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ヘッドライン |2014.11.07

合併60周年、大磯町の未来はご当地ナンバープレートなど発表も

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1107 1面 大磯60th_1
 日本初の海水浴場の地、時の元勲らの居宅・別荘地、はたまた湘南発祥の地——。歴史的に様々な意味を持つ大磯町が旧大磯町と旧国府町の合併により誕生してから来月1日で60周年を迎える。古くは宿場町として、明治に入り豊かな自然環境を活かした保養地や別荘地として栄えてきた大磯エリア。江戸から明治、戦前から戦後と人々の暮らしも大きく変わってきた。そしてこの先の未来に大磯町はどうあるべきなのか。60周年を前に、未来の大磯を考えるシンポジウムが聖ステパノ学園内「海の見えるホール」で開催された。

 「将来に向けて今、何をすべきか」をテーマに据えたパネルディスカッションでは、都市プランナーの野口和雄さんがコーディネーターを務め、大磯町民を代表しガラス玉作家の玉造絢子さん、日本大学に在学する荻原謙太郎さん、大磯高校に在学する舘野奈々子さんら3人がパネリストとして登壇した。野口さんの人口減少や高齢化にどう向き合うか、という投げかけに対し、玉造さんは「価値観が多様化する中で大磯に残るような自然が評価されると思う」と自然環境を残したまちづくりを訴えると、大学でスポーツを学んでいるという荻原さんは「高齢者が増えていくなか、いかに健康を維持できるかが大切」と健康寿命を伸ばすことの重要性を熱弁。舘野さんは「大磯をよりアピールするため、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などをもっと活用しては」と若者らしい視点で考えを述べた。
「あおみ」初登場、記念事業も
 当日は60周年を記念した事業の各種発表や表彰も行われた。
 パネルディスカッションの後には大磯町の観光キャラクター「いそべぇ」と「あおみ」が登場。いそべぇは以前からイベントなどに出演し、愛らしい姿で町をPRしていたが、今回のイベントではあおみの着ぐるみが初お目見えとなった。あおみはトレードマークの大きな帽子を揺らしながらダンスを披露し、来場者から大きな拍手が送られていた。
 続いて町内の小学校高学年児童から町の未来をテーマに募集したポスターの表彰式が行われた。最優秀賞には武藤美姿さんの作品が、優秀賞には土肥樹怜さんと前田華乃子さんの作品が選ばれ中﨑久雄町長らから盾などが贈られた。
 また、原付バイク用ご当地ナンバープレートもこの日初披露となった。町内外から応募のあった39作品の中から採用されたのは、同町在住の専門学校生、飯田美咲さんの作品。飯田さんは「数字の視認性を大切に、地味になりすぎないようにした。とても光栄です」と喜びの表情を見せた。プレートは枚数限定交付となっており、町では18日(火)まで抽選申し込みを受け付けている。
 さらに「自然と文化のおもてなし」をコンセプトに発行された記念切手を紹介。1000シートの限定販売で、価格は1シートにつき82円切手10枚で1,230円。町役場や図書館などの公共施設、大磯町、二宮町、中井町のほか、平塚市の一部郵便局などで販売中だ。
 ナンバープレートに関する問い合わせは町税務課、記念切手に関する問い合わせは町政策課まで。いずれも☎61-4100(代表)
【写真トップ】
いそべぇ・あおみと手前から時計回りに飯田さん、前田さん、土肥さん、武藤さん
【写真左から】
パネルディスカッションの様子/最優秀賞となったポスター/販売中の記念切手

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