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ニュース |2020.06.12

1,100を超える個人・団体が飲食店を支援
“ひらサポ”1,800万円以上を集め終了

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 新型コロナウイルス感染症の影響で経営に大きなダメージを受けた飲食店を支援する平塚商工会議所のプロジェクト「ALLひらつか!飲食店サポータープロジェクト」(ひらサポ)が5月30日で終了した。クラウドファンディングでは支援者数1,094人、1622万7,100円を集め、さらに商工会議所などに直接持ち込まれた浄財を含めると総支援額は1,874万2,100円に上った。

 

「多くの人のお気持ちに勇気づけられる」

 平塚市宝町の居酒屋、相州長屋には約50人からの支援があった。支援者は常連客を中心に取引先など。店長の内田潤さん(49、トップ写真)は「こんなにもらえるとは。期待以上だった」と驚きの表情を見せた。
 店舗は緊急事態宣言が発動された4月8日から53日間休業した。6月2日に再開したものの、客足の伸びは鈍く「全く動きを感じない」とこぼす。かつてはファミリー、サラリーマンなどを中心に毎晩賑わっていたが、今は席数を減らした影響もあり3割ほどまで客数は落ち込んでいるという。さらに滞在時間も短く、元どおりの日常とは程遠い。取り組みについては「飲食店が同じ向きを向いて、団結したのはすごいこと。“平塚の懐の深さ”のようなものは感じます」とし、「金額ももちろんですが、これだけ多くの人にお気持ちをいただいたのは本当に勇気づけられる。今後はライフスタイルも変わっていく。新しい仕組みを生み出して頑張っていきたい」と感謝を口にした。

「堂々と向かい合って食事ができるように」

 「チケットは自分で使うだけでなく、周りの人に配ったりしてくれたら嬉しいですね」と話すのは、平塚市宮の前の北海道小樽酒場あずまし亭の多田堅一さん(38)。約30人の支援者のうち「8割は常連さんや業者さんなど」だという。
 緊急事態宣言中はテークアウトにも取り組んだ。「完全に止めてしまうと、一歩目を踏み出すのが難しくなりますからね。反響もありましたし、夜のメニューに採用できるようなものも生まれました」と振り返る。とはいえテークアウトでの売り上げは平時の20%ほど。「スタッフのお給料を出すのでやっと」だった。夜の営業も再開したが、時短で席数も減らしている。「活気があるとは……」と苦い表情を見せた。それでも「食事は当然、誰でもすることですが、外食産業はそこにプラスアルファの価値があると思うんです。同じ時間を共有して笑顔が生まれるとか。『コロナでつらい』はもうお腹いっぱいなんで、堂々と向かい合って食事できるようになってほしいです」と前向きに語った。

 商工会議所として初めてクラウドファンディングを使っての取り組みを生み出した関口雄一実行委員長は「ネットを活用する世代以外にどうアプローチするか、など課題はありますが目標金額を大幅に上回ったのは成功と言えるのでは」と振り返る。とはいえ、全ての飲食店が不安なく営業できるようになったわけではない。「引き続き、行政、商工会議所を巻き込んで支援を終わらせないようにしていきたい」と語った。

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