新たなユニフォームで活動開始！
平塚市少年消防クラブが結成式を開催

日頃は見られない救急車の中を見学

運転席からの眺めは貴重な体験に

　防火・防災思想の普及を図ることを目的に結成されている平塚市少年消防クラブ員が10月25日、令和２年度の結成式を開催した。例年、年度替りの４月から活動がスタートするが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。

　全国で約4,500クラブ、41万人あまりが活動する少年消防クラブ活動。平塚市では2012年に初結成され、今年で９期目を迎えた。今年は28人のメンバーが楽しみながら防火・防災に関する知識を学び、市民に発信していく。今年は発足当初からの活動服を一新し、消防隊員に近いデザインにリニューアルされた。メンバーらはピカピカの活動服に身を包み、「火の用心に努める」「礼儀正しくする」「互いに助け合う」といった誓いの言葉を唱和。コロナ禍による活動の遅れを取り戻すかのように、待ちに待った活動をスタートさせた。

　式典のあとは初回の活動として、消防車両の見学や、防火衣・空気呼吸器の着装体験、整列の訓練などを行なった。レスキュー隊のデモンストレーションや、はしご車見学など、盛りだくさんの内容を満喫している様子だった。

防火衣の重さを身をもって体感

地味だがとても大切な整列の訓練

レスキュー隊によるデモンストレーションに感動の声が上がる