ご当地ナンバー出発進行！
警察署・郵便局も全車に取り付け

　今年８月からデザインの一般投票を行なうなど、平塚市が取り組んできた「ご当地ナンバープレート」の交付が15日から始まった。市内で301台の原動機付自転車に交付されたほか、平塚警察署と平塚郵便局が使用する原付にも取り付けられ、まちの魅力発信に一役買っている。
　交付開始日の15日には、平塚市役所で記念ナンバーの交付式が行なわれた。１番のほか、七夕ゆかりの７番、77番、707番、777番が記念ナンバーに指定され、事前抽選に当選した15人のうち６人が落合克宏市長からナンバープレートを、デザインを手がけたオノルイーゼさんからステッカーなどを手渡された。当選者の１人、牧野七織子さんはその名のとおり七夕が名前の由来。「昔は普通の名前じゃないと思って嫌だったんです」と言いながらも「当選はびっくりしましたが、私のためのようなナンバーでうれしい」とにこやかに語った。
　23日には平塚警察署と平塚郵便局がご当地ナンバーに協力することも発表された。警察署が保有する原付42台と、平塚郵便局が保有する148台の合わせて190台にもご当地ナンバーが取り付けられる。平塚警察署の鎌田耕造署長は「交通事故で今年２名の方が亡くなっている。イメージアップしながら、交通安全を呼びかけたい」とし、平塚郵便局の久保田浩巳局長は「これから年賀状の配布シーズン。PR効果はあると思う」とそれぞれ話した。