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ヘッドライン |2021.02.17

開幕直前!湘南ベルマーレスペシャル
ぼくらがスタジアムに行く理由

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今年もいよいよサッカーのある生活がやってくる。
新型コロナウイルス感染症は、スポーツ興行の在り方をも大きく変えた。
だが、それでも僕たちはスタジアムに足を運ぶ。
そこでしか体験できない、大きな感動があることを知っているから。

 

スタジアムに行く理由、それは……
サッカーのある日は 1日中楽しいからだ!

 2021シーズンのJ1リーグが幕をあける。湘南ベルマーレは初戦、ホームにサガン鳥栖を迎える。サッカーファンにとって、毎週末の試合は生きる活力そのもの。コロナの影響で“いつもどおり”とはいかない今こそ、“はじめてのサッカー観戦”にチャレンジしてほしい。きっと新たな楽しみが見つかるはずだ。

新愛称は「レモンガススタジアム平塚」!

 今年、1番のトピックスといえばスタジアムの名称変更だろう。湘南ベルマーレが長年ホームスタジアムとしてきただけにその関係は切っても切り離せない。2012年からはモトーレン東洋(現・ALCモトーレン)がネーミングライツを取得し、「Shonan BMW スタジアム平塚」としてサポーターはじめ地域住民に親しまれてきた。ところが、2022年2月末までの契約を短縮するよう申し入れられ、長らく親しまれた愛称は突如使えないことに。市民の関心が次のネーミングライツパートナーに移るなか、名乗りを上げたのが「レモンガス株式会社」だ。すでにスタジアムの案内看板などは同社のキャラクターがあしらわれたデザインに変更されている。BMW時代とはまた違った雰囲気のスタジアムがリーグを熱く盛り上げてくれるに違いない。

 

公園には楽しみがたくさん!

 平塚総合公園という市民の憩いの場の中にあるスタジアム。それ故、試合前をのんびりと過ごすのにはピッタリ! 春には桜が咲き、夏には水辺に子どもたちの声が響く。フードパーク近くの大池の周りでは、キックオフを待つサポーターがサッカー談義に花を咲かせている。今は難しいが、コロナが終息すれば子ども向けのアミューズメントも復活するはずだ。

 

ベルマーレビールで気持ちをアゲろ!

 厚木にあるサンクトガーレンが製造するご当地ビールは大人にとってスタジアムのお楽しみ! クラブオフィシャルの2種に加え、試合によって季節の限定種なども販売。

 

“要塞”もキレイになりました!

 

大池周辺はサポーターの憩いの場

 

選手プロデュースのベルマーレ弁当誕生!

豪華ボリュームのキングベル弁当。ほかのお弁当は試合会場でチェックしよう!

 フードパークもいいけれど、「お弁当が食べたい!」という声に応えてベルマーレ弁当が誕生!タリクプロデュースの肉ガッツリ系「Tarik’s Delicious Lunch Box」、畑大雅プロデュースの鶏肉にサバにブロッコリーとアスリートらしい「食べればみんな足が速くなる弁当」、池田昌生プロデュースのシンプルな正統派スタイル「This is 弁当」、そしてみんな大好き唐揚げにハンバーグの「キングベル弁当」と4種類がラインアップ。もちろん味は各選手のお墨付き! ガッツリ食べてばっちり応援しよう!

 

ホスピタリティ溢れるスタジアム

お世辞にも新しくきれいなスタジアムとは言えないが、授乳室やおむつ替えベッド、ベビーカー預かり所も完備。

万全のコロナ対策で来場者を出迎え

コロナ禍においては、手指消毒や検温などを徹底して開催。各ブースもビニールシートで覆われている。

目移り間違いなしのフードパークで腹ごしらえ

 スタジアムにはグルメも欠かせない。ベルマーレのホームゲームには毎回個性豊かな商品がたくさん。ご当地のこだわり飲食店が軒を連ねるフードパークの利用は事前決済がオススメ。

フードパーク情報はこちら
https://www.bellmare.co.jp/fan/foodpark

 

Special Interview
「あなたの街のレモンガス」になるために
レモンガス株式会社 赤津欣弥社長に聞く

 既報の通り、2月1日から平塚競技場は「レモンガススタジアム平塚」になった。契約料は年額2021万円、期間は2021年2月1日から2026年の1月31日までの5年間という大型契約だ。ではそのレモンガスという会社、社名からなんとなく仕事はイメージできるが、一体どんな会社なのか。ネーミングライツ取得への思いを赤津欣弥代表取締役社長に直撃した。

― まずは改めて、ネーミングライツ取得への思いをお聞かせください。

 私たちは主力であるLPガス事業をはじめ、都市ガス事業や宅配水事業、電気、インターネット回線事業など、暮らしを支えるサービスをお届けしています。誕生はここ平塚ですが、現在は1都3県をエリアに展開しています。それはこの地域でできることは何か、ということを常に考え、この地域で頑張れた結果だと思っています。その感謝の気持ちというのが、ネーミングライツを取得した1番の理由です。ちょうど我々も湘南エリアでレモンガスができることを考え、社内で新しいプロジェクトを立ち上げたということもあり、手を挙げました。

― ネーミングライツを取得したことで、期待することはありますか?

 私たちは「あなたの街のレモンガス(ガス屋さん)」でありたいと思っています。お客さまのなかには、自分がどこのガス屋を使っているかわからない人も多い。同時に我々もお客さまの顔が見えていないという課題がありました。ガスや水、電気などの生活インフラが一本化される時代に、価格だけでは他社に勝てない。スピードとクオリティ、この2つは負けない自信があるので郷土との距離感をもう少し近づけていきたいですね。
あとは、地元にレモンガスという会社の存在を知ってもらい、就職してもらえたらうれしいですね。今でも3分の1ぐらいのスタッフは地元の子です。

― そうなんですね。やはり地元に魅力を感じられて、という方が多いですか?

 そうだと思います。地域貢献したいというスタッフは多いと思ってます。よく言われますが、平塚はポテンシャルは高い。ですが、広域で見るとスルーされがちな感じがある。それはもったいないなと思います。

―BMW時代はサポーターの応援歌に歌われもしましたが、市民・サポーターの皆さんにはどのように受け止めてもらいたいですか?

 愛着をもっていただけるのであれば、なんでもうれしいですよ。略称を口に出して呼ぶとなると“レモスタ”……なんですかね?(笑)

― 競技場周辺の環境も含め、どのように競技場を活用していきたいですか?

 総合公園という施設は、かなり完成されています。競技場はもちろん、球場、体育館があって、遊具はもちろん大きな広場や土俵、ジムやプールもある。平塚の宝だと思っていますので、環境を維持するため、ボランティア活動を先導するようなことができればと思いますね。
公園全体が魅力的になっていくとスタジアムが、あるいは球場や体育館が街のシンボルになっていくと思います。そのシンボルにレモンガスが関わることで、市民の皆さんにも「自分たちの街の会社」と感じてもらえるかと思っています。

 

ホームゲームをサポーターが創る
クラブトークンってどんなもの?

サッカーの試合の楽しみ、それはもちろん選手たちが躍動するゲームそのものにある。

 その一方、ベルマーレでは多くのホームゲームでスペシャルデー、つまりパートナー企業の冠試合を実施している。サッカーチームの運営はスポンサーからの広告収入に支えられており、ベルマーレも例外ではない。むしろ、今でこそライザップ傘下のクラブではあるが、今も変わらず多くのスポンサー企業・個人の支えで成り立っているのがベルマーレというクラブだ。冠試合はスポンサーの商品やサービスを幅広く発信するメディアとしての側面があり、毎回さまざまな趣向を凝らしたイベントが開催される。

 今年、ベルマーレは新世代のクラウドファンディングを手がける「FiNANCiE」を提供する株式会社フィナンシェと共に、国内で初めてプロサッカークラブのクラブトークンを発行し、「サポーターとつくるスペシャルデープロジェクト」を実施する。

サンライフスペシャルデーのスタジアムウエディング

パイロットコーポレーションによるワークショップ

日本端子による花火の打ち上げ

 クラブトークンという耳慣れない単語だが、同社の田中隆一代表取締役社長はその性質をこう語る。

「トークンの価値は主に3つあります。
①持っていると、ベルマーレの企画演出の決定に投票でき、楽しみが広がる。
例えば、今までサポーターグッズはクラブ側が販売するものを決定し、それを買うかどうかという判断をするだけでした。ですがその一歩手前の『どんなグッズを販売するか』という部分にサポーターが関われたり、決定できたりします。

②持っていると、特典に応募できる。
これまでもシーズンチケットや、あるいは昨年実施したクラウドファンディングなどはありましたが、トークン保有者限定の特典、モノであったり体験であったりを提供したいと考えています。

③トークン自体が保有価値のあるものになる。
応援すること自体は、基本的には“消費”活動です。自分の時間や所得を消費して応援する。もちろん、それ以上の感動があるからこそ多くの人が応援するのだとは思います。一方でトークンは売り買いができるので、それ自体が資産になります。特に3つめの要素が、今までのスポンサーシップなどとは大きく違う部分です」

 今までの価値観に近い言葉で言えば「新しい形の株券」もしくは「ベルマーレ限定の仮想通貨」をイメージするとわかりやすいか。トークン購入自体が支援になると同時に、参加型のコンテンツが多数用意される。そしてそのトークン自体にも保有価値がある。現在は初期サポーターを募集中。簡単に言えば集まった金額によって、トークン1つあたりの価値を決めようという段階だ。初回販売は2月20日(土)までだったが、より多くのサポーターに届けるため、販売期間を3月20日(土)まで延長。今購入することでこれから価値を上げていく楽しみになるというメリットもある。じつはヨーロッパではFCバルセロナやユベントス、パリ・サンジェルマンがすでにクラブトークンを発行している。ユニフォームのデザインやラッピングバスのデザインを決めるなど、ドラスティックな企画が多く出ているそうだ。

 すでに発表されている企画のなかで目玉となるのがこのトークン保有者によるスペシャルデー企画、いうなれば「サポータースペシャルデー」の開催だ。予定では春先の平日のホームゲーム、5月26日(水)の川崎戦が対象となる。田中社長は「1試合丸ごとトークンを使うのは、おそらく世界初の試みのはず」と話し、ベルマーレセールスユニットの加藤謙次郎さんは「通常スペシャルデーは企業の思いや活動をサポーターに発信するための設計ですが、今回は逆。ベルマーレの試合で何をすると楽しいのか、受け手側が決めていく」と期待を込める。

 

湘南ベルマーレ水谷尚人社長(左)と田中社長(右)

 まずはスペシャルデーの開催が最初の大きな山場の1つだが、以降もトークンを活用した企画は順次出てくるはずだ。「いちサッカーファンとして、サポーター視点で楽しめる仕組みを追求する(田中社長)」、「コロナ禍もあって、スポーツ興行の形は変わりつつある。ユーザーが関われる新しいエンターテインメントの形の実験台となって切り開いていきたい(加藤さん)」。新しい形のスポーツ興行のパイオニアとなるべく、新たな地平に向かって走り出した。

トークン購入はアプリから!

 

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Google Playはコチラ!

 

写真提供:湘南ベルマーレ(一部除く)

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