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他会場で開催される松本山雅の勝敗如何で「クラブ史上初のリーグ優勝」がかかっていた4日の湘南対愛媛戦。歴史的瞬間を目の当たりにせんと、多くのサポーターが気持ちを高揚させていたであろう特別な日ではあったが、試合を前にして松本勝利の報。湘南の優勝は持ち越しとなった。
だがそんなことは今の曺ベルマーレには関係ない。常に目前の試合に集中するといういつものスタイルで躍動した。キックオフ早々武富が豪快に先制点を奪い、40分にはキャプテン永木が華麗なフリーキックで直接決める。後半31分には岡田がアクロバティックな駄目押しゴール。これぞ湘南のエンターテインメントサッカーだ、と言わんばかりの爽快な完封勝利に、冬の時代が完全に終わったと思わざるを得ない。いつぞやは、アディショナルタイムに追い付いたり勝ち越したりという結果に対し「湘南劇場」なる表現があったが、今のショーの方が断然、人にオススメできることは間違いない。【写真】フリーキックの弾道を計算してメンバーに指示を出すキャプテン永木(手前)
TEXT:櫻井雅之(本紙編集部)
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