今年はどんな1年だった?
プレイバック2022
地域の2022年を振り返る
キーワードは “3年ぶり”
コロナ禍で迎えた
市制施行90周年
2022年、平塚市は市制施行90周年を迎えた。本来であれば、式典やイベントなどが多数企画される節目の年になるはずが、やはり新型コロナウイルスが暗い影を落とした。年明け早々に訪れた第6波は感染力の強いオミクロン株に急激に置き換わったこともあり、感染者数も激増。夏の第7波では市内で7,000人を超える感染者を出した。今も第8波が懸念されるが、9月下旬には全数届出が見直されたほか、接触確認アプリCOCOAの機能停止など、対策は新たなフェーズに入ったと言えるだろう。
そんななか、3月26日には文化芸術の拠 点として「ひらしん平塚文化芸術ホール」が開館した。旧市民センターに変わる大型ホールの開館は多くの市民に歓迎され、しめやかながら記念式典も行なわれた。今ではすっかり見附台エリアの顔になり、公園も含めて多くの子どもたちや中高生の拠点になっている。もちろん、週末のイベントでは多くの家族連れでにぎわうことも。来年はより一層、多くの人が集う拠点になることに期待したい。
3年ぶりのイベント復活
多くの市民が楽しむ
”3年ぶり”をキーワードに多くのイベントが復活を遂げた年でもあった。その最たるものが湘南ひらつか七夕まつり。開催延期を余儀なくされていた第70回は、市制施行90周年とも重ねて開催にこぎつけた。露店出店がなく、終了時間を早めるなど、今までどおりとはいかないまでも、VRやプロジェクションマッピングなどで新たな可能性を示した。新スタイルでの開催には「安心して飾りを楽しめた」「治安が良くなった」という声もあれば「露店がないのは寂しい」という声も。来年以降、単純に以前の姿を取り戻すだけでなく、新しい七夕として次のステップに進むことができるだろうか。
七夕のみならず、湘南ひらつか花火大会、総合防災訓練、湘南よさこい祭り、そのほか多くのイベントも帰ってきた。大磯では大磯宿場まつりやなぎさの祭典こそ中止になったものの、新たな風物詩として11月に「大磯まつり」が開催された。さらには早くからコロナ禍に適応したマイボトルマラソンとして開催を模索するも、あと一歩のところで開催を断念してきた湘南国際マラソンもようやく復活開催となりそうだ。
湘南忍者、世界へ参上!
ニュータウンも誕生間近
スポーツ界で、地元を代表する話題といえば湘南ベルマーレ町野修斗選手のA代表選出だろう。今季、湘南は勝ち点55の5位を目指してJ1リーグのシーズンをスタート。チームとしては悔しいことに残留争いに巻き込まれ、目標と程遠い結果になってしまったが、日本人最多の13ゴールを挙げ、忍者ポーズでもおなじみとなった町野選手の存在はサポーターならずとも認知している人が多いのでは。グループステージの3試合では出場はなかったが、5日クロアチア戦では日本代表を初のベスト8進出に導くシンデレラボーイになれるか。この紙面ができるころには〞大・町野フィーバー〝となっているに違いない。
そして2023年、平塚に新たな街が生まれる。大神地区で整備が進むツインシティの中核施設はイオンモール株式会社の「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA」となることが発表された。開店予定は2023年春ということだが、新たなにぎわいと交流の核になることは間違いない。そして4月には統一地方選も控えている。市制施行100周年に向けての最後の10年のスタートをどう切っていくのか。本紙でも引き続き追いかけていきたい。
(12月2日時点)
SCNチャンネルでも 2022年を振り返り
本企画は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)の「情報カフェ! 湘南館ワイド」でも今年のニュースを総ざらいしています。番組は12/8(火)〜12/14(月)まで放送予定。放送時間はSCNチャンネルガイドをご覧ください。
湘南ローカル情報を日々更新中!
湘南のお店情報をまとめて掲載!
編集部情報を毎週更新でお届けします。
-
お知らせ|2023.12.14
2023-2024年 年末年始の休業のお知らせ
-
お知らせ|2023.09.18
WEBメディア・Journal ONEに弊社代表定成のインタビュ...