オーレ!ベルマーレ:#838 再開

原選手
東京オリンピックによる中断期間を経て、J1リーグが再開した。
湘南サポーターにとって五輪サッカーにおけるトピックスといえば、何と言ってもGK谷 晃生だろう。昨年、チームの正守護神の座を獲得すると、U-24代表でもその実力を発揮。押しも押されもせぬ正GKとして全6試合に出場した。グループリーグを1失点の3連勝で突破すると、PK決着となった準々決勝ニュージーランド戦では見事に2本目をシュートストップ。準決勝スペイン戦、3位決定戦メキシコ戦には破れ、メダル獲得のチャンスを逃したが、コロナがなく、五輪が昨年開催されていればおそらくGKの2番手であったであろう選手がその名を日本に轟かせた。
3位決定戦から中二日。リーグ再開となるホーム鹿島戦のスターティングメンバーに谷も名を連ねた。「休む選択肢は自分のなかになかった。ピッチで経験した悔しさはピッチでしか晴らせない」と試合に臨んだが、結果は試合終了間際のアンラッキーとも言える失点で敗戦。順位はいよいよ降格圏の17位。J1残留を現実的な目標として掲げるチームだが、これで中断前から数えて4連敗となり早急な立て直しは不可欠だ。
五輪では“湘南育ち”の遠藤 航も活躍したが、近年湘南ではユース昇格組の活躍が目覚ましい。石原広教、田中 聡は言うに及ばず、ルビン・カザンに在籍する齊藤未月もその1人だろう。そんなユースから2人の新戦力が加入する。U-18の石井大生は190cmの大型DF、同じく原 直生はすでにトップチームの試合に出場経験もあるMFだ。お互いユースで切磋琢磨して掴んだトップ昇格。その2人の未来のためにも残留に向けて全力を尽くしたい。
谷選手
石井選手
TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) 写真提供:湘南ベルマーレ



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