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ニュース |2021.02.18

“レモンガススタジアム平塚”お披露目式を開催
「あってよかったと思ってもらえる存在に」

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 今年2月1日から平塚競技場のネーミングライツ権を取得し、「レモンガススタジアム平塚」の愛称をつけたレモンガス株式会社(赤津欣弥代表取締役社長)が17日、現地でお披露目式を開催した。
 同社は1957年に平塚で創業以来、主力事業であるLPガス事業をはじめ、宅配水や電気、都市ガスなど生活インフラを提供する会社として発展してきた。現在では1都3県にエリアを広げるが、地元での認知度向上などを目指し、海岸や公園などでの清掃活動などに従事してきた。だがその効果は限定的で、内輪の盛り上がりにとどまることに課題を感じており、その解決手段になることを期待し、今回の命名権取得が実現したという。
 赤津社長は「ネーミングライツ権取得の最大の理由はエリアの人々への感謝の気持ち」とあいさつ。発祥の地からの成長なくして広域展開は成し得なかったとし、広い意味での地域貢献として応募したという。今後については「スタジアムとベルマーレと市民を結びつける形をいろいろ考えて提案して生きたい。この場所にレモンガススタジアム平塚があって良かったと言ってもらえるような存在になっていきたい」と展望を語った

あいさつする赤津社長

 同スタジアムを本拠地とする湘南ベルマーレは2020シーズン、J1リーグを最下位で終えた。コロナ禍ということもあり、J2降格こそ免れたものの、20チーム中4チームが降格する厳しいレギュレーションの今季はJ1残留が現実的な目標となる。会見に出席した落合克宏平塚市長の「ベルマーレには頑張ってもらわなければ。レモンガススタジアムで大暴れしてほしい」との弁に、湘南ベルマーレの水谷尚人社長は「赤津社長からも『J2になったら応援しない』と言われているので、全くそんなつもりはないが頑張る」と語り笑いを誘うとともに、「27日の鳥栖戦はいいスタートをきって、いいシーズンにする。チームはしっかり結果でお返ししたいと思っている」と今季の躍進を誓った。

 赤津社長にスタジアムでのサッカーの思い出を聞くと「(2014年の開幕14連勝・J2記録を指し)あのころは本当に気持ちよくビールが飲めたね!」と笑顔。「ずーっと相手陣内でプレーしていて、本当に強かった。今年もあれぐらい強いといいね」と冗舌に語ってくれた。これを受け水谷社長が「そこまでいったらアジア(ACL)に行けますね」と返すと「でも2010年の年間3勝しかしなかったとき、あれはなあ……」と嘆き節。「いつも社員のみんなと観に行くんだけど、本当は僕とは観たくないって。勝つと大喜びするのはまだしも、負けると悪態をつくこともあるから」と意外なコアサポーターぶりを明かした。水谷社長が「それもフットボールですよ」と返すと、「それでも名前のリニューアルを機に、今年はたくさん勝ってほしいね。今から念を送っておきますね」と笑顔でエールを贈っていた。

レモンガスカラーにリニューアルしたスタジアム。開幕のときを静かに待つ

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