まちとつながるアートを探して。
まちを明るくする、ウォールアート
海外ではアーティストのクリエイティブを披露する手段としてウォールアートを街中に見かける。
私たちの住む西湘地域にも、パブリックなスペースに多くのウォールアートがあふれている。
そんな、アートでまちを明るく盛り上げてくれる仕掛け人たちに話を聞いてきた。
平塚地下道ミュージアム
SINCE2017 @平塚駅前地下道
身近にアートを感じてもらえる場所を
目指して作り上げた地下道ミュージアム
「工事現場の防音フェンスに絵を描いた『平塚まちなか美術館』をきっかけに、殺風景な地下道に街の美化につながるアートを掲げたい、という行政の要望を受けました。そこで若手芸術家のユニット1761studioさんや私が施設長を務めていたギャラリーのメンバーとともに実行委員会を結成し完成させた、パブリックなアートスペースです。普段何気なく通り過ぎてしまう場所だからこそ、少し足を止めて、身近にアートが感じられる場所として楽しんでいただきたいです」
浜辺のギャラリー
SINCE1990 @大磯町北浜海岸
大磯の北浜海岸のランドマークにもなっている
地元民が描き続けてきたウォールアート
「現在は運営側ですが、学生の頃は壁画を描く側で参加していました。毎年テーマを決めて、大磯在住、在職者から公募して描き上げる、数十年続いているローカルに根付いた取り組みです。元は高架下の落書き防止で始まりましたが、今では150を超えるアートが並び、描いてない柱や壁はないのではないでしょうか(笑)。今後は人を呼び込めるようにライブペイントを行なったり、地元の人たちにもっと楽しんでもらえる場所に発展させていきたいと思っています」
プリンス・ジュンpresents「壁画アート」大作戦!
SINCE2022 @二宮駅周辺
地域の人々と連携してアートを感じるまちへ!
「自分のまちを自慢できて住んでいる人が誇りを持てて、いろいろな世代が楽しめるまちにしたい」と語る発起人のプリンス・ジュンさん。クラウドファンディングという形で資金を集めて、二宮の駅周辺の店舗のシャッターや外壁をアートで着飾るプロジェクトを進めている。そんなまちを思う情熱に呼応したのがESTの二人。「僕らは地域と連携しつつ、アートにコミットしてアートをしているだけです」(野崎さん) 「2020年からESTとして二宮を中心に壁画を描き続けていますが、町中で描いていると知らない人からも自分のことのように“ありがとう”って言ってもらえるんですよね。みんな懐が深い(笑) 。アートのまち、二宮と呼ばれる日もそう遠くはないですね」(乙部さん)
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