平塚市内、初夏の花盛りバラやポピーなど各地で見ごろ

　日に日に夏の気配が近づく5月、平塚市内では各地から花便りが届いている。
　現在、バラの名産地としてのまちづくりを進める平塚市。市内には花菜ガーデン（寺田縄496-1）をはじめ、総合公園のバラ園などバラのスポットが複数あり、色とりどりの華麗な競演を見せている。昨年4月に改修され、市民の憩いの場となっている平塚駅南口駅前広場もその1つ。広場に咲くバラは市と協働で「平塚　花のまちづくりの会」や八重咲自治会といった団体のボランティアにより手入れされているもの。市の担当者も「市が1から10まで管理したり指示をしたりするのではなく、市民のみなさんが南側玄関口の顔になる場所だという自覚をもって手入れしてくれている。市民の皆さんにも概ね好評を得ている」と喜びを語った。
　相模川河川敷の「馬入・光と風の花づつみ」では約60万本のポピーが見ごろを迎えている。赤・ピンク・オレンジといったポピーが初夏の風に吹かれながら訪れる人の目を楽しませており、平日でもカメラ片手に散歩に来る人が後を絶たない。5月31日（土）には毎年の恒例となっている摘み取りイベントも予定されている。
◯ポピー摘み取りイベント
◇日時：5/31（土）10時〜15時（雨天中止）◇場所：馬入・光と風の花づつみ◇参加費：無料◇持ち物等：汚れてもよい服装で、はさみと花を持ち帰るための新聞紙を持参◇問い合わせ：市みどり公園・水辺課☎21-9852