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コネクト |2015.06.12

コネクト:無償の愛でネパールの孤児を支援し続ける

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無償の愛でネパールの孤児を支援し続ける
大磯町在住の浅井美香さん

今年4月に発生したネパール地震で、被害を受けた現地の孤児院の子どもたちを支援しようと現在募金活動を行っている1人の女性がいる。
 大磯町在住の浅井美香さん。普段は海外旅行の添乗員として世界中を飛び回っているが、その一方でネパール・カトマンズにある孤児院「OCCED」(Organization for Community, Child and Environment Development)を支援するボランティア団体の日本支部代表も務めている。では浅井さんがなぜネパールを支援しているのかというと、その繋がりは10年以上も前に遡る。仕事でネパールを訪れた際、1人の少女に出会ったことから始まった。
 丘の上で夕日を見ていた時に絵葉書を売りにきた兄妹がいた。話を聞いてみると5人兄妹の母子家庭。兄妹の中で唯一女子のアニタという14歳の少女が、日本語を勉強して看護師になりたいと話しかけてきた。そこで感心した浅井さんは、彼女を支援する「Anita Nepal Fund」という市民グループをつくり、アニタが看護師の夢を実現するまで支援を続けてきた。その後も基金にまだ余りがあるということで、以降は活動目的を孤児院の支援へと変更し現在に至る、という経緯がある。そんな中でネパール地震が発生した。
 浅井さんらが支援してきた孤児院で生活していた孤児は36人。全員が無事だったものの、建物は危険と判断され現在もテント生活が続いているという。そこで浅井さんは、これまでにも増して困難な状況に面している彼らに、より一層の支援を届けたいと臨時の募金活動を開始。まずは募金箱を用意するところから始まったが、東日本大震災の時に平塚市内の商店街で制作された手作りの募金箱が余っていると聞き、譲り受けた。現在、設置許可をもらった店舗は飲食店を中心に平塚市内外で約10カ所。今も、募金と合わせて募金箱を設置してくれる店舗を募集中だ。なお活動期間は7月末までとし、集められた募金は8月中に、直接浅井さんが手渡しで寄付するとのこと。
 活動内容や募金箱設置店の詳細はHP(http://scn-net.easymyweb.jp/member/gajumalo/default.asp)で確認できる。

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