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ヘッドライン |2015.01.30

大人の学び舎、湘南国立大学校が開校次回は2/1(土)大磯町で講義予定

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 湘南地域の公共施設やカフェなどを「教室」とし、様々な分野の著名人らが「講師」となる新しいスタイルの学校、「湘南国立大学校」が開校した。名前こそ「学校」ではあるが、そもそも「湘南国」という国があるわけではなく、法で認められた「学校」ではない。あくまで発起人であり、同校の校長に就任した二宮町在住のジャーナリスト和多田進さん流のユーモアの1つだ。コンセプトとなるのは「大人の学び舎」。決められた単位もテストも進級もない、和多田さんの描く学校の姿とは。
 同校は、アートやサブカルチャー、さらには社会問題など様々な事柄をを学ぶ市民講座の集合体に「学校」という冠をつけたものだ。和多田さんは「小田原から藤沢ぐらい、相模湾沿いの一帯を『湘南国』に見立てて学校をやってみるゴッコ遊び」と笑う。とはいえ講師ひとつとってみても、作家の町田 康さん、女優の斉藤とも子さん、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の元副代表・蓮池 透さんなどいずれも第一線で活躍するアーティスト、文化人などが並ぶ。いずれも和多田さんの人脈で講師を快諾してくれたという。また、校章【=写真右下】を制作したのは雑誌「暮らしの手帖」の表紙などで知られる牧野伊三夫さん。牧野さん自身が講師を務める講座も予定されている。
遊びの中に
 「ゴッコ遊び」と言いながらももちろん適当、いい加減にやろうというわけではなく、目指すものがないわけでもない。「大人の学び舎」というコンセプトには、講義を受け自分たちの視界を広げることで、もしかしたら今日までとは違う人生を生み出せるかもしれない、という期待が込められている。大学のように専門分野での造詣を深めるというよりは、枠に捉われない様々な講義を行う中で、生徒それぞれが新しい発見をするきっかけづくりになれば、そしてそこから新しいカルチャーや動きが生まれれば、というスタンスだ。和多田さんも「だから面白いな、と思えることがあれば何でもやりたい」と意欲を見せる。
利益はなくとも
 24日には初めての授業が大磯町のカフェ「magnet」で行われ、20人近い「学生」が集まった。これら講義の受講費は1回につき1,000円から3,000円程度。会場費や雑費などで消えてしまう程度の額だが、儲けよりも湘南エリアで新しいムーブメントが生まれる可能性が和多田さんの原動力だ。大磯町では和多田さんの想いに共感し、会場貸しや後援などをしていくことを決めた。この先も興味深い講義が目白押しの同校。詳細なスケジュールはホームページ【http://shonankoku.jp/】で確認できる。受講に関する詳細な問い合わせ、申し込みはメール【info@shonankoku.jp】または電話【080-9083-3095/070-5078-6678】で受け付けている。
次回講義
めぐりのいい体のすすめ&ツボ体験(ささない鍼)
講師:柳本真弓さん
日時:2月1日(日)13時30分〜
会場:magnet(大磯町大磯1130-2F)
受講費:前売り1,500円/当日2,000円

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