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ニュース |2020.09.02

新しい生活様式を楽しもう

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新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため「新しい生活様式」に取り組むことが求められている。ソーシャルディスタンスの確保や、手洗いうがい、マスク着用はもうすっかり当たり前。新たに生まれたさまざまな取り組みやサービスを活用して日々の暮らしを楽しみたい。

 

できることからやってみよう!
生活様式を アップデート!

新しい生活様式は私たちの暮らしを大きく変えているが、負担に思われる変化もあれば、より暮らしを豊かにしてくれる変化もある。今、世の中はどう変化しているのだろう。

そもそも「新しい生活様式」ってなんだろう?

 新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う社会の変容と、目まぐるしく日常が変化している2020年。「新しい生活様式」には取り組んでいるだろうか? 多くの人は「外出時にはマスクをして、外から帰ってきたら手を洗って、人との距離を保って……」と、何かしらの行動に移していると思うが、そもそも「新しい生活様式」とはなんなのだろうか。
 新しい生活様式という言葉は、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から提言されたもの。同会議は緊急事態宣言下から「3つの密を避けること」「人との接触を8割減らす、10のポイント」など具体例を交えて行動指針を示してきた。神奈川県では5月25日に緊急事態宣言が解除されたが、「解除=無制限に行動できる」とすると新たな感染拡大につながる可能性があったことから「新しい生活様式」が生まれたというわけだ。
 新しい生活様式では①一人ひとりの基本的感染対策②日常生活を営む上での基本的生活様式③日常生活の各場面別の生活様式④働き方の新しいスタイル――の4つを実践例を交えて挙げている。これらはあくまでも実践例であり、全てを完璧にこなそうとするには難しいものもある。
 これを元に、県や市でも対処方針などを作成している。国が示した大きな枠組みとは異なり、県や市ではかなり細かい部分まで網羅しているが、いずれにしてもまずは「新しい生活様式」の定着に向けて取り組んでいることには変わりない。ウイルスの感染防止に「絶対」はないが、生活様式を変化させていくことが感染症対策の第一歩というわけだ。

「新しい生活様式」の実践例(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

新型コロナウイルス感染症について(神奈川県HP)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bu4/covid19/taisyohousin0525.html

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スマホを活用した新しい生活

通話やメールはもちろん、カメラでの写真撮影や音楽・動画の視聴、デバイスと連携したヘルスチェック、キャッシュレスでのお会計などなどスマートフォンでできることはどんどん広がっている。普段は「SNSぐらいしか使わないな……」という人もぜひさまざまな機能を使ってみよう。

インストールしてる? 新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」

 厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」は使っているだろうか? 利用方法はシンプルで、ユーザーはアプリをインストールするだけ。あとは自動で、同様にアプリを利用する陽性の疑いがある人と接触(1m以内で15分以上)した可能性がある場合に通知してくれる。個人情報を取得されることもない。だが、陽性か否かは利用者の申告によってのみ判断される。アプリを利用していない、あるいは陽性であってもアプリ上から申告しないと狙いどおりに機能せず、匿名性を担保しながら普及率をあげるハードルは高い。また、接触判定がでても、PCR検査に至るかどうかは保健所などの判断によるとのことで、アプリを活用するための周辺環境が整っているとは言い難いだろう。課題も多いが身近な人を守るための一手にはなるかもしれない。

キャッシュレス決済でプレミアムGET! ひらつか☆スターライトポイント

 経済対策のため、平塚市でも過去に発行例があるプレミアム商品券。コロナ禍の対策として、今回は「プレミアムポイント」が実施される。
 ユーザーは専用アプリをスマホにダウンロード。まずは「販売店」でポイントを購入する。このとき、購入金額の30%がプレミアムとして加算される。1万円単位で最大3万円まで購入可能。3万円分購入すれば、3万9,000円分のポイントを取得できる。購入時はアプリで表示したQRコードを、店舗端末で読み取ることでポイントが付与される仕組みだという。
 アプリに貯めたポイントは「加盟店」で使用できる。店舗ごとのQRコードを読み取る方式とのことで、「PayPay」を利用している人にはなじみがある方式になりそうだ。現在は販売店・加盟店の募集段階。ポイントの販売は10月5日からを予定しているという。
 ここまで読んで「あー、なんだか面倒そうだな……」と思う人もいるはず。特にシニア層などにはハードルの高さもあるだろう。だが将来的には「平塚独自の地域通貨・ポイントのような形にしていきたい」と担当課。つまり今のうちに慣れておけば、将来的にもメリットがありそうだ。落合克宏市長も「キャッシュレス決済がコロナ対策で求められる時代。ぜひ多くの人に使ってほしい」と利用を呼びかけている。

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かつてあった日常をどう取り戻す? イベントや日常の取り組み

「第2波」といえるほどに日々の新型コロナウイルス感染者は増加している。そんななかでも、かつての日常を取り戻すべく、さまざまな取り組みが行なわれている。プロスポーツ興行を運営する湘南ベルマーレと、市内小中学校の取り組みとは?

検温の徹底、応援スタイルの変化…… 日常に潤いを与えるプロスポーツ

 現在、平塚市域での大規模イベントといえばサッカーJリーグの試合。7月12日の札幌戦以降、5,000人を上限に入場を認めている。来場者全員の検温や、全席1m以上離れての配席、応援の制限などの条件が設けられており、運営を担当する香西大地さんは「基本的な方針はリーグから出ているとはいえ、初めてのことの連続で戸惑いがありました」と振り返る。声を上げての応援の禁止や、アルコールの持ち込み禁止など、人によっては厳しいルールも。「本来、プロスポーツの興行ですから、スタジアムで楽しんでもらうのが一番なので心苦しい部分もあります。ですが『お客さまに安心・安全を提供する』ことを最優先に運営している」と理解を呼びかけるとともに「先行きは不透明ですが、少しずつでもできることが増えていくといいですね」と話してくれた。

湘南ベルマーレスタッフ 香西大地さん

Jリーグから貸与されている体温計。来場者全員を対象にするのは大仕事だ

身近にある集団生活の場「学校」。 先生たちへの負担も大きく

 感染防止対策を念頭に現在は通常登校となっている市内の小中学校。ガイドラインを策定し、例年とは多くのことが違う学校生活で、市の担当課が「先生たちの負担が大きかった」と話すのが校内の消毒の徹底。放課後、手すりやドアノブなど頻繁に触れる箇所は1日1回以上の消毒に取り組んだが、予想以上の大変さだった。夏休みも短縮された現在、猛暑のなかで登校することになり「感染症対策と暑さ対策のバランスが難しい」という。野外ではマスクを外すことも許可したが、感染症対策の面から疑問の声もあったそうだ。年度内にカリキュラムは消化できそうだが、修学旅行の実施可否や部活動についてなど、まだまだ手探りな部分も多い。「感染は誰もがリスクを抱えている。引き続き家庭での健康管理をお願いしたい」と呼びかけた。

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どれくらい活用している? コロナ禍での新サービスや商品

コロナ禍で生活が変わるなか、新たなサービスや商品に注目が集まることも多くなった。今回はデリバリーサービスのUber Eatsと、もはや着用が当たり前になりつつあるマスクについて改めてクローズアップ。

宅配サービスの使いごごちは? Uber Eatsを使ってみた

 Uber Eatsを使ったことはあるだろうか。平塚市でも7月21日からサービスが開始され、本紙編集部のある八重咲町に配送可能な店舗としては、現在のところ40件ほど。試しに2回ほど注文してみたが、いずれも注文から30分ほどで到着。商品には何の問題もなく、配達員も愛想の良い人が来てくれた。市街地に事務所があるので、現状の店舗ラインアップからすると店舗に直接足を運べばいい。だが事務所にいながらにして物が届くのは確かに便利だ。料金こそ割高ではあるが、また使う……かな!?

interview
正しく使おう! マスクのあれこれ聞いてみました

高浜台内科小児科クリニック 豊田弘邦院長

「健康な人であれば布マスクやファブリックマスク(不織布・ウレタンなど)を、60歳以上の人や持病のある人は医療用マスクをしましょうというのがWHO(世界保健機関)の見解です。マスクの素材や形も大事ですが、長時間、正しくマスクを着用するのは大人でも難しいです。マスクの位置を直した後に手指の消毒を怠ったり、一時的にマスクを外そうと“あごマスク”にしたりしてしまう人も多いのではないでしょうか。2歳未満の子どもは窒息のリスクもあるので着用はお勧めしません。2歳以上の子どもであれば、マスクが有効です。着用を嫌がる子には、絵柄を選ばせてあげたり、通気を遮らない程度にデコレーションしてあげるのもいいですね。着用を日常化してあげるのが大切です。いずれにせよ、マスク着用は感染を減らすための1つの“手段”であり“目的”ではありません。3密回避や、ソーシャルディスタンシング、咳エチケットなども、同じくらい重要なことです」

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