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ニュース |2018.11.16

コネクト:平塚市日向岡のキャラ 「ひなポン」が着ぐるみに

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 平塚市日向岡地区のオリジナルキャラクター「ひなポン」をより多くの人に知ってもらおうと、今年住民の有志が着ぐるみを手作りした。等身大のひなポンを通して、多世代が繋がるまちづくりを目指す。
 日向岡に愛着を持ってほしいと自治会が企画し、地元の中学生がデザインして作ったこのキャラクター。降り注ぐ太陽と緑(自然)豊かな土地柄と、カラフルな家々を表している。2年前からTシャツやうちわ、キーホルダーなど様々なグッズにあしらわれ、地域に溶け込んできた。さらにひなポンを広く知ってもらうため形になるものを作ろうと、自治会の支援組織である「ひなポンクラブ」のメンバー清水浩三さん(65)が声を上げ、サポーターを募って今年夏前に着ぐるみ作りがスタートした。
 予算はほとんどないため、100円均一ショップやホームセンターで手に入る身近な材料を多く使って制作を進めた。頭の部分を担当したのは、昔ハリボテ人形を作った経験があった長尾直昭さん(52)。ビニール製のバランスボールにボール紙を貼り合わせ、中の骨組みには細く切ったプラスチック板を入れて強度を出した。内部は相当暑くなるので、その対策として小さな扇風機が入るポケットを装備。表面の部分はフェルトを縫い合わせ、デザイン通りの形になるよう皆で意見を出し合った。
 8月の夏祭りが迫る中、試行錯誤を続け出来上がった等身大のひなポンは「かわいい」と子どもたちに囲まれ「一緒に写真を」と声をかけられたという。10月には地区レクにも参加し、地元の人だけでなく他の地域の参加者からも好評だった。
 清水さんは「最初は簡単に作れるかと思ったが、協力してくれる人がいなかったらできなかった」と振り返った。
 ひなポンを通じ「子どもから高齢者まで多世代が繋がるきっかけにし、将来成長した子どもたちが戻ってきたい町にしたい」と期待を込めるのが、サポーターの平瀬円香さん。清水さんは「今後より認知度を高めて地域の人に応援してもらい、クラウドファンディングなどで耐久性のある2代目が作れたら」と夢を語っている。

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