秋山 博の偉業を一冊に
金目エコが本を発刊
金目エリアの自然や伝統・文化などを学び、楽しみ、発信する「金目エコミュージアム」(米村康信会長)が、明治期に金目で盲人教育に尽力した秋山 博の活動をまとめた『秋山博と私立中郡盲人学校』を発刊した。5月24日には平塚市役所を訪れ、落合克宏市長らに書籍を寄贈した。
秋山博は1863年、現在の平塚市岡崎に生まれた。12歳ごろに天然痘によって失明するも、鍼師に弟子入りし、20歳のときに現在の金目駅バス停付近で鍼灸院を開業する。その後、同業者の資質向上を目指して講習会を開くようになると、1910年にはこの講習会を母体に「私立中郡盲人学校」を開校した。現在の県立平塚盲学校はこの盲人学校がルーツになっており、今尚続く金目地区の社会福祉活動の充実は秋山 博の功績も大きい。
メンバーらは「まずは過去の偉人の存在を知ってほしい。知ることをきっかけに、自分たちが住む場所がどうあってほしいか考えてもらいたい」と話している。
書籍は市内の43小・中学校のほか、中央公民館含む26の地区公民館や、市立図書館4館などで読むことができる。1部500円で一般向けにも頒布予定なので、興味がある人は金目公民館 ☎︎0463-58-0101にお問い合わせを。
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