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ニュース |2020.07.17

さよなら「Shonan BMW スタジアム平塚」
競技場、競輪場、新文化ホールでネーミングライツ募集

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 平塚市は17日、平塚競技場、平塚競輪場、平塚文化芸術ホールのネーミングライツパートナーを募集することを発表した。年間50万人近い来場者が訪れる競輪場、平塚駅前の新たな拠点として期待が高まっている文化芸術ホールが新たにネーミングライツの対象となった一方、平塚競技場の愛称であった「Shonan BMW スタジアム平塚」の名称は、来年1月末で8年11カ月の歴史に幕を降ろす。

 同スタジアムは2012年、自動車ディーラー株式会社モトーレン東洋が命名権を取得した。Shonan BMWの屋号で営業をしてきたが、この度オーナー会社が同社を売却し、株式会社ALCモトーレンとなり、販売店の名称もShonan BMWからA.l.c.BMWとなった。そのため、今年4月「早急に命名を取り下げたい」という意向が市の担当課に伝えられたという。

 8年以上という長期にわたり、市民に親しまれてきたスタジアムは、湘南ベルマーレのホームスタジアムでもあることから全国区の知名度をもっていた。そのため市の担当者も「なんとか名前を使いたい」と交渉をしたそうだが、名称変更となったことで平塚はShonan BMWの営業範囲外となり、販売エリアの観点からも継続は難しいと判断され、ネーミングライツ契約の解消となったという。

 なお、契約は2022年2月28日までの予定だったが、名称変更という背景も踏まえ、2021年1月31日までと短縮された。これに伴う違約金等は発生していない。

 平塚競輪場、平塚文化芸術ホールは募集の新規施設。このうち、文化芸術ホールは「平塚市内に事業所がある法人」という条件をつけた。これまで愛称がつけられた市内施設等11件では、法人の所在地に関する条件はなかったが「ホールのコンセプトも、市民に親しまれるような文化施設にしたいという思いがある。市民に馴染みがある企業に手をあげてほしい」と担当課は話している。

 愛称の使用期間は競技場が2021年2月1日から、競輪場が2021年4月1日から、ホールが2022年3月の開館日からとなる。文化芸術ホールは現在建設中のため、予定となる。

 募集金額は競技場が2,000万円以上、競輪場は1,000万円以上、ホールが300万円以上。競技場は当初2,000万1円での契約だったが、2015年の2回目の更新で1,500万円に、3回目の契約更新となる2019年に年間1,000万に減額された。市の所管課では「長く使ってほしいということで減額にも応じてきたが、本来は2,000万円の価値は十分にある環境」と強気の姿勢を見せた。

 募集期間は7月27日(月)から9月16日(水)まで。募集要項は7月27日(月)に市ホームページに掲載される。

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