デジタルの力で社会連携をサポート
SDGs活動の見える化を実現

トップ写真:佐渡執行役員(左)とベルマーレ水谷尚人社長
湘南ベルマーレは5月21日、クラブのデジタルイノベーションパートナーでもあるKPMGコンサルティング株式会社(宮原正弘代表取締役社長)と「スポーツ×デジタル」をテーマにSDGs活動の推進を支援する「地域共創型デジタルプラットフォーム」を構築するとして記者会見を行なった。
Jリーグが社会連携活動(シャレン!)を掲げて進めている通り、全国の各クラブは積極的に地域連携活動に取り組んでおり、ベルマーレも年間2000件以上のサッカー以外の活動に携わっている。しかし、どうしても限定的・一過性のものになりがちで継続的な活動になりにくかったり、拡張性が低かったりという構造的問題を抱えていた。
この課題の解決に向け、2者はデジタル上でプラットフォームを構築。活動とその成果の見える化を実現し、社会連携活動とチーム強化が循環する仕組みの実現を目指すという。
具体的には社会連携活動の情報が集まるポータルサイトのようなものを作り、パートナー企業が主体的に活動を企画したり、他社の取り組みに参画したりできるようにする。さらに取り組みについてのニュース発信機能や、企業同士が直接対談できるような機能を順次実装。これらの活動による社会的な貢献価値をモニタリング・レポートしていく。このプラットフォームを活用した取り組みの第一弾としてインクルージョン&ダイバーシティの推進を目的としたブラインドサッカーイベントや、IT教育の促進を目的としたプログラミング教室を開催予定だという。
会見に出席したKPMGコンサルティングの佐渡 誠執行役員は「WEBサイトは現状想定される方法の1つ。今後はメタバース化などの可能性もある。24時間眠ることのないデジタルの強みを生かした形で地域との連携を図っていくのが主題で、将来的には活動が金銭的に返ってくる仕組みに挑戦したい」と力を込めた。



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