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ヘッドライン |2014.07.25

わがまちの海は今平塚、大磯、二宮の「海事情」

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 7月も下旬に入り、子どもたちを中心に世間は夏休みモード。暑い季節の行楽シーズンということで、涼を求めに海や山、川やプールへと出掛ける人も多いのでは。そこで今週号では、湘南と言えば海ということで地元の海の事情をご紹介。平塚市、大磯町、二宮町で海岸に関わる各担当課で話を聞いた。地元の海は今――。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では、地元の海の楽しみ方といった別の視点にから制作した番組がご覧になれます。※放送日程は文末に記載
平塚の海
 大正15年に県から認可され開設した平塚の海水浴場だが、その後地形の変化により昭和40年代前半より約35年間、遊泳禁止となっていた時期がある。そのため近隣市町の中では平塚の海だけが泳げないという状態が続いたが、県の事業により砂の流出を防ぐ「ヘッドランド」が整備されたことで平成14年から再び海水浴場が開設され、毎年遊泳可能期間中は多くの人で賑わいを見せている。過去5年間で最も来場者数が多かった年は平成22年であり、年間で44万5500人を記録している。
 平塚の海の魅力は「1年中使える海」と担当者は言う。遊泳可能な7月中旬から9月上旬までの期間はもちろん、年間を通して常設されているビーチバレーのコートやシャワーが無料(温水は有料)で開放されており、空いていれば誰でも自由に使うことができる。また単なる売店ではない「ビーチバルSUCCA」や、ビーチスポーツの体験教室や魚の裁き方教室などのイベントも充実しており、いつでも家族で楽しめる場所となっている。今年の海水浴場は9/7(日)まで開設。
大磯の海
 今年で開設から130年目という大磯の海岸は「海水浴場発祥の地」としても知られる歴史ある場所。来場者数は、震災の影響で減少した年もあるが毎年安定した人気を誇り、昨年は年間で8万6000人以上が訪れたという。なお今年は節目を記念してビーチテニスコートを4面設置(夏季のみ)。これが好評とのことで「夏休み効果でさらなる盛り上がりに期待したい」と担当者は話している。
 また今年の海開き前には地元サーファーらにより、一部深くなっていた海底に砂を入れる養浜事業がボランティアで行われ、町も重機1台を貸し出すなど協力した。「民間の協力で成り立っているのは非常に心強い」とし、今後の大磯海岸の展望としては「スポーツ施設の充実や通年利用を目指したい」としている。今年の海水浴場は8/31(日)まで開設。
二宮の海
 袖が浦海水浴場が開設したのは昭和13年頃とのことだが、平成19年に発生した台風9号の影響で砂浜が流出したことから、現在も復旧工事のため休止中であり、遊泳禁止となっている。ただ、閉鎖前の平成18年には年間で15万人程度の来場者があったという。
 養浜事業は国の直轄事業として、今年度から着手することが決まったものの、海水浴場の再開は全く見通しが立っていない状況だ。町の担当者は「通年型の日帰り観光を目指す当町においては、袖が浦海岸の海水浴場も重要な観光要素だと考えており、海岸の復旧後の開設を目指し取り組んでいます」と展望を語った。
 平塚、大磯、二宮の海の今。遊泳、水遊び、波遊び、砂遊び。それぞれの場所でそれぞれの楽しみ方はあるけれど、何をするにも海で遊ぶ際には細心の注意を。
湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」は7/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真】平塚の海水浴場/大磯の海水浴場/二宮の袖ヶ浦海水浴場(休止中)

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