平塚市内の中高生が市長に提言
JCI平塚のWEBミーティングで
平塚青年会議所(小澤敦史理事長)は8月6日、平塚市内の中高生らがまちの課題や疑問について市長に提言する「ひらつかWEBタウンミーティング2021」を開催した。昨年に引き続き開催されたもので、2017年にひらつかスクール議会として始まった試みがコロナ禍の情勢に合わせて発展的に形を変えたものだ。
今回のテーマは「商店街の空きテナント」「シティプロモーション」「教育」の3つ。それぞれのテーマについて高校生と中学生の1グループずつが落合克宏平塚市長に提言を行なった。参加したのは平塚農商高校、平塚学園高校、平塚江南高校などから22人と、旭陵中学校から15人の合計37人。これまでに大学生ファシリテーターらを交えて意見交換を重ね、提言にまとめた。
空きテナントについて発表したグループは「SDGs推進に貢献するためのスペースとするため、市が空きテナントを借り、高校生に解放してほしい」「平塚のバラを北口にも植栽してほしい」といった内容が、シティプロモーションについては「SNSを通じてサイクリングの魅力を発信したい」「バラを生かしたバレンタインイベントを企画したい」といった内容が提言された。これらの内容は、まちづくりの拠点を目指すオープンスペースの「まちなかベースきちきち」、自転車の魅力をSNS等で発信する「ひらつかLaLaぽた」など、細部は違えどすでに実施されているものもある。若年層への認知や十分に活用しきれていないという課題が浮き彫りになった形で、より一層の認知拡大などへの取り組みが不可欠であるとともに、実際に提言した側と連携して取り組みを深めていく可能性を探るなど実働につなげていくことが求められる。
教育のテーマではGIGAスクール構想の一環で貸与されたタブレット端末について「使い方講座を開催してほしい」といった提言がなされた。市内の全小中学生への端末貸与から約半年、リアルな中高生の声を聞く機会となった。
落合市長は提言を受け「綿密な準備を重ねてくれたおかげで有意義な時間になった。今回のテーマは市としても着実に進めるべき課題」と話し「平塚を担うような人材が出てきてくれることを期待している」とエールを贈った。
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