今年の七夕まつりが閉幕3日間で約165万人の来場
今月4日から6日の3日間にかけて開催された「第64回湘南ひらつか七夕まつり」が閉幕した。今年の来場者数は、雨の影響もあってか出足が鈍い時間帯もあり、昨年度比約5万人減の約165万人だった。メーン通りの湘南スターモールに掲出された飾りは昨年並みの84本で、今年は4年ぶりにその下を通る織り姫と県警音楽隊のパレードが復活。また、今年も織り姫セレクションのインターネット投票をはじめとする七夕飾りコンクール来場者投票、飲食販売やグルメイベント、600人を超える市民ボランティアなど昨年に続き、より一層「市民参加」が進んだまつりとなった。
七夕飾りコンクールでは、昼の部夜の部ともに(株)オーイズミダイニングの「軍師官兵衛」(写真左)と(株)片野屋の「わらべ唄」(写真中)が特選に選ばれた。昨年に初の試みとして導入されたスマートフォン等を活用した来場者投票の部(対象100本)では、投票総数1831票のうち516票を得票した湘南ベルマーレの飾りが1等に輝いた。なお今年初の企画として、見附台広場で平塚青年会議所により主催されたグルメグランプリ形式の「七夕たから市」では、投票総数4209票のうち1125票を得票した章屋(平塚市宝町)の「特製七夕メンチカツ」がグランプリに輝いた。
落合克宏市長は「七夕飾り制作の方々の心意気が伝わるとともに、平塚商工会議所青年部や平塚青年会議所の方など市民の力を集めた七夕まつりがさらに進んだ開催を実感しました。600人を超えるボランティアの協力など陰で支えていただきました多くの方々にお礼を申し上げます」とコメント。福澤正人実行委員長は「今年は織り姫パレードの復活やグルメイベント、縁結びのモニュメント設置など、新たな試みも実施されました。これからも伝統ある七夕まつりを市民皆さんで手を携えて継承していければと思います」とコメントしている。
【写真】
平塚青年会議所により市民プラザ入口に設置された直径7寸7分の球体「七夕さま」
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