商工会議所女性会とほっとミーティング
市長に女性ならではの目線ぶつける

　落合克宏市長が就任時から取り組んでいる「市長と語ろう！ほっとミーティング」が11月16日、平塚商工会議所で行なわれた。今回の参加者は平塚商工会議所女性会の面々。常盤卓嗣商工会議所会頭も交えて、経営者目線でのまちづくりについて意見を交わした。

　テーマは「魅力的なまちづくりについて」。ハード・ソフト両面からさまざまな意見が出たなか、話題は駅周辺市街地の活性化へ。新規ビルの高さ制限の緩和・撤廃といった、かねてより話題に上がるもなかなか進展がわかりづらい問題について改めて切り込んだ。また、閉店した梅屋跡地の利用方法については、民間と連携し行政も積極的に働きかけるよう求めるなど、中心部のまちづくりは商工会議所がリードするという気概を示した。

　来年にはツインシティのまちびらきが控え、市内「北の核」はまちづくりが進むが「南の核」＝駅周辺はなかなかまとまった方向性を示すには至っていない。一方で、マンションをはじめとする住宅は駅周辺で増加傾向。常盤会頭は「近いうちにスターモール商店街がスターモール住宅街になってしまう」と危機感をあらわにした。