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ヘッドライン |2014.06.27

学生発の七夕みやげ七福神と7菓子店をつなぐ

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 毎年、数多くの観光客が訪れる「湘南ひらつか七夕まつり」。一時的ではあるが、7月の3日間には「観光地」となるこの平塚の、「観光客向けのおみやげ」といえば何を思い浮かべるだろうか。例えば八つ橋、ういろう、サブレー、パイ……といったような、すぐに想起されるものは――。そこで、「ないならつくろう」との発想からこのたび、まつり開催期間に限定販売される「開運 七福甘味めぐり」という新たな七夕みやげが誕生した。商品をプロデュースしたのは市内でボランティア活動等を行っている学生たち。若いアイディアが、すぐに形になった。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画で取材を行いました。取材の模様は同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
 七福甘味めぐりとは「湘南ひらつか七福神」の市内7寺社と市内7菓子店の商品がコラボレーションしたお菓子の詰め合わせ。それぞれの商品はこれを機に開発されたものではないが、新たに商品名を付けたり七福神が描かれたシールを貼るなどして、また七福神めぐりのチラシや短冊型の説明書も添えて「七夕仕様」のオリジナルパッケージとした。
作ったのは学生
 企画に携わったのは、市内在住の学生を中心に組織する「ひらつか青春塾」という学生団体だ。市内でのボランティア活動をはじめ、毎年年末に開催するイベント「ひらつか学祭博」なども主催している団体で、現在は約10人が所属している。元々は2年ほど前、地域に住む学生たちの就職活動支援をしようと市内の経営者などでつくる「ひらつか青春塾応援団」(水嶋一耀代表)と同時期に発足したもので、これまでに両団体は、勉強会やイベントで協力してきた経緯がある。今回も応援団がアドバイスをしたり、商品実現化に向けて寺社、菓子店、関係各所への繋ぎ役などで支援した。
学生だからこそ
 そんな「大人の支援」があったとはいえ、学生らは着想から約1カ月という期間でほぼ形にし、先月中心街で開催されたグルメイベントでの販売に漕ぎ着けた。水嶋代表は「さすが学生の行動力で、スピーディーにことが運び、寺社もお菓子屋さんも『学生がやっているならば』と大人の愛情として好意的に応援してくれました」とその成果に満足げだ。さらに「通常は七夕期間限定ではありますが、例えば今後、結婚式の引き出物などにも使ってもらえればありがたいですね」とも展望を語った。
まちをつなぐ
 今回企画に携わった青春塾メンバーの小林広典さん(22・法政大学4年)は「まだ生まれたてですが、10年後、20年後、何年経っても愛されていたら嬉しいです」と夢を語り、内洞 遼さん(21・明治大学4年)は「もちろん来年も出したいです。そのためには僕たちの団体も平塚で繋がりを持って、後に続けていかなければ」と現実を見る。人が繋がり、寺社と菓子店、イベントを繋げて生まれた「開運 七福甘味めぐり」。人と人との繋がりがキーワードとなる、このまちのまつりに相応しいおみやげが誕生した。
「開運 七福甘味めぐり」1300円(税込)
(内容=三嶋神社・柳栄堂「えびすどら焼き」、妙安寺・安栄堂「だいこく最中」、平塚八幡宮・杵若「弁天もち」、蓮光寺・弘栄堂「布袋マドレーヌ」、春日神社・喜良久「毘沙門玉露桃」、長楽寺・葦「寿老リーフパイ」、善性寺・長谷金本店「福禄寿昆布」)
※販売は6/28の市民プラザリニューアルオープンの日より同所で7/6まで販売。七夕まつり期間中は見附台広場のイベントでも販売。問い合わせは水嶋さん☎090-4721-3344へ。
当日の取材の模様は湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」で6/30(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

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