上欽也所長)は先月22日と今月11日に市立崇善小学校で交通マナー教室を開催した。同社では昨年から三重、静岡、愛知、広島、茨城、長野の各県にある6生産事業所がそれぞれの地元小学校で交通マナー教室を開いており、崇善小学校は10校目の開催校になる。
 講師を勤めているのは交通評論家の矢橋 昇さんら。「交通安全教育には子どもの頃からのしつけが不可欠」と考える矢橋さんの授業は、公共の場において他人を慮るマナーや良識を身につけることに主眼を置いており、いわゆる交通安全教室とは一線を画す内容になっている。
 授業では人に迷惑をかけない行動こそが交通安全には大事なことだと丁寧に指導していた。

 大磯町では神奈川県が推進する「新たな観光の核づくり構想」地域に認定されたことを受け、17日(日)にキックオフイベント「大磯秋のミナト祭り」を開催する。
 大磯市と同時開催する同イベントは、黒岩祐治県知事やかながわ観光親善大使である船越英一郎さんらによる「大磯の魅力発見ミニフォーラム」、香田夏織さん、吉野ゆりえさんらによる「がん撲滅トークショー&オータムレヴュー」などが企画されている。
 同イベント実行委員会では「観光の核づくり構想に認定されたことを町内外の人に広く発信し、事業の実現に向けて町全体で機運を高めたい」と期待を寄せている。
◇日時:11/17(日)9時30分〜◇会場:大磯港県営第2駐車場(雨天時は聖ステパノ学園「海の見えるホール」)◇問い合わせ:同事務局☎61-4100(同町産業観光課内)

 残り4試合という第31節ともなると、優勝を狙う上位チームも、残留か降格かという下位チームも「後がない」。10日の鹿島戦は、そんな2チームが激突した試合だった。
 曺監督が「半年前の100%が今の50%くらい」と言うほどに成長目まぐるしい湘南は、序盤から躍動感あるサッカーを見せる。だが前半15分、34分と2回の警告を受けた岩尾が退場。40分には鹿島・小笠原のフリーキックで失点。厳しい10人対11人の戦い。それでも、鹿島・トニーニョ セレーゾ監督に「勇敢に戦い、素晴らしいサッカーだった」と言わしめるほどの善戦をした。前を向き、攻め続ける姿勢は報われる。ロスタイム91分、遠藤が華麗な同点弾。湘南サポーターはほぼ総立ちで歓喜。そして、腰を落ち着けるや否や、というタイミングで今度は鹿島サポーターがほぼ総立ちで歓喜。得点後ものの数十秒、隙を突かれての失点だった。
 大興奮の逆転劇を見せられた湘南。残り3試合、もう後がないのは誰もがみんな知っている。だがドラマは常に起き得る。残り3試合、夢や感動を与えてくれるヒーローとなるのは誰でしょう。

【写真】後半ロスタイム、気迫の同点ゴールを決めガッツポーズで喜ぶ遠藤。しかしその1分後悲劇が……

TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)


 納屋を抜けると穏やかな秋の陽の光を浴びてまぶしい程に輝いている真っ白の「ざる」、近づくとふわりと漂う甘い香り――。二宮町川匂にある善波保雄さん宅の「ざる菊」が見ごろを迎えている。10年程前に友人から分けてもらったという1株から始まったざる菊園は、今や毎年多くの人が訪れ、すっかり二宮町川匂の秋の風物詩になった。今週はそんな善波邸のざる菊をご紹介。
 ざる菊とは直径1m〜1.5mほどのドーム状に成長する菊のことで、その姿形からざる菊と呼ばれる。花弁は直径2、3cmほどで1株に何百何千という数が並ぶ。ここ数年で西湘エリアを中心にじわじわと鑑賞スポットが増加しており二宮町川匂の善波さん宅もその1つ。個人宅ながらシーズン中は一般に開放しており、およそ280坪の土地に400株近いざる菊が並ぶ。
善波邸ざる菊の始まり
 栽培を始めたきっかけは10年程前に友人に分けてもらったという1株のざる菊だ。元々酪農を営んでいた善波さんは牛を放牧していた土地を利用してざる菊を育てている。元が放牧場だっただけに土壌が肥えており、植物の育成にはもってこいの環境だ。ざる菊は赤、黄、ピンクなど様々な色の花弁をつけるが、善波邸のざる菊は7割が白色。真っ白な花弁が満開になり、さながら雪化粧をした小山が連なるように並んでいる姿は壮観ながらもどこか愛らしさがある。これらのざる菊は白色から薄いピンク、さらに赤紫へと色を変える。善波さんは「今年は17日頃までが満開の見ごろでそれまでは白い花弁。そこからだんだんと色が変わっていく」と話す。
栽培への思い
 今年の出来栄えを訪ねると「大甘に見て95点かな」と笑う。栽培を始めて10余年、そのノウハウも確立しているかと思いきや「まだ全然分からないことだらけ。ざる菊は大きくなりすぎると雨水がたまってざるが割れてしまう。どれくらいの肥料が適切なのか毎年手探り」という。「昔は株の間隔が狭すぎたのか育ちすぎたのか『ざる』じゃなくて『お茶畑』になっちゃったりして……。でも見に来てくれる人がいると嬉しいからね」と目を細める。栽培を続ける原動力は訪れる人に楽しんでもらいたいという単純な想い。「自分の楽しみっていうのもあるけどそれだけじゃ続かなかったね」
 花を楽しめるのは11月いっぱいが限度。それを過ぎるともう年の瀬は目の前。本物の雪化粧の季節が近づいてくる。
Information
住所:二宮町川匂178
アクセス:【車】国道一号「川勾神社入口交差点」より北に約400m。入口に看板あり。駐車可(わずか)。【路線バス】JR二宮駅南口から「高尾行き」、「国府津駅経由小田原駅行き」、「比奈窪行き」のいずれかで10分「押切坂上」バス停下車。徒歩10分。【コミュニティバス】JR二宮駅北口から「かわわの家入口」バス停下車。

 平塚市が平成24年度から進めている平塚駅西口の改札内(上下ホーム)、及び自由通路南北にエレベーターを設置する、平塚駅西口バリアフリー化が完了し先月30日から西口自由通路南エレベーターの運転が開始された。
 これにより、南北の自由通路と改札内が全てバリアフリー化され、階段を上り下りすることなく駅西口を利用することが可能になった。駅改札内のエレベーターは始発から終電まで、自由通路のエレベーターは24時間稼働する。防犯カメラが設置され、車いす利用者や視覚障がい者対応となっており、市では障がい者や高齢者などの利便性の向上に期待を寄せている。
 西口のバリアフリー化事業では今年3月にはすでに改札内エレベーターと自由通路北エレベーターの運転を開始していたが、南エレベーターは工事中に古い基礎杭が発見され工期が延長されていた。

 厚木・西湘二宮人権啓発活動地域ネットワーク協議会の地域活性化事業として、現在運行している人権啓発ラッピングバスの出発式が1日、大磯町役場駐車場で行われた。
 同事業は法務省が全国的に一定水準の人権啓発活動を確保する観点から取り組んでいる事業で、12月の人権週間を含めた今月1日から来年1月末までの3カ月間、神奈川中央交通の路線バスをラッピングし運行を行うというもの。ラッピングされたバスには故・やなせたかし氏がデザインした人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」が描かれ、活動をアピールする。
 ラッピングバスは1台限りだが、平塚、大磯、二宮エリアの各運行ルートを順に走る予定という。

 平塚市立土沢中学校(深谷昇平校長、生徒数108人)では1日、毎年恒例の「探究学習発表会」が行われた。同発表会は、同校の2、3年生が「総合的な学習の時間」の中で約半年間かけて進めてきた研究を、プレゼンテーションソフトを使用して発表するもの。今年は「地域活性化」という共通のテーマが掲げられ、予め校内で選抜された6グループが「蛍」や「歴史」「どじょう料理」「コミュニティバスの運行」などを題材に扱い、発表を行った。
 このような形式の授業を取り入れている中学校は、市内では土沢中のみ。同校の五十嵐俊也総括教諭は「探究対象は生物や歴史であり、技術で習うプレゼンソフトを使って資料を作ります。そして発表には国語力が求められるなど、1つの教科に偏らず、教科の横断的な学習ができる効果的な授業」と位置づけている。

 平塚信用金庫(石崎 明理事長)の本店営業部(紅谷町11-19)の壁面に先月末から、からくり時計が設置された。
 これは昨年の同金庫創立80周年の際に、同金庫の顧客で組織される「TRI Bankひらつか信友会」からの寄附金で購入したもの。平塚のシンボルでもある七夕をデザインに取り入れたからくり時計は、営業時間中の毎時00分になると文字盤上の織り姫と彦星が出会い、星がまたたきながら唱歌「たなばたさま」が流れる仕組みになっている。同金庫では80周年にあたり様々な事業を行ってきたが、寄附金の使い道を検討する中で「お客様に見てもらって、楽しんでもらえるものがいいのでは」と候補の中からからくり時計を選んだという。
 本来1年に1度しか逢えない織り姫と彦星が毎時逢えるとあって、訪れた客らは目を細めながら時計を眺めていた。

 平塚市民病院ではCT検査装置の老朽化に伴う更新で、高度な先進医療の提供を可能にする世界最高水準の高性能IVR-CT(64列)を県内で初めて導入した。
 IVR-CTとは血管撮影装置とCT検査装置が一体となった医療機器のこと。今まで同病院ではこの2つの機器は別の部屋にあり、血管撮影装置を使った治療の状況をCT検査装置で確認するためには患者の移動が必要だった。しかし機器の一体化により血管に関する検査や治療を移動せずに行うことができるようになり、患者の負担低減が図れる。さらに2つの機器が一体となったことで、今まで平面でしか捉えられなかった患部の状況を立体的に把握することが可能となり、迅速、安全に、より細かで正確な治療も可能となるという。放射線科科医長の井上医師は「文字通り、次元の違う治療が可能になる」と話す。
 購入価格は工事費やシステム代を含め約1億7200万円で、そのうちの半分は県からの補助金でまかなわれている。


 年末年始の市で威勢よく売り出される七転八起の縁起物、だるま。県が選定する「かながわの名産100選」や、市が認定する「湘南ひらつか名産品」にも名を連ねる「相州達磨(だるま)」は、平塚を生産地とする神奈川の伝統的な工芸品である。明治時代、多摩地方から大野村四之宮へと製法が伝えられたことから始まり、最盛期には、県内に10軒以上のだるま屋があったという。時代の流れでその数は減り、今や県内に残るのは平塚市内に所在する3軒のみ。そんな平塚に、150年余りの伝統を継承しつつも、師走が迫るこの時期になると毎年、干支にちなんだ創作だるまを発表し、制作に汗を流しているだるま職人がいる。
 10年前、「申」の「干支だるま」を世に送り出して以降、毎年新作を作り続けている荒井星冠さん(58)は、荒井だるま屋(平塚市東八幡)の4代目。創業150余年という老舗ではあるが、伝統的な相州だるま以外にも様々な創作だるまが制作されている。中でも干支だるまは人気が高く、毎年売り切れるという。11年目を迎える今回は「午」であり、来年に制作する「未」で十二支全てが揃うことになる。「最初の頃は、これほど人気が出るとは思いませんでした」と荒井さんは振り返る。
伝統を受け継ぐ
 干支だるまの発想が生まれたのは、自身が4代目として店を継ぎ始めた頃のこと。だるま作りは、子どものときから家を手伝っていたため知ってはいたが、そもそもだるま屋という家業を継ぐつもりはなかったという。平塚市ゆかりの書家・田中真州(1892-1992)に師事していた荒井さんは、大学卒業後、書の指導や個展、日本酒ラベルの書など、書家としての人生を歩んでいた。「3代目である父の代の頃から廃業する店は増え、業界の落ち目を感じ取っており、『何とかしなければ』との想いはありました」。3代目は「潰れたら潰れたでいいよ」と言ってくれたというが、荒井さんには「伝統を守る」という強い意志があった。
革新的な創作だるま
 「ただし、伝統を守るだけではちょっとつまらないな……と。伝統は大切ですが、生活様式は昔と変わり、大きなだるまを飾るスペースがない家も増えました。今の時代に受け入れられる『だるま』を」と、様々な創作だるまを考案し、制作した。こうした中で誕生した干支だるま。口コミで広がり、新聞やテレビで紹介されては毎年売り切れるほどに。気付けば干支が1周するまであとひとつ、というところまで辿り着いた。「よくお客様から『大変ですね』と言われますが、楽しいんですよ。嫌だったらやめちゃいますから」と笑顔。「嬉しいのは、『合格しました』とか『無事に産まれました』と喜んでもらえること。お互いに『ありがとう』が生まれる。商売ってそういうものじゃないでしょうか」
そして伝統へ
 柔軟に変えられるものもあれば、揺るぎなく続く意志もある。「うちで代々受け継がれてきた教えは『利益を先に考えてはいけない。まずはお客様に喜んでもらえるものを作りなさい。お金は後で付いてくるから』ということ。それには『ひとつひとつ手作りで作ること』が必要だと思っています」と力強く語る。
 伝統を守りつつ革新を求め、新作だるまを生み続ける職人がいる老舗、荒井だるま屋。根底に流れる精神は、この先も変わることはない。そして革新から生まれた「干支だるま」は、もはやこの店の伝統となりつつある。
 干支だるまは1つ2,500円。問い合わせは荒井だるま屋(平塚市東八幡4-11-22)☎21-6096。
【写真左から】午だるまを制作する荒井星冠さん(左)と次男の世藍(せらん)さん/申から始まる歴
代の干支だるま/工房も兼ねる店内には数多くの創作だるまが並ぶ

原 栄起さん

昭和38年、今は亡き父・洸(たけし)と母・朝子によって誕生した喫茶シャポー。今年で満50年、多くのお客様に支えられ、感謝の言葉だけでは表しきれない程大きなものをシャポーは頂いて参りました。「尺取虫のようにゆっくりでも前進」と父が、「稲穂は実れば実るほど頭を垂れる」と母が教えてくれた言葉を胸に、これからもお客様に喜んでいただけるよう一生懸命精進してまいります。※11/2・3・4に50周年感謝祭開催

 スコアだけを見れば、3点のビハインドから2点を返して意地を見せたスリリングな試合となるかもしれないが、この試合だけで全てが成り立つ1話完結のドラマではないのが優勝、残留、降格の白黒がハッキリするリーグ戦の醍醐味だ。逆転昇格を果たした昨季も筋書き通りではなく、一つずつ積み上げたものが最終話で結実したものだ。筋書きのない物語だから、その結末に感動するのである。新潟戦の終盤まではどこか、自らが望む結末を期待してしまっている「読み手」の雰囲気がピッチからもスタンドからも感じられてしまったことが残念でならない。それが自力での残留が不可能な状況であるから尚更だ。
 ハッピーエンドは、エンドロールの後にも起こりうるが、その結末を創れるのは、それを望む創り手以外にはいない。

【写真】
勝ち点6差を追いかける残り4試合に向けて「全身全霊の3倍くらいのエネルギーをかけて」と語った曺監督が思い描く物語の結末はいかに
TEXT:濵田拓郎(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

 日産車体企業祭「遊人ぴあ」を企画運営する日産車体グループ遊人ぴあ実行委員会は先月23日、今年の同イベントでの収益金11万8000円を平塚市社会福祉基金に寄附した。寄附は今年で22回目を数え、累計額は535万円を超えた。
 遊人ぴあは毎年秋に日産車体湘南工場第一地区(平塚市天沼)で行われるふれあいイベントで、今年は9月8日に開催された。同イベントでは従業員らが持ち寄った品物でバザーが開かれており、この売り上げが寄附金となっている。バザーは毎年整理券を出す程の好評ぶりで、今年は1500枚の整理券が配布されたという。
 今年は2万人に届きそうなほどの来場者が訪れた同イベントだが、例年の開催地である第一地区の移管が決定しており来年の開催は未定となっている。

 平塚市立港小学校(伊藤 博彦校長、児童数777人)では先月24日、来年度より学校給食に採用される平塚の新グルメ「たなバーガー」の試行的導入として、同ブランドを開発した平塚青年会議所(平塚JC、新堀将一理事長)らを招いたふれあい給食が行われた。
 たなバーガーとは、平塚JCが地元団体と連携開発し、今夏に発表された新グルメのブランド。地場産のトマトと小松菜を使用したパンに、地場産野菜で作ったサルサソースと平塚産ベーコンを挟んでハンバーガーのように食べるものを指す。
 この日の給食では、同ブランドのパンを作る障害者施設の「サンメッセしんわ」と「かたつむりの家」から寄贈されたパンに、平塚産やまゆりポークとたまねぎ、きゅうり、トマトを使用し、子どもたちが食べやすい味付けにアレンジされた具が提供された。児童らは「おいしい」「パンに具がよく合う」と楽しそうに食べていた。

 平塚市危険物安全協会が主催する市内で危険物を取り扱う施設の自衛消防隊員による消火競技大会が先月25日、相模川沿岸の加和楽会グラウンドで行われた。
 同大会は自衛消防隊員らの防災意識の高揚と自主防災体制の確立、推進を図ることなどを目的に毎年行われているもの。屋内消火栓を使用する「屋内消火栓操法」(男女別)と持ち運びができるポンプを使用する「小型ポンプ操法」の3部門で競われる。昨年は雨で中止となったが、今年は小雨模様の中、13事業所96名の自衛消防隊員が参加し、日頃の訓練の成果を発揮した。
 屋内消火栓操法男子の部は横浜ゴム株式会社平塚製造所タイヤ試験部が、同女子の部は横浜ゴム株式会社平塚製造所が、小型ポンプ操法は株式会社パイロットコーポレーション平塚事業所が優勝した。

 黒岩祐治県知事は先月27日、平塚市内で開かれた政治資金パーティー「黒岩祐治県知事を囲む会」(福澤正人実行委員長)に出席し、参加者を対象に講演を行った。会には、河野太郎代議士や落合克宏市長のほか県議、市議、市内企業の経営者などが参加者として出席した。
 講演の冒頭で黒岩知事は、知事や県職員が出演して踊ったプロモーションビデオ、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー神奈川県Ver.」について触れ、「全国から注目を浴び、観光のPRができた。これから本当の真価が問われる」と述べた。
 その後約1時間にわたり、県が今後直面する「超高齢社会」を課題とし、医療を中心に具体例を挙げながら将来的な「相模ロボット産業特区」の活用を訴えた。その中で、新たな成長産業の創出が期待できる未病産業という領域を「ヘルスケア・ニューフロンティア」と呼び、神奈川モデルをつくっていきたいとした。

 落合克宏平塚市長は、先月23日に開かれた10月定例市長記者会見の後で、現在まちづくり計画が進む「ツインシティ大神地区」内の土地984㎡を、自身が市議であった平成22年に妻名義で購入していた件について触れ、今後の対応を表明した。
落合市長は「まず、今回の件に関しまして市民の皆様、また、関係される多くの皆様に、ご心配をおかけしました。また、混乱を招いてしまいましたことに関しましては、お詫びを申し上げます」と述べ、土地の今後の対応については「今般の土地の所有は、法令的(農地法)に抵触することはないと認識しておりますけれども、私の親族名義で所有する土地のことでツインシティ推進事業の円滑な進行、事業の遂行を妨げることがあってはならないと思っております。そういうことから、当該土地の所有権を移転して、処分することと致しました」と意向を示した。
売却に関しては「前の所有者に同じ条件、同じ金額で戻すのが一番良い」としているが、農地法の制約もあり難しいため、他の人物での検討を進めているという。前所有者は、落合市長の小中学生時代の同級生であり、諸事情を抱え、平成21年の暮れから22年の頭にかけて再三「農地を売ってお金を作りたい」との申し出があったという。農地法により、農地の取得・移転は農業従事者しかできないため、農業従事者である市長に話がきたとのことで、市長は「大変苦慮しましたが、友人の強い依頼を受けて購入しました」という。また、「友達を助けるため」「甘いと言われればそれまでですが、当時2人の中でツインシティ計画の件は頭になく、話にも出ず、投資的な意味合いではありませんでした」と、購入動機が心情的な部分にあった点を強調した。
土地を妻名義で購入した件については、「決して隠すとかそういうつもりは全くありません。我が家も農業を営んでおり、(農業従事者である)父も母も、分散して土地を持っていく、という経緯がありました。当該の土地につきましても、農業従事者である家内の名前で所有し、現にこの3年間(妻がその土地を)耕作しています」と説明した。
最後に「結果として、疑念を持たれてしまったのは申し訳ないことと思っています。まちづくり(ツインシティ)の必要性をずっと訴えてまいりましたが、皆さんにご理解をいただくためにも、今の状況が良いとは思っておりません。これ(土地問題)を何とか対処して、まちづくりを進める上で支障になるものは排除していきたいというのが今の考えです」と締めた。


 遥か昔より人が生きる上で欠かせない「水」。平成の現代でこそ安心・安全な水は家庭でも公共の場でも簡単に手に入り、コンビニにはミネラルウォーターが並ぶ。湘南地域で水道が整備されたのは昭和8年。全国で初めてとなる県営水道としてであった。今もなお湘南地域の水を支える県営水道は今年4月に80周年を迎え、この度、公益社団法人土木学会(東京都新宿区)による土木学会選奨土木遺産の認定を受けた。
 県営水道の誕生は昭和初期までさかのぼる。都心部からほど近い湘南地方は住宅地、観光地、保養地として発展し、それに伴い水の需要も増加していった。当時は民間の水道会社がわずかにあったものの、多くは井戸水を飲用に利用しており、水質や水量に問題を抱えるものもあった。当時の上水道経営は市町村単位で行うのが基本だったが水源の開発、財政上の困難により、地元市町村は県営上水道事業の要望をあげた。県は全国に例を見ない事業に当初は難色を示したものの、ついには相模川下流の寒川地区に新規水源を設け、1市9町を給水エリアとする水道事業を開始。これが全国でも初となる県営広域水道の始まりとなった。現在ではエリアを12市6町に広げ、県民の生活を支えている。
土木遺産認定
 こうして整備された県営水道施設群が平成25年の土木学会選奨土木遺産に認定された。同認定は幕末から昭和20年にかけて完成した建造物の中から技術的・デザイン的に優れたものや、由来やエピソードが豊富なものを対象として全国から選ばれるもの。県内ではこれまでに横須賀市の猿島要塞など10施設が認定を受けている。県営水道施設群は、水道記念館(寒川町・旧送水ポンプ所)、大磯配水池、茅ヶ崎配水池、藤沢配水池、鎌倉配水池、逗子配水池の6施設からなる。スクラッチタイル貼りの記念館は昭和初期の官庁建築の特徴が保たれており、高台を掘削して設けられた各配水池の建物には「滾滾不盡(こんこんふじん:水が盛んに流れ尽きないこと)」という水道創設当時の人々の思いを刻んだプレートが埋め込まれている。そういった建造物自体の価値や、今なお続く全国初の県営水道という歴史的価値が認定の理由になった。
大磯配水池
 施設群の1つ、大磯配水池(大磯町大磯)は現在も現役の配水池として活躍している。当時は長さ24m、幅24m、深さ4mの鉄筋コンクリート造の池に2,248㎥の水を湛え、大磯町内一円に配水をしていた。現在、池は7,424㎥に増設されており現代の基準に合わせた水質管理システムや計器類が並ぶ。配水池の隣には小さな公園が整備されている。名前は「水道山公園」。名前から町民の生活を支える水道や配水池への愛情が窺い知れる。
 県営水道の歩みは湘南の水を、人々の生活を支え続ける生きた歴史を刻んでいる。これまでも、そしてこれからも。
【写真左から】
大磯配水池に建つ受水井上屋/近代設備が並ぶ現在の施設/水道山公園全景/旧字で書かれた「弁」の字に当時の面影が残る/水道記念館。27日には遺産認定の受賞式が行われた

 平塚市美術館では、同館が所蔵する代表的な作品48点の写真をカードにした「オリジナル・アートカードセット」(2,000円)を作成し、今月から販売を開始している。アートカードとは、カードゲームとして遊べる美術鑑賞ツールであり、楽しみながら作品への理解を深め、創造性を養うことができるもの。現在、国内でアートカードを作成している美術館は複数あるが、その多くは国立や県立であり、政令指定都市以外の「市立美術館」の例は全国的に珍しいという。
 同館のカードは、協同で企画を進めてきた同館学芸員と平塚市中学校教育研究会美術部会の教職員により選ばれた48点。油彩画・日本画・立体など、所蔵作品全1万2,048点の中から「子どもと対話の弾む作品」が厳選された。主なものとしては、海老原喜之助『曲馬』、岸田劉生『Aの肖像』、工藤甲人『蝶の階段』、鳥海青児『ピカドール』、堀文子『早苗の頃』などで、同館を代表する人気の高い作品が名を連ねる。
 特長としては、各カードの内容が簡単に確認できる「作品データ・解説の裏面記載」のほか、子どもが遊びやすい「角を丸くした形状」や「汚れにくい素材」などが採用されている。
 遊び方は、「絵つなげゲーム」や「しりとりゲーム」「4コマ漫画をつくろう!」など8種類が提示されており、全てに共通して良く見ること、考えること、説明することなどが鍛えられるものとなっている。同館学芸員の安部沙耶香さん(写真右)は「オリジナルの遊び方でも良いので、自由な発想で色々楽しんでほしい。面白いルールを思い付いたら、是非教えてもらえると嬉しいですね」と話している。
 なおカードに描かれた作品は、同館で今年企画されている「所蔵名品展Ⅰ」(12月7日~2月9日開催)で実物を見ることができる。問い合わせは同館☎35-2111。

 全国の一店逸品運動を行う団体が集まり、自慢の「逸品」を披露する第2回全国逸品セレクション(一店逸品運動協会主催)が8日、東京八重洲ホールで行われた。平塚逸品研究会からフード部門に出場した「一麦七菜」が、創作うどん「水上げわさびのおうどん」で見事グランプリに輝いた。
 同店主の中島義貴さんは「はじめて食べる懐かしい味の追求」をコンセプトに様々な創作うどんを創っている。水上げわさびのおうどんもその1つで「野趣あふれる味わいがピンときた」という。わさびの葉や茎を甘酢に漬けたものをあしらった、甘酸っぱさの後に口中に広がるわさびの辛さが爽やかな一品だ。
 一店逸品運動は中小小売業それぞれの店舗が顧客に対して自信を持ってお勧めできる商品=逸品を積極的に展開していくことで地域活性化を図る運動のこと。2000年代に入り徐々に広がりをみせ、全国各地で様々な逸品が生み出されている。

 平塚市立豊田小学校(西浜 馨校長、児童数272人)は18日、今年で15年目となる「稲刈り」を実施した。
 学区内に借りている学校田は7畝(約700㎡)。例年、約300kgの収穫があるという。地域の技術指導者として当初からボランティアで協力を続けている中村三男さんは「ここは中津川(相模川)水系。15年前と変わらず今も水がきれいだからおいしい米が穫れるよ」と話していた。
 同校での「米作り」は、全校児童が参加する毎年恒例の学校行事。当日は稲刈りの作業が行われたが、6月には田植え、12月~1月には餅つきなど年間を通して行事が実施される。1年生の頃から「のこぎり鎌」を使うなど、6年間にわたり米作りと向き合う同校。小室喜雄総括教諭は「単にお米を育てるためのものではなく、こどもたち一人一人の生きた学習のための大きな教材」と位置づけている。

 平塚市内を活動拠点に、馬入橋付近の相模川河口で練習に励んでいる日本で唯一のラフティング(ゴムボートで急流を下るスポーツ)プロチーム「チーム・テイケイ」が、来月ニュージーランドで開催される世界大会で3連覇を目指すとして17日、落合市長を表敬訪問した。
 同チームは、東京都新宿区に本社を置くテイケイ株式会社(警備業・請負業)の競技部として2002年に結成。2010年のオランダ大会で初優勝、2011年のコスタリカ大会で2連覇を達成した。昨年の世界大会は開催されなかったため、今年が3連覇のかかる年となる。大会は11/21~24。
 落合市長の激励を受け、選手兼任監督の池田拓也さん(34)は「世界大会に初出場するメンバーもいるので挑戦するつもりで挑みたい」と意気込みを話した。

 神奈川県が推進する「新たな観光の核づくり事業」の認定を受けた大磯町で「かながわ移動観光大学キャンパスin大磯」が開催される。「地域ブランドと観光まちづくり」をテーマに文教大学国際学部の高井典子准教授による講演や、横浜商科大学商学部の羽田耕治教授をコーディネーターに迎えパネルディスカッションが行われる。パネリストには高井准教授に加え、東海大学観光学部の菅井克行教授、NPO法人西湘をあそぶ会の原 大祐代表理事、NPO法人大磯だいすき倶楽部の富山 昇理事長が招かれる。
◇日時:10/27(日)13時~15時30分
◇場所:大磯町保健センター2F研修室
◇参加費:無料(定員60人)
◇問い合わせ:同町産業観光課☎61-4100

 平塚信用金庫(石崎 明理事長)は17日、平塚市の環境施策に役立ててほしいとして、市に対して25万円の寄附を行った。この寄附は、「預金残高の0.01%の一部を寄附する」という同金庫の環境配慮型定期預金「エコスーパー定期」キャンペーンの一環。なお同キャンペーンにおける寄附は今回で5回目となり、累計金額は360万円に達している。

 公益社団法人神奈川県LPガス協会はJリーグ第31節湘南ベルマーレ対鹿島アントラーズの試合に平塚市と二宮町の福祉団体を招待することを決定した。17日には各市町でチケットの贈呈式が行われた。
 贈呈を受けたのは平塚市障がい者団体連合会、平塚市地域作業所連絡会、社会福祉法人児童養護施設心泉学園の3団体。昨年までは平塚市の福祉団体に100枚のチケットが送られていたが、今年から二宮町の団体も加わり、50枚ずつの折半となった。
 同協会湘南支部平塚中郡部会の小島康敏会長は「地域の子どもたちに、少し上の世代の若い選手らが活躍する姿を見てほしい」と話した。

佐藤 誠さん
株式会社cocoro 代表取締役

去る平成25年9月21日、神奈川県行政書士会平塚支部臨時総会にて、新支部長に選任いただきました。開業から6年目の私、経験不足は否めませんが、大事なのは「志」と「意欲」。頼れるまちの法律家としての行政書士を地域の方にアピールし、地域に根差した支部活動を展開すべく、頭も身体もフル回転で頑張っていきたいと思います。

『KAMIKAZE TAXI』(1994/日本)
監督・脚本:原田眞人
出演:役所広司/高橋和也/片岡礼子/ミッキー・カーチス ほか
ポニーキャニオンより、《インターナショナル版》DVD発売中。
 Vシネマ全盛の時代、元は「復讐の天使」という、監督の意に沿わないタイトルでリリースされた二本組ビデオ(現在は入手困難だが、こちらも大傑作!)を、映画用に再編集しただけあって、一筋縄ではいかない作品だ。娼婦の恋人を殺されたチンピラが、彼女を死に追いやったヤクザと政界のフィクサーへの復讐に向かう道すがら、日系ペルー人のタクシー運転手と奇妙な友情で結ばれていく、という、一見ありふれた筋立てだが、寄り道をくり返すチンピラの行動は、やがて単なる復讐劇から大きく逸脱し、90年代日本に渦巻くさまざまな実相と、戦後日本の闇をあぶり出していく。政治とヤクザの黒い癒着、溢れる外国人就労者、自己啓発セミナー、そして、戦後日本の移民政策や従軍慰安婦問題、さらには、戦時中、覚せい剤を与えられて興奮状態で出撃させられたという、神風特攻隊の真相まで。突き付けられる問題の中、日系ペルー人役の役所の飄々たる姿が、そよ風の如く吹き抜ける快作だ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 子どもたちの遊びやスポーツ選手のトレーニング手段として行われる「縄跳び」。この縄跳びにルールを定め、技術を追求し、スポーツとして昇華させたものが「ロープスキッピング」だ。県立平塚江南高等学校1年 増田萌美さんはロープスキッピング選手の1人。今年は7月から8月にかけて行われたロープスキッピングのアジア大会では銀メダルを獲得するほどの実力者だ。誰もが1度は体験したであろう手軽さを持つ「縄跳び」の奥深い世界とは。

 まず始めに、縄跳びとロープスキッピングはどう違うのか。日本ロープスキッピング連盟では縄跳び運動全般のことをロープスキッピングとしている。つまり、体育の授業で行う縄跳びやトレーニングとしての縄跳びはもちろん、大縄跳びやダブルダッチなども広義のロープスキッピングに含まれる。
 では競技としてのロープスキッピングとは。個人戦には主に決められた時間の中で駆け足跳びをどれだけ行えるかを競う「30秒スピード」と「3分スピード」、音楽にあわせ75秒の中で自由に技を組み合わせパフォーマンスし、独創性や技術を競う「フリースタイル」の3つがある。個人戦の他に団体戦もあり、複数人でフリースタイルを行うものなど様々な種目に分かれている。
選手へのステップ
 増田さんがロープスキッピングを始めたのは小学5年生の頃。現在シルク・ドゥ・ソレイユで活躍する糟尾将一さんの縄跳びパフォーマンスを見て衝撃を受け、縄跳びの世界へ入る。糟尾さんに師事し小学生の頃から全日本大会や国際大会に出場する中で、縄跳びにのめり込み競技としての技術を磨いてきた。増田さんは「記録を伸ばす喜びや、技ができるようになる達成感とかは他のスポーツと変わらない」と話す。今年の夏に行われたアジア大会ではチームで演技を行うチームフリーで銀メダルを獲得。さらに12月には全日本大会が、来年には世界大会が控える中で練習の日々を過ごしている。
縄跳びの楽しみ
 「縄さえあれば、いつでも、どこでもできるところ」と魅力を話す増田さん。小学校の体育の授業で行われる程に基本的な運動だからこそ、老若男女幅広い人々に親しまれている縄跳び。技術を競うレベルの競技人口は多いとはいえないが、縄跳びに触れる機会は多いことからその間口は広いといえる。増田さんは自分と縄跳びの将来について「例えば師匠のようにパフォーマーになるのは難しい。選手としてもいつかは限界がくる」と現実的。だがそれは縄跳びを置くこととイコールではない。小さい子に指導したりパフォーマンスの構成を考えたり、縄跳びに関わっていく道は数多いと考えている。「自分が感動したように『縄跳びってすごい!』という感動を伝えていきたい」と話す眼差しは真っ直ぐだ。第一線で活躍し続けることが全てはなく、多くの人に親しまれる縄跳びだからこその関わり方がある。
 競技者として、パフォーマーとして、あるいは指導者として、その先の道はまだわからないが、かつて師から得た縄跳びの楽しみを同じように誰かに伝えるべく、彼女は跳び続けている。
【写真上】アジア大会のメダルと代表ユニフォームを手に笑顔をみせる【写真下】足をまたぐレッグオーバー系の技を決める増田さん

 車両生産の集約を行い今年度より第2地区工場で操業している日産車体株式会社(平塚市天沼・渡辺義章代表取締役社長)は9日、工場見学の来場者数累計1万人を達成した。1万人目にあたったのは市立松原小学校の5年生児童らで、当日は記念セレモニーも行われた。
 同社では小学5年生の社会科の授業に合わせて2003年より工場見学をスタート。2010年12月から進められた生産車両の集約に伴い、今年5月より工場見学をリニューアルした。現在のコースは首都圏で唯一、車のボディを溶接する産業用ロボット200基の働きを間近で見学できるのが特徴だ。
 当日参加した児童らは「車のことが今までより好きになった。早く大人になって自分で車を運転したい」と目を輝かせた。
秋の親子工場見学会
日時:11月4日(月・祝)
    ①9時45分〜②13時30分〜
定員:各回90人
対象:小学生とその保護者
申し込み:HPから先着順
URL:http://www.nissan-shatai.co.jp

 神奈川県では毎年10月11日から20日の間を神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例に基づく「安全・安心まちづくり旬間」とし、県内各地で様々な防犯活動を展開している。旬間の初日となる11日には安全・安心まちづくり旬間出陣式とパレードが行われた。
 ラスカホールで行われた出陣式で落合克宏平塚市長は「8回目にして初めて相模川以西で出陣式が開催された」と喜びを見せた。同時に全県的な傾向として、犯罪件数は減少しているが振り込み詐欺の被害件数が増加していることに警鐘を鳴らした。また一日警察署長の委嘱を受けた湘南ひらつか織り姫が防犯への意識向上を訴えた。
 パレードでは県警女性白バイ隊「ホワイトエンジェルス」の先導で私立湘南桜ヶ丘幼稚園の園児ら約90人による鼓笛隊が紅谷パールロードを行進し、元気に安全・安心まちづくりを呼びかけた。

 平塚ロータリークラブは10日、市立金旭中学校で「よい音楽に親しむ会」を開催した。同中学校生徒のほか、市立金田小学校・市立松延小学校の児童など約500人が同会に参加し、横濱音泉倶楽部によるビッグバンドジャズを楽しんだ。
 横濱音泉倶楽部は1996年、横浜市神奈川区の区民祭でバンド演奏を行うことを目的に発足した音楽団体。高校生から社会人のアマチュアに加えてプロミュージシャンまでも在籍する同団体は各芸術鑑賞会や吹奏楽関連イベントなどに出演するほか、地域振興活動や福祉活動など精力的な活動を行っている。
 最初はジャズにハードルの高さを感じていた生徒・児童らも『In The Mood』や『Sing Sing Sing』などスウィング・ジャズの名曲から、バンドアレンジした3校の校歌メドレーなど、参加者を楽しませる内容に大きな拍手を送っていた。

 平塚市園芸協会バラ部会と平塚市が主催する「第9回バラの一輪挿し手作り花瓶コンテスト」の審査会が9日に行われ、市内小学生らによる力作の中から入賞作品20点が選ばれた。
 平塚の特産品であるバラに触れ合う機会を作り、生活をより明るくすることを目的とした同コンテスト。出展数は年々増え続け、過去最高の出展数となった昨年第8回を100点以上上回る378点の応募があった。担当課では各学校にコンテストが定着していることに嬉しい悲鳴を上げている。
 最優秀賞には市立松が丘小学校6年生の三浦月菜さんの作品が選ばれた。花菜ガーデン賞、JA湘南賞などの特別賞には5人が入賞した。入賞作品20点は28日(月)から30日(水)までのあいだ、花菜ガーデン展示室「四季ギャラリー」で展示会が行われる。


 平塚市の北の核として、平成14年からまちづくり計画が進められている「ツインシティ大神地区」。今年6月には、イオンモール(株)によるショッピングモールと、大和ハウス工業(株)による物流施設の進出が発表された。また先月には、市議会9月定例会で一般会計補正予算が原案可決され、「ツインシティ整備推進事業」として準備会に対する1億2600万円の補助金(アドバイザー費用や事業計画案作成、想定換地設計案作成、測量業務など事前準備作業への半額負担)が決まった。新たなまちづくりへ向けた準備はいよいよ、大詰めを迎える。
 そもそもツインシティとは、県や市町などで組織する「神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会」によるまちづくり計画のこと。新幹線新駅を誘致している「寒川町倉見地区」と相模川の対岸にある「平塚市大神地区」を新橋で結び、両地区を一体とした環境共生モデル都市をつくるというもの。大神地区で計画されている全体面積は約68ha、概算総事業費は約220億円、市の負担額は道路や公園などの都市基盤の整備負担として、約40億円と見られている。
大神地区まちづくり計画
 市では現在、「ツインシティ大神地区まちづくり計画」(平成24年策定)に基づき、「都市計画」「環境アセスメント(環境影響評価)」「土地区画整理事業」の手続きを進めている。これら全てが揃った段階で事業着手となり、担当の都市整備課では平成26年度中と見込んでいる。
 なお地権者でつくる「大神地区土地区画整理組合」の設立には、全地権者の2/3の同意が必要。これまでに3回実施されたヒアリングのうち、2回目までの結果によると、全地権者約350人のうち、約85%の賛同が得られているという。書面による正式な同意は、今年度中に集められる。
いつ、何が
 ではまちづくりが進むと何ができるのか。まちづくり計画では「産業系・住居系・複合系」の3ゾーンに分類されている。産業系には、大和ハウス工業が平成29年夏の完成を目指し、物流施設をつくる予定だ。住居系には、市の事業として、「市立相模小学校」を移転(平成30年4月開校)する計画がある。複合系には、スーパーマーケットや映画館、アミューズメント施設などが入る複合商業施設「(仮称)イオンモール平塚」が平成30年にオープンする予定。
 その他の土地利用としては、トランジットセンター(交通広場)などの公共施設、生産施設、研究開発施設、低層住宅、中高層集合住宅などが想定されており、居住人口は約3300人、従業人口は約6000人と試算されている。
 なお、平成26年度には倉見地区に近い「寒川北IC」から「海老名JCT」が開通し、さがみ縦貫道路(圏央道)が利用可能に。さらに東京オリンピックが開催される平成32年度には新東名高速道路が全線開通し、ツインシティから約1kmの「厚木南IC」が利用可能になる。県の事業であるツインシティを繋ぐ新橋の開通は、都市計画決定後、10年程度を想定しているという。
平塚の経済は
 まちと、まちを取り巻く環境が大きく変わろうとしている。「市内の経済活性化には人口の増加が不可欠」と考える平塚商工会議所の福澤正人会頭は、「市の人口が26万人を割り、減少傾向にある中でツインシティ計画は日産車体跡地の開発と合わせ、衰退を食い止める大きな施策となる」と話す。「まずは、再来年暮れ頃にオープンする『ららぽーと』周辺の住宅で2000人、ツインシティで4000人は確実と見ている」。さらには、市内での経済活動を促すための交通手段が重要であるとする。「大神地区と倉見地区の連結以外にも、平塚駅と倉見地区が直結できれば良い。例えば相模川河川敷にバス専用道路を作り、ノンストップバスで繋ぐとか」と様々な可能性を探る。
 「平塚市は続けざまに人口増加のチャンスに恵まれる。これらを何としても成功させねばならない。商工会議所としても2つの計画は大いに賛成しているので、積極的に市と協力して、開発を推進する方向で進めたい」と話している。
【写真トップ】上空から見たツインシティの大神地区(右)と倉見地区(平塚市提供写真を元に作成)
【写真下】
(仮称)イオンモール平塚のイメージパース(同社リリースより)
※パースはイメージで決定ではない

『人類資金』(2013/日本)
監督:阪本順治  原作:福井晴敏  脚本:福井晴敏/阪本順治
出演:佐藤浩市/香取慎吾/森山未來/観月ありさ ほか
10月19日より、シネプレックス平塚ほか全国松竹系にて公開。
 『キャプテンハーロック』の脚本でコンビを組ませてもらった盟友・福井晴敏の最新作は、小説、映画同時発信の本作。戦後日本経済に現れては消えた闇の資産〈M資金〉をめぐり、世界を巻き込んだ壮大な賭けを仕掛ける男たちの物語。ひと足先に試写で観させてもらったが、日本映画には久しい、大人力の高い作品とおうか、面構えのいい映画であった。大人力とはつまり、いい意味で観客に不親切であること。なんでもかんでも、わかりやすく説明してはくれない。「目を離すな。世界にはおまえの知らないことが山ほどある。知りたければ、自分から食らいついて来い!」と、こちらをけしかけてくる。東映前会長の岡田茂氏は、「映画に必要なのは、不良性感度だ」といった。本作もまた、本来、映画館という闇が抱えている、いかがわしさや危険な匂いをふんだんに孕んでいる。観月ありさ以外は、全編、ほぼ男祭り。どの男もみな無愛想なのに、背中に垣間みる弱さや青さに、色気が溢れている。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

顔がこ~んなになるまで沢山チョコを食べて、ご満悦の笑みです。

N.Fさん


【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい
。toko@shonan-journal.com

 残り7試合、15位甲府との勝ち点差5。勝てば残留が近づき、負ければ遠のく。負けられない1戦の連続の中で迎えた5日名古屋戦。湘南は前節浦和戦の勢いそのままに果敢に攻め込むが、試合は一進一退の攻防が続く。均衡が崩れたのは後半30分、相手にPKを与え先制を許す。いつもなら一瞬でも暗い雰囲気に包まれるスタジアムがこの日は違った。ここまでの湘南を見ていれば分かる。必ず湘南の時間が来る、引き寄せてみせる。後半38分、その強い覚悟が名古屋のネットを揺らした。試合はそのまま終わり勝ち点1。甲府も引き分けたため勝ち点差は変わらず次節へ望みを繋いだ。一方で数字の前では残酷な現実もある。昨年のJ1昇格プレーオフを勝ち抜き、年間順位6位からのJ1昇格を決めた大分は今節、1シーズンでの降格が決まった。まだ湘南にはチャンスがある。ただ勝利のために。残留を賭けた戦いは続く。
【写真】後半38分、古林からのクロスに同点となるヘディングシュートを決める大野(右端)
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 日めくりカレンダーというと幼少の頃、祖父母宅の柱だか壁だかにかかっていたような気がする。一方で1日1回しかめくれないのに、たくさんめくりたくて仕方がないという想い出ははっきり残っている。その時は単にめくることが面白かったのだろうが、違う意味で「めくりたくて仕方がない」カレンダーが完成しようとしている。
 この夏の大磯の最高気温から「35.4センチメンタル大磯」と名付けられた日めくりカレンダーは至って普通の主婦である上村陽子さんのアイディアから始まった。カレンダーには大磯に縁のある老若男女365組が日替わりで登場、2013年のリアルな大磯が切り取られている。写真に関しては素人の上村さんだが素人写真家・「八百屋白菜」こと和多田進さんの協力を得て、日めくりプロジェクトは動き出す。八百屋白菜さんはプロジェクトに対し「普通の主婦の、言ったら悪いけど『思いつき』が面白いんだよ」と話しているという。上村さんをサポートしたMISMASHさんは「単にランチに誘われたはずが『写真を撮るから』って。そこから色々とお手伝いしてます」と笑う。同プロジェクトに参加するのは皆ボランティア。純粋に上村さんに賛同した人たちが集まった。いきなりの撮影依頼に戸惑いの表情を見せた人もいる。「どうせできやしないだろう」と冷ややかな視線を向けられたこともある。だが上村さんらはただ純粋にプロジェクトに取り組み、その成果が実を結ぼうとしている。
 さて、カレンダーのお披露目は11月24日(日)、制作記念講演の会場で行われる。「自分1人では何もできない、みんなのおかげ」と謙遜する上村さんだが「大磯の人が集まって、今の大磯の姿があるっていうのがいいのかな。大変だったけど1つ覚悟すればなんだってできる」と話す顔には自信がみなぎる。

大磯日めくりカレンダー製作記念
講演対論「写真ノ話」
講演:飯沢耕太郎さん(写真評論家)・八百屋白菜さん
会場:大磯町商工会館 入場:500円
問い合わせ:日めくりプロジェクト
☎080-9083-3095(上村さん)
メール himekurip@gmail.com

(文/編集部 名久井 啓祐)

 国土交通省が地域づくり活動の奨励を図ることを目的に昭和59年から実施している「地域づくり表彰」に大磯市を主催する大磯市実行委員会が選ばれた。
 大磯市は「大磯全体を市にしよう」をコンセプトにメイン会場となる大磯港でのマーケットと、町内各地の店舗・ギャラリーなどとの連携による「市」を展開するもの。同イベントは毎月第3日曜日の日中に実施され、7〜9月間は夜市として賑わいをみせる。現在、出店する店舗数が120〜130前後、来場者が3,500〜5,000人と推移しており、出展者同士の交流の中から新たな商品の企画・販売などが生まれるなど、コミュニティビジネスの場として地域活性化に一役買っている。
 今年度は茨城県常陸太田市の「河内の文化遺産を守る会」や、京都府綾部市の「水源の里連絡協議会」など6団体が受賞の対象となった。

 アームレスリングの日本一を決める第31回JAWA全日本アームレスリング選手権大会が先月23日、墨田区総合体育館(東京都墨田区)で行われ、市内在住の芝岡美津穂さん(20)が女子レフト50kg以下のクラスで優勝を果たした。芝岡さんは女子ライト50kg以下のクラスでも準優勝に輝き、来年6月に行われるアジア大会への出場を決めた。JAWA(日本アームレスリング連盟)とは国内で唯一WAF(世界アームレスリング連盟)に認知された組織であり、アジア大会への切符を手にしたのもJAWAだからこそだ。
  芝岡さんが本格的にアームレスリングを始めたのは2年前。アームレスラーである父の影響もあり小さい頃から競技には親しんでいたが、始めた直後の大会で2位に入賞しアームレスリングの世界にのめり込んでいく。アームレスリングは力だけの競技ではなくテクニックや心理的な駆け引きなどもある。トレーニングを積むほどに「自分で強くなっているという実感もあるし、伸び代もある」と話す姿は頼もしい。「見られている方がリラックスして(試合に)臨める」と大器の片鱗もみせる。まずは当面の目標としてアジア大会での入賞を目指す。
 一方で「自分が強くなるのももちろんだが、競技の間口を広げたい」と芝岡さん。欧州やアメリカでは職業アームレスラーもいるが、日本国内の認知度や盛り上がりはまだまだ発展途上。特に女性のアームレスラー人口は数える程しかいないのが実情だ。「平塚からアームレスリングをメジャースポーツに押し上げられれば」とアームレスリング界を背負って立つ気概をも見せる。
 加えて、芝岡さんをアームレスリングの世界に引き込んだ父もまた、来年4月にはアジア大会への切符を賭けた大会に出場する。アームレスリング界の「父娘鷹」となれるか、今後の活躍に期待がかかる。

 秋バラが見頃を迎えようとしている花菜ガーデン(平塚市寺田縄496-1)では、今月12日から11月24日までの44日間、「ローズフェスティバル~秋~2013」が開催される。今年の特徴としては、昨秋に比べ約350品種増やされた約850品種の多種多様なバラ。これまで分類されていた「オールド・ローズエリア」「モダン・ローズエリア」「イングリッシュ・ローズエリア」などの6エリアに加え、新たに「香りのバラエリア」が追加され「芳純」「ティファニー」「セシル・ブリュネ」などの品種が咲く。
 秋バラの魅力として、同園の広報担当者は「春に比べ香りがボリュームを増していますし、秋しか見られないローズヒップ(バラの実)も見どころです」と話す。また、バラの観賞以外にも豊富なイベントが用意されている。「ローズマーケット」(10/25~27、11/1~4)では、市内・県内バラ生産農家や京成バラ園芸(株)など7店が参加。ここではバラの苗やバラ関連の資材、肥料、宿根草などが販売され、バラの専門家による良い苗の選び方や育て方のアドバイスも受けられる。
 そのほか演奏会(10/20)やワークショップ(10/26~27)、バラ園ガイドブックの配布(10/12~11/24)、バラ園ガイドツアー(10/12~11/10の午前中、1日4回)、有機野菜などが買える「こだわりマーケット」(10/12~18)やグルメが楽しめる「おいしいマーケット」(10/19~20)、「キッチンカー」(10/12~11/4)など、様々なイベントが企画されている。
ローズフェスティバル~秋~2013
◇期間:10/12(土)~11/24(日)◇開園時間:10月は9時~17時、11月は9時~16時◇入園料:20歳~64歳は500円、65歳以上・高大生・20歳未満は300円、小中学生は200円◇問い合わせ:同園☎73-6170


 「湘南ひらつか囲碁まつり」が今年も第18回を迎え10月13日(日)に紅谷パールロードと西口公園通りをメイン会場として大々的に開催されます。
 今年の「囲碁まつり1000面打ち大会」の参加者は、北は「北海道」南は「沖縄」まで全国にわたり、年齢は最高齢が92歳、最年少が6歳と幅広い世代が参加します。
 「囲碁まつり」といえば「囲碁のまちひらつか」というように囲碁ファンの注目を集め、性別や年齢、地域を超えた全国的に有名なイベントとなっています。
 碁石と碁盤がパールロードの端から端までズラリと並んだ様は圧巻です。さわやかな秋空のもと、プロ棋士との対局は緊張感のなかにも和やかさが漂い、独特の雰囲気がかもし出されます。
 今年の出場棋士は、平塚の「木谷道場」で育った、二十四世本因坊秀芳(石田芳夫)、大竹英雄名誉碁聖、宇宙流の武宮正樹九段などの他に、日本棋院からは、依田紀基九段、王 銘琬九段、趙 善津九段など、総勢82名もの棋士が「囲碁まつり」を盛り上げます。このように、大勢のプロ棋士が勢揃いするイベントは「囲碁のまちひらつか」ならではのことです。
当日飛び入りも可
 事前参加者の募集はすでに締め切られましたが、当日飛び入り枠が200名分用意されています。(飛び入りの受け付けは11時から12時。定員を超えた場合は抽選。参加費大人1000円、高校生以下500円)
 また囲碁まつりでは、1000面打ちの他にも様々なイベントを用意しています。「平塚ろう学校和太鼓部」による出陣太鼓を皮切りに、「寿々華の会」による琴の演奏、「ジャック天野とマイノリティー」のデキシーランドジャズにのって棋士入場、フィナーレには「平塚ウィンドオーケストラ」の吹奏楽などの演出も。
 そのほか、「囲碁入門教室」、トッププロによる囲碁教室やサイン会、「七路盤大会」など、様々なイベントも行われます。
 更に、「漁師鍋」500食を振舞うなど、囲碁を知らない方でも楽しめます。(参加者は直接会場へ)
協賛セールも
 1000面打ちに協賛した店舗が1000・500にちなんだセールを開催します。
①味匠 あさひ家=かき揚げてんぷらそば(当日のみ価格550円) ②韓国家庭料理 雪夜筧=石焼ビビンバ定食(ランチのみ)900円→500円 豆腐チゲ定食(ランチのみ)880円→500円 ③ケンタッキーフライドチキン平塚店=オリジナルチキン4本・Lポテト1個・Mコールスロー1個セット 通常価格1470円が当日価格1000円 ④Silkの店 絹衣K=シルク 5本指ソックス(紳士用・婦人用) 525円→500円 シルク パワーネットショーツ 1680円→500円 シルク 浴室タオル 2100円→1000円 シルクのスカーフ各種 2100円→1000円 ⑤シャポー=ブレンドコーヒーとチーズケーキセット 通常価格750円→500円 ⑥ユーユー本館 ●花工房 季節の花束・鉢物 600円~800円→500円 ●ハマケイ やきとりパック12本入り 1243円→1000円バラエティパック(からあげ・あげシュウマイ・ポテト詰合せ)500円 ●カフェ マ・コピーヌ マ・コピーヌ スペシャルクレープ680円→500円
◇お問い合わせ
(公財)平塚市まちづくり財団
文化事業課 ☎0463-32-2237
(記事制作=(公財) 平塚市まちづくり財団 文化事業課)

 〈秋、大磯で……ぶらり港を見ながら、朝市で地産の魚や野菜を手に、老舗の旨いものを辿り、鴫立庵や藤村邸で古にふれ、手には、とっておきのうつわ……。〉というイベント「大磯うつわの日」が開催される。
 2年前に大磯に引っ越して来た一級建築士事務所JELL-architectsの北出健展さんは、仕事の関係で繋がった仲間たちと共に器物販売店「うつわ謙心」の協力のもと「うつわ」を軸に大磯が繋がるこのイベントを手掛けている。今年で3年、回を重ねるごとに少しずつ規模を拡大し、今年は13会場で様々なスタイルの催しが行われる。昨年はトータルで2000人近い来場者があったという。
 うつわと一口に言っても様々なものがあり、アートとしてのそれから100円ショップで買えるものまで言ってしまえばピンキリ。そんな中、今回のイベントには「本物」が揃う。「うつわって料理なり中に入るものがあって初めて成り立つもの。入れるものがイメージできなければ購入しないですね」と北出さん。「それって建築にも通ずるものがあって」と続ける。外面が良いだけでなく内面が伴ってこそ価値が生まれる――うつわや建築に限らず何事にも言えるような話だ。だが難しく考える必要はない。ふらりと大磯の路地を散策しながら何の気なく入った会場に、思いがけないうつわとの出会いがあるかもしれない。そんな肩の力の抜けた空気は大磯ならではだ。
 北出さんにとってうつわ、とは。「暮らしを映す鏡であり、受け入れる器だと思うんです。大磯を巡るっていうと史跡とかが多いのでしょうけど、等身大の大磯の暮らしを見て、好きになってほしい。大磯ってこんな良いところなんだ。って」

大磯うつわの日
日時:10/18(金)〜10/20(日)10時〜18時
(会場により日時が異なるため詳細はWEBへ)
会場:大磯町全域の13会場
WEB:http://oiso-utsuwa.jimdo.com/

(文/編集部 名久井 啓祐)

鈴木 朝代さん

着物の着付けを習い始めて18年♪まだまだ勉強の日々ですが現在は平塚市の老舗呉服店「絹の柳屋」さんの専属着付け師として、成人式当日はもちろん、前撮り 撮影時や、卒業式の袴の着付けなどを担当させていただいております。世界に誇る我が国日本の民族衣装であり、伝統文化でもある『きもの』の着付けを後世に お伝えできたらと思っております。

タロウくん(5才・柴犬)

もうちょっとお湯入れてくれよ!!

平塚市 高野さん

 中郡の選挙区から選出されている古沢時衛県議(68)が第106代県議会議長に就任したことを祝う会合が先月28日、大磯プリンスホテルで開かれた。会場には、黒岩祐治県知事をはじめ河野洋平氏や河野太郎代議士、近隣14市町村長、県議、市議のほか、支援する団体や古沢議長の同級生らが参加。古沢氏は挨拶の中で「これからも県政の進展のために、そして活力ある地域社会をつくるためにしっかりと努力していきたい」と語った。
 同氏は昭和20年生まれ。町立二宮小、中学校、県立湘南高校定時制、中央大学を卒業し、昭和45年に史上最年少で二宮町議会議員に初当選。昭和57年には全国最年少の町議会議長に就任。平成3年に県議に初当選、その後連続当選し、平成19年には落選するが平成23年に返り咲き、今年の5月、議長に就任した。

 神奈川大学・平塚市立土屋小学校・土屋公民館が主催する「一日大学生」が先月25日に開校された。同事業は平成6年から毎年行われており、土屋小学校の5・6年生40人が一日限りのキャンパスライフを体験した。
 まず児童らは2グループにわかれ、天文台の見学と振り子の実験に参加。当日はあいにくの雨模様で実際に望遠鏡をのぞいたりはできなかったが、最新の設備に児童らは興奮した表情を見せた。続いての経営学の講座は紙飛行機の制作と売買を通じて国際経済の仕組みを体験するもの。児童らは班ごとに分かれ、紙飛行機を作るための「紙(資源)」とはさみや定規などの「道具(技術力)」を組み合わせ、時には他の班と「資源」と「技術」をトレードしながらいかにして売り上げを出すかというゲームに挑戦。大幅な赤字を出してしまう班もあり、児童らは国際経済の面白さと厳しさを学んだ。

 平塚市の観光を紹介・宣伝するための観光パンフレット・ポスター・観光カレンダー等の素材となる写真を募集した「湘南ひらつか観光風景写真コンクール」の入賞作品が決まった。
 今年は応募者数142人、応募数728点で、入賞作品には54点が選ばれた。今回の作品は七夕まつりをはじめ、四季折々の平塚八景や世界遺産に登録された富士山を捉えた写真が多く見られた。
 また、今年からは「四季」と「七夕」の部門に加え、「花菜ガーデン賞」も新設されたため、同園内の風景写真も多数の応募があったという。
 なお入賞作品の中から、さらに選ばれた写真を使用する「湘南ひらつか観光写真カレンダー」(1,000円)は10月から発売されている。販売場所は平塚市観光協会、市内の書店や飲食店など。問い合わせは同協会☎20-5110まで。
【写真】
推薦「夜景と花火」中根英治
特選(春)「ランドマーク」上山正幸
特選(夏)「梅雨」伊藤良一
特選(秋)「川面と真珠富士」仁平信行
特選(冬)「朝富士と残月」関上佑二郎
七夕特別賞「七夕踊り千人パレード」原田恵一
花菜ガーデン賞「楽園」中西利雄

 平塚市では、国が行っている「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」の利用促進により市内中小企業の経営基盤の安定化を図ること目的に、2つの取り組みを開始する。1つは同支援事業を利用する際に、利用者が負担する費用の一部を補助する制度。もう1つが同事業の効果をより高めるために市内の認定支援機関が連携する「平塚経営革新等支援機関ネットワーク」の組織だ。費用補助は10月1日から始まっており、ネットワークの組織は11月を予定しているという。
 国が行っている「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」とは、条件変更や新規融資などの金融支援が必要な中小企業・小規模事業者が国の認定を受けた外部専門家の支援を受けて経営改善計画を策定する場合、それに要する費用の総額の2/3(上限200万円)まで負担するというもの。市では今回これに加えて、中小企業者の自己負担分のうちさらに1/2(上限50万円)を支援する。同事業は国としても2万件を想定している大規模なもので、市では補正予算として250万円を計上。支援を上乗せすることで利用促進をさらに図る狙いだ。
 また「平塚経営革新等支援機関ネットワーク」とは、中小企業診断士・税理士・公認会計士・弁護士などの士業や金融機関、商工会議所などの認定支援機関に横の繋がりを作り支援機能の質を高め支援体制を強化するというもの。市内の認定支援機関数は9月20日現在で56機関あり、これらが情報やノウハウを共有することで単独支援の枠にとどまらない多角的な支援の実現を目指す。

 95分にわたる試合終了のホイッスルが吹かれ、倒れ込む浦和の選手。茫然と立ち尽くす湘南の選手。両者の死闘を物語るピッチの風景がそこにあった。
 第27節、湘南と浦和の試合は9月28日に平塚で行われた。スタンドは赤と緑のユニホームが折半し、入場者は13743人を数えた。優勝に手が届こうとする浦和と残留にはこれ以上負けられない湘南という両極端な戦いであった。試合は両者が置かれている状況にふさわしい激しい展開となったが前半18分、先制点を許す。後半は湘南が攻守にわたり浦和を圧倒。押し込む姿勢がついにPKを呼び込み同点に。湘南の攻撃は留まらず「今季最高の試合」と監督に言わしめた。そうした中から遠藤が81分に逆転の追加点。湘南サポーターの盛り上がりは最高潮。しかし89分に大竹が2枚目のイエローで退場。その直後の90分に同点弾を決められ2-2のドローで幕を閉じた。
 勝利の女神はいつも厳しい試練を与える。スルリと逃げた勝ち点3は余りにも大きかった。

TEXT:徳永紘一(本紙) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)


 平成11年の開業以来、地域の複合商業施設として親しまれてきた「OSC湘南シティ」(平塚市代官町33-1)では、9年ぶり2度目となる専門店エリアの大型改装を終え、5日にリニューアルオープンを迎える。今回の改装では1F2Fともに全面的な改修が実施され、以前より明るく、開放感ある空間が創出される。各店舗は、時代に合わせて進化した最新の店構えに様変わりし、その数は新規13店舗を含む全35店舗。新たなショッピングモールへと衣替えしたOSC湘南シティ。装い新たに、次の時代の幕を開ける。
 今から14年前、オーミケンシ株式会社の工場跡地約1万坪に建てられた吹き抜けのオープンモール。今でこそ「複合商業施設」は多くあるが、建設当時は珍しく、横浜や東京からも多くの人が訪れたという。デザインは「横浜ベイサイドマリーナ」も設計した米国の企業によるもの。米国の東海岸をモチーフにした横浜ベイサイドマリーナとは対照的に、OSCは西海岸をモチーフに設計された。「色も形も画期的でした」と同施設支配人の荒井栄一さんは振り返る。
進化を求めて
 その頃から近隣地域にもショッピングモールが数多く建設されるようになる。海老名、小田原、辻堂と次々に最新のショッピングモールが誕生する中、生き残るには常に新しく、常に進化していくことが求められる。そしてこの度、2度目の大型新装開店を実施した。荒井支配人は「お店が進化するスピードってとても速いんです。同じブランドでも店舗は日々進化しています。今回のリニューアルでは、各店舗、最新の店構えが並びますので楽しみにしていただきたいと思います」と話す。
光の演出
 改装のポイントは2つ。まず1つ目は、全店舗に共通のボーダーサイン(看板)が設けられたという点。白をベースにした下地に各ブランドのロゴが掲出され、光で明るく照らされる。「以前はばらばらなイメージがありましたが、全体に統一感が出て分かりやすく、見て回りやすくなったと思います」
 もう1つは、専門店エリアの玄関となる1F2F計4カ所の入り口を多くのLEDで照らす「光のゲート」に作り替えた点。「これまでの暗かったイメージから一転、明るくなりました」と自信を持つ。
地元ファミリー層へ
 リニューアルのテーマは「ようこそ、平塚家族のオアシスへ!」だ。顧客ターゲットを「ファミリー層」としている同施設では、今回新規出店となる13店舗についてもファミリー層、キッズ層を意識したテナントを導入。「ご家族のお客様に、絶対に喜んでいただける店舗構成です」と期待を寄せている。
 「もちろん買い物や食事をしてほしい気持ちもありますが、お金を消費しなくても時間が消費できる施設です。気楽に来ていただいて楽しんでほしい」と言うのは、施設中央にある吹き抜けのイベントスペースで年間200回以上の企画を実施しているからこそ。この空間は、地域の団体や学校等の発表の場として提供され続けてきた。
 「今までもこの先も、生き残るにはとにかく『地元密着』しかないと思っています。だから我々は地元密着感を非常に大切にしています」と荒井支配人は力強く語る。年季は入ってきたが、今、一番新しいショッピングモール。遠くに行かずとも、近くで楽しめる、地域の家族のためのオアシスが誕生する。
OSC湘南シティ
◇営業時間:ショッピング10時~21時、レストラン11時~22時(一部店舗は10時~24時)、ナムコ10時~22時30分、シネマ10時~24時◇駐車場:1500台、3時間まで無料、映画館利用でプラス3時間無料◇問い合わせ:☎21-5111◇HP:http://www.shonan-city.com/

 劇的な幕切れで敗戦を喫した前節。15位甲府との勝ち点差は8に開き、迎えた最下位大分との対決。ここで負けるようなことがあると、いよいよ降格という“地獄行き”への道に足を踏み入れることになるが・・・。
 互いに順位相応の精度を欠いたプレーが続く中、久々の先発出場を果たした武富の2ゴールで残留に向けて最低限の結果だけは残した。選手にとっても満足のいく内容ではなかっただろうし、残りの対戦相手を考えると、不安を感じさせる内容だったとも言える。それでも最下位大分での“地獄巡り”から抜け出した湘南には、天国への階段を上る権利が残された。勝てば天国、負ければ地獄。残留を賭けたおいかけっこに流れるBGMは「天国と地獄」。最後まで諦めずに駆け抜けたチームだけが“天国行き”への切符を手にすることができる。

【写真】8日の天皇杯でハットトリックを決め、調子を上げてきた武富が久々に先発出場。大分相手に2得点と結果を残した。
TEXT:濵田拓郎(本紙編集部) PHOTO:湘南ベルマーレ

 農畜産業を身近に感じる機会の多い市立吉沢小学校で、漁業についても理解を深めてもらうため、地元漁師や加工会社、平塚市漁業協同組合等による特別授業が20日、5年生の3クラスを対象に行われた。
 特別授業では漁協職員の伏黒さんから平塚で獲れる魚の種類や定置網漁での魚の獲り方、漁具などについての話や、加工会社高甚商店の高橋さんから魚のさばき方や干物についての話がされ、児童らは真剣に聞き入っていた。クラス別に行われたふれあい給食の前には実際に魚のさばき方の実演が行われた。高橋さんが「私は小学校4年生のころから魚をさばいていたからみんなにもできるよ」と話すと、児童らは驚きの声を上げていた。
 ふれあい給食には漁業関係者に加えて学校給食関係者も参加。あじの開きを使用した献立を食べることでより一層、漁業への理解を深めた。

農林水産省が全国の農業用水路や田んぼなどの生態系に関する情報を収集・蓄積するため、環境省と連携して実施している「田んぼの生きもの調査」。同事業に協力している平塚市豊田地区の「豊田の里を守る会」(石井 尊会長)では22日、7年目となる調査を北豊田の水田脇水路で行った。
 当日は地域の農家・老人会・子ども会で組織する同会、市立豊田小学校(西浜 馨校長、全校児童272人)の児童など66人が参加。コイ、ニゴイ、オイカワ、モツゴ、ドジョウ、メダカなど様々な生き物を収集した。収集後は県立環境科学センター職員による解説がなされた。近年では稲の害虫となる、ピンク色の卵を産む外来種のタニシ(スクミリンゴガイ)が増えてきているという。石井会長は「昔はウナギなんかも獲れて、煮物にしてご飯のおかずにしていたけど、今はもう見なくなったね」と話していた。

 全国各地で生まれ、各地域でご当地ソングなどを歌い、地元を盛り上げている「ご当地アイドル」が平塚にも誕生した。名前は「7☆(ななほし)マーメイド」。1stシングル『失恋パールロード』をデビュー曲として22日、市内で関係者を対象としたお披露目会が開催された。
 企画を手がけているのは、市内在住のミュージシャンを中心につくる「新湘南ミュージックらぼ」という団体。代表者の小宮哲朗さんは、チェロ1本のみを頼りに5カ月間、ヨーロッパを放浪してきたというチェリストで、欧米における日本のアイドル人気を肌で感じ、帰国後、プロデュースを始めた。今年の5月から企画を開始し、6月にオーディションを行い、約40人の中から4人を選出、3カ月のボイストレーニング、ダンスレッスンを経てデビューまで漕ぎ着けた。
 7☆マーメイドのメンバーは、市内の中学生2人と高校生2人の4人。三枝木あいか(青)、椎名まりん(ピンク)、神威きら(緑)、黒須るな(黄色)という芸名で活動する。現在は一般公開へ向け日々練習中とのことで、将来的にはライブを中心に、地域で音楽活動を行っていくという。
 デビュー曲『失恋パールロード』も入った13曲入りのCD(1,500円)は現在、ヨネザワ楽器(宝町3-1MNプラザ1F)、アイラインミュージックスタジオ平塚(紅谷町11-4一剣一番街ビル1F)などで販売中。活動はHP(http://7hoshi-mermaid.jimdo.com/)で確認できる。

 大規模災害発生時の初動対応における救急医療等を主体とする実践型の総合防災訓練「ビッグレスキューかながわ」が21日、湘南海岸公園を中央会場にして行われた。同訓練は自衛隊、在日米軍、県医療関係組織、防災関係機関、自主防災組織などの協力のもと、各々の連携強化を図り地域防災力の強化と防災意識の高揚を目的に実施されるもの。参加・協力機関は137機関に上り昨年横須賀で行われたビッグレスキューのおよそ3倍の規模となった。
 訓練は最大震度7の大地震が発生したことを想定して行われ、中央会場以外にも各地で多発的に様々な訓練が進行していった。ひらつかビーチパークの海岸では人員・車両・物資を乗せた海上自衛隊のLCAC(ホバークラフト)が上陸、車両は海岸を走り抜け災害現場へと向かった。市立太洋中学校校庭には在日米軍の医療チームがヘリコプターで派遣され、離発着の訓練がなされた。また傷病者搬送を行うドクターヘリによる患者搬送も実施された。中央会場では30を超えるブースに分かれ、様々な団体・企業などが体験コーナーを設け、防災活動のアピールを行ったほか、横転した大型バスからの乗客の救助訓練が行われた。
 訓練の総括の中で落合克宏平塚市長は「各機関との連携、必要な支援の強化はもちろん、『自助』『共助』の実践的な形として近隣の人々同士が助け合う『近助』をキーワードに強化したい
【写真左から】太洋中から離陸する米軍のヘリ・バスからの救助訓練・LCACを視察する黒岩県知事ら

ゴマちゃん
(3歳・セキセイインコ)

可愛く撮ってね~
撮られるのが大好きなゴマで~す

平塚市 トキ

詩織ちゃん

産まれてきて、いつもニコニコ、元気いっぱい。
その笑顔でみんなを幸せにしてくれてありがとう。

ドレープのパパ さん


【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?
メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい
。toko@shonan-journal.com


 綺麗な貸衣装や最新の機材が所狭しと並ぶフォトスタジオ。人生の節目に、何かの記念日に、様々な人が足を運ぶ。大磯町寺坂にある一軒のフォトスタジオ。天井は手が届く程に低く、空間も広いとはいえない。開け放たれた窓から見えるのは寺坂の自然。それもそのはず、このフォトスタジオは元・牛小屋。主はフォトグラファー河野 卓さん(47)。撮影するのはここでしか撮れないありのままの姿。
 世界中を飛び回るフォトグラファーとして活動していた河野さんはふとしたきっかけで大磯に生活を移して来た。しばらく写真から離れた生活をしたもののどのように再び写真を仕事にするかを考える中で紹介されたのが「牛小屋」だった。「見た瞬間に何か感じるものはあった」と河野さん。すぐに紹介を取り付け「牛小屋の住人」になった。
牛小屋スタジオの始まり
 「前の住人が額縁屋だったらしく部屋の中におがくずが何cmも積もっていて。1カ月くらいかけておがくずを片付けたり、壁を塗り直したりして徐々にスタジオを整えていきました」と河野さん。「大家さんも理解があるというかおおらかな人で、あれやりたい、これやりたい、ということをなんでも『良いよ』と言っていただいて」と笑う。スタジオでの主な仕事は雑誌に掲載される物品の撮影など。だが、元が牛小屋だけに「ここでしか撮れないモノ」がある。
ありのままを撮る
 その1つが自身も大好きだという犬の撮影。テナントのフォトスタジオだと難しい撮影も、牛小屋であれば誰に気兼ねすることもなくゆっくりとできる。また一歩外に出れば自然のままの緑が残る。都会のビルの中では撮れない自然さに徐々に依頼が増えていった。牛小屋という場所について河野さんは「やっぱり自然っぽさがいいのかな。外なのか中なのかよく分からないような。それと世間からちょっと外れたような時間の流れ方。撮影がない時でもビールとか飲みながらのんびり本を読んで過ごしたり」と笑う。「ここでなければならないという強い思いはなかったけど、なんだかいいなっていう気持ちに従ってみた。そしたらここでしかできないことが、この場所でしか撮れないものがあった。『作られたモノ』ではなくて『ありのまま』。そういうのを求めている人もいると思う。昔みたいにあちこち飛び回って写真を撮るのも恋しく思うけど」
牛小屋フォトスタジオでの撮影は日常を切り取るだけ。それだけで特別な瞬間が形になる。
◯問い合わせ◯
河野 卓さん
E-mail:wans.ph@gmail.com
TEL:090-3476-6901

【写真左から】牛小屋スタジオの外観と河野さん・大家さんと談笑する河野さん・スタジオ内観・犬の撮影の様子 撮影:Taku Kawano・河野さんの作品の一部 撮影:Taku Kawano

 知盛からの使者が伝えた、「無益な殺生をして罪作りなことをなされるな。大した相手でもないのに」という言葉を「大将軍の義経に組め」と解釈した教経。源氏の船に次々と乗り移り、押し分けていって義経の姿を探し求める。義経がどのような者かを知らないので、立派な武具を身につけた者に目をつけて駆けまわる。なんとか義経を探り当てた教経は、勇んで挑みかかる。しかしさすがの義経もこの教経の猛攻にはかなわないと思ってか、長刀を脇に抱えたまま6mあまりの距離をゆらりと跳び越えて、味方の船に乗り移る。
 義経に逃げられた教経は、「もはやこれまでか」と太刀と長刀を海へ投げ入れる。さらに兜を脱ぎ捨て鎧の草摺(鎧の胴の裾に垂らして腰から下を覆う部分)も引きちぎる。鎧の胴だけを着たまま、髪を振り乱し、大きく手を広げた。そして辺りを圧倒する迫力で叫んだ。「我こそはと思う者は、この教経を生け捕りにして鎌倉へ連れていけ。兵衛佐(頼朝)に言いたいことがある。寄れ、さあ来い!」。しかしこの教経の猛々しさに気圧されて誰も近寄れない。教経に寄る者がないのを見て、土佐国の住人の安芸太郎と次郎の兄弟、その郎等1人が意を決した。義経の前に進み出た太郎が言う。「誰も寄りつかないのが残念ですので、組みまいらせようと存じます。どうか故郷に残してきた2歳の子供にお目をかけていただきたく存じます」と、後のことを頼んだ。義経から「よくぞ言った。子孫のことについては心配無用だ」との返答を得て、主従3人で教経に挑みかかる。教経は先に進んだ郎等を海へと蹴り入れた。そして太郎を左脇に、次郎を右脇に抱えてきつく締め付けて言った。「さあお前たち、我が冥途への旅の供をせよ!」。そして海へざぶりと身を投げて、沈んでいったのだった。
 「見るべき程の事はすべて見果てた」と、平家一門の滅亡を見届けた知盛は、乳母子とともに鎧を2領着て、しっかりと手を組みあって海へと入った。海上には赤い旗が紅葉を散らしたように浮かび、誰をも乗せぬ船が波に揺れて漂う。この平家滅亡の地で、「耳なし芳一」が平家武者の怨霊たちに一門の栄枯盛衰の物語を語ったとされるのは、もう少し先の話である。
【写真】和布刈(めかり)公園内にある、高さ3m長さ44mという国内最大級の有田焼でつくられた壁画『源平壇之浦合戦絵巻』(北九州市門司区大字門司)写真提供=北九州市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ロビンちゃん (6ヶ月、フレンチブルドッグ)

芝生でのお散歩が大好きなロビン。 ロビンが居ることでより一層、生活ライフが楽しくなりました!

平塚市 ロンちゃん大好きさん

春木 庸一さん
ソリューションパートナーズ(株)代表

7月に長い会社員生活に終止符をうち「大磯宅配スーパーマーケット」を開業しました。店名通り、食料品や生活用品をご注文いただき、その日に配達する宅配専門のスーパーマーケットです。大磯の皆様のご支援・ご協力のお蔭で、まずまずのスタートを切れたと思います。「買い物に行くのが大変だったので助かる」と言われることが今の私にとって一番の励みです。

 もしJ1に残ることができなかったら、後半90分のオウンゴールを嘆くだろう。
 9月14日午後7時、14位の鳥栖と鳥栖スタジアムで9391人の観衆を集めて行われた両チーム、J1残留に大切な試合。16位湘南にとっては今日負けると、残留圏15位以内に入るのが非常に厳しい。鳥栖にしてみれば、今日湘南を叩けばJ1残留が見えてくる。試合開始から鳥栖の選手の動きは鋭く、湘南のエリアで試合が行われており、いつ点が入ってもおかしくない内容。一度はクロスバーに助けられ、二度目はキーパーがかわされDFがヘッドでクリアー。地元の試合では、前半飛ばし過ぎて後半ばてて相手に攻め込まれることが多々ある。湘南は後半良く戦った。しかし運命のオウンゴールが、残り0分であるとは?勝利の女神は鳥栖に微笑んだ。ただ残念?残念?残された9試合全部勝ってくれ。

【写真】フットボール専用のベストアメニティスタジアム(鳥栖スタジアム)
TEXT・PHOTO:福澤正人(ベルマーレ湘南市民応援団団長)

 三種の神器の一つである内侍所(鏡)を納めた唐櫃。それを大事そうに抱えて、一人の女性が海へ飛び込もうとしていた。安徳天皇の乳母の大納言典侍(鎌倉で捕虜となっている重衡の妻・輔子)だ。そこに矢が飛んできた。袴の裾を船に射つけられて、大納言典侍は体勢を崩した。取り押さえて内侍所を手にした武士たちが、鎖をねじ切って中を見ようとしたそのときだ。にわかに目がくらんで鼻血が垂れた。「なんということだ。その内侍所は、凡夫が見てはならないものなのだ」。生け捕られていた平時忠がそう言ったので、元の通りに納められた。
 さて、清盛の弟たちである経盛(経正や敦盛らの父)と教盛(通盛や教経らの父)の兄弟は、鎧の上に碇を背負い、手と手を組んで海へと沈んでいった。資盛、有盛兄弟(重盛の子)と、いとこの行盛も、互いに手を取り合って入水した。平家の総帥である宗盛(清盛と時子の子、知盛の兄)も、当然潔く入水したか、と思われた。しかし彼は、船端に出て途方に暮れていた。親族は皆、決然として次々と海に沈んでいくのに、思い切りがつかないでいたのだ。そのような宗盛の煮え切らぬ態度を情けないと思ってか、侍が傍を通りかかるふりをして宗盛を海に突き落とす。父が海に落ちたので、息子の清宗も後に続いた。一門の人々は鎧を着た上に重い物を抱いたり背負ったりしているから沈むのに、宗盛親子はそのまま入水しただけでなく、泳ぎが達者であるものだからなかなか沈まない。宗盛は我が子が沈んだら自分も、と考えており、清宗の方も父上が沈んだら私も、というつもりでいる。互いに互いを気にしながら泳ぎ回っているうちに、伊勢義盛が漕ぎ寄せた。清宗を引き上げて、続いて宗盛を生け捕る。宗盛の乳母子の景経が伊勢義盛に襲いかかる。堀弥太郎が景経の内兜を射る。ひるんだ景経に堀弥太郎が組み合って、堀の郎等が景経を刺し殺す。宗盛の眼前で、奮闘の末に乳母子の景経は討たれた。
 一方で平家の猛将、教経は源氏の船に乗り移って長刀を振るう。「無益な殺生をして罪をお作りなさいますな。大した相手でもなし」との使いが知盛からきた。教経は、こう受け止めた。「大将軍の義経に組め」、ということか。
【写真】
赤間神宮境内にある、壇ノ浦で敗れた平家一門の墓『七盛塚』(下関市阿弥陀寺町)
写真提供=下関市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 平塚市南金目の農業用水路(幅60cm深さ50cm)で今月6日、体長3cm~5cmの魚数百匹(オイカワが主)が大量死しているのが見つかった。市の環境保全課では、死魚を回収し、詳細分析を進めているが、原因は9/17現在で不明とのこと。同課では、事件発生後もパトロールを実施したが、その後大量死は発生していないという。
 同様の例としては、昨年11月に同じ南金目農業用水路において、コイ、フナなど約130kgの死魚が発見された事例がある。その後実施された詳細な水質分析では、魚の死亡原因となる有害物質(チウラム、シマジン、チオベンカルブ、総水銀、全シアン、ヒ素)は全て不検出であり、原因は不明のままとなっている。

 ひらつか市民活動センターで活動する特定非営利活動法人「ぜんしん」(柳川涼司理事長)が23日(月・祝)、不登校・ひきこもり外出支援のゲーム大会を開催する。
 相談・支援を担当するのは実際に不登校・高校中退・ひきこもりを経験した人たち。柳川さんはひきこもり期間中にとあるゲームで日本一となった記録を持ち、そのゲーム攻略理論を活用しひきこもり当事者の社会復帰を支援するという。当日予定される任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」やカードゲームで遊ぶという一風変わったイベントもさることながら、「まずは外に出るきっかけづくりになれば」と柳川さんは話す。
 同法人では毎月第2金曜日にもひきこもり就労支援の相談会とプチ・パソコン講座を行っている。興味のある人はこちらにも足を運んでみては。
不登校・ひきこもり外出支援「ゲーム大会」
◇日時:9/23(月・祝)14時〜16時◇場所:ひらつか市民活動センター◇定員:80人(先着)◇参加料:無料◇問い合わせ:同法人:☎23-1177(広報担当柳川さん)

 県立平塚養護学校(村上 結校長)は10日、東海大学チアリーディング部「FINE」を招き、全校児童・生徒を対象としたチアリーディング鑑賞会を行った。今回のイベントは「子どもたちにいろいろな経験を」という趣旨で企画されたもの。地域交流などの付随的な部分も含めて様々な団体が候補に挙がる中で「華やかな雰囲気を味わってほしい」と考え、平塚にキャンパスを持つ東海大学のチアリーディング部に白羽の矢が立った。
 当日はチアリーディング部から12人が参加。夏期に行われる運動部系の大会などが一段落しオフシーズン中ではあったが、若さと笑顔あふれる華麗な演技に、観客である子どもたちからは自然と手拍子が巻き起こった。演技の後、子どもたちは「素敵でした!」「すっごい演技で、すっごい楽しかった!」と感想を口にし、「次はドラえもん(の曲での演技)が見たい」と思わぬリクエストも。アンコールも行われ、子どもたちは終始笑顔で鑑賞会を楽しんだ。
 同部でキャプテンを務める文学部3年・清水彩加さんは「ずっと手拍子をしてくれて、すごく喜んでくれているのが伝わって来た。チアリーディングという言葉の意味である『人を元気付けること』ができたのでは」とにこやかに話してくれた。
 今後の同部の予定としては11月に行われる建学祭が控えている。

 15日から16日にかけて日本列島を縦断した台風18号は京都・滋賀・福井の1府2県で8月の運用開始後初の大雨特別警報が発令されるなど、各地に大きな被害をもたらした。平塚・大磯・二宮の1市2町でも15日未明からの大雨で被害が出ている。
 平塚市では15日0時から16日9時10分にかけて市内の観測史上最多雨量を更新する191.5ミリの雨に見舞われた。15日午前9時には河川氾濫の恐れがあるとして河内川流域の徳延・上山下・下山下の約4000世帯に一時避難勧告が出された。実際に氾濫こそなかったものの、同市万田で土砂崩れが1件発生、市内全域で6軒が床下浸水の被害を受けた。また、馬入ふれあい公園のサッカー場が使用不可になっている。さらに規模の大小はあるものの各地で路面冠水が発生し交通にも影響を及ぼしたが、けがなどの人的被害は発生していない。
 大磯町では15日、降り始めからの総雨量が165.5ミリ、16日は14ミリだった。同町虫窪では土砂崩落で一時的に片側交互通行になったほか、空き家1棟が床下浸水の被害を受けた。町の施設などに大規模な被害は出ていないが、防犯灯の破損など細かな被害が出ている。こちらも路面冠水などはあったというが人的被害はでなかった。
 二宮町では16日0時から24時間の総雨量として182ミリが記録されたが、人的・物的な被害はなかったという。
 JR東日本によると1市2町を走る東海道線で、風速の規制値を超えたため132本に運休・遅れが発生し、84,000人の足に影響を及ぼした。
 今回の台風による人的被害は1市2町ではなかったが、全国規模では死者も出るなど大きな爪痕を残した。
【写真】9/17の馬入サッカー場。水は引いたが 泥が堆積している
※情報はいずれも17日12時現在


 明治期より多くの政財界人や文化人が居を構えた大磯町には、絵に描いたような「豪邸」や「お屋敷」といった邸宅・庭園が作られてきた。時代が移りゆく中で姿を消したものもあれば受け継がれてきたものもある。ただ、個人や企業が所有する物件は、一般開放される機会がまずない。だがそんな「邸園」の中のひとつに、往時の景観を復元し、今月22日より「県立公園」として誰もが無料で入園できるようになる広大な敷地がある。そこは、戦後の名宰相、第45、48~51代の内閣総理大臣を務めた吉田 茂(1878-1967)が生きた場所。
県立大磯城山公園(大磯町西小磯、国府本郷)は、旧三井財閥本家の別荘地跡(約7ha)を利用して整備され、平成2年に開園した。同園の南に位置する旧吉田茂邸地区は吉田茂の没後、西武鉄道株式会社へ売却され、大磯プリンスホテル別館として利用されていたが、平成16年頃より地元を中心に保存の気運が高まり、県が用地を買収、公園整備を進めた。そして今月22日より、庭園約1.8ha部分が同園の拡大区域として新たに開園する。なお旧吉田茂邸地区の全体は約2.9haあり、本邸(平成21年、火災により焼失)を含む残り約1.1haの部分は、平成28年度の開園を予定している。本邸は現在、町による再建が進められており、平成27年度の完成を目指している。
再現
 県の事業概要におけるコンセプトは「再現」。「建物だけでなく、庭園を含めた敷地全体が吉田茂の愛した場所であり、これを一体的に再現する」としている。例えば、樹木が茂り過ぎ、本来の空間構成や景観が損なわれていた「日本庭園」は、園内全ての樹木を調査した上、往時の写真と比較し、オリジナルの庭園設計者の作庭手法を元に復元した。また、出雲大社本殿などにも用いられる檜皮葺(ひわだぶき)という伝統的工法で作られた屋根を持つ内門の「兜門」は、原型を留めないほど朽ちていたが、見事に修復された。さらには、吉田茂の自慢だったという「バラ園」も再現された。「プリンセスミチコ」をはじめとする当時植えられた品種が再び植栽され、往時の雰囲気を演出する。
再建
 ひとつひとつ丁寧に復元され、甦る旧吉田茂邸。開園直前にあたり、整備事業を管轄する県平塚土木事務所道路都市課の森尻雅樹課長は「当時、吉田 茂さんが眺めていた風景や散策していた自然の中に佇むことで、追体験ができます。歴史と文化を体感できる空間として、多くの人に楽しんでいただきたいと思います」と期待を寄せている。この先も戦後日本の名宰相が愛した場所は、生き続ける。
【写真左から】日本庭園・兜門・バラ園に咲く「プリンセスミチコ」・サンフランシスコとワシントンDCの方角を向く吉田茂像
大磯城山公園
◇開園時間:9時~17時(開園初日22日は正午から、年末年始休園)◇入場無料、駐車場は有料(普通車平日100円/1h、土日祝200円/1h)◇アクセス:JR大磯駅からバス(国府津駅行・西公園前行・二宮駅北口行・二宮駅南口行・湘南大磯住宅循環)で10分「城山公園前」下車、徒歩3分◇問い合わせ:同園管理事務所☎61-0355

 安徳天皇の乗る御座船に平知盛(清盛と時子の子)が参上した。女房たちに「もはや、これまでです。見苦しいようなものは海へ投げ入れて沈めてください」と指示して、自らも船内を掃除して回る。戦況を心配して尋ねる女房たちに、「今日からは珍しい東男を御覧になることでしょう」と笑いながら答える知盛。「このさし迫った事態に際して何という冗談をおっしゃるのですか」と女房たちは叫び出す。すでに心を決めていた二位尼(清盛の妻・時子、安徳天皇の祖母)は、三種の神器のうちの2つ、神璽(八尺瓊曲玉・やさかにのまがたま)と宝剣をしっかりと身に携えた。さらに8歳の天皇を抱きあげて、皆に述べる。「私は女でも敵の手にはかかりません。天皇にお供します。天皇に心を寄せるものは、急いで後に続くように」。そして船端へと歩み出るのだった。
 どこへ連れて行かれるのだろうかと不思議に思う幼い天皇に、二位尼は「極楽浄土にお連れしますよ」と泣きながら諭す。安徳天皇は、教えられた通りに小さな手を合わせて東の方角にある伊勢大神宮を拝んでから、西の方角に向かって念仏を唱える。「波の下にも都はありますよ」と二位尼は慰めて、安徳天皇を力強く抱きしめながら海へ飛び込んだ。幼い天子の身体は、深い海底へと沈んでいって二度と浮かびあがってくることはなかった。
 源氏方の渡辺党の武者が、海に漂う女性の長い黒髪を熊手で引っかけて寄せる。そして引っ張り上げた。生捕られていた女房たちが、「情けないことです。そのお方は女院(安徳天皇の母である建礼門院徳子、清盛と時子の娘)でいらっしゃいますよ」と指摘する。源氏武者は義経に建礼門院を捕らえたことを報告して、急いで御座船にお移しした。建礼門院は心を痛めていた。焼き石(身体を温めるために綿や布に包んで懐中に入れる石)と硯を左右の懐へ入れ、母(二位尼・時子)と子(安徳天皇)の後を追って海へ飛び込んだのだが、ともに沈みゆくことができなかった。死に別れた我が子は、波の下の都にたどり着いただろうか――。
 龍宮城を思わせるような姿の赤間神宮(山口県下関市)に、幼き帝は今も祀られている。
【写真】安徳天皇を祀る赤間神宮の水天門(下関市阿弥陀町)写真提供=下関市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

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 七夕を通じ、日本とカンボジアとの友好を深めることを目的に組織された「平塚・カンボジア七夕交流会」(事務局:野崎審也氏)では、今年の七夕まつりで掲出した「在日カンボジア人でつくるカンボジアコミュニティ」の七夕飾りをカンボジアへ送り、2月中旬、現地で飾りを掲出したイベントを開催する。なお、同様に星舞グループの飾りも輸送し、現地で制作した飾りも併せて掲出する。会場となるプノンペン市内の広場では、日本の夏祭り、盆踊りを再現するという。
 これにあたり同会では、家庭で使用されなくなった「浴衣(大人用・子ども用)、帯、下駄、うちわ、七夕ミニ飾り、はっぴ」等の寄附を募集している。集められたものは現地で配られる。寄附に関する問い合わせは事務局☎32-4500(野崎さん)へ。

 湘南高砂部屋後援会(相原光治会長)は5日、8月31日に行われた湘南ベルマーレ対ベガルタ仙台戦のフードコートで販売したちゃんこ鍋の売り上げの一部を義援金として落合克宏平塚市長へ届けた。これらは市を通じて、同市と災害協定を結ぶ宮城県石巻市に届けられる。
 今回の事業は高砂部屋の平塚合宿20周年を記念して企画されたもの。湘南ベルマーレもクラブ創設20周年を迎えることからフードコートへの出店を決め、同部屋に石巻市出身力士の朝天舞が在籍することから義援金を送ることを決めた。ちゃんこは力士らの手作りで、予定していた500食を完売した。
 当日、会場で行われたセレモニーには朝天舞に加え、十両・朝赤龍、平塚出身力士の朝弁慶、相原会長が出席し、訪れたサポーターに活動をアピールした。

 港小学校避難所運営委員会は4日、平塚市災害対策課、港小学校避難所配備職員らの協力のもと、合同防災訓練を実施した。訓練には夕陽ヶ丘自治会、代官町自治会、グレーシアパーク自治会、市立港小学校、市立港幼稚園から計904人が参加した。
 訓練は震度6の地震が発生し、建物倒壊等が発生しているほか、大津波警報が発令され、津波が襲来する危険性があるという状況を想定し、同校の上層階・屋上へ避難するという内容。当日はあいにくの雨で屋上への避難はできなかったが参加した近隣住民らは迅速へ上層階への避難を実施した。訓練後は地域住民を対象に防災講話が行われた。
 同委員会の陶山会長は当日の雨に触れ「どんな天気だって災害は来る」と警鐘を鳴らし、同校の伊藤校長は「児童らはいつも学校にいるかと思われがちだが、実際は年間15〜16%しかいない。避難には近隣の方の協力が不可欠」と助け合いながらの避難を求めた。

 9月10日の「世界自殺予防デー」からの1週間に設定されている「自殺予防週間」に合わせ、大磯町では自殺対策啓発用トイレットペーパーの配置を行っている。
 内閣府の定める自殺予防週間に合わせて国や各地方自治体は様々な取り組みを行っている。年間10人程が自殺により命を落とし、県内でも上位の自殺率となっている同町でも毎年様々な自殺対策に取り組んでおり、今年7月には職員全員がこころに不調を抱える人、自殺に傾く人のサインに気づき対応できる人になる「ゲートキーパー養成講座」を受講した。
 今回は公共施設などのトイレに、うつのサインに気づくチェック内容や相談窓口、安眠のコツなどが印刷されたトイレットペーパー「お父さん、眠れてる?」を1000個配置。自殺予防について家族や職場で考えるきっかけになるよう、身近な公共施設や学校のトイレからメッセージを発信する。

 二宮町商工会青年部が企画・運営する「ふれあい広場こども職業体験」が昨年に引き続き今月23日に開催される。21名の青年部員らは2週間後に迫った開催日を前に日々の準備に追われている。
 同イベントは同青年部の一大イベント「ふれあい広場」の中で行われるもの。以前はヒーローショーや模擬店などを中心としていたが、昨年は新しい試みとして職業体験を実施、好評を得た。参加者は指定の場所でチケットを購入、消防、塗装、カフェやネイルチップなど様々な職業を体験できる仕組みだ。前回は1000人を超える子どもたちが訪れ一部チケットが売り切れてしまう事態も。そこで今年は規模を約3倍に拡大し、28の店舗・団体の協力を得た。これに中高生のボランティアらも加わり、より多くの子どもたちに楽しんでもらえるようにした。一部のチケットは9月16日(月・祝)にラディアンで前売りも行われる。加えて会場も今年は町民会館、二宮小学校グラウンドと体育館、町民センターなど駅北口周辺まで、エリアも大幅に拡大。さらに安全確保のため、ラディアンエリアと駅前エリアを繋ぐ北口商店街を歩行者天国(10時〜16時)にするという。
 実行委員長の鈴木一成さんは「とにかく子どもたちに楽しんでもらう場所を作るのが『ふれあい広場』の第一義。職業体験はまだ2年目だが、去年の反響から新たなサポートも得られた。5年後、10年後を見据えた積極的なチャレンジを続けていきたい」と意気込みを話している。
インフォメーション
◇日時:9/23(月・祝)10時〜17時(雨天決行)◇会場:ラディアン・町民会館他◇その他:職業体験は時間や対象年齢がそれぞれ違うので事前にhttp://www.shokonet.or.jp/ninomiya/のリンクから確認を。前売り体験チケットは職種・時間が限られるためこちらもHPから確認を。公共の交通機関の利用を推奨。
【写真上】昨年の職業体験の様子【写真下】実行委員長の鈴木さん(左)と副委員長の二見浩史さん

『キャプテンハーロック』(2013/日本)
監督:荒牧伸志 原作:松本零士 脚本:福井晴敏/竹内清人
声の出演:小栗旬/三浦春馬/蒼井優/古田新太/福田彩乃 ほか
9月7日より、シネプレックス平塚ほか全国東映系にてロードショー。
  モーション・キャプチャー(以下、モーキャプと略す)の撮影には、舞台俳優が起用された。ステージ上でのメリハリのある演技の方が、CGデータとして取り込んだ時に動きのムラが生じないため。しかし、声優陣にとっては難易度の高い要求になった。なにせ、別の俳優が演じた間合いで、感情表現を強いられるばかりか、セリフの間もモーキャプ俳優の口と合わなくてはならない。小栗旬や古田新太ら、舞台経験も豊富な俳優にとっては、自らモーキャプを演じた方がはるかにやりやすいのだが、撮影時に声優は未定だった。にもかかわらず、彼らは存分に個性を発揮してくれている。小栗くんは実年齢に十割増しの渋さ。春馬くんは声質がアニメライクでGood!古田さんは愛すべき太っちょキャラに200%なりきり。蒼井優ちゃんはただひとりの宇宙人キャラを妖演。さらに、新モノマネ女王・福田彩乃ちゃん演じるトリさんの演技は爆笑&仰天モノ!いますぐ劇場へ。絶対、損はさせません!
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 「マイナースポーツ」であるがゆえ、全国大会や世界大会で結果を残しても、あまり広く認知されず、たとえプロ選手であっても、活動資金をアルバイトで補っている、という人々がいる。平塚市内在住のフリースタイルスキー選手・大久保亜弥(あみ)さん(31)もその1人。2014年のソチ五輪から正式種目となる「スロープスタイル」(ジャンプ、回転、レール上を滑るなど障害物競走のような競技)で同大会への出場を目指すアスリートだ。日本代表選手の選考基準となるワールドカップ3戦を今冬に控える大久保さんは現在、練習に励む傍ら、今年5月から始めた「湘南SPORTS UNIVERSE(スポーツユニバース)」という活動も行っている。地域に住む、国内外のマイナースポーツ界で活躍するアスリートたちと、地域とを繋ぐという新たな試みだ。
 コンセプトは「Sports×湘南」で、湘南地区を拠点とするアスリートたちがスポーツを通じて地域を盛り上げる、健康やまちづくりに貢献する、というもの。スポーツ教室やフィットネス教室など気軽に市民が参加できる無料体験イベントを実施し、トップアスリートたちが直接、地域住民とふれあい、指導を行うことで、地域との交流を図ろうという活動だ。
 当初は1人で始めた活動ではあったが、賛同者は次第に増えていった。マイナースポーツ界で活躍するトップアスリートの仲間たち。そして先月、初の主催イベントとなる「ビーチヨガ」を平塚海岸で実現することができた。告知はインターネット上のみだったが、60人以上の参加があったという。
地域へ還元
 イベントを実施するにあたり、「参加費は無料が基本」と大久保さんは考えている。「地域貢献」が原点にあり、今後も参加者から徴収するつもりはない。
 「スロープスタイルが五輪の正式種目に決まった2年前、『オリンピックに出る』と決意しました。ですが、ものすごくお金のかかる種目なんです。そんな時、アスリート仲間に地元企業を紹介してもらい、活動費の一部を支援してもらうことになりました。そこから仲間も増え、応援してくれる人も増えたんです。だから地元に貢献したい」と力強く語る。
得るもの
 主催者側のアスリートたちは、参加者から参加費という名目の「目先の利益」を得ることはない。得るものは、目に見えないもの。「マイナースポーツの選手の多くは個々で活動しているため、横の繋がりを持っていません。支援者もなくそのまま埋もれてしまい、夢半ばで諦めるという人も沢山見てきました。あと一歩の支援があれば輝ける、という人は多くいるんです」
 また大久保さんは「1つの企業から大きな支援を受けるよりも、地域貢献をしながら地域の沢山の人に応援してもらった方が、選手のパワーになるんです」とも。だから今後も五輪を目指しつつも、精力的に様々なイベントを企画し続けていく。たとえマイナースポーツのアスリートたちであっても、この地域では大いに親しまれることを願って。
活動の詳細はwww.spouni.comまで。

中村 彰伸さん
中秋蒲鉾店平塚生まれ。高校卒業後、大学は京都、就職先は岡山で過ごし、家業を継ぐため10年ぶりに平塚に戻ってきました。
中秋蒲鉾店は創業大正12年、地域の方々にご愛顧頂き、お陰様で90周年を迎えることができました。蒲鉾業界も機械製造が定着してますが、創業時からの手作り、そして品物に真心を込め、味を引継いでいきたいと思います。

『キャプテンハーロック』(2013/日本)①
監督:荒牧伸志 原作:松本零士 脚本:福井晴敏/竹内清人
声の出演:小栗旬/三浦春馬/蒼井優/古田新太/福田彩乃 ほか
9月7日より、シネプレックス平塚ほか全国東映系にてロードショー。
 前回も触れたように、いよいよ今週から、僕が脚本に参加した『キャプテンハーロック』が公開となります!大宇宙を舞台に描かれる壮大な冒険ロマン。本作は全編フルCGによる3D長編アニメーション。ひと口にアニメーションといっても、モーション・キャプチャーという技術で生身の俳優の芝居をデータに取り込んで、その上からCGキャラクターを貼りつけていくという手間のかかる作業を経て作られている。各場面の構図も3D上映を想定して、もっとも効果的に立体視出来るアングルで描かれているのだ。完成までに要した時間は、なんと足掛け5年。いやぁ、長かったぁ。脚本を書き上げたのはかなり前だから、完成試写を観た時は生き別れの子供と久々に再会した心境とでもいおうか、しばらく会わないうちに、ずいぶん立派に成長したものだと感慨もひとしおだった。さらに、小栗旬、三浦春馬、蒼井優、古田新太ら、実力派俳優が物語に熱い血肉を注ぎ込んでくれた。詳しくは次回。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

0906 源平 平家方の阿波重能が、裏切った。息子の田口(田内)教能は、伊勢義盛に謀られて源氏の捕虜となっている。「もう一度、我が子に会いたい――」との思いで、重能は赤い旗を切り捨てた。つまり源氏方へ寝返ったのだ。さらに平家にとって悪いことに、重能は平家方の重要な計略を源氏方に暴露してしまったようなのだ。計略とは、こうだ。源氏を欺くために身分の低い者を貴人用の唐船(中国風の船)に、反対に身分の高い者を兵船に乗せる。源氏が貴人たちの船だと思って唐船を攻めたところで、周りを兵船が取り囲んで攻撃するという作戦だ。しかし平家の目論見は、もろくも崩れ去った。策略を知った源氏が、唐船には目もくれずに一斉に兵船に攻め寄せたのだ。「だから、重能めを早々に斬り捨てておくべきだと言ったのに……」と悔しがる知盛。しかし悔やんでも、今さらどうにもならなかった。そのうちに、平家一門を見限って離反する四国や九州の兵たちの船も出てきた。
ちなみにこの返り忠(主君に背いて敵に力をかすこと)をした阿波重能。源平合戦が終わって、のちに鎌倉に連行されたときのこと。重能の処遇について、御家人たちによって「斬るべきか、容赦すべきか」との評定が行われた。御家人たちが「先祖代々の主を裏切って滅ぼした無法者をどうして赦すことができようか」と口々に言ったので斬罪と決定した。ところが、重能が数々の暴言を吐いたために御家人たちの心証が悪化。重能は籠に押し込められて、火であぶり殺されたという(延慶本『平家物語』)。
さて、壇ノ浦では次々と源氏軍が平家の船に乗り移っていく。潮の流れもいまや源氏の味方だ。平家を追う側となった兵たちの士気も高い。源氏は、船頭や水夫までも容赦なく射殺し、斬りふせていく。武装していない彼らが、ばたばたと倒れる。非戦闘員を殺されるという掟破りの攻撃にあった平家の船は、方向を見失って海上を漂う。
義経指揮下の攻撃は、いつだって予測不可能だ。手段を選ばず、平家を追いつめていく。だが、義経は覚えていたか。鎌倉の頼朝から「三種の神器だけは確実に手に入れよ」、と厳しく命じられていたことを。
【写真】壇ノ浦に面するみもすそ川公園内に建つ『壇の浦古戦場址』の碑(山口県下関市みもすそ川町)写真提供=下関市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 下位、はっきり言えば降格圏に甘んじている湘南。8月後半、磐田・甲府との戦いで勝利を掴めず柏に5失点と大敗。15位の甲府の背中はじわじわと離れていく。もちろん目の前の一戦一戦を戦うという気持ちは変わらない。だが「今日こそは勝たなければ」という中で湘南はあえいでいた。「今日こそは」の8月31日仙台戦、「湘南乃虎」が吼えた。試合は前半、島村のゴールで先制するも前半のうちに同点に追いつかれる。「また……」という空気を打開したのはまたも島村。CKからのボールがこぼれたところを右足でねじ込み勝ち越しを決める。その後ウェリントンがダメ押しの1点を決め、仙台はPKからの得点で追いすがる。しかし追撃をかわしきり1カ月振りの白星を収めた。美しいクロスがあがった訳でもなく、強烈なシュートが放たれた訳でもない。何とも泥臭く、しかし湘南らしく、残り10戦に望みを繋いだ。

【写真】CKからのボールをGKがファンブルしたのを見逃さず右足で決める島村

TEXT:名久井啓祐(本紙編集部)PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 『銀の匙』で知られる作家・中 勘助。大正13年から7年余り平塚に居を構え、日記体の随筆で平塚海岸を写した『しづかな流』をはじめとする彼の文学の足跡を学び、平塚にゆかりある作家としてより多くの市民に広めるための「中勘助を知る会」(尾島政雄会長)が今月発足した。これを記念して同会では講演会を実施する。◇『銀の匙』の中勘助と平塚時代=9/21(土)10時011時30分、ひらつか市民活動センター会議室(先着80人)、講師は同会会長の文芸評論家・尾島政雄氏、参加費は500円(当日受付で)、問い合わせは事務局☎31-4691(飯尾さん)
【写真】平塚時代の中 勘助

 平塚商工会議所青年部(加藤かおり会長)は、今年の七夕まつりで実施したイベント「Be Active平塚2013」の売上金の一部を、平塚市を通じて石巻市へ寄附するとして先月29日、落合市長へ義援金を手渡した。金額は12万円。加藤会長は「支援を風化させてはいけない」と話していた。

株式会社サン・ライフ(比企 武代表取締役社長)は、同社が運営する結婚式場「ホテルサンライフガーデン」(平塚市榎木町)内の披露宴会場「江陽」を今月、リニューアルオープンする。
 今回のリニューアルでは、内装や設備の刷新以外にも最新鋭の演出機材を導入。主な改善・強化点は、①全方位型スクリーンの完備(200インチスクリーン×4面、280インチスクリーン×2面)②映画館並みの音響設備を導入③インターネット会議等が可能となるWEBライブ中継設備の導入など。そのほか、女性用パウダールームの設置、緞帳(どんちょう)・シャンデリア等の見直しなども行った。一般向けの内覧会は、8日(日)15時から開催。予約・詳細は☎21-7110。

 全日本硬式空手道連盟が主催する第29回全日本硬式空手道選手権大会が8月25日に国立代々木第2体育館(東京都渋谷区)で開催された。
 この大会に伊勢原市などで空手を教える心嘉会館の選手7人が出場し、新藤佑真くん(伊勢原市立高部屋小2年)、篠﨑勇也くん(平塚市立旭陵中2年)、髙橋公生くん(県立大井高校2年)が学年ごとに分けられた各クラスで優勝。佐藤真渚人くん(平塚市立岡崎小4年)が準優勝、永原翔平くん(伊勢原市立竹園小5年)、佐藤勝正さん(一般有段中量)が第3位の成績を収めた。
 心嘉会館の浜田仁示館長の教えは「殴る蹴るが強いのは大したことじゃない。自分の弱い心に克つことが強さ」という。今回惜しくも優勝に及ばなかった3人も次の大会に向け早くも汗を流している。
【写真】後列左から佐藤(勝)さん、篠﨑くん、髙橋さん前列左から佐藤(真)くん、新藤くん、永原くん

 平塚警察署では平塚遊技場組合、平塚市金融機関防犯防災連絡協議会、平塚市防犯協会と連携し、振り込め詐欺防止のはがきを平塚市の高齢者世帯を中心に13,000枚配布した。同署は昨年、県内で初めて取り組みを開始、配布した家庭から被害は出ていないという。30日には警察署員と郵便局員が小野畳店を訪れPRを行った。
 平塚市内では今年に入り14人、5295万円の被害が出ている(8/29現在)。これは去年の同じ時期に比べて8件多い。最近は詐欺の手口も巧妙化しており、現金を失くした、使い込んだという内容から、医療費が還付される、銀行口座を凍結するなど様々な内容で電話がかかってくるという。
 同署生活安全課東課長は「皆、私は大丈夫、私の場合は違う、と言う。電話で金銭の話がでたら、まずは落ち着いて、電話を折り返す、警察に連絡するなどして」と呼びかけている。

 平塚市は先月、市内で100歳を超す高齢者は過去最多の93人(男性13人、女性80人、8/1時点)になったと発表した。また白寿(99歳)を迎えた市民は54人(男性9人、女性45人)、米寿(88歳)を迎えた市民は826人(男性261人、女性565人)だった。
 市では毎年、99歳以上の市民に対して家庭(入所施設)訪問を行っており、落合克宏市長は2日、市内における最高齢者である明治34年3月4日生まれの石黒喜代子さん(112)を訪問した。市長からお祝いのメッセージと品物が手渡され、ひとつひとつの質問に対してしっかりと受け答えをしていた石黒さん。長寿の秘訣は、「くよくよせず、のんびりと暮らすこと」と話していた。

 「施設の老朽化対応」と「ごみ質の変化へ対応した環境への負荷の低減」を図るとして、平塚市が平成22年度より整備を進めてきた新たな可燃ごみ焼却施設であり、高効率ごみ発電施設でもある「新環境事業センター」(平塚市大神)が今年10月から、本稼働する。
 建設工事費113億9887万5600円の同施設は、地上6階・地下1階、旧施設同様80mの煙突が建つ。色彩は、景観アドバイザー制度を活用して専門家に依頼したもので、「やわらかい雰囲気で周辺の緑と馴染みやすいニュートラルな色」となった。現在すでに市内全ての可燃ごみを受け入れ試験運転を行っており、本稼働後は「平塚・大磯・二宮ブロックごみ処理広域化実施計画」に基づき、1市2町の可燃ごみの処理を行っていく(二宮町は平成28年4月から受け入れ)。
 「高効率ごみ発電施設」である同施設では、ごみを焼却で発生した熱を利用して発電する「廃棄物発電」が可能だ。また、処理の過程で排出される有害な物質は分解除去等で無害化することなどから、市では「環境負荷の少ないエネルギー利用を促進し、適正処理・処分の確保を達成することによって、循環型社会実現に貢献すべきもの」と位置付ける。
 なお、発電能力は最大5900kwで、発電された電力は、施設内の動力源や照明に利用され、余った電力は電力会社等に売電される。市の試算では売電による収益は年間で約2億7000万円。ただし収入は、市ではなく施設を運営する会社に入り、市から運営会社へ支払う委託料と相殺する仕組みとなっている。運営契約先は、株式会社ひらつかEサービス(石川清貴代表取締役)で、運営業務委託金は43億5598万8000円(20年間)。

 9/19、11/28、1/30、グランドビクトリア湘南にて。
 大村楽器主催。全日程10時30分~12時30分。講座の問い合わせは大村楽器平塚店☎34-1780まで。プレゼント応募は、メール件名に「横山幸雄」係、本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読の新聞⑥本紙の入手先⑦本紙への意見⑧希望の日程を明記の上、【toko@shonan-journal.com】へ。9月15日必着、翌16日発送。


 76年という長きに渡って市民の憩いの場として親しまれてきた龍城ケ丘プールが8月18日に最後の営業を終えた。昭和12年「都市開発公園湘南海岸公園」の一部として誕生した同プールは、戦前から戦後、昭和から平成にかけて多くの地元民に愛されてきた。しかし時代が移り行く中で施設は老朽化し来場者も減少していった。閉鎖が決まり同地は今後どうなっていくのか。多くの利用者とともに、そこに有り続けた海岸線のプールの歴史を紐解く。協力=平塚市博物館市史編さん室
大正13年、オランダアムステルダムで開かれた国際都市計画会議で採択された「都市の過大膨張防止のための7ケ条」は日本国内にも導入され、地域計画の考え方が普及した。この考えに基づき神奈川県でも海岸線の開発計画が整備されることになる。現在の国道134号の西側である県道片瀬大磯線は「湘南遊歩道路」や「湘南パークウェー」と呼称され、その周辺の施設も順次計画されていった。沿線の計画の中で、平塚市域においては昭和12年に千石河岸から撫子原の海岸線を開発する「都市開発公園湘南海岸公園」が計画される。龍城ケ丘プールはこういった開発計画の一環として誕生した。当時の名称は「平塚海水浴場プール」。海水をそのまま引き入れた海水プールで、当時としては珍しい競争用50mプールの他に、婦人用と小児用の20mプール、海の家などが建てられた。同年7月に行われた竣工式には当時の県知事や各大学の水泳選手などが招待されたと記録が残る。
地元民に愛されて
誕生以来多くの人に愛されたプールだが、戦後は米進駐軍とその家族のプライベートプールとして接収される。その後、戦後復興に従い返還のための運動なども行われたといわれ、その甲斐もあってか昭和27年に接収が解除される。海辺のプールということでロケーションも良く、当初は平塚で唯一のプールということもあり、一夏で9万人を超える来場者が訪れたと昭和36年の『広報ひらつか』に記事が残る。プールの管理保全を担当する平塚市みどり公園・水辺課では「海岸沿いのプールなのですぐに砂がたまってしまって。大変な思いをして掻き出していましたが、当時も同様の悩みだったと聞きます」と話す。
これからの龍城ケ丘
文字通り親子3代、4代と愛されてきた龍城ケ丘プールだが、近年は施設の老朽化が進み改修というよりも再建に等しい手入れが必要とされていた。また、夏の行楽地としての選択肢が増える中で、年間来場者数も大幅に減少、市民からは惜しむ声も挙がったが市では閉鎖を決定した。今後、同地はどうなるのか。同課では「国道134号の拡幅工事が進められる今、市外から来た人も呼べるような場所にすることが求められる。ビーチパークや平塚漁港との連携も含めた検討が必要なのでは」と話す。今年の12月には再整備計画をまとめ、公表する予定という。
現在は水が抜かれ、閑散としている同プール。1つの歴史が終わり、また新たな歴史が始まろうとしている。

【写真】撮影された時期が不明なものもあるが昭和30年代頃撮影された龍城ケ丘プール

【写真2】現在の龍城ケ丘プール 写真提供=平塚市
(参考資料=神奈川県都市部都市政策課『神奈川県都市政策史料』)

24日の第22節、降格圏の16位湘南がホーム平塚で迎え撃つは1つ上の残留圏15位に位置する甲府。勝ち点差は1。勝てば追い越し、負ければ引き離される、絶対に負けられない試合。せめて引き分けで終われば、との願いも儚く1-2で負けた。  試合終了後、選手らは一様にガックリと肩を落とした。仰向けに倒れ天を仰ぐ選手もいた。精根尽き果てるまで闘ったが、あと一歩及ばず、という一戦だった。だから試合内容には、一切の批判の余地もない。  リーグは残り12試合。この先、これまで以上に結果が求められる時期に入る。最後にスタジアムを包むのは歓声か嘆息か。思えば、「劇的」と称される成績を残す時は、いつもギリギリの状況だった。危機的状況という土壌があればこそ、ドラマは生まれる。湘南はここからが、面白い。

【写真】
途中出場の大竹は後半22分高山、27分ウェリントンへ決定的なスルーパスを出すが、両者ともゴールマウスを外す
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

長崎 三和さん
平塚市 一人でkimono推進会

幼い頃から祖母の着物姿を見て育ち、毎日着物生活をしたいと思っていた私は、誰でも3分で着物姿に変身できる「マジックタイム3」に出会います。日本の伝統文化である着物を後世に継承すべく、平塚市の「絹の柳屋」さんでこの着物の販売を始めました。着付けの手間がいらない、新しい「着物」をご紹介する事を私の使命にしていきたいと思います。

 1185(元暦2、文治元)年3月24日。壇ノ浦で源平の合戦が行われることが決まった。梶原景時は義経に、「私に先陣を仰せつけください」と申し出た。しかし義経の返事はつれなかった。「自分がいないのならともかく、この義経がいるのだからな」。「それはいけません。あなたは大将軍でいらっしゃいます」と言う景時に、「鎌倉殿(頼朝)こそが大将軍だ」と返す義経。景時が「生まれつきこの殿は武士の主君にはなれぬお方だ」とつぶやくと、義経は「大体お前は愚か者よ」と言い放つ。ともに太刀に手をかけて身構えたところを、三浦義澄と土肥実平が間に入って止める。「源平の決戦を前にして同志討ちなどしていたら、平家軍が勢いづくだけです。鎌倉殿のお耳に入るのも穏やかではありません」と三浦が制してその場はおさまった。
 戦いが始まった。西から東へ潮が流れる。西に陣取る平家方には有利な状況だ。平家軍では、平知盛が「戦は今日が最後だ、少しも退く気持ちがあってはならぬ。東国の者どもに弱気を見せぬように。今こそ命をかけて戦う時だ!」と、皆を鼓舞する。景清は、「坂東武者は馬上でこそ偉そうな口を聞きますが、船での戦闘は慣れていないはずです。一人ひとりつかまえて海に沈めてやりましょう」という。盛嗣が「九郎判官(義経)は色白で背が低く、前歯が出て目立つ男だというぞ」と言うと、景清は「片脇に挟んで海へ入れてやろう」と勇む。
 そのように皆が奮いたつなか、知盛には気になる人物がいた。阿波民部重能(成良)だ。どうも覇気がない。重能の子の教能(教良)は今や源氏方の捕虜となっている。寝返るのではないか。疑う知盛は、宗盛に重能を殺すよう提案した。しかし宗盛は、平家に忠実に仕えてきた重能を確たる証拠もなく殺害することを許さなかった。
 源平両者が奮戦する。梶原は親子主従で散々に斬ってまわり、和田義盛は次々と矢を射かける。長時間にわたって激しく繰り広げられる壇ノ浦での戦い。どうやら潮の流れが東から西へと変わってきたようだ。そして、阿波重能の様子が、おかしい。
【写真】
壇ノ浦古戦場址に建つ、八艘飛びの義経と碇をかつぐ知盛の『源義経・平知盛像』(山口県下関市みもすそ川町)
写真提供=下関市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 先月長崎市で開催された「第37回全日本都市対抗テニス大会」に出場した平塚市代表のメンバーのうち3人が21日、結果報告のため落合克宏平塚市長を表敬訪問した。平塚市のテニスチームが同大会に出場するのは、初めてのこと。
 平塚市代表は、平塚市テニス協会(高橋通泰会長)により選抜されたメンバーで構成され、女子複に入江真子さんと前原まりあさん、男子複に広瀬暁己さんと綿貫知哉さん、ベテラン1部(45歳以上)男子複に前田太郎さんと原 俊清さん、同女子複に田川喜子さんと原 葉子さん、ベテラン2部(55歳以上)男子複に佐藤 純さんと鈴木 孝さん、女子単に土田麻美さんが出場した。
 大会には全32都市が参加。平塚市は初出場ながらも1回戦で山口市に勝利し、2回戦で東京都豊島区に敗れた。同区はその後勝ち進み、優勝している。

 平塚市が進めている市民病院の整備事業において、同市は9月から、新棟建築工事に着手する。これに伴い、地下水のフッ素が基準値を超えて検出されていた区域の土壌も、工事に併せて掘削除去される。
 主な工事としては、今年9月から既存棟地下部分解体及び土壌対策工事、12月から新棟基礎工事、平成26年11月から新棟地上部分構造躯体工事、翌27年4月から新棟内装工事を予定。完成は同年9月中旬を見込んでいる。
 工事の請負業者と契約額は、建築が鹿島・匠特定建設工事共同企業体で45億8850万円、電気が関電工・東光商会特定建設工事共同企業体で13億1250万円、機械は日立製作所で22億1445万円(予定)。
 なお同工事に伴い現在のバスロータリーは、9月24日の発着分から、達上ヶ丘公園内の仮設バスロータリーに変更となる。

 ライオンファミリーグループ(井出隆夫代表取締役)は27日、県立平塚養護学校で障害のある子どもたちへのヘアカットボランティアを行い、同校に在籍する児童・生徒30人が参加した。
 同事業は、普段はあまり理美容室に行けない同校の子どもたちの為に同グループが行っているもので、今年で4回目。今年は研修の合間などを縫って15名のスタッフがボランティアに参加した。ヘアカットだけでなくネイルサービスも行われ、子どもたちは普段中々できないおしゃれを楽しんだ。同校ではこれが地域で暮らしやすい環境づくりの土壌になればと期待を寄せている。
 スタイリストの1人は「去年も来たんですけどその時はアシスタントで、実際にカットするのは今年が初めて。不安もあったけど喜んでくれるのを見ると自分も単純に嬉しい。こっちの方が向いてたりして」と笑顔を見せた。

 大磯町では20日、中学生が議員となり、通常の議会と同様に市の担当者や町長が答弁する「平成25年度大磯町子ども議会」を開催した。同議会には町立大磯中学校と国府中学校から17人の生徒が参加した。
 同事業は大磯町自治基本条例第11条「子どもがまちづくりに参画する権利及び責任」に基づき開催されているもので、今年で4回目となる。17人の議員は5グループに分かれ、美化活動や健康増進、交通、救急、ゴミ問題、観光などについて10の質問をした。いずれの質問も若い視点から真剣に町の行く末を案じたもので、中﨑久雄大磯町長は答弁の中ながら、「大人が一生懸命考えたこと以上に若い考えは鋭く問題提起する」と喜びを見せた。
 細かい議案ごとの答弁の内容は町HPで公開中。これらの議案から生まれた意見やアイディアなどは実際の行政運営に反映されることもある。

 平塚市立金目中学校で21日、市内では初となる非行防止サミットが行われ、同校の3年生7人が参加した。また、同事業の一環として金目コミュニティ学童クラブでは非行防止かるたを実施。サミットに参加した7人の生徒に加え、同学童クラブに所属する金目小学校とみずほ小学校の1年生から6年生の児童47人が参加した。指導には平塚警察署から今井美智代警部補と日高 綾巡査部長があたり、湘南方面で初の試みということで県警本部からも担当者らが視察に訪れた。
 同事業は誰かに教えてもらうのではなく当事者である生徒らが自ら考えることで規範意識の向上と定着を図るもの。自分が犯してしまう可能性のある非行や巻き込まれてしまう可能性のある犯罪について、またそれらを防止するために、それらから身を守るためにはどうすればいいかなどを話し合った。今回メインテーマとなったのは窃盗罪という犯罪でありながら身近な非行でもある「万引き」。生徒からは「欲に負けて」「ゲーム感覚で」といった万引きに手を染める理由が挙げられ、それをどう防止するか、万引きをしようとしている人をどう止めるかなどを話し合った。
 これらサミットで話し合われたことは、非行防止カルタを行った後に生徒から児童らに伝えられた。今井警部補は「いわゆる非行防止教室などで大人が子どもたちに伝えるより、身近なお兄さん・お姉さんである人が自分たちで考えたことを伝えることで規範意識が醸成し、より定着する」と話す。生徒らは自分たちの言葉で児童らに語りかけ、児童らも真剣に彼らの言葉に耳を傾けていた。

しみじみちゃん (メス、13歳、雑種)まだまだ甘えん坊で、寝るときはいつも一緒、先にお布団の上で待っています。

平塚市 高田 さん


 平塚市内を舞台に、女性コンビの名探偵と助手が様々な事件の謎を爽快に解決していくユーモアミステリー『ライオンの棲む街~平塚おんな探偵の事件簿1~』(祥伝社)が今月9日、発売された。作品中には、主人公が拠点とする札場町をはじめ代官町、豊原町、南金目といった数々の聞き慣れた地名が頻出。また「七夕まつり会場の湘南スターモール」「明石町のスナック」「紅谷町の閉店した大型スーパー」「ラスカでバーゲン品を衝動買い」「梅屋の前で不良に絡まれて」……など、住民なら思わずニヤリとしてしまう表現も随所に見られる地元色満載の作品だ。著者は、2011年度の本屋大賞を受賞したミリオンセラー、テレビドラマ化・映画化もされた作品『謎解きはディナーのあとで』(小学館)で知られる東川篤哉さん(45)。本紙では、この地元感がたっぷり詰まった新刊の発売にあたり、同氏にインタビューを行った。
――まず始めに、なぜ舞台を平塚にしようと思われたのですか。
「担当の編集者が平塚出身、ということがきっかけです。デビュー作では『烏賊川市』という架空の街を作りましたが、以降の作品では具体的な場所にしようと。他の作品では僕がよく知っている街である国立や国分寺、八王子などが舞台です。ですがそうやって書いていくと自分の知っている土地がなくなっていくんです。中央線沿線ばかり舞台にするのもワンパターンですし、かと言って全く知らない街だと書きにくい。ということで編集者の出身地・平塚を選びました」
――かなり平塚にお詳しいようですが、どういったリサーチを?
「平塚には編集者と2回ほど行きました。1回目は普通の取材で、2回目は七夕まつりを見に。あとは編集者に話を聞いたり、地図を眺めながら、ですね」
――それだけの調査にしては、実際の地域の特徴や雰囲気を的確に表しているような気がしますが。
「それは偶然……と言うか、いえ、取材の成果ですよね(笑)」
――平塚の魅力や面白さ、興味を持たれたものがあれば教えてください。
「結果的に本編には出てきてないですが、海があるのがいいな、と思います。平塚の海は砂浜がすごくキレイですね。長い砂浜が続いていて、ああ、こんな所なんだ、と驚きました。海で起きる事件を書こう書こうと思いつつ結局書けませんでしたが。あとは、地方都市っぽさが好きです。僕は子どもの頃、下関や佐世保、鹿児島といった所で過ごしていたので、何となくそういった海辺の街が好きなんです」
――本作品の見どころや見てほしいポイントは?
「ユーモアミステリーとは言いながら、僕は本格ミステリー作家のつもりですので、やはり謎とトリックを見て楽しんでもらいたいと思います」
――他のシリーズと違う所は?
「僕はどの作品も似たような感覚で書いています。キャラクターが違うだけで、割と他のシリーズと似ているような……。ですので、他の作品を読んでくださった方にも読んでいただきたいとは思っているんですけれど」
――「1」とナンバリングされていますが、本シリーズは今後も継続していくのでしょうか?
「まだ連載を再開していませんがそのつもりです。1と謳った以上2を出さないことには(笑)」
――今後扱いたい市内の場所は。
「やはり海ですね。湘南平とかも使えたら良いと思います」
――今後、映像化の展望は? 近年のアニメに見られる「聖地巡礼」現象が起きると平塚が観光で盛り上がると思うのですが。
「あれば良いですが、こればかりは何とも。映像化であれば、アニメよりドラマが向いているとは思いますのでドラマ化されると嬉しいですね。ただ、主人公の特徴的なキャラを演じられる役者さんは中々いないだろうな、とは思いますが」
――最後に、舞台となっている平塚市の市民の方へメッセージをお願いします。
「平塚を舞台にしたことにより、平塚に対する親近感、親しみを持ちました。是非、平塚の人に読んでいただいて、楽しんでもらえれば嬉しいです。そして市外のお友達にも薦めていただき、平塚発信で全国区のヒット作にしていただきたいと思います(笑)」
【写真】(書籍)『ライオンの棲む街~平塚おんな探偵の事件簿1~』
東川篤哉著 祥伝社 1470円 全国書店で販売中

お祭りデビュー!!
おっきくなったら お神輿と太鼓に挑戦だ!ちえちゃんさん
【投稿募集】日々健やかに成長するお子様のお写真を紙面に掲載しませんか?

メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

 新外国人ウェリントンとアレックス サンターナの加入、岩上の移籍、FC東京・大竹の加入など、この夏でチームの状況は大きく変化した。中でも衝撃となったキリノの移籍。曺監督は常々「出場を約束された選手はいない」と言ってきたが、それでも中心選手としてチーム構想に組み込まれていたであろうことは想像に難くない。17日、対するは同じく下位に甘んじる磐田。互いに落とせない一戦は思わぬ形で動いた。前半から湘南のペースで試合を進めてきた後半11分、GKアレックス サンターナがハンドを取られ退場。その後のFKで先制点を許す。数的不利の中、果敢に攻めるも1点が遠い。しかし後半33分、ウェリントンが待望のJ初ゴールを挙げて同点に追いつく。試合はそのまま終わるも新たなヒーローの登場に12,000人を超える観衆は沸いた。ベルマーレの夏はまだ終わらない。【写真】数的不利の中、移籍後初ゴールを決め喜びを爆発させるウェリントンTEXT:名久井啓祐(本紙編集部)PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

(2012/アメリカ)
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット ほか
フォックスホームエンターテインメントより、Blu-ray発売中。
いまさらながら『タイタニック3D』を鑑賞。実をいえば、僕はこの作品あまり好きではなかった。あらかじめ沈没を運命付けられた豪華客船を舞台にした、ロミオとジュリエットという、物語の骨格は魅力的ながらも、群像劇好きの僕としては、195分という上映時間にしては各登場人物の描写がかなり大味で、おざなりな感じがしたのだ。今回、キャメロン監督は、3Dデータの存在しない当時の映像を可能な限りクリーンな状態にした上で、ヒロイン、ローズの髪の毛一本、流氷漂う海上で遭難者が吐く息ひとつまで、細密な奥行きを足す作業をワンフレームごとに試みた。その結果、驚いたことに主人公たちとすれ違う人々の存在感までもが、文字通り立体的に立ち上がってきて、2Dをはるかに凌ぐ見事な群像劇を構成しているではないですか!  さて、そんなキャメロン監督が賛辞をもって讃えてくださった『キャプテンハーロック』もまた3D映画の底力を魅せる一作。詳細は次回!
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 夏の県大会で優秀な成績を残し、全国中学校体育大会へ出場する市内中学生9人が15日、落合克宏平塚市長を訪問した。
 出場を決めたのは、市立浜岳中から、柔道団体女子で渡邉聖子さん(2年)古都愛海さん(3年)、児玉天海さん(3年)、味間直美さん(3年)、柔道個人男子90kg級で佐々木大地君(3年)、女子40kg級で五十嵐莉子さん(2年)、48kg級で新倉舞音さん(3年)、63kg級で児玉天海さん(3年)。市立金旭中からは、剣道女子個人で北條李華さん(3年)、市立太洋中からは、水泳男子100m平泳ぎと200m平泳ぎに永島 諒君(3年)が出場。
 各大会は17~23日の間に行われ、結果は19日時点で、北條さんがベスト16、柔道団体女子が5位。その他の結果は競技終了次第、各大会のHPで確認できる。

 県立平塚工科高等学校の社会部が今月3日、「ソーラーカーレース鈴鹿2013」の18歳以下のクラスで、大会史上初となる4連覇、企業チームも参加する総合部門で3連覇を達成した。
 毎年、周囲から連覇が期待される同部も、「一時は出場をあきらめた」(顧問の小澤健人教諭)というほど今年は車両の故障が相次いだ。4月にソーラーパネル破損、6月にブレーキトラブル、7月にステアリング関係破損、大会1週間前にはショックアブソーバの破損。それでもメカニックの技術力、ドライバーの運転技術で栄光を勝ち取った。
 ドライバーであり同部部長の佐藤雅士君(3年)は「一人一人が身につけた技術をしっかり発揮し仕事をやり遂げた」。同じくドライバーの山崎悠平君(3年)は「安全な走行を心掛けた」。品野隼人君(2年)は「スタートの混戦になるところで、他の車とぶつからないように気を遣った」とそれぞれ振り返っていた。

 個性的で魅力的な店舗を表彰する「平塚店舗コンクール」(主催=平塚市、平塚商工会議所、平塚市商店街連合会)の今年の審査結果が発表された。審査基準は、店舗の内外装、照明、色彩、商品陳列・衛生状態、接客サービス、装飾宣伝、その他(地域商業への貢献度、環境問題への取り組み等)など。神奈川大学経営学部教授ら5人の審査員により選出された。
 11店舗のエントリーがあった今年度の最優秀賞には、一般小売業店の部で、老舗ならではの伝統を感じさせる店舗づくりや経営方針を確立しているとして、だるま製造販売業の「荒井だるま屋」(東八幡)が選ばれた。飲食・サービス業店の部では、季節感を重視し落ち着いた雰囲気が高く評価されたとして、日本料理店の「和恵美食(わけいびしょく)佐の」(代官町)が受賞した。

【写真右】荒井だるま屋【写真左】和恵美食 佐の

 スキムボードの全国大会「第8回 全日本スキムボードチャンピオンシップ」が24・25日の2日間、湘南ひらつかビーチパークで開催される。スキムボードとは厚さ1cm、長さ1.3m程度の木の葉型の板で打ち寄せる波に乗り技を競うマリンスポーツだ。サーフィンのように沖から波に乗るのではなく、波打ち際で行う手軽さから、日本では約20年前に普及し始めた。
 昨年4月にはスキムボードの普及振興などを目指し、代表理事を務める岩﨑貴之さん(右上写真・左)らの手によって一般社団法人日本スキムボード協会(J.S.A.)が設立された。実は協会が設立されたのは今回が始めてではない。およそ10年前、スキムボードメーカー代理店が協会を設立。それまで開かれていた全国規模の大会をとりまとめ、初めて公的に「全日本」を冠に選手権を開催した。しかし設立から2年ほどで旧協会は解体。全国大会という目標を達成した矢先に旗頭を失い、協会設立前の状況に戻ってしまった。全日本の名がついた最後の大会に出場していた岩﨑さんは「なくすわけにはいかない!」と、別の形で大会を続けていこうと呼びかけた。有志らが実行委員を組織し、全日本に相当する大会としてスキムボードチャンピオンシップを開催してきた。そしてJ.S.A.設立を機に再び「全日本」の名前が帰ってきた。
 今大会の実行委員長を務める矢島清二さん(写真・右)は「ボーリング場のジュークボックスで海外の映像を見て『何だこのスポーツは!』って衝撃を受けました」と20年前を振り返る。今なおメジャーとは言い難いスキムボードは技術面などまだまだ発展途上という。J.S.A.ではこれを機にルールや技術を統一し世界で戦える人材を育てようと奮闘している。来日から20年、人間でいえば成人を迎えたばかりのスキムボードの「今」を同大会で見てみては。


 二宮町で新たな特産物を生み出すべく試行錯誤が続く中、夏涼しく冬温かいという町の気候から白羽の矢が立ったオリーブ。オイルをはじめ漬け物や化粧品に至るまで様々なシーンで活躍するオリーブを新たな二宮の顔とすべく、平成24年から動き出した「湘南オリーブプロジェクト」が進行中だ。農商工連携や6次産業化などを打ち出し新たな「二宮ブランド」を創造する挑戦の今をさぐった。
 地中海沿岸が原産とされ、スペインやイタリアで広く栽培されるオリーブは、近年メディアなどの影響もありその存在感を日増しに高めている。特にオリーブオイルは健康に良いとされるオレイン酸を多く含む点から注目されており、目にする機会も多い。また実を食用にするだけでなく幹を材木として使用したり、葉をオリーブ茶にしたりと、捨てるところのない植物として知られている。日本では20世紀初頭に栽培が始まり、有名な産地として香川県小豆島が挙げられる。同島産のオリーブオイルは国産オリーブオイルの95%を占めるという。
オリーブとの出会い
 二宮町内で営業する株式会社ユニバーサル農場では早くからオリーブの栽培に成功しており、製油したオイルを町に紹介したことがあった。これをきっかけに同町はオリーブの普及活動に乗り出す。同町の気候がオリーブの生育に適している点や、町の特産品の一つであるみかんと同じような環境で栽培できる点もそれを後押しした。2004年度から予算を組み準備を進め、苗木の購入補助を行ってきた。現在は町内の32戸の農家が約1,000本のオリーブの栽培を行っている。同町産業振興課の羽鳥政光さんは「特産品化ももちろんですが鳥獣被害に強く育てやすい。遊休荒廃農地の解消に繋がれば」と期待を寄せる。
製品化に向けて
 町では栽培農家への講習会をはじめ、試験圃場での栽培状況を農家と共有するなど二人三脚の取り組みを続けている。これらのオリーブは実がつくまでにあと2年程度かかるとみられている。しかし実を結んだら即製品化できるわけではない。オリーブオイルを作るにも搾油機がない。流通ルートも確立できていない。やらなければならない課題は山のようにある。羽鳥さんは「ブランド化することで栽培農家だけでなく加工業者や販売者など様々な動きが生まれる。行政はその起爆剤となり、枠組みをマネージメントできれば」と話す。将来的には植栽を5,000本まで拡大することを目指している。
挑戦続く栽培者
 まつき農園の松木秀雄さんは取り組みに賛同しオリーブを栽培する農家の1人だ。自ら小豆島に苗を買いにいったり、イタリアの事業者と情報交換したりと研究に余念がない。町の取り組みについては「期待はしているがまだできることはある」と評価する。国内では特に九州で設立された「九州オリーブ普及協会」が精力的な活動を行っており、協会主催の講習等にも参加している松木さんは意識の違いを感じている。「なぜ小豆島で栽培に成功したか聞いたら『百姓の熱意だ』と。そういう面も含め、外から学ぶべき点はたくさんある」と話す。
 ものづくりに携わる人間として「モノがブランドを作るのであって、ブランドのためのものづくりではない」と松木さん。どういうオリーブを作って何を消費者に届けたいか、そのビジョンが明確でなければと考える。松木さんの想いは至ってシンプル。「『これは旨い!』というオリーブを作りたい。当たり前のことを当たり前にやって良いモノを作れば消費者は選んでくれる」。根底はそれだけだ。
 まだ産声を上げたばかりの湘南オリーブプロジェクト。実を結ぶ時を夢見て、手探りの挑戦が続いている。
【写真】栽培中のオリーブと松木さん

脚本・監督:アレハンドロ・アメナーバル(1995年/スペイン)
出演:アナ・トレント/フェレ・マルティネス/エドゥアルド・ノリエガ ほか
現在、単品発売は絶版。TSUTAYAの発掘良品で是非リクエストを!
 冒頭からゾクゾクする。ヒロインの女子大生アンヘラ(『ミツバチのささやき』の美少女アナ・トレントが三十歳の妙齢で好演)が乗っていた、地下鉄車両が人身事故を起こして停車。降ろされたアンヘラが好奇心を抑えきれず礫死体を覗き込もうと、彼女の主観でカメラが線路へ乗り出す。寸でのところで、駅員が制止する。「映像における暴力」というテーマに魅了されたアンヘラは、指導教授に参考になる映像を貸してくれるよう頼む。ところが、とうの教授が構内で心臓発作を起こして死んでしまう。教授が死の直前まで観ていたらしいビデオを手に入れたアンヘラは、それが現実のスナッフ(殺人)・ビデオだと知る。被害者はこの大学の女子学生だった。アンヘラは、学内一のカルト映像オタクの助けを借りて、恐怖に引き寄せられるように真相に迫る。本作の残酷描写はすべて声や映像の断片のみ。目にする演者の表情から観客は勝手に嫌な妄想を膨らませてしまう。技ありな一本だ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 今季ホーム最多の13786人が入場した3日のマリノス戦、湘南は1-2で敗れた。大観衆の中、取られ、取り返し、PKで負けた。これだけでも十分白熱できる内容だが、多くの人には、主審の判定もその要素となった。
 曺監督は試合後、主審に食って掛かった。会見では「相手が倒れたらファウル、逆にこちらがされても我慢して倒れなければファウルじゃない」と無念さを語る。だがここで監督のブレないポリシーも改めて聞けた。「倒れるな、立ち上がれ、ファウルされても流せと習慣づけている」「ファウルして止めるのは最低だ、相手を騙してPKを取るのは良くないといつも言っている。それこそJリーグが20年経ち、子どもたちにとか、世界に出るサッカーをしなければいけないというところで言うと、僕たちのチームもたとえ0.0何%でも貢献したいと思っている。世界基準にうちは全然まだなっていないが、想いとして、そういうことは大事にしていきたい」。だから湘南は、この先もクリーンなプレーを貫き通す。それだけでも十分、人を惹き付ける要素となる。

【写真】試合終了後、ピッチを後にする東城主審(右)に詰め寄る曺監督
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)
PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 「阿波の最有力者である重能の子、教能をうまく言いくるめて連れてくるように」と、義経に命じられた伊勢義盛。甲冑もつけず、弓矢も持たずに白装束だけを身にまとって、わずか16騎の軍勢で教能のもとへ向かう。義盛方は源氏の白旗を、教能方は平家の味方であることを意味する赤旗をなびかせて相対した。義盛は言う。「すでにお聞きのこととは思いますが、九郎大夫判官(義経)殿が一昨日阿波国勝浦であなたの叔父上をお討ちになりました。昨日は屋島に攻めよせて内裏や御所を焼き払い、大臣殿(平宗盛)父子を生け捕りにしました。ほかにも大勢の者たちが、討ち死にしたり海に入水したりしました。生き残ったわずかな者たちも志度の浦で皆討たれました。降参してきたあなたのお父上の身柄は、私がお預かりしています。お父上が『こちらの戦局も知らずに我が子は明日の戦であなた方に討たれてしまうのか……』と夜通し嘆かれていたのが不憫で、このことをお知らせ申し上げようと思い、ここまで来たのです」。義盛はこのように嘘を織り交ぜて語った。教能は、「すでに聞いたことと全く同じだ」と言って兜を脱いで弓の弦をはずし、降服した。弔意を示すかのような白装束を着た義盛の巧みな弁舌と、あらかじめ流されていた偽りの情報に騙された教能。教能率いる3000騎が、源氏に従った。
 義経が四国を攻略したこのころになって、ようやく梶原景時率いる200余艘が屋島に到着。すでに四国を離れた平家は長門国(山口県)の彦島(下関市)に拠る。義経たちは範頼軍と合流して平家をさらに追う。
 平家か、源氏か。熊野の別当(長官)である湛増は、どちらにつくか迷っていた。新熊野神社で熊野権現に祈ったところ「白旗(源氏)につくように」との御託宣があったがまだ決心がつかない。そこでそれぞれ7羽ずつ集めた白い鶏と赤い鶏を権現の御神前で闘わせることにした。赤い鶏は、敗れてすべて逃げだした。湛増は熊野水軍を率いて源氏方に加わることを決意。河野通信率いる伊予水軍も合流する。さらに周防国の国衙の船を管理する船所正利が数十艘の船を義経に献上。これでやっと、海上の平家とまともに戦える。
【写真】
新熊野神社(=現在の闘鶏神社)にある、鶏を闘わせている様子を再現した『湛増弁慶の像』(和歌山県田辺市湊655)
写真提供=田辺市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 神奈川中央交通株式会社(三澤憲一取締役社長)では3日に開催された対横浜戦から、湘南ベルマーレのホームゲーム開催日にシャトルバス乗務員がユニフォームを着用する取り組みを開始した。
 同社は年4回のサッカースクールを開催するなど、湘南ベルマーレのオフィシャルクラブパートナーとして様々な地域活性化活動を続けている。より一層湘南ベルマーレを地域と共に盛り上げていくとして今回、ユニフォーム着用という新たな取り組みを開始した。来年以降も含め当面の間は続けられる予定。
 乗客からは早速「面白い企画」「競技場行きのバスだと分かりやすい」などの反響があったという。

 平塚地区食品衛生協会では8月の食品衛生月間、中でも8月1週目の食中毒予防週間に合わせた2日、関係行政と協同で食中毒予防の街頭キャンペーンを行った。
 同協会では平塚・大磯・二宮の3地区で同日同時刻にキャンペーンを展開。平塚地区では木川康雄副市長や湘南ひらつか織り姫の後藤真由美さんが参加し、道行く人にうちわとリーフレットを配り食中毒の予防を訴えた。今年は例年より13日早い先月18日に食中毒警報が発令されている。食中毒予防の3原則は原因となる菌・ウイルスを「つけない」「増やさない」「殺菌する」こと。
 同協会の森田利海会長は「最近はウイルス性の食中毒が増えている」と危険を呼びかけている。


 平塚市立浜岳中学校(今井良男校長)の柔道部と剣道部が先月に行われた県大会で優秀な成績を残し、揃って関東大会への出場切符を手に入れた。
 40人の生徒が所属する同校柔道部は、今年、27人が県大会へ臨んだ。個人戦では4人が優勝、計20人が5位以内に入賞した。団体男子は、準決勝で東海大相模に全敗するも、関東大会出場決定戦で勝ち4年連続の出場。団体女子は、10年連続優勝の相模原市立相原中学校を破り悲願の初優勝、7年連続出場を決めた。同部顧問の柏木教諭は「ケガが多い中、結果を残したことは褒めてあげたい」、千葉有香教諭は「好成績にも関わらず悔し泣きする生徒が多かった。次の大会で晴らしてほしい」。技術指導は「地域指導者」として外部に依頼している同部だが、ひとりの地域指導者は「忘れ物をしないとか嘘をつかないとか、日常の学校生活における精神面を顧問の先生が鍛えている。だから我々指導者がいないときでも、子どもたちでしっかり練習し、お互いに高め合っている。サボっていたら強くなりませんからね」と生徒らを評価している。
 また、34人の生徒が所属する同校剣道部は、ベスト6までが関東大会出場校となる県大会の団体男子において、準々決勝で敗退するも出場決定戦で勝利し、悲願の32年ぶりとなる出場権を手にした。顧問の坪井道洋教諭は「休日も遊ばずに練習し、そして当日の体調も良かったことが今回の結果に表れたと思う。地域指導者の先生や保護者の協力があったからこそ」。同部も、地域指導者に技術指導を依頼している部活動だ。指導者である同部監督の細川 淳さんは「精神面、技術面は元々できているので、あとは試合で精神と技術をどうコントロールするか、を重点的に指導してきた。それと団体競技なので、和をもってチームで戦おうと常に言ってきたことが結果に繋がったのでは」。また細川さんは「同じ武道として、日頃、隣で練習する柔道部と地域指導者を見て勉強させてもらっています。良い指導法は剣道部にも取り入れていきたい」とも話していた。同じ校内にある道場で隣同士、日々武道に励む部活動がこの夏、それぞれの栄光をつかむ。

 現在、神奈川県では県内の市町村長が知事を交えて意見交換をする地域別首長懇談会が開催されている。湘南地区では1日、伊勢原市役所に平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町の各市町長が集まり、黒岩祐治神奈川県知事を交えて各市町や地域全体の課題について意見を交わした。同懇談会は昭和50年度から毎年度開催されているもの。
 湘南エリアでは「さがみ縦貫道路」の整備事業や、平塚市大神と寒川町倉見で進む「ツインシティ整備計画」、さらにはさがみ縦貫道路沿線の9市2町による「さがみロボット産業特区」の推進地区に湘南エリアの5市1町が含まれるなど、市町の垣根を超えた広域的な事業が進んでいる。こういった点から「相鉄いずみ野線の早期延伸」「ロボット産業の規制緩和」などが要望としてあがった。落合克宏平塚市長は「金目川の水害対策への尽力を」と訴え、上流である秦野市との連携を含めた広域的な取り組みについて強く要望。さらにツインシティ事業における周辺市町を巻き込んだ計画推進などを訴えた。中﨑久雄大磯町長は同じく金目川の水害対策の他、「大磯港の再整備」や、地域に特化した内容として「藤沢大磯線の実現」を要請した。また坂本孝也二宮町長は「旧国立小児病院跡地への企業誘致」、「吾妻山の広域アピール」などを要望した。
 予定時間を過ぎるほどに各市町長が思いをぶつけた懇談会の総括として黒岩知事は「意見・要望をつなぎ合わせて魅力を発信したい。さがみ縦貫道路が完成すれば内陸部から人がやってくる。『海のかながわ』として魅力を打ち出せれば」とまとめた。


 職業安定所で仕事を見つけ、働いて収入を得る。自らが稼いだお金は食事に投資するも良し、娯楽に出費するも良し。財布の中身が寂しくなったらまた職安で職探し……と、楽しみながら社会の仕組みを学ぶ、子どものための職業体験型イベントは、国内では10年ほど前から開催されはじめ、今や全国各地で企画されている。平塚市内では「ぷちひらつか」として、2006年から平塚青年会議所(平塚JC)により毎年実施されてきた。そして今月4日には、なでしこ学区を対象とした「ぷちなでしこ」(共催=なでしこ公民館)が行われた。市内で初の試みとなるぷちひらつかの地域版だ。準備、運営と大がかりな職業体験イベントを、「学区」という単位の限られた地域で開催する意味。その地域に何をもたらすのか。
 開催日当日、会場のなでしこ公園は炎天下。それでも300人以上の多くの人で賑わった。参加者の募集対象校の市立なでしこ小学校からは、全校児童(439人)のおよそ1/3となる約150人が参加。児童らは仮想通貨が流通する仮想都市「ぷちなでしこ」の市民となり、約5時間にわたって思い思いの職業に就き、仕事をして給料を得て税金を納め、それぞれの生活を送った。
子どもが主役
 子どもたちの主体性を発揮させるため、イベント中の大人は最低限の補助をするのみ。何事も考える機会を与え、自由な発想を大切にするとして、見守り続けた。イベントを終え、同校の國松 宏校長は「子どもたちは自ら判断して行動を取ることができた。自分なりに工夫をするなど、時間を追うごとに成長していく姿が見られた。将来必ず役に立つ体験。貴重な機会をいただいた」。また、同公民館の河間裕治館長は「最初は、学区という小さい単位での開催はどうなるかと心配したが、学校やPTA、子ども会が協力して呼びかけてくれたので、多くの参加があった。大変有意義なイベントとなった」と満足げだった。
学区という単位で
 小学校区という単位での開催が実現できたことに関し、平塚JCの新堀将一理事長は「地域の単位が小さいほど、範囲が狭いほど繋がりが強くなる。我々は『パブリック・コミュニティー・マインド再活』と掲げ、地域における公共心の拡大を目指している。その中で効果的な事業になるであろう、ぷちひらつかの『地域限定版』を企画した」
 実際に事業を終えてみて、地域の多くの人が一同に顔を合わせ、協力し合った。「地域の絆が希薄化しつつあるが、こういったイベントをきっかけに地域内のコミュニケーションを生み、絆を強めていく。地域の子を地域で育てることができる。ひいては地域防災、防犯にも繋がると思う。まずはこのなでしこ学区でしっかりとモデルケースを作りたい。将来的に色々な地域へ波及すれば嬉しい」と展望を語る。未来に望むは、古き良き時代の「地域の絆」。その投資として大人が今、汗をかいている。
【写真】
会場内には市役所や職安を始め、銀行、税務署、警察、消防、テレビ局、ラジオ局、カルチャー教室などのブースが並び、飲食店では実際に地域で店を構える企業の協力のもと、本物の飲食が販売された

初めての夏。 楽しいこといっぱいしようね!

楽園ベイビーさん

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メッセージとニックネーム、お子様のお名前(任意)を記載の上、ご応募下さい。toko@shonan-journal.com

 ブライダル、ホテル、フューネラル業界の次世代を担う人材を育成する学校法人鶴嶺学園日本ヒューマンセレモニー専門学校(金子善政校長・平塚市八重咲町)は、ブライダルコースの卒業制作である「模擬挙式」を先月24日、ホテルサンライフガーデンで行った。この挙式は、企画から準備、当日のオペレーションなど全て同課の学生の手によるもので、夏から秋にかけてインターンシップに参加する心構えや職業意識を形成するとして、毎年この時期に実施されているもの。
 今年のテーマは「授かり婚」。近年では、式を挙げる4組に1組が、また20代前半カップルでは6割が授かり婚であるという時代背景を受け、決めたという。「できちゃった婚というネガティブな印象ではなく、ポジティブなものに見せる努力をした」と学生代表は話していた。

 大学への理工系の研究助成、また日産自動車の生産拠点のある福島、栃木、神奈川、福岡の4県の小中学校への理科教育助成活動を行っている公益財団法人日産財団(志賀俊之理事長)では、助成終了校の中から優れた実践内容と成果を上げた学校に対し理科教育賞を授賞するとして、先月26日、横浜市内にある日産グローバル本社で第1回目となる贈呈式を行った。
 会場では今回候補となった5校による成果発表が行われ、大賞(100万円)には問題解決活動などを重視した授業づくりを実践した筑後市立水田小学校が選ばれた。そのほか、理科教育賞(50万円)に横浜市立井土ヶ谷小学校と宇都宮市立瑞穂台小学校が、審査員特別賞(20万)に横浜市立立野小学校と東海大学付属本田記念幼稚園が選ばれた。なお、同財団が今年度(2012年より2年間・70万円)助成しているのは23校。平塚市内では市立豊田小学校が助成を受けている。


 先月26日に開催された平成25年第1回大磯町議会臨時会で、議長及び副議長の選挙が行われ、議長に奥津勝子議員(69)が、副議長に高橋英俊議員(54)がそれぞれ選ばれた。また、監査委員には竹内恵美子議員(63)が選出された。
 奥津議員と高橋議員、竹内議員は3人共に平成15年の初当選から連続当選し現在3期目。奥津議員の会派は公明党で、高橋議員と竹内議員は無所属。議長・副議長・監査委員の任期は議員の任期である平成27年7月15日までとなる。
 また、各委員会の構成が変わり、総務建設常任委員会の委員長に渡辺順子議員が、福祉文教常任委員会の委員長に髙橋冨美子議員、議会運営委員会委員長に吉川重雄議員、議会だより編集委員会委員長に坂田よう子議員がそれぞれ就いている。
【写真左から】高橋英俊 副議長・奥津勝子 議長・竹内恵美子 監査委員

 昨年7月より平塚市が募集を行っていた平塚球場と湘南ひらつかビーチパークのネーミングライツ(命名権)について、これまでに応募者がなかったとして、市では企業を対象としたアンケート結果と近隣市の募集条件を考慮し募集金額を改め、今月16日から来月18日までの1カ月間、再募集を行う。また、今回から新たに平塚総合体育館も加えられ、計3施設がネーミングライツの対象となる。
 愛称の使用期間は来年の4月から3年間、4年間、5年間を選択する(ビーチパークは3年間または4年間)。募集金額は、球場と体育館が300万円以上、ビーチパークが100万円以上と設定された。昨年の設定で600万円以上だった球場は「半額」、500万円以上だったビーチパークは「8割引」となっている。募集要項は16日より市HPで掲載される。詳細・問い合わせは資産経営課☎21-8763まで。
【写真】平塚球場・平塚総合体育館・湘南ひらつかビーチパーク

 平塚市博物館では現在、夏期特別展「真田・北金目遺跡群」が開催されており、連日、平常より多くの来館者が訪れているという。市社会教育課と同館が主催する同展は、平成7年から今年の3月まで18年間かけて実施された「平塚都市計画事業真田・北金目特定土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査」において出土した資料とともに各時代の様相を紹介するもので、5万点を超える出土資料の中から選び抜かれた約1500点が展示されている。
 今回の特別展の目玉となる資料は――。「どれも通常の展示で目玉になれる主役級の資料がズラリと並んでいます」と話すのは同館の栗山雄揮学芸員。とにかく膨大な量の遺物が発掘されたという。「発掘調査の規模が、市内では今までにも今後にもないものでした。調査地域がひとつの地域という広さであり、広いと谷底まで深く発掘できるんです。最終的には、各時代の地層から全時代にわたる埋蔵物がコンテナ5000箱以上出土しました」。同館の澤村泰彦館長も「これら展示資料がそれぞれの時代の地層で層を成して埋まっていたことを考えると、自分の立っている地の考えや見方も変わりますよね」と感慨深げに展示品を見る。
 教科書に出ているもの、出ていないものが全て実物で見られる機会。同展は9月8日まで。なお、平塚市文化ゾーン3館によるコラボ企画として、「夏休みに美術館・博物館・図書館をめぐろう!スタンプラリー」も同時に開催されているので、家族で一緒に楽しんでみては。
「真田・北金目遺跡群」(観覧無料)
◇9/8(日)まで開催中。9時~17時(入館16時30分まで)。※8/6(火)~8/10(土)は19時まで(入館18時30分まで)。月曜休館◇博物館1階 特別展示室◇同館☎33-5111


 水中から空に向かって茎を伸ばし水上で大輪の花を咲かせる蓮が大磯町生沢の「東の池」で見ごろを迎えている。ふわりと甘い香りが漂う中、多くの人が極楽浄土に咲くという蓮を見物に訪れる。東の池は元々、江戸時代に造成された農業用水池。それから400年、農業用水池として近隣の住民の生活に根付きながらも、夏を迎えると咲き誇る一面の蓮が多くの人を惹き付けている。
 蓮はインド原産のハス科多年生水生植物。花びらやガクがつく花托という部分が蜂の巣のような姿をしていることから古くは「ハチス」と呼ばれ、そこから転じて「ハス」という名前になったといわれる。泥中から茎を伸ばし水上で美しい花を咲かせるその性質からヒンドゥー教や仏教などでは清らかさの象徴として見られることも。食用にされることもあり日本ではレンコンが馴染み深い。
池のはじまり
 大磯の池の中でも最も古い東の池は広さ約4,000㎡、周辺50,000㎡の灌漑用の貯水池として造成された。造成された年の具体的な記録はないものの、同じく貯水池である西の池(現在は埋立て済)が1688年に造成されたときには既に東の池があったと伝わる。大きな河川がない大磯町にとって、農業用水の確保は重要な問題だった。江戸時代初期、生沢を治めていた領主は幕府の許可を得た上で村人たちと協力し池を造り、農業振興に大きく寄与したと伝わっている。また水源の水路から池までの掘割や堤を造る技術は当時としては大変卓越したものだったという。池の中央の島には厳島神社の分社があり、多岐都比売命が祀られている。この弁天社では例年8月13日に例大祭が行われる。
今も昔も
 現在、東の池は水利組合が管理をしている。町のホームページなどで観光地として紹介される今なお、近隣の農家の人々の生活を支えている。蓮が咲き始めたのは定かではないが、同組合の二宮忠義さんは「私が小学生ぐらいの頃だから、50年くらい前から池の様子はほとんど変わらない」と言う。現在空き地になっている池の北側まで池が広がっていたものの、当時から変わらず、池の中央には弁天社があり、蓮が咲いていたという。昭和30年代にはコイを放流して釣り堀にしていたこともあったそうだ。数年前には蓮がほとんど根付かないこともあったが、ここ3、4年は再び花を咲かせるようになり、今年はここ数年で一番というほどに池全体に蓮が広がっている。
 蓮の見ごろはあとひと月程。夏の盛り、一服の清涼感を求めて東の池を訪れてみては。
アクセス
JR平塚駅北口よりバス約30分平36または平32「生沢」下車 徒歩0分
JR大磯駅よりバス8分 磯01または14系統「月京」下車 徒歩15分
JR二宮駅南口よりバス8分 平36または平32、二05系統「生沢」下車 徒歩0分
【写真1】一面に咲く蓮の花【写真2】厳島神社分社

 与一の弓の技に感嘆して舞い始めた船上の平家武者が、その与一によって射殺された。伊勢三郎義盛が、「あの武者を射よ」との義経からの命令を与一に伝えたからだ。この非情なる仕打ちは、平家方にとって不本意なことであった。平家は小船を一艘、渚に寄せる。長刀、楯、弓を持つ者がひとりずつ波打ち際にあがって戦いを挑む。義経は「強い馬に乗っているものは立ち向かっていって蹴散らしてやれ」と命じた。真っ先に進んだ武蔵国の水尾谷(みをのや・美尾谷)の馬が矢で射られて倒れた。太刀を抜いて攻めると平家武者が大長刀をふるって迫ってくる。長刀にはかなわない、と逃げる水尾谷の兜の錣(しころ・左右と後ろに垂れて首を覆うもの)を平家武者が引きちぎり、叫んだ。「悪七兵衛景清であるぞ!」。義経は源氏軍を率いて自ら駆けていく。平家方も船を漕ぎ寄せて応戦する。深入りした義経を熊手で馬から引きずり降ろそうとする平家。義経の弓が引っかけられて海に落ちた。馬の腹まで水につかりながら、なんとか鞭の先で弓を引き寄せようとする義経。しきりに熊手が繰り出される。「そのままうち捨てて退いてください」との味方の説得もきかずに弓を取り戻す。たとえ高価な弓であっても命には代えられないだろうに、なぜ命をかけてまで執着するのか……。義経は「叔父の為朝のような強い弓であるならまだしも、自分のひ弱な弓を敵に取られて嘲弄されるのが嫌だからだ」と説明した。
 夜は、牟礼と高松の間に陣をとって休む源氏軍。船で四国に到着してから戦いが続いてすっかり疲れてしまった兵たちは、前後不覚に眠りこむ。そのなかでも寝ずの番をしていたのが義経と伊勢義盛だ。義経は高いところにのぼって敵が押し寄せてはこないかと見張り、義盛はくぼんだ所に隠れて敵が寄せたら馬の腹を狙うつもりでいた――。夜が明けて平家は讃岐国(香川県)の志度(しど)に退く。義経は平家を追撃した。
 義経は考える。阿波国(徳島県)の田口(田内)重能(成良)の子の教能(教良)を、なんとしても帰服させたい。教能は反平家の態度を示した河野通信を討ちに伊予国(愛媛県)を攻めていたが、通信を討ちもらして大軍を率いてこちらに向かっているという。「うまく言いくるめて連れてくるように」。義経は、そう義盛に命じた。
田んぼの中にぽつんと立つ『伊勢三郎義盛首塚』(三重県四日市市川島町)
写真提供=四日市市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 J1リーグ全34節の前半戦最後となる第17節が17日、行われた。ホーム平塚で湘南が迎え撃つは新潟。湘南は前節のアウェー甲府戦で勝利した勢いに乗り、上昇できるか。この日、空は曇り。のち、晴れることはなく、雨がさんさんと会場に降った。
 序盤は両者とも決定打に欠けた。試合が動いたのは31分、新潟。この1点で、新潟が波に乗るか、湘南が奮起するか――。後半、湘南は何度も相手ゴールに肉薄する。だが画竜点睛を欠いた。72分には2点目の失点、結果0-2で試合終了。湘南は、雲を裂き嵐を呼ぶことなく17位へと降った。
 「前節の甲府戦より内容的には上がったと思いますけど、前節は勝点3が入り今回は勝点0だった。サッカーって不思議なものです」と曺監督。僅かばかりの運の悪さで負けてしまったような試合だった。

【写真】途中出場のキリノは後半28分、決定的なシュートを外す
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)
PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 義経から扇を射よとの命令を受けた那須与一は、覚悟を決めた。たくましい黒馬に乗って、波打ち際へと進む。味方の者たちは、頼もしげな与一の後ろ姿を見送りながら「この若者ならきっとうまくやり遂げるだろう」と考えていた。矢を射るには的までの距離が少し遠かったので、一段(約11m)ほど海へ乗り入れたが、まだあと七段ほどある。激しい風が吹いている。高い波がうち寄せてくる。船は波に揺られて上下に漂う。扇は一定の位置にとどまることなくひらひらと動いている。沖では平家が船を並べて見物し、陸では源氏が馬を並べて見守る。風は吹き続けている。扇の位置は、依然として定まらない。
 与一は天を仰いで目をつむった。そして祈る。「八幡大菩薩、そしてわが下野国の日光権現、宇都宮(二荒山神社)、那須の温泉(ゆぜん)大明神よ、どうか扇の真ん中を射させてください」と。そして、続ける。「もし射損じたならば、この弓をへし折って自害して、二度と人に顔向けいたしません。もう一度故郷へ迎えてやろうとお思いになるのでしたら、どうかこの矢をはずさせなさいますな」。与一は目を開けた。風は少し弱まって扇も射やすそうになっていた。矢をとってつがい、十分に引きしぼって放つ。鏑矢(かぶらや・音の鳴る矢)が風をきって、辺り一帯に鳴り響く。そして扇のかなめの一寸(約3cm)くらい上を射切った。空へ舞い上がった扇は風にゆられてから海へ。金の日輪が描かれた紅の扇が白波の上で浮き沈みする。平家も源氏も、みな感嘆した。
 与一の弓の技に感激したのだろうか、鎧を着た50歳くらいの男が長刀(なぎなた)を持って船のなかから出てきた。男は扇の立てられていたところで舞い始める。伊勢義盛が与一に近づいて言った。「御命令だ。あれを射よ」。与一は、今度は中差(なかざし・尖った矢)をつがえて射た。矢が男の首の骨を射抜く。男が逆さまに倒れる。平家方は静まりかえった。一方で源氏はどよめく。情け容赦ない源氏の攻撃。敵味方一緒になって見守った与一の晴れ舞台から一転、感興に浸っていた平家はたちまちに非情な合戦の現実に引き戻された。
【写真】高松市登録史跡『祈り岩』。与一はこの岩に向かって神明の加護を祈ったと伝えられている。(香川県高松市牟礼町)
写真提供=高松市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 若手の会社経営者、医師、弁護士など様々な経営者21人で構成され、市民活動をサポートしている市民団体トゥウェンティワンクラブ(藤江義幸会長)では、平塚市こども発達支援室に発達支援・療育用品を寄贈した。22日には平塚市役所で寄贈式が行われた。
 同クラブは例年市に対して様々なテーマで物品の寄贈などを行っており、今年はフラッフィ・クッション(発達障害の子ども達が穏やかに過ごすことを目的に作られた大型のクッション)と乳幼児用ステップを寄贈した。

 湘南ベルマーレは16日、愛知県にある中京大学付属中京高等学校の宮市 剛選手の2014シーズン入団が内定したと発表した。19日には同校で記者会見が行われた。
 宮市選手はイングランドプレミアリーグアーセナルに所属する宮市 亮選手の実弟。U-18をはじめとした世代毎の日本代表にも選出されている。
 宮市選手は「できるだけ早く試合に出場し、ベルマーレのために精一杯頑張りたいと思います」とコメントしている。
【写真】写真提供=湘南ベルマーレ

 湘南ステーションビル株式会社(平塚市宝町1-1、代表取締役社長 土屋勝彦)が運営する平塚ラスカの開業40周年を記念して行われた写真展「湘南ひらつか想い出写真展〜地元 平塚で育んだ想い出をご一緒に〜」で、一般投票による最優秀作品が決定した。総応募作品数41点の中から、ペンネーム赤いふうせんさんの『古き良き平塚七夕祭り』が最優秀作品に選ばれた。}

 文化芸術による東北の復興支援を目的とした「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」作品展が大磯町で開催されることを記念して19日、大磯町郷土資料館で作品展のキックオフイベントが開催された。
 「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」は前文化庁長官近藤誠一氏が日本経済新聞に連載したエッセイをまとめた本。さらにエッセイごとに日本を代表する21人の芸術家が作品を寄贈している。近藤氏は本の売り上げを、芸術家らは作品を提供する形で復興支援に取り組む。さらに星槎グループの学校法人国際学園は芸術家らの作品を購入することでこの活動に参加した。加えて世界こども財団ではレンゴー株式会社から寄附された組み立て式募金箱の創作を通じてこの活動に参加。文化芸術を軸に個人や団体がそれぞれにできる活動をすることで復興支援の1つのあり方を示そうとしている。
 大磯町の中﨑久雄町長は「品物での支援はもちろん大事だが移ろいやすい。継続性がある文化事業支援のキックオフの地が大磯であるということが意義深い。人の交流などに発展していくことを含めて続けていければ」と話す。著者である近藤氏は「『有る』ものだけでなく、それを取り巻く文化のように『見えないもの』に価値を見いだすのが日本人の伝統的思想。思想の普遍性を伝えたい」と語った。
「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」作品展
会期:9/8(日)〜9/29(日) 会場:大磯町郷土資料館

 平塚市を中心に11店舗を展開するスーパーマーケットしまむらストアーを運営する株式会社しまむら(島村孝征代表取締役社長)と社会福祉法人進和学園(出縄雅之理事長)では現在、障がい者の施設外就労で事業連携している。19日には国際協力機構(JICA)の「障がい者の雇用促進とディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の実現」をテーマとした研修で、開発途上国9カ国12人の福祉関係者や障がい者がこの取り組みの視察に訪れた。
 この取り組みは2010年、同学園が収穫した野菜を同社が「しまむらの商品」として取り扱いを始めたことがスタートだった。その後、同学園が収穫した農作物や自主製品をしまむら店舗で販売するなど連携を進めていく。そんな中、2012年にパートタイマーの退職が重なった同社は、同学園の在宅就労支援窓口である株式会社研進(出縄貴史代表取締役)から施設外就労の提案を受ける。これは、しまむらは通常の雇用よりも安い賃金で4〜5人の障がい者と職員1人を労働力として確保でき、同学園は就労継続支援A型(雇用型)とB型(非雇用型)の賃金格差のギャップを埋められるような高い賃金で障がい者を就労させることができるという提案だった。最初は週に1日、長持店のみで始まったこの取り組みも、現在では週5日、長持店だけでなく大神店や駅前店に拡大。さらに障がい者の時給も仕事の内容に応じてアップするなど、より密な関係を築いている。
 JICAの視察団も賃金という対価以上に障がい者が地域社会に参加し貢献でき、また企業側もメリットを享受できるWIN-WINの関係を高く評価していた。

原作・脚本・監督:宮崎 駿
声の出演:庵野秀明/瀧本美織/大竹しのぶ/野村萬斎 ほか
現在、シネプレックス平塚ほか東宝系にて公開中。
『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりとなる宮崎駿監督最新作。空飛ぶ物にひたすら憧れを抱く青年・堀越二郎は、夢の先達ともいえるイタリアの飛行機設計者ジャン二・カプローニを敬愛し、出会うことのないまま夢想の中で友情を育んでいく。そんな、どこか自己完結な二郎の人間関係は、菜穂子という少女とのふれあいを通して現実の世界を知る。時代の要請ゆえに、二郎の夢は戦争の兵器である零戦の設計へと昇華していく。一方で、結核に侵されながらも残り少ない生を二郎への愛に捧げる菜穂子。純真とは時に残酷で傲慢なものだ。二郎は戦争という時局とは無縁に夢に邁進し、菜穂子の身を慮りながらも、けして仕事を投げ打ってまで彼女に寄り添うことはない。やがて、愛する者を失い、敗戦後、残骸と化した零戦の山に佇む二郎は、まぎれもなく青春の挫折者だ。それでもなお、彼は残りの人生を愛する者の記憶と共に生きねばならないのだ。「風立ちぬ、いざ生きめやも」
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 夏も本番。子どもたちが夏休みに入るこの時期になると、いよいよ湘南の海は賑わいを見せる。海水浴、日光浴、マリンレジャー、マリンスポーツなど、夏の喜びを求め多くの人々が訪れる。そんな海のある土地柄、この地域には季節を問わず波乗りを楽しむサーファーも数多く、プロとして活躍している人も少なくない。その中に、中学2年生という若さでプロになった少年がいる。現在通信制高校サポート校1年生、平塚市内在住の浜瀬 海(かい)君(16)。青春を謳歌する「普通の高校生」の道を選ばず、厳しいプロの世界に身を置く若きプロスポーツ選手だ。
 海を見て育った、という海君は生まれも育ちも平塚だ。市立港小学校、市立太洋中学校を卒業し、現在は通信制高校サポート校「日本サーフアカデミー」(小田原市酒匂)で高卒資格の取得を目指しつつ、プロサーファーとしての日常を送っている。
プロへ
 いわゆる「プロサーファー」とは、JPSA(一般社団法人 日本プロサーフィン連盟)が公認するプロのことを指し、現在国内においてはショートボードで男子169人・女子64人、ロングボードで男子138人・女子31人が登録されている。公認プロになるには同連盟の認定テストに合格する必要があり、誰でも簡単になれるわけではない。
 中学生という比較的早い段階でプロ資格を取得した海君。サーフィンとの出会いは、「両親がサーファー」ということで必然的だった。小学1年生で波に乗り始め、魅了され、いつしか「将来の夢はプロサーファー」となった。6年生の頃には大規模な大会で優勝するほど上達していた。その後も全国の大会をまわり、上位にランクインし続け、中学2年生でショートボードのプロテストに合格。将来の夢を、自らの手で早期に実現した。
親の支え
 「親として、子どもが決めた夢を100%応援しました」と話すのは母・早恵(さえ)さん。息子の夢を否定せず、絶対にプロになれると信じ、全面的にバックアップしてきた。親のサポートがあり、今がある。そのスタイルは今も変わらず、子どもの保護者として、練習や試合の際は常に行動を共にしている。
 練習のため週に1~2回程度、良い波を求めて千葉、茨城、静岡などへ行く。運転を担当する早恵さんは「早い時は4時起きです」。全国各地で開催される大会は年に20回ほど。東北、関西辺りまでは車で行くという。「車内で1日過ごすこともあります。食事管理や、体力的な部分で気を遣いますね」。そのほか現地ではチェック用のビデオ撮影や試合応援など、休む暇なく、マネージャー的役割をこなす早恵さんだが、「パパが1番のスポンサーですから」と2人のために働く夫を立てる。
 自分へ最大限の支援をしてくれている両親に対し「ありがたいと思っています」と海君。18歳になったら「練習も試合も1人で行けるように」と、自動車免許を取るつもりだ。「実際その時が来たら寂しいかも」と早恵さん。「子ども」でいられる時間もあと僅か。目指す先には「日本でトップになり、世界に通用するサーファーになりたい」という目標がある。だが今は、「とにかく試合に勝ってお金を稼ぐこと」と、現実を見据えている。

【トップ写真】大きな波に乗る海君 photo:u-ske.jp【写真2】平塚海岸の砂浜にて

 二宮町山西に「湘南二宮 おひさまソーラー発電所」と名付けられた太陽光発電所が完成した。約2500㎡の土地に420枚の太陽光パネルが並ぶ同発電所は、年間約10万kWhを発電でき、約31.1tのCO2を削減できる試算だ。発電した電気は全て東京電力へ売電する。
 発起人代表を務めるのは元大磯町副町長の吉川重雄さん。利用した土地は吉川さんの義母である二見美穂子さんの土地。川勾神社の臨時駐車場として使用したり、町の団体などに無償で貸し出したりしていたが、常に需要があるわけではなく、有効に活用しているとは言い難い状態だった。土地の活用方法を検討する中で太陽光発電システムの設置が案としてあがった。吉川さんは「根底にあるのは3.11」と話す。福島の原発事故を発端とするエネルギー問題に対し、国民一人一人が取り組まなければならない状況の中、脱原発に向かうための代替エネルギーを生み出せる太陽光発電施設は格好の事業だった。同時に「農地の活用方法としても」と吉川さん。このまま農家の高齢化が進めば有効活用できなくなった農地が増えていく可能性が高い。一定の収入が得られる手段として、農地をアパートにする、市民農園にする、などの選択肢の1つに太陽光発電施設が加わればと考えている。
 一般家庭の規模であれば、太陽光発電システムを導入することで行政から補助金が出る制度もある中で、一家庭以上の中規模の事業への補助金制度はないという。4000万円を超えるという今回の事業資金もさがみ信用金庫からの融資が大部分を占める。吉川さんは「今回の取り組みが、農家がやってみようと思えるようなモデルケースとなり、幅広い補助金の対象となるようなきっかけとしたい。みんながやるようになれば必ず変わる」と期待を寄せる。

 相模川以西の6市町(平塚市、小田原市、大磯町、二宮町、真鶴町、湯河原町)は13日、神奈川県と連携して津波対策訓練を実施した。平塚での訓練には一般市民の他、花水地区及びなでしこ地区の自治会連絡協議会、湘南ひらつかビーチセンター及び湘南平塚ライフセービングクラブ、陸上自衛隊第4施設群、平塚警察署、横浜市消防局、三浦地区消防機関、(社)神奈川県警備業協会、女性防災クラブ平塚パワーズといった関係機関が参加した。
 平塚市では、まず第1部として湘南ひらつかビーチパーク利用者を対象に初期対応訓練と水難救助訓練を行った。第2部では花水地区・なでしこ地区の住民らを対象として津波避難ビルまでの避難訓練を実施。緊急地震速報が流れると指定避難場所である県立平塚工科高校には続々と付近の住民が集まり、教職員の誘導のもと校舎上層階まで「避難」した。
 訓練に参加した黒岩祐治神奈川県知事は講評の中で「いつやってくるか分からない津波だが、できる限りの準備を」と訴えた。

 湘南ひらつか七夕まつりの名物のひとつ、「七夕願いごと短冊」の奉納祈願式が10日、平塚八幡宮で行われた
 同短冊は平塚市中心街イベント実行委員会の企画で始められたもので、今年で14年目。まつり会場内のコーナーで短冊を販売し(100円)、願い事を書いてもらうというもの。今年は昨年比1500枚増の2万8500枚が奉納された。
 恒例の祈願式には同まつり実行委員会の升水副会長、八日市屋実行副委員長、片野実行委員、長谷川事務局次長、平塚市中心街イベント実行委員会の片山実行委員長が参列。平塚八幡宮・宅野宮司の祝詞に続き、神妙な面持ちで玉串を捧げ、七夕に訪れた多くの人たちの願い事の成就を祈った。

 平塚市内22幼稚園の保護者会から組織される「平塚市市立幼稚園父母の会連合会」(太田小織会長)は12日、平塚市に対し、会員からの要望を取りまとめた要望書を提出した。
 今年の要望は、「総合公園のトイレについて」「市内公園の衛生面強化・設備について」「市内公園への適切な対応について」「幼児の任意予防接種について」「就園奨励費補助金について」の5案件。園児3195人の父母を代表し、将来を担う子どもたちが健やかに成長できる環境を作るために、と落合市長、金子教育長へと強く訴えた。

 日中のうだるような暑さも幾分和らいだ10日19時4分、湘南ベルマーレの中断後初のホームゲームの幕が開けた。試合は後半16分、現役Jリーガー最小兵、身長155cmの中川が相手DFの間隙を突く絶妙なスルーパスを送る。パスを受けた亀川がゴール右隅へ突き刺し湘南が先制するとスタジアムは一気にヒートアップ。ハーフタイムに曺監督から出た「ダイナミックに!」の指示通り、躍動感あふれる湘南のサッカーの時間帯が訪れる。「これぞ湘南」そう思ったのも束の間、後半35分に同点に追いつかれ、さらに1分後にはCKから逆転を許す。しかし中断期間、辛いフィジカルトレーニングを積んできたという彼らは止まることなく最後まで走り抜いた。まだ足りない部分はあるだろう。だが、変わらない湘南のサッカーをするために選手達は確かに変わった。【写真】中川のパスを受け、亀川がゴールを決めるが…


 昭和20年7月、米軍による都市爆撃の攻撃目標は「大都市」から地方の「中産業都市」へと移っていた。16日から17日にかけ、夜間焼夷弾攻撃の目標として決定されたのは沼津、大分、桑名、平塚の4都市。5航空団で編成される米軍司令部第20航空軍のうち、第314航空団の4部隊が平塚爆撃の任務に就いた。日本時間の16日16時38分、1201.7tの焼夷弾を積んだボーイングB29型重爆撃機136機(攻撃機132機、電波妨害機4機)は、グアム北飛行場を発進した。そして平塚のまちは焼かれた。戦後68年、焼け野原から近代的商工都市へと復興したまち、平塚。本紙今週号では、戦災復興にスポットを当てる。 協力=平塚市博物館市史編さん室
空襲
 平塚の歴史を後世へ残す中で、忘れてはならないのが、空襲は1日だけではない、ということである。16日以外にも現在の平塚市域は多くの空襲に見舞われており、戦後、平塚市に合併する「中郡」(大野町、旭村、神田村、土沢村、金目村、金田村、豊田村、城島村、大根村真田地区、岡崎村の一部)も含めると、同20年の2月16日から8月13日までで、計12回の被害が記録されている。来襲機は、B29のほか、P51ムスタング、空母艦載機(F6Fグラマン、F4Uコルセア、カーチスSB2C、TBMアベンジャー)など。機銃掃射で市民の命を奪い、爆弾で工場等を攻撃した。
復興へ
 阿鼻叫喚の地獄絵図と形容された16日夜の空襲で、平塚市域の大半は廃墟と化した。戦後、同20年12月の閣議決定による戦災復興基本方針を受け、翌21年から法令が整備され、戦災都市の再建が行われることとなった。平塚市では、大事業を直営できる行政上の力がなかったため、復興事業を県に依頼して実施したという。同年8月、戦災復興院告示111号により新しい平塚市街区の設定が決定。この時の土地利用計画、街路計画、公園緑地計画、上水道計画、区画整理などが今日の平塚の街並をつくる原型となっている。
競馬、競輪、宝くじ
 市を再興していく過程で、競馬、競輪、復興宝くじが大いに財源に寄与したという。競馬事業は、戦災都市に開催権を許可するとして、同23年の競馬法により平塚市と仙台市が指定された。翌24年から20年にわたり戸塚競馬場、のちに川崎競馬場で開催され、18億8400万円の益金を得て、その多くは学校建設に充てられた。
 また競輪事業は、同25年6月、通産省から開催認可を受けてから僅か5カ月で競輪場を完成させ、11月から開幕した。設計監督は市の建築と土木課の技師のみ、工事は市内業者だけで行ったと、当時の柿澤篤太郎市長が竣工式式辞で誇っている。
 さらに同25年3月、地方自治庁により長崎、広島、高松、明石、四日市、津、平塚の7市が宝くじの発行できる都市として指定され、同年6月に平塚で第1回復興宝くじが販売された。同事業は同26年に廃止となる。
復興まつり
 今日の「湘南ひらつか七夕まつり」の原型となった「平塚市復興まつり」が同25年、7月1日から1週間開催された。大盛況の後、商店街から毎年続けてほしいとの陳情を受けた当時の商工会議所会頭でもある柿澤市長は「何かうまい考えはないかね」と宮代長次副会頭に相談したところ、七夕まつりにしよう、ということになり、誕生したと伝えられている。
 こうしてまちは復興へと向かった。昭和40年4月、県平塚復興事業所は廃止され、業務を引き継いだ平塚土木事務所により翌41年2月に事業終了となる。20年をかけ、復興した平塚。戦前には、湘南一帯を景園地化する県の都市計画もあったという。大磯町との境には「関東の甲子園」と呼ばれた湘南野球場もあり、松竹の映画撮影所誘致の話も上がるほど、元気で賑やかだったという。だが戦争が変えた。それでも、立ち上がった。
 終戦の夏は、平和を祈る季節でもある。平塚では、空襲の悲惨さを学び平和の喜びを感じる季節でもあり、まちを力強く発展させた先人たちに思いを馳せる季節でもある。
(参考資料=『平塚市史8 資料編 現代』『平塚市史10 通史編 近代・現代』 )
【写真】
戦災復興事業が完成したことを記念して昭和42年に建てられたモニュメント(平塚市浅間町)



 平年より15日も早く梅雨明けが宣言された6日、相模湾を一望できる抜群のロケーションとバラエティ豊かな9つのプールが魅力のシーサイドリゾート大磯ロングビーチが、今年のオープンを迎えた。当日行われたセレモニーでは、地元の子どもたちや首都圏OLらが水しぶきと黄色い声をあげながら「波のプール」に走り込み、初泳ぎを堪能した。現在、同プールでは7月中に限り3才〜未就学児童の入場が無料になる「キッズフリー」も実施中。客層の7割を占めるというファミリー層へ「感謝の気持ちを込めた」企画という。企画を立てたスタッフの思いとは。

 田村雅也さん(=右写真右)と黒崎悦代さん(=右写真左)は大磯ロングビーチのプールスタッフだ。「友達や恋人と来るだけでなく、楽しい思い出を親子孫3世代で共有できる。それがロングビーチという場所だと思っています」と2人。そのために総勢100人を超えるスタッフが日々汗を流している。田村さんは「お客様に楽しい思い出を残してもらうために、日々担当者同士で意見を出し合っています」と話す。
楽しい思い出の為に
 より多くの人に楽しい思い出を残せるように毎年進化を遂げている同プール。人気施設のウォータースライダーは身長120cm未満の子どもは遊べない。そこでキッズウォーターパラダイスという新しい施設を作った。女性の視点からも満足度の高い環境にすべく、去年からプールセンターにパウダールームと授乳室を設け、乳幼児と一緒でも気軽に来場できるようになった。また、施設内でバリアフリー化を進めており、一部駐車場からベビーカーのまま更衣室まで行けるように改善した。「これらは実際にお客様から要望があがったこと」と黒崎さん。「頂いた要望はできることから施設やサービスに反映するよう努力しています」
人が喜ぶ仕事
 「人が喜ぶ仕事は人が触れていないとダメだと思っています」と田村さん。思い出を楽しいものにするためにイベントを企画し、安心安全や利便のために準備をする。それは当然のこととして、来場者の更なる満足のために、最終的にはスタッフ自らが動く。人が動くことが、人の心を動かすと信じている。
 お父さんお母さんに手を引かれプールを訪れた子どもが、将来友達や恋人と再び訪れる日が来るかもしれない。そしていつかは自分の子どもの手を引いて──。心に残る思い出を大磯ロングビーチで作ってもらうべく、スタッフの夏もまた、幕を開けた。
営業案内
▽営業期間:9/16(月・祝)まで営業中9時~17時
▽入場料金:1日券=おとな3,500円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円
▽問合わせ:大磯ロングビーチ☎61-1111
チケットプレゼント
大磯ロングビーチの協力により、期間中いつでも使える「入場引換券」を読者25組50名様にプレゼント。
※応募者多数の場合は抽選。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます
◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。7月23日(火)必着、翌24日発送。
※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

 今月5~7日の3日間にかけて開催された「第63回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。今年の来場者数は昨年に比べ、約10万人多い約170万人を数えたと開催事務局は発表している。今年の特徴のひとつとして強調されたのは「市民参加」。織り姫セレクションや七夕飾りコンクール、飲食販売、イベントなど様々な場面で市民参加が行われた。運営補助の市民ボランティアには、過去最多となる650人以上が参加したという。
 また、七夕飾りコンクールでは、特選昼の部に(株)オーイズミダイニング(写真左)と(株)梅屋(写真中上)の飾りが、特選夜の部に(株)オーイズミダイニングと(株)片野屋(写真中下)の飾りが選ばれた。なお今年初の試みとして実施された来場者投票では、1等に(株)湘南ベルマーレ(写真右)、2等になでしこ幼稚園、3等に県立平塚中等教育学校生徒会の飾りが選ばれた。投票総数は663票だった。
 落合克宏平塚市長は「市民の力を集めて、今年の七夕まつりを素晴らしいものにすることができました。陰で支えていただきました多くの方々にお礼を申し上げます」とコメント。また、福澤正人実行委員長は「天候にも恵まれ、昨年より多くの人に平塚の七夕にお越しをいただき、そして、丹精込めた七夕飾りを掲出いただきました皆様、市民参加のまつりとして運営に携わっていただきましたすべての方に感謝申し上げます。特に七夕メーン通りの飾りも約10本増え、イベント各所に新たな試みも実施されました。この七夕まつりが未来永劫伝統ある祭典として、皆で手を携えて継承してまいりたいと思います」とコメントしている。

 大磯町では3日、4日の2日間、全職員を対象としたゲートキーパー養成研修を実施した。ゲートキーパーとは元々「門番」の意。転じてこころに不調を抱える人、自殺に傾く人のサインに気付き、命の門番として対応することができる人のことだ。
 大磯町では年間10人程度の自殺者があり、人口10万人あたりの自殺者数を示す「自殺率」は県内でも上位に位置する。平成22年は33.3で県内33市町村中3位、平成23年は30.3で6位だった。「人に悩みを言えない」、「どこに相談に行ったら良いか分からない」、「どのように解決したらよいか分からない」等の悩みを抱えた人を支援する為には、周囲の人々がゲートキーパーの役割を果たす必要があり、町民に直接接する職員がその役割の一端を担うことになる。
 同町では今後、町民を対象とした養成研修会も企画しているという。

 日本瓦に洋館風の内観。入母屋式和洋2階建ての崇善公民館は、昭和25年に平塚市議事堂として建てられ、昭和40年以降は公民館として使用されてきた建物。現在、市が進める見附台周辺の再開発計画の中で解体されることが決まっている。これを受け、「有終の美を飾らせてあげよう」と有志が集まり、ペンキ塗りの企画が生まれた。第1弾として28日、窓枠下の壁の部分の塗り替えが行われる。
 呼びかけ人代表の原囿信夫さんは「取り壊されるまで最短でも5年はある。『子どもの頃は真っ白できれいだった』という話も聞く。有終の美ではないが、最後まできれいに保ってあげようよ、という精神でやっている。来年度中には全体をきれいにしてあげたい」と話している。
◇日時:7/28(日)9時~12時、雨天は8/4(日)に順延◇場所:同公民館☎31-1920◇中学生以上なら誰でも参加可。希望者は当日、汚れてもいい服装で現地へ。軍手、飲み物等は各自で用意を

 平塚市は、保護者の就労と子育ての両立を支援するとして、病気の回復期にある子どもを看護師と保育士で預かる「病後児保育事業」を来月1日から開始する。
対象は、保護者が市内在住・在勤・在学の生後6カ月から小学校3年生までの子ども。病気の回復期にあり安静の確保が必要で集団保育が難しい、保護者の勤務等により、家庭で保育することが難しいといった理由であれば利用可能。また保護者の傷病や冠婚葬祭等の理由でも利用できる。
実施施設は、平塚保育園内の病後児保育室。定員は1日3人、料金は1日2,000円(給食・おやつ代別途)。開所日時は月曜日から金曜日(祝日、年末年始は休み)の7時30分~18時30分。利用には事前登録や予約、医師の診察などが必要。問い合わせは市保育課☎21-9842まで。

 平塚市で音楽コンサートや囲碁などの文化事業、スポーツ教室などのスポーツ事業、自転車振興等のまちづくり事業を行っている「公益財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団」は、先月27日付けで名称を「公益財団法人平塚市まちづくり財団」に変更した。
 同財団は元々、平成22年4月に財団法人平塚市文化財団、財団法人平塚市スポーツ振興財団、財団法人平塚市開発公社の3財団が統合してできたもの。当初は何をする財団なのか分かりやすくするために長い名前を付けていたが、統合から2年経った今、改めて市民に覚えてもらいやすく、かつ親しみをもたれるような名称にすべく、今回の変更が実現した。名前こそ変わったものの、内部的な仕事が大きく変わる訳ではない。3つの経営方針である「質の高いサービスの提供」、「財政基盤の強化」、「職員の資質向上」を職員一丸となって事業展開していく。
 名称変更を機に同財団では、平塚市の外郭団体としてより一層の自主性、自立性を高めつつ、将来にわたり公益の増進に寄与することを目指すとしている。

監督:増村保造 脚本: 星川清司
出演:市川雷蔵/村瀬幸子/小川眞由美/加東大介 ほか
角川書店よりDVD発売中。
 スパイ映画といえば、『007』や『ミッション・インポッシブル』が真っ先に浮かぶだろう。国家の存亡を賭けた事態に知力と体力を尽くして立ち向かう諜報部員の活躍は、あるかもしれない世界のもうひとつの顔を垣間みるような刺激と興奮に満ちている。だけど、この手の映画は日本ではあまり作られていない。国際謀略モノの背景として、この国は危機感が欠如しているせいだ。かつては、我が国にもスパイ映画があったのだ。『陸軍中野学校』は、戦前から戦中にかけて、日本に実在したスパイ養成機関を舞台にした、スリラーである。主人公・椎名次郎を演じるのは、眠狂四郎でも有名な市川雷蔵。名を変え家族との縁を断ち、非情の世界に生きる次郎は、許嫁だった女が英国のスパイになったことを知る。私情を捨て冷徹に任務を遂行する次郎の姿には、戦時下における尋常ならざる緊張感が漲っている。ダニエル・クレイグ版ボンドが好きな御仁には、是非、観てほしい逸品。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

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 奥州から義経に従ってきた継信が射られた。「思い残すことがあれば言ってくれ」と聞く義経に、継信は苦しそうに答える。「義経様が世に出てお栄えになるのを見ることなく死ぬのが心残りに思われます。奥州に残してきた老母のことも気がかりです。しかし『源平合戦のときに屋島で佐藤継信は主君の代わりに討たれた』と後々まで語られるのであれば、光栄です」。衰弱していく継信を前にして、さめざめと泣く義経。貴い僧を尋ね出させて「負傷して息を引き取る勇者のために、経を書いて冥福を祈ってもらいたい」と頼んだ。その僧に贈ったのが、一の谷の鵯越も共に駆けおりた義経秘蔵の名馬。継信に対する心からの弔いに、義経の家臣たちは、「この主君のために命を落とすことは少しも惜しくない」と強く心を動かされた。
さて、平家に背く意思のある者たちも義経のもとに参集して軍勢が増えた。日が暮れるため勝負は明日に持ち越そうと源氏軍が退こうとしたそのとき、沖の方から立派に飾り立てた小舟が一艘、渚に近づいてきた。舟から優美な女性が出てきて紅の地に金の日輪が描いてある扇を立てて、陸の源氏に向かって手招きをする。義経は後藤実基に「あれはどういうことか」と聞いた。「射よ、ということでございましょう。大将軍(義経)が進み出て美人を御覧になっているところを射落とそうとする謀略でしょうか。すぐに扇を射させなさるのがよろしいかと思います」。後藤が推挙したのは、下野国(栃木県)の那須与一。「小柄ではありますが腕は確かでございます。その証拠に、空を飛ぶ鳥を三度のうち二度は必ずしとめます」。まだ20歳になるかならぬほどの与一が呼ばれた。義経の命令を受けた与一は辞退した。なぜなら射落とせるかどうか分からないし、射損じたならば長きにわたって源氏の恥となるからだ。だから言上した。「必ず射落とせる他の誰かに仰せになるのがよろしいかと存じます」。義経は憤慨した。「自分の命令に異議を唱える者は、鎌倉へ帰ってよい。多くのなかから選びだされたことをこの上ない幸運だと喜ばぬ武者などいったい何の役に立つのか」。義経に命じられた以上、断れるはずもなかった。
大田原市のマスコットキャラクター「与一くん」 画像提供=大田原市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


 湘南に夏の訪れを告げる「湘南ひらつか七夕まつり」がいよいよ今週、7月5日(金)・6日(土)・7日(日)の3日間で開催される。第63回目となる今年のテーマは「KIRA‘RE’START!(キラ‘リ’スタート)~煌めき未来へ~」。煌めきを形容する「キラリ」と昨年のテーマでもある「リスタート(再始動)」を合成した造語で、未来に向け市民が誇れる新しいまつりを創造しよう、との願いが込められた。将来へまつりを繋げるための再活性化――。その実現のため、今年は様々な部門で多くの市民参加が取り入れられている。
 開催期間は昨年同様の3日間で、終了時刻は昨年から30分延長の21時まで(最終日は昨年同様の20時まで)。七夕飾りの本数は、中心街に約500本と子ども飾り20本、市民飾り30本が掲出される。中でも、近年減少傾向にあったメーンストリート「湘南スターモール」の七夕飾りは、11年ぶりの増加となる昨年比9本増の83本(7/2時点)が掲出される(同所での最大掲出可能本数は92本)。来場者数は、昨年より10万人増の170万人を見込んでいる(昨年は160万人、一昨年は120万人)。
今年の特徴
 今年の頻出キーワードは「市民参加」。初の導入となった織り姫セレクションのインターネット投票や、七夕飾りコンクール(中心街の部)で初となる、来場者による投票の試行的導入など、多くの場面で市民が参加できる七夕まつりとされた。
 また飲食物販売の面でも、市民参加が促進されている。露天商の飲食物だけではなく地元商店のグルメも楽しんでもらおうと、昨年から引き続き平塚商工会議所青年部によるイベント「BeActive平塚2013」が見附町駐車場で、平塚青年会議所によるイベント「七夕たから通り」が見附台広場で開催される(7/6、7/7の2日間)。
 そのほか、期間中における案内所の運営やクリーン活動、七夕飾り掲出・撤去、イベント運営を実施する「市民ボランティア」には、昨年に比べ約100人増の600人余りの市民が参加する。
ご当地キャラも
 市民を中心とする様々なパフォーマンスが披露される見附台ステージ(7/6、7/7の2日間)は3年ぶりの復活となった。特に、今年初となる企画「ご当地キャラ&イメキャラ七夕大集合」(7/6)には市内のみならず市外の県内各地から多くのマスコットキャラが集まる。
 出演は、湘南スターモールの「湘南ひこ丸くん」「ひらつかナナ姫ちゃん」を始め、大磯町の「いそべぇ」、茅ヶ崎市の「えぼし麻呂」、秦野市の「丹沢はだの三兄弟」の「すすむ」「のぼる」「あゆみ」などのご当地キャラ。また藤沢市から「海の女王」、茅ヶ崎市から「スマイル茅ヶ崎」といったキャンペーンレディや、平塚競輪場から「ウインディ」、湘南ベルマーレから「キングベル1世」、SCN(湘南ケーブルネットワーク)から「ブルル」、JCOM湘南から「ZAQ(ざっくぅ)」、神奈川新聞社から「カナロコ星人」、自衛隊神奈川地方協力本部から「はまにゃん」、平塚法人会から「こうけん君」などにぎやかな顔ぶれとなりそう。子どもたちがふれあえる時間も用意され、記念撮影などが楽しめる。
◇主なイベント
(会場の記載がないものは「見附台広場」が会場)
◎ 5日(金)
10時~10時30分 開会式(市民プラザ前交差点特設ステージ)、10時~17時日産自動車展示(見附町駐車場)、10時30分~12時 七夕おどり千人パレード(湘南スターモール)
◎ 6日(土)
10時~19時 BeActive平塚2013(見附町駐車場)、10時~17時 日産自動車展示(同)、10時~18時 七夕たから通り、10時~12時/15時~16時30分/17時30分~18時 七夕まつり市民ステージ(計8組)、12時~12時30分/14時30分~15時 ご当地キャラ&イメキャラ七夕大集合、12時30分~13時30分 神奈川県警カラーガード隊&音楽隊、13時30分~14時30分/16時30分~17時30分 ラスカ七夕大道芸
◎ 7日(日)
10時~11時 「花巻市」郷土芸能披露、10時~19時 BeActive平塚2013(見附町駐車場)、10時~18時 七夕たから通り、10時30分~11時 七夕結婚式(湘南スターモール~紅谷町まちかど広場)、11時~11時15分/13時~16時30分七夕まつり市民ステージ(計7組)、11時15分~12時 「高山市」郷土芸能披露、12時~13時 「伊豆市」郷土芸能披露、17時~18時 七夕飾りコンクール表彰式、18時~18時30分 七夕思い出大賞表彰式、19時~19時20分 閉会式(紅谷町まちかど広場)
◇交通関係
JR=平塚駅北口下車、
駐車場=相模川河川敷駐車場(無料、駅南口までシャトルバス=大人100円・子ども50円)、崇善小学校臨時駐車場(1回1,000円)、臨時駐輪場=見附台公園、錦町公園
◇問い合わせ
湘南ひらつか七夕まつり実行委員会事務局☎35-8107

 チームでゴミを拾い、集計、ポイント換算、順位をつけ表彰するという競技「スポーツGOMI拾い」の平塚大会が先月29日、平塚駅南口を会場に実施された。同競技は、日本スポーツGOMI拾い連盟が運営し、全国各地で開催されているもので、市内では市民活動団体「ひらつかげんきプロジェクト」(渡部 亮代表)が主催している。昨年11月に大野中学校区で初開催された大会に続き2回目。
 今年参加したのは19チーム。前回は中学生のみ対象だったが、今年は小中学生から大学生、社会人などバラエティー豊かなチームが参加。炎天下の中、汗を流し、総重量119.5のゴミを拾った。優勝チームは重量34.85kgを記録した「花水ミニバスケットボールサークルF」。賞品として空気清浄機などが贈られた。

 書道、工芸、絵画・彫刻、写真などの文化・芸術作品が寄せられた平塚市展の入賞作品64点が決定した。入賞作品を含め391点の入選作品が平塚市美術館に展示中だ。
 応募総数は4つの部門で429点。応募総数はほぼ例年並みという。13日(土)には平塚市中央公民館で表彰式が行われる。
◇日時:7/15(月・祝)まで開催中。9時30分〜16時50分(最終日は15時まで。1日、8日は休館)◇場所:平塚市美術館
【写真】各部門の市展大賞。(左上から時計回りに)写真の部:吉野栄一さん『夜陰に浮かぶ』、書道の部:塩澤花香さん『長春山に宿す』、工芸の部:石川文貞さん『志野大鉢』、絵画彫刻の部:田中照夫『観音菩薩立像』

 湘南ケーブルネットワーク(SCN)では、毎月開催される平塚市の「定例市長記者会見」の模様を、同社HPとfacebookアカウントで配信(無料)するとして、先月27日よりサービスを開始している。
 同記者会見は、秘書広報課と平塚記者クラブにより原則毎月下旬に開かれているもので、その月のトピックスや施策を直接市長が報道機関へ説明する場。現在同市では、会見の様子を市HPに掲載しているが、映像での配信は初の試みとなる。なお同社では、7月から始めている新サービス「スマートケーブルテレビ」内のコミュニティーチャンネルにおいても、秋頃より無料オンデマンドで配信するとのことで、今後は大画面でも見ることが可能となる。

 大磯町は1日付けの機構改革により、役場組織の変更とそれに伴った人事異動を行い、「建設経済部」を「都市建設部」と「産業環境部」に再編した。部長級人事として都市建設部長には旧建設経済部長の二挺木敏行さんが、産業環境部長には旧建設経済部参事(産業・環境担当)の仲手川孝さんが就いた。
 同町の中﨑久雄町長は今年2月、平成25年度の重要施策として「観光」「子育て支援」「健康づくり」「廃棄物対策」「危機管理対策」の5分野をあげた。同時期に県が進める「新たな観光の核づくり認定事業」に同町の「三つの舞台を中心にニューツーリズムによる日本一の保養地再生」が認定されたことから、産業や観光分野においてより一層の推進を目指すこととなった。観光分野の担当部は建設経済部だったが、都市計画や建設から産業観光までと、業務範囲が多岐に渡ったため、組織のスリム化もかねて今回の再編が行われる運びとなった。
 今回の再編で大きいウエイトを占める「観光の核づくり事業」の担当主幹に就いた由井 要さんは「夏ごろを目処に基本計画などの策定をしていきたい」と話す。

 平塚市大神地区で進むツインシティ整備計画を取りまとめる「ツインシティ大神地区土地区画整理組合設立準備会」は、同計画への立地企業予定者に産業系施設として大和ハウス工業株式会社を、複合系商業施設としてイオンモール株式会社を選定。先月22日に地域住民に対しての説明会で発表した。イオンモールはスーパーマーケットを中心に映画館やアミューズメント施設などの複合型ショッピングモールの建設を、大和ハウスはネットショッピング等の流通を注文管理から配送まで行う大規模物流施設の建設を予定しているという。
 ツインシティ整備計画は元々、平成10年に大神に新幹線新駅を誘致しようという計画から始まった。その後、新駅誘致地区は相模川を挟んで東側の寒川町倉見になったが、川を挟んだ東西を共に市街化させ、県央の拠点として開発しようとしている。ツインシティの目指す都市像は「環境共生モデル都市」。同準備会会長の福田文雄さんは、バスを中心とした公共交通機関や画期的なゴミ処理・緑化などで環境共生都市として有名なブラジルのクリチバ市など、過去の成功例を参考にしながらも大神独自のまちづくりを進めたいとしている。
 福田さんは「大神は平塚市街へ出るのも厚木市街へ出るのも6〜7kmぐらいの距離がある。これは東京─新宿駅間の距離と同じくらいで決して便利な距離ではない。様々な市町のちょうど中心に位置するツインシティが、県央・湘南の玄関口になるように」と期待をよせる。さらに「その後の話にはなるが観光面に取り組んでいく必要がある。まだ具体的な話は出ていないが、例えば村井弦斎や中 勘助といった平塚に住んだ文人らにスポットを当てるなど、市の南北で連携できれば」と区画整理に目処がついた後の展望についてコメントした。
【写真】現在のイオンモール建設予定地。中央に走るのは国道129号


 昭和60年の平塚球場開設以降、翌61年から同所で毎年開催されてきたセ・リーグ公式戦(平成10年・22年は雨天中止)。28年目を迎える今年、中畑清監督率いる横浜DeNAベイスターズは7月2日(火)18時から、東京ヤクルトスワローズと対戦する。「平塚戦」を直前に控えた今週号では、現在同球団職員であり、現役時代には「ハマの安打製造機」と呼ばれた、鈴木尚典氏(41)のインタビューをお届けする。
――まず始めに、平塚球場の思い出、エピソード等がありましたら教えてください。
 「高校時代から大会でよく来ていましたので愛着のある球場です。卒業後、横浜大洋ホエールズに入団してからも2、3年はファームでしたので、週に3~4日は通っていました(当時はファームの本拠地だった)。早朝、横須賀の寮からマネージャーの車で球場に先乗りしては、ウェイトトレーニングや特打(とくうち=試合前の打撃練習)をした思い出があります」
――プロ時代に印象に残る「平塚戦」はありますでしょうか。
 「私が4打数4安打を達成した中日ドラゴンズ戦(平成9年6月17日)もそうですが、やはり左のエースだった野村(弘樹)さんが活躍した阪神タイガース戦(平成8年4月23日)ですね。あの時、打線の方では中々点が取れなくて、野村さんが完投して2点に抑え、自ら3ランホームランを打って3-2で勝ったんです。私は活躍していませんが」
――鈴木さんから見る、平塚球場の特徴とはなんでしょうか。
 「比較的両翼が狭く、ホームランが出やすいという錯覚が起きますが、夜になると逆風になるので、意外にホームランが出ない球場だと思います」
――現役選手たちに向け、「平塚戦」の対策を伝えるとしたら。
 「ホームラン自体、狙って打てるものではないので、狙わずに普通に打つこと。そして対策以上に伝えたいことは、『平塚球場は県内のファンが多く見に来てくれる球場であり、もうひとつのホームグラウンドと思って勝ち試合を見せられるように頑張ってもらいたい』ということですね」
――今年のチームの見どころは。
 「去年と比べるとブランコ選手の加入もあり、得点能力は間違いなく高い。点が取れる打線になっています。投手に関しては、これから活躍できる可能性を持った選手が沢山います。三嶋や井納など、将来のエース候補も多くいるので、今後が楽しみです。期待しています」
――最後に、本紙配布地域のファンの方々へメッセージを。
 「やはり野球の醍醐味は点が入るところなので、是非、平塚球場でプロ野球の選手の技術やパワーを体感していただきたいと思います。私も、小さい頃は純粋にノックやキャッチボールを見ているだけで感動しました。県内の子どもたちに野球を通じてスポーツの楽しさを伝えるというのは、私の使命でもあります。少しでも多くの子どもたちに野球の楽しさを知ってもらい、1人でも野球を始める子がいれば、大変嬉しく思います」
鈴木尚典さん プロフィール
 平成2年、横浜高校から横浜大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)にドラフト4位で入団。入団7年目の平成9年、打率.335で首位打者を獲得。翌10年にも打率.337で2年連続となる首位打者を獲得し、38年振りの優勝に貢献。日本シリーズでも最優秀選手賞(MVP)にも輝く。プロ通算1,517試合、1,456安打、146本塁打、700打点、通算打率.303、オールスター4回出場。平成20年引退後はファーム打撃コーチを務めた。平成22年より球団職員として野球教室などで子ども達の指導に従事している。

 平塚市漁業協同組合の「平塚漁港で水揚げされる魚の販路拡大と新商品開発による地産地消促進事業」が「六次産業化・地産地消法」に基づく農林水産省の「総合化事業計画」のひとつに先月31日、認定され、今月20日には市長への認定報告を行った。平塚市では初めての認定。
「総合化事業計画」とは農林漁業経営の改善を図るため、農林漁業者等が生産やその加工、販売を一体的に行う事業活動に関する計画のこと。認定を受けるのにわざわざ何かをしたというわけではなく、以前から漁協が取り組んできた新商品開発や販路開拓などの事業に、見合った計画だったため、今回認定を受けることにしたという。
この認定を元に、年度内を目処に市内千石河岸に飲食店兼加工場を建設し、市内で飲食店を経営する株式会社ロコロジと共同で販路の更なる拡大を目指す計画もある。漁協の伏黒さんは認定をうけ「幅広く地域住民へ認知されることや広がりを期待している。人や物の流れを生み出すきっかけの提供ができれば」と展望を話した。

 湘南ベルマーレが昨年より実施している「ベルせん(『ベル』マーレの『選』手が『先』生から命名)」が21日に行われた。平塚市立豊田小学校(西浜 馨校長、児童数272人)の6年生2クラスを馬場賢治選手、猪狩佑貴選手、武富孝介選手、安藤駿介選手の4人が訪れ、1日限りの教鞭をとった。
 授業は事前に行われた「夢アンケート」を元に行われた。サッカーとの向き合い方などの自分の経験から「夢」について話す選手らに、児童は皆真剣なまなざしを向けていた。一方で「休みの日は何をするの?」といったプライベートな話題になると楽しく、和気あいあいと授業は進んだ。
 「サッカーにあまり興味がない」という児童に対し馬場選手は「みんなぐらいの歳の子と話をすると『嵐』がカッコいいとかよく言ってるけど、ベルマーレの選手の方がカッコいいから、とにかく1回スタジアムに来てね」と熱烈にアピールしていた。

 JA湘南が2005年に商標登録したブランドみかん、「湘南の輝き」の出荷が20日から始まった。「宮川早生」という温州みかんとしてはスタンダードな品種ながら、湘南の気候の元でハウス栽培することで、露地に比べて約3カ月以上も早く収穫が可能。「こたつにみかん」というイメージを覆し、夏にみかんを楽しむことができる。
 同みかんは糖度が12度以上あり、なおかつ酸度が1以下と低いため、数値以上の甘みが魅力。収穫時期を早める為に、11月頃から温室の温度をあげていき、水切り等の管理を徹底し糖度を高めている。これらのみかんは神奈川県内を中心に東北地方の市場にも出荷され、9月上旬頃までに約70tの出荷が見込まれている。
 価格は化粧箱入り(2.5kg)で4,450円、段ボール入り(5kg)で7,700円を予定。県内のスーパーマーケットやJAの大型農産物直売所「あさつゆ広場」(平塚市寺田縄)でも販売される。

来月5日から7日の3日間にかけて開催される「第63回湘南ひらつか七夕まつり」に寄附するとして、一般社団法人平塚建設業協会(長谷川辰己会長)は20日、落合克宏平塚市長と福澤正人湘南ひらつか七夕まつり実行委員長に対し、10万円とまつりで使用するバリケード20基の贈呈を行った。歓談中には、今後の七夕飾りの設置のあり方などが話し合われた。同協会からの寄附は毎年恒例。
 また同日、日産車体株式会社も同まつりに寄附するとして、矢作幸一総務部部長から100万円の目録が、落合市長と福澤委員長へ手渡された。同社は、拠点を置く地域住民に貢献するとして、昭和55年より34年間協賛を続けている。
【写真左】建設業協会から 【右】日産車体(株)矢作部長から

監督:テリー・ギリアム 脚本:リチャード・ラグラベネス
出演:ロビン・ウィリアムズ/ジェフ・ブリッジズ/アマンダ・プラマー ほか
ソニー・ピクチャーズエンタテインメントより、Blu-ray発売中。
ファンタジー映画が好きだ。だけど、剣と魔法の世界や伝説の竜や時計を手にした白兎が出てくる物語より、現実社会の間にするりと入り込むようなほろ苦いファタジーが。テリー・ギリアム監督の描くファンタジーには、深刻な現実とそれすら嘲笑うかのようなシニカルな匂いが満ちている。過激なトークが売りの人気DJジャック・ルーカスは、自分の不用意な発言がきっかけで起きた銃乱射事件によって転落する。それから三年、自堕落な生活を続ける彼の前にホームレスのパリーが現れる。大学教授だったパリーは、銃乱射事件で妻を失い、精神に混乱を来していた。ジャックはパリーに償うために、彼が好意を抱くリディアという女性との恋を成就させようと骨を折る。グランド・セントラル駅の構内でパリーがリディアの姿を見つけた途端、通行客が一瞬にしてワルツを踊る大群衆と化すシーンは本作の白眉だ。ファンタジーとは、過酷な現実に立ち向かうための武器なのだ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 平宗盛は悔やんでいた。あんなにわずかな軍勢であるならば、早々に逃げなくてもよかったのに。せっかくこしらえた内裏まで焼かせてしまったとは無念極まりない。「能登殿(教経)はいらっしゃるか。陸に上がってひと戦をしてきなさい」。そう宗盛に言われた教経(清盛の弟教盛の子)は、盛嗣(一の谷で猪俣則綱に殺された盛俊の子)とともに小船に乗って渚に陣をとった。盛嗣は大声で言う。「先ほど名乗られたようだが、海を隔てていたのでよく分からなかった。今日の源氏の大将軍はどなたでいらっしゃるのか」。伊勢三郎義盛は返す。「言うまでもない。清和天皇の御子孫で、鎌倉殿(頼朝)の弟、九郎大夫判官殿(義経)であるぞ」。それを受けて盛嗣、「そうそう思い出した。平治の合戦で父が討たれて孤児となり、鞍馬寺に入ったのちに金売り商人について奥州へ落ちていった若者のことか」。伊勢三郎も負けてはいない。「主君のことを軽々しく言うな。お前たちは砥波山(俱利伽羅峠)で追い落とされて命からがら泣く泣く京都に上ってきた者か」。「そういうお前こそ伊勢の鈴鹿山で山賊をして妻子を養っていると聞いたぞ」。金子家忠はあきれて「何の役にも立たない悪口の言い合いだな」と言い、家忠の弟は盛嗣に向けて矢を放つ。詞戦い(ことばだたかい・罵りあいの口合戦)は、止んだ。
 さて都で一番の強弓を引くとして知られる猛将、教経は義経を狙う。しかし源氏方は義経を守るべく佐藤継信、忠信兄弟、伊勢三郎や弁慶などが馬の頭を並べて立ちふさがる。「雑兵ども、お退きなさい」と、教経は矢をつがえては次々と放つ。真っ先に義経の矢面に立った佐藤継信が射抜かれて、馬から逆さまにどっと落ちた。教経方から菊王という者が継信の首をとろうと走りくる。忠信は、「兄の首は絶対に取らせない」と菊王を射通す。教経は討たれた菊王を急いで引き取り自分の船へと投げ上げた。彼の死を哀れみ、教経は戦うのをやめた。
 義経は陣の後ろへと継信を担ぎ入れさせた。「継信、具合はどうか」と手をつかみ、聞く。絶え入りそうな声で「もはやこれまで、と思われます」と答える継信。「思い残すことはないか」。義経は、必死に尋ねた。
【写真】高松市登録史跡『佐藤継信の墓』。寛永20(1643)年、初代高松藩主松平頼重により建てられた。(香川県高松市牟礼町)写真提供=高松市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 平塚市立太洋中学校(鈴木 豊校長・生徒数338人)は21日、全校生徒を対象とする災害対応講習会を行った。災害時における応急処置や救護活動、要援護者の誘導・搬送技術を身につける同講習会は、平成17年より同校と平塚保健福祉事務所と港地区町内福祉村との共催で毎年実施されているもので、今年で9回目。
 生徒らは学年別に「ケガの手当」「毛布を利用した搬送」「心肺蘇生法」「車イス搬送」「視覚障害者誘導」を支援スタッフらから学んだ。技術指導を行う支援スタッフには、同福祉村や同福祉事務所、市社会福祉協議会、県立平塚盲学校、女性防災クラブ平塚パワーズ、湘南海上保安署、県水難救済会、東海大学医学部付属病院など12団体から90人以上が参加。市内でも、これほど大規模に行っている学校は他にないとのことで、同講習会は同校の特色のひとつとなっている。
 「全国でも太洋中だけでは」と胸を張る同福祉村運営協議会会長の渡邉 孝さん。「中学生は地域で育ち、路地も人も地域をよく知っている。災害時は在宅療養者の搬出など、協力してほしい。地域の一員として、責任を持ってほしい」と話している。


 逆櫓を知らなかった義経に、景時は説明した。「馬は駆けようと思えば駆け、退こうと思えば左にも右にも方向転換しやすいものです。しかし船はとっさには向きを変えられませんから、船尾と船首、左右にも櫓(水をかいて船を進めるための道具)をたてて、自在に操れるようにしたいものです」。義経は言い返した。「出陣に先だって、縁起の悪いことをいう。戦では、退くまいと思っていても形勢が悪ければ敵に後ろを見せてしまうものなのに、はじめから逃げ支度をするというのか。他の者の船には逆櫓でも何でもつけるがよい。義経の船には必要ない」。一触即発の事態となった。景時は憤る。軍議においてよかれと思って自分の意見を述べただけなのに、なぜ恥をかかせられなければならないのだ。自分の主人は義経ではない、頼朝様ただひとりなのに――。梶原を軽視した代償はあまりに大きかった。だがこのときの義経にはまだそこまで思いが至らない。
 一刻も早く四国へ渡りたい義経は、わずかな兵を率いて暴風のなか無理やり出航させる。水夫たちをせかしてなんとか短時間で阿波(徳島県)に到着。現地では源氏方に寝返った近藤親家が義経の案内役をつとめることになった。義経が「ここは何という所だ」と尋ねると、「勝浦」という。義経はめでたい名前に幸先がよいと喜んだ。そして親家から、平家の有力武将の田口(田内)教良が伊予攻めに出ているため、今は屋島(香川県)を守備する兵が少ないなどの情報を得る。義経はまず阿波の桜庭(桜間)良遠を攻め落とした。源氏の本隊が到着する前に平家との決着をつけてしまおうと先を急ぐ。屋島の戦いに勝つためには、大軍の襲来に見せかけて平家の背後を突くことが肝要だ。干潮時には屋島を囲む海は馬で渡れる浅さになる、と親家から聞いた。一気に攻めよう。
 義経軍の急襲に、平家は慌てた。高松の浦から燃えあがる火。駆け寄せる馬の蹴りあげる水しぶき。源氏軍の勢いに狼狽した平家は、船で海上に避難した。真っ先に躍り出て名のりをあげる義経。内裏や御所から火の手があがる。船上で宗盛は気づく。相手の軍勢は、思ったよりも少ないではないか。平家は、反撃することにした。
【写真】
瀬戸内海に突きだした巨大な溶岩台地、屋島(香川県高松市屋島)
写真提供=高松市
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

山本育輝さん
来来亭 平塚店店長

来来亭は滋賀県を拠点とした関西のラーメン屋です。関西で修行していた僕は平塚店の店長になる時、関東でも関西のスタイルでお客様が来てくれるのだろうか?と不安でいっぱいでした。しかし多くの方にご来店いただき、今までやってきた事に間違いはなかったと実感しています。地域一番店を目指し、美味しいと言って頂ける一杯を作り続けます!

らむちゃん(オス・3歳・セキセイインコ)タオルがふかふかで気持ちいー♪ お腹をべったりつけておやすみ中!

平塚市 インコloveさん

 湘南地域県政総合センター(佐藤 清所長)は18日、多年にわたり環境保全や工業保安における規範となる個人・団体を表彰する「環境保全・工業保安功労者表彰」を行った。同表彰は毎年、各地域のセンターごとに実施されているもので、今年、所管区域の5市3町(平塚、藤沢、茅ヶ崎、秦野、伊勢原、寒川、大磯、二宮)からは8個人と9団体が選ばれた。
 平塚市内からは、「大気・水・土壌環境保全功労」として田中貴金属工業株式会社湘南工場選ばれ、「高圧ガス保安功労者」として高圧ガス事業に携わる近藤直樹さんが、「火薬類保安功労者」として鉄砲商の熊山幸男さんが表彰された。また大磯町内からは、「自然保護」の枠で野生傷病鳥獣に対する治療行為などが評価された吉川雅浩さんが受賞した。

 県が現在進めている国道134号の4車線化整備の「平塚市高浜台(高浜台交差点付近)から大磯町東町(西湘バイパス)までの3.2km区間」の中で、「平塚駅南口入口交差点付近から袖ケ浜交差点付近までの0.5km区間」の工事が完成したとして、今月25日より、4車線での供用が開始される。
 県は、「今後も着実に整備を進め、3.2km区間全体の4車線化工事は、平成26年度内の完成 を目指す」としている。
◇供用日時: 6月25日(火)午前11時頃を予定 (雨天は、翌日以降に順延)
◇供用区間:平塚駅南口入口交差点付近から袖ケ浜交差点付近までの0.5km区間

 平塚市、大磯町、二宮町は今月、職員に対し期末勤勉手当を支給した。1市2町とも、一般職員の支給率は1.9カ月。職員の平均支給額は、平塚市が66万6322円(平均年齢40歳7カ月)で、大磯町が61万153円(平均年齢42.5歳)、二宮町が56万1755円(平均年齢38歳9カ月)だった。
 なお平塚市、大磯町の特別職については、継続して減額措置がとられており、大磯町副町長に関しては、平成25年4月から就任のため、期間率30%の支給となっている。


 湘南ひらつか七夕まつり実行委員会(福澤正人実行委員長)は16日、共同記者会見を行い、第63回目を迎える今年の開催概要を発表した。
 開催期間は7月5日(金)から7日(日)までの3日間。終了時刻は、初日と2日目が昨年から30分延長の21時までとなった(最終日は昨年同様20時)。飾りは、中心街に約500本(うちスターモールは昨年比11本増の85本)、子ども飾り20本、市民飾り30本が掲出される予定で、本数増加は11年ぶりとのこと。また今年初の試みとして、七夕飾りコンクール(中心街の部)に、QRコードを使用した来場者投票が導入される。投票結果により、例年のコンクール表彰とは別に、3位まで表彰される。来場者数は170万人を見込んでいる。

平塚市内に工場を構える、横浜ゴム株式会社平塚製造所は二宮町の児童養護施設、心泉学園(玉盛達雄理事長)に対しプレハブ式ハウスを寄贈、12日には贈呈セレモニーが行われた。
 心泉学園は昭和15年に経済的理由から進学ができない優秀な生徒への教育を、すべての金銭的な負担を心泉医薬株式会社が負担する形の私立旧制中学として始まった。終戦後、不良少年の収容矯化を委嘱されたのちに児童福祉法による養護施設心泉学園として発足した。現在は家庭環境などにより養護が必要な2歳から18歳の子ども60人程が暮らしている。同学園では厚生労働省の推進する自立支援施策の1つとして職業指導員を配置することとなったが、これにあたる専用の作業所を確保する必要があり、このスペースが確保できないことが課題となっていた。こういった背景の中で横浜ゴムでは地域企業として地域貢献をすべく、同学園の取り組みに賛同・協力する形で今回の寄贈が実現した。
 同学園の玉盛理事長は「様々な事情での入所の多い現在、まっすぐに成長していくのは大変なこと。心の安定を図りながら家庭復帰を目指している」と施設の実情に触れ、「みんなの夢がつまっている」と喜んだ。横浜ゴムの鍋島和彦所長代理は「(同学園の)理念に対する1つの支援ができた。社会に出る自立の場所として使ってもらえれば」とコメント。同学園からは感謝状と子どもたちの「夢」を描いたパネルが送られた。


 梅雨空に一筋の晴れ間が差した16日、平塚市旭地区を流れる河内川で「第9回河内川あじさいまつり」が開催された。毎年この時期になると、鎌倉橋から下河原橋にかけての約1.4kmの両岸に植えられた2000株程のあじさいが彩り豊かな花を咲かせ、訪れる人々を楽しませている。これらのあじさいは「河内川あじさいの会」が育ててきた。「河内川を子どもたちが水遊びできるような川にしたい」という願いの為に。
 今から20年以上前、河内川はいわゆる「ドブ川」だった。米作りのための灌漑用水であり水門を閉じると水が流れない、流れるのは生活排水と雨水だけの「死んだ川」は、ゴミだらけで誰も近づかなかった。平成4年、市から委嘱され沿岸の6自治体から選出された12人の美化推進委員は春秋を中心に清掃活動をはじめた。この活動が河内川あじさいの会のルーツとなる。
あじさいの咲く川に
 清掃を続けゴミが減ってきた活動3年目に植栽の話が持ち上がった。植栽には「木であり、草であり、花である」という理由であじさいが選ばれた。最初は反対する近隣住民もいたというが説得を続け、河川敷を管理する県の協力を得て、平成10年5月に最初の植栽に漕ぎ着けた。
 植栽の末、花が咲き始めた。だが川でありながら水が流れない、魚は住めない、植物は育たない、鳥もいない状況は変わらなかった。そこで同会は川への通年通水を目指し、近隣農家や各自治体などへの呼びかけをはじめた。地道な活動が実り、平成15年3月に通水式が行われた。同会の前会長で「河内川の生き字引」こと安居院(あぐい)虎雄さんは「植栽も通水も、子孫の為に生きた川を遺さなければ、と訴えてきた」と当時を振り返る。清掃活動から10年以上経ち、生きた川が帰ってきた。
次の世代へ
 通水以後、川の様子は一変したという。平成17年には初の「あじさいまつり」を開催。さらに平成19年には近隣の小学校と共に「生き物しらべ」事業をスタートした。今ではカワセミや鮎などが見られるまでに川は再生した。安居院さんは「最初は反対していた人も、今では自分たちがあじさいを植えたと誇っている。だがそれがいい。会の意志が伝わったということだから」と喜ぶ。現会長の石井 豊さんは「ただ植えるだけではなく本格的に管理をするときが来ている。小さい活動でも長く続いたことで成果がでた。次の世代へ受け継がなければ」と意欲を燃やす。
 こうした活動は広く知られることになり、多くの賞を受賞してきた。今年2月には「第3回地域再生大賞:優秀賞」(共同通信社主催)に輝いた。再生への活動は一段落し、生きた川を維持するという、次のステップに活動は移った。あじさいは、もうしばらくで見ごろを終える。暑い夏が、もうそこまで近づいている。
【写真トップ】今年のあじさい
【写真下左】石井現会長(中左)と安居院前会長(右)。女性2人はまつりを手伝う「あじさいむすめ」
【写真下右】旭北公民館付近の河内川

将来は消防士かな♪
竜帆くん

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 藤戸にて源氏の猛攻にあった平家は、四国の屋島に逃れた。平宗盛率いる平家軍は、屋島に城郭を構えていた。範頼軍は、まずは平家の地盤である九州を攻略するという使命を帯びて西海へ進む。平家の退路を断つためだ。しかしこれが困難を極めた。1185年正月6日。昨年11月に出発していた範頼からの使者が頼朝のもとへ到着し、「船もなく兵糧も尽きて、多くの者が本国に帰りたがっています」と範頼軍の窮状を報告した。頼朝は言う。「九州の者が従わないといっても、落ちついて対応して決して人々に憎まれないように。東国軍に九州の人々を加えて屋島を攻めさせ、急がず冷静に対処しなさい。敵を漏らさぬようよく準備して臨むように。くれぐれも屋島にいらっしゃる安徳天皇や二位尼(清盛の妻)を無事にお迎えできるように配慮してほしい。武士たちに自分勝手な行動をさせないように」。そして頼朝は兵糧米を範頼軍へ送る。西海では厭戦気分が漂うあまり、和田義盛までもが密かに鎌倉に帰参しようとする始末。厳しい持久戦となった。26日になって臼杵惟隆と緒方惟義(惟栄)兄弟が兵船を、宇佐那木遠高が兵糧米を献上したため、豊後国(大分県)に渡ることができた。2月1日には筑前国(福岡県)葦屋浦で原田種直父子が戦いを挑んでくるも、渋谷重国らの奮戦により制圧。しかし、兵糧米欠乏のために本州へ撤退するなど依然、一進一退の状況であった。頼朝は屋島を直接攻撃することに方針を転じた。
 そして短期決戦型の義経の起用が決定する。京から出陣した義経は、摂津の渡部津(大阪市内)で四国へ渡る機会をうかがっていた。ここに来ていた後白河院の使者の高階泰経が、義経に尋ねた。「大将たる者は先陣を競うのではなくて、まず次将を遣わすものではないのか」。後白河側としては、平家追討に出向くよりも京都の治安維持を優先してほしいというのが本心だ。義経は「特に思うところがあるので、先陣をきって命を棄てたいと思います」と覚悟のほどを述べた。渡部津では、今後の船いくさについての軍議が行われた。海戦を得意とする平家とどう戦うべきか。そのとき、軍奉行の梶原景時が提案した。「船に逆櫓をつけてみてはどうだろうか」と。
【写真】逆櫓論争がなされたとされる『逆櫓の松跡』(大阪市福島区福島)写真提供=大阪市福島区
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

監督:杉村六郎 脚本:渡辺寿/武田鉄矢/黒井和男
出演:武田鉄矢/園みどり/酒井和歌子/三浦洋一 ほか
東宝より、DVD発売中。
金八先生にまったくハマらなかった僕にとっては、武田鉄矢といえば『刑事物語』の人であった。胴長短足で醜男の片山刑事は、ハンガーヌンチャクを駆使して、愛する女性のために死の物狂いで戦う。事件を解決する度に、犯人への過剰な暴力が問題視されて左遷されていく。左遷先で新たなヒロインと出会い、事件の渦中に置かれた彼女のために、片山はふたたび暴走するのだ。物語のパターンは寅さんと一緒なのだが、片山には帰るべき郷里も身寄りもなく、町から町へ流れて行くその姿は、あまりにも孤独だ。シリーズ中最も好きなのがこの二作目である。舞台は青森県弘前市。未解決の現金輸送車襲撃事件の重要な鍵となる、りんごの種を巡って起こる新たな事件。事件に巻き込まれた母を守ろうとする少年を、何度も張り飛ばしながら、片山はこう叫ぶ。「男は強くなければ、大好きな人はみんな遠くにいってしまうんだぞ!」孤独な男の暴力的なまでの愛の示し方が、胸に迫る。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 海岸の美観の維持・向上の観点から、海岸保全等に取り組んでいる「大磯海の会議」は7日、日本サーフィン連盟湘南西支部、大磯サーフィン協会、大磯ライフセービングらと共に、北浜海岸に位置する大磯海水浴場のシャワー施設で壁画制作を行った。
 壁画は、同町在住のイラストレーター、ミー・イシイさんをはじめとするボランティア20人の協力を得て制作された。平成 18 年にシャワーの通年利用を企画した同団体などによって最初の壁画制作は行われた。だが年数の経過とともに、壁面のはく離等が見られるようになったため、今回リニューアルを行う運びとなった。
 事業の主催者である大磯海の会議の蒲原辰弘代表は「元々、海岸でのルール・マナー向上を啓発することで町から許可がおりている事業。しっかりと海のマナーを守ってほしい」と訴えた。


 平塚警察署は7日、平成22年に発生したタクシー強盗殺人事件を機にはじめられたタクシー強盗の模擬訓練を今年も実施した。訓練には神奈川県タクシー協会相模支部平塚地区会から約40人が参加した。
 訓練は、乗客が落ち着かない様子である、たびたび行き先を変えるなど「不審を感じたとき」、自身がケガをしそうなど「身の危険を感じたとき」、実際に刃物を出されるなど「事件が発生したとき」の3パターンで実施された。実際に訓練をしてみると、焦りから基地局に連絡できない、防犯灯を点灯させられない、防犯灯の故障等、思うような行動がとれないケースが多々発生し、反省・検討する点があった。
 一方でタクシー強盗には直接関係しにくい一般市民に対し、同署生活安全課の東課長は「乗客が乗ったタクシーの防犯灯が点いていたら110番など警察への通報を」と呼びかけた。


 今季、プロバスケットボールのbjリーグで優勝を果たした横浜ビー・コルセアーズは6日、平塚市立旭小学校(宇野雄子校長、児童数677人)を訪問し、5年生の3クラスに対して特別授業を行った。
 訪問したのは同チームの青木勇人選手と小川直樹GMの2人。青木選手は身長193cmと、小学生と比べると体格も相まってまさに巨人。小川GMも青木選手と同程度の身長で、児童らも普段見慣れた“自分たちより背が高い人”である先生達よりさらに頭1つは大きい2人の姿に驚きの声を上げていた。
 同校の脇教頭が「プロ選手が来ることでスポーツを生き生きと楽しんでくれた」と話すように、FID(知的障害者)バスケットボール日本代表のヘッドコーチを務めた小川GMの指導に児童らも終始楽しげに授業を受けていた。


 県立大磯高等学校(小田貞宏校長)のSF研究部は、先月横浜市内で行われた神奈川県警察本部組織犯罪対策本部のキャンペーンに協力したとして6日、同本部より感謝状と記念品を受けた。同部が協力したのは、犯罪インフラ撲滅を呼びかける演劇で、1980年代の創設時代から演じられてきた「磯高戦隊 イソホークス」が出演した。以前大磯警察署の防犯イベントに協力したことで、今回、協力要請の声がかかったという。脚本も、同部と組織犯罪分析課との協同で作られた。
 同対策本部長の坂本博道警視正は、「TVでも放映され、大変な反響があり嬉しい。これからも社会貢献に目を向けてもらえるとありがたい」と感謝状を手渡した。同部部長の志田小鼓音(さこと)さん(3年生)は「私たちの方が勉強をさせてもらったのに感謝状を頂くなんて、恐縮しています」と話していた。

 平塚市におけるボランティア活動の走りといわれる点訳奉仕活動。横浜、川崎、横須賀に次いで県下4番目に発足した平塚点訳奉仕会(現・平塚点訳赤十字奉仕団)が創立50周年を迎え、11日には落合克弘平塚市長らを招き記念式典が行われた。
 同団の活動は名前の通りの「墨字を点字に翻訳する」だけに止まらず、点訳本の製本や拡大図書、リーディングサービスなど多岐に渡る。現在では直通電話による視覚障がい者の生活相談や、視覚障がい者の居場所作りとして「サロンハッピーひだまり」事業を行う等、時代や環境に合わせて様々な活動を行っている。
 こういった活動の原動力について池田泰俊委員長は「50年前に比べて晴眼者の生活はずいぶんと便利になった。その分、視覚障がい者にとっても便利になるかというとそうではない。その差を埋めていきたい」と話す。一方で平塚視力障害者協会の前田美智子会長は、式典の挨拶の中で「私たちが日頃もらすふとしたつぶやきを実現してくれた団のおかげで、私たちは社会人として生きられている」と感謝を言葉にした。ノーマライゼーションの理念を第一線で具現化する同団の活動に終わりはない。【写真上】式典の様子

【写真左】点訳作業の様子。
PCなどを使うこともあるが、場合によっては今も手作業で行う
【写真右】点訳された資料を読む人


 大磯が誇る湘南のシーサイドリゾート、大磯ロングビーチが7月6日(土)にオープンする。今年は、7月中は小学生未満の幼児(3歳~未就学児童)が入場無料となる「キッズフリー」が新たに導入される。また、昨年開業55周年を記念して復活を遂げた「キャンペーンガール」が継続して起用される。そのほか、全長140mのウォータースライダーや波のプール、流れるプールやキッズウォーターパラダイスなど9のバリエーション豊かなプールはもちろんのこと、様々なグルメやイベントが今年の大磯の夏を盛り上げる。

 大磯ロングビーチは10日、グランドプリンスホテル新高輪でプレス向け発表会を開き、今年の営業概要とキャンペーンガール、キャンペーンソングを発表した。同ビーチでは今年、新企画「キッズフリー」と、キャンギャルの起用を2本の柱として展開する。
キッズフリー
 新たな施策として導入される「キッズフリー」は、オープンの7月6日(土)から7月31日(水)までの期間、3歳から未就学児童の入場料金を無料にするというもの。同ビーチ宿泊マネージャー兼プールマネージャーの須貝秀一さんは、「最盛期に気軽に利用してもらえるように」と、新たな利用者の拡大に期待を寄せる。また、「利用者の約7割というファミリー層に対し、利用しやすい環境を整えた。体験型・参加型イベントなども実施し、思い出づくりのお手伝いをしたい」と話した。
キャンギャル
 今回で27代目となるキャンギャル。今年は「健康的でスポーティー・爽やか」を基準に選考したという。会場では、歌手のAZUさんによるキャンペーンソング『Summer Time!!!』がライブ披露された後、キャンギャルに選ばれたタレントの佐々木もよこ(写真中央左)さん、準ミスに選ばれたMIKUさん(左)と遠野るんさん(右)が登場した。また同ビーチ応援隊長に就任したテリー伊藤さん(中央右)も出席。「大磯ロングビーチなくして今の私はない」と、学生時代に同ビーチでアルバイトをしていたエピソードなどを紹介し、各メディアにPRを行った。
営業案内
▽営業期間:7/6(土)〜9/16(月・祝)9時~17時
▽入場料金:1日券=おとな3,500円、中高生2,500円、小学生・シニア(65歳以上)2,000円、幼児(3歳~未就学児童)1,000円(7月中は無料)。14時以降の入場は割引。駐車場=普通車1,500円
▽問合わせ:大磯ロングビーチ☎61-1111
【チケットプレゼント】
 大磯ロングビーチの協力により、期間中いつでも使える「入場引換券」を読者25組50名様にプレゼント。
※応募者多数の場合は抽選。当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます
◇応募方法:ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4(株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】(件名に「ロングビーチ」係を明記)まで。6月25日(火)必着、翌26日発送。
※個人情報は賞品の発送目的以外には使用いたしません。

 私は地元平塚の旭で育ち、六年前に母校の目の前で居酒屋「酒処てぃーだ」を開業しました。元気な町、平塚の中でも特に人口も多く活気のある旭で地域に密着した家のようにくつろげる居酒屋をしたいと思い始めました。これからもみんなが笑顔で元気になれるお店をつくっていき、旭から平塚を盛り上げて行けるよう頑張っていきたいです。

 頼朝の弟の範頼が、平氏追討のために鎌倉を出発した。もうひとりの弟の義経は、伊勢で蜂起した信兼の息子たちを誅殺したと使者を通して鎌倉に報告してきた。頼朝は、自分を介さずに官職を得た義経に不満を抱きつつも、まだ何とか自分側に引き寄せようとしていた。そして頼朝は、京都における信兼らの所有地を義経に支配させると決める。さらに、河越重頼の娘を義経の妻にしようとはからった。のちに義経が頼朝に追われる立場になったとき、縁戚であることを理由に重頼父子までも誅殺されることになる。重頼の娘も、義経と共に奥州で亡くなる。ともあれ頼朝は、京における義経の動向に注意を払う。そして義経を自分に繋ぎとめるために働きかける。
 さて、平家の人々は500余艘の船に乗り、備前国児島(岡山県児島半島)にいる。現在は地続きのこの地は当時、浅い海に囲まれた島で、西北には本土との間隔が比較的狭い藤戸(倉敷市)があった。海を挟んで対峙する源氏と平氏。一戦交えるにしても、源氏には海を渡るための舟がないのだった。血気盛んな平家の若者たちが小船から挑発する。海に阻まれて何もできないまま過ぎる日々。せめて舟があれば……。あるとき佐々木盛綱(秀義の3男。兄高綱は宇治川の先陣で有名)は浦の男に「この辺りに馬で渡れるところはないか」と尋ねた。男は、「川の瀬のようなところが、月初めには東にあって月末には西になります」と教える。盛綱は別れ際、その男を殺した。他の誰かに教えられたら困るからだ。さて次の日。船上の平家がまた挑発してきたのを見て、盛綱は馬ごと海に乗り入れた。驚いたのは範頼だ。「物の怪でもついておかしくなったのか。止めよ」。範頼の言葉を受けて土肥実平が制止しようとするが、盛綱は進み続ける。深いところは泳がせて、とうとう浅瀬に乗り上げた。それを見た範頼は「浅いぞ。渡せ」と号令。3万余騎(『平家物語』による)が海に入る。源氏は平家の船に乗り移って散々に攻め、かなわないと悟った平家は四国へ逃げる。追いたくても源氏に船はない。頼朝はこの盛綱の先陣の知らせを聞いて感心した。川なら分かるが、馬で海を渡るなどというのは聞いたこともなかったからだった。著者:新村 衣里子
【写真】盛綱橋の橋上に建つ「佐々木盛綱像」(岡山県倉敷市藤戸町)写真提供=倉敷市

監督:坪島 孝 脚本:長野洋
出演:目黒祐樹/江崎英子/伊東四朗/田中邦衛 ほか
現在、東宝よりDVD発売中。
74年の公開当時、五島勉の『ノストラダムスの大予言』の人気にあやかって製作された同名映画(今では封印作品となっている、この映画についてもいずれ紹介する)の併映作。アニメ版の1stシリーズ終了後に公開された、現在のところ唯一の実写版である。ルパンを演じるのは、かの松方弘樹の弟・目黒祐樹。次元には田中邦衛が、舌足らずな口調以外は「北の国から」の片鱗すらないバタ臭い演技で笑いを誘う。銭形には、当時はまだコメディアンとして活躍していた伊東四朗が配されている。監督は、クレージーキャッツの映画を手掛け、日本のビリー・ワイルダーと異名を取った坪島孝。ワイルダーに喩えるには異論があるが、同監督の『クレージーだよ奇想天外』は笑えて泣ける佳作だった。まぁ、要するに、暗澹たる未来予想図の『ノストラダムス~』に対して、劇場を後にする観客に救いを与える喜劇なのだ。アニメ版ファンには噴飯ものだが、なかなか味わい深い珍品だ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

サクラ(オス・4歳・ネザーランドドワーフ)
小松菜大好き、まつ毛が長くて可愛い
サクラちゃんです(*^o^*)


 落合克宏平塚市長は、先月29日の定例記者会見で、平塚競輪場の場内映像のデジタル化とイルミネーションのリニューアルを実施したと発表した。サービスの充実と環境負荷の軽減を図ることを目的に、65型を中心とする計403台のデジタルテレビを設置し、イルミネーションはLED照明を使用したものへとリニューアルした。これまで場内のテレビはアナログだったという。総額は、約3億9000万円(デジタル化リース=約3億8000万円、イルミネーション制作=約1000万円)。
 今年同所で開催される「湘南ミルキーウェイレース」は、6月26日~28日、7月25日~27日、8月6日~8日・20日~22日、9月27日~29日を予定している(10月以降は未定)。開門は14時(予定)で、イルミネーションの点灯は18時50分頃(日没前後)~21時頃。

 今年2月、平塚市の指定重要文化財に指定された妙楽寺所有の「木造閻魔王坐像」が今月15日、特別一般公開される。
 同文化財は、「文禄四年(1595年)」の年記と「仏士(師)長芸」の墨書があり、造像年代・作者とも判明する本格的な像。作風にも中世彫刻の余風を遺し閻魔王像の基準作例として、市内のみならず県内においても希少な存在という。公開当日は、11時と13時に平塚市文化財保護委員による解説が行われる。問い合わせは市社会教育課文化財保護担当☎35-8124。
◇公開日時:6月15日(土)9時~16時◇場所:妙楽寺(市田村5-13-2)※駐車場なし◇バス:平塚駅北口から乗車し、「駒返橋」で下車。徒歩すぐ


 昭和38年1月30日に落成、平塚市内で6番目の公民館として開館した富士見公民館(平塚市中里11-21)が、今年で創立50周年を迎えた。
 これにあたり同館では2日、関係者を招いた記念祝賀会を行った。会には落合市長をはじめ、教育長や市議会議員、崇善や須賀などの公民館長らも臨席し、地域の参加者を含め総勢144人が出席した。落合市長は「平塚市は全国的にも珍しく、1小学校区に1つの公民館があります。地域の輝きを増すため、今後も地域づくり、人づくりの拠点として是非活用していってください」と挨拶した。
 また同館では50周年にあたり、記念事業の一環として、初の試みとなる記念誌『富士見の絆 50年のあゆみ』=写真=を発行した。記念事業の実行委員長・稲毛文雄さんは挨拶の中で「総勢42人の実行委員で1年検討し、完成しました。資料もない中、日夜資料集めと会議で大変でした」と振り返った。同書では、同館の50年のあゆみ、役割、活動などの基本的な情報、活動する利用団体の紹介、その他各種資料などが紹介されている。同館で閲覧することができる。問い合わせは同館☎31-2256。


 大磯を起点に海岸線を西へ向かう西湘バイパス。その橋脚に海岸の美化を目的に絵を描く取り組みが大磯町商工会青年部によって1990年から続いている。一般公募により集められた参加者10組が「ときめき」を今年のテーマに壁画を制作した。
 今回で23回目となる同事業。今でも50〜60枚の絵が現存しており「浜辺のギャラリー」と名付けられている。参加者は国府中学校の美術部をはじめ、家族やグループ単位で延べ60人程。下は3歳から上は85歳まで幅広い年代の参加者が思い思いに「ときめき」を描き出した。最高齢参加の菱間久米雄さん(85)は「ちゃんと数えてないけど20回以上は来てるなぁ」と言う。絵が好きでハガキ絵の教室を開いており、「歩けなくなるまでは続けたいな」と元気いっぱいだ。
 同青年部の小島健太郎部長は「毎年テーマを決めて絵を描いてもらって、去年は『きずな』だった。1枚1枚の絵の内容はバラバラかもしれないが、続いていくことで1つの大きな意味がある」と話す。一方で「そろそろ描き尽くしたので来年あたりで一区切りかも」とも。それ以降、事業がどうなるかは未定という。


 1年を通して平塚の魅力を全国へPRする平塚の顔、「湘南ひらつか織り姫」。今年は「インターネット投票」を導入、一般市民参加型のセレクションとなった。先月26日、湘南ひらつか七夕まつり実行委員会の審査と、投票総数2,254の結果、新たな織り姫が生まれた。新たな方式で誕生し、新たなステージに立つ新生織り姫。デビュー直前の3人の素顔にせまった。

長濱 真衣子さん(19)
 平塚生まれの平塚育ち。市内あちこちにたくさんの思い出があるという。日頃お世話になっている人への恩返しと、なにより大好きな平塚の魅力を1人でも多くの人に伝えたいと織り姫に立候補した。昨年も立候補したが願いは叶わず。他の候補者を讃える反面、悔しさが残った。だが今年、1年越しに織り姫の座を射止めた。東海大学2年の彼女は「テンションの高さと元気は負けません!」と快活に話す。9年間続けたバトントワリングでは「笑顔だけは一流だね」と言われてきた。その「持ち前の明るさを『素敵だな』と思ってほしい。私の笑顔を見てほしい」とにっこり。織り姫として、胸に秘めた平塚への想いを、「平塚ってこんなにいいまちなんだ」と伝える。
瀬尾 千晴さん(19)
 「純粋にこのまちが好きで」と話す彼女も平塚で生まれ育った。「地域の人々に育ててもらった」という思いが大きく、自分も同じようにしたいと考えてきた。立候補した直接のきっかけは3歳の頃から習っているピアノの先生の一言。「いつか絶対に織り姫に」と言われ続け、今年がその時だった。普段はファイナンシャルプランナーになるという将来の夢に向かって立教大学に通う2年生。「向上心は人一倍。過去の自分には負けたくない」と自分に厳しい。反面、おっちょこちょいな面もあり「目的地と反対方向の電車に乗って終点まで気がつかなくて……」と笑う。目立つことはあまり得意ではないというが「内面から輝ける織り姫になりたい」と願う。
後藤 真由美さん(30)
 23才の時に憧れた織り姫の姿。立候補できず叶わなかったその想いは7年間燻り続けていたが、30歳という節目の年に「本当に自分のやりたいことに向き合っていない」と考え遂に立候補。7年越しの夢を叶えた。普段の彼女は日本画家。2010年に平塚で開いた個展に訪れた人々の温かさに平塚への想いを深め、そのことも立候補への後押しになったと言う。勢いとパワーのある織り姫でありたいと願う彼女は「平塚は歴史や文化が息づいて、人々の優しさを感じられるまち。郷土愛をPRしたい」と言う。将来、「精神性の高い絵を描きたい」という目標がある。1人の女性として、画家として、そして織り姫として。平塚というキャンパスに郷土愛を描き出す。
 今年の七夕まつりのテーマは「KIRA‘RE’START〜煌めき未来へ〜」。市民と共に七夕を新たに創造していくという想いが込められている。奇しくも新生織り姫は全員平塚出身。キラリと光る三者三様の個性で七夕に彩りを加える。

【写真】
左から、長濱 真衣子さん、瀬尾 千晴さん、後藤 真由美さん


 平塚警察署は28日に振り込め詐欺を未然に防いだ株式会社ソシアスメディカルケア絆の訪問介護員に感謝状を贈呈した。
 21日、被害者宅に同居の息子を名乗る男から「小切手の入った鞄を紛失したのでお金を持って八王子にきてほしい」という旨の電話があった。電話にでた被害者は息子からの電話と疑わずに八王子にタクシーで向かったが、これを不審に思った訪問介護員からの連絡を受けた同社が平塚警察署に通報。警察署からタクシー会社に依頼し、途中の厚木警察署に立ち寄ってもらった。厚木署の署員によって本物の息子と連絡がつき、詐欺被害を未然に防ぐことができた。
 同署の鳥海保弘署長は「詐欺は考える隙を与えず、穏便に済ませたい気持ちにつけ込む。高齢者だけでなく、広く周りが意識を高くする必要がある」とコメントした。


 湘南ひらつかビーチ共同事業体は25日、管理する湘南ひらつかビーチパークで「ビーチdeさばき方教室」を開催し、35人の参加者が生魚のさばき方を学んだ。
 同イベントは平塚市漁業協同組合と、今年の4月にビーチパークの売店をリニューアルしてオープンしたBEACH BAR SUCCAの協力で、講師に神奈川県水産技術センターの臼井一茂主任研究員を招き実施された。さばく魚は30cmを超えるサバ。まな板の上に置かれたサバを前に参加者は戸惑いの声を漏らしていたが、臼井氏の指導のもと慣れない手つきながらも三枚下ろしにサバを切り分けた。
 さばいたサバの半分は夕飯のおかずに、残りの半分はその場でソテーされ、参加者は新鮮な海の幸に舌鼓を打った。


 湘南ステーションビル株式会社(土屋勝彦代表取締役社長)が管理・運営する平塚ラスカの6Fに、屋上庭園「ラスカの杜」が誕生した。同広場は、ラスカ開業40周年を記念して作られたもの。25日にはオープニングセレモニーとして安全祈願式や、テープカットが行われた。
 デザインのコンセプトは「シーサイドリゾートライフ」。庭園部分には、「緑のマウンド」という誰でも座ったり寝そべったりして自由にくつろぐことができるスペースが設けられた。また緑のマウンドの北側と南側には、「木漏れ日テラスと杜の舞台」という名称のデッキテラスを配置。ここではイベントやショーができる。さらには、砂浜をイメージした白い床の上に、大きなパラソルを使った休憩スペース「杜の広場」も用意。ライトアップされたシンボルツリーや、床下に埋め込まれたカラー照明が幻想的な空間を創出する。なお、同広場には、サウンドデザイナーにより作られた屋上庭園環境音楽がかけられており、心地よい開放的な空間が演出されている。
 広さは約1,175㎡。開場時間は10時30分から20時30分。誰でも気軽に利用することができる。また、同フロアにある「レストランリビエラ」と貸しサロンの「キャプテンズキャビン」もリフレッシュオープンした。レストランリビエラはヨーロピアンな内装にこだわり、1人での利用も楽しめるようにと、カウンターも新設したという。キャプテンズキャビンは、これまでのイングリッシュパブのインテリアを活かしつつ、床や壁紙等の色調を一部変更し、モダンなイメージに模様替えしたとのこと。問い合わせは同店☎22-0234まで。


 毎年、正月三が日には多くの参拝客で賑わう平塚八幡宮(平塚市浅間町1-6)では、境内の景観整備と段差解消(バリアフリー化)という2つの柱を軸とした境内整備事業を実施している。
 平塚八幡宮は実際には今年1633年を迎える。同宮では今年の秋に迫った神宮式年遷宮の募財活動と時期が重なったことや諸般の事情を理由に平塚八幡宮創祀千六百三十年記念事業の実施を見合わせていた。だが、今年の正月に行われた大門通りの国道1号線歩行横断の実施をふまえ、改めて記念事業の実施に踏み切った。
 具体的な整備内容としては2点。まず景観整備として、正月や例大祭にのみ仮設で設置していた提灯架台を通年で掲出できるように常設する。次にバリアフリー化として、一の鳥居と二の鳥居付近の階段をスロープにする。既に提灯架台の設置と一の鳥居における段差のスロープ化工事は開始されており、8月中旬に行われる例大祭までに完成を目指す。
 現在、同宮ではこれらの事業に関しての協賛金と、景観整備に伴う名入れ提灯献灯を募っている。問い合わせは同宮☎0463-23-3315まで。

 粛清される源氏もいれば、重要な役割を与えられた源氏もいる。一条忠頼の誅殺事件の後、頼朝の推挙によって源氏一門の範頼が三河守、広綱が駿河守、平賀義信が武蔵守に任じられることとなった(第47回に既述)。
1184年7月。伊賀国の守護の大内惟義(平賀義信の子)からの使者が鎌倉に到着した。平家一族の襲撃によって、家人が大勢殺されたというのだ。この反乱の首謀者は平(平田)家継(平家貞の子)。平家に恩義のある伊賀の武士を集め、近江を突破して都に攻めのぼろうとした。この乱に、伊勢の平信兼(頼朝の旗揚げ時に殺された山木兼隆の父)も参戦。これに近江の佐々木秀義が立ち向かう。秀義は、平治の乱で敗れた源義朝方に従ったために所領を没収されて相模の渋谷重国の庇護を受けていたが、子ら(宇治川の先陣の4男高綱など)の活躍で旧領を回復し、近江にいた。秀義は、5男義清(母は渋谷重国の娘)とともに奮戦したが、敵方の矢を受けて討死。源氏方はなんとか平家の反乱軍を鎮圧した(三日平氏の乱)。再び、大内惟義から報告がきた。「平家の反乱軍と戦って逆賊を討ち果たしました。平信兼とその子息たちは逃亡。逆徒鎮圧の恩賞をお願いいたします」。頼朝は言う。「逆徒を討ったのは殊勝だが、恩賞を望むのは道理に合わない。狼藉を鎮めるために守護に任じられているのに、賊徒の襲撃で家人が大勢殺されたというのは、用意を怠った汝のせいだ。これが過失でないと言えようか。賞罰は私が決める」。そして頼朝は京都の義経に、逃亡した信兼父子たちの捜索と誅殺を命じた。 
 こうした混乱のさなか、義経が左衛門少尉に任じられ、検非違使(都の犯罪を取り締まって秩序維持にあたる官職)になったと伝えてきた。自分が所望したわけではなく、度々の勲功のためと後白河院から仰せがあったので固辞できなかったという。後白河としては義経を自分の配下に置いて直接命令を下したい。そうした後白河による懐柔を警戒していた頼朝は、自分を介さずに任官することを御家人たちに固く禁じていた。それなのに、こともあろうに弟が無断で判官(ほうがん・検非違使尉)となってしまった。頼朝は、その軽率さに怒りを覚えた。著者:新村 衣里子
【写真】重国に関する資料等も展示する高座渋谷の地元商店「渋谷の庄 重国庵」(大和市下和田)

モコベー(オス・14歳・コーギー)
「ぬいぐるみが気になってしかたない~ 動いちゃだめって言われてもついつい見ちゃうんだよね」

平塚市 ヌノさん

 フェアプレーは賞賛され、ラフプレーにはブーイングが起きる。25日のホーム平塚で行われたサンフレッチェ広島戦は、それぞれの反応が所々で発生した試合だった。
 試合は前半18分、45分と巧みなゴールを決められ、スコアは試合終了まで動かず、湘南は0-2で敗北した。対照的だったのは、両チームのGKの姿勢。両者とも相手選手と接触し、中断する場面があった。片や苛立ちを態度で表してしまい、ブーイングを受け続ける一方で、湘南の阿部は頭部から流血するも、復帰の姿勢を見せ、広島サポーターからも拍手が贈られた。誠実に、真剣に取り組む姿は敵味方関係なく感動を呼ぶ、ということを証明するシーンだった。
 今節を終え、リーグは中断期に入る。「もっと強いチームになる」と曺監督。後半戦は7月から。どれほどの感動が待っているか。

【写真】頭部から流血するも立ち上がる阿部に対し、広島サポーターからも温かい拍手が送られた
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

長靴はいてシャボン玉♥
紗良ちゃん
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 草木の擦れ合う音が聞こえるほど静かな闇夜の中で、ほのかな光の点が揺れる。ここは「ホタルの森」という名のビオトープ(生物群の生息場所)。山里でも丘陵地でもない、平塚市立富士見小学校(石田美江子校長・児童数747人)の中庭にある。ホタルの放流が毎年4年生の「総合的な学習の時間」の中で継続して実施されている同校で、今年、6年目となる初夏の風物詩が舞い始めた。
ホタルを飛ばすことに6年連続で成功している同校は、初年度より一般への開放も行っており、今では「ホタルが飛ぶ学校」として地域で定着している。開放期間中は日に100人以上が訪れるという人気ぶりだ。きっかけは、ひとつの教室に置いてあったひとつの水槽から。初めてホタルを目にした、至って純粋な子どもたちの夢から始まった。
夢の実現
 7年前、同校に赴任し4年生の担任を受け持った山口浩由教諭が教室に置いた水槽。そこには前任校から持ってきたホタルが入っていた。興味を示した児童らにホタルの説明をすると、「見たことない」。さらには、「飛ばしたい」という夢が生まれた。前任校の旭小学校でも同様の話があり、苦労して何とか実現した実績はある。井戸掘り、せせらぎ作り…と、自らの経験から、簡単にはいかないと知っている。それでもやはり、「子どもたちの夢は叶えてあげたい」
 元々、中庭には地下水を利用した池があった。ここをホタルが生息できる環境へと変える――。当時の校長・教頭に相談し「まずはできることから」と、理科・環境教育に助成を行う日産科学振興財団(現・日産財団)へと申請した。これが採択され、助成金でゲンジボタルと土を購入。10tダンプで運ばれてきた土は、児童らがバケツリレーで中庭まで運んだ。保護者と職員も協力し、約3カ月でビオトープは完成した。そして初年度、期待が大きくかかる中で、ホタルは舞った。同教諭は「感動も大きかったです」と振り返る。
飛び立ち
 これ以降同校では、4年生の授業にホタルを中心とした環境学習が取り入れられ、同校の特色ある授業として定着していった。引き継がれていくビオトープは毎年改良され、発展を続ける。人が入れるようにと木道が作られたり、隣接する校舎には遮光カーテンが取り付けられたり、井戸を掘り直したりと、その度に保護者・地域の協力があった。助成金を受けた回数は3回に上る。資料作成、申請、報告、発表…と、かけた時間は少なくない。全ては、子どもたちの夢を叶えるために。
 今年で6回目の舞いを見る。振り返れば多くの子どもたちがここでホタルを育て、そして巣立っていった。ある子は「自分たちが大人になっても飛んでいてほしい」と言い、またある子は「自分に子どもができたらここに通わせて、一緒に見に来たい」と言い、卒業していった。「将来的には、ホタルが自然に発生するようにできたらいいな、というのがみんなの願いです」と同教諭。いつか見た子どもたちの夢は、次へ、その次へと受け継がれていく。富士見小のビオトープ。毎年初夏になると、子どもたちの夢が舞う。
※一般開放は6/1(土)まで。
19:45~20:45。駐車場なし。

潤くん1歳のおたんじょうびおめでとう。
その可愛い笑顔でマミーたちを
やさしい気持ちにさせてくれてありがと!!潤ママ&マミー さん

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マメ吉(1才7ヶ月・オス・フレンチブルドッグ)
とまゴロー(1才7ヶ月・オス・フレンチブルドッグ)

わが家のフレブルはとっても仲良し⁈
毎日ブヒレスに励んでいま~す。

大磯町 emi☆さん

 前節で自分達のサッカーを貫き今季2勝目をあげた湘南と、前節で連勝が途切れ、リスタートを試みる大宮との一戦はまさに激闘となった。先制点を奪われた直後にセットプレーから大野のヘディングで同点。湘南が主導権を握り続け、何度もゴールに迫るも最後の精度に欠け、終盤に勝ち越し点を奪われてしまう。大宮1点リードで迎えたロスタイムにはGK阿部が2回のCKのチャンスに相手ゴール前まで上がったが、同点弾は生まれなかった。試合後、自分とマッチアップする選手に決められた悔しさで涙ぐむ高山の表情や、「下を向く必要はない」という気持ちを込めて歌われ続けたチャント、メインスタンドの大宮サポーターから湘南の選手に向けて送られた拍手が物語るものは、スタジアムにいた全ての人間がそこに全ての力を注いだ結果である。

【写真】
最後まで勇敢に闘い、首位大宮に肉薄した湘南の選手達には大宮のサポーターからも拍手が送られた
TEXT:濵田拓郎(本紙編集部)
PHOTO:湘南ベルマーレ

一条忠頼と板垣兼信は、富士川の合戦で功のあった甲斐源氏の武田信義の子である。源氏の人間として、他の家人たちとは違う、という思いがあったろう。頼朝は、そうした言動を敏感に察知する。
 1184年3月17日。板垣兼信が使者を通して頼朝にこう言ってきた。「源氏の御一門に連なる私は、今回の平家追討使を承って本望です。しかしながら、土肥実平が頼朝様の特別の御命令を受けているといっては私に相談もせず、意見も聞かずに独断で雑務などを取り計らっています。この調子では勇む心を失ってしまいます。西国にいる間は兼信が実平の上司である、との御一筆をいただければ、面目が立ちます」。それに対して頼朝は答える。「一門とか家人とかは問題ではない。実平の忠節心は他の者とは比べようもない上に、頼朝の代理人としてふさわしい器量を持つゆえに西国の諸事を任せたのだ。兼信のような者はただ戦場において命を捨てることを考えていればよい。このたびの兼信の申しようは身分不相応である」。使者はむなしく西国に走り帰っていった。
 不穏な噂が流れていた。兼信の兄の一条忠頼が、威勢をふるうあまりに世を乱そうと野心を抱いている、というのだ。頼朝は、どうしたか。6月16日の夕方。御所に参上した一条忠頼は、頼朝と向きあう形で席につく。主な御家人たちも列席している。献盃のため工藤祐経が銚子を持って御前に進む。彼は前もって忠頼を討つよう命じられていた。事の重大さを思案していた祐経の顔色が、変わった。躊躇する祐経に小山田有重が座を立って声をかける。「このような席でのお酌は老いた者の役割です」。有重が祐経の銚子をとると、子の稲毛重成と榛谷重朝も盃と肴を手にして忠頼の前に進んだ。有重は息子達に諭す。「給仕の際、指貫(さしぬき・袴の一種)は裾の紐を(足首ではなく)膝下のところで結ぶものだ」。2人が紐を結び直しているときに、天野遠景が太刀をとって即座に忠頼を誅殺。御家人たちの面前で殺された忠頼。義仲追討の賞として位を得た頼朝は、義仲攻めに貢献した一条忠頼を斬り捨てた。たとえ平家追討の途上であっても、自分を脅かす存在は、源氏であろうが粛清する。
【写真】甲斐源氏の英雄とされる忠頼が眠る、富士川町指定文化財「一条忠頼の墓」(山梨県南巨摩郡富士川町舂米)写真提供=富士川町
著者:新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 大磯駅前にある現存する日本最古のツーバイフォー建築、大磯駅前洋館(旧木下家別邸)が活用事業者であるインターナショナル青和によってレストラン「大磯迎賓館」としてプレオープンした。19日には内覧会が行われ、町民や関係者等200人以上が訪れた。同社ではイタリアンレストランでの利用の他、ウェディング施設やギャラリーとしての使用も。問い合わせ☎050-3385-0013

 旧東海道大磯宿の春の行事として毎年多くの参拝者で賑わう「虎御石まつり」が26日13時~17時、延台寺(大磯町大磯1054)で行われる。今年で33回目。
 特別開帳される「虎御石」とは、日本3大仇討ち物語の1つ『曽我物語』に登場する石で、虎御前が成長するにつれ、あわせて大きくなっていったという不思議な「生石」。曽我十郎の身代わりとなった石とも呼ばれる。触れると厄よけ・大願成就・安産にご利益があるとされている。
 会場では、虎御石の開帳、曽我堂公開、2代目市川團十郎考案の曽我五郎「外郎売り」口上奉納のほか、子供会による出店、奉納「ちびっ子剣道大会」、木遣り奉納などが行われる。なお今年も昨年、一昨年に引き続き、当日の賽銭全額を被災地へ寄附、東北地方の物産展も実施される。同寺はJR大磯駅から徒歩約5分。

 西湘バイパス、国道134号を舞台に二宮町内から藤沢市内までの海岸線を走る「湘南国際マラソン」(11/3)の地元先行枠募集が25日から始まる。  今大会はこれまでの「フルマラソン」「ハーフマラソン」「10km」の3種に加え、新たに親子で参加できる「ファミリーラン」(約2km)が登場。今回のゲストは、アトランタ五輪とシドニー五輪の男子マラソンメダリストのエリック・ワイナイナ氏など。  募集は先着順で、地元先行枠(2300人)に応募できるのは二宮、大磯、平塚、茅ヶ崎、藤沢の3市2町在住者のみ(在勤は含まず)。募集開始は20時から。なお、障がい者を対象とする特別チャリティ枠は26日10時から、一般1次募集は6月1日20時から、一般2次募集は6月29日20時から。定員は計2万4000人。参加費はフルが1万500円、ハーフが7500円ほか。申し込みはHPからのみ受付。問い合わせは事務局☎70-6667(平日10時~17時30分)。

監督:金子修介 脚本:港岳彦
出演: 木南晴夏/ミッキー・カーチス ほか
5月25日より、テアトル新宿ほか、全国順次公開。
 「エースをねらえ!」のパロディでもある、にっかつロマンポルノ『宇能鴻一郎の濡れて打つ』でデビューした金子修介監督は、アニメ・コミック文化をたっぷり吸収した、同世代感のある監督である。ライトな作品が多かった金子監督が、88年、突如として放った傑作が、深津絵里のデビュー作でもある『1999年の夏休み』。極めて作家性の強い詩情溢れるSFファンタジーであった。あれから22年、『百年の時計』は、金子監督が作家性を存分に発露させて描いたファンタジーである。高松琴平電気鉄道(通称:琴電)100周年記念として製作された本作は、年老いて創作のモチベーションを失いつつある前衛芸術家と美術館の学芸員の女性とのふれあいを通して、香川の百年の時を巡る追憶の物語。『1999年〜』で、単線電車が観客を異世界へと誘う装置であったように、本作では琴電が百年の時間旅行へと誘ってくれる。電車に乗って観に行く価値のある傑作だ!!
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 現在、6人の「織り姫候補」が鎬を削る、第63回湘南ひらつか織り姫セレクションのインターネット投票が開催されている。同セレクションには50人の応募があり40人が実際に参加。湘南ひらつか七夕まつり実行委員会が19日、平塚商工会議所で開催した1次審査、2次審査を経て、織り姫候補が選ばれた。インターネット投票の結果と2次審査の結果を総合し、3人の新「織り姫」が誕生する。
 今年から新たにインターネット投票を導入した経緯について、柏手 茂宣伝・イベント・協賛委員長は「元々、ミス七夕の時代からオープンなコンテスト形式で織り姫は選ばれてきた。第61回から非公開になったが、改めて一般市民らの声を反映すべく実施する」と話す。同まつりの公式サイトにアップされた6人それぞれのアピール動画を見て、彼女こそ織り姫、という人に投票する仕組みだ。
 福澤正人実行委員長は「誰が織り姫に選ばれても相応しいと言える6人。投票は事実上の3次審査のようなもの。悔いのないよう頑張って」とエールを送った。織り姫の初お目見えは7月4日(木)の七夕まつり前夜祭を予定している。
WEBサイト:http://www.tanabata-hiratsuka.com/ 期限:5/25(土)12時まで 注意事項:投票は24時間ごとに1回
【写真左上から】
高野 和 たかの のどか
長濱 真衣子 ながはま まいこ
野村 彩華 のむら あやか
瀬尾 千晴 せお ちはる
清水 菜央子 しみず なおこ
後藤 真由美 ごとう まゆみ


平塚市議会は16日、臨時会で正副議長の辞職に伴う選挙を行い、議長に黒部栄三議員(61・清風クラブ)を、副議長に小泉春雄議員を(63・湘南フォーラム)選出した。正副議長の任期は慣例で2年。  新議長となった黒部議員は平成15年の初当選から連続当選し現在3期目。県立平塚工業高等学校卒。また、新副議長の小泉議員は平成12年の初当選から連続当選し、現在4期目。県立平塚農業高等学校卒。  なお、同日付けで「会派に関する届(会派構成員異動)」が提出され、吉野和美議員が「清風クラブ」から脱会し、無所属に。無所属であった片倉章博議員と野崎審也議員が「清風クラブ」に入会。会派の名称が、「平塚自民クラブ」から「平塚クラブ」へと変更された。今回の議員異動により、「清風クラブ」が7人に増え、これまで最大会派であった「湘南フォーラム」(7人)と並び立つこととなった。


 日中、暑いと感じることも日に日に多くなってきた5月ももう下旬。生き物たちも初夏の陽気の中、生き生きと活動をしている。春から夏にかけて一斉に花開くたくさんの植物もまた然り。綺麗に整備された公園・庭園だけでなく、路傍の草花も目一杯に咲き誇っている。今週は平塚市内で楽しめる「花」スポットをご紹介しよう。

花菜ガーデン
平塚だけでなく県内でも随一の花の名所である花菜ガーデン(平塚市寺田縄496-1、☎73-6170)。同園では1,100品種1,600株のバラの見ごろに合わせて「ローズフェスティバル〜春〜2013」を開催中だ。「薔薇の轍」ゾーンでは野生種からオールド・ローズ、モダン・ローズから最新の品種とバラの歴史を追える作りになっている。「風ぐるま迷図」では四季咲きのバラとクレマチスとのコンビネーションが自然な形で演出されており、ガーデンの名に相応しい。園内は絵はがきを描く人、ファインダーを覗き込む人、友人と語らう人と思い思いにバラを楽しむ人々で賑わっている。
同園の広報担当の中川英子さんは「春にバラの花を楽しむのはもちろんですが、秋にローズヒップの実を楽しむという1つのバラの変化を楽しむのもお勧めです」と話す。バラの魅力を尋ねると「色、姿形、香りと様々な楽しみ方ができるところ。是非お気に入りのバラを見つけてほしい」と笑顔。また、バラに限らず四季を通して様々な花を楽しめるのも同園の魅力。
総合公園
総合公園では小さい規模ながらも野外ステージの南側や平塚球場の北側のバラ園で大輪の花を見ることができる。他の公園内の施設は通常通り営業しているので、サッカーや野球観戦の折に散歩がてら訪れてみるのも良い。
光と風の花づつみ
馬入・光と風の花づつみ(平塚市中堂)では60万本のポピーが赤・ピンク・白と様々な表情を見せている。6月1日(土)にはポピーの摘み取りイベントが予定されている(問い合わせ:市みどり公園・水辺課 ☎21-9852)。
平塚砂丘
湘南ひらつかビーチパークの西側、平塚八景のひとつに数えられる平塚砂丘(平塚市袖ヶ浜)ではハマヒルガオが見ごろ。八景の由来でもある箱根路への落日に照らされた海岸線にハマヒルガオが今の季節だけの彩りを添えている。
この他にも季節の花が咲き誇っている場所は数多い。名の知れたスポットだけでなく、自分だけの「百景」を探しに出かけてみては。
【写真トップ】花菜ガーデンのバラ
【下左】馬入・光と風の花づつみのポピー【下右】平塚砂丘のハマヒルガオ


 ごみのプラスチックをそのまま入れて、スイッチをオンにするだけで、石油に変わる――。そんな、「過去に描かれた未来」のような装置を開発しているのは平塚市内にある株式会社ブレスト(四之宮・伊東昭典代表取締役)だ。
 「国内でも、全世界でもこの機械を作っている所はないです。平塚発の技術」と誇りを持つ伊東昭典さん(53)=写真=に油化を実演してもらった。同社が開発した卓上油化装置「Be-h」のセールスポイントは、「家庭用電源の100Vコンセントで使用できること」。石油を原料とするプラスチックを「そのまま」入れれば、元の石油に戻すことができる。生成された油は、専用の発電機で電力にも変わる。
 ただし、油化可能なプラスチックとできないプラスチックがある。できるのはポリプロピレン(ゴミ箱、菓子の包装紙、CD/DVDケース等)、ポリエチレン(レジ袋、衣料品、ボトルキャップ等)、ポリスチレン(コンビニ弁当やカップ麺の容器、納豆や豆腐などの容器、発砲スチロール等)の3種類。できないのが、ペットボトル本体、塩ビ、ナイロンなど。
 「将来的には全てそのまま入れて再生できるプラの標準化をプラ製造企業と目指していきたいが、今、必要なのは分別」と言う。「重要なのは、子どもの頃からの教育。それで文化が変わる。タバコだって、少し前まではどこでも吸えましたからね。30年前、東京に出てきたときは、線路がホームから投げ捨てられた吸い殻ばかりだった。だが教育で変わる」。だからこそ、学校訪問授業に力を入れ、油化を実演して認知拡大に取り組んでいる。
 未来の技術。子どもたちの未来を、明るく照らす技術。「仕事柄、海外へ行くとまず、ごみ捨て場に案内されるんです。北米でも東南アジアでも景色は同じ。分解されないプラの山。でも私は『このごみの山が油田に変わるんだ』と信じている」。平塚発の技術として誇りを持っている伊東さん。「夢は、平塚の七夕まつりで排出されたプラごみで発電し、その電力を七夕飾りの夜景のライトアップ用に使うとか、そういうことができれば嬉しい」という平塚らしい願いごとも持っている。
 なお同社では、より多くの人に「油化装置」を知ってもらおうと、プラカップ製造の旭化成パックス株式会社と共同でイベントを18日、OSC湘南シティで実施する(14時~16時50分)。また、湘南ベルマーレとスカパーも協力し、当日会場で油化発電された電力を使用したパブリックビューイング(湘南対大宮戦)も行われる(16時50分~19時)。
イベント問い合わせはOSC湘南シティ☎21-5111。
【写真左から】伊東昭典代表取締役/プラごみをそのまま入れる/家庭用100V電源で稼働/1kgのゴミから約1ℓの油が生成できる

 今年1月に亡くなった横溝千鶴子氏から大磯町へ今月、遺言執行者である三好正則氏を通じて土地・建物・金員が寄付された。氏は以前にも大磯町に対して障がい福祉の充実と子育て支援のために多額の寄付を行うなどの功績を残した人物だ。
 同町に寄付されたのは、東小磯字古屋敷の土地267.09㎡、東小磯字宮ノ上の土地2.87㎡、東小磯字古屋敷の居宅、そして金員3273万円だ。寄付の目的として、土地と物件は「馬のコレクション、絵画などの美術品や茶室などを活かした旧横溝邸としての使用」を、金員は「旧横溝千鶴子邸の土地及び建物の維持管理等資金として使用」するように遺言を残している。
 馬のコレクションとは生前、横溝夫妻が集めた「馬」にまつわる3000点を超える物品のこと。宅内には馬の置物や絵馬、絵画等が所狭しと並び、建物自体も随所に馬蹄形の意匠が取り入れられたデザインとなっている。これらの物品もすべて町へ寄付されており、現在目録を作成中という。
 活用方法について同町は「寄付目的をふまえて検討中。まずは内部をしっかり整理するところから。立地も住宅街ですし、どのように公開するか等、順次検討していきたい」としている。
【写真左から】玄関ドアに描かれた馬のレリーフ/エントランスから上を見ると馬蹄形のバルコニーが/玄関に残る乗馬帽と鞭/茶室の入り口も馬蹄形/邸宅全景

 いわば「いい塩梅」に試合が進んだ11日、FC東京戦。前半11分、高山の得点で先制すると、湘南スタイルの歯車が上手くかみ合いリードしたまま後半を迎える。しかし後半開始早々、立て続けに失点を許す。先制後に追いつかれる、今季何度か見てきた光景。そして逆転。だがこの日、「何か」が違った。サッカーを楽しむ純粋な気持ちか、飽くなき勝利への執念か、それとも——。ともあれ相手のミスから馬場、永木が立て続けにネットを揺らし再逆転。今季2勝目をあげた。2度も続けて起こるようなことではない相手のミス。それを引き寄せるだけの「何か」が確かに湘南にあったのだろう。しかし曺監督も「喜ぶのは今日だけにして」というように、あくまで通過点。「何か」を「確か」なものに変え、この先続く長い戦いの日々に挑んでほしい。

【写真】終了のホイッスルと同時にガッツポーズをする曺監督
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部)
PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

柏木光雄さん
タイヤサービスメリット 代表

私は去年の秋、長年勤めていた会社より突然の解雇になりました。最初は落ち込みましたが、ピンチはチャンスと捉え、独立開業に踏み切りました。困難は色々とありましたが、様々な方の協力により開業する事が出来ました。約20年の経験を生かし、「一人を大切に」をモットーに皆様のお役に立てる様に頑張って参ります。

 1184年4月10日。京にいる義経からの使者が鎌倉に到着した。源義仲(頼朝のいとこ)を追討した功績によって頼朝が正四位下に叙せられたと伝えてきたのだ。頼朝を征夷大将軍にすべきかとの審議もなされたが、天皇から刀剣を賜わって任じられる征夷大将軍の宣下は、鎌倉にいたままの頼朝には与えられなかった。頼朝が征夷大将軍となるのは後白河法皇の死後、まだ先の1192年のことだ。
 さて、義仲の遺児の義高は、頼朝の娘である大姫の婚約者として(実際は人質として)鎌倉にいた。頼朝は考える。義仲が誅された今、その子も罪は免れないだろう。だから義高を殺すように。頼朝がそう側近に命令したのを女房たちが聞きつけて、大姫に知らせた。21日の暁、義高の鎌倉脱出計画が実行された。まず、義高は女房になりすまして御所を出る。その際に使用した馬の蹄は、足音がしないように綿でくるんであるという用心深さだ。御所内では義高に仕えていた同年の海野幸氏が、髻(もとどり・髪を頭の上に集めて束ねた部分)を出して寝ており、起きてからは双六をうっていた。誰もが、義高の不在に気づかない。しかし、夜になって事が露見。憤慨した頼朝は幸氏を拘束し、義高を討ちとるために堀親家らの軍兵を派遣した。大姫は心を乱された。26日。堀親家の郎従である藤内光澄が鎌倉に帰参して、武蔵国入間河原で義高を誅殺したことを報告。それを知った大姫は嘆きのあまり、飲食を断ってしまった。政子も娘の心中を思って深く悲しんだ。
 6月27日。義高を討ちとった藤内光澄が、斬首されて首をさらされた。頼朝の命令を実行した彼がなぜ殺されなければならなかったのか。それは政子の憤慨によるものだった。政子は責める。義高が殺されてからずっと大姫が病床につき、日を追って憔悴している。これは藤内の不始末のせいだ。義高誅殺の御命令を受けたとしても、なぜ内々に大姫に事情を知らせなかったのか――。政子の厳しい追及に、頼朝は自分の命令を忠実に実行した藤内を斬罪に処さざるを得なくなってしまった。それほどまでに、大姫の受けた心の傷は、深刻だった。
【写真】
木曾清水冠者義高を祭神に祀る狭山市指定文化財「清水八幡宮」(埼玉県狭山市入間川3-35付近)
写真提供=狭山市
著者:新村衣里子

アッチャン (メス、6ヶ月、チワプー)

毎月トリミングの後写メ撮っていたら、
いつの間にかカメラ目線でおすましするようになりました!

平塚市 アッチャンの母さん

凛音ちゃん
湘南生まれの凛音ちゃん。
沖縄では すっかり琉球美人になりました。

オレンヂハウスの息子 さん
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 「UK B-Boy Championships」、「Red Bull BC One」と並ぶブレイクダンス世界三大大会の一つ、「Battle Of The Year」。通称BOTY。今年秋、ドイツで行われる同大会の1セクションである「BOTY B-GIRL 2vs2 BATTLE FINAL」に大磯中学校3年生の「MYW」こと桑原 海夕さんが所属するユニット「Kanamyw」が挑む。幼い頃からダンスに親しみ、ダンスと共に成長してきた14歳の少女が今秋、海を渡る。
ブレイクダンスとは1970年代、ニューヨークで生まれたアクロバティックな動きを特徴とするダンスの1つ。元々はギャング同士の抗争を治めるためにダンスバトルを行ったといわれ、社会的に注目を集める大規模な抗争の中でダンスは発展していった。アンダーグラウンドな存在として生まれたブレイクダンスだが、時代の流れの中でストリートカルチャーとして成熟。現在では競技人口も多く、ダンスの1ジャンルとしての地位を確立した。
はじまり
「3歳の頃、体を動かすのが好きで始めたってママは言ってます」というように、物心ついた頃にはすでに桑原さんのそばにダンスがあった。すでに小学校1年生の時には「ダンスで日本一になること」を口にしたという。ブレイクダンスを本格的に始めたのは小学校3年生の頃。時を同じくして現パートナーである「Kanami」と出会い、前身となるユニットを組んだ。小学6年生のときにKanamywを結成。涙を流し、ケガに見舞われ、それでもダンスを続け、大会でも上位に名を残すようになる。しかし日本一の壁は厚かった。
日本一から世界へ
Kanamywは今月4日、大阪で行われたBOTY B-GIRL 2vs2 BATTLEに初出場した。この大会で勝利すれば日本一。予選を勝ち進み決勝にコマを進める。相手は桑原さんも「レッスンを受けたことがある」というプロのダンサー。だが、世界で彼女たちだけにしかできないという技を武器に勝利。遂に夢に見た日本一に手が届いた。同時に史上最年少でBOTY代表という世界への切符を手に入れた。だが世界への道は順風満帆とは言えない。若くして優勝するだけあり、そのポテンシャルは誰もが認めるところ。反面、若く、勢いだけという脆さもある。決勝のジャッジも「このままでは負ける」と評価。本人も「嬉しいけれど、このままじゃダメだと言われると……」と重責に言葉を詰まらせる。
ダンスへの想い
「将来の夢は…ないです。ダンスは続けていたいけど。今はただ世界大会のことしか考えられない」と桑原さん。幼い頃はダンスを辞めようと思ったこともある。日々の練習で友達と遊ぶのも「昼休みぐらい」とほとんどない。しかし誰に強要される訳でもなく、彼女はその道を選んだ。理由は「ダンスが楽しいから」
世界へ向けて彼女は「もっと練習して、連覇を止めないように」と意気込みを話す。幼い日に抱いた淡い想いはダンスへの飽くなき情熱となり、彼女たちを「世界の舞台」へいざなう。

 初勝利をあげた大分戦後、磐田、C大阪を相手に計7失点、得点は0。湘南のゴール裏からは珍しく、2試合連続で大きなブーイングがあがった。結果がついてこない状況下、メンタル面が気になるGW最終日、鹿島戦。印象的だったのが試合中のFW馬場賢治の表情だ。今季リーグ戦初先発の彼は、右サイドの古林とのコンビプレーで何度も鹿島の最終ラインの裏を突き、チャンスを演出。その際の表情がとてもにこやかで、少年のように純粋にサッカーを楽しんでいるように見えた。そんな雰囲気がチーム全体に伝わってか、湘南は本来のスタイルを取り戻したサッカーを展開する。結果は0-1の敗戦であったが、最後まで勇敢に闘った姿に対してゴール裏からは激励の声。見たかった湘南サッカーが戻ってきた。求められるものは必ずついてくる。
【写真】
「J1を勝ち抜くには勝たなければいけないということが大前提」とあくまで結果にこだわる馬場賢治
TEXT:濵田拓郎(本紙編集部)
PHOTO:湘南ベルマーレ

監督:ラッセ・ハルストレム 脚色:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
出演: ジュリエット・ビノシュ/ジョニー・デップ/ジュディ・デンチ ほか ワーナー・ホーム・ビデオより、Blu-ray発売中。
 しばらくお休みいただきましたが、復活です。休んでいる間、小説を二本書きました。ひとつは、以前にも触れた、今秋公開となる映画のノベライズ『キャプテン・ハーロック』。脚本は、作家の福井晴敏氏と共作です。もうひとつは、オリジナル小説。こちらは追ってお知らせします。ついでに、藤沢のFM局レディオ湘南でコーナーをはじめました。タイトルは、本コラムと同名。第一、第三、土曜の18時より、「Weekend Paradise」内で放送中。女優の原口夏穂里嬢を相手に互いにお題の映画を出し合って、つらつら語っています。実は、『ショコラ』は彼女からのお題。敬虔なクリスチャンの村長によってまとめられた道徳心の強い村に、ある日忽然と、赤いマントを羽織って現れた母娘。ふたりは、チョコレートという甘い武器で、この村に自由の風を吹き込む。自由=不道徳とみなす村長との対決は、あたかも西部劇の如きカッコよさ。寓話的だけど、実は痛快な娯楽作です。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

美味し〜い!

百合ママ さん

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 1184年4月。三善康信(入道善信)と源光行が鎌倉に到着した。三善康信は、母親の姉が頼朝の乳母であった関係で、流人であった頼朝に定期的に都の情報を伝えていた。彼による「源氏が追討される危機にある」との情報が、頼朝を挙兵に踏み切らせたともいわれる。京都で頼朝に助力していたが、今回は頼朝に招かれて下向してきた。康信と対面した頼朝は、「鎌倉で武家の政務を補佐するように」と言う。穏やかな人物、というのが康信に対する頼朝の評価だ。三善氏は法律家の流れをくむ家柄。頼朝との約束通り、康信は鎌倉幕府の訴訟や裁判をつかさどる問注所の初代執事をつとめ、幕府に貢献することになる。鎌倉の政権を盤石なものにするために、京都で官僚経験のあるものを重用する頼朝。ちなみに鎌倉政権の安定に寄与した大江広元も、もともと朝廷に出仕していた人物だ。彼は、一般の政務や財政をつかさどる政所の初代別当(長官)となっている。
 さて、源光行が鎌倉に下向してきた理由は、平家に属した父親の赦免を頼朝に願い出るためだった。歌人であり『源氏物語』の研究家としても知られる光行は、のちに鎌倉幕府に仕えて政所別当にもなる。文化面や政治面における、幕府と朝廷との橋渡し役を担った。承久の乱では敗者の後鳥羽上皇側につき、幕府によって処刑されそうになったが助命されたという。その光行の名が、『海道記』の作者として挙がっている。この作品は1223年に京都から鎌倉に下った際のことを記した紀行文であり、実際のところ著者は詳しくは分かっていない。
 『海道記』の作者が見た大磯、小磯の浦の情景。波の上には橋のような雲が浮かんでいて、鵲(かささぎ。七夕の日には天の川に羽を並べて橋をかけるといわれる鳥)が大空に羽ばたいている。さびしいような空。ほかの旅人は、眺めることに馴れているのだろうか、通り過ぎていく。「大磯や小磯の浦の浦風に行くともしらずかへる袖かな」(私が東の方へ行くとも知らずに、大磯小磯の海辺の風に吹かれて西へ帰そうと後ろに翻る袖よ)。大磯小磯の浦の風景は、京からの旅人に感興を催させたのだった。旅人は足を止め、歌を詠んだ。【写真】大磯海岸
著者:新村衣里子


 生、茹でる、干す。それぞれに食感、風味、保存期間があり、それぞれの魅力がある「しらす」。中でも、その日のうちに食べなければならないという「生しらす」は保存期間が短い。この生の美味しさを「もっと多くの人へ、家庭へ」と、「神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会」(杉山 武会長)で昨年、生まれたのが日本初という「しらすの沖漬け」だ。湘南発の新たな珍味。平塚市内では今年から、しらす船曳網漁業者・丸八丸が取り扱いを始めている。
 4月ラストの日、ということで同協議会が「湘南しらすの日」と定めた4月30日。同日から同商品の加工・販売を開始した杉山会長(丸八丸代表)は、「だんだん食感が変わってくるから1週間楽しめる」と、沖漬けの魅力を語る。賞味期限は1週間程度。最初のうちはしらすの形を成していてプリプリとした食感、最後はたれに溶け込み、トロッとしたものになる。「ご飯にかけても、お酒のつまみにも」と推奨している。
 作り方はシンプル。しらす漁に出る、穫れたての活しらすをたれに漬ける、3日間寝かせる、というもの。特製のたれは、鎌倉市内で料理教室「鎌倉ダイニング」を主宰し、農林水産省が6次産業化の実践者等に任命する「ボランタリー・プランナー」でもある矢野ふき子さんと、同協議会の共同で開発された。材料は醤油、酒、みりんのみ。「混合比率に苦心した」と振り返る矢野さん。「普通は1日しかもたない生しらすを1週間もたすため、菌を繁殖させない比率での配合。塩分濃度、糖分濃度をバランスよく。かつ味を求める。何度も船上で試し、改良を繰り返しました。手間ひまかけて、妥協はしなかった」と言う。そしてもうひとつ妥協しないのは、「沖で漬ける」という点。
 なぜ沖か。理由は、保存用の氷や水から余計な水分を吸わないぶん、長持ちするという。さらには味。たれの染み込みがよく、味が全然違うのだという。常に求めるのは美味しさ――。その質を維持するための、「湘南しらすの沖漬け六か条」という基準も作られた。内容は、「しらす漁師が活しらすを沖で特製だれに漬けていること」や「活しらすが一度も氷や水に触れずに特製だれに漬けられていること」、「無添加であること」など。こういった厳しい条件をクリアしないと、「湘南しらすの沖漬け」としては認められないのである。
 だが手間でも、沖漬けを作る。「やっぱ漁師としてはさ、地元の名産である魚を食べてもらいたいんだよね」と杉山会長。沖で漬けながら展望を語る。「この沖漬けは、より多くの人にしらすの美味しさを知ってもらうための新商品として期待している。将来的には、各家庭のお膳にいつものってるような存在になってほしい」。湘南発の新たな名産品。今後、どう成長していくか。 (丸八丸☎22-7260)

ほのかちゃん

たんぽぽの綿毛をふぅ。 二歳の春です。
しほぽんさん
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 曇天。湘南と同じく昇格組の大分をホームで迎えた20日、空は灰色の曇り空だった。湘南は今季、カップ戦で1勝したものの、リーグ戦では未だ勝利なし。ここまでのホーム4試合中3試合が、先制するも追い付かれ1-1の引き分けという内容だった。今ひとつ、心晴れない流れを断ち切りたいところ。そんな雲行きの中、試合開始。対する大分も未だ勝利なく、どちらも気迫に満ちたプレーが続く。20分、先制は湘南、永木。だが36分に追い付かれた。  同点。あの3試合がよぎる。そんな心の曇りを払拭したのが55分、菊池のゴール。多くの人が祈るようにして待ったホイッスル。結果、今季ホーム初勝利を得た。  気が付けば空は雨天に。されど心は晴天に。そして人々は軽やかな足取りでスタジアムを後にする。おじいさんも、おばあさんも、子どもたちも。それぞれが晴れやかな顔で。
【写真】55分、古林からのクロスを倒れ込みながらのボレーシュートで決め、 ベンチへ走り出す菊池
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)
PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)


 薄暗く湿った岩屋の中、煌々と燃え上がる炎が人々の業を、煩悩を焼き払う。僧たちは真言を唱え、息災・降伏を祈る。陽炎の先には平塚で唯一の石仏、人頭蛇身の宇賀神-。古くより「土屋の銭洗い弁天」として親しまれる妙圓寺で巳の日に行われている「弁天護摩」だ。巳年の今年、妙圓寺では12年に1度の「八臂弁財天御開帳」が行われる。
妙圓寺は、八臂弁財天(辨財天)を本尊とする弁天堂「寶珠殿」と、宇賀神を本尊とする岩屋を持つ天台宗の寺だ。今月29日(月)から5月6日(月)までの8日間、普段非公開の八臂弁財天が拝観できる。29日(月)に行われる開闢法要ではお稚児練り行列が実施され50人を超える子どもたちが妙圓寺弁天堂を目指し練り歩く。
弁財天は元々、古代インドで弁舌・音楽・智慧の神として崇められてきた。日本では仏教伝来直後から信仰の対象で、仏教の伝播や民間信仰との混交の中で日本古来の神である宇賀神と習合、同一視されるようになる。妙圓寺の弁財天は最も優れた力を持つ「宇賀弁財天」と呼ばれるもの。8本の腕には威徳を表す器杖を持ち、宇賀神を戴く。大黒天と毘沙門天を従え、神仏が童子の姿に身を変えた十五童子が周囲を取り囲んでいる。
12年に1度の日を迎えるにあたり池田正顕住職は「こういう時代だからねぇ」と一言。「人間、誰しも悩みがある。それはお金や地位に関わらず、また他人から見れば些末な悩みであっても当人は真剣に悩むことがある。それらを打ち明けられる、ぶつけられる先は多くない」と語る。“困った時の神頼み”ではないが、いざという時、神仏にすがりたいのは人間の性だろうか。「神様や仏様はそれらを受け止めてくれる。人のつながりが希薄になったというが、そうやってお寺などで思いを伝える、人と仏様の繋がりは変わらないだろう。12年に1度とはいえ、継続することで縁が繋がっていく」と。
クリスマスを祝い、年の瀬に除夜の鐘を撞き、新年には初詣に行く。という人も少なくない。「それでいい。そうやっていろいろ取り込んでいくことが仏教にとって最上のこと」と真っ直ぐに語る池田住職。明治時代の神仏分離で分たれた神と仏も、それ以前はただ、“思いを伝える先”として信仰の対象だった。そしてそこに日本人のアイデンティティが生じた。
ふとした時の心の拠り所として数多の神や仏がいる。そんな幸せが日本にはあり、日本人のDNAに組み込まれている。
【写真上】新年最初の巳の日に行われた護摩供養【写真左下】今回御開帳となる弁天堂【写真右下】岩屋に安置されている宇賀神

いつもニコニコ。
陽向ママ さん
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関野 亨さん

飯(ぼん) 主人

大磯生まれの大磯育ち、調理専門学校を卒業してから18年間、和食一筋で頑張っています。私のモットーは天然物魚介類や地場産食材の美味しさを世の中に広めてみんなを笑顔にすること。最近は休日も様々なジャンルの料理を研究しているので趣味の釣りやゴルフ、スキーにもなかなか行けませんが皆様の笑顔のために精進していきたいと思います。

 

プッチちゃん (メス、8ヶ月、チワックス)大好きなおもちゃと一緒に夢の中♡
おやすみなさ~い Uo・ェ・oU

平塚市 chi-さん

 平家一門の動きから離脱して高野山で出家し、熊野を参詣した平維盛。舟に乗り、那智の沖で最期の念仏を唱えるときにも、妻子への思いが断ち切れないでいる。「妻子への愛着にとらわれて死ぬのは罪深いと分かっているのに……」と懺悔する維盛に、滝口入道は諭す。「情愛の絆はどうにもならぬもの。成仏して悟りを開けば、恋しい人を浄土へ迎えられますよ」。その言葉に励まされて維盛は念仏を唱え、海へと身を投げる。従者たちも後に続く。屋島の平家への伝言を頼まれたお供の武里も、悲しみのあまりに海に入ろうとするが、滝口入道に止められる。もしかしたら維盛が浮かび上がることもあろうかと海面を見つめる滝口入道と武里。しかし再び維盛の姿を目にすることはなかった。維盛の最期に関しては、『源平盛衰記』に異説が載る。ひそかに都へ上り後白河院に会った維盛は鎌倉へ下向するよう命じられ、道中、断食して相模国湯下(ゆした、ゆもと)の宿で亡くなった、という説。また、熊野の那智に匿(かくま)われたともいう説もある。
 維盛にとって辛かったのは、妻子を思うゆえの優柔不断な行動を、平家に背いて頼朝のもとへ靡(なび)く意思ありと疑われ続けたことだった。平家都落ちの際に鎌倉へと逃げた頼盛(頼朝を助けた池禅尼の子)のように、裏切るつもりなのでは――、常にそう警戒されていた。だから武里によって、屋島の平家に詳細が伝えられたとき、叔父の宗盛や二位尼(清盛の妻・時子)は涙を流した。維盛に二心がなかったことが明らかになったからだ。
 一方の平頼盛は、没収されていた領地を取り戻していた。頼朝が池禅尼の恩義に報いるため、朝廷に頼盛の赦免と所領の返還を願い出ていたのだ。関東に下向してきた頼盛は、鎌倉に滞在。1184年5月には、頼朝の誘いを受けて一条能保(頼朝の妹の夫)らとともに由比ヶ浜から舟に乗り、杜戸(三浦郡葉山町の森戸海岸付近)へ出かけた。御家人たちの飾り立てた舟が先を競い合う。杜戸で見物した小笠懸(疾走する馬に乗って的を射る武芸)は本当に素晴らしいものだった。相模国の海辺。平頼盛は、源頼朝と共に充実したひとときを過ごしていた。
【写真】
頼朝と頼盛が散策したという森戸海岸(葉山町堀内)
【著者】
新村 衣里子 元平塚市市民アナウンサー。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

J1第6節 @埼玉スタジアム2002

3万5千人が赤を纏う要塞、相手は無敗のスター軍団。個人の力の差を組織的な湘南スタイルでどう埋めるかが鍵となる一戦だった。序盤こそ前からのプレスでカウンターを狙うが、プレスがかわされるようになると、スペースを使われる恐怖感から受け身になり、30分に浦和の華麗な攻撃で失点。この失点で、前から奪いにいく勇気、つまり湘南スタイルのコアを奪われてしまった。浦和・槙野の「もっと来るいう印象を持っていた」という言葉が試合中の彼らの余裕ぶりを表し、湘南の選手からは“個の質や精度の差”を感じたという言葉が多かった。勿論、個の質や精度を上げていくことは必要だ。しかし、その時間をリーグは待ってくれない。結果のついてこない今こそ、チャレンジするためのリスクを恐れない「勇敢さ」を彼らには求めたい。
【写真】スコア以上の実力差で完敗。各々がその差をどう感じたか・・・。

SCN 次節放送予定:大分トリニータ戦 4/20(土) 15:55〜 J SPORTS 3 HD 生中継

 


Weekenderという言葉がある。「週末旅行者」という意味で、言葉通り、週末に旅へ出る人々のことだ。普段生活する世界とは別の世界へ行く人々。普段の生活とは違う別の世界に立つ人々がいる。平塚市在住、長瀬好輝さん(32)の旅先、それは体感速度100km/hを超えるモータースポーツの世界。

多くの人々に愛される代表的モータースポーツであるカート。今年2月、栃木県ツインリンクもてぎで行われた第8回レンタルカートフェスティバルの5時間耐久レースで、平塚のレンタルカート場、F.ドリーム平塚所属のレーシングチームALL BLACKSが、優勝を果たした。レンタルカートレースとは簡単に言うとハウスボールで行われるボーリング大会のようなもの。レンタルカート界では神奈川県勢の活躍が目覚ましく、同大会の表彰台はF.ドリーム平塚勢が独占した。
ALL BLACKS代表・長瀬さんは20歳のころ、当時暮らしていた群馬でカートの世界に足を踏み入れた。「アイルトン・セナが好き」で憧れていたレースの世界。学生の収入でも乗れるカートは格好の趣味となった。長瀬さんが平塚に住み始めたのは1年前。しかし以前から「平塚のカート場はレベルが高いと有名だった」そうで、毎週末群馬から平塚に通っていたという。それだけが理由ではないが川崎、藤沢と徐々に近づいてきてついには平塚に引っ越してくるに至った。「ここまで来たら墓場にします」と宣言。「仕事もカートも本気ですが、プロではなくアマチュア。生活を犠牲にはできない」と現実的な面も。といいつつ、仕事も「実は車関係で…」と笑う。
周囲の人々は長瀬さんをどう見ているか。カート仲間であり、チームのサポートも務めた片瀬利枝さんは「速い、上手い、リーダーシップ、監督としてチームをまとめながら自身も最高峰のレースに出る。パーフェクトです」と言う。そんな言葉に長瀬さんは「ただ、みんなで楽しみたいだけなんです」と謙虚。「我が物顔でレースにでて傲慢に振る舞う人もいました。でもカートってそうじゃない。速い人も遅い人も、ベテランもビギナーも、老若男女誰もが切磋琢磨して楽しめる。だから自分だけじゃなく仲間のためにも、と思う」と。ただ純粋にカートを愛し、ひたむきに向き合ってきた長瀬さん。多くの仲間と出会い、競い合い、生きる世界がある。
週末のサーキットをカートが駆け抜ける、週末レーサーの想いと共に。
【写真1】F.ドリーム平塚を走る長瀬さん
【写真2】表彰台に立つALL BLACKS
【写真3】左から長瀬さん、カート仲間の松並博之さん、片瀬利枝さん、栗山桂一さん


 昭和62年3月の開設以来、様々なスポーツ大会が開催され、多くのドラマが生まれた舞台。平成6年からはJリーグの試合も開催されるようになり、数々のスター選手がここで育ち、活躍し、去っていった。そして今、彼らに憧れ、サッカー選手の夢を追いかけた子どもたちが立っている舞台、「ShonanBMWスタジアム平塚(平塚競技場)」。Jリーグ加盟による改修から19年。20年の節目を前に、新たな改修を求める市民活動が、動き始めた。
 改修を求める声は以前よりそこここで挙がっていた。「緊急時における動線の確保」「雨天でも観戦できる屋根」「バリアフリー対応」など様々な声。それらを収束させ、行動に繋げようと6日、複数の湘南ベルマーレサポーター団体でつくる「湘南ベルマーレサポーターズ協議会」により「(仮)平塚競技場/ShonanBMWスタジアム平塚の全面改修を推進する会」が発足した。
結束
 そもそも同協議会は、サポーター間の横の繋がりを深め、情報の共有化を図ると共に、スタジアム内外でのクラブのサポート活動を広げていくことを目的として平成20年、「EL FRENTE SHONAN」「TORCIDA FURIA SHONAN」「Bionya」「ベルマーレ湘南市民応援団」「ベルマーレ クラブボランティア」の5団体によりつくられた。スタジアム内での応援場所、構成年齢層、活動拠点など、それぞれ異なった性格を持つ。だが団体の色は違えど、想いはひとつ。クラブが資金難のときには、協力して募金活動にあたり、スポンサーするなど、要所要所で心をひとつにしてきた経緯がある。今再び、彼らは「改修」という夢で結束する。

活動
 今回の発足にあたり、6日の川崎フロンターレ戦の前には同協議会によるサポーターズミーティングが開かれ、他市町のサポーター団体も含め、各団体代表者ら約60人が集まった。「ここからがスタート」ということを前提に、趣旨説明や質問、意見交換などが1時間程度なされた。
 活動に関し、まずは「調査活動」としてHP開設、SNS活用による意見収集、スタジアム内でのアンケート、他スタジアム新構想の調査などを行う。また、GWのホームゲーム(5/3)からホーム最終戦(12/7)までの期間、「署名活動」を実施する予定だ。最終的には平塚市議会へ請願することを考えている。さらに、「お願いばかりではダメ」との観点から「募金活動」も実施するという。微々たる波でも、大きなうねりとなる可能性を信じて。
 願うだけでは叶わない夢。彼らは、第一歩を踏み出した。新たなステージへ。これからも、子どもたちの夢が紡がれる舞台へ。
【トップ写真】平成6年の改修時【左】現在のスタジアム【右】6日のサポーターミーティングのようす

ゴールドジュニア ソフトテニスクラブ監督
多田幸男さん

14年前に伊勢原ジュニアで娘共々お世話になり、2年間のブランクの後8年前に平塚に小学生のチームを作りました。最初は2・3名でしたが、今では20名以上の子供たちがいます。県内ではまだまだ弱小チームですが、今まで3ペアの関東大会の出場者がいます。悩みは練習コートの確保とコーチ不足です。現在は松延小学校に勤務しています。

 平塚市土屋地区を中心に、原 安雄会長をはじめとする40人の会員で里地里山の保全、荒廃した土地の再生及び活用の促進を進める土屋里地里山再生グループ。同グループでは、毎月30日を「里山の日」と「制定」した。制定といっても、原さんが「勝手にだけどね」と笑うようにオフィシャルなものではなく、あくまで内々での話。とはいえ今後毎月30日の「里山の日」に、何かしらのイベントを行い、里地里山再生活動の活性化に結びつけようという狙いがある。
 最初の「里山の日」である先月30日には、土沢中学校ハンドクラフト部 1、2年生による里地里山の看板がお披露目となった。オモテ面には里山のマスコットであるエミューや、みかん、ブルーベリー、蛍など、折々の四季が描かれている。一方、ウラ面にはピンク地に里山の動植物をあしらった「里山」の文字が大きく描かれ、県道77号平塚松田線からも視認でき、「ここが里山」とアピールするに一役買っている。
 同グループでは今までも不定期ながら季節のイベントや様々な体験会などを行ってきた。では今月30日、次の「里山の日」は。原さんは「子どもたち向けに竹とんぼとか竹細工を作る教室を予定しています。その間、待っているだけじゃ親御さんが暇だろうから、野菜の直売とか、露店なんかもできれば」と言う。
 徐々に自分たちの目指す里山を再生しつつある同グループではあるが、まだまだ土屋に荒廃した土地は多い。グループでは会員、及び賛同者を募集している。あわせて「今はまだ、誰でもご自由に、いつでも来て下さいとは言えないけれど、グループ単位で里山への受け入れを進めていきたい」としている。問い合わせは同グループ原さん☎090-2941-4954まで。

 美貌の貴公子として知られた平維盛は、清盛の嫡孫として将来を期待されていた。しかし、大将として出陣した富士川や倶利伽羅峠での戦いでは大敗を喫して、平家都落ちのきっかけを作ってしまう。平家の嫡流である、とはいっても父の重盛はすでになく、今の平家を統括しているのは叔父の宗盛だ。維盛の心を占めているのは、源氏との戦いよりも、都に残してきた妻子のこと。嫡子の六代には斎藤実盛の息子たちがついてくれているが、心配だ。妻子への思慕の情にとらわれて、もはや平家の人々と行動を共にすることはできなくなってしまった維盛は、離脱。だからといって都に戻るのは危険だ。叔父の重衡のように生き恥をさらすなど耐えられない。高野山で、出家しよう。
 高野山には、斎藤時頼(滝口入道)がいた。彼は、かつての父(重盛)の従者で、宮中を警護する滝口の武士に抜擢されていたこともある。以前は衣服もきちんと着こなして優美であった時頼が、今は痩せて黒い袈裟を身にまとっている。維盛は強く心をうたれて、仏道修行に専念する彼を羨ましくも思った。若くして時頼が出家した理由、それは恋人の横笛(建礼門院に仕える女房)との関係を父親に強く反対されたためだった。横笛との愛をとるか、父の命令に従うか。その狭間で懊悩した時頼は出家して嵯峨へ。だが横笛が訪れてきてしまう。「何かの間違いでしょう」と人を介して会わずに帰させたが、横笛の来訪に動揺してしまった時頼は、思いを断ち切るために高野山へのぼることにしたのだ。横笛は悲しみのあまり、ほどなくして亡くなったという。ちなみに、平塚にゆかりのある高山樗牛(明治時代)の『滝口入道』は、この2人の悲恋を題材にしている。
 高野山で滝口入道に会った維盛は出家してのち、熊野を参詣する。那智籠りの僧の中に維盛を見知っている者がいた。その僧は、「お気の毒に。後白河院の50歳の祝宴で、維盛様が桜を頭に挿して青海波(雅楽の曲名)を舞われたときには、その美しいお姿や風に翻る袖が天を照らし、地を輝かすほどであったのに」と、涙を流した。平家嫡流の華麗なりし貴公子、維盛は那智の沖へと向かう。海に身を投じるために。
【写真】 平成17年、旧杏雲堂平塚病院から高浜公園へ移された「高山樗牛記念碑」(高浜台1-17)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ワンワンに噛みつかれないから、安心安心。
フクフク さん

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チャイちゃん(メス ・1歳・ ミニチュアダックスフント)

太陽ポカポカ!

平塚市 ちなみ さん

船頭多くして…?
平塚市漁業協同組合、植樹イベントを実施

母なる海、というが、海に注ぐ河川のルーツはある意味で山にある。山から河川を下り海に出た植物プランクトンは海洋の生態系に多少なりとも影響を与えるためだ。今なお、漁師にとって山は大切なもので、古くからの漁師には、今も山の神に詣でる人がいるという。そんな縁もあってか、平塚市漁業共同組合は公益財団法人かながわトラストみどり財団と県湘南地域県政総合センターのサポートで、先月18日、植樹イベント「海を豊かにする緑化活動」を実施した。
 現在、漁協の組合長を務める後藤 勇さんと同センター職員の一人は昔馴染みの間柄。久々に再会した際に植樹の話が持ち上がり、すぐに植樹は実現に至ったという。当日は漁協関係者、漁師、財団関係者、県職員など30人程が参加した。今回植樹をした土地は全国植樹祭2010で植樹が行き届かなかった秦野市戸川の土地。平塚市から相模湾に注ぐ花水川のルーツの一部が秦野にあることから植樹場所を決めた。植えられたのはケヤキ、キハダなど合計150本。植樹自体は1日で終わるが、今後は定期的に草刈り等の手入れをする必要がある。継続してこそ、植樹に本当の意味が生まれる。漁協の伏黒哲司さんは「特に若い漁師さんはなかなか山のことまで興味は持てないと思うが、植樹場所から相模湾も見えますし、少しでも山のことを考えるきっかけになれば」と1人の海の男として話す。
 今回、彼らは自分達の海のために団結し、敢えて畑違いの山に登った。植樹した樹木が一人前に育つには、50年、100年といった時間がかかる。未来へ向けて、海を守るため、彼らの取り組みは続く。

(文/編集部 名久井 啓祐)

 一の谷の合戦で馬を射られた平重衡。乗りかえるための備えの馬に乗っていた乳兄弟は、裏切って逃げ去った。重衡は自害しようとしたが生け捕りとなり、朝廷によって三種の神器奪還のための交渉材料として利用される。だが平家方からは拒否の返事。ついに頼朝のもとへ送られることになった。付き添うのは梶原景時。足柄の山を越えて、「こゆるぎの森、鞠子河(酒勾川)、小磯、大磯の浦々」(『平家物語』海道下)を過ぎて、鎌倉に入る。 
 重衡に対面した頼朝は尋ねる。「そもそも奈良の東大寺や興福寺を焼き滅ぼしたのは清盛入道のお考えか、それとも臨時のご処置であったのか。この上ない罪を犯されましたな」。重衡は答える。「清盛入道の決断でもなく、また自分の発意でもなく、不慮のことでありました」――。松明で民家に火をつけさせたところ、折からの風で多くの人々や大仏などを焼きつくして、期せずして仏敵となってしまった。そして続ける。「武士が敵に捕らわれて滅ぼされることは昔からあることです。恥ではありません。早々に首をはねてください」。その堂々とした態度に感心する頼朝。梶原景時も「あっぱれ大将軍や」と、彼を高く評価する。頼朝は伊豆国の狩野介宗茂に重衡を預け、千手の前という女性をお世話役としてそばに遣わせて丁重にもてなした。重衡が頼朝からのお許しを得て沐浴した日には酒宴も催された。平重盛(清盛の嫡男)に仕えていたことがある工藤祐経(のちに曽我兄弟に討たれる人物)は鼓を打って今様を歌い、千手の前は琵琶を弾き、重衡は横笛を吹くという風雅な宴であった。
 清盛と時子に可愛がられて育てられた重衡。人を笑わせたり楽しませたりする気さくな性格で周囲の人々からも好かれていたという。平家滅亡後には東大寺と興福寺の強い要請で奈良に移送され、木津川の河原で斬首されることになる。「牡丹の花」にもたとえられるほど華やかで優雅な重衡の死を、彼を知る人々は悲しんだ。
 さて、大将として出陣するも敗戦続きであった平維盛(重盛の子)は、平家の嫡流であるにもかかわらず、すでに平家一門と行動を共にはしていなかった。光源氏の再来といわれた美貌の貴公子は、一体どこへ消えたのか。
【写真】古代から「よろぎ(ゆるぎ、こゆるぎ、こよろぎ)の磯」と呼ばれてきた大磯「こゆるぎの浜」
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ちゃっぴーくん (オス・1歳・トイプードル×マルチーズ)

人が大好きなわんぱく男の子だワン♪

平塚市 コッペパンさん

わーい♪ ポカポカな日は大好きな公園!
ももママ さん

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 プロボディーボーダーとして活躍する平塚市内在住の近藤義忠さん(32)が、今年2月19日から3月1日(現地時間)にかけてハワイ オアフ島 ノースショア パイプラインで開催されたボディーボードワールドツアー第1戦「IBA(国際ボディーボード連盟)GOPRO PIPE CHALLENGE」で、日本人過去最高位となる9位に輝いた。さらなる上位への期待がかかるツアー第2戦は今月、オーストラリアで開催されるが、近藤さんは出場しない予定だ。マイナースポーツにおける、プロの葛藤とは。
世界最高峰、世界各国からトップレベルの選手たちが集まる同大会は、ボディーボードのオリンピックとも呼ばれる大会。大会自体の歴史もさることながら、会場のパイプラインは、波乗りをする人たちにとっての聖地であり、出場するだけでも価値ある、特別な存在という。
 世界18カ国から113人の選手が参加した今大会に、近藤さんは日本代表3人のうち1人として出場。準々決勝では0.5ポイント差という僅差で負け、最終ランキングは9位だったが、それでも、日本人では過去最高となる大いなる快挙を成し遂げた。
地元へ
 先月27日には落合克宏平塚市長を表敬訪問し、喜びを語った。落合市長は「こんなにすごい人がいるなんて知りませんでした。平塚の人、というのが嬉しい。これからも是非頑張って活躍していただき、平塚をもっと広めていって下さい」と激励した。
 また、近藤さんがアマチュア時代に所属していたNSA(日本サーフィン連盟)湘南西支部の柏原亮介支部長は「近藤君は支部の子どもたちの目標です。何か近藤君とタイアップして子どもたちとふれあう機会を増やし、マリンスポーツの裾野を広げ、地元を活性化していきたい」と期待を寄せている。
 近藤さんは「すごい喜んでいいのか、微妙な順位ではありますが、すごい嬉しい」とはにかむ。「世界トップの選手達に勝てた。中々少ないチャンスの中で実績を出せたのは誇りに思います」
世界へ
 チャンスが、少ない――。プロ選手とは言えど、国内ではまだまだマイナースポーツであるボディーボードの世界は、資金繰りが厳しいのだという。スポーツショップのアルバイトで生計を立てている近藤さんは妻と10歳、7歳、5歳の子どもの5人家族。実際、今大会の出場も「資金難で諦めていました。でも、仲間やスポンサーが後押ししてくれて、ちょっとずつ資金を出してもらって出場できました」と言う。世界戦に出場する実力はあるが、世界戦へ出場する費用がないという現実。
 年に何度も海外へ遠征することは難しい。ツアー戦に参戦できず、ランキングが下がることは「仕方ないこと」と受け入れている。だからこそ、今後の目標ははっきり見えている。「できる限り自分の使える時間を使って営業し、スポンサーを探していきたい。子ども3人と嫁さんに迷惑かけないように」と笑顔。
 さらなる高みを目指すため、まずは「自分営業」という大きな波に挑む世界最高峰の現役プロ選手。次の大会出場は、諦めている。
【写真】
【左】パイプラインの大波に乗る近藤さん(写真提供=クレバー)【右】落合市長(左)を表敬訪問し、喜びを伝えた

澤井 夏海さん

ピアニスト、尚美ミュージックカレッジ講師

今、ピアノ弾いてます!ブラジル音楽に魅せられ、脱サラしてピアニストの道へ。横浜を拠点に、ジャズサンバというジャンルを演奏しています。今月「ぶらじる商会(http://brasho. web.fc2.com/)」というバンドで2ndアルバム”Renascença do Jazzsamba”をリリースしました。ぜひ地元の皆様にも聴いていただきたいです。湘南でのライヴも企画しています。

エヴァちゃん (メス・7歳・雑種)

アメリカ(シアトル)生まれのバイリンガル・キャット。

平塚市 ミキティーさん

寝返り練習中! お姉ちゃんと一緒に練習 してます♪

ミルキィさん

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ヤマザキナビスコカップ第2節 湘 南1 – 3大宮

淡いピンクの桜咲く季節の中で、23日、湘南の今季初戦、ヤマザキナビスコカップ第2節対大宮戦が開催された。開幕からここまで、リーグ戦ホーム2試合は引き分けの湘南。さらにこの日は、胸に輝くスポンサーが決まってから初の試合。そろそろハッピーエンドの物語がほしいところ。サポーターもしゃかりきになって応援の声をあげる。  序盤は互角。敵陣自陣を行ったり来たり。30分、先制は大宮。61分、2点目も大宮。その直後には古林が華麗に1点を返すも、その後の反撃に決め手を欠き、試合終了間際に失点。「初勝利」の夢はシャボンのように消えた。ただ、絶望的な敗北でもなく、さりげなくキラリ光るプレーもあった。  曺監督は試合後、「いつも言っていますが、独自のスタイルを磨いていくしかこのチームの良さは出ない」、「後は自分たちの良さを磨くことをもっともっと長い時間続けなきゃいけない」。現在は「磨き」の段階にある湘南。原石は、揃っている。
【写真】

相手DFの厳しいタックルを受ける亀川。初スタメンで左サイドに入り、 積極的にゴール前に迫った。
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部) PHOTO:今井直司(本紙カメラマン)

 

 春の訪れ。生きとし生けるもの全てが、新生の喜びに溢れて躍動し始める春。平塚市総合公園の桜はすでに満開し、陽春のプロローグを奏でている。
先週19日、平塚総合公園に咲くツバキの前でヤング・トリオの女性にレンズの焦点を合わせた。いずれも平塚ラスカで働く(左から)久木山瞳さん(22)戸澤華枝さん(24)青木 瞳さん(25)の3人。
この日は勤務日だったが、創刊40周年記念号となる本紙今週号のため、同じく今年でラスカ開業40周年を迎える湘南ステーションビル株式会社の協力を得て、撮影を行った。この写真の構図は、40年前、本紙創刊号(1973年3月25日号)の1面を飾った写真と同じもの(オリジナル版を今週号2面に掲載)。
春のはじまりを匂わせる写真を「顔」とした創刊号から40年。いつの時代も、このまちの顔を映し出してきた『湘南ジャーナル』。地域とともに、時代とともに―。今週の記念号は40年前と変わらぬ構図で、変わらぬ想いを。この先も、ずっと。
ご家庭の皆様へ
創刊40周年のごあいさつ
例年よりかなり早い桜の満開を迎え、春らしい暖かな日も増えてきました。皆さま方には益々ご健勝のことと存じます。
現在、平塚市・大磯町・二宮町全域に105,500部をお届けする「湘南ジャーナル(創刊時は湘南ホームジャーナル)」は、先代である故・徳永修一の「夢」として生まれました。以来40年にわたり、朝日新聞社編集局に勤めた先代の経験を基礎に、明るい郷土づくりのお役に立てたいと、地域の皆さまに親しくご愛読いただける紙面づくりに精一杯の努力を傾注して参りました。
今年、「湘南ジャーナル」は不惑の年を迎えました。変わりゆく世相の中で、変わらないモノをお届けすべく「湘南ジャーナル」は邁進して参りますので、今後ともなお一層のご叱責、ご指導のほどをよろしくお願い申し上げます。
平成25年3月
株式会社湘南ジャーナル社
代表取締役 徳永紘一


 プロ野球イースタン・リーグが16日、開幕した。今年の平塚球場では、同球場を準本拠地とする横浜DeNAベイスターズファームチーム(2軍)15試合(3/27~9/10)と、同球団1軍のセントラル・リーグ公式戦1試合(7/2、東京ヤクルトスワローズ戦)が開催される。平塚総合体育館をホームアリーナとするプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」、ShonanBMWスタジアム平塚をホームスタジアムとするプロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」に続き、平塚市総合公園内の施設を拠点とする3つめの「B」の戦いが、今年も始まる。
平塚球場は昭和60年3月、平塚市総合公園内の最初の施設として開設された。当初から「横浜大洋ホエールズ(当時)」の本拠地として使用され、数多くのイ・リーグ公式戦、セ・リーグ公式戦が開催されてきた。本拠地は平成9年に横須賀スタジアムへと移され、現在は準本拠地として、月2回程度のイ・リーグ公式戦、年1回程度のセ・リーグ公式戦が開催されている。
 イ・リーグ公式戦における平塚球場の入場者数は、日程や相手チームにより増減はするが、多くて2000~3000人程度、平均入場者数はおよそ1000人弱という。「一流のプレーを身近に観られる環境がある、ということは意外と知られていないのかもしれません」と、同球場を管理する平塚市みどり公園・水辺課総合公園担当の吉村元司さんは話す。
 ファームチームとは言え、プロ野球選手のプレーを生で観られる環境がある。「プロならではの駆け引き、ダイナミズムが楽しめます。それでいて安い(市内在住在学の小中学生は学校で配布される指定用紙記入で入場無料、大人1000円)。ファームは若手育成という場でもあり、ここから巣立つ前の選手たちの活躍を観る、という楽しみ方もできます」と魅力を語っている。
 また、同課・施設管理担当課長の小林 岳さんは「プロから小学生まで幅広く利用していただけるような、市民に愛される球場を目指して日々整備しています。ぜひ多くの市民の皆さんに来ていただいて、野球をする楽しみだけではなく、観戦する楽しみも感じていただけたら嬉しく思います」と話している。
 ビー・コルセアーズ、ベルマーレに続き、平塚での戦いが幕開けとなるベイスターズファーム2013シーズン。まずは27日、読売ジャイアンツを迎え撃つ。
【選手・監督写真提供=横浜DeNAベイスターズ】
チケット引換券プレゼント
  平塚球場開幕3試合を、各試合10組20名様に
(市内在住在学の小中学生は学校で配布される指定用紙記入で入場無料、問い合わせは総合公園担当☎35-2233)
◇応募方法
ハガキまたはメール本文に①〒住所②氏名③年齢④性別⑤購読されている新聞名⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見⑧希望の試合を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4㈱湘南ジャーナル社「ベイスターズチケプレ」係】まで、メールは【toko@shonan-journal.com】まで。
◎3/27(水)13時、読売ジャイアンツ戦=3/24締切、翌日発送
◎3/28(木)13時、読売ジャイアンツ戦=3/25締切、翌日発送
◎4/7(日)13時、東京ヤクルトスワローズ戦=4/4締切、翌日発送
※個人情報は発送目的以外に使用致しません

近藤 正臣さん
神奈川社会福祉専門学校 校長

この度、人物短歌集『理想像を求めて』―好ましい生き方への指針―を発刊しました。対象は、同僚を中心に、ご退職・ご転勤時等で贈答させて戴いた170名です。歌数は、230首で、構成は、30の主題毎に、コメントと「語録短歌」全83首を掲載しています。一般の短歌集とは違っていますので、一読をして戴ければ幸甚に存じます。

今年は2人でママの手作り着物ドレスと 被布を着てお雛様とはい、チーズ♪

凜☆麗ママさん

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モコちゃん(メス・4歳・コーギー)
ホッシーくん(オス・3歳・パピヨン)家の仲良し姉弟
散歩が大好きです
おねだり中

平塚市 たかたえさん

監督:斎藤光正 脚本: 鎌田敏夫
出演: 中村雅俊/勝野洋/金子信雄/藤谷美和子 ほか
角川映画より、デジタル・リマスター版DVD発売中。
中学生当時、どうしてそれほど観たかったのか?角川文庫から発売されていたノベライズの表紙が、ビッグコミックでおなじみの日暮修一の二頭身キャラだったことも、大きな要因だと思う。もう一つは、出演者が、再放送枠で熱中して観た、“俺たちシリーズ”と呼ばれる青春ドラマとほぼ同じ顔ぶれだったから。とにかく、A面作品の『野獣死すべし』よりもこっちが観たくて、父にせがんで映画館に連れて行ってもらった。犯人もろくに逮捕出来ない上に、性格もあわないダメ刑事ふたりが、事件そっちのけで恋に人生に悩み、そして友情を育み、ついでに事件も解決してしまう、青春コメディ。脚本は、俺たちシリーズの多くを手掛け、後に「男女七人夏物語」を書いた鎌田敏夫。同氏が担当したノベライズも、じわりと心に沁みる青春小説だった。脚本家という仕事、ノベライズに、初めて興味を持った作品でもあった。そして僕は今、自分が書いた映画のノベライズを書いている。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 湘南ベルマーレを支持する全ての人が待ち望んだ舞台、Jリーグ2013シーズンが2日、開幕した。初戦は横浜F・マリノス。会場の日産スタジアムは、最大収容人数7万2000人超という文字通りの大舞台。広大な空間を約2万5000人の大観衆がぐるりと囲む。見よ、これがJ1だ、と圧倒されそうな素材は揃っていたが、湘南は昨季と変わらぬ不退転の強さを見せた。
 40分、中村俊輔のフリーキックで失点。だが直後、キリノが同点弾。湘南サポーターは沸いた。「十分戦える」という確信。そして61分またキリノ。華麗な逆転ゴールで湘南サイドが沸く。「勝つの?」という夢心地。結果、2-4で負けたものの、昨季がそうであったように、「次の試合も観たくなる曺ベルマーレ」は健在だった。そして今季はさらに昨季にも増して、「勝つの?」というワクワク感が心地よく付帯する。【写真】2点を決め、大活躍のキリノ(右)TEXT:Masayuki Sakurai(shonan journal)/PHOTO:shonan bellmare

 息子の知章に助けられた知盛(清盛の子)は馬を走らせて、海上に待機していた平家の船に救われた。知盛が乗っていた馬は、宗盛(知盛の兄)秘蔵の名馬だったが、混み合う船に馬まで乗せることはできなかった。「敵にとられないように射殺しましょう」と家来が矢で狙うのを、知盛は「誰のものになってもよい。命を助けてくれた馬だ」と制止する。浜辺に泳ぎ着き、船を見ていななく馬。この馬は武蔵国の河越重房(重頼の子)によって義経に、そして後白河法皇に献上された。
 命からがら逃げのびた知盛は、宗盛に述懐する。「子どもが敵に囲まれているのに、引き返しもせずに逃げてきてしまいました。やはり自分の命はよくよく惜しいものなのだと思い知りました」。父であると同時に、平家の軍事指揮官でもある知盛は苦悩する。そう簡単には、死ねない。打撃を受けた平家を立て直す重責もある。それにしても安徳天皇や徳子(安徳の母、建礼門院)、3種の神器が海上にあったのは、不幸中の幸いであった。
 義経が馬を馳せて、少数で都に凱旋してきた。後から入京した範頼とともに、討ち取った平家の首の大路引きまわしを願い出る。だが、朝廷側は拒否。平家は安徳天皇の外戚で朝廷に長く仕えていた一門であるうえに、3種の神器を保有している。刺激するのは得策ではない、というのだ。ところが義経たちは強硬に主張する。「父である義朝は、大路を引きまわされて獄門に懸けられました。法皇様のため、そして父の恥をそそぐために戦ってきたのです。お聞きいれにならないならば、今後どうして朝廷のために戦えましょう」。義仲の首だってさらしたではないか、と考える義経は一歩も引かない。ついに朝廷側は、承諾。身分高き貴公子たちの首が大路を渡されて獄門の木に懸けられた。特に、公卿であった平通盛(清盛の甥)の首までが晒されたことに、都の人々は衝撃を受けた。
 海上の平家は讃岐の屋島へ向かう。家族を亡くして悲しみに暮れる人々を乗せ、船は進む。静かな夜更けに、ひとりの女性が、海へ身を投げた。
【写真】
多くの平家の首が討ち取られた一の谷合戦の跡地に建つ『戦の濱』碑(神戸市須磨区一ノ谷町)
写真提供=須磨観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ミッキーのお洋服がお気に入りで いつもミッキーさんになりきってます。

はすさん さん

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サクラちゃん
(メス・8才・ミックス)

冬は夜中に強引に布団に入ってきます。
サクラは温かいので湯たんぽいらずです(笑)

平塚市 とらも好きさん


 平塚市教育委員会は先月、妙楽寺(市内田村)が所有する「木造閻魔坐像」=写真中央=を同20日付で市指定重要文化財に指定したと発表した。これにより市指定文化財は39件となった。本紙今週号では今回の指定を機に、文化財を取り扱う市社会教育課に話を聞いた。市内の文化財の全体像、そして地域における文化財の意義とは。
 今回、有形文化財(彫刻)の指定を受けた「木造閻魔坐像」は、像高99.6cm、袖張(現状)115.5cm、像奥76.1cm。「等身を超す本格的な像で、中世彫刻の作風を遺し閻魔王像の基準作例として、本市のみならず県内においても希少な存在」とされる。また像には、「文禄四(1595)年」の造像年代と、「長芸」という仏師の名が墨書され、「閻魔像自体、県内でも例は少ないが、年号と仏師が判明しているものはさらに珍しい」とのことだ。
県内でも
 「県内でも古いものは、鎌倉市内の円応寺にある閻魔王坐像(国指定・鎌倉時代)で、今回のものはそれに次ぐ古さです」と話すのは同課文化財保護担当・大野 悟さん。「県内にある他の閻魔像の多くは江戸時代のものになります。その頃になると、派手な作風となりますので、本当におっかない顔をしているんですね。今回の像は近世初頭ですので、中世の作風が十分残っており、少し素朴な作りをしています」。同閻魔像は、今年6月上旬に特別公開される予定だ。
 今回の指定を含め、市指定重要文化財は39件となった(国指定・国登録有形は4件、県指定は8件)。そのジャンルは絵画、彫刻、建造物、資料、無形の祭事など様々あるが、市内ではどういった傾向、特徴がみられるのか。大野さんは「全体的には、平塚市の指定重要文化財は寺院関係の文化財が多いです。平塚市は県内でも鎌倉市、小田原市に次いで地元の古いお寺が数多く残っているまちなんですね。特に禅宗です」
このまちで
 「昔から地元の人たちの心の拠り所として続くお寺や神社といった宗教施設には、何百年もの間、各地域で大切にされ、代々受け継がれてきた文化財が多くあり、中でも文化価値が高いもの、歴史的に意味のあるものが指定されています」。勿論、指定されていない文化財の中にも重要なものはある、と大野さんは付け加える。博物館にあるものも含め、確実な保管がなされていて保存に急を要さないものや、未発掘、未調査、各家庭に眠っているものなど。潜在的な「指定重要文化財」は数え切れないが、数が重要なわけではない。
 遥か昔から、その地域で暮らしていた人々が大切にしてきた「文化財」。現代、そこで生きる人々にとっての文化財が持つ意義とは。「まず一つは、地域のルーツである、ということだと思います。そしてもう一つは、昔の人々の拠り所として残されてきたものがまた、現代に住む人々にとっても心の拠り所になる、ということではないでしょうか。『このまちには、素晴らしい文化財がある』、と」

 いよいよ今週末2日、J1リーグが開幕する。先日、ベテラン記者の方から「ベルマーレがJ1に来るとワクワクする。期待しているんですよ」と声をかけられた。その言葉の真意を聞くと、こうであった。「正直、J1の試合は面白みに欠ける。一方で湘南のサッカーは痛快。もしかしたら曺監督はそんなJ1に一石投じたいと思っているんじゃないかな」と。攻撃はもちろん、守備であっても自分たちからアクションを起こす。常にゴールを意識し、走力を活かして全員がアグレッシブに動き回る。それが「痛快」と言われる湘南スタイルである。確かにJ1にはないこのスタイルはブレることなく積み上げてきた湘南だけのスタイルだ。「湘南スタイルを貫くというよりも磨き、発展させたい。貫くというだけでは、何の責任もないから」と監督。日本のトップリーグでの戦い。時には苦しみを味わうこともあるだろう。しかし「とにかく立ち止まらない。やり続ける。その先に見えるものがあるはず」と言い切る指揮官のもと、いざ大海原へ。無限の可能性を秘め、船はいよいよ出航する。

【写真】曺監督のもと一丸

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

 信頼していた従者に見捨てられた重衡は、自害しようとしたところを捕らえられた。平家の公達が、次々と源氏軍に追いつめられていく。琵琶の奏者として有名な平経正(経盛の嫡子)も、討ちとられた。
 経正の弟の敦盛は、沖に浮かぶ船を目指して馬を泳がせていた。源氏方の熊谷直実が、引き返してくるよう呼びかける。戻ってきた敦盛を待ち受ける熊谷。波打ち際で馬を押し並べ、組みあって落ちた。熊谷が押さえつける。首を斬ろうと兜をどけてみれば、16か17歳ほどの美しい若武者だった。薄く化粧をして歯を黒く染めている。「どのようなお方でいらっしゃるのですか」と尋ねる熊谷。「そういうあなたはどなたですか」と熊谷の名を聞いたうえで、「あなたのためにはよい敵だ。私の首を取って人に聞けば、誰だか知ることができよう」と言う。熊谷は思う。我が子の小次郎が今朝の戦で負傷したのでさえつらいのに、この殿が討たれたら親はどんなに悲しむことだろう。この殿ひとりを見逃したからといって、源氏が勝つはずの戦にいまさら負けることもない。なんとか助けてあげたい。熊谷は後ろを振り返る。だがもう土肥、梶原の軍勢が近づいてきていた。「お助け申しあげたいと思ったが、味方の軍勢が来てしまいました。もう逃れられません。あなたの死後の御供養は私がきっといたしますから」と、熊谷は泣く泣く敦盛の首をとった。若武者の懐中から出てきた笛を見て、熊谷は知る。夜明けを待つ間、一の谷の城中から聞こえてきた管弦の調べは、この殿たちが奏でていらっしゃったのか。東国軍は何万騎といても、合戦の場に笛を携えている人などいない。平家の公達はなんと優雅で風流であることか――。
 さて生田の森の大将軍であった平知盛(清盛の子、重衡の兄)は、嫡子の知章(ともあきら)と家臣の監物(けんもつ)頼方と主従3騎で浜へ向かっていた。武蔵国児玉党が追ってきた。知盛が襲われる。知章は父を助けるために敵の中に割って入った。監物も奮戦する。その隙に、知盛は海上の船を目指して馬を走らせた。知章と監物は、勇敢に戦った末に討死する。知章、16歳。父は、戻ってこなかった。
【写真】熊谷駅北口ロータリーに建つ『熊谷之次郎直實像』(埼玉県熊谷市筑波)
写真提供=熊谷市
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

諸星憲宏さん
もろほし かずひろ

MAホ-ムサ-ビス

「スーパーマン始めました」。私の仕事は便利屋と言うスーパーマンです。かつて仕事とした引越しは「サービス業」を実感できる天職でした。しかし便利屋は天職を超える天職です。培ってきた経験、技術、知恵を、困っている人たちに役立てる―その方法にマニュアルはありません。「自分のことのように考え仲間と知恵を出し合う」。これが私の便利屋です。

あおぞらちゃん
オス・8ヶ月・ヨークシャーテリア

いつも楽しく元気いっぱい!好奇心旺盛で叱られても決してメゲない、陽気なヨーキーです。

大磯町 ルクレチアさん


 ゆっくりと流れる時間と雄大な自然。ふとした路地に一歩足を踏み入れれば、数多の人々の等身大の人生が息づく。いつの時代も人々は自然と文化の調和したこの土地で、その恩恵を享受してきた。大磯―ここに、新たな1ページが刻まれようとしている。

 横浜、鎌倉、箱根という国際観光地を有する神奈川には、国内外から多くの観光客が訪れるが、その他にもポテンシャルのある魅力的な観光地は数多くある。そういった観光地の中から、横浜、鎌倉、箱根に続く国際観光地を創出するプロジェクトが「新たな観光の核づくり認定事業」だ。同事業は意欲ある企業や市町村等から新たな国際観光地を実現する為の構想等を募集するもの。書面による1次審査、公開プレゼンテーションによる2次審査を経て、優れたものが新たな観光の核づくりの構想として認定される。認定された「新たな観光地」は知事のトップセールスを始めとする積極的なPRにより支援されることとなる。
 18日、同事業の第2回募集の結果が発表され、大山観光振興会等による「大山魅力再発見『平成大山講』プロジェクト~体感!悠久の歴史・安らぎの霊峰大山~」と、大磯町・社団法人大磯町観光協会・大磯町商工会による「三つの舞台を中心にニューツーリズムによる日本一の保養地再生」が認定を受けた。山側の「大磯丘陵」、旧東海道沿いの「邸園文化交流圏」、海沿いの「こゆるぎの浜」を、それぞれ「グリーンパーク」、「邸園文化+地域活動オープンガーデン」、「ブルーパーク、大磯は海水浴の発祥地~湘南の再発見」と銘打ち、「ニューツーリズム=人や自然とのふれあいを重要視した新しい旅行形態」を打ち出し、日本一の保養地再生を目指す。
 大磯町は平安時代末期には相模の国府として、江戸時代には東海道の宿場町として、明治以降は東海道線の開通や日本初の海水浴場の開設により、政財界人や文化人の別荘が建てられる、首都近郊の気候温暖な避暑地・保養地として栄えてきた歴史がある。多くの人に愛された自然環境、培われた歴史・文化環境等は、変わらず平成の世に受け継がれてきている。また、大磯港の再整備や旧吉田邸の県立公園化など、新たな魅力がこれに加わる。長い時をかけ磨かれてきた地域資源に新たに加わる観光資源、これらの資源を活かし、人を惹き付ける「強力なマグネット力」を発信、スローライフの似合う国際保養地を目指す。
長い歴史の中で独自の魅力を確立していった大磯。まだ見ぬ新しい「大磯」は、どれだけの人々を惹き付けるか。【写真提供=大磯町】

ココちゃん メス・1才
チワワ×ミニチュアダックス

我が家に来て1年半、今ではすっかり家族の中心。甘えん坊で、お調子者(*^_^*)

平塚市 真奈美さん

 会場は歓声に包まれていた。誰もが笑顔だった。「湘南ベルマーレフットボールフェスタ」、通称「FvsJ」が小田原アリーナで開催された。FリーグとJリーグの舞台で戦うフットサルチームとサッカーチームによるフットサルでの真剣勝負。両方のチームをもつベルマーレだからこそ実現した夢の一戦。両チームの選手たちは夢中になってボールを追い、サポーターは熱狂した。序盤はサッカーチームが主導権を握った。ひとたび勝負の舞台に立つと互いの本気度は公式戦同様。激しい攻防は実に見応えのあるものだった。徐々にフットサルが実力を見せつけ、最後には10対2で大勝する結果となった。試合後、曺監督は「ベルマーレというクラブが一体となった証」と語り、「同じエンブレムのもとで戦うチーム同士の対戦。素晴らしい機会をもてた」と語るフットサルの相根監督と握手を交わした。また「刺激を受けました。今日の経験をサッカーに活かしたい」とJリーグ開幕を2週間後に控えた古林将太が語った。ただのイベントではなくベルマーレというクラブを表した一戦だった。「ベルマーレだからできる」というOnly Oneの存在価値を今後も示していきたい。

【写真】試合後にJとFの選手が合同で写真撮影

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

監督:ジョン・マクティアナン 脚本: スティーブン・E・デ・スーザ/ジェブ・スチュアート
出演: ブルース・ウィリス/アラン・リックマン/ボニー・ベデリア ほか
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンより、 DVD、Blu-ray発売中
 観るべきか観ざるべきか、悩んでいる。『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のこと。なにせ、第一作目を観た時の衝撃たるや、ハンパじゃなかった。当時のブルース・ウィリスは、TVドラマ『こちらブルームーン探偵社』ぐらいしか代表作のない俳優。劇中のメイン舞台はほぼビルの中とくれば、低予算で大味なアクション映画に違いないと侮っていた。ところが、ベラボーに面白いのだ。愚痴を溢しながら戦う主人公・マクレーン刑事のしょぼさは、これまでのアクション・ヒーローの定石を覆した。さらには、冒頭の飛行機内から周到に張り巡らされた伏線が、パズルのピースがピタリとハマるように回収されていく快感。喩えるなら、プロレス観戦に来たつもりが、いつのまにか高専ロボコンを観せられたような知的興奮を味わった。だが、二作目以降はプロテイン増量で筋肉質映画に変貌。ついにマクレーンのマッチョな息子が登場するに至っては、運動音痴の僕にはいささかハードだ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 戦功をあげて恩賞を得るために、東国武士たちは戦う。だから身分の高そうな武者を、必死で探す。相手が高貴であればあるほど、こちらにとっては都合がよい。ただし、それだけ危険な戦いになる。
 立派な姿の武者が、西へ向かって落ちていた。その姿を見つけた岡部六弥太忠澄(武蔵国猪俣党)が声をかける。その武者は言う。「私は味方だ」と。しかし、歯が黒い。味方にお歯黒をする者などいない。平家の公達に違いないと考えた岡部は、挑んだ。相手は大力であるうえに、早業にたけた人物だった。「味方だ、と言ったのだからそう言わせておけばよいものを」。そう言って岡部を引き寄せて斬りつける。岡部は掴まれて危うく首をとられそうになる。そのとき、岡部の郎等がやって来て相手の腕を斬り落とした。観念した相手は「しばし退け。十念を唱えてから斬られよう」と、西を向いて念仏を唱え始めた。が、全てを唱え終わらぬうちに岡部が非情にも首を討つ。一体誰だったのだろう。岡部は箙に結いつけられた文を見た。そこには「行き暮れて木の下かげを宿とせば花や今宵の主ならまし 忠度」とあった。岡部は自分が平忠度(清盛の弟)を討ったことを大音声で皆に知らしめた。武芸にも歌道にも優れた忠度の死を、敵も味方も惜しんだ。
 生田の森を守っていた平重衡(清盛の子)は、西へ向かって落ちていた。平家に味方をする軍勢は寄せ集めであったため、負け戦となると散り散りになってしまう。今はたったの主従2騎。源氏方の武者は、立派ななりをした重衡達を見つけて追う。宗盛秘蔵の名馬で走り去る重衡。なかなか追いつけない源氏軍が遠矢を射る。馬に矢が突き刺さる。痛がる馬。もう走れない。このとき重衡と行動を共にしていたのは従者、後藤守長(盛長)。幼少のころから死ぬときは一緒だと誓いあった乳兄弟だ。いざというときに重衡が乗り換えるための馬に乗っている。主人に馬をさし出すべき守長は、考えた。自分の乗っている馬をとりあげられるわけにはいかない。逃げよう。一所での死を誓い合った従者に見捨てられた重衡。源氏の武者は、すぐそこに迫っていた。
【写真】討ち取った平忠度のため、後に岡部忠澄が建てた『平忠度供養塔』(埼玉県深谷市萱場)
写真提供=深谷市教育委員会生涯学習課
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


 麦。人間の食生活に欠かせない存在のその植物は、寒い冬の最中に芽吹く。降霜に、降雪に耐え、大地に根を張る。何度も踏まれ、倒されながら、それでもたくましく、真っ直ぐに天に伸びていく。平塚の新しいグルメとして生まれたカオリ麺もまた、麦のように―。
 2006年、「B級グルメでまちおこし」をテーマに、平塚市料理飲食業組合連合会が2年をかけ開発した新グルメ、それが湘南ひらつかカオリ麺だ。今年、平塚市が地域の食品加工品や工芸品にお墨付きを与える「湘南ひらつか名産品」の5年に1度の見直しが行われ、名産品の推奨を受けるべくカオリ麺も選定にエントリーした。
 名産品に選ばれ、定着すれば販売元が潤うというビジネスとしての側面もある名産品認定は、当然、企業によるエントリーが多い。そんな中カオリ麺は、実際にグルメとして販売する同連合会に加え、麦を作る株式会社フリーデンファーム、製粉する社会福祉法人進和学園、製麺する佐久間製麺株式会社の4者による共同提案商品。地域の、地域による、地域の為の商品・カオリ麺は、同連合会会長・水嶋一耀さん曰く、「社会性という大義をもった」商品だ。
 このカオリ麺の原料となる麦。地産地消をテーマにする彼らは4年前、その為の小麦の作付けを開始した。土屋や南金目など5反程の土地に湘南カオリ麦を作付けし、自分たちの手で育てている。冬の寒さが厳しかった今年、降霜により麦の根が土ごと浮いてしまうため、作付け開始から「初めての」麦踏みが行われた。麦踏みとは麦が生育している畝を、平らに押さえるように、文字通り麦を「踏む」。他の植物には馴染みがないが、麦はストレスを与える事で植物ホルモンが作用し、茎が太く、強く育つといわれている。古くから行われている麦踏みは、生産者の智恵であり、一つの文化でもある。
 当日は各団体から30人を超える人が集まり、麦を踏みしめた。踏むと確かに土が盛り上がっているのが分かる。ぐっと踏み込むとかなりの“踏みしろ”があり、結構な労働だ。それでも真っ直ぐにたくましく伸びる麦を想い、黙々と踏んでいく。フリーデンファーム代表取締役・前田隼彦さんは「ローラーでやれば1人でも簡単に終わるけどね。でも昔の人は家族総出でこうやっていたわけでしょ。踏む事で愛着が持てるならそれは一つの方法だよね」という。
 地産地消という今やありふれた言葉も彼らの口から出ることでその重みを増す。カオリ麺を世に発信する意義、責任も彼らは分かっている。だからこそ、真っ直ぐ、目指す場所へ進んでいく。彼らが原料とする麦が、彼らの姿に重なる。麦踏みも終わる頃、誰かが言った。「こうやって実際に麦踏みまでして、これでもう一粒の麦も無駄に出来んなぁ」

あんずちゃん (メス・2才・コーギー)

わが家に赤ちゃんが産まれてから
ヤキモチ妬き&甘えん坊になったあんずです。

平塚市  あやかさん

 昨年、新潟からの期限付き移籍により加入した大野和成。1対1の強さ、機動力、そしてスピードを兼ね備え、3バックの一角として活躍。J1昇格に大きく貢献した一人である。期限付き移籍とは、文字通り期限が定められている移籍のこと。ベルマーレは一年間の期限で大野を借りている状態にありシーズン終了後には新潟へ復帰することは決定的だった。しかし、大野の残留をチーム内、そしてサポーターも含め誰もが望んだ。また大野自身も「本当にチームがひとつになって戦えたシーズン。一年間を通して試合に出場し昇格をみんなで勝ち取った。この団結したチームでもう一年戦いたい」という想いを抱いていた。とはいえ、大野は新潟県出身で新潟の下部組織出身選手。新潟にとっても宝のような選手であり交渉は難航した。「99%難しい状況だった。でも想いが届いた。今年もお世話になります」と昇格を決めた時のような笑顔を見せて大野が言った。もう一年、一緒に戦える。大きな喜びの中で心は一層引き締まっている。「どこにも負けない団結力とどこも真似できない湘南スタイルでJ1に湘南旋風を巻き起こしたい」。今年に懸ける大野の想いは、ピッチ上で感じられるだろう。
【写真】 仲間と喜び合う大野和成(写真左)

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

森 義孝さん・絹代さん

森洋蘭 代表

「人に喜んでもらえるものを作りたい」という想いから胡蝶蘭の生産を始めて20年。地域の方からもご愛顧いただけるようになり、先日には関東東海花の展覧会にて農林水産大臣賞も受賞させていただきました。温室の中で孫に囲まれながら仕事ができる喜びを感じつつ、誰かに喜びを提供できるように育って欲しいと期待する日々を過ごしています。

 生田の森と一の谷で互角に戦う源平両軍。義経は、平家の陣を見下ろす山の上にいた。「義経を手本とせよ!」。流れ落ちるように、一気に崖を下る。垂直の崖の手前までくると、もう進むことも引き返すこともできなくなった。佐原(三浦)義連が進み出る。「この程度の坂、三浦ではいつも駆けておりますぞ!」。真っ先に駆け下りる義連の後に、義経たちが続く。畠山重忠は、馬を傷つけないようにと馬を背負って静かに崖を下りた。
 義経軍の来襲によって背後を突かれた平家は、総崩れとなった。絶対に大丈夫だと安心しきっていた方角からの、まさかの奇襲攻撃。屋形から火の手が上がる。人々は慌てて海へ逃げる。武装した者たちが船に大挙して押しかけたものだから、何艘か沈んでしまった。身分の高い者しか、船には乗せられない。助けを求めて船につかまる雑兵たちは、次々と太刀や薙刀で薙ぎ払われていった。血で海が染まっていく。
 山の手側を守っていた平盛俊(清盛に仕えた平盛国の子)は、70人力と恐れられた屈強の武者。しかしもはや遁れられぬことを悟り、敵を待ち受ける。やってきたのは武蔵国の猪俣則綱(範綱)。組み合った末に盛俊が取り押さえる。則綱は言う。「敵の首を取るときは、自分も名のり、敵にも名のらせてから取るものです。誰だか分からない首を取っても無駄ですよ」と。そして双方名のり合う。則綱はもちかける。「平家はすでに負け戦。私ひとりの首を取っても恩賞はもらえないでしょう。それよりも私をお助け下されば、あなたのお命や親しい方々のことはうまく取り計らいますよ」。そして「投降した者の首を斬るおつもりですか」とも言った。助けてやる、と情けをかける盛俊。2人が水田のあぜ道で語らうところへ源氏の武者が近づく。警戒する盛俊を安心させておきながら、則綱は盛俊の胸をぐっと突いて水田に落とす。味方に手柄を横取りされるわけにはいかなかった。必死にもがく盛俊に則綱が襲いかかる。太刀の先に首をさしてかかげ、叫んだ。「鬼神として名高き平家方の盛俊を、猪俣則綱が討ち取ったぞ!」。功名をたてるためなら何でもする。たとえそれが騙し討ちであったとしても――。
【写真】埼玉県指定旧跡に指定されている『猪俣小平六範綱之墓』(埼玉県児玉郡美里町猪俣)
写真提供=美里町観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

2013年、
初めてのお正月おめでとう!

蒼汰(そうた)くん

蒼ちゃんママさん

『ハート・ブルー』
監督:キャサリン・ビグロー 脚本:W・ピーター・イリフ
出演: キアヌ・リーブス/パトリック・スウェイジ ほか
現在、DVDレンタル中。
 アカデミー賞ノミネート作品が発表された。なかでもいちばん硬派な作品が、ビン・ラディン暗殺計画の真相をテロリストの追跡を専門とするCIA女性分析官の視点で描いた『ゼロ・ダーク・サーティ』。監督のキャサリン・ビグローは、御年61歳、いまだ美貌衰えぬ女性監督。ところが、作品はいずれも骨っぽいハード・アクションである。『ハート・ブルー』は、元夫のジェームズ・キャメロンが原案・製作総指揮を務めたキアヌ・リーブス出演のポリス・アクション。FBIのおとり捜査官と銀行ギャングに芽生えた奇妙な友情を、サーフィンを軸に描いた物語。これだけでも欲張った設定だが、さらにスカイ・ダイビングまでぶち込んでくる。一歩間違えば、トンデモ映画になりかねない思いつきを“スリル”に魅入られた男たちの狂気という、ブレのないテーマに集約してみせた。なまじっかな男では太刀打ち出来ないこの手腕、姉御というより兄貴と呼ぶにふさわしい監督だ。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 平塚のフレンチレストラン、maison de H×Mの代表、相山洋明さん。平塚に店を構え10年、地域の中で生きるということを体現している人物の1人だ。ゼロから店を始め、最初は手探りだったというが、店を切り盛りしていくうちに、地域で生きるという志に同調する農家と知り合った。意気投合し、さらに若い生産者に声をかけ、農家はもちろんのこと、雑貨、ものづくり…とその輪は広がっていった。こうして2010年4月、相山さんの志の一つの形としてマルシェは生まれた。
半年後、南口の飲食店オーナーらにより南口有志会が結成され「ぶらりはしご酒」が動き出した。2010年秋に動き出したはしご酒は、翌2011年の春先に開催。の、はずだった。
3.11、東日本大震災。もうすぐ丸2年が経とうとする今も深く残る爪痕。遠くここ平塚でも、自分達の身に降り掛かった災害として鮮明に記憶が残る。南口有志会も例外ではなく、はしご酒を開催する余裕はなく、それぞれが苦しい時を過ごした。そんな中、相山さんは「励ましあって乗り越える中で地域の絆、つながりを強く意識するようになった」という。同年8月、彼らは復興への想いを乗せた炊き出しを南三陸町にて行った。
一方マルシェでは「チャリティーカレー」を販売。中身は有志会の各店舗が一鍋ずつ自慢のカレーを持ち寄り、それらを全部混ぜたもの。「地域力のシンボルとしてみんなに食べて欲しかった」という。値段は100円「以上」の任意。その売り上げを東北へ寄付…で、終わらないのがマルシェ。その売り上げで東北の物産を購入し、それをマルシェで販売する。その売り上げでさらに物産を購入し…と、継続する支援を続ける。「今回、3月のマルシェは10日、震災から丸2年を迎える前日で、それに向けて2月はまたチャリティーカレーを」と相山さん。継続する支援は止まることはない。チャリティーカレーには数々の具材、スパイス以上に、地域への想い、復興への希望が詰まっている。
さて、そんなマルシェの行き着く先とは。「トライアングルハッピーって知ってます?」と相山さん。聞き慣れない言葉に「WIN-WINってよく言うけどそれって点と点でしかないでしょ?」1対1の関係からもう1つ、対象があり三角形をつくる。例えば店舗-生産者–顧客という三角形を作り、その間に「地域」がある―それがトライアングルハッピーだ。マルシェはその橋渡しを担っている。「いつしかそれが四角くなって五角形になって…そのうち角が取れて輪ができたりしたらいいな」と笑う。
SunSunマルシェは今年で4年目を迎える。地域に根付いたマーケットはゆっくりマイペースに、けれども真っ直ぐ、着実に前に進み続けている。

◇次回のSunSunマルシェ
日時:2/10(日)10時~14時
場所:平塚駅南口モトロッソ前
H P:http://www.sunsun-marche.com/


メス・10カ月・チャイニーズ・クレスティッド・ドッグ パウダーパフ

こんな顔してますけど実は天真爛漫な元気娘です。お婿さん募集中。でも同犬種が少なくてダメかも。

平塚市  みどりんさん

 3月2日のJ1リーグ開幕に向けチームづくりが進んでいる。1月28日からの11日間はタイのバンコクでキャンプが行われた。8試合行われた練習試合やトレーニングの中で選手たちはしのぎを削り合う日々を送った。慣れない異国の地で、暑さやピッチ状況、サッカーのスタイルの違いがある中、数多くの試合をこなすことはハードだったに違いないが、曺監督は選手たちにミーティングでこう言った。「いま平塚では“10分でもいいからサッカーがしたい”と思ってるヤツらが必死にリハビリしているぞ」と。監督が選手一人ひとりに常に求めるのは「競争意識と帰属意識」。相反するようでいて、この両方がチームの生命線といえる。「僕らは真摯にサッカーに取り組むだけです」と最年長の下村東美が言うように、二つの意識を常に持ち、開幕へと向かっていきたい。

【写真】充実のタイキャンプを経て成長

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)


兄弟の初対面☆
お兄ちゃん、なかなか近寄れない(笑)

いぶいのmAmAさん

 義仲討伐に関する報告が、範頼や義経らのつかわした飛脚によって鎌倉の頼朝のもとへもたらされた。御所で頼朝が使者たちに詳細を聞く。そこへ、遅れて梶原景時の飛脚も到着。景時がつかわした使者は、合戦で討ちとった人々や捕虜について記された名簿を持参していた。頼朝は景時の配慮に、いたく感心した。
頼朝は後白河法皇から平家追討を命じられる。それをうけて、範頼と義経が京都を出立した。使命は、3種の神器の奪還と安徳天皇の確保。源氏方は開戦の日を、清盛の忌日の2月4日を避けて7日と決めた。勢力を回復した平家の陣地が、東は生田の森、西は城郭を構える一の谷に広がる。一の谷の背後は断崖絶壁で、南側の海には水軍が待機。東から攻める大手の大将軍は範頼、丹波路を通り迂回した形で西から攻める搦手の大将軍は義経だ。義経軍は、途中の三草山で陣を張っていた平資盛(重盛の子、維盛の弟)らを夜襲して敗走させる。三草山を突破した義経は、軍勢を二手に分けた。土肥実平と安田義定(甲斐源氏)率いる一の谷の西から攻める隊と、鵯越方面へ進む山の手隊。さらに義経は山の手隊から70騎の精鋭を率いて、道なき山中に向かう。
7日早朝。義経のもとから抜駆けした熊谷直実父子と平山季重が先陣争いをする。少数で駆け入って奮闘する彼らに、土肥勢が加わり激戦となる。一方、大手の範頼軍も生田の森で戦闘開始。武蔵国の河原太郎と次郎が武功を立てるために先陣をきるが、共に討死。続いて梶原景時父子が500余騎で攻め入って激しく戦うが、平家の猛攻にあって退却。気づくと長男の景季がいない。「子どもを失って生き永らえたとて何になろう」と景時は、大声で名のりをあげて再び平家の軍に突入した。敵に囲まれて奮戦する景季を見つけて「まだ生きていた!」と喜ぶ景時。息子をかばいつつ猛然と戦った。景季は、咲き乱れる梅の枝を箙(えびら、矢を入れて背に負う武具)に挿して戦っていたという。彼が駆けると、梅の香りが漂った。
源平両軍による激しい戦いが繰り広げられる、生田の森と一の谷。そういえば義経の姿が、まだみえない。
【写真】『梶原景時館址』の碑。館は一宮館とも呼ばれ、土地は広大であったと伝わる(寒川町一之宮8-6)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 
 総務省の発表によると、平成24年の交通事故による死者数は全国で4,411人、12年連続での減少となった。しかし1日あたり12人、およそ2時間に1人が日本のどこかで交通事故により命を落としている。そんな中、平塚市では昨年一年間の交通事故死者数ゼロを達成した。

 昭和29年に交通事故統計を取り始めて以来、初めて交通事故死者数ゼロを達成したことを受け、先月31日、神奈川県交通安全対策協議会(会長 黒岩祐治知事)より平塚市交通安全対策協議会(会長 落合克宏市長)へ感謝状が手渡された。市では交通事故撲滅のため、平塚警察署や一般財団法人平塚市交通安全協会などの関係団体と連携し、交通安全キャンペーンや交通安全教室などを積極的に展開。平成24年度は、23回の交通安全キャンペーンと207回の交通安全教室を実施している(12月末現在)。こういった地道な取り組みの数々が一つの実を結んだといえる。
ゼロの意味
 交通事故死者数ゼロ。それに対し「もちろん嬉しいですよ。しかし手放しでか、と言えばそうではない」と、平塚市くらし安全課の鈴木千代治課長と津田勝稔課長代理は口を揃える。その響きだけであればこれ以上ないと言えるが、この統計には表れない数字がある。「ここでいう交通事故死者とは事故発生から24時間以内に亡くなった人のこと。それ以降に死亡した人数は統計に含まれない。平塚市でも昨年、事故から24時間が経過した以降に4人の尊い命が失われている」と。「事故件数、負傷者数はゼロではない。そういった犠牲者を1人でも減らしたい。その為の取り組みを積み重ねていくしかない」と気を引き締める。
何をゼロにするか
 さらに「死者数はゼロ。しかしその裏で交通事故件数は1,504件。県下ワースト3の多さです。今年に入ってからの事故件数は目下ワースト1です」と平塚警察署交通担当、山内洋一警視は話す。山内警視も今回のゼロは統計の結果にしか過ぎないことを強調する。事故がゼロにならない限り、犠牲者はいる。ではその根源、交通事故をゼロにするには―?
 山内警視は「『安全は心と時間のゆとりから』というが、まずはそれが第一。心の余裕、それこそが一番の事故抑制になる」と訴える。ゆとりと慢心を取り違え日々の積み重ねを怠れば、「ゼロ」は簡単に失われる。一人一人の日々の積み重ね、その先にしか「ゼロ」はない。いつか交通事故がゼロになる日—。それは弛まぬ積み重ねの先だけにある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 ベルマーレ創立20周年記念試合が開催された。快晴の空の下、そうそうたる顔ぶれのOB選手たちが懐かしい平塚のピッチでプレーした。OB選手とのパス交換に現役選手はその歴史を直で感じたことだろう。試合後のセレモニーでキャプテンの永木亮太が「偉大な先輩たちの素晴らしさを実感しました。でも、先輩方には申し訳ないですが、今年のベルマーレが一番よかったと言ってもらえるように、今シーズン、精一杯頑張ります」と挨拶をし拍手を浴びた。また中田英寿さんは試合後の取材でこんな風に語っていた。「ベルマーレは僕の原点。思い出を挙げたらキリがないし実家に帰るようなものです。だから、J1の舞台に復帰したことは本当にうれしい。キャプテンが言うように、これまでで最高のシーズンにしてほしい」。クラブを想う気持ちに支えられ、今季ベルマーレは躍動する。

【写真】
参加選手とサポーターの皆さんで集合写真!

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

 木曽義仲の首が、相模の石田為久によって討ちとられた(伊勢三郎がとったとの説もある)。それを見た今井兼平は、急いで主君のお供をしようと、叫んだ。「よく見るがよい、日本一の剛の者が自害するさまを。見習えよ、東国の者たちよ」。太刀の先を口にくわえ、馬から逆さまに落ちる。自分の太刀に貫かれて、兼平は死んだ。
 一方、樋口兼光(兼平の兄)は、義仲に反旗を翻していた源行家(義仲や頼朝の叔父)を攻めに河内に進軍していたが、行家を討てずにいた。義仲と兼平の死の知らせを受けた兼光は、兵たちに告げた。「命が惜しく、故郷が恋しいものは落ちのびよ」と。兼光自身は都で討死して、冥途にて主君と弟にもう一度会うつもりでいた。さて、京に入った兼光の前に現れたのは、縁故関係にあった児玉党(武蔵国児玉郡を中心とした勢力)の手勢。その児玉党が、彼らの戦功と引き換えに兼光の助命を願い出てくれるという。兼光は、投降して捕虜となった。児玉党から事情を聞いた義経が、後白河法皇に兼光の助命を嘆願する。「さしつかえあるまい」とのお許しが出た。ところが、御所の女房達から不満が続出する。法住寺が攻められたときに、兼光によって略奪行為や衣装をはぎ取られるなどの辱めを受けた女房達だ。その恨みは、深かった。「死罪にせぬとは心外です。生かしておくならば、私たちは尼になります。御所を出ます。川に身を投げます」など、口々に訴える。そして公卿による詮議の結果、死罪と決まった。義仲四天王のひとりといわれた兼光を生かしておくのは虎を飼うような恐れがある、というのがその理由だった。
 義仲や兼平の首が大路を引きまわされ、獄門の木にかけられる。主君の首のお供をしたいと願い出た兼光は、裸足で引き回されて生き恥をさらし、人々に嘲られる。後白河法皇はそれらの様子を、御車を止めて御覧になった。
 兼光、最期の日。渋谷重国(相模国渋谷庄)の郎従が斬り損じてしまった。すると正月20日の合戦で負傷していた子息の高重が、片手で兼光の首を討った、という。
【写真】
今も大規模な堀切と土塁が残る渋谷重国の居城・早川城跡(現在は城山公園)。写真は園内の物見塚(綾瀬市早川城山3-4)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


味澤 延幸さん
麺処 華 店主

 湘南味噌一(金目店)にて修行し、独自で研究を重ね、味噌、醤油だれ・ギョーザを手づくりで作り上げました。これまで修行先が忙しく、家族サービスが出来なかったため、休日は3人の娘を連れて家族でレジャーに出かけるのが何よりの楽しみです。まだ、OPENして2ヶ月足らずですが、師匠の教え、お客様のご意見・ご支援を胸に日々努力して参りたいと思います。☎21-8818

ペロくん(オス・3歳3カ月・狆)

毎日一緒に寝てる親友のカエルくん♪
大の仲良し~♡

平塚市 YURIさん

【投稿募集】
簡単なタイトルとメッセージ、お名前(ニックネーム可)を添えて、下記アドレスまでお送り下さい。
toko@shonan-journal.com
※EXIF情報は削除した上で掲載致しますのでご安心下さい。



思わず「うまい!」と口に出してしまうようなグルメ、自然と「面白いですね」と店主との会話が弾むアイデア商品、つい「すごい」と手に取ってしまう道具……。そんな「逸品」を1年間かけ吟味・研究し、実際に店頭に並べるという“一店逸品運動”に取り組んでいる「平塚逸品研究会」(水嶋祥貴会長)が3年目を迎え、23日、今年の「逸品」全35品を発表した。

「まちを元気にするために、まずは自分たちの店を元気に」と、2009年秋、同会は発足した。逸品運動とは、顧客視点から考える「喜ばれる、必要とされる商品やサービス」=「逸品」を生み出し、魅力ある店づくりをはかる、というもの。年間を通じた具体的な活動としては、会員同士がお互いに持ち寄った逸品を評価し、修正する勉強会を重ね、1年に1商品を磨き上げ、お披露目する。生まれた逸品は1年間の目玉商品となり、会員はまた来年度の逸品研究へ、というサイクルが続く。毎年、継続的に顧客満足度の高い「オススメ商品」を提供することで、経済活動を促し、まちの活性化に繋げていこう、とのねらいがある。
1年間の研究の集大成として、メディアや関係者向けに実施されるのが「お披露目会」だ。飲食店の試食ブースも多く、フードフェスティバル的な要素も強い。そのほか物販店の実物展示、逸品紹介のVTR、外部の参加者によるアンケート集計・発表など、全体的にエンターテインメント性は高い。仮に同様のイベントを広く一般向けに開催しても人気を呼びそうな催事だが、目的はそれではない。
同会のアドバイザーとして初年度より協力する飯尾紀彦氏は「『商い』の醍醐味は、客との接触にある」と講評した。会員が求めている目的はそこにある。「各店舗に足を運んでもらい、店主との『商い』を楽しんでもらうこと」――。
国内各地で逸品運動の普及・指導にあたる中小企業診断士、同会専任講師の太田巳津彦氏は「他の地域では10年を迎えたところもあるが、3年目が一番難しい。1年目は何とか形になる。2年目は1年目の勢いで行ける。だが3年目は気が緩み、慣れてしまい、『ネタ』がなくなってくる。地域に根ざすには3年目でいかに浸透し定着するかが重要」と話した。
3年前、「SHIP」(=湘南ひらつか逸品プロジェクト)を掲げ、同会は未知なる海へと漕ぎ出した。今年は真価が問われる年。「いつも笑いの絶えない、楽しいメンバーで研究しています」とは水嶋会長の弁。心から商いを楽しむ人々がいる。顧客にも、商いの楽しさやワクワクを提供するため、この先も冒険心溢れる航路を開拓する。

 死なば一所で――。共に幼少期を過ごした乳兄弟、今井兼平との約束。だから義仲は勢多を守る兼平のもとへ向かったのだ、北陸に逃げるのではなく。そして、大津の打出浜で再会。義仲は言う。「同じ場所で死ぬとの約束を胸に、敵に後ろを見せてここまでやってきた」。兼平も「義仲様のことが気がかりで、勢多で討死すべきところを何とか逃れてきました」と、同じ気持ちだった。
 義仲が兼平に旗をあげさせると、味方が集まってきた。これで、最後の戦ができる。対するは、一条忠頼(甲斐源氏・武田信義の子)。大音声で「朝日将軍、義仲。汝のためには良い敵ぞ!」と名のりをあげ、激しく戦う。一条忠頼勢のなかを駆け抜け、押し寄せる東国勢をも打ち破り、残ったのは主従5騎。そのなかには女武者、巴(ともえ)もいた。逃げのびるように、と説得する義仲。巴は最後の戦をお見せしようと、剛力の武者を馬から引き落として鞍の前輪に押しつけ、その首をねじ切って捨てた。そして義仲に暇を申して落ちていった。
 手塚光盛(斎藤実盛を討った人物)も討死し、とうとう主従2騎。「いつもは何とも思わぬ鎧が、今日は重く感じられる」と弱音をはく義仲に、「兼平ひとりを、他の者千騎とお思いください」と励ます兼平。そして、「あちらに松原があります。防ぎ矢をいたす間、心静かに念仏して御自害ください」と勧める。義仲は兼平と一緒に戦いたがる。兼平はなおも説く。「いくら手柄をたてて名高い者でも、最後に不覚をとれば永き恥となります。取るに足らぬ者に組み落とされて討ちとられるのは、残念なことです。早くあの松原へ行き、御自害ください」。義仲は仕方なく、馬を走らせた。元暦元(1184)年正月20日。雪深く薄氷の張る日暮れ。馬が、ザッと深田に入る。脇腹を蹴っても鞭を打っても、どうにも動かない。兼平はどうなったか、自分の後ろに続いてきてくれているのか……。義仲が振り返ったその瞬間、内兜(額、顔面)に矢が突き刺さった。馬にうつぶす義仲。すばやく首をとり高々と掲げて名のりをあげたのは、相模国の石田為久(三浦氏)。兼平は、守るべき人を失った。
【写真】石田為久が築いた居城・石田城跡。現在は為久の墓がある圓光院、ゴルフ練習場、マンションが建つ(伊勢原市石田)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ココちゃん
(メス・4か月・フレンチブルドッグ)

おさんぽ いくの?

平塚市 りょむママさん

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『カムイの剣』
監督:りんたろう 原作:矢野徹 脚本:真崎守
声の出演:真田広之/石田太郎/小山茉美/池田昌子 ほか
角川エンタテインメントよりDVD発売中
僕らの世代が十代の多感な時期にハマったアニメといえば、普通はガンダムや宇宙戦艦ヤマトである。だけど、僕がハマったのは、角川映画の劇場用オリジナルアニメ『カムイの剣』であった。海賊キャプテン・キッドの財宝を求めて、アイヌの血を引く次郎少年が、公儀御庭番や忍びの者を向こうにまわして、世界を股にかけて奔走する冒険活劇。そのスケールの大きさと宇崎竜童率いる竜童組の和太鼓ロックに胸ときめかせたものだ。当時の角川アニメは、『幻魔大戦』や『ボビーに首ったけ』といった、大友克洋や吉田秋生という気鋭の才能を投入しながらもピンとこない作品を連打していただけに、本作の面白さは際立ってみえた。いまでも、見返す度に傑出した出来栄えだと思う。なんで、こんな話をするのかといえば、年明け早々、三年越しのアニメ映画の台本直しをやっていたから。四十代男子なら必ず聞き覚えのある、某有名SFコミックが原作。今秋公開、乞うご期待!
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 今は昔、「相模路(さがむじ)の淘綾(よろぎ)の濱の眞砂(まなご)なす児らは愛(かな)しく思はるるかも(万葉集 巻十四 東歌)」と詠まれたように、人々に愛された大磯から国府津にかけて広がる白砂青松の海岸線。それを一望できる吾妻山は今も変わらず人々の心のふるさとだ。その象徴ともいえる菜の花が見頃を迎えている。訪れる人々を一足早い春へ誘う菜の花のストーリー。
 一心にカメラのファインダーを覗き込む人、絵筆片手に画板を抱え込む人、家族連れでお弁当を広げる人…。まだ寒さが身に滲みる季節だが、吾妻山に咲く菜の花は一足も二足も早く春の訪れを告げ、足を運ぶ人を楽しませている。二宮町のシンボルとして遠く県外からの来訪者も絶えない吾妻山。この「菜の花咲く吾妻山」は、とある新聞記者の記事から始まった。
日本一を目指して
 1987年、荒廃が進んでいた吾妻山は当時の町長、故柳川賢二氏をはじめとした町民らの尽力によって公園として生まれ変わった。翌年、有限会社美鈴産業の鈴木忠明氏が管理人に就任。「最初はゴミのない公園を目指しました」とのことで、「気づいた人が拾う」をモットーに厳しく管理を行い、公園の礎を作っていったという。
 ある時、鈴木さんはふとした思いつきで菜の花の種を蒔いた。特別一生懸命に育てようと思っていたわけでもなかったが、秋口にはポツリポツリと花をつけ始めた。  時を同じくして吾妻山を訪れた新聞記者は、その菜の花を見て「日本一早い菜の花?」の見出しで報道した。これを見た読者が大挙したものの、咲いている菜の花はわずか。遥々電車を乗り継ぎ訪れた人らも、これには嘲笑し落胆したという。「ならば本当に日本一早い菜の花を」と発奮した鈴木さんは、当時まだ整備されていない斜面地を切り拓き、菜の花を植えた。「最初は虫害との戦いでそう上手くはいかなくて」と語るように、試行錯誤を続けおよそ5年。ようやく形になり、名実共に「日本一早い菜の花」の公園となったという。
吾妻山の今
 現在は町が直接管理している吾妻山公園だが、管理する人は変わってもその心は変わらない。現在公園管理をする茅沼さんは「大なり小なり変化はありますが、例えばゴミは今でも気づいたらすぐ拾うようにしています。ともあれ大前提は来て下さる方の為に。そこは変わらないです」と笑う。
 万葉の時代から、淘綾の濱を見下ろしてきた人々のふるさと、吾妻山。時代が遷り環境が変わる中、その本質は変わらない。芝生を走り回る子どもたちが大人になり、彼らの子どもが芝生を走り回る時が来ても変わらない、ふるさとの姿がここにある。

 2013年の新チームがいよいよ始動した。J1の舞台を戦う総勢34名の湘南戦士。平均年齢は「若い」と言われ続けた昨年よりもさらに若い23.3歳である。どこにも負けない一体感で昇格を勝ち取った昨年のメンバーをベースに、必要なポジションに的確な補強をした。
当然ながら、今季はより厳しい戦いが待ち受けているであろう。しかしどのカテゴリーであっても厳しさのない戦いなどない。「よくJ1を未知の世界と言う人がいるけれど、我々にとってJ1は決して未知の世界ではない。腰の引けたようなサッカーをするのではなく、我々のスタイルを磨くこと。走る意欲に満ちた痛快なサッカーを見せたい」と曺貴裁監督。J1だからと言って戦い方を変えるわけではない。どこもやっていない、湘南のスタイルはきっと驚かれるだろう。臆することなく、そのスタイルに磨きをかけ旋風を巻き起こしたい。【写真】J1でもアグレッシブなサッカーを!

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

 市民参加によるまちおこし、地域交流、地場産業の活性化等を目的として、平塚市観光協会が推進してきた観光サポーター活動。同活動の中で、一昨年、観光サポーターである食生活改善推進団体「ママの会」とフレンチシェフが共同で考案し、誕生した地元グルメが「いわしフリッター」だ。
 同メニューは、相模湾のいわしと地元野菜を使用し、「海の青」(海苔)、「砂浜の白」(胡麻マヨネーズ)、「太陽の赤」(トマト)と、3色のソースでフランス国旗を表現したもの。同協会はこれまでに、地域の様々なイベント会場でPR、販売を行ってきた。その中で、数多くの「作り方を教えてもらえる機会を作ってほしい」という声を受けたこともあり、また、広く家庭でもその美味しさを楽しんでもらいたい、いわしの効能や地元水産業の認知拡大、平塚型食育活動の実践などを図るとして、料理教室を開催することを決めた。同協会の福井寛暉さんは「平塚の定番メニューとなれば嬉しいです」と願い、多くの参加を期待している。

【料理教室】
◇日程・会場:2/2(土)中央公民館、3/15(金)大原公民館、5/23(木)城島公民館、7/25(木)旭北公民館、9/5(木)富士見公民館。いずれも10時~13時◇参加費:800円◇定員:先着20人◇申し込み・問い合わせ:同協会☎20-5110


いわフリ君

コタロウくん(オス・3才・フレンチブルドッグ)

ポヘッとした顔がたまらないっ?
最近は、アジリティーに挑戦中!
目指せ!走れるフレンチ!?

平塚市 ちびっこファミリーさん

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伴 健太郎さん
陶磁器工房 器楽 オーナー

 6年前、サラリーマンを辞め陶芸の世界へ足を踏み入れました。有田焼で有名な佐賀県へ修行に行き、陶芸の「いろは」を学び、現在は地元平塚で陶芸工房を運営。自らの作品制作とともに陶芸教室などを通じて沢山の方にお付き合い頂いております。また昨年より自治活動や「平塚あきんど塾」にも参加させて頂き、活気ある街づくりに貢献できたら嬉しく思います。

 宇治を破った義経軍が、京に入ってきた。また、範頼の軍勢も、稲毛重成(のちに亡き妻の供養のために相模川に橋を架ける人物)の計略で勢多(瀬田、滋賀県大津市)を突破して、京に迫っていた。宇治と勢多の両方が破られたと聞いた義仲は、驚愕した。もはやこれまでか、と悟った義仲は、別れを告げにある女性に会いに行った。女性との名残を惜しんでなかなか動こうとしない義仲に、家来は「敵がすぐ近くまで迫っています。急いでください」と、せかす。しかし絶体絶命のこの時に、まだ義仲はぐずぐずしている。家来は覚悟を決めた。「それでは、お先に参ります。死出の山にて、お待ち申し上げております」―。そう言って、腹を掻き切って死んだ。家来の自害によって、ようやく心を動かされて腰をあげた義仲。今日が最後の日だ、と思いながら六条河原で次々に攻めてくる東国軍と戦った。
 義経は、後白河法皇のいる六条の御所(後白河法皇の近臣・平業忠の邸)へと急いだ。義仲が戻ってくるのではないかと怯えていた法皇側の人々は、義経の参上を大層喜んだ。義経をはじめとして、居並ぶのは畠山重忠、佐々木高綱、梶原景季など、いずれも面魂や体格が立派な若武者たち。法皇は心強く思った。そして義経たちに、御所を守護するように命じる。万一のときには法皇をお連れして北国に下ろうという心づもりでいた義仲は、義経たちが御所を厳しく警護していると聞いて、断念。そして押し寄せる東国の武士たちに、危うく討ちとられそうになりながらも、奮戦した。
 義仲は思った。平家を都落ちさせて入京してきたのが、つい半年ほど前のこと。あのときは、5万余騎の大軍を率いて北陸道を駆け上ってきた。それがいまでは、たったの7騎……。だが、ここで討たれるわけにはいかない。自分には、死なば一所で、と心に決めた乳兄弟がいるのだ。最期に、もう一度だけ彼に会いたい。会ってから死にたい。だから義仲は、勢多へ向かった。
【写真】『元六條御所』の碑が建つ長講堂(京都市下京区)
写真提供=kyoto-design.jp
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


 成人式から10年、それぞれの人生を歩み、彼らは30歳を迎えた。世間では「三十路」と呼ばれ、そこからまた、それぞれの仕事や家庭、様々な場面でさらなる社会的責任を負い、新たな人生を歩み始める。その門出を祝い、また、10年ぶりの再会の場として企画されたイベント。それが「平塚市・大磯町・二宮町・中井町合同 第一回 三十路式」だ。
 成人の日の14日、ホテルサンライフガーデンで行われた式には約300人が参加。会場には、再会し昔を懐かしむ仲間、子どもを連れたママ、振り袖姿の女性など、30歳それぞれの姿があった。来賓として落合克宏市長、河野太郎代議士、森 正明県議、須藤量久市議会議長、黒部栄三市議が臨席し、それぞれ30代の思い出を交えつつ祝辞を述べた。
 また参加者の中から、様々な方面で活躍中の「同級生」の紹介も行われた。スキーヤーの大久保亜弥さんや日本画家の後藤真由美さん、手話ダンス「HAND SIGN」など。そのほか、式実行委員メンバーの数田俊樹市議や、司会を務めた元・お笑い芸人の尾崎正尚さんなど、バラエティ豊かな「同級生」が協力して式を盛り上げた。
 きっかけは1年前。「三十路式をやりたい」という仲間うちの純粋な発想から。ゼロからのスタートだったが協力者は次第に増えた。1市3町の全20中学校区を対象に、卒業アルバムをもとに同級生約3000人へ案内状を送付した。結果、参加希望者は約350人。式当日の悪天候により出席者は減ったものの、実行委員会では「1割も来てもらえて大成功」としている。
 実行委員の浦口あずみさんは「こんなに多くの人が集まったことに、団結力の強さを感じました。感謝の気持ちでいっぱいです。また、今回案内状を送ったことで、同級生のご両親から訃報を知ることもありました。当然のように迎えた30歳ですが、迎えられたことに感謝しています」と話した。
 「この土地で生きた証として、また、自分たちの生まれ育った恩返しに緑を返したい」というコンセプトから、式翌日の15日早朝には、渋田川の桜並木で、式を記念した桜の植樹も行った=写真左。「また春になったら集まれる場所」と、桜並木を選んだという。
 彼らの、一生に一度の「三十路式」は終わった。だが今回、「第一回」と冠した。浦口さんは「後輩たちに受け継いでもらえたら嬉しい。私たちは『四十路式』に向け、活動していきます」と意欲的。地域で初の、広域的イベントをさらりとこなした行動的な世代。彼らの活動報告は、また10年後に。

『レ・ミゼラブル』
監督:トム・フーパー
脚本:ウィリアム・ニコルソン/アラン・ブーブリル&クロード=ミシェル・シェーンベルク/ハーバート・クレッツマー
出演:ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ ほか
現在、全国公開中。
高校時代、斉藤由貴のファンであった僕は彼女の初舞台観たさに、本作の舞台初演に足を運んだ。19世紀パリ。革命の嵐吹き荒れる激動の時代、パン一切れを盗んだために運命に翻弄されていく、ジャン・バルジャンと養女コゼットをめぐる人間群像。美声おばさんスーザン・ボイルが唄ったことで有名になった『夢やぶれて』をはじめ素晴らしい楽曲と、登場人物たちの善悪ないまぜの生きざまに、胸打たれた。人間とはなんと業が深く滑稽で愛しい生きものであろう。あの感動を妻にも味わってほしくて、昨年一緒に観劇した。が、体調の優れぬ妻は、風邪薬を飲んでいたせいであえなくガン寝。そこで今作でのリベンジとなった。その完成度は、舞台版の要素を削ぐことのないスピーディーな場面転換とキャスト陣の渾身の生歌をクローズアップで捉えた画面に躍動感が漲る、一瞬たりとも飽きのこない傑作。妻の反応も上々で、「私も唄いたい!」あんたはスーザン・ボイルか(笑)
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


1993年、Jリーグへの加盟が決まり、このまちに生まれた「ベルマーレ」。今年で創立20周年を迎えるにあたり、湘南ベルマーレとSCN(湘南ケーブルネットワーク)、湘南ジャーナルでは、3者協力による合同企画として、紙面・番組連動の20周年記念座談会「ベルマーレと共に~あれから20年、この先20年~」を企画いたしました。パネリストには、ホームタウン7市3町(厚木/伊勢原/小田原/茅ヶ崎/秦野/平塚/藤沢/大磯/寒川/二宮)から行政代表として平塚市の落合克宏市長(55)に、地域経済界代表として平塚商工会議所の福澤正人会頭(70)に、サポーター代表としてサポーター団体「EL FRENTE SHONAN」の大久保祐三代表(39)に、クラブからは眞壁 潔代表取締役(50)にご協力いただき、行政、地域経済、サポーター、クラブ、それぞれの立場それぞれの視点からベルマーレのこれまでの20年を振り返り、この先20年のあり方を考えていただきました。

―まず始めに、ご自身のベルマーレとの関わりについて、
これまでのクラブの歴史の中で最も印象深い出来事や思い出などをお聞かせください。

落合市長 第74回天皇杯(1994-1995)で見事に優勝したことです。当時私は市の職員だったのですが、市役所全体、それから市民の皆様、街全体がとても活気づきました。我々もとても嬉しかった、という思いが残っています。
福澤会頭 昇格して1試合目の前日、記者の人から「明日の応援には何を持っていくのか」という質問を受けました。何も持っていなかったのでその夜、ミシンで旗を9枚縫い合わせ、大旗を作ったということを今でも鮮明に覚えています。ただその9枚の真ん中の旗だけ逆さまに縫ってしまっていて、後で皆さんに笑われた、ということも覚えています。

大久保代表
 僕の中では1998年のシーズンが印象深いです。中田英寿がブレイクして、フランスワールドカップがあった年。シーズン前から優勝候補とされ、序盤から優勝を争える位置で戦っていましたが、ワールドカップが終わり、日本中が「中田が移籍する」という空気に。実際に移籍してしまったんですが、そこから8連敗、一気に順位が下がってしまった。何とか建て直しましたが、今度は11月、某新聞の1面に、「ベルマーレ存続、危うい」と掲載され、ここから一転、存続問題というのが出てきて、99年の存続危機(メインスポンサーのフジタが撤退)へと流れていった。そういう意味で、98年は非常に印象深い1年です。
眞壁代表取締役 私の場合、一般的には、昇格を決めた水戸戦(2009年最終節)、町田戦(2012年最終節)と思われがちですが、一番の思い出というか、感動したのは去年の開幕、京都戦。ロスタイムに菊池が点を取った試合です。    今、皆様がお話されたように平塚時代の輝かしい成績から一転、存続危機になり、皆様のお力で再生しました。その歴史の中でベルマーレは、大きな2つの約束をしていて、1つが「J1復帰」、もう1つが「地域に愛されるクラブになる」というもので、その裏には、「地域の子をJリーガーに育てる」と。あの試合、スタメン11人のうち5人が育成から育った選手でした。最後の点を決めた菊池も、ユースで引き抜かれた選手です。
1つ目の約束は水戸戦(2009年)で果たせましたが、2つ目の約束は中々難しいなと、実は思っていました。その点で、あの試合で昇格を決めた訳ではないですが、皆様の支えで13年かけて、そういうチームになれたと。その瞬間だったと思います。
―2013年、「J1昇格」により予想されるメリット・地域効果は?
また、それぞれの立場から、準備すべきことや体制づくりなどがあれば教えてください。

落合市長 まず一番大きいのが、まちのイメージアップに繋がるということ。2つ目はやはり、アウェーのサポーターの方たちが平塚に来ていただけますので、まちの活性化、経済効果が図れるという点。3つ目は、子どもたちに夢を与えてくれる大きな存在になるであろう、ということ。子どもたちは、育っていくのに夢が必要です。J1の選手たちを目の前に、また、ふれあいを深めることで、ベルマーレの、Jリーグの選手になりたい、とますます夢が膨らむのではないかと。とても期待をするところです。
 市は、年間を通してベルマーレに援助させていただいておりますが、これからまた、Jリーグライセンスの中で、競技場含め、施設改善の話が出てくると思います。しっかりとそういった課題に対しても、対処していかなければならいと思っています。
福澤会頭 当然、平塚という名前もメディアから取り上げられる訳で、平塚市全体に対する無形の経済効果はある、と感じています。それとやはり「自分のまちにJ1のチームがある」という、誇りを持てるということは非常に、強い。以前は全国にベルマーレのファンがいましたが、今はチームも増え、全国的なファンは減少した。ですから、今こそ7市3町で「地元の、我々のチーム」という認識をもっと創る必要がある。県内では、政令指定都市にはJリーグのチームがありますが、政令市以外にはベルマーレのみ。そういう意味でも7市3町の人たちの応援をいただき、できるだけ平塚に来てもらえるような策を眞壁さんにとっていただきたい。そしてまちの経済効果が出るようなものも一緒に考えながら、1年間活動していきたいと思っております。
大久保代表 2010年、久々にJ1に上がったとき、僕も久々にJ1のチームと対戦して、結構色々なチームから、以前対戦したときとは違う空気、違う雰囲気を感じました。「あのチームのサポーターはあんなに少なかったのに、この10年でなんでこんなに増えたんだ」とか。ジャックされたという言い方は変ですが、そういう雰囲気を作られたこともあり、すごく悔しい思いもした。ですからまずは、どこが来ても「ここは絶対にベルマーレのホームスタジアムだ」という雰囲気を作る。その準備はもっと必要。相手サポーターが沢山来るのはもちろんメリットがあることとは思いますが、相手に頼らず、ベルマーレサポーターでスタジアムが埋まるぐらいになりたい。そういうきっかけになる1年、シーズンになってほしいなと、心から思っています。
眞壁代表取締役 我々の選手の馬場や猪狩、鎌田などは、小学生の頃に、ロペスや中田英寿を観て、サッカーを始め、ここまで来た訳です。そう考えると今シーズン、中村俊輔とか、中村憲剛らと戦ううちの選手たちを観て、「僕たちも頑張ろう、頑張ればJリーガーになれるんだ」という子が沢山できると思う。それによって地域の子どもたちを、一生懸命育成していく。そしてまた我々の夢が広がっていく。そういう意味で言うと、やはり地域の子どもたちの為に、どれだけ選手たちが頑張れるか、ということ。最近はJ1のオファーがあるのにベルマーレに入団する選手もいる。それは、「湘南は若い選手の育成に長けている」という評価が、業界内でもされているということです。もっともっと、そういった所にも力を入れていきたいと思っております。
―地域に愛されるクラブとして、20年後の理想的な在り方は?
落合市長 全国どこから見ても「元気で健康、それはベルマーレがあるから」というまちへ、一緒にまちづくりを進めていける関係ができていたらありがたい。今も小学生に教えてもらっていますが、高齢化が進みますので、介護予防ですとか、色々なベルマーレのノウハウをまちづくりに役立てていただけるような、そういうカタチができればいいなと思っています。既に地域貢献をしていただいておりますが、それをますます広げて、地域に根ざした、なくてはならないベルマーレになってもらいたいな、と思います。先ほども申し上げましたが、地元の子どもたちの「夢」ですからね。子どもたちに夢を与えてもらえる存在になってもらいたないと、思っております。
福澤会頭 経済的には、ベルマーレに元気になってもらって、まちも、他の都市に比べて元気になってもらいたい。まちのひとつの話題であり、宝物ですからね。それから、ワールドカップに出場するような選手がまた生まれてほしい。フランス大会のようにベルマーレから選手が出て、活躍していれば、我々もそこに観に行きたいという気持ちも出てきます。そして強いチームであっていただきたい。現在はJ1、J2、JFLがあって、下手すると町田みたいにJ2からJFLへ落ちてしまいます。長い間J1で活躍して、選手が育って、地元のサッカー少年たちが「将来はベルマーレで試合をするんだ」というようなチームに今後も育っていただきたいと思っています。
大久保代表 20年後、20年前の「今」をみんなが語れるチームになってほしいなと思っています。今、20年前の話をしても、話せる方というのはそんなに多くない現実があって。まあ途中からサポーターになってくださった方も多いんですが、途中でいなくなってしまったサポーターっていうのも多いんですよね。そういう増減が安定して20年後も、「20年前の町田で昇格決めた試合、すごかったよな」って誰もが話せるようなクラブになってほしいなって思いますし、あとは「メイドインベルマーレ」で、福澤さんもおっしゃっていましたけど日の丸背負ってワールドカップの舞台に立って、世界に羽ばたく選手が出てきてほしい、というのは本当に強く思いますね。
眞壁代表取締役 ベルマーレというのは40チームの中でも非常に特異な歴史を持ったクラブです。消滅危機を乗り越えた後、親会社なく、2回J1に昇格した。今でこそ親会社のないクラブは増えましたが、やはり中々J2から抜け出せない。その中で言うと、我々が「市民クラブ」と最初に言われ、今までやってきたその過程というのは相当難しいこと。これは日本のスポーツの歴史の中で、20年経ち、「先行して、地域でスポーツチームを支えるという成功例を作ったのはベルマーレ」と言われる時代が来ると思う。
 Jリーグの理念でもある「ヨーロッパ型のスポーツクラブ」。地域がクラブを支え、クラブが地域の元気を担う。そういうクラブになっていきたい。そのためには落合市長と色々お話しさせていただき、お互いギブアンドテイクで生きていく道を見つける。そういったことも7市3町の中で広く皆様とお付き合いをさせていただきたい。
ワールドカップには我々も送りたい。ただ、覚えておいてほしいのは、U-19日本代表のキャプテンは遠藤 航でした。その2年前は菊池大介でした。日本に40クラブあり、2回続けてうちの選手が日本代表のキャプテンを務めている。この世代は時代がずれると、オリンピック代表世代になる。つまり一歩手前に来ている。だから彼らがずっとベルマーレで活躍できて、ずっといようと思えるようなクラブにしなきゃいけない。そういう面でも皆様と一緒に、彼らが夢を見られるクラブにしていきたいと思っています。是非よろしくお願いします。
―最後に、それぞれ2013シーズンへの期待と、応援の誓いをお願いします。
落合市長 前のシーズンは本当にアグレッシブに戦っておりました。これを貫けば、J1でも旋風を吹き起こすことができると思います。昨シーズン、曺監督に「1年通して駆ける体力つけてくださいね」なんて生意気なこと言ったんですが、本当にその通りに動き回ってくれました。今年も是非恐れずに、J1で思い切って戦ってほしい。もちろん平塚の、湘南の宝ですから、我々はしっかりと応援させていただきます。是非頑張っていただきたいと思います。
福澤会頭 ここ1、2年、J1に上がったチームというのは、J1で割と活躍しているんですね。鳥栖にしても上位ですし。そういう意味ではJ1でも活躍できるんじゃないか、と思っています。昔は「湘南の暴れん坊」と言われてですね。各チームの強い所を食って、生き残ってきたチームですから、今年もですね、是非そういう「湘南の暴れん坊」と言われるような存在になっていただいて、戦って、まちに、市民にですね、嬉しさを届けてほしいと思います。
大久保代表 2010年、苦しすぎて、何がなんだか分からないまま降格してしまったという現実がありました。まずは定着する為に残留すること。そういう下の目標を先に掲げてしまうのが良くないのは分かっているのですが、やっぱりこの前の経験から行くと、まずそこ、と思いますし、その為に、もっと応援してあげなきゃいけないな、っていう気持ちが今はすごい強いです。なので、みんなで応援したいと思っています。皆様の力を貸してほしいと思っています。
眞壁代表取締役 皆様の期待はひしひしと感じまして、何とか応えなきゃいけないと、思っております。2010年は怪我人続出で、何しろ昇格争いをしたスタメンで1試合もできずに終わった。今年は若い、伸び盛りの子たちですから、怪我が出ないよう我々もコントロールしていかなければいけないと思っています。  また、27日には20周年記念試合を行います。中田英寿も来ます。OB現役混合の試合もあり、中田のパスを高山が受けてゴールとか、「この20年間の歴史」を若い選手にも知ってもらいたい。来場者にはマフラーをプレゼントします。これは「平塚」と「湘南」のダブルエンブレムで、今のオフィシャルグッズではなかなかOKにならない。多分ここでしかできない商品です。
司会:SCN村上アナ このマフラーがレアグッズとなり、また20年後にこういった機会を設けるとき、「20年前、この試合にいったんだよ」と語ってくれる方がいらっしゃるかもしれませんね。今日は、ベルマーレの20周年記念ということで、今まで、そしてこれからについてお話しいただきました。どうもありがとうございました。
 
プロフィール

落合克宏さん(55)【写真=左から3人目】
平塚市長 地域の宝「湘南ベルマーレ」をJリーグ加盟前(1992年)から支援してきた平塚市の市長。J1の舞台で再び「湘南のつむじ風」が巻き起こることを期待している。
福澤正人さん(70)【写真=右から3人目】
平塚商工会議所会頭 平塚にベルマーレが誕生した1993年より、市民応援団の団長として全国各地を飛び回り、現在も平塚商工会議所会頭や湘南ベルマーレの持株会の代表として支援し続けている。
大久保祐三さん(39)【写真=右から2人目】
EL FRENTE SHONAN代表 1994年から現在に至るまでゴール裏で拡声器片手に応援活動中。 勝利のダンス考案者。
眞壁 潔さん(50)【写真=右から1人目】
株式会社湘南ベルマーレ代表取締役 1999年にYEGの一員としてベルマーレの存続危機を救い湘南への移行を手がけた。2004年に代表取締役に就任し地域に根差したオンリーワン のクラブづくりのため日々チャレンジを続けている。
 

 宇治川を渡りきった先陣の佐々木高綱と2陣の梶原景季に勇気づけられて、義経軍は次々と川に入った。畠山重忠も、手勢500騎とともに川を渡ろうとした。だが、水面が高くて流れも速いうえに、川底は深い。怖れる兵たちに重忠は手綱のさばき方など、細かく指示を出す。「強い馬は川上に立てて激流を防ぎ、弱い馬は川下に立てて流れの緩やかなところを渡せ。川のなかでは弓を引くな。真っすぐに渡ろうとして流されるな。水の流れに従って渡れ」。優れた容儀の重忠を源氏の大将軍かと思った木曽方の武者が、矢を放つ。重忠の馬が、射られた。傷を負って痛がる馬。その前足をつかんで右肩に担ぎ、重忠は水の底へ入った。傍目には畠山が流されたかと思われたが、彼は浮き上がって息継ぎをしてからまた川底にもぐって対岸に向かう。すると、鎧を着た武者が重忠につかまり、助けを求めてきた。「対岸に投げてくだされば名のります」というその男をつかみながら進んでいくと、また、馬と一緒に流されていく鎧を着た武者がいる。重忠は弓の一方をさし出して取りつくように言い、馬にかかる緒につかまらせて岸まで連れていった。最初に取りついてきた武者を対岸へと投げ上げたそのとき。「ただ今、徒歩で宇治川を渡った先陣は、武蔵国の大串次郎である!」と男が言った。敵味方がどっと笑う。大串はさすがに気がとがめたのか、「1陣は畠山、2陣は大串である」と言い直した。馬も人も助けながら宇治川を渡りきった大力の畠山重忠。彼はこののち鵯越の逆落としの際にも馬をいたわり、背負って崖を下ったという。
 宇治川を渡った義経軍は、木曽義仲方と対戦。宇治は、源氏にとって因縁の地。以仁王を奉じて挙兵した源頼政が、平家に攻められて自害に追い込まれたところだ。頼政の息子の仲綱も、さらには頼政の養子となっていた義仲の兄・仲家もここで自害。歌人としても有名な頼政は「埋れ木の花さくこともなかりしに実(身)のなる果てぞかなしかりける」という辞世の歌を残して、逝った。平家打倒の志を胸に無念の死を遂げた頼政の首は、敵方に見つからないようにと石とともに宇治川の底に沈められた。その宇治でいま、源氏軍が源氏軍を攻めていた。
【写真】 畠山重忠公史跡公園に建つ、馬を背負った「畠山重忠像」(埼玉県深谷市畠山)
写真提供=深谷市教育委員会生涯学習課
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


「新年によせて」
平塚市 落合 克宏 市町
晴れやかな新年を迎えられるにあたり、日頃からの市政に対するお力添えに感謝を込めて、ごあいさつ申し上げます。
今年本市は、市制施行80周年の節目の年としまして、様々な記念事業を実施してまいりました。そうした中、湘南ベルマーのJ1復帰など、本市にとって明るい話題の多い年となりました。
社会経済状況は、依然厳しさが続くものと予想されますが、本市は、「安心・安全への対策」、「地域経済の活性化」のほか、子育てや高齢者支援など、安心して暮らせる市民本位の施策を、皆様と手を携え、進めてまいりたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
新年が、皆様にとりまして実り豊かで笑顔あふれる年となりますよう願っております。
信頼される町政運営のために
邁進してまいります

大磯町 中﨑 久雄 町長
平成24年は、「おあしす」や「卓話集会」を通じて、多くの町民の皆さんの健康づくりをサポートさせていただきました。平成25年は「おあしす」や「卓話集会」をさらに充実させ、多くの皆さんとの絆を深めていきたいと思います。
旧吉田茂邸の再建につきましては、焼失前の形態、仕様の復元を目指し、後世に誇れる建築物を遺すために、職員一丸となり取り組んでおります。募金活動も再開しましたので、より一層のご協力をお願いいたします。
来年は巳年です。私を含め職員一同は、今までの考え方から脱皮して、厳しい財政状況ですが、知恵と工夫を重ねてこの状況を乗り越えてまいります。皆さんから信頼される町政運営を進めていくため、より一層、まちづくりに邁進してまいりたいと思います。
新たなスタートに向けて!
二宮町 坂本 孝也 町長
今年も残すところわずかとなり、町長としての二期目の任期も折り返しを迎えました。
来年4月からは、今後10年間のまちづくりの指針となる新しい総合計画がスタートします。
将来像の「人と暮らし、文化を育む自然豊かな町」の実現に向けた取組を進めるとともに、「心のふるさと」として二宮町の良さを町内外へ積極的にPRしていきます。
また、若い世代をはじめ、幅広い年齢層の方々が二宮町で一生を過ごしていただけるように町民、地域、行政が一体となり「いつまでも住み続けたい」と思うまちづくり、「存在感のある」まちづくりに取り組みますので、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
皆さま方におかれましても健康に十分ご留意いただき、良い年をお迎えください。
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本紙では沢山の方々に挨拶駅伝にご協力頂き、
9ページにわたりご紹介させて頂いております。
PDFにて紙面がご覧頂けます。是非ご覧下さい。
2013年12月28日発行 年末年始号はこちらから

『バッドサンタ』
日活株式会社より、DVD発売中
監督:テリー・ツワイゴフ 脚本:グレン・フィカーラ/ジョン・レクア
出演:ビリー・ボブ・ソーントン/バーニー・マック ほか
巷には、昨年来の自粛ムードが嘘のようにXmasイルミネーションが溢れ、ホッとするのと同時に、いまだ仮設住宅で暮らす方々を思うと胸が痛む。それでもXmasはやってくる。『バッドサンタ』は、デパート専門の金庫破りと孤独な少年との、奇妙な友情の物語。金庫破りのウィリーは、昼間はデパートの催事場でサンタになりすます中年男。子供相手に酒は飲むは、失禁するは、更衣室に女性を連れ込んで致すはと、傍若無人。だけどなぜか、“キッド”という少年だけが彼になついてくる。ウィリーは、素性を隠すためにキッドの家に転がり込む。刑務所にいる父を待ちながら、痴呆症の祖母とふたりで暮らすキッドは、学校の成績もあまりよくない上に肥満児でいじめられっこ。その姿に、ウィリーはクソッタレな自分の人生を重ねていく。そして、Xmasにして犯罪決行の夜——ふたりの人生をおおきく変える奇跡が訪れる。ふたり同様、みなさまにもXmasの奇跡があらんことを。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 今季J2リーグを戦ったのは22チーム。熾烈な戦いの末、2位でフィニッシュし自動昇格を果たした。しかも「強化費」と言われる選手の人件費は22チームの中で真ん中よりも下であった。この事実はサッカー界でも驚きと共に話題となった。選手のもつ力を最大限に引き出す監督の手腕、育成から育て上げた選手たちの躍動、互いを信じ合う一体感。応援して下さる皆さんからの浄財を大切に使い、コツコツと努力を積み重ねた一年であった。ベルマーレは責任企業が赤字を補てんするのではなく、完全な独立採算で経営を続ける市民クラブである。来季勝負するJ1は当然ながらさらに厳しいステージとなる。しかし監督はきっぱりと言う。「J1は決して未知の世界ではない。湘南スタイルを磨けば必ず良さを出すことができる」と。ひとつの企業に頼るのではなく市民と共に歩むクラブ。この形で結果を出すことができれば日本のスポーツ界の大きな光になると考えている。
●持株会/シーズンチケットお申込み受付中 TEL:0463-25-1211

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)


「まちづくりをしたい」という想いから「まちづくり工房『しお風』」をスタートした神保智子さん。本人は「志、という程ではない」と謙遜するが、しかし確かなその「想い」は、湘南の小さなまち二宮の地域コミュニケーション紙「しお風」となった。12年前生まれた「しお風」は、ゆっくりと、けれども間違いなく人と人を繋ぎ、二宮のまちをそよいでいる。
 想いの強さは人それぞれで神保さんにも自分の生活がある。定まったメンバーがいるのではなく、イベントによって得意とする人や協力できる人が集まるという、飾らない自由なスタイルで「しお風」は続いてきた。まちづくりへの想いを発信する中で、様々な人と出会い、色々な活動を始めた。そのうちの1つが二宮のマップ作りだった。
walkwalk(ワクワク)マップ
 同マップは元々、県の事業でまち歩きの魅力を伝えるために地図を作ろうというものが委託事業となりスタートした。地元高校生などと結成したwalkwalk青少年探検隊とともに毎週まちを歩き回り、一つのマップが完成したのが5年前。vol.4となる今回は「湘南みかんのある暮らし」をテーマに、花から果実まで1年を通して楽しめる「湘南みかん」を通してマップを再構築した。当初の目的はマップを作ることだったが、根底にあるまちづくりをするという想いから様々なイベントが繋がり、8日には地域探検ツアーを行った。
walkwalk地域探検ツアー
 遠くは我孫子から、もちろん地元二宮の人まで多くの人が参加した今回のツアー。当日は晴天に恵まれ、20人余りの参加者がマップに沿って二宮を体験した。自然風のもみじ庭園や老舗の落花生店、旧山川邸など、普通に暮らすだけではなかなか気づくことができない名所の数々から、隠れた二宮の魅力が浮かび上がる。この日の参加者から、さらに人の輪が広がり、神保さんの目指すまちづくりが進んでいく。
 まちづくりということを、必ずしも愛郷心という立派な言葉で飾る必要はない。自分のまちのことを良く知っている人でも、そうでない人でも、そこで暮らし、生きている。であればこそ、少し目を向けるだけで見えてくる世界がある。特別な資格は何もいらない。そこに住む人、働く人、訪れる人の活力が、そのまま「まち」を創る。「二宮らしさを未来に伝えたい」という神保さんのまちづくりは、人を、物事を、まちを巻き込み、この瞬間も前に進み続けている。

 巨大な波に乗るサーファーの写真。誰もが一度は目にしたことがあるだろう。しかし、その舞台裏では多くのサーフィンフォトグラファーが一瞬を切り取るために命を掛けて大波に挑んでいる。松風町、扇の松通り沿いにアトリエを構えるU-SKEもその一人である。
 10代の終わりから30代にかけて世界中のサーフポイントを巡り、多くの著名なサーファーと共演、国内外数多くの雑誌の表紙を飾ってきた。そんな輝かしい世界で忙しなく活躍してきたが、ここ1年ほど生まれ育った平塚をベースに、地元の海や風景を撮影する時間が多くなった。それは、一昨年の大きな出来事に起因する。
 2011年3月11日、U-SKEは滞在先のハワイで東日本大震災の報を受けた。日本に帰国するとかつて訪れた美しい福島のサーフポイントが原発事故により消滅していた。日常が非日常に変わる瞬間「自分ができることとして地元の美しい海の風景を残していきたい」との想いが更に強くなったという。
 朝焼けの海の上から見る高麗山と富士山。日々刻々と変わる地元の風景を心のままに写していくと、『フォトグラファー』としてスタートした写真との関わりは『写心家』へと変化した。「地元の素敵な風景を見たら、大切にしたいと思うでしょ。それを伝えることが多くを与えてくれた自然と平塚への恩返しだから」
 松風町の自身のアトリエに設けられたギャラリー「ピースマンギャラリー」には、サーファーはもちろん、通りすがりの人が訪れることも珍しくない。飾られた写真の中に写る「平塚」の痕跡を見つけて驚く人を見てU-SKEは嬉しそうな表情を浮かべる。もっと多くの人に地元の魅力を知ってもらいたい。今は撮り貯めた地元の作品を美術館など大きい場所で展示することを目標とし、今日も地元の海へと向かっていく。

2013年U-SKEカレンダー
15名様にプレゼント(ポストカード付)

国内外の厳選した作品13点を収めたカレンダー。
平塚の風景を写したポストカード1点付
【応募方法】
①〒住所②氏名③年齢④性別⑤新聞購読の有無(新聞社名)
⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見を明記の上、
ハガキは〒259-1217平塚市長持203-4
(株)湘南ジャーナル社「カレンダープレゼント係」まで
メールは【toko@shonan-journal.com】まで。12/21(金)必着。

ピースマンギャラリー
平塚市松風町23-3-102
※常時作品の展示をおこなっているが、基本的にアトリエのため不定休

 人一倍、向上心が強い。A代表への想いも、またヨーロッパで活躍したいという具体的な目標もきっぱりと口にする。チームの心臓部とも言えるボランチの位置でプレーする韓国人のハン グギョン。派手さはなくとも「アイツがいなければ」と思わせる働きでチームを支え続けた。チーム内外でそのプレーへの評価は高く、来季はどうなるのかと去就が注目されていた。子どもの頃からの夢であるヨーロッパのクラブへ移籍するのか、ベルマーレに残るのか。人生の岐路に立たされ、とことん悩んだ。そして出した決断は来季もベルマーレでプレーするというものだった。「お金とか名誉とかそういうものは確かに重要ですが、それよりも大切なものがあるということに気がつきました。そういう意味では、来年もまたベルマーレでプレーすること以外、考えられなかった。そう思えるチームでプレーできることは幸せなことだと思う」とハン。来季、再びピッチ上で躍動する7番を見ることができる。「勝負の年」と位置づける一年が楽しみだ。

【写真】来季も湘南の7番を背負うハングギョン

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

『007 スカイフォール』
2012年 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
監督:サム・メンデス 脚本:ジョン・ローガン/ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド
出演:ダニエル・クレイグ/ハビエル・バルデム/ジュディ・デンチ ほか
109シネマズ湘南I MAXシアターほかにて、公開中。
 「カジノ・ロワイヤル』から開幕した、ダニエル・クレイグの新生ボンドシリーズ三作目は、前二作が連続したストーリーなのに対して、新章突入といった趣。シリーズ開始50周年を記念した本作には、過去作への目配せも巧妙に配され、ファンなら思わずニヤリとさせられる趣向が満載だ。ボンドガールにも、心憎い仕掛けが施されている。だが、本作での真のボンドガールは、ジュディ・デンチ演ずるボンドの上司・Mであろう。Mに裏切られたと思いこむ元諜報部員シルヴァの罠によって、次第に組織から孤立していくMと、単身彼女を守ろうとするボンド。天涯孤独なふたりの諜報部員にとって、Mは唯一、母なる存在である。つまり、本作はひとりの母をめぐる、ふたりの息子の確執なのだ。非情な顔の奥底に深遠なる母性を湛えたジュディ・デンチの御尊顔は、物語が佳境に進むに連れて神々しいまでに輝いてみえる。御年77歳のボンドガールの誕生に喝采を送りたい。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 頼朝からいけずきを賜わった佐々木高綱は、決意を述べた。「もし戦場にて高綱が生きているとお聞きになったならば、宇治川の先陣をつとめたのは高綱だとお考えください」。だから、何としてでも他人に先を越されるようなことがあってはならなかった。鎌倉を発った高綱は、相模河を渡り、大磯、小磯、酒匂宿を越えて、本来なら2日かかるところを1日で黄瀬河宿に着いた。そして浮島が原で義仲追討軍に合流する。
 梶原景季は、軍勢のなかでするすみが1番の名馬だと得意な気持ちでいた。皆もするすみを褒めそやす。そこを舎人らに引かれたいけずきが通る。いったい誰が手に入れたのか。蒲殿(範頼)か、九郎御曹司(義経)か。すると舎人は佐々木高綱の馬だと言う。「なんと口惜しい。高綱に与えるくらいなら、先に願い出た自分に下さるべきだ。景季に下さらないならば、高綱にも与えるべきではなかった。大将軍ともあろうお方が、不公正なことをされたものよ。よし、高綱と刺し違えて、頼朝様に大損させてやる」。尋常でない景季の様子を見て、高綱は警戒した。頼朝様のおっしゃっていた、「大勢の者がいけずきを欲しがるなかで、景季に至っては直接所望してきたのを断ったのだ。心しておけよ」とは、このことだったのか。
 「その馬はだれから賜わったのか」と尋ねる景季に、高綱は答える。「近江から鎌倉へ参上する際に馬を乗りつぶしてしまったので、鎌倉殿に馬を頂こうと思ったが、自分が願い出たところで頂けるはずもない。だから、ひそかに盗み出してきたのだ」。それを聞いた景季。「やられた。自分も盗めば良かったものを」。事は、回避された。
 1月20日。雪解け水でかさの増した、宇治川。滝のような音を立てて波が逆立つ。義経に、畠山重忠が瀬踏み(川の流れの緩急や深浅を調べて先導すること)を申し出た、そのとき。すばやく、2騎が飛び出した。高綱と景季だ。先に出る景季に「馬の腹帯が緩んでいますぞ」と高綱が言い、追い抜いた高綱に景季が「川底に張りめぐらされた綱に気をつけよ」と声をかける。馬の足に引っかかる綱を太刀で切り払いつつ、急流のなかを一文字に渡りきったのは―高綱。「佐々木の四郎高綱、宇治川の先陣!」。勢いづけられた義経軍は、次々と川に入った。
【写真】府立宇治公園に建つ「宇治川先陣之碑」(京都府宇治市宇治塔川) 写真提供=宇治市商工観光課
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


 驚くほど甘く、しっとりと、柔らかい。だが砂糖やマーガリンなど添加物は一切使っていない。完成するまでになされることは「素材そのままを、焼く」という1工程のみ。これは焼き芋。ただ、一般的に広く想起されるであろうほくほくとした焼き芋とは全く異なる食感を持つ。それは、焼芋家という肩書きで活動するチョウハシトオルさん(33)の「作品」、『つぼ焼きいも』だ。

 冬の到来を感じさせる焼き芋。家庭でも手軽に蒸かすことができ、石焼き芋の軽トラックを見かければ簡単に手に入れられる。だが「つぼ焼きいも」は、なかなかお目にかかることができない。以前はどこにでもある一般的な販売形態だったというが、近年では珍しいものとなった。理由は明解。手間がかかるから、だ。
手間
 愛知県常滑産の大きなつぼが2口。練炭を入れ、温めること2時間。均等に焼くためこまめに回転させ1時間かけてじっくり蒸し焼きにする。1日3時間の営業で、最大でも75本程度しか作れないという。普段は大磯町内で週2回、週末はイベントに呼ばれることもあるが、すぐ売り切れる。毎月の「大磯市」では整理券を配るほど。  販売量の少なさ。さらに輪をかけて販売機会も少なく、「幻の地元スイーツ」ともいえる存在だ。  効率を選ばず、利益を求めず、大量生産はしない。それでも手間を惜しまずにかけるのは、なぜか―。「活動自体がデザインだから」とチョウハシさんは言う。
デザイン
 多摩美術大学を卒業し、デザイナーとして都内で働いていたチョウハシさん。生まれ育った地元で働きたい、と帰郷するも、デザインの仕事は多いものではない。知人も少ない。そんな中、「つぼ焼きいも」の存在を知り、興味を持った。そして、自分自身を多くの人に知ってもらおうというセルフプロデュースの意味も込め、始めることに決めた。「『あるものを人に、どう伝えるか』、というのも、デザインの役割のひとつだと思います。素朴で地味な焼き芋も、自分も、伝え方によっては人に受け入れられると思ったんです。偉そうで申し訳ないんですが」と謙虚に語る。
作品
 「始めた当時はオシャレっぽい、飾った感じにすることで、差別化を図ろうと思ってやっていました。ですが最近はそんな気はなく、むしろ当時のは『イケてない』デザインでしたね」と振り返る。「単なる自分を説明するためのコミュニケーションツールだったんです」  始めて4年。気が付けば、どっぷりとはまっていた。「素材本来が持つ、その美味しさをいかに伝えられるか」。今では本業のデザイナーよりも、ウェイトを置くようになり、肩書きも「焼芋家」へと変更した。「下手にかっこよく見せる必要はなく、シンプルに、最大限の魅力を伝えるか。それが本当のデザインの役割だと思います。もちろん美味しいのが大前提ですが」
 素材、その魅力を最大限に引き出すことを追求する焼芋家は、自らが発する言葉も飾ることなく、素朴に語る。そして最後にひとつだけ付け加える。「その先に生まれる、人の『驚き』や『喜び』、『幸せ』。それこそが僕の作品だと思っています」
問い合わせ チョウハシさん
☎090-5443-2221


湘南ベルマーレ、横浜DeNAベイスターズといった平塚でホームゲームを行うプロスポーツチーム、その中に去年新たにプロスポーツクラブが加わったのをご存知だろうか?2011年、bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)に横浜ビー・コルセアーズは産声を上げた。コルセアーズとは海賊船団の意。いざ、プロバスケットボールの大海原へ。

平塚総合公園内にある平塚総合体育館はバスケットやバレーの全国レベルの試合が行われ、人気バスケットボール漫画にも登場したこともある、言わば聖地とも呼べる場所だ。同体育館をホームアリーナに構える(他県内全6カ所にホームアリーナ)横浜ビー・コルセアーズ、略称ビーコルは昨シーズン初参入ながらプレーオフ3位の好成績を収めた。2012-13シーズンは10月に開幕し、今月1日には同体育館を舞台とする平塚シリーズが始まった。
開幕
1日、対富山戦。エントランスではビーコルのチアリーダー「B-ROSE」がお出迎え。会場内にはフラッグやモニュメントが掲出され、体育館の装いもビーコル一色となった。セレモニーでは落合克宏平塚市長が「私も小中高社会人とバスケットに親しみプレーの興奮を覚えた。皆さんにも是非」と興奮気味に挨拶。また、「より身近に感じてもらいたい」と導入された、可動式の座席160席もお披露目となった。市長によるティップオフも行われ、いよいよ開幕。試合は富山に序盤リードを奪われるも、第1Q後半に逆転。リードを保ったまま終了し、シリーズの緒戦を白星で飾った。ハーフタイムには市内のよさこい団体「疾風乱舞」が花を添えた。翌2日は前日を超える来場者が訪れ、ハーフタイムで「平塚新体操クラブ」が盛り上げるも、試合は敗北。今年の平塚シリーズはまずまずの船出となった。
航海の先は
中学、高校の部活では定番のバスケットも、ことプロスポーツとなるとサッカーや野球に比べ盛り上がりに欠ける。bjリーグも2005年に発足したばかりで黎明期といえる。その中でビーコルは今季が2シーズン目。昨季の成績が本物かどうか、勝負の年でもある。  スポーツの歓び、楽しみを人々に伝えるプロスポーツ。エンタテインメントでありながら、厳しい世界。だからこそ、時に人々を勇気付け、生きる活力を与えてくれる。さて、神奈川から漕ぎだした海賊船団は日本を席巻するか。
◎チケットプレゼント◎
 12/13(木)開催(17時開場)、対仙台戦のチケットを20組40名様にプレゼント
ハガキまたはメール本文に
①〒住所②氏名③年齢④性別⑤新聞購読の有無⑥本紙の入手先⑦本紙へのご意見
を明記の上、ハガキは【〒259-1217平塚市長持203-4㈱湘南ジャーナル社「ビーコルチケットプレゼント」係】まで
メールは【toko@shonan-journal.com】まで。
12/10(月)必着。即日発送。
◎INFORMATION◎
12/13(木)開催の対仙台戦の2F自由席に市内小学生先着1000人を無料招待。
引率者は割引価格(1000円)で入場可能。
12/7(金)までに要事前予約。
総合公園管理事務所☎35-2233

能楽師・加藤眞悟さん
中原小3年・武井亜久里さん

 石橋山の合戦(1180年)で敗れた源頼朝一行が、東へ船で落ち延びる際に、8騎では縁起が悪いとして1騎(土肥実平の子、遠平)を降ろし、7騎で落ち、後に感動の再会を果たす、といった場面を演じる能の「七騎落」。この7騎には頼朝のほか、土屋三郎や岡崎義実なども数えられ、平塚に縁ある武士が登場する。
 同演目が上演される今年の「湘南ひらつか能狂言」(12/16、中央公民館)で、土肥親子を演じるのは、平塚に縁ある2人。シテ(主人公)の実平を演じる加藤眞悟さん(54)と、子方(子役)の遠平を演じる武井亜久里さん(9)だ。平塚出身の加藤さんは、自ら能楽師として都内を中心に活躍する傍ら、都内、県内複数の教室で指導にあたるなど、後進の育成にも力を注ぐ。「奥が深いからこそ、同じ演目でも、演じるたびに新しく気付くことがある」と能の魅力を語る。また、加藤さんに師事し今回遠平を演じる武井さんは、6歳から能を始めたという市立中原小学校の3年生。「拍手をいっぱいもらえるのが嬉しい」と話す。
 七騎落の見どころとして「第一には、地元の武将が登場する、という点でしょう」と加藤さん。「そして奇跡的な再会、親子の情愛。死と隣り合わせの、命を懸けている時代の『我が子恋しい』という親の気持ち」  能という伝統芸能で甦る中世の相模武士たち。そこには、中世でもなく相模武士でもなく、いつの時代誰にでも、人として共感を得られてきた、「親子の絆」が表現される。
【写真】市内公民館で練習を重ねる加藤さん(右)と武井さん

第四回湘南ひらつか能狂言
◇演目:能「七騎落」、狂言「文蔵」
◇日時:12/16(日)13:30会場14:00開演
◇会場:平塚市中央公民館大ホール
◇チケット: 3000円(全席指定)
◇チケット予約・問い合わせ:平塚市文化スポーツまちづくり振興財団☎32-2237

 2日、J1昇格記念イベント「湘南3年B組大体育祭」が開催された。生憎の悪天候にもかかわらずスタジアムは駆けつけた3215人ものサポーターの熱気に溢れた。「体育祭」と銘打っているだけあって借り物競争やリレー、仮装をしてのサッカー対決など笑い声の絶えない楽しい時間となった。選手たちはイベントの前から「どうやって楽しんでもらえるか」を話し合い、様々な準備をした。「何人くらい来てもらえるのか」を気にかけ、雨が強くなっても席を立つ人のいないことに感謝した。決してやらされているのではなく自分たちからやる。選手がゲストなのではなくホスト役であることを強く認識して臨んだ。それは、一年間どんな時も支え続けてくれたことへの感謝を表す場であったからだ。終了後、「たくさん来てくれて本当に嬉しかった」とみせた笑顔には価値がある。サッカーでも、サッカーではなくとも、人の心に響く何かを届けたいと願う選手たちでありたい。

【写真】選手とサポーターが一体となって楽しむ

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)

 頼朝が所有していた評判の名馬。黒栗毛の、太くたくましき馬。その名は、いけずき(生唼・生飡)。生きているものに見境なく噛みつく、という意味だ。だれもが、この馬を手に入れたがった。6万余騎を率いて義仲討伐に赴いている、大手の大将軍の範頼(頼朝の弟)も人を介して所望していた。
 頼朝のもとへ、梶原景季が参上した。「いけずきをくだされば、今回の出陣で宇治川を真っ先に渡って木曽殿を滅ぼしてみせます」と言ってきた。頼朝は思案した。景季に与えようか。景季の父の景時には恩がある。石橋山の合戦で負けて隠れていたところを助けてくれた。だが、人を介していけずきを欲しいと望む範頼に対して、直接自分に交渉してきた景季の振る舞いは、無礼ではないか。「木曽と平家との合戦は、まだ続いている。いけずきは、いざというときに自分が乗るつもりの馬である」。そう言って頼朝は、いけずきに劣らぬ名馬、するすみ(磨墨・摺墨)を景季に与えた。
 その翌日。近江から、佐々木高綱(挙兵時から頼朝に従う佐々木4兄弟のうちの4番目)が頼朝のもとに駆けつけた。頼朝は問う。近江にいた佐々木が、なぜ京都ではなくわざわざ鎌倉まで来たのか。佐々木は答える。「戦場に出れば再び帰参できるか分かりません。そこで御暇を申し上げるとともに、どちらの敵を討ちに行けとのたしかな仰せを承りに参上した次第です。正月5日の早朝に館を出発し、3日かけて鎌倉に参りました。そのために馬をだめにしてしまいました。しかし知り合いもいないので馬を求めることもできないままでおります」。頼朝は、高綱の忠誠心に感じ入り、「木曽追討のために軍を派遣した。宇治と勢多(瀬田)の橋は壊されているだろう。宇治川の先陣をきることはできるか」と尋ねた。「私は近江育ちですので、宇治川の深さや浅さ、淵瀬までも詳しく存じております。宇治川を最初に渡るのは高綱でございます」。思い起こせば石橋山の合戦で大庭軍から逃げていたときに、佐々木兄弟は引き返してきて防ぎ矢を射て、自分を守ってくれた。頼朝は、いけずきを高綱に与えることにした。そして期待をこめて言った。必ず、宇治川の先陣をつとめて名をあげよ、と。
【写真】「日本最古の橋」ともいわれる宇治橋が架かる宇治川(京都府宇治市) 写真提供=宇治市商工観光課
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


子どもの頃、特に男の子なら誰もが憧れたであろう戦隊ヒーロー。そんなヒーローが平塚に誕生した。平塚警察署生活安全課が生み出したヒーローは、平塚の安全を守るべく今日もどこかで戦っている。

 生活安全課とは安全相談をはじめとする安全・安心なまちづくり、青少年の健全育成、許認可業務といった様々な業務を担当する、警察組織の中でも市民の生活に密接に関わる部署だ。この生活安全課でボウハンジャーは産声をあげた。
誕生
「単純に、子どもに受け入れられるためにはこれかな、と思って」と生活安全課の加藤美沙さん。自身も小さな息子を育てる中、広報不足を感じていた防犯のイベントで目玉となるキャラクターとして、戦隊モノをオマージュしたボウハンジャーを発案した。話はあっと言う間に形になり、平塚戦隊ボウハンジャーが誕生。平塚の安全を守るべく活動を開始した。赤、青、黄色の3人のボウハンジャーと悪役・ワガドンで実施される寸劇仕立ての非行防止・防犯教室は、子どもにはもちろん大人にまでアピールでき、思った以上に反応は良かった。ボウハンレッドに扮する同課職員は「小さい頃はもちろん僕も戦隊モノを見ていました。まさか自分がやるとは思わなかったですが…やっぱり感動しますよね」とマスクの奥で目を細める。
現実の先に
もちろん、ただのパフォーマンスとして生まれたわけではない。同課の東 尚幸課長は「啓発には硬軟両様が必要、『軟』の部分がボウハンジャー」と話す。市内で今年10月までに発生した自転車盗難は788件、オートバイ盗難が363件、万引きが189件となっている。これらは認知件数(実際に届け出された件数)であり、実際の件数はこれを上回ると予想される。さらに平塚は子どもや女性への盗撮・痴漢・暴行などの件数が、県下でも上位にあり、対策が急がれる。自転車盗難、万引きなどは「ゲートウェイ犯罪」といわれ、より重大な犯罪への入り口になるとされる。「小学校、幼稚園のうちから規範意識を高める必要がある」と東課長。青少年に対する啓発活動が重要になるという背景から、必要とされ生まれたボウハンジャー。だが数字に目を向けた時、彼らが本当にヒーローになるのはまだ先になりそうだ。東課長も「皆さんからご意見を頂いて育てていきたい」と親心を見せる。
ボウハンジャーが真のヒーローになる日、平塚が真に安心・安全なまちになる日。それは彼らよって与えられるものではなく市民自らが能動的に得ようとしなければならない。それこそ、ボウハンジャーがいなくても、一人一人がボウハンジャーになれる程に。

レイくん(オス・14才・ミックス)

写真を見ているとペロペロ舐めに来ます。
凄く音に臆病でお外が怖い家猫さんです(笑)

平塚市 にゃんこ好き!さん

土屋崇之さん
ティーアンドティー会計事務所 代表

今年10月に長男が誕生すると共に、地元平塚で開業。平塚での仕事を夢見ていました。仕事だけでなく育児も頑張りどころ。好奇心旺盛で作ったホームページ、是非一度見に来てください。事業やNPOの起ち上げ、その後のサポートいたします。趣味は週に1度のテニス。仕事、育児、趣味を通じて平塚で沢山のネットワークができれば嬉しいです。

 平家追討のために都を出ていた行家(義仲と頼朝の叔父)は、室山(兵庫県)で平家に敗れる。巻き返しをはかる平家が、都を奪還するために入京するという噂も流れだした。義仲にしてみれば、もとより平家に恨みはない。憎いのは、頼朝だ。孤立した木曽義仲は、播磨の室泊にいる平家と手を組もうと画策した。「共に、東国を攻めよう」と。しかし、勢いをつけた平家が、いまさら義仲に誘われて都に上り、協力するはずもない。平家は、強気だった。なぜならこちらには、切り札である3種の神器があるのだ。共に頼朝を討つという義仲の案は、拒絶される。
 義仲は、考える。それにしても憎いのは頼朝だ。自分の父親(義賢)は、頼朝の兄・義平に殺された。自分も命を狙われた。運よく助けられたが、父親が勢力を広げていた北関東を捨てて信州の木曽へ逃げて来ざるを得なかった。しかも自分の大事な息子(義高)を、大姫(頼朝の娘)の婚約者という名目で無理やり差し出させた。婚約者とは名ばかりで、実際は人質に等しい。そして今、平家追討に功のある自分をさし置き、後白河法皇と交渉して鎌倉にいながらにして実権を握り、力を蓄えている。
頼朝追討の命令が出されている奥州平泉の藤原秀衡と手を組み、頼朝の弱体化をはかろう。あるいは、後白河法皇を連れて北陸に一旦退却し、体勢を立て直そうか。寿永3年1月11日。義仲は朝廷から、征夷大将軍(征東大将軍との説もある)に任じられる。征伐すべき敵が明確になった。関東の頼朝だ。平家、ではなかった。
 既に義経から義仲クーデターの報を受けていた頼朝は、弟の範頼率いる大軍を京都へ向けて派遣する。義経率いる軍勢は宇治から、範頼率いる軍勢は瀬田(勢多)からの入京を目指す。義仲は、ただでさえ少ない勢力をさらに分けざるを得なくなった。自分はいざというときに法皇を北陸に連れていけるよう、法皇の御所(後白河法皇の近臣・平業忠の邸)を警護する。義仲に反旗を翻す行家の拠る河内へは樋口兼光を、瀬田には今井兼平を遣わす。そして、宇治。宇治には義経の軍が刻々と迫っている。この京への入り口、なんとしても守らねばならぬ。
【写真】日本最大級の馬上の人物像、埴生護国八幡宮の『源義仲騎馬像』(富山県小矢部市埴生2992) 写真提供=小矢部市
 
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 3年ぶりとなるJ1復帰を果たした。最終戦で決まった劇的な逆転昇格に、選手の顔は笑顔で弾け、そして涙で濡れた。歓喜に沸く中、崩れるように泣いていたのは曺貴裁監督とキャプテンの坂本紘司だった。二人は抱き合うと互いを支え合うようにして涙を流した。「お前がいたからここまでこれた」と監督は坂本に言った。この最終戦が終了した時、坂本は16年間のプロ生活に終止符を打つことを決めた。誰もが笑顔になっているのを見て「笑って終わろう」と決心がついたのだと言う。13年間もの間、その身をベルマーレに捧げてきた。いい時ばかりではない。むしろ苦しい時のほうが多かった。それでも前を向く8番の姿に支えられチームは成長した。サポーターに愛され、そして誰よりサポーターを愛した。チームメイトが坂本の想いを引き継ぎ、ベルマーレは来季J1の舞台で戦う。

文:遠藤さちえ(湘南ベルマーレ)


 平塚八幡宮、一の鳥居正面。目の前を横切る国道1号線上に位置するその「空間」は、同八幡宮と、その参道である大門通りとを繋ぐ道。現在そこに横断歩道はなく、例大祭と国府祭で神輿が渡御する場合を除き、原則、横断は禁止されている。だがこのたび、大門通りの商店会・大門会を中心とする「表参道復活」を掲げる市民らの働きかけにより、平塚警察署の協力を得て、来年の元日から3日までの3日間(各日12時から16時)、一時的に参道が「復活」する。
初詣には毎年およそ2万5000人の参拝者が訪れるという同八幡宮。これまで、参拝を待つ行列は、一の鳥居から出て西側の外周に沿ってつくられてきた。この待機列は、今後も同様に、同八幡宮の臨時駐車場となる浅間緑地からの参拝者用として設けられる予定だが、来年は、指定の時間帯(警察官の手信号による交通整理)で横断可能となるため、「参道」となる大門通りにも待機列が設けられる。
復活の声
過去、同八幡宮の一の鳥居は大門通りと旧東海道(現・湘南スターモール)とが垂直に接続する場所に建ち、多くの人を迎え入れていた。時は現代、八幡宮正面には幹線道路が走り、一の鳥居は境内へと移築、参道はいつしか閑散とした通りに変わった。商店は減り、昔ながらの店は数えるほど。背を向けて建つマンションもあり、「表参道」は消えた。  5年ほど前から「これはおかしいよね」と声が挙がってきたという。そして大門会を中心に様々な活動が生まれた。往時の賑わいを思わせる「大門市」や、八幡宮のぼんぼりまつりに合わせた「ぼんぼり市」など。「平塚八幡宮表参道復活への署名のお願い」と題した署名活動も始め、この2年で約1万5000人分が集められた。
一歩一歩
 「皆さん、『当たり前のことなんだよね』と進んで署名してくださいました」と話すのは大門会会長の高橋經祺(つねき)さん。署名は短い期間で数多く集まった。「この次はどうすれば良いのか、ということでとりあえず警察署長に伺いにいったら、『年始、試験的に通してみようか』との提案をいただいたんです」。そして今回の手信号による横断歩道が実現するに至った。
参道に、参拝者が並ぶ―。時代が移り変わり幾十年、まずあり得なかったごく一般的な現象が、来年正月三が日に甦る。高橋さんは「自治会や八幡宮、署名にご協力いただいた多くの方の『ご縁』で参道が復活します。一時的ですが、一応カタチになった。ただ、ここからが第一歩。今後も継続され、地域の商業者による『初市』などが開催できれば賑やかになると思います」
このはじめの一歩は、一の鳥居へと続く大きな一歩となるか―。

坂本紘司さん
湘南ベルマーレ キャプテン No.8

湘南ベルマーレとして二度目の昇格を決めた時、僕は引退を決意しました。とても難しい決断でした。来季、他クラブで現役を続けるか、引退をするのか。その時に思い起こしたことは、ベルマーレでの数々の戦い、そして応援してくれる人達の顔でした。いつか最後を迎えるのであれば、長く共に戦った戦友達のもとで去りたいと。後悔はありません。最後に最高の形で終われたことをとても誇りに思っています。

『太陽を盗んだ男』
1979年 東宝
監督:長谷川和彦 脚本:レナード・シュレイダー/長谷川和彦
出演:沢田研二/菅原文太/池上季実子 ほか ショウゲートより、DVD発売中
 兄ィが、俳優を引退した。もちろん、菅原文太のことだ。震災後、『東京家族』を降板し、「いまは映画を撮っている時ではない」と休業していたが、『おおかみこどもの雨と雪』で、声の出演ながら健在ぶりをみせてくれた矢先の引退宣言であった。兄ィの代表作といえば、『仁義なき戦い』『トラック野郎』だが、『太陽を盗んだ男』も忘れてはならない。冴えない中学教師の沢田研二が、手製の原爆で政府を脅迫し、ナイターの延長やローリング・ストーンズの来日を要求する、時代風刺にみちた社会派エンターテインメント。兄ィ演ずる山下刑事は、ヘリから落ちても銃で撃たれても死なないターミネーターのごときしぶとさで、沢田を追いつめる。古臭くて侠気に溢れ、男の色気をぷんぷん匂わせた昭和の大人であった。俳優引退の理由は「いまは全部デジタルでしょ。そういうの合わんのだよ」。いまでは山梨の耕作放棄地を開墾している。首尾一貫した男の生きざまに胸が熱くなった。
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 寿永2年も暮れようとしていた。頼朝の御所では、上総広常と梶原景時が双六に興じていた。その最中に、景時が双六の盤をさりげなく越えた。と、思う間もなく広常の首は掻き斬られ、頼朝の前に差し出されたのだった。朝廷の顔色を窺うことなく、関東で堂々と政権を運営すればよい、と頼朝に訴えていた広常。謀叛を疑われて、頼朝の命令によって殺された。
 寿永3(1184のちに元暦元)年正月1日。鶴岡八幡宮で御神楽があったが、頼朝は上総広常の事件で御所のなかが穢れてしまったために、参宮しなかった。8日。上総国一宮(玉前神社)の神主たちが、「故上総広常が生前、宿願があるということで甲(よろい)1領を当宮の宝殿に奉納していました」と頼朝に申し上げた。頼朝は言った。「きっと事情があろうから、使者を下向させて、その甲を取り寄せて見てみよう。広常が奉納した甲はすでに神宝となっていて、むやみに召し出すわけにはいかないだろうから、かわりに2領奉納すれば、神も祟らないだろう」と。そして甲2領を上総一宮に寄進した。
 17日。上総一宮から上総広常が奉納した甲が届く。甲の前胴と後胴を結ぶ紐のところに、1通の封書が結びつけられていた。頼朝は、その封書を開けて、何が書かれているかを知った。「上総一宮の宝前に敬って申し上げます」。広常は、次のような願を立てていた。「3年の間に、3つのことを致します。それは、神田20町を寄進すること。先例にそって社殿を造営すること。1万回矢を射る流鏑馬を挙行すること」。そしてさらに「これらの志は、前兵衛佐殿(頼朝)の心中の御祈願の成就と、東国の泰平を祈ってのものです」とあった――。広常は謀叛を企てるどころか、頼朝の成功を祈って甲を奉納し、願を立てていたのであった。頼朝は、悔いた。広常の弟たちは、広常の縁坐によって囚人とされていたが、許されることとなった。誰よりも強く、東国の独立を夢見ていた広常。頼朝は、彼の冥福を祈るよりほか、なす術がなかった。
【写真】玉前(たまさき)神社社殿(千葉県長生郡一宮町)
写真提供=一宮町教育委員会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ソラちゃん
メス・4才・チワワ(ロングコート)
ドライブが大好きで、ホームセンターに連れて行くとご機嫌ルンルンです。 大人しそうに見えますがオオカミ並みに強暴です。

平塚市 二宮さん

優ちゃん(メス・5才・雑種)

朝ご飯の時刻になると、起こしに来ます。
気が強いけれど、僕たち夫婦には大切な娘です。

平塚市 生井 健仁さん

髙橋哲将さん
走りたいようプロジェクト代表

湘南を環境にやさしい街にするべく活動しています。先月、日本住宅性能検査協会認定の第1回太陽光発電アドバイザー試験に合格。平塚逸品研究会では会員として、環境にやさしい新時代のノリモノ「電動スクーター」を出品。太陽光発電をはじめとするECOなことならご相談を。また、平塚市内を中心に年間300杯のラーメンを食すラーメン通としての側面も。

 根気強く朝廷と交渉し続けた頼朝は、ついに寿永2年10月宣旨を得た。交渉の成果が実ったのだ。これで、東国における頼朝の権利が公的に認められたことになる。
 そのような頼朝のやり方に不満を持っていた御家人がいた。上総広常である。彼の主張はこうだ。「どうして朝廷や皇室のことばかり、みっともないくらいに気にするのだ。我々が関東でこのようにしているのを、誰が引き動かすことができようか」。朝廷のことなど気にせずに、関東で独立した政権を堂々と築いていけばよいではないか、と意見する広常を、頼朝は不快に思った。自分に対して、反旗を翻すかもしれない。危険だ。
 そういえば、こんなこともあった。あるとき頼朝が納涼のために三浦を訪れた。浜辺で頼朝が上総広常と落ち合ったとき、広常の郎従ら50人ほどが下馬して砂の上にひれ伏したにもかかわらず、広常だけは馬上から会釈しただけであった。そのとき、頼朝の馬の前に控えていた三浦(佐原)義連が、広常に下馬するべきであると注意した。広常は言う。「公私ともに3代の間、いまだそのような礼をとったことはない」。三浦の館では、かねてからこの日のために準備していた三浦義澄一族が、心をこめて頼朝を接待した。酒宴を催していたとき、岡崎義実(義澄、義連の叔父)が頼朝の水干(衣服)を所望した。頼朝はその場で義実にお与えになった。すると、これを妬んだ広常が「このような美服は広常こそが拝領すべきであるのに、義実のような老人にお与えになるとは心外だ」と言い放った。義実は怒って言い返す。「広常は功があると思っているようだが、義実のはじめの忠には比べようもない」。そして互いに暴言を吐き、あわや乱闘、となった。駆け付けた義連が「頼朝様がお越しになって、義澄が準備に励んでいるこのときに、何を好んで争うのか」と2人をいさめて、事なきを得たのだった。
 頼朝の挙兵時に2万騎の大軍を率いて参陣した広常。富士川の合戦後に上洛を急ごうとする頼朝を千葉氏と三浦氏とともに説得して東国にとどまらせ、佐竹討伐にも貢献した。だが、頼朝を頂点とする東国政権のなかで、頼朝に恭順せぬ者は、不要であるどころか危険分子でさえあった。頼朝は、広常を殺すことに、決めた。
【写真】 上総広常の居城であったと伝わる高藤山城址に建つ『高藤山古蹟の碑』(千葉県長生郡一宮町)
写真提供=一宮町教育委員会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


悲願の昇格を湘南ベルマーレが達成した。シーズン初頭、その評価は決して高くなかった。若く勢いだけのチームとの下馬評。スター選手がいるわけでもない、ベテランの名将に率いられたわけでもない、路傍の雑草だった彼らはついに大輪の花を咲かせた。

11日、最終節アウェー町田戦、3500人を超える湘南のサポーターが敵地をライトグリーンに埋め尽くした。パールロードのパブリックビューイングにも700人を超えるサポーターが駆けつけ試合を見守る。2位京都との勝ち点差1の3位につける湘南は、京都の結果次第だが勝ち点3を得ることが昇格には必須といえる状況。対する町田も負ければJFL降格が決定的となる重要な一戦だ。湘南は3点をリードするも信念を貫き、試合終了の瞬間まで攻め続けた。京都対甲府の引き分けの一報の直後に試合終了のホイッスル。それは勝利と同時に、J1への昇格を意味していた。指揮官・曺貴裁監督はその場に崩れ、人目をはばかることなく涙を流した。同日夜に行われた昇格報告会には、雨の中だが約3200人のサポーターが集まり、選手らと共に喜びを爆発させた。
2010年、11年振りにJ1に復帰した湘南だったが1シーズンで無念の降格。J1の厳しく、非情な現実に打ちのめされた。2013年シーズン、湘南は3度目のJ1に挑戦する。この昇格はゴールではなく、より高みへのスタートに過ぎない。ベルマーレの歴史に新たな足跡を残すべく、J1を舞台とした挑戦が始まる。

 ホームゲーム最終戦、およそ1万人のサポーターが待ち望んだ瞬間は唐突に、しかも劇的に訪れた。試合終了へ向け、スタジアムは勝利を願う異様な熱気に包まれた。試合を決めたこの1点には、確かに勝利への執念が宿っていた。昇格争いの最終局面は、最終節の結果次第で5位までが2位に浮上する可能性のある大混戦のまま最終コーナーを回った。どんなに渇望しても、明暗をわける重要な一戦でも、勝利の勝ち点は3だ。積み重ねてきた72の勝ち点のうち、3点に過ぎない。バラエティ番組の様に「最後に勝てば100点!まだ、どのチームも優勝のチャンスがあります!」などということはない。開幕から今日まで積み上げてきたものだけが血となり肉となり、今の湘南を形作っている。終幕の瞬間まで、ただ勝ち点3を目指す。それが俺たちの湘南だ。

【写真】: 後半42分、キリノが値千金の決勝ゴールを決める

TEXT:Keisuke Nakui(shonan journal)
PHOTO:Naoji Imai(shonan journal)

WINくん(オス・9才・パピヨン)

ビニールが大好きで、結んであげるとそれはWINのおもちゃに大変身。
毎日元気に走り回っています。

藤沢市 まりなさん

 平頼盛は、平家一門の都落ちには従わず、しばらく都に留まっていた。しかし、頼朝と義仲との対立が表面化した今、義仲が戻ってきた都にいるのは危険であると判断した。そして逐電。鎌倉へと亡命し、頼朝と対面する。京都の情勢を聞いた頼朝は、兵糧の不足を理由に自身が上洛するのをやめた。かわりに遣わすことになったのは、弟の義経。10月宣旨をうけて、東国の年貢を進上するために都に赴くのがその役目だ。頼朝は、鎌倉から1日で行ける距離にある相模国府に頼盛らを送って彼らの宿所とし、相模国の目代を世話役として指名した。頼朝は、鎌倉と都との仲介役になってくれることを頼盛に期待した。頼盛の妻は、大荘園領主として権勢を誇る八条院(鳥羽と美福門院の娘)の乳母の娘であった。
 さて、都では義仲が追いつめられていた。義仲は、東国における権限を頼朝に与えた法皇を恨んだ。西には勢いを盛り返していた平家が、東には大軍を擁する頼朝がいる。後白河法皇に取り入ろうと讒言を繰り返していた行家は、義仲と袂を分かって平家追討のために都を出ている。後白河法皇は、平家追討のため西へ行け、と義仲に厳しく命じる。すみやかに都を出ていくように、との後白河からの強硬な要請だった。都の近くには、義経たちの軍勢が到着している。後白河法皇は、着々と義仲討伐のために戦闘準備を始めた。義仲の乳兄弟の今井兼平は、「帝王に向かって弓を引くことはさすがに憚られます。降服なされませ」と提案。しかし、義仲の言い分はこうだ。「挙兵以来、敵に背中を見せずに戦ってきた。相手が帝王だからといって降参するわけにはいかない ――」。
 11月19日。進退窮まった義仲は、法皇の御所である法住寺殿を攻撃。火を放つ。御所、炎上。法皇側の死者、多数。法皇自身も身柄を拘束されて、幽閉された。実権を握った義仲は、法皇の近臣49人の官職を解き、平家の旧領を手に入れる。法皇は、義経の軍勢に即刻入京するよう催促した。義仲のクーデターによって、頼朝が得たもの。それは、義仲討伐という大義名分だった。目指すは後白河法皇の復権。ついに頼朝は、兵を動かした。
 そしてこの冬、ある有力御家人が頼朝の命令によって殺される。謀叛を、疑われたのだ。
【写真】 かつては後白河法皇の住む院御所「法住寺殿」だった法住寺(京都市東山区三十三間堂廻り)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 巷では一昨年「トイレの神様」がブームになったが、公衆トイレといえば「汚い、臭い、暗い」の3Kのイメージが付きまとう。バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方は以前に比べると浸透してきたが、それでも全ての人にとって利用しやすい環境かといえば未だ十分とは言い難い。
ひらつか市民活動協議会福祉部会は「バリアフリーのトイレマップがあるといい」といった声に注目。関連団体とともに平塚ユニバーサルデザインプロジェクトをスタートさせ、フリーマガジン「ひらつかの『みんなのトイレ』情報」づくりが始まった。同プロジェクトのメンバー氏家さんは「最初はトイレの写真なんてどう撮ればいいのか分からないし大変でした」と笑う。完成した冊子は平塚市を東西南北にわけ、59施設・店舗の多機能トイレ情報が掲載されている。先月25日に発行され、障がい者団体やデイケアサービスなどに配布した。
タイトルになっている「みんなのトイレ」というのは高齢者、身体障がい者、オストメイト、乳幼児を連れている人など、誰もが使用できるバリアフリートイレのこと。同冊子ではみんなのトイレに限らず、障がい者用設備や乳幼児用設備等があるものが掲載されている。健常者が読んでもみんなのトイレを必要とする人たちへの理解が深まる内容。メンバーも「幅広い人たちに見てほしい」と訴えた。
◇問い合わせ:同事務局☎24-5500


クラシックのような、澄んだ音はしない。風の音や波の音にも近い、雑多な周波数も含んだ、原始的で素朴な笛の音。縄文時代の遺跡から出土した「笛」と思われる土器を復元し、「縄文笛」として太古の音を奏で、全国各地の遺跡や博物館等でコンサート活動を行っている平塚市内在住のフルート・土笛奏者。芸名を「縄文笛 毅(じょうもんぶえ つよし)」という。

生まれながらにして、視力障がいがあった縄文笛 毅さん(45)。笛との出会いは、小、中と通った福岡県内の盲学校。リコーダーの先生が吹く笛の音に魅せられ、リコーダーを始めた。高校は普通高校へ進学。オーケストラ部で学んだフルートを専攻し、昭和音楽大学に入学した。そして在学中、旅行に行ったインドで病に倒れ、視力のほとんどを失ったという。人生の転機は、この塞ぎ込んでいた時期に訪れる。
出会い
人生を見失っていた。一人で歩くことができない、昨日書いた字が読めない、このまま生きていても……と、塞ぎ込んだ。療養のため、故郷福岡に帰っていた時期に、気分転換にとドライブに連れて行ってくれたのは盲学校時代のリコーダーの先生だった。たまたま入った海辺の喫茶店。マスターが「自作したが、音が出ないので吹いてほしい」という小さな土笛。吹いてみると、ガラス窓も振動する程の大きな音。その時、力強く思えたこと。「これで生きていける」  その日を境に、「縄文笛」と名付けた土笛を自作するようになり、演奏活動で生活する人生が始まった。最初のうちは喫茶店や山小屋など小さな舞台だったが、お客さんはとても喜んでくれた。懐かしい音だ、自然の音だ、と。続けていくうちに、県内、全国からも声がかかり、実際の縄文遺跡、古墳等でも演奏するようになった。さらには土器の復元を手がけているという戸村正己氏とも出会い、現在では縄文笛、弥生笛の製作者としての同氏と、二人三脚で歩んでいる。
何のために
「幸せの瞬間は、コンサートで吹いているとき」と言う毅さん。ステージのない日も吹く。毎日、当たり前に呼吸しているように、吹く。藤沢市内の路上でのフルート演奏も約20年続けている。だが仕事や趣味で吹いているのではない。「この人は『吹くことが生きること』なんです」と妻・ゆかりさん。以前、笛も吹けないほど体を壊したときの様子を、土が壊れていくようだった、と振り返る。「私はこの人が輝くことが好きだから」と、厳しいときでも、共に前を見て進んできた。吹くことは、生きていることの証明でもあり、周りに生きる喜びを教えてくれる。  何のために吹くのか―。「生きる力を伝えたい」。一度、見失った自分の人生経験からも、古代から続く歴史の面からも。「縄文時代というのは生き抜くのに厳しい時代だったことでしょう。そんな時代にもエネルギッシュな音を出す笛が作られた。そしてみんな一生懸命、力強く生きてきたからこそ歴史が続き、今の自分にも繋がっている」  古代に想いを馳せ、古代の音を奏でる縄文笛 毅さん。自分の人生を重ね合わせ、生きる喜びを謳う。純粋な心から奏でられたその澄み切った音色は、時代を超えて今、我々に力強く語りかける。
縄文笛コンサート事務局☎34-9203
【写真上】平塚海岸にて えとき
【写真下】土器を復元した縄文笛(下)と弥生笛(上)
 

『ミッション:8ミニッツ』
2011年 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ベン・リプリー
出演:ジェイク・ギレンホール/ミシェル・モナハン ほか
小説を書いている。慣れぬ作業で、あっと言う間に時が過ぎてゆく。今日という日が永遠に続いてくれたらと思う。『ミッション:8ミニッツ』は、同じ時間を繰り返す男の話。米空軍パイロットのコルター大尉は、ある特殊な装置を使って、列車爆破テロで死亡した男の死の直前8分間の記憶へとダイブする。彼に与えられた任務は、死んだ男の記憶の中から、連続爆破テロを企てる犯人の手掛かりを見つけ出すこと。現実世界では、新たな爆破テロの予告時刻が迫る中、コルターは同じ8分間を繰り返すうちに、死んだ男の人生を生きはじめていた。同乗した意中の女性への思い、乗客との束の間のふれあい――すべてが、かけがえのない時間へと変わっていく。やがて、任務に隠された重大な秘密を知ったコルターは、ある決断をする。コルターだったら、僕の人生ももっと有効に活用してくれるのではないか。いや、逃げている場合ではない。僕だけの人生なのだ。書くぞっ!!
文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


人間には様々な側面がある。サラリーマンや主婦、学生にだって普段は見えないもう一つの顔がきっとある。ピアニスト?カメラマン?舞台俳優? 精密機器メーカー勤務、中戸川正幸さんのもう一つの顔。それは変幻自在のキャンディーアーティスト。
祭りの屋台に色とりどりの動物や植物が並ぶ飴細工。目の前で飴に命が吹き込まれる様には子どもはもちろん、大人でも童心に返ってしまう。しかし、徐々にその姿を見る機会も減ってきている。飴細工職人、飴善こと中戸川さんは普段はいたって普通のサラリーマン。一方で子どものころから粘土細工などが好きで野菜の飾り切りや石鹸、氷細工等、色々と形にしてきた。飴細工を始めたのも自然な流れだったという。
飴善の想い
飴細工を「売る」と言うとちょっと違う。客には300円程の「寄附」をしてもらい、それらは全て何らかの形で義捐金として必要とされる場所に届けられる。代わりに中戸川さんは「飴」と「技術」を提供。当然、儲けはでないが、それが飴善のやり方だ。レパートリーは200種類以上に及び、リクエストにはできるだけ応える。客である子どもとの会話も忘れない。食い入るように見つめている子どもに色々と話しかけ、時には風船あめ(材料の飴をストローの先に付けたもの。息を吹き込むと風船のように膨らむ)で遊ばせる。純粋に子どもが好きでなければこうはいかない。
プロ意識
飴細工で生計を立てているわけではない中戸川さんはプロではない。しかしその意識は玄人はだし。飴の仕込みは早朝から。その日の気温や湿度から水分量を変える。「今時は飴細工専門店とかあるけど、いつでも同じ環境でなきゃ(飴細工が)できないんじゃダメだよね。夏でも冬でも、晴れでも雨でも同じように創らなきゃ」。毎週のように色々な場所に出演する身からすれば当然だろう。「作るだけなら誰でもできる。そこがスタートで、あとは如何にお客さんとおしゃべりして楽しんでもらうか」とも。使用している着色料は安全性が最優先。「子どもの口に入るものだから一番気を使う」という。また作業中は抗菌手袋を着用。素手の方が制作しやすいそうだが、衛生面を考えてのことだ。
飴細工を創り続ける理由は単純明快。「子どもたちの笑顔のために」ただそれだけだ。その言葉はウラも表も無く、純粋に文字通りの意味。休みの度にイベントに出かけ一日中飴細工を創ることも苦ではない。「これが僕の楽しみでストレス解消だから」と笑顔を絶やさない。その奥にある飴細工への矜持と子どもたちへの想いが、今日もどこかで形になっている。  11/4(日)開催、商業まつりでまちかど広場前に飴善が出演予定。数に限りがあるのでご注意を。
【写真上から】制作の様子。子どもたちも釘付け/制作道具が並ぶ/完成品は台座付きでプレゼント/作品群。特に花の細工が得意という

 京都の結果次第で自動昇格の可能性消滅という状況下、前節ベンチで悔しい思いをした大槻、岩上が試合を決めた。ベンチ外メンバーも含めて「全員が戦力」としてきた曺監督の確固たる意志に選手がしっかり応え、2位京都との勝ち点差は1。湘南も含めて絶対的な昇格の雰囲気を持ったチームはないが、最後に差として表れる総合力の部分で良い兆しが見えた試合となった。
 残りは2戦。ほとんどの選手が初めて感じるであろう「勝ち点1差の昇格争い」というプレッシャーに打ち勝ち、最後に笑うためには、「チャレンジするためのリスクを怖がるな」と曺監督がずっと投げ掛けてきた言葉に対する答えをピッチで表現するしかない。サポーターの後押しを受け、重圧を乗り越えた時、信じて貫いたスタイルは次の舞台で闘うための武器に昇華する。
【写真】「最後まで信じたスタイルを貫く」と残り2戦への決意を語る曺監督

 日本におけるサーフィン文化の黎明期より著名な人材を多く輩出し、その発展に寄与した人や企業が多く集まる街、平塚。いわば文化の屋台骨を支えてきたこの街で、サーフィン・スノーボード・スケートボードといった横乗カルチャーの作品を一同に集めた映画祭「横乗日本映画祭」がシネプレックス平塚で開催される。
 今回の映画祭では「日本人がつくった」もしくは「日本で撮影された」という「日本」を通して制作された作品のみが出展されており、地元湘南をはじめ、世界中で撮影された「日本」を観ることができる。
【日時】11/10(土)〜16(金)21:00〜23:00
【料金】一般1,200円 ほか
※毎日2本ずつ7日間で計14本の作品が上映
※詳細はウェブサイトhttp://yoko-nori.jp/まで

 木曽義仲の目覚ましい活躍によって、平家は都落ちをした。勢いをつけた義仲が入京するに至って、源氏は官軍となった。それなのに、朝廷内において勲功第一とされたのは、義仲ではなく頼朝だった。頼朝、義仲、行家の順に功績があるとされたのは、源氏の嫡男である頼朝が、それまで後白河法皇に働きかけを行っていたからだ。義仲が入京すると、後白河法皇は鎌倉の頼朝に期待をかける。義仲をはじめとした源氏軍の横暴に頭を悩ませていた京都の人々も、頼朝の上洛を待ち望んだ。頼朝は鎌倉を動かずに、ある3つの提案をした。「1、平家が横領した神社仏寺領はもとのように本社、本寺にもどすこと。2、平家が横領した皇室や貴族の所領を返すこと。3、平家方の武士であっても降伏した者はその罪を許し、斬罪には処さないこと」。所領の復活が貴族たちの切なる願いであることを、頼朝はよく分かっていた。頼朝への評価はさらに高まる。従五位下の官位に復することに成功した頼朝は、ここにおいてやっと逆賊の汚名を返上することになる。だが頼朝は上洛しない。背後に奥州藤原氏の脅威があり、関東を留守にするのは危険だと考えたのだ。また、大軍を率いて食糧難の京都に入ることも危ぶまれた。都では、養和の大飢饉よりこのかた多数の餓死者を出しており、食糧不足は深刻な状況だった。
 そして出された寿永2年10月宣旨。「東海、東山両道の国衙領、荘園はもとのごとくに国司、本所に返して年貢を進上せよ。もしこれに従わない者があれば、頼朝に命じて実行させよ」。この宣旨は、頼朝が公的に東国での実行権を認められたことを示すものだ。当初は東海道と東山道のほかに、北陸道も含まれていた。だが、さすがに義仲の支配する北陸道は、削除された。それでも、東山道には義仲の勢力圏が含まれていた。義仲は、憤った。自分が平家討伐に出かけている間にそのような交渉が進められていたとは……。義仲は、すぐに都に戻った。頼朝と義仲の対立は、ついに決定的なものとなった。
 緊迫した状況のなか、頼朝は京都へ向かおうかと考えた。そんな折、京から鎌倉へと逃れてきたあの人に、会った。
【写真】頼朝の邸宅(大倉御所)跡に建つ「大藏幕府舊(「旧」の旧字体)蹟」の碑(鎌倉市雪ノ下)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ピースくん
(オス・2歳9ヶ月・ミニチュアダックスフンド)

食べたいなぁ・・・
でも、ぼく今ダイエット中だから食べられないんだ。。。
平塚市 YOU & Iさん

 午前3時、まだ夜も明けないうちに1日が始まる漁師の生活。大磯で定置網漁を行う(有)湘南定置もそんな会社の一つ。しかし今年、漁をして市場に魚を卸すという当たり前の仕事から一歩先に進んだ事業に踏み出した。朝獲れの魚をその朝のうちに加工する水産加工会社、(有)湘南定置水産加工として大海原に漕ぎだす。
漁で獲れる様々な魚の中には、水揚げ量が多すぎて値段がつかない魚や、足が速い、生食に向かないなどの理由で流通が難しい魚がある。大磯町漁業協同組合・加藤 孝組合長はそういった魚を直販することで価格を付けたいと考えていた。そんな折りに、現在(有)湘南定置水産加工の代表取締役を務める原 大祐さんに出会う。こうして獲れ過ぎた魚を加工し新たな価値を生み出す水産加工会社が産声を上げた。原さんは「魚を獲る1次産業、加工する2次産業、流通・販売を行う3次産業を掛け合わせた6次産業化を地域というフィールドで形にしたい」という。

挑戦と探究  
実際に買い付けから加工、販売を行う平林さんは人に話を聞いたり独学で地域食を勉強したりしながら試行錯誤を続けている。元々は料理人だったが製造に興味を持ち、同社に入社。原さんと2人、それこそ工場の内装から文字通り手づくりで徐々に会社を作っていった。「料理と製造は全然違って。でも燻製や生ハムを作り始めて、オイル漬けを作って…出来ることや生産量が増えてきています」と手応えを口にする。その一方で、新たなメニューを開発すべく研鑽を続けている。
これから
マルソウダという魚の多くは血合いが多く足も速いため、キャットフード製造業者等に卸され、地元の魚屋にもほとんど出回らない。しかしこれを燻製にすると血合いの多さがチーズのような深いコクとなり白身部分とのコントラストが生まれる。猫のエサになっていたマルソウダが新たな価値を持って生まれ変わる。サバやワカシなど、獲れ過ぎてしまい値崩れしやすい魚も加工品になることで新たな価値が創出される。こうした加工品は工場を兼ねる店頭の他、大磯市や港の直売所で販売されている。また、徐々に卸先も決まってきているという。

原さんは「真正直に手間をかけるのはもちろん大変」という。加工して価値がでればそれだけで良いわけではない。「でもここはそういう会社。無添加で正直に作る価値を伝えたい」と続ける。地域で生きてゆくという道のりは平坦ではない。地元愛だけで片付けられない想いが、新たな価値を生み出していく。
問い合わせ:☎73-8383

 ぎっしりと詰め掛けた観客数は10918人。21日の千葉戦、今季最高の入場者数を記録した。最終節が近づくにつれ、高揚していくサポーターの想いが数字に表れる。残り試合数、試合時間に反比例して高まる期待。だからこそ、1点1点が重い。
大歓声、拍手、熱気。湘南のプロスポーツここにあり、という雰囲気で試合開始。2位湘南と4位千葉の直接対決。結果如何で大幅な順位変動、その先にはクラブの命運も懸かる。両者譲らず、という拮抗を崩したのは永木。「そろそろ得点がほしい」28分、得点。だが「何としても失いたくない」85分、失点。1-1で引き分けた。今回の勝ち点1は今後どう影響するだろう。残りホームは1試合。再び多くのサポーターが集まるであろうホーム最終戦は11/4。是非この地で、今季最高の試合と、最高の結末を。
【写真】えとき 両者途中出場同士の千葉・オーロイ(左)と山口が、意地の空中戦で激しく競り合う

『八月のクリスマス』
1999年パンドラ 監督:ホ・ジノ
脚本:オ・スンウク/シン・ドンファン/ホ・ジノ
出演:ハン・ソッキュ/シム・ウナ ほか
キングレコードより、DVDレンタル中。
 喩えるなら、たまたま立ち寄った町の雑貨屋で見つけた、名もなき陶芸家の素敵な器のような、密やかな宝にも似た映画が『八月のクリスマス』である。韓流ブームの夜明け前、たいしたヒットもせずに公開を終えた。だが、作品はまさに丁寧な職人技に裏打ちされた逸品である。社会に出たばかりでまだ少女のあどけなさを残す交通取締員の女性と、そろそろ人生の折り返し地点に差し掛かった写真館のおじさんとの淡いロマンス。キスも抱擁もない。おじさんは、仕事の合間に写真館に立ち寄る女性と他愛ない話で笑いあう。だが、おじさんに残された人生の時間は実はあと僅かだ。ありふれた日々が、彼女との出会いで宝石のようなきらめきを放っていく。そして、たった一度だけのデート。おじさんは、幽霊のおならを嗅いだことがあると彼女に話す。幽霊もおならをするなら、不思議と怖くない気がすると。遺影を撮るためカメラの前に立つおじさんの笑顔が、じわりと胸に沁みる。

文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

 頼朝が、佐竹氏を討伐したあとに力を入れたこと。それは、東国において新しい政権をつくるための基礎を確立することだった。鎌倉にある大倉御所を政権の場として機能させ、御家人たちとの結びつきを強めたのだ。御家人たちの統制機関である侍所も設け、その別当(長官)に和田義盛を任じた。
 主従関係を明確にし、自分が東国の権力者であることを知らしめることが大切だと、頼朝は考えた。1181(養和元)年7月、鶴岡若宮の社殿の上棟式でのこと。御家人たちが居並ぶ中、大工に褒美として与える馬を義経に引くよう頼朝は命じた。義経が、馬の下手を引く者がいないと辞退すると、頼朝は怒ってこう言った。「畠山重忠や佐貫広綱がいるのにどうして人がいないなどと言えるのか。この役目を卑しいと思って渋っているのか」と。義経は恐れ入って馬を引いた。頼朝の弟であるという自負があった義経は、自分が家臣として位置づけられているということを思い知らされた。
 東国で政権の基礎を固めていくと同時に、頼朝は都の後白河法皇に密かに働きかけてもいた。1181年に頼朝は次のように提案する。「私は後白河院に対する謀叛の心はなく、君の御敵を討つために兵を挙げました。平家を滅亡させないならば、君は昔のように源氏と平氏を相並べて召しつかうべきです。関東は源氏の、西国は平家の支配として、それぞれの地の国司は朝廷が補任する。もし関東で乱が起これば源氏に、西国で乱が起これば平氏に討伐を仰せつけください。そして源氏と平氏のどちらが王化を守り、君命に忠実であるかを御覧頂きたい」。せめて東国の支配権だけでも承認してほしい、そしてまた、何としても賊軍から脱却をはかり、官軍として認められたいという、頼朝の和平案。公家たちには好意的に受け取られたが、平宗盛は拒絶した。和平交渉、決裂。依然、頼朝は逆賊のまま。だが、2年後の1183年、状況が一変する。義仲が入京するに至って、たちまちに平氏は賊軍に、源氏は官軍になった。しかし頼朝は、すぐに上洛するというような軽率な行動は、とらない。
【写真】 源氏の氏神、鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ライちゃん
メス 3才
ポメラニアン

ママ大好きな甘えん坊のライです!
初めて見た桜に大感動!

平塚市西八幡 みんみん さん

 去る9/24各マスコミが、とあるヴァイオリニストが脳梗塞後遺症のため死去していた、と報じた。亡くなっていたのが発覚したのは諏訪根自子さん、享年92歳。彼女は小野アンナ、アレクサンドル・モギレフスキーに習い、12歳でデビュー。可憐な容姿も相まって日本中に「天才少女」ブームを巻き起こした。その美貌と演奏技術で戦前から戦後にかけて、一世を風靡し日本人で初めて国際的に活躍した。そんな彼女は一時期、平塚で暮らした事があるという。
 昭和9年1月5日の横浜貿易新報(現在の神奈川新聞)にこんな見だしがある。「諏訪根自子さん/近く巴里へ/父の怒りも氷解して/暫く平塚海岸に静養後(/は改行)」。確かに平塚の記載がある。さらにこのことは深田祐介・著「美貌なれ昭和」の中に記載がある。当時13歳の彼女は既に国内でちょっとした有名人。しかし、父に暴力を振るわれ、昭和8年の暮れ、ついに母と弟妹と共に平塚へ出奔する。これを当時の新聞がこぞって取り上げ、彼女は悲劇の天才少女としてさらに名を馳せることになる。同著には実際には暴力はなく、「根自子をめぐる教育方針の問題」や「父・順二郎の女性問題」が家出の理由であると記載がある。父が愛想をつかされた形だが家出自体は事実であり、4カ月あまりではあるが平塚に暮らしたのも事実のようだ。また、この家出は結果的に音楽環境の整備に一役買ったようで、両親の不仲が原因で疎遠になっていたモギレフスキーとの師弟関係も修復したという。
 その後、彼女は外務省の後援で欧州へ留学、太平洋戦争を経て、帰国後もヴァイオリニストとして活躍した。一時、第一線を退くも1980年頃から音楽活動を再開。この家出事件がきっかけなのか、平塚でコンサートを行った事もあるそうだ。もう80年以上昔のことだが、当時を知る人がいれば是非話を聞いてみたい。

取材協力:平塚市博物館市史編さん室
参考文献:深田祐介「美貌なれ昭和」文藝春秋、1983

松井輝男さん・夕華さん・莉桃ちゃん・うにちゃん
平塚市内在住

今年5月に新しい命が生まれました。今年の「湘南ひらつか観光写真カレンダー」の七夕の写真では、偶然、新しい家族・莉桃を含めた私たち3人が写っていてビックリ。とても良い記念になったと思い、早速購入しました(笑)。平塚で生まれた莉桃には、平塚で育ち、遊び、学び、暮らし、将来は平塚を愛する大人になってほしいと願っています。


昭和20年7月16日の平塚空襲で焼失して以来67年、ここに本堂はなかった。「湘南ひらつか七福神」の寿老尊や、「相模薬師霊場第11番札所」として知られる長楽寺(平塚市札場町)。このたび、平成20年から進められてきた「平成の大復興計画」により本堂が完成。21日には落慶法会が行われる。本尊、日光月光菩薩、原色の十二神将なども一堂に揃い、今ここに、地域の古刹が色鮮やかに甦る。

海詠山長楽寺は、弘法大師空海を開祖とする高野山真言宗の寺院。縁起によれば、総本山・高野山金剛峰寺の相模国における直末寺(じきまつじ=総本山直属の末寺)であり、13ヶ寺の末寺を配していたという。現在長楽寺が建つ場所は、かつて空海が関東・東北地方へ赴くにあたり、伊豆から船で上陸し最初に滞在した地とされる。開山は文治元年(1185年)頃。僧・鎮海が草庵を建て海詠庵とし、その後建保3年(1215年)に僧・朝秀が庵号を海詠山とし、以来約800年間、地域を見守ってきた。
再建
長きにわたり地域で親しまれてきた長楽寺。だが太平洋戦争の戦火により本堂をはじめとする伽藍の多くを焼失。以降、本堂のない状態が続いていた。そしてこのたび、悲願の本堂再建が実現する。  本堂安置されたのは、本尊の薬師瑠璃光如来と脇侍の日光菩薩・月光菩薩の薬師三尊。そのほか弘法大師座像、不動明王が置かれた。また、平清盛が頭の血を混ぜて描かせた「血曼荼羅」として知られる「両界曼荼羅図」の複製も掲げられている。特に全て原色で再現された十二神将は、異彩を放つ。
十二神将
仏(像)の4グループ「如来」「菩薩」「明王」「天」のうち、天部に位置する十二神将は、薬師如来の12の願いに応じ、薬師経を信仰する者を守護する神々。各将7000の家来を従え、12の時、方角に睨みを利かす。日本最古(天平時代)としては、新薬師寺の像がよく知られ、近年、CG技術で再現された、製作当時の極彩色による伐折羅大将の画像は記憶に新しい。  今回長楽寺に奉安されたのは興福寺型の像で、12体全てが分析に基づく原色で彩られたもの。住職の高橋智運さんは「原色で復元したのは聞いたことがないですね。現在のところ日本でもここだけではないでしょうか」と誇らしげ。
一歩一歩、着実に再興へと向かう。再建に尽力した高橋住職は「昔はどこのまちも、お寺や神社があって、『まち』ができあがってきました。今回の再建で、少しでも地域が盛り上がれば嬉しいですね」と穏やかに微笑んだ。長くこの地を見守ってきた長楽寺本堂。火の海と化したあの夜から、67年の時を経て、今堂々と、色鮮やかに甦る。

 池禅尼(平頼盛の母)が自分の命を助けてくれた恩を、頼朝は忘れていなかった。頼朝は、「決して池殿(頼盛)の侍には弓を引くな」と兵たちに言い含めていた。頼盛は、その情けにすがることに決めた。平家一門と決別した頼盛は、不安な気持ちでしばらく都に留まったのちに鎌倉へ下る。一方、都落ちした平家は、かつて一時的に都だった福原をも焼き払って西国へと赴いていた。
さて、比叡山にいた後白河法皇が、都へ戻る。木曽義仲と源行家も入京。安徳天皇を西国へと連れ去られた朝廷は、新たなる天皇をたてることを考えていた。義仲は、源氏に挙兵を促した以仁王の遺児、北陸宮を推していた。しかし、後白河法皇は、四の宮(高倉の子)を皇位継承者と決定。天皇の正統性を証明する3種の神器がないまま、後鳥羽天皇が誕生した。都と西国、2人の天皇が存在するという異例の事態。平家は後白河法皇を都から連れ出せなかったことを改めて悔いた。
 『平家物語』では、都のしきたりや作法を知らない義仲を愚弄した形で話が展開される。猫間中納言の来訪時には無理に昼食を勧めたり(1日2食の貴族は朝食を遅めにとる)、牛車の乗り方も分からなかったりと、粗野な田舎者として嘲笑され、蔑まれる義仲。義仲の兵たちの狼藉行為も都の人々から反感を買っていた。
 そんな義仲に下ったのが、平家追討の命令。一旦は九州へと逃れた平家も離反や謀反が相次いで苦戦を強いられ、今は屋島に拠点を定めていた。そして迎えた水島の合戦。平知盛(清盛4男)や平教経(清盛の弟教盛の次男)が率いる1000余艘の船が源氏を襲う。平家方は船をつなぎ合わせて板を渡し、自由に歩けるようにして戦った。源氏は2人の大将を失って惨敗。海戦を得意とした平家の面目躍如たる戦いぶりであった。
 今まで快進撃を続けていた義仲の敗北。そのような苦境のなか、許せぬ事態が起きた。後白河法皇に取り入ろうとする行家の讒言。結びついていた後白河法皇と頼朝。着々と都に歩を進める義経。義仲は、完全に孤立した。
【写真】合戦中に起きた日食を表すマークも付けられている『源平合戦水島古戦場』の碑(倉敷市玉島柏島) 写真提供=倉敷市
 
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 4戦未勝利で迎えた因縁の相手、甲府。岐宿も3年前に湘南の昇格を決定付けた場所「小瀬」のスタンドは、あの時と同じように動くスコアに一喜一憂することなく互いの愛するチームを鼓舞する。残り時間わずかになり、あの時の記憶がよみがえる。あの時と同じスコア、あの時と同じチャント、あの時と同じ背番号8の姿。多くの湘南サポーターがあの時と同じ結末を信じた。終了のホイッスルが鳴り響くのを境に「あの時とは違う」ということを知る。あの時以来、ベルマーレは厳しい道を歩んできた。J1の壁、J2での迷走、再出発。債務超過は未だ解消されていない。しかし、その道を共に歩んできた湘南サポーターはあのときの歓喜を覚えている。選手、監督のほとんどがあの時とは違っても、同じエンブレムを胸に下愛するチームを応援し続ける。だから、時が去りゆき、選手が変わろうとも、彼らの思いは変わらない、いつまでも。
【写真】勝ち越しゴールをあげ、1300人が集結したゴール裏サポーターに雄叫びを上げるキリノ

『探偵はBAR にいる』
2011年 東映 監督:橋本一
脚本:古沢良太/須藤泰司
出演:大泉洋/松田龍平/小雪/西田敏行 ほか
アミューズソフトエンタテインメントより、 DVD、Blu-ray発売中。
子供の頃、探偵に憧れていた。シャーロック ホームズを気取って、ルーペとパイプを揃 え、鳥打ち帽が見つからずハンチングで代用 した。探偵バッヂを作り、友達と探偵団も結 成した。後は事件を待つばかり。だけど、事 件なんか起こらないまま、大人になってしま った。現実の探偵が、密室殺人の謎を解いた り、ワケありの美女を犯罪者から守ったりし ないと知ったのは、ずいぶん後になってから だ。僕の憧れた探偵はフィクションの中にし かいない。気がついたら、物書きを夢見てい た。『探偵はBARにいる』を観た時、久々に 憧れの人に再会した気分だった。もじゃもじ ゃ頭に恍け顔で、顔も知らない電話の“美女” のために命がけの事件に飛び込んでいく。傷 だらけになってもジョークと強がりを忘れな い主人公は、カッコ悪くてカッコいい。探偵 という職業にまだロマンを抱く、大人になり きれない男だ。だからこそ、強く惹かれるの だ。出来ることなら、僕が書きたかったが。
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。
現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 


 秋バラが見頃を迎えようとしている。春に咲き、秋にも咲くバラ「秋バラ」の品種は限られるが、その数は決して少なくはない。花弁の数、色、咲き方は様々で、品種名も花の特徴をよく表す「カフェラテ」「禅」「ルイ14世」「しのぶれど」「アブラカダブラ」など、独特な名称を挙げればきりがない。春にはない秋の魅力を持つ秋バラ。各地のバラ園では、すでに華やかな饗宴が始まっている。

花菜ガーデンでは
約990品種、1400本、関東でも有数のバラの品種数を誇る「花菜ガーデン」(神奈川県立 花と緑のふれあいセンター/平塚市寺田縄)では、約500品種の秋バラが咲き始めた。
園内でバラをテーマにしているのは「薔薇の轍」というゾーン。「ハマナス」などの原種から野生種、約150年前に初の人為的な交配により誕生した「ラ・フランス」、近代の品種、最新の品種まで数多くのバラを分類し、時代の流れに沿って展示。これにより単なるバラ園ではなく、「バラの歴史園」という空間も作り出されている。
「早くも、予想以上の多くの方にご来場いただいています」と同園広報企画担当の中川英子さん。秋バラの魅力は、「ローズヒップ(バラの実)はもちろんのこと、朝晩の気温が下がるにつれて深く、濃くなる色合いです」  なお同園では15日より、秋バラの見頃にあわせた「ローズフェスティバル~秋~2012」が開催される。バラ園ガイドツアーやローズマーケット、バラの専門家による講演会等が行われる。11月30日まで。入園、駐車場利用は有料。
つるバラの ローズガーデン
バラに魅了され、一から育成方法を学び、ローズガーデンを作り、一般開放している人もいる。つるバラ専門ガーデナー・笹生 新さん。自身がオーナーを務めるレストラン「栗の里」(厚木市山際)のローズガーデンでは、笹生さんやボランティアの人たちが手がけるつるバラ約60品種が見頃を迎えている。同園は一般開放されており、レストランを利用しない人でも自由に楽しめる。
先月には、「全国花のまちづくりコンクール」の奨励賞を受賞するなど、今では多くの人に知られるバラ園のひとつとなっている。笹生さんは、つるバラの魅力を広く知ってもらいたいと、無料で育て方講習やアドバイスなど積極的に行っている。「夢は、つるバラが沢山の家庭で育てられることです」
人を魅了する秋バラ。見頃は11月頃まで。
◇花菜ガーデン 平塚市寺田縄496-1☎0463-73-6170 ◇レストラン栗の里・ローズガーデン 厚木市山際554☎046-245-1341
【写真上】花菜ガーデンのバラ園「薔薇の轍」(10/8撮影)。多くのシニア層、ファミリー層で賑わっていた【写真下】つるバラの手入れを行う笹生さん

 平家一門が都落ちするなか、平忠度(清盛の末弟)は京へと引き返した。鎧を身につけたまま訪ねたのは、和歌の師匠である藤原俊成の邸。門内では落人が引き返してきたと大騒ぎになるが、忠度であると相手方に分かって、俊成と対面することができた(門内に入れてもらえなかったという説もある)。忠度は言う。世の中が安定したら、勅撰集(天皇の命令によって編纂される歌集)が編まれることになるであろう。その時には1首なりともお情けで加えていただきたい、と。そして懐中から巻物を1つ取りだす。歌人として秀でていた忠度は、死を前にして俊成に悲願を託したのであった。俊成は、入集を約束する。のちに世が静まって『千載和歌集』が編纂されたとき、忠度の歌が採用された。ただ、朝敵となっていた平忠度の歌は、作者が「読人知らず」とされた。
 平経正(清盛の弟経盛の嫡子)も、都落ちに際して寄るべきところがあった。詩歌管弦に優れた彼は、琵琶の奏者として有名だ。義仲討伐のために北陸に向かう途中の琵琶湖の竹生島で琵琶を弾じたところ、竹生島の明神が感にたえかねて、経正の袖の上に白龍となって姿を現したというほどの腕前である。経正が赴いたのは仁和寺。幼いころに稚児として仁和寺の覚性法親王(鳥羽法皇の子)に仕えていた経正は、「青山(せいざん)」という琵琶の名器を賜わっていた。その琵琶を、仁和寺の守覚法親王(後白河法皇の子)に返上しにいったのだ。経正は言う。名残は惜しいが田舎の塵に埋もれさせてしまうのは勿体ない、もし平家の運命が開けて都に帰れることがあれば、そのときにはどうか再び私に青山をお与えください、と。
 文化人として知られる忠度と経正は、大切な人に別れを告げて都を離れた。そのようななか、ただ1人、平家の赤旗を切り捨てて都へ引き返した者がいた。平頼盛。母(池禅尼)が清盛にかけあって頼朝の命を助けた縁で、頼朝と接触があった。
【写真】 琵琶湖に浮かぶ竹生島(滋賀県長浜市早崎町竹生島) 写真提供=長浜観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 引き分けに終わった愛媛戦後、両チームは対照的だった。堅守でゴールを守り抜いた愛媛は抱き合い喜んだが湘南はピッチに膝をついた。連敗こそとまり、試合の内容も悪くない。が、何としても欲しい勝ち点3が遠い。曺監督もおそらく初めて「昇格を目指して勝ち点3を取る」という言葉を口にした。すべては昇格のため、今日まで積み上げたものを結果に出す。試合後、ゴール裏から再び歌声が上がった。スタジアムを一周し、ロッカーに引き上げる途中の選手が再びゴール裏に戻り声援に応える。毎試合スタジアムに掲げられる応援幕、選手の名前や激励といったいつもの光景の中、ゴール裏中央に新たに掲げられた「みんなで掴み取ろうぜJ1昇格!」の文字。残り5試合、選手が、チームが、クラブが、サポーターが一丸となって、みんなで掴み取る。

【写真】 崩れ落ちる永木(左)と大槻(右)。奥には抱き合う愛媛の選手

袖ヶ浜でメンズ専門のヘアサロン「マレット」を経営しています。かっこいい髪型にしてみたい、でも美容室の雰囲気はちょっと苦手。そんな男性が増えているように感じます。本来女性と男性ではヘアサロンに対する目的は違うもの。同性だから分かるこだわりやニュアンス、気軽に行けて理想のヘアスタイルを実現できるヘアサロンであるよう心がけています。☎73-6400

市民ランナーから、市民ランナーへ
マラソン愛好家へ向けた本を出版
(株)加川商事 代表取締役社長 加川 淳さん

 平塚市内在住の加川 淳さん(43)が筆を執った『3時間を切るためにぼくがしたこと』(幻冬社ルネッサンス/1155円)が9月20日に発行された。
 本書の内容は、趣味としてマラソンを楽しむ「市民ランナー」の加川さんが、サブスリー(フルマラソンで市民ランナーが3時間を切って完走すること)を達成するまでに実践してきたトレーニング理論や調整方法などを紹介するというもの。過去に出場した大会の記録をはじめ、練習計画表、モチベーション維持や練習法に関するコラムも掲載されている。
 「初めから足が速かったわけではないんです」と加川さん。「しかしそんな人でも、しっかりとしたノウハウがあれば完走、さらにその先(のレベル)へ行けるということ。それを市民ランナーの目線から伝えたかった」と筆を走らせた想いを語る。「今年も11月には『湘南国際マラソン』が開催されますが、もし出場される市民ランナーの方に読んでいただけたら幸せですね」とスポーツマンらしい爽やかな笑顔を見せた。

【写真】出版された書籍の前で。全国書店ほか、加川さんが経営する「太古の湯」でも販売中

プレゼント
本書『3時間を切るためにぼくがしたこと』をプレゼント 本紙読者5名様に ハガキに〒住所・氏名・年齢・電話番号・本紙リニューアルへのご感想を明記の上、本紙「3時間を切るためにぼくがしたこと」係まで。10/11(木)必着、翌12(金)発送。※個人情報はプレゼント発送目的以外に使用致しません

 何千人もの地域住民が同じ空間で同時に喜び、落胆し、涙を流す。劇的なシーンを観る度、「このまちにはプロサッカークラブがある」と実感する。94年、ベルマーレはこのまちに誕生し、多くのドラマを生んできた。09年、昇格を決めた得点は奇跡的とも言われた。サッカーには、注目度の差こそあれ、しばしばミラクルが起きる。1日、熊本サイドはミラクルを感じたことだろう。  湘南は前半で失点、後半PKで追いついたが、後半ロスタイム4分、終了直前にまさかの失点、劇的に負けた。「言葉がうまく見つからないですが、言えるのは、全てこれもサッカーだということ」と曺監督。湘南は悔しい思いをしたが、サッカーの「妙」を感じられる試合でもあった。残りは6試合。必ずドラマがある―。そう思えるプロサッカークラブが今、このまちにはある。

【写真】試合後、頭を下げにきた選手らに声をかけるゴール裏のサポーターたち

ポコくん
柴犬 オス 5ヶ月

人見知り中・・・・。

平塚市 ちょりさん

 木曽義仲は、比叡山を味方につけて都を目指す。平家方もこれを迎え撃つ軍を派遣するが、源氏軍が都へ入ってくるのはもはや防ぎようのない事態となった。平家一門の総帥である宗盛はこう考えた。安徳天皇や後白河法皇をお連れして都を出て西国を目指し、再起を図ろう、と。都落ち決行の前夜、宗盛は妹の建礼門院(安徳天皇の母)に「木曽義仲の軍勢が迫っています。平家も、もはやこれまでです」といって、都落ちの決意を述べた。
 ところが、大変なことが起きた。事前に都落ちの情報を察知した後白河法皇が、ひそかに法住寺の御所を抜け出して鞍馬へと脱出していたのだ。そして源氏に味方する比叡山に入る。寿永2(1183)年7月25日。法皇の不在に気づいた都は大騒ぎとなる。法皇のこの行為は平家を見限った、というだけでなく、平家が朝敵とされるかもしれないことをも示していた。宗盛は慌てた。大失態だった。取り急ぎ、6歳の安徳天皇と建礼門院を御輿にお乗せして出立する。そのとき平時忠が指示したのは、3種の神器や時の札(時刻を示す札)などを都から持ち出すこと。天皇の正統性を証明するこれらのものが、今後朝廷との交渉材料に使われていく重要なアイテムとなる。「平家にあらずんば人にあらず」と豪語した時忠の、平家としての先を見据えた賢明な処置であった。
 また、大将として臨んだ富士川や北陸の戦いで敗戦続きだった平維盛も、都落ちを決意。妻子と悲しみの別れをする。維盛は清盛の嫡孫である。都に残していく嫡子六代の今後が気にかかる。ただではすまされまい。維盛は、斎藤五と斎藤六に六代を託した。この2人は、亡き実盛の息子たち。これ以上頼りになる者たちはいない。
 平家は、邸のあった六波羅や西八条などに火をかけて、都をあとにした。黒煙が天に満ちて、日の光も見えないほどであった。平家一門が次々と都落ちしていくなか、まだ都でやり残したことのある平家の者たちが、いた。
【写真】梅小路公園内に建てられている「平清盛公 西八条第(にしはちじょうてい)跡」の石碑(京都市下京区観喜寺町56-3) 写真提供=京都市都市緑化協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

ころんちゃん

メス

1歳7ヶ月

ミックス

 

りんごや梨などの果物が大好きな甘えん坊のコロン。

皮をむき始めると真っ先におねだりにやってきます。

投稿者 榎木町の有美さん

  斎藤実盛が、北陸の戦いに参戦した東国武士たちにこんなことを言ってみたことがあった。「今回の戦、源氏方の方が強いようだ、さあ木曽(義仲)殿のもとに参ろう」と。佐奈田与一と石橋山の合戦で組み合った俣野景久(大庭景親の弟)は答えた。「東国で名のある自分たちが威勢の良い方についてあちらこちらに参るのは見苦しい。自分は平家方として討死する覚悟である」と。実盛も実は討死を心に決めており、皆の気を引こうと思ってそれとなく問うてみたのだった。そして東国武士たちは相次いで戦死していった。伊東祐清(伊東祐親の子)も亡くなった。祐清は、父・祐親が蛭ヶ小島で流人生活を送る頼朝を攻めようとしたときに、いち早く頼朝に危険を知らせた人物である。祐清に恩を感じていた頼朝は彼を召し抱えようとしたが、祐親が平家方に味方したこともあって、その義理を通して平家方に従っていたのだった。
 俣野と祐清、この2人は河津三郎祐通に関わる人物だ。頼朝がまだ流人だったとき、伊豆で催された狩で相撲が始まった。勝ち続けた俣野は、長老の土肥実平まで挑発する。そこで登場したのが、河津三郎祐通(祐清の兄)。穏便第一の者だったが、烏帽子親の実平が嘲られては黙っていられなかった。祐通は俣野を打倒す。そんな力強さを見せた祐通が、この狩の帰り道、工藤祐経の手の者に射られて命を落とした。父・祐親と工藤祐経の所領争いに巻き込まれた形だった。祐通には、一万(十郎)と箱王(五郎)、さらに妻のお腹の中に子どもがいた。祐通の死後生まれた赤ん坊(御房)は、捨てられるべきところを、伊東祐清夫妻が兄の形見として引き取って育ててくれることとなったのだった(しかし御房は曽我兄弟の敵討事件後、自害してしまう)。
名のある東国の武士たちが次々と命を落とした、北陸での戦。義仲の勢いは、もう誰にも止められない。
【写真】
河津八幡神社の境内に建てられている『河津三郎力石』像(静岡県賀茂郡河津町谷津)
写真提供=河津町
 
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


ピッチでは明確な指揮を執り、試合後の会見では様々な質問に対し明快な論述で即答するその姿は「知将」という表現がよく似合う。今季、自身初となる監督に就任し、現在J2リーグ2位に湘南ベルマーレを導いているのは曺 貴裁(チョウ・キジェ)監督(43)だ。シーズンも終盤を迎え、本紙今週号では、最終局面に臨む曺監督へのインタビューを掲載。閉幕まで残り7試合(ホームは4試合)。2012シーズン、最終章にベルマーレ神話は綴られるか―。

—まず、自身初の監督として指揮してきた今シーズンですが、現時点までの感想をお聞かせください。
「2009年から3年間(トップチームのヘッドコーチとして)、 Jリーグで戦ってきましたので、全く初めての世界に来たという感覚はありませんでした。とにかく我々は今年、J2の中でもスタジアムに来てくれたお客さんに『面白かった』と思ってもらえる試合をすることがまず大事で、その先にある勝ち点3というのが大きな意味があるのではないかと思ってやってきました。今の順位とか勝ち点とか、良く見れば良い位置にいるのかもしれませんが、僕の中では、次の試合、次の練習が常に一番大事で、『何をすれば選手たちが成長するのか』、その一点だけに集中して、チームを作ってきました。そういう意味ではまだまだ足りないところが多くて、もちろん良くなってきたところもありますが、『まだだ、まだだな』って気はしています」
—去年のチームと大きく変わったと思う点はありますか?
「湘南の『人数をかけて攻撃する姿勢』とか『速いカウンターアタック』というのは、元々ベルマーレ平塚の時代から培われてきたものだと思います。ただ僕は、サッカー関係者でなくても、おじいちゃんやおばあちゃん、子どもたち誰が見ても『湘南ってゴールへ向かう人数が多い』とか、『すごく走っているチーム』という分かり易いチームにしたかったというのはありました。そういう点では分かり易くなったのかな、という気はします」
—「曺ベルマーレ」は体現できていますか?
「もちろんシーズン当初よりも、攻撃の面でも守備の面でも、色々な意味で改善された面はあります。我々が目指すサッカーに終着点はありませんが、一歩ずつ積み上がってきているという感はあります。ただ先ほど言いましたようにまだまだ未完成で足りないところは沢山あり、それをどうすべきか考えるのが一番大事なことです。今はそういう状態かなと思っています」
—初志貫徹の「観客を楽しませるサッカー」と「結果」との共存は可能なのでしょうか?
「勝ち負けで言うと、『負けても楽しければいい』ということはプロとして決して言ってはいけないこと。僕が言う『楽しんでもらう』というのは勝利に向かって、勝ち点3に向かって、ひたむきに走る姿勢とか、プレーの本質的な部分で『楽しい』と感じてもらうこと。ですから要は『勝ち点3に向かって戦わなきゃいけない』ということなんですよね。戦ってこそ、来ている人は楽しんでくれる。『負けても良いから、パス繋ぎますよ』とか『ドリブルだけしますよ』とか、見ていて何も楽しくないし感動することはないと思うんです。我々は見ている人に感動を届けたいと思っています。たとえ結果が負けでも、心に響くものがあれば、サポーターの皆さん、お金を払って来てくれた方たちは『もう一度見たい』『今度は勝ってほしい』と感じてもらえると思う。そういうチームでない限り、プロ、湘南ベルマーレというチームである必要がないと思っています。そこはぶれずに、選手たちには言ってきているつもりです」
—これまで『昇格』という言葉を使ってこなかった曺監督ですが、今、『昇格』の2文字は?
「勝ち点3を積み上げ、山を越えた先には当然『J1』という景色があるわけですが、我々はまだ7合目にも行っていないと思っています。その景色はまだ見えないし、たとえ9合目にいても越えられる保証はありません。『ウサギとカメ』じゃないですが、今はもしかしたら、他チームより少し高い位置にいるかもしれませんが、当然抜かれる可能性もある。僕が『昇格』という言葉を使ってこなかったのは、昇格はみんな目指している訳で、『昇格する』ことよりも、その景色を見るためには、1つずつ上がっていくしかない訳です。そして、結果、見えた時に、『昇格できてみんなよく頑張ったな』という気持ちになってほしいなとは思います。
—残りの戦い方、見どころは?
「これから先、最後だからといって変わったことをやろうとは思っていません。いつも通りに、いつも以上に戦います。(見どころとしては)躍動する選手たちの姿、真剣にプレーする姿ほど感動を与えるものはないと思っていますので、是非スタジアムに来ていただき、その感動を共有してもらいたいと思います。また、選手たちに声援を送っていただき、感動的な空間を一緒に作っていただければ嬉しく思います。その空間作りという使命を果たすことが湘南ベルマーレの選手としての義務だと思っていますし、その点は僕も含め、1つ1つの勝利に向かって、ひたむきに戦っていこうと思います」
—最後にサポーターへ向け、メッセージをお願いします。
「ホームスタジアムはもちろん、アウェーにも足を運んでもらえるサポーターが沢山いることに本当に感謝しています。『応援の中で試合する』ということが、どれだけ幸せかということは選手達自身すごく感じていますし、もちろん僕も感じています。その想いは、1試合1試合の勝ち点にちゃんと繋がっていくと思います。残り試合少なくなってきましたが、今まで以上に湘南スタイルを貫いて、勝ち点3を取れるように頑張っていきますので、是非、一緒に戦っていただきたいと思います」


海と共に生きてきた人々が直面した「障がい」という現実。身体はままならないがもう一度海へ入りたい、サーフィンをしたい。その想いを現実にするGreenGravityGround×mo3store「Re+Turn」スクール。同情や哀れみ、ビジネスなどではない。「もう一度海へ」その想いだけが人々を動かしている。

今回で3回目を迎える同スクールは「病気や怪我等の後遺症で海に入る事が難しい人を海へ!!」をテーマに始まった。理学療法士であり、サーフィンやスケートボード等のコンディショニングを行うGreenGravityGroundの大島さんは「病気や怪我で障がいをもった人が一頻りのリハビリを終えて家に帰る、それがゴールではない」と考えた。そこで、ボードショップmo3storeの店長で平塚を中心に活動する劔持さんに話を持ちかけた。近郊のサーファーや考えに賛同するボランティアが集まりスクールは動き出した。

2人の参加者
 今回のスクールには2人が参加。藤原さんは3回目、松本さんは初めてのスクール参加となった。藤原さんはウインドサーフィンのインストラクターであったり、松本さんはオーストラリアへのサーフィン留学をしていたりと、海と共に生きてきた2人。しかし突然の出来事はそんな2人の人生を一変させた。藤原さんは事故をきっかけに心肺停止に陥り、生死の境をさまよった。奇跡的に蘇生したものの、身体を自由に動かせる訳ではない。松本さんも脳血管障がいの後遺症で右半身に麻痺が残った。


 
波の上で
 しかし家族のサポート、スクールという環境、そして何より本人の勇気が2人を海に還らせた。松本さんは初参加ということもあってか最初は緊張気味だったが、徐々にサポーターとの呼吸が合ってくると数年来の波に乗り出した。ボードの上の彼女は終止笑顔で海に戻ってきた喜びを窺わせる。藤原さんは3回目の参加ということもあり慣れたもの。スクールを目標にリハビリに励み、ついには膝立ちができるまでになった。再びボードの上に立つことも夢ではない。
 再び海に還ってきた喜びは2人を変えた。彼らは世間一般でいえば障がい者であり弱者かもしれない。しかし再び波に乗るという目標ができたことでリハビリが変わった、生活が変わった。彼らはただ一人の挑戦者として海に還ってきた。  スクールとして開催すると実際の活動は夏期に限られる。しかし「少しずつでも、こういった活動が続けられるといいよね」と、大島さんと劔持さん。こちらの2人の挑戦もまだ始まったばかりだ。
 
 

 株式会社梅屋(平塚市紅谷町、濱田純一代表取締役社長)は14日、昨年8月末に営業を終了したデパート「梅屋本館」をリニューアルし、今月25日よりテナントビル「ユーユー本館」としてオープンすることを発表した。
明治40年(1907年)に西湘地域で初の百貨店として創業した同社は105年の歴史を持つ地域の老舗。昭和38年に建てられた現在の梅屋本館は、かつての平塚を「商都」と言わしめるデパートのひとつだった。しかし変化する時代の中で「役目が終わった」として昨年夏、平塚最後のデパートの幕は閉じられた。「百貨店としては全国でも小規模で、この規模の営業は私たちが国内最後だったのでは」と濱田社長。デパートが姿を消すにつれ、スーパーも減ったため、駅前の生活圏では「スーパー難民」といった問題も生まれた。「長年お世話になった地域への恩返し、社会的責任という意味でもダイエー(平塚店は9月末で閉店)が閉まる前に何としてもオープンしたかった。非常にタイトなスケジュールでしたが、何とか間に合いました」
 今回のコンセプトは「デイリーな需要に対応する生活密着館 毎日使いたいリーズナブルプライス」。テナントは、スーパー「たまや」や、市内最大規模の書店となる「くまざわ書店」、同じく市内最大規模のホビー・手芸店となる「ドリーム」などが入居する。また「ワコール」が初のミセス用肌着直営ショップを出店するほか、婦人服や肌着の店舗、ベルマーレショップなども入る。ターゲットは「ミセスを中心とする幅広い年齢層」とし、地元密着の店作りを心がけるとする。営業時間は10~20時で、契約駐車場(402台)も完備。なおオープン当日の25日には、各ショップ単位でオープンイベントが実施される。

 ドリフ世代の私は「草津の湯」と聞くと、条件反射的にその語がメロディを伴って脳内再生される。その草津温泉を英訳しチーム名とするザスパ草津と湘南が対峙したのは14日。夏も終わり、涼やかな秋風が吹いていたが、会場は依然暑い。何℃を「いい湯」とするかはわからないが、熱気溢れる「いいスタジアム」が平塚にはある。
試合は終始攻勢。前半、後半とキリノがゴールするほか、惜しいシーンも多くあり、大いに会場を沸かせた。反撃も手ぬるく感じられるほどで、2-0で完封勝利。
だが17日の岡山戦では1-3の大敗。シーズン終盤、決してぬるま湯に浸かっているわけではない。
【写真】33節、2点目を決め、チームメイトに祝福されるキリノ(左から2番目、顔写真も)

ラムちゃん
メス 10才 雑種

お風呂でお湯を飲むのが大好きです。毎日寝てばかりいる、のんびり気ままな家猫です。
平塚市 しずかさん

 実盛の死は、義仲の心に深く刻まれた。髪を黒く染めてまで勇ましく出陣した実盛は、討死を覚悟していた。それゆえ故郷(実盛の出身地は越前)へ錦を着て帰ることを望み、平宗盛から大将軍が着るべき錦の直垂(ひたたれ)の着用の許しを得てこの戦に臨んでいたのだ。彼の死は後々まで影響を与え、様々な実盛伝承が生まれた。近世には実盛の兜を見た松尾芭蕉が「むざんやな兜の下のきりぎりす」と詠んでいる。
 篠原の合戦では、平家方の有力武将が次々と哀切な死を遂げていった。
 例えば、500余騎率いる平家軍の高橋長綱。従えていた軍勢がわれ先にと落ちていったために、力及ばずただ1騎で南を指して進んでいたところ、途中で若武者に行き会う。高橋は彼をつかんで鞍の前輪に押しつけて名を問うた。彼いわく、「越中国の住人、入善小太郎行重、生年十八歳」。高橋ははらはらと涙を流し、「あな無慙、去年後れたる長綱が子もあらば(先だって亡くなった自分の子どもも生きていれば)、十八歳。わ君ねぢ切つて捨つべけれども、さらば助けん」といって、彼を放した。高橋は、味方の勢を待つために馬からおりて休み、打ち解けて入善に話をする。入善はその隙を狙って刀を抜き、高橋の内甲(うちかぶと)をすばやく、したたかに刺したのだった。情けが仇となった。
 また、平家方の武蔵三郎左衛門有国も討死した。敵方に深入りした有国は、「馬をも射させ、歩立(かちだち)になり、甲をも打落され、大童になつて(髪をふり乱して)、矢種皆盡(つ)きければ、打物(うちもの・太刀)抜いて」戦う。奮戦はしたが、ついに矢を7、8本射立てられてしまい、敵の方を睨みながら立往生するという壮絶な最期を遂げたのであった。この戦い、平家軍が失ったものは多かった。☆引用文献 高橋貞一校注『平家物語』講談社文庫
【写真】首洗池のほとりにある木曾義仲等の像(石川県加賀市手塚町)
写真提供=KAGA旅・まちネット
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 家庭学習の習慣がない人、クラブ活動に生活の大半を捧げている人、学校そのものや塾に合わないものを感じている人など、これまで学習機会に恵まれなかった人を応援します。まずは短い時間から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。先は長いかも知れません。でもやるべきことは見えてくるでしょう。一緒に階段を上りませんか?

 1155年(久寿2年)に義仲の父・義賢が武蔵国大蔵館で殺害されたとき、義仲の命も狙われた。『源平盛衰記』によると、義仲を殺害するようにと命じられた畠山重能は、まだ幼い義仲を殺すにしのびず、武蔵国に本拠を置く斎藤実盛に託した。実盛は
7日間自分の手元で養って、義仲を木曽の中原兼遠のもとへと逃がす。その恩人実盛が、平治の乱後は平家に仕えていたので、義仲の軍と対峙することになったのだった。
 加賀国篠原での合戦。義仲軍の手塚光盛が相対したのは、名のれと言っても名のらずに「木曽殿は御覧じ知るべし」と言うばかりの坂東なまりの老武者。討ちとった光盛は、不審に思って義仲のもとへ首を持ってきた。義仲は光盛の話を聞いて、実盛ではないかと考えるが、高齢の実盛にしては髪が黒い。顔を見知る樋口兼光は涙をはらはらと流し、老武者の髪を洗ってみると、はたして実盛であった。兼光は、日ごろから実盛が「弓矢取る者は、老体で軍陣に向かうときには侮られないように黒く髪を染めるのだ」と言っていたと思いだす。維盛に従って富士川の合戦にも出陣していた実盛。大将軍の維盛に坂東武士について問われたときにその強さを語ったことで、平家軍が震え上がってしまったというのは『平家物語』における有名な話(戦わずに敗走した要因の一つとされる)。
 義仲は、「実盛も義仲が為には七箇日の養ひ父、危うき敵中を計らひ出だしける其の志争(いかで)か忘るべき」として、実盛の首を手厚く葬るよう命じる。恩人の死を惜しんで、義仲はさめざめと泣いた。
☆引用文献 『新訂源平盛衰記』學生文庫 至誠堂書店
【写真】
白髪に墨を塗っている多太神社の「斎藤実盛像」(石川県小松市上本折町72)
写真提供=小松市観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


9月も中旬。そろそろ、3歳になる幼児がいるご家庭では、来年4月の入園に向けた「園選び」が始まる時期。平塚市私立幼稚園協会加盟園では、来年度の新入園児を募集するにあたり、来月15日から一斉に入園案内と願書の配布が行われる(願書受付は11月1日から)。本紙今週号では、入園準備を始めるご家庭の皆様へ向け、幼稚園の魅力をご紹介。

校教育法に基づく「学校」である幼稚園は、厚生労働省管轄の「保育所」(保育園)とは異なり、文部科学省の教育要領に基づく教育を受けられる教育施設。子どもが生まれて初めて通い、学習する場となる幼稚園選びは、よく調べてから、じっくり考えたいところ。本紙では市内全23園の私立幼稚園が加盟する平塚市私立幼稚園協会に話を聞いた。
多彩な特色
同協会は「文科省の教育要領に基づく『全国共通の教育』が受けられる」という基本的な要素以外にも、私学として「各園が独自に取り組む多彩な教育も魅力」とする。思いやりや生き物の大切さを学ぶとして動物の飼育を取り入れたり、自然の恵みを学ぶ食育として野菜栽培等を導入する園もある。また、日本の伝統的行事を取り入れ、「日本人の心」を養う園や、園外保育や体育的活動等で体力向上を目指す園などもあり、特色は様々。普段の生活では味わえない体験が、各幼稚園では多彩に用意されている。
教育の場
「幼稚園は、将来の人間形成に関わる重要な教育の場」とも。学習的観点では、「遊びながら学ぶ」ことが小学校での様々な学習活動に有効につながり、生活的な観点では、「しつけやルールを学ぶ」場。挨拶や靴を脱いだら揃える、すべり台では順番を守る。時には喧嘩も起きるが、そこは教師が間に入り、「なぜ起きたのか」を考え、悪いことをしたら「ごめんなさい」を言う。また「ありがとう」という感謝の念を表現することができることなど、幼稚園は「健全な心の育ちと生活習慣の基礎が全部詰め込まれています」と同協会。
働く親のためにも
今や「働きながら子育てを」という保護者も増えてきている。幼稚園は通常の保育の前後に朝と午後の預かり保育として、他の保育施設並みに子どもを預かる体制も整えているとのこと。但し各園ともその取り組みは様々なようである。
子どもたちにとって、人生最初の教育を受ける場である幼稚園。そして子どもたちの輝かしい未来を形づくる重要な幼稚園。平塚市内の私立幼稚園は、しっかりとした教育方針のもと、私学としての特色を生かした園運営が日々なされている。じっくりと考えて、候補の幼稚園は実際に見学し話を聞いて、ご家庭の子育て方針・教育方針に合った園選び、悔いの残らない園選びを。(記事制作協力=平塚市私立幼稚園協会)
平塚市私立幼稚園協会加盟園マップ
平塚私立幼稚園協会加盟園マップです。ピンク色のアイコンをクリックすると各幼稚園の入園説明会・運動会の日程がご覧頂けます。

より大きな地図で 平塚市私立幼稚園協会加盟園マップ を表示

 試合前から西京極の北西に広がっていた暗雲は、開始直後からの京都の怒涛の猛攻を暗示していたかのようだった。必死に絶え続け、ショートカウンターからキリノがワンチャンスをモノにして先制するも、後半開始直後に失点。しかし56分、永木のCKに頭で合わせ、再び立ち込めた暗雲を切り裂いたのは、この日の主役、大槻周平。ゴールを決めたルーキーが一直線に向かった先は、西京極の北西に位置する彼の地元、丹波福知山からバス2台で応援に駆けつけた家族、恩師、友人ら約100人のもとだった。福知山初のJリーガーとして、思い出のある「すごく懐かしい」地での決勝点は、故郷に錦を飾るにふさわしい結果だ。
故郷での活躍を自信に平塚にも丹波福知山の風を吹かせ、残り10試合を駆け抜ける原動力となるか。

【写真】自身の決勝点でチームメイトに祝福される大槻。
TEXT:Takuro Hamada(shonan journal)

坂本洋次郎さん
湘南ベルマーレサポーター
湘南ベルマーレの応援一筋13年。1999年から競技場に足を運ぶようになりました。遠いアウェーゲームにも応援しに行くようになり、太鼓を叩いてチームを盛り上げてます。さらに地域が盛り上がればと思い、去年から常連店の七夕飾り制作もサポートしています。湘南地域唯一のプロチーム、湘南ベルマーレをみんなで応援しませんか?

 


元は普通のサラリーマン。平塚生まれ平塚育ち、市内の小中高を経て大学へ。卒業後は一般企業に就職し、社会人として不満のない、ごく普通の生活を送っていた。だが30歳を過ぎ、脱サラ。現在は職人として楽器を作り続けている。田中眞次さん(61)。天職に出会うまで、バイオリンなど、弾いたことも、触ったこともなかった。
バイオリンを中心にビオラ、チェロといった弦楽器を製作・販売している「田中バイオリン製作工房」は市内真田にある。全くの素人から一代で製作工房を築いた田中さんはその道に飛び込むまで、製作に関する知識、技術、後ろ盾などは全く持ち合わせていなかった。
楽器作り
なぜ楽器職人の道を歩もうとしたのか。特にきっかけは、ない。「漠然とやってみたいなー、と思っていたんです」と気さくな笑顔。なぜバイオリンか。「一つには、初期投資が少なく、入り易いという点。もう一つは、『良い楽器はこうすれば正しく作れる』というものがない世界で、難しく、奥深く、挑戦しがいがあるという点です」
「『あのときああしておけばよかった』とか後悔はしたくなかった。成功するか失敗するかは別として、一度やってみればいい。人間、何とかなりますからね」。全てが初。知識と技術は買いあさった書籍から得て、何とか1年で1台製作した。

2人の恩人

だが自分では弾けない。音が出るのかプロに弾いてもらおうと、国内大手3交響楽団のコンサートマスターへ手紙を送った。当然面識はない。唯一返信をくれたのは「日本フィルハーモニー交響楽団」のコンマス・大川内弘さん。「バイオリンの音だね」との太鼓判を得た。その後は、イタリア・クレモナでバイオリン工房を持つ石井 髙さんに弟子入り。この出会いも自ら連絡を取ったことから始まる。
それから約30年。「趣味」ではなく「本職」として楽器作りに人生を注いできた。今では自信を持って「Shinji Tanaka fatto in Kanagawa」のラベルで楽器を提供する。
自らの手で作った楽器を愛用し、明るく輝かしい音を奏でる音楽家たちがいる。それを聞き、楽しみ、感動、心安らぐ人々がいる。
今の仕事は―。「天職だと思う。天職であればいいな」とにこやか。
振り返れば自らの手で切り開いた道がある。全てが未知の領域だった。平坦な道ではなかった。それは今も変わることはない。だからこそ毎日が面白くもあり、感動で溢れ、喜びに満ちている。


 大正12年(1923年)に発生した関東大震災にちなんで9月1日が「防災の日」に制定されてから50年余り。近年国内では、大規模震災・津波・洪水などの災害が多く、防災意識を高めていかなくてはならない——。防災の日は「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する日」とされている。その防災の日を明日に控えた今週号は、平塚市庁舎の望楼に関するエピソードをご紹介。
現平塚市庁舎は昭和39年に完成し、敷地内には平塚市役所・議事堂・消防本署が配置されていた。本館の屋上には消防の望楼が建てられ、市庁舎のシンボル的存在となっている。財産管理課の相原信昭さんは「建設当時は、造形作家の故・小野 襄さんのレリーフや望楼など、市庁舎にしては珍しく斬新なデザインということで全国から視察に来たという話を聞いています」という。
望楼勤務
昭和23年、消防庁が発足してから行われてきた望楼勤務は、同所でも本署の消防隊員が24時間体制で市内の看視をしていたとのこと。本署に限らず各分署で行われていた同勤務は「隊員にとって一番辛い勤務だった」と元平塚市消防長の出縄高昭さんは振り返る。
「勤務内容は1人ずつ、1時間交代で看視します。双眼鏡を使って1分間に2周して、怪煙を見つけたら備え付けの電話で知らせるんです。どこの望楼もほぼ屋外でしたし、高い位置にあるから風が強くて真冬は体の芯まで冷えて大変でした。でも重要な勤務でしたし、厳しい勤務にこそ精神的な強さを鍛えられたと思っています」という。
「昔は今と違って空気もキレイだし灯りも少なかったからかなり遠くまで見えましたよ。昼にはドリームランドも見えましたからね」と懐かしそうに笑う。「勤務中、交通事故を見つけてしまうこともありましたね。その時は救急隊に連絡しました。火災を早くに見つけ早急に対応し、被害を抑えることができた時は嬉しかったです」
時代の変化
出縄さんが消防職に就いた頃、同勤務中に発見された火災は年間3件~5件ほどだったという。人々の生活スタイルが変わっていく中で望楼の必要性がなくなってきた。「昔は夜になるとみんな眠っていたけど、24時間街が起きているようになったことで火災に気付いた人が通報してくれるようになったんです。一般家庭に電話が普及したことも望楼勤務がなくなった大きな要因ですね」と話す。
人口が増え、人々の生活スタイルが変わり、建築物の高層化が進むなど望楼の役割を果たせなくなったために市内の同勤務は昭和54年に廃止された。その後、現在まで同所の望楼は30年以上使用されていない。建設中の新庁舎が完成次第、取り壊される本館と共に市内最後の望楼も消える。
防災へ
出縄さんは現在消防職を退き、平塚市防災危機管理課の危機管理アドバイザーとして市内の企業や自治会などで防災講話を行っている。「防災についてそれぞれが意識を高めていってもらうために火災だけでなく震災や原発、津波のことなどの講話活動をしています。行政や誰かを頼りきるのでなく、自分自身の防災意識を高めていってほしいです」と今後も防災意識の大切さを伝えて行く。

加藤 ゆみえさん
平塚市明石町
平塚デッサン塾
塾頭明石町で平塚デッサン塾という絵の教室をやっています。様々な目的でご参加の、ユニークですてきな方達と教室でお会いするのを楽しんでいます。私は東京芸大の日本画科を出ましたが、日常身近な絵が好きで、イラスト〜デザイン〜DTP制作や学校の講師等をしてきました。2009年春まで都内の学校でCGを仕事にする方にデッサンを教えていましたが、これからは地元平塚で、今まで学んだ事をアウトプットしたいと考えてアトリエを始めました。誰でも鉛筆だけでできるデッサンは、シンプルですが奥深く、日々のものの見方や考え方にも通じるものがあり、色々な方に体験して頂きたいです。デッサンを軸にアトリエも少しずつ幅を拡げたいと思っています。今年の七夕祭り中「絵を描く音楽会」を開催しました。年末にも作品展と共に行う計画です。
☎24‐9403
Eメール hiratsuka@dessanjuku.com
 大磯町自治基本条例第11条、子どもがまちづくりに参画する権利及び責任。1項「子どもは、それぞれの年齢に応じて、まちづくりに参画する権利を有します」2項「子どもは、まちづくりに参画する一員としての自覚を持たなければなりません」。大磯町で昨年9月に施行されたこの条例に基づいて23日、「平成24年度大磯町子ども議会」が開催された。
 今年で3回目を迎える同議会は、元々は一つの体験型のイベントとしての色合いが強かった。しかし現在では同条例に基づいた町政に参画するまたとないチャンスとなっており、今年は大磯町内から17人の中学生が「議員」となった。昨年あがった議題からは予算がとられたり、行政と学校との連携が強化されたりと、実際のアクションに繋がったものもある。
今年の質疑は「別荘や邸宅の活用について」「道の維持管理について」「街灯や防犯灯の設置について」「スポーツへの取り組みについて」「姉妹都市との交流について」など、全部で10案件。中学生ならではといえる柔軟な視点から、しかし鋭く切り込まれ、各担当部課のトップ等から回答された。
回答後に出される議員からの意見提言に対する返答では、中﨑久雄大磯町長が用意された原稿を下げ、自身の言葉一つで真摯に向き合う一幕も見られた。大磯町が行政として子ども議会を、多くの体験型イベントにありがちな一過性のものにせず、本気で子どもたちの目指すまちづくりを行おうとしている姿勢を垣間見せた。
議員を務めた大磯中学校1年、田中佐喜さんは「町のことに興味があって参加した。とても緊張したがこれからも機会があれば積極的に参加したい」と議会を振り返った。持ち回りでの議長も務めた国府中学校3年、加藤恵史さんは「最初は硬かったが、(自分の質疑を終え)議長席に座る頃には硬さもとれた。今まで気にはなっていても分からなかった町の内情に理解を深められた」と達成感を見せた。議会の総括として中﨑町長は「新しい驚きと、想いを感じる。(子どもたちが)積極的に町との交流を考えてくれていることを嬉しく思う」とまとめた。
今はまだ年に1回の子ども議会だが、子どもであろうと大人であろうと誰もが一人の町民として行政に参画し、より良い明日を目指す「まちづくり」が大磯で一歩ずつ着実に進んでいる。
 スタイリストとネイリストにおしゃれにしてもらい、先生や保護者から「かっこいいね」「キレイだね」と声を掛けられ、子どもたちは笑顔で帰っていった。普段は中々、理美容室へ行けない障がいのある子どもたち。彼らのため学校内で無償サービスを実施するのは、市内を中心に美容室を展開するライオンファミリーグループのスタッフのみなさん。県立平塚養護学校では28日、今年で3年目となるヘアカットボランティアが行われた。
 きっかけは、1人の保護者の依頼だった。美容室での、スタイリストとの会話の中で生まれた企画で、初年度は1クラス単位のイベントだった。昨年からは学校行事となり、3年目の今回は参加を希望する児童・生徒も増え、昨年の3倍となる36人が参加。当日、教室には簡素ながらも鏡、椅子がセットされ、美容院が再現されていた。
無償奉仕
学校と企業間で金銭は一切発生していない。休日を返上し参加していたスタッフももちろん無償ボランティア。だが普段店舗で行われるカット・ブロー・セット・ネイルなどのサービスを同等に提供する。この日、同グループから18人のスタッフが参加した。
初年度から参加するリーダー役で、自らもスタイリストとしてヘアカットのサービスを行っていた人材開発部・福本悟郎さんは「今年は参加してくれる子どもも増え、スタッフも自主的に多く集まってくれて嬉しく思います。(一人のスタイリストとして)まだまだ勉強が必要だと、やってみて感じる部分も多くある。是非、来年もやらせてもらいたい」
同校の村上 結校長は「地域で生きる子どもたちのため、地域の企業が協力してくれるということに大変感謝しています。中には『プロの人にカットしてもらうのは今日が初めて』という子もいます。これを機会に、社会へ参加するという意味で、美容室に行ってもらいたいと思います」と話していた。
初参加
初めてプロにカットしてもらうという同校高等部1年生の雨宮竜馬君(17)。「がんばれがんばれ」と声を掛け見守っていたお母さんは「今まで一度も美容室に連れて行ったことがないので、大変感謝しています。慣れた学校という場で、優しいスタッフの方に良くしていただき、社会に出る練習にもなり、大変ありがたく思います」
雨宮君をカットしていたのはスタイリスト7年目の長野有一朗さん(27)。このボランティアには初めての参加。「子どものカットは元々好きなので」と名乗り出た。「障がいの有無に関係なく、(カット中は)子どもはよく動きますし、他の子と違いはない」といつも通りの仕事をこなした。「何よりも本人、さらにはお母さんたちも喜んでくれるのが嬉しい」
仕事 
「『時給があっちの方が10円高いから辞めちゃう』とか、経済的な面しか見られない若い子も多いです。しかしそうではなく『仕事とは人の役に立つということ』という職業倫理を日頃から教えています」と同グループ代表取締役社長の井出隆夫さんは話す。「人の役に立たなければ仕事はなくなるものです。逆に役に立つものであれば仕事はありますし、新しく生まれるもの。これは普遍の事実だと思います」
「今日、おそらく彼らは『ありがとう』という言葉を多く受け取ったでしょう。そして家に帰ったら『ああ、この技術を習得してよかったな』と思うことでしょう。つまりこの活動はお金ではなく、この職業を選んでよかった、と思える場。そんな心構えを学べるスタッフの勉強の場を提供していただき、我々もありがたく思っています」
「お金」ではなく「ありがとう」をもらう。無償だからこそ見えてくるもの、感じられるものがある。それを学べる価値ある時間と空間。そこに価格は存在しない。
 平塚市は11日、「事業仕分け」を実施。政策シンクタンク「構想日本」と初の連携を取り、外部の視点から20事業の見直しを行った。当日は200人を超える一般傍聴者が訪れ、関心の高さが窺われるものとなった。
 仕分けの判定結果は左記の通り。「不要」「必要性の再検討」「国・県・広域」「要改善」「現行通り」の5つの区分で評価が行われた仕分け事業は、「不要」をはじめ「必要性の再検討」「要改善」が大多数を占める、ある意味では厳しい判定となった。この判定結果に対し行財政改革推進課では「県の内外を問わず他の市町村でも仕分けの実績のある『構想日本』だが、事実、仕分け人の目は鋭かった。事業によっては将来的なビジョンが見えない等、手厳しい指摘もあった」と振り返る。
しかしこの判定結果が全てを決める訳ではない。今後、それぞれの事業の担当課が、ものによってはゼロベースで検討を行い、また市民の意見なども取り入れた上で、市として最終的な判断を下すことになる。最終判断については年内を目標に中間報告を行い、来年2月に出される次年度予算に反映していきたいとしている。
〈源氏の木曽冠者義仲主は、帯刀先生(源)義賢の二男である。義賢は、去る久寿二年八月、武蔵国の大倉の館で、鎌倉の悪源太(源)義平主に滅ぼされた。その時、義仲は三歳の幼児であった。乳母の夫である中三権守兼遠は、義仲を抱いて信濃国の木曽に逃れ、義仲を育てた。成人した今では、武勇の素質を受け継ぎ、平氏を討って家を興そうと考えていた。そこで、前武衛(源頼朝)が石橋で既に合戦を始めたと耳にし、すぐに挙兵に加わり念願の意志を表そうとした。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 源行家が以仁王の令旨を伝えた源氏のなかに、木曽(源)義仲がいた。頼朝や義経のいとこである。義仲がまだ幼かったとき、父の義賢(義朝の弟)が武蔵国大蔵館(埼玉県比企郡)において殺されるという事件があった。襲撃してきたのは、義平(義朝の長男で、頼朝の兄)。原因は、北関東で勢力をのばしていた義賢と、南関東で力をつけていた義朝、義平父子との東国での勢力争いにあった。命が危うくなった遺児の義仲は、畠山重能と斉藤実盛の助力によって信濃国木曽の豪族である中原兼遠に預けられた。そして、兼遠の子である樋口兼光、今井兼平、巴御前などと一緒に成長する。
 義仲は1180年8月の頼朝挙兵に続いて9月に信濃国で挙兵。翌年6月に北信濃の横田河原で越後国の城氏を破る。義仲のもとには墨俣川の合戦で敗走した行家や、鎌倉の頼朝を攻撃しようと企てて敗れた志田義広などの叔父たちが頼って身を寄せた。そして互いの父同士がそうであったように、頼朝と義仲との関係は悪化していた。だが、平家追討を前に源氏同士の争いを避けるべく、義仲は子の義高を頼朝の娘大姫の婚約者として(実際は人質として)差し出すという苦渋の決断をする(のちに義高は殺される)。関東をあきらめた義仲は、北陸道からひたすら都を目指すことになったのだった。そして次なる決戦の地、倶利伽羅峠へと向かう。平家の大将軍には、維盛(清盛の孫)。『平家物語』によると、義仲を討伐するために10万余騎の大軍を率いて北陸に進軍してきていた。
【写真】源平両軍の犠牲者を供養するため、倶利伽羅合戦の古戦場跡に建てられた高さ6.8mの五輪塔 『源平供養塔』(富山県小矢部市)
写真提供=小矢部市

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 この夏の大一番、絶対に制したい上位決戦となった第29節、スタジアムにはホームゲームでは今年最多となる9370人のサポーターが訪れた。スタジアムを見回すとアウエーゴール裏以外は埋まり夏の暑さに負けぬ熱気が渦巻いている。
 試合は後半11分、モヒカン姿がエキサイティングなキリノが姿通りのエキサイティングな湘南移籍後初得点を決めた。沸き立つスタジアムであったが後半31分に追いつかれるとそのまま試合終了、ドローとなった。
 引き分けで得られる勝ち点は1。これが勝てば3だ。3戦を1勝2敗するのと3戦引き分けで得られる勝ち点は同じだが価値はどうなるか。数字の上では現在4位、首位との差は勝ち点4(8月20日現在)とジリジリと差は開いてきている。勝ち点1の捉え方は人それぞれだろうが、曺監督は試合後「勝点1を本当に前向きにとらえていかないと、次のステップには行かない」とコメント。次のステップ、その真意はさておき、混戦を極めるJ2上位陣の中で、もちろん昇格、そして優勝は大きな目標のはずだ。地に足をつけ、目の前の1試合1試合で湘南のスタイルを貫いた先に目指すものがある。
写真=後半11分、移籍後初ゴールを決めガッツポーズのキリノ。左は高山、右は大野
本紙編集部 名久井啓祐
写真 今井 直司
昭和38年頃まだアスファルトが敷かれる前。
うっすら記憶にのこる景色が懐かしいです。

投稿者 平塚市 さおさん

 毎年8月に湘南ひらつかビーチパークで開催されているフリーライブとビーチクリーンのイベント「BAGUS」。今年で5回目を迎える同イベントは、メンバー全員が平塚市出身かつ在住で、湘南を中心に活動を広げているバンド「slowfood」により主催されてきたもの。音楽・海・平塚を愛する彼らならではの想いがつまったイベントが今年も開催される。
○憧れから
「イベントを始めたきっかけは先輩バンドがやっているような野外ライブを自分たちもやりたかったから。憧れたんですよね。でもせっかくやるなら大好きな地元平塚で、大好きな海でやりたいと思った」と主催であるバンド「slowfood」のボーカル・亮介さんは言う。
「大好きな平塚と海のために自分たちにできることからやっていこう」との想いから、企画・営業・運営など全て手がけてきた。しかし、イベント開催は簡単なことではなかった。公共施設ならではのルールをクリアすることやスポンサーに協賛金を募るなど、慣れない「仕事」に苦労したという。
○仲間と
「最初はやりたい気持ちだけで始めたけど、続けていくうちにこのイベントでしか会えない友達や楽しみにしてくれている仲間、毎年協賛してくれているスポンサーの皆様の想いなど、応援してくれている人たちが増えていることを実感しています。正直準備は大変なんですけど、来てくれた人たちが楽しそうにしている姿を見たら、苦労も全て吹っ飛んで『やってよかった!』って毎回思うんです」と亮介さん。
イベントはフリーライブからスタートする。「出演アーティスト達は湘南や横浜などで活動する人が多いです。自分たちが見たい人や、一緒にやりたい人を誘っています」。またライブと同時に、ライブペインティングパフォーマンスも行われる。全ての演奏が終了した後は、出演者・スタッフ・お客さん全員で海岸のゴミを拾う。
一昨年からは、市内で活動する地域活性化ボランティア団体の「Revolutions」もスタッフとしてビーチクリーンを手伝ってくれることになったという。「仲間やお客さんに助けられて5年目を迎えられています」
○願い
「自分や仲間たちが大好きな海をみんなでキレイにしたいと思った。でもビーチクリーンのやり方がわからないと言う人が多いので、このイベントを通してビーチクリーンって簡単なことだということを伝えたいです。音楽好きな人たちがイベントに来て『海をキレイにしたい』という意識を持ってもらいたいという想いからこの形のイベントになりました」と亮介さんは今後の意気込みを語る。「目標は拾うゴミのない海にすることと、平塚の海全体で音楽フェスティバルをすることです」
▽日時 8月19日(日)11時30分~17時
▽会場 湘南ひらつかビーチパーク
▽入場 無料

〈武衛(源頼朝)の叔父の(源)十郎蔵人行家・子息蔵人太郎光家・同次郎(行頼)、卿公(きょうのきみ)と号する僧義円、泉太郎重光等が、尾張・参河(みかわ)両国の武士を伴い、墨俣河の辺りに陣を張った。平氏は大将軍頭亮(とうのすけ)(平)重衡朝臣・左少将(平)維盛朝臣・越前守(平)通盛朝臣・薩摩守(平)忠度朝臣・参河守(平)知度・(略)・左兵衛尉盛久等が、また同河の西岸に陣を張った。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 清盛が亡くなる少し前の1181年1月。平宗盛(清盛の3男。時子の長子)が畿内近国の惣官職についた。これにより、平家の軍事体制が強化される。そして宗盛は、清盛亡きあとの平家一門を統率する立場となる。
 3月10日。美濃国の墨俣(岐阜県大垣市)で、源平軍の合戦が始まった。墨俣は、木曽川、長良川、揖斐川の合流した、尾張と美濃の境にある東海道の要衝である。源氏側は、頼朝の叔父の行家。そして頼朝が援軍として派遣した、義円(義経の実兄)など。平家軍30,000余騎にたいして源氏軍は6000余騎。平家の大軍が源氏軍に襲いかかり、源氏軍は敗北する。行家はなんとか生きのびて敗走したが、義円は深入りして討たれてしまった。
 頼朝の叔父の行家(為義の10男)は、いろいろと渡り歩いた人物だ。幼いころ、熊野別当に嫁した姉に預けられて新宮におり、保元の乱での処刑をまぬがれていた(保元の乱に敗れた父の為義は、兄の義朝に処刑されている)。そして、以仁王(後白河の皇子)が平家打倒計画を立てたときには、平家追討の令旨を各地の源氏に伝える使者となる。ただ、以仁王の計画は事前に平家方に露見してしまう。密告したのは、新宮の行家の動きを怪しんだ熊野の別当湛増(姉妹が平忠度に嫁いでいた)だと『平家物語』は伝える。ちなみにこの熊野の湛増はのちに源氏方につき、熊野水軍を率いて義経に味方して平家を滅ぼす重要人物である。
 以仁王の令旨をきっかけに、頼朝や義仲(頼朝のいとこ)らも平家打倒の旗を挙げることになるのだから、行家の果たした役割は大きい。しかし、頼朝のもとでつれなくあしらわれ、次に義仲とともに組むが最後には不和となり、義経に近づくも、最終的には頼朝に追討されて和泉国で捕らえられ斬首されることになる。
【写真】墨俣川の合戦が行われた地に建つ「史跡 源平墨俣川古戦場」の碑(岐阜県大垣市墨俣町)
写真提供=大垣市

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

藤枝 照光さんファムスピード 代表平塚市田村

33年前にモータースポーツの観戦から参戦へ…。最初に選んだレースカテゴリーが初代RX‐7(昭和53年式)でロータリーエンジン搭載車!これがきっかけでロータリーエンジンと向き合い、知れば知るほど魅了されました。時代の変化と共にエンジンも電子制御など目まぐるしく進化し、それに合わせて色々試してみて失敗が経験になり少しずつ手を加え改良し、また試して学ぶことの大事さ・楽しさを思いながら気がつけばロータリーと共に32年…。こんなに長く関わることができて、ここまでやってこられたのも先輩方や多くのロータリーファンに支えられていることを人生の宝と考え、感謝の気持ちを忘れずにこれからもコツコツと地味ですが時代の変化と共に今までの経験を生かして色々なことにチャレンジ精神を持ち続けもう1度自分を見つめなおして不器用ながら改善努力していきたい。やらずできずよりやってみることが大事をモットーに!
http://www.famspeed.co.jp

ディズちゃん(3才・ミニチュアダックス)触ってもらいたくて、とにかく舐めまくるコです。
とっても小さくてチョコクリーム色の毛が愛らしい♪平塚市 空人さん

後半ピッチに立ってわずか2分で芸術的なゴールを決め、喜ぶ古橋。右はアシストした馬場。
 じめっとした、だれるような暑さの中、つい気が緩み、ややもすれば思考も行動もゆっくりになる時がある。だがそんな時でも、一たび何か外的な刺激を受けると平常時の、もしくはそれ以上の働きでフル回転する場合もある。例えば「寝坊した時に、時計を見る」や「電車で寝過ごした時に、通り過ぎゆく駅名の看板を見る」など。その、スイッチが入るための「きっかけ」は様々な場所にある。スポーツでは得てして得点で目が覚める。
 北九州戦の29日は、湿度も高く、夏らしいナイトゲームだった。前半、試合は緩慢としていた。暑さゆえか試合、観戦、スタジアム全体がだれているような感覚。目覚めさせたのは後半開始早々。後半から出場のFW古橋。ワンバウンドしたボールを上手にシュート。緩やかな弧を描くボールはゴールへ。それから、引き締まったかのように両者ともに機敏な動きに変わる。少なくとも、場内の声援には気合いが入っていた。試合はその後動かず湘南は勝利を得た。
 観戦者の思いを考えれば、前半から「オンモード」の方が「面白い」。そのきっかけが得点以外の要素から見出せれば心強い。はたして、そのスイッチの在処はどこに。
本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司
 紙という生活になじみのある素材を使ったペーパーアートという分野がある。昨年開催された「第21回紙わざ大賞」(特種東海製紙株式会社主催)で特別賞の竹尾賞を受賞したささおまことさん(48)は平塚市内在住のペーパークラフト作家。多くの作品に「和」を取り入れるささおさん。「外国人から見た日本の良いと言われているものをモチーフにした作品が多いですね。なぜか好きなんです。平塚生まれなので七夕飾りなどから影響を受けたのだと思います」
 「好きなことを続けてきたことだけが自慢できることです」と微笑むささおさんは、幼少期に教育テレビで工作番組を見たことをきっかけに物づくりを始めた。「物づくりとテレビを見ることが好きな子どもでした」と言う。「将来は物を作る仕事に就こう」という想いから大学は工業デザインを専攻。在学中は勉学に励むだけでなく様々な作品を作り続け、コンテストで入賞したこともあったという。「けっこう高い評価をもらっていたんですよ」とはにかむ。
大学卒業後は映像制作会社に就職し、忙しいなかでも作品は作り続けていた。退職後は江戸時代のからくり人形の研究復元など、木工作品に携わり、5年ほど前から環境の変化などをきっかけに本格的に紙作品の制作を始めたという。
ペーパークラフト
学生の頃は立体の作品が多かったが、平面の作品も作り始めてから「立体と平面が融合した物」を考えた。そして生まれた作品が、紙わざ大賞で受賞した『とがりひらがな』だ。「作家としては売れるものを作ることも大事なことだと思いますが、紙わざ大賞では、自分のアート的部分を全面に出した作品を作りました」と満足げ。最近では『とがりひらがな』のシリーズとして『ひらがなのはこ』=写真=を制作している。
紙と携わって
長年にわたり紙を使った作品を作り続けて来たささおさんは「昔はアイデアがあっても作れなかったものが現代ではパソコンがあるから作ることができるし、湧いてくるアイデアも増えました」という。「時代が変わったことで生まれた作品もあるけれど、紙って一般的に身近な存在で言えば本などがありますよね、でも今の時代、デジタル書籍になっていたり紙離れがどんどん進んでいます。僕自身の中だけですが、紙がなくなっていく中で紙の存在を再確認するというか、紙に携わっている者としては紙の良さを伝えていきたいという想いも少しだけあるんです」と語る。
今後
「今やりたいことと言えば、ペーパーアートを使ったアニメーションを作ってみたいですね。映像の世界も好きですし」と、新たな挑戦も考えている。「アーティストの方みんなそうだと思いますけど、とにかく人と違うことで人を驚かせたいと思うんです。一瞬でもいいから意表を突ける作品を作って行きたいですね。今年のコンペにはまだどんな作品を応募するか決めていませんが、見る人を驚かすことができる作品にしたいです」と意気込みを語った。
〈同じく(治承4年)福原に、十一月十三日、内裏造り出だして、御遷幸あり。この京は北は山そびえて高く、南は海近うして低ければ、波の音つねにかまびすしく、潮風はげしき所なり。(中略)今度の都遷りは、君も臣も御嘆きあり。山門(比叡山)、南都(興福寺)をはじめて、諸寺、諸山にいたるまで、しかるべからざるよし一同にうつたえ申す〉『平家物語』(引用文献 『平家物語』水原一校注 新潮日本古典集成)
 富士川の合戦で敗走した平家軍の大将、維盛(清盛の嫡孫)は都に逃げ帰った。清盛は、激怒した。大将がおめおめと都にもどってくるとは何事か、というのである。清盛は、「維盛を鬼界が島(鹿が谷の陰謀の発覚で俊寛らが流された島。薩南の硫黄島)へ流し、侍大将の忠清は死罪にせよ」と憤る。そんな清盛に、平家重臣の平盛国は、こう申し上げるのだった。「忠清が18歳のとき、鳥羽殿の宝蔵に悪党2人がこもったことがありました。誰も自分から捕まえようと言いだす者がいなかったところ、忠清はただひとりで向かっていき、1人を討ちとり、1人をからめとって後々まで名を挙げた者です。今度の不覚はただごととも思えません。この天下争乱に対する慎重な対応(軍事・政治的対策や祈祷など)をなさいませ」と。天下は、動きはじめていた。
 さて実はこのとき、都は福原(神戸市)にあった。日宋貿易の拠点となる港の大輪田泊も近い。交易に有利な土地に都をつくるのが、清盛の理想だった。しかし、6月に強行された福原への遷都は、人々を混乱に陥れていた。この遷都に関しては反対するものが多く、平家一門の中からも否定的な声が上がったという。建設中の福原京に鴨長明も足を運んだことが『方丈記』には記されている。そこで長明が見たのは、土地が狭く、建てられている家もまことに少ないという都の状況。
 11月に落成した新たな内裏に、安徳天皇(高倉上皇の子。母は清盛の娘の徳子)が遷幸した。けれども京都へ都を戻すべきだという意見の多さに、無理を押しとおしたさすがの清盛も折れた。還都の行列は11月26日、京都に到着。都は京都に戻されたのだった。美濃・尾張の源氏に続いてこのころ、都の近くでは近江源氏がすでに蜂起していた。
【写真】
福原遷都当初、安徳天皇の行在所(仮の皇居)として使用された荒田八幡神社に建つ「史蹟 安徳天皇行在所址」の碑(兵庫県神戸市兵庫区荒田町3-99)
写真提供=神戸市兵庫区

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

リーくん(7才・ダックスフンド)食べるのが大好き
もうすぐ地面についちゃいそうなお腹がラブリーです♪平塚市 ねねちゃんさん

皆川 信郎さん平塚市天沼
三井のリハウス平塚店 副店長地元東海大を卒業後、何も考えずに飛び込んだ不動産仲介業。あっと言う間に月日は流れ、気がつけば営業を始めて10年目を迎えました。不動産と言う名の動かざる資産をご購入・ご売却のあらゆる面でサポートするのが私の役目。一つ一つの取引きに喜びや感動があり、時には不甲斐無さを感じたり、自分を成長させて頂いたご成約のお客様を数える事500組以上。その全ての経験が私にとって大切な財産です。インターネットの時代と言われながらも未公開物件情報を駆けずり回って探し当て、お客様に物件を提供しご成約に導くのが自分のスタイル。古臭いと思われがちですが、昔も今も足で稼ぐ営業の基本が大切です。日々発見、勉強の毎日ですが、不動産のプロフェッショナルとして「頼んで良かった」と思って頂けるサービスを提供し、お客様一人一人の出会いを大切に、そしてこれからもお客様の笑顔を見続けていきたいです。
☎0120‐665‐031

 昭和20年7月16日、太平洋戦争末期の平塚市に降った鉄の雨は、わずか一夜の間に市域の半分以上を焼き尽くし、300人前後の市民の命を奪った(調査により異なる)。それから一月も経たないうちに、日本は敗戦国として混沌とした戦後の時代を迎える。激動の昭和時代を経て平成の日本は先進国といわれるまでに発展した。終戦後、何もかも失った焼け野原の中、ただ一つ失わなかった明日への希望。未来への想い、人としての幸せとは。演劇を通して問いかけ続ける人々がいる。
 演劇集団群生は平塚市を中心に活動する劇団で、平塚で毎年平和公演を行っている。今年の演目は「てのひらの幸せ」。戦後5年に開催された、今の七夕まつりの原点である「復興まつり」などをベースに、まだ国全体が貧しかった時代に幼少期を過ごした女性の心の葛藤や、逞しく生きる人々の姿を描く。
この芝居を手がけるのは同劇団の妹尾江身子さん。役者でありながら今回は作・演出も自ら行う。その根底にある想いは空襲・戦争が風化してしまうことへの危惧。過去の体験を次の世代へつなげていくことを、演劇を通して実践している。
子どもたち
登場人物の幼少期を描くにあたり妹尾さんは自身が勤める学童保育所の子どもたちに白羽の矢を立てた。宮田 葵さん(10)、川本 愛さん(11)、西口 拓実君(10)、池谷 柊君(10)ら4人が本作には出演する。最初は朗読劇で演劇の世界の門戸を叩いた彼ら。全員が学校の勉強やクラブ活動以上に芝居が楽しいと即答。演劇に対する熱意や想いは大人顔負けだ。舞台の上ではドキッとするような表情を見せる一方で、普段は至って普通の小学生。「せのちゃん(妹尾さん)に褒められると嬉しい」と子どもらしい純粋さも垣間見せる。妹尾さんは「普段は学童で小さい子の面倒をみてくれる、本当に明るくていい子たち」と笑顔。一方で「芝居に関しては巡り会えて幸せ。大人は芝居をしてしまう。子どもたちは生きた人間の生々しさがある。芝居を通して人間としても成長している」と話す。
戦争を知らない世代
当然ながら彼らはいわゆる「戦争を知らない世代」だ。むしろこの芝居に携わる人々全員が、直接戦争を体験している訳ではない。何かを伝える時に体験はそれだけでリアリティを生む。だが体験していないことだからといって、伝えられない訳でも演じることに臆する訳でもない。出演者の一人、佐々木悠佳さんは「芝居で何かを伝える時、ともすれば責任が伴う。演じることをおこがましいと感じることもある。だけど、ただ演じることに、それだけで意味があるのではないか」と言う。戦後間もない時代を生き抜いた人々の姿を、ただ演じる。知らないからこそ、ただ真っ直ぐに、正直に、純粋な想いを乗せる。そこから舞台上と受け手側の間に生じる「何か」が、リアルへと昇華する。
もちろん、演劇はリアリティだけを追求するものではない。だが戦争を知らない世代は、何を想い、何を表現するのか。平和を希求する彼らの演技の中に垣間見えるモノが、そこに生じる次世代へのリアルが、あの日の雨のように心に降り注ぐ。
▽日時 8月5日 昼の部14時、夜の部17時
▽会場 平塚市勤労会館3階大会議室
▽入場料 無料
▽問い合わせ 平塚市勤労会☎32‐3355


 平塚市博物館では、平塚市制80周年を記念した夏期特別展を21日から開催する。「レンズが見たひらつか―あの日、あの場所、あのくらし」と題し、市民や市役所等から寄せられた古写真、同館所蔵の古写真を展示。同館での公募写真展はこれまでにも行われてきたが、古写真の公募写真展は初開催となる。
展示される写真は、明治から昭和50年まで(同館が開館する以前)の古写真。「平塚は空襲があったので戦前の写真が少ないんですよね、昭和30年代~40年代の高度経済成長期の写真が多いです」と同館学芸員の早田旅人さんは話す。展示は「あの頃のまちと今」「くらしの情景」「あの日あの時」の3部構成で、約300枚展示される。「あの頃のまちと今」コーナーでは今と昔の違いを見てもらうために、写真を見て同じ場所を探し出し自分たちで撮影しに行ったという、現在の写真とともに展示される。「すぐにわかる場所もありましたけど、通りの名前が変わっていたり、道幅が大きくなっていたりして苦労した写真もあります。古い住宅地図を見ながら探しました。今と昔で同じ建物があってもまわりの景色が全然違うのを楽しんでもらいたい」と早田さん。また、「町並みだけでなく、車の形や人々のファッションなどで時代を感じてもらえれば」という想いからバスが写りこんでいた写真は同じ角度でバスが通るのを待って撮影した。
「くらしの情景」コーナーでは、当時の漁師や農家、職人や商人の作業中の様子、現代のそれとは違う冠婚葬祭時の様子など、平塚ならではの人々のくらしがわかる写真を集めた。また、実験放送も映したという古い手作りテレビや、ある家族のアルバムの展示もある。担当学芸員の浜野達也さんは「今まで話や文献でしか知ることのできなかった行事などが、写真として見ることができる。写真でしかわからないことを感じてもらいたい」と語る。

「あの日あの時」のコーナーでは市政上の出来事やイベントなどの写真を展示。市民センター建設時の写真や湘南ひらつか七夕まつりのパレードの写真、現在とは違った方法で開催されている祭の様子などがかわる。
期間中には学芸員による講演会や展示解説も予定されている。講演会では展示しきれなかった写真の紹介や歴史、古写真のエピソードなどが聞けるとのこと。 早田さんは「戦後の写真が多いので、平塚の町並みが変わって行く様子がわかる写真ばかりです。懐かしさを感じてもらえるような写真展になればいいなと思います。来場者の中で『昔はこうだった』など、当時のことがわかる人がいらっしゃれば、その人にも話を聞いてみたい」と、多くの人の来場を期待している。入場無料。

▽展示期間 7月21日(土)~9月9日(日)9時~17時(月曜休館/8月21日~26日は19時まで)
▽会場 平塚市博物館1階特別展示室
▽講演会日時 「古写真で見るひらつかの歴史」8月11日(土)14時~15時30分/「古写真に見るひらつかのくらし」8月18日(土)14時~15時30分/「史跡の風景」8月25日(土)14時~15時30分(定員各回80人入場無料)
▽特別展展示解説日時 8月4日(土)15時~16時/8月23日(木)18時~19時/9月2日(日)15時~16時(入場無料)
▽問い合わせ 同館☎33‐5111

【写真】市制40周年記念パレードの様子(1972年4月2日 現在の湘南スターモール商店街にて 提供:平塚市博物館)
〈(1180年10月27日。頼朝は)常陸国に向けて出発された。これは佐竹冠者秀義を追討するためである。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 10月23日に相模国の国府で論功行賞を行った頼朝は、25日に松田御亭に寄る。この松田御亭は、中村庄司宗平(相模国余綾郡中村庄。土肥実平、土屋宗遠らの父)が頼朝の御命令を受けて日ごろから修理を加えてきたもので、かなり大規模な屋敷だった。もともとは、頼朝の兄の朝長が、母の実家である波多野氏の領内に設けた屋敷である。
さて、27日。頼朝は常陸国の佐竹氏を討つために、出発した。この日は陰陽道で慎むべきとされた御衰日という悪い日なのに、である。人々は首をかしげた。頼朝の言い分はこうだった。「去る4月27日に以仁王の令旨が到着したことから東国を支配するに至っており、日柄を気にするには及ばない。むしろ追討を行うということについては、27日を用いるのがよい」というのだ。そして11月4日に常陸国府(茨城県石岡市)に到着する。
まず、佐竹氏の縁者である上総広常が佐竹義政をおびき出したのち、殺害。佐竹秀義は、父の隆義が在京中で平氏に味方しているということもあり、金砂城(常陸太田市)に引きこもる。秀義を攻撃するために遣わされたのは、下河辺庄司行平、土肥実平、和田義盛、土屋宗遠、熊谷直実などの武士たち。数千の強い兵を率いて向かった。しかし、金砂城が高い山の頂に構えられていたために、難渋する。土肥実平と土屋宗遠は、この要塞は人の力では破れない、と頼朝に使者を送った。そこで上総広常が提案したのは、佐竹秀義の叔父の義季を内応させること。広常の案の通り、頼朝方に内通した義季の手引きで城の背後にまわって攻撃したところ、ついに城は陥落。秀義は花園城(北茨城市)へ逃げたという(のちに頼朝に帰順する)。頼朝は秀義の所領を没収し、軍功のあったものに恩賞として分け与えた。
佐竹氏は、源義家の弟の新羅三郎義光の子孫。つまり源氏の血をひく一族である。にもかかわらずなぜ攻められたのか。佐竹氏が奥州藤原氏と姻戚関係にあったこと(頼朝は奥州藤原氏を警戒していた)や、頼朝に味方した千葉氏や上総氏との間で土地の領有権問題で対立していたことなどがその理由として考えられている。
【写真】金砂城があった西金砂山の頂上に建つ「西金砂神社」(常陸太田市上宮河内町1915)写真提供=常陸太田市観光物産協会

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 今月6日から8日の3日間にかけて開催された「第62回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。
市制80周年記念開催となった今年は、「新たな市民まつりの第一歩として」との願いを込め、テーマに「RE START!(再始動)」を掲げて開催。会場では「仙台七夕飾り」の掲出や陸前高田市の「うごく七夕太鼓」の演奏、いわき市フラガールOGとのフラ交流などの被災地支援イベント、そのほかにも11組22人の新郎新婦がスターモールをパレードし、まちかど広場で結婚式を行う「七夕結婚式」など新たなイベントが多く企画された。また、今年3月「ひらつか観光大使」に任命されたタレントの山瀬まみさんを招いた、落合克宏平塚市長と福澤正人七夕まつり実行委員長によるトークショー=写真=も行われた。
閉幕にあたり、落合市長は「七夕まつりが『市民のまつり』としての新たな第一歩を踏み出したことを確信するとともに、被災地の復興支援を願い、七夕まつりにかける皆様の思いや人と人との結びつきの大切さを実感しました」。また福澤委員長は「丹精込めてつくりました七夕飾りをはじめ、千人おどりパレードや復興支援のブース、さらには、七夕結婚式や友好都市の郷土芸能など色々な催しが開催されましたが、ご堪能いただけましたでしょうか。また、ここ湘南ひらつかで皆様とお会いできますことを、楽しみにしております」とコメントしている。
来場者数は160万人(昨年は3日間開催で120万人、過去最高は平成5年、5日間開催で361万人)だった。
パレードや夜景が復活
七夕結婚式など新企画も
昨年は震災対応により自粛されたパレードや夜景も今年は復活を遂げた。その他にも多彩な新企画が実施され、運営主体が民間に移行してから初の本格開催となった今年のまつりを盛り上げた。
今年初の企画として誕生し、7日に行われた「七夕結婚式」には11組22人の新郎新婦が参加。「ウェディングベールを天の川のように」とのコンセプトで行われたメイン通りのパレードの後、紅谷町まちかど広場では人前式スタイルの結婚式が挙げられた。大勢の一般観光客が見守る中、参加カップルは指輪交換を行い、永遠の愛を誓った。
また被災地支援イベントも多く、陸前高田市からは平塚経進会(島本由男会長)が招いた「うごく七夕まつり」の太鼓チームが訪れた。同まつりは江戸時代から続く伝統の夏祭りで、先の震災では町内を練り歩く山車12台のうち9台が津波に流された。これを聞いた熊本のNPOが手作りの山車を寄贈。募金活動を行いつつ全国巡業する中で、平塚商議所が招き、今回参加することに。山車が初日に組み立てられ、お披露目、演奏は7日・8日に行われた。陸前高田うごく七夕まつり実行委員長の福田利喜さんは「正直言えば(陸前高田の)本物ではない山車で演奏することは心苦しいですが、大変感謝しています。いつかお返ししたい」と話していた。
なお七夕飾りは約500本掲出され、中心街の部特選には昼夜の部ともに(株)オーイズミダイニングが選ばれた。
七夕飾りコンクール 入賞者一覧
▽中心街の部
○特選(昼)=(株)オーイズミダイニング、(株)片野屋
○特選(夜)=(株)オーイズミダイニング、(株)片野屋
○準特選(昼)=(株)梅屋、平塚商工会議所
○準特選(夜)=平塚信用金庫、平塚商工会議所
○入 選=横浜ゴム(株)、(株)平田人形専門店、モスバーガー紅谷町店、生活の道具 なべや、ナパサクラブ、平塚市工業会連合会、(有)くろがねや、ジュエリー ツツミ、(有)花水ラオシャン本店、公益財団法人 平塚市生きがい事業団
○準入選=東海大学、都市開発コンサルタント (株)、OSC湘南シティー、(株)トキワヤ、あさひ家、(株)マツモトキヨシ、イタリアントマト カフェジュニア ・和真メガネ・くいもの屋 わん、ともえ・千織・絹衣、(株)金子電機空調、(株)谷地工務店、(株)メガネのマキノ、ゆるり、(株)サン・ライフ・サカエヤ仏壇店 サン・ライフ サカエヤ・ホール、平塚ロータリークラブ、(有)岡本薬局、神奈川県自動車整備振興会 平塚支部、平塚商工会議所 女性会、学校法人 神奈川大学、湘南ケーブルネットワーク(株)、(株)アドベル、湘南平塚青森県人会、ハラウ フラ カレファ トゥアヒネ、湘南ミサワホーム、(有)尚和堂、社会福祉法人 進和学園、湘南ベルマーレ、(有)はだのや、(有)オザワ、(有)湘南ヨシノヤ、平塚市都市提携委員会
▽地区別の部(1等)
第1地区=松原公民館、第2地区=平塚市 しらさぎ保育園、第3地区=城島ふれあいの里、第4地区=金田公民館いきいき学級 ・金田福祉村、第5地区=平塚市立 大野公民館
▽市民飾りの部(1等)
花水小学校 児童とPTA
▽子ども飾りの部(1等)
若草保育園


今年で55周年を迎える湘南のシーサイドリゾート、大磯ロングビーチが7日にオープンを迎え、プール開きが行われた。
同イベントには地域の子どもたちや首都圏OLらが参加。準備体操ののち、係員の合図で歓声を上げながら一斉に「波のプール」へ駆け出した。
全長140mの「ウォータースライダー」や一周500mの「流れるプール」など9のプールが楽しめる同ビーチ。今年初登場の「キッズウォーターパラダイス」では、「ウォータースライダー」に乗れない身長120㎝未満の子どもたちも十分に楽しむことができる。
▽営業期間 9月17日(祝・月)まで営業中。9時~17時
▽入場料金 1日券=おとな3500円、中高生2500円、小学生・シニア(65歳以上)2000円、幼児(3歳以上)1000円。14時以降の入場は割引。駐車場は普通車1500円
▽問い合わせ 大磯ロングビーチ☎61‐1111
第2弾!!
チケットプレゼント
本紙読者25組50人に

 大磯ロングビーチの協力により、期間中いつでも使用できる「入場引換券」を本紙読者25組50人にプレゼント。※応募者多数の場合は抽選。当選者の発表は引換券の発送をもってかえさせていただきます。
=応募要項=
□ハガキ、〒住所・氏名・年齢・電話番号・①本紙の好きな点、嫌いな点②インターネットは使用していますか?③ご購読されている新聞名④その他本紙へのご意見を記入して【〒259-1217平塚市長持203-4 (株)湘南ジャーナル社「ロングビーチ係」】まで。7月24日(火)必着。当選券発送は1週間以内。個人情報はチケットの発送目的以外に使用致しません。

毎月第3日曜日9時~14時に大磯港で行われている「大磯市」が今年から7月~9月の間は、時間を17時~20時30分に変更し、夜市として開催されることとなった。○はじまり
今月の開催(7月15日)で23回目を迎える同イベントは、大磯町漁業協同組合・湘南農業協同組合大磯支所・(社)大磯町観光協会・大磯町商工会・大磯港みなとまちづくり協議会・大磯逸品の会・大磯だいすき倶楽部・NPO法人西湘をあそぶ会の8団体でつくる「大磯市実行委員会」により運営されているもの。
同イベントを始めたきっかけは「かつて別荘地として栄え、山と海に囲まれた人口3万人ほどの小さな町を盛り上げていきたい」という想いから。NPO法人西湘をあそぶ会の原 大祐さん(34)は以前から「大磯町は遊ぶ場所が少ない」と感じていたと話す。

○盛り上げるために

同委員会は「町内でたくさんの人を呼ぶイベントができる場所は港しかない」と考え、毎月行われている「漁協の朝市」の開催日にあわせて同イベントを企画。コンセプトは「大磯町全体を『市』にすること」「大磯で活動する人たちのためのテストマーケティング、交流、認知向上」「地産、手作りを応援する」の3つ。そのため、ミナト会場内のブースを借りて出店する人だけでなく、町内に店舗を構えている人はいつもの場所でいつものように営業しながら参加することができる「マチナカ出店」というシステムも作った。
第1回開催時は20ブースほどの出店しかなかった同イベントも、今回の予定出店舗数は116ブースに移動販売車が11台と、大きな成長を見せている。原さんは「回を重ねる毎に出店舗数や来場者数が増え、儲かっているでしょと言われることがよくあるけれど目標はあくまで『大磯を盛り上げること』で、実行委員会の活動はボランティアですし、大儲けしてるわけじゃないんですよ」と笑顔。

○真夏の夜市

夏季に開催するのは今年で2年目になる。昨年の猛暑での開催に、熱中症や食品衛生など様々な問題があったことから今年の夏は「夜市」として開催することとなった。「大磯市は朝やるって決まりごとはないんです。それで夜市の案が出ました。それに夏の夜ってなんだかワクワクしませんか?」と原さん。初めての試みであるため、不安なこともあるがトラブルなく皆に楽しんでもらえたらと願う。
ミナト会場内にある芝生の広場が今月から使用可能となったため「レジャーシートを持ってきて、お酒とおつまみを楽しみながら星空を眺めるナイトピクニックにおすすめです」とのこと。
また、15日は大磯町の伝統行事である「御船祭」も開催されている。同祭は大磯町指定民俗資料無形文化財に指定され「かながわの祭り50選」にも挙げられている夏祭りで、早朝から二艘の船形の山車(マツリブネ)が町内を巡り、照ヶ崎で浜降りするというもの。そのため当日は交通規制により通行できない箇所がある。渋滞や駐車場の問題も考えられるため、同委員会では公共交通機関での来場をおすすめしたいとのこと。原さんは「大磯にはそれぞれ頑張っている店はある。その点と点を結んでたくさんの線を作っていきたい。大磯市でその繋がりが少しずつできている実感はありますが、もっと増やしていきたい。大磯市の日に毎回町内の別の場所でイベントがあったりしたら、1日大磯で遊べるでしょう?そんな日をどんどん作っていって、町全体で盛り上がっていけたら、目標達成かな」と今後も変わらず活動していく意気込みを語った。

平塚市徳延(株)プログレコーポレーション 代表取締役中古車の販売会社を設立して約半年。ようやく仕事にも慣れ始めました。今年で26才になりますが、周囲からは「会社なんてやって不安じゃない?」「普通に働いたほうが将来的に安定してるよ」等のことをかなり言われました。でも、この年齢ではないとできないことだってあるはずです。大学を卒業して普通の企業に就職しましたが、常に「何のために働いているのだろう?」と疑問を抱く日々が続きました。起業してみようと思ったのはその答えを知りたかったからかもしれません。正直不安だらけの日々です。ですが、常に前を向きながら仕事をしています。会社名の「プログレ」とは前進するという意味です。自分含め2名の小さな会社ですが、こんな自分と一緒に仕事をやってくれているスタッフに日々感謝しながら、少しずつ、前へ前へと進んで行こうと思っています。
☎0463‐71‐5947

〈(頼朝は)相模国府にお着きになり、初めて勲功に対する恩賞を行われた。(中略)(三浦)義澄は三浦介に、(下河辺)行平は元の通り下河辺庄司となるように命じられたという。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 頼朝は千葉常胤・三浦義澄、上総広常らの意見を受け入れて、富士川の合戦で敗走した平家軍を追って上洛することをやめ、まず東国の地の平定に専念することにした。黄瀬川において弟の義経と対面を果たしたのち、頼朝は鎌倉へと向かう。
 その帰途の10月23日。頼朝は相模国の国府において、武士たちの勲功に対して初めて恩賞を与えている。論功行賞にあずかったのは、旗揚げ以来活躍してくれた北条時政や武田信義、和田義盛、土肥実平、土屋宗遠、岡崎義実、佐々木兄弟などの武士たち。新たな土地をほとんど得ていなかったため、本領の安堵(従者の所領支配を認めること)が中心となった。そして、三浦義澄は三浦介(三浦一族の総領。相模国の政治を行う官僚)に、下河辺行平は元の通り下河辺庄司(下総国葛飾郡の広大な荘園の現地責任者)となるように命じられた。
 そしてまた、平家に味方した東国の武士たちには処罰が下された。といっても石橋山の合戦に関係する残党に対しては、処刑されたのはわずかであったという。厳しい処罰が下ったのは、石橋山合戦において頼朝を敗走させた大庭景親。捕らわれてこのとき相模国府に連れてこられていた。彼は、上総広常に身柄が預けられ、数日後に固瀬川(片瀬川)で首を討たれてさらされた。その一方で、真田(佐奈田)与一と死闘を繰り広げた俣野景久(景親の弟)は、平家に味方しようと密かに上洛する。景久は平維盛軍に合流したのち、木曽義仲軍と俱利伽羅峠で戦うが大敗し、自害することになる。
 この論功行賞は、もともと武士たちが所有していた所領を、新たなる権力者の頼朝が認めることに意味があった。頼朝が、挙兵以来の武士たちの功に対する初めての恩賞を相模の国府で行ったということは、東国に政権を確立して地盤を固めていくなかで、この相模国の政治の拠点を非常に重要視していたといえる。
【写真】相模国府があった地域に建つ相模国総社「六所神社」(大磯町国府本郷935)

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

リッチくん(オス・18才)

次女が小学5年生の時、我が家に連れてきました。12月で19年になります。みんなの人気者です。とても我が家が和みます。

平塚市富士見町 よろちゃんさん


 果てしなく続く広大な海。この、まちが持つ恵まれた環境を教室に、親子参加型イベントを実施するプロジェクトがある。「水・空・人/海の学校プロジェクト」。地域の子どもたちを対象とする同企画は2006年、若者たちの発案により生まれ、同年から藤沢市鵠沼海岸を拠点に定期開催されてきたもので、プロサーファーやプロボディーボーダーらによるマリンレジャー教室などが行われる。現在は活動範囲を逗子、葉山、千葉、串本(和歌山県)、東京、大阪と拡大し、昨年には平塚においても「開校」した。そして今年も、第2回として開催される運びとなった。
まず前提として、この活動は営利目的ではない。 コンセプトは「海の生態系と環境保全」「コミュニティ再生」「人間力とものづくり」「マリンスポーツの振興」。主催はプロジェクトと同名の任意団体だが、各地での運営は地域のサーファーやボディーボーダーのボランティアにより行われ、インストラクターにはプロとして活躍している選手も参加する。
海へ
海を愛する人たちの、「地域の子どもたちへ海の魅力を伝えたい」という純粋な想いから、「学校」は多くのボランディアにより運営される。平塚に同プロジェクトを呼び込み、実現させたのも、そんな一人の主婦だった。
自らもボディーボーダーとして海に親しみ、インストラクターとして参加している古梅三紀子さんは平塚市内在住。宮崎県の出身で、幼い頃から毎日のように海で遊び、育った。そんな古梅さんが平塚に移り住み、子を持つママとして、疑問に思っていたこと。「海があるまちなのに、子どもたちは海であまり遊ばない。年に1回行くか行かないかくらい」。海の魅力は身をもって知っている。遊ぶからこそ学べることもあると知っている。自然が与えてくれる喜びや癒し、環境保全に対する意識など、親の立場から子どもたちへ伝えたいことが、そこには沢山ある。
子どもたちへ
子どもたちが主役の「海の学校」。安全面には万全を期し、参加者を上回るインストラクターが親の目の届く海上で指導を行う。楽しく、かつ安全に海の魅力を伝えることができる同企画を「平塚にも」と奔走し、多くの協力・支援を受け昨年、開校に結びつけた。今年は協力者も増え、「サーフィン/ボディーボード親子体験」の他「ダンスパフォーマンス」「湘南ベルマーレビーチサッカー教室」「宝探しゲーム」など、様々な体験教室を実施する。
「海で遊ぶ子どもたちの楽しそうな顔を見るのが私の幸せ」と古梅さん。「今後も地域に受け入れられ、継続的に開催できれば」と願っている。海を財産として持つ地域の子どもたちに、母なる海で遊び学んでほしい―。その純粋な想いは深く、果てなく続く。

第2回湘南HIRATSUKA海の学校
▽日時 8月11日(日)9時~16時、予備日18日(土)
▽会場 平塚海岸▽参加料 500(保険代含む)
▽申し込み・問い合わせ hiratsuka.umigaku@gmail.com(締め切りは7月31日)
※七夕期間中の7日(土)はドコモショップ平塚店でインフォメーションイベントを実施

 

中村 貞二郎さん平塚市田村

平塚パークゴルフ同好会会長

6年前義妹から中井町にクラブ1本で遊べるパークゴルフ(P・G)があることを知り、両夫婦でやってみたらはまってしまった。奥が深く面白い、1万歩も歩くので健康的、料金も安くリタイヤ後の趣味にピッタリ。3年半前に30数名で同好会を立ち上げた。また四之宮の河川敷に自分達で練習場を作り、週2日ほど開催している。散歩中の人への体験会や口こみで現在会員は135名に増えた。お喋りしながら和気あいあいとプレイし、また悩みも相談できる家族のような会です。コースの草刈など皆喜んで協力してくれます。また定例会や他場の試合にも積極的に参加しており、北海道などにも出掛けます。2年前に市営のP・G場もできたが、当初料金が高く、我々も値下げ陳情を行った。今年4月に大幅値下げされ、現在当会員も頻繁に利用しています。妻と一緒にP・G人生を楽しみつつ、また微力ながら愛好者仲間のお役に立てればと思っている今日この頃です。☎54-5993

 〈武蔵の郷の六所の庁に着きて、「佐殿(頼朝)は」と仰せければ、「一昨日これを通らせ給ひて、相模の国平塚に」とぞ申しける。また平塚に着き給ひて問ひ給へば、「あみのいしきか、湯本に候」とぞ申しける。〉『義経記』 (引用文献 『義経記』日本古典文学全集 小学館)
 ひとりの若者が東国を目指して駆けていた。兄、頼朝になんとしても会いたい。しかしなかなか追いつかない。義経(幼名牛若丸)の焦燥感が伝わってくる冒頭の引用文は『義経記』(室町時代の物語)のもの。頼朝は、武蔵の六所の庁(東京都府中市)から平塚へ、そしてあみのいしき(網一色。小田原市内)か、あるいは箱根町湯本へ。そして浮島が原(『吾妻鏡』では黄瀬川)でようやく頼朝に追いつき、対面するはこびとなった。
 『吾妻鏡』10月21日条には次のようにある。富士川の合戦に勝利した頼朝は(実際には甲斐源氏の武田信義の手柄であった)、勝ちに乗じて平家軍を追いかけて攻めようとした。けれども千葉常胤、三浦義澄、上総広常たちはそんな頼朝をいさめた。彼らは、常陸の佐竹氏などのようにまだ服従していない者たちがいるので、京へ攻めのぼる前にまずは東国を平定することが先決だというのだ。その意見に従った頼朝は黄瀬川に戻った。
 この日、鎌倉殿(頼朝)にお会いしたいという若者が宿所の辺りにたたずんでいた。しかし、土肥実平、土屋宗遠、岡崎義実たちは怪しんで取り次がずにいた。それを聞いた頼朝が「年齢を考えるに奥州の九郎(義経)ではないか」と言ったので、実平が取り次いだところ、はたして義経その人であった。
 義経は言う。「平治の乱の時は赤ん坊で、父義朝の死後は継父の一条長成(母の常盤は清盛の寵愛をうけたのち再嫁した)に保護されていました。出家するために鞍馬山に入れられたのですが、成長するにつれて敵討の思いを抱くようになったので自ら元服して、奥州の藤原秀衡のもとへ身を寄せました。今回、兄が挙兵したと聞いて参陣しようとしたら秀衡に強く引きとめられたので、ひそかに館を抜け出してきたところ、秀衡はあとから佐藤継信、忠信兄弟をつけてくれたのです」と。頼朝は、心強い味方が現れたことを喜んだ。
【写真】頼朝義経兄弟が涙の対面をし、平家打倒を誓ったとされる八幡神社の「対面石」(静岡県駿東郡清水町八幡39)

写真提供=八幡神社

新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


写真=3カ月振りに出場となった岩上も積極的に攻撃に参加。前半28分にはミドルシュートを狙う。
 プロスポーツには、少なからずエンターテインメント性が求められる。勝敗に関わらず、面白い、いい試合だったと言える、そんなゲームを見たい。
 後半戦のスタートとなる今節、雨脚は試合開始が近づくにつれ強くなっていく。迎え撃つは反町監督率いる松本山雅。浅からぬ因縁の相手だ。試合は前半36分、CKからのボールを、一度は押し戻されるものの島村がねじ込み先制。流れを引き寄せる。後半に入っても勢いは止まず、後半19分の岩上のロングスローには一際大きな歓声があがった。勝利への過程で魅せるプロの技、スタジアムに足を運んだからこその一瞬をファンは待っている。後半42分には菊池に代えて宮﨑を投入、あくまで貫く湘南主義。そこにファンはついていく。しかし、サッカーとはこういうものか、ロスタイム3分、11人全員が攻め込む山雅のCK。ボールは無情にも湘南のゴールを割り同点。そのまま試合終了の笛が鳴った。
 結果だけを見ると勝てる試合を落とした格好となる。しかしその内容はサッカーを、ベルマーレを楽しむに充分なものであった。ただ、一人のファンとして欲を言えば、もう1点が見たいし、勝利に酔いしれたい。本紙編集部 名久井啓祐
写真 今井 直司
落語家

平塚市富士見町

 生まれつきの人見知り。矯正のつもりで始めた落語のおかげで、積極的な毎日を送っています。最近「子どもに落語を聴かせよう」という話をうかがいます。論拠は、「現代はビジュアル全盛。耳から聴いて、頭で想像するという訓練が不足」というものです。落語に恩返しをしたい私は、お子さんに落語に馴染んでいただく場をと、手始めは知人の小学校の先生の尽力で、授業に取り入れてもらいました。すると、お子さんの反応の素晴らしさに感激して、この夏に小中学生を対象の「落語講座」を開設します。講座の内容は、落語のイロハ・大喜利・小噺などをおぼえ、9月1日に中央公民館大ホールで、“寿限無”をリレー落語として、全員が発表します。殺伐としたニュースが多い世の中。子どもさんが落語的センスを身に付けたら、どんなに素晴らしいことでしょう。7月25日~8月29日までの間で5日間実施。参加費1500円。
問い合わせ ☎0463‐34‐3710 山口

〈(1180年10月16日)(頼朝は)駿河国に向けてご出発になった。平氏の大将軍小松少将維盛朝臣が数万騎の軍勢を率い、去る十三日に駿河国手越駅に到着した、と報告があったためである。今夜、相模国府六所宮にお着きになり、そこで、相模国早河庄を箱根権現に寄進した。〉『吾妻鏡』 (引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
頼朝の挙兵の報を受けて、都から平家軍が派遣された。大将軍は平清盛の孫の維盛。
土屋宗遠は石橋山の敗戦後、頼朝の使いで甲斐国へ赴いていた。その途中の足柄関で義理の息子の義清(岡崎義実の子)に出会って共に甲斐に向かったというエピソードを『源平盛衰記』は載せる。使者としての土屋の役割は、頼朝からの伝言を武田信義をはじめとする源氏たちに伝えること。その内容は、安房・上総・下総の3ヵ国の軍兵に加えて上野・下野・武蔵の国々の精鋭を率いて駿河に赴くので、北条時政の案内で黄瀬川の辺りに来るようにとのことだった。
さて冒頭の引用文は、富士川の合戦に向かう途中の相模国府六所宮(大磯町の六所神社)において、頼朝が早河庄(小田原市早川付近)を寄進したという記事である。その下文(くだしぶみ)に自筆の書状を添えて、頼朝に忠節を尽くしてくれている箱根の別当行実のもとへ送った。
『吾妻鏡』翌17日条には、義朝(頼朝の父)の敗走に従っていた波多野義通の子の義常が、頼朝の挙兵の呼び掛けに応じなかったために誅伐されそうになり、討手が来る前に松田郷(松田町)で自害したとの記事が載る。
19日、伊東祐親が平維盛の味方につくために伊豆国鯉名泊に舟を浮かべて海上を航行しようとしたところを捕らえられ、聟(むこ)の三浦義澄に召し預けられた。1182年に頼朝の妻、北条政子が身ごもったことを聞いた三浦義澄が祐親の御赦を願って頼朝に受け入れられた。にもかかわらず、祐親は以前の行いを恥じて自害したという。
いよいよ富士川の合戦。夜半に源氏方の武田信義の軍勢が維盛軍の背後にまわろうとしたところ、驚いた水鳥が一斉に飛び立った。その飛び立つ音を聞いた平家軍が、大軍が襲来したと勘違いして慌てて敗走したために、戦わずして源氏軍の勝利となったのであった。
【写真】伊東家の伝承地の1つ、物見塚公園に建てられている伊東祐親像(静岡県伊東市大原2)
写真提供=伊東観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 激闘を終えたフクダ電子アリーナのアウエーゴール裏全体から自然と巻き起こる大きな拍手。引き分けの試合でこれだけの拍手が起きたその意味は、昇格候補である千葉から敵地で勝ち点1をもぎとった結果に対しての賞賛というより、ベルマーレが貫く「最後まで勝ちにこだわり、走り抜く」スタイルが湘南サポーターにとって、どんな相手に対しても誇れるものになっていることを証明したものだった。ストロングポイントを出し合い、両指揮官共に妥当な結果と感じたゲームに対し、両サポーターの反応が異なったのは、ピッチで繰り広げられるゲームスタイルに対するサポーターからの信頼感の差ではないだろうか?
 今年の湘南が一味違うと言われるのは、自分らしさを発揮するために真正面からぶつかっていくという「潔さ」から生まれている。チャレンジするためのリスクを背負って失敗することをこのチームは厭わない。失敗から学び、成長できるからである。その姿は見ている観客に対して勇気をもたらし、日常の活力へとカタチを変える。人間としてズルなしに生きていきたいという理想に強く働きかける「潔さ」は実に痛快で、その感覚が信頼感を生んでいるのである。曺監督の「プロ選手は自分の力を上げないと正直メシを食えないですから」という選手への親心のようなコメントもチャレンジ、失敗、成長のプロセスを求めるがゆえの表現であり、「それは僕も含めて」とその後に付け加える誠実さが信頼される理由だ。
 これで全チームとの1巡目を闘い終え、次節からは2巡目が始まる。終盤になるにつれ、増えるであろう今節のような激闘を、潔く真正面からぶつかって勝ちきれるよう成長したその先に、もう一度挑戦できる舞台が待っている。

本紙 濵田拓郎

1年を通して平塚の魅力を全国へPRする平塚の顔、「湘南ひらつか織り姫」。今年は、これまで実施されてきた公開形式のステージ審査(昨年度は震災の影響により非公開の選考会を実施)をやめ、人柄を十分に見るとして非公開形式の面接による審査が導入された。コンテストからセレクションへ―。先月27日、主催の湘南ひらつか七夕まつり実行委員会により、今年の織り姫が選ばれた。新たな方式で誕生し、新たなステージに立つ新生織り姫。本紙今週号ではデビュー直前の3人をクローズアップ。
小泉李緒(りお)さん(19)
小さい頃からいつも行っていた七夕まつり。パレードで目にする華やかな「織り姫様」に手を振るなど、憧れを抱いていた小泉さん。「いつか自分もなりたい」。昨年も受けたが、願い叶わず。だが今年は夢を手にした。「この1年は意識が高かったと思います」。それを証明するかのようにエントリーナンバーは「1」だった。今年は成人を迎える節目の年でもあり、また両親の結婚記念日が7月7日ということもあり「20年間お世話になった家族、友人を招待して感謝の気持ちを伝えたい」
10才からピアノを学び、「音楽が好き」な小泉さんの趣味はカラオケ。1人で行くこともあるという。普段は青山学院大学に通う大学生。「元気で明るい性格です」
「市民のみなさまには是非足を運んでほしいです。私を見かけたらお気軽に声を掛けてください」
蓑島綾乃さん(25)
「四半世紀生きた節目の年に」と受け、栄光をつかんだ。3人の中で年長ということで「人生経験を活かして2人を引っ張っていけるような織り姫に」と意識を高く持つ。
県立厚木高校在学中はチアの「ダンスドリル部」で全国優勝、アメリカへ渡り全米大会でも優勝した。早稲田大学に入学してからはよさこいも始め、「ダンス漬けの日々でした」。現在はカフェで勤務するかたわら、舞台制作や芝居に出演するなど「人の心を動かす仕事がしたい」を体現している。
「比較的おっとりとしているのでみんなからは『ゆるキャラ』と言われます」と話す蓑島さんの趣味はサイクリング。自宅のある田村から江ノ島まで行くこともしばしば。
「今年は千人おどりも復活するなど、新しい気持ちでスタートできると感じています。みなさま是非お越し下さい」
長島 瑞恵(みさと)さん(19)
3才から日本舞踊を習わせてくれた祖父母に対する「祖父母孝行」として受け、栄冠に輝いた。
まちをPRする織り姫になることで自分がもっと平塚を知る必要があると感じた長島さんは目下、マップを見て勉強し、本にまとめているという。「決めたことは最後までやらないと気が済まないのですが、要領よくできない性格です」。趣味は「食べること」。はまった物は一定期間食べ続ける。「パフェとかスイーツの時もありますが今はハンバーグにはまっています」
日本舞踊では名取も持っている長島さんは専修大学に通う大学生。6才からクラシックバレエも始め、そのほかミュージカルに出演したり、高校ではダンス部で活動したりと「動くことが好きです。七夕で活かしたい」
「市民のみなさまに身近に感じてもらえる織り姫になりたいと思います」
昨年は規模を縮小しての開催だったが、今年は千人パレードや夜景も楽しめる2012湘南ひらつか七夕まつり。3人の新生織り姫がデビューするのは7月6日、10時開会式で。ここから新たな織り姫の歴史が始まる。

【写真左から】
小泉李緒(りお)さん・蓑島綾乃さん・長島 瑞恵(みさと)さん 

〈(治承4年(1180)10月7日)(頼朝は)まず鶴岡八幡宮を遥拝された。その後左典厩(源義朝)の御旧跡である亀谷に行かれた。その場所を定めて邸宅をお建てになろうとしたものの、土地の形が広くなく、そのうえ岡崎四郎義実が義朝の没後を弔うために寺院を建てていたため、お止めになったという。〉『吾妻鏡』 (引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 石橋山の合戦で惨敗して、真鶴から安房へ逃れた頼朝は、関東の武士たちに参陣を呼びかけた。千葉常胤は、源家が再興しようとしているのに感激して言葉も出ないほどであると、参陣の意を表明する。上総広常は軍士を集めているという理由で遅れて参上するという。頼朝は安房から上総、下総へ行き、下総国府で千葉氏と合流した。ようやく隅田川(下総国と武蔵国の境)の辺りで頼朝のもとに参陣した上総広常は、2万騎を率いていた。内心では頼朝に形勢の高みに上る相がなければ、討ちとって平家にさし出そうと考えていた広常。大軍での参陣をさぞや喜んで迎えるだろうと思っていたところ、遅参を咎められ、威圧された広常は帰順の意を表したという。
 さらに頼朝は、平家方に味方して三浦氏を攻めた畠山重忠や河越重頼(娘はのちに源義経の正妻となる)らも、三浦党と和解させたうえで従える。石橋山の戦いで散り散りになった者たちも参集。弟の阿野全成(源義経の同母兄)とも合流した。頼朝は多くの東国の武士たちの支持を得て、大軍を率いて鎌倉に入った。その数、幾千万とも知れないほどであったと伝えられている。 伊豆での挙兵以来離れていた北条政子とも無事、再会することができた。冒頭の引用文は、鎌倉入りした頼朝が邸宅を建てる場所を決めるときの記事。はじめは、父の義朝にゆかりのある亀谷(鎌倉市扇谷地域)に建てようとした。しかし土地が狭く、さらに岡崎義実が義朝を弔うための寺院を建てていたため、その場所は止めたのだった。ちなみに、この亀谷の堂は義実の子、土屋義清(土屋宗遠の養子)が受け継ぎ、のちに北条政子が寿福寺を建立した。現在、寿福寺には北条政子と源実朝の墓といわれる五輪塔がある。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
岡崎公民館に建てられている銅像『岡崎四郎義實』(平塚市岡崎3634)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


ファインセーブ連発の阿部は前半13分、相手の決定的なシュートを右手で弾き出す。
 前線からボールを追い掛け、素早い攻守の切り替えでゴールを奪う。今年を象徴するようなゴールで山形、岡山を下し、3連勝。躍動する湘南ベルマーレが帰ってきた。勝利から遠ざかっていた間、自信を失うこともあっただろうが、相手チームに対策されても、次のステージへのステップとして、自らのスタイルを崩さずに貫いたがゆえの成長が着実に見られる。
 この2試合でビックセーブを連発したGK阿部伸行だが、実はこの3連勝を遂げる前、6月頭の北九州戦で自らのミスで失点しており、敗戦を喫していた。雪辱に燃えていた彼の「次やらなきゃいけない」という思いは、山形戦でのPKストップ、終了間際のビッグセーブに繋がる。そして、岡山戦でも決定機をしっかり抑え、流れを呼び込んだ。試合後の挨拶で深々とお辞儀をする彼の表情は、いつもの謙虚さと守護神としての自信に満ち溢れていた。
 また、岡山戦ではチームとしての新たな成長も見られた。湘南の弱点と言われる両サイドハーフの裏を相手FWに突かれる場面に対しても、ポジショニングを修正することで対応。坂本が「ピッチの中でそうした修正が素早くできたことが今日の勝因」と語るように、練習してきた戦術や与えられたスカウティング情報と、実際ピッチ上で起きていることのギャップに対して選手間のコミュニケーションで対応できるようになったことは、チームとして確実に成長していることの現われだ。シーズン序盤で控えに甘んじていた在籍13年目の坂本がその中心において、自身の存在意義を見せる役割を果たし、再度ポジションを勝ち取っているという事実は、若いチームに再度競争意識を植え付けるいい刺激になるだろう。
 自信を取り戻し、一回り成長した彼らは今週末、千葉に乗り込み、再びその姿を魅せる。

本紙 濵田拓郎
写真 今井直司

 遠い南の島に、「ヒラツカ」の名に親しみを持ってくれている人々がいる。フィリピン・セブ島の南に位置するシキホール島。ここは平塚市立の小学校を定年退職した元教員の原田淑人さんがそれまで学校になかったトイレを設置したり、経営するコテージで奨学生を世話したりと、慈善活動に取り組みながら生活している島。そしてこの度、これらの活動に賛同した平塚湘南ロータリークラブ(牧石健志会長)と現地のシキホールセントラルロータリークラブが協同事業を企画し、先月17日、約800人の住民が生活するカリブハン村と約100人の児童が通うポノン小学校に新たな水道設備が完成した。教育環境改善へ
貯水タンクが整備されたカリブハン村。それまで同村の人たちが生活に使用する水を得るには、村から約100m下った源泉に汲みに行き、村から約800m上った貯水タンクまで運ぶ必要があった。子どもたちが担うこの水汲みは長時間かかってしまうため「学校に行きたくても行けない」という子も多くいた。 また同様に貯水タンクが整備されたポノン小学校は、それまで約1km離れた場所のタンクはあったが、老朽化により使用できない状態だった。
子どもたちの教育環境改善のために―。現状を聞いた平塚湘南RCは、原田さんも所属する現地のシキホールセントラルRCとマッチング・グラント(異なる国のクラブが協同で実施する人道的奉仕活動プログラム)を国際ロータリーへ申請し、認可された。一人の善意から

工事は昨年の秋から始まり、同村と同校に「電動で水を引きあげる貯水タンク」が先月完成した。竣工式が行われた5月17日、牧石会長をはじめ会員など16人が現地を訪れ、歓待を受けた。
「原田さんという信用できる人がいたからこそ、このプロジェクトができたのだと思います」と牧石会長。村民、児童が総出で歓迎してくれたという竣工式を「子どもたちの笑顔が印象的でした」と振り返った。「この村には助けなければならないことが沢山あります。毎年ではなくとも、こういった支援事業をなんとか継続していきたいと思っております。できる限り、原田先生のことを助けたいと思います」
平塚発の善意の心は海を渡り、遠い南の島でカタチとなった。始まりは一人。その善意は多くの人に広がり、大きな事業を生んだ。この先も、この島に「ヒラツカ」の名は残り、語り継がれていく。
◎平塚湘南ロータリークラブ
様々な奉仕活動を行っている同クラブでは会員を随時募集している。
問い合わせは☎090-9813-4155(黒柳委員長)まで

〈和田小太郎義盛三百余騎にて、「軍は日定(ひさだめ)あり。さのみ延引心許(こころもと)なし。打てや、打てや」とて、鎌倉通りに腰越・稲村・八松原・大磯・小磯打過ぎて、二日路を一日に酒匂の宿に着く。〉『源平盛衰記』 (引用文献 水原一『新定源平盛衰記』新人物往来社)
頼朝の挙兵に応じた三浦勢(三浦義澄、和田義盛、佐原義連ら)は、もどかしく思っていた。海上から船で参戦しようとするも波風荒くして叶わず、陸の道を行こうとするも丸子川(酒匂川)の洪水で馬も人も渡れない状態であると聞いていて、頼朝軍との合流が延び延びになってしまっていたのだ。和田義盛たちは急いで馳せ参じようとして酒匂の宿(小田原市)まで辿り着くが、やはり丸子川は渡れない。三浦の者たちが合流できなかったためもあって、少数の頼朝軍は平家方の大庭景親と伊東祐親の軍に挟まれて敗北を喫した。
頼朝軍が合戦に敗北したとの知らせを受けて、三浦勢は三浦へと引き返すことになる。その途中の「金江河」(金目川か)には畠山重忠(当初は平家方)が五百余騎で陣を取っていた。ここをなんとか突破し、小坪での合戦を経て、最終的には畠山方に三浦の本拠地である衣笠城を攻められてしまう。当時の三浦一族の長であった高齢の三浦義明(岡崎義実の兄)が一人、城を守ってその最期を遂げた。衣笠城を脱出した和田義盛や三浦義澄などの三浦党は、安房へ逃れようと海上に出た。そこではからずも石橋山の合戦で逃れてきた北条時政や岡崎義実らと出会う。そしてやっと、頼朝とも合流する。のちに義盛が武士の進退や戦時の軍務をつかさどる侍所の別当(長官の意)に任ぜられることになるのは、安房へ向かった際にこの職を望んだからだとも伝えられる。
平家討伐でも活躍した三浦一族。一の谷の合戦の鵯越では、源義経が率先して馬で坂を降りる途中、垂直の崖を前にして怖れずに真っ先に駆け降りたのが佐原義連だった。壇ノ浦の戦いでは、和田義盛が岸から放った矢は、遠くの平知盛の船にまで届いたという。また義盛に関しては、木曽義仲討伐後に頼朝に呼ばれて出頭した義仲の愛妾の女武者、巴御前を妻としてもらいうけて朝比奈三郎義秀をもうけたという話も残されている。
【写真】『衣笠城址』の碑(横須賀市衣笠町29)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

大磯町大磯

三澤絵画教室 主宰

 結婚して三十余年、芸大でサッカーもやっていた当時あこがれの夫も白髪頭となり、気がつけば人生のトゥワイライト。今、近くの会館で絵の指導をさせて頂き、自宅でも教室を開き皆様と共に絵を描くことを楽しんでいます。私の材料は、いたって簡単。飲みかけのコーヒーも画材となります。文具店にあるもので十分です。鉛筆一本あれば、いつどこででも楽しめる気軽さが、私にはピッタリです。今日から、大磯中学校近くの「すとれんじふるうつ」で、夫との二人展を開いており、3階をアトリエとし、22日午後にクロッキーを予定しています。また、16日には、リリィさん、23日にはあがた森魚さんをお呼びして、皆様と共に楽しい一夜を過ごしたいと考えています。
三澤絵画教室☎0463-61-5901
チケット問い合わせ☎090-3519-4482
ライブアートギャラリーすとれんじふるうつ☎0463-61-7338


後半ロスタイム1分、FW中村⑪はMF古林からのクロスを受け、倒れ込みながら劇的なヘディングシュートを決める
 9節以来、9試合ぶりの勝利を得た9日、カターレ富山戦。この日風は強く吹き、霧雨、空は薄暗い雲で覆われていた。湘南はここまで8戦勝利なし。4月末の2連敗から5月の全5試合連続ドロー、6月に入り前節の1敗と、内容云々ではなく結果だけを見れば風向き雲行きは良くない。
 キックオフから最後の最後まで、試合は動かなかった。チャンスは相手よりも多く得るものの点を得るには至らない。90分が過ぎ、前々節のスコアレスドローが頭を過る。
 心に残らない坦々とした物語―。に、なりかけた。急展開を迎えたのはロスタイムの1分。このまま面白みに欠ける結末で終演か、というところで中村が面目躍如のヘディングゴール。急に湘南劇場へと昇華し勝利で終える。途中交替でベンチに下がっていた馬場は、前に倒れ込みながら泣き崩れた。気が付けば雨は止み霧は晴れ、雲間から光が射している。
 待ちに待った勝利。だが曺監督は平静。「僕は1試合1試合を通じて勝とうが負けようが『選手が次に向かってエネルギーを持ってやっていく』ということがお金を払って観に来ているお客さんのためには絶対大事だと思っています」とプロとしての高い意識を垣間見せた。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

〈(大庭)景親は頼朝の跡を追って峯や谷を探しまわった。ここに梶原平三景時という者がおり、確かに(頼朝の)御在所を知っていたが、情に思うところがあって、この山に人が入った痕跡はないと偽って景親の手勢を引き連れ、傍らの峯に登っていった。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 石橋山の合戦で惨敗した頼朝は、山中に逃れた。巨大な倒木の洞に隠れたところを梶原景時(当初は平家方)に見つかってしまったが、運よく見逃してもらえるのだった。梶原が大庭景親の手勢を引き連れて去ったとき、頼朝は髻のなかに入れていた正観音像を取りだし、ある巌窟に安置した。土肥実平がその理由を尋ねたところ、「自分の首が景親らの手に渡ったときにこの本尊を見れば、源氏の大将軍のすることではないと人が非難するだろうから」ということであった。
 頼朝は、さらに箱根権現の別当行実やその弟永実の助けもあって箱根にかくまわれた。この行実の父が頼朝の祖父の為義や父義朝と親交があったという関係で、頼朝が北条にいる頃から忠義を尽くしてくれていたという。しかし、頼朝の身に危険が迫ったために、一行は箱根を逃れて土肥へと向かった。
 『源平盛衰記』では、土肥実平(中村宗平の子・土屋宗遠の兄)が舞った焼亡の舞についての話を伝える。石橋山の合戦に負けて土肥の真鶴へと向かうときのこと。土肥実平が山の頂から自分たちの館を見下ろしたところ、伊東祐親勢が押し寄せて火を放ち、実平の領地を焼き払っていた。その時に頼朝の前で舞い踊ったのが焼亡の舞。「土肥に三の光あり。第一には八幡大菩薩が我が君を守護される和光の光、第二は我が君が平家を討ち滅ぼして大地と世界中の海とを照らしなさる光、第三には実平をはじめとして我が君に心を寄せる人々が君の御恩を蒙って子孫繁盛する光である。我が家を焼きたければ何度でも焼け」とめでたく歌い舞った。頼朝は感激した。
 頼朝一行は体勢を立て直すために、土肥氏の助けによって真鶴から安房国(千葉県)へと船出した。
 
土肥氏館跡、JR湯河原駅前広場に建つ『土肥實平公並夫人像』(湯河原町土肥1丁目1)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

加川 秀男さん

平塚市錦町

社団法人日本ウオーキング協会 公認ウオーキング指導員

 ウオーキングは、いつでもできるので多くの人が試みます。ところが、手軽であるため、すぐやめてしまう人も多いかと思います。ウオーキングをダイエットや健康維持に役立てるにはそれなりの工夫が必要です。例えば、初心者は距離ではなく、時間を決めてから始める、とか、慣れてきたら大股でスピードを上げて歩くとか。私は35歳の時、ウオーキングを始めました。若い時は冷え性、蓄膿症、扁桃腺炎、胃下垂に悩まされましたが、今ではそれらを克服し、65歳を過ぎてから風邪もひかず、非常に健康になりました。70歳の今日でも、毎朝6㎞を60分で歩く習慣は35年間全く同じです。こうした健康法を多くの人に知ってもらうために「早朝ウオーキングと温泉」イベントを企画し、今月で38回目になります。また、おかげ様で今年の3月に「(社)日本ウオーキング協会」の公認指導員の資格もいただきました。今後も地域の健康に役立つよう努力したいと思います。

 遠藤、大野を欠く厳しい状況下、北九州に守備の乱れから先手を取られ、追い付くもミスから失点、自滅の展開で3敗目を喫した。5連続ドローからの敗戦にショックを隠せない様子は、試合後の馬場の表情が物語る。「出来ていたことが出来ない」。サポーターからそんな声を試合後にいくつか聞いたが、攻守両場面で連動性にチグハグ感が生まれてしまっている理由をもう一度チーム全員で考える必要がある。
 その理由を紐解くヒントとなるだろうものを見せてくれたのは、途中出場した特別指定選手の吉濱だ。とにかくがむしゃらに走り、ボールに喰らいつき、勝利を得られなければ誰よりも悔しがる。「自分がやるしかない」のだと。
 サッカーの世界に限らず、組織で取り組むものにおいて、完全なる分業というものは時に枷となる。自分の役割を越えて、いかに周りと連動するために粉骨砕身できるか、そういった各々の姿勢がチームとしての成長を促していく。
 「自分がやるしかない」そうやってチーム全員でシーズン序盤を勝ち取ってきた経験を知っているのは他でもない、「彼ら」自身だ。
 思い出そう、もう一度。

本紙 濵田拓郎

 平塚市役所3階市長室。今年2月14日、ここに全部局20人の部長が招集される。そこで市長は全部長に対し、伝えた。「管理職手当を下げる」。対象職員数、298人。一律10%の削減(平成24年4月1日から1年間)で効果額は2995万9千円。「なんとか頑張って、みんなで一丸となって困難な局面を乗り越えるため、理解をしてほしい」。異論は出なかった。翌々日に記者発表、3月議会で提案は可決された。自身の給与半減に続き、その後の副市長や教育長らの給与削減、管理職手当の削減。歴代市長では実現に至らなかった改革を着々と、静かに推し進める落合克宏平塚市長。本紙では昨年4月の就任から1年2カ月が経過した落合市長へインタビューを行った。これまでの1年とこれからの展望。―就任から1年以上経ちましたが、現時点までの総括をお聞かせください。
1年を振り返り
「やはり選挙前に起きた3・11、東日本大震災が行政、まちづくりのあり方を考える上での大きな要因となっていると思います。どの自治体でもそうだと思いますが、市民の方たちの命と財産を守るということを改めて認識し、課題として捉え、どういう施策を打っていったらいいか、というのが中心となりました。平塚は海に面しているということもあり、津波対策を中心とした防災対策を特に力を入れてやってきたというのが現実です」
節目
「しかしそういう中でも、できるだけ色々な各分野の方に会い、様々なご意見をいただきながら防災対策以外の分野も進めてきました。七夕まつりを中止するという意見もありましたが、七夕は『平塚の顔』ですから、縮小してでも、そして主体を民間に移しながら開催できたことは良かったと思います。また『節目』も色々ありました。競輪グランプリや、市制80周年など、たまたまの巡り合わせですけれども、市長として取り組めたのはありがたく思います。この1年を振り返ると、無我夢中で突っ走ってきた、というのが実感です。『市民の力、地域の力』を強く伸ばしていくのが私の仕事と考えています。1年、本当にあっという間でした」
―「落合カラー」としてこの1年、防災対策以外で力を入れてきたことを教えてください。
産業活性へ
「この平塚を次の世代へ持続可能なまちにしていくには、産業の活性化は欠くことのできない施策ですので産業関係に力入れをしよう、と動きました。例えば企業や農業、漁業など産業への訪問を通じた実力ある企業のPRですとか、全国に誇れる産物のPRに努めています。平成24年度の予算にも力を入れました(新規事業/産業間連携促進事業=169万5千円、起業家支援事業24万円。拡充事業/中小企業金融支援事業=10億3781万2千円、企業立地等促進事業=3695万3千円など)。産業は教育と似ていると思います。土台から具体的に進めないとなかなか伸びないものです。平塚は先達が築いた実力のあるまちです。今までのものを持続させながら、より発展させるため、行政として支援していかなければ、と思っています」
ゴミ処理広域化、 小児医療費拡大
「広域行政という点では、ゴミ処理の広域化の基本協定を結びました(今年3月、平塚市・大磯町・二宮町で締結。施設の集約化による費用の削減や環境負荷の低減を図るための基本協定)。今後大きな枠の中で有効的な行政を進め、環境に配慮したまちづくりを、これから各自治体が考えていく必要があります。またゴミの減量化、資源化にも取り組んでいきます。さらに子育て・福祉に関しては、これまで『小学3年生まで無料』としていた小児医療費を、6年生までに対象を引き上げました(小児医療費助成事業=8億3192万円)。今後も子育て支援に関し、施設の充実を図っていきます(民間保育所施設整備支援事業=1億8884万9千円)。
地域自治へ
「地域自治の推進に向けて、市民主体で地域課題の解決ができるような仕組みづくりも具体的に進めています。平塚はそれぞれの地域で歴史や文化、素晴らしい人材など、貴重な資源が沢山あるんですね。市民の方たちが主役となり、自分たちの地域の課題を捉え、問題解決していける仕組みづくり。それぞれの地域が輝けば、『集合体としての平塚』が輝く、とずっと思っていました。そして、全国でもトップレベルのきめ細かさで設置されている平塚の公民館をその拠点にしたい。また町内には福祉村(概ね小学校区単位、市内23地区に順次設置予定)もあります。公民館、福祉村をそれぞれの地域づくりの地域の拠り所として展開していってもらえるような仕組みづくりをしていきます」
「効果としては来年、再来年でなければ出てこないかもしれませんが、特徴としては以上のような点を強めました。もちろん3大ハード事業(新庁舎建設、次期環境事業センター整備、市民病院整備)も着実に進めております」
―これまでの市長では実現されなかった「削減」ができた理由は。
「3・11があり防災に関しては緊急にやらなきゃいけないと。ただしお金が必要なので思い切って市長給与を半減して防災に使わせてもらいたいと昨年9月の議会に提案し承認をいただいた」(市長給与の50%分は、津波避難ビル対策470万、防災行政無線整備に520万、避難ビルのステッカー等に充当)
市民への説明
「私は、職員は一生懸命やってくれていると思っています。ですから働くからには待遇は確保してあげたいのだけれども、市民の皆さんに市役所の姿勢を理解してもらうことが必要と考えました。5年前に比べて職員数が80人以上減り、一人 当たり給与費を70万円以上削減するなど厳 しい状況の中で、生活者である職員には辛い思いをさせてしまうが、なんとか頼むよ、というのが私のお願いでした。『みんなで一緒になって市民の方たちの為に働こうよ、頑張ろうよ』という気持ちを理解してもらったのかな、と思っています」
現場の声は(個別取材)
「厳しい景気動向ですので、当然の取り組みだと思います。我々も姿勢を示さないと、市民の皆さんの理解も得られません。待遇は厳しくなりますが、不安定な時代では至極当たり前のことと考えています」(財政課 石田課長)
―期間終了後、継続の可能性は。
「またその時点で、財政状況等を見て判断していきます。ただ市長給与については、50%を戻して丸々頂こうなどとは考えておりません。何らかの形でカットして財政的な寄与をしたいと思っています」
―公用車の運転手が民間委託に完全移行したとのことですが。
「公用車運転手は、多い時には10人以上いました。自分に近いところから民営化を図りたいという思いから、退職後の人員補充をせず、民間委託に移行する中で今年、全員が民間委託となり、経費も削減されました」(約850万円・市職員3人だった平成21年度推計額と委託業者3人になった平成24年度の予算額を比較した場合の削減額)
―外郭3団体のトップに市長が推薦した民間人が就任されたとのことですが、期待することを。
※平塚市社会福祉協議会(金田和子会長・平成24年3月就任)
※平塚市生きがい事業団(成瀬正夫理事長・平成24年4月就任)
※平塚市文化スポーツまちづくり振興財団(伊藤 裕理事長・平成24年4月就任)
「これまでの慣例として退職した副市長が就任してきました。ただ、今まで方の功績を否定するわけではなく、重責を果たしていただいたことに感謝申し上げます。一方で、外郭団体は外郭団体として力を持って動いていただきたい。自主性、独立性を尊重したいと思いましたので、思い切って民間の方を推薦しました。民間でご活躍された見識、視点で組織を、より一層ステップアップさせてほしいと願っています」
―その他、経費削減に関し取り組まれたことは。
「昨年は節電などの電力制限、残業手当を抑さえる出勤時間の工夫など。現在も経費削減への取り組みを進めています。一方で、削減だけでなく確保も必要です。おかげさまで競技場のネーミングライツでは、3年間で6000万円、その他バナー広告でも収入を得ています。またパークゴルフ場も使用料を改定し、昨年4月が約2600人の利用だったのですが、今年4月は約4100人に使っていただき、単価を減らしたにもかかわらず、収入金額も増加しました」
―今後の経費削減に関しての考えをお聞かせください。
職員手当
「管理職手当、住居手当は削減しました。地域手当を一気に落とすことはなかなか難しいかもしれませんが、十分な説明をしながら着手していきたい。ただし、締めるだけはなく、頑張ったら評価されるシステム作りを進めていきます」
事業絞り込み
「経費削減にも取り組みますが、事業を絞り込むことも必要です。市債を増やしてでもやらなきゃいけないのか、それとも市民の皆さんに説明をして、我慢していただかなければいけないのか、そんな場面も出てくると思います。今年夏には構想日本と、公募による市民を交えた、いわゆる『事業仕分け』を実施します」
「施策にはメリハリが必要です。削るだけではなく、付けなければいけない所は付ける。バランス良く。ですから今回医療費など思い切って上げさせていただきました。特に子育てに関しては、この先5年後10年後、より魅力ある平塚にするための投資だと考えています」
―今後、出していきたい「落合カラー」は。
「平塚は可能性を持っているまち。産業もバランスよく発達しています。今後、圏央道や新東名が通り、134号線が4車線化するなど、人の動き、物の動きが高まってきます。企業立地に関しても、その点を考えるとポテンシャルが高まるのでは、と思います。できれば、今のこういった時期を逃さずに湘南新道の延伸や、ツインシティのまちづくりですとか、西部地区の道路整備とか、将来に向け、まちの広がりをはかる動きをここでしていかなくてはならないのかなと思います。産業の活性化を着実に行い、そして、高齢者や障がいをお持ちの方に優しいまち、子どもを住ませて育てたい、生きていきたいまちづくりを進めていきます」
―最後に、市民の皆さんへメッセージをお願いします。
「今年来年で全27地区を回る『ほっとミーティング(対話集会)』では、皆さんのお話を聞いています。皆さんそれぞれ、地域に愛着を持ち、素晴らしい活動をしていられるんですね。私は、市民の方が主役の地域づくり、まちづくりが進んでいくことがこの平塚を発展させるより良い方法ではないかな、と考えています。行政としての仕事はしっかりと責任は果たしますが、そういった市民の方たちが活動でき、市民の方たちが主人公、主役になって、伸ばせるまちづくり、というものをしっかりと支援していきたいと思います」

〈岡崎四郎(義実)、兵衛佐殿(頼朝)に、「与一冠者こそ討たれ候ひけれ」と申せば、「あな無慙や。よき若者を。頼朝もし世にあらば与一が後世をば弔ふべし」と仰せられければ、岡崎は「縦ひ五人十人の子をば失ひ侍るとも、君だに御世に立ち給はば、それこそ本意に候へ」と心強く言ひけれども、流石恩愛の道なれば鎧の袖をぞぬらしける。〉『源平盛衰記』 (引用文献 水原一『新定源平盛衰記』新人物往来社)
 佐奈田与一と、与一を幼少のころから大切に育ててきてくれた文三家康(家安)が石橋山での奮戦の末に討たれた。冒頭の引用文は、父親の岡崎義実が、「与一は討たれたが、頼朝様がこの世をお治めになるのであれば、それこそ本意です」と気丈に言うものの鎧の袖を濡らしたという話。石橋山の合戦は頼朝軍の敗北に終わった。
 与一の死に関しては、敵の首を斬ったあとに血を拭わずに鞘におさめてしまったので、いざというときに血詰まりして刀が抜けなかったのがその一因とされる。また、与一が俣野と組み合っていたときに味方が加勢しに来るも、暗闇での味方の問いかけに対してたんがからんで答えられなかったために討たれてしまったとも伝えられる。それゆえ、与一を祀った社、すなわち与一塚の傍らにある佐奈田霊社(小田原市)と与一が本拠とした真田の真田神社(平塚市)は、痰、咳、喘息などののどや声に関わることに霊験があるといわれている。
 与一の首をとった長尾新六定景は、のちに岡崎義実に預けられた。しかし合戦の翌年には、慈悲深い義実が、与一の成仏のためにも定景をお許しいただきたいと頼朝に願い出たことにより許されることになる。義実にとっては確かに定景は憎い敵ではあるが、彼の経を読む声を聞くたびに怨む心が薄れてきたのだという。この定景は、鎌倉幕府3代将軍の源実朝が鶴岡八幡宮で殺害されたときに、暗殺者の公暁を討ちとることになる人物である。
 与一の死から10年後。頼朝が行った二所(箱根、伊豆)、三島の参詣に関して、伊豆から参詣していた順路を今後は三島、箱根から伊豆へと変更することが決められた。伊豆権現(熱海伊豆山)に詣でるときに、途中の石橋山にある与一と文三家康の墓で頼朝が涙を流してしまうからというのがその理由であった。神社へ参詣するにあたって涙を流すのは忌むべきこと。にもかかわらず頼朝は、与一の死を惜しんで泣いたのだった。
佐奈田霊社敷地内にある県指定史跡「与一塚」(小田原市石橋山)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

 イギリスBBCで放送されていた伝説的コメディ番組『モンティ・パイソン』(1969-1974)のメンバーが製作した映画『ライフ・オブ・ブライアン』(1979)の中で歌われる『Always Look on the Bright Side of Life』という曲がある。映画内容はともかく、一見、悲劇的なエンディングでこの曲が歌われるが、ネガティブな場面が一転、ポジティブな場面に変わる。「人生、いつも明るい面を見ていこうよ」と口笛を吹きながら幕は閉じる。人生、嫌な気分になる時もある、でも悲観したって、文句を言ったってつまらない、と。
 J2第16節、27日ホーム平塚で行われた徳島ヴォルティス戦。湘南は開幕から4連勝、引き分けを挟み、4連勝と好調を見せたが、その後2連敗を喫してからは4戦引き分けと、「勝利なし」の状態が長く続いている。
 試合は湘南今季初となる無得点で0-0の引き分け。白熱した内容ではなかったが、曺監督は「質を高める第2ステップに入った」。派手さのない試合内容には理由がある。
 これで湘南は5戦勝利なし。「勝てない湘南」。だが明るい面を見れば、試合内容はともかく、「負けない湘南」。楽観視すれば、今、最高に面白い。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

 県内で173年ぶりの観測となる天文現象「金環日食」が見られた21日、市内各所でも観察会が行われ、多くの人が空を見上げた。当日の朝、市内は強い雨が「降ったり止んだり」の曇天ではあったが、ごく短い時間、「金環」を見ることができた。
 90人以上の申し込みがあったという平塚市博物館主催の観察会。同館屋上には幼稚園児から年配のグループまで大勢の人が集まり、曇り空を見上げていた。
平塚市内で金環食が最大に見える予定時刻は7時33分。同館からは太陽が雲に隠れて形すら見えない時間が長く続いたが、雲が薄くなる瞬間には微かに「金環」の形が見え、参加者からは大きな歓声が上がった。また、食の最大が終わった後も、雲の切れ間に顔を見せたり隠れたりするタイミングが交互に訪れ、同館学芸員による「雲が切れます、グラスを付けてください」などのアナウンスの下、安全な観測が行われた。
 観察会に参加していた市立城島小4年の河野祐希君は、同館の講習で作成した手作りの日食観察用ピンホール投影機を持参して観測に成功。「見ることができて嬉しかった。できればもっと晴れてほしかったです」と話した。
観察会は8時を前にして一度中締めとなり、 澤村泰彦学芸員は「宴会の締めではございませんが、一旦ここで締めさせていただきたいと思います」と挨拶。貴重な天体ショーにあたり「運命を共にしていただき、ありがとうございました」と締めくくった。
【写真】雲の奥に微かに見える金環日食(撮影 本紙編集部・森﨑麻衣)

〈「源氏世を取り給ふべき軍の先陣賜ひて駈け出でたるを誰とか思ふ。音にも聞くらん。目にも見よ。三浦介義明の弟に、本(もと)は三浦悪四郎、今は岡崎四郎義実、その嫡子に佐奈田与一義貞。生年二十五。我と思はん人々は、組めや、組めや」とて叫(をめ)いて駈く。〉『源平盛衰記』(引用文献 水原一『新定源平盛衰記』新人物往来社)
 山木攻めで勝利をおさめた頼朝たちは、伊豆国を出て相模国土肥郷へ向かった。そのなかには、土屋三郎宗遠、岡崎義実、また義実の子である佐奈田(真田)与一義貞(義忠)などの姿もあった。その数300騎ほど。気がかりなのは、以前から頼朝に同意していたはずの相模の有力豪族の三浦一族がまだ来ていないということである。その頃、三浦勢は豪雨によって増水した酒匂川を渡れずにいた。
 8月23日。平家方の大庭景親の軍勢3000余騎が迫る。平家方には俣野五郎景久、海老名季貞、曾我祐信、熊谷直実などがいた。両軍は石橋山(小田原市)に陣を構えた。頼朝軍の背後には平家方の伊東祐親(曾我兄弟の祖父)が300余騎を率いて挟み撃ちにしようとしていた。激しく雨が降り注ぐなか、平家方の大庭景親らの軍が夜襲をかけてきた。大庭軍は、酒匂川まで進軍している三浦勢が頼朝軍に加勢する前に勝負を決めてしまおうと考えたのだった。
 この石橋山の合戦で、頼朝方の佐奈田与一は先陣を賜わった。装束が目立ち過ぎるので着がえるようにと頼朝に言われた与一は、「弓矢取る身にとっての晴振舞には戦さ場以上のところはありません。望むところです」と言って、冒頭の引用文のように華々しく名のりをあげた。三浦義明の弟である岡崎義実の嫡子、佐奈田与一。勇ましく先陣をきった彼は俣野五郎と組み合って死闘を繰り広げるが、ついに長尾定景に討たれてしまう。与一に従っていた郎等の文三家康も奮戦したが討死した。
写真:雨降る石橋山古戦場跡。現在は佐奈田霊社が建てられている(小田原市石橋山)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

後藤 実さん

平塚市幸町
つり宿かりゆし丸

 齢六十才になりなんとする今、ふと振り返る自分の軌跡。人と争うことを良しとせず、日々を穏やかに暮らし、天寿を全う出来れば最良の人生と信じて生きて来た。愚直で不器用で、これといった趣味もない私だが海を愛する心と郷土愛だけは誰にも負けないと自負している。そんな私がある日突然職を断たれた。青天の霹靂だった。「三十余年、遊漁船の船長をして海に生きて来た私が、この年で何が出来るというのか」。しばらく呆然としていたら妻が笑いながら言った。「船があるし私も必死に支えるから」と。“独立”を決意した瞬間だった。そして今、細々ながらも頑張ってこれたのも協力を惜しまずサポートしてくれたお客様と、苦労をものともせず共に支えてくれた糟糠の妻に心から感謝している。早朝交わすお客様とのあいさつ。「おはようございます」「ようこそいらっしゃいました」まだまだ頑張るぞと心に誓う。
つり宿かりゆし丸 ☎22‐5309

 大型連休中の4連戦と前節大分戦の計5戦で2敗3分けと、なかなか結果を出せずにいる湘南。この日は栃木SC相手に前半から主導権を握るも、後半にFKから先制を許す。その後、投入された古橋が大野のクロスに合わせて同点弾を決めるも、逆転には至らず、勝ち点1を分け合った。
 これで6戦勝ちなし、順位は4位に転落。しかし、一試合通して、チーム全体でゴールへ向かう意識は感じ取ることができたし、ディフェンスも大きく崩される場面はなかった。少しずつではあるが、好調時の試合展開を取り戻しつつあるのは間違いない。あとは最後の一手のところでどれだけ落ち着いてプレーの選択をできるかどうかが鍵となる。
 次節からは昇格候補と言われる山形、京都、千葉を追いかける状況になり、追われるという精神的負担は軽減される。リスクを負う恐怖感に打ち勝ち、再び上位を蹴落としていく湘南スタイルを表現して欲しい。再び追われる状況となった時、この時期に我慢した経験が必ず生きてくる。そのとき追い求めるものは、次の舞台で躍進する己の姿になるであろう。
 「追う者は追われるものに勝る」のである。

本紙 濵田拓郎

藤沢市
元中学校教員

 昭和45年より大磯・国府の両中学校に42年間勤務させていただき3月に退職いたしました。在職中は大変お世話になり誠にありがとうございました。数えきれない程の生徒の皆さんとの出会いに私も成長させていただきました。4月からは自分の作品づくりと“ギャラリーぶたのしっぽ”の運営に協力しています。退職し自由な時間に大磯を歩いていますと多くの昔の保護者の方々から声をかけていただきこんなにうれしいことはありません。又、改めて緑の木々、青い海と空の美しさを実感しています。ギャラリーは面積7.5㎡ 壁面6m程の小さなものですが、大磯駅から徒歩数分、鴫立庵の隣で環境と立地に恵まれたとても使いやすい所です。様々なジャンルの作品の発表の場としてご利用いただけることを期待しています。7月には私の作品展を開催する予定です。9月26日から10月2日には藤沢さいか屋での個展が決まっています。ご来場をお待ちしています。


後半19分、遠藤は古橋のCKから同点となる意地のヘディングシュートを決める
 それぞれの人には、それぞれ大切にしているものがある。所有者にとっては日々の心の糧ともなり、生活を豊かにする資源ともなる「大切なもの」は同時に、物品でも趣味でも概して「失いたくないもの」である。しかし過剰な保護や守ることに意識が偏り過ぎると、日常生活や行動に制限がかかったり、普段の能力が発揮されない場合がある。
 13日、ホーム平塚で行われた第14節。2位湘南に対するは5位大分。勝てば首位に返り咲き、負ければ最悪のケースで7位、という大切な試合。「上位」を失いたくない試合。
 前半、場内を沸かせるプレーはほぼなし。曺監督のハーフタイムコメントは「全く湘南らしくない 目を覚ませ」。後半、明らかに選手達の動きが変わる。絶対に負けない、という想いが伝わるプレーを展開し、64分遠藤の同点弾。試合は引き分けた。湘南らしくなかった前半を曺監督は「『安全に』という意識が働き過ぎたのか」と考える。
 大事に、大切に、安全に守ろうとするがゆえ、パフォーマンスが落ちる。だが対象が「人」となると状況は一変する。親にとっての子ども、仲間や親友、サポーター。守るべきものがあるからこそ、生まれてくる力がある。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

〈(山木)兼隆を討つ事は、来る十七日をその決行日と定められた。そこで、特に岡崎四郎義実・同与一義忠を頼りに思い、十七日以前に、土肥次郎実平と共に参上するよう、今日義実のもとに命を伝えられたという。〉『吾妻鏡』(引用文献 『現代語訳 吾妻鏡』五味文彦・本郷和人編 吉川弘文館)
 文覚、という僧がいた。彼がまだ出家前の遠藤盛遠であったとき、人妻の袈裟御前に懸想してその夫を殺そうとしたが誤って袈裟御前を殺害。以後、僧となって諸国を遍歴し、修行に励む。特に神護寺の復興に力を入れた。彼は後白河法皇の御所に押しかけて神護寺への荘園の寄進を強要するなどして、伊豆国へ流罪となった。伊豆には、頼朝がいた。文覚は頼朝の父義朝の髑髏を見せて平家を打倒するよう説得し、後白河法皇の院宣を得て頼朝に決起を促したと『平家物語』では伝える。
 治承4年(1180)4月、頼朝の叔父の源行家によって以仁王の令旨が北条館にもたらされる。8月、頼朝がまず攻めようと決めたのは、平氏系の武士で伊豆の国の目代であった山木兼隆。冒頭の引用文では、山木攻めの決行日以前に頼朝のもとへ参上するよう、岡崎義実やその子与一に要請があったというもの。頼朝が旗揚げするにあたって頼みとしたのが、北条時政などの伊豆の武士や、岡崎氏や土屋氏をはじめとした相模の武士たちであった。
 8月17日、三島社の神事の日。雨による川の増水で佐々木兄弟(定綱、経高、盛綱、高綱)が遅参したために、予定していた朝の合戦は見送られた。そして夜。兼隆の郎従たちの多くが三島社に参詣し、人が少なくなっていた山木の館を襲撃。万一の時のために北条の館に残っていた頼朝は、朝になってようやく合戦を終えて帰参した武士たちが持ってきた兼隆主従の首を確認した。頼朝挙兵の第一歩、深夜の山木攻めは成功した。
写真:源氏山公園内に建てられている『源頼朝公銅像』(鎌倉市扇ガ谷4丁目649‐1)
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

趣味の園芸としてではなく、また華道のような芸道としてでもなく、「商品」として生花をデザインする。椿 卓也さん(33)は平塚市内でフラワーショップを営む「花職人」。国家資格「フラワー装飾技能士」の1級を所持し、その腕はフローリストたる技術を競うフラワーデザイン協議会・ジャパンカップの昨年大会で全国5位、一昨年大会で同3位に入賞するなど、国内トップクラスとして認められている。今週はそんな花と生きる若者をご紹介。生業として、生花をデザインする「花職人」という仕事。

人が生活する上で、「花」は必要なものではないが、あるとないとでは精神的な面で全く異なったものになる、とは椿さんの考え方。そもそも自分自身、成人するまでは花とは関わりのない生活を送っていた。平塚市内の中学・高校を卒業した後は、建築関係の専門学校へ進学。花には興味がなかったし、まさか花を扱う仕事に就くとは考えもしなかった。花屋でアルバイトをするまでは。
花へ
専門学校を卒業した後、様々なアルバイトを転々とする中で花屋を営む親戚に働いてみないかと誘われた。振り返ればそこで11年。花の魅力、花をアレンジする魅力、そして生業としての花屋の魅力を肌で感じていた。「元々『ものを作る』とか、『色を組み合わせる』とかが好きではあったんです。花屋というのは両方持ち合わせた職業だったんですね」と椿さん。何も分からず歩み始めた道。自分の生活には必要のなかった花が、今ではなくてはならない存在となった。「素晴らしい道に誘ってくれた親戚に感謝しています」。椿さんは、「感謝」という言葉を大切にする。
感謝
「多くの人はお礼やお祝いなど、何かしらの想いがあって花を買われますが、そこには『感謝』の気持ちが発生しているんです」と言う。「その気持ちを繋ぐのが花。だから僕も気持ちを込めてアレンジする」と花職人としての気構えを語る。「お客さんに『この前のお花、良かったよ』と喜んでもらえるのが嬉しい。その花を受け取った人に喜んでもらえるのは、さらに嬉しい」。だからアレンジを希望する人には事前予約を推奨している。贈る相手は何色が好きか、どんな花が好きか。可能な限り情報を聞き、事前に必要な花を仕入れる。最大限、喜ばれる作品を作るために。
花を贈ることで生まれる喜びや感謝の気持ち。椿さんは、それらを贈る側、受け取る側それぞれ最大限に感じてもらいたいとの想いから「贈り手がアレンジする」という行為も勧めている。自ら営む花屋では、花のアレンジメント教室を月に1回開催する。「男性が女性の誕生日に、気持を込めてアレンジした花を贈るとか、素晴らしいと思います」。そんな花の魅力も広める花職人。店の名前は「Kiitos(キートス)」。フィンランド語で「ありがとう」の意。

〈世を取り給ひては、伊藤(伊東)・北条とて左右の翅にて、執見(執権)に勝劣はあるまじけれども、北条殿の御末は栄えてめでたけれども、伊藤の末の絶えけるこそ悲しけれ。〉『曾我物語』(引用文献『真名本曾我物語』東洋文庫 平凡社)
 平治の乱で捕らえられ、池禅尼の嘆願によって清盛に助命された頼朝は、伊豆国蛭ヶ小島で20年ほど流人としての生活を送っていた。その頃の伊豆の有力豪族は、伊東氏と北条氏。ともに頼朝の監視役でもあった。
 伊東祐親が京都に大番役(一定期間在京して内裏や院の御所などを警備する役目)として赴いていて館を留守にしていたとき、頼朝は美女との評判が高い祐親の娘(八重姫)のもとに通っていた。そして千鶴御前という男児をもうける。しかし、勤めを終えて伊豆に戻ってきた祐親に知られるところとなってしまった。平家の咎めを恐れた祐親の命令で、3歳の千鶴は伊東の松川の奥で簀巻きにされ、川に沈められて殺された。さらに頼朝自身も祐親から襲撃を受けそうになったために蛭ヶ小島を脱出し、伊豆の北条時政の館に身を寄せることになった。そこで北条政子と出会う。
 時政は、政子を伊豆国の目代(任国に赴かない国司が派遣する私的代理人)である山木兼隆のもとに嫁がせる約束をしてしまっていたので、頼朝と政子の仲を知って驚いたが、知らぬふりを決め込む。政子は、一旦嫁がされるもすぐに夜のうちに山木の館を脱出する。そして伊豆山権現へ辿り着き、頼朝とともに参籠するのだった。
 こうして伊豆の有力豪族だった伊東祐親は頼朝の敵となり、流人頼朝を受け入れた北条時政の一族は今後栄えることとなる。伊東祐親はまた、甥の工藤祐経が継ぐべき領地を横領したために祐経から怨みをかっていた。祐親親子が祐経の手の者によって襲われたとき、祐親は助かったが息子の河津祐通(祐泰)は射殺された。遺児の一万(十郎)と箱王(五郎)は父の敵を討つと心に決めるのであった。
写真:「蛭ヶ島公園」(静岡県伊豆の国市四日町17‐1)園内に立つ頼朝と政子の像『蛭ヶ島の夫婦(ふたり)』 写真提供=伊豆の国市観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。


終了間際に得たコーナーキックにゴールキーパーも攻撃参加。勝ち点への執念を見せる
 禍福はあざなえる縄の如し、とはよく言ったもので諸事いいことばかりは続かない。スポーツもTVゲームではあるまいし勝利ばかり続くものではない。何よりもエンターテインメントの観点から見れば、「禍」は「福」を「福」たらしめる必要な因子であり「禍」がなければ「福」は有り難くも面白くもない。そして人生、苦あれば楽あり。
 これまで9戦無敗の湘南に初黒星がついた4月27日の第10節。ホーム平塚で対峙したのはエンブレムに「葵の御紋」をあしらう水戸。クラブ名はホーリーホック(葵)。
 開始早々、先制点を決めたのは水戸、平塚市立江陽中学校出身のロメロ・フランク。その後は一進一退。前半終了間際、待ちに待った同点弾は「平塚の男」、市立金旭中学校出身の馬場賢治。その華麗なゴールは曺監督に「今年の23点の中で一番美しい」と評された。結局、後半終了間際の失点で今季初の敗北を喫することに。だが「負けても楽しめた」と各方面から聞こえる試合だった。
 そして第11節のアウエー愛媛戦も同スコアで黒星がついた。この「禍」の長さは知る由もないが、「福」は巡ってくる。短くても、長過ぎても次が楽しめるのは間違いない。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司


 サンバやボサノバ、ショーロなどのブラジル音楽。今にも踊り出したくなるようなノリの良いリズム、それら心弾むメロディーを奏でる楽器のひとつにピアノがある。平塚市内在住の今井亮太郎さん(33)は日本では希有とされる「ブラジル音楽専門のピアニスト」。都内をはじめ、全国各地で演奏し活躍する今井さんは、その業界では「国内ブラジルピアノの第一人者」とも呼ばれている。だが「1番になりたいわけではない」と本人は言う。もちろん明確な目標はある。それは別の次元に。
現在は演奏家として、また作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとして活動している今井さんも、最初は楽譜が読めなかったという。「『バイエル』(入門書的な教則本)も終わらなかったんですよ」と明るく過去を振り返る。小さい頃はゲームの音楽など耳から聞いただけのメロディーを適当に弾いて遊ぶ程度。楽譜は読めない。正しい弾き方も知らない。その後も「何となく弾ける」レベルだった。あくまでも自己流で。
転機
県立大磯高等学校を卒業し、音楽とは関係のない一般の大学へ進学した。そんな学生時代のある日、とある小さなバーで自分が弾けるジャズを2、3曲演奏したことがある。すると「明日から来てほしい」と頼まれた。ここから、ミュージシャンとしての人生が始まった。
お客さんを飽きさせないためにも、多くの曲を覚える必要があった。当然、楽譜の読み方も学んだ。当初はジャズのみだったレパートリーも必然的に広がり、ブラジル音楽も弾くようになっていた。そんな中、感じていたひとつの感覚。「ジャズピアニストが弾くボサノバ」と「ブラジル人が弾くボサノバ」では何かが違う、という感覚。
ノリ
聞いている時の気持よさ、心地よさ。その違いは演奏者が持っている「ノリ」。生まれ育った国や地域の違いで、体で覚え、身に付くリズム感は全く異なる。「逆に、日本人が宴会とかでやる『手拍子』とか、向こうの人はできないんですね。そういったノリは譜面上で分かるものでもないし、技術として教えてもらえるものでもない」
卒業後もピアニストとして生きようと決めていた今井さんは「やるからにはここまでやらなきゃなと思ったんです。本場の人と対等にならなきゃ、と」。そして海を渡る。リオデジャネイロで生活し、音楽を学び、ダンスも始めた。現地のノリを体得し、磨きをかけていった。
未開の領域
これまでに今井さんは、ブラジル音楽の「大御所、巨匠、神様」と呼ばれるような著名なアーティストたちと全国をステージにまわってきた。気が付けばブラジルピアノでは国内における「先駆者」だった。今まで誰も開拓してこなかった道。「だから全てが新しく、楽しい。生きている感じがする」と言う。「別に『一番』とかはどうでもいいんです。ただ僕はブラジルの人に『上手いね』って言ってもらいたい。それが最低ラインだと思っています」。目標はそこにある。
今ではソロ活動がメインとなり、毎日のようにバーやレストラン、ライブ会場で演奏する多忙の日々。ブラジル音楽の魅力を「楽しく、元気になれる音楽。みんなが笑顔になれる音楽」と語る今井さん。今日もどこかで本物のブラジル音楽を奏で、多くの心を弾ませる。
▽ライブ等の問い合わせ
ryotaro_pianista@yahoo.co.jp

〈義朝の三男、前右兵衛佐頼朝が、尾張守平頼盛の手で生けどられ、六波羅に引かれて来た。それとともに、同じく次男、中宮大夫進朝長の首も、六波羅へ届けられた。〉『平治物語』(引用文献『日本の古典 平治物語』河出書房新社)
 源頼朝は義朝の三男で、母は熱田大宮司藤原季範の女。嫡男の扱いだったため、初陣となるこの平治の乱では、源家重代の武具で秘蔵の宝である「源太が産衣」という鎧と、「髭切」と名付けられた太刀を身に着けていた。
 義朝一行とはぐれてしまっていた頼朝は、平頼盛の郎等の手で生け捕られて六波羅の平家のもとへ連れて行かれる。父義朝、兄の義平、朝長の首は獄門に懸けられ、当然頼朝も死罪となるべきところだった。しかし清盛の継母の池禅尼が、頼朝がまだ幼くて信心深いことや早世した息子の家盛(頼盛の兄)に頼朝が似ていることなどを理由に助命を嘆願したため、死罪をまぬがれて伊豆国の蛭ヶ小島へ流されることになった。後年清盛はこの処置を悔い、自分の死後は仏事をしたり堂塔を建てたりなどせずともよいから「ただ頼朝の首をはねて自分の墓に懸けよ」と遺言して亡くなる。
 まだ幼い義経(牛若)と兄たち(今若、乙若)は、母の常盤御前とともに逃げて大和国に身を隠していた。しかし常盤の母親が平家に捕らえられたため、常盤は六波羅に子供たちを連れて出頭し、清盛と対面した。子供たちを斬るならばまず自分を先に殺してくださいと願い出る常盤。清盛は子供たちに出家をさせることを条件に助命することにした。宮中の美女千人の中でも第一の美人として選ばれたことのある常盤は、清盛の寵愛を受けてのちに女子をもうける。母の美しさのおかげか、年上の頼朝がすでに助命されていたためか、ともあれ命を救われた義経は鞍馬山に入った。
写真:蛭ヶ小島(現在は蛭ヶ島と呼称)の地に整備された「蛭ヶ島公園」(静岡県伊豆の国市四日町17-1)。写真提供=伊豆の国市観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

郷田 ほづみさん

平塚市代官町
湘南テアトロ☆デラルテ 主宰

 30年前に声優の仕事を始め、現在「デスパレートな妻たち」のトム役や「メンタリスト」の主役パトリック役など、洋画やアニメに出演する傍ら、毎月末平塚の劇団アトリエで舞台公演を行なっています。演劇は、堅苦しいものというイメージがあるかもしれませんが、笑えて尚かつジーンと感動できる、そんな大人が楽しめる作品を地元の俳優達と上演しています。ここ平塚が、もっともっと演劇の盛んな地域になって欲しい、そんな 思いで10年以上活動しています。普段は演出を担当していますが、今月と来月は久々に舞台に立ちます。ぜひ観に来てください。また、演劇は観るのも楽しいですが、やるのはもっと楽しいです。意欲ある方々と一生創り続けたいと思っています。老若男女、経験問わずお待ちしています。
問い合わせ 湘南テアトロ☆デラルテ ☎25‐3434
公演詳細はHPにてhttp://www.shonan-act.com/teatro/


慣れないポジションをしっかり務めた大野(左)を労う曺監督(右)
 セットプレー2本で東京ヴェルディを撃破し、2位に勝点差6をつけたこの試合だが、キックオフ前に届いたメンバー表を見て正直驚いた。ここまで全試合に出場している高山、古林の名前がどこにもない。しかし、「全員を戦力として考える」という曺監督の方針の下では、メンバー入りを約束される者はいない。常に全員が競争して、勝利に一番近い選択を取る。それを今季初先発のキャプテン坂本と副キャプテン猪狩がここまで出場できなかった悔しさを爆発させ、証明してみせた。また、19歳の遠藤がPKを蹴る際にベンチメンバーが肩を組んで祈る姿は、チーム全員が同じベクトルで進んでいることが表れた印象的なシーンだ。総合力を表現し、好調の要因が「若さ故の勢い」だけではないことを示した試合となった。
 自分のことを「若輩者」と謙遜する曺監督も試合を重ねるごとにマネージメントや采配に幅が出てきている。驕らず、謙虚に選手・スタッフ全員と共に成長していこうとする姿勢がチームの風通しを良くし、一体感を生んでいるのだ。
 次節は10戦無敗の掛かった試合だが、あくまで目の前の勝ち点3にこだわり、湘南の総合力サッカーをブレずに続けていって欲しい。

本紙 濵田拓郎

 湘南スターモール商店街振興組合(常盤卓嗣理事長)は、今年の湘南ひらつか七夕まつり開催期間中の7月7日(土)、公募で募った新郎新婦のウェディングパレードやセレモニーを同商店街エリア内で実施する「七夕結婚式」を開催することを決定した。七夕の街・平塚を「出会いの街」「ふれあいの街」として全国にPRするとともに、新たに改修された商店街のアーケードが「若者のアーケード」として「街のランドマーク」に生まれ変わることを目指す。
 七夕結婚式の企画は、織り姫彦星マスコットキャラクター募集など同商店街が手掛けている「織り姫・彦星事業」のひとつ。同商店街振興組合のまちづくり委員会の中で、「織り姫と彦星が出会う7月7日の七夕に合わせ、結婚式を実施してみてはどうか」と発案された。
協力者
 過去の七夕まつりで同様の七夕結婚式を2年間実施し、現在は星舞フェスタや星舞フラフェスタを主催している「星舞グループ」も本企画を知り、後援として協力することになった。七夕結婚式が「復活」するにあたり、当時仕掛人として活動していた野崎審也さん(現市議会議員)は「七夕のコンセプトである『出会い』とか『ふれあい』に着目した、ある意味で『原点回帰』のイベントが復活することに喜びを感じています」と話している。
 また、ホテルサンライフガーデンなど湘南地域のブライダル業界でつくる「湘南ウェディング協議会」も後援として参画することに。ウェディングに関するプロのノウハウを持つ同協議会のサポートにより、新郎新婦のアテンドやセレモニーの段取り、進行、記念撮影などその他事務的なことも含めた全面的な協力が得られ、「本物の結婚式」が実現する。
結婚式
 現在詳細な内容は調整中のため日程以外はあくまでも未定だが、プログラムには「ウェディングパレード」と、その後「ウェディングセレモニー」が予定されている。パレードは「ウェディングベールが天の川のように舞う」というコンセプトで、スターモールの西側から紅谷町まちかど広場までの区間を参加カップルが歩く。またセレモニーはまちかど広場にて、結婚証明書の贈呈や記念撮影などが行われる。
 参加カップルの募集は来月から開始する予定で、応募多数の場合は抽選となる(20組)。参加費は有料(5万円)だが、プレゼントに「ドレス・タキシード一式、メイク、七夕結婚証明書、レストランペアチケット、結婚指輪割引券、記念写真」等を予定している。詳細な募集要項は後日発表される。
【写真】天の川をイメージしたウェディングパレード行われるスターモール商店街。写真は2010年の夜景

〈義朝といっしょに落ちたのは、嫡子の悪源太義平、次男の中宮大夫進朝長、三男の右兵衛佐頼朝、(中略)わずか八騎である。〉『平治物語』(引用文献『日本の古典 平治物語』河出書房新社)
 平治の乱で敗走した源義朝一行は、つき従っていた波多野氏や三浦氏らと別れたあと、長男義平、次男朝長、三男頼朝など少数になっていた。しかも義朝が美濃国の青墓に着いた時点で、13歳の頼朝はすでにはぐれてしまって姿がなかった。義平は、再起を期して軍勢を整えるために飛騨国を目指した。また、朝長は甲斐信濃の源氏を集めるために信濃路を目指すも、戦で深手を負っていたために青墓に引き返してきた。「敵に生け捕られるよりは私を殺してください」と言い、父義朝の手にかかって亡くなった(自害したともいわれる)。
 子供たちと別れた義朝は東国へと落ちゆく途次、家人の鎌田正清の舅である尾張国の長田忠致のところに逗留した。しかし恩賞欲しさゆえの忠致の裏切りによって湯殿に入ったところを襲われ、殺害された(謀略を知って自害したとも伝えられる)。最期に「せめて木太刀が一つでもあれば」と無念がったとされることから、義朝の墓(愛知県美浜町野間)には多くの木刀が供えられている。
 義平は、父が討たれたとの噂を聞き、自害するよりも都へ引き返して平清盛父子のうちの誰かを討ちとり無念を晴らそうと考えたが、結局捕らえられるところとなった。六条河原で処刑されるときに、斬り手の難波経房に向かって「じょうずに斬れ。まずく斬ればいずれ雷になってお前を蹴殺してやる」と言い放った。生年20歳。その言葉通りに、後日義平の亡き魂は雷となり、経房を襲って殺したという。
写真:現在も多くの木太刀が奉納されている「義朝の墓」(愛知県知多郡美浜町大字野間字東畠ケ50)
写真提供=美浜町観光協会
新村 衣里子
■プロフィール
お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。元平塚市市民アナウンサー。平成16年ふるさと歴史シンポジウム「虎女と曽我兄弟」でコーディネーターをつとめる。『大磯町史11別編ダイジェスト版おおいその歴史』では中世の一部を担当。成蹊大学非常勤講師。

三橋 直也さん 重美さん

平塚市代官町
ミハシダンススクール講師

 二人の地元である湘南・平塚で念願のスクールを開校し、あっという間に7年が過ぎました。それまで国内外で学んできた事を子どもから高齢者の方まで幅広く、教える側も教わる側も“楽しんでレッスン”できるようにしたいという想いがあったがゆえの時の流れだったように感じています。今は、教えてきた生徒さん達の演技はもちろん、マナーなどの習得を通じて人間的にも成長していく姿を見られるのが私達の生きがいになっていて、たくさんの出会いがあること、そしてこのスクールがその出会いの場になっていることを幸せに感じています。社交ダンスはスポーツの一種。年齢や地位に関係なく音楽に合わせて体を動かすスポーツ。そう考えてもらえればイメージが変わるのかもしれません。これからは中学校でもダンスの授業が必修になると聞いていますし、平塚の中学生でダンスパーティーなんて出来たらなぁというのが今の私達の夢です。☎24-7466


前半36分、好調馬場(中央)は古橋の左CKからヘディングシュートを決め、先制点を奪う
記紀などで語られる日本神話において、天岩戸に隠れた天照大神を外に出させるきっかけとなったのは、外の神々が「楽しんでいること」だった。楽しさが興味を引く、惹き付ける、そして会場へ―。そのロジックは神代に限らず、現代でも適用できる場面が多々ある。
 4月15日のJ2第8節、対横浜FC戦。これまで7戦無敗の首位湘南。「サッカーを楽しんでいること」が観る側にも伝わらんばかりの躍動感あるプレーを続けている。それは得点直後、勝利直後などに爆発させる喜びの表現にも表れる。そしてこの日、8戦無敗となった。
 とにかく強い。多くのサポーターから「今年は観ていて楽しい」と声を聞く。支持クラブの勝ち試合が「楽しい」のは火を見るよりも明らかだが、「勝てなくても楽しめた」とも言う。選手が試合を楽しみ、観客を楽しませる。スタジアム全体が「楽しんでいる空間」となっている今年、昇格の年以来の顔も観客席で見かける。
 今季のベルマーレは一味違う。試合内容然り、イベント然り、応援衝動を刺激するオーロラビジョンの「煽り映像」然り。湘南を支持する誰もが楽しめる空間。参加したくなる場所。今、新たなベルマーレ神話の序章は綴られた。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

 海老名から12時間、バスを乗り継ぎ辿り着いたのはガイナーレ鳥取の本拠地とりぎんバードスタジアム。昨季、屈辱の0‐4で昇格争いから脱落するきっかけとなった場所。さらに95年にここで初めてJリーグが開催された際に広島に屈してから一度も勝利できていない、いわば鬼門の場所でもある。昨季の雪辱と鬼門突破を期待するサポーターは「必ず勝って帰ろう」と試合前から意気込んでいた。
 前半は今季の湘南らしいサッカーをできずにいたが、後半スタートからペースを握り返し、49分永木のクロスに島村が頭で合わせ先制。89分には途中出場宮崎のJ初ゴールで突き放す。91分に失点し、あわや同点のシーンもあったが何とか逃げきり、曺監督が「目の前の試合の勝ち点3を取る」と掲げる“GET3”をこの試合でも何とか達成し、ついに鬼門を突破した。
 試合後、昨年の敗戦後に「来年は来ないでね」と言っていた警備員が同じことを言っていたのには思わず笑ってしまい、気分良くなって日本海の幸を肴にビールで乾杯し、あごの竹輪も土産に購入した。
 地元の人の温かさに触れ、地産の魚介を食し、特産物をお土産にできる喜び。勝ち点3と共にそんな3つの喜びをGETできた鳥取遠征。帰りのバス12時間は心地良い眠りにつけた。

本紙 濵田拓郎

先月までは「女子高生」だった。この4月から「新社会人」として新生活を迎えた穂積絵莉さん(18)は平塚市在住のプロテニスプレイヤー。これまでに多くの大会で優秀な成績を残し、今年1月からプロ契約を結んでいる穂積さん。本紙今週号では、すでにプロ選手として、早くも新年度から活躍を始めている彼女に、小さい頃から練習を続けてきたというテニスクラブで話を聞いた。平塚で生まれ育った若き「テニスの王女」が目指す先は―。
取材日当日も、優勝賞金1万ドルのオープン大会でダブルス優勝した2日後だった。戦績を挙げればきりがない。それほど過去の大会で数々のタイトルを獲得してきた。
テニスを習い始めたのは8歳のとき。きっかけは「趣味のレベルですけど、両親がやっていた」から。始めてからというもの楽しくて仕方がなかったという。「ランキングが上がるとシードで1回戦がなかったりするんですが、それがイヤなくらい。今はなくていいんですけどね」と微笑む。
最初からテニスが上手で、常に試合で勝てるような実力を持っていたわけではない、と振り返る。好きだから夢中になれた。日々練習を重ね、日に日に上達していった。そして羽ばたきが始まった。
国内から世界へ
中学1年生のときに出場した全国大会では、初出場で初優勝。その後も快進撃は続き、高校1年生のときに出場したインターハイ(全国高等学校総合体育大会)ではダブルスで優勝に輝いた。
活躍は国内にとどまることなく海外へ。2010年~2011年にはジュニアフェドカップ世界大会への出場や、「雲の上の存在だと思っていました」と言うグランドスラム(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米の4大国際大会)にジュニア部門での出場を果たした。「会場を見ただけでも鳥肌が立ちました」。2011年の全豪ジュニアではダブルスの準優勝の栄冠をつかんだ。「まさか決勝の舞台に自分が立てるとは思っていなかったので、とても興奮しました」
さらにその先へ
テニスとは―。「自分の一部です」と明快に答える。大好き、という純粋な気持ちで一心に続けてきた少女がいる。気が付けば舞台は世界だった。今では「プロ選手」という肩書きになり、「まだ少ししか時間が経っていないので余り実感はないですが、早くプロの意識を持たないと」と意気込む。
目指す先は―。「まずはWTA(女子テニス協会)ランキングの300位以内に入ること」と現実的。だが最終的な目標は、より高い場所に。
「世界のトップで戦いたい」。自らの人生を自らの力で切り開いてきた彼女は、これまでにもそうしてきたように、純粋な気持ちで将来像を思い描いている。
穂積絵莉選手応援プロジェクト
■「S(Sky)・Project」
NPO法人パームインターナショナル湘南(杉山 愛理事長)による、湘南から世界で活躍するテニスプレーヤーをサポートするプロジェクト。
▷問い合わせ 事務局 ☎0467-50-1155
HP=http://palm-sportsclub.com/pisc/?p=2049

■「ヒラツカニアン スポーツ支援プロジェクト」
市内でフリーペーパーを発行する「ヒラツカニアン」による、スポーツ選手サポートプロジェクト。2012年度は穂積選手が対象。
▷問い合わせ hiratsukanian@gmail.com

【写真】今年1月からプロとして活動している穂積選手。
テニスクラブ「パーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ」(茅ヶ崎市甘沼)で撮影


平塚市寺田縄
陶房芳乃和 代表

 陶に魅せられ30余年、陶房「芳乃和」もオープンして10年が経ちました。元々モノ作りが好きだった私は、家具職人、製缶溶接の仕事を経て、陶の道へ。様々なジャンルでのモノ作りの経験を活かして今に至っております。当工房は、大正時代に建てられた古い家屋を自らの手で改修し、窯も自作で設置しました。現在の教室では、日常の器作りを楽しむ方々はもちろん、公募展を目指すような方々への指導にも力を入れ、個性を大切に自由に作陶出来るようサポートしたいと思っております。熱心に遠方から通う生徒も増え、期待に応えられるような教室づくりを志し、これからも陶芸の楽しさを伝え続けていきたいと思っております。

陶房芳乃和
☎34-7795
*4/14(土)〜4/29(日)馬場芳道作陶展
場所:クラフトショップ俊(茅ヶ崎、月・火定休)
☎0467-88-2550

平塚市大神

ボディリラクゼーションサロン 手らっくす 代表取締役
在宅マッサージ リアル 代表取締役

 横須賀で生まれ平塚と大磯で育ち、高校を卒業して平塚の治療院に18歳で入社しました。日本で屈指の治療家になろうと師匠の下で修行に励み、同時に院長などの経験もさせてもらっている中で私の目指す道は明確になっていきました。私自身が笑顔にできる患者様やお客様の数には限界があります。しかし、私の意志や技術を受け継いだ人が100人いたらもっと多くの方々を笑顔にできる。と、指導者である経営者の道を進むことを決意し、現場を引退しました。現在は、有限会社リアルと言う在宅マッサージの経営、新たにこの2012年4月1日にもボディリラクゼーションサロン手らっくすを開業します。まだまだ目標には遠いですが、丈夫に生み育ててくれた母と姉に感謝、叱ってくれた師匠に感謝、協力してくれる仲間に感謝。これからも行動し考察し覚悟し、ご家族4世代に応えられるような多角化企業を熱く目指していきます。

ボディリラクゼーションサロン 手らっくす☎22‐7644
在宅マッサージ リアル☎30‐6776

 うららかな日曜日の昼下がり、ベルマーレの試合をテレビで見られると聞いて、市内のとあるラーメン屋の暖簾をくぐった。
 試合30分前。どこからともなく人が集ってくる。「大将、ビール!」そんな周りの声に乗せられ、私もつい「ウーロン…ハイ下さい」と言ってしまった。
 熊本で行われたロアッソ熊本との試合は一進一退の接戦に。同点に追いついた後半34分、右サイドを突破した古林のクロスをこの日がJ初出場のルーキー大槻が右足で合わせ逆転。立ち上がり、客同士でハイタッチをして喜ぶ。しかし試合終了目前の後半42分、コーナーキックのこぼれ球から熊本の竹富にゴールを割られ、追いつかれてしまう。店内に広がるため息。試合はそのまま3‐3の同点で終わった。
 「勝てたよね」「惜しかったな」「いやよく二度も追いついたよ」……。饒舌になった人々は、初対面ということなど関係なく互いに感想を言い合い、試合の余韻に浸る。
 「大将、お会計お願い――」
 試合が終わると、人々はそれぞれの場所へ帰って行く。
 遠くで戦うベルマーレ選手の勇姿を肴に楽しく酒を呑む。これも一つの応援の形であろう。
 そんなことを考えながら、酔って重くなった腰を上げ、ちどり足で私はひとり家路についた。

本紙編集部 藤井 亮


【第3節】前半44分、DF遠藤は先制点となるPKを落ち着いて決める


【第4節】J初ゴールを決めサポーターからの祝福を受けるDF大野(左)

 誰が想像しただろう。ベルマーレは開幕から4連勝で、昇格した2009年以来の単独首位に立った。
 17日に雨の中行われたアビスパ福岡戦はルーキー岩上の3試合連続弾などで快勝。21日のFC岐阜戦では地元平塚市出身FW馬場の2試合連続、そして新加入DF大野のJ初ゴールで相手を下した。
 4連勝はしたものの、岐阜戦では試合終了間際に守備の乱れから失点。試合後の会見で曺監督は「反省すべき点が沢山見えた試合だった」と述べ、勝って兜の緒を締めた。
 昨季の主力の退団、債務超過報道、未だ決まらぬユニホームの胸スポンサー問題等々。ピッチ内外の喧噪は止まないが、悲観したところで何も始まらない。
 イギリスの首相ウィンストン・チャーチルはこう言った。
 悲観主義者はすべての好機の中に困難を見つけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす――。
 シーズンはまだ始まったばかり。曺監督も「順位にこだわりはない」と素っ気ない。だが選手、フロント、そしてサポーターといった全ての「湘南主義者」が楽観主義者となることができれば、来るべき幾多の困難を乗り越え、最終節を笑顔で迎えることが出来るに違いない。

本紙編集部 藤井 亮
写真 今井直司

平塚市宝町

プロボクシング第36代OPBF東洋太平洋バンタム級チャンピオン
TEAM 10 COUNT BOXING GYM 代表

平塚駅北口から、スキップで1分の所にあるボクシングジム「チームテンカウント」、代表の鳥海純です。私がボクシングに出会ったのは埼玉県にある花咲徳栄高校入学時にボクシング部へ見学に行った時でした。まったく格闘技に興味のなかった私でしたが、その日のうちに入部を決めてしまいました。プロ入り後、東洋太平洋バンタム級タイトルを獲得することができました。18年間の現役生活を終えて、指導者として5年。合わせて23年間常にボクシングと共に過ごしてまいりました。現在はボクシングの楽しさや、素晴らしさを沢山の人に伝えたい思いと、チャンピオンを育てたい気持ちで平成22年11月に独立し「TEAM 10 COUNT BOXING GYM」を開くことになりました。スポーツが盛んな平塚で老若男女の方にボクシングの楽しさを伝えていきたいと思います。
TEAM 10 COUNT BOXING GYM ☎20‐5350


3・11から丸一年のこの日。
湘南サポーター席には被災した人々への想いが込められた横断幕が掲げられた
 開幕戦を劇的な白星で飾った新生湘南は草津を相手に08年以来未勝利の敵地で「楽しめる」サッカーを繰り広げた。
 開始直後こそ膠着状態だったが、時間が進むにつれて湘南がゲームを支配。ゴールの匂いがしてきた29分、開幕戦の立役者、ルーキー岩上のFKにU‐19代表候補の遠藤が頭で合わせ先制。39分には平塚出身の馬場がふわりと浮かせたパスに、昨季草津に期限付き移籍していた古林の見事なループシュートで追加点。シュート数で圧倒した前半の内容にはサポーターも納得し、ハーフタイムには「見ていて楽しい」「ワクワクする」という声があちこちで聞こえた。
 後半に1点返され、支配される時間帯もあったが全員で粘り強く守り、86分岩上が駄目を押した。
 試合後、曺監督が語った言葉の端々にはこれからベルマーレが目指す湘南主義(イズム)を示すものが溢れていた。「相手云々ではなく自分達のスタイルを貫く」「選手全員が自分の役割を果たしてくれてゲームを楽しんでくれてる」
 自分達が信じたものを貫き、楽しくプレーする。このスタイルが確立され、この日のハーフタイムのようにサポーターにもその意図が伝わり、スタジアム全体で「楽しめる」サッカーを繰り広げられるようになったとき、真の湘南主義は生まれる。

本紙 濵田拓郎

大磯町高麗
タイヤショップ「ガレージ奥」 代表

 車は足元から」をモットーに5年前、大磯町にタイヤショップ「ガレージ奥」をオープンさせました。大学卒業後、某ディーラーで5年間勤務し、市内のタイヤ屋で5年の修業後、自店をオープンさせました。新タイヤはもちろん、中古タイヤも幅広く取り扱っております。若い方の車離れも深刻ですが、車がないと仕事にならない方や交通手段には車が必需品の方も多くいられます。車はどうしても外装にばかりに気を使ってしまいがちですが、直接地面と接しているのはタイヤなのです!あなたの命を守っているのはタイヤと言っても過言ではないと思います。友人からは変人扱いされていますが、私はタイヤを愛しております。タイヤに囲まれて仕事ができている環境に日々幸福感さえ感じております。まさに好きな事を仕事にできるという充実感は計り知れないものがあります。ぜひ、タイヤのメンテナンスの事ならタイヤ大好き人間の私にお任せください。☎57‐2050


背番号10を引き継いだ菊池(左)は後半ロスタイム1分、相手DF⑤をかわして決勝ゴールを決める
 序盤から拮抗していた。どちらが勝ってもおかしくない、それで納得できる内容だった。4日、平塚で行われたJ2湘南開幕戦。昨季14位、今年は曺貴裁新監督と、刷新された若いメンバーで挑む湘南に対するは昨季7位の京都。前評判はそれぞれあれど、蓋を開けねば分からぬもの。そして開幕ムードで熱気溢れる会場を夕闇が包む頃、火蓋は切られた。どちらも攻防テンポよく、9000人は固唾を呑んで見守った。この均衡をどちらが破るのか―。
 破ったのは京都。31分、隙を突かれ失点。湘南サポーターは失意、落胆。だが6分後、MF岩上の目の覚めるような破壊力ある同点弾。春眠しかけたかのような場内の空気は一気に奮起状態へ。そして前半終了。後半も実力伯仲した。しかしゲームに倦怠感はない。ピンチとチャンス交々。緊張感あり、一瞬も見逃せない。このまま引き分けか。ロスタイムは2分。急げ、という高揚した焦燥感。そして91分、FW菊池が得たラストチャンス。終了間際の急展開。
 急いて事を仕損じることがないように。シュートは落ち着いていた。これが決勝点となる。春の宵の値千金の一刻。序破急よろしくサポーターが最高に盛り上がって楽しめる流れ。これが湘南劇場。ただいま開幕。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

平塚市夕陽ヶ丘
平塚芸術文化実行委員会 代表

 音楽振興法による、生涯学習音楽指導員A級資格を得た私は、幼児から小・中学生にコーラスを指導してきたのですが、子供が歌の心を表現することはむずかしく、ミュージカルを題材にしてみました。すると、子供はその役になりきり、表現力が付いてきました。しかし、「何かが不足」と、お母様方を巻き込みました。戸惑っていたお母様方も子供と共に歌え、楽しさが増してきたようです。夢は膨らみ、知人の主婦や合唱団の男声に呼びかけで声の幅も増し、今は世代を超えた、“三世代で紡ぐ音楽仲間”が生まれました。これまで、「サウンド・オブ・ミュージック」の数曲を歌ってきましたが、ここで集大成と、ほぼ全曲を上演します。音楽はプロのホルン・フルート奏者、ジャズトリオの皆さんです。ご覧いただく皆さんに、温かい心が伝わることと信じております。この他に、合唱、トーンチャイム、器楽演奏もあります。
▼3/10(土)14時〜平塚市中央公民館・入場無料☎23‐9683

平塚市錦町
大衆酒場ホルモンてつ 店主

 「呑みに出掛ける事はレジャー」をテーマにしている私は、胃袋よりもお客様の心を満たすことが我々飲食業の存在意義と考えております。錦町に大衆酒場ホルモンてつをオープンさせて早2年半の月日が経ちます。常連さんはもちろん、新規のお客様、また女性同士のお客様にも安心してご来店いただけております。ご来店いただけたお客様に毎回満足していただけるように絶対仕込みも手を抜きません。最近は家呑みされる方も増えていると耳にしますが、家庭では難しい炭火焼きホルモンがお楽しみいただけます。地元平塚が元気を取り戻せるような活気のある店作りをしていきたいと思っております。またお気軽にご来店いただけるように、もちろん価格もリーズナブル。ファミリーからカップル、一人呑みまで皆様から愛される店を目指して頑張ります。旨いホルモンが食べたくなったら一番近いテーマパーク「ホルモンてつ」までお気軽に遊びにお出かけください。☎24-3789

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平塚市平塚
担々麺屋 炎 代表

 戦前から明石町にあるパン屋を継承している両親の背中を見て育った私は、なんの抵抗もなく商売の道に入りました。高校卒業後、料理学校に進み、日本料理店、イタリアンレストランの有名店で修業を積み、渋谷のダイニングバーでコック長&支配人を務めさせていただきました。その時にコースのシメで出していた担々麺がお客様の評判を呼び、メニューにまで載せる事になりました。幼少の頃から地元平塚でお店を持ちたいとずっと夢みていた私は『この担々麺で勝負をしたい』と一昨年6月平塚市平塚に担々麺屋『炎』を開店しました。決して広くない店内ですがご来店下さったお客様一人一人に丁寧な仕事をするには最適な広さだと自負しております。最近では女性おひとり様やファミリーでご来店いただけるお客様も増えてきました。これからもお客様に支えていただきながら邁進していきたいと思います。是非、美味しい担々麺を食べにきてくださいね。
☎35‐6668

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平塚市御殿
ジュエルデコレ認定講師・スタジオUNA※FIESTA主宰

 ふたりの息子たちは地域の皆さんに育てていただいたようなもの。キャリアのないまま結婚、子育て。何か自分にできることはないかと手探りでしたが、「明るい1日」を過ごすためには「自信」が必要だと痛感しました。「自信は日々の積み重ね」。自信のない私は「日々の積み重ね」をするしかないということで、メイクアップ、ネイル、アクセサリー製作、色彩1級などを勉強し、現在はミニ講座や講演などに呼んでいただいています。地域の皆さんへの恩返しに何かお役に立てることはないだろうかと市の生涯学習の講師の登録を済ませました。ジュエルデコレ(粘土のようなものでビジューを固定して作るアクセサリー)で親子ミニストラップ作りなど子どもたちと関わることができたら楽しいだろうと思っています。
☎090‐6703‐1514
又は
☎33‐2551
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平塚市広川
有限会社エスエス商事 代表取締役

平塚で生まれ、平塚で育ってきた私。18才でLPガスの業界に飛び込み、28才で父の後を継ぎました。当時のLPガスの業界は同業他社の競争が激化しており、個人店での限界も感じていましたが、お客様との信頼関係があるというLPガスの強みを最大限に活かせないかと色々考え、地元平塚で同じ志を持ったLPガスの販売店9社と「ガストモ」というグループを作り家電製品をはじめ、お掃除やお水の販売など今では家一軒なんでもこなせるようになりました。また平塚市ガス事業協同組合を通じて平塚市・平塚警察との安心・安全まちづくりの調印も行いました。3.11の震災後はLPガスの利便性、災害時の強さなどが見直されてきています。今後はもっとお客様とのコミニュケーションをしっかり取ってこれからもLPガス会社として平塚の安心・安全を協力しながらお客様に本当の「ありがとう」といってもらえるよう頑張っていきたいです。

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平塚市東中原
平塚福祉葬祭 代表

 時代の流れとともにお葬式の形式も、ずいぶんと変わってきたと思います。ご家族近親者で行う家族葬、核家族化により火葬のみ行うご葬儀など故人を送り出す形もいろいろです。
 私は最愛の方を送り出すご家族のお気持ちとともにご葬儀のお手伝いができればと思い、平塚で葬儀社を立ち上げました。ご葬儀が終わった後に皆様方から、感謝のお気持ちを頂けるよう誠心誠意、ご葬儀に関する全てのことに努めさせていただいています。ご逝去を迎えられ、ご葬儀が終了するまで、ただただあわただしく終わってしまったという方も多いかと思います。ご家族の皆様で送り出す方と最後のお時間を温かく、厳粛に進めることができるよう心掛けています。
 私事ではありますが、少しでもご葬儀を行うご家族と同じ悲しみの中でご葬儀を進められればと思っております。
平塚福祉葬祭  
☎0463‐34‐9588

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平塚市紅谷町
有限会社 ビューティーサロン ムネカタ 代表取締役

 大学を卒業後、一般企業に就職してその後美容師になりました。今はサロン内での仕事の他に、結婚式場で新婦様のお支度や七五三などの写真撮影なども行っています。5年ほど前から高齢者の方や病気療養中の方などに訪問美容や無料送迎などを始めました。きっかけは祖母の施設への入所。身なりなどにとても気を使う人でしたが、急に元気がなくなりました。そこで私が出向いてカットをしたり、パーマをかけたりしたのが始まりです。祖母が綺麗になるとほかの入居者の方々からも是非やってほしいとのニーズがあり、日程を決めて伺うようになりました。どの方も皆さんとても明るい顔になり、周りの雰囲気まで変わってきます。今では平塚市や大磯を中心として数多くのお客様にこのサービスをご利用していただいております。福祉美容という新しい分野でなにができるのか、美容でしかできない事でお客様に貢献できるようにがんばります。
ビューティーサロン ムネカタ
☎0120-81-5567

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平塚市紅谷町
音楽スペースパル ピアノ講師

 紅谷町のカルチャースクールでピアノを教えて10年になります。当時4歳だった男の子は現在留学生。今年の発表会ではベートーベンのピアノソナタを立派に演奏してくれました。その子のお母さんは彼の伴奏でフラメンコを踊られ、とても幸せそうでした。また、85歳の女性はご主人を亡くされレッスンを一時中断なさっていましたが、再び始められ目下ご自分で選曲されたベットミドラーの「ローズ」に挑戦中です。いつも彼女に付き添ってお見えの娘さんもピアノを始められ、発表会では私とハチャトリアンの「仮面舞踏会」を連弾し好評でした。ピアノ上達の為には、続けられることがとても重要ですが、受験や転勤、介護、病気等で中断せざるを得ない方も少なくありません。出産を控えお休みなさる方もおり、いつか親子でレッスンに来られる日を楽しみにしています。4~5年先のことになるでしょうか?
音楽スペースパル
☎27‐2127

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平塚市纏
優心整骨院 院長

 大学時代に吉祥寺から片道2時間掛けて通った平塚。海・山・川・街、全てが揃った欲張りな町だなぁと思ったことを覚えています。卒業後は派遣会社を設立して経営していましたが、ふと旅に出たくなり車を走らせて行き着いたのが真鶴福浦港の施術院。そこで出逢った先生の影響で整体師になることを決意。カイロプラクティック学を学び、12年前に「欲張りな町」平塚に舞い戻り、施術院で勤め始めました。3年前に柔道整復師の免許を取得し、この度平塚市纏に「優心整骨院」を開院。従来の「10分電気10分揉んで終わり」の治療ではなく、痛くなった原因が何なのかを患者さんと一緒に分析して、生活の中からその原因を排除していく、という原因改善治療を行っています。カイロプラクティックのキャリアを活かし身体の仕組みを説明することで、患者さんにもしっかり自分の身体の事を理解してもらう。根本的な痛みの改善治療を心掛けて頑張ってまいります。
優心整骨院 平塚市纏206-6 ☎36-1454

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 2011年J2リーグ最終節が東京ヴェルディのホーム、味の素スタジアムで12月3日に行われた。
 氷雨が降る中、泥田と化したピッチ上で選手たちは今シーズン最後の意地を見せてくれた。敗色濃厚のロスタイム。相手ゴール前での混戦で、ゴール右に詰めていたルーカスの前にボールが。ルーカスは落ち着いて逆サイドに蹴り込み、来季に繋がるゴールを決めた。
 チームにとっては目標のない最終戦。モチベーションの低下を心配したゲームだったが、悪条件にもかかわらず選手たちは諦めずにボールを追い、攻め上がってゴールを狙った。成績こそ振るわないシーズンだったものの、攻撃を重視した反町サッカーの「蹴燃」が最終ゲームで表現できたと言えよう。
 終盤戦の悪循環はシーズン終了と共にリセットできるが、反町監督が語る「精度、決定力、責任ある防御が物足りない」事実は課題として残った。選手の去就が気にかかるものの、選手全員が課題を克服するべく努力しなければならない。

ベルマーレ湘南市民応援団 大野正博

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平塚市松風町
「中学校給食を実現する会」会長

 東京育ちの私が「平塚には中学校給食が無い」と知った時、本当に驚きました。この4年間「義務教育の中学校で給食が無いのはおかしい」と言い続け、『中学校給食を実現する会』を立ち上げました。この会は政党・宗教とは無関係の市民団体です。副会長の二人鈴木京子さん(写真右)・Sさんの笑顔と行動力に支えられ、気付けば会員数が674人(10月31日現在)となりました。全国の81.6%で中学校給食が実施されています。ぜひ平塚も‼隣の厚木は既に実施、藤沢・鎌倉も検討中。食育にも給食は役立ちます。中学校給食が実現しても息子は大学生、私にはメリットがありません。育児を卒業した世代が沢山の人達と手をつなぐ事が、実現への力になると思っています。「次世代の育児を応援したい」をモットーに、今後も活動していきます。名簿の公開等はしませんので、私達の会に興味のある方はyokosunriseohayo@yahoo.co.jpまで気軽にご連絡下さい。

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セレモニー後、チームメイトに胴上げされる今季限りで退団のアジエル
 今シーズン、ホーム最終戦の11月26日、平塚競技場で湘南ベルマーレと対戦したのはJ1昇格枠まであと一歩の4位コンサドーレ札幌。札幌にとってみれば「絶対に落とせない試合」である。一方湘南は5連敗後に迎える試合且つホーム最終戦、さらには反町監督退任とアジエル退団のセレモニーを控えた「プライドを見せたい一戦」だった。結果は0-2で負け、6連敗で締めくくった。
 昇格へまた一つ近づいた札幌側は歓喜の渦。アウエー席を赤く染めていたサポーターは肩を組んで飛び跳ねて「J1へ行こう、みんなで行こう」の大合唱。既視感覚えるこの光景は2年前、湘南が昇格争いに加わっていた時のこと。2009年は湘南サポーターが「あの立場」にいたのである。
 この日、湘南のコアサポーターが集うゴール裏に掲げられた横断幕にはこう書かれていた。「責任は監督だけにあらず。経営・強化 湘南ベルマーレの改善を強く求む! 明るい未来のために」
 クラブに改善が求められている。「あの立場」に立てるのはいつの日か。陽はまた昇るし、一陽来復の春も来る。だがサポーターが望む明るい未来は待っていても来ない。何かが変わらねば・・・。

本紙編集部 櫻井雅之
写真 今井直司

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平塚市代官町
テニスDIO湘南 支配人

 生まれは北海道。冬はアルペンスキーの選手、夏はスキーのトレーニングとしてテニスを始めました。中学1年以降はテニスを本格的に取り組むようになり、東海大学在学中は体育会テニス部の主将を務め卒業後テニスコーチとして現在に至っています。テニススクールは「テニスがうまくなる」のはもちろんですが「友達が欲しい」「健康を維持したい」「心も身体もスッキリしたい」など色々な欲求をかなえてくれる素晴らしところです。私たちのスクールは室内、駅前、週100本以上のレッスン数を準備しており、天候に左右されずに皆さんのいろいろな欲求を満足させる環境があります。何かスポーツに取り組みたいと思ったら、ぜひテニスを選んでみませんか?きっと皆さんの人生に良い事が一つ増えると思いますよ!南口から徒歩3分、キッツスポーツスクエア平塚の4階でお待ちしています。 ☎0463-24-1368

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逆転のゴールを決められ、思わずひざまづくGK西部
 明治時代、岡谷や諏訪の製糸工場では多くの出稼ぎの少女が働いていた。その多くは飛騨地方の貧しい農民の子どもたち。年が明けると彼女たちは冬の野麦峠を越え、工場でのつらく長い1年が始まる。
 山本茂実のルポ『あゝ野麦峠』には、製糸工場で働く女工の悲哀がありありと描かれている。厳しい仕事の中でも、女工が特にしてはならないのは「繰り糸を切ってしまうこと」だったという。 
 19日の徳島戦。遅延行為による不要な警告。不用意なパスミス。まさかの反スロー。そして相手ゴール前で2枚目の警告を受けた田原の退場…。
 台風のような風雨の中で、徳島に逆転された湘南の選手たちの足は止まり、集中の糸は完全に切れていた。
 『あゝ野麦峠』の中で女工は唄う、「籠の鳥より監獄よりも製糸づとめはなおつらい―」
 切れてしまった選手の集中の糸と、サポーターの希望の糸とをよりあわせるためにも、リーグ戦残り2試合、そして天皇杯で「勝利」を積み重ねていくしかない。
 ベルマーレは今まさに峠にさしかかっている。つらくとも行かねばならぬ、来季へ向けた「野麦峠」に。

本紙編集部 藤井 亮
写真 今井直司

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